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2012年8月

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式練習結果

41st INTERNATIONAL Pokka 1000km -RIJ- (2012/08/18) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1365001PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS581'52.983-185.030
2385002ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS881'53.127 0.144184.794
3395003DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI761'53.204 0.221184.668
4185004ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS601'53.206 0.223184.665
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'53.269 0.286184.562
665006ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS641'53.401 0.418184.348
715007S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI361'53.410 0.427184.333
8355008KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS121'53.442 0.459184.281
9125009カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'53.589 0.606184.042
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS441'53.883 0.900183.567
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH21'54.157 1.174183.127
121950012WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'54.332 1.349182.846
133250013EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'54.422 1.439182.703
1410050014RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS761'54.478 1.495182.613
15850015ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'54.904 1.921181.936
16663001triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
吉田 広樹
YH442'02.868 9.885170.144
1703002GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH702'03.56810.585169.180
18613003SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH122'03.80310.820168.859
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
佐々木 大樹
YH562'03.82610.843168.827
20163005MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS2'03.91510.932168.706
219113006エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH782'04.25211.269168.248
2223007エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
YH502'04.26711.284168.228
23333008HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK682'04.44711.464167.985
24883009マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
澤 圭太
YH222'04.48111.498167.939
253130010apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
中山 雄一
YH162'04.64511.662167.718
265230011GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
中谷 明彦
YH422'04.72511.742167.610
278730012JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'04.85711.874167.433
282130013ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
リチャード・ライアン
YH42'04.87011.887167.416
291430014Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH2'04.91611.933167.354
301130015GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
余郷 敦
DL702'05.12612.143167.073
313030016IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
小林 賢二
YH62'05.13012.147167.068
32430017GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH22'05.58612.603166.461
334330018ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS342'05.59812.615166.445
344830019DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
井上 恵一
YH2'06.19213.209165.662
35530020マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH2'06.22613.243165.617
362730021PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH22'06.24613.263165.591
372230022R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'06.84713.864164.806
389930023Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
都筑 善雄
YH2'06.99114.008164.620
398530024JLOC Exe ランボルギーニ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
坂本 祐也
加納 政樹
阪口 良平
TY2'08.90915.926162.171
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Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH2'09.36916.386161.594

Formula Nippon | SUPER FORMULA | SUPER GT

2013年度国内モータースポーツ暫定カレンダー

 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は1日付で、国際自動車連盟(FIA)に申請した2013年度の国内レースカレンダー発表した。

 これによると全日本選手権フォーミュラ・ニッポンはシリーズ名が全日本選手権スーパーフォーミュラに変更になったものの、スケジュールはほぼ今シーズンと同じ。また、SUPER GTシリーズも同様にほぼ今シーズンと変わらないが、エキシビションとして5月に韓国戦が組み込まれた。

date SF F3 FCJ SGT S耐 その他 備考
03/24
03/31
04/07 岡山(1)
04/14 鈴鹿(1)
04/21
04/28 富士(2) 29日決勝
05/05
05/12 もてぎ(2)
05/19 韓国(E) エキシビション
05/26 AP(3)
06/02
06/09
06/16
06/23 セパン(3)
06/30
07/07
07/14 富士(4)
07/21
07/28 SUGO(4)
08/04 もてぎ(5) ソーラーカー鈴鹿
08/11
08/18 鈴鹿(5)
08/25
09/01
09/08 富士(6)
09/15
09/22 SUGO(6) ALMS富士
09/29 AP(7)
10/06
10/13 F1鈴鹿
10/20 WEC富士
10/27 WTCC鈴鹿
11/03 もてぎ(8)
11/10 鈴鹿(7)
11/17 JAFGP JAFGP

Formula Nippon | Japanese F3

FN:第5戦もてぎフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon | Japanese F3

FN:第5戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO ZENT Audi R8 LMS、Racerbook Audi R8 LMSとも今シーズンワーストレースに (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racingは7月28~29日にスポーツランド菅生で開催されたSuper GT 第4戦に参戦いたしましたが、今シーズンワーストレースと言える苦しいレースとなりました。

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7月28日 公式練習 / 公式予選
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

 前戦マレーシアから約1ヶ月半のインターバルを挟んで行われた第4戦菅生。今シーズンは開幕前の公式テストからここまでウェットコンディションが多かったものの、菅生では一転して搬入日から強い日差しが照りつけ、マシン、ドライバーにとっては厳しいレースになることが予想された。午前中の公式練習ではまず都筑晶裕がドライブ。タイヤ選択とマシンセッティングを行うが、序盤から強いオーバーステアに苦しまされる。エンジニアの思い切った大きなセッティング変更に対してもマシンはほとんど反応を示さず、この時点でクラス17位、タイムは1分25秒446。ただでさえセッティング幅が少ないGT3マシンということもあり、これ以上劇的にマシンフィーリングを変えることは難しいと判断し、シンディ・アレマンにドライバー交代。シンディにとっては初めて走る日本のサーキットを、限られた時間の中でいかにして攻略するかが大きな課題となっている。彼女にとってはここ菅生も初めてのサーキットだが、今回は数日前にチームが用意したロードカーで20周ほどのテスト走行を行った。また#99 Racebook Audi R8 LMSの安岡秀徒がマネージングするレーシングシミュレーター「Race Fight Club」(http://www.racefightclub.com/)で菅生を猛特訓。その甲斐あってか中古タイヤで序盤から上々のタイムを刻む。ただし、シンディも都筑同様オーバーステアを訴え、セッション終了までタイムアップは果たせず。オーバーステアに対する解決策を見いだせないまま、クラス21位で公式練習を終えることになった。迎えた公式予選。今回は予選落ちが設定され、最下位から2台(クラス24位、25位)のマシンが決勝に進めないため、各チーム予選アタックには一層の気合が入り序盤から赤旗中断の場面も。公式練習前まではスーパーラップ進出を目標にしていた#21 ZENT Audi R8 LMSだが、前述のオーバーステアに悩まされ、予選でも下位に沈む。予選アタックを担当した都筑は計測1周目に1分24秒776を刻むとその後は2度の赤旗の影響もありタイムアップを果たせず。クラス20位で予選を終えることになった。

#99 Racerbook Audi R8 LMS マイケル・キム / 安岡秀徒

 #99 Racerbook Audi R8 LMSは第1戦岡山以来の登場となるマイケル・キムが安岡秀徒とコンビを組む。公式練習ではまずは安岡がタイミングを見計らってコースイン。タイヤの選択と若干のセッティング変更を行っていく。安岡も#21 ZENT Audi R8 LMSの都筑晶裕同様にオーバーステア傾向を訴える。足回りを中心にセッティング変更を繰り返すが、セッション中盤を迎えたころ、安岡はピットアウト時にエンジンが始動しないトラブルに見舞われてしまう。データ解析によりトラブルはセルモーターの故障と判明。チームはすぐさま交換作業に取り掛かる。マシンのリヤセクションを取り外す大掛かりな作業となったが、メカニックたちの懸命な作業により約40分で交換作業を終了。残り僅かではあったがマイケル・キムにバトンを渡すことができた。迎えた公式予選。予選アタックを担当する安岡はこの菅生が「日本で一番大好きなサーキット」ということもあり、トップ10進出を狙う。予選落ちを回避すべく各チームが開始早々にコースインする中、安岡は渋滞を避けるためにピットで待機。予選開始5分が経過した時点でコースインし、計測1周目で1分25秒063を記録。しかし計測2周目に#30 IWASAKI MODA クロコ apr R8がスピン。予選は赤旗中断に。安岡はコースインのタイミングを遅らせたこともあり、この時点で計測はたった1周のみ、クラス23位と後方へ沈んでいたため、予選再開後のタイムアップに懸ける。だが、予選再開後、今度はアウトラップで安岡自身をまさかのトラブルが襲う。サーキットモニターには失速していく#99 Racerbook Audi R8 LMSの姿が映し出される。安岡は惰性でマシンを走らせながらピットと無線で交信を続けるも、その甲斐なく最終コーナーでストップ。2度目の赤旗の原因となってしまった。スーパーGTでは予選中に赤旗の原因となったマシンのタイムは抹消されてしまうルールが存在し、#99 Racerbook Audi R8 LMSは実質的な予選落ちとなってしまった。この後、チームでは決勝進出への僅かな望みに期待し、再びマシンの修復作業を行う。予選中のトラブルはフライホイールのボルト破損と判明。決勝日朝までにマシンを完治させフリー走行の出走は認められたものの、決勝進出への望みは叶わず、ここでレースを終えることになった。

7月29日 決勝
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

この日も朝から真夏日となったスポーツランド菅生。スタート進行直前になってスコールを思わせるような大粒の雨がサーキットに降り出し、一時ピット内が騒然とする場面も見られたが、スタートまでにはほぼドライコンディションに戻り、1周のフォーメーションラップの後、81周レースがスタート。スタート直後の1コーナーではGT500トップ争いの3台のマシンが接触、コースアウト。この影響でレース序盤数周は1コーナーで追い越し禁止のイエローフラッグが振られる中でのレースとなった。19位スタートの都筑は、2周目にまずはトラブルでストップした#66 triple a vantage GT3をパスし18位に上がると、4周目にはスピンした#27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリを交わし17位へ。前を行く#0 GSR 初音ミク BMW、#4 GSR ProjectMirai BMWと等間隔の差を保ちつつ、16周目には13位までポジションを挽回。トップ10を行くマシンと互角のタイムで追い上げを見せる都筑だが、20周を迎えたあたりからマシンモニタに警告が表示されていることをピットに告げる。ピット側はマシンに異常が発生しない限り走り続けることを指示し、都筑もそれに応える。だが、30周目、都筑は突如エンジンが止まったことを無線で報告。何度か再スタートを試みるものの、マシンが再びスタートすることはなく、#21 ZENT Audi R8 LMSにとっては悔しいシーズン初めてのリタイヤとなった。

チーム代表 一ツ山幹雄
 「ここまでツキに見放されたレースも久々です。ガッカリですね。菅生はR8にとっては得意なサーキットですから、期待していたのですが。#21 ZENT Audi R8 LMSは決勝日朝のフリー走行でマシンがいい方向に向かいました。そのフリー走行ではシンディもとても良いタイムを出していましたし、実際決勝が始まってからの都筑選手のペースは見ていても楽しかったです。あのまま行けば間違いなくポイント獲得できていたはずなので・・。トラブルの原因は、炎天下のグリッド上にマシンを長時間停めていたことにより、マシン内部が熱を持ってしまい、それが原因となってしまったようです。#99 Racerbook Audi R8 LMSに関しては、考え得る最悪のタイミングで全てが起こってしまいました。予選ではトップ10を目標にしていたので、まさか予選落ちの結果になるとは。しかし、これがレースです。ですが、今回の菅生では一つポジティブな点もありました。今回から適用されたBOPでR8勢はリストリクターが少し大きくなったのですが、その結果、ストレートスピードは多少改善されました。富士やセパンでは他のGT3マシンが上位クラスのマシンかと思うほどストレートスピードに差が出てしまっていましたが、そこまで離されなくなったようです。とはいってもポルシェやアストンと比較するとまだまだ状況は厳しいです。第5戦鈴鹿1000kmでは#21 ZENT Audi R8 LMSにリチャード(・ライアン)選手、そして#99 Racerbook Audi R8 LMS に都筑善雄選手が加わります。引き続き、チームの応援宜しくお願い致します。」

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Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER DIXCEL R8 LMS、我慢のレースで6位に入賞し貴重なポイントをゲット! (GAINER)

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  • GAINER DIXCEL R8 LMS
  • DRIVER:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA
  • 予選:14位 決勝:6位
  • 予選日入場者数:9500人 決勝日入場者数:27500人
2012年7月28日(土曜日) 晴れ
公式練習:8:15~10:05
  • 気温:33度・路面温度:39度・路面状況:ドライ
  • Q1:12:40~12:55 平中克幸 気温:35度・路面温度:56度・路面状況:ドライ
  • スーパーラップ:14:30~ 田中哲也 出走できず

 昨年の大震災から早1年4ヶ月が過ぎ、牛歩ではあるが復興も徐々に進み、今年も被災地から250名の方をGTAが招待した。GAINERの支援活動でご縁が出来た北上町の方もたくさん招待され、スポンサーであるPENALTY様がその方たちのために、Tシャツを作ってくださりました。

 直前の鈴鹿でのテストでは雨が降り、なかなか思うようなテストが出来ない中での前半戦最後の第4戦菅生。気温、路面温度共に今期一番の暑さの中で開催された。

走り始めは平中克幸から。走り出しのセットは悪くはなく、2種類のタイヤを履き比べ、より良いセットを見つけていく。しかし思った以上にライバルたちのタイムは速く、決勝に向けたタイヤを選択するか、予選に賭けてタイヤを選択するか悩むところだった。

 続いて田中哲也が乗り込み、マシンバランスの確認し、1時間50分の走行はあっという間に終わってしまった。

 予選1回目は平中が担当する。予選よりも決勝に重点を置いたタイヤ選択を行いアタック。

 徐々にペースを上げ、計測2周目には1分23秒726で昨年のポールタイムを上回り2番手につける。しかしその後タイムを更新するが、あっという間に10番手まで後退。

 この時点で他車がスピンストップし赤旗が提示される。このまま走ってもタイムは上がらないと判断し、この時点でアタックを断念。平中はマシンから降りる。

 残り7分が提示され予選1回目が再開されると、次々とタイムが更新されていき、結局15番手まで後退し、セパンに続いてスーパーラップには残ることが出来なかった。

 その後、赤旗原因になった車両のタイムが抹消され、14番手グリッドが確定した。

田中哲也コメント
 決勝に向けたタイヤを選んでいるので、予選は下位に沈みましたが、決勝で挽回できるようなチョイスはしているので、どれだけポジションを上げられるか、もっと車を仕上げて頑張ります。
平中克幸コメント
 タイヤの戦略的なこともあって、自分の中ではミスなくだいたいこのくらいのタイムは出るであろうと想定したタイムでした。その中でどれくらいの位置にいるかということで、結果的に15位だったということです。周りがどんなタイヤを使ってアタックしているかはわかりませんが、僕たちより速いタイムで走っていたので、この順位になってしまいました。ただ僕がやらなければならないことはしたつもりですし、頭切り替えて明日のレースでは追い上げて1ポイントでも多く稼いで、良い形でレースを終えたいですね。
2012年7月29日(日曜日) 晴れ
フリー走行
  • 9:40~10:52
  • 気温:31 度・路面温度:38度・路面状況:ドライ
  • 決勝81周(76周):14:00~ 気温:31度・路面温度:42度・路面状況:ドライ

 昨日よりも若干雲がかかってはいるものの、暑さはほとんど変わらず、灼熱の中で最後のマシン調整が行われた。

 走り出しは田中。昨日使用したユーズドタイヤで走行を開始するが、リアが全く付いてこずオーバーステアのマシンになっているようだ。リアの足回りを調節し、再びコースへ。今度はコーナーでのアンダーステアがひどくなったようだ。この時点で赤旗が提示され、平中と交代。

 平中も同様に昨日よりバランスも悪く、アンダーステアもオーバーステアも出るとコメントする。再度リアの調整を行い、フリー走行は終了した。

 スタートの1時間と少し前に、スコールのような激しい雨がサーキットを濡らしていた。しかし雨はすぐに止み、厳しい太陽の日差しが容赦なく降り注ぎ、グリッドへの向かうときには若干濡れているところもあったが、ほぼドライ。スタート時点では完全にドライ路面の中でレースは始まった。スタートを担当するのは田中。

 500クラスがスタート直後の1 コーナーで、予選2番手、3番手が接触しコースアウト。300クラスの1コーナーは黄旗が振られ、田中はパスするタイミングを逃してしまう。しかし、No.66がクラッチトラブルで戦線離脱。

 No.43をパスし、1周には12番手に浮上。しかし1 コーナーでは3周に渡り黄旗区間となり、田中はそれ以上ポジションを上げられずにいた。

 しかし4周目にNo.27が単独スピン、11番手に。この時でもトップから12台が10秒以内を走行する団子状態に。

 そんな中でも田中は着実に前を捉えパスしていく。予定通り29周目にルーティーンのピットを終えるときには7 手までポジションを上げていた。

 しかし、燃費の悪いAUDI R8は給油に時間が掛かり、タイヤ交換をベストでこなしても44 秒も掛かってしまう。他車はタイヤ無交換や、2本交換、JAF-GT車両に至っては燃費が良く、給油時間も20秒から30秒近くAUDI R8とは差があるため、レース距離が長くなればなるほどほど、FIA-GT3車両は非常に不利な戦いになる。

 平中がコースに復帰したときには、16番手まで後退、実質ピットに入る前とでは4台に先行される形になっていた。

 平中もマシンバランスが悪いと訴えながらも、1分25秒台の安定ラップを刻む。すべての車両がピット作業を済ますと、ポジションは11番手まであがり、続いてNo.4 BMWをパスし10番手に。

 その後6番手を走行していたNo.61が単独スピンし9番手に浮上。ペースの上がらなくなったNo.43もパスし8番手に。残り5 周となったところでNo.911、No.31 プリウス、No.0 BMW とNo.11の4台が接近戦を演じる。タイヤの厳しくなったNo.31にNo.0が74 周目の1コーナーで急接近。接触したところを平中がインを刺しスルリと2台をパス。このままのポジションを守りきり、6番手で75周のレースを終えた。

田中哲也コメント
 決勝のタイヤは結構ライフも良くて、最低限のポイントは取れたと思います。次の鈴鹿を考えると、ピット作業の長さの課題があり、回数も3倍4倍になると作業時間の差もどんどん開いていって、今のような展開だったら順位がどんどん下がっていくばかりなので、今日のレースは何とか耐えられたけど、次のレースの課題が見えたレースでした。
平中克幸コメント
 正直菅生は厳しい戦いだったのですが、そんな中でも6位でフィニッシュ出来、0号車の前でチェッカーを受けられて、同ポイント2位になっているので、悪かった中で最善は尽くせたのではないかと思います。鈴鹿は距離も長くなるのですが、表彰台目指して頑張ります。

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Text & Photo: GAINER

Japanese F3

JF3:第7,8戦もてぎ 平川亮が2戦共に完全制覇!4連勝で今季6勝目 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第7戦決勝:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第8戦決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
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平川亮(中央)が第7戦、第8戦も制し4連勝で今季6勝。
第7戦はリチャード・ブラッドレー(左)が2位、
山内英輝(右)が3位表彰台を獲得した

 全日本F3選手権の第5大会(第7戦、第8戦)が8月4日(土)と5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 中国ズーハイで予定されていた第3大会が中止となった今季の全日本F3だが、10月13日(土)14日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催される「2012 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース」のサポートレースとして、シーズン最終戦となる第8大会(第14戦、第15戦)が開催されることが発表された。

 4日(土)午前9時50分から各セッション10分間、間に10分のインターバルを挟んで行われた第7戦、第8戦の予選では、平川亮(RSS)が共にポールポジション獲得。2番手以降は、第7戦は山内英輝(B-MAX ENGINNERING)、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)と続き、中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)は5番手。第8戦は中山が3番手、山内が4番手につけた。

 Nクラスでは2戦共に佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第7戦3番手、第8戦4番手からのスタートとなった。

 予選に続き、午後3時43分に第7戦の決勝がスタート。ポールポジションの平川はホールショットから逃げる得意の展開。山内はスタートを失敗し、4位に後退。ブラッドレーが2位にポジションを上げた。その後は平川がハイペースで後続を引き離して行き、最終的には11秒もの大差を付け、3連勝で今季5勝目を挙げた。2位はブラッドレー、3位に山内、4位に中山が続いた。

 Nクラスではクラス4番手グリッドからスタートでトップに立ったギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が、後続の猛追を凌ぎきり今季初勝利。2位にポールポジションの佐々木、3位に勝田が続いた。

 5日(日)、フォーミュラ・ニッポンの決勝が終わった直後の午後4時8分に第8戦決勝レース(20周)がスタート。

 またもポールポジションの平川が首位をキープ。4番手グリッドの山内が3番手グリッドの中山をかわし3位に浮上した。

 平川はそれまでのレースのように独走状態に持ち込むことはなかったものの、じりじりと2位以下との差を広げていき、4連勝で今季6勝目。今大会の2戦共にポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得の完全勝利を飾った。

 Nクラスではクラスポールの佐々木が独走で今季3勝目。勝田は4位に終わった。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ J.P.デ・オリベイラが独走で今季初勝利! (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
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J.P.デ・オリベイラ(中央)が今季初勝利。
アンドレ・ロッテラー(左)が2位に入った

 フォーミュラ・ニッポンの第5戦が8月4日(土)、5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 前戦富士から3週間。全7戦で行われるシーズンも後半戦に突入し、今大会を入れて残り3戦となった。まったく予想の出来ない混戦となっているタイトル争いも含め、トップドライバーによる真夏の熱戦に注目が集まった。

 レースを前に行われた記者会見で、来季からのシリーズ名が公募により決定され、「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」(略称は「SF」)となることが発表された。

 4日(土)午後1時半より公式予選がノックアウト方式で行われた。上位13台が生き残るQ1では、終了直前に激しく順位が入れ替わる争いとなり、国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が15番手、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports) 17番手、折目 遼(SGC by KCMG)18番手でQ2進出を逃し、グリッドが確定した。

 Q2はセッション開始と同時に全車コースイン。ロッテラーがいきなり1コーナーでコースオフを喫したが、走行は続行。4番手タイムでQ3進出を決めた。一方で、前戦3位表彰台を獲得した大嶋 和也(Team LeMans)が10番手とタイムをのばせず、惜しくもQ2でノックアウト。上位8台が生き残るQ3へは、7台のトヨタエンジン搭載車が進出。ルーキーの安田 裕信(KONDO RACING)が初めてQ3進出を決めた。Q3へと進んだ上位8台はタイム差がわずか0.4秒以内という僅差の争いとなった。

 上位8台がグリッドを決めるQ3でも激しいアタック合戦が繰り広げられ、J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得。わずか1000分の4秒差で松田 次生(TEAM IMPUL)が2番手。中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションから0.012秒という僅差で3番手。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手で続き、1列目にTEAM IMPUL、2列目にPETRONAS TEAM TOM'Sがそれぞれ並んだ。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が6番手、平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)が7番手。安田が8番手につけた。

 5日(日)、真夏の日差しが照りつけ、気温34度、路面温度50度という暑さの中、午後2時3分、決勝レース(52周)がスタート。

 2番手グリッドの松田がスタート直後一瞬前に出たものの、抜きかえしたポールポジションのオリベイラが首位をキープ。一方で2列目3,4番手の中嶋一貴とロッテラーは塚越 広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の先行を許し、ロッテラー4位、中嶋一貴5位へと後退。その後は首位のオリベイラが後続を引き離し、松田も単独の2位走行。順位変動の少ない展開となった。

 18周目、10位を走行していた大嶋が先陣を切ってピットイン。しかし大嶋はピットアウトしようとした際にエンジンストールを喫し、大きくタイムロス。順位を落としてしまった。

 22周目にピットインしたロッテラーは、翌周ピットインした塚越の前に出ることに成功。全車がピット作業を終えた時点で、オリベイラと松田の1-2は変わらず、その後ろにロッテラー、中嶋は5位で塚越を追う形となった。

 41周目、12位を走行していた大嶋がブレーキトラブルによりコースアウト。コースへは復帰したが、そのままガレージに入り無念のリタイア。

 終盤は1秒ほどで推移していた3位塚越との差をじりじりと詰めていく中嶋一貴の追い上げに注目が集まったが、その差がコンマ6秒程まで詰まった48周目、2位を走行していた松田が突然ペースダウン。

 ギアトラブルに見舞われ、タイムを落としながらも走行を続けた松田だったが、7秒近くあった差はみるみる無くなり、49周目にロッテラーが松田をパス。17秒もの差があった塚越と中嶋にもファイナルラップにかわされ、松田はポジションを落とすこととなってしまった。

 一方オリベイラは快走。2位ロッテラーに18秒もの大差を付ける独走でポール・トゥ・ウィン。今季初勝利を挙げた。2位はロッテラー。中嶋一貴は最後まで3位逆転を狙ったが届かず4位。チェッカー直前で松田をかわしたデュバルが6位。松田は何とか7位でポイントを獲得。平手も8位に入り、3戦連続入賞を果たした。

 この結果、ランキングでは中嶋一貴がわずか1ポイント差ながら首位をキープ。ロッテラーが2位、オリベイラは中嶋一貴と6ポイント差の4位に浮上し、残り2戦でのタイトル争いに加わることとなった。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ決勝 塚越広大選手が今シーズン3度目となる表彰台を獲得 (HONDA)

  • 2012年8月5日(日)・決勝  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ 気温:34℃(13:30時点)  路面温度:50℃(13:30時点)  決勝レース:52周 観客:1万6000人(主催者発表)

 8月5日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝レースが開催されました。

fn120805003L.jpg  ツインリンクもてぎのある栃木県地方はこの日も晴天に恵まれ、午前8時50分にフリー走行が開始されたときには、すでに気温は32℃を超えていました。

 このセッションでは、決勝レースに向け、ガソリンを満タンにしてハンドリングのバランスを確認する作業などが行われました。ここでHonda勢のトップに立ったのは、総合3番手のタイムを記録した#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。昨日の予選で9番グリッドを獲得した際、#40 伊沢選手は「決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいい」と語っていましたが、その言葉通りの結果となりました。さらに、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は6番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は7番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は8番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は11番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は12番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は14番手でフリー走行を終えました。

 レースに出走する7人のHondaドライバーは、#41 塚越選手が5番グリッド、#40 伊沢選手が9番グリッド、#32 小暮選手が11番グリッド、#31 中嶋選手が12番グリッド、#16 山本選手が13番グリッド、#10 金石選手が14番グリッド、#11 中山選手が16番グリッドから決勝に挑みます。

 午後2時、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。ここで#41 塚越選手は抜群のダッシュを決め、5番グリッドから3番手にジャンプアップ。直後の3コーナーではライバルと軽い接触を喫してフロントウイングに軽いダメージを負いましたが、幸いにもそのままレースを続行できました。同様に、チームメートの#40 伊沢選手も9番グリッドから2つポジションを上げ、7番手となってオープニングラップを終えます。さらに、#32 小暮選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#10 金石選手は13番手、#31 中嶋選手は14番手、#11 中山選手は16番手となって1周目を走り終えました。

 3周目までに#41 塚越選手は後続のドライバーとのギャップを4.7秒まで広げましたが、そのあとはマシンのバランスに苦しみ、反対に差を詰められてしまいます。それでも#41 塚越選手は高い集中力を保って周回を重ねていき、3番手のポジションを守り続けました。

 5周目、10番手を走行していた#16 山本選手のマシンに排気系のトラブルが発生します。この影響でパドルシフト・システムが不調に陥ったため、#16 山本選手はピットに戻って修復作業を行うことになりました。

 猛暑の中、Hondaの各ドライバーは一つでも順位を上げるべく懸命の追走を試みましたが、フォーミュラ・ニッポンのレースでは追い抜きが難しいとされるコースレイアウトのため、順位の変動がほとんどないままレースは中盤戦を迎えます。

 Honda勢でレース戦略に従ったピットストップを最初に行ったのは#40 伊沢選手の21周目。そして22周目には#10 金石選手、23周目には#41 塚越選手、24周目には#32 小暮選手、26周目には#11 中山選手、29周目には#31 中嶋選手がピットストップを行い、それぞれ給油とタイヤ交換を済ませました。

 なお、#32 小暮選手のピット作業中のミスで交換用のタイヤがピットロード上を転がっていったため、これが「ピット作業違反」にあたると判断され、ドライブスルーペナルティが科せられることになりました。#32 小暮選手は31周目にこのペナルティを受けました。

 これらがすべて終わった35周目の段階で、Honda勢のトップは#41 塚越選手の4番手。#41 塚越選手はピットストップ作業中にライバルの先行を許し、ポジションを1つ落としていましたが、チームメートの#40 伊沢選手は1つポジションを上げて6番手に浮上。#10 金石選手は11番手、#31 中嶋選手は13番手、#32 小暮選手は14番手、#11 中山選手は15番手となって走行を続けています。

 一方、トラブルの対策を施していったんコースに復帰した#16 山本選手は、36周目に再びピットストップ。そのあとも修復作業を続けましたが、残念ながらリタイアを余儀なくされました。

 レース終盤までトップグループの順位に変化はありませんでしたが、残り3周となったところで2番手を走行していたライバルにメカニカルトラブルが発生し、ペースが大幅に落ち込みます。このドライバーを、#41 塚越選手は51周目、そして#40 伊沢選手は52周目にオーバーテイク。それぞれ順位を1つずつ上げてチェッカーフラッグを受けました。

 この結果、#41 塚越選手は3位でフィニッシュ。終始ライバルに追走されながらの走行となりましたが、#41 塚越選手は相手に付け入るすきを与えず、今シーズン3度目の表彰台を手に入れました。また、粘り強く52周を走りきった#40 伊沢選手も5位でフィニッシュし、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは、2人のドライバーがそろってポイントを獲得するダブル入賞を果たしました。

 #10 金石選手は11位、#31 中嶋選手は12位、#32 小暮選手は13位、#11 中山選手は14位でフィニッシュしました。第4戦富士大会と第5戦もてぎ大会の2戦にスポット参戦した#11 中山選手は、これで2戦連続の完走を果たしたことになります。優勝は#19 J.P.デ・オリベイラ選手(トヨタ)でした。

 この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算29ポイントを獲得。順位は3番手で変わりませんが、ポイントリーダーとのギャップを6点から5点へと縮めました。さらに#40 伊沢選手は21点で、引き続き5番手、4点を獲得している#16 山本選手は10番手となりました。

 次戦は9月22、23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されます。

 また、決勝レースに先立ち、フォーミュラ・ニッポンを運営する株式会社日本レースプロモーションが記者会見を開き、1996年から用いられてきた「全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ」の名称を、2013年から「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」に変更することを明らかにしました。これは「日本最高峰のフォーミュラカーレースとしてさらなる発展を期し、これからの時代に即した名称とする」ことを目的としたもので、今年の4月から5月までの約1カ月間でファンから応募があった3500通の中から、社内の選考を経て決定されました。今回の名称変更に伴い、アジアを代表するフォーミュラカーレースとなることを目標に、さらなる飛躍ならびに発展を目指すことになります。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今日はチームとドライバーが本当によくがんばってくれたと思います。また、3位に入った#41 塚越選手は、フロントウイングにダメージを負いながらも、そこに自分のドライビングを合わせ込むことにより、ライバルと互角のペースで最後まで走りきってくれました。この暑い状況の中、あれだけ冷静に状況を判断し、対処した経験は、必ず今後に生きてくると思います。昨年の8月に開催された第4戦もてぎ大会のときと比較すると、今回投入したエンジンは2世代分の進化をしていることになりますが、その成果はデータにもはっきりと表れるほど大きなものでしたので、第6戦SUGO大会ではライバルと互角以上の戦いを演じることができると期待しています。また、すでに発表されているように、第6戦SUGO大会と第7戦鈴鹿大会には現在、インディカー・シリーズを戦っている佐藤琢磨選手がスポット参戦します。彼の技術的なフィードバックをHonda勢全体の底上げに活用できることを楽しみにしています。今後もフォーミュラ・ニッポンを戦うHondaドライバーに熱いご声援をお願いします」
塚越広大選手(3位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートはうまく決まって3番手に浮上しましたが、そのあとは、燃料を多く積んでいる状態でのハンドリングが思わしくなかったため、必死にドライビングをして順位を守る形となりました。その後、ピットストップのタイミングでライバルに抜かれたのは残念でしたが、最後は3位でフィニッシュすることができました。自分としては現状で、できる限りのドライビングができたと考えていますが、総合的な実力ではまだまだライバル勢に負けているので、素直に喜べない部分も残っています。第6戦SUGO大会でも優勝を目指してがんばりますので、ご声援をよろしくお願いします」
伊沢拓也選手(5位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートがうまくいったことに加え、ピットストップでもチームが完ぺきな仕事をしてくれました。マシンの仕上がりや作戦面にも全く不満はなかったので、悔やまれるのは昨日の予選ということになると思います。とはいえ、第4戦富士大会は2台そろってノーポイントだったので、#41 塚越選手が3位で僕が5位に入れたことは素直に喜んでいます。ただし、実力的にはまだトップに追いついていないので、今後もさらに努力していくつもりです」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ決勝記者会見 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
 「スムーズな1日でした。朝、フルタンクでのコンディションのチェックをしましたがバランスは良かったです。決勝までにいくつかマイナーチェンジをし、8分間のウォームアップもプッシュして雰囲気をつかみました。スタートはシグナルが変わった瞬間の反応が遅くて、完璧とはいえませんでしたが、1コーナーで松田選手の前に出れたのがよかったです。そのあとはいいペースでマージンを作れました。レース前から体力作りをしてるので体力的には厳しくなかったですが、右足で両方のペダルを踏んでいるので2スティント目が熱くて痛かったです。最後の20ラップはブレーキを軽く踏んで、我慢のレースでした」
決勝2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「暑かったです。朝はみなさんと同じようにフルタンクでテストしました。スタートはホイールスピンをさせて失敗でしたね。序盤は一貴選手をパスし4位をキープしました。前を走る塚越選手は、ダウンフォースが無くなるのでスリップストリームで追い越せず、ウィングがないみたいでした。ピットインしてニュータイヤに変えたら良いペースで走れました。2位になったのはうれしく思っています」
決勝3位 塚越広大(ダンディライアン)
 「昨日はベストじゃ無かったので、朝はガソリンを積んだ状態でセットを考えました。スタートが良くて3位に上がり、3位をキープするのをがんばって走りました。重いときのペースが悪くて追いかけられ、ピットのタイミングで逆転されましたが、自分ではベストを尽くしたと思っています。松田選手のトラブルで順位が上がったのは良かったですが、まだ負けている部分もあります。フロントウィングはスタート後の3コーナーで松田選手の左リアに当たって壊れましたが、レースに影響はありませんでした」
優勝チーム監督 星野一義(インパル)
 「ここに来る前にドライバーとミーティングをして勝てるクルマにしたいと、工場に足を運びながらセットアップしました。暑い中でドライバーは大変だと思いましたが、満タンでもロングでもすべて計画通りにすすみました。オリベイラ選手と松田選手のデータをいいとこ取りしました。こんなに人間関係がうまくいくチームを作れたのを誇りに思っています。松田選手は運に見放されましたね。機械的なものか人為的なものかは分かりませんが俺の責任だからと謝りました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2036'45.288
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
204.021
31山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
205.619
436中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2011.491
537リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2015.575
62ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
2015.903
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2021.361
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2027.697
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
2045.139
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2050.424
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2052.438
1277N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE201'17.664
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
201'43.002
1419Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
191 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川 亮(広島トヨペットF312) 1'49.531 (5/20) 157.81km/h

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝 JPオリベイラが今季初優勝、2位走行中の松田次生は無念のトラブル

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は5日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、52周を走ってジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が優勝した。

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 午後になると少し風も出てきたが、場内は相変わらず蒸し暑い。路面温度も60度近くと厳しい条件のなかで52周先のチェッカーを目指してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が出遅れ、予選2位の松田次生(同)がトップで1コーナーへ。しかし、オリベイラは1コーナーでインから松田をパスしてトップに立つ。その後方ではすばらしいスタートダッシュを決めた塚越広大(ダンディライアン)が中嶋一貴、アンドレ・ロッテラーのトムス勢2台をかわし3位に上がってきた。4位にはロッテラーが、5位は中嶋一貴がつける。

 後方集団では、スタート直後の3コーナーで折目遼(KCMG)と嵯峨宏紀(ルボーセ)が接触、早くもレースを終えることとなった。

 トップに立ったオリベイラは2位以下を引き離しにかかる。10周目には2位松田を3秒1、15周目には4秒4と差を広げると、2位の松田も3位塚越との差を広げ、インパル勢の2台は単独走行となる。3位の塚越は右フロントウィングをオープニングラップの混乱で破損し最高速が伸びず、4位を走るロッテラーが背後に迫る。

 上位陣のなかで最初に動いたのがロッテラー。22周終わりでピットインし17秒1のピット作業でコースに復帰すると、23周終わりでピットインした塚越の前に出る。これで順位を一つあげアンダーカットに成功。

 2位を走る松田は26周目に、トップのオリベイラは27周目にピットイン。ピット作業を終えコース復帰するとオリベイラと松田の差は5秒と変わらず。

 トップ2台はこのままの順位で終了すると思われた終盤、なんと2位を走る松田が49周目のダウンヒルストレートでトラブルのためスローダウン。後ろを走るロッテラーにかわされ3位に落ちると、51周目の5コーナーでは塚越と中嶋一貴にもかわされ5位。ファイナルラップには7位まで落ちフィニッシュを迎えることとなった。

 優勝はオリベイラで今シーズン初勝利。2位には18秒遅れてロッテラーが、3位には中嶋一貴の追撃を振り切った塚越が入った。

 4位は中嶋一貴、5位は21周目にピットインし、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)の前に出ることに成功した伊沢拓也(ダンディライアン)が、6位にはデュバル、7位に松田、8位には平手晃平(セルモ/インギング)が、9位にはファステストラップを記録した安田裕信(コンドー)が入った。

 ドライバーズランキングでは4位に入った中嶋一貴がポイントを34と伸ばし依然としてトップ。しかし2位に入ったロッテラーが33ポイントとしその差は1ポイントに迫ってきた。

 第6戦は森の都仙台・スポーツランドSUGOに舞台を移し9月23日に決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K521:26'38.128
21アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5218.126
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5227.791
42中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5228.440
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5235.195
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K5235.983
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K5236.073
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5237.485
93安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K5238.387
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K521'02.843
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E521'06.876
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'07.978
1332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'08.387
1411中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E521'25.002
---- 以上規定周回(46 Laps)完走 ----
-7大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K4012Laps
-16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E3418Laps
-62嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K052Laps
-18折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K052Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 安田裕信(KONDO RACING) 1'38.158 (32/52) 176.08km/h
  • CarNo.32は、2012全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条11.(ピット作業違反)のため、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行2回目 ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイム!

 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権第5戦は5日、ツインリンクもてぎで午後からの決勝をレースを見据えたフリー走行が行われ、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイムを記録した。

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 ツインリンクもてぎは朝から蒸し暑い。昨日より高温のなか、最終決勝日を迎えた。

 フリー走行序盤、まず山本尚貴(無限)が1分38秒640でトップに立つが、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、伊沢拓也(ダンディライアン)、金石年弘(リアル)とめまぐるしくトップが代わる。

 中盤にはルーキー安田裕信(コンドー)が37秒台に入る1分37秒930でトップに立つと終盤までこのポジションを維持。

 しかし最終的には終了3分前にデュバルが1分37秒で安田を逆転しトップでフリー走行を締めくくった。安田は2位。3位は伊沢が入った。

 ポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)は4位。予選2位でチームメイトの松田次生(同)は13位とこのセッションでは振るわなかった。

 現在、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)、同2位のアンドレ・ロッテラー(同)は、それぞれ15位、16位と下位に沈んだ。

 決勝はこの後、14時より52周で争われるが、灼熱の過酷なレース展開が予想され、果たしてトップでチェッカーを受けるドライバーは誰になるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'37.735--176.86
23安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'37.9300.1950.195176.50
340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'37.9780.2430.048176.42
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.0350.3000.057176.31
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.0480.3130.013176.29
610金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.0510.3160.003176.29
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.2290.4940.178175.97
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.2650.5300.036175.90
938平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3420.6070.077175.76
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3470.6120.005175.75
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.4840.7490.137175.51
1211中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.6070.8720.123175.29
1320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.6380.9030.031175.24
1416山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'38.6400.9050.002175.23
151アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7411.0060.101175.05
162中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7861.0510.045174.97
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'39.0181.2830.232174.56
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'39.6841.9490.666173.40
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 塚越広大選手がトップと0.134秒差で5番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年8月4日(土)・予選  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ  気温:31℃(13:30時点) 路面温度:42℃(13:30時点)  コースコンディション:ドライ  観客:1万人(主催者発表)

 8月4日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の公式予選が開催されました。

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 8月に入って最初の週末となったこの日は、日本列島の広範囲が高気圧におおわれ、晴天に恵まれました。ツインリンクもてぎのある栃木県地方も、ところどころに雲が浮かんでいるものの、朝から強い日差しが照りつけ、とても暑い一日となりました。

 高速サーキットとして知られる富士スピードウェイでの第4戦からわずか3週間のインターバルをおいて開催された本大会は、低中速コーナーが連続するツインリンクもてぎが舞台となるだけに、Honda勢の形勢逆転に期待がかけられています。

 この日、最初のセッションは午前8時35分から1時間にわたって行われたフリー走行。フォーミュラ・ニッポンに参戦する7人のHondaドライバーは、時折りピットインしてマシンの調整を行っては走行を再開するといった作業を繰り返しながら、セッティングを煮詰めていきました。

 フリー走行におけるHonda勢のトップは1分34秒923で5番手となった#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。続いて#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は6番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は7番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は11番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は12番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は14番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は17番手となりました。

 今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる公式予選を3つのセッションに分割し、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決めます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果にしたがって決定します。

 20分間で行われるQ1が午後1時30分に始まると、18台のフォーミュラカーが一斉にコースイン。まずは最初のタイムアタックを行うといったんピットに戻り、タイミングを見計らってから2回目のタイムアタックに臨みました。この結果、#41 塚越選手は1分34秒953を記録して3番手となり、Q2進出を決めました。さらに、#32 小暮選手は5番手、#40 伊沢選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#31 中嶋選手は12番手となり、同じくQ2進出を決めています。

 一方、#10 金石選手は14番手、#11 中山選手は16番手で、惜しくもQ1突破はなりませんでした。

 Q2は午後2時ちょうどの開始。ただし、このセッションは7分間で行われるため、タイムアタックのチャンスは1度だけしかありません。Q1を通過した13名のドライバーは、少しでもいいタイミングでアタックを行うべく、セッション開始直後はピットで待機していましたが、開始1分30秒を経過したところで13台が一気にコースイン、タイムアタックが始まりました。

 ここで#41 塚越選手は1分35秒109を記録して3番手に食い込み、Q3進出を達成します。一方、#40 伊沢選手は9番手、#32 小暮選手は11番手、#31 中嶋選手は12番手、#16 山本選手は13番手となり、この段階でスターティンググリッドが確定しました。

 午後2時7分になってQ3が始まっても、8名のドライバーは雲によって強い日差しがさえぎられ、路面温度がわずかに下がることを期待してピットで待機し、だれ一人としてコースインしません。その後、開始から1分30秒が経過してわずかに日が陰ったところで続々とコースイン、タイムアタックを始めます。ここで#41 塚越選手は1分34秒722をマーク。トップとはたった0.134秒しか差がありませんでしたが、このわずかなタイム差のなかにさらに3名のライバルが滑り込んできた結果、#41 塚越選手は5番グリッドから明日の決勝レースに挑むことが決まりました。

 52周で競われる決勝レースは明日、8月5日(日)の午後2時にスタートが切られます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今回はシーズン後半の始まりにあたるレースなので、エンジンを全面的に見直して熟成を図りましたが、ライバルたちとの間に横たわる最後のコンマ1秒を詰めきれませんでした。たしかに上位と下位のタイム差は非常に小さくなっていますが、多くのHondaドライバーがQ2までに敗退したので、言い訳はできないと思います。そうした中、予選5番手に食い込んでくれた#41 塚越選手は本当によくがんばってくれたと思います。彼を除く6名のドライバーに関しては、予選でどういう状況だったのかをよく精査するつもりです。明日も暑い一日となり、決勝では燃費やタイヤのマネージメントによって勝負が決まると思われるため、この点に注力しつつ、勝利を目指して全力を尽くします」
塚越広大選手(5番手 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「タイム差は非常に小さいものでしたが、そもそももてぎは差が出にくいコースなので、その中であれだけのタイム差が出たということは、やはりそれなりに実力差があったからだと受け止めています。とはいえ、今日はフリー走行からさまざまなトライを行い、マシンの状態はどんどんよくなっていたので、自分の力は出しきれたと思いますが、それが期待するような成績に結び付かなかったことは残念です。決勝レースでは、自分たちのペースが速ければ逆転できる可能性もあるので、全力を投じて戦います」
伊沢拓也選手(9番手 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「Q2では目の前を走っていたドライバーがコースアウトしたため、これに引っかかってタイムをロスしてしまいました。もっとも、仮にそれがなかったとしてもQ3に進出できたかどうかは微妙なところでしたが、残念な出来事だったことには変わりありません。とはいえ、僕たちは決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいいので、明日はがんばって追い上げたいと考えています」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 チームインパルがフロントローを独占。PPはJPオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝のグリッドを決める公式予選がノックアウト方式で行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。予選2位にも僚友の松田次生(同)が僅差で肉薄し、明日の決勝レースはチームインパルの2台がフロントローからスタートすることとなった。

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■Q1

 午後になってもサーキット場内は蒸し暑い。ノックアウト方式で行われる公式予選は13時30分より。まずは、20分間のQ1から。

 Q1序盤をリードしたのは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。これにロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、塚越広大(ダンディライアン)と続く。

 そして、Q1終盤のアタックでアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップに立つと、デュバルが1分34秒679で逆転し、このセッションをトップで通過した。2位には中嶋一貴(トムス)が入り、ホンダエンジン勢で一人気を吐く塚越広大(ダンディライアン)が3位に食い込んだ。

このセッションでノックアウトされたのは、金石年弘(リアル)、国本雄資(セルモ/インギング)、スポット参戦最後のレースとなる中山友貴(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の5台。

■Q2

 Q2セッションは7分間。最初にアタックラップに入ったロッテラーが1コーナーで曲がりきれずにコースアウト。この周を捨て次周に再びアタックをかけたロッテラーは、それでも4位でQ2を通過した。

 このセッショントップに立ったのは1分34秒908でオリベイラ。2位には中嶋一貴(トムス)で、3位にはここでも塚越がつける。

 そして8台通過の最終順位8位に滑り込んできたのが、ルーキーの安田裕信(コンドー)。初めてのQ3進出を果たした。

 ノックアウトされたのは、伊沢拓也(ダンディライアン)、大嶋和也(ルマン)、中嶋大祐(ナカジマ)、山本尚貴(無限)の5台。

■Q3

 Q3も7分間。8台での熾烈な争いを制したのは、オリベイラ。1分34秒588をたたき出し、ポールポジションを獲得した。そして2位には僅差、千分の4秒差で僚友の松田が肉薄し、フロントローをインパルが独占することとなった。

 3位には中嶋一貴が入り、4位にロッテラー。5位にはホンダエンジン勢で唯一Q3進出を果たした塚越がつけ、6位にでデュバル、7位平手晃平(セルモ/インギング)、ルーキーの安田は8位となった。

 明日は5日は、8時30分から30分間のフリー走行が行われ、決勝は14時から52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1425'30.801
237リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1411.655
31山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1413.559
436中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1414.046
58野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1415.502
62ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1422.707
720Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1436.499
823N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1436.650
935N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1438.273
107N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1438.581
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1450.103
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1450.843
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE141'00.821
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
-13N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
59 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川亮(広島トヨペットF312) 1'48.515 (4/14) 159.29km/h

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選総合結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0451'34.9081'34.588
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1781'35.1551'34.592
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9291'34.9741'34.600
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4351'35.1471'34.712
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9531'35.1091'34.722
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.6791'35.1681'34.824
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3441'35.2141'35.211
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1501'35.2351'35.266
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4031'35.523
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5871'35.537
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0501'35.543
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5591'35.714
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4171'35.890
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.767
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.985
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.600
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.745
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.781
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'41.306)----
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.588--182.74
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.5920.0040.004182.73
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6000.0120.008182.72
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.7120.1240.112182.50
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.7220.1340.010182.48
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8240.2360.102182.28
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2110.6230.387181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2660.6780.055181.44
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.908--182.12
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9740.0660.066182.00
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.1090.2010.135181.74
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1470.2390.038181.67
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1550.2470.008181.65
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'35.1680.2600.013181.63
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2140.3060.046181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2350.3270.021181.50
---- 以上Q3進出 ----
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.5230.6150.288180.95
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5370.6290.014180.92
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5430.6350.006180.91
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.7140.8060.171180.59
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.8900.9820.176180.26
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q1 Weather:Find Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.679--182.56
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9290.2500.250182.08
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9530.2740.024182.04
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0450.3660.092181.86
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0500.3710.005181.85
63安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1500.4710.100181.66
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1780.4990.028181.61
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3440.6650.166181.29
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4030.7240.059181.18
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4170.7380.014181.15
111アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4350.7560.018181.12
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5590.8800.124180.88
137大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5870.9080.028180.83
---- 以上Q2進出 ----
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.7671.0880.180180.49
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.9851.3060.218180.08
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.6002.9211.615177.10
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.7453.0660.145176.84
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.7813.1020.036176.77
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'41.3076.6283.526170.62
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦フリー走行1回目 アンドレ・ロッテラーがトップタイム、中嶋一貴が続きトムス1-2!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ツインリンクもてぎでフリー走行を行い、アンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイム。2位にも中嶋一貴(同)が入りトムス勢が1-2と好調ぶりを見せつけた。

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 朝方ぱらついた雨も上がり、日が昇るにつれツインリンクもてぎ上空には青空が広がってきた。8時35分から1時間にわたって1回目のフリー走行が行われた。

 まずは開始5分過ぎに中嶋一貴(トムス)が1分35秒841でトップタイムをマーク。このタイムを開始11分過ぎに1分35秒645で逆転し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップに立つ。

 その後、フリー走行中盤の開始27分にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒337でトップに。

 ロッテラーは終盤にタイムをさらに1分34秒475まで縮め、トップのままでセッションが終了。2位には1分34秒639をマークした中嶋が迫ったが届かず、トムス勢が1-2でフリー走行を締めくくった。

 3位にはオリベイラ、4位にロイック・デュバル(キグナス・スノコ)とトップ4をトヨタエンジンが独占。5位にホンダエンジン勢トップの伊沢拓也(ダンディライアン)がつけ、6位には地元で復活を果たしたい小暮卓史(ナカジマ)が入った。

 この後13時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.614--160.62
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'47.7800.1660.166160.37
336中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9050.2910.125160.19
41山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9990.3850.094160.05
52ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'48.1750.5610.176159.79
637リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'48.2060.5920.031159.74
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'48.6681.0540.462159.06
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.5441.9300.876157.79
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.5451.9310.001157.79
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'49.6492.0350.104157.64
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.9812.3670.332157.16
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'50.0902.4760.109157.01
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'52.2524.6382.162153.98
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'52.5784.9640.326153.54
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.54210.9285.964145.81

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.495--160.80
21山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.5260.0310.031160.75
337リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.6640.1690.138160.55
42ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'47.6870.1920.023160.51
536中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.7490.2540.062160.42
68野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'47.9130.4180.164160.17
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'48.6261.1310.713159.12
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.2741.7790.648158.18
935N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'49.2861.7910.012158.16
1020Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.3851.8900.099158.02
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.9172.4220.532157.25
1219Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'50.0042.5090.087157.13
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'51.4833.9881.479155.05
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'52.1924.6970.709154.07
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.31710.8226.125146.09

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Free Session #1 Weather:Finde Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.475--182.96
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6390.1640.164182.64
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.8230.3480.184182.29
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8940.4190.071182.15
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9230.4480.029182.09
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1810.7060.258181.60
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1890.7140.008181.59
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2410.7660.052181.49
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.2660.7910.025181.44
10*20松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.2870.8120.021181.40
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.3250.8500.038181.33
1216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.3540.8790.029181.27
1339国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.7241.2490.370180.57
1441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.8121.3370.088180.41
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.2081.7330.396179.66
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'36.4822.0070.274179.15
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.5483.0731.066177.19
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'38.0693.5940.521176.25
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.20は、2012年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条8.(一般安全規定遵守違反)のため、訓戒および罰金3万円を課した。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(公式予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 伊藤大輔/大嶋和也組LEXUS SC430が悲願の初勝利! SC430は1-2フィニッシュ (TOYOTA)

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ENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤/大嶋コンビでの初勝利。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車が2位で続き
SC430は1-2フィニッシュを果たした

 SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 年間全8戦で行われるSUPER GTの前半戦を終える第4戦は、宮城県の山間部に位置するSUGOで開催。アップダウンの激しいテクニカルコースは1周3.704kmと短く、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。

 今季、GT500クラスにはレクサスチームから6台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスには、今季開幕戦から参戦しているトヨタ プリウスに加え、今大会よりLEXUS IS350が1台参戦することとなった。

◆予選◆

 28日(土)スーパーラップ方式での予選が行われた。スーパーラップへの進出をかけた予選1回目は、気温35度、路面温度56度と、セパンをも凌ぐと思われる酷暑の中で午後12時40分より行われ、LEXUS SC430は5台がスーパーラップへと進出。WedsSport ADVAN SC430 19号車は14番手でグリッドが確定した。

 コース路面の一部損傷により予定よりも遅れて行われたスーパーラップでは、公式練習と予選1回目共にトップタイムをマークし、絶好調のENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤大輔のドライブで唯一1分14秒台に入れる快走を見せ、チームにとって8年ぶりのポールポジションを獲得。

 ルーキーのアンドレア・カルダレッリがドライブするKeePer Kraft SC430 35号車が好タイムをマークし2列目4番手。中嶋一貴がアタックしたPETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手。ランキング首位につけるZENT CERUMO SC430 38号車は、76kgという重いウェイトハンデながら立川祐路のアタックで7番手。DENSO KOBELCO SC430 39号車は石浦宏明が9番手のグリッドを確保した。

 GT300クラスでは、apr HASEPRO PRIUS GT 31号車が見事な走りでスーパーラップ進出を決め、3番手グリッド。昨年のSUGO大会を制しているTeam SGC IS350 14号車は今季初出走で18番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 29日(日)予選日に比べれば若干暑さは和らいだものの、気温32度、路面温度42度と夏の暑さの中で午後2時3分、決勝レース(81周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの6号車が若干スタートで出遅れ、2番手、3番手のGT-R勢が前に出かかったが、1コーナーでGT-Rは2台揃ってコースアウト。伊藤の6号車は軽く接触を喫したがダメージは軽微で首位をキープ。これにカルダレッリの35号車、ロイック・デュバルの36号車が続き、LEXUS SC430がトップ3を占めての序盤戦となった。

 36号車と35号車は周回遅れに詰まった隙を突かれ、22周目にライバルの先行を許すも、38周目に36号車が再逆転。39周目にピットインした36号車は、中嶋一貴へドライバーを交代。先にピットインを終えていた6号車の直前でコースに復帰したが、タイヤの暖まっていた6号車が前に出ると、再び6号車、36号車の1-2体制となった。

 その後、大嶋和也がドライブする6号車は首位を快走。一時は2位の36号車に10秒近い差をつけていたが、周回遅れをかわしながらの終盤戦、36号車の中嶋一貴が徐々にその差を詰め、ファイナルラップではほぼテール・トゥ・ノーズに。

 追う中嶋一貴と逃げる大嶋の、息詰まるような接近戦は最後まで続いたが、6号車の大嶋が逃げ切り、トップでチェッカー。LEXUS TEAM LeMans ENEOSにとっては2003年以来9年ぶりとなる嬉しい勝利をポール・トゥ・ウィンで飾った。

 2位には36号車が入り、LEXUS SC430は1-2フィニッシュ。SUPER GT2年目の中嶋一貴にとって初、チームメイトのデュバルにとってもレクサスチームに移籍して初の表彰台獲得となった。

 9番手スタートから見事な追い上げを見せた39号車が4位。38号車が5位に入り、ランキング首位の座を維持した。ルーキーコンビの35号車も健闘し6位。LEXUS SC430は5台がトップ6フィニッシュを果たした。

 GT300クラスでは、31号車が上位争いを繰り広げたが終盤タイヤの摩耗でポジションを落とし8位。今季初レースの14号車は13位でチェッカーを受けた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
チームルマンの故花輪知夫会長が生きているうちに、この優勝をささげたかったが、自分がレクサスチームに移籍して初優勝できたことはとても嬉しい。スタートで失敗してしまい、他車との接触もあったがクルマへのダメージがなく、そのまま走行できて良かった。レース終盤ははらはらさせられたが、大嶋選手を信じていた。自分の移籍時からチームをスポンサーしてくれているENEOSに優勝をプレゼントすることができて本当に良かった。次のレースでも好結果を残し、タイトル争いに絡みたい。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
今まで自分の失敗から優勝を逃したレースもあり、申し訳なく思う気持ちで辛いこともあったが、今日は優勝できて嬉しく思っている。レース中は、タイヤが持たないことを想定し、セーブして走行したが、それでも一時は後続に10秒近いギャップを築くことができ、順調だった。残り3,4周でかなりキツイ状況となり、ミラーに写る中嶋選手のクルマがどんどん大きくなってきた時にはヒヤリとさせられたが、逃げ切ることができた。次のレースも表彰台を目指す。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー 中嶋一貴:
僕にとってこれまでのSUPER GTで一番良いレースだったと思う。終盤、目の前の大嶋選手を抜けなかったのは正直とても悔しいが、今までずっと思うようなレースができなかったので、今日の結果には満足している。今回は2位だったが、ステップバイステップで、次戦こそ表彰台の中央に立てるよう、頑張りたい。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー ロイック・デュバル:
今回のレースは勝つつもりで菅生に入った。予選も順調に行き、良いポジションにつけられたが、決勝レースのタイヤ選択が難しかった。自分のスティントでは、終始トラフィックで苦しむこととなったが、結果的にトップで一貴に受け継ぐことができたのは良かったと思う。レクサスチームに移籍し、初めての表彰台を獲得できたことはとても嬉しい。次の鈴鹿は勝つつもりで臨む。
Text & Photo: TOYOTA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 ウイダーHSV-010が7位入賞、GT300デビューのMUGEN CR-Z GTは16位完走 (HONDA)

  • 2012年7月29日(日)・決勝  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ  気温:32℃(13:50時点) 路面温度:42℃(13:50時点)  コースコンディション:ドライ  観客:2万7500人

 7月29日(日)、宮城県仙台市郊外のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

gt120729001L.jpg

 猛暑に見舞われた昨日の予選では、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)がHonda勢のトップとなる8番グリッドを獲得。開幕戦に続く今シーズン2度目の表彰台を目指して決勝レースに挑むことになりました。また、現在ランキング2位の#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は10番グリッドを手に入れ、ポイントリーダー奪還をかけてこの一戦に臨みます。そのほか、前戦マレーシアラウンドで優勝を飾った#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は11番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は12番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は15番グリッドから、シーズンの折り返しとなる第4戦SUGO大会に出走します。

 曇天になるとの天気予報とは裏腹に、決勝レースが開かれるこの日もスポーツランドSUGO周辺には強い日差しが照りつけ、午前9時には気温が30℃を超えました。その後も上空には青空が広がっていましたが、スタートまで1時間ほどとなった午後1時ごろ、ほんの数分だけ激しいにわか雨が降りました。ただし、この雨が上がると再び真夏の太陽が現れ、一度はウエットとなった路面を急速に乾かしていき、スタートが切られる午後2時には完全にドライコンディションとなりました。

 今回、スタートドライバーを務めるのは、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#18 ウイダー HSV-010はヴァン・ダム選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#8 ARTA HSV-010は小林選手となります。

 午後2時、GT500クラスにエントリーする15台のマシンはセーフティカーに先導されてフォーメーションラップを開始。そして1周を走り終えたところでグリーンランプが点灯し、81周で競われる決勝レースが幕を開けました。

 スタート直後の1コーナーでは、ライバルチームの2台がアクシデントによりリタイアを喫します。さらに、金石選手はライバルの1台を攻略し、#17 KEIHIN HSV-010は5番手となってオープニングラップを終えました。また、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、ヴァン・ダム選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は9番手、道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010は10番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は13番手と、5台のHSV-010 GTはそろって順位を上げて1周目を走りきりました。

 5人のHondaドライバーはさらに順位を上げようと懸命のドライビングを続けましたが、コーナーが連続するSUGOでGT300クラスの車両を次々と追い越すことは容易ではなく、これらバックマーカーの処理によって前走車に近づくときもあれば、逆に遠ざかることもあるといった具合で、一進一退を繰り返していました。そうした中、#17 KEIHIN HSV-010は一瞬の隙をつかれて2台のライバルに追い越され、6周目には7番手となります。11周目には#32 EPSON HSV-010も10番手から12番手へと後退しました。#32 EPSON HSV-010は15周目に#8 ARTA HSV-010に追い越され、#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は13番手とポジションを入れ替えました。

 その後、大きな波乱もなくレースは中盤戦に突入し、ピットストップが始まりました。5台のHSV-010 GTの中で最初にピットストップを行ったのは#8 ARTA HSV-010。昨日はセッティングを仕上げられずに苦しんでいた#8 ARTA HSV-010は、この日のフリー走行までにトラブルの原因を究明。その対策を施して挑んだ決勝レースでは好ペースで周回を重ね、レース後半に向けての追い上げに期待がかかっていました。ところが、小林選手からステアリングを引き継いだファーマン選手は最終コーナーでコースアウトをしてクラッシュを喫したため、残念ながらリタイアに終わってしまいました。

 この後、#32 EPSON HSV-010は35周目、#100 RAYBRIG HSV-010は36周目、#17 KEIHIN HSV-010は37周目、#18 ウイダー HSV-010は38周目にピットストップを実施。タイヤ交換、給油、ドライバー交代を行いました。レース後半を受け持つのは、#17 KEIHIN HSV-010は塚越選手、#100 RAYBRIG HSV-010は山本選手、#18 ウイダー HSV-010は小暮選手、#32 EPSON HSV-010は中山選手です。また、ピットストップを終えた段階で、#17 KEIHIN HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、#18 ウイダー HSV-010は9番手、#32 EPSON HSV-010は2つポジションを上げて11番手となりました。

 その後、#17 KEIHIN HSV-010は給油装置の不具合により、所定の量の燃料が給油されていないことが判明。45周目にもう一度、給油を行ったことで10番手に後退しました。

 50周目、小暮選手の懸命の追走により、#18 ウイダー HSV-010は#100 RAYBRIG HSV-010の0.3秒後方まで接近。その後、2台は20周近くにわたりバトルを繰り返しましたが、70周目に#18 ウイダー HSV-010が#100 RAYBRIG HSV-010を攻略し、#18 ウイダー HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手となりました。また、いったんは10番手に後退した塚越選手も50周目にはライバルの1台をオーバーテイクし、#17 KEIHIN HSV-010は9番手に浮上します。その後も53周目には今大会のベストラップをたたき出すなど、HSV-010 GTは戦いを続けますが、このままのポジションを保って81周のレースを走りきり、#18 ウイダー HSV-010は7位、#100 RAYBRIG HSV-010は8位、#17 KEIHIN HSV-010は9位、そして#32 EPSON HSV-010は11位で完走を果たしました。

 この結果、シリーズポイント争いはドライバー部門において、今大会で3点を獲得して合計38点となった#100 伊沢/山本組(RAYBRIG HSV-010)が3番手となったほか、#18 小暮/ヴァン・ダム組(ウイダー HSV-010)は計30点で5番手、#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は計22点で8番手、#8 ファーマン/小林組(ARTA HSV-010)は計5点で14番手となっています。

 なお、優勝は#6 ENEOS SUSTINA SC430でした。

 一方、今回がデビュー戦となったGT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)は、前半を受け持った武藤選手が10番手となってオープニングラップを終えた後、2周目にライバルの1台を攻略して9番手に浮上。その後はコンスタントに周回を重ねるなかで次第に順位を上げていき、クラス2番手となった44周目にピット作業を行いました。ところが、左フロントタイヤの脱着に手間取り、エンジンの再始動にも時間を要したため、17番手となってコースに復帰します。しかし、中嶋選手は最後まであきらめずに力走。レース終盤になっても気温31℃、路面温度46℃という過酷な環境のなかで戦い、初戦ながら最終的に16番手まで追い上げて、完走を果たしました。

 次戦は8月18日(土)、19日(日)に鈴鹿サーキットで開催されます。2010年にARTA HSV-010が、2011年にはウイダー HSV-010が優勝している相性のいい大会で、HSV-010は3連覇を目指して戦います。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回は、各車ともコーナー半ばでアンダーステアが発生する症状が発生したため、本来の実力を発揮することが難しい展開となってしまいました。#18 ウイダー HSV-010は、想定通りにもう少し前方のグリッドからスタートできていたならば、決勝でもより上位の成績が得られたと思います。#17 KEIHIN HSV-010は給油のトラブルで遅れたほか、#100 RAYBRIG HSV-010は重いハンディウエイトが足かせとなって、最終コーナーからの立ち上がりが伸び悩んでしまいました。いずれにせよ、今週末は歯車がかみ合わず、もどかしい思いをしました。次戦の第5戦鈴鹿大会までにマシンの状況を全面的に見直し、また新たな気持ちで戦いに挑みたいと思います。今後とも5台のHSV-010 GTに熱い声援をお願い申し上げます」
小暮卓史選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「マシンの状態は悪くありませんでしたが、GT300のマシンやライバルのマシンを抜くのに時間を要してしまうなど、なかなか自分たちの思うようなレースができませんでした。そこがスムーズにいけば、もう少し順位を上げられたので、残念です。次戦の鈴鹿ラウンドは昨年に優勝していますし、HSV-010が相性のいいコースですので、積極的に攻め続けて優勝を狙いたいと思います」
カルロ・ヴァン・ダム選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「とてもタフな週末になりました。予選ではタイムアタックでの失敗によりスーパーラップに進出できず、申し訳ないことをしてしまいました。決勝ではコンスタントに走っていくつか順位を上げましたが、パフォーマンスは十分とはいえず、苦しいレースでした。ただし、トラブルなく決勝を走りきれたことに加え、チームのスタッフが最大限の努力をしてくれた結果、4ポイントを手に入れられたことはよかったと思います。次戦が行われる鈴鹿サーキットはHSV-010 GTが得意なコースなので、よりよい成績を目指してがんばります」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS24811:48'37.179
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS28810.626
31S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI148113.051
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI608121.059
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS768123.456
635KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS28154.682
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS528155.620
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS70811'00.053
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS40811'06.380
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH801Lap
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL801Lap
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH4756Laps
---- 以上規定周回数(56Laps)完走 ----
-8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS103348Laps
-*12カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS26081Laps
-23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS44081Laps
  • Fastest Lap: CarNo.17 塚越広大(KEIHIN HSV-010)1'17.257
  • CarNo.12の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 第30条 1.a.違反(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを科したが、リタイヤしたため、その執行を留保された。
■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH16751:49'04.082
252GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH127531.087
388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH7538.962
433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK527539.788
5911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH667550.966
611GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL607557.998
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH627558.346
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH10741Lap
943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS30741Lap
1061SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH10741Lap
114GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2741Lap
125マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH741Lap
1314Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH732Laps
1430IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6732Laps
1586Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH723Laps
1616無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS723Laps
17360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH687Laps
1827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2687Laps
1987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH86015Laps
2048DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH5619Laps
---- 以上規定周回数(52Laps)完走 ----
-21ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42946Laps
-2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501659Laps
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH44273Laps
  • Fastest Lap: CarNo.87 山内英輝(JLOC ランボルギーニ GT3) 1'24.098
  • CarNo.2の車両に対し、CarNo.87の車両とのT4における接触行為について、黒白旗が提示された。
  • CarNo.0の車両に対し、CarNo.31の車両とのT1における接触行為について、黒白旗が提示された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 KEIHIN HSV-010は8番グリッド、GT300のMUGEN CR-Z GTはSL進出を果たし、9番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年7月28日(土)・予選  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ 気温:32℃(15:30時点) 路面温度:42℃(15:30時点)  コースコンディション:ドライ

 7月28日(土)、宮城県仙台市近郊のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 2日前に梅雨明けが宣言された東北地方は、今日も広い範囲で晴れ模様となり、スポーツランドSUGOのある宮城県村田町は午前8時30分の段階で気温33℃という猛暑に見舞われました。

 全8戦で競われるSUPER GTは、第4戦SUGO大会でシーズンの折り返しを迎えます。今大会では、Hondaが技術サポートを行うTEAM無限の#16 MUGEN CR-Z GTがGT300クラスへの参戦を開始しました。このマシンは2.8リッター V6ツインターボエンジンと、出力32kWの電気モーターを組み合わせたレーシングハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力300ps/5250rpm以上を発揮します。なお、ドライバーはこれまでインディカーなどに挑戦してきた武藤英紀選手とHondaエンジンでフォーミュラ・ニッポンに参戦中の中嶋大祐選手の2人が務めます。

 強烈な日差しが照りつける中、午前8時15分に公式練習が始まりました。ここでは、現在ドライバー部門のチャンピオン争いにおいて2番手で、70kgと重いハンディキャップを搭載する#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が5番手のタイムをマークし、仕上がりが順調であることを印象づけました。続いて#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は10番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は11番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手で公式練習を終えました。

 今回の公式予選はスーパーラップ方式で行われました。これは、GT500クラスの全車が出走するQ1で、トップ10に入ったマシンがスーパーラップに進出。1台ずつタイムアタックを行い、この結果に応じて上位10台のスターティンググリッドを決めるというものです。なお、11番手以下のグリッドはQ1の結果に従って決まります。

 午後1時5分にQ1が始まるころには、薄い雲で強い日差しはさえぎられるようになり、気温32℃と午前中に比べるとやや過ごしやすくなりました。15分間にわたって行われたこのセッションが終了する間際、#17 KEIHIN HSV-010を操る金石選手は1分15秒933を記録して5番手に飛び込み、スーパーラップ進出を決めました。また、チャンピオン争いを繰り広げる#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手も1分16秒414のタイムで10番手に滑り込み、同じくスーパーラップ進出を果たしました。そのほか、#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手は11番手、#32 EPSON HSV-010の道上選手は12番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となり、それぞれこの段階でスターティンググリッドが確定しました。

 スーパーラップの開始は午後3時30分。出走順はQ1の順位を反転する形となるため、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手はトップバッターとして、また#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は6番目にコースインしました。ここで伊沢選手は1分16秒567、塚越選手は1分16秒006を記録し、それぞれ10番グリッドと8番グリッドを獲得しました。

 一方、GT300クラスの予選に挑んだ#16 MUGEN CR-Z GTは、デビュー戦ながらQ1で7番手のタイムを記録してスーパーラップ進出を決めました。そしてスーパーラップでは1分24秒267を記録し、明日のデビュー戦に9番グリッドから挑むことが決まりました。

 天気予報によれば明日は曇りがちで最高気温も29℃程度となるため、今日よりも過ごしやすい一日になる模様です。

 300km、81周で繰り広げられる決勝レースは、明日の午後2時にスタートが切られます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「予選結果を見ると、HSV-010 GTをこのサーキットに合わせきれなかったという思いが残ります。ただし、今回は約1秒のなかに8台が入る接戦となっているので、たとえ上位に食い込めなかったとしても、実際の実力差はほとんどなかったと捉えています。決勝では、いかに安定したペースで走りきれるかによって、順位は大きく変わってくるものと思われます。幸い、Honda陣営の各チームはレースマネージメントに長けているので、明日はレース中の追い上げが期待できます。8番グリッドからスタートする#17 KEIHIN HSV-010は最低でも表彰台、できれば優勝を狙って欲しいところですし、#100 RAYBRIG HSV-010はチャンピオン争いを繰り広げるライバルより、上位でフィニッシュして欲しいと考えています。引き続き、5台のHSV-010 GTに熱いご声援をお願いします」
金石年弘(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズンは3戦を終えてQ1突破が一度もなかったので、まずはQ1を突破できてホッとしました。ただ、マシンのバランスはよかったのですが、スーパーラップの順位をかんがみると、まだまだマシンを煮詰めていく必要があると感じました。菅生では2010年にKEIHIN HSV-010 GTで追い上げてSUPER GT初優勝をしているので、明日は必死に追い上げて、優勝したときと同じようなレースをファンの皆さまにお見せしたいと思います」
塚越広大(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズン初めてQ1突破ができたので、少しでも上の順位を狙ってスーパーラップに挑みました。マシンのコンディションも悪くなく、自分も攻めて走りましたが、上位陣と差ができてしまったのが悔しいです。8番手からのスタートですが、決勝レースで取り返しのできる差だと思いますので、明日は勝ちにいき、2010年の逆転優勝の再現を目指します」
伊沢拓也(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「全体的に戦うレベルに達していないと感じる予選になりました。自分としてもいくつかタイムに影響するミスをしてしまったので、悔しいです。菅生は非常に難しいサーキットなので、明日の決勝も混戦が予想されますが、しっかりとポイントを獲得することを目標にがんばります」
山本尚貴(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「苦しい予選となりました。マシンのバランスは悪くなく、もっと上位を狙える感じではありましたが、タイムが伸びませんでした。もう少し前にいきたかったです。10番手からのスタートは厳しいですが、ランキングトップに返り咲きたいので、ここで踏ん張ってライバルより前でゴールし、ポイントをしっかり獲得したいと思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選総合結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'16.489-174.343
215002S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'16.576 0.087174.145
3355003KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.909 0.420173.391
4365004PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'17.109 0.620172.941
5395005DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'17.124 0.635172.908
6125006カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'17.165 0.676172.816
7235007MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'17.255 0.766172.614
8195008WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'17.292 0.803172.532
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'17.502 1.013172.064
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'17.582 1.093171.887
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'17.727 1.238171.566
122450012D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'17.736 1.247171.546
1310050013RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'17.909 1.420171.165
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'18.610 2.121169.639
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'19.114 2.625168.558
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.073 5.584162.481
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'23.053 6.564160.564
18883003マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'23.398 6.909159.900
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.477 6.988159.748
PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.0791'14.978177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.5371'15.191177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.4901'15.422176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.1921'15.537176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.8991'15.595176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.9671'15.610176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.9751'15.823175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.9331'16.006175.451
9*39DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.3381'16.294174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.4141'16.567174.165
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900173.411
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.39は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ後のライト消灯違反)により訓戒のペナルティが科された。
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588R1'22.138162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.8861'22.333161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.6621'22.375161.886
4*911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.8421'22.535161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.0141'22.753161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.0931'22.865160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.1601'22.913160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.3951'23.034160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.0881'24.267158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'22.1621'25.089156.722
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635159.446
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907157.058
-*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted-
-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence-
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted-
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence-
  • 赤旗の原因となったCarNo.30及びCarNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。
  • CarNo.911の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ外でのライト点灯)により訓戒のペナルティが科された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT500クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔*
大嶋 和也
BS241'14.978--177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲*
ミハエル・クルム
BS441'15.191 0.213 0.213177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
BS261'15.422 0.444 0.231176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ*
BS21'15.537 0.559 0.115176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴*
ロイック・デュバル
BS281'15.595 0.617 0.058176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ*
MI141'15.610 0.632 0.015176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路*
平手 晃平
BS761'15.823 0.845 0.213175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大*
BS401'16.006 1.028 0.183175.451
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明*
MI601'16.294 1.316 0.288174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也*
山本 尚貴
BS701'16.567 1.589 0.273174.165
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT300クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美*
藤井 誠暢
HK52R1'22.138--162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行*
YH1'22.333 0.195 0.195161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男*
嵯峨 宏紀
YH101'22.375 0.237 0.042161.886
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝*
YH661'22.535 0.397 0.160161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典*
黒澤 治樹
YH121'22.753 0.615 0.218161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛*
千代 勝正
YH161'22.865 0.727 0.112160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司*
山内 英輝
YH81'22.913 0.775 0.048160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹*
星野 一樹
YH441'23.034 0.896 0.121160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀*
中嶋 大祐
BS1'24.267 2.129 1.233158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂*
加藤 寛規
YH501'25.089 2.951 0.822156.722
  • 'R'マークはコースレコード(1'22.162)を更新した。
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選1回目結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.079--177.617
212カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.490 0.411 0.411176.650
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.537 0.458 0.047176.540
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.899 0.820 0.362175.698
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.933 0.854 0.034175.620
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.967 0.888 0.034175.541
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.975 0.896 0.008175.522
835KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.192 1.113 0.217175.023
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.338 1.259 0.146174.688
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.414 1.335 0.076174.514
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461 1.382 0.047174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633 1.554 0.172174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678 1.599 0.045173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788 1.709 0.110173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900 1.821 0.112173.411
---- 以上予選通過 ----
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH50R1'22.162--162.305
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588 0.426 0.426161.468
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.662 0.500 0.074161.323
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.842 0.680 0.180160.973
588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.886 0.724 0.044160.888
652GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.014 0.852 0.128160.639
716無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.088 0.926 0.074160.496
83S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.093 0.931 0.005160.487
987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.160 0.998 0.067160.357
1066triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.395 1.233 0.235159.906
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404 1.242 0.009159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453 1.291 0.049159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635 1.473 0.182159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635 1.473 0.000159.447
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656 1.494 0.021159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665 1.503 0.009159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276 2.114 0.611158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562 2.400 0.286157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776 2.614 0.214157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790 2.628 0.014157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907 2.745 0.117157.058
22*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted---
2386Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence---
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted---
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence---
  • 各クラス上位10台はスーパーラップに進出
  • 'R'マークはコースレコード(GT300: 1'22.274)を更新した。
  • 赤旗の原因となったNo.30及びNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.376-176.917
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.697 0.321176.167
315003S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.848 0.472175.816
4235004MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'16.100 0.724175.234
51005005RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.141 0.765175.140
6385006ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'16.420 1.044174.500
7245007D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.457 1.081174.416
8125008カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'16.516 1.140174.281
9395009DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.587 1.211174.120
101850010ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.641 1.265173.997
111750011KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'16.899 1.523173.413
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'17.057 1.681173.058
131950013WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'17.104 1.728172.952
14*3550014KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'17.180 1.804172.782
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'17.234 1.858172.661
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.603 7.227161.439
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'22.689 7.313161.271
1833003S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'22.849 7.473160.959
19873004JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'22.964 7.588160.736
20523005GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'22.988 7.612160.690
21313006apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'23.059 7.683160.552
22883007マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'23.524 8.148159.659
239113008エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'23.544 8.168159.620
24113009GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.557 8.181159.596
25030010GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.576 8.200159.559
264830011DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.730 8.354159.266
276630012triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.927 8.551158.892
28*2730013PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.991 8.615158.771
294330014ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'24.133 8.757158.503
301630015無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'24.154 8.778158.463
316130016SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.177 8.801158.420
32*1430017Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.269 8.893158.247
33530018マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.294 8.918158.200
34430019GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'24.952 9.576156.975
353030020IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH61'25.129 9.753156.648
362130021ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'25.44610.070156.067
379930022Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YH1'25.55210.176155.874
388630023Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH1'26.00210.626155.058
3936030024RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'26.39711.021154.349
402230025R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'27.06211.686153.170
  • CarNo.35は、S-GT特別規則書第28条(ピットレーン通過速度の制限)違反により、罰金3万円のペナルティを科す。
  • CarNo.27は、S-GT特別規則書第28条(ピットレーン通過速度の制限)違反により、罰金3万円のペナルティを科す。
  • CarNo.14は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により訓戒のペナルティを科す。

D1 GRAND PRIX

D1:第3戦オートポリス 総合優勝は熊久保信重 (D1 Corp.)

 プロフェッショナルドリフト競技の最高峰「2012グランツーリスモD1グランプリ第3戦オートポリス」が、7月21日(土)~22日(日)の2日間、大分県オートポリスインターナショナルレーシングコースに、悪天候にもかかわらず2日間合計9,877人の熱心なファンを集めて開催された。

 7月22日(日)オートポリス最終コーナーを競技区間としてファイナル競技が開催され、午前中に行われた単走競技では、スピードのある飛び込みから絶妙のタイミングと角度で振り返し、リズムよく審査コーナーを駆け抜け、1本目、2本目ともに99.5点台のスコアをたたき出した手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)が優勝した。

 また午後に開催された追走では、一時雷雨と濃霧の影響で競技が中断。路面コンディションも変化する難しい状況下、決勝1本目は昨年度のシリーズランキング2位の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)が、熊久保信重(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)をプッシュして両者スピン。2本目はノーミスで走る熊久保に対して川畑は精彩を欠く走りで結局熊久保が総合優勝を飾った。

~D1GPシリーズ第3戦~
【7 月21 日(土)天候:雨 路面:ウエット】
■予選

 第3戦の舞台は、7月に入りたびたび大雨に見舞われている九州・阿蘇にあるオートポリス。この日も雨が降ったり止んだりという状況で競技が行われた。

 今回の予選は、日比野哲也(Team UPGARAGE with DRoo-P)、今村陽一(NICHIEI レーシングプロジェクト with FALKEN)、野村謙(BLITZ Dfellow)、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)ら優勝経験もある強豪ドライバーが出走することでも注目された。また、野村は今大会、ニューマシン86 で参戦を予定していたが、マシンが仕上がらず、スカイラインでの出走となった。

 予選本番。1番手で走行した日比野は、スピードとメリハリのある走りで、いきなり99.57点をマーク。その後走行した選手は、99点台を出すも、この得点を上回るものはおらず、日比野が1 位通過を決めた。

 注目の今村(陽)は、1本目に振り返しで引っかかり、2本目は走行ラインが小さく、得点が伸びず予選敗退。また野村も1本目にコースアウト、2本目もアウトではみ出しそうになりアクセルを踏めず、予選敗退となった。

 一方川畑は、1コーナーで流されて高得点がとれなかったが、ギリギリの10位で予選を通過した。

【7月22日(日)】
■単走決勝(天候:晴れ 路面:ドライ)

 決勝日は「終日雨または曇り」の予報に反し、午前中は晴れ、競技はドライ路面で行われた。朝の練習走行時には、路面はほぼ乾いていたが、それまでドライ路面での走行が少なかったこともあり、選手たちは短い時間で走りを調整する必要があった。

 ドライ路面ではウエット時のように滑らなくなるため、スタートしてから一気に加速して、コーナー深いところでマシンを振り出すことが要求される。そのタイミングをつかむことができずに1コーナーでスピードを落としすぎてしまう選手が多かった。1つ目、2つ目のコーナーを直線的に抜けてくるとその先での減速が難しく、マシンを大振りしすぎて評価は下がるため、スピードを乗せて流れを保って審査席前を駆け抜けるラインとスピ ードコントロールが要求された。

 前大会鈴鹿で優勝し、シリーズランキング2位の高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)は、スピードもあり流れもよかったが、審査席前でアウトにはみ出し減点。追走トーナメント進出を逃した。一方、練習走行から安定して高いレベルの走りを見せた手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)は、スピードのある飛び込みから、絶妙なタイミングと角度で振り返し、リズムよく審査コーナーを駆け抜け、単走優勝を果たした。

手塚強選手コメント
 「オートポリスは得意だと思われそうですが、実はあまり得意ではなく、その分とても集中して走行に臨みました。結果、いい走りにつながったと思います。単走優勝は、今シーズンは初めてですが、ここで満足せず、追走も集中力を切らさず走りたいと思います。」
■2012グランツーリスモD1GP Rd.3 単走決勝 結果
■追走トーナメント(天候:晴れ/雨 路面:ドライ→ウェット)

 追走トーナメント開始時はドライ路面だったが、ベスト16 の途中で強い雨となり、あっという間に路面は完全にウエットになった。ドライ時の単走決勝で路面にラバーがのっていたこともあり、降りはじめは特に滑りやすい路面状況となり、各選手ミスを連発した。

 ベスト16では時田雅義(GOODYEAR Racing ZEROCROWN with Bee★R)、古口美範(TeamBOSS with FALKEN)、内海彰乃(TOYO/RC926)がスピンをし、松川和也(Team UPGARAGE with DRoo-P)はスピンからのクラッシュで敗退となった。

 ベスト8でも、手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)、織戸学(DRIVE M7 ADVAN MAX ORIDO RACING)がスピン。さらに唄和也(ORIGIN Labo.RACING & B-West with GOODYEAR)がコースアウトと、大きなミスで勝敗が決した対戦が多く、ベスト4には、谷口信輝(HKS)、熊久保信重(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)、佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)が勝ち上がった。

 この時点で雷が観測されたため、競技は一時中断。観客が屋内に非難する事態となった。また雷が遠ざかった後も濃霧により約1 時間の中断がありその後競技が再開された。

 準決勝最初の対戦は谷口vs 熊久保。ここまでノーミスの安定した走りで勝ち上がってきた谷口だったが、1本目の先行時に1つ目のコーナーで大きく流されてしまう。熊久保は2本とも大きなはミスなく、追走トーナメントでは日比野、織戸に続き、谷口と3台のたてつづけに86を倒して決勝進出を決めた。

 準決勝もうひとつの対戦は川畑vs佐久間のチームメイト対決。両者とも大きなミスはなかったが、終始角度で川畑が上まわり川畑が勝利を掴む。

 結局3位決定戦は谷口vs 佐久間で行われ、両者ミスのない走りで再戦にもつれ込み、その結果僅差で谷口が勝ち、谷口は86での参戦、2戦目にして早くも3位入賞を果たした。

 決勝は熊久保vs川畑。1本目は熊久保が先行。川畑は熊久保のマシン角度と車速に合わせることができず、プッシュしてしまい、両者ともスピン。2本目もノーミスで走る熊久保に対し、川畑はコーナーで角度をつけられず、熊久保が優勝を果たした。

熊久保信重選手コメント
d1_r03_01.jpg  「今回は何の不安もなく、調子がよすぎてもっといけそう、もっといけそうという感じでコースアウトが続出していたくらいでした。追走に入り、雨が降りだし、路面がコロコロ変われば変わるほど、マシンのよさが発揮されるので、正直ラッキーだと思っていました。今回はマシンと経験値に加え、運がよかったのだと思います。」

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追走トーナメント決勝戦 (左:川畑真人 VS 右:熊久保信重)

Text & Photo: D1コーポレーション

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト フォトギャラリー(7/21)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト フォトギャラリー(7/20)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト GT500はS Road RETIO MOLA GT-R、GT300はS Road NDDP GT-Rと親子鮭GT-Rがトップタイム!

 スーパーGTは7月20日、21日の両日、8月に鈴鹿サーキットで開催されるポッカ1000kmレースをにらんでのテストを同地で行った。

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 梅雨は明けたものの20日の鈴鹿は早朝より激しい雷雨に見舞われた。午前中に行われた1回目の走行も、午後から行われた2回目のそれぞれ2時間のテストもウェットコンディションでの走行となった。

 明けて21日は午後から天候が回復すると予想されたため、午前中に1時間、午後に3時間と走行時間が変更されたものの、午後から本格的な降雨となったため皮肉にも4回目のセッションより、午前の3回目のコンディションが良く、多くのマシンは午前に自身の最速タイムをマークすることとなった。

 そんななか、GT500クラスですべてのセッションでトップを奪ったのがウェットでのパフォーマンスに定評のあるミシュランタイヤを履くS Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)。21日午前の一時トラックが乾きかけた3回目のセッションですべてのセッションを通しての最速タイム1分59秒489をたたき出した。

 GT500クラス2位はENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)。3回目のセッションで1分59秒607をたたき出し、トップS Road GT-Rとこのマシンの2台のみが2分を切った。

 GT500クラス3位には、カルソニックIMPUL GR-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が入った。

 GT300クラスははやり21日午前の3回目のセッションで2分7秒155のトップタイムをたたき出したS Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)が総合でもクラストップ。総合クラス2位は条件の悪いセッション4で2分9秒551をマークしたtriple a vantage GT3(星野一樹)が入った。

 総合クラス3位にはエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)がつけている。

 今回初めてテストに参加したMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)総合クラス11位でテストを終えた。

 スーパーGTはこの後、7月28、29日にスポーツランドSUGOで第4戦を、そして第5戦がここ鈴鹿サーキットで8月18、19日に1000kmレースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト4回目結果

41st INTERNATIONAL Pokka 1000km -RIJ- (2012/07/21) Official Testing 4 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
115001S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI2'00.716--173.177
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS2'01.323 0.607 0.607172.310
3325003EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL2'01.509 0.793 0.186172.047
4385004ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS2'01.700 0.984 0.191171.776
5395005DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI2'01.974 1.258 0.274171.391
6355006KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS2'02.041 1.325 0.067171.297
7235007MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS2'02.111 1.395 0.070171.198
8245008D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH2'02.254 1.538 0.143170.998
965009ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2'02.350 1.634 0.096170.864
101250010カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS2'02.408 1.692 0.058170.783
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS2'02.548 1.832 0.140170.588
1210050012RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS2'02.609 1.893 0.061170.503
131750013KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS2'02.795 2.079 0.186170.245
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
伊沢 拓也
BS2'02.847 2.131 0.052170.173
151950015WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH2'03.920 3.204 1.073168.699
16663001triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
星野 一樹YH2'09.551 8.835 5.631161.368
17113002GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
余郷 敦
DL2'10.646 9.930 1.095160.015
1823003エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
YH2'10.81310.097 0.167159.811
19313004apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
中山 雄一
YH2'11.45810.742 0.645159.026
2033005S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'11.83011.114 0.372158.577
21163006MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS2'13.37612.660 1.546156.739
22613007SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'13.37712.661 0.001156.738
23433008ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'13.54612.830 0.169156.539
24213009ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
リチャード・ライアン
YH2'13.57812.862 0.032156.502
25430010GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'13.73113.015 0.153156.323
269930011Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
都筑 善雄
YH2'14.51613.800 0.785155.411
272730012PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2'15.14114.425 0.625154.692
288830013マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
青木 孝行
澤 圭太
山西 康司
YH2'15.21214.496 0.071154.611
2991130014エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH2'15.38314.667 0.171154.415
30530015マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH2'15.91715.201 0.534153.809
313330016HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'16.80016.084 0.883152.816
324830017DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
井上 恵一
YH2'20.20119.485 3.401149.109
338730018JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
山下 潤一郎
YH7'49.8225'49.1065'29.62144.496
-030019GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝YHabsence---
-5230020GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
中谷 明彦
YHabsence---

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト3回目結果

41st INTERNATIONAL Pokka 1000km -RIJ- (2012/07/21) Official Testing 3 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
115001S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'59.489--174.955
265002ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'59.607 0.118 0.118174.782
3125003カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS2'00.631 1.142 1.024173.299
4235004MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS2'00.637 1.148 0.006173.290
5385005ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS2'00.685 1.196 0.048173.221
6185006ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS2'00.789 1.300 0.104173.072
71005007RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS2'00.933 1.444 0.144172.866
8325008EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL2'01.651 2.162 0.718171.846
9365009PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS2'01.871 2.382 0.220171.535
102450010D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH2'02.510 3.021 0.639170.641
111750011KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS2'02.672 3.183 0.162170.415
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
伊沢 拓也
BS2'03.218 3.729 0.546169.660
133550013KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS2'03.480 3.991 0.262169.300
141950014WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH2'04.078 4.589 0.598168.484
1533001S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'07.155 7.666 3.077164.407
163950015DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI2'07.235 7.746 0.080164.304
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
YH2'10.02910.540 2.794160.773
18113003GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
余郷 敦
DL2'10.44210.953 0.413160.264
19883004マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
青木 孝行
澤 圭太
山西 康司
YH2'10.59511.106 0.153160.077
20523005GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
中谷 明彦
YH2'11.06611.577 0.471159.501
21613006SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'11.64512.156 0.579158.800
22663007triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
星野 一樹YH2'11.70012.211 0.055158.733
23873008JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
山下 潤一郎
YH2'12.96913.480 1.269157.219
2453009マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH2'13.18613.697 0.217156.962
2591130010エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH2'13.21013.721 0.024156.934
269930011Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
都筑 善雄
YH2'14.37314.884 1.163155.576
271630012MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS2'14.70315.214 0.330155.195
282130013ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
リチャード・ライアン
YH2'15.11815.629 0.415154.718
29430014GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'15.18515.696 0.067154.641
302730015PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2'20.47420.985 5.289148.819
313130016apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
中山 雄一
YH2'22.07622.587 1.602147.141
324830017DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
井上 恵一
YH2'24.44824.959 2.372144.725
-4330018ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BSno time---
-030019GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝YHAbsence---
-3330020HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HKAbsence---

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト2回目結果

41st INTERNATIONAL Pokka 1000km -RIJ- (2012/07/20) Official Testing 2 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
115001S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI2'00.981--172.797
2325002EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL2'01.805 0.824 0.824171.628
3125003カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS2'01.990 1.009 0.185171.368
4395004DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI2'02.070 1.089 0.080171.256
565005ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2'02.146 1.165 0.076171.149
6235006MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS2'02.480 1.499 0.334170.683
7365007PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS2'02.599 1.618 0.119170.517
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS2'02.819 1.838 0.220170.211
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS2'02.984 2.003 0.165169.983
101850010ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS2'03.040 2.059 0.056169.906
1110050011RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS2'03.151 2.170 0.111169.753
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
伊沢 拓也
BS2'03.304 2.323 0.153169.542
133550013KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS2'03.482 2.501 0.178169.298
142450014D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH2'03.540 2.559 0.058169.218
151950015WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH2'04.092 3.111 0.552168.465
16663001triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
星野 一樹YH2'10.426 9.445 6.334160.285
1733002S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'11.44610.465 1.020159.040
18883003マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'11.46510.484 0.019159.017
19113004GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
余郷 敦
DL2'11.79110.810 0.326158.624
2023005エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
YH2'11.85810.877 0.067158.543
2103006GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝YH2'13.16712.186 1.309156.985
229113007エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH2'13.19912.218 0.032156.947
23433008ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'13.43312.452 0.234156.672
24163009MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS2'14.99814.017 1.565154.856
255230010GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
中谷 明彦
YH2'15.35414.373 0.356154.448
266130011SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'15.71814.737 0.364154.034
272730012PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2'16.34015.359 0.622153.331
28530013マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH2'16.53615.555 0.196153.111
298730014JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
坂本 祐也
YH2'16.85115.870 0.315152.759
303130015apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
中山 雄一
YH2'18.08017.099 1.229151.399
31430016GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'18.26317.282 0.183151.199
323330017HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'18.95317.972 0.690150.448
334830018DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
飯田 太陽
YH2'22.47521.494 3.522146.729
-2130019ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
リチャード・ライアン
YHabsence ---
-9930020Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
都筑 善雄
YHabsence---

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト1回目結果

41st INTERNATIONAL Pokka 1000km -RIJ- (2012/07/20) Official Testing 1 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
115001S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI2'01.501--172.058
2395002DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI2'02.543 1.042 1.042170.595
3325003EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL2'02.615 1.114 0.072170.495
4365004PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS2'02.963 1.462 0.348170.012
5125005カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS2'03.373 1.872 0.410169.447
665006ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2'03.608 2.107 0.235169.125
7385007ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS2'03.676 2.175 0.068169.032
8235008MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS2'03.728 2.227 0.052168.961
9175009KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS2'03.789 2.288 0.061168.878
101850010ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS2'03.865 2.364 0.076168.774
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH2'03.966 2.465 0.101168.637
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
伊沢 拓也
BS2'04.032 2.531 0.066168.547
1310050013RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS2'04.045 2.544 0.013168.529
143550014KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS2'04.180 2.679 0.135168.346
151950015WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH2'05.252 3.751 1.072166.905
16663001triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
星野 一樹YH2'11.040 9.539 5.788159.534
17433002ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'12.97511.474 1.935157.212
18113003GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
余郷 敦
DL2'13.33011.829 0.355156.793
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'15.02513.524 1.695154.825
2023005エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
YH2'15.18913.688 0.164154.637
21273006PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2'15.38313.882 0.194154.415
22613007SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'15.69814.197 0.315154.057
239113008エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH2'15.82114.320 0.123153.917
2403009GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝YH2'15.87114.370 0.050153.861
251630010MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS2'16.31514.814 0.444153.359
263330011HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'16.54015.039 0.225153.107
278730012JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
坂本 祐也
YH2'16.60315.102 0.063153.036
283130013apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
中山 雄一
YH2'17.64016.139 1.037151.883
298830014マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'19.14317.642 1.503150.243
305230015GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
中谷 明彦
YH2'21.19319.692 2.050148.061
31530016マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH2'21.51220.011 0.319147.727
32430017GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'21.59620.095 0.084147.640
334830018DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
飯田 太陽
YH2'32.63831.13711.042136.959
-2130019ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
リチャード・ライアン
YHabsence---
-9930020Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
都筑 善雄
YHabsence---

Formula Nippon

FN:第4戦富士 Photo Gallery vol.2

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Photo: Naoto KATOH

Formula Nippon

FN:第4戦富士 Photo Gallery vol.1

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第5,6戦富士 平川亮が2戦共に独走で制し今季4勝目を挙げる (TOYOTA)

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第5戦、第6戦共に平川亮(中央)が優勝、中山雄一(左)が2位に入った

 全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が7月14日(土)と15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 14日(土)未明まで降っていた雨は上がったものの路面はウェットコンディションで、朝8時という早朝から第5戦の予選(10分間)が行われ、好調な平川亮(RSS)が今季4度目となるポールポジションを獲得。中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手で続いた。3番手にはNクラスの平峰一貴(HFDP RACING)が入り、山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が4番手となった。

 10分間のインターバルを経て実施された第6戦の予選も、若干乾き始めてはいるもののウェットコンディションで、各車ウェットタイヤでのアタックとなったが、唯一スリックタイヤを装着したNクラスのギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が最終ラップでトップタイムをマーク。ポールポジションを獲得した。平川は2番手。山内、中山が3,4番手で続くこととなった。

 第5戦決勝(15周)はドライコンディションで午後1時23分にスタート。スタート直後こそポールポジションの平川と2番手の中山がポジションを争ったが、平川が首位をキープ。

 平川は周回ごとに2位中山との差を広げていき、最後は9秒もの差を付けてトップチェッカー。ポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得のフルマークで今季3勝目を挙げた。一方、2位の中山は終盤、ラファエル・スズキ(TODA RACING)からの猛攻を受けることとなったが、何とか凌ぎきり、2位でフィニッシュ。

 Nクラスではクラスポールの平峰がトップのままチェッカー。総合でも表彰台の3台に続く4位という好結果となった。クラス4番手からスタートした勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は、序盤3位争いを展開したが、後方から接触されスピン、最後尾へと後退。しかしそこから追い上げ、クラス4位でフィニッシュした。

 15日(日)午前10時13分、第6戦決勝(21周)がスタート。Nクラスながらポールポジションを獲得したトンプソンだったが、スタートでは平川が前に出て首位に浮上。続くコーナーでも中山、山内らがトンプソンをパスしていった。

 その後は首位を逃げる平川が前日同様に2位中山との差を広げていき、独走でトップチェッカー。今大会富士を完全制覇し、今季4勝目となった。中山は2戦連続の2位でランキング2位へと浮上。山内が4位、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位に入った。

 Nクラスでは、ポールポジションのトンプソンと平峰、勝田らが激しいバトルを展開。得意のブレーキングで一度は首位に立った勝田だったが、トンプソンをパスした際に走路妨害があったとして10秒間のピットストップペナルティ。これにより首位に立った平峰が勝利を挙げ、第3戦から4連勝を飾った。

 次戦第4大会(第7戦、第8戦)は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:第4戦富士 天候二転三転の難レースをロッテラーが逆転で制す! トヨタエンジンはTOP8を独占 (TOYOTA)

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優勝したアンドレ・ロッテラー(中央左)、2位中嶋一貴(左)、
3位大嶋和也とトヨタドライバーが表彰台を独占した

 フォーミュラ・ニッポンの第4戦が7月14日(土)、15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 前戦オートポリスから約1ヶ月半ぶりとなる今大会は、全7戦で争われるシリーズの折り返しとなる。

 14日(土)は前夜の降雨により、朝方の公式練習走行はウェットコンディションとなったが、その後雨は止み、全日本F3の第5戦決勝が行われた時点では路面はドライ。しかし、全日本F3の決勝レース中に再び小雨に見舞われ、続いてノックアウト方式で行われたフォーミュラ・ニッポンの予選は、まだスリックで走れるがウェット宣言が出されるという状態で、午後2時10分から開始された。

 Q1は赤旗中断もあったが、セッション中に雨は止んだため、再開後各車順調にタイムアップ。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイムをマークした。上位13台がQ2へと進出するこのセッションでは嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が14番手、折目 遼(SGC by KCMG)が17番手で敗退となった。

 Q2では、Q1でトップタイムをマークしたロッテラーのタイムが伸びず、まさかの9番手敗退。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)も10番手でQ3進出を逃すことに。安田 裕信(KONDO RACING)が12番手となった。

 上位8台で争われたQ3は、セッション開始直前に再び雨が降り始め、コースは一気にウェットへ。セッション開始と同時に先陣を切ってコースインした中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションを獲得。大嶋 和也(Team LeMans)が2番手。国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が自身最高位グリッドとなる4番手につけた。

 5番手に松田 次生(TEAM IMPUL)、6番手にJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が続き、パドルシフト不調に見舞われた平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)は8番手となった。尚、平手はQ1セッション中にピット出口のホワイトラインをカットしたとして、決勝レースでは3グリッド降格。11番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

 15日(日)コース路面はほぼ乾いているが空は低い雲が覆い、決勝レース直前のウォームアップラン中にも若干降雨があるなど、タイヤ選択が悩ましい状況でスタートを迎えることとなった。12番手スタートの安田のみウェットタイヤ、それ以外は全車スリックタイヤでスターティンググリッドについた。

 午後2時、55周(250km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの中嶋一貴と2番手の大嶋は一歩も譲らず、サイド・バイ・サイドのまま1コーナーに進入。続くコーナーで前に出た大嶋が首位に浮上した。後方では、6台が横並びで1コーナーへと向かうほどの混戦模様となったが、8番手グリッドのロッテラーが好ダッシュを見せ、4位にジャンプアップ。

 2周目に入るストレート上では、多くの車両がオーバーテイクシステムを点滅させての激しい順位争いが繰り広げられ、ロッテラーは前を行く国本をパス、3位に浮上した。

 その直後、2周目の1コーナーでは中嶋一貴が大嶋のインをつき、一旦は前に出たと思われたが、止まりきれずアウトにはらんだところを大嶋が抜き返し、首位をキープ。その後は大嶋、中嶋一貴、ロッテラーが1秒ほどの差でトップグループを形成した。

 5周目あたりからコースの一部で降り始めた雨は、20周目過ぎにはかなり強くなり、部分的に激しい水煙を巻き上げるほどとなった。このため、国本ら数台がピットインしウェットタイヤへと交換したが、国本より上位の車両は難コンディションの中スリックのまま走行を続けた。

 30周目を過ぎると雨の勢いは弱まり、部分的には晴れている場所も出てくる状態に。中嶋一貴は大嶋との差を詰め、トップグループでは最初の39周目にピットイン、タイヤを交換せず、給油のみでピットアウト。翌周にピットに向かった大嶋も同じ作戦でコースに復帰したが、中嶋一貴は僅差で大嶋の前に出ることに成功した。

 その翌周ピットへ向かったロッテラーは、中嶋一貴、大嶋の後方でコースへ復帰したが、大嶋を猛追。テール・トゥ・ノーズに持ち込みプレッシャーをかけると、49周目1コーナー進入のブレーキングで大嶋がバランスを崩した隙を逃さず、ロッテラーは大嶋をパスし、2位に浮上した。

 勢いに乗るロッテラーは首位を逃げるチームメイトの中嶋一貴にも迫り、激しいバトルを展開。残り5周ほどの時点で、再び最終コーナー方面で雨が降り始め、難コンディションとなる中、残り3周、ロッテラーは最終コーナー手前の第13コーナーからプリウスコーナーにかけて中嶋一貴のインを付いて並び、首位を奪取。

 逆転を許した中嶋一貴は最後までロッテラーを追ったが、ロッテラーが逃げ切り、トップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。

 中嶋一貴が2位。大嶋が3位で表彰台を獲得。4位は10番手スタートから見事な追い上げを見せたデュバルが入った。デュバルらと激しいバトルを展開し観客を魅了した松田が5位。オリベイラが6位。7位、8位には平手、国本のセルモ・インギングコンビが入り、入賞圏内のトップ8をトヨタエンジン搭載車が独占した。

 今大会の結果、ドライバーズポイント争いでは中嶋一貴が再び首位に浮上。ロッテラーが4点差の2位で続いている。

 次戦第5戦は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。

Text & Photo: TOYOTA

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