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2009年4月

Japanese F3

JF3:第3戦岡山決勝結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/25) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 3 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1830'17.067
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1819.062
318N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1820.736
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1829.610
512C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1831.232
68N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1842.563
723N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1847.383
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1847.995
933C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1849.549
101Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1850.464
1162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1851.034
1219N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE181'25.339
135N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE171 Lap 
1477N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE171 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 --------
-7N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE018 Laps
-22N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE018 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308) 1'39.259 (11/18) 134.303km/h

Japanese F3

JF3:第3戦岡山公式予選 雨の中、安田裕信がポールポジション、Nクラスの佐藤公哉が2位!

 全日本F3選手権第3戦の公式予選が25日、岡山国際サーキットで行われ、雨を得意とする安田裕信(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。Nクラスは、佐藤公哉(NOVA)が総合でも2位に食い込みクラスポールポジションを獲得した。

f3_r03_q_12

f3_r03_q_23

 第3戦、第4戦の公式予選の行われる岡山国際サーキットは未明より雨。10時45分、ウェット宣言の出される中第3戦の公式予選が始まった。

 開始早々、全16台がコースイン。雨の中Nクラス勢が元気だ。予選中盤でなんとNクラスの佐藤公哉(NDDP)が1分43秒091でトップに立つと、2位にも同クラスの関口雄飛(AIM)が着ける。

 予選終了残り1分余りでCクラスの安田裕信(ThreeBond)が1分42秒833でトップに立ち、このままポール確定かと思われたが、1分を切った時点で佐藤が1分42秒462でこれを逆転、ポールポジションを奪い返した。

 2位は安田。3位にはCクラスの嵯峨宏紀(ルボーセ)が上がってきた。4位にNクラスの関口。トムス勢トップは井口卓人で5位。6位に千代勝正(NOVA)が入った。

 トップからN、C、C、N、C、N.クラスと並びまさに下克上の予選結果となった。

 第3戦決勝は本日午後3時より18ラップで争われる。

【追記】
 この後発表された暫定結果では、ポールの佐藤他11台が黄旗区間を走行中のタイムが抹消されたため、ポールポジションは安田裕信となった。佐藤は2位に落ち、3位に国本、4位千代、5位関口、6位井口となっている。また、千代と岩崎は、ダブルチェッカーにより、この結果からさらに決勝のスタートポジションを3グリッド降格とされた。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦岡山公式予選結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/25) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2009 All Japan F3 Championship Round 3 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'42.833--129.64
223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'42.8930.0600.060129.56
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'43.5000.6670.607128.80
4*22N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'43.8701.0370.370128.34
518N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'44.2601.4270.390127.86
636C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'44.3071.4740.047127.80
77N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'44.6781.8450.371127.35
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'44.7861.9530.108127.22
98N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'44.7911.9580.005127.21
101Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'44.8892.0560.098127.09
1162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'45.4322.5990.543126.44
122Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'45.5232.6900.091126.33
13*33C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3063.4730.783125.40
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'46.9254.0920.619124.67
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'53.35510.5226.430117.60
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'53.38310.5480.026117.57
-*77N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'54.70111.8681.346116.22
  • CarNo.22,23は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.1 C(Wチェッカー)により、第3戦決勝レーススタートポジションを3グリッド降格とする。
  • CarNo.77は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条7.決勝レース出走嘆願書の受理により、決勝レースへの出走を認める。
  • CarNo.77は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.1 C(Wチェッカー)により、第3戦決勝スタートをピットスタートとする。

SUPER GT

SGT:第3戦富士 決勝終了後のコースウォークなど各種イベントを開催

 富士スピードウェイ株式会社は22日、5月3日から4日かけて開催される2009 AUTOBACS SUPER GT第3戦のイベント概要を発表した。

 目新しいところでは、決勝終了後にコースを散策できるリニューアル後初開催の「コースウォーク」だろう。コースが開放され(一部区間)無料で参加できる。

 また、「スピードウェイシアター」と称して予選終了後の3日19時より「スピードレーサー」も上映される。「GTキッズウォーク」、「サーキットサファリ」など恒例のイベントも目白押しだ。

 開催イベント概要は以下のとおり。

  • ドライバートークショー(予選日/決勝日 無料)
  • レースクイーンステージショー(予選日/決勝日 無料)
  • ピットウォーク(予選日11:40-12:25 1,500円/決勝日10:40-11:30 2,000 円)
  • GT キッズウォーク(予選日17:25-18:20 無料[お子様連れのファミリーのみ])
  • オープンピット(予選日7:25-8:40 パドックパス購入者)
  • サーキットサファリ(決勝日 9:25-9:40 1,000 円/数量限定)
  • キッズスクエア(予選日/決勝日[終日] 無料)
  • スピードウェイシアター(予選日19:00-21:00 スピードレーサーを上映 無料)
  • コースウォーク(GT決勝レース終了後 無料)

 2009 AUTOBACS SUPER GT第3戦でコースウォークほか各種イベントを開催[PDF]

Text: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝結果

スーパーTEC -RIJ- (2008/06/15) Final Race Weather:Fine-Cloudy Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH1284:01'38.211
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
吉田広樹
YH1280.170
3ST1310Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
岡本 武之
YH12830.332
4ST14360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH1271Lap
5ST2113ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木宏和
YH1244Laps
6ST2226エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村信也
朝倉 宏志
YH1244Laps
7ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1244Laps
8ST2320RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川 日出生
YH1235Laps
9ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田 信博
井上貴志
YH1235Laps
10ST3315岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH1235Laps
11ST3439TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH1235Laps
12ST35113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
木村 崇
YH1235Laps
13ST2411オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1226Laps
14ST36777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗
DRAGON
吉田 基良
YH1217Laps
15ST2559東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH1217Laps
16ST3719高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH1208Laps
17ST4151AGY ings インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
井尻 薫
黒木 英春
黒木 健次
YH1199Laps
18ST151ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木孝行
藤井 誠暢
YH1199Laps
19ST4276Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH11810Laps
20ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
YH11711Laps
21ST4469J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
北川剛
YH11711Laps
22ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤 琢弥
佐藤 茂
堀主知
YH11711Laps
23ST4581ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
北野浩正
YH11612Laps
24ST4671ERGエーワンYH.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
下山 和寿
藤田 弘幸
山本 すばる
YH11513Laps
25ST2630オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
筒井克彦
丹羽 昭善
YH11513Laps
26ST3835SRC WAKO'S RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
橋本 げんや
藤井 涼太
YH11414Laps
27ST4777Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透
黒田 保男
YH11315Laps
28ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7 / FD3S
オギ姉
清水 隆広
岡島 裕二
YH9632Laps
29ST4887K'Z AUTO FACTORY MOTUL Pmu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一
水谷 大介
デパマン石渡
YH9533Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-ST2-56眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴
松本 達哉
YH1199Laps
-ST4-*31J-wave エンドレス YH DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 明
ピストン西沢
YH10424Laps
-ST3-14岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
杉林 健一
YH9236Laps
-ST4-99スゴウアスラーダ カルチャーショック DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘
藤原能成
YH6068Laps
-ST2-6DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH6761Laps
-ST4-22MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
北山 浩
YH5078Laps
-ST4-18FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH26102Laps
-ST4-55BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村直樹
斉藤 慎輔
YH11117Laps
-ST2-37シーケンシャル エンドレス アドバンランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧 賢治
HINOKI
YH7121Laps
  • Fastest Lap
    • ST-1 1'47.407 (98 / 128) 152.940 km/h 28 谷口信輝/吉田広樹 / PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
    • ST-2 1'51.462 (2 / 122) 147.376 km/h 11 中谷明彦/木下隆之 / オーリンズ・ランサー EVO X
    • ST-3 1'52.809 (88 / 123) 145.616 km/h 39 井入宏之/赤鮫オヤジ / TRACY SPORTS eeiA NSX
    • ST-4 1'57.339 (4 / 119) 139.994 km/h 51 井尻薫/黒木英春/黒木健次 / AGY ings インテグラ
  • ※ SC導入時刻 15:01.32 ~ 15:13.11
  • CarNo.31-Bドライバーは、2008年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)②(他車コースアウト)により、競技結果に50秒加算のペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

080615Yanagida

柳田 真孝(ST1クラス #50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE)
「チームオーダーはなく#28谷口さんとも良いバトルができました。#28からのいいフィードバックもあって、チーム全員ドライバーもスタッフも頑張ってくれてボクもクルマをいたわって走ることを心がけました。トラブルなく完走してフィニッシュできたのがこんなに嬉しいとは!父の日で、父も来てくれてその前で勝てて嬉しいです。十勝はクラス3で、富士でもスポットでは勝てたんですがクラス1での優勝は初めてです。去年から参戦してここまでがすごく長かったです。最後のスティントが特に長かったですね(笑)タイヤカスを拾ってもトラブルかと思ってしまいました」

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝 BMW Z4Mクーペが開幕3連勝&2連続1-2を達成!!今回はハイムラン/柳田組が勝利!

080615St1Top3 080615St2Top3 080615St3Top3 080615St4Top3
2年越しの待ちに待った勝利!
6月15日、富士スピードウェイで行われた2008スーパー耐久シリーズ第3戦「SUPER TEC」の決勝は、#50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェリーク・ハイムラン/柳田真孝組)が昨年開幕戦以来参戦10戦目にして念願の初優勝を飾った。
2位にも同じZ4Mクーペの#28谷口信輝/吉田広樹組が入り、Z4Mクーペは開幕3連勝とともに前戦仙台ハイランドに続いて2戦連続の1-2フィニッシュをも達成した。

なお、ST2クラスは最後尾グリッドからスタートした#13ENDLESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/鈴木宏和組)が相次ぐ上位陣の脱落にも助けられての大逆転優勝をものにし、ST3クラスは#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)が混戦を制し、ST4クラスは#51AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春組)が開幕戦鈴鹿に続いて2度目のポール・トゥ・ウィンを達成した。
(天候:晴れのち曇り コース:ドライ 観客動員数:15,000人)

080615Startサポートイベントで赤旗中断があった影響で、第3戦決勝は当初予定より10分遅れの午後1時10分にフォーメーションラップが開始された。
序盤から僅差でランデブー走行を行う2台のZ4Mクーペに、#1エンドレスZが懸命に喰らいついていく。
周回遅れの絡み始めた19周目には、1号車を駆る青木孝行がホームストレートで#28谷口、#50柳田に並びかける場面もあったが、青木はその後徐々に遅れ始め、37周終わりでトラブルにより予定外のピットストップを強いられ、ここでの後退が響いて1号車は5位に終わった。
080615St1Winner替わって3位に浮上した#10セノートZも最後までZ4M2台には追いつくことができず、ST1クラスは2台のZ4Mによるマッチレースとなり、12回にも及ぶリーダーチェンジの末、123周目の1コーナーで#28谷口のインをついた#50柳田がファイナルラップでの谷口のもうチャージを退け、4時間で128周をトップで走りぬけた。

昨年の第1戦に初めてZ4Mクーペで参戦して以来、度重なるトラブルにより何度も優勝のチャンスを逃してきた柳田/ハイムラン組だったが、参戦10戦目、チームメイトの28号車に遅れること2戦目にして遂に勝利を手にすることとなった。

080615St2Winner今回もST2クラスは序盤から荒れに荒れた。
スタートから一気に順位を上げて1周目の最終コーナーでトップに立ったのは#11オーリンズランサーエボXだったが、マシントラブルから5周目にオレンジボールを提示されてピットインを余儀なくされ、一気に周回遅れとなってしまう。

その後は#6新菱オート、#20オガワランサー、#56眠眠打破の3台による激しいトップ争いが展開され、14周目に56号車を駆る服部尚貴が#20オガワランサーの阪口を捉えてトップに躍り出ると、更にその後方からは、クラッチトラブルでBドライバー予選を走れず、最後尾スタートとなった#13エンドレスエボXがみるみる順位を上げて迫ってきた。

28周目、29周目と立て続けにピットストップを強いられ、一旦は後方に退いた13号車だったが、それでも峰尾から交代した鈴木の懸命の走りで再び順位を挽回していき、全車が1度目のピット作業を終えたときにはクラス5位まで戻していた。

その後、64周目に#6新菱オートと#20オガワランサーが接触によって後退、この間にクラス2位に浮上した13号車は、94周目に行った最後のピットストップで見事に56号車の前でコースイン、遂にトップに躍り出た。
しかしその差は僅か1.9秒だ。

#13峰尾を激しく追い立てる#56服部。
両者のバトルは延々と続き、111周目のダンロップコーナー進入でアウトに被せた服部が遂にトップを奪い返す。
その後は徐々に服部が峰尾を突き放していくが、56号車は120周目の1コーナーでまさかのコースアウト。フロントを大破してレースを終えてしまった。

これで再びトップに立った13号車がそのままフィニッシュ。
総合でも5番手と、実に33台抜きの離れ業をやってのけた。

080615St3WinnerST3クラスはポールシッターの#39NSXが序盤ペースが上がらずに徐々に順位を落としていく一方で、5周目にトップに立った#27FINA M3を最初のピットストップを旧友のみで凌いだ#113UNTレーシングZが逆転、さらにこの2台を次々に抜き去った#333エクセディZがそのまま124周を走りきり、見事開幕3連勝を達成した。

080615St4WinnerST4クラスはポールシッターの#51AGYインテグラが58周目から62周目に掛けて入ったSCランの間にピット作業をすませ、タイミングよくコース復帰した結果、2位以下に1周近いアドバンテージを得ることに成功、そのまま逃げ切って開幕戦の鈴鹿以来今季2勝目を挙げた。

スーパー耐久第4戦は恒例となった十勝24時間耐久レース。7月20~21日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦富士フリー走行結果

スーパーTEC -RIJ- (2008/06/15) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH1'47.061-153.434
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
吉田広樹
YH1'47.828 0.767152.343
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'47.937 0.876152.189
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
岡本 武之
YH1'48.603 1.542151.255
5ST15*360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH1'49.366 2.305150.200
6ST2113ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木宏和
YH1'51.191 4.130147.735
7ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1'51.690 4.629147.075
8ST236DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH1'51.793 4.732146.939
9ST2420RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川 日出生
YH1'51.825 4.764146.897
10ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'52.350 5.289146.211
11ST2556眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴
松本 達哉
YH1'52.562 5.501145.936
12ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
井上 貴志
YH1'53.072 6.011145.277
13ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
朝倉宏志
YH1'53.095 6.034145.248
14ST2737シーケンシャル エンドレス アドバンランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧 賢治
HINOKI
YH1'53.150 6.089145.177
15ST3339TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH1'53.328 6.267144.949
16ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
筒井克彦
丹羽 昭善
YH1'53.382 6.321144.880
17ST34*113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
木村 崇
YH1'53.574 6.513144.635
18ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH1'53.784 6.723144.368
19ST2959東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH1'53.817 6.756144.326
20ST3614岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
杉林 健一
YH1'54.657 7.596143.269
21ST37777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗
DRAGON
吉田 基良
YH1'54.726 7.665143.183
22ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤 琢弥
佐藤 茂
堀主知
YH1'55.207 8.146142.585
23ST3819高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH1'55.320 8.259142.445
24ST4131J-wave エンドレス YH DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 明
ピストン西沢
YH1'58.10111.040139.091
25ST4251AGY ings インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
井尻 薫
黒木 英春
黒木 健次
YH1'58.40511.344138.734
26ST4387K'Z AUTO FACTORY MOTUL Pmu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一
水谷 大介
デパマン石渡
YH1'58.81211.751138.259
27ST4418FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書健司
YH1'59.53712.476137.420
28ST4571ERGエーワンYH.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
下山 和寿
藤田 弘幸
山本 すばる
YH1'59.58412.523137.366
29ST4673CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
YH1'59.59012.529137.359
30ST4769J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
北川剛
YH1'59.85912.798137.051
31ST4899スゴウアスラーダ カルチャーショック DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘
藤原 能成
YH2'00.11613.055136.758
32ST4976Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH2'00.17913.118136.686
33ST41077Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透
黒田保男
YH2'00.40113.340136.434
34ST41181ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本達也
植田 正幸
北野 浩正
YH2'00.54313.482136.273
35ST41255BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村直樹
斉藤 慎輔
YH2'00.97913.918135.782
36ST41322MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
北山 浩
YH2'02.29515.234134.321
37ST3935SRC WAKO'S RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
橋本 げんや
藤井 涼太
YH2'08.07721.016128.257
38ST3107ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7 / FD3S
オギ姉
清水 隆広
岡島 裕二
YH2'09.22322.162127.120
  • CarNo.360,113は、公式通知No.7-5(コースイン手順)違反により、罰金1万円を課す。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士フリー走行 BMW Z4Mがここでも1-2

2008スーパー耐久第3戦の決勝前フリー走行は、#50フェリーク・ハイムラン/柳田真孝組が総合トップ。
2番手にも#28谷口信輝/吉田広樹組がつけ、ここでもPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEが1-2となった。
ST2クラスは#13ENDLESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/鈴木宏和組)がトップ。しかし13号車は終了直前にコース上でストップしており、決勝への影響が心配される。
このほかST3クラスは#333エクセディH.I.SイングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)、ST4クラスは#31J-WAVEエンドレスYH DC5(渡辺明/ピストン西沢組)がトップだった。

080615FreeST1フリー走行は6月15日午前8時20分より30分間で行われた。
始まってすぐに#28Z4Mの谷口が1分47秒828でトップ。#1エンドレスZの青木孝行が1分48秒016で2位につける。
50号車は柳田が開始10分過ぎに1分48秒721で3番手。柳田はそのまま走行を続け、20分過ぎには1分47秒061と、このセッションのトップタイムを記録してハイムランに交代した。
1号車は藤井誠暢に交代してからもタイムを縮めるが、結局1分47秒937で3番手に留まった。

080615FreeST2ST2クラスは昨日クラッチトラブルのためBドライバー予選に参加できなかった13号車のエボXが走行開始早々に1分51秒191を記録。これがこのセッションのクラスベストとなった。ドライバーは峰尾恭輔だ。
今回最後尾スタートながら決勝での巻き返しに大いに期待したいところだったが、フリー走行終了2分前に1コーナー脇でまたしてもストップ。
逆に決勝への影響が懸念される結果となった。
クラス2番手には#11オーリンズランサー、3番手にはポールシッターの#6新菱オートがつけている。

ST3クラスは#333前嶋が1分52秒350を3周目に出してトップ。23分過ぎに小林且雄が1分53秒072を出した#27FINA M3が2番手。ポールの#39NSXが3番手となった。

ST4クラスはここでもインテグラ勢が上位を独占。トップは#31J-WAVEエンドレス、2番手にポールシッターの#51AGY、3番手に#87K'Z AUTOとなり、シビックの最上位は#69J'S RACINGの6番手だった。

第3戦決勝はこの後午後1時より、4時間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第3戦富士A,Bドライバー予選総合結果

スーパーTEC -RIJ- (2008/06/14) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH1'46.909
1'46.525
3'33.434-153.929
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
吉田広樹
YH1'46.791
1'47.652
3'34.443 1.009153.204
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'47.252
1'47.632
3'34.884 1.450152.890
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH1'48.358
1'48.504
3'36.862 3.428151.495
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村浩之
YH1'49.623
1'49.012
3'38.635 5.201150.267
6ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
YH1'51.640
1'50.782
3'42.422 8.988147.708
7ST2237シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧賢治
YH1'51.158
1'51.775
3'42.933 9.499147.370
8ST2311オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1'51.131
1'51.923
3'43.054 9.620147.290
9ST2420RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤正将
YH1'51.403
1'51.930
3'43.333 9.899147.106
10ST2556眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴
松本 達哉
YH1'51.642
1'51.897
3'43.53910.105146.970
11ST3139TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH1'51.385
1'53.076
3'44.46111.027146.367
12ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤 琢弥
佐藤 茂
YH1'52.802
1'51.879
3'44.68111.247146.223
13ST32333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'52.932
1'52.426
3'45.35811.924145.784
14ST3327FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
YH1'52.582
1'53.184
3'45.76612.332145.521
15ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
YH1'53.405
1'52.460
3'45.86512.431145.457
16ST2730オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
筒井克彦
YH1'53.600
1'53.817
3'47.41713.983144.464
17ST34113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
YH1'53.006
1'55.110
3'48.11614.682144.021
18ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
YH1'54.822
1'53.723
3'48.54515.111143.751
19ST2859東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH1'54.522
1'54.320
3'48.84215.408143.565
20ST36777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗
DRAGON
YH1'55.088
1'55.179
3'50.26716.833142.676
21ST3719高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上慎二
YH1'57.394
1'55.247
3'52.64119.207141.220
22ST38*15岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
YH1'54.984
1'54.227
3'49.21115.777143.333
23ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7 / FD3S
オギ姉
清水隆広
YH1'57.934
1'55.665
3'53.59920.165140.641
24ST4151AGY ings インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
井尻 薫
黒木 英春
YH1'56.720
1'57.101
3'53.82120.387140.507
25ST31035SRC WAKO'S RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
橋本 げんや
藤井 涼太
YH1'56.078
1'58.054
3'54.13220.698140.321
26ST4231J-wave エンドレス YH DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 明
ピストン西沢
YH1'57.367
1'58.219
3'55.58622.152139.455
27ST4387K'Z AUTO FACTORY MOTUL Pmu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一
水谷 大介
YH1'58.173
1'58.948
3'57.12123.687138.552
28ST4473CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
YH1'59.801
1'59.566
3'59.36725.933137.252
29ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
YH1'59.447
1'59.928
3'59.37525.941137.247
30ST46*76Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
YH1'58.749
1'59.526
3'58.27524.841137.881
31ST4769J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH2'00.923
1'59.164
4'00.08726.653136.840
32ST4855BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
YH1'59.994
2'00.678
4'00.67227.238136.508
33ST4977Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透
黒田 保男
YH2'00.131
2'00.565
4'00.69627.262136.494
34ST41071ERGエーワンYH.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
下山 和寿
藤田 弘幸
YH1'59.423
2'01.804
4'01.22727.793136.194
35ST41181ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
YH2'03.181
2'00.094
4'03.27529.841135.047
36ST41222MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
YH2'01.517
2'02.208
4'03.72530.291134.798
37ST41399スゴウアスラーダ カルチャーショック DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘
藤原 能成
YH2'01.948
2'02.055
4'04.00330.569134.644
38ST29*13ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木 宏和
YH1'51.404
no time
---
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.15,76は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗追い越し)違反により、予選結果より2グリッド降格のペナルティを課す。
  • 大会審査委員会はCarNo.13の決勝レース出場を最後尾グリッド及びAドライバーをスタートドライバーとしたことを条件に認めた。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Bドライバー予選結果

スーパーTEC -RIJ- (2008/06/14) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
柳田 真孝YH1'46.525-154.206
2ST121ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
藤井 誠暢YH1'47.632 1.107152.620
3ST1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
吉田 広樹YH1'47.652 1.127152.592
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
星野 一樹YH1'48.504 1.979151.393
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
松村 浩之YH1'49.012 2.487150.688
6ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
関豊YH1'50.782 4.257148.280
7ST2237シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
大瀧賢治YH1'51.775 5.250146.963
8ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
佐藤 茂YH1'51.879 5.354146.826
9ST2356眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
松本 達哉YH1'51.897 5.372146.803
10ST2411オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
木下 隆之YH1'51.923 5.398146.769
11ST2520RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
加藤 正将YH1'51.930 5.405146.760
12ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
佐々木 雅弘YH1'52.426 5.901146.112
13ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
中村 信也YH1'52.460 5.935146.068
14ST3239TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
赤鮫 オヤジYH1'53.076 6.551145.272
15ST3327FINA ADVAN M3
BMW M3
村田 信博YH1'53.184 6.659145.134
16ST3414岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
山崎学YH1'53.723 7.198144.446
17ST2730オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
筒井克彦YH1'53.817 7.292144.326
18ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
Igor SushkoYH1'54.227 7.702143.808
19ST2859東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
細野 智行YH1'54.320 7.795143.691
20ST36113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
堤 明彦YH1'55.110 8.585142.705
21ST37777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
DRAGONYH1'55.179 8.654142.620
22ST3819高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
池上 慎二YH1'55.247 8.722142.536
23ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7 / FD3S
清水 隆広YH1'55.665 9.140142.020
24ST4151AGY ings インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
黒木英春YH1'57.10110.576140.279
25ST31035SRC WAKO'S RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
藤井 涼太YH1'58.05411.529139.146
26ST4231J-wave エンドレス YH DC5
HONDA INTEGRA / DC5
ピストン西沢YH1'58.21911.694138.952
27ST4387K'Z AUTO FACTORY MOTUL Pmu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
水谷 大介YH1'58.94812.423138.101
28ST4469J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
久保田 英夫YH1'59.16412.639137.850
29ST4576Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
小林 正吾YH1'59.52613.001137.433
30ST4673CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
安達 元気YH1'59.56613.041137.387
31ST4718FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
笠原 智行YH1'59.92813.403136.972
32ST4881ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
植田 正幸YH2'00.09413.569136.783
33ST4977Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
黒田 保男YH2'00.56514.040136.248
34ST41055BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
河村 直樹YH2'00.67814.153136.121
35ST41171ERGエーワンYH.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
藤田 弘幸YH2'01.80415.279134.863
36ST41299スゴウアスラーダ カルチャーショック DC5
HONDA INTEGRA / DC5
藤原 能成YH2'02.05515.530134.585
37ST41322MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
五反田 義治YH2'02.20815.683134.417
---- 以上予選通過 ----
-ST2-13ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
鈴木 宏和YHno time--

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Aドライバー予選結果

スーパーTEC -RIJ- (2008/06/14) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝YH1'46.791-153.822
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe HairumanYH1'46.909 0.118153.652
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行YH1'47.252 0.461153.161
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也YH1'48.358 1.567151.597
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興YH1'49.623 2.832149.848
6ST2111オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦YH1'51.131 4.340147.815
7ST2237シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田久YH1'51.158 4.367147.779
8ST3139TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之YH1'51.385 4.594147.478
9ST2320RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平YH1'51.403 4.612147.454
10ST2413ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔YH1'51.404 4.613147.453
11ST256DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝朋広YH1'51.640 4.849147.141
12ST2656眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴YH1'51.642 4.851147.138
13ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄YH1'52.582 5.791145.910
14ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤 琢弥YH1'52.802 6.011145.625
15ST33333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司YH1'52.932 6.141145.457
16ST34113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲YH1'53.006 6.215145.362
17ST2726エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正YH1'53.405 6.614144.851
18ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤俊哉YH1'53.600 6.809144.602
19ST2959東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学YH1'54.522 7.731143.438
20ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉貴志YH1'54.822 8.031143.063
21ST36*15岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明YH1'54.984 8.193142.862
22ST37777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗YH1'55.088 8.297142.733
23ST3835SRC WAKO'S RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
橋本げんやYH1'56.078 9.287141.515
24ST4151AGY ings インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
井尻薫YH1'56.720 9.929140.737
25ST4231J-wave エンドレス YH DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 明YH1'57.36710.576139.961
26ST3919高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉YH1'57.39410.603139.929
27ST3107ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7 / FD3S
オギ姉YH1'57.93411.143139.288
28ST4387K'Z AUTO FACTORY MOTUL Pmu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一YH1'58.17311.382139.006
29ST44*76Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸YH1'58.74911.958138.332
30ST4571ERGエーワンYH.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
下山和寿YH1'59.42312.632137.551
31ST4618FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫YH1'59.44712.656137.524
32ST4773CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.comYH1'59.80113.010137.117
33ST4855BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也YH1'59.99413.203136.897
34ST4977Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透YH2'00.13113.340136.741
35ST41069J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一YH2'00.92314.132135.845
36ST41122MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗YH2'01.51714.726135.181
37ST41299スゴウアスラーダ カルチャーショック DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘YH2'01.94815.157134.703
38ST41381ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本達也YH2'03.18116.390133.355
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.15,76は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗追い越し)違反により、予選結果より2グリッド降格のペナルティを課す。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士公式予選 BMW Z4Mが3戦連続のフロントロー独占!ST2も新菱オートが3連続ポール!

2008スーパー耐久第3戦SUPER TECの公式予選は、#50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェリーク・ハイムラン/柳田真孝組)がポールポジションを獲得。
2番手にも谷口信輝/吉田広樹組の28号車が入り、BMW Z4Mクーペが3戦連続でフロントローを独占することとなった。
ST2クラスは#6DIXEL☆新菱オートEVO IX MR(富舛朋広/関豊/野田勝義組)が、こちらも3戦連続でポールを獲得。
このほかST3クラスは#39TRACY SPORTS eeiA NSX(井入宏之/赤鮫オヤジ/宮城光組)、ST4クラスは#51AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がポールを獲得した。

080614ST1PP第3戦の舞台は富士スピードウェイ。6月14日の公式予選日は朝から快晴だ。
開幕から速さを見せつけているBMW Z4Mの2台だが、今回はルマン24時間に片岡龍也が参加しているため、28号車はAドライバー谷口、Bドライバー吉田という布陣で今週末を戦う。
公式予選は午後0時50分よりA、B両ドライバー各30分間で行われた。
BMW Z4Mの速さはここでも圧倒的で、Aドライバーは谷口が1分46秒791でトップ、ハイムランが1分46秒909で2位につけ、3番手の#1エンドレスZの青木孝行をコンマ3秒引き離した。
Bドライバー予選では50号車の柳田が1分46秒525でトップ。28号車の吉田は1分47秒652。
ここでは#1エンドレスZの藤井誠暢が1分47秒632で2番手に割って入ったものの、A、B両ドライバーのタイム合算では3位に留まった。
これでBMW Z4Mは開幕以来3戦連続でフロントローを独占することとなった。

080614ST2PPST2クラスは#11オーリンズランサーの中谷明彦が1分51秒131を出してAドライバーのトップとなったが、Bドライバーの木下隆之は1分51秒923とクラス4番手に甘んじる結果に。
一方、開幕以来2戦連続でポールを獲得している#6新菱オートはBドライバーの関が1分50秒782というダントツのタイムをたたき出し、合算でも11号車、37号車を逆転して見事3連続ポールを達成した。
クラス2番手にはAドライバー和田久とBドライバー大瀧賢治がそろって2番手タイムを記録した#37シーケンシャル エンドレスがつけ、#11オーリンズは3番手に後退した。
また、Aドライバー4番手の#13エンドレスアドバンCS-Xはクラッチトラブルのためコース上でストップ。
インターバルの間に車両回収は間に合ったものの修復が間に合わず、Bドライバーはノータイムとなった。

080614ST3PPST3クラスはAドライバー井入が1分51秒385という、総合でも8番手に食い込む好タイムを出した39号車がポールを獲得。
Bドライバー佐々木雅弘がクラストップタイムを記録した#333エクセディH.I.SイングスZが2番手、#27FINA BMW M3が3番手となった。

080614ST4PPST4クラスは第2戦欠場の#51AGYインテグラがAドライバー、Bドライバーともトップタイムを記録して開幕戦鈴鹿に続いてのポール獲得となった。
シビック勢最上位は#76Racing Moduloの6番手。ただしこれはAドライバー玉本の黄旗追い越しによる2グリッド降格を受けた上での順位だ。

第3戦決勝は明日午後1時より、4時間で行われる

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝記者会見

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優勝 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
 「みなさんのお陰で3戦連続ポールトゥウィンが達成できました。信じられないです。昨日の予選も接戦だったんですけど、今日の決勝も接戦になると思っていました。スタートをミスしないように、序盤もミスしないで、なおかつタイヤも労わりながら、差を広げていくことだけを考えプッシュしていました。そのうちに後ろとの差が開いていったんで、レースをコントロールし易くなりました。小暮選手が1コーナーでコースアウトしたと聞いたときは、少し気が楽になりました。3戦ともノートラブルですし、チームのみんながここまで頑張ってきたお陰です。エンジニアもぼくの意見を聞いてクルマを仕上げてくれ、何も言うことがないくらい嬉しいです。2000年に高木選手が3戦連続ポールトゥウィンをしてるのを横で見ていて、ぼくもああいう記録を作れる選手になりたいと思っていました。やっと記録に並べて、これで4連勝できなかったらまた一からやり直しになります。自分自身も乗れているので気を引き締めて、もっともっと速いクルマを作っていけば、4連勝は行けそうな気がします」
2位 アンドレ・ロッテラー(PETORONAS TEAM TOM'S)
 「いいレースでした。いいスタートを切れたし、最初はプッシュしました。ただ、ホイールがスピンしてクルマを速く走らせることができませんでした。追い越すチャンスもなくて同じペースを保って走りました。現在のクルマのパッケージを全て引き出して走ったのでこれ以上の結果は望めないと思います。それに比べると松田選手は楽そうに走っているので、そこまでにはまだまだ届かないレベルにあるということを確信しました。次回のレースに向けて自分もクルマも仕上げていかなければいけませんね」
3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)
 「1、2戦は結果が出せなくて落ち込んでいたので、久しぶりに表彰台に上がれて嬉しいです。最初の10ラップはいいペースで走れて、アンドレにも近づいて行けました。でも、ストレートスピードの問題で追い越すことはできませんでした。ピットアウトしてからは松浦選手に引っかかってしまい、アンドレがピットアウトしたときにはもう間隔が開いていて追い越すチャンスはありませんでした。今日はできる限りのことはしたと思うので、まぁ運がなかったということでしょう。でも2、3位と1位は別です。松田選手は別の世界にいる感じですから」
優勝チーム監督 星野一義(LAWSON TEAM IMPUL)
 「スタートがうまくいけば優勝に近づけると考えていました。1コーナーでトップで入ったので50%以上大丈夫だと思いました。10ラップくらいで2秒ほど小暮と開いて松田も自分のレースができているなと見ていました。ただ、松田にも話したんですが、30年、40年やってるなかで、あまりにも物事がうまくいくときは大きな事故があるので、勝つことより松田を守ろうと思いました。まぁ、勝ってきた余裕かも知れませんが。平手にはブノワや松田とも徹底的にやれと、勝てと言っています。あの状態で絡むなとかじゃなくて、レースをやらせろと指示しました。松田とブノワで対照的な状態ですが、ブノワが明日フランスに帰るので、今から松田と村田(松田のエンジニア)の力を借りて、原因を捜そうと思っています」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝 松田次生が開幕から3戦連続ポールトゥウインを達成!

 フォーミュラ・ニッポン第3戦は25日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が、2位以下を25秒以上離すぶっちぎりの横綱相撲で、開幕からの3戦連続ポールトゥウインを達成した。

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 早朝から断続的に降っていた雨も午前中には上がり、レーススタート前には、路面もほぼドライ。14時30分、20台のマシンがフォーメーションラップに向かう。

 全車グリッドに着き、シグナルブラックアウトでレースがスタート。ポールポジションの松田次生(IMPUL)が好スタートで1コーナーに。予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)は予選3位のアンドレロッテラー(TOM'S)に並びかけられるが、これを1コーナーで押さえ2位のまま。4位に6位スタートの本山哲が上がってきたが、ジャンプスタートと判定され、早々にドライビングスルーペナルティーを受けることになった。

 5周目、トップは松田で2位に小暮。その差は1秒2。3位にロッテラー、4位に本山がペナルティを受けたためロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がってきた。5位にデュバルから4秒近く遅れて伊沢拓也(ARTA)。6位にブノワ・トレルイエ(IMPUL)。

 10周目、トップ松田と2位小暮の差は2秒7まで開いた。3位ロッテラーはさらに4秒5の差。ロッテラーの後方にデュバル。以下、5位伊沢、6位トレルイエで、7位の金石年弘(5ZIGEN)の後ろに石浦宏明(LeMans)をかわした8位の平手晃平(LeMans)が迫る。

14周目、数周にわたって金石とドッグファイトを繰り広げていた平手が、金石をかわし7位に上がる。9位以下は、石浦を先頭に10位ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)、11位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、12位立川祐路(CERUMO/INGING)、13位横溝直輝(KONDO)、14位荒聖治(TOM'S)、15位土屋武士(DANDELION)までが接近戦。

 28周を終わってトップを走る松田がピットストップ。松田はトレルイエの前、4位でレースに復帰した。これでトップに立った小暮も翌29周を終わってピットストップ。給油、タイヤ交換を行いピットアウトをするが、なんと1コーナーに差し掛かってきたクインタレッリと接触してグラベルに飛び出し両車リタイヤ。

 32周を終わってトップを走ってたロッテラーがピットストップ。これで松田が再びトップに立つが、ロッテラーは松田に抜かれただけで松田の後方20秒余り差の2位でレースに復帰した。3位にデュバル。4位に伊沢、5位に金石、6位トレルイエ、7位平手。

 37周目、序盤から接近戦だったトレルイエと平手の争いに決着が着いた。ダウンヒルストレートでトレルイエのインをついた平手が90度コーナーで前に出た。そしてその次の周、トレルイエはミッショントラブルのためピットインしてマシンを降りた。

 40周目、トップは松田。2位ロッテラーに20秒差。3位にさらに10秒遅れてデュバル、4位伊沢はデュバルの13秒後方、さらに10秒後方に5位金石、6位平手が3秒差で金石を追う。

 上位陣の順位はこのままでレースは終了。松田が余裕のポールトゥウインで開幕から3連勝を飾る。25秒後方でロッテラーが2位。3位にはデュバルが入った。以下、4位伊沢、5位に平手を抑えきった金石。6位に平手、7位立川、8位石浦、9位オリベイラ、10位荒とここまでがポイントを獲得した。

 次の第4戦は6月8日、岡山国際サーキットに舞台を移して決勝が争われる。果たして松田のフォーミュラ・ニッポン初、前人未到の大記録、4戦連続ポール・トゥ・ウィンは達成されるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/25) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J521:25'41.514
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J5225.052
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E5236.581
456伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E5255.098
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E521:02.978
620平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J521:03.532
748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J521:04.289
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J521:17.397
94ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J521:18.137
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J521:18.949
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J521:21.261
1240松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E521:21.962
136平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E511Lap
1441土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511Lap
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E502Laps
167本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J475Laps
-------- 以上規定周回(46 Laps)完走 --------
-2ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J3715Laps
-32小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2923Laps
-47ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2923Laps
-67ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J646Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL) 1'37.205 (5/52) 177.82km/h
  • CarNo.6は、2008年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、2008年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行2回目 立川祐路がトップタイム! PPの松田次生はなんと18位!

 25日、ツインリンクもてぎで決勝を睨んでのフリー走行が小雨の降るなか行われた。2度の赤旗が提示され、コースアウトするマシンが続出する荒れた展開となり、立川祐路(CERUMO/INGING)が1分52秒908でトップタイムをマークした。

 フリー走行は8時10分に予定通り開始された。路面は完全にウエットだが、雨は強くはない。

 開始序盤で好調なのは、昨日のノックアウト予選Q2でガス欠のためストップしてしまった横溝直輝(KONDO)。しかし、トップタイムをマークしたところで、金石年弘(5ZIGEN)が4コーナー立ち上がりでスピン、コース上に止まったため赤旗が提示された。

 フリー走行再開後も横溝はさらにタイムを1分53秒207まで縮める。2位にはロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)で1分53秒376。3位にはロニー・クインタレッリ(CERUMO/INIGNG)が1分53秒406でつけている。

 しかし、このCERUMO/INGINGの2台を上回る1分53秒224のタイムを出し、2位に上がってきたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)。この時点でKONDO RACINGが1-2だ。

 終了7分前、このフリー走行で好調なCERUMO/INGING勢の3人目、立川祐路(CERUMO/INGING)が、1分53秒126を叩き出しトップを奪うと、さらに次の周そのタイムを1分52秒908まで縮めた。横溝も最後にペースアップして、各セッションでベストタイムをマークしながら最終セクションに向かう。しかし、最終コーナーで井出有治(ARTA)がスピンして止まったため2度目の赤旗が提示されてしまった。横溝はタイムアップならず。残り時間が少ないためフリー走行はこの時点で終了した。

 このフリー走行ではコースアウトするマシンが続出。そのなかにはなんとポールシッターの松田次生(IMPUL)も。結局、松田は1分55秒953でトップから3秒以上遅れの18位という不本意な順位でフリー走行を終えることになってしまった。

 予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)は、1回目の赤旗再開後に1'53.346を出し4位とまずまずの仕上がりのようだ。

 フリー走行終了後、雨は止んだ。午後からは曇りの予想もあり、決勝のコンディションがレース結果を大きく左右しそうだ。決勝レースは14時30分より52周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/25) Free Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'52.908--153.09
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'53.2070.2990.299152.68
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'53.2240.3160.017152.66
432小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'53.3460.4380.122152.50
567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'53.3760.4680.030152.46
647ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'53.4060.4980.030152.42
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'54.0161.1080.610151.60
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'54.0391.1310.023151.57
920平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'54.4911.5830.452150.97
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'54.5401.6320.049150.91
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'54.6911.7830.151150.71
126平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'54.7401.8320.049150.64
1341土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'54.8141.9060.074150.55
1440松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'54.8871.9790.073150.45
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'54.9812.0730.094150.33
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'55.2132.3050.232150.03
178石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'55.2272.3190.014150.01
181松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'55.9533.0450.726149.07
197本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'56.5953.6870.642148.25
205金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'06.55613.6485.744136.58
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 7番ポスト付近における停止車輌回収のため、8時16分36秒から6分24秒間赤旗中断とした。
  • ビクトリーコーナーにおける停止車輌回収のため、8時43分52秒に赤旗を提示し、走行を終了とした。
  • CarNo.7は、2008年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条11.(ピットレーン通過速度)違反により、罰金3万円を課す。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ予選 上位3名記者会見

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ポールポジション 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
 「ここもてぎは得意なコースではないので不安ではあったんですが、2連勝しているのでポイント的にも余裕があるし、いいレースをしてポイントを取れればと思っていました。でも、ここは小暮選手もロッテラー選手も速いので、負けたくはないという気持ちもありました。金曜日から両選手が速かったんですが、路面コンディションが良くなると思って、クルマをあまりいじらなかったのが良かったんでしょう。エンジニアとぼくとのコミュニケーションも今はよく取れています。今日も1ポイント取れましたし、明日も一番前からスタートするので、落ち着いて行けば自ずと結果は付いてくると思います」
予選2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)
 「もてぎということで金曜日から自信をもって臨んだんですが、松田選手は開幕から2連勝で離されているので、今回はいい戦いができるようにミーティングを重ねてきました。金曜日の段階では悪くなくて、クルマのほうもほぼ問題はなかったんですが、細かいところの詰めが松田選手には及ばなかったんだと思います。開幕から予選でポール争いに絡んでないので急にポールを獲るのは難しいですね。今日は上位争いに絡めて、やってきたことの積み重ねが実り、流れを掴みつつあると思っています」
予選3位 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
 「クルマは一歩一歩ですが、いいコンディションまで持ってくることができました。タイトな予選でしたね。Q1、Q2は非常に良くてポールポジションの可能性は十分にあると思っていましたが、Q3はヘアピンでブレーキをミスして、最終セクターでも安全を考えてしまったので3位になってしました。ポールポジションを取れるクルマだと思います。昨年はドライビングスルーペナルティーを受けたにもかかわらず4位になれたので、明日はポディウムに上がることを目標に頑張りたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第3戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.2931'33.691R1'33.167
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.9651'33.3911'33.308
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.7741'33.4431'33.341
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.8101'33.5441'33.358
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.1541'33.7681'33.667
67本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7751'33.7731'33.704
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0241'33.6891'33.799
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.1061'33.8191'34.081
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.4021'33.960
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.5451'34.000
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0351'34.054
1267ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'33.8471'34.056
134ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2031'34.059
1447ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.3231'34.115
153横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.337Absence
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.584
1741土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.589
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.689
1955井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.845
2040松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.926
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'33.192

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FN:第3戦もてぎ予選 松田次生が開幕から3連続PP!

fn_r03_f1_matsuda1  全日本フォーミュラ・ニッポン第3戦は24日、ツインリンクもてぎでノックアウト予選を行い、松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が開幕から3連続ポールポジションを獲得した。2位には小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)、3位にはアンドレ・ロッテラー(PETORONAS TEAM TOM'S)が入った。

 14時5分定刻、ノックアウト予選が始まった。ツインリンクもてぎは、午後から雨の予想だったが、雲は厚くあたりは暗くなりつつあるものの相変わらず蒸し暑く、まだ雨は落ちていない。気温27度、路面温度36.5度、湿度40%。

■Q1

 ノックアウト予選Q1は20分間。ここで上位15位までがQ2に進出、16位以下の5台がノックアウトされここで16位以下の予選順位が決まる。

 まずは、松田次生(IMPUL)が1分34分636でトップに。直後、小暮卓史(NAKAJIMA)が1分33秒965でこれを逆転。午前のフリー走行で走れなかった石浦宏明(LeMans)が1分34秒638で3位につけた。

 残り10分、Q1の半分が経過。ロイック・デュバル(NAKAJMA)が1分33秒810でトップに立った。NKAJIMA勢が1-2だ。

 残り2分、松田が1分33秒293を出し、トップに出た。2位にはアンドレ・ロッテラー(TOM'S)が1分33秒774。3位に本山哲(LeMans)。

 結局、Q2に進出できなかったのは、荒聖治(TOM'S)、土屋武士(DANDELION)、平中克幸(5ZIGEN)、井出有治(ARTA)、松浦孝亮(DANDELION)の6台で16位以下の順位が決定した。

■Q2

 10分のインターバルの後、10分間のQ2予選が始まる。15台が出走し8位までがQ3に進出し、9位から15位までの予選順位が決定する

 マシントラブルかQ1終了後にピットロード入口でマシンを止め、歩いてピットに戻ってきた横溝直輝(KONDO)を除く14台が出走。

 残り5分あたりから、松田を皮切りにコースイン。多くのドライバーがワンアタックに賭けるようだ。

 先ずは松田が、1分33秒691でトップに立つと、ロッテラーが1分33秒443で逆転。さらにデュバルが1分33秒544で続き、なんと金石年弘(5ZIGEN)が1分33.689で松田のタイムを上回ってきた。松田は5位に落ちた。

 Q3進出を果たせなかったのは、トレルイエ、石浦、立川祐路(CERUMO/INGING)、ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)、出走できなかった横溝の7台。

 本山は初のQ3進出。ルーキーの平手晃平(IMPUL)は3戦連続Q3進出だ。

■Q3

 残り6分過ぎ、小暮を先頭に8台がコースインを開始。各車、ウォームアップに2周を費やして、やはりここでもワンアタックに賭けるようだ。

 先ずは、小暮が1分33秒308でトップに立つが、松田が誰も追いつけないここのコースレコードとなる1分33秒167を叩き出しトップに。これで、開幕から3戦連続のポールポジションを決めた。

 3位にはロッテラーが、4位に小暮のチームメイトのデュバルが入った。

 決勝は、明日14時30分より52周にわたって争われる。明日も雨の予報だが、果たしてフォーミュラ・ニッポンタイ記録となる松田の3戦連続ポールトゥウインは達成されるのだろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ3結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8JR1'33.167--185.53
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.3080.1410.141185.25
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.3410.1740.033185.18
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.3580.1910.017185.15
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'33.6670.5000.309184.54
67本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7040.5370.037184.46
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.7990.6320.095184.28
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.0810.9140.282183.72
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ2結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.391--185.08
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.4430.0520.052184.98
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.5440.1530.101184.78
45金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.6890.2980.145184.49
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.6910.3000.002184.49
656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'33.7680.3770.077184.34
77本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7730.3820.005184.33
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.8190.4280.046184.24
---- 以上Q3進出 ----
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.9600.5690.141183.96
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.0000.6090.040183.88
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0540.6630.054183.78
1267ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0560.6650.002183.77
134ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.0590.6680.003183.77
1447ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.1150.7240.056183.66
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ1結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Fine
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.293--185.28
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.7740.4810.481184.33
37本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7750.4820.001184.32
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.8100.5170.035184.26
567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'33.8470.5540.037184.18
632小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.9650.6720.118183.95
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0240.7310.059183.84
848立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0350.7420.011183.81
920平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.1060.8130.071183.68
1056伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.1540.8610.048183.58
114ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2030.9100.049183.49
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.3231.0300.120183.25
133横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.3371.0440.014183.23
142ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.4021.1090.065183.10
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.5451.2520.143182.82
---- 以上Q2進出 ----
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.5841.2910.039182.75
1741土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.5891.2960.005182.74
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.6891.3960.100182.54
1955井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.8451.5520.156182.24
2040松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.9261.6330.081182.09
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'39.8246.5314.898173.16
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行1回目 もてぎでも速いぞ! 松田次生がトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第3戦1回目のフリー走行が24日、30分間にわたりツインリクもてぎで行われた。トップタイムをマークしたのは1分33秒845で松田次生(IMPUL)、2位に小暮卓史(NAKAJIMA)、3位にロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)が入った。

 前プログラムのFCJ予選で赤旗が出たため、1回目のフリー走行は定刻より5分遅れの10時40分より始まった。天候はどんよりとした曇り。しかし、気温は高く蒸し暑い。

 開始早々、本山哲(LeMans)が自身の2周目にいきなり昨日の練習トップタイム、ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)の1分34秒632に迫る1分34秒912を出しトップに立つ。さらに、ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)が1分34秒696、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)が1分34秒842、アンドレ・ロッテラー(TOM'S)が1分34秒634、ルーキーの平手晃平(IMPUL)までもが1分34秒833で本山のタイムを上回わる。

 開始、15分過ぎ。ストレイトが1分34秒247を出しトップに立つと、その直後、開幕から2連勝中の松田次生(IMPUL)がいきなり33秒台に入る1分33秒845を叩き出しトップに。さらにここツインリンクもてぎを得意とする小暮卓史(NAKAJIMA)も1分34秒007で松田に続き、チームメイトのロイック・デュバル(NAKAJIMA)も1分34秒331で4位まで上がってきた。

 フリー走行終了まで残り2分。この時点で15位のブノワ・トレルイエ(IMPUL)が失速して3コーナーの手前でストップ。マシンを降りた。また、横溝直輝(KONDO)と平中克幸(5ZIGEN)が接触。平中もマシンにダメージを負いコース脇にマシンを止めてしまった。

 フリー走行終了。結局トップはサーキットが変わっても速さが衰えなかった松田、2位に昨年このもてぎで2連勝した小暮、3位にストレイト。

 ノックアウト予選は本日14時5分より行われるが、雨の予報もあり、波乱の予選になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ1回目フリー走行結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.845--184.19
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'34.0070.1620.162183.87
367ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.2470.4020.240183.40
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'34.3310.4860.084183.24
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.4140.5690.083183.08
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.5250.6800.111182.86
737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.6160.7710.091182.69
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.6340.7890.018182.65
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.6590.8140.025182.60
1047ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.6960.8510.037182.53
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.7530.9080.057182.42
1220平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.8330.9880.080182.27
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.9951.1500.162181.96
145金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.0701.2250.075181.81
152ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.1421.2970.072181.68
1641土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.1881.3430.046181.59
1755井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'35.5461.7010.358180.91
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.6771.8320.131180.66
1940松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.8932.0480.216180.25
-8石浦 宏明Team LemansTOYOTA RV8JAbsence---
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

SUPER GT

SGT:第3戦富士 レクサスSC430が1-2フィニッシュ (TOYOTA)

SUPER GT第3戦 “富士”でレクサスSC430が1-2フィニッシュ
GT300クラスではTDPの若手コンビがポール・トゥ・ウィンで初勝利!
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2番手スタートから首位を独走し今季初優勝を飾ったレクサスSC430
(No.38 ZENT CERUMO SC430)

 SUPER GT第3戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(土)、 4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに27台の計43台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスには2台のトヨタMR-Sに加え、今大会デビューとなった2台のレクサスIS350が出場した。

◆予選◆

 予選の行われた3日(土)は、午前中降雨に見舞われ、午前10時からの予選はウェットコンディションの下でタイムアタックが繰り広げられた。ホームコースと言える富士を得意とするレクサスSC430勢は、全車がトップ10タイムを叩き出したが、ENEOS SC430 6号車が黄旗区間でスピンを喫したためにタイムを抹消され、最後尾16番手。残る5台がスーパーラップに進出した。

 予選2回目に続き午後3時45分から行われたスーパーラップはドライコンディション。好タイムをマークしたZENT CERUMO SC430 38号車がポールポジション獲得なるかと思われたが、100分の3秒という僅差で逆転を許し、最前列2番手グリッドとなった。

 これに宝山 KRAFT SC430 35号車が3番手で続き、目下ランキング2位に付けるPETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手、DENSO DUNLOP SARD SC430 39号車が8番手、ECLIPSE ADVAN SC430 25号車が9番手となった。

 一方、GT300クラスでは、今大会デビューとなった2台のレクサスIS350のうちウェッズスポーツIS350 19号車がウェットで好走を見せ2番手でスーパーラップに進出。また、TDPの若手ドライバー平手晃平と国本京佑組のライトニング マックィーン apr MR-S 95号車も6番手で初のスーパーラップ進出を果たした。

 スーパーラップでは、95号車が他を圧倒するタイムを叩き出し、初めてのポールポジションを獲得。19号車は7番手となった。

◆決勝◆

 4日(日)午後2時、好天の下で500kmの長いレースへのスタートが切られた。5番手グリッドから好スタートを切った36号車が一つポジションを上げ、序盤戦はレクサスSC430が2-3-4位体制となった。

 21周目に首位を行くNSXがスピンし、38号車が首位に浮上。その後は38号車が後続を引き離し、2度のピットインを終えた後も首位独走態勢となった。

 一方で、その後方では、2台のNSXと36号車、35号車による表彰台をかけての激しいバトルが展開された。 36号車は一度は2位の座を譲ったものの、ゴールを目前にしてNSXがスピン。36号車は2位に復帰し、首位で500kmの長丁場を走りきった38号車に続いてチェッカーを受け、レクサスSC430が、ホームコースの富士で1-2フィニッシュを飾った。5位に35号車、6位には最後尾16番手グリッドから追い上げた6号車が入った。

 優勝した38号車の立川祐路はJGTC時代からの通算で、歴代最多勝となる10勝目。パートナーのリチャード・ライアンはトヨタに移籍して初めての勝利となった。

 一方、GT300クラスでは、ポールポジションの95号車が、順当なスタートを切り、着実に上位を走行。前半戦を担当した平手晃平は、2回ピットストップ作戦のライバルに一時は首位の座を譲ったものの、冷静にポジションを守りピットイン。

 1回ピットストップ作戦で作戦通り首位に立つと、後半担当の国本京佑が後続との差を大きく広げながら独走。最後は26秒もの差を付けてトップでチェッカー。22歳と19歳というTDP若手コンビが、デビュー3戦目にして、ポール・トゥ・ウィンでの初勝利を挙げた。国本京佑の19歳4ヶ月での勝利は、SUPER GTでの最年少優勝記録更新となる。

 また、12番手スタートのDOUBLEHEAD avex apr MR-S 31号車は素晴らしい追い上げで、終盤は3位を猛追。ファイナルラップではテール・トゥ・ノーズ状態でのバトルとなったが、僅かに及ばず、4位でフィニッシュした。今大会デビューとなったレクサスIS350は、19号車が9位でフィニッシュ。52号車は無念の61周リタイアに終わった。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
GT500では開幕から苦しい戦いを強いられたが、ようやくホームコースの富士で待望の優勝と2位という素晴らしい結果をあげることが出来た。相手のミスに助けられたところもあったが、このレースにあわせてトップクラスの速さと信頼性を持った車を開発出来たことと、優秀なチームとドライバーの頑張りの賜物だと思う。 GT300の若手コンビの優勝は今後の彼らの大きな力になると思う。彼らとチームの頑張りには心から声援を送りたい。ファンの皆様の暖かい応援も大きな励みになりました。本当にありがとうございました。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第3戦富士 TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が3位表彰台 (HONDA)

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TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が3位表彰台
RAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥組)が4位

2008年5月4日(日) 決勝 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:予選/曇り時々雨 決勝/曇り 気温:22℃(14:00現在) 路面温度:32℃(14:00現在) 決勝レース:110周(501.93km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客:5万6900人(主催者発表)

 5月4日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2008 オートバックス SUPER GT第3戦「FUJI GT 500km RACE」の決勝レースが開催された。

 今シーズンのHonda NSX-GT勢は、開幕戦こそGT-Rの勢いに押されて苦戦を強いられたものの、第2戦岡山で好パフォーマンスを見せて各チームの士気も高まってきている。開幕時点では、マシンの基本重量がミッドシップハンデの重量を加えて1150kgとなっていたが、今回から10kg減らされて1140kgとなった。さらに、マシン開発においても空力の向上が図られたことにより、長いホームストレートを持つ高速コースの富士スピードウェイでの活躍に期待が高まった。

 5月3日(土)は、曇り空ながらも雨が時折り降る難しいコンディションでの公式予選となった。NSX-GT勢は予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに、4台が出場することとなった。前戦で3位表彰台を獲得した#1 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)は、天候が好転する中での路面状況の変化に対応しきれずに、惜しくも予選11番手となりスーパーラップに出場することはかなわなかった。

 予選2回目のスーパーラップは完全なドライコンディションで行われ、#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が1分34秒941を記録して、今シーズン初のポールポジションを獲得した。4番手には#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)が入り、6番手に#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)、#32 ロイック・デュバル/平中克幸組(EPSON NSX)は7番手からの決勝スタートとなった。

 4日(日)は、天候に恵まれた中で決勝レースを迎えることとなった。ゴールデンウィークにサーキットへ駆けつけた5万6900人のファンが見守る中、気温22℃、路面温度32℃、湿度14%というコンディションのもと、総勢42台(GT500クラス計16台)のマシンが14時にローリング・スタートを切った。

 ホールショットは、ポールポジションからスタートした#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手。4番手からスタートした#17 REAL NSXの金石年弘選手はポジションを1つ落として5位。続いて#100 RAYBRIG NSXの井出選手が6位に続く。

 5周目、井出選手が金石年弘選手をパスして5位に浮上。#32 EPSON NSXのL.デュバル選手は8位、#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手は11位を走行する。トップを快走する小暮選手は2位に約2秒5の差をキープしてレースの主導権を握る。

 16周目、4位の#36 PETRONAS TOM'S SC430に対して果敢なアタックを繰り広げていた井出選手はバックマーカーをパスする隙をみつけてイン側に飛び込み、ポジションを上げた。

 22周目、約5秒までマージンを広げながらトップを走行していた#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手が300Rの先のダンロップ・コーナーで単独スピンを喫する。コースへと復帰したものの、トップと約5秒差の2位にポジションを下げる。27周目に#1 ARTA NSXがピットイン、29秒4のピット作業でR.ファーマン選手のままコースに復帰した。続いて32周終了時に2位の小暮選手がピットイン。こちらもドライバーは交代せずに多めの燃料補給とタイヤ交換を40.9秒で済ませてコースに復帰した。#17 REAL NSX、#100 RAYBRIG NSX、#32 EPSON NSXも1回目のピットインでドライバーは交代せずコースに復帰している。

 ほぼ全車が1回目のピットインを終えた42周目時点で、トップを走行するのは#38 ZENT CERUMO SC430、約9秒差の3位に#100 RAYBRIG NSXの井出選手が浮上。#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手は、ピットストップでの再スタート時に始動に手間取ったことにより、アウトラップでバックマーカーに引っかかってポジションを4位に落とした。さらに小暮選手はタイヤの内圧不適正によるハンドリング不調によりペースを上げられず、苦しい走りを強いられた。#32 EPSON NSXのL.デュバル選手は5位、#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手は7位、#17 REAL NSXの金石年弘選手は11位を走行する。

 49周目あたりから、3位の井出選手が2位を走る#35 宝山 KRAFT SC430の背後に迫り、プレッシャーを与える。しかし、なかなか差を縮められないまま2秒弱のビハインドを抱えて、69周終了時に細川選手に交代した。 66周目にポジションを1つ落として5位となった#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手も68周終了時に道上選手に交代している。

 2回目のピットインが終了した時点で、#38 ZENT CERUMO SC430がトップを走行。#100 RAYBRIG NSXの細川選手はピットインのタイミングで4位に下がったものの、#36 PETRONAS TOM'S SC430、#35 宝山 KRAFT SC430とともに激しい2位争いを繰り広げる。その背後に道上選手が迫り、レース終盤戦は気を抜けない様相を見せてきた。

 76周終了時に8位を走行していた#1 ARTA NSXの伊沢選手が緊急ピットイン。スピンによる駆動系のダメージにより無念のリタイアとなる。

 約2秒の差に4台が続く2位争いでは、86周目の最終コーナー手前で細川選手が#35 宝山 KRAFT SC430をパスして#100 RAYBRIG NSXが3位に浮上。さらに、2位を走る#36 PETRONAS TOM'S SC430に迫り、テール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げる。その後方では、道上選手が4位となった#35 宝山 KRAFT SC430の背後につける。細川選手は、ホームストレートで何度も#36 PETRONAS TOM'S SC430の真後ろにつけてスリップストリームに入るが、抜くことができない。粘り強く攻め続けていた細川選手は、98周目のホームストレートでついに並ぶと、1コーナーで前に出て2位に浮上してさらに引き離しにかかる。続いて道上選手も4位に浮上した。

 2位を走行していた細川選手だったが、残り5周となる106周目のヘアピンコーナーで単独スピンを喫してしまう。すぐにコースに復帰したが、道上選手の後方となる4位へとポジションを下げてしまう。これで3位に浮上した道上選手は、このままチェッカーフラッグを受けて#18 TAKATA童夢NSXが3位表彰台を獲得した。細川選手の#100 RAYBRIG NSXは悔しい4位。7位に#32 EPSON NSXの平中選手、10位に#17 REAL NSXの金石勝智選手が入って完走を果たした。優勝は、#38 ZENT CERUMO SC430だった。

コメント
白井裕|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「今回、18号車が予選でポールポジションを獲得したことでNSX-GTの速さを証明することができました。ただし、決勝ではレースの流れを支配できなかったと思います。レース中に小さなミスが重なったことで、残念な結果に終わってしまいました。しかしながら厳しい状況の中、18号車が表彰台を獲得し、100号車の2人ががんばってくれたことは収穫といえます。また、NSX-GTの信頼性の向上が確認できたので、今回の結果をさらに分析して、第4戦セパンに臨みたいと思います。今後とも皆様のご声援をお願いします」
道上龍選手 (3位、#18 TAKATA童夢NSX)
 「開幕から2戦続けて昨年の速さを見せることができませんでしたが、セッティングの方向性を見直した結果、ポールポジションを取ることができました。決勝は気温が上がることを想定し、タイヤに厳しいレースになることは分かっていたのですが、思った以上に厳しい展開となりました。担当したスティントでは、4位争いをしていたときにストレートスピードで追い抜くことができず、ブレーキングで無理をしようとしてもタイヤの状態が厳しく、かなり苦労しました。最後は相手のミスを待って抜くことを考えました。表彰台を獲得できたことはうれしいですが、同じNSXの細川選手ががんばっていながら残念な結果に終わっていたので複雑な気持ちです。次戦も、それほどウエイトは積まれないですし、セパンでの事前テストも調子がよかったので、ポールポジションを取って優勝できるようにがんばりたいと思います」
小暮卓史選手(3位、#18 TAKATA童夢NSX)
 「予選は満足のいく仕事ができたと思います。でも、決勝ではトップを走行しながら自分のミスでリードを無くしてしまったので、とても悔しく思っています。1回目のピットインのあとの2セット目のタイヤは内圧が高すぎて、思ったようなペースで走ることができませんでした。この悔しさをバネに、次戦以降は全力で戦っていきたいと思います」

Text & Photo: HONDA

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SGT:第3戦富士決勝 性能調整に苦しむカルソニックIMPUL GT-Rが9位完走 (NISMO)

■NISSAN GT-Rは性能調整に苦しむ。「カルソニック IMPUL GT-R」の9位完走が最上位

 ゴールデンウィークの最中とあって富士スピードウェイには5万6900人もの観客が集まった。曇り空ながら暖かい春のそよ風に吹かれながら14時に110周の決勝レースがスタートした。

 開幕から2戦連続で1-2フィニッシュを遂げているGT-Rは特別性能調整として今回から一律80kgのウェイトが搭載された。その中で最も重量の軽い「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、荒聖治)組は予選12位から好スタートを切ってオープニングラップを終えると9位に上がった。スタートドライバーのオリベイラは、安定した走りで22周目には8位にポジションアップを果たし、ドライバー交代のためにピットインした。一時順位を落としたが、各車のピットインがおおよそ一巡した40周過ぎには9位に回復。その後も順調に周回を重ねたが、66周目にタイヤブローで緊急ピットイン。このためにタイムロスを喫し、11位で完走となった。一方、公式予選10位の「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生、セバスチャン・フィリップ組)は、序盤をフィリップが13位で周回。その後#22 GT-Rと接触するアクシデントがあり15位に後退した。終盤に7位まで順位を上げ、さらなる上位進出を試みたが81周目に単独スピンし、最終的には9位でチェッカーフラッグを受けた。

 予選15位「YellowHat YMS TOMICA GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/横溝直輝)には、メカニカルトラブルが発生。ピットガレージで20周以上の時間をかけて修復し15位で完走した。

 開幕2連勝中の「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)組は、参加全車両の中でも最も重い100kgのウェイトを搭載した上、エンジンパワーを制限するエアリストリクター径もハンディ95kg相当を縮小され、本来のパフォーマンスが発揮できずにレースを終えた。

 予選13位からレースをスタートし、トップから2秒以上遅いラップタイムで上位陣を追うものの叶わず、さらにタイヤと燃料をセーブし、500kmレースを1回の燃料補給で乗り切る「ワンピットストップ」作戦を取り入れたが、ギャップを埋められず14位のままレースを完走した。

 また、チームメイトの「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝)は16位からスタートしたものの、マシンの状態は良く早めの上位進出が期待された。しかし、序盤に#12 GT-Rと接触したことでドライブスルーペナルティを受け、その後も不注意から違反行為を取られて10秒のピットストップペナルティが課せられた。それでも10位まで順位を上げてポイント獲得圏内でゴールした。しかし、最終ラップでの他車との接触が危険行為と見なされ、競技結果に35秒のタイムペナルティが加算されて12位に後退した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SGT:第3戦富士 優勝ドライバーのコメント

080504WINNERS

GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
これまで第1戦第2戦と厳しい戦いでしたが、今回やっと戦える状態になりましたし、富士はホームコースでもあるので、 なんとしても勝ちたいと思っていました。できればポールも獲りたかったのですが、それはできなくて悔しかったので、 今日はなんとしても勝とうと思いました。
富士では今までドライで走る機会が少なかったので、決勝ではタイヤのことが心配でした。特に僕らはソフト目のチョイスをしたので、 序盤はじっくりいって中盤勝負だと思っていたら、序盤のうちに前が消えてしまって.........。 でも気を抜かずにピットストップまでプッシュしていきました。交代したリチャードも速くて、リードを広げてくれたので、最後は 「ただ乗っていただけ」で、楽させてもらいました。

リチャード・ライアン
ファンタスティックな一日になりました。
序盤の2戦で苦戦しましたが、トヨタのホームコースで勝てたのは、 僕らだけじゃなくてファンやトヨタやスポンサーにとってもすばらしいことだと思います。
僕は今までホンダやニッサンをドライブしてきて、いずれも優勝を経験している数少ない一人ですが、今年トヨタに移籍してきて、 今居るチームを非常に居心地よく感じています。
ウェイトのことを考えると、次のマレーシアは厳しいと思います。そんな状況であっても、今後着実にポイントを重ねていきたいです。そうして、 最終戦の富士でまた優勝して、タイトルを獲得したいですね。

GT300クラス #95ライトニング・マックイーンaprMR-S
平手晃平
今日トヨタのホームコースの富士で勝てたことをうれしく思います。
初めてスーパーラップを走って、初めてポールポジションを獲り、そのまま初めて優勝できたことを本当にうれしく思います。
ミシュランさんがもってきたタイヤも、どれだけ走ってももつタイヤだと判って、安心して走れましたし、 そのおかげで落ち着いて自分の仕事を100%やれたから勝てたのかなと思います。自分はいい流れに今乗っていると思うので、 このままシーズンを戦って生きたいです。
国本選手は今日ドライの富士を初めて走る状況だったので心配でしたが、ペースを見ていて安心できました。
久々に日本のレースで上がった表彰台でしたし、GTということでお客さんも沢山集まってくださったので、非常に見晴らしが良かったです。

国本京佑
1戦、2戦と結果が良くなかったので、今日勝てて嬉しいです。平手選手がリードを築いて渡してくれたので、余裕を持って楽しんで走れました。 そうやってドライビングを楽しめたことが結果につながったのかなと思います。すごくうれしいし、チームの皆さんに感謝しています。
ミシュランタイヤは夏場に強いので、これから夏にポイントを稼いで最終戦までいきたいです。

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SGT:第3戦富士決勝結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1103:02'28.036
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS3011013.882
3500318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS11015.893
45004100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+111016.693
5500535宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS11023.497
650066ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+111032.046
7500732EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1101'03.639
8500825ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21091Lap
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301091Lap
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11091Lap
115001124WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH+11091Lap
125001222MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS201091Lap
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21082Laps
145001423XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1151073Laps
15300195ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI+21019Laps
16300246MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI151019Laps
1730032プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH201019Laps
18300431DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾恭輔
坂本 雄也
MI+11019Laps
19300581ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH51019Laps
20300662WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤治樹
密山 祥吾
YH1019Laps
21300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI601019Laps
2230084EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
YH+110010Laps
23300919ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部翼
YH10010Laps
24300105プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+210010Laps
2530011110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+19911Laps
263001211JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH9911Laps
27300131184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
栗原正之
YH+19911Laps
2830014111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+29911Laps
293001527石松・RYUMA HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
HK+19812Laps
303001688triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+19614Laps
313001733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+29515Laps
323001877クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL209317Laps
33300197ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH359119Laps
34500153YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS8624Laps
353002070外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+27040Laps
---- 以上規定集回数(GT500: 77Laps / GT300: 70Laps)完走 ----
-500-1ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS257634Laps
-300-666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+26842Laps
-300-52GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH6149Laps
-300-87アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+15456Laps
-300-26ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH503278Laps
-300-66triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2090Laps
-300-16CHUGAI UEMATSU 350R
VEMAC RD350R
植松 忠雄
筒井克彦
YH+11793Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.18 TAKATA 童夢 NSX (小暮 卓史) 1'36.174
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.33 HANKOOK PORSCHE (影山 正美) 1'45.272
  • CarNo.22-1ドライバーは、2008 SUPER GT Sporting Regulations第3章第28条14.b.(他の車両をコースアウト) により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.39は、2008 SUPER GT Sporting Regulations第3章第33条11.(ピット作業中のタイヤ交換時)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.22-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.22-1ドライバーは、2008 SUPER GT Sporting Regulations第3章第28条14.b.(他の車両をコースアウト) により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
  • CarNo.39-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則 付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.11は、2008 SUPER GT Sporting Regulations第3章第33条10.(燃料補給中の作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.77-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.77-1ドライバーは、2008 SUPER GT Sporting Regulations第3章第28条14.a.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

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SGT:第3戦富士決勝 レクサスSCが汚名返上の1-2フィニッシュ!! 優勝はZENTセルモ、立川は富士5勝目 GT300はルーキーコンビのライトニング・マックイーンMR-Sが殊勲の初勝利

2008オートバックス スーパーGT第3戦、富士GT500kmレースは、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が優勝。立川はこれでGT通算10勝目。 その半分の5勝がここ富士スピードウェイで挙げたことになる。
2位には#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)が入り、 開幕から苦戦の続いたレクサスSC勢が、1-2フィニッシュで見事ホームコースで雪辱を果たした格好だ。
ポールシッターの#18TAKATA童夢NSXはレース序盤でのスピンが響いて勝利を逃した。
GT300クラスは新人コンビの#95ライトニング・ マックイーンaprMR-S(平手晃平/国本京佑組)が昨日の初ポールポジションに続いて見事初優勝をも達成。 19歳4ヶ月の国本の優勝はGTにおける歴代最年少記録だ。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:56,900人)

080504FinalNo38 080504FinalNo95

080504StartGT500決勝レースは午後2時ちょうどにスタート。
ポールポジションの#18TAKATA童夢NSXがホールショットを決めて1コーナーをクリア。 レース序盤は2番手スタートの#38ZENTを2秒後方に従えて悠々とトップを快走するスタートドライバーの小暮だったが、 なんと22周目のダンロップコーナーで痛恨のスピン。
これで#38立川は易々とトップの座を手にすると、そのまま後続を突き放しにかかり、37周終わりでライアンに交代した。 ライアンも着実にリードを広げて75周終わりで再び立川へ。
結局ZENTセルモSCは終始危なげない走りで110周を走りぬき、 最後は2位に13秒882差をつけてレクサス陣営に今季初の優勝をもたらした。

一方、3位以下が抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げ、中々ペースが上がらなかったことが功を奏し、 なんとか2位でレースに戻った小暮だったが、 32周終わりと比較的早めに1度目のルーティンストップを行った結果重量増に苦しむGT-R勢に行く手をふさがれる格好となり、 34周終わりで入った#35宝山SC、35周終わりまで引っ張った#100レイブリックNSXの先行を許してしまった。
更に66周目には#36ペトロナスSCのロッテラーまでもが小暮を攻略、5位にまで転落してしまう。
その後は69周終わりで交代した道上龍の健闘もあり、TAKATA童夢は終盤順位を二つ挽回して3位でこのレースを終えた。

080504PodiumGT500めまぐるしく入れ替わったのが2位争いだ。
TAKATA童夢のピットストップで2位に繰り上がった#35宝山SCを、長めに1スティント、 2スティントをこなした#36ペトロナスSCが71周目にかわして2位に浮上、 それに#100レイブリックNSXの細川慎哉が97周終わりのホームストレートで並びかけていく。
36号車と100号車は併走状態のまま1コーナー、2コーナーを抜け、 コカコーラコーナーの進入で遂に細川が競り勝ってトップ立川の追い上げにかかる。

ところが106周目のヘアピンで細川が痛恨のスピン。
これで再び2位の座は#36ペトロナスSCのものとなり、 レクサスSC勢は開幕3戦目にしてホームコースでの待望の優勝を1-2フィニッシュという文句なしの状態で手にすることとなった。

080504StartGT300GT300クラスは序盤から白熱した。
ポールシッターの#95MR-Sを、 ストレートスピードにアドバンテージを持つ#33ハンコックポルシェの影山正美が3周目の1コーナーで抜き去ってトップに立つと、 その後方からは7周目の1コーナーで#95平手のインを差した#77クスコインプレッサの佐々木孝太が徐々に差を詰め、 12周目のダンロップ進入で遂に#33影山のインに飛び込んでトップに躍り出る。
その後方からは#110ボクスターの光貞も迫ってきた。

ところが#33影山、#110光貞の2台が接触。
33号車は右フロントバンパーを破損してオレンジボールを提示され、 110号車も左リヤタイヤをバーストさせて共に序盤でのピットストップを強いられてしまう。

更に一旦はトップに立った77号車も2ストップ作戦を採っていたうえ、 レース中盤から終盤にかけて黄旗追い越しによる10秒ストップ、 #43ARTAガライヤとの接触によるドライブスルーと立て続けにペナルティを課せられて勝負権を失った。

080504PodiumGT300こうした上位陣の混乱の中、 apr得意の1ストップ作戦を遂行しつつも果敢に後続とのバトルに競り勝った平手、 国本のルーキーコンビは揃ってGTデビュー3戦目にして初めての勝利をポール・トゥ・ウィンという最高の形で飾った。

2位には#46MOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信組)、 3位には予選17番手からジャンプアップを果たした#2プリヴェKENZOアセット紫電(加藤寛規/高橋一穂組)が入った。

スーパーGT第4戦はセパンサーキット。6月22日決勝だ

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'36.465-170.288
250021ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS251'36.548 0.083170.141
35003100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+11'36.671 0.206169.925
4500418TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'36.677 0.212169.914
5500536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'36.863 0.398169.588
6500635宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS1'36.877 0.412169.563
750076ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+11'37.012 0.547169.328
8500824WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH+11'37.019 0.554169.315
9500917REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11'37.023 0.558169.308
105001025ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21'37.069 0.604169.228
11500113YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'37.354 0.889168.733
125001232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'37.431 0.966168.599
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'37.554 1.089168.387
145001422MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS201'37.644 1.179168.232
155001512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301'37.872 1.407167.840
165001623XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1151'40.033 3.568164.214
17300177クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL201'45.496 9.031155.710
18300295ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI+21'45.918 9.453155.090
19300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK+21'45.936 9.471155.063
20300411JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH1'45.962 9.497155.025
2130054EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
YH+11'46.146 9.681154.757
2230067ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH351'46.227 9.762154.639
23300719ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部翼
YH1'46.248 9.783154.608
24300831DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾恭輔
坂本 雄也
MI+11'46.338 9.873154.477
25300946MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI151'46.358 9.893154.448
2630010110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+11'46.50210.037154.239
273001181ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YH51'46.51410.049154.222
28300122プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'46.55310.088154.166
293001362WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤 治樹
密山祥吾
YH1'46.55610.091154.161
303001466triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'46.59110.126154.111
313001526ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH501'46.83910.374153.753
323001643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI601'46.95210.487153.590
333001770外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+21'47.41510.950152.928
34300185プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+21'47.45610.991152.870
353001988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+11'47.70411.239152.518
363002087アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+11'47.87311.408152.279
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+21'47.92911.464152.200
3830022111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'47.95311.488152.166
39300231184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
栗原正之
YH+11'48.01711.552152.076
403002416CHUGAI UEMATSU 350R
VEMAC RD350R
植松 忠雄
筒井克彦
YH+11'48.63912.174151.205
413002527石松・RYUMA HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
HK+11'49.63313.168149.834

SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行 トップタイムはZENT SC

スーパーGT第3戦富士の決勝前フリー走行は、#ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ ライアン組)が1分36秒465でトップ。 GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)が1不45秒496でトップだった。

080504FreeNo38  080504FreeNo77

小雨に翻弄された感のある公式予選だったが、決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。 周辺道路は行楽客などで早朝から混雑し始めている。
昨日の公式予選日から終夜オープンになっていることもあり、サーキットにも早朝から多くの観客がつめかけている。 既にフリー走行前の段階で駐車場はほぼ埋まりつつある状態だ。

500kmの長丁場を控えた最後の確認作業、フリー走行は午前9時から開始された。

金曜テスト、予選と苦戦の続いているGT-Rはここでもタイムが伸びない。
最上位は#24ウッドワンの8番手、11番手に#3イエローハット。
第1戦、第2戦と圧倒的な速さを見せつけてきたニスモの2台と#12カルソニックが3台揃ってクラス最下位という状態だ。 昨年の富士500kmでは1-2フィニッシュを果たしたニスモ勢だが、果たして決勝に向けて挽回の奥の手はあるのだろうか。

GT-Rとは対照的に、2度にわたる性能調整によって蘇った感のあるNSX勢、レクサスSC勢は好調だ。
ZENTセルモSCが開始10分でトップタイムをたたき出すと、NSX勢も2位#1ARTA、3位#100レイブリック、 4位#18TAKATA童夢と3台を上位に送り込む。
両陣営でトップ10圏内から漏れたのは、昨日ハーフウェットの予選で速さを見せた#32エプソン、#39デンソーのダンロップ勢のみだ。

GT300は合同テストから好調な#77クスコインプレッサがここでもトップタイム。
昨日ポールを獲得した#95ライトニング・マックイーンMR-Sが2番手につけ、 ストレートスピードにアドバンテージのある#33ハンコックポルシェが3番手となった。

予選3番手で前回岡山優勝の#43ARTAガライヤはこのセッションを16位で終えているが、 ここは例年この500kmレースで1ストップ作戦を挑んできているだけに、このタイムのみを云々するのは早計だろう。

注目の500kmレース決勝は、このあと午後2時より110周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

SUPER GT

SGT:第3戦富士予選 カルソニックIMPUL GT-Rが10位でスーパーラップを終える (NISMO)

■「カルソニックIMPUL GT-R」が10位でスーパーラップを終える。
~GT-R勢は、重量増に苦しむ~

 NISSAN GT-Rが開幕2戦連続で1-2フィニッシュを決め、強さを発揮している本年のSUPER GTシリーズは、ゴールデンウィークの真只中の5月3日(土)に富士スピードウェイで第3戦の公式予選が行われた。

 開幕2戦で圧倒的なパフォーマンスを見せたGT-Rは、最低重量がNSX、SC430と比べて最も重い1180kgに設定され、さらに第2戦までに好成績を残した「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)、「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝)、「カルソニック IMPUL GT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ) には、それぞれハンディウェイトが課せられている。中でも2連勝中の#23が最も重く、総重量は1295kgとなっている。(規則上の走行重量最大は1200kgまでだが、95kg相当のリストリクター径縮小が課せられている)

 公式予選は小雨が降るウェットコンディションで始まったが、GT500専有時間には雨脚は弱まり路面も乾いていった。しかし、各車がタイムアタックを行っている間に再び雨が降り出し、予選はタイヤ選択によって明暗を分けた。松田がアタックした#12は、チームの判断で浅溝レインタイヤのまま走行し、GT-R勢トップとなる10番手タイムを出し、スーパーラップに進む権利を得た。一方、クルムが浅溝でセットアップを確認し、柳田がスリックタイヤでコースインしていった#22は、降り出した雨に妨げられてタイムが出せず16位となった。本山がレインタイヤでアタックした#23は14位。「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は13位、「YellowHat YMS TOMICA GT-R」は15位で公式予選を終えた。その後3番手の車両が違反によりタイム抹消となったため、GT-R勢はそれぞれひとつずつ順位が繰り上がった。

 午後は午前とは一変し、穏やかな好天となった。気温も20度を超え、コースは瞬く間に全面ドライとなった。15時25分過ぎから15分間行われた公式予選2回目は、各チームともまずはドライコンディションでのマシンの状態をチェックし、予選1回目の上位陣はスーパーラップ(SL)でのタイムアタックに備えた。

 SLでは1回目予選で9位となった唯一の日産車、「カルソニックIMPULGT-R」がセッション開始2番目にコーイスンしていった。アタックドライバーの松田次生は、慎重にタイヤをウォームアップしてアタックラップに臨んだ。しかし、100kg(プラス10kg分のエアリストリクター径縮小)重いマシンのコントロールに苦しんだ松田は、最終的に10位でSLを終えることとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Total Qualify GT500 Weather:Rain-Dry Course:Wet-Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'41.8841'34.941173.021
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'42.0951'34.971172.966
335宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS1'42.0741'35.017172.883
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11'42.6681'35.181172.585
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'42.1751'35.249172.462
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+11'42.4901'35.565171.891
732EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'41.1151'35.750171.559
839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'40.9851'35.797171.475
925ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21'42.2451'35.853171.375
1012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301'42.5061'36.270170.633
111ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS251'43.181159.204
1224WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH+11'43.216159.150
1323XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1151'43.463158.770
143YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'43.499158.715
1522MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS201'43.777158.289
166ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+1--

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Total Qualify GT300 Weather:Rain-Dry Course:Wet-Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
195ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手 晃平
国本京佑
MI+21'53.3261'44.189157.663
2110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+11'53.4921'44.789156.761
343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI601'53.6581'44.802156.741
477クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL201'50.4811'44.974156.484
533HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+21'53.1321'44.976156.481
67ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH351'53.8581'45.299156.001
719ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部 翼
YH1'50.5561'45.354155.920
84EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下昌揮
YH+11'53.4691'45.863155.170
95プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+21'52.8021'46.134154.774
1088triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+11'53.2361'48.441151.481
1146MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田裕信
MI151'54.052144.029
1231DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI+11'54.334143.674
1370外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+21'54.615143.322
1462WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤 治樹
密山祥吾
YH1'54.857143.020
1527石松・RYUMA HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
HK+11'55.071142.754
162プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'55.088142.733
1781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YH51'55.153142.652
1826ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH501'55.197142.597
1966triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'55.239142.545
2052GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH1'55.243142.541
2187アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+11'55.819141.832
221184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
栗原正之
YH+11'55.821141.829
2311JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH1'55.899141.734
24111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'56.415141.106
25666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+21'56.593140.890
2616CHUGAI UEMATSU 350R
VEMAC RD350R
植松 忠雄
筒井克彦
YH+11'56.934140.479
---- 以上予選通過 ----
-9ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井寛史
KHAbsence-
  • CarNo.6は、公式予選2回目に予選通過基準タイムをクリア
  • 公式予選1回目
    • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、当該セッション全ラップタイム抹消のペナルティを課す。
  • 公式予選2回目
    • CarNo.87は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第4章18.1違反(ピットレーン速度超過)により、罰金2万円を課す。
    • CarNo.110は、2008 SUPER GT Sporting Regulations 第3章 第28条 14.b.(他の車両をコースアウト)により、当該予選出走ドライバーのタイムを抹消のペナルティを課す。

SUPER GT

SGT:第3戦富士 ポールシッターのコメント

080503PP

GT500クラス #18TAKATA童夢NSX
小暮 卓史

最近ずっと流れが良くなかったので、今回こそは何とかしないと、と思ってここにきました。 セッティングに関しても試したいことが色々あったんですが、予選1回目が雨になってしまって確認ができませんでした。 それでも変更しクルマで予選2回目を走ったら良くなってるのが分かったので、自信を持ってスーパーラップに臨めました。
アタック中はフロントがアンダー気味で、Aコーナー立ち上がりで流れたりもしたんですが、確実にポテンシャルは上がっているのが実感でき、 ポールも取れてよかったです。
決勝ではセッティングを大幅にチェンジし、新たな気持ちで臨むことになりますが、予選が悪くなかったので、 決勝にもその辺は活きると思います。

道上 龍
嬉しいです。一番良い場所からスタートできるんですからね。
今年はずっと悪い流れになってて、重量が増えた分、去年ほどの速さが出なくて、今年仕様がうまくいってなかったんですが、去年 (の富士500km)はトラブルで結果が出せず、前回の岡山では僕のミスでレースを落としているので、 今回こそは結果を出したいと考えていました。それで今回から改良されたエキゾーストに変更したらエンジンがずいぶん扱いやすくなりました。 これもポールを取れた要因かなと思います。
明日の決勝はかなりタイヤに厳しいことになると思うので、 セッティングを大幅に変えないと特にセクター3が厳しくなるだろうなと考えています。

GT300クラス #95ライトニング・マックイーンaprMR-S
平手 晃平
正直すごい緊張しました。どうやってコースに入っていけばいいのかもわかんなかったくらいで。 金曜日に1回だけドライのセッションがあったんですが、そこでギヤがトラブってしまって、セッティングの確認ができませんでしたが、 合同テストで良い感触を得ていたし、ミシュランさんも良いタイヤをもってきてくれると思っていたので、意気込んでスーパーラップに臨んだら、 びっくりの結果でした。初めてスーパーラップを走ったら、初めてポールなんて。
二人とも初めてのGTなので、開幕から2戦は練習のつもりで、今回が開幕だと思っていました。僕自身、 開幕戦では一度にいろんなことをやらかしちゃって.......でも2戦やって漸く準備が整ったと思いますので、 明日は自信を持って500kmのレースに臨みます。

国本 京佑
平手選手が走るのをモニターでハラハラしながら見ていました。でも、平手選手なら結果を出してくれるだろうと信じていました。
今週は一回もドライで走っていませんが、予選の結果を見れば良い状態なのかなと思うので、明日は自信をもってできそうです。
GTはいろんな特性のクルマと一緒に走るので良い勉強になっています。
明日は平手選手と二人で100%の力を出し切って、最高の結果を出したいです。

SUPER GT

SGT:第3戦富士スーパーラップ TAKATA童夢が今季初PP!! GT300も平手/国本の新人コンビが殊勲の初PPを獲得!

スーパーGT第3戦富士500kmレースのスーパーラップは、 昨年4戦連続を含む5回のポールポジションを獲得した#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が1分34秒941を記録して、 5戦ぶりにポール奪還を果たした。
GT300クラスは#95ライトニング・ マックイーンaprMR-S(平手晃平/国本京佑組)がデビュー3戦目で挑んだ初めてのスーパーラップで見事一番時計を叩き出した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:31,100人)

080503SLno18 080503SLno95

公式予選2回目が終了したちょうど5分後、GT300クラスからスーパーラップが開始された。
このクラスは午前中の専有、混走ともウェットコンディションでの走行となったため、 完全ドライで行われたスーパーラップでは午前中の結果からは予想もつかない順位となった。

予選終了間際に10位に滑り込んだ#7RX-7を駆る井入宏之が6位に浮上したほか、 午前中9位だった#43ガライヤの高木真一が3番手、 同じく8位の#110ボクスターを駆る光貞秀俊に至っては2番手までジャンプアップを果たし、見事フロントローを獲得してみせた。

しかしそれ以上に圧巻だったのが95号車を駆る平手の走りだ。
平手はセクター2、セクター3で他をまったく寄せ付けない区間ベストタイムを立て続けに出して1分44秒189を叩きだし、 見事初めてのスーパーラップで最高の結果を出して見せた。

一方、合同テスト、午前中の予選と、 何度もトップタイムを記録して富士での活躍が大いに期待された#77クスコスバルインプレッサは最終コーナー立ち上がりでアウトに大きくはらんだのが響いて4位に終わった。

続いて行われたGT500の走行では、#6ENEOSのタイム抹消によって繰り上げ出走を果たした#17REAL NSXの金石年弘が大健闘。見事4位にジャンプアップを果たす。

予選2回目でトップタイムを記録してドライコンディションに自信を見せた#38ZENT SCの立川祐路も6番手出走ながら1分34秒971を記録してその時点でのトップに。
しかしその2台後に出走した18号車の小暮はこのレースから新たに変更したエキゾーストシステムによるドライバビリティの向上にも助けられ、 立川のタイムを僅か0.030秒上回る1分34秒941を記録して、昨年9月の第7戦ツインリンクもてぎ以来、 実に8ヶ月ぶりにポールポジションを獲得した。

その一方で午前中1-2を達成し、このセッションの最後に出走したダンロップ勢は#32EPSON NSXが7番手、#39SARD SCが8番手に低迷することとなった。
またSL進出を果たした唯一のGT-R、#12カルソニックインパルも結局順位を一つ落とし、 10番手から明日の決勝をスタートすることとなった。

第3戦決勝は明日午後2時より110周、500kmで戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第3戦富士スーパーラップ結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'34.941--173.021
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'34.971 0.030 0.030172.966
335宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS1'35.017 0.076 0.046172.883
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11'35.181 0.240 0.164172.585
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'35.249 0.308 0.068172.462
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+11'35.565 0.624 0.316171.891
732EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'35.750 0.809 0.185171.559
839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'35.797 0.856 0.047171.475
925ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21'35.853 0.912 0.056171.375
1012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301'36.270 1.329 0.417170.633

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
195ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手 晃平
国本京佑
MI+21'44.189--157.663
2110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+11'44.789 0.600 0.600156.761
343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI601'44.802 0.613 0.013156.741
477クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL201'44.974 0.785 0.172156.484
533HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+21'44.976 0.787 0.002156.481
67ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH351'45.299 1.110 0.323156.001
719ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部 翼
YH1'45.354 1.165 0.055155.920
84EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下昌揮
YH+11'45.863 1.674 0.509155.170
95プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+21'46.134 1.945 0.271154.774
1088triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+11'48.441 4.252 2.307151.481

SUPER GT

SGT:第3戦富士予選2回目 ZENT SCがトップタイム

スーパーGT第3戦富士の公式予選2回目は、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ ライアン組)がトップタイムを記録。午前中H項違反で全タイム抹消となった#6ENEOS SC430(伊藤大介/ビヨン・ ビルドハイム組)も13番手ながら無事基準タイムをクリアして明日の決勝に臨むこととなった。

GT300クラスは#95ライトニング・マックイーンaprMR-S(平手晃平/国本京佑組)がトップ。 スーパーラップに向けて確かな手ごたえを感じたようだ。

公式予選2回目は午後3時10分、GT300の専有走行から開始された。

午前中降ったり止んだりを繰り返していた雨はすっかりあがって、完全なドライコンディションでの走行となり、 両クラスとも相次いで好タイムが記録されることとなった。

ルーキー二人体勢で臨む95号車は、平手がセッション序盤に1分44秒401を記録。 これがそのままこのセッションのベストタイムとなった。
午前中暫定ポールの#77クスコスバルインプレッサはここでも佐々木孝太が平手の0.3秒落ちの1分44秒707を記録して2番手につけ、 ドライでも速いところを見せてきた。
3番手には#7雨宮RX-7が入った。

続いて行われたGT500クラスの走行は、トップの#38ZENTをはじめとするレクサスSC430がトップ10圏内に5台を占めた。 ここまで苦戦の続いたレクサス勢だが、ホームコースたるここ富士での雪辱に期待がかかる。
残る1台、午前中黄旗区間でコースアウトを喫して全タイム抹消の裁定を下された6号車も、1分36秒681と13番手タイムながら、 無事基準をクリアした。
反対にGT-R勢は、唯一SL進出を果たした#12カルソニックの8位が最高と、ここでも苦戦が続く。 特に開幕2連勝をやってのけた#23ザナヴィには特別性能調整の追加分と入賞分のウェイトハンデの二つが文字通り重くのしかかった格好で、 最下位に沈む結果となった。

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選2回目結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Qualifying 2 Weather:Fine Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'35.372-172.239
2500217REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11'35.378 0.006172.228
3500318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'35.461 0.089172.079
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'35.890 0.518171.309
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+11'35.923 0.551171.250
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'35.953 0.581171.196
7500725ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21'35.982 0.610171.145
8500812カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301'36.083 0.711170.965
9500935宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS1'36.173 0.801170.805
10500101ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS251'36.264 0.892170.643
115001139DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'36.428 1.056170.353
12500123YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'36.618 1.246170.018
13500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+11'36.681 1.309169.907
145001422MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS201'36.770 1.398169.751
155001524WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH+11'37.044 1.672169.272
165001623XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1151'38.757 3.385166.336
17300195ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI+21'44.401 9.029157.343
18300277クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL201'44.707 9.335156.883
1930037ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH351'44.870 9.498156.640
20300433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK+21'45.122 9.750156.264
21300543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI601'45.192 9.820156.160
2230062プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'45.205 9.833156.141
23300781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH51'45.50410.132155.698
2430084EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
YH+11'45.57710.205155.591
2530095プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野直也
YH+21'45.58010.208155.586
263001031DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI+11'45.76410.392155.316
273001126ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH501'45.87910.507155.147
283001262WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤 治樹
密山祥吾
YH1'45.91910.547155.088
293001319ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部 翼
YH1'46.04810.676154.900
303001466triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'46.07410.702154.862
313001546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田裕信
MI151'46.75111.379153.880
32300161184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
栗原正之
YH+11'46.84911.477153.738
3330017111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'47.05411.682153.444
343001852GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH1'47.60312.231152.661
3530019*87アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+11'48.15012.778151.889
363002088triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+11'48.16512.793151.868
373002111JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH1'48.50113.129151.398
3830022666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+21'48.77113.399151.022
393002316CHUGAI UEMATSU 350R
VEMAC RD350R
植松 忠雄
筒井克彦
YH+11'49.19213.820150.440
403002427石松・RYUMA HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
HK+11'50.31014.938148.915
4130025*110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+1Deleted--
423002670外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+2Absence--
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500: 1'42.081 / GT300: 1'51.985)----
-300279ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井寛史
KHAbsence--
  • CarNo.87は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第4章18.1(ピットレーン速度超過)により罰金2万円を課す。
  • CarNo.110は、2008 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条14.b.(他の車輌をコースアウト)により、当該出走ドライバーのタイム抹消のペナルティを課す。

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選1回目結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2008/05/03) Qualifying 1 Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500139DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'40.985-162.666
2500232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'41.115 0.130162.457
3500318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'41.884 0.899161.230
4500435宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS1'42.074 1.089160.930
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'42.095 1.110160.897
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'42.175 1.190160.771
7500725ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+21'42.245 1.260160.661
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+11'42.490 1.505160.277
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS301'42.506 1.521160.252
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+11'42.668 1.683159.999
11500111ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS251'43.181 2.196159.204
125001224WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH+11'43.216 2.231159.150
135001323XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1151'43.463 2.478158.770
14500143YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'43.499 2.514158.715
155001522MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS201'43.777 2.792158.289
16300177クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL201'50.481 9.496148.684
17300219ウェッズスポーツIS350
TOYOTA IS350
織戸 学
阿部翼
YH1'50.556 9.571148.584
1830035プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野直也
YH+21'52.80211.817145.625
19300433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK+21'53.13212.147145.200
20300588triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷 直広
YH+11'53.23612.251145.067
21300695ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI+21'53.32612.341144.952
2230074EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
YH+11'53.46912.484144.769
233008110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田 大祐
KH+11'53.49212.507144.740
24300943ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI601'53.65812.673144.528
25300107ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH351'53.85812.873144.274
263001146MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田裕信
MI151'54.05213.067144.029
273001231DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI+11'54.33413.349143.674
283001370外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+21'54.61513.630143.322
293001462WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤 治樹
密山祥吾
YH1'54.85713.872143.020
303001527石松・RYUMA HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
HK+11'55.07114.086142.754
31300162プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH201'55.08814.103142.733
323001781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YH51'55.15314.168142.652
333001826ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH501'55.19714.212142.597
343001966triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'55.23914.254142.545
353002052GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH1'55.24314.258142.541
363002187アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+11'55.81914.834141.832
37300221184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
栗原正之
YH+11'55.82114.836141.829
383002311JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH1'55.89914.914141.734
3930024111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'56.41515.430141.106
4030025666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+21'56.59315.608140.890
413002616CHUGAI UEMATSU 350R
VEMAC RD350R
植松 忠雄
筒井克彦
YH+11'56.93415.949140.479
---- 以上予選通過(基準タイム(107%) GT500: 1'48.420 / GT300: 1'59.069)----
-500-6ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+1Deleted--
-300-9ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井寛史
KHAbsence--
  • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、当該セッション全ラップタイム抹消のペナルティを課す。

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選1回目 ダンロップ勢が1-2!暫定ポールはサードSC GT300トップはクスコインプレッサ

2008オートバックス スーパーGT第3戦、富士GT500kmレースの公式予選1回目は、#39DENSO DUNLOP SARD SC430(アンドレ・クート/高木虎之介組)が暫定ポール。2番手に#32EPSON NSXがつけ、 ダンロップユーザーが1-2を独占した。

GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がトップタイムを記録。 ハーフウェットの難しいコンディションでAWDの威力を見せ付けた。

080503Q1No39 080503Q1No77

公式予選1回目は5月3日午前10時より各クラス専有走行20分間、混走20分間で行われた。 開始1時間前辺りからに小雨が降ってきたために、路面はハーフウェット。競技団からもウェット宣言が出される中での走行となった。

GT500クラスは、今回もダンロップ勢が好調だ。
浅溝タイヤでの走行を強いられた専有走行前半では#18TAKATA童夢NSXを駆る小暮卓史がいち早く1分41秒884でトップタイムに立つが、 走行を重ねるにしたがって乾いていく路面にあわせてスリックタイヤでの走行となった専有走行後半、 32号車を駆る平中克幸の出したタイムは1分41秒115。
更にGT300のコースインが始まった直後には39号車を駆るアンドレ・クートが1分40秒985と、 このセッションで唯一の40秒台をたたき出し、一気にトップに躍り出た。

その後再び雨が降り始めたため、この2台のタイムを上回るチームはなく、 ダンロップ勢が暫定順位で1-2位を占めて午後のスーパーラップに臨むこととなった。

またこの予選では、前戦の岡山で特別性能調整の影響に苦しんだレクサスSC430勢が上位10台中5台を占めることとなった。 実際にはもう一台、#6ENEOSも3番手相等のタイムを記録していたのだが、 残念ながら国際モータースポーツ競技規則H項違反(黄旗無視と思われる)により全ラップタイム抹消の厳しい処分を受けている。 これにより6号車は予選通過を賭けて午後の予選2回目に挑まなければならなくなった。

その一方で序盤2戦で圧倒的な速さを見せ付けていたGT-R勢は#12カルソニックの9位が最上位、 開幕2連勝の#23ザナヴィは13位、#22モチュールは15位と苦しい戦いとなった。
このあたりは性能調整の匙加減の難しさを改めて浮き彫りにしたといえるだろう。

一方のGT300クラスではやはりインプレッサが全輪駆動の強みを発揮してきた。
77号車は佐々木孝太のドライブで他を1秒以上上回るハイペースで周回を重ね、 最終的には1分50秒481までタイムを縮めて暫定ポールを決めた。
インプレッサは先日の合同テストにおいてもトップタイムを記録しており、富士戦に向けて順調な仕上がりを見せていたが、 今回の天候変化がそれを更に後押しする結果となった。

その一方で2番手以下は、最後までめまぐるしい順位変動が繰り広げられた。
080503Q1No19その中には今回から実践投入されたレクサスIS350を駆る#19ウェッズスポーツの姿もあった。 フォーミュラニッポンで実績のあるRV8JエンジンをGT300仕様に仕立て直し、これをミッドシップに積むこの野心作は、 専有走行終了時点では8番手、混走に入ってからは1分50秒556と、インプレッサに僅か0.075秒差に迫る2番手タイムをたたき出し、 初戦にしていきなり午後のスーパーラップ進出を勝ち取った。
しかしもう一台の#52GREEN TECH KUMHO IS350は今回残念ながら20番手に終わり、 同じIS350勢で明暗が分かれた格好だ。

このほか、開幕戦優勝の#7 ORC雨宮RX-7、今年もルーキーコンビで臨む#95ライトニング・ マックイーンaprMR-Sの2台が予選終了間際にトップ10に滑り込み、SL進出を果たしている。

スーパーGT第3戦の公式予選2回目は午後3時10分より、スーパーラップは午後3時45分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第3,4戦オートポリス 井口卓人、国本京佑がそれぞれ優勝! (TOYOTA)

第3戦は井口卓人が制し開幕3連勝! 第4戦では国本京佑が初勝利を挙げる
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開幕3連勝を飾ったTDPドライバー井口卓人

 2008年全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が4月26日(土)と27日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催された。今大会は、今季唯一の全日本F3単独開催イベントとなる。今大会も全日本選手権クラスに9台、ナショナルクラスに7台がエントリーし、全日本選手権クラスにはトヨタ・トムス1AZ-FEエンジン搭載車が5台出場。ナショナルクラスは出場全車がトヨタ・トムス3S-GEエンジンを搭載している。

 26日(土)曇り空の下、肌寒いコンディションで午前9時20分から30分間に渡って行われた予選では、ベストタイムで第4戦のグリッド、セカンドベストタイムで第3戦のグリッドが決定された。ベストタイムをマークしたのはカルロ・ヴァン・ダム(ペトロナスチームトムス)。しかし、セカンドベストタイムでは、ここまで開幕2連勝を飾っているTDPドライバー井口卓人(ペトロナスチームトムス)がトップとなり、第3戦は井口、第4戦はヴァン・ダムがポールポジションを獲得した。

 TDPドライバーの国本京佑(ペトロナスチームトムス)は2レース共に3番手、TDPドライバーのケイ・コッツォリーノ(ナウモータースポーツ)は2レース共に4番手につけた。  ナショナルクラスでは、TDPドライバー山内英輝(トムススピリット)が2位以下に大差を付けて第3戦、第4戦共にポール ポジションを獲得した。

 続いて午後1時から、4.674kmを14周で競われる第3戦決勝レースがスタート。最前列2番手のヴァン・ダムがスタートをミス。ポールポジションの井口はまずまずのスタートを切ったが、3番手グリッドの国本が抜群のスタートを切り、第1コーナーでは井口に並びかけた。しかし、2台は接触。井口はそのままトップのポジションを堅持したが、国本はコースオフ。最後尾まで後退を余儀なくされてしまった。

 井口は接触の影響も感じさせない走りで後方を引き離し、そのままトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで地元九州での凱旋勝利を挙げた。井口はこれで開幕から3連勝。3戦共にポール・トゥ・ウィン、ファステストラップ獲得の完全勝利と圧倒的な強さを示すこととなった。2位にはスタートの混乱でジャンプアップを果たしたコッツォリーノが入り自己最高位フィニッシュ。3位にヴァン・ダムという結果となった。

 ナショナルクラスではポールポジションの山内がスタートをミス。2番手スタートの安岡秀徒(デンソーチームルボーセ)が首位に立った。これに4番手スタートのアレクサンドレ・インペラトーリ(PTRS)が続き、スタートで大きく遅れたものの、追い上げて来た山内との3台でバトルが繰り広げられた。安岡は9周目に痛恨のスピンを喫し、後退。山内は更に首位逆転を狙ったが及ばず、スイス人ドライバー インペラトーリが初優勝。山内は2位でフィニッシュした。

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第4戦はTDPドライバー国本京佑(中央)が初優勝。
井口卓人(左)は4連勝こそならなかったものの2位に入った

 27日(日)は晴れ間が覗く、暖かいコンディションとなり、午後1時に20周で競われる決勝レースがスタートした。ポールポジションのヴァン・ダムはスタートをミス。井口が先行するが、それ以上に素晴らしいスタートを切った国本がトップを奪った。井口とヴァン・ダムが国本を追い、3台が後方を引き離しながらテール・トゥ・ノーズでの激しいバトルを繰り広げたが、抜きにくいオートポリスでのポジション変化はなく、そのままチェッカー。国本が嬉しい初優勝を飾った。井口は2位。ヴァン・ダムが3位となり、トムスチームが表彰台を独占した。

 ナショナルクラスでは、再びポールポジションの山内がスタートで遅れ、安岡がトップ、インペラトーリが2番手という展開。山内は追い上げ、終盤首位を奪取すべく安岡に迫ったが、19周目に痛恨のコースアウト。安岡が初勝利を挙げた。2位には2戦連続でインペラトーリ。3位にはインペラトーリのチームメイト、インドネシア人ドライバーのザヒール・アリ(PTRS)が入り、初表彰台獲得となった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第3戦オートポリス決勝 各クラス上位3名記者会見

井口卓人(優勝)
f3_r03_r_pc_iguchi.jpg  「いろんな人からオートポリスは抜けないと聞いていたので、ポールからスタートが勝負だろうと思っていました。国本選手との接触はレーシングアクシデントで、どちらが悪いわけでもないんですが、ちょっと申し訳ないことをしたのかなとも思います。そのまま自分の走りができてぶっちぎりで勝てたのは幸せです。接触で国本選手はリアのホイールが割れて、ぼくもリムが少し曲がりました。今日は14周ですが、明日のような21周の長いレースだったら後半スローパンクチャーで走れなくなってかも知れないので、運が良かったのかも知れませんね」
ケイ・コッツォリーノ(決勝2位)
f3_r03_r_pc_kei.jpg  「今日はラッキーでした。前でいろいろあって井口選手の後ろにつくことができました。井口選手は速いし、後ろはバン・ダム選手と嵯峨選手がやりあってて、ギャップがあったのもラッキーでしたね。でなければバン・ダム選手に抜かれていたでしょう。セクター1、2、ストレートスピードは変わらないんですが、セクター3は全然井口選手に付いて行くことができませんでした」
カルロ・ヴァン・ダム(決勝3位)
f3_r03_r_pc_vandam.jpg  「スタートで勝負が決まってしまいました。ミスしたりトラックが汚れていたり、風が強かったりしましたが、前のクルマよりは速いスピードで走れていました。なかなか前に出られないのが残念でした。クルマは速いので明日はいいレースができるでしょう」
アレキサンドラ・インベラトーリ(ナショナルクラス優勝)
f3_r03_r_pc_imperatori.jpg  「予選から調子がよくありませんでしたが、スタートが決め手となりましたね。優勝できて嬉しいです。前半は安岡選手のミスを誘っていました。彼がいなくなってからは山内選手を抑えるのが大変でしたが、自分の走りに集中してゴールすることができました」
山内英輝(ナショナルクラス決勝2位)
f3_r03_r_pc_yamauchi.jpg  「すべてがスタートでした。抜きにくいコースでほぼ最後尾まで落ちて2位まで上がれて、速さを見せられたと思います。でも勝たなければ意味がないので、明日はスタートをちゃんと決めて、自分の走りをすることに気持ちを切り替えます」
松下昌輝(ナショナルクラス決勝3位)
f3_r03_r_pc_matsushita.jpg  「嬉しいの一言です。回りがみんな速いので付いていくのと後ろを抑えるので精一杯でした。これがぼくの実力です。セクター2が遅いのが問題ですね。予選でエンジンのトラブルも出て乗れていないんです。そんな中での3位は自分としては納得しています。ただ、1回勝っちゃうとあの味を忘れられないので悔しいといえば悔しいですけど」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第3戦オートポリス 井口卓人が開幕から3戦連続ポールトゥウイン!

 全日本F3選手権第3戦は26日、オートポリスで決勝を行い、ポールポジションからスタートした井口卓人(TOM'S)が一度もトップを譲ることなく開幕から3戦連続ポールトゥウインを飾った。

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 予選終了前から降り出した雨も間もなくやみ、午後になるとオートポリス上空には薄日も漏れ始めた。しかし、風は相変わらず強く吹いている。13時、16台のF3マシンがフォーメーションラップにスタートした。

 ポールポジションの井口卓人(TOM'S)は無難なスタート。その後ろのカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)はスタートをミス。素晴らしいスタートを切ったのは、予選3位の国本京佑(TOM'S)。井口に並びかけるが、1コーナーで両車が絡み国本は押し出されるようにコースアウト。再スタートを切るも後方集団に埋もれてしまった。バン・ダムは、ケイ・コッツォリーノ(NOW)、嵯峨宏紀(ル・ボーセ)にもパスされ4位に落ちた。

 トップに立った井口は一人旅、このまま悠々とトップを走りつづけ難なく開幕から3連勝を飾った。

 4位に落ちたバン・ダムは追撃を開始。レース中盤にようやく1コーナー立ち上がりで嵯峨を捕らえ3位に上がる。そして、2位のコッツォリーノを追うが、1秒差まで追い詰めたところでチェッカー。順位を一つ上げたに止まった。

 ナショナルクラスは、ポールの山内英輝(TOM'S)がスタートをミス。さらに1コーナーでの混乱でコースアウトし最後尾に落ちてしまった。これでトップに立ったのが安岡秀徒(ル・ボーセ)。2位に上がってきたのはアレキサンドラ・インベラトーリ(PTRS)。しかし、安岡はヘアピンでミスしてコースアウトし、レースを失ってしまった。

 一方、最後尾に落ちた山内は猛然と追撃を開始。異次元の速さで次々と順位を回復。ついには2位まで上がったがチェッカーでジ・エンド。3位には開幕戦優勝の松下昌輝が入った。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第3戦オートポリス決勝結果

mini-MAX 2&4 FESTA 2008 -RIJ- (2008/04/26) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 3 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
137C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1423'58.247
233Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE142.942
31Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE143.949
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1412.242
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1413.856
612C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1414.513
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1421.645
820Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1447.374
938N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1447.854
1036C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1448.630
1118N松下 昌輝EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE141'00.072
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE141'00.544
135N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE141'01.428
1474N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-63N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE86 Laps
-2C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C59 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.37 井口卓人(TOM'S) 1'41.597 (2/14) 165.619km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.30 山内英輝(TOM'S) 1'44.765 (10/14) 160.611km/h

Japanese F3

JF3:第3,4戦オートポリス ポールポジション記者会見

井口卓人(第3戦ポールポジション)
f3_r03_pc_iguchi  「昨日の午後のセッションで走り初めからクラッシュしてしまい、流れが悪いかなと思ってたんですけど、頑張って自分の走りをすることができ1番と2番のポジションが獲れたことは嬉しいです。今日の第3戦は前に誰もいないので、視界もいいし気持ちよく走れば絶対に優勝できると思います。明日のコンディションも考えて今日のレースを作って行きたいですね。雨のレースになっても、雨のテストではトップタイムを獲っているので、結構自信はあります。早い段階から速く走れると思います」
カルロ・ヴァン・ダム(第4戦ポールポジション)
f3_r04_pc_van_dam  「ご覧のようにとても難しい予選でしたが、自信はありました。ずっとクルマも速かったんですが、タイミングがちょっと合わなくて、もう一度タイムを出すチャンスがありませんでした。でも、両戦ともフロントローですし、今回は2連勝できるんではないかと思います。雨も降ってきましたが、気にはなりません。もてぎのテスト以来好調なのは秘密ですけど、まぁ、チームワークがいいのといろんなセッティングを試した結果ということですね」
山内英輝(ナショナルクラス第3,4戦ポールポジション)
f3_r03_pc_yamauchi  「練習から調子が良くて、クルマのバランスもいいですね。チームも必死にやっていますし、自分も一生懸命走るだけなんで、自信を持って走ってたのがこの結果になったんだと思います。風の影響がすごくありました。予選直前にバイクが走っていたので路面の状況も悪かったですが、2セット目のニュータイヤの時には昨日の状態と変わりませんでした。2戦連続ポールトゥウインの完璧なレースをしたいですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第3,4戦オートポリス予選 カルロ・ヴァン・ダム、井口卓人がそれぞれPP!

 全日本F3選手権第3戦・第4戦は26日、オートポリスで予選を行い、開始当初から終始予選をリードしたカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)が第4戦のポールポジションを獲得した。しかし、セカンドベストタイムで争われる第3戦は、好タイムを揃えてきた井口卓人(TOM'S)がポールポジションに着くこととなった。

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 オートポリスで開催される全日本F3も今年で3年目。過去2年間は8月に開催されていたが、今回はGW期間中の4月末開催。このため、路面温度も低く練習から全日本選手権クラスの各車はコースレコードを上回るタイムを叩き出し、予選もハイレベルな争いが期待された。

 10時20分、オートポリス上空は厚い雲に覆われ、かなりの強風が最終コーナーから1コーナーにかけて吹き荒れるなか、30分間の予選が始まった。開始20分は全日本選手クラスクラス、ナショナルクラス混走、最後の10分間は全日本クラス占有となる。

 開始早々、カルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)が早くもコースレコードとなる1'41.365でトップに着けると、さらに1'41.165とタイムを伸ばす。2位には井口卓人(TOM'S)が1'41.241で続き、3位には国本京佑(TOM'S)といつものTOM'S勢が予選をリード。

 そして、全日本クラスはほぼ全車がピットイン。ニュータイヤに履き替え、占有となる最後の10分間の勝負が始まる。ここでも、ヴァン・ダムがさらにタイムを1'40.150まで伸ばし、ポールを確定。2位には僅かの差で井口が入り、3位にはやはりTOM'Sの一角国本がつけることとなった。予選終了直前に小雨が降り出したが、趨勢に影響はなかった。

 全日本選手権クラスがいったんピットインした後はナショナルクラスの占有走行状態。ここでトップに立ったのはやはりTOM'Sの山内英樹。クラス2位の安岡秀徒(ルボーセ)を1秒近く離すぶっちぎりのタイムで3、4戦ともナショナルクラスのポールポジションを決めた。

 第3戦決勝は本日26日13時より14周で、第4戦は明日28日13時より20周で争われる。

Text & Photo: Yoshiori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第3戦オートポリス予選結果

mini-MAX 2&4 FESTA 2008 -RIJ- (2008/04/26) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 3 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
137C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'40.697--167.10
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'40.7850.0880.088166.95
336C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'41.0860.3890.301166.46
433Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FER1'41.2960.5990.210166.11
58C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204CR1'41.3470.6500.051166.03
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FER1'41.4630.7660.116165.84
77C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204CR1'41.5650.8680.102165.67
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VR1'41.6280.9310.063165.57
92C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204CR1'41.6490.9520.021165.53
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'42.6861.9891.037163.86
1163N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'43.7973.1001.111162.11
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'43.9233.2260.126161.91
13*20Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'44.2883.5910.365161.35
1418N松下 昌輝EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'44.7754.0780.487160.60
155N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE1'44.8404.1430.065160.50
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'47.4816.7842.641156.55
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'50.94110.2443.460151.67
  • セカンドベストタイム順で予選順位を決定した。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'42.257)を更新した。
  • CarNo.20は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条1.により第3戦のみグリッドを1グリッド降格とする。

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