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2000年11月

Formula Nippon

Fn_Rd10 決勝後の記者会見

決勝終了後の記者会見(要約)

本山 哲
「良いスタートがきれて、ミラーを見たらPIAAが2台とも居たんで1コーナーに
(トップで)入って、あとは自分のペースで走れました。2台がどっちかはわから
なかったんで、トラと思ったら松田君って言われてペースをあげました。タイヤに
ちょっと心配があったんで数周抑えて後は最後まで行きました。(序盤の差は)予想
通りで、昨日から見ていてコンマ3から5秒のアドバンテージがあると思って、そ
れを生かしていけばと思いました。走っている最中は何も考えてなくて、ゴールま
では全力でした。勝った実感はゴールしてからでした。いい形で最後に勝てて良か
ったです」

高木虎之介
「今週はフリー、予選と差があったんでベストでコンマ5、実際はコンマ7ぐらい
の差があって、それにしては決勝でもうちょっと離されるかと思いました。トップ
について行けただけで今日は良かったです。ちょっと今週は苦しかった。何しても
決まらなかったし35周は厳しかった。スタートは下ってるんで、ブレーキを踏んだ
瞬間に青になったので、ちょっと失敗でしたね。前に出れたとしても、今日はダメ
だったんじゃないかな…」

松田次生
「スタートが決まったので本山さんの前まで行きたかったけれど、2位どまりでし
た。途中タイヤ交換するまでついていけました。2セット目もオーバーが出て思った
ほどペースが上がりませんでした。もうちょっと早く(虎之介選手と)バトルしたか
ったですね」


***JCG00146 竹下 恵一郎@鈴鹿***

スーパー耐久

S耐SUGO速報

ダイシンアドバンGTRが逆転で今季2勝目!

 スーパー耐久シリーズ第8戦(最終戦)SUGOスーパー耐久レースの決
勝が、前回の富士から2週間後の29日の12時40分から135周、500kmで行
われた。前回の富士と同様に予選日の好天からうってかわったどんよりとし
た雲り空のコンディションだ。スタート時点の気温はわずか13度、前夜の雨
も上がり、ほぼドライでの路面コンディションとなっていた。
 コースレコードをマークして連続ポールポジションを獲得した#8 ダイシ
ンアドバンGTR(大八木信行/青木孝行組)を先頭に、ローリングラップか
らのスタートとなる。スタート直後の4コーナーで、#8ダイシンを前回優勝
の#10エンドレスアドバンGTR(木下みつひろ/高木真一組)がとらえトッ
プに立つ。だが、#8ダイシンは再びトップを奪い返し、20周終了時点では#8
ダイシンが5.8秒差を付けてトップ。2位に#10エンドレス、3位に既に前回
シリーズタイトルを決定している#50 5ZIGEN ファルケンGTR(竹内浩典/田中
哲也組)、#23トトムFUJITSUBO・GTR(砂子智彦/山田英二組)とGTR勢がトッ
プグループを形成する。30周を過ぎてまずピットに入ったのは#23トトム。38
周目には#50もピットイン。40周の段階では、#8、#10の後方の総合3番手に
浮上してきた#11 三菱プーマランサーエボVITM(中谷明彦/木下隆之組)だっ
た。60周目には#8,#50、#10に続いての4番手を走行していた。だが、#11
が67周目に最終コーナーでガス欠によりストップ。このため、SCカーランと
なる。76周終了時点まで7周ほどのSCカーランとなり、この間に各車はピット
ストップにあわただしく入ってくる。
 88周目の1コーナーで#10エンドレスがトップに立つ。2番手は#8、#50は
3位。終盤、117周目には#50がトップに立ち、#8、#10の順位に。残り5周の
135周目には#8ダイシンが#50をとらえてトップに。135周のレースは#8ダイ
シンが開幕戦以来の2勝目を挙げた。2位に#50ZIGEN、3位は#10エンド
レス、4位は#23トトムとGTRがトップ4に。#33BPビスコガンマrx-7
(三好正巳/大井貴之組)のクラス3トップが総合5位。6位にクラス2の#34
SWIFTマグナムランサー(村松康生/日下部保雄/中島哲也組)7位にはN
プラスクラストップとなった#36上野クリニックALTEZZA(星野薫/関谷
正徳組)が初優勝を遂げた。8位の#4スーパーテクノアルテッツア(横島久/
菊地靖組)がシリーズタイトルを決定した。9位の#20RSオガワADVAN
ランサー(小川日出生/福山英朗/小林且雄組)が逆転でシリーズチャンピオン
をきめた。
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暫定結果(トップ10)

P  No  Team                              Lap  Diff
1  # 8 ダイシンアドバンGTR         135  
2  #50 5ZIGEN ファルケンGTR    135       2.347
3  #10 エンドレス アドバン GTR      134    1.33.108 
4  #23 トトムFUJITSUBO-GTR            134      27.806
5  #33 BPビスコガンマRX-7             133       1Lap
6  #34 SWIFTマグナムランサー           132      49.758
7  #36 上野クリニックALTEZZA         132      25.619
8  # 4 スーパーテクノアルテッツア        132       0.812
9  #20 RSオガワADVANランサー         132       20.115
10 #30 SRSオガワADVANランサー       131       22.931

 天候:曇り
 総入場者数: 5,500人(予選日)
       24,900人(決勝日)
JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎

スーパー耐久

RE:S耐Supertec決勝速報


 総合20位でクラス4のチャンピオン決定とありますが、ポイント計算
の間違えでした。訂正してお詫びします。
 クラス1以外は最終戦まで持ち越しです。

JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎

スーパー耐久

S耐Supertec決勝速報

エンドレスGTRが逆転で今季初優勝!
最終戦を待たずして2位の5ZIGENがシリーズタイトルも決定!

 スーパー耐久シリーズ第7戦SuperTECの決勝レースは、15日の
12時00分から4時間で行われた。昨日の好天からうってかわったどんより
とした雲り空のコンディションだ。スタート時点の気温はわずか15度、朝の
フリー走行時点よりも下がっていた。
 ポールポジションの#8 ダイシンアドバンGTR(大八木信行/青木孝行組)
を先頭にローリングラップからのスタートとなる。1周目は#8ダイシン、
#50 5ZIGEN ファルケンGTR(竹内浩典/田中哲也組)、#10エンドレスアドバ
ンGTR(木下みつひろ/高木真一組)、#1 BP ADVAN GT-R(粕谷俊二/見崎清
志組)、#23トトムFUJITSUBO・GTR(砂子智彦/山田英二組)とGTR勢がトッ
プグループを形成する。3周目にこの後方にピタリとつけた総合5番手で走
行の#11 三菱プーマランサーエボVITM(中谷明彦/木下隆之組)だったが、
8周目に早々のピットイン。この後、周回を続けたが21周でレースを終えて
しまう。50分を経過したあたりでポツポツと雨がおちてくる。
 1時間後は、37周を走行した#8ダイシン、#10エンドレス、#50 5ZIG
EN、#23 FUJITSUBO、#1 BP ADVANというクラス1に、#5DRP ADVAN
ランサー(市村秀明/小松一臣/小嶋久光組)、#20RSオガワADVANランサー
(小川日出生/細野智行/伊藤勝一組)と続く。1時間半ほど経過したあたりで、
は路面の水しぶきが多くなる。57周目トップは#8から#10にかわった。
 2時間経過時点では、#10エンドレス、#50 5ZIGEN、#8 ダイシン、
#23、#1のオーダー。2時間20分経過時点でBコーナーイン側に1台のマ
シンがストップ。このためSCカーランとなり、#50など各車はいっせいに
ピットイン。2時36分まで16分ほどのSCランとなった。3時間近い93
周目に#10エンドレスがピットイン。3時間を10分ほど経過した頃ヘアピン
で1台のマシンが炎上し、この処理のために2度目のSCとなる。#50は給
油のみでスリックのままコースへ復帰。残り30分程まで約20分のSCラン。
109周からの残りで戦われる。
 4時間のレースを制したのは、今季初優勝となった#10エンドレス、2位
にはこれで最終戦を待たずに自力でシリーズタイトルを獲得した#50 5ZI
GEN。3位に#1ADVAN BP、4位にクラス2の#20 RSオガワADV
ANランサー、5位は#27 WAKO'S BMWM3(牧口規雄/松田秀士組)、
7位にはクラス3のトップ#33 BPビスコガンマrx-7(三好正巳/大井貴
之組)、8位にNプラスクラスの#25RS・Rアルテッツア(織戸学/土屋圭市組)
クラス4は#54 BPビスコベータアンクルシビック(山内伸弥/浅見武組)が、
総合20位でチャンプを決定した。
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暫定結果(トップ10)

P  No  Team                              Lap  Diff
1  #10 エンドレスアドバンGTR       127  
2  #50 5ZIGEN ファルケンGTR    127     38.404
3  #1  BP ADVAN GTR         126    1Lap 
4  #20 RSオガワADVANランサー       124    3Laps
5  #27 WAKO'S BMW M3                        123   4Laps
6  #30 RSオガワADVANランサー         122    5Laps
7  #33 BPビスコガンマRX-7             122    5Laps
8  #25 RS・Rアルテッツア           122    5Laps
9  #71 PowerMagic RX-7       122    5Laps
10 #34 SWIFTマグナムランサー           121   6Laps

 天候:曇り~雨
 総入場者数: 5,300人(予選日)
       33,700人(決勝日)
JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎

Formula Nippon

FN_R8 富士決勝後の記者会見

レース終了後の記者会見(要約)

高木虎之介
「今日は、2回目はちょっと失敗したんですが良いスタートできました。作戦
はギリギリまで考えて成功したかな。本山さんに入られたのは予定外でした。
スタート時点で(柴原選手が)タイヤ交換してたのはわかってた。残り周回と
タイム差でなんとか追いつくかなと思っていました。自分のミスは多かったで
す。なんとか力で勝ったというか、戦闘力では負けていました。(トップに立て
たのは)残り周回ギリギリぐらいかなと思ってましたし、追いついて良かった
です。今日は負けですね…。野田さんが止まらなければ2台に前に行かれてい
たと思います。今日はブロックはしなかったんですけれど(笑)出るレースは
勝ちたいです」

本山 哲
「決勝始まって赤旗前はペースが上がらない状態でした。トップスピードは速
かったけれど、最終コーナーは置いて行かれる感じで追いつけなかった。中盤
からは、軽くなってきて路面コンディションとあったのか、走りやすかったで
すね。競り合いに負けているところがあって、そこがすべてかな…。(虎之介を
かわしたのは)小さなミスがあって、スリップ効いて前に出られたんですけど、
あの時以外チャンスはなかった。野田さんのスピンの後、柴原さんがどこにい
るかはわからなくて、目の前のトラに向かって最後まで全力で走るしかなかっ
た」

柴原眞介
「1回目のスタートは失敗せず、ポジションキープできました。クルムがミス
しましたんで、1コーナーに並んで入ってAコーナーでボクがスピンしたんで、
それをきっかけにタイヤ交換すませてたんで、赤旗で偶然手に入れたポジショ
ンです。トラがタイヤ交換で出てきて20秒差ぐらいあったんですが『最後は
やられるかな』と思ってました。1回オサムさんが間に入った時、おさえてく
れるかなと思ったんですが(笑)表彰台と言うことで週末をチームと過ごしてき
ました。ラスト7,8周はタイヤもズルズルでした。金石さんの事故の時に、
芝生に入ったりして、おさえてもしょうがなかったですから」

***JCG00146 竹下 恵一郎***

Formula Nippon

FN_R8 フリー走行速報

 快晴でむかえた決勝日の朝、風が強いなか9時から30分間のセッションがス
タート。序盤#3近藤真彦が1分20秒928でリーダーボードのトップにつける。
 セッション半分あたりでは#19本山哲が1分19秒台に入れ19秒934とフリー
セッションでのも好調さをアピール。2番手には#6ミハエルクルムが19秒994
と僅差につけてきた。3番手には#0高木虎之介の20秒012とした。残り10分
近くでは#19本山が19秒517までタイムを更新。#6クルムも19秒924までタイ
ムを上げ2番手をキープ。
 残り9分、#56脇阪寿一も19秒536とトップ本山に迫る2番手に浮上。
 残り7分を切り、#0高木も19秒895と19秒台に入れ3番手に。これでトッ
プ4が19秒台に。残り6分を切り、#56脇阪が19秒355とトップタイムに。
 残り4分を切り#68道上龍も19秒939、#7野田英樹も19秒819と、トップ6
が19秒台に入れてきた。残り2分、#19本山が19秒251で再びトップタイム。
 2番手は#56脇阪が19秒355にタイムアップ。3番手に#7野田の19秒457、
4番手#0高木の19秒592、#68道上が5番手で19秒867、#6クルムが6位で
19秒905とここまでが19秒台となった。


フォーミュラ・ニッポン第8戦 富士SW -RIJ-(2000-09-03) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.8 Fuji Int.Speedway(J):4.400km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
 1 19 本山哲            IMPUL            REYNARD 99L/ML308   1'19.251
 2 56 脇阪寿一          ARTA             REYNARD 99L/ML308   1'19.355
 3  7 野田英樹          LeMans           REYNARD 99L/ML308   1'19.457
 4  0 高木虎之介        PIAA NAKAJIMA    REYNARD 2KL/ML308   1'19.592
 5 68 道上龍            DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308   1'19.867
 6  6 M.クルム          5ZIGEN           REYNARD 99L/ML308   1'19.905 
 7 11 立川祐路          COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308   1'20.071
 8 62 柴原眞介          LEYJUN           REYNARD 2KL/ML308   1'20.127
 9  5 服部尚貴          5ZIGEN           REYNARD 99L/ML308   1'20.144
10  8 五十嵐勇大        LeMans           REYNARD 99L/ML308   1'20.152
11  9 R.ファーマン      Morinaga NOVA    G FORCE GF03B/ML308 1'20.181
12 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308   1'20.239 
13  2 松田次生          PIAA NAKAJIMA    REYNARD 99L/ML308   1'20.265
14 10 山西康司          Morinaga NOVA    G FORCE GF03B/ML308 1'20.279
15 55 金石勝智          ARTA             REYNARD 99L/ML308   1'20.447 
16 14 脇阪薫一          MOONCRAFT        REYNARD 99L/ML308   1'20.499
17  3 近藤真彦          Olympic KONDO    REYNARD 99L/ML308   1'20.578
18 36 玉中哲二          TAKAGI B-1       REYNARD 99L/ML308   1'21.244
19 21 A.ユーン          TEAM MALAYSIA    REYNARD 99L/ML308   1'21.865       
 
20 63 OSAMU             LEYJUN           G FORCE GF03/ML308  1'23.259
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                    *** FMOTOR4F  竹下 恵一郎(JCG00146@nifty.com) ***


Formula Nippon

FN_Rd8 予選後の記者会見

予選終了後の記者会見(要約)

本山 哲
「今日は、走り始めから調子が良くて他とのタイム差を考えて、自分が良いの
かまわりが遅いのか考えてました。午前中は路面コンディションが悪くて、予
選では良くなるだろうと思いクルマ(のセッティング)は変えなかった。1回
目から2回目では気温も下がってコンマ2から3秒は上がると読んでて、自分
なりに新品履いてって言うことを考えて、周りは気にしないようにしました。
(クルマが)完璧って言うフィーリングはなかなか…。今までよりは攻められ
る走りで、クルマのポテンシャルは上がってるし、努力は報われたと思います。
前回よりも今日の方がポテンシャルは上がってるし、後は決勝でどう走るかが
課題かな」

高木虎之介
「本山君とは午前中はタイム差があったけれど、結局同タイムぐらいまで来た
のでまあ良いかな。午前の感じだと0.4差ぐらいあって詰まらないと思ってた。
今回は予選の最後になんとかセッティングが出たんで…。明日は勝てると思う
んで久々にバトルしたいなと思います。午前中はどうせ路面悪いし、1回目は
セットしたらと思ってました。テストで3回ぐらい多く走ってますから」

野田英樹
「1回目は全然アタックしてなくて、朝履いたタイヤでレースセットしたら、
18秒前半が出たんでまあ良いかなと…。ちょっとブレーキトラブルが出て、1
コーナーで止まれなくてひやっとしたんですが、フロアにダメージがあって応
急処置して2回目の途中から走ってそこそこのタイムが出ました。明日は良い
勝負ができるかなと思います」

***JCG00146 竹下 恵一郎***

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km決勝記者会見

決勝終了後の記者会見(要約)

#18TAKATA無限×童夢NSX
脇阪寿一
「ポールポジションは予想してたけど、1000kmもつとは予想してなかっ
たんで、結果はクルマを含めてすべてパーフェクトでした。チームには本
当に感謝しています」
金石勝智「2年続けて3速いクルマに乗れてたのが良かったです。今後の
GTに向けて自信がつきました」
伊藤大輔「メカ、スタッフに感謝したい。いつもの#64とはセットがちが
うんで、良い物をもって帰りたいです」

#30 Nicos McLaren
岡田秀樹「何も言うことないです。すべて良し(笑い)」
田中哲也「砂遊びはプッシュしすぎてしまいました。結果にはホッとして
います」
長谷見昌弘「サーキットレース最後の年に、マクラーレンと言う稀少なク
ルマに乗れて、2位に入れて良かったです。良い思い出になります」

#88 ノマドディアブロGT1
古屋直広「ラッキーでした!まさかこんな結果になるとは本当に予想外で
した。普段なかなか来れない場所なんで、すごく嬉しいです」
和田久「本当は給油しなければいけないタイミングで、ペースを落として
もってくれればと思っていました。パレードラップを終えてピットロード
に入ったらガス欠だったので本当にギリギリでした」
高橋毅「ディアブロは普段、トラブルが多くてメカも苦労しています。メ
カの頑張りが報われたと思います」

#26シェルタイサンアドアンGT3R
松田秀士「楽なレースでした(笑)GT3Rのウイークポイントがいくつか
あってメカも含めてチーム一丸となって努力した結果です。富士1000kmの
時のように抑えるところはおさえたし、パーフェクトなレースができたと
思います」
福山英朗「十勝でトラブルが出て、今回それを解消できたのも見逃せない
ポイントです。勝てるレースは楽なもんですよね。勝つべくして勝ったと
言う感じです」
西澤和之「レース始めて1年なんですが、初優勝をチームタイサンという
所で経験できて良い勉強させてもらいました」

#19 MARCOS RACING
C.EUSER「出だしは9位でストレートで接触があって、グラベルに入ってし
まうアクシデントもありましたが、ハーマン選手にかわってその後35位に
なりましたが結果勝てて非常に喜んでいます」
H,Buurman「97年にはケーブルが破損したり、スペアパーツがなかったりし
たけれど、再挑戦で勝てて嬉しい」
原田淳「6回目の鈴鹿なんですが、マルコスチームできちっと仕事をしてく
れて、自分は助っ人のような立場です。トップがバーストでリタイヤして2
位からトップで残れるのかなと思いましたが、今回ここのチームで乗れて良
かったです」


***JCG00146 竹下 恵一郎@鈴鹿***

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km決勝速報

 5時間を超えた頃、トップの#18TAKATAがルーティンのピットストッ
プ。ライトオンのサインが出され、いよいよナイトセッションとなる。
さらに15分経過したころ、3位走行の#38セルモがショートカットから
ピットイン。140周を走ったところでエンジントラブルからリタイヤと
なってしまう。スープラ勢はこれで全滅。
 トップの#18そして、#16CastrolとNSXの1,2かと思われたが、147
周を走った#16Castrolも緊急ピットイン。ガレージで作業を行うことと
なってしまう。また、インタークラスノ#7ポルシェはタイヤバーストから、
スロー走行で、ピットストップを強いられる。#30Nicosもピットストッ
プを行うが、こちらはチェッカーを受ける長谷見にドライバー交替。
 残り15周、#18TAKATAがトップ。2位に#30Nicos、3位には#7ポルシ
ェ、4位には#88ディアブロが浮上。
 残り14周に#7ポルシェがS字でスピンからコースアウト。ドライバー
はマシンを降りてしまう。右リアタイヤが脱落していた。
 #18TAKATAがトップ、2位は#30Nicos、3位は#88ディアブロとなる。
#26タイサンは総合4位に浮上。
 


(暫定結果/トップ10)
#18 TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智/伊藤大輔組)    171 6:14'47.171
#30 NICOS McLaren        (岡田秀樹/長谷見昌弘/田中哲也組)  167  4Laps    
#88 ノマドディアブロGT1 (古屋直広/高橋毅/和田久組)          162  9Laps
#26 シェルタイサンアドバンGT3R(松田秀士/福山英朗/西澤和之組) 158 13Laps
#19 マーコスLM600(C.オイサー/H.ブールマン/原田淳)           154 17Laps
#71 チャージポルシェ(城内政樹/河野尚裕/余郷敦組)            154 17Laps
#28 BP・RDタイサンGT3R(須賀宏明/鈴木隆司/A.バグネイル)     152 19Laps
# 9 大黒屋ARCぽるしぇ(日置恒文/渡辺明/堤明彦組)            150 21Laps
# 5 ススキレーシングGT-R(見崎清志/袖山誠一/HIDE組)         149 22Laps
#27 WAKO'S BMW M3    (牧口規雄/小林且雄/浅見武組)           149 22Laps
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JCG00146@nifty.ne.jp
竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km5時間経過

 4時間を超えて8分ほど経った頃、2コーナーで2番手を走行中の
#30NICOSマクラーレンの田中がコースアウトし、グラベルにスタック。
自力では出られず、オフィシャルに戻されてなんとかレースを続ける。
幸いマシンのダメージはほとんどない様子だった。
 だが、コース復帰に手間取る間にポジションは4位に。トップ#18
TAKATA、#16 Castrol、#38セルモがトップ3に。
 5時間経過で残り周回は34周となった。トップ#18TAKATAの好調さは
変わらず137周を周回。#16Castrolが1周遅れの2番手。3位は#38セ
ルモ、4位に#30NICOS、5位が#7ポルシェ、6位に#88ディアブロ。
 7位は#26タイサン、8位に#71チャージ、9位は#19マルコス、10
位は#28タイサンとなっている。
 残り1時間ほどはナイトセッションをむかえる。

JCG00146@nifty.ne.jp
竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km4時間経過

 3時間を超えて10分ほど経った頃ダンロップコーナーで、#2NSXドリ
ームアメリカンRと#70ポルシェが接触した模様で、#2は横転からクル
マは腹を見せた状態でドライバーは無事に脱出した。リアウイングの取
れた#70はピットに戻りレースを続ける。
 90周を過ぎる頃、3位走行の#39サードのペースが上がらずピットイ
ン。燃料系のトラブルのようだ。3時間半で残り周回76周となり、トッ
プ#18TAKATAは95周。2周遅れで#16CastrolとNSXの1,2体制。この
後、5番手走行の#23NISMO GT-Rがピットイン。大八木から片山に交替す
るが、冷却水漏れのようでコースに復帰してしばらくするとガレージにマ
シンは入れられてしまった。4時間まで5分となった106周目、トップ
#18、2番手に#30 NICOS、3番手に#16、4番手の#38セルモがピットイン
するが、エアジャッキトラブルから作業に時間がかかる。そして、この後
#39サードもS字でターボトラブルからストップ。
 トップは#18、2位に#30NICOS、3位は#16、4位に#38セルモ、5位に
#7ポルシェ、6位は#88ディアブロとなっている。

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竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km3時間経過

 2時間を超えて、トップの#18TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石
勝智/伊藤大輔組)は快走を続ける。2番手の#30NICOSがピットストッ
プ。#38デンソーが2位に浮上。
 スタートから3時間、80周を超えレースも残り半分ほどとなってきた。
#18TAKATA、2番手は#39サード、3位に#30NICOS、4位は#16Castrol、
5位に#38セルモ、6位は#23ニスモGTRとなっていた。
 3時間を超えた午後4時10分過ぎ、トップは85周を走った#18TAKATA、
2番手の#39デンソーがピットストップ。コース復帰もポジションをキー
プする。7位は#7ポルシェ、8位に#88ディアブロ、9位はGT300クラ
ストップの#26タイサン、10位にGT300クラスの#71チャージポルシェ
となっている。

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竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km2時間経過

 1時間を超えて、33周目にトップの#18TAKATA無限×童夢NSX(脇阪
寿一/金石勝智/伊藤大輔組)がピットストップ。ほぼ同じ頃、デグナー
で#355フェラーリと#47カマロが接触。カマロはコースに復帰するもの
の、#355はその場でマシンからドライバーが降りた。34周目、#38 FK/
マッシモセルモスープラ(竹内浩典/立川祐路/近藤真彦組)と#23ニスモ
GT-Rがほぼ同時にピットイン。右京から青木へとドライバー交替を行
ったニスモは、58秒のピット作業でコースに復帰。#38セルモは竹内か
ら立川へ交替を行うが、1分05秒ほどの作業時間がかかった。
 2時間を超えた午後3時過ぎ、トップは#18TAKATA、2番手は#30NICOS、
3番手が#39デンソー、4番手は#16、5番手に#23、6番手は#38、7位
は#29バイパー、8位は#7ポルシェ、9位に#88ディアブロ、10位に#26
タイサンGT3Rと言うオーダーとなっている。

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竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km1時間経過

 13時00分から171周で1000kmレースのローリングラップが予定通り
開始された。暑さは相変わらずで、スタート30分前で気温34度、路温
44度だった。オープニングラップをとったのは、ポールポジションから
スタートの#18TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智/伊藤大輔組)
で、2番手は#39iDC大塚家具サードスープラ(影山正彦/ラルフ・ファー
マン/織戸学組)とここまではグリッド通り。3番手には#30 NICOS McLa
ren(岡田秀樹/長谷見昌弘/田中哲也組)、4番手は#29 バイパーGTS-R
(X.ポンピドゥ/V.ヴォス/S.ワトソン組)、5番手は#38 FK/マッシモセル
モスープラ(竹内浩典/立川祐路/近藤真彦組)、6番手は#19 マーコスLM
600(C.オイサー/H.ブールマン/原田淳)が浮上。2周目には、トップ#18
TAKATAの4.5秒差で#39サード、#30NICOSに、4番手には#29バイパー。
5番手には#19マーコスが#38セルモをかわし、6番手にも#7ポルシェ
911 GT2(W.カウフマン/C.ブシュ/M.バ-テルス)とインターナショナルク
ラスのマシンが上位に上がってきた。7周目、ダンロップコーナー先で
#15SRILANKA-MIRAGEがストップしリタイヤ。
 10周目のオーダーは#18、#39、#30、#14、#16、#19、#29、#38、#23
 11周目、#19マーコスがブレーキトラブルからピットストップ。#55
フェラーリ550もブレーキトラブルでピットイン。ピットアウトした#19
マーコスは14周目のスプーンでグラベルにつかまる。
 23周目、#14リスターストームもデグナー先でコースアウト。その後、
#19マーコスは黒旗から10秒のペナルティストップ。
 1時間を過ぎた29周目、2周争いの#39サードと#30 NICOSがほぼ同
時にピットイン。#39は1分5秒でコースへ復帰。#30は10秒以上多く
作業にかかり、#39はさらにマージンを得た。
 31周目、トップ#18TAKATAもあと1周でピットインの模様。#4オート
バイテルがダンロップでクラッシュ。#18、#16Castrol、#39、#38、#23、
#30のオーダーとなる。


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竹下 恵一郎

SUZUKA 1000km

鈴鹿1000km予選2回目速報

 予選2回目が16時00分から予定通り開始された。暑さは相変わらずだ
が、セッションの開始から次第に気温は下がる時間と思われる。2回目に
まずタイムを出してきたのは#30 NICOS McLaren(岡田秀樹/長谷見昌弘/田
中哲也組)の長谷見がマークした2分06秒645だ。開始10分後には#39iDC
大塚家具サードスープラ(影山正彦/ラルフ・ファーマン/織戸学組)の影
山の06秒364が逆転。20分を過ぎて再び#30マクラーレンが田中のアタ
ックで06秒324と僅差で逆転。残り30分を切って1回目にトップタイ
ムを出している#18TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智/伊藤大輔
組)の脇阪が03秒940と2回目もタイムを刻んできた。逆バンクで#355
Yellow Magic F355がスピンするが、グラベルからマシンはコースに戻さ
れそれほどの影響は出なかった。路面温度も39度とやや下がってきた残
り15分あまり、#18TAKATAが再びコースに出る。さらに#39スープラ、#
16NSXも最後のアタックに向かう。この頃#38 FK/マッシモセルモスープラ
(竹内浩典/立川祐路/近藤真彦組)の立川も04秒496と2番手に浮上。さら
に立川は04秒244まで上げる。だが、ここに#39ファーマンが04秒220
で逆転の2番手に。そして残り10分、最後のアタックをかけてきた#18TA
KATAの脇阪が01秒348と1回目のレコードタイムをさらに更新するスー
パーラップで暫定のポールポジション! #38立川も03秒677とさらにタ
イムを更新。残り7分、#39ファーマンも意地を見せて03秒608と再度の
逆転で2位に。#30マクラーレンも岡田が04秒131で4位に。
 トップ5はGT500クラスのNSXとスープラが占め、ここにマクラーレン
が入った。

(2回目予選暫定結果/トップ10)
#18 TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智/伊藤大輔組)    2'01.348
#39 iDC大塚家具サードスープラ(影山正彦/ファーマン/織戸組)  2'03.608
#38 FK/マッシモセルモスープラ(竹内浩典/立川祐路/近藤真彦組) 2'03.677
#30 NICOS McLaren        (岡田秀樹/長谷見昌弘/田中哲也組)  2'04.131
#16 Castrol無限NSX     (道上龍/光貞秀俊/井出有治組)      2'04.383
#29 バイパーGTS-R(X.ポンピドゥ/V.ヴォス/S.ワトソン組)       2'05.911
#19 マーコスLM600(C.オイサー/H.ブールマン/原田淳)           2'06.921
# 7 ポルシェ911 GT2(W.カウフマン/C.ブシュ/M.バ-テルス)     2'07.349
#55フェラーリ550マラネロ(J.D.デレトラズ/F.ジロワ/木本正広組)2'11.182
#100 キタクリニックwithレヴ(松山政孝/田中勝喜/宮城光組)     2'11.697
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竹下 恵一郎


SUZUKA 1000km

Pokka1000kmレース予選1回目速報


 第29回を迎えたインタナショナルポッカ1000kmレースの予選1
回目が13時00分から予定通り開始された。天候には恵まれ、残暑厳しい
鈴鹿は気温33度路温48度のコンディションだ。まずタイムを刻んできた
のは#16Castrol無限NSX(道上龍/光貞秀俊/井出有治組)の道上で、2分
05秒380をマーク。開始10分後には#39iDC大塚家具サードスープラ(影
山正彦/ラルフ・ファーマン/織戸学組)のファーマンが出した04秒083が
トップタイムを更新。20分を経過し#18TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/
金石勝智/伊藤大輔組)の脇阪が01秒722と大幅に更新するタイムでトッ
プを奪取。残り15分を切り、#55フェラーリ550マラネロ(J.D.デレトラ
ズ組)がストップしコースにはイエローフラッグが提示。だが、約5分で
ピットに戻ってきた。注目の#23 ニスモGTR(片山右京/大八木信行/青木孝
行組)は06秒714で総合8番手に。トップ5はGT500クラスのNSXとスー
プラが占め、インターナショナルGTクラスのトップは6番手に#14リスタ
ーストーム(J.ベイリー/J.キャンベル/D.ワーウィック組)の05秒762と
なった。
 RSクラスは総合14番手の#100キタクリニックwithレブの2分13秒877
がトップ、総合18位にGT300クラスのトップ#26シェルタイサンアドバン
GT3Rの15秒136、総合28位にS耐クラスの#5ススキレーシングGT-Rの21
秒342がトップとなっている。

(1回目予選暫定結果/トップ10)
#18 TAKATA無限×童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智/伊藤大輔組)    2'01.722
#39 iDC大塚家具サードスープラ(影山正彦/ファーマン/織戸組)  2'04.083
#30 NICOS McLaren        (岡田秀樹/長谷見昌弘/田中哲也組)  2'04.633
#16 Castrol無限NSX     (道上龍/光貞秀俊/井出有治組)      2'05.380
#38 FK/マッシモセルモスープラ(竹内浩典/立川祐路/近藤真彦組) 2'05.633
#14 リスターストーム(J.ベイリー/J.キャンベル/D.ワーウィック組)2'05.762
#29 バイパーGTS-R(X.ポンピドゥ/V.ヴォス/S.ワトソン組)       2'06.097
#23ニスモGTR(片山右京/大八木信行/青木孝行組)               2'06.714
#19 マーコスLM600(C.オイサー/H.ブールマン/原田淳)           2'06.980
# 7 ポルシェ911 GT2(W.カウフマン/C.ブシュ/M.バ-テルス)     2'08.509
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竹下 恵一郎

Formula Nippon

RE:FN_Rd7:Fニッポンもてぎ決勝結果

決勝終了後の記者会見(要約)

高木虎之介
「1コーナーになんとかトップで入れた。クルムがこんなに速いとは思わなかったし、
ずと3秒以内にいたので、ミスもできなかった。最後まで気が抜けないレースだった。
(3秒差が2秒差になったのは)ちょっとトラブって(ダウンヒルストレートエンド
で)オーバーランしてしまい、2秒ぐらい損をしました。ピットストップはちょうど
予定した周回数でした。今までは開幕戦以外は20秒ぐらいマージンがあったので、今
回は最終ラップまで常に全開で走ったので疲れました。(チャンピオンは)これだけ
勝てればついてきます。良いクルマを与えてもらったし、F1の経験も投入できた。
(チームに)やる気もあるし、何でも1番取ろうという姿勢が結果に出ています。開
幕戦はどうなるかと思ったけれど、徐々に勝てて良かった。チャンピオンは最初から
狙っていました。7戦6勝ですが10銭勝ぐらいねらって行きたいです。(来年のプラ
ンは)まだ何も決まっていませんが、ヨーロッパ、アメリカで乗れなかったら、また
日本で走るしかないのかな…」

M.KRUMM
「スタートはすごく良かった。アウト側から虎之介を抜こうと思ったけれど、グリッ
プがあまりなくて戻らざろう得ない状況で、2位という結果には自分なりには満足し
ています。最初の方はアンダーステア気味になったので、すぐ後ろにいた立川選手や
本山選手を振りきるのが精一杯でした。ピットイン後はクルマの調子が良かったので
ミスしないように、でも私が出したベストラップなんですが、高木選手はさらに速か
ったので追いつかなかった。(チャンスは)高木選手のコースアウトがあった時は、
次にあったら逃さないと思った。最終ラップまで、バックマーカーに引っかかったり
何があるかわからないし…」

本山 哲
「1セット目はペースが上がらなくて、フィーリングがおかしかったのでボクの判断
でタイヤ交換してもらう用意をしてもらいました。ピットストップ後はクルマは良い
感じでペースもあげられるかと思ったんですが、遅いクルマ(に引っかかって)タイ
ムロスして順位を上げられずでした。良いスタート切って並びかけたんですが、コー
スがなくなるところまで寄せられて、あそこでぶつかって2台リタイヤしても仕方な
いし、しょうがなくひきました。とにかく1勝をと言う状況で、ここまで来れました。
次こそ勝ちたいです」


***JCG00146 竹下 恵一郎@もてぎ***


Japanese F3

RE:F3_Rd8:F3もてぎ決勝結果

F3 第8戦記者会見の要約

黒澤治樹「SUGOとハイランドのテストから、D.マニング、P.ダンブレック
らのクルマに対して、何でも知っているようなすごいどん欲さに刺激を受け
て、自分のハングリーさは自分ではあったつもりがまだまだ足りないと感じ
て、エンジニアと一緒に積み重ねてきたことが実りました。(初優勝は)とに
かく嬉しいし、メカニックも良くやってくれました。予選もイエローがなけ
れば、コンマ3~4秒速いタイムが出せていました。49秒台の真ん中が出た
はずなので悔しいです」

S.Philippe「予選でセットアップに失敗して結果が出せなかった。黒澤治樹
も予選は失敗したようでお互い様かなと思っている。スタートはそんなに悪
くなかったけれど、目の前で荒がストールしたのでクラッシュしないように
なんとかパスした。2周目ぐらいまでは追いつこうと思ったけれど、10周過
ぎてタイム差が開いていたので2位のポジションキープで行こうと思った。
(次回勝てばタイトル獲得という質問に)もちろんチャンピオンになりたい
けれど、これまでも1位2回に2位といったようにバラついている。もっと
レースで勝ちたいし、2,3位になると自分とレヒナー、井出の3人にチャ
ンスが出て五分五分になるので、今は考えず勝ちたい。速ければチャンピオ
ンは手に入ると思っている」

井出有治「予選のタイヤ1セット目はクルマもそこそこ良かった。路面にあ
った運転の仕方ができず、片側新品で行ってそこそこタイムも上がった。計
測最後の周に最終コーナーではみ出てしまって、それがベストラップだった
ので、なければグリッド上位につけていた。スタート後はセバスチャン(フ
ィリップ)速くてついて行くしかなかった。後半はちょっとマシンにバイブ
レーションが出て、ポジションキープにしました」

JCG00146@nifty.com 竹下 恵一郎@もてぎ



Formula Nippon

FN_Rd7 もてぎ記者会見の要約(予選)

予選終了後の記者会見(要約)

高木虎之介
「チャンピオンかかってますし、ポールポジションはねらいたかった。思ったよりい
いタイムが出たのかな? 5秒台に入ると思ったけどミスも結構あったんで、行かな
かった。(もてぎでのドライの走行は少ないので)いろいろやって予選も大事なんで、
まあいつもそうですがセッティングはあんまり変えてないです。路面もあんまり良く
なかったし…。クルマの仕上がりは予定どおりです。チャンプもですけれど、とにか
く勝たないと…」

本山 哲
「クルマの方の改良も進んで、チームもBSもクルマのセットアップも思うようにい
ってこうなってきました。走り始めはまずまずで、1回目で朝以上のセットをやろう
として失敗したんで、2回目は別のセットでいって古いタイヤでも良い感じでアタッ
クしました。PPが誰であっても1番になりたいし、頑張ります」

立川祐路
「朝は満タンセットをやったんですが、アンダーが強くて予選1回目もいまいちでし
たけど、セットアップで曲がるようになって2回目はそこそこのクルマになりました。
アタックはちょっと失敗して今ひとつでしたが、3位という事でまずまずのポジショ
ンですね。落ち着いて面白いレースができればと思っています」

***JCG00146 竹下 恵一郎***


Formula Nippon

FN_R6 SUGO 決勝後の記者会見(要約)

決勝終了後の記者会見(要約)

高木虎之介
「20秒ちぎれました。ラストはゆっくり走ったんですけれど。スタートだけで
ちゃえば完璧に行けると思った。タイヤ交換も成功したので、自分もチームも
作戦うまくやれた。完璧にこなしてくれた。あとは今年はついてるんでこの感
じで行けば勝てるかなと思いました。チームメイトの余計なピットインやライ
バルの消滅は全然聞いてなかったです。道上君が止まったのを見たぐらいです。
クルムがダメだったんで楽になったんで、今回のSUGOで勝たなきゃと言う所で
勝てて嬉しいです」

R.ファーマン
「すごく良い日になりました。スタートで1つ上がれてピットストップもうま
くいって、他の本山や道上などがからんだり、壊れたりしてポジションが上が
った。クルマも進化してきたし、これからもっと進化すればもっと表彰台にも
上がれるでしょう。ピットストップ終えたあたりでライバルがどれぐらいのポ
ジションかというのが見えたので、何周かして『これは(表彰台に)いけるか
な』と思った。予選の段階で80%ぐらいのポテンシャルしか出せなかったんで、
今回は完敗です…」

金石勝智
「チーム的にはメカもクルマもトラブルなく仕上げてくれて、自分としてはレ
ースしてないのが悔しい。1セット目からリアが出てて2セット目でマシにな
るかと思ったけれど、ならなかった。後半、本山につめられた時もちょっとま
た離れて1コーナーでイエローも出てて一気につまったけれど、後は離せたん
ですが、後ろを見なきゃ行けないレースで残念でした。テストの時は良い感じ
でしたが、まだまだ本番セットとか判断とかで負けてる部分があると思います」

JCG00146@nifty.com 竹下 恵一郎 SUGO

Japanese F3

F3_R7 Sugo 記者会見の要約

F3 第7戦記者会見の要約

B.Treluyer「昨日はポールポジションが取れて自分でもビックリしました。
予選前は自分は速くなかったし、3レースぐらい前から抱えていた問題も
あったんですが、ここに来てエンジンの調子も良くなり、ストレートが伸
びない問題も解決できました。『明日は勝てるかもしれない』と思いました。
ハルキ(#7黒澤治樹)は速いし、タイヤの使い方もうまい。レースでも戦略
を立て、それがうまくいった感じです。初優勝はとても嬉しいです。この
ために来日しましたし、やっと実現できました。英語も苦手なのでコミュ
ニケーションがなかなか取れず、最近取れるようになってきました。来週、
ヨーロッパでのレースもあるのでお土産にしたい。来年か2年後にはFN
に上がりたいので、皆さんの前でドライバーとしての証明ができました」

黒澤治樹「ポールポジションがとれそうだった。クルマのバランスも良か
ったし、SUGOのテストからいろいろ足りない部分を、D.マニング、P.ダ
ンブレックという良い教材が居て、ボクにないものは何かとエンジニアと
話してわかりかけて来たものがあった。予選では、100分の何秒かのレベル
のミスがありました。次はPPとって勝ちたいです」

荒 聖治「予選前のフリー走行は最悪で7番手でしたが、予選はなんとか
3位になれました。悔しい反面ホッとした部分はありました。決勝は、も
っとついて行ってバトルというかレースしたかった。離されそうになり、
ペースカーが出た再スタート後のプッシュでミスしてスピンしそうになっ
たりし、納得いかなかったレースです」

JCG00146@nifty.com 竹下 恵一郎 SUGO



スーパー耐久

十勝24時間ゴール速報


P  No.Cl. Car--------------------------------------------------Lap-Total-
 1 10 GT  エンドレスアドバン スープラ    木下/土屋/荒/立川    605 Laps
 2 50 C-1 5ZIGEN★ファルケンGT-R        竹内/田中/近藤       -1 Lap
 3  8 C-1 ダイシンアドバンGTR           大八木/青木/市村     -2 Lap
 4 73 GT  シェルタイサンアドバンGT3R    福山/余郷/西澤/高橋  -7 Laps
 5 23 C-1 トトムFUJITSUBO・GTR      砂子/山田/桂         -12 Laps
 6 20 C-2 RSオガワADVANランサー        小川/細野/伊藤/松井  -23 Laps
 7 11 C-2 三菱プーマランサーエボ VI TM   中谷/木下/小幡/中村  -23 Laps
 8  2 C-2 アイフェルダンロップインプレ  渋谷/吉田/清水/小原   -24 Laps
 9 27 C-2 WACO'S BMW M3                 牧口/小林/山岸/脇田   -24 Laps
10 24 C-1 トトムPOWER getter GTR        池田/和田/橋澤/吉富  -26 Laps 
************************************************************************
 残り1時間を切り、午後2時をまわって再び雨がパラパラとコースを濡
らす。2時25分頃、2位の#50 5ZIGEN★ファルケンGTRが再び
ピットストップ。残り25分の594周目、トップの#10エンドレス アドバ
ンスープラも最後のピットイン。雨が降る中、スリックを選択し、燃料補
給を行う。残り17分で一時期はクラス最下位の5位まで落ちていた#25RS
★ Rアルテッツアも最後のピットストップ。クラス3位でコースに戻る。
長い24時間レースのチェッカーがふられた。2年ぶりに参戦のGTクラ
スのスープラが逆転のポールtoフィニッシュをとげた。

                   ** 竹下 恵一郎(JCG00146@nifty.com) **



JCG00146 竹下 恵一郎@十勝

スーパー耐久

十勝24時間残り1時間

 チェッカーまで残り1時間となった午後2時。低くたれ込めた雲が気に
なるが、時折日も射す状況で、どうやら雨の心配はなくゴールを迎えそう
だ。トップを走るチームにとっては長い最後の1時間がはじまる。
 1時36分頃、トップの#50 5ZIGEN★ファルケンGTRが最後のピ
ットストップ。これで、2位の#10エンドレス アドバンスープラとの差
は26秒。569周目、#10エンドレスが#50 5ZIGENをかわしてトップ
を奪い返す。総合3位は#8ダイシン、総合4位に#73タイサン、5位に#23
トトムGTR、6位に#24のトトム、7位にクラス2のトップ#20RSオガワ、
総合11位にNプラスクラストップの#4 SUNOCO、12位にクラス4の#52 5
ZIGENパルサー、15位にクラス3のトップ#71Power Magic RX-7とい
う状況となっている。
 興味深いのは、S耐クラスでGTマシンとどこまで戦えるかだろう。ピ
ットストップを終えた#50に対して、約1分のマージンをつけている#10ス
ープラがピットインのロスをどこまでへらせるかが見所だ。

JCG00146 竹下 恵一郎@十勝


スーパー耐久

十勝24時間レースも残り2時間

 長かったレースも残り2時間となった。そのわずか前に#10エンドレス ア
ドバンスープラが#8ダイシンをかわして総合2位まで挽回してきた。トップの
#505ZIGEN★ファルケンGTRとの差は1周だが、残りは2時間。1周の
ラップタイム差が8秒~10秒と言った勢いで追い上げる。計算上では#10の逆
転も可能な模様だ。総合4位に#73タイサンも復帰。#23トトムGTRが5位、ク
ラス2のトップ争いは#20RSオガワが#27BMWを逆転した。総合11位でNプ
ラスクラストップの#4 SUNOCO、12位にクラス4の#52 5ZIGENパルサー、
15位にクラス3のトップ#71Power Magic RX-7という状況となっている。
 曇り空から時折ポツポツと雨も降る。蒸し暑い気候だ。 

JCG00146 竹下 恵一郎@十勝


スーパー耐久

十勝24時間レース残り4時間

 残り5時間を切った10時20分過ぎに、トップの#10エンドレス アドバン
スープラがピットイン。ここでの作業は15分以上かかり、トップはS耐クラ
スの#505ZIGEN★ファルケンGTRにかわる。2位は3周遅れの#8ダイ
シン、5周遅れで#10エンドレススープラが総合3位。4位は#23トトムFUJIT
SUBO、#73タイサンは5位、#11プーマランサーがクラス2のトップ、総合11
位でNプラスクラストップの#4SUNOCO、12位にクラス4の#52 5ZIGENパ
ルサー、15位にクラス3のトップ#71Power Magic RX-7というオーダーとなっ
ている。
 残り4時間となった、午前11時。コースには曇り空から日が射してきて、気温
もだいぶ上昇しているようだ。

JCG00146 竹下 恵一郎@十勝

スーパー耐久

十勝24時間16時間経過レポート

 深夜11時を過ぎた8時間経過の段階で、これまでトップを快走し
ていた#10エンドレススープラは、ブレーキパッド交換を行い、その
際にデフクーラーの破損が見つかり長いピットストップとなった。
 かわってトップに立ったのは、#73タイサンアドバンGT3Rだっ
た。
 午前3時前に霧が濃くなったためにセフティーカーランとなった。
 今年も、期待された日の出は、またしても霧の中となってしまい、
乳白色の風景を切り裂いて残りの3分の1を各マシンは力走する。
 残り8時間、午前7時の段階でトップは#73タイサンポルシェ、4
周遅れで#10エンドレススープラ、5周遅れでS耐トップの#505ZI
GEN★ファルケンGTR、#8ダイシンアドバンGTR、以下#23ト
トムFUJITSUBO、総合6位にクラス2トップの#20RSオガワ
アドバンランサー、11位にはオルタネータートラブルから後退した
#38エスペリアジアラアルテッツアにかわり、#4SUNOCO AL
TEZZAがNプラスクラスのトップ。#25RS★Rアルテッツアは、
燃料系のトラブルから大きく遅れていた。12位にクラス4のトップ#52
5ZIGENファルケンパルサーがつけている。

 そして、16時間30分経過で、ガレージで#73タイサンがデフトラブル
から交換作業に入っていて、#10エンドレスが再びトップに返り咲いた。


JCG00146 竹下 恵一郎@十勝


スーパー耐久

十勝24時間レース1時間経過

スーパー耐久シリーズ2000 十勝24時間 -RIJ- (2000-07-22) 途中経過表
For Super-Endurance Series Rd.5 十勝スピードウェイ(JPN):5.001km
Weather:Fine  Course:Dry
 
P  No.Cl. Car--------------------------------------------------Lap-Total-
 1 10 GT  エンドレスアドバン スープラ    木下/土屋/荒/立川    28 1:01'05.313
 2 73 GT  シェルタイサンアドバンGT3R    福山/余郷/西澤/高橋  28 1:02'20.392
 3 50 C-1 5ZIGEN★ファルケンGT-R        竹内/田中/近藤       27 1:02'13.736
 4  8 C-1 ダイシンアドバンGTR           大八木/青木/市村     27 1:02'25.447
 5 23 C-1 トトムFUJITSUBO・GTR      砂子/山田/桂         27 1:02'43.539
 6  5 GT  PCJ日本ポルシェクラブRSR     橋村/平川/中村/塩見  27 1:02'51.662
 7 24 C-1 トトムPOWER getter GTR        池田/和田/橋澤/吉富  26 1:01'02.536
 8 20 C-2 RSオガワADVANランサー        小川/細野/伊藤/松井  26 1:01'09.981
 9 11 C-2 三菱プーマランサーエボ VI TM   中谷/木下/小幡/中村 26 1:01'30.183
10  2 C-2 アイフェルダンロップインプレ  渋谷/吉田/清水/小原  26 1:02'09.507
11 33 C-3 BPビスコガンマRX-7          三好/村松/日下部/大井 26 1:02'25.310
12 30 C-2 RSオガワADVANランサー        小宮/袖山/山中/郡司  26 1:02'43.721
13 27 C-2 WACO'S BMW M3                 牧口/小林/山岸/脇田  26 1:02'54.938
14 25 GN+ RS★Rアルテッツァ             織戸/土屋/飯田       26 1:03'01.855
15  4 GN+ SUNOCO ALTEZZA               横島/菊地/津々見/渡辺 26 1:03'08.917
16 15 C-3 シーウエストアドバンRX-7       尾本/長島/井田/小島 26 1:03'11.769
17 38 GN+ エスペリア・ジアラ・アルテッツア  山路/松田/雨宮/松本 26 1:03'14.194
18 62 C-3 オートバイテルS2アメリカンR    山田/本多/鬼頭/宮城 25 1;00'52.275
19 95 C-3 SPOON S2000                    市嶋/岡田/脇阪       25 1:01'32.569
20 22 GN+ BP ADVAV INTEGRA               古橋/玉本/小林       25 1:01'35.876
21 52 C-4 5ZIGENファルケンパルサー       西垣内/原/小林       25 1:01'41.861
22 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 山内/浅見/榎本       25 1:02'14.772
23 71 C-3 Powe MagiC RX-7                関根/藤島/勝俣/高橋  25 1:02'47.820
24 53 C-4 5ZIGEN JICシビック            木下/服部/ヒロミ/谷口 25 1:02'54.078
25 45 C-4 FKマッシモADVANシビック       浅野/笠原/中島/奥山  24 1:01'52.931
26 28 GN+ 道新スポーツWACO'S ADVAN       佐藤/関谷/佐藤/磯田  24 1:02'01.239
27 55 PRO アドバンWINMAXインテR         村西/加藤/竹岡/上田  23   58'45.305
28 88 C-3 チーム十勝・ペンズオイルRX7    茂古沼/上見/武田     23 1:01'30.388
29 72  C-4 かちまい北斗病院DENシビック    山下/大須賀/吉田    15 1:00'42.705
30  1 GT  NSXドリーム28アメリカンR   大城/高橋/木村/奥谷  12 1:01'15.505
************************************************************************
 気温31度まで上昇していたスタートから、次第に気温も下がり、1時間を超えたと
ころでトップを快走の#10エンドレスがピットストップ。暫定トップはこの後、#73タ
イサン
となっていた。

                   ** 竹下 恵一郎(JCG00146@nifty.com) **

スーパー耐久

十勝24時間レーススタート

 昨日までの濃霧と雨からうってかわり、朝のフリー走行から、27度と蒸し
暑さを感じるほどの気温と晴天となった。
 1周のフォーメーションラップの後の午後3時、十勝24時間レースのスタ
ートが切られた。
 オープニングラップは#10エンドレスアドバンスープラの荒聖治がトップ
で、2番手は#73シェルタイサンアドバンGT3Rの福山英朗とGT勢が続く。
3番手にはS耐クラストップの#505ZIGENファルケンGTRの田中哲也、4
番手はGTクラス3位の#5PCJ日本ポルシェクラブRSRの平川晃、5番手に
S耐クラス2位の#8ダイシンアドバンGTRの青木孝行、以下#23トトムFUJI
TSUBO・GTRの砂子智彦、#24トトムPOWER getterGTRの和田久、クラス2のト
ップ#20RSオガワADVANランサーの細野智行、9番手は三菱プーマラ
ンサーの木下隆之、10位は#30RSオガワADVANランサーの袖山誠一とい
うオーダーとなった。
 天候は曇り空となってきた。

JCG00146 竹下 恵一郎@十勝

スーパー耐久

十勝24時間レース フリー走行結果

スーパー耐久シリーズ2000 十勝24時間 -RIJ- (2000-07-22) Free Pracice-Session
For Super-Endurance Series Rd.5 十勝スピードウェイ(JPN):5.001km
Weather:Fine  Course:Dry
 P  No.Cl. Car----------------------------------------------- Best-LapT-
 1  10 GT  エンドレスアドバン スープラ    木下/土屋/荒/立川     2'07.792
 2  73 GT  シェルタイサンアドバンGT3R     福山/余郷/西澤/高橋   2'11.277
 3  50 C-1 5ZIGEN★ファルケンGT-R         竹内/田中/近藤        2'17.567
 4   8 C-1 ダイシンアドバンGTR            大八木/青木/市村      2'18.546
 5   5 GT  PCJ日本ポルシェクラブRSR      橋村/平川/中村/塩見   2'19.006
 6  20 C-2 RSオガワADVANランサー        小川/細野/伊藤/松井   2'19.198
 7  11 C-2 三菱プーマランサーエボ VI TM   中谷/木下/小幡/中村   2'19.413
 8  24 C-1 トトムPOWER getter GTR         池田/和田/橋澤/吉富   2'19.753
 9   2 C-2 アイフェルダンロップインプレッサ 渋谷/吉田/清水/小原 2'20.818
10  33 C-3 BPビスコガンマRX-7             三好/村松/日下部/大井 2'22.075
11  27 C-2 WACO'S BMW M3                   牧口/小林/山岸/脇田   2'22.878
12  71 C-3 Powe MagiC RX-7                関根/藤島/勝俣/高橋   2'23.605
13  30 C-2 RSオガワADVANランサー          小宮/袖山/山中/郡司   2'23.695
14 38 GN+ エスペリア・ジアラ・アルテッツア  山路/松田/雨宮/松本  2'23.870 
15  4 GN+ SUNOCO ALTEZZA                 横島/菊地/津々見/渡辺 2'24.740
16  25 GN+ RS★Rアルテッツァ              織戸/土屋/飯田        2'24.801
17  15 C-3 シーウエストアドバンRX-7       尾本/長島/井田/小島   2'25.379
18 52 C-4 5ZIGENファルケンパルサー       西垣内/原/小林/??     2'25.409
19  22 GN+ BP ADVAV INTEGRA               古橋/玉本/小林/??     2'25.667
20  95 C-3 SPOON S2000                    市嶋/岡田/脇阪/??     2'26.601
21 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 山内/浅見/榎本/??     2'27.976
22  62 C-3 オートバイテルS2アメリカンR    山田/本多/鬼頭/宮城   2'28.148
23  28 GN+ 道新スポーツWACO'S ADVAN       佐藤/関谷/佐藤/磯田   2'28.483
24  88 C-3 チーム十勝・ペンズオイルRX7    茂古沼/上見/武田/??   2'29.269
25  72 C-4 かちまい北斗病院DENシビック    山下/大須賀/吉田      2'30.308
26  45 C-4 FKマッシモADVANシビック        浅野/笠原/中島/奥山   2'31.399
27  55 PRO アドバンWINMAXインテR          村西/加藤/竹岡/上田   2'31.495
28 1 GT  NSXドリーム28アメリカンR   大城/高橋/木村/奥谷    2'33.641
29   53 C-4 5ZIGEN JICシビック         木下/服部/ヒロミ/谷口   2'33.889

23 C-1 トトムFUJITSUBO・GTR     砂子/山田/桂     出走せず
************************************************************************
                   ** 竹下 恵一郎(JCG00146@nifty.com) **


スーパー耐久

十勝24時間レース予選速報


 今年も、北の大地を舞台に第7回を数える24時間レースが幕を開け
た。曇り空の天候となった金曜日の十勝地方は肌寒いほどの天候で、
朝の気温は15度を割り込んでいた。
 予選は、ドライコンディションの中、15:00から1回目が、16:20
から2回目が行われた。
 予選1回目にトップタイムをマークしたのは、GTクラスの#10エン
ドレス アドバンスープラ(木下みつひろ/土屋武士/荒聖治/立川祐路
組)で2分02秒681を出す。2番手は#73 シェルタイサンアドバンG
T3R(福山英朗/余郷敦/西澤和之/高橋則行組)の2分07秒597で、
3番手につけたS耐クラストップは#50 5ZIGEN★ファルケン(竹
内浩典/田中哲也/近藤真彦組)の2分11秒433。総合8番手にはクラス
2のトップ、#11三菱プーマランサーエボVI TM(中谷明彦/木下隆之/
小幡栄/中村啓組)の2分15秒077、総合10番手はクラス3のトップ、
#33BPビスコガンマRX-7(三好正己/村松康生/日下部保雄/大井貴之
組)の2分17秒223、総合19番手はクラス4のトップ、#52 5ZIGE
Nファルケンパルサー(西垣内正義/原貴彦/小林敬一組)の2分20秒352
、総合17位のNプラスクラスは、#38エスペリアジアラアルテッツア(山
路慎一/松田晃司/雨宮栄城/松本晴彦組)の2分19秒593という結果とな
った。気温23度の曇り空のコンディションだった。
 2回目は、#10エンドレススープラが若干ながらタイムを更新してのト
ップタイムをマーク。2分02秒035と2秒台を切りそうなところまであ
げてきた。2番手はタイサンGT3Rで変わらず。Nプラスクラスの#25
RS★Rアルテッツア(織戸学/土屋圭市/飯田章組)がエンジントラブル
で出走できなかった#38エスペリアを逆転し2分18秒839のクラスポール
を獲得した。

JCG00146@nifty.ne.jp 
竹下 恵一郎

Japanese F3

F3TI記者会見の要約

F3第5戦記者会見の要約

R.レヒナー「ポールポジションからのスタートは嬉しかったが、スター
トはパーフェクトではなかった。イン側はうまく取れたが、クラッチが戻
ってしまい、2番手のセバスチャンが良いスタートだった。荒選手がプレ
ッシャーを与えてくれて、追い上げてきたのでコンセントレーションを高
めることができた。Wヘアピンの1つ目をおさえれば逃げ切れると思った。
鈴鹿、筑波と良いところがなく今回2勝目でポイントをつめたので、残り
のレースで近づいて行ければ」
荒 聖治「スタートははっきり言って失敗でした。ホイールスピンが多く
て前で出られず、4位で1コーナーへのブレーキングになりました。前2
台の接触があって2位に上がれたのはラッキーでした。クルマの調子は良
くてついていけました。最後に勝負をかけようと思ったけれど、抜くには
いたらずでした。1,2コーナーでダウンフォースが必要で、あまりつき
すぎるとアンダーが出て飛び出しそうになるんで、2コーナーでピッタリ
つけなかったダウンフォースの少な目のセッティングもありました…」
S.フィリップ「スタートは失敗したが、すぐ左側に黒澤治樹が居て、接
触しそうになったのでおさえるしかなかった。フロントウイングにトラブ
ルもあり、うまくコントロールできなかった。追い上げられず残念な結果
だった。全戦表彰台は嬉しいし、チームのお陰だと思っています。残りの
レースも上がりたい」

Japanese F3

F3 第5戦決勝速報

F3第5戦 決勝速報

 ポールポジションは第4戦で優勝の#1R.レヒナーの1分27秒556、2番手
はここまで2勝の#10S.
フィリップの27秒717と外人選手2名がしめたフロントロー。
 午前11時、曇り空のコンディションの中フォーメーションラップに17台が
スタート。3番手につける
#2荒聖治に注目してみたいところ。
 25周のレースは、スタートで#38五味庚隆がストール!#1レヒナー、#2荒
の順に1コーナーへ。ヘアピ
ンで#5高木真一がコースアウト。
 1周目は1-2-10-9土屋武士-7黒澤治樹-8サトウカイチのオーダー。
 2周目は、1-2-10-9-7-8-64-11
 3周目は 1-2-10-9-7-8-64-11
 4周目は、1-2-10-9-7-8-64-11 トップ2の間隔は1.3秒
 中盤、トップ3が同じ様な間隔で逃げ、#9土屋を先頭にした5台がやは
り、ほぼ等間隔で4位争いの集団を形成するような展開となった。
 11周目、トップの1-2の差はかなり縮まり、10フィリップは単独3位、#9
土屋のグループでは、7位
の#64にかわって#11井出がひとつポジションを上げた。1-2-10-9-7-8-11-64
にかわる。
 20周目、#9土屋がスローダウン! 1-2-10-7-8-11-64-3
  ファイナルラップまで#2荒はトップの#1レヒナーを攻め立てたが、トップ
を守りきった。

 #1  R.レヒナー   25  00:37'13.692
  #2  荒 聖治     
 #10  S.フィリップ
  #7  黒澤 治樹
  #8   サトウカイチ

Japanese F3

F3_Rd2:記者会見要約

F3第2戦筑波 記者会見の要約

井出有治「赤旗でベストラップが出ていたのにタイムが無効となってしまった。
その後にアタックは気持ちを入れ替えていった。ポールからミスがなければ勝
てると思っていた。ミラーで後ろとの間隔を見ながら、無理せずそれなりのペ
ースで行ったら、徐々に離れた。落ち着いてからタイヤのタレに気を遣いなが
らチェッカーまで走った。リスタートは、エンストしたらどうしようというよ
うな事は考えず、さっきはホイールスピンしたから今度はうまくやろうという
ようにプラスに考えた」


荒 聖治「予選の条件はみんな一緒だったし、台数も多くタイヤの美味しいと
ころはなかなかうまく使えない。決勝は、スタートは2回ともうまく行ったけ
れど、ペースが上がらず離された。」

セバスチャン フィリップ「予選は結構トラフィックに引っかかって、クリア
がとれなかったが、これはみんな同じ。チームメイトに続いての2位だった。
レースのスタートは失敗して3位になり、井出と荒の2人に追いつくことがで
きず、ずっと同じような間隔でレースを終えてしまった。満足のいく結果では
ない」

JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎

スーパー耐久

S耐最終戦決勝速報

 スーパー耐久シリーズ'99第8戦(最終戦)
 SUGOスーパー耐久レース
「プリンス東京がTI以来の今季3勝目」

 スーパー耐久最終戦の決勝レースが午後12:25分にローリングスタートを
開始した。気温16度、路面温度25度で晴天というコンディションだ。
 オープニングラップは#32 プリンス千葉,#23 プリンス東京、#10 エンドレ
ス、#1アルティア、#8ダイシンと順当にGTR勢が続き、#11プーマランサー
も6番手につける。以下、#9 MTCIランサー、#25 アルテッツア、#33 RX-7、
#14 RX-7というオーダー。
 22周目の1コーナーで、#23 プリンス東京が#32プリンス千葉をとらえトッ
プに。30周目、その差が10秒ほどまで開いた#32は早めと思われるピットス
トップで竹内から近藤にドライバー交替。タイヤ交換も行い戦列に復帰する。
 43周目、3コーナーで#53 5ZIGEN CIVICの脇坂が他車との接
触からスピンし、ライン上をふさいでストップしてしまい、SCカーランとな
りこの間に各車はピットイン。この前の段階では、#23 プリンス東京、#10 エ
ンドレス、#1 アルティア、#11 プーマ、#8 ダイシン、#9 MTCI、#33 RX-7、
#32 プリンス千葉のオーダーだった。
 49周目に再スタートとなり、60周を過ぎたところでは、#23 プリンス東京
がトップ。#8、#1、#10、#32、#11と言う展開。
 76周目、トップは#8ダイシンにかわり、#23プリンス東京、#1アルティア、
#10エンドレスという順位に。
80周を過ぎ、#32 プリンス千葉が再びピットイン。
 88周目、2位を走行の#23 プリンス東京がピットストップ。
 95周目に#1アルティアが、96周目にはトップの#8ダイシンもピットイン。
  これで、トップは#8ダイシン、2番手は#23 プリンス東京、3位に#1アル
ティア、
 100周目、23秒のマージンを持っていた#8ダイシンがピットイン。
 101周目、これで#23プリンス東京がトップ、#1アルティアが18秒差の2位、
11秒後方に#8ダイシン、2秒差で#11プーマランサー、54秒差で#32プリンス
千葉という状況になった。
 116周目、#8ダイシンが再びピットへ。
 117周目、トップ#23 16秒差で#1、57秒後方に#32、
 一方、クラス4で#77ギャザズドライダーシビックと1ポイント差でタイトル
争いを行っていた#87 ファルケンパルサーが白煙を上げてスローダウン!
 これで、クラス4のシリーズチャンピオンは#77ギャザズに。
 クラス2は、#20 RSオガワの手にタイトルが渡った。
 135周のレースは#23プリンス東京が総合優勝。2位には#1アルティアが、
3位はプリンス千葉が入った。
----------------------------------------------------------------------------
----
暫定決勝結果
#23 C1 プリンス東京フジツボGT-R      砂子智彦/山田英二    135L
# 1  C1 日産アルティアGT-R       粕谷俊二/桧井保孝    135L  5.
314
#32 C1日産プリンス千葉GT-R ファルケン 竹内浩典/近藤真彦    135L   58.
262
#10  C1エンドレス アドバンGT-R         木下みつひろ/土屋武士    134L   47.
369
#11 C2ミツビシプーマランサーエボVI  木下隆之/中谷明彦     133L
#33 C3 BPビスコガンマRX-7       三好正巳/村松康生    131L 
# 9 C2 MTCI座間三菱ランサーARC     市村秀明/川崎俊英    131L 
#25 N ADVAN ALTEZZA    織戸学/新田守男     131L 
#27 C2 WAKO'S BMW M3                牧口規雄/志村久         131L
# 8 C1ダイシンアドバンGT-R       福山英朗/大八木信行   130L
----------------------------------------------------------------------------
---
# 2 C2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦           130L
#16  C2 ハローズ仙台ロータス阿部エボV 中村啓/小原健一/上田五郎  129L
#20 C2 RSオガワADVANランサー        小川日出生/細野智行/伊藤 129L      
#7   N  TOYOTA CELICA                   鈴木利男/荒聖治           129L
----------------------------------------------------------------------
JCG00146 竹下 恵一郎@SUGO

スーパー耐久

RE:S・ENDU:スーパー耐久菅生:予選結果


スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (1999-11-13) Qualifying-Session
For Super Endurance Series Rd.6 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704256km

 P No. Cl. Car------------------------------------ Best-LapT -Behind -Km/h--
 1  32 C-1 日産プリンス千葉GTRファルケン            1'29.747R        148.588
 2  23 C-1 プリンス東京フジツボ・GT-R           1'30.042R  0.295 148.101
 3  10 C-1 エンドレス アドバン GTR             1'30.436   0.689 147.456
 4   8 C-1 ダイシンアドバンGTR                   1'31.040   1.293 146.478
 5   1 C-1 日産アルティアGT-R                   1'31.388   1.641 145.920
 6  11   2 三菱プーマランサーエボ VI               1'32.336R  2.589 144.422
 7   9 C-2 MTCI座間三菱ランサーRC             1'32.670R  2.923 143.901
 8  33 C-3 BPビスコガンマRX-7                 1'33.501R  3.754 142.622
 9  25 N   ADVAN ALTEZZA               1'33.710   3.963 142.304
10  14 C-3 レーシングスパルコFD3S               1'33.809R  4.062 142.154
11   4 N   ケージーエム アルテッツァ               1'34.298   4.551 141.417
12  38 N   エスペリア・ジアラ・アルテッツァ         1'34.613   4.866 140.946
13  27 C-2 WAKO’S BMW M3               1'34.895R  5.148 140.527
14   2 C-2 アイフェル DUNLOP インプレッサ   1'35.313R  5.566 139.911
15  26 N   エンドレスアドバンGMSランサー         1'35.398R  5.651 139.786
16  20 C-2 RSオガワADVANランサー             1'35.457R  5.710 139.700
17  16 C-2 ハローズ仙台ロータス阿部エボV           1'35.694R  5.947 139.354
18  28 N   CWEST WAKO’S DC2           1'36.073   6.326 138.804
19  37 N   ネッツカストロールアルテッツァ           1'36.393   6.646 138.343
20  31 C-2 ジャラーナアドバンシルビア               1'36.422   6.675 138.302
21  39 N   ウエスティン INTEGRA             1'36.462   6.715 138.244
22  35 C-2 インギングMONZAセリカ               1'36.464   6.717 138.241
23  30 C-2 RSオガワADVANランサー             1'36.590   6.843 138.061
24  22 N   BP ADVAN INTEGRA         1'36.631   6.884 138.003
25  54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック         1'36.975   7.228 137.513
26  36 N   ネッツカスカトロールアルテッツァ         1'37.130   7.383 137.294
27  77 C-4 ギャザズ・ドライダー・シビック           1'37.190   7.443 137.209
28  17 C-2 ファルケン渡辺商会インプレッサ           1'37.322   7.575 137.023
29  53 C-4 5ZIGENシビック                     1'37.489   7.742 136.788
30   3 C-3 杉戸宿BPμDLオールージュ7               1'37.529   7.782 136.732
31   7 N    TOYOTA CELICA                          1'37.757   8.010 136.413
32  87 C-4 FALKEN★パルサー                   1'37.986   8.239 136.094
33   6 C-2 ファルケンマジョーラEVO IV               1'38.027   8.280 136.037
34  55 C-4 TUBE.DC.CIVIC               1'38.074   8.327 135.972
35  45 C-3 FKマッシモアドバンインテグラ          1'38.350   8.603 135.590
36  88 C-4 神奈川日産パルサー                1'38.397   8.650 135.526
37  34 C-3 SPOON S2000              1'39.401   9.654 134.157
38  89 C-4 アウトプットRCシビック              1'39.563   9.816 133.939
39  71 C-4 PMC・Sパルサー                 1'39.583   9.836 133.912
40  21 C-3 オートアゼックスMR2                   1'42.348  12.601 129.222
------------------------------------以上予選通過---------------------------
    18 C-3 クーガーマスター・セルラーRX-7                                      
  ・
     5 C-3 TAC-BRIG・チェイサー                                       
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   竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
     


スーパー耐久

S耐最終戦SUGO予選レポート

 スーパー耐久シリーズ'99第8戦(最終戦)
 SUGOスーパー耐久レース
「チャンプ・プリンス千葉がポールポジションからスタート」

 スーパー耐久第8戦(最終戦)は、第2戦のハイランドや、第4戦TI
などと同様に日曜日の1デイイベントとして開催された。
 公式予選は、午前8時45分から1時間で行われ、9:30過ぎの時点での
トップタイムは前戦の富士で久々のPPを奪取した#10エンドレスアドバン
GTR(木下みつひろ/土屋武士組)が、1分33秒438をラップモニター
の最上部に記録していた。だが、残り5分ほどでタイヤ規制のあるこのレ
ースではいつものように、GTR勢がコースイン。#23プリンス東京フジ
ツボGTR(砂子智彦/山田英二組)が30秒042のコースレコードで暫定
ポール。だが、さらにタイムを更新してきたのは既にシリーズタイトルを
前回の富士で決定している#32 日産プリンス千葉GTRファルケン(竹内
浩典/近藤真彦組)の竹内で、1分29秒747というレコードタイムで堂々
のポールポジションを獲得した。#10エンドレスもタイムを更新したが、
30秒436で3位。4位には#8 ダイシンアドバンGTR(福山英朗/大八木
信行組)の31秒040、5位に#1日産アルティアGTR(粕谷俊二/桧井保
孝組)の31秒388、6位はクラス2のPPで#11 三菱プーマランサーエボ
VI(木下隆之/中谷明彦組)の1分32秒336というこちらもコースレコー
ド。7位に前回の富士のクラス2のウイナー、MTCI座間三菱ランサー
ARC(市村秀明/川崎俊英組)の32秒670、とこれまたレコードタイム。
 8位にはクラス3のチャンプ#33 BPビスコガンマRX-7(三好正巳
/村松康生組)が33秒501とコースレコードのPP。9位にはNプラスク
ラスのPPで、#25 ADVAN ALTEZZA(織戸学/新田守男組)の
33秒710、総合25位には#54 BPビスコベータアンクルシビック(山内伸
弥/浅見武組)が36秒975でクラス4のPPというグリッドになった。

FUJI 1000km

富士1000km決勝記者会見

決勝レース終了後の記者会見のコメント(要約)

LMGTPクラスウイナー
#23 NISSAN R391
エリック・コマス「レースで勝てる自信はあった。R391はルマン以来素晴ら
しい進化をエンジンでも、クルマでもシャシーでもルマンの時とは比較に
ならないぐらい素晴らしい進化を遂げていた。ルマンでは5位だった予選
が今回は2位だったので、追いつけると考えていた。タイヤも2スティン
トで良いラップタイムで絶対に勝てると思っていた。スタートはウエット
で、タイヤの選択がハードだったので暖まるまでグリップがなく苦労した
けれど、乾いてきてから長いラップを走るので、ソフトよりも展開を考え
れば正しい選択だった」
影山正美「エリックさんの2スティント用のセットだったので、タイムや
ペース配分考えながらガソリンが重かったけど2スティント行くんで、タ
イヤをいたわりつつピットと交信しながら大事に走りました。今回のレー
スはNISMOの社長から『絶対勝て』というプレッシャーがあったけれど、
予備予選が免除になったのであとは、社長が(日産に)プッシュするんじ
ゃないでしょうか」
本山哲「今回取りあえず391のクルマがルマンの本戦よりポテンシャルが
上がったしルマンの時でも接戦だったのが、ストレート速くなったし、決
勝ラップも良かった。結果的には、ペースカーも入って燃費も良かった。
そつなくこなした仕事になってしまったけれど、今回は自信がありました」

#1 TOYOTA GT-One
片山右京「スタートは急に雨が降り出したので気をつけようと思っていた
んですが、ミシュランタイヤは暖まりが良いので前半逃げました。クルマ
はダウンフォースをつけていたので、アンダーステアが出るようになった。
セーブした時にくだらないミスをしてしまった。クルマが低いんで黄旗が
見えなかったんです。また、最後にスタート・フィニッシュラインを間違え
て穴を埋めようと頑張ったんです。フォーミュラニッポンの3倍の距離は、
長いなあって感じましたね。クルマは速いんだけど…。土屋さんや利男さ
んやチームのがんばりをボクが台無しにしたんで申し訳ないです」
鈴木利男「クルマはすごく良かったです。すごく悔しいし日産には楽にさせ
過ぎちゃった。まあ、レースなんで黄旗とかしちゃいけないけど、しょっち
ゅうあること…。3人でまた思う存分走れたんで、ドライバーとしては楽し
めました」
土屋圭市「スタートはボクと利男さんはモニター見てたけど、右京のがんば
りでこのまま行ければなって言う流れはあった。ポルシェやスープラの陰に
なると(黄旗は)見えない。右京の責任ではないしボクが乗っている時もポ
ルシェの陰になると旗を振っていても見えない。もっと高い位置でないと…。
日産の作戦見つつウチも何パターンか2,1スティントにするか動きを見て
いく感じでした。朝のブリーフィングで毎回フレッシュに交換して攻めると
いう作戦だったけど、日産はタイヤ交換しないでそのまま行くんで、30秒や
られたなっていうのが本音。スタートラインのミスしょうがないし、バッテ
リーの電圧が下がって2分チョイのロス。それにしても日産のレース展開に
は素晴らしいものがあったかな」

GTSクラスウイナー
#60 CHRYSLER VIVER GTS-R
岡田秀樹「序盤のウチにライバルと思われるクルマが後退して、もともと自
分たちの範囲でやろうという中でミスなくやって楽が出来た。充分期待に応
えてくれた」
荒聖治「バイパーでは3回目のレースで、クルマも一番まともな、あすごく
良い(苦笑)のに乗せていただいて良いレース展開が出来て良かった。他が
ペナルティで脱落する中で、無理する必要もなく燃費やブレーキをセーブし
ました」

LMGTクラスウイナー
#81 STPアドバンタイサンGT3R
松田秀士「敵があんまり居なくて緊張感もなかった。とにかく燃費良く走る
のがテーマだったんで、50周ノーチャージなど心がけていた。目標タイムも
あったし、その中で燃費良く走るのがテーマだったので、ほとんど完璧なレ
ースだった。来年ルマンに行って美味しいもの食べて、良い結果を残せるよ
うこれから良い夢を見ます」
ドミニク・シュワガー「当然、勝てたのは嬉しいけれど何よりチームのために
よかった。強烈なライバルも居なくて完走を心がけていた。ミスもなく、タ
イヤも良く、ポルシェも完全なサポートをしてくれた。耐久性が切れたエン
ジンを積み換えてのが良かった。ルマンに来年出れる手伝いが出来て良かっ
た」

GT500クラスウイナー
#35 マツモトキヨシ・トムススープラ
山路慎一「路面が濡れていた危ない状況でのスタートだったので、大事に行こ
うとまわりに翻弄されることなくペースを落として、予選から調子が良かった
クルマをあわてずに自分たちのペースを見つければと思っていました。耐久用
のクルマじゃなく、GTのシリーズでもトラブルはあって、不安材料はあった。
パーフェクトでビックリするぐらい完璧なレースでした」
土屋武士「初めてのスープラで、初めてのチームですべて初めてでした。絶対
ミスしないって言い聞かせてセーブしました。プッシュするのは仕事じゃない
のでピエールと山路さんに渡すことを考えました」

GT300クラスウイナー
石原将光「富士で表彰台なんて夢のようで、皆さんにたくさん迷惑をかけてしま
いました。クルマのセッティングは非常に良かった走りやすくして下さいました」
高橋規一「昨日、ミッションがいかれて予選は走れていない。嘆願書でも出せば
というところで出走させていただいて勝ったんで申し訳ない。3人のノーミスで
2人で砂子さんの貯金をつぶして勝たせてもらいました(笑)」
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JCG00146 竹下 恵一郎

FUJI 1000km

富士1000km記者会見要約

予選終了後の記者会見のコメント(要約)

LMGTPクラス
#1 TOYOTA GT-One
片山右京「結果ポールポジションで本当に良かった。チームのみんな全スタ
ッフに感謝したいです。前評判でトヨタは楽だろうって言われてましたけど、
日産も一生懸命だしBSもテストしてきたんで、かなりハードにやらなきゃい
けないと思いました。クルマもルマン用し、レースラップはコンマいくつか
の差だし、1回目の予選は行ったらオイル出て、後半にリカバーしました。
午後も、オイルが出たし日差しもあったんで。(1回目と2回目の流れにつ
いては)1回目に本当はもっとクルマのバランスをつくって1回で予選を終
わる予定だったんですが、オイルがいっぱい出ていたんでみんなでクオリフ
ァイしようということで、利男さんに代わってもらって土屋さんにその後、
乗ってもらいました。午後は、BSとNISMOのコンビが来ると予想して戦闘態
勢を取っていました。ダウンフォースを減らして15.9秒がターゲットタイム
だったんですが、シュミレーションは16.5秒だったのでコンマ2秒は速かっ
た。ただ、1コーナーからヘアピン立ち上がりまでオイルが出ていたのと、
太陽がまぶしくて100Rの立ち上がりは誰もいないことを祈って、アクセルを
踏んでいました」
土屋圭市「4周ぐらいしか乗っていないですから決勝で慣れたい(笑)ピット
ストップは向こうに合わせたいし、ルマンみたいな余裕は全くないですよ」

GTSクラスPP
#56CHRYSLER VIVER GTS-R
ビンセント・ボッセ「今日は良い結果だったけれどレースは長いんで…。ザビ
エが良いタイムを出してくれてチームとしても喜んでいる。チームの2台の
クルマがカテゴリーの上位2台なのでレースもこの2台の勝負になりそうだ」
ザビエ・ボンビドー「アタックラップはトラフィックもなくて良いラップだっ
たが、1つ2つのミスがあったからもうちょっと良いタイムが出たと思うが、
満足している。27.1秒が出せると昨日のシュミレーションと合っていた。ビ
ンセントと組んで3回目なので、良いコンビネーションでレースができるだ
ろう」

LMGTクラスPP
#81 STPアドバンタイサンGT3R
松田秀士「朝はちょっとトラブルがあって、走り始めてエンジンを新しいのに
載せ換えてたんですが、コースにオイルがいっぱい出ていてライン上の危ない
ところにあって『誰だ?危ないな』って思ってピットに入ってきたら自分だっ
た(笑)赤旗の原因になって申し訳なかったんですが、気づかなかった。予選
タイヤ履いて出ていったら飛び出したりして、午後は切り替えていったらGT
300で勝てたその流れに戻ったかなと思ってる。タイヤも心配ないので、後は
自分たちのミスがなければいける。是非勝ってルマンにいきたい」

GT500クラスPP
#35 マツモトキヨシ・トムススープラ
山路慎一「僕たちは今回GTで使っているタイヤとクルマと同じ体制で、武士
君に加わってもらって昨日今日とみんなでやってきた結果です。今回初めて予
選担当して昨日から今日にかけては個人的には楽しい時間を過ごしています。
アタックの経験は全くないんで、不安材料もあって様子を見ようと行ったら意
外と良い結果でした。スープラの耐久性は鈴鹿1000kmのデータぐらいしかない
し、気温も低いのでコンディションは楽だと思います。長いスタンスの中での
耐久性を証明したい」
土屋武士「まったく初めてのスープラですが、乗りやすいです! 今回、声を
かけていただいてチャンスと思うんでミスをせずに自分のベストを尽くします。
障害は全くないです。チーム国光で鈴鹿1000km、今回もトムスで乗せていただ
いて自分のベストを尽くすのが大事とわかっています」
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JCG00146 竹下 恵一郎

FUJI 1000km

富士1000km予選2回目速報


 予選2回目は、14時50分から70分で予定通り開始された。晩秋の午後
の日差しは、コース上に長い影を落としている。最終コーナーから立ち上
がってくるマシンは逆光になる状況だ。
 #23 NISSAN R391(エリック・コマス/本山哲/影山正美組)の影山が1分19
秒252を今回も開始早々にマークし、ラップモニターの最上部につける。
これに対して#1 TOYOTA GT-one(片山右京/鈴木利男/土屋圭市組)の鈴木が
まずは1分21秒283を出す。10分後には19秒976と20秒を切る。この
2台に続くのは、#61 BMW V12 LM(加藤寛規/脇坂寿一組)の20秒955だ。
開始20分#23が19秒158とタイムを更新。すると直後に#1 TOYOTA GT-
oneも片山が18秒840と午後のセッションのトップタイムを更新する。
だが、その後に#23も17秒643を出し、再び逆転する。

 30分経過時点での順位は
#23 1'17.643 NISSAN R391
# 1 1'18.427 TOYOTA GT-one
#61 1'20.955 BMW V12 LM
#24 1'22.176 am/pm AUTOEXE
#32 1'25.749 マツモトキヨシ・トムススープラ
# 6 1'26.441 RMK冷凍めんスープラ

  残り半分となった段階で、#23 コマスが17秒049と午前中のベストタイ
ムに迫る。これを見ていたかの様に#1 片山も17秒600と更新。
 15時30分少し前に#24 am/pm AUTOEXEのフランクフレオンが1コーナー
でブレーキロックからクラッシュ、タイアバリアへ右フロントを直撃する形
で大破し、コース上は赤旗中断。ドライバーは救急車で搬送される。
 回収作業後に残り32分でセッションは再開されることとなった。

 15:45から32分間で残りの予選セッションが再開される。
10分後、タイヤ交換を行い出ていった#1 TOYOTAの片山が1分16秒349とこ
れまでの最速ラップをマークし、午前中のタイムも更新してのトップタイム
をマークする。15分後#23コマスも16秒814と自らの午前中のトップタイム
を更新。#61 BMW V12 LM の加藤も18秒941とベストラップを更新し3位の座
を不動のものにする。残り10分あまり、アタックに出た#23コマスが1コーナ
ーでコースアウト。大した影響はないようで再びコースに復帰。
 残り7分、コース上では再びアタックに出た#1 TOYOTAと#23 R391の熾烈な
戦いが続く。#1 片山は16秒370とタイム更新にはわずかに及ばず。
 この結果、総合トップは#1 TOYOTAが、2番手に#23 NISSAN、3位は
#61 BMW、4位は AUTOEXEだが明日の出走は不可能の模様。5番手は午前中に
タイムをマークしている#21 マクラーレンGTR、6番手は#35 スープラ、7位に
#32 スープラ、8位は#6 スープラとなる。

(2回目予選暫定結果/トップ10)
# 1 TOYOTA GT-one                1'16.349
#23 NISSAN R391                    1'16.814
#61 BMW V12 LM                 1'18.941
#24 am/pm AUTOEXE                1'22.176
#35 マツモトキヨシ・トムススープラ  1'25.074
#32 cdma One セルモスープラ        1'25.749
# 6 RMK冷凍めんスープラ            1'26.441
#21 パーパスPCマクラーレンGTR     1'26.655
#11 エンドレスアドバンGTR          1'27.581
#56 CHRYSLER VIPER GTS-R            1'28.483
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JCG00146@nifty.ne.jp
竹下 恵一郎


FUJI 1000km

富士1000km予選1回目速報


 国内初のル・マンレギュレーションによる「ル・マン富士1000km」
の予選1回目が11時10分から予定通り開始された。天候には恵まれ、冠
雪の富士山も正面に見える晴天。だが、この季節にしては気温は高めのコ
ンディションだ。注目の#23 NISSAN R391(エリック・コマス/本山哲/影山正
美組)が1分17秒822を開始早々にマークし、ラップモニターの最上部に
つける。これに対して#1 TOYOTA GT-one(片山右京/鈴木利男/土屋圭市組)が
片山のドライブで10分後にまずは1分18秒518をマークし、直後に17秒
391のトップタイムをマーク。だが、意地の#23 NISSAN R391のコマスも開
始15分過ぎで16秒988。この後、Aコーナーで#81STPアドバンタイサン
GT3Rからオイルが出たため赤旗中断。
 ここまでの順位は
#23 1'16.988 NISSAN R391
# 1 1'17.391 TOYOTA GT-one
#61 1'20.773 BMW V12 LM
#21 1'22.795 パーパスPCマクラーレンGTR
#35 1'25.012 マツモトキヨシ・トムススープラ
# 6 1'25.893 RMK冷凍めんスープラ

 11:45から54分間で残りの予選セッションが再開。開始20分ほどで1分
16秒846に#1 TOYOTA が更新。さらに16秒574の暫定トップタイムをマー
クし、#23 R391のタイムアップはならず。

(1回目予選暫定結果/トップ10)
# 1 TOYOTA GT-one                1'16.574
#23 NISSAN R391                    1'16.988
#61 BMW V12 LM                 1'19.224
#21 パーパスPCマクラーレンGTR     1'19.795
#35 マツモトキヨシ・トムススープラ  1'25.012
#32 cdma One セルモスープラ        1'25.883
# 6 RMK冷凍めんスープラ            1'25.893
#56 CHRYSLER VIPER GTS-R            1'27.015
#60 CHRYSLER VIPER GTS-R            1'27.825
#15 PORCHE 911 GT2                  1'28.726
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JCG00146@nifty.ne.jp
竹下 恵一郎


スーパー耐久

スーパー耐久 Rd.7 SuperTEC速報

プリンス千葉GTRが逆転で優勝し、
最終戦を待たずしてシリーズタイトルも決定!

 スーパー耐久第7戦SuperTECの決勝レースは、10日の12時00分
から4時間で行われた。昨日の肌寒い曇り空とはうってかわった秋晴れのコ
ンディションだ。スタート時点の気温は26度、路面温度は35度まで上昇し
ていた。
 ポールポジションの#10エンドレスアドバンGTR(木下みつひろ/土屋武
士組)を先頭にローリングラップからのスタートとなる。だが、スタート直
後のヘアピンでは、今回勝てばシリーズタイトルを自力で手にできる#32日
産プリンス千葉GTRファルケン(竹内浩典/田中哲也組)がトップに立っ
ていた。だが、5周目にはランキング2位でこれを追う#8 ダイシンアドバ
ンGTR(福山英朗/大八木信行組)がトップに立ち、8周目には#1 日産A
LTIA GTR(粕谷俊二/桧井保孝組)がトップを奪うという激しい序盤
の争いとなった。
 13周目の1コーナーで快調にクラス2のトップを総合5番手で走行の
#11 三菱プーマランサーエボVI(木下隆之/中谷明彦組)がエンジントラ
ブルでストップ。また、14周目に2回目のピットインを行ったクラスN
の#39 ウェスティンインテグラ(磯田尚孝/尾本直史組)もエンジントラブ
ルからリタイア。さらに20周目にはクラスNの#25 ADVAN ALT
EZZA(織戸学/土屋圭市組)もエンジントラブルでストップと、相次い
でシリーズランキング上位に名を連ねるマシンが戦線を離脱。そしてクラ
ス1でも31周目に#8 ダイシンアドバンGTRがピットインし、そのまま
ガレージに入れられてしまう。ミッショントラブルからエンジンにまで及
んだトラブルでリタイヤとなる。1時間を超え、45周目で#32プリンス千
葉が1回目のピットストップ。48周目に#23プリンス東京フジツボ・GTR
(砂子智彦/山田英二組)もピットストップを行うが、タイヤバーストから
大きく遅れる。50周目の段階ではまだピットストップをしていない#20R
SオガワADVANランサー(小川日出生/細野智行/伊藤勝一組)がトッ
プ。2番手に#32プリンス千葉、3番手が#1アルティアの順。#10エンド
レスも電気系のトラブルから大きな遅れとなり、47周の走行でリタイヤと
なってしまった。66周目には#1アルティアがオイルポンプのトラブルによ
り長いピットストップ。コース上のスカイラインは#32プリンス千葉と#23
プリンス東京の2台という状況となるが、#1アルティアも復帰。
 2時間経過の段階ではトップの#32プリンス千葉は70周を走行。#9MT
CI座間三菱ランサーARC(市村秀明/川崎俊英組)と#20RSオガワが
同一周回でのクラス2トップの総合2番手争い。4番手にクラス2の#2 ア
イフェル・DL・インプレッサ(渋谷勉/荒川雅彦組)5番手に#23プリンス
東京が挽回してきていた。
 3時間経過では、トップは変わらず#32プリンス千葉が103周を周回。92
周目に2回目のピットストップを終えている。2番手は#20RSオガワ、3
番手は#9MTCI座間三菱ランサーで、4番手は#2 アイフェルインプレッ
サ、5番手は#23プリンス東京。
 残り30分の123周目、#32プリンス千葉が3回目のピットストップで
竹内から田中へ交代。
 600kmを超える4時間のレースを制したのは、これで最終戦を待たず
に自力でシリーズタイトルを獲得した#32プリンス千葉。総合2位には
クラス2の#9MTCI座間三菱ランサー、3位に#20 RSオガワADV
ANランサー、4位は#23プリンス東京、5位は#2 アイフェルインプレ
ッサ、6位は#27 WAKO'S BMWM3(牧口規雄/志村久組)、7
位には#30RSオガワADVANディノ(笠原昌二/武井寛史/切替たか
き組)と続く。8位には#26 エンドレスアドバンGMSランサー(川口
法行/添田正/内堀篤史組)、9位はクラス3の優勝 #14 レーシングスパルコ
FD3S(井田雅彦/長島正明組)、10位は#12ハイエストコミュニケーション
エボ(中村啓/大野尊久/富井豊組)となった。
  クラス2、クラス4は最終戦にチャンピオンは持ち越し。
 クラス3は#33 BPビスコガンマrx-7(三好正巳/村松康生組)、
クラスNは#39 ウェスティンインテグラ(磯田尚孝/尾本直史組)が、ライバ
ルのリタイヤからそれぞれチャンプを決定した。
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暫定結果(トップ10)

P  No  Team                              Lap  Diff
1  #32 日産プリンス千葉GTRファルケン   138  
2  # 9 MTCI座間三菱ランサーARC    138      32.690
3  #20 RSオガワADVANランサー      138    1'05.236 
4  #23 プリンス東京フジツボ・GT-R      137    1Lap
5  #2 アイフェル・DL・インプレッサ          137   1Lap
6  #27 WAKO'S BMW M3                       136    2Laps
7  #30RSオガワADVANディノ            134   4Laps
8  #26 エンドレスアドバンGMSランサー     133   5Laps
9  #14 レーシングスパルコFD3S           132   6Laps
10 #12ハイエストコミュニケーションエボ      132   6Laps

 天候:晴れ
 総入場者数: 6,100人(予選日)
       38,800人(決勝日)
JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎

スーパー耐久

S耐もてぎ決勝速報

「ダイシンアドバンGTR」の逆転の初優勝!プリンス千葉は2位に。

 スーパー耐久第6戦もてぎ500kmの決勝レースは、19日の12時30分
から104周で行われた。曇り空ながら、雨の心配はないコンディションだ。
 ポールポジションの#32日産プリンス千葉GTRファルケン(竹内浩典/長
谷見昌弘組)を先頭にローリングラップからのスタートとなる。
#23プリンス東京フジツボGTR(砂子智彦/山田英二組)が2番手、#1 日
産ALTIA GTR(粕谷俊二/桧井保孝組)が3番手でオープニングラップ
を終える。
 25周終了時点で、#10エンドレスアドバンGTR(木下みつひろ/土屋武
士組)が電気系トラブルから早くもピットイン、戦線を離脱してしまう。29
周では#1 ALTIAが、37周では#8 ダイシンアドバンGTR(福山英朗/
大八木信行組)ピットイン。39周を終え、トップ争いを続けていた#23 プリ
ンス東京が先にピットストップ。40周を終え、ここまでトップを引っ張った
#32 プリンス千葉もピットストップ。そして、#32 プリンス千葉が#23プリン
ス東京の前でコースに復帰。この直後、#11 三菱プーマランサーエボVI(木
下隆之/中谷明彦組)が周回遅れのマシンと接触、スローダウンからピットへ
向かうが足回りを傷めたようで、大きく順位を落とす。56周目で#1 ALTI
Aが再びピットストップ。60周を超えて、#23 プリンス東京が長いピットイ
ン。再びコースに出るが、白煙が出ているマシンのペースは上がらず、すぐに
ピットへと戻る。トップ#32 プリンス千葉の後方には、#8 ダイシンシルビア
がみえてきた。70周目で10秒あった差は1周でみるみる縮まるハイペースで、
77周目にとうとう、トップを守り続けてきた#32 プリンス千葉が#8ダイシンに
トップの座を奪われる。
 105周の500kmのレースを制したのはこれが待望の初優勝となる#8 ダイシ
ンアドバンGTR。2位は#32プリンス千葉。総合3位にはクラス2の#20 RS
オガワADVANランサー(小川日出生/細野智行/伊藤勝一組)、4位は#27
WAKO'S BMWM3(牧口規雄/志村久組)、5位には#30RSオガワA
DVANランサー(デーブ岸/武井寛史/笠原昌二組)とクラス2マシンが続
く。総合6位にはクラスNの初優勝 #38 エスペリア・ジアラ・アルテッツア
(雨宮栄城/山路慎一組)7位はクラス2の#2 アイフェル・DL・インプレッ
サ(渋谷勉/清水和夫組)。10位には2戦目クラス4の優勝を遂げた#77 ギ
ャザズ・ドライダー・シビック(山本泰吉/宮城光組))となった。
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暫定結果(トップ10)

P  No  Team                              Lap  Diff
1   #8 ダイシンアドバンGTR           105  3:48'52.963
2  #32 日産プリンス千葉GTRファルケン   105       15.564
3  #20 RSオガワADVANランサー      102    3Laps 
4  #27 WAKO'S BMW M3                      102    3Laps
5  #30 RSオガワADVANランサー               101  4Laps
6  # 2 アイフェル・DL・インプレッサ         101   4Laps
7  #38 エスペリア・ジアラ・アルテッツア        101   4Laps
8  # 1 日産ALTIA GTR                 101   4Laps
9  #77 ギャザズ・ドライダー・シビック         100   5Laps
10 #33 BPビスコガンマRX7                   100   5Laps

 天候:くもり~晴れ
 入場者数:4,700人(予選日)
      7,800人(決勝日)
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竹下 恵一郎

Formula Nippon

FN Rd.7 記者会見の要約

決勝レース終了後の記者会見のコメント(要約)

トム・コロネル
「今日のこのレースで勝てた事は、なくてはならないものだった。スター
トは本山が良かった。勝たなくてはと言うプレッシャーはあった。1周目
で逆転できて、2人でスリップ使った良いバトルが出来ると思っていたら、
本山がグリップを失ったようでマージンが稼げた。スタートして40周はプ
レッシャーかかえてた。思ってたよりもずっと脇坂が速かった。」
(20周で2秒以内と言うタイム差でのプレッシャーは?)
「スタートからずっと本山のポジションをチェックしていた。脇坂が本山
を抜いたのと、迫ってくるのにビックリした。つまらないミスをしないよ
うに気をつけていった。リスクもあったけど、1コーナーでブレーキング
をギリギリにしたりして、マージンを稼げるようにした。ミラーをチェッ
クすると、ヘアピンなんかでも脇坂が迫ってきた。細心のレースをするよ
うに心がけた。こういったプレッシャーのかかるレースは大変だけど、終
わると気持ちが良い。SUGOの時はラストでは退屈なほどだった」
(残り3戦で46ポイントと本山選手に10ポイント差ですが?)
「3レースあると言うことで、3つ勝つつもりで行く。チャンピオンシッ
プは考えていない。1つ1つ確実に勝てば、向こうからやってくる。30点
取れると言うことで、どういう逆転があるかわからない。ラスト1周でレ
ースを失ったこともあるしね」

脇坂 寿一
「勝つこともそうだけどチームとしてポイントを取ることも大切なんで、
それが出来て良かった。トムとF3以来久々に、緊迫したレースが出来
た。左リアタイヤが厳しかった。トップやったらどういう気持ちか考え
るようにしているんですけれど、1~2秒差しかないのにミスなくあそ
こまで走られると…。かなりオーバーステアが出ていたのはありました。
後半チャンスがもう1回あるかなと思ってました。4秒ぐらいまで離れ
たらペースを落とすかと思ったけど、チャンスがなかった。トムが速す
ぎですね。この2人(トムと本山選手)がズバ抜けてると思うんで、次
のレースからついて走りたい。できれば勝てると嬉しい」

本山 哲
「スタートはすごく良かった。朝走った結果でのレースセッティングで、
正直言って、ダウンフォースをへらしすぎた。タイヤのスライドが大き
かった。後半たれてしまうので抑えていったけれど、ボクとクルマを合
わせた力がパフォーマンス的に足りなかった。レス・ダウンフォースで
行って、今日のコンディションに合わなかった。中盤以降、ギリギリま
でプッシュしていったけれど、脇坂選手に追いついたところで1速がな
くなって終わりかな…」
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JCG00146 竹下 恵一郎

Formula Nippon

fn Rd.7 記者会見要約

予選終了後の記者会見のコメント(要約)

トム・コロネル
「タイミングが良かったと思う。上位3台ポールポジションのチャンスがあ
った。誰がポールをとってもおかしくない状況だった。クルマのセットアッ
プも良かったし、前回に比べて大きくは変えてない。ただ、気温が低いので
昨日の夜、若干の変更をしようと言う話をした。PPから3番手までの条件
は同じだと思う。前回は5番手スタートだったから。本山選手に、明日もサ
ポート役にまわってもらえれば良いんだけれどね(笑)本山選手をチェック
してくれとチームのスタッフに言ってあったら『スリックで出た』と言われ
たんで、見ていたら彼のタイムは良かったので同様に出るだろうと思った。
ストレートエンドで影山正美選手のスリップが使えて、良いタイムが出た。
トップ3に入れれば良いと思っていたし、自信もあった」

脇坂 寿一
「MINEでのテストランの時に内容をプログラムしてきて、パーツも揃った
んで、想像が付いたポジションです。走り出してから調子よかったし、ニ
ュータイヤを履くタイミングは、亜久里さんに任せていた。左右どちらか
のタイヤのエアが抜けていて、クルマが浮き上がった状態になってフロン
トがロックして、フラットスポットが出来てしまった。なおして走ったか
らポールポジションをプレゼントしたかったけれど…。クルマはアドバン
テージがあるし、MINEでは満タンできていないのでSUGOしかデータがな
いんですが、今回は楽しみなレースです」

本山 哲
「朝から基本的に決勝に向けてのセットアップをやろうと思ってました。
午前と午後で違うセットを考えていこうと。予選でニュータイヤを履いた
のは、古いタイヤがパンクしてしようがなくニューを履いたんです。早め
に行った方が良いんじゃないと思っていたんで、さらに早かったんですが、
タイミングはベストでした。3位ですが、2列目までにいればこのサーキ
ットでは順位を上げるチャンスがありますから」
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JCG00146 竹下 恵一郎

Formula Nippon

FN Fuji Rd.7 予選2回目速報

 1回目の予選での赤旗から、当初の14時35分からの2回目の予選が
シビックインターカップの予選を挟んで、10分間遅れての進行となった。
コース上には雨が落ちているため、セッションはウエット宣言で行わる
こととなった。
 低く曇がたれこめた空模様で、背後の山並みはすっかり雲に覆われて
いる。
 #19 影山正美がまずはコースイン。1分48秒757というタイムをラッ
プモニターに提示したのは8分後。#9 R.ファーマンはコースを1周し
た後、ピットに戻る。9分後、#3 川本篤が43秒440を出すが、この2
台のみのタイムしか掲示されない。10分経過でようやく#19 影山正美が
39秒841、#12 飯田章が2分03秒台のタイム。#3 川本は38秒799を出
し、#19 正美が34秒981を出す。13分後、#19 正美が32秒744、#3 川
本が34秒831と2台だけがタイムを更新する。
 15分後、#19正美が30秒115、#3 川本、#9 ファーマンが35秒415、
#20 野田英樹が1分46秒台、#12 飯田が2分03秒台のタイムを刻んで
いるだけだ。
 20分後、#20 野田英樹がヘアピンでスピン。雨の降り方が多くなり、
コースコンディションは1回目よりも悪くなっているようだ。
 25分後、コース上からはマシンが姿を消してしまった。
  セッション終了間近に、#6 クルムが34秒908を記録、#55 金石も
51秒391を記録。9台のマシンの記録だけが2回目のセッションで
残された。

(予選暫定結果)
#64 トム・コロネル       1'17.417
#56 脇坂寿一              1'17.432
# 1 本山哲          1'17.560
#62 ピーター・ダンブレック 1'17.604
# 6 ミハエル・クルム       1'17.784
#55 金石勝智              1'17.817
#65 光貞秀俊              1'17.858
#11 立川祐路              1'18.216
#14 道上龍                1'18.475
#20 野田英樹              1'18.762
# 2 山西康司              1'18.915
#19 影山正美              1'18.992
#10 加藤寛規              1'19.007
#12 飯田章                1'19.046
# 5 田中哲也              1'19.276
# 9 ラルフ・ファーマン     1'19.369
# 3 川本篤                1'19.415
#15 影山正彦              1'19.734
#68 ルベン・デルフラー     1'19.778
#63 柴原真介              1'21.978



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Formula Nippon

FN Rd.7 富士 1回目予選速報


 9月に入って、ようやく都心でも熱帯夜が終わりを告げた週末、富士
でフォーミュラニッポン第7戦の予選が行われた。参加車両21台、そ
こには2台のTMSのマシン(#17 D.シュワガー、#18 黒澤琢弥)の姿
はなかった。
 朝のフリー走行では、#56脇坂寿一が1分17秒591でトップタイム。
#64 トム・コロネルが17秒802、#1 本山哲が17秒854と、17秒台に3
台が入る展開となった。300Rが若干濡れていたため、セッションはウ
エット宣言で行われた。
 どんよりとした曇り空から、雨がパラパラと落ちてくるコンディショ
ンの中、なんとか雨も上がりドライのコンディションで午後1時からの
1回目の公式予選が開始された。
 開始10分後では、#56 脇坂が18秒279、#64 トム・コロネルが18秒
443を、#65 光貞秀俊が18秒565をマーク。以下、#6 M.クルムの18
秒619となっていたが、17分を過ぎ、ラップモニターの一番上には、
#1 本山が18秒045を記録。さらに、5周目では17秒875を出した。
さらに6周目で17秒560と朝のセッションで自ら出したタイムはもち
ろん、#56脇坂のセッションのトップタイムも更新。
 20分を経過し、#64 T.コロネルが17秒417のトップタイムをマー
ク。2番手は本山、3番手には#62 P.ダンブレックが17秒604を出
して浮上。以下、#6 クルムの17秒784、#65 光貞が17秒858という
トップ5に。25分後、#5 田中哲也がBコーナー入り口でスピンし、エ
ンジンストールのため動けずセッションは赤旗中断。
#64-#1-#62-#6-#65-#11のトップ6がこの段階での順位。
 残りは13時31分から21分間でのセッションとなった。
 再開後、#56 脇坂が17秒432で2番手に。
 この頃、300Rとストレートで雨が強くなり、ウエットレースの宣言
が出された。
 残り10分、ヘアピンで#12 飯田章がストップしたため、セッション
2度目の赤旗。
  13時45分から残り10分でセッションが再開。
  だが、トップ3はピットから動かない。雨がコースを濡らしているた
め、2回目にかける模様だ。

(1回目予選暫定結果/トップ10)
#64 トム・コロネル       1'17.417
#56 脇坂寿一              1'17.432
#1  本山哲          1'17.560
#62 ピーター・ダンブレック 1'17.604
#6  ミハエル・クルム       1'17.784
#55 金石勝智              1'17.817
#65 光貞秀俊              1'17.858
#11 立川祐路              1'18.216
#14 道上龍                1'18.475
#20 野田英樹              1'18.762
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Formula Nippon

FN SUGO 記者会見の要約

日曜日のコメント

トム・コロネル
「朝のウォームアップからクルマの調子が良かった。レースに向けても、感じが
いいかなと思った。スタートはイン側のコースの汚れが、もてぎもアウト側から
行かれたし不安に思った。F3をみていてマニングがアウトから行ったんで、こ
う言うことが起こらなければ良いなと思った。マージンを稼ごうと15周ぐらいプ
ッシュした。2回ほどミスしたが、5秒では危ないから10秒にしたかったけれど、
8秒が精一杯だった。中嶋さんが無線で何か言ってたけれど、聞き取れなかった。
終わったら『1コーナーでエンジン音がおかしい』と言われた。2速じゃなく、
3速使っていたから。何事もなく終わってよかった。良いスタートが切れたと思
う。ミラー見て、みんなより前だったし、隣には誰もいなかったから」

Q オランダでF1の番組の前にプログラムが出来たそうですが?
「前回のオーストリアから毎回10分間のモータースポーツコーナーがオランダ国
内のモータースポーツと一緒に数十分間設けてもらっている。『F1に一番近い時
間にしてくれ』と言ったんで、これがいいきっかけになればと思う」

本山 哲
「クルマは決勝ではややオーバーステア。スタートで前に出てと言う気持ちが強く
て、自分なりのスタートをすればトムの前に行けると思っていた。いつもになくプ
レッシャーがあって、気が付いたら信号が青になっていた。5秒前はみていたんだ
けど、あっと思った。1周目でトムがプッシュしていたので差を開かれた。頑張る
と詰まる来もしたけれど、プッシュしすぎのペースで、タイヤ温度も上がり過ぎて
ラストは抑え気味で離された」

黒澤琢弥
「テストから比較的調子が良くて勝ちも狙っていた。予選はタイミングを外した。
レースウイークはオーバーステア気味。まあまあのスタートだったけれど、最初の
2周ついていくのがやっとで、想像以上のペースだった。後ろからクルムも来たけ
れど、ストレートと最終コーナーが速かったんで後ろは見ずにプッシュした」


Japanese F3

F3記者会見のコメント要約

記者会見のコメント

ダーレン・マニング
「チャンピオンシップが取れて良い年でチームにも恵まれた。御殿場の外人ドラ
イバー達と一緒に楽しく暮らせて、チャンピオン取れたし楽しかった。レースっ
て言うのは何がおきるかわからないし、絶対信条としては前向きに物事を考える
ようにしていた。今までのポールポジションの時は、自分のスタートをはかる相
手が居なかった。セカンドローから良いスタートが出来たから、確信できた。1
コーナーはトリッキーで、2コーナーでアウトからうまく抜けることが出来た。
10周から15周ハードプッシュをした。後半、タイヤのタレを予想し、稼いでお
こうと思った」
Q 来年の話は?
「このまま、日本にいてFNをやりたい気持ちはある。FNはF1に近いし。
究極の目標はF1。ヨーロッパのチームでF3000にコネクションがあるし、
ステップアップしてF1へというのも考えられる。それでなければFNでチャ
ンプを狙いたい」
Q 残り3戦は?
「チャンプは最も大切だけど、自分はドライバーだからすべてで勝ちたい。今
日も4番手でチェッカーを受けてもタイトルは取れた。でも、勝ちたいしそれ
がパフォーマンスになる。アピールしていきたい。4位から優勝したことは、
暑くてもコントロール出来る実力を見せることができた」

伊藤大輔
「ベストのスタートじゃなかった。細かいミスがあった。2番手がセバスチ
ャン、3番手が金石だったので油断していたこともあった。まさか、アウト
から来るとは…。うまく被せられて、左のフロントタイヤが接触した。スピ
ンしかけたけど、体勢を立て直した。路面コンディションはすごく悪かった。
プッシュすると滑った。前半10周ぐらいはペースつかめず、離される一方
だった」

松田次生
「予選は、朝の練習走行も2番手で欲かいてセットをかえたらエンジニア
とコミュニケーションがうまく取れていなくて、ああいう位置になった。
荒れる予想をしていたんで、スタートはポジションキープをしようとした
が、前に出れなかった。前2台のクラッシュはラッキーだった。伊藤選手
を抜こうとプッシュしたが、だいぶタイミングが早くてラストで離された」

Formula Nippon

FN Rd.6 SUGO 予選2回目


 SUGOでのフォーミュラニッポンの2回目の公式予選が、約1時間のイ
ンターバルの後、午後3時35分から開始された。
 開始5分後に、#18 黒澤琢弥が13秒695でこれまでの3番手のタイム
を更新。開始14分後に#65光貞が13秒438とこれまでのトップタイムを
更新すれば、すぐさま#1 本山も13秒317と逆転。
 午後4時を過ぎ、残り10分となった段階では、#6 ミハエル クルムの
12秒997がトップ。#65 光貞が13秒273で2番手、#1 本山が13秒317
となっていた。
 残り7分、#64 トム コロネルが12秒630と更新し、#6 クルムと2台が
12秒台という状況だった。その1分後、#18 黒澤が12秒593をマークすれ
ば、残り5分で#64 トムも12秒062の驚異的なラップを刻む。残り3分、
#1 本山が2番手の12秒089をマークするが、直後にSPコーナーでスピン。
チェッカーのラップに#62 ピーターダンブレックが12秒788で7位に食い
込んだ。
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暫定予選結果トップ10

#64 トムコロネル      1'12.062
#1  本山哲          1'12.089
#18 黒澤琢弥              1'12.315
#56 脇坂寿一              1'12.323
#6  ミハエル クルム       1'12.362
#9  ラルフ ファーマン     1'12.633
#62 ピーターダンブレック  1'12.788
#17 ドミニク シュワガー   1'12.805
#65 光貞秀俊              1'12.876
#11 立川祐路              1'12.899
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竹下 恵一郎


Formula Nippon

FN Rd6 SUGO 予選1回目速報


 真夏の日差しが降り注ぐ、暑いSUGOでフォーミュラニッポンの1回目
の公式予選が午後1時40分から開始された。
 開始10分後では、#64 トムコロネルが1分14秒591をマーク。その
直後、#18 黒澤琢弥がアタック1周目で14秒480を出す。
 この段階では、#18-#64-#9 ラルフファーマン-#56 脇坂寿一-#65 光貞
秀俊-#12飯田章のトップ6。
 そして、22分後に#18 黒澤が14秒354まで上げてきた。
 だが、その2分後、午前中の公式練習で13秒183のトップタイムを出
している#1 本山哲が13秒907とアタック1周目であっさり13秒台のト
ップタイムを更新する。
 14時を過ぎて、#64トムコロネルが13秒709を、さらに14:08には13
秒453をマーク。その直後#65 光貞が13秒765でPIAAの1,2体制に。
 残り10分となった14:15には#1 本山が13秒657で2番手に割って入
り、残り3分で13秒477へタイムアップ。ラストラップに#1 本山が13
秒450をマークし、このセッションのトップタイムを叩き出した。
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暫定予選結果トップ10

#1  本山哲      1'13.450
#64 トムコロネル    1'13.453
#65 光貞秀俊          1'13.762
#6  ミハエル クルム   1'13.824
#56 脇坂寿一          1'13.841
#12 飯田章            1'14.008
#18 黒澤琢弥          1'14.018
#2  山西康司          1'14.083
#11 立川祐路          1'14.339
#55 金石勝智          1'14.369
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