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2006年10月

Japanese F3

JF3:第18戦もてぎ 決勝上位3人のコメント

エイドリアン・スーティル(優勝)
061022_f3win 今年最後のレースをポールからスタートして勝つことができて嬉しいです。
後ろとのギャップも広げることができましたし、僕のレース人生におけるベストレースになったと思います。
昨日もいいクルマだったので勝つ自信があったのですが、スタートでミスをしてしまい、残念な結果になり、フラストレーションも溜まっていましたが、今日はクルマも完璧でポール・トゥ・ウィンもでき、特別嬉しいです。
来年については、70%の確率でF1にいけるのではないかと思います。まだ何も決定していないのでGP2も考えていますが、一番の目標はF1です。
今年乗ったチームからは評価してもらえて、「もう一年走って欲しい」と言われています。ですのでスパイカーに乗る可能性が高いですが、まだ決定ではないので他のいくつかのチームとも話をしています。

マルコ・アスマー(2位)
061022_f32nd まずはエイドリアンがチャンピオンを獲ったことと、オオシマがランキング2位になったことに「おめでとう」と言いたいです。
今日のレースは、状況を考えれば悪くない結果だったと思います。
できればファビオと2-3フィニッシュをしたかったのですが、エンジントラブルがおきて残念です。
昨日のクラッシュから懸命にクルマを修復してくれたエンジニアには感謝しています。今日はエイドリアンが速くて、レース後半は一人ぼっちで走ることになってしまいましたが、クルマはいい状態でした。ただ、まだブレーキングに関しては課題が残っているようです。
来年はF1の可能性はまずないと思うので、GP2のチームと話をしていますが、もしかしたらまた日本で走ることになるかもしれません。

大嶋和也(3位)
061022_f33rd 昨日あんなレースをやっちゃったので、今日は確実にポイントを獲るレースを心がけて走りました。
スタートで嵯峨選手に前に出られてしまいましたが、そのあとはいい走りができていました。それでもスーティル選手のペースにはついていけなかったので、自分の足りないところは来年に向けて練習していきたいです。
今日の状態では3位はベストの結果だったと思います。
来年の希望はユーロF3ですが、もし駄目ならもう一年全日本F3をやります。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第18戦もてぎ決勝 スーティルがパーフェクトウィン

全日本F3選手権第18戦の決勝は、昨日タイトルを決めたエイドリアン・スーティルが磐石の走りで20周を走りきり、シーズンを優勝で締めくくった。

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フォーミュラニッポンのフリー走行で赤旗中断があった影響で、18戦の決勝は予定より15分遅れの10時50分からフォーメーションラップがスタートした。

ポールのスーティルがトップで1コーナーに飛び込むと、2番手にはアスマーがつけ、スタートで出遅れた塚越は3番手で1コーナーを立ち上がった。

しかし塚越はオープニングラップの3コーナーでインをついてきたカルボーンと接触、スピンアウトして最後尾に後退してしまった。
これで3位に繰り上がったカルボーンだったが、2周目の最終コーナーを立ち上がったところでいきなりエンジンがブロー、戦列を去ることとなった。

トップのスーティル、2位のアスマーが後続をぐんぐん突き放していく中、3位以下は激しいバトルが繰り広げられた。

懸命に抵抗する#62嵯峨宏紀を#36大嶋和也が攻略して3位に上がると、その後方からは#3ジョニー・リード、#2伊沢拓也、そして最後尾スタートから次々と前車をパスして順位を上げてきた#4ロベルト・ストレイトらが追いついてくる。

ストレイトは9周目にリードを抜き去って5位に上がると、すぐに嵯峨の後方に張り付く。
伊沢もストレイトに続いてリードを攻略しようとするが、ここはリードも引かない。

嵯峨とストレイト、リードと伊沢のテール・トゥ・ノーズの戦いは10周目から延々とファイナルラップまで続いた
執拗に攻め立てるストレイトを嵯峨は最後まで押さえきり、自己ベストリザルトの4位で最終戦を終えた。

結局スーティルは最終戦をポールポジション、ファステストラップ、優勝と満点の内容で終え、初めてのマカオに臨むこととなった。
2位にアスマー、3位は大嶋和也だった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第18戦もてぎ 決勝結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 1 エイドリアン・スーティル DHG TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 20 35'52.451 -
2 14 マルコ・アスマー ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 20 9.846 9.846
3 36 大嶋 和也 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 20 18.443 8.597
4 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF306 DALLARA F306 3S-GE 20 33.424 14.981
5 4 ロベルト・ストレイト INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 20 33.585 0.161
6 3 ジョニー・リード INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 20 35.276 26.890
7 2 伊沢 拓也 Honda・戸田FIGHTEX DOME F107 MF204C 20 35.784 6.638
8 33 石浦 宏明 広島トヨタDALLARAF305 DALLARA F305 3S-GE 20 36.636 0.852
9 75 池田 大祐 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 20 42.029 19.562
10 74 岡田 暁 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 20 50.434 16.681
11 50 磯崎 元彦 GOLDON ZAP F305 DALLARA F305 3S-GE 20 59.390 17.681
12 37 松村 浩之 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 20 1'10.686 11.296
13 10 塚越 広大 Honda 無限 F107 DOME F107 MF204C 19 1Lap 1Lap
- - 以上完走 - - - - - -
- 12 ファビオ・カルボーン ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 2 18Laps 17Laps

Best Time : No.1 エイドリアン・スーティル 1'46.666 17/20 162.05km/h
規定周回数:18

Formula Nippon

FN:第8戦もてぎフリー走行 トップタイムはクインタレッリ

全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦もてぎの決勝前フリー走行は、#33ロニー・クインタレッリ(INGING)がトップタイムを記録した。

061022_fnfree1 午前8時30分、フリー走行が開始された。
各車一斉にコースインし、決勝に向けた最後の調整に取り掛かるが、開始10分過ぎで#3荒聖治のエンジンがブローしてしまう。
場所が90度コーナーだったこともあり、荒はすぐにピットに戻ってきたが、この影響で90度コーナーから最終コーナーにかけて大量のオイルが撒かれたために、残り時間18分で赤旗中断となった。
この時点でのトップは、ポールシッターの小暮卓史。タイムは1分37秒387だ。

13分のインターバルの後、フリー走行は再開された。
再び殆どの車がコースに出て行く中、小暮は残り10分を切るまでピットで待機、その後も37秒台後半のタイムで周回を重ねて走行を終えた。
この間に、#7片岡龍也が残り時間12分で1分37秒046を出してトップに立つと、その直後に松田次生が1分37秒192を出して2番手に。
更に残り時間2分を切ったところでクインタレッリが36秒台を唯一記録してこのセッションをトップで終えた。

予選上位陣では、小暮が7位、#19ブノワ・トレルイエが17位、#55金石年弘は19位と、ここでは後方に控えている。

第8戦決勝は今日午後2時15分より、62周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第8戦もてぎ フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Engine Time Delay Gap
1 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 36.922 - -
2 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1' 37.046 0.124 0.124
3 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 37.192 0.270 0.146
4 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 37.318 0.396 0.126
5 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 37.329 0.407 0.011
6 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 37.371 0.449 0.042
7 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1' 37.387 0.465 0.016
8 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1' 37.488 0.566 0.101
9 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1' 37.515 0.593 0.027
10 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 37.534 0.612 0.019
11 17 平中 克幸 EMS Racing HONDA HF386E 1' 37.596 0.674 0.062
12 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 37.651 0.729 0.055
13 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 37.700 0.778 0.049
14 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 37.837 0.915 0.137
15 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1' 37.894 0.972 0.057
16 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1' 37.920 0.998 0.026
17 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 37.939 1.017 0.019
18 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 37.951 1.029 0.012
19 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1' 38.097 1.175 0.146
20 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 38.138 1.216 0.041
21 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 38.535 1.613 0.397
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 39.407 2.485 0.872

全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ 予選上位3人のコメント

小暮 卓史(ポールポジション)
061021_fn1st 今回も持込からクルマが凄く速くて、チームには感謝しています。
1回目の予選は、1発目のアタックは昨日のセッティングを活かして走り、2発目で33秒台が出せました。これなら午後はもっといいタイムが出せそうな感触がありました。
でも2回目の予選では、他のクルマに引っかかったり、後ろから追い上げられたりで、タイヤを暖めるのがうまくいかなくてタイムが出せませんでした。
2発目のアタックでは飛び出してしまい、すぐにコースには戻ったんですが、残り時間も少ないし、明日のためにニュータイヤを残しておこうと思い、アタックを諦めました。
明日の決勝は、周りはみんな「(スタートを)失敗する」と思ってるみたいですね。
どうにかしようと焦っても仕方ないですし、うまくいかないことは既に実証済みですから、今回は気持ちを切り替えて、新たな試みで臨もうと思います。

ブノワ・トレルイエ(予選2位)
061021_fn2nd 今朝は調子がよくて、いいタイムが出せました。
午後は最初のアタックではフロントタイヤを暖めきれず、2セット目のアタックでは、そのままいったらペナルティを貰っちゃうのでタイムを出せませんでした。
ランキング2位との差は大きいので、慎重にいけばタイトルは取れるんでしょうけど、それでも今日はポールを獲るつもりで走ってましたし、明日も勝つつもりで走ります。
ARTAもそうですが、他のチームもレギュレーションギリギリのところまでクルマをセットアップしてきてるので、差が小さくなってきました。僕らのチームももう一度レギュレーションを読み直してクルマを作っていかないと、と思います。

金石 年弘(予選3位)
061021_fn3rd まず、この場にこられたことについて、チームとスポンサーさんに感謝します。
午前中は少しアンダー気味だったので、それを修正して午後に臨みました。
みんながタイムをあげられない中、4セット目でタイムアップできたのは良かったです。
目一杯プッシュした結果です。
明日の決勝は、あまり余計なことは考えずに臨みたいですね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

全日本F3第17戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

石浦 宏明(優勝)

061021_f31st_2 今週はずっと調子がよくて、クルマもほとんどイジらずにいける手ごたえがありました。
それでスタッフも淡々と仕事を進めることができましたし、僕も落ち着いて走れました。
2周目の1コーナーに草が出ていてヒヤっとしましたが、それ以外は問題なく、後半にはペースを上げていくことができました。
スタートの瞬間は横が動いてないのは見えていましたが、ペースを上げて走るために、後ろは気にしないで前を見て集中して走りました。
監督にはまだ報告していませんが、ポールを獲ったことをとても喜んでくれたので、今度はもっと喜んでくれると思います。

塚越 広大(2位)

061021_f32nd_1 スタートは今季これまでで一番良かったんです。前には出れませんでしたけど。
最初の4周は(石浦の)背後についていけたのですが、そこで抜くまでに至らなかったのが敗因です。後半はペースが上げられませんでした。悔しいです。
明日の決勝はもっと前のグリッドですから、今日みたいなスタートが再現できるように頑張ります。

伊沢 拓也(3位)

061021_f33rd_1 スーティル選手はいつもスタートがうまいので、まさかストールするなんて考えもしませんでした。危なくぶつかりそうになりましたが、うまくかわせてよかったです。
後ろ(大嶋)は気にしていませんでした。前に追いつくことだけを考えてましたが、ペースが上がらずについていけなかったので、何が原因かをこれから検証して明日の決勝に備えたいと思います。

エイドリアン・スーティル(シリーズチャンピオン)

061021_f3title_1 スタートでは予想外にタイヤのグリップが良かったためか、凄く反応がよかったんですが、動き出したところでストールしてしまいました。すぐに再始動して動き出したんですが、その直後にマルコに突っ込まれてしまいました。
レースは残念でしたが、タイトルが獲れたのは良かったです。
スタート前からフィーリングは良かったので、自信はあったんですよ。
自分では3年ぶりのストールで、本当についてなかったです。
今シーズンは新しい国でレースをすることに不安もあったんですが、いいレースができて、いい1年になり、嬉しいですし、タイトルを獲れたことに満足しています。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ予選2回目 小暮が4戦連続ポール!

ツインリンクもてぎで開催されている、全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選は、午前中に1分33秒954を叩き出した#56小暮卓史(ARTA)が、今季5回目、第5戦オートポリスから4戦連続のポールポジションを獲得することとなった。

061021_fnppa 公式予選2回目はF3第17戦の決勝後、午後2時15分より開始された。
好タイムが期待された午後の予選だったが、路面温度の低下と強い向かい風のため、上位陣は中々タイムを更新することができない。
セッション前半のトップは#19ブノワ・トレルイエだが、タイムは1分35秒203と午前中には遠く及ばないレベルだ。
午前中トップの小暮は、まずはユーズドタイヤで1分35秒415を記録した後、そのままピットガレージへ。ブレーキのエア抜き作業に取り掛かる。

各ドライバーがニュータイヤを装着してアタックを開始したのは残り時間が20分を切った辺りからだった。
まずは#1本山哲が1分34秒989、続いて#20松田次生が1分35秒065を出すと、その直後にトレルイエが34秒936で再びトップに。

ブレーキの調整を終えた小暮は残り時間15分でコースへ。
しかし、小暮がアタックを開始した直後に#34横溝直輝がピットレーン入り口でストップ、最終区間で黄旗が提示されたためにタイム更新はできなかった。
やむを得ず小暮はピットへ戻り、横溝車の排除を待って2セット目を投入する。
残り時間は5分を切った。
しかし下がってきた路面温度にまさに足元を掬われる格好で小暮はピットアウト直後の1コーナーを曲がりきれずにコースオフ。

なんとかグラベルを走ってコースには復帰したが、残り時間が少ないことを考え、タイヤを温存するために小暮はここでのアタックを諦めてピットへ。

この直後、チームメイトの#55金石年弘が猛然とアタックを敢行、自信の午前中のタイムを大きく上回る1分34秒359を叩き出してこのセッションのトップに躍り出た。総合でも3番手に相当するタイムだ。金石は更にアタックを続けるが、2周目のアタックはセクター3が伸び悩んで34秒595に終わった。
この間に本山が34秒455を叩き出して総合4番手に上がってきた。

ここでチェッカーが出され、午後の予選は終了。
小暮が午前中に出したタイムは誰にも破られなかったため、小暮卓史は4戦連続、今季5度目のポールポジションを獲得することとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ 予選総合結果

Pos. No. Driver TEAM Engine Time Delay Gap
1 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1' 33.954 - -
2 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.354 0.400 0.400
3 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1' 34.359 0.405 0.005
4 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.455 0.501 0.096
5 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1' 34.458 0.504 0.003
6 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.493 0.539 0.035
7 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 34.637 0.683 0.144
8 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1' 34.743 0.789 0.106
9 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 34.744 0.790 0.001
10 17 平中 克幸 EMS Racing HONDA HF386E 1' 34.780 0.826 0.036
11 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 34.822 0.868 0.042
12 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 34.832 0.878 0.010
13 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1' 34.931 0.977 0.099
14 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 34.936 0.982 0.005
15 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 35.022 1.068 0.086
16 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 2' 35.064 1.110 0.042
17 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 3' 35.236 1.282 0.172
18 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 4' 35.334 1.380 0.098
19 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 5' 35.344 1.390 0.010
20 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 6' 35.454 1.500 0.110
21 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 7' 36.060 2.106 0.606
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 8' 36.365 2.411 0.305

全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ 公式予選2回目結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver TEAM Engine Time Delay Gap
1 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1' 34.359 - -
2 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.455 0.096 0.096
3 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1' 34.458 0.099 0.003
4 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1' 34.491 0.132 0.033
5 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.493 0.134 0.002
6 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.524 0.165 0.031
7 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 34.637 0.278 0.113
8 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1' 34.743 0.384 0.106
9 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 34.744 0.385 0.001
10 17 平中 克幸 EMS Racing HONDA HF386E 1' 34.780 0.421 0.036
11 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 34.822 0.463 0.042
12 *4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1' 34.931 0.572 0.109
13 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 34.936 0.577 0.005
14 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1' 35.064 0.705 0.128
15 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1' 35.236 0.877 0.172
16 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 35.334 0.975 0.098
17 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 35.382 1.023 0.048
18 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 35.454 1.095 0.072
19 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 35.460 1.101 0.006
20 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 35.491 1.132 0.031
21 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 36.060 1.701 0.569
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 36.365 2.006 0.305

全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン

No.4 2006全日本選手権レース ブルテンNo.002-2006により、黄旗提示中のベストタイムを不採用とした。

Japanese F3

全日本F3第17戦もてぎ決勝 石浦悲願の初優勝!タイトルはスーティルのものに

ツインリンクもてぎで開催された全日本F3選手権第17戦は、初めてのポールポジションからスタートした#33石浦宏明(広島トヨタダラーラF305)が最後までトップを守りきって悲願のF3初優勝を達成した。
ポイントリーダーのエイドリアン・スーティルはスタート直後にアクシデントでレースを終えたが、ランキング2位の大嶋和也も12周目にコースアウトによりリタイヤしたため、2006年のシリーズタイトルはスーティルのものとなった。

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061021_f3r17starta 第17戦決勝は10月21日午後1時30分にスタート。
ここで2番グリッドにつけていたスーティルがまさかのエンジンストール。
#14マルコ・アスマーがこれを避けきれずにリヤに激突してしまい、両者早くもここで戦列を離れることになった。

このアクシデントを尻目にポールポジションからスタートした石浦はトップを守って1コーナーへ。以下、#10塚越広大、#2伊沢拓也と続き、ポイントランキング2位の#36大嶋和也が4番手から上位進出を目論む。

2位の塚越は序盤から積極的に石浦に仕掛けるが、石浦はスタートから4周を終えた辺りから徐々にペースを上げ、塚越を引き離していく。
その後方では、4番手の大嶋が徐々に遅れ始めた。

スーティルのいない間に一気にポイント差を埋めたい大嶋だったが、12周目の1コーナーで痛恨のコースオフ。グラベルにクルマを停めてレースを終えることとなってしまった。
この瞬間、2006年全日本F3王者はエイドリアン・スーティルのものとなった。

061021_f3r17ba トップの石浦はその後も塚越につけ入る隙を全く見せず、最終的には1.5秒の差をつけて14周を走りきり、悲願の初優勝を達成、病床の藤田直広監督にポール獲得に続く嬉しい報告をすることとなった。

今シーズンの最終戦となる第18戦決勝は明日午前10時35分スタート。20周の戦いだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

全日本F3第17戦もてぎ 決勝結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 33 石浦 宏明 広島トヨタDALLARAF305 DALLARA F305 3S-GE 14 25'13.677 -
2 10 塚越 広大 Honda 無限 F107 DOME F107 MF204C 14 1.518 1.518
3 2 伊沢 拓也 Honda・戸田FIGHTEX DOME F107 MF204C 14 3.345 1.827
4 12 ファビオ・カルボーン ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 14 6.637 3.292
5 4 ロベルト・ストレイト INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 14 8.688 2.051
6 75 池田 大祐 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 14 15.683 6.995
7 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF306 DALLARA F306 3S-GE 14 16.797 1.114
8 74 岡田 暁 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 14 21.255 4.458
9 37 松村 浩之 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 14 23.546 2.291
10 50 磯崎 元彦 GOLDON ZAP F305 DALLARA F305 3S-GE 14 27.219 3.673
- - 以上完走 - - - - - -
- 36 大嶋 和也 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 11 3Laps 3Laps
- 1 エイドリアン・スーティル DHG TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 0 14Laps 11Laps
- 14 マルコ・アスマー ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 0 14Laps 0.000
- 3 ジョニー・リード INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 0 14Laps 0.000

Best Time:No.4 ロベルト・ストレイト 1'47.238(10/14Lap 161.18km/h)
規定周回数:12

Japanese F3

全日本F3第18戦もてぎ 公式予選結果(訂正版)

予選2回目

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 1 エイドリアン・スーティル DHG TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 45.736 - -
2 10 塚越 広大 Honda 無限 F107 DOME F107 MF204C 1' 45.888 -0.152 -0.152
3 12 ファビオ・カルボーン ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.157 -0.421 -0.269
4 14 マルコ・アスマー ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.328 -0.592 -0.171
5 36 大嶋 和也 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.496 -0.760 -0.168
6 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF306 DALLARA F306 3S-GE 1' 46.525 -0.789 -0.029
7 33 石浦 宏明 広島トヨタDALLARAF305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.526 -0.790 -0.001
8 2 伊沢 拓也 Honda・戸田FIGHTEX DOME F107 MF204C 1' 46.653 -0.917 -0.127
9 3 ジョニー・リード INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 46.773 -1.037 -0.120
10 75 池田 大祐 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.066 -1.330 -0.293
11 37 松村 浩之 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 47.745 -2.009 -0.679
12 74 岡田 暁 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.780 -2.044 -0.035
13 50 磯崎 元彦 GOLDON ZAP F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 48.232 -2.496 -0.452
以上 予選通過車両
14 4 ロベルト・ストレイト INGING F306 DALLARA F306 3S-GE   計測できず

予選通過基準タイム(110%) 1'56.310

【訂正理由】
2006全日本選手権レース ブルテンNo.002-2006により黄旗提示中のタイムを不採用とし、Car No.2のベストタイムを訂正した。

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ予選1回目 ここでも小暮が暫定ポール

全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選1回目がツインリンクもてぎで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が1分33秒954とただ一人33秒台を記録して暫定ポールを獲得した。

061021_fnq1a 2006シーズンもいよいよあと2戦。
終盤戦に突入したフォーミュラニッポン第8戦の公式予選1回目は10月21日午前10時25分より開始された。

コースオープンと同時に飛び出したのはアンドレ・ロッテラー。
星野一樹、柳田真孝、荒聖治らに混じって周回を重ねるが、タイムは36秒台に留まる。

本山哲、ブノワ・トレルイエ、松田次生らのインパル勢は開始から15分が経過した辺りで最初のアタックに取り掛かり、本山が1分34秒754でトップに立つ。
2番手にはインギングのロニ・クインタレッリがつけ、3番手に松田、4番手トレルイエの順。

ここまで4度のポールを獲得している小暮を擁するARTAはチームメイトの金石年弘とともにセッション前半はピットで待機。ルマンの片岡龍也も同様にじっと様子を伺っていたが、他のドライバーが1度目のアタックを終えてピットに戻ってきたころあいを見計らって開始25分過ぎで3台揃ってコースインしてきた。
ここで小暮がいきなり1分34秒475を叩き出し、本山を抜いて一気にトップへ。
金石も34秒758で3番手に上がってきた。
小暮はなおも区間ベストを更新しながらセクター1、2を走り抜けるが、ヘアピン手前から旧にスローダウンしてピットへ。

残り時間が8分を切った辺りから各車2セット目のニュータイヤを投入して再アタックに取り掛かる。
まずは本山が自己ベストを上回るハイペースでアタックしていくが、その直後を走る小暮は更に速いペースで追い上げていく。
結局本山は34秒656と自己ベストは更新したものの、小暮の一回目のタイムには及ばず、逆に小暮は33秒954と更にタイムを更新してトップを守った。

061021_fnq2a ポイントリーダーのトレルイエはセッション終了間際に小暮のセクター1のタイムを上回って見せたが、その後が続かずに1分34秒354に留まり、2位で予選一回目を終えた。

10月も半ばを過ぎたツインリンクもてぎは気温、路面温度ともに低めになっており、午後の予選2回目では更なるタイムアップも期待できそうだ。

公式予選2回目は午後2時15分より45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

全日本F3第17、18戦もてぎ公式予選 石浦が初ポール獲得!

全日本F3選手権第17、18戦の公式予選が10月21日ツインリンクもてぎで行われ、第17戦は#33石浦宏明(広島トヨタ ダラーラF305)、第18戦は#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)がそれぞれポールポジションを獲得した。

061021_f3q1a_1 061021_f3q2a

2006シーズンの全日本F3もこれが最終ラウンドを迎えた。
ここまでのポイントリーダーは212ポイントを獲得しているエイドリアン・スーティル。
ルーキーの大嶋和也が185ポイントで2位につけている。
両者の差は27ポイントと決して少なくはないが、まだ逆転の可能性がなくなったわけではない。
しかし17戦2位、18戦ポールと好タイムを連発したスーティルに対して、大嶋は第17戦7位、第18戦5位とタイムが伸びず、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。

今季4回のポールを獲得して速さを見せ付けているもう一人のルーキー、塚越広大は第17戦3位、第18戦は2位と好調。あとはスタートをうまく決めて決勝で結果を出すだけだ。

こうしたいつもの上位陣に割って入ったのが石浦だ。
石浦は第17戦最後のアタックで1分46秒421を叩き出し、自身初のポールポジションをこの最終ラウンドで遂にもぎ取った。
続く18戦では46秒526で8番手に留まったが、ここでいい結果を出して来季につなげたいところだ。

全日本F3第17戦の決勝は今日午後1時30分より17周で、
第18戦は明日午前10時35分より20周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

全日本F3第18戦もてぎ 公式予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 1 エイドリアン・スーティル DHG TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 45.736 - -
2 10 塚越 広大 Honda 無限 F107 DOME F107 MF204C 1' 45.888 0.811 0.811
3 12 ファビオ・カルボーン ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.157 1.106 0.295
4 14 マルコ・アスマー ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.328 0.828 0.247
5 2 伊沢 拓也 Honda・戸田FIGHTEX DOME F107 MF204C 1' 46.369 1.541 0.188
6 36 大嶋 和也 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.496 0.672 0.287
7 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF306 DALLARA F306 3S-GE 1' 46.525 0.845 0.187
8 33 石浦 宏明 広島トヨタDALLARAF305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.526 2.137 0.122
9 3 ジョニー・リード INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 46.773 2.174 0.037
10 75 池田 大祐 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.066 2.780 0.606
11 37 松村 浩之 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 47.745 2.893 0.113
12 74 岡田 暁 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.780 3.028 0.135
13 50 磯崎 元彦 GOLDON ZAP F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 48.232 5.104 2.076
以上 予選通過車両
14 4 ロベルト・ストレイト INGING F306 DALLARA F306 3S-GE   出走せず

予選通過基準タイム(110%) 1'56.520

Japanese F3

全日本F3第17戦もてぎ 公式予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 33 石浦 宏明 広島トヨタDALLARAF305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.421 - -
2 1 エイドリアン・スーティル DHG TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.447 0.026 0.026
3 10 塚越 広大 Honda 無限 F107 DOME F107 MF204C 1' 46.517 0.096 0.070
4 2 伊沢 拓也 Honda・戸田FIGHTEX DOME F107 MF204C 1' 46.766 0.345 0.249
5 12 ファビオ・カルボーン ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.820 0.399 0.054
6 14 マルコ・アスマー ThreeBond DALLARA F305 SR20VE 1' 46.843 0.422 0.023
7 36 大嶋 和也 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 46.919 0.498 0.076
8 3 ジョニー・リード INGING F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.477 1.056 0.558
9 75 池田 大祐 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.637 1.216 0.160
10 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF306 DALLARA F306 3S-GE 1' 47.902 1.481 0.265
11 74 岡田 暁 EMS F306 DALLARA F306 3S-GE 1' 48.344 1.923 0.442
12 37 松村 浩之 TDP TOM'S F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 48.575 2.154 0.231
13 50 磯崎 元彦 GOLDON ZAP F305 DALLARA F305 3S-GE 1' 48.781 2.360 0.206
以上 予選通過車両
14 4 ロベルト・ストレイト INGING F306 DALLARA F306 3S-GE   計測できず

予選通過基準タイム(110%) 1'57.107

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ決勝 レイブリックNSXがもてぎ2連勝!

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmの決勝が9月10日、ツインリンクもてぎで行われ、#100RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)がポールポジションから後続を振り切り、今季初勝利を挙げた。
GT300クラスは、#11JIM CENTER FERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)がレース序盤で#62ウィルコムヴィーマックを抜き去って優勝した。
(観客動員数:50,000人)

060910_gt500a 060910_gt300a

060910_start1 午後2時、フォーメーションラップがスタートした。
ポールのレイブリックNSXが1コーナーを制し、序盤から一気に後続を突き放しに掛かる。
2番手につけた#6Mobil1SCは序盤こそレイブリックに食らいついていくが、次第にペースが上がらなくなり、14周目には#36オープンインターフェースSCに抜かれて3位に後退してしまう。
その後方では、#35バンダイSCと#18TAKATA童夢NSXが熾烈な4位争いを展開、7周目のダウンヒルストレートで#18道上龍がタイミングよく#35ピーター・ダンブレックのインに並びかけ、90度コーナーのブレーキング合戦を制して35号車を抜き去った。
抜かれた#35ダンブレックは16周目には#1ZENTセルモSCを駆る高木虎之介にも抜かれて6位に後退してしまう。

060910_raybrig1 序盤からトップを独走するフィリップだったが、21周目のヘアピンでブレーキペダルに足が触れたことが原因となってコースをはみ出し、大きくタイムロスしてしまう。
しかし既にその頃には2位#36アンドレ・ロッテラーには10秒以上の差をつけていたため、どうにか首位のままコースに復帰するが、その差は4秒にまで縮まってしまう。

トップのレイブリックNSXと2位のオープンインターフェースSCは30周終わりで同時ピットインピット作業如何では36号車の首位奪取もあり得るかと思われたが、レイブリックのピットクルーは給油とリヤ2本交換のみで100号車をコースに送り出し、かろうじて首位の座を守った。

フィリップからステアリングを受け継いだ細川慎弥もまた序盤からハイペースで逃げにかかり、2位#36脇阪寿一との差をじわじわと広げていく。
41周目の1コーナーでは周回遅れの#910ポルシェと接触、サイドステップを破損する事態に陥ったが、細川はその後も一切ペースを落とさずに走り続け、レイブリックNSXは一度も首位の座を脅かされることなく63周目のチェッカーを受けた。

2位のオープンインターフェースSCは途中からギヤチェンジに問題を生じたため、脇阪は目標をポジションキープに切り替え、細川の17秒後方でフィニッシュした。
これにより、#100レイブリックNSXと#36オープンインターフェースSCはともに68ポイントとなり、第7戦終了時点でランキング首位タイとなった。

3位には#6モービル1SC、#18TAKATA童夢NSXとの三つ巴のバトルを制した#1ZENTセルモSCがつけ、3ポイント差で首位2台を追う。
重いウェイトハンデに苦しんだ#22モチュールZも、しぶとく10位でフィニッシュして1ポイントを得、ZENTセルモと同じく65ポイントで次戦に臨む。

一方、ここまで好調だった#8ARTA NSXは、45周目の最終コーナーで右リヤタイヤが脱落するという予想外の事態に見舞われてこのレースを失うこととなり、ランキングも5位に交代してしまった。

060910_jimfer1 GT300クラスでは、ポールから逃げに掛かる#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹を#11ジムセンターフェラーリの田中哲也がじわじわと追い詰め、14周目の5コーナーでGT500車両を利用した技ありのオーバーテイクを仕掛けてまんまとトップを奪いとる。
11号車は2位に大きなリードを築き上げて30周終わりでピットインするが、シートベルトの脱着に手間取ってピット作業に56秒を要し、3番手スタートから追い上げてきた#110トータルベネフィットボクスターにあっさりと首位の座を明け渡してしまう。

ところが36周目、#110号車を駆る菅一乗はヘアピンでコースアウト。グラベルにつかまって大きく後退してしまう羽目に。

これで首位に返り咲いた11号車は、青木孝行の冷静な走りで58周を走りきり、トップでチェッカーを受けた。
2位には#13エンドレスZ、3位にはポールの#62ウィルコムヴィーマックがつけ、車両規定違反から最後尾スタートを強いられた#55フォードGTが4位まで順位を上げて改めてその速さを見せ付けた。

次戦はオートポリス。10月15日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 決勝結果

P No Cls Cls.P Machine Driver Tyre Wh Lap Total/Delay
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 63 1”56.20.004
2 36 500 2 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 63 17.666
3 1 500 3 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 63 46.509
4 6 500 4 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 63 52.301
5 18 500 5 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 63 52.937
6 24 500 6 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 63 1'15.596
7 35 500 7 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 63 1'23.634
8 32 500 8 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 63 1'23.705
9 66 500 9 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 63 1'44.754
10 22 500 10 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 63 1'46.577
11 3 500 11 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 63 1'53.545
12 25 500 12 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 62 1Lap
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 62 1Lap
14 23 500 14 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 59 4Laps
15 11 300 1 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 58 5Laps
16 13 300 2 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 58 5Laps
17 62 300 3 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 58 5Laps
18 7 300 4 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 58 5Laps
19 55 300 5 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 58 5Laps
20 61 300 6 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 58 5Laps
21 77 300 7 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 58 5Laps
22 47 300 8 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 58 5Laps
23 777 300 9 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 58 5Laps
24 101 300 10 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 58 5Laps
25 14 300 11 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 58 5Laps
26 96 300 12 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 57 6Laps
27 87 300 13 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 57 6Laps
28 910 300 14 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 57 6Laps
29 666 300 15 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 57 6Laps
30 19 300 16 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 56 7Laps
31 110 300 17 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 56 7Laps
32 5 300 18 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 56 7Laps
33 10 300 19 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 55 8Laps
34 70 300 20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 54 9Laps
35 2 300 21 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 54 9Laps
36 9 300 22 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 53 10Laps
37 111 300 23 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 52 28Laps
38 46 300 24 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 46 26Laps
39 8 500 15 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 45 32Laps
-- --- --- -- 以上、規定周回数完走 ---------- --- --- -- ------
- 52 300 25 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 30 36Laps
- 88 300 26 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 19 41Laps

規定周回数:GT500=44  GT300=40

Fastest Lap
GT500:  No.100  1'47.577 (5/63Lap) 155.99km/h
GT300:  No.62   1'56.551 (2/58Lap)    148.30km/h

No.12は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、本大会特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.88は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.55は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.2(他の競技車両のコースアウトを強いるドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.5、No.9は、2006SGTスポーティングレギュレーション第34条11.(ピット作業遵守事項)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ スタートドライバー

P No Cls Cls.P Machine Driver
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
2 6 500 2 Mobil 1 SC 飯田 章
3 36 500 3 OPEN INTERFACE TOM'S SC430 アンドレ・ロッテラー (D)
4 35 500 4 BANDAI DIREZZA SC430 ピーター・ダンブレック(GB)
5 18 500 5 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
6 1 500 6 ZENT セルモ SC 高木 虎之介
7 8 500 7 ARTA NSX ラルフ・ファーマン (GB)
8 66 500 8 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
9 24 500 9 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
10 3 500 10 イエローハットYMSトミカZ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
11 23 500 11 XANAVI NISMO Z 松田 次生
12 32 500 12 EPSON NSX 武藤 英紀
13 22 500 13 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
15 12 500 15 カルソニック インパル Z 星野 一樹
16 62 300 1 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 黒澤 治樹
17 11 300 2 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
18 110 300 3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
19 88 300 4 アクティオ ムルシエRG-1 桧井 保孝
20 46 300 5 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
21 77 300 6 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
22 7 300 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
23 19 300 8 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
24 5 300 9 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
25 2 300 10 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
26 87 300 11 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
27 61 300 12 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
28 777 300 13 梁山泊apr MR-S 大嶋 和也
29 910 300 14 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 山路 慎一
30 13 300 15 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
31 9 300 16 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
32 14 300 17 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
33 101 300 18 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
34 70 300 19 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
35 10 300 20 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
36 52 300 21 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
37 666 300 22 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
38 111 300 23 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
39 47 300 24 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
40 96 300 25 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
41 55 300 -
DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎフリー走行 レイブリックがここでもトップ

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの決勝前フリー走行は、GT500は#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)、GT300は#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原眞介/黒澤治樹組)と、両クラスともポールシッターがトップタイムを記録した。

060910_free500a 決勝日を迎えたツインリンクもてぎはゲートオープン前から多数の観客が詰めかけている。
天候は曇り。今日も蒸し暑い一日になりそうだ。

午前9時30分、フリー走行が開始された。
サーキットサファリが行われる中、各チーム決勝へ向けての最後の調整を行う。
序盤は#3イエローハットYMSトミカZが快調にトップタイムを記録し続け、1分47秒919までタイムを刻んでいたが、バスがピットへ戻った直後、ポールシッターの#100レイブリックNSXが1分47秒880でトップに。ドライバーは昨日のスーパーラップを担当したセバスチャン・フィリップだ。
続いて#36オープンインターフェースSCが1分47秒516を記録してトップに。アンドレ・ロッテラーのドライブだった。
レイブリックは残り10分を切ったところで細川慎弥が1分47秒178と大幅にタイムを縮めて再びトップに。
更に#6モービル1SCの片岡龍也が1分47秒337を出して2番手に上がってきた。

好調なレイブリックとは対照的に、スピンを喫した#32EPSON、ARTAらのNSXはピット上でリヤサスやウィングの調整を行っており、まだ多少の問題を抱えているようだ。
EPSONは9番手、ARTAは11番手に留まっている。

Z勢の最上位は#3イエローハットの4番手。他の4台は下位に低迷。特に#12カルソニック、#22モチュールらの上位ランカーはウェイトハンデに苦しんでいるようだ。

060910_free300a GT300クラスは、こちらもポールシッターの#62ウィルコムADVANヴィーマックが1分56秒113を記録してトップタイム。
前部カナードの修正を余儀なくされた#55DHG ADVANフォードGTも1分56秒493でクラス2番手につけ、仕上がりの良さは変わらない。最後尾からどこまで上がってくるか、決勝が楽しみだ。

第7戦決勝は今日午後2時より、63周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ フリー走行結果

天候:曇り  コース:ドライ

P No Cls Cls.P Machine Driver Tyre Wh 0 Time Delay Gap
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 47.178 - -
2 6 500 2 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 47.337 0.159 0.159
3 36 500 3 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 47.516 0.338 0.179
4 3 500 4 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 47.919 0.741 0.403
5 66 500 5 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 47.989 0.811 0.070
6 1 500 6 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 47.991 0.813 0.002
7 35 500 7 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 48.082 0.904 0.091
8 18 500 8 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 48.096 0.918 0.014
9 32 500 9 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 48.373 1.195 0.277
10 24 500 10 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 48.763 1.585 0.390
11 8 500 11 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 48.824 1.646 0.061
12 23 500 12 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 48.976 1.798 0.152
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 49.209 2.031 0.233
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 49.214 2.036 0.005
15 22 500 15 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 49.361 2.183 0.147
16 62 300 1 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 56.113 8.935 6.752
17 55 300 2 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 56.493 9.315 0.380
18 96 300 3 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 56.912 9.734 0.419
19 88 300 4 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 56.936 9.758 0.024
20 11 300 5 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 57.024 9.846 -
21 46 300 6 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 57.216 10.038 10.038
22 110 300 7 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 57.452 10.274 0.236
23 61 300 8 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 57.647 10.469 0.195
24 13 300 9 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 57.694 10.516 0.047
25 77 300 10 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 57.855 10.677 0.161
26 47 300 11 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 57.865 10.687 0.010
27 7 300 12 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 57.924 10.746 0.059
28 910 300 13 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 57.954 10.776 0.030
29 87 300 14 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 1' 58.282 11.104 0.328
30 70 300 15 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 58.292 11.114 0.010
31 19 300 16 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 58.299 11.121 0.007
32 2 300 17 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 58.340 11.162 0.041
33 9 300 18 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 1' 58.565 11.387 0.225
34 101 300 19 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 59.028 11.850 0.463
35 5 300 20 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 59.042 11.864 0.014
36 14 300 21 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 59.318 12.140 0.276
37 777 300 22 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 59.351 12.173 0.033
38 52 300 23 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 59.459 12.281 60.108
39 111 300 24 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 59.906 12.728 0.447
40 666 300 25 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 2'0 0.850 13.672 -59.056
41 10 300 26 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 2'0 1.033 13.855 0.183

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ ポールシッターのコメント

060909_ppa

GT500クラス #100レイブリックNSX

セバスチャン・フィリップ

昨日の朝からクルマは非常にいい状態で、少しセッティングを変えるだけでちゃんと反応してくれます。
ニュータイヤを履いたときに少し難しい部分がありますが、今日は完璧でした。
2番手とのギャップは特に把握していませんでした。
岡山でもポールのチャンスがあったのに、獲れなくて悔しい思いをしたので、今回ポールが獲れてハッピーです。
レースではポジションをキープしたまま序盤からギャップを作っていくことと、ミスしないことを心がけます。
GT500のタイヤは数周しただけで特性が変わってしまうことがありますが、今回は20周以上走ってもタレないので、明日は期待できると思います。

細川慎弥
鈴鹿での結果が良くなかっただけに、今回は絶対勝ちに行こう、というつもりで来ました。
スーパーラップではセクター2まで逆転されましたが、最後に逆転できて良かったです。
今年GT500に上がってから難しさに戸惑った面もありましたが、今回はユーズドタイヤでも調子がいいので、明日はいけると思います。


GT300クラス #62ウィルコムADVANヴィーマック408R

柴原眞介

悪い気はしませんが、いい気もしません。0.7秒遅かったことを考えると、完璧に負けですから。
でも今回は良い流れで来ています。実はもてぎとの相性は悪いんですよ。これまでずっとヴィーマックに乗っていますが、ずっと相性は悪いですね。ただ今回はヨコハマさんが良いタイヤをもってきてくれて、それがドンピシャリだったんです。
明日の決勝では治樹と是非勝ちを狙いたいです。

黒澤治樹

クルマは今までで一番良かったです。満タンでもバランスがいいです。
勝ちを狙っていくつもりで来ましたが、予選では55号車が速かった。
まぁ結果としてこういう形になってしまいましたが、レースでは冷静に戦っていこうと思います。
僕が加わったことでポイントが取れた、勝てた、というかたちで貢献できればと思います。

まとめ&Photo:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎスーパーラップ レイブリックNSXが今季初PP

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300㎞レースの公式予選2回目とスーパーラップが9月9日午後、ツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が1分44秒925でポールポジションを獲得した。
一方、GT300クラスは、トップタイムを記録した#55DHG ADVANフォードGT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選終了後に車両規則違反を問われて記録抹消となる波乱があり、#62ウィルコムADVAN VEMAC408R(柴原眞介/黒澤治樹組)がポールに繰り上がることとなった。
(観客動員数:15,000人)

060909_slgt500a 060909_slgt300a

公式予選2回目は午後2時15分に開始された。
ここでは、マシントラブルなどにより予選通過基準タイムを出せていない#47吉兆宝山Zの長島正興、#96EBBROマジョーラ350Rの黒澤琢弥らが基準クリアに取り組むほかは、両クラスともスーパーラップや決勝を睨んだ調整を行う。
その結果、長島、黒澤両名とも難なく基準タイムをクリアし、後方グリッドながらも決勝への出走権を得た。

ちなみに、このセッションでのトップタイムは、GT500が#100レイブリックNSXの1分46秒776、GT300は#55DHG ADVANフォードGTの1分55秒552だった。

予選2回目終了から5分後、GT300、GT500の順でスーパーラップが開始された。
最初に出走した#19ウェッズスポーツセリカの脇阪薫一が1分57秒571と、午前中の自己ベストを大きく下回るタイムに終わると、後に続く#7雨宮RX7の山野哲也、#77クスコインプレッサの小林且雄、#46吉兆宝山Zの佐々木孝太らは午前中のタイムは下回りながらもほぼ出走順にタイムを並べていく。
その中で、5番手に出走した#5マッハ号320Rの玉中哲二が1分57秒836と大きくタイムを落とし、このセッションの最下位に後退してしまった。

上位陣では、午前中暫定ポールの#11フェラーリを駆る田中哲也が1分54秒590に終わり、3番手タイムに終わる一方で、#55DHGフォードGTの光貞が自己ベストを大きく更新、唯一の53秒台となる1分53秒865を叩き出し、午前中4番手から一気にトップに躍り出る。
結局#62ヴィーマックの柴原、#110ボクスターの菅一乗らは光貞のタイムを上回ることができず、この結果、今季初参戦のフォードGTが第7戦で初めてのポールポジションを獲得した、とこの時点では誰もが思っていた。

しかし予選終了後の再車検で、フロント部分のカナードの取り付け位置が規定の範囲外であるとされ、フォードGTは今回の予選記録のを全て抹消されることとなった。
これにより、55号車は明日の決勝を、再車検通過を条件に最後尾からスタートすることとなり、2番手タイムを記録した#62ヴィーマックが繰り上がりでポールポジションを得ることとなった。

続いて行われたGT500のスーパーラップでは、#3イエローハットのJ.P.オリベイラ、#24ウッドワンの柳田真孝らのZ勢のタイムが伸び悩む一方で、NSX勢とレクサスSC勢はSL参加7台がコンマ7秒以内にひしめく接戦を繰り広げた。
ストレートスピードに勝り、セクター3を得意とするSCと、優れたコーナリング性能でセクター1、2でタイムを稼いでくるNSX。

この接戦を制したのは昨年のもてぎラウンドで優勝している#100レイブリックNSXだった。
100号車を駆るセバスチャン・フィリップは、7番目にコースに出て行くと、それまでトップだった#35バンダイSCの服部尚貴をセクター1、2で圧倒、1分45秒011と服部にコンマ3秒以上の差をつけて一躍トップに躍り出た。
後に続いた#36オープンインターフェースSCのアンドレ・ロッテラーはセクター3でフィリップのタイムを上回って見せるが、最終セクションをまとめきれず、コンマ05秒及ばなかった。
9番手出走の#18TAKATA童夢NSXの小暮卓史はアグレッシブな走りがタイムに結びつかず、45秒410に留まって5番手に後退、午前中暫定ポールの#6モービル1SCの片岡龍也はセクター1、2でフィリップを上回るが、SCが得意なはずのセクター3でタイムロスし、45秒056とコンマ045秒及ばずに明日の決勝を2番手からスタートすることとなった。

スーパーGT第7戦の決勝は、明日午後2時から、63周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選総合結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 45.011
☆ 2 6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 45.056
☆ 3 36 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 45.062
☆ 4 35 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 45.361
☆ 5 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 45.410
☆ 6 1 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.729
☆ 7 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 45.731
☆ 8 66 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 45.991
☆ 9 24 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 46.228
☆ 10 3 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 46.717
11 23 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 45.815
12 32 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 45.843
13 22 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 46.040
14 25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 46.467
15 12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 46.544

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 0 1' 54.569
☆ 2 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.590
☆ 3 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 0 1' 54.749
☆ 4 88 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 0 1' 54.972
☆ 5 46 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.321
☆ 6 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.761
☆ 7 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.932
☆ 8 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 57.571
☆ 9 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 57.836
10 2 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 55.509
11 87 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 0 1' 55.767
12 61 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 55.783
13 777 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 55.805
14 910 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 0 1' 55.848
15 13 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 56.133
16 9 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 0 1' 56.136
17 14 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 0 1' 56.193
18 101 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 56.217
19 70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 0 1' 57.009
20 10 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 57.118
21 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 57.160
22 666 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 1' 58.268
23 111 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 0 1' 58.290
24 47 吉兆宝山 DIREZZA Z *長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 54.798
25 96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R *黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 0 1' 54.992
-- --- 以上、予選通過車両 ---------- --- --- -- ------
☆ - 55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2

予選通過基準タイム(107%)
GT500クラス 1回目:1'51.793 2回目:1'54.510
GT300クラス 1回目:2'02.445 2回目:2'04.278
No.47、96は公式予選2回目で予選通過基準タイムをクリアーした。

☆印は、スーパーラップ選抜車両
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。

No.52は、2006SUPER GT Round7 もてぎGT300㎞レース特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金20,000円(1回目)及び30,000円(2回目)を課した。

No.55は、2006国内車両規則(GT 3.5.1)違反により、予選記録を抹消した。(16:12裁定)

No.18は、2006SGT(スーパーラップ)実施手順4)項違反(西ショートカット不履行)により、罰金20,000円を課した。(16:08裁定)

No.55より提出された決勝出走嘆願書について大会審査委員会は、2006S-GTスポーティングレギュレーション第25条11.のとおり審議の結果、再車検合格を条件に最後尾グリッドからの決勝出走を許可した(17:20)

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選 フォードGTの予選タイムが抹消に!

060909_forda ツインリンクもてぎで行われている、スーパーGT第7戦の公式予選において、GT300クラスのポールポジションを獲得した#55DHG ADVAN FORD GT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選後の再車検で車両規則違反を問われ、予選タイムを抹消されるという事態が起きている。

問題となったのは前部空力付加物(カナード)の取り付け位置。
2006国内車両規則第7章(JAF-GT)の3.5.1項に定められた、フラットボトムから25cm以下、という規定に抵触したと判断されたようだ。

これで現時点でのGT300ポールは#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原真介/黒澤治樹組)が繰り上がることとなる。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ スーパーラップ結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay
1 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 45.011 -
2 6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 45.056 0.045
3 36 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 45.062 0.051
4 35 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 45.361 0.350
5 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 45.410 0.399
6 1 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.729 0.718
7 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 45.731 0.720
8 66 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 45.991 0.980
9 24 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 46.228 1.217
10 3 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 46.717 1.706

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay
1 55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 53.865 -
2 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 0 1' 54.569 0.704
3 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.590 0.725
4 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 0 1' 54.749 0.884
5 88 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 0 1' 54.972 1.107
6 46 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.321 1.456
7 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.761 1.896
8 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.932 2.067
9 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 57.571 3.706
10 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 57.836 3.971

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選2回目結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 1' 46.776 - -
2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 1' 46.906 0.130 0.130
3 1 500 3 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 47.376 0.600 0.470
4 24 500 4 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 47.680 0.904 0.304
5 3 500 5 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 47.964 1.188 0.284
6 8 500 6 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 1' 47.980 1.204 0.016
7 32 500 7 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 48.196 1.420 0.216
8 6 500 8 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 1' 48.247 1.471 0.051
9 23 500 9 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 48.690 1.914 0.443
10 36 500 10 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 1' 48.984 2.208 0.294
11 66 500 11 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 1' 49.035 0.904 0.026
12 25 500 12 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 49.235 0.948 0.044
13 12 500 13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 49.320 0.949 0.001
14 35 500 14 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 49.423 1.500 0.551
15 22 500 15 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 49.480 1.516 0.016
16 55 300 1 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 55.552 - -
17 110 300 2 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 56.381 0.829 0.829
18 96 300 3 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 56.511 0.959 0.130
19 11 300 4 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 56.753 1.201 0.242
20 7 300 5 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 56.781 1.229 0.028
21 46 300 6 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 56.956 1.404 0.175
22 88 300 7 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 57.718 2.166 0.762
23 13 300 8 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 57.735 2.183 0.017
24 19 300 9 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 58.111 2.559 0.376
25 14 300 10 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 58.402 2.850 0.291
26 111 300 11 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 58.623 3.071 0.221
27 101 300 12 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 58.775 3.223 0.152
28 777 300 13 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 58.843 3.291 0.068
29 47 300 14 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 58.888 3.336 0.045
30 61 300 15 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 59.251 3.699 0.363
31 910 300 16 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 59.308 3.756 0.057
32 52 300 17 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 59.947 4.395 0.639
33 87 300 18 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 2'0 0.139 4.587 -59.808
34 666 300 19 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 2'0 0.149 4.597 0.010
35 9 300 20 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 2'0 0.177 4.625 0.028
36 2 300 21 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 2'0 0.727 5.175 0.550
37 10 300 22 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 1.502 5.950 0.775
- 62 300 23 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 計測できず - -
- 77 300 24 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 0 計測できず - -
- 5 300 25 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 出走せず - -
- 70 300 26 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 出走せず - -

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ/HK:ハンコック
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選1回目 レコード続出!暫定PPはMobil1 SC

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの公式予選1回目は#6Mobil1 SC(飯田章/片岡龍也組)が1分44秒095のコースレコードを樹立し、暫定ポールを獲得した。
GT300クラスでは、#11ジムゲイナーフェラーリダンロップ(田中哲也/青木孝行組)がトップタイムを記録して午後のスーパーラップに臨む。

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公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは曇り。気温24度、路面温度32度、湿度が74%を越える蒸し暑い天候だ。
午前10時05分、いつものようにGT300の専有走行から予選は開始された。
前回の鈴鹿1000kmまでポイントリーダーだった27号車、密山/谷口組のヴィーマックはディレクシヴの撤退に伴い、今回からR&Dスポーツの1台として参加する。カーナンバーも61に変わり、チームポイントは継承されないが、ドライバーズポイントは有効。ここから二人はドライバーズチャンピオン獲得を目指して最後の3戦をたたかうこととなった。

GT300クラスは、早い段階から積極的にタイムを出しにいった#11フェラーリの田中哲也が専有残り時間7分で早々と1分54秒399を記録、これがこのセッションでのトップタイムとなった。
新体制で臨む61号車は、90kgのウェイトハンデの影響もあってか、このセッションでは13番手にとどまり、スーパーラップ進出は果たせなかった。
その一方で、同じR&Dスポーツからのエントリーとなる#62ウィルコムヴィーマック408R(柴原真介/黒澤治樹組)は1分54秒425の2番手タイムを記録した。

今回もSL進出をかけた9、10番手争いは熾烈を極め、残り3分で#46吉兆宝山Zが9番手タイムを叩きだすことで、それまで10番手だった#7雨宮アスパラRX-7が11番手に落ちてしまう。
しかし、この時点で7番手につけていた#96EBBROマジョーラ350Rが専有終了間際にスローダウン、ファーストアンダーブリッジでコース上にストップしてしまったため、黒澤琢弥がタイム計測できずにスーパーラップの出走権を失うこととなってしまった。
これで雨宮RX7が10番手に繰り上がる。

GT300専有走行に続いて行われたGT500専有走行では、まずニスモの2台とスープラ勢がコースに出て行き、早い段階でタイムを出しにいったものの、今回BSタイヤ装着のZには特別性能調整25kgが課せられており、これにウェイトハンデが加味された結果、2台ともタイムが伸び悩む。この時点でのトップは#66サードスープラのアンドレ・クート。

NSX勢、レクサスSC勢らがコースに出て行ったのは開始10分過ぎ。
ここから熾烈なタイムアタック合戦が始まる。
まずは#100レイブリックNSXのセバスチャン・フィリップが1分45秒182と、計測3周目にして速くもコースレコードを更新する。
#32EPSONのロイック・デュバル、#8ARTAの伊藤大輔らもそれに続く。

これに対してレクサス勢は#35BANDAIの服部尚貴が1分45秒095でトップに躍り出ると、#36オープンインターフェースのアンドレ・ロッテラーが1分44秒774に縮める。

これに対し、NSX勢は残り2分で#8ARTAの伊藤が1分45秒008、続いて#18TAKATA童夢の小暮卓史がいきなり44秒769を叩き出して、一気にトップへ。
しかし最後の1分間で#6Mobil1 SCの片岡龍也が44秒095を叩き出して逆転、これがこのセッションのトップタイムとなった。

Z勢では#24ウッドワンの7番手が最高位。
#22モチュール、#12カルソニックはリストリクターを絞ってウェイトハンデ50kg分を相殺してもなお、モチュール85kg、カルソニック55kgのウェイトの影響からそれぞれ13番手、15番手に留まった。

最後の20分間ではタイムを出しにいくチームはなく、各車予選通過基準タイムのクリアに専念することとなったが、ここで#47吉兆宝山Zがヘアピン手前でエンジンブロー、V字コーナーからヘアピンにかけて大量のオイルが撒かれたために10分間の赤旗中断となった。
47号車はこの時点でドライブしていた長島正興が記録していたタイムが2分30秒500に留まったため、この時点でクラス6番手のタイムを出していたにもかかわらずスーパーラップへの出走権を失った。これにより、#19ウェッズスポーツセリカがクラス10位に繰り上がり、午後のスーパーラップに進むこととなった。

第7戦の予選2回目、およびスーパーラップは午後2時15分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選1回目結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay
☆ 1 6 500 1 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 R1' 44.095 -
☆ 2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 R1' 44.570 0.475
☆ 3 36 500 3 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 R1' 44.774 0.679
☆ 4 100 500 4 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 R1' 44.925 0.830
☆ 5 8 500 5 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 R1' 44.955 0.860
☆ 6 35 500 6 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 R1' 45.059 0.964
☆ 7 66 500 7 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 R1' 45.167 1.072
☆ 8 24 500 8 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 45.499 1.404
☆ 9 3 500 9 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 45.611 1.516
☆ 10 1 500 10 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.630 1.535
11 23 500 11 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 45.815 1.720
12 32 500 12 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 45.843 1.748
13 22 500 13 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 46.040 1.945
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 46.467 2.372
15 12 500 15 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 46.544 2.449
☆ 16 11 300 1 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.399 10.304
☆ 17 62 300 2 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 54.425 10.330
☆ 18 110 300 3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 54.483 10.388
☆ 19 55 300 4 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 54.651 10.556
☆ 20 88 300 5 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 54.705 10.610
☆ 21 5 300 6 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 55.218 11.123
☆ 22 46 300 7 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.220 11.125
☆ 23 77 300 8 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.441 11.346
☆ 24 7 300 9 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.495 11.400
☆ 25 19 300 10 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 55.506 11.411
26 2 300 11 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 55.509 11.414
27 87 300 12 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 1' 55.767 11.672
28 61 300 13 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 55.783 11.688
29 777 300 14 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 55.805 11.710
30 910 300 15 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 55.848 11.753
31 13 300 16 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 56.133 12.038
32 9 300 17 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 1' 56.136 12.041
33 14 300 18 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 56.193 12.098
34 101 300 19 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 56.217 12.122
35 70 300 20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 57.009 12.914
36 10 300 21 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 57.118 13.023
37 52 300 22 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 57.160 13.065
38 666 300 23 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 1' 58.268 14.173
39 111 300 24 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 58.290 14.195
40 47 300 25 吉兆宝山 DIREZZA Z *長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 54.798 10.703
41 *96 300 26 EBBRO BTEC MAZIORA 350R *黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 54.992 10.897

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Rマークの車両はコースレコードを更新した。 従来のレコードは(GT500) 1'45.499
*印のドライバーは予選通過基準タイム未達成
予選通過基準タイム:GT500=1'51.793  GT300=2'02.445

V字コーナー付近におけるオイル処理のため、10時49分53秒から10分7秒間、赤旗中断とした。

PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山決勝 ARTA5連勝で早くもタイトル確定!

スーパー耐久シリーズ2006第5戦、スーパー耐久岡山400㎞レースは9月3日岡山国際サーキットで決勝レースを行い、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が開幕5連勝を達成した。
これにより#1ARTAはシリーズタイトルも2戦を残して早々と確定させた。
ST2クラスは#11オーリンズ・ランサーEVO・MR(中谷明彦/木下隆之組)、
ST3クラスは#7MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7(白井剛/加藤正将組)、
ST4クラスは#999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/ヘンリー・ホー組)、
STSクラスは#99アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000(坂本 裕也/細川 慎弥組)、がそれぞれ優勝した。
(観客動員数:14,850人)

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午後1時10分、109周400㎞の戦いが始まった。
ポールシッターの#8ニコカットGT3を駆る谷川達也がホールショットを決め、序盤からハイペースで後続を引き離しに掛かる。
3周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒818を叩き出した谷川は、その後も順調に周回を重ね、2位につけたARTA GT3の新田守男に20秒以上の大差をつけて35周終わりで最初のピットストップを行い、清水康弘に交代した。
ARTAは51周終わりでピットイン。新田から田中哲也に交代してニコカットの15秒後方でコースに復帰、ここから田中の凄まじい追い上げが始まった。

1分38~39秒台を連発してきた谷川に対し、清水のペースは41~42秒台に留まる。
これに対して田中は39~40秒代前半を連発、両者の差はみるみるうちに縮まっていき、62周目に入った頃にはもうテール・トゥ・ノーズ状態になっていた。
清水のコンマ2秒後方で62周目のコントロールラインを駆け抜けた田中は、続く63周目のヘアピンで一気に清水のインをついてトップに躍り出た。
抜かれた清水も懸命に追いすがり、遂に40秒台で周回するようになるが、田中は39秒台を連発して突き放しに掛かる。

清水は73周終わりで2度目のピットイン。この時点で田中とは8秒もの差をつけられていた。
8号車は給油とタイヤ交換を済ませ、再び谷川がステアリングを握る。

ここから谷川の猛追が始まった。
谷川はアウトラップの翌周からいきなり39秒台に入れてみせ、次第に1号車との差を削り取っていく。
1号車田中は82周終わりでピットイン。こちらは給油のみを行って最小限のロスタイムでトップのままコースへ。この作業時間の差が、更に谷川の肩にのしかかる。
残り周回数が30を切ったこの段階で、両者の差は30秒以上にも達していた。
それでも39秒台を連発する谷川。しかし田中も40秒代前半を維持して対抗、両者は最終的に1秒3の僅差で109周目のチェッカーを受けることとなり、勝利にかける谷川の執念はあと一歩届かなかった。

これによりARTAドナーゲGT3は開幕5連勝を達成。シリーズ最終戦を待たずしてチャンピオンの栄冠を勝ち取ることとなった。

ST2クラスでは、前回富士で連勝の途絶えた#11オーリンズランサーが逆襲に出た。
クラスポールから一気に逃げを打ち、後続を一気に突き放す。
一方、2位以下は混戦となり、#13エンドレス座間、#20RSオガワらのランサー勢、#2フジツボhpi、#123エンドレスアライらのインプレッサ勢が鎬を削るが、エンドレス座間はクラス2位につけて51周目を走行中、アトウッドの進入でバリアに突っ込んで大きく順位を落とし、#20RSオガワ、#123エンドレスアライもオーリンズのペースにはついていけず、#11オーリンズランサーが大差で今季4勝目を挙げることとなった。

ST3クラスは1周目からピットストップを敢行するなど様々な戦略を採るチームが出る中、オーソドックスに周回をこなして言った#7MAKERSイシハラマリーンRX-7が今季初優勝。
予選から速さを見せ付けていた#14、#15の岡部自動車勢は相次いでトラブルに見舞われてレースを落とした。

ST4クラスは#999P.MUマカオインテグラが#73ロイヤルハウスを序盤から突き放して今季3勝目を上げた。

STSクラスはランキングトップの#69NSC J'SレーシングS2000が3周目にトラブルに見舞われて大きく後退する中、予選トップの#99アクティブハイドロゲンウォーターS2000が今季初勝利を挙げた。

次回はスポーツランド菅生。10月1日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 決勝結果

天候:晴れ  コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre Lap Time/Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 109 3"04'43.567
2 *8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 109 1.363
3 3 ST1 3 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 109 1'02.000
4 *28 ST1 4 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 108 1 Lap
5 24 ST1 5 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 108 1 Lap
6 11 ST2 1 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 107 2 Laps
7 *20 ST2 2 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 106 3 Laps
8 123 ST2 3 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH 106 3 Laps
9 7 ST3 1 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 105 4 Laps
10 2 ST2 4 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL 105 4 Laps
11 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 105 4 Laps
12 *9 ST3 3 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH 105 4 Laps
13 27 ST3 4 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 104 5 Laps
14 19 ST3 5 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 104 5 Laps
15 6 ST2 5 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 103 6 Laps
16 17 ST1 6 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 103 6 Laps
17 83 ST3 6 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 103 6 Laps
18 15 ST3 7 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 103 6 Laps
19 22 ST2 6 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
清水 和夫
樋口統也
DL 103 6 Laps
20 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本 裕也
細川 慎弥
YH 102 7 Laps
21 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 102 7 Laps
22 16 ST3 8 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 102 7 Laps
23 10 STS 2 MSFシーケンシャルS2000
ホンダ S2000/AP1
梅川 真明
安田 裕信
YH 101 8 Laps
24 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 101 8 Laps
25 45 ST1 7 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 101 8 Laps
26 78 ST3 9 WmダンロップRX-7
マツダRX-7/FD3S
新宅 史亮
伊藤 弘史
0 100 9 Laps
27 *18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
森 正行
YH 99 10 Laps
28 43 ST3 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 99 10 Laps
29 14 ST3 11 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 99 10 Laps
30 *77 ST4 4 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
見並 秀文
磯田 尚孝
下山 和寿
YH 97 12 Laps
31 *33 ST3 12 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
堀田 誠
YH 94 15 Laps
32 70 ST3 13 マジックkg/mm RX-7
マツダRX-7/FD3S
大野 尊久
中川 良
YH 94 15 Laps
33 26 ST2 7 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 94 15 Laps
34 69 STS 3 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 78 31 Laps
-- --- --- -- 以上規定周回数完走 ---------------- -- --- --- ---
- *32 ST1 8 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 97 12 Laps
- 30 ST2 8 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
西村 元気
杉本 龍生
YH 62 47 Laps
- 13 ST2 9 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
和田 久
大瀧 賢治
YH 50 59 Laps
- 5 ST2 10 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
小西 隆詔
KH 39 70 Laps
- 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH 22 87 Laps

規定周回数: ST1=77周  ST2=75周 ST3=74周 ST4=102周 STS=102周
ファステストラップ: No.8 1'37.818(3/71Laps)

※No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(2)(ピットボックス内からエンジン始動したまま作業エリアに出た)違反により、罰金50,000円を課した。
No.8、9、20は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項4.1.1c(ダブルチェッカー)違反により、罰金20,000円を課す。
No.33、18、77、28は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第8章第41条(ピットレーンの速度規制)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(12)(作業中にエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第4章第18条2.3(イエローラインカットしてピットイン)違反により、決勝結果に30秒を加算した。

参加台数:39台 出走台数:39台

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山フリー走行 ARTAがトップ。シリーズ制覇への意欲を見せる

岡山国際サーキットで開催されているスーパー耐久第5戦の決勝前フリー走行は、#1ARTAドナーゲGT3(田中哲也/新田守男組)がトップタイムを記録し、連勝記録更新とシリーズタイトル獲得への意欲を見せ付けた。

060903_free1 決勝日を迎えた岡山国際サーキットは昨日に引き続いて快晴。朝から強い日差しが照りつける残暑厳しい一日になりそうだ。
フリー走行は午前8時より30分間で行われた。

ST1クラスの各チームは走り初めからハイペースで飛ばしていく。
その中で、#1ARTAが計測2周目に記録した1分37秒494がこのセッションのトップタイムとなった。
ここまで連戦連勝のARTAは、今日のレースで勝てば早くもシリーズチャンピオンが確定する。2番手には#45Pixy Spec'sポルシェがつけ、ポールシッターの#8ニコカットGT3はこのセッションでは5番手に留まった。

ST2クラスは#13シーケンシャルエンドレス座間が1分40秒053でトップ、#11オーリンズが1分40秒140で2番手と、ランサー勢が僅差で続く。

この2台のすぐ後には、ST3クラストップの#7MAKERSイシハラマリーンRX-7がつける。

ST4クラスは#73ロイヤルハウスDC5、STSクラスは#99アクティブ ハイドロゲンウォーターS2000はそれぞれクラストップだった。
STSクラスも、このレースで#69NSC J'SレーシングS2000が勝てばタイトルが決定することになっている。

また、昨日のドライバーズ予選でエンジントラブルに見舞われ、Bドライバーが基準タイムをクリアできなかった#5ijak Qs'Sea Brain Gulf Evoは修復が間に合わず、このフリー走行に出られなかったが、チームは懸命に作業を続行している。

スーパー耐久第5戦決勝は午後1時10分より、109周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 37.494 -
2 45 ST1 2 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 38.036 -0.542
3 28 ST1 3 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 38.629 -1.135
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 38.639 -1.145
5 8 ST1 5 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 38.756 -1.262
6 24 ST1 6 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 39.293 -1.799
7 17 ST1 7 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 39.807 -2.313
8 32 ST1 8 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 39.813 -2.319
9 13 ST2 1 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
和田 久
大瀧 賢治
YH 1' 40.053 -2.559
10 11 ST2 2 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 40.140 -2.646
11 7 ST3 1 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 40.486 -2.992
12 123 ST2 3 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH 1' 40.799 -3.305
13 20 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 40.892 -3.398
14 22 ST2 5 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 40.988 -3.494
15 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 41.568 -4.074
16 15 ST3 3 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 41.571 -4.077
17 2 ST2 6 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL 1' 41.801 -4.307
18 26 ST2 7 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 41.961 -4.467
19 6 ST2 8 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 42.192 -4.698
20 33 ST3 4 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
堀田 誠
YH 1' 42.486 -4.992
21 14 ST3 5 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 42.605 -5.111
22 27 ST3 6 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 42.732 -5.238
23 83 ST3 7 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 43.116 -5.622
24 19 ST3 8 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 43.156 -5.662
25 78 ST3 9 WmダンロップRX-7
マツダRX-7/FD3S
新宅 史亮
伊藤 弘史
0 1' 43.577 -6.083
26 9 ST3 10 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH 1' 43.634 -6.140
27 16 ST3 11 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 43.731 -6.237
28 30 ST2 9 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
西村 元気
杉本 龍生
YH 1' 43.860 -6.366
29 70 ST3 12 マジックkg/mm RX-7
マツダRX-7/FD3S
大野 尊久
中川 良
YH 1' 44.713 -7.219
30 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本 裕也
細川 慎弥
YH 1' 44.810 -7.316
31 73 ST4 1 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1' 45.536 -8.042
32 69 STS 2 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 45.856 -8.362
33 999 ST4 2 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 45.904 -8.410
34 10 STS 3 MSFシーケンシャルS2000
ホンダ S2000/AP1
梅川 真明
安田 裕信
YH 1' 46.339 -8.845
35 77 ST4 3 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
見並 秀文
磯田 尚孝
下山 和寿
YH 1' 47.021 -9.527
36 43 ST3 13 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 1' 47.207 -9.713
37 98 ST4 4 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH 1' 48.329 -10.835
38 18 ST4 5 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
森 正行
YH 1' 48.502 -11.008

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 Cドライバーフリー走行結果

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time Delay
1 13 ST2 1 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
大瀧 賢治 YH 1' 41.244 -
2 17 ST1 1 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
三沢 伸輔 DL 1' 41.427 -0.183
3 20 ST2 2 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
阪口 良平 YH 1' 41.775 -0.531
4 15 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
植松 忠雄 YH 1' 42.163 -0.919
5 27 ST3 2 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
村田 信博 YH 1' 42.889 -1.645
6 26 ST2 3 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
朝倉 宏志 YH 1' 43.024 -1.780
7 83 ST3 3 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
余郷 敦 YH 1' 43.273 -2.029
8 9 ST3 4 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
牧田 克哉 YH 1' 43.292 -2.048
9 14 ST3 5 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
入口 秀輝 YH 1' 43.395 -2.151
10 33 ST3 6 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
堀田 誠 YH 1' 43.913 -2.669
11 19 ST3 7 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
斉藤 多聞 YH 1' 44.349 -3.105
12 30 ST2 4 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
杉本 龍生 YH 1' 44.493 -3.249
13 16 ST3 8 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
木野村 光恵 YH 1' 44.576 -3.332
14 77 ST4 1 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
下山 和寿 YH 1' 47.306 -6.062
15 18 ST4 2 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
森 正行 YH 1' 48.044 -6.800
16 73 ST4 3 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
花岡 隆弘 YH 1' 48.573 -7.329
-- --- ---- -- 以上、予選通過基準タイムをクリア ---------------- ---- -- ------ -------
17 43 ST3 9 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
立花 和幸 YH 2' 31.234 -49.990
-- 5 ST2 5 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
小西 隆詔 KH   出走せず

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 ポールシッターのコメント

060902_03a

谷川達也(#8ニコカットGT3)
昨日よりも温度が上がった(気温31度/路面温度47度)からミシュランが来るかと思ったら、1秒近くあったタイム差がなくなりました。 いつもPPはとりたいと思っていたけど、チームにとってはこれが初めて。ボク自身、GTやS耐でのクラスポールはあったけれど、1995年の筑波F4以来かな?(笑)ローリングスタートのレースでは初めてのポールです。 クリアラップでしたけれど、クルマのバランスやドライビングミスもあってまだまだ納得のいけるレベルではないです。無線はいれてなかったけれどもう1周は行こうかと思って気合い入ってましたが、5.9秒でもういいかなと(笑) 今日が35歳の誕生日なのでいいプレゼントになりましたよ(笑)明日のことはこれから相談します。

まとめ&Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山予選リポート ニコカットGT3が待望のポール!

スーパー耐久シリーズ第5戦、岡山GT400kmの公式予選が9月2日、岡山国際サーキットで行われ、#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)が今季初のポールポジションを獲得した。
ST2クラストップは#11オーリンズランサーEVO IX(中谷明彦/木下隆之組)、
ST3クラスは#15 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7( 長島 正明/古谷 直広/植松 忠雄組)、
ST4クラスは#999 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/ヘンリー・ホー組)
STSクラスは#10 MSFシーケンシャルS2000( 梅川 真明/安田 裕信組)がそれぞれトップタイムだった。

060902_01a 公式予選日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴。
最高気温は30度を上回るが、真夏の蒸し暑さとは少し違い、湿度は幾分低くなっているようだ。
午前9時15分より行われたドライバーズ予選では、#28SEICOカレラレーシングポルシェが佐々木孝太のドライブで1分36秒966のトップタイムを記録し、出走39台中38台が午後のグリッド予選へ駒を進めた。
#5i jack Q's Sea Brain Gulf Evo(島田和樹/高見沢一吉/小西隆詔組)は島田が1分46秒102を出してST2クラスの予選通過基準タイムをクリアしていたが、高見沢が出走しなかったため、グリッド予選への参加はならなかった。
しかし今回の出走台数が特別規則書の定める最大グリッド数に満たないため、明日の決勝はおそらく嘆願書を提出の上、最後尾からスタートすることになりそうだ。

決勝グリッドを決めるグリッド予選は午後1時30分より行われた。
まずはST1、ST2、STSの3クラスによる20分間の専有走行。

この時間帯には#32、#17、#30、#99、#2、6、69、26、10、22の10台が走行した。
ST1クラス、ST2クラスのポイントリーダー、#1ARTAドナーゲGT3、#11オーリンズランサーEVOらは出走せず。午前中トップタイムの28号車も静観の構え。
彼らは混走となる最後の20分間での一発に賭ける作戦を採った。
開始してすぐに#32グループMアドバンポルシェが1分38秒681を出してトップに立った。
ST2は#30カンピリオアドバンランサーが1分42秒182でクラストップに立つが、これを#6梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ、#26エンドレスアドバンTプロランサーらが上回る。更に残り時間1分足らずのところで#22PERMAGARD、#2フジツボhpiらのインプレッサ勢が猛然とアタック、1分39秒794を叩き出した#22PERMAGARDがクラストップに立って専有走行を終えた。
STSクラスは今回初参戦の#10MSFシーケンシャルS2000が安田裕信のドライブにより1分42秒962のレコードタイムを記録している。

続いてはST3、ST4の専有走行。

こちらは#7イシハラマリーンRX-7を除く17台が出走、熾烈なタイムアタック合戦が最初から繰り広げられた。
ST3クラスは#27FINA M3、#9バーディクラブTC神戸Z、#14岡部自動車RX-7らが僅差で争い、専有残り1分で1分39秒110のコースレコードを叩き出した14号車がトップに立った。
ST4クラスは#999P.MUマカオインテグラが専有終了間際に1分44秒806でトップ。このタイムは最後の混走セッションでも破られなかった。

最後の20分間は混走。
ここで漸く午前中トップの#28SEICOカレラレーシングポルシェと、#11オーリンズランサーが動き出した。
11号車を駆る中谷明彦は、最初のアタックでいきなり1分38秒310のレコードタイムを叩き出してクラストップに躍り出ると、2回目のアタックでは更にこれを38秒310まで縮め、クラス2位の#13エンドレス座間に1秒3もの大差をつけてクラストップで明日の決勝に臨むこととなった。

060902_02a ST1では28号車を駆る佐々木孝太がセッション半ばに1分36秒661を出し、それまでトップの座にいた#3エンドレスZを押しのけてトップに躍り出る。
しかし残り時間5分を切ったところで、今度は#8ニコカットGT3を駆る谷川達也が1分36秒172と、佐々木のタイムを一気にコンマ5秒も上回ってみせる。更に谷川は35秒948までタイムを縮め、今季初めてのポールポジションを確実なものとした。
佐々木は再度アタックを試みるが、36秒248に留まった。
なお、ポイントリーダーの#1ARTAは、田中哲也のドライブで終了間際に1分36秒182までタイムを削るが、谷川のタイムには今一歩及ばなかった。

また、この混走セッションで#15岡部自動車RX-7が1分38秒940とクラスレコードを更新、チームメイトを抜いてクラストップで予選を終えた。

スーパー耐久第5戦決勝は明日午後1時10分より、109周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 グリッド予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time Delay
1 8 ST1 1 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 35.948 -
2 1 ST1 2 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 36.182 -0.234
3 28 ST1 3 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 36.248 -0.300
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 37.132 -1.184
5 45 ST1 5 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 37.302 -1.354
6 24 ST1 6 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 37.736 -1.788
7 11 ST2 1 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH R1' 38.051 -2.103
8 32 ST1 7 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 38.681 -2.733
9 15 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH R1' 38.940 -2.992
10 14 ST3 2 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH R1' 39.110 -3.162
11 7 ST3 3 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 39.241 -3.293
12 13 ST2 2 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
和田 久
大瀧 賢治
YH 1' 39.427 -3.479
13 2 ST2 3 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL 1' 39.599 -3.651
14 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 39.638 -3.690
15 22 ST2 4 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 39.794 -3.846
16 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH 1' 40.271 -4.323
17 6 ST2 6 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 40.313 -4.365
18 20 ST2 7 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 40.473 -4.525
19 23 ST3 4 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 40.473 -4.525
20 26 ST2 8 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 40.576 -4.628
21 9 ST3 5 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH 1' 40.649 -4.701
22 27 ST3 6 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 40.982 -5.034
23 33 ST3 7 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
堀田 誠
YH 1' 41.158 -5.210
24 16 ST3 8 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 41.254 -5.306
25 19 ST3 9 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 41.712 -5.764
26 78 ST3 10 WmダンロップRX-7
マツダRX-7/FD3S
新宅 史亮
伊藤 弘史
0 1' 42.019 -6.071
27 30 ST2 9 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
西村 元気
杉本 龍生
YH 1' 42.182 -6.234
28 83 ST3 11 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 42.220 -6.272
29 70 ST3 12 マジックkg/mm RX-7
マツダRX-7/FD3S
大野 尊久
中川 良
YH 1' 42.688 -6.740
30 10 STS 1 MSFシーケンシャルS2000
ホンダ S2000/AP1
梅川 真明
安田 裕信
YH R1' 42.962 -7.014
31 99 STS 2 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本 裕也
細川 慎弥
YH 1' 43.766 -7.818
32 69 STS 3 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 43.951 -8.003
33 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 44.806 -8.858
34 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1' 44.902 -8.954
35 98 ST4 3 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH 0 45.575 -9.627
36 43 ST3 13 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 0 46.227 -10.279
37 18 ST4 4 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
森 正行
YH 0 46.301 -10.353
38 77 ST4 5 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
見並 秀文
磯田 尚孝
下山 和寿
YH 0 46.567 -10.619

R印は、コースレコードを更新した。
(従来のレコード : ST-2=1'38.629 / ST-3=1'39.237 / ST-S=1'43.190)
*No.20、23は、2006OKAYAMAチャレンジカップシリーズ特別規則書 第8章 第27条 3.(同タイム)により、順位を決定した。

スーパー耐久

スーパー耐久第5戦岡山 ドライバーズ予選結果

天候:晴れ  コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time
1 28 ST1 1 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 36.966
2 8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 37.052
3 1 ST1 3 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 37.091
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 37.170
5 45 ST1 5 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 38.354
6 24 ST1 6 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 38.389
7 13 ST2 1 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
和田 久
大瀧 賢治
YH 1' 38.936
8 32 ST1 7 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 39.212
9 22 ST2 2 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 39.596
10 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 40.089
11 7 ST3 1 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 40.284
12 2 ST2 3 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL 1' 40.313
13 11 ST2 4 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 40.470
14 20 ST2 5 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 40.813
15 26 ST2 6 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 40.883
16 16 ST3 2 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 41.043
17 33 ST3 3 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
堀田 誠
YH 1' 41.152
18 123 ST2 7 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH 1' 41.231
19 23 ST3 4 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 41.264
20 15 ST3 5 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 41.301
21 27 ST3 6 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 41.817
22 6 ST2 8 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 41.862
23 14 ST3 7 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 42.048
24 9 ST3 8 ハウスコンサルタントADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH 1' 42.492
25 19 ST3 9 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 42.688
26 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本 裕也
細川 慎弥
YH R1' 43.190
27 78 ST3 10 WmダンロップRX-7
マツダRX-7/FD3S
新宅 史亮
伊藤 弘史
0 1' 43.356
28 10 STS 2 MSFシーケンシャルS2000
ホンダ S2000/AP1
梅川 真明
安田 裕信
YH 1' 43.628
29 30 ST2 9 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
西村 元気
杉本 龍生
YH 1' 43.744
30 69 STS 3 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 43.901
31 70 ST3 11 マジックkg/mm RX-7
マツダRX-7/FD3S
大野 尊久
中川 良
YH 1' 44.614
32 83 ST3 12 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 45.024
33 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 45.795
34 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1' 46.736
35 18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
森 正行
YH 1' 46.759
36 98 ST4 4 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH 1' 46.736
37 77 ST4 5 BRIDE-WACO'Sインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
見並 秀文
磯田 尚孝
下山 和寿
YH 1' 46.759
38 43 ST3 13 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 1' 48.628
-- --- --- -- ---以上 予選通過-------- --------------- ---- -- ----------
- 5 ST2 10 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
小西 隆詔
KH 1' 46.102

R印は当該クラスのコースレコードとする

予選通過基準タイム
(総合 130%) 2'06.147  (ST-1 110%) 1'46.740  (ST-2 110%) 1'49.577
(ST-3 110%) 1'50.909  (ST-4 110%) 1'56.224  (ST-S 110%) 1'53.856

参加台数:39台  出走台数:39台

Formula Nippon

FN第6戦富士決勝 上位3人のコメント

ブノワ・トレルイエ(優勝)

0827_treluyer2.jpg (小暮のリタイヤを見た感想を聞かれ)彼は変わってないなあと思いましたよ。信じられないようなことが現実に起きましたね。
(レース戦略について)グリッド上でスリックタイヤに履き替えた時点で、ノーピットでいくと決めていました。リスクの大きい作戦でしたが、他のドライバーもスリックを履いたのを見て『いける』と思いました。それに、こういう路面は得意ですから。
序盤はレースペースを掴むのが大変でした。マツダが速かったけど、数周してみて追いつけないペースじゃないとわかったので不安じゃなくなりました。
イージーなレースに見えたかもしれませんけど、こういうときは集中力を保つのが大変なんですよ。

アンドレ・ロッテラー(2位)

0827_lotterer2.jpg 最初からスリックで問題ないと思ってたんですけど、ブラフのつもりでグリッドへはウェットタイヤで出て行きました。タケシなんかは最初からスリックを履いていましたね。
こういうコンディションのレース『だけ』が得意だと思われたくないのですが、悪コンディションを逆手にとってポジションを上げていくのは悪い気分じゃないですね。
今後は最優先で予選のパフォーマンスを上げていたいです。決勝レースは悪くないので、予選だけが頭痛の種なんですよ。

本山 哲(3位)

0827_motoyama3.jpg 序盤からペース的には調子良かったんですけど、次第にミスファイアが出始め、回転が上がらなくなり、スピードが出なくなってきました。コクピットについてるスイッチを全ていじり倒してるうちに一旦は回復したんですが、レース終盤に(金石)年弘に追いついたところでまたミスファイアしました。
ここまで何かツキに見放されていますが、トラブルが出てる中で3位には入れたのは、まぁ良かったかなと思います。
次は再びトップを目指します。

星野一義(優勝チーム監督)

0827_hoshino.jpg 圧勝してるようにみえても、不安は一杯あるんですよ。
スタッフが頑張ってくれて結果が出てるんです。
本山にツキがないのが気になっていますが、トラブルが出てる中で3位に入ってくれたのは良かったです。
松田が方向性の違うことをやって冒険しましたが、まぁ先がどうなるかは誰にも判らないんで。ポイントランキングも上位なんだし、なにもここで冒険しなくても、とは思ったんですけど、本人が『トップに出たい』『賭けてみたい』というなら、僕がブレーキかけるわけにもいかなかったんで。
今回もチーム一丸となって優勝できましたが、ここで足踏みせずにどこまでもチャレンジして欲しいと思います。お陰で僕の仕事はだんだん減っていますけどね(笑)

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第6戦富士決勝 トレルイエが今季3勝目!

2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の決勝が8月27日、富士スピードウェイで行われた。
ウェットからドライへと路面状況が変化する難しいコンディションの中、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が第4戦鈴鹿に続いて今季3勝目を挙げた。
(観客動員数 24,100人)

0827_start.jpg

0827_treluyer.jpg

0827_lotterer.jpg

0827_motoyama2.jpg

全日本F3の決勝が行われていたときに降っていた雨は、フォーミュラニッポンの決勝が始まる前に止んでいたが、路面はウェット状態のまま。
このままいけばレースの進行に伴ってドライ路面に変わっていくことが予想される。
このため、各チームともタイヤ選択に頭を悩ませ、殆どのドライバーがウェットタイヤでピットアウトし、グリッド上でスリックへと交換することとなった。
この時点でウェットを選択したのは#20松田次生、#3荒聖治、#6折目遼の3名。

フォーメーションラップは予定通り2時30分にスタート。ここでなんと、ポールシッターの#56小暮卓史がネッツコーナーでスピンを喫する波乱が起きた。
車両はそのままコース外に排除され、小暮のレースはここで終わった。

ポール不在のまま決勝レースはスタート。
#1本山哲がトップで1コーナーに飛び込むが、ブレーキングでホイールロックさせてしまい、アウトに膨らんでしまう。その脇をトレルイエ、松田、#55金石年弘、折目らが次々にすり抜けていき、本山は一気に5番手に後退してしまう。

まだ濡れた路面にスリックタイヤ勢が苦戦する中、ウェットタイヤを装着した松田と折目はあっというまに上位に進出していく。
松田は11番手スタートながらも、オープニングラップで早くもトレルイエを抜き去ってトップに躍り出た。
折目も予選最後列から一気に3位に浮上している。

その一方で荒は思うように順位を上げられず、8周終わりで早くもスリックタイヤに交換。
しかしその直後の11周目、荒は1コーナーでコースアウトし、ノーズコーンを失って再びピットへ。

その後も松田は順調に2位トレルイエを突き放しに掛かり、一時は18秒差までもっていくが、10周を過ぎた辺りからトレルイエのペースが上回り始める。
同じように折目も少しづつポジションを落とし始めた。

そこで松田は18周を終えたところでピットストップ。スリックタイヤに履き替え、11番手でコースに戻っていった。
この時点で2位のトレルイエには10秒差をつけていたが、今度は反対に50秒のビハインドを背負うこととなった。

これでトップに立ったトレルイエは順調にペースを上げ、レース序盤は1分41秒前後だったラップタイムも39秒、38秒、37秒と次第に上がっていく。
一方、スリックに履き替えたばかりの松田のペースは中々上がらず、ポジションも一旦は14番手に落ちてしまった。

結局、スリックタイヤでスタートしたドライバーの殆どがノーピット作戦を選択していたために、松田の賭けは実らず、トレルイエは誰にも脅かされることなく65周を走りぬき、今季3勝目を挙げることとなった。

2位には14番手スタートながらも見事なドライビングで着実に順位を上げてきた#36アンドレ・ロッテラーが入り、3位に62周目に金石を抜き返した本山が入った。
松田は最終的に7位でレースを終えた。

次戦はスポーツランド菅生。9月17日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Japanese F3

全日本F3第14戦富士決勝 上位3人のコメント

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エイドリアン・スーティル(優勝)
勝つことができて嬉しいです、昨日はリタイヤに終わってがっかりしましたから。
ここ数戦はセッティングが決まらなくて苦しみましたが、今日はうまく決まりました。
スタートもパーフェクトだったし、いいペースで走れました。
今日は大事なレースを勝てた、と思います。残り4戦になりましたし、次の菅生は走ったことがないので、これは貴重な1勝になると思います。

大嶋和也(2位)

今日のスタートは、加速は悪くなかったんですけど、出だしで遅れてしまい、それが響きました。
レース前半のウチに抜き返したかったんですが、チャンスがありませんでした。後半もプッシュしたんですけど、あれ以上詰められませんでした。
これで自力でチャンピオンの可能性はなくなりましたが、これからもチャンスがあれば全部勝ちにいきたいです。

ロベルト・ストレイト(3位)

スタートでホイールスピンが多くなってしまったので、1コーナーまでにポジションを1つ落としてしまいました。その後はイザワとのバトルでロスしてしまいましたが、後半はオオシマやスーティルと同じペースで走れました。
表彰台は嬉しいですが、クルマが凄くいい状態だったので、最高の結果が出せなかったのは残念に思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第14戦富士決勝 スーティル、6戦ぶりの優勝!

富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第14戦決勝は、#1エイドリアン・スーティル(TOM'S)が、2位#36大嶋和也の追撃を振り切り、第8戦岡山以来6戦ぶりの勝利を挙げた。

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決勝前に雨が降り始めたため、10分間のフリー走行が設けられ、当初予定より10分遅れの午後1時1時05分にウェットコンディションのまま決勝はスタートした。

ポールの#36大嶋和也が出遅れ、スーティルがトップで1コーナーへ。
大嶋も懸命にスーティルに食い下がるが、1周目のダンロップ立ち上がりで姿勢を乱し、逆に3位#2伊沢拓也に一気に詰め寄られる。
予選3番手の#10塚越広大はここでもスタートを決められず、13番手に後退、その後も思ったようにペースが上がらず、11番手に終わった。

一時は大嶋の背後に迫った伊沢だったが、ペースを取り戻した大嶋に次第に引き離され、逆に3周目のダンロップ進入で強引にノーズをねじ込んできたストレイトに抜かれて4位に後退してしまった。

トップのスーティルと2位の大嶋はほぼ互角のペースで周回を重ね、その間隔は1秒前後で推移するが、レース終盤になって大嶋が少しづつ遅れはじめ、最終的には2.491秒差まで差を広げられてチェッカーを受けた。
これでスーティルは第8戦岡山以来6戦ぶり、今季通算5勝目を挙げることとなった。
これにより、シリーズポイントも190となり、再び大嶋を30ポイント差に引き離した。

次回は菅生。9月16、17日開催だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

決勝直前にまたしても雨!

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フォーミュラニッポン第6戦の決勝を目前に控えた富士スピードウェイだが、心配されていた雨が丁度正午を迎えたところで降り始めた。

現在、かなり強い雨が1コーナー方向から最終コーナーに向けて横殴りに降っている。
富士ではこの後、全日本F3第14戦決勝、続いてフォーミュラニッポン第6戦の決勝が予定されているが、タイムスケジュールへの影響が心配される。

富士スピードウェイでは今季、4月に開催されたフォーミュラニッポン開幕戦が雨のためにSCランのみで成立とされているだけに、今回のレースに期待しているファンも少なくないはず。
なんとしても中止という事態だけは避けたいところだ。


Text&Photo:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN第6戦富士レポート 富士スペシャルが登場?!

国内最長のストレートを持つ富士スピードウェイ。
ここでは空気抵抗の低減がラップタイムにもたらす効果は大きいと考えられる。

0827_no_slit.jpg このため、フォーミュラニッポン第6戦の公式予選では、サイドポンツーン上面のルーバーの一部、或いは全部を塞いでしまうチームがいくつも確認された。
全て塞いでしまったのは、インパルの4台とトムスの2台。
ARTAは後方の3本のみを残して塞ぎ、チーム・ルマンは高木虎之介車のみが後方2本を残して塞いでいた。

当然このままだと、ラジエターを通過して熱せられた空気の逃げ場が少なくなってしまい、最悪の場合はエンジンのオーバーヒートに繋がる恐れもある。
気温の高い夏場のレースであれば尚更だ。
予選アタックで数周するだけならもたせられても、65周もする決勝での影響は決して少なくないはずだ。

そこで、決勝日朝に行われたフリー走行では、トムスの2台とARTAの小暮車、ルマンの高木車は通常のルーバー形状に戻して走行した。
しかしこの時点でもなお、インパル勢は全車が全て塞いだ状態。ARTAの金石も予選同様の塞ぎ方でフリー走行に臨んでいる。

これが曇天で決勝日の気温が下がっているからなのか、それともストレートスピードが高くなることで冷却に充分な空気が取り込めると判断したのか、真意は今の時点では不明だが、その答えは決勝結果になって明らかになるのかもしれない。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第6戦富士フリー走行 松田がトップタイム

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全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の決勝前フリー走行が8月27日、富士スピードウェイで行われた。
トップタイムを記録したのは#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)。1分30秒044だった。

天候は曇りだが、前夜の雨で路面は濡れており、フリー走行開始に先立ってウェット宣言が出された。
このため、全員がウェットタイヤで走り始め、レコードラインが乾くのに合わせて開始10分すぎ辺りから次々とスリックに履き替えていった。
それにつれてラップタイムも33秒台から31秒台へと短縮され、最終的には上位4台が30秒台を記録した。

最初に30秒台を叩き出したのは#1本山哲。残り時間5分をきったところで30秒795を叩き出した。
しかし残り時間1分で松田が1分30秒044を出して逆転、本山もチェッカー直後にタイムを縮めてきたが、30秒597と2番手に終わった。
予選に続いてフリー走行でも松田、本山らのインパル勢の速さが目立つが、一方#19ブノワ・トレルイエは当初は常にトップを狙える位置にいたものの、最後にタイムを詰めきれずに12番手に終わった。
3番手には#40ビヨン・ビルドハイムがつけている。
このほか、第5戦終了後にエンジン交換を行ったためにグリッド降格で最後尾スタートとなった#31ロイック・デュバルが4番手につけ、国内復帰以来今ひとつ予選順位の良くない#41井出有治も31秒043を出し、このセッションを6位で終えた。

第6戦決勝は午後2時30分より、65周で行われる。
天候が心配されるが、フリー走行が終了する頃から空は次第に明るくなってきている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR & Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第13戦富士決勝 上位3人のコメント

大嶋和也(優勝)

0826_ohshima3.jpg スタートさえ失敗しなければ勝てるとは思っていました。
今日は決して成功とはいえないスタートでしたが、なんとかトップに立つことができ、勝つことができました。

マルコ・アスマー(2位)

0826_asmer2.jpg 良いスタートが切れて、1コーナーで2位に上がれたのは良かったです。
3、4周目にエイドリアンに迫られたけど、それ以外は何も問題がありませんでした。
クルマはトータルパッケージとしてまだトムスに負いつけてない部分があるけど、それがどこに原因があるのかわかっていないので、今はとにかく頑張るしかないですね。

ファビオ・カルボーン(3位)

0826_carbone2.jpg 最近のレースでは結果が出ていなかったので、ここで表彰台に立てたことは嬉しいですが、勝てなかったことを残念に思います。
クルマは全体的に良くなりましたが、まだ上位陣とは差があるので、これからもっとよく仕上げていかないといけませんね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第13戦富士決勝 大嶋が今季3勝目を挙げる

全日本F3選手権第13戦の決勝は、予選2番手からスタートした#36大嶋和也(TOM'S)がスタートでトップに立つと、そのまま一気に後続をぶっちぎり、今季3勝目を挙げることとなった。

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第13戦決勝は午後4時25分スタート。
ポールシッターの#10塚越広大が課題のスタートを今回も決められずに順位を落とすのを尻目にトップに躍り出た大嶋は、1コーナーで果敢に並びかけてくる#2伊沢拓也を退け、一気に後続を突き放しに掛かる。
伊沢はハードブレーキングの末、立ち上がりで姿勢を乱して大きく順位を落とした上、ダンロップコーナーで痛恨のスピンを喫して最後尾に落ちてしまった。

1周を終えての順位は、1位大嶋、2位#14マルコ・アスマー、3位#1エイドリアン・スーティル、4位塚越の順。

大嶋は序盤からハイペースで飛ばし、徐々に2位以下を引き離していく。
レースの折り返し点となる8周終了時点ではその差は5秒3にも達し、最終的には2位に9秒59の大差をつけて15周を走りぬき、前回のオートポリスでの第11戦に続いて今季3勝目を上げた。

トップを快走する大嶋には大きく水を開けられたが、2位~4位はまさに団子状態。
アスマーの背後でスーティルが盛んに揺さぶりをかければ、その背後から塚越が着実に差を詰めてくる。

この3台の均衡が破られたのは10周目のことだった。
3位スーティルの隙をうかがっていた塚越は、13コーナーで大胆にもアウトからスーティルに並びかける。しかしスーティルも必死で押さえにかかり、両者はネッツコーナーでラインを交錯させ、サイド・バイ・サイドの状態で最終コーナーを立ち上がっていく。
しかしここの立ち上がりで、アウト側にいたスーティルの右フロントタイヤが塚越の左リヤに接触。
堪らず塚越はスピン状態に陥り、スーティルを巻き込んでコースを飛び出してしまう。
これでポイントリーダーのスーティルはそのままレースを終え、一旦は10位でコースに復帰した塚越も、14周目に白煙を噴いてスローダウン、コース脇にクルマを停めた。

これでアスマーの2位が確定、3位には#12ファビオ・カルボーンが入り、スリーボンド勢が第8戦岡山以来の表彰台を揃って獲得した。

オープニングラップで大きく順位を落とした伊沢は最終的に6位まで挽回し、貴重なポイントを得た。

ポイントリーダーのスーティルがノーポイントに終わったことにより、優勝とファステストラップ獲得で21ポイントを上げた大嶋はシリーズランキングでも単独2位となり、既に確定した第14戦のポールポジション1点を加えると、その差を24ポイントに縮めた。

同じく富士スピードウェイで決勝を行う第14戦は、明日午後12時55分より21周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第6戦富士 予選上位3人のコメント

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小暮 卓史(ポールポジション)
オートポリスからクルマの基本セットが出来上がってきて調子がよくなりました。
これまで徐々に改良してきて、良い流れが出来上がってきています。
金曜日はセクター2のタイムをあげるとセクター3が悪くなる、といった状況でしたが、今日は2つの平均値を求める方向でタイムを出せました。

本山 哲(予選2位)
小暮とはセクター2の区間タイムで差があるようですね。それがどういう違いで起きているのかはわかりませんが、今日はともかく自分のベストタイムを出すことに集中しました。
今シーズンは優勝だけでなく予選トップも1度も取れていないので、明日こそはトップでフィニッシュしたいですね。

ブノワ・トレルイエ(予選3位)
今シーズンの目標は予選でトップ4に入ることなので、その意味では満足しています。
でも金曜日からセッティングに時間がかかって、セクター2とセクター3でセッティングのバランスを取るのに苦労してタイムを出せませんでした。
でも明日はここまで攻めることはないので大丈夫だと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第6戦富士公式予選2回目 小暮が2戦連続ポール!

全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の公式予選2回目は、#56小暮卓史(ARTA)が1分28秒184と、午前中の自己ベストタイムを大幅に更新して再びトップに立ち、前戦オートポリスに続いて2戦連続、今季通算3回目のポールポジションを獲得した。

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予選2回目は午後2時から開始された。
富士スピードウェイ上空は雲がかなり厚くなってきており、いつ雨が降り出してもおかしくない雰囲気になってきた。降水確率も50%になっている。
また、日差しがさえぎられた影響から気温も若干低くなっているようだ。

こうした状況もあってか、このセッションでは午前中とはうって変わって、各ドライバーとも最初から積極的にタイムを出しにいった。

最初にトップタイムを叩きだしたのは#17平中克幸。タイムは1分29秒322だった。
続いて#20松田次生が29秒102、更に#56小暮卓史が28秒403と、早くも午前中のベストタイムを更新してみせる。

いずれのドライバーも計測4周前後でピットに戻り、すぐにタイヤを履き替えて出て行く。
ここで#7片岡龍也が28秒883、#19ブノワ・トレルイエが28秒993で2、3位。
更に松田が28秒875を出してきた。

セッション半ばの23分過ぎには、平中、#11立川祐路が相次いで28秒681、28秒689を出して2,3番手に上がってきた。

そして開始から25分が経過したところで、#55金石年弘が28秒611、小暮が28秒184とタイムを詰め、ARTAがこの時点での1-2体制を築きあげる。

しかし予選終了間際になって、インパル勢が反撃に出た。
まずは残り時間7分でブノワ・トレルイエが28秒418を叩き出し、金石を抜いて2番手に上がると、残り2分で本山が28秒397を出してトレルイエを上回った。
同時に#37土屋武士、#11立川祐路らも好タイムを記録して上位に上がってきた。

ここでチェッカーが出て予選終了となり、小暮の前戦オートポリスに続いて2戦連続、今季通算3度目のポールポジションが確定した。

第6戦決勝は明日8月27日午後2時30分より、65周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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