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2006年8月

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SUPER GT第6戦鈴鹿 1000kmをスキップ(SUBARU MOTORSPOT EXPRESS)

「クスコ スバルADVANインプレッサ」
鈴鹿1000kmをスキップ

 スバルテクニカインターナショナル株式会社がエンジンチューニングを行う、CUSCO RACING/キャロッセの「クスコスバルADVANインプレッサ」は、8月19~20日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT第6戦「第35回インターナショナル ポッカ1000km」(通称:鈴鹿1000km)への参戦を見送ることとした。

 SUPER GT第5戦・SUGOでデビューした「クスコスバルADVANインプレッサ」は、“トランスアクスル方式シンメトリカルAWD”レース車両として注目を集め、雨の予選では、完成間もなく十分なテストを積むことができなかったにもかかわらず、AWD機構を生かしトップ10に入ることができた。

 さらに直後にツインリンクもてぎで行われたGT合同テストにおいて、SWRTドライバーであるステファン・サラザンを迎え、セッティングを煮詰めて確実な進歩の手応えを得た。しかし駆動系の部品を改めて開発しなおし、エントリーしていた第6戦 鈴鹿1000kmへの出場をスキップし、ツインリンクもてぎで開催される第7戦に万全の体制で臨むこととした。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SUPER GT第6戦鈴鹿プレビュー(NISMOモータースポーツニュースラッシュ)

SUPER GT 第6戦 第35回インターナショナル ポッカ1000kmプレビュー
■SUPER GTシリーズとしては初開催
 伝統の鈴鹿1000kmで13年ぶりの優勝を目指す
 173周 6時間30分の戦い!

 8月19~20日、SUPER GT第6戦、「第35回インターナショナル ポッカ1000km」(通称:鈴鹿1000km)が、鈴鹿サーキットで開催される。鈴鹿1000kmは、日本初の1000kmレースとして1966年に初めて開催されたスポーツカーの耐久レース。73年のオイルショック後は一時中断されていたが、80年に夏休み最後のイベントとして復活。以後、グループ6、グループC、FIA GTのラウンドに組み込まれたり、近年はGT、S耐、スポーツカー(RS)などが混走する単独レースとして開催されてきた。今年35回目を迎えるこのクラシックイベントは、初めてSUPER GTのシリーズ戦として組み込まれ、SUPER GTがこれまでに経験したことのないレース距離を走行することになった。

 鈴鹿1000kmでは、従来GT500のチームは4ピット/5スティントのスタイルを取っていたが、シリーズ戦に組み込まれたことでライバルも増え、5ピット/6スティント(GT300クラスは4ピット/5スティント)のスタイルが基本となりそうだ。つまり160~170kmのスプリントレースを6本連続させる形となる。

 通常2名のドライバーで戦うSUPER GTだが、このイベントに関してはドライバーは3名まで登録可能。したがってドライバーの負担を考慮して、GT500チームのほとんどがドライバー3名体制を取ることになった

 日産のチームが鈴鹿で起用する第3ドライバーを含めた体制は以下のとおり。

 #23 「XANAVI NISMO Z」
 本山哲/松田次生/井出有治

 #22 「MOTUL AUTECH Z」
 ミハエル・クルム/リチャード・ライアン/ファビオ・カルボーン

 #3 「イエローハットYMSトミカZ」
 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/横溝直輝/ダレン・マニング

 #12 「カルソニック インパル Z」
 ブノワ・トレルイエ/星野一樹/ジェレミー・デュフォア

 #24 「WOODONE ADVAN KONDO Z」
 エリック・コマス/柳田真孝/荒聖治

 カルボーン以外は、7月26~27日にツインリンクもてぎで行われた合同テストに参加しており、荒は既に第5戦SUGOで、欠場となったコマスの代役として抜擢されZによるレースを経験している。またカルボーンは8月上旬の富士テストでZをドライブした。

 鈴鹿1000kmは、従来のポイントに5点のボーナスポイントが上乗せされ、11~15位にも5-4-3-2-1点が与えられるため、後半戦を戦うために非常に大きな意味を持つことになる。

 日産チームは鈴鹿1000kmにおいて、ボディとエンジンに改良を受けたZを投入する。ボディでは補強を入れてシャシー剛性を強化し、フロントタイヤの接地性を向上させる。これによりタイヤの磨耗、グリップダウンを減らしている。またエンジンではフリクションを下げるための改良を行った。これにより燃費、さらに耐久性と信頼性を向上させた。またクルマの耐久性と信頼性を上げるために、他にも細かい改良を加えた。

 ニスモでは、ピットにドクター、看護士、マッサージ師を待機させドライバーをバックアップする。またゴール近くの夜間走行のために補助燈の追加や視認性の高いピットボードなど、Cカー時代の経験を生かしてレースを戦う。鈴鹿1000kmにおいて上位クラスにおける日産車の参戦はしばらくなかったが、93年の優勝(ニッサンR92CP)以来、13年ぶりの優勝を狙う。

ニスモ 飯嶋嘉隆 監督

 「通常行われている300kmのレースを3本続けるというつもりで戦います。計画したラップタイムを守りきちんと走る。ピットでのミスやタイムロスは命取りになりますし、ドライバーもコースアウトや接触には普段以上に気を使わなければいけない。それらがきちんとできれば、自ずと結果がついてくると考えています。3人目のドライバーはレギュラードライバーがベストな状態で臨めるように、必要に応じてドライブさせます。ニスモの2台は多少(ハンディウェイトが)重いのですが、表彰台を目指しがんばります。ニスモを含めた5台のZの中でどれかが優勝することを目標としています。皆様の応援よろしくお願いします」

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

■バーディクラブTC神戸Zがクラス2位に
 STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も3位表彰台

 真夏の富士、5日の予選日は午前中に気温30℃をオーバー。12時からドライバーズ予選が行われ、日産車をドライブするA/Bドライバーは全員が基準タイムをクリアした。

 14時35分から行われたグリッド予選は、気温34℃、路面温度50℃を超え、多くのチームが専有走行枠でのアタックをしなかった。そして最後の20分間の混走枠で、路面温度が50℃を割るのを待って各車両がアタックに入った。混雑する状況で、#3 Zの影山が1分28秒901でSTクラス1の4位に。またSTクラス3では#33 Zの大井が1分52秒294で3位、#23「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規)の山田が1分52秒903で5位、#19 Zの輿水が1分54秒170で9位につけた。

 6日も朝から晴れとなり、決勝レースが始まる直前には気温36℃、路面温度51℃という猛烈な暑さになった。13時50分、4時間の決勝レースがスタート。STクラス3では#23 Zの山田が1周目に3位、2周目に2位、そして4周目の1コーナーでトップを奪うと、その差を広げて独走態勢に持ち込む。#33 Zの赤鮫は混乱する序盤に無理をせず、4周目に8位にポジションを落とした。#19 Zの輿水は6位をステディに走行した。

 1時間を経過して間もなく、#33 Zがスロットルにエンジンが反応しないというトラブルでピットイン。約10分ほどの作業の後ピットアウトするも、2周目に電気系トラブルによりリタイヤとなった。#19 Zの輿水は40周でピットインして小林に交代。他車両のピット作業の間に総合5位までポジションを上げた#23 Zの山田は、51周でピットインして谷口に交代した。

 後半の84周目に2位の#15 RX-7が2回目のピットインをすると、#19 Zの小林が代わってクラス2位へ。そして86周でピットインして斉藤に交代した。トップを走る#23 Zの谷口は94周目にピットインしてドライバーは再び山田へ。既に3分近いリードをつけていたため、ピット作業を済ませても1分20秒ものリードを保っていた。2位の#15RX-7もゴール直前の121周目に3回目の給油を行い、#23 Zは後続に1周以上の差をつけてトップでゴール。また#19 Zの斉藤は、3位でチェッカーを受けた。

 しかしレース後の再車検で、#23 Zは燃料タンクの容量違反で失格となり、正式結果が発表されたのは、日付が変わった0時10分。2位以下が繰り上がり、#19 Zが2位という結果となった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

その他

「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」、公開迫る

 NASCARを扱ったフルCGの「Cars」がこの夏日本でも話題になったが、今度は日本生まれのD1グランプリで活躍するドライバーがカースタントを担当した「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」が9月16日から日本で公開される。

 この作品、D1で審査委員長を努める土屋圭市氏がテクニカル・アドバイザーとカースタントを担当。その他にD1海外ラウンドで活躍するミレン、ファウスト、サミュエル・ヒュービネットなどドライバーのテクニックも見ものだ。

 作品の主な舞台は東京都内と近郊の峠。監督はジャスティン・リン、製作ニール・モリッツ。出演はルーカス・ブラック、Bow wow、ブライアン・ティーなど。日本側は北川景子、千葉真一などが出演する。

 現在、愛車の写真を送るともれなく映画割引券がプレゼントされるキャンペーン中である。

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Text: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

ST1クラス優勝 ARTA DENAG GT3
田中哲也

結果だけ言えばパーフェクトでしたけれど、完璧だったのは十勝でしたね。贅沢を言えばもっと接戦になってレースを盛り上げたい。ピットアウトするときにエンジンがかからなかったり、クールスーツが序盤効かなかったりという細かいトラブルはありましたし、接戦だったらどうなっていたかという部分はあります。嬉しいと言うより『ああ、良かった』とホッとするという気持ちです。次の岡山は(佐々木)孝太もチームが地元ですし、タイヤも一緒ですから後半戦は気を引き締めていかないとと思います。

新田守男
内容的には中盤ミスしたのが不満ですね。100Rにオイルが出ていて、その時はオイル旗が出てなくていつものラインを走っていたらリアが出てそのまま頑張ってガードレールまで行ったら困るので、わざとクルマをスピンさせました。序盤、プッシュしたと言うけどそれほどじゃないですよ。タイヤがいかれるほどのことはしてないです。

まとめ:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士決勝 

富士スピードウェイで行われたGTNETスーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの決勝は、#1ARTA DENAG GT3(新田守男/田中哲也組)が圧倒的な速さ全車を周回遅れにし、開幕4連勝を達成した。
(観客動員数:19,500人)

060806_st1a

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060806_st4a

060806_starta 6日午後1時50分、4時間の長い戦いが始まった。
オープニングラップでは#8ニコカットGT3の谷川達也や#28SEICOcarerra racingの佐々木孝太らが相次いでポールシッターのARTAに襲い掛かるが、スタートドライバーの新田は冷静にこれらを押さえ込み、オープニングラップをトップで戻ってくる。
その後も#28佐々木は懸命に#1新田を追いかけるが、両者の差は次第に開き始める。
更には20周目にドライブシャフトのトラブルに見舞われて28号車は突然スローダウン。

28号車はどうにか修復作業を終えてコースには復帰するが、既に最後尾近くまで後退してしまい、佐々木と宮川の懸命の走りをもってしても総合18位、クラス5位に滑り込むのがやっとだった。

これで2番手には#8ニコカットGT3が浮上するが、既にトップとは10秒以上の差をつけられていた。

060806_arta2 新田と、44周終わりで乗り込んで残りの2スティントを全て走りきった田中哲也はその後トップの座を一切脅かされることなく悠々と後続を突き放して4時間、129周を走りきり、開幕以来負けなしの4連勝を達成した。
2位には#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)、3位には一時7位まで後退しながらも着実に順位を挽回した#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)が入った。

ST2クラスは、予選2番手の#11オーリンズランサーを駆る中谷明彦が、予選トップの#2フジツボインプレッサを3周目に抜き去ってトップに立つと、そのまま一気に後続との差を広げにかかる。
しかし独走状態で44周を走り終え、中谷から木下隆之にバトンタッチしようとした11号車は左のフロントサスにトラブルを抱えており、この修復に手間取って一気に順位を落とし、コースに復帰したときにはトップの2号車から4周遅れの11位にまで後退していた。

これでトップに立った#2フジツボインプレッサであったが、後方から凄まじい勢いで追い上げてきた#13エンドレス座間ランサーに78周目に抜かれてしまう。
トップに立った13号車はその後もファステストラップを書き換えるハイペースで後続を突き放し、2位に47秒の差をつけて99周終わりで最後のピットストップを行う。
060806_ogawa2しかし、ルーティン作業を終えてコースに戻った13号車の29秒前方には#20RSオガワADVANランサー(小川日出生/砂子塾長/阪口良平組)が立ちはだかった。
13号車や2号車が3ストップを選択したのに対し、#20RSオガワランサー、#59東和インテックインプレッサらは2ストップ。
惜しくも59号車は1コーナー出口で激しくクラッシュしてレースを失うが、20号車はその後もコースに留まり続け、13号車とのマージンを10秒以上保ってゴール、今季初勝利を挙げた。

ST3クラスは、4周目の1コーナーで#7イシハラマリーンRX-7を抜き去った#23C-WESTアドバンZ(山田英二/谷口行規組)が後続を振り切り、こちらも今季初勝利を挙げた。

ST4は序盤#999P.MUマカオインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)と#87RISOインテグラとの間でドッグファイトが繰り広げられたものの、87号車に黄旗追越による10秒ストップペナルティが課せられてしまい、999号車に軍配が上がった。
87号車はそれでもクラス3番手まで順位を挽回してフィニッシュした。

また、今回も2台だけのエントリーとなったSTSは、#99アクティブハイドロゲンS2000がメカニカルトラブルで脱落、#69NSC J'S RACING S2000(梅本淳一/植田正幸組)がウィナーとなった。
次回第5戦は9月3日、岡山国際サーキットで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦富士 決勝結果

P No Cls P Car/Type Driver Tyre Lap Time/Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 129 4”00'50.1
2 8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 128 1 Lap
3 3 ST1 3 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 128 1 Lap
4 24 ST1 4 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 127 2 Laps
5 20 ST2 1 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 125 4 Laps
6 13 ST2 2 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 125 4 Laps
7 2 ST2 3 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 125 4 Laps
8 123 ST2 4 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 124 5 Laps
9 22 ST2 5 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 124 5 Laps
10 23 ST3 1 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 124 5 Laps
11 *26 ST2 6 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 123 6 Laps
12 11 ST2 7 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 123 6 Laps
13 6 ST2 8 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 123 6 Laps
14 12 ST2 9 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
YH 122 7 Laps
15 15 ST3 2 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 122 7 Laps
16 19 ST3 3 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 122 7 Laps
17 83 ST3 4 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 122 7 Laps
18 28 ST1 5 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 121 8 Laps
19 30 ST2 10 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
杉本 龍生
加納政樹
YH 121 8 Laps
20 16 ST3 5 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 120 9 Laps
21 7 ST3 6 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 120 9 Laps
22 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 119 10 Laps
23 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 118 11 Laps
24 45 ST1 6 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 118 11 Laps
25 *87 ST4 3 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 118 11 Laps
26 69 STS 1 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 117 12 Laps
27 18 ST4 4 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 117 12 Laps
28 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 117 12 Laps
29 55 ST3 7 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 117 12 Laps
30 39 ST3 8 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 116 13 Laps
31 17 ST1 7 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 113 16 Laps
32 25 ST4 6 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
111 18 Laps
33 27 ST3 9 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 107 22 Laps
34 59 ST2 11 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 105 24 Laps
35 *43 ST3 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 90 39 Laps
-- --- --- -- 以上規定周回数完走 ---------------- -- --- --- ----
- 32 ST1 8 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 90 39 Laps
- 51 ST2 12 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 56 73 Laps
- 33 ST3 11 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 34 95 Laps
- 99 STS 2 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 34 95 Laps
- 913 ST1 9 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 32 97 Laps
- 54 ST2 13 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 21 108 Laps
- 5 ST2 14 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 1 128 Laps
- 14 ST3 12 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1 128 Laps

規定周回数
ST1:90Laps ST2:87Laps ST3:86Laps ST4:83Laps STS:81Laps

ファステストラップ
ST1 No.28 1'48.552(97/121Laps)
ST2 No.13 1'51.315(118/125Laps)
ST3 No.15 1'53.693(111/122Laps)
ST4 No.87 1'58.490(4/118Laps)
STS No.69 1'58.452(88/117Laps)

*No.26-Bドライバーは、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第38条1.違反(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.87-Aドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を課した。
*No.43は、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第40条4.(1)違反(ピット作業エリア外燃料補給)により、ペナルティストップ60秒を課した。

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス決勝 松田次生が6年ぶりの美酒!

 全日本フォーミュラ・ニッポン第5戦は6日、大分県のオートポリスで決勝レースを行い、64周を走り切って松田次生(mobilecast IMPUL)が優勝した。2位には金石年弘(ARTA)、3位には片岡龍也(LeMans)が入った。

 オートポリス上空は雲は多いものの日差しは強く蒸し暑い決勝レースを迎えた。午前中、阿蘇の草原を渡り外輪山を越えてサーキットの1コーナーから最終コーナーへ向かって吹いていた風も、フォーミュラ・ニッポンマシンがグリッドに整列する頃には、逆に最終コーナーから1コーナーにかけて吹くようになった。

0806_start.jpg  午後2時30分、オンタイムでフォーメーションラップがスタート。全22台がグリッドに整列し、シグナルレッドのブラックアウトでレースがスタートした。ポールポジションの小暮卓史(ARTA)が出遅れ、予選2位のロニー・クインタレッリ(INGING)が並びかける。両車は縺れるように1コーナーに接触しながら進入。たまらず、小暮はスピンしてコースアウトしてしまった。2位には金石年弘(ARTA)が上がり、3位には松田次生(mobilecast IMPUL)がつけた。この接触で後方も混乱。本山哲(arting IMPUL)はどこかを壊したのか1周を回ってピットに飛び込んできた。

 5周目、ピットアウト後、ハイペースで追い上げていた本山のエンジンから白煙が。たまらず再ピットインしたが、レース続行をあきらめてリタイアした。

 7周目、なんとトップを走るクインタレッリに10秒のペナルティストップが提示された。スタートでの接触によるものと思われる。9周を終わってピットインしたためこれで金石がトップに立った。2位には約1秒遅れて松田。3位にはアンドレ・ロッテラー(TOM'S)がつけている。4位には予選10位の片岡龍也(LeMans)、5位には予選12位の立川祐路(CERUMO)がスタート時の混乱に乗じて上がってきた。

 後方からは、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)が驚異的なペースで追い上げてきている。立川をかわして5位に上がると、14周目に片岡を15周目にロッテラーをいずれも1コーナーでかわして一気に3位に躍り出た。しかし2位の松田まではまだ8秒程度の差がある。

 20周目、トップ金石と2位松田の差は1秒を切った。21周を終わって2位松田と3位デュバルの差は5秒を切ったが、ここでデュバルがピットインして給油を行い11位あたりで戦列に復帰した。23周目、ついに金石の背後に松田がついた。各コーナーでドッグファイトを見せるがなかなか攻略はなかわない。後方ではスタートの混乱で下位に沈んでいたブノワ・トレルイエが次々と前車を攻略、ついに立川の後ろ、6位まで上がってきた。

 30周を回ってトップの金石がついにピットインした。これで松田がトップに立ったが、31周目に松田もピットイン。ピットアウトするも金石の前には出られず、それぞれ6位、7位で戦列に復帰。これでトップはロッテラーに代わるが、その背後にはトレルイエが迫り、ついに33周目にはロッテラーを抜き去りトップに立った。なんとトレルイエはほぼ最後尾からトップまで駆け上ってきたことになる。

 レースのほぼ半分、ピットインするドライバーも多くなり、ここまでの順位は、トップにトレルイエ、2位デュバル、3位ロッテラー、4位柳田真孝(KONDO)、5位金石、6位松田。そして35周目の2コーナーでデュバルがトレルイエを攻略、トップが入れ替わった。

 40周を終わっての順位は、デュバルがトップ。2位には19秒遅れて金石、3位に松田、4位にまだピットに入ってない柳田、5位に片岡、6位に立川、7位にビヨン・ビルドハイム(DANDELION)、8位にロッテラー、9位にトレルイエ、10位に土屋武士(LeMans)。

 45周目、トップは依然としてデュバル。2位以下を22秒以上リードしているが、はやり2ピット作戦だったようで46周を回ってピットに飛び込んできた。給油してピットアウトしてゆくが、焦ったのか冷えたタイヤのため痛恨のミス、1コーナーでコースアウトし、コースに戻るも8位で戦列に加わった。

 これでトップに立ったのが金石、2位は松田だがその差は僅差。再びこの2人によるレース序盤のバトルが再現されることになる。そしてついに49週目の2コーナー、金石の背後に迫った松田が2コーナーで金石を攻略、ついにトップに立った。3位は18秒ほど遅れて予選10位の片岡だ。

 レースは残り10周を切った。トップ松田は2位金石との差を開き始めついにその差は5秒。3位の片岡はさらに14秒ほど金石の後方、少し遅れて4位に立川、5位以下はビルドハイムを先頭にロッテラー、トレルイエ、デュバルの外国人勢での接近戦だ。

 トップから5位までの順位はこのままでレースは終了。優勝は松田、2位には金石が、3位には片岡が入った。4位は立川。5位にビルドハイム、6位に63周目にロッテラーをかわしたトレルイエ、7位はロッテラー。デュバルは最終ラップにクラッシュしてレースを終えた。

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 松田は2000年、フォーミュラ・ニッポンフル参戦を始めた年のMINE以来6年ぶり、通算2勝目の嬉しい優勝となった。また、表彰台を日本人ドライバーが独占したのも今季初。次戦、第6戦は8月27日、富士スピードウェイに場所を移して開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR


【後記】
 決勝終了後、ロニー・クインタレッリの所属チームINGINGより、ペナルティストップ時におけるカウントに対して抗議が出され、大会審査委員会で審議の結果、クインタレッリのタイムが4秒減算され、8位から5位に順位が変更された。

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス決勝結果

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2006/08/06) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 5 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineLapTime
120松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J641:47'15.726
255金石 年弘ARTAHONDA HF386E6410.899
37片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J6419.319
411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J6420.066
5*33ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J6426.756
640ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6427.331
719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J6427.557
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J6428.032
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J6449.150
103荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J641'03.203
115道上 龍5ZIGENHONDA HF386E641'04.126
1241井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E641'15.486
134柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J641'20.325
142星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J641'27.546
1517平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E641'41.429
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J642'01.458
1732武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E642'30.836
1831ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E631Lap
1956小暮 卓史ARTAHONDA HF386E586Laps
-------- 以上規定周回(57 Laps)完走 --------
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J2440Laps
-6折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1351Laps
-1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J559Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.31 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA) 1'38.166 (39/63) 171.408km/h
  • CarNo.33は2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則 第28条12.違反(危険なドライブ行為) により、ペナルティストップ10秒が科された。
  • 施設の運営管理不備により、オーガナイザーに訓戒及び罰金3万円が科された(ペナルティストップエリア設置のタイムカウンターの整備不備)。
  • CarNo.33: 公式通知No.22による計測器の不備により発生した誤差を4.000秒減算された。

Japanese F3

全日本F3第12戦オートポリス決勝記者会見

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優勝 ロベルト・ストレイト(INGING)

 「スタートからパーフェクトでした。昨日から想定していたとおりのレースができました。タイヤも良かったので自分なりにコントロールしていました。ただ、予選でポールを獲れなかったし、今日もファステストラップは大嶋選手に持っていかれたのは、これからの課題ですね。テストからの予想で、最初アンダーに、後半ニュートラルになるようなセットにしましたが、これが当たりましたね」

2位 大嶋和也(TOM'S)

 「スタートを失敗して2位に落ちてしまいました。路面温度が上がり、セットも失敗して厳しいレースになりました。次は得意の富士なので2連勝したいですね」

3位 エイドリアン・スーティル(TOM'S)

 「ベストを尽くしたんですけど、タイヤの減りが早かったので厳しかったです。ただ、昨日今日と2戦続けてのこの結果には満足しています。2位とのポイントは縮まりましたが、まだ大きくリードしているのでそんなに心配はしていません。このあとは得意の富士やもてぎのレースなので、チームもクルマもいいしリードを広げていきたいですね」

Japanese F3

全日本F3第12戦オートポリス決勝 ロベルト・ストレイトが今季3勝目を飾る

 全日本F3選手権第12戦は6日、オートポリスで決勝を行い、予選2位からスタートしたロベルト・ストレイト(INGING)が20周を走って優勝した。2位には大嶋和也(TOM'S)、3位にはエイドリアン・スーティル(TOM'S)が入った。

 「ここはフロントローでないとチャンスがないからね」と語ったロベルト・ストレイト。スタートでポールポジションの大嶋和也の前に出ると、2位以下との差を徐々に広げレースを支配、最終的には2位以下を7秒近く離して余裕の勝利を飾った。

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 お昼を過ぎると雲も多くなり、サーキットに降り注ぐ強い日差しも雲に遮られる機会が多くなってきた。天気は下り坂という情報もあるがF3第12戦決勝はドライで行われることになりそうだ。

 午後12時50分、フォーメーションラップがスタートした。全13台がグリッドに整列し、レッドランプがブラックアウトして20周のレースが始まった。ポールポジションの大嶋和也(TOM'S)と3位の塚越広大(無限)が出遅れるなか、トップで1コーナーに進入したのは予選2位のロベルト・ストレイト(INGING)。2位は大嶋、3位には予選4位のエイドリアン・スーティル(TOM'S)が上がってきた。塚越は4位。5位に予選ポジションのままのジョニー・リード(INGING)。ファビオ・カルボーン(ThreeBond)が6位だがその後方の伊沢拓也(戸田)以下は大混戦だ。

 2周目、伊沢がカルボーンをパスして6位に上がる。その後、カルボーンはどこかで接触があったのか2周を終わってピットイン。フロントウイングを交換して、1周遅れてピットアウト。トップ、ストレイトと大嶋の間に割って入ったが、すぐに大嶋を前に出した。

 トップ、ストレイトは徐々に2位大嶋との間を離し始める。7周を終わってその差は2秒5余り。大嶋と3位スーティル、4位塚越との間はそれぞれ3秒前後。1~3位はほぼ等間隔となる。

 レースの丁度半分、10周を終わって、トップから4位までの差は約3秒半づつと広がる。その後方では5位のリードに、伊沢をパスした6位のマルコ・アスマー( ThreeBond)が迫ってきた。

 その後上位3台の間隔は広がるばかり、結局レースはこのままの順位で終わり、ストレイトが優勝した。2位にはファステストラップを獲ったもののトップを追いきれなかった大嶋、3位にスーティル、4位に塚越、5位がリード、6位がアスマーとなった。ストレイトは第5戦に続き今季3勝目を飾り、ポイントランキング2位に躍り出た。

Text: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第12戦オートポリス決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/08/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 12 オートポリス 4.674 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
14ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE2035'10.230
236大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE206.919
31エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE2010.248
410塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C2014.829
53ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE2020.864
614マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE2021.793
72伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C2032.243
833石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE2033.072
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE2043.142
1075池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE2043.666
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE2047.437
1250磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE201'11.209
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-12ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE515 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 大嶋和也(TPD TOM'S F305)1'44.883 (2/20) 160.43km/h

その他

MINEサーキット存続へ向けての署名活動が行われる

IMG_0503.JPG  フォーミュラニッポン第5戦決勝の開催されたオートポリス、グランドスタンド裏でMINEサーキット存続へ向けて「美祢自動車試験場のサーキット事業参入に関する嘆願」の署名活動をミネ・レーシング・スポーツ・クラブ(MRSC/会長代行:藤永雅雄)が行った。

 MINEサーキットは今年初めタカラからマツダが買い取り、美祢自動車試験場として現在はメーカー専用のテストコースとなっている。フォーミュラニッポン第5戦は年初のカレンダーではMINEサーキットで行われる予定だったが、MINEでのサーキット営業が行われなくなったため、このオートポリスでの開催に変更された。

 MINEは、厚保サーキットとして1972年に開業、その後西日本サーキットとなり、コース改修後はMINEサーキットして33年間、西日本の国際公認サーキットとして多くの全日本格式のレースが開催されてきた。この署名活動を受け、マツダが今後どのような経営判断を行うのか、注目していきたい。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士フリー走行 ARTA磐石の速さ

スーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの決勝前フリー走行が富士スピードウェイで行われ、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が総合トップタイムを記録、昨日のポール獲得に続いて好調ぶりを見せ付けた。

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#1ARTAは走行開始から新田がハイペースで周回を重ね、1分48秒244までタイムを縮めて残り約13分で田中に交代、結局一度も総合トップの座を明け渡さぬまま30分間を順調に走りきった。
クラス2番手には#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)、3番手には#28SEICOcarerra racing(佐々木孝太/宮川やすお組)、4番手には先週の鈴鹿8時間耐久レースを制した伊藤真一の乗る#45Pixy Spec's(羽根幸浩/伊藤真一組)が続いた。
新エンジン搭載で好結果が期待される#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)は7番手、コルベットを駆る#913BOMEX ADVAN(山下潤一郎/山路慎一/筒井克彦組)は残り5分で左フロントタイヤをブローさせ、コース脇にクルマを停めた。

ST2クラスでは#11オーリンズランサー(中谷明彦/木下隆之組)がセッション中盤にトップに立ち、一時はこのままクラストップで走行を終えるかと思われたが、残り10分を切ったところで#13エンドレス座間のランサーを駆るWADA-Qが逆転してトップに立った。
3番手には#20RSオガワランサー(小川日出生/砂子塾長/阪口良平組)、ToshiAraiことラリードライバー新井敏弘の乗る#123エンドレスアライインプレッサ(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ組)はクラス5番手につけた。

以下、ST3は#16H!NT RX-7(金山得郎/小山佳延/木野村光恵組)、ST4は#999P.MUレーシングインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)、STSは#99アクティブハイドロゲンS2000(坂本裕也/長野賢也組)がトップだった。

第4戦決勝は午後1時50分より、4時間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第5戦オートポリスフリー走行 小暮卓史がトップタイム!

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 オートポリスは朝から雲は多いものの時折雲間から差す夏の日差しも強い。今日も暑い1日になりそうだ。午前9時、決勝へ向けてのセッティングを決めるフリー走行が始まった。昨日、予選2回目で激しくクラッシュした荒聖治(KONDO)もマシンの修復なって全22台、22人のドライバーがコースインしてゆく。

 このサーキットは日本では一般的な右回りだが、グランドスタンドとピットがコースのアウト側に並列するという珍しいレイアウトだ。通常とは逆のピット作業を強いられ、これに対応した迅速なピット作業へのクルーの適応力がレースの明暗をわけるかも知れない。ピットロードが短いためピットインでのロスタイムは静止時間プラス20秒。理論的には2ピットのほうがトータル走行時間は短いと見ているチームもあり、決勝でのピット戦略も注目される。

 ここでトップタイムをマークしたのは、ポールシッターの小暮卓史(ARTA)。2位に本山哲(Arting IMPUL)、3位は予選で21位に沈んだ井出有治(DANDELION)。ポイントリーダーのブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)は7位につけている。

 小暮のタイムは2位以下を0.5秒近く離しており、これが少ないガソリン搭載量でのシミュレーションなら2ピット作戦もあるかも知れない。また、燃費がいいという噂のトヨタエンジンユーザーはノーピットも可能か。決勝でのサプライズ戦略を取るチームがあるかどうかも注目される。

 決勝レースは本日午後2時30分より64周での勝負となる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第5戦オートポリスフリー走行結果

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2006/08/06) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 5 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'36.494--174.38
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'36.9300.4360.436173.59
341井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'37.0830.5890.153173.32
417平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'37.1670.6730.084173.17
555金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'37.2660.7720.099172.99
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'37.2910.7970.025172.95
719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'37.3790.8850.088172.79
87片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'37.3940.9000.015172.77
934横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'37.5381.0440.144172.51
108高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'37.6961.2020.158172.23
1120松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'37.7281.2340.032172.18
1231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'37.8771.3830.149171.91
132星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'37.8791.3850.002171.91
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'37.9131.4190.034171.85
1532武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'37.9231.4290.010171.83
163荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'37.9241.4300.001171.83
1737土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'38.1301.6360.206171.47
185道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'38.4891.9950.359170.85
1936アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'38.5332.0390.044170.77
2040ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'38.5552.0610.022170.73
214柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'38.6622.1680.107170.55
226折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'38.8382.3440.176170.24
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'30.124

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 48.224 -
2 8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 48.436 -0.212
3 28 ST1 3 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 48.493 -0.269
4 45 ST1 4 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 49.517 -1.293
5 32 ST1 5 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 50.651 -2.427
6 3 ST1 6 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 50.724 -2.500
7 24 ST1 7 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 50.808 -2.584
8 13 ST2 1 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 51.346 -3.122
9 11 ST2 2 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 51.610 -3.386
10 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 51.873 -3.649
11 20 ST2 3 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 51.876 -3.652
12 22 ST2 4 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 51.913 -3.689
13 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 52.016 -3.792
14 59 ST2 6 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 52.207 -3.983
15 12 ST2 7 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
0 1' 52.652 -4.428
16 2 ST2 8 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 52.707 -4.483
17 26 ST2 9 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 53.394 -5.170
18 913 ST1 9 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 53.570 -5.346
19 6 ST2 10 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 53.617 -5.393
20 51 ST2 11 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 53.993 -5.769
21 54 ST2 12 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.072 -5.848
22 16 ST3 1 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 54.207 -5.983
23 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 54.230 -6.006
24 *27 ST3 3 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 54.285 -6.061
25 15 ST3 4 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 54.652 -6.428
26 33 ST3 5 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 54.801 -6.577
27 7 ST3 6 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 54.856 -6.632
28 19 ST3 7 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 55.059 -6.835
29 83 ST3 8 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 55.141 -6.917
30 14 ST3 9 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 55.440 -7.216
31 30 ST2 13 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
杉本 龍生
加納政樹
YH 1' 55.928 -7.704
32 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.453 -9.229
33 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1' 58.118 -9.894
34 43 ST3 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 1' 58.456 -10.232
35 *55 ST3 11 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 58.668 -10.444
36 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 58.743 -10.519
37 69 STS 2 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 58.822 -10.598
38 18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 1' 59.966 -11.742
39 5 ST2 14 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 2'0 0.551 -12.327
40 25 ST4 4 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
0 2'0 0.595 -12.371
41 39 ST3 12 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 2'0 0.802 -12.578
42 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 2'0 1.032 -12.808
43 87 ST4 6 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 2'0 1.072 -12.848

*No.27のAドライバー、No.55のBドライバーは、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章 第38条1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課す。

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 Cドライバーフリー走行

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 913 ST1 1 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
筒井 克彦 YH 1' 50.703 -
2 2 ST2 1 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
松田 晃司 DL 1' 51.262 -0.559
3 17 ST1 2 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
三沢 伸輔 DL 1' 51.702 -0.999
4 13 ST2 2 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
大瀧 賢治 YH 1' 51.954 -1.251
5 22 ST2 3 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
樋口統也 DL 1' 52.471 -1.768
6 20 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
阪口 良平 YH 1' 52.601 -1.898
7 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
木下 みつひろ YH 1' 52.639 -1.936
8 15 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
植松 忠雄 YH 1' 52.901 -2.198
9 12 ST2 6 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
瀬在仁志 YH 1' 53.968 -3.265
10 27 ST3 2 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
村田 信博 YH 1' 54.016 -3.313
11 83 ST3 3 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
余郷 敦 YH 1' 54.926 -4.223
12 19 ST3 4 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
斉藤 多聞 YH 1' 55.162 -4.459
13 30 ST2 7 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
加納政樹 YH 1' 55.899 -5.196
14 16 ST3 5 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
木野村 光恵 YH 1' 56.406 -5.703
15 26 ST2 8 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
朝倉 宏志 YH 1' 57.541 -6.838
16 87 ST4 1 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
水谷 大介 YH 1' 58.102 -7.399
17 55 ST3 6 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
松原 亮二 YH 1' 58.563 -7.860
18 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
花岡 隆弘 YH 1' 58.919 -8.216
19 5 ST2 9 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
斉藤 伸輔 KH 1' 59.756 -9.053
20 18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
水書 健司 YH 2'00.744 -10.041
21 25 ST4 4 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田ヶ原 章蔵 0 2'01.374 -10.671
22 39 ST3 7 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
馬杉 力也 YH 2'01.453 -10.750
23 43 ST3 8 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
立花 和幸 YH 2'01.511 -10.808
- 14 ST3 9 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
入口 秀輝 YH   出走せず -

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 ARTAが4連続ポールを達成!

スーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの公式予選が8月5日、快晴の富士スピードウェイで行われ、開幕3連勝中の#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)がここでもポールを獲得、4連勝に向けて幸先の良いスタートを切った。

公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から強い日差しが降り注ぎ、気温も30度を越えるクルマにもドライバーにも厳しいコンディションとなった。

まずはドライバーズ予選が正午から行われた。
ST1のトップタイムを記録したのは、目下開幕3連勝中のARTA。田中哲也が1分47秒772を記録し、ここでも仕上がりの良さを見せ付けたが、#28SEICOcarerra racingの佐々木孝太も47秒951と僅差で食い下がった。

ST2トップは#11オーリンズランサー。ST3は#33eeiA ings Z、ST4は#999P.MU Racingインテグラがそれぞれクラストップタイムを記録し、出走43台中42台が予選を通過した。
#30カンビリオADVANランサーは渡辺雅則が基準タイムをクリアできず、グリッド予選には進めなかった。

続いて決勝の出走順を決めるグリッド予選はヴィッツ、FCJの決勝をはさんで午後2時35分から行われた。
今回は気温と路面温度の上昇を嫌ってか、ST1の上位陣や、ST2のオーリンズランサー、フジツボインプレッサなど、専有走行時間でのアタックを見合わせ、全クラス混走となる最後の20分間に賭けるチームが相次ぎ、チェッカー直前の8分間はめまぐるしく順位の入れ替わる激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

ST1ではまず#24Pixy ADVANの井上貴志、#32GruppeMの松田秀士らがアタックを開始。
井上1分49秒213、松田1分49秒269を記録するが、残り5分を切ったところで#8ニコカットGT3の谷川達也が1周目48秒692、2周目には午前の暫定ポールタイムに匹敵する47秒795を叩き出して一躍トップに躍り出る。
更に#3エンドレスアドバンZの影山正美も48秒901を記録して2番手に上がってきた。
しかし最後の最後に満を持してコースに入った#1ARTAの田中哲也はアタック1周目から好タイムをマーク、2周目で早くもトップに立つ。
#28SEICOの佐々木孝太も負けじと食い下がり、2台はベストタイムを更新しながら佐々木、田中の順でなだれ込むようにチェッカーを受けた。
この結果、佐々木孝太が47秒609、田中哲也は47秒006を叩き出して、ARTAが今季4戦連続のポールポジションをもぎ取った。

ST2はこれまで連続ポールの続いていた#11オーリンズランサーを吉田寿博の駆る#2フジツボインプレッサが初めて上回った。

ST3は専有走行終盤から混走序盤にかけて、熾烈なトップ争いが展開され、午前中トップの#33ingsZの大井貴之のタイムを古谷直広(#15洗剤革命)、加藤正将(#7イシハラマリーン)の2台の岡部自動車RX-7が相次いで打ち破り、予選1-2位を占めた。

ST4トップは山野直也の駆る#999P.MUインテグラ、STSは#99アクティブハイドロゲンS2000の坂本裕也がトップとなった。

第4戦SUPER TECの決勝は明日午後1時50分より、4時間で行われる。

ポールシッターのコメント

060805_stecpole2

田中哲也
朝のコンディションの方が良かった。「これはキツイ」とエンジニアに言いました。
時間を見て(佐々木)孝太を先にいかせて様子を見てました。最後に戻ってくる時にちょっとスリップ使えたし(笑)決勝に向けてはいい感じのタイヤです。まあ、今までが他と離れすぎてた。

新田守男
クルマは一緒ですし、他のチームは十勝を休んで仕上げてきたんでここまで追いついてきたじゃないですか?タイヤはロングではいいですよ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

全日本F3第11戦オートポリス決勝記者会見

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優勝 大嶋和也(TOM'S)

 「今日はセッティングはうまくいきました。ようやくF3のセッティングがわかってきたところです。このオートポリスのコースは楽しいですけど、疲れるのでイヤですね」

2位 ロベルト・ストレイト(INGING)

 「クルマの調子は良かったですが、予選が悪くてどうして速く走れないのかわかりませんでした。決勝はペースが良かったですが、ここはフロントローでないとチャンスがありませんね」

3位 伊沢拓也(戸田)

 「スタートはコースのアウト側が汚れていてホイールスピンして前に進みませんでした。コース中に遅いところがあるんですが、原因がわかりません。最近、流れが良くなってきたので明日はもっといい結果が出せるようにがんばりたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第11戦オートポリス決勝 大嶋和也が久々の優勝を飾る

 全日本F3選手権第11戦は5日、オートポリスで決勝が行われポールポジションからスタートした大嶋和也が14周を走り切り優勝した。2位にはロベルト・ストレイト(INING)、3位には伊沢拓也(戸田)が入った。

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 フォーミュラ・ニッポン2回目の予選で赤旗が提示された関係で、予定より10分遅れの午後3時40分からフォーメーションラップが始まった。天候は曇りのまま。

スタートを制したのはポールポジションの大嶋和也(TOM'S)。2位には伊沢拓也(戸田)をかわしたロベルト・ストレイト(INGING)が上がってきた。3位は伊沢。4位はファビオ・カルボーン(ThreeBond)、5位にジョニー・リード(INGING)、6位にエイドリアンスーティル(TOM'S)。7位にはまたもスタートを失敗した予選4位の塚越広大(無限)がつけている。

 大嶋は、徐々に2位との差を広げ始め、2秒あたり離したところで1,2位の差はこう着状態となる。3位の伊沢はトップ2台についてゆくことができず、10周過ぎにはトップから10秒近く離されてしまった。

 結局、上位陣の順位はこのままでレースは終了。大嶋は危なげないレース運びで最後は2位を3秒近く離して優勝。2位にはストレイトが、3位にはトップから13秒近く遅れて伊沢拓也が入った。ポイントリーダーのスーティルは6位。大嶋は第2戦以来の優勝となった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第11戦オートポリス決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2006/08/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 11 オートポリス 4.674 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
136大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1424'18.943
24ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE142.887
32伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1412.830
412ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1414.502
53ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1418.551
61エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1419.323
710塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1420.251
814マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1421.361
975池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1426.790
1033石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1427.775
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1431.702
1250磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1449.810
1374岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE122 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 大嶋和也(TPD TOM'S F305)1'43.827

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 グリッド予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 47.006 -
2 28 ST1 2 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 47.606 -0.600
3 8 ST1 3 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 47.795 -0.789
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 48.901 -1.895
5 24 ST1 5 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 49.213 -2.207
6 32 ST1 6 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 49.269 -2.263
7 6 ST1 7 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 49.508 -2.502
8 13 ST1 8 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 49.976 -2.970
9 26 ST2 1 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 50.047 -3.041
10 7 ST2 2 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 50.108 -3.102
11 33 ST2 3 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 50.718 -3.712
12 27 ST1 9 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 51.090 -4.084
13 23 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 51.229 -4.223
14 16 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 51.231 -4.225
15 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 51.470 -4.464
16 59 ST2 6 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 51.471 -4.465
17 6 ST2 7 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 51.569 -4.563
18 13 ST2 8 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 51.818 -4.812
19 26 ST2 9 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 51.851 -4.845
20 7 ST3 2 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 52.158 -5.152
21 33 ST3 3 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 52.294 -5.288
22 27 ST3 4 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 52.613 -5.607
23 23 ST3 5 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 52.903 -5.897
24 16 ST3 6 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 53.088 -6.082
25 51 ST2 10 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 53.835 -6.829
26 14 ST3 7 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 54.025 -7.019
27 83 ST3 8 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 54.078 -7.072
28 19 ST3 9 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 54.170 -7.164
29 54 ST2 11 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.267 -7.261
30 55 ST3 11 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 55.426 -8.420
31 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 56.936 -9.930
32 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.305 -10.299
33 87 ST4 2 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 1' 57.444 -10.438
34 69 STS 2 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1'57.591 -10.585
35 5 ST2 12 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 1'58.073 -11.067
36 73 ST4 3 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1'58.136 -11.130
37 18 ST4 4 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 1'58.883 -11.877
38 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 1'59.283 -12.277
39 43 ST3 12 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH   1'59.873 -12.867
40 25 ST4 6 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
2'0 0.137 -13.131
41 *12 ST2 13 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
YH 3' 43.147 -1'56.141
- *39 ST3 10 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 1' 54.292 -7.286

*No.12は、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章 第38条 1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課した。
*No.12は、本大会特別規則書第26条違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円を課した。

*No.39は、GTNETスーパー耐久2006シリーズ規則第6条(4)により、ピットスタートを条件にタイヤ交換を認める。

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選トップ3記者会見

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ポールポジション 小暮卓史(ARTA)

 「クルマは持ってきた状態からよかったです。もうちょっとタイムが上がるかなと思ったけどそうではなかったですね。タイヤは3セット目まで使いましたが、タイムを出すクルマがなかったので4セット目は使いませんでした。明日はいい気分で帰りたいですね」

予選2位 ロニー・クインタレッリ(INGING)

 「予選2位で嬉しいです。実は自信がなかったんですが、朝走り始めたら調子がよかったので午後もいけると思いました。エンジニアなどチームの皆さんに感謝したいと思います。ここまでいい成績だったので明日も頑張りたいと思います」

予選3位 金石年弘(ARTA)

 「走りはじめからバランスがよくてちょっとアジャストしただけでした。最後のアタックでチームメイト(小暮)にひっかかってしまいました。満タンチェックもできているので明日は優勝目指して頑張りたいと思います。決勝レースは荒れるでしょう」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選2回目小暮卓史がポールを決める

 全日本フォーミュラ・ニッポン第5戦は5日、大分県のオートポリスで2回目の予選を行ない小暮卓史(ARTA)が1回目のタイムでポールポジションを獲得した。2位にはロニー・クインタレッリ(INGING)、3位には小暮のチームメイト金石年弘(ARTA)が入った。

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 午後の路面状況は午前よりスリッピーだったようだ。小暮卓史(ARTA)が午前中に出したタイム1'33.424を上回るドライバーは現れず、このタイムでポールポジションが決まってしまった。

 午後になると、雲量も徐々に増え、ときおりサーキットに降り注ぐ日差しを遮っている。阿蘇の高原を渡る風が1コーナーから最終コーナーかけ吹き始め、体感気温は下がり気味だ。午後2時、予定通り第2回目の予選が始まった。午前の予選と違い、多くのドライバーが予選開始直後からコースインを始めた。

 予選開始開始5分過ぎ、荒聖治(KONDO)が第2ヘアピン手前でクラッシュ、リアセクションとフロント右側部分を大きく損傷しコース上にストップしたためこのセッションも開始早々赤旗中断となった。

 午後2時18分、予選が再開された。雲はさらに増え、ほぼ曇りの天候となる。予選中盤、ピットに待機するドライバーが多くなり、コース上を走るマシンが少なくなるなか、暫定ポールの小暮卓史(ARTA)が出撃。1'34.282を出し、このセッションのトップに躍り出た。2位にはブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)、3位に金石年弘(ARTA)がつけている。

 予選終了15分前、各ドライバーがタイムアップしてくるが小暮は依然としてトップのまま。しかし、ついにトレルイエが1'34.214を出してトップに立つと今度は金石年弘が34.044でトレルイエを上回りトップが入れ替わった。しかしまだ小暮の午前のタイムには届いていない。

 予選終了10分を切った。ここから各車ニュータイヤを投入して本当の予選アタックが始まる。まずは小暮が午前に自身が出したタイムに迫る1'33.472でこのセッションのトップを奪い返した。

 終了直前、最後のアタック合戦に突入。しかし誰も小暮のタイムに届かない。2位にはロニー・クインタレッリ(INGING)が上がってきた。3位には金石。結局、午後は路面状態が良くなかったのか、午前の小暮のタイムを上回れないまま2回目の予選は終了した。

 決勝レースは明日5日、午後2時30分より64周にて行われる。

Text: Yoshninori OHNISHI / Photo: FMOTOR

その他

スーパー耐久第4戦富士 ドライバーズ予選結果

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 47.772
2 28 ST1 2 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 47.951
3 8 ST1 3 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 49.286
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 49.663
5 32 ST1 5 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 49.770
6 45 ST1 6 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 50.019
7 24 ST1 7 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 50.155
8 11 ST2 1 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 50.760
9 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 50.862
10 2 ST2 2 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 51.293
11 913 ST1 9 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 51.466
12 59 ST2 3 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 52.081
13 6 ST2 4 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 52.099
14 22 ST2 5 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 52.339
15 12 ST2 6 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
0 1' 52.606
16 20 ST2 7 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 52.744
17 33 ST3 1 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 53.201
18 26 ST2 8 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 53.233
19 123 ST2 9 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 53.567
20 13 ST2 10 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 53.600
21 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 53.642
22 15 ST3 3 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 54.367
23 54 ST2 11 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.381
24 83 ST3 4 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 54.600
25 51 ST2 12 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 54.902
26 14 ST3 5 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 54.937
27 7 ST3 6 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 55.314
28 19 ST3 7 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 55.949
29 27 ST3 8 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 55.993
30 16 ST3 9 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 57.144
31 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.524
32 55 ST3 10 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 57.910
33 39 ST3 11 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 1' 58.294
34 69 STS 1 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 58.425
35 99 STS 2 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 58.570
36 5 ST2 13 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 1' 58.425
37 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH   1'58.570
38 98 ST4 3 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 1'59.820
39 87 ST4 4 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 1'59.826
40 18 ST4 5 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 2' 00.139
41 43 ST3 12 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 2'00.606
42 25 ST4 6 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
2'00.984
- ---- ---- --- 以上 予選通過 ----------- -- --------
30 ST2 14 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
杉本 龍生
加納政樹
YH 1'56.019

予選通過基準タイム
総合:2'21.657(130%)
ST1:1'59.169(110%) ST2:2'02.515(110%) ST3:2'05.110(110%)
ST4:2'10.362(110%) STS:2'10.125(110%)

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選総合結果

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2006/08/05) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 5 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E*1'33.424
1'33.472
1'33.424-180.11
233ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'34.234
*1'33.760
1'33.7600.336179.46
355金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'34.367
*1'33.797
1'33.7970.373179.39
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'34.641
*1'33.866
1'33.8660.442179.26
520松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'34.746
*1'33.876
1'33.8760.452179.24
61本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J*1'33.887
1'34.114
1'33.8870.463179.22
737土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.459
*1'34.313
1'34.3130.889178.41
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.746
*1'34.357
1'34.3570.933178.33
917平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'34.794
*1'34.365
1'34.3650.941178.31
107片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'34.581
*1'34.422
1'34.4220.998178.20
115道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'34.905
*1'34.516
1'34.5161.092178.03
1211立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'34.713
*1'34.533
1'34.5331.109177.99
1331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'35.534
*1'34.666
1'34.6661.242177.74
1434横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'34.936
*1'34.796
1'34.7961.372177.50
154柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'34.951
*1'34.801
1'34.8011.377177.49
1640ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.031
*1'34.949
1'34.9491.525177.22
1732武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'35.887
*1'35.273
1'35.2731.849176.61
188高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J-
*1'35.333
1'35.3331.909176.50
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'35.658
*1'35.364
1'35.3641.940176.44
203荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J*1'35.687
4'25.479
1'35.6872.263175.85
2141井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.975
*1'35.812
1'35.8122.388175.62
226折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E*1'36.071
1'36.273
1'36.0712.647175.15
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選2回目結果

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2006/08/05) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 5 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'33.472--180.02
233ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'33.7600.2880.288179.46
355金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'33.7970.3250.037179.39
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'33.8660.3940.069179.26
520松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'33.8760.4040.010179.24
61本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'34.1140.6420.238178.79
737土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.3130.8410.199178.41
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.3570.8850.044178.33
917平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'34.3650.8930.008178.31
107片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'34.4220.9500.057178.20
115道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'34.5161.0440.094178.03
1211立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'34.5331.0610.017177.99
1331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'34.6661.1940.133177.74
1434横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'34.7961.3240.130177.50
154柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'34.8011.3290.005177.49
1640ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.9491.4770.148177.22
1732武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'35.2731.8010.324176.61
188高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'35.3331.8610.060176.50
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'35.3641.8920.031176.44
2041井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.8122.3400.448175.62
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'36.2732.8010.461174.78
223荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J4'25.479172.007165.46463.38
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'30.124

Japanese F3

全日本F3第11戦、第12戦オートポリス予選 大嶋和也が連続ポール!

 全日本F3選手権第6大会(第11戦、第12戦)の予選は第11戦、第12戦とも大嶋和也(TOM'S)がポールポジションを獲得した。

0804_ohshima.jpg

0804_izawa.jpg

0804_streit.jpg

0804_tsukakoshi.jpg

 フォーミュラ・ニッポンでの赤旗により予選終了時間が伸びたもののF3予選は予定通り午前11時5分から第11戦が、10分のインターバルを置いて11時30分より第12戦の予選がそれぞれ15分にわたり行われた。

 第11戦の予選開始時刻になってもコースインするドライバーは現れない。ようやく開始10分過ぎから各車がコースイン。塚越広大(無限)が1'43.151を出しトップタイムをマーク。しかし、終了直前ここ数戦振るわなかった大嶋和也(TOM'S)が1'42.356と驚異的なタイムを叩き出しトップに躍り出た。その後、伊沢拓也(戸田)が42.842で2位に、3位には43.058でロベルト・ストレイト(INGING)が上がり塚越は4位に落ちた。大嶋のタイムは2位以下を0.5秒近く離すもの。ここ九州に来てようやく本来の実力を発揮してきたようだ。

 ポイントリーダーのエイドリアン・スーティル(TOM'S)は6位と振るわなかった。この第11戦の決勝は本日午後3時30分より14周にて行われる。

 第11戦に引き続き行われた第12戦の予選も開始直後にコースインするドライバーは無く、終了5分前から予選争いが行われた。11戦の予選と同じくまずは、塚越広大(無限)が1'42.629で予選をリードする。2位には43.158で伊沢拓也(戸田)が、3位にはファビオ・カルボーン(ThreeBond)が付けた。

 しかし終了間際ロベルト・ストレイト(INGING)が42.416でトップに立つと、さらにそのタイムを上回ったのはまたしても大嶋和也(TOM'S)だった。今度は僅差ながら1'42.257でストレイトをうっちゃり2戦連続のポールシッターとなった。

2位にはその逆転を許したストレイトが入り、3位には若干タイムアップを果たしたもののトップには届かなかった塚越が入った。

 4位はポイントリーダーのエイドリアン・スーティル(TOM'S)。トップ3とのタイム差も僅かで決勝では怖い存在になりそうだ。その第12戦決勝は明日5日、午後12時50分より20周にわたって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第12戦オートポリス予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/08/05) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 12 オートポリス 4.674 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'42.257--164.55
24ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'42.4160.1590.159164.29
310塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'42.5240.2670.108164.12
41エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'42.5860.3290.062164.02
53ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1'42.7940.5370.208163.69
62伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'43.1580.9010.364163.11
712ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'43.3301.0730.172162.84
833石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1'43.4791.2220.149162.61
914マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'43.5971.3400.118162.42
1075池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'43.8911.6340.294161.96
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'44.2451.9880.354161.41
1274岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'45.0412.7840.796160.19
1350磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1'46.1093.8521.068158.58
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'52.63810.3816.529149.38

Japanese F3

全日本F3第11戦オートポリス予選結果

全日本F3 -RIJ- (2006/08/05) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 11 オートポリス 4.674 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'42.356--164.39
22伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'42.8420.4860.486163.61
34ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'43.0580.7020.216163.27
410塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'43.1510.7950.093163.12
512ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'43.3581.0020.207162.80
61エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'43.5651.2090.207162.47
73ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1'43.6481.2920.083162.34
814マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'43.7271.3710.079162.22
933石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1'43.7751.4190.048162.14
1075池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'45.5433.1871.768159.43
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'45.6063.2500.063159.33
1274岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'45.6453.2890.039159.27
1350磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1'46.7344.3781.089157.65
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'53.02710.6716.293148.87

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選1回目結果

Fニッポン第5戦 -RIJ- (2006/08/05) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 5 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'33.424--180.11
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'33.8870.4630.463179.22
333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'34.2340.8100.347178.56
455金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'34.3670.9430.133178.31
537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.4591.0350.092178.13
67片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'34.5811.1570.122177.90
719ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'34.6411.2170.060177.79
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'34.7131.2890.072177.66
920松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'34.7461.3220.033177.59
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'34.7461.3220.000177.59
1117平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'34.7941.3700.048177.50
125道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'34.9051.4810.111177.30
1334横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'34.9361.5120.031177.24
144柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'34.9511.5270.015177.21
1540ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.0311.6070.080177.06
1631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'35.5342.1100.503176.13
172星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'35.6582.2340.124175.90
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'35.6872.2630.029175.85
1932武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'35.8872.4630.200175.48
2041井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.9752.5510.088175.32
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'36.0712.6470.096175.15
-8高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8JNo Time---
  • Fastest Lap: 1'30.124 (注)1991年、FN前身のF3000第2戦にて中谷明彦の持つ参考タイム
  • 赤旗中断:10:19'00~10:22'23(3分23秒間)

Formula Nippon

FN第5戦オートポリス予選1回目 小暮卓史が暫定ポール!

 全日本フォーミュラニッポン第5戦は5日、大分県のオートポリスで予選1回目を行い、小暮卓史(ARTA)が1'33.424(180.11km/h)でトップタイムを叩き出し、暫定のポールポジションを獲得した。2位に本山哲(Arting IMPUL)、3位にロニー・クインタレッリ(INGING)が入った。

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 いつものフォーミュラ・ニッポンの予選で見られる終了間際のアタック合戦はなかった。序盤の赤旗での予選中断の再開後に本山哲(Arting IMPUL)の出した1'33.887のタイムを、終了10分前に1'33.424であっさりと破り、トップに立った小暮卓史(ARTA)のタイムを上回るマシンは現れず、小暮がこのタイムで逃げ切り1回目の予選を制した。

 14年ぶりにトップフォーミュラのエギゾーストノートがここオートポリスに戻ってきた。オートポリスは、バブル全盛期の1990年にF1開催を目指してオープン。1991年にはフォーミュラ・ニッポンの前身であるF3000が4月に開催されている。初代ウィナ-は中谷明彦。翌1992年7月にも開催され、マルコ・アピチェラが優勝している。しかし、オープン以来経営不安を囁かれてた運営会社がこの年倒産、F1どころかF3000も2年間開催されただけで終わった。

 その後、阿蘇レーシングパークと名称を変更して細々と営業を継続、1996年には当時の上津江村に無償譲渡、名称もオートポリスに戻され村民の熱意で運営されてきた。そして2005年3月には入札で2輪のテストコースとして川崎重工の子会社に買い取られ、サーキット営業も継続し現在に至っている。

 またこの第5戦は、本来先週の7月30日にMINEサーキットで行われるはずだったが、MINEサーキットがマツダに買収されテストコースとしてサーキット営業を終了したためオートポリスへ開催地が変更された経緯がある。4輪メーカーに買収され営業終了したサーキットから2輪メーカーに買収され継続営業されたサーキットに4輪レースであるフォーミュラ・ニッポンの開催地が変更されたのはなんとも皮肉ではある。

 出走台数は前戦第4戦と同じく22台。しかし、今週になって密山祥吾(Direxiv)がエントリーを取り消し、これにかわって平中克幸(EMS)の参戦が発表された。平中は第3戦までDandelionから参戦しており、1戦を休止したのみでフォーミュラ・ニッポン復帰となった。

 オートポリスは早朝からほぼ快晴、標高800メートルに位置するため猛暑の平野部に比べると若干涼しく感じられる。ほぼ無風状態で午前10時、予定通り1回目の予選が始まった。しかし、タイヤ温存のためか10分過ぎまでコースインするマシンは無く、ようやく武藤英紀、ロイック・デュバル(共にPIAA NAKAJIMA)をはじめ数台が走り始めたが、予選開始20分頃、高木虎之介(LeMans)が最終コーナー立ち上がりのコース中央でストップ、このため赤旗が提示された。

 10時25分から予選が再開された。30分過ぎから高木を除く全車がコースイン、1セット目のタイヤでのアタックが始まった。やはり速いのはディフェンディングチャンピオンの本山哲(Arting IMPUL)。ただ1人、1'33.887と33秒台のタイムを叩き出し、タイミングモニターのトップに躍り出た。2位に34.234のロニー・クインタレッリ(INGING)、3位が34.459の土屋武士(LeMans)。

 しかし、予選終了10分余り前、練習走行から好調の小暮卓史(ARTA)がいきなり33.424を叩き出しトップにつける。これをきっかけに各車タイムアタックをかけると思われたが、終了直前になっても誰もこのタイムを上回るドライバーは現れず、小暮の1回目での暫定ポールが確定した。2位は中断後早々のタイムで本山哲、3位にはロニー・クインタレッリが入った。復帰の平中克幸(EMS)は17位、F1帰りの井出有治(Dandelion)は20位と低調だった。

 路面温度が高いためタイヤ温存なのか、ほとんどのドライバーは午後の予選2回目にかけると思われる。2回目の予選は午後2時より45分間にわたって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 4時間耐久で今季初優勝を狙う (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇4時間耐久で今季初優勝を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第4戦は、8月5~6日富士スピードウェイにおいて第3戦・24時間レースの次にロングディスタンスレースとなる4時間レース(走行距離600km弱)として行われる。

 第4戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス45台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛/松田晃司)、#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫/樋口統也)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレス 
アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と年間エントリーしている3台に加え、2台のインプレッサがエントリーしている。

 富士スピードウェイは、03~05年に全面的に改修されて07年にはF1日本GPも開催される近代的な国際コース。1.5kmにもおよぶストレートが特徴で、前半区間はハイスピードセクション、そして後半はコーナーが連続するテクニカルセクションとなる。

 低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサは、ドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。1回のスティントを長く走れるため、ピット回数も少なくなり有利な展開に持ち込むことが可能となる。通常予定される3回のピット作業を2回にするチームもありそうだ。

 また、今回のレースは天候に恵まれそうだが、夕立の可能性がないわけではない。インプレッサは低重心な水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによって車両バランスが良く、ドライからウェットとコンディションが変わってもサスペンションのセッティングを変える必要がなく安定した走行を続けることができる。さらに、完全なウェットコンディションともなればシンメトリカルAWDを生かして総合上位に食い込むことも可能となる。

 インプレッサはライバルの開幕4連勝を阻むと共に、03年以来、3年ぶり(04年は富士ラウンドは改修のために開催されず)のクラス優勝を目指すことになる。

タイムスケジュールは以下のとおり。
5日(土)
12:00~12:30 ドライバーズ予選
14:35~15:35 グリッド予選
6日(日)
8:00~8:30 フリー走行
13:50 決勝スタート
17:50 決勝ゴール

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

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