SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/4/14) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2012 All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 2'06.682 | - | - | 165.02 |
| 2 | 4 | C | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 2'07.016 | 0.334 | 0.334 | 164.59 |
| 3 | 36 | C | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 2'07.184 | 0.502 | 0.168 | 164.37 |
| 4 | 8 | C | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 2'07.316 | 0.634 | 0.132 | 164.20 |
| 5 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 2'08.132 | 1.450 | 0.816 | 163.15 |
| 6 | 37 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 2'08.135 | 1.453 | 0.003 | 163.15 |
| 7 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 2'08.872 | 2.190 | 0.737 | 162.22 |
| 8 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 2'09.179 | 2.497 | 0.307 | 161.83 |
| 9 | 2 | C | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 2'09.388 | 2.706 | 0.209 | 161.57 |
| 10 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 2'09.730 | 3.048 | 0.342 | 161.14 |
| 11 | 77 | N | 阪口 良平 | アキランドレーシングF-306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 2'11.118 | 4.436 | 1.388 | 159.44 |
| 12 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 2'12.911 | 6.229 | 1.793 | 157.29 |
| 13 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 2'16.279 | 9.597 | 3.368 | 153.40 |
| 14 | 3 | C | 島田 龍吾 | C-FACTORY | Dallara F308 | Mercedes-Benz M271.F3 | 2'19.613 | 12.931 | 3.334 | 149.74 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'19.656 | 12.974 | 0.043 | 149.69 |
SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/04/14) Free Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'49.456 | - | - | 190.99 |
| 2 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'49.761 | 0.305 | 0.305 | 190.46 |
| 3 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'49.969 | 0.513 | 0.208 | 190.10 |
| 4 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'50.019 | 0.563 | 0.050 | 190.01 |
| 5 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'50.292 | 0.836 | 0.273 | 189.54 |
| 6 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'50.337 | 0.881 | 0.045 | 189.47 |
| 7 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'50.598 | 1.142 | 0.261 | 189.02 |
| 8 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'50.609 | 1.153 | 0.011 | 189.00 |
| 9 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'50.614 | 1.158 | 0.005 | 188.99 |
| 10 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'50.632 | 1.176 | 0.018 | 188.96 |
| 11 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'51.259 | 1.803 | 0.627 | 187.90 |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'51.336 | 1.880 | 0.077 | 187.77 |
| 13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'51.425 | 1.969 | 0.089 | 187.62 |
| 14 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'51.756 | 2.300 | 0.331 | 187.06 |
| 15 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'52.335 | 2.879 | 0.579 | 186.10 |
| 16 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'52.397 | 2.941 | 0.062 | 185.99 |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'56.215 | 6.759 | 3.818 | 179.88 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'38.917
SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/04/13) Official Joint Test Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'38.944 | - | - | 211.28 |
| 2 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'39.296 | 0.352 | 0.352 | 210.53 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'39.486 | 0.542 | 0.190 | 210.13 |
| 4 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'39.671 | 0.727 | 0.185 | 209.74 |
| 5 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'39.698 | 0.754 | 0.027 | 209.69 |
| 6 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'39.705 | 0.761 | 0.007 | 209.67 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'40.114 | 1.170 | 0.409 | 208.81 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'40.167 | 1.223 | 0.053 | 208.70 |
| 9 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'40.185 | 1.241 | 0.018 | 208.67 |
| 10 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'40.426 | 1.482 | 0.241 | 208.17 |
| 11 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'40.531 | 1.587 | 0.105 | 207.95 |
| 12 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'40.941 | 1.997 | 0.410 | 207.10 |
| 13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'41.179 | 2.235 | 0.238 | 206.62 |
| 14 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'41.479 | 2.535 | 0.300 | 206.01 |
| 15 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'41.932 | 2.988 | 0.453 | 205.09 |
| 16 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'41.933 | 2.989 | 0.001 | 205.09 |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'44.012 | 5.068 | 2.079 | 200.99 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'38.917
プラネックスコミュニケーションズ株式会社のプレミアム・ブランド“PLANEX COLLECTION”から、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』で、主人公カペタがドライブするダラーラF3XXの1/43スケールミニチュアカーが、2012年4月23日に発売されます。

(c)2012/曽田正人・講談社
- 写真は試作品のため、実際の商品とは一部異なる部分もございます。
■ 商品説明 ■
今回のモデルでは、サイドポンツーンに“PETRONAUT”のスポンサーロゴの入った最終戦仕様をモデル化。細部のマーキングに至るまで、曽田先生の監修のもと完璧なディテールを再現しています。
パッケージの背景には曽田先生による直筆イラストを採用。モデルは台座、クリアケース付きでの販売になります。
劇中に登場する、静岡ステラ、S.D.P.といったスポンサーマークも忠実に再現。コックピットにはドライブ姿勢のカペタのフィギュアも乗っています。
■商品概要■
- 商品名:PLANEX COLLECTION 1/43スケール ミニチュアカー NOAH MotorSports Dallara F3XX STELLA
- 発売時期:2011年4月23日
- 販売価格:7,140円(税込み)
ご購入はPLANEX COLLECTION 公式HP(http://www.planexcollection.jp/)のほか、全国の有名模型店にお問い合わせください。
PLANEX COLLECTION プレスリリース
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の第2戦決勝が4月8日、富士スピードウェイで行われた。大会二日目の富士スピードウェイは晴天。肌寒さは相変わらずだが日差しがそれを和らげてくれる状況のもと、朝9時40分にフォーメーションラップが開始された。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#4平川亮。2番手スタートの#3篠谷大幹は昨日に続いてスタートを決められず、5位に後退。この結果2位に#10松下信治、3位#8清原章太と、4位#12高星明誠、5位#3篠谷大幹と、ここまでは昨日と同様の順位だ。
第1戦ではタイヤの内圧の設定がマッチせずレース前半でペースを上げられなかったというトップの#4平川も、今回はレース中盤に焦点を当てた内圧設定で序盤から快調にペースを上げ、後続を突き放しにかかる。
一方、2番手を走行する#10松下は第1戦で後方から追い上げてくる#8清原を押さえ込むためにタイヤを消耗させてしまったとのことで、#4平川を追い上げることができない。
更にその後方では#8清原、#12高星、#3篠谷が接近戦を展開。中団グループでも#18柴田隆之介、#9道見真也、#1川端伸太朗、#5周藤康平、#13藤波清斗らが抜きつ抜かれつの団子状態だ。
3位集団に動きが見られたのは10周目だった。前の周で#8清原の背後にぴったり張り付き、インに車体を降るそぶりをみせた#12高星が1コーナーでインを差して3位に浮上する。続いて#5篠谷も最終コーナーで#8清原のインに飛び込んだ。しかし#8清原も負けじとホームストレートで#3篠谷のインに並びかけ、そのまま並走状態で1コーナーに入っていくが、ここではアウト側の#3篠谷が押さえきった。#3篠谷はそのままの勢いで前を走る#12高星を追い上げにかかり、13周終了時点でコンマ6秒差にまで詰め寄る。
そして18周目。ダンロップコーナー進入でアウトから並びかけた#3篠谷とそれを押さえ込もうとする#12高星が二つ目のコーナーを立ち上がったところで接触、#12高星はコースを飛び出してしまった上に左リヤタイヤにダメージを負い、19周目の最終コーナーでストップしてしまった。一方3位に浮上した#3篠谷に対してもレース後に45秒加算のペナルティが課せられ、結局#3篠谷はこのレース14位に終わってしまった。これにより再び#8清原が3位に繰り上がることとなった。
こうした後続の戦いを尻目にトップの#4平川は11周目にコースレコードに僅か0.03秒差と迫るファステストラップを記録する等、快調なペースでリードを広げ、最後は2位#10松下に8秒以上の大差を付けて21周のレースを制し、開幕2連勝をいずれもポール・トゥ・フィニッシュという形で達成した。
次回第3戦、第4戦の舞台はツインリンクもてぎ。5月12、13日開催だ。
- 優勝:平川亮
-
昨日と同じ結果になりましたが、今日の方が気持ちの面では楽に21周を走れました。でも次のもてぎでも同じように連勝とはいかないと思うので、常に限界まで攻める意識を持って走ります。今回は中盤でベストタイムが出るように内圧を設定して、その通りに走れました。
- 2位:松下信治(東京中日スポーツ賞受賞)
-
今日はスタートもそこそこ決まって、前の平川選手を追いかける形になりましたが、第1戦での使い方が原因でタイヤのダメージが大きく、ペースを上げることができませんでした。昨日は清原選手を押さえるためにフロントを使ってしまい、今日はアンダーステアを抱えながら走ることになりました。次のもてぎではタイヤを大事に使って、もっとFCJというクルマを理解して攻められれば、と思います。
- 3位:清原章太
-
昨日の3位は嬉しかったし、今日も前の二人が普通に走っていれば5位だったのが3位になれたので、そういった意味ではラッキーだったなと思います。この結果はシーズンが進むにつれて効いてくると思います。シーズンが終わるまでには勝てるように頑張ります。
Text & Photo: 日本レースプロモーション
Fuji Champion Race Series -RIJ- (2012/04/08) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 21 | 35'46.743 |
| 2 | 10 | 松下 信治 | HFDP/SRS-F/ARTA | 21 | 8.025 |
| 3 | 8 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 21 | 17.101 |
| 4 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing withDL | 21 | 19.742 |
| 5 | 14 | 三笠 雄一 | 石焼ら~めん火山FTRS FCJ | 21 | 20.618 |
| 6 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 21 | 27.525 |
| 7 | 11 | 坪井 翔 | FTRS TMC FCJ | 21 | 32.195 |
| 8 | 18 | 柴田 隆之介 | アスト★TeamSBT | 21 | 33.322 |
| 9 | 9 | 道見 真也 | FTRS スカラシップ FCJ | 21 | 37.666 |
| 10 | 13 | 藤波 清斗 | NDDP FCJ | 21 | 38.341 |
| 11 | 16 | 三浦 愛 | EXEDY | 21 | 39.720 |
| 12 | 5 | 周藤 康平 | チームSPVFCJ | 21 | 1.993 |
| 13 | 6 | ナイン・インドラ・パユーング | FTRS PTT | 21 | 42.672 |
| 14 | 3 | 篠谷 大幹 | FTRS | 21 | 56.793 |
| 15 | 12 | 高星 明誠 | DAISHIN NDDPFCJ | 18 | 3 Laps |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
| - | 2 | 黒崎 駿 | HFDP/SRS-F/コチラR | 5 | 16 Laps |
| - | 17 | 陣川 雄大 | 東京モータースポーツカレッジ | 0 | 21 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.4 平川 亮(FTRSクラリオンFCJ) 1'41.605 (11/21) 161.673 km/h
- CarNo.3は、フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則第3章第28条12.1) 2)(他車への追突行為)違反により、競技結果に対して45秒加算のペナルティを科した。
- CarNo.17は、フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則第3章第28条12.1)(他車への追突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科す。ただし、リタイヤにより消化不能なため、訓戒とする。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン第1戦の決勝が4月7日、富士スピードウェイで行われた。
朝から肌寒い天候のもと、レースは14時45分より15周で行われた。スタート時の気温9.3℃、路面温度は11.2℃ととても4月上旬とは思えない寒さだ。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#4平川亮。3番手スタートの#10松下信治が2番手、#8清原章太が3番手でホームストレートに戻ってきた。2番手スタートの#3篠谷大幹は出遅れて5位に後退。その後方では#1川端伸太朗と#17陣川雄大が1コーナーでコースアウト。陣川は戦列に戻ったが、川端はここでレースを終えることになってしまった。
2番手の#10松下は1周目、2周目とトップの#4平川との間隔を1秒以内に保って周回を重ねたが、3周目にその時点でのファステストラップを記録した#8清原が次第に背後に迫ってきた。
その後ろでは#12高星明誠と#3篠谷大幹が4番手争いを、#11坪井翔、#18柴田隆之介、#9道見真也らが10番手争いを、団子状態で展開した。
この間に後続との差を広げたい#4平川だったが、あまりに低い路面温度にタイヤの内圧が合わず、なかなかペースを上げることができない。それでも5周をすぎる頃からは徐々にペースも上がり、次第に2位以下との間隔も広がり始める。最後にはこのレースのファステストラップとなる1'42.074を記録、2位#10松下に4.154秒もの差を付けてチェッカーを受け、自身通算2勝目をものにした。
2位にはこれがFCJデビュー戦となる#10松下が入り、3位にはこれまた初の表彰台となるFCJ2年目の清原が入った。
FCJ第2戦決勝は明日8日、朝9時40分より21周で行われる。
- 優勝:平川亮(東京中日スポーツ賞受賞)
-
思ったよりも気温路面温度が低くて、ペースが上がらなくて焦りました。後半危ないかな?と思いましたが、後ろも苦戦していたようで、最後にファステストラップを出して勝つことができました。気温が下がったのが予想外でした。明日もポールポジションからスタートなので、良いスタートを決めてまた勝ちたいです。今日はタイヤの内圧の管理がうまくいかなかったので、明日も勝てるようにちゃんとやろうと思います。
- 2位:松下信治
-
今年初めてFCJのレースをやるので、落ち着いて走ろうと思っていました。トップの平川選手についていこうとしましたが、速くて全然ついていけませんでした。明日はなんとかついていけるよう頑張ります。富士もこのクルマも今週末のテストが初めてで、最初はトップから1秒くらい離されていましたが、だんだん特性も分かってきました。
- 3位:清原章太
-
去年一年間、一度も表彰台に上がれなかったので、今日はほっとしています。今週のテストでは最初の二日間は順調でしたが、昨日の専有走行からリズムを崩してしまいました。昨日からスポーツ走行で他のカテゴリーが走り始めたことで路面の状況が変わって、それにうまくあわせられませんでした。明日は表彰台の真ん中を目指して頑張ります。
Text & Photo: 日本レースプロモーション
Fuji Champion Race Series -RIJ- (2012/04/07) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 15 | 25'39.733 |
| 2 | 10 | 松下 信治 | HFDP/SRS-F/ARTA | 15 | 4.154 |
| 3 | 8 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 15 | 5.436 |
| 4 | 12 | 高星 明誠 | DAISHIN NDDPFCJ | 15 | 5.916 |
| 5 | 3 | 篠谷 大幹 | FTRS | 15 | 7.895 |
| 6 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing withDL | 15 | 14.277 |
| 7 | 2 | 黒崎 駿 | HFDP/SRS-F/コチラR | 15 | 16.523 |
| 8 | 5 | 周藤 康平 | チームSPVFCJ | 15 | 20.870 |
| 9 | 13 | 藤波 清斗 | NDDP FCJ | 15 | 21.999 |
| 10 | 18 | 柴田 隆之介 | アスト★TeamSBT | 15 | 25.014 |
| 11 | 11 | 坪井 翔 | FTRS TMC FCJ | 15 | 27.767 |
| 12 | 9 | 道見 真也 | FTRS スカラシップ FCJ | 15 | 29.493 |
| 13 | 16 | 三浦 愛 | EXEDY | 15 | 30.782 |
| 14 | 6 | ナイン・インドラ・パユーング | FTRS PTT | 15 | 38.471 |
| 15 | 17 | 陣川 雄大 | 東京モータースポーツカレッジ | 15 | 56.382 |
| 16 | 14 | 三笠 雄一 | 石焼ら~めん火山FTRS FCJ | 14 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ---- |
| - | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 0 | 15 Laps |
Fastest Lap: CarNo.4 平川 亮(FTRSクラリオンFCJ) 1'42.074 (15/15) 160.930km/h
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の2012シーズンがいよいよ開幕。第1戦、第2戦の公式予選が4月7日、富士スピードウェイで行われた。
第1戦の公式予選は10時55分開始。晴天だが肌寒く気温、路面温度ともに昨日までのテストよりも下がる難しいコンディションの中、15分間の走行が行われた。昨日までの合同テストで好タイムを出していた#12高星明誠、#4平川亮、#10松下信治、#3篠谷大幹らが序盤から上位に名を連ね、周回を重ねる毎にタイムを上げていく。
そして開始10分過ぎに、#4平川亮が1'41.942と最初に41秒台を出してきた。これは2008年に松井孝允が記録した富士でのFCJコースレコード1'41.577に迫るものだ。その後一旦は#10松下が1'41..861を出しトップに躍り出たものの、次の周には#4平川も1'41.622を出して再逆転、先週のポルシェ・チャレンジ・カップに続いて開幕戦をポールポジションからスタートすることになった。2番手には#3篠谷大幹がつけ、ルーキーの#3松下が3番手。 しかし一方で、今週のテストにおいて初日、二日と多くのセッションでトップタイムを記録し、非公式ながら松井のレコードタイムをも上回っていた#12高星明誠は4番手に終わる。#12高星はハンドリングバランスの変化に苦しみ今ひとつ攻めきれない状況。クルマ自体には全く手を加えていないとのことであり、あるいは気温、路面温度の低下が影響したのかもしれない。
10分間のインターバルをおいて第2戦の公式予選は11時20分より、同じく15分間で行われた。ここではルーキー#10松下と3年目の#4平川がお互いにトップタイムを塗り替え合う展開となったが、タイムは第1戦ほどには伸びず、次第に低下する気温と路面温度の影響からか、終盤になってタイム更新をする選手はいなくなった。
結局、終わってみればトップにはここでも#4平川がつけ、2連続ポールを達成。2番手には、初日体調不良でセッション2以降をキャンセルした#3篠谷大幹がつける。3番手はルーキーの松下だ。ルーキーの松下は結局3番手から明日の決勝をスタートすることになった。
FCJ第1戦、第2戦の決勝は第1戦が今日の午後2時45分より15周で、明日の第2戦決勝は9時40分より21周で行われる。
Text & Photo: 日本レースプロモーション
Fuji Champion Race Series -RIJ- (2012/04/07) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 1'41.780 | - | - | 161.40 |
| 2 | 3 | 篠谷 大幹 | FTRS | 1'41.923 | 0.143 | 0.143 | 161.17 |
| 3 | 10 | 松下 信治 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'41.944 | 0.164 | 0.021 | 161.14 |
| 4 | 8 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'42.099 | 0.319 | 0.155 | 160.89 |
| 5 | 12 | 高星 明誠 | DAISHIN NDDPFCJ | 1'42.189 | 0.409 | 0.090 | 160.75 |
| 6 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing withDL | 1'42.516 | 0.736 | 0.327 | 160.24 |
| 7 | 14 | 三笠 雄一 | 石焼ら~めん火山FTRS FCJ | 1'42.625 | 0.845 | 0.109 | 160.07 |
| 8 | 17 | 陣川 雄大 | 東京モータースポーツカレッジ | 1'42.650 | 0.870 | 0.025 | 160.03 |
| 9 | 2 | 黒崎 駿 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'42.670 | 0.890 | 0.020 | 160.00 |
| 10 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 1'42.686 | 0.906 | 0.016 | 159.97 |
| 11 | 9 | 道見 真也 | FTRS スカラシップ FCJ | 1'43.060 | 1.280 | 0.374 | 159.39 |
| 12 | 13 | 藤波 清斗 | NDDP FCJ | 1'43.069 | 1.289 | 0.009 | 159.38 |
| 13 | 18 | 柴田 隆之介 | アスト★TeamSBT | 1'43.191 | 1.411 | 0.122 | 159.19 |
| 14 | 5 | 周藤 康平 | チームSPVFCJ | 1'43.202 | 1.422 | 0.011 | 159.17 |
| 15 | 11 | 坪井 翔 | FTRS TMC FCJ | 1'43.285 | 1.505 | 0.083 | 159.04 |
| 16 | 6 | ナイン・インドラ・パユーング | FTRS PTT | 1'43.308 | 1.528 | 0.023 | 159.01 |
| 17 | 16 | 三浦 愛 | EXEDY | 1'43.391 | 1.611 | 0.083 | 158.88 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'52.070 | 10.290 | 8.679 | 146.58 |
- CarNo.1,9,13は、2012年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回のタイムを抹消した。
- CarNo.6は、ピットレーン速度違反により、予選結果に対し8グリッド降格のペナルティを科す。
Fuji Champion Race Series -RIJ- (2012/04/07) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 1'41.622 | - | - | 161.65 |
| 2 | 3 | 篠谷 大幹 | FTRS | 1'41.676 | 0.054 | 0.054 | 161.56 |
| 3 | 10 | 松下 信治 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'41.861 | 0.239 | 0.185 | 161.27 |
| 4 | 12 | 高星 明誠 | DAISHIN NDDPFCJ | 1'41.874 | 0.252 | 0.013 | 161.25 |
| 5 | 8 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'42.055 | 0.433 | 0.181 | 160.96 |
| 6 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing withDL | 1'42.446 | 0.824 | 0.391 | 160.35 |
| 7 | 14 | 三笠 雄一 | 石焼ら~めん火山FTRS FCJ | 1'42.470 | 0.848 | 0.024 | 160.31 |
| 8 | 2 | 黒崎 駿 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'42.525 | 0.903 | 0.055 | 160.22 |
| 9 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 1'42.591 | 0.969 | 0.066 | 160.12 |
| 10 | 5 | 周藤 康平 | チームSPVFCJ | 1'42.784 | 1.162 | 0.193 | 159.82 |
| 11 | 17 | 陣川 雄大 | 東京モータースポーツカレッジ | 1'42.791 | 1.169 | 0.007 | 159.81 |
| 12 | 13 | 藤波 清斗 | NDDP FCJ | 1'42.883 | 1.261 | 0.092 | 159.66 |
| 13 | 18 | 柴田 隆之介 | アスト★TeamSBT | 1'42.993 | 1.371 | 0.110 | 159.49 |
| 14 | 9 | 道見 真也 | FTRS スカラシップ FCJ | 1'43.033 | 1.411 | 0.040 | 159.43 |
| 15 | 16 | 三浦 愛 | EXEDY | 1'43.173 | 1.551 | 0.140 | 159.22 |
| 16 | 6 | ナイン・インドラ・パユーング | FTRS PTT | 1'43.236 | 1.614 | 0.063 | 159.12 |
| 17 | 11 | 坪井 翔 | FTRS TMC FCJ | 1'43.403 | 1.781 | 0.167 | 158.86 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'51.891 | 10.269 | 8.488 | 146.81 |
- CarNo.13は、2012年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回のタイムを抹消した。
- CarNo.6は、ピットレーン速度違反により、予選結果に対し6グリッド降格のペナルティを科す。
- GAINER DIXCEL R8LMS
- DRIVER:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA
- 予選:3位決勝:優勝
- 予選日入場者数:8100人 決勝日入場者数:16000人
長いオフシーズンが終わり、新しいSUPER-GTの開幕となった。今年からはGT300クラスはFIA-GT3車両、JAF-GT車両の2本柱で進んでいく。もちろん昨シーズンまで走っていた特認車両や、FIA-GT2車両も参加し、さらに多種多様なマシンが参加している。Team名もGAINERに変わり、長年使用していたFERRARIからAUDIに車両をスイッチ。昨年忘れてきた優勝とシリーズチャンピオン獲得に向けて、全戦全力投球で1年を戦って参ります。
- 2012年3月31日(土曜日) 雨/曇り/晴れ/雹
- 公式練習:9:00~10:40 気温:8度・路面状況:ウエット
- ノックアウトQ1:14:30~14:45 平中克幸 気温:12.2度・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ2:15:20~15:30 田中哲也 気温:8.2度・路面状況:ハ-フウエット/ドライ
- ノックアウトQ3:15:50~16:00 平中克幸 気温:9.7度・路面状況:ドライ
開幕戦は岡山国際サーキットで行われた。岡山国際サーキットはGAINERにとって非常に相性の良いサーキットで、2004年に初めて優勝したのもここ岡山国際サーキットの開幕戦だった。
先日の合同テスト時には思うほどテストを消化することが出来ず、まだまだ不安が残るスタートになった。
まずは平中克幸がマシンのセットを詰めていく。朝からの雨は若干弱くはなっていたものの、コースには川が出来ているところもあり、平中は500クラスと合せてもトップに名前を刻みながら走行を繰り返す。テストの時よりもマシンのバランスは悪く、平中自身まだ責められる状況にありながら、他車のタイムが思ったほど伸びてこないことに、まだまだ手の内を明かさない駆け引きが存在しているように感じていた。赤旗中断も何度かあり、雨量も増え風は春の嵐とさえ感じるくらい強くなってきていた。
開始から1時間15分経過し、田中哲也と交代。田中も雨の中走行を繰り返し、クラストップのタイムで公式練習は終了した。午後からの予選時の天気が非常に気になったが、どちらにしても今年のDUNLOPタイヤは昨年以上に良いパフォーマンスを発揮してくれそうだ。
予選はノックアウト方式で行われた。まず平中がタイムアタックを開始。予選時間は15分間。朝からの雨はやみ路面はドライ。3周目に1分31秒039計測。しかし雨雲が急に現れ、このころからぽつぽつと雨を降らし始めた。そのタイムを出した時点でトップに名前があり、Q2に残ることは確実だったのでタイヤ温存の事も考えて予選時間を残してQ1の走行を終了した。その後タイムアップした唯一のマシンが昨年のライバル0号車のBMWZ4で、0.259のタイム差で、Q1は2位通過した。
Q2は10分間の予選で田中が担当だが、Q1GT300クラスの途中から降りだした雨はやむことなく、そのままQ1 GT500クラスの予選に突入し完全はウエット路面になってた。しかしQ1の予選が終わると雨は止み、いきなり日差しが差してくる。
Q2のインターバルは突然の雨により、予定より10分遅れで開始された。ドライタイヤで行くか、ウエットタイヤで走り出すか悩んだ末、他車の動向をみながらウエットで行くと決定。しかし、無情にも路面はドライタイヤでのタイムが上回る状態。田中は1周でピットに戻り、ドライタイヤでアタックを開始。路面状況も悪くなかなかタイヤが温まらず、苦戦を強いられる田中。しかしラストアタックできっちりと10位以内に入れてくるあたりはさすが。Q2は6番手で終了した。
Q3も10分間のタイムアタックになる。完全なドライ路面で予選は開始された。計測3周目には1分29秒285を出しコースレコードに届く勢いの平中だったが、そこからオーバーステアが若干強くなり、やはり公式テストの時のようなパフォーマンスが発揮出来ていない。タイムアップが図られないと判断しアタックは終了。3番手のポジションから明日はスタートすることとなった。
- 田中哲也コメント
-
天候も不安定だったんですけど、テストが十分出来ていない中で、3位を獲れたということは非常に良かったと思います。ウエットもドライもある意味様々な状況でテストが出来ましたのでそれも良かったですね。決勝に向けてがんばります。
- 平中克幸コメント
-
ポール獲れると思ってアタックしたんですけど、車のバランスもまだ完璧ではなかったんです。テストの時のバランスであれば結構いけてたとは思うのですが、オーバーステアが強くなってポルシェ2台に前に行かれてしまいました。今年はポルシェ勢が有利だとわかっていたので、想定はしていましたが、正直ポールポジションは欲しかったので残念です。決勝は気持ちを切り替えて優勝目指してがんばりたいと思います。
- 2012年4月1日(日曜日) 晴れ/曇り
- フリー走行:9:00~10:40 気温:5.8度・路面状況:ドライ
- 決勝82周(78周):14:00~ 気温:11度・路面状況:ドライ
目まぐるしく変わった昨日の天気が今日もまた?と朝の一雨は不安にさせたが、走行開始前には日差しが顔を出し、一気に路面をドライへと変えていく。まず田中からセット確認のためスタート。やはり若干のオーバーステアに劇的な変化はなく、フロントのダンパーの調整を行い再びコースへ。FIA-GT3車両は規制が厳しく、今までのようにセット変更が出来ない部分もかなり多い。変えてはいけない部品等も多く存在し、思うようにマシンセットを変えられない難点もある。しかしその分ドライバーの技量が大きくタイムに左右される。その後平中と交代し、リアウイングを調整し走行は終了した。
スタートを担当するのは田中。今年から300kmのレースに戻り、各ドライバーの担当する距離も必然的に伸びる。タイヤとの絡みもあり、ロングスティントのデーターがまだまだ取れていな状況では、すべてが手探り状態でのスタートとなった。
エンジン音が高まり、フォーメーションが始まった。田中はきれいなスタートを切り、順当に1コーナーへ消えていく。前2台のポルシェは相変わらず直線が速く、ストレートで並んでも、なかなか楽には抜かさせてくれない。トップを行くNo.911 PORSCHEに離されないよう、2番手を走るNo.33 PORSCHEにぴったりと張り付いていく。7周目にNo.33の隙を突き2番手に浮上。
ここからNo.911に焦点をしぼって追いかけていく。12周目には0.4秒差まで詰めよるが、なかなか抜くまでにはいかない。GT500クラスとGT300クラスのスピード差が昨年までと比べて大きく変わり、GT500クラスは簡単にGT300クラスをパスできず、各所でバックマーカーを使った接近戦が演じられ、トップとの差も詰まったと思えばまた3秒差まで開いてしまうといった状況が延々と続けられた。
田中は39周目にルーティーンの為にピットへ。FIA-GT3車両は非常に燃費が悪く、給油時間が昨年と比べても劇的に長くなっており、今回に関してはNo.911よりも10秒近くGAINERは給油にかかっている。ピット作業を完璧にこなしても1分は掛かり、非常に辛い戦いになる。No.911がピット作業を終えて、それがそのまま平中との差になっていた。42周目には11秒もNo.911との差が開いてしまっていた。しかし、ここから平中克幸劇場が始まる。43周目にはすでに2秒近くまで差を詰め9秒台に。しかし前をいくNo.911も猛プッシュをかけているのがわかる。そこからは15周ほど小康状態が続き、徐々に燃料が減ってきた平中は、他車が1分32秒後半~33秒台で周回しているのに対して、1分31秒台を連発。60周目あたりからは1周0.5秒の差を縮めて周回。とうとう68周目には0.5秒差までNo.911を追い詰める。
途中GT500クラスの上位争いと接近。差が開いたように見えたが、平中とNo.911とのラップ差は明らかで、一気に追いついていく。アウトウッドカーブで徐々にプレッシャーを与え、ストレートの速いポルシェには裏ストレートでは敵うわけもなく、ブレーキングで平中が並びかけ、ヘヤピンカーブを外から攻め、リボルバーコーナーをイン側からパス。ハイパーコーナーでそのまま引き離しに掛かり、メインストレートに戻ってきたときは1秒近くの差を持って通過。そこからは安定した走りを続け、78周目にトップチェッカーを受けた。
- 田中哲也コメント
-
久しぶりの優勝でなおかつ、ダンロップタイヤに変わってからシーズンでは初めての優勝で、今回に関しては車もタイヤも良かったし、すべて良かったですね。給油時間等課題も多かったですが、開幕戦獲れたら圧倒的に有利だと思います。これからもがんばっていきたいし、過去には開幕勝って残りあかんかったっていうレースもありましたから、目指すはチャンピオンですから、気を引き締めて最後に勝ちたいですね。開幕勝っても後がグダグダだったら忘れ去られてしまいますからね。
- 平中克幸コメント
-
去年は優勝できなくて、2位、2位、2位が続いた年だったので、今年は絶対優勝を1度はしてやると思っていました。去年の開幕戦は自分のミスで優勝を逃した事で、今年の開幕戦はリベンジを果たしたいと思って岡山に入りました。
それが本当にリベンジできてうれしいです。車もいいパフォーマンスを発揮してくれて、タイヤも本当に最後までたれずに、他と比べてもすごくいいパフォーマンスだったのです。2010年からダンロップタイヤでやってきた成果がやっと実になって、今後のシーズンに弾みがついたと思います。
チャンピオン目指してがんばりたいと思います。
Text & Photo: GAINER
2012/04/02
スーパー GT300で、Audi R8 LMS ultraが優勝。初戦を制す
【スーパーGT第1戦:岡山国際 2012年4月1日】
■ 今シーズンはGT3仕様のAudi R8が4台エントリー
■ 全4台が開幕戦で完走し、高い信頼性を示す
Audi Sport カスタマーレーシング プログラムにより供給されたAudi R8 LMS ultraでスーパーGTに参戦したGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)が、GT300クラス初戦優勝。また参戦したAudi R8 LMS全4台すべてが完走し高い信頼性を示しました。
Audi R8 LMS ultraの参戦でスーパーGT開幕戦が大いに盛り上がりました。2012年シーズンよりGT3仕様のAudi R8 が4台エントリー。強豪が居並ぶGT300クラスへの挑戦を開始しました。Audi Sportカスタマーレーシング プログラムにより供給されたAudi R8 LMSを駆ってスーパーGTに挑むのは、GAINERのNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)、Hitotsuyama RacingのNo.20 Racerbook Audi R8 LMS(マイケル キム/野田英樹組)とNo.21 ZENT Audi R8 LMS(都筑晶裕/シンディ アレマン組)、aprのNo.30 IWASAKI MODAクロコ apr R8(岩崎祐貴/坂本雄也組)の計3チーム4台です。
このうち、予選3位を勝ち取ったNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMSは、決勝の7周目に2番手に浮上すると、そこからトップを走るNo.911 エンドレス TAISAN 911(ポルシェ911)を猛追。2台の接近戦は実に71周目まで続きましたが、終盤のところでNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMSがこのマシンを攻略すると首位に立ち、そのまま78周を走りきって優勝を果たしました。
また、No.30 IWASAKI MODAクロコ apr R8は8位、No.21 ZENT Audi R8 LMSは9位、No.20 Racerbook Audi R8 LMSは18位と、エントリーした4台が揃って完走。卓越したスピードに加え優れた耐久性と信頼性を過酷なモータースポーツの世界でも実証しました。
4台のAudi R8 LMSは全8戦のスーパーGTシリーズに参戦します。続く第2戦は5月3〜4日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。今後もAudi R8の活躍にご期待ください。
【ドライバーのコメント】
田中哲也(No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS)
フェラーリ458で参戦した去年はなかなか勝てませんでしたが、今年はAudi R8 LMS ultraを投入した緒戦で優勝できて本当によかったと思っています。Audi R8 LMS ultraはステアリング操作に対するフロントの反応が本当にいいので、コントロール性が高いと感じました。ストレートではポルシェのほうが少し速いかもしれませんが、コーナリングはAudi R8 LMS ultraのほうが圧倒的に速く、これが勝因につながりました。ただし、今日は長いシーズンのまだ1戦に過ぎないので、今後も気を引き締めて戦っていくつもりです。
平中克幸(No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS)
今回がAudi R8 LMS ultraで戦う初めてのレースとなりましたが、テストが十分とはいえず、手探りの状態で開幕戦を迎えました。ところが、予選で3番手を獲得できたうえ、決勝でも優れたパフォーマンスを安定して発揮することができました。Audi R8 LMS ultraは、特に低速コーナーでのブレーキングからターンインまでが速く、ポルシェとの差を詰めることができたのも、この部分にアドバンテージがあったからです。また、実際にポルシェを追い抜いたときは、ブレーキングでライバルとのギャップを詰め、そこからの立ち上がり加速で追い抜くことができたので、トラクションコントロールの性能でもポルシェを上回っているのだと思います。この素晴らしいAudi R8 LMS ultraを用意してくれたチームには心から感謝しています。
アウディジャパン・プレスリリース
プレスインフォメーション 2012年4月01日
岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第2戦 決勝レースを、2012年4月1日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。
くもり/ドライ 気温11度 路面温度19度
4月1日、前日の第1戦に引き続き、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の第2戦決勝が行われた。朝から晴れ間が顔を見せたり、黒い雲が横切ったり、岡山国際サーキット上空の空模様は安定しない。スタート直前にも黒い雲が小さな雨粒を落とし、グリッド上ではレインタイヤの準備もされていた。
第1戦のベストラップ順となる第2戦のスターティンググリッド上位は#90 イゴール・スシュコ、#11 山路慎一、#14 平川亮、#7 水谷晃、#19 永井宏明、#16 横幕ゆぅ、#22 マイケル・グリーン、#3 江本玄の順。幸いにも路面が濡れることなくフォーメーションラップが開始され、レースはドライコンディションでスタートする。
好スタートを決めたのは2番手の#11 山路。#90 イゴールを抜き、トップで1コーナーへ進入していく。これに続き#14 平川も#90 イゴールを抜き、さらにはオープニングラップの間に#11 山路をも抜き去りトップを奪うと、ルーキーとは思えない堂々とした走りで#14 平川はラップリーダーを重ねていく。このスタートで順位を大きく上げていたのが#3 江本。8番手から一気に4番手まで浮上してジェントルマンクラスの首位についた。同クラスの#19 永井、#16 横幕らとの接近戦がしばらく展開されたが、3周目に#19 永井が、5周目に#16 横幕がそれぞれ#3 江本をパス。ここからトップを争う2台の緊張感が高まっていく。ところが、3番手を走行していた#90 イゴールが6周目の1コーナーでブレーキを大きくロックしてコースオフし、#19 永井と#16 横幕の間でコースに戻ってきた。「その後、イゴールはペースを上げて永井さんを抜き返していったけど、コースに戻った際に僕はスピードを緩めなければならず、そこで2秒ロスしました」(#16 横幕)。この2秒が、後半に大きく響くことになる。
トップは9周目まで#14 平川が堅守していたが、10周目に#11 山路がオーバーテイク。「ブレーキをロックさせてしまいフラットスポットを作ってしまったんです。それで厳しい状況になってしまいました」(#14 平川)。序盤からタイヤマネジメントを意識して#14 平川のテールに食らいついていた#11 山路は、抜き去った後はぐんぐんと差を広げて逃げていった。「マシンのバランスもすごく良かったです。序盤の平川くんの速さには少し驚かされたけど、僕の方がタイヤを持たせられましたね」(#11 山路)。同じ10周目、#90 イゴールに抜かれ4番手に後退した#19 永井に対して#16 横幕がスパート。残り2周で2台はテール・トゥ・ノーズになる。プレッシャーをかける#16 横幕、コーナーの進入で隙を見せない#19 永井。「今日はクラス優勝するぞって言い聞かせてスタートしました。プレッシャーはすごく厳しかったです。でも、簡単に抜かれたくはなかった」。時には並びかけるほど#16 横幕の猛攻は続いたが、冷静な堅守で#19 永井がジェントルマンのトップを守った。
レースは#11 山路がPCCJ初優勝を挙げ、#14 平川、#90 イゴールの順でチェッカー。ジェントルマンクラスはPCCJデビュー2戦目の#19 永井が初優勝を飾り、#16 横幕がクラス2位、そして「表彰台、すごく気持ちよかったです!」と語る#32 飯田太陽がクラス3位を得た。次戦は5月3〜4日開催の富士スピードウェイラウンド。今回同様、スーパーGTのサポートレースとして開催される。各クラスとも連勝を許されなかった今回以上に、1.5kmのストレートがある富士は例年、激戦となるコース。果たして表彰台の頂点には誰が立つのか? 現段階では、それを予想するのが非常に難しい。
■第2戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 11 山路 慎一 C Excellence M.S. 24'04.370
2 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE +4.764
3 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス +12.755
4 19 永井 宏明 G ナインレーシング +18.799
5 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +20.254
6 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON +23.722
7 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ +32.650
8 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア +32.966
9 5 高見澤 一吉 C 高見澤整骨院OSSOポルシェ +35.997
10 7 水谷 晃 C DIRECTION RACING +39.070
11 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 +43.614
12 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION +1'07.635
13 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 +1'08.359
14 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 +1'15.280
15 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +1'18.415
16 29 滝澤 智幸 G Adelcars GT3 Cup +1'31.547
17 33 荻野 哲生 G KRM ケーズフロンティア 2Laps
※ベストラップ:#11 山路 慎一 1’34.361 3/15 (コースレコード)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
Hitotsuyama Racingは3月31日~4月1日に岡山国際サーキットで開催されたSuper GT 第1戦において、2台揃って完走を果たしました。

■3月31日公式予選
#20 Racerbook Audi R8 LMS マイケル・キム / 野田英樹
ノックアウト方式が採用された第1戦の公式予選。#20 Racerbook Audi R8 LMSは午前中に行われた公式練習でパワーステアリングのオイル漏れトラブルに見舞われたこともあり、Q1を担当する野田英樹はコースイン後、まずはマシンチェックを行う。その後、野田はアタックを開始したものの計測1周目にパワーステアリングのトラブルが再発。野田はなんとかアタックを続けようと試みるが、自由の利かないステアリングには為す術もなくピットイン。Q1予選はわずか15分間。トラブル修復は叶わず、最後尾でQ1敗退という不本意な結果に。
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン
午前中の公式練習ではレインタイヤとのマッチングが合わずに下位に沈んだ#21 ZENT Audi R8 LMS。Q1はエースドライバーの都筑晶裕が担当。都筑は昨年度もHitotsuyama RacingからAudi R8 LMSで様々なシリーズに参戦。チームはAudi R8 LMSを熟知している都筑にQ1突破を託す。「予選で使用したタイヤを決勝でも使用しなければならない」レギュレーションのため、都筑は必要以上のアタックは避けQ1突破順位を確定させるとタイヤ温存のために早々にピットイン。Q2進出を決めた。
続くQ2は「連続して同じドライバーがドライブすることは出来ない」レギュレーションのため、都筑に代わり期待のスイス人女性ドライバー、シンディ・アレマンが担当。Q2直前に降った雨の影響でコースはハーフウェットの難しい路面コンディションに。まずは浅溝タイヤでコースインしたシンディだが、彼女はコースイン早々ドライタイヤで十分にア
タックできることを確認。素早くドライタイヤに履き替えアタックを開始する。しかしQ2開始時から既にドライタイヤを履いていたライバルも多く、それらライバルと比べると十分なアタックを行うことが出来なかったシンディは12位でQ2終了。上位10台までが進出できるQ3まで一歩届かずに予選を終えた。

■4月1日決勝
#20 Racerbook Audi R8 LMS マイケル・キム / 野田英樹
約16,000人の観客を迎えた決勝レースは午後2時にスタート。#20 Racerbook Audi R8 LMSは野田英樹がスタートを担当。「予選で使用したタイヤをスタートで使用しなければならない」レギュレーションだが、予選で使用したタイヤと決勝レースの路面コンディションがマッチしないことは明らかであり、野田はスタート1周目でタイムロスを承知でタイヤ交換のためにピットイン。コンパウンドの異なる新品タイヤに履き替える。再度コースインした時点で既に周回遅れという厳しい状況に立たされたものの、野田は自らのペースで周回を重ねる。接触やクラッシュも相次いだレースでライバルが脱落していく中、野田は最後尾から徐々にポジションを回復。レース折り返し地点でピットインし、給油・タイヤ交換とともにレース後半をマイケル・キムに託す。
マイケルも昨年度、Hitotsuyama RacingからAudi R8 LMSでスーパー耐久やルマンシリーズに参戦しており、Audi R8 LMSのドライブは2年目。野田がピットインした時点で20位だったポジションだが、マイケルは野田のベストラップを更新するハイペースで安定して周回を重ねる。レース終盤、上位勢がタイヤを使い果たし軒並みタイムを大幅に落とす中、マイケルはタイヤマネジメントもしっかりと行い、上位勢を上回るペースでドライブを続ける。最終的にはポジションも18位まで晩回してフィニッシュ。初日からトラブルが相次ぎ練習走行も満足に行えない厳しい状況の中、マイケルはしっかりと結果を残し、チームに初戦完走をプレゼントした。
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン
#21 ZENT Audi R8 LMSはシンディがスタートを担当。Super GT史上初の女性ドライバーの走りに注目が集まる中、シンディはリスクを冒さずに12位をキープ。初めてのSuper GTということもあり上位クラスGT500マシンからの「抜かれ方・抜かせ方」には今後の改善が必要だが、シンディは周囲のライバルたちと遜色ないタイムを記録し周回を重ねる。レース中盤、スタート順位よりポジションを1つ上げて11位でピットイン。レース後半をエースの都筑に託す。
都筑はコースイン後攻めの走りを披露。コースイン時には18位までポジションダウンしていたものの、次々とライバルをパスしていき、11位までポジションアップ。その後#27 PACIFIC NAC イカ娘フェラーリの井口選手もパスしポイント圏内に。さらに上位車両のリタイヤにより9位にポジションアップ。しかし#27との接戦の間に11位の#66 triple a Vantage GT2の吉本選手も追い上げを見せ9位争いに加わる。Audi・Ferrari・Aston Martinの3台による激しいポジション争いは、1秒以内の接近戦の中10周近くに渡って展開される。レースも残すところ数周、都筑は既にタイヤを使い果たし非常に厳しい状況であることを無線でピットに伝えながらも、最終ラップまでポジションをキープし、新体制での初戦を9位フィニッシュで終えた。
第2戦富士は5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。Hitotsuyama Racingは2台揃ってのポイント獲得を目標に戦って参ります。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。
Hitotsuyama Racing Press release
2012年シーズンのSUPER GT開幕戦となる第1戦「OKAYAMA GT300km RACE」が3月31日(土)、4月1日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
今期もLEXUS TEAMから、GT500クラスに6台のLEXUS SC430が参戦。また、GT300クラスには新たに、シリーズ初のハイブリッド車両として、トヨタ プリウスが参戦することとなった。
◆予選◆
3月31日(土)予選を前に、午前中行われた公式練習は雨模様でウェットコンディション。しかし、午後2時の予選が始まる頃には天候は回復し、ノックアウト方式で行われる予選のQ1は、午後2時30分より、ドライコンディションで開始された。
GT300クラスのQ1セッションはドライで推移したが、終盤になって雨が落ち始め、GT500クラスのQ1開始時にはウェットコンディションに。全車深溝レインタイヤでコースインしたが、セッション中に天候が回復。タイヤ交換の判断が難しい状況となった。
そんな中、今季より共にGT500クラスは初となる若手コンビのKeePer Kraft SC430 35号車を駆る国本雄資がヘアピンでスピン。再スタートができず、セッションは赤旗中断。車両排除後、残り5分で再開されたが、ここでDDENSO KOBELCO SC430 39号車がクリアラップを取れずまさかのQ1敗退。39号車が12番手、35号車が15番手のグリッド確定となった。このセッションでは、ZENT CERUMO SC430 38号車がトップタイム。WedsSport ADVAN SC430 19号車が2番手につけた。
Q2は、今季よりPETRONAS TOM'S SC430 36号車を駆ることとなったロイック・デュバルが見事な走りでトップタイム。終盤、2番手以降は激しく順位が入れ替わったが、38号車も6番手でQ3進 出。しかし、19号車とENEOS SUSTINA SC430 6号車は惜しくも8,9番手でQ2敗退。
Q3は、それまでの天候の変化が嘘のような好天の下、僅差でのタイムアタックが繰り広げられたが、立川祐路が駆る38号車が素晴らしい走りでポールポジ ションを獲得。立川は自身の持つシリーズ最多ポールポジション獲得記録を更新(16回目)すると共に、チームと自身にとって2年半ぶりのポールポジション となった。3番手に、こちらも好走を見せた中嶋一貴の36号車がつけた。
GT300クラスでは、注目のapr HASEPRO PRIUS GT 31号車が健闘。Q1、Q2共に通過し、デビューレースながら世界中のスーパーカーやGT車両に割って入る快走で、見事6番手グリッドを獲得した。
◆決勝◆
4月1日(日)は、気温10度とやや肌寒いものの好天に恵まれ、午後2時に82周で争われる決勝レースがスタートした。ポールポジションの38号車は平手晃平がスタートを担当。好ダッシュで後続を引き離していった。
3番手の36号車は、スタートで一旦2位に浮上するも、その後は3位争いを展開。9番手スタートの6号車は7位にポジションを上げ、その後ろに8番手ス タートの19号車、12番手スタートの39号車が浮上した。しかし、32周目に6号車と19号車が接触。6号車はスピンを喫し、大きく後退。19号車もこ の接触でドライブスルーペナルティを受けることとなってしまった。
首位を行く38号車は、一時は2位に4秒ほどの差をつけていたが、タイヤマネージメントのためにペースを落とさざるを得ず、33周目に2位へと後退。
35周目には、4位走行中の36号車がピットインし、中嶋へとドライバー交代。37周目には38号車もピットへ向かった。38号車の後半を担当する立川 は、全車がピットを終えた時点で2位につけ、首位のRAYBRIG HSV-010 100号車とサイド・バイ・サイドでの激しい首位争いを展開。しかし首位奪還には至らなかった38号車は、トップから大きく離されることなく、逆転のチャ ンスを待った。
一度3秒ほどに開いた首位との差を、再びじりじりと詰めていった38号車は、69周目に素晴らしい追い越しを見せ首位に浮上。その直後には、4位につけバトルを繰り広げていた36号車も前走車をパスし3位へとポジションを上げた。
その後も38号車と100号車の激しい首位争いは続き、残り2周となったところで100号車が38号車をパス。しかし、38号車の立川は最後まで諦め ず、ファイナルラップのヘアピンコーナーで再度100号車を逆転。そのまま押さえきり、見事トップでチェッカー。2012年の開幕戦をポール・トゥ・ウィ ンで制した。立川はGT通算13勝目。
3位争いを繰り広げていた36号車は、ファイナルラップに追突されタイヤをパンクし、コースアウト。何とかコースに復帰しそのままチェッカーを受けたが、5位フィニッシュとなった。また、12番手スタートから追い上げた39号車が9位でポイントを獲得した。
GT300クラスでは、6番手スタートの31号車が序盤健闘を見せたが、トラブルに見舞われ惜しくも戦線離脱。リタイアに終わった。
- ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
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今日は全く気の抜けないレースだった。最初に前に行かれて厳しい展開になるかと思ったが、諦めずにプッシュし続けた。最後は、白熱のバトルの末の意地の勝利だと思う。開幕戦で勝利することができて本当に嬉しい。次の富士では重いウェイトを積むことになるが、得意のコースでもあるので、連勝目指して頑張りたい。
- ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
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今日の決勝は、スタートで逃げて序盤でリードを築く予定でプッシュした。後半は、タイヤマネージメントに気を付け我慢の走りをしなくてはならない部分もあったが、ポールからのスタートで、トップでタスキを渡せなかったことには唯一悔いが残る。シーズン前のテストの成果が実り、なおかつ今回走ってみて、更にクルマの進化を感じたことで、今シーズンが更に楽しみになった。メーカー、ブリヂストンタイヤ、TRD、チーム、また立川選手という素晴らしい先輩と同じチームで走ることができるというこの体制に、改めて感謝したい。
Text & Photo: TOYOTA
- 2012年4月1日(日)・決勝 会場:岡山国際サーキット(3.703km) 周回数:82周 天候:曇りときどき晴れ 気温:11℃(14:00現在) 路面温度:17℃(14:00現在) コースコンディション:決勝/ドライ 観客:1万6000人(主催者発表)
4月1日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて2012 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」の決勝レースが行われました。
昨日行われた予選では#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が2番手となり、フロントローを獲得しました。SUPER GTでは、予選で使用したタイヤで決勝のスタートを切ることが義務づけられていますが、#100 RAYBRIG HSV-010は決勝レースの展開を有利に導ける硬めのタイヤで予選を戦っており、このため決勝でも好成績を収めることが期待できます。
美作市周辺は昨日から不安定な天候が続き、決勝日の朝も晴れ間が見えたかと思えば雨が降り始める変わりやすい空模様となりました。ただし、午前8時 20分から45分間にわたって行われた今朝のフリー走行は、時折り晴れ間がのぞくドライコンディションのもとで実施されました。このセッションで は、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が1分24秒421でHonda勢の最上位の5番手となりました。これに続いたのは1分24秒674で7番手と なった#100 RAYBRIG HSV-010。さらに#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は1分24秒703で8番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は1分24秒758で9番手、#32 EPSON HSV-010(道上 龍/中山友貴)は1分25秒167で10番手となり、HSV-010 GTは5台そろってトップ10に名を連ねました。
フリー走行後には一時、大粒の雨が降りましたが、その後はやや風が強いものの空には晴れ間が広がり、午後0時55分に決勝に向け各車がコースインした際のコンディションは完全なドライとなりました。
決勝はローリングスタート方式で、午後2時3分にグリーンライトが点灯。300kmのレースは幕を開けました。硬めのタイヤを履いてスタートし た#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は、タイヤがグリップを発揮する温度まで上がるのに時間がかかり、5番手となってオープニングラップを終えます。一方、柔らかめ のタイヤでスタートした#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手は予選順位と同じ6番手を守って1周目を走りきりました。以下、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は7番手、#32 EPSON HSV-010の道上選手は12番手、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は13番手となって周回を重ねていきます。
5周目を迎える頃には、#100 RAYBRIG HSV-010、#8 ARTA HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010の3台が装着していた硬めのタイヤはウオームアップが完了し、じわじわとペースを上げていきます。これを生かし、5周目に#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手を追い越して6番手に浮上しました。#17 KEIHIN HSV-010の金石選手も5周目には12番手、8周目には11番手と着実に順位を上げていきます。同じ頃、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手は前を走るライバルを猛追。攻略のチャンスをうかがいます。それから10周以上にわたりテール・トゥ・ノーズのデッドヒート を繰り広げた伊沢選手は、23周目にこのライバルの攻略に成功、4番手にポジションを上げました。
一方、#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手と#32 EPSON HSV-010の道上選手はペースが伸び悩み、2台のポジションは徐々に後退。25周目までに#18 ウイダー HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は15番手となり、これにともなって#17 KEIHIN HSV-010は10番手へと駒を進めました。
予選からマシンの仕上がりのよさを見せて、決勝でも勢いに乗る#100 RAYBRIG HSV-010は28周目にも別のライバルを追い越して3番手に浮上、表彰台圏内に入ります。これと前後して#17 KEIHIN HSV-010もライバルをオーバーテイクして9番手となり、#100 RAYBRIG HSV-010とともに追撃を続けていきます。
30周目、柔らかめのタイヤが摩耗したことにともない、#18 ウイダー HSV-010はピットイン。タイヤ4本の交換と給油、それに小暮選手へのドライバー交代を済ませると、再びコースに復帰していきました。これをきっかけ にして、GT500クラス車両が続々とピットストップを行います。このうち、36周目に素早いピット作業を行った#100 RAYBRIG HSV-010は、それまで先行していた2台の前でコースに復帰することに成功。この時点で実質的なトップに浮上します。
44周目に全車がピットストップを終えると、#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手がトップ、塚越選手が乗る#17 KEIHIN HSV-010は6番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は7番手、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は10番手となって後半の追い上げを期していましたが、一方、中山選手が乗る#32 EPSON HSV-010は他車と接触してマシンにダメージを負った影響により、残念ながらリタイアを喫しました。
この直後、#100 RAYBRIG HSV-010は裏ストレートで後続のライバルに並びかけられましたが、山本選手の鮮やかなドライビングによりこれを退け、トップの座を守りきります。山 本選手はここでさらに奮起し、一時は0.5秒まで縮まった後続との差を徐々に広げていき、56周目には4秒差としてトップの座を確固たるものにします。
レースが終盤に入っても#17 KEIHIN HSV-010と#18 ウイダー HSV-010の2台は好調なペースを維持、次第に順位を上げていきます。なかでも#17 KEIHIN HSV-010は56周目に5番手、69周目には4番手に浮上したのに続き、3番手を走行するライバルの直後につけ、表彰台に上るチャンスをうかがいま す。一方の#18 ウイダー HSV-010は53周目に9番手、69周目には8番手となり、上位入賞を目指して周回を重ねます。
レースは終盤に入り、首位を走る#100 RAYBRIG HSV-010は、周回遅れを処理していく過程でタイムをロスしたことにより、一度は引き離した2番手のライバルに追いつかれてしまいます。そして69周 目にはいったん2番手となったものの、その後もあきらめることなくライバルを追い続け、フィニッシュまで残り1周となった81周目にはトップの座を奪還す ることに成功します。同じ周回、#17 KEIHIN HSV-010は3番手、#8 ARTA HSV-010は6番手、#18 ウイダー HSV-010は7番手へとそれぞれ浮上。後半になってもペースが落ちることのないHSV-010 GTの安定感を見るものに印象づけました。
しかし、優勝を目前にした#100 RAYBRIG HSV-010は、ファイナルラップでの激しいバトルの末に2番手へ後退。その後もフィニッシュラインまで首位奪回を目指して果敢なアタックを続けました が、わずか0.588秒の差で2位となりました。#17 KEIHIN HSV-010は3位でフィニッシュ。Honda勢は開幕戦で2台のHSV-010 GTが表彰台に上る活躍を示しました。さらに#8 ARTA HSV-010は6番手、#18 ウイダー HSV-010は7番手でチェッカーフラッグを受け、4台のHSV-010 GTが入賞圏内でフィニッシュを果たしました。優勝は#38 ZENT CERUMO SC430でした。
この結果、タイトル争いで#100 RAYBRIG HSV-010は15点、#17 KEIHIN HSV-010は11点、#8 ARTA HSV-010は5点、#18 ウイダー HSV-010は4点を獲得。Honda勢にとっては好調なシーズンの滑り出しとなりました。
第2戦は5月3、4日に富士スピードウェイで開催されます。
コメント
- 松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
- 「今日のレースは、昨日の予選での つまずきが尾を引く結果となってしまいました。レースに“タラ・レバ”は禁物ですが、それでも、予選さえしっかり戦えていたら、もう少し楽に勝利に手が届 いたと思います。結果として優勝できなかったことは残念ですが、中身は非常に濃いレースでした。とくに、事前の作戦通り冷静に前半戦を戦った伊沢選手、そ して一度抜かれながらもあきらめることなくチャレンジを続けた山本選手の奮闘には拍手を送りたいと思います。13番手スタートから表彰台を勝ち取った金石 選手と塚越選手の手腕も高く評価できます。また、チャンピオンシップを考えれば上々の滑り出しだったといえますし、開幕までの開発が間違っていなかったこ とも確認できました。次戦の富士大会にも優勝を目標として挑みますので、よろしくご声援のほど、お願い申し上げます」
- 伊沢拓也(2位 #100 RAYBRIG HSV-010)
- 「昨日も僅差でポール ポジションを逃したので、今日は絶対優勝したいと思って臨みました。スタート直後は路面温度が低く、タイヤがグリップを発揮するのに時間がかかったために 順位を下げてしまいましたが、その後しっかりと巻き返せました。さらに、ピットワークも完ぺきで、山本選手を一気にトップへと押し上げてくれました。最終 周で抜かれてしまったのは、今回はライバルが自分たちより少し強かった、というだけです。2位という結果は残念ですが、Hondaマシンの強さを見せつけ るレースになったかと思いますし、次のレースではさらに自分たちが強くなって、絶対に勝ちます」
- 山本尚貴(2位 #100 RAYBRIG HSV-010)
- 「今日のレース展開 は、自分のアウトラップがカギになると思っていたので、ピットロードから全開でアタックしました。その結果一気にライバルを抜き、トップへと立ちました が、その後にGT300のマシンの集団につかまったり、タイヤカスを拾ってしまうなどのトラブルがあり、なかなか差を広げられず、再度ライバルに抜かれて しまいました。ただ、絶対に負けたくない気持ちで最後まであきらめずに戦いました。残り2周で抜き返し、1度目にアウト側から抜かれたことを頭に入れて対 応したのですが、ツメが甘かったです。悔しい気持ちでいっぱいですが、過去の自分だったら冷静になれずにバタバタしていたところで、興奮しつつもバトルを 楽しむことができたので、この経験が次につながると信じています。初戦での2位獲得はシーズンを通して考えると大きいですし、ポジティブに捉えています。 開幕に合わせマシンを仕立ててくれたチームやHondaスタッフに感謝しています。今大会でマシンのポテンシャルの高さを確認できたと共に、更なる進化の 余地も感じましたので、2戦目以降に全体のボトムアップを図り、次こそは勝てるようにがんばります」
- 金石年弘(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
- 「昨日の予選はトラブルやアタックのタイミングが悪かった影響で、結果が振るわなかったですが、今日はマシンの状態もとてもよく、自分も塚越選手もライバルを次々と追い抜くことができました。3位入賞という結果にとても満足しています」
- 塚越広大(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
- 「マシンのポテンシャルの 高さを発揮できたレースでした。金石選手がいい流れを作り、その流れをうまくつなぐことができました。予選は悔しい結果でしたが、どんなスターティング・ グリッドでも上位に入ることのできる強さを感じました。次戦は予選からしっかり結果を残して、優勝を目指します」
Text: HONDA
2012オートバックス スーパーGT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」の決勝レースが4月1日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた。
優勝はポールポジションからスタートした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)。レース前半に#2MOTUL AUTECH GT-R、中盤に#100RAIBRIG HSV-010の選考を許したが、終盤果敢な追い上げでファイナルラップで逆転、見事開幕戦を制した。
GT300クラスは、序盤から逃げるポールシッターの#911エンドレスTAISAN911を終盤追いつめた#11GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)が優勝。アウディR8を投入した初めてのレースを勝利で飾った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数16,000人)
ピットウォークの直前にわずかに雨がぱらついたものの、決勝レースは終始ドライコンディションの下、午後2時に82周の戦いがスタートした。
ホールショットを奪ったのは#38ZENT。昨日の予選Q3で使ったタイヤの特性の影響もあり平手晃平が序盤から一気に逃げにかかる。 しかし一方で、2番手スタートとなった#100レイブリックは1−2コーナーで#36ペトロナスSCと#23モチュールGT-Rに挟み撃ちにされるような格好で順位を落とし、1周目を4位で戻ってきた。
23号車のスタートを担当した本山は4周目にこのレースのファステストラップとなる1分24秒450を叩き出すと、そこから一気に#36ロイック・デュバルとの間合いを詰め、6周目の2コーナーで前に出た。
その後も本山はハイペースで周回を重ね、9周目には#38平手の1秒後方まで迫っていく。
平手も懸命に本山を突き放しにかかり、15周終わりではその差を4.2秒とするが、徐々にタイヤが厳しくなっていく38号車とコンスタントに追い上げる23号車の差は20周を過ぎた当たりから 再び縮まり始め、23周を終える頃には僅か0.7秒となった。
その後も懸命に本山を押さえにかかる平手だったが、33周目のヘアピンで周回遅れのGT300クラスに追いついたところで本山にインに並ばれ、トップの座を明け渡してしまった。
その後方では、一時5位まで後退していた#100伊沢拓也が追い上げを開始していた。
伊沢は23周目のアトウッドカーブで周回遅れに詰まった#1SRoad GT-Rを抜き去ると、28周目の最終コーナーで#36ペトロナスSCのインを突き、3位まで順位を挽回した。
2位に後退した#38ZENT SCは36周終わりでピットイン。立川にステアリングを託す。
一方、#23モチュールGT-Rと3位の#100レイブリックHSVは次の37周終わりでピットイン。
2台はそろって#38ZENTの前でコースに復帰した。
しかしミハエル・クルムに交代した23号車のペースが上がらない。
バックストレートで#100山本尚貴にインから並ばれて先行を許すと、続くホームストレートでは立川の後塵を拝することになってしまった。
そして44周目に#24D'station GT-RがGT500勢では最後にピットインしたことにより、#100レイブリックHSVはトップに繰り上がる。
このままゴールまで逃げ切りたい山本だったが、立川は徐々に間隔を詰めていき、残り周回数が20を切ったところで1.5秒差に迫る。 65周終わりでは僅か0.164秒。 山本も66周目には0.419秒差と懸命に逃げる。
しかし69周目のバックストレートで立川がアウトから並びかけ、そのまま軽い接触を伴いながら並走状態でリボルバーコーナーへ。ここでは立川がイン側。そのままトップを奪い返した。
しかし山本も諦めない。
その後も立川のテールに食らいつき、78周目にはその差を0.5秒とした。
そして81周目のダブルヘアピンで巧みにクロスラインをとって立川を抜き返した。 次はいよいよファイナルラップ。
しかしドラマはまだ終わっていなかった。
立川は69周目にトップを奪ったのと同じヘアピンで今度はインに飛び込み、三度トップを奪い返すと、その後も山本に挽回の機会を全く与えず、きっちり最終コーナーまで押さえきってそのままゴールへ。見事開幕戦を勝利で飾った。
惜しくも2位に終わって悔し涙にくれる山本の後方、3位には#17ケーヒンHSVがつけ、終わってみれば上位7台までがブリヂストンユーザーという結果になった。
チーム・セルモの優勝は昨年9月の第6戦富士以来、6ヶ月ぶりのことだ。
FIA-GT3車輛が大挙参戦して雰囲気を一新したGT300クラスでも終盤まで激しいバトルが展開された。
ポールポジションから逃げにかかる#911エンドレスポルシェであったが、7周目に#33ハンコックポルシェを抜いて2位に浮上した#11アウディが徐々に追い上げてきた。
燃費性能の差からピットストップの時点で一旦は9秒以上に開いた両者の差であったが、11号車の後半を担当した平中はみるみるうちにこのギャップを削り取り、66周終わりでは3秒差に迫ると、続く67周目には1.5秒まで縮めてきた。
69周を終える頃には遂に1秒を切り、完全に#911峰尾を射程圏内に納めた平中は、71周目のヘアピンでアウトから並びかけ、そのまま半ば強引にリボルバーコーナーでインをこじ開けてトップに立つと、そのまま一気に78周目のゴールまで逃げ切り、アウディでの初戦を勝利で飾った。
2位#911タイサンポルシェに続く3位には昨年のシリーズ覇者、#0初音ミクBMWが入ったが、こちらは77周と周回遅れに終わっている。
一方、JAF-GT勢の最上位は#43ARTAガライヤだった。43号車は予選でのスピンでタイヤにフラットスポットを作ってしまったために交換を余儀なくされ、ピットスタートとなっていたが、そこから見事順位を挽回してみせた。
なお、注目の#31プリウス、#61BR−Zはいずれもトラブルにより、残念ながら完走はならなかった。
スーパーGT第2戦は来月4日富士スピードウェイで再び500kmの耐久レースとして行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA & Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 82 | 2:01'21.776 |
| 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 82 | 0.588 |
| 3 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 82 | 14.826 |
| 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 82 | 17.566 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 82 | 29.504 |
| 6 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 82 | 32.165 |
| 7 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 82 | 35.062 |
| 8 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 82 | 36.517 |
| 9 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 82 | 48.736 |
| 10 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 82 | 53.262 |
| 11 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 81 | 1Lap |
| 12 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 81 | 1Lap |
| 13 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 77 | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(57Laps)完走 ---- |
| - | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 41 | 41Laps |
| - | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 39 | 43Laps |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.23 本山哲(MOTUL AUTECH GT-R) 1'24.450 (4/82)
- CarNo.19は、2012 SUPER GT SpR第30条1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.35は、2012 SUPER GT SpR第30条1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアにつき執行を保留する。
- CarNo.32は、2012 SUPER GT SpR第30条1.(接触行為)により、白/黒旗を提示したが、リタイアにつき執行を保留する。
■GT300
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/04/01) Final Result Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 78 | 2:02'20.303 |
| 2 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 78 | 3.766 |
| 3 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 77 | 1Lap |
| 4 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 | YH | 77 | 1Lap |
| 5 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 77 | 1Lap |
| 6 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 77 | 1Lap |
| 7 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 76 | 2Laps |
| 8 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 76 | 2Laps |
| 9 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 76 | 2Laps |
| 10 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 76 | 2Laps |
| 11 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 76 | 2Laps |
| 12 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 75 | 3Laps |
| 13 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 菊地 靖 | YH | 75 | 3Laps |
| 14 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 | YH | 75 | 3Laps |
| 15 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 74 | 4Laps |
| 16 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 74 | 4Laps |
| 17 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 74 | 4Laps |
| 18 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | マイケル・キム 野田 英樹 | YH | 73 | 5Laps |
| 19 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 73 | 5Laps |
| 20 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 植田 正幸 | YH | 69 | 9Laps |
| 21 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 62 | 16Laps |
| ---- 以上規定周回数(54Laps)完走 ---- |
| - | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 45 | 33Laps |
| - | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 | YH | 30 | 48Laps |
| - | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 23 | 55Laps |
| - | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | 22 | 56Laps |
- Fastest Lap(GT300): CarNo.3 関口雄飛(S Road NDDP GT-R) 1'30.853 (2/73)
- CarNo.87は、2012 SUPER GT SpR第30条1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.20は、2012 SUPER GT SpR第30条1.(接触行為)により、白/黒旗を提示した。
GTアソシエイション(以下GTA)はスーパーGT第1戦が開催されている岡山国際サーキットで定例記者会見を行った。
今回の会見では、今シーズンのテーマを「リアルエキサイトメント」とし、より見応えのあるレースを目指すこと、昨年に引き続いて全8戦+特別戦(JAF GP)を「復興支援大会」と位置づけ、「日本を元気に」を合い言葉に被災地への訪問活動やTシャツ等の提供を継続すること、そして今シーズンのみどころ等を坂東正明代表が明らかにした。
その他、中長期的な取り組みとして、中国、韓国や東南アジアでの開催に向けての取り組みやDTMとの交流についての進捗状況等が明らかになった。
それによれば、今年12月に中国の珠海(ズーハイ)、来年5月をめどに韓国の霊岩(ヨンアム)でのエキジビジョンレース開催の話を現地プロモーターと進めているとのこと。 特に来年開催に向けて企画作りに取り組んでいる韓国開催については、博多港からフェリーを使い、チームのトランスポーターで自走していくことを考えているという。 この他、東南アジアで既に開催されているFIA-GT3によるレース等も考慮し、ゆくゆくは各国でのGT300車輛によるシリーズ戦開催や、その上に位置づけるチャンピオンシップ戦、そしてスーパーGTシリーズ戦の開催等、いっそうの市場拡大に取り組んでいく。
DTMについても、既にBMWからは参戦の意思表示があったと語り、「くるならこいや、いつでもいいぞ、という心構えで」と坂東氏ならではの表現で交渉が進んでいることを語った。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
岡山国際サーキットで開催されているスーパーGT第1戦は、朝のフリー走行、サーキットサファリ、そしてGTアソシエイションの定例記者会見が滞り無く終わり、あとは決勝スタートを待つばかりになっているが、ここでとんでもない情報が飛び込んできた。
当初予定されていた82周(300km)のレース距離を820周(3,000km)に延長するというのだ。 これに伴い大会名称も「OKAYAMA GT 3000KM RACE」に改められることになった。 あまりに突然な発表に、現地では動揺が広がっている。
今日は4月1日です。 大変お騒がせして申し訳ありませんが、そういうことですので。
(※ この件につきましてGTアソシエイションならびに岡山国際サーキットは一切関与しておりませんので、くれぐれも誤解の無いよう、お願いいたします)
Text:Kazuhisa SUEHIRO
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/04/01) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 1'23.700 | - | 159.269 |
| 2 | 500 | 2 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 1'23.785 | 0.085 | 159.107 |
| 3 | 500 | 3 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 1'24.077 | 0.377 | 158.555 |
| 4 | 500 | 4 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 1'24.280 | 0.580 | 158.173 |
| 5 | 500 | 5 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'24.421 | 0.721 | 157.909 |
| 6 | 500 | 6 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'24.654 | 0.954 | 157.474 |
| 7 | 500 | 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 1'24.674 | 0.974 | 157.437 |
| 8 | 500 | 8 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 1'24.703 | 1.003 | 157.383 |
| 9 | 500 | 9 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 1'24.758 | 1.058 | 157.281 |
| 10 | 500 | 10 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'25.167 | 1.467 | 156.525 |
| 11 | 500 | 11 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'25.213 | 1.513 | 156.441 |
| 12 | 500 | 12 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 1'25.281 | 1.581 | 156.316 |
| 13 | 500 | 13 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 1'25.349 | 1.649 | 156.192 |
| 14 | 500 | 14 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 1'25.534 | 1.834 | 155.854 |
| 15 | 500 | 15 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'25.661 | 1.961 | 155.623 |
| 16 | 300 | 1 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 | YH | 1'29.655 | 5.955 | 148.690 |
| 17 | 300 | 2 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 1'30.232 | 6.532 | 147.739 |
| 18 | 300 | 3 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 1'30.550 | 6.850 | 147.220 |
| 19 | 300 | 4 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'30.605 | 6.905 | 147.131 |
| 20 | 300 | 5 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 1'30.709 | 7.009 | 146.962 |
| 21 | 300 | 6 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 1'30.760 | 7.060 | 146.880 |
| 22 | 300 | 7 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 1'30.770 | 7.070 | 146.864 |
| 23 | 300 | 8 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 1'30.875 | 7.175 | 146.694 |
| 24 | 300 | 9 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 1'30.926 | 7.226 | 146.612 |
| 25 | 300 | 10 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 1'30.992 | 7.292 | 146.505 |
| 26 | 300 | 11 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 1'31.018 | 7.318 | 146.463 |
| 27 | 300 | 12 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 1'31.215 | 7.515 | 146.147 |
| 28 | 300 | 13 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 1'31.370 | 7.670 | 145.899 |
| 29 | 300 | 14 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 1'31.764 | 8.064 | 145.273 |
| 30 | 300 | 15 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 植田 正幸 | YH | 1'31.764 | 8.064 | 145.273 |
| 31 | 300 | 16 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 1'31.768 | 8.068 | 145.266 |
| 32 | 300 | 17 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 1'31.924 | 8.224 | 145.020 |
| 33 | 300 | 18 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 1'32.230 | 8.530 | 144.539 |
| 34 | 300 | 19 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 1'32.252 | 8.552 | 144.504 |
| 35 | 300 | 20 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 1'32.343 | 8.643 | 144.362 |
| 36 | 300 | 21 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 | YH | 1'32.541 | 8.841 | 144.053 |
| 37 | 300 | 22 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 菊地 靖 | YH | 1'33.060 | 9.360 | 143.250 |
| 38 | 300 | 23 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | マイケル・キム 野田 英樹 | YH | 1'33.431 | 9.731 | 142.681 |
| 39 | 300 | 24 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | 1'34.222 | 10.522 | 141.483 |
| 40 | 300 | 25 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 | YH | 1'36.838 | 13.138 | 137.661 |
岡山国際サーキットで行われているスーパーGT第1戦の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)がセッション終盤に1分23秒700を記録し、ここでもトップに立った。 GT300クラスは#15ART TASTE PORSCHE(ティム・ベルグマイスター/土屋武士組)がトップタイム。ポールシッターの#911エンドレスTAISAN911はクラス10位にとどまった。
荒れに荒れた昨日の公式予選人はうって変わり、決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴。少し冷たい風が吹いているものの、絶好のレース日和となった。 フリー走行は午前8時20分より45分間で行われた。
開始早々にトップタイムを記録したのは#18ウイダーHSVのカルロ・ヴァン・ダムで1分29秒884。しかしすぐに#1SRoad GT−Rのロニー・クインタレッリが1分25秒486と大幅に上回ってきた。更に開始10分すぎに#23モチュールGT-Rの本山哲が1分24秒077、15分過ぎには#12カルソニックGT-RのJPオリベイラが1分23秒785を記録。ニッサン勢が1-2-3を形成する。 各チームともそれ以降はドライバー交代やロングランを開始したため、ベストタイムの更新はなかなか見られなかったが、終了5分前になって38号車を駆る立川が1分23秒700を記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。
GT300クラスは序盤からチャンピオンチームの#0初音ミクBMWと#15ART TASTEが交互にベストタイムを塗り替え合う展開に。結局トップに立ったのは15号車となり、#43ARTAガライヤが3番手。これがJAF-GT勢の最高位となった。 一方ポールシッターの911号車は10番手に留まっている。
第1戦決勝はこのあと午後2時より、82周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
#38ZENT CERUMO SC430
- 立川祐路
- 何がなんだかわからないくらい、めまぐるしくコンディションが変わって。その中で生き残ることができて、嬉しいというよりほっとしている感じですね。 Q1からどうしていいか分からない状況で、ドライだなと思ってたら急に雨が降ってきたのでウェットタイヤで出て行きましたが、クルマは完全にドライ仕様なので状態が良くなくて。ただ路面は次第に乾き始めたので、最後はドライタイヤでいきました。 その分Q2はユーズドのドライでアタックしなければならなくなり、周りはニュータイヤでアタックしてくるので厳しいな、と予想していましたが、平手君がきっちりクリアしてくれました。クルマはテストでしっかりできてたのでQ3はまったくそのまま走るだけでトップがとれました。 めまぐるしく変わるコンディションの中、しっかりトップで終えられてよかったです。 チームは予選中半分パニック状態で、予選終わってほっとしているような状態でしたから、「おめでとう」じゃなく「え?ポールなの?」って感じでした。(笑) 決勝のことはこれから考えます。正直まだ何も分からない状況なので、これからしっかり作戦を練ってやらないといけません。テストでもドライのロングランがしっかりできてない状況なので。でもそれは周りも一緒ですから、そこをきっちりやったところが勝つんじゃないでしょうか。
- 平手晃平
- 正直、Q1を見ているときから、走る前からドキドキで緊張していました。 うちだけQ1の最後でスリック使うことになって、Q2は中古タイヤで走ることになり、大丈夫かな?と思いましたが、テストでいい結果が出ていたので自信を持ってアタックに臨んで、ギリギリではありましたがQ2を突破できました。そこを突破できれば立川さんがやってくれると分かっていたので、頑張りました。 Q3は前を18号車が邪魔するような格好になっていて大丈夫かなと思っていましたが、戻ってきたらすごいタイムが出ていて、アレが無ければどんなタイムが出てたんだろうと。 これも2012仕様を一番最初に導入して今までテストを重ねてきた結果なのかなと思います。 決勝は、朝のフリー走行でしっかりロングランをやって見極めをできれば、500にきて初めてポールからスタートしますから、そっから逃げて開幕戦を飾れると思います。
■GT300クラス
#911エンドレスTAISAN911
- 横溝直輝
- テストは順調できていましたが、予選はすごく難しいコンディションで、タイミングがずれればQ1敗退もあり得たので、緊張しましたし、特に300はQ2が一番大変な状況だったので緊張しながら見ていました。 クルマはテストから順調だったので、Q3は自分が行くだけでした。特に何も考えずに全開でアタックしました。 去年一年間参戦できなくて、今年千葉監督とエンドレスとヨコハマタイヤのバックアップでGTを走れることになって、その復帰戦でこのステージに戻って来れて嬉しいというか、やっと帰って来れたなという思いで一杯です。 ロングランができていませんが、手持ちの中では決勝に向けたタイヤを選択しているので、フリー走行でロングランをやりながらセッティングを考えます。
- 峰尾恭輔
- コンディションがめまぐるしく変わったんで、難して緊迫した予選になりました。あせらず走ったのが良かったのだと思います。 クルマは非常に良く作られていて、ポルシェはすごいな、という感じです。コースとタイヤに合わせてセッティングをちょっと変えるぐらいでも本当にポテンシャルが高くて、運転しやすくて良いクルマです。 テストから良いタイムが出ていたのでポール獲れるかな、とは思っていましたが、今日のQ1からの流れが難しかったので、結構頑張ってもどうかな?という状況だったため、ポールを撮れた喜びはいっそうすごかったです。 去年からタイサンにお世話になってるんですが、千葉監督の喜んでいただけるような走りを横溝君がしてくれたので、良かったです。 タイサン、エンドレス、ヨコハマタイヤと、こういう素晴らしい体制で走れているので、勿論優勝目指して走りたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
- 2012年3月31日(土)・予選 会場:岡山国際サーキット(3.703km) 天候:雨のち晴れ 気温:9℃(14:00現在) 路面温度:18℃(14:00現在) コースコンディション:予選/ウエットのちドライ
3月31日(土)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」が開幕し、公式予選が行われました。
Hondaはデビュー3年目を迎えたHSV-010 GTでSUPER GTに挑戦。2年ぶりとなるタイトル奪還を目指してシリーズを戦います。
昨年、それまでボディ前端に置かれていたラジエターをフロントタイヤ後方に移設する“サイドラジエター化”を実施したHSV-010 GTは、2012年シーズンに向けてリアウイングステー、リアフェンダー周り、フロントフェンダー周り、フロントアンダーカバーなどの形状を変更。ダウン フォース(空気の流れによりマシンを路面に押しつける力)の大きさを維持しながら、空気抵抗(ドラッグ)を軽減する改良を施しました。
また、今シーズンはGT300クラス車両がレギュレーション変更により速くなったことにともない、GT500クラス車両もエンジンに装着するエアリ ストリクターを2ランク拡大する措置がとられました。この結果、エンジンパワーは40ps弱向上し、さらなるスピードアップを果たしています。
そのほか、ドライバーの熱さ対策のために従来用いてきたクールスーツに替え、Hondaの軽自動車用をベースに開発した専用エアコンを装備し、より確実で快適なものとしました。この新しいエアコンが真価を発揮するのは第3戦セパン戦以降となります。
SUPER GTに参戦するHSV-010 GTは今年も5台。マシンとドライバーの組み合わせは、#8 ARTA HSV-010がラルフ・ファーマン選手と小林崇志選手、#17 KEIHIN HSV-010が金石年弘選手と塚越広大選手、#18 ウイダー HSV-010が小暮卓史選手とカルロ・ヴァン・ダム選手、#32 EPSON HSV-010が道上 龍選手と中山友貴選手、#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢拓也選手と山本尚貴選手となります。昨年からの変更点としては、マシン開発能力に定評のあるファーマン選手が復帰したことと、新たに 2008年の全日本F3チャンピオンであるヴァン・ダム選手を起用したことが挙げられます。
開幕戦の予選はノックアウト方式で行われました。予選1回目では上位11台が予選2回目に進出、予選2回目では上位7台が予選3回目に進出し、この 予選3回目で記録した予選タイムにしたがって決勝レースの上位スターティンググリッドを決めます。また、予選を通過できなかったチームは、その段階での予 選順位が決勝レースでのスターティンググリッドとなります。
途中3度の赤旗中断を挟み、午前9時から2時間にわたり行われた公式練習は、冷たい雨が降り続くあいにくのコンディションとなりました。ここ で、#32 EPSON HSV-010に乗る道上選手は1分34秒526を記録して4番手につけ、Honda陣営のトップに立ちました。以下、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は1分35秒141で5番手、#18 ウイダー HSV-010の小暮選手は1分35秒211で6番手、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分36秒016で9番手、#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は1分37秒047で15番手となりました。
公式練習が終わると雨は小降りとなり、日差しが降り注ぐようになりましたが、午後2時30分に公式予選が始まる直前に再び雨が降り始めます。この雨はすぐに止みましたが、ウエット路面が徐々に乾く難しいコンディションで公式予選は幕を開けました。
予選1回目では1分30秒212をマークして3番手につけた#32 EPSON HSV-010の道上選手がHonda勢としては最上位。これに#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手が9番手(1分31秒988)、#8 ARTA HSV-010に乗るファーマン選手が10番手(1分32秒031)、#18 ウイダー HSV-010に乗る小暮選手が11番手(1分32秒213)となり、予選2回目への進出を決めました。一方、#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手は、マシン自体は好調ながら、タイムアタックのチャンスを逃した影響で13番手に終わり、この段階で決勝レースのスターティ ンググリッドが確定しました。
予選2回目が行われたときには路面もすっかり乾き、全車スリックタイヤを装着してタイムアタックを行いました。ここでHonda陣営のトップに立っ たのは#100 RAYBRIG HSV-010で、ドライバーの山本選手は1分23秒539を記録し、GT500クラスの2番手につけました。さらに、#8 ARTA HSV-010に乗る小林選手は4番手(1分23秒612)、#18 ウイダー HSV-010に乗るヴァン・ダム選手は7番手(1分23秒882)にそれぞれつけ、予選3回目への進出を決めました。一方、#32 EPSON HSV-010に乗る中山選手は装着したタイヤとコンディションがマッチしなかったために10番手(1分24秒279)となり、予選3回目には出場できま せんでした。
予選3回目も引き続きドライコンディションのもとで実施されました。ここでは、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手がトップの0.016秒差に迫る1分22秒588をマークして予選2番手となり、フロントローを獲得。一方、#18 ウイダー HSV-010に乗る小暮選手はタイムアタックのタイミングが合わずに6番手(1分23秒464)、コースイン直後に軽いコースアウトを喫した#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は7番手(1分23秒537)となりました。
この結果、#100 RAYBRIG HSV-010が2番グリッド、#18 ウイダー HSV-010は6番グリッド、#8 ARTA HSV-010は7番グリッド、#32 EPSON HSV-010は10番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010は13番グリッドから明日の決勝に臨むことになりました。
82周で競われる決勝レースは、明日、4月1日(日)の午後2時にスタートが切られる予定です。
コメント
- 松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
- 「今日の予選では#100 RAYBRIG HSV-010が0.016秒差でポールポジションを逃してしまいましたが、明日の決勝では優勝を狙えるポジションを取れたので、全く落胆していませ ん。#100 RAYBRIG HSV-010は決勝を重視したタイヤチョイスをしているので、決勝では戦略面でも強みを発揮できると考えています。あとはミスなく戦えば、おのずと結果 はついてくるでしょう。そのほかの4台はアタックのタイミングを逃すなどしたことが影響し、上位グリッドを獲得できませんでしたが、いずれもポテンシャル が高いので、明日は追い上げのレースを演じてくれると期待しています。引き続き5台のHSV-010 GTにご声援をよろしくお願いします」
- 山本尚貴(2番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
- 「今までのレース人 生の中でも、こんなにめまぐるしく天候が変わる日はありませんでしたが、そのような状況で最良の結果が得られました。ポールポジションを獲得できなかった ことは残念ですが、決勝レースを見越したタイヤ選択をしている中で2番手に食い込めたので、自分自身もしっかり仕事ができましたし、チーム全体としても作 戦通り戦えたと思います。 マシンも調子がよくて期待が持てますし、いい流れで戦えているので、明日もミスが無ければ必ずいい結果が得られると確信しています」
- 伊沢拓也(2番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
- 「予選3回目はタイ ムがトップに肉薄していたので、どうしてもポールポジションを取りたかったのですが、あとひとふんばりが足りませんでした。悔しい、の一言に尽きます。た だ、今日は戦略通りに攻めることができましたし、明日はスタートさえ何事も無ければ絶対に上位に入る自信があるので、決勝では優勝を狙ってがんばります」
Text & Photo: HONDA
プレスインフォメーション 2012年3月31日

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第1戦 決勝レースを、2012年3月31日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。
晴れ/ハーフウェット 気温12度 路面温度19度
3月31日午後、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の第1戦決勝が行われた。午前中の雨は上がり、直前のサポートレースの時間帯から晴れ間も出始めたものの、路面は以前としてウェットコンディションだった。
午前中に行われた予選の結果、スターティンググリッドは今季のPCCJ育成ドライバーである#14 平川亮を先頭に、#90 イゴール・スシュコ、#11 山路慎一、#22 マイケル・グリーン、#15 神取彦一郎、#7 水谷晃、#16 横幕ゆぅ、#5 高見澤一吉が続くオーダー。13時30分からの第1戦決勝直前の気温は12度と低めながら、グリッドウォーク中には青空が顔を見せた。ここで各車の作戦が大きく分かれる。上位勢では3〜5番手の#90 イゴール、#11 山路、#22 マイケルが、さらに7〜8番手の#16 横幕、#5 高見澤らがグリッド上でレインタイヤからスリックタイヤへと変更。まだ路面は乾いていないが、レース中にドライタイヤが有利となると予想してのことだ。
ポールポジションの#14 平川はレインタイヤのままスタートし、後続を押さえて1コーナーへ。その1コーナーで#90 イゴールを#11 山路が抜き、レインタイヤの#15 神取も#90 イゴールの前にいったんは出ていた。しかし、レインタイヤ勢とドライタイヤ勢の差は2周目後半から大きくラップタイムの違いとなって表れた。3周目、#14 平川のラップタイムが1分43秒台だったのに対して、#11 山路は1分41秒台、#90 イゴールにおいては1分39秒台をマーク。3周目のダブルヘアピンで#11 山路がトップを奪い、4周目の1コーナーで#90 イゴールも#14 平川を抜く。#11 山路らが1分37秒台でトップ争いする中、#14 平川をはじめレインタイヤ勢のラップタイムは7秒以上も遅く後退していくことに。レコードラインの水はすぐに飛び、レース中盤以降は完全にドライとなっていた。
「レインセットのままドライタイヤで走るのは厳しかった」と語る#11 山路に不運が訪れたのは10周目だった。周回遅れが複数台出始め、ラインを変更したところで行き場を失った。その隙に#90 イゴールが前に出ることに成功。そこからゴールまで1秒リードを守り切り、#90 イゴールが初戦を制した。「スタートでは抜かれてしまったけど、後半に勝負するつもりで序盤はゆっくりタイヤを温めていた。山路さんを抜いた後はタイヤのプレッシャーが上がりすぎて非常にスピンしやすい状況だったので、トップでゴールできて本当に良かった」。3位 #22 マイケルをはさんで、総合4位に入ったのはジェントルマンクラスの#16 横幕。「今回の結果はチームの作戦のおかげ。グリッドでは時間ぎりぎりまでタイヤチョイスを悩みました。でも、チームがドライタイヤでいけると判断して、それが正解でした。シーズン最初のセッション(昨日の専有走行)と最初のレースでトップを取ること。そこに集中してきて思いどおりに実現できました」。ジェントルマンの2位、3位には今回がPCCJデビュー戦となる#19 永井宏明、#2 田島剛らが入賞。やはりドライタイヤでスタートする作戦が功を奏した。「まさか表彰台まで残れるとは思っていませんでした」(#19 永井)と、ふたりは表彰台で満面の笑みを浮かべた。
第1戦のベストラップ順となる第2戦のスターティンググリッドは#90 イゴール、#11 山路、#14 平川、#7 水谷、#19 永井、#16 横幕、#22 マイケル、#3 江本の順。「新しいチームのスタートとしては悪くないけど……」と悔しさを隠せない#11 山路の逆襲が始まるのか、あるいは#90 イゴールが連勝するのか、作戦で敗れた#14 平川が初優勝を手にするのか。注目の第2戦決勝は4月1日の11時55分スタートを予定している。
■第1戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 24'48.656
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. +1.433
3 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON +36.450
4 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +39.079
5 19 永井 宏明 G ナインレーシング +51.230
6 5 高見澤 一吉 C 高見澤整骨院OSSOポルシェ + 1'02.510
7 7 水谷 晃 C DIRECTION RACING +1'29.675
8 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 1Lap
9 33 荻野 哲生 G KRM ケーズフロンティア 1Lap
10 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 1Lap
11 29 滝澤 智幸 G Adelcars GT3 Cup 1Lap
12 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 1Lap
13 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 1Lap
14 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ 2Laps
15 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 2Laps
16 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア 2Laps
17 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 2Laps
ベストラップ:#90 Igor SUSHKO 1'36.401 5/15
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
2012オートバックス スーパーGT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」の公式予選が3月31日、岡山国際サーキットで行われた。 朝から続く不安定な天候に全チームが翻弄される中、ポールポジションを奪ったのは#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)。立川にとっては久々の、平手にとってはGT500で初の最前列を得た。 FIA-GT3規格の車輛が大挙して参戦し、これまで以上の注目を集めるGT300クラスは、今年新車を投入した#911エンドレスTAISAN911(横溝直輝/峰尾恭輔組)がコースレコードを更新してポールポジションとなった。
公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。 朝から雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な天候は、スーパーGTの予選が始まっても一向に安定せず、各チームともタイヤ選択やセッティングに頭を悩ます展開となった。
予選Q1
予選Q1は各クラス20分間の走行。ここでGT500は上位11台、GT300は上位16台が次のQ2に駒を進める。 最初に行われたGT300の走行は、当初ドライコンディションで走り始めたが、10分が経過した当たりで少しずつ雨が降り始めた。このため、ウェット宣言が出る直前に1分30秒780を叩き出した#0初音ミクBMW Z4の谷口信輝がトップタイムとなり、今季からアウディR8を投入した#11ゲイナーを駆る平中克幸が2番手となった。 今季から新たに投入された#31プリウス、#61BR−Zの2台のJAF-GT車輛もそれぞれ8位、11位で無事Q2に駒を進めた。
GT500クラスはウェットコンディションの中で走り始め、次第に路面が乾いていく状況での走行となったが、開始10分で国本雄資の駆る#35Keeper Kraft SC430がアトウッドカーブでスピン、真横を向いたままコースを塞ぐ形でストップしたために赤旗中断となった。 これにより35号車にはタイム抹消のペナルティが下り、唯一の予選落ちを喫することに。 上位陣では終盤にスリックタイヤを装着した#38ZENT SCが1分27秒834を記録してトップ。アンドレ・クートの駆る#19ウェッズスポーツSCが2番手とレクサス勢が久々に好調ぶりを見せた一方で、#39デンソーSC、#17ケーヒンHSV、#24D'station GT-Rらがここで予選を終えた。
予選Q2
Q1の終了間際に再び雨が強まり、それどころか霙まで落ちてくる状況となったため、予選Q2は開始時刻を午後3時20分まで遅らせて実施された。 GT300クラスは徐々に乾き始める路面に応じて途中からスリックタイヤを投入する展開となったが、ここでいち早く対応したのがFIA-GT3仕様の#3ニッサンGT−Rを駆る千代勝正だったが、ここでトップタイムを記録したのは#61BR-Zを駆る佐々木孝太だった。 しかしセッションが進むにつれて他のGT3勢がタイムを上げ、走行終了間際に1分31秒146を記録した藤井誠暢の#33ハンコックポルシェがトップに立ち、#0BMW Z4が2番手につける結果となった。
GT500クラスはセッション終盤に熾烈なアタック合戦が展開されたが、ここでトップに立ったのは今季初めてレクサス陣営に加わったロイック・デュバルの駆る#36ペトロナスSC。1分23秒452だった。Q1でいち早くスリックタイヤの投入に踏み切った38号車は、ユーズドタイヤでの走行を強いられたものの、平手が1分23秒771を記録してどうにか6番手に滑り込み、Q3進出を果たしている。 一方、#12カルソニックGT−Rはリボルバーコーナーで松田次生がスピンアウトした際に左リヤの足回りにダメージを負ってしまい、ここで敗退となってしまった。
予選Q3
Q2終了から10分間のインターバルをおいて開始されたQ3は混乱のQ1、Q2とはうって変わって終始ドライコンディションの下で行われた。 GT300クラスはここまでJAF-GT勢が健闘を見せていたが、ここではFIA-GT3勢の独壇場となってしまい、#33、#911の2台のポルシェに#11アウディ、#87ランボルギーニが入り乱れての熾烈なアタック合戦が展開された。 その中でポールポジションを獲得したのは#911タイサンポルシェ。丸一年GTから遠ざかっていた横溝直輝が8年ぶりのコースレコード更新となる1分28秒975を叩き出した。2位に影山正美の駆る#33ハンコックポルシェ、3位には平中克幸の駆る#11アウディR8がつけた。
GT500クラスは7台中4台が1分22秒台後半にひしめく激戦となった。 序盤好タイムをマークしたのは#100レイブリックHSVをドライブする伊沢拓也。しかし終了1分前に#38ZENT SCの立川が1分22秒572を記録して一躍トップに。 他のドライバーも相次いで22秒台を叩き出したものの、いずれも立川のタイムには届かず、セルモは2009年10月の第8戦オートポリス以来、実に2年半ぶりにポールポジションに返り咲くこととなった。 2位には#100レイブリックHSV、3位には#36ペトロナスSCがつけた。
第1戦決勝は明日午後2時より82周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Qualify Weather:Fine/Cloudy/Rainy Course:Wet/Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Session1 | Session2 | Session3 |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | | 1'27.834 | 1'23.771 | 1'22.572 |
| 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'31.988 | 1'23.539 | 1'22.588 |
| 3 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | | 1'31.860 | 1'23.452 | 1'22.705 |
| 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | | 1'31.215 | 1'23.716 | 1'22.965 |
| 5 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | | 1'30.978 | 1'23.548 | 1'23.027 |
| 6 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | | 1'32.213 | 1'23.882 | 1'23.464 |
| 7 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | | 1'32.031 | 1'23.612 | 1'23.537 |
| 8 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 1'28.343 | 1'24.218 | |
| 9 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'31.370 | 1'24.242 | |
| 10 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'30.212 | 1'24.279 | |
| 11 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'31.218 | 1'41.036 | |
| 12 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | | 1'32.624 | | |
| 13 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'32.881 | | |
| 14 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'35.106 | | |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | - | | |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Qualify Weather:Fine/Cloudy/Rainy Course:Wet/Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Session1 | Session2 | Session3 |
| 1 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | | 1'31.046 | 1'32.027 | 1'28.975 |
| 2 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | | 1'31.705 | 1'31.146 | 1'29.122 |
| 3 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'31.039 | 1'32.401 | 1'29.285 |
| 4 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'31.063 | 1'32.399 | 1'29.323 |
| 5 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 1'31.157 | 1'31.427 | 1'29.666 |
| 6 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'31.279 | 1'32.944 | 1'29.677 |
| 7 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | | 1'30.780 | 1'31.167 | 1'30.043 |
| 8 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'31.834 | 1'31.982 | 1'30.089 |
| 9 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 1'31.243 | 1'31.475 | 1'30.128 |
| 10 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 1'33.069 | 1'32.983 | 1'31.053 |
| 11 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'32.616 | 1'33.272 | |
| 12 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | | 1'33.336 | 1'34.043 | |
| 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | | 1'31.551 | 1'37.122 | |
| 14 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 | YH | | 1'31.141 | 1'38.629 | |
| 15 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 1'33.629 | 1'43.603 | |
| 16 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 | YH | | 1'34.201 | | |
| 17 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | | 1'34.256 | | |
| 18 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'34.262 | | |
| 19 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | | 1'34.554 | | |
| 20 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 植田 正幸 | YH | | 1'35.076 | | |
| 21 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 | YH | | 1'36.194 | | |
| 22 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | 1'37.771 | | |
| 23 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'43.193 | | |
| 24 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | マイケル・キム 野田 英樹 | YH | | 1'45.199 | | |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 菊地 靖 | YH | | - | - | |
- CarNo.35は、2012 SUPER GT SpR 第25条 5. 赤旗原因車両により、当該セッションのタイムを抹消とする。
- CarNo.12は、2012 GTAブルテン 005-S.4(ピットレーンでの追い越し)により、訓戒とする。
- CarNo.12は、2012 SUPER GT SpR 第14条 7. (タイヤ1本交換)により、交換を認める。
- CarNo.360は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 第2章 4.4.1 c) (Wチェッカー)により、罰金2万円を課した。
- CarNo.360は、2012年 FIA-J項 257条A(ブルテンNo.006) (車両規定違反)により、予選タイムを削除した。
- CarNo.52は、国際モータースポーツ競技規則 付則L項 第4章 4-e) (ホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
- CarNo.43は、2012 SUPER GT SpR 第14条 7. (タイヤ4本交換)により、交換を認める。但し、ピットスタートとする。
- CarNo.43は、2012 SUPER GT SpR 第14条 7. (タイヤ1本交換)により、交換を認める。
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Q3 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路* 平手 晃平 | BS | | 1'22.572 | - | - | 161.445 |
| 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也* 山本 尚貴 | BS | | 1'22.588 | 0.016 | 0.016 | 161.413 |
| 3 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | | 1'22.705 | 0.133 | 0.117 | 161.185 |
| 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲* ミハエル・クルム | BS | | 1'22.965 | 0.393 | 0.260 | 160.680 |
| 5 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ* | MI | | 1'23.027 | 0.455 | 0.062 | 160.560 |
| 6 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史* カルロ・ヴァン・ダム | BS | | 1'23.464 | 0.892 | 0.437 | 159.719 |
| 7 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン* 小林 崇志 | BS | | 1'23.537 | 0.965 | 0.073 | 159.580 |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Q3 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝* | YH | | 1'28.975 | - | - | 149.826 |
| 2 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美* 藤井 誠暢 | HK | | 1'29.122 | 0.147 | 0.147 | 149.579 |
| 3 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸* | DL | | 1'29.285 | 0.310 | 0.163 | 149.306 |
| 4 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司* 山内 英輝 | YH | | 1'29.323 | 0.348 | 0.038 | 149.243 |
| 5 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学* 青木 孝行 | YH | | 1'29.666 | 0.691 | 0.343 | 148.672 |
| 6 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男* 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'29.677 | 0.702 | 0.011 | 148.654 |
| 7 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝* 片岡 龍也 | YH | | 1'30.043 | 1.068 | 0.366 | 148.049 |
| 8 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也* 佐々木 孝太 | YH | | 1'30.089 | 1.114 | 0.046 | 147.974 |
| 9 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛* 千代 勝正 | YH | | 1'30.128 | 1.153 | 0.039 | 147.910 |
| 10 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典* 黒澤 治樹 | YH | | 1'31.053 | 2.078 | 0.925 | 146.407 |
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル* | BS | | 1'23.452 | - | - | 159.742 |
| 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴* | BS | | 1'23.539 | 0.087 | 0.087 | 159.576 |
| 3 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝* ロニー・クインタレッリ | MI | | 1'23.548 | 0.096 | 0.009 | 159.559 |
| 4 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志* | BS | | 1'23.612 | 0.160 | 0.064 | 159.436 |
| 5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム* | BS | | 1'23.716 | 0.264 | 0.104 | 159.238 |
| 6 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平* | BS | | 1'23.771 | 0.319 | 0.055 | 159.134 |
| 7 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム* | BS | | 1'23.882 | 0.430 | 0.111 | 158.923 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 8 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治* アンドレ・クート | YH | | 1'24.218 | 0.766 | 0.336 | 158.289 |
| 9 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔* 大嶋 和也 | BS | | 1'24.242 | 0.790 | 0.024 | 158.244 |
| 10 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴* | DL | | 1'24.279 | 0.827 | 0.037 | 158.175 |
| 11 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生* ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'41.036 | 17.584 | 16.757 | 131.941 |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2102/03/31) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢* | HK | | 1'31.146 | - | - | 146.258 |
| 2 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也* | YH | | 1'31.167 | 0.021 | 0.021 | 146.224 |
| 3 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行* | YH | | 1'31.427 | 0.281 | 0.260 | 145.808 |
| 4 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正* | YH | | 1'31.475 | 0.329 | 0.048 | 145.732 |
| 5 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太* | YH | | 1'31.982 | 0.836 | 0.507 | 144.928 |
| 6 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔* 横溝 直輝 | YH | | 1'32.027 | 0.881 | 0.045 | 144.857 |
| 7 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝* | YH | | 1'32.399 | 1.253 | 0.372 | 144.274 |
| 8 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也* 平中 克幸 | DL | | 1'32.401 | 1.255 | 0.002 | 144.271 |
| 9 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀* | YH | | 1'32.944 | 1.798 | 0.543 | 143.428 |
| 10 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹* | YH | | 1'32.983 | 1.837 | 0.039 | 143.368 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 11 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹* | YH | | 1'33.272 | 2.126 | 0.289 | 142.924 |
| 12 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン* | YH | | 1'34.043 | 2.897 | 0.771 | 141.752 |
| 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一* 松浦 孝亮 | BS | | 1'37.122 | 5.976 | 3.079 | 137.258 |
| 14 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士* | YH | | 1'38.629 | 7.483 | 0.726 | 135.161 |
| 15 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎* 松田 秀士 | YH | | 1'43.603 | 12.457 | 4.974 | 128.672 |
| - | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤* 菊地 靖 | YH | | - | - | - | - |
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine/Rainy Course:Dry/Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路* 平手 晃平 | BS | | 1'27.834 | - | - | 151.773 |
| 2 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート* | YH | | 1'28.343 | 0.509 | 0.509 | 150.898 |
| 3 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍* 中山 友貴 | DL | | 1'30.212 | 2.378 | 1.869 | 147.772 |
| 4 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ* | MI | | 1'30.978 | 3.144 | 0.766 | 146.528 |
| 5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲* ミハエル・クルム | BS | | 1'31.215 | 3.381 | 0.237 | 146.147 |
| 6 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ* | BS | | 1'31.218 | 3.384 | 0.003 | 146.142 |
| 7 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也* | BS | | 1'31.370 | 3.536 | 0.152 | 145.899 |
| 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴* ロイック・デュバル | BS | | 1'31.860 | 4.026 | 0.490 | 145.121 |
| 9 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也* 山本 尚貴 | BS | | 1'31.988 | 4.154 | 0.128 | 144.919 |
| 10 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン* 小林 崇志 | BS | | 1'32.031 | 4.197 | 0.043 | 144.851 |
| 11 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史* カルロ・ヴァン・ダム | BS | | 1'32.213 | 4.379 | 0.182 | 144.565 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 12 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明* | MI | | 1'32.624 | 4.790 | 0.411 | 143.924 |
| 13 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大* | BS | | 1'32.881 | 5.047 | 0.257 | 143.526 |
| 14 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム* | YH | | 1'35.106 | 7.272 | 0.198 | 140.168 |
| - | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資* アンドレア・カルダレッリ | BS | | - | - | - | - |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine/Rainy Course:Dry/Wet
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝* 片岡 龍也 | YH | | 1'30.780 | - | - | 146.847 |
| 2 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸* | DL | | 1'31.039 | 0.259 | 0.259 | 146.430 |
| 3 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝* | YH | | 1'31.046 | 0.266 | 0.007 | 146.418 |
| 4 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司* 山内 英輝 | YH | | 1'31.063 | 0.283 | 0.017 | 146.391 |
| 5 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター* 土屋 武士 | YH | | 1'31.141 | 0.361 | 0.078 | 146.266 |
| 6 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学* 青木 孝行 | YH | | 1'31.157 | 0.377 | 0.016 | 146.240 |
| 7 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛* 千代 勝正 | YH | | 1'31.243 | 0.463 | 0.086 | 146.102 |
| 8 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男* 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'31.279 | 0.499 | 0.036 | 146.045 |
| 9 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮* | BS | | 1'31.551 | 0.771 | 0.272 | 145.611 |
| 10 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美* 藤井 誠暢 | HK | | 1'31.705 | 0.925 | 0.154 | 145.366 |
| 11 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也* 佐々木 孝太 | YH | | 1'31.834 | 1.054 | 0.129 | 145.162 |
| 12 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹* 星野 一樹 | YH | | 1'32.616 | 1.836 | 0.782 | 143.936 |
| 13 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典* 黒澤 治樹 | YH | | 1'33.069 | 2.289 | 0.453 | 143.236 |
| 14 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 菊地 靖* | YH | | 1'33.101 | 2.321 | 0.032 | 143.186 |
| 15 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕* シンディ・アレマン | YH | | 1'33.336 | 2.556 | 0.235 | 142.826 |
| 16 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士* | YH | | 1'33.629 | 2.849 | 0.293 | 142.379 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 17 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也* 加納 政樹 | YH | | 1'34.201 | 3.421 | 0.572 | 141.514 |
| 18 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴* 坂本 雄也 | YH | | 1'34.256 | 3.476 | 0.055 | 141.432 |
| 19 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久* 城内 政樹 | YH | | 1'34.262 | 3.482 | 0.006 | 141.423 |
| 20 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人* | YH | | 1'34.554 | 3.774 | 0.292 | 140.986 |
| 21 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二* 植田 正幸 | YH | | 1'35.076 | 4.296 | 0.522 | 140.212 |
| 22 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾* | YH | | 1'36.194 | 5.414 | 1.118 | 138.582 |
| 23 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘* | YH | | 1'37.771 | 6.991 | 1.577 | 136.347 |
| 24 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂* 加藤 寛規 | YH | | 1'43.193 | 12.413 | 5.422 | 129.183 |
| 25 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | マイケル・キム 野田 英樹* | YH | | 1'45.199 | 14.419 | 2.006 | 126.720 |
プレスインフォメーション 2012年3月31日

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第1戦 公式予選を、2012年3月31日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。
雨/ウェット 気温8度 路面温度9度
3月31日、スーパーGTとともに岡山国際サーキットでポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)が開幕を迎えた。今年は#11 山路慎一、#90 イゴール・スシュコ、PCCJ育成ドライバー#14 平川亮に加え、開幕直前に#7 水谷晃の参戦も決まるなど実力者たちが集結。全17台にまでエントリー台数が増え、より魅力を増すシーズンとなった。
この日に先立ち30日に行われた専有走行では、午前中に#16 横幕ゆぅが1分35秒938でトップタイムをマーク。#90 イゴール、#11 山路が続いた。午後は#11 山路が1分35秒005でトップを奪い、#14 平川、#22 マイケル・グリーンらがタイムを上げて上位に入った。総合トップで終わった#11 山路は「土曜は雨予報。全部リセットされるから今日のタイムはあまり参考にならないでしょう。雨になると敵は自分って感じですかね」と語っていた。
天気予報どおり、31日の8時5分からの公式予選は未明からの強い雨のため、ウェット宣言が出される中スタート。今回の予選ではノックアウト方式が採用され、全車出走のQ1(15分)、Q1上位8台が出走できるQ2(10分)の2セッションで争われる。雨は弱まらずコース上に川もできる中、コースインした全車両は周回ごとにタイムを上げていく。序盤は#11 山路と#15 神取彦一郎が交互にベストラップを出し合い、中盤からは#14 平川、#22 マイケル、#90 イゴールらが加わりタイムを更新しながら上位の順位を入れ替える。最終的に#14 平川が1分50秒485をたたき出しQ1トップ通過。#90 イゴール、#11 山路が続く結果となった。他に#22マイケル、#15 神取、#7 水谷、#16 横幕ゆぅ、#5 高見沢一吉が上位8台に入り、Q2に進む切符を手に入れた。
8時30分、10分間のQ2開始。雨は弱まることなく路面はウェット。全8台が慎重にコースインしていくも計測2周目に#22 マイケルがクラッシュを喫して、コース上に車両が止まってしまったため赤旗が出される。セッションは開始3分で終了となったため、レギュレーションにもとづき第1戦決勝のグリッドはQ1の結果が採用されることになった。
これによって第1戦のポールポジションを獲得したのは#14 平川。「雨の岡山は初めてだったので慎重にいきました。水のないラインを探すのが難しかったです。後ろにベテランの方々がいるので決勝は油断できませんが、この順位を守りきりたいですね」。#2 イゴール、#11 山路、#22 マイケル、#15 神取、#7 水谷が続き、7番手にジェントルマンクラスのトップとなる#16 横幕が入った。「2コーナーは進入から立ち上がりまでずっとハイドロ(笑)。Q1のベストはミスで2秒失ったタイムなので、この順位はちょっと残念です。決勝は雨でもハーフウェットでもドライでも必ず追い上げます」(#16 横幕)。
予報によると天候は回復方向。昼前には雨があがるというが、決勝までに路面は乾くのか? ドライとウェットではまったく違う展開になるだけに、ドライバーたちは空を見上げながらパドックで決勝を待つ。第1戦決勝は31日の13時30分スタートを予定。最年少の#14 平川がデビューをポールトゥウィンで飾れるかどうかに注目が集まる。
■第1戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Q2 Time Q1 Time
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE ----- 1'50.485
2 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス ----- 1'52.552
3 11 山路 慎一 C Excellence M.S. ----- 1'54.241
4 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON ----- 1'54.274
5 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ ----- 1'55.019
6 7 水谷 晃 C DIRECTION RACING ----- 1'56.090
7 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION ----- 1'56.283
8 5 高見澤 一吉 C 高見澤整骨院OSSOポルシェ ----- 1'56.308
9 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 ----- 1'56.443
10 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 ----- 1'57.343
11 19 永井 宏明 G ナインレーシング ----- 1'57.950
12 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア ----- 1'58.592
13 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 ----- 1'58.632
14 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION ----- 1'59.063
15 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 ----- 2'02.490
16 33 荻野 哲生 G KRM ケーズフロンティア ----- 2'02.915
17 29 滝澤 智幸 G Adelcars GT3 Cup ----- 2'03.256
※Q2セッションは、開始3分3秒の赤旗提示により終了。Q1セッションの結果を以て予選順位決定。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパーGTの2012シーズンがここ岡山でいよいよ開幕。
朝からのあいにくの雨模様の中、最初の走行となる公式練習では、#1S Road Reito Mola GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)と#39DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明組)のミシュランタイヤを履く2台が去年に引き続いてウェット路面での強さをアピール、それぞれ1位、2位で走行を終えた。
GT300クラスはFIA-GT3勢が上位を独占。トップは今季から初参戦となるアウディR8の1台、#11GAINER DIXCEL R8LMS(田中哲也/平中克幸組)だった。対するJAF-GT勢は43ARTA Garaiyaの7位が最上位だった。
公式予選日は未明からの雨で完全なウェットコンディションのもと、午前9時から2時間の走行が行われた。
予報では午後は晴れるとされていたため、開始当初はコースインしないチームが半数以上を占める。そうした中、バックストレートで300クラスの車輛がスピン、そのままストップしてしまったために赤旗が提示されてしまった。
走行は15分後に再開。この頃から空は次第に明るくなり、それにつれて雨も小降りになり始めた。それに伴い、ラップタイムも徐々に短縮されていく。
中断前は1分50秒をやっと切る程度のペースであったが、開始1時間を目前に#17ケーヒンHSVが1分41秒台を記録すると、続いて32エプソン、8ARTA、36ペトロナスらが続々とタイムを更新、ついに36号車が1分39秒台を記録する。
その後もタイム更新は続き、結局#39デンソーSC、#1エスロードGTーRの2台が1分34秒台までタイムを縮め、ミシュランタイヤの強さを 改めて見せつけた。
車輛規則の変更を受けて続々と海外からFIA-GT3仕様の車輛が上陸してきたGT300クラスは、今季初参戦のアウディR8を投入した#11ゲイナーが一時500クラスをも上回る快走を見せ、最終的に1分40秒633までタイムを縮めて終始クラストップのまま走行を終えた。
2番手には#88ランボルギーニガヤルド、3番手には#911ポルシェGT3がつけ、注目のGT3仕様のニッサンGT-Rが4番手と好位置につけた。
それに対してJAF-GT勢は#43ガヤルドの7番手が最高と苦戦が目立つ。#62レガシィに変わって投入された#61BR-Zはクラス17番手にとどまった。
スーパーGT第1戦はこのあと午後2時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2012/03/31) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 1'34.292 | - | 141.378 |
| 2 | 500 | 2 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 1'34.373 | 0.081 | 141.257 |
| 3 | 500 | 3 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 1'34.436 | 0.144 | 141.162 |
| 4 | 500 | 4 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'34.526 | 0.234 | 141.028 |
| 5 | 500 | 5 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 1'35.141 | 0.849 | 140.116 |
| 6 | 500 | 6 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 1'35.211 | 0.919 | 140.013 |
| 7 | 500 | 7 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ロイック・デュバル | BS | 1'35.451 | 1.159 | 139.661 |
| 8 | 500 | 8 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'35.598 | 1.306 | 139.446 |
| 9 | 500 | 9 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 1'36.016 | 1.724 | 138.839 |
| 10 | 500 | 10 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 1'36.090 | 1.798 | 138.732 |
| 11 | 500 | 11 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 1'36.107 | 1.815 | 138.708 |
| 12 | 500 | 12 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 1'36.562 | 2.270 | 138.054 |
| 13 | 500 | 13 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 1'36.703 | 2.411 | 137.853 |
| 14 | 500 | 14 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | 1'36.710 | 2.418 | 137.843 |
| 15 | 500 | 15 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'37.047 | 2.755 | 137.364 |
| 16 | 300 | 1 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 1'40.633 | 6.341 | 132.469 |
| 17 | 300 | 2 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 1'40.864 | 6.572 | 132.166 |
| 18 | 300 | 3 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 1'40.896 | 6.604 | 132.124 |
| 19 | 300 | 4 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | 1'41.152 | 6.860 | 131.790 |
| 20 | 300 | 5 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | 1'41.223 | 6.931 | 131.697 |
| 21 | 300 | 6 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 | YH | 1'41.230 | 6.938 | 131.688 |
| 22 | 300 | 7 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 1'41.467 | 7.175 | 131.381 |
| 23 | 300 | 8 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 1'42.245 | 7.953 | 130.381 |
| 24 | 300 | 9 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 植田 正幸 | YH | 1'42.725 | 8.433 | 129.772 |
| 25 | 300 | 10 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 1'43.233 | 8.941 | 129.133 |
| 26 | 300 | 11 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | 1'43.991 | 9.699 | 128.192 |
| 27 | 300 | 12 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 1'44.142 | 9.850 | 128.006 |
| 28 | 300 | 13 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 1'45.477 | 11.185 | 126.386 |
| 29 | 300 | 14 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 1'46.184 | 11.892 | 125.544 |
| 30 | 300 | 15 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン | YH | 1'46.396 | 12.104 | 125.294 |
| 31 | 300 | 16 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 | YH | 1'46.436 | 12.144 | 125.247 |
| 32 | 300 | 17 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 1'46.754 | 12.462 | 124.874 |
| 33 | 300 | 18 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | 1'46.931 | 12.639 | 124.667 |
| 34 | 300 | 19 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | 1'47.196 | 12.904 | 124.359 |
| 35 | 300 | 20 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'47.202 | 12.910 | 124.352 |
| 36 | 300 | 21 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 菊地 靖 | YH | 1'47.999 | 13.707 | 123.434 |
| 37 | 300 | 22 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | マイケル・キム 野田 英樹 | YH | 1'55.137 | 20.845 | 115.782 |
| 38 | 300 | 23 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 | YH | 2'00.124 | 25.832 | 110.975 |
| 39 | 300 | 24 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 2'18.902 | 44.610 | 95.973 |
| - | 300 | - | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | no time | - | - |
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プレスインフォメーション 2012年3月28日
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第1戦 - 第2戦を、2012年3月31日(土)、4月1日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたします。
3月15~16日の合同テストを経て、いよいよポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の2012シーズンがスタートする。今季もスーパーGTのサポートレースとして5大会が組み込まれ、3月31日~4月1日の開幕戦(岡山国際サーキット)である第1戦 - 2戦のダブルヘッダーは、大観衆の注目を浴びる中で幕を開ける。
今季の見所のひとつはドライバーラインナップの豪華さだ。ディーラーチームとしてエクセレンスモータースポーツが初参戦を果たし、#11 山路慎一がチャンピオンクラスに挑む。PCCJは初だが#11 山路はスーパーGTなどでポルシェを知り尽くしており、テスト中はどのドライバーからもベンチマークとされた。そのチャンピオンクラスにPCCJ育成ドライバーとして今季デビューするのが#14 平川亮。事前の初乗りから好タイムを出すなど、若手代表として勢いを感じさせるデビュー戦が期待できそうだ。2011年ジェントルマンクラスでチャンピオンを獲得して今季はチャンピオンクラスを戦う#15 神取彦一郎やベテラン#5 高見沢一吉らも「絶対に上がってくる」と#14 平川をマークしている。2年目の#22 マイケル・グリーンも「あとは安定感があれば優勝も見える」という言葉どおり、トップ争いに食い込める実力者だ。さらに07年にFCJ参戦の実績を持つ#90 イゴール・スシュコはPCCJ初挑戦ながら合同テストでステアリングを握っていたスーパーGTドライバーたちと互角のタイムをマーク。チャンピオンクラスは高いレベルで実力が拮抗した戦いになる。
ジェントルマンクラスでは昨年シリーズ2位の#16 横幕ゆぅがシリーズ争いの主役。「昨年はただマシンに慣れるため、ドライビングスキルを磨くために走行距離を伸ばしたけど、今年は1周1周予選アタックの時のように集中して量より質で勝負」と自信をのぞかせた。他にも、クラス表彰台に登壇している#3 江本玄、#8 櫻井澄夫、#32 飯田太陽、そして2年目の#6 アルテロッシらの成長も見所であり、それぞれクラスを越えた総合優勝までを見据えてシリーズに臨む。ルーキーとしては2年前からポルシェのアマチュアレースに参戦して何度も表彰台を得ている#2 田島剛、今年が4輪デビューイヤーとなる#19 永井宏明、昨年のGT3 カップチャレンジ ジャパンでチャンピオンを獲得してステップアップしてきた#33 Tetsuo OGINOが争いに加わる。またポルシェ センター熊本を母体とする 911Service(#29)ではルーキーの中川国敏に代わって滝澤智幸が開幕戦のステアリングを握り、グリッドには全16台のマシンが並ぶ。
安岡秀徒の独走シーズンだった2011年とは一転、両クラスともにチェッカーまで誰が勝つか分からない激戦模様。そんな横並びの勢力図の中から抜け出すのは誰か? 小さなミスすら許されない――。岡山大会の公式予選は3月31日の8時5分からの20分間、第1戦決勝は同日13時30分、第2戦決勝は4月1日11時55分のスタートを予定している。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパー耐久シリーズ2012第1戦スーパーテックは25日、富士スピードウェイで4時間の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートしたGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニク・アン/谷口信輝組)が134周を走って総合優勝を飾った。
富士スピードウェイ上空には青空が広がり、好天のなか13時に4時間耐久レースのフォーメーションラップが始まった。
ローリングスタートが切られトップで1コーナーに飛び込みホールショットを奪ったのはGT3クラス、1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニク・アン/谷口信輝組)の谷口。2位には僚友28号車、同(メルビン・モー/ジョノ・レスター/片岡龍也組)の片岡が付ける。片岡は1周目終わりのストレートで谷口に並びかけ2周目の1コーナーでトップに躍り出た。
このGT3クラスの2台は32周目に谷口が片岡を抜き返すと41周目には再び片岡が谷口の前に出るというドッグファイトを演じ、観客を沸かせた。
しかしこの2台は連携ミスでなんと44周目に同時ピットイン。28号車は、最初に作業を行った1号車の後ろで待機することとなり、大きくタイムをロス。1号車がアンに、28号車がモーにチェンジし、ピットアウトするとその差は1分41秒とほぼ1周分1号車が28号車をリードすることとなった。
その後、1号車はハイルマンに、28号車はレスターにドライバーチェンジするもその差は広がるばかり。最終的には2周近い差をつけて1号車が初のGT3クラスウィナーとなった。
ST-1クラスは序盤からENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)の峰尾がぶっちぎりでレースをリード。しかし峰尾から谷口にドライバーチェンジを行った2スティント目にトラブルに見舞われ後退。代わってトップに立ったSAMURAI Porsche(土屋武士/神取彦一郎/松井孝充組)が神取、土屋、松井とつなぎ優勝を飾った。
ST-2クラスは新菱オート☆DIXCELエボⅨ(冨桝朋広/菊地靖組)、RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/松本達哉組)の菊池と坂口が順位を入れ替えながらのバトルを演じるが、坂口が右フロントを破損してオレンジディスクを提示され後退。これを含めてクラス参加5台中、3台がトラブルに見舞われ、優勝した新菱オート☆DIXCELエボⅨと2位に入ったSturm・MOTUL・ED・インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)の2台のみが完走扱いとなった。
ST-3クラスは序盤、岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信組)の小松がレースをリード。しかし2位に付けていたassetテクノZ34(佐々木雅弘/
前嶋秀司組)がこれを逆転。終盤には黄旗追い越しでペナルティストップ10秒を課されたものの逃げきりそのまま優勝した。
ST-4クラスはコスモソニックFK・ings DC5(浅野武夫/森正行/笠原智行組)のリードでレースが始まったが、序盤には早くもホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)が逆転するとそのままリードを広げ優勝を飾った。
ST-5クラスはエンドレスアドバントラストヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)、BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/西田公也組)の対決となったが、フィットにトラブルが発生して後退。その後ヴィッツは一人旅で余裕の優勝を飾った。
次戦は舞台を栃木県のツインリンクもてぎに移し4月29日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパーTEC -RIJ- (2012/03/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン ドミニク・アン 谷口 信輝 | 134 | 4:01'36.755 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー ジョノ・レスター 片岡 龍也 | 133 | 1Lap |
| 3 | ST-1 | 1 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 神取 彦一郎 松井 孝充 | 129 | 5Laps |
| 4 | ST-2 | 1 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 126 | 8Laps |
| 5 | ST-2 | 2 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | 125 | 9Laps |
| 6 | ST-3 | 1 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 124 | 10Laps |
| 7 | ST-3 | 2 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 杉林 健一 増田 芳信 | 124 | 10Laps |
| 8 | ST-3 | 3 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 124 | 10Laps |
| 9 | ST-3 | 4 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 吉田 広樹 堀田 誠 | 123 | 11Laps |
| 10 | ST-3 | 5 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 123 | 11Laps |
| 11 | ST-4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | 121 | 13Laps |
| 12 | ST-4 | 2 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 森 正行 笠原 智行 | 120 | 14Laps |
| 13 | ST-4 | 3 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 藤田 竜樹 筒井 克彦 | 119 | 15Laps |
| 14 | ST-4 | 4 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 北川 剛 藤田 弘幸 | 118 | 16Laps |
| 15 | ST-4 | 5 | 73 | mountain・YH・DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 下山 和寿 井ノ口 智大 | 118 | 16Laps |
| 16 | ST-4 | 6 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 阿部 光 鶴田 積 吉田 靖之 | 118 | 16Laps |
| 17 | ST-3 | 6 | 46 | TKM Lotus Exige LOTUS Exige | 里山 勉 田畑 勇 堀田 誠 | 116 | 18Laps |
| 18 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 谷口 行規 高木 真一 | 114 | 20Laps |
| 19 | ST-3 | 7 | 777 | ドリームエンジェルADVAN・RX-7 MAZDA RX-7 | 萩原 なお子 藤井 芳樹 武藤 実 | 113 | 21Laps |
| 20 | ST-4 | 7 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 関 豊 山田 隆行 | 110 | 24Laps |
| 21 | ST-4 | 8 | 12 | VBOX-J りぼん ヤヨイ カーズ桶川 SSR ED FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 遠藤 光博 原田 健太 松井 隆幸 | 109 | 25Laps |
| 22 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 岩谷 昇 井尻 薫 | 108 | 26Laps |
| 23 | ST-5 | 2 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 植島 禎一 伊藤 俊哉 | 106 | 28Laps |
| 24 | ST-1 | 3 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀主知ロバート 岡本 武之 佐藤 茂 | 101 | 33Laps |
| 25 | ST-5 | 3 | 71 | ピースMS NUTEC 制動屋Vitz TOYOTA Vitz | 西畑 正樹 紫田 正一 大瀧 賢治 | 100 | 34Laps |
| 26 | ST-5 | 4 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 東 貴史 市石 浩章 | 100 | 34Laps |
| 27 | ST-5 | 5 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 古宮 正信 西田 公也 | 89 | 45Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT3:93 ST-1:90 ST-2:88 ST-3:86 ST-4:84 ST-5:75)完走 ---- |
| - | ST-3 | - | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ 東 徹次郎 水谷 晃 | 119 | 15Laps |
| - | ST-2 | - | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 関根 基司 白田 智彦 | 91 | 43Laps |
| - | ST-5 | - | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり 田ヶ原 章蔵 谷森 康登 | 90 | 44Laps |
| - | ST-3 | - | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 佐藤 晋也 脇阪 薫一 | 88 | 46Laps |
| - | ST-4 | - | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 中島 保典 市嶋 樹 | 75 | 59Laps |
| - | ST-5 | - | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 小松 高人 岩月 邦博 | 70 | 64Laps |
| - | ST-4 | - | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 佐々木 孝太 橋本 達也 | 47 | 87Laps |
| - | ST-3 | - | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 川口 正敬 植田 正幸 | 45 | 89Laps |
| - | ST-4 | - | 100 | 百式自動車XリデューカーWINMAX-DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 加藤 友晴 牧口 博亮 古谷 彰教 | 44 | 90Laps |
| - | ST-2 | - | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 松本 達哉 | 42 | 92Laps |
| - | ST-2 | - | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 松下 昌揮 藤原 能成 | 40 | 94Laps |
| - | ST-4 | - | 555 | Mita Project FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 山口 吉明 福智 学 佐藤 和徳 | 38 | 96Laps |
| - | ST-5 | - | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 野上 達也 | 28 | 106Laps |
| - | ST-4 | - | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 高森 博士 井上 恵一 水越 真一 | 13 | 121Laps |
スーパー耐久レース第1戦が富士スピードウェイで25日に開幕。今シーズンより新設されたGT3クラスから参加した1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニク・アン/谷口信輝組)がA,Bドライバーの総合タイムで3分23秒982をたたき出し、総合のポールポジションを獲得した。
富士スピードウェイは朝から晴れ渡り絶好のレース日和となった。公式予選は8時40分より、Aドライバー15分間、Bドライバー15分間の総合タイムで争われた。
やはり新設のGT3クラスから2台参加したメルセデスベンツのSLS AMG GT3勢が速い。Aドライバー予選では1号車のファリーク・ハイルマンがコースレコードでトップタイム。Bドライバーでは今シーズンから起用された28号車のジョノ・レスターがトップタイムをマークしたがA,Bドライバー総合では1号車が2号車を0秒3あまり上回りポールポジションの座についた。
ST-1クラスではスポット参戦のSAMURAI Porsche(土屋武士/神取彦一郎/松井孝充組)がA,Bドライバーともトップタイムでクラスポールポジションを獲得した。
ST-2クラスでは初参戦のSturm・MOTUL・ED・インプレッサの大沢学がAドライバー予選でいきなりトップタイムを記録したが、A,B総合では新菱オート☆DIXCELエボⅨ(富桝朋広/菊池靖組)が逆転でクラスポールポジションを獲得した。
ST-3クラスはassetテクノZ34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)が、ST-4クラスはホンダカーズ東京SUNOCOインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)がそれぞれポールポジションを獲得した。
ST-5クラスは一気に参加台数が8台に増加。そんなかエンドレスアドバントラストヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)がクラスポールポジションを獲得。初登場のマツダ・デミオはクラス5位で予選を通過した。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパーTEC -RIJ- (2012/03/25) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 谷口 信輝 | YH | 1'42.509 | - | 160.247 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 片岡 龍也 | YH | 1'42.819 | 0.310 | 159.764 |
| 3 | ST-1 | 1 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 松井 孝充 | YH | 1'47.383 | 4.874 | 152.974 |
| 4 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 高木 真一 | YH | 1'48.187 | 5.678 | 151.837 |
| 5 | ST-1 | 3 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 佐藤 茂 | YH | 1'48.577 | 6.068 | 151.292 |
| 6 | ST-2 | 1 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 松本 達哉 | YH | 1'51.407 | 8.898 | 147.449 |
| 7 | ST-2 | 2 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 松田 晃司 | YH | 1'52.133 | 9.624 | 146.494 |
| 8 | ST-3 | 1 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 植田 正幸 | YH | 1'52.746 | 10.237 | 145.697 |
| 9 | ST-3 | 2 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 田中 哲也 | YH | 1'53.544 | 11.035 | 144.673 |
| 10 | ST-3 | 3 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 白井 剛 | YH | 1'54.461 | 11.952 | 143.514 |
| 11 | ST-3 | 4 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 増田 芳信 | YH | 1'54.500 | 11.991 | 143.466 |
| 12 | ST-3 | 5 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 脇阪 薫一 | YH | 1'54.881 | 12.372 | 142.990 |
| 13 | ST-3 | 6 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 堀田 誠 | YH | 1'55.229 | 12.720 | 142.558 |
| 14 | ST-2 | 3 | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 藤原 能成 | YH | 1'55.344 | 12.835 | 142.416 |
| 15 | ST-2 | 4 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 白田 智彦 | YH | 1'56.352 | 13.843 | 141.182 |
| 16 | ST-3 | 7 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 水谷 晃 | YH | 1'57.357 | 14.848 | 139.973 |
| 17 | ST-4 | 1 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 山田 隆行 | YH | 1'57.359 | 14.850 | 139.971 |
| 18 | ST-4 | 2 | 12 | VBOX-J りぼん ヤヨイ カーズ桶川 SSR ED FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 松井 隆幸 | YH | 1'57.852 | 15.343 | 139.385 |
| 19 | ST-4 | 3 | 100 | 百式自動車XリデューカーWINMAX-DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 古谷 彰教 | YH | 1'59.036 | 16.527 | 137.999 |
| 20 | ST-4 | 4 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 筒井 克彦 | YH | 1'59.062 | 16.553 | 137.968 |
| 21 | ST-4 | 5 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 笠原 智行 | YH | 1'59.331 | 16.822 | 137.657 |
| 22 | ST-4 | 6 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 | YH | 1'59.654 | 17.145 | 137.286 |
| 23 | ST-4 | 7 | 555 | Mita Project FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 佐藤 和徳 | YH | 2'00.280 | 17.771 | 136.571 |
| 24 | ST-3 | 8 | 777 | ドリームエンジェルADVAN・RX-7 MAZDA RX-7 | 武藤 実 | YH | 2'00.826 | 18.317 | 135.954 |
| 25 | ST-4 | 8 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 藤田 弘幸 | YH | 2'01.079 | 18.570 | 135.670 |
| 26 | ST-4 | 9 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 水越 真一 | YH | 2'01.924 | 19.415 | 134.730 |
| 27 | ST-4 | 10 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 吉田 靖之 | YH | 2'02.537 | 20.028 | 134.056 |
| 28 | ST-3 | 9 | 46 | TKM Lotus Exige LOTUS Exige | 堀田 誠 | YH | 2'04.666 | 22.157 | 131.766 |
| 29 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 井尻 薫 | YH | 2'08.581 | 26.072 | 127.755 |
| 30 | ST-5 | 2 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 西田 公也 | YH | 2'11.726 | 29.217 | 124.704 |
| 31 | ST-5 | 3 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 伊藤 俊哉 | YH | 2'12.644 | 30.135 | 123.841 |
| 32 | ST-5 | 4 | 71 | ピースMS NUTEC 制動屋Vitz TOYOTA Vitz | 大瀧 賢治 | YH | 2'13.496 | 30.987 | 123.051 |
| 33 | ST-5 | 5 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 岩月 邦博 | YH | 2'14.093 | 31.584 | 122.503 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-5 | - | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 谷森 康登 | YH | 2'15.924 | 33.415 | 120.853 |
| - | ST-5 | - | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 市石 浩章 | YH | 2'15.958 | 33.449 | 120.823 |
| - | ST-4 | - | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 今岡 達哉 | YH | no time | - | - |
| - | ST-4 | - | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 橋本 達也 | YH | no time | - | - |
| - | ST-5 | - | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 野村 浩史 | YH | Absence | - | - |
スーパーTEC -RIJ- (2012/03/25) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン ドミニク・アン | 1'42.294 1'41.688 | 3'23.982 | - |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー ジョノ・レスター | 1'42.839 1'41.448 | 3'24.287 | 0.305 |
| 3 | ST-1 | 1 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 神取 彦一郎 | 1'45.940 1'47.179 | 3'33.119 | 9.137 |
| 4 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 谷口 行規 | 1'47.090 1'48.135 | 3'35.225 | 11.243 |
| 5 | ST-1 | 3 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀 主知ロバート 岡本 武之 | 1'47.471 1'47.855 | 3'35.326 | 11.344 |
| 6 | ST-2 | 1 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 1'50.733 1'48.896 | 3'39.629 | 15.647 |
| 7 | ST-2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 | 1'50.843 1'49.198 | 3'40.041 | 16.059 |
| 8 | ST-2 | 3 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 吉田 寿博 | 1'50.387 1'49.664 | 3'40.051 | 16.069 |
| 9 | ST-2 | 4 | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 松下 昌揮 | 1'51.343 1'51.680 | 3'43.023 | 19.041 |
| 10 | ST-3 | 1 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 1'51.699 1'51.388 | 3'43.087 | 19.105 |
| 11 | ST-3 | 2 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 杉林 健一 | 1'51.677 1'52.209 | 3'43.886 | 19.904 |
| 12 | ST-3 | 3 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 川口 正敬 | 1'52.211 1'52.085 | 3'44.296 | 20.314 |
| 13 | ST-3 | 4 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 吉田 広樹 | 1'52.433 1'52.477 | 3'44.910 | 20.928 |
| 14 | ST-3 | 5 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 田中 徹 | 1'52.396 1'52.774 | 3'45.170 | 21.188 |
| 15 | ST-2 | 5 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 関根 基司 | 1'53.102 1'52.809 | 3'45.911 | 21.929 |
| 16 | ST-3 | 6 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 佐藤 晋也 | 1'53.329 1'53.110 | 3'46.439 | 22.457 |
| 17 | ST-3 | 7 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ 東 徹次郎 | 1'53.352 1'53.358 | 3'46.710 | 22.728 |
| 18 | ST-3 | 8 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 安宅 徳光 | 1'53.072 1'53.767 | 3'46.839 | 22.857 |
| 19 | ST-4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | 1'56.787 1'55.752 | 3'52.539 | 28.557 |
| 20 | ST-4 | 2 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 関 豊 | 1'56.647 1'55.929 | 3'52.576 | 28.594 |
| 21 | ST-4 | 3 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 森 正行 | 1'56.374 1'56.537 | 3'52.911 | 28.929 |
| 22 | ST-4 | 4 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 中島 保典 | 1'56.869 1'56.135 | 3'53.004 | 29.022 |
| 23 | ST-4 | 5 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | タカモリ 博士 井上 恵一 | 1'57.183 1'56.957 | 3'54.140 | 30.158 |
| 24 | ST-4 | 6 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 藤田 竜樹 | 1'57.360 1'57.029 | 3'54.389 | 30.407 |
| 25 | ST-4 | 7 | 12 | VBOX-J りぼん ヤヨイ カーズ桶川 SSR ED FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 遠藤 光博 原田 健太 | 1'58.093 1'56.445 | 3'54.538 | 30.556 |
| 26 | ST-4 | 8 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 北川 剛 | 1'57.566 1'57.312 | 3'54.878 | 30.896 |
| 27 | ST-3 | 9 | 46 | TKM Lotus Exige LOTUS Exige | 里山 勉 田畑 勇 | 1'58.502 1'56.778 | 3'55.280 | 31.298 |
| 28 | ST-4 | 9 | 100 | 百式自動車XリデューカーWINMAX-DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 加藤 友晴 牧口 博亮 | 1'57.789 1'58.925 | 3'56.714 | 32.732 |
| 29 | ST-3 | 10 | 777 | ドリームエンジェルADVAN・RX-7 MAZDA RX-7 | オギ姉 藤井 芳樹 | 1'59.974 1'56.811 | 3'56.785 | 32.803 |
| 30 | ST-4 | 10 | 73 | mountain・YH・DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 下山 和寿 井ノ口 智大 | 1'58.725 1'58.919 | 3'57.644 | 33.662 |
| 31 | ST-4 | 11 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 安部 光 鶴田 積 | 1'58.330 2'01.261 | 3'59.591 | 35.609 |
| 32 | ST-4 | 12 | 555 | Mita Project FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 山口 吉明 福智 学 | 1'59.294 2'00.529 | 3'59.823 | 35.841 |
| 33 | ST-4 | 13 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 小幡 弘 久保 隆 | 1'59.680 2'06.659 | 4'06.339 | 42.357 |
| 34 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 岩谷 昇 | 2'09.882 2'08.818 | 4'18.700 | 54.718 |
| 35 | ST-5 | 2 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 古宮 正信 | 2'09.923 2'09.199 | 4'19.122 | 55.140 |
| 36 | ST-5 | 3 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 植島 禎一 | 2'11.416 2'13.983 | 4'25.399 | 1'01.417 |
| 37 | ST-5 | 4 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 東 貴史 | 2'14.137 2'13.646 | 4'27.783 | 1'03.801 |
| 38 | ST-5 | 5 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 野上 達也 | 2'13.830 2'14.130 | 4'27.960 | 1'03.978 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-5 | - | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり 田ヶ原 章蔵 | 2'17.377 2'13.486 | 4'30.863 | 1'06.881 |
| - | ST-5 | - | 71 | ピースMS NUTEC 制動屋Vitz TOYOTA Vitz | 西畑 正樹 紫田 正一 | 2'15.075 2'17.544 | 4'32.619 | 1'08.637 |
| - | ST-5 | - | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 小松 高人 | 2'11.028 2'49.522 | 5'00.550 | 1'36.568 |
| - | ST-4 | - | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 佐々木 孝太 | 1'56.386 no time | - | - |
| - | ST-5 | 9 | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 平井 隆一 リョウ・ハマグチ | no time Absence | - | - |
スーパーTEC -RIJ- (2012/03/25) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ジョノ・レスター | 1'41.448 | - | 161.923 |
| 2 | GT3 | 2 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ドミニク・アン | 1'41.688 | 0.240 | 161.541 |
| 3 | ST-1 | 1 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 神取 彦一郎 | 1'47.179 | 5.731 | 153.265 |
| 4 | ST-1 | 2 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 岡本 武之 | 1'47.855 | 6.407 | 152.304 |
| 5 | ST-1 | 3 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 谷口 行規 | 1'48.135 | 6.687 | 151.910 |
| 6 | ST-2 | 1 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 菊地 靖 | 1'48.896 | 7.448 | 150.849 |
| 7 | ST-2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 | 1'49.198 | 7.750 | 150.431 |
| 8 | ST-2 | 3 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 吉田 寿博 | 1'49.664 | 8.216 | 149.792 |
| 9 | ST-3 | 1 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 | 1'51.388 | 9.940 | 147.474 |
| 10 | ST-2 | 4 | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 松下 昌揮 | 1'51.680 | 10.232 | 147.088 |
| 11 | ST-3 | 2 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 川口 正敬 | 1'52.085 | 10.637 | 146.557 |
| 12 | ST-3 | 3 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 杉林 健一 | 1'52.209 | 10.761 | 146.395 |
| 13 | ST-3 | 4 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 吉田 広樹 | 1'52.477 | 11.029 | 146.046 |
| 14 | ST-3 | 5 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 田中 徹 | 1'52.774 | 11.326 | 145.661 |
| 15 | ST-2 | 5 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 関根 基司 | 1'52.809 | 11.361 | 145.616 |
| 16 | ST-3 | 6 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 佐藤 晋也 | 1'53.110 | 11.662 | 145.229 |
| 17 | ST-3 | 7 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 東 徹次郎 | 1'53.358 | 11.910 | 144.911 |
| 18 | ST-3 | 8 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 安宅 徳光 | 1'53.767 | 12.319 | 144.390 |
| 19 | ST-4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 太田 侑弥 | 1'55.752 | 14.304 | 141.914 |
| 20 | ST-4 | 2 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 関 豊 | 1'55.929 | 14.481 | 141.697 |
| 21 | ST-4 | 3 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 中島 保典 | 1'56.135 | 14.687 | 141.446 |
| 22 | ST-4 | 4 | 12 | VBOX-J りぼん ヤヨイ カーズ桶川 SSR ED FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 原田 健太 | 1'56.445 | 14.997 | 141.069 |
| 23 | ST-4 | 5 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 森 政行 | 1'56.537 | 15.089 | 140.958 |
| 24 | ST-3 | 9 | 46 | TKM Lotus Exige LOTUS Exige | 田畑 勇 | 1'56.778 | 15.330 | 140.667 |
| 25 | ST-3 | 10 | 777 | ドリームエンジェルADVAN・RX-7 MAZDA RX-7 | 藤井 芳樹 | 1'56.811 | 15.363 | 140.627 |
| 26 | ST-4 | 6 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 井上 恵一 | 1'56.957 | 15.509 | 140.452 |
| 27 | ST-4 | 7 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤田 竜樹 | 1'57.029 | 15.581 | 140.365 |
| 28 | ST-4 | 8 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 北川 剛 | 1'57.312 | 15.864 | 140.027 |
| 29 | ST-4 | 9 | 73 | mountain・YH・DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 井ノ口 智大 | 1'58.919 | 17.471 | 138.134 |
| 30 | ST-4 | 10 | 100 | 百式自動車XリデューカーWINMAX-DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 牧口 博亮 | 1'58.925 | 17.477 | 138.127 |
| 31 | ST-4 | 11 | 555 | Mita Project FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 福智 学 | 2'00.529 | 19.081 | 136.289 |
| 32 | ST-4 | 12 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 鶴田 積 | 2'01.261 | 19.813 | 135.466 |
| 33 | ST-4 | 13 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 久保 隆 | 2'06.659 | 25.211 | 129.693 |
| 34 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 岩谷 昇 | 2'08.818 | 27.370 | 127.519 |
| 35 | ST-5 | 2 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 古宮 正信 | 2'09.199 | 27.751 | 127.143 |
| 36 | ST-5 | 3 | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 田ヶ原 章蔵 | 2'13.486 | 32.038 | 123.060 |
| 37 | ST-5 | 4 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 東 貴史 | 2'13.646 | 32.198 | 122.913 |
| 38 | ST-5 | 5 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 植島 禎一 | 2'13.983 | 32.535 | 122.604 |
| 39 | ST-5 | 6 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 達也 | 2'14.130 | 32.682 | 122.469 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-5 | 7 | 71 | ピースMS NUTEC 制動屋Vitz TOYOTA Vitz | 紫田 正一 | 2'17.544 | 36.096 | 119.429 |
| - | ST-5 | 8 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 小松 高人 | 2'49.522 | 1'08.074 | 96.901 |
| - | ST-4 | 14 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 佐々木 孝太 | no time | - | - |
| - | ST-5 | - | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | リョウ・ハマグチ | Absence | - | - |
スーパーTEC -RIJ- (2012/03/25) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン | 1'42.294 | - | 160.584 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー | 1'42.839 | 0.545 | 159.733 |
| 3 | ST-1 | 1 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 | 1'45.940 | 3.646 | 155.058 |
| 4 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 | 1'47.090 | 4.796 | 153.392 |
| 5 | ST-1 | 3 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀 主知ロバート | 1'47.471 | 5.177 | 152.849 |
| 6 | ST-2 | 1 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 | 1'50.387 | 8.093 | 148.811 |
| 7 | ST-2 | 2 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 | 1'50.733 | 8.439 | 148.346 |
| 8 | ST-2 | 3 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 | 1'50.843 | 8.549 | 148.199 |
| 9 | ST-2 | 4 | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 | 1'51.343 | 9.049 | 147.533 |
| 10 | ST-3 | 1 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 | 1'51.677 | 9.383 | 147.092 |
| 11 | ST-3 | 2 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 | 1'51.699 | 9.405 | 147.063 |
| 12 | ST-3 | 3 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 | 1'52.211 | 9.917 | 146.392 |
| 13 | ST-3 | 4 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 | 1'52.396 | 10.102 | 146.151 |
| 14 | ST-3 | 5 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 | 1'52.433 | 10.139 | 146.103 |
| 15 | ST-3 | 6 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 | 1'53.072 | 10.778 | 145.277 |
| 16 | ST-2 | 5 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 | 1'53.102 | 10.808 | 145.239 |
| 17 | ST-3 | 7 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 | 1'53.329 | 11.035 | 144.948 |
| 18 | ST-3 | 8 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ | 1'53.352 | 11.058 | 144.918 |
| 19 | ST-4 | 1 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 | 1'56.374 | 14.080 | 141.155 |
| 20 | ST-4 | 2 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 | 1'56.386 | 14.092 | 141.141 |
| 21 | ST-4 | 3 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 | 1'56.647 | 14.353 | 140.825 |
| 22 | ST-4 | 4 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 | 1'56.787 | 14.493 | 140.656 |
| 23 | ST-4 | 5 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 | 1'56.869 | 14.575 | 140.557 |
| 24 | ST-4 | 6 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | タカモリ 博士 | 1'57.183 | 14.889 | 140.181 |
| 25 | ST-4 | 7 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 | 1'57.360 | 15.066 | 139.969 |
| 26 | ST-4 | 8 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 | 1'57.566 | 15.272 | 139.724 |
| 27 | ST-4 | 9 | 100 | 百式自動車XリデューカーWINMAX-DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 加藤 友晴 | 1'57.789 | 15.495 | 139.460 |
| 28 | ST-4 | 10 | 12 | VBOX-J りぼん ヤヨイ カーズ桶川 SSR ED FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 遠藤 光博 | 1'58.093 | 15.799 | 139.101 |
| 29 | ST-4 | 11 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 安部 光 | 1'58.330 | 16.036 | 138.822 |
| 30 | ST-3 | 9 | 46 | TKM Lotus Exige LOTUS Exige | 里山 勉 | 1'58.502 | 16.208 | 138.620 |
| 31 | ST-4 | 12 | 73 | mountain・YH・DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 下山 和寿 | 1'58.725 | 16.431 | 138.360 |
| 32 | ST-4 | 13 | 555 | Mita Project FD2 HONDA CIVIC TYPE R | 山口 吉明 | 1'59.294 | 17.000 | 137.700 |
| 33 | ST-4 | 14 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 小幡 弘 | 1'59.680 | 17.386 | 137.256 |
| 34 | ST-3 | 10 | 777 | ドリームエンジェルADVAN・RX-7 MAZDA RX-7 | オギ姉 | 1'59.974 | 17.680 | 136.920 |
| 35 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 | 2'09.882 | 27.588 | 126.475 |
| 36 | ST-5 | 2 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 | 2'09.923 | 27.629 | 126.435 |
| 37 | ST-5 | 3 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 | 2'11.028 | 28.734 | 125.370 |
| 38 | ST-5 | 4 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 | 2'11.416 | 29.122 | 124.998 |
| 39 | ST-5 | 5 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 | 2'13.830 | 31.536 | 122.744 |
| 40 | ST-5 | 6 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 | 2'14.137 | 31.843 | 122.463 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-5 | - | 71 | ピースMS NUTEC 制動屋Vitz TOYOTA Vitz | 西畑 正樹 | 2'15.075 | 32.781 | 121.612 |
| - | ST-5 | - | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり | 2'17.377 | 35.083 | 119.575 |
| - | ST-5 | - | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 平井 隆一 | no time | - | - |
プレスインフォメーション 2012年3月21日

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、2009年より実施しております「PCCJ若手ドライバー育成プログラム」の継続にあたり、今シーズンPCCJへシリーズ参戦するドライバー1名を平川 亮選手に決定しました。
書類選考によって選ばれた3名の若手ドライバーは、オーディション最終審査として本年1月29日、富士スピードウェイで911 GT3 Cup(2011年モデル)をドライブいたしました。ラップタイムのみではなくドライバーとしての資質や環境など総合的な審査による結果、平川選手は栄えある3人目のPCCJ若手育成プログラムのドライバーとして選ばれ、ゼッケン14番 ”GARMIN Porsche (ガーミン ポルシェ)”(MY11 911 GT3 Cup) にて2012年シリーズのチャンピオンクラスへエントリーが決定いたしました。
平川 亮選手は、過去にPCCJシリーズへの参戦経験を持つ父親のもとで育ち、14歳で全日本ジュニアカート選手権にてシリーズチャンピオンを獲得しました。その後FJ、スーパーFJ、F4、フォーミュラ チャレンジ ジャパンといったレースへの参戦によってモータースポーツの経験を積み今日に至ります。PCCJは平川選手にとって初のフォーミュラーカー以外でのレースとなりますが、PCCJのドライビングアドバイザーを務める影山正美氏をはじめ、PCCJ委員会によるサポートを得てシリーズチャンピオンを目指します。
PCCJ史上、最年少となる18歳のルーキーは「今年、PCCJでデビューできることを嬉しく思います。このチャンスを下さったGARMINを始めとするスポンサー各社さまには感謝しています。富士スピードウェイでの合同テストではフォーミュラーカーとの違いにかなり苦戦しましたが、シリーズを通して様々なことを吸収し、チャンピオンとして終われるように努力しますので、応援よろしくお願いします」とコメントとしています。
平川 亮プロフィール
■氏 名 :平川 亮(ひらかわ りょう)
■生年月日:1994年3月7日(18歳)
■ 出身地 :広島県
■ レース戦歴
・2011年
フォーミュラ チャレンジ ジャパン (シリーズ2位)
F4 西日本シリーズ (シリーズ チャンピオン)
F4 東日本シリーズ (シリーズ 7位)
・2010年 スーパーFJ 日本一決定戦 (優勝)
フォーミュラ チャレンジ ジャパン (シリーズ6位)
JAF地方選手権 FJ 岡山シリーズ(シリーズチャンピオン)
・2009年
全日本カート選手権 スーパー(KF2)(シリーズ3位)
・2008年
全日本ジュニアカート選手権(シリーズチャンピオン)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

鈴鹿初開催のこのイベントは、国内だけでなく海外からも合わせて数百台にもなる新旧フェラーリが集合して、多くの展示・走行が行われた。
中でも注目はフェラーリ・チャレンジの日本初開催と、ミカ・サロ選手のドライブによるフェラーリF1 2008年モデルの「F1ショー」である。18日のショーでは、路面状況は悪かったものの、模擬とはいえ、スタート・シーンの迫力とグランド・スタンド前でのスピンターンは観客の注目を集めた。
Ferrari Challenge trofeo Pirelli ASIA PACIFIC 2012
Race1 天候:雨天 コンディション:ウェット

本来、昨年フジスピードウェイともてぎで開催予定だったこのシリーズだが、震災の影響で今回が日本初の開催となった。
今年はこの後、上海で2戦、マレーシア、シンガポールで各1戦、最終戦はヨーロッパでフェラーリ・ワールド・ファイナルズが予定されているシリーズで、鈴鹿はその開幕戦となる。
使用するマシンは、フェラーリ458チャレンジ。レースはそれぞれ30分の時間レースである。
昨日の雨中の予選でポールシッターとなった、日本人の32号車、林 久盛選手がウェットの難しいコンディションの中、快調に周回を重ね、残り4分余の赤旗中止までに9ラップを重ねて初優勝を遂げた。2位
には87号車、イタリアのフィリッペ・プレッタ選手、3位にはこれも日本人ドライバーの、33号車石川資章選手が入った。
今回ゲストドライバーとして参加した、元F1ドライバー、ミカ・サロ選手は、最後尾から25台近くをラップし、3位でゴールした。(順位は賞典外)
Race2 天候:曇り コンディション:ウェット

ポールシッターは、Race1で2位の87号車、フィリッペ選手。2番手が32号車の林選手。このレースも決勝直前に雨粒が落ち出したがそれほどひどくはならず、予選順位のまま、30分レースを終えた。
ここでもミカ・サロ選手は最後尾からのごぼう抜きにかかったが、1周目に他車と接触し、
そのままリタイアとなった。
Text & Photo: Motorsports Forum
■SF-J第1戦

エントリーは20台。シーズンオフに再舗装された西コースで、予選でースレコードをマークした。
決勝レースは、昨年のS-FJ日本一の10号車加藤智がスタートからトップにつけるが、スタート直後に西コース管理室付近でクラッシュがありSCが入る。
5周目にリスタートとなり、その後10周までは10号車、70号車宇井健剛、58号車石川京待の予選上位3台がそのままの順位で周回を重ねていく。
しかし、11週目のショートカットのブレーーキングをミスした、10号車加藤を70号車宇井がパス。そのまま14周を走りきって優勝を獲得した。
■FJ1600第1戦
このクラスは、6台のエントリーと、ややさびしい数の幕開けとなった。
コースレコードは更新されなかったが、20年来の参戦キャリアを持つ4号車の西村穣地がポールからのスタートを決めると、危なげない走りでそのまま優勝を遂げた。
2位に入ったのは、一つポジションを上げたチームムメイトの3号車、川村正徳。3位は2番手スタートの41号車、加藤洋一だった。
Text & Photo: Motorsports Forum
フォーミュラニッポンのエキジビジョンレース「フォーミュラ・ニッポンRd.0」が3月4日、開場50周年を迎える鈴鹿サーキットでファン感謝デーのアトラクションの一つとして行われた。
今回の注目は、シリーズ中のスポット参戦が既に明らかになっているインディカードライバー、佐藤琢磨の参加だ。 佐藤は午前中のテスト走行からチーム無限の15号車を駆り、次第にペースを上げながら周回を重ね、午後の決勝に備えていた。 ここでトップタイムを記録したのは佐藤のチームメイトとなる#16山本尚貴で1分38秒793と非公式ながらコースレコードを更新してみせた。
しかしこのせっかくのアトラクションも残念なことに、お昼のピットウォークが始まる直前から小雨が降り始め、コースコンディションはウェットに。 コース改修によるペースアップへの期待は、来月の2&4まで持ち越しとなった。
エキジビジョンレースは午後1時にフォーメーションラップを開始。 今回は予選は行われず、前年チャンピオンの#1アンドレ・ロッテラー。#15佐藤琢磨が2番手につけ、以下#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、#8ロイック・デュバルの順で10周の戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはなんと佐藤。動きだしで後れをとったロッテラーも懸命に追い上げ、3周目のヘアピンで佐藤のインをついてトップに立つ。 しかし佐藤もすかさず次の200Rで並び返し、スプーン手前で再びトップに。 そういうするうちに3位のオリベイラがロッテラーの背後につけ、130Rでインをついて2位に浮上してきた。
オリベイラはそのまま佐藤とのギャップを削り取っていき、6周目のデグナーで佐藤が失速したのを見逃さず、アウトから並びかけてヘアピン手前でトップに立つと、そのまま一気に後続を引き離してトップでチェッカーを受けた。 2位は佐藤、3位はチャンピオンのロッテラーがつけた。
今シーズンのフォーミュラ・ニッポン公式戦は、このあと4月15日にここ鈴鹿で開幕、11月3日の鈴鹿までの全7戦が開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum