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2006年9月

スーパー耐久

スーパー耐久第6戦SUGO予選 ARTA DENAG GT3がポールポジション

 9月30日、宮城県スポーツランドSUGOでスーパー耐久第6戦の公式予選が行われた。

0930_arta.jpg  曇りから晴れ間ものぞく午前11時50分から30分で行われたドライバーズ予選では#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が1分26秒585のトップタイムをマーク。気温23度、路面温度35度のコンディションだった。

 午後3時から行われたグリッドを決定するグリッド予選でも#1が1分26秒283のベストタイムをマークしポールポジションを獲得した。このセッションは気温は23度、路面温度30度ほどのコンディションだった。

ポールシッターのコメント
#1田中哲也

0930_pp.jpg  「3コーナーのアウト側に砂利があって滑ったんでコンディションは決して良いとはいえませんでした。クルマのセットも前半のインフィールドはフロントがきてなかったけれど、最終は速かったからベストセットにはわずかに及ばなかったですね。タイムとしては午前よりも上がったので(笑)レースはドライの方がいいですね、雨だと時間かかるし(笑)シーズン終わって全戦優勝できたら結果が大事ですし、これまでその記録はないので是非達成したいですね」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第6戦SUGOグリッド予選結果

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2006/09/30) Grid Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/hLap
1ST111ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI1'26.283-154.5532/5
2ST1228SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
宮川 やすお
浅井亮博
MI1'26.543 0.260154.0894/5
3ST1345Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'27.388 1.105152.5994/4
4ST143エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木孝行
YH1'27.456 1.173152.4805/5
5ST1524Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤 明彦
井上 貴志
YH1'28.207 1.924151.1823/4
6ST2111オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'28.531 2.248150.6291/2
7ST168ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨章
YH1'28.649 2.366150.4287/8
8ST1717キーパー&RUNUP、KOSEI DL GT3R
PORSCHE 911GT3
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL1'28.815 2.532150.1473/4
9ST2222Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水 和夫
樋口 統也
DL1'28.999 2.716149.8373/3
10ST232FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'29.004 2.721149.8283/3
11ST3115岡部自動車アドバン洗剤革命RX- 7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷直広
植松 忠雄
YH1'29.346 3.063149.2554/6
12ST2413シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH1'29.469 3.186149.0502/4
13ST3214岡部自動車ディクセル洗剤革命RX- 7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松一臣
入口 秀輝
YH1'30.043 3.760148.0992/6
14ST337MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH1'30.186 3.903147.8654/5
15ST3433eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
堀田 誠
赤鮫 オヤジ
YH1'30.371 4.088147.5622/3
16ST2520RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH1'30.482 4.199147.3811/3
17ST2659東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻薫
YH1'30.520 4.237147.3195/8
18ST276梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝朋広
関 豊
DL1'30.675 4.392147.0674/5
19ST3527FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH1'30.750 4.467146.9462/4
20ST3619バーディクラブTC神戸 Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH1'30.911 4.628146.6854/6
21ST28123エンドレスアライアドバン GDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH1'31.158 4.875146.2883/3
22ST2926エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'31.237 4.954146.1613/4
23ST3723C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本直史
谷口 行規
YH1'31.277 4.994146.0974/5
24ST3883BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷敦
YH1'31.443 5.160145.8325/6
25ST3939MSF TAITEC TRACY NSX
HONDA NSX
植田 正幸
長野賢也
クラゴン
YH1'31.818 5.535145.2369/13
26ST21030カンピリオADVNNランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺 雅則
伊藤 勝一
西村 元気
YH1'32.103 5.820144.7876/7
27ST1832GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原 幸雄
松田 秀士
YH1'32.607 6.324143.9993/16
28ST41999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野 直也
Henry Ho
YH1'34.218 7.935141.5372/4
29ST31043ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH1'34.501 8.218141.1132/8
30ST4273ロイヤルハウスHondaCars静岡東 YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH1'34.723 8.440140.7823/5
31ST4387RISO☆BP☆アドバン DC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷大介
星野 薫
YH1'35.339 9.056139.8732/5
32ST4418 コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1'35.340 9.057139.8713/6
33ST4598KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷真吾
YH1'35.819 9.536139.1725/7
34ST31116バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YHNo Time--

スーパー耐久

スーパー耐久第6戦SUGOドライバーズ予選結果

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2006/09/30) Drivers' Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/hLap
1ST111ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI1'26.585-154.0143/16
2ST1228SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
宮川 やすお
浅井亮博
MI1'27.760 1.175151.9524/13
3ST13*45Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'27.904 1.319151.7033/17
4ST143エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木孝行
YH1'28.047 1.462151.4572/12
5ST158ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨章
YH1'28.439 1.854150.7863/13
6ST1624Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤 明彦
井上 貴志
YH1'28.679 2.094150.3772/15
7ST21*13シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH1'29.373 2.788149.2102/6
8ST1717キーパー&RUNUP、KOSEI DL GT3R
PORSCHE 911GT3
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL1'29.572 2.987148.8783/11
9ST22*2FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'29.891 3.306148.3504/18
10ST1832GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原 幸雄
松田 秀士
YH1'30.253 3.668147.7557/11
11ST2311オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'30.562 3.977147.2512/5
12ST3123C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本直史
谷口 行規
YH1'30.681 4.096147.0582/15
13ST3233eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
堀田 誠
赤鮫 オヤジ
YH1'30.885 4.300146.7272/16
14ST2422Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水 和夫
樋口 統也
DL1'30.977 4.392146.5792/14
15ST3315岡部自動車アドバン洗剤革命RX- 7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷直広
植松 忠雄
YH1'30.994 4.409146.55213/15
16ST2520RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH1'31.084 4.499146.4071/8
17ST347MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH1'31.102 4.517146.3783/17
18ST266梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝朋広
関 豊
DL1'31.391 4.806145.9152/14
19ST27123エンドレスアライアドバン GDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH1'31.420 4.835145.8693/11
20ST2859東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻薫
YH1'31.447 4.862145.8261/14
21ST2926エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'31.478 4.893145.7763/9
22ST3516バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH1'31.564 4.979145.6393/7
23ST3619バーディクラブTC神戸 Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH1'31.757 5.172145.3332/8
24ST3727FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH1'32.030 5.445144.9024/16
25ST3814岡部自動車ディクセル洗剤革命RX- 7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松一臣
入口 秀輝
YH1'32.057 5.472144.8594/5
26ST21030カンピリオADVNNランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺 雅則
伊藤 勝一
西村 元気
YH1'32.277 5.692144.5145/12
27ST3983BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷敦
YH1'32.527 5.942144.1242/8
28ST31039MSF TAITEC TRACY NSX
HONDA NSX
植田 正幸
長野賢也
クラゴン
YH1'32.721 6.136143.8223/13
29ST31143ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH1'34.328 7.743141.3729/11
30ST41999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野 直也
Henry Ho
YH1'34.536 7.951141.0612/16
31ST4273ロイヤルハウスHondaCars静岡東 YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH1'35.194 8.609140.0862/17
32ST4387RISO☆BP☆アドバン DC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷大介
星野 薫
YH1'35.402 8.817139.7802/16
33ST4418 コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1'35.552 8.967139.5612/11
34ST4598KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷真吾
YH1'36.243 9.658138.5594/10
---- 以上予選通過 ----
-ST19913BOMEX ADVAN コルベットC6
Chevrolet Corvette C6
山下潤一郎
松本 高幸
筒井 克彦
YH車検不合格---
  • 参加台数35台 出走台数34台
  • 予選通過基準タイム (総合130%) 1'52.773 (ST-1 110%) 1'35.907 (ST-2 110%) 1'38.936 (ST-3 110%)1'38.322 (ST-4 110%) 1'44.548
  • No.2の車両は、特別規則書第9条違反により、20,000円の罰金を課す。
  • No.45の車両は、特別規則書第9条違反により、10,000円の罰金を課す。
  • No.13の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d違反により、30,000円の罰金を課す。

スーパー耐久

スーパー耐久第6戦SUGO より進化させ、今季初優勝を狙う(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇より進化させ、今季初優勝を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第6戦は、9月30日~10月1日に宮城県のスポーツランドSUGOにおいて400kmレースで行われる。

 第6戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス39台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、今回車名を変更した#22 Start Your Engine IMPREZA(清水和夫/樋口統也)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレスアライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と、年間エントリーしている3台を含み計4台のインプレッサがエントリーしている。

 SUGOはアップダウンに富んだサーキットで、特に最終コーナーから1コーナー、ヘアピンからハイポイントコーナーまでの急な上り坂、さらにはレインボーコーナーから馬の背コーナーまでのバックストレートの急激な下り坂は最大の特徴。これらをつなぐ1~3コーナーは ほぼ直角のターンで、馬の背から最終コーナーまではチャレンジングなSPコーナーとなり、エンジンパワーとコーナリング特性の両方が重要なサーキットだ。

 SUGOは気温/路面温度も低くなることが予想される為、冷えた路面でもトラクションを稼ぐシンメトリカルAWDのベストなパフォーマンスを引き出し優勝を勝ち取っておきたいところ。 事前テストも好調に終えたPROVA RACING DIVISIONの2台、そして前戦で表彰台を獲得してリズムに乗り、これで今年最後のS耐ドライブとなるであろう新井敏弘が参戦するエンドレススポーツの活躍に期待がかかる。

タイムスケジュールは以下のとおり。
30日(土)11:50~12:20ドライバーズ予選
15:00~16:00グリッド予選
1日(日)8:00~8:30フリー走行
13:45決勝(108周)スタート
■吉田寿博(#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA)

 「前回の岡山のレース翌日にタイヤテストを行いました。またSUGOで事前テストを行い、新しいタイヤのパフォーマンスを確認できましたし、オリジナルのブレーキもより進化しました。気温の低いSUGOでインプレッサの本領を発揮して、ぜひ優勝したい! 僕の地元のコースということもありますので、応援をよろしくお願いします」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN第7戦SUGO決勝記者会見

0917_conf_fn.jpg

優勝 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)

 「レインレースはスタートが難しくて、小暮選手を抜かなければいけないと思っていたので1コーナーでブレーキをぎりぎりまで遅らせました。小暮選手がアウト側にいて抜いたんですが、金石選手がまだその前にました。路面が乾くにつれてタイヤがつらくなってきたので無線でいつ入ろうかと連絡を取り続けていたんですが、松田選手と金石選手の1周前のベストなタイミングで入れたのが良かったですね。スリックタイヤでのクルマが速かったのでそこからは差を付けることができました。最後は6秒差もあってボスから『Be careful、Be careful』とプレッシャーをかけ続けられていたので、ミスをしないように気をつけてペースを落としました」

2位 ブノワ・トレルイエ(mobliecast Team IMPUL)

 「スタート前、セッティングが決まってなくてぎりぎりまで調整をしていました。とりあえず速くはないけど安定した状態にはなりました。スタートのときは小暮選手が隣にいたので緊張しました(笑)。金石選手の動きを見ていてアウト側が空いたのと、松田選手も小暮選手をマークしてたのでアウトには来ないだろうとおもってアウト側から1コーナーに入りました。ピットインのタイミングは良かったですね。アウトラップは遅かったけど松田選手の前に出ることができました。でもロイックが速くて抜くことは出来ないだろうと思い、無理をしてレースを失うよりは、松田選手とのギャップを築くことだけを考えていました。松田選手が後ろに来たときは、彼もぼくのミスを待っているだろうし、そのミスだけはしないように気をつけて走りました。チームチャンピオンも取れたし、ドライバーズチャンピオンでも差を広げることができたので良かったです」

3位 松田次生(mobliecast Team IMPUL)

 「スタートが全てでした。小暮選手を抜きたいと思う気持ちから、アクセルを踏みすぎてホイールスピンが多くて、金石選手に抜かれ、ブノワにも並ばれました。そのとき、小暮選手と当たってその反動でブノワ選手にも当たりました。事故はしないように急ブレーキをかけましたが、あれは危ない状況だったですね。スタート後はあきらめずに、小暮選手の後ろについて彼がペースの上がらないときに抜くことができました。路面が乾いてからはタイヤのタレが激しくて、セーブしてピットはいるまで水の多いところを走ってタイヤを冷やしてピットインするときにプッシュしました。金石選手とデュバル選手の近くまで行ってからピットに入ったんですが、この状況ではアウトラップは無理できませんでした。最後は、ブノワ選手にひっかかってしまいましたが、無理して当たって2台リタイアするよりは、この順位でもチャンピオンの可能性は残っています。あきらめないで残り2戦頑張りたいと思います」

優勝監督 中嶋悟(PIAA NAKAJIMA)

 「鈴鹿からずいぶん間が空いたんですけど、各レースいいところはみせつつも結果に結びつかなくてちょっと本人はいらいらしていました。今回SUGOへ来て、うちのクルマは過去からSUGOでいい成績を残しているし、ドライバーとエンジニアのマッチングもよくて金曜日から上のほうにいられて、予選は2人とも今年のベストグリッドです。いつもかなり後ろから走ってる割にはいいところまでいってるので、今回はかなり可能性があるのかなと思っていました。とにかくドライバーが素晴らしいですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第7戦SUGO決勝結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/17) Race Result Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineLapTime
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E801:47'02.500
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J802.646
320松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J802.914
433ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J8028.307
51本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J8028.589
640ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E8057.049
711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J801'06.138
837土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J791Lap
97片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J791Lap
10*32武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E791Lap
1134横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J791Lap
125道上 龍5ZIGENHONDA HF386E791Lap
133荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J773Laps
-------- 以上規定周回(72 Laps)完走 --------
-8高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J6614Laps
-41井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E4436Laps
-17平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E4337Laps
-55金石 年弘ARTAHONDA HF386E3545Laps
-36アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J2753Laps
-2星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J2555Laps
-4柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1169Laps
-*56小暮 卓史ARTAHONDA HF386E失格
-*6折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E失格
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 武藤英紀(NAKAJIMA)1'12.418 79/79 184.144km/h
  • No.6の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、10秒のペナルティストップが科せられた。
  • No.56の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、10秒のペナルティストップが科せられた。
  • No.32の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(2回)により、40秒のペナルティストップが科せられた。
  • No.6の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、失格とする。
  • No.56の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、失格とする。

Formula Nippon

FN第7戦SUGO決勝 ロイック・デュバルが今季2勝目

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは17日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、ウェットからドライに変わる難しいコンディションのなか、グリッド3位からスタートしたロイック・デュバル(NAKAJAMA)がスリックタイヤ交換後にトップに立つと、2位以下を大きく離して今季2勝目を飾った。2位にはポイントリーダーのブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が、3位には松田次生(moilecast IMPUL)が入った。

観客: 16,000人(大会組織委員会発表)

 スタート直後2位に上がりトップ金石年弘(ARTA)の背後につけたロイック・デュバル(NAKAJIMA)と金石の決着はウェットタイヤでは着かなかった。しかし、スリックタイヤに交換後の35周目、1周遅れてスリックに交換しペースの上がらない金石にバックストレッチで並びかけ、馬の背の進入で金石をかわすとあとは、ゴールを目指して走るだけだった。

 F3をウェットレースにした気まぐれな雨もしかし、フォーミュラ・ニッポンのマシンがグリッドに整列するころには、上がった。空もこころなしか明るくなってきたようだ。しかし、路面は完全なウェットで全車ウェットタイヤを履いてのスタートとなる。

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 午後3時9分、フォーメーションラップ1周を回ってレースがスタート。ポールポジションの小暮卓史(ARTA)の動き出しが悪い。素晴らしいスタートを切ったのは4位スタートの金石年弘(ARTA)で一気に3台を抜いてトップで1コーナーに入った。2位には3位スタートのロイック・デュバル(ARTA)、3位にはブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)、小暮は4位まで落ちてしまった。5位にこちらもスタートを失敗した予選2位の松田次生(mobilecast IMPUL)。6位には土屋武士(TOM'S)がつけている。

 レースは10周を経過した。トップ金石と5位松田までの間隔は1~2秒だが、コース状態が悪く各車仕掛けることができない。少し離れて6位土屋と7位ロニーク・インタレッリ(INGING)は接近戦。8位立川祐路(CERMO)、9位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)を挟んで、10位武藤英紀(NAKAJIMA)の背後に、10グリッド降格で13位スタートとなった本山哲(Arting IMPUL)が井出有治(DANDELION)をかわして上がってきた。

 16周目の第1コーナーでついに本山が武藤に並びかけ、2コーナー立ち上がりで先行、10位に上がる。クインタレッリも土屋をかわし6位の得点圏まで上がってきた。18周目、怒涛の追い上げを見せる本山はついにロッテラーもかわし9位に上がる。7位の土屋は立川にも抜かれ8位に落ちた。

 20周目、上位陣の順位は変わらず。トップは金石だが1秒差で2位にデュバルが迫ってきた。3位トレルイエはペースが上がらずさらに4秒遅れ、5位の小暮に追い立てられている。

 27周目、1コーナーで本山が土屋をかわし8位に上がった。26周をまわって、ロッテラーがピットイン、タイヤをスリックに換えてピットアウトするが、3コーナーでコースアウトしてレースを終えてしまった。路面は乾きつつあり、そろそろスリックに換えるチームも出てきた。

 33周を終わってトップ争いをしていた2位のデュバルがピットインしてスリックに交換。34周目には金石もスリックに。ピットアウト時点ではデュバルの前に出たが、冷えたタイヤのため苦しい。バックストレッチで背後に着かれついに馬の背でデュバルに先行を許してしまった。そして次の周、なんと金石はレインボーコーナーでコースアウト。ガードレールにヒットしてレースを終えてしまった。

 36周を終え松田、片岡龍也(LeMans)もスリックに交換。これでコース上のクルマはほぼ全車がスリックタイヤを履いていることになる。

 38周を終わっての順位は、トップデュバル、4秒差で2位にトレルイエ、1秒差で3位に松田、さらに6秒遅れて4位にクインタレッリ、5位に立川、その直後の6位に本山が着けている。

 43周を終えてH項違反で10秒ストップを受けていた小暮がピットロードに入ってきた。しかし、ピットイン指示を無視し続けたようでピット出口で失格となってしまった。

 レースは50周を経過。トップのデュバルは2位トレルイエを11秒離し安全圏に。トレルイエと3位松田の差は1秒あまり。さらに9秒差でクインタレッリ、8秒離れて立川、本山、ビルドハイムの3台が5位争いをしている。そして61周目、本山が1コーナーでついに立川をかわし5位にあがった。

 レースはこのままの順位で終了。優勝はデュバル。2位と3位は、チームメイト同士の激しい争いだったが順位は変わらず、それぞれトレルイエと松田。4位に本山の執拗なアタックを退けたクインタレッリ、5位が本山、6位にビルドハイムが入った。

 この結果、mobilecast Team IMPULが今シーズンのチームチャンピオンを獲得した。しかし、ドライバーズチャンピオンはここSUGOでは決まらなかった。第8戦は舞台をツインリンクもてぎに移し、10月22日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第16戦SUGO決勝記者会見

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優勝 ファビオ・カルボーン(ThreeBond)

 「木曜日からウェットタイヤで走っていたので心配はしていませんでした。セーフティーカーでのスタートで、ギャップを築けたのもラッキーでした。」

2位 エイドリアン・スーティル(TOM'S)

 「フリープラクティスで5分山のタイヤを試しましたが、コース上の水が多いので決勝では深溝のタイヤを選びました。フリー走行も行ったのに、なぜセーフティーカースタートになったのか理解できません。通常のスタートなら上位に行けるチャンスもあったので残念でした。でも予選4位から2位に上がれたので良かったのかも知れません」

3位 ロベルト・ストレイト(INGING)

 「ベストな結果ではありませんが、これまでのウェットコンディションでの我々の能力を考えれば良かったかも。タイヤはニューとユーズドしかなく、中間のものがなかったので、ニュータイヤを使わざるを得ませんでした。スタートもセーフティカーランで、スタートでファビオを抜くプランも実行できずにがっかりです。でもチャンピオンシップのことを考えると、表彰台には立てたので満足しています」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第16戦SUGO決勝 ファビオ・カルボーンが連勝

 全日本F3選手権第16戦は17日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、25周を走って、ファビオ・カルボーン(ThreeBond)が優勝した。

 フォーミュラ・ニッポンフリー走行時から乾き始めていたトラックだが、フォーミュラ・トヨタレース開始頃から再びぱらぱらと降り始めた雨が、レース終了時には本降りとなったため完全なウェットコンディションに戻ってしまった。このためF3のフォーメーションラップ開始も1時から1時10分に変更され、それに先立って12時35分から45分まで10分間のフリー走行が設けられた。

 昨日の予選に参加できなかったものの最後尾グリッドを条件に決勝への出走を許可されたジョニー・リード(INGING)だがこのフリー走行中、最終コーナー手前でコースアウト。このマシンの処理のためフリー走行が一時中断され、フォーメーションラップ開始も1時20分とさらに10分間延長された。

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 午後1時20分、コースアウトしたリードもグリッドに着き13台でのレースとなったが、セーフティーカーによる先導でレースがスタートすることとなった。

 セーフティカーは4周を回ってピットに入った。レーススタート。トップで1コーナーに入ったのはポールポジションのファビオ・カルボーン(ThreeBond)。2位に予選2位のロベルト・ストレイト(INGING)が続くが、予選3位の大嶋和也(TOM'S)はチームメートのエイドリアン・スーティル(TOM'S)にかわされ4位に落ちた。3位にスーティルが上がる

 トップのカルボーンは徐々に2位との差を開き始める。10周を終わってその差は3秒あまり。2位のストレイトと3位のスーティルの差は2秒、4位の大嶋は遅れて背後には5位の塚越広大(無限)が迫ってきた。6位の石浦宏明(広島トヨタ)は単独走行。7位伊沢拓也(戸田)と8位マルコ・アスマー(ThreeBond)は接近戦だがついに11週目の1コーナーでアスマーが伊沢をパスして7位に上がった。

 14周目、トップカルボーンは2位との差を7秒近くまで開いたが、3位スーティルがここまでのファステストラップとなる1分27秒台後半を出し、2位のストレイトの背後に迫ってきた。その差は0.7秒。だがパスするまでには至らない。

 しかし、19周目のSPアウトコーナーでストレイトの直後につけたスーティルは、最終コーナーからストレートで完全にストレイトを射程に捉え1コーナーのアウトからストレイトに並びかける。両者は2コーナーから3コーナーにかけて併走し、そしてついに3コーナー出口でスーティルがストレイトの前に出た。スーティルは2位に浮上、ストレイトは3位に落ちた。

 21周目の最終コーナーで6位を走っていた石浦がコースアウトしてレースを終えた。

 レースはこのまま終了。優勝は昨日につづきカルボーン、2位にスーティル、3位がストレイトとなった。4位が塚越の追撃を振り切った大嶋、5位塚越、6位アスマーとなっている。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第16戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/09/17) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
112ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE25
21エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE254.894
34ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE2512.044
436大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2514.563
510塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C2516.255
614マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE2522.240
72伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C2546.929
862嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE2547.363
975池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE2550.680
1037松村 浩之TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2550.856
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE2554.720
123ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE251'01.389
-------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 --------
-33石浦 宏明広島トヨタDALLARA F305DALLARA F3053S-GE196 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(TOM'S) 1'26.971

Formula Nippon | Japanese F3

F3第16戦及びFN第7戦決勝のタイムスケジュールが変更

 降り出した雨のため、大会事務局より、全日本F3第16戦とフォーミュラ・ニッポン第7戦決勝のタイムスケジュールが以下のように変更された。

F3
フリー走行12:35~12:45
決勝コースイン ピット出口開放12:50
ピット出口閉鎖13:00
フォーメーション開始13:10
決勝スタート予定(25周)13:15
フィニッシュ予定13:50
フォーミュラ・ニッポン
決勝コースイン ピット出口開放14:20
ピット出口閉鎖14:35
フォーメーション開始14:55
決勝スタート予定(80周)15:00
フィニッシュ予定16:40

Formula Nippon

FN第7戦SUGO決勝スタート順

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/17) Starting Grid
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTime
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'09.907
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'09.916
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'10.032
455金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'10.138
519ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'10.163
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'10.222
711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'10.276
837土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.278
932武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'10.495
1041井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'10.533
1136アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.536
1240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'10.571
13*1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'10.028
147片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'10.727
155道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'10.761
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'10.805
174柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'10.822
1817平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'10.901
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'11.175
203荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'11.490
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'12.308
22*34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'17.864
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.1は、公式予選結果から10グリッド降格とされた。
  • CarNo.34は、最後尾グリッドを条件に出走を許された。

Formula Nippon

FN第7戦SUGOフリー走行 ビヨン・ビルドハイムがトップタイム

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは17日、スポーツランドSUGOで決勝へ向けてのフリー走行を行い、ビヨン・ビルドハイム(DANDELION)がトップタイムを記録した。

 夜半から早朝にかけて降った雨も上がった。サーキットを覆ってた霧も晴れたが、路面はウェットのまま。ウェット宣言が出るなかフリー走行が始まった。

 なお、エンジンを積み替えた本山哲(Arting IMPUL)は、チームの抗議も却下され、ルールどおり10グリッド降格と発表されている。これで本山哲は13位スタートとなり、予選4位から13位までが1位づつ繰り上がることになる。

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 全車、レインタイヤを履いてピットアウト。1分25秒あたりで周回を始める。序盤のトップは13位スタートとなった本山で1'25.456。その後、小暮卓史(ARTA)、アンドレ・ロッテラー(NAKAJIMA)、ロニー・クインタレッリ(INGING)らが24秒台を出し上位に顔を出してきた。

 フリー走行中盤、路面の状況も改善しつつあり、クインタレッリが1'23.964、1'23.622と23秒台を連発してタイミングモニターのトップに躍り出た。しかし、小暮が1'23.444を出し、クインタレッリを逆転、トップが入れ替わった。平中克幸(EMS)が健闘して3位、4位は高木虎之介(LeMANS)。

 フリー走行終了10分前、クインタレッリが1'23.285を出し再び小暮を逆転トップに立った。小暮は1'23.337を出したビヨン・ビルドハイム(DANDELION)にもかわされ3位に。4位はロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がり、ここまでが23秒台。

 フリー走行終了5分前、本山、高木、横溝直輝(INGING)が23秒台を出し、小暮とデュバルの間4、5、6位に割り込んできた。ビルドハイムはさらにタイムを更新、1'22.955と22秒台を出し、ついにトップに立った。その後、金石年弘(ARTA)が1'23.156で2位に上がる。

 結局、フリー走行トップは1'22.614と再度タイムを更新したビルドハイム、2位に最後に1'22.736を出した松田次生(mobilecast IMPUL)、3位がロッテラー、4位が平中、金石、クインタレッリはそれぞれ5、6位まで落ちてしまった。

 天候がこのままもち路面が回復すれば決勝はドライでのレースになりそうだ。再び雨が降ればウェットだが、雨の状況によってヘビーレインならノーピット、ちょい濡れなら1ストップと見ているチームもあり路面次第で戦略は大きく左右されそうである。

 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)はこのレースで勝ち、松田、ロッテラーが3位以下ならチャンピオンが決定する。この3ドライバーの動きにも注目したい。

決勝レースは本日午後2時30分より80周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第7戦SUGOフリー走行結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/17) Free Session Weather:Cloudy Course:Rainy
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'22.614--161.42
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'22.7360.1220.122161.18
336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'22.8950.2810.159160.87
417平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'23.1150.5010.220160.44
555金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'23.1560.5420.041160.37
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'23.2850.6710.129160.12
71本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'23.4220.8080.137159.85
856小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'23.4440.8300.022159.81
98高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'23.5650.9510.121159.58
1034横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'23.5790.9650.014159.55
117片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'23.6221.0080.043159.47
1241井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'23.8711.2570.249159.00
1311立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'23.8711.2570.000159.00
1431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'23.9981.3840.127158.76
1537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'24.0271.4130.029158.70
1632武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'24.1041.4900.077158.56
1719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'24.3351.7210.231158.12
186折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'24.8742.2600.539157.12
195道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'25.0102.3960.136156.87
204柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'25.0752.4610.065156.75
212星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'25.0852.4710.010156.73
223荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'25.2712.6570.186156.39
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選総合正式結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/16) Qualfying Session Weather: Cloudy-Rainy Course: Dry-Wet
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E*1'09.907
1'24.221
1'09.907-190.76
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'09.916
1'24.834
1'09.9160.009190.73
31本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J*1'10.028
1'25.474
1'10.0280.121190.43
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'10.032
1'23.932
1'10.0320.125190.42
555金石 年弘ARTAHONDA HF386E*1'10.138
1'25.491
1'10.1380.231190.13
619ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'10.163
1'25.097
1'10.1630.256190.06
733ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J*1'10.222
1'24.383
1'10.2220.315189.90
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J*1'10.276
1'26.167
1'10.2760.369189.76
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J*1'10.278
1'25.482
1'10.2780.371189.75
1032武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'10.495
1'25.428
1'10.4950.588189.17
1141井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'10.533
1'24.583
1'10.5330.626189.06
1236アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J*1'10.536
1'24.270
1'10.5360.629189.06
1340ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'10.571
1'25.094
1'10.5710.664188.96
147片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J*1'10.727
1'24.888
1'10.7270.820188.55
155道上 龍5ZIGENHONDA HF386E*1'10.761
1'24.312
1'10.7610.854188.46
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J*1'10.805
1'24.793
1'10.8050.898188.34
174柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J*1'10.822
1'26.931
1'10.8220.915188.29
1817平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E*1'10.901
1'25.755
1'10.9010.994188.08
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J*1'11.175
1'26.323
1'11.1751.268187.36
203荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J*1'11.490
1'25.818
1'11.4901.583186.53
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E*1'12.308
1'26.260
1'12.3082.401184.42
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'14.8004.893178.28
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J*1'17.864
1'24.544
1'17.8647.957171.26
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 予選1回目 11:33~11:44 赤旗中断
  • 予選2回目 15:40 赤旗により予選終了

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選記者会見

 フォーミュラ・ニッポン第7戦SUGOの記者会見が、正式結果がでないまま午後5時25分より、予定より1時間15分遅れて行われた。

 抗議の原因となったのは、予選1回目の赤旗中断時でのスケジュールの変更によるもの。赤旗後の予選再開時間が午前11時42分と発表されたが、その後44分と変更されたため、再開直後にピットアウトしたドライバーがピット出口で停止させられた。そのため本山哲(Arting IMPUL)のエンジンがオーバーヒート。再開後にコースインするもエンジンが不調となり、予選後、エンジンの乗せ替えを行わざるを得なくなった。本来、エンジンの乗せ替えを行ったドライバーは10グリッド降格となり予選3位の本山は13位からのスタートとなる。しかし、運営不手際によるこの降格を不服とする所属チーのArting IMPULから抗議が出され、予選結果はこの時点で出ていない。

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ポールポジション 小暮卓史(ARTA)

 「今回も前回と同じく予選に関しての流れは良かったです。金曜日にクルマを損傷してしまって不安もありましたが、このポジションに来られて良かったです。明日は雨ならピットストップはないと思います」

予選2位 松田次生(mobilecast IMPUL)

 「前回の富士で予選を失敗してからクルマを見直し、昨日いろいろセットを試していて、それがうまくいきました。チャンピンシップ的にもブノワ(・トレルイエ)選手より前でスタートしないといけないし、ポールが取れればよかったけど、結果的に2位になれて良かったです」

予選3位 本山哲(Arting IMPUL)

 「今回金曜日からクルマの調子がよく、今日ポールポジションを取れる自信はあったんですけど、赤旗のときのタイムスケジュールの変更でエンジンがオーバーヒートしてしまって、パワーダウンした中でアタックしなければなりませんでした。今回、いい状態だったことを考えるとすごく残念です。エンジンの水温とかきちんと管理していて、ぎりぎりで組み立てているなかで、ありえないことです。ドライバーズミーティングでもオーガナイザーから『すみません』と謝罪はしてもらいましたが状況的には、すみませんじゃ済まないことだと思います。グリッド降格についてはぼくからどうこういうことはありません。チームにまかせています」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選 結果は暫定のまま

 午前中行われた、フォーミュラ・ニッポン第7戦1回目の予選の正式結果が出ていないため、午後4時10分より行われる予定だったトップ3の記者会見は4時30分現在、まだ行われていない。1回目予選の赤旗中断時の手続きに対して抗議を行ったチームがある模様で、JRPによると結果確定までまだかなりの時間を要するようだ。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選2回目 雨のため1回目の結果で小暮卓史のPPが確定

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは16日、スポーツランドSUGOで予選2回目を行ったが、降り始めた雨のためタイムを更新するマシンはなく、午前中のタイムで総合予選結果が確定した。ポールは、小暮卓史(ARTA)。2位には松田次生(mobilecast IMPUL)、3位は本山哲(Arting IMPUL)となった。

0916_duval.jpg  全日本F3選手権第15戦が終了してしばらくすると、一時止んでいた雨が再びコースに落ち始めた。雨は徐々にトラックを湿らせ、ついにフォーミュラ・ニッポン予選の始まる午後3時には完全なウェット路面となってしまった。予選総合結果も午前中のタイムで決定することになりそうだ。

 予選開始早々、数台のマシンがレインタイヤを履いてコースインするが、しばらくするとコースを走るクルマもなくなった。

 しかし、20分過ぎからコースインするクルマも出始め、やがて全車がコースを走り始める。明日も雨が予想され、各車精力的に決勝用のレインセッティングを行っているものと思われる。

 予選終了10分前、トップは1'24.575でロニー・クインタレッリ(INGING)、2位には1'24.270で横溝直輝(INGING)とINGING勢が1-2。3位はポールシッターに着くだろう小暮卓史(ARTA)。横溝は、午前中予選通過基準タイムを出してないが、基準タイムの1'14.480に遠く及ばないため明日は嘆願書を提出しての出走になるだろう。

 予選終了5分前、雨は小康状態で路面は乾きつつある。1'23.932を出したロイック・デュバル(NAKAJIMA)がトップに上がってきた。小暮もタイムを伸ばし、1'24.221で2位に。3位はアンドレ・ロッテラー(TOM'S)が着けている。

 ここでクインタレッリがコースアウトしたため赤旗中断。残り時間が少ないためここで2回目の予選が終了となった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選2回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/16) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'23.932--158.88
256小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'24.2210.2890.289158.34
336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'24.2700.3380.049158.25
45道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'24.3120.3800.042158.17
533ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'24.3830.4510.071158.03
634横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'24.5440.6120.161157.73
741井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'24.5830.6510.039157.66
88高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'24.7930.8610.210157.27
920松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'24.8340.9020.041157.19
107片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'24.8880.9560.054157.09
1140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'25.0941.1620.206156.71
1219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'25.0971.1650.003156.71
1332武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'25.4281.4960.331156.10
14*1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'25.4741.5420.046156.02
1537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'25.4821.5500.008156.00
1655金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'25.4911.5590.009155.99
1717平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'25.7551.8230.264155.50
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'25.8181.8860.063155.39
1911立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.1672.2350.349154.76
206折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'26.2602.3280.093154.59
212星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'26.3232.3910.063154.48
224柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'26.9312.9990.608153.40
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

全日本F3第15戦決勝上位3名記者会見

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優勝 ファビオ・カルボーン(ThreeBond)

 「前半戦は苦戦していてなかなか勝てないレースが続いていたので、ほんとに嬉しいです。パーフェクトなレースでしたが、ファステストラップをスーティル選手に獲られたのは残念でした。でも、クルマも良くてミスもなかったので、満足しています。明日もポールスタートなので今日と同じ結果が出せるように頑張ります」

2位 大嶋和也(TOM'S)

 「スタートは悪くなかったんですが1コーナーで追い抜くことは出来ませんでした。そのあとプッシュしたんですが前半ペースが上がらなくて、後半バランスがよくなってペースアップできたんですが、もうすでに離されていたので追いつけませんでした。ただ、明日に関してのヒントは掴めたので、明日は優勝目指して頑張ります」

3位 エイドリアン・スーティル

 「いいスタートが切れて予選4位から3位に入ったので、まぁまぁの結果ですね。前半はストレイトより速かったのになかなか抜けませんでした。後半クルマが良くなり、ストレイトもミスしたので抜くことができました。ファステストラップの1ポイントも加えられたので良かったですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第15戦SUGO決勝 カルボーンがポールトゥウイン!

 全日本F3選手権は16日、スポーツランド菅生で13台が参加して決勝を行いポールポジションからスタートしたファビオ・カルボーン(ThreeBond)が優勝した。2位には大嶋和也(TOM'S)が、3位にはエイドリアン・スーティル(TOM'S)が入った。

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 午後になりピットウォークが始まる頃になると菅生上空を覆う雲は厚くなり、ぱらぱらと雨も落ちてきた。しかし、F3のコースイン時点の午後2時40分、雨は止み現在のところコースはドライである。

 午後2時、フォーメーションラップがスタートした。午前中、第15戦予選でコースアウトしノータイム、第16戦予選にも参加できなかったジョニー・リード(INGING)も最後尾を条件に決勝への出走を許され、全13台が1周を回りスターティンググリッドに整列した。

 レッドシグナルが消え、レースがスタート。トップで1コーナーに入ったのは、ポールポジションのファビオ・カルボーン(ThreddBond)。2位に大嶋和也(TOM'S)、3位にロベルト・ストレイト(INGING)と予選順位のまま。4位に塚越広大(無限)をかわした予選5位のエイドリアン・スーティル(TOM'S)が上がってきた。塚越は5位。6位に伊沢拓也(戸田)が続く。

 カルボーンが速い。3周を終わって2位以下に3秒の差を付けてしまった。6周目には1'16.896とここまでのファステストラップを出し、8周を終わって2位大島との差は5秒弱。2位大嶋は単独走行で、3位ストレイトにスーティルが迫ってきた。そして、10周目SPコーナーでスーティルがストレイトをかわし3位に上がる。

 レースはこのまま2位以下との差をコントロールしたファビオ・カルボーンが18周を走り切って優勝。2位には2.5秒差で大嶋が、3位にはスーティル、4位には塚越に迫られたものの逃げ切ったストレイトが、5位には塚越、6位には伊沢が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第15戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/09/16) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 15 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
112ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1823'16.058
236大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE182.533
31エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE186.587
44ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1811.571
510塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1813.605
62伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1819.566
775池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1825.826
814マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1826.948
93ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1830.367
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1832.237
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1841.177
1237松村 浩之TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1850.514
-------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 --------
-33石浦 宏明広島トヨタDALLARA F305DALLARA F3053S-GE810 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(TOM'S) 1'16.594 15/18 174.104km/h

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選1回目 小暮卓史が暫定ポールポジション!

 全日本選手権フォーミュラニッポンは16日、スポーツランドSUGOで予選1回目を行い、小暮卓史(ARTA)が暫定のポールポジションを獲得した。2位に松田次生(mobilecast IMPUL)、3位に本山哲(arting IMPUL)が入った。

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 フォーミュラニッポンの行われるスポーツランドSUGOは、時折雲間から太陽が顔を覗かせるものの、日本列島を伺う大型台風13号の影響か、朝から曇り空。しかし、ほぼ無風で穏やかな中での予選日を迎えた。

 スポーツランドSUGOは、仙台市内から程近い南西に位置し、開設は1975年。当初は主に2輪レースを開催し、とりわけ今では伝説となったTBCビッグロードレースが行われるサーキットとして知られていたが、80年台初頭から4輪のフォーミュラパシフィック(FP)、今回も併催されるF3なども行われ、コース改修後はフォーミュラニッポン前身のF3000レース開催初年度から毎年トップフォーミュラも開催され、今年でちょうど20年目、21戦目(2004年は富士スピードウェイ改修のため2回行われた)を迎える。今まで7月末から8月初めの真夏に開催されることが多かったトップフォーミュラだが、9月に行われるのは今回が初めて。午前11時10分、SUGOの乾いた秋空の下にフォーミュラニッポンのエギゾーストノートが響き渡り45分間の1回目予選が始まった。

 開始早々、まずは折目遼(5ZIGEN)、片岡龍也(LeMans)、荒聖治(KONDO)、高木虎之介(LeMans)あたりがコースインして走り始める。SUGOの第1~2コーナーはコの字型。1コーナーに侵入するとコーナー間の中ほどを走るが2コーナーではアウトに出ずに3コーナーへのアウトインアウトのラインに入る。3コーナーを立ち上がると右回りのヘアピンからS字を抜けこのコース標高最高地点のハイポイントコーナーへ。ここまでのセクションはコース改修後に追加された部分だ。ハイポイントからレインボーコーナーを回り込むと、最もスピードに乗るバックストレッチを下り降り、名物コーナーの馬の背へ。馬の背から鈴鹿のデグナーに似た2つのコーナーからなる左曲がりのSPコーナーへ。鈴鹿では「1つ目」、「2つ目」と呼ばれるがここでは、それぞれ「イン」、「アウト」と呼ばれる。ここを下ると最終コーナー。クリッピングポイントあたりで標高最低地点を通過すると10%昇りこう配がダンロップブリッジのあるストレート中ほどまで続き1周を終える。

 予選開始20分過ぎ、ピットに待機していたドライバーのコースインが始まる。ポイントリーダーのブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が、1'10.163を出しトップに立った。2位には片岡で10.778、3位は10.790でロイック・デュバル(NAKAJIMA)、4位に10.982で武藤英紀(NAKAJIMA)。ここまでが10秒台である。

 予選開始25分、レインボーコーナー立ち上がりで横溝直輝がコースアウト。マシン回収のため赤旗が提示され予選が中断された。横溝は、昨年ここで行われたF3で2戦連続ポーツトゥウィン。このコースに自信を持っていただけに残念な滑り出しになってしまった。

 午前11時42分残、り22分で予選が再開された。1コーナーから最終コーナーにかけての弱い風が吹き始める。再開早々、昨年このSUGOでフォーミュラニッポン初ポールを獲り、このコースを得意としている好調の小暮卓史(ARTA)が9.958と9秒台に入りついにトップに立った。2位にトレルイエが下がり、3位は10.278で土屋武士(LeMans)が上がってきた。

 予選残り15分、本山哲(arting IMPUL)が10.028を出し2位に上がる。トレルイエは3位に落ちた。トップは小暮のまま。

 予選終了まで残り10分を切った。いよいよ各車ニュータイヤに履き替え、このセッション最後のアタックに入った。ここで松田次生(mobilecast IMPUL)が、9.916 を出し、僅差で小暮を逆転しトップに立つが、今度は小暮が9.907を叩き出し松田を逆転。トップを奪い返した。

 予選終了。結局この予選1回目は、暫定ポールが小暮。2位に松田、3位に本山が入った。

 最終的に決勝グリッドの決まる予選2回目は本日午後15時より45分間にわたって行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第7戦SUGO予選1回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2006/09/16) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'09.907--190.76
2*20松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'09.9160.0090.009190.73
31本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'10.0280.1210.112190.43
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'10.0320.1250.004190.42
555金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'10.1380.2310.106190.13
619ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'10.1630.2560.025190.06
733ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'10.2220.3150.059189.90
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'10.2760.3690.054189.76
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.2780.3710.002189.75
1032武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'10.4950.5880.217189.17
11*41井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'10.5330.6260.038189.06
1236アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.5360.6290.003189.06
1340ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'10.5710.6640.035188.96
14*7片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'10.7270.8200.156188.55
15*5道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'10.7610.8540.034188.46
16*8高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'10.8050.8980.044188.34
17*4柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'10.8220.9150.017188.29
1817平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'10.9010.9940.079188.08
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'11.1751.2680.274187.36
20*3荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'11.4901.5830.315186.53
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'12.3082.4010.818184.42
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'14.8004.8932.492178.28
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'17.8647.9573.064171.26
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 赤旗中断 11:33~11:44
  • ※黄旗区間を通過した車両の当該周時間については予選結果として採用しない。

Japanese F3

全日本F3第15戦、16戦SUGO予選 ファイビオ・カルボーンが連続ポール!

 全日本F3選手権は16日、スポーツランドSUGOで第8大会(第15戦、第16戦)の予選を行い、第15戦、第16戦ともファビオ・カルボーン(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。

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 いよいよ全日本F3選手権も第8大会、このイベントを含めて残すところ2大会(4戦)となってきた。菅生は、朝から曇り空だが時折太陽が雲間から顔を覗かせる。午前10時10分より15分にわたって第15戦の予選が13台の参加で始まった。

 予選序盤でトップに立ったのは1'16.812でファビオ・カルボーン(ThreeBond)。ロベルト・ストレイト(INGING)、大島和也(TOM'S)が後に続く。その後、カルボーンが16.687とさらにタイムを縮め、大嶋が16.920を出し2位に上がってきた。ストレイトは3位に落ちる。ポイントリーダーのエイドリアン・スーティル(TOM'S)は5位あたりにつけている。ジョニー・リード(INGING)はコースアウトした模様でタイムが出ていない。

 予選上位はこのままの順位で終了、結局カルボーンが第15戦のポールシッターとなった。2位には大嶋が、3位にはストレイトが入った。

 20分のインターバルの後、10時40分より第16戦の予選が15分にわたり引き続き行われた。リードが不参加で12台での争いだ。

 ここでもカルボーンが1'16.392と第15戦予選での自身のタイムを縮めて16戦の予選もリード。2位にはストレイト、3位には塚越広大(無限)が上がってきた。その後、スーティル、大嶋がタイムアップして3位が次々と変わり、塚越は5位に落ちた。トップ、カルボーンと2位ストレイトは変わらず。

 結局、トップ、カルボーンは1'16.257とさらにタイムを縮め2戦連続でのポールポジションを確定。2位にはストレイト、3位には大嶋和也が入った。

 第15戦は本日午後2時より18周で、第16戦は明日17日午後12時55分より25周で決勝が争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第16戦SUGO予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/09/16) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VER1'16.257--174.87
24ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GER1'16.5500.2930.293174.20
336大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GER1'16.7890.5320.239173.66
41エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GER1'16.8600.6030.071173.50
510塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204CR1'16.9970.7400.137173.19
633石浦 宏明広島トヨタDALLARA F305DALLARA F3053S-GE1'17.2140.9570.217172.71
72伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'17.2881.0310.074172.54
837松村 浩之TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'17.4551.1980.167172.17
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'17.5511.2940.096171.96
1075池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'17.6561.3990.105171.72
1114マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'18.1221.8650.466170.70
1274岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'18.5752.3180.453169.71
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'24.1857.9285.610158.41

Japanese F3

全日本F3第15戦SUGO予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/09/16) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 15 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VER1'16.687--173.89
236大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GER1'16.9200.2330.233173.37
34ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'17.0670.3800.147173.04
410塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'17.1200.4330.053172.92
51エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'17.3300.6430.210172.45
62伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'17.5390.8520.209171.98
733石浦 宏明広島トヨタDALLARA F305DALLARA F3053S-GE1'17.6520.9650.113171.73
875池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'17.8131.1260.161171.38
937松村 浩之TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'18.0001.3130.187170.97
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'18.0501.3630.050170.86
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'18.6511.9640.601169.55
1214マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'19.1112.4240.460168.56
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'24.5817.8935.469157.67
-3ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GEno time---

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ AWDインプレッサ初ポイントを獲得(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇AWDインプレッサ7位フィニッシュで初ポイント獲得

 9~10日、ツインリンクもてぎにおいて開催されたSUPER GT第7戦でAWDインプレッサ#77「クスコ スバルADVANインプレッサ」は7位でフィニッシュ。さまざまな意味で大きな収獲を得るレースとなった。

 満足なテストを行えないままデビューしたAWDインプレッサは、第5戦SUGOではマシントラブルのために残念ながらリタイアとなったこともあり、第6戦の鈴鹿1000kmをスキップしてパーツを改良。さらにオートポリスでの合同テストで手応えをつかんだ。今回はAWDインプレッサ の満を持しての戦いとなる。

 9日に行われた予選1回目。ドライバーが谷川達也から菊地靖に変更となり、今回から予選アタックを担当することになった小林は1分55秒441をマークして、スーパーラップ(SL)に進出できるぎりぎりの10位につけた。しかし2台の車両がドライバー2名の基準タイムをクリアすることができなかったため、#77インプレッサの順位は8位に繰り上がり、SL進出を決定した。

 14時15分から始まったSL。3番目の出走となった小林は1分55秒761のタイムでこの時点でトップに立った。その後7位となったが、トップタイムの車両が車両規定違反で予選タイムが抹消され、ポジションはひとつ繰り上がって6番グリッドを確定した。

 10日決勝日、63周の決勝レースは14時にローリングが開始。5万人ものファンでスタンドは埋まっている。スターターは小林が担当。2周目に目の前の車両2台が接触したものの、うまくクリアして5位にポジションアップした。小林は序盤1分58秒台のペースで順調に周回。早いタイミングでルーティーンピットを行うチームがあったこともあり、27周目には3位までポジションを上げ、30周目にピットイン。そして菊地にドライバー交代をして11位でコースへ戻った。38周目でほとんどの車両がルーティンピットを終えると、#77インプレッサのポジションは9位になっていた。菊地は慣れない車両ながらも1分59秒~2分0秒の安定したラップでステディに周回を重ね、38周目には8位、さらに43周目には7位へポジションアップしてゴール。AWDインプレッサはデビュー2戦目でうれしいシングル入賞、7位で4ポイントを獲得した。

■大溝敏夫監督

 「みんなよくやってくれました。ヤス(菊地)はフリー走行を走れずドライバー交代の練習もしないままレースに臨んだんですが、きちんと仕事をしてくれました。グループすべての総合力を出せたと思います。暑い中ドライバーはマシンコントロールに苦労したと思いますよ。最後はガス欠症状が出てひやりとしたんですが、みんなが努力しているのを見て、天国の加勢さんが『ごほうびでもやるか』って言ってくれたのかもしれません」

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ RAYBRIG NSXが今季初優勝(Honda Media Website)

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RAYBRIG NSX(S.フィリップ/細川慎弥組)がポール・トゥ・フィニッシュで今シーズン初優勝

決勝日:2006年9月10日(日) 会場:ツインリンクもてぎ 決勝レース:63周(約302.463km) 天候:予選/曇り 決勝/晴れ 気温:32℃/路面温度:45℃(14:00現在) コースコンディション:予選/ドライ 決勝/ドライ 観客数:5万人(主催者発表)

 9月10日(日)、栃木県ツインリンクもてぎにおいて2006 オートバックス SUPER GT 第7戦「もてぎGT300kmレース」の決勝が開催された。

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 現時点のポイントランキングでは、ドライバーズ部門で伊藤大輔/R.ファーマン組(#8 ARTA NSX)がトップに1ポイント差の2位、チーム部門でも#8 Team Honda Racingがトップと11ポイント差の3位につけている。今シーズンのポイントシステムでは、第6戦鈴鹿までは最低ポイントの1戦のポイントが除外される有効ポイント制度であったが、ここ第7戦もてぎから最終戦までの3戦はすべてのポイントが有効となる。シリーズランキング争いでは、この3戦でいかにポイントを獲得するかが重要となっている。

 9日(土)に曇り空の下で行われた公式予選で、Honda NSX-GT勢は3台がスーパーラップに進出した。15時30分から行われたGT500クラスのスーパーラップで、7番目に出走したS.フィリップ/細川慎弥組(#100 RAYBRIG NSX)が今シーズン初のポールポジションを獲得した。RAYBRIG NSXが獲得したポールポジションとしては、2001年第3戦SUGO(飯田章/伊藤大輔組)以来となる。道上龍/小暮卓史組(#18 TAKATA童夢NSX)が5番手、伊藤大輔/R.ファーマン組(#8 ARTA NSX)が60kgのウエイトハンデを積みながらも7番手となった。L.デュバル/武藤英紀組(#32 EPSON NSX)は12番手からのスタートとなった。

 10日(日)は、早朝に小雨が降ったものの天候は回復。徐々に気温も上昇し、気温32℃、路面温度45℃と絶好のコンディションでレースを迎えた。参加台数41台(GT500クラス15台)のマシンは、14時3分にローリング方式でスタートが切られた。

 ホールショットを奪ったのはポールポジションスタートのS.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)。オープニングラップでは道上龍選手(#18 TAKATA童夢NSX)が5位、続いてポジションをひとつ上げたR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が6位、武藤英紀選手(#32 EPSON NSX)が12番手を走行する。その後、6周目のS字コーナーでR.ファーマン選手がオーバーランを喫し、7位に後退するが、道上選手は8周目の90度コーナーで#35 BANDAI DIREZZA SC430のインを差して4位に浮上した。

 トップを走行するS.フィリップ選手は快調なペースで独走態勢を築き、15周終了時点で2位に9秒699の差をつける。21周目のヘアピンカーブでコースアウトを喫するアクシデントを経験するものの、すぐに復帰したためにトップを守った。道上選手も1分50秒前半の安定したラップタイムを重ね、3 位を走る#6 Mobil 1 SCの背後に迫り、激しいバトルを繰り広げた。

 24周終了時点で#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手が早めのピットインを敢行して伊藤大輔選手にドライバー交代を行う。#18 TAKATA童夢NSXも26周終了時に道上選手がピットインを敢行し、小暮卓史選手がコースに復帰した。トップを走行する#100 RAYBRIG NSXは29周終了時に2位の#36 OPEN INTERFACE TOM’S SC430と同時にピットインをするが、リアタイヤのみを交換する作戦でトップの座を守りきり、S.フィリップ選手に代わって細川慎弥選手がコースに復帰した。

 ほぼ全車がドライバー交代を終えた34周目時点では、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が2位に4秒068の差をつけてトップを走行。#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手が4位、#8 ARTA NSXの伊藤選手が7位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手は11位を走行する。

 トップを走行する細川選手は、1分48秒台を連発する快走をみせる。40周目には、GT300クラスのマシンと交錯して左のアンダーカウルを破損させてしまうが、その後も好ラップタイムを刻み続け、52周目には2位との差を9秒117まで広げた。

 激しいシリーズチャンピオン争いを繰り広げている#8 ARTA NSXの伊藤選手は、60kgのウエイトハンデを積みながらも安定した走りで7位を走行していたが、45周に入るホームストレートで突然に挙動を乱してスローダウン。直後の1コーナーで右フロントタイヤが外れたためにコースサイドでマシンを止め、無念のリタイアとなった。

 残り10周を切り、トップの細川選手は2位との差を12秒254まで広げる。3位争いは#6 Mobil 1 SCと#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手、#1 ZENT セルモ SCの3台が激しいテール・トゥ・ノーズのバトルを展開し、5万人の大観衆を魅了した。

 63周にわたり繰り広げられた第7戦もてぎラウンドは、#100 RAYBRIG NSXがポール・トゥ・フィニッシュの完勝で今シーズン初勝利を飾った(もてぎラウンドは2年連続優勝)。#18 TAKATA童夢NSXは5位、#32 EPSON NSXは終盤に追い上げて8位でフィニッシュした。

 この結果、シリーズポイント争いにおいて#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手と細川選手が合計68ポイントを獲得し、ドライバー部門の首位と同ポイントの2位に立つこととなった(※)。#8 ARTA NSXの伊藤選手とR.ファーマン選手は63ポイントで5位、#18 TAKATA童夢NSXの道上選手と小暮選手は52ポイントで7位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手と武藤選手は31ポイントで13位となっている。

※シリーズポイントで同点に並んだ場合は、上位入賞回数の多いチームの方が上位となる

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●コメント
■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー

「いつもNSX-GTにご声援いただき、ありがとうございます。Hondaのホームコースであるもてぎで、今年も皆様に優勝の報告ができうれしく思っています。今回は100号車のフィリップ、細川の両選手がとてもがんばってくれたので、ポール・トゥ・フィニッシュで飾ることができ喜ばしいかぎりです。特に GT500初優勝を飾った細川選手の成長を喜ばしく思うとともに、今後はさらに期待したいと思います。ただし、レース全体を考えると、8号車に起こったトラブルが非常に悔やまれます。これからは、ソフトとハード両面の信頼性を高めるべく努力をしなければいけません。今シーズンもあと2戦になり、1ポイントも落とすことのできない正念場に差しかかってきます。これまで以上に全員が一丸となり、皆様の声援に応えられるよう全力を尽くしてまいります」

優勝 #100 RAYBRIG NSX
■セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手

「GTで優勝することは簡単ではない上に、もてぎで2連覇を達成することができて、とても幸せな気分です。今回はクルマの調子がとてもよく、序盤で2位に 10秒近くの差を確保することができました。この調子でさらに差を広げようと思っていたのですが、ヘアピンカーブの進入でブレーキに足が当たってしまい、戻すタイミングがうまくいかなくてコースアウトをしてしまいました。これで6秒近く失ってしまい、2位のアンドレ(ロッテラー選手)が近づいてきましたが、ギャップを保つように走りました。細川選手は今朝のフリーの調子もよかったし、安定して速いので、ドライバー交代後は安心して見ていました。ただ、レースは何が起きるかわからないので、最後の20周位はドキドキしていました。次戦のオートポリスが勝負になると思うので、ウエイトハンデはありますが、可能なかぎりいい結果を残せるようがんばります」

■細川慎弥(Shinya Hosokawa)選手

「お昼にHondaファンシートに行った時に、ファンに優勝の報告ができるといいなと思っていましたが、それが本当に実現できてうれしいです。金曜からクルマのバランスがよく、土曜の予選でもフィリップ選手がポールを獲得し、今朝のフリーで行ったロングランのペースもよかったので、仕事をきちんとこなせば優勝できると思っていました。100%クルマの力を引き出せれば速く走れることがわかっていたので、不安はありませんでした。ドライバー交代後は2位とのギャップを見ながら走りました。僕たちはリアタイヤ2本のみを交換し、36号車は4本全部を交換していたので、最初の5周が勝負だと思い、集中してプッシュしました。優勝してうれしいし安心しました。これからはタイムアタックも担当できるように勉強していきたいです。残り2戦ありますが、オートポリスでのテストはウエイトを積んでも速く走ることができたので、次戦は上位に入って、優位なポジションで最終戦の富士ラウンドを迎えることができるようにがんばりたいです。応援ありがとうございました」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ レクサスSC430が波乱のレースで首位攻防戦2位入賞(トヨタモータースポーツニュース)

レクサスSC430が波乱のレースで首位攻防戦2位入賞
36号車がポイントランキングで首位躍進。3位入賞の1号車も3番手に浮上

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3番手グリッドから首位攻防戦を展開。2位表彰台を獲得した
レクサスSC430(No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)

 2006年SUPER GTの第7戦「もてぎGT300㎞レース」が9月9日(土)、10日(日)に栃木県のツインリンクもてぎロードコースで開催された。  今季もあと3戦といよいよシリーズも終盤戦に突入。GT500クラスのポイントランキングではディフェンディングチャンピオンのZENTセルモSC1号車が首位から10点差の4番手、開幕戦でレクサスSC430のデビューウィンを飾ったOPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車が同じく14点差の6番手につけて臨んだ。  今大会にエントリーしたのはGT500クラス15台、GT300クラス26台の総勢41台。このうちトヨタ勢はGT500クラスに4台のレクサス SC430と2台のトヨタ スープラ、GT300クラスには2台のトヨタ MR‐Sと2台のトヨタ セリカが出場した。

◆予選◆

 9日(土)の天候は曇り時々晴れ。午前10時5分から1時間に渡って行われた公式予選1回目では、Mobil1 SC 6号車が見事コースレコードを更新するトップタイムを記録。36号車が3番手、BANDAI DIREZZA SC430 35号車が6番手、triple a サードスープラGT66号車が7番手、そして、今回80kgのハンデウエイトを積むことになった1号車が10番手につけ、レクサスSC430は4台全車が上位10番手までのグリッド順を決定するスーパーラップに進出した。

 GT300/GT500各15分間づつの2回目の予選セッションに続いて午後2時50分より注目のスーパーラップがスタート。最後にコースインしたレクサスSC430 6号車は大観衆が見守る中で渾身のアタックを敢行。しかし、僅か0.045秒及ばず、惜しくもポールポジション奪取はならず、今季最上の2番手グリッドを獲得した。

 また、36号車は0.006秒の僅差で3番手、35号車が4番手、そして1号車も6番手と速さを見せたレクサスSC430勢は揃って上位グリッドを獲得。また、GT300クラスではウエッズスポーツセリカ19号車がスーパーラップに進出して8番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 10日(日)は昼過ぎから天候が好転。気温31度/路面温度43度の蒸し暑さの中で定刻の午後2時に決勝フォーメーションラップがスタートした。

 2番手スタートの6号車と3番手の36号車は、序盤戦から首位を行くNSX100号車を猛追。36号車が14周目に2位に浮上すると、30周目に100号車と同タイミングでピット作業を行った。

 これで首位争い2台のタイム差は4秒まで縮まり、後半戦での逆転に期待が高まったが、36号車は終盤、惜しくも駆動系にトラブルが発生。首位逆転は果たせなかったが、最後まで走り抜き、2位でチェッカー。貴重なポイントを獲得した。

 また、快調に周回を重ねた1号車はピット作業の後、38周目に5位にポジションを上げると、さらに激しい上位争いを展開。終盤57周目には4位、翌58周目には混戦の中、先行する6号車をパスして3位表彰台を獲得した。

 6号車は4位、35号車は7位に入賞。シリーズポイントランキングでは36号車がNSX100号車と同点首位に浮上。1号車も3点差の3位に躍進した。

 GT300クラスではクラス13、18番手スタートの梁山泊apr MR-S 777号車とTOY STORY Racing MR-S 101号車が共にタイヤ無交換作戦を成功させ、クラス9位、10位入賞を果たした。

OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー 脇阪寿一のコメント:

 最後は駆動系にトラブルの兆候が感じられたためペースを抑えたが、2位入賞という結果には満足している。暑さは予想以上だったが、レクサスSC430の仕上がりは上々で我々のタイヤチョイスも当たっていた。残された終盤2戦も全力で戦い、チャンピオン獲得を目指す。

OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー A.ロッテラーのコメント:

 今回の2位入賞でランキング首位に躍進することが出来て嬉しい。ハンディウエイトも厳しくなるが、最終戦の富士が勝負だと思う。積極的に攻めて行きたい。

ZENTセルモSC1号車 ドライバー 立川祐路のコメント:

 予選ではマイナートラブルから不本意な順位にとどまったが、決勝は本来の調子を取り戻すことが出来た。タイトル防衛を考えると今回は表彰台獲得が必須だっただけにほっとしている。


ZENTセルモSC1号車 ドライバー 高木虎之介のコメント:

 今回3位入賞を果たせたことは大きな意味を持つ。チームも良い仕事をしてくれた。残り2戦、まだまだ厳しい戦いが続くが、終盤戦も気を抜かずに頑張りたい。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部福田芳純担当員のコメント:

 今回もトヨタとTRDそして各チームの全員が頑張ってくれ、良い結果を残すことが出来た。残り2戦となったが、最後までチャンピオンを目指してベストを尽くしたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ決勝 「WOODONE ADVAN KONDO Z」が6位入賞(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■「WOODONE ADVAN KONDO Z」が6位入賞
  ハンディウェイトに苦しんだ「MOTUL AUTECH Z」も
10位でポイント追加

 50,000名の観客が見守る中、9月10日(日)に栃木県茂木町のツインリンクもてぎ(1周4.801km)で開催されたSUPER GT第7戦に5台のフェアレディZ GT500が出走した。前戦の鈴鹿で1-2フィニッシュするなど活躍したZ勢は今回課せられたハンディウェイトに苦しみ、厳しいレースを戦うこととなった。

 9位からスタートした#24 Zの柳田は、レース前半はポジションを維持して周回し、28周目にピットインして荒にドライバー交代した。後半を受け持った荒は、接触やトラブルを避けながら冷静なレースを展開。他車が後退したり、戦列を離れる中、35周目には8位、46周目には 7位へと順位を上げた。レース終盤には先行する#35 SC430を射程圏内に捉えて追い上げ62周目にはついに逆転し、6位でフィニッシュを迎えることとなった。

 #22 Zのミハエル・クルムは、予選13位からの決勝スタートとなった。前半から重い重量に苦しんだクルムは、我慢の走りを続けて25周目にピットインしてリチャード・ライアンに交代。しかし、ペースを上げられないまま11位でレース終盤を迎え、61周目に何とか先行する#3 Zを抜いて10位へ。そのままチェッカーフラッグを受け、貴重な選手権ポイント1を追加した。

 「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生組)は、松田が予選11位からレースをスタート。松田はポジションアップの機会をうかがったが、24周目に、GT300車両とコース上で接触。フロントフェンダーにダメージを受けたものの、走行性能に大きな影響がないためそのまま走行を続けた。しかしフラッグタワーから「車両異常のためピットインすべし」を意味するオレンジボールフラッグが提示され、26周目にピットインし、ガレージの中にマシンを引き入れての修理を行った。このため約3周をロス。本山がコースに戻って周回を重ねたが挽回は叶わず、14位でレースを終えることとなった。

 また、予選15位の「カルソニック インパル Z」(#12ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は13位完走、「イエローハットYMSトミカZ」(#3横溝直輝、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)は11位フィニッシュとなった。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ決勝 レイブリックNSXがもてぎ2連勝!

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmの決勝が9月10日、ツインリンクもてぎで行われ、#100RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)がポールポジションから後続を振り切り、今季初勝利を挙げた。
GT300クラスは、#11JIM CENTER FERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)がレース序盤で#62ウィルコムヴィーマックを抜き去って優勝した。
(観客動員数:50,000人)

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060910_start1 午後2時、フォーメーションラップがスタートした。
ポールのレイブリックNSXが1コーナーを制し、序盤から一気に後続を突き放しに掛かる。
2番手につけた#6Mobil1SCは序盤こそレイブリックに食らいついていくが、次第にペースが上がらなくなり、14周目には#36オープンインターフェースSCに抜かれて3位に後退してしまう。
その後方では、#35バンダイSCと#18TAKATA童夢NSXが熾烈な4位争いを展開、7周目のダウンヒルストレートで#18道上龍がタイミングよく#35ピーター・ダンブレックのインに並びかけ、90度コーナーのブレーキング合戦を制して35号車を抜き去った。
抜かれた#35ダンブレックは16周目には#1ZENTセルモSCを駆る高木虎之介にも抜かれて6位に後退してしまう。

060910_raybrig1 序盤からトップを独走するフィリップだったが、21周目のヘアピンでブレーキペダルに足が触れたことが原因となってコースをはみ出し、大きくタイムロスしてしまう。
しかし既にその頃には2位#36アンドレ・ロッテラーには10秒以上の差をつけていたため、どうにか首位のままコースに復帰するが、その差は4秒にまで縮まってしまう。

トップのレイブリックNSXと2位のオープンインターフェースSCは30周終わりで同時ピットインピット作業如何では36号車の首位奪取もあり得るかと思われたが、レイブリックのピットクルーは給油とリヤ2本交換のみで100号車をコースに送り出し、かろうじて首位の座を守った。

フィリップからステアリングを受け継いだ細川慎弥もまた序盤からハイペースで逃げにかかり、2位#36脇阪寿一との差をじわじわと広げていく。
41周目の1コーナーでは周回遅れの#910ポルシェと接触、サイドステップを破損する事態に陥ったが、細川はその後も一切ペースを落とさずに走り続け、レイブリックNSXは一度も首位の座を脅かされることなく63周目のチェッカーを受けた。

2位のオープンインターフェースSCは途中からギヤチェンジに問題を生じたため、脇阪は目標をポジションキープに切り替え、細川の17秒後方でフィニッシュした。
これにより、#100レイブリックNSXと#36オープンインターフェースSCはともに68ポイントとなり、第7戦終了時点でランキング首位タイとなった。

3位には#6モービル1SC、#18TAKATA童夢NSXとの三つ巴のバトルを制した#1ZENTセルモSCがつけ、3ポイント差で首位2台を追う。
重いウェイトハンデに苦しんだ#22モチュールZも、しぶとく10位でフィニッシュして1ポイントを得、ZENTセルモと同じく65ポイントで次戦に臨む。

一方、ここまで好調だった#8ARTA NSXは、45周目の最終コーナーで右リヤタイヤが脱落するという予想外の事態に見舞われてこのレースを失うこととなり、ランキングも5位に交代してしまった。

060910_jimfer1 GT300クラスでは、ポールから逃げに掛かる#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹を#11ジムセンターフェラーリの田中哲也がじわじわと追い詰め、14周目の5コーナーでGT500車両を利用した技ありのオーバーテイクを仕掛けてまんまとトップを奪いとる。
11号車は2位に大きなリードを築き上げて30周終わりでピットインするが、シートベルトの脱着に手間取ってピット作業に56秒を要し、3番手スタートから追い上げてきた#110トータルベネフィットボクスターにあっさりと首位の座を明け渡してしまう。

ところが36周目、#110号車を駆る菅一乗はヘアピンでコースアウト。グラベルにつかまって大きく後退してしまう羽目に。

これで首位に返り咲いた11号車は、青木孝行の冷静な走りで58周を走りきり、トップでチェッカーを受けた。
2位には#13エンドレスZ、3位にはポールの#62ウィルコムヴィーマックがつけ、車両規定違反から最後尾スタートを強いられた#55フォードGTが4位まで順位を上げて改めてその速さを見せ付けた。

次戦はオートポリス。10月15日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 決勝結果

P No Cls Cls.P Machine Driver Tyre Wh Lap Total/Delay
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 63 1”56.20.004
2 36 500 2 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 63 17.666
3 1 500 3 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 63 46.509
4 6 500 4 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 63 52.301
5 18 500 5 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 63 52.937
6 24 500 6 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 63 1'15.596
7 35 500 7 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 63 1'23.634
8 32 500 8 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 63 1'23.705
9 66 500 9 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 63 1'44.754
10 22 500 10 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 63 1'46.577
11 3 500 11 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 63 1'53.545
12 25 500 12 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 62 1Lap
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 62 1Lap
14 23 500 14 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 59 4Laps
15 11 300 1 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 58 5Laps
16 13 300 2 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 58 5Laps
17 62 300 3 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 58 5Laps
18 7 300 4 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 58 5Laps
19 55 300 5 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 58 5Laps
20 61 300 6 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 58 5Laps
21 77 300 7 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 58 5Laps
22 47 300 8 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 58 5Laps
23 777 300 9 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 58 5Laps
24 101 300 10 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 58 5Laps
25 14 300 11 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 58 5Laps
26 96 300 12 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 57 6Laps
27 87 300 13 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 57 6Laps
28 910 300 14 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 57 6Laps
29 666 300 15 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 57 6Laps
30 19 300 16 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 56 7Laps
31 110 300 17 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 56 7Laps
32 5 300 18 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 56 7Laps
33 10 300 19 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 55 8Laps
34 70 300 20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 54 9Laps
35 2 300 21 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 54 9Laps
36 9 300 22 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 53 10Laps
37 111 300 23 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 52 28Laps
38 46 300 24 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 46 26Laps
39 8 500 15 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 45 32Laps
-- --- --- -- 以上、規定周回数完走 ---------- --- --- -- ------
- 52 300 25 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 30 36Laps
- 88 300 26 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 19 41Laps

規定周回数:GT500=44  GT300=40

Fastest Lap
GT500:  No.100  1'47.577 (5/63Lap) 155.99km/h
GT300:  No.62   1'56.551 (2/58Lap)    148.30km/h

No.12は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、本大会特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.88は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.55は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.2(他の競技車両のコースアウトを強いるドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.5、No.9は、2006SGTスポーティングレギュレーション第34条11.(ピット作業遵守事項)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ スタートドライバー

P No Cls Cls.P Machine Driver
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
2 6 500 2 Mobil 1 SC 飯田 章
3 36 500 3 OPEN INTERFACE TOM'S SC430 アンドレ・ロッテラー (D)
4 35 500 4 BANDAI DIREZZA SC430 ピーター・ダンブレック(GB)
5 18 500 5 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
6 1 500 6 ZENT セルモ SC 高木 虎之介
7 8 500 7 ARTA NSX ラルフ・ファーマン (GB)
8 66 500 8 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
9 24 500 9 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
10 3 500 10 イエローハットYMSトミカZ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
11 23 500 11 XANAVI NISMO Z 松田 次生
12 32 500 12 EPSON NSX 武藤 英紀
13 22 500 13 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
15 12 500 15 カルソニック インパル Z 星野 一樹
16 62 300 1 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 黒澤 治樹
17 11 300 2 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
18 110 300 3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
19 88 300 4 アクティオ ムルシエRG-1 桧井 保孝
20 46 300 5 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
21 77 300 6 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
22 7 300 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
23 19 300 8 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
24 5 300 9 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
25 2 300 10 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
26 87 300 11 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
27 61 300 12 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
28 777 300 13 梁山泊apr MR-S 大嶋 和也
29 910 300 14 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 山路 慎一
30 13 300 15 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
31 9 300 16 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
32 14 300 17 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
33 101 300 18 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
34 70 300 19 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
35 10 300 20 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
36 52 300 21 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
37 666 300 22 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
38 111 300 23 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
39 47 300 24 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
40 96 300 25 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
41 55 300 -
DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選 Z勢は決勝レースでの挽回を期す(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■Z勢は決勝レースでの挽回を期す
「WOODONE ADVAN KONDO Z」 (#24)の柳田は
スーパーラップ初体験で9位

 今年のSUPER GTはツインリンクもてぎでの第7戦を迎え、いよいよシーズン終盤に入った。

 公式予選1回目、気温が高く湿度も高かったため、じっとりとした重い空気の中行われた。ブリヂストンタイヤを装着するZ勢は前戦の鈴鹿1000kmレースで1-2フィニッシュしたため、このレースは一律25kgの重量増が課せられている。

 個別のハンディウェイトは、前回優勝「カルソニック インパルZ」(#12)が80kg、同2位の「MOTUL AUTECH Z」(#22)は累積110kg、そして「XANAVI NISMO Z」(#23)は30kg。

 #23 Zは本山哲が、#22 Zはミハエル・クルムがアタックを担当した。2台はGT500専有時間が始まるや否や積極的にコースを攻めて早々にベストタイムを出し、続いて残る1セットのフレッシュタイヤも使って再度アタックを試みた。しかし予選が終わってみると、#23 Zは0.2秒差の総合11位、#22 Zは同13位となり、スーパーラップ進出を逃した。重いシャシーに苦しむ#12 Zも総合15位に終わった。

 また、#24 Zは8番手タイムを出してスーパーラップ進出を確定。#3 Zは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがタイムアタックに挑み、9番手でスーパーラップに進むこととなった。

 午後のツインリンクもてぎは、曇り空ながら蒸すような暑さであった。予選1回目に11位以下であった「XANAVI NISMO Z」(#23)、「MOTUL AUTECH Z」(#22)、「カルソニック インパルZ」の3台は、公式予選2回目の15分間の走行時間を精力的に走り込み、決勝レースに向けたセットアップを進めた。1回目の予選でタイムが伸びなかった#23 Zは、セッティングを少し変更。燃料タンク満タンでレースを想定した周回タイムは午前のタイムよりも約1秒速く、セットアップの方向が正しいことを証明した。

 午後3時30分。いよいよスーパーラップがスタートした。Z勢は2番目に「イエローハットYMSトミカZ」(#3)がアタックを開始した。ドライバーはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。しかし、午前中の予選タイムを約1秒下回るタイムで予選10位の位置が確定。「彼は(計測ラップの)3周目にベストグリップが発生するようなタイヤの使い方がまだうまくない」と長谷見昌弘監督も不満の様子であった。

 続く3番目に#24 Zの柳田がスタートした。コース幅をいっぱいに使って攻め上げインカットで砂煙を上げるほどプッシュしたが、タイムは延びず、9番手タイムであった。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎフリー走行 レイブリックがここでもトップ

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの決勝前フリー走行は、GT500は#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)、GT300は#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原眞介/黒澤治樹組)と、両クラスともポールシッターがトップタイムを記録した。

060910_free500a 決勝日を迎えたツインリンクもてぎはゲートオープン前から多数の観客が詰めかけている。
天候は曇り。今日も蒸し暑い一日になりそうだ。

午前9時30分、フリー走行が開始された。
サーキットサファリが行われる中、各チーム決勝へ向けての最後の調整を行う。
序盤は#3イエローハットYMSトミカZが快調にトップタイムを記録し続け、1分47秒919までタイムを刻んでいたが、バスがピットへ戻った直後、ポールシッターの#100レイブリックNSXが1分47秒880でトップに。ドライバーは昨日のスーパーラップを担当したセバスチャン・フィリップだ。
続いて#36オープンインターフェースSCが1分47秒516を記録してトップに。アンドレ・ロッテラーのドライブだった。
レイブリックは残り10分を切ったところで細川慎弥が1分47秒178と大幅にタイムを縮めて再びトップに。
更に#6モービル1SCの片岡龍也が1分47秒337を出して2番手に上がってきた。

好調なレイブリックとは対照的に、スピンを喫した#32EPSON、ARTAらのNSXはピット上でリヤサスやウィングの調整を行っており、まだ多少の問題を抱えているようだ。
EPSONは9番手、ARTAは11番手に留まっている。

Z勢の最上位は#3イエローハットの4番手。他の4台は下位に低迷。特に#12カルソニック、#22モチュールらの上位ランカーはウェイトハンデに苦しんでいるようだ。

060910_free300a GT300クラスは、こちらもポールシッターの#62ウィルコムADVANヴィーマックが1分56秒113を記録してトップタイム。
前部カナードの修正を余儀なくされた#55DHG ADVANフォードGTも1分56秒493でクラス2番手につけ、仕上がりの良さは変わらない。最後尾からどこまで上がってくるか、決勝が楽しみだ。

第7戦決勝は今日午後2時より、63周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ フリー走行結果

天候:曇り  コース:ドライ

P No Cls Cls.P Machine Driver Tyre Wh 0 Time Delay Gap
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 47.178 - -
2 6 500 2 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 47.337 0.159 0.159
3 36 500 3 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 47.516 0.338 0.179
4 3 500 4 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 47.919 0.741 0.403
5 66 500 5 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 47.989 0.811 0.070
6 1 500 6 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 47.991 0.813 0.002
7 35 500 7 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 48.082 0.904 0.091
8 18 500 8 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 48.096 0.918 0.014
9 32 500 9 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 48.373 1.195 0.277
10 24 500 10 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 48.763 1.585 0.390
11 8 500 11 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 48.824 1.646 0.061
12 23 500 12 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 48.976 1.798 0.152
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 49.209 2.031 0.233
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 49.214 2.036 0.005
15 22 500 15 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 49.361 2.183 0.147
16 62 300 1 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 56.113 8.935 6.752
17 55 300 2 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 56.493 9.315 0.380
18 96 300 3 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 56.912 9.734 0.419
19 88 300 4 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 56.936 9.758 0.024
20 11 300 5 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 57.024 9.846 -
21 46 300 6 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 57.216 10.038 10.038
22 110 300 7 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 57.452 10.274 0.236
23 61 300 8 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 57.647 10.469 0.195
24 13 300 9 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 57.694 10.516 0.047
25 77 300 10 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 57.855 10.677 0.161
26 47 300 11 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 57.865 10.687 0.010
27 7 300 12 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 57.924 10.746 0.059
28 910 300 13 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 57.954 10.776 0.030
29 87 300 14 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 1' 58.282 11.104 0.328
30 70 300 15 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 58.292 11.114 0.010
31 19 300 16 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 58.299 11.121 0.007
32 2 300 17 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 58.340 11.162 0.041
33 9 300 18 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 1' 58.565 11.387 0.225
34 101 300 19 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 59.028 11.850 0.463
35 5 300 20 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 59.042 11.864 0.014
36 14 300 21 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 59.318 12.140 0.276
37 777 300 22 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 59.351 12.173 0.033
38 52 300 23 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 59.459 12.281 60.108
39 111 300 24 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 59.906 12.728 0.447
40 666 300 25 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 2'0 0.850 13.672 -59.056
41 10 300 26 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 2'0 1.033 13.855 0.183

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ ポールシッターのコメント

060909_ppa

GT500クラス #100レイブリックNSX

セバスチャン・フィリップ

昨日の朝からクルマは非常にいい状態で、少しセッティングを変えるだけでちゃんと反応してくれます。
ニュータイヤを履いたときに少し難しい部分がありますが、今日は完璧でした。
2番手とのギャップは特に把握していませんでした。
岡山でもポールのチャンスがあったのに、獲れなくて悔しい思いをしたので、今回ポールが獲れてハッピーです。
レースではポジションをキープしたまま序盤からギャップを作っていくことと、ミスしないことを心がけます。
GT500のタイヤは数周しただけで特性が変わってしまうことがありますが、今回は20周以上走ってもタレないので、明日は期待できると思います。

細川慎弥
鈴鹿での結果が良くなかっただけに、今回は絶対勝ちに行こう、というつもりで来ました。
スーパーラップではセクター2まで逆転されましたが、最後に逆転できて良かったです。
今年GT500に上がってから難しさに戸惑った面もありましたが、今回はユーズドタイヤでも調子がいいので、明日はいけると思います。


GT300クラス #62ウィルコムADVANヴィーマック408R

柴原眞介

悪い気はしませんが、いい気もしません。0.7秒遅かったことを考えると、完璧に負けですから。
でも今回は良い流れで来ています。実はもてぎとの相性は悪いんですよ。これまでずっとヴィーマックに乗っていますが、ずっと相性は悪いですね。ただ今回はヨコハマさんが良いタイヤをもってきてくれて、それがドンピシャリだったんです。
明日の決勝では治樹と是非勝ちを狙いたいです。

黒澤治樹

クルマは今までで一番良かったです。満タンでもバランスがいいです。
勝ちを狙っていくつもりで来ましたが、予選では55号車が速かった。
まぁ結果としてこういう形になってしまいましたが、レースでは冷静に戦っていこうと思います。
僕が加わったことでポイントが取れた、勝てた、というかたちで貢献できればと思います。

まとめ&Photo:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎスーパーラップ レイブリックNSXが今季初PP

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300㎞レースの公式予選2回目とスーパーラップが9月9日午後、ツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が1分44秒925でポールポジションを獲得した。
一方、GT300クラスは、トップタイムを記録した#55DHG ADVANフォードGT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選終了後に車両規則違反を問われて記録抹消となる波乱があり、#62ウィルコムADVAN VEMAC408R(柴原眞介/黒澤治樹組)がポールに繰り上がることとなった。
(観客動員数:15,000人)

060909_slgt500a 060909_slgt300a

公式予選2回目は午後2時15分に開始された。
ここでは、マシントラブルなどにより予選通過基準タイムを出せていない#47吉兆宝山Zの長島正興、#96EBBROマジョーラ350Rの黒澤琢弥らが基準クリアに取り組むほかは、両クラスともスーパーラップや決勝を睨んだ調整を行う。
その結果、長島、黒澤両名とも難なく基準タイムをクリアし、後方グリッドながらも決勝への出走権を得た。

ちなみに、このセッションでのトップタイムは、GT500が#100レイブリックNSXの1分46秒776、GT300は#55DHG ADVANフォードGTの1分55秒552だった。

予選2回目終了から5分後、GT300、GT500の順でスーパーラップが開始された。
最初に出走した#19ウェッズスポーツセリカの脇阪薫一が1分57秒571と、午前中の自己ベストを大きく下回るタイムに終わると、後に続く#7雨宮RX7の山野哲也、#77クスコインプレッサの小林且雄、#46吉兆宝山Zの佐々木孝太らは午前中のタイムは下回りながらもほぼ出走順にタイムを並べていく。
その中で、5番手に出走した#5マッハ号320Rの玉中哲二が1分57秒836と大きくタイムを落とし、このセッションの最下位に後退してしまった。

上位陣では、午前中暫定ポールの#11フェラーリを駆る田中哲也が1分54秒590に終わり、3番手タイムに終わる一方で、#55DHGフォードGTの光貞が自己ベストを大きく更新、唯一の53秒台となる1分53秒865を叩き出し、午前中4番手から一気にトップに躍り出る。
結局#62ヴィーマックの柴原、#110ボクスターの菅一乗らは光貞のタイムを上回ることができず、この結果、今季初参戦のフォードGTが第7戦で初めてのポールポジションを獲得した、とこの時点では誰もが思っていた。

しかし予選終了後の再車検で、フロント部分のカナードの取り付け位置が規定の範囲外であるとされ、フォードGTは今回の予選記録のを全て抹消されることとなった。
これにより、55号車は明日の決勝を、再車検通過を条件に最後尾からスタートすることとなり、2番手タイムを記録した#62ヴィーマックが繰り上がりでポールポジションを得ることとなった。

続いて行われたGT500のスーパーラップでは、#3イエローハットのJ.P.オリベイラ、#24ウッドワンの柳田真孝らのZ勢のタイムが伸び悩む一方で、NSX勢とレクサスSC勢はSL参加7台がコンマ7秒以内にひしめく接戦を繰り広げた。
ストレートスピードに勝り、セクター3を得意とするSCと、優れたコーナリング性能でセクター1、2でタイムを稼いでくるNSX。

この接戦を制したのは昨年のもてぎラウンドで優勝している#100レイブリックNSXだった。
100号車を駆るセバスチャン・フィリップは、7番目にコースに出て行くと、それまでトップだった#35バンダイSCの服部尚貴をセクター1、2で圧倒、1分45秒011と服部にコンマ3秒以上の差をつけて一躍トップに躍り出た。
後に続いた#36オープンインターフェースSCのアンドレ・ロッテラーはセクター3でフィリップのタイムを上回って見せるが、最終セクションをまとめきれず、コンマ05秒及ばなかった。
9番手出走の#18TAKATA童夢NSXの小暮卓史はアグレッシブな走りがタイムに結びつかず、45秒410に留まって5番手に後退、午前中暫定ポールの#6モービル1SCの片岡龍也はセクター1、2でフィリップを上回るが、SCが得意なはずのセクター3でタイムロスし、45秒056とコンマ045秒及ばずに明日の決勝を2番手からスタートすることとなった。

スーパーGT第7戦の決勝は、明日午後2時から、63周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選総合結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 45.011
☆ 2 6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 45.056
☆ 3 36 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 45.062
☆ 4 35 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 45.361
☆ 5 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 45.410
☆ 6 1 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.729
☆ 7 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 45.731
☆ 8 66 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 45.991
☆ 9 24 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 46.228
☆ 10 3 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 46.717
11 23 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 45.815
12 32 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 45.843
13 22 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 46.040
14 25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 46.467
15 12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 46.544

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 0 1' 54.569
☆ 2 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.590
☆ 3 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 0 1' 54.749
☆ 4 88 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 0 1' 54.972
☆ 5 46 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.321
☆ 6 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.761
☆ 7 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.932
☆ 8 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 57.571
☆ 9 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 57.836
10 2 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 55.509
11 87 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 0 1' 55.767
12 61 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 55.783
13 777 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 55.805
14 910 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 0 1' 55.848
15 13 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 56.133
16 9 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 0 1' 56.136
17 14 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 0 1' 56.193
18 101 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 56.217
19 70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 0 1' 57.009
20 10 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 57.118
21 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 57.160
22 666 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 1' 58.268
23 111 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 0 1' 58.290
24 47 吉兆宝山 DIREZZA Z *長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 54.798
25 96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R *黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 0 1' 54.992
-- --- 以上、予選通過車両 ---------- --- --- -- ------
☆ - 55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2

予選通過基準タイム(107%)
GT500クラス 1回目:1'51.793 2回目:1'54.510
GT300クラス 1回目:2'02.445 2回目:2'04.278
No.47、96は公式予選2回目で予選通過基準タイムをクリアーした。

☆印は、スーパーラップ選抜車両
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。

No.52は、2006SUPER GT Round7 もてぎGT300㎞レース特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金20,000円(1回目)及び30,000円(2回目)を課した。

No.55は、2006国内車両規則(GT 3.5.1)違反により、予選記録を抹消した。(16:12裁定)

No.18は、2006SGT(スーパーラップ)実施手順4)項違反(西ショートカット不履行)により、罰金20,000円を課した。(16:08裁定)

No.55より提出された決勝出走嘆願書について大会審査委員会は、2006S-GTスポーティングレギュレーション第25条11.のとおり審議の結果、再車検合格を条件に最後尾グリッドからの決勝出走を許可した(17:20)

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選 フォードGTの予選タイムが抹消に!

060909_forda ツインリンクもてぎで行われている、スーパーGT第7戦の公式予選において、GT300クラスのポールポジションを獲得した#55DHG ADVAN FORD GT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選後の再車検で車両規則違反を問われ、予選タイムを抹消されるという事態が起きている。

問題となったのは前部空力付加物(カナード)の取り付け位置。
2006国内車両規則第7章(JAF-GT)の3.5.1項に定められた、フラットボトムから25cm以下、という規定に抵触したと判断されたようだ。

これで現時点でのGT300ポールは#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原真介/黒澤治樹組)が繰り上がることとなる。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ スーパーラップ結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay
1 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 45.011 -
2 6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 45.056 0.045
3 36 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 45.062 0.051
4 35 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 45.361 0.350
5 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 45.410 0.399
6 1 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.729 0.718
7 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 45.731 0.720
8 66 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 45.991 0.980
9 24 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 46.228 1.217
10 3 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 46.717 1.706

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay
1 55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 53.865 -
2 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 0 1' 54.569 0.704
3 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.590 0.725
4 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 0 1' 54.749 0.884
5 88 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 0 1' 54.972 1.107
6 46 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.321 1.456
7 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.761 1.896
8 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.932 2.067
9 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 57.571 3.706
10 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 57.836 3.971

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選2回目結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 46.776 - -
2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 46.906 0.130 0.130
3 1 500 3 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 47.376 0.600 0.470
4 24 500 4 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 47.680 0.904 0.304
5 3 500 5 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 47.964 1.188 0.284
6 8 500 6 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 47.980 1.204 0.016
7 32 500 7 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 48.196 1.420 0.216
8 6 500 8 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 48.247 1.471 0.051
9 23 500 9 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 48.690 1.914 0.443
10 36 500 10 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 48.984 2.208 0.294
11 66 500 11 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 49.035 0.904 0.026
12 25 500 12 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 49.235 0.948 0.044
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 49.320 0.949 0.001
14 35 500 14 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 49.423 1.500 0.551
15 22 500 15 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 49.480 1.516 0.016
16 55 300 1 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 55.552 - -
17 110 300 2 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 56.381 0.829 0.829
18 96 300 3 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 56.511 0.959 0.130
19 11 300 4 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 56.753 1.201 0.242
20 7 300 5 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 56.781 1.229 0.028
21 46 300 6 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 56.956 1.404 0.175
22 88 300 7 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 57.718 2.166 0.762
23 13 300 8 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 57.735 2.183 0.017
24 19 300 9 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 58.111 2.559 0.376
25 14 300 10 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 58.402 2.850 0.291
26 111 300 11 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 58.623 3.071 0.221
27 101 300 12 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 58.775 3.223 0.152
28 777 300 13 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 58.843 3.291 0.068
29 47 300 14 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 58.888 3.336 0.045
30 61 300 15 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 59.251 3.699 0.363
31 910 300 16 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 59.308 3.756 0.057
32 52 300 17 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 59.947 4.395 0.639
33 87 300 18 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 2'0 0.139 4.587 -59.808
34 666 300 19 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 2'0 0.149 4.597 0.010
35 9 300 20 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 2'0 0.177 4.625 0.028
36 2 300 21 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 2'0 0.727 5.175 0.550
37 10 300 22 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 1.502 5.950 0.775
- 62 300 23 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 計測できず - -
- 77 300 24 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 0 計測できず - -
- 5 300 25 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 出走せず - -
- 70 300 26 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 出走せず - -

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ/HK:ハンコック
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選1回目 レコード続出!暫定PPはMobil1 SC

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの公式予選1回目は#6Mobil1 SC(飯田章/片岡龍也組)が1分44秒095のコースレコードを樹立し、暫定ポールを獲得した。
GT300クラスでは、#11ジムゲイナーフェラーリダンロップ(田中哲也/青木孝行組)がトップタイムを記録して午後のスーパーラップに臨む。

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公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは曇り。気温24度、路面温度32度、湿度が74%を越える蒸し暑い天候だ。
午前10時05分、いつものようにGT300の専有走行から予選は開始された。
前回の鈴鹿1000kmまでポイントリーダーだった27号車、密山/谷口組のヴィーマックはディレクシヴの撤退に伴い、今回からR&Dスポーツの1台として参加する。カーナンバーも61に変わり、チームポイントは継承されないが、ドライバーズポイントは有効。ここから二人はドライバーズチャンピオン獲得を目指して最後の3戦をたたかうこととなった。

GT300クラスは、早い段階から積極的にタイムを出しにいった#11フェラーリの田中哲也が専有残り時間7分で早々と1分54秒399を記録、これがこのセッションでのトップタイムとなった。
新体制で臨む61号車は、90kgのウェイトハンデの影響もあってか、このセッションでは13番手にとどまり、スーパーラップ進出は果たせなかった。
その一方で、同じR&Dスポーツからのエントリーとなる#62ウィルコムヴィーマック408R(柴原真介/黒澤治樹組)は1分54秒425の2番手タイムを記録した。

今回もSL進出をかけた9、10番手争いは熾烈を極め、残り3分で#46吉兆宝山Zが9番手タイムを叩きだすことで、それまで10番手だった#7雨宮アスパラRX-7が11番手に落ちてしまう。
しかし、この時点で7番手につけていた#96EBBROマジョーラ350Rが専有終了間際にスローダウン、ファーストアンダーブリッジでコース上にストップしてしまったため、黒澤琢弥がタイム計測できずにスーパーラップの出走権を失うこととなってしまった。
これで雨宮RX7が10番手に繰り上がる。

GT300専有走行に続いて行われたGT500専有走行では、まずニスモの2台とスープラ勢がコースに出て行き、早い段階でタイムを出しにいったものの、今回BSタイヤ装着のZには特別性能調整25kgが課せられており、これにウェイトハンデが加味された結果、2台ともタイムが伸び悩む。この時点でのトップは#66サードスープラのアンドレ・クート。

NSX勢、レクサスSC勢らがコースに出て行ったのは開始10分過ぎ。
ここから熾烈なタイムアタック合戦が始まる。
まずは#100レイブリックNSXのセバスチャン・フィリップが1分45秒182と、計測3周目にして速くもコースレコードを更新する。
#32EPSONのロイック・デュバル、#8ARTAの伊藤大輔らもそれに続く。

これに対してレクサス勢は#35BANDAIの服部尚貴が1分45秒095でトップに躍り出ると、#36オープンインターフェースのアンドレ・ロッテラーが1分44秒774に縮める。

これに対し、NSX勢は残り2分で#8ARTAの伊藤が1分45秒008、続いて#18TAKATA童夢の小暮卓史がいきなり44秒769を叩き出して、一気にトップへ。
しかし最後の1分間で#6Mobil1 SCの片岡龍也が44秒095を叩き出して逆転、これがこのセッションのトップタイムとなった。

Z勢では#24ウッドワンの7番手が最高位。
#22モチュール、#12カルソニックはリストリクターを絞ってウェイトハンデ50kg分を相殺してもなお、モチュール85kg、カルソニック55kgのウェイトの影響からそれぞれ13番手、15番手に留まった。

最後の20分間ではタイムを出しにいくチームはなく、各車予選通過基準タイムのクリアに専念することとなったが、ここで#47吉兆宝山Zがヘアピン手前でエンジンブロー、V字コーナーからヘアピンにかけて大量のオイルが撒かれたために10分間の赤旗中断となった。
47号車はこの時点でドライブしていた長島正興が記録していたタイムが2分30秒500に留まったため、この時点でクラス6番手のタイムを出していたにもかかわらずスーパーラップへの出走権を失った。これにより、#19ウェッズスポーツセリカがクラス10位に繰り上がり、午後のスーパーラップに進むこととなった。

第7戦の予選2回目、およびスーパーラップは午後2時15分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選1回目結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay
☆ 1 6 500 1 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 R1' 44.095 -
☆ 2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 R1' 44.570 0.475
☆ 3 36 500 3 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 R1' 44.774 0.679
☆ 4 100 500 4 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 R1' 44.925 0.830
☆ 5 8 500 5 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 R1' 44.955 0.860
☆ 6 35 500 6 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 R1' 45.059 0.964
☆ 7 66 500 7 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 R1' 45.167 1.072
☆ 8 24 500 8 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 45.499 1.404
☆ 9 3 500 9 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 45.611 1.516
☆ 10 1 500 10 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.630 1.535
11 23 500 11 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 45.815 1.720
12 32 500 12 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 45.843 1.748
13 22 500 13 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 46.040 1.945
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 46.467 2.372
15 12 500 15 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 46.544 2.449
☆ 16 11 300 1 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.399 10.304
☆ 17 62 300 2 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 54.425 10.330
☆ 18 110 300 3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 54.483 10.388
☆ 19 55 300 4 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 54.651 10.556
☆ 20 88 300 5 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 54.705 10.610
☆ 21 5 300 6 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 55.218 11.123
☆ 22 46 300 7 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.220 11.125
☆ 23 77 300 8 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.441 11.346
☆ 24 7 300 9 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.495 11.400
☆ 25 19 300 10 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 55.506 11.411
26 2 300 11 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 55.509 11.414
27 87 300 12 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 1' 55.767 11.672
28 61 300 13 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 55.783 11.688
29 777 300 14 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 55.805 11.710
30 910 300 15 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 55.848 11.753
31 13 300 16 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 56.133 12.038
32 9 300 17 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 1' 56.136 12.041
33 14 300 18 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 56.193 12.098
34 101 300 19 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 56.217 12.122
35 70 300 20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 57.009 12.914
36 10 300 21 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 57.118 13.023
37 52 300 22 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 57.160 13.065
38 666 300 23 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 1' 58.268 14.173
39 111 300 24 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 58.290 14.195
40 47 300 25 吉兆宝山 DIREZZA Z *長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 54.798 10.703
41 *96 300 26 EBBRO BTEC MAZIORA 350R *黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 54.992 10.897

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Rマークの車両はコースレコードを更新した。 従来のレコードは(GT500) 1'45.499
*印のドライバーは予選通過基準タイム未達成
予選通過基準タイム:GT500=1'51.793  GT300=2'02.445

V字コーナー付近におけるオイル処理のため、10時49分53秒から10分7秒間、赤旗中断とした。

PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ AWDインプレッサ、デビュー2戦目でポイント獲得を目指す(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇AWDインプレッサ、デビュー2戦目でポイント獲得を目指す

 SUPER GT第7戦は9月9~10日、ツインリンクもてぎにおいて開催される。SUPER GTで唯一シンメトリカルAWD機構を持つ「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、デビュー2戦目でまずは完走、そしてトップ10ゴールして初ポイント獲得を目指す。

 なお、ベテランの小林且雄とコンビを組むドライバーは、長くチームメイトを務めた谷川達也から菊池靖に変更。もてぎラウンドから、新ドライバー体制となる。

 10年ぶりのAWD GTマシンとして注目された「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、第5戦SUGOラウンドでデビュー。満足なテストを行えなかったにもかかわらず、ウェットコンディションでAWD機構を生かし予選でトップ10に入ったが、決勝レースでは駆動系のトラブルでリタイアとなった。直後、今回のレースの舞台となるツインリンクもてぎで行われた合同テストでは、SWRTドライバーのステファン・サラザンをテストドライバーに起用して、セッティングを煮詰めた。

 チームは第6戦鈴鹿をスキップして駆動系のパーツを開発しなおし8月下旬にオートポリスで行われた合同テストに参加。GT300の車両は参加3台であったものの、ウェットコンディションのセッションではトップタイムをマーク。ドライコンディションでもトップから1秒以内のタイムをマークするなど、手応えをつかんだ。

 ツインリンクもてぎのロードコースは、ストップ&ゴーで、さらに急な下りストレートとタイトなターンがあり、ブレーキや駆動系に負担がかかりやすい。このコースを問題なく走りきることが肝要となる。

 インプレッサにとっては仕切り直しラウンドとなる第7戦。GT300クラスのエントリー台数は26台(計41台)。予選はスーパーラップ進出をかけてトップ10狙い。決勝レースでは、まず完走。さらにトップ10でゴールしてポイント獲得を目指すことになる。

 ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 エンドレスアドバン3位初表彰台(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇エンドレスアライアドバンGDBが3位で初表彰台に
FUJITSUBO hpi IMPREZAは4位
PERMAGARD IMPREZAは6位

 S耐第5戦は岡山国際サーキットにおいて400kmレースとして行われ10台(合計39台)が参加したSTクラス2では、峰尾恭輔/木下みつひろの#123エンドレスアライアドバンGDBがクラス3位で初の表彰台を獲得。また、吉田寿博/小泉和寛の#2FUJITSUBO hpi IMPREZAと清水和夫/樋口統也の#22 PERMAGARD IMPREZAは、タイヤとのマッチングに悩まされ、それぞれクラス4位、6位でゴールした。

 2日の予選日、グリッド予選のクラス1/2/Sの専有走行枠で#22インプレッサの樋口がクラストップ、#2インプレッサの吉田が2位につけた。その後全車が走れる混走枠で#11ランサーがコースレコードをマークしてトップを奪った。逆転を狙って#2インプレッサと#22インプレッサがコースイン。#2インプレッサの吉田はタイムアップしてクラス3位にポジションを上げたが、#22インプレッサはクラス4位に。また#123インプレッサの峰尾はクラス5位となった。

 決勝日は朝から好天に恵まれ、気温は30oCを超える厳しい残暑となった。13時10分に109周の決勝レースがスタート。レースは序盤から#11ランサーが独走。#2インプレッサの吉田はポジションキープで3位を走行し、#22インプレッサの樋口はスタートで2台にかわされ6位、また#123インプレッサの峰尾もややポジションを落として8位で周回を重ねていった。

 #2インプレッサは徐々にタイムダウン、16周目には4位、28周目には5位へドロップ。予定より早い32周でピットインし、給油とフロントタイヤを2本交換してコースへ復帰した。#123インプレッサの峰尾はじわじわとポジションアップ。ピットインを遅らせギリギリまで周回を重ね、47周目にはついにクラストップに躍り出た。そして50周目にピットイン、木下に交代し4位でコースへ復帰した。

 54周目に#22インプレッサが2回目のピットインをして清水に交代。#2インプレッサは51周目には3位へポジションアップしていたが、やはり思うようにペースアップできず、61周目に2回目のピットインを行い小泉に交代。これで#123インプレッサが3位、#2インプレッサが4位、そして#22インプレッサが6位に。

 90周目、#20ランサーがピット作業の間に#123インプレッサの木下が2位に浮上。しかし100周目に2回目のピットインで抜き返されてしまった。レースはこのままのポジションでチェッカー。#123インプレッサは参戦5戦目にして初の表彰台を獲得した。#2インプレッサと#22インプレッサは予定よりも1回多いピットワークもあり、それぞれ4位、6位という結果に終わった。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

 

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 C-WEST ADVAN Zがクラス2位(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■「C-WEST ADVAN Z」がクラス2位
スポット参戦の「ハウスコンサルタントADVAN Z」も3位表彰台
STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も2戦連続の3位

 S耐第5戦は、残暑の厳しい岡山国際サーキットにおいて400kmレースとして開催され、STクラス3で#23 「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規)がクラス2位、第2戦鈴鹿以来のスポット参戦となった#9 「ハウスコンサルタントADVAN Z」(塩渕誠二/加納政樹/牧田克哉)がクラス3位とチーム(C-WEST LAB)の2台が表彰台を獲得した。 またSTクラス1では、#3 「エンドレス アドバンZ」(影山正美/青木孝行) が2戦連続の3位ゴールを遂げた。

 朝夕は涼しくなったものの、昼間の太陽はまだ夏の岡山国際。2日のグリッド予選では、STクラス3では#23 Zが4位、#9 Zが5位、#33「eeiA-ings Z」(大井貴之/赤鮫オヤジ/堀田誠)が8位、#19 「バーディクラブTC神戸Z33」(輿水敏明/小林敬一/斉藤多聞)が9位につけた。またSTクラス1では#3 Zが4位となった。

 3日も朝から好天に恵まれ、13時30分に109周の決勝レースがスタートした。スタート直後の2コーナーで#33 Zと#19 Zが接触。#19 Zはコースアウトして大きくポジションを落とした。順調なスタートを切ったのは#23 Zの山田。スタートで遅れたRX-7勢に追いつき、クラス4位ながら着実に周回を重ねていく。また#19 Zの輿水は接触の影響はなく#23 Zの後方で#27BMWを追う6位を走行。そして1周目に最初のピットインを済ませた#9 Zがわずか16周でクラス7位までポジションを上げてきた。

 #9 Zは43周目にはついにクラストップに。#23 Zもクラス2位へ。レース中盤の49周目、#9 Zが2回目のピットインで加納に交代してクラス4位でコースに復帰した。

 59周目、トップの#15RX-7がピットインすると#23 Zは3位、#9 Zは5位、#19 Zは6位に。66周目に2位走行中の#14RX-7がハブのトラブルで脱落。これで3位以下が繰り上がることになった。76周目にコーナリングスピードで勝る#15RX-7が#23 Zをパスしてポジション交代。そのまま#23 Zが3位、#9 Zが4位、#19 Zが5位となってレース終盤に。そして101周目、ピットインした2位の#15RX-7がパーコレーションを起 こしてピットで5分近いロス。これで#23 Zが2位、#9 Zが3位、#19 Zが5位に繰り上がり、そのままゴールとなった。

 いっぽう、STクラス1では、影山が安定したラップタイムで4位を走行。ポルシェ勢がルーティーンピット作業に入った35周目に3位、46周目に2位へとポジションを上げて49周目にピットインをして青木に交代した。青木は3位でコースへ戻ると、こちらも安定したラップタイムを刻んで3位を走行していった。その後#8ポルシェとバトルを展開したが、最終3位でチェッカー。2戦連続で表彰台を獲得した。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山決勝 ARTA5連勝で早くもタイトル確定!

スーパー耐久シリーズ2006第5戦、スーパー耐久岡山400㎞レースは9月3日岡山国際サーキットで決勝レースを行い、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が開幕5連勝を達成した。
これにより#1ARTAはシリーズタイトルも2戦を残して早々と確定させた。
ST2クラスは#11オーリンズ・ランサーEVO・MR(中谷明彦/木下隆之組)、
ST3クラスは#7MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7(白井剛/加藤正将組)、
ST4クラスは#999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/ヘンリー・ホー組)、
STSクラスは#99アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000(坂本 裕也/細川 慎弥組)、がそれぞれ優勝した。
(観客動員数:14,850人)

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午後1時10分、109周400㎞の戦いが始まった。
ポールシッターの#8ニコカットGT3を駆る谷川達也がホールショットを決め、序盤からハイペースで後続を引き離しに掛かる。
3周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒818を叩き出した谷川は、その後も順調に周回を重ね、2位につけたARTA GT3の新田守男に20秒以上の大差をつけて35周終わりで最初のピットストップを行い、清水康弘に交代した。
ARTAは51周終わりでピットイン。新田から田中哲也に交代してニコカットの15秒後方でコースに復帰、ここから田中の凄まじい追い上げが始まった。

1分38~39秒台を連発してきた谷川に対し、清水のペースは41~42秒台に留まる。
これに対して田中は39~40秒代前半を連発、両者の差はみるみるうちに縮まっていき、62周目に入った頃にはもうテール・トゥ・ノーズ状態になっていた。
清水のコンマ2秒後方で62周目のコントロールラインを駆け抜けた田中は、続く63周目のヘアピンで一気に清水のインをついてトップに躍り出た。
抜かれた清水も懸命に追いすがり、遂に40秒台で周回するようになるが、田中は39秒台を連発して突き放しに掛かる。

清水は73周終わりで2度目のピットイン。この時点で田中とは8秒もの差をつけられていた。
8号車は給油とタイヤ交換を済ませ、再び谷川がステアリングを握る。

ここから谷川の猛追が始まった。
谷川はアウトラップの翌周からいきなり39秒台に入れてみせ、次第に1号車との差を削り取っていく。
1号車田中は82周終わりでピットイン。こちらは給油のみを行って最小限のロスタイムでトップのままコースへ。この作業時間の差が、更に谷川の肩にのしかかる。
残り周回数が30を切ったこの段階で、両者の差は30秒以上にも達していた。
それでも39秒台を連発する谷川。しかし田中も40秒代前半を維持して対抗、両者は最終的に1秒3の僅差で109周目のチェッカーを受けることとなり、勝利にかける谷川の執念はあと一歩届かなかった。

これによりARTAドナーゲGT3は開幕5連勝を達成。シリーズ最終戦を待たずしてチャンピオンの栄冠を勝ち取ることとなった。

ST2クラスでは、前回富士で連勝の途絶えた#11オーリンズランサーが逆襲に出た。
クラスポールから一気に逃げを打ち、後続を一気に突き放す。
一方、2位以下は混戦となり、#13エンドレス座間、#20RSオガワらのランサー勢、#2フジツボhpi、#123エンドレスアライらのインプレッサ勢が鎬を削るが、エンドレス座間はクラス2位につけて51周目を走行中、アトウッドの進入でバリアに突っ込んで大きく順位を落とし、#20RSオガワ、#123エンドレスアライもオーリンズのペースにはついていけず、#11オーリンズランサーが大差で今季4勝目を挙げることとなった。

ST3クラスは1周目からピットストップを敢行するなど様々な戦略を採るチームが出る中、オーソドックスに周回をこなして言った#7MAKERSイシハラマリーンRX-7が今季初優勝。
予選から速さを見せ付けていた#14、#15の岡部自動車勢は相次いでトラブルに見舞われてレースを落とした。

ST4クラスは#999P.MUマカオインテグラが#73ロイヤルハウスを序盤から突き放して今季3勝目を上げた。

STSクラスはランキングトップの#69NSC J'SレーシングS2000が3周目にトラブルに見舞われて大きく後退する中、予選トップの#99アクティブハイドロゲンウォーターS2000が今季初勝利を挙げた。

次回はスポーツランド菅生。10月1日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 決勝結果

天候:晴れ  コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre Lap Time/Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 109 3"04'43.567
2 *8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 109 1.363
3 3 ST1 3 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 109 1'02.000
4 *28 ST1 4 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 108 1 Lap
5 24 ST1 5 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 108 1 Lap
6 11 ST2 1 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 107 2 Laps
7 *20 ST2 2 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 106 3 Laps
8 123 ST2 3 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH 106 3 Laps
9 7 ST3 1 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 105 4 Laps
10 2 ST2 4 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL 105 4 Laps
11 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 105 4 Laps
12 *9 ST3 3 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH 105 4 Laps
13 27 ST3 4 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 104 5 Laps
14 19 ST3 5 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 104 5 Laps
15 6 ST2 5 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 103 6 Laps
16 17 ST1 6 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 103 6 Laps
17 83 ST3 6 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 103 6 Laps
18 15 ST3 7 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 103 6 Laps
19 22 ST2 6 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
清水 和夫
樋口統也
DL 103 6 Laps
20 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本 裕也
細川 慎弥
YH 102 7 Laps
21 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 102 7 Laps
22 16 ST3 8 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 102 7 Laps
23 10 STS 2 MSFシーケンシャルS2000
ホンダ S2000/AP1
梅川 真明
安田 裕信
YH 101 8 Laps
24 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 101 8 Laps
25 45 ST1 7 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 101 8 Laps
26 78 ST3 9 WmダンロップRX-7
マツダRX-7/FD3S
新宅 史亮
伊藤 弘史
0 100 9 Laps
27 *18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
森 正行
YH 99 10 Laps
28 43 ST3 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 99 10 Laps
29 14 ST3 11 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 99 10 Laps
30 *77 ST4 4 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
見並 秀文
磯田 尚孝
下山 和寿
YH 97 12 Laps
31 *33 ST3 12 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
堀田 誠
YH 94 15 Laps
32 70 ST3 13 マジックkg/mm RX-7
マツダRX-7/FD3S
大野 尊久
中川 良
YH 94 15 Laps
33 26 ST2 7 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 94 15 Laps
34 69 STS 3 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 78 31 Laps
-- --- --- -- 以上規定周回数完走 ---------------- -- --- --- ---
- *32 ST1 8 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 97 12 Laps
- 30 ST2 8 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
西村 元気
杉本 龍生
YH 62 47 Laps
- 13 ST2 9 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
和田 久
大瀧 賢治
YH 50 59 Laps
- 5 ST2 10 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
小西 隆詔
KH 39 70 Laps
- 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH 22 87 Laps

規定周回数: ST1=77周  ST2=75周 ST3=74周 ST4=102周 STS=102周
ファステストラップ: No.8 1'37.818(3/71Laps)

※No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(2)(ピットボックス内からエンジン始動したまま作業エリアに出た)違反により、罰金50,000円を課した。
No.8、9、20は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項4.1.1c(ダブルチェッカー)違反により、罰金20,000円を課す。
No.33、18、77、28は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第8章第41条(ピットレーンの速度規制)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(12)(作業中にエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第4章第18条2.3(イエローラインカットしてピットイン)違反により、決勝結果に30秒を加算した。

参加台数:39台 出走台数:39台

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