ファーマン+Gフォースが暫定ポール奪取!
鈴鹿は朝から風が吹き、春とは思えないほど冷え込んでいる。
午後になって時折雨が落ちてくるなど、レース日和とは言い難い天候だ。
午後2時20分、2000年国内レースの幕開けを告げる予選第1回目が始まった。
天候も日が射して若干暖かくなってきた。天候が不順なだけに、各チームは
予選1回目からアタックをかけてくると思われる。
10分経過 #9(1'47.434)-0-56-11-68-2-10-19-5-21-6-8-36……
11分経過 #0高木 1'46.883でトップへ
15分経過 #0(1'46.883)-9-55-56-5-11-2-68-10-19-62-6-21-36……
21分経過 #56脇阪 1'46.934 2位へ浮上
23分経過 #8ルーキー五十嵐 1'47.403 4位へ
30分経過 #0(1'46.883)-56-9-8-2-6-55-11-5-19-68-10-62-6-21-3-36-12-14-63
33分経過 #6クルム 1'46.771 トップへ。
#9ファーマン 1'46.156 トップへ。
35分経過 #9ファーマン 1'45.920 更にタイム短縮。
#0高木が逆転トップへ。1'45.829
37分経過 #0高木 1'45.741 更にタイム短縮。
#56脇阪 1'46.003 3位へ。
40分経過 #2松田 1'46.609 4位へ。
42分経過 #9ファーマン 1'45.404 再びトップ奪取。
#55金石 1'45.978 4位へ
45分経過 #68道上 1'45.720 2位へ
昨年の最終戦を制した#9ファーマンが、虎之介、クルムらと激しく争った末、
逆転で暫定ポールを奪った。
予選1回目結果(Top10)
P.No.Driver-------------Team-------------Car------------------Time-----
1 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'45.404
2 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'45.720
3 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 1'45.741
4 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'45.769
5 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'45.978
6 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'46.003
7 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'46.027
8 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'46.041
9 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'46.126
10 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'47.119
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*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
フォーミュラ・ニッポンは、本日25日に開幕を迎えたが、その鈴鹿でムーン
クラフトのドライバーが、影山正彦選手から脇阪薫一(しげかず)選手に変更さ
れることが発表された。
チームからの緊急リリースには「影山正彦選手は諸般の事情により急遽参加
を延期することになりました」となっているが、資金的な問題が生じた模様だ。
チームでは影山選手の資金調達が順調に進んだ場合は、2カーエントリーも
考えているとのこと。
なお、影山選手は、故萩原光選手が使い自身も好んでいゼッケン16を使用す
ることになっていたが、脇阪(薫)選手は従来からムーンクラフトが使用してい
たゼッケン14で参戦する。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
>>>アレックス、もてぎのテストで経験を積む
マレーシア人ドライバー、アレックス・ユーンは、3月17~18日の2日間に渡っ
てツインリンクもてぎで行われた第2回フォーミュラ・ニッポン公式走行会で
色々経験を積んだ。
チーム・マレーシアは、初めて揃いのユニフォームを着てテストに臨み、アレ
ックスは初日、このアメリカ以外でCARTやNASCARの行われた世界有数の4.801km
のコースを、20人中12位の1分38秒170で走った。
しかし、2日目は(1日目の最初のセッションから)約2秒短縮したにもかかわ
らず、1分37秒409で20人中17位と、2000年型のレイナード2KLで1分34秒419を
記録したF1帰りの高木虎之介から2.9秒も遅れてしまった。
「2日目の結果にはがっかりさ。まだ、マシンのポテンシャルを十分引き出せ
ていないんだ。ドライビング次第で1秒は短縮できるのは確実だし、限界はす
ぐに見いだせるさ。マシンもセットアップを進めることであと1秒短縮するこ
とができるしね」とアレックス。
チーム・マレーシアの本間監督は、「アレックスはテストの2日間非常にいい
仕事をした。彼は2日で69ラップをこなすとともに、チームに有益なフィード
バックをもたらす多くの有効な調整をマシンに施した。
今年参戦する殆どのドライバーは、何年もフォーミュラ・ニッポンを戦い、も
てぎを熟知していることを忘れてはいけない。ルーキーがトップのマシン並の
速さを見いだすには時間を要する。しかし、アレックスは2戦目にはトップ10
に食い込めると確信している」。
アレックスは、今週末の3月26日、鈴鹿サーキットにおいて99年型マシンで初
のレースに臨む。チームは、4月16日のもてぎで行われる第2戦には、マシン
を最新の2000年仕様にすることになっている。
アレックス・ユーンは、マレーシア青年スポーツ省、マレーシア航空、パン・
グローバル保険、タグ・ホイヤー、ブライルクリームのスポンサードを受けて
います。
情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
虎之介(PIAA NAKAJIMA)、2KL初走行で貫祿のトップタイム
3月17~18日、フォーミュラ・ニッポン第2回公式走行会がツインリンクも
てぎで行われ、13チーム20台が参加した。
総合トップタイムをマークしたのは、今回がレイナード2KLのシェイクダウン
となった高木虎之介。以下立川祐路(COSMO OIL CERUMO)、M.クルム(5ZIGEN)、
本山哲(IMPUL)と続いた。
初日トップの脇坂は9位と2日目は伸びなかった。
各チームは、走行セッション終了後、西ショートコースで今シーズンから導
入されるタイヤ交換の合同練習を行った。
2000年の開幕はまもなく。3月25~26日は鈴鹿サーキットへ行こう。
SESSION 1 3/17 AM 天候:晴れ コース:ドライ
SESSION 2 3/17 PM 天候:晴れ コース:ドライ
SESSION 3 3/18 AM 天候:晴れ コース:ドライ
SESSION 4 3/18 PM 天候:晴れ コース:ドライ
■第2回走行会結果
P.-No.Name---------Team-----------Time-Session1-Session2-Session3-Session4-車両
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA 1'41.619 1'36.586 1'35.248*1'34.491 2KL
2 11 立川祐路 COSMO OIL CERUM 1'37.102 1'36.326 1'35.574*1'34.674 99L
3 6 M.クルム 5ZIGEN 1'37.874 1'36.613*1'34.886 1'36.811 99L
4 19 本山哲 IMPUL 1'37.659 1'50.734*1'34.961 1'35.096 99L
5 9 R.ファーマン Morinaga NOVA 1'38.357 -------- 1'36.416*1'35.167 G03
6 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA 1'38.052 1'36.350 1'38.251*1'35.695 99L
7 68 道上龍 DoCoMo DANDELION 1'37.514 1'36.326 1'35.968*1'35.713 2KL
8 5 服部尚貴 5ZIGEN 1'39.062 1'37.806 1'37.026*1'35.853 99L
9 56 脇阪寿一 ARTA 1'37.721*1'35.896 1'36.834 1'36.054 99L
10 10 山西康司 Morinaga NOVA 1'36.855 1'36.797*1'36.052 1'36.201 G03
11 7 野田英樹 LeMans -------- --------*1'36.063 1'36.273 99L
12 55 金石勝智 ARTA 1'37.715 1'37.117 1'40.856*1'36.205 99L
13 8 五十嵐勇大 LeMans 1'38.707 1'37.994 1'36.888*1'36.658 99L
14 62 柴原眞介 LEYJUN 1'41.590 1'38.656*1'36.689 1'37.027 2KL
15 16 影山正彦 MOONCRAFT 1'39.331 1'41.971 1'37.475*1'36.808 99L
16 3 近藤真彦 Olympic KONDO 1'40.044 1'38.285 1'37.544*1'36.848 99L
17 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA 1'39.226 1'38.170 1'37.894*1'37.409 99L
18 12 J.ヴィエルチュークCOSMOOIL CERUMO1'39.914 1'39.130 1'38.185*1'37.815 99L
19 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 1'39.493 1'38.636 1'38.633*1'38.168 99L
20 63 OSAMU LEYJUN 1'41.856 1'44.505 1'41.642*1'39.760 99L
-------------------------------------------------------------------------------
車両 2KL:レイナード2KL /無限, 99L:レイナード99L /無限, G03:GフォースGF03B/無限
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/
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'00フォーミュラ・ニッポン第2回公式走行会
3月17~18日ツインリンクもてぎで開催
開幕まで10日余りとなったフォーミュラ・ニッポンだが、開幕直前の公
式走行会が下記のとおり行われる。
当日は、ニュータイヤ、アップデートキットなどを装着してのセッティン
グ、またタイヤ交換の練習など、見どころ盛り沢山だ。
18日(土曜日)は「春のファンカーニバル」開催のため、無料で入場でき
るのも嬉しい。17日(金曜日)は、大人1,000円、4歳~高校生500円。
日 時:3月17日(金) 10:30~12:30/15:00~17:00
3月18日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00
16:00~16:30(西ショートコース)
場 所:ツインリンクもてぎ
http://www.twinring.co.jp/
****2000年フォーミュラ・ニッポン第2回公式走行会エントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
---------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 0 高木虎之介 レイナード2KL /無限MF308(尾川)
2 松田次生 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
KONDO RACING 3 近藤真彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 服部尚貴 レイナード99L /無限MF308(東名)
6 M.クルム レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
LeMans 7 野田英樹 レイナード99L /無限MF308(東名)
8 五十嵐雄大 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
Morinaga NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
10 山西康司 GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L /無限MF308(尾川)
12 J.ヴィエルチューク レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
MOONCRAFT 16 影山正彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
IMPUL 19 本山 哲 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TEAM MALAYSIA 21 A.ユーン レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1 36 玉中哲二 レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
56 脇阪寿一 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
---------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 柴原眞介 レイナード2KL /無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 道上 龍 レイナード2KL /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
3月8日、東京・渋谷のマレーシア大使館で、今シーズン新たにフォーミュ
ラ・ニッポンに参戦するチーム・マレーシアの発表会が行われた。
マレーシア大使の主催で行われたこの発表会には、マレーシア・モータース
ポーツ主催者競技者協会(MMOCA)会長、アレックス・ユーン選手、浜口日本レー
スプロモーション(JRP)社長、本間チーム監督が揃い、大使が進行役を務めて行
われた。
アジア諸国のモータースポーツ振興を目的に進められるチームマレーシアの
参戦には、JRPとMMOCAが経費の一部を共同で負担し、その運営は株式会社ルマ
ンに委託される形で行われる。
発表会に準備されたマシンのサイドポンツーンには、マレーシア国旗と日の
丸が描かれ、両国の親交を表していたが、レース時はすでに決まっているとい
うスポンサーロゴが入る模様。
「今年は勉強の年。来年はチャンピオンを目指したい」というユーン選手は非
常に整った顔立ちで、速さが伴えばスター性は十分。F1帰りの虎之介選手、
チャンプカー帰りの服部選手などとともに、やや沈滞気味のFニッポンの盛り
上げに貢献することが期待される。
発表会、ユーン選手、マシンの画像は、レーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
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>>>アレックス、チーム・マレーシアとして鈴鹿テスト行う
開幕に向けての公式テストが、2000年3月2~3日に鈴鹿サーキットで行われ
た。暖かい春の陽射しの下、1日2セッション2日間のテストに、13チーム、
20台が集まった。
マレーシア人のアレックス・ユーンとチーム・ルマンで運営される新しいチー
ム「チーム・マレーシア」は、F1経験者高木やチャンプカー経験者服部、そ
して日本やヨーロッパのF3000レーサーなどに臆することはなかった。
アレックスは、タイムを気にすることなく、チームの本間監督の厳しい指摘を
受けたり、どのようにエンジニアの竹本やメカニックとうまくやるか、またレ
イナードの乗りこなし方を学んだりすることに取り組んだ。
2日間、4回のセッションにおいて、アレックスは1分49秒884から1分48秒
308へと次第にタイムを短縮していった。彼は99年型のマシンで5.864kmのグラ
ンプリサーキットを69周走りきり、最速だった新型レイナード2KLに乗るドコ
モ・ダンディライアンの道上から2.6秒遅れだった。
アレックスは4回のセッションを20台中16位で終えた。5月21日に行われる第
3戦MINEサーキットに装着されるレイナード99Lの2000年キットに期待がかかる。
3月26日鈴鹿で行われる開幕戦と4月16日にツインリンクもてぎで行われる第
2戦には99年型マシンで臨むことになる。
2日間を通じての2番手は、1分45秒787でチーム・コスモオイルセルモの立
川、F1帰りのPIAAナカジマの高木は1分45秒895で3番手だった。
本間チーム監督は、アレックスの仕事について「充実した2日間だった。距離
をかせげたことで、彼の身体的な適正に後で良い結果となるだろう」とコメン
トした。
「彼はタイムを気にせず、3月25日に行われる第1戦鈴鹿の予選で速く走るこ
とに照準を合わせろという、私の指示に従った。3月18~19日にもてぎで行わ
れる次のテストでも、アレックスは速いタイムを出すことにとらわれてクラッ
シュすることなく、貴重な練習走行を無駄なくこなさなければならない」とつ
け加えた。
アレックスは、2日間の終わりには少し筋肉痛になったが、まだ体力的には余
裕を感じている。「フォーミュラ・ニッポンのドライビングは非常にきついも
のだ。もし、万全でなかったり、コンセントレーションを失ったりすれば、簡
単に大きなタイムロスをすることになる。僕は245kmの130Rを経験したが、チー
ムルマンの野田英樹に比べてまだ充分な速さとはいえない。
僕はS字と130Rで遅いことがわかっているが、今すぐにタイムを短縮すること
は無理だ。必要なのはできる限り距離を走ることだし、この2日間の私とチー
ムの結果には満足している。我々はまだやらなければならないことがある。し
かし、レースでトップ10フィニッシュをなし遂げることは可能なはずだ」
アレックスはスポンサーである日本レーシングプロモーションとともに、3月
8日にマレーシア大使の主催でマレーシア大使館において予定されている記者
発表会の準備をしている。発表会には約100人の日本人記者などが出席を予定
している。
情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
>>>>アレックス、2000年シーズンに向け準備万端!
2000年2月26日、マレーシア人フォーミュラワンドライバーとして期待されて
いるアレックス・ユーンは、ハイレベルなフォーミュラ・ニッポンの最初のシ
ーズンを戦うため、国立スポーツ研究所で8週間に渡るフィジカル&メンタル
トレーニングを終えた。
彼は、週6日ジムに通い、スポーツ心理学者とフィジカルトレーナーらが見守
る中でトレーニングを重ねた。アレックスは週に2度少なくとも12km走り、コ
ンディションを整えてきた。
「彼らの下でのトレーニングはとてもすさまじいものだったけど、彼らの助け
なしには準備はできなかったよ。今、僕はとてもたくましくなることができた。
いつでも日本で暴れられるよう気合十分さ。F1へ行く前の重要な2年になる
はずだよ」とアレックス。
そして、次のようにも付け加えた。
「今、僕の中では、F1に行けるかどうかという疑問が、F1でレベルの高い
チームに入ることができるかという疑問に変わったよ。僕のマネージャーは、
F1のテストやシートを得るために、日本でとてもハードな仕事をこなしてき
たのさ。それは実にいい仕事だった」
2000年のフォーミュラ・ニッポンは、F1のアロウズをドライブした高木虎之
介が、昨年のチャンピオンチームであるナカジマレーシングから新体制で臨む。
チーム・マレーシアは、ルマンにより運営され、アレックス・ユーンが走る。
ルマンは、1998年に本山がチャンピオンを獲得、また1996年にはラルフ・
シューマッハがチャンピオンを取って翌年F1入りして注目された。ルマンの
指揮者である本間氏は、チーム・マレーシアとして、全てのテストとレースで
アレックスの面倒を見ることになっている。
23日に発表された暫定のエントリーリストによると、3人のフォーミュラ・ニッ
ポンルーキーがいる。マレーシアのアレックス・ユーン、日本の松田次生、ポ
ーランドのF3000ドライバー、ヤレック・ヴィエルチューク。その他は皆フォー
ミュラ・ニッポン経験者だ。
1996年イギリスF3チャンピオンのラルフ・ファーマンJrは、昨シーズンの最終
戦鈴鹿で勝ち、2000年はフォーミュラ・ニッポン3シーズン目を迎える。高木
と1998年チャンピオンの本山を加え、この3人が今年のチャンピオン候補だろ
う。
アレックスのチーム監督の本間氏はアレックスの参戦についてこう語る。
「アレックスは非常に良い走りをしている。彼は素晴らしい可能性と速さを持っ
ている。しかし、フォーミュラ・ニッポンでの競争はいつも非常にタフで、1
年目は2年目のために学ぶことになるだろう」
アレックスは、本間氏の意見に同意しながらも、こう強調する。
「たとえ難しいとしても、毎レース表彰台に昇るように試みるつもりだ。そし
て、タイムを削り取ることにベストを尽くす。もし、もっと距離を走り、経験
を積むことが、勝つために必要なら、僕は来るべき勝利のためにそうするだろ
う」
アレックスは、明日2月28日午前8時45分にマレーシアを発ち、東京から1時
間の富士山麓にあるチームの本拠地、御殿場に向かう。そして、3月2~3日
に行われる鈴鹿での第1回公式テストに備える。
フォーミュラ・ニッポンの公式プレス発表は2月29日に東京で行われる。チー
ム・マレーシアの発表会は3月8日に東京のマレーシア大使館で行われる予定
だ。
ユーン選手の新しいロゴは、レーシングサロン"N"でご覧になれます。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia
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'00フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会
3月2~3日鈴鹿サーキットで開催
いよいよ、今シーズンのフォーミュラ・ニッポンが動きだす。各チームの
新しい布陣での走り初めも見逃せないが、今季から導入されるタイヤ交換の
練習も必見の価値がありそうだ。
当日は遊園地入場料で入場可能。
(大人1,600円、小中学生800円、3歳~未就学児400円)
また、翌3月4~5日には鈴鹿サーキット、モータースポーツファン感謝
デーが開催される。
日 時:3月2日(木) 10:00~12:00/14:00~16:00
3月3日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
****2000年フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会エントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
---------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 0 高木虎之介 レイナード2KL /無限MF308(尾川)
2 松田次生 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
KONDO RACING 3 近藤真彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 服部尚貴 レイナード99L /無限MF308(東名)
6 M.クルム レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
LeMans 7 野田英樹 レイナード99L /無限MF308(東名)
8 五十嵐雄大 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
Morinaga NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
10 山西康司 GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L /無限MF308(尾川)
12 J.ヴィエルチューク レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
MOONCRAFT 16 影山正彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
IMPUL 19 本山 哲 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TEAM MALAYSIA 21 A.ユーン レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1 36 玉中哲二 レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
56 脇阪寿一 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
---------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 柴原眞介 レイナード2KL /無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 道上 龍 レイナード2KL /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
※今シーズンのエントリーとは異なる場合があります。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
2月22日、フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション
(JRP)は、今シーズンの暫定エントリーリストを発表した。
22日現在エントリーは、新生の2チーム(チーム・マレーシア、KONDO RACING)
を加え13チーム24台となっている。
チーム 監督 ゼッケン/ドライバー
----------------------------------------------------------------------------
有限会社中嶋企画 中嶋 悟 0 高木虎之介
(PIAA NAKAJIMA RACING) 2 松田次生
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ルマン 土沼広芳 7 野田英樹
(TEAM LeMans) 8 五十嵐雄大
----------------------------------------------------------------------------
有限会社ホシノレーシング 岡 寛 19 本山 哲
(TEAM IMPUL) 20 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
ノバエンジニアリング株式会社 清原克己 9 ラルフ・ファーマン
(Team Morinaga NOVA) 10 山西康司
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ディジョンカーズ 松本恵二 5 服部尚貴
(TEAM 5ZIGEN) 6 ミハエル・クルム
----------------------------------------------------------------------------
スーパーアグリカンパニー有限会社 鈴木亜久里 55 金石勝智
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 56 脇阪寿一
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ハップ 未定 62 T.B.N.
(TEAM LEYJUN) 63 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
ムーンクラフト株式会社 由良拓也 16 影山正彦
(MOONCRAFT)
----------------------------------------------------------------------------
株式会社セルモ 佐藤正幸 11 T.B.N.
(COSMO OIL RACING TEAM CERUMO) 12 ヤレック・ヴィエルチューク
----------------------------------------------------------------------------
有限会社ダンディライアン 村岡 潔 68 道上 龍
(DoCoMo TEAM DANDELION RACING) 69 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ビーワン 糸山康司 36 玉中哲二
(TAKAGI B-1 RACING TEAM) 37 石川 朗
----------------------------------------------------------------------------
株式会社MKカンパニー 近藤真彦 3 近藤真彦
(KONDO RACING)
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株式会社ルマン 本間勝久 21 アレックス・ユーン
(TEAM MALAYSIA)
----------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
すでに雑誌などでも報道されているが、昨年ノバチームからフォーミュラ・
ニッポンに参戦した加藤寛規選手は、今季パノスのワークスチームに加入し、
アメリカ・ルマンシリーズ、ルマン24時間レースを戦うことが決定している。
2月17日、日本人としては、70年代に生沢徹選手がポルシェワークス入りを
果たして以来の大抜擢となった加藤選手に、パーソナルスポンサーでもあるフォ
ーミュラ・クラブ(神奈川県海老名市)でその経緯、心境を語ってもらった。
■パノス入りの経緯を教えてください
「昨年の11月末頃、2000年のフォーミュラ・ニッポンをどうするか。ノバの森
脇さんなどと話をしているときに、パノス入りの話を貰いました。急な話だっ
たのですが、悩んだ末に向こうへ行くことを決めました」
■どうしてパノスから加藤選手に話がきたのでしょう?
「デイビット・プライスという英国のF3協会の会長を務める人がキーマンで
す。一昨年のマカオ、昨年のルマンでも関わりがあり、自分のことを覚えてい
てくれたのですが、この人が今年のパノスにも関わることになり、面白い奴が
いると推薦してくれたそうです。ピンポイントで起こった点が線に繋がったと
いう感じで、巡り合わせだと思っています」
■パノス入りを選んだ心境を聞かせてください
「アメリカ行きを決めたのは、面白そうだからという理由です。元々海外に行
きたいという希望がありましたし、日本に残ってレースを続けて先に何がある
のか……という疑問も抱いていましたので、このチャンスをいかそうと思いま
した。やはり、日本は狭いですし層が薄いんです。海外で走ることは、ドライ
バーとしてのやり甲斐を感じます」
■テストを走ってみての感想は?
「こんな連中と走っていいのか(笑)というのが素直なところです。でも、色ん
なドライバーを見て、それほど差はないとも感じました」
■チームでのコミュニケーションに問題はないですか?
「英語はまだまだなので、コースの攻略図を見てどんな言葉を使うのか予習し
ておき、エンジニアとは「プッシュ」(オーバーステア)、「ルーズ」(アン
ダーステア)など、あらかじめ使う言葉を決めておきました。あとは、コース
図に書き込んだりしてカバーしています」
■凄いと思ったドライバーはいますか?
「同じチームのヤン・マヌグッセンは、久々に見て凄いと思ったドライバーで
す。車の動かし方が凄くて、暴れる車をねじ伏せる感じです。しかもタイムも
安定して速い。ただ、素行が不良少年そのままなんで、F1のシートを失った
のも合点がいくなぁと(笑)」
■チーム内で誰とペアを組むのですか?
「僕はO’コーネルと組みます。エース格は、ブラバムとマヌグッセンのコン
ビです。ルマン24時間レースでは、マリオ・アンドレッティが僕たちの車に乗
ることになるかもしれません」
■アメリカでの住まいは?
「暫くはアトランタでホテル住まいをしながら、アパートを探すつもりでいま
す。ただ、ヨーロッパラウンドに入ってしまうので、どうなるかわかりません」
■日本への帰国の予定は?
「言葉を覚えるためにも、日本へはなるべく帰ってこないつもりでいます」
いつも自然体の加藤選手。今回のアメリカ行きも淡々と肩の力を抜いて語っ
てくれたが、言葉の端々に期待と自信が感じられた。
ルマン、マカオなどここ数年、力量が認められつつある日本人ドライバーの
代表として、ぜひ持てる力を発揮してほしいものである。
ちなみに物腰の柔らかい加藤選手の実家はお豆腐屋さんである。(納得)
パノス入りを熱く語る加藤選手の画像はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
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道上龍、今シーズンはダンディライアンへ
ムーンクラフトは影山正彦残留
2月17日、昨シーズン、ムーンクラフトからエントリーし、非力なローラ
シャーシでシリーズを大いに沸かせた道上龍が、今季はダンディライアンに
移籍することが決定し、パーソナルスポンサーであるフォーミュラ・クラブ
(神奈川県海老名市)でささやかな発表会を行った。
ムーンクラフトは影山正彦が残留し、両チームはともに1台体制で参戦す
る模様。
ダンディライアンは、昨シーズン、ムーンクラフト同様ローラシャーシを
使用。ルーキーのルベン・デルフラーを起用して参戦したが、ノーポイント
に終わっている。
しかし、今季はレイナードのニューシャーシを購入してシリーズに臨むこ
とが決定しており、道上も新チームで昨年同様ひと暴れしようと目論んでい
る。
■道上選手のコメント
「昨シーズンともにローラで戦ったこともあり、親近感を覚えていたチーム
です。去年は結果が残せていないので不安がないと言えば嘘になりますが、
レイナード/東名エンジンという今季のパッケージは他に見劣りするもので
はありませんし、心機一転、自分がチームを引っ張るつもりで頑張ります」
今季体制を語る道上選手の画像はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
なお、同日東京・六本木の「グリグリア・バックスカフェ」で体制発表を
行ったARTAは昨年同様、金石勝智、脇阪寿一で戦うこととなった。
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JRP(日本レースプロモーション)は2000年フォーミュラ・ニッポンシリ
ーズにおいて、かねてから計画されていた以下の試みを行うことを正式に発表
した。
1.史上最高額のドライバー賞金を設定
従来のチーム賞金に加え、ドライバー賞金を設定。賞金額は1ポイントに
つき50万円。ただし、シリーズチャンピオンは1ポイントにつき100万円が授
与される。
よって、全戦優勝でチャンピオンに輝いた場合は、総額1億円となる。
2.日本のフォーミュラレース史上初のタイヤ交換、ワンストップルール導入
決勝レース中(トップがレース距離の75%から3周を差し引いた周回を終
了するまで)に1回のタイヤ交換(4本)が義務づけられ、これを行わない
場合は失格となる。
・ウェットタイヤについては義務づけなし
・赤旗によるレース中断時のタイヤ交換は、義務づけられた交換には該当せず
・大会期間中1台あたりの使用タイヤ(溝なし)は最大4セット(前後輪と
も8本)とし、マーキングする。
・タイヤ交換人員は、1台あたり最大15名
このルール導入により、供給元のブリヂストンは99年仕様に比べグリップ
力の高いタイヤを供給。これによりラップタイムの向上、フレッシュタイヤ
交換時のパッシングシーンの増加が見込まれる。
3.アジア交流プロジェクトの推進
プロジェクト第一弾として、「チーム・マレーシア」アレックス・ユーン
選手が参戦。
また、中国での放送枠の確保なども並行して行われ、アジアからの関心度
は高まることが期待される。
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
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Fニッポンのアジア戦略の一環として招聘され、今シーズン、シリーズフル
参戦するマレーシア人ドライバー、アレックス・ユーン選手はチーム・ルマン
で走ることが決定した。
シーズン当初は「ルマン・チーム・マレーシア」として走り、メインスポン
サーが決まり次第、チーム名を変更する予定とのこと。
ユーン選手は、1976年生まれの24歳。フォーミュラ・ルノーを経て、一昨年
イギリスF3にステップアップ。昨年は、イギリスF3、イタリアF3000、国際
F3000に参戦、度々入賞し安定した力を見せた。マカオGPでも7位に入っている。
ユーン選手の画像、プロフィール詳細はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
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オートレーシングフォーラムのメンバーである青木孝行選手の今季全日本GT選手
権への参戦が決定した。チームは、昨年もスポットでドライブしたチーム・ダイ
シン。
GT300クラスにお馴染みのダイシンシルビアで、オーナー大八木選手と組んでの
参戦となる。
詳細は、青木選手のHP「ブルーのとりず箱」へ。
http://member.nifty.ne.jp/takayuki-aoki/
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2月1日、フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション
(JRP)は、昨シーズン参戦したチームから今季も継続して参戦の登録申
請をした11チームを発表した。
昨シーズンの参戦チームから名前を消したのは 、旭機工株式会社(ASAHI
KIKO)。昨年数戦出場した株式会社未来(MIRAI) もエントリーしていない。
また、JRPでは、2月1日から新規参戦チームの登録受付を行い、新規
参戦チームがあった場合は、登録委員会の審査を経て10日までには参戦が決
定する。
使用する車両、台数は未発表。
・有限会社中嶋企画(NAKAJIMA)
・株式会社ルマン(Le Mans)
・有限会社ホシノレーシング(IMPUL)
・ノバエンジニアリング株式会社(NOVA)
・株式会社ディジョンカーズ(5ZIGEN)
・スーパーアグリカンパニー有限会社(ARTA)
・株式会社ハップ(LEYJUN)
・ムーンクラフト株式会社(MOONCRAFT)
・株式会社セルモ(CERUMO)
・有限会社ダンディライアン(DANDELION)
・株式会社ビーワン(B-1)
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
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1月25日、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニ
スモ)は、今季の全日本GT選手権GT500クラスの体制を発表した。
注目は、昨年までトヨタに在籍した元F1ドライバー片山右京が、今年はス
カイラインGT-Rのステアリングを握ることだ。すでに昨年まで日産車を駆って
いた鈴木亜久里がホンダNSXに乗ることが発表されており、この抜けた穴を右京
が埋める形となった。
また、支援チームの体制も併せて発表された。
■NISMO
R34 GT-R(エリック・コマス、片山右京、影山正美、ミハエル・クルム)
(ドライバーの組み合わせは未定)
支援チーム
■TEAM IMPUL
R34 GT-R(星野一義、本山哲)
■ハセミモースポーツ
R34 GT-R(長谷見昌弘、田中哲也)
情報提供:NISMO
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■2000年フォーミュラ・ニッポン公式走行会開催日程
第1回 3月2日(木)、3日(金) 鈴鹿サーキット
第2回 3月17日(金)、18日(土) ツインリンクもてぎ
第3回 4月28日(金)、29日(土・祝) 富士スピードウェイ
第4回 7月7日(金)、8日(土) スポーツランドSUGO
第5回 7月19日(水)、20日(木・祝) CP MINEサーキット
シーズン終了後の特別走行会の日程、場所は現時点で未定。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
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2000フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会 鈴鹿で開催
新年早々高木虎之介の参戦が話題となったフォーミュラ・ニッポンだが、
2000年第1回目の公式走行会が開幕戦の行われる鈴鹿サーキットで下記のと
おり行われる。
日 時:3月2日(木) 10:00~12:00/14:00~16:00
3月3日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
当日は遊園地入場料(大人1600円、小中学生800円、3歳~未就学児童400円)
で見ることができます。
また、翌3月4~5日は、鈴鹿サーキットのファン感謝デーが開催されます。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
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'99フォーミュラ・ニッポン特別走行会 鈴鹿で開催
11月14日の最終戦で今シーズンの幕を閉じたフォーミュラ・ニッポンだが、
早くも来シーズンに向けてのテストが行われる。
今回の走行会は、来季ドライバーのオーディションが主目的で、新たな顔ぶ
れとして今季F3を戦った金石年弘、松田次生、そして、マレーシアからFニッ
ポン参戦を目指すアレックス・ユーンなどが走る。
日 時:12月8日(水) 9:30~11:30/13:30~15:30
12月9日(木) 9:30~11:30/13:30~15:30
当日は遊園地入場料(大人1600円、小中学生800円)で見ることができます。
****1999年フォーミュラ・ニッポン特別走行会参加予定リスト****
チーム ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans 1 本山 哲(12/8) レイナード99L/無限MF308(東名)
1 A.ユーン(12/9) レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 未定 レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 未定 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03/無限MF308(尾川)
10 加藤寛規 GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 近藤真彦 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
ARTA 56 金石年弘 レイナード99L/無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 OSAMU レイナード99L/無限MF308(シエラ)
63 未定 ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 65 A.ユーン(12/8) レイナード99L/無限MF308(尾川)
65 松田次生(12/9) レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 R. デルフラー ローラB99-51 /無限MF308(東名)
68 脇坂薫一 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
(最終的なエントリーは12月3日に確定)
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
ファーマン&Gフォース、初優勝!
タイトルはスタート直後の接触でコロネルの手に!
Fニッポン最終戦のスタート時刻が近づくにつれ、気温も上昇、暖かくなっ
てきた。
サポートレースの赤旗中断で、予定よりやや遅れて午後2時52分スタート。
東ショートコース90周、未知のレースが始まった。
スタートを制したのは#9ファーマンだが、何とその後方でタイトルを争う2
人、#64コロネルと#1本山が接触★☆■△!!2台は絡むようにグラベルへ。譲れ
ない2人の意地が悪い形で出てしまった。
今シーズンのタイトルはスタート直後僅か10秒で決まってしまった。
1周目 9-6-19-56-14-10-5-55-65-11……
5周目 スタートでエンジンストールした#2山西ピットでレースを終える。
クラッチトラブルのようだ。
9-6-19-56-14-10-5-55-65-11……
10周目 #9ファーマン-(2.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
#9ファーマンが後続を引き離している
20周目 #9ファーマン-(4.4秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
やはり順位変動はない。期待は車も人も疲れてくる後半か?
25周目 #9ファーマン-(3.3秒)-#6クルム
トップ2車の差が縮まってきたが、これは周回遅れの処理によるもの。
30周目 #9ファーマン-(4.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
37周目 #5田中ミスを犯し9位にドロップ
40周目 #9ファーマン-(4.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
60周目 #9ファーマン-(6.7秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
レース三分の二を経過したが、順位変動は殆どない。淡々と周回数を
消化している。サポートレースで見られたバトルもFニッポンでは難
しいようだ。
80周目 #9ファーマン-(4.1秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
ここで一句「ファーマン快調、レースは単調」
#6クルム、#19影山、#56脇阪が接近。2位争いを展開
83周目 #5田中がピットイン。エンジントラブルでリタイア
87周目 #56脇阪が1コーナーアウトから#19影山をパス。初めての?パッシング
シーンだ。
FINISH #9ファーマン-#6クルム-#56脇阪-#19影山-#14道上-#10加藤-#55金石
「スタートしたらそのままだろう」というドライバーの予想どおりの順位変
動の少ない展開となり、ポールスタートのファーマンが逃げきって初優勝を果
たした。Gフォースにとっても待ち望んだ優勝だ。
新たな試みとなった東ショートコースによる開催は、関係者の思惑とは裏腹
にバトルを生み出すことはなかった。コロネルと本山がお互いに引けなかった
訳も判るというものだが、それにしれも何か物足りなさの残ったレースだった。
■決勝暫定結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car---------------Laps-Goal Time--
1 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 90 1:07'34.833
2 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 90 - 2.284
3 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 90 - 3.441
4 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 90 - 4.193
5 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 90 - 5.844
6 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 90 - 6.344
7 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 90 - 6.933
8 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 90 - 8.028
9 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 90 - 9.697
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 90 - 10.162
・
・
-----------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
金石、連勝でシーズンを締めくくる!
スタートでPP#77伊藤がエンジンストール。この影響で77伊藤、9谷川、
5滑川が接触。コース脇にストップ。77伊藤も1コーナーでストップ。戦わず
して3台が戦列を去る。
1周目 55金石-17黒澤-15ヴィルタネン-3フィリップ-87メディアーニ
10周目 55金石-3フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
15周目 55金石-(6.2)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
48秒台前半を刻み続ける#55金石は独走状態へ。
20周目 55金石-(7.3)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
21周目 7位#8井上、2コーナーでコースアウト。これで走行しているのは8台。
25周目 55金石-(8.1)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
各車の間隔が空き、パレードランになってしまった。
30周目 55金石-(9.5)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
35周目 55金石-(10.1)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
37周目 17黒澤突如ペース落ち、4位にドロップ。その後持ち直す
40周目 17黒澤またもペースダウン。1周残してストップ。
FINISH 55金石-フィリップ-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味-18密山
前戦もてぎで初優勝を飾った金石が、マカオGP参戦組の抜けたちょっと寂しい
レースをきっちり制してシーズンを締めくくった。
■決勝暫定結果
P.-No.Driver------------- Car---------------------Laps---Goal Time-
1 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 41 33'12.753
2 3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 41 - 12.217
3 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 41 - 19.115
4 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS 41 - 22.817
5 38 五味 康隆 (JPN) Dallara F399/Toyota 41 - 29.182
6 18 密山 祥吾 (JPN) Dallara F399/HKS 41 - 49.459
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Fニッポン最終戦、決勝日朝、やや雲は多いものの鈴鹿の天候は晴れ。いい
天気になりそうだ。
8時30分から始まった朝のフリー走行では、昨日の予選で17位と低迷した#62
ダンブレックが好調。#1本山に次ぐ2番手のタイムをマークした。
各ドライバー、ピットインを繰り返してセッティングを確認しながらの走行と
なったが、予選上位陣はほぼ安泰。
セッション終了間際に#56脇阪が2コーナーでコースアウト。リアをスポンジ
バリアにヒットしたが、ダメージは小さいと思われる。
■フリー走行結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 43.103
2 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 43.177
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 43.351
4 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 43.404
5 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 43.439
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 43.474
7 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 43.475
8 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 47.508
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ファーマン+Gフォース初ポールゲット!
本山、コロネル2、3番手から一騎討ちへ!
午後3時10分、予選2回目が始まった。
日は傾き、かなり涼しくなってきた。風も最終コーナーから1コーナー方向
へ吹いている。条件は1回目より良さそうだ。
ターゲットタイムは、1回目に本山がマークした42秒375。
(以下、順位、タイムは1回目からの通算タイムです)
10分経過 #1 本山 (42.375)-#2 山西 (42.530)-#56脇阪 (42.593)-
#55金石 (42.705)-#6 クルム(42.749)-#10加藤 (42.763)
(1回目順位のまま変わらず)
16分経過 なかなかタイムアップならない#64コロネル、ショートカットで曲が
り切れずコースアウト。ピットに戻る。順位は8位のままだ。
25分経過 ここまで目立った動きはない。そろそろ各チーム、ニュータイヤに
換装して本格的なアタックに入る模様。
29分経過 #55金石 42.391 2位へ
31分経過 #55金石 42.226 トップ!!
35分経過 残り10分となって、本山、コロネル相次いでコースイン
#5 田中 42.564 4位へ
36分経過 #5 田中 42.350 2位へ
37分経過 #10加藤 42.200 トップへ
#14道上 42.394 4位へ
38分経過 #2 山西 42.270 3位へ
#9 ファーマン 41.913 トップ
#14道上 42.200 3位へ
39分経過 #2 山西 42.046 2位
#1 本山 42.033 2位
40分経過 #64コロネル 42.048 4位へ
42分経過 #5 クルム 42.106 5位
#64コロネル 41.951 2位へ
45分経過 #2 山西 41.888 トップへ
#56脇阪 41.923 3位へ
ファーマン&GフォースのPPが確定かと思ったが、最後の最後で山西が
大逆転。脇阪も最後でジャンプアップし、チャンピオンを争う2人を押し下
げた……が、この最終ラップでは最終コーナーでデルフラーがクラッシュし
て黄旗が出ていたため、山西、脇阪の黄旗提示時間内のタイムは抹消。さら
にペナルティとしてベストタイムも抹消になった。
この結果、ファーマンがPP、コロネル2位、本山3位となり、スタート
次第では本山にもチャンスが出てきた。
コロネル、本山とも、勝てばチャンピオンだけに、決勝は両者のスタート
に注目だ。
■予選結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 41.913
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 41.951
3 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 42.033
6 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 42.106
4 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 42.124
5 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 42.133
7 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 42.152
8 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 42.165
・
・
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今季初優勝に向け伊藤がポール奪取!
マニング、松田、荒が1週間後に行われるマカオGPのため欠場。参加台数
も12台と寂しくなってしまったF3だが、連勝で締めくくりたい金石、2勝目
を目指すヴィルタネン、今季初勝利が欲しい伊藤など、今シーズンをリードし
てきた顔ぶれも健在だ。
特に伊藤は、この後マカオに飛ぶことになっているため、優勝して弾みをつ
けたいところだ。
午後2時30分から行われた東コースでの予選は、各チームタイヤ温存のため
なかなかコースインせず、静かな幕開けとなった。
開始7分、ようやく1台がコースに出るが後は続かず、開始10分を過ぎて本
格的なアタックが始まった。
14分経過 #55金石、最終コーナーでスピン
15分経過 #9谷川(47.511)-#77伊藤-#55金石-
#87メディアーニ-15ヴィルタネン-17黒澤
26分経過 #55金石がトップに躍り出た(47.353)
28分経過 #77伊藤がトップへ(47.337)
29分経過 #55金石 47.340をマークするも#77伊藤には届かず
伊藤が、金石とのアタック合戦を制してポールを奪った。伊藤は借り物のマ
シンだが気合十分だ。
■予選暫定結果
P.-No.Driver------------- Car--------------------Time-----
1 77 伊藤 大輔 (JPN) Dallara F399/Mugen 47.337
2 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 47.340
3 9 谷川 達也 (JPN) Dallara F399/Toyota 47.511
4 3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 47.655
5 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 47.679
6 17 黒沢 治樹 (JPN) Dallara F399/Honda 47.836
・
・
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
本山、貫祿の暫定ポール!コロネルは苦しい8位
11月14日、鈴鹿は朝から絶好のレース日和。
タイトルの決する最終戦は、日本のトップフォーミュラ史上初開催となる
東ショートコースレース。1周40数秒のコースは、当然のことだが従来に増
して予選グリッドの重要性が唱えられている。
午後1時35分、45分間の公式予選1回目が始まった。
10分経過 #2山西(42.641)-#56脇阪(42.924)-#9ファーマン(42.926)-
#19影山(43.042)-#64コロネル(43.165)-#10加藤(43.361)
20分経過 #2山西(42.641)-#9ファーマン(42.920)-#56脇阪(42.924)-
#10加藤(43.002)-#55金石(43.038)-#19影山(43.042)
タイトルを争う#1本山は思うようにタイムが伸びず、マシンの再チ
ェックを行っている。一方の#64コロネルも12位まで沈んでいる。
30分経過 #2山西(42.641)-#56脇阪(42.743)-#6クルム(42.749)-
#10加藤(42.763)-#19影山(42.791)-#55金石(42.908)
40分経過 #1本山 42.375! ようやく山西のタイムが更新された。
40分経過 #1本山(42.375)-#2山西(42.641)-#56脇阪(42.743)-
#6クルム(42.749)-#10加藤(42.763)-#19影山(42.791)
42分経過 #56脇阪 42.593 2位に浮上
43分経過 # 2山西 42.530 再び2位へ
45分経過 #55金石 42.705 4位へ
予選1回目暫定結果
1位 #1 本山 42.375
2位 #2 山西 42.641
3位 #56脇阪 42.743
4位 #55金石 42.705
5位 #6 クルム 42.749
6位 #10加藤 42.763
7位 #19影山 42.791
8位 #64コロネル 42.883
・
・
前半は冴えなかった本山だが、ディフェンディングチャンプの貫祿を見せ
一発のアタックで暫定ポールを奪取。チームメイト山西がこれに続いた。
本山とタイトルを争うコロネルは、セッティングに苦しんでいるようで8
位がやっと。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
ニッサン、ルマン24時間の雪辱なる!
トヨタ一人相撲のペナルティ、トラブルで自滅
■ルマン富士1000km決勝レポート(3)
レースは三分の二を迎え、快調に周回をこなす#23ニッサンがペナルティ
ストップと不測のトラブルで後退した#1トヨタに大量リードを築いている。
決勝のペースも、当初#1トヨタが速いと思われていたが、#23ニッサンも遜
色ないペースを維持している。この速さがトヨタの作戦を狂わせたようだ。ト
ヨタのトラブルがなかったとしても、両者互角の勝負だったと思われる。
ニスモは全日本GT選手権でも見事なピットワークを見せるが、今回もドラ
イバー交代、タイヤ交換を最小限にしロスタイムを極力抑えている。
150周目 順位 23-1-61-35-32-60-21-11-81-16-24-69-91-65
153周目 #61BMWピットイン。脇阪のままピットアウト。
157周目 #23ニッサンの背後に#1トヨタが迫る。
158周目 1コーナー手前で#1トヨタ(鈴木)が#23ニッサン(正美)の前に出る。
これで2ラップ遅れに。
160周目 #1トヨタは、またしても1分19秒台を叩き出す。
161周目 #23ニッサン、ピットイン。給油、タイヤ交換。影山→本山。
162周目 #1トヨタ、ピットイン。給油、タイヤ交換。鈴木→片山。
164周目 レース開始から4時間を経過。
167周目 6位走行中の#6スープラがスロー走行……と思うと、ペース戻る。
駆動系のトラブルか。
#21マクラーレンはガレージへ。リアの足回りトラブルでリタイア。
170周目 #1トヨタ(右京)1'19.472 ほとんどベスト(1'19.467)に近いタイムだ。
180周目 順位 23-1-61-35-6-32-60-11-16-81-24-21-69-91-65
#1トヨタ(右京)は時折1'19秒台をマークするなど、相変わらずハイペ
ースで追い上げるが、トップ#23ニッサン(本山)は大量リードに支えら
れ余裕の走行(1'22~23秒台)。周回遅れの処理も丁寧だ。
185周目 #24AUTOEXEが最終コーナーでストップ。
187周目 セーフィティカーラン。
188周目 セーフティカーランを利用し、#1トヨタ、ピットイン。給油、タイヤ
交換。
189周目 #23ニッサンもピットイン。給油、タイヤ交換。本山→コマス。最後は
エース・コマスに託すようだ。
190周目 セーフティカーラン解除。
192周目 #1トヨタ(右京)1'18.904 前がクリアになりファステスト!!
193周目 #1トヨタ(右京)1'18.806 ファステスト更新!!
195周目 #23ニッサン-(1周+58秒)-#1トヨタ
200周目 順位 23-1-61-35-6-32-60-11-16-81-69-24-91-65-15
201周目 #1トヨタにまたしてもペナルティの黒旗。セーフティカーラン解除の
際にコントロールライン前に前車を抜いてしまったようだ。
204周目 #1トヨタ、ペナルティピットストップ。20秒。
トラブルフリーで1000kmを走りきったニッサンR391が完勝。下馬評で有利と
言われていたトヨタGT-Oneはペナルティで自滅してしまった。BMW V12 LMは安
定した速さを見せたものの、前2車には届かず。
また、全日本GTを戦うスープラ3台がルマンスペシャルマシンに続き、耐
久性を含めた完成度の高さを窺わせた。
レース暫定結果(Top15)
P-No.Cls----Car--------------------------Drivers--------------Laps-Goal Time-
1 23 P NISSAN R391 コマス/本山/影山 228
2 1 GTP TOYOTA GT-One 片山/鈴木/土屋 - 1 Lap
3 61 P BMW V12 LM 加藤/脇阪 - 6 Laps
4 35 500 マツモトキヨシトムススープラ ラファネル/山路/土屋 - 17 Laps
5 6 500 RMK冷凍めんスープラ 野田/ガードナー - 19 Laps
6 32 500 cdma One セルモスープラ 木下/近藤/竹内 - 20 Laps
7 60 GTS CHRYSLER VIPER GTS-R 荒/岡田 - 25 Laps
8 11 500 エンドレス アドバンGT-R 和田孝夫/木下/菊地 - 28 Laps
9 16 GTS PORSCHE 911 GT2 羽根/パルムバーガー - 30 Laps
10 81 GT STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー - 31 Laps
11 69 GTS PORSCHE 911 GT2 Gリード/Cリード/ユラス - 43 Laps
12 15 GTS PORSCHE 911 GT2 カウフマン/ウォレック - 48 Laps
13 91 300 ダイヤモンドポルシェ 石原/高橋/砂子 - 50 Laps
14 65 GT PORSCHE 993 RSR 織戸/鈴木/吉川 - 52 Laps
15 17 GTS PORSCHE 911 GT2 池谷/野地 - 61 Laps
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
■ルマン富士1000km決勝レポート(2)
ルマン富士1000kmレースは、ペナルティストップで後退した#1トヨタが#23
ニッサンを追う展開となっている。70周を過ぎてその差1分30秒。コースでは
速い#1トヨタだが、ピットイン時間はタイヤの消耗が少ない#23ニッサンが有
利。互角の勝負だ。
天候は落ち着き、曇ってはいるものの時折陽も射して雨の心配はなさそうだ。
79周目 #23ニッサンピットイン。コマス→正美へ。
これで一時的に#1トヨタがトップへ。
83周目 #1トヨタ-(8.3秒)-#23ニッサン
85周目 #1トヨタピットイン。鈴木→土屋へ。40秒程度の素早いピット作業で
#23ニッサンと同一周回のままコース復帰。
86周目 #23ニッサン-(1'13.6)-#1トヨタ
90周目 #61BMWピットイン。加藤→脇阪へ。
92周目 #23ニッサン-(1'16.8)-#1トヨタ
#23ニッサン(正美)のペースが速く#1トヨタ(土屋)は逆に差を開かれている
95周目 #23ニッサン-(1'17.4)-#1トヨタ
ほぼ1周の差がある両者。#1トヨタの背後に#23ニッサンが迫る恰好だ。
100周目 順位23-(1'15.4)1-61-35-32-6-60-11-21-81-15-16-17-24-91
105周目 #23ニッサン-(1'13.9)-#1トヨタ
110周目 #23ニッサン-(1'12.0)-#1トヨタ
111周目 クラッシュから復活して12位を走行していた#24AUTOEXEがピットロー
ド入口でストップ。ガス欠か?なんとかピットへ戻ることに成功。
114周目 レース折り返しを迎えた。スタートから2時間49分20秒を経過。
晴れ間が出て穏やかな天候になった。気温17度。路面温度22度。
115周目 #61BMWピットイン。
#23ニッサン-(1'12.0)-#1トヨタ
120周目 #23ニッサン-(1'13.8)-#1トヨタ
121周目 #23ニッサン、ピットイン。給油のみ。#1トヨタに抜かれることなく、
トップでコース復帰。
122周目 #23ニッサン-(8.8秒)-#1トヨタ
125周目 #23ニッサン-(8.5秒)-#1トヨタ
126周目 #1トヨタ、ピットイン。給油、タイヤ交換。土屋→鈴木
ピットアウトしようとしたが、エンジン始動せず!助手席に搭載され
たバッテリーを交換してピットアウト。作業時間3分50秒。
#23ニッサンはこの間に3周のリードを築く。勝負あったか?!
134周目 #1トヨタ(鈴木)は何と1'19秒台を連発。必死の追い上げを敢行。
140周目 順位(Top10)
P-No.Cls----Car--------------------------Drivers--------------Laps-Goal Time-
1 23 P NISSAN R391 コマス/本山/影山 140
2 1 GTP TOYOTA GT-One 片山/鈴木/土屋 - 3 Lap
3 61 P BMW V12 LM 加藤/脇阪 - 5 Laps
4 35 500 マツモトキヨシトムススープラ ラファネル/山路/土屋 - 10 Laps
5 32 500 cdma One セルモスープラ 木下/近藤/竹内 - 12 Laps
6 6 500 RMK冷凍めんスープラ 野田/ガードナー - 12 Laps
7 60 GTS CHRYSLER VIPER GTS-R 荒/岡田 - 15 Laps
8 11 500 エンドレス アドバンGT-R 和田孝夫/木下/菊地 - 16 Laps
9 21 GTP パーパスPCマクラーレンGTR 飯田/一ツ山康/幹雄 - 16 Laps
10 81 GT STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー - 19 Laps
決勝レポート(3)につづく
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
■ルマン富士1000km決勝レポート(1)
11月7日ルマン富士決勝日、富士スピードウェイ上空は雲が垂れ込め、スタ
ート前には雨が降ってきた。強い降りではないが、コースを僅かに濡らす。
コースコンディションが変わったため、1周のフォーメイションの後、午前
11時セーフティカーランのままスタートが切られた。やや拍子抜けのスタート
だが、とりあえず1000km(228周)レースが始まった。
この状態が2周続いた後、セーフティカーランが解除。本格的なレーススタ
ートとなった。トップは#1トヨタだ。
昨日クラッシュした#24AUTOEXEは徹夜の作業をスタート直前まで行い、何と
かマシンをスタートに間に合わせたが、完全とは言えない状態のようだ。
4周目 #21マクラーレンが2位に浮上
5周目 #1トヨタが早くも5秒のマージンを築く。2位#21マクラーレン、3位
#23ニッサン、以下#61BMW、#11GTR、#6スープラと続く
6周目 #32スープラピットイン。タイヤをウェットからドライに交換して復帰。
#23ニッサンが2位に浮上。#1トヨタを上回るペースで追い上げる。
上位のオーダーは予選順に戻った。
9周目 #21マクラーレンPIT。タイヤレイン→スリック。#11GTRもタイヤを交換。
10周目 順位 1-(5秒)-23-61-6-56-35-15-60-64-17
15周目 路面が乾くにつれ、#1トヨタ、#23ニッサンの差が広がる。
20周目 #1トヨタ-(17.5秒)-#23ニッサン-(32.6秒)-#61BMW
24周目 7位走行中の#15ポルシェの左リアタイヤがバースト。ゆっくりとコー
スを回りピットへ。
25周目 #1トヨタ-(19.8秒)-#23ニッサン-(45秒)-#61BMW
#1,#23は1'20~21秒台、#61は1'22秒台。4位#6スープラは1'28秒台。
29周目 #35スープラが#6スープラを抜きN-GT500クラストップへ。
30周目 1-(21.7秒)-23-61-35-6-56-60-21-64-17
36周目 ストレートで#1トヨタが#61BMWを周回遅れに。これで同一周回は
#1トヨタ、#23ニッサンの2台のみ。
39周目 #23ニッサンピットイン。給油のみ。ドライバーはコマスのまま。
42周目 #61BMWピットイン。給油、タイヤ交換。加藤のまま。
43周目 #1トヨタピットイン。給油、タイヤ交換。右京→鈴木へ。
ピットストップ時間の差で#23ニッサンがトップに立った。
45周目 #23ニッサン-(14.8秒)-#1トヨタ
48周目 ダンロップコーナーで#64ポルシェがストップ。セーフィティカーが入る。
50周目 順位23-1-61-35-6-32-21-60-81-11-17-16-15-28-91-65-69-64-56-10
51周目に入るところでセーフィティカーラン解除
55周目 #23ニッサン-(5.0秒)-#1トヨタ
56周目 #1トヨタにペナルティストップの黒旗提示。黄旗追い越し。
トヨタのピットでは納得がいかない様子。
61周目 #1トヨタ、ペナルティのピットイン(1分)。これは痛い。
#23ニッサンとの差は1周+20秒
70周目 順位(Top10)
P-No.Cls----Car--------------------------Drivers--------------Laps-Goal Time-
1 23 P NISSAN R391 コマス/本山/影山 70
2 1 GTP TOYOTA GT-One 片山/鈴木/土屋 - 1 Lap
3 61 P BMW V12 LM 加藤/脇阪 - 3 Laps
4 35 500 マツモトキヨシトムススープラ ラファネル/山路/土屋 - 5 Laps
5 32 500 cdma One セルモスープラ 木下/近藤/竹内 - 6 Laps
6 6 500 RMK冷凍めんスープラ 野田/ガードナー - 6 Laps
7 60 GTS CHRYSLER VIPER GTS-R 荒/岡田 - 7 Laps
8 21 GTP パーパスPCマクラーレンGTR 飯田/一ツ山康/幹雄 - 8 Laps
9 11 500 エンドレス アドバンGT-R 和田孝夫/木下/菊地 - 8 Laps
10 81 GT STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー - 9 Laps
決勝レポート(2)につづく
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
1999年 10月 25日
無限+童夢プロジェクト
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP ROUND 7
"MOTEGI GT CHAMPION RACE"
Castrol 無限 NSX、第4位入賞!
RAYBRIG NSXの高橋国光選手、公式戦ファイナルレースを9位完走で飾る!
○開催日 :1999年 10月23(土)~24日(日)
○開催地 :栃木県 ツインリンクもてぎ(コース全長:4.801379km)
○決勝レース:63周(302.48687km)
○天 候 :予選日/晴れ決勝日/晴れ
○コースコンディション:予選日/ドライ決勝日/ドライ
○気温:決勝日/20℃(13時/ピット計測)
○観客数:42,300人(決勝日/主催者発表)
1999年全日本GT選手権も最終の第7戦を迎え、10月23~24日の
二日間にわたり、栃木県ツインリンクもてぎにおいて、“MOTEGI GT CHAMPION
RACE”として開催された。
23日(土)の公式予選では、前日のフリー走行から好調ぶりを示し、チーム
チャンピオン獲得に期待がかかるCastrol 無限 NSXがフロントロー第2位を獲
得。今シーズンで引退を表明した高橋国光監督兼選手の駆るRAYBRIG NSXは予
選第9位となった。
24日(日)の決勝レースは、フロントローセカンドポジションからスタート
したCastrol 無限 NSXが、一時トップに立つも途中惜しくも遅れ第4位でゴー
ル。チームチャンピオン獲得はならなかった。また、高橋国光監督兼選手の公
式戦ファイナルレースとなったRAYBRIG NSXは、終始着実に走り第9位で完走
した。
レース終了後暗くなったコース上で大勢のファンがうち振る小旗の中を、
ル・マン24時間でクラス優勝を飾ったNSX GT-Ⅱでファイナルラン・パ
レードランが行われた。
●MOTEGI GT CHAMPION RACE 出場チームと戦績
│No.│マシン名 │エントラント名 │ドライバー │HW│予│決│
│ │ │ │ │ │選│勝│
-----------------------------------------------------------------------------
│16 │Castrol 無限 NSX│無限×童夢プロジェクト│中子 修 │30│2|4|
│ │ │ │道上 龍 │ │位|位|
│18 │TAKATA 童夢 NSX │ │脇阪寿一 │90│12|R|
│ │ │ │金石勝智 │ │位| |
│64 │Mobil 1 NSX │Mobil1 Nakajima Racing│トム・コロネル│90│10|5|
│ │ | │光貞秀俊 │ │位|位|
│100│RAYBRIG NSX │チーム国光 │高橋国光 │60│9|9|
│ │ │with MOONCRAFT │飯田 章 │ │位|位|
-----------------------------------------------------------------------------
※HW=ハンディ・ウェイト(単位:kg)
今大会での4台のホンダNSX勢は、全車とも第6戦TIサーキットと同一の仕
様で参戦。台風に見舞われた前戦とはうってかわって、秋晴れの好天気での最
終戦となった。
金曜日のフリー走行では、Castrol 無限 NSXが午前、午後ともにトップタイ
ムをマークし、好調ぶりを示していた。
○公式予選第1回[10月23日(土) 10:45~11:45 出走:37台]
予選開始とともにGT500クラスの各チームともコースインしていく中、トム・
コロネル選手のMobil 1 NSXがトップでコースインしたが、そのラップにピッ
トに戻りマシンをピット内に入れてしまった。クラッチトラブルが発生し、エ
ンジンを降ろしてのクラッチの交換作業にかかり、予選第1回はノータイムと
なってしまった。
Castrol 無限 NSXは、道上龍選手のドライブで予選をスタート。4周目に1
分48秒596をマークし2番手となった。その後も道上選手は積極的にアタック
を行ったが、それ以上にタイムアップはならず2番手で最初の20分を終了した
飯田章選手のRAYBRIG NSXは、やや遅れてコースイン。懸命のアタックを
行ったが1分49秒320で6番手となった。
90kgのハンディウェイトを積むTAKATA 童夢 NSXは脇阪寿一選手がハンドル
を握りコースイン。しかし90kgはさすがに重く1分49秒633で8番手にまでポ
ジションを上げたところで最初の20分を終了した。
予選1回目の最後となる混走の20分間、NSX勢はセカンドドライバーの予
選基準タイムのクリアやセッティングの再確認を行い、また、終盤アタックを
行ったチームもあったが、GT300クラスとの混走で込み合うコースではタイム
アップはできず、GT500クラスは最初の20分のタイムで暫定ポジションが決定
された。
結果ホンダNSX勢ではCastrol 無限 NSXが、暫定の予選2位を獲得した。
○公式予選第2回[10月24日(土) 15:00~16:00 出走:36台]
NSX勢は、1回目で使用したタイヤを装着してスタート、それぞれ3~4
ラップ後にピットへ戻りニュータイヤに交換してアタックに飛び出していった。
1回目の予選をノータイムで終わったMobil 1 NSXのコロネル選手は、開始
10分前からピット出口に並び、闘志を見せる。予選開始後すぐに1分49秒9台
をマークするとピットに戻りマシンの再チェックを行う。すぐにピットアウト
しアタック体制に入ったコロネル選手は、90kgのハンディウェイトを積みなが
らも1分49秒368をマーク、その時点の4番手に食い込んできたが、その後他
チームのタイムアップにより6番手で最初の20分を終了した
Castrol 無限 NSXの道上選手は、ポールポジションを奪取すべく果敢にア
タックを繰り返し、予選第2回のトップタイム、1分48秒837をマークしたが、
第1回のタイムを上回ることはできず、最初の20分を終了した。
RAYBRIG NSXの飯田選手もタイムを縮めるべく懸命のアタックを見せたが、
第1回のタイムを上回ることはできずこの回6番手で20分を終了した。
TAKATA 童夢 NSXの脇阪選手は、1分49秒426の、9番手で20分を終了した。
混走となる最後の20分は、予選1回目と同様にタイムアップするチームはほ
とんどなく、公式予選第1回、第2回をあわせての予選順位は、Castrol 無限
NSXが第2位でフロントローを獲得。RAYBRIG NSXが第9位、Mobil 1 NSXが第
10位、TAKATA 童夢NSXが第12位となった。
ポールポジションは、予選第1回でスーパーラップを見せた黒澤琢弥選手の
カストロール・トムス・スープラであった。
○決勝レース[14時02分スタート 63周 出走:37台]
1999年全日本GT選手権最終戦を祝うかのような快晴の空の下、スタート進行
に先だって、飯田章選手の運転するS2000に同乗しての高橋国光監督兼選手の
メモリアルパレードが行われ、コースを取り巻く大勢のファンから暖かい拍手
や声援が高橋国光監督兼選手に送られた。
14時02分、フォーメーションラップから1周して、最終戦の幕が切って落と
された。
全車きれいにスタートを切り第1コーナーをクリア、「MOTEGI GT CHAMPION
RACE」がスタートした。
道上選手がハンドルを握るCastrol 無限 NSXは、1周目を予選順位通りの2
番手で通過。その後も前を行く#36カストロール・トムス・スープラに1秒以
内の差で追走していった。前車にプレッシャーを与え続けた道上選手は、19周
目、ダウンヒルストレート・エンドの右直角コーナーで見事にパスしトップに
躍り出た。トップを快走するCastrol 無限 NSXは、後続車に大きな差を付け、
34周目にルーチンのピットイン。ドライブを中子修選手と交代する。ピットア
ウトしようとした中子選手は、フューエルポンプのトラブルで25秒程度をロス、
2番手となってしまった。しかし、中子選手は毎ラップ少しずつ前車との差を
つめる、必死の追走を見せる。しかし、その差が3秒弱となったところの48周
目、ダウンヒルストレート・エンドで、勢い余って痛恨のコースアウト。直ち
にコースに戻ったものの、4番手となってしまった。その後中子選手は残り
ラップを着実に走り、第4位でチェッカーフラッグを受けた。9番手スタート
のRAYBRIG NSXの飯田選手と、10番手スタートのMobil 1 NSXの光貞秀俊選手
は、スタート直後に順位を入れ替え、Mobil 1 NSXが9番手、RAYBRIG NSXが
10番手でレースを進行していった。2車はこのまま7~8番手まで順位を上げて
いったが、24周目に第5コーナーで軽く接触、ともにスピンしMobil 1 NSXが8
番手、RAYBRIG NSXが10番手とポジションを下げてしまった。その後Mobil 1
NSXは31周目にルーチンのピットイン、ドライバーをトム・コロネル選手に替
わりコースに戻っていった。ところがこのコースイン時にピットレーンでのス
ピードオーバーを喫し、ペナルティのピットインを命じられてしまった。45周
目にペナルティピットを行ったコロネル選手は、その後もペースを維持し56周
目、57周目と順位を上げ、第5位でチェッカーフラッグを受けた。34周目に
ルーチンのピットインを行ったRAYBRIG NSXは、高橋国光監督兼選手のハンド
ルでコースに復帰。いよいよ高橋選手の公式戦ファイナルドライブとなった。
11番手でスタートした高橋選手は、他チームの混乱をよそ目に着実に走行し、
第9位でチェッカーフラッグ。公式戦ファイナルレースを無事に完走で飾った。
12番手スタートのTAKATA 童夢 NSXは、金石選手のハンドルで追い上げを開
始した。
しかし12周目、11番手でピットイン。エンジントラブルでリタイアしてしまっ
た。
この結果NSX勢では、Castrol 無限 NSXが第4位、Mobil 1 NSXが第5位、
RAYBRIGNSXが第9位に入賞し、無限×童夢プロジェクトはシリーズ・ランキン
グ・チーム部門の第3位となり、念願のタイトル獲得は来シーズンに持ち越さ
れることとなった。
レースは#36カストロール・トムス・スープラが優勝した。
暫定表彰式など公式スケジュールの終了後、すでに暗くなった西コース周辺
に待ち受ける熱心なファンの打ち振る「国光」の小旗の中を、ル・マン24時
間で日本人ドライバーによる日本車初のクラス優勝を飾ったNSX GT-Ⅱに高橋
国光監督兼選手が乗り込み、ファイナル・パレードランが行われた。
○公式戦ファイナルレースを終えて高橋国光監督兼選手
「現役ドライバーとしての活動は今年で一区切りつけることにしたわけですが、
今の心境はと聞かれれば「そして、まだまだ少年」と答えたいですね。僕が
レースの世界に足を踏み入れたのは、18歳になったばかりの頃で、オートバイ
に乗って速く走れるのが楽しかった。ホンダのワークスライダーとして世界を
走り始めた頃、強烈な印象を受けたのはGPライダーやマシンなどのレベルの高
さもさることながら、モータースポーツを取り巻く環境の違いでした。レース
が自然に生活環境に中に入り込んでいて、スポーツとしての尊厳を持って人々
に受け入れられているということでした。42年間沢山の方々に支えられていた
からこそ、今日までレーサーとして生きてこられたと感謝しています。しかし、
自分が18歳の時に感じたカルチャーショックは、今の日本で解消されたのかし
らと考えると、やらなくてはならないことが一杯あったという気持ちです。来
年の1月には60歳になるのですが、真っ赤なちゃんちゃんこを着て東奔西走、
まだモータースポーツの魅力に気が付いていない人のいるところには、全国ど
こにでも出没しようと計画しています。ドレスアップカーやカスタムカーのイ
ベントもクルマ生活を楽しむことには変わりがないと思います。そのほんの少
し先にモータースポーツがあるような気がします。
皆様の今までのご支援に心から感謝するとともに、今後もよろしくご指導を
お願い申し上げます。42年間本当にありがとうございました。」
資料提供:無限×童夢プロジェクト
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.ne.jp) **
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
MOTEGI GT CHAMPION RACE
全日本GT選手権第7戦 TRもてぎ -RIJ- (1999-10-24) Race Results
For All Japan GT Championship Rd.7 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------------Drivers------- Laps-Goal Time-
1 36 500 1 カストロールTOM'Sスープラ (20) 関谷/黒澤 63 1:59'11.055
152.28 km/h
2 2 500 2 ARTAゼクセルスカイライン (30) 亜久里/クルム 63 - 10.727
3 1 500 3 ペンズオイル・ニスモGT-R (60) コマス/本山 63 - 10.839
4 16 500 4 Castrol無限NSX (30) 中子/道上 63 - 12.390
5* 64 500 5 Mobil1 NSX (90) コロネル/光貞 63 - 41.758
6 35 500 6 マツモトキヨシTOM'Sスープラ(30) ラファネル/山路 63 - 48.271
7 12 500 7 カルソニックスカイライン (10) 星野/影山正美 63 - 59.380
8 3 500 8 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 63 - 1'06.069
9 100 500 9 RAYBRIG NSX (60) 国光/飯田 63 - 1'09.387
10* 37 500 10 カストロールTOM'Sスープラ (50) 鈴木利男/右京 63 - 1'20.908
11 30 500 11 綜警McLaren GTR 山田/岡田 62 - 1 Lap
12 38 500 12 FK/マッシモセルモスープラ (20) 竹内/立川 62 - 1 Lap
13 6 500 13 ESSO Tiger Supra (60) 野田/ガードナー 61 - 2 Laps
14 26 300 1 STPアドバンタイサンGT3R (40) 松田/シュワガー 59 - 4 Laps
15 88 500 14 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 59 - 4 Laps
16 19 300 2 ウェッズスポーツセリカ (50) 織戸/原 59 - 4 Laps
17 25 300 3 モモコルセ・アペックスMR2 (80) 新田/高木 59 - 4 Laps
18 15 300 4 ザナヴィARTAシルビア (80) 土屋武士/井出 59 - 4 Laps
19 7 300 5 RE雨宮マツモトキヨシRX7 (80) 松本/山野 59 - 4 Laps
20 77 300 6 クスコスバルインプレッサ (40) 小林/谷川 58 - 5 Laps
21 61 300 7 テイボン・トランピオ・FTO (10) 中谷/ファーマン 58 - 5 Laps
22 14 300 8 ホイールSHOPアルタシルビア 古在/小宮 58 - 5 Laps
23 910 300 9 ナインテンアドバンポルシェ (20) 余郷/砂子 57 - 6 Laps
24 10 300 10 アビリティ・マリオポルシェ 麻生/桧井 57 - 6 Laps
25 55 300 11 アドバンタイサンポルシェRSR 須賀/田嶋 57 - 6 Laps
26 99 300 12 大黒屋ARCぽるしぇ 吉富/日置 56 - 7 Laps
27* 70 300 13 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/スクート 56 - 7 Laps
28 20 300 14 オートレットセリカ 松永/佐藤 54 - 9 Laps
29 32 500 15 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 53 - 10 Laps
--------------以上完走------------------------------------------------------
111 300 JIM GAINER F355 井倉/真希 37
72 300 オークラRX7 石川/平野 37
81 300 ダイシンシルビア (70) 福山/大八木 32
355 300 イエローマジックF355GT 井上/高橋 24
18 500 TAKATA童夢NSX (90) 脇阪/金石 11
39 500 デンソーサードスープラGT (20) 土屋圭市/正彦 4
86 300 BPアペックスKRAFTトレノ 田中/雨宮 2
71 300 シグマテック911 (10) 城内/河野 スタート出来ず
----------------------------------------------------------------------------
( )はウエイトハンディ(kg)
Fastest Lap Time #36 カストロールTOM'Sスープラ 1'50.632 3/63 156.24km/h
* #70,#64,#37は全日本GT選手権規則第29条15(ピットレーン速度制限)違反につき、
ピットストップ10秒のペナルティ
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.ne.jp) **
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
もてぎGTチャンピオンレース
カストロール・トムス・スープラ(関谷/黒澤組)今季2勝目!
ドライバーズタイトルはコマスの手に!
もてぎは快晴。10月末とは思えないほど暖かい。
午後2時を少し回りフォーメンションラップ開始。1周の後63周300kmの戦い
が始まった。
GT500はPP#36スープラを中心にレースが展開している。
1周目 GT500 36-16-2-6-35-12-39-1-64-100-39
GT300 15-25-26-19-10-81
4周目 #86トレノはトラブルを抱えているらしくピットイン
5周目 GT500 36-16-2-6-35-12-1-64-100-39-37
GT300 15-26-25-19-10-7-81
#39スープラは、スタート前にエキゾーストパイプにクラックが入って
いるのが見つかり応急処置をしたが、これが再発しピットイン。修理
に時間がかかると判断してリタイアを決めた。
7周目 GT300トップを窺っていた#26ポルシェが#15シルビアをかわし首位へ
10周目 2位集団の中で#6スープラが接触からスピン。再スタート。大きく遅れる。
GT500 36-16-35-2-12-1-64-100-38-37
GT300 26-15-25-19-10-81-7
13周目 #18NSXピットイン。エンジン回りをチェックしている。オーバーヒート
のようだ。修復ならずリタイア。
20周目 #16NSXが#36スープラ抜きトップへ浮上!!!!
GT500 16-36-35-2-12-1-64-100-38-3
GT300 26-15-19-10-25-81
23周目 #32スープラピットイン
29周目 #30マクラーレンピットイン
#36,#6スープラピットイン
30周目 #16NSXが独走態勢を築きつつある。
#15シルビアピットイン
GT500 16-2-12-1-64-38-3-100-37-36
GT300 26-19-25-7-77-15
31周目 #1GTR,#12GTRピットイン
#6スープラ再度ピットイン。パワステが不調とのこと。
32周目? #16NSXピットイン。作業に手間取り首位の座を#36に明け渡す
33周目 #2GTRピットイン
34周目 #100NSXピットイン。飯田から国光へ。いよいよ公式戦ラストランだ!
36周目 #81シルビアストップ
37周目 GT300トップ#26ポルシェピットイン
40周目 GT500 36-(6.5秒)-16-1-12-2-64-35-37-3-100
GT300 26-25-19-15-10-77-7
逃げる#36スープラを#16NSXが追っている。その後方では3台のGTR
が凌ぎを削っている
41周目 36-(6.2)-16
42周目 36-(5.7)-16
43周目 36-(4.7)-16 差がぐっと縮まった
44周目 36-(4.0)-16
45周目 GT300 2位の#25MR2が単独スピン。すぐ復帰するが#19セリカが背後に迫る
36-(3.2)-16
46周目 36-(2.8)-16
47周目 36-(2.3)-16
48周目 36-(3.4)-16 追い上げる#16NSXの前に周回遅れの#6スープラが立ちはだかる
49周目 #16NSX、#6スープラのインを刺すがオーバースピードでコースアウト。
順位を落とす
50周目 GT500 36-(13.0)-1-2-16-12-35-64-3-100-37
GT300 26-25-19-15-7-77-910
57周目 5位走行中の#12GTRがピットイン。給油を行い即ピットアウト。
FINISH #36スープラ逃げきり優勝。
チェッカー直前ペース落とした#1GTRを#2GTRが抜いた。でも、コマスが
チャンピオンに!!
GT300は#26ポルシェ996GT3Rが2勝目。
チャンピオンは3位#25MR2の新田が、#15ザナヴィを逆転して獲得!
その差1点!!
■決勝暫定結果(上位のみ)
P--No.Cls----Car(Handicap Weight)------------Drivers----------
1 36 500 1 カストロールTOM'Sスープラ (20) 関谷/黒澤
2 2 500 2 ARTAゼクセルスカイライン (30) 亜久里/クルム
3 1 500 3 ペンズオイル・ニスモGT-R (60) コマス/本山
4 16 500 4 Castrol無限NSX (30) 中子/道上
5 64 500 5 Mobil1 NSX (90) コロネル/光貞
6 35 500 6 マツモトキヨシTOM'Sスープラ(30) ラファネル/山路
7 12 500 7 カルソニックスカイライン (10) 星野/影山正美
8 3 500 8 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中
9 100 500 9 RAYBRIG NSX (60) 国光/飯田
10 37 500 10 カストロールTOM'Sスープラ (50) 鈴木利男/右京
・
・
26 300 1 STPアドバンタイサンGT3R (40) 松田/シュワガー
19 300 2 ウェッズスポーツセリカ (50) 織戸/原
25 300 3 モモコルセ・アペックスMR2 (80) 新田/高木
15 300 4 ザナヴィARTAシルビア (80) 土屋武士/井出
7 300 5 RE雨宮マツモトキヨシRX7 (80) 松本/山野
77 300 6 クスコスバルインプレッサ (40) 小林/谷川
・
・
--------------------------------------------------------------
( )はウエイトハンディ(kg)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.ne.jp) **
決勝日朝、もてぎは快晴。最終戦に相応しい天候だ。
タイトルの決着する1戦であるとともに高橋国光選手の公式戦ラストランと
なる最終戦。朝から多くの観客がサーキットに詰めかけている。
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
もてぎGTチャンピオンレース
全日本GT選手権第7戦 TRもてぎ -RIJ- (1999-10-24) Free Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Cls----Car(Handicap Weight)------------Drivers---------Best-LapT-km/h--
1 6 500 1 ESSO Tiger Supra (60) 野田/ガードナー 1'49.705
2 16 500 2 Castrol無限NSX (30) 中子/道上 1'50.452
3 36 500 3 カストロールTOM'Sスープラ (20) 関谷/黒澤 1'50.485
4 2 500 4 ARTAゼクセルスカイライン (30) 亜久里/クルム 1'50.547
5 18 500 5 TAKATA童夢NSX (90) 脇阪/金石 1'50.557
6 64 500 6 Mobil1 NSX (90) コロネル/光貞 1'50.633
7 37 500 7 カストロールTOM'Sスープラ (50) 鈴木利男/右京 1'50.674
8 35 500 8 マツモトキヨシTOM'Sスープラ(30) ラファネル/山路 1'50.890
9 12 500 9 カルソニックスカイライン (10) 星野/影山正美 1'50.903
10 39 500 10 デンソーサードスープラGT (20) 土屋圭市/正彦 1'51.130
11 3 500 11 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'51.154
12 38 500 12 FK/マッシモセルモスープラ (20) 竹内/立川 1'51.210
13 30 500 13 綜警McLaren GTR 山田/岡田 1'51.282
14 100 500 14 RAYBRIG NSX (60) 国光/飯田 1'51.291
15 1 500 15 ペンズオイル・ニスモGT-R (60) コマス/本山 1'51.384
16 32 500 16 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 1'51.515
17 88 500 17 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 1'53.631
18 19 300 1 ウェッズスポーツセリカ (50) 織戸/原 1'58.775
19 15 300 2 ザナヴィARTAシルビア (80) 土屋武士/井出 1'58.979
20 26 300 3 STPアドバンタイサンGT3R (40) 松田/シュワガー 1'59.042
21 25 300 4 モモコルセ・アペックスMR2 (80) 新田/高木 1'59.064
22 10 300 5 アビリティ・マリオポルシェ 麻生/桧井 1'59.729
23 61 300 6 テイボン・トランピオ・FTO (10) 中谷/ファーマン 1'59.890
24 77 300 7 クスコスバルインプレッサ (40) 小林/谷川 2'00.049
25 81 300 8 ダイシンシルビア (70) 福山/大八木 2'00.222
26 86 300 9 BPアペックスKRAFTトレノ 田中/雨宮 2'00.385
27 355 300 10 イエローマジックF355GT 井上/高橋 2'00.829
28 71 300 11 シグマテック911 (10) 城内/河野 2'00.866
29 7 300 12 RE雨宮マツモトキヨシRX7 (80) 松本/山野 2'00.995
30 910 300 13 ナインテンアドバンポルシェ (20) 余郷/砂子 2'01.416
31 14 300 14 ホイールSHOPアルタシルビア 古在/小宮 2'01.710
32 55 300 15 アドバンタイサンポルシェRSR 須賀/田嶋 2'02.026
33 20 300 16 オートレットセリカ 松永/佐藤 2'02.966
34 70 300 17 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/スクート 2'03.797
35 72 300 18 オークラRX7 石川/平野 2'03.894
36 99 300 19 大黒屋ARCぽるしぇ 吉富/日置 2'07.906
37 111 300 20 JIM GAINER F355 井倉/真希 2'09.680
-----------------------------------------------------------------------------
( )はウエイトハンディ(kg)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
****** 2000年全日本選手権レースカレンダー(10/21現在) ******
日程 選手権 Rd 名称 開催地
----------------------------------------------------------------
3/26 FN 1 フォーミュラニッポン第1戦 鈴鹿
3/26 F3 1 F3第1戦 鈴鹿
----------------------------------------------------------------
4/02 GT 1 もてぎGTチャンピオンレース もてぎ
4/09 F3 2 筑波チャレンヂカップレース 筑波
4/16 FN 2 フォーミュラニッポン第2戦 もてぎ
----------------------------------------------------------------
5/04 GT 2 富士GTレース大会 富士
5/04 F3 3 F3第3戦 富士
* 5/13(Sat)CART CART もてぎ
5/21 FN 3 フォーミュラニッポン第3戦 CP MINE
5/21 F3 4 F3第4戦 CP MINE
5/28 GT 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP SUGO
----------------------------------------------------------------
6/04 FN 4 フォーミュラニッポン第3戦 富士
6/11 F3 5 F3第5戦 TI英田
(6/18 ルマン24時間 サルテ)
----------------------------------------------------------------
7/02 FN 5 フォーミュラニッポン第5戦 鈴鹿
7/02 F3 6 F3第6戦 鈴鹿
7/30 FN 6 フォーミュラニッポン第6戦 SUGO
7/30 F3 7 F3第7戦 SUGO
----------------------------------------------------------------
8/06 GT 4 JAPAN SPECIAL GT CUP 富士
* 8/06 SOLAR 鈴鹿FIAソーラーカップ 鈴鹿
8/20 FN 7 フォーミュラニッポン第7戦 もてぎ
8/20 F3 8 F3第8戦 もてぎ
* 8/27 (GT) 鈴鹿1000km 鈴鹿
----------------------------------------------------------------
9/03 FN 8 フォーミュラニッポン第8戦 富士
9/10 GT 5 TI英田GT選手権 TI英田
9/17 FN 9 フォーミュラニッポン第9戦 CP MINE
9/24 F3 9 F3第9戦 仙台
----------------------------------------------------------------
10/01 GT 6 CP MINE GT RACE CP MINE
*10/08 F1 F1日本GP 鈴鹿
10/22 GT 7 SUZUKA GT 300km 鈴鹿
----------------------------------------------------------------
11/05 FN 10 フォーミュラニッポン第10戦 鈴鹿
11/05 F3 10 F3第10戦 鈴鹿
*11/11(Sat)NASCAR サンダースペシャル もてぎ
*11/19 (GT) ルマン富士1000km 富士
----------------------------------------------------------------
FN =全日本選手権フォーミュラ・ニッポン全10戦
GT =全日本GT選手権シリーズ全7戦
F3 =全日本F3選手権シリーズ全10戦
* は国内で行われる国際イベント
注)大会名称は今年の例により暫定的に記入してあります
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
もてぎGTチャンピオンレース
全日本GT選手権第7戦 TRもてぎ -RIJ- (1999-10-22) 2nd Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car(Handicap Weight)------------Drivers---------Best-LapT-km/h--
1 16 500 1 Castrol無限NSX (30) 中子/道上 1'48.700 159.02
2 6 500 2 ESSO Tiger Supra (60) 野田/ガードナー 1'49.190
3 2 500 3 ARTAゼクセルスカイライン (30) 亜久里/クルム 1'49.624
4 38 500 4 FK/マッシモセルモスープラ (20) 竹内/立川 1'49.816
5 12 500 5 カルソニックスカイライン (10) 星野/影山正美 1'50.130
6 1 500 6 ペンズオイル・ニスモGT-R (60) コマス/本山 1'50.142
7 18 500 7 TAKATA童夢NSX (90) 脇阪/金石 1'50.340
8 30 500 8 綜警McLaren GTR 山田/岡田 1'50.453
9 35 500 9 マツモトキヨシTOM'Sスープラ(30) ラファネル/山路 1'50.461
10 37 500 10 カストロールTOM'Sスープラ (50) 鈴木利男/右京 1'50.474
11 32 500 11 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 1'50.552
12 3 500 12 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'50.563
13 100 500 13 RAYBRIG NSX (60) 国光/飯田 1'50.666
14 39 500 14 デンソーサードスープラGT (20) 土屋圭市/正彦 1'50.711
15 64 500 15 Mobil1 NSX (90) コロネル/光貞 1'51.190
16 36 500 16 カストロールTOM'Sスープラ (20) 関谷/黒澤 1'51.309
17 88 500 17 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 1'54.012
18 26 300 1 STPアドバンタイサンGT3R (40) 松田/シュワガー 1'58.201
19 81 300 2 ダイシンシルビア (70) 福山/大八木 1'58.465
20 15 300 3 ザナヴィARTAシルビア (80) 土屋武士/井出 1'58.728
21 25 300 4 モモコルセ・アペックスMR2 (80) 新田/高木 1'58.914
22 19 300 5 ウェッズスポーツセリカ (50) 織戸/原 1'59.099
23 10 300 6 アビリティ・マリオポルシェ 麻生/桧井 1'59.206
24 61 300 7 テイボン・トランピオ・FTO (10) 中谷/ファーマン 1'59.595
25 7 300 8 RE雨宮マツモトキヨシRX7 (80) 松本/山野 1'59.697
26 86 300 9 BPアペックスKRAFTトレノ 田中/雨宮 1'59.912
27 77 300 10 クスコスバルインプレッサ (40) 小林/谷川 2'00.013
28 71 300 11 シグマテック911 (10) 城内/河野 2'00.174
29 910 300 12 ナインテンアドバンポルシェ (20) 余郷/砂子 2'00.272
30 20 300 13 オートレットセリカ 松永/佐藤 2'00.631
31 55 300 14 アドバンタイサンポルシェRSR 須賀/田嶋 2'00.703
32 21 300 15 BP-トランピオ-BMW 一ッ山/伊藤 2'00.897
33 72 300 16 オークラRX7 石川/平野 2'01.010
34 355 300 17 イエローマジックF355GT 井上/高橋 2'01.556
35 111 300 18 JIM GAINER F355 井倉/真希 2'01.594
36 14 300 19 ホイールSHOPアルタシルビア 古在/小宮 2'02.305
37 99 300 20 大黒屋ARCぽるしぇ 吉富/日置 2'03.024
38 70 300 21 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/スクート 2'05.095
11 500 エンドレスアドバンGTR 和田孝夫/木下 出走せず
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( )はウエイトハンディ(kg)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.ne.jp) **
'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
もてぎGTチャンピオンレース
全日本GT選手権第7戦 TRもてぎ -RIJ- (1999-10-22) 1st Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car(Handicap Weight)------------Drivers---------Best-LapT-km/h--
1 16 500 1 Castrol無限NSX (30) 中子/道上 1'49.344 158.08
2 36 500 2 カストロールTOM'Sスープラ (20) 関谷/黒澤 1'49.402
3 35 500 3 マツモトキヨシTOM'Sスープラ(30) ラファネル/山路 1'49.587
4 6 500 4 ESSO Tiger Supra (60) 野田/ガードナー 1'49.764
5 37 500 5 カストロールTOM'Sスープラ (50) 鈴木利男/右京 1'49.935
6 100 500 6 RAYBRIG NSX (60) 国光/飯田 1'50.127
7 38 500 7 FK/マッシモセルモスープラ (20) 竹内/立川 1'50.128
8 64 500 8 Mobil1 NSX (90) コロネル/光貞 1'50.413
9 2 500 9 ARTAゼクセルスカイライン (30) 亜久里/クルム 1'50.422
10 32 500 10 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 1'50.626
11 18 500 11 TAKATA童夢NSX (90) 脇阪/金石 1'50.654
12 1 500 12 ペンズオイル・ニスモGT-R (60) コマス/本山 1'50.734
13 30 500 13 綜警McLaren GTR 山田/岡田 1'50.819
14 39 500 14 デンソーサードスープラGT (20) 土屋圭市/正彦 1'50.890
15 12 500 15 カルソニックスカイライン (10) 星野/影山正美 1'50.999
16 3 500 16 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'51.861
17 88 500 17 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 1'53.853
18 25 300 1 モモコルセ・アペックスMR2 (80) 新田/高木 1'57.983
19 19 300 2 ウェッズスポーツセリカ (50) 織戸/原 1'58.212
20 10 300 3 アビリティ・マリオポルシェ 麻生/桧井 1'58.764
21 26 300 4 STPアドバンタイサンGT3R (40) 松田/シュワガー 1'59.131
22 15 300 5 ザナヴィARTAシルビア (80) 土屋武士/井出 1'59.327
23 7 300 6 RE雨宮マツモトキヨシRX7 (80) 松本/山野 1'59.335
24 81 300 7 ダイシンシルビア (70) 福山/大八木 1'59.395
25 86 300 8 BPアペックスKRAFTトレノ 田中/雨宮 1'59.585
26 61 300 9 テイボン・トランピオ・FTO (10) 中谷/ファーマン 1'59.651
27 77 300 10 クスコスバルインプレッサ (40) 小林/谷川 2'00.238
28 72 300 11 オークラRX7 石川/平野 2'00.816
29 55 300 12 アドバンタイサンポルシェRSR 須賀/田嶋 2'00.878
30 20 300 13 オートレットセリカ 松永/佐藤 2'00.977
31 21 300 14 BP-トランピオ-BMW 一ッ山/伊藤 2'00.982
32 71 300 15 シグマテック911 (10) 城内/河野 2'01.051
33 99 300 16 大黒屋ARCぽるしぇ 吉富/日置 2'01.574
34 111 300 17 JIM GAINER F355 井倉/真希 2'01.618
35 910 300 18 ナインテンアドバンポルシェ (20) 余郷/砂子 2'02.003
36 355 300 19 イエローマジックF355GT 井上/高橋 2'02.064
37 14 300 20 ホイールSHOPアルタシルビア 古在/小宮 2'02.380
38 70 300 21 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋/スクート 2'03.906
11 500 エンドレスアドバンGTR 和田孝夫/木下 出走せず
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( )はウエイトハンディ(kg)
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'99全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
ROUND 9 ツインリンクもてぎ
10月3日・日曜日 決 勝
ついに来た! 道上、30周のトップ快走劇!
影山も激しい攻防の末、12位完走。
次は1-2フィニッシュを狙う
前夜の予報では100%雨とのことであったが、決勝当日には30%に変わり、
結局、曇りながらドライでの決勝レースとなった。朝のウオームアップを5番
手で終わった道上は確かな手応えを得て決勝レースのスタートを待った。
予選4番手、2列目、前には3台しかいない。表彰台の最上段を狙うために繊細
な セットアップを施し、スピードマスタームーンクラフトは道上を送り出し
た。「マシンは文句なしの仕上がり。今日は『レース』をする!」とウォーム
アップを終えた道上は闘志を露わにしていたが、そんな思いを目いっぱい表現
するかのように道上は、スタートで絶妙なクラッチミートでグリッドを飛び出
し前の2台をいっきに抜き去った。さらに1コーナーではポールからスタートし
た本山選手のインにマシンのノーズを突き刺しなんとホールショットを決めた
のだ。
後ろはシリーズタイトルを争う、本山選手とコロネル選手。そのまま三つ巴の
レースになるかと思われたが、1周目に0・7秒のマージンを築いてメインスト
レートに戻ってきた道上は、力強い走りを見せながらジワジワと後続の2台を
引き離して行った。ゲームは序盤から本山選手とのマッチレースの様相となる
が、道上は5周目1・2秒、10周目には2・363秒とジワジワと本山選手を引
き離していく力走。その5周後には約4秒もの大量リードを奪ってみせた。
1分39秒台前半でラップを刻む道上に、ジワジワと本山選手が追い上げてきた
のはレースも折り返す20周をすぎたあたりからだった。27周目にはテールツー
ノーズの激しい攻防戦となり、30周目の裏ストレートで、本山選手にトップの
座を明け渡すことになったが、2番手にドロップしてからも道上はハードプッ
シュを続け本山選手を追いかけた。42周目に自己ベストをマークしながら、最
後まで本山選手を苦しめた。結局、2位でゴールしたが、ピットウォールで待
ち受けるスピードマスタ ー・ムーンクラフトのスタッフは歓喜に沸いたのは
言うまでもない。
劣勢を強いられた99シーズンだが、今回の第9戦で道上は予選4番手を獲得し、
決勝レースにおいても30周にもわたってトップを快走してみせた。こんなシー
ンを誰が想像できただろうか? しかし、こんなシーンを実現させるためにチー
ムとド ライバーは努力を重ねてきた。周囲ではローラからレイナードにスイッ
チするチームもいた。そんな中でローラで走りきる決意をした由良拓也監督と
チームスタッフ、そしてドライバーたちは、まさに死に物狂いで努力を重ねて
きた。まるで、ドン・キホーテのような挑戦なわけだったが、ローラで表彰台
というひとつの目標は達成した。もちろん優勝できなかったことについては悔
しい、しかし、我々にとっては優勝に等しい道上の2位表彰台だったといえる
だろう。
一方の影山正彦は、予選の失敗から17番手スタートとなったが、こちらも大奮
闘。決勝レースでは持ち前の味を存分に披露。田中選手と飯田選手との三つ巴
戦を制し、12位でゴールとなった。影山は「確かに道上ほど好みのセットアッ
プを見出せず、レースは苦しかったけどチームも僕もベストを尽くした。悔し
さは正直あるが、自分に負けたとは思っていないしまだまだやれる自信もある。
次のレースは、道上とワンツー・フィニッシュだね」とやる気。
次の鈴鹿戦は最終戦。まさに影山の言うとおり、さらなる上を目指して全力を
尽くす。
由良拓也チーム監督;
「昨日に引き続き、道上は最高の仕事をしてくれた。持ち前のスタートダッシ
ュ、闘志あふれんばかりの走りなど、彼の持ち味がフルに引き出されたレース
でした。ラップタイムペースはスタートから最後まで高いレベルで安定してお
り、マシンについてもこれまでで最高のものを用意できたと思っています。
確かに、これまで苦労をしてきましたが、その分、チームスタッフ、そしてな
によりもドライバーたちがさらに強くなったと確信しています。影山もレース
の最初から最後までバトルを繰り広げてくれ、確実にマシンをチェッカーまで
導いてくれました。彼もまた前回のレースで見せたとおり、明らかにタフにな
っています。ベテランになってもまだ成長しているんです。
今回、これで表彰台というひとつの目標を達成できたと思っており、マシン開
発も次のステップに行きたいと考えています。次は最終戦ですが、まだまだチ
ャレンジング・スピリッツを失わず、頑張ります。これで鈴鹿が楽しみになっ
てきました。
道上龍(スタート4番手、決勝2位);
「昨日の予選が終わってから、絶対に明日は頑張ろうと決めていた。もちろん
いつも頑張っているんですが、チームと無限が最高のシャシーとエンジンを用
意してくれたおかげで、これだったら戦える、と思っていたんです。スタート
は文句なしで決まった。正直、トップに立ったときはどうしよう! なんて思っ
てしまいましたが、後続の本山選手が追いついてくるのは予想できていたので、
いけるところまで行ってやろうと思ってプッシュしつづけた。
後半に入っても富士戦の時のようにタイヤがタレるようなことはなく、前後バ
ランスを保ったままタイヤが消耗していった。だから、一度本山選手に抜かれ
ても何が彼に起こるかわからないので、最後の最後まで全開で走りました。そ
ういった意味では、今日の僕には100点をあげてもいいと思っています。
最終ラップの最終コーナーを回り、みんながピットウオールで喜んでいるのを
見て本当に嬉しかった。僕も頑張ってきましたが、チームスタッフや無限のス
タッフが少しでもマシンを速くさせようと頑張ってきてくれた。今日の結果も
そのおかげです。今日の2位はチームスタッフ全員に捧げたいです」
影山正彦(スタート17番手、決勝12位);
「スタートから最後まで誰かとバトルしていた。マシンは完璧ではなくとても
苦労したけれど、考えてみれば以前はこのようにレイナード勢とレースができ
なかった。間違いなく進歩しているわけです。今日は道上が頑張って表彰台に
上れる力が僕たちにあることを証明してくれた。それは僕にとっては最高の発
奮材料になっています。このままでは終われません。次の最終戦では2台揃って
お立ち台を狙います 」
情報提供:SPEEDMASTER MOONCRAFT
スピードマスターレーシング事務局
http://www.speedmaster.co.jp
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'99全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
ROUND 9 ツインリンクもてぎ
10月2日・土曜日 公式予選
道上爆発! スーパーアタックで2列目をゲット
影山は16番手から連続ポイントゲットを狙う
快晴に恵まれたツインリンクもてぎ。すでに秋の気配が周囲に漂いはじめてす
がすがしい一日となった(とは言え、本音は東海村の事故が気になってはいる
んだが)。
富士で見せた道上龍のアツイ走り、美祢では影山正彦がベテランのうまみを生
かしポイントをもぎとった。もちろんレイナード勢に対して苦戦は続いている
のは変わりはないが、しかし、スピードマスター・ムーンクラフトに追い風が
吹いているのも明らかだった。予選前夜、由良拓也監督は、今回のマシンにつ
いてはドラスティックな変更を加えず、これまでのマシンを熟成させるような
セットアップメニューを用意してもてぎに臨むと語っていた。その言葉からも、
チームが上昇気流に乗っていることを示していたといえるかもしれない。
その由良監督の言葉を裏付けるかのように、一夜明けての公式予選日である今
日、スピードマスター・ムーンクラフトはサーキットの話題を独占したと言っ
ても過言ではないだろう。そんな予選日となった。
朝のフリー走行で、道上は13番手、影山は17番手に低迷していた。しかし、両
ドライバーのコメントには悲壮感がないのがいつもと異なっていた。特に道上
は、シャシーのフィーリングはこれまでで最高のものとやる気を見せた。今日
は夕方まで天気がもちそうなことから、1回目の予選はニュータイヤを投入せ
ずさらなるポテ ンシャルアップを目指してセットアップに集中することに
なった。そんな中、細かくピットインアウトを繰り返しながらマシンを煮詰め
ていった道上は、なんと3番手タイムを叩き出す。トップはシリーズリーダー
のコロネル選手だが、タイム差はわずか0・269秒、ほぼすべてのドライバーが
ユーズドタイヤのまま走行し、条件はまったく一緒だ。トップは充分射程距離
内に見えた。この順位をどうキープできるかで、1回目に見せたポテンシャルが
証明される。1回目の予選終了直後から道上とスタッフは、貪欲に2回目の予選
に向けてのセットアップについてミーティング を行なった。
迎えた公式予選2回目、道上、そしてMCSローラのポテンシャルは本物だった。
ユーズドタイヤのままセットアップを煮詰めていった道上は、1分39秒276
をマー クし5番手につけていた。マシンの戦闘力はさらにアップしていること
を確認した チームはいつもより少し余裕を持って残り20分というところで
ニュータイヤを投入、本格的なアタックに入ることに。アタック開始2周目、
道上は午前のタイムを上 回る1分38秒023をマークし3番手に浮上し、さら
に37秒959へとスピードアップしていく。周囲もニュータイヤを履きコース
上は最後のアタック合戦、道上にとっては踏ん張りどころだ。そこで道上は最
後のアタックのためにピットに戻り、空力バランスの再調整をリクエスト。あ
くまでも攻めの姿勢を崩さない道上に応えチームは瞬時にセッティング変更を
行ない残り5分でコースに送り出した。
その時点で道上は5番手にドロップしていた。しかし、アタック1周目、道上は
1分37秒842で4番手にアップ! そのまま連続アタックに入っていった。残
りはすで に1分を切っておりこれが最後のアタックだった。道上は自己の区間
ベストを確信する最高の走りで最終セクションに突入していったところで、ス
ローカーが眼前に出現、道上はアクセルを緩めざるを得ず、タイムアップは
実現しなかった。結局、道上は4番手、大殊勲のグリッド2列目を獲得した。
一方の影山も、午前中のセッションでは確かな手応えを得ていた。マシンの
フィーリングはこれまでの中ではよく、これをどう煮詰めていくかがポイント
であった。
道上と同様マシンのセッティングは走る毎に向上していった。ドライバーの好
みなどで多少はセッティングの味付けは異なるものになっていたが、影山自身
も予選に向けて自信ありげな表情を見せていた。しかし、ニュータイヤに交換
後のアタックでは、思っていた以上にニュータイヤを使ったことによるタイム
の伸び率が鈍い。セットアップの煮詰まり具合が足りなかったようだ。結局、
ジャンプアップを狙った2回目の予選で、影山はアタックに失敗。17番手にと
どまった。しかし、決勝用 のセッティングには自信がある。前戦同様、しぶ
とく走りポイントゲットを狙う。
開幕戦から苦しみぬいてきたスピードマスター・ムーンクラフトは、これまで
のレポートでも報告したとおり、諦めることなくマシンを熟成させてきた。時
には大胆に、時には非常に繊細なワークを続けてきた我々だが、しかし、攻め
の姿勢だけは崩したことはなかった。その成果が今回の道上の結果といえよう。
影山もそれは同じだ。道上とは異なったアプローチでセットアップを進めたが、
前述のとおり今回はマシンを煮詰めきることができず16番手にとどまったが、
あくまでもこれもひとつの攻めた結果であり悔いはない。
明日の決勝レースは、道上、そして影山ともに、さらなる上を目指し全力を尽
くす。
由良拓也チーム監督;
「道上は最高の仕事をしてくれましたね。今回のマシンは視覚的にドラスティ
ックな変更はないですが、サスペンションを始め内部にはかなり手を加えた。
これまで諦めずにやってきたひとつの成果といえるでしょう。レースが終わっ
たわけじゃないですが、純粋にこの結果はすごく嬉しい。影山もいい感じで煮
詰めてきていたが、2回目の予選でアタックし損じた感じ。ただし、前回の流れ
が止まったわけじゃ なく、明日は16番手から頑張ってくれると信じています。
明日も今日と同じような気分で、いやそれ以上の気分で決勝を終えたいですね」
道上龍(予選4番手);
「マシンはこれまでで最高の仕上がりです。走りはじめた時から、違いがわか
った。だから今日は絶対にキメてやろうと思っていた。で、結果的に4番手にな
れてとても満足。このようなマシンを仕上げてくれたチームと無限ホンダのス
タッフに感謝の気持ちでいっぱいです。明日はスタートからマキシマムで表彰
台を狙います」
影山正彦(予選17番手);
「間違いなくマシンは進歩し、予選では自信があったんですが、ニュータイヤ
を履いてもその性能をフルに引き出せなかった。マシンを全体的に小さくまと
めてしまったのかもしれない。明日の決勝のセッティングには自信があるので、
また明日の決勝はしぶとく行きますよ。それにしても道上は頑張っていました
ね。負けたのは悔しいですが、チームメイトとして力を証明してくれたのは嬉
しい」
情報提供:SPEEDMASTER MOONCRAFT
スピードマスターレーシング事務局
http://www.speedmaster.co.jp
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-03) Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car---------------Laps-Goal Time--
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 45 1:14'29.671
174.02km/h
2 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 45 - 2.261
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 45 - 5.681
4 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 45 - 6.976
5 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 45 - 14.703
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 45 - 15.387
7 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 45 - 21.024
8 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 45 - 22.147
9 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 45 - 22.721
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 45 - 39.526
11 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 45 - 40.044
12 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 45 - 1'30.357
13 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 45 - 1'30.737
14 5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 45 - 1'34.046
15 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 44 - 1 Lap
16 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 41 - 4 Laps
---------------------以上完走-------------------------------------------------
55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 25 - 20 Laps
36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 10 - 35 Laps
6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 8 - 37 Laps
68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 7 - 38 Laps
3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 7 - 38 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #20 野田英樹 1'37.632 44/45 177.04km/h
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
本山逆襲なる!
コロネルに並ぶ3勝目でタイトル争いは最終戦へ
10月3日、決勝時刻が近づくにつれ、空は一層薄暗くなってきた。このまま
もつといいのだが……。
午後1時34分、45周先のチェッカーに向けてスタート!
満を持していたように、#14道上が4番グリッドから一気にトップに躍り出る!!
背後に#1本山、#64コロネルが続く。
1周目 14-(0.749)-1-64-19-65-2-11-10-56-6-9-62-55……
2周目 #56脇阪90度コーナーでスピン、再スタート
14-(1.061)-1-64-19-65-2-11-10-9-6-62-55-20……
3周目 14-(1.179)-1-(2.454)-64
4周目 14-(1.410)-1-(2.554)-64 #14道上が速い!ジワジワ#1本山を引き離す
5周目 14-(1.282)-1-(3.093)-64 #1本山はじめて差をつめる
6周目 14-(1.094)-1-(3.789)-64 #1本山がヒタヒタと#14道上に忍び寄る
7周目 14-(0.877)-1-(4.249)-64 更に#1本山が差を詰める #64コロネルマイペース
8周目 #3川本が#68デルフラーに追突。クラッシュ!
14-(0.968)-1-(4.237)-64
9周目 10位#6クルムがクラッシュ!
14-(2.108)-1-(3.531)-64 #1本山ペース落ちる
10周目 14-(2.363)-1-(3.586)-64-19-65-2-11-10-9-62-20-55-15……
11周目 14-(2.666)-1-(3.493)-64 #14道上のペースは1'39秒台前半で安定している
12周目 14-(2.744)-1-(3.690)-64
13周目 14-(3.274)-1-(3.795)-64 #14道上ファステスト 1'39.157
14周目 14-(3.485)-1-(3.722)-64
15周目 14-(3.844)-1-(3.631)-64 #14道上ファステスト 1'39.113
スピンで遅れていた#56脇阪が14位まで順位回復
16周目 14-(3.978)-1-(3.600)-64 #56脇阪、#15影山抜き13位へ
17周目 14-(3.716)-1-(4.033)-64 #1本山ファステスト 1'38.961 反撃開始か?
18周目 14-(3.688)-1-(4.444)-64
19周目 14-(3.698)-1-(4.672)-64 #14道上も防戦。両者譲らず
20周目 14-(3.413)-1-(5.083)-64
21周目 14-(2.357)-1-(5.688)-64 #1本山ファステスト 1'38.597 急に差縮まる
22周目 14-(1.356)-1-(6.556)-64 #1本山ファステスト 1'38.419
#14道上のペースが落ちて両者益々近づく
23周目 14-(0.680)-1-(7.411)-64-19-65-2-11-10-9-20-62-56-55……
24周目 14-(0.412)-1-(7.521)-64
25周目 14-(0.568)-1-(7.389)-64 #1本山迫るが仕掛けるまでには至っていない
26周目 14-(0.473)-1-(7.442)-64 #55金石ピットイン、マシンを降りる
27周目 14-(0.311)-1-(7.677)-64
28周目 14-(0.432)-1-(7.305)-64
29周目 14-(0.266)-1-(7.001)-64
30周目 #1本山が90度コーナーでついに#14道上を捕らえる!!★△■!!!
1-(0.619)-14-(5.844)-64
31周目 1-(1.192)-14-(5.986)-64
32周目 1-(1.716)-14-(5.809)-64-(3.556)-19 今度は#19影山の追い上げに注目!!
33周目 1-(2.127)-14-(5.789)-64-(3.299)-19
34周目 1-(1.900)-14-(5.788)-64-(3.193)-19 #1本山、周回遅れ処理でタイムロス
35周目 1-(1.698)-14-(5.632)-64-(2.501)-19 #14道上が差を詰め出したゾ!!
#20野田 ファステスト 1'38.094
36周目 1-(1.649)-14-(5.305)-64-(2.891)-19
37周目 1-(1.942)-14-(5.667)-64-(2.447)-19 #20野田 ファステスト 1'38.056
38周目 1-(2.198)-14-(5.299)-64-(2.465)-19
39周目 1-(2.384)-14-(5.499)-64-(2.238)-19
40周目 1-(2.533)-14-(5.702)-64-(1.764)-19
41周目 1-(2.833)-14-(5.214)-64-(1.699)-19
42周目 #2山西ストップ(マシントラブル)
1-(3.034)-14-(5.093)-64-(1.866)-19 #20野田 ファステスト 1'38.043
43周目 1-(3.502)-14-(4.695)-64-(1.693)-19 #20野田 ファステスト 1'37.865
44周目 1-(3.641)-14-(4.243)-64-(1.646)-19 #20野田 ファステスト 1'37.632
Finish 1-(2.261)-14-(3.420)-64-(1.295)-19-65-11-10-9-20-62-56-15-12-5-63-2
30周目に先行する道上を捕らえた本山が、そのまま逃げきって3勝目のチェッ
カーを受けた。
これで、シリーズポイントは、コロネル50(3勝)、本山46(3勝)と
なり、決着は最終戦に持ち越されることとなった。勝った者がチャンピオンの
栄冠に輝くことになる。
それにしても、今回のレースの殊勲賞は道上+ローラMCSだ。道上のスタート
ダッシュと快走が、レースを、そしてタイトル争いを、ぐっと面白くしたことは
間違いない。ローラをここまで仕上げたチームに大拍手!!
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
ようやく花開く!金石ポールtoウィンで初優勝!
もてぎの空は今にも泣き出しそうな気配だ。
午前11時4分、20周のレースがスタート。予選順に#55金石、#1マニングと
続く。
1周目 #55-#1-#3-#77-#64-#7-87-#15-#9-#17
2周目 #55-(0.374)-#1-#3-#77-#64-#7-#87-#15-#9-#8
3周目 #55-(0.284)-#1-(0.909)-#3 マニングが金石を攻める
4周目 #55-(0.685)-#1-(0.326)-#3 3台がトップグループ形成
5周目 #55-(1.016)-#1-(0.418)-#3 マニングのペースやや鈍り、金石逃げる
6周目 #55-(1.220)-#1-(0.614)-#3 金石徐々に差を開きつつある
7周目 11位#17黒澤スピン、再スタート
#55-(1.335)-#1-(0.788)-#3 金石僅かずつ貯金を増やしていく
8周目 9位#9谷川スピン、再スタート
#55-(1.867)-#1-(0.685)-#3 金石1'49.319のファステスト
9周目 #15ヴィルタネンが#87メディアーニをパス
#55-(2.081)-#1-(0.860)-#3 金石独走状態へ
10周目 #55-(2.436)-#1-(0.926)-#3-#77-#64-#7-#15-#87-#8-#71
12周目 4位#77伊藤リアウィングを失う。接触か?順位落とすがそのまま走り続ける
13周目 4位#3フィリップ、スローダウン、ストップ。
10位#71内山コースアウト。
15周目 #55-(3.271)-#1-(6.076)-#64-#7-#15-#77-#87-#8-#20-#9
17周目 #55-(3.295)-#1-(5.915)-#64
18周目 #77伊藤、#87メディアーニ、#8井上による6位争いが加熱。
最終ラップまでウィングを失った#77伊藤が踏ん張っていたが、最後の
最後で#87メディアーニをかわした#8井上が#77伊藤に迫り、両者は接触。
後方にいた#87メディアーニが漁夫の利を得て6位となった。
Finish #55-#1-#64-#7-#15-#87-#77-#20-#9-#18
期待されながらなかなか勝利に手が届かなかった金石が、ようやく初勝利を
飾った。「スタートさえ上手くいけば勝てると思っていたが、トップに立って
からも余裕はなかった」という金石だが、序盤マニングからのプレッシャーに
堪え、引き離しての初勝利は大きな自信になったはずだ。
全日本F3選手権第9戦 もてぎ -RIJ- (1999-10-03) Race-Results
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver------------- Car---------------------Laps---Goal Time-km/h--
1 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 20 36'39.804 157.15
2 1 D.マニング (GBR) Dallara F399/Toyota 20 - 4.411
3 64 松田 次生 (JPN) Dallara F399/Mugen 20 - 8.124
4 7 荒 聖治 (JPN) Dallara F399/Toyota 20 - 19.518
5 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 20 - 24.893
6 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS 20 - 37.301
7 77 伊藤 大輔 (JPN) Dallara F399/Mugen 20 - 39.070
8 20 平野 功 (JPN) Dallara F398改/Toyota 20 - 42.299
9 9 谷川 達也 (JPN) Dallara F399/Toyota 20 - 48.735
10 18 密山 祥吾 (JPN) Dallara F399/HKS 20 - 51.280
11 17 黒沢 治樹 (JPN) Dallara F399/Honda 20 -1'00.000
12 38 五味 康隆 (JPN) Dallara F399/Toyota 20 -1'20.563
13 8 井上 智之 (JPN) Dallara F399/Toyota 19 - 1 Lap
14 53 富澤 勝 (JPN) Dallara F397/Toyota 19 - 1 Lap
--------------------------以上完走---------------------------------------
3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 12 - 8 Laps
71 内山 清士 (JPN) Dallara F399/Toyota 12 - 8 Laps
5 滑川 健 (JPN) Dallara F397/Toyota 1 - 19 Laps
-------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #55 金石 年弘 1'49.319 8/20 158.11km/h
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション(JRP)では、
第9戦決勝の行われる翌日10月4日に、オーバーテイクシーンを増やすための
レギュレーション変更を睨んだテストを行うと発表した。
これは、現行のレギュレーション下では、ステップドフロアの影響により車
体後部に気流の乱れが生じ、スリップストリームから抜け出ても前車をパスで
きない、といわれている事象をテストするもの。
具体的にはリアウィングの投影面積を減らすことで、この現象を軽減できオ
ーバーテイクしやすくなるという理論の下、リアウィング(メインウィング)の
位置を変えて模擬レースを行う。
■日時 10月4日(月)8:00~10:00
■参加車両
1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308
12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308
55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308
56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308
64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
資料提供:日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
10月3日決勝日、もてぎ上空は雲は多い。天候が崩れる可能性は充分にありそ
うだ。
朝8時45分から始まったフリー走行は、ポールシッター本山がトップタイムを
マーク。決勝レースに向けて仕上がりの良さを示した。他の予選上位者もほぼ順
当に好タイムをマークしたが、影山正美、脇阪も2、3位に食い込み、決勝の台
風の目となる可能性を窺わせた。
ただ、路面が滑りやすいのかスピン、コースアウトをするマシンが多かった。
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-03) Free Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----km/h--
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'38.464 175.55
2 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.994
3 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 1'39.215
4 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'39.327
5 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'39.363
6 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'39.370
7 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'39.416
8 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'39.438
9 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'39.533
10 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'39.550
11 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'39.598
12 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 1'39.999
13 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 1'40.295
14 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'40.328
15 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'40.347
16 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'40.385
17 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'40.598
18 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 1'40.779
19 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'40.891
20 5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'41.138
21 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'41.797
----------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
フォーミュラ・ドリーム第5、6戦にマーク・ハインズが参戦!
今年から新たな試みとして始まったフォーミュラ・ドリームだが、その残り
2戦にイギリスF3のトップランカー、マーク・ハインズ選手が参戦すること
が決まった。
今シーズンの集大成として、FDドライバー達が世界のトップレベルのドラ
イバーとどこまで戦うのか、またハインズ選手が初の鈴鹿をどのように攻める
のか注目される。
Fドリーム第5戦 10/31 F1日本GP
Fドリーム第6戦 11/14 Fニッポン最終戦
■マーク・ハインズ Marc Hynes
国籍:イギリス 1978.2.26生まれ 21歳
1998年 ルノー・ワークスであるプロマテクメからイギリスF3に参戦
1999年 新興のマノール・モータースポーツからイギリスF3に参戦
(13戦してPP3回、優勝6回)
資料提供:フォーミュラドリーム・オーガニゼーション(FDO)
(ほんとは下の会議室話題ですが、英F3選手来日というビッグニュースなので
こちらに掲載しました)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-02) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----km/h--
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'36.975 178.24
2 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.175
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.471
4 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'37.842
5 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'37.939
6 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'37.949
7 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.018
8 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.027
9 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'38.072
10 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.162
11 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.197
12 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'38.223
13 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.380
14 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.944
15 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'39.064
16 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'39.420
17 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'39.422
18 5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'39.706
19 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'40.750
20 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 1'40.947
21 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 1'41.454
----------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
本山、シリーズ連覇に向け意地のポール奪取!
予選1回目に比べると、気温も下がってきて、条件的には良くなっているよ
うだ。午後3時45分、公式予選2回目が始まった。
ターゲットとなる暫定PPのタイムは、1'37.968だ。
8分経過 コロネルスピン!グラベルに飛び出す!コース復帰はするものの、マシ
ンチェック、掃除などで時間をロスしそうだ
10分経過 #1本山(1'38.992)-#65-#19-#55-#64-#6-#11-#62-#56-#2
11分経過 #1本山 1'38.625をマークするがまだ1回目の自身のタイムに届かない
13分経過 #64コロネル、ピットでヘルメットを脱ぐ。マシンはクルーがチェック中。
20分経過 #65光貞(1'38.453)-#1-#55-#11-#19-#14-#2-#10-#6-#64
#64コロネルはフレッシュタイヤを装着して出番待ち。モニターをじっ
と見つめる。
28分経過 #10加藤 1'38.521 1回目のタイムを更新。そろそろ本格的なアタックが
始まりそうだ。
29分経過 #10加藤 1'38.391 更にタイム縮める
30分経過 #10加藤(1'38.391)-#65-#1-#55-#56-#11-#19-#2-#14-#62
32分経過 #64コロネル、#65光貞が相次いでコースイン
35分経過 #1本山 1'37.773(TOP)
36分経過 #65光貞 1'37.691(TOP)
#1本山 1'37.181(TOP)
37分経過 #64コロネル 1'37.704(3位)
#65光貞 1'37.248(2位)
38分経過 #14道上 1'37.959(4位)
42分経過 #2山西 1'37.949(4位)
43分経過 #1本山 1'37.030(TOP)ダメ押し!
#11立川 1'37.939(4位)
44分経過 #65光貞 1'37.175(2位)僅かに届かず
#14道上 1'37.842(4位)
45分経過 #64コロネル 1'37.471(3位)
#1本山 1'36.975(TOP)2回目のダメ押し!!!
ここ数戦、精彩を欠いていた本山が、その流れを断ち切るような見事なアタッ
クを見せポールポジション。安泰かと思われたPIAA NAKAJIMAコンビをうっちゃ
ることに成功した。
ラストアタックのタイムアップは、本山の底力を充分に見せつけた。
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-02) 2nd Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----km/h--
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'36.975 178.24
2 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.175
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.471
4 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'37.842
5 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'37.939
6 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'37.949
7 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.018
8 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.027
9 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'38.072
10 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.162
11 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.197
12 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'38.223
13 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.380
14 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.944
15 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'39.064
16 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'39.420
17 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'39.422
18 5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'39.706
19 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'40.750
20 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 1'40.947
21 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 1'42.752
----------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
金石PP!初勝利へ向け最高のポジションを確保!
予選開始から激しく争ったのは金石、伊藤、フィリップ、そしてマニング。
マニング以外は今季勝利がないだけに、各自PPの座はぜひとも欲しいところ
だったが、結局その座は、朝から好調の金石が射止めることになった。
チャンピオン、マニングは、金石とのポール争奪戦に破れて2位。マニング
はマカオGPへ集中するため、最終戦の鈴鹿は欠場する予定らしく、今回が実質
の最終戦。日本人ボーイズにとっても、今回が打倒マニングのラストチャンス
となる。
全日本F3選手権第9戦 もてぎ -RIJ- (1999-10-02) Qualifying-Session
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver------------- Car--------------------Time------km/h---
1 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'49.047 158.51
2 1 D.マニング (GBR) Dallara F399/Toyota 1'49.179
3 3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 1'49.219
4 77 伊藤 大輔 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'49.449
5 64 松田 次生 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'49.483
6 7 荒 聖治 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'49.764
7 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 1'49.857
8 9 谷川 達也 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'49.890
9 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS 1'50.204
10 8 井上 智之 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'50.518
11 20 平野 功 (JPN) Dallara F398改/Toyota 1'50.798
12 17 黒沢 治樹 (JPN) Dallara F399/Honda 1'50.821
13 71 内山 清士 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'51.039
14 16 五味 康隆 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'51.127
15 18 密山 祥吾 (JPN) Dallara F399/HKS 1'51.428
16 5 滑川 健 (JPN) Dallara F397/Toyota 1'52.373
17 53 富澤 勝 (JPN) Dallara F397/Toyota 1'53.055
--------------------------以上予選通過----------------------------
2 W.エプラヒム (BRA) Dallara F399/Honda 出走せず
4 高原 智一 (JPN) Dallara F397改/Toyota 出走せず
------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
好調コロネル、暫定ポール奪取!
ローラMCSの道上大健闘の3位!
10月2日、予選開始時刻が迫るにつれ、蒸し暑い天候になってきた。
午後1時、45分間の公式予選1回目が始まった。
10分経過 #64コロネル(1'38.435)-#65光貞(1'38.639)-#19影山(1'38.920)
-#14道上 (1'38.993)-#56脇阪(1'39.020)-#55金石(1'39.020)
14分経過 #65光貞 1'38.381 でトップへ
20分経過 #65光貞(1'38.381)-#64コロネル(1'38.435)-# 1本山(1'38.509)
-#10加藤(1'38.756)-#11立川 (1'38.849)-#19影山(1'38.920)
24分経過 #65光貞 1'38.355 とタイムアップ
29分経過 #65光貞 1'38.324 とタイムアップ
30分経過 #65光貞(1'38.324)-#64コロネル(1'38.435)-# 1本山(1'38.509)
-#55金石(1'38.644)-#14道上 (1'38.655)-#10加藤(1'38.756)
36分経過 #64コロネル 1'38.018でトップへ
40分経過 #64コロネル 1'37.968とタイムアップ
40分経過 #64コロネル(1'37.968)-#65光貞(1'38.049)-#11立川(1'38.347)
-# 1本山 (1'38.490)-#19影山(1'38.626)-#56脇阪(1'38.636)
41分経過 #14道上 1'38.237で3位へ!!!
朝の公開練習で好調だったコロネル、光貞のPIAA NAKAJIMAコンビが終始予
選をリード。朝と同様のワンツーで予選1回目を終えた。ローラMCSを駆る道
上は僅差で3位に食い込む大健闘。
逆転チャンプを狙う本山は5位と苦しい位置。なかなか這い上がることがで
きない。
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-02) 1st Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.968
2 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'38.049
3 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'38.237
4 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'38.347
5 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'38.490
6 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.626
7 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.636
8 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.644
9 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'38.689
10 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.756
11 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'38.869
12 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'39.010
13 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'39.184
14 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'39.307
15 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'39.652
16 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'39.950
17 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'40.000
18 5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'40.216
19 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'41.072
20 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 1'41.412
21 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 1'41.454
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*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
フォーミュラ・ニッポン第9戦もてぎ-RIJ-(1999-10-02) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.740
2 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'37.859
3 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'38.275
4 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'38.607
5 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'38.699
6 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'38.738
7 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.838
8 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 1'38.942
9 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'39.249
10 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'39.275
11 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'39.314
12 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'39.339
13 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'39.365
14 20 野田英樹 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 1'39.405
15 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'39.873
16 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'40.239
17 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'40.466
18 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'41.483
19 63 柴原眞介 LEYJUN Lola B99-51/MF308 1'42.183
20 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Reynard 99L/MF308 1'43.076
5 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 計測できず
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#63 柴原眞介のマシンはローラでした。訂正します。
# 5 田中哲也選手が抜けていましたので追加しました。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***
10月2日、10時20分から30分間、F3の公式練習が行われた。
トップは、今季期待されながらもまだ勝ち星を上げていない金石。現在シリ
ーズでも7位に留まっているだけに1勝が欲しいところだ。2位には、話題の
GDIエンジンを搭載するメディアーニがつけた。
第7戦でチャンピオンを決めたマニングはマシントラブルでアタックする前
に走行を終了することになった。
全日本F3選手権第9戦 もてぎ -RIJ- (1999-10-02) Practice-Session
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.9 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine/Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver------------ Car---------------------Time-----
1 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'49.170
2 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS 1'49.698
3 77 伊藤 大輔 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'49.755
4 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 1'49.789
5 3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 1'49.941
6 64 松田 次生 (JPN) Dallara F399/Mugen 1'50.140
7 7 荒 聖治 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'50.521
8 9 谷川 達也 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'50.638
9 8 井上 智之 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'50.774
10 16 五味 康隆 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'50.797
11 20 平野 功 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'51.182
12 17 黒沢 治樹 (JPN) Dallara F399/Honda 1'51.414
13 71 内山 清士 (JPN) Dallara F399/Toyota 1'51.584
14 18 密山 祥吾 (JPN) Dallara F399/HKS 1'51.644
15 53 富澤 勝 (JPN) Dallara F397/Toyota 1'52.132
16 5 滑川 健 (JPN) Dallara F397/Toyota 1'52.994
17 1 D.マニング (GBR) Dallara F399/Toyota 2'00.975
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*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***