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2023年8月

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山公式予選結果

Fanatec GT World Challenge Asia -RIJ- (2023/08/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1'38.298--135.616
21元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1'38.418 0.120 0.120135.451
32田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
1'38.429 0.131 0.011135.436
411村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1'38.590 0.292 0.161135.215
56三浦 柚貴LAPSレヴレーシング
MYST KK-S2
1'38.727 0.429 0.137135.027
612小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1'38.780 0.482 0.053134.954
755板倉 慎哉AMORE TOKYO Fレーシング
MYST KK-S2
1'38.940 0.642 0.160134.736
817百瀬 翔Rn-sports制動屋&KMR
MYST KK-S2
1'39.098 0.800 0.158134.521
923宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1'39.176 0.878 0.078134.416
100池野 雄人LAPS
MYST KK-S2
1'39.240 0.942 0.064134.329
1157吉田 宣弘EXTREEME☆MYST☆KK-SII
MYST KK-S2
1'39.288 0.990 0.048134.264
127髙口 大将レヴレーシングKK-SII
MYST KK-S2
1'39.362 1.064 0.074134.164
1381妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1'39.414 1.116 0.052134.094
1447山根 一人HKR TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1'39.689 1.391 0.275133.724
1522中川 賢太ギディアップKKS2セキグチ
MYST KK-S2
1'39.917 1.619 0.228133.419
1615梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-SII
MYST KK-S2
1'40.588 2.290 0.671132.529
1721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1'40.607 2.309 0.019132.504
1856堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
1'40.840 2.542 0.233132.198
---- 以上基準タイム(130% - 2'07.897)予選通過 ----

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO決勝ドライバーコメント 優勝・渡会太一「途中からミラーを見なかった」

優勝 6号車 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

優勝した渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 「常にプレッシャーだったので、途中からミラー見ないようにして走っていました。(不安はなかった?)自分の速い箇所とかも分かっていたので、そこはうまく利用して、ずっと距離を見ながら走れたので、プレッシャーはあったのですけれど、抜かれる事なく行けるだろうなというのはありましたね。今回は予選から調子もよく勝てたので、今回のレースはよかったな、と思います」

2位 91号車・白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝2位の白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

「(トップにプレッシャーかけ続けていた?)僕もめいっぱいだったので、渡会選手がミスするか、僕がミスするか、ずっと拮抗した戦いだったのですけれど。最後の方でやっとこの環境に慣れて走り方もちょっと見えてきたところで終わっちゃったので、それが悔しいですね。(もうちょっとレースがあったら?)そうですね、仕方ないですけど。この後は岡山の大会です」

3位 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP KKS2)

決勝3位の椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

 「なんとか前の3台に絡めれば、っていうところで、序盤結構早めにエア圧高めにいったので、それがうまう行ったのですけれど、やっぱり予選の勢力図通りで終わったって感じですね。いっぱいいっぱいでした(笑)。コンディションは昨日同じようなタイミングで走っているので、これくらい路面は熱くて、タイヤはこれぐらいになるだろうな、っていう想定はあったのですけど、フロントタイヤが違うところもあったので、そこで大きくセット変更して、それがうまく行ったって感じですね。次は11月のもてぎなので日本一(決定戦)を見据えてもてぎをいっぱい走って、仕上げたいです」

4位 7号車・髙口大将(レブレーシングKK-S2)

決勝4位の髙口大将(レブレーシングKK-S2)

 「自分が苦手としていたスタートが割と問題なく行けたのですけど、その後が全然ペースを自分で上げられずに、ストレートでなすすべなく行かれたって感じでしたね。コンデションとしては暑くてタイヤがタレてるとか、エンジンの出力が落ちるってのはみんな一緒の条件だと思うのですけど。僕の場合は比較的予選までは水温とかあまり上がっていなかったのでそんなに悪くなかったのですけれど、決勝になって、このレースウィークで初めて水温がだいぶ上がっちゃった部分もあって、それで自分の予期していない所で思ったよりパワーが出なかった、ってところはありました」

5位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)1分29秒222 トップと0.817秒差

決勝5位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(終盤の内田とのバトルは?)みんな出だし速くて、僕のピークが、タイム上がってきたのが9周目くらいだったので、もう調子よくなってきた時には等間隔になっちゃって、内田君はだんだんペース上がって抜けたのですけれど、高口さんに追いつくには足りなかったな、ということで。(調子はどうでした?)トップと比べちゃうとそんなに良くはなかったのですけれど、ピークに持ってこれるのがもっと前半だったらいいレースできただろうな、とは思います。(タイヤの内圧とか?)まだ見つけ切れていないですけど、最後まで速かったのでその辺りかもしれません。最後高口さんに追いついた後、接触もあったので、悔しいですけど、しょうがないですね」

6位 97号車・池田拓馬(テイクファースト & アメロイド)

決勝6位の池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

 「昨日の練習走行から全然スピードなかったので、それを考えるとここまで持ち直せたてよかったです。とりあえずチャンピオン争いしている内田君の前には入れたので、必要最低限の仕事はできたかなって事ですね。もうちょっと上に行きたかったですけれど」

リタイア 31号車・大村海太(ハンマーレーシング10V)

リタイアした大村海太(ハンマーレーシング10V)

 「(アクシデントの状況は?)スタート直後に僕がイン側取っていたのですけれど、閉められちゃってそのまま。右のフロントと相手側のリヤが当って、ステアリングのアームが壊れちゃいました。悔しいですね。チームの人にも申し訳ないですし、こんな下の順位走ってこういうことになったのは自分としても納得いかないです。次のレースの機会を作って頑張りたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO決勝 ポールシッターの渡会太一が白崎稜からのプレッシャーを跳ねのけてポール・ツー・ウイン

優勝は渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第6戦決勝予選が8月5日(土)スポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートの渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)がスタートでトップに立つと、2番手スタートの白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)と終始1秒以内の差で争う神経戦を制して優勝を獲得した。

 12周で行われる決勝は定刻の13時20分にコースイン。予選に比べて気温はさらに上昇し34度、夏の日差しが照りつける路面の温度は60度を超えている状況で、グリッドに立つだけでその熱が伝わってくる。

 13時35分フォーメーションラップ開始。15台全車がグリッドに戻りレッドライトが消灯されてレースがスタート。

スタート直後、大村海太と安藤弘人のクラッシュ

 ポールシッターの渡会がホールショットを奪い先頭で第1コーナーへターン。フロントロウから並んで発進の白崎も好スタートを見せるが渡会の前に出る事はできず2位のポジションキープ。いつもロケットスタートを見せる内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)が6番グリッドから前を行く中澤凌(ZAP FOCS 10VED)を第1コーナーのインから差して5位に浮上する。上位陣はクリーンスタートからバトルをしつつ第1コーナーをクリアしたが、第2コーナー入口で14番手スタートの安藤弘人(ZAP SPEED 10V ED)と、インを突いた大村海太(ハンマーレーシング10V)が接触、安藤はスピンしてリヤからアウト側のグラベルにコースアウト。大村も姿勢を乱してアウト側に飛び出したところで安藤に再度接触。2台ともコースには復帰するがダメージが大きくそのままピットイン。今回初のスーパーFJレース参戦だった大村だがデビュー戦1周目にして無念のリタイヤを喫することとなった。

 トップを走る渡会は2位白崎をじわじわと引き離し、0.729秒の差てオープニングラップを終了。後方では7番手スタートの池田拓馬(テイクファースト & アメロイド)が中澤に接近、最終コーナーからの加速で前に出て6位に順位を上げてコントロールラインを通過。中澤はオープニングラップで2つポジションを落として7位にダウン。

 2周目、渡会を追う白崎はセクター1、セクター3と全体ベストのタイムでギャップを削り0.627秒差とする。この2台が速く、3位髙口大将(レブレーシングKK-S2)はそこから1.7秒以上離されている。その高口に迫るのが4位の椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)で、0.296差と接近。池田対中澤の6位争いも激しく第3セクターで中澤が6位の座を奪い返す。3周目、渡会は1分29秒842とファステストラップを更新し、白崎との差を0.701秒とする。高口対椎橋の3位争いも激しくなり、4周目の第1コーナーで椎橋がインを突いてオーバーテイクに成功、3位椎橋、4位高口とポジションが入れ替わるが、このバトルの間にトップグループとの差は3秒以上に拡大してしまう。

 渡会は4周目もファステストラップを更新して0.929秒のリード。しかし白崎も負けておらず5周目に1分29秒459と渡会より0.3秒以上速いファステストラップを出して0.613秒差、さらに6周目も0.503秒差とギャップを削り取る。3位椎橋は4位高口はやや離れて1.162秒の差。6位中澤はこの頃からペースが上がりはじめ、前を行く内田に0.247秒差とテール・ツー・ノーズ状態になり、6周目の第3セクターで攻略に成功、5位の座を奪い返す。

 白崎にギャップを詰められていた渡会だが8周目には1分29秒287とこの日のファステストラップを叩き出して再び差を0.819秒と拡げる。レースは完全にこの二人のマッチレースの様相で、高口を突き放した3位椎橋だがこのペースにはついて行けず5秒以上の差を開けられてしまっている。この頃から順位争いが膠着する中で緊張が高まってきたのが内田対池田の6位争いで、6位に落ちた内田にやや元気がなく、7周目に0.248秒差と追いついた池田が8周目のセクター2で一気に間合いを詰めてセクター3でオーバーテイク、6位にポジションを上げる。

 10周目に入ると白崎がスパート、再びトップ渡会とのギャップを削り始めて0.581秒差。11周目のバックストレートでテールに近づくとSPコーナーでは左右にマシンを振ってプレッシャーをかける。しかし渡会は動じることなく間合いを守り0.522秒の差でファイナルラップに突入。白崎はラストチャンスを狙って最終コーナーからの加速に賭けるが渡会はポジションを守り切って0.214秒の差でフィニッシュ。チェッカードフラッグの下をガッツポーズで通過し、ポール・ツー・ウインの完勝を飾った。白崎はスタート直後からチャンスを狙い続けたがスキを見い出すことができず2位フィニッシュ。3位は中盤から単独走行となった椎橋。4位高口の背後には中澤がファイナルラップだけで0.4秒を削り取って最後はメインストレートで並びかけたが僅かに高口が前の0.052差で中澤5位、ポイントリーダーの池田は6位でシリーズランキング首位の座を守った。

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ最終第7戦は3か月のインターバルをおいて11月18~19日に予定されている。開幕2連勝でポイントを荒稼ぎした池田60ポイント、優勝こそないがコンスタントに入賞している椎橋57ポイント、、今回やや不調だった内田が56ポイント、以下中澤52、豊島45、磐上43と6位までにチャンピオン獲得の目がある。長いインターバルを味方につけるのは誰だ?

決勝2位は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝3位は椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

決勝4位は髙口大将(レブレーシングKK-S2)

決勝5位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

決勝6位は池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO公式予選ドライバーコメントー 2位・白崎稜「最終コーナーでひっかかった」

ポールポジション 6号車・渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)1分28秒405

ポールポジションの渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 「(さすがSUGOのレコードホルダーですね)得意なSUGOなので(笑)。昨日は調子もよくなかったので、それがちょっと不安ではあったのですけれど、うまく乗れたかなとは思います。(不調の原因は?)マシン的にも決まっている感じがなくて、そこらへんは決勝のペースもちょっと不安ではあるのですけれど、なんとか勝てるように頑張りたいなと思います。思ったよりは予選のタイムも出たし、決勝に関しては一番前からスタートできるので」

予選2位 91号車・白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)1分28秒495 トップと0.090秒差

予選2位の白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「(コントロールタワーに呼ばれたのは?)クールダウンラップで水温が危なかったので、その辺で速度を落とし過ぎちゃって、他車との速度差があったので注意だけ。(タイム差はどう見る?)最終ラップに絶対抜けたタイムだったのですけれど、最終コーナーでひっかかってしまったので、そこはすごい悔しいですね。速さは十分あると思うので、昨日一昨日でちゃんとクルマはセット合っているので、後はちゃんと走らせるのみ、のはずです。レースウィークとしてSUGOは初めてです。感触は十分ですね、後はこの気温でタイヤが熱ダレとか、感触が落ちないことを祈って、ちょっとケアしながら走りたいですね。(今シーズンは好調なようだが要因は?)僕自身は鈴鹿は2021年のデビュー戦以降は走っていなかったのですが、テイクさんといろいろセットアップの話もして、データは提供して貰えているので、成長スピードはテイクさんのおかげです」

予選3位 7号車・髙口大将(レブレーシングKK-S2)1分28秒952 トップと0.547秒差

予選3位の髙口大将(レブレーシングKK-S2)

 「トップとコンマ5くらい離されてしまっているので……。昨日の練習ではそんな感触はなかった、もうちょっとトップとは縮まっている感じはあったのですけど、いざ新品タイヤを履いてみて、差が結構出ちゃったな、って感じです。(決勝に向けては?)コンマ5ってのは結構大きい差なので、スタートちょっと苦手意識はあるのですけれど、なんとか決めて、とりあえず前に出る、ってとこしかないかなって思っています。渡会選手とはチームメイトなのでいろいろ聞きながら、勝つ事もそうですけどチームとしていい結果が残せるように、頑張ります」

予選4位 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP KKS2)1分29秒005 トップと0.600秒差

予選4位の椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

 「みんなの話聞こうと思っているのですけど、フロントタイヤが(他と)違っているんですよ。昨日涼(内田涼風)も僕と同じタイヤなのですよ。それで涼は昨日ニュータイヤ入れてるみたいなので、そこのフィーリングの違いを確認しようかな、と思っています。昨日と比べて全然アンダーな傾向になっちゃってて、トップタイムが見えるかと言われたら正直全然自信ないですけど、もうちょっと、昨日と同じバランスで行けてたらいけたかな、とモヤモヤしています。(タイヤの違いとは?)製造週が違うんです。クルマはちょっと調整して、ここら辺(トップグループを指して)に絡めるとランキング的にはすごいチャンスなタイミングになるので」

予選5位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)1分29秒222 トップと0.817秒差

予選5位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(調子は?)あんまり、全然乗れていないのですけど。ちょっと金曜日から流れがよくなくて。乗れてないなって感じですけれど。やっぱり鈴鹿から来ている人が速いですね。コンマ8あると、ちょっと大変そうですけれど、ま、楽しむしかないですね。地元組が負けちゃった感じですけど、あまり(順位のことは)考えてないですけど、現実的にはこのへん(と3番手以上を指して)狙って行きたいですね」

予選6位 82号車・内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)1分29秒386 トップと0.981秒差

予選6位の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

 「前日僕ユーズドタイヤでトップタイムだったのですけど。なのに全然感触悪いですね(苦笑)。(タイヤが路面を)喰っちゃってる気がしますね。決勝に向けてはとりあえずドライビングでもなんでも改善して前には行きます。頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO公式予選 レコードホルダー渡会太一がポールポジションを獲得

ポールポジションは渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第6戦公式予選が8月5日(土)スポーツランドSUGOで開催され、渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)に0.090秒の差でポールポジションを獲得した。

 モビリティリゾートもてぎでの第5戦から僅か2週間のインターバルで開催された本大会は全国を転戦するスーパーFJジャパンリーグの第4戦を兼ねており、もてぎSUGOシリーズ戦のレギュラーメンバーの他に有力選手が参戦して来ている。その筆頭ともいえるのが昨年4月のSUGO大会予選でコースレコードを叩き出した渡会だが、注目は目下鈴鹿/岡山シリーズのポイントリーダー白崎で、昨年筑波/富士シリーズ2位だった白崎は今年鈴鹿/岡山シリーズに転じてここまで4戦中2勝でポイントリーダーにつけている。そして同シリーズから高口大将(レヴレーシング KK-S2)も参戦、レギュラー組と対峙することになる。

 15分間の予選は午前9時45分に開始。南東北に位置するスポーツランドSUGOも熱波に襲われており気温はすでに30度超え。10%勾配のメインストレートを駆け上がるマシンには向かい風が吹き付ける。内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)、池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)のTeam RiNoA勢を先頭に15台がコースインした。

 まずは残り10分、白崎が1分30秒を切る1分29秒668のトップタイムをマーク。気温が高くタイヤのウオームアップが早いようだ。2番手は1分30秒079で渡会。次の周回で白崎は1分28秒905までタイムを短縮、渡会も1分28秒台に入れて28秒932、その差0.027秒。3番手にはもてぎ・SUGOシリーズ戦レギュラーの椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)が29秒005と渡会の0.1秒差につけている。4番手は29秒530の池田拓馬選手(テイクファースト & アメロイド)。池田は現在もてぎ・SUGOシリーズとジャパンリーグ両方でポイントリーダーに立っている。

 残り7分、渡会が1分28秒704をマークしてトップに浮上、白崎、椎橋はひとつずつポジションを落とし、4番手に29秒421で高口が上がってくる。残り4分で渡会はトップタイムを1分28秒405まで削り白崎に0.311秒の差をつける。高口も1分28秒台に入れ3番手にポジションアップ。

 渡会はここが今日の限界と見たか残り3分を切った時点でピットイン、タイヤを温存する作戦かタイムアタックを終了。一方で白崎は1分28秒606までタイムを縮め0.201秒差、さらにタイムアップ直前に28秒495で0.090秒差と渡会に迫るが逆転にはいたらずフロントロウに並んだ。

 高口、椎橋はベストタイム更新がなかったが3番手、4番手でセカンドロウを確保した。5番手には2週間前のもてぎでキャリア初優勝を飾った中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)が29秒222で順位を上げ、6番手には池田がつけていたが、チェッカードフラッグが振られる中最後のタイムアタックで自己ベストを更新した内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)が1分29秒386で6番手を奪い、池田は7番手にドロップした。

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第6戦決勝レースは本日午後1時20分コースイン予定。気温も路面温度もピークに達しそうな時間帯の過酷なレースになりそうだ。

予選2位は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

予選3位は髙口大将(レブレーシングKK-S2)

予選4位は椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

予選5位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

予選6位は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO 注目ドライバーインタビュー 大村海太「完走して楽しむ」

デビュー戦の大村海太(ハンマーレーシング10V)

 2023年JAF地方選手権スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第6戦が8月5日(土)にスポーツランドSUGOでで開催された。シリーズも終盤に差し掛かっているが、このタイミングでレースデビューを迎える選手もいる。今回はレーシングカート出身の31号車、大村海太(ハンマーレーシング10V)のデビューに注目し、予選を前に話を聞いた。

 ――これまでのキャリアは??

 「レーシングカートをやっていました。去年は全日本に1回出ました。で、今回スーパーFJのデビュー戦です」

 ――今まで(スーパーFJでの)練習はどれくらい積んだ?

 「昨日(金曜日)の走行とその前2週間くらい前に走っているだけですね。スーパーFJ以外でのサーキット走行は鈴鹿サーキットと鈴鹿南と、袖ケ浦フォレストレースウェイですね」

 ――スーパーFJとカートの違いはどう?

 「全然違いますね、スーパーFJ乗った後にレーシングカート乗ると全然感覚が違っていて、まったくタイムが出ない感じです。スーパーFJだとコーナーでケツが滑るんですけど、カートは小回りがきいてそういうことがないので、ホントに感覚が狂いますね」

 ――レースに向けての意気込みを

 「とりあえず完走と、楽しむことですね。しっかり走って」

 ――今日のレースの後の参戦予定は?

 「特にはまだ決めていません。(まずはレースを経験してから?)はい、そうですね」

 予選では出だしの1分33秒から31秒623まで自己ベストを短縮。トップからは3.2秒ほど差があったが、ほとんど経験がないという事で今後の伸びしろに期待したい。

Text & Photo: Junichi SEKINE

SUPER GT

第4戦富士優勝記者会見 高星明誠「前回のことについては自分達も思うところがあるが、全てを飲み込んで歯を食いしばってこの2ヶ月間耐えてきた」

GT500クラス優勝 3号車Niterra MOTUL Z(NDDP RACING)

千代勝正(NDDP RACING)

 「率直に嬉しいです。前回の鈴鹿では実力では勝ててなかったんですが、優勝ということで記者会見した後で色々あって4位という結果に終わったので。チームのみんなもしっかり実力で勝てるように、この2ヶ月しっかり準備してくれました。予選からいいパフォーマンスを出せたのもチームとミシュランタイヤのみんなのおかげです」

 「決勝は序盤のウェットの中リードを築けましたが、路面が乾くペースが早かったので、タイヤを労わりながら様子を見ていました。天候が読めない中でスリックに替えるタイミングが遅れてしまい、セカンドスティントは4番手に落ちてしまいました。今回は天候にも味方され、高星選手も力強い走りをしてくれたので、チームの底力とミシュランタイヤのパフォーマンスを証明できて本当によかったです」

高星明誠(NDDP RACING)

 「素直に嬉しいです。前回のことについては自分達も思うところがありますが、全てを飲み込んで歯を食いしばってこの2ヶ月間耐えてきたので、僕としても嬉しいし、チームのみんなも喜んでいるんじゃないかと思います」

 「レースに関しては千代選手がすごく長く走ってくれて、いいポジションで走って僕に渡してくれましたが、赤旗のタイミングで雨が降ってきてしまい、そこでのタイヤ選択は悩ましかったんですが、結果的に選択が当たって最後まで持つことができました。そういう意味でミシュランタイヤのパフォーマンスを示すことができたし、日産チームのパフォーマンスをドライ、ウェット両方で示せました」

GT300クラス優勝 11号車GAINER TANAX GT-R(GAINER)

塩津佑介(GAINER)

 「嬉しい気持ちでいっぱいです。もちろん今回走っていないんですけど。スタートの石川選手のオーバーテイクで始まり、しんどいコンディションで早めにドライタイヤへの交換して、タイヤも厳しい状況の中、いいペースでピットまで、最後までマネジメントして。富田選手に交代してからも赤旗が出たり、本当に難しい状況だったんですが、最後は感動的な展開でチェッカーを見ることができました。同じチームで走れて本当に幸せ者だなあと思いました」

石川京侍(GAINER)

 「すごく嬉しいです。僕にとっては2019年以来の優勝なので結構久しぶりです。今回は荒れた展開になるかなと思ったので、ウォームアップ走行の時に、みんながウェットタイヤを履く中、僕らはスリックタイヤを履いて、どのタイミングで交換するのが一番いいのかを試せたのが良かったし、ダンロップタイヤのパフォーマンスも良くて、チームの戦略も完璧だったので、全てが完璧なレースだったなと思います」

富田竜一郎(GAINER)

 「今年僕と京侍くんで11号車で組むことになって、開幕から苦しい戦いが続いていました。前回も非常に高いパフォーマンスがあったんですが、レース中断ということで最後まで戦うことができませんでした。今回も走り出しから調子が良くて、予選から僕も京侍くんも思う通りのアタックができたことで、非常にいい位置からレースをスタートすることができました」

 「京侍くんも前半すごく頑張ってくれて、難しいコンディションでしたが、チームの作戦、京侍くんの判断が完璧にハマりました。赤旗の直前はトップ狙えるかなと思っていましたが、雨が降ってきたことで厳しい状況になりました。再開後のタイヤ選択は僕がしたんですが、それがいい方向に行っていないなというのを数周で感じました。4号車に対して戦える武器がない状況でどうしていこうかと考えるなかで、エンジニアが『このタイミングでピットに入って』って言ってくれたのが本当にドンピシャのタイミングで、最後2ラップでトップに立つことができました。チームとダンロップタイヤさんとドライバー全てが噛み合った、本当にいい週末だったなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第4戦富士決勝 波乱相次ぐ100ラップの戦いを制したのは3号車Niterra MOTUL Z!!

GT500クラス優勝はNiterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)

GT300クラス優勝はGAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)

 2023オートバックス スーパーGT第4戦「富士GT450kmレース」の決勝が8月6日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選4番手からスタートした3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が逆転に次ぐ逆転の波乱の戦いを制した。

(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:予選日20,200人/決勝日30,200人/大会総入場者数50,400人)

 サポートレースが行われている間に降り始めた雨は、ウォームアップ走行が始まる頃には一旦止んでいたが、グリッド整列の最中に再び降り始め、そしてスタート直前に小康状態となった。この天候の変化を鑑み、競技団は第4戦決勝をセーフティーカースタートとする決定を下した。

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

 午後1時45分、セーフティーカーの先導で100周の戦いが始まった。気温26℃、路面温度は33℃だ。セーフティーカーは2周終わりでピットへ。3周目から追い越しが可能となった。

 ポールポジションの佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)はそのままトップで逃げ切りを図るが、その後方で4番手スタートの千代勝正(Niterra MOTUL Z)が第3セクターで2台のARTA NSXを次々に抜き去り、一気に2位に浮上してきた。

 さらに千代は4周目のダンロップコーナーで早くも佐々木を攻め落とし、一気にトップに躍り出た。

 この頃には雨は一旦止み、路面は徐々に乾きつつあった。

 これにいち早く反応したのが24号車だ。佐々木は11周目にピットに飛び込み、給油とスリックタイヤへの交換を行った。国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)と宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)もこれに続く。

 その後もスリックタイヤに履き替えるチームが相次ぐが、トップの3号車は15周目にようやくピットイン。これが仇となって3号車は39号車の後ろでコースインすることとなり、4位まで後退してしまった。

 代わってトップに立ったのは、スリックへ交換してからハイペースで攻め続けた福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)。タイヤ交換のみでコースに戻った大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が2位につけ、同じくファステストラップを次々に更新しながら周回を重ねた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が3位だ。

 2位の大嶋は徐々に福住との差を詰め、23周目の最終コーナーでついに16号車のインに飛び込んだ。両者は並走のままホームストレートを駆け抜け、1コーナーでようやく14号車がここでトップに立つと、その周だけで一気に1秒372のリードを築き上げる。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 その後も着実にリードを広げる大嶋だったが、35周目に入ったところで佐藤公哉のドライブする244号車HACHI-ICHI GR Supra GTがマシントラブルにより出火し、コカコーラコーナー手前でストップするアクシデントが発生。これによりこの日最初のセーフティーカーが導入された。

 車両排除ののち41周終わりでセーフティーカーはピットイン。42周目からレースは再開される。ここで周回遅れの23号車に詰まって14号車との差をつめられない16号車を39号車の関口が捉えて2位に浮上する。

 その後も関口は徐々にトップとの差を詰めていったが、14号車は46周目に2度目のピットイン。40秒7の作業時間で山下健太をコースに送り出した。

 続いて39号車も47周目にピットイン。給油とドライバー交代を行ったが、作業に49秒1を要したために中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は14号車の後ろでコースインすることとなった。

 ここからGT500勢は相次いで2度目のピット作業を行うことになり、全車が作業を終えた時点で14号車が再びトップに立った。

 ところが66周目に入ったところで再びGT300車両の火災が発生する。244号車と同じくつちやエンジニアリングが走らせる25号車HOPPY Schatz GR Supra GTだ。25号車はダンロップコーナー先のランオフエリアで激しい炎を上げ、これがタイヤバリアに引火しそうな状況となった。

 このため当初はセーフティーカーが導入されたが、直ちにポストから赤旗が提示され、レースはここで中断となる。

 さらに消火作業が行われている間に再び雨が激しく降り始めたため、再スタート時刻は何度も延期され、午後4時30分にようやくセーフティーカーの先導で走行は再開された。またこの天候変化を考慮し、レースコントロールは各車にウェットタイヤへの交換を許している。

 セーフティーカーは71周目にピットイン。72周目から追い越し可能となった。

 すかさず高星明誠(Niterra MOTUL Z)がこの周のダンロップコーナーでアウトからジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)を抜いて3位、74周目の100Rで39号車をアウトから抜いて2位に。そしてこの周終わりのホームストレートでインから14号車を抜き去って、遂に再びトップに立った。

 さらに80周目の2コーナー立ち上がりで37号車が39号車を抜いて3位に浮上してきた。

 大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)も83周目までに野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)、37号車、14号車を次々に抜いて2位にジャンプアップ。

 83周目の最終コーナーでは37号車をアウトから抜こうとした8号車が縁石に乗り上げてスピン、大きく順位を落とすことに。

 そして14号車が83周目に3度目のピットイン。84周目に1号車もピットイン。彼らはここでスリックタイヤへの交換を行ったが、この賭けは実を結ばず、14号車と1号車は周回遅れにまで後退してしまった。

 その後は、7位で赤旗中断後のレースを再開していた山本尚貴(STANLEY NSX-GT)が見事な追い上げを見せ、92周目に太田格之進(Modulo NSX-GT)を抜いて5位に浮上すると、93周目には1コーナーで38号車、100Rでは17号車を次々に捉えて3位に浮上した。

 こうした後続のバトルを尻目にトップの3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は着実にリードを広げていき、最後は2位に45秒244の大差をつけて100周を走り切り、今季初優勝をものにした。

 これに続いて16号車、100号車の順でチェッカーを受けたが、この2台は2度目のピット作業を行った際に、タイヤ交換が終わらないうちに給油を始めてしまったことが発覚。このため揃って40秒のタイム加算を受けることとなった。

 これにより、4番目にチェッカーを受けた64号車Modulo NSX-GT(伊沢拓也/太田格之進)が2位に繰り上がり、16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)は3位、100号車は表彰台圏外の6位に後退してレースを終えた。

GT500クラス決勝2位はModulo NSX-GT(伊沢拓也/太田格之進)

GT500クラス決勝3位はARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

 GT300クラスも天候とアクシデントに翻弄されて順位が激しく入れ替わる展開となった。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)だったが、追い越しが可能となった3周目のセクター3で予選2番手の井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が4号車を抜いてトップに。さらに予選3番手の石川京侍(GAINER TANAX GT-R)がこの2台を次々に捉えてトップに浮上した。

 しかし路面が乾き始めると4号車が反撃に転じ、7周目の1コーナーで11号車を捉えてトップを奪い返した。さらに4番手スタートの元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)も7周目の最終コーナーで11号車を抜いて2位に上がってきた。

 しかしその7周目からGT300勢も相次いでスリックタイヤを投入する展開となり、上位陣のタイヤ交換が一段落した12周目には4号車がトップ、88号車が2位、11号車が3位となった。

 その後はトップ3に大きな変動がないまま淡々と進行したが、25号車の出火で赤旗中断となった後からレースは大きく動くこととなる。

 まずセーフティーカーがピットインして追い越しが可能となった直後のコカコーラコーナーでトップの谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)が痛恨のオーバーラン。これに乗じて安田裕信(PONOS GAINER GT-R)がトップに浮上し、富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)がそれに続く。

 さらに72周目のコカコーラコーナーで11号車が10号車を捉えてトップに。しかしこの2台を4号車が追い詰め、73周目の1コーナーで10号車を捉えて2位に、78周目の2コーナー立ち上がりでは11号車をも攻め落としてトップを奪い返す。

 しかし11号車は81周目にスリックタイヤへの交換を決断、3度目のピット作業を行った。すると4号車も84周目にスリックへ。その後はどのチームも相次いでスリックタイヤに交換することとなった。

 その結果、いち早く行動に移った11号車GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)がトップを奪い返し、今季初優勝を達成。

 これに7号車Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)が2位、6号車DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン/神晴也)が3位で続く形でレースは決着した。

GT300クラス決勝2位はStudie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)

GT300クラス決勝3位はDOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン/神晴也)

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

 第5戦の舞台は今季2度目の鈴鹿サーキット。決勝は8月27日に今季4度目の450kmとして行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第4戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
13千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI581003:45'06.900--
264伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21003:46'11.3351'04.4351'04.435
3*16福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS101003:46'32.1441'25.24420.809
436坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS721003:46'45.8461'38.94613.702
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS141003:46'48.0521'41.152 2.206
6*100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS441003:46'51.1801'44.280 3.128
717塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS34993:45'10.4071Lap 1Lap
837笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS10993:45'17.8791Lap 7.472
939関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS12993:45'32.2291Lap 14.350
1024佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH6993:45'42.3581Lap 10.129
1114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS42993:45'50.4381Lap 8.080
1219国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH44993:45'55.6761Lap 5.238
13*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI50993:46'10.1211Lap 14.445
148野尻 智紀
大湯 都史樹
木村 偉織
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22993:46'11.9301Lap 1.809
151平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS36993:46'27.4121Lap 15.482
---- 以上規定周回数(70% - 70 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 17 松下信治(Astemo NSX-GT) 1'30.507 (29/99) 181.498 km/h
  • CarNo. 17は、SpR.32(スタート手順違反/5分前以降の禁止作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 23は、SpR.22-3.3)(シャシー交換)により、ペナルティーストップ5秒を科した。
  • CarNo. 16, 100は、SpR.27-1.3)(給油中のタイヤ交換)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

■GT300クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
111富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL18933:45'08.233--
27荒 聖治
柳田 真孝
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI75933:45'16.137 7.904 7.904
36片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH12933:45'16.525 8.292 0.388
456ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH90933:45'22.42714.194 5.902
531嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS9933:45'29.14520.912 6.718
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL18933:45'29.64721.414 0.502
710安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL27933:45'35.82027.587 6.173
888小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH15933:45'36.91728.684 1.097
952吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS84933:45'58.40150.16821.484
10*60吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL21933:45'59.03550.802 0.634
112堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS90933:45'59.24651.013 0.211
124谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH6933:46'02.68054.447 3.434
1330永井 宏明
織戸 学
小河 諒
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH6933:46'15.2241'06.99112.544
14360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH933:46'44.8231'36.59029.599
1520平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL3933:46'47.3301'39.097 2.507
1687松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH12923:45'14.4871Lap 1Lap
1718小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH60923:45'29.4381Lap 14.951
185冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH923:46'43.6541Lap 1'14.216
19*50イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH923:46'47.0771Lap 3.423
2027岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH24913:45'36.1002Laps1Lap
21*48井田 太陽
田中 優暉
眞田 拓海
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH913:46'02.2682Laps26.168
229阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH913:46'41.3962Laps39.128
2396新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL6893:45'54.0174Laps2Laps
2422和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH883:45'28.7395Laps1Lap
2565蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS72662:55'40.53727Laps22Laps
---- 以上規定周回数(70% - 65 Laps)完走 ----
-25菅波 冬悟
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH3601:53'24.73433Laps6Laps
-244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH333158'41.75962Laps29Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 11 富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R) 1'38.323 (56/93) 167.070 kmh
  • CarNo. 60(吉本大樹)は、SpR.13-1.a.(他車への衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 50(イゴール・オオムラ・フラガ)は、SpR.付則-3(SC運用手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 48(眞田拓己)、SpR.13-1.a.(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 22(和田久)は、SpR.26-11.(ウォームアップ時のピットレーン速度)違反により、罰金2万円を科した。
  • CarNo. 22(和田久)は、SpR.13-1.a.(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第4戦富士ポールポジション会見 佐々木大樹「ポールポジションを取ることで、悪い流れを断ち切れた」

GT500クラス 24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(KONDO RACING)

平手晃平(KONDO RACING)

 「前回の鈴鹿の悔しい予選結果から2ヶ月のインターバルがあり、自分達もテストをこなして、必勝を期して予選に臨みました。走り出しからクルマの調子が良く、タイヤも僕らの想像以上のパフォーマンスを発揮してくれたので、自信を持ってQ1を行かせていただけました」

 「自分よりも大樹の方が富士は得意そうだったので、Q2は大樹に行ってもらうことにして、僕はQ1でしっかりタイムを出して大樹にフィードバックしようと思っていました。大樹も自信を持って走ってくれたので、本当にいい予選だったと思います」

佐々木大樹(KONDO RACING)

 「2ヶ月ブランクがあったんですけど、テストを通じてヨコハマさんがしっかり夏用のタイヤを用意してくださいました。予選ではちょっとミスしてしまいましたが本当にクルマに助けられました。前回のようなこともあり、ここで流れを取り戻さなければと思っていたので、またポールポジションを取って明日レースできることで、鈴鹿からの悪い流れを断ち切れると思います。明日は思いっきり戦います」

GT300クラス 4号車グッドスマイル初音ミクAMG(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

片岡龍也(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

 「今回は走り出しから好調で、富士は谷口さんが得意としていて、Q2を行ってもらうことになったんですが、今回は本当に調子がいいので、これだったら僕でも(ポールが)欲しいなと思ったんですが、ここは確実に行ってもらうことにしました」

 「チームとしてもずっと苦しんでいて、去年やっと勝てて、今回は6年ぶりのポールということで士気も上がってきています。忘れかけていたいろんなものが戻ってきたなという感じで嬉しく思います」

谷口信輝(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

 「持ち込みからクルマの調子が良くて、思いのほか早く、着替えてもいないうちに乗る番が回ってきました。2ヶ月の休養をもらって『肩慣らしに行くか』くらいの気持ちで走ったらトップタイムが取れちゃった、くらいにクルマが決まっていました。ロングやってニュータイヤを走らせたらもう予選は行けるみたいな感じでした」

 「今回Q2を譲ってもらって、しかもQ1トップタイムを取って渡されたので、『まずいな。片岡のタイムを抜かないと』という感じでしたが、慌てることなくきちんと走らせようという感じで走らせたらタイムが出ました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝上位3人のコメント 小林利徠斗「最終コーナーはタイヤやクルマをうまく蹴り出せるようにと、今回一番意識した」

第5戦優勝 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「(スタートは)反応自体は昨日と同じくらいでしたが、クラッチの繋がりが食いつきすぎてストール気味になってしまいました。そこのコントロールはまだまだ練習が必要ですね。リスタートも自分の実力不足としか言いようがありません。セーフティーカーに追いついちゃいけないと思って、思うように仕掛けられませんでした。一度アクセルを踏んでから戻すのはダメなので、『ああこれは行かれたな』と思いながらアクセルを踏んでいきました。まだまだ経験が足りなくて、反省するポイントばっかりですが頑張ります」

 「最終コーナーは、セッティングも走り方も含めて、タイヤとかクルマをうまく蹴り出せるようにと、そこは今回一番意識していましたね。そこが決まったのが大きかったですが、その分弱点も生まれるので、我慢するところは我慢して、自分が勝負できるところで勝負することを心がけて、それができたのは良かったです」

 「(終盤の黄旗について)最終コーナーからの立ち上がりが強いのは分かっていたので、1コーナーで仕掛けられないのは苦しいなと思いつつも、それ以外で、というのは考えました。その点ではクルマのセットアップを見直さないといけないなと思いました」

 「前回の鈴鹿大会では赤旗のタイミングなどもあり、予選は思わしくなかったですが、決勝のペースでは引けをとらなかったと思うので、次回も今回と変わらず、自分のペースとクルマに集中して、いい結果を残せるように頑張ります」

第5戦決勝2位 中村仁(TGR-DC Racing School)

 「悔しいです。心に穴が開いてる感じです。やれることはやったし、仕方ありません」

 「(リスタートは)小林選手がスープラコーナーで加速して、一度減速したので、これは自分がミスらなければ1コーナーでねじ込んでいけるなと思いました。(三井選手とのバトルについて)1コーナーはめちゃくちゃ自信があったわけではありませんが、普通に走っていれば行かれることはないなと思って、冷静に走っていました。クルマは悪くはなかったですね。最後は少しペースを落としてしまいましたが。やれることは全部できました」

 「鈴鹿はうまく走れるので、予選さえ決めれば前に行かせることなく逃げ切れると思います。今回悪かったところはしっかり直して挑みたいです」

第5戦決勝3位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「残念です。2回ともポールスタートだったので優勝を狙っていたんですけど。レースペースで差があったなという感じです」

 「(小林選手とは)最終コーナー進入の部分ではそんなに差がないと思うんですが、トラクションのかかり方が違うので追いつけませんでした。ストレート対策はテストで色々やってきたので、これ以上ダウンフォースを削ってもタイムに反映できないのは分かっていました。マシンの部分でやることはあまり残っていませんでした。走りの部分でまだまだ改善すべきでした」

 「(リスタートは)アウトからトップを狙っていったんですけど、あと少し足りませんでしたね」

 「前回の鈴鹿大会では3位と3位だったので、次も今回のように連続ポールをとって、優勝を狙っていきます」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝 熱く激しくそしてクリーンな戦いを制し、小林利徠斗が二連勝を達成!!

優勝は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第6戦の決勝が8月6日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が前日の第5戦に続いて2連勝を飾った。

 第6戦決勝は午前8時にフォーメーション開始。天候は晴れだが昨日より雲の量が多めだ。路面はドライ。

決勝がスタートした

 スタートではポールの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)がそのままトップで1コーナーに飛び込み、予選2番手の小林が続く。その後方では4番手スタートの中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が1コーナーでアウトから予選3番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を捉えて3位に上がってきた。

 すかさずこの周終わりのホームストレートでスリップについた三井は2周目の1コーナーでインをついたが、中村はこれを退け、小林を追い上げにかかる。

 小林は2周目の最終コーナー立ち上がりで抜群の加速を見せ、続くホームストレートでアウトから野村に並びかけ、3周目の1コーナー手前でトップに立った。野村の背後には中村と三井が迫る。

 4周目の1コーナーで再び中村のインに飛び込んだ三井だったが、中村はここでも三井を退けると、この周のダンロップコーナーで野村のインに飛び込んで2位に浮上する。ホームストレートで抜き返そうと並びかけた野村だったが、ここでも中村はポジションを守った。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 しかしトップの小林が5周目に入ったところで中島功(Rn. SHINSEI. F110)がコース脇にストップしたため、ここでセーフティーカーが導入された。

 セーフティーカーは7周目にピットイン。8周目からレースが再開される。ところがここでトップの小林の加速が伸びない。これを後続の二人は見逃さず、1コーナー手前でインから中村、アウトからは野村が次々に小林に並びかけて抜き去っていく。ここでトップに立ったのは中村だ。

 しかし小林はすかさず9周目の1コーナーで野村のインをついて2位に浮上する。その後方では佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)がダンロップコーナーで荒川鱗(Dr. Dry F110)のインに飛び込んで5位に上がってきた。

 9周終わって中村のリードは0秒564。10周目には0秒363差まで小林が詰めてきた。しかしここでインディペンデントカップに参戦するKENTARO(Baum Field F4)が1コーナーのグラベルに飛び出してしまったため、富士では一番のオーバーテイクポイントであるこの区間はダブルイエローとなってしまった。仕方なく中村の後方でチャンスを窺う小林。そのチャンスはファイナルラップでようやく訪れる。

 トップ2台がファイナルラップに差し掛かろうとするちょうどその時、車両排除の終わった1コーナーポストの黄旗が解除されると、小林利徠斗はすかさずホームストレートで並びかけ、中村を抜き去ってトップを奪い返すと、そのまま逃げ切って今季3勝目をものにした。

 2位に中村仁が続き、TGR-DC Racing Schoolが1-2フィニッシュを達成する。野村勇斗は最後まで三井優介の追撃を退けて3位フィニッシュ。昨日に続いての表彰台を獲得した。

 次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。3週間後の8月26日に第7戦、27日に第8戦が行われる。

決勝2位は中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)

決勝3位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'20.157--
235中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'20.507 0.350 0.350
36野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'21.051 0.894 0.544
45三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'21.256 1.099 0.205
537佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1427'21.654 1.497 0.398
67森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'23.600 3.443 1.946
731平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1427'24.628 4.471 1.028
888荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1427'26.684 6.527 2.056
962佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'27.165 7.008 0.481
1038奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1427'27.379 7.222 0.214
1145大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1427'27.879 7.722 0.500
1281卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1427'29.505 9.348 1.626
1377小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1427'31.22311.066 1.718
1422藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1427'31.45311.296 0.230
1546徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1427'31.93411.777 0.481
1680野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1427'32.06011.903 0.126
1715渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1427'32.46612.309 0.406
1834清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1427'33.60313.446 1.137
1963IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'34.98114.824 1.378
2041井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1427'35.27315.116 0.292
2128中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1427'35.27815.121 0.005
2296IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1427'38.43818.281 3.160
2349居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1427'38.52818.371 0.090
2487下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1427'38.87018.713 0.342
2548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1427'39.31119.154 0.441
268半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1427'39.45919.302 0.148
272IC3仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1427'39.81619.659 0.357
2813IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1427'43.45723.300 3.641
2910IC5植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1427'43.85823.701 0.401
3097IC6坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1427'44.53724.380 0.679
3198三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1427'45.83825.681 1.301
3218IC7塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1427'52.61832.461 6.780
3371IC8大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1427'59.75839.601 7.140
3411IC9中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1428'00.86440.707 1.106
3526IC10山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1428'05.56345.406 4.699
3623IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1428'10.73950.582 5.176
37*12洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1428'24.2771'04.12013.538
38*78小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1428'31.5151'11.358 7.238
3961奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1327'49.8181Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 12 Lpas)完走 ----
-55IC-KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1020'27.7204Laps3Laps
-21IC-小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
919'08.3295Laps1Lap
-86IC-大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
59'54.3959Laps4Laps
-14田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
35'38.93711Laps2Laps
-16西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
11'56.33713Laps2Laps
-44IC-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo, 36 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'46.875 (11//14) 153,701 km/h
  • CarNo.12は、シリーズ規則第15条1,1)2)(他車への衝突行為+コースアウト)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.78は、シリーズ規則第15条1,1)(他車への衝突行為+コースアウト)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/08/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
16渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1218'02.510--
291白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1218'02.724 0.214 0.214
353椎橋 祐介FG&SW NMSP KKSII
MYST KK-S2
1218'10.398 7.888 7.674
47髙口 大将レブレーシングKK-S2
MYST KK-S2
1218'12.67810.168 2.280
579中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'12.73010.220 0.052
697池田 拓馬TAKE FIRST & AMEROID
MYST KK-S2
1218'14.28811.778 1.558
782内田 涼風群馬トヨペットRiNoA ED
MYST KK-S2
1218'15.53713.027 1.249
881池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1218'15.75313.243 0.216
927豊島 里空斗C.S.I Racing ED
MYST KK-S2
1218'20.64018.130 4.887
1036磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
TOKYO R&D RD10V
1218'26.37523.865 5.735
1186村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1218'26.99624.486 0.621
1214熱田 行雲ZAP 10V ARY ED
TOKYO R&D RD10V
1218'36.97334.463 9.977
1324甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'37.16234.652 0.189
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-15G-安藤 弘人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
12'25.80411Laps11Laps
-31大村 海太ハンマーレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
13'22.91811Laps57.114
  • Fastest Lap: CarNo. 6 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ) 1'29.287 (8/12) 144.606 km/h

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/08/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1'28.405--146.048
291白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1'28.495 0.090 0.090145.900
37髙口 大将レブレーシングKK-S2
MYST KK-S2
1'28.952 0.547 0.457145.150
453椎橋 祐介FG&SW NMSP KKSII
MYST KK-S2
1'29.005 0.600 0.053145.064
579中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'29.222 0.817 0.217144.711
682内田 涼風群馬トヨペットRiNoA ED
MYST KK-S2
1'29.386 0.981 0.164144.445
797池田 拓馬TAKE FIRST & AMEROID
MYST KK-S2
1'29.512 1.107 0.126144.242
881池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1'29.673 1.268 0.161143.983
936磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
TOKYO R&D RD10V
1'29.695 1.290 0.022143.948
1027豊島 里空斗C.S.I Racing ED
MYST KK-S2
1'29.762 1.357 0.067143.840
1114熱田 行雲ZAP 10V ARY ED
TOKYO R&D RD10V
1'29.811 1.406 0.049143.762
1286村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1'30.231 1.826 0.420143.093
1324甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'30.509 2.104 0.278142.653
1415G1安藤 弘人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'30.969 2.564 0.460141.932
1531大村 海太ハンマーレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
1'31.623 3.218 0.654140.919
---- 以上基準タイム(130% - 1'55.203)予選通過 ----

SUPER GT

第4戦富士公式予選 24号車リアライズコーポレーションADVAN Zが堂々のポール獲得!! 第3戦鈴鹿の雪辱を果たす

GT500クラスポールポジションはリアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)

GT300クラスポールポジションはグッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)

 2023オートバックス スーパーGT第4戦「富士GT450kmレース」の公式予選が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)が、GT300クラスは4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)がいずれも今季初のポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ コース:ドライ)

予選Q1 公式練習トップの16号車がトップ通過

 GT500クラスの予選Q1は午後3時53分に走行開始。

 この予選を前に、公式練習中にトラブルに見舞われてストップした39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)は結局エンジンを交換することになった。このほか1号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)も走行後にトラブルが見つかり、エンジンと燃料リストリクターを交換して予選に臨んだ。

 ここではアウトラップに続いて2周のウォームアップを行なったアタックに入るチームと3周のウォームアップを行うチームの二つに大きく分かれた。

 そうした中、ウォームアップ1周でアタックに入った高星明誠(Niterra MOTUL Z)がまず1分28秒448を記録してきた。続いてウォームアップ2周の福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が1'27.858。同じくウォームアップ2周の太田格之進(Modulo NSX-GT)は1分28秒478、平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)は1'27.935でこの時点で2番手に。

 その後、ウォームアップ3周組がアタックを行い、野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分28秒025、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)は1分28秒251、そして石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分28秒273で5番手に入ったところでチェッカーフラッグが提示された。

 この結果トップは16号車、2番手に24号車、3番手に8号車と続き、以下100号車、38号車、3号車、64号車そして17号車がQ2に進出。

 スープラ勢では38号車が唯一のQ1突破だ。第3戦優勝の国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)は8番手の塚越広大(Astemo NSX-GT)に0秒076及ばず9番手。第2戦優勝の宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)はなんと15番手に終わっている。

 GT300クラスのAグループは午後3時20分より10分間の走行。むせかえるような暑さは幾分和らいできた印象だ。

 まずは片山義章(DOBOT Audi R8 LMS)が1分37秒780を記録。これを富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)が上回り、1分36秒903でトップに。平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)も1分37秒682で2番手につける。

 今回から新型車ウラカンEvo2を投入した元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)が1分37秒861で4番手。第3戦まで88号車として走っていた車両を譲り受けた坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)は元嶋を上回る1分37秒193で2番手に食い込んできた。さらにルーキーの古谷悠河(ANEST IWATA Racing RC F GT3)も終盤に1分37秒596を叩き出して3番手に浮上した。

 この結果、トップは11号車、2番手は87号車、3番手50号車と続き、20号車、6号車、88号車、56号車そして65号車までがQ2進出を果たした。

 Bグループの走行は午後3時38分にコースオープン。まずは眞田拓海(植毛ケーズフロンティアGT-R)が1分39秒191。続いて片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が1分37秒657でトップに立つ。安田裕信(PONOS GAINER GT-R)は1分37秒718と一歩及ばず。対する片岡は前を走る大滝拓也(RUNUP RIVAUX GT-R)のスリップをうまく使って1分36秒896を叩き出す。

 続いて根本悠生(apr LC500h GT)が1分37秒621。これを高木真一(K-tunes RC F GT3)が上回り、1分37秒300でこの時点で2番手に食い込んできた。

 そして終了直前に井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分37秒185で2番手に割って入ったところでチェッカーが提示され、Bグループの走行は終了した。

 そして熾烈を極めた8番手争いは、最後までアグレッシブに攻め続けた野中誠太(HOPPY Schatz GR Supra GT)がチェッカー提示直後に1分38秒024を叩き出して8番手に滑り込んだ。

 その結果。トップは4号車、2番手は61号車、3番手は96号車となり、以下31号車、10号車、60号車、360号車そして25号車がQ2に進出した。

予選Q2 24号車が前戦鈴鹿の雪辱を果たす

 GT500クラスの予選Q2は午後4時13分に走行開始。まずは大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)がピットを離れ、コースへ。残り8分となったところで大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)、伊沢拓也(Modulo NSX-GT)がコースイン。その後各チームが次々に走行を開始。最後に千代勝正(Niterra MOTUL Z)がピットを離れ、全車がアタックを開始した。

 まずは大津がウォームアップ2周から1分27秒831を記録。大湯はウォームアップ3周から1分27秒852と僅かに及ばず。大湯はその後もアタックを試みるが、1分27秒991とタイム更新ならず。通算最多PP記録の更新がかかる立川は1分28秒326でこの時点で3番手。

 しかし佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)がここでウォームアップ2周から1分27秒763を叩き出して一気にトップに躍り出た。千代は1分28秒114で4番手だ。

 その結果、24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)がポールポジションを獲得。トップタイムを叩き出しながら車検落ちとなった第3戦鈴鹿の雪辱を果たした。2番手は16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹/木村偉織)が3番手という結果となった。

 スープラ勢で唯一のQ2進出となった38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)は結局7番手から明日の決勝に臨むこととなった。

GT500クラス予選2位はARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

GT500クラス予選3位はARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹/木村偉織)

 GT300クラスのQ2は午後4時13分に走行開始。まずは新田守男(K-tunes RC F GT3)がウォームアップ1周で1分37秒790。ロベルト・メルヒ・ムンタン(DOBOT Audi R8 LMS)が1分36秒982を記録する。

 これをウォームアップ2周の谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)が上回り、1分36秒617でトップに立つ。石川京侍(GAINER TANAX GT-R)が1分36秒854で2番手。新型車で挑んだ小暮卓史(JLOCランボルギーニGT3)は1分36秒882でこの時点で3番手だ。

 谷口は次の周でも1分36秒395とさらにタイムを縮める。ここで小高一斗(apr LC500h GT)が1分36秒775で2番手に上がってきたが、チェッカー直後に山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分36秒705を叩き出し、31号車を退けて2番手に食い込んできた。

 この結果4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)が6年ぶりにポールポジションを獲得。61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が2番手、31号車apr LC500h GT(嵯峨宏紀/小高一斗/根本悠生)が3番手で予選は終了。

 しかしその後に行われた車検において、31号車から採取した燃料の成分が指定どおりのものではなかったことが判明。31号車は失格となり、繰上げで11号車GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)が3番手という結果となった。

GT300クラス予選2位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選3位はGAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)

 第5戦決勝は明日の午後1時45分より100周(450km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝上位3人のコメント 小林利徠斗「何回抜かれても焦ることなく、自分に自信を持って走れたことが大きかった」

第5戦優勝 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「すごく大変でした(笑)結構熱くはやりましたけど、ギリギリの1ラインを残すとか、スレスレのバトルをしながらでも一番クリーンに速く走るとか、そういうところを心がけて最後まで走ることができました。そういうところは良かったと思うし、何回抜かれても焦ることなく、自分に自信を持って走れたことが大きかったですね」

 「スリップストリームを使って抜かれたってことは、自分にも抜くチャンスがあるってことなので、何度も気持ちを切り替えて最善を尽くすことができました」

 「(中盤の中村選手とのバトルについて)毎周このラインとこの飛び込み方で行ったらどうだ、というのを変えながら走っていました。クルマの限界もあるので、一瞬でも無理すると飛んでっちゃいますから、自分の中の引き出しを一つ一つ冷静に試すことができました。かなりギリギリでしたが、僕があの中で一番速いだろうという自信はありますが、他人のペースがどうかというのはわからないので、なるべく早めに仕掛けたいとは思っていました」

 「明日はタイヤがさらに減っていくでしょうし、僕が勝ったことで相手も対策を練ってくるでしょうから、より厳しい戦いになるだろうと思います。でもあくまでも僕のやることは予選をわざわざ単独で走ったことも含めて、自分の走りに集中することかなと思っているので、それを信じて頑張りたいと思います」

第5戦決勝2位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「最後まで仕掛けられそうになかったです。スリップを使ってなんとか離されずには行けましたが、小林選手は最終コーナー出口のトラクションやセクター3が速かったので、チャンスはありませんでした」

 「2位にはなりましたが、クルマは明日に向けていい方向になったので、次のレースもポールからスタートできますし、優勝目指して頑張ります」

 「スタート直後は確かにロックさせてしまいましたが、すぐに切り替えて走ることができました。(そこから先の小林選手とのトップ争いは)バトルでは負けたくないんで、ちょっと強引かと思いましたが、行きました。小林選手も中村選手もクリーンな選手なので、お互いを尊重しながら戦えました」

第5戦決勝3位 中村仁(TGR-DC Racing School)

「序盤から中盤まで勝てるかな?と思いつつ、ペースが足りなかったので『早く終われ』と思いながら走っていました。でもやっぱりちょっと厳しかったですね」

 「調子は悪くないんですけど、単独のペースになると(ライバルに)負けちゃってるところがあるんで、ストレートで追いつかれて、並びかけられて、っていう繰り返しになりました。バトルはすごく自信があったんですけど、その自信にペースが追いついてなくて厳しかったです。決勝ペースが良くないのは分かっていたので、スタートで前に出て、後ろでガチャガチャやらせている間に逃げ切ろう、という作戦でしたが、あまりうまく行きませんでした」

 「このレースは激しかったので、明日はもう少しクレバーなレースをしたいです。そうすれば後半にチャンスは生まれてくると思うので。前半のチャンスじゃなくて後半のチャンスを取りに行きたいです」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝 息詰まる接戦を制し、小林利徠斗が今季2勝目を挙げる

優勝は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第5戦の決勝が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が激しいバトルの末、今季2勝目をものにした。

(天候:晴れ コース:ドライ)

決勝がスタートした

 第5戦決勝は午後2時15分にフォーメーション開始。14周の熱い戦いが始まった。

 ポールポジションの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)は最初の1コーナーでホイールをロックアップさせてしまい、アウトに膨らんだ隙に予選2番手の小林にインに飛び込まれてしまう。しかし野村は一歩も引かず、両者は並走のまま2オーナー、コカコーラコーナーに飛び込んでいく。結局野村は100Rで小林を押さえ込んでトップを死守。続くヘアピンでは予選4番手の中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が小林のインをついて2位に浮上してきた。その後方では森山冬星(HFDP RACING TEAM)が三井優介(HFDP RACING TEAM)を捉えて4位に。

 しかしその後方では平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)と三島優輝(BJ Racing F110)の2台がヘアピンで接触、揃ってコースサイドにストップしたため、2周目から早くもセーフティーカーが導入される。

 車両回収ののち、セーフティーカーは3周終わりでピットイン。4周目からレースは再開となる。

 すかさずアウトから野村に並びかけようとする中村、懸命に押さえ込もうとする野村だったが、コカコーラコーナーで中村がトップに浮上する。すかさず小林も野村を攻略し、2位に。すぐさまスリップストリームを使ってトップの中村に攻めかかる小林だったが、中村もインをガッチリ固めて簡単にはポジションを明け渡さない。野村も2台の背後にピッタリついて隙を窺っている。

 レースが動いたのは7周目だった。それまで1コーナーでアウトから並びかけ、クロスラインを取って中村を抜こうとしていた小林が、ここでアウトアウトのラインをとって並走状態に持ち込んできた。そして遂にコカコーラコーナー手前で中村を捉え、トップに浮上した。

 続く100Rで野村も中村を捉えて2位に。すかさずヘアピンで小林のインをついてトップを奪い返した野村だったが、小林もダンロップコーナーで野村を抜き返して再びトップに。後ろからは森山もトップ3台に迫ってきた。

 一時は荒川鱗(Dr. Dry F110)の先行をも許して6位まで後退した三井も荒川を抜き返して森山に迫り、9周目には一旦森山の前に出るが、森山もすかさず抜き返し、10周目は森山4位、三井5位で戻ってきた。後ろには荒川に加えて奥住慈英(HELM MOTORSPORTS F110)も接近して一瞬の隙も見せられない状況だ。

 この間にトップ3台は少しずつ4位以下を引き離し始めるが、それでも11周を消化してなお小林のリードは0秒682に留まる。野村と中村の差も0秒779と何があってもおかしくない状況だ。

 そして13周目。ダンロップコーナーの進入で森山が僅かに姿勢を乱したのを見逃さず、三井が4位を奪い返した。

 結局トップの小林利徠斗は僅差ながらも後続に付け入る隙を与えず、そのままトップで14周を走り切り、開幕戦富士以来の今季2勝目をものにした。2位は野村勇斗、3位は中村仁だった。

 第6戦決勝は明日の朝8時より、同じく14周で行われる。

決勝2位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第4戦富士公式練習 ARTAが1-2 トップタイムは16号車ARTA MUGEN NSX-GT

公式練習:GT500クラストップタイムはARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

公式練習:GT300クラストップタイムはGOODSMILE RACING & TeamUKYO(谷口信輝/片岡龍也)

 2023オートバックス スーパーGT第4戦「富士GT450kmレース」の公式練習が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、GT300クラスは4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)がトップタイムを記録した。

 公式練習は午前9時に走行開始。今回も85分間の混走と10分間の専有走行が行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 序盤トップに立ったのは伊沢拓也(Modulo NSX-GT)。コースオープンと同時に連続して7周を走り、6周目に1分29秒844までタイムを縮めてピットに戻ってきた。

 するとその直後、福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分29秒650を5周目にマークして64号車を上回った。16号車はコースオープン直後に1周を走って一旦ピットに戻り、すぐに再び走り出している。

 これに続くように野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)、宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)、笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)、立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)、中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、山本尚貴(STANLEY NSX-GT)がピットアウトしてきた。NSX勢はいずれも1周してピットに戻っているが、スープラ勢はいずれもコースオープンからピットで待機しており、ここでようやく走行を開始した格好だ。

 すると中山が6周目に1分29秒501でトップに浮上。立川も6周目に1分29秒606で2番手に続く。3番手は笹原で1分29秒634だ。

 その後は各車ピットイン、ピットアウトを繰り返しながら粛々と周回を重ねていたが、走行開始から30分が経過したところで野尻が12周目に1分28秒920と最初に1分28秒台のタイムを記録してトップに浮上、13周目にも1分28秒822までタイムを縮めてきた。

 福住も12周目に1分29秒043までタイムを縮めて2番手につけ、佐々木大樹が5周目に1分29秒518を記録して3番手。こちらは一旦ピットに戻ってから20分以上待機してようやく走り出したチームだ。

 福住は開始から40分が経過したところで1分28秒721(15周目)を記録してトップへ。この間に8号車は野尻から大湯に交代した。先月トレーニング中に鎖骨を負傷してスーパーフォーミュラ第6戦を欠場、今もその影響が心配される大湯だったが、走り始めて3周目(17周目)になんと1'29.667を記録、スピードは衰えていないようだ。その後8号車は再び野尻がドライブすることになった。

 混走は残り時間10分を切ったところで赤旗中断となる。コカコーラコーナー手前で井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がギヤボックスが6速にスタックしてしまうトラブルに見舞われてストップしたためだ。

 61号車はFROに牽引されてピットに戻り、午前10時22分に走行は再開。その3分後にGT300の専有走行が始まった。

 その後、GT500クラスの専有走行は午前10時35分に走行開始。まずは太田格之進(Modulo NSX-GT)が1分29秒333で3番手に浮上。これを石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分28秒890で上回る。

 しかしその直後、セクター1を全体ベストで駆け抜けていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がダンロップコーナー手前で突如白煙をあげる。関口はすぐさま39号車をコース外に退避させてストップ、クルマを降りて自分で消火器を手に戻ってきた。これを受けてポストからはこの日2度目の赤旗が提示され、専有走行はそのまま終了となる。

 その結果、トップタイムは混走で1分28秒721をマークした16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、2番手も同じく混走で1分28秒822を出した8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹/木村偉織)とARTAが1-2を達成。3番手には専有走行でタイムアップを果たした38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が続いた。

公式練習:GT500クラス2位はARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹/木村偉織)

公式練習:GT500クラス3位はZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)

 GT300クラスは混走から4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)と6号車DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン/神晴也)が好タイムをマークするが、6号車は専有走行で片山がコカコーラコーナーでコントロールを失ってコースオフ、専有でのタイム更新の機会を失ってしまう。

 一方の4号車は谷口がここで1分37秒452、1分37秒067と快調にタイムを削ってトップに浮上。残り時間1分を切ったところで大草りきが1分37秒587を記録して10号車PONOS GAINER GT-R(安田裕信/大草りき)が2番手。3番手には混走で1分37秒649のトップタイムを記録していた6号車DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン/神晴也)が3番手につけた。

公式練習:GT300クラス2位はPONOS GAINER GT-R(安田裕信/大草りき)

公式練習:GT300クラス3位はDOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン/神晴也)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第4戦富士ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
124佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH61'27.763--187.172
216大津 弘樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS101'27.813 0.050 0.050187.066
38大湯 都史樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'27.852 0.089 0.039186.983
43千代 勝正Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI581'28.114 0.351 0.262186.427
517松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS341'28.226 0.463 0.112186.190
6100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS441'28.295 0.532 0.069186.045
738立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS141'28.326 0.563 0.031185.979
864伊沢 拓也Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'28.667 0.904 0.341185.264

■GT300クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
14谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH61'36.395--170.411
261山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL181'36.705 0.310 0.310169.865
311石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'36.854 0.459 0.149169.604
488小暮 卓史JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH151'36.882 0.487 0.028169.555
56ロベルト・メルヒ・ムンタンDOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH121'36.982 0.587 0.100169.380
620清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'36.983 0.588 0.001169.378
710大草 りきPONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL271'37.037 0.642 0.054169.284
850イゴール・オオムラ・フラガANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'37.070 0.675 0.033169.226
987松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'37.078 0.683 0.008169.212
1056名取 鉄平リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH901'37.342 0.947 0.264168.753
1125菅波 冬悟HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'37.475 1.080 0.133168.523
1296新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'37.525 1.130 0.050168.437
1365篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'37.577 1.182 0.052168.347
1460吉本 大樹Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL211'37.655 1.260 0.078168.213
15360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.907 1.512 0.252167.780
-*31小高 一斗apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS9deleted---
  • CarNo. 31は、大会特別規則第2条21.1(指定燃料以外を使用)により、予選タイムを削除した。

SUPER GT

第4戦富士ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
116福住 仁嶺ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS101'27.858--186.970
224平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH61'27.935 0.077 0.077186.806
38野尻 智紀ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'28.025 0.167 0.090186.615
4100牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS441'28.251 0.393 0.226186.137
538石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS141'28.273 0.415 0.022186.091
63高星 明誠Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI581'28.448 0.590 0.175185.723
764太田 格之進Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'28.478 0.620 0.030185.660
817塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS341'28.532 0.674 0.054185.546
---- 以上Q2進出 ----
919国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH441'28.608 0.750 0.076185.387
1039関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS121'28.708 0.850 0.100185.178
1114山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS421'28.764 0.906 0.056185.062
1237笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS101'28.802 0.944 0.038184.982
1323松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'28.842 0.984 0.040184.899
141ベルトラン・バゲットMARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS361'29.238 1.380 0.396184.079
1536宮田 莉朋au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS721'29.436 1.578 0.198183.671

■GT300クラス(Aグループ)

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
111富田 竜一郎GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'36.903--169.518
287坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'37.193 0.290 0.290169.012
350古谷 悠河ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'37.596 0.693 0.403168.314
420平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'37.682 0.779 0.086168.166
56片山 義章DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH121'37.767 0.864 0.085168.020
688元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH151'37.861 0.958 0.094167.858
756ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH901'37.869 0.966 0.008167.845
8*65蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'37.888 0.985 0.019167.812
---- 以上Q2進出 ----
9244三宅 淳詞HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH331'37.926 1.023 0.038167.747
1030小河 諒apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH61'37.984 1.081 0.058167.648
1152川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS841'38.273 1.370 0.289167.155
129阪口 良平PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'38.390 1.487 0.117166.956
1327岩澤 優吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'38.754 1.851 0.364166.341
14*22加納 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'39.886 2.983 1.132164.455

■GT300クラス(Bグループ)

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
14片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH61'36.896--169.530
261井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL181'37.185 0.289 0.289169.026
396高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'37.300 0.404 0.115168.826
431根本 悠生apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS91'37.551 0.655 0.251168.392
510安田 裕信PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL271'37.710 0.814 0.159168.118
660河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL211'37.786 0.890 0.076167.987
7360大滝 拓也RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.988 1.092 0.202167.641
825野中 誠太HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'38.024 1.128 0.036167.579
---- 以上Q2進出 ----
97荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI751'38.035 1.139 0.011167.561
105冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'38.058 1.162 0.023167.521
1118小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'38.067 1.171 0.009167.506
122平良 響muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS901'38.198 1.302 0.131167.282
1348眞田 拓海植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'38.366 1.470 0.168166.997
  • CarNo. 65, 22は、SpR.29-7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'40.100--
26野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'40.665 0.565 0.565
335中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'40.961 0.861 0.296
45三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'45.244 5.144 4.283
57森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'46.234 6.134 0.990
661奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'47.055 6.955 0.821
788荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1427'47.956 7.856 0.901
845大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1427'48.615 8.515 0.659
962佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'48.867 8.767 0.252
1081卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1427'49.424 9.324 0.557
1138奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1427'49.643 9.543 0.219
1222藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1427'51.75311.653 2.110
1377小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1427'52.49512.395 0.742
1415渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1427'53.74313.643 1.248
1512洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1427'54.07713.977 0.334
1680野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1427'54.96014.860 0.883
1749居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1427'55.57215.472 0.612
1816西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1427'56.69716.597 1.125
1987下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1428'02.56022.460 5.863
2014田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1428'03.04022.940 0.480
2146徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1428'03.25723.157 0.217
2234清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1428'03.61323.513 0.356
2341井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1428'04.46324.363 0.850
2428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1428'04.47924.379 0.016
2544IC1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1428'05.05424.954 0.575
262IC2仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1428'08.55628.456 3.502
2796IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1428'11.51831.418 2.962
2813IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1428'16.35636.256 4.838
2910IC5植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1428'17.54637.446 1.190
3055IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1428'19.60239.502 2.056
3197IC7坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1428'23.49943.399 3.897
3278小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1428'26.55646.456 3.057
3321IC8小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1428'36.58256.48210.026
348半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1428'38.11258.012 1.530
3518IC9塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1428'40.7141'00.614 2.602
3671IC10大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1428'40.9031'00.803 0.189
3723IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1428'56.5331'16.43315.630
3811IC12中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1428'59.1161'19.016 2.583
3926IC13山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1224'39.9622Laps2Laps
4086IC14大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1225'17.6342Laps37.672
---- 以上規定周回数(90% - 12 Lpas)完走 ----
-63IC-鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1021'54.9264Laps2Laps
-*37佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
919'38.6845Laps1Lap
-48堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
721'57.8987Laps2Laps
-31平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
0-14Laps7Laps
-98三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
0-14Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 12 洞地遼⼤(HIROTEX AKILAND F110) 1'46.901 (10/14) 153.664 km/h
  • CarNo. 37は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為+コースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第4戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
116福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS101'28.721--185.151
28野尻 智紀
大湯 都史樹
木村 偉織
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'28.822 0.101 0.101184.941
338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS141'28.890 0.169 0.068184.799
464伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'29.333 0.612 0.443183.883
524佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH61'29.363 0.642 0.030183.821
639関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS121'29.488 0.767 0.125183.564
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS441'29.572 0.851 0.084183.392
837笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS101'29.603 0.882 0.031183.329
917塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS341'29.623 0.902 0.020183.288
103千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI581'29.627 0.906 0.004183.280
1123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'29.727 1.006 0.100183.075
1219国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH441'29.847 1.126 0.120182.831
1336坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS721'30.119 1.398 0.272182.279
141平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS361'30.276 1.555 0.157181.962
1514大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS421'30.582 1.861 0.306181.347

■GT300クラス

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH61'37.067--169.232
210安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL271'37.587 0.520 0.520168.330
36片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH121'37.649 0.582 0.062168.223
420平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'37.896 0.829 0.247167.798
511富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'37.897 0.830 0.001167.797
62堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS901'37.916 0.849 0.019167.764
750イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'38.022 0.955 0.106167.583
896新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'38.121 1.054 0.099167.414
927岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'38.209 1.142 0.088167.264
1031嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS91'38.230 1.163 0.021167.228
1187松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'38.287 1.220 0.057167.131
1288小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH151'38.410 1.343 0.123166.922
1356ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH901'38.516 1.449 0.106166.742
1452吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS841'38.530 1.463 0.014166.719
1518小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'38.542 1.475 0.012166.698
167荒 聖治
柳田 真孝
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI751'38.564 1.497 0.022166.661
1761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL181'38.613 1.546 0.049166.578
1860吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL211'38.766 1.699 0.153166.320
1965蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'38.840 1.773 0.074166.196
20244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH331'38.968 1.901 0.128165.981
2125菅波 冬悟
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'39.044 1.977 0.076165.854
22360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'39.150 2.083 0.106165.676
239阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'39.163 2.096 0.013165.655
2430永井 宏明
織戸 学
小河 諒
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH61'39.300 2.233 0.137165.426
2548井田 太陽
田中 優暉
眞田 拓海
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'39.477 2.410 0.177165.132
2622和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'40.120 3.053 0.643164.071
275冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'40.531 3.464 0.411163.400

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦、第6戦富士予選上位3人のコメント 野村勇斗「決勝がどうなるかわからないが、全力で戦い、優勝を狙っていく」

第5戦、第6戦ポールポジション 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「新品の時のタイヤの感触は練習から良かったので、ミスしないことを意識して走りました。残り10分を切ったあたりで赤旗になってしまい、それまでタイムを出していなかった僕は緊張しましたが、再開後はうまく1周をまとめられて良かったです」

 「これからアタックしようと思って最終コーナーを立ち上がったところで赤旗が出たので、タイヤの心配はありませんでした。ここのサーキットはスリップが効きやすいので、位置取りを意識しながら走りましたが、まだタイムを詰められたと思います」

「午後の決勝はコンディションも違うので、どうなるかわかりませんが、全力で戦い、優勝を狙って頑張ります」

第5戦、第6戦予選2位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「開幕戦と同様に、単走でタイムを出せるように頑張りたいと思って、一番前から出て走りました。富士はみんなスリップストリームを使いたがりますが、それじゃ予選で前に行けるだけです。決勝まで見据えれば単走でしっかりタイムを出す必要があるし、それができることを見せることも重要だと思います」

 「自分でミスすることなくやり切れた結果の2位なので。1位はスリップを使っているはずですし、決勝に向けていい準備ができているので、決勝は自信を持って走りたいと思います」

 「(予選後半は)アタックはしていたんですが、走ってる感覚以上にタイヤの落ちが大きかったので、チェッカーが出る前にピットに戻りました」

第5戦、第6戦予選3位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「昨日からあまり調子良くなかったので、今の自分が出せる力を出して、最大限の順位に持っていこうと思っていました。コースインしたらクリアを取ることができ、後ろは渋滞していたので、その間に単独で逃げ切ろうという選択をして周回を重ねました。赤旗のタイミングでも運よく46秒4が出て、その後も単独でラップを重ねて46秒4、5で終わりました。野村はスリップを使ってタイムを出しているので、決勝のペースでは負けていないと思うし、ここではスリップが効くので」

 「チームで1-2取れて2番手というのは悪くないと思います。決勝は3番手スタートなので、2年目の意地を見せたいなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦、第6戦富士公式予選 野村勇斗が自身初のポールポジションを獲得

第5戦、第6戦ともポールポジションの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第5戦、第6戦の公式予選が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、ベストタイム、セカンドタイム共にトップの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が自身初のポールポジションを2戦連続で獲得した。

 公式予選は午前7時50分よりA、B2組に分かれて各20分間で行われた。天候は晴れ、コースはドライだ。各社コースオープンと同時にコースに飛び出し、周回を重ねながら徐々にタイムを上げていく。

 A組の走行では、まず三井優介(HFDP RACING TEAM)が3周目に1分48秒004を記録してトップに。野澤勇翔(OTG DL F4 CHALLENG)が1分48秒183で2番手につける。

 三井は4周目に1分46秒814までタイムアップ。続いて佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が1分47秒166で2番手、居附明利(RSイディアイーグルスポーツ)が1分47秒781で3番手だ。

 しかし開始から間も無く10分が経過しようというところ、タイヤが温まってこれからというタイミングで赤旗が出され、セッションは中断となる。コカコーラコーナーで大阪八郎(Dr. Dry F110)が他車との接触によりストップしてしまったためだ。

 A組の予選は車両回収ののち午前8時6分に残り時間9分として再開された。一斉にコースに飛び出していくドライバーたち。

トップの三井は前を走るクルマのスリップをうまく使ってアタックを試みるが、ここでのタイムは1分46秒570とセカンドベストの更新にとどまる。この間に荒川鱗(Dr. Dry F110)が1分46秒891で2番手に上がってきた。3番手は佐野だ。

 そしてここで野村が1分46秒412を走行再開3周目に記録してトップに浮上、三井は2番手に後退する。この時点で残り時間は2分を切った。三井は走行再開後はなかなかタイムを更新することができない。3番手には佐藤樹(HELM MOTORSPORTS F110)が1分46秒657で浮上してきた。

 更に野村は次の周で1分46秒174までタイムを縮める。これによりセカンドベストでもトップに立った。

 ここでチェッカー。その結果A組のトップは野村、2番手は三井、3番手は佐藤となった。

 A組の予選では赤旗中断があったものの、当初予定されていた10分のインターバルを5分に繰り上げることにより、B組の走行は予定通り午前8時20分にコースオープンとなった。ホンダ勢同士のトップ争いとなったA組とは対照的に、B組はトヨタ勢が熾烈なタイムアタック合戦を展開する。

 まずは中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2周目に1分47秒799でトップに。小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)は1分48秒096で2番手につけるが、3周目に1分47秒195を記録し、ここでトップに浮上する。続いて森山冬星が(HFDP RACING TEAM)1分47秒305で2番手、奥住慈英(HELM MOTORSPORTS F110)が1分47秒376で3番手につけ、中村は一時4番手に後退する。

 更に小林は4周目に1分46秒572までタイムを縮める。中村も4周目に1分46秒694を記録して再び2番手に上がってきた。中村は5周目に1分46秒527までタイムを縮めてトップに浮上、一方の小林は1分46秒631にとどまるが、セカンドベストでは依然トップだ。

 そして6周目。小林は1分46秒356を叩き出して再びトップに。なおも次の周にセクター1で自己ベストを更新してアタックを続ける小林だったが、セクター2、3が伸びずタイムは1分46秒482とセカンドベストの更新にとどまる。

 この時点で残り時間はまだ7分近く残っていたが、上位陣はここでペースダウン。トップの小林は1分46秒台後半のタイムで周回を重ねてチェッカーを待たずにピットに戻ってきた。中村はそのまま走行を続けたが、結局タイムを更新することなくそのままチェッカーを受けた。

 その結果B組はトップが小林、中村が2番手、森山が3番手となった。

 そして総合では野村がベスト、セカンドタイムともに小林を上回ったため、第5戦、第6戦共にポールポジションは野村勇斗、2番手は小林利徠斗、そして三井優介が3番手という結果となった。

 第5戦決勝はこのあと午後2時15分より14周で行われる。

第5戦、第6戦とも予選2位の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

第5戦、第6戦とも予選3位の三井優介(HFDP RACING TEAM)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士B組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.482--154.268
235中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.574 0.092 0.092154.135
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.633 0.151 0.059154.050
461奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'47.043 0.561 0.410153.460
581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.199 0.717 0.156153.237
634清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'47.438 0.956 0.239152.896
777小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'47.466 0.984 0.028152.856
822藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.470 0.988 0.004152.850
915渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.483 1.001 0.013152.832
1098三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.505 1.023 0.022152.800
1187下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'47.716 1.234 0.211152.501
1228中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'47.815 1.333 0.099152.361
1363IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'47.878 1.396 0.063152.272
1448堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'47.894 1.412 0.016152.249
1544IC2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'48.162 1.680 0.268151.872
1696IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'48.179 1.697 0.017151.848
1713IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'48.374 1.892 0.195151.575
1897IC5坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'48.549 2.067 0.175151.331
1911IC6中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'49.947 3.465 1.398149.407
2018IC7塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'50.059 3.577 0.112149.254
2123IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'51.063 4.581 1.004147.905
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.219)予選通過 ----
-12洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
no time---
-30IC-DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士A組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
16野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.412--154.370
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.546 0.134 0.134154.176
388荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'46.751 0.339 0.205153.880
462佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.953 0.541 0.202153.589
531平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'46.995 0.583 0.042153.529
638奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'47.044 0.632 0.049153.458
737佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'47.089 0.677 0.045153.394
845大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'47.145 0.733 0.056153.314
9*80野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'47.325 0.913 0.180153.057
1049居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'47.477 1.065 0.152152.840
1116西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.605 1.193 0.128152.658
1246徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'47.644 1.232 0.039152.603
1314田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1'47.697 1.285 0.053152.528
142IC1仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.837 1.425 0.140152.330
1541井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'47.863 1.451 0.026152.293
168半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1'48.180 1.768 0.317151.847
1710IC2植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'48.759 2.347 0.579151.039
1855IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'48.791 2.379 0.032150.994
1926IC4山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'48.964 2.552 0.173150.754
2078小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'49.143 2.731 0.179150.507
2121IC5小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'49.454 3.042 0.311150.079
2271IC6大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'49.671 3.259 0.217149.783
2386IC7大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'51.476 5.064 1.805147.357
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.226)予選通過 ----
-99IC-安井 和明Rn-sports F110
Rn-sports
d.n.s---
  • CarNo. 80は、一般競技規則第17条3(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採用されない。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士B組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.356--154.451
235中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.527 0.171 0.171154.203
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.617 0.261 0.090154.073
461奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.914 0.558 0.297153.645
581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.102 0.746 0.188153.375
698三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.250 0.894 0.148153.164
734清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'47.258 0.902 0.008153.152
822藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.316 0.960 0.058153.069
977小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'47.389 1.033 0.073152.965
1015渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.449 1.093 0.060152.880
1163IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'47.532 1.176 0.083152.762
1287下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'47.549 1.193 0.017152.738
1344IC2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'47.592 1.236 0.043152.677
1428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'47.653 1.297 0.061152.590
1548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'47.891 1.535 0.238152.254
1696IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.922 1.566 0.031152.210
1713IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'48.313 1.957 0.391151.660
1897IC5坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'48.402 2.046 0.089151.536
1918IC6塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'49.520 3.164 1.118149.989
2011IC7中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'49.909 3.553 0.389149.458
2123IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.909 4.553 1.000148.111
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.150)予選通過 ----
-12洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
no time---
-30IC-DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士A組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
16野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.174--154.716
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.445 0.271 0.271154.322
362佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.657 0.483 0.212154.015
488荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'46.659 0.485 0.002154.012
545大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'46.772 0.598 0.113153.849
631平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'46.812 0.638 0.040153.792
737佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'46.989 0.815 0.177153.537
838奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'47.011 0.837 0.022153.506
980野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'47.311 1.137 0.300153.077
1049居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'47.475 1.301 0.164152.843
1146徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'47.484 1.310 0.009152.830
1216西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.595 1.421 0.111152.673
1314田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1'47.662 1.488 0.067152.578
142IC1仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.777 1.603 0.115152.415
1541井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'47.825 1.651 0.048152.347
1610IC2植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'48.023 1.849 0.198152.068
178半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1'48.034 1.860 0.011152.052
1855IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'48.185 2.011 0.151151.840
1926IC4山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'48.748 2.574 0.563151.054
2078小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'49.033 2.859 0.285150.659
2121IC5小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'49.080 2.906 0.047150.594
2271IC6大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'49.458 3.284 0.378150.074
2386IC7大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'49.989 3.815 0.531149.349
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.067)予選通過 ----
-99IC-安井 和明Rn-sports F110
Rn-sports
d.n.s---

SUPER GT

第4戦富士立川祐路引退会見 「ファンや支援者に最後まで寂しいと言ってもらえて、満点のレース人生だった」

 先月28日に今シーズン限りでの現役引退を発表した立川祐路(TGR TEAM ZENT CERUMO)の記者会見が8月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。

 冒頭の挨拶の中で立川はまず支援者とファンへの謝意を口にし、「全日本GT選手権から現在まで200戦以上戦ってきた。ここまで長い間戦ってこれたのはトヨタやTCD、セルモ、ZENT、ブリヂストンをはじめとする多くの仲間たち、そして家族の支えがあったからだ。本当に感謝している。人生の半分以上をGTという舞台で戦ってきたので、寂しい気持ちはある。しかしその舞台でやってこれたことが自分にとっての財産になっている。全てにおいて感謝しかない。残りは5レースになるが、最後の1周まで全力で走り抜ける」と最後はシーズン後半戦への抱負を述べて締めくくった。

 質疑応答の中で、引退を意識し始めた時期について質問が及ぶと「年齢的なこともあり、以前から考えていなくはなかったが、真剣に考え始めたのは昨シーズンからであり、そこからは進退をかけて戦おうと決意してやってきた」と回答。

 最終的に引退を決断したのは前戦の鈴鹿大会が終わった時だったとのこと。プロのドライバーとしてやっている以上、成績に責任を持つのは当然であり、昨年も成績を残せていなかったことについても、以前の自分ならそういう状況であっても自分でなんとかできたんじゃないか、それができないのであれば身を引くべきだと考えたという。

 シーズン中盤での引退発表となったことについては、自分がそういう気持ちになった以上、ファンにも早めに伝えて、残りのレースを一緒に戦っていきたいと考えたことを理由に挙げた。

 また今までで一番思い出に残っているレースとして2005年最終戦の鈴鹿を挙げた。立川はそのレースで最多ポール記録に並び、決勝で最多勝記録に並んでチャンピオンを獲得しており、それが今でも忘れられなという。

 来年以降の活動については、正確なことはまだ決まっていないものの、引き続き仕事としてレースには関わっていきたいとしている。

 最後にこれまでのレース活動に点数をつけるとしたら、と問われた立川は、これだけ多くの方々に支えられ、仲間たちと戦い、多くのファンや支援者に最後まで寂しいと言ってもらえたことは幸せであり、満点と言っていいと答えた。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

来シーズンは3月初旬に開幕、11月末の最終戦まで7大会

 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は3日、国際自動車連盟(FIA)に来年度2024年の国際スポーツカレンダーの登録申請を行った。

 これによるとスーパーフォーミュラ(SF)の日程は以下となっている。

 第1戦は鈴鹿サーキットで3月10日に開幕を迎える。F1、Formula-eが4月に組まれた関係だと思われるが、全日本F2、F3000選手権時代の中盤までは3月初旬での鈴鹿2&4開幕戦が定着していた。ひさびさにトップフォーミュラがこの時期に戻ってきた格好だ。

 今シーズンと同様に5サーキット7大会が開催され、11月24日の鈴鹿JAFグランプリで幕を閉じる。遅い最終戦だが、年間10戦が行われていたF3000時代にもこの時期での閉幕はあった。

 NEXT50プロジェクトでの2シーズン目を迎えるSF。来年の飛躍に期待したい。

※なお、この日程はFIAに申請されたものであり、他のレースとの調整で変更になる場合がある。

大会開催日サーキット備考
1 3/8~10 鈴鹿サーキット 鈴鹿2&4レース
2 5/17~19 オートポリス
3 6/21~23 スポーツランドSUGO
4 7/19~21 富士スピードウェイ
5 8/23~25 モビリティーリゾートもてぎ
6 10/11~13 富士スピードウェイ
7 11/22~24 鈴鹿サーキット 鈴鹿JAFグランプリ
Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

GTAが2024シーズンの開催日程を発表 開幕戦岡山は4月14日決勝

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は8月3日付でプレスリリースを発行し、2024年のスーパーGTカレンダー(予定)を発表した。

 来シーズンも今年同様に国内6サーキットを舞台に全8大会が予定されている。開幕戦は岡山国際サーキットで開催され、最終戦はモビリティリゾートもてぎとなっている。詳細は以下のとおり。

2024年スーパーGTカレンダー(JAF/FIA申請中)
第1戦 4月13-14日  岡山国際サーキット
第2戦 5月3-4日   富士スピードウェイ
第3戦 6月1-2日   鈴鹿サーキット
第4戦 8月3-4日   富士スピードウェイ
第5戦 8月31-9月1日 鈴鹿サーキット
第6戦 9月21-22日  スポーツランドSUGO
第7戦 10月5-6日   オートポリス
第8戦 11月2-3日   モビリティリゾートもてぎ

 ただし今後世界選手権レースの開催予定が変更された場合、上記のスケジュールは変更の可能性があるとのこと。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第4戦富士プレビュー 注目は富士ラストランの立川祐路 ARTAは第3ドライバーに木村偉織を抜擢

 オートバックス スーパーGTシリーズの2023シーズンもいよいよ中盤戦。第3戦が終了した時点でGT500クラスは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が計36ポイントを挙げてドライバーズランキングトップ。これを3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が7ポイント差の29ポイントで追う展開となっている。

 GT300クラスは56号車リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平)と2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)が共に30ポイントで並び、1勝をあげているオリベイラ/名取組がトップとなっている。

 まだまだ何が起こるかわからない接戦の2023シーズンだが、第4戦富士大会の開幕まであと1週間に迫った7月28日に驚くべきニュースが飛び込んできた。それが長きに渡りGT500クラスのトップドライバーとして活躍してきたベテラン立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が今季限りで引退するというのだ。

公式テスト岡山4回目:GT500クラス3位はZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)

 立川は1996年にスーパーGTの前身である全日本GT選手権(JGTC)にFEDEX 300ZX-GTS(日産フェアレディZのIMSA-GTS仕様をベースとした車両)でGT500クラスにデビュー、1999年にはセルモに加入し、2000年の第5戦TIサーキット英田(現在の岡山国際サーキット)で初優勝、2001年には自身初のシリーズチャンピオンに輝いた。

 それ以来JGTC、スーパーGTを通じて通算ポールポジション獲得数は歴代最多の24回、勝利数は松田次生の23勝に次ぐ歴代2位の19勝を誇り、2001年、2005年、2013年と計3度のGT500チャンピオンを獲得している。

 また富士スピードウェイにおいては2002年の第2戦を皮切りに計9勝を挙げている。

 2023シーズンは残り5レース。サクセスウェイト14kgで最後の富士大会に臨む立川は、果たしてこの輝かしい記録をどこまで更新できるのか。

 また、第3戦鈴鹿において大クラッシュに見舞われた松田次生(MOTUL AUTECH Z)、そして先月トレーニング中に鎖骨を負傷してスーパーフォーミュラ第6戦富士を欠場した大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)の両名も富士大会のエントリーリストに名を連ねている。ただしARTAの8号車は今回、第3ドライバーとして木村偉織の起用を明らかにしており、大湯が実際にドライブするかどうかは不明だ。木村は昨年、同じARTAからNSX-GT3でGT300クラスに参戦、ドライバーズランキング12位を獲得しており、富士大会でのドライブが実現すれば、これがGT500デビュー戦となる。

 注目の第4戦決勝は8月6日午後1時45分より100周(450km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・小村明生「いろいろあったが冷静さを保って」

優勝 52号車・小村明生(Fガレージ ENABLING)

優勝した小村明生(FガレージENABLING)

 「SCはちょっと予想外でしたけれど、冷静に、リスタートも。スタートでちょっとホイールスピンさせちゃったので、その分横に並ばれたというかちょっと前に出られたのですけれど、ポジションキープしながらしっかり前に出て。それ以降は安心して、いつも通りの走行を続ければ勝てると自信を持って走行し続けました。今回予選からバタバタで、ベダルが外れちゃっていたりとか、ストレートで360度回るとかいろいろありましたけれど、そこはしっかり冷静さを保って、優勝を飾れたので、よかったですね」

2位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)

 「(スタートはよかった?)スタートはまずまずで、ノーズが先に出たのですが、1コーナーで止まりきれず抜かせませんでした。レースペースは上がらず、ラインを変えたり、ブレーキングポイントを変えたり色々と試しました。マシンは良かったのですが、タイヤのグリップがなかったです。予選で使いきってしまったとその時察しました。(中澤選手からのプレッシャーは感じた?)感じていました。先週もてぎで勝ったというのもあり、小村選手と中澤選手はマークしていました。ペースも中澤選手の方が速いとわかっていましたが、近づくポイントと離れるポイントを見比べて、これは抜かされないなと思い、後ろも気にしながら前に集中していました。(SCランの間は何を考えていた?)残り1周絶対に再スタートするだろうと思ったので、念入りにタイヤを温め、小村選手のスタートに合わせて1コーナー、もしくは最終コーナーで抜かす意識をしていました。(具合悪くなったのはレース後?)レース後ですね、表彰台の事はあまり覚えていません。ですが思い返したら、レース中から少し手足が痺れていたので、レース中にもう(熱中症に)なっていたのかもしれないです。皆様には多大なるご迷惑とご心配をさせてしまったので、以後このようなことがないように今後意識していきます」

3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

決勝3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「前にいなかったのが最大の敗因です。クルマが、出走前に気付かなかったのですけれど、走り始めたら何か壊れていて。まずいな、とは思ったのですけれど、とりあえず最低限完走だけはしようと思って。予選で前にいなかったのがもったいなかったですね。決勝のペースもそんなに悪くなかったのですけれど、前とセットを変えていたのがちょっと筑波に合わなかったです。しょうがないです。ちょっと悔しいですけれど、また来週(SUGO)頑張ります」

4位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝4位、マスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「前について行こうとしたのですけれど、ちょっと厳しかったです。(調子はどうでした?)予選よりタイヤがけっこう滑って、それでコントロールするので精一杯でした」

5位 86号車・村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)

決勝5位の村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

 「たまたま5位なので(笑)。(苦しいレースだった?)マシンのセットがうまく行ってないのと、立ち上がりからストレートまでが遅くて。ブレーキングとコーナーで多少追いつくけど、立ち上がりでジリジリ離される、みたいなところで。何がいけないのか、ドライビングもそうですし、エンジンとかにも目を向けてみたいというところがあります。(来週すぐにSUGOだが?)どうしようもできないので、とりあえずマシンのセットアップが何とかできたらな、って。後は僕のドライビングですね、そこの2点で、何とかなるか、頑張ります」

リタイア 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)

リタイアとなった小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「(体は大丈夫?)まったく問題ないです。(アクシデントの状況は?)最終コーナー入って、内藤さんがインに寄って私がアウトいっぱいに出ていたので。並んで、ちょっと内藤さんの方が半車身ぐらい前で、ホームストレート帰ってきて、私はまっすぐだったのですけれど、相手の左リヤと私の右フロントが当って、そのまま乗り上げちゃって、右の足回りが壊れて制御不能になって、壁に優しく突っ込んだ、って感じです。何にもやりようがなかったです。内藤さんの怪我が心配ですけれど。あそこで進路引けばよかったですかね? まっすぐ立ち上がって幅寄せしたわけでもないので、あれはレーシングインシデントですね。また切り替えて9月頑張ります」

リタイア 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

リタイアした内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「(手首の怪我は大丈夫?)ちょっと剥離骨折したかもみたいな感じですけれど大丈夫で、他はピンピンしています。(アクシデントの状況は?)最終コーナーで並んで二人で入って行って、並んで外へ(はらんで)出ていったので、アウト側通れるスペースは残したつもりだったのですけど、十分残っていなかったのかな、っていう感じで、僕のリヤと相手のフロントが当って、僕の方が回っちゃった、という感じなので。(マシンのダメージは?)まだちゃんと見てないのですが、そこそこダメージあるかなって感じはするので、チームの人に申し訳ないなって気がします。(そこまではいい感じで走れていた?)スタートがそこそこ決まって、順位を一つ上げられたので、そこはよかったかなと思うのですけれど。その後は、この熱なのでタイヤが厳しくなってきて攻めるに攻められない感じではあったので、そこはちょっと修正しないといけないかな、って感じです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝 酷暑のレースを小村明生がポール・ツー・ウインでランキング首位奪還

優勝した小村明生(FガレージENABLING)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦決勝が7月30日(日)に筑波サーキット18周で開催され、ポールポジションからスタートの小村明生(Fガレージ ENABLING)がスタート直後の攻防を制すると2位武者利仁(ZAP RACorse ED)以下をじわじわと引き離し、終盤のアクシデントによるセーフティカー(SC)ラン明け後のリスタートでも武者につけ入るスキを与えずに優勝。シーズン4勝目を飾った。

 午前9時の予選の段階でも33度あった気温は午後1時40分のコースイン時点では37.6度、路面温度に至っては63.3度という過酷なコンディションとなった。レーシングスーツをまとうドライバーを少しで冷やすために、チームは扇風機、冷やしたタオルや氷を首に当てるなど、パドックからコース外退去のぎりぎりまで対策を講じる姿が見られた。

決勝がスタートした

 9台のマシンがフォーメーションラップを終えてグリッドにつくと、レッドライトが消灯してレーススタート。

 蹴り出しがよかったのは2番手スタートの武者で、ポールシッターの小村の左サイドを並走、アウト側から第1コーナーに進入してオーバーテイクを狙うが小村はしっかりポジションをキープ、第2コーナー出口で前に出てトップの座を守る。3番手スタートの中澤凌(ZAP FOCS 10VED)がそれに続くと後方では5番手スタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が第1コーナーで小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)のインを奪うと4位に浮上。さらに勢いがよかったのが6番手スタートの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)で、秋山のテールに喰らいつくと小田部を第2コーナーでかわし、S字では秋山と並走するが、秋山は第1ヘアピン手前のブレーキングで内藤を抑えて4位のポジションを守る。

 小村はここまで優勝した3戦全オープニングラップで2位に1秒前後の差をつけていたが、今日の武者は一味違い、小村に離されることなくチャンスを窺い、0.592差で1周目を終える。3位中澤は武者と0.364秒差とこちらも僅差だ。4位秋山、5位内藤と続き、5位小田部の背後にペナルティで最後尾スタートとなった村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)がスタートでスルスルと順位を上げて接近、第2ヘアピンで小田部のインを差すと前に出てバックストレートを加速。しかし小田部もあきらめず最終コーナーへ村田のイン側から並んで進入、5位を奪い返して0.383秒差でコントロールラインを通過した。

 2周目、武者は小村より速いラップタイムを刻み、0.456秒差とギャップを0.136秒詰める。3位中澤も武者と0.412秒差と3台は等間隔で走る。4位秋山と5位内藤も0.415秒差の接近戦だ。

 3周目、4周目と小村はファステストラップを連発して武者との差を0.908秒まで拡大。毎ラップ僅かずつではあるが着実にリードを拡げていく小村に対し、武者は中澤を引き離すことができず、次第に防戦に追われるようになる。4位秋山はこの3台のペースにはついて行けず2.745秒後方で、5位内藤、6位小田部がそれぞれ0.449秒、0.361秒差とワンパックで走行。6位村田はやや離され小田部の1.789秒後方を走り、8位宮本りお(COMET RACING10V)、9位YOSHIKATSU TSUJIKO(COMET RACING10V)というスポット参戦組はそこから50秒近く離されている。

 5周目も小村は武者を上回るペースで走り、さらには6周目に59秒315とこの日のファステストラップを樹立して1.372秒までギャップを拡大する。3位中澤は依然として武者の0.482秒後方でプレッシャーをかけ続けているが、こちらも決定打がない状態だ。各車膠着状態の中で緊張を増してきたのが、内藤と小田部による5位争いで、6周目0.251秒差、7周目0.434秒差と一触即発の状況に。

 10周目に小村のリードは2.149秒まで拡がり、安全圏とみたか僅かにアクセルを緩める。それでも武者よりは速いペースで差を削り取らせることはない。

クラッシュした内藤大輝と小田部憲幸

 そして迎えた13周目にアクシデント発生。0.3秒~0.6秒の差で攻防を続けていた内藤と小田部だが13周目の最終コーナーで小田部が勝負を挑み両車並んでメインストレートに戻るとコントロールライン手前で接触、内藤はスピン状態でリヤからグランドスタンド側のスポンジバリアに突っ込み、小田部もコントロールを失いスポンジバリアに接触して停止する。ただちにSCがコースイン、内藤と小田部はマシンを降りて無事が確認された。モニターで見た印象では最終コーナーイン側に内藤、アウト側に小田部というポジションからサイド・バイ・サイドで立ち上がると僅かに内藤が前で、内藤の左リヤと小田部の右フロントが接触したように見えた。

 マシンの撤去とスポンジバリアの修復の間、14周目から17周目までSCランが行われ、小村~武者~中澤~秋山のトップ4は変わらす2台がリタイヤしたことで村田以下が繰り上がり、最終ラップ1周2.045キロメートルだけの超スプリントでレースが再開。小村のリードは帳消しになり、武者が0.328秒差、中澤も0.759秒の差でリスタート。武者がこのチャンスを活かすべく第1コーナーに向けて加速するが、小村はしっかりペースを守りターンイン、逆に武者を突き放す勢いを見せる。武者はS字でも右に左にゆさぶりをかけるが小村はつけいるスキを見せない。武者は最後まで活路を見出すことができずあっという間にファイナルラップが終了、小村は武者に0.307秒の差でトップの座を守り切りチェッカードフラッグの下を走り抜けた。2位武者、3位中澤が表題を獲得、4位唯一のマスターズクラスの秋山、5位村田、6位はラップダウンながらTSUJIKOが入賞した。

 ウイニングランを終えてメインスタンド前に設置されたポディウムにマシンを運ぶと小村は車体の上に立ち上がってガッツポーズ、疲れを見せない様子だった。対照的に2位武者は疲労困憊の様子で、表彰台では時折辛そうな表情を見せていたがその後熱中症で倒れ、メディカルセンターに搬送された。3位中澤以下の選手もかなり疲労の色が濃く、レースが過酷だったことをうかがわせた。

 これで小村はシリーズ4勝目、80点でポイントランキングで武者を逆転して再びトップに立った。しかし武者も77点で僅か3ポントの差。残り3レースでシリーズの行方はまだわからない。

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦は9月17日に筑波サーキットで行われる。

優勝は小村明生(FガレージENABLING)

決勝2位は武者利仁(ZAP RA Corse ED)

決勝3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

決勝4位、マスタークラス優勝は秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝5位は村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

決勝6位は辻子依旦(COMET RACING 10V)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/30) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152小村 明生FガレージENABLING
MYST KK-S2
1822'30.704--
215武者 利仁ZAP RA Corse ED
TOKYO R&D RD10V
1822'31.011 0.307 0.307
379中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'31.330 0.626 0.319
43M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
1822'35.103 4.399 3.773
586村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1822'35.572 4.868 0.469
654辻子 依旦COMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1722'45.3361Lap 1Lap
783宮本 りおCOMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1622'44.8722Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-22内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1313'06.8995Laps3Laps
-78小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1313'06.8995Laps 0.000
  • Fastest Lap: CarNo. 52 小村明生(FガレージENABLING) 59.315 (6/18) 124.117 km/h

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション小村明生「気持は落ちついたので、レースは変わらずに攻めていける」

ポールポジション 52号車・小村明生(Fガレージ ENABLING)58秒735

ポールポジションの小村明生(FガレージENABLING)

 「(6周目にベストラップだったが?)ちょっとミスが多かったかな、というのとクリアラップを探しているうちにどんどん(周回が増えて)、それがミスにつながちゃったので、つなげられなかったな、と思います。気持ち的には58秒5ぐらいを狙っていたのですけれど、まぁなんとか、ですかね(笑)。クルマ自体は前戦と変わらず調子よくて。ただ予選のスタートの時にアクセルベダルがなくて動揺しちゃって、それが1周目のスピンにつながっちゃって。気持ち的にちょっと動転していたというか焦りもあったのですけれど。ピットに入ってからその後ベスト(タイム)は出なかったですけれど、気持的には落ちついたので、レースは変わらずに攻めていけるかな、と思います」

予選2位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)58秒868 トップと0.133秒差

予選2位の武者利仁(ZAP RA Corse ED)

 「もうタイヤが限界でちょっと、って感じですね。58秒8が出た時にはフィーリングも悪くなっていたので、途中クーリング入れながらタイヤをいたわったって感じですね。(決勝は?)前回(筑波の)第3戦と比べて、(前は)差がコンマ3(秒)離れていたのですけれど今はコンマ1で縮まっているので、スタートを狙って、プレッシャー与え続ければ、追いつけ、もしくは抜けると思っているので、頑張ります」

予選3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)59秒013 トップと0.278秒差

予選3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(終盤までタイムを削り続けたが?)序盤に(タイムを)出し切れなかった部分があって。昨日セットを変えたのがニュータイヤに合ってないかな、と言ってはいるのですけれど、あまりよくなかったですね。けっこうタイム差ありますよね?(0.278秒ですね)もうちょっと微調整して合わせて(決勝は)前に行けたらな、って思いますけれど。追っかけっこをしたくないので、ちょっと考えてみます」

予選4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)59秒104 トップと0.369秒差

予選4位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「とりあえず走り続けようと、あまりピットには入りたくないなと思って。リズム作るために走り続けて、燃料軽くなったら。もしかしたらいいとこ行けるかなと、そこらへんを意識して走っていました。(狙い通り?)そうですね、特にここを頑張ろうみたいなのはなくて、とりあえず燃料軽くしてから狙おうと、そんな気持ちで走っていました。決勝は表彰台取れるようにスタート決めて、夏なので何が起こるかわからないので、今日は番狂わせがありそうな雰囲気があるので、何かあるかもしれない、ないかもしれませんけど、とりあえず1周1周全力で、集中して行きます」

予選5位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)59秒147 トップと0.412秒差

予選5位、マスタークラスポールポジションの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「中盤ぐらいで一度4位に入って、(その後)ちょっと抜かれちゃったので、なんとか巻き返そうとしていたのですけれど、最終的には足りなかったですね。クルマの調子はいいです、(コンディションに)合っていると思います。決勝は途中で抜くのは厳しそうなので、スタートなんとか決めて行くしかないかな、と思っています」

予選6位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒169 トップと0.434秒差

予選6位の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「タイヤが、熱もあるので後半からちょっときつくなってきて、1回(ピットに)入って、内圧をいろいろ試してみたのですけれど、よくはならなかったので、前半のタイムで終わっちゃった、という感じです。決勝に向けてはマシンというよりドライバーの方の問題だと思うので、映像見ながらドライビングの方を変えて行ければいいかなと思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選 ランキング首位奪回に向けて小村明生がポールポジション獲得

ポールポジションは小村明生(FガレージENABLING)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦公式予選が7月30日(日)に筑波サーキットで開催され、小村明生(Fガレージ ENABLING)が2番手の武者利仁(ZAP RACorse ED)に0.133秒の差でポールポジションを獲得した。

 前戦富士での第4戦から一か月半ぶりに舞台を筑波に戻して開催される本大会、シリーズ戦を戦う選手に加えてスポット参戦の2名を加えて10台がエントリー。しかしランキング9位につける角間光起(ELIVレーシング10VED)が不出走、9台でレースが行われることとなった。

 午前9時00分、前戦優勝の武者を先頭に9台全車がスリックタイヤでコースイン、20分間の予選が開始される。連日猛暑が報じられる北関東地方だが、今日もご多分に漏れず気温はすでに33度、路面温度47度という厳しいコンディションだ。

 各車ウオームアップを終えてまずは残り16分、武者が59秒023でトップタイム、2番手に59秒107で中澤凌(ZAP FOCS 10VED)がつける。中澤は前週のもてぎ/SUGOシリーズ戦でキャリア初優勝を飾って現在好調の波に乗っている。3番手59秒159で小村。小村は前戦富士ラウンドをスキップしたが、そこまでの3戦すべて優勝を飾っている。コースイン直後にストレートでスピンを喫して驚かせたが、その後は問題なく走ってこのポジションにつけている。

 残り15分、武者が59秒を切って58秒956。中澤も59秒063と自己ベストを更新するが直後にコントロールラインを通過した小村が58秒993で2番手に浮上。中澤3番手にダウン。4番手には59秒222の小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)。

 残り13分、小村がトップタイム、58秒735で首位に立つ。武者も58秒936と自己ベストを更新するも0.201秒及ばない。中澤3番手変わらず4番手に59秒178で内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が浮上し、小田部は59秒219で5番手。6番手はマスターズクラス唯一の出場の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)の59秒318。

 残り9分、内藤は59秒169と自己ベストを更新するも4番手変わらず、武者も58秒868までタイムを詰めるが小村に0.133秒差で2番手。この辺りで小村、内藤、小田部、村田将輝(湘工冷熱ZAPSPEED ED)が相次いでピットイン、タイヤの内圧を調整したりクールダウンさせたりしている。走行を続けるマシンもあまりに高い気温にタイヤが限界なのかタイムアップする者はほとんど現れない。

 そんな中で気を吐いていたのが中澤で、残り7分から3周連続で自己ベストを更新、59秒020→59秒015→59秒013と、じわじわタイムを削り取るが、武者を上回ることはできず3番手にとどまっている。残り2分、秋山が59秒147を出して4番手へポジションアップするも直後に小田部が59秒104を出してセカンドロウを奪い返す。

 20分が経過してチェッカードフラッグが降られる。ポジションを入れ替える選手は現れず、小村が6周目に出した58秒735でポールポジションを獲得、武者も11周目にマークした58秒868で2番手、チャンピオンシップで首位を競い合う両名がフロントロウに並んだ。以下3番手中澤、4番手小田部がセカンドロウ、5番手マスターズクラスの秋山、6番手内藤という上位6台となった。ここまでが0.434秒以内だ。

 決勝は午後1時35分コースイン予定。ここまでの直接対決で3戦ともに小村の後塵を拝している武者が今度こそ小村を仕留めるか、それとも誰かがストップ・ザ・小村を果たすか。灼熱の筑波サーキットで過酷なレースがスタートを迎える。

予選2位は武者利仁(ZAP RA Corse ED)

予選3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

予選4位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

予選5位、マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

予選6位は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/30) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152小村 明生FガレージENABLING
MYST KK-S2
58.735--125.343
215武者 利仁ZAP RA Corse ED
TOKYO R&D RD10V
58.868 0.133 0.133125.059
379中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.013 0.278 0.145124.752
478小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.104 0.369 0.091124.560
53M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
59.147 0.412 0.043124.470
622内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
59.169 0.434 0.022124.423
7*86村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
59.542 0.807 0.373123.644
854辻子 依旦COMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1'01.655 2.920 2.113119.406
983宮本 りおCOMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1'06.906 8.171 5.251110.035
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.533)予選通過 ----
-91角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
d.n.s---
  • CarNo. 86は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.(走路外走行4回)により、4グリッド降格とする。

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