スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Model | Driver | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 32 | CⅠ | 1 | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 高木 真一 タカシ | 1'40.955 1'43.015 | 3'23.970 | - |
| 2 | 27 | CⅠ | 2 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 飯田 太陽 水谷 晃 | 1'41.953 1'42.947 | 3'24.900 | 0.930 |
| 3 | 52 | CⅠ | 3 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 伊藤 良男 竹内 浩典 | 1'47.549 1'42.465 | 3'30.014 | 6.044 |
| 4 | 7 | CⅡ | 1 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 片岡 龍也 濱田 孝典 | 1'43.131 1'47.786 | 3'30.917 | 6.947 |
| 5 | 70 | CⅡ | 2 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | ナオリュウ | - 1'45.922 | 3'31.844 | 7.874 |
| 6 | 14 | CⅡ | 3 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 池田 大祐 三沢 伸輔 | 1'46.162 1'48.051 | 3'34.213 | 10.243 |
| 7 | 38 | CⅡ | 4 | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | アキ・ミヤザキ スカイ・チェン | 1'46.063 1'48.694 | 3'34.757 | 10.787 |
| 8 | 9 | CⅡ | 5 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 武井 真司 堀田 誠 | 1'46.900 1'48.381 | 3'35.281 | 11.311 |
| 9 | 23 | CⅡ | 6 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 山野 直也 滝澤 智幸 | 1'45.341 1'50.395 | 3'35.736 | 11.766 |
| 10 | 69 | CⅡ | 7 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 草野 健 船井 俊仁 | 1'49.708 1'48.607 | 3'38.315 | 14.345 |
| 11 | 3 | CⅡ | 8 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 小島 英気 藤森 博 | 1'49.224 1'54.073 | 3'43.297 | 19.327 |
| 12 | 72 | CⅡ | 9 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 須崎 弘一郎 江原 謙輔 | 1'52.334 1'51.973 | 3'44.307 | 20.337 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 5 | CⅡ | - | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 白坂 卓也 林 学 | 1'46.862 2'01.466 | 3'48.328 | 24.358 |
| - | 77 | CⅡ | - | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 野間 一 山脇 大輔 | 1'47.458 absence | - | - |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | CⅠ | 1 | 竹内 浩典 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 1'42.465 | - | - | 160.316 |
| 2 | 27 | CⅠ | 2 | 水谷 晃 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 1'42.947 | 0.482 | 0.482 | 159.566 |
| 3 | 32 | CⅠ | 3 | タカシ | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 1'43.015 | 0.550 | 0.068 | 159.460 |
| 4 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'45.922 | 3.457 | 2.907 | 155.084 |
| 5 | 7 | CⅡ | 2 | 濱田 孝典 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 1'47.786 | 5.321 | 1.864 | 152.402 |
| 6 | 14 | CⅡ | 3 | 三沢 伸輔 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'48.051 | 5.586 | 0.265 | 152.028 |
| 7 | 9 | CⅡ | 4 | 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'48.381 | 5.916 | 0.330 | 151.565 |
| 8 | 69 | CⅡ | 5 | 船井 俊仁 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 1'48.607 | 6.142 | 0.226 | 151.250 |
| 9 | 38 | CⅡ | 6 | スカイ・チェン | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 1'48.694 | 6.229 | 0.087 | 151.129 |
| 10 | 23 | CⅡ | 7 | 滝澤 智幸 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 1'50.395 | 7.930 | 1.701 | 148.800 |
| 11 | 72 | CⅡ | 8 | 江原 謙輔 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 1'51.973 | 9.508 | 1.578 | 146.703 |
| 12 | 3 | CⅡ | 9 | 藤森 博 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 1'54.073 | 11.608 | 2.100 | 144.003 |
| 13 | 5 | CⅡ | 10 | 林 学 | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 2'01.466 | 19.001 | 7.393 | 135.238 |
スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/16) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 32 | CⅠ | 1 | 高木 真一 | TEAM KRM GT3R PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012 | 1'40.955 | - | - | 162.714 |
| 2 | 27 | CⅠ | 2 | 飯田 太陽 | K's Frontier DIRECTION 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 1'41.953 | 0.998 | 0.998 | 161.121 |
| 3 | 7 | CⅡ | 1 | 片岡 龍也 | KRM AZEST F458 Ferrari 458 challenge | 1'43.131 | 2.176 | 1.178 | 159.281 |
| 4 | 23 | CⅡ | 2 | 山野 直也 | KremerGT3RSR PORSCHE 996RSR | 1'45.341 | 4.386 | 2.210 | 155.939 |
| 5 | 38 | CⅡ | 3 | アキ・ミヤザキ | TEAM KRM・FSRSR PORSCHE 997RSR | 1'46.063 | 5.108 | 0.722 | 154.878 |
| 6 | 14 | CⅡ | 4 | 池田 大祐 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'46.162 | 5.207 | 0.099 | 154.733 |
| 7 | 5 | CⅡ | 5 | 白坂 卓也 | Liberty 108 DIRECTION 997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'46.862 | 5.907 | 0.700 | 153.720 |
| 8 | 9 | CⅡ | 6 | 武井 真司 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'46.900 | 5.945 | 0.038 | 153.665 |
| 9 | 77 | CⅡ | 7 | 野間 一 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'47.458 | 6.503 | 0.558 | 152.867 |
| 10 | 52 | CⅠ | 3 | 伊藤 良男 | 優伸・SHIFT SLS Mercedes-Benz AMG SLS GT3 | 1'47.549 | 6.594 | 0.091 | 152.738 |
| 11 | 3 | CⅡ | 8 | 小島 英気 | WAKAMIYA F430C Ferrari F430 challenge | 1'49.224 | 8.269 | 1.675 | 150.396 |
| 12 | 69 | CⅡ | 9 | 草野 健 | AGE AGE 430ch Ferrari F430 challenge | 1'49.708 | 8.753 | 0.484 | 149.732 |
| 13 | 72 | CⅡ | 10 | 須崎 弘一郎 | AGE-AGE-430 Ferrari F430 challenge | 1'52.334 | 11.379 | 2.626 | 146.232 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- コース:ツインリンクもてぎ (4.801379km)
- 予選:5月10日(土)晴:ドライ
- 第3戦決勝:5月10日(土)晴:ドライ
- 第4戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
- 第5戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
全日本F3選手権の第3戦、第4戦、第5戦が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催。山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が3レース全てで2位フィニッシュを果たし、開幕からの5戦連続での表彰台獲得となった。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦で4位、第4戦、第5戦は山下に続く3位で表彰台に上った。

第3戦、第4戦、第5戦と連続で2位表彰台を獲得した
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)
全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦、第5戦)が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今大会は、今季唯一となる1大会3レース制で行われた。10日(土)に第3戦、第4戦の予選を行った後に第3戦決勝、11日(日)は第4戦と第5戦の決勝が実施。第5戦のスターティンググリッドは第3戦の決勝結果により決定された。
もてぎは週末を通して好天に恵まれ、過ごしやすい気候の下で若きドライバーによる熱戦が繰り広げられた。
10日(土)午前10時40分より10分間のインターバルを挟んで10分ずつ、第3戦、第4戦の予選が行われ、共に山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が首位と僅差のタイムで最前列2番手を確保。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦予選時にトラブルに見舞われ5番手。第4戦予選でもこのトラブル解消のためコースインが遅れ、ひとつポジションを上げたものの4番手グリッドとなった。
予選終了から4時間程のインターバルを経た午後2時45分より、第3戦決勝(14周)がスタート。開幕戦鈴鹿では2レース共にスタートをミスし出遅れた山下だったが、今レースはしっかりとスタートを決め、2位をキープ。山下は1周目の前半、3番手スタートの高星 明誠 (B-MAX Racing Team with NDDP)の追撃を受けるも、これを制し2位のポジションを堅守した。
その直後には、5番手スタートからひとつ順位を上げた勝田が高星を一旦パスしたものの抜き返され、4位へ。
山下は1周目の2位争いのバトルの間に広げられてしまった首位との差を縮めるべくアタックを続けたが、逆転には至らず2位でフィニッシュ。勝田は4位でチェッカーを受けた。
11日(日)午前10時55分より第4戦決勝(14周)が行われた。スタートでは2番手グリッドの山下に、4番手グリッドから抜群のスタートダッシュを見せ3位に上がった勝田が迫ったが、山下はこれを抑え、2位をキープ。
山下と勝田が2位を争っている間に、首位との差は1秒以上に広がってしまった。山下は5周目にこのレースでのファステストラップをマークするなど速さを見せ、じりじりとその差を詰めていったが首位には届かず、2位フィニッシュ。勝田は3位で表彰台に上った。
第5戦決勝は前の2戦よりも長い20周で、第3戦の決勝結果によるスターティンググリッドから、午後3時15分にスタートが切られた。
第5戦も第4戦同様、4番手グリッドの勝田がスタートで3位に上がり、2位山下に迫ったが順位は変わらず。この2台は1秒ほどの差を保って周回を重ねていったが、首位との差は徐々に広がっていくことに。
終盤には3位の勝田がプッシュをかけたが前を行く山下には届かず、山下が2位、勝田が3位でフィニッシュ。山下はシリーズでただ一人、今季開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている。ランキングでは今大会3連勝の松下に首位の座を奪われることとなったが、2位山下との差はわずか1ポイントとなっている。
次戦は6月14日(土)、15日(日)に第6戦、第7戦が岡山国際サーキットで開催される。

開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)

第3戦で4位も第4戦、第5戦で3位表彰台に上った
勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S #1)
トヨタモータースポーツニュース

- #11 GAINER DIXCEL SLS
- Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
- 予選:13位 決勝:2位
- 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
- ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
- ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度
第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。
前回トラブルに見舞われながらも3位表彰台を獲得した11号車は平中克幸からセットアップを始める。今回は500kmということもあり、ブレーキ、タイヤにも負担が大きい。新しいブレーキパットのテスト、予選に向けたタイヤの確認を進める。50分を経過して、ある程度セットが決まり、ビヨンビルドハイムと交代し、決勝を想定した走行を開始。ラップタイムも悪くはなかったが、7番手のタイムで走行は終了した。この時ギアボックスにトラブルが発生し、予選までの数時間でなんとか修理を済ませ予選に間に合わすことが出来た。

午後からの予選はまずビヨンがアタックを担当する。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、少し時間をおいてアタックを開始した。徐々にタイムをあげていき、計測3ラップ目に1分39秒017のタイムで暫定8番手。しかし無情にも画面にはダンロップコーナーでストップする車両が映し出される。ギアボックスにトラブルが発生し走行不能に。500クラスのQ1が終了し、引っ張られてピットに戻ってきたが、Q2を走行することが出来ず、明日のグリッドは13番手からのスタートになった。
- 平中克幸ドライバーコメント
-
フリー走行は思ったよりも、周りの車と比べても劣らなかったので、良い流れに乗ってるとは思っていました。GT-Rとかマクラーレンとかストレートの速い車もいたのですが、予選ではそこそこ良いポジションを取れると思っていました。その反面ギアボックスのトラブルを抱えながら走行だったので、それが心配でした。予選でもそのトラブルが出てしまったのですが、そんな中でもビヨンは良い走りをしていたので、Q1を突破してくれました。思いの外トラブルが深刻で、Q2を走ることが出来ませんでした。レースは13番手からのスタートが決まったのですが、今回は500kmと長いので、前向きに決勝ではしっかりと仕事をしたいと思っています。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
Q1を担当してQ2に残ったのですが、平中はQ2をアタックできませんでした。Q1の時にギアボックスが壊れてしまい、ダンロップコーナーでスットップしてしまいました。そのせいでQ2を走ることが出来ず13番手が確定してしまいました。9番手でQ1を通過していたので、もう少し良いところからスタートしたかった。明日は早めに前に出て、必ずポデュウムに乗ります。
5月4日(日曜日)
- フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
- 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度
昨日は遅くまでトラブルの出た箇所を修理していたメカニック。無事走行出来ることを祈る。ビヨンがピットを離れていく。昨日もあったハイスピードコーナーでのアンダステアはまだ改善されていない。ギアに関しては症状も出ず、なんとか決勝はグリッドに着くことが出来そうだ。ちょうど半分で平中かと変わるが、平中もアンダーステアの症状があることを訴える。決勝でのピット作業シミュレーションを行い、Safariでセット変更の最終確認を行い走行は終了した。
毎年この第2戦は500km。ドライバー交代を含む2回のピットが義務づけられている。スタートを担当するのはビヨン。1周目はポジションを変えることなくストレートを通過。しかし2周目には9号車Porsche、360号車GT-Rを続けてかわし11番手に。3周目には55号車CR-Z、4周目には4号車BMWを次々とかわしていく。
5周目の1コーナーで9号車があり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。10号車山内英輝もあわや巻き込まれるところだった。これによりSCが入り、8周目にリスタート。その周に61号車BR-Zをパスし8番手に。15周目には0号車CR-Z、17周目には86号車もかわし6番手までポジションをあげていく。
18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。最高のピット作業で平中を送り出す。
平中も同一周回ではあるが、1回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、前を行く3号車GT-Rとの差を思うように縮められない。そんな40周目のコカコーラコーナーで500クラスに接触され、スピンしながらコースアウト。縮まりつつあった前との差も広がり、20秒近くあった4号車との差も5秒程になってしまう。この接触によりマシンバランスも悪く、最高のパフォーマンスが発揮出来ない。しかし全車1回目のピット作業を終えた45周目は2番手に。
ただ、この頃からセンサーの不具合によるギアシフトの問題が徐々に出始め、後方から来る4号車との差は縮まり、56周目にポジションを明け渡してしまう。61周目にビヨンと交代するためにピットへ。ピットアウトする際ギアがきちんと入らず、ピット作業が終わってもスタートできない。何とかギアが入ってスタート。しかし約10秒のタイムロスを喫してしまう。
コースに入ると後方から先にピット作業を終えていた3号車が迫る。しかしアウトラップのビヨンは譲らず、なんとか押さえ込んだ。1秒から2秒の攻防をこの後3号車と繰り返しながら、前を行く4号車を追いかける。5秒近くあった4号車との差も、79周目には1秒以内に迫り、ここからチェッカーを受けるまで接近戦が何度となく繰り返される。

全車2回目のピット作業を終わらせてた時には、燃費を生かしタイヤ交換も2本のみを行っていた0号車CR-Zがトップに。
続いて4号車、11号車と続く。0号車との差は7秒近くあったが、徐々にタイヤが厳しくなってきているのか差が縮まってきていた95周目のダンロップコーナーで0号車がスピン。その横をすり抜けていくビヨン。
2番手に浮上してからも、執拗に4号車を追いかけるが、何度も500のマシンに阻まれ抜ききることが出来ない。場内もかなりの盛り上がりをみせていたが、期待に応えることは出来ず、そのままの順位でチェッカーを受けた。マシントラブルもあり、接触して飛ばされながらも2戦連続表彰台を獲得できたことは、チャンピオンシップに大きな意味を持つ。ランキング2位で迎える次戦はGAINERが得意とするオートポリス。トップとの差を大きく縮めるべく表彰台の頂点を狙います。
- 平中克幸ドライバーコメント
-
結果が2位だったことは、チャンピオンシップを考えれば良い結果だとは思いますが、予選のポジションもギアトラブルが起こった為のポジションで、決勝中も36号車に接触されたり、ギアトラブルが後半出て、耐えた状態で走っていたので、タラレバじゃないですが、それがなかったら勝てたレースだったと思います。次のレースに向けてはトラブルが無いようにスタッフにはお願いして、レースをすれば開幕戦も今回も勝てるパフォーマンスを持ってることがわかっているので、次こそはしっかりと結果に繋げて優勝したいと思います。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
今日の結果は良かったと思います。13位からのスタートにも関わらず、2位でチェッカーを受けることが出来ましたから。ただギアトラブルが途中からまた起きてしまいました。もったいないロスもありましたが、チャンピオンシップを考えれば2戦連続でポデュウムに登れたことは良かった。次戦はノートラブルで優勝したいです。
- 田中哲也監督コメント
-
レースは全てミス無く運べたと思います。ただ36号車に接触された事が、後になって考えればあれがなければと思いますが、それもレースなので仕方ないですね。そんな中でも凄く頑張って、チームみんなで良い戦いをしてくれたと思います。2位という結果は今後のことを考えれば、ベストな結果じゃ無いかと思います。
Text & Photo: GAINER

- #10 GAINER Rn-SPORTS SLS
- Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
- 予選:15位 決勝:20位
- 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
- ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
- ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度
第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。
前回10位入賞を果たした10号車は、今回はより前でチェッカーを受けるために山内英輝がセットアップを担当する。ブレーキを耐久用に変更し、マシンのセットを進めていく。Aコーナーや100Rのアンダーステアがきつく、車高等セットを変更していく。ある程度セットが進み、残り30分で植田正幸と交代し、決勝を想定した走行をし、公式練習は終了した。
午後からの予選Q1はまず山内がアタックを担当する。前回Q1突破出来なかった事で、今回は悔しい思いでQ1突破を目指す。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、開始から5分経過してからアタックを開始した。
フロントとリアの温まりのバランスが悪く、タイヤの一番良い状態の時にタイミングが合わなかったようで、思うようにタイムが伸びていかない。計測最後でタイムをあげるが、13番手には届かず15番手でQ1敗退が決まった。
明日は15番手のポジションから、長い500kmを走り抜いて連続のポイント獲得を狙う。
- 植田正幸ドライバーコメント
-
500kmなので、今回はブレーキパッドを変えて走ったのですが、あまりフィーリングも良くなかったので、明日はどのパットでいくかミーティング致します。予選に関しては山内も頑張ってはくれているのですが、結構きびしいところがありました。決勝は連続ポイント獲得していきたいと思っております。
- 山内英輝ドライバーコメント
-
朝のフリー走行はタイヤの違いを比較してから、セットアップを進めていきました。予選1発の雰囲気を踏まえながら、長丁場の決勝なので、それよりの方向でセットを進めていきました。植田さんが乗った時により速く安定して走れることも頭に入れてセットしました。植田さんに変わってロングを掛けていくと、後半のタイムも悪くなかったので、方向性は良かったかなと思います。予選は自分の力不足でQ2に残れなかったので、明日は順位を上げて、植田さんにQ2にバトンを渡せなかったことを挽回したいと思います。最後はベストリザルトでTeamみんなで笑って終われるようにしたいです。

5月4日(日曜日)
- フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
- 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度
今日は朝から五月晴れで、富士スピードウェイにはたくさんのお客様が詰めかけていた。
フリー走行はまず山内から走行を開始した。しかし、山内の無線からは、昨日11号車に出た症状と同じコメントが入る。ギアボックスのトラブルが10号車に発生。結局このトラブルにより植田は走ることが出来ず、決勝を想定して最終確認もすることなくセッションは終了してしまった。メカニックはギアボックスを開け原因究明に掛かり、なんとか走行までに修復が間に合い、8分のウォームアップ走行が始まった。
スタートを担当するのは山内。スタッフの気持ちを背負ってピットを離れていく。心配したトラブルは起こらず、なんとかスタート出来そうだ。
1周のウォームアップランと1周のフォーメーションラップで決勝はスタートした。1コーナーでは無理をせず、そのままのポジションでコントロールタワーを通過。非常にストレートの速いマシンに囲まれ、なかなか自分のペースで前に行けない。一旦抜かしても、またストレートで抜かれる事になる。
5周目のストレートエンドで9号車Porscheがあり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。88号車の左横にいた山内もあわや巻き込まれるところだった。この時の1コーナーで9号車がブレーキ代わりの勢いで10号車に接触。これによりせっかく上げていたポジションが台無しになり、車両にダメージを負っての走行を強いられることにたった。
88号車のクラッシュによりSCが入り、8周目にリスタート。なんとか15周目に9号車をパスして14番手にポジションを上げる。
18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。植田を無事に送り出す。
植田のペースは悪くなく、22号車SLSをかわしポジションアップ。全てのマシンが1回目のルーティンが終わった時点で7番手まで上がっていた。そのままのポジションで、後ろとの差も詰められることもなく走行を続ける。
しかし、50周目辺りから徐々にタイヤが厳しくなり、ペースが徐々に落ちていく。最後のスティントの燃費を考えても、あまり早く入ることも出来ずそのまま周回を重ねる。ポジションもなんとかキープしているものの、耐えきれず58周目に65号車GT-Rにパスされてしまう。59周目に山内と交代するためにやっとピットへ。しかし、この周のグリップダウンでかなりロスしてしまい、ピット作業を順当こなしたが、ポジションを下げてしまった。
山内も何とか前をパスしていくが、平中と同じく同一周回ではあるが、2回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、思うように縮められない。2回目のルーティンが終わった時点で10番手で、前を行く65号車SLSとの差も徐々に詰めていた。が、93周目にとうとうギアボックスが悲鳴をあげてしまし、山内はヘヤピンのイン側にマシンを止めた。連続ポイント獲得は見えていただけに非常に残念な結果になってしまった。
- 植田正幸ドライバーコメント
-
ギアトラブルで止まってしまったのですが、車的には入賞圏内では十分走れるパフォーマンスがあることはわかったので、タイヤが最後自分のスティントではかなりきつかったのが辛かったですね。山内が入ってくれて、着実にポテンシャルは少しずつ上がってきているので、次に向かって頑張ります。
- 山内英輝ドライバーコメント
-
スタートしてポジションを上手くあげられなく、キープという形で周回しました。周りのマシンのストレートが思った以上に速くて、苦戦しました。なんとか前に上がろうと頑張ってはいたのですが、クラッシュに巻き込まれそうになって避けた時にポジションが下がってしまいました。スタートも決して良いとはいえませんでしたが、ラップタイムはそんなには悪くなかったです。SCが入ったタイミングで植田さんと変わり、植田さんも良いラップで走ってくれていたので入賞圏内ではありました。規定の周回で僕と交代して、その後もラップは悪くなく、フィーリングも良かったのですが、トラブルで止まる事になってしまいました。メカニックの皆さんもしっかり直してくれて、ラスト10ラップが保ってくれたらと思うと残念です。最初は走れないかもしれないという状況から、ここまで頑張ってくれたのですごく感謝しています。次戦のオートポリスは僕自身も好きで得意なコースですし、とりあえずはQ1を突破して植田さんにバトンを繋げて良い結果に繋げたいですね。
- 田中哲也監督コメント
-
ミッションに心配がある中で、精一杯頑張って貰いましたが、ミッショントラブルで止まってしまいました。それまでは非常に良い走りをしてくれたので、あのまま完走していれば、8位とかのポジションでチェッカーを受けられたと思います。流れは良かったとは思うのです。ミッションのトラブルが出たことはチームとしてドライバーには申し訳なかったと思っています。
Text & Photo: GAINER
鈴鹿クラブマンシリーズ第3戦、参加台数13台で行われたスーパーFJレースは11日、鈴鹿サーキット東コース(1周・2.243km)で決勝を行い、予選2位の橋本陸(スキルスピード)が22周・20分03秒519で優勝した。
決勝スタートでは、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)と橋本陸の順位は変わらず1コーナーに入っていき、予選4位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)が3位スタートだった、佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)を抜いてポジションを上げた。後方集団もトラブルなくスタートを切ることができた。
2周目のコントロールラインで、コンマ4秒差だった河野と橋本だったが、スリップに入り1コーナーでイン側つき橋本がトップに浮上した。順位を落としてしまった河野だったが、トップとのタイム差を約1秒としプレッシャーを与えたかったが、レース中盤で焦ってミスをしてしまい。最終的に橋本から遅れること4.6秒の差をつけられ2位でゴールした。
3位表彰台争いは、レース中長い間バトルしていた吉田と佐藤だったが、ようやく20周目の1コーナーで佐藤が吉田をパスし、3位表彰台を獲得した。
- 優勝した橋本陸のコメント
-
「予選では車自体は悪くなくて、いいタイミングでクリアラップが取れませんでした。レースでは2周目で前の車を抜くことができ、あとはミスなく走りきるだけでした。次回のレースでも勝って、今負けているポイント差を縮めたいです」
- 2位表彰台を獲得した河野駿佑のコメント
-
「まさか2周目に抜かれるとは思っていなかったです。その後は、焦りでミスをして差を広げてしまいました。金曜日からの調子の悪さからしたら、この結果は良かったです。でも予選でポールを取ったので、本当は勝ちたかったです」
- 3位表彰台を獲得した佐藤駿介のコメント
-
「スタートで吉田選手に抜かれてしまいました。今回は東コースなので吉田選手を簡単には抜けませんでしたが、最後の2周でパスでき表彰台に上がれて良かったです」
Text & Phot: Nobumitsu OHTAKE
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2014/05/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 66 | 橋本 陸 | スキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 20'03.519 |
| 2 | 3 | 河野 駿佑 | グッドスマイルレーシング 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 4.650 |
| 3 | 70 | 佐藤 駿介 | Team Naoki☆LEPRIX☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 9.037 |
| 4 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト MYST KK-S2 | YH | 22 | 9.369 |
| 5 | 72 | 脇村 佑貴 | ライトウェイ☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 10.362 |
| 6 | 71 | 平 優弥 | Team Naoki☆Leprix Sports TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 18.502 |
| 7 | 17 | 道野 高志 | 丸和所店&中部水産10Vスキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 21.937 |
| 8 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北でワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 22.364 |
| 9 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE☆JFA☆RBA☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 24.354 |
| 10 | 31 | 上村 優太 | IDEAL Racing F 07J WEST 07J | YH | 22 | 24.689 |
| 11 | 25 | 濱野 隆一 | ココリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 26.873 |
| 12 | 39 | 中根 邦憲 | nakanekaguなかね家具イーグル MYST KK-S2 | YH | 22 | 38.376 |
| 13 | 28 | 藤井 守 | 半地下ガレージ07J WEST 07J | YH | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(19Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.66 橋本陸(スキルスピード) 0'54.459 (5/22) 148.27km/h
鈴鹿クラブマンレース第3戦は11日、晴天の中スーパーFJの公式予選を行い、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)が53秒858でポールポジションを獲得した。
開始早々から河野駿佑、橋本陸(スキルスピード)が次々とベストタイムを更新しトップが入れ替わる。
河野が53秒858をたたき出し、このまま予選が終了し鈴鹿でのポールを決めた。予選2位には橋本が、同3位には佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)が滑り込み、同4位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)と続いた。
決勝レースはこの後、午後2時30分より22周で争われる。
- ポールポジション河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)
-
「練習走行では全然いいタイムが出なかったので、セッティングを変更して予選に挑みPPを獲得できました。スタートが苦手なので、ミスしないように決勝では勝ちたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2014/05/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 3 | 河野 駿佑 | グッドスマイルレーシング 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'53.858 | - | - | 149.928 |
| 2 | 66 | 橋本 陸 | スキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 0'53.886 | 0.028 | 0.028 | 149.850 |
| 3 | 70 | 佐藤 駿介 | Team Naoki☆LEPRIX☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.133 | 0.275 | 0.247 | 149.166 |
| 4 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト MYST KK-S2 | YH | 0'54.205 | 0.347 | 0.072 | 148.968 |
| 5 | 71 | 平 優弥 | Team Naoki☆Leprix Sports TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.206 | 0.348 | 0.001 | 148.965 |
| 6 | 72 | 脇村 佑貴 | ライトウェイ☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.260 | 0.402 | 0.054 | 148.817 |
| 7 | 17 | 道野 高志 | 丸和所店&中部水産10Vスキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.433 | 0.575 | 0.173 | 148.344 |
| 8 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北でワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.462 | 0.604 | 0.029 | 148.265 |
| 9 | 31 | 上村 優太 | IDEAL Racing F 07J WEST 07J | YH | 0'54.558 | 0.700 | 0.096 | 148.004 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE☆JFA☆RBA☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.751 | 0.893 | 0.193 | 147.482 |
| 11 | 25 | 濱野 隆一 | ココリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.919 | 1.061 | 0.168 | 147.031 |
| 12 | 39 | 中根 邦憲 | nakanekaguなかね家具イーグル MYST KK-S2 | YH | 0'55.171 | 1.313 | 0.252 | 146.360 |
| 13 | 28 | 藤井 守 | 半地下ガレージ07J WEST 07J | YH | 0'55.550 | 1.692 | 0.379 | 145.361 |
全日本F3選手権は11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第5戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が20周・35分40秒772で3連勝を飾った。Nクラスは久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が今季3勝目を飾った。
第5戦は午後3時15分、快晴の下、45度を超える路面温度でフォーメーションラップが始まった。
ここでも松下信治(HFDP RACING F312)が好スタート。2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が続き、3位には4位スタートの勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がってきた。
第4戦では山下に迫られた松下だったがこのレースでは盤石。徐々に2位山下との差を広げ、折り返しの10周目には3秒8、終わってみれば後続を4秒7離して3連勝を飾った。
2位には松下を追い切れなかった山下が、3位には勝田と第4戦と同じ顔ぶれが表彰台に立った。
Nクラスは予選順位でオープニングラップを終える。トップに久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)、2位小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)、3位三浦愛(EXEDY RACING F307)と続くが、2周目に山口大陸(TAIROKU EXCEED)が三浦が捉えて3位にポジションアップ。
5周目、2位争いをしていた久保と小泉がアンダーブリッジ下で接触。小泉は最下位に。これで山口が2位に、三浦が3位に繰り上がった。
レースはこのまま終了。久保が今季3勝目を飾り、第4戦と同じ2位に山口、3位が三浦となった。小泉は追い上げ終盤三浦に迫るものの4位でレースを終えた。
次大会、第6戦、7戦は岡山国際サーキットに舞台を移し6月14、15日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Foruam
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 20 | 35'40.772 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | 20 | 4.744 |
| 3 | 1 | | 3 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | 20 | 6.496 |
| 4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 20 | 19.608 |
| 5 | 23 | | 5 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 20 | 20.474 |
| 6 | 38 | | 6 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | 20 | 23.698 |
| 7 | 2 | | 7 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | 20 | 32.465 |
| 8 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | 20 | 1'18.788 |
| 9 | 28 | N | 2 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | 20 | 1'21.984 |
| 10 | 3 | N | 3 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | 20 | 1'23.702 |
| 11 | 6 | N | 4 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | 20 | 1'25.395 |
| 12 | 19 | N | 5 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | 20 | 1'29.208 |
| 13 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | 20 | 1'32.625 |
| 14 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | 20 | 1'37.164 |
| ---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ---- |
| - | 8 | | - | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 0 | 20Laps |
Fastest Lap: CarNo.7 松下信治(HFDP RACING F312)1'46.164 (4/20) 162.81km/h
JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が22分59秒035で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がFCクラスの優勝を飾った。
午後なりツインリンクもてぎ低空には薄雲がかかってきたが、相変わらず暑く、路面温度46度というコンディションで午後2時10分、第4戦決勝のフォーメーションラップが始まった。
スタートを制したのは、昨日に続きポールシッターの三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。このレースも盤石で、徐々に後続を引き離し、もてぎラウンド連勝を飾った。
2位には山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)が入った。
FCクラスは、予選3位の根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がオープニングラップでトップに立つ。
根本はその後もトップを快走、前大会から通算して3連勝を飾った。2位には大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)とホンダ勢が続いた。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | C | 1 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | 12 | 22'59.035 |
| 2 | 14 | C | 2 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | 12 | 2.258 |
| 3 | 10 | C | 3 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 12 | 6.278 |
| 4 | 25 | C | 4 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | 12 | 6.823 |
| 5 | 15 | C | 5 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | 12 | 15.479 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 12 | 17.231 |
| 7 | 70 | C | 6 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 27.361 |
| 8 | 72 | C | 7 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | 12 | 29.033 |
| 9 | 4 | C | 8 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 12 | 37.810 |
| 10 | 35 | A | 2 | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 12 | 41.798 |
| 11 | 90 | FC | 1 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 12 | 43.551 |
| 12 | 34 | C | 9 | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 44.753 |
| 13 | 63 | FC | 2 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 12 | 45.141 |
| 14 | 62 | FC | 3 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 45.320 |
| 15 | 92 | FC | 4 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 12 | 46.192 |
| 16 | 61 | FC | 5 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 47.033 |
| 17 | 3 | C | 10 | 中山 雅佳 | HITACHI BR RK01 B-MAX RK01 | 12 | 47.441 |
| 18 | 93 | FC | 6 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 12 | 49.054 |
| 19 | 91 | FC | 7 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 12 | 55.024 |
| 20 | 17 | C | 11 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 56.032 |
| 21 | 60 | FC | 8 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 57.264 |
| ---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ---- |
| - | 50 | C | - | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 5 | 7Laps |
| - | 73 | A | - | 松本 武士 | チームNATS・エクシズ 006 WEST 006 | 3 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 三笠雄一(美人&LTVRacingDRP) 1'54.250 (7/12) 151.29km/h
全日本F3選手権は11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が14周・25分5秒261で2連勝を飾った。Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が待望の初優勝をものにした。
決勝レースは、気温20.8度、路面温度39.5度というコンディションの中、午前10時55分フォーメーションラップが始まった。
スタート制したのは昨日の第3戦に続き、ポールシッターの松下信治(HFDP RACING F312)。これに予選2位の山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が続く。3位には予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわした同4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がってきた。
オープニングラップ、松下は山下を1.2秒後方に従えてホームストレートに帰ってきたが、昨日と違い、山下との差を開いてゆくことができない。山下は5周目にこのレースのファステストラップとなる1分46秒463をたたき出して松下を追う。2人の差は、1秒強のタイム差でレースは進行するが、終盤12周目には0.7秒差まで迫り、山下は松下の背後に付けるが追撃もここまで。松下が山下を振り切って昨日に続き2連勝を飾った。2位には山下が入った。
3位でレースを始めた勝田は序盤、山下の背後に付けていたが、中盤から徐々に差が開き、結局3位のままでレースを終えた。4位にはペースの上がらなかった高星明誠(B-MAX NDDP F312)、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)と2人のNDDPコンビが入った。
Nクラスはポールスタートの山口大陸(TAIROKU EXCEED)を押さえて、予選クラス2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がトップで1コーナーへ。小泉は山口を上回るスピードで徐々に差を広げ、そのままゴール。F3初優勝を飾った。2位には山口が入り、14年ぶりに参戦したF3で初表彰台をものにした。
予選クラス3位の久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)はスタートをミス。湯澤翔平(KCMG F308)の先行を許す。久保の背後でパスするチャンスを伺うが、結局前に出ることはかなわず、湯澤が3位。久保は4位でレースを終え、今季初めて表彰台を逃すこととなった。
三浦愛(EXEDY RACING F307)は予選と同じクラス5位で湯澤、三浦に続き三つどもえの争いを展開するも、10周目の3コーナー立ち上がりでコースアウト。彼女も開幕から続いた表彰台を逃す結果となった。
第5戦は本日11日、午後3時15分スタート。第3、4戦より8周多い20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Foruam
Hiroshi ICHIMURA
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 14 | 25'05.261 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | 14 | 0.791 |
| 3 | 1 | | 3 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | 14 | 4.006 |
| 4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 14 | 13.291 |
| 5 | 23 | | 5 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 14 | 13.801 |
| 6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | 14 | 20.753 |
| 7 | 8 | | 7 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 14 | 21.451 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | 14 | 25.975 |
| 9 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | 14 | 51.137 |
| 10 | 28 | N | 2 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | 14 | 55.432 |
| 11 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | 14 | 1'03.645 |
| 12 | 62 | N | 4 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | 14 | 1'04.247 |
| 13 | 30 | N | 5 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | 14 | 1'13.787 |
| ---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ---- |
| - | 3 | N | - | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | 9 | 5Laps |
| - | 13 | | - | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | 5 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM\'S F314) 1'46.463 (5/14) 162.36km/h
JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が1分53秒065で総合の、坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が1分55秒869でFCクラスのポールポジションを獲得した。
ツインリクもてぎは昨日に引き続き早朝から雲一つ無い快晴。初夏の陽気の中、午前10時より20分間にわたり公式予選が行われた。
この予選も序盤からリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。計測3周目に1分53秒065をたたき出す。2位には中盤から山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が1分53秒439で続く。
三笠はさらにタイムアップを目指すが、路面温度が高いのか1分53秒186で更新ならず。しかし他のドライバーも同じ状況で、山田が1分53秒213までタイムを縮めたものの届かず、三笠のもてぎラウンドダブルポールが確定した。3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)、4位には松井孝允(サムライサポーターズF4)、5位には阿部拓馬(ZAP F108)と続いた。
FCクラスも終盤での入れ替えはなく、中盤でのタイムで順位が決定した。クラスポールポジションは1分55秒869で坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)。美人&LTVチームが両クラスでのポールとなった。2位に大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)、4位福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチララR)、5位小河 諒(TEAM TOM’S)と続き、ポールの坪井からクラス8位の長渕蓮(FTRSスピリットF4)までが0秒358差という僅差の争いで幕を閉じた。
第4戦決勝は本日11日、午後2時10分より1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 2 | C | 1 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | 1'53.065 | - | - | 152.876 | 3/10 |
| 2 | 14 | C | 2 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | 1'53.213 | 0.148 | 0.148 | 152.676 | 5/8 |
| 3 | 10 | C | 3 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 1'53.507 | 0.442 | 0.294 | 152.281 | 5/8 |
| 4 | 25 | C | 4 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | 1'53.618 | 0.553 | 0.111 | 152.132 | 3/10 |
| 5 | 15 | C | 5 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | 1'53.697 | 0.632 | 0.079 | 152.027 | 5/8 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 1'54.318 | 1.253 | 0.621 | 151.201 | 7/10 |
| 7 | 50 | C | 6 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 1'54.641 | 1.576 | 0.323 | 150.775 | 6/6 |
| 8 | 72 | C | 7 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | 1'54.753 | 1.688 | 0.112 | 150.628 | 6/9 |
| 9 | 70 | C | 8 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 1'55.089 | 2.024 | 0.336 | 150.188 | 4/8 |
| 10 | 3 | C | 9 | 中山 雅佳 | HITACHI BR RK01 B-MAX RK01 | 1'55.309 | 2.244 | 0.220 | 149.901 | 9/10 |
| 11 | 34 | C | 10 | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 1'55.324 | 2.259 | 0.015 | 149.882 | 4/9 |
| 12 | 73 | A | 2 | 松本 武士 | チームNATS・エクシズ 006 WEST 006 | 1'55.370 | 2.305 | 0.046 | 149.822 | 3/7 |
| 13 | 35 | A | 3 | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 1'55.388 | 2.323 | 0.018 | 149.799 | 4/10 |
| 14 | 4 | C | 11 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 1'55.847 | 2.782 | 0.459 | 149.205 | 4/10 |
| 15 | 92 | FC | 1 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 1'55.869 | 2.804 | 0.022 | 149.177 | 4/9 |
| 16 | 63 | FC | 2 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 1'55.955 | 2.890 | 0.086 | 149.066 | 6/11 |
| 17 | 90 | FC | 3 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 1'55.985 | 2.920 | 0.030 | 149.028 | 6/11 |
| 18 | 62 | FC | 4 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'56.075 | 3.010 | 0.090 | 148.912 | 8/11 |
| 19 | 93 | FC | 5 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 1'56.176 | 3.111 | 0.101 | 148.783 | 5/10 |
| 20 | 61 | FC | 6 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'56.197 | 3.132 | 0.021 | 148.756 | 4/10 |
| 21 | 60 | FC | 7 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'56.208 | 3.143 | 0.011 | 148.742 | 6/11 |
| 22 | 91 | FC | 8 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 1'56.227 | 3.162 | 0.019 | 148.717 | 4/11 |
| 23 | 17 | C | 12 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 1'57.357 | 4.292 | 1.130 | 147.285 | 5/8 |
全日本F3選手権は10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第3戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が14周・24分2秒458で初優勝を飾った。Nクラスは久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が開幕戦に続き今季2勝目を上げた。
決勝レースは午後2時45分、フォーメーションラップを開始。気温24度、路面温度34度。
スタートはポールシッターの松下信治(HFDP RACING F312)が飛び出し、苦手のスタートを決めた予選2位の山下健太(PETRONAS TOM'S F314)がこれに続く。予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)は1コーナーでアウトから山下に並びかけるがパスするに至らず、続く各コーナーでも仕掛けるが、逆に山下に詰まった隙に予選4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)にパスされ4位に落ちる。
トップに立った松下は1周目に後続を2秒2離し、7周目にはその差を3秒1広げて独走態勢。終始後続との差をコントロールしF3参戦2年目で初優勝を飾った。
4位に落ちた高星は、ペースの上がらない勝田を3周目にパスし山下を追うも、その間に開いた山下との差3秒半は大きく、3位でレースを終えることとなった。2位には山下が入った。
Nクラスはポールシッターの小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がスタートでエンジンストール。予選2位の久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)がトップに立つ。2位にはスタートが得意な三浦愛(EXEDY RACING F307)が予選4位から上がり、小泉は3位に落ちた。
小泉は3周目に三浦をパスして2位に上がると、トップの久保を追うが、終盤に背後に迫ったものの抜くには至らず、久保が優勝、小泉は2位でレースを終えた。
3位に落ちた三浦も終盤、迫ってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)を凌ぎきり、開幕からの連続表彰台をものにした。
第4戦決勝は明日11日午前1時55分より14周で、第5戦決勝はこのレース結果のグリッド順で午後3時15分より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
JAF地方選手権F4東日本シリーズは10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第3戦の決勝レースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が22分52秒535で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がFCクラスの優勝を飾った。
第4戦の決勝レースは午後1時40分フォーメーションラップを開始。気温は21度と午前中と変わらないものの路面温度は39度まで上がった。
抜群のスタートを決めたのはポールシッターの三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。1コーナーでホールショットを取ると、1周目には2位以下を1秒5離してメーンストレートに帰ってきた。その後もぐんぐんと後続を離し、中間点の6周を終わってその差は3秒7。最終的には2位以下を5秒5離して一人旅の独走優勝を飾った。
2位でレースを始めたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)。トップの三笠には届かなかったものの、3位以下の混戦から抜けだし単独走行。そのままの2位でゴールした。
スタートで3位につけたのは山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)だったが、2周目に4位上がってきたチームメートの阿部拓馬(ZAP F108)に押し出されコースアウト。3位に阿部、4位に松井孝允(サムライサポーターズF4)、5位に植田正幸(Rn-S☆制動屋☆ZS)、山田はレースに復帰したものの6位まで落ちた。
3位に上がった阿部だったが、7周目の90度コーナーで松井に差されて4位に落ちると、8周目の同コーナーで山田にもパスされ5位。3位松井、4位山田、5位阿部の順でレースを終えた。
FCクラスはポールシッターの根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が好スタート。1秒5前後の差で後続を抑えてレースは進行するものの6周目の90度コーナーでミス。しかしマージンがあったため大事には至らず、この順位のままレースを終え、前戦に続いて2連勝を飾った。
2位につけていた福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)は、終始3位の坪井翔(美人<VフィールドFTRS)に迫られるがこれを押さえきりこの順位でゴール。3位には坪井が入った。
第4戦は明日11日、午前10時から公式予選が、午後2時10分から12周で決勝レースが行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
Motorsports Forum
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 14 | 25'02.458 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | 14 | 2.018 |
| 3 | 22 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 14 | 6.145 |
| 4 | 1 | | 4 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | 14 | 11.248 |
| 5 | 2 | | 5 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | 14 | 20.157 |
| 6 | 23 | | 6 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | 14 | 20.525 |
| 7 | 38 | | 7 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | 14 | 21.471 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | 14 | 40.740 |
| 9 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | 14 | 49.022 |
| 10 | 6 | N | 2 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | 14 | 49.616 |
| 11 | 3 | N | 3 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | 14 | 55.538 |
| 12 | 28 | N | 4 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | 14 | 56.419 |
| 13 | 30 | N | 5 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | 14 | 1'06.937 |
| 14 | 19 | N | 6 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | 14 | 1'09.936 |
| 15 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | 14 | 1'24.475 |
| ---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.22 高星明誠(B-MAX NDDP F312) 1'46.283 (6/14) 162.63km/h
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | C | 1 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | 12 | 22'52.535 |
| 2 | 10 | C | 2 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 12 | 5.514 |
| 3 | 25 | C | 3 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | 12 | 14.239 |
| 4 | 14 | C | 4 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | 12 | 14.727 |
| 5 | 15 | C | 5 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | 12 | 17.730 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 12 | 18.035 |
| 7 | 50 | C | 6 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 12 | 23.318 |
| 8 | 72 | C | 7 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | 12 | 28.013 |
| 9 | 70 | C | 8 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 32.348 |
| 10 | 73 | A | 2 | 松本 武士 | チームNATS・エクシズ 006 WEST 006 | 12 | 34.939 |
| 11 | 90 | FC | 1 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 12 | 39.869 |
| 12 | 62 | FC | 2 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 41.716 |
| 13 | 92 | FC | 3 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 12 | 42.737 |
| 14 | 61 | FC | 4 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 43.462 |
| 15 | 93 | FC | 5 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 12 | 44.382 |
| 16 | 60 | FC | 6 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 12 | 46.066 |
| 17 | 63 | FC | 7 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 12 | 46.562 |
| 18 | 34 | C | 9 | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 46.972 |
| 19 | 17 | C | 10 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 1'03.515 |
| 20 | 91 | FC | 8 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 12 | 1'04.647 |
| 21 | 4 | C | 11 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ---- |
| - | 3 | C | - | 中山 雅佳 | HITACHI BR RK01 B-MAX RK01 | 8 | 4Laps |
| - | 35 | A | - | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 6 | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 三笠雄一(美人&LTVRacingDRP) 1'53.785 (3/12) 151.91km/h
全日本F3選手権はツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で10日、第4戦の公式予選を行い、松下信治(HFDP RACING F312)が1分45秒567で総合の、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でNクラスのポールポジションを獲得した。
第3戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、第4戦の公式予選が午前11時より10分間で行われた。
ここでは松下信治(HFDP RACING F312)が中盤から1分45秒567でトップに立つと、このタイムで2戦連続のポールポジションを獲得した。
2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位には高星明誠(B-MAX NDDP F312)と続き、ここまでは第3戦の予選の顔ぶれと同じ。4位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)がつけ、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が入った。
Nクラスは山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でポールポジションを獲得。十数年ぶりにF3に復帰してきた山口にとって待望の初ポールポジションとなった。クラス2位には小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が、同3位に久保凛太郎(CG ROBOル・ボーセF308)と続いた。
第4戦決勝は明日11日午前1時55分より14周で、第5戦決勝が午後3時15分より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権はツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で10日、第3戦の公式予選を行い松下信治(HFDP RACING F312)が1分45秒348で総合の、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分48秒767でNクラスのポールポジションを獲得した。
F4予選後からツインリンクもてぎ上空には薄雲が広がってきたが午前10時40分、気温19度、路面温度35度というコンディションの中、10分間の公式予選が行われた。
予選中盤過ぎに1分45秒628でトップに立ったのは佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)。しかし、松下信治(HFDP RACING F312)が45秒348でこれを逆転すると誰もこのタイムを上回るものは現れず、松下が自身初のF3でのポールポジションを決めた。
2位にはわずかに届かず1分45秒463で山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が、3位には高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、4位には佐々木が、5位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が入ったが、1~5位が0.3秒余りに収まるという僅差の争いとなった。
Nクラスは中盤、久保凛太郎(CG ROBOル・ボーセF308)、山口大陸(TAIROKU EXCEED)の順で推移するが、最終的に小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分48秒767でF3初のポールポジションを獲得した。クラス2位には久保が、同3位には山口が入った。
決勝レースは本日10日、午後2時45分より14周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
JAF地方選手権F4東日本シリーズ第3戦は10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が1分52秒985で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が1分55秒723でFCクラスのポールポジションを獲得した。
ツインリンクもてぎは早朝より快晴。初夏を思わせる陽気の中、午前10時より第3戦の公式予選が20分間で行われた。
序盤から予選をリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。1分53秒946、53秒375とタイムを伸ばすと、4周目には52秒985とただ一人53秒を切るタイムで2位以下を大きく離し、ポールポジションを決めた。
2位には山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)、松井孝允(サムライサポーターズ)らが顔を出すが、終盤に加藤智(FEEL・RK01・TODA)がスパートし、1分53秒402で予選2位をさらった。同3位には松井が入った。
FCクラスは序盤、坪井翔(美人<VフィールドFTRS)が1分55秒937でトップに顔を出すが、中盤には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)が1分55秒937から55秒741とタイムを伸ばし逆転。このままトップでポールを決めると思われたが、チェッカーとほぼ同時に根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が1分55秒723をたたき出し、ポールを決めた。同2位には福住が、同3位には坪井が入った。
決勝レースは本日10日、午後1時40分より12周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.567 | - | - | 163.735 | 3/4 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.614 | 0.047 | 0.047 | 163.662 | 4/5 |
| 3 | 22 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.719 | 0.152 | 0.105 | 163.499 | 4/5 |
| 4 | 1 | | 4 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.910 | 0.343 | 0.191 | 163.204 | 4/4 |
| 5 | 23 | | 5 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.099 | 0.532 | 0.189 | 162.914 | 5/6 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'46.355 | 0.788 | 0.256 | 162.521 | 5/6 |
| 7 | 38 | | 7 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.414 | 0.847 | 0.059 | 162.431 | 4/6 |
| 8 | 2 | | 8 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'46.787 | 1.220 | 0.373 | 161.864 | 3/5 |
| 9 | 28 | N | 1 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.722 | 3.155 | 1.935 | 158.983 | 4/4 |
| 10 | 6 | N | 2 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.736 | 3.169 | 0.014 | 158.963 | 3/4 |
| 11 | 62 | N | 3 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.840 | 3.273 | 0.104 | 158.811 | 3/5 |
| 12 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'49.184 | 3.617 | 0.344 | 158.310 | 4/5 |
| 13 | 19 | N | 4 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.447 | 3.880 | 0.263 | 157.930 | 4/4 |
| 14 | 3 | N | 5 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.699 | 4.132 | 0.252 | 157.567 | 3/5 |
| 15 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.890 | 4.323 | 0.191 | 157.293 | 4/5 |
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.348 | - | - | 164.075 | 3/4 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.463 | 0.115 | 0.115 | 163.896 | 4/6 |
| 3 | 22 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.540 | 0.192 | 0.077 | 163.776 | 4/5 |
| 4 | 23 | | 4 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.628 | 0.280 | 0.088 | 163.640 | 3/5 |
| 5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.677 | 0.329 | 0.049 | 163.564 | 4/6 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.990 | 0.642 | 0.313 | 163.081 | 4/4 |
| 7 | 2 | | 7 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'46.067 | 0.719 | 0.077 | 162.963 | 3/4 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.205 | 0.857 | 0.138 | 162.751 | 3/6 |
| 9 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.767 | 3.419 | 2.562 | 158.917 | 4/5 |
| 10 | 62 | N | 2 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.842 | 3.494 | 0.075 | 158.808 | 4/4 |
| 11 | 28 | N | 3 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.013 | 3.665 | 0.171 | 158.559 | 5/5 |
| 12 | 3 | N | 4 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.202 | 3.854 | 0.189 | 158.284 | 4/5 |
| 13 | 30 | N | 5 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.581 | 4.233 | 0.379 | 157.737 | 4/5 |
| 14 | 19 | N | 6 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.724 | 4.376 | 0.143 | 157.531 | 4/5 |
| 15 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'49.756 | 4.408 | 0.032 | 157.485 | 6/6 |
SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 2 | C | 1 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | 1'52.985 | - | - | 152.985 | 4/8 |
| 2 | 10 | C | 2 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 1'53.402 | 0.417 | 0.417 | 152.422 | 11/11 |
| 3 | 25 | C | 3 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | 1'53.450 | 0.465 | 0.048 | 152.358 | 10/10 |
| 4 | 14 | C | 4 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | 1'53.455 | 0.470 | 0.005 | 152.351 | 8/10 |
| 5 | 15 | C | 5 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | 1'53.623 | 0.638 | 0.168 | 152.126 | 8/10 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 1'54.097 | 1.112 | 0.474 | 151.494 | 5/10 |
| 7 | 50 | C | 6 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 1'54.179 | 1.194 | 0.082 | 151.385 | 8/11 |
| 8 | 72 | C | 7 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | 1'54.581 | 1.596 | 0.402 | 150.854 | 9/9 |
| 9 | 35 | A | 2 | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 1'55.002 | 2.017 | 0.421 | 150.301 | 11/11 |
| 10 | 3 | C | 8 | 中山 雅佳 | HITACHI BR RK01 B-MAX RK01 | 1'55.110 | 2.125 | 0.108 | 150.160 | 9/10 |
| 11 | 70 | C | 9 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 1'55.325 | 2.340 | 0.215 | 149.880 | 5/10 |
| 12 | 34 | C | 10 | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 1'55.344 | 2.359 | 0.019 | 149.856 | 10/10 |
| 13 | 73 | A | 3 | 松本 武士 | チームNATS・エクシズ 006 WEST 006 | 1'55.466 | 2.481 | 0.122 | 149.697 | 5/8 |
| 14 | 90 | FC | 1 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 1'55.723 | 2.738 | 0.257 | 149.365 | 10/10 |
| 15 | 62 | FC | 2 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'55.741 | 2.756 | 0.018 | 149.342 | 8/11 |
| 16 | 92 | FC | 3 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 1'55.886 | 2.901 | 0.145 | 149.155 | 8/10 |
| 17 | 61 | FC | 4 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'55.889 | 2.904 | 0.003 | 149.151 | 9/10 |
| 18 | 63 | FC | 5 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 1'55.924 | 2.939 | 0.035 | 149.106 | 10/10 |
| 19 | 4 | C | 11 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 1'56.009 | 3.024 | 0.085 | 148.997 | 9/10 |
| 20 | 60 | FC | 6 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'56.140 | 3.155 | 0.131 | 148.829 | 11/11 |
| 21 | 93 | FC | 7 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 1'56.480 | 3.495 | 0.340 | 148.394 | 9/10 |
| 22 | 91 | FC | 8 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 1'56.512 | 3.527 | 0.032 | 148.354 | 8/11 |
| 23 | 17 | C | 12 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 1'57.350 | 4.365 | 0.838 | 147.294 | 5/5 |
5月3日(土)、4日(日)に静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km Race」が行われ、LEXUS RC F勢は立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO RC F 1号車が2位、大嶋和也/国本雄資組のENEOS SUSTINA RC F 6号車が3位表彰台を獲得した。500kmの長丁場で接触やトラブルが多発する荒れたレースとなったが、LEXUS勢は6台全車が完走しポイントを獲得。GT300クラスでは首位を争ったOGT Panasonic PRIUS 31号車が接触等のアクシデントで後退を余儀なくされながらも、6位入賞を果たした。

2位フィニッシュを果たし表彰台に上った
ZENT CERUMO RC F 1号車の立川祐路(左)と平手晃平(右)
SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km Race」が5月3日(土)、4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
ゴールデンウィークのSUPER GT富士戦は、首都圏から近い富士での開催ということもあり、毎年大観衆がサーキットに集まる。今大会は2日間を通して約9万人という多くのモータースポーツファンが詰めかけ、熱いレースを満喫した。
富士スピードウェイでのSUPER GTは春と秋の2回開催されるが、春の今大会は500kmの長丁場で争われた。
LEXUS SC430が得意とし、数多くの勝利を挙げてきた「ホーム」富士スピードウェイは、もちろん、今季より新たに投入されたLEXUS RC Fにとってもホームコース。SC430は2010年と昨年の春大会にトップ4を独占という圧倒的な速さを見せてきており、新型車両でもホームで好成績を得るべくLEXUS Racingは今大会に臨んだ。
◆予選◆
3日(土)の富士スピードウェイは好天に恵まれ、初夏を思わせる暖かさの中で公式練習と予選が行われた。4連休の初日となったこの日、予選日にもかかわらず富士スピードウェイには3万人を超えるモータースポーツファンが集まった。
今大会、同一週末に開催されているFIA世界耐久選手権(WEC)に出場するためSUPER GTは欠場の中嶋一貴に代わり、PETRONAS TOM'S RC F 36号車をドライブすることとなった平川亮は、初めてのSUPER GTということもあり、午前中の公式練習から精力的に周回。終盤のアタックシミュレーションでもLEXUS RC F勢でのトップタイムをマークする速さを見せた。
午後2時、気温23度、路面温度33度というコンディションでノックアウト方式での予選が開始。上位8台が生き残るQ1は、全車残り8分過ぎまでピットで待機し、一発アタックの様相に。
36号車のアタックを担当した平川は、午前中の勢いのまま、最初に1分29秒台を叩き出す好走。このタイムは塗り替えられたものの、Q1でのLEXUS勢最上位の2番手となった。平手晃平のZENT CERUMO RC F 1号車が4番手、前戦優勝を果たしたKeePer TOM'S RC F 37号車は伊藤大輔がドライブし6番手、DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車はオリバー・ジャービスのドライブで8番手につけ、この4台のLEXUS RC FがQ2進出を果たした。
一方、WedsSport ADVAN RC F 19号車は関口雄飛が健闘を見せたがわずかに及ばず9番手。前戦ポールポジションから惜しくも2位に終わったENEOS SUSTINA RC F 6号車も国本雄資が10番手と、まさかのQ1敗退となってしまった。僅差の争いとなったQ1では、この10番手までがこれまでのコースレコードを破り、新世代SUPER GT車両の速さを改めて示すこととなった。
Q2も8分過ぎに各車コースイン。終盤激しくタイムが塗り替えられていくアタック合戦が繰り広げられた。
LEXUS RC F勢はジェームス・ロシターの36号車が最上位の2列目4番手。立川祐路の1号車が5番手でこれに続いた。石浦宏明の39号車は7番手、アンドレア・カルダレッリの37号車が8番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。
GT300クラスでは、昨年の富士戦で初勝利を飾っているOGT Panasonic PRIUS 31号車は、新田守男がQ1を担当し、6番手でQ2へと進出。Q2は嵯峨宏紀が7番手タイムをマークし、明日の決勝レースに臨むこととなった。
◆決勝◆
4日(日)も好天に恵まれ、5月らしい過ごしやすい気候の下、午後2時にローリングスタートから500kmで争われる長いレースの幕が切って落とされた。
スタートは大きな順位変動は無く推移したが、4周目にGT300クラスの車両がクラッシュしたためにセーフティカーが導入。10周目に再スタートが切られたが、18周目にも出火車両があり、この日は序盤にして2回のセーフティカー導入という波乱の幕開けとなった。
23周目に2度目の再スタートが切られると、4番手スタートから、前走車の脱落によって3位に上がった36号車ロシターが更に上位を狙い猛プッシュ。4位には平手の1号車、そして1台挟んだ後方では、伊藤の37号車、石浦の39号車、大嶋の6号車、関口の19号車と4台のLEXUS RC Fがバトルを繰り広げた。
30周目過ぎには1号車平手が2位争いに追いつき、3台が団子状態に。
35周目あたりから上位勢が最初のピットに向かい、給油と共にドライバー交代が始まった。41周目終了で36号車がロシターから平川へとチェンジ。翌周に1号車が平手から立川へ、そして翌々周には序盤首位を走行していたGT-R12号車がピットでタイムロスしたこともあり、この3台はほぼ同じ位置でコースに復帰することとなった。
36号車の平川は、ピットアウトしたばかりのGT-R12号車をパスしたが、その直後のコーナー進入でGT300車両に接触し、スピン。すぐにコースに復帰した36号車平川だったが、この接触で右フロントタイヤを破損しており、翌周の1コーナーでコースアウト。ピットでの修復を余儀なくされた。平川はこのあとにも接触でペナルティを科されるなど、初のGTレースで厳しい洗礼を受けることとなってしまった。
その後、首位を行くGT-R23号車がトラブルで後退し、1号車は2位に浮上。3位争いは変わらずGT-R24号車を4台のLEXUS RC Fが追う展開となっていたが、70周を過ぎて2度目のピット作業が開始されると、ピットタイミングと作業の速さにも助けられ、6号車と39号車が3位、4位に浮上。6号車の大嶋と39号車の石浦による表彰台をかけたバトルが繰り広げられたが、39号車石浦は車両バランスに苦しみ、徐々に後退。
最後は1号車の平手が2位、6号車の大嶋が3位のポジションを守ってチェッカー。惜しくも「ホーム」富士での勝利はかなわなかったが、LEXUS RC Fは2-3位で2台が表彰台に上った。
伊藤の37号車は5位、39号車石浦が6位、19号車関口が7位で続きフィニッシュ。苦しい戦いとなった36号車も9位でチェッカーを受け、大荒れとなった今大会だが、LEXUS RC Fは出場した6台全車がポイントフィニッシュを果たした。
10番手スタートから追い上げた6号車は、30kgのウェイトハンデを積みながらも開幕戦に続く連続表彰台を獲得。ドライバーズランキングでも、37号車と6号車は首位に5ポイント差の2位、3位につけている。
GT300クラスでは、7番手スタートのプリウス31号車が、スタート直後から速さを見せ次々に前走車をパス。16周目には追い抜きの難しい後半セクションでパッシングを見せ、ついに首位に立った。

ENEOS SUSTINA RC F 6号車の大嶋和也(左)と
国本雄資(右)は3位に入り2戦連続表彰台を獲得した
しかし、プリウス31号車は最初のピット作業を終えてピットアウトする際、通常の再発進が出来ずモーターの力で走り出すこととなりタイムロス。また、50周目には首位を争っていたマクラーレン2号車と接触、スピン。その後、他車とのピットタイミングの違いで64周目には再び首位に浮上したものの、77周目の2度目のピットインでも再発進時にタイムをロスするなど厳しいレースとなった。
波乱のレースとなったプリウス31号車だったが、最後まで粘り強く走り抜き、6位でチェッカー。今季初のポイント獲得を果たした。

2位に入ったZENT CERUMO RC F 1号車

10番手スタートから追い上げ3位フィニッシュした
ENEOS SUSTINA RC F 6号車
- ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 平手晃平:
-
「当初、3スティントのうちの真ん中を走る予定だったが、今朝、立川選手から体調が悪いので2スティント走って欲しいと言われ、急きょ変更してスタートと最後を担当した。開幕戦では自分が接触、コースアウトしてしまったことで不満の残る結果となってしまったが、今日の走りでその汚名は返上出来たと思っている。ただ、優勝を争うまでに至らなかったのは残念だ。チームと協力して更に良いクルマに仕上げて行きたい。体調不良の中、立川さんが頑張って繋いでくれたことが報われて結果が出せて良かった」
- ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 大嶋和也:
-
「予選ではクルマの不調が特定出来ずに、決勝は10番手からのスタートとなってしまった。予選の時とフリー走行では、ウェイトハンデに原因があるのかと思っていたが、決勝レース前にエンジンのパワーがダウンしていたということがわかり、対策出来たことで、不安なく決勝に臨んだ。今日のウェイトハンデでも問題なく3位まで順位を上げられたので、今後も良いペースで行けそうだ。開幕戦と今回と連続でクルマにトラブルが出てしまったが、今後のテストで開発を頑張り、気を引き締めてシーズンを戦って行く」
- ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 国本雄資:
-
「予選でのトラブルの原因が朝のフリー走行後に見つかって安心した、今日のレースは、2スティント目を担当したが、ミスもなかったし、セクター3や高速コーナーではとても速かった。クルマの仕上がりは良かったのだが、ストレートスピードでライバルに若干及ばなかった。TRDと開発を進めて行き、ライバルに負けないクルマ・エンジンを作って行きたい」
トヨタモータースポーツニュース
■GT500クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Team | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | *12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | TEAM IMPUL | BS | 22 | 110 | 3:07'18.438 |
| 2 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM ZENT CERUMO | BS | | 110 | 24.568 |
| 3 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM LeMans ENEOS | BS | 30 | 110 | 41.365 |
| 4 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | KONDO RACING | YH | | 110 | 57.798 |
| 5 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM KeePer TOM'S | BS | 40 | 110 | 1'00.328 |
| 6 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM SARD | BS | 16 | 110 | 1'06.836 |
| 7 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM WedsSport BANDOH | YH | | 109 | 1Lap |
| 8 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | NISMO | MI | 8 | 109 | 1Lap |
| 9 | *36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | LEXUS TEAM PETRONAS TOM’S | BS | | 109 | 1Lap |
| 10 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | ウイダー モデューロ 童夢 レーシング | MI | 12 | 95 | 15Laps |
| ---- 以上規定周回数(77Laps)完走 ---- |
| - | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | NAKAJIMA RACING | DL | | 56 | 54Laps |
| - | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | TEAM KUNIMITSU | BS | 4 | 42 | 68Laps |
| - | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | AUTOBACS RACING TEAM AGURI | BS | 6 | 41 | 69Laps |
| - | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MOLA | MI | 2 | 18 | 92Laps |
| - | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | KEIHIN REAL RACING | BS | 10 | 2 | 108Laps |
- SC導入時刻 1)14:12(4Laps) - 14:26(9Laps) 2)14:42(18Laps) - 14:53(22Laps)
- Fastest Lap: CarNo.12 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)1'30.498 (14/110) 181.516km/h
- CarNo.12は、SC中の隊列手順に対して警告として黒白旗を提示した。
- CarNo.36は、CarNo.22との接触行為に対し、黒白旗を提示した。
- CarNo.36(平川亮)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第27条1.b.(他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
■GT300クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Team | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 40 | 102 | 3:08'20.267 |
| 2 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | GAINER | DL | 22 | 102 | 1.061 |
| 3 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | TEAM 無 | BS | 4 | 102 | 5.530 |
| 4 | *7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | BMW Sports Trophy Team Studie | YH | 30 | 102 | 7.050 |
| 5 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | NDDP RACING | YH | 16 | 102 | 14.701 |
| 6 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | apr | YH | | 102 | 33.035 |
| 7 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | Cars Tokai Dream28 | YH | | 101 | 1Lap |
| 8 | 65 | 黒澤 治樹 峰尾 恭輔 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | LEON RACING | YH | 12 | 101 | 1Lap |
| 9 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | Team TAISAN | YH | | 101 | 1Lap |
| 10 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | apr | YH | | 101 | 1Lap |
| 11 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | R'Qs MOTOR SPORTS | YH | | 101 | 1Lap |
| 12 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | R&D SPORT | MI | | 101 | 1Lap |
| 13 | *9 | 白坂 卓也 坂本 祐也 飯田 太陽 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | PACIFIC DIRECTION RACING | YH | | 100 | 2Laps |
| 14 | 21 | 藤井 誠暢 カルロ・ヴァン・ダム | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | Audi Sport Team Hitotsuyama | YH | 6 | 100 | 2Laps |
| 15 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 ナニン・インドラ・パユーング | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | Arnage Racing | YH | | 100 | 2Laps |
| 16 | *360 | 田中 篤 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | TOMEI SPORT | YH | | 100 | 2Laps |
| 17 | 33 | 都筑 晶裕 ティム・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | Porsche Team KTR | YH | | 100 | 2Laps |
| 18 | *55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | AUTOBACS RACING TEAM AGURI | BS | 10 | 100 | 2Laps |
| 19 | *5 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 鶴田 和弥 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | TEAM MACH | YH | | 100 | 2Laps |
| 20 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | GAINER | DL | 2 | 92 | 10Laps |
| 21 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | LM corsa | YH | | 86 | 16Laps |
| ---- 以上規定周回数(71Laps)完走 ---- |
| - | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | JLOC | YH | 8 | 51 | 51Laps |
| - | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | JLOC | YH | | 3 | 99Laps |
| - | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 井上 恵一 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DIJON Racing | YH | | | DNS |
- SC導入時刻 1)14:12(4Laps) - 14:26(9Laps) 2)14:42(18Laps) - 14:53(22Laps)
- Fastest Lap: CarNo.2 加藤 寛規(シンティアム・アップル・MP4-12C) 1'39.337 (63/101) 165.204km/h
- CarNo.55は、ピットレーンでの併走行為に対し、黒白旗を提示した。
- CarNo.360は、接触行為に対し、黒白旗を提示した。
- CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第25条16.(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.5(山下潤一郎)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第27条1.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.9(飯田太陽)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第21条15.(走行中のトランスポンダー変更)違反により、訓戒及び罰金3万円を科す。
■GT500クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 8 | 1'30.537 | - | - | 181.437 |
| 2 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 22 | 1'30.841 | 0.304 | 0.304 | 180.830 |
| 3 | 36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | | 1'31.689 | 1.152 | 0.848 | 179.158 |
| 4 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | | 1'31.713 | 1.176 | 0.024 | 179.111 |
| 5 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'31.718 | 1.181 | 0.005 | 179.101 |
| 6 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'31.808 | 1.271 | 0.090 | 178.926 |
| 7 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 40 | 1'31.854 | 1.317 | 0.046 | 178.836 |
| 8 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | | 1'31.934 | 1.397 | 0.080 | 178.680 |
| 9 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'32.012 | 1.475 | 0.078 | 178.529 |
| 10 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | | 1'32.133 | 1.596 | 0.121 | 178.294 |
| 11 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 12 | 1'32.723 | 2.186 | 0.590 | 177.160 |
| 12 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'33.099 | 2.562 | 0.376 | 176.444 |
| 13 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'33.391 | 2.854 | 0.292 | 175.893 |
| 14 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'33.486 | 2.949 | 0.095 | 175.714 |
| 15 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'34.628 | 4.091 | 1.142 | 173.593 |
■GT300クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'38.843 | - | - | 166.191 |
| 2 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'38.929 | 0.086 | 0.086 | 166.046 |
| 3 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 30 | 1'39.037 | 0.194 | 0.108 | 165.865 |
| 4 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 40 | 1'39.104 | 0.261 | 0.067 | 165.753 |
| 5 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.255 | 0.412 | 0.151 | 165.501 |
| 6 | 9 | 白坂 卓也 坂本 祐也 飯田 太陽 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'39.346 | 0.503 | 0.091 | 165.349 |
| 7 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 16 | 1'39.380 | 0.537 | 0.034 | 165.293 |
| 8 | 360 | 田中 篤 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.530 | 0.687 | 0.150 | 165.044 |
| 9 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'39.647 | 0.804 | 0.117 | 164.850 |
| 10 | 65 | 黒澤 治樹 峰尾 恭輔 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 12 | 1'39.749 | 0.906 | 0.102 | 164.681 |
| 11 | 33 | 都筑 晶裕 ティム・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'39.807 | 0.964 | 0.058 | 164.586 |
| 12 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'39.816 | 0.973 | 0.009 | 164.571 |
| 13 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'39.864 | 1.021 | 0.048 | 164.492 |
| 14 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'39.955 | 1.112 | 0.091 | 164.342 |
| 15 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 4 | 1'40.019 | 1.176 | 0.064 | 164.237 |
| 16 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 ナニン・インドラ・パユーング | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'40.031 | 1.188 | 0.012 | 164.217 |
| 17 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'40.035 | 1.192 | 0.004 | 164.211 |
| 18 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'40.039 | 1.196 | 0.004 | 164.204 |
| 19 | 5 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 鶴田 和弥 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'40.240 | 1.397 | 0.201 | 163.875 |
| 20 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 22 | 1'40.267 | 1.424 | 0.027 | 163.831 |
| 21 | 21 | 藤井 誠暢 カルロ・ヴァン・ダム | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'40.512 | 1.669 | 0.245 | 163.431 |
| 22 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'40.683 | 1.840 | 0.171 | 163.154 |
| 23 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'40.873 | 2.030 | 0.190 | 162.846 |
| - | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 井上 恵一 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | absence | - | - | - |
■GT500 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 22 | 1'29.794 | 1'28.799 |
| 2 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | 1'30.148 | 1'29.272 |
| 3 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 8 | 1'29.932 | 1'29.380 |
| 4 | 36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | | 1'29.903 | 1'29.510 |
| 5 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | | 1'30.012 | 1'29.525 |
| 6 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | | 1'30.216 | 1'29.558 |
| 7 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'30.261 | 1'29.824 |
| 8 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 40 | 1'30.196 | 1'29.987 |
| 9 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | | 1'30.399 | |
| 10 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'30.650 | |
| 11 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 12 | 1'30.986 | |
| 12 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'31.061 | |
| 13 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'31.419 | |
| 14 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'31.969 | |
| 15 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'32.477 | |
| ---- 以上予選通過 ---- |
■GT300 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 16 | 1'38.537 | 1'37.841 |
| 2 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'38.394 | 1'38.034 |
| 3 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'38.078 | 1'38.188 |
| 4 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.194 | 1'38.204 |
| 5 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 4 | 1'39.231 | 1'38.320 |
| 6 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 30 | 1'38.811 | 1'38.323 |
| 7 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'38.800 | 1'38.408 |
| 8 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'39.022 | 1'38.533 |
| 9 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 40 | 1'38.778 | 1'38.635 |
| 10 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'38.109 | 1'39.448 |
| 11 | 360 | 田中 篤 吉田 広樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.071 | 1'39.490 |
| 12 | 9 | 白坂 卓也 坂本 祐也 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'38.595 | 1'39.704 |
| 13 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 22 | 1'39.017 | absence |
| 14 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'39.273 | |
| 15 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'39.459 | |
| 16 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'39.555 | |
| 17 | 5 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.611 | |
| 18 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.653 | |
| 19 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'39.692 | |
| 20 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'39.766 | |
| 21 | 21 | 藤井 誠暢 カルロ・ヴァン・ダム | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'39.826 | |
| 22 | 65 | 黒澤 治樹 峰尾 恭輔 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 12 | 1'39.850 | |
| 23 | 33 | 都筑 晶裕 ティム・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'44.009 | |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | absence | |
■GT500 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 22 | R1'28.799 | - | - | 184.989 |
| 2 | 46 | 本山 哲 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | R1'29.272 | 0.473 | 0.473 | 184.008 |
| 3 | 23 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 8 | R1'29.380 | 0.581 | 0.108 | 183.786 |
| 4 | 36 | ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | | R1'29.510 | 0.711 | 0.130 | 183.519 |
| 5 | 1 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | | R1'29.525 | 0.726 | 0.015 | 183.488 |
| 6 | 24 | 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | | R1'29.558 | 0.759 | 0.033 | 183.421 |
| 7 | 39 | 石浦 宏明 | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'29.824 | 1.025 | 0.266 | 182.878 |
| 8 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 40 | 1'29.987 | 1.188 | 0.163 | 182.546 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'29.794)を更新しました。
■GT300 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 16 | 1'37.841 | - | - | 167.893 |
| 2 | 61 | 佐々木 孝太 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'38.034 | 0.193 | 0.193 | 167.562 |
| 3 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'38.188 | 0.347 | 0.154 | 167.299 |
| 4 | 30 | 岩崎 祐貴 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'38.204 | 0.363 | 0.016 | 167.272 |
| 5 | 0 | 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 4 | 1'38.320 | 0.479 | 0.116 | 167.075 |
| 6 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 30 | 1'38.323 | 0.482 | 0.003 | 167.070 |
| 7 | 31 | 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'38.408 | 0.567 | 0.085 | 166.925 |
| 8 | 86 | 細川 慎弥 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'38.533 | 0.692 | 0.125 | 166.714 |
| 9 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 40 | 1'38.635 | 0.794 | 0.102 | 166.541 |
| 10 | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'39.448 | 1.607 | 0.813 | 165.180 |
| 11 | 360 | 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.490 | 1.649 | 0.042 | 165.110 |
| 12 | 9 | 白坂 卓也 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'39.704 | 1.863 | 0.214 | 164.756 |
| 13 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 22 | absence | - | - | - |
■GT500 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 22 | R1'29.794 | - | - | 182.939 |
| 2 | 36 | 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | | R1'29.903 | 0.109 | 0.109 | 182.717 |
| 3 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 8 | R1'29.932 | 0.138 | 0.029 | 182.658 |
| 4 | 1 | 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | | R1'30.012 | 0.218 | 0.080 | 182.496 |
| 5 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | R1'30.148 | 0.354 | 0.136 | 182.220 |
| 6 | 37 | 伊藤 大輔 | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 40 | R1'30.196 | 0.402 | 0.048 | 182.123 |
| 7 | 24 | ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | | R1'30.216 | 0.422 | 0.020 | 182.083 |
| 8 | 39 | オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 16 | R1'30.261 | 0.467 | 0.045 | 181.992 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | | R1'30.399 | 0.605 | 0.138 | 181.714 |
| 10 | 6 | 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 30 | R1'30.650 | 0.856 | 0.251 | 181.211 |
| 11 | 18 | 山本 尚貴 | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 12 | 1'30.986 | 1.192 | 0.336 | 180.542 |
| 12 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'31.061 | 1.267 | 0.075 | 180.393 |
| 13 | 100 | 小暮 卓史 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'31.419 | 1.625 | 0.358 | 179.687 |
| 14 | 32 | ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'31.969 | 2.175 | 0.550 | 178.612 |
| 15 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'32.477 | 2.683 | 0.508 | 177.631 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'30.701)を更新しました。
■GT300 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'38.078 | - | - | 167.487 |
| 2 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'38.109 | 0.031 | 0.031 | 167.434 |
| 3 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'38.394 | 0.316 | 0.285 | 166.949 |
| 4 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 16 | 1'38.537 | 0.459 | 0.143 | 166.707 |
| 5 | 9 | 坂本 祐也 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'38.595 | 0.517 | 0.058 | 166.609 |
| 6 | 4 | 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 40 | 1'38.778 | 0.700 | 0.183 | 166.300 |
| 7 | 31 | 新田 守男 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'38.800 | 0.722 | 0.022 | 166.263 |
| 8 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 30 | 1'38.811 | 0.733 | 0.011 | 166.245 |
| 9 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 22 | 1'39.017 | 0.939 | 0.206 | 165.899 |
| 10 | 86 | 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'39.022 | 0.944 | 0.005 | 165.890 |
| 11 | 360 | 吉田 広樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.071 | 0.993 | 0.049 | 165.808 |
| 12 | 30 | 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.194 | 1.116 | 0.123 | 165.603 |
| 13 | 0 | 中山 友貴 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 4 | 1'39.231 | 1.153 | 0.037 | 165.541 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 14 | 88 | 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'39.273 | 1.195 | 0.042 | 165.471 |
| 15 | 10 | 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'39.459 | 1.381 | 0.186 | 165.162 |
| 16 | 60 | 飯田 章 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'39.555 | 1.477 | 0.096 | 165.002 |
| 17 | 5 | 玉中 哲二 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.611 | 1.533 | 0.056 | 164.909 |
| 18 | 67 | 横溝 直輝 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.653 | 1.575 | 0.042 | 164.840 |
| 19 | 50 | 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'39.692 | 1.614 | 0.039 | 164.776 |
| 20 | 22 | 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'39.766 | 1.688 | 0.074 | 164.653 |
| 21 | 21 | 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'39.826 | 1.748 | 0.060 | 164.554 |
| 22 | 65 | 峰尾 恭輔 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 12 | 1'39.850 | 1.772 | 0.024 | 164.515 |
| 23 | 33 | ティム・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'44.009 | 5.931 | 4.159 | 157.936 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 48 | 高森 博士 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | absence | - | - | - |
■GT500クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | | R1'29.682 | - | - | 183.167 |
| 2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 8 | R1'29.836 | 0.154 | 0.154 | 182.853 |
| 3 | 36 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | | R1'29.937 | 0.255 | 0.101 | 182.648 |
| 4 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 2 | R1'29.954 | 0.272 | 0.017 | 182.613 |
| 5 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 22 | R1'30.484 | 0.802 | 0.530 | 181.544 |
| 6 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | | R1'30.536 | 0.854 | 0.052 | 181.439 |
| 7 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 16 | R1'30.655 | 0.973 | 0.119 | 181.201 |
| 8 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 40 | 1'30.719 | 1.037 | 0.064 | 181.073 |
| 9 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | | 1'31.016 | 1.334 | 0.297 | 180.483 |
| 10 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'31.069 | 1.387 | 0.053 | 180.378 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'31.450 | 1.768 | 0.381 | 179.626 |
| 12 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'31.882 | 2.200 | 0.432 | 178.781 |
| 13 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 4 | 1'31.934 | 2.252 | 0.052 | 178.680 |
| 14 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'32.086 | 2.404 | 0.152 | 178.385 |
| 15 | 18 | 山本 尚貴 ジャン・カール・ベルネ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 12 | 1'32.548 | 2.866 | 0.462 | 177.495 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'30.701)を上回りました。
■GT300クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 16 | 1'38.835 | - | - | 166.204 |
| 2 | 9 | 白坂 卓也 坂本 祐也 飯田 太陽 | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'38.901 | 0.066 | 0.066 | 166.093 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 40 | 1'38.905 | 0.070 | 0.004 | 166.087 |
| 4 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'38.906 | 0.071 | 0.001 | 166.085 |
| 5 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.311 | 0.476 | 0.405 | 165.408 |
| 6 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | | 1'39.319 | 0.484 | 0.008 | 165.394 |
| 7 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 22 | 1'39.343 | 0.508 | 0.024 | 165.354 |
| 8 | 360 | 田中 篤 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'39.377 | 0.542 | 0.034 | 165.298 |
| 9 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 30 | 1'39.467 | 0.632 | 0.090 | 165.148 |
| 10 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 10 | 1'39.473 | 0.638 | 0.006 | 165.138 |
| 11 | 65 | 黒澤 治樹 峰尾 恭輔 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 12 | 1'39.483 | 0.648 | 0.010 | 165.122 |
| 12 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | | 1'39.788 | 0.953 | 0.305 | 164.617 |
| 13 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'39.795 | 0.960 | 0.007 | 164.605 |
| 14 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'40.027 | 1.192 | 0.232 | 164.224 |
| 15 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'40.082 | 1.247 | 0.055 | 164.133 |
| 16 | 33 | 都筑 晶裕 ティム・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'40.152 | 1.317 | 0.070 | 164.019 |
| 17 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 ナニン・インドラ・パユーング | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | | 1'40.197 | 1.362 | 0.045 | 163.945 |
| 18 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | | 1'40.250 | 1.415 | 0.053 | 163.858 |
| 19 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'40.275 | 1.440 | 0.025 | 163.818 |
| 20 | 21 | 藤井 誠暢 カルロ・ヴァン・ダム | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'40.296 | 1.461 | 0.021 | 163.783 |
| 21 | 5 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 鶴田 和弥 | マッハ車検 with トランスフォーマー30th NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'40.311 | 1.476 | 0.015 | 163.759 |
| 22 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 4 | 1'40.428 | 1.593 | 0.117 | 163.568 |
| 23 | 22 | 和田 久 土屋 武士 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'40.746 | 1.911 | 0.318 | 163.052 |
| 24 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 井上 恵一 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'41.383 | 2.548 | 0.637 | 162.027 |

三笠選手、坪井選手ともに初サーキットのレースという事で、レースウィークの木曜日より練習走行を開始した。金曜日までは、三笠選手が全体トップタイム、坪井選手もクラストップタイムを記録していたが、レース前日の土曜日の練習走行では、ライバル達がタイムアップしている中で、二人とも前日までのベストタイムを更新する事ができなかった。それでもタイム的にトップレベルにあるので、翌日のレースに備えて見直しを図る。
迎えたレース当日、20度を超える暖かい気温のもと予選が始まる。三笠選手は3周目まで入念にタイヤを暖め、4周目からアタックを開始。1'19.763を記録し2番手にポジションアップ。そのままアタックを継続し7周目にベストタイムを記録する予定だった。しかし、5周目以降クリアラップをとる事ができずにベストタイムを更新する事ができず、残り2分の時点で赤旗中断となってしまった。
坪井選手も予選開始序盤はクラストップタイムを継続し、5周目に1'21.340のベストタイムを記録した時点でクラス2番手だった。練習走行時のベストタイムは20秒台に入っていた為、さらなるタイムアップが期待されたがなかなかタイムが上がらない。8周目にセクター1とセクター2をベストでまとめ期待がかかったが、不運にも赤旗中断となってしまった。
赤旗中断再開から予選終了までは2分間なので、実質1周のタイムアタックとなる。1周目にタイヤを入念に暖めるがやはり厳しく、二人ともにベストタイムを更新する事ができず、三笠選手が予選4位、坪井選手がクラス3位のポジションとなった。
三笠選手、坪井選手ともに不本意なポジションからの決勝レースとなったが、スタートからタイヤが冷えている序盤に速さがある二人は、抜きにくいSUGOでポジションアップを図る。
さすがに1コーナまでが短いSUGOでは、スタートでパッシングにはいたらなかった三笠選手だが、スタート直後から3番手の阿部選手に勝負を挑む。1周目のバックストレートエンドの馬の背コーナでインをつき3位に浮上し、2番手の山田選手を追いかける。3周目のレインボーコーナー立ち上がりで山田選手がミスした隙をつきスリップストリームからバックストレートエンドの馬の背コーナで、今度はアウトから2位に浮上した。この時点で、ポールポジションの松井選手と3秒の差があり、ラップタイムが速い松井選手との差を縮める事ができない。その中で最後までミスする事なくポジションをキープし、2位フィニッシュで表彰台を獲得する事ができた。
一方FCクラスの坪井選手は、スタートから1コーナーでクラスポジションを1つ落とすが、1周目で抜き返しFCクラスの根本選手と福住選手を追いかける。FCクラスの1位2位3位がテールトゥーノーズとなった5周目の1コーナーで、坪井選手は2位にポジションを上げる。その後、本来ラップタイムの速いF4クラスが追い上げてきて、クラス順位は変わらないもののF4クラスを間にはさみ差が広がってしまう。そして、9周目のレインボーコーナーで坪井選手は、痛恨のスピンでクラス最後尾までポジションダウンしてしまう。再スタート後、ゴールまで走りきりクラス8位フィニッシュとなった。
- 三笠選手コメント
-
「今回のレースは、今できる事を出し尽くした最善の結果だと思います。予選は不本意な結果になってしまったので、抜きづらいSUGOではタイヤが暖まる前の3周目までに勝負を賭けていました。思惑通り3周目までに2位に上がる事ができました。しかし、松井選手との速さの差があったので、2位のポジションをキープする為にミスのない走りに徹しました。とても悔しい結果ですが、シリーズを考えて、次のもてぎ2連戦で借りを返したいと思います」
- 坪井選手コメント
-
「スタートで、F4クラスの車を何台か追い抜きましたが、1コーナーのポジション取りが悪くクラス4位にポジションダウンしてしまいました。それでもタイヤの冷えている序盤はライバルよりもペースが良く、クラス2番手までポジションアップする事ができました。本当に悔いが残るのですが、自分のミスでレインボーコーナでスピンしてしまいました。2戦連続でミスしてしまた要因を考え、自分の足りない部分の成長につなげたいと思います」


☆リザルト
- 2 三笠雄一 美人<VRacingDRP 予選4位 決勝2位
- 92 坪井翔 美人<VフィールドDRP 予選12位(クラス3位) 決勝18位(クラス8位)
- スポーツランドSUGO公式リザルト
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース
SUGOチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2014/04/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 25 | C | 1 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | 15 | 20'21.472 |
| 2 | 2 | C | 2 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | 15 | 3.724 |
| 3 | 14 | C | 3 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | 15 | 3.904 |
| 4 | 15 | C | 4 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | 15 | 4.308 |
| 5 | 7 | C | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EMS 108 ZAP F108 | 15 | 19.537 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆KK-ZS MYST KK-ZS | 15 | 21.509 |
| 7 | 10 | C | 6 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 15 | 23.661 |
| 8 | 90 | FC | 1 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 15 | 28.638 |
| 9 | 62 | FC | 2 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 15 | 28.849 |
| 10 | 72 | C | 7 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | 15 | 30.546 |
| 11 | 93 | FC | 3 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 15 | 34.446 |
| 12 | 70 | C | 8 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 15 | 34.705 |
| 13 | 60 | FC | 4 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 15 | 35.146 |
| 14 | 61 | FC | 5 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 15 | 36.122 |
| 15 | 63 | FC | 6 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 15 | 38.642 |
| 16 | 91 | FC | 7 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 15 | 42.961 |
| 17 | 4 | C | 9 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 15 | 58.002 |
| 18 | 92 | FC | 8 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 15 | 59.651 |
| 19 | 50 | C | 10 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 14 | 1Lap |
| 20 | 17 | C | 11 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 14 | 1Lap |
| ---- 以上完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.25 松井孝允(サムライサポーターズF4) 1'20.150 (12/15) 166.380km/h
SUGOチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2014/04/29) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 25 | C | 1 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF4 B-MAX RK01 | R1'19.123 | - | - | 168.539 | 7/10 |
| 2 | 15 | C | 2 | 阿部 拓馬 | ZAP F108 ZAP F108 | R1'19.746 | 0.623 | 0.623 | 167.222 | 7/10 |
| 3 | 14 | C | 3 | 山田 真之亮 | ZAP・JSS・BLOOM ZAP F108 | R1'19.762 | 0.639 | 0.016 | 167.189 | 7/10 |
| 4 | 2 | C | 4 | 三笠 雄一 | 美人&LTVRacingDRP B-MAX RK01 | R1'19.763 | 0.640 | 0.001 | 167.187 | 4/10 |
| 5 | 50 | C | 5 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | R1'19.799 | 0.676 | 0.036 | 167.111 | 7/11 |
| 6 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆KK-ZS MYST KK-ZS | R1'20.379 | 1.256 | 0.580 | 165.906 | 8/11 |
| 7 | 72 | C | 6 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義 001 NATS 001 | R1'20.891 | 1.768 | 0.512 | 164.855 | 8/11 |
| 8 | 7 | C | 7 | 山口 大陸 | TAIROKU EMS 108 ZAP F108 | R1'20.978 | 1.855 | 0.087 | 164.678 | 6/10 |
| 9 | 10 | C | 8 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | 1'21.165 | 2.042 | 0.187 | 164.299 | 8/11 |
| 10 | 90 | FC | 1 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 1'21.219 | 2.096 | 0.054 | 164.190 | 7/11 |
| 11 | 62 | FC | 2 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'21.268 | 2.145 | 0.049 | 164.091 | 5/11 |
| 12 | 92 | FC | 3 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 1'21.340 | 2.217 | 0.072 | 163.945 | 5/11 |
| 13 | 93 | FC | 4 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 1'21.516 | 2.393 | 0.176 | 163.591 | 8/11 |
| 14 | 61 | FC | 5 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'21.547 | 2.424 | 0.031 | 163.529 | 5/7 |
| 15 | 70 | C | 9 | 嶋田 誠 | TeamNaoki☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 1'21.703 | 2.580 | 0.156 | 163.217 | 4/6 |
| 16 | 60 | FC | 6 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 1'21.761 | 2.638 | 0.058 | 163.101 | 8/11 |
| 17 | *4 | C | 10 | 佐々木 祐一 | 仙台☆DayDream108 ZAP F108 | 1'21.875 | 2.752 | 0.114 | 162.874 | 6/11 |
| 18 | 63 | FC | 7 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 1'21.976 | 2.853 | 0.101 | 162.673 | 7/11 |
| 19 | 91 | FC | 8 | 長渕 蓮 | FTRS スピリット F4 TATUUS FC106 | 1'22.507 | 3.384 | 0.531 | 161.627 | 4/10 |
| 20 | 17 | C | 11 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC 090 MOONCRAFT MC090 | 1'24.632 | 5.509 | 2.125 | 157.568 | 7/10 |
| --- 以上予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'21.085)を更新しました。
- CarNo.4は、SUGO4輪レース2014一般競技規則書第42条3.(ピットレーン速度規制)違反により、ベストラップ抹消のペナルティを科す。
4月13日、2014スーパーカーレースシリーズ第1戦・第2戦が栃木県ツインリンクもてぎで開催されました。#77 炙りや秀苑・シフト997GT3山脇大輔・野間一組はカテゴリーⅡで第1戦3位、第2戦3位となり2連続表彰台を獲得しました。

■レース概要■
- 大会名 2014スーパーカーレースシリーズ Rd.1/2ツインリンクもてぎ
- 日程 2014年4月13日(日)
- クラス カテゴリーⅡ
- 場所 ツインリンクもてぎ(栃木県)
■レース結果概要■
- チーム エキスパートインターナショナルwith SHIFT
- 車名 炙りや秀苑・シフト997GT3
- マシン Porsche 911 GT3 Cup (Type 997) MY2006
- ドライバー A:山脇大輔(ヤマワキダイスケ)B:野間一(ノマハジメ)
- 第1戦 カテゴリーⅡ 3位(5台中)
- 第2戦 カテゴリーⅡ 3位(5台中)
■シフトレースカーレンタルシステムとは■
株式会社シフトでは2014年から始まったスーパーカーレース(SCR)に挑戦するドライバーのためにレースカーレンタルシステムを実施しています。
スーパーカーレースはトッププロからジェントルマンドライバーまで幅広く参戦し、ポルシェ・フェラーリなどのGT3マシンやカップカーが使用されます。タイヤはヨコハマワンメイクであることから、ドライバー育成にも絶好の舞台となっています。
シフトレースカーレンタルシステムでは、ポルシェ911 GT3 Cup (Type 997) 2006YMを使用することで、コストを抑えながら走行距離を稼ぎ、ドライビングとセッティング能力の育成を行います。さらに、メンテナンスとエンジニアリングは、スーパーGTやS耐で輝かしい実績を残している株式会社シフトが担当。スーパー耐久やミドルフォーミュラ、ワンメイクレースからステップアップを目指すドライバーの為に、さらなるスピード・確実性・開発力が身に着けられる環境を提供いたします。
開幕戦となるRd.1/2もてぎ、Rd.3/4富士は山脇・野間組で参戦となりますが、以降のドライバーについては引き続き募集いたします。
【シフトレースカーレンタルシステムのお問合せ先】
- 株式会社シフト 住所:神奈川県厚木市岡田3133
- E-MAIL:info@shift-racing.co.jp TEL:046-220-5752 FAX:046-220-5753

■今回のレースに向けて■
2014年から始まったスーパーカーレースシリーズは、ポルシェやフェラーリといったスーパーカーだけで行われる新たなスタイルのレースです。
このレースにポルシェ911 GT3 Cup (Type997) MY2006を駆って挑むのは、山脇大輔選手と野間一選手。メインスポンサーとしてバックアップするのは「炙りや秀苑」を展開するエキスパートインターナショナル株式会社、メンテナンスは株式会社シフトが担当します。参戦するクラスはポルシェ、フェラーリなどのカップカーを対象とした、「カテゴリーⅡ」という最も台数の集まるクラスとなります。
開幕戦の舞台は、栃木県ツインリンクもてぎロードコースです。全長4.8kmのこのコースはストップアンドゴーを繰り返すレイアウトのため、リヤエンジンのポルシェ911の得意とするレイアウトと言われます。
4月11日(金)、12日(土)に行われたスポーツ走行では、レースウィークらしくほとんどのマシンが顔を揃える中、#77炙りや秀苑997もテスト走行を実施しました。エンジニアとメカニックはスーパーGTでも活躍するメンバーとあって、セットアップも順調に進みます。ドライバーの山脇選手と野間選手のポルシェへの適応もスムーズで、順調にタイムを伸ばしていきました。

■4月13日 公式予選■
【Aドライバー 山脇大輔】
4月13日(日)9:15から15分間のAドライバー予選がスタート。セッション開始と同時に#77炙りや秀苑・シフト997GT3山脇選手がコースインします。計測1周目に1回目のアタックを行い、2'00.665を記録します。さらに2周目にフルアタックを行いますが、他車のコースアウトの影響でイエローフラッグが出ており、タイム更新はなりませんでした。前日に行ったセットアップ変更が奏功し1周目から好タイムを記録できており、続くBドライバー予選にも期待が望める結果となりました。
- P1 #14 石松PORSCHE R.S.R 池田大祐 1'56.571
- P2 #70 AGE-AGE-458 NAROYU 1'57.895
- P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 2'00.665
- P4 #9 BINGO SPORTS 997 武井真司 2'02.077
【Bドライバー 野間 一】
9:35からBドライバー予選がスタート。#77炙りや秀苑・シフト997GT3野間選手は、路面状況の改善を待ってからコースインします。野間選手は計測1周目から積極的にアタックを行い1'58.958と好タイムを記録します。さらに2周目のアタックでタイム更新を狙いますが、他車に追いついてしまいタイムアップはなりませんでした。エンジンパワーに劣るマシンながら、想定を超える2番手タイムを記録し、決勝に向けてチーム全体の期待も加速する結果となりました。
- P1 #70 AGE-AGE-458 佐々木孝太 1'55.949
- P2 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 野間一 1'58.958
- P3 #9 BINGO SPORTS 997 堀田誠 1'59.910
- P4 #14 石松PORSCHE R.S.R 相馬智宏 2'01.413
【予選総合結果】
A/Bドライバーのベストタイム合算で決まる予選総合結果は、予選3位となりました。予選1位のフェラーリ458チャレンジや2位のポルシェ911RSRに対して、ポルシェ911 GT3 Cup 2006YMは、パワーやタイヤサイズでビハインドがありますが、エンジニアのセットアップが大きな力となって、二人のドライバーを後押しした結果と言えるでしょう。
- P1 #70 AGE-AGE-458 NAORYU / 佐々木孝太
- P2 #14 石松PORSCHE R.S.R 池田大祐 / 相馬智宏
- P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
- P4 #9 BINGO SPORTS 997 武井真司 / 堀田誠
■4月13日 トーク&フォトセッション■
予選終了後には、パドック内に設けられたホスピタリティエリアで、レースクィーンのトーク&フォトセッションが行われ、いつものレースウィークとは一味違う華やかな雰囲気を盛り上げてくれました。炙りや秀苑レースクィーンの小林未来さんをはじめ、各チームのレースクィーンが集い、素敵な笑顔でゲストの皆さんやファンの皆さんをおもてなししてくれました。

■4月13日 第1戦 決勝■
スーパーカーレースでは2レースの決勝が行われ、第1戦決勝レースは12:55からのスタートです。#77炙りや秀苑・シフト997GT3は、Bドライバーの野間選手がスタートを担当します。
1周のローリングを終えて、待望のスーパーカーレースの火ぶたが切られます。カテゴリーⅡでは#70 AGE-AGE-458 佐々木孝太選手がトップを守り、#14石松ポルシェ池田大祐選手、#77炙りや秀苑997野間選手が続きます。
序盤はこの3台が後続を引き離しますが、パワステにトラブルを抱えた#14池田選手は、トップ#70佐々木選手から離されはじめます。#77野間選手は数秒差で#14池田選手を追いますが、マシンの地力の差は大きく、少しずつ差を広げられる展開です。
10周を超えたころから、リヤタイヤのグリップ低下を感じた野間選手は、ドライビングを変えてタイヤの温存を図りながらルーチンのピットインを待ちます。
#77炙りや秀苑997は14周目にピットへ戻り、野間選手から山脇選手へ交代します。規定の1分間のピット停止を終えてコースイン。続いて2番手の#14石松ポルシェも相馬選手に交代。#77炙りや秀苑997山脇選手は、20秒ほど前方の#14石松ポルシェを追いかけます。
パワステトラブルに苦戦する#14相馬選手に対して、#77炙りや秀苑997山脇選手は一気に差を詰めていきます。しかし、#14相馬選手も手負いのマシンに適応してペースを上げて対抗します。逆転も出来そうなこの攻防戦に、ピットもとても盛り上がります。
しかし、山脇選手は2番手#14石松ポルシェを9秒差まで追い上げたところで、無情にもチェッカーが振られ、#77炙りや秀苑997山脇・野間組は3位表彰台を獲得しました。
- P1 #70 AGE-AGE-458 NAORYU / 佐々木孝太
- P2 #14 石松PORSCHE R.S.R 池田大祐 / 相馬智宏
- P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
- P4 #9 BINGO SPORTS 997 武井真司 / 堀田誠

■4月13日 第2戦 決勝■
第2戦決勝レース、#77炙りや秀苑・シフト997GT3は、再びBドライバーの野間選手がスタートを担当。グリッド上では、併催のもてぎチャンピオンカップのドライバーやチーム関係者が、山脇選手と野間選手の激励に訪れていました。
1周のローリングから第2戦決勝レースがスタート。カテゴリーⅡでは、今回も#70 AGE-AGE-458 佐々木孝太選手がトップを守り、#14石松ポルシェ 池田大祐選手のオーダー。#77炙りや秀苑997野間選手はスタートで出遅れ、#69 AGE AGE 430に前に出られてしまいます。しかし、#77野間選手は、5コーナーのブレーキングからS字一つ目までの区間で逆転し、3番手に返り咲きます。
#77炙りや秀苑997野間選手は、その勢いで2番手#14石松ポルシェ池田選手を追走します。しかし、トラブルの直った#14石松ポルシェは1'58秒台で周回し、トップ#70 AGE-AGE-458佐々木選手に迫る勢いです。#77野間選手は第1戦決勝での経験から、タイヤを大切にしながらチャンスを待ちますが、2番手#14石松ポルシェは少しずつ離されてしまいます。
#77炙りや秀苑997は、13周目にルーチンのピットストップでピットイン、野間選手から山脇選手へ交代します。続いてトップ#70 AGE-AGE-458、#14石松ポルシェも交代を済ませます。
ピットストップ時間のハンデの影響もあり、#14石松ポルシェ相馬選手がトップに躍り出ます。しかし、#70 NAORYU選手のペースは速く、ほどなくしてトップを取り返します。
#77山脇選手は3番手で安定した走行に徹して、第1戦から変更したセットアップの状況を検証します。レースはそのままの流れで終了し、#77炙りや秀苑997山脇・野間組は3位で連続表彰台を獲得しました。
- P1 #70 AGE-AGE-458 NAORYU / 佐々木孝太
- P2 #14 石松PORSCHE R.S.R 池田大祐 / 相馬智宏
- P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
- P4 #9 BINGO SPORTS 997 武井真司 / 堀田誠

- Aドライバー 山脇大輔
-
「まず初めに、『炙りや秀苑』を展開するエキスパートインターナショナル株式会社を中心として、チームをサポート頂いているスポンサー各社に感謝申し上げます。また、ハードワークしてくれたチームスタッフ全員およびチームメイトにも同様に御礼を申し上げます。開幕直前で出たマシントラブルを克服して、良好なマシンバランスに仕上がり結果を出すことが出来た事は、チームスタッフ全員のハードワークのお蔭だと思います。自分自身としても、レースウィーク通してセッティング方法やレース全体へのアプローチ方法は、シフトのメンテ体制でなければ、学ぶことが出来なかったと思います。また、今回開幕のスーパーカーレースシリーズでは、海外では当たり前にもかかわらず日本のレースに欠けていた『エントラントも観戦者も楽しめる雰囲気』があり、今後発展していく可能性を強く感じる事が出来ました。今後も、自分自身の課題を克服して、チャンピオンシップで良い結果を出せるように頑張っていきたいと思います」
- Bドライバー 野間一
-
「初開催のスーパーカーレースに、炙りや秀苑シフト997GT3のドライバーとして参戦できたことに、心から感謝しています。マシンの戦闘力ではハンデを抱えるものの、一流のエンジニアやメカニックのおかげで、マシンバランスも良好に仕上がりました。また、チームスタッフやレースクィーンもトップチームにふさわしい素晴らしさでした。ドライバーとしても、技術的な面はもとより、レースに取り組む姿勢や考え方も、学ぶことができました。そして、今回の走りを見て、多くの関係者の方が声をかけてくださったのですが、これもスーパーカーレースでなければなかったと思います。パドックの雰囲気も、プレミアムレースと表現したくなるような特別なもので、スポンサーやゲストの皆さんも、大きな満足を感じていたと思います。特に表彰式では、アンディミュラー様から賞品が提供されるなど、いままでのレースにない最高のものでした。今後も、スーパーカーレースで活躍できるよう頑張っていきます」
SHIFT Racecar Rental System Press Release
- スーパー耐久シリーズ2014 第1戦 もてぎスーパー耐久
- 3/29・30 ツインリンクもてぎ
- ST5クラス
- ゼッケン:99
- 車名:BRP★J‘S RACINGフィット3
- ドライバー:奥村浩一/大野尊久
- 予選:クラス2位
- 決勝:クラス2位
2014年のスーパー耐久シリーズは、これまでのGE8フィットRSからGK5 フィットRS(通称FIT3)を投入、J’S RACINGにとって新たな挑戦となります。ドライバーラインナップもBRPチーム代表の奥村浩一選手に加え、ベテランの大野尊久選手を迎えて連覇を目指します。
以下、大野選手のレポートです。
セットアップの熟成の為、レースウィークの木曜日よりもてぎに入りましたが、あいにくの雨模様でウェットでのスタートとなりました。順調にマシンの慣熟とセットアップメニューの消化を進め、午後には雨が止んで路面が乾いたので、予選と決勝のシミュレーションを行うことができました。
金曜日公式練習では基礎データ収集とセットアップの熟成、車両の慣熟に集中し、ノートラブル、クラストップタイムで公式練習を終えることができました。
土曜日の予選では奥村選手のアタックでコースレコードを更新。続いて行われたBドライバー予選、他クラスの車両が目の前でハーフスピンするなど、満足できるタイムが出ませんでしたが、最後まで諦めず、再度アタックを掛けて2’18.963をマーク。コースレコードを記録することができました! 予選結果はA、Bドライバー合算となり、コンマ数秒差で惜しくも2位となりました。
5時間耐久レースの決勝が行われる日曜日。土曜日の天気とは打って変わって朝から雨模様でした。朝一のフリー走行も雨で、私が決勝使用のレインタイヤの皮むきとセッティングの方向性を確認しました。
いよいよ決勝スタートです。スタートドライバーは私が担当となり、およそ100分のロングスティント。ウェットは得意なのでスピードには自信を持っていましたが、強弱の激しい雨でスタートからリズムが掴めず、#95の荒選手に先行を許してしまいました。何とか2位は死守したのですが、コーナー侵入で他クラス車両と軽く接触、#95とは約30秒のビハインドを許してしまいました。
路面は最悪の状態で、特にダウンヒルストレートエンドから最終コーナーのシケインにかけてはアクセル、ブレーキ両方少しでも踏力を入れるとスピンしてしまうような状態で、かなり慎重なドライビングが必要でした。
約40周を消化して奥村代表にスイッチ。レースウィークを通してウェットコンディションを経験していない奥村選手でしたが、安定したLAPを重ね、ミス無くルーティーンをこなし、問題なくバトンを渡してもらえました。
再び私のスティントです。タイヤをフレッシュに交換してコースイン。レインの状態にも大分慣れ、アウトラップからプッシュすることが出来ました。車のバランスも良くリズムも掴め、クラストップに踊り出ることができました。大きなミスも無く、30Lapほど走行した後、奥村選手にステアリングを託すことができました。
奥村選手がピットアウトした時のビハインドはおよそ1分50秒。但し、#95は規定ピットがあと1回残っており、最後までどちらに軍配が上がるかわからない状態でした。安定して速いタイムで周回を続ける奥村選手。レース終盤、残り30分の所で#95がピットイン。奥村代表の10秒先でコースインしました。
ここから奥村選手は素晴らしい追い上げを見せます。目の前の獲物を狩るような気迫で、ベストラップを更新しながらの素晴らしい追い上げでした。徐々に差を縮めて6秒差まで追い上げましたが、雨脚が急に強まりそのままチェッカーとなりました。
優勝を逃し、とても残念ではありましたがチーム全員の力で次に繋がるとても良いレースができたと思います。スーパー耐久への参戦決定から身体作りを始めていましたが、久々の耐久レースで心配していた体力も問題なくクリアできました。まだもう1スティントも可能なくらいでしたので、夏のレースでも問題無さそうですが、今後もトレーニングを継続して行きたいと思います。
最後にスポンサー様を始め、J’S RACING梅本会長、BRP奥村代表、チームの皆さん、関係者の方々にとても温かくして頂き、大変感謝しております。素晴らしい体制で、皆様のおかげで皆様と一緒に表彰台に上ることが出来ました。
次の第2戦はスポーツランドSUGOで5/24、25に開催されます。引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
J'S RACING Press Release

【土曜日】
- フリー走行-110分‐ドライ 22位 1'29.248(+1.397)←1位との差
- 予選Q.1-15分‐ドライ 18位 1'28.125(+1.375) ドライバー: 安岡
※上位13台がQ.2に進出、Q.1敗退
【日曜日】
- フリー走行-20分‐ウェット→ドライ 14位 1'38.066(+4.431)
- レース-77周‐ドライ 13位(+2Laps) ベストラップ 12位 1'30.470(+1.539)
3週間前に行われたSGT公式テストセッションがシーズン開幕前の唯一の走行であるアルナージュレーシングなのですが、2日間でいくつものマシントラブルが起こってしまいました。
今年3大会でチームに加わるナニン インドラ パユーング選手がレースで走るための資格を得るためのルーキーテストも行わなければなりませんでしたので、僕の走行は2日間で15周ほどでした。
11月以来の走行ということで、ある程度の走行時間がもらえればと願っていたのですが、トラブルの修復に追われる形になってしまい、思い描いていたような流れを作ることはできませんでした。
ということで、アストンくんがトラブルなく走ってくれるのか?ということと、自分がきちんとした走りをできるのか? という2つの不安を抱えて岡山入りしました。
でも、いざサーキットで監督の伊藤さんと話をしてみると、テストでトラブルの出たパーツのほとんどを新品にして挑むというアルナージュらしくない(?)最大限の準備をチームにしていただいてました!
土曜日の午前中のフリー走行では、アストンくんもそんなみんなの期待に応えて快調に走行を続けてくれて、なんと初めてノートラブル、ノーアクシデントでフリー走行を終えることが出来ました!! 連続周回ができたおかげでクルマのセッティングを進めたり、ドライビングの感覚もだいぶ戻すことが出来たのですが、トップとのタイム差は1秒以上もあり順位も下位でしたので、厳しい予選が予想されました。
予選では僕がQ.1を担当し、上位13台が手にするQ.2への出走権の獲得を目指しました。気温、路面温度共に春とは思えないほど低かったので、セッション開始から入念にタイヤを温め5周目ごろから漸くプッシュし始めた感じでした。タイムもイメージ通り上がっていったのですが、一番の勝負どころでギアの選択を誤ってしまい、Q.2進出まで0.3秒届かず18位というスタートポジションとなりました。
グリップの高いニュータイヤでのアタックが今年初めてだったことを考えると、上々の走りだったと思いますが、あとから走行データを確認すると…ちょっと悔しかったです。ただ、加納さんもフリー走行でしっかりと走行できていましたので、レースに向けてソコソコ自信を感じながら土曜日を終えることが出来ました。
ところが、決勝レースの行われる日曜日にサーキットに到着すると…エンジニアででもある伊藤さんから割と深刻なマシントラブルの告白が、、、。
しかも、朝のフリー走行を開始前に雨が降り始め、タイヤ選択に悩むようなコンディションとなりました。スリックタイヤで走行を開始したのですが、かなり危険な状況だったので、浅溝タイヤとも呼ばれるインターミディエイトに交換し、走行を再開しました。
ただし、雨が止んでしまってタイヤを傷めてしまうようなコンディションになってきたので、加納さんにスイッチし、難しいコンディションではありましたが、スリックタイヤで走行を重ねてもらいました。
レースほどプレッシャーがかからないフリー走行で濡れているいる路面をスリックタイヤで走る貴重な機会だったので、苦手意識を減らしてもらいたいという思いと、レースに向けてある程度クルマをコントロールするスイッチを入れてもらいたいという狙いがありました。そして、加納さんは難しい状況を見事に乗り越え最終ラップに14番手タイムを記録!素晴らしかったです。
ファンのみなさんが楽しみにしているサーキットサファリはトラブル箇所の修繕のために走行できませんでしたが、お昼前には監督から、レースを走る!という決断を伝えられました。ただし、できるだけクルマに負担のかからないように頼む。…ということでした。負担の走らない走り、についてはお昼の8分間練習で確認し、いよいよグリッドへとクルマを進めます。
スタートは僕が担当だったので、グリッドウォークの時間にピットへ戻ってしっかりとカラダの準備をさせていただき、加納さんとチームのレースクイーンの“でちゃうガールズ”の待つグリッドに戻りました。ヘルメットやグローブをしてクルマの中で君が代を聴くと集中力が高まってきます。そして、いよいよエンジン始動→ウォームアップラップ→ローリングラップとタイヤを最大限温めました。
隊列が整わなかったということで、さらにスタート前に1ラップ追加され、4周目にいよいよレースがスタートしました。スタートの混乱を何とか抜けて1周目を終えた順位はスタートと同じ18位でした。
前を走るのはストレートが速いGTRだったこともあり、序盤はペースを抑えてタイヤやクルマの消耗を抑えるよう心掛け、トラブル箇所に負担のかからない走りを模索しました。ポジションを上げ始めたのは13周目以降で、ペースが鈍ったクルマたちを1台ずつ抜いていきました。
同じようにポジションを上げていったマクラーレンに追従するような形でレースを続け、コース上のポジションが5位まで上がった42周目にピットインし、加納さんにドライバーチェンジしました。
マクラーレンについては途中1度オーバーテイクに向けて走りを組み立ててみたものの、抜けそうな雰囲気ではなかったので、その後はペースを合わせつつタイヤなどの消耗を抑える走りに戻しました。他車のピットが終わると僕たちの順位は8位までアップし、9位のCRZとのギャップも落ち着いていたのでポイント獲得の期待が膨らんでいました。
しかし、同時にピットでの作業違反ペナルティーを取られてしまうかもしれないという話もあり、期待と不安の両方の気持ちが入り混じる状況で戦況を見つめていました。残念ながら52周目にドライブスルーペナルティーを科せられ、ポジションは14番手までドロップしてしまい、加納さんの執念の走りもポジションを一つ上げるだけにとどまり。13位で開幕戦を終えることとなりました。
昨年はレースの中盤にコースアウトがあり、ギリギリ完走扱いとなる波乱のレースだったのですが、今年はポイントを争いながらの完走ということで、大きな前進を感じられる開幕戦でした。チームの目標の「全戦完走」に向けて、幸先いいスタートとなりました。
加納さんもシミュレータートレーニングの成果が如実に表れていて、本当にイイ感じでしたし、僕も去年よりも進化した走りができそうです。今後ポイントを争うようなレースができそうだという期待がもてるレースでした。
次はゴールデンウィークの富士大会です。長いストレートが決して得意ではないアストンくんですが、コーナーでタイムを稼いでいいレースをしたいと思っています。また、第3ドライバーとして初めてSGTを走るナニン選手にも注目してください!
応援よろしくお願いします!
Hideto Yasuoka

山あり谷ありの開幕戦。チーム結成二年目のスタートは素晴らしいシーズンを予感させる、13位完走。
ステージアップを誓い合い、チーム一丸で戦うArnage スピリットは今年も健在!
待ちに待ったAUTOBACS SUPER GT 2014年シリーズの開幕。GT500クラスの車両が全車両統一モノコックの新型車両となり、またGT300クラスも多くのニューマシンが投入されるなどモータースポーツファンが注目するなか、チーム結成二年目となるArnage Racingは、WAKO'S Exe Aston Martinとして新しいカラーリングで2014年シリーズを戦うことになった。チームは一丸となって戦った昨シーズンからの流れをそのままに、加納政樹、安岡秀徒両ドライバーが続投することとなり、開幕戦となるOKAYAMA GT 300km RACEを迎えた。
April 5th Qualifying
- 天候:晴れ~曇り 路面状況:ドライ
- 気温:Q1開始時10℃→終了時9℃ / 路面温度:開始時24℃→終了時16℃
- 入場者;9,000人
満開の桜に迎えられてサーキット入りしたものの、真冬並みの寒気に見舞われたレースウィークの週末は、車両搬入日から4月とは思えない時折みぞれ交じりの雨の降る悪天候のスタート。しかし予選日には回復して、時折まぶしい日差しものぞく天候となった。
3月15日、16日に岡山国際サーキットで行われた公式テストでは、相次ぐトラブルに見舞われ、対処に追われるまま満足に車両を走らせることのできなかったチームだったが、レースまでの三週間のあいだにテストでの全てのトラブルに対応すべく多くの新品パーツを投入しメンテナンスを実施、不安点が少ない状態で開幕戦を迎えることができた。
その甲斐あってか、9時から行われた公式練習では、車両はいまだかつてないほどに順調なところを見せ、両選手とも公式テストでチェックすることのできなかった車両の感覚を存分に確かめることができた。
- ベストラップは6Lap目に安岡選手が出した1’29.248(22位)。
午後になって曇り空となったがドライコンディションのなか、予選は定刻14時にスタート。昨年中盤からQ1を担当する安岡選手が車両をコースに進めた。
しかし、必勝態勢を敷いた精鋭ぞろいの2014年のGT300クラスは予想通りのコンペティティブな争いが繰り広げられ、上位16台が1分27秒台と昨年のタイムを大きく上回るハイレベルな戦いとなった。安岡選手は8Lap目に1’28.125のベストタイムを記録したが、Q2に進出するには及ばず、明日の決勝は18番手からのスタートとなった。
なお300クラス予選の結果は下記のとおり。
- P1 #31 OGT Panasonic PRIUS 新田 守男 / 嵯峨 宏紀 (1'26.774)
- P2 #4 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝 / 片岡 龍也 (1'26.869)
- P3 #55 ARTA CR-Z GT 高木 真一 / 小林 崇志 (1'27.034)
- P18 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納 政樹 / 安岡 秀徒 (1'28.125)
April 6th Race Day
- 天候:曇り~雨~晴れ
- 路面状況:ドライ~ウェット~ドライ 気温:9℃→10℃ / 路面温度:22℃→15℃ 入場者:18,000人
予選日はこれまでにない好調ぶりで終日難なく走行したはずの車両だったが、予選終了後のチェックでギアボックスに大きな問題が見つかり、バクダンを抱えることになったチームは、午前中のフリー走行終了後にミッションを降ろしてギアのチェックをすることにした。
一方天候のほうも9時から行われたフリー走行前には強風と雨に交じって細かい雹がばらばらと落ちてくるような荒天。ウェット宣言の出されたコースを、車両はメカニックの見守る中比較的順調に走行して11Lapほど走ったところでピットに戻された。なおのフリー走行での記録は11Lap目に加納選手が出した1’38.006がベストラップで23台中14位。
スタート進行の始まる約三時間、ギアボックスが解体され、メカニックは短いインターバルの間に念入りにギアをチェック、なんとか走行可能なところまで修正して、12:50のスタート進行に間に合わせ、車両は無事グリッドへ。定刻の14時、フォーメーションラップの後2014年のSUPER GTの幕が切って落とされる。スタートを担当するのは昨年中盤からスターティングドライバーが定着してきた安岡選手。路面温度が上がらず上位車両の順位が変動する中、安岡選手は非常に好調な走り出しを見せ、4Lap目に1’30.470のベストラップを記録したあと序盤14Lapで14位まで順位を上げ、トラブルを抱えたギアを労わりながらも順調に走行して周回を刻んでいく。
スタート時には晴れていた空は曇りはじめ、18Lapの頃には一瞬横なぐりの雨がたたきつけるほどだったがウェットタイヤに替えるには至らず、チームも安岡選手を呼び戻さずに走行を続けた。その後も安岡選手は1分31秒台を中心に好調な走行を続け、24Lap目には順位を11位まで浮上させることに成功、43Lapに車両は給油のためにピットインしたときには9位。ところがタイヤ交換なしで素早いピット作業を終えようとしたとき、無線のトラブルから給油中にエンジンがかかってしまうアクシデントが発生。大事には至らなかったが、主催者からドライブスルーのペナルティを受けることになってしまう。
チームは自身の不覚によって、安岡選手が築いた順位を一旦14位まで落としてしまった。しかし、冷静かつ安定した走行の加納選手は60Lap目に2号車をうまくかわし、順位を一つ上げることに成功、63Lap目に1’32.393のベストラップを出すなど好調なところをみせた。その後も加納選手は、安岡選手同様うまくギアと車両を労わりながら最後まで1分32秒から33秒前半中心の順調なドライビングを続け、82Lapの岡山開幕戦を完走して13位でチェッカーをうけることができた。
その後、車両は力尽きたかコース上で止まってしまい、完走ポイントはゲットできたものの1位車両に2Lap及ばなかったため、1ポイント獲得するにとどまった。
ドライバー二人の健闘にもかかわらずチーム自らのミスによって順位を落としてしまったことは痛恨の極みではあったが、昨シーズンからの、チーム一丸となってトラブルに立ち向かい無欲でレースをするArnage Racingらしい戦い方を今年も再現することができ、幸先のいい開幕戦となった。
- P1 #4 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝 / 片岡 龍也
- P2 #7 Studie BMW Z4 ヨルグ・ミューラー / 荒 聖治
- P3 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
- P13 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納 政樹 / 安岡 秀徒
応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げますとともに、5月3日~4日に富士スピードウェイで開催される次戦富士ラウンドおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。
- チーム代表 伊藤宗治
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待ちに待ってはじまった2014 SUPER GTシリーズ。今年は、敢えて昨年と同様の体制で臨むこととなり、「もっと楽しむ!」をモットーとしています。今回のレースは、レースを本業としないわがチームのクルーたちにとっては久しぶりのレースということで、事前テストで発生したトラブルや問題点の確認をしながら、非常にいいスタートが切ることができました。レース自体はエンジニアの無線ミスにより、ドライブスルーペナルティーを受けてしまったものの13位完走という非常にいい結果で終了させることが出来ました。そして何よりもよかったのは、ギアに、致命的なトラブルを抱えてしまったチームではあったのですが、メカニックの確認作業・暫定対策、スポンサー和光ケミカルさんのギアを守るためのオイル選択、ドライバーのギアを守る為の、走行テクニック及びギア選択…など、まさにチーム一丸となって、致命的なトラブルのあるギアを守り抜いたことだったと思います。応援して頂いたスポンサー・ファンに感謝します。また、素晴らしいタイヤを供給して頂いたヨコハマタイヤ様に感謝します。最後に、GTAのプロモーションでもあるサーキットサファリに出場できなかったことは残念で申し訳なく思っています。
- ドライバー 加納政樹
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まずは開幕戦ってことで、去年からずっとやってきた、予選で若干沈んだとしても決勝でまた追い上げていけるという形が、チームにもドライバーにもある程度定着してきてると思いました。(安岡くんが)戻ったときには8番手くらいだったんで(笑)でもまあドライバーがミスするときもあればチームのミスもあるんでね、それもチームなんで、その中できちっとまとめていければ、自ずといいシーズンになるんじゃないかな。去年は初めての状況下の中いろんな経験をしましたが、それを踏まえて今日は落ち着いてレースができたし、タイヤ交換なしでも周りとのタイムの差もそこまでないし、第二戦以降楽しくなっていくんじゃないかと思う。チームが掲げている先ず完走というのはできましたので、それをきちっと全戦やっていく中で、どこかでチャンスがあればポイントを獲れればなって思ってます。
- ドライバー 安岡秀徒
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あの公式テストの時の状況から考えるとすごくうまくいった週末でした。ものすごい不安を抱えて岡山にやってきたのですが、昨日しっかりと走行することができて、予選のアタックもそれなりにうまく走れましたので、レースは心配がないなあと一日にして自信をつけていたんです。そこに、今朝になってトラブルの話があって、これは頭を切り替えなきゃということで、レースがスタートしてからはほんとに無理をせず、車とタイヤを労わって走って周りが落ちてくるのを待つという去年の経験を活かした走りで、うまく順位も上げられました。もちろんペナルティでポイント圏外に落ちてしまったのは残念なんですけれども、それは初めての経験ですし、それはみんなが全力でやっている中で起きていることなので、次に取り返せばいいと思っています。何しろ加納さんも僕も去年の最後のようなパフォーマンスでシーズンをスタートしてまた一年戦えそうなので安心しています。次戦はナニンくんもいるので、楽しみにしています。
Arnage Racing
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■Nクラス
Photo: Motorsprots Forum