
全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が7月14日(土)と15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
今季の同シリーズには、CクラスにTOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。
14日(土)未明まで降っていた雨は上がったものの路面はウェットコンディションで、朝8時という早朝から第5戦の予選(10分間)が行われ、好調な平川亮(RSS)が今季4度目となるポールポジションを獲得。中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手で続いた。3番手にはNクラスの平峰一貴(HFDP RACING)が入り、山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が4番手となった。
10分間のインターバルを経て実施された第6戦の予選も、若干乾き始めてはいるもののウェットコンディションで、各車ウェットタイヤでのアタックとなったが、唯一スリックタイヤを装着したNクラスのギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が最終ラップでトップタイムをマーク。ポールポジションを獲得した。平川は2番手。山内、中山が3,4番手で続くこととなった。
第5戦決勝(15周)はドライコンディションで午後1時23分にスタート。スタート直後こそポールポジションの平川と2番手の中山がポジションを争ったが、平川が首位をキープ。
平川は周回ごとに2位中山との差を広げていき、最後は9秒もの差を付けてトップチェッカー。ポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得のフルマークで今季3勝目を挙げた。一方、2位の中山は終盤、ラファエル・スズキ(TODA RACING)からの猛攻を受けることとなったが、何とか凌ぎきり、2位でフィニッシュ。
Nクラスではクラスポールの平峰がトップのままチェッカー。総合でも表彰台の3台に続く4位という好結果となった。クラス4番手からスタートした勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は、序盤3位争いを展開したが、後方から接触されスピン、最後尾へと後退。しかしそこから追い上げ、クラス4位でフィニッシュした。
15日(日)午前10時13分、第6戦決勝(21周)がスタート。Nクラスながらポールポジションを獲得したトンプソンだったが、スタートでは平川が前に出て首位に浮上。続くコーナーでも中山、山内らがトンプソンをパスしていった。
その後は首位を逃げる平川が前日同様に2位中山との差を広げていき、独走でトップチェッカー。今大会富士を完全制覇し、今季4勝目となった。中山は2戦連続の2位でランキング2位へと浮上。山内が4位、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位に入った。
Nクラスでは、ポールポジションのトンプソンと平峰、勝田らが激しいバトルを展開。得意のブレーキングで一度は首位に立った勝田だったが、トンプソンをパスした際に走路妨害があったとして10秒間のピットストップペナルティ。これにより首位に立った平峰が勝利を挙げ、第3戦から4連勝を飾った。
次戦第4大会(第7戦、第8戦)は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。
Text & Photo: TOYOTA
フォーミュラ・ニッポンの第4戦が7月14日(土)、15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
前戦オートポリスから約1ヶ月半ぶりとなる今大会は、全7戦で争われるシリーズの折り返しとなる。
14日(土)は前夜の降雨により、朝方の公式練習走行はウェットコンディションとなったが、その後雨は止み、全日本F3の第5戦決勝が行われた時点では路面はドライ。しかし、全日本F3の決勝レース中に再び小雨に見舞われ、続いてノックアウト方式で行われたフォーミュラ・ニッポンの予選は、まだスリックで走れるがウェット宣言が出されるという状態で、午後2時10分から開始された。
Q1は赤旗中断もあったが、セッション中に雨は止んだため、再開後各車順調にタイムアップ。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイムをマークした。上位13台がQ2へと進出するこのセッションでは嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が14番手、折目 遼(SGC by KCMG)が17番手で敗退となった。
Q2では、Q1でトップタイムをマークしたロッテラーのタイムが伸びず、まさかの9番手敗退。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)も10番手でQ3進出を逃すことに。安田 裕信(KONDO RACING)が12番手となった。
上位8台で争われたQ3は、セッション開始直前に再び雨が降り始め、コースは一気にウェットへ。セッション開始と同時に先陣を切ってコースインした中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションを獲得。大嶋 和也(Team LeMans)が2番手。国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が自身最高位グリッドとなる4番手につけた。
5番手に松田 次生(TEAM IMPUL)、6番手にJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が続き、パドルシフト不調に見舞われた平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)は8番手となった。尚、平手はQ1セッション中にピット出口のホワイトラインをカットしたとして、決勝レースでは3グリッド降格。11番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。
15日(日)コース路面はほぼ乾いているが空は低い雲が覆い、決勝レース直前のウォームアップラン中にも若干降雨があるなど、タイヤ選択が悩ましい状況でスタートを迎えることとなった。12番手スタートの安田のみウェットタイヤ、それ以外は全車スリックタイヤでスターティンググリッドについた。
午後2時、55周(250km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの中嶋一貴と2番手の大嶋は一歩も譲らず、サイド・バイ・サイドのまま1コーナーに進入。続くコーナーで前に出た大嶋が首位に浮上した。後方では、6台が横並びで1コーナーへと向かうほどの混戦模様となったが、8番手グリッドのロッテラーが好ダッシュを見せ、4位にジャンプアップ。
2周目に入るストレート上では、多くの車両がオーバーテイクシステムを点滅させての激しい順位争いが繰り広げられ、ロッテラーは前を行く国本をパス、3位に浮上した。
その直後、2周目の1コーナーでは中嶋一貴が大嶋のインをつき、一旦は前に出たと思われたが、止まりきれずアウトにはらんだところを大嶋が抜き返し、首位をキープ。その後は大嶋、中嶋一貴、ロッテラーが1秒ほどの差でトップグループを形成した。
5周目あたりからコースの一部で降り始めた雨は、20周目過ぎにはかなり強くなり、部分的に激しい水煙を巻き上げるほどとなった。このため、国本ら数台がピットインしウェットタイヤへと交換したが、国本より上位の車両は難コンディションの中スリックのまま走行を続けた。
30周目を過ぎると雨の勢いは弱まり、部分的には晴れている場所も出てくる状態に。中嶋一貴は大嶋との差を詰め、トップグループでは最初の39周目にピットイン、タイヤを交換せず、給油のみでピットアウト。翌周にピットに向かった大嶋も同じ作戦でコースに復帰したが、中嶋一貴は僅差で大嶋の前に出ることに成功した。
その翌周ピットへ向かったロッテラーは、中嶋一貴、大嶋の後方でコースへ復帰したが、大嶋を猛追。テール・トゥ・ノーズに持ち込みプレッシャーをかけると、49周目1コーナー進入のブレーキングで大嶋がバランスを崩した隙を逃さず、ロッテラーは大嶋をパスし、2位に浮上した。
勢いに乗るロッテラーは首位を逃げるチームメイトの中嶋一貴にも迫り、激しいバトルを展開。残り5周ほどの時点で、再び最終コーナー方面で雨が降り始め、難コンディションとなる中、残り3周、ロッテラーは最終コーナー手前の第13コーナーからプリウスコーナーにかけて中嶋一貴のインを付いて並び、首位を奪取。
逆転を許した中嶋一貴は最後までロッテラーを追ったが、ロッテラーが逃げ切り、トップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。
中嶋一貴が2位。大嶋が3位で表彰台を獲得。4位は10番手スタートから見事な追い上げを見せたデュバルが入った。デュバルらと激しいバトルを展開し観客を魅了した松田が5位。オリベイラが6位。7位、8位には平手、国本のセルモ・インギングコンビが入り、入賞圏内のトップ8をトヨタエンジン搭載車が独占した。
今大会の結果、ドライバーズポイント争いでは中嶋一貴が再び首位に浮上。ロッテラーが4点差の2位で続いている。
次戦第5戦は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。
Text & Photo: TOYOTA7月15日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝レースが開催されました。
雨が降る可能性は低いとの天気予報とは裏腹に、富士スピードウェイのある小山町は今日も降ったり止んだりのはっきりしない空模様となりました。これにともない、路面コンディションはドライからウエットへ、ウエットからドライへと、何度となく移り変わり、各チームとドライバーを悩ませました。
昨日、行われた公式予選では、前戦オートポリスで初優勝を遂げ、現在ポイントリーダーに立つ#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がHonda勢のトップとなる3番グリッドを獲得。さらに、フォーミュラ・ニッポンにデビューして2年目の#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)が公式予選で自身初のQ3進出を果たし、7番グリッドを手に入れました。続いて、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は10番グリッド、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は13番グリッド、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は15番グリッド、スポット参戦の#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は16番グリッド、そしてQ1でスピンを喫してラップタイムを記録できなかった#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は18番グリッドから、それぞれ55周の決勝レースに挑むことになりました。
スタート進行が始まった午後1時過ぎ、コースはいったんすっかり乾きましたが、時折り雨がぱらつく空模様は相変わらずで、そのたびにコースの一部が湿りました。ただし、スタートが切られる午後2時が近づいても、コースの大半が乾いていたため、18台中17台がドライ用のスリックタイヤで決勝レースに臨みました。
午後2時、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。3番グリッドの#41 塚越選手はスタートのタイミングがあわずに出遅れて6番手に後退。逆に#16 山本選手は2つポジションを上げ8番手で1周目のホームストレートを通過しました。以下、オープニングラップが終わった段階で、#32 小暮選手は10番手、#31 中嶋選手は11番手、#10 金石選手は13番手、#40 伊沢選手は14番手、#11 中山選手は16番手となっていました。
2周目から3周目にかけて、#41 塚越選手と#16 山本選手はそれぞれ7番手と9番手にポジションを下げます。この段階で上位陣は1分30秒前後で周回を重ねていました。
そのあと、5周目前後から軽い雨が降り始めます。序盤は、まだ路面を濡らすほどの雨脚ではなかったのですが、そのあとも小雨が降り続き、路面はハーフウエット状態に変化してスリックタイヤで走行するのが困難な状況となってきました。しかし、今にも雨は止みそうな空模様だったため、各チームはすぐにタイヤを交換する作戦を採らず、各ドライバーはウエット路面をスリックタイヤのままで我慢の走行を続けました。このため、#31 中嶋選手や#11 中山選手は軽いコースオフを喫しましたが、マシンにダメージを与えることもなく、そのまま周回を続けていきました。
その中でも、予選でのミスによって最後尾グリッドからの追い上げとなった#40 伊沢選手は、前半から積極的に追い上げを試み、15周目には10番手まで浮上しました。続く16周目には#16 山本選手をパスし、9番手へと駒を進めます。そして、#41 塚越選手は引き続き7番手を走行。#16 山本選手は10番手、#31 中嶋選手は11番手、#32 小暮選手は13番手、#10 金石選手は14番手、#11 中山選手は17番手につけました。
雨脚が強まったのは25周目を迎えたころ。このとき、ホームストレートでは時折り晴れ間が見られるものの、最終セクター付近では軽い水煙が上がるほどコースが濡れるなど、場所によってコンディションが異なる状況でした。一方で、レースの折り返し地点が迫っていたために、ピットストップのタイミングも近く、各チームはレインタイヤに履き替えるか、スリックタイヤで継続するかで頭を悩ませていました。
ここでいち早くピットストップを行ったのは#16 山本選手と#32 小暮選手。2人は27周目にピットに入ると、給油とレインタイヤへの交換を済ませてコースへと復帰していきます。この時点でのコースコンディションからすれば、2人の判断は的を射たものでした。また、29周目には#41 塚越選手もこれに続き、レインタイヤへの交換を行いました。
ところが、期待されたほど雨が降り続くことはなく、一時は1分46秒台まで落ち込んだラップタイムは37周目に1分40秒前後まで回復。このまま雨脚が強くならなければ、スリックタイヤのまま走行した方がむしろ有利な状況となりました。そこで、38周目にピットインした#10 金石選手と#31 中嶋選手はいずれもスリックタイヤのままコースに復帰。39周目には#11 中山選手、41周目には#40 伊沢選手がピットストップを行いましたが、いずれもスリックタイヤのまま走り続ける作戦を採りました。
全車がピットストップを終えた43周目の段階で、Honda勢のトップは5番手を走行する#41 塚越選手。そしてレース前半に好タイムをマークしていた#32 小暮選手は8番手まで浮上し、#16 山本選手は9番手、#40 伊沢選手は11番手、#31 中嶋選手は13番手、#11 中山選手は15番手となって、レース終盤の追い上げを期していました。一方、#10 金石選手はパドルシフト系に問題を抱えたためにピットで修復作業を実施。この影響で17番手となっていました。
レース終盤に向けてさらにコースコンディションは回復。このため、レインタイヤで走行を続ける#41 塚越選手はじわじわと後退し、結果的に9位となってチェッカーフラッグを受けました。#32 小暮選手は10位、#31 中嶋選手は11位、#16 山本選手は12位、49周目にスピンを喫した#40 伊沢選手は13位、スポット参戦でフォーミュラ・ニッポンのデビューレースとなった#11 中山選手は15位で完走を果たしました。#10 金石選手はピットでの修復作業が長引いた関係で規定周回数を満たすことができず、残念ながら完走扱いとはなりませんでした。
優勝は#1 アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TEAM TOM’S)でした。
この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算23点で3番手となり、さらに#40 伊沢選手は17点で5番手、#16 山本選手は4点で9番手となりました。
フォーミュラ・ニッポン第5戦は8月4、5日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催されます。
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/15) Race Result Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 55 | 1:28'45.190 |
| 2 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 55 | 1.090 |
| 3 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 55 | 4.584 |
| 4 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 55 | 30.292 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 55 | 33.714 |
| 6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 55 | 52.702 |
| 7 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 55 | 56.544 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 55 | 1'05.668 |
| 9 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 55 | 1'08.199 |
| 10 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 55 | 1'13.398 |
| 11 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 55 | 1'14.181 |
| 12 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 55 | 1'30.390 |
| 13 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 55 | 1'30.715 |
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 54 | 1Lap |
| 15 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 54 | 1Lap |
| 16 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 53 | 2Laps |
| ----- 以上規定周回(49 Laps)完走 ---- | ||||||
| - | *10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 44 | 11Laps |
| - | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 37 | 18Laps |
GTアジア第6戦は15日、フジスピードウェイで40分の決勝レースを行い、予選5位からスタートしたHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が優勝した。
レースは12時10分、断続的に降る雨の中、ローリングを開始。スタートでは予選2位のHisao SHIGETA(Porsche 997 GT3R)が1コーナーでスピン。コースアウトして早くもリタイアとなった。
オープニングラップをトップで戻ってきたのは予選3位のMarchy/Jeffry(Audi R8 KMS Ultra)。2位にはポールシッターで第5戦のウィナーMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)がつけ、3位に日本のDirection Racingから参戦のHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が続く。
しかし2周目にトップを走るMarchy/Jeffryがスピンして順位を落とすと、Sunがトップに立ち、2位にはHAYASHIをかわしたLI Zhi Congが上がる。HAYASHIは3位に落ちた。
さらにCongはトップを走るSunに狙いを定め激しいバトルのすえ、8周目に入った1コーナーでSunをかわしついにトップに立った。
その後、所定のピットイン・アウトを終えてもこの順位は変わらず、トップCong、2位Sun、3位HAYASHIと続く。
しかし16周目で2位を走るSunがスピンし、2位に上がったHAYSHIがトップを走るCongを捉え、ついにトップに躍り出た。
レースは22周で40分を超えたためこの周でチェッカー。優勝はHAYSASHI、2位にはConが入り、3位にはMarchy/Jeffreyが続いた。
この後、このレースは日本国内で鈴鹿、オートポリスと転戦。最終戦をマカオGPで迎える。
Text: Yoshinori OHNISHI
GT Asia -RIJ- (2012/07/15) Final Race Weather:Rain-Cloudy Course:Wet-Dry
2012 GT Asia Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GT3 | 4 | Hisamori HAYASHI | PORSCHE 997 GT3 R | Direction Racing | 22 | 41'14.095 |
| 2 | GT3 | 9 | LI Zhi Cong | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 22 | 4.862 |
| 3 | GT3 | 7 | Marchy / Jeffrey | Audi R8 LMS Ultra | Audi R8LMS Cup | 22 | 14.057 |
| 4 | GT3 | 24 | Dilantha MALAGAMUWA | Lamborghini LP560 GT3 | Dilango Racing | 22 | 49.314 |
| 5 | GT3 | 5 | Samson CHAN | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 22 | 50.803 |
| 6 | GT3 | 99 | Yukinori TANIGUCHI | Audi R8 LMS | Hitotsuyama Racing | 22 | 1'03.839 |
| 7 | GT3 | 22 | David LAI | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 22 | 1'04.473 |
| 8 | GT3 | 6 | Hiro NISHIDA | BMW Z4 | Field Motorsport | 21 | 1Lap |
| 9 | GTM | 16 | Wayne SHEN | Ferrari F430 GT | Modena Motorsports | 21 | 1Lap |
| 10 | GTM | 21 | Francis TJIA | Ferrari 430 GT | Modena Motorsports | 21 | 1Lap |
| 11 | GTM | 77 | Jacky YEUNG | Lamborghini Gallardo GT | Arrows Racing | 21 | 1Lap |
| 12 | GT3 | 30 | Frank YU | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 21 | 1Lap |
| 13 | GT3 | *1 | MOK Weng Sun | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 21 | 1Lap |
| 14 | GT3 | 75 | Clifford CHEN | Ferrari F458 GT3 | Clifford CHEN | 20 | 2Laps |
| 15 | GTM | 55 | Hideo TAKAHASHI | Ferrari 430 Challenge | Autostrada | 20 | 2Laps |
| ---- Not Ckassified (19Laps) ---- | |||||||
| - | GT4 | 82 | Anthony CHAN Kei Ming | LOTUS Evora GT4 | TW Racing | 18 | 4Laps |
| - | GT3 | 33 | Hisao SHIGETA | PORSCHE 997 GT3R | Direction Racing | 0 | 22Laps |
| - | GTM | 26 | Hideki ONDA | Ferrari F430 GT | Tunewear Racing | 22Laps | |
| - | GT3 | 11 | Sasha CHU | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | DNQ | 22Laps |
全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/15) Race Results Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 21 | 34'27.700 | |
| 2 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 21 | 8.645 | |
| 3 | 2 | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 21 | 12.703 | |
| 4 | 1 | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 21 | 18.868 | |
| 5 | 37 | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 21 | 23.140 | |
| 6 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 43.164 |
| 7 | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 49.822 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 55.153 |
| 9 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 58.275 |
| 10 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 1'19.538 |
| 11 | 77 | N | 野呂 立 | スタッフワンCMS F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 1'26.943 |
| 12 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 21 | 1'37.16 |
| 13 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- | ||||||||
| - | 8 | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 1 | 20 Laps | |
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/12) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'37.952 | - | - | 167.70 |
| 2 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'38.596 | 0.644 | 0.644 | 166.61 |
| 3 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'38.741 | 0.789 | 0.145 | 166.36 |
| 4 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'38.750 | 0.798 | 0.009 | 166.35 |
| 5 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'39.177 | 1.225 | 0.427 | 165.63 |
| 6 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'39.195 | 1.243 | 0.018 | 165.60 |
| 7 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'39.358 | 1.406 | 0.163 | 165.33 |
| 8 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'39.386 | 1.434 | 0.028 | 165.28 |
| 9 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'39.485 | 1.533 | 0.099 | 165.12 |
| 10 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'39.613 | 1.661 | 0.128 | 164.91 |
| 11 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'39.838 | 1.886 | 0.225 | 164.53 |
| 12 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'39.877 | 1.925 | 0.039 | 164.47 |
| 13 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'39.908 | 1.956 | 0.031 | 164.42 |
| 14 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'40.074 | 2.122 | 0.166 | 164.15 |
| 15 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'40.573 | 2.621 | 0.499 | 163.33 |
| 16 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'40.793 | 2.841 | 0.220 | 162.98 |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'41.502 | 3.550 | 0.709 | 161.84 |
| 18 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'41.891 | 3.939 | 0.389 | 161.22 |
7月14日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選が開催されました。
ここ数日、九州を中心に降り続いた大雨の影響を受け、富士スピードウェイのある静岡県地方も雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様が続いています。フリー走行と公式予選が行われた本日も、朝のうちは昨日来の雨の影響でコースコンディションはウエット。その後、いったんは乾いたものの、再び雨がぱらつくたびに路面が濡れるという変わりやすいコンディションとなりました。
今回の第4戦富士大会、ならびに第5戦もてぎ大会では、Hondaのレギュラードライバー6名に加え、SUPER GTシリーズのGT500クラスにHSV-010 GTで参戦している中山友貴選手がフォーミュラ・ニッポンにスポット参戦することになりました。チームはHP REAL RACINGで、#11のナンバーをつけたマシンを走らせます。今回のスポット参戦に際し、中山選手は「フォーミュラ・ニッポンは日本のトップカテゴリーなので、ぜひ参戦したかった。チャンスをくださったHondaとHP REAL RACINGに感謝しています」と語っています。
午前8時45分に始まったフリー走行では、路面が濡れていたために全車ウエットタイヤでコースイン。その後、セッションの半ばくらいからコースが乾いたため、順次スリックタイヤに交換し、引き続きマシンの感触を確かめていきました。
このセッションでHonda勢のトップに立ったのは#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の5番手。以下、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は6番手、前戦のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン初優勝を果たし、シリーズポイント首位に立つ#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は7番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は10番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は13番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は15番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は16番手となりました。
今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる予選を3つのセッションに分割、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決めます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果にしたがって決定します。
Q1が始まる午後2時10分の直前、雨がぱらつき、それまで乾いていたコースの一部を湿らします。このためレースディレクターはウエット宣言を行いましたが、結果的にはほとんどのドライバーがドライ用のスリックタイヤでコースインしました。その後、雨が降ることはなく、間もなくコースは完全なドライコンディションとなります。このセッションでは、#41 塚越選手が1分26秒112で3番手となり、Honda勢のトップに立ちました。さらに、#31 中嶋選手は9番手、#16 山本選手は11番手、#32 小暮選手は12番手となってQ2進出を決めました。一方、#10 金石選手は15番手、#11 中山選手は16番手となり、この段階で明日の決勝でのスターティンググリッドが確定しました。一方、#40 伊沢選手はコースイン直後の最終コーナーでコースアウトを喫したため、ラップタイムを記録することができず、18番手となりました。
続くQ2もコースコンディションは完全にドライ。ここでもHonda勢のトップは#41 塚越選手で、タイムは1分26秒152、順位は4番手でした。これに#31 中嶋選手が6番手で続き、フォーミュラ・ニッポン参戦2年目にして初のQ3進出を果たしました。なお、#16 山本選手は11番手、#32 小暮選手は13番手となり、それぞれの予選順位が確定しました。
トップ8のスターティンググリッドを決めるQ3は、セッション開始直前に再び雨が降り始め、再びウエット宣言が出されます。ただし、まだコースはそれほど濡れていなかったため、各車スリックタイヤを履いてコースインしていきます。ところが、その後も雨脚は強まるいっぽうで、路面は見る間にびしょ濡れとなり、スリックタイヤでの走行は困難となりましたが、ピットストップしてウエットタイヤに交換している間にコンディションがさらに悪化する恐れがあったため、8名のドライバーはそのまま走行を続けていきました。この結果、#41 塚越選手は1分40秒034を記録して3番手、#31 中嶋選手は1分40秒631を記録して7番手となりました。
天気予報によれば明日は雨が降ることなく、終日、曇りになるとの見通しなので、一日を通じて過ごしやすい絶好のレース観戦日和となりそうです。
55周で競われる決勝レースは明日、7月15日(日)の午後2時にスタートが切られます。
GTアジアシリーズは14日、富士スピードウェイで第5戦を行い、ポールポジションからスタートしたMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)が規定の40分を走りきり優勝した。
GTアジアシリーズは全11戦。すでに第1~4戦がマレーシアのセパン国際サーキットで行われ、ここ富士で第5戦・6戦、日本ではこの後鈴鹿、オートポリスと転戦し、最終戦をマカオで締めくくる。
第5戦決勝レースは15時35分スタート。フォーミュラ・ニッポンQ3予選開始直前に降り始めた雨は上がったが、ウェット路面でレースは始まった。
レースは序盤からポールシッターのMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)がリード。2位には日本のDirection Racingから参戦のHisao SHIGETA(Porsche 997 GT3R)がつける。この2台の争いに同チームから参戦のHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が加わり激しいGT3勢でのトップ争いが繰り広げられたが、最終的には40分を走り切ってSunが優勝した。
2位には日本のSHIGETAが、3位にはHAYASHIが入った。
GTMクラスは総合13位に入ったHideki ONDA(Ferrari F430 GT)が優勝した。
第6戦決勝は明日15日、12時10分より本日と同じ40分レースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
GT Asia -RIJ- (2012/07/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2012 GT Asia Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car | Team | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GT3 | 1 | MOK Weng Sun | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 22 | 40'38.078 |
| 2 | GT3 | 33 | Hisao SHIGETA | PORSCHE 997 GT3R | Direction Racing | 22 | 17.147 |
| 3 | GT3 | 4 | Hisamori HAYASHI | PORSCHE 997 GT3 R | Direction Racing | 22 | 17.396 |
| 4 | GT3 | 9 | LI Zhi Cong | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 22 | 20.671 |
| 5 | GT3 | 30 | Frank YU | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 22 | 21.276 |
| 6 | GT3 | 22 | David LAI | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 22 | 39.278 |
| 7 | GT3 | 99 | Yukinori TANIGUCHI | Audi R8 LMS | Hitotsuyama Racing | 22 | 40.938 |
| 8 | GT3 | 5 | Samson CHAN | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 22 | 49.877 |
| 9 | GT3 | 7 | Jeffrey LEE | Audi R8 LMS Ultra | Audi R8LMS Cup | 22 | 51.782 |
| 10 | GT3 | 6 | Hiro NISHIDA | BMW Z4 | Field Motorsport | 22 | 1'36.660 |
| 11 | GT3 | 24 | Dilantha MALAGAMUWA | Lamborghini LP560 GT3 | Dilango Racing | 22 | 1'48.553 |
| 12 | GTM | 26 | Hideki ONDA | Ferrari F430 GT | Tunewear Racing | 22 | 1'51.317 |
| 13 | GTM | 21 | Francis TJIA | Ferrari 430 GT | Modena Motorsports | 21 | 1Lap |
| 14 | GT3 | 75 | Clifford CHEN | Ferrari F458 GT3 | Clifford CHEN | 21 | 1Lap |
| 15 | GTM | 77 | Jacky YEUNG | Lamborghini Gallardo GT | Arrows Racing | 21 | 1Lap |
| 16 | GT3 | 11 | Sasha CHU | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 21 | 1Lap |
| ---- Not Classified (GT3:19Laps / GTM: 19Laps) ---- | |||||||
| - | GT4 | 82 | Anthony CHAN Kei Ming | LOTUS Evora GT4 | TW Racing | 14 | 8Laps |
| - | GTM | 16 | Wayne SHEN | Ferrari F430 GT | Modena Motorsports | 9 | 13Laps |
| - | GTM | 55 | Hideo TAKAHASHI | Ferrari 430 Challenge | Autostrada | - | DNQ |
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/0714) Knock Out Total Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.907 | 1'25.976 | 1'36.694 |
| 2 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.648 | 1'26.318 | 1'38.674 |
| 3 | *41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.112 | 1'26.152 | 1'40.034 |
| 4 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.178 | 1'26.351 | 1'40.252 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.280 | 1'26.042 | 1'40.495 |
| 6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.147 | 1'25.758 | 1'40.616 |
| 7 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.618 | 1'26.349 | 1'40.631 |
| 8 | *38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.493 | 1'26.396 | 1'44.812 |
| 9 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.811 | 1'26.417 | |
| 10 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'26.341 | 1'26.646 | |
| 11 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.781 | 1'26.802 | |
| 12 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'27.038 | 1'26.813 | |
| 13 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.933 | 1'27.016 | |
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'27.829 | ||
| 15 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.974 | ||
| 16 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.981 | ||
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'28.256 | ||
| ---- 以上基準タイム(1'31.817)予選通過 ---- | |||||||
| - | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | no time | ||
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'36.694 | - | - | 169.88 |
| 2 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'38.674 | 1.980 | 1.980 | 166.48 |
| 3 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'38.833 | 2.139 | 0.159 | 166.21 |
| 4 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'40.252 | 3.558 | 1.419 | 163.86 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'40.495 | 3.801 | 0.243 | 163.46 |
| 6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'40.616 | 3.922 | 0.121 | 163.26 |
| 7 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'40.631 | 3.937 | 0.015 | 163.24 |
| 8 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'44.812 | 8.118 | 1.349 | 156.73 |
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.758 | - | - | 191.55 |
| 2 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.976 | 0.218 | 0.218 | 191.06 |
| 3 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.042 | 0.284 | 0.066 | 190.92 |
| 4 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.152 | 0.394 | 0.110 | 190.67 |
| 5 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.318 | 0.560 | 0.166 | 190.31 |
| 6 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.349 | 0.591 | 0.031 | 190.24 |
| 7 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.351 | 0.593 | 0.002 | 190.23 |
| 8 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.396 | 0.638 | 0.045 | 190.13 |
| --- 以上Q3進出 ---- | ||||||||
| 9 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.417 | 0.659 | 0.021 | 190.09 |
| 10 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'26.646 | 0.888 | 0.229 | 189.59 |
| 11 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.802 | 1.044 | 0.156 | 189.24 |
| 12 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'26.813 | 1.055 | 0.011 | 189.22 |
| 13 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'27.016 | 1.258 | 0.203 | 188.78 |
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.811 | - | - | 191.43 |
| 2 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.907 | 0.096 | 0.096 | 191.22 |
| 3 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.112 | 0.301 | 0.205 | 190.76 |
| 4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.147 | 0.336 | 0.035 | 190.68 |
| 5 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.178 | 0.367 | 0.031 | 190.61 |
| 6 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.280 | 0.469 | 0.102 | 190.39 |
| 7 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'26.341 | 0.530 | 0.061 | 190.25 |
| 8 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.493 | 0.682 | 0.152 | 189.92 |
| 9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.618 | 0.807 | 0.125 | 189.65 |
| 10 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.648 | 0.837 | 0.030 | 189.58 |
| 11 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.781 | 0.970 | 0.133 | 189.29 |
| 12 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.933 | 1.122 | 0.152 | 188.96 |
| 13 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'27.038 | 1.227 | 0.105 | 188.73 |
| ---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'27.829 | 2.018 | 0.791 | 187.03 |
| 15 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.974 | 2.163 | 0.145 | 186.72 |
| 16 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.981 | 2.170 | 0.007 | 186.71 |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'28.256 | 2.445 | 0.275 | 186.13 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'31.818 | 6.007 | 3.562 | 178.91 | ||||
| - | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | no time | - | - | - |
全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/14) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 15 | 24'23.618 | |
| 2 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 15 | 9.197 | |
| 3 | 2 | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 15 | 9.514 | |
| 4 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 18.635 |
| 5 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 19.792 |
| 6 | 1 | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 15 | 21.852 | |
| 7 | 37 | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 15 | 23.933 | |
| 8 | 8 | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 15 | 28.682 | |
| 9 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 33.067 |
| 10 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 44.253 |
| 11 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 45.156 |
| 12 | 77 | N | 野呂 立 | スタッフワンCMS F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 1'10.323 |
| 13 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 15 | 1'12.533 |
| ---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ---- | ||||||||
| - | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 7 | 8 Laps |
GT Asia -RIJ- (2012/07/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2012 GT Asia Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | No | Driver | Maker Model | Team | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GT3 | 1 | MOK Weng Sun | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 1'43.073 | - | - | 159.371 |
| 2 | GT3 | 33 | Hisao SHIGETA | PORSCHE 997 GT3R | Direction Racing | 1'43.131 | 0.058 | 0.058 | 159.281 |
| 3 | GT3 | 7 | Jeffrey LEE | Audi R8 LMS Ultra | Audi R8LMS Cup | 1'43.165 | 0.092 | 0.034 | 159.228 |
| 4 | GT3 | 30 | Frank YU | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 1'43.419 | 0.346 | 0.254 | 158.837 |
| 5 | GT3 | 4 | Hisamori HAYASHI | PORSCHE 997 GT3 R | Direction Racing | 1'43.575 | 0.502 | 0.156 | 158.598 |
| 6 | GT3 | 9 | LI Zhi Cong | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 1'43.638 | 0.565 | 0.063 | 158.502 |
| 7 | GT3 | 99 | Yukinori TANIGUCHI | Audi R8 LMS | Hitotsuyama Racing | 1'44.583 | 1.510 | 0.945 | 157.070 |
| 8 | GT3 | 22 | David LAI | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 1'44.729 | 1.656 | 0.146 | 156.851 |
| 9 | GT3 | 24 | Dilantha MALAGAMUWA | Lamborghini LP560 GT3 | Dilango Racing | 1'44.826 | 1.753 | 0.097 | 156.705 |
| 10 | GT3 | 5 | Samson CHAN | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 1'45.161 | 2.088 | 0.335 | 156.206 |
| 11 | GT3 | 6 | Hiro NISHIDA | BMW Z4 | Field Motorsport | 1'45.497 | 2.424 | 0.336 | 155.709 |
| 12 | GTM | 26 | Hideki ONDA | Ferrari F430 GT | Tunewear Racing | 1'46.512 | 3.439 | 1.015 | 154.225 |
| 13 | GTM | 16 | Wayne SHEN | Ferrari F430 GT | Modena Motorsports | 1'46.681 | 3.608 | 0.169 | 153.981 |
| 14 | GTM | 21 | Francis TJIA | Ferrari 430 GT | Modena Motorsports | 1'48.378 | 5.305 | 1.697 | 151.570 |
| 15 | GTM | 77 | Jacky YEUNG | Lamborghini Gallardo GT | Arrows Racing | 1'48.842 | 5.769 | 0.464 | 150.923 |
| 16 | GT3 | 11 | Sasha CHU | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 1'49.160 | 6.087 | 0.318 | 150.484 |
| 17 | GT3 | 75 | Clifford CHEN | Ferrari F458 GT3 | Clifford CHEN | 1'49.913 | 6.840 | 0.753 | 149.453 |
| 18 | GTM | 55 | Hideo TAKAHASHI | Ferrari 430 Challenge | Autostrada | 1'51.986 | 8.913 | 2.073 | 146.686 |
| 19 | GT4 | 82 | Anthony CHAN Kei Ming | LOTUS Evora GT4 | TW Racing | 1'58.650 | 15.577 | 6.664 | 138.448 |
GT Asia -RIJ- (2012/07/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2012 GT Asia Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | No | Driver | Maker Model | Team | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GT3 | 1 | MOK Weng Sun | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 1'42.824 | - | - | 159.756 |
| 2 | GT3 | 33 | Hisao SHIGETA | PORSCHE 997 GT3R | Direction Racing | 1'43.088 | 0.264 | 0.264 | 159.347 |
| 3 | GT3 | 30 | Frank YU | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 1'43.885 | 1.061 | 0.797 | 158.125 |
| 4 | GT3 | 4 | Hisamori HAYASHI | PORSCHE 997 GT3 R | Direction Racing | 1'43.954 | 1.130 | 0.069 | 158.020 |
| 5 | GT3 | 9 | LI Zhi Cong | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 1'44.182 | 1.358 | 0.228 | 157.674 |
| 6 | GT3 | 99 | Yukinori TANIGUCHI | Audi R8 LMS | Hitotsuyama Racing | 1'44.745 | 1.921 | 0.563 | 156.827 |
| 7 | GT3 | 22 | David LAI | Ferrari F458 GT3 | Team Clearwater Racing | 1'44.886 | 2.062 | 0.141 | 156.616 |
| 8 | GT3 | 24 | Dilantha MALAGAMUWA | Lamborghini LP560 GT3 | Dilango Racing | 1'45.151 | 2.327 | 0.265 | 156.221 |
| 9 | GT3 | 7 | Jeffrey LEE | Audi R8 LMS Ultra | Audi R8LMS Cup | 1'45.632 | 2.808 | 0.481 | 155.510 |
| 10 | GT3 | 5 | Samson CHAN | FORD GT3 | Craft Eurasia Racing Hong Kong | 1'45.675 | 2.851 | 0.043 | 155.446 |
| 11 | GT3 | 6 | Hiro NISHIDA | BMW Z4 | Field Motorsport | 1'46.350 | 3.526 | 0.675 | 154.460 |
| 12 | GTM | 26 | Hideki ONDA | Ferrari F430 GT | Tunewear Racing | 1'46.856 | 4.032 | 0.506 | 153.728 |
| 13 | GTM | 16 | Wayne SHEN | Ferrari F430 GT | Modena Motorsports | 1'48.087 | 5.263 | 1.231 | 151.978 |
| 14 | GTM | 21 | Francis TJIA | Ferrari 430 GT | Modena Motorsports | 1'48.521 | 5.697 | 0.434 | 151.370 |
| 15 | GTM | 77 | Jacky YEUNG | Lamborghini Gallardo GT | Arrows Racing | 1'50.340 | 7.516 | 1.819 | 148.874 |
| 16 | GT3 | 11 | Sasha CHU | PORSCHE 997 GT3R | Asia Racing Team | 1'50.453 | 7.629 | 0.113 | 148.722 |
| 17 | GT3 | 75 | Clifford CHEN | Ferrari F458 GT3 | Clifford CHEN | 1'50.834 | 8.010 | 0.381 | 148.211 |
| 18 | GTM | 55 | Hideo TAKAHASHI | Ferrari 430 Challenge | Autostrada | 1'51.787 | 8.963 | 0.953 | 146.947 |
| 19 | GT4 | 82 | Anthony CHAN Kei Ming | LOTUS Evora GT4 | TW Racing | 1'59.349 | 16.525 | 7.562 | 137.637 |
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.999 | - | - | 191.01 |
| 2 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.005 | 0.006 | 0.006 | 191.00 |
| 3 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.006 | 0.007 | 0.001 | 191.00 |
| 4 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.099 | 0.100 | 0.093 | 190.79 |
| 5 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.272 | 0.273 | 0.173 | 190.41 |
| 6 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.764 | 0.765 | 0.492 | 189.33 |
| 7 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.897 | 0.898 | 0.133 | 189.04 |
| 8 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.935 | 0.936 | 0.038 | 188.95 |
| 9 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'26.972 | 0.973 | 0.037 | 188.87 |
| 10 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'27.012 | 1.013 | 0.040 | 188.79 |
| 11 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'27.072 | 1.073 | 0.060 | 188.66 |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'27.089 | 1.090 | 0.017 | 188.62 |
| 13 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.223 | 1.224 | 0.134 | 188.33 |
| 14 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'27.256 | 1.257 | 0.033 | 188.26 |
| 15 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.792 | 1.793 | 0.536 | 187.11 |
| 16 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'27.997 | 1.998 | 0.205 | 186.67 |
| 17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'28.506 | 2.507 | 0.509 | 185.60 |
| 18 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'28.721 | 2.722 | 0.215 | 185.15 |
全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/14) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Wet
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 1'48.387 | - | - | 151.56 |
| 2 | 4 | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'48.951 | 0.564 | 0.564 | 150.77 | |
| 3 | 1 | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'49.207 | 0.820 | 0.256 | 150.42 | |
| 4 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'49.237 | 0.850 | 0.030 | 150.38 | |
| 5 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'49.490 | 1.103 | 0.253 | 150.03 |
| 6 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'49.555 | 1.168 | 0.065 | 149.94 |
| 7 | 2 | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 1'49.751 | 1.364 | 0.196 | 149.67 | |
| 8 | 8 | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 1'49.798 | 1.411 | 0.047 | 149.61 | |
| 9 | 37 | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'50.092 | 1.705 | 0.294 | 149.21 | |
| 10 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'50.355 | 1.968 | 0.263 | 148.85 |
| 11 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'51.282 | 2.895 | 0.927 | 147.61 |
| 12 | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 1'51.598 | 3.211 | 0.316 | 147.20 |
| 13 | 77 | N | 野呂 立 | スタッフワンCMS F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'52.050 | 3.663 | 0.452 | 146.60 |
| 14 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'52.808 | 4.421 | 0.758 | 145.62 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'59.733 | 11.346 | 6.925 | 137.20 | ||||||
全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/14) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Wet
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'49.822 | - | - | 149.58 | |
| 2 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'49.944 | 0.122 | 0.122 | 149.41 | |
| 3 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'50.302 | 0.480 | 0.358 | 148.93 |
| 4 | 1 | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'50.550 | 0.728 | 0.248 | 148.59 | |
| 5 | 8 | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 1'50.717 | 0.895 | 0.167 | 148.37 | |
| 6 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'50.750 | 0.928 | 0.033 | 148.32 |
| 7 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 1'51.074 | 1.252 | 0.324 | 147.89 |
| 8 | 2 | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 1'51.145 | 1.323 | 0.071 | 147.80 | |
| 9 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'51.222 | 1.400 | 0.077 | 147.69 |
| 10 | 37 | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'51.838 | 2.016 | 0.616 | 146.88 | |
| 11 | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 1'52.839 | 3.017 | 1.001 | 145.58 |
| 12 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'53.204 | 3.382 | 0.365 | 145.11 |
| 13 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'54.675 | 4.853 | 1.471 | 143.25 |
| 14 | 77 | N | 野呂 立 | スタッフワンCMS F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'54.756 | 4.934 | 0.081 | 143.15 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'01.024 | 11.202 | 6.268 | 135.73 | ||||||
GAINERのホームコースでもある鈴鹿サーキットで行われる第41回インターナショナルポッカ1000kmでサポーターシートを発売いたします。
GAINERピット前のグランドスタンドV2エリア指定席券と前売り観戦券(土日2日間有効)がセットになったお得なチケットです。(V2指定席のみの販売もあります)
みんなで一緒にGAINERを応援しよう!
V2指定席をお買い求めいただいた方全員に記念品を差し上げます。(8/19サポーターシートでお渡しいたします) その他にも特典をご用意する予定です!お楽しみに!!
ドライバー、エンジニアもご挨拶に伺う予定です。
詳細は申し込み後の確認Mailをご覧ください。
ご購入はGAINERホームページからShop→GAINER OFFCIAL shopからどうぞ!
ご注意:
V2シートは日曜日のみ指定になっております。期間限定ですのでキャンセルは受け付けておりません。
Hondaは、SUPER GTシリーズ GT300クラスに参戦を開始する「TEAM無限」<運営:(株)M-TEC>への技術サポートとして、「MUGEN CR-Z GT」用に開発した2.8L V6ツインターボエンジンとレーシングハイブリッドシステムを供給し、実走テストを開始します。
Hondaのレーシングハイブリッドシステムを搭載したTEAM無限のMUGEN CR-Z GTは、SUPER GTシリーズ第4戦 スポーツランドSUGO(予選7月28日、決勝7月29日)から参戦を予定しています。
Text & Photo: HONDA鈴鹿クラブマンレース第4戦F4決勝レースは、フォーミュラ・エンジョイ開始直前に激しく降り出した雨のため中止となった。
また、スタートディレイとなったフォーミュラ・エンジョイは8周レースを6周と短縮し開催されたものの、同レース終了後にスタート進行が行われたS-FJ第4戦第2レースもフォーメーションラップ中に再び激しく降り出した雨のため中止が決定した。
Text: Yoshinori OHNISHI鈴鹿クラブマンレース第4戦スーパーFJレースの第1レース決勝が1日、同地で雨の中行われた。レースはスタートで飛び出した予選2位の石川京侍が後続を引き離しそのまま7周を回って優勝した。
レースは雨の中9時10分にフォーメーションラップを開始。スタートで飛び出したのは予選2位でシリーズ2連勝中の石川京侍。2位には予選5位から坂口夏月が上がり、ポールポジションの加藤智は3位まで落ちた。
トップに立った石川は1周目に後続を2秒1離してコントロールラインを通過すると、4周目までは毎周ファストストラップを更新しながら同周にはその差を8秒2まで広げるぶっちぎりのレースを展開する。
石川は5周目あたりから雨が強くなり始めると後続との間合いを計り、最終的には2位以下を3秒3離してトップでゴール。第2戦から3連勝を飾った。
スタートで3位に落ちた加藤は、2周目のシケインでインから前を走る坂口をかわしたが、トップを走る石川との差は大きく、そのまま2位でチェッカーを受けた。3位には坂口が入り初表彰台をゲットした。
第2レースはこの後13時35分から同じく7周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum-P -No Driver-------- Lap Time/Delay 1 58 石川 京侍 7 17'32.863 2 10 加藤 智 7 3.344 3 31 坂口夏月 7 17.418 4 70 宇井健剛 7 21.059 5 17 道野 高志 7 27.989 6 7 大宮 嘉信 7 45.282 7 37 藤井 駿 7 52.417 8 51 福田 詩久 7 59.253 9 43 林 周平 7 59.625 10 25 濵野 隆一 7 1'00.465 ---- 以下略 ---- Fastest Lap: CarNo.58 石川京侍 2'28.217 (4/7)
Hitotsuyama Racingは6月9~10日にマレーシア・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されたSuper GT 第3戦において、14位、15位で完走しました。
例年厳しい暑さがドライバーを苦しめるマレーシア・セパンラウンド。#21 ZENT Audi R8 LMSは都筑、シンディともに走行経験が非常に少ないサーキットということもあり、当初から苦戦が予想される1戦であった。今回シンディの希望により、公式練習は都筑・シンディに全く同じ走行時間・条件を与え、その時間内に好タイムを記録したドライバーが予選Q1を担当する戦略を採用。比較的涼しいコンディションの下、シンディ・都筑が20分ずつに区切った走行時間を交互に担当し、マシンセッティングとアタックを行っていく。最終的に好タイムを記録した都筑が予選Q1を担当することになったが、公式練習の順位はクラス16位と下位に沈んでしまう。Audi勢は合計4台が参戦しているものの、全車下位に沈みマシン特性がサーキットに合わないことを露呈した。同日午後に15分間で行われた公式予選Q1。上位10台のみがQ2のスーパーラップへ進出できる予選システムで、各マシン早々にアタックを開始。都筑は午前中の公式練習からタイヤコンパウンドを変更。しかし、このタイヤ選択が大きく外れてしまい、オーバーステアに悩まされる。午前中のタイムすら更新できないままチェッカーを受け、アウディ勢でも最下位となる想定外のクラス19位でQ1を終えた。
セパンラウンドより新たに安岡秀徒をドライバーに迎え入れ、マシンゼッケンも#99へ変更、心機一転セパンに挑むことになった#99 Racerbook Audi R8 LMS。安岡は2011年Porsche Carrera Cup Japanで全戦ポール・トゥ・ウィンを成し遂げている。安岡とコンビを組むのは前戦富士500kmに引き続き、香港出身のフランク・ユー。精力的にレース活動を行うフランクは、今回サポートレースのGTアジアにも自身のFord GT GT3で参戦している。公式練習ではまず安岡がドライブ。マシンのチェック、タイヤ選択、そしてマシンセッティングを手際よく行っていく。実質ドライコンディションでのAudiドライブはこの日が初めての安岡だが、それを感じさせない貫禄ある走りを見せた。公式練習も後半に入り、ドライバーはフランクに交代。安岡がセッティングしたマシンで決勝を想定したロングランとピットストップの練習を行う。Super GTデビュー戦の前戦富士500kmでは、GT500との絡みでタイムロスする場面も見られたフランク。今回はその課題を克服するためにも積極的に走行を続けた。公式練習の順位は19位と、#21 ZENT Audi R8 LMS同様下位に沈む結果に終わり、予選Q1を担当する安岡に順位晩回を託すこととなった。続く公式予選ではライバルが早々にコースインをしていく中、安岡はピットに留まりタイミングを見計らう。ライバルたちのアタックの様子を確認してからコースインした安岡はアタック1周目、2周目と順調にタイムアップ。公式練習から約1秒タイムアップを果たした。順位は16位と決して納得のいくものではないが、Audi勢では2番手タイムを記録し前戦までと比較しチーム力が着実に上がってきていることを証明した。
公式練習・公式予選までは比較的涼しかったセパンだが、決勝日には気温・湿度ともに大きく上昇し、厳しいレースが予想された。#21 ZENT Audi R8 LMSのスタート担当はシンディ。2周のフォーメーションラップの後、グリーンシグナルが点灯。14位スタートの#66 triple a vantage GT3が2速ギヤを失っていたことにより失速、後方のマシンは#66を避けるために混乱してしまう。その混乱を上手く交わしたかに見えたシンディだが、混乱で失速していた前方の#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8をスタートライン通過時に2mほど追い越してしまい、後にジャンプスタートの判定が下ってしまう。さらに2周目、今度は水温トラブルで一時的にスローダウンした#99 Racerbook Audi R8 LMSの後方でも混乱が生じる。シンディは#99を避けたものの#22 R?Qs VEMAC 350Rとラインが交錯し2台は接触。シンディはスピンし、コース復帰までに約30秒を費やすことになってしまった。最後尾まで順位を落としたシンディは追い上げを開始、程なくして#69 ThunderAsia MT900Mをパスするとさらに先を急ぐ。だがここでジャンプスタートに対するドライブスルーペナルティが課せられる。コースに復帰した時点でGT300クラストップ集団にラップダウンされてしまい、苦しいレース展開に。その後はしばらく安定したペースで前車との距離を縮めていたシンディだが、25周目に入ったところでシンディは暑さによる体調不良を無線で訴える。26周目にはラップタイムが4秒以上下がってしまい、チームは緊急ピットインを指示。シンディは何とかピットまでマシンを戻すも、朦朧とする意識の中ピットロード速度制限をオーバーしてしまう。マシンを定位置にストップさせマシンから降りたシンディに都筑のドライバー交代を手伝う余力は残されておらず、都筑は1人で交代作業を行い20秒以上のタイムをロスしてしまうことに。コースイン後、シンディのピットロード速度制限に対するドライブスルーペナルティを終えた時点で、クラス18位とほぼ最下位まで順位を落とすが、チームは都筑のモチベーションを保つべく無線で指示を出し続ける。都筑もそれに応え、安定したペースでラップを重ね徐々に順位を挽回。都筑は最終ラップまでほぼ同様の安定したペースで走り切り14位まで順位を上げて完走を果たした。
#99 Racerbook Audi R8 LMSのスタートを担当するのはSuper GT公式戦デビューとなる安岡。慣れないローリングスタートを上手くまとめると前方の#11 GAINER DIXCEL R8 LMSに接近。オープニングラップからテール・トゥ・ノーズの接近戦を展開し、コーナーアウト側から並走するシーンも魅せる。しかし安岡は2周目に突如スローダウン。水温上昇によりマシンが自動的にセーフモードに入り、パワーを抑制するシステムが作動してしまった。2周続いた低速でのフォーメーションラップ、さらにスタート直後の#11との激しいテール・トゥ・ノーズの争いが、この水温上昇を引き起こしたことがレース後のデータ解析で判明した。この間に後続のマシンに次々とパスされてしまった安岡だが、水温が下がりセーフモードが解除されてからはデビューレースとは思えぬ安定したペースを披露。とりわけGT500との絡みではタイムの落ち込みを見せず、持ち前の冷静な走りをチームに印象付けた。安岡は自身の担当スティントを30周目まで引っぱり、一旦はクラス19位まで落としてしまった順位を暫定クラス2位まで挽回、残りのレースをフランクに託した。ただ、ピット作業では思わぬトラブルが重なる。ホイールナットのトラブルにより時間を失うと、それに加えて発進時にクラッチがスムーズに繋がらないトラブルも発生し、再スタートまでに約60秒の時間をロスしてしまう。さらにフランクはコースイン後、クラッチが滑り始めパワーが上手く伝わっていないことを無線でチームに伝える。このトラブルにより想定ラップタイムからは1周あたり3~4秒をロスしてしまうが、その状況下でもフランクはゴールまでマシンを運ぶべく、懸命かつクラッチを労わる丁寧なドライビングを続け、#21 ZENT Audi R8 LMSに続く15位で何とかフィニッシュを成し遂げた。
第4戦菅生は7月28~29日に開催されます。引き続き、応援宜しくお願い致します。
Hitotsuyama Racing Press release今年はシリーズ2位で灼熱のセパン戦を迎え、FIA-GT3 車両の中でもストレートスピードの速いポルシェやアストンマーティン、ランボルギーニなどが強力なライバルになることが予想された。
例年より日本の気温が低く、まずマレーシアの暑さに体を慣らすことが第一に考えられた。
公式練習はオンタイムで開始されたが、開始早々にポツポツと雨粒が落ちてきて、ウエット宣言が出された。 しかし、ほとんど路面を濡らすこともなく平中克幸が走行を続ける。
今回はなぜか非常にオーバーステアが強く、マシンのバランスも悪く、タイムが全く伸びない。
トップはNo.66 アストンマーティンで、昨年のポールタイムをあっさり抜く2分5秒台。平中は全くそんなタイムが見えてこないと悲痛な叫びを上げる。 その後田中哲也と交代するが、バランスの悪さは変わらず、14番手で走行を終えた。
スーパーラップ予選の場合は、予選1回目とスーパーラップに出場するドライバーは違うドライバーでなければならず、今回は1回目を田中、スーパーラップを平中が担当する。
開始前には晴れ間ものぞいていたが、1回目の予選開始前には曇り空となり、気温もここセパンにしては31度と低め。
15分間で行われる予選1回目は、最大6周ほどのアタックが可能だ。1回目を担当する田中は、周回毎にタイムを上げていくが、セットを多少変えてもオーバーステアは消えず、予選になっても2分5秒台などは全く見えてこない。計測3周目に2分8秒台を出すのがやっと。その後もアタックを続けるが、タイムアップは見込めず、昨年9月の富士戦でスーパーラップ予選に進出できなかった時以来の2桁予選順位が決定してしまった。
初めての試みで、フリー走行の前後2回サーキットサファリが行われた。まず17分間のサファリの後、そのままフリー走行が開始された。
昨日からのセットを大幅に変更し、田中からスタート。まだアクセルを踏み込んでいけないコーナーもあるものの、バランスは良い方向に向かっているようで、Used のタイヤで昨日の予選とほぼ変わらないタイムで走行。
その後平中と代わり、S字のアンダーが強いと訴え、フロントを少し硬めにセット。 決勝を想定した走行で、このセッションは7番手で終えることが出来た。
セパンでの決勝は暑さも考え、普段のレースよりも決勝スタート時間が夕方に設定されている。16時からフォーメーションが開始されるが、500クラスの隊列が揃わず2周のフォーメーションラップの後決勝レースがスタートした。
スタートを担当するのは田中。スタート直後1 コーナーで予選3番手のNo.911 ポルシェが単独スピン。ヒヤッとしたが、多重クラッシュにはならずに、後続車両はコース上に止まっているマシンを順次よけて走行。田中も1周目に14 番手でコントロールタワーを通過する。
2周目にはNo.61 BRZをパスし順位を上げていく。3番手から15番手ほどが数珠つなぎ状態で走行していた。
しかしストレートの速いFIA-GT3 車両をパスするのは容易ではなく、田中も苦戦していた。そこへ順位を落としていたNo.911 が後方から迫りあっさりとストレートスピードを武器に田中をパスしていく。同じGT3 車両ではあるものの、FIA が決めるBOP(バラン ス・オブ・パフォーマンス・独自のマシン性能調整システム)により、エアリストリクターの大きさから車重までが車両によって違い、ポルシェ、ランボルギーニ、アストンマーティンは特にストレートが速い車両になる。
その後No.4 BMWとバトルを展開。執拗なブロックになかなかパスできずに田中のイライラ度もかなりマックスに。 なんとか14 周目にNo.4 をパスし13 番手に。
続くNo.27 Ferrariを今度はあっさりと16 周目に抜き、No.43 Garaiya、No.31 プリウスを立て続けにパスしていく。
10番手まで順位をあげて、20周目に平中と交代するためにピットへ。ピット作業もそつなくこなし、平中をコースへ送り出していく。
しかし、燃費が悪い分給油時間が長く、ピット前にせっかくパスしてきた燃費の良いNo.61、No.31に先行されてしまう。
この時点で18番手、実質12 番手まで後退していた。平中も交代してすぐにベストタイムを出し、前車を追いかけていくが、変わってからの5周目に痛恨のスピン。順位は変わることはなかったが、前車との差が開いてしまった。
全車のピット作業が終わった33周目には11番手になり、前車のNo.61 とは4秒差まで縮めてきていた。
ストレートスピードがほぼ同じくらいで、コーナーの速いNo.61を抜くことはかなり大変で、これに10 周を要してしまう。
そこからNo.52 ベンツの巧みなブロックに合うものの、5周でパスし7番手に浮上。
残り周回を考えてもNo.2 紫電とは14秒差で、ラップタイムも2秒以上平中の方が速かったので、もう一つ順位を上げられるだろうと考えた瞬間の45周目、平中から突然ギアがニュートラルになったと叫ぶ声が。せっかく苦労して抜いてきた2台のマシンにも再びパスされ、9番手に後退してしまう。
その後若干ラップタイムが落ちたものの、トラブルはそれ以降出る事なく何とか2分8秒台にラップを戻し、No.61 を抜き8番手に。最終ラップに2番手を走行していた最大のライバルNo.0 がガソリントラブルでコースにストップ。平中は7番手でチェッカーを受け、貴重な4ポイントを獲得した。
HP REAL RACINGは14日、同社のウェブサイト上で全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦富士と同第5戦ツインリンクもてぎにおいて、在参戦中の金石年弘に加え、新たに現在スーパーGTに参戦中の中山友貴を起用することを発表した。
カーナンバーは11が与えられる模様。中山は自身のブログで「このチャンスを与えてくれたホンダさんをはじめ、リアルレーシング、関係者の皆様には本当に感謝しています。SUPER GTで得た経験をフルに活かし、自分の速さをしっかりとアピール出来る様に全力で頑張ります」と語っている。
また株式会社M-TECも同日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦SUGO菅生、第7戦鈴鹿、JAF GPにおいて、現在参戦中の山本尚貴選手に加え、新たにインディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨を起用し、「TEAM無限」として2台体制で挑むことを発表した。
佐藤は「非常に高いレベルでの戦いが予想されるフォーミュラ・ニッポンへ、自分にとって深い縁があるTEAM無限からスポット参戦できることを大変嬉しく思っています。また、仙台・菅生ではEnjoy Hondaのイベントと共に被災地の皆さんを元気づけるレースを、そして思い出深い鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイでは、多くのファンの皆さまに楽しんでもらえるようなエキサイティングなレースができればと願っています」と語っている。
なお、佐藤についてはインディカー・シリーズを優先するため、状況により出走しない場合もあるとのことだ。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI, Yoshinori OHNISHI6月10日(日)、マレーシア・クアラルンプール近郊のセパンサーキットにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが行われました。
9日(土)に行われた公式予選では、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)がポールポジションを獲得。ウイダー HSV-010はセパン大会の予選を2年連続で制しました。また、今シーズンの第2戦富士大会では#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が予選を制しており、HSV-010 GTは2戦連続でポールポジション獲得を果たしたことになります。Honda勢でこれに続いたのは、7番グリッドを得た#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)。なお、現在ポイントリーダーの#100 RAYBRIG HSV-010は、GT500クラス全車両のなかでもっとも重い60kgのハンディウエイトを搭載しています。さらに、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は12番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は14番グリッドから、灼熱の決勝レースに臨みます。
終日薄曇りとなった土曜日に比べると、日曜日は午前中から南国特有の強い日差しが照りつけて気温は上昇。スタート前の午後3時には気温33℃、路面温度52℃に達し、マシンにとってもドライバーにとっても厳しい戦いとなることが予想されました。
午前10時前に始まったウオームアップ走行において、5台のHSV-010 GTは決勝レースに向けてマシンの感触を確認。#18 ウイダー HSV-010は4番手、#17 KEIHIN HSV-010は9番手、#100 RAYBRIG HSV-010は10番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手のタイムを記録しました。
スタートドライバーを務めるのは、#18 ウイダー HSV-010が小暮選手、#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010は小林選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手です。
午後4時にフォーメーションラップが開始、1周を走り終えたところでグリーンフラッグが振り下ろされる予定でしたが、隊列が整っていなかったためにスタートがやり直しとなり、そのままフォーメーションラップをもう1周行うことになりました。これにともない、レース周回数は当初の54周から53周へと減算されました。
2周目のフォーメーションラップが終わったところでスタートが切られます。#18 ウイダー HSV-010は順当にトップのまま1コーナーに進入。#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#8 ARTA HSV-010は10番手、#17 KEIHIN HSV-010は14番手、#32 EPSON HSV-010は15番手でオープニングラップを終えました。
続く2周目、ライバルの1台がタイヤをバーストさせて後れたため、#100 RAYBRIG HSV-010、#8 ARTA HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#32 EPSON HSV-010の4台は1つずつポジションを上げることとなりました。
#8 ARTA HSV-010はスタート時に13番手から10番手へとジャンプアップを果たしたものの、その後ペースが伸び悩み、5周目には12番手まで後退します。また、#32 EPSON HSV-010は装着したタイヤがコンディションとマッチしなかったために8周目と11周目にピットインし、タイヤ交換を行いました。
トップを走る#18 ウイダー HSV-010の小暮選手のペースは速く、2位との差は4周目に2.3秒、8周目に3.0秒、15周目には3.7秒と次第に広がっていきます。一方、#100 RAYBRIG HSV-010は60kgのハンディウエイトに苦しみ、16周目に7番手となりました。
20周目の時点でも、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は安定して速く、2番手との間隔をコントロールしながら着実に周回を重ねていきます。同じ周、#17 KEIHIN HSV-010はピットに入り、給油とタイヤ交換を行い、ドライバーは金石選手から塚越選手に交代してレースを再開しました。
22周目には#100 RAYBRIG HSV-010もピットイン。給油、タイヤ交換、伊沢選手から山本選手へのドライバー交代を済ませてコースに復帰していきます。このとき、素早いピット作業にも助けられてライバルの1台を攻略、実質的なポジションを1つ上げることに成功しました。#8 ARTA HSV-010も25周目にピットストップを実施、ドライバーは小林選手からファーマン選手に代わってレースを続行していきます。
#18 ウイダー HSV-010は、26周目に2番手につけていたライバルがピットストップを行ったのを見届けると、続く27周目に満を持してピットイン。給油、タイヤ交換を行い、ドライバーも小暮選手からヴァン・ダム選手に代わります。#18 ウイダー HSV-010がピットアウトしたとき、後続との差は3.5秒ほどありましたが、ヴァン・ダム選手はタイヤをいたわりながら最初の2ラップを走行。このため、2台の間隔は一時0.3秒まで縮まりましたが、タイヤがウオームアップされたのを確認するとヴァン・ダム選手は反撃を開始。35周目には1.2秒、40周目には2.0秒とライバルを徐々に引き離していきます。
一方、ピットストップ直後に13番手まで後退した#17 KEIHIN HSV-010は、全車がピットストップを終えた28周目に11番手へと浮上。その後も力走を続け、43周目にはライバルを攻略して10番手に駒を進めます。続いて44周目にはライバルの1台をオーバーテイク。さらに6番手と7番手を走行していた2台がアクシデントでリタイアした結果、#17 KEIHIN HSV-010は7番手へと躍進しました。同じアクシデントにより、一時は8番手となっていた#100 RAYBRIG HSV-010も6番手へと返り咲きます。
47周目、11番手につけていた#8 ARTA HSV-010は路面からの振動によりキルスイッチ(事故時などに車外からエンジンを停止させるためのスイッチ)が誤作動を起こし、エンジンが停止。これによりリタイアを余儀なくされました。
レース終盤に入ると#18 ウイダー HSV-010に乗るヴァン・ダム選手はラストスパートを仕掛け、2番手をさらに引き離します。この結果、#18 ウイダー HSV-010は2位に3秒の差をつけて優勝。これでウイダー HSV-010はセパン大会で2年連続のポール・トゥ・フィニッシュを遂げました。さらに#100 RAYBRIG HSV-010は6位、#17 KEIHIN HSV-010は7位でフィニッシュして入賞。#32 EPSON HSV-010は度重なるピットストップで2周遅れとなりながらも、11位で完走を果たしました。
この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では、6位に入賞した#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手と山本選手が5点を獲得して合計35点となりました。一方、今回2位に入ったライバルが合計38点でポイントリーダーに浮上したため、総合ポイントで伊沢選手と山本選手は2位となりましたが、その差はわずか3点でしかありません。さらに、#18 ウイダー HSV-010の小暮選手とヴァン・ダム選手は合計26点となって11位から4位にジャンプアップ。そして#17 KEIHIN HSV-010の金石選手と塚越選手は20点で6位、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手と小林選手は5点で13位につけています。
第4戦は宮城県のスポーツランドSUGOで7月28日(土)、29日(日)に開催されます。

SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が6月9日(土)、10日(日)の両日、マレーシアのセパン・サーキットで開催された。
SUPER GT唯一の海外遠征戦として、公式戦開催は今年10回目となるセパンラウンド。南国マレーシアの厳しい暑さの下で文字通りの熱戦が繰り広げられた。
今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のトヨタ プリウスが出場した。
9日(土)午後3時半から、スーパーラップ方式で行われる予選のQ1がGT300、GT500各クラス15分ずつでスタート。GT500クラスは、午前中の公式練習でトップタイムをマークするなど好調だったENEOS SUSTINA SC430 6号車がアタック中にエンジンブローに見舞われてしまい、痛恨の最後尾スタートとなってしまった。
一方でZENT CERUMO SC430 38号車を駆る平手晃平がトップタイムをマーク。6号車以外の5台のLEXUS SC430は全車がトップ6に入る速さを見せ、Q1の上位10台によって争われるスーパーラップに進出を決めた。
続いて午後4時半から1台ずつのアタックとしてトップ10台によって争われたスーパーラップでは、38号車は惜しくもポールポジション獲得を逃したが最前列2番手。PETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手、8番手以降にKeePer Kraft SC430 35号車、WedsSport ADVAN SC430 19号車、DENSO KOBELCO SC430 39号車と続くグリッドとなった。
GT300クラスではapr HASEPRO PRIUS GT 31号車がスーパーラップ進出を果たし、8番手から決勝に臨むこととなった。
10日(日)、4万8千人もの観客が集まったセパン・サーキットは強い日差しで気温も上がり、気温33度、路面温度52度という暑さの中で、午後4時に決勝レースのスタートが切られた。
2番手グリッドの38号車は、前半スティント担当の平手が好スタートで2位をキープ。首位を追い、上位2台が後続を引き離して行く展開となった。
一方、最後尾スタートの6号車も、序盤から素晴らしい追い上げで次々に前走車をパスし、20周目には5位までポジションアップ。
レースがほぼ折り返しとなる27周目、2位を走行し、首位との差を詰めていた38号車がピットインし、立川へとドライバー交代。翌周に、首位のウイダー HSV-010 18号車がピットインすると、コースに復帰した18号車に38号車が猛烈な追い上げで迫り、テール・トゥ・ノーズとなったが、逆転までには至らず。
28周目までピットインを引っ張った6号車は、ピットアウト後に36号車もパスし、4位へ。その後方には、10番手スタートから追い上げ、石浦宏明から脇阪寿一へと交代した39号車も順位を上げてきた
。 4位浮上後、更に前を行くカルソニックIMPUL GT-R 12号車を追っていた6号車の大嶋和也は、43周目の1コーナー進入で12号車のインへ。2台は並びかけたが12号車も譲らず、サイド・バイ・サイドのままコーナーをクリアしていき、4コーナー付近までギリギリのバトルを展開。このバトルを制した6号車が3位に浮上した。
44周目、6位走行中の36号車が、タイヤバーストに見舞われた後続車のスピンに巻き込まれ、接触。ここでレースを終えることとなってしまった(44周完走扱い)。
終盤、5位を走行していた脇阪の駆る39号車は、残りが5周となった48周目に、果敢な攻めで前を行く12号車をパスし、4位浮上。
2位での走行を続けた立川の38号車は、最後まで首位を追ったが、惜しくも届かず、2位でフィニッシュ。続く3位には、最後尾スタートから追い上げた6号車が入り、嬉しい今季初表彰台獲得となった。10番手スタートの39号車も4位で続き、LEXUS SC430は2-3-4フィニッシュ。開幕戦の勝利に続き、今季2度目の表彰台となった38号車はランキングで首位に浮上した。
19号車が9位、35号車が10位に入り、共に今季初のポイント獲得を果たした。
GT300クラスでは、31号車がトップ10圏内でのバトルを繰り広げていたが、33周目に無念のミッショントラブルに見舞われ、リタイアに終わった。
AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが、6月10日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5・543km×54周)で行われた。灼熱のバ トルを制したのはポールポジション(予選1位)からスタートしたウイダーHSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)だった。
前日の予選日は南国のマレーシアらしくない控えめな気温(それでも30度弱)だったが、決勝日の日中は目が痛くなるほどの日差しとなる。それが少し収まったスタートの16時には気温は33度となる。
決勝はポールポジションのウイダーHSV-010(小暮卓史)、そして予選2位のZENT CERUMO SC430(平手晃平)が好スタートを切り、レースはこの2台のマッチレースと様相となった。一方、気温は17時を過ぎても30度を下らず、路面温度も49~45度でタイヤには非常に厳しいコンディションとなる。このためタイヤが保たずに、緊急ピットインをしたり、パンクからスピン、コースアウトするマシンも見受けられた。
その中で、トップを争うHonda HSV-010 GTとLEXUS SC430が力強い走りを見せ、後続を引き離す。そして、1~2秒の差でバトルを繰り広げた。中盤に行われたドライバー交代のピットインでもポジションは変わらず。交代直後にウイダーHSV-010(カルロ・ヴァン・ダム)の直後までZENT CERUMO SC430(立川祐路)が迫るが、これもヴァン・ダムがしのぎ切り、最後までトップを守りきってゴールし、ウイダーHSV-010がHonda勢として今季初優勝を獲得した。
これでウイダーHSV-010のHonda Racingとしては2年連続でマレーシア大会を勝利。小暮はSUPER GT通算7勝目、GT500ルーキーのヴァン・ダムは3戦目にての初優勝となった。Honda HSV-010 GTは通算6勝目。
GT300クラスでも、予選1位のHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が、ドライバー交代のピットイン時以外は首位を譲ることなく快走。見事なポール・トゥ・ウィンを達成した。(観客:4万8000人)
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 53 | 1:47'52.531 |
| 2 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 53 | 3.016 |
| 3 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 2 | 53 | 9.642 |
| 4 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 53 | 20.570 |
| 5 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 53 | 37.488 |
| 6 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 53 | 45.998 |
| 7 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 32 | 53 | 46.886 |
| 8 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 53 | 1'05.203 |
| 9 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 53 | 1'17.056 | |
| 10 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 53 | 56.903+30 | |
| 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 51 | 2Laps | |
| 12 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 46 | 7Laps |
| 13 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 44 | 9Laps |
| 14 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 14 | 44 | 9Laps |
| ---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 2 | 51Laps | |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 49 | 1:47'57.011 |
| 2 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 49 | 24.267 |
| 3 | 66 | triple a Vantage GT3 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 22 | 49 | 26.543 |
| 4 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 49 | 26.916 | |
| 5 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 49 | 46.024 |
| 6 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 49 | 55.163 |
| 7 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 52 | 49 | 59.169 |
| 8 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 4 | 49 | 1'07.207 |
| 9 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 26 | 49 | 1'37.141 |
| 10 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 49 | 1'41.180 | |
| 11 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 49 | 1'54.641 |
| 12 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 48 | 1Lap |
| 13 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 48 | 1Lap |
| 14 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 4 | 48 | 1Lap |
| 15 | 99 | Racerbook Audi R8 LMS Audi Audi R8-LMS CJJ | フランク・ユー 安岡 秀徒 | YH | 48 | 1Lap | |
| 16 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 47 | 2Laps |
| 17 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | 47 | 2Laps | |
| 18 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 47 | 2Laps | |
| ---- 以上規定周回数(34Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 33 | 16Laps |
| - | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 30 | 19Laps | |
| - | 69 | ThunderAsia MT900M Mosler MT900M | ファイルーズ・ファウジー 吉田 広樹 | YH | 21 | 28Laps | |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 500 | 1 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 14 | 1'57.875 | - | 169.288 |
| 2 | 500 | 2 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 2 | 1'58.086 | 0.211 | 168.985 |
| 3 | 500 | 3 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 1'58.276 | 0.401 | 168.714 |
| 4 | 500 | 4 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 1'58.276 | 0.401 | 168.714 |
| 5 | 500 | 5 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'58.320 | 0.445 | 168.651 |
| 6 | 500 | 6 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'58.482 | 0.607 | 168.421 | |
| 7 | 500 | 7 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 1'58.593 | 0.718 | 168.263 |
| 8 | 500 | 8 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'58.609 | 0.734 | 168.240 | |
| 9 | 500 | 9 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 32 | 1'58.703 | 0.828 | 168.107 |
| 10 | 500 | 10 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 1'58.766 | 0.891 | 168.018 |
| 11 | 500 | 11 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 1'59.377 | 1.502 | 167.158 |
| 12 | 500 | 12 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'59.390 | 1.515 | 167.140 | |
| 13 | 500 | 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'59.417 | 1.542 | 167.102 |
| 14 | 500 | 14 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'59.607 | 1.732 | 166.836 | |
| 15 | 500 | 15 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 1'59.731 | 1.856 | 166.664 |
| 16 | 300 | 1 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 2'06.819 | 8.944 | 157.349 |
| 17 | 300 | 2 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 2'07.043 | 9.168 | 157.071 |
| 18 | 300 | 3 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 2'07.235 | 9.360 | 156.834 |
| 19 | 300 | 4 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 2'07.612 | 9.737 | 156.371 | |
| 20 | 300 | 5 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 2'07.874 | 9.999 | 156.050 |
| 21 | 300 | 6 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 2'07.988 | 10.113 | 155.911 | |
| 22 | 300 | 7 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 52 | 2'08.056 | 10.181 | 155.829 |
| 23 | 300 | 8 | 66 | triple a Vantage GT3 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 22 | 2'08.356 | 10.481 | 155.464 |
| 24 | 300 | 9 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 2'08.456 | 10.581 | 155.345 |
| 25 | 300 | 10 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 2'08.587 | 10.712 | 155.186 |
| 26 | 300 | 11 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 4 | 2'08.976 | 11.101 | 154.717 |
| 27 | 300 | 12 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 2'09.412 | 11.537 | 154.196 |
| 28 | 300 | 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 26 | 2'09.690 | 11.815 | 153.865 |
| 29 | 300 | 14 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 2'09.846 | 11.971 | 153.681 | |
| 30 | 300 | 15 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | 2'10.098 | 12.223 | 153.383 | |
| 31 | 300 | 16 | 99 | Racerbook Audi R8 LMS Audi Audi R8-LMS CJJ | フランク・ユー 安岡 秀徒 | YH | 2'10.160 | 12.285 | 153.310 | |
| 32 | 300 | 17 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 2'10.190 | 12.315 | 153.274 |
| 33 | 300 | 18 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'10.282 | 12.407 | 153.166 |
| 34 | 300 | 19 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 4 | 2'10.706 | 12.831 | 152.671 |
| 35 | 300 | 20 | 69 | ThunderAsia MT900M Mosler MT900M | ファイルーズ・ファウジー 吉田 広樹 | YH | 2'11.387 | 13.512 | 151.878 | |
| 36 | 300 | 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 2'12.954 | 15.079 | 150.088 | |
| - | 300 | - | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | - | - | - |
6月9日(土)、マレーシアの首都クアラルンプールの郊外にあるセパンサーキットにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が開幕し、公式予選が行われました。
北緯およそ3度と極めて赤道に近いセパンは、日中の最高気温が一年を通じて30℃を超える常夏の街です。このためSUPER GTのセパン戦では例年、マシン、ドライバー、タイヤのいずれにとっても厳しい戦いが繰り広げられます。
なかでも特に重要になるのが、ドライバーを暑さから守る施策です。通常、真夏に行われるレースでは、冷たい水を循環させ、これで身体の表面を直接冷やすクールスーツという器具が用いられます。ただし、これでは身体が局部的に冷えることとなり、快適性が高いとは言えません。また時として、クールスーツはトラブルを起こすことがあり、こうなるとセパン戦ではドライバーが脱水症状に陥りかねず、当然のことながらレースの続行は極めて困難となります。
こうした状況に鑑み、Hondaはレース専用のエアコンを新たに開発し、HSV-010 GTに搭載しました。これはHondaの軽自動車用エアコンコンプレッサーを利用したもので、冷気をドライバーシートの広い範囲から吹き出させることで快適性を改善。また、フルスロットル時にはコンプレッサーを停止することにより、エアコンの作動がマシンのパフォーマンスを低下させない工夫が施されています。
公式練習と公式予選が行われたこの日は、一日を通じて薄曇りとなり、セパンにしては比較的、過ごしやすい陽気となりました。
午前10時から2時間にわたって行われた公式練習では、5台のHSV-010 GTはユーズドタイヤを使ってのセッティング作業に取り組みました。この結果、Honda勢では#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)の5番手が最上位で、続いて#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は9番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は10番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手となりました。
午後3時45分に始まった公式予選1回目では、セッションの途中でライバルの1台にエンジン・トラブルが発生し、コース上にオイルがまかれる事態になりました。このため予選は赤旗中断となりましたが、このとき#8 ARTA HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010はタイムアタックに入っていたため、アタックを中断しなければならず、これでタイヤが摩耗したため、その後のタイムアタックについても不利な状況に追い込まれました。マシンの回収作業などが終わった後、予選セッションは再開されましたが、残された時間は約4分と短かったため、山本選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010の8番手がHonda勢では最上位となり、9番手となったヴァン・ダム選手の#18 ウイダー HSV-010とともに予選2回目となるスーパーラップへの進出を決めました。さらに#17 KEIHIN HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手となり、この段階で決勝でのスターティンググリッドが確定しました。
予選2回目は午後5時過ぎに始まりました。Honda勢では2番目に出走した伊沢選手の#100 RAYBRIG HSV-010が1分56秒598を記録して、7番グリッドを獲得します。続いて3番目に出走した小暮選手の#18 ウイダー HSV-010は1分55秒321をマーク。その後に出走した7台がいずれもこのタイムを破れなかったため、#18 ウイダー HSV-010のポールポジション獲得が確定しました。Honda勢は、第2戦富士大会で#32 EPSON HSV-010が予選を制したのに続き、2戦連続でポールポジションを獲得。そして、ウイダー HSV-010は同大会で2年連続のポールポジション獲得を果たしました。
54ラップで繰り広げられる明日の決勝レースは、午後4時にスタートが切られます。
AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の予選が、6月9日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で行われた。ウイダーHSV-010の小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組がポールポジション(予選1位)を獲得。ウイダーHSV-010は、6月10日の決勝レースを最前列からスタートする。
今回の予選は、スーパーラップ方式で行われる。まず、予選1回目に各クラスの周回タイム上位10台が選抜され、予選2回目となるスーパーラップに進出。ここで1台ずつのタイムトライアルによって、ポールポジションから10位までが決められる。この際、1回目とスーパーラップは別のドライバーが担当し、予選もチームの総合力で競う仕組みだ。それ以下の順位は予選1回目の順となる。
予選1回目では、ZENT CERUMO SC430の平手晃平が1分56秒594でトップを獲得。昨年、このセパン大会でポール・トゥ・ウィンを飾ったウイダーHSV-010(カルロ・ヴァン・ダム)は9位と、辛くもスーパーラップの進出権を握ることができた。
スーパーラップは、予選1回目の10番手から順次スタート。2番手としてスタートしたウイダーHSV-010(小暮卓史)は周囲が目を見張る走りで、1分55秒321を叩き出す。この後、NISSAN GT-RやLEXUS SC430、同じホンダHSV-010 GTの各車がアタックするが、ウイダー小暮のタイムに及ばない。最終アタックのZENT CERUMO SC430(立川祐路)は、コース途中まで小暮のタイムを上回るペースで走行。だが、最終的なラップタイムは1分55秒503と、わずかに及ばず。これで小暮にとっても、ホンダHSV-010 GTにとっても、今季初のポールポジションが決まった。
小暮にとっては、昨年このセパンでポールを獲って以来で1年ぶり、通算12回目のポールポジション。ホンダHSV-010 GTにとって、今季初のポールで通算8回目のポールポジションとなる。
GT300クラスはHANKOOK PORSCHEの影山正美が、2分4秒262のコースレコードでポールポジションを獲得した。影山は通算5回目、ポルシェにとってはセパンでの初ポールポジションとなる。
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 1'57.723 | 1'55.321 | 173.037 |
| 2 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'56.594 | 1'55.503 | 172.764 |
| 3 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 1'57.179 | 1'55.665 | 172.522 |
| 4 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 1'57.399 | 1'55.702 | 172.467 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 1'57.054 | 1'56.145 | 171.809 |
| 6 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'57.913 | 1'56.405 | 171.426 | |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 1'57.438 | 1'56.598 | 171.142 |
| 8 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'57.268 | 1'57.380 | 170.002 | |
| 9 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'57.172 | 1'57.855 | 169.317 | |
| 10 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 1'57.281 | 1'59.175 | 167.441 |
| 11 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 14 | 1'58.044 | 169.045 | |
| 12 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 32 | 1'58.092 | 168.977 | |
| 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'58.215 | 168.801 | |
| 14 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'58.846 | 167.905 | ||
| ---- 以上予選通過 ---- | ||||||||
| - | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 2 | - | - | |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 2'05.011 | 2'04.262 | 160.587 |
| 2 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 2'06.957 | 2'05.371 | 159.166 |
| 3 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 2'06.429 | 2'05.395 | 159.136 |
| 4 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 2'06.267 | 2'05.851 | 158.559 | |
| 5 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 2'06.794 | 2'05.882 | 158.520 |
| 6 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 2'06.957 | 2'06.795 | 157.378 | |
| 7 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 2'07.019 | 2'06.833 | 157.331 |
| 8 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 2'06.957 | 2'06.869 | 157.287 |
| 9 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 2'07.174 | 2'08.044 | 155.843 | |
| 10 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 2'05.515 | 2'08.080 | 155.800 |
| 11 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 26 | 2'07.208 | 156.867 | |
| 12 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 4 | 2'07.480 | 156.533 | |
| 13 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'07.907 | 156.010 | |
| 14 | 66 | triple a Vantage GT3 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 22 | 2'08.555 | 155.224 | |
| 15 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 52 | 2'08.630 | 155.133 | |
| 16 | 99 | Racerbook Audi R8 LMS Audi Audi R8-LMS CJJ | フランク・ユー 安岡 秀徒 | YH | 2'08.848 | 154.871 | ||
| 17 | 69 | ThunderAsia MT900M Mosler MT900M | ファイルーズ・ファウジー 吉田 広樹 | YH | 2'08.924 | 154.780 | ||
| 18 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 2'09.041 | 154.639 | |
| 19 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 4 | 2'09.151 | 154.508 | |
| 20 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | 2'09.323 | 154.302 | ||
| 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 2'10.529 | 152.876 | ||
| ---- 以上予選通過 ---- | ||||||||
| - | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | - | - | ||
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 1'55.321 | - | - | 173.037 |
| 2 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'55.503 | 0.182 | 0.182 | 172.764 |
| 3 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 1'55.665 | 0.344 | 0.162 | 172.522 |
| 4 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 1'55.702 | 0.381 | 0.037 | 172.467 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 1'56.145 | 0.824 | 0.443 | 171.809 |
| 6 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'56.405 | 1.084 | 0.260 | 171.426 | |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 1'56.598 | 1.277 | 0.193 | 171.142 |
| 8 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'57.380 | 2.059 | 0.782 | 170.002 | |
| 9 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'57.855 | 2.534 | 0.475 | 169.317 | |
| 10 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 1'59.175 | 3.854 | 1.320 | 167.441 |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 2'04.262 | - | - | 160.587 |
| 2 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 2'05.371 | 1.109 | 1.109 | 159.166 |
| 3 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 2'05.395 | 1.133 | 0.024 | 159.136 |
| 4 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 2'05.851 | 1.589 | 0.456 | 158.559 | |
| 5 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 2'05.882 | 1.620 | 0.031 | 158.520 |
| 6 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 2'06.795 | 2.533 | 0.913 | 157.378 | |
| 7 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 2'06.833 | 2.571 | 0.038 | 157.331 |
| 8 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 2'06.869 | 2.607 | 0.036 | 157.287 |
| 9 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 2'08.044 | 3.782 | 1.175 | 155.843 | |
| 10 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 2'08.080 | 3.818 | 0.036 | 155.800 |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Qualifying 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 500 | 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'56.594 | - | 171.148 |
| 2 | 500 | 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 1'57.054 | 0.460 | 170.475 |
| 3 | 500 | 3 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'57.172 | 0.578 | 170.303 | |
| 4 | 500 | 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 1'57.179 | 0.585 | 170.293 |
| 5 | 500 | 5 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'57.268 | 0.674 | 170.164 | |
| 6 | 500 | 6 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 1'57.281 | 0.687 | 170.145 |
| 7 | 500 | 7 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 1'57.399 | 0.805 | 169.974 |
| 8 | 500 | 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 1'57.438 | 0.844 | 169.918 |
| 9 | 500 | 9 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 1'57.723 | 1.129 | 169.506 |
| 10 | 500 | 10 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'57.913 | 1.319 | 169.233 | |
| 11 | 500 | 11 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 14 | 1'58.044 | 1.450 | 169.045 |
| 12 | 500 | 12 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 32 | 1'58.092 | 1.498 | 168.977 |
| 13 | 500 | 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'58.215 | 1.621 | 168.801 |
| 14 | 500 | 14 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'58.846 | 2.252 | 167.905 | |
| 15 | 300 | 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 2'05.011 | 8.417 | 159.624 |
| 16 | 300 | 2 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 2'05.515 | 8.921 | 158.983 |
| 17 | 300 | 3 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 2'06.267 | 9.673 | 158.037 | |
| 18 | 300 | 4 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 2'06.429 | 9.835 | 157.834 |
| 19 | 300 | 5 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 2'06.794 | 10.200 | 157.380 |
| 20 | 300 | 6 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 2'06.957 | 10.363 | 157.178 |
| 21 | 300 | 7 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 2'06.957 | 10.363 | 157.178 |
| 22 | 300 | 8 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 2'06.957 | 10.363 | 157.178 | |
| 23 | 300 | 9 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 2'07.019 | 10.425 | 157.101 |
| 24 | 300 | 10 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 2'07.174 | 10.580 | 156.909 | |
| 25 | 300 | 11 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 26 | 2'07.208 | 10.614 | 156.867 |
| 26 | 300 | 12 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 4 | 2'07.480 | 10.886 | 156.533 |
| 27 | 300 | 13 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'07.907 | 11.313 | 156.010 |
| 28 | 300 | 14 | 66 | triple a Vantage GT3 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 22 | 2'08.555 | 11.961 | 155.224 |
| 29 | 300 | 15 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 52 | 2'08.630 | 12.036 | 155.133 |
| 30 | 300 | 16 | 99 | Racerbook Audi R8 LMS Audi Audi R8-LMS CJJ | フランク・ユー 安岡 秀徒 | YH | 2'08.848 | 12.254 | 154.871 | |
| 31 | 300 | 17 | 69 | ThunderAsia MT900M Mosler MT900M | ファイルーズ・ファウジー 吉田 広樹 | YH | 2'08.924 | 12.330 | 154.780 | |
| 32 | 300 | 18 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 2'09.041 | 12.447 | 154.639 |
| 33 | 300 | 19 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 4 | 2'09.151 | 12.557 | 154.508 |
| 34 | 300 | 20 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | 2'09.323 | 12.729 | 154.302 | |
| 35 | 300 | 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 2'10.529 | 13.935 | 152.876 | |
| ---- 以上予選通過 ---- | ||||||||||
| - | 500 | - | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 2 | - | - | - |
| - | 300 | - | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | - | - | - | |
SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 500 | 1 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 2 | 1'55.693 | - | 172.481 |
| 2 | 500 | 2 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 14 | 1'55.892 | 0.199 | 172.184 |
| 3 | 500 | 3 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'55.958 | 0.265 | 172.086 |
| 4 | 500 | 4 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 28 | 1'56.461 | 0.768 | 171.343 |
| 5 | 500 | 5 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 12 | 1'56.477 | 0.784 | 171.320 |
| 6 | 500 | 6 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'56.695 | 1.002 | 171.000 | |
| 7 | 500 | 7 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 14 | 1'56.696 | 1.003 | 170.998 |
| 8 | 500 | 8 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 38 | 1'56.743 | 1.050 | 170.929 |
| 9 | 500 | 9 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 32 | 1'56.915 | 1.222 | 170.678 |
| 10 | 500 | 10 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 60 | 1'57.184 | 1.491 | 170.286 |
| 11 | 500 | 11 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 44 | 1'57.338 | 1.645 | 170.063 |
| 12 | 500 | 12 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'57.395 | 1.702 | 169.980 | |
| 13 | 500 | 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'57.677 | 1.984 | 169.573 |
| 14 | 500 | 14 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'57.924 | 2.231 | 169.217 | |
| 15 | 500 | 15 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'57.992 | 2.299 | 169.120 | |
| 16 | 300 | 1 | 66 | triple a Vantage GT3 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 22 | 2'05.341 | 9.648 | 159.204 |
| 17 | 300 | 2 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 2'05.376 | 9.683 | 159.160 | |
| 18 | 300 | 3 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 2'05.996 | 10.303 | 158.376 |
| 19 | 300 | 4 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 36 | 2'06.005 | 10.312 | 158.365 |
| 20 | 300 | 5 | 2 | EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 38 | 2'06.035 | 10.342 | 158.327 |
| 21 | 300 | 6 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 8 | 2'06.308 | 10.615 | 157.985 |
| 22 | 300 | 7 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 2 | 2'06.711 | 11.018 | 157.483 |
| 23 | 300 | 8 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 62 | 2'06.784 | 11.091 | 157.392 |
| 24 | 300 | 9 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 10 | 2'06.939 | 11.246 | 157.200 |
| 25 | 300 | 10 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 2'07.108 | 11.415 | 156.991 | |
| 26 | 300 | 11 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 26 | 2'07.482 | 11.789 | 156.530 |
| 27 | 300 | 12 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 4 | 2'07.882 | 12.189 | 156.041 |
| 28 | 300 | 13 | 69 | ThunderAsia MT900M Mosler MT900M | ファイルーズ・ファウジー 吉田 広樹 | YH | 2'08.032 | 12.339 | 155.858 | |
| 29 | 300 | 14 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 52 | 2'08.051 | 12.358 | 155.836 |
| 30 | 300 | 15 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 2'08.458 | 12.765 | 155.341 | |
| 31 | 300 | 16 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 4 | 2'08.599 | 12.906 | 155.172 |
| 32 | 300 | 17 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'08.825 | 13.132 | 154.900 |
| 33 | 300 | 18 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 2'09.488 | 13.795 | 154.105 |
| 34 | 300 | 19 | 99 | Racerbook Audi R8 LMS Audi Audi R8-LMS CJJ | フランク・ユー 安岡 秀徒 | YH | 2'09.696 | 14.003 | 153.858 | |
| 35 | 300 | 20 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | 2'10.058 | 14.365 | 153.430 | |
| 36 | 300 | 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 2'11.975 | 16.282 | 151.201 | |
| 37 | 300 | 22 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | 2'12.963 | 17.270 | 150.078 |
プロフェッショナルドリフト競技の最高峰「2012グランツーリスモ D1グランプリ第2 戦鈴鹿サーキット」は5月26日(土)~27日(日)の2日間、快晴の鈴鹿サーキット(三重県)に2日間合計13,440人の観客を集めて開催された。
5月27日(日)鈴鹿サーキット国際レーシングコース1~2コーナーを競技区間としてファイナル競技が開催され、午前中に開催された単走では、ハイスピードなドリフトで、たかやまけんじ(EXEDY R Magic D1 Racing)が初の単走優勝。午後に行われた追走では、高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)が、昨年度シリーズランキング2位の強豪斎藤太吾(ダイゴ)を破り、参戦12 年目にして初めての総合優勝を果たした。
鈴鹿サーキットでのドリフト競技の開催は今回で5回目を数える。しかし競技区間はこれまで逆走による逆バンクコーナーに設定して行われていたが、今シーズンは順走によるホームストレートから1~2コーナーの設定で行われた。この設定は、ドリフト競技として全員が初めて体験する競技区間で、長いホームストレートからの十分な加速で車速が高くなるのが特徴だ。そのため早めにドリフト状態に持ち込むためリアを振り出してしまい、コーナー進入まで十分な車速が保てない選手が多かった。一方、鈴鹿での走行経験のあるドライバーは対応が早く、片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)は完成度の高い走りで予選を4位で通過。織戸学(DRIVE M7 ADVAN MAX ORIDO RACING)も本番はミスにより8位ギリギリの予選通過となったが、練習走行からいい走りをみせた。
尚、トップで予選を通過したのは関西のベテラン唄和也(ORIGIN Labo.RACING&B-West with GOODYEAR)。鋭い振りと大きな角度で指定通りの理想的な走行ラインを描き、アクセルを入れるタイミングも早く、最高得点をマークした。
単走決勝も予選同様、ストレート区間の適切な位置で振り出し、コーナーに進入することができるかが高得点のカギとなった。
レーシングドライバーらしい勢いのある飛び込みで高得点をマークした織戸や片岡、そして前日の予選をトップ通過した唄もレベルの高い走りで上位通過を果たした。
注目のハチロク勢は、織戸に加え、クラッチが滑るというトラブルに見舞われながらも高得点を出した日比野哲也(Team UPGARAGE with DRoo-P)、今大会からハチロクで参戦した谷口信輝(HKS)の3 名とも追走トーナメント進出を決めた。
しかし予選免除のランキング上位16名の中にも苦戦する選手が続出。今村陽一(NICHIEIレーシングプロジェクト with FALKEN)は、いまひとつ迫力のない走りでボーダーラインに及ばず敗退。また前回の単走勝者である松井有紀夫(Guild n one)は、1 本目にオーバースピードでアウトにはみ出し、マシントラブルを起こして敗退した。さらにランキング2位の古口美範(TeamBOSS with FALKEN)は、2本ともスピンをして敗退という波乱の事態となった。
そんな中、たかやまけんじ(EXEDY R Magic D1 Racing)は、大きな角度とスピードがのった美しい走行でトップの得点をマークする。高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)も迫力のある走りを見せたが、たかやまには及ばず、たかやまが初の単走優勝を果たした。
今回の競技区間は、D1 のコース設定ではかつてない長い加速区間が設定された。単走では1コーナーに入ってからの車速が評価ポイントとなり、パワーはあまり重要視されていなかったが、追走になるとパワーと加速力が勝敗を大きく左右する要素となった。
ベスト4 に進出したのは800ps オーバーの大馬力マシンを駆る、上野高広(ULTRAMAN with Team VERTEX)、斎藤太吾(ダイゴ)、高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)、熊久保信重(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)。いずれも後追い時にはしっかり相手のマシンに合わせる一方で、先行時にはパワーを見せつける戦い方で勝ち上がってきた。
準決勝の上野vs斎藤の対戦では、斎藤が先行時にコーナー後半で上野を引き離して勝利。続いて高橋vs 熊久保の対戦は、熊久保が先行時に1 コーナーでハーフスピンを喫し高橋が勝利。斎藤は2戦連続、高橋は公式戦では初の決勝進出となった。
3位決定戦は上野と熊久保が、お互いに譲らない接近ドリフトを見せたが、上野のミスで、熊久保が難なく3位を獲得した。
決勝1本目は斎藤が先行。高橋もマシンを合わせにいったが、2コーナーでアウトに流されてはみ出してしまう。しかし高橋が先行する2本目で斎藤は1コーナーでオーバーランし、完全にコースアウトしてしまう。結局斎藤のミスで高橋が初優勝を果たした。
Text & Photo: D1コーポレーションクライブ・チャップマン率いるClassic Team Lotus(以下CTL)の日本正規代理店であるプラネックスコミュニケーションズ株式会社は、6月3 日(日曜日 )に神奈川県の大磯ロングビーチ駐車場で開催される「第47回SHCC大磯ジムカーナ」 において、ロータス78のデモランを行います。
湘南ヒストリックカークラブ(http://shcc.serio.jp/)は、湘南地域を中心に活動している、老舗のヒストリックカークラブで、初夏と晩秋の年2回、大磯プリンスホテル内のリングビーチ駐車場を舞台に開催されるジムカーナ大会は、毎回多くのエントラントとギャラリーを集める歴史あるイベントとして定着しています。
今回、CTL Japan代表の久保田克昭のドライブで出走するシャシーナンバー4(JPS-18)のタイプ78は、ナンバー2ドライバーのニルソンのレースカーとして活躍した個体で、1977年に富士スピードウェイで行われたF1世界選手権イン・ジャパンに出場した個体そのもの(当時はインペリアルカラーでした)です。
また、会場内CTLブースにおきまして、新製品のロータス77Tシャツby Bow.などの販売も予定しております。
Classic Team Lotus Japanが所有する78は、当時JPS-18と呼ばれたシャシーナンバー4。ナンバー2のニルソンのレースカーとしてドイツGP以降のシーズン後半戦で活躍。1977年に富士スピードウェイで開催されたF1世界選手権日本GPでは、翌年癌で他界することになるニルソンが、生前最後のドライブを披露しているメモリアルマシーンでもある。また、この時だけ塗られたインペリアル・タバコの赤いカラーリングも話題となった。

フォーミュラ・ニッポンの第3戦が5月26日(土)、27日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。
前戦もてぎからわずか2週間のインターバルで開催される今大会の舞台は、九州のオートポリス。アップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる同コースは、路面が全面的に改修され、更にエキサイティングなレースが期待された。
26日(土)に行われた予選はノックアウト式で実施され、Q1セッション(20分)が午後2時から開始。
午前中のフリー走行でクラッシュを喫したJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)の出走が心配されたが、メカニックの懸命な作業でアタックに間に合い、8番手でQ1を通過。国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)もコースイン直前にスターターのトラブルに見舞われたが、セッション内に修復し、終盤の一発アタックで11番手に滑り込んだ。
Q1ではルーキーの安田裕信(KONDO RACING)が惜しくも14番手、嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が16番手、折目遼(SGC by KCMG)が17番手で敗退となった。
7分間と短いセッションで争われたQ2では、前戦優勝を飾ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がクリアラップを取ることができず、まさかの13番手敗退。共にQ1で苦しいスタートとなったオリベイラと国本もそれぞれ9番手、11番手でQ3進出ならず。
8台で争われる最終Q3セッション(7分)では、松田次生(TEAM IMPUL)が3番手、大嶋和也(Team LeMans)が4番手。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が6番手。これに平手晃平(Project μ/cerumo・INGING)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が続いた。
予選後、2番手につけていたドライバーが車検で違反と判定され、全タイム抹消となったため、各車両グリッドは一つずつ繰り上がり、松田は最前列からのスタートとなった。
27日(日)は好天に恵まれ、気温は26度、路面温度は50度まで上がる中で、午後2時半に決勝レース(54周)がスタート。
最前列スタートの松田が若干遅れ、これを後続が次々にパス。後方では、オリベイラが嵯峨、折目らと絡んでコースアウト。1周目にしてリタイア。
3位の大嶋にデュバル、平手が続き、中嶋一貴が7位、松田が8位で序盤戦は進んだ。
12周目、12位を走行していたロッテラーがヘアピンでオーバーラン。コースへは復帰したが、サスペンションのトラブルに見舞われており、そのままガレージへ向かい、無念の戦線離脱となってしまった。
15周目、かなり早いタイミングながら中嶋一貴が先陣を切ってピットイン。給油と、リアタイヤのみの交換という奇策でピット停止時間を短縮し、ポジションを上げる作戦に出た。
17周目に3位走行中の大嶋がピットへ向かうと、中嶋一貴の直前でピットアウト。25周目には松田がピットインし、大嶋と中嶋の間でコースに復帰した。
他の上位勢はレース中盤までピットを引っ張る一方で、37周目に松田が前を行く大嶋をパス。
38周目にデュバルがようやくピットインを行ったが、ポジションアップはならず、3位でコースに復帰。4位に松田、その後方では中嶋が46周目に大嶋をパスし、5位に浮上した。
その後上位の順位変動は無く、デュバルが今季初表彰台となる3位でフィニッシュ。松田が4位、中嶋一貴が5位。大嶋は終盤、平手の猛追を受けたが逃げ切り、6位。平手が7位、国本が8位に入り、Project μ/cerumo・INGINGは2台が揃って今季初ポイントを獲得することとなった。
Text & Photo: TOYOTA5月27日(日)、大分県・オートポリスにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝レースが開催されました。

昨日、行われた公式予選では、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が従来のコースレコードを2秒以上も更新する1分28秒523を記録してポールポジションを獲得。開幕戦においても、チームメートの#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得しており、今回の予選結果によりHondaエンジンの好調さを改めて印象づけることとなりました。
ポールシッターの#41 塚越選手に続いて、#40 伊沢選手は4番グリッド、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は9番グリッド、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は11番グリッド、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は14番グリッドを獲得。なお、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は予選で2番手のタイムをマークしましたが、セッション後の再車検でリアウイングの高さがわずかに規定を上回っていたために失格となり、最後尾の17番グリッドから今日の決勝レースに臨むことになりました。
決勝日の阿蘇地方は晴天に恵まれ、上空には抜けるような青空が広がりました。気温も午後1時30分には23℃まで上昇。シーズン前に再舗装されたばかりの黒々としたアスファルトに強い日差しが照りつけた結果、路面温度は同じ午後1時30分に50℃に達し、厳しい戦いになることが予想されました。
午後2時30分、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。ポールシッターの#41 塚越選手は順当にトップを守って1コーナーをクリア。さらに、#40 伊沢選手が4番グリッドから抜群のスタートを見せ、#41 塚越選手に続く2番手へと浮上します。#16 山本選手もタイミングよくスタートダッシュを決めると、17番グリッドから実に6番手まで一気にジャンプアップしてオープニングラップを終えました。これに#32 小暮選手が9番手、#10 金石選手が10番手、#31 中嶋選手は14番手で続きます。
序盤から#41 塚越選手と#40 伊沢選手の2人は速いペースで周回し、首位の#41 塚越選手と3番手との間隔は3周目に2.7秒、5周目に4.1秒、10周目には6.2秒と見る間に広がっていきます。2番手の#40 伊沢選手は懸命に#41 塚越選手を追走しますが、それでもじわじわと差は広がっていき、その間隔は10周目に3.2秒、15周目に4.2秒となります。
15周目の段階で首位は引き続き#41 塚越選手。2番手は#40 伊沢選手で、#16 山本選手は6番手、#32 小暮選手は9番手となっています。5周目に縁石に乗り上げてスピンを喫した#10 金石選手は13番手に後退したいっぽうで、14番手だった#31 中嶋選手はライバルの脱落もあって12番手となって周回を重ねていきました。
この周の終わりからピットストップを行うドライバーが表れます。16周目の終わりには#32 小暮選手がHonda陣営ではいち早くピットイン。給油と4本のタイヤ交換を行ってコースに復帰していきます。続いて#16 山本選手は18周目、#10 金石選手は22周目にピットストップ。この結果、レースの折り返しを過ぎた25周目の段階では、トップを快走する#41 塚越選手を筆頭に、#40 伊沢選手は2番手、#31 中嶋選手は7番手、#16 山本選手は10番手、#32 小暮選手は11番手、#10 金石選手は13番手となりました。
#41 塚越選手と#40 伊沢選手の2人はピットストップを引き延ばして順調に周回を重ね、3番手のライバルをじりじりと引き離していきます。さらに、チームメートとはいえ、#41 塚越選手と#40 伊沢選手は優勝をかけて微妙な駆け引きを繰り返し、その間隔は5秒前後で変わりません。
上位3名のドライバーがピットストップを行わないまま、レースは終盤に入ります。ここで最初にピットインしたのは#40 伊沢選手。37周目に作業を行うと、いったんは3番手に後退しましたが、ここで2番手に浮上したライバルが38周目にピットストップを行うと、#40 伊沢選手は2番手に返り咲きました。
後続の動きを見届けた#41 塚越選手は満を持して39周目にピットストップ。給油とタイヤ4本の交換をわずか12.5秒で終えると、誰にも首位の座を譲ることなくコースに復帰します。一方、#31 中嶋選手は40周目まで引き延ばしてからピットストップ。すべてのマシンがピットストップを完了した時点で、#41 塚越選手がトップ、#40 伊沢選手が2番手、#16 山本選手が9番手、#32 小暮選手が10番手、#31 中嶋選手は11番手、#10 金石選手は12番手となりました。
この後、#41 塚越選手と#40 伊沢選手はさらにペースを上げながら残るラップを周回。最終的には、#41 塚越選手が#40 伊沢選手を7.5秒引き離してトップでチェッカーフラッグを受け、フォーミュラ・ニッポンにデビューして4年目にして初優勝をポール・トゥ・ウインで飾りました。また、#40 伊沢選手が2位入賞を果たしたことにより、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGはチーム設立以来、初となる1-2フィニッシュを達成しました。
なお、#16 山本選手は9位、#32 小暮選手は10位、#31 中嶋選手は11位、#10 金石選手は12位でそれぞれフィニッシュし、6名のHondaドライバーはそろって完走しました。
この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算23点でトップに浮上。#40 伊沢選手も17点で3番手に順位を上げました。さらに、2人が所属するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは通算で38点を獲得し、チームによるシリーズポイント争いの首位に立ちました。
フォーミュラ・ニッポン第4戦は7月14~15日に富士スピードウェイで開催されます。
「優勝をホンダさん、ダンディライアンにプレゼントできて良かったです。スタートさえうまくいけば、決勝のペースには自信がありました。毎周プッシュをして後ろとのギャップを築けるようにがんばっていました。後ろが伊沢さんで途中ミスをすれば縮まるので長いレースに感じました。耕太郎さん(田中耕太郎エンジニア)にも感謝したいと思います。ゴールした瞬間は涙が出ました。勝つ勝つといいながら4年目になってしまったのでうれしさとほっとした気持ちをかみしめながら走っていました。耕太郎さんには叫べと言われたんですが、最高のクルマだったと伝えました」
「昨日は塚越にポールを取られたので悔しかったです。スタートに集中していたのがこの結果につながったと思います。塚越が見えて2人のバトルを感じながら走っていました。村岡さんに迷惑をかけたので1-2をプレゼントできてうれしいです。ダンディライアンに長くいる自分の方が早く優勝したかったですね」
「3位になれて感謝しています。今週末はいいレースができたと思います。レース中は燃料をセーブして走り、3位という結果には満足しています」
「皆さんにお礼をしたいです。ホンダとしてもチームとしても勝てなくて、ドコモにも迷惑をかけていました。一昨年の鈴鹿でロイックが勝ったのが最後で、ロイックがチームに与えてくれたものを塚越と伊沢が引き継ぎ、彼も3位でここにいるのに運命を感じています。できれば塚越と伊沢2人に勝たせてあげたかったです」全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦は27日、54周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした塚越広大(ダンディライアン)が終始レースをリード。同レース参戦以来、初優勝を飾った。
午後になってもオートポリスは快晴。気温も高くなってきた。14時30分、フォーメーションラップが始まり、グリッドオンを経てシグナルブラックアウトでスタートが切られた。
すばらしいスタートでホールショットを奪ったのはポールポジションの塚越広大(ダンディライアン)。予選2位の松田次生(インパル)は出遅れ中段に埋もれてしまった。代わって2位に上がってきたのが予選4位の伊沢拓也(ダンディライアン)、3位には予選順位のまま大嶋和也(ルマン)が付ける。
オープニングラップの3コーナーでジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の3台が絡むアクシデントが起き、早々にレースを終える。
1周を終わってトップは塚越、2位伊沢、3位大嶋、4位ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、5位平手晃平(セルモ・インギング)。そして6位にはなんと最後尾スタートの山本尚貴(無限)が上がってきた。
トップの塚越は後続をを引き離しにかかる。3周目には伊沢との差を1.8秒、8周目には3秒離し、20周目あたりからは5~6秒の差をつけてレースをリード。
伊沢が37周を、塚越が39周を終わって給油と4輪のタイヤ交換のためピットイン。それぞれ13.3秒、12.5秒の作業時間でコースに復帰するも、この2人の5秒強の差は変わらず、トップは塚越、2位伊沢のままでレースは終盤も推移した。
結局、レースはこのまま終了。塚越は最終的に2位伊沢との差を7.5秒まで広げてフォーミュラ・ニッポン初優勝を飾った。2位にはチームメイトの伊沢でダンディライアンが1-2。ホンダエンジン搭載車にとっても今季初優勝となった。
4位でレースを始めたデュバルは、17周目と早い段階で3位を走る大嶋がピットに入ったため3位に上がると、コース復帰をした大嶋のペースが上がらなかったため、38周目に給油しピットアウトすると大嶋の前でコース復帰。3位の順位をキープしたままレースを終えた。
4位には、スタートで8位まで順位を落としたもののその後、粘り強い走りで速いタイムを刻み続けた松田が入った。
5位は中嶋一貴。昨年フォーミュラ・ニッポン参戦以来続いていた連続表彰台が途絶えた。
6位は序盤、3位を走っていたもののピットアウト後のペースが上がらず、松田、中嶋一貴にかわされた大嶋が入った。
優勝した塚越はポールポジションの1ポイントと併せてこのレース11ポイントを獲得。ドライバーズポイントを23ポイントと伸ばし、この時点でポイントリーダーに立った。
第4戦は7月15日決勝。舞台をフジスピードウェイに移して開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/27) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 54 | 1:23'21.266 |
| 2 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 54 | 7.518 |
| 3 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 54 | 15.304 |
| 4 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 54 | 20.424 |
| 5 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 54 | 34.987 |
| 6 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 54 | 44.204 |
| 7 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 54 | 44.895 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 54 | 48.974 |
| 9 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 54 | 54.007 |
| 10 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 54 | 54.617 |
| 11 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 54 | 1'07.738 |
| 12 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 54 | 1'18.935 |
| 13 | *3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 53 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回(48 Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 12 | 42Laps |
| - | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 0 | 54Laps |
| - | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 0 | 54Laps |
| - | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 0 | 54Laps |
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦は27日午前、決勝へ向けてのフリー走行を行い、小暮卓史(ナカジマ)がトップタイムを記録した。
明けて27日、早朝からオートポリスは雲一つ無い好天に恵まれ、絶好のレース日和となった。9時から決勝をにらんでの30分間のフリー走行2回目が行われた。
フリー走行序盤から、トップに立ったのは早々に1分30秒716を出した小暮卓史(ナカジマ)。昨日の予選タイムからみてもかなり速いペースだ。
このタイムはフリー走行終了まで上回るドライバーは現れず、予選9番手に沈んだ小暮がトップでこのセッションを締めくくった。
予選13位だった安田裕信(コンドー)も早々に出した1分30秒716で2位。3位にはノックアウト予選Q2で敗退したディフェンディングチャンピオンのアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分31秒272でつける。
ポールポジションの塚越広大(ダンディライアン)は11位、予選2位の松田次生(インパル)は7位、予選で2位につけたものの車両規定違反で無念の失格となった山本尚貴(無限)は13位、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)は9位でフリー走行を終えた。
各マシンとも決勝のシミュレーションを行っているため燃料搭載量は不明。フリー走行の結果で、決勝での仕上がり具合を判断することはできない。
決勝は本日27日、14時30分より54周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI