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JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:JAF GPでJIMGAINERが大感謝祭を開催! レアなグッズをどど~んと大放出! (JIMGAINER)

緊急告知!
今年1年間のご声援に感謝して
JAFGRANDPRIX FUJI SPRINT CUP 2010特別企画!!
大抽選会開催!!

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 JIMGAINERオリジナルグッズもしくは平中オフシャルグッズをグランドスタンド裏『ユーロスポーツ』ブースでお買い求め頂くと、その場で抽選!!

 最終戦#86とのバトルで傷ついたBBSアルミホイールやF430に使用していたDIXCELブレーキパット、昨年のF430に使われていたRAYSのアルミホイールをプレゼント。

 他にはドライバーグッズや、写真もありますよ~。

 アルミホイールは限定3個、ブレーキパットは限定8個。お持ち帰りに関してはこちらでは対応出来かねますので、ご自身でお願いいたします。

 残念ながらハズレの方にはステッカー差し上げます!

 皆様のご来場お待ちいたしております。

Text & Photo: JIMGAINER

Formula Challenge Japan

FCJ:第12戦鈴鹿決勝 中山雄一が12戦中10勝目を飾りシーズンを締めくくる (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第12戦の決勝が11月7日、16周で行われた。昨日の快晴とはうって変わり、鈴鹿サーキット上空には厚い雲が垂れ込めたが、幸い朝8時20分にスタートしたレースは終始ドライでの走行となった。

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 ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#20松井孝允。

 12連続ポールの#1中山雄一は最初の動き出しで出遅れて松井に並ばれたが、無理をして3位以下に後退するリスクを避け、一旦引く格好でベストのラインを取り、2番手で1コーナーに入っていった。

 昨日の会見で「スタートで前に出れば勝てる」と語った松井はその宣言どおりトップに立ったものの、路面温度の低い早朝のレースということもあってうまくタイヤのグリップを得られず、序盤のペースが中々上がらず、2分5秒台の走行に終始する。このためテール・トゥ・ノーズで追従する中山を振り切ることができないばかりか、3位の#21近藤翼、4位の#7平峰一貴らにも徐々に間隔を詰められてしまった。

 一方2位の中山は区間ごとの松井との差を考え、オーバーテイクポイントをヘアピンかシケインに定めてじっと隙を伺い、満を持して5周目のシケインでインに飛び込み、トップを奪い返した。

 懸命についていこうとする松井だったが、前が開けた中山は一気にペースアップ、8周目には昨日の第10戦とほぼ同ペースの2分3秒台を記録し、松井との差を3秒以上に広げてきた。

 松井も中盤以降にはペースを取り戻し、13周目には中山と同ペースの2分3秒956を記録したが、時既に遅し。中山は2位以下に3.649秒の差をつけて16周を走り切り、今季10勝目をものにした。

 2位は松井。3位には#7平峰一貴が入った。

 昨日初表彰台を獲得し、今日も序盤3位を走行していた#21近藤翼は左リヤサスペンションの破損により、9周目のヘアピンでストップ、惜しくも好走が実らなかった。

 これでFCJは2010年の全日程を終了。

 ポイントランキングは既に王座を確定させていた#1中山雄一が135ポイント、2位は#20松井孝允で56ポイント、3位はルーキーの#7平峰一貴で48ポイントとなった。

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優勝:中山雄一(東京中日スポーツ賞受賞)
 「スタートは動き出しで失速したものの、その後の加速はそれほど悪くなかったのですが、松井選手のスタートがそれ以上に良くて、2位に後退してしまいました。後ろについて走りながらヘアピンかシケインで抜こうと決め、シケインで抜きました。松井選手を信頼してフェアなバトルができました。前に出てからはペースを上げられました。終盤リヤのバランスが悪くなり、ドライビングが難しくなりましたが、うまく走りきれました。ここまで2位に落ちてから抜き返すレースができていなかったので、今日勝てたことは来年への自信に繋がりました。今シーズンは思っても見なかった好成績を残すことができ、びっくりした1 年でした。アドバイスやサポートをしてくださった皆さんには心から感謝しています」
2位:松井孝允
 「スタートで前に出るという課題はクリアできたのですが、気温の低いコンディションの中でタイヤの暖め方が充分でなかったために序盤のペースが上がりませんでした。鈴鹿で抜かれることはないと思っていたのに抜かれる結果になりましたが、中山選手とクリーンなバトルができたのは良かったです。後半はペースが上がり、トップと差の無いペースで走れました。前半のペースが上がらなかったことが今日の悪いところです。今年一年、様々な方にアドバイスをいただき、メカニックの皆さんには遅くまでクルマを調整していただくことがありました。一年間いいクルマを用意してくださったチームの皆さんに感謝しています」
3位:平峰一貴
 「近藤選手がトラブルで止まって表彰台を獲得することになりましたが、嬉しいです。ペースは悪くなかったのですが、シフトリンケージに不具合があり、うまくカバーしながら走らなければならず、前の二人に追いつけませんでした。チャンピオンシップでも松井選手に追いつくことができませんでしたが、初めて参戦したシーズンで来年に繋がる結果は出せたと思います。ホンダさんをはじめ、今年一年サポートしてくださった皆さんに心から感謝しています」
Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Challenge Japan

FCJ:第11戦鈴鹿決勝 中山雄一が9勝目、近藤翼が初表彰台で東京中日スポーツ賞! (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第11戦の決勝レースが11月6日、13時15分より12周で行われた。

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 朝から快晴の鈴鹿サーキットは日が高くなるにつれて気温、路面温度が上昇。ここにフォーミュラニッポンのフリー走行で乗ったラバーなどが影響し、各ドライバーは朝の第10戦決勝とは異なったコンディションでの走行を求められた。 スタートでトップに立ったのはポールポジションの#1中山雄一。2位に#20松井孝允がつけ、3番手には#21近藤翼が上がってきた。4位は3番手スタートの#7平峰一貴。近藤の背後にぴたりとつけて挽回のチャンスを伺う。

 その後方では、#15白石勇樹、#18中村真志、#4平川亮らが接近戦を展開、2周目の130R手前で中村が白石のインを突いて9位に浮上、平川もそれに続き、白石とサイド・バイ・サイドの状態でシケインに向かっていく。

 ところがその後方を走っていた#10勝田貴元がシケインへのブレーキングで姿勢を乱し、インをカットする状態で中村に接触。二人はコースを飛び出してそのままレースを終えている。

 こうした混乱を尻目にトップの中山は何度も縁石に乗り上げ、リヤを滑らせながらも周回ごとにタイムを更新する攻めの走りを続け、後続との差を着々と広げていく。

 ラップタイムこそ2分04秒台と朝の決勝には及ばないものの、他のドライバーとは明らかに異なるペースで折り返し点となる6周終了時点で松井に4.431秒、ファイナルラップでは8.590秒という圧巻の走りで今季9勝目をものにした。

 3位は近藤。最後まで平峰に付け入る隙を与えず、初の表彰台を獲得した。

 また、第11戦の予選でクラッシュし、第12戦の予選を走れなかった#5小河諒は決勝への出走が危ぶまれたものの無事スタートし、#6加賀美綾佑と熾烈なドッグファイトを展開、18位で完走を果たしている。

第12戦決勝は明日朝8時20分より、16周で行われる。

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優勝:中山雄一
 「今回もポールからのスタートでしたが無難にこなせました。その後はマシンの性能を100%引き出す走りを心がけ、最後まで本気で走りました。予選を走ったときとは路面コンディションが変わっていたので、それをアジャストしながら走り、後半はタイヤのグリップが落ちてきましたがタイムをうまくまとめられました」
2位:松井孝允
 「今日2回目のレースでしたが、今回はクルマが動き出さないよう強めにブレーキを踏んでスタートし、まずまずの出来でしたが前に出ることが出来ませんでした。それがこのレースの全てだったと思います。明日もスタートに集中して、そこで前に出られれば勝てると思います。第10戦のときはクラッチがずっと繋がってる状態だったんですが、第11戦の決勝までに調整してくださったメカニックの皆さんには感謝しています」
3位:近藤翼(東京中日スポーツ賞受賞)
 「スタートがうまく決まって2台抜くことが出来ました。レース中盤は苦しい走りになりましたが、後半になってペースを取り戻せました。今日みたいな調子で走れたら明日もいい結果が出せると思います。今回の好調は、これまでのレースでタイヤの使い方を学んできたことの影響が大きかったと思います」
Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Challenge Japan

FCJ:第11,12戦鈴鹿公式予選 中山雄一、開幕から全戦ポールポジション! (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第11戦、12戦の公式予選が11月6日、鈴鹿サーキットで行われた。

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 今回は決勝レースが3回行われるという変則スケジュール。第11戦の公式予選は第10戦決勝終了後、フォーミュラニッポンのフリー走行を挟んで10時40分より15分間で行われた。

 最初にトップに立ったのは#2野尻智紀。しかし計測2周目でここまで10連続ポールの#1中山雄一が2分04秒024でトップに。一旦は#20松井孝允がこれを上回ったものの、開始10分過ぎに中山が2分03秒773を記録して再びトップに。その後も快調にペースを上げ、最後は2分03秒533を記録して連続ポール記録を11に伸ばした。

 2番手には松井、3番手には#7平峰一貴がつけた。

 また、この予選セッションは終了まで1分を切ったところで#5小河諒のクラッシュにより赤旗が出され、そのまま終了となっている。

 最終コーナー出口でアウト側のウレタンバリアに激突した小河の車両は左フロントサスに大きなダメージを負ったため、小河はこのあとの第12戦の予選にも出走できなかった。

 第12戦の公式予選は小河の車両を回収した後、予定通り11時5分より開始された。

 11連続ポールの中山は最初のアタックからトップに立ち、一人2分03秒台で周回を重ねていく。

 その後方では松井、#21近藤翼、#2野尻智紀らが僅差で2位争いをする展開となったが、結局松井がフロントローを獲得、#14大谷飛雄、平峰らが終盤タイムを上げて3位、4位につけ、近藤が5位。中山は開幕以来12戦連続、2010年シーズン全戦をポールポジションからスタートすることとなった。

Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Challenge Japan

FCJ:第10戦鈴鹿決勝 中山雄一が今季8勝目、立石燎汰が初ポイントで東京中日スポーツ賞 (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第10の決勝レースが11月6日、8時45分より鈴鹿サーキットで行われた。

 このレースは本来、10月10日にF1日本グランプリのサポートレースとして開催される予定だったが、前日の雨による予定変更でF1の予選が日曜朝に順延となった影響でキャンセルされていた。それが今回、当初予定されていた第11戦、12戦の公式予選の前に開催されることになった。周回数は10周。グリッド順は前回の第9戦のレース結果に基づいたもの。よってポールポジションは第9戦優勝の#1中山雄一。連続ポール記録を10に伸ばしている。

 また、中山は#4平川亮とともに先週岡山で開催されたフォーミュラBMWパシフィックシリーズに参戦しており、第1レースでポールポジションを獲得、決勝でもトップでゴールしたが、レース後の車検でデファレンシャルの組み付け方法に問題があるとされ、残念ながら失格となっている。しかし翌日の第2レースでも 3位に入賞し、初めてのクルマ、走りなれないコースでも並外れた速さを見せ付けてこの週末に臨んだ。

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 ところがその中山は、コースインしてダミーグリッドにつく途中、ヘアピン立ち上がりでまさかのスピン。ガードレールにヒットして前後ウィングにダメージを受けてしまった。グリッド上でガムテープによる応急処置を施したものの、変形は見た目にも明らかであり、走行への影響が懸念された。

 しかし、中山はスタートで見事にホールショットを決めると、序盤からハイペースで後続を突き放しにかかる。

 2位に#20松井孝允、3位には#7平峰一貴、4位には#2野尻智紀がつけた。

 その後方では2コーナー立ち上がりで8番手スタートの#19元嶋佑弥がスピン、スプーンでは野尻を追い上げていた#17石井一也がスピンしてしまい、それぞれ16位、21位に後退している。

 2位松井と3位平峰は序盤接近戦を展開していたが、3周が経過したところで松井に対してジャンプスタートに対するドライビングスルーペナルティの裁定が下り、松井は5周終わりでピットレーンへ、一気に19位に後退した。

 中山はクラッシュによるハンドリングへの影響を最初の1、2周で確認すると、次第にペースを上げていく。一方、2位に繰り上がった平峰は昨日の公式練習でブレーキトラブルが見つかり、夜遅くまでかかって修復してこの決勝に臨んでいる。その影響もあってか、慎重な走行を強いられていた。

 このため両者のギャップは周回を重ねるごとに開いていった。

 結局中山は最後までペースを緩めることなく周回を重ね、9周目でファステストラップとなる2分3秒395を記録、後続に9.784秒差をつけてフィニッシュ、今季8勝目を挙げた。

 2位は平峰、3位は野尻だった。

 なお、東京中日スポーツ賞は、今回自己最高の4位でフィニッシュした#11立石燎汰が受賞した。

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優勝:中山雄一
 「スタート前にドキっとすることがあり、最初は動揺していましたが、走行するにつれて落ち着きを取り戻し、レース後半は限界を探りながらペースを上げて走ることができました。朝のレースということで昨日とはグリップレベルが違いましたが、うまくアジャストすることができました。このあとの予選では路面温度が上がってまた違ったコンディションになると思いますが、またポールポジションを獲って優勝したいです。(クラッシュの状況は)前のクルマとの間隔を広げようとしてウェイビングをしていたらヘアピン出口で飛び出してしまいました。ダメージの影響を確かめながら気を使って走ったので、終わったときはほっとしました。グリッド上ではたくさんの方から励ましやアドバイスをいただき、それが心の支えになりました。本当にありがとうございました」
2位:平峰一貴
 「昨日の走行でクルマの調子が良くなくて、ペースも遅かったので、ロガーデータを確認したところ、ブレーキに問題があることがわかり、メカニックの皆さんが夜遅くまでかかって修正してくださいました。そのお陰でこの結果が出せました。心から感謝しています。クルマの調子は戻ってきているので、このあとの予選、決勝でもしっかり走っていい結果を出したいです。(松井のジャンプスタートについて)赤ランプがついた時点で動いたのが判っていました。こっちはブレーキで無理ができなかったし、いずれペナルティーが出ると思っていたので、そのままついて走っていました」
3位:野尻智紀
 「ラップタイムはそれなりで、良くも悪くもない状態でした。このあとも予選が2回ありますので、気持ちを切り替えて一発いいタイムを出していい結果を出したいです。まだ2回チャンスが残っていますから、それを生かして来年につなげたいです」
立石燎汰(東京中日スポーツ賞受賞)
 「スタートには自信があり、2台抜くことができました。鈴鹿は殆ど走ったことがありませんでしたが、F1の前にスポンサーさんのお陰でスーパーFJにエントリーすることができ、その経験が生きたと思います」
Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿 J.P.デ・オリベイラが第2レースを制し2010年シリーズチャンピオンを獲得! (TOYOTA)

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第2レースで勝利を飾り、悲願のシリーズチャンピオンを獲得した
J.P.デ・オリベイラ(#19)

 2010年フォーミュラ・ニッポンの最終戦となる第7戦が11月6日(土)、7日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

 今大会は今季唯一の2レース形式で行われることとなり、第1レースがピットイン義務無しの20周、第2レースがタイヤ交換義務有りの28周というスプリントレースで競われる。

 各レース毎に獲得できるポイントは、通常の半分となるが、この最終戦では、加えて優勝者に特別ボーナス3ポイントが与えられる。また、2レース共にポールポジション獲得者には1ポイントが与えられるため、この1レースで最高18ポイントもの大量得点が可能となっている。

 タイトル争いはトヨタエンジンのJ.P.デ・オリベイラ(Mobil1 TEAM IMPUL)とアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)の2台が同ポイント首位で並んでいるが、この2台を含む上位4台は僅かに8ポイント差。大混戦となっているタイトル争いは、最後まで全く予断を許さない状況で最終戦を迎えた。

 6日(土)、秋晴れの鈴鹿サーキットで午後2時よりノックアウト方式の予選がスタート。2レース形式で行われる今大会は、予選Q1で第1レースのグリッドが決定されるため、Q1から激しいタイムアタックが繰り広げられた。

 予選Q1の結果、ランキングトップ4を占める4台が、第1レースのトップ4、2列目までを占めることとなり、その4台の差はわずか0.082秒という超接戦。オリベイラが最前列2番手、ロッテラーが3番手につけた。

 以降第1レースのグリッドは、TDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)、平手晃平(Mobil1 TEAM IMPUL)、石浦宏明(Team LeMans)が6,7,8番手で続き、松田次生(KONDO RACING)が 10番手。ケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)が11番手、TDPドライバーの井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)が 13番手、平中克幸(KCMG)14番手と決定した。

 Q1の上位12台がQ2へ進出。Q2では平手、石浦、松田、コッツォリーノが惜しくも敗退となり、この4台は第2レースで8番手(予選後他車のタイム抹消があったため)から並ぶグリッドが確定した。

 Q3では、再びコンマ差での激戦となったが、最後の最後にオリベイラが渾身のアタックでトップタイムをマークし、第2レースのポールポジションを獲得。ロッテラーは、またしてもコンマ1秒以下となった争いの中で惜しくも5番手。大嶋が6番手でロッテラーに並ぶ3列目グリッドを確保した。

 7日(日)、第1レースが行われる午前10時20分には、路面はドライながら曇り空に覆われ、気温14度、路面16度と肌寒いコンディションとなった。

 スタートでは、2番手グリッドのオリベイラが出遅れ、4位に後退。ロッテラーは前を行く小暮卓史(NAKAJIMA RACING)を猛プッシュするも、抜きにくい鈴鹿でのパッシングには至らず。

 中盤、首位を行くロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の車両からオイルの白煙が上がるようになり、3位のロッテラーは苦しい状況での追い上げを強いられた。しかし、首位のデュバルはそのまま最後まで走りきり、ロッテラーは3位でフィニッシュ。オリベイラは4位に入り、これにより、オリベイラが39.5ポイント、ロッテラーが39ポイント、デュバルが37ポイント、小暮が35ポイントという、更なる僅差となり、最後の第2レースは、ランキング上位3名は優勝すればチャンピオン、という状況で迎えることとなった。

 第2レースがスタートする午後2時半には、第1レースとは変わって太陽も顔を覗かせ、気温19度、路面温度27度のコンディションで28周の決勝レースがスタートした。

 スタートではポールポジションのオリベイラがトップをキープ。5番手スタートのロッテラーは1コーナーまでに前走車に並びかけると、そのままサイド・バイ・サイドでコーナーを抜け、アウトから見事にパス。3位に浮上。後方では8番手スタートの平手が6位へとポジションアップを果たした。

 1周目はトップを守っていたオリベイラだったが、2周目のストレートから1コーナーへの進入で小暮の先行を許してしまった。しかし、小暮とオリベイラのポイント差は4.5ポイントあるため、オリベイラはこのままの順位でフィニッシュしてもチャンピオン獲得という状況となった。

 義務とされたタイヤ交換のピットインは、10周目以降と決められており、その10周が終わったと同時に、前走車に阻まれペースアップに苦しんでいた大嶋が先陣を切ってピットイン。翌周以降、各車次々にピット作業を進めていった。

 後続集団がほぼピットを終えた後、17周目終了時に首位の小暮がピットイン。ここでエンジンストールを喫しタイムロスした小暮を、翌周ピットへ向かったオリベイラが、タイヤ2本交換でかわし、再び首位を奪取した。

 最後までピットインを引っ張ったロッテラーは、20周目終了時にピットインし、右リアタイヤ1本のみ交換という奇策で小暮の前、2位でコース復帰。優勝すればチャンピオン獲得となるロッテラーは、オリベイラの前に出るべくプッシュを続けるが、後方からは小暮の猛追を受け、オリベイラに追いつくまでは至らず。

 そのままオリベイラが逃げ切り、トップでチェッカー。今季2度目となる勝利を挙げ、悲願のシリーズチャンピオンを獲得した。

 2位はロッテラー。ランキングでは僅か4.5ポイント届かず、2位となった。最後まで4位争いを繰り広げた平手は逆転ならず6位。大嶋が7位でポイントを獲得した。

 オリベイラのシリーズチャンピオン獲得により、トヨタエンジンはフォーミュラ・ニッポンで2008年以来のチャンピオンを奪還。チームタイトルでも、Mobil 1 TEAM IMPULがチャンピオン、PETRONAS TEAM TOM'Sが2位となった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿 レース1でL.デュバル選手が優勝するもタイトルには届かず、L.デュバル選手がシリーズランキング3位、小暮選手が4位 (HONDA)

 11月7日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて2010年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦の決勝レースが開催された。

 2010シーズンのフォーミュラ・ニッポンは、この鈴鹿ラウンドが最終戦となる。今シーズンは、これまでの6戦すべての優勝者が異なり、その6名全員がシリーズチャンピオン獲得の可能性を持つという近年まれに見る大混戦となっている。決勝は2レース制でボーナスポイントも設定されるため、最大18ポイント差からの逆転もありえることとなる。

 第6戦オートポリス終了時点でのシリーズポイントランキングは、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)がトップから5ポイント差の3位、#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が同8ポイント差の4位に位置し、虎視眈々と逆転のチャンスを狙っている。また、今シーズン初参戦ながらランキング7位につける#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)は、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目指して最終戦に挑む。

 6日(土)の公式予選は快晴のもとで行われた。今回の予選は従来通りの3セッションによるノックダウン方式。決勝レース1のグリッド順はセッション 1回目の結果が、決勝レース2のグリッドはセッション3回目の結果がそれぞれ反映される。両方のポールポジションに1ポイントのボーナスポイントが与えられるため、予選開始から各車が激しいタイムアタックを繰り広げた。

 セッション1では、1分40秒828を記録したL.デュバル選手がレース1のポールポジションを獲得し、小暮選手が4番手、山本選手が5番手、#10 塚越広大選手(HFDP RACING)が9番手となった。セッション2、3ともに激しい戦いが繰り広げられた結果、レース2の決勝グリッドは小暮選手が2番手、山本選手が自己最高位となる3番手、L.デュバル選手が4番手、塚越選手が7番手を獲得した。#16 井出有治選手(MOTUL TEAM 無限)は両レースとも12番手となり、#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は予選終了後の車両検査でスキッドブロックの寸法違反の裁定が下されたため、両レースとも15番手からのスタートとなった。

 7日(日)の決勝日は曇り空となったが、気温はあまり下がらず、午前10時で気温14℃、路面温度16℃のコンディションとなった。午前中に開催されるレース1の決勝は20周のスプリントレースであり、タイヤ交換の義務はない。対して、午後のレース2決勝は28周でタイヤ交換の義務(交換本数の制限はない)が発生する。また、2レース制となるために1レースの獲得ポイントは半分となるが、優勝者には3ポイントのボーナスポイントが与えられるため、勝利を目指した激しいバトルが繰り広げられることが予想された。

fn101107011L.jpg  午前10時20分、レース1のフォーメーションラップが開始され、参加台数15台のマシンがシグナルに合わせてグリッドから一斉にスタートした。ホールショットを奪ったのは、ポールポジションスタートのL.デュバル選手。続いて4番手スタートの小暮選手が好スタートを切り2位に浮上し、Honda エンジンが1-2態勢を築く。オープニングラップを終え、山本選手は6位、井出選手は8位に浮上。塚越選手は11位、伊沢選手は14位を走行する。

 2周目終了時点で、トップのL.デュバル選手は小暮選手に1秒065の差をつける。2位の小暮選手は後続のマシンを抑えながら走行する。このポジションとタイム差に大きな変化がないままレースは10周目を迎えるが、11周目のホームストレートで、L.デュバル選手のマシンのリア部分から白煙が上がり始める。この白煙はミッションのオイルが漏れているのが原因で、シフト操作に大きな影響を感じなかったL.デュバル選手は、白煙を上げながらも走行を続けてトップを守り続ける。また、背後を走る小暮選手は、L.デュバル選手のマシンから吹き出す白煙でヘルメットの視界に影響があるために、様子を見ながら 2位を走行する。

 15周目に入り、L.デュバル選手のマシンから出る白煙が徐々に多くなるものの、逆転タイトル獲得を目指すL.デュバル選手は、ラップタイムを落とさずに粘り強くチェッカーフラッグを目指して走り続ける。また、小暮選手も、限られた視界の中で2位争いを繰り広げた。

 L.デュバル選手は、トラブルを抱えながらも最後までトップの座を譲らずに20周を走りきり、ポール・トゥ・ウインでレース1を制した。小暮選手は 2位、山本選手が6位、井出選手が8位、塚越選手が10位、伊沢選手が11位でHondaエンジン搭載マシンは全車完走を果たしている。

 この結果、シリーズタイトル争いでL.デュバル選手がトップと2.5ポイント差(計37ポイント)の3位、小暮選手が4.5ポイント差(計35ポイント)の4位となり、ランキング上位4名がレース2でシリーズタイトルをかけて戦うこととなった。

 午後から強い日差しが照りつけだし、レース2のスタート前には気温が19℃、路面温度は27℃まで上昇した。レース2は、小暮選手が2番グリッド、山本選手が3番手、L.デュバル選手が4番手、塚越選手が7番手、井出選手が12番手、伊沢選手が15番手からスタートを迎える。逆転タイトル獲得を目指すL.デュバル選手と小暮選手は、このレースで優勝することが最低限の条件となる。最終決戦に向け、レース1より長い28周の距離、タイヤ交換の義務などの要素に対して各チームがどのような戦略を立てるのかが注目された。

 決勝レースは、午後2時34分にグリッドスタートが切られた。小暮選手は2位をキープ。山本選手はS字コーナーでポジションを1つ下げて4位、L. デュバル選手は5位を走行する。小暮選手は、2周目のホームストレートでトップのマシンに並ぶと1コーナーで見事に抜き去って首位に浮上する。小暮選手とチームメートの山本選手は、スタート時点で燃料搭載量を少なくしてレース前半をリードする作戦を採っており、積極果敢な走りを続ける。

 4周目に入り、1分43秒台のハイペースを維持する小暮選手は、2位に1秒626の差をつけてトップを走行する。続いて4位に山本選手、5位にL. デュバル選手、8位に井出選手、11位に伊沢選手。塚越選手は15位と大きく出遅れる。ラップタイムが1分45秒台と思うように上がらないL.デュバル選手は、4位の山本選手から遅れ始める。

 13周目に入り、小暮選手は2位との差を5秒685まで広げる。13周終了時にL.デュバル選手がピットインを敢行。ピット作業時間を短縮させるために、タイヤを1本のみ交換して約7秒でコースに復帰した。15周終了時に4位の山本選手がピットイン。タイヤを4本交換し、燃料補給が必要だったために約14秒のピット作業を費やし、コースに復帰した。その時点で、L.デュバル選手が山本選手の前に出た。

 小暮選手も17周終了時にピットインを敢行。しかし、タイヤ交換と燃料補給は順調に済ませたが、ピットアウト時に痛恨のエンジンストールを喫したため、約23秒のピット作業を費やしてコースに復帰した。そのため、次周にピットインを敢行した後続のマシンが逆転し、首位の座を明け渡してしまう。

 20周目に入り、小暮選手はピット作業のロスタイムの影響で、3位へ後退。4位にL.デュバル選手、5位に山本選手、8位に井出選手、11位に伊沢選手、12位に塚越選手が走行する。山本選手は果敢に4位のL.デュバル選手を攻め立て、激しい4位争いを繰り広げていく。

 3位の小暮選手は、最後まで前を走るマシンを攻めるが、抜くことはできずに28周のチェッカーフラッグを受けた。L.デュバル選手は4位、山本選手は5位、井出選手が8位、伊沢選手が11位、塚越選手が12位となった。優勝は#19 J.P.デ・オリベイラ選手(トヨタ)だった。

 この結果、シリーズタイトル獲得はならず、L.デュバル選手が計39.5ポイントでランキング3位。小暮選手は計38ポイントで4位となった。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
 「最終戦での逆転タイトル獲得に向け、(レギュレーションで許される範囲で)エンジンにも改良を加えて臨みました。予選ではセッション3に5台が残り、手応えを感じていましたが、結果的にタイトルを獲得することができませんでした。これまでご声援をいただきありがとうございました。今シーズンを振り返ると、最高峰フォーミュラにふさわしい、非常にレベルの高い戦いになっており、シーズンを通して多くのファンのみなさまには、満足いただけたのではないでしょうか。これで2010年シリーズは終了しました。明日からはタイトル奪還に向け、Honda陣営一丸となって努力してまいりますので、今後ともご声援をお願いいたします。また来週には富士スピードウェイでJAFスプリントカップが開催されます。いつものフォーミュラ・ニッポンとは異なる趣向で開催されますので、ぜひともサーキットにお越しいただき、観戦していただきたいと思います」
ロイック・デュバル選手(レース1/優勝、レース2/4位、ランキング3位 #1 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「とても悔しい結果になりました。レース1は、10周目のヘアピンコーナーでミラーに白煙が見えたので、タイヤのスピンかなと思ったのですが、臭いでミッションのオイルが漏れていると分かりました。でも、シフト操作への影響はほとんどなく、チームからも無線で『そのまま走れ』と指示を受けたので全力で走り続けました。後半はリアタイヤが滑りやすくなりましたが、トップでチェッカーを受けることができました。レース2は、序盤から思ったようにペースが上がらずに苦労しました。全力を尽くしましたが、2年連続でタイトルを獲得することができなくて本当に残念に思っています。でも、新しいチームでここまでよく争えたと感じています。一生懸命に努力してくれたチームスタッフや応援してくれたファンのみなさまに感謝したいと思います」
小暮卓史選手(レース1/2位、レース2/3位、ランキング4位 #32 NAKAJIMA RACING)
 「レース2では、僕が優勝してオリベイラ選手が3位にならないとタイトルが獲得できない状況でしたので、燃料を少なくして前半をリードする作戦をチームが選択しました。過去にNAKAJIMA RACINGと2ストップ作戦などの経験があったので、どう戦えばよいか想像はできていました。でも、肝心のピットアウト時にエンジンストールをしてしまったときは血の気が引きました。最高の作戦をチームが用意してくれたのに、ミスをしてしまい申し訳ない気持ちと悔しさでいっぱいです。ピットアウト後は、なぜかハンドリングが変わってドライビングが難しい状況になり、ペースを上げることができませんでした。この悔しさを忘れず、次のチャンスは絶対につかみたいと思います。応援ありがとうございました」
山本尚貴選手(レース1/6位、レース2/5位 ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得 #31 NAKAJIMA RACING)
 「率直に言って、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得できたのは、チームスタッフがシーズンを通してトラブルもなく、最高のマシンを用意してくれたおかげだと思います。開幕戦を迎えたときは、こんなに体力的にタフでハイレベルなカテゴリーなんだと実感し、1年間戦うことができるのか不安になったこともありました。手応えを感じられたのは、夏の第4戦もてぎでした。フリー走行は2番手で、予選セッション1ではミスなくアタックすることができてトップタイムを記録できたときは、うれしかったです。今日のレースで、デュバル選手とバトルをしたときは、『開幕戦と同じ状況だ』と思い出し、デュバル選手に僕が成長したことを感じてもらおうと攻めました。でも、最後まで抜けなかったので、本当に悔しいです」
Text & Photo: HONDA
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FN:第7戦鈴鹿第2レース 上位3人のコメント

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優勝:#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)
fn_r07_r2_pc_oliveira タフなレースでした。上位4人が僅差でチャンピオンを争うという状況で、最後まで一つのミスも許されないという大きなプレッシャーの中で走りました。
序盤にコグレに抜かれたときは一瞬不安になりましたが、余りにもペースが速いのですぐに作戦が違うんだと判り、それからは後ろのアンドレとのギャップに気をつけて走ることにしました。終盤4、5周でやっと大丈夫だと感じ、それからは慎重に走りました。
第1レースでは「5秒前」ボードが出ると思い込んでニュートラルにして待っていたため、1速に入れるのが遅くなり、4位にポジションダウンしたので、第2レースでは最後尾がグリッドについた時点でチームから無線で知らせてもらうことにして、うまくスタートできました。
2位:#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r07_r2_pc_lotterer スタートは良かったと思います。1コーナーのスピードにアドバンテージがあると思ったのでそのままアウトから並んで3位に浮上しました。第1レースで僕のパッケージが優れていると感じたんですが、このレースでは中々トップの2台に近づけませんでした。スキッドプレートのことを考えて車高を少し上げたためにクルマのバランスが変わってしまったのだと思います。それでもタイヤ交換をしてからはバランスが良くなり、コグレの前にも出ることができました。最後までタフなレースでした。
(タイヤ1本交換の作戦にしたのは)チームに判断を任せました。狙いはピットストップの時間を短縮することと、ミスのリスクを減らすため。それからリヤを2本とも変えてしまうとアンダーステアが出てしまうので、それを防ぎたかったんです。
3位:#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r07_r2_pc_kogure このレースでは優勝してもオリベイラ選手が3位以下で無いとタイトルが取れないので、まずはスタートで前に出ること、それから山本選手が2位に上がってくることが理想でした。そのためには給油して4本交換もアリじゃないかとチームが判断しました。ピットインの周回は燃料等裁量から予め決まっていました。ピットストップでのエンジンストールで、それまでの良いことを全部忘れてしまいました。血の気が引きましたね。フォーミュラニッポンでは一度もストールしたことがなかったのに、こんな大事な場面でやってしまって、チームに申し訳ないと思います
優勝チーム監督:星野一義(Mobil 1 TEAM IMPUL)
fn_r07_r2_pc_hoshino ドライバーにはプレッシャーをかけないようにして、「青信号になったら行け」とそれだけ言っていました。
SUGO、オートポリスとトムスの作戦が光っていたので、オリベイラにも同じものをプレゼントしたいと思っていて、今回はかなえられたと思います。
優勝の喜びは勿論ありますが、それ以上に今回は(こみ上げるものが)きましたね。63にもなってこんなに感激するなんて、止められない世界だね。
トップの4人の誰がチャンピオンになってもおかしくない状況で、こんなに接近した戦いをしている。こんなに面白いレースなんだから、もっとお客さんに入って欲しいね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNSIHI
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FN:第7戦鈴鹿決勝第2レース 小暮トップ浮上も痛恨のエンジンストール!オリベイラが今季2勝目を挙げてシリーズ王者に

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦の決勝第2レースは11月7日午後、鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションの#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が一旦は#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)に先行を許すも、中盤のピットストップで逆転し、第2戦もてぎに続く今季2勝目を挙げるとともに、2010年のシリーズチャンピオンを獲得した。
2位は#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、小暮はピットストップでのエンジンストールが祟って大幅にタイムをロスし、惜しくも優勝とタイトルを逃した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:16,000人)

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決勝第2レースは午後2時30分スタート。後方で#10塚越広大がストールにより最後尾に順位を落とす一方で、上位陣はオリベイラがホールショット、後方では2位小暮、3位#31山本尚貴が併走状態で1コーナーへ進入、接触を避けて山本が引いた隙を狙って5番手スタートのロッテラーが2コーナー立ち上がりで3番手に浮上した。
この間にピットストップで給油する作戦を採り、軽めの燃料でスタートした小暮は一気にオリベイラとの間隔を詰めていき、2周目の1コーナーでアウトからオリベイラをパス、一気に後続を突き放しに懸かる。
この状況で小暮がタイトルを獲得するには、オリベイラが3位以下でフィニッシュすることが条件だったが、3位ロッテラーと2位オリベイラのギャップは1秒前後で推移した。

さて今回の第2レースではタイヤ交換が義務付けられており、各ドライバーはスタートから10周経過してからゴールまでの間に最低1回のピットストップを行うことになっていた。
このため10周終わりで#37大嶋和也がピットインしたのを皮切りに、#20平手晃平、#8石浦宏明、#2伊沢拓也、#18平中克幸らが相次いでタイヤ交換を行った。
なお交換本数は自由となっていたため、大半のチームはリヤ2本交換という作戦を採ったが、その中で平手が前後4本交換を選択、4位の山本はタイヤ4本に加えて給油も行うフルサービスのピット作業を行った。
一方5位のデュバルは右フロント1本交換、スタートで出遅れた塚越は左リヤ1本交換という変則的な作戦で作業時間を短縮してきた。

そうした中、上位陣で最初に動いたのはトップの小暮だった。小暮は17周終わりでピットイン。山本と同様に給油とタイヤ4本交換を行ったが、ここでエンジンストールという痛恨のミスを犯し、作業時間23秒と大幅にタイムロスを喫してしまった。

これをみて2位オリベイラは18周終わりでリヤ2本交換、ロッテラーは20周終わりで右リヤ1本交換で小暮の前でコースに復帰した。

20周目にファステストラップを記録するなど懸命に追い上げを図った小暮だったが、どうしてもロッテラーを攻略することができず、レースはそのままオリベイラ、ロッテラー、小暮の順で28周を消化、オリベイラが第2戦もてぎに続く今季2勝目を挙げた。
この結果シリーズポイントはオリベイラ47.5、ロッテラー43、デュバル39.5、小暮38となり、オリベイラが今季のドライバーズチャンピオンを獲得した。

なお、チームタイトルはチームインパルが、ルーキー・オブ・ザイヤーはこのレースを5位でフィニッシュした山本尚貴がそれぞれ獲得した。

2010年のフォーミュラニッポンは全7戦、8レースを行って勝者6人と近年まれに見る激戦で幕を閉じた。この後11月13、14日の特別戦を経て、2011シーズンは来年4月17日、鈴鹿サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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FN:第7戦鈴鹿第2レース決勝結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/07) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K2849'31.945
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K282.572
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E283.078
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E2821.738
531山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E2821.833
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K2822.314
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K2826.814
816井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E2827.455
93松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K2843.554
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K2844.365
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E2844.673
1210塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E2851.137
1318平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K2852.635
147ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K2853.270
---- 以上規定周回(25 Laps)完走 ----
-29井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K523Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(ナカジマ) 1'43.216 (20/28) 202.54km/h
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FN:第7戦鈴鹿第1レース 上位3人のコメント

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優勝:#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
fn_r07_r1_pc_duval 良い気分です。今日の最初のターゲットは第1レースを勝つことでしたから。これでチャンピオンシップの可能性が更に大きくなりました。ただレース自体はタフでしたね。御存知のように僕のクルマにはオイル漏れのトラブルが出て、レース後半はタイヤのグリップも落ちてペースを保つのが難しかったです。後ろのドライバーにもオイルがかかったと思います。
最初にヘアピンで白煙に気付いたときはタイヤスモークだと思ったのですが、そうではないことがわかり、チームと交信した結果「走り続けろ」と指示され、従いました。5速から6速に入れる時に多少の違和感がありましたが、ギヤボックス自体には問題はありませんでした
チャンピオンシップを獲得するにはレース2で勝たなければ駄目ですから、かつことだけを考えて午後のレースを走ります。
2位:#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r07_r1_pc_kogure スタートがうまく決まり、狙い通り36号車と19号車の前に出られたのは良かったです。初めの作戦では、序盤はタイヤを温存して後半に勝負をかける予定でしたが、デュバルのオイルを被って捨てバイザーを2周で使い切ってしまい、手で拭いて余計視界を悪くしてしまって、クリッピングポイントが見えないほどの状態でペースが上げられませんでした。あと3枚捨てバイザーをつけておけばよかったと思いました。アンドレのペースが良く、詰められましたが、同じ状況で走っていればパスできないだろうと思っていました。
2位に入ったことでチャンピオンの可能性を繋ぎとめられたのは良かったです。僕には勝つしか方法がなく、第2レースはフロントローなので可能性は充分あります。他のドライバーが難易に入るかでタイトルは左右されてしまいますが、次は優勝することだけに集中します。
3位:#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r07_r1_pc_lotterer 特に良くも悪くもない結果でしたね。一つ順位を落としてまた取り戻して、3位でレースを終えました。クルマの状態は悪くなかったのですが、相手のミスを待つしか抜くチャンスがありませんでした。退屈なレースになってしまったかもしれませんね。
JPより前でフィニッシュしてコンマ5ポイント差に詰められたのは良かったです。次は5位からのスタートで厳しいレースになりますが、頑張ります。
優勝チーム監督:村岡潔(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
fn_r07_r1_pc_muraoka 嬉しいです。レースに勝つというのは一番幸せなことですよ。結果が良かったから、今はハラハラできたと言えます。回りに迷惑をかけないためにも、クルマをきっちり直して第2レースに臨みます。
僕らはシーズンがどうこうよりも、目先のレースに集中しています。ポールとって勝つことだけを考えているんですよ。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第7戦鈴鹿第1レース オイル漏れを乗り越えてデュバルが今季2勝目!タイトル争いはさらに接近!!

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦鈴鹿の第1レースは、ポールシッターの#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)がオイル漏れのトラブルを抱えながらも20周を逃げ切り、今季2勝目を上げた。
2位に#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、3位には#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が入り、ポイントリーダーの#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)は4位に終わったため、ランキング上位4人が僅差で午後の第2レースに臨むこととなった。

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第1レースは午前10時20分スタート。朝は分厚い雲に覆われていた鈴鹿サーキット上空も綺麗に晴れ、絶好のレース日和の中でのレースとなった。

ホールショットを奪ったのはポールのデュバル。セカンドグリッドのオリベイラは車速が伸びず、2位小暮、3位ロッテラーの順で1コーナーへ。オリベイラは一気に4位に後退してしまった。

テール・トゥ・ノーズの2位争いを尻目にギャップを広げたいデュバルだったが、小暮はロッテラーの追撃をしのぎながらも1秒強の間隔をキープしてトップを追走。
この3台に対し、オリベイラは次第に遅れ始める。

こう着状態に陥った上位4台だったが、異変は9周目にやってきた。
トップのデュバルのクルマから白煙が上がり始めたのだ。

車速が上がるにつれて吐き出される大量の白煙。一時はエンジンブローも疑われたが、ラップタイムや最高速に大きな落ち込みはなく、何よりデュバルはストップする気配すらない。
原因はミッションオイルが漏れていることによるもの。右のサイドポンツーン内に何らかの異物が入り込み、オイルクーラーを破損させたのだ。ビジョンでの映像などから異物は鳥ではないかと思われる。
これによりミッションオイルが漏れ始め、デュバル自身は5速から6速の変速時に多少の違和感を感じたというが、すぐに1分43秒台までペースを回復して周回し始めた。

一方、すぐ後ろを走っていた小暮はデュバルの吐き出すオイルに視界を遮られてわずか2周で捨てバイザーを使い果たし、苦しい走りを強いられる。
3位のロッテラーもデュバルのエンジンブローを警戒して慎重な走りとなり、結局この3台は順位を入れ替えることなく20周を終了、デュバルは第4戦もてぎ以来今季2勝目を挙げた。

なおこれによりシリーズポイントはオリベイラ39.5ポイント、ロッテラー39ポイント、デュバル37ポイント、小暮35ポイント、平手24ポイント、大嶋23ポイントとなり、タイトルの可能性は上位4台に絞られた。
トップのオリベイラから4位の小暮までの差は僅か4.5ポイントだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿第1レース決勝結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/07) Race 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E2034'31.275
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E201.377
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K202.033
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K204.007
537大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K2016.013
631山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E2019.323
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K2032.543
816井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E2033.678
920平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K2034.912
1010塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E2037.056
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E2039.712
1218平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K2040.110
137ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K2045.249
143松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K191Lap 
---- 以上規定周回(18 Laps)完走 ----
-29井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1010Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.1 ロイック・デュバル(ダンディライアン) 1'42.622 (2/20) 203.71km/h
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Formula Challenge Japan

FCJ:第12戦鈴鹿決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/11/07) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 12 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ1633'12.057
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ163.649
37平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1611.205
419元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1611.793
514大谷 飛雄ビルドモア FC1061612.504
62野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1613.121
718中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1616.110
811立石 燎汰MediaDo FCJ1619.501
917石井 一也TAKAGI PLANNING1620.900
104平川 亮Clarion FCJ1623.069
1113朱 戴維NDDP FCJ1624.040
129松崎 俊祐K office FCJ1629.213
1316仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START1630.954
1412高星 明誠NDDP FCJ1644.442
153朱 胡安Dragon Knight1650.985
166加賀美 綾佑TMC FCJ1652.894
175小河 諒R.HOKA Racing1655.607
1810勝田 貴元Luck161'10.445
198山浦 啓ウィンズガレージ161'15.652
---- 以上規定周回数 ( 14 Laps ) 完走 ----
-21近藤 翼NDDP Maruso FCJ88 Laps
-15白石 勇樹やぐら動物病院79 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 中山雄一(TDPスカラシップFCJ) 2'03.767 (13/16) 168.91km/h
  • CarNo.8は、2010年FCJ統一規則第28条12(危険なドライブ行為)により競技結果に30秒を加算した。
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿公式予選 上位ドライバーのコメント

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第1レースポールポジション
#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
fn_r07_q_pc_duval 未だ少しだけチャンピオンシップのチャンスが残っているので、今日はどうしてもポールポジションが獲りたかった。トップ3のタイムが凄く接近している中でポールになれたことは嬉しいです。明日は20周のショートレースなので非常に有利になると思います。
Q1と同じセットでQ2に臨みましたが、いいところでトラフィックにつかまったり、フロントに大きなバイブレーションが出たりして思うようにプッシュできませんでした。Q3でもタイミングが良くなくて、JPとポール争いが出来ず、残念です。
今シーズンは序盤苦しみましたが、中盤からリカバーしてきてポールも3回取れました。ダンディライアンはトップチームだと信じていますし、プレッシャーのないシーズンが過ごせたことは良かったです、明日チャンピオンを獲って締めくくることが出来れば最高ですね。
第2レースポールポジション、第1レース2位
#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)
fn_r07_q_pc_oliveira 今朝のクルマはリヤのグリップが足りない感じだったので、予選までに調整したら非常に良くなりました。特にユーズドタイヤのときのバランスがよかったし、ニュータイヤではさらに良くなりました。だからQ1でもニュータイヤを使っていれば、おそらくポールポジションが取れたと思います。
今までは自分にプレッシャーをかけすぎて失敗していたので、今日はリラックスするよう心がけて臨み、いい結果を得ました。明日フロントローからスタートできるのはとても重要なことですね。プレッシャーをかけずに2レースそれぞれでベストを尽くします。タイトルのことは考えず、いつもと同じレースだと思って勝ちにいきますよ。
第1レース3位
#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r07_q_pc_lotterer 今日は3位と5位で終わり、結果には満足していません。Q1の状態は悪くなかったのですが、ヘアピンとスプーンの間でギヤが入りにくくなり、タイムをロスしてしまったのが残念です。
第2レースは5位スタートとハードな状況ですが、こちらはピットストップもあるし、先日のもてぎのGTでも5位スタートから優勝しているのでもしかするとチャンスがあるかもと信じたいですね。
第2レース2位
#32小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r07_q_pc_kogure 呆然としています。もっと前のグリッドに行きたかったのに行けませんでした。Q1ではフロントが入らず、アンダー傾向があったので調整をして、Q2ではいい結果を出せました。でもQ3ではデグナーで行き過ぎてしまい、タイムロスをしてしまいました。あれがなければトップを取れていたかもと思うと悔しいです。明日は第1レース、第2レースともJPやアンドレよりも前でフィニッシュしたいです。
2007年にタイトルを取り逃がしてからずっと喉から手が出るほど欲しいです。2レースとも勝つつもりで走ります。とにかく勝ちたいです。
第2レース3位
山本尚貴(NAKAJIMA RACING)
fn_r07_q_pc_bucho 手放しで喜べない結果ですが、この記者会見に来れたことは嬉しいです。チームスタッフやスポンサーさん、みなさんの力でここに連れてきてもらったと思っています。心から感謝したいです。
クルマはフリーからいい状態でしたが、Q1ではあと少し足りない感じで、自分もミスをしてしまいました。Q2では少し良くなり、Q3ではセットも良く、自分もミスなく走れました。
ここで最低限の目標はクリアできたので、今まで勉強してきたことは無駄じゃなかったと立証できました。明日もチャンスの多い列からのスタートなので、混乱に巻き込まれないようには史って最低限表彰台に上がりたいですね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第7戦鈴鹿公式予選 第1レースはデュバル、第2レースはオリベイラがポールを獲得!

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦鈴鹿の公式予選が11月6日午後にノックアウト方式で行われ、第1レースは#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)が、第2レースは#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)がそれぞれポールポジションを獲得した。

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今回はシーズン唯一の2レース制ということで、1時間の予選セッションで2レース分のグリッドを決定する、今までにない方法が導入された。
走行自体はQ1が20分、Q2、Q3が各10分と従来のノックアウト方式と同様だが、このうちのQ1の順位がそのまま第1レースのスターティンググリッドとなる。
第2レースについては従来どおりQ1で下位13~15位、Q2で9位~12位、Q3で1位~8位のグリッドを決定する。

そのこれまで以上に重要な意味合いを持つ予選Q1は午後2時より20分間で行われた。
走り始めは各車ユーズドタイヤで走行し、残り6分あまりでニュータイヤを投入する作戦を採ったが、ここで#3松田次生だけが先にフロントタイヤのみを交換して1周走行した後、最後ピットインしてリヤを交換するという他とは違う作戦に出た。
これが功を奏したか、松田はこのセッションを11位で終え、見事Q2進出を果たす。一方ここで予選を終えたのは#16井出有治、#18平中克幸、#29井口卓人の3人。
フリー走行から好調だった井口はメカニカルトラブルでコース上にストップし、惜しくもアタックのチャンスを逸している。
上位争いを制したのは#1デュバル。1分40秒828を記録し、オリベイラから僅か0.11秒差で第1レースのポールポジションを獲得した。
3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけている。

10分間のインターバルをおいて予選Q2が開始された。いち早くコースインしたのは松田と#8石浦宏明。他のドライバーは残り7分辺りから徐々にコースインしてアタックに取り掛かる。
ここではナカジマレーシングの2台が速さを見せ、#31山本尚貴が1分40秒945で3位、#32小暮が1分40秒576のトップタイムを叩きだす。2番手にはロッテラーがつけた。
Q1トップのデュバルはトラフィックに引っかかってアタックのタイミングを逃し、7位に終わった。
一方、このセッションでノックアウトされたのは#20平手晃平、石浦、松田、#7ケイ・コッツォリーノの4名だった。

第2レースのポールポジションを決める予選Q3は午後2時50分に開始。
残り8分でダンディライアンの2台がコースインしたのを皮切りに、残り7分でトムスの2台、ナカジマレーシングの2台、オリベイラ、塚越の順でコースに出て行った。
最初にタイムを出してきたのはデュバル。タイムは1分40秒523。
しかし小暮がこれを上回り、1分40秒427。しかしこれはデグナーで行き過ぎてタイムロスした結果とのことで、会心の走りとは言い難い出来だった。
これをオリベイラが1分40秒379で上回り、第2レースのポールポジションをものにした。
3番手にはルーキーの山本。1分40秒519で続いた。

なお、Q3を7位で終えた#2伊沢拓也の車両に予選後の再車検でスキッドブロックの寸法違反が発見され、伊沢は残念ながら全ての予選タイムを抹消されることとなった。
これにより7位以下の順位は一つずつ繰り上がり、伊沢は第1レース、第2レースとも最後尾からスタートする。

第7戦決勝は第1レースが明日午前10時20分より20周で、第2レースは午後2時30分より28周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿フリー走行 ロッテラーがトップタイム

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦鈴鹿のフリー走行が11月6日、鈴鹿サーキットで行 われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分40秒751でトップだった。

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2010シーズンのフォーミュラニッポンはここまでの6戦全てで勝者が異なり、最終戦を迎え て上位6人にチャンピオンの可能性がある激戦のシーズンとなった。
そして今回は今年唯一の2ヒート制。それぞれ20周、28周の超スプリントバトルが午前、午後の 各1回行われる。その影響で従来土曜、日曜の2回行われていたフリー走行は今回は1回のみ。
その貴重な走行セッションは午前9時25分より60分間で行われた。

走り始めはどのドライバーもマーキングタイヤを装着。タイムも1分45秒台から始まって1分 42秒台と、春の2&4に比べてスローペースでの走行となった。
そんな中でトップに立ったのはディフェンディングチャンピオンの#1ロイック・デュバル。タイムは1分41秒413だった。2位にはロッテラー、3位には#32小暮卓史がつけている。

ニュータイヤを装着しての予選シミュレーションが始まったのは残り時間が10分を切った辺 りから。口火を切ったのは小暮。ロッテラー、デュバルらもそれに続く。
この時点で気温は18℃、路面温度は24℃に上昇していた。
ここでロッテラーが1分40秒751を記録したが、直後に2コーナーでスピン。これで連続でのアタ ックはできなくなったが、続くデュバルは40秒815、小暮も40秒928に留まり、いずれもロッテ ラーには届かなかった。
4位にはルーキーの#31山本尚貴がつけている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿公式予選総合結果(第2レーススタート順)

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/06) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.8391'41.0861'40.379
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.9101'40.5761'40.427
331山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.0791'40.9451'40.519
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.8281'41.1371'40.523
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.8721'40.6301'40.544
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.3421'41.0981'40.897
710塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'41.7381'41.2861'41.341
820平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.5761'41.342
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.7071'41.637
103松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.0531'41.729
117ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'42.1371'42.157
1216井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'42.157
1318平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'42.159
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'42.516
-2伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10Edeleteddeleteddeleted
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.2は、2010国内競技車両規則第13章2.13.1) d)(スキッドブロックの寸法)違反により全予選タイムを抹消とした。
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/06) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.379--208.26
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.4270.0480.048208.16
331山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.5190.1400.092207.97
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.5230.1440.004207.96
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.5440.1650.021207.92
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.8970.5180.353207.19
72伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.0540.6750.157206.87
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'41.3410.9620.287206.29
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.917
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/06) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.576--207.85
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.6300.0540.054207.74
331山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.9450.3690.315207.09
42伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.0060.4300.061206.97
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.0860.5100.080206.81
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.0980.5220.012206.78
71ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.1370.5610.039206.70
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'41.2860.7100.149206.40
---- 以上Q3進出 ----
920平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3420.7660.056206.28
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.6371.0610.295205.68
113松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'41.7291.1530.092205.50
127ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'42.1571.5810.428204.64
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.917
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果(第1レーススタート順)

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/06) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.828--207.34
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.8390.0110.011207.31
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.8720.0440.033207.24
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.9100.0820.038207.17
531山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.0790.2510.169206.82
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.3420.5140.263206.28
720平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.5760.7480.234205.81
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.7070.8790.131205.54
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'41.7380.9100.031205.48
103松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.0531.2250.315204.85
117ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'42.1371.3090.084204.68
---- 以上Q2進出 ----
1216井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'42.1571.3290.020204.64
1318平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'42.1591.3310.002204.63
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'42.5161.6880.357203.92
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'47.8867.0585.370193.77
-2伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10Edeleted---
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.917
  • CarNo.2は、2010国内競技車両規則第13章2.13.1) d)(スキッドブロックの寸法)違反により予選タイムを抹消とした。
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Formula Challenge Japan

FCJ:第11戦鈴鹿決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/11/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ1224'55.059
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ128.590
321近藤 翼NDDP Maruso FCJ129.557
47平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1211.421
52野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1212.152
614大谷 飛雄ビルドモア FC1061213.625
719元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1214.242
811立石 燎汰MediaDo FCJ1218.155
915白石 勇樹やぐら動物病院1218.807
104平川 亮Clarion FCJ1220.082
1116仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START1220.872
129松崎 俊祐K office FCJ1222.109
1313朱 戴維NDDP FCJ1225.091
1412高星 明誠NDDP FCJ1225.997
153朱 胡安Dragon Knight1242.730
168山浦 啓ウィンズガレージ1244.589
176加賀美 綾佑TMC FCJ1249.682
185小河 諒R.HOKA Racing1250.424
-------- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 --------
-17石井 一也TAKAGI PLANNING57 Laps
-18中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR012 Laps
-10勝田 貴元Luck012 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 中山雄一(TDPスカラシップFCJ) 2'04.318 (5/12)
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Formula Challenge Japan

FCJ:第12戦鈴鹿公式予選結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/11/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 12 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ2'03.291--169.56
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ2'04.0620.7710.771168.51
314大谷 飛雄ビルドモア FC1062'04.1830.8920.121168.34
47平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.2160.9250.033168.30
521近藤 翼NDDP Maruso FCJ2'04.2991.0080.083168.18
619元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.4291.1380.130168.01
72野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR2'04.4441.1530.015167.99
815白石 勇樹やぐら動物病院2'04.4671.1760.023167.96
918中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.6071.3160.140167.77
109松崎 俊祐K office FCJ2'04.6071.3160.000167.77
1113朱 戴維NDDP FCJ2'04.6481.3570.041167.71
124平川 亮Clarion FCJ2'04.6831.3920.035167.67
1311立石 燎汰MediaDo FCJ2'04.8371.5460.154167.46
1412高星 明誠NDDP FCJ2'04.8941.6030.057167.38
1516仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START2'04.9281.6370.034167.34
1610勝田 貴元Luck2'04.9671.6760.039167.29
1717石井 一也TAKAGI PLANNING2'05.1181.8270.151167.08
186加賀美 綾佑TMC FCJ2'05.5742.2830.456166.48
198山浦 啓ウィンズガレージ2'05.6072.3160.033166.43
203朱 胡安Dragon Knight2'06.0422.7510.435165.86
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'16.22912.93810.187153.46
-5小河 諒R.HOKA RacingAbsence---
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Formula Challenge Japan

FCJ:第11戦鈴鹿公式予選結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/11/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ2'03.533--169.23
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ2'03.9740.4410.441168.63
37平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.0650.5320.091168.50
421近藤 翼NDDP Maruso FCJ2'04.1030.5700.038168.45
52野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR2'04.1130.5800.010168.44
614大谷 飛雄ビルドモア FC1062'04.2960.7630.183168.19
711立石 燎汰MediaDo FCJ2'04.4340.9010.138168.00
819元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.4560.9230.022167.97
918中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'04.4840.9510.028167.93
1015白石 勇樹やぐら動物病院2'04.6621.1290.178167.70
114平川 亮Clarion FCJ2'04.7091.1760.047167.63
1210勝田 貴元Luck2'04.7191.1860.010167.62
139松崎 俊祐K office FCJ2'04.8641.3310.145167.42
1417石井 一也TAKAGI PLANNING2'04.9651.4320.101167.29
1516仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START2'05.0261.4930.061167.21
1613朱 戴維NDDP FCJ2'05.0761.5430.050167.14
1712高星 明誠NDDP FCJ2'05.1241.5910.048167.08
186加賀美 綾佑TMC FCJ2'05.7032.1700.579166.31
198山浦 啓ウィンズガレージ2'06.2162.6830.513165.63
203朱 胡安Dragon Knight2'06.2392.7060.023165.60
215小河 諒R.HOKA Racing2'06.4482.9150.209165.33
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'16.24312.7109.795153.44
  • 赤旗提示により終了
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Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿フリー走行結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2010/11/06) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.751--207.49
21ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.8150.0640.064207.36
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.9280.1770.113207.13
431山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.1810.4300.253206.61
52伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.1910.4400.010206.59
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.2540.5030.063206.46
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.6810.9300.427205.60
829井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'41.7541.0030.073205.45
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'41.7561.0050.002205.44
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.8401.0890.084205.27
1120平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.8701.1190.030205.21
1216井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'41.8811.1300.011205.19
133松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.0091.2580.128204.93
1418平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'42.1661.4150.157204.62
157ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'42.2391.4880.073204.47
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.917
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Formula Challenge Japan

FCJ:第10戦鈴鹿決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/11/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ1020'39.545
27平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR109.784
32野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1012.519
411立石 燎汰MediaDo FCJ1013.894
518中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1014.892
614大谷 飛雄ビルドモア FC1061015.762
715白石 勇樹やぐら動物病院1017.581
821近藤 翼NDDP Maruso FCJ1017.954
910勝田 貴元Luck1020.514
109松崎 俊祐K office FCJ1024.497
1119元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1030.171
1212高星 明誠NDDP FCJ1033.674
134平川 亮Clarion FCJ1034.381
1417石井 一也TAKAGI PLANNING1034.491
1516仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START1034.870
168山浦 啓ウィンズガレージ1042.601
176加賀美 綾佑TMC FCJ1043.261
1820松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ1043.665
195小河 諒R.HOKA Racing1045.408
2013朱 戴維NDDP FCJ1046.169
213朱 胡安Dragon Knight1050.839
---- 以上規定周回数 ( 9 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.1 中山雄一(TDPスカラシップFCJ) 2'03.395 (9/10) 169.42km/h
  • CarNo.20は、2010年FCJ統一規則第27条7(スタート違反)によりドライビングスルーペナルティを課した。
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Formula Challenge Japan

FCJ:第10戦鈴鹿公式予選(第9戦ベストラップ順)結果

F1 JAPANESE GP -RIJ- (2010/10/09) Final Race Best Lap: Weather:Rainy Course:Wet
2010 Formula Challenge Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一TDPスカラシップFCJ2'19.962--149.36
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ2'20.2200.2580.258149.09
37平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'20.5680.6060.348148.72
42野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR2'20.6180.6560.050148.67
518中村 真志HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'20.7380.7760.120148.54
617石井 一也TAKAGI PLANNING2'21.1321.1700.394148.13
714大谷 飛雄ビルドモア FC1062'21.2151.2530.083148.04
819元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'21.2171.2550.002148.04
911立石 燎汰MediaDo FCJ2'21.6341.6720.417147.60
1016仁木 圭之DUNLOP Team Naoki START2'21.6971.7350.063147.53
119松崎 俊祐K office FCJ2'22.0522.0900.355147.17
1210勝田 貴元Luck2'22.0582.0960.006147.16
1315白石 勇樹やぐら動物病院2'22.2132.2510.155147.00
1421近藤 翼NDDP Maruso FCJ2'22.7932.8310.580146.40
158山浦 啓ウィンズガレージ2'24.5344.5721.741144.64
1612高星 明誠NDDP FCJ2'25.2705.3080.736143.91
176加賀美 綾佑TMC FCJ2'25.4635.5010.193143.71
185小河 諒R.HOKA Racing2'28.8818.9193.418140.42
193朱 胡安Dragon Knightno time---
204平川 亮Clarion FCJno time---
2113朱 戴維NDDP FCJno time---
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SUPER GT

#SAVEOYAMA MS FAN AID Again 開催!(11/6)

9月の集中豪雨により甚大な被害に見舞われた静岡県小山町。
これにより9月12日に予定されていたスーパーGT第7戦がキャンセルとなったが、ドライバー、メーカー、ファンらがチャリティーイベント開催を呼びかけ、東京、横浜、大阪で開催された。

その後も町役場や住民、ボランティアの尽力により着実に復興にむけて前進しているものの、土木被害、農業被害は町の財政規模に比して甚大なものであり、小山町では引き続き義援金を受け付けている。

そこで今回、大阪のイベントを主催したメンバー有志がフォーミュラニッポン最終戦の開催される鈴鹿サーキット近くに会場を確保し、#SAVEOYAMA MS FAN AID Againと題したイベントを開催する。
既にいくつかのチーム、ドライバー、関係者からグッズ提供などの申し入れが集まってきている模様だ。
詳細は下記の通り。

開催日時:11月6日(土) 19:30~
場所:ドミニク・ドゥ-セの店 三重県鈴鹿市南江島町17-30
会費:2,000円 <p>なお詳細と進捗状況についてはこちらを参照ください。

Kazuhisa Suehiro
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SGT:第8戦もてぎ JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克幸組)は4位で最終戦を終える (JIMGAINER)

2010年10月23日(sat)

 2010年もあっという間に最終戦を迎えることとなった。前回開催予定だった第7戦は、富士スピードウエイがある小山町が大雨の被害により中止に。富士では有利といわれるFIA-GT車両の弊チームは、首の皮一枚繋がっていたチャンピオンの権利もそれにより消滅。この最終戦に今年一番のリザルトをかけて、ツインリンクもてぎに入ってきた。

 朝晩は冷え込みがあるものの、10月下旬だというのに日差しも強く、気温も20度以上にあがり、2週間前に行われていたタイヤテストのデーターもかなり有利になると思われた。

gt_r08_jg_1.jpg  9時05分からの公式練習もタイムスケジュール通りスタートした。まず田中哲也選手がマシンの状態をチェック。5周目には1分55秒をマークし仕上がりは良いように思えた。しかし、挙動はアンダーステア気味で、なかなかタイムもあがっていかない。デフの調整等を行うが、なかなか改善されない。タイヤも2種類のものをチェックしていく。その後、平中克幸選手に代わり、マシンチェック。しかし思ったようにマシンは仕上がってくれず、1時間40分の走行は終了した。

 約2時間のインターバルを経て、予選1回目は始まった。この予選は2名が基準タイムをクリアすることが大前提。それにプラスして、最後のマシンチェックを行う。朝の走行時よりマシンは良い方向に向いてるようだ。

 そしてノックダウン予選が始まった。まずセッション1は田中がハンドルを握る。たった10分間という短い時間だが、5周回を行い1分55秒087のタイムにより、6位でセッション2に進出。

 500クラスのセッション1が終わって、すぐにセッション2が開始された。セッション2は7分間という短い時間でのタイムアタックとなる。ワンミスがシビアにタイムに響いてくる。平中が徐々にタイムをあげていき、3周目に3番手、4周目に2番手のポジションを奪う。そしてそのままチェッカーが振られ、セッション3に進むこととなった。

 500クラスのセッション2が終わり、最後のセッションのコースインが始まった。このセッションのアタッカーは田中。上位グリッド獲得に向け、タイヤを暖めながらコースを走る。しかし、1周目にNo.カローラアクシオがスピンアウト。赤旗中断となってしまう。

 せっかく暖まり始めたタイヤがあっという間に冷えてしまい、再開後は残り5分間でタイムアタックをしなければならなくなった。田中も必死でタイムアタックをするが、なかなか自分の思うようなドライビングが出来無い。あっという間にチェッカーフラッグが振られ、7番手のポジションからのスタートが決まった。

Tetsuya TANAKA
gt_r08_jg_2.jpg  今日の予選はQ1ではそこそこ走れたと思います。Q3も担当したのですが、タイヤが暖まりきらない内にタイムアタックする事になり、1コーナーでフロントロックしてしまい、3コーナーではリアが出てしまいスピンしかけしまいました。挽回しようと思ってS字に入っていったら、1つめで失敗してしまいました。タイヤの暖め方を失敗してしまい、タイヤをキチンと暖められていたらもう少し上位のポジションからスタート出来てたと思っています。今日は僕のミスが多かったので、明日は取り戻します。
Katsuyuki HIRANAKA
 朝はユーズドタイヤしか履いてなかったのですが、その時のマシンバランスが凄く悪くて、走り始めはどうなることかと心配したのですが、そこからはリカバリーしてマシンも良くなって、最終的にはポールポジションを争えるまでにはなったのですが、最後の哲也さんのセッションで赤旗が出てしまい、流れが狂ってしまいました。マシンのポテンシャル自体は良いところまで来ていると思うので、明日は思いっきり追い上げます。
2010年8月24日(sun)

 決勝日の朝は、上空を厚い雲に覆われ、昨日と比べてもかなり冷え込んだ朝となった。そんな中、朝のフリー走行は開始された。マシンの最終チェックを行うのは田中。アンダーステアがあり、セット変更を行う。その後平中と交代し、4番手のタイムでフリー走行は終了した。その後10分のインターバルを挟み、10台のバスがコースに入ってのサーキットサファリが行われたが、田中、平中共に走り、最終のチェックに余念がなかった。

 決勝レースは曇り空の中予定通りフォーメーションラップがスタートした。このフォーメーションラップで、予選2番手のNo.9ポルシェがコースオフ。最後尾に着かなかったため、レース6周目にドライブスルーペナルティで後退。

gt_r08_jg_3.jpg  1周目には4番手だったNo.74カローラが単独スピン。田中は好スタートを切っており、ポジションを落とすことなく6番手で通過。ペースの上がらないNo.43Garaiyaを2周目にはパスし、順位を上げていく。その後9周目の90度コーナーでNo.7 RX7をパスするが、丁度500クラスのトップ車両と遭遇。この時No.86が2番手を走行し、ペースが上がらなかったために後続集団が団子状態になっていたため、300クラス、500クラスが入り乱れての走行となりかなり危険な状態に。その為一気に引き離すことが出来ず、再び11周目に抜かれてしまう。この時に拾ったタイヤカスがなかなか取れず、No.26ポルシェにも先行を許すことに。しかし、その後はペースが落ちることはなかったが、2番手から6番手までが1秒以内の攻防を繰り返していたので、このままでは上位は難しいと判断。福田エンジニアがドライバー交代を決断。予定より少し早い段階で平中にハンドルを託す。

 ピット作業も26秒7と速さを見せ、スタッフも平中を良い状態でコースに送り出す。ここから平中の猛追が開始。ピット作業を終えたマシンの中でのトップを快走。周回遅れもどんどんパスしていく。ピットインする前に上位にいた、No.3ZとNo.86がピット作業を終えた時点では3位。ピットインする前に真後ろに居たNo.2紫電には10秒先行を許す形に。

gt_r08_jg_4.jpg  30周目に11秒あったNo.86との差を6周の内に一気に1秒以内まで詰めてきた平中。容易にNo.86はパスできるものと思われたが、No.86の接触しても前を譲らない執拗なブロックに合いなかなか抜けない。一旦前に出るが、再びかわされてしまう。45周目には1コーナーで大きく幅寄せされ、右の窓が破損し、車体からぶら下がった状態がカメラに映し出される。このままの状態だとオレンジボールが出されかねないと心配した時、4コーナーで窓の部分がちぎれて脱離。しかし窓が取れたことによって、微妙にタイムに影響。そこからは追い上げることが出来ず、4番手でチェッカーを受け、シリーズは7位という結果となった。非常に残念なことですが、今シーズンは一度も表彰台に立つことが叶いませんでした。

Tetsuya TANAKA
 まだJAF特別戦はありますが、シーズンとしては一度も表彰台に上がることが出来なかったことが残念でしたが、開幕戦から今日まで自分たちも進歩したと思うのですが、他も進歩しているので、あんまりポジションが変わらなかったかなと思います。 1年間戦って悔しい思いが多く、うれしかったことが思い出せないですね。 Jこの悔しさをJAF特別戦、もしくは来期に晴らしたいですね。

Katsuyuki HIRANAKA
 今日の結果は4位で順位に納得してるわけではありませんが、今年1年は見せ場のないレースが続いていたので、見てる方がおもしろかったと言っていただけたレースが出来たのは良かったかなと思います。最終戦は終わりましたが、富士のスプリントカップが残っているので、優勝という目標を達成して、シーズンを締めくくれたら最高だと思います。
Text & Photo: JIMGAINER
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SUPER GT

SGT:吉本大樹レースレポート(SGT最終戦/もてぎ)

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【2010年スーパーGTシリーズ最終戦(もてぎ)】
23-24 October, 2010
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CA4HEC58.jpg
2010年スーパーGTシリーズ最終戦
台風被害で第7戦が中止になったため1戦減って全7戦となった2010年スーパーGTシリーズ。その最終戦の舞台となるのは栃木県に位置するツインリンクもてぎ。今回のレースはオーバーテイクが難しいとされるツインリンクもてぎが舞台だが、ウェイトハンデは0kg。まさに各陣営全力での真っ向勝負となる。さらにレース距離は通常のSUPER GTのレース距離よりもやや短い250km。それだけにワンミスが致命傷となることも考えられる。この真っ向勝負の1戦をtriple a Vantage GT2はどう戦うか。見逃せない1戦となる。

【Result】【土曜日】
公式練習1回目 : 12 th / 1'56"452
公式予選1回目 : 1 st / 1'56"346
公式予選(Q1) : 16 th / 1'56"368
公式予選(Q2) : 1 st / 1'54"381
公式予選(Q3) : 9 th / 2'14"120
グリッド : 9 th

【Result】【日曜日】
フリー走行 : 2 nd / 1'56"499
決勝 : 23 th (Driver's Point : 0 pt / Team's Point : 0 pt)
シリーズランキング : 14 th (11 pt) / Team's Ranking : 15 th (20 pt)

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【公式練習、予選】
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CARRPCDK.jpg

【公式練習】      天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時10℃/19℃ 終了時20℃/25℃
【公式予選1回目】 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時19℃/22℃ 終了時22℃/25℃
【ノックダウン予選】   天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時20℃/22℃ 終了時19℃/21℃

triple a Vantage GT2、予選1回目とQ2でトップタイムをマーク

3月に開幕したスーパーGT 2010年シリーズは7ヶ月に渡る激闘を経ていよいよ最終戦を迎える事となった。マシン特性的には今回のもてぎよりも得意と目された第7戦富士が台風被害の影響で中止となった事はtriple a Vantage GT2にとってポイント獲得のチャンスが減ってしまったという意味で痛手ともなったものの、チーム、ドライバーは気持ちを新たに、ウェイトハンディが0kgとなり真っ向勝負となる今回のレースでの「初優勝」を狙いサーキットへとやってきた。そして迎えた土曜日公式練習セッション。

このセッションでまずステアリングを握ったのは松田選手。その松田選手はコースインからマシンのチェックを行いながら徐々にペースアップ。まずは計測3周目に1'57"117のタイムをマークする。そしてその後吉本大樹にバトンタッチ。その吉本はピットインアウトを繰返しながらマシンセットを煮詰めていき1'56"452までタイムアップ。しかし「セットが決まってこなかった」と、この後でのタイムアップはならず。このセッションを12番手で終える事となった。

しかし午後に入り行われた公式予選1回目。公式練習からのインターバルでマシンセットを変更してきたtriple a Vantage GT2は午前中から大きくステップアップした走りを見せる事となる。まずマシンに乗り込んだのは松田選手。この公式予選1回目はこの後に行われるノックダウン予選に進む為の基準タイムをクリアする事がまず第一の目的となる為、松田選手は無理をする事無く1'57"498をマークしたところでピットイン、吉本大樹とドライバーチェンジを行う。するとその吉本は計測2周目に1分56秒台に乗せる1'56"992をマーク。更に翌々周には1'56"346までタイムアップ。「他もまだまだタイムアップの余地は残して走っているから・・・」とは言うものの、見事このセッションをトップでクリアする事となった。

そしてそこから1時間弱のインターバルで迎えたノックダウン予選。、まず最初のQ3に挑んだのは松田選手。その松田選手は計測3周目に1'56"368をマーク、4周目でのタイムアップはならなかったものの、16番手でQ2進出を決める。するとこの後Q2に出走した吉本大樹が公式予選1回目に続き驚きのタイムを叩き出して見せる。わずかに7分間のセッション、ワンチャンスを物にしなければならない緊張のアタックラップで何と1'54"381のトップタイムをマーク。1周のみのアタックでまさにスーパーラップを決め、トップでQ3へと進出を果たす事となった。その後最後のQ3は再び松田選手がステアリングを握ったが「タイヤを温存するために」アタックは行わなかったtriple a Vantage GT2。翌日の決勝は優勝に向けた作戦を携え9番グリッドからスタートを切る事となった。

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【決勝】
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CA939GO0.jpg
天候:曇 | コース:ドライ | 気温19℃ | 路面温度21℃

triple a Vantage GT2、速さはアピールも最後は無念のギアトラブル

前日の予選では公式予選1回目とQ2でトップタイムをマークする等、見事な走りを見せたtriple a Vantage GT2。そのtriple a Vantage GT2はこの日朝に行われたフリー走行でも2番手タイムをマーク。Q3でタイヤを温存した為スタートは9番手からながら、決勝スタート前からその存在に大きな注目が集まった。

この日のもてぎはコースコンディションはドライながら上空は曇空。それでも各陣営の今シーズンの集大成がぶつかり合う最終戦には、この日だけで3万2千人、前日からの延では4万5千人もの観客が詰めかけ、まさに日本最高峰のレースイベントに相応しい盛り上がりの中でスタートの時を迎える事となった。その決勝レースは14時ちょうどにフォーメーションラップがスタート。2列縦隊に並んだ24台のGT300マシンが最終コーナーに姿を見せると、ホームストレート上ではローリングからのスタートを知らせるグリーンシグナルが点灯。大歓声の中、今シーズン最後の雌雄を決する250kmの戦いが始まった。

このスタートでtriple a Vantage GT2のステアリングを握ったのは松田選手。この日のtriple a Vantage GT2の作戦は、「集団での走行を避け早めのピットストップ~クリアラップでプッシュしポジションアップを狙う」というもの。しかし燃料を多く積んだ状態の序盤戦、マシンを操る松田選手からは「アンダーステアがキツイ。バイブレーションも出ている」との無線が。それでも松田選手は大きくポジションを落とすことなく周回を重ねると、出走全車の先陣を切って15周目に作戦通り早めのピットイン。吉本大樹に最後のレースを託していく。

その吉本は停止時間を少しでも短縮する為にアンダーステアが強い事は理解しつつもタイヤはリアの2本のみを交換しピットアウト、すぐさまプッシュを開始する。ここからは他のマシンがピットに入り始めるまでにその差を削り、更にプラスのマージンを稼がなければならない時間帯。ところがマシンの挙動はアンダーステアとフロントタイヤから出るバイブレーションが強いうえ、リアタイヤのみを交換した事も影響しアンダーステアが更に顕著に表れてくる事に。それでも吉本はわざとリアタイヤを消耗させる走り方をする等マシンバランスの修正を試みながらも好ペースを維持。スタートからの数周で2番手を走行したマシンのペースが上がらずその間にトップのマシンは逃げてしまっていたものの、この時点で自力での単独2番手浮上が見える位置でレースを展開していく。

ここまで最終戦での有終の美を飾るべく積極的なレース運びでポジションアップを狙ってきたtriple a Vantage GT2。ところがその直後、吉本から「6速が無くなった」との無線連絡が...。それでも「それ以外は使える。このまま走り続けてもいいですか?」との問いにチームは最後まで諦めない姿勢を崩さず、吉本に引き続きGOサインを出した。6速のギアが無くなり1速~5速のみでの走行を強いられることになってしまった吉本であったが、あきらめる事無く自らの知恵と経験を駆使しながら手負いのマシンで周回を重ね、何とこの状況の中、6速が無いとは思えないタイムで周回を重ね、レース終盤の42周目時点で6番手に付ける意地の走りを披露する。

ところがチェッカーまで残り6周となった43周目。満身創痍の状態ながら5番手のすぐ背後まで迫ってきたところで、遂にギアが悲鳴を上げマシンストップ。最終的に規定周回数は周回していた為、結果上は23位完走というリザルトで2010年最終戦を終える事となった。
これで11月の富士特別戦を除く全てのシリーズ戦日程が終了した2010年のスーパーGTシリーズ。チームとしてのデビューシーズンながら第3戦富士では初の表彰台を獲得、その他にも幾度となく要所で光る走りを見せ、世界でも最高レベルと評されるGTシリーズにおいて確かな存在感を刻みこんだtriple a Vantage GT2。この活躍は11月の富士特別戦でも発揮される事が期待される。

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【吉本大樹コメント】
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富士がキャンセルになってしまったことで、我々には余裕がありませんでした。チャンピオンシップにはかかわっていませんでしたが、第3戦以降表彰台に乗っていなかったし、第3戦以上の結果が欲しかった。そして今回のレースはその可能性がありました。短い距離のレースで、我々のマシンの様な燃費の悪いマシンは不利ですが、ストラテジーとチームの持つパフォーマンスでそれを埋める事ができると思っていました。

土曜日のフリー走行では思った以上にマシンがキマっていなかったんですが、予選へ向けて幾度もセッティングの変更を行い、結果的に凄く良いマシンが仕上がり、同日に2度のセッショントップタイムを出す事が出来ました。決勝に向けたセッティングも良い具合に進んだんですが、実際の決勝ではコンディションの変化が影響したのか、アンダーステアが酷くなってしまいました。松田さんはアンダーと戦いながら2番手の団子のままバトンを渡してくれました。バイブレーションが出ている事も報告はしてくれていたのですが、「勝負」をする意味ではフロントタイヤを変える事は頭にありませんでした。実際、変えなかった事は正解だったと思います。ただ、朝のフリー走行でもっと決勝のコンディションを見据えたセッティングが出来ていたら良かったのに...ということだけです。自分の判断が甘くて良いバランスで決勝を迎えることができなかった。それでも、自分の中に掲げていたペースよりは大幅に遅いラップながら徐々に前との差を縮めながらポジションアップしていけましたが、途中で6速が無くなったり、色々ありました。最終的にはギアが1速でスタックしてしまいレースを終えました。5速でスタックしていたらなんとか完走は出来たんですけどね...。でもしかたがない。皆やりきったレースだから悔い無しです!

本当にあっという間のシーズンでした。よく考えたら全日本GT選手権、及びSuper GTで1シーズンを戦ったのは今期が初めてです。初参戦のチームでVantageを操る事ができ、チーム皆で喜びや悲しみを分かち合う事ができ、非常に内容の濃いシーズンでした。

残るノンタイトルのJAF戦では普段のSuper GTとは全く違うレース展開になるでしょうが、とにかく勝ちたいので「勝利」の二文字にこだわって立ち向かいたいと思います。賞金ガッポリ獲ってチームメンバーをご馳走に連れて行きたいです!!

まずは2010 Super GTでtriple a Vantage GT2を応援して下さった皆さん、ありがとうございました。そして来月の富士特別戦は今年最後の戦いの地。皆さん応援宜しくお願いします!
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■スーパーGTシリーズ公式サイト http://www.supergt.net/jp/
■A speed http://www.aspeed.co.jp/
■A speedブログ http://ameblo.jp/a-speed/

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Japan Touring Car Championship

JTCC:2012年からの開催を正式発表

JTCC.jpg10月26日、日本ツーリングカー選手権(JTCC)の発表記者会見が東京のUDXシアターで行われ、2012年からのシリーズスタートが正式に発表された。1998年に幕を閉じたJTCCは14年のブランクを経て復活することになった。

発表会はコンコルド・マネージメントと日本の広告代理店アサツーDK(ADK)により行われ、FIA WTCC代表のジョナソン・アシュマンと同プロモーターのマルチェロ・ロッティの両氏も出席し、FIA S2000の技術規定による新シリーズのコンセプトについてのスピーチを行った。

ジョナソン・アシュマン:「FIAと日本のメーカーとの関係は常に良好だった。JTCCはこの協力関係を高めることを助けることになるだろう。そして、メーカーが近い将来に評価することができるプラットホームを提供することになる」

マルチェロ・ロッティ:「今回コンコルドとADKが日本でのツーリングカーレースを復活させ、技術的な規則面においてFIAによって示される方式を採用することをとても喜ばしく思う。特に1.6リッターのターボエンジンへの急進的な革新を近く見られることを楽し
みにしている」

コンコルド・マネージメント代表の水野雅男:「現在、日本のモータースポーツ界には閉塞した状況がある。JTCCの再出発は、将来に向けての新たなフィロソフィーを作り上げることになるだろう」

会見には中国のツーリングカー選手権(CTCC)主催者のXia Qing氏も出席し、JTCCとCTCCはイベント開催について協力して行っていくことが確認された。

2012年に行われる6レースのうち、今回以下の5つのコースでの開催が発表された。

富士スピードウェイ
スポーツランド菅生
岡山国際サーキット
オートポリス
マカオ

ただし、現在までのところ日本のメーカーでJTCCへの参戦を表明しているところはない。

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SUPER GT

2011年度国内4輪レース暫定カレンダー

 先週末、全日本F3選手権の来シーズンの暫定カレンダーが発表された。このため他の主要な国内4輪レースを含めた2011年の暫定日程が出そろったためここにまとめてみた。

■フォーミュラ・ニッポン

 来シーズンも今年と同じ全7戦。開催サーキットは同じだが、第6戦として10月に開催されたオートポリス戦が第3戦として6月に組み込まれた。3-4、5-6-7戦など1月半前後のブランクがあり間延びした感はいなめない。

■全日本F3選手権

 大会数が今年の8回からオートポリス戦が削除され7回と1大会減少した。しかし6月の富士ワンメイク祭りと9月のSUGO最終戦で3戦が組み込まれており、来シーズンも全16戦が確保された。

■SUPER GT

 来シーズンも今年と同じ全8戦。しかし、長年2戦開催されていた鈴鹿が8月のサマーフェスティバル1戦のみとなり、10月のオートポリス戦が復活した。

■スーパー耐久

 今シーズンの全7戦に、復活の十勝、海外3戦が加わり、なんと来シーズンは全11戦が開催予定。11月末に行われる最終戦のもてぎまでに調整が図られ、再度詳細は発表されるもようだが、この日程がこのまま実現するかどうかは微妙だ。

 ※その後、十勝がカレンダーから外れ、海外は特別戦となり、結局、今年と同じ国内は7戦で争われることとなった。

 なお、以下の内容はあくまで暫定であり、今後変更される可能性があるので留意されたい。

Fomula Nippon全日本F3SUPER GTスーパー耐久その他
4/3岡山(1) 
4/10もてぎ(1) 
4/17鈴鹿(1)鈴鹿(1,2) 
4/24MotoGPもてぎ
5/1富士(2) 
5/8 
5/15もてぎ(2)もてぎ(3,4) 
5/22SUGO(2) 
5/29 
6/5オートポリス(3) 
6/12富士(5,6,7)韓国ヨナム(-) 
6/19セパン(3) 
6/26中国オルドス(-) 
7/3中国北京(-) 
7/10 
7/17富士(4)富士(8,9) 
7/24富士(3) 
7/31SUGO(4) 
8/7もてぎ(5)もてぎ(10,11) 
8/14 
8/21鈴鹿(5) 
8/28岡山(12,13)岡山(4) 
9/4 
9/11富士(6) 
9/18仙台(5)IndyCarもてぎ
9/25SUGO(6)SUGO(14,15,16) 
10/2オートポリス(7) 
10/9F1鈴鹿
10/16もてぎ(8) 
10/23鈴鹿(6)WTCC鈴鹿
10/30 
11/6鈴鹿(7) 
11/13富士JAF GP富士JAF GP 
11/20 
11/27もてぎSSW(7) 
  • 全日本F3選手権は、土曜日にも決勝レースが行われる
  • スーパー耐久第2戦SUGOは、全日本ロードレースとの併催
  • スーパー耐久第3戦韓国は、F1の行われた韓国国際サーキット
  • スーパー耐久第5戦北京は、公園+公道を予定
  • スーパー耐久第10戦鈴鹿は、フルコースで行われる(WTCCは東ショートコース)
Text: Yoshinori OHNISHI
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 ウイダーHSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が2位に入りドライバーズとチーム部門で2冠を獲得! (HONDA)

 10月24日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが行われた。

 昨日とは異なり、栃木県周辺は朝から薄曇りで、やや肌寒い一日となったが、タイトルの行方を見届けようとする数多くのファンが、最終戦の舞台となったツインリンクもてぎに駆けつけた。

 テクニカルコースとして知られるツインリンクもてぎにおいて、HSV-010 GTは持ち前の優れたコーナリング性能を遺憾なく発揮し、昨日の予選ではポイントリーダーの#18 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)がポールポジションを獲得。念願のタイトルを手に入れるのに最高のポジションから最終決戦に臨むことになった。また、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)も3番グリッドを手に入れ、Honda勢は昨日の予選で盤石の態勢を築くことに成功している。そのほか、伊沢拓也/山本尚貴組が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は8番グリッド、ラルフ・ファーマン/井出有治組の乗る#8 ARTA HSV-010が10番グリッド、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は11番グリッドからシーズンの最終戦に挑む。

gt101024007L.jpg  午後2時、曇空の下、計37台(GT500クラス13台)のマシンによるフォーメーションラップが始まった。比較的低い路面温度に対処するため、各車ステアリングを左右に切ってタイヤを温めようとする。先頭は#18 ウイダー HSV-010、間にタイトル争いを繰り広げる#6 ENEOS SC430を挟んで、#17 KEIHIN HSV-010が3位で続く。

 午後2時4分、53周、250kmで繰り広げられる決勝レースのスタートが切られた。#18 ウイダー HSV-010はトップを守って1コーナーに進入、#17 KEIHIN HSV-010は2番手とやや間隔をおき、3位につけている。

 その直後、2位を走るライバルに20秒のペナルティストップが発表される。これは、フォーメーションラップに向けてコースインする際の違反に対して科せられたもの。タイトル争いを繰り広げる#18 ウイダー HSV-010にとっては、これで念願のタイトル獲得に有利な展開となった。

 2周目を終えても#18 ウイダー HSV-010はトップを堅守。#17 KEIHIN HSV-010は3位、#100 RAYBRIG HSV-010は9位、#8 ARTA HSV-010は10位、#32 EPSON HSV-010は12位で順調に周回を重ねていく。

 4周目、2位につけていたライバルはペナルティを消化し、GT500クラスの最下位に後退する。これで3位の#17 KEIHIN HSV-010以下は1つずつポジションを上げることになった。トップの#18 ウイダー HSV-010と2位の#17 KEIHIN HSV-010は、いずれも1分47秒前半の速いペースで周回し、3位以下を次第に引き離していく。

 10周を終えた時点で、トップは引き続きデュバル選手の乗る#18 ウイダー HSV-010。2位は金石選手の#17 KEIHIN HSV-010で、以下、井出選手の乗る#8 ARTA HSV-010は8位、中山選手が乗る#32 EPSON HSV-010は9位、山本選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は11位につけている。

 #8 ARTA HSV-010の井出選手は、11周目にポジションを1つ上げて7位に浮上する。19周目にはレースの主導権を握っていた#18 ウイダー HSV-010が、首位の座を奪われる。

 20周目を終えて#100 RAYBRIG HSV-010がピットイン。給油とタイヤ交換を行い、ドライバーは伊沢選手に交代してコースに復帰していく。

 その3周後、首位のマシンがピットインし、24周目を終了したところで#18 ウイダー HSV-010がピットインを敢行。タイヤ交換、給油、ドライバー交代を済ませ、29.2秒でコースに復帰し、実質的な順位は2位。決勝スタート前の段階で、#18 ウイダー HSV-010は、首位を走行するマシンにシリーズポイントで10点のアドバンテージを持っており、このままフィニッシュすればタイトル獲得が決まることとなる。

 36周目、上位陣のピットストップが完了する。この段階で、#18 ウイダー HSV-010はトップとコンマ3秒差の2位。以下、#17 KEIHIN HSV-010は3位、#100 RAYBRIG HSV-010は8位、#32 EPSON HSV-010は9位、#8 ARTA HSV-010は10位。ここからファイナルラップまで、#18 ウイダー HSV-010は首位の#1 PETRONAS TOM'S SC430に挑みかかり、何度も横に並びながらも執ようなブロックにあい、なかなか攻略できない。

 粘り強いチャレンジを続ける#18 ウイダー HSV-010はトップと0.4秒差でファイナルラップに突入。最後まで積極果敢なバトルを繰り広げたが、53周を走りきった#18 ウイダー HSV-010は2位でチェッカーを受けた。優勝は#1 PETRONAS TOM'S SC430だった。#17 KEIHIN HSV-010は3位でフィニッシュ、#100 RAYBRIG HSV-010は6位、#8 ARTA HSV-010は7位、#32 EPSON HSV-010は9位でフィニッシュし、HSV-010 GTは最終戦を全車完走で終えている。

 この結果、ポイントランキングでは小暮/デュバル組が67点を獲得してタイトルを勝ち取り、チーム部門でも#18 ウイダー HSV-010を走らせるウイダー ホンダ レーシングが84点で首位に浮上、HondaはHSV-010 GTのデビューシーズンをダブルタイトルで飾った。また、#17 KEIHIN HSV-010は、ドライバーとチームランキングで、それぞれ3位を獲得している。

コメント
瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「おかげさまで今シーズンの目標だったダブルタイトルを勝ち取ることができました。開幕戦のときは、自分たちが一生懸命作ってきたクルマをやっと走らせられるという喜びを味わいました。そして今回は念願だったタイトルを手に入れることができて、本当にうれしいですね。今シーズンもいろいろなことがありましたが、最終的には狙い通りのクルマに仕上げられて、みなさんにも楽しんでいただけるおもしろいレースができたのではないかと思っています。振り返ってみれば、悪いときも、結果が出ない時もありましたが、これまで応援していただいたおかげで、結果的にはいい形で締めくくることができました。ファンのみなさんには心からお礼を申し上げたいですね。来年に向けてもいろいろと準備を進めていますので、これからも変わらぬご声援をお願いします。一年間、本当にありがとうございました」
中村卓哉監督|ウイダー ホンダ レーシング、チームランキング1位
 「Honda ファンのみなさま、お待たせしました。2007シーズンにNSXで獲得して以来の、夢にまでみたシリーズチャンピオンを獲得することができました。今日は想定より路面温度が低く、我慢のレースでした。特に後半スティントでは、マシンは速かったのですが、抜けない展開が続きました。ヒヤッとする瞬間も何度かありましたが、小暮選手は外から見るよりもはるかに落ち着いていました。HSV-010は、NSXに比べて安定していて、高いレベルのラップタイムをコンスタントに出せるマシンです。まだまだ開発の余地があると思います。ライバルのレベルアップもすさまじいですが、今年勝ち得たタイトルを来年以降も保持することが我々の使命だと思っています。来シーズンも応援よろしくおねがいします」
小暮卓史選手(2位、#18 ウイダー HSV-010、ドライバーランキング1位)
 「チャンピオンを取れて非常にうれしいです。マシンの性能の高さはもちろんですが、チーム関係者全員がシーズンを通じて最高の仕事をしてくれた結果だと思っています。今日のレースは、チャンピオンを取りたい一心で走りました。いつもなら集中が切れてしまうような場面でも、チームから『プッシュするな』との声もありましたし、確実に周回しました。トップのマシンは最後までミスもスキもありませんでした。今シーズンは開幕戦鈴鹿でのポールポジション獲得から始まった山あり谷ありの大変なシーズンでした。Hondaを応援してくださるファンの方には、NSXファンもいっぱいいますが、我々には、すべてのHondaファンの心に響く走りができるようなHondaマシンを操るという責任がありました。最終戦のもてぎで2003年のF3以来のチャンピオンが取れてうれしく思っています。ご声援ありがとうございました」
ロイック・デュバル選手(2位、#18 ウイダー HSV-010、ドライバーランキング1位)
 「今は最高の気持ちですが、とても難しい一日でもありました。タイヤチョイスが完ぺきとは言えなかったので、途中から少しペースが落ちて後方からプレッシャーをかけられることになりましたが、タイトル争いのことを考えて、他のマシンとの接触を避けることを優先して周回を重ねました。小暮選手に代わってからは、モニターで見ていて、何度も心臓が止まりそうになりました。サーキットのいたるところでトップのマシンに襲いかかったので、気が気ではありませんでした。それでもチームのみんなとタイトルを勝ち取ることができて、本当に幸せです。ファンのみなさんには一年間応援していただき、ありがとうございました。これでHSV-010が優れたマシンであることを証明できたと思います。来年も応援をよろしくお願いします」
金石年弘選手(3位、#17 KEIHIN HSV-010、ドライバーランキング3位)
 「スタート直後はとても速いペースで周回できましたが、その後はコース上のタイヤかすを拾ってしまい、少しペースが伸び悩んでしまいました。それでも、ドライバーとチームが一丸となって戦い、最終戦で3位に入れたことはよかったと思います。今シーズンはチーム結成4年目にして初優勝を果たし、それ以降も確実にポイントがとれたので、とても充実した一年となりました。Hondaのホームコースでタイトル獲得を決めた18号車には、素直におめでとうといいたいですね。最後になりましたが、一年間応援してくださったみなさんには、心からありがとうと申し上げます」
塚越広大選手(3位、#17 KEIHIN HSV-010、ドライバーランキング3位)
 「まず、18号車がHondaとしてタイトルを勝ち取ってくれたことは素直にうれしいですし、僕らも3位で最終戦を終えて、シリーズ3位になれたので、本当にいいシーズンだったと思います。今日のレースでは、前半部分を受け持ってくれた年弘さんが粘り強く戦い、ポジションを守ったままピットストップまで走りきってくれました。ピットではタイヤを2本だけ交換してコースに戻ったので、シーズンを振り返っても、今回がいちばんタフなレースになりました。それでも最後までポジションを守り、表彰台に上ることができたので、この結果には本当に満足しています」
Text & Photo: HONDA
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SGT:第8戦もてぎ決勝 最終戦は、GT-R 3台がトップ10完走 (NISMO)

 SUPER GT最終戦MOTEGI GT 250km RACE決勝レースが、10月24日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県、一周4.801km)で行われ、「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位に入賞。「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が8位、「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)が10位でそれぞれ完走した。曇り空のもと、32,000名もの観客が今シーズンを締めくくる最終戦の行方を見守った。

gt_r08_n_r500_1.jpg  #23 GT-Rは、予選9位からトレルイエが決勝レースをスタート。序盤からハイペースで上位進出を狙うトレルイエは、2周目には8位に、3周目に7位、そして 5周目には早くも5位となった。その後も攻める走りを緩めることなく、11周目には4位へと順位を上げた。レースが折り返しを越えた28周目にトレルイエはピットインし、チームは迅速なピット作業でドライバー交代した本山をコースに送り出した。しかし、全車がピットインを終えたのち、本山が6位を走行中の 43周目に他のマシンと接触。順位をふたつ落としてしまう。その後はポジションを守り、8位でチェッカーフラッグを受けた。

 一方、セカンドロウの4番グリッドからレースをスタートした#12 GT-Rの松田は、オープニングラップで一時順位を落とすものの、次の周回に上位車のペナルティピットにより4位に。11周目にふたたび5位となったが、勢いを崩すことなく序盤は上位にとどまった。さらに上位をめざし、19周目には早めにピットインしてドライバー交代を行った。これでペースを上げる予定だったが、アウトラップでタイヤが冷えている間に滑りやすい区間に差し掛かり、思わずコースアウト。このロスのために後退を余儀なくされた。しかし、クインタレッリは、終盤までに再び5位にまで順位を回復し、そのまま53周目のフィニッシュラインを駆け抜けた。

 予選7位の#24 GT-Rは、オリベイラがスタートを担当。序盤は、7位の位置から追い上げのチャンスを待った。しかし、10周目には#8 HSVに押し出され、10位へと後退してしまう。その後同車がドライブスルーのペナルティを受けたのち順位を回復。その後、ピットインのタイミングを出来る限り遅らせる作戦をとり、28周目からは暫定首位を走って35周目にピットへと戻った。後半を受け持った安田は、10位のまま受け持ち時間をミスなく周回。10位完走となった。

 GT300クラスは、ポールポジションを獲得した「TOMICA Z」(#3 星野一樹/柳田真孝)が危なげない走りで、ポールトゥフィニッシュを果たした。これにより、シリーズランキングでも首位となり、2010年SUPER GT GT300部門のドライバーチャンピオン、チームチャンピオンを共に手に入れた。

ニスモ鈴木豊監督
 「序盤はベン(トレルイエ)が気持ちのこもった走りを見せてくれて、3台を次々にオーバーテイクできました。しかし、その後ペースが上げられなくなってしまい、後半の本山のパートも本来の実力を発揮できませんでした。応援していただいた皆様には大変申し訳ない結果となりました。思えば今年は、シーズン序盤に駆動系の問題が発生し、GT-R勢は出遅れた感がありました。少しずつその影響が中盤以降にも影響し、結果として厳しい年となってしまいました。これからシーズンオフの間にしっかりとクルマの対策と来シーズンへの準備を行い、出直すつもりです。ファンの皆様には、苦しいときにも温かい声をかけていただき、私たちはそれを支えにここまでやって来ることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。来年も変わらぬご声援をお願いいたします」
#12 GT-Rドライバー 松田次生
 「今シーズンを終えて、ランキング5位に終わったという結果については、正直言って悔しいです。今年はトップ争いができませんでしたが、ロニーと組んだことで色々と刺激になりましたし、その点では良いシーズンだったと思います。これを今後のクルマの開発などに生かして、来年はトップ争いできるようにしたいです」
#12 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ
 「今日のレースは調子があまりよくなかったし、アンラッキーもありました。ランキング5位は悔しい結果です。でも、皆さんの応援で僕はかなり励まされました。来年も是非応援をお願いします。ありがとうございました」
Text & Photo: NISMO
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ TOM'SのLEXUS SC430が最終戦で今季初勝利、逆転タイトル獲得は惜しくも叶わず (TOYOTA)

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惜しくも逆転タイトルは逃したが、勝利でシーズンを締め括った
アンドレ・ロッテラー(左)と脇阪寿一(右)

 SUPER GTの2010年最終戦となる第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が10月23日(土)、 24日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 第7戦富士が台風の影響で中止となったため、GT500クラスのタイトル争いは9チームが可能性を残す大混戦の中、ウェイトハンデ無し(今季全戦出走車両)の最終戦で決されることとなった。

 LEXUS勢では、ENEOS SC430 6号車がトップと僅か1ポイント差の2位、PETRONAS TOM'S SC430 1号車も10ポイント差の4位につけており、逆転でのLEXUS SC430 2連覇へ向け、最終戦に臨んだ。

 また、GT300クラスでも、若手TDPドライバー 井口卓人/国本雄資コンビのCOROLLA Axio apr GT 74号車が首位と8ポイント差につけており、逆転タイトル獲得へと挑むこととなった。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 23日(土)、秋晴れのコースでノックダウン方式の予選が行われ、決勝レースのグリッドが決定された。

 午後2時55分から開始された予選セッション1(S1)では、TDPドライバーの大嶋和也がコースレコードを更新するタイムをマークしたMJ KRAFT SC430 35号車が2番手。6号車が6番手。午前中の公式練習で車両を破損したためにあまり走れず、厳しいスタートとなった1号車が、それでも9番手へと仕上げ、セッション2への進出を決めた。ZENT CERUMO SC430 38号車とDENSO DUNLOP SARD SC430 39号車はそれぞれ12番手、13番手でS1敗退となった。

 S2では6号車、35号車、1号車がトップ3を占め、3台共に最終セッション3へと進出。S3では、6号車の伊藤大輔が好タイムをマークするも、僅か 0.057秒届かず2番手。それでも逆転タイトルに望みを繋ぐ最前列グリッドを獲得した。

 1号車は5番手、35号車は6番手となったが、3番手から6番手までの4台は僅か0.065秒差。トップともコンマ2秒離れていない僅差の予選となり、決勝での激戦が予想された。

 GT300クラスでは、S1で74号車がトップタイム。ウェッズスポーツIS350 19号車が2番手。エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ 31号車も15番手でS2へと進出。

 上位10台が残るS2では、74号車が3番手につけたが、19号車は11番手、31号車は15番手でS3進出はならず、ここでグリッドが確定。

 最終S3では、アウトラップで74号車の国本がスピンしコースオフ。赤旗中断となってしまったが、再開後のアタックでは、74 号車は3番手と僅差の4番手タイムをマーク。タイトルを争う、ランキング1,2位の2台を後方に従えてのグリッドを獲得した。

◆決勝◆

 24日(日)は空を雲が覆い、気温19度、路面温度20度というコンディションで午後2時過ぎに1周4.8013kmのコースを53周(254.4689 km)で競われる決勝レースがスタート。

 上位勢は予選順位のまま、順当なスタートを切ったが、2番手から逆転タイトルを狙う6号車は、スタート前、グリッドへ向かう際に違反があったとして、ピットロードで20秒停止という痛恨のペナルティとなり、最後尾へと後退を余儀なくされてしまった。

 一方5番手グリッドの1号車は、スタートしてまもなく4位に浮上し、更に前を行くKEIHIN HSV-010 17号車を激しくプッシュ。14周目にはサイド・バイ・サイドでのバトルの末に、これをパスすると、6号車のペナルティもあり、2位へと浮上した。

 尚も勢いに乗る1号車のアンドレ・ロッテラーは、首位を逃げるウイダーHSV-010 18号車との差をみるみる詰めていき、18周目にはテール・トゥ・ノーズに。19周目の1コーナーで見事なパスを見せて首位に立つと、その差を広げていった。

 23周目に1号車はピットインし、素早いピット作業でコースへ復帰。35周目に全車がピットを終えると、再び首位へ浮上。

 その後、18号車は1号車の後にぴたりと着け、時には息を呑むようなサイド・バイ・サイドでのバトルを展開。しかし、1号車の後半を担当した脇阪寿一は、落ち着いたドライブで首位の座をキープ。最後までその座を譲ることなく、53周を走り抜き、トップでチェッカー。今季初勝利を挙げた。

 後方では、35号車が3位争いを展開したが、逆転は叶わず、4位でチェッカー。39号車が11位、6号車が 12位でレースを終えた。

 タイトル争いでは、18号車が2位に入ったことで、2年連続のタイトル獲得を狙っていた1号車は惜しくも5ポイント及ばず、ランキング2位。ノーポイントに終わった6号車は4位、35号車が6位という最終ランキングとなった。

 GT300クラスでは、3番手から逆転タイトルをかけてスタートを切った74号車が、1周目に単独スピンを喫し、コースアウト。グラベルからのコース復帰に時間がかかり、逆転タイトル獲得は難しくなってしまった。

 一方で11番手スタートから、混戦を粘り強く走りきった19号車が7位でフィニッシュ。74号車はファステストラップをマークする走りで追い上げたが、最終的には1周遅れの17位、31号車は19位に終わった。

 最終ランキングでは、ノーポイントに終わった74号車は5位、19号車が8位、31号車が10位となった。

PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー 脇阪寿一:
 昨日のフリー走行で最後尾からのスタートとなり、苦しんだ週末だった。しかしチームの士気がどんどん上がっていき、また自分にとって節目となる101戦目のレースでもあり、若返ったつもりで攻めるレースをしようと思い臨んだ。序盤のアンドレ(・ロッテラー)の走りに励まされ、スタート直後にペナルティを受け、チャンピオンの可能性を失ったチームルマンの思いも背負って走ったつもりだ。チームワークの大事さを改めて感じ、トムスというチームの皆の頑張りで、このような結果がついてきた事に感謝したい。
PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
 今日のレースは、序盤とてもエキサイティングでオーバーテイクはとても楽しく、トップに立つことができて良かった。(脇阪)寿一にスイッチしてからは走りから全く目が離せず、残りの10周は心臓が止まるかと思う展開で、ハラハラした。優勝することができて本当に嬉しい。ここに集まってくださったファンの皆様、サポートしてくださったスポンサーの皆様、チームの皆に感謝したい。1年間ありがとうございました。
TExt & Photo: トヨタ自動車株式会社
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 #1ペトロナスSCが今季初勝利!タイトルは#18ウィダーHSVのものに

2010AUTOBACKSスーパーGT第8戦「Motegi GT 250kmレース」は10月24日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、#1PETRONAS TOM'S SC430(脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー組)がレース中盤にトップに立つと、後半激しく追い上げてくる#18ウイダーHSV-010(小暮 卓史/ロイック・デュバル組)を退け今季初勝利を挙げた。
なおドライバーズタイトル、チームタイトルは共に2位でフィニッシュした18号車のものとなった。
GT300クラスはポールポジションからスタートした#3TOMICA Z(星野 一樹/柳田 真孝組)がそのまま後続を突き放して優勝、ランキング上位陣が軒並み後方に沈んだため、ドライバーズポイント、チームポイントいずれも11点差をひっくり返す大逆転で2010シリーズチャンピオンを手にした。

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第8戦決勝は午後2時スタート。ところがダミーグリッドに整列する際に予選2位の#6エネオスSCを駆るビヨン・ビルドハイムがピット出口の信号が青になる前にコースインしてしまい、20秒ストップのペナルティを課せられてしまう。ランキングトップの#18ウィダーを僅か1ポイント差で追っていた#6エネオスだったが、事実上ここでタイトル獲得の望みは潰えた格好だ。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#18ウィダーHSV。スタートドライバーのデュバルが序盤トップを快走するが、その後方では予選5位からスタートした#1ペトロナスSCが、スタートドライバーを務めたロッテラーのいつも通りのロケットスタートで徐々に順位を上げていき、14周目には#17ケーヒンHSVの金石年弘を14周目の90度コーナーで攻略して2位に浮上する。
ロッテラーはその後もハイペースで追い上げ、19周目の1-2コーナーで遂にデュバルの印を突いてトップに躍り出る。

トップの座を奪われた#18ウィダーHSVだったが、後半を担当した小暮が#1脇阪を激しく追い上げ、38周目の1コーナーで遂にアウトから並びかけるが、脇阪も一歩も引かず、両者サイド・バイ・サイドのままで3コーナーへ。ここでは脇阪が押さえ込んだ。
その後も小暮は脇阪の背後につけ、両者テール・トゥ・ノーズのまま周回を重ねるが、脇阪は付け入る隙を与えずに52周を走り切り、最終戦にして今季初の勝利をものにした。
3位には#17ケーヒンHSVがつけ、この結果シリーズポイントでは#18ウィダーが67、#1ペトロナス62、#17ケーヒン53となり、タイトルは18号車のものに。ホンダHSV-010は参戦一年目にして見事2010シーズンを制する結果となった。

GT300クラスはポールシッターの#3トミカZが序盤から後続を突き放しにかかる一方、2位以下は#86JLOCランボルギーニ、#9初音ミクポルシェ、#7雨宮RX-7らが団子状態のバトルを展開した。
ところが#9ポルシェはフォーメーションラップ中のコースアウトに対してドライブスルーペナルティを課せられてしまった。
また#74カローラアクシオaprはオープニングラップの3コーナーでコースアウト、#43ARTAガライヤもペースが上がらず徐々に順位を落としていくなど、シリーズタイトルの行方も混沌としてきた。
そうした中、トップの#3トミカZは快調にトップで周回を重ね、最後は2位以下に22秒もの大差をつけてフィニッシュ、今季初勝利を挙げると共に、#43ガライヤがノーポイントで終わったために逆転で2010シリーズチャンピオンも獲得した。
なお2位には#2アップルK-ONE紫電(加藤寛規/濱口弘組)が、3位には#11JIMゲイナーフェラーリF430との激戦を制した#86JLOCランボルギーニRG-3(山西康司/関口雄飛組)が入った。

これで今シーズンのスーパーGTはシリーズ全戦を消化。残るは富士スピードウェイでの特別戦、JAF-GP Fujiスーパースプリントを11月13-14日に行うのみとなった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
150011PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531:37'19.525
2500218ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS530.326
3500317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS5315.327
4500435MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS5316.705
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS5332.326
65006100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS5332.962
75007*8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS5336.223
8500823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI5344.196
9500932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL5350.841
105001024HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH531'05.177
115001139DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
平手 晃平
DL531'11.009
1250012*6ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS531'16.852
1330013TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH494Laps
1430022アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH494Laps
15300386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH494Laps
16300411JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL494Laps
1730055マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH494Laps
18300625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH24494Laps
19300719ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH494Laps
2030087M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH494Laps
213009*9初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
HK2494Laps
223001062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH20494Laps
233001126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
密山 祥吾
YH1494Laps
243001243ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI494Laps
2530013*27NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH485Laps
2630014*46アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH485Laps
273001528イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH485Laps
283001651Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
山内 英輝
YH485Laps
293001774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI485Laps
303001822RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
YH476Laps
313001931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH476Laps
323002087JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH476Laps
3330021666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
YH467Laps
3430022360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK458Laps
353002366triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH4211Laps
---- 以上規定周回数(GT500: 37Laps / GT300: 34Laps)完走 ----
-500-38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS3518Laps
-300-88リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
黒澤 翼
YH1043Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.18 ウィダーHSV-010 1'46.770 (2/53) 161.89km/h
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.74 COROLLA Axio apr GT 1'56.871 (33/48) 147.90km/h
  • CarNo.6は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第28条4.(スタート手順)違反により、ペナルティストップ20秒を課した。
  • CarNo.9は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第28条(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.8は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.27は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.46は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.23は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.32は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.43は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.100は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

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Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/24) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500117KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS1'46.401-162.451
2500218ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'46.451 0.050162.375
3500323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI1'46.613 0.212162.128
450041PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'46.721 0.320161.964
55005*8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS1'46.948 0.547161.620
6500639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
平手 晃平
DL1'46.949 0.548161.619
7500735MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'46.986 0.585161.563
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'47.052 0.651161.463
950096ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'47.173 0.772161.281
105001012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'47.256 0.855161.156
115001132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'47.269 0.868161.137
1250012100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'47.435 1.034160.888
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'48.148 1.747159.827
1430015マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'56.385 9.984148.515
15300266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'56.49910.098148.370
1630032アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH1'56.55510.154148.299
17300411JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL1'56.64610.245148.183
1830053TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH1'56.76210.361148.036
19300674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI1'56.81110.410147.974
20300762R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH201'56.85410.453147.919
213008*86JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH1'57.08610.685147.626
22300919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'57.08810.687147.624
233001026CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
密山 祥吾
YH11'57.13110.730147.570
243001187JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH1'57.17110.770147.519
253001225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH241'57.20310.802147.479
263001388リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
黒澤 翼
YH1'57.38810.987147.246
273001427NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH1'57.48211.081147.129
283001546アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH1'57.50111.100147.105
293001643ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI1'57.61911.218146.957
30300177M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'57.62911.228146.945
31300189初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'57.89411.493146.614
323001928イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH1'57.96111.560146.531
333002022RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
YH1'58.76612.365145.538
343002151Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'58.76712.366145.537
353002231エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH1'58.94812.547145.315
3630023666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
YH2'00.50914.108143.433
3730024360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK2'00.94014.539142.922
  • CarNo.9 は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第34条1.3)(ピット作業)違反により、罰金5万円を課す。
  • CarNo.86は、大会特別規則第29条(ピットレーンの速度制限)違反により、一回目罰金2万円および二回目罰金3万円を課す。
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 No.12 GT-Rがセカンドローから表彰台を狙う! (NISMO)

■GT-Rは全車がセッション1を突破

gr_r08_q500_1.jpg  SUPER GT第8戦(最終戦)は、秋晴れとなったツインリンクもてぎにおいて開催。今回は昨年同様ウェイトハンディの搭載はなく、またレース距離も通常の 300kmより50km短い250kmの“ガチンコ”レースとして行われる。

 今回のレースに向けてNISSAN GT-Rには新たなエアロパーツが搭載された。リアディフューザーの部分にはダウンフォースを増大させる「ストレイカー」と呼ばれる4枚の縦板の形状を変更。またフロントリップ両サイドも小変更を受けこちらもダウンフォースを増やしている。

 朝の公式練習ではシリーズ5位から逆転チャンピオンを狙う「カルソニック IMPUL GT-R」(#12松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位、「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)が6位、そしてシリーズ6位からこちらも大逆転を狙う「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が8位につけ、まずまずの走り出しとなった。気温20℃、路面温度39℃というレース観戦日和となった予選1回目では、#12 GT-Rが5位、#24 GT-Rが7位、#23 GT-Rが11位でドライバーは全員が基準タイムをクリアした。

 今回の予選は勝ち抜き戦スタイルのノックダウン方式。予選は3つのセッション(S)に区切られ、最初のS1では10台が勝ち残り、S2では7台が勝ち残り、最後のS3はトップ7台の順位が決定する。S1は14時55分から10分間で行われた。気温は19℃と予選1回目とほとんど変化ないが、路面温度は 30℃まで下がっている。#23 GT-Rはトレルイエ、#12 GT-Rは松田、#24 GT-Rはオリベイラが乗り込んでアタック。このセッションでは開始7分で#23 GT-Rがトップタイムとなる1分45秒040を出した直後の1コーナーでコースアウト。しかしトレルイエは慌てずもう一度アタックの準備に入った。その間、次々にタイムを更新され、トレルイエのポジションは12位となったが、最後の最後にアタックをし直し10位に滑り込んだ。また#24 GT-Rが7位、#12 GT-Rが8位と3台すべてがS2への進出を決めた。

■松田がセカンドローを獲得!

 S2は15時19分から7分間で行われた。このセッションでは#24 GT-Rは安田、#12 GT-Rはクインタレッリ、#23 GT-Rは本山がドライブ。安田は6位、クインタレッリは7位でS3への進出を果たしたが、本山は9位にとどまりS3への進出はならず、これで予選9位が確定した。

 最後のS3では空全体に雲がかかり気温16℃、路面温度24℃と徐々に落ちてきた。15時55分、#12 GT-Rが先頭でコースインした。7分間と短いセッションで各車は全開のアタックを開始。#12 GT-Rの松田が開始3分で1分49秒750で暫定トップに。さらに翌周に1分44秒062にタイムアップしたが、そのタイムも次々に更新されていく。直後に#24 GT-Rのオリベイラは1分44秒317をマークしたが7位に。#12 GT-Rの松田は最後の最後に渾身のアタックでトップとわずか0.135秒差の1分43秒718を出したが4位となりセッションは終了した。

ニスモ鈴木豊監督
 「あと一歩の予選でしたね。予想していたよりクルマの速さは接近していて、それなりに仕上がりは良い状態です。S1でベン(トレルイエ)が飛び出したのはミスではなく、タイヤの空気圧が低すぎて車体と路面が当たって跳ねてしまったためです。彼も気持ちを入れ替えて挽回してくれました。明日の決勝レースですが、ここは抜きにくいコースなので大変ですが、激しいレースになると思うので上位に離されないでいけばチャンスはあると思います。スタートはベンを考えています!」
Text & Photo: NISMO
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)が今季3度目のポールポジションを獲得 (HONDA)

 10月23日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。

 全国の広い範囲でさわやかな秋晴れに恵まれたこの日、ツインリンクもてぎのある栃木県周辺も終日好天で、絶好の観戦日和となった。日中には気温が 22℃まで上がったものの、日差しが柔らかで涼しい風が吹いていることもあり、公式予選開始直後の午後3時には気温20℃、路面温度25℃、予選が終わった午後4時には気温19℃、路面温度22℃と下がっていった。

 2010 オートバックス SUPER GTは、いよいよ今大会が最終戦。タイトル争いの行方を見守るべく、サーキットの各観戦ポイントには朝から熱心なファンが数多く詰めかけた。

 52ポイントを獲得している#18 ウイダー HSV-010の小暮卓史/ロイック・デュバル組が、ドライバー部門のシリーズポイント争いでトップを守ったまま最終戦を迎えることとなった。

 また、42ポイントで#17 KEIHIN HSV-010の金石年弘/塚越広大組は3位、35ポイントで#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也/山本尚貴組は9位。前戦鈴鹿サーキットで優勝した#8 ARTA HSV-010のラルフ・ファーマン/井出有治組は25ポイントで11位、#32 EPSON HSV-010の道上龍/中山友貴組は7ポイントで13位につけている。

 タイトル争いでポイントリーダーの座にある小暮/L.デュバル組が有利なのはもちろんのこと、SUPER GTでは優勝すると20ポイントが与えられるため、金石/塚越組にも逆転でタイトルを勝ち取る可能性が残されている。

 一方、チーム部門ではウイダー ホンダ レーシングがトップと1点差の66点で2位につけており、Hondaは今季の目標であるダブルタイトル獲得を視野に入れつつ、この最終戦を戦うことになる。

 この日のスケジュールは、午前9時5分から1時間45分にわたり公式練習を行ったあと、午後1時5分から予選1回目を実施。さらに午後2時45分からはノックダウン方式による予選2回目が予定されていた。

 高いコーナリング性能を誇るHonda HSV-010 GTは、テクニカルコースとして知られるツインリンクもてぎで、その本領を遺憾なく発揮し、午前中に行われた公式練習では#18 ウイダー HSV-010がトップ、#17 KEIHIN HSV-010は2番手につけた。

 2人のドライバーが基準タイムをクリアすることが必須である予選1回目こそ#18 ウイダー HSV-010は3番手となったが、Honda勢は全般的に好調を印象づけながら、決勝のスターティンググリッドを決める予選2回目に臨んだ。

 午後2時45分に始まった予選2回目では、#18 ウイダー HSV-010がセッション1をトップで通過。さらに#17 KEIHIN HSV-010が3番手、#8 ARTA HSV-010が4番手、#100 RAYBRIG HSV-010は5番手と、Honda勢はいずれも上位に食い込んだ。しかし、#32 EPSON HSV-010はセッション1通過に一歩及ばない11番手となり、ここで予選を終えた。

 そして、#18 ウイダー HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010がセッション2を突破、小暮選手がアタックを担当した#18 ウイダー HSV-010はセッション3で1分43秒583のコースレコードを記録してポールポジションを獲得した。#17 KEIHIN HSV-010に乗る金石選手は、1分43秒710をマークして3番グリッドを手に入れた。#100 RAYBRIG HSV-010は8番グリッド、#8 ARTA HSV-010は10番グリッドから明日の決勝に挑む。

コメント
瀧敬之介|Honda GTプロジェクト プロジェクトリーダー
 「今回のHSV-010 GTは、サーキットに持ち込んだ状態からほとんど変更することなく、微調整程度で合わせこめたので、それがよかったと思います。予選2回目は気温の変化が気になりましたが、小暮選手がいい仕事をしてくれてポールポジションを取れました。HSV-010 GTのデビュー戦となった開幕戦では、みんなでがんばって作ってきたHSV-010 GTが本当に速くて、予選でポールポジションを獲得して本当にうれしく思いました。いまはタイトルを取れそうというギリギリのところにいて、またポールポジションを獲得することができたので、この結果は大事にしながら明日のレースに臨むつもりです。今日は金石選手もいい仕事をしてくれて3番グリッドに入り、おかげでシリーズポイント2位のライバルを2台のHSV-010で挟み込む形になりました。明日のレースでは、まずはスタートがポイントとなるでしょうね。そこから2周目くらいまでトップを守れれば、勝負は見えてくると思います。優勝、そしてタイトル獲得に向けて全力で挑みますので、どうぞご声援をよろしくお願いします」
小暮卓史選手(ポールポジション、#18 ウイダー HSV-010)
 「今日は、シーズンタイトルがかかっている大事なレースの予選なので非常に緊張しました。でも、マシンが安定志向のセッティングに仕上がっており、無理をせずにスムーズな走行をすることができました。決勝レースは、安心してパートを任せられるデュバル選手がいるので心強く思っています。今シーズンは何度もポールポジションを獲得しましたが、シーズンタイトル獲得は非常に責任のある使命だと感じています。明日も、今回の予選のように2人で最高の仕事をして、観客席にいる大勢のHondaファンの前で優勝したいです。ご声援、よろしくお願いいたします」
ロイック・デュバル選手(ポールポジション、#18 ウイダー HSV-010)
 「午前中の練習走行でコースに出たときから、手ごたえを感じていました。ウエイトを積んでいない状態で、ポールポジションを取れたのは、マシンの仕上がりがよい証拠です。予選での私の任務は、いい状態でマシンを小暮選手に渡せるように走行することでした。最終セッションで、小暮選手はすばらしい走行をしてくれました。決勝で先頭を走り続けて、1番というポジションを維持すれば、チャンピオンを獲得できると思います。容易なことではないですが、プレッシャーは感じていません」
Text: HONDA
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #18 ウイダーHSV-010
小暮卓史
gt_r08_q_pc_500_pp これまでのGTレースの中で一番緊張しました。チャンピオンがかかっていますし、6号車(ENEOS SC430)も速かったので。本当にポールポジションを獲れて良かった。クルマは朝の走行から速くて、デュバル選手がニュータイヤで走ったときも良いタイムだったからポテンシャルはあると感じていました。ただ、他のクルマも(走行時間が進むにつれ)だんだん速くなってきて、予選では誰がポールを獲っても不思議じゃない状況でした。僅差だったんですけど、ポールが獲れて、正直、ホッとしています。明日は最高のレースが出来そうな気がします
ロイック・デュバル
クルマは午前の走行から非常に調子が良かったです。今日の僕の一番の仕事は予選のセッション2を勝ち抜いて小暮さんにクルマを渡すことでした。まずは、それがきちっと出来ましたね。あとはクルマのデータできるだけ取って、チームのセッティングを助け、小暮さんにいい状態のクルマを渡すこと。それもすごく良く出来ました。チームもすごくがんばったし、小暮さんの走りもすばらしかった。なにより、チャンピオンを争う6号車の前で決勝レースをスタートできるのは、とても良いことですね
GT300クラス #3 TOMICA Z
星野一樹
gt_r08_q_pc_300_pp 朝の走行でクルマはまあまあという調子で、トップ5が精いっぱいかと思ってました。でもチームのみんなでクルマを仕上げ、どんどん良くなっていきました。最後の柳田選手のアタックは神がかっていましたね。(アタック周の)最後の方は涙が出て来そうでした。そんなすばらしいアタックでした。この上ないスタートが切れました。チャンピオンになるのは勝つしかないので、相手のことを考えずに、後ろを、ミラーを見ないような気持ちで、優勝目指してがんばります
柳田真孝
ポールポジションは素直にうれしいです。というか、まさか獲れるとは思いませんでした。フェアレディZというクルマは、もてぎのようなコースが苦手なんです。だから、信じられない気持ちです。クルマもタイヤもとても良かった。 すべてがうまくいったから獲れたポールです。10月にもてぎであったテストには参加しない予定だったのですが、長谷見監督が資金を工面してくれてテストに参加でき、タイヤやセッティングが進められた。チームみんなの力で獲ったポールですね。決勝も厳しい戦いになると思うので、みんなでがんばって、みんなで笑いたいです
Text:GTアソシエイション(GTA)/ Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 コースレコードを連発、#18ウィダーHSVがポール獲得!

2010スーパーGT第8戦「Motegi GT 250km」の公式予選が10月23日、ツインリンクもてぎで行われ、#18ウイダー HSV-010(小暮 卓史/ロイック・デュバル組)がポールポジションを獲得した。 GT300クラスは#3TOMICA Z(星野 一樹/柳田 真孝組)だった。

101023GT500PP 101023GT300PP

豪雨被害によって第7戦富士がキャンセルとなり、全7戦で争われることになった2010シーズンのチャンピオン争い。最終決戦は栃木県のツインリンクもてぎ。ノーウェイトでのガチンコ勝負だ。

公式予選は午後1時05分より予選1回目が、予選2回目は午後2時45分よりノックダウン方式で行われた。
公式予選1回目では予選通過基準タイムのクリアが目標となるが、これはGT50013台、GT30024台の全ドライバーが無事達成、1台も欠けることなくノックダウン予選に臨むこととなった。

セッション1のボーダーラインはGT500クラス上位10台、GT300クラス16台。GT300、GT500の順で各10分間の走行だ
GT500はランキングトップの#18ウィダーHSVが1分43秒711とコースレコードを記録してトップに。ドライバーは小暮卓史。2番手には#35MJ KRAFT SCがつける。ドライバーは大嶋和也だ。 一方ボーダーライン上の戦いは、序盤コースアウトを喫した#23モチュールGT-Rの本山哲が最後に10番手に滑り込んでセッション2進出を果たす一方で、#32エプソンHSV、38ZENTセルモSC、#39デンソーサードSCが敗退した。サードSCは今回、アンドレ・クートに変わってカルロ・ヴァン・ダムがエントリーしたが、アタックの機会を与えられることなくクラス最後尾で決勝を迎えることとなった。
GT300クラスは若手コンビの#74カローラアクシオaprGTの国本雄資が1分54秒812でトップ、2番手には#19ウェッズスポーツIS350を駆る織戸学がつけ、#27NAC衛生コムLMPフェラーリ、#88リールランボルギーニRG-3、#28イワサキインダストリーLMPポルシェ、前回優勝の#62R&Dレガシィ、#22RQ'Sヴィーマック350R、#51CINE CITTAタイサンポルシェ、#360石松Koseiポルシェ、#666BOMEXボクスターが敗退した。

セッション2のボーダーラインはGT500クラス7台、GT300クラスは10台。7分間の走行となった。
GT500はランキング2位の#6エネオスSC、ビヨン・ビルドハイムが1分43秒734でトップ。2位には再び#35MJの石浦宏明、3番手に#1ペトロナスの脇阪寿一とレクサスSCがトップ3を占めた。セッション1トップの#18ウィダーHSVのデュバルは4番手。一方#100レイブリックHSV、#23モチュールGT-R、#8ARTA HSVの3台がここで予選を終えた。
GT300は#66triple aヴァンテッジの吉本大樹がトップ。#11JIMゲイナーF430の平中克幸が2位とFIA-GT2勢が1-2。セッション1トップの#74カローラの井口卓人が3番手につける。ところがセッション1で2位の#19ウェッズスポーツISの片岡龍也は惜しくも11位に終わり、ここで予選を終えることに。他に第3戦優勝の#46モーラZ、#5マッハ号320R、#87JLOCランボルギーニRG-3、#31エヴァンゲリオンカローラ、#25ZENTポルシェが敗退した。

ポールポジションを争う最後のセッション3は#18ウィダーHSV小暮と#6エネオスSC伊藤大輔による熾烈なアタック合戦が展開され、1分43秒583とコースレコードをさらに更新した小暮がポールポジションを獲得、伊藤は僅かに及ばず1分43秒640で2位に終わった。予選3位には#17っケーヒンHSVがつけている。
GT300クラスは走行開始直後に#74カローラの国本がコースアウト、これにより10分間の赤旗中断となった。これにより残り時間は僅か6分間となり、必然的に各車一発勝負のタイムアタックを強いられることに。これを制したのは#3トミカZの柳田真孝、タイムは1分54秒186だった。2番手には#9初音ミクポルシェがつけ、ガイヤルド勢で唯一生き残った#86関口雄飛が3番手に。なお国本はその後自力でピットに戻り、アタックを続行、4位につけている。

第8戦決勝は23日午後2時より53周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'43.7111'43.9751'43.583
26ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'44.2151'43.7341'43.640
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS1'44.1351'44.0251'43.710
412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'44.3611'44.1151'43.718
51PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'44.5841'43.9661'43.739
635MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'44.0101'43.9361'43.775
724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'44.2511'44.0551'44.317
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.1981'44.199
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI1'44.6091'44.402
108ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS1'44.1431'44.760
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'44.842
1238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'45.005
1339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
平手 晃平
DL1'45.032
■GT300 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
13TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH1'54.9811'54.9301'54.186
29初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'55.9021'54.9231'54.301
386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH1'54.9441'55.0461'54.620
474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI1'54.8121'54.8321'54.621
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI1'54.8541'55.2461'54.647
67M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'55.8041'55.2791'55.074
711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL1'55.0871'54.6811'55.867
82アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH1'56.2061'54.9591'56.397
966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'56.3681'54.3812'14.120
1026CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
密山 祥吾
YH11'55.8201'54.960no time
1119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'54.8181'55.332
1246アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH1'55.6861'55.825
135マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'56.0061'56.084
1487JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH1'55.8351'56.108
1531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH1'56.3551'56.551
1625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH241'54.9101'56.849
1727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH1'56.530
1888リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
黒澤 翼
YH1'56.685
1928イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH1'56.737
2062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH201'57.142
2122RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
YH1'57.200
2251Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'57.631
23360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'58.663
24666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
YH1'59.684
  • 第4コーナー付近の停止車両回収のため15時34分21秒より9分39秒間赤旗中断とした。(セッション3)
  • CarNo.66は、国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(ダブルチェッカー)により罰金2万円を課した。
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックダウンSession3結果

■GT500 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 3 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
*小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'43.583--166.871
26ENEOS SC430
LEXUS SC430
*伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'43.640 0.057 0.057166.779
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
*金石 年弘
塚越 広大
BS1'43.710 0.127 0.070166.666
412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'43.718 0.135 0.008166.653
51PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
*アンドレ・ロッテラー
BS1'43.739 0.156 0.021166.620
635MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
*大嶋 和也
BS1'43.775 0.192 0.036166.562
724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'44.317 0.734 0.542165.697
■GT300 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 3 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
13TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
*柳田 真孝
YH1'54.186--151.376
29初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
*佐々木 雅弘
HK21'54.301 0.115 0.115151.223
386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
*関口 雄飛
YH1'54.620 0.434 0.319150.802
474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
*国本 雄資
MI1'54.621 0.435 0.001150.801
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
*高木 真一
MI1'54.647 0.461 0.026150.767
67M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝
折目 遼
YH1'55.074 0.888 0.427150.207
711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
*田中 哲也
平中 克幸
DL1'55.867 1.681 0.793149.179
82アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
*濱口 弘
YH1'56.397 2.211 0.530148.500
966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
*松田 秀士
吉本 大樹
YH2'14.12019.93417.723128.877
1026CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*植田 正幸
密山 祥吾
YH1no time---
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックダウンSession2結果

■GT500 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
*ビヨン・ビルドハイム
BS1'43.734--166.628
235MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
*石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'43.936 0.202 0.202166.304
31PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
*脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'43.966 0.232 0.030166.256
418ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
*ロイック・デュバル
BS1'43.975 0.241 0.009166.242
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
*塚越 広大
BS1'44.025 0.291 0.050166.162
624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
*安田 裕信
YH1'44.055 0.321 0.030166.114
712カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
*ロニー・クインタレッリ
BS1'44.115 0.381 0.060166.018
---- 以上Session3進出 ----
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
*伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.199 0.465 0.084165.884
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
*ブノワ・トレルイエ
MI1'44.402 0.668 0.203165.562
108ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
*ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS1'44.760 1.026 0.358164.996
■GT300 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
166triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'54.381--151.117
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
*平中 克幸
DL1'54.681 0.300 0.300150.722
374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人
国本 雄資
MI1'54.832 0.451 0.151150.524
49初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
*番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'54.923 0.542 0.091150.405
53TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹
柳田 真孝
YH1'54.930 0.549 0.007150.396
62アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*加藤 寛規
濱口 弘
YH1'54.959 0.578 0.029150.358
726CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
*密山 祥吾
YH11'54.960 0.579 0.001150.356
886JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*山西 康司
関口 雄飛
YH1'55.046 0.665 0.086150.244
943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
*新田 守男
高木 真一
MI1'55.246 0.865 0.200149.983
107M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
*折目 遼
YH1'55.279 0.898 0.033149.940
---- 以上Session3進出 ----
1119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
*片岡 龍也
YH1'55.332 0.951 0.053149.871
1246アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*横溝 直輝
阿部 翼
YH1'55.825 1.444 0.493149.233
135マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
*黒澤 治樹
YH1'56.084 1.703 0.259148.900
1487JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
*坂本 祐也
YH1'56.108 1.727 0.024148.870
1531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
*松浦 孝亮
YH1'56.551 2.170 0.443148.304
1625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
*土屋 武士
YH241'56.849 2.468 0.298147.926
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックダウンSession1結果

■GT500 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
*小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'43.711--166.665
235MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
*大嶋 和也
BS1'44.010 0.299 0.299166.186
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
*金石 年弘
塚越 広大
BS1'44.135 0.424 0.125165.986
48ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
*井出 有冶
BS1'44.143 0.432 0.008165.973
5100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
*山本 尚貴
BS1'44.198 0.487 0.055165.886
66ENEOS SC430
LEXUS SC430
*伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'44.215 0.504 0.017165.859
724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'44.251 0.540 0.036165.801
812カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'44.361 0.650 0.110165.627
91PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
*アンドレ・ロッテラー
BS1'44.584 0.873 0.223165.274
1023MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI1'44.609 0.898 0.025165.234
---- 以上Session2進出 ----
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
*道上 龍
中山 友貴
DL1'44.842 1.131 0.233164.867
1238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
*立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'45.005 1.294 0.163164.611
1339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
*平手 晃平
DL1'45.032 1.321 0.027164.569
■GT300 Class

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
174COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
*国本 雄資
MI1'54.812--150.550
219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
*織戸 学
片岡 龍也
YH1'54.818 0.006 0.006150.542
343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
*高木 真一
MI1'54.854 0.042 0.036150.495
425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
*都筑 晶裕
土屋 武士
YH241'54.910 0.098 0.056150.422
586JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
*関口 雄飛
YH1'54.944 0.132 0.034150.377
63TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
*柳田 真孝
YH1'54.981 0.169 0.037150.329
711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
*田中 哲也
平中 克幸
DL1'55.087 0.275 0.106150.190
846アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
*阿部 翼
YH1'55.686 0.874 0.599149.413
97M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝
折目 遼
YH1'55.804 0.992 0.118149.261
1026CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*植田 正幸
密山 祥吾
YH11'55.820 1.008 0.016149.240
1187JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之
坂本 祐也
YH1'55.835 1.023 0.015149.221
129初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
*佐々木 雅弘
HK21'55.902 1.090 0.067149.134
135マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
*玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'56.006 1.194 0.104149.001
142アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
*濱口 弘
YH1'56.206 1.394 0.200148.744
1531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
*嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH1'56.355 1.543 0.149148.554
1666triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
*松田 秀士
吉本 大樹
YH1'56.368 1.556 0.013148.537
---- 以上Session2進出 ----
1727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
*小泉 洋史
YH1'56.530 1.718 0.162148.331
1888リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
*黒澤 翼
YH1'56.685 1.873 0.155148.134
1928イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
*岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH1'56.737 1.925 0.052148.068
2062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
*山野 哲也
佐々木 孝太
YH201'57.142 2.330 0.405147.556
2122RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
*和田 久
Guts 城内
YH1'57.200 2.388 0.058147.483
2251Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*坂本 雄也
山内 英輝
YH1'57.631 2.819 0.431146.942
23360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
*松永 まさひろ
HK1'58.663 3.851 1.032145.664
24666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
*山下 潤一郎
Takamori.com
YH1'59.684 4.872 1.021144.422
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選1回目結果

gt_r08_q1_6 gt_r08_q1_66

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'44.841-164.868
2500235MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'45.408 0.567163.982
3500318ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'45.771 0.930163.419
450041PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'45.871 1.030163.264
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'45.970 1.129163.112
6500617KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS1'46.545 1.704162.232
7500724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'46.583 1.742162.174
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'46.620 1.779162.117
950098ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS1'46.920 2.079161.663
1050010100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'47.164 2.323161.295
115001123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI1'47.383 2.542160.966
125001232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'47.506 2.665160.781
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
平手 晃平
DL1'48.039 3.198159.988
14300166triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'56.34611.505148.565
1530022アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH1'56.47111.630148.406
16300346アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH1'56.57211.731148.277
17300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH241'56.60111.760148.240
18300586JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH1'56.82811.987147.952
19300611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL1'56.85112.010147.923
2030075マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'56.91712.076147.840
21300888リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'56.94612.105147.803
22300919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'56.98612.145147.752
233001074COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI1'57.02312.182147.706
24300113TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH1'57.08512.244147.627
253001227NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH1'57.21812.377147.460
263001328イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH1'57.37812.537147.259
273001462R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH201'57.38812.547147.246
28300157M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'57.44112.600147.180
293001626CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
密山 祥吾
YH11'57.46412.623147.151
303001743ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI1'57.72112.880146.830
313001831エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH1'57.90513.064146.601
32300199初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'58.66613.825145.661
333002087JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH1'58.95214.111145.310
343002151Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'59.08814.247145.144
3530022360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'59.89615.055144.166
363002322RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
YH2'00.21015.369143.790
3730024666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
YH2'01.42316.582142.353
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

gt_r08_p_18 gt_r08_p_5

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'44.487-165.427
2500217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS1'44.988 0.501164.638
350036ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'44.994 0.507164.628
45004100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'45.085 0.598164.486
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS1'45.242 0.755164.240
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH1'45.458 0.971163.904
750078ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS1'45.497 1.010163.843
8500823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI1'46.014 1.527163.044
9500935MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'46.027 1.540163.024
105001038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'46.097 1.610162.917
115001132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'46.250 1.763162.682
125001239DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
カルロ・ヴァン・ダム
平手 晃平
DL1'46.753 2.266161.915
13500131PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'50.600 6.113156.284
1430015マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'55.05510.568150.232
1530022アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH1'55.05610.569150.231
16300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'55.35010.863149.848
17300426CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
植田 正幸
密山 祥吾
YH11'55.69311.206149.404
18300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL1'55.72011.233149.369
19300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH1'55.76311.276149.313
20300743ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI1'55.79911.312149.267
2130089初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'55.89411.407149.145
2230093TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH1'56.05211.565148.942
233001046アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH1'56.18611.699148.770
2430011*27NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH1'56.43711.950148.449
253001266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'56.45211.965148.430
263001374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI1'56.50212.015148.366
273001487JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH1'56.55312.066148.301
28300157M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'56.58412.097148.262
293001625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH241'56.72912.242148.078
3030017365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
澤 圭太
YH1'56.73712.250148.068
313001888リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'57.00012.513147.735
323001962R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH201'57.12612.639147.576
333002031エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH1'57.39412.907147.239
343002151Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'57.43912.952147.182
353002228イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH1'57.99613.509146.488
3630023*22RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
YH1'58.30013.813146.111
3730024360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'58.98614.499145.269
3830025666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
YH1'59.94615.459144.106
  • ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、9時43分58秒より6分02秒間赤旗中断とした。
  • ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、10時38分24秒より5分36秒間赤旗中断とした。審査委員会の了承を得て、終了時間を5分延長した。
  • ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、10時46分25秒より4分35秒間赤旗中断とした。
  • CarNo.27は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第26条~3)違反により、第1回目予選開始10分間を走行禁止とする。
  • CarNo.22は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、罰金2 万円を課す。
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Japanese F3

JF3:第15,16戦オートポリス 嵯峨宏紀が第15戦で悲願のF3初優勝! 嵯峨は最終第16戦も制し2連勝でシーズンを締め括る (TOYOTA)

10f3_rd8_1
第15戦で悲願のF3初優勝を飾った嵯峨宏紀(中央)。
2位には山内英輝(左)が入った

 全日本F3選手権の2010年最終大会となる第8大会(第15戦、第16 戦)が10月16日(土)と17日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催された。

 Cクラスでは既にタイトルは決定しているが、Nクラスでのタイトルは最終大会で決されることとなり、また、11月18日(木)から21日(日)にかけて中国・マカオの市街地特設コースで行われる、F3世界一決定戦とも言えるマカオGPへ向けて勢いをつけるべく、各ドライバーはオートポリスでの最終大会へと臨んだ。

 今大会は、Cクラスランキング2位につけるラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が欠場となったため、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が3台出場、Nクラスは参戦車両9台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 16日(土)午前8時50分より予選が行われ、Cクラスは全車がコースレコードを更新するハイペースな予選アタックが繰り広げられた。

 前戦初優勝を飾った山内英輝(ハナシマレーシング)が第15戦、第16戦共にポールポジションを獲得。TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が第15戦3番手、第16戦2番手。嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が第15戦2番手、第16戦3番手と分け合う形となった。

 Nクラスでは、第15戦は千代勝正(DENSO Team Le Beausset)がポールポジション。第16戦は、5ポイント差の2位で逆転タイトル獲得を狙うTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)がポールポジションを獲得した。

 秋晴れの空の下、午後3時23分に第15戦決勝レース(14周)がスタート。ポールポジションの山内を嵯峨が1コーナーでパス。2コーナーでは国本も山内をかわし、2位へ浮上した。後方では、Nクラスの蒲生に後続車が接触し、ウォールにクラッシュ。2コーナーでも接触があり、3周目にセーフティカーが導入された。

 8周目に再スタートが切られると、2番手の国本が首位を行く嵯峨を1コーナーでかわそうとアウトからしかけるも、コースアウト。国本は5位へと後退してしまった。

 その後は嵯峨に追いついた山内がプッシュを続けるが、嵯峨はこれを押さえきり、ファステストラップもマークする速さを見せて見事トップチェッカー。F3参戦6年目にして、悲願の初優勝を飾った。

 山内が2位。国本は5位に終わった。Nクラスではポールポジションの千代がトップでチェッカーを受けたが、レース後、再スタート時のペースコントロールでペナルティを受けることとなり、2位チェッカーの小林崇志(HFDP RACING)が繰り上がって優勝。タイトルを争っていた蒲生がリタイア、ノーポイントに終わったため、最終戦を待たずして、小林のNクラスタイトルが確定した。

 17日(日)10月としては暖かい天候の下、午前10時38分に第16戦の決勝レース(20周)のスタートが切られた。

 最前列2番手グリッドの国本が好スタートを決め、ポールポジションの山内よりも若干前で2台並んだまま1コーナーへと進入したが、接触の末に共にコースアウトし、リタイアとなってしまった。

 これで3番手スタートの嵯峨が首位に立つと、今度は後続を引き離し、第15戦に続き2連勝。最高の形でシーズンを締め括ることとなった。

 Nクラスでは、前日のクラッシュから、メカニックの懸命の作業で車両を修復した蒲生がポールポジションから好スタート。後続がクラッシュやスピンで脱落していく展開ながら、ファステストラップもマークし、今季のNクラス最多となる8勝目を挙げ、ランキングでは僅か3ポイント差の2位でシーズンを終えることとなった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第6戦オートポリス アンドレ・ロッテラーが今季初優勝! トヨタエンジンが表彰台独占 (TOYOTA)

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アンドレ・ロッテラー(中央左)が今季初勝利。JPオリベイラ(左)が
2位、石浦宏明(右)が3位でトヨタエンジン勢が表彰台を独占した

 フォーミュラ・ニッポンの第6戦が10月16日(土)、17日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。

 全7戦で競われている今季のフォーミュラ・ニッポンも残すところ2戦となったが、これまで5戦を終えて5人の勝者が誕生する混戦となっており、ランキング上位ドライバーのポイント差は非常に小さく、タイトル争いは激しさを増している。

 阿蘇山の麓に位置するオートポリスでのフォーミュラ・ニッポン開催は3回目。今大会は1回のタイヤ交換が義務付けられており、昨年の大会でもピット戦略で大きく順位が入れ替わったことから、戦略が重要なレースとなる。

 16日(土)午後1時45分からノックアウト方式の予選が開始。Q1から上位13台がコースレコードを更新するハイレベルな戦いとなった。このセッションでは、地元九州出身で、トップフォーミュラでの凱旋となったTDPドライバーの井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)が14番手、午前中のフリー走行はトラブルでほとんど走れず、苦戦を強いられた松田次生(KONDO RACING)が15番手でQ1敗退となった。

 Q2では、Q1で6番手と好走を見せたルーキーのケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)がタイムを伸ばせず、11番手。平中克幸(KCMG)が12番手でグリッド確定。

 最終Q3セッションでは、残り6分を切って各車一斉にコースイン。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がまずトップタイムをマークしたが、その直後に1コーナーでスピンし、コース上にストップ。車輌排除のために赤旗となり、規定に則ってそのままセッションは終了となった。

 ロッテラーを含む5台のみがタイム計測を終えたが、ロッテラーは赤旗の原因を作ったとしてタイムが抹消され、4グリッド降格となった。この結果、TDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)がフォーミュラ・ニッポンで初のポールポジションを獲得。貴重な1ポイントを獲得した。

 同じくTDPドライバーの平手晃平(Mobil1 TEAM IMPUL)が2番手、石浦宏明(Team LeMans)が3番手となり、TDPドライバーが予選トップ3を占めた。

 ロッテラーは5番手。以下はQ2のタイムで順位が決定され、J.P.デ・オリベイラ(Mobil1 TEAM IMPUL)が6番手グリッドとなった。

 17日(日)も秋晴れとなったオートポリス。フォーミュラ・ニッポンの決勝が行われる午後2時半には、気温21度、路面温度は38 度とこの週末では最も暑いコンディションとなり、50周で争われる決勝レースがスタートした。

 スタートでは、最前列に並んだ大嶋と平手が若干遅れ、これをかわそうとした2列目以降で混乱が発生。4番手のロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が石浦に接触し、コントロールを失って大嶋に追突。大嶋はスピンしながら壁にクラッシュし、ここに他車が突っ込むという、多重クラッシュとなった。

 このクラッシュでセーフティカーが導入。セーフティカーランとなってすぐ、1周目終了の時点で、ロッテラーとオリベイラがタイヤ交換義務を果たすべくピットイン。後輪2本のみの交換としたロッテラーが前でコースへ復帰した。また、接触により左前タイヤのパンクなどダメージを負った石浦もピットへ向かい、応急処置とタイヤ交換、給油を行った。

 セーフティカーランは5周に渡って続き、井口、平中らもピットイン。ピットに入ったロッテラー以降が、入らなかった5台の後についての再スタートとなった。

 6周目に再スタートが切られ、ピットに入らず2番手につけた平手が、首位の山本尚貴(NAKAJIMA RACING)を猛プッシュ。4位のコッツォリーノも好ペースで前走車を追走。

 18周目、ピットに入らず、5位を走行していた松田がトラブルでコース脇にストップ。5台目のリタイアとなってしまった。

 平手は、21周目に山本がピットインしたことで首位に立ち、一気にペースアップ。コッツォリーノは25周目にピットインすると、山本の前でコースに復帰した。

 平手は32周目まで引っ張ってピットイン。きわどいタイミングながら、井口、コッツォリーノらの直前でコースに復帰した。これで、ロッテラーが首位に浮上。オリベイラが2位、石浦が3位、平手は4位となった。

 燃料やタイヤをセーブする走行を強いられた前3台を、フレッシュなタイヤの平手が追い上げるかに注目が集まったが、42周目、平手が突然燃料系のトラブルに見舞われペースダウン。レースは続行したが、次々に後続にパスされることとなってしまった。

 一方、首位を行くロッテラーは、オリベイラとの差をコントロールしながら、着実なペースで周回を重ね、見事トップでチェッカー。昨年の第6戦以来となる、今季初勝利を挙げた。これにより今季のフォーミュラ・ニッポンでは、6戦で6人目のウィナー誕生となった。

 2位はオリベイラ。3位は、スタートでの接触でステアリング系にダメージを負いながらも着実に走り続け、ファイナルラップでの後続の猛追を凌ぎきった石浦が入り、昨年の第3戦以来キャリア2度目となる表彰台を獲得。トヨタエンジン勢が表彰台を独占する結果となった。

 レース後の車検で、4位でチェッカーを受けた塚越広大(HFDP RACING)が失格となったため、5位以降が繰り上がることとなり、ルーキーのコッツォリーノが自身最高位となる4位フィニッシュ。コッツォリーノはレース中のファステストラップもマークした。同じくルーキーの井口も6位フィニッシュとなり、念願の初ポイントを獲得した。平中が7位。最後に平中にかわされた平手も、8位で1ポイントを獲得することとなった。

 完走僅か8台のサバイバルレースとなった今大会の結果、タイトル争いではオリベイラとロッテラーが同点でトップに立ち、最終戦へと臨むこととなった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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