鈴鹿F3000合同テスト
4月30日(火)/コンディション:ドライ
PM3:10~5:10
******************************ARM/KUD*********************************
No. Driver Chassis Engine/Tuner Tyre Best lap time
----------------------------------------------------------------------
25 R.チーバー REYNARD 91D MUGEN/TOMEI.J BS 1'47.13
18 M.S.サーラ LOLA T90/50 MUGEN/------- YH 1'47.30
8 松本 恵二 DOME F102 MUGEN/TOMEI.E DL 1'48.07
10 V.バイドラー LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN BS 1'48.07
3 片山 右京 LOLA T91/50 DFV/MATSUURA BS 1'48.27
27 舘 善泰 LOLA T90/50 MUGEN/TODA DL 1'48.31
90 J.ラマース DOME F102 MUGEN/MUGEN DL 1'48.86
34 M.マルティニ LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL 1'49.03
23 古谷 直広 LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN DL 1'49.05
1 星野 一義 LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN BS 1'49.14
20 影山 正彦 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'49.20
21 小河 等 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'49.21
16 関谷 正徳 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'49.28
77 鈴木 利男 LOLA T90/50 DFV/MATSUURA YH 1'49.45
99 中谷 明彦 LOLA T90/50 MUGEN/COX BS 1'49.82
11 E.アービン LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN YH 1'49.83
57 P.カルカッシ LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E DL 1'49.88
12 黒沢 琢弥 RALT RT23 MUGEN/OGAWA BS 1'49.94
88 和田 久 LOLA T90/50 MUGEN/TODA DL 1'50.38
7 高橋 国光 LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN YH 1'50.42
2 中子 修 LOLA T90/50 MUGEN/TODA BS 1'50.47
5 長谷見昌弘 LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL 1'50.47
26 和田 孝夫 LOLA T91/50 MUGEN/TOMEI.E YH 1'50.53
4 G.リース RALT RT23 MUGEN/HAYASHI DL 1'50.57
55 E.ベルタジア LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.J DL 1'50.67
24 J.ハーバート RALT RT23 MUGEN/TOMEI.J BS 1'50.73
15 田中 実 RALT RT23 MUGEN/TOMEI.E BS 1'51.50
98 服部 尚貴 LOLA T90/50 MUGEN/COX BS 1'53.86
37 M.サロ LOLA T91/50 MUGEN/SIERRA YH 1'54.63
9 T.ダニエルソン LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN BS 2'21.57
35 J.クロスノフ LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL -------
*********************************************************************
表記のタイムはチーム・レイトンによる非公式手動計測による。
提供:チーム・レイトン
鈴鹿F3000合同テスト
4月30日(火)
AM10:00~12:00 コンディション/ドライ
PM 3:10~ 5:10 コンディション/ドライ
今日から3日間の予定で、F3000の合同テストが鈴鹿サーキットで始まった。
今回の合同テストは、5月24日~26日に行われる全日本F3000選手権第5
戦に向けての最後のテストであり、また、天候も快晴とテストには絶好のコンディショ
ンとなっていることもあって、各チームとも初日から積極的にコース・インしてデー
タ取りを行っている。
なお、各F3000エントラントは、来週早々にも新装なった山口県の美祢サーキッ
トで行われる全日本F3000選手権第4戦に向けての移動を開始しなければならず、
本格的なシーズン・インとともに、テストとレースが交互に続く厳しいスケジュール
に立ち向かうことになる。
今回の合同テストに向けて、チーム・レイトンは関谷正徳にローラT90/50、
田中実にラルトRT23を投入。それぞれ、あらかじめ組まれたテスト・プログラム
をこなして行く。
関谷 正徳
「今回のテストの目的は、 ラップ・タイムじゃなくて、いろんなセッティング・デー
タを収集することなんだ。そのために、テスト・プログラムもたくさん用意してきた。
これをプログラムをどこまで消化して、どこまでレースに反映できるかがカギなんだ。
だから1ラップ1ラップを大事に走って行きたいよ。そういった意味では、今日はト
ラブル・フリーの1日だった。目的のデータも収集できているよ。」
田中 実
「僕は、今回はテストもさることながら、走って走って走り込むトレーニング・ラン
が目的なんだ。まだまだ、絶対的に走行量が足りなくてラルトの初期トラブルが出尽
くしていないからね。本格的なセッティングはそれからだよ。」
提供:チーム・レイトン
鈴鹿F3000合同テスト
4月30日(火)/コンディション:ドライ
AM10:00~12:00
******************************ARM/KUD*********************************
No. Driver Chassis Engine/Tuner Tyre Best lap time
----------------------------------------------------------------------
8 松本 恵二 DOME F102 MUGEN/TOMEI.E DL 1'49.72
1 星野 一義 LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN BS 1'49.82
27 舘 善泰 LOLA T90/50 MUGEN/TODA DL 1'49.86
21 小河 等 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'49.96
3 片山 右京 LOLA T91/50 DFV/MATSUURA BS 1'50.02
90 J.ラマース DOME F102 MUGEN/MUGEN DL 1'50.31
34 M.マルティニ LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL 1'50.49
4 G.リース RALT RT23 MUGEN/HAYASHI DL 1'50.60
9 T.ダニエルソン LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN BS 1'50.61
77 鈴木 利男 LOLA T90/50 DFV/ MATSUURA YH 1'50.64
35 J.クロスノフ LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL 1'50.81
10 V.バイドラー LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN BS 1'50.88
5 長谷見昌弘 LOLA T90/50 MUGEN/OGAWA DL 1'50.91
20 影山 正彦 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'51.05
2 中子 修 LOLA T90/50 MUGEN/TODA BS 1'51.08
24 J.ハーバート RALT RT23 MUGEN/TOMEI.J BS 1'51.17
57 P.カルカッシ LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E DL 1'51.22
99 中谷 明彦 LOLA T90/50 MUGEN/COX BS 1'51.43
23 古谷 直広 LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN DL 1'51.51
7 高橋 国光 LOLA T91/50 MUGEN/MUGEN YH 1'51.80
11 E.アービン LOLA T90/50 MUGEN/MUGEN YH 1'52.32
26 和田 孝夫 LOLA T91/50 MUGEN/TOMEI.E YH 1'52.69
16 関谷 正徳 LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.E BS 1'52.87
88 和田 久 LOLA T90/50 MUGEN/TODA DL 1'53.03
98 服部 尚貴 LOLA T90/50 MUGEN/CO X BS 1'53.61
55 E.ベルタジア LOLA T90/50 MUGEN/TOMEI.J DL 1'54.88
15 田中 実 RALT RT23 MUGEN/TOMEI.E BS 1'54.97
37 M.サロ LOLA T91/50 MUGEN/SIERRA YH 1'55.17
25 R.チーバー REYNARD 91D MUGEN/TOMEI.J BS 1'55.95
12 黒沢 琢弥 RALT RT23 MUGEN/OGAWA BS 計測できず
*********************************************************************
タイムはチーム・レイトンによる非公式手動計測。
提供・チーム・レイトン
<<<< CABIN Racing Team Press Release =================================
1991年全日本F3000選手権 1991年4月17日
RACE INFORMATION キャビン・レーシングチーム事務局
第3戦「CABINインターナショナルフォーミュラカップレース」
はじめの一歩
星野、今季初勝利でポイントリーダーへ
星野一義 予選B組1位 決勝優勝
片山右京 予選A組2位 決勝9位
2回の公式予選を通して余裕を見せていた星野の表情が、決勝レース前のフ
リー走行を終えたとき、緊張した。コンディションの変化により、ギヤレシオ
にわずかながら不満が生じたのだ。「決勝までに組み直そう」チームは急遽マ
シンに飛びついて作業にとりかかった。「絶対にこのレースは勝つ」星野の意
気込みは完全を求め、チームはそれに応えるためにパワーを全開にした。すべ
ては、勝利を得るために動き始めていたのだ。
1991年全日本F3000選手権・第3戦「CABINインターナショナ
ルフォーミュラカップレース」が、4月13日(土)14日(日)静岡県・富士ス
ピードウェイで開催された。キャビン・レーシングチームは、このレースに星
野一義、片山右京の陣容で参戦した。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithインパル
ドライバー:星野一義
監督 :金子 豊
マシン :ローラT90-50/無限(Tカー ローラT91-50/無限)
キャビン・レーシングチームwithヒーローズ
ドライバー:片山右京
監督 :田中 弘
マシン :ローラT90-50/DFV(Tカー ローラT91-50/DFV)
<マシン>
星野は、ドライバーのヘルメット後方から直接エンジンへ空気を導入するよ
うにローラT90-50のリヤカウルを改造した。これにより、エンジンの出力は
5パーセント程度向上した。
片山は、新たにローラT91-50をTカーとして搬入した。しかし、このマシン
での走行テストはまだ行なわれていない。なお、このマシンのシャシー番号は
29である。
星野、片山ともに富士スピードウェイ用の低ダウンフォース仕様リヤウィン
グを装着している。
<公式予選>
富士スピードウェイの天候は、第一回目の予選セッションを前に崩れようと
していた。予選A組から出走の片山は、天候がさらに悪化することが予想され
たため、予選タイヤを2セットともこのセッションに投入。走行後に水で冷却
して左右を交換することで、1セットにつき2回ずつのタイムアタックを行な
った。結果は従来のコースレコードを破り、マウロ・マルティニ選手に次ぐA
組2位であった。
予選B組から星野が出走する頃には細かい霧雨が落ち始めていた。星野は、
路面コンディションが悪化する前にタイムを出そうと、コースインするや早速
タイムアタックにかかる。こちらも1セットにつき2回ずつのアタックを行な
い、やはり従来のコースレコードを破るB組のベストタイムを記録した。
午後の2回目のセッションは完全なウェットコンディションとなったが、星
野、片山ともに雨用セッティングを確認するためにコースイン。だが片山はこ
のセッションが濃霧のために打ち切られ、タイム計測がなされなかった。一方、
星野はここでもベストタイムを記録し、万全の体勢を証明して見せた。
星野一義:1分16秒722 B組1位
「マシンもエンジンもタイヤも完璧だ。今年初めてのフロントローだし、絶対
勝たなければいけないね。残念だったのは、2セット目の2回目のアタック。
100Rまでは、自分で信じられないほど完全だった。うまくいけばぶっちぎ
りのタイムが出るはずだったんだけど、ヘアピンで突っ込みすぎてミスしちゃ
ったのでアタックを打ち切ったんだ。あれは、ぼくの責任だ。みんなに悪いこ
としたよ。だから決勝ではその分頑張るから。もう何も心配はない、明日はき
っと勝つ」
片山右京:1分17秒018 A組2位
「うまく16秒台にのせたかったのですが、ちょっと悔しい結果です。1回目
のアタックの時にはちょっとマシンを滑らせ過ぎてしまいました。それを直し
てアタックを続けたんだけど、結果的には力がおよびませんでした。でも2列
目ですから、明日はもちろん狙っていきますよ。決勝はマルティニ選手と星野
選手、そしてぼくの戦いになるでしょうね」
<決勝レース>
レースのすべては、決勝のスタートにあった。星野は見事なスタートダッシ
ュを見せ、1コーナー進入までにポールポジションのマルティニ選手に決定的
な差をつけて首位に立った。一方片山はマルティニ選手の背後につけて好ポジ
ションを確保した。
星野は、その後周回毎にマルティニ選手を引き離す。片山は、マルティニ選
手の隙を慎重に伺いながら、4位以降との間隔を広げていく。レースは片山の
予言通り、星野、マルティニ、片山の三つ巴の戦いとなった。
片山は11周目の1コーナーで意を決したようにマルティニ選手に襲いかかり、
2位へと進出。キャビン・アローの1-2フォーメーションを築くこととなっ
た。しかし、この直後片山のマシンのブレーキ系にトラブルが発生して片山の
ペースが落ちる。14周目の1コーナー手前で片山はマルティニ選手に抜き返さ
れ、その後後方からの追撃にあって、徐々に順位を落としていった。
星野は、周回毎に着々とマルティニ選手との差を開き独走体制を固めていく。
スタートで飛び出し、独走に持ち込むいわゆる「星野流」のレース運びである。
星野はそのまま危なげなくゴールを迎えた。彼は今季初の優勝を告げるチェッ
カーフラッグを腕を挙げながら受けた。2位には松本選手が入賞、ウィニング
ラップに入った星野に並びかかって祝福の合図を送ってきた。星野は、これに
応えて、確約していた表彰台の頂上へ近づいていった。
星野一義:1時間00分09秒320 優勝
「第1戦、第2戦と自分では満足できないレースが続いたから、ガレージに
通って今までのデータを全部見直して何が悪いのかを検討した。勝つためには
どんなことでもするつもりだった。そういう小さな積み重ねの結果が出ました
ね。勝つためにスタッフ全員が団結した結果ですよ。序盤、右京君が2位に上
がってくるのがバックミラーで見えたから、いい相手が上がってきたぞ、と思
っていた。マルティニ選手は、あれくらいでフライングをとられて、ちょっと
かわいそうだったね。ぼくは、絶対フライングするまい、青信号が出るまで加
速するまいと、気をつけていたんだ。負けると、『星野はこれでおしまいか』
ってすぐに言われるけど、ぼくはまだまだやるよ。これからなんだ。自分のガ
レージでメンテナンスするようになってから記念すべき初勝利だからね。これ
からギンギンに頑張るよ」
金子 豊監督
「フリー走行を走ってみると、コンディションの変化のためでしょうが、1
コーナー手前でリミッターに当たってしまうことがわかったんです。それで、
直前ではあったけれどギヤレシオを変更することに決めた。決勝直前だったか
ら不安はもちろんあったけれど、スタートでうまく加速できなかったら話にな
らないでしょう。短時間でスタッフがよく働いてくれましたよ。とにかくシー
ズン1勝目があげられてほっとした」
片山右京:1時間00分59秒627 9位
「スタートでちょっと失敗してしまいました。それでも、3位に落ちついて
マルティニ選手を見たら、苦しそうに走っているのがわかったから余裕が出て
ね。じっくり構えて抜いてやろう、と思っていたんだけど前を見たら星野さん
が離れていきそうだったので、あそこで勝負をかけた。思いきり突っ込んでフ
ルブレーキングして2位。それで、さあいくぞ、星野さんを追いかけるぞ、と
思ってBコーナーにさしかかったら、前のブレーキがおかしい。ハードなブレ
ーキングがトラブルを誘発したのかもしれませんね。なんとか頑張っていれば
ポイントがこぼれ落ちて来るかと思ってたんだけど、駄目でした。後半は練習
走行になっちゃいましたね」
田中 弘監督
「今日は、ブレーキトラブルがすべて。あの状態でよく走ったと、ドライバ
ーを誉めるよ。マシンの直線スピードは抜群だったし、何もなければおもしろ
いレースになったはずだったんだが。まあ11戦もあれば、1戦くらいこんな
レースもあるだろう。次の鈴鹿のタイヤテストから、やり直しだ」
今回の勝利で、星野はトップフォーミュラカーレース(F2000、F2を含む)
112レース目にして35勝目を記録した。またシリーズランキングでも9点
を追加、15点となり星野が1位となった。12点の片山が2位となり、チャ
ンピオン争いでキャビン・レーシングチームが1-2フォーメーションを作る
こととなった。
<91年全日本F3000選手権ポイントランキング表>
(ドライバー部門)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 合 有
鈴 オ 富 美 鈴 菅 富 富 鈴 富 鈴 計 効
| ポ ポ
ト イ イ
ポ ン ン
鹿 リ 士 祢 鹿 生 士 士 鹿 士 鹿 ト ト
Pos ドライバー ス
-------------------------------------------------------------------
1 星野一義 0 6 9 15 15
2 片山右京 9 3 0 12 12
3 小河 等 6 1 4 11 11
4 中谷明彦 0 9 0 9 9
5 松本恵二 0 0 6 6 6
5 J・ラマース 4 0 2 6 6
7 M・マルティニ 1 4 0 5 5
8 関谷正徳 3 0 0 3 3
8 J・クロスノフ 0 0 3 3 3
10 J・ハーバート 2 0 0 2 2
10 E・アービン 0 2 0 2 2
12 黒沢琢弥 0 0 1 1 1
※ポイントは各レース、1~6位に9-6-4-3-2-1の各点が与えられる。
上位8レースの合計を有効ポイントとし、これによりシリーズ順位が
決定される。同点の場合は上位入賞回数の多い方を優先する。
※JAFの競技規則に基づき、当チームが集計したものです。
**CABIN Racing Team事務局/PAH00337/寺倉茂雄**
《チーム・レイトン・プレスリリース》
全日本F3000シリーズ第3戦
キャビン・インターナショナル・フォーミュラ・カップ
富士スピードウェイ
4月14日(日)
天候:雨のち曇/コンディション:ウェット>ドライ
レース
いよいよレース当日となっても、富士スピードウェイのある御殿場地方の天候は回復
の様子を見せなかった。
早朝から、サーキットには深い霧が立ちこめ、ストレートから1コーナーは全く見え
ないという状況だったのである。そのうえ、時折降り出す雨によってコースは完全に
ウェットとなっていた。
そのため、オーガナイザーは天候の推移をうかがうために、午前8時20分からのF
3000のウォーム・アップの予定を遅らせていたが、状況は好転せず、結局、走行
セッションは中止となってしまう。
その後、チームとオーガナイザーとの協議により、午前11時35分から20分間の
特別フリー走行を設けることが決定されたが、この頃には、もう霧も晴れて路面のコン
ディションは、通常のウェットでの走行が可能にまで回復していた。
また、サポート・イベントにより、レーシング・ラインも不完全ながらドライと状況
は好転しており、レイン・タイヤで走行セッションに臨んだドライバー達は、すぐに、
スリック・タイヤに交換するためにピット・インしてくる。
チーム・レイトンの関谷正徳は、このような状況の中で、コース・オープンとなると
真っ先にコース・イン。昨夜のうちに再度の入念なメインテナンスとレース・セッティ
ングが施されていたマシンのフィーリング・チェックを開始した。タイムはマシンが
重いフル・タンクの状態で1分21秒台と、まずまずの結果であった。
そして、レース。好調なスタートを切って、すぐに追走に入った関谷だが、24番手
のスタートから12番手までポジションを上げてきたあたりから、思うようにタイムが
延びなくなってしまう。関谷のローラは、マシンのバランスが崩れて、ハンドリングが
悪化し始めていたのである。そして、関谷は最終的に17番手でゴールラインを通過
するまで、守りの走りに徹することとなる。
関谷 正徳
「残念な結果に終わってしまった。気分はリザルトの通りだね。後は、次の西日本に
ターゲットを絞って、セッティングを考え直すだけだよ。」
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
●富士F3000結果
(時間がないため、とりあえず英語版でご容赦ください)
Weather: Cloudy, Course: Dry. Course Length: 4.470 km.
Attendance: 65,300.
Ps.No. Driver(s) / Car Laps Time/Behind
-- ---- ----------------------------------------- ---- -----------
1 1 Kazuyoshi Hoshino Lola T90-50 MF-308 45 1h00:09.320
2 8 Keiji Matsumoto Dome F102 MF-308 45 08.025
3 21 Hitoshi Ogawa Lola T90-50 MF-308 45 10.759
4 35 Jeff Krosnoff(GB) Lola T90-50 MF-308 45 17.434
5 90 Jan Lammers (NL) Dome F102 MF-308 45 24.646
6 12 Takuya Kurosawa Ralt RT23 MF-308 45 32.911
7 26 Takao Wada Lola T91-50 MF-308 45 34.253
8 77 Toshio Suzuki Lola T90-50 MF-308 45 46.495
9 3 Ukyo Katayama Lola T90-50 DFV 45 50.307
10 98 Naoki Hattori Lola T90-50 MF-308 45 51.051
11 20 Masahiko Kageyama Lola T90-50 MF-308 45 55.784
12 25 Ross Cheever (USA) Reynard 91D MF-308 45 1:03.653
13 4 Geoff Lees(GB) Ralt RT23 MF-308 45 1:08.737
14 5 Masahiro Hasemi Lola T90-50 MF-308 45 1:13.509
15 11 Eddie Irvin(GB) Lola T90-50 MF-308 45 1:13.076
16 34 Mauro Martini(I) Lola T90-50 MF-308 45 1:15.340***
17 16 Masanori Sekiya Lola T90-50 MF-308 45 1:19.396
18 57 Paulo Carcasci(BR) Lola T90-50 MF-308 45 1:20.120
19 10 Volker Weidler (D) Lola T91-50 MF-308 45 1:32.597***
20 43 Hideshi Matsuda Lola T90-50 DFV 44 1 lap
21 55 Enrico Bertaggia (I) Lola T90-50 MF-308 44 1 lap
22 7 Kunimitsu Takahashi Lola T91-50 MF-308 44 1 lap
23 36 Hideo Fukuyama Lola T90-50 MF-308 44 1 lap
24 23 Naohiro Furuya Lola T90-50 MF-308 41 3 laps
------
9 Thomas Danielsson(S) Lola T91-50 MF-308 29 Wheel trouble
24 Johnny Herbert(GB) Ralt RT23 MF-308 26 Clutch trouble
2 Osamu Nakako Lola T90-50 MF-308 23 Over Heat
99 Akihiko Nakaya Lola T90-50 MF-308 16 Crash
Fastest Lap: No.8 K.Matsumoto, 1:19.485 (38 lap) 202.453 km/h.
Winners average speed: 200.232 km/h.
(*** Penalty; 1 minute added.)
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)
富士スピードウェイに出かけている当フォーラムのスタッフ(名倉氏)から電話連
絡が入りまして、全日本F3000シリーズ第3戦、「キャビン・インターナショナ
ル・フォーミュラ・カップ」は星野一義が優勝、2位には松本恵二、3位には小河等
が入っったとのことです。
浜田 貴志 (MHA01070/RIJ)
霧のため遅れていたF3000のモーニング・プラクティスが、つい先ほど、ミラージュ
カップレースの後に行われた。
ここでトップタイムをマークしたのは松本恵二。タイムは1分19秒879。2位にダニ
エルソン、3位に片山右京、4位に小河、5位に星野、6位に黒沢の順となっている。
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)
チーム・レイトン・プレスリリース
全日本F3000シリーズ第3戦
キャビン・インターナショナル・フォーミュラ・カップ
富士スピードウェイ
4月13日(土)
天 候:曇のち雨/コンディション:ドライ→ウェット
公式予選
本日、4月13日から、富士スピードウェイでの今年初めてのF3000イベント、
キャビン・インターナショナル・フォーミュラカップが開幕した。
今日のコンディションは、公式予選日に先立って行われた昨日のフリー走行時とは
うって変わって、予選の行われた今日の天候は朝からどんよりとした曇り空。
午後には、雨になることも十分に予想されたことから、午前の予選はかなり重要な
ものとなることが予想された。
そして、時間の遅い予選B組の午前の走行が終わる頃には、曇り空は雨空に急変。
雨の最も強くなった予選A組の午後の予選は、スケジュールを延期して開始された
が、結局、強い雨と深い霧による視界不良のために中断。わずか、5分たらずで走行
は中止となっている。
続く予選B組の走行は、霧が晴れたために予定通りの30分間が予定されたが、雨
の勢いは弱まる気配を見せず、走行を見合わせるチームも出るというのが現状であっ
た。また、セッション終了間際になってクラッシュが発生し、走行が中断されたこと
から、2回目の予選は赤旗中断のまま終了となってしまう。
その後、関係者の協議の結果、中断されていた予選A組の走行が行われることになっ
たが、結局、この特別セッションはコンディションの悪化から再度中止となってしま
い、公式予選は、大混乱の末に終了となった。
今回のレースに向けて、チーム・レイトンでは関谷正徳にはいつもの通り、ローラ
T90を投入したが、田中実にはラルトRT23に変えて、富士での速さに定評のあ
るレイトンハウス90Bを投入した。
今回は、関谷も田中も予選組分けは、ともに時間の遅いBグループとなっていたが、
出走時には、すでに小雨のパラつきだしたという天候を考慮して、15号車チームも
16号車チームも1回目の午前の走行で、規定の2セットのタイヤを投入することを
決定。それぞれ、タイム・アタックへと臨んだ。
ところが、16号車の関谷は、昨日のフリー走行に較べるとドライバビリティこそ
向上し、セッティングは決まったかに思われたがタイムにはつながらず、1分18秒
757に留まり、田中は大きなトラブルこそなかったものの、0.064秒届かず、
残念な予選不通過と終わってしまっている。
関谷 正徳
「うまくいかないもんだね。セッティングの方向性は、このまえの富士の合同テスト
の延長にあって、決して悪くはないんだけどね。とにかく、明日は出来る限りポジショ
ンを上げていくしかないね。」
田中 実
「こういうこともあると思う。今回の全セッションを、もう一度良く見直して、次の
美祢で、いい所を見せたいよ。テストでは、かなりいいセン行ってるからね。」
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
CABIN International Formula Cup Race -RIJ-(1991-04-13) 1st-Qualify B Group
For All Japan F3000 Championship Rd.1 富士スピードウェイ:(4.470km)
P No. Driver-------------- Car ----------------- Best-LapT -Behind -Km/h--
1 1 星野 一義 Lola T91/50 Mugen BS R1'16.722 209.744
2 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 Mugen BS 1'17.635 0.913 207.278
3 77 鈴木 利男 Lola T90/50 DFV YH 1'17.776 1.054 206.902
4 24 J.ハーバート (GB) Ralt RT23 Mugen BS 1'17.802 1.080 206.833
5 35 J.クロスノフ (USA) Lola T90/50 Mugen DL 1'17.923 1.201 206.512
6 26 和田 孝夫 Lola T91/50 Mugen YH 1'18.270 1.548 205.596
7 57 P.カルカッシ (BR) Lola T90/50 Mugen DL 1'18.335 1.613 205.425
8 98 服部 尚貴 Lola T90/50 Mugen BS 1'18.595 1.873 204.746
9 55 E.ベルタッジア (I) Lola T90/50 Mugen DL 1'18.629 1.907 204.657
10 10 V.バイドラー (D) Lola T91/50 Mugen BS 1'18.643 1.921 204.621
11 2 中子 修 Lola T91/50 Mugen BS 1'18.673 1.951 204.543
12 16 関谷 正徳 Lola T90/50 Mugen BS 1'18.757 2.035 204.325
13 36 福山 英朗 Lola T90/50 Mugen DL 1'18.852 2.130 204.079
14 43 松田 秀士 Lola T90/50 DFV YH 1'18.907 2.185 203.936
15 88 和田 久 Lola T90/50 Mugen DL 1'18.919 2.197 203.905
16 15 田中 実 Leyton 90B Mugen BS 1'18.971 2.249 203.771
17 44 金石 勝智 Lola T90/50 DFV YH 1'19.228 2.506 203.110
18 18 粕谷 俊二 Lola T90/50 Mugen 1'19.637 2.915 202.067
*****************************************************************************
※ これまでのレコードは1分17秒220 V.バイドラー Lola T90/50 Mugen
現在 富士スピードウェイは小雨が降り始めており、1回目の結果がそのまま
スターティング・グリッドになる可能性が強いとのこと。
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
CABIN International Formula Cup Race -RIJ-(1991-04-13) 1st-Qualify A Group
For All Japan F3000 Championship Rd.1 富士スピードウェイ:(4.470km)
P No. Driver-------------- Car ----------------- Best-LapT -Behind -Km/h--
1 34 M.マルティーニ (I) Lola T90/50 Mugen DL R1'16.663 209.906
2 3 片山 右京 Lola T91/50 DFV BS R1'17.018 0.355 208.938
3 25 R.チーバー (USA) Reynard 91D Mugen BS 1'17.336 0.673 208.079
4 99 中谷 明彦 Lola T90/50 Mugen BS 1'17.419 0.756 207.856
5 8 松本 恵二 Dome F102 Mugen DL 1'17.656 0.993 207.222
6 11 E.アーヴィン (GB) Lola T90/50 Mugen YH 1'17.952 1.289 206.435
7 21 小河 等 Lola T90/50 Mugen BS 1'17.964 1.301 206.403
8 20 影山 正彦 Lola T90/50 Mugen BS 1'17.968 1.305 206.392
9 90 J.ラマース (HOL) Dome F102 Mugen DL 1'17.982 1.319 206.355
10 9 T.ダニエルソン(SWE)Lola T91/50 Mugen BS 1'18.126 1.463 205.975
11 23 古谷 直広 Lola T90/50 Mugen DL 1'18.207 1.544 205.762
12 5 長谷見昌弘 Lola T91/50 Mugen DL 1'18.214 1.551 205.743
13 7 高橋 国光 Lola T91/50 Mugen YH 1'18.428 1.765 205.182
14 4 G.リース (GB) Ralt RT23 Mugen DL 1'18.491 1.828 205.017
15 27 舘 善泰 Lola T90/50 Mugen DL 1'18.730 2.067 204.395
16 22 太田 哲也 Lola T90/50 Mugen DL 1'19.267 2.604 203.010
17 37 M.サロ (SF) Lola T90/50 Mugen YH 1'19.423 2.760 202.611
18 31 池谷 勝則 Lola T91/50 Mugen 1'20.202 3.539 200.643
30 岩城 滉一 Lola T91/50 Mugen DL --------
******************************************************************************
※ これまでのレコードは1分17秒220 V.バイドラー Lola T90/50 Mugen
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
《チーム・レイトン・プレスリリース》
全日本F3000シリーズ第3戦
キャビン・インターナショナル・フォーミュラ・カップ
富士スピードウェイ
4月12日(金)/PM 2:00~3:30
天候:晴/コンディション:ドライ
フリー走行
NO. | DRIVER | BEST TIME | CHASSIS/ENGINE/TYRE
-------------------------------------------------------------------------
1 星野 一義 1’16”85 LOLA T91/MUGEN/BS
34 マウロ・マルティニ 1’16”92 LOLA T90/MUGEN/DL
99 中谷 明彦 1’17”67 LOLA T90/MUGEN/BS
24 ジョニー・ハーバート 1’17”68 RALT RT23/MUGEN/BS
3 片山 右京 1’17”73 LOLA T90/DFV/BS
26 和田 孝夫 1’17”80 LOLA T91/MUGEN/YH
8 松本 恵二 1’17”81 DOME F102/MUGEN/DL
11 エディ・アービン 1’17”93 LOLA T90/MUGEN/YH
25 ロス・チーバー 1’18”21 REYNARD 91D/MUGEN/BS
10 フォルカ・バイドラー 1’18”28 LOLA T91/MUGEN/BS
5 長谷見 昌弘 1’18”42 LOLA T91/MUGEN/DL
21 小河 等 1’18”47 LOLA T90/MUGEN/BS
9 トーマス・ダニエルソン 1’18”48 LOLA T91/MUGEN/BS
16 関谷 正徳 1’18”54 LOLA T90/MUGEN/BS
90 ヤン・ラマース 1’18”59 DOME F102/MUGEN/DL
20 影山 正彦 1’18”59 LOLA T90/MUGEN/BS
57 パオロ・カルカッシ 1’18”66 LOLA T90/MUGEN/DL
88 和田 久 1’18”67 LOLA T90/MUGEN/DL
23 古谷 直広 1’18”80 LOLA T90/MUGEN/DL
27 舘 善泰 1’18”94 LOLA T90/MUGEN/DL
55 エンリコ・ベルタジア 1’18”96 LOLA T90/MUGEN/DL
4 ジェフ・リース 1’19”04 RALT RT23/MUGEN/DL
77 鈴木 利男 1’19”05 LOLA T90/DFV/YH
98 服部 尚貴 1’19”29 LOLA T90/MUGEN/BS
12 黒沢 琢弥 1’19”43 RALT RT23/MUGEN/BS
7 高橋 国光 1’19”52 LOLA T91/MUGEN/YH
2 中子 修 1’19”69 LOLA T91/MUGEN/BS
37 ミカ・サロ 1’20”22 LOLA T90/MUGEN/YH
35 ジェフ・クロスノフ 1’22”50 LOLA T90/MUGEN/DL
15 田中 実 1’22”66 LEYTON HOUSE 90B/MUGEN/BS
表記のタイムはチーム・レイトンによる非公式手動計測による。
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
《チーム・レイトン・プレスリリース》
全日本F3000シリーズ第3戦
キャビン・インターナショナル・フォーミュラ・カップ
富士スピードウェイ
4月12日(金)/AM:10:50~12:00
天候:晴/コンディション:ドライ
フリー走行
NO. | DRIVER | BEST TIME | CHASSIS/ENGINE/TYRE
------------------------------------------------------------------------
88 和田 久 1’19”14 LOLA T90/MUGEN/DL
35 ジェフ・クロスノフ 1’19”74 LOLA T90/MUGEN/DL
1 星野 一義 1’19”79 LOLA T91/MUGEN/BS
3 片山 右京 1’19”81 LOLA T90/DFV/BS
8 松本 恵二 1’19”83 DOME F102/MUGEN/DL
16 関谷 正徳 1’20”11 LOLA T90/MUGEN/BS
34 マウロ・マルティニ 1’20”22 LOLA T90/MUGEN/DL
24 ジョニー・ハーバート 1’20”27 RALT RT23/MUGEN/BS
4 ジェフ・リース 1’20”32 RALT RT23/MUGEN/DL
5 長谷見 昌弘 1’20”35 LOLA T91/MUGEN/DL
9 トーマス・ダニエルソン 1’20”41 LOLA T91/MUGEN/BS
27 舘 善泰 1’20”64 LOLA T90/MUGEN/DL
21 小河 等 1’20”74 LOLA T90/MUGEN/BS
10 フォルカ・バイドラー 1’20”75 LOLA T91/MUGEN/BS
26 和田 孝夫 1’20”84 LOLA T91/MUGEN/YH
11 エディ・アービン 1’20”90 LOLA T90/MUGEN/YH
90 ヤン・ラマース 1’20”97 DOME F102/MUGEN/DL
57 パオロ・カルカッシ 1’21”03 LOLA T90/MUGEN/DL
55 エンリコ・ベルタジア 1’21”10 LOLA T90/MUGEN/DL
99 中谷 明彦 1’21”18 LOLA T90/MUGEN/BS
20 影山 正彦 1’21”30 LOLA T90/MUGEN/BS
37 ミカ・サロ 1’21”67 LOLA T90/MUGEN/YH
98 服部 尚貴 1’21”70 LOLA T90/MUGEN/BS
23 古谷 直広 1’21”87 LOLA T90/MUGEN/DL
7 高橋 国光 1’21”88 LOLA T91/MUGEN/YH
2 中子 修 1’22”64 LOLA T91/MUGEN/BS
77 鈴木 利男 1’24”36 LOLA T90/DFV/YH
12 黒沢 琢弥 1’25”36 RALT RT23/MUGEN/BS
25 ロス・チーバー 5’57”33 REYNARD 91D/MUGEN/BS
15 田中 実 7’21”70 LEYTON HOUSE 90B/MUGEN/BS
表記のタイムはチーム・レイトンの非公式手動計測による。
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
<<<< CABIN Racing Team Press Release ==================================
1991年全日本F3000選手権 1991年3月27日
RACE INFORMATION キャビン・レーシングチーム事務局
第2戦「インターナショナルF3000レース」
火の山の熱い戦い
星野、片山、揃ってポイントを獲得
星野一義 予選B組2位 決勝2位
片山右京 予選A組2位 決勝4位
阿蘇のふもとに新設されたオートポリスでの初めてのF3000レースで、星野と
片山は必勝を期していた。しかし、惜しくも優勝は逃すこととなった。とはいえ、
星野は2位に入賞して今季初ポイント6点を獲得、片山も4位に入賞して3点を
重ねた。キャビン・アローは王座に向けて加速したのである。
1991年全日本F3000選手権・第2戦「インターナショナルF3000レース」が、
3月23日(土)24日(日)大分県・オートポリスで開催された。キャビン・レーシ
ングチームは、このレースに星野一義、片山右京の陣容で参戦した。
<体制>
キャビン・レーシングチームWithインパル
ドライバー:星野一義
監督 :金子 豊
マシン :ローラT90-50/無限(Tカー ローラT91-50/無限)
キャビン・レーシングチームWithヒーローズ
ドライバー:片山右京
監督 :田中 弘
マシン :ローラT90-50/DFV(Tカー レイナード89D/DFV)
<マシン>
前回のレースでローラT91-50/無限のフロントサスペンションを壊した星野
は、このレースには実績ある昨年型のローラT90-50/無限を選択。T91-50はス
ペアカーとされた。片山は前回に引き続きローラT90-50/DFVを使用する。
どちらのマシンも、鈴鹿で用いた仕様に準じたものである。
<公式予選>
公式予選第1回目、オートポリスの路面はウェット状態。A組の片山はセッシ
ョン終了間際にカットスリックタイヤを用いてベストタイムを記録した。一方B
組のタイムアタックが始まる頃には路面が乾き始めていた。スリックタイヤを使
う選手も出る中、星野は敢えてスリックタイヤを温存、カットスリックでタイム
アタック。スリックタイヤを用いた鈴木選手、高橋選手に次ぐ3位につけた。
午後の公式予選第2回目では、片山、星野ともに温存したスリックタイヤでタ
イムアタックにかかった。A組では片山、B組では星野がベストタイムをマーク
してライバルをリードする。しかしセッション終了直前にそれぞれ、アービン選
手、中谷選手に逆転され、惜しくも揃ってグリッド2列目に並ぶこととなった。
星野一義:1分30秒328 B組2位
「マシンは完調だ。ポールポジションがとれなかったのが残念でしようがない。
本当ならばもっといいタイムがでるはずだったんだが、遅いマシンにひっかかっ
て、ヘアピンでハーフスロットルにしてしまったんだ。あれがなければ28秒台後
半に乗せることができたはず。そうすれば、ぶっちぎりのポールだったのにね。
とにかく、何の問題もないから決勝ではきっと勝つよ。でも、周回数も多いこと
だから、あわてずにじっくり構えていくつもりだ。」
片山右京:1分31秒807 A組2位
「ポールをとれなかったのは、ぼくのミスです。1セット目でタイムアタックに
入ったら、遅いマシンが前にいっぱいいて、7台くらいにひっかかってしまった。
それで、マシンのバランスを見きわめることができなかったんです。そのとき、
マシンは若干アンダーステア気味だったので、ピットインしたときに思い切って
ダンパーのセッティングを変更したんです。そうしたら変えすぎてしまってオー
バー気味になってしまった。これで2セット目はタイムが出ませんでした。1セ
ット目のときに、ぼくが落ちついてバランスを確かめておけばよかったんです。
ぼくの責任です。でも2列目なら権利ありますよね。スタートで勝負かけていき
ますよ。」
<決勝レース>
決勝レースのスタートで、星野はうまくダッシュを果たして2番手につけた。
しかしレースは1周を終える前に赤旗で中断。スタートはやり直されることと
なった。2度目のスタートでも星野はうまくダッシュしてポールの中谷選手の背
後につける。一方、片山はスタートに失敗したアービン選手をよけてコースの外
側に出る。このとき同時に後方から飛び出してきたクロスノフ選手を、片山はう
まくブロック、星野に次ぐ3番手を確保してレースにとりかかった。
星野は中谷選手の背後につけて隙をうかがう。首位争いは緊迫した一騎打ちと
なった。3番手につけた片山は1周目の第2ヘアピンでチーバー選手と接触、左
リヤホイールとサスペンションを破損したうえ、順位を一つ下げて苦しい戦いと
なっていた。
レースは結局そのまま進んでゴールを迎えることとなった。星野はファステス
トラップを記録しながら中谷選手を追ったが惜しくも届かず、中谷選手に遅れる
こと4秒819でチェッカーをくぐった。2位に入賞した星野は、ウィニングラ
ップに入った中谷選手のマシンに並びかかって手を上げ、F3000初優勝を果たし
た中谷選手を祝福。星野は今季初ポイントを記録してシリーズ連覇へ進みだした。
マシンに痛手を負いながら3位のマルティニ選手追撃を続けた片山も4位に入賞
してポイントを重ね、ポイントリーダーの座を守ったのであった。
星野一義: 1時間8分22秒782 2位
ファステストラップ 1分34秒267 32周目
「中谷君は安定していたな。ミスもしなかったし。原因はわからないんだが、最
終コーナーあたりで離されていってしまうんだ。悔しいけれど今日は完敗だ。気
持ちよく負けてしまった、という感じだな。だから、ウィニングラップで中谷君
に手を上げて合図を送ったんだ。こういうときは、ぼくは相手を素直にほめるん
だよ。ぼくは絶好調だったからね、スタートしたときに2位につけることができ
て、これでいけるかな、と思っていたんだ。でも追いかけているつもりなのに少
しずつ開いてしまった。最後の最後まであきらめなかったんだけど。悔しいよ。
このままじゃおさまらない。次の富士でやるよ。見ていてよ」
金子豊監督
「今回のレースは残念ですね。ファステストもとったし、星野はやるだけやりま
したよ。中谷君が良すぎたということでしょう。次はこうはいかせません。T90
とT91は今後も並行してテストを続けるつもりですが、T90以上の性能が出たと
ころでT91を使うことになるでしょう」
片山右京: 1時間8分56秒791 4位
「スタートで、アービン選手をよけようとして外に出た。そうしたら後ろからク
ロスノフ選手がきた。それで押え込んだんだけど、ちょっと悪いことしたかな。
よーしいくぞ、と思ったら1周目の第1ヘアピンでチーバー選手がぶつかってき
たんです。ぼくの左後輪とむこうの右がぶつかって、飛び上がってしまった。そ
れでホイールがまがってタイヤのエアが抜けてしまっったんです。ああ、これで
駄目かな、と思ったんだけど、タイヤが温まって内圧が上がったら、また走れる
ようになって、頑張りました。それでも操縦性が変わってしまって、コースの後
半はよれよれになってしまった。なんとか3位、と思ったんだけど無理でした」
田中弘監督
「悔しいね。今日はうちの力が出なかった。タイヤは迷わずハードを選んだ。1
月のテストでミディアムがちょうどいいくらいだったんだから、この気候ならハ
ードですよ。チーバー選手とぶつからなければ、おもしろいレースになったと思
う。でもタイヤがああいう状態になって、サスペンションのアライメントまで狂
って、あのタイムが出たんだから、よくやりましたよ。あのダメージを抱えて4
位だったら、OKでしょう。富士では3連勝目を狙うつもりだったんだが、予定
が狂ってしまったな」
<91年全日本F3000選手権ポイントランキング表>
(ドライバー部門)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 合 有
鈴 オ 富 美 鈴 菅 富 富 鈴 富 鈴 計 効
| ポ ポ
ト イ イ
ポ ン ン
鹿 リ 士 祢 鹿 生 士 士 鹿 士 鹿 ト ト
Pos ドライバー ス
-------------------------------------------------------------------
1 片山右京 9 3 12 12
2 中谷明彦 0 9 9 9
3 小河 等 6 1 7 7
4 星野一義 0 6 6 6
5 M・マルティニ 1 4 5 5
6 J・ラマース 4 0 4 4
7 関谷正徳 3 0 3 3
8 J・ハーバート 2 0 2 2
9 E・アービン 0 2 2 2
※ポイントは各レース、1~6位に9-6-4-3-2-1の各点が与えられる。
上位8レースの合計を有効ポイントとし、これによりシリーズ順位が
決定される。同点の場合は上位入賞回数の多い方を優先する。
※JAFの競技規則に基づき、当チームが集計したものです。
**CABIN Racing Team事務局/PAH00337/寺倉茂雄**
TEAM LEYTON プレスリリース
F3000合同テスト
4月3日(水) 美祢サーキット
美祢サーキットは、テスト3日目の今日も快晴に恵まれた。気温も昨日までとはうっ
て変わって23度Cまで上昇し、コンディション的には、来る5月に、ここ美祢サーキッ
トで行われるレースにほぼ近いものになった。
また、今日はテストも最終日とあって、多くのチームが予選タイヤでのシミュレー
ションを行い、コースは、データ収集にあせる車両で混雑した昨日の午前、午後の両
セッションに勝るとも劣らない渋滞となってしまった。
さらに、午前のセッションと午後のセッションの間には、2時間に渡るJAFのコー
ス査察の時間帯が設けられて走行時間は昨日より減っており、相変わらずの赤旗での
セッティング中断も手伝って、予選シミュレーションに向けてのセッティング出しの
ために、午前のセッションではコースインをあせるチームが後を絶たなかった。そし
て、それは新たな赤旗中断を招く結果となっていく……。
このような状況の中で、チーム・レイトンの15号車クルー、16号車クルーは、とも
に午前中のセッションをレース・セッティングを煮つめるために費やし、午後のセッ
ションを予選シミュレーションに充てるプログラムを立てていた。
まず、田中 実の15号車は、午後のセッションになると、すぐにセッティングを確
認するためにコースイン。そのラップで1分15秒84の好タイムをマークし、そのまま
予選シミュレーションに入ろうとした。しかし、いざタイムアタック・ラップに入ろ
うというときになって、エンジン・トラブルが発生。結局、1回目のタイムアタック
は完全に終えることのできないままとなってしまった。その後、エンジンの修理を終
え、再度タイムアタックに入るも、赤旗の連続で、完全にタイヤの寿命を終わらせる
こととなってしまっている。
一方、エース・ドライバーの関谷正徳も、タイムアタックはおろか、セッティング
確認の走行ができないほど、赤旗中断に巻き込まれ、2セットの予選用タイヤを使用
するだけで2時間をフルに要してしまい、午後のセッションで3番手のタイムをマー
クするだけにとどまってしまっている。
関谷正徳:
「今回は、本当にイライラしちゃった。運転しているより、コックピットに座ってい
る方が長いんだもの。いずれにしても、1セット目の予選タイヤはライフを終わらせ
ちゃったし、2セット目も、完璧というわけにはいかなかった。でも、とりあえず13
秒台はでたから、悪いテストじゃなかったと思う」
田中 実:
「昨日も今日も、赤旗がすごかったね。特に、今日は予選タイヤでアタックしようと
していた時に、セッション中断となってしまったから。でも、みんな予選仕様でアツ
クなっているから、仕方ないよね。でも、レースは、そこそこ行けるんじゃないかな。
レース・セッティングは、かなりいいセン行ってると思うんだ」
●4月3日(水) 午前
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'12.790
2 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'12.990
3 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'13.020
4 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'13.580
5 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'13.960
6 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'14.750
7 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'14.810
8 57 P.カルカッシ LOLA T90-50 MF-3 1'15.180
9 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'15.310
10 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'15.350
11 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'15.410
12 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'15.440
13 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'15.450
14 77 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'15.470
15 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'15.520
16 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'15.570
17 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'15.580
18 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'15.680
19 37 M.サロ LOLA T90-50 MF-3 1'15.720
20 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'16.110
21 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'16.500
22 23 古谷 直広 LOLA T90-50 MF-3 1'16.600
23 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'16.900
24 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'16.900
25 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'17.070
26 88 和田 久 LOLA T90-50 MF-3 1'17.150
27 7 高橋 国光 LOLA T91-50 MF-3 1'17.390
28 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'17.890
**********************************************************
●4月3日(水) 午後
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'13.140
2 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'13.190
3 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'13.360
4 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'13.570
5 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'13.590
6 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'13.600
7 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'13.620
8 77 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'14.030
9 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'14.100
10 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'14.200
11 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'14.230
12 9 T.ダニエルソン LOLA T90-50 MF-3 1'14.350
13 37 M.サロ LOLA T90-50 MF-3 1'14.520
14 23 古谷 直広 LOLA T90-50 MF-3 1'14.590
15 7 高橋 国光 LOLA T91-50 MF-3 1'14.750
16 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'15.020
17 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'15.090
18 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'15.180
19 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'15.510
20 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'15.850
21 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'15.850
22 57 P.カルカッシ LOLA T90-50 MF-3 1'15.900
23 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'15.950
24 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'16.610
25 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'17.400
26 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'17.480
27 88 和田 久 LOLA T90-50 MF-3 1'17.730
28 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'19.080
29 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 走行せず
30 2 中子 修 LOLA T90-50 MF-3 走行せず
**********************************************************
タイムはチーム・レイトンによる非公式手動計時。
提供:チーム・レイトン
TEAM LEYTON プレスリリース
F3000合同テスト
4月2日(火) 美祢サーキット
美祢サーキットは、早朝から快晴に恵まれ、どのチームも、少なくともウェット路
面でのテストは避けられると安堵の表情を見せていた。
しかし、その思いも束の間。時間が経つにつれ、サーキット周辺は風が強くなり、
さらに、その風がコース内のグラベルを乾かすことになってしまい、午後のセッショ
ンが始まる頃には路面はホコリに覆われてしまう。
そのうえ、テスト参加台数が今日から5台以上増え、走行車両の総数が30台以上に
のぼってコース上は大混雑。
このような決して良いとはいえないテスト・コンディションとテクニカルなコース
・レイアウトも手伝って、午後のセッションは、コース・アウトする車両が続出となっ
た。
セッションは5分走って、15~20分間中断というパターンを何度も繰り返し、タイ
ヤの暖まるヒマもないほどだった。
関谷正徳:
「今日はさんざんなセッションだったよ。コース・インしたら赤旗、赤旗、赤旗。2
ラップとまともに走れなかったよ。だから、セッティングの違いを吟味できるほどで
はなかった。でもとりあえずはタイムも上がってきているし、セッティングの方向性
は、悪い方には向かってないよ」
田中 実:
「昨日とくらべると、セッティングはかなり進んだね。いろいろ試していたら、方向
性が見えてきたんだ。燃料も結構積んでて16秒台に入れたから、悪くはないんじゃな
いかな。でも、今日はあまり走れなかったのが残念だね。明日は、もっと走り込みた
いね」
●4月2日(火) 午前
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'15.210
2 77 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'15.540
3 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'15.810
4 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'15.830
5 9 T.ダニエルソン LOLA T91-50 MF-3 1'15.890
6 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'15.950
7 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'15.960
8 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'16.020
9 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'16.180
10 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'16.220
11 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'16.230
12 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'16.260
13 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'16.270
14 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'16.310
15 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'16.320
16 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'16.350
17 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'16.410
18 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'16.480
19 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'16.550
20 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'16.660
21 2 中子 修 LOLA T91-50 MF-3 1'16.770
22 37 M.サロ LOLA T90-50 MF-3 1'16.860
23 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'16.870
24 23 古谷 直広 LOLA T90-50 MF-3 1'16.880
25 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'17.170
26 7 高橋 国光 LOLA T91-50 MF-3 1'17.950
27 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'18.100
28 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.140
●4月2日(火) 午後
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'13.850
2 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'13.920
3 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'14.200
4 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'14.930
5 37 M.サロ LOLA T90-50 MF-3 1'15.080
6 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'15.140
7 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'15.170
8 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'15.230
9 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'15.300
10 23 古谷 直広 LOLA T90-50 MF-3 1'15.410
11 77 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'15.480
12 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'15.580
13 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'15.630
14 9 T.ダニエルソン LOLA T91-50 MF-3 1'15.660
15 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'15.920
16 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'15.930
17 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'16.000
18 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'16.020
19 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'16.070
20 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'16.080
21 57 P.カルカッシ LOLA T90-50 MF-3 1'16.130
22 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'16.150
23 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'16.630
24 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'16.770
25 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'16.980
26 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'17.020
27 88 和田 久 LOLA T90-50 MF-3 1'17.120
28 2 中子 修 LOLA T91-50 MF-3 1'17.910
29 7 高橋 国光 LOLA T91-50 MF-3 1'18.160
30 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'18.490
**********************************************************
タイムはチーム・レイトンによる非公式手動計時。
提供:チーム・レイトン
TEAM LEYTON
プレスリリース
F3000合同タイヤテスト
4月1日(月)・美祢サーキット
改修になった美祢サーキット(旧称西日本サーキット)において、今日から3日間
の予定で、F3000合同タイヤテストが始まった。
サーキットの改修は、雑誌などで既報の通り、施設全般に及んでおり、コース自体
は旧コースを一部使用するものの、全くの新しいコースとなっている。
そのため、コースには全域に渡って新舗装のオイルが浮いていたり、泥やホコリが
浮いていたりして、レーシング・ラインにタイヤかすが落ち込むまでは、各ドライバー
とも終日タイムは安定しなかった。
今回のテストに向けて、チーム・レイトンは、従来通り関谷正徳にローラT90/50、
田中実にはラルトRT23を投入しており、それぞれ5月のレースに向けて積極的なデー
タ取りを行う。
なお、関谷は午前、午後の両セッション併せて82ラップ、田中は39ラップというロ
ングランをこなし、二人とも大きなトラブルもなくテスト初日を終えている。
関谷正徳:
「今日、初めて走ったけど、なかなか難しいコースだね。レースはおもしろくなるん
じゃないかな。セッティングの方は、まあまあといったところかな。大きな不安要素
はないよ。明日、明後日とジックリ走り込んで、セッティングを煮つめて行きたいね。
」
田中 実:
「ここは、86年にFJでタイトルをとったサーキットだから、コースが変わっても親
近感があるね。今日は、いろんなセッティングをトライしてみて、方向性をつかむこ
とに専念した1日だった。」
提供:チーム・レイトン
美祢:F3000合同タイヤテスト-FMOTOR4-(91-04-01) 合同タイヤテスト(午後)
山口県・美祢サーキット コース:ドライ
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'15.360
2 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'15.480
3 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'15.790
4 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'15.890
5 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'15.910
6 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'16.070
7 21 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 1'16.130
8 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'16.210
9 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'16.290
10 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'16.320
11 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'16.440
12 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'16.450
13 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'16.650
14 9 T.ダニエルソン LOLA T91-50 MF-3 1'16.650
15 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'16.890
16 2 中子 修 LOLA T91-50 MF-3 1'17.090
17 P.カルカッシ LOLA T90-50 MF-3 1'17.100
18 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'17.210
19 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'17.490
20 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'18.100
21 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'18.190
22 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'18.480
**********************************************************
タイムはチーム・レイトンによる非公式計時。
提供:チーム・レイトン
美祢:F3000合同タイヤテスト-FMOTOR4-(91-04-01) Tire Test
P No. Driver------------------ Car------------- Best-LapT
1 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'17.030
2 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'17.070
3 9 T.ダニエルソン LOLA T91-50 MF-3 1'17.440
4 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'17.500
5 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'17.530
6 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'17.810
7 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'17.920
8 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'18.030
9 21 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 1'18.300
10 34 M.マルティニ LOLA T91-50 MF-3 1'18.380
11 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'18.480
12 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'18.650
13 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'18.670
14 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.860
15 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'18.870
16 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'19.110
17 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'20.820
18 2 中子 修 LOLA T91-50 MF-3 1'23.040
19 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'27.040
20 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'32.640
**********************************************************
タイムは、チーム・レイトンによる非公式計時。
提供:レイトン・インターナショナル
本日開催予定のF3富士スプリング選手権は、深い霧のため、午後4時20分頃まで
スタートを見合わせたが、結局、霧のため中止になった。また、ザウルス・レースも
中止となり、ミラージュフレッシュマンとJSSの決勝レースだけが行われた。
レースは延期ではなく中止。チケットは、6月のN1耐久レースに振り替えられる。
なお、本日、富士には、鈴木亜久里選手が顔を見せていたが、これは、イギリス、
またはフランスのF3レースで日本人ドライバーを育てたいとのことで、F3ドライ
バーの走りを見にきたもの。ほぼ、誰にするかは決まったとのことらしい。
提供:レーシングニュース
富士スピードウェイで行われる「富士F3スプリング選手権レース」は、
スタート前に霧が出て、現在まだスタートしていません。
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
富士F3スプリング選手権レース -RIJ- (1991-03-30) Official Practice B-Group
For All Japan F3 Championship Rd.2 富士スピードウェイ:(4.470km)
P No. Driver----------- Car ------------------ Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 22 石川 朗 Ralt RT35 Mugen R1'30.443 177.924
2 10 伊藤 直澄 Ralt RT35 Mugen 1'30.999 0.556 176.837
3 20 佐藤 浩二 Ralt RT33 Mugen 1'31.044 0.601 176.750
4 27 羽根 幸浩 Ralt RT35 Mugen 1'31.046 0.603 176.746
5 14 土屋 圭市 Ralt RT35 Mugen 1'31.371 0.928 176.117
6 62 早田 岳史 Ralt RT35 Mugen 1'31.456 1.013 175.953
7 32 光貞 秀俊 Ralt RT34 Mugen 1'31.513 1.070 175.844
8 70 E.ビスコ Ralt RT35 Mugen 1'31.538 1.095 175.796
9 17 夏川 竜一 Ralt RT34 Mugen 1'31.643 1.200 175.594
10 15 西垣内正義 Reynard 913 Mugen 1'31.755 1.312 175.380
11 5 本山 哲 Ralt RT35 Mugen 1'31.801 1.358 175.292
12 13 中島 禎史 Ralt RT35 Mugen 1'31.810 1.367 175.275
13 25 森本 晃生 Ralt RT35 VW 1'31.832 1.389 175.233
14 66 中川 隆正 Ralt RT35 Mugen 1'31.852 1.409 175.195
15 3 金久 憲司 Ralt RT33 Mugen 1'31.859 1.416 175.182
------------------------ DNQ ----------------------------------------------
16 98 砂子 智彦 Ralt RT34 VW 1'31.872 1.429 175.157
17 9 飯田 薫 Ralt RT33 Mugen 1'31.925 1.482 175.056
18 31 権藤 謙光 Ralt RT35 Mugen 1'31.993 1.550 174.926
19 57 柴原 眞介 Ralt RT35 Mugen 1'32.152 1.709 174.625
20 72 戸田 哲史 Ralt RT33 Mugen 1'32.237 1.794 174.464
21 23 佐藤 泰紀 Ralt RT34 Toyota 1'33.625 3.182 171.877
22 12 水木 一智 Ralt RT34 Mugen 1'33.771 3.328 171.610
23 88 松井 茂樹 Ralt RT34 Mugen 1'35.000 4.557 169.389
24 56 篠塚 進 Ralt RT35 Mugen 1'35.000 4.557 169.389
***************************************************************************
※ 従来のコースレコードは1分30秒533
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
富士F3スプリング選手権レース -RIJ- (1991-03-30) Official Practice A-Group
For All Japan F3 Championship Rd.2 富士スピードウェイ:(4.470km)
P No. Driver----------- Car ------------------ Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 8 黒沢 琢弥 Tom's 031F Toyota R1'29.944 178.911
2 7 V.ロッソ Tom's 031F Toyota R1'30.527 0.583 177.759
3 89 P.アダムズ Ralt RT35 Mugen 1'31.124 1.180 176.595
4 18 田中 哲也 Ralt RT35 Toyota 1'31.151 1.207 176.542
5 2 高村 一明 Ralt RT35 Mugen 1'31.154 1.210 176.536
6 86 沢登 栄一 Ralt RT34 Mugen 1'31.335 1.391 176.187
7 84 岡田 晃典 Ralt RT35 Mugen 1'31.596 1.652 175.685
8 16 影山 正美 Ralt RT35 Mugen 1'31.609 1.665 175.660
9 29 大文字良浩 Ralt RT33 Mugen 1'31.734 1.790 175.420
10 33 藤永 敬道 Ralt RT35 Mugen 1'31.741 1.797 175.407
11 34 原 貴彦 Reynard 903 Mugen 1'31.784 1.840 175.325
12 28 野田 明 Ralt RT34 Mugen 1'31.839 1.895 175.220
13 19 金石 勝智 Ralt RT35 Mugen 1'31.864 1.920 175.172
14 76 井上 隆智穂 Dallala 391 Mugen 1'31.939 1.995 175.029
15 69 高橋 浩二 Ralt RT34 Mugen 1'31.984 2.040 174.943
------------------------ DNQ -----------------------------------------------
16 38 岡本 幸夫 Ralt RT35 Mugen 1'32.112 2.168 174.700
17 36 藤村 満男 Dallala 391 Mugen 1'32.243 2.299 174.452
18 77 木下 孝之 Dallala 391 Mugen 1'32.257 2.313 174.426
19 35 奥貫 直 Reynard 903 Mugen 1'32.259 2.315 174.422
20 6 小川 圭一 Ralt RT35 Mugen 1'32.449 2.505 174.064
21 65 沢田龍太郎 Ralt RT34 Mugen 1'32.539 2.595 173.894
22 91 前田 信哉 Ralt RT34 Mugen 1'33.033 3.089 172.971
23 81 鈴木 錦二 Ralt RT34 Mugen 1'33.454 3.510 172.192
24 21 見崎 清志 Ralt RT34 Mugen --------
***************************************************************************
※ 従来のコースレコードは1分30秒533
提供:チーム・レイトン
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
全日本F3第2戦/富士-FMOTOR4-(91-03-30) Starting Grid (トップ12)
For パナソニック全日本F3選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver---------------------------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 8 黒沢琢也 Tom's 031F Toyota 1'29.944 178.911
2 22 石川 朗 Ralt RT35 Mugen 1'30.443 0.499 177.924
3 7 V.ロッソ Tom's 031F Toyota 1'30.527 0.583 177.759
4 10 伊藤 直澄 Ralt RT35 Mugen 1'30.999 1.055 176.837
5 89 嶋村 健太 Ralt RT35 Mugen 1'31.124 1.180 176.595
6 20 佐藤 浩二 Ralt RT33 Mugen 1'31.044 1.100 176.750
7 18 田中 哲也 Ralt RT35 Toyota 1'31.151 1.207 176.542
8 27 羽根 幸浩 Ralt RT35 Mugen 1'31.046 1.102 176.746
9 2 高村 一明 Ralt RT35 Mugen 1'31.154 1.210 176.536
10 14 土屋 圭市 Ralt RT35 Mugen 1'31.371 1.427 176.117
11 86 沢登 栄一 Ralt RT34 Mugen 1'31.385 1.441 176.090
12 62 早田 岳史 Ralt RT35 Mugen 1'31.456 1.512 175.953
**************************************************************************
電話連絡で聞いた上位12台です。ゼッケンだけ送ってもらったため、一部にドライ
バーが交代している可能性があります。(ゼッケンと選手名は、ポールの黒沢選手を
除き、鈴鹿の第1戦時のエントリーリストを参照)
すがやみつる(FMOTOR4 SysOp/SDI00104)
TEAM LEYTON プレス・リリース
3月24日・日曜日
全日本F3000選手権第2戦/オートポリス
決勝レース:観客数5万3千人
レース当日の今日、オートポリスは昨日までの濃霧や強雨がウソであるかのように
晴れ渡り、絶好のレース日和となった。
しかし、チーム・レイトンの関谷正徳と田中実は、その天候とはうらはらに、ウォー
ムアップ走行でのタイムがそれぞれ25番手と20番手と奮わず、16号車クルー、15号車
クルーとも決勝てむけてのセッティングを見直さなければならなかった。
決勝までの4時間のインターバルの間に、チームはドライバーと入念なミーティン
グを行い、そこで決定したセッティングの方向性も、レース直前の最終ウォームアッ
プ走行で確認したチームだったが、突然16号車の関谷のローラのスターター・モーター
の調子がおかしくなり、関谷は全く予想外のピット・スタートを余儀なくされてしま
う。
そして、レース・スタート。15号車の田中実は絶妙のスタートを切り、ピット・ス
タートの関谷も猛然とした追い上げで1ラップ終了後には、最後尾の館選手の真後ろ
にまで迫ったが、レースはスタート失敗で赤旗中断となる。
しかし、2度目のレース・スタートは、予想された混乱もなく、田中は23番手グリッ
ドから好スタートを切り、再びピット・スタートとなった関谷も1回目のレース・ス
タートに勝るとも劣らない勢いで飛び出した。
ところが、先を走る田中のラルトは右リヤのアップライトに異常が発生して17ラッ
プ目にリタイヤを喫し、関谷はトップ・グループと同等のタイムでラップを重ねなが
らも、追い抜きの極めて難しいコース・レイアウトに惑わされて、最後尾から15番手
まで順位を上げたところでゴールを迎えた。
関谷正徳:
「ピット・スタートは、ほんとに万事休すだった。2回目のスタートは、グリッドか
らできると思ってたけど、うなく行かなかったね。それにしても、ここのコースで最
後尾からじゃ、ちょっと追い上げは難しかったよ。もちろん、全力は尽くして走った。
それは、タイムを見てもらえばわかってもらえるよ。マシンのバランスもよかったか
らね。でも、もっと走り込んでローラのデータが欲しいなってところが実感だよ」
田中実:
「1回目のスタートは、狙っていたこともあって、本当に会心のできだった。それだ
けに、あの赤旗は悔やまれるよ。マシンも、ウォームアップの時より、レース仕様は
かなり進んでいたからね。でも、15ラップ目くらいからリヤがおかしいなと思ってい
たら、17ラップ目のストレートでガクーンと壊れてしまった。まだ、マシンの初期ト
ラブルが出尽くしてなかったんだね、きっと」
提供:チーム・レイトン
全日本F3000レースin AUTO POLIS -RIJ- (1991-03-24) Official Results
For All Japan F3000 Championship Rd.2 日本オートポリス・サーキット:(4.674km)
P Gr No. Driver-------------- Car ----------------- Lap GoalTime--- -Km/h--
1( 1) 99 中谷 明彦 Lola T90/50 Mugen 43 1:08'17.963 176.560
2( 3) 1 星野 一義 Lola T90/50 Mugen 43 1:08'22.782 176.352
3( 5) 34 M.マルティーニ (I) Lola T90/50 Mugen 43 1:08'55.757 174.946
4( 4) 3 片山 右京 Lola T90/50 Ford DFV 43 1:08'56.791 174.903
5( 3) 11 E.アーヴィン (GB) Lola T90/50 Mugen 43 1:09'02.052 174.680
6(11) 21 小河 等 Lola T90/50 Mugen 43 1:09'03.995 174.598
7( 9) 24 J.ハーバート (GB) Ralt RT23 Mugen 43 1:09'08.353 174.415
8(10) 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 Mugen 43 1:09'11.728 174.273
9(16) 90 J.ラマース (HOL) Dome F102 Mugen 43 1:09'20.382 173.911
10( 6) 35 J.クロスノフ (USA) Lola T90/50 Mugen 43 1:09'23.858 173.766
11(12) 2 中子 修 Lola T90/50 Mugen 43 1:09'41.299 173.041
12(20) 23 古谷 直広 Lola T90/50 Mugen 43 1:09'46.082 172.843
13( 7) 98 服部 尚貴 Lola T90/50 Mugen 43 1:09'48.343 172.750
14(26) 37 M.サロ (SF) Lola T90/50 Mugen 43 1:09'50.387 172.665
15(18) 16 関谷 正徳 Lola T90/50 Mugen 43 1:09'51.832 172.606
16(24) 55 E.ベルタッジア (I) Lola T90/50 Mugen 42 - 1Lap
17(21) 20 影山 正彦 Lola T90/50 Mugen 42 - 1Lap
18(14) 4 G.リース (GB) Ralt RT23 Mugen 42 - 1Lap
19(22) 9 T.ダニエルソン(SWE)Lola T91/50 Mugen 42 - 1Lap
20(25) 7 高橋 国光 Lola T91/50 Mugen 42 - 1Lap
21(27) 27 舘 善泰 Lola T90/50 Mugen 42 - 1Lap
22(28) 44 金石 勝智 Lola T90/50 Mugen 39 - 4Laps
23(17) 43 松田 秀士 Lola T90/50 Ford DFV 18 - 25Laps
------------------------------ DNF ----------------------------------------
(23) 15 田中 実 Ralt RT23 Mugen 17 - 26Laps
(15) 8 松本 恵二 Dome F102 Mugen 2 - 41Laps
( 8) 25 R.チーバー (USA) Reynard 91D Mugen 0 - 43Laps
(19) 26 和田 孝夫 Lola T91/50 Mugen 0 - 43Laps
(13) 77 鈴木 利男 Lola T90/50 Ford DFV 0 - 43Laps
****************************************************************************
参加台数:34 出走台数:28 完走台数:22
ファステストラップタイム:星野一義 1分34秒267 32/43 178.497km/h
提供:日本オートポリス
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
全日本F3000レースin AUTO POLIS-RIJ-(1991-03-23) Starting Grid
For All Japan F3000 Championship Rd.2 日本オートポリス:(4.674km)
P No. Driver-------------- Car ----------------- Best-LapT -Behind -Km/h--
1 99 中谷 明彦 Lola T90/50 Mugen 1'30.124 186.703
2 11 E.アーバイン (GB) Lola T90/50 Mugen 1'31.531 1.407 183.833
3 1 星野 一義 Lola T90/50 Mugen 1'30.328 0.204 186.281
4 3 片山 右京 Lola T90/50 Ford DFV 1'31.807 1.683 183.280
5 34 M.マルティニ (I) Lola T91/50 Mugen 1'31.268 1.144 184.363
6 35 J.クロスノフ (USA) Lola T90/50 Mugen 1'31.878 1.754 183.139
7 98 服部 尚貴 Lola T90/50 Mugen 1'31.413 1.289 184.070
8 25 R.チーバー (USA) Reynard 91D Mugen 1'32.052 1.928 182.792
9 24 J.ハーバート (GB) Ralt RT23 Mugen 1'31.687 1.563 183.520
10 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 Mugen 1'32.069 1.945 182.759
11 21 小河 等 Lola T90/50 Mugen 1'32.164 2.040 182.570
12 2 中子 修 Lola T90/50 Mugen 1'32.165 2.041 182.568
13 77 鈴木 利男 Lola T90/50 Ford DFV 1'32.344 2.220 182.214
14 4 G.リース (GB) Ralt RT23 Mugen 1'32.200 2.076 182.499
15 8 松本 恵二 Dome F102 Mugen 1'32.344 2.220 182.214
16 90 J.ラマース (HOL) Dome F102 Mugen 1'32.391 2.267 182.122
17 43 松田 秀士 Lola T90/50 Ford DFV 1'32.758 2.634 181.401
18 16 関谷 正徳 Lola T90/50 Mugen 1'32.444 2.320 182.017
19 26 和田 孝夫 Lola T91/50 Mugen 1'32.970 2.846 180.987
20 23 古谷 直広 Lola T90/50 Mugen 1'32.779 2.655 181.360
21 20 影山 正彦 Lola T90/50 Mugen 1'33.017 2.893 180.896
22 9 T.ダニエルソン(SWE)Lola T91/50 Mugen 1'33.495 3.371 179.971
23 15 田中 実 Leyton 90B Mugen 1'33.434 3.310 180.089
24 55 E.ベルタッジア (I) Lola T90/50 Mugen 1'33.692 3.568 179.593
25 7 高橋 国光 Lola T91/50 Mugen 1'34.087 3.963 178.839
26 37 M.サロ (SF) Lola T90/50 Mugen 1'33.767 3.643 179.449
27 27 舘 善泰 Lola T90/50 Mugen 1'34.277 4.153 178.478
28 44 金石 勝智 Lola T90/50 Mugen 1'34.020 3.896 178.966
***************************************************************************
※奇数順位は予選B組、偶数順位は予選A組。
予選通過基準タイムは1分40秒913(110%)
天候:曇り コース:ドライ
提供:日本オートポリス
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
●全日本F3000第2戦
オールジャパンF3000 in AUTOPOLIS
B組第2回目予選結果
オートポリスのf3000決勝出場台数は合計28台。A、B組の上位14台までが決勝に
進出します。
B組2回目のタイムも、すべて1回目を上回っていますので、このまま最終予選結
果になります。
Ps.No. Driver(s) / Car Lap Time M.P.H.
-- ---- ------------------------------------------ -------- -------
1 99 中谷 明彦 Lola T90-50 MF-308 1:30.124R186.703
2 1 星野 一義 Lola T90-50 MF-308 1:30.328 186.281
3 34 M・マルティニ Lola T90-50 MF-308 1:31.268 184.363
4 98 服部 尚貴 Lola T90-50 MF-308 1:31.413 184.070
5 24 J・ハーバート Ralt RT23 MF-308 1:31.687 183.520
6 21 小河 等 Lola T90-50 MF-308 1:32.164 182.570
7 77 鈴木 利男 Lola T90-50 MF-308 1:32.344 182.214
8 8 松本 恵二 Dome F102 MF-308 1:32.513 181.881
9 43 松田 秀士 Lola T90-50 DFV 1:32.758 181.401
10 26 和田 孝夫 Lola T91-50 MF-308 1:32.970 180.987
11 20 影山 正彦 Lola T90-50 MF-308 1:33.017 180.896
12 15 田中 実 Leyton 90B MF-308 1:33.434 180.089
13 7 高橋 国光 Lola T91-50 MF-308 1:34.087 178.839
14 27 舘 善泰 Lola T90-50 MF-308 1:34.277 178.478
--------
15 5 長谷見 昌弘 Lola T91-50 MF-308 1:34.624 177.824
16 22 太田 哲也 Lola T90-50 MF-308 1:35.596 176.016
17 57 P.カルカッシ Lola T90-50 MF-308 出走せず
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿
●全日本F3000第2戦
オールジャパンF3000 in AUTOPOLIS
A組第2回目予選結果
すべてのマシンが1回目のタイムを上回っていますので、このままA組のグリッ
ドが確定します。なお、決勝出場台数は、まだ把握できていません。どなたか雑誌
等でわかる方がいたらフォローしてください。
1回目の掲載したA組予選結果中、ゼッケン37番はミカ・サロ選手のまちがい
でした。
Ps.No. Driver(s) / Car Lap Time M.P.H.
-- ---- ------------------------------------------ -------- -------
1 11 E・アーバイン Lola T90-50 MF-308 1:31.531 183.833
2 3 片山 右京 Lola T90-50 DFV 1:31.807 183.280
3 35 J・クロスノフ Lola T90-50 MF-308 1:31.878 183.139
4 25 R・チーバー Reynard 91D MF-308 1:32.052 182.792
5 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 MF-308 1:32.069 182.759
6 2 中子 修 Lola T90-50 MF-308 1:32.165 182.568
7 4 G・リース Ralt RT23 MF-308 1:32.200 182.499
8 90 J・ラマース Dome F102 MF-308 1:32.391 182.122
9 16 関谷 正徳 Lola T90-50 MF-308 1:32.444 182.017
10 23 古谷 直広 Lola T90-50 MF-308 1:32.779 181.360
11 9 T・ダニエルソン Lola T91-50 MF-308 1:33.495 179.971
12 55 E・ベルタッジア Lola T91-50 MF-308 1:33.692 179.593
13 37 M.サロ Lola T90-50 MF-308 1:33.767 179.449
14 44 金石 勝智 Lola T90-50 DFV 1:34.020 178.966
15 36 福山 英朗 Lola T90-50 MF-308 1:34.106 178.803
16 88 和田 久 Lola T90-50 MF-308 1:34.476 178.102
17 10 V・ヴァイドラー Lola T91-50 MF-308 1:35.028 177.068
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)
●全日本F3000第2戦
オールジャパンF3000 in AUTOPOLIS
B組第1回目予選結果
Ps.No. Driver(s) / Car Lap Time K.P.H.
-- ---- ------------------------------------------ -------- -------
1 77 鈴木 利男 Lola T90-50 MF-308 1:36.861 173.717
2 7 高橋 国光 Lola T91-50 MF-308 1:37.316 172.905
3 1 星野 一義 Lola T90-50 MF-308 1:37.700 172.225
4 34 M・マルティニ Lola T90-50 MF-308 1:38.391 171.016
5 15 田中 実 Leyton 90B MF-308 1:38.454 170.906
6 99 中谷 明彦 Lola T90-50 MF-308 1:38.602 170.650
7 98 服部 尚貴 Lola T90-50 MF-308 1:39.259 169.520
8 27 舘 善泰 Lola T90-50 MF-308 1:39.415 169.254
9 24 J・ハーバート Ralt RT23 MF-308 1:39.574 168.984
10 26 和田 孝夫 Lola T91-50 MF-308 1:39.723 168.731
11 43 松田 秀士 Lola T90-50 DFV 1:39.795 168.610
12 20 影山 正彦 Lola T90-50 MF-308 1:40.007 168.252
13 22 太田 哲也 Lola T90-50 MF-308 1:40.039 168.198
14 5 長谷見 昌弘 Lola T91-50 MF-308 1:40.059 168.165
15 21 小河 等 Lola T90-50 MF-308 1:40.400 167.594
16 8 松本 恵二 Dome F102 MF-308 1:40.537 167.365
17 57 P.カルカッシ Lola T90-50 MF-308 出走せず
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿
●全日本F3000第2戦
オールジャパンF3000 in AUTOPOLIS
A組第1回目予選結果
Ps.No. Driver(s) / Car Lap Time K.P.H.
-- ---- ------------------------------------------ -------- -------
1 3 片山 右京 Lola T90-50 DFV 1:40.023 168.225
2 11 E・アーバイン Lola T90-50 MF-308 1:40.416 167.567
3 25 R・チーバー Reynard 91D MF-308 1:41.806 165.279
4 23 古谷 直広 Lola T90-50 MF-308 1:42.211 164.624
5 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 MF-308 1:42.405 164.312
6 90 J・ラマース Dome F102 MF-308 1:42.506 164.150
7 4 G・リース Ralt RT23 MF-308 1:42.671 163.887
8 37 岡田 秀樹 Lola T90-50 MF-308 1:42.965 163.419
9 35 J・クロスノフ Lola T90-50 MF-308 1:43.195 163.054
10 16 関谷 正徳 Lola T90-50 MF-308 1:43.806 162.095
11 55 E・ベルタッジア Lola T91-50 MF-308 1:44.193 161.493
12 88 和田 久 Lola T90-50 MF-308 1:44.484 161.043
13 9 T・ダニエルソン Lola T91-50 MF-308 1:44.596 160.870
14 10 V・ヴァイドラー Lola T91-50 MF-308 1:44.889 160.421
15 36 福山 英朗 Lola T90-50 MF-308 1:45.867 158.939
16 44 金石 勝智 Lola T90-50 DFV 1:46.101 158.589
17 2 中子 修 Lola T90-50 MF-308 1:47.614 156.359
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿
オートポリスで行われているF3000レースの予選1回目、雨は上がって
いるものの、まだ路面はウェット。次第に乾きつつあり、タイヤの選択が勝負。
A組では片山右京が1分46秒023でトップ、2位はチーバー、1分40秒
657。
またB組では鈴木利男が1分36秒866をマークしてトップに。
以下、高橋国光、星野一義、マルティニ、田中実、中谷明彦の順。
鈴木や国光はすでにスリックタイヤ。
星野らはスリックに縦に5本位グルービングされたタイヤのようだ。
情報提供:莟 大介/AUTOPOLIS
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
●富士F3000合同タイヤテスト
3月13日・水曜日・13:00~17:00
富士スピードウェイ 天気:曇り
富士F3000合同タイヤテスト-FMOTOR4-(91-03-13) Free Practice
For 全日本F3000選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver---------------- Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'17.470 207.719
2 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'17.760 0.290 206.944
3 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'17.810 0.340 206.811
4 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'17.830 0.360 206.758
5 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'18.010 0.540 206.281
6 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'18.070 0.600 206.123
7 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'18.170 0.700 205.859
8 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'18.200 0.730 205.780
9 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'18.300 0.830 205.517
10 9 T.ダニエルソン LOLA T90-50 MF-3 1'18.310 0.840 205.491
11 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'18.410 0.940 205.229
12 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'18.510 1.040 204.968
13 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'18.560 1.090 204.837
14 12 黒沢 琢也 RALT RT23 MF-308 1'18.590 1.120 204.759
15 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.600 1.130 204.733
16 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'18.900 1.430 203.954
17 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'19.020 1.550 203.645
18 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'19.040 1.570 203.593
19 88 和田 久 LOLA T90-50 MF-3 1'19.050 1.580 203.567
20 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 1'19.190 1.720 203.207
21 37 岡田 秀樹 LOLA T90-50 MF-3 1'19.230 1.760 203.105
22 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'19.260 1.790 203.028
23 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'19.420 1.950 202.619
24 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'19.560 2.090 202.262
25 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'19.640 2.170 202.059
26 36 福山英朗 LOLA T90-50 MF-3 1'19.720 2.250 201.856
27 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'20.170 2.700 200.723
28 57 兵頭 秀二 LOLA T90-50 MF-3 1'24.770 7.300 189.831
29 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'25.530 8.060 188.145
**************************************************************************
タイムはチーム・レイトンによる非公式計時。
提供:チーム・レイトン
TEAM LEYTON
プレスリリース
F3000合同タイヤテスト
3月14日・富士スピードウェイ
テスト2日目の3月14日の走行は、おりからの強い雪のために中止になった。
走行開始時かの午前9時には、トーマス・ダニエルソン選手、星野一義選手、チー
ム・レイトンの田中実、そして古谷直広選手が、それぞれ雨の中をコースインしたが、
路面状況は極めて悪く、いずれも1ラップもコンプリートせずにマシンを降りた。
その後、雨はみぞれに、みぞれは雪に変わり、富士スピードウェイは、10時頃には
完全な雪景色となってしまった。そのため、タイヤ協会は、やむを得ずテスト中止の
判断を下すこととなった。
提供:チーム・レイトン
●F3000合同タイヤテスト
3月13日・富士スピードウェイ
今日3月13日から2日間の予定で富士スピードウェイで合同タイヤテストが始まっ
た。
これはF3000選手権第3戦へ向けたテストであるが、今年初めての富士で走行とあっ
て、参加したのは29台と、かなり大規模なものとなった。
各チームとも、1991年の富士での初戦へかける意気込みは並々ならぬものがあるよ
うだ。
チーム・レイトンは、今回のこのテストには、エースの関谷正徳にローラT90/50と
富士では速さに定評のあるレイトンハウス90Bを用意。2日間の長いテスト・セッショ
ンを利用して、入念な比較テストを行う。また、チームメイトの田中実には、開幕戦
同様、ラルトRT23を用意。田中自身、F3000では初めての富士ということもあり、と
にかくデータ取りを進めるというプログラムだ。
関谷正徳;
「マシンを変えて、色々セッティングをトライしているところだから、今日のとこ
ろはなんとも言えないね。それに、ローラで富士を走るのは初めてのことだし。とに
かく、今日はデータ取りを行ったという程度だね。これから、マシンをモディファイ
して、明日どこまでセッティングを詰められるかがレースのカギになるね」
田中 実;
「ラルトの初期トラブルがまだ出尽くしていないから、セッティング関係は明日に
なると思う。とにかく、走り込みが今回のテストの目標だね」
●テスト・タイム (9:00~12:00 天候:曇り)
富士F3000合同タイヤテスト-FMOTOR4-(91-03-13)
For 全日本F3000選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver----------------- Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'18.220 205.727
2 99 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.580 0.360 204.785
3 1 星野 一義 LOLA T91-50 MF-3 1'18.590 0.370 204.759
4 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'18.750 0.530 204.343
5 8 松本 恵二 DOME F102 MF-308 1'18.770 0.550 204.291
6 90 J.ラマース DOME F102 MF-308 1'19.030 0.810 203.619
7 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'19.060 0.840 203.542
8 4 G.リース RALT RT23 MF-308 1'19.190 0.970 203.207
9 26 和田 孝夫 LOLA T91-50 MF-3 1'19.260 1.040 203.028
10 16 関谷 正徳 LOLA T90-50 MF-3 1'19.280 1.060 202.977
11 21 小河 等 LOLA T91-50 MF-3 1'19.310 1.090 202.900
12 9 T.ダニエルソン LOLA T91-50 MF-3 1'19.360 1.140 202.772
13 37 岡田 秀樹 LOLA T90-50 MF-3 1'19.410 1.190 202.645
14 10 V.バイドラー LOLA T91-50 MF-3 1'19.440 1.220 202.568
15 24 J.ハーバート RALT RT23 MF-308 1'19.500 1.280 202.415
16 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 1'19.570 1.350 202.237
17 27 館 善泰 LOLA T90-50 MF-3 1'19.930 1.710 201.326
18 12 黒沢 琢也 LOLA T90-50 MF-3 1'20.140 1.920 200.799
19 11 E.アーバイン LOLA T90-50 MF-3 1'20.240 2.020 200.548
20 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'20.530 2.310 199.826
21 88 和田 久 LOLA T90-50 MF-3 1'20.620 2.400 199.603
22 25 R.チーバー REYNARD 91D MF-3 1'20.690 2.470 199.430
23 5 長谷見 昌弘 LOLA T91-50 MF-3 1'20.960 2.740 198.765
24 36 福山英朗 LOLA T90-50 MF-3 1'21.080 2.860 198.471
25 15 田中 実 RALT RT23 MF-308 1'21.480 3.260 197.496
26 20 影山正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'21.960 3.740 196.340
27 57 兵頭 秀二 LOLA T90-50 MF-3 1'24.690 6.470 190.011
28 98 服部 尚貴 LOLA T90-50 MF-3 1'49.370 31.150 147.134
***************************************************************************
提供:チーム・レイトン
富士500kmレース-FMOTOR4-(91-03-09) Official Results
For 全日本スポーツプロトタイプ 富士スピードウェイ :(4.47km)
P Gr No. Driver-------------------------------------- Lap GoalTime--- -Km/h--
1( 1) 23 星野一義/鈴木利男 Nissan R91CP 112 2:39'01.432 188.892
2( 7) 27 中谷明彦/V.Weidler(D) Nissan R91CK 112 2:39'02.503 188.871
3( 5) 36 関谷正徳/小河 等 Toyota R90-CV 112 2:40'23.285 187.286
4( 6) 25 和田孝夫/岡田秀樹 Nissan R91V 111 1Lap
5( 9) 2 高橋国光/S.Dickens(S) Porsche 962C 111 1Lap
6( 4) 37 Lees(GB)/P.Raphanel(F)/Elgh(S) Toyota 90C-V 111 1Lap
7( 8)100 G.Fouche(ZW)/S.Andskar(S) Porsche 962C 111 1Lap
8(11) 7 T.Needel(GB)/A.Reid(GB) Porsche 962C 110 2Laps
9( 3) 1 長谷見昌弘/A.Olofsson(S) Nissan R90CP 110 2Laps
10(10) 3 W.Hoy(GB)/H.Huysman(N) Porsche 962C 109 3Laps
11( 2) 38 R.Ratzenberger(A)/長坂尚樹 Toyota 90C-V 105 7Laps
12(12)202 従野孝司/寺田陽次朗 Mazda 787 97 15Laps
13(14) 92 J.Weaver(GB)/H.Haywood(USA) Porsche 962C 92 20Laps
********************************** - D N F - *********************************
(13)201 D.Kennedy(IRL)/P.Dieudonne(B) Mazda 787 108 4Laps NC
(15)230 白鳥哲次/清水正智/藤井修二 Mazda 767 101 11Laps NC
******************************************************************************
●トップと同一周回は3台でした。
●No.1のニッサンは、昨年型のR90CP。
●ベストタイム
No.23・星野一義 Nissan R91CP, 1:20.246, 4/112 laps, 200.533km.h
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
全日本ロングディスタンス・シリーズと名前を変えた今年のグループCカーレース。
その第1戦「全日本富士500kmレース」が静岡県駿東郡小山町の富士スピードウ
ェイで開催された。
昨年から国産マシン優位を続けているこのカテゴリーのレースだが、今年もその傾
向は変わらず、ニューカーを持ち込んだ星野、鈴木利男のカルソニック・ニッサンR
91CPが、ポールポジションからスタートし、途中、ドアがキチンと閉まらなくなるな
どのマイナートラブルはあったものの、ほぼトップを走り続け、112周を2時間39
分1秒432で走り抜き、優勝した。
2位には、昨年WSPCで使用されていたニッサンR90CKを、それまでのポルシェ
に代えて使用したノバのフロムエー・ニッサンが僅差で続いた。
3位にはミノルタ・トヨタ、4位には伊太利屋・ニッサン。ここまでがトップと同
ラップの112周。
ゼッケン2のタイサン・ポルシェが5位。37番のトヨタが6位だった。
昨年のチャンピオン、長谷見/オロフソンは、オルフソンの周回義務回数を間違え
たり、燃費調整をするなど予定外のピットインが重なり、順位を落とした。
15台出走した中で13台が完走。気候のせいか、完走率の高いレースだった。
このレースには、昨年から参加しているスパイスが未出走だが、SWC鈴鹿に、か
つてF3やGCをドライブした吉川とみ子選手のドライブで参加するらしい。
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)
<JSPC 第1戦 富士500km 結果速報>
1 23 カルソニック・ニッサンR91CP
2 27 フロム・A ニッサンR90CK
3 36 ミノルタ・トヨタ90C-V
1位と2位の差は約1秒
3位は最終ラップで25を抜いた36ミノルタが取った
MHF00324/渡辺 幹雄
全日本スポーツプロトタイプカー-FMOTOR-(1990-03-09) Official Practice
For All Japan Sport Prototype Car 富士スピードウェイ:(4.47km)
P No. Driver------------------------- Car ----------- Best-LapT ---Behind
1 23 星野 一義/鈴木 利男 Nissan R91CP R1'16.081
2 38 ラッツェンバーガ/長坂 尚樹 Toyota 90C-V R1'16.116 0.035
3 1 長谷見昌弘/A.オロフソン Nissan R90CP 1'16.382 0.301
4 37 リース/ラファネル Toyota 90C-V 1'16.545 0.464
5 36 関谷 正徳/小河 等 Toyota 90C-V 1'17.346 1.265
6 25 和田 孝夫/岡田 秀樹 Nissan R91-V 1'18.306 2.225
7 27 中谷 明彦/V.バイドラー Nissan R91CK 1'18.467 2.386
8 100 G.フーシェ/S.アンドスカー Porsche 962C 1'19.679 3.598
9 2 高橋 国光/S.ディケンズ Porsche 962C 1'19.799 3.718
10 3 W.ホイ/H.ハイズマン Porsche 962C 1'20.076 3.995
11 7 T.ニーデル/A.レイド Porsche 962C 1'20.321 4.240
12 202 従野 孝司/寺田陽次朗 Mazda 787 1'20.520 4.439
13 201 D.ケネディ/P.デュドネ Mazda 787 1'20.561 4.480
14 92 J.ウィーバー/H.ヘイウッド Porsche 962C 1'23.485 7.404
15 230 白鳥哲次/清水正智/藤井修二 Mazda 767 1'24.392 8.311
****************************************************************************
提供:北島滋穂/富士スピードウェイ
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
<<<< CABIN Racing Team Press Release ==================================
1991年全日本F3000選手権 1991年3月6日
RACE INFORMATION キャビン・レーシングチーム事務局
第1戦「ミリオンカードカップレース2&4鈴鹿」
幸運を引き寄せた快走
片山、初ポール、初優勝
星野一義 予選A組4位 決勝リタイヤ
片山右京 予選A組1位 決勝優勝
腕を高く上げて、片山右京はコントロールラインを通過した。F3000レース
参戦26戦目にして、初めての優勝であった。何度か腕を上げながら右京は初
めてのウィニングランに入る。しかし、彼の乗ったCABIN T90/DFV
は、ヘアピンコーナーを過ぎたあたりでゆっくりと止まった。駆動系のトラブ
ルだった。「もし半周、早かったら....」チームスタッフが安堵の胸をなでお
ろす。実力ばかりではなく幸運も、右京は自分の味方に引き入れていたのだ。
キャビン・レーシングチームは星野一義が勝った1988、1989、1990年に続き、
開幕戦4連勝を飾った。
1991年全日本F3000選手権・開幕戦「ミリオンカードカップレース2&4鈴
鹿」が、3月2日(土)3日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで開催された。
キャビン・レーシングチームは、このレースに星野一義、片山右京の陣容で参
戦した。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithインパル
ドライバー:星野一義
監督 :金子 豊
マシン :ローラT91-50/無限(Tカー ローラT90-50/無限)
キャビン・レーシングチームwithヒーローズ
ドライバー:片山右京
監督 :田中 弘
マシン :ローラT90-50/DFV(Tカー レイナード89D/DFV)
<マシン>
星野は英国ローラ社製の1991年向けマシン、ローラT91-50を持ち込んだ。
チームでは、シャシー番号4のマシンをいち早く入手、テスト走行を繰り返し
た。テストを通してコクピット周りを星野のドライビングポジションに合わせ
て整形するとともに、サイドポンツーン上部のエンジン用吸気口の形状を変更
している。片山は、1991年用T91-50のデリバリーが遅れたため、昨年のT90-
50を引続き用いる。マシンの仕様には特に変更はない。
<公式予選>
第1回目の公式予選セッションは、晴天の下、ドライコンディションで行な
われた。星野、片山ともに予選A組からの出走だが、参加台数が増加したため
エントラント間の協議によりA組はさらに2分割された。片山は前半組、星野
は後半組でタイムアタックを行なった。
片山はこの1回目のセッションに2セットの予選用タイヤを投入する作戦を
とり、2回目のアタックで1分44秒325のコースレコードを記録してセッショ
ンを終えた。
一方の星野は新しいT91-50にメカニカルトラブルが発生して思い通りの走
行をすることができず、タイムは1分48秒082に留まる。チームは、Tカーで
あるT90-50で2回目の予選を戦うことを決定する。
2回目のセッション、星野はTカーでタイムアタックにかかり、1分46秒00
5までタイムを短縮して順位をA組4位にまで上げ、予選走行を終えた。
星野一義:1分46秒005 A組4位
「午前中は、トラブルが出てまったくスピードに乗れなかった。ブレーキもフ
ィーリングがよくなかったし、タイムが出せる状態ではなかったんだ。それで、
午後は去年のマシンを使った。こっちはいいフィーリングだった。でも、今日
のコンディションに合わせたセットアップをする時間がなかったから、あれ以
上のタイムは無理だった。こんなこともあるよ。去年の菅生で、予選17位から
3位になったように、後ろから追い上げることにするよ。6台抜けばいいんで
しょう」
片山右京:1分44秒325 A組1位(ポールポジション)
「午前中にタイヤを2セット使ったのは作戦通り。シーズンオフの間に徹底的
に走り込んでいたので自信はあったんです。1セット目は様子を見るつもりで
慎重に走って、2セット目で勝負をかけました。でも、ヘアピンで前のクルマ
にひっかかったのと、ぼく自身ちょっとラインを変えたせいでタイヤを滑らせ
すぎてしまったために、目標だった1分43秒台に入れなかったのが残念です。
午後のセッションで小河さんが猛烈に追い上げてきたので肝を冷やしましたよ。
決勝はスタートしてみなければわからないな。うまくスタートできたら、その
とき考えます」
<決勝レース>
決勝で片山が見せたスタートは絶妙だった。片山は初めてのポールポジショ
ン(今回から鈴鹿のポールポジションはコース外側となった)から飛び出し、
そのまま加速して2位の小河選手を1コーナーで押え込んだ。
一方星野は4列目のグリッドからジャンプを狙ってコース内側に進路をとっ
たが、結局順位を上げることはできず、7位で1コーナーを通過した。
星野は、前をいくダニエルソン選手に激しく攻めかかる。7周目に4位を走
行中のマルティニ選手がスピンして遅れたために星野は6位に進出。さらに順
位を上げるために1分49秒台後半から1分50秒台前半の速いペースでダニエル
ソン選手攻略を続ける。
ところが10周目の2コーナーでダニエルソン選手が星野の目前でスピン。星
野は外側に避けたものの、そのままコースから飛び出し、サンドトラップを横
切ってタイヤバリアに正面から突っ込んでしまった。マシンは走行不能となり、
星野はここでレースをあきらめざるをえなかった。
片山は首位を走りながら小河選手の激しい攻撃にさらされていた。とくにコ
ース前半、デグナーに至る部分で、片山はコーナリングに苦しみ、小河選手に
テール トゥ ノーズとなるまで攻め寄られる。しかし、カシオトライアング
ルから直線にかけて片山は松浦DFVのパワーを活かして小河選手を引き離す。
チェッカーを受ける直前まで、片山は小河選手の執拗なアタックを受けた。
しかし、片山は守りきった。35周のレースを首位のまま走りきって、片山は
最初のチェッカーフラッグを受けたのであった。田中監督を先頭に苦楽をとも
にしたチームの面々がコントロールラインを通過する片山を待ち受け、手を振
ってそれを迎えた。これはまたコスワースDFVエンジンにとっても全日本F
3000シリーズ初優勝となった。
チェッカーを受けた片山はウィニングランに入ったが、ヘアピンを過ぎてマ
シンをコース脇に止めた。駆動系にトラブルが発生、走行不能に陥ったのだ。
コクピットを降りた片山を、小河選手のマシンが待っていた。片山は争い続け
たライバルである小河選手のマシンのサイドポンツーンに乗って、関係者やフ
ァンの待ち受けるグランドスタンドへと凱旋したのであった。
星野一義:9周 リタイヤ
「スタートした時点で、優勝は無理かな、と感じていた。でも、新しいマシ
ンなので、ここで走っておけばシーズンのためにはなるだろうと思った。かな
りいいタイムで走れていたしね。このまま頑張れば3位にはなれるだろう、と。
チャンピオンを守るためには、ポイントをとっておきたかったしね。ダニエル
ソン選手のスピンは、しようがないよ。レースなんだし、スピンだってする。
あれは誰の責任でもないよ。今回は、右京君に素直におめでとうと言おう。で
も、次はこんなに簡単に勝たせるつもりはないよ」
金子 豊監督
「トラブルが解決したので、T91で決勝を戦うことにした。データを蓄積
することにもつながるしね。新しい体制での初めてのレースだったけれど、チ
ームもよく働いてくれたと思っているよ。アクシデントさえなければ、いいと
ころまでいけたはずだ。同じCABINとはいってもレースとなれば右京はラ
イバルだからね。次のレースでは必ず勝ってみせるよ」
片山右京選手: 1時間3分33秒365 優勝
ファステストラップ 1分47秒195 34周目
「ひとこと、本当に嬉しい! でもレース中は小河さんがピッタリつけてく
るので、大変なプレッシャーでしたよ。終盤、130Rで周回遅れの松田さん
がいて、抜こうとしたんだけど、松田さん、気づいてなかったみたいでコース
を開けてくれなかったんですよ。それで手を上げたの。怒って手を上げたんじ
ゃないですよ。気がついてくれたかな、と思って合図したつもりだったんです。
そうしたら、松田さんのヘルメットが動いて、バックミラーを見たのがわかっ
たから、シケインで抜いた。同じDFVユーザーなんだから、ぼくが抜いたあ
とで小河さんをブロックしてくれればいいなー、って正直思いましたよ。して
くれませんでしたけどね。それだけ辛かった。でも、苦しかったけれど冷静な
ところは冷静でした。ビビリながら落ちついていたって感じですね。15、6
周目からギヤがゴロゴロ音を立てていたんで、心配は心配だったんですけど、
最後のラップでヘアピンを立ち上がったところで走れなくなっちゃった。ラッ
キーでしたよねえ」
田中 弘監督
「ついていたなあ。こういう幸運があるんだから、今年は右京の年だってこ
とだよ。スタートするときは、もし小河選手に抜かれても必ず抜き返せるから
慌てないで様子をみろ、と言って送りだした。ウォームアップが終わった時点
で右京の注文を聞いてアンダー気味のセッティングに変えた。それで、決勝で
はコーナリングが苦しくなったんだ。小河選手は逆にウォームアップのときよ
りも良くなっていたからね。あれは右京の注文を聞きすぎて失敗したな。この
調子なら、立て続けに3つ、いけるかもしれないよ。今年の目標は、チャンプ
奪取以外にはない」
資料提供:キャビン・レーシングチーム事務局
TEAM LEYTON PRESS RELEASE
3月3日 鈴鹿サーキット
レイトンハウス・レーシングチームの関谷正徳は、マシン・トラブルに見舞われな
がらも、最後までマシンをいたわって、開幕戦の鈴鹿を4位という好成績で終えた。
一方、チームメイトの田中実は、16ラップ目に2コーナーでコースアウト。残念
なリタイヤを喫している。
関谷はスタート直後にマウロ・マルティニをかわし、片山、小河についで3番手の
ポジションで1コーナーに飛び込んだ。その後、片山と小河の争いの行方を見ながら
ポジションアップの期を伺っていた関谷だったが、レース中盤から3速ギアの調子が
悪化し、最終的には3速は完全に使えなくなってしまっていた。その後は、ミッショ
ン・トラブルが続発しないように、最後までマシンをいたわる走りに切り替え、ハー
バートとラマースのアタックをかわしながらゴールを目指したが、3速のないという
ハンディキャップはいかんともしがたく、最終ラップのヘアピンの立ち上がりでラマー
スにかわされ、無念の4番手ゴールとなった。
一方、チームメイトの田中実は無難なスタートを切り、21番手のポジションから
追い上げを開始した。しかし、15番手まで浮上した17ラップ目の2コーナーで痛
恨のミスを犯してコースアウト。そのまま、無念のリタイヤとなっている。
関谷正徳
「マシンのフィーリングもOKで、セッティングも決まっていた。それだけに、今
回の結果は惜しいの一言につきるね。3速が無くなってからは、3番手をなんとか確
保しようと努力したけど、ヘアピンの立ち上がりなんかでは厳しかったよ。でも、マ
シンが最後までもってくれて良かった。止まってしまったら、なんにもならないから
ね。それに、ポイントも取れたから。後は次のレースに向けてまた頑張るだけだよ。」
田中実
「マシンの調子は良かった。でも、今回は自分のミスです。完走できなかったのは
残念だけど、もっと走りこんで頑張ります。」
提供:チーム・レイトン
■片山右京、まずは快進撃の第一歩■
「僕が見ているのは1台だけですから、あとの27台は見てません」今年1月鈴
鹿で行われたインタビューで彼はそう言い切った。
コースイン5分前のピットで、コクッピットにおさまった、彼は一点を見つめて
いた。そう、その視線先には同じカラリーングのその1台があるのだ。彼には必ず
越えなければならないその1台が。
「僕の方が勝っているとしたら、きっとそれはチームの総合力でしょう。ドライ
バーじゃないですよ」その1台とのテストタイム差の原因を冷静に分析し、彼はそ
う言いながら、その言葉とは裏腹に自信ありげに微笑んだ。
スターターの音が激しく鳴り響くピットで、彼はコクッピットにおさまったまま
スタートの時を待つ。あの時と同じ自信ありげな目で。
そして、35周を終了して表彰台の中央で彼はこう言った、「今日のレースはマ
シンのアドバンテージで勝てたので、実力じゃだめだなあって良く解りました。」
ともちろん自信ありげに微笑みながら・・・
------------------------------------------------------------------------------
1991 ALL JAPAN F3000 CHAMPIONSHIP
ROUND 1
MILLION CARD CUP RACE
2&4 SUZUKA
SUZUKA CIRCUIT
2-3 MARCH 1991
ミリオンカードカップレース2&4鈴鹿
全日本F3000選手権シリーズ第1戦
Report/Youichi Fukuda[NBG01300]
------------------------------------------------------------------------------
鈴鹿のパドックにエンジン音が響き渡るころ、風はまだ冷たいものの、日差しは
かなりきついものとなっていた。スタート時間が近つぎ各チームのメカニックやス
タッフ達がピットレーンを慌ただしく走り回る。この時になっても黒沢のマシンは、
リヤのカウルを開けてエンジンを吹かして調整を行っている。
完璧な体制で望むチーム。レース直前にやっとセットアップの完成したチーム。
それぞれのチームと選手の複雑な思惑の中、それでも、全チームに平等に午後2時
はやって来た。そして、赤いキャビンのマシンがいつもの様にポールにマシンを止
めた。しかし、それはいつもとは違っていた。そのキャビンのシートにおさまって、
じっとシグナルを見つめるのは、星野ではなかったのだ。ポールを手にした片山は
今年から変更されたポールポジションの位置であるアウト側にマシンを止めた。そ
の右手に予選2番手の小河がマシンを止める。
シグナルがグリーンになると片山はアウト側から力強く小河をリード。スタート
は混乱も無くほぼ予選通りのオーダーで完了した。
オープニングラップは片山を先頭に小河、関谷、マルティニ、ハーバート、ダニ
エルソンの順。ここで早くもカシオトライアングルで接触発生。どうやら服部とチー
バーらしく服部はリタイヤした模様。
4周目、チーバー、リースが同時にピットへ。フロントウイングを外して作業に
入った。その頃、同じくピットでは和田がリヤのカウルを開けている。エンジンが
止まってしまうトラブルが発生しているらしい。
6周目、片山と小河の間隔が少し開く。そして、やはり6番手のダニエルソンの
うしろに星野が迫って来た。そして、徐々にダニエルソンとの間隔を詰めている。
7周目、影山がホームストレートを惰性でゆっくり下ってくる。どうやらミッショ
ンを壊したらしい。そのままピットレーンの出口にマシンを止めてリタイヤ。戦列
を去った。
9周目、片山と小河はラップタイムのシーソーゲームしている様だ。一方、ダニ
エルソンを星野が猛追、その差1秒足らずまでに詰めている。もう時間の問題かと
思わせた。ところが、10周目、星野にプレッシャーを掛け続けられていたダニエ
ルソンが2コーナー辺りでスピンそれを避けようとしてアウトにマシンを振った星
野の前にスピンしたダニエルソンのマシンが。これで2台ともサンドラップへ。そ
の毒牙にかかる。スピンの原因はブレーキトラブルと伝えられた。同じ頃、久々の
トップフォーミュラ復活の舘も裏のストレートで戦列を離れる。星野、ダニエルソ
ンのトラブルは、片山、小河のバトルをより激化させた。
12周目の順位は、片山、小河、関谷、ハーバート、ラマース、マルティニの順。
小河は正確な走りで片山にプレッシャーを掛ける。片山はそれを堂々と受けて立つ。
同じ頃、ピットにチーバー。服部との接触でどうやらフロントサスを痛めたため
リタイアの模様。ガレージにマシンを引き込む。
15周目、ピットで黒沢のマシンがカウルを開けている。エンジンが吹けないら
しい。レース前からの症状が本格化したらしい。この時、ゼッケン10番にブラッ
クフラッグが出された。バイドラーである。黄旗無視が原因の様だ。30秒のピッ
トストップを指示される。
16周目、タイトなコーナーでは完全に小河がテールにつくが直線の延びに絶対
の自信を持つ片山はロングストレートで小河を離す。小河は冷静に片山の動きを見
てミスを待つ。しかし今日の片山は違った。レース後のインタビューではミスを沢
山したと本人は言っているが、レースの展開を変えるようなミスらしいミスをほと
んどしていない。また関谷はこの2台に完全に置いていかれている、と言うか2台
以外の全てが置かれているのである。そして、この2台は周回遅れを出すことによっ
て、その処理と駆引きという微妙な争い抱え来んだ。
17周目、田中、黒沢がコースサイドにマシンを止めた模様。開幕戦らしくトラ
ブルが続出している。
やはり、片山と小河は周回遅れの処理具合によりその間隔を変化させてグランド
スタンドに戻って来る。そして、22周目、ここに来て小河がペースを落しはじめ
た。片山との差が2秒近い開きになる。一方、片山は1分48秒台前半のタイムで
逃げている。小河は何かトラブルか追撃の様子は見られない。これで勝負あったか。
思わせたのも束の間、27周目に入り小河は思い出したように1分47秒台を立て
続けに叩きだし、片山を追う。しかし、レースは残り8周余りだ。これを十分と見
るべきか少ないと見るべきか。
28周目、7番手の松本も快調に飛ばしていたがピットイン。ミッショントラブ
ルの模様。マシンを降りた。
30周目、キーポイントはやはり周回遅れだった。この周回で周回遅れの処理に
手間取った片山に小河急接近。もし、もう一度、片山がミスすれば、それでレース
はひっくりかえる可能性を十分持っている。小河は片山の後ろにぴったりつきミス
を誘おうとするが、片山はそれに耐えている。
34周目、中谷がホームストレートの立ち上がりにマシンを止めた模様。一方、
快調に順位を上げて来ていたラマースがハーバートをかわして4位に浮上。
そして、トップがコントロールラインを通過。片山はガッツポーズでホームスト
レートを駆け抜けた。この後の土壇場でラマースが関谷をかわして3位表彰台を奪
取。関谷は、またも不運に見舞われた格好となった。
「完璧でしたね」田中監督は一言、そう言った。片山はこの勝利でまた大きく飛
躍するだろう。そして表彰台中央に片山が立つ。そして彼はそのとき彼が唯一最も
恐れた男がその両側には居ないことを改めて確認するのだろう。
* 文中に使用しました周回数はタワー表示に1周加算したもの、タイムは全
て手元(ストップウォッチ)計測によりますので、公式の記録及び結果では
ありません。出来る限り正確を期しておりますが、間違いがあった場合は申
し訳ありませんが御指摘ください、訂正させて頂きます。
------------------------------------------------------------------------------
レポート/福田 陽一[NBG01300]
’91全日本F3000選手権シリーズ第1戦
ミリオンカードカップレース2&4鈴鹿
F3000 レース 正式結果表
******************************************************************************
順車番 ドライバー 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------------------
1 3 片山 右京 ローラT90-50 DFV 35 1:03'33.365 193.407 1'47.195
2 21 小河 等 ローラT90-50 MF-308 35 1:03'33.979 193.376 0'00.614 1'47.206
3 90 J.LAMMERS DOMEF102 MF-308 35 1:04'21.848 190.979 0'48.483 1'49.307
4 16 関谷 正徳 ローラT90-50 MF-308 35 1:04'23.305 190.907 0'49.940 1'49.025
5 24 J.HERBERT ラルトRT23 MF-308 35 1:04'29.373 190.608 0'56.008 1'49.408
6 34 M.MARTINI ローラT90-50 MF-308 35 1:04'30.156 190.569 0'56.791 1'49.019
7 35 J.KROSNOFF ローラT90-50 MF-308 35 1:05'02.507 188.989 1'29.142 1'49.700
8 11 E.IRVINE ローラT90-50 MF-308 35 1:05'11.977 188.532 1'38.612 1'50.135
9 5 長谷見 昌弘 ローラT90-50 MF-308 35 1:05'13.021 188.482 1'39.656 1'49.786
10 2 中子 修 ローラT90-50 MF-308 35 1:05'13.119 188.477 1'39.754 1'49.044
11 77 鈴木 利男 ローラT90-50 DFV 35 1:05'17.826 188.250 1'44.461 1'49.411
12 43 松田 秀士 ローラT90-50 DFV 34 1:03'43.037 187.400 1Lap 1'50.140
13 36 福山 英朗 ローラT90-50 MF-308 34 1:04'12.720 185.956 1Lap 1'50.768
14 4 GEOFF LEES ラルトRT23 MF-308 34 1:05'26.907 182.443 1Lap 1'51.255
15 10 V.WEIDLER ローラT91-50 MF-308 33 1:04'01.386 181.014 2Laps 1'50.275
16 99 中谷 明彦 ローラT90-50 MF-308 32 3Laps 1'49.309
17 26 和田 孝夫 ローラT90-50 MF-308 31 1:04'42.951 168.211 4Laps 1'50.549
-------------------- ***以上 規定周回数完走*** -------------------------------
8 松本 恵二 DOMEF102 MF-308 28 7Laps 1'48.850
23 古谷 直広 ローラT90-50 MF-308 27 8Laps 1'50.530
15 田中 実 ラルトRT23 MF-308 16 19Laps 1'50.991
12 黒沢 琢弥 ラルトRT23 MF-308 13 22Laps 1'51.159
9 T.DANIELSSON ローラT91-50 MF-308 9 26Laps 1'50.235
1 星野 一義 ローラT91-50 MF-308 9 26Laps 1'49.898
27 舘 善泰 ローラT90-50 MF-308 9 26Laps 1'51.541
25 R.CHEEVER レイナード91D MF-308 8 27Laps 1'53.841
20 影山 正彦 ローラT90-50 MF-308 6 29Laps 1'52.357
98 服部 尚貴 ローラT90-50 MF-308 1 34Laps 2'01.079
88 和田 久 ローラT90-50 MF-308 D.N.S
------------------------------------------------------------------------------
レ-ス中のベストタイム 3(片山 右京 ) 1'47.195 34/35
------------------------------------------------------------------------------
ペナルティ No.10 黄旗提示区間内での追越し行為により30秒間のピットストップを命
じた。
------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
午後2時にスタートしたF3000の決勝レース。ポールポジションからフライング
ぎりぎりの絶妙な飛び出した片山右京(キャビン・ローラT90・DFV)が、以後、
再三にわたる小河等(キグナス・ローラT90・無限)のアタックを受けながら、つ
いにトップの座を守り抜き、F3000への挑戦26レース目にして、ついに初優勝を飾
った。
2位は小河、国産マシンのオムロン童夢F102無限のヤン・ラマースが、最終ラッ
プで、それまで3位を走っていた関谷正徳(レイトンハウス・ローラT90・無限)
をパスして3位に入った。
星野一義は、10周目の2コーナーで、目前のダニエルソンのスピンを避けようと
して、タイヤバリアに突っ込み、リタイアとなった。
トップ10位の成績--
1 片山右京
2 小河 等
3 J.ラマース
4 関谷正徳
5 J.ハーバート
6 M.マルティニ
7 J.クロスノフ
8 E.アーバイン
9 長谷見昌弘
10 中子 修
FMOTOR4_SysOp すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿
’91全日本F3選手権シリーズ第1戦
ミリオンカードカップレース2&4鈴鹿
Panasonic F3 レース 正式結果表
********************************************************************************順車番 ドライバー 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
-------------------------------------------------------------------------------
1 8 PAULO CARCASCI トムス031F 3S-G 17 35'10.516 169.551 2'03.270
2 16 影山 正美 ラルト RT35 MF204 17 35'16.558 169.067 0'06.042 2'03.531
3 2 高村 一明 ラルト RT35 MF204 17 35'17.224 169.014 0'06.708 2'03.498
4 18 田中 哲也 ラルト RT35 3S-G 17 35'17.613 168.983 0'07.097 2'03.685
5 20 佐藤 浩二 ラルト RT35 MF204 17 35'20.081 168.787 0'09.565 2'03.784
6 5 本山 哲 ラルト RT35 MF204 17 35'21.097 168.706 0'10.581 2'03.951
7 89 PHILIPE ADAMS ラルト RT35 MF204 17 35'22.054 168.630 0'11.538 2'03.709
8 19 金石 勝智 ラルト RT35 MF204 17 35'26.806 168.253 0'16.290 2'03.952
9 66 中川 隆正 ラルト RT35 MF204 17 35'28.815 168.094 0'18.299 2'03.758
10 28 野田 明 ラルト RT34 MF204 17 35'34.211 167.669 0'23.695 2'04.419
11 32 光貞 秀俊 ラルト RT34 MF204 17 35'35.728 167.550 0'25.212 2'04.163
12 15 西垣内 正義 レイナード913MF204 17 35'47.642 166.620 0'37.126 2'04.388
13 33 藤永 敬道 ラルト RT35 MF204 17 35'50.154 166.426 0'39.638 2'04.309
14 84 岡田 晃典 ラルト RT35 MF204 17 35'50.353 166.410 0'39.837 2'04.571
15 30 近藤 真彦 ラルト RT35 MF204 17 35'56.925 165.903 0'46.409 2'04.615
16 57 柴原 眞介 ラルト RT35 MF204 17 35'57.503 165.859 0'46.987 2'05.322
17 17 夏川 竜一 ラルト RT34 MF204 17 35'59.547 165.702 0'49.031 2'05.316
18 76 井上 隆智穂 ダララ391 MF204 17 36'00.208 165.651 0'49.692 2'05.408
19 22 石川 朗 ラルト RT35 MF204 17 36'07.846 165.068 0'57.330 2'03.974
20 10 伊藤 直澄 ラルト RT35 MF204 17 36'11.737 164.772 1'01.221 2'04.930
21 9 飯田 薫 ラルト RT33 MF204 17 36'25.545 163.731 1'15.029 2'06.703
22 6 小川 圭一 ラルト RT35 MF204 17 36'28.793 163.488 1'18.277 2'05.043
23 70 EUGENIO VISCO ラルト RT35 MF204 17 * 36'31.390 167.891 1'20.874 2'04.070
24 7 VICTOR ROSSO トムス031F 3S-G 17 * 36'36.545 167.486 1'26.029 2'04.224
25 25 森本 晃生 ラルト RT35 MF204 15 35'59.628 146.161 2Laps 2'04.741
---------------------------- ***以上 規定周回数完走*** ------------------------
26 14 土屋 圭市 ラルト RT35 MF204 9 8Laps 2'03.545
27 86 沢登 栄一 ラルト RT34 MF204 8 9Laps 2'05.674
28 29 大文字 良浩 ラルト RT33 MF204 5 12Laps 2'04.150
29 3 金久 憲司 ラルト RT33 MF204 5 12Laps 2'05.294
30 27 羽根 幸浩 ラルト RT35 MF204 4 13Laps 2'05.423
31 35 奥貫 直 レイナード903MF204 2 15Laps 2'06.612
32 34 原 貴彦 レイナード903MF204 0 17Laps
-------------------------------------------------------------------------------
ペナルティ No.7,70 全日本F3選手権統一規則第15条 m)によりレース完走タイムに
1分加算とした。
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
おはようございます。
昨日は、忙しくアップできませんでした。
新倉さんをはじめ大変迷惑をかけたことをお詫びします。
きょうはアツプ致します。
’91全日本F3000選手権シリーズ第1戦
ミリオンカードカップレース2&4鈴鹿
F3000 ウォームアップ走行
***************************************************************************
順 車番 ドライバー 型式 Lap-Time km/h トップ差
---------------------------------------------------------------------------
1 3 片山 右京 ローラT90-50 DFV 1'46.817 197.477
2 21 小河 等 ローラT90-50 MF-308 1'47.415 196.378 0'00.598
3 1 星野 一義 ローラT91-50 MF-308 1'47.958 195.390 0'01.141
4 8 松本 恵二 DOMEF102 MF-308 1'48.010 195.296 0'01.193
5 11 EDDIE IRVINE ローラT90-50 MF-308 1'48.188 194.975 0'01.371
6 24 JOHNNY HERBERT ラルトRT23 MF-308 1'48.379 194.631 0'01.562
7 20 影山 正彦 ローラT90-50 MF-308 1'48.456 194.493 0'01.639
8 90 JAN LAMMERS DOMEF102 MF-308 1'48.523 194.373 0'01.706
9 2 中子 修 ローラT90-50 MF-308 1'48.734 193.996 0'01.917
10 9 THOMAS DANIELSSON ローラT91-50 MF-308 1'48.806 193.868 0'01.989
11 10 VOLKER WEIDLER ローラT91-50 MF-308 1'48.867 193.759 0'02.050
12 16 関谷 正徳 ローラT90-50 MF-308 1'48.891 193.716 0'02.074
13 26 和田 孝夫 ローラT90-50 MF-308 1'48.930 193.647 0'02.113
14 27 舘 善泰 ローラT90-50 MF-308 1'48.983 193.553 0'02.166
15 34 MAURO MARTINI ローラT90-50 MF-308 1'49.380 192.850 0'02.563
16 12 黒沢 琢弥 ラルトRT23 MF-308 1'49.397 192.820 0'02.580
17 35 JEFF KROSNOFF ローラT90-50 MF-308 1'49.474 192.685 0'02.657
18 98 服部 尚貴 ローラT90-50 MF-308 1'49.485 192.665 0'02.668
19 4 GEOFF LEES ラルトRT23 MF-308 1'49.705 192.279 0'02.888
20 77 鈴木 利男 ローラT90-50 DFV 1'49.824 192.070 0'03.007
21 36 福山 英朗 ローラT90-50 MF-308 1'50.044 191.686 0'03.227
22 23 古谷 直広 ローラT90-50 MF-308 1'50.282 191.273 0'03.465
23 15 田中 実 ラルトRT23 MF-308 1'50.283 191.271 0'03.466
24 5 長谷見 昌弘 ローラT91-50 MF-308 1'50.482 190.927 0'03.665
25 43 松田 秀士 ローラT90-50 DFV 1'50.701 190.549 0'03.884
26 25 ROSS CHEEVER レイナード91D MF-308 1'50.724 190.509 0'03.907
27 88 和田 久 ローラT90-50 MF-308 1'52.527 187.457 0'05.710
99 中谷 明彦 ローラT90-50 MF-308 走行せず
---------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
ミリオンカードカップ2&4鈴鹿 -RIJ- (1991-03-02) Starting Grid
For All Japan F3 Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.85943km)
P No. Driver----------- Car ---------------------- Best-LapT ---Behind
1 8 P.カルカスチ Tom's 031F Toyota R2'02.874
2 18 田中 哲也 Ralt RT35 Toyota R2'03.101 0.227
3 22 石川 朗 Ralt RT35 Mugen R2'03.021 0.147
4 20 佐藤 浩二 Ralt RT33 Mugen R2'03.103 0.229
5 2 高村 一明 Ralt RT35 Mugen R2'03.620 0.746
6 16 影山 正美 Ralt RT35 Mugen R2'03.460 0.586
7 19 金石 勝智 Ralt RT35 Mugen R2'03.820 0.946
8 5 本山 哲 Ralt RT35 Mugen R2'03.469 0.595
9 29 大文字良浩 Ralt RT33 Mugen 2'04.202 1.328
10 14 土屋 圭市 Ralt RT35 Mugen R2'03.642 0.768
11 66 中川 隆正 Ralt RT35 Mugen 2'04.252 1.378
12 89 嶋村 健太 Ralt RT35 Mugen R2'03.652 0.778
13 33 藤永 敬道 Ralt RT35 Mugen 2'04.276 1.402
14 27 羽根 幸浩 Ralt RT35 Mugen R2'03.687 0.813
15 28 野田 明 Ralt RT34 Mugen 2'04.579 1.705
16 15 西垣内正義 Reynard 913 Mugen 2'04.041 1.167
17 32 光貞 秀俊 Ralt RT34 Mugen 2'04.604 1.730
18 7 V.ロッソ Tom's 031F Toyota 2'04.106 1.232
19 25 森本 晃生 Ralt RT35 VW 2'04.869 1.995
20 70 E.ビスコ Ralt RT35 Mugen 2'04.134 1.260
21 17 夏川 竜一 Ralt RT34 Mugen 2'05.216 2.342
22 3 金久 憲司 Ralt RT33 Mugen 2'04.288 1.414
23 57 柴原 眞介 Ralt RT34 Mugen 2'05.549 2.675
24 34 原 貴彦 Reynard 903 Mugen 2'04.297 1.423
25 76 井上 隆智穂 Dallala 391 Mugen 2'05.819 2.945
26 10 伊藤 直澄 Ralt RT35 Mugen 2'04.330 1.456
27 9 飯田 薫 Ralt RT33 Mugen 2'06.210 3.336
28 84 岡田 晃典 Ralt RT35 Mugen R2'04.637 1.763
29 86 沢登 栄一 Ralt RT34 Mugen 2'06.450 3.576
30 30 近藤 真彦 Ralt RT33 Mugen R2'05.111 2.237
31 35 奥貫 直 Reynard 903 Mugen 2'06.936 4.062
32 6 小川 圭一 Ralt RT35 Mugen R2'05.204 2.330
************************************************************************
※ その後予選Bグループでも、#98の砂子選手、#36の藤村両選手が車両
規定違反(重量)で失格になった模様。
提供:鈴鹿サーキット/すがやみつる
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
ミリオンカードカップ2&4鈴鹿-RIJ-(1990-03-02) Official Practice B-Group
For All Japan F3000 Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.85943km)
P No. Driver-------------- Car--------------------- Best-LapT ---Behind
1 21 小河 等 Lola T90/50 Mugen R1'44.388
2 16 関谷 正徳 Lola T90/50 Mugen 1'45.521 1.133
3 9 T.ダニエルソン(SWE)Lola T91/50 Mugen 1'45.730 1.342
4 90 J.ラマース (HOL) Dome F102 Mugen 1'45.981 1.593
5 11 E.アーヴィン (GB) Lola T90/50 Mugen 1'46.104 1.716
6 99 中谷 明彦 Lola T90/50 Mugen 1'46.119 1.731
7 98 服部 尚貴 Lola T90/50 Mugen 1'46.532 2.144
8 25 R.チーバー (USA) Reynard 91D Mugen 1'46.541 2.153
9 8 松本 恵二 Dome F102 Mugen 1'46.609 2.221
10 10 V.バイドラー (D) Lola T91/50 Mugen 1'46.761 2.373
11 77 鈴木 利男 Lola T90/50 Ford DFV 1'46.815 2.427
12 4 G.リース (GB) Ralt RT23 Mugen 1'47.162 2.774
13 23 古谷 直広 Lola T90/50 Mugen 1'47.389 3.001
14 2 中子 修 Lola T90/50 Mugen 1'47.613 3.225
--------------------------- DNQ ----------------------------------------
R-2 37 岡田 秀樹 Lola T90/50 Mugen 1'47.742 3.354
R-4 22 太田 哲也 Lola T90/50 Mugen 1'47.899 3.511
------------------------------------------------------------------------
55 E.ベルタッジア (I) Lola T90/50 Mugen 1'48.107 3.719
18 粕谷 俊二 Lola T90/50 Mugen 1'48.777 4.389
************************************************************************
※ これまでのコースレコードは1分45秒319
提供:鈴鹿サーキット 児玉/奥津
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
ミリオンカードカップ2&4鈴鹿-RIJ-(1990-03-02) Official Practice A-Group
For All Japan F3000 Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.85943km)
P No. Driver-------------- Car--------------------- Best-LapT ---Behind
1 3 片山 右京 Lola T90/50 Ford DFV R1'44.325
2 34 M.マルティーニ (I) Lola T90/50 Mugen 1'45.593 1.268
3 24 J.ハーバート (GB) Ralt RT23 Mugen 1'45.941 1.616
4 T 1 星野 一義 Lola T90/50 Mugen 1'46.005 1.680
5 36 福山 英夫 Lola T90/50 Mugen 1'46.199 1.874
6 27 舘 善泰 Lola T90/50 Mugen 1'46.286 1.961
7 35 J.クロスノフ (USA) Lola T90/50 Mugen 1'46.497 2.172
8 12 黒沢 琢弥 Ralt RT23 Mugen 1'46.996 2.671
9 43 松田 秀士 Lola T90/50 Ford DFV 1'47.065 2.740
10 20 影山 正彦 Lola T90/50 Mugen 1'47.313 2.988
11 15 田中 実 Ralt RT23 Mugen 1'47.424 3.099
12 5 長谷見昌弘 Lola T91/50 Mugen 1'47.688 3.363
13 88 和田 久 Lola T90/50 Mugen 1'47.952 3.627
14 26 和田 孝夫 Lola T91/50 Mugen 1'48.042 3.717
--------------------------- DNQ ---------------------------------------
R-1 7 高橋 国光 Lola T91/50 Mugen 1'49.237 4.912
R-3 30 岩城 晃一 Lola T91/50 Mugen 1'50.555 6.230
-----------------------------------------------------------------------
57 兵頭 秀二 Lola T90/50 Mugen 1'52.699 8.374
***********************************************************************
※ これまでのコースレコードは1分45秒319
提供:鈴鹿サーキット 児玉/奥津
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *
ミリオンカードカップ2&4鈴鹿-RIJ-(1991-03-02) Official Practice B-Group
For All Japan F3 Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.85943km)
P No. Driver----------- Car----------------------- Best-LapT ---Behind
1 8 P.カルカスチ Tom's 031F Toyota R2'02.874
2 22 石川 朗 Ralt RT35 Mugen R2'03.021 0.147
3 2 高村 一明 Ralt RT35 Mugen R2'03.620 0.746
4 19 金石 勝智 Ralt RT35 Mugen R2'03.820 0.946
5 29 大文字良浩 Ralt RT33 Mugen 2'04.202 1.328
6 66 中川 隆正 Ralt RT35 Mugen 2'04.252 1.378
7 33 藤永 敬道 Ralt RT35 Mugen 2'04.276 1.402
8 28 野田 明 Ralt RT34 Mugen 2'04.579 1.705
9 32 光貞 秀俊 Ralt RT34 Mugen 2'04.604 1.730
10 25 森本 晃生 Ralt RT35 VW 2'04.869 1.995
11 17 夏川 竜一 Ralt RT34 Mugen 2'05.216 2.342
12 57 柴原 眞介 Ralt RT34 Mugen 2'05.549 2.675
13 98 砂子 智彦 Ralt RT34 VW 2'05.700 2.826
14 76 井上 隆智穂 Dallala 391 Mugen 2'05.819 2.945
15 36 藤村 満男 Dallala 391 Mugen 2'05.953 3.079
16 9 飯田 薫 Ralt RT33 Mugen 2'06.210 3.336
17 86 沢登 栄一 Ralt RT34 Mugen 2'06.450 3.576
18 35 奥貫 直 Reynard 903 Mugen 2'06.936 4.062
19 23 佐藤 泰紀 Ralt RT34 Toyota 2'07.638 4.764
20 69 高橋 浩二 Ralt RT34 Mugen 2'07.743 4.869
*****************************************************************************
※ これまでのコースレコードは2分04秒023
提供:TOM’S
* FMOTOR4 Sub-sysop / 新倉 芳夫 (PBA00065)/RIJ *