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2019年11月

オートポリスS-FJ選手権

SFJ:第5戦オートポリス 益田富雄、怒涛の猛追で2度目のシリーズチャンピオンに輝く

オートポリス・ゴールドカップ S-FJ第5戦レポート (4,674m)
Dry 2019年11月17日

 標高800m超では紅葉もかなり進んでいる11月。全5戦開催のS-FJシリーズは最終戦を迎えた。ランキングトップは#23益田富雄、今回も鈴鹿から刺客がやってきている。お天気にも恵まれ絶好のレース日和となったオートポリス、今回のエントリーはなんと19台。ピットやパドックも賑やかだ。

 予選は序盤に赤旗が提示され、残り4周アタックできるかどうかの短時間で行われた。#23益田、#26吉元薫、鈴鹿組19歳の#69佐藤巧望が2分フラット台に乗せ、トップタイムの出し合いとなる。やがてチェッカーが振られ、最後に戻ってきた#23益田が2分00秒603でポールを獲得。2番グリッドに#26吉元、続いて#69佐藤、ランキング2位の#44篠田義仁が4番グリッドから#23益田を阻止するカタチとなった。

 気温も予選時と、さほど変わらずの決勝。ポール トゥ ウィンでチャンピオンを決めたい#23益田を先頭に、17台がグリッドを埋めてゆく。シグナルが消えたのち、#44篠田が好スタートで1コーナーを周っていく。続くは#69佐藤。なんと#23益田はスタート失敗で9番手まで後退してしまった。これでチャンピオンの可能性は失われたかと思われたが、周回毎に驚異的な追い上げを見せていく。

 序盤は#44篠田を先頭に、#69佐藤、#26吉元が僅差での走行。好タイムを刻み、中盤に#23益田が#26吉元の0.2秒後まで接近してくる。一方、2番手の#69佐藤はトップ#44篠田に0.238秒のビハインドがあったが、6周目の1コーナーで交わしトップに躍り出た。その後、#69佐藤についていきたい#44篠田が、後方に迫ってくる#23益田の猛追に注意しなくてはならない展開になっていく。

 「なるべくミラーを見ないようにして走りたい」と語っていた3番手#26吉元は、焦りが出たのか7周目にコースアウトを喫し、ここで戦線離脱となった。かわって3位に浮上した#23益田の狙いは、前を走る#44篠田である。両者の差は0.4秒の接近戦。そして8周目、ストレートで並んだ#23益田が1コーナーで捉え、とうとう2番手まで浮上してきた。残るはファイナルラップのみ。

 トップを走行する#69佐藤に1.202秒まで迫った#23益田だったが、時すでに遅し。優勝を飾ったのは遠征組・#69佐藤であった。惜しくも優勝を逃した#益田だが、2位でシリーズチャンピオンを獲得、#44篠田が3位表彰台とした。

優勝:佐藤巧望(#69 leprix sport kks-Ⅱ)
「予選で最後の1周にかけてたら、結局3番手で残念でした。スタートはまずまずだったので、1コーナーで2番手に浮上できたのは嬉しかったです。アンダー気味だったんですが、なんとか優勝できてホッとしています。よい結果が出たので、日本一に向けて課題を克服しようと思います。S-FJでの走行経験はないのですが、自家用車で何周か走ったことがあったので、こんな感じ? (レイアウトなど) というのは頭にありました。おもしろいサーキットと思いますね」
2位:益田富雄(#23 KMTS・R・T ミストKKS-2)[2019年度 APシリーズチャンピオン]
「スタートの敗因は、フォーメーションで足合わせをしていたら、3速に入ってしまったこと。でもここから何とかトップに出てやる! と思いました。意外にレースを盛り上げれたかも?(笑) 本音を言えば、やはり勝ってチャンピオンを決めたかったんですけどね(苦笑)。7年ぶりのチャンピオンです。シーズン当初から狙っていたので、すごく嬉しいです。今シーズンお世話になった皆さま、ありがとうございました。感謝感謝です」

ピックアップ選手:北村秀夫(#7 黄矢WEST&EVの熊西オート椿)

 軽での耐久は、HSRやセパンでの経験もあり。

 今シーズンでJAFの公式戦を引退する北村選手、現在72歳です。オフィシャル経験もあり、レースもずっと頑張っていらっしゃいました。「ここオートポリスをシビックで出たのが49歳から。その10年後、60歳からFJ1600に乗り換えたのよ。S-FJが65歳から今までね。」レース経歴は豊富です。「このシリーズ(S-FJ) が一番面白かったね。自分の遅さ加減がわかる(苦笑) だけど最近は、レースの翌日身体にくるんだよね。この辺りで引き際かなと。ただ、表彰台には乗りたかったなあ~と思うね。そこが一番残念なところかなあ…うん、悔いは残るよね。」 いつもニコニコ、でもレースではとてもストイックだった北村選手。またサーキットでお会いできる日を楽しみにしていますね。

Text: Akiko SONODA
Photo: Koji IKEDA

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦レース2決勝会見 「やっと夢が叶いました」(ナレイン・カーティケヤン)

レース2優勝 No.64ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT)
SGTxDTM交流戦レース2記者会見: 優勝したナレイン・カーティケヤン(Modulo Nakajima Racing) 木曜日のタイヤテストからクルマとハンコックタイヤの相性が非常に良くて、いい週末になる予感がしていました。実際に勝つことができて最高です。やっと夢が叶いました。このような交流戦に参加できたことは大変嬉しかったし、スーパーGTやDTMにとっても非常にいいことだと思います。 日本のレースはレベルが高くて非常にタフなので、勝つことは容易ではありません。スーパーフォーミュラでは何度か表彰台に立っていますが、一度も優勝はできませんでした。今年のスーパーGTでは苦戦したこともありますが、長い時間がかかっても願いが叶う日はやってくるものなんですね。ともかく今日は優勝することができて最高の1日になりました。
レース2決勝2位 No.11マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)
SGTxDTM交流戦レース2記者会見: 2位のマルコ・ヴィットマン(BMW Team RBM) 今週末は金曜日の公式練習、土曜日のレース1とずっと苦戦をしていたので、今日は作戦を変えてみたところ、非常にうまくいきました。決勝は7番手からのスタートでしたが、インディカー方式のリスタートをやるごとにポジションアップすることができ、非常にエキサイティングなレースになりました。最終ラップのロイックとのバトルは楽しかったです。普段のDTMのレースでもなかったぐらいに激しかったし、特に最後の3つのコーナーは最高でした。彼にペナルティが出たのは残念ですが、ファンにとってもエキサイティングなレースだったんじゃないでしょうか?
レース2決勝3位 No.28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)
SGTxDTM交流戦レース2記者会見: 3位のロイック・デュバル(Audi Sport Team Phoenix) 昨日に比べたら随分気分の良い1日になりましたよ。今日の予選は難しいコンディションでしたが、最終的にポールポジションを獲得できて良かったです。昨日のスーパーGT勢のパフォーマンスを見ていると、敵わないと感じるポイントもいくつかあり、あまり無理をしちゃいけないなとも感じました。決勝では100Rでタイヤがパンクしてしまいましたが、その後セーフティーカーが入り、コースに復帰できてからはペースを取り戻すことができました。非常にエキサイティングでクールなレースになりました。特に最後のラップは最高でしたね。最後にペナルティをもらったのは残念でしたが、今回はエキジビジョンレースですし、僕らはそもそも優勝を目指して頑張っているのだから、2位か3位かはどうでもいいことですよ。何よりこのドリームレースを開催するにあたっての目標は達成できたんじゃないかと思うので、嬉しく感じています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦レース2決勝 白熱のスプリントバトルを制したのは#64カーティケヤン!

スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース2の決勝が11月24日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、2番グリッドからスタートした#64ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT)が接戦を制して待望の勝利を挙げた。

(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:11月22日5,100人/11月23日22,600人/11月24日24,100人/大会総入場者数51,800人)

SGTxDTM交流戦レース2: スタートシーン SGTxDTM交流戦レース2: マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)を先頭としたバトル SGTxDTM交流戦レース2: 優勝はナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT) SGTxDTM交流戦レース2: 決勝2位はマルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM) SGTxDTM交流戦レース2: 決勝3位はロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM) SGTxDTM交流戦レース2: 決勝4位は日本人最上位の山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) SGTxDTM交流戦レース2: このレースで引退する中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)は6位でレースを終えた SGTxDTM交流戦レース2: DTMチャンピオンのレネ・ラスト(Audi Sport RS 5 DTM)は振るわず9位でチェッカー SGTxDTM交流戦レース2: 表彰式

レース2決勝は午後2時26分より55分+1周で行われた。天候は曇りで路面はドライ。全車スリックタイヤを装着。1周目からファイナルラップまで、コースの至る所で熾烈なドッグファイトやアクシデントの相次ぐ激しい戦いとなった。

スタートでトップに立ったのはポールシッターの#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)だったが、2番手スタートのカーティケヤンが2周目の1コーナーでアウトからデュバルを抜き去り、そのままトップを快走する。

3番手スタートの#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)、朝の予選でトップタイムを叩き出しながら、車両交換により5グリッド降格となった#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)らも3周目にはデュバルを捉え、レース序盤にホンダ勢が1-2-3体制を築き上げる。

さらにデュバルは7周目に左後輪のパンクチャーに見舞われてスローダウンを余儀なくされ、予定外のピットインを強いられることに。これで一旦は上位争いから脱落したかに見えたデュバルだったが、このタイヤトラブルにより損傷を受けたリヤフェンダーの一部がピットアウト後に脱落したため、これを除去するためにセーフティーカーが導入されたため、彼のタイムロスは最小限に留められることとなった。

さらにこの機に乗じて#4アレッサンドロ・ザナルディ(BMW M4 DTM)、#21ノワ・トレルイエ(Audi Sport Japan RS5 DTM)らが10周目に早めのタイヤ交換を行ったため、レース中盤に他のドライバーがルーティンのタイヤ交換を行った時点でこの3名は上位進出のチャンスを得ることとなった。

レースは12周目にリスタート。#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)、#16中嶋大祐らが1コーナーで相次いで#1山本に並びかけ、それぞれ2位、3位に浮上するが、山本もこの周のダンロップコーナーで中嶋大祐のインをつき、3位を奪い返す。

その後3位の山本は15周目、トップのカーティケヤンと塚越は16周目、中嶋大祐は17周目にタイヤ交換に入ったため、早めのタイヤ交換を行ったトレルイエが18周目に一時的にトップに立つことになった。デュバルも4位まで順位を挽回、5位にはザナルディが続く状況に。

しかし20周目に2019DTMチャンピオンの#33レネ・ラスト(Audi Sport RS 5 DTM)の左後輪がデュバルと全く同じ状況でパンクチャーを起こし、コース上にボディパーツの破片をばら撒いたため、この日2度目のセーフティーカーが導入される。

ここで#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)、#00小林可夢偉(BMW M4 DTM)らがピットイン。#1山本、#28デュバルらは2度目のタイヤ交換を敢行、フレッシュタイヤで2度目のリスタートからジャンプアップを図る作戦に出る。

2度目のリスタートは27周目。この時点でのトップはトレルイエ、2位はザナルディだったが、彼らはすぐに2度目のタイヤ交換を行ったため、27周目には再びカーティケヤンがトップに浮上することになった。

その後方では序盤から好走を続けていた塚越が100Rで#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)と接触、惜しくもここでレースを終えることに。さらにその後方でも#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)、#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)、#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)、#39中山雄一(DENSO KOBELCO SARD LC500)、#12ジェームス・ロシター(カルソニックIMPUL GT-R)らがセクター3で相次いで多重クラッシュに巻き込まれて脱落したため、直ちにこの日3度目のセーフティーカーが導入された。

これにより2位には予選7位スタートの#11マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)が浮上、序盤に後退したデュバルが3位まで挽回してきた。

レースは30周目に入ったところで規定の55分に達したため、31周目がラストラップ。ここでセーフティーカーがピットに戻り、たった1周だけの超スプリントバトルが行われることになる。

懸命に逃げるカーティケヤンの後方では、ヴィットマンとデュバルの激しい2位争いが繰り広げられ、両者はぶつかり合いながら最終コーナーを立ち上がり、デュバルが僅かに先行してチェッカー受けたが、デュバルはこの時コースを大きくはみ出していたために終了直後に1秒加算のペナルティが下り、3位。ヴィットマンが2位を獲得することになった。

優勝はカーティケヤン。フォーミュラニッポン、スーパーフォーミュラなどでも活躍しながら、これまでただの一度も勝利に恵まれていなかったが、この特別戦でついに念願の勝利をモノにした。

2019年のスーパーGTはこれで全ての日程を終了。2020シーズンは4月11-12日に岡山国際サーキットで開幕。GT500クラスは新たなクラス1規定の車両に生まれ変わることが決まっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:スプリントカップ富士レース2決勝 #60吉本/宮田組が独走で2連勝を達成

スーパーGT×DTM交流戦のサポートレース「auto sport Web スプリントカップ」レース1の決勝が11月24日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、6番手からからスタートした#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が中盤にトップに立ち、昨日のレース1に続いて連勝を飾った。

スプリントカップレース2: スタートシーン スプリントカップレース2: 優勝は吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3) スプリントカップレース2: 決勝2位は脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC) スプリントカップレース2: 決勝3位は武井真司/笹原右京組(BH AUCTION CORVETTE GT3) スプリントカップレース2: 決勝4位は河野駿佑/菅波冬悟組(LMcorsa Ferrari 488 GT3) スプリントカップレース2: 決勝5位は永井宏明/織戸学組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) スプリントカップレース2: 最終レースとなった松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY 86 MC)はペナルティーで8位 スプリントカップレース2: 表彰式 スプリントカップレース2: シャンパンファイト

レース2決勝は午前11時35分より50分間で行われた。天候は晴れ。コースは所々濡れた箇所が残っているものの、ほぼドライで、全車スリックタイヤでの走行となった。

またレース1の終了後に吉本が担当したくじ引きの結果により、今回はレース1の上位6台がリバースグリッドでスタートすることになった。ポールポジションは今回スポット参戦の#37武井真司/笹原右京組(BH AUCTION CORVETTE GT3)。スタートは笹原が担当した。

2位以下が序盤から激しい順位争いを見せるなか、ポールの笹原は1周目から一気に後続を突き放しにかかり、3周終了時点で13秒、5周終了時点では14秒以上もの大量リードを築き上げると、その後はタイヤを労わりつつペースを維持するという難しいミッションをこなしていった。

一方、レース1で優勝しながらも6番手スタートとなった#60吉本は1周めに他車に押し出されてタイムをロスする不運に見舞われつつも、2周目には2位まで順位を上げ、笹原の追撃にかかるが、なかなかタイム差を縮められないでいた。

しかし14周目に60号車がピットインし、吉本から宮田に交代すると形勢は逆転する。

今回の特別規則ではピット入り口からピット出口までの滞在時間が最低70秒と定められている上、ジャッキアップを行うとさらに30秒が加算される。それでもウェットからドライにコンディションが変わったレース1では100秒ストップを選択するチームがあったが、今回は最初からドライということで上位陣はいずれもタイヤ無交換作戦を敢行することになった。

宮田は昨シーズンからこのチームに参戦して経験を積み重ねており、タイヤを労りながらもかなりのハイペースで周回を重ねることができる。

一方、18周目にトップでコースインした武井はコルベットでの富士の走行もヨコハマのスリックタイヤも今週末初めて経験するという状況。特に木曜から土曜まで完全なドライコンディションの走行がなかったため、ぶっつけ本番の状態だ。ポルシェカレラカップジャパンなどで豊富な経験を持つ武井にとってもこの状況は厳しい。

実際、冷えたタイヤに苦戦する武井を尻目に宮田は一気に差を縮め、18周終了時点で0.7秒差にまで急接近。19周めの100Rで武井のインに飛び込むと、そのまま一気にヘアピン進入でトップに立ち、リードを広げにかかった。

武井はその後、24周目の1コーナーで#52脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)にも抜かれて3位に後退するが、なんとか踏みとどまって31周を走り切り、表彰台の一角を得る大健闘を見せた。

一方、トップの宮田は2位に15.559秒もの大量リードを築いて50分で31周を走り、昨日に続いて連勝を飾った。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦富士レース2決勝結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/24) Race 2 Final Weather:Fine Course:Dry
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
164500ナレイン・カーティケヤンModulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
3157'38.362
211DTMマルコ・ヴィットマンBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
310.935
328DTMロイック・デュバルBMC Airfilter Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
311.825
41500山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
313.412
500DTM小林 可夢偉BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
313.743
616500中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
314.356
799DTMマイク・ロッケンフェラーAkrapovič Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
314.536
837500平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
314.681
933DTMレネ・ラストAudi Sport RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
315.624
106500大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
317.226
1123500松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
317.542
1224500高星 明誠リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
317.635
134DTMアレッサンドロ・ザナルディBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
317.680
1439500ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
318.950
156500大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
319.310
16*19500国本 雄資WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
3149.310
1712500ジェームス・ロシターカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
265Laps
183500平手 晃平CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
265Laps
1936500中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
265Laps
2038500石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
265Laps
2117500塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
256Laps
228500野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
256Laps
---- 以上規定周回数(75% - 23Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.64 ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT) 1'31.572 (2/31) 179.387km/h
  • CarNo.19は、SpR.34-2により競技結果に40秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。

SUPER GT

SGT:スプリントカップ富士レース2決勝結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/24) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
160吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL3051'38.394
252脇阪 薫一
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS3015.559
337武井 真司
笹原 右京
BH AUCTION CORVETTE GT3
CHVROLET Corvette C7 GT3-R
YH3026.106
470河野 駿佑
菅波 冬悟
LMcorsa Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH3037.021
530永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH3038.794
631嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS3038.892
7360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3044.384
8*25松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH3053.257
948飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH301'36.361
10*244GoMax
土屋 武士
MaxRacing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH291Lap
119ジョー・シンドウ
井上 恵一
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH291Lap
---- 以上規定周回数(70% - 21Laps)完走 ----
-*11久保田 克昭
小高 一斗
Planexスマカメマクラーレン720S
McLaren 720S GT3
YH723Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 笹原右京(BH AUCTION CORVETTE GT3) 1'38.814 (3/30) 166.240km/h
  • CarNo.25は、特別競技規則10-1(ピットレーン最少停止タイム)違反により、ペナルティーストップ1秒を科した。
  • CarNo.244は、ジャンプスタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.11は、特別競技規則8-2(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため留保した。

SUPER GT

SGT:GTA&ITR共同会見 「この大会が、日本の、世界のモータースポーツが変わる第一歩です」(坂東正明GTA代表)

スーパーGTを運営するGTAとDTMを運営するITRは11月24日、特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」の行われている静岡県の富士スピードウェイで共同会見を行った。

SGTxDTM交流戦: 坂東正明氏(GTA代表取締役)とゲルハルト・ベルガー氏(ITRチェアマン)の記者会見

会見には坂東正明GTA代表取締役とゲルハルト・ベルガーITRチェアマンが出席。今回の交流戦開催についての感想と将来のビジョンなどについて語った。

ゲルハルト・ベルガーITRチェアマンのコメント
坂東さんに感謝します。今週末のイベントを作り上げるにあたり、彼の協力は素晴らしかったし、この2年間のGTAとITRの関係者みんなの努力で5つのマニファクチャラーがグリッドに集まることができたことが素晴らしいと思います。昨日のレース1のグリッドを歩いていて大変感動しました。本当に素晴らしいクルマたちが並んでいて、我々の歩んできた方向が正しかったことを確信しました。クラス1規定について話し合いを重ねてきた結果の第一歩がこの大会です。これからのスーパーGTやDTMの将来が楽しみになりました。
まだまだ解決すべきことはたくさんありますが、今回の結果をもとに、互いに素晴らしい将来を築き上げていきたいと思います。その思いは坂東さんも同じだと思います。
坂東正明GTA代表のコメント
我々は10月にホッケンハイムで行われたDTMの最終戦に3メーカーのGT500車両3台で参加しました。今回のような特別戦でなく、通常のシリーズ戦に出させていただく格好になりました。チャンピオンは既に決まっていたとはいえ、シリーズ最終戦にITRの皆さんが暖かく迎えてくださったことに感謝しています。
それから短い期間の中で、ITRとGTA、そして富士スピードウェイの皆さんの協力で準備を進めてまいりました。開催が実現したことを嬉しく思いますし、日独の関係者の努力が実りました。日本のファンの皆さんに見ていただくこの大会が、日本の、世界のモータースポーツが変わる第一歩だと思っています。ファンの皆さんにもその気持ちを伝えたいです。
このように全く別のカテゴリーが統一の技術規則を作って一緒に走れるようにするという例は過去にありません。我々の夢であったし、ここからマニファクチャラーのマーケティングや営業戦略、そしてレース界が変わっていくはずです。
クラス1の規則の違いはまだまだありますが、そこもきちんと作り上げていかないといけないと思います。
まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦レース2公式予選 #16中嶋がトップタイムを記録するも、グリッド降格により6番手スタートに

スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース2の公式予選が11月24日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)がトップタイムを記録。しかし金曜のクラッシュの影響でTEAM MUGENはレース1。2ともに5グリッド降格となることが既に決まっており、予選2番手の#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がポールポジションからスタートすることになった。

大会最終日の富士スピードウェイは朝から小雨の降ったり止んだりを繰り返す状況で路面はウェット。このため午前9時から20分間で行われたレース2の公式予選は全車ウェットタイヤでの走行となった。

序盤トップに立ったのは4周目に1分47秒118を記録した#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)。これを残り時間1分で中嶋大祐が上回り、1分47秒003でトップに立つ。

チェッカーフラッグが提示された直後にデュバルが1分46秒940で一時トップに立つが、中嶋は最後の最後に1分46秒696を叩き出して再びトップを奪い返した。

#64ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT)も終盤1分47秒034までタイムを縮めて3位に食い込み、山本は結局4位。ホンダNSX-GTが予選1位、3位、4位を獲得した。

しかしTEAM MUGENは金曜日の公式練習で、武藤英紀のドライブ中に起きたクラッシュの影響で車両交換を余儀なくされており、競技会審査委員会から5グリッド降格を条件にレース1、2の出走を許可されている。

このため残念ながら中嶋は6番手から午後のレースをスタートすることになる。

また中嶋は予選後のインタビューで「最後のレース」と引退をほのめかす発言をしており、今後の動向が気になるところだ。

レース2決勝はこの後午後2時26分より55分+1周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦富士レース2公式予選結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 2 Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*16500中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
1'46.696--153.959
228DTMロイック・デュバルBMC Airfilter Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'46.940 0.244 0.244153.608
364500ナレイン・カーティケヤンModulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
1'47.034 0.338 0.094153.473
41500山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
1'47.118 0.422 0.084153.352
533DTMレネ・ラストAudi Sport RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'47.151 0.455 0.033153.305
617500塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
1'47.308 0.612 0.157153.081
711DTMマルコ・ヴィットマンBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'47.327 0.631 0.019153.054
899DTMマイク・ロッケンフェラーAkrapovič Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'47.396 0.700 0.069152.955
937500平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'47.484 0.788 0.088152.830
1038500石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'47.764 1.068 0.280152.433
1136500中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'47.925 1.229 0.161152.206
128500野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
1'47.940 1.244 0.015152.185
1300DTM小林 可夢偉BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'48.008 1.312 0.068152.089
1419500国本 雄資WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'48.051 1.355 0.043152.028
1521DTMブノワ・トレルイエAudi Sport Japan RS5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'48.102 1.406 0.051151.956
1639500ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'48.129 1.433 0.027151.919
1723500松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'48.520 1.824 0.391151.371
183500平手 晃平CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'48.789 2.093 0.269150.997
1912500ジェームス・ロシターカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'49.066 2.370 0.277150.613
206500大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'49.567 2.871 0.501149.925
2124500高星 明誠リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'49.947 3.251 0.380149.407
224DTMアレッサンドロ・ザナルディBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'50.558 3.862 0.611148.581
  • CarNo.16は、公式通知No.21(車両交換)により、5グリッド降格とする。

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦富士トップ3会見「この週末を楽しんでいます」(キャシディ)「ベルガーからのトロフィーは嬉しかった」(塚越)「μの違いが速さに影響している」(山本)

SGTxDTM交流戦レース1記者会見: トップ3のドライバーたち

優勝 ニック・キャシディ(#37KeePer TOM'S LC500)
SGTxDTM交流戦レース1記者会見: 優勝したニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM\'S) 今は最高の気分です。僕自身にとっては、完璧な一日でした。コンディションが変わるなか、自分の力を見せることができ、満足しています。また、初の交流戦で優勝できたこと以上に、交流戦の夢が実現できたことは嬉しいことだと思います。やっとDTMとスーパーGTが一緒に日本で走ることができました。将来に向け、こういう機会が増えることを願っています。交流を重ねれば、タイム差も縮まり、バトルも増えると思います。個人的には、この週末をすごく楽しんでいます。ヨーロッパでF3を走っていたときも、次はDTMという可能性もありましたので、DTMは常に見ていました。素晴らしいドライバーとマニュファクチャラが揃っていますので、一緒に走ることができて大変嬉しく思います。また、いつもと違うフォーマットのレースで、僕自身はすごく楽しませていただきました。フルウェットではDTM勢がもっと強いと思いますが、天候がスーパーGT勢に有利に働いたと思います。
2位 塚越広大(#17KEIHIN NSX-GT)
SGTxDTM交流戦レース1記者会見: 2位の塚越広大(KEIHIN REAL RACING) 予選は雨のなか、最初のアタックでタイム出さないと厳しくなるとは思っていました。間合いが良くなくて、思っていたよりはポジションは悪く6番手でした。ただ、決勝に向けては前の方でスタートできるので可能性はあると思っていました。
決勝は、微妙なコンディションで、タイヤもどっちを使うのか、クルマのセットも含めて迷うことが多かったのですが、途中から、セットは中間にしてタイヤをどちらにするかだけ(を決めること)にして、レースに臨みました。スタートから少しずつポジション上げ、序盤に2番手まで上がることができました。そこから、ニックとの差を詰めたかったのですが、なかなか詰めることができませんでした。最後のインディカースタート(SC解除のリスタート)は非常に緊張しました。2番をキープできて、最後はニックをパスしようと攻めましたが届きませんでした。表彰台では、F1に憧れた時代のゲルハルト・ベルガー選手からトロフィー貰えたのは嬉しかったですね。こういう交流が続けば差も縮まるでしょうし、僕らも海外で戦ってみたいというのもあります。同じルールで車種が多いというのは見ていて面白いですし、それぞれが得意不得意があるなかで、同じタイヤでも速かったり遅かったりするコーナーがあるわけで、ファンも楽しいと思います。インディスタートも一塊になって動くというのは、迫力があって魅力的だと思います。ホンダのクルマがDTMに出るようになれば、ドライバーの活躍の場が増えることになりますし、ステップアップを目指す若い人たちにとっても可能性が広がると思います。
3位 山本尚貴(#1RAYBRIG NSX-GT)
SGTxDTM交流戦レース1記者会見: 3位の山本尚貴(TEAM KUNIMITSU) (最初に流暢な英語でコメントし、再度日本語でコメント)日本語でやります(笑)。
昨日までの感触では、クルマは良くありませんでした。僕の運転も良くなかったのですが、最終的には3位表彰台を獲得することができて良かったと思います。明日に向けてセットアップを考えて、また明日良い走りをしたいと思います。GTA、DTMの皆さんは大変だったと思いますが、こういう機会を作っていただいて非常に感謝しています。これから交流が増えて、良い戦いを世界に発信できることは望ましいと思いますので、一緒に頑張っていきましょう。今回は、日本勢としてはリベンジができたかなと思います。ホッケンハイムではコテンパンにやられて悔しい思いをしましたが、DTM勢に対して日本の意地を見せることができたと思います。お互いプライドを賭けて戦う姿は、ファンの皆さんも、僕たち関係者もすごく楽しめたと思います。ただ、改めて思ったのは、スーパーGTレースは楽しいですね。交流戦やDTMを否定するわけではないのですが、GT300クラスとのバトルやタイヤメーカーが凌ぎを削るバトルは、展開が変わりやすく動きが多い。これがスーパーGTの面白さであると痛感しました。せひDTMのドライバーの皆さんもスーパーGTに来てほしいと思います。ただ、僕以外のシートに座って貰いたいですね(笑)。(今回はDTMマシンと差がありましたが)たぶん、路面のμ(摩擦係数)が違うことが関係していると思います。ホッケンハイムはμが低くて、そこに合わせたセッティングをしているDTMマシンは、μの高い富士で苦戦したのだと思います。ただ、ウェットでは上位に来ていましたので、DTM勢は低μでのクルマのバランスが良いのだと思います。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦レース1決勝 #37キャシディが雪辱のポール・トゥ・ウィン

スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース1の決勝が11月23日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が見事ポール・トゥ・ウィンを飾った。

SGTxDTM交流戦レース1: スタートシーン SGTxDTM交流戦レース1: レースをリードするニック・キャシディ(KeePer TOM\'S LC500) SGTxDTM交流戦レース1: 山本尚貴と塚越広大の争い SGTxDTM交流戦レース1: ロニー・クインタレッリとマイク・ロッケンフェラーの争い SGTxDTM交流戦レース1: 優勝はニック・キャシディ(KeePer TOM\'S LC500) SGTxDTM交流戦レース1: 決勝2位は塚越広大(KEIHIN NSX-GT) SGTxDTM交流戦レース1: 決勝3位は山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) SGTxDTM交流戦レース1: 表彰式にてニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM\'S) SGTxDTM交流戦レース1: 表彰式

記念すべき交流戦のレース1決勝は、スタート前からいきなりの波乱に見舞われた。

フロントローを確保していた#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がレコノサンスラップのダンロップコーナーでまさかのコースアウト、アウト側のタイヤバリアに前から突っ込んでしまったのだ。28号車はマーシャルカーでピットに戻ってきたものの、スタートまでに修復が間に合わないとチームは判断。惜しくもリタイヤとなってしまった。また#4アレッサンドロ・ザナルディ(BMW M4 DTM)もトランスミッショントラブルに見舞われてグリッドにつくことができず、ピットスタートに。結局午後2時26分から行われた決勝レースは参加22台中20台が隊列を組んでスタートに臨むことになった。

さらにスタート進行の時点で雨は上がっていたものの、路面は完全には乾いていなかったため、スタート前のタイヤ選択に各チーム頭を悩ませる状況。結局#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)、#64牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)、#11マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)らがウェットタイヤ を選択、他のドライバーはスリックタイヤを装着して55分+1周の戦いは始まった。

ポールポジションのキャシディはそのままトップで1コーナーに飛び込むと、その後は順調に後続との差を広げながら周回を重ねていく。

その後方では#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が2周目の1コーナーで#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)を次々に抜き去って2位に浮上、さらに予選9位からスタートした#19坪井翔(WedsSport ADVAN LC500)がみるみる順位を上げ、7周目には#36関口雄飛(au TOM'S LC500)を抜き去って4位に浮上してきた。今シーズンのドライバーズタイトルを手にした#6山下健太(WAKO'S 4CR LC500)も関口の背後から何度もアタックを仕掛けるが、関口はこれをことごとく退ける。シリーズ戦とは全く異なる激しいバトルがコースの至る所で展開された。

トップのキャシディは19周目にピットイン。タイヤ交換を行ってそのまま実質トップでコースに復帰、その後も順調に周回を重ねて2位以下を引き離し、29周を終えた時点で8.099秒ものリードを築き上げた。

ところがその直後、#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)がマシントラブルに見舞われてホームストレート上にストップしたため、セーフティーカーが導入されることになり、キャシディのリードは失われてしまった。

レースは33周目に2列縦隊のインディカー方式でリスタート。残り時間は3分あまりだったが、ここでもキャシディはトップを守り、塚越に全く付け入る隙を与えずに35周を走り切り、見事レース1を制してみせ、10月にホッケンハイムで行われ、予選16位、決勝リタイヤに終わったDTM最終戦の雪辱を果たした。

2位に塚越、3位には山本がつけ、終わってみれば上位5台がスーパーGT勢という結果に。しかしDTM勢の最上位は予選16位の#21ブノワ・トレルイエ(Audi Sport Japan RS5 DTM)だったことを考えれば、スタート前にリタイヤを喫したデュバルがあのままスタートしていれば、また違った展開になったのかもしれない。

注目の第2レースは明日午前9時より公式予選が、午後2時26分より決勝が、同じく55分+1周で行われる。DTM勢の巻き返しにも期待したい。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:SGTxDTM交流戦富士レース1決勝結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 1 Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
137500ニック・キャシディ
平川 亮
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
3557'45.326
217500塚越 広大
塚越 広大
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
350.433
31500山本 尚貴
山本 尚貴
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
355.862
46500山下 健太
大嶋 和也
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
356.974
519500坪井 翔
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
359.966
621DTMブノワ・トレルイエ
ブノワ・トレルイエ
Audi Sport Japan RS5 DTM
Audi RS 5 DTM
3511.242
736500関口 雄飛
中嶋 一貴
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
3511.369
8*33DTMレネ・ラスト
レネ・ラスト
Audi Sport RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
3511.540
938500立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
3513.421
1016500武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
3513.426
113500フレデリック・マコヴィッキィ
平手 晃平
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
3515.648
1223500ロニー・クインタレッリ
松田 次生
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
3515.764
1399DTMマイク・ロッケンフェラー
マイク・ロッケンフェラー
Akrapovič Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
3518.790
1400DTM小林 可夢偉
小林 可夢偉
BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
3518.929
158500伊沢 拓也
野尻 智紀
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
3519.832
1639500中山 雄一
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
3520.524
1724500ヤン・マーデンボロー
高星 明誠
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
3522.480
1811DTMマルコ・ヴィットマン
マルコ・ヴィットマン
BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
341Lap
1912500佐々木 大樹
ジェームス・ロシター
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
287Laps
---- 以上規定周回数(75% - 26Laps)完走 ----
-64500牧野 任祐
ナレイン・カーティケヤン
Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
2510Laps
-4DTMアレッサンドロ・ザナルディ
アレッサンドロ・ザナルディ
BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1718Laps
  • Fastest Lap: CarNo.64 牧野任祐(Modulo Epson NSX-G) 1'31.186 (5/25) 180.146km/h
  • CarNo.

SUPER GT

SGT:スプリントカップ富士レース1決勝 吉本/宮田組、薄氷の逆転優勝!

11月23日、スーパーGT×DTM交流戦のサポートレース「auto sport Web スプリントカップ」レース1の決勝が、静岡県・富士スピードウェイ(1周4.563km)で行われ、ポールポジションからスタートした#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が、苦しみながらも最終ラップで逆転し優勝を飾った。

スプリントカップレース1: スタートシーン スプリントカップレース1: 優勝は吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3) スプリントカップレース1: 決勝2位は飯田太陽/田中勝輝組(植毛GO&FUN GT-R) スプリントカップレース1: 決勝3位に脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC) スプリントカップレース1: 最終レースの松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY 86 MC)は7位 スプリントカップレース1: 表彰式

スプリントカップは、レース時間50分、スタートから20分~30分の間にドライバー交代、ピットイン~アウトまで70秒、タイヤ交換は30秒かけなければならないという独自ルールのセミ耐久レースだ。

スタート時、コースはセミウェット。細かい雨粒は落ちているもののコースを濡らすほどではなく、タイヤ選択に悩むところ。この微妙なコンディションで、2列目4番グリッドの#48田中勝輝(植毛GO&FUN GT-R)はコースコンディションが回復することに賭け、スリックを選択した。

レースはスタートから予選トップ3の#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)、#52脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)、#25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)が、徐々に4位の#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)以下を引き離す展開で始まった。

しかし、路面が乾くのは予想より早く、3周目からレインタイヤを履くトップ3台は、コースの濡れた部分を選んで走るようになる。この頃から一時は10位まで順を下げていた唯一のスリックタイヤユーザー#48田中の猛追が始まる。3周目には50秒あったトップとの差を5周目には16秒と一気に詰め、7周目にトップグループの背後に迫ると、9周目にはあっさりとトップに立ってしまった。

完全にスリック有利となった状況では、他車に打つ手はなかった。唯一できることはピットインができる規定の20分が経過するまで、グリップを失いつつあるレインタイヤで走り続けることだけだった。

スタートから20分が経過する11~12周目には、2位グループになってしまった3台をはじめ、レインを履くマシンが待ってましたとばかりにピットに滑り込み、タイヤ交換、ドライバーチェンジを済ませてコースに復帰する。

15周目、レースが半分を経過したところで、トップを快走する#48田中も飯田太陽へバトンタッチ。#48飯田がピットアウトしたときには、2位#60宮田との差は37秒。完全に安全圏と思われたが、予選で逆転ポールを演じた#60宮田は、決勝でも諦めることなく追い続けた。

逃げる#48飯田、追う#60宮田。その差は18周目29秒、20周目21秒、22周目14秒、24周目7秒と見る見るうちに縮まっていき、ファイナルラップに入る28周目のストレートでついに両者は並走。1コーナーで#60宮田が念願のトップ奪還を果たすと、そのままチェッカーを受け見事な逆転劇を演じた。

最後の最後で逆転を許してしまった#48飯田だが、スタート時のスリック選択、そして並み居るスーパーGTシリーズランキング上位者を尻目のトップ争い、表彰台獲得は大健闘といえるだろう。

3位は、こちらも最終ラップの1コーナーで#30織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)を捕らえた#52吉田広樹が入った。

決勝レース2は、明日の午前11時35分から50分レースで行われる

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:スプリントカップ富士レース1決勝結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 1 Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
160吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL2850'22.827
248飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH282.429
352脇阪 薫一
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS2830.533
430永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2832.155
570河野 駿佑
菅波 冬悟
LMcorsa Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH2846.207
637武井 真司
笹原 右京
BH AUCTION CORVETTE GT3
CHVROLET Corvette C7 GT3-R
YH2852.664
725松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH281'02.168
831嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS281'36.949
9360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH271Lap
109ジョー・シンドウ
井上 恵一
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH271Lap
11244GoMax
土屋 武士
MaxRacing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH271Lap
1211久保田 克昭
小高 一斗
Planexスマカメマクラーレン720S
McLaren 720S GT3
YH199Laps
---- 以上規定周回数(70% - 19Laps)完走 ----

SUPER GT

SGT:SGTxDTM特別交流戦レース1公式予選 GT500とDTMがフロントローを分け合い、#37キャシディがPP獲得

スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース1の公式予選が11月23日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がポールポジションを獲得した。

レース1の公式予選は午前9時25分より20分間で行われた。前日の公式練習では激しい雨に見舞われた富士スピードウェイだが、この日は時折弱い霧雨が落ちてくる程度。路面はハーフウェットと言った状況で、スリックタイヤを履くほどのグリップはまだない様子だった。

今回は全車がDTM指定のハンコックタイヤを使用するということで、こうした難しいコンディションではスーパーGT勢に不利に働くものと思われたが、キャシディは計測3周目に1分41秒827を叩き出してセッション開始早々にトップに浮上。その後もこのタイムが更新されることはなく、キャシディがそのままレース1のポールポジションを獲得することになった。

DTM勢では#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がキャシディと同じく3周目に1分42秒158を記録、0.331秒差で2位につけた。日本のトップカテゴリーで長年活躍した経験が生かされた結果というべきか。

3番手にはセッション終盤に1分42秒215を記録した#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が続き、#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)がGT-R勢最上位の4番手。9番手の#19坪井翔(WedsSport ADVAN LC500)までがトップから1秒以内といういつもながらの接戦となった。

レース1決勝は午後2時26分より、55分+1周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGTxDTM特別交流戦富士レース1公式予選結果

SUPER GT x DTM 特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
SUPER GT x DTM 特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
137500ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'41.827--161.321
228DTMロイック・デュバルBMC Airfilter Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'42.158 0.331 0.331160.798
31500山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
1'42.215 0.388 0.057160.708
423500ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'42.358 0.531 0.143160.484
599DTMマイク・ロッケンフェラーAkrapovič Audi RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'42.527 0.700 0.169160.219
617500塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
1'42.609 0.782 0.082160.091
724500ヤン・マーデンボローリアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'42.724 0.897 0.115159.912
83500フレデリック・マコヴィッキィCRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'42.785 0.958 0.061159.817
919500坪井 翔WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'42.810 0.983 0.025159.778
1036500関口 雄飛au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'42.887 1.060 0.077159.659
116500山下 健太WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'42.927 1.100 0.040159.597
1212500佐々木 大樹カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
1'43.064 1.237 0.137159.384
138500伊沢 拓也ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
1'43.121 1.294 0.057159.296
1433DTMレネ・ラストAudi Sport RS 5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'43.387 1.560 0.266158.887
1538500立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'43.412 1.585 0.025158.848
1621DTMブノワ・トレルイエAudi Sport Japan RS5 DTM
Audi RS 5 DTM
1'43.447 1.620 0.035158.794
1739500中山 雄一DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
1'43.583 1.756 0.136158.586
1800DTM小林 可夢偉BMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'43.667 1.840 0.084158.457
1911DTMマルコ・ヴィットマンBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'43.707 1.880 0.040158.396
2064500牧野 任祐Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
1'43.936 2.109 0.229158.047
2116500武藤 英紀MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
1'44.637 2.810 0.701156.988
224DTMアレッサンドロ・ザナルディBMW M4 DTM
BMW M4 DTM
1'45.211 3.384 0.574156.132

SUPER GT

SGT:スプリントカップ 公式予選 逆転で吉本/宮田組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)がポールポジション獲得!

11月23日、スーパーGT×DTM交流戦のサポートレースとして組まれたGT3とJAF GT(GT300)マシンによる「auto sport Web スプリントカップ」の公式予選が、静岡県・富士スピードウェイ(1周4.563km)で行われ、#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が、雨の残るコースコンシションのなかポールポジションを獲得した。

シリーズ戦とは異なるスプリントレースはシステムも独特だ。A,Bドライバーが10分ずつ予選アタックを行い、その合計タイムでレース1のグリットが決定する。明日のレース2はレース1の決勝結果でグリッドが決まる。その決勝は50分のレースを2人が交代で走り切るというものだ。

ドライバーA予選

セミウェットコンディションのなか、開始から5分経過したところで#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)がトップタイム(1分47秒826)をマークするが、路面コンディションの良くなる後半にタイムを伸ばすことができす、#60吉本(1分47秒604)、#25松井孝允(HOPPY 86 MC)(1分47秒376)がタイムを塗り替える。#25松井は最後まで積極的に攻め、最終的に1分47秒088までタイムを削り、2位#60吉本に0.516秒という大きなマージンを築いた。

ドライバーB予選

路面が乾きつつあるなか、4分経過したところで#25佐藤公哉が1分46秒047をマークし、これでポールは決まりかと思われたが、その直後に#60宮田が#25佐藤のタイムを何と1秒も上回る1分45秒029をタイム叩き出す。この直後に雨足がやや強くなり、以降のタイムアップは難しくなってしまった。#60は宮田の頑張りに加え、天候も味方につけ逆転のポールポジションを獲得。

2位は逆転を許した#25、3位には#52脇阪薫一/吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)が入った。

逆転の立役者、宮田は「雨は苦手と思われていたので、これでアピールできました」と喜び、吉本は「難しいコンディションのなか、ダンロップタイヤが力を発揮してくれました。レースでは勝ちにこだわりたい」と力強く語った。

決勝レース1は、本日午前11時50分から、レース2は明日の午前11時35分から、ともに50分レースで行われる

Text:Shigeru KITAMICHI

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SGT:スプリントカップ富士公式予選結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A&B Total Qualify Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
160吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL1'47.604
1'45.029
3'32.633-
225松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'47.088
1'46.047
3'33.135 0.502
352脇阪 薫一
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS1'48.731
1'46.248
3'34.979 2.346
448飯田 太陽
田中 勝輝
植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.532
1'46.761
3'35.293 2.660
5360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.617
1'49.464
3'37.081 4.448
611久保田 克昭
小高 一斗
Planexスマカメマクラーレン720S
McLaren 720S GT3
YH1'49.194
1'47.961
3'37.155 4.522
7244GoMax
土屋 武士
MaxRacing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'49.630
1'47.876
3'37.506 4.873
89ジョー・シンドウ
井上 恵一
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.140
1'47.637
3'37.777 5.144
930永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'51.242
1'46.689
3'37.931 5.298
1031嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'49.708
1'48.266
3'37.974 5.341
1170河野 駿佑
菅波 冬悟
LMcorsa Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'50.462
1'47.974
3'38.436 5.803
1237武井 真司
笹原 右京
BH AUCTION CORVETTE GT3
CHVROLET Corvette C7 GT3-R
YH2'33.367
1'47.741
4'21.10848.475

SUPER GT

SGT:スプリントカップBドライバー公式予選結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
160宮田 莉朋SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL1'45.029--156.403
225佐藤 公哉HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'46.047 1.018 1.018154.901
352吉田 広樹埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS1'46.248 1.219 0.201154.608
430織戸 学TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'46.689 1.660 0.441153.969
548田中 勝輝植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'46.761 1.732 0.072153.865
69井上 恵一MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.637 2.608 0.876152.613
737笹原 右京BH AUCTION CORVETTE GT3
CHVROLET Corvette C7 GT3-R
YH1'47.741 2.712 0.104152.466
8244土屋 武士MaxRacing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'47.876 2.847 0.135152.275
911小高 一斗Planexスマカメマクラーレン720S
McLaren 720S GT3
YH1'47.961 2.932 0.085152.155
1070菅波 冬悟LMcorsa Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'47.974 2.945 0.013152.137
1131中山 友貴TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'48.266 3.237 0.292151.726
12360田中 篤RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'49.464 4.435 1.198150.066

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SGT:スプリントカップAドライバー公式予選結果

SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
125松井 孝允HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'47.088--153.395
260吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL1'47.604 0.516 0.516152.660
3360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.617 0.529 0.013152.641
448飯田 太陽植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.532 1.444 0.915151.354
552脇阪 薫一埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS1'48.731 1.643 0.199151.077
611久保田 克昭Planexスマカメマクラーレン720S
McLaren 720S GT3
YH1'49.194 2.106 0.463150.437
7244GoMaxMaxRacing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'49.630 2.542 0.436149.839
831嵯峨 宏紀TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'49.708 2.620 0.078149.732
99ジョー・シンドウMP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.140 3.052 0.432149.145
1070河野 駿佑LMcorsa Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'50.462 3.374 0.322148.710
1130永井 宏明TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'51.242 4.154 0.780147.667
1237武井 真司BH AUCTION CORVETTE GT3
CHVROLET Corvette C7 GT3-R
YH2'33.36746.27942.125107.108

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー

公式練習: 荒聖治(McLaren 720S) 公式練習: 佐々木大樹/ジェームス・ロシター組(カルソニックIMPUL GT-R) 公式練習: 小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式練習: 蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)
公式練習: 大嶋和也/山下健太組(WAKO\S 4CR LC500) 公式練習: 永井宏明/織戸学組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 公式練習: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(D\station Vantage GT3) 公式練習: 永井宏明/織戸学組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)
公式練習: 和田久/城内政樹組(アールキューズ AMG GT3) 公式練習: 新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3) 公式練習: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル 初音ミクAMG) 公式練習: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT)
公式練習: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) 公式練習: 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM\S LC500) 公式練習: 谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル 初音ミクAMG) 公式練習: 関口雄飛(au TOM\S LC500)
公式練習: フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) 公式練習: 藤井誠暢(D\station Vantage GT3) 公式練習: 大嶋和也(WAKO\S 4CR LC500) 公式練習: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)
公式練習: 松浦孝亮(UPGARAGE NSX GT3) 公式練習: 野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT) サーキットサファリ: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) サーキットサファリ: 高星明誠/ヤン・マーデンボロー組(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)
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ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン 公式予選: 菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)
公式予選: 荒聖治(McLaren 720S) 公式予選: サッシャ・フェネストラズ(リアライズ日産自動車大学校GT-R) 公式予選: 菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG) 公式予選: 平川亮(KeePer TOM\'S LC500)
公式予選: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT) 公式予選: 中嶋一貴(au TOM\'S LC500) 公式予選: フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) 公式予選: 松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)
公式予選: 中嶋一貴(au TOM\'S LC500) 公式予選: 松田次生(MOTUL AUTECH GT-R) 公式予選: 大嶋和也(WAKO\'S 4CR LC500) 公式予選: サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
公式予選: アレックス・パロウ(McLaren 720S) 公式予選: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式予選: 片岡龍也(グッドスマイル 初音ミクAMG) 公式予選: 平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校GT-R)
公式予選: 蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG) 公式予選: 山下健太(WAKO\'S 4CR LC500) 公式予選: ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R) 公式予選: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT)
公式予選: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 公式予選: ポールポジションを獲得した中嶋一貴/関口雄飛組(LEXUS TEAM au TOM\'S) GTキッズウォーク: 山本尚貴とジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) GTキッズウォーク: レクサスくま吉と子ども
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ピットウォーク: 来年度から採用されるGT500マシン ピットウォーク: 来年度から採用されるGT500マシン ピットウォーク: 山本尚貴(TEAM KUNIMITSU) ピットウォーク: 来年度から採用されるGT500マシン
ピットウォーク: 左から立川祐路、松田次生、山本尚貴 スタート進行: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) スタート進行: レースクイーン スタート進行: レースクイーン
スタート進行: レースクイーン スタート進行: 山下健太と大嶋和也(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) スタート進行: 大嶋和也(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) スタート進行: まもなくスタート
スタート進行: スタンドは超満員 決勝レース: 栃木県警によるパレードラップが始まった 決勝レース: GT500クラスのスタートシーン 決勝レース: GT300クラスのスタートシーン
決勝レース: レース序盤GT300クラス上位陣の争い 決勝レース: アレックス・パロウ(McLaren 720S) vs 平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校GT-R) 決勝レース: GT500クラスの争い 決勝レース: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT)
決勝レース: ニック・キャシディ(KeePer TOM\'S LC500) 決勝レース: ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)と道上龍(Modulo KENWOOD NSX GT3) 決勝レース: 平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校GT-R) 決勝レース: アレックス・パロウ(McLaren 720S)
決勝レース: 中嶋一貴(au TOM\'S LC500) 決勝レース: 中嶋一貴(au TOM\'S LC500)vs ニック・キャシディ(KeePer TOM\'S LC500) 決勝レース: GTマシンの隊列 決勝レース: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500)
決勝レース: 関口雄飛(au TOM\'S LC500) 決勝レース: 荒聖治/アレックス・パロウ組(McLaren 720S) 決勝レース: 高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3) 決勝レース: 松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)
決勝レース: 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) vs サッシャ・フェネストラズ(リアライズ日産自動車大学校GT-R) 決勝レース: サッシャ・フェネストラズ(リアライズ日産自動車大学校GT-R) vs 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) 決勝レース: サッシャ・フェネストラズ(リアライズ日産自動車大学校GT-R) vs 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) 決勝レース: 関口雄飛(au TOM\'S LC500) vs 山下健太(WAKO\'S 4CR LC500)
決勝レース: レースを見守る大観衆 決勝レース: レースを見守る大観衆 決勝レース: GT500クラス1コーナーの攻防 決勝レース: GT300クラスの集団をパスする石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)
決勝レース: 福住仁嶺(ARTA NSX GT3) vs 阪口晴南(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 2位でチェッカーを受けGT500クラスのチャンピオンを決めた山下健太(WAKO\'S 4CR LC500) 決勝レース: 2位でチェッカーを受けGT500クラスのチャンピオンを決めた山下健太(WAKO\'S 4CR LC500) 決勝レース: GT300クラスで優勝した平中克幸(GAINER TANAX GT-R)
決勝レース: GT300クラスで優勝した平中克幸(GAINER TANAX GT-R) 決勝レース: ガス欠でストップした蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG) 決勝レース: GT500クラスでチャンピオンを獲得した大嶋和也/山下健太組(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) 決勝レース: GT300クラスでチャンピオンを獲得した高木真一/福住仁嶺組(ARTA)
決勝レース: GT500クラスでチャンピオンを獲得した大嶋和也/山下健太組(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) 表彰式: GT300クラスで優勝した平中克幸/安田裕信組(GAINER) 表彰式: GT300クラスのトップ3チーム 表彰式: GT500クラスのトップ3チーム
グランドフィナーレ: もてぎの上空に紙吹雪が舞う
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ 岩澤が伊東とのバトルを制し優勝! シリーズチャンピオン獲得! 伊東は惜しくも2位、岸本は6位入賞で終える (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの最終戦となる第5戦が11月17日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。前回の第4戦では、鈴鹿からの遠征組を相手に悔しい思いをした3人。自身の足りないところを見つめ直し臨んだ今大会は、これまで戦ってきた集大成となるレースが期待された。

予選 11月17日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 今回のレースウィークは土曜日からトレーニング開始。30分2本という限られた時間の中でこれまでの課題の確認と予選シミュレーションを行った。今回の予選は8時からといつもより早い時間で行われ、路面温度も今シーズンで一番低いことからタイヤが発動しづらく、タイムが出るのも予選時間の終盤。坪松は、いかに早くタイヤを発動させてアタックしていくかを3人にアドバイスし送り出した。

 岸本はラスト2周に狙いを定め、中盤まではタイヤにしっかり熱を入れることを意識しクルマの状態を上げていく。6周目には2分8秒台に入れていき、9周目には全てセクターベストで8秒098を記録。そのままラストアタックでセクター1、2を自己ベストで繋げると8秒018でタイムアップに成功する。

 伊東は、前日のトレーニングでの課題を序盤に合わせ込みながら、ラスト5分で勝負できるよう最初からハイペースで周回しタイヤマネージメントしていく。7周目からアタックを始めて6秒台に入れるが、翌周はイエローフラッグが出ていたことからすぐ次に向けて切り替え、タイヤの状態も調整。9周目にセクター1~3まで全体ベストでクリアしていくとこの予選ファステストの6秒446を記録する。

 岩澤は、これまでラスト1~2周で逆転を許しポールポジションを獲られてしまったという反省から、後半でフルアタックするように意識し周回を重ねていく。7周目に6秒台に入れて、続く8周目にセクター1でベストを記録しアタックしていくがイエローフラッグに阻まれてしまう。仕切りなおして、9周目に6秒958でタイムアップに成功、さらにラストアタックをかけていくと、6秒861でさらにコンマ1秒を短縮し自己ベストを更新した。

 その結果、伊東が今シーズン5戦中3度目のポールポジションを獲得、岩澤が2番手、岸本が5番手から決勝を迎えることとなった。

決勝 11月17日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選終了からわずか2時間で決勝を迎えた。スタートではポールポジションの伊東がシフトミスで大きく後退し、岩澤は争いを制し3コーナーでトップに躍り出る。岸本は若干ストールさせてしまったことから1つ順位を落とすもすぐに取り戻してポジションアップを狙っていく。スタートで順位を落とした伊東は、意地を見せて5コーナーまでで3番手に上がると、翌周にもう一台を攻略し2番手にまで巻き返しを図る。

 岩澤と伊東は2台でトップ争いを展開していき、4周目には90度コーナーで伊東がトップを奪取。しかし、その後も常にテールトゥノーズの攻防が続きコースの全てでバトルを繰り広げていく。岸本は4番手争いの集団の中で、3コーナーで4番手に上がるとその後も一進一退の展開。

 トップ2台の差はコンマ1秒のまま7周目を迎えると、岩澤が5コーナーのインから伊東を攻略。再びトップを奪われた伊東も岩澤の後ろにピタリとついて追うが、ヘアピンで痛恨のシフトミス。これで勝負が決まり、最終戦は岩澤が制することとなった。

 岸本も激しいバトルの中で順位を入れ替え合いながら6位でチェッカーを迎えた。

 これでスーパーFJのもてぎシリーズは幕を閉じるが、岩澤が5戦3勝でシリーズチャンピオンを獲得。伊東もシリーズ2位でル・ボーセがシリーズ1-2を独占した。来月には鈴鹿サーキットで日本一決定戦が行われるが、今までとは違うライバルたちの中でどれだけ力を発揮できるかが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 シリーズチャンピオンを争う伊東と岩澤はギリギリの攻防を見せてくれた。参加台数は少なかったがレースの内容はとてもエキサイティングなものだった。チームとして最後のもてぎシリーズ参戦となったが、3年連続でシリーズチャンピオンを獲れた事を誇らしく思う。
Driver 岸本尚将(Naomasa Kishimoto)COMMENT
 予選は狙い通りクルマの状態も持って行けたのですが、自分の走りの方で詰め切れませんでした。決勝は、バトルのしすぎで後半タイヤがきつかったので、もっと考えてレースをしていけば良かったです。日本一を戦う鈴鹿は高速コーナーが多くて、自分がやりがちなブレーキングで突っ込んで稼ごうとする走り方を変えていかないといけないと思っています。その辺りを改善してしっかりと臨みたいと思います。
Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMENT
 予選ベストの周はタイヤも良い状態でいけて、全体的にまとめられました。せっかくポールを獲れていい流れを作れていたのに、自分のミスでチャンピオンを逃してしまいました。ですが、今回レースウィークを通して走りは良く、バトルの展開は自信があったのでリードできましたし、自分のペースが良いのは分かっていたので落ち着いていけました。日本一は、以前の鈴鹿テストも良い感触を得ているので、良い結果で締めくくれるように頑張りたいと思います。
Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
 予選でマシンの状態が良い時に決めきれないのが、自分の力の無さだと感じました。また、序盤のペースが悪く、伊東選手に追いつかれてしまう事になったので今後の課題だと思っています。良かった点は、いつも抜かれた時に気持ちが落ちたまま終わってしまうのですが、今回はまた盛り返せていけたので今シーズンやってきて少し強くなれた部分だと思っています。日本一は西の速いライバルたちに負けないよう東の代表として頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ ル・ボーセモータースポーツ、ホームで盤石の1-2、岩澤がチャンピオンに

 スーパーFJもてぎシリーズ最終第5戦が11月17日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。

 ここまで4大会を終えてル・ボーセモータースポーツの63号車岩澤が開幕2連勝、62号車伊東が第3戦優勝でそれぞれランキング1位2位の座にあり、獲得ポイント56対55と僅差、またランキング3位ZAP SPEEDの8号車新倉も42ポイントでタイトルの可能性を残している。

 予選はこの3台がトップを奪い合う展開となったが最終的に伊東が0.4秒という大差でポールポジションを獲得、1ポイントを得て岩澤と並び、決勝で上位に来た方がチャンピオンに近づくという状況となった。

 今年限りでのレース活動停止を発表したル・ボーセモータースポーツにとって、ホームであるツインリンクもてぎの最後のレースになる決勝のコースイン前に、タイトルを争う両名と61号車岸本を加えた3台のマシンをピット前に並べ、坪松代表以下スタッフが記念写真を撮り、午前10時35分に10周で行われる決勝のスタートを迎えた。

 スタートでは1列目の2台の加速が鈍く、1コーナーから2コーナーにかけて新倉がトップに立ち岩澤2番手、伊東5番までドロップするが、その後岩澤がトップに立ち伊東も3位まで挽回してオープニングラップが終了。

 2位に落ちた新倉はトップ岩澤を追い立てるが並ぶ所までは至らない。逆にペースを取り戻した伊東が2周目の5コーナーで新倉をオーバーテイク、ル・ボーセ勢の1-2体勢が出来上がり、3位新倉までのグループと4位~6位のグループに分かれていく。

 この時点で勢いに勝る伊東は、3周目の90度コーナーで岩澤に仕掛けるとサイド・バイ・サイドでアンダーブリッジを抜けてビクトリーコーナー手前でオーバーテイク、トップに立つ。その後この2台は激しく攻防を繰り返しながら新倉を引き離し、レースはル・ボーセ勢の一騎討ちの様相を呈する。

 レースが動いたのは7周目、ここまで何度も伊東に仕掛けていた岩澤が5コーナーでサイド・バイ・サイドに持ち込むと続く130Rで遂に伊東を仕留めてトップを奪還、そのまま突き放しにかかり、8周目のフィニッシュラインでは、伊東と1秒弱、3位新倉と2秒まで差を広げる。ここで伊東が踏ん張り9周目の前半部分で0.4秒差まで追い上げるも岩澤がそれ以上の接近を許さず、そのまま岩澤~伊東~新倉の順にフィニッシュ。ル・ボーセモータースポーツはホームでの最終戦を1-2フィニッシュで飾り、シリーズタイトルも岩澤のものとなった。

ル・ボーセモータースポーツ 坪松代表 コメント
「チームメイトの2人がシリーズチャンピオンを争うという流れはチームにとってはうれしい展開だが、ドライバーにとってはシリアスな状況だった。そんなシリーズの中で岩澤はポイントの優位さに関係なく常にトップを狙って堂々とレースを戦った、その気持ちの強さが結果に結びついた。終盤までトップ争いの激しい攻防を行いながら、2台ともラップタイムが落ちず 3位を突き放す事が出来たのは、お互いがリスペクトしあって戦っていたからで、非常に良いレースだった。残るはスーパーFJ日本一決定戦(12月7-8日/鈴鹿サーキット)だけとなったが、最後までいいレースをしたいと思う」
Text: Junichi SEKINE

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山 トップを快走も、マシントラブルでリタイアを喫す (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパー耐久シリーズの第6戦(最終戦)が11月9日(土)~10日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)において3時間レースとして開催された。8つのクラスに59台がエントリーする中、ST-3クラス(排気量2001~3500cc、後輪駆動)に、ル・ボーセモータースポーツのDENSO Le Beausset RC350は、嵯峨宏紀、小河諒、平川亮という体制で、今季3勝目を目標に臨んだ。

 今回は山下健太がWEC(世界耐久選手権)参戦のために欠場となり、富士、オートポリスに続いて平川を起用した。Group1(ST-X、Z、TCR、1~3クラス)とGroup2(ST-4、5クラス)に区分して、それぞれに3時間の決勝レースを行う。

 地元・ツインリンクもてぎで開催された第5戦では今季2勝目を挙げ、シリーズ3位でタイトル争いには残っているもののポイントリーダーとの差は19点。今回のレースでは優勝して21点を加算してライバルチームの結果待ちではあるが、逆転でのタイトル獲得の可能性は厳しい状況だった。それでもチームは諦めることなく、チーム最後のレースでの優勝を目指した。

予選 11月9日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 レクサスRC350は、最低車重が昨年より20kg増の1,410kgとなり、軽量なフェアレディZ(1,300kg)やマークX(1,390kg)に対しやや不利な条件。

 しかもこれまでの成績により35kgのハンディウェイトを搭載しており、岡山のようなタイトなターンが連続しコース幅も狭いコンパクトなサーキットでは苦戦を強いられる。

 9日(土)の公式予選。朝のうちは気温10℃を切るほど冷え込んだが、小春日和となって徐々に気温は上昇していった。午前中に30分間で行われたフリー走行では、小河が2番手となる1分40秒206をマーク。午後の公式予選に向けてセットアップは順調に進んでいた。そして迎えた公式予選。Aドライバーの嵯峨はベストタイムを刻んだ周で好タイムが狙えたが最終コーナーでの黄旗でアクセルを緩めざるを得ず、朝の小河のタイムを上回る1分40秒018までタイムアップするも4位。

 続くBドライバー予選では小河が自身の朝のタイムを1秒以上短縮するスーパーラップ1分39秒052を刻み2位。ふたりのタイム合算でトップとコンマ1秒の僅差で2番手となった。

 「朝と午後は路面温度も異なって、それをどうアジャストするかドライバー3人で意見を出し合いました。アタックは遅い車両に引っかかったのでベストではありませんでしたが、決勝では坪松監督に恩返しができるよう、チーム全員でいいレースをしたいです」と小河は、決勝に向けて気持ちを切り替えていた。

決勝 11月10日(日)天候/晴れ・曇り コース状況/ドライ

 10日は午前中にGroup2のレースを終え、Group1の決勝は13時33分にスタートが切られた。スタートを担当したのは小河で、オープニングラップのアトウッドでアウト側から前車をかわしてトップへ。直後には重量で145kg軽い#14-Zが迫りくるも、小河は負けず劣らず41秒前半でのハイペースでラップを続け3番手#15-Z以降を引き離していき、その後も#14-Zとは延々とテール・トゥ・ノーズのバトルを展開しファンを沸かせた。どちらもタイヤ無交換作戦を採っており、タイヤをいたわりながらのハイペース。そして44周で小河はトップを守ったままピットインして嵯峨に交代。もちろんタイヤは無交換で作業は給油のみだった。

 嵯峨は暫定5位でコースへ。ところがダブルヘアピンで左リヤのホイールが脱落し横を向いてストップ。ホイールをハブに固定するスタッドボルトが折れてしまっており、嵯峨はやむなくクルマを降りることとなった。車両回収から修理を試み最後まで完走を目指したいところだか、3時間のレースでは救済措置がなく、残念ながらレースへの復帰はかなわずリタイアとなった。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 逆転チャンピオンを叶える為にも圧倒的な速さが必要だった。予選でベストポジションを獲得した事で勝負強い小河をスタートドライバーに選んだ。全てにおいて快調だったがドライバーを嵯峨に替えた直後にトラブルが出てしまい戦いを終えることになった。シーズン6戦2勝と勝ち星は少なくないが、今回を含めトップを走っていてトラブルから2戦失った事が大きかった。
Driver 嵯峨宏紀(Koki Saga)COMMENT
 前触れもなく突然ダブルヘアピンでタイヤが外れてしまいました。チーム最後のレースでこういう形になってしまったことは言葉になりません。今回も(小河)諒が頑張ってくれたので良かったと思いますし、今まで支えてくれたチームのみんな、そして応援してくださったスポンサーさんやファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。坪松監督にはありがとうと言いたいです。
Driver 小河諒(Ryo Ogawa)COMMENT
 今回もセッティングを担当するBドライバーとして起用してもらい、予選でも良いタイムを出せました。決勝でも145kg軽いZが有利だと予想していた中、トップを守って走れました。タイヤのことを考えずにプッシュすればもっと速く走れましたが、タイヤを守るペースギリギリで走りました。坪松監督には「良い走りだった」と褒めてもらいましたし、感謝の気持ちでいっぱいです。
Driver 平川亮(Ryo Hirakawa)COMMENT
 決勝レースでは何もせずに終わってしまい、残念な気持ちでいっぱいです。ル・ボーセのドライバーとして今年3回呼んでもらったことは光栄に思います。富士と今回、2回は決勝を走らないままリタイアになってしまいましたが、いろんなクルマに乗ることは良い経験としてプラスになりました。でもやはりチーム最後のレースなので乗りたかったですね。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ 2度のアクシデントにもレースを諦めず、最終戦を完走 2019年も全戦完走を果たす (Arnage)

 第7戦のオートポリスラウンドの後、ひと月余りのインターバルを経て第8戦となるのは、最終戦もてぎラウンド。

 チームはもてぎで2019シリーズの有終の美を飾るべく、ブレーキが肝となるツインリンクもてぎに合わせてブレーキ関係を整備し、万全のメンテナンスを施した。

November 2nd Qualifying Day
天候: 晴れ 路面状況: ドライ 気温: 19℃ 路面温度: 25℃ 入場者数: 20,500人

 最終戦のグリッドを決める土曜日の朝は、雲ひとつない青空の広がる秋晴れとなった。

 8時50分から行われた公式練習では、加納、山下両選手が交互に時間いっぱいを使って練習走行を行なったが、両選手ともにストップアンドゴーが特徴のツインリンクもてぎを攻めあぐね、タイムを出すことに腐心していた。

 一方チームは、タイヤ選択を、公式テストの際に好調であったという情報から、フロントにミディアム、リアにミディアムハードという、これまでにないコンビネーションで公式練習に臨んでいた。しかし、コンディションが合わなかったためかタイヤの感触が非常に硬く、チームは予選、決勝にはこのタイヤの組み合わせでは走行できないという結論に達した。

 午前中の練習走行の結果を踏まえて状況を打開すべく、チームはフロントにソフト、リアにミディアムのタイヤをチョイスして14時からの予選に臨んだ。Q1開始と同時に山下選手がコースに出て、慎重にチャンスを伺っていたが、4Lap目に1’48.160をマーク、Q2進出には及ばなかったが、望みうる最良のパフォーマンスで予選を終えることができた。

 Arnage Racingの最終戦のグリッドは26番手となったが、チームは山下選手のナイスアタックで、タイヤのチョイスに問題がなかったことを確認することができた。

 予選後、チームは何度もドライバー交替のシミュレーションを行い、最後のピットワークを抜かりなく行えるよう練習を重ねた。

November 3rd Race Day
天候: 曇り 路面状況: ドライ 気温: 20℃→19℃ 路面温度: 26℃→23℃ 入場者数: 35,500人

決勝の日を迎えたツインリンクもてぎは、薄曇りながらも、予選日同様秋の日差しが暖かく、絶好の観戦日和となった。最終決戦を見ようと詰め掛けた大勢の観客が見守る中、13時30分、栃木県警の白バイとパトカーによるパレードラップ、フォーメーションラップへと続き、いよいよ今シーズンのファイナルラウンドが幕を開けた。

前日の予選で調子の良かったソフト+ミディアムのコンビネーションタイヤで決勝に臨むことになったARNAGE AMG GT3は、山下選手のドライブで250km先のチェッカーを目指して最後の戦いをスタート。

 ところが、山下選手はスタートラップの2コーナーでスピンした他のマシンを避けようとしてスピン、グラベルにはまってしまう。幸いオフィシャルの手でコースに戻ることができた山下選手は、気を取り直したか、1.5Lapほどの遅れを取り戻すかのように全力でレースを再開、何度も1分51秒台をマークする好調さを見せ、少しずつギャップを挽回していった。

 しかし、ルーティンピットの迫る25Lap目、山下選手はV字コーナー付近で痛恨の単独スピンを喫する。グラベルに埋まって万事休すかと思われたが、再びオフィシャルのおかげでマシンがコースに戻され、山下選手はすぐさまピットに呼び戻された。

 チームは当初、ピット作業を少しでも短縮するため、タイヤ交換を左側のみと予定していた。しかし、既に先頭車両に4Lapの差をつけられ、完走ポイント3を望めなくなったARNAGE AMG GT3は、何としても完走ポイント1を獲るため、手堅く4輪交換に作戦を変更。マシンにダメージがないことを確認したメカニックが、後半のスティントにステアリングを託された加納選手をコースに送り出した。

 加納選手は、ほぼ単独でコースを周回できるチャンスに、苦手意識のあったもてぎの略を試み、何度かチャレンジを繰り返しながら、少しずつタイムを上げていった。

そしてラスト3Lap、1分52秒台前半の好タイムを連続でマークして、28番手でチェッカーを受けた。

Arnage Racingは、2度のスピンで勝負権を失ったものの、最後までレースを諦めなかった二人のドライバーの頑張りで無事に完走を果たして、シーズンを終えることができた。

<一年を振り返って>

チーム結成から7年目となる2019年は、これまで以上に生き残りの難しいシーズンとなりました。資金力のある強豪チームがひしめき合い、シード権争いがさらに激化する中、数少ないプライベーターチームの中でも最も力の弱いチームのサバイバル力が試されるシーズンでした。

Arnage Racingは、昨シーズンから引き続いてMercedes AMG GT3でシーズンに臨み、チーム結成当初から苦楽を共にしてきた加納選手に、若手の山下亮生選手、さらに第三ドライバーとしてルーキーの手塚祐弥選手を加えて、全戦完走を目標にシリーズを戦ってきました。Aシードでスタートしたシーズンでしたが、悪天候やアクシデントに泣かされたレースもあり、「トップと同一周回または1周遅れの完走」の3ポイントを獲得することは困難でした。しかし、1度もリタイアすることなく、全戦完走を以ってなんとか無事にシーズンを終了することができました。

今シーズンも毎戦薄氷を踏むようなレースばかりで、非常に苦しいシーズンでしたが、そんな中でも温かくチームを見守り応援してくださるスポンサーの皆様、ファンの皆様のおかげで、最終戦までシリーズを戦うことができました。 チーム一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

☆Arnage Racing SUPER GT2019年シリーズの戦績

Round 14/13~4/14岡山国際サーキット22位完走
Round 25/3~5/4富士スピードウェイ17位完走
Round 35/25~5/26鈴鹿サーキット24位完走
Round 46/29~6/30チャーン・インターナショナル・サーキット20位完走
Round 58/3~8/4富士スピードウェイ21位完走
Round 69/7~9/8スポーツランド菅生12位完走
Round 79/21~9/22オートポリス16位完走
Round 811/2~11/3ツインリンクもてぎ28位完走
Arnage Racing 2019 SUPER GT Race report

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝 総合優勝はST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組 ST-TCRクラスは太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組が、ST-3クラスは手塚祐弥/大草りき/前嶋秀司組が戴冠

 ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は10日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組が優勝を飾った。ST-TCRクラスは太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組が、ST-3クラスは手塚祐弥/大草りき/前嶋秀司組がチャンピオンを獲得した。

グループ1、3時間の決勝がスタートした

ST-Xクラス優勝は星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D\'station Vantage GT3)

ST-Zクラス優勝は飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティア SYNTIUM KTM)

ST-TCRクラス優勝は太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(BRP★Audi Mie RS 3 LMS)

ST-1クラス優勝は星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D\'station Porsche)

ST-2クラス優勝は成澤正人/遠藤浩二/朝日ターボ/岡崎善衛組(新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)

ST-3クラス優勝は堀田誠/阪口良平/堤優威組(ADVICS muta racing RC 350 TWS)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

 グループ1は午後1時30分、秋晴れの下ローリングラップが始まった。

 序盤からレースをリードしたのはポールシッターST-Xクラス・星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D'station Vantage GT3)の藤井。予選5位から2位まで上がってきたジョー・シンドウ/柴田優作/影山正美/井上恵一組(MP Racing GT-R)の柴田との差を着実に開き始める。3位には浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)の浜野が付ける。

 藤井は2位以下を1分以上離し、43周でピットイン。ドライバーを星野敏に交代し、トップのままコースに復帰した。

 星野敏もドライバーを浜野から交代し、2位に上がってきた星野一樹と遜色ないタイムでラップ。その後他車がコース上でストップ(詳細は後述)し、フルコースイエロー(FCY)からセーフティーカー(SC)のタイミングで給油だけ行った。

 星野敏は64周を回って近藤に交代3位でコースに復帰。その後、上位2台のMP Racing GT-Rがドライバー交代、田中徹/田中哲也/佐藤公哉組(Max Racing RC-F GT3)が給油のためピットインするとトップに浮上した。

 2位には佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が上がってきたが、その差は30秒余り。徐々に迫られたもののタイム差は大きく、13秒のギャップでトップでゴール、開幕戦に続いて今季2勝目を飾った。2位はSATO-SS SPORTS AMG GT3が、3位にはすでにチャンピオンを決めているGTNET GT3 GT-Rが入った。

 ST-Zクラスは、序盤から内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4)の山内と飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティアSYNTIUM KTM)がテールトゥノーズの争いを繰り広げる。しかしFCYを利用して前に出たケーズフロンティアSYNTIUM KTMが優勝。2位には田中勝輝/川端伸太朗/安田裕信/木下圭介組(モノコレSUN'S TECHNO GINETTA)が入り、ENDLESS AMG GT4は3位でレースを終えた。

 ST-TCRクラスは、序盤から予選2位・植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組(Modulo CIVIC)の中野が逃げ一時は30秒以上のリードを築く。ポールシッターの太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(BRP★Audi Mie RS 3 LMS)は、太田~篠原とドライバーを繋ぎSCのタイミングで松本に交代。Modulo CIVICをかわしてトップに立つと、77周目にはModulo CIVICのタイヤがバースト。悠々と逃げ切りBRP★Audi Mie RS 3 LMSが優勝。同時にクラスチャンピオンも獲得した。2位にはポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)が、3位には堀主知ロバート/千代勝正/KIZUNA/リージョンウ組(WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS)が入った。

 ST-1クラスは2チームが出走。予選2位のLINGXIAO XU/ZHIQIANG ZHANG/HAN WANG組(Z-REX ADVICS R8 TRACY)は、スタート手順違反でドライビングスルーペナルティーを受けるなどペースも上がらす、ポールポジションからスタートした星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)が7ラップちぎって余裕の優勝を飾った。

 ST-2クラスは、有力チームにトラブルが続出。昨日ポールポジションでチャンピオンを決め、トップを快走していた大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトラブルでピットイン。冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)にもトラブルが発生していたため、優勝は成澤正人/遠藤浩二/朝日ターボ/岡崎善衛組(新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)で今シーズン2勝目。2位にはDAMD MOTUL ED WRX STIが、3位には糸田川和亮/井下田馨/菊地悠/藤澤卓也組(ATJ Racing CIVIC HATCHBACK)が入った。

 ST-3クラスは予選2位・嵯峨宏紀/小河諒/平川亮組(DENSO Le Beausset RC350)の嵯峨と同5位・山崎学/安宅光徳/伊橋勲組(HIRIX☆YAIMA☆Z34)の伊橋の息詰まるトップ争いでレースは進行。小河は44周を回ってピットインし嵯峨に交代。ところがピットアウトをした直後のホッブスコーナーで左リアタイヤが脱落してコース上にストップ。これでトップに浮上した伊橋だったが1コーナーでスローダウンした車両と接触してリタイア、トップ2チームが戦列を去った。このためFCYが導入されSCに切り替えられることとなるが、これがこのクラスを含めて他クラスの明暗を分けることとなる。

 これでトップに立ったのが長島正明/小松一臣/古谷直広組(岡部⾃動⾞Z34)。2位に吉田広樹/脇阪薫一/服部尚貴組(埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)、3位に手塚祐弥/大草りき/前嶋秀司組(TECHNO FIRST RC350)が続く。

 岡部⾃動⾞Z34と埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXなど各上位陣がドライバー交代を行うと、トップには堀田誠/阪口良平/堤優威組(ADVICS muta racing RC 350 TWS)が浮上。岡部⾃動⾞Z34は2位に落ち、3位埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX、4位TECHNO FIRST RC350となった。このままゴールするとチャンピオン争いは埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXとTECHNO FIRST RC350が同ポイントで並び優勝回数でTECHNO FIRST RC350がチャンピオンはとなるため、Green Brave GR SPORTマークXが前の岡部⾃動⾞Z34を追う。

 しかし上位4チームの順位は変わらず優勝はADVICS muta racing RC 350 TWS、2位は岡部⾃動⾞Z34、3位は埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXとなり、4位に入ったTECHNO FIRST RC350がチャンピオンを決めることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/11) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhLapTotal_Time
Behind
1777ST-X1星野 敏
藤井 誠暢
近藤 翼
D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
301113:01'24.461
2112ST-X2佐藤 敦
元嶋 佑弥
山下 亮生
SATO-SS SPORTS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1011113.801
31ST-X3浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
6011134.134
4244ST-X4田中 徹
田中 哲也
佐藤 公哉
Max Racing RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
11143.630
59ST-X5ジョー・シンドウ
柴田 優作
影山 正美
井上 恵一
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
401101Lap
647ST-11星野 辰也
織戸 学
濱 賢⼆
D'station Porsche
Porsche 911 Cup
301065Laps
72ST-Z1飯田 太陽
加藤 寛規
ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
251056Laps
835ST-Z2田中 勝輝
川端 伸太朗
安田 裕信
木下 圭介
モノコレSUN'S TECHNO GINETTA
GINETTA GT4
1056Laps
93ST-Z3内田 優大
山内 英輝
高橋 翼
ENDLESS AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551056Laps
1019ST-TCR1太田 侑弥
松本 武士
篠原 拓朗
BRP★Audi Mie RS 3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1047Laps
11500ST-Z4大井 貴之
青木 孝行
坂本 祐也
5ZIGEN AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551047Laps
12501ST-TCR2ポール・イップ
マシュー・ホーソン
ジム・カー・トゥ
KCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1047Laps
1322ST-TCR3堀 主知ロバート
千代 勝正
KIZUNA
リー ジョンウ
WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
151047Laps
1475ST-TCR4塚田 利郎
蘇武 喜和
和田 慎吾
清瀧 雄二
AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1038Laps
1597ST-TCR5植松 忠雄
中野 信治
遠藤 光博
大津 弘樹
Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
501038Laps
1645ST-TCR6竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
251038Laps
1738ST-31堀田 誠
阪口 良平
堤 優威
ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
201038Laps
1815ST-32長島 正明
小松 一臣
古谷 直広
岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1038Laps
1968ST-33吉田 広樹
脇阪 薫一
服部 尚貴
埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA MARK X
301038Laps
2034ST-34手塚 祐弥
大草 りき
前嶋 秀司
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
5010101Laps
2110ST-TCR7フィリップ・デベサ
密山 祥吾
ジェイク・パーソンズ
IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
301029Laps
2239ST-35下垣 和也
大島 和也
近藤 説秀
5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
151029Laps
23998ST-12LINGXIAO XU
ZHIQIANG ZHANG
HAN WANG
Z-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
309912Laps
247ST-21成澤 正人
遠藤 浩二
朝日 ターボ
岡崎 善衛
新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
409714Laps
25190ST-Z5奥村 浩一
水谷 晃
山脇 大輔
BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
359516Laps
2659ST-22大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
559516Laps
2763ST-23糸田川 和亮
井下田 馨
菊地 悠
藤澤 卓也
ATJ Racing CIVIC HATCHBACK
Honda CIVIC
558724Laps
286ST-24冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
358526Laps
2917ST-25野上 達也
谷川 達也
大谷 飛雄
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
208031Laps
3065ST-TCR8岡島 秀章
加藤 正将
今村 大輔
Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
7140Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:77 ST-Z:73 ST-TCR:72 ST-1:74 ST-2:76 ST-3:72Laps)完走 ----
-108ST-TCR-ふじい じゅん
大野 尊久
冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
206249Laps
-14ST-3-山崎 学
安宅 光徳
伊橋 勲
HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
4467Laps
-62ST-3-嵯峨 宏紀
小河 諒
平川 亮
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
354467Laps

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝 ST-4クラスはFCY/SCを利用して中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組が今季初優勝、2位の平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組が戴冠 ST-5クラスは橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組がS耐初優勝を飾る

 ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は10日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4、ST-5クラス)の決勝を行い、ST-4クラスは予選3位からスタートした中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)が優勝。2位に入った平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)が今シーズンのチャンピオンを決めた。

 ST-5クラスは、ポールポジションからスタートした橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組(odula Idia ROADSTER)が逃げ切り、スーパー耐久初優勝を飾った。

3時間先のゴールを目指しグループ2の決勝がスタートした ST-4クラス優勝は ST-4クラスで決勝2位に入りチャンピオンを獲得した ST-5クラス優勝は ST-4クラスの表彰式 ST-5クラスの表彰式

 決勝日を迎えた岡山国際サーキットは早朝から快晴。周辺の山々の紅葉も色づきはじめた中、午前8時30分より3時間レースのローリングラップが始まった。

 スタートでは、予選2位・坪井翔/中山雄一/松井孝允組(TOM'S SPIRIT 86)の坪井、予選3位・中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)の蒲生、ポールポジション・平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)の平中の順でレースは始まる。

 好調の坪井は2位以下を徐々に引き離し独走態勢を築く一方、2位の蒲生と3位の平中は接近戦。6周目には平中が蒲生をパスして3位に上がるが、5位以上に入ればチャンピオンが決まる平中は無理をせず、20周目には蒲生を前に出し3位に付ける。

 坪井は2位以下を15秒ほど離して35周目に中山に、蒲生は42周目に宮田に、平中は引っ張って50周目に国本に後退すると、再び中山がトップに立つ。2位は宮田に、3位には国本が付ける。

 70周目には山中がピットインして最終ドライバーの松井に交代。2位でレースに復帰、トップには宮田が立った。

 しかしトップが80周目を走行中に2コーナーからモスSにかけて車両同士の接触があったためフルコースイエロー(FCY)が導入される。この間に宮田は蒲生に交代し、トップのままコースに復帰。また国本もHAYASHIに交代、3位でコースに復帰した。

 FCYはやがてセーフティー(SC)に切り替えられ、SCは84周でピットインし85周目からレースは再開された。

 FCYとSCを利用してトップに立った蒲生と2位・松井の差は6秒あまり。松井は間に入った周回遅れのマシンをかわしつつ蒲生を追うが、なんと松井はタイヤトラブルのためスローダウン。ピットに入ってタイヤ交換を行うが、3位に落ちることになってしまった。

 これで2位に上がったHAYASHIと蒲生の差は30秒弱。蒲生はゆうゆうと3時間を走り切り今季初優勝を飾った。2位に入った林テレンプSHADE RACING 86がチャンピオンを決め、TOM'S SPIRIT 86は3位でレースを終えた。

 ST-5クラスは、ポールポジション・橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組(odula Idia ROADSTER)の橋本のリードで始まる。橋本も予選からの好調を維持し、2位以下を引き離し早々に独走態勢を築く。2位には谷岡力/霜野誠友/小林良組(冴えカノレーシングwith RFC)の霜野が、3位には村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)の村上が付ける。

 41周目には2位の村上がピットインして山谷に、43周目にはトップの橋本が織田に、46周目には霜野が谷岡に交代すると、再び織田がトップに立つ。2位には山谷が、3位には谷岡が続く。

 交代した織田もさらに2位以下を引き離しつつレースをリードすると68周目には最終ドライバーの武地に交代。山谷が中島に、谷岡が小林に交代すると、武地は2位以下を30秒ほどリードしてレースは終盤戦に。

 このトップ3が3人目の最終ドライバーに交代後に前述のFCY、SCが出ることとなる。このSCが入ったタイミングでの位置取りが良く、トップ武地は2位以下をさらに大きく離して安泰と思われたが、ここで3速がなくなるというトラブルが発生。しかしギャップも大きく3時間を走り切りきり、odula Idia ROADSTERがS耐参戦以来、初優勝を飾ることとなった。

 2位には村上モータースMAZDAロードスターが、3位には冴えカノレーシングwith RFCが入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/10) Group 2 Final Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhLapTotal_Time
Behind
113ST-41中山 友貴
宮田 莉朋
蒲生 尚弥
ENDLESS・86
TOYOTA 86
15983:01'21.831
2884ST-42平中 克幸
国本 雄資
HIRO HAYASHI
石川 京侍
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
209834.176
386ST-43坪井 翔
中山 雄一
松井 孝允
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
40981'22.404
4310ST-44久保 凜太郎
細川 慎弥
鈴木 宏和
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
15971Lap
5333ST-45冨林 勇佑
廣田 築
成⽥ 和俊
グローリーY.Z.R A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE R EURO
40971Lap
65ST-46三島 優輝
岩佐 歩夢
青合 正博
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
971Lap
728ST-47東 徹次郎
DAISUKE
森山 鉄也
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
926Laps
866ST-51橋本 陸
武地 孝幸
織⽥ 祥平
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
10926Laps
988ST-52村上 博幸
中島 保典
山谷 直樹
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
15926Laps
10168ST-53谷岡 力
霜野 誠友
小林 良
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
5926Laps
114ST-54見並 秀文
妹尾 俊郎
カルロス 本田
佐藤 駿介
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
20926Laps
1278ST-55大崎 悠悟
山西 康司
筒井 克彦
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
5926Laps
1311ST-56三木 孝浩
大西 隆生
東條 正志
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
917Laps
14*101ST-57吉田 綜一郎
佐々木 孝太
KENBOW
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
15917Laps
1537ST-58井尻 薫
藤原 能成
辻 かずんど
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO SKYACTIV-D
10908Laps
1669ST-59梅本 淳一
窪田 俊浩
梅田 真祐
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
10908Laps
17311ST-510⼤⼋⽊ ⿓⼀郎
大山 正芳
⽵内 耕⼆
恵⽐寿MOLECULEロードスター
MAZDA ROADSTER
20899Laps
1889ST-511梶谷 太郎
前⽥ 育男
杉野 治彦
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
20899Laps
19*103ST-512西野 陽一
岩瀬 雅博
林 富一
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
208711Laps
20*50ST-513岩岡 万梨恵
小松 寛子
加藤 沙也⾹
藤井 順子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
8315Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-18ST-4-浅野 武夫
井上 雅貴
藤原 大輝
芝 叔和
Weds Sport 86
TOYOTA 86
962Laps
-*104ST-4-豊田 大輔
佐々木 雅弘
小倉 康宏
MORIZO
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
7523Laps
-*54ST-4-加藤 彰彬
石井 鋼一
エイトリアン
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
7523Laps
-116ST-4-大塚 隆一郎
赤星 陽太郎
仙波 王仁
吉田 靖之
アルカディア号PRINCE★WS★S2000
Honda S2000
5345Laps
-70ST-5-蘭牟田 政治
植田 正幸
久保田 英夫
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
152969Laps
-8ST-4-吉岡 一成
松尾 充晃
東 貴史
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
2672Laps
  • Fastest Lap: CarNo.86 坪井翔(TOM'S SPIRIT 86) 1'44.259 (7/98) 127.862km/h

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1公式予選 ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組が総合のポールポジション ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組がチャンピオンを決める

 ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は9日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2ST3クラス)の公式予選を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D'station Vantage GT3)が総合のポールポジションを獲得した。また、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が今シーズンのチャンピオンを決めた。

 グループ2に続いてグループ1の公式予選が行われた。Aドライバー予選ではST-TCRクラスのポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)がピットロード入口でストップしたためST-X、1クラスの開始が遅れたが、Bドライバー予選も含めて赤旗が出ることなく進行した。グリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決定する

 ST-Xクラスは、Aドライバーの星野敏、Bドライバーの藤井誠暢ともトップタイムを記録したD'station Vantage GT3が文句なしにポールポジションを獲得、Cドライバーの近藤翼とともに勝利を目指す。すでにチャンピオンを決めている浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)が2位に、3位には佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が付けた。

 ST-Zクラスは、Aドライバーの飯田太陽、Bドライバーの加藤寛規ともトップタイムのケーズフロンティア SYNTIUM KTMがポールポジションを獲得。もてぎに続き2連勝を射程にとらえた。2位にはすでにチャンピオンを決めている内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4)が、3位には初参戦の大井貴之/青木孝行/坂本祐也組(5ZIGEN AMG GT4)が続いた。

 ST-TCRクラスは、Aドライバーの太田侑弥が4位にとどまったものの、Bドライバーの松本武士が2位以下を0秒5弱ちぎり合算でBRP★Audi Mie RS 3 LMSがポールポジションを獲得、チャンピオン奪取に向け好発進を切った。2位には植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組(Modulo CIVIC)が、3位には竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(BRIN・NAUB RS3 LMS)が続いた。

 ST-1クラスは、2チームが参加。ポールポジションは星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)が獲得。2位にはLINGXIAO XU/ZHIQIANG ZHANG/HAN WANG組(Z-REX ADVICS R8 TRACY)が付けた。

 ST-2クラスは、Aドライバーの大澤学がトップタイム、Bドライバーの後藤比東至が2位に付けたDAMD MOTUL ED WRX STIがポールポジションを獲得。PPの1ポイントを加算し決勝を待たずして今シーズンのチャンピオンを獲得した。2位には冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)が、成澤正人/遠藤浩二/朝日ターボ/岡崎善衛組(新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)が続いた。

 ST-3クラスは、Aドライバーの吉田広樹が2位以下を大きく離してトップタイム、Bドライバーの脇阪薫一は5位にとどまったものの合算タイムで埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXがポールポジションを獲得した。2位には今シーズン限りで活動休止を発表したル・ボーセモータースポーツの嵯峨宏紀/小河諒/平川亮組(DENSO Le Beausset RC350)が、3位には長島正明/小松一臣/古谷直広組(岡部⾃動⾞Z34)が続いた。

 決勝は明日10日、午後1時30分より3時間レースとして行われる。ST-TCRとST-3クラスのチャンピオンはどのチームの頭上に輝くことになるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2公式予選 ST-4クラスの平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組が総合のポールポジション ST-5クラスは見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組がチャンピオンを決める

 ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は9日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4、ST-5クラス)の公式予選を行い、ST-4クラスの平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がポールポジションを獲得した。また、決勝を待たずして見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組(THE BRIDE FIT)のチャンピオンが決まった。

グループ2 Aドライバー予選では赤旗が提示された

ST-4クラスポールポジションは平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)

ST-5クラスポールポジションは橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組(odula Idia ROADSTER)

ライバルがPPを取れなかったため予選で5位に入った見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組(THE BRIDE FIT)がチャンピオンを決めた

 グループ2の公式予選は午後1時15分より始まった。朝方冷え込んだサーキットも快晴のため徐々に気温も上昇、過ごしやすい気候となった。Aドライバー予選では開始早々、ST-4クラスの加藤彰彬/石井鋼一/エイトリアン組(TC CORSE iRacing ROADSTER)がトラブルでストップしたため赤旗が提示され、進行が遅れる場面もあったが、Bドライバー予選も含めておおむね大きなトラブルも無く推移した。

 ST-4クラスは、Aドライバーの平中克幸がトップタイム、Bドライバーの国本雄資が2位に付けた林テレンプSHADE RACING 86が今シーズン初のポールポジションを獲得。ポイントリーダーから逃げ切りチャンピオン獲得を目指す。2位には今シーズン初めてポールポジションを逃した坪井翔/中山雄一/松井孝允組(TOM'S SPIRIT 86)が、3位には中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)が続いた。

 ST-5クラスは、Aドライバーの橋本陸がトップタイム。Bドライバーの武地孝幸が6位にとどまったものの合算タイムでodula Idia ROADSTERがポールポジションを獲得した。2位には村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)が、3位には谷岡力/霜野誠友/小林良組(冴えカノレーシングwith RFC)が続いた。また、ランキング2位に付けている村上博幸組がポールポジションを獲得できなかったため5位に入った見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組(THE BRIDE FIT)が決勝を待たずして今シーズンのチャンピオンを決めた。

 決勝は明日10日、午前8時30分より3時間レースとして行われる。いよいよST-4クラスのチャンピオンが決定する。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1777ST-X1星野 敏
藤井 誠暢
D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
301'29.934
1'29.247
2'59.181-
21ST-X2浜野 彰彦
星野 一樹
GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'30.623
1'29.969
3'00.592 1.411
3112ST-X3佐藤 敦
元嶋 佑弥
SATO-SS SPORTS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
101'31.209
1'29.600
3'00.809 1.628
4244ST-X4田中 徹
田中 哲也
Max Racing RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
1'31.126
1'30.134
3'01.260 2.079
59ST-X5ジョー・シンドウ
柴田 優作
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
401'32.903
1'30.419
3'03.322 4.141
647ST-11星野 辰也
織戸 学
D'station Porsche
Porsche 911 Cup
301'34.357
1'32.513
3'06.870 7.689
7998ST-12LINGXIAO XU
ZHIQIANG ZHANG
Z-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
301'37.249
1'33.386
3'10.63511.454
82ST-Z1飯田 太陽
加藤 寛規
ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
251'37.459
1'36.002
3'13.46114.280
93ST-Z2内田 優大
山内 英輝
ENDLESS AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'37.513
1'36.290
3'13.80314.622
10500ST-Z3大井 貴之
青木 孝行
5ZIGEN AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'37.666
1'36.838
3'14.50415.323
1135ST-Z4田中 勝輝
川端 伸太朗
モノコレSUN'S TECHNO GINETTA
GINETTA GT4
1'38.427
1'37.071
3'15.49816.317
1219ST-TCR1太田 侑弥
松本 武士
BRP★Audi Mie RS 3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'38.936
1'36.767
3'15.70316.522
1397ST-TCR2植松 忠雄
中野 信治
Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
501'38.409
1'37.398
3'15.80716.626
1445ST-TCR3竹田 直人
白坂 卓也
BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
251'39.112
1'37.240
3'16.35217.171
1575ST-TCR4塚田 利郎
蘇武 喜和
AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'39.120
1'37.452
3'16.57217.391
1610ST-TCR5フィリップ・デベサ
密山 祥吾
IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
301'38.834
1'37.836
3'16.67017.489
1722ST-TCR6堀 主知ロバート
千代 勝正
WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
151'39.362
1'37.439
3'16.80117.620
18108ST-TCR7ふじい じゅん
大野 尊久
冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
201'38.899
1'38.372
3'17.27118.090
1965ST-TCR8岡島 秀章
加藤 正将
Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'39.021
1'38.258
3'17.27918.098
20190ST-Z5奥村 浩一
水谷 晃
BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
351'39.298
1'39.165
3'18.46319.282
2168ST-31吉田 広樹
脇阪 薫一
埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA MARK X
301'39.344
1'39.548
3'18.89219.711
2262ST-32嵯峨 宏紀
小河 諒
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
351'40.018
1'39.052
3'19.07019.889
2334ST-33手塚 祐弥
大草 りき
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
501'39.831
1'39.482
3'19.31320.132
2438ST-34堀田 誠
阪口 良平
ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
201'40.618
1'39.025
3'19.64320.462
2514ST-35山崎 学
安宅 光徳
HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.953
1'39.700
3'19.65320.472
2615ST-36長島 正明
小松 一臣
岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.626
1'39.304
3'19.93020.749
2759ST-21大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
551'40.582
1'40.084
3'20.66621.485
286ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
351'41.465
1'39.701
3'21.16621.985
2939ST-37下垣 和也
大島 和也
5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
151'41.634
1'40.062
3'21.69622.515
307ST-23成澤 正人
遠藤 浩二
新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
401'43.274
1'44.210
3'27.48428.303
3117ST-24野上 達也
谷川 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
201'45.180
1'44.059
3'29.23930.058
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-63ST-2-糸田川 和亮
井下田 馨
ATJ Racing CIVIC HATCHBACK
Honda CIVIC
551'51.060
1'52.940
3'44.00044.819
-501ST-TCR9ポール・イップ
マシュー・ホーソン
KCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'39.463
no time
--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1 Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindGapkm/h
1777ST-X1藤井 誠暢D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
301'29.247--149.370
2112ST-X2元嶋 佑弥SATO-SS SPORTS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
101'29.600 0.353 0.353148.781
31ST-X3星野 一樹GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'29.969 0.722 0.369148.171
4244ST-X4田中 哲也Max Racing RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
1'30.134 0.887 0.165147.900
59ST-X5柴田 優作MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
401'30.419 1.172 0.285147.434
647ST-11織戸 学D'station Porsche
Porsche 911 Cup
301'32.513 3.266 2.094144.097
7998ST-12ZHIQIANG ZHANGZ-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
301'33.386 4.139 0.873142.749
82ST-Z1加藤 寛規ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
251'36.002 6.755 2.616138.860
93ST-Z2山内 英輝ENDLESS AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'36.290 7.043 0.288138.444
1019ST-TCR1松本 武士BRP★Audi Mie RS 3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'36.767 7.520 0.477137.762
11500ST-Z3青木 孝行5ZIGEN AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'36.838 7.591 0.071137.661
1235ST-Z4川端 伸太朗モノコレSUN'S TECHNO GINETTA
GINETTA GT4
1'37.071 7.824 0.233137.330
1345ST-TCR2白坂 卓也BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
251'37.240 7.993 0.169137.092
1497ST-TCR3中野 信治Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
501'37.398 8.151 0.158136.869
1522ST-TCR4千代 勝正WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
151'37.439 8.192 0.041136.812
1675ST-TCR5蘇武 喜和AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'37.452 8.205 0.013136.793
1710ST-TCR6密山 祥吾IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
301'37.836 8.589 0.384136.257
1865ST-TCR7加藤 正将Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'38.258 9.011 0.422135.671
19108ST-TCR8大野 尊久冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
201'38.372 9.125 0.114135.514
2038ST-31阪口 良平ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
201'39.025 9.778 0.653134.621
2162ST-32小河 諒DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
351'39.052 9.805 0.027134.584
22190ST-Z5水谷 晃BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
351'39.165 9.918 0.113134.430
2315ST-33小松 一臣岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.30410.057 0.139134.242
2434ST-34大草 りきTECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
501'39.48210.235 0.178134.002
2568ST-35脇阪 薫一埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA MARK X
301'39.54810.301 0.066133.913
2614ST-36安宅 光徳HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.70010.453 0.152133.709
276ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
351'39.70110.454 0.001133.708
2839ST-37大島 和也5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
151'40.06210.815 0.361133.225
2959ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
551'40.08410.837 0.022133.196
3017ST-23谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
201'44.05914.812 3.975128.108
317ST-24遠藤 浩二新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
401'44.21014.963 0.151127.922
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-63ST-2-井下田 馨ATJ Racing CIVIC HATCHBACK
Honda CIVIC
551'52.94023.693 8.730118.034
-501ST-TCR-マシュー・ホーソンKCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
no time---

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1 Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindGapkm/h
1777ST-X1星野 敏D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
301'29.934--148.229
21ST-X2浜野 彰彦GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'30.623 0.689 0.689147.102
3244ST-X3田中 徹Max Racing RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
1'31.126 1.192 0.503146.290
4112ST-X4佐藤 敦SATO-SS SPORTS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
101'31.209 1.275 0.083146.157
59ST-X5ジョー・シンドウMP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
401'32.903 2.969 1.694143.492
647ST-11星野 辰也D'station Porsche
Porsche 911 Cup
301'34.357 4.423 1.454141.280
7998ST-12LINGXIAO XUZ-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
301'37.249 7.315 2.892137.079
82ST-Z1飯田 太陽ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
251'37.459 7.525 0.210136.784
93ST-Z2内田 優大ENDLESS AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'37.513 7.579 0.054136.708
10500ST-Z3大井 貴之5ZIGEN AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'37.666 7.732 0.153136.494
1197ST-TCR1植松 忠雄Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
501'38.409 8.475 0.743135.463
1235ST-Z4田中 勝輝モノコレSUN'S TECHNO GINETTA
GINETTA GT4
1'38.427 8.493 0.018135.438
1310ST-TCR2フィリップ・デベサIDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
301'38.834 8.900 0.407134.881
14108ST-TCR3ふじい じゅん冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
201'38.899 8.965 0.065134.792
1519ST-TCR4太田 侑弥BRP★Audi Mie RS 3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'38.936 9.002 0.037134.742
1665ST-TCR5岡島 秀章Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'39.021 9.087 0.085134.626
1745ST-TCR6竹田 直人BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
251'39.112 9.178 0.091134.502
1875ST-TCR7塚田 利郎AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'39.120 9.186 0.008134.492
19190ST-Z5奥村 浩一BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
351'39.298 9.364 0.178134.250
2068ST-31吉田 広樹埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA MARK X
301'39.344 9.410 0.046134.188
2122ST-TCR8堀 主知ロバートWAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
151'39.362 9.428 0.018134.164
22501ST-TCR9ポール・イップKCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'39.463 9.529 0.101134.028
2334ST-32手塚 祐弥TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
501'39.831 9.897 0.368133.534
2414ST-33山崎 学HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'39.95310.019 0.122133.371
2562ST-34嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
351'40.01810.084 0.065133.284
2659ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
551'40.58210.648 0.564132.537
2738ST-35堀田 誠ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
201'40.61810.684 0.036132.489
2815ST-36長島 正明岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.62610.692 0.008132.479
296ST-22冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
351'41.46511.531 0.839131.383
3039ST-37下垣 和也5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
151'41.63411.700 0.169131.165
317ST-23成澤 正人新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
401'43.27413.340 1.640129.082
3217ST-24野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
201'45.18015.246 1.906126.743
3363ST-25糸田川 和亮ATJ Racing CIVIC HATCHBACK
Honda CIVIC
551'51.06021.126 5.880120.032
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1884ST-41平中 克幸
国本 雄資
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
201'43.412
1'43.687
3'27.099-
286ST-42坪井 翔
中山 雄一
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
401'43.429
1'44.119
3'27.548 0.449
313ST-43中山 友貴
宮田 莉朋
ENDLESS・86
TOYOTA 86
151'44.214
1'43.848
3'28.062 0.963
428ST-44東 徹次郎
DAISUKE
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'43.860
1'45.070
3'28.930 1.831
5104ST-45豊田 大輔
佐々木 雅弘
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'45.821
1'43.474
3'29.295 2.196
68ST-46吉岡 一成
松尾 充晃
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'44.763
1'44.624
3'29.387 2.288
7310ST-47久保 凜太郎
細川 慎弥
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
151'44.268
1'45.184
3'29.452 2.353
8333ST-48冨林 勇佑
廣田 築
グローリーY.Z.R A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE R EURO
401'44.713
1'45.050
3'29.763 2.664
918ST-49浅野 武夫
井上 雅貴
Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'45.469
1'44.824
3'30.293 3.194
10116ST-410大塚 隆一郎
赤星 陽太郎
アルカディア号PRINCE★WS★S2000
Honda S2000
1'44.459
1'46.635
3'31.094 3.995
115ST-411三島 優輝
岩佐 歩夢
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'46.812
1'45.006
3'31.818 4.719
1266ST-51橋本 陸
武地 孝幸
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
101'51.176
1'51.838
3'43.01415.915
1388ST-52村上 博幸
中島 保典
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
151'51.500
1'51.609
3'43.10916.010
14168ST-53谷岡 力
霜野 誠友
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
51'51.944
1'51.354
3'43.29816.199
15101ST-54吉田 綜一郎
佐々木 孝太
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
151'51.959
1'51.424
3'43.38316.284
164ST-55見並 秀文
妹尾 俊郎
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
201'52.570
1'51.695
3'44.26517.166
1778ST-56大崎 悠悟
山西 康司
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
51'52.666
1'51.849
3'44.51517.416
1870ST-57蘭牟田 政治
植田 正幸
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
151'52.411
1'52.367
3'44.77817.679
1969ST-58梅本 淳一
窪田 俊浩
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'53.409
1'51.668
3'45.07717.978
2011ST-59三木 孝浩
大西 隆生
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
1'52.921
1'52.229
3'45.15018.051
2137ST-510井尻 薫
藤原 能成
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO SKYACTIV-D
101'52.082
1'54.299
3'46.38119.282
22311ST-511⼤⼋⽊ ⿓⼀郎
大山 正芳
恵⽐寿MOLECULEロードスター
MAZDA ROADSTER
201'53.168
1'53.909
3'47.07719.978
23*50ST-512岩岡 万梨恵
小松 寛子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.053
1'53.581
3'47.63420.535
2489ST-513梶谷 太郎
前⽥ 育男
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
201'54.777
1'53.818
3'48.59521.496
25103ST-514西野 陽一
岩瀬 雅博
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
201'54.589
1'56.454
3'51.04323.944
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-54ST-4-加藤 彰彬
石井 鋼一
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.754
no time
--
  • CarNo.50(Bドライバー)は、2019岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.②(4輪脱輪)により、ベストラップを抹消した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2 Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindGapkm/h
1104ST-41佐々木 雅弘ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'43.474--128.832
2884ST-42国本 雄資林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
201'43.687 0.213 0.213128.568
313ST-43宮田 莉朋ENDLESS・86
TOYOTA 86
151'43.848 0.374 0.161128.368
486ST-44中山 雄一TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
401'44.119 0.645 0.271128.034
58ST-45松尾 充晃WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'44.624 1.150 0.505127.416
618ST-46井上 雅貴Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'44.824 1.350 0.200127.173
75ST-47岩佐 歩夢5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'45.006 1.532 0.182126.953
8333ST-48廣田 築グローリーY.Z.R A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE R EURO
401'45.050 1.576 0.044126.900
928ST-49DAISUKET's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'45.070 1.596 0.020126.875
10310ST-410細川 慎弥GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
151'45.184 1.710 0.114126.738
11116ST-411赤星 陽太郎アルカディア号PRINCE★WS★S2000
Honda S2000
1'46.635 3.161 1.451125.013
12168ST-51霜野 誠友冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
51'51.354 7.880 4.719119.716
13101ST-52佐々木 孝太ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
151'51.424 7.950 0.070119.640
1488ST-53中島 保典村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
151'51.609 8.135 0.185119.442
1569ST-54窪田 俊浩J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'51.668 8.194 0.059119.379
164ST-55妹尾 俊郎THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
201'51.695 8.221 0.027119.350
1766ST-56武地 孝幸odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
101'51.838 8.364 0.143119.197
1878ST-57山西 康司LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
51'51.849 8.375 0.011119.186
1911ST-58大西 隆生ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
1'52.229 8.755 0.380118.782
2070ST-59植田 正幸J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
151'52.367 8.893 0.138118.636
21*50ST-510小松 寛子LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.58110.107 1.214117.368
2289ST-511前⽥ 育男村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
201'53.81810.344 0.237117.124
23311ST-512大山 正芳恵⽐寿MOLECULEロードスター
MAZDA ROADSTER
201'53.90910.435 0.091117.030
2437ST-513藤原 能成DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO SKYACTIV-D
101'54.29910.825 0.390116.631
25103ST-514岩瀬 雅博ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
201'56.45412.980 2.155114.473
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-54ST-4-石井 鋼一TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
no time---
  • CarNo.50(Bドライバー)は、2019岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.②(4輪脱輪)により、ベストラップを抹消した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2 Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindGapkm/h
1884ST-41平中 克幸林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
201'43.412--128.910
286ST-42坪井 翔TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
401'43.429 0.017 0.017128.888
328ST-43東 徹次郎T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'43.860 0.448 0.431128.354
413ST-44中山 友貴ENDLESS・86
TOYOTA 86
151'44.214 0.802 0.354127.918
5310ST-45久保 凜太郎GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
151'44.268 0.856 0.054127.851
6116ST-46大塚 隆一郎アルカディア号PRINCE★WS★S2000
Honda S2000
1'44.459 1.047 0.191127.618
7333ST-47冨林 勇佑グローリーY.Z.R A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE R EURO
401'44.713 1.301 0.254127.308
854ST-48加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'44.754 1.342 0.041127.258
98ST-49吉岡 一成WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'44.763 1.351 0.009127.247
1018ST-410浅野 武夫Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'45.469 2.057 0.706126.395
11104ST-411豊田 大輔ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'45.821 2.409 0.352125.975
125ST-412三島 優輝5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'46.812 3.400 0.991124.806
1366ST-51橋本 陸odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
101'51.176 7.764 4.364119.907
1488ST-52村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
151'51.500 8.088 0.324119.559
15168ST-53谷岡 力冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
51'51.944 8.532 0.444119.085
16101ST-54吉田 綜一郎ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
151'51.959 8.547 0.015119.069
1737ST-55井尻 薫DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO SKYACTIV-D
101'52.082 8.670 0.123118.938
1870ST-56蘭牟田 政治J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
151'52.411 8.999 0.329118.590
194ST-57見並 秀文THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
201'52.570 9.158 0.159118.422
2078ST-58大崎 悠悟LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
51'52.666 9.254 0.096118.321
2111ST-59三木 孝浩ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
1'52.921 9.509 0.255118.054
22311ST-510⼤⼋⽊ ⿓⼀郎恵⽐寿MOLECULEロードスター
MAZDA ROADSTER
201'53.168 9.756 0.247117.797
2369ST-511梅本 淳一J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'53.409 9.997 0.241117.546
2450ST-512岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.05310.641 0.644116.883
25103ST-513西野 陽一ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
201'54.58911.177 0.536116.336
2689ST-514梶谷 太郎村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
201'54.77711.365 0.188116.145
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山フリー走行 グループ1はST-Xの佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組が、グループ2はST-4の平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組がトップタイム

 ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は19日、岡山国際サーキットで予選前のフリー走行を行い、グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)はST-Xクラスの佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が、グループ2(ST-4、ST-5クラス)はST-4クラスの平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がそれぞれトップタイムを記録した。

ST-Xクラストップタイムは佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3) ST-Zクラストップタイムは飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティア SYNTIUM KTM) ST-TCRクラストップタイムはポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR) ST-1クラストップタイムは星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D\'station Porsche) ST-2クラストップタイムは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI) ST-3クラストップタイムは吉田広樹/脇阪薫一/服部尚貴組(埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX) ST-4クラストップタイムは平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86) ST-5クラストップタイムは村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)

 鈴鹿サーキット「春の陣」で開幕を迎えたスーパー耐久も各サーキットを転戦し、いよいよここ岡山の第6戦「最終決戦編」で大団円を迎える。岡山国際サーキットは朝から快晴の秋晴れに恵まれ、グループ2が午前9時、グループ1が9時40分よりそれぞれ30分間でフリー走行が行われた。

 ST-Xクラスは、佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)がトップタイムを記録。チャンピオンはすでに3位に付けた浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)に決まっているが、シリーズ初優勝に向けて好発進を切った。

 ST-Zクラスは、前回初優勝を飾った飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティア SYNTIUM KTM)がここでも好調を維持。トップでフリー走行を切り上げた。

 ST-TCRクラスは、ポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)がトップタイム。チャンピオン争いからは脱落しているが、ここから初優勝を目指す。

 ST-1クラスは、すでにチャンピオンを決めている星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)がトップタイム。有終の美を飾りたいところだ。

 ST-2クラスは、大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトップタイム。予選でポールを取れば決勝を待たずしてチャンピオンが決定する。

 ST-3クラスは、チャンピオンを争っている吉田広樹/脇阪薫一/服部尚貴組(埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)がトップタイム。戴冠に向けて好発進を切った。

 ST-4クラスは、チャンピオンシップをリードしている平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がトップタイム。このまま戴冠に向けて逃げ切りたいところだ。

 ST-5クラスは、ランキング2位に付けている村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)がトップタイム。逆転チャンピオンにはポール奪取が最低条件だ。

 予選はこの後、午後1時15分よりグループ2、グループ1の順で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
1112ST-X1佐藤 敦
元嶋 佑弥
山下 亮生
SATO-SS SPORTS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
101'29.950-148.202
2777ST-X2星野 敏
藤井 誠暢
近藤 翼
D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
301'30.249 0.299147.711
31ST-X3浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
601'31.663 1.713145.433
4244ST-X4田中 徹
田中 哲也
佐藤 公哉
Max Racing RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
1'31.821 1.871145.182
59ST-X5ジョー・シンドウ
柴田 優作
影山 正美
井上 恵一
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
401'32.459 2.509144.181
647ST-11星野 辰也
織戸 学
濱 賢⼆
D'station Porsche
Porsche 911 Cup
301'33.076 3.126143.225
72ST-Z1飯田 太陽
加藤 寛規
ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
251'36.176 6.226138.608
835ST-Z2田中 勝輝
川端 伸太朗
安田 裕信
木下 圭介
モノコレSUN'S TECHNO GINETTA
GINETTA GT4
1'37.076 7.126137.323
93ST-Z3内田 優大
山内 英輝
高橋 翼
ENDLESS AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'37.232 7.282137.103
10998ST-12LINGXIAO XU
ZHIQIANG ZHANG
HAN WANG
Z-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
301'37.542 7.592136.667
11501ST-TCR1ポール・イップ
マシュー・ホーソン
ジム・カー・トゥ
KCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'37.986 8.036136.048
1265ST-TCR2岡島 秀章
加藤 正将
今村 大輔
Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'38.019 8.069136.002
1375ST-TCR3塚田 利郎
蘇武 喜和
和田 慎吾
清瀧 雄二
AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'38.125 8.175135.855
1445ST-TCR4竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
251'38.142 8.192135.832
15500ST-Z4大井 貴之
青木 孝行
坂本 祐也
5ZIGEN AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
551'38.315 8.365135.593
1697ST-TCR5植松 忠雄
中野 信治
遠藤 光博
大津 弘樹
Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
501'38.374 8.424135.511
1710ST-TCR6フィリップ・デベサ
密山 祥吾
ジェイク・パーソンズ
IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
301'38.563 8.613135.252
1822ST-TCR7堀 主知ロバート
千代 勝正
KIZUNA
リー ジョンウ
WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
151'39.422 9.472134.083
19108ST-TCR8ふじい じゅん
大野 尊久
冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
201'39.594 9.644133.851
2068ST-31吉田 広樹
脇阪 薫一
服部 尚貴
埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA MARK X
301'39.928 9.978133.404
2119ST-TCR9太田 侑弥
松本 武士
篠原 拓朗
BRP★Audi Mie RS 3 LMS
Audi RS 3 LMS TCR
1'39.95710.007133.365
2262ST-32嵯峨 宏紀
小河 諒
平川 亮
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
351'40.20610.256133.034
2314ST-33山崎 学
安宅 光徳
伊橋 勲
HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.63510.685132.467
2415ST-34長島 正明
小松 一臣
古谷 直広
岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'40.64110.691132.459
25190ST-Z5奥村 浩一
水谷 晃
山脇 大輔
BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-Benz AMG GT4
351'40.66510.715132.427
2638ST-35堀田 誠
阪口 良平
堤 優威
ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
201'40.78710.837132.267
2734ST-36手塚 祐弥
大草 りき
前嶋 秀司
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
501'41.22211.272131.699
2839ST-37下垣 和也
大島 和也
近藤 説秀
5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
151'42.07012.120130.604
2959ST-21大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
551'42.31212.362130.296
306ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
351'44.16514.215127.978
317ST-23成澤 正人
遠藤 浩二
朝日 ターボ
岡崎 善衛
新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
401'45.21915.269126.696
3217ST-24野上 達也
谷川 達也
大谷 飛雄
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
201'47.45617.506124.058
3363ST-25糸田川 和亮
井下田 馨
菊地 悠
藤澤 卓也
ATJ Racing CIVIC HATCHBACK
Honda CIVIC
551'50.71920.769120.402

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
1884ST-41平中 克幸
国本 雄資
HIRO HAYASHI
石川 京侍
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
201'43.422-128.897
2104ST-42豊田 大輔
佐々木 雅弘
小倉 康宏
MORIZO
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'43.537 0.115128.754
3310ST-43久保 凜太郎
細川 慎弥
鈴木 宏和
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
151'44.250 0.828127.873
413ST-44中山 友貴
宮田 莉朋
蒲生 尚弥
ENDLESS・86
TOYOTA 86
151'44.419 0.997127.666
586ST-45坪井 翔
中山 雄一
松井 孝允
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
401'44.445 1.023127.635
618ST-46浅野 武夫
井上 雅貴
藤原 大輝
芝 叔和
Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'45.222 1.800126.692
728ST-47東 徹次郎
DAISUKE
森山 鉄也
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'45.233 1.811126.679
854ST-48加藤 彰彬
石井 鋼一
エイトリアン
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'45.554 2.132126.294
9116ST-49大塚 隆一郎
赤星 陽太郎
仙波 王仁
吉田 靖之
アルカディア号PRINCE★WS★S2000
Honda S2000
1'45.965 2.543125.804
108ST-410吉岡 一成
松尾 充晃
東 貴史
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'45.999 2.577125.763
11333ST-411冨林 勇佑
廣田 築
成⽥ 和俊
グローリーY.Z.R A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE R EURO
401'46.031 2.609125.725
125ST-412三島 優輝
岩佐 歩夢
青合 正博
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'46.836 3.414124.778
1388ST-51村上 博幸
中島 保典
山谷 直樹
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
151'52.015 8.593119.009
1469ST-52梅本 淳一
窪田 俊浩
梅田 真祐
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'52.186 8.764118.828
15101ST-53吉田 綜一郎
佐々木 孝太
KENBOW
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
151'52.508 9.086118.488
1678ST-54大崎 悠悟
山西 康司
筒井 克彦
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
51'52.598 9.176118.393
17168ST-55谷岡 力
霜野 誠友
小林 良
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
51'52.748 9.326118.235
1870ST-56蘭牟田 政治
植田 正幸
久保田 英夫
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
151'52.817 9.395118.163
1966ST-57橋本 陸
武地 孝幸
織⽥ 祥平
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
101'53.056 9.634117.913
2011ST-58三木 孝浩
大西 隆生
東條 正志
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
1'53.106 9.684117.861
214ST-59見並 秀文
妹尾 俊郎
カルロス 本田
佐藤 駿介
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
201'53.47510.053117.478
2237ST-510井尻 薫
藤原 能成
辻 かずんど
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO SKYACTIV-D
101'53.49510.073117.457
2350ST-511岩岡 万梨恵
小松 寛子
加藤 沙也⾹
藤井 順子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.80510.383117.137
24103ST-512西野 陽一
岩瀬 雅博
林 富一
ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ
TOYOTA Vitz
201'54.88011.458116.041
25311ST-513⼤⼋⽊ ⿓⼀郎
大山 正芳
⽵内 耕⼆
恵⽐寿MOLECULEロードスター
MAZDA ROADSTER
201'55.14511.723115.774
2689ST-514梶谷 太郎
前⽥ 育男
杉野 治彦
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
201'56.49513.073114.432

SUPER GT | その他

K2 R&Dが2019/2020アジアンルマンシリーズ参戦を発表 第1ドライバーは黒澤治樹

K2 R&D UCHIDA RACINGが使用するオレカ 07 LMP2の車両イメージ

スーパーGTにK2 R&D LEON RACINGとして参戦している有限会社K2R&Dは11月7日、レース用の歯車製造などで知られる株式会社内野製作所とタッグを組み、「K2 UCHINO RACING」として2019/2020アジアンルマンシリーズに参戦することを発表した。

カーナンバーは96、マシンはオレカ07LMP2。内野製作所の代表取締役である内野徳昭氏がチーム代表を務め、日本レース界の草創期にトップドライバーとして活躍した黒澤元治氏が監督として指揮を執る。LPM2クラスに日本チームが参戦するのはこれが初めてのことだ。

第1ドライバーはスーパーGT第5戦まで#65LEON PYRAMID AMGをドライブした黒澤治樹が担当、第2ドライバーにはショウン・トン(香港)を起用した。トンは黒澤と同じく今シーズンGT300クラスに参戦、#33エヴァRT初号機X Works GT-Rをドライブしている。

富士スピードウェイでのシェイクダウンの様子

アジアンルマンシリーズは今月22-24日に上海国際サーキットで開幕。2020年1月10-12日にザ・ベンドサーキット(オーストラリア)、2020年2月14-15日 セパン国際サーキット(マレーシア)、 2020年2月21-23日 ブリーラム国際サーキット(タイ)の全4戦で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13,14戦もてぎ 第14戦で川合が2位獲得! 神も10位で入賞を果たし最後を締めくくる (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、FIA-F4シリーズの最終戦となる第13・14戦が11月2日(土)~3(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。今回の最終戦は、ふたりがスーパーFJに参戦していた頃から戦ってきたチームのホームコース。走り慣れたこの舞台で、悔いのないレースが期待された。

予選 11月2日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 最終戦のレースウィークは木曜日から走行開始。ストップ&ゴーが繰り返されるコースに合わせてブレーキング、コーナリングで勝負ができるようクルマも調整を行っていった。今回の予選は、燃料を軽くしタイヤに熱が入ってくる後半をターゲットとして臨んだ。

 神は、序盤はゆっくりタイヤに熱を入れていくが、アタックをかけていくタイミングで絶えず他車に引っかかってしまう。9周目に1分57秒982でようやくワンアタックし、その後も続けていくが上手くクリアで走れず苦戦。ガス欠症状が出る直前の13周目に何とか57秒893でベストを更新し、アタックを続けていきたいところで燃料が尽きてピットインとなった。

 一方の川合は、上手く場所取りをしながらアタックをしていくと6周目に57秒801を記録。その後もクールを入れず絶えずアタックしていくが、先のタイムにはあと一歩及ばない。しかし、タイヤのコンディションが後半になっても落ちてこなかったことから、燃料が軽くなったタイミングでラストアタックをかけると、57秒794でタイムアップに成功する。

 今回の予選は0.1秒の中に6台が連なる状況で、非常に拮抗するものとなった。その結果、第13戦を神が10番手、川合が7番手。第14戦を神が13番手、川合が3番手で臨むが、決勝でのさらなるポジションアップが期待された。

決勝第13戦 11月2日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 第13戦決勝は13時5分から迎えた。スタートでは7番手の川合、10番手の神ともにポジションキープで1コーナーをクリアしていくが、川合は続く3コーナーでアウトから1台を攻略し、5番手と並んで4コーナーを立ち上がる。そのまま前車のスリップに入り5コーナーで前車のインに飛び込み4番手に上がると、先頭集団まであと一歩に迫る。勢いに乗りS字に入ったところで、インに入ってきた後続とリアが接触しクラッシュ。これによりリタイアとなった。

 一方の神もS字での混乱を切り抜けて7番手に上がり、残り12周を組み立てて行こうとするが、ヘアピンの立ち上がりで後続にリアを当てられてしまいスピン。何とかコースに復帰するも接触のあった足回りにダメージがあり、無念のリタイアとなった。

決勝第14戦 11月3日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 前日のリタイアから懸命の修復により2台揃っての出走を果たした最終戦。スタートでは3番手の川合が後続をブロックしながら1コーナーをクリアしてくが、13番手の神はホイールスピンが激しく16番手となる。

 川合はトップ争いをするためにも早々に2番手に上がろうとプレッシャーをかけ続けるとS字で前車がミス。V字では無理にいかず、ヘアピンで勝負をかけて2番手に浮上。一方の神は、2周目に前方でのクラッシュで3台が脱落、その混乱に乗じて5コーナーのインから2台抜きを果たし11番手となるが、このクラッシュによりセーフティーカー(SC) が導入される。

 3周に及ぶSCランの後、6周目からレースが再開されると川合はトップに食らい付いていく。神は前方の8番手争いが激しく前に追いつくが、SCランの間でタイヤが冷えてしまったことから攻めきれない。一方でトップ2台のペースは速く、10周目には3番手以降に3秒の差を築きながら周回をしていき、川合も11周目にはファステストラップを記録し、ラストスパートをかけていくが13周のレースはタイムアップ。2位でチェッカーを迎え、神も苦しい状況の中、最後まで攻め続けるが11位で終えた。また、レース後に上位のドライバーにペナルティがあったことから神は10位に繰り上がることとなった。

 このもてぎ大会をもって2019シーズンのFIA-F4選手権は幕を閉じた。スーパーFJの頃から一緒に戦い、困難を乗り越えてきたふたりのドライバーとの今シーズンは、最後まで「ル・ボーセらしい」ものとなった。これまでドライバー、チームにたくさんのご声援、お力添えを頂き誠にありがとうございました。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 川合の予選は後半の良いところでギヤトラブルが出てしまいタイムロスしてしまったようだ。第1レースは1周目に2台が消え、クルマの損傷もあったがメカニックの懸命な作業により第2レースには更に強いクルマになった。神は川合のコンマ1秒までは迫れていたが良い流れを作りきれずレースが終わってしまった。
Driver 神晴也(Seiya Jin)COMMENT
 予選は絶えず引っかかってしまい出しきれなかったのでその分決勝で上げようと臨みましたが、当てられてしまい残念な結果になってしまいました。14戦の方ではタイヤも残っているので攻めていくつもりでしたが、SCランでタイヤの熱が上がり切らずその後の展開が厳しいものとなってしまいました。今シーズンはスーパーFJから上がりチャレンジしてきたものの、自分の弱さで上がり下がりが激しいものとなりました。まだまだ課題があるので、向き合っていきたいと思います。今シーズンもたくさんの応援をありがとうございました。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選は7番と3番スタートで、ここから順位をどんどん上げて行くつもりでしたが、第13戦の序盤で3ポジション上げたところで接触によりリタイアとなってしまい悔しい結果となりました。気持ちを切り替えて14戦は臨めましたが、トップと同じくらいのペースなのでなかなか差が変わらず、ミスを誘うようにプレッシャーもかけ続けたのですが強かったです。今シーズンは細かいミスもありましたがレースの組み立てなどは成長できたと思います。6年間お世話になったチームにせめて表彰台をプレゼントできて良かったです。今まで応援して頂いてありがとうございました。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎチャンピオン会見 「チャンピオンのかかったレースなので、引くつもりもありませんでした」(山下健太) 「ああ17年前からいいドライバーを選んでたんだなと思って(笑)」(鈴木亜久里)

GT500クラスドライバーズチャンピオン 大嶋和也(#6WAKO'S 4CR LC500)
シリーズ記者会見: GT500クラスでチャンピオンを獲得した大嶋和也(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) とにかくほっとしました。GT500に参戦して11年目のシーズンでやっとチャンピオンを取ることができました。今までにいつ愛想を尽かされてもおかしくないような、結果を残せないシーズンもありましたが、そんな中でみんなが僕のことを信じて、ずっとチームルマンのエースとして走らせてくれたことに本当に感謝しています。ルマンに来てからずっと(山田)健二さんと戦ってきたんですけど、健二さんを失ってここからどうなってしまうのかなあと思った時期もありましたが、チームには本当に感謝しています。(山下)健太も本当にいい仕事をしてくれました。本当に嬉しい。ここに来るまではめちゃめちゃ不安でした。やれることは全部やっておこうと思って、お酒も飲まなかったし、体重も2kg落としてきました。家を出る前に見た占いでも「一番運勢がいいのは4月生まれ。ラッキーカラーは青」ってなっていたので、「これはいける」と思いました。ちょっとでも都合の良いことは信じて気分を盛り上げていました。7点差あるといっても毎年最終戦でいろんなことが起きるので。今回はみんなで力を合わせてチャンピオンを取れて良かったです。岡山で開幕したときはまさかチャンピオン争いをできるとは思っていませんでした。そこからみんなが頑張ってくれて、「勝てそうだな」という印象を鈴鹿で感じることができ、「タイは絶対勝ちたい」と思っていたら勝つことができ、次の富士も勝てました。最後の3戦は37号車に前でフィニッシュされたのが悔しいですけどチャンピオンを取れて良かったです。これで重圧から解放されたので、来年は結果を気にせずにリラックスしてレースしたいなと思います。
GT500クラスドライバーズチャンピオン 山下健太(WAKO'S 4CR LC500)
シリーズ記者会見: GT500クラスでチャンピオンを獲得した山下健太(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) 僕は今日後半を乗らせてもらったんですけど、展開的に非常に厳しかったです。ああなる(トムスがチームオーダーを出す)ことは予想していたんですけど実際なってみると「ああやられたなあ」って。でも36号車を抜かないとチャンピオンはない、とよくわかっていたし、関口選手がすごいブロックがうまいのもわかっていたので、少しでも気の迷いがあったら絶対抜けないな、と思って、強い気持ちを持って。(36号車を抜いたときは)ちょっと強引だったかなと思いましたが、最終コーナー全開で行けるわけないんですけど、最終戦で、チャンピオンのかかったレースなので引けないし、引くつもりもありませんでした。関口選手も絶対引かないな、という気配を感じたので、とりあえず全開で並んでいきました。そのままぶつかって、すごい衝撃がありました。でも僕の方が前に出ていたし、二人で外に出ていたんで、譲る必要もないと思いました。あそこで並んでなかったら抜けないし、チャンピオンを取れてなかったと思います。それから一年間支えてくれたチームに感謝しています。大嶋さんと、寿一監督にも。(エンジニアの)阿部さんも毎回毎回いいクルマを用意してくださって、乗りやすくて。今回もぶつかった後は不安でしたが、そのあとのペースも悪くなかったです。スタート前は思ったほど緊張はしませんでした。自分の番が回ってきたときは追う立場だったので「やるしかねえな」みたいな感じでしたし。僕はスーパーGTが大好きです。こんなに接戦で、勝負強さを鍛えられるカテゴリーは世界的にもなかなかないと思うんですが、来年は出られないと思うので、それが残念です。天候のことなど、今年は難しいシーズンでしたが、それぞれの局面で常に正しい選択ができていました。皆さんの判断が完璧だったことが結果につながったと思うので、本当にチームに感謝です。
GT500クラスチームチャンピオン 山田淳監督(#37LEXUS TEAM KeePer TOM'S)
シリーズ記者会見: GT500クラスでチャンピオンを獲得したチーム監督の山田淳氏(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) この場にいるのがなんか微妙な感じです。昔一緒にF3を戦った二人がドライバーズチャンピオンとして隣にいる、というのが。チャンピオン会見の場に来られたことをとても光栄に思っていますし、ドライバー、チームスタッフには非常に感謝しています。開幕戦からいろんなレース展開がありましたが、最後は優勝で終われたということを嬉しく思っています。来年も頑張ってまたチャンピオン会見に来たいと思います。
GT300クラスドライバーズチャンピオン 高木真一(#55ARTA NSX GT3
シリーズ記者会見: GT300クラスでチャンピオンを獲得した高木真一(ARTA) 昨日(福住)仁嶺が予選ですごく頑張ってくれて、5位というポジションを作ってくれたので、本当にそれがレースで凄く大きかったと思っています。それによって前の方の集団でレースをすることができたのはよかった。僕自身のペースはそこそこ良かったと思いますが、クルマをちょっと攻め気味というか、オーバーステアのセッティングにしたことで、そのあとのスティントで仁嶺がタイヤカスに苦しめられる状況にしてしまいました。それは僕のミスだったし、申し訳ないと思います。そんな中で仁嶺は頑張ってくれて、4位。表彰台には上がれなかったけど、シリーズチャンピオンという大きな結果を得ることができました。17年ぶりにチャンピオンを取れたことについては、(鈴木)亜久里さんや土屋(圭市)さん、そしてスポンサーのオートバックスさんのおかげだと思います。本当に感謝しかないです。今年は車両がNSXになって、フロントタイヤのサイズが少し小さくなったんですが、それをどう活かすか、本当に手探りの状態で開幕を迎えたんですが、その中でも一戦も落とさずにチャンピオンを取れたのは良かったです。NSXはオールマイティなクルマだったし、ブリヂストンさんも良いタイヤを次々に持ってきてくださいました。仁嶺も初めてのシーズンにもかかわらず、鋭い走りとびっくりするようなタイムをたびたび出してきていました。GT500に抜かれながらの難しいレースでもしっかり視野を広げてぶつからずに安定したタイムを出していたのが素晴らしいと思いました。
GT300クラスドライバーズチャンピオン 福住仁嶺(#55ARTA NSX GT3
シリーズ記者会見: GT300クラスでチャンピオンを獲得した福住仁嶺(ARTA) 一年目のルーキーシーズンでしたが、亜久里さんはじめチームの皆さん、高木さんのおかげでチャンピオンシップを争うことができて。最終戦を迎えた時点で14.6ポイントのリードというのは大きく思えますが、昨年は12ポイント差を逆転されているので、怖いというか不安でいっぱいでした。今回のレースはペースが良くなくていっぱいいっぱいの状態でしたが、亜久里さんの怒った顔を見たくなかったので最後まで頑張りました。菅生で優勝したときは誰も迎えてくれなくて寂しい思いをしましたが(笑)今回は高木さんがちゃんと待っていてくださって、しかも泣いていたのでもらい泣きしそうになってうるっときました。本当に亜久里さんや応援していただいてる皆さんに感謝しています。初年度で分からないことだらけでしたが、高木さんからいろんなアドバイスをいただきました。いつも的確な指摘で、本当に教え方のうまい方だなと思いました。
GT300クラスチームチャンピオン 鈴木亜久里監督(#55 ARTA)
シリーズ記者会見: GT300クラスでチャンピオンを獲得したチーム監督の鈴木亜久里氏(ARTA) 皆さんお疲れ様でした。去年ももてぎでは悔しい思いをして帰った思い出があったんですけど、今年はクルマもNSXに変わって、(高木)真一が福住をうまくコントロールしてくれて、最終的に一年間一個もポイントを落とさない。全部のレースを完走してポイントをとってくれました。去年はいいレースとダメなレースの差が激しかったですから。福住も今まで一度もハコのレースをしたことがないのにここまで上手く乗れたのは、真一が上手く引っ張ってくれたからだと思います。ほんとうにいいコンビだったなと思います。でも福住が走っているのを見るといつもなんだか不安で胃が痛くなっちゃうんですよね。でも終わってみると「大丈夫ですよ」って本人はけろっとしている。彼の場合はまだ若いし、これから長いレース人生があるんで、どんどんステップアップしてってもらいたい。ARTAとしては17年ぶりにチャンピオンを取れましたが、そのチャンピオン争いをしたのが17年前に真一とパートナーを組んでた新田(守男)だというのがね。ああ17年前からいいドライバーを選んでたんだなと思って(笑)おじさんまだまだ頑張れるなあと。おじさんたちの代表みたいなレースをしてくれたんで、また来年も頑張って、またチャンピオン会見に来られるように、これからも頑張ります。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ優勝会見 「チャンピオンを逃したことが悔しいです」(平川亮) 「ラッキーもありましたが、今まで年間2勝したことがなかったので嬉しいです」(安田裕信)

GT500クラス ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)
決勝記者会見: GT500クラス優勝のニック・キャシディ(LEXUS TEAM KeePer TOM\'S) 本当に難しいレースでした。予選4位からのスタートで、前のクルマはどこも強いところばかりでしたが、僕のスタートはパーフェクトだったと思います。今回の目標はピットインのタイミングを見極めることでしたが、それもうまくいってレースをリードすることができました。僕らのクルマが今日一番スピードがあったと思っています。6号車とは同じタイヤを履いていて、同じようにウォームアップには苦労したと思いますが、僕はタイヤが冷えた状態でのペースには自信があったし、今までにも6号車とバトルをして何度も勝っているので、序盤で追い抜く自信はありました。
GT500クラス 平川亮(KeePer TOM'S LC500)
決勝記者会見: GT500クラス優勝の平川亮(KeePer TOM\'S LC500) アウトラップは良かったんですが、そのあとペースが上がらなくなりました。36号車の後ろを走っている間はずっとフロントのグリップが厳しかったです。トップに立ってからはペースもよく、後ろを離すことができました。結果的に優勝できましたが、チャンピオンを逃したことが悔しいというか、あまりうまく言葉にできません。
GT300クラス 安田裕信(GAINER TANAX GT-R)
決勝記者会見: GT300クラス優勝の安田裕信(GAINER) 予選4番手からのスタートでしたが、序盤にポジションを上げる自信はありました。マクラーレンと56号車の後ろにいて、2台が接触した隙に2番手に上がることができました。そのあと56号車に追いつきたかったんですが、向こうのほうがペースが良かったです。56号車と同じタイミングでピットに入って平中選手に代わりました。最後はラッキーもあって優勝できましたが、今まで年間2勝したことがなかったので、それが嬉しいです。
GT300クラス 平中克幸(GAINER TANAX GT-R)
決勝記者会見: GT300クラス優勝の平中克幸(GAINER) 今週末は走り始めからクルマのフィーリングが良かったです。特に今回ダンロップさんが新しいタイヤを持ち込んでくれて、全くテストしたことのないタイヤで不安がありましたが、しっかり作り込んであって、走り始めから気持ちよく走ることができました。予選順位も優勝を狙える位置でしたし、レースも期待していましたが、LEONが常に速くて、流石に今回は無理かなあと思っていました。ところが最終コーナーを立ち上がってチームの方に寄って行こうとしたら、LEONが思いの外近くにいたので、改めてアクセルを踏み直してLEONを抜いてチェッカーを受けることができました。勝ったことを無線で言ったら、チームはわかってなかったみたいです。棚ぼたですけど、その位置を常にキープして走れたことが優勝につながったと思うので、本当に完璧なレースができたなと思います。今シーズンは前半の早い段階で上位入賞できたことが良かったと思いますが、中盤に落とすレースが続いたのが悔しいし、残念です。それでも最終戦で優勝できたのは嬉しいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 チームルマン17年ぶりの快挙!!#6大嶋/山下組がドライバーズチャンピオンを獲得 レースは#37KeePer TOM'S LC500が今季初優勝

2019オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝が11月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、予選4位からスタートした#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が32周目にトップに立ち、今季初勝利を挙げた。

しかしドライバーズチャンピオンは2位入賞の#6大嶋和也/山下健太組(WAKO'S 4CR LC500)が獲得。チームルマンにとっては2002年のJGTC以来、じつに17年ぶりの栄冠となった。

GT300クラスは予選4位の#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)が終了間際に逆転、第2戦富士以来の今季2勝目を獲得。シリーズチャンピオンは4位でフィニッシュした#55高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)が獲得している。

(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日20,500人/決勝日35,500人/大会総入場者数56,000人)

GT500クラスのスタートシーン GT300クラスのスタートシーン GT500クラス優勝は平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM\'S LC500) GT500クラス決勝で2位に入りドライバーズチャンピオンを決めた大嶋和也/山下健太組(WAKO\'S 4CR LC500) GT500クラス決勝3位は中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM\'S LC500) GT300クラス優勝は平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R) GT300クラス決勝2位は蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG) GT300クラス決勝2位は新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3) GT300クラス決勝で4位に入りドライバーズチャンピオンを決めた高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)

第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われたが、スタート前に行われたウォームアップ走行で#3平手晃平/フレデリック・マコヴィッキィ組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)にエンジントラブルが発生。スタート前にリタイヤ届が提出されるという事態に。ニッサン勢では前日の公式練習でも#12佐々木大樹/ジェームス・ロシター組(カルソニックIMPUL GT-R)にもエンジントラブルが発生しており、12号車は予選出走が叶わず、出走嘆願によりこのレースは最後尾からスタートすることになっていた。

スタートでトップに立ったのはポールシッターの#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)。ポイントリーダーの#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)はタイヤの熱入れが充分でなく、1周目に#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)、#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)らに相次いで抜かれ、5位まで順位を落としてしまった。

しかし大嶋はタイヤが作動領域に入るとともに息を吹き返し、7周目にクインタレッリ、17周目には塚越をも抜き返して3位に浮上、20周目にトップの中嶋とともにピットインし、山下にバトンタッチした。

大嶋らとタイトルを争うキャシディは6周目の3コーナーでクインタレッリを抜いて2位に浮上すると、19周目にピット作業を行い、平川に交代した。

#6大嶋/山下組との7ポイント差を逆転しなければならない平川は懸命に追い上げ、#36関口雄飛(au TOM'S LC500)に何度もオーバーテイクを試みる。関口も当初押さえ込む動きを見せていたが、32周目の3コーナーで周回遅れに詰まったところで平川にインを明け渡し、その後は後方から迫ってくる山下と熾烈な2位争いを展開することになった。多分にチームオーダーの疑われるシーンではあるが、もちろんチームがそのことを公式に認めることなどない。

このままの順位で終われば平川/キャシディ組が83ポイント、大嶋/山下組は81ポイントとなり、平川/キャシディ組が逆転でチャンピオンを獲得する。山下には到底受け入れられない状況だ。後続との差を広げながらトップを快走する平川の後方で、関口の執拗なブロックに行手を阻まれる山下。

しかし転機は38周目にやってきた。

ヘアピン進入で関口が周回遅れのGT300車両に詰まったところを山下は見逃さず、続くダウンヒルストレートでフェイントを入れながら関口のインに車体をねじ込んだ。90度コーナーへの進入ではブレーキを遅らせすぎてアウトに膨らみ、コーナー出口で失速、すかさず関口がクロスラインをとってアウトから並び返してきたが、山下もここは絶対に引くことはできない。両者は激しくぶつかりながら最終コーナーをショートカット、そのまま山下が前に出てホームストレートに戻ってきた。関口にはもう山下を追う余力は残っていなかった。

これによりGT500クラスは37号車が優勝、6号車が2位、36号車が3位で決着。ポイントランキングは平川/キャシディ組が83ポイント、大嶋/山下組が85ポイントとなり、大嶋/山下組がドライバーズチャンピオンを獲得。チームタイトルはLEXUS TEAM KeePer TOM'Sが107ポイント、LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sが106ポイントで、こちらはトムスが獲得することになった。

今季初勝利を挙げたとはいえ、2年連続でドライバーズタイトルを取り逃した平川とキャシディはレース後の記者会見でも悔しさを隠せない様子だった。

チームルマンがドライバーズチャンピオンを獲得するのは、2002年の全日本GT選手権で#6脇阪寿一/飯田章組(エッソウロトラフロースープラ)が獲得して以来、じつに17年ぶりのことだ。

GT300クラスは、ポールシッターの#720アレックス・パロウ(McLaren 720S)のペースが上がらず、6周目の90度コーナーで#56平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校GT-R)にインから抜き去られ、その後もずるずると順位を落として7位でフィニッシュ。ここでトップに浮上した56号車もレース終盤に電気系トラブルに見舞われて一時コース上にストップする不運もあって最終的には6位でレースを終えた。

一方、予選3位からスタートした#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)はタイヤ無交換作戦をとり、ピット作業時間を短縮してトップに立ったが、攻めた燃費計算が仇になり、ファイナルラップの最終コーナーを立ち上がったところでガス欠症状に見舞われてスローダウンを余儀なくされる。その隙をついて#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)がトップでチェッカーを受け、第2戦富士以来の今季2勝目を獲得。

ドライバーズランキング2位の#96新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)は予選17位から激しい追い上げをみせて3位でフィニッシュしたが、ポイントリーダーの高木/福住組が4位に入ったため、ドライバーズ部門、チーム部門の両方で#55高木真一/福住仁嶺組(ARTA)がチャンピオンを獲得することになった。これは高木とARTAにとっても17年ぶりのタイトル獲得だ。

これで2019年のスーパーGTのシリーズ戦は終了だが、今年はこのあと富士スピードウェイにてドイツツーリングカー選手権(DTM)との特別交流戦が予定されている。11月23-24日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2019/11/03) GT500 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
137平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS531:31'25.868
26大嶋 和也
山下 健太
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS5312.169
336中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS5314.871
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS5315.492
517塚越 広大
ベルトラン・バゲット
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS5321.338
61山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS5322.018
719国本 雄資
坪井 翔
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH5346.232
823松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI5347.481
916武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH531'08.290
1024高星 明誠
ヤン・マーデンボロー
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH531'08.885
1139ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS531'29.961
1264ナレイン・カーティケヤン
牧野 任祐
Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
DL521Lap
138野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS476Laps
---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ----
-12佐々木 大樹
ジェームス・ロシター
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1439Laps
-3平手 晃平
フレデリック・マコヴィッキィ
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI053Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 1'39.070

■GT300クラス

SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2019/11/03) GT300 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
111平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL491:32'19.435
265蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes-AMG GT3
BS494.677
396新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS4913.484
455高木 真一
福住 仁嶺
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
BS4918.356
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミクAMG
Mercedes-AMG GT3
YH4920.620
656平峰 一貴
サッシャ・フェネストラズ
リアライズ日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH4933.320
7720荒 聖治
アレックス・パロウ
McLaren 720S
McLaren 720S GT3
YH154951.444
833ショウン・トン
道見 ショーン 真也
エヴァRT初号機X Works GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH481Lap
960吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL481Lap
10360青木 孝行
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH481Lap
1188小暮 卓史
元嶋 佑弥
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH481Lap
1261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL481Lap
1352脇阪 薫一
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS481Lap
145坂口 夏月
平木 湧也
ADVICSマッハ車検MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
YH15481Lap
159横溝 直輝
峰尾 恭輔
PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE
Porsche 911 GT3 R
YH481Lap
1610星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH481Lap
177藤井 誠暢
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
D'station Vantage GT3
Aston Martin VANTAGE AMR GT3
YH481Lap
1825松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH481Lap
1918小林 崇志
松浦 孝亮
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
YH481Lap
2031嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS481Lap
2130永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH481Lap
2235ナタポン・ホートンカム
ショーン・ウォーキンショー
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH481Lap
2387高橋 翼
アンドレ・クート
T-DASHランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH481Lap
2434道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH481Lap
2548田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH472Laps
2622和田 久
城内 政樹
アールキューズ AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
YH472Laps
2721リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
YH463Laps
2850加納 政樹
山下 亮生
ARNAGE AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
YH454Laps
292高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH436Laps
---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.11 安田裕信(GAINER TANAX GT-R) 1'48.983

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ ジェンソン・バトンが記者会見を開催「次のチャレンジに取り組むなら今しかない」

スーパーGT引退会見を行うジェイソン・バトン

スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」が開催されている栃木県のツインリンクもてぎで11月2日、今シーズンでスーパーGTを離脱するジェンソン・バトン(#1RAYBRIG NSX-GT)が会見を行い、日本で活動した二年間の感想と離脱の理由、そして今後の展望を語った。

ジェンソン・バトンのコメント
人生というのは色んなチャレンジがあってこそ楽しいものだと思っています。僕はF1のあとでスーパーGTにチャレンジしました。本当にエキサイティングなレースだと思います。レースの進め方やGT300の処理、チームメイトとの付き合い方など、新たに学ばなければならないことが沢山ありました。味わいながら、楽しみながら、レースに取り組みました。

チーム国光は素晴らしいチームで、一緒に仕事をしていて本当に楽しかったです。歴史の長いチームですが、スタッフはみんな若くて、彼らと頑張れたこと、チャンピオンシップを獲得できたことが本当に嬉しかったし、感動しました。

クニサンは二輪も四輪も本当に長い経験を持っていますが、チャンピオンシップを獲得した時の嬉しそうな表情が忘れられません。

山本尚貴選手は、初めて「速く走って欲しい」「頑張って欲しい」と思えたチームメイトでした。彼とは本当に良い関係でした。耐久レースは初めてだったので、チームメイトとコミニュケーションをとりながら進めること、お互いに応援することなど、彼から非常に多くのことを学びました。彼にはこれからも頑張って欲しいと思っているし、応援したいです。

(今後の予定を教えてください)僕は長年ホンダのアンバサダーとして活動してきたし、ホンダは僕のホームだと思っているので、トヨタやニッサンをドライブするということは絶対にありません。ネットではNASCARに参戦するなんて話もあるようですが、あれはホンダUSAが「将来的にNASCARに参戦したい」と発言したことに対して「僕ならいつでも準備できてるよ」と答えただけです。大きなチャレンジは好きだし、これからやってみたいと思っています。何人ものF1ドライバーが苦戦しているカテゴリーなので、まずはトラックシリーズなどの下位カテゴリーで楽しめたら良いな、位に思っていますが、来年の前半に関しては何も予定していないし、家でゆっくりしたいと思っています。ですから何も決まっていません。

(日本のレースから離脱する理由は)本当に最高な二年間を過ごさせていただきました。特に昨年はチャンピオンシップも獲得できましたし。F1を引退してから、次にどんなチャレンジをしようかと考えてスーパーGTを選びましたが、すごく良いチャレンジになりました。僕の人生にとって大きな意味のあるものになりました。僕は今39歳です。まだ次のチャレンジに間に合う年齢ですが、あと二、三年いると手遅れになるかもしれないと思ったんです。別に日本で何か気に入らないことがあったわけじゃありません。次に行けるうちに行きたいと思っただけです。

(次にチャレンジしたいカテゴリーはどんなものか)いくつか候補はあります。僕はすごくオフロードが好きで、今年の終わりにはバハ1000kmに挑戦します。それがたまたまDTM交流戦と日程が重なってしまいました。将来的にはまたル・マン24時間にも出たいと思っています。WECの新しいレギュレーションを楽しみにしています。NASCARとかバサーストとか、いろいろ考えています。体力的にもまだまだチャレンジできると思っています。それが例えばカートの世界選手権でも良いじゃないか、とね。とにかくエキサイティングなことを沢山していきたい。F1やスーパーGTで素晴らしいキャリアを積んだので、これからも頑張ります。

最後にこの場を借りて皆さんに感謝したいと思います。日本のファンの皆さんにも。僕は日本の文化や人々が大好きです。1997年に日本でカートレースに参加したときに本当にコンペティティブで素晴らしい場所だと思い、ずっと日本で走ることが夢でした。機会を与えてくださったホンダにも感謝しています。

まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦もてぎ決勝 王者#7佐藤が通算11勝目を達成して有終の美を飾る

2019FIA-F4選手権第14戦の決勝が11月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#7佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)が通算最多の11勝を達成した。

13周の決勝がスタートした 優勝は佐藤蓮(SRS/コチラレーシング) 決勝2位は川合孝汰(DENSOルボ一セIPG F4) 決勝3位は三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング) インディペンデントカップ優勝はDRAGON(TEAM DRAGON F4) 佐藤蓮とチーム監督の阿部正和氏(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト) 川合孝汰とチーム監督の坪松唯夫氏(Le Beausset Motorsports) 表彰式 インディペンデントカップの表彰式

第14戦決勝は午前8時15分より13周で行われた。

ポールポジションの佐藤は今回もクリーンなスタートを決めてトップで1コーナーへ。その後方では予選3位の#63川合孝汰(DENSOルボ一セIPG F4)が1周目のヘアピンで#5三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング)のインをついて2位に浮上した。

オープニングラップだけで2秒312の大量リードを築いた佐藤だったが、2周目の4コーナー立ち上がりで#37平良響(FTRSスカラシップF4)、#77小川颯太(WARMTECH Skill Speed)、そして#60菅波冬悟(OTG DL F110)の3台が絡む多重クラッシュが発生、直ちにセーフティーカーが導入されることになってしまった。

レースは6周目に再開されたが、今度は2位の川合が佐藤と遜色ないハイペースで追い上げてきた。川合は前日の第13戦で序盤にリタイヤしていたこともあり、タイヤの消耗が少なかったことも功を奏したようだ。それでも佐藤は最後までノーミスで川合のプレッシャーを跳ね除け、第7戦富士以来の7連勝を達成。通算勝利数も歴代最多の11勝としてFIA-F4の2019シーズンを締めくくった。

2位は川合。このレースを以って活動を終了するチーム・ル・ボーセに勝利を持ち帰りたい、との願いはあと一歩のところで叶わなかった。3位には#24平木玲次(Media DoADVICS影山F110)の猛追に最後まで耐え切った三宅が入った。

またインディペンデントカップは#30DRAGON(TEAM DRAGON F4)が今季4勝目を獲得。前日の第13戦では後続に追突されてサスペンションにダメージを負い、リタイヤを余儀なくされたが、今回は慎重な走りで後続に付け入る隙を与えなかった。

FIA-F4の2020シーズンは来年4月11日に岡山国際サーキットで開幕する。

第14戦優勝 #7佐藤蓮(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
優勝した佐藤蓮(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト) スタートが完璧に決まって、後ろをかなり離してたんで、そこでSCが入ったのはちょっと嫌でしたね。再スタート後川合選手のペースが速くて、お互いプッシュしてプッシュして、ミスをするかしないかギリギリのところで、最後の方に向こうがミスをしてくれたんでちょっと楽になりました。マシンバランスはかなり良くて。ただSC解除後の数周はバランスが悪かったです。まだ来年のlことは決まってませんけど、どのカテゴリーに乗るにしても自分のできることを今まで通りやっていきたいと思います。できれば海外に行きたいと思っています。
第14戦決勝2位 #63川合孝汰(Le Beausset Motorsports)
決勝2位の川合孝汰(Le Beausset Motorsports) ちょっと昨日よりスタートが決まらなくて。序盤で早めに前に立ちたかったんですがちょっとてこずっちゃったかなと。SCが入ったのは「ついてるな」と思ったんですけど、SC明けで飛び出しちゃって。そこがもったいなかったです。後半はペースが良くなってたんですけど、最後の方にミスが出てしまったのがもったいなかったかなと。昨日の影響は感じませんでした。自分もリセットできてたし、今日は前の佐藤選手を追うだけだと思っていたんで。昨日タイヤを使ってないんでもうちょっとペースいけるかと思ってたんですけど、思った以上に上げられなかったのは今後の課題かなと思います。結構フロントを酷使しちゃった感じですね。今日でチームが最後だったんで、優勝を届けたかったんですけど、それができなくて残念です。来年については、いろいろお話しさせていただいてるんですけど、まだ何も決まっていません。このレースを終えてからいろいろ整理して来年に向けて動きたいです。もちろんフォーミュラをやりたいんですけど、来年に関してはフォーミュラに限らず、色んなカテゴリーに挑戦できたらと思います。
第14戦決勝3位 #5三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
決勝3位の三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト) 昨日はスタートでミスして、集団に飲み込まれて押し出されて順位を落として、という勿体ないレースだったので、メカニックさんには迷惑をかけたんですが昨夜クラッチを交換していただきました。そしたらスタートが良かったんで、このままいけるかな?と思ったんですが、佐藤選手とのタイム差が大きくて、川合選手もタイヤがフレッシュな分前に行かれてしまって防戦一方の厳しいレースになりました。木曜金曜と平木選手が速かったんで、厳しいかなと思いましたが、ここは抜きにくいコースですし、後半は落ち着いて自分のレースをしました。今シーズンは優勝といっても運がいいだけの1勝だけですが、富士以外は表彰台に乗れてるので、そう考えたら安定はしてたのかなと思います。来年どうするかは話をしていませんけど、もし出れるのなら苦手な富士でもしっかり結果を出して、もっと優勝もしていきたいです。
第14戦インディペンデントカップ優勝 #30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)
インディペンデントカップ優勝のDRAGON(B-MAX ENGINEERING) 昨日は最初のS字のクラッシュの後にヘアピンで黄旗が出ていたんで、減速をしたところ後ろの選手に追突されてしまったんです。SCラン中は大丈夫かなと思っていたんですが、解除になってペースを上げたらアームが折れちゃいました。昨日は残念なレースだったんですが、ペース的には混乱に巻き込まれなければ追いつかれないと思ったんで、今日は慎重にいって別クラスの若い子に絡まないように、無理に押さえずにスマートに前に行かせるようにしました。その後はまあイージーに。このクラスも本当に盛り上がっていますし、おじさんの熱き闘いに来年もまた参加したいなと思っています。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦もてぎ決勝結果

SUPER GT Rd.8 MOTEGI GRAND FINAL -RIJ- (2019/11/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
17佐藤 蓮SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1330'24.707
263川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
131.610
35三宅 淳詞HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
134.583
424平木 玲次Media DoADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
135.082
520木村 偉織Silver Star Racing
Silver Star Racing
138.621
636野中 誠太FTRSスカラシップF4
TOM'S SPILIT
139.023
76太田 格之進SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
139.893
897石坂 瑞基BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1310.449
939岡本 大地SACCESS RACING F4
サクセスレーシング
1312.259
1062神 晴也DENSOルボ一セJPM F4
Le Beausset Motorsports
1313.524
118小山 美姫#USLETE Honda Racing
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1313.937
1226澤 龍之介SACCESS RACING TPS
サクセスレーシング
1314.751
1380大竹 将光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1315.150
149塩津 佑介ATEAM Buzz Racing
ATEAM Buzz Motorsports
1316.450
1596荒川 鱗ARAKAWA SETSUBI F110
アキランドレーシング
1315.580
1673塙 瞬佑カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1318.772
1730IC1DRAGONTEAM DRAGON F4
B-MAX ENGINEERING
1320.783
1825堀尾 風允SAMURAIサポーターズF4
TEAM SAMURAI
1325.059
192IC2仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1336.988
2086IC3大阪 八郎Dr. Dry F110
ザップスピード
1337.731
214IC4佐々木 祐一Sendai DayDream F110
DAYDREAM RACING
1337.795
2211植田 正幸Rn-sports SEIDO-YA
Rn-sports
1339.091
2398IC5IKARIBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1340.263
2416渡辺 大祐Media DoADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1340.796
2514桜井 孝太郎ZAP SPEEDスカラシップ
ザップスピード
1348.959
2628IC6齋藤 真紀雄CS Marketing ES
アキランドレーシング
1350.508
2710IC7堀田 誠アドヴィックスムータレーシング
Rn-sports
1350.714
2843IC8吉田 基良ZAP SPEED F110
ザップスピード
1352.510
2927IC9SYUJIB-MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
131'07.317
3071IC10大山 正芳ダイワN通商/NAGISA AUTO
NAGISA AUTO MOTOR SPORTS
131'08.112
3123IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
131'12.709
323IC12佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
FIELD MOTORSPORTS
131'18.660
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-37平良 響FTRSスカラシップF4
TOM'S SPILIT
112Laps
-77小川 颯太WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
112Laps
-60菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
112Laps
  • Fastest Lap: CarNo.63 川合孝汰(DENSOルボーセIPG F4) 1'58.084 (11/13) 146 38km/h

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ予選会見 「レクサス同士の争いになったので、僕らも周りを気にすることなくやりたい」(中嶋一貴) 「僕らが今年どれだけ成長できたかということを証明できる結果になり、すごく嬉しい」(アレックス・パロウ)

予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

GT500クラス 中嶋一貴(#36LEXUS TEAM au TOM'S)
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの中嶋一貴(LEXUS TEAM au TOM\'S) 朝は気温が低い状況でしたけど、走り始めからクルマの調子は悪くはなく、タイヤ選択に関しては不安を持っていません。予選に関してはQ1に向けてやったことが合っていなかったので、チームで話し合ってセッティングを変えた方がいいということになりました。Q1の感じからするとポールは遠いかなという感じでしたが、そこをうまく取ってくれたので、見ていて非常に盛り上がりましたね。僕らは残念ながらチャンピオン争いと関係ないところにいますけど、レクサス同士の争いになったので、僕らも周りを気にすることなくやりたいなと思います。勝てるところでしっかり勝とうというつもりでもてぎに来たので、それを達成して帰りたいと思います。
GT500クラス 関口雄飛(#36LEXUS TEAM au TOM'S)
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの関口雄飛(LEXUS TEAM au TOM\'S) Q1で中嶋選手が走ってトップとの差が結構あったので「苦しいかな?」と感じでしたが、できることは全部やっておこう、と常に思っているので、中嶋選手やエンジニアと話し合って、Q2に向けてセッティングを変えることにしました。それがうまく行ってQ1のオーバーステアがだいぶ解消されてタイムが出ました。
GT300クラス 荒聖治(#720McLaren Customer Racing Japan)
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの荒聖治(McLaren Customer Racing Japan) 今年の開幕戦は我々全力で走ってビリだったんです。フォーミュラでトップを争っている、本当に速いアレックス選手が走ってもビリだったんです。最終戦に来てこうして良い位置で戦えるようになったというのはすごい進化ですね。もともとクルマのパフォーマンスは高かったんですけど、なかなかそれが発揮できる状況になく、悔しい思いをしてきましたが、結果的にポールを取ることができました。僕の仕事としてはQ2に進めて良かったなあと。ほっとしています。すごく速いドライバーにパフォーマンスを発揮してもらえて感謝しています。
GT300クラス アレックス・パロウ(#720McLaren Customer Racing Japan)
予選記者会見: GT300クラスポールポジションのアレックス・パロウ(McLaren Customer Racing Japan) 完璧な1日だったと思います。オカヤマでは予選ではビリだったし、僕らは今年7レースしか参戦できなかったんですけど、その中でどれだけ成長できたかということを証明できる結果になり、すごく嬉しく思っています。低迷の原因はBOPとセッティングのマッチングだったと思いますが、ここにきてようやく結果を出せるようになりました。チームに感謝していますし、チームに貢献できたことを嬉しく思います。様々なプレッシャーの中で闘ってきましたが、それに負けず、モチベーションを高く持って常にベストを尽くしてきました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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