11月3〜4日に鈴鹿サーキットで開催される、全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦で、かつて国内トップフォーミュラで活躍した2台の名車がデモンストレーションランを行う、と鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを運営するモビリティランドが10月30日明らかにした。
今回走行するのはノバ532P(F2)とローラT98/51(フォーミュラニッポン)。
ノバ532Pは1978年にノバエンジニアリングが製造、ヒーローズレーシングが走らせた国産F2で、当時のドライバーは星野一義と中嶋悟。のちの国内トップフォーミュラを牽引する2大スターも当時はチームメイトとして戦っており、この年は全日本F2選手権を星野が、鈴鹿F2選手権を中嶋が制するという接戦のシーズンとなった。
今回のデモランではその星野がステアリングを握る。
ローラT98/51は国内フォーミュラが欧州のF3000と袂を分かって3年目のシーズンにローラがデビューさせたもの。
この年はフラットボトム規定の最終年に当たり、ローラとレイナードが勢力を2分する状況の中、新たにGフォースが参戦してきたシーズンだった。
ドライバーでは現在もスーパーGTで活躍する本山哲、道上龍、脇阪寿一、ラルフ・ファーマンらに加え、当時F1へもスポット参戦したノルベルト・フォンタナや現在もWTCCで活躍するトム・コロネルらが参戦。そこへこのシーズンから加わったのが、英国F3や国際F3000での活躍をステップに、ラルースからF1デビューを果たした野田英樹だった。
今回はその野田が久々にフォーミュラカーをドライブする。
デモンストレーションランは11月4日のピットウォークの時間帯に東コースで実施される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパー耐久シリーズ第5戦第1レースが21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。このレースのアクシデントでクラッシュしたOSAMU(中嶋修)は、県内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。享年54歳。
事故は10時にスタートした第1レースが20分を過ぎた頃に発生。10周目に入ったST-3クラスのassetテクノZ33が1コーナー手前でオイル漏れのため、自らのオイルに乗ってコースアウト。オイルフラッグが掲示されるが、後続の何台かもこのオイルで滑りやすくなった路面のためコースアウト・クラッシュする中、OSAMUのレイジュンZ33リールも1コーナーで曲がりきれずに激しくバリアーにクラッシュ。
直ちにコースオフィシャルが駆けつけ、レースはSC導入後にOSAMU救出のため赤旗中断となる。OSAMUは心肺停止状態で、現場で応急処置が行われた後、ヘリコプターで四日市市の三重県総合医療センターに搬送されるも12時5分、死亡が確認された。
OSAMUは1983年、FJ1600で4輪のレーシングキャリアをスタート。その後F3を経て全日本F3000選手権、フォーミュラ・ニッポン、全日本GT選手権、全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ、SUPER GTなど日本のトップカテゴリーで活躍。近年はスーパー耐久シリーズやスーパーFJなどに参戦する傍ら、筑波サーキット正面にガレージを建て、後進のドライバーを育てる活動もしていた。
OSAMU選手のご冥福と残されたご家族のご多幸をお祈りします。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
2012-10-16
SUPER GTのシリーズプロモーターである株式会社GTアソシエイション(GTA)とDeutsche Tourenwagen Masters(DTM)の運営団体であるInternationale Tourenwagen-Rennen e.V.(ITR)は、2014年以降のSUPER GTクラスI(GT500)とDTMの車両規則を、基本的に統一することに合意した。10月16日、両団体は都内のホテルにおいて共同記者発表会を行い、坂東正明GTA代表とハンス・ヴェルナー・アウフレヒトITR代表が契約書にサインを交わした。
今回の合意により、この車両規則に則って製作された車両は、2014年以降SUPER GTクラスⅠ(GT500)とDTMの双方のシリーズへの参加が可能となり、両シリーズのさらなる発展に寄与すると両代表は口を揃えた。
DTMは1984年に始まった欧州を代表するレースシリーズ。今季はドイツのみならず5カ国で12戦が開催されている。参加メーカーはアウディ、BMW、メルセデス・ベンツで、“4リッターV8エンジン/2ドア/後輪駆動”というパッケージのツーリングカーで争われている。また、モノコック(車体構造体)やウィングなど空力パーツ、トランスミッションなど主要部品が共通パーツ化されており、車両の戦闘力均衡とコストダウンを果たしている。
坂東正明 GTA代表取締役
「DTMの運営団体であるITRから、我々GTAが規則統一の提案を受けたのは、2009年SUPER GT最終戦ツインリンクもてぎでのことでした。以来、協議を重ね、ようやく合意に至りました。本日、発表できることを心からよろこんでおります。
ITRとのコラボレーションによって、日本でもヨーロッパのように自動車メーカーとモータースポーツの結びつきが深められることを期待しています。またコストの低減とともに国内3メーカーが協力し、日本のものづくり、産業を発展させる上で、DTMから学ぶことは少なくないと思います。一方で、数多くのメーカーの数多くの車種が参加し、さらにタイヤメーカーも5社が競うという、世界でも有数の魅力を持つSUPER GTが、DTMにもたらす好影響も少なくないでしょう。
坂東GTA代表が2014年GT500車両規則の概要を説明。
我々は、この提携が両シリーズの発展に大きく寄与するものと信じております。そして、ヨーロッパのDTMとアジアのSUPER GTが、今後さらに協力関係を深めれば、両シリーズの交流戦開催など、世界中のファンの皆様によろこんでいただける、様々な展開も現実のものとなるでしょう」
ハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Hans Werner Aufrecht)ITR代表
「今日は我々全員にとって、そして特にモータースポーツにとって特別な日です。新しい技術規則に基づくGTAとITRとの提携によって、夢が現実のものとなったのですから。このプロジェクトの実現は、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、トヨタ、ニッサン、ホンダという参入しているマニュファクチャラー各社、およびDMSBとJAFという統括団体の協力なしには、成し得ませんでした。
モータースポーツの歴史の中でも画期的なこの出来事が、コストの劇的な低減に寄与するだけでなく、安全性の向上、そして特にマニュファクチャラーとチームに等しくチャンスが与えられ、世界中の何百万ものファンの目を引きつけて離さないレースの創出へとつながるものと、我々は信じております。
坂東氏とGTAならびにJAFに対して、ここに至るまでのご尽力とご支援に、私から個人的にお礼を申し上げます。2014年のシーズン開幕が今から待ち遠しく、このパワフルな提携が導く、今後の可能性が楽しみです」
来賓の自動車メーカー関係者を代表し、アウディのモータースポーツ部門代表であるDr.ウルリッヒが「この画期的な合意に自動車メーカーとして関われることを誇りに思う」とあいさつした。

共同記者会見にはGTAとITRだけでなく、両シリーズに参戦する日産(NISMO)、ホンダ、トヨタ、アウディ、そしてJAF関係者などが来賓として来場していた。宮谷正一NISMO取締役社長(写真後列左端)は「この合意に私自信身たいへん興奮し、日産/ニスモも歓迎したいと思います。これにより両シリーズがますます発展し、多くのファンを魅了する、さらにエキサイティングなものになると信じております」とコメントを寄せた。
写真(C)supergt.net
スーパーGTニュース
【ご参考】SUPER GT クラス1(GT500)新車両規則の概要
| SUPER GT GT500
(2012年) | SUPER GT GT500 新車両規則 (2014年~) | DTM
(2012年~) |
車両寸法 (mm) | 全 長 | 4,675±30 | 4,650 | 4,650 |
| 全 高 | 1,100 | 1,150 | 1,150 |
| 全 幅 | 2,000 | 1,950 | 1,950 |
| ホイールベース | 2,700±30 | 2,750 | 2,750 |
オーバー ハング | FR RR | 950 1,025 | 875 1,050 | 875 1,050 |
タイヤ サイズ | FR | 総幅 外径 | 14inch以下 28inch以下 | 300/680R18 | 300/680R18 |
| RR | 総幅 外径 | 14inch以下 28inch以下 | 320/710R18 | 320/710R18 |
| エンジン | 3.4ℓV8NA | 2ℓ直列4気筒 ターボ | 4ℓV8NA |
| モノコック | 基本車両の骨格をベースに、オリジナル車両の寸法に合わせて製作。カーボンファイバーの使用可。 | 単一モノコック(共通パーツ)。 ※SUPER GT については、国産統一モノコック。性能(重量、剛性、重心高)はDTMと同一とする。 | 単一モノコック(共通パーツ)。 |
| 空力部品 | 規定された寸法内で各社が開発。 | フロントスポイラー、アンダーフロア、リヤディフューザー、リヤウイングは共通部品。
※形状は2012 年DTM 車両と同様とする。 | フロントスポイラー、アンダー
フロア、リヤディフューザー、リヤウイングは共通部品。 |
| 主要部品 | トランスミッションギヤは共通パーツ | 共通パーツ | 共通パーツ |
| タイヤ | マルチメイク(ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、ミシュラン) | マルチメイク | ワンメイク(ハンコック) |
| その他 | | 全車左ハンドル SUPER GT については、給油口、排気管の位置を変更する。(ドライバー交替があるため) | |
SUPER GT のシリーズプロモーターである株式会社 GT アソシエイション(GTA)と Deutsche TourenwagenMasters(DTM)の運営団体であるInternationaleTourenwagen-Rennene.V(. ITR) は、2014 年以降の SUPER GT クラスI(GT500)と DTM の車両規則を、基本的に統一することに合意した。
当車両規則の統一に関する協議は、2010 年 1 月以降、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)と ドイツの ITR、Deutscher Motor Sport Bund e. V.(DMSB)との間で協議がスタートしたもので、 本年 1 月より SUPER GT のシリーズプロモーターである GTA が JAF から調整業務を引き継ぎ、 2014 年の車両規則制定に向け、交渉を進めていたものである。
DTM は、Deutsche Tourenwagen Meisterschaft として 1984 年にスタートした選手権で、当初 はグループ A 規定、その後は FIA クラス 1 規定によって開催された。
1996 年からは ITC(International Touringcar Championship)も開催されたが、同年をもって 一時終了。
2000 年から新生 DTM(Deutsche Tourenwagen Masters)として再スタートが切られた。現在 は市販車をベースとした〝4lV8 エンジン・2 ドア・後輪駆動〟というパッケージのツーリングカ ーで争われるレースとなっており、本年はアウディ、BMW、メルセデス・ベンツの車両が参戦し、 ドイツ他 5 ヶ国で年間 12 戦が開催されている。
今回の合意により、この車両規則に則って製作された車両は、2014 年以降 SUPER GT クラスI (GT500)と DTM の双方のシリーズへの参加が可能となり、両シリーズのさらなる発展に寄与す るものと考える。
【Hans Werner Aufrecht (ハンス ヴェルナー アウフレヒト) ITR President】
今日は我々全員にとって、そして特にモータースポーツにとって特別な日である。新しい技術規則に基づく GTA と ITR との提携によって、夢が現実のものとなったのだ。 このプロジェクトの実現は、アウディ、BMW、メルセデスベンツ、トヨタ、ニッサン、ホンダという参入しているマニュファクチャラー各社、および DMSB と JAF という統括団体の協力 なしには、成し得なかっただろう。
モータースポーツの歴史の中でも画期的なこの出来事が、コストの劇的な低減に寄与するだけでなく、安全性の向上、そして特にマニュファクチャラーとチームに等しくチャンスが与えられ、世界中の何百万ものファンの目を引きつけて離さないレースの創出へとつながるものと、我々は信じている。
坂東氏と GTA ならびに JAF に対して、ここに至るまでのご尽力とご支援に、私から個人的 にお礼を申し上げたい。
2014 年のシーズン開幕が今から待ち遠しく、このパワフルな提携が導く、今後の可能性が楽し みである。
【坂東正明 GTA 代表取締役】
DTM の運営団体である ITR から、我々GTA が規則統一の提案を受けたのは、2009 年 SUPER GT 最終戦開催中のツインリンクもてぎでのことだった。以来、JAF を中心に協議が重ねられてきた。
今年からは、我々GTA がプロモーターとして、ITR との調整業務を引き継ぎ、ようやく合意に 至った。本日、ここにその発表のはこびとなったことを、心からよろこんでいる。
DTM に代表されるとおり、モータースポーツ発祥の地であるヨーロッパでは、そこに参画す る自動車メーカーが、レースを自社製品のマーケティング、プロモーションのツールとして活用 している。ITR とのコラボレーションによって、日本のメーカー各社が、このヨーロッパ方式を 一層強く意識され、それを実行できる体制を作られることを、我々GTA は期待している。
また、コストの低減とともに国内 3 メーカーが協力し、日本のものづくり、産業を発展させる 上で、DTM から学ぶことは少なくないと思われる。
その一方で、GT500、GT300 というふたつのクラスに、数多くのメーカーの数多くの車種が参 加し、さらにタイヤメーカーも 5 社がチャンピオンを競うという、世界でも有数の魅力を持つ SUPER GT が、DTM にもたらす好影響も少なくないだろう。
ヨーロッパの DTM とアジアの SUPER GT が、今後さらに協力関係を深めれば、両シリーズの交流戦開催など、世界中のファンの皆様によろこんでいただける、様々な展開も現実のものとなるだろう。 この合意に至るまでの、アウフレヒト氏と ITR、ならびにDMSB のご尽力に重ねて感謝する。
以上
GTアソシエイション
株式会社日本レースプロモーションは15日、2014年度から導入予定の新エンジンについての概要を発表し、そのシェイクダウンテストを来年7月初旬に実施すると発表した。以下プレスリリース。
2014年導入予定SF14 シェイク・ダウン・テストについて
株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長 白井 裕、所在地 : 東京都千代田区) は、2014年 全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ (略称:SF、 英文表記:Japanese Championship Super Formula)から使用する 「SF14」の新シャシー、新エンジン のシェイク・ダウン・テストについて、 2013年7月初旬に実施することを発表する 。
この新エンジンは、旧型エンジン(3.4リッター V型 8気筒 自然吸気)に対し大幅にサイズダウンを行い、2リッター 直列4気筒エンジンとしている。更にターボチャージャーを装着し、燃料噴射を燃焼室内に直接行うこと(ダイレクト ・ インジェクション)により 環境を考慮しつつも、 ハイパフォーマンス を得ることを狙いとしている。
*ご参考データ
- 排気量:2リッター
- エンジン 形式:直列4気筒 ターボ過給
- 燃料供給方式:ダイレクト・インジェクション
- 重量:85kg
- 最高出力:550馬力 以上
- 最大トルク:500Nm以上
株式会社日本レースプロモーション PRESS INFORMATION
GTアソシエイション(GTA)は9月30日、スーパーGT第7戦が開催されている大分県のオートポリスで定例会見を行い、来年韓国で予定されているエキシビジョンレースや、DTMを主催するITRとの車両規則統合についての進捗状況を明らかにした。
まず韓国ヨンナムサーキットでのエキシビジョンについては、坂東代表が先々週韓国に渡航して現地プロモーターと話し合いの場を持ったとのこと。
政治的な問題が懸念されるものの、GTA、現地プロモーターの双方が開催を希望しているという点で一致しており、あとはレース内容やロジスティックについて細かい詰めをしていくだけだという。
また、このレースにはインディゴというチームがGT300クラスへの参戦を希望しており、現在ヒュンダイジェネシスクーペをベースに、技術的なアドバイスをGTAが行いながらJAF-GT規定で車両制作を進めているという。今のところは韓国戦への参戦を目標に準備しているが、チームは2014年以降のフルシーズン参戦を希望しているとのことだ。
また、DTMとの車両統合については、DTMを運営するITRと基本的な合意に達したという。今後はレース運営やアジア・パシフィックでのレース展開やカレンダーのあり方などの契約について話し合いを進めていくとのこと。
車両規則についてはコンポジット(モノコック)やパーツの売買については合意に至っており、近いうちに都内で調印式を開催したいとしている。
これに伴い、GT500クラスの車両規則は2014年から変更となるが、同時にエンジンについても変更になる。
これはスーパーフォーミュラ(現フォーミュラニッポン)を主催する日本レースプロモーション(JRP)の白井社長が2014年からの車両変更に伴いエンジンをダウンサイジングするとした話と符合しており、両者は引き続き同じエンジンを使用することになりそうだ。
ただしDTMに関しては2017年まで現行の4リッターV8エンジンを継続使用することが決まっているため、仮にBMWなどがスーパーGTへ参戦してきた場合にはBOPで対応するとのことだ。
また、10月のWEC富士開催に合わせて、同シリーズを運営するACOともミーティングが予定されており、こちらはアジアシリーズへのGT300車両参戦に当たってのGTCクラスとのBOPについて話し合われる予定だ。
日本独自のシリーズとして発展してきたスーパーGTだが、今後は海外のレースシリーズと連携しての広範な市場拡大が期待される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO

9月22日、株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長 白井 裕)は、2014年から全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ(2013年からフォーミュラ・ニッポンが改称)で使用する新シャーシに関して、イタリアのダラーラ社と契約したことを発表した。新シャーシは「SF14」という型式になる。
以下は、白井社長のコメント。
「複数のコンストラクターと交渉してきましたが、最終的にダラーラ社に決めました。 シンプルさとフォーミュラカーのキビキビ感を基本コンセプトにし、それを踏まえたうえで、性能、コスト、安全性などを総合的に判断した結果です。
来年の6~7月にはシェイクダウンを行い、来年末には国内に持ち込みたいと思っています。今年中にはニューマシンのイメージイラストを公開できると思います。
エンジンはすでにトヨタ、ホンダと調整をしていますが、やはり時代の趨勢を反映して、現行の3.4リットルV8からスケールダウンしたものになる予定です」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

■参戦に至った経緯を聞かせてください。
「春、鈴鹿50周年イベントのエキシビジョンレースで初めてフォーミュラ・ニッポンに乗りました。今回はそれ以来になりますが、レースのレベルは、ドライバーのレベルも同様ですが、世界の他のシリーズに比べても遜色ないと思います。 インディシリーズ最終戦を終えて、1週間というハードスケジュールでしたが、東日本大震災からの復興イベントということで、参戦を決めました」
■SUGOの印象はどうですか?
「初めてのSUGOは非常に攻め甲斐のあるコースという印象です。昨日のフリー走行では周回は少なかったですが、コースの特性はほぼ掴めたと思っています。 ただ、少ない時間の中で多くのことを学ばなければならないので、セッティングはかなり極端なことを試しました。フリー走行の最後はコースアウトしてしまいましたが、決勝は長いので楽しみながら精一杯走りたいと思います」
■現時点の満足度、予選・決勝の目標は?
「まだまだ満足できるレベルとは言えません。満足度は半分くらいです(笑) ニュータイヤを履くたびに新しい感覚を味わっている感じで、乗れているというレベルには達していないように感じています。
予選は、とりあえずQ1突破が目標です。Q2をクリアするのは現状では難しいというのが本音です。 決勝は、自分自身も達成感を味わい、チーム無限にも貢献して、ひとつでも上のポジションでフィニッシュしたいですね」
■最終戦(鈴鹿)の展望を聞かせてください。
「鈴鹿は慣れたコースでもあるし、今回の経験を経て臨むことになるので、今回よりレースそのものに集中できると思います。今回も同様ですが、インディ・ジャパンがなくなってしまったので、日本のファンに僕の走りをアピールしたいですね」
■日本で走ることをどう感じますか?
「僕の気持ちとしては、今までがそうだったように、国内のシリーズを戦うというよりは、凱旋レースという感じです。いつもと同じように、日本のファンの前で良いレースがしたいと思っています。
本来ならば、トップコンテンダーとして参戦することが望ましいと思います。マシンも熟成したシリーズ終盤に参戦することは本来ならば避けたいところですが、Fニッポンはそれでも参戦する価値のあるシリーズだと思っています」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

富士スプリントカップ実行委員会は9月9日、スーパーGT第6戦の開催されている富士スピードウェイで会見を開き、11月16日(金)〜18日(日)に予定されている”JAFグランプリ SUPERGT & Formula NIPPON 富士スプリントカップ2012"のイベント概要について発表した。
今回の発表ではレジェンドカップで使用される車両が今年発売されたばかりのトヨタ86に決定したことや、東西対抗戦のドライバー分け、場内のグッズ販売の目玉企画として2012年のスーパーGTとフォーミュラニッポン全戦分の公式プログラムをセットにした「コンプリートBOX」が限定販売されることなどが明らかになった。このコンプリートボックスは東日本大震災復興チャリティ企画に位置づけられ、売上金はすべて義援金として被災地に送られるとのことだ。
また会見には昨年同大会で優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーミュラニッポン)、柳田真孝(GT500)、谷口信輝(GT300)の3名が壇上にあがり、今大会への抱負を語っている。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
昨年素晴らしい体験をさせていただきました。今年も大変楽しみにしています。同じ週末に二つの全く異なるハイレベルなシリーズのクルマを走らせるという企画は世界的に見ても非常にユニークなものです。今年も両方のカテゴリーで速さを見せられるよう頑張りたいと思います。
柳田真孝
去年はチームとして総合優勝しましたが、自分は2位だったので、今年の目標は当然優勝することです。シリーズ戦と違ってみんなのびのびとした気持ちでレースをすると思うので、自分もそのつもりで走ります。柳田家としても、父春人がレジェンドカップに出ると思うので、親子で表彰台に乗ることを目標に頑張ります。
谷口信輝
去年はJAFグランプリが盛り上がりましたが、3年目を迎えてチームもドライバーも戦い方や落とし穴に気がついてると思いますから、よりプロフェッショナルなスプリントレースになるでしょう。シリーズ戦よりも明らかに熱く激しいレース、見ている方もやっている方も楽しいレースだと思うので、僕も楽しみにしていますし、勝ちたいと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

スーパーGTに参加する全車両に今シーズンから装着されているLEDライト。
これはアクシデントなどで車内に搭載されているGセンサーに大きな入力があった際に点灯して周囲に知らせるもの。
これにより医療スタッフの迅速で正確な処置が可能になる。
(撮影協力 #11GAINER DIXCEL R8 LMS)
スーパーGTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)は9月9日、シリーズ第6戦の開催されている富士スピードウェイで定例会見を行い、坂東正明GTA代表がここまでの5戦の総括と、今後の海外戦などの進捗状況を語った。
それによると、2012シーズンの観客動員数は昨年に比べて大幅に増加しており、今大会も同等以上の動員が見込めるという。具体的な実績は第1戦岡山が24,100人(前年実績23,500人)、第2戦富士83,000人(同60,000人)、第3戦セパン76,000人(同51,000人)、第4戦SUGO37,000人(同36,200人)、第5戦鈴鹿60,500人(同47,500人)で、現状の数字は各サーキットの駐車場のキャパシティに対してほぼ満杯の状況。鈴鹿や富士については場外の駐車場もほぼ一杯まで入ったという。しかし今後もシャトルバスなど、よりいっそうの動員が見込めるよう検討を続けていくようだ。
震災以降は野球やサッカーなども動員実績を伸ばしており、屋外で楽しむレジャーと言う国民のニーズが全体的に増加傾向にあるという背景はあるが、そうした中でも中長期的にこの傾向が続くよう、キッズウォークをはじめとしたイベントを充実させていきたい、と坂東代表は語った。
また第2戦富士、第5戦鈴鹿で発生した大きなアクシデントについて、FROの対応を評価しつつも、引き続き各サーキットと協力体制を維持していくことで安全性をより高めていきたいとした。
第5戦鈴鹿では負傷した黒澤治樹選手を迅速にドクターヘリで病院へ搬送したが、これは今シーズンから各車の屋根に搭載しているGセンサーの作動を表示するLEDランプが適切に作動し、運用されたことが大きいとのこと。これを使用することで、コースマーシャルやFROのクルーの判断を早く確実にする効果は大きいようだ。< /p>
昨今の政治状況の影響が懸念される海外戦の現状については、韓国に関しては現時点で特に具体的な動きはないといい、坂東氏は来週にもソウルへ渡航して現地プロモーターと会合を持つ予定だ。
GTAとしては、従来通り開催したいという意思に変わりはないが、チームの安全を最優先で考えていくという。東南アジアに着いてもマレーシア、タイ、インドネシアなどと引き続き話し合いを続けていく意向だ。
またこれら海外大会とは別に、GTエントラント協会(GTE)副会長の竹内浩典選手から持ち込まれた話として沖縄県の豊見城市で1.5km〜2km公道コースを設定してレースを開催する構想があるようだ。今後鈴木亜久里GTE会長とも話を詰めていくとしているが、現状では経済面など未定な部分も多く、具体的な話には至っていない模様だが、今後こちらの動向にも要注目だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGTのGT300クラスでGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)を走らせている株式会社ゲイナーは1日、京都の自社工場敷地内で第1回GANERガレージセール&ファンミーティングを行った。各種余興が行われ、訪れた多くのファンで賑わったイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
ゲイナーは今シーズン、本拠を鈴鹿市庄野から元童夢工場跡の京都市左京区八瀬に移転した。「引っ越しの際、不要なパーツがあったのと、敷地が広くなったのでガレージセールを開催できないかと思いつきました」とこの企画発案者の石田美香マネージャーは語る。
当日は10時開始から多くのファンが訪れ、ガレージセール、AUDI R8体験乗車、小林勝彦カメラマンの写真即売会、焼きそばなどの模擬店、田中哲也選手のトークショー、スタッフとファンのタイヤ交換競争などが行われた。
「参戦中のマシンの乗車体験は、他ではやってないので初めてだと思います。こんなにファンとの距離が近いフレンドリーなイベントになってよかったです」(前出の石田マネ)と、ファンと一体の非常に満足度の高いイベントになったようだ。
来季もシーズン中に開催を予定してるとのことなので、第2回ファンミーティングが行われることを期待したい。

スーパーGTのGT300クラスでGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)を走らせているゲイナーが9月1日(土曜日)に京都市内の本社工場でガレージセールとプチファンミーティングを行う。
ミーティングは10時に開始、15時30分まで行われる。主なイベントはAUDI乗車体験(随時)、458エンジン始動体験(12時~13時)、ドライバートークショー&サイン会(13時~14時)、ピット作業デモンストレーション(14時~)、タニッタチーフに挑戦(14時30分~15時30分)など。
また、やきそばなどの模擬店も出店され、小林勝彦カメラマンの写真展示即売会なども開催される。
詳細は以下画像を参照されたい(クリックで拡大)。

プレスインフォメーション 2012年8月26日
大分. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 特別戦 "エンデュランストロフィー" 公式予選を、2012年8月26日(日) オートポリス(大分県)にて開催いたしました。
気温25℃ 路面温度41℃
8月26日、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)が九州に初上陸し、大分県のオートポリスにて「PORSCHE CARRERA CUP JAPAN 2012 スペシャルラウンド」が開催された。その名前のとおり今回はチャンピオンシップ対象外の1戦だが、周回数30周(最大レース時間70分)によるカップカー初の耐久レースということでレース中のタイヤ交換や給油作業、ドライバー交替なども行われ、シリーズ戦とは違う戦略やピット作業も勝敗を分ける要素となる。
PCCJクラスのエントリーでは、ディーラーチームとしてポルシェセンター熊本から今季のPCCJシリーズへ参戦している#29 アデルエンジニアリング 滝澤智幸/二宮嘉章、九州出身のドライバーでは#3 江本玄、#6 ARTE ROSSIらが参戦し、#3 江本は2011年PCCJ王者の安岡秀徒と、#6 ARTE ROSSIは水谷晃と組む。シリーズを独走する#14ガーミン号のステアリングを握るのは04年にPCCJシリーズ2位の実績を持つ坂本祐也、他には今季のGT3カップチャレンジ ジャパンへ参戦中の#77 MUSASHIがエントリー。2人で組むマシンはレース途中にドライバー交替を行い、それ以外は30周をひとりで走り切る。
このスペシャルラウンドのスターティンググリッドを決める予選が26日、12時10分から30分間行われた。耐久レースではあるが、このグリッド争いも熾烈で各車ともに全開アタック。テクニカルなコーナーが連続するオートポリスを攻め続けた。計測1周目にまずは#3 安岡秀徒が1分56秒259をマークしてトップへ。さらにタイムを縮めてきた計測2周目に、#3 安岡は最終コーナーでミス。「クセでアクセルをあおってしまい、シフトダウンしなかったんです。それがなければ……」。同じ計測2周目、#14 坂本が1分55分338でトップに立ち、これが最後まで守られることとなった。3番手以降は#6 ARTE ROSSIが1分57秒台に入れ、#29 滝澤、#77 MUSASHIがこれに続いた。
2人組で参戦するチームは途中ドライバー交替やタイヤ交換するチームもあり順位が動かない時間帯が続いたが、セッション終盤の残り1分で#77 MUSASHIが2分1秒863をマークして、#29を抜き4番手に浮上。これで順位が確定した。ポールポジションは#14 坂本、2番手は#3 江本/安岡、3番手は#ARTE ROSSI/水谷、そして#77 MUSASHI、#29 滝澤/二宮というオーダー。#14 坂本は「このコースはアップダウンが激しく、登り区間ではフロントを接地させてグリップさせないといけないんですけど、昨日の走り出しのセットではアンダーが強くてぜんぜん踏めませんでした。いろいろ変えても昨日の段階で安岡選手の2秒落ちで心配していましたが、今日はニュータイヤでアタックしてポールポジションを獲れました。カップカーでのレースは04年の996以来です。賞典外とはいえ今日は楽しんで走ってトップを目指します」と満足げに語った。2番手の安岡とチームを組む#3 江本は「ARTE ROSSIさんがタイムをすごく上げているのが気になります。同じ地元同士、ちょっと意識しちゃいますね(笑)」と楽しみながらもライバルを警戒していた。
総距離140㎞の決勝レースはこの後、15時からローリングスタートで幕を開ける。
■ 特別戦 エンデュランストロフィー 公式予選結果
Pos. Car# Team Class Best Time Driver1 Best Time Driver2 Best Time
1 14 GARMIN PORSCHE GT3 R 1'55.338 坂本祐也 1'55.338 -- --
2 3 アキラレーシング GT3 PCCJ R 1'55.592 江本 玄 1'57.089 安岡秀徒 1'55.592
3 6 JHM DIRECTION PCCJ 1'57.621 ARTE ROSSI 1'57,621 水谷 晃 2'01.304
4 77 PCJたろう GT3 2'01.883 MUSASHI 2'01.883 -- --
5 29 Adelcars GT3 Cup PCCJ 2'02.145 滝澤智幸 2'02.145 二宮嘉章 2'07.002
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパー耐久機構(STO)は24日、スーパー耐久レース第4戦の行われている岡山国際サーキットで2013年度のシリーズ暫定日程を発表した。
全8戦が開催されスポーツランドSUGOで開幕、韓国・台湾にも遠征する。
| date |
SF |
F3 |
FCJ |
SGT |
S耐 |
その他 |
備考 |
| 03/24 |
|
|
|
|
|
|
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| 03/31 |
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SUGO(T) |
|
テストデー |
| 04/07 |
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岡山(1) |
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| 04/14 |
鈴鹿(1) |
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| 04/21 |
|
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SUGO(1) |
|
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| 04/28 |
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富士(2) |
|
|
29日決勝 |
| 05/05 |
|
|
|
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| 05/12 |
もてぎ(2) |
|
|
|
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|
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| 05/19 |
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韓国(E) |
|
|
エキシビション |
| 05/26 |
AP(3) |
|
|
|
インジェ(2) |
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| 06/02 |
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| 06/09 |
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| 06/16 |
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| 06/23 |
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セパン(3) |
|
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| 06/30 |
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| 07/07 |
|
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| 07/14 |
富士(4) |
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| 07/21 |
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|
もてぎ(3) |
|
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| 07/28 |
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|
SUGO(4) |
|
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| 08/04 |
もてぎ(5) |
|
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|
|
ソーラーカー鈴鹿 |
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| 08/11 |
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|
富士(4) |
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| 08/18 |
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鈴鹿(5) |
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| 08/25 |
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| 09/01 |
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| 09/08 |
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富士(6) |
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| 09/15 |
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岡山(5) |
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| 09/22 |
SUGO(6) |
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ALMS富士 |
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| 09/29 |
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|
AP(7) |
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| 10/06 |
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| 10/13 |
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F1鈴鹿 |
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| 10/20 |
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WEC富士 |
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| 10/27 |
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鈴鹿(6) |
WTCC鈴鹿 |
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| 11/03 |
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もてぎ(8) |
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| 11/10 |
鈴鹿(7) |
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|
AP(7) |
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| 11/17 |
JAFGP |
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|
JAFGP |
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| 11/24 |
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| 12/01 |
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| 12/08 |
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| 12/15 |
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| 12/22 |
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PenBay(8) |
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■サーキット略称
- 鈴鹿: 鈴鹿サーキット
- 富士: フジスピードウェイ
- 岡山: 岡山国際サーキット
- SUGO: スポーツランドSUGO
- AP: オートポリス
- セパン: セパン国際サーキット(マレーシア)
- 韓国: 韓国国際サーキット(韓国)
- インジェ: インジェ・オートピア(韓国)
- PenBay: PenBay国際サーキット(台湾)
2013年にSUPER GTとアジアン・ル・マンがコラボレーション
2012-08-19
8月19日、AUTOBACS SUPER GT第5戦が開催されている鈴鹿サーキットで、SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)は、2013年におけるアジアン・ル・マン・シリーズでのコラボレーションを発表。会見の場で、同シリーズの開催権を持つ西部自動車クラブ(ACO)と合意の覚え書きを交わした。これにより2013年のアジアンLMSの全6戦に、SUPER GTのGT300クラス車両が参戦できることになった。
これによりアジアンLMSのGTCクラスに参加できる車両は、JAF GT300、FIA GT3、各種ワンメイクのカップカーとなる。GTCクラスはル・マン24時間のGT車両のクラスであるLM GTEの下位に当たり、アジアンLMSやアメリカン・ル・マン・シリーズ、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズに設定されている。このためGT300クラス車両は、LM GTEを上位としてGTAとACOによって性能調整される。
なお、GT300クラス車両の参戦はアジアンLMSに限られ、GTCクラスのない世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間には参戦できない。
またGT300車両を所有するチームとドライバーが、両選手権に参戦することが可能なように、両シリーズのカレンダーがバッティングすることがないようGTAとACOで検討していくという。2013年のアジアンLMSは、日本、中国、インドネシアなどアジアで6戦が行われ、日本でのレースは9月22日に富士スピードウェイで開催される。
それぞれのレースで大きな成功を収めているGTAとACOによるこのコラボレーションは、アジアにおけるSUPER GT、アジアンLMS双方に、そしてアジアのモータースポーツの発展に寄与するだろう。
会見においてGTAの坂東正明代表取締役は、以下のように語った。
「伝統と格式を誇るル・マン24時間レースの主催者である、ACOが2013年からスタートさせるアジアン・ル・マン・シリーズ。ここにGT300車両を受け入れて欲しいという我々の要望を快くお聞き入れくださったピエール・フィオンACO会長、レミー・ブルアール・グローバル・デベロップメント・ディレクターに心からお礼を申し上げたい。
この連携により、GT300によるアジアでのレースシリーズ開催、GT300車両を活用したアジア各国のチームとドライバーの育成、それによりレース産業発展の一助となりたいと願う我々GTAのアジア戦略は、その具体化に向けて大きく前進すると確信している。
ACO、GTA、そしてアジアン・ル・マン・シリーズのプロモーター、2SM GROUPを含めたこのコラボレーションは、ここにその第一歩がスタートする。今後アジア地区での協力関係をさらに深めて行くことで、同地域におけるモータースポーツの発展に寄与することができると考え、期待している」
坂東GTA代表と共に会見に臨んだレミー・ブルアール氏 (ACOグローバルデベロップメントディレクター)は、このコラボに関し、以下のような感想を述べた。
「SUPER GTは、日本とアジアを代表するレースである。ル・マン24時間レース同様、非常に高い人気を誇り、大手自動車メーカーがワークスチームで参加し、ドライバーは非常に優れており、サーキットも素晴らしい。アジアン・ル・マン・シリーズにとって、将来の発展を期するこのような団体と活動をともにすることは、とても名誉なことだ。モータースポーツにかかわるすべての者は、現在、経済的に厳しい時期にある。その中で行われたこの決定は、アジアまたは日本での将来の統一大会開催の可能性を作り出すものとなるはずだ。同時に、アジアのチームにとってコスト削減を可能にするだろう。アジアン・ル・マン・シリーズでのGT300に関するGTAとの合意を、私はとてもうれしく思うと同時に、GTAに対し、これまでの手厚い対応、協力、そして尽力に感謝する」
ACO会長のピエール・フィオン氏も書面で、この合意への謝辞を次のように寄せている。
「私たちのアジア展開において、GTAの支持を期待できることは、ACOにとって素晴らしいニュースであり、同時に私たちの新しいシリーズである2013年アジアン・ル・マン・シリーズにとっても、またGTCカテゴリーにとっても、素晴らしいニュースである。去る6月のル・マン24時間レースの折りに、このご提案をいただいた坂東代表とGTAの方々には、心からお礼を申し上げる。ACOとGTA共通の性能調整が、2013年の両シリーズに大きな成功をもたらすと確信している」
また、アジアンLMSプロモーターを代表してマーク・トーマス氏からも、この提携を基にアジアンLMSの手応えを感じさせるコメントが寄せられた。「あと8ヶ月でスタートする2013年アジアン・ル・マン・シリーズは、日々、そのかたちを整えつつある。日本、中国、そしてインドネシアのようなメジャーな国とサーキットで、LM P2、LM PC、LM GTE、そしてFIA GT3、GT300、ワンメイクのカップカーによる〝GTC〟という 4つのカテゴリーで争われる。さらに、ここ数週間のうちに、メディアとカレンダーに関する良いニュースをお伝えできるだろう」
スーパーGT選手権事務局プレスリリース
写真
ACO・International Technical Delegate ダニエル・フェルドリックス氏 (左)
ACO・Global Development Director レミー・ブルアール氏 (中)
GTA ・代表取締役 坂東正明 (右)
GTアソシエイション(GTA)は8月19日、スーパーGT第5戦の開催されている鈴鹿サーキットで、西部自動車クラブ(ACO:ルマン24時間や各国のルマンシリーズのプロモーター)と共同記者会見を開催した。
今回の会見は2013年に開催予定のアジアンルマンシリーズ全6大会にスーパーGTのGT300クラス車両の参加を可能とすることについてGTA、ACO双方で合意に至ったとするもので、壇上には坂東正明GTA代表の他、ACOからはレミー・ブルアール氏(グローバル・デベロップメント・ディレクター)、ダニエル・ペルドリ氏(インターナショナル・テクニカル・デレゲート)の2名が出席、今後のアジア展開について語った。
2013年のアジアン・ル・マン・シリーズはLMP2、LMGTE、LMGTCの3クラスで構成され、GT300車両はこの中のGTCクラスに参加できる。GTCはこの他FIA-GT3や各種カップカー(ポルシェ911やフェラーリ458など)が参加するカテゴリー。GT300車両の性能は既存のカテゴリー体系の中で、特にLMGTEとのバランス維持を図りつつ(具体的にはGTEより速くなりすぎないように)、ACOとGTAによって調整される。
なお、世界耐久選手権(WEC)とルマン24時間についてはLMP1、LMP2、LMGTEProとLMGTEAmのみで構成されるためにGT300の参加は許可されないが、アジアン・ルマン・シリーズのチャンピオンについてはルマン24時間レースに招待されることになっている。
9月22日には富士スピードウェイでシリーズの1戦が開催されるが、このレースに関してはスーパーGTのシリーズポイントを付与することもGTAでは前向きに考慮中とのことだ。
- 坂東正明GTA代表のコメント
-
伝統と格式を誇るルマン24時間レースの主催者であるACOが2013年からスタートさせるアジアン・ルマン・シリーズにGT300車両を受け入れて下さったことに心からお礼を申し上げたい。この中にはJAF-GT車両も含まれ、これにより日本のもの作りが広くアジアで認められることになる。
この連携によりGT300車両によるアジアでのレースシリーズ開催、チームとドライバーの育成、それによるレース産業の発展の一助となりたいというGTAのアジア戦略は大きく前進すると確信している。
- レミー・ブルアール氏のコメント
-
15年前にアメリカン・ルマン・シリーズが発足し、7年前にはヨーロピアン・ルマン、そして2009年には岡山でアジアン・ルマンが開催された。今年は富士でWECが開催される。
そして2013年からは遂にアジアン・ルマン・シリーズ全6大会が開催される。
GT300車両に関するGTAとの合意をとても嬉しく思っている。スーパーGTを今回初めて見たが、クルマもコンペティションも素晴らしいし、観客数の多さにも感心した。また夕方行われたキッズウォークには将来のお客様を育てるという意味で大いに勉強になった。これはアメリカやヨーロッパの関係者にも学んでほしいことだ。
- ダニエル・ペルドリ氏のコメント
-
今回の合意に関して、FIA-GT3車両についてはFIAの性能調整に従えば良いが、GT300についてはGTAのもつ豊富なデータをベースにこれから勉強していきたい。
GT500については日本の間にファクチャラーの作った素晴らしいクルマが接近したコンペティションを行っていることに感銘を受けた。ただGT500は非常に高価な車両でLMP1に相当するため、今すぐの共存共栄は難しい。今後コストを下げたクルマの開発が達成されればこちらの参加も可能性はあると思う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は1日付で、国際自動車連盟(FIA)に申請した2013年度の国内レースカレンダー発表した。
これによると全日本選手権フォーミュラ・ニッポンはシリーズ名が全日本選手権スーパーフォーミュラに変更になったものの、スケジュールはほぼ今シーズンと同じ。また、SUPER GTシリーズも同様にほぼ今シーズンと変わらないが、エキシビションとして5月に韓国戦が組み込まれた。
| date |
SF |
F3 |
FCJ |
SGT |
S耐 |
その他 |
備考 |
| 03/24 |
|
|
|
|
|
|
|
| 03/31 |
|
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| 04/07 |
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岡山(1) |
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| 04/14 |
鈴鹿(1) |
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| 04/21 |
|
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| 04/28 |
|
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|
富士(2) |
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|
29日決勝 |
| 05/05 |
|
|
|
|
|
|
|
| 05/12 |
もてぎ(2) |
|
|
|
|
|
|
| 05/19 |
|
|
|
韓国(E) |
|
|
エキシビション |
| 05/26 |
AP(3) |
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|
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|
| 06/02 |
|
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|
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|
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|
| 06/09 |
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|
| 06/16 |
|
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| 06/23 |
|
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|
セパン(3) |
|
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| 06/30 |
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| 07/07 |
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| 07/14 |
富士(4) |
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| 07/21 |
|
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|
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|
| 07/28 |
|
|
|
SUGO(4) |
|
|
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| 08/04 |
もてぎ(5) |
|
|
|
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ソーラーカー鈴鹿 |
|
| 08/11 |
|
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|
| 08/18 |
|
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|
鈴鹿(5) |
|
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| 08/25 |
|
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|
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|
| 09/01 |
|
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|
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|
| 09/08 |
|
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|
富士(6) |
|
|
|
| 09/15 |
|
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|
|
|
|
| 09/22 |
SUGO(6) |
|
|
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ALMS富士 |
|
| 09/29 |
|
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AP(7) |
|
|
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| 10/06 |
|
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|
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|
| 10/13 |
|
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|
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F1鈴鹿 |
|
| 10/20 |
|
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WEC富士 |
|
| 10/27 |
|
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WTCC鈴鹿 |
|
| 11/03 |
|
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もてぎ(8) |
|
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| 11/10 |
鈴鹿(7) |
|
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| 11/17 |
JAFGP |
|
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JAFGP |
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日本レースプロモーション(JRP)は8月5日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦が開催されている栃木県のツインリンクもてぎで会見を行い、かねてより一般公募していた2013年からのシリーズ新名称を「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ(略称SF)」とすると発表した。
応募総数は3500通、海外からも問い合わせがあったといい、925種類の名称が集まったという。 その中から、19名から寄せられた「スーパーフォーミュラ」という名称が協議の結果採用されたとのこと。
商品については規定により抽選で愛知県の男性1名に贈呈される。
なお、使用するロゴ、書体については11月鈴鹿の最終戦で発表され、商品(Honda CR-Z タイプα または、TOYOTA86 グレードG)の贈呈は富士スプリントカップで行われる。
会見には白井裕JRP社長と松田次生FRDA会長が出席。 「ヨーロッパのF1、北米のインディカーと並ぶアジアのスタンダードとして更なる発展をさせていきたい」と白井社長が抱負を述べると、松田会長も「シンプルで覚えやすい名称。フォーミュラニッポンはチャレンジングで最高峰のフォーミュラだったが、今後はもっと激しい戦いをやっていきたい」と感想を語った。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

会見に出席したのは左から中嶋一貴選手、坂東正明GTA社長、堤健吾富士スピードウェイ社長、白井裕JRP社長、アンドレ・ロッテラー選手
GTアソシエイション(GTA)と日本レースプロモーション(JRP)、富士スピードウェイの3社は7月15日、フォーミュラニッポン第4戦の開催されている富士スピードウェイで会見を行い、11月16(金)〜18日(日)に予定されているJAFグランプリ SUPER GT & Formula NIPPON"富士スプリントカップ"の開催概要を発表した。
3年目を迎える今回のキャッチコピーは「シーズンエンドの超・真剣勝負」とし、昨年同様にスーパーGTは各クラス2レースずつの計4レース、フォーミュラニッポンは日曜日に1レースを、それぞれ22周(100km)で行う。
今回はまた、地元小山町の町制施行100周年にも当たるため、記念事業として11月15日(木)、小山町総合文化会館で公開車検を行うことになった。
併催レースはVitzレースグランドファイナル、F4コンストラクター日本一決定戦などが例年通りに行われ、往年の名ドライバーが参加してのレジェンドカップも予定されている。こちらの使用車両については未だ調整中としながらも、富士スピードウェイからは「今年はどうしても使いたいクルマがあるので」と思わせぶりな発言も飛び出している。
おそらくは「あの」クルマを指しているのだろう。
こちらの動向にも要注目だ。
観戦チケットは9月12日(水)より富士スピードウェイ公式サイト、全国のコンビニエンスストアで一斉に発売を開始する。一般観戦権は土日二日間有効で5500円、ペアチケットは10000円等、各種用意されている。
会見に出席した中嶋一貴選手のコメント
去年同様の忙しい週末になりそうです。去年はフォーミュラニッポンでは3位でしたが、GTでは悔しい結果に終わったので、そのリベンジを果たしたい。シリーズ戦のようなプレッシャーが無いので、思い切ったレースが出来ます。
アンドレ・ロッテラーのコメント
一昨年は自分に採って非常にいい結果が出せましたが、去年は思い通りにならなかったので、今年こそはそのリベンジをしたいです。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
日本レースプロモーション(JRP)は7月14日、フォーミュラニッポン第4戦の開催されている富士スピードウェイで定例会見を行った。
今回出席したのは白井裕社長と、第4戦、第5戦にスポット参戦する中山友貴選手。
まず初めに中山選手から参戦の経緯とフリー走行を終えての感想、レースへの意気込み等が語られ、次に白井社長よりスポット参戦についての基本的な方針、海外開催の進捗状況、2014年に導入が予定されている新型車についての現状等の説明があった。
- 中山友貴選手(#11 HP REAL RACING)
フォーミュラニッポンは日本のトップカテゴリーですから、参戦したいという思いはずっとありました。今回こうした機会を戴いて、ホンダさん、リアルレーシングの皆さんには感謝しています。
GTも4年目に入り、アタックを任せてもらえるようにもなって、速さを見せるという点では一応の結果が残せたと思ったので、前々回のフォーミュラニッポンの時にホンダさんに話を聞いてもらい、「乗りたい」と自分から働きかけました。
ルーキーテスト等では何度かドライブしたことがあったので、今日乗り始めてからはすぐに感覚を取り戻せました。フリー走行の1時間はあっという間でしたね。トラブルというか、ハプニングがあって最後まで走れなかったのは残念でした。
今回の2戦はとにかくホンダさんにデータをフィードバックすることを最優先して走りますが、願っても無いチャンスが来たので結果も出したい。レースでは全員がライバルです。負けたくありませんが、F1やGP2と並ぶレースですから、ポンと乗って前を走れるものでもないとは思います。それでも表彰台には上りたいです。まずはチームメイトの金石年弘さんには負けないようにしたいです。- 白井裕社長
(中山友貴と佐藤琢磨のスポット参戦について)本当は年間通じての台数を増やしたいのですが、こういう状況なのでスポット参戦という形になるのは仕方ないと思っています。
(等々力競技場でのデモランについて)何回か計画を立てて人の集まるところで見てもらおうということで企画をしました。今回は5分しか時間が無い中、アンツーカのトラックという条件でしたが、二人のドライバーは上手くトラクションをコントロールして、コースを傷めないように走ってくれました。1万8千人のお客さんには非日常的な体験をしていただけたと思います。
(海外戦について)順調に進んでいますが、あとは日程の調整が残っています。GTと合わせれば1年52週のうち15週を使っている中で、更にもう一つということになりますし、韓国側は8月開催を希望していますから、調整は大変です。輸送については、各チームのトランスポーターでもって行くという案は物理的に難しいということになりました。オートポリス戦が終わったところでコンテナに積み込んで発送することになると思います。
(2014年に入れ替えが予定されている新車両について)シャシーに関しては現在、ヨーロッパ、アメリカ、日本それぞれのコンストラクターから話が来ており、絞り込みを行っているところです。これに併せてエンジンの変更も検討しています。エコ、という視点で考えるとV8の3.4リッターが主流でいいのか?という点に疑問が残ります。しかし音の良さを考えればマルチシリンダーは魅力的です。国内、海外を問わず様々なメーカーに参戦してもらってアジアンスタンダーとを作り上げられれば。ただしまだ打診等はしていません。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Hondaは、SUPER GTシリーズ GT300クラスに参戦を開始する「TEAM無限」<運営:(株)M-TEC>への技術サポートとして、「MUGEN CR-Z GT」用に開発した2.8L V6ツインターボエンジンとレーシングハイブリッドシステムを供給し、実走テストを開始します。
Hondaのレーシングハイブリッドシステムを搭載したTEAM無限のMUGEN CR-Z GTは、SUPER GTシリーズ第4戦 スポーツランドSUGO(予選7月28日、決勝7月29日)から参戦を予定しています。
Text & Photo: HONDA
HP REAL RACINGは14日、同社のウェブサイト上で全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦富士と同第5戦ツインリンクもてぎにおいて、在参戦中の金石年弘に加え、新たに現在スーパーGTに参戦中の中山友貴を起用することを発表した。
カーナンバーは11が与えられる模様。中山は自身のブログで「このチャンスを与えてくれたホンダさんをはじめ、リアルレーシング、関係者の皆様には本当に感謝しています。SUPER GTで得た経験をフルに活かし、自分の速さをしっかりとアピール出来る様に全力で頑張ります」と語っている。
また株式会社M-TECも同日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦SUGO菅生、第7戦鈴鹿、JAF GPにおいて、現在参戦中の山本尚貴選手に加え、新たにインディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨を起用し、「TEAM無限」として2台体制で挑むことを発表した。
佐藤は「非常に高いレベルでの戦いが予想されるフォーミュラ・ニッポンへ、自分にとって深い縁があるTEAM無限からスポット参戦できることを大変嬉しく思っています。また、仙台・菅生ではEnjoy Hondaのイベントと共に被災地の皆さんを元気づけるレースを、そして思い出深い鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイでは、多くのファンの皆さまに楽しんでもらえるようなエキサイティングなレースができればと願っています」と語っている。
なお、佐藤についてはインディカー・シリーズを優先するため、状況により出走しない場合もあるとのことだ。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI, Yoshinori OHNISHI
Racerbook Audi R8 LMSは第3戦セパンより野田英樹に代わり、安岡秀徒をエースドライバーとして起用することを発表させていただきます。安岡は2011年ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンに参戦し全戦ポール・トゥ・ウィンを達成している有望なドライバーです。安岡は5月15日に富士スピードウェイにてAudi R8 LMSを初ドライブ。生憎のウェットコンディションの中、30分間の走行枠をマシンの習熟に当てました。続く30分間の走行枠ではSuper GTルーキーテストも行い、クリアしております。
また、Racerbook Audi R8 LMSは第3戦よりカーナンバーを#20から#99に改めることもこの場をお借りし発表させていただきます。今後、#99 Racerbook Audi R8 LMSは安岡をエースに、パートナーとしてマイケル・キムとフランク・ユーが交代で参戦致します。引き続き、皆さまからの応援、宜しくお願い致します。

■安岡秀徒
- 出身:千葉県成田市
- 生年月日:1983年7月21日(28歳)
- 2002年 BRDCシングルシーターチャンピオンシップ(シリーズチャンピオン)
- 2003年 UKフォーミュラフォード・チャンピオンシップ・スカラシップクラス(シリーズ3位・2勝)
- 2004年 フォーミュラ・トヨタ(シリーズチャンピオン・5勝)
- 2005年 全日本F3選手権・Cクラス(シリーズ10位)
- 2006年 全日本F3選手権・Cクラス(シリーズ12位)
- 2008年 全日本F3選手権・Nクラス(シリーズ5位・2勝)
- 2010年 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン・Aクラス(シリーズ2位・4勝)
- 2010年 JAF Grand Prix GT300(予選4位)
- 2011年 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン・チャンピオンクラス(シリーズチャンピオン・11戦全勝)
Hitotsuyama Racing Press release
ドリームエンジェルレーシングチームは今週末、スポーツランド菅生で開催されるスーパー耐久シリーズ第3戦への参戦を急きょ、決定しました。
今年も震災復興を願う『がんばれ東北、たちあがろう宮城』のタイトルの掲げられたレースです。今回の参戦はオールレディースチームではなく、開幕戦で組んだ、藤井選手との2名での参戦です。
開催間際になったのご報告となりましたが、当初、3名での参戦予定でしたが、サードドライバーが決まらず、参戦予算を含め、調整を行っておりました。
震災復興レースから1年、思い入れのある菅生でもあり、厳しい状況ですが参戦をすることを決めました。スポット参戦、テスト不足など万全の体制では挑めませんが、東北の多くの皆さんに元気なドリームエンジェルの姿を見ていただきたく思います。
1年ぶりの菅生、セブンには相性のいいサーキットですので、もてる力を最大限に発揮できるように頑張ります。
ご支援よろしくお願い致します。

ドリームエンジェルレーシングの活動とは
- サーキットでのピンクリボンの啓発活動
- アラフォー世代へ向けたエイジングの提案
- セーフティードライブ関連の啓蒙活動
- 東日本大震災復興イベントへの参加、協力
今後も積極的に続けていきますので、よろしくお願いします。
ドリームエンジェルレーシングのサポーターになってください。ドリームエンジェルアドバンRX7をサクラの花で満開に・・・(サポーターが書いたメッセージ入りのサクラの花のステッカーが一つづつ増えていきます)
ドリームエンジェルレーシング オギ姉(荻原なお子)
GTアソシエイション(GTA)はスーパーGT第2戦の開催されている富士スピードウェイで定例記者会見を行った。
今回は年末に予定されている中国でのノンタイトル戦、FIA-GT3車両についての考え方、DTMとの提携の進捗状況の3点について坂東正明代表がコメントした。
その要点は以下の通り。
中国でのノンタイトル戦開催について
昨日から現地プロモータのBCCの人間が来て、GTAとの話し合いを行っているし、今日はDTM招致の際の担当者も合流する予定だ。
話し合いは順調に進んでおり、近いうちに契約を交わしたいと思っている。
開催日は12月23日で、向こう2~3年は継続したいと考えている。
レースフォーマットは現地のテレビ放映等も考慮して50分~1時間程度のレースとしたい。
競技形態やロジスティクス、通関、現地や日本のスポンサー探しについてはこれから考えていきたい。
FIA-GT3車両について
FIA-GT3をGT300クラスへ迎え入れるにあたっては、11年モデルについては12年仕様へのアップデート、12年モデルはそのままで、FIAのBOP(性能調整)に対応させてもらい、以降のモディファイは不可ということで各エントラントには了承してもらっている。
BOPに関してはADACなどで独自の調整を行っている事例もあるが、GTAとしてはFIAヨーロッパ選手権を主催しているSROものを規則とする。
DTMとの提携について
DTM側ではGRAND-AMなどとの規則統合を考えているが、我々としてはドライバーが二人人組で戦うレースフォーマットを崩したくはないし、タイヤについてもワンメイクにするつもりは無い。
それらの点で向こうと衝突している点もあるが、話し合いは前向きに進めている。
今後BMWなどが前倒しでGT500に参戦してくることも考えられるが、その場合はエンジンが違うので性能調整が必要になる。そのことをBMW側が理解してくれるのであれば受け入れたいと思っている。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
■PETRONAS TEAM TOM’S

No.1: アンドレ・ロッテラー

No.2: 中嶋一貴
■KONDO RACING

No.3: 安田裕信
■Team LeMans

No.7: 大嶋和也
■Team KYGNUS SUNOCO

No.8: ロイック・デュバル
■HP REAL RACING

No.10: 金石年広
■TEAM 無限

No.15: 佐藤琢磨

No.16: 山本尚貴
■SGC by KCMG

No.18: 折目遼
■TEAM IMPUL

No.19: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

No.20: 松田次生
■NAKAJIMA RACING

No.31: 中嶋大祐

No.32: 小暮卓史
■Project μ/cerumo・INGING

No.38: 平手晃平

No.39: 国本雄資
■DOCOMO TEAM DANDELION RACING

No.40: 伊沢拓也

No.41: 塚越広大
■TOCHIGI Le Beausset Motorsports

No.62: 嵯峨宏紀
Photo: Motorsports Forum
プラネックスコミュニケーションズ株式会社のプレミアム・ブランド“PLANEX COLLECTION”から、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』で、主人公カペタがドライブするダラーラF3XXの1/43スケールミニチュアカーが、2012年4月23日に発売されます。

(c)2012/曽田正人・講談社
- 写真は試作品のため、実際の商品とは一部異なる部分もございます。
■ 商品説明 ■
今回のモデルでは、サイドポンツーンに“PETRONAUT”のスポンサーロゴの入った最終戦仕様をモデル化。細部のマーキングに至るまで、曽田先生の監修のもと完璧なディテールを再現しています。
パッケージの背景には曽田先生による直筆イラストを採用。モデルは台座、クリアケース付きでの販売になります。
劇中に登場する、静岡ステラ、S.D.P.といったスポンサーマークも忠実に再現。コックピットにはドライブ姿勢のカペタのフィギュアも乗っています。
■商品概要■
- 商品名:PLANEX COLLECTION 1/43スケール ミニチュアカー NOAH MotorSports Dallara F3XX STELLA
- 発売時期:2011年4月23日
- 販売価格:7,140円(税込み)
ご購入はPLANEX COLLECTION 公式HP(http://www.planexcollection.jp/)のほか、全国の有名模型店にお問い合わせください。
PLANEX COLLECTION プレスリリース
GTアソシエイション(以下GTA)はスーパーGT第1戦が開催されている岡山国際サーキットで定例記者会見を行った。
今回の会見では、今シーズンのテーマを「リアルエキサイトメント」とし、より見応えのあるレースを目指すこと、昨年に引き続いて全8戦+特別戦(JAF GP)を「復興支援大会」と位置づけ、「日本を元気に」を合い言葉に被災地への訪問活動やTシャツ等の提供を継続すること、そして今シーズンのみどころ等を坂東正明代表が明らかにした。
その他、中長期的な取り組みとして、中国、韓国や東南アジアでの開催に向けての取り組みやDTMとの交流についての進捗状況等が明らかになった。
それによれば、今年12月に中国の珠海(ズーハイ)、来年5月をめどに韓国の霊岩(ヨンアム)でのエキジビジョンレース開催の話を現地プロモーターと進めているとのこと。 特に来年開催に向けて企画作りに取り組んでいる韓国開催については、博多港からフェリーを使い、チームのトランスポーターで自走していくことを考えているという。 この他、東南アジアで既に開催されているFIA-GT3によるレース等も考慮し、ゆくゆくは各国でのGT300車輛によるシリーズ戦開催や、その上に位置づけるチャンピオンシップ戦、そしてスーパーGTシリーズ戦の開催等、いっそうの市場拡大に取り組んでいく。
DTMについても、既にBMWからは参戦の意思表示があったと語り、「くるならこいや、いつでもいいぞ、という心構えで」と坂東氏ならではの表現で交渉が進んでいることを語った。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
プレスインフォメーション 2012年3月21日

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、2009年より実施しております「PCCJ若手ドライバー育成プログラム」の継続にあたり、今シーズンPCCJへシリーズ参戦するドライバー1名を平川 亮選手に決定しました。
書類選考によって選ばれた3名の若手ドライバーは、オーディション最終審査として本年1月29日、富士スピードウェイで911 GT3 Cup(2011年モデル)をドライブいたしました。ラップタイムのみではなくドライバーとしての資質や環境など総合的な審査による結果、平川選手は栄えある3人目のPCCJ若手育成プログラムのドライバーとして選ばれ、ゼッケン14番 ”GARMIN Porsche (ガーミン ポルシェ)”(MY11 911 GT3 Cup) にて2012年シリーズのチャンピオンクラスへエントリーが決定いたしました。
平川 亮選手は、過去にPCCJシリーズへの参戦経験を持つ父親のもとで育ち、14歳で全日本ジュニアカート選手権にてシリーズチャンピオンを獲得しました。その後FJ、スーパーFJ、F4、フォーミュラ チャレンジ ジャパンといったレースへの参戦によってモータースポーツの経験を積み今日に至ります。PCCJは平川選手にとって初のフォーミュラーカー以外でのレースとなりますが、PCCJのドライビングアドバイザーを務める影山正美氏をはじめ、PCCJ委員会によるサポートを得てシリーズチャンピオンを目指します。
PCCJ史上、最年少となる18歳のルーキーは「今年、PCCJでデビューできることを嬉しく思います。このチャンスを下さったGARMINを始めとするスポンサー各社さまには感謝しています。富士スピードウェイでの合同テストではフォーミュラーカーとの違いにかなり苦戦しましたが、シリーズを通して様々なことを吸収し、チャンピオンとして終われるように努力しますので、応援よろしくお願いします」とコメントとしています。
平川 亮プロフィール
■氏 名 :平川 亮(ひらかわ りょう)
■生年月日:1994年3月7日(18歳)
■ 出身地 :広島県
■ レース戦歴
・2011年
フォーミュラ チャレンジ ジャパン (シリーズ2位)
F4 西日本シリーズ (シリーズ チャンピオン)
F4 東日本シリーズ (シリーズ 7位)
・2010年 スーパーFJ 日本一決定戦 (優勝)
フォーミュラ チャレンジ ジャパン (シリーズ6位)
JAF地方選手権 FJ 岡山シリーズ(シリーズチャンピオン)
・2009年
全日本カート選手権 スーパー(KF2)(シリーズ3位)
・2008年
全日本ジュニアカート選手権(シリーズチャンピオン)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
トヨタは、国内フォーミュラレースの最高峰カテゴリーである全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの2012年シーズン参戦体制を決定した。
昨シーズンは開催された7レースの全てでトヨタエンジン搭載車が勝利を挙げ、ドライバーとチーム、ルーキーの3タイトルを制覇。今季もタイトル獲得を目指し、7チーム10台に3.4リッターV型8気筒エンジン(RV8K)を供給する。
チーム名 |
No. |
ドライバー |
ペトロナス チーム トムス
PETRONAS TEAM TOM'S |
1 |
アンドレ・ロッテラー
Andre Lotterer(ドイツ) |
2 |
中嶋 一貴
Kazuki Nakajima(日本) |
コンドー レーシング
KONDO RACING |
3 |
安田 裕信
Hironobu Yasuda(日本) |
チーム ルマン
Team LeMans |
7 |
大嶋 和也
Kazuya Oshima(日本) |
チーム キグナス スノコ
Team KYGNUS SUNOCO |
8 |
ロイック・デュバル
Loic Duval(フランス) |
チーム インパル
TEAM IMPUL |
19 |
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Joao Paulo de Oliveira(ブラジル) |
20 |
松田 次生
Tsugio Matsuda(日本) |
プロジェクト ミュー/セルモ・インギング
Project μ/cerumo・INGING |
38 |
平手 晃平
Kohei Hirate(日本) |
39 |
国本 雄資
Yuji Kunimoto(日本) |
ル・ボーセ モータースポーツ
Le Beausset Motorsports |
62 |
嵯峨 宏紀
Koki Saga(日本) |
トヨタ自動車株式会社
日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)は、24日、2012年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。プレスリリースより、以下に日本国内の参戦体制を抜粋する。
日産は、昨年、参戦したレースカテゴリーにおいて、多くの勝利を収めました。今年度も日本国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GT GT500クラスへの参戦、そして若手ドライバー育成プログラムを継続して実施します。
1.SUPER GT
GT500クラス
- 車両
-
R35型「NISSAN GT-R」にて、出場します。参戦チームへの技術支援及び車両開発はニスモが行います。2012年型「NISSAN GT-R」は、以下の3点に重点を置いて開発を行いました。
- 規則変更に適応してVRH34Bエンジンを改良し、より最適なトルク特性と出力向上を実現
- エアロ部品の全面見直しにより、大幅に空力性能を向上
- 軽量化による重心高の低下と最適な重量配分の実現
- チーム体制
-
日産系チームとしては、MOLA、NISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACINGが参戦し、計4台の「NISSAN GT-R」で同シリーズGT500クラスに出場します。日産系チームの総監督は、引き続き柿元邦彦が務めます。
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー | 車両名 | タイヤメーカー |
| 1 | MOLA | 大駅 俊臣 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ(イタリア) | S Road REITO MOLA GT-R | ミシュラン |
| 23 | NISMO | 鈴木 豊 | 本山 哲 ミハエル・クルム(ドイツ) | MOTUL AUTECH GT-R | ブリヂストン |
| 12 | TEAM IMPUL | 星野一義 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル) | カルソニックIMPUL GT-R | ブリヂストン |
| 24 | KONDO RACING | 近藤 真彦 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム(スウェーデン) | D'station ADVAN GT-R | ヨコハマ |
GT300クラス
- 車両
-
R35型「NISSAN GT-R NISMO GT3」にて、新しくGT300クラスに参戦します。「NISSAN GT-R NISMO GT3」は、「NISSAN GT-R(R35)」をベースにFIA GT3規則に準拠したレース専用モデルです。
- チーム体制
-
参戦チームは、NDDP (ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム) RACINGで、長谷見昌弘が監督を務めます。NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバーのうち、2名が参戦します。
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー | 車両名 | タイヤメーカー |
| 3 | NDDP RACING | 長谷見 昌弘 | 関口 雄飛 千代 勝正 | S Road NDDP GT-R | ヨコハマ |
2.ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)
世界及び日本のトップカテゴリーで活躍できる若手ドライバー育成を目的とし、2006年に始まったフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に日産が本年も引き続き協賛します。
NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバーのうち、2名はSUPER GT GT300クラスに、1名は全日本F3選手権ナショナル(N)クラスへの参戦をサポートします。また日産スカラシップドライバー2名についてFCJへの参戦サポートを行います。
■NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバー
- SUPER GT (GT300クラス)参戦:関口雄飛(24)、千代勝正(24)
- 全日本F3(Nクラス)参戦:佐々木大樹(20)
■NDDP FCJスカラシップ対象ドライバー
3. スーパー耐久
スーパー耐久シリーズに参加するカスタマーチームにニスモが技術支援を行います。
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)
佐藤琢磨選手がフォーミュラ・ニッポン「ラウンド0(ゼロ)」に参戦決定
来る3月4日(日)の鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーにおいて、エキジビションレースとして開催されるフォーミュラ・ニッポン「ラウンド0(ゼロ)」に、今季レギュラードライバーとして、アメリカのインディカーシリーズを戦う佐藤琢磨選手の参戦が決まりましたのでお知らせいたします。
非公式レースではありますが、佐藤選手がレース形式で鈴鹿サーキットを走行するのは2006年10月に開催されたF1日本グランプリレース以来、5年半振りとなります。
佐藤選手はこのたびの「ラウンド0」への参戦とともに、翌日の3月5日(月)に開催されるフォーミュラ・ニッポンの公式合同テストに参加することも決まりました。また、インディカーシリーズ終了後のシーズン終盤には、公式戦へのスポット参戦も予定されています。
- 佐藤琢磨選手
-
「レーシングスピードで鈴鹿を走るのは2006年のF1以来で、とても興奮しています。ラウンド0は今季のフォーミュラ・ニッポンに参戦する全ドライバーが一斉に走りますから、シリーズの開幕を心待ちにしているファンの皆さんにも楽しんで頂けると思います。
僕自身もハイレベルなフォーミュラ・ニッポンマシンのドライブを楽しむとともに、秋のスポット参戦に向けてフィーリングをつかみたいと思います」
※フォーミュラ・ニッポン 「ラウンド0(ゼロ)」
4月に鈴鹿サーキットで開幕する全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズに先立って、エキジビションとして初めて開催されるレース。フォーミュラ・ニッポンに参戦する全チーム・ドライバーの参加が予定されている。国際レーシングコースのフルコースを10周して争われる。
株式会社モビリティランド・鈴鹿サーキット

この度、吉本大樹が「12’スーパー耐久シリーズ」に「OTG Motorsports」より参戦することが決定いたしましたので、取り急ぎご報告申し上げます。
尚、参戦車両はスーパー耐久シリーズ初登場となる「Lexus GS350」、共にシーズンを戦うドライバーは昨シーズンを共にした小林選手、佐藤選手、そして今シーズンよりチームメイトとなる脇阪薫一選手の3選手となります。
チーム体制、参戦車両等、2012年のスーパー耐久シリーズは吉本大樹にとっても新たなチャレンジのシーズンとなりますが、皆様にはご期待に添う活躍をお見せ出来るよう、吉本大樹並びにスタッフ一同全力を尽くして参りますので、ご声援の程、何卒宜しくお願い致します。
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【参戦概要】
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■ カテゴリー : 2012 スーパー耐久シリーズ
■ チーム名 : OTG Motorsports
■ マシン : PETRONAS TWS GS350
■ Car No. : 60(予定)
■ ドライバー : 吉本大樹(A Driver)・佐藤晋也選手(B Driver)
小林敬一選手・脇阪薫一選手(C Driver) ※ レース毎にCドライバーを変更予定
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2012 Super Taikyu Seriesレースカレンダー
(H24年1月30日時点)
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■第1戦 3/24-25 富士スピードウェイ (4 hrs) ※ One day event
■第2戦 4/28-29 ツインリンクもてぎ (4 hrs)
■第3戦 5/19-20 スポーツランドSUGO (3 hrs) ※ One day event
■第4戦 8/25-26 岡山国際サーキット (3 hrs)
■第5戦 10/20-21 鈴鹿サーキット (1h × 2 Race)
■第6戦 11/10-11 オートポリス (3 hrs)
※ One day event・・・土曜日:公式車検・日曜日:公式予選&決勝レース
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【吉本大樹コメント】
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昨シーズンはは自分にとっての箱車デビューを果たしたチームでスーパー耐久ST3クラスに参戦させて頂きましたが、NSXやRX7、Z34やZ35という元々スポーツカーとして作られたライバル勢に対してLexus IS350といういわばセダンでの戦いは楽なものではありませんでしたが、終盤にかけてパフォーマンスを上げていくことができ、今シーズンに向けての準備期間であった大阪トヨペットグループ(OTG)のモータースポーツ担当メカニックの面々にとって大きな経験になりましたし、自分にとっても非常に貴重な経験となりました。
今シーズンはOTG自社でのエントリーとなり、全て自社でオペレーションを行うことになります。ドライバーラインアップは去年と変わらない3人の他に、私と同じくOTGで契約している脇阪薫一さんが加入し、小林選手と二人でランダムにドライバー、そして監督という役割を果たしてくれます。
OTGの掲げる長期のプロジェクトの第2の幕はLexusのGS350というIS350と比べても一回り大きいマシンでの戦いとなり、序盤は苦戦も強いられるかと思いますが、パフォーマンスに優れたチームメカニック、そしてチームのメインスポンサー様であられるPETRONAS様のサポートのもと、スピードのある開発でより早い段階で勝負争いに食い込んでいくことに全力を注ぎたいと思います。
今シーズンも開発を含めた重要な任務を頂いた事に感謝するとともに、この全ての活動を通じてクルマ本来の楽しさを幅広く伝えていければと思っています。応援の程よろしくお願い致します。
【Super Taikyu Series Official Site】 http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/
【吉本大樹 Official Site】 http://www.hiroki-yoshimoto.com/
エイチワイ・マネージメント有限会社
トヨタは、国内レースのトップカテゴリーであるSUPER GTシリーズ2012年シーズンについて、GT500クラスへの参戦体制を決定した。
GT500クラスには、昨年に引き続きレクサスブランドで参戦。V8 3.4L エンジン(RV8KG)搭載のLEXUS SC430で6チームを支援。2009年以来となるタイトル奪還に挑む。
GT300クラスについては、決定次第トヨタモータースポーツサイトにて随時発表の予定。
|
チーム名 |
車両名 |
No. |
ドライバー |
タイヤ |
レクサス チーム ルマン エネオス
(LEXUS TEAM LeMans ENEOS) |
ENEOS SUSTINA SC430 |
6 |
伊藤 大輔 (Daisuke Ito 日本) |
BS |
大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本) |
レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) |
WedsSport ADVAN SC430 |
19 |
荒 聖治 (Seiji Ara 日本) |
YH |
アンドレ・クート (Andre Couto ポルトガル) |
レクサス チーム キーパー クラフト (LEXUS TEAM KeePer Kraft) |
KeePer Kraft SC430 |
35 |
国本 雄資 (Yuji Kunimoto 日本) |
BS |
アンドレア・カルダレッリ (Andrea Caldarelli イタリア) |
レクサス チーム ペトロナス トムス (LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S) |
PETRONAS TOM'S SC430 |
36 |
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本) |
BS |
ロイック・デュバル (Loic Duval フランス) |
レクサス チーム ゼント セルモ (LEXUS TEAM ZENT CERUMO) |
ZENT CERUMO SC430 |
38 |
立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本) |
BS |
平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
レクサス チーム サード (LEXUS TEAM SARD) |
DENSO KOBELCO SC430 |
39 |
脇阪 寿一 (Juichi Wakisaka 日本) |
MI |
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本) |
トヨタ自動車株式会社
ホンダ技研工業株式会社は3日、2012年度のモータースポーツ活動概況を発表した。そのリリースより以下に国内4輪関係のみ抜粋した。
Hondaは、2012年のモータースポーツ活動の概要として、「モータースポーツ参戦体制」と「モータースポーツ普及活動」について、以下の通り発表しました。
1.モータースポーツ参戦体制
Hondaにとってモータースポーツ活動は、チャレンジングスピリットの象徴であり、創業当時から世界の頂点を目指してさまざまなレースカテゴリーに挑戦してきました。これまでに培ったノウハウとチャレンジングスピリットで、2012年もより多くのお客様の期待に応え、共感していただけるモータースポーツ活動を展開します。
【四輪モータースポーツ活動】
SUPER GTシリーズは、さらに運動性能を向上させた「HSV-010 GT」をGT500クラスに投入し、5チーム5台体制でドライバーとチームのダブルタイトル奪還に挑みます。今年より(株)M-TECとの共同プロジェクトのもと、レーシングハイブリッドシステムを搭載した「CR-Z」をGT300クラスに投入、「チーム 無限」としての参戦活動をサポートします。
全日本選手権フォーミュラ・ニッポンでは、燃焼効率をさらに高め、高出力と低燃費を両立させた3.4L V8エンジン「HR10E」を4チーム6台に供給し、ドライバーズチャンピオンとチームチャンピオンのダブルタイトル奪還を目指します。
2.モータースポーツ普及活動の概要
Honda Sports & Eco Program
今年より新たな普及活動として、(株)モビリティランドと(株)M-TECが共同で運営する参加型モータースポーツ「Honda Sports & Eco Program」がスタートします。このプログラムは、エコとスポーツドライビングの両立を目的とし、「Honda CR-Z Sports & Eco仕様車両」の性能を参加者が最大限に引き出しながら「操る・磨く・競う」楽しさを気軽に体感できるモーターレクリエーション・プログラムであり、Hondaもサポートします。
○もてぎ1.5チャレンジカップ
「もてぎ1.5チャレンジカップ」は、排気量1.5L以下の車両を使った新たな参加型モータースポーツとして、今年からツインリンクもてぎで年間5回の開催を予定しています。Hondaもこの「参加型モータースポーツの活性化」という主旨に賛同し、(株)M-TECが供給する「フィット RS」などのレース用パーツ開発に協力していきます。
◆SUPER GTシリーズ<GT500クラス>
昨年に引き続きGT500クラスにおいて、ドライバーとチームのダブルタイトル奪還に向け「HSV-010 GT」の運動性能をさらに向上させ、今年も5チーム5台体制で戦います。また、今シーズンも「Honda GTプロジェクト」として、(株)M-TECと(株)童夢の協力のもと、(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンターが主体となってマシンを開発します。また、SUPER GT チャンピオンドライバーのラルフ・ファーマンが「オートバックス・レーシング・チーム・アグリ」から、2008年に全日本F3選手権でチャンピオンを獲得したカルロ・ヴァン・ダムが「ウイダー ホンダ レーシング」より、SUPER GT GT500クラスに参戦します。
| チーム名 |
ナンバー |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2011年の戦績 |
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ (AUTOBACS RACING TEAM AGURI) |
8 |
ラルフ・ファーマン (Ralph Firman) |
36 |
イギリス |
- |
小林 崇志 (Takashi Kobayashi) |
24 |
広島県 |
GT500 15位 |
ケーヒン リアル レーシング (KEIHIN REAL RACING) |
17 |
金石 年弘 (Toshihiro Kaneishi) |
33 |
大阪府 |
GT500 4位 |
塚越 広大 (Kodai Tsukakoshi) |
25 |
栃木県 |
ウイダー ホンダ レーシング (Weider Honda Racing) |
18 |
小暮 卓史 (Takashi Kogure) |
31 |
群馬県 |
GT500 3位 |
カルロ・ヴァン・ダム (Carlo van Dam) |
25 |
オランダ |
GT300 24位 |
エプソン・ナカジマ・レーシング (EPSON NAKAJIMA RACING) |
32 |
道上 龍 (Ryo Michigami) |
38 |
奈良県 |
GT500 12位 |
中山 友貴 (Yuhki Nakayama) |
24 |
石川県 |
チームクニミツ (Team Kunimitsu) |
100 |
伊沢 拓也 (Takuya Izawa) |
27 |
東京都 |
GT500 9位 |
山本 尚貴 (Naoki Yamamoto) |
23 |
栃木県 |
◆SUPER GTシリーズ<GT300クラス>
今年より(株)M-TECとの共同プロジェクトのもと、レーシングハイブリッドシステムを搭載したCR-ZをGT300クラスに投入し、「チーム 無限」の参戦をサポートします。Hondaは主にレーシングハイブリッドシステムを中心としたパワープラント領域を担当、参戦時期は第4戦(スポーツランドSUGO)からを予定し、開発ドライバーには、インディカー・シリーズやSUPER GT GT500クラスに参戦経験のある武藤英紀を起用します。
| チーム名 |
ナンバー |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2011年の戦績 |
チーム 無限 (TEAM MUGEN) |
16 |
武藤 英紀 (Hideki Mutoh) |
29 |
東京都 |
GT500 15位 |
| 未定 |
- |
- |
- |
◆全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
(株)日本レースプロモーションを通じ、3.4L V8エンジンのHR10Eを4チーム6台に供給し、Hondaエンジン搭載チームによるタイトル獲得を目指します。
なお、今年インディカー・シリーズにフル参戦する佐藤琢磨はフォーミュラ・ニッポンにもスポット参戦を予定しています(詳細は決定次第ご案内します)。
| チーム名 |
ナンバー |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2011年の戦績 |
エイチピー リアル レーシング (HP REAL RACING) |
10 |
金石 年弘 (Toshihiro Kaneishi) |
33 |
大阪府 |
SUPER GT GT500 4位 |
チーム 無限 (TEAM MUGEN) |
16 |
山本 尚貴 (Naoki Yamamoto) |
23 |
栃木県 |
FN 11位 |
ナカジマ レーシング (NAKAJIMA RACING) |
31 |
中嶋 大祐 (Daisuke Nakajima) |
23 |
愛知県 |
FN 13位 |
| 32 |
小暮 卓史 (Takashi Kogure) |
31 |
群馬県 |
FN 7位 |
ドコモ チーム ダンディライアン レーシング (DOCOMO TEAM DANDELION RACING) |
40 |
伊沢 拓也 (Takuya Izawa) |
27 |
東京都 |
FN 9位 |
| 41 |
塚越 広大 (Kodai Tsukakoshi) |
25 |
栃木県 |
FN 4位 |
◆人材の育成:Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)
Hondaはモータースポーツ界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成を目的に、人材育成プログラム「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」を展開しています。今シーズンは、全日本F3選手権に参戦する2名、ジュニア・フォーミュラレースである「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に参戦する4名、計6名のドライバーをサポートします。
<全日本F3選手権>
今シーズンは全日本F3選手権(旧Cクラス)に野尻智紀が、F3Nクラスに平峰一貴が参戦。この2名のドライバーをサポートします。
| カテゴリー |
チーム名 |
ナンバー |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2011年の戦績 |
| F3 |
エイチ エフ ディー ピー レーシング (HFDP RACING) |
8 |
野尻 智紀 (Tomoki Nojiri) |
22 |
茨城県 |
F3Nクラス 2位 |
| 7 |
平峰 一貴 (Kazuki Hiramine) |
20 |
大阪府 |
FCJ 4位 |
<フォーミュラチャレンジ・ジャパン>
「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」を目的に、自動車メーカー3社※7が協力して設立した、ジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に引き続き協力していくとともに、スカラシップとして4名のドライバーの参戦をサポートします。
| カテゴリー |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2011年の戦績 |
| FCJ |
元嶋 佑弥 (Yuya Motojima) |
20 |
福岡県 |
FCJ 6位 |
清原 章太 (Shota Kiyohara) |
18 |
茨城県 |
FCJ 9位 |
松下 信治 (Nobuharu Matsushita) |
18 |
埼玉県 |
- |
黒崎 駿 (Shun Kurosaki) |
19 |
福岡県 |
- |
| ※7
FCJは2006年より、Toyota、Nissan、Hondaの自動車メーカー3社が協力して創設したジュニア・フォーミュラカーレース。その理念は「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」および「日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成」という点に置かれています< |
◆人材の育成:鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)
(株)モビリティランドでは、「モータースポーツで世界に通用する選手を育成する」ことを目的として、二輪の「鈴鹿サーキットレーシングスクール ジュニア(SRS-J)」、四輪の「鈴鹿サーキットレーシングスクール カート(SRS-K)」と「鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラ(SRS-F)」のレーシングスクールを、トップライダー・トップドライバーを講師に迎えて運営しています。これまでMotoGPライダーやF1ドライバーを輩出しているほか、数多くの卒業生が国内外の二輪、四輪それぞれのカテゴリーで活躍しています。また、SRS-Fでは成績優秀者を対象に、ステップアップカテゴリーであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン参戦のスカラシップを授与しています。
HONDA
プレスインフォメーション 2012年1月20日
東京. ポルシェジャパン株式会社(所在地:東京都目黒区/代表取締役社長:黒坂登志明)と、ポルシェ カレラカップ ジャパン(略称 PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズの開催概要を下記のとおり決定いたしました。
2012年シリーズでは、最新のカップカー「MY2012 911 GT3 Cup」を導入します。圧倒的なパフォーマンスによって多くの観衆の目を惹きつけ、史上最速のワンメイクレースカーとして進化を続ける最新のカップカーでは、MY2011の性能が引き継がれ、さらにFIA/FT3規定の燃料タンク(安全タンク仕様)が新たに導入されたことで、より安全性が向上しています。
他の追随を許さない世界最高峰のワンメイクレースは、450馬力を誇る911 GT3 Cupによって、今シーズンも国内各地で熱くエキサイティングなレース展開になることが予想されます。
2012年のレースカレンダーでは、カレラカップジャパンとして6回目となるF1日本グランプリのサポートレースをはじめ、国内トップカテゴリーレースとの併催を中心に、合同テストを含む7大会12イベントを予定しております。
■Porsche Carrera Cup Japan 2012 レースカレンダー
ラウンド 日程 開催サーキット コース長 イベント名
合同テスト 3月15日〜16日 富士スピードウェイ 4.563km PCCJオフィシャルテスト
第1戦-2戦 3月31日〜4月1日 岡山国際サーキット 3.703km SUPER GT 第1戦
第3戦 5月3日〜4日 富士スピードウェイ 4.563km SUPER GT 第2戦
第4戦-5戦 6月9日〜10日 富士スピードウェイ 4.563km ザ・ワンメイクレース祭2012
第6戦-7戦 7月28日〜29日 スポーツランドSUGO 3.704km SUPER GT 第4戦
第8戦 (※) 9月8日〜9日 富士スピードウェイ 4.563km SUPER GT 第6戦
第9戦 10月5日〜7日 鈴鹿サーキット 5.807km F1世界選手権 日本グランプリ
第10戦-11戦 10月27日〜28日 ツインリンクもてぎ 4.801km SUPER GT 第8戦
※ 第8戦の開催日程は、SUPER GTのスケジュール変更に伴い上記日程に変更となりました。
今シーズンはスペシャルラウンドとして、全ての911 GT3 Cup(Type997)が参戦可能な、PCCJ史上初の「セミ耐久レース」を8月26日(日) オートポリス(大分県)にて開催予定です。
PCCJ初開催となるサーキットでのロングディスタンスレースへのエントリーは、PCCJ、GT3 Cup Challenge Japanの各シリーズエントリーとは別にエントリーが必要です。
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
この度、吉本大樹が「12’SUPER GT SERIES」に、昨年に引き続いて「A speed」より参戦することが決定いたしましたので、取り急ぎご報告申し上げます。
尚、今シーズンを共に闘うドライバーは昨年同様GT300クラスで二度のチャンピオン獲得経験のある星野一樹選手とのコンビ継続となり、参戦車両においては、シーズン途中より「Aston Martin Vantage GT3」を投入する事も予定しております。
同チームでの3年目となる12'シーズンは、初表彰台獲得の一昨年、初優勝を記録した昨年を上回る活躍をお見せ出来るよう、吉本大樹並びにスタッフ一同全力を尽くして参りますので、ご声援の程、何卒宜しくお願い致します。
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【参戦概要】
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■ カテゴリー : 2012 SUPER GT SERIES (GT300)
■ チーム名 : A speed
■ ドライバー : 吉本大樹・星野一樹 選手
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2012 SUPER GT SERIESレースカレンダー
(H24年1月20日現在)
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■第1戦 3/31-4/1 岡山国際サーキット 300km
■第2戦 5/3-4 富士スピードウエイ 500km
■第3戦 6/9-10 セパン・インターナショナル・サーキット 300km
■第4戦 7/28-29 スポーツランドSUGO 300km
■第5戦 8/18-19 鈴鹿サーキット 1000km
■第6戦 9/8-9 富士スピードウエイ 300km
■第7戦 9/29-30 オートポリス 300km
■第8戦 10/27-28 ツインリンクもてぎ 250km
■JAF GP 11/16-18 富士スピードウエイ ―
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【吉本大樹コメント】
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A speedと契約をさせて頂き、3年目のシーズンを迎えられる事を報告でき、非常に嬉しく思っています。
2011年シーズンに引き続きチームメイトは強力な星野選手ですし、シーズン途中からはニューマシンも投入されるので今から非常に楽しみでなりません。
チームとして経験を作った初年度、チーム初優勝を経験できもののシーズンを通して上位であり続ける事の難しさを目の当たりにした2年目、そして今季2012年シーズンは昨シーズンの様な浮き沈みを無くし、取りこぼしのあるレースを無くす事、これを星野選手、そしてチーム一丸となってし、チャンピオンシップ争いの一角に確実に残る事を誓います。
チームA speed並びにメインスポンサーのtriple a出版様に感謝します。
今シーズンも応援の程宜しくお願いします!!
【Aspeed Official Site】 http://www.aspeed.co.jp/
【SUPER GT SERIES Official Site】 http://www.supergt.net/jp/
【吉本大樹 Official Site】 http://www.hiroki-yoshimoto.com/
エイチワイ・マネージメント有限会社
株式会社ゲイナー(ジェイアイエムゲイナーより社名変更)は8日、今シーズンのスーパーGTに昨年までのフェラーリに代えてアウディによるGT300クラスへの参戦を発表した。以下、プレスリリース。
2012年 AUTOBACS SUPER GT 参戦概要
GAINERは2012年度 AUTOBACS SUPER GTシリーズ GT300クラスに参戦することが決定致しました。
2000年よりSUPER-GT(当時全日本GT選手権)に本格参戦し、FERRARIでこの10年間戦って参りました。
本年度は社名、チーム名共に当初のGAINERに戻し、初心に戻り一からチャンピオンを目指して参ります。
マシンはFERRARIからAUDIにスイッチ。ドライバーは昨年に引き続き田中哲也/平中克幸を起用いたします。メンテナンスは株式会社ゲイナーが担当致します。
昨シーズンは100kgの性能調整に苦しみながらも、最後までチャンピオン争いを繰り広げることが出来ました。全力で戦って参りましたが、ドライバーランキング、チームランキング共に2位という結果になってしまいました。
今シーズンはその経験と悔しさをバネにし、シリーズチャンピオン獲得に向けてより一層精進して参ります。
引き続き皆様方のご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

デザインは現状で変更になる場合もあります。上記発表に対してのお問い合わせはisdkm@gold.ocn.ne.jp 広報担当 石田美香まで

2012年度GAINERカレンダープレゼント致します!
卓上タイプで、むちゃくちゃかっちょいいカレンダーですよ~!! 既にユーロスポーツさんでは販売も開始しております!
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お名前 、郵便番号、 住所 、電話番号、 メールアドレス、 チームへの応援メッセージをお書きの上
ferrari@jim-gainer.com
までお送りください。 締め切りは1月12日まで!
*お送り頂きました個人情報はプレゼント以外には使用致しません。 よろしくお願いいたします!
株式会社ゲイナー広報担当 石田美香
2011年12月22日
2012年度からの全日本ツーリングカー選手権開催計画を2010年に発表していたコンコードマネージメントだが、その開幕は一年遅れの2013年になることが決まった。
代表の水野雅雄氏は、「今年当初の東北大地震で非常に大きな打撃をうけたため、この結論を出さざるを得ませんでした。しかし、2012年度もエクスヒビションレースは開催していきたいと思います。」とコメントした。
WTCCのマルセロ・ロッティ代表も「コンコードマネージメントの出したこの結論は、我々も十分理解しています。これからもコンコードさんの計画、その他S2000規定を広める活動には我々も全力でサポートしていきます。」と述べた。
WTCC公式日本語ホームページより転載
SUPER GT NEWSLETTER [11/12/16]
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2013年韓国開催を目指し、仮調印締結
韓国で仮調印式が盛大に行われる。韓国戦開催へ向け、一歩を踏み出す
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12月15日、韓国・京畿道河南市のウ・ミョン美術館において、GTアソシエイション(GTA)とレースのプロモーターを務めるウ・ミョン・ホールディングスとの間で、SUPER GTの韓国での2013年開催へ向けての仮調印式が行われた。
これは、2013年に韓国F1サーキットでのSUPER GTレース開催を実現しようという動きの中でのもので、河南市長や韓国F1サーキット事務総長をはじめとするVIPをはじめ、170名のゲストが集まり、盛大に開催された。司会はタレントで、モータースポーツ活動も行っているというイ・セチャンとミン・ヨンウォンが務め、太鼓によるデモンストレーションやベリーダンスなど、盛りだくさんの趣向を盛り込み、式は華やかなムードの中で実施された。
GTアソシエイションの坂東代表は「我々は近い将来、アジアでのSUPER GT規定でのシリーズ戦を計画しており、この調印はSUPER GTの新たなアジア戦略の第一歩と位置づけている」と語り、イ・ミョンオク組織委員長は「SUPER GT開催が韓国モータースポーツ界に変化が起こるきっかけになると思いますし、多大な経済効果ももたらすことになるでしょう」と今後の展望を語った。
調印は坂東代表とイ・ミョンオク組織委員長が契約書にサインをする形で行われ、ふたりのサインが入り、仮調印が成立することとなった。
この仮調印をきっかけに、韓国国内でレース開催へ向けてのさまざまな活動が始まり、各方面との調整がうまく進んでいけば、2013年にもSUPER GTのレースが開催されることになる。いずれにせよ、今後の動きに注目したいところだ。
■SUPER GTオフィシャルWEBサイト
http://supergt.net/

スタート直後の東コースは、2ndポジションの70号車、伴貴広が奪うが、その後西コースでポールスタートの10号車、加藤智がトップを奪い返した。
10、70、14、5の順で周回を重ねるが、6周目のシケインで11号車と18号車が接触して、コース上に止まったため、SCが入る。
リスタートは9周目で残り2周を制したのは、やはり10号車の加藤で、2番手の70号車におよそ1.5秒の差をつけて、日本一となった。加藤は今年の鈴鹿シリーズのチャンピオンでもある。3位は14号車の武平良介が入った。
Text & Photo: Motorsports Forum

ポールポジションの14号車平川亮は、2番手の50号車西本直樹を予選タイムで1秒以上、上回っている。今回はスタートも順調で、東コースですでに西本に差をつけ始めている。3番手には7号車の山口大陸、4番手に82号車の栗原正之が続いて周回を重ねるが、栗原はジャンプスタートのペナルティで順位を落としてしまう。その後も上位3台は安定した走りで周回を重ね14、50、7の順で10周を終えた。
なお、1850ccクラスでは、56号車の川村和希が6位でトップとなった。
Text & Photo: Motorsports Forum
12月4日にお台場で開催される第3回メガウェブ フェスタで
capetaカラーのダラーラF3がデモラン決定!
11月30日から12月11日まで、東京のお台場で開催される「MEGA WEB&Venus Fortお台場モーターフェスティバル」。その一環として12月3日、4日の両日にわたり行われる「第3回MEGA WEBフェスタwithココロハコブプロジェクト」に、PLANEX ハナシマ・レーシングも参加いたします。
12月3日に展示、4日に走行をするのは、全日本F3選手権 最終SUGOラウンドに登場して話題となった月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』を再現したスペシャルカラーのダラーラF308(劇中ではF3XX)。ドライブするのは、第58回マカオGPでも活躍した山内英輝選手です。
このイベントでは、Classic Team Lotus Japanの所有する幻のツインシャシーF1、1981年型ロータス88Bのほか、トヨタ7、マクラーレン・ホンダMP4/6、マツダ787Bなど、モータースポーツの歴史を彩ったマシーンの出走も予定されています。
また12月末には1/43スケールの”capeta”ミニチュアカーがPLANEX COLLECTION(http://www.planexcollection.jp/)より発売される予定です。
なお、今回展示&走行するマシーンは劇中にあわせ、ゼッケン40にお色直しされて出場します。
PLANEX ハナシマ レーシング プレスリリース
ドリフト競技の最高峰、D1グランプリシリーズの主催団体である株式会社D1コーポレーションは、9月24日(土)~25日(日)の2日間「D1チャンピオンズ イン セントレア」を愛知県中部国際空港セントレア臨時駐車場内D1特設会場にて初開催した。
審査コーナーのまわりを、ほぼ360度ぐるりと取り囲む観客席からはトップドライバーたちの豪快な走りに拍手や歓声があがり盛り上がりをみせた。
尚、来場者数は、24日(土)が4,393人、25日(日)は4,802人だった。
今大会は、2011D1GPシリーズ第7戦終了時点での総合ランキング16位までの選手、並びに16位以下で過去に優勝経験があるドライバー上位2名の、全18名で行われた。また初の試みとして単走の審査にGPS機能を応用した車載計測器「D1 Original Scoring System(通称"DOSS")」が採用され、この審査方法も採点の重要なポイントとな
った。
24(土)、国内では6年ぶりとなるナイトレースとなった、追走トーナメント16を勝ち上がった4名で行われる「Battle4」対決では、鋭い走りをみせた川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)が優勝。
また、25日(日)の単走チャンピオン決定戦では、ミスのない安定した走りを披露した上野高広(TEAM VERTEX)が優勝した。
そして最強王者決定戦「チャンピオン・オブ・チャンピオンズ」では、川畑真人と佐久間達也の同チームの対戦となったが、最後まで集中力を切らさない気合いの走りで佐久間達也が優勝した。
【9月24日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走
今大会は単走で、「車速の最大値」、「平均車速」、「平均角度」、「角度の変化」、「車両の振りの鋭さ」などを機械計測して採点を行う「DOSS」が導入された。車速が高く、振り返しが鋭いと高得点に繋がるが、角度変化が大きいと減点される傾向にあり、1コーナーから2コーナーへの車速や振り返しが得点に大きく影響した。
シリーズ戦ではランキング2位の斎藤(プレミアムジャパン with ダイゴ)ら、大型セダンマシン勢が高得点に結びつかず苦戦し敗退。一方、スムーズでキレのある走りで高橋(GOODYEAR Racing with Kunny's)は100点を獲得。また大きな角度と見事な進入スピードをみせた古口(KOGUCHI POWER)、持ち前のスピードと正確なマシンコントロールで今村(SGC.BOSS.with DUNLOP)も100点を出し、あわせて6人が100点を出す結果となった。「同ポイントの選手はゼッケン順の順位」というルールにより、優勝は今村陽一となった。
■追走トーナメント
追走トーナメントは、まず16名が4ブロックに分かれ各ブロックを勝ち残った4名が、Battle4に進出する方法で行われた。Battle4に進出したのは今村( SGC.BOSS.with DUNLOP )、手塚(GOODYEAR Racing B324R)、古口(KOGUCHI POWER)、川畑(Team TOYO TIRESDRIFT with GP SPORTS)の4人。前日の練習走行ではクラッシュし、追走に入ってからもスピンをするなど今ひとつ走りがさえなかった川畑が、ここでキレをとりもどし、対戦カード決めの単走で100点を出した。
決勝は川畑vs今村の対戦。加速区間が短い特設コースで、マシンのトラクション性能を生かし今村のマシンにドリフトを合わせることができた川畑が優勝した。

Battle4決勝(左:今村陽一vs右:川畑真人)
- 9/24(土)Battle4を制した川畑真人選手コメント
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「今回は前日の練習走行から車をぶつけてしまったり、全くうまく乗れていなかったですが、みなさんの前でいい走りをすることができ、結果、この最高の舞台で優勝することができて、嬉しいです。」
【9月25日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走チャンピオン決定戦
この日の単走は、18名→8名→4名→2名→1名と絞られていくノックアウト方式で行われた。前日の単走とは異なり、同点だった場合は「DOSS」の得点で順位が決まる。
1本勝負の決勝では、上野はコーナーで角度をつけ、コース壁際ギリギリまでマシンを寄せる積極的な走りをみせた。対する日比野は、進入スピードの速さと角度をつけた走りをみせるも、審査席前へ振り込むところでわずかにミスをしてしまう。審査員の結果は、両者とも100点。そこでDOSSの得点での勝負となったが、上野が僅差でポイントを上回り、優勝を飾った。
- 9/25(日)単走チャンピオン決定戦を制した上野高広選手コメント
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「今のマシン(BMW)に乗り換えてから、3年間苦労してやっとここまで来ることが出来ました。スポッターのアドバイスがよくて、いい走りをみせることができました。観客のみんな、スタッフ、そして選手のみんなまで応援してくれて、本当に嬉しかったです。」
■追走トーナメント14
追走は、まずチャンピオン経験者以外によるWinners Battle追走トーナメント14が行われた。決勝に残ったのは、この日好調だった佐久間(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)と高いスピードを武器に勝ちあがってきた日比野(TEAM UPGARAGE with DROO-P)だった。
佐久間vs日比野の決勝1本目、振り返しは鋭かった佐久間だったが、先行を走る日比野のマシンに寄せることができず、五分の判定。2本目は、後追いの日比野が2コーナーでマシンを流してしまい失敗。これにより佐久間の勝利となった。
そしてチャンピオン経験者4人によるChampions BATTLE 4。今村(SGC.BOSS.with DUNLOP)vs熊久保(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)の対戦は、熊久保が今村をプッシュしてしまい今村の勝利。また斎藤(プレミアムジャパン with ダイゴ)vs川畑(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)の対戦では、斎藤が2コーナーでマシンを流してしまうミスをし、川畑が勝った。
前日の決勝と同じカードとなった今村vs川畑の決勝では、1本目、川畑が積極的な走りをみせアドバンテージを獲得。2本目は、今村が川畑に食らいつくも、4コーナーでミスをしてしまう。これにより川畑が優勝した。
続いてWinners BattleとChampions BATTLE 4の優勝者が対戦するChampion of Champions。対戦カードは川畑vs佐久間の、チームメイト同士のバトルとなった。
1本目は後追いの佐久間が川畑に審査席前で距離を詰めアドバンテージを取ったが、2本目は川畑が2コーナー手前の振り返しから佐久間のインに入る見事な走りを見せ、勝負は再戦にもつれた。再戦の1本目、佐久間がまたしても接近ドリフトを見せアドバンテージを獲得。2本目、川畑は加速区間で出おくれ、失敗。これにより佐久間の優勝が決まった。

Champion of Champions(左:佐久間達也vs右:川畑真人)
- 9/25(日)Champion of Championsを制した佐久間達也選手コメント
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「本当にいいチームにお世話になって、「勝つ」と言われてからだいぶ長い日々を送ってきました。やっと仲間と練習した成果が出たと思います。今日はベスト14で徐々にペースが上がってきて、そのまま決勝戦まで行ったという感じです。決勝戦では集中力を切らさずに走ろうと心がけました。その後の歴代チャンピオンとの戦いも、滅多にない機会だと思い、気合いを入れ直し、最後まで集中して走ることができたのが勝因だと思います。」
株式会社D1コーポレーション PRESS INFORMATION
全日本F3 Rd14 & Rd15 & Rd.16菅生ラウンドで山内英輝が"capeta(カペタ)"カラーで走行!
プラネックスコミュニケーションズ株式会社では、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』で、主人公カペタがドライブするダラーラF308の1/43スケールミニチュアカーを2011年12月末に発売いたします。それを記念して9月24日から25日にかけてスポーツランドSUGOで開催される全日本F3選手権Rd14 & Rd15 & Rd.16でPLANEXハナシマ・レーシング山内英輝選手のマシーンを『capeta』カラーにスペシャルペイントして出場する事になりました。応援よろしくお願いします。
- 山内英輝選手のコメント
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今回、曽田先生の『capeta』の熱烈なファンとして、最終戦を『capeta』カラーで走る事ができて嬉しく思います。これをきっかけに全日本F3選手権が盛り上がり、多くの子供たちがレースに興味を持ってくれれば良いと思っています。菅生では、逆転タイトル奪取に向けチーム一丸となって頑張ります。どうぞ応援よろしくお願いします!

©2011/曽田正人・講談社
PLANEX ハナシマ レーシング プレスリリース
今季の全日本F3選手権に山内英輝選手とともに参戦しているPLANEXハナシマ・レーシング。前回のRd11岡山で復活優勝を果たし望んだRd12&13鈴鹿ラウンドでしたが、台風12号の影響を受けレースの開催が中止となりました。
現在60ポイントを獲得し、シリーズランキング3位につける山内選手。シーズン終盤の大事な2戦がキャンセルとなったことで厳しい闘いを強いられていますが、今後とも応援宜しくお願いいたします。
- 山内英輝選手のコメント
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まずは、今回の台風12号によって被害に見舞われた皆さんにお見舞い申し上げます。僕自身、岡山での良い流れをそのまま鈴鹿に持ち込めればと思っていただけに残念です。あの大雨の中、レースの開催を楽しみにサーキットに駆けつけてくれたファンの皆さんもありがとうございました。今シーズンも残り3レースを残すのみとなりましたが、逆転タイトル奪取に向けチーム一丸となって頑張ります。応援お願いします!
Text & Photo: PLANEXハナシマ・レーシング
9月4日、鈴鹿サーキットで開催される予定だった2011年全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦は、台風12号による悪天候のため、午前11時30分に中止の決定がなされた。
今回は台風接近に伴い3日の公式予選を4日に繰り延べる判断が2日の段階でなされたが、結局決勝日の4日を迎えても天候は回復せず、9時からのフリー走行、公式予選が中止になったうえ、周回数を33周に短縮して午後2時30分より行われる予定だった決勝レースについても中止を余儀なくされた。
なお、現時点で代替レースの予定はない。チケットの払い戻しについては後日鈴鹿サーキットの公式HPで発表するとしている。
次回はスポーツランドSUGO。9月25日決勝だ。
Kazuhisa SUEHIRO