エイドリアン・スーティル(優勝)
今年最後のレースをポールからスタートして勝つことができて嬉しいです。
後ろとのギャップも広げることができましたし、僕のレース人生におけるベストレースになったと思います。
昨日もいいクルマだったので勝つ自信があったのですが、スタートでミスをしてしまい、残念な結果になり、フラストレーションも溜まっていましたが、今日はクルマも完璧でポール・トゥ・ウィンもでき、特別嬉しいです。
来年については、70%の確率でF1にいけるのではないかと思います。まだ何も決定していないのでGP2も考えていますが、一番の目標はF1です。
今年乗ったチームからは評価してもらえて、「もう一年走って欲しい」と言われています。ですのでスパイカーに乗る可能性が高いですが、まだ決定ではないので他のいくつかのチームとも話をしています。
マルコ・アスマー(2位)
まずはエイドリアンがチャンピオンを獲ったことと、オオシマがランキング2位になったことに「おめでとう」と言いたいです。
今日のレースは、状況を考えれば悪くない結果だったと思います。
できればファビオと2-3フィニッシュをしたかったのですが、エンジントラブルがおきて残念です。
昨日のクラッシュから懸命にクルマを修復してくれたエンジニアには感謝しています。今日はエイドリアンが速くて、レース後半は一人ぼっちで走ることになってしまいましたが、クルマはいい状態でした。ただ、まだブレーキングに関しては課題が残っているようです。
来年はF1の可能性はまずないと思うので、GP2のチームと話をしていますが、もしかしたらまた日本で走ることになるかもしれません。
大嶋和也(3位)
昨日あんなレースをやっちゃったので、今日は確実にポイントを獲るレースを心がけて走りました。
スタートで嵯峨選手に前に出られてしまいましたが、そのあとはいい走りができていました。それでもスーティル選手のペースにはついていけなかったので、自分の足りないところは来年に向けて練習していきたいです。
今日の状態では3位はベストの結果だったと思います。
来年の希望はユーロF3ですが、もし駄目ならもう一年全日本F3をやります。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権第18戦の決勝は、昨日タイトルを決めたエイドリアン・スーティルが磐石の走りで20周を走りきり、シーズンを優勝で締めくくった。
フォーミュラニッポンのフリー走行で赤旗中断があった影響で、18戦の決勝は予定より15分遅れの10時50分からフォーメーションラップがスタートした。
ポールのスーティルがトップで1コーナーに飛び込むと、2番手にはアスマーがつけ、スタートで出遅れた塚越は3番手で1コーナーを立ち上がった。
しかし塚越はオープニングラップの3コーナーでインをついてきたカルボーンと接触、スピンアウトして最後尾に後退してしまった。
これで3位に繰り上がったカルボーンだったが、2周目の最終コーナーを立ち上がったところでいきなりエンジンがブロー、戦列を去ることとなった。
トップのスーティル、2位のアスマーが後続をぐんぐん突き放していく中、3位以下は激しいバトルが繰り広げられた。
懸命に抵抗する#62嵯峨宏紀を#36大嶋和也が攻略して3位に上がると、その後方からは#3ジョニー・リード、#2伊沢拓也、そして最後尾スタートから次々と前車をパスして順位を上げてきた#4ロベルト・ストレイトらが追いついてくる。
ストレイトは9周目にリードを抜き去って5位に上がると、すぐに嵯峨の後方に張り付く。
伊沢もストレイトに続いてリードを攻略しようとするが、ここはリードも引かない。
嵯峨とストレイト、リードと伊沢のテール・トゥ・ノーズの戦いは10周目から延々とファイナルラップまで続いた
執拗に攻め立てるストレイトを嵯峨は最後まで押さえきり、自己ベストリザルトの4位で最終戦を終えた。
結局スーティルは最終戦をポールポジション、ファステストラップ、優勝と満点の内容で終え、初めてのマカオに臨むこととなった。
2位にアスマー、3位は大嶋和也だった。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
| 1 |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
20 |
35'52.451 |
- |
| 2 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
20 |
9.846 |
9.846 |
| 3 |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
20 |
18.443 |
8.597 |
| 4 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
20 |
33.424 |
14.981 |
| 5 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
20 |
33.585 |
0.161 |
| 6 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
20 |
35.276 |
26.890 |
| 7 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
20 |
35.784 |
6.638 |
| 8 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
20 |
36.636 |
0.852 |
| 9 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
20 |
42.029 |
19.562 |
| 10 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
20 |
50.434 |
16.681 |
| 11 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
20 |
59.390 |
17.681 |
| 12 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
20 |
1'10.686 |
11.296 |
| 13 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
19 |
1Lap |
1Lap |
| - |
- |
以上完走 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
| - |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
2 |
18Laps |
17Laps |
Best Time : No.1 エイドリアン・スーティル 1'46.666 17/20 162.05km/h
規定周回数:18
全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦もてぎの決勝前フリー走行は、#33ロニー・クインタレッリ(INGING)がトップタイムを記録した。
午前8時30分、フリー走行が開始された。
各車一斉にコースインし、決勝に向けた最後の調整に取り掛かるが、開始10分過ぎで#3荒聖治のエンジンがブローしてしまう。
場所が90度コーナーだったこともあり、荒はすぐにピットに戻ってきたが、この影響で90度コーナーから最終コーナーにかけて大量のオイルが撒かれたために、残り時間18分で赤旗中断となった。
この時点でのトップは、ポールシッターの小暮卓史。タイムは1分37秒387だ。
13分のインターバルの後、フリー走行は再開された。
再び殆どの車がコースに出て行く中、小暮は残り10分を切るまでピットで待機、その後も37秒台後半のタイムで周回を重ねて走行を終えた。
この間に、#7片岡龍也が残り時間12分で1分37秒046を出してトップに立つと、その直後に松田次生が1分37秒192を出して2番手に。
更に残り時間2分を切ったところでクインタレッリが36秒台を唯一記録してこのセッションをトップで終えた。
予選上位陣では、小暮が7位、#19ブノワ・トレルイエが17位、#55金石年弘は19位と、ここでは後方に控えている。
第8戦決勝は今日午後2時15分より、62周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap |
| 1 |
33 |
ロニー・クインタレッリ |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 36.922 |
- |
- |
| 2 |
7 |
片岡 龍也 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
1' 37.046 |
0.124 |
0.124 |
| 3 |
20 |
松田 次生 |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 37.192 |
0.270 |
0.146 |
| 4 |
5 |
道上 龍 |
5ZIGEN |
HONDA HF386E |
1' 37.318 |
0.396 |
0.126 |
| 5 |
37 |
土屋 武士 |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
1' 37.329 |
0.407 |
0.011 |
| 6 |
41 |
井出 有治 |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
1' 37.371 |
0.449 |
0.042 |
| 7 |
56 |
小暮 卓史 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 37.387 |
0.465 |
0.016 |
| 8 |
8 |
高木 虎之介 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
1' 37.488 |
0.566 |
0.101 |
| 9 |
11 |
立川 祐路 |
RECKLESS CERUMO |
TOYOTA RV8J |
1' 37.515 |
0.593 |
0.027 |
| 10 |
36 |
アンドレ・ロッテラー |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
1' 37.534 |
0.612 |
0.019 |
| 11 |
17 |
平中 克幸 |
EMS Racing |
HONDA HF386E |
1' 37.596 |
0.674 |
0.062 |
| 12 |
31 |
ロイック・デュバル |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 37.651 |
0.729 |
0.055 |
| 13 |
32 |
武藤 英紀 |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 37.700 |
0.778 |
0.049 |
| 14 |
1 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 37.837 |
0.915 |
0.137 |
| 15 |
4 |
柳田 真孝 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 37.894 |
0.972 |
0.057 |
| 16 |
3 |
荒 聖治 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 37.920 |
0.998 |
0.026 |
| 17 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 37.939 |
1.017 |
0.019 |
| 18 |
40 |
ビヨン・ビルドハイム |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
1' 37.951 |
1.029 |
0.012 |
| 19 |
55 |
金石 年弘 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 38.097 |
1.175 |
0.146 |
| 20 |
34 |
横溝 直輝 |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 38.138 |
1.216 |
0.041 |
| 21 |
2 |
星野 一樹 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 38.535 |
1.613 |
0.397 |
| 22 |
6 |
折目 遼 |
M&O 5ZIGEN |
HONDA HF386E |
1' 39.407 |
2.485 |
0.872 |
全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン
小暮 卓史(ポールポジション)
今回も持込からクルマが凄く速くて、チームには感謝しています。
1回目の予選は、1発目のアタックは昨日のセッティングを活かして走り、2発目で33秒台が出せました。これなら午後はもっといいタイムが出せそうな感触がありました。
でも2回目の予選では、他のクルマに引っかかったり、後ろから追い上げられたりで、タイヤを暖めるのがうまくいかなくてタイムが出せませんでした。
2発目のアタックでは飛び出してしまい、すぐにコースには戻ったんですが、残り時間も少ないし、明日のためにニュータイヤを残しておこうと思い、アタックを諦めました。
明日の決勝は、周りはみんな「(スタートを)失敗する」と思ってるみたいですね。
どうにかしようと焦っても仕方ないですし、うまくいかないことは既に実証済みですから、今回は気持ちを切り替えて、新たな試みで臨もうと思います。
ブノワ・トレルイエ(予選2位)
今朝は調子がよくて、いいタイムが出せました。
午後は最初のアタックではフロントタイヤを暖めきれず、2セット目のアタックでは、そのままいったらペナルティを貰っちゃうのでタイムを出せませんでした。
ランキング2位との差は大きいので、慎重にいけばタイトルは取れるんでしょうけど、それでも今日はポールを獲るつもりで走ってましたし、明日も勝つつもりで走ります。
ARTAもそうですが、他のチームもレギュレーションギリギリのところまでクルマをセットアップしてきてるので、差が小さくなってきました。僕らのチームももう一度レギュレーションを読み直してクルマを作っていかないと、と思います。
金石 年弘(予選3位)
まず、この場にこられたことについて、チームとスポンサーさんに感謝します。
午前中は少しアンダー気味だったので、それを修正して午後に臨みました。
みんながタイムをあげられない中、4セット目でタイムアップできたのは良かったです。
目一杯プッシュした結果です。
明日の決勝は、あまり余計なことは考えずに臨みたいですね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
石浦 宏明(優勝)
今週はずっと調子がよくて、クルマもほとんどイジらずにいける手ごたえがありました。
それでスタッフも淡々と仕事を進めることができましたし、僕も落ち着いて走れました。
2周目の1コーナーに草が出ていてヒヤっとしましたが、それ以外は問題なく、後半にはペースを上げていくことができました。
スタートの瞬間は横が動いてないのは見えていましたが、ペースを上げて走るために、後ろは気にしないで前を見て集中して走りました。
監督にはまだ報告していませんが、ポールを獲ったことをとても喜んでくれたので、今度はもっと喜んでくれると思います。
塚越 広大(2位)
スタートは今季これまでで一番良かったんです。前には出れませんでしたけど。
最初の4周は(石浦の)背後についていけたのですが、そこで抜くまでに至らなかったのが敗因です。後半はペースが上げられませんでした。悔しいです。
明日の決勝はもっと前のグリッドですから、今日みたいなスタートが再現できるように頑張ります。
伊沢 拓也(3位)
スーティル選手はいつもスタートがうまいので、まさかストールするなんて考えもしませんでした。危なくぶつかりそうになりましたが、うまくかわせてよかったです。
後ろ(大嶋)は気にしていませんでした。前に追いつくことだけを考えてましたが、ペースが上がらずについていけなかったので、何が原因かをこれから検証して明日の決勝に備えたいと思います。
エイドリアン・スーティル(シリーズチャンピオン)
スタートでは予想外にタイヤのグリップが良かったためか、凄く反応がよかったんですが、動き出したところでストールしてしまいました。すぐに再始動して動き出したんですが、その直後にマルコに突っ込まれてしまいました。
レースは残念でしたが、タイトルが獲れたのは良かったです。
スタート前からフィーリングは良かったので、自信はあったんですよ。
自分では3年ぶりのストールで、本当についてなかったです。
今シーズンは新しい国でレースをすることに不安もあったんですが、いいレースができて、いい1年になり、嬉しいですし、タイトルを獲れたことに満足しています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
ツインリンクもてぎで開催されている、全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選は、午前中に1分33秒954を叩き出した#56小暮卓史(ARTA)が、今季5回目、第5戦オートポリスから4戦連続のポールポジションを獲得することとなった。
公式予選2回目はF3第17戦の決勝後、午後2時15分より開始された。
好タイムが期待された午後の予選だったが、路面温度の低下と強い向かい風のため、上位陣は中々タイムを更新することができない。
セッション前半のトップは#19ブノワ・トレルイエだが、タイムは1分35秒203と午前中には遠く及ばないレベルだ。
午前中トップの小暮は、まずはユーズドタイヤで1分35秒415を記録した後、そのままピットガレージへ。ブレーキのエア抜き作業に取り掛かる。
各ドライバーがニュータイヤを装着してアタックを開始したのは残り時間が20分を切った辺りからだった。
まずは#1本山哲が1分34秒989、続いて#20松田次生が1分35秒065を出すと、その直後にトレルイエが34秒936で再びトップに。
ブレーキの調整を終えた小暮は残り時間15分でコースへ。
しかし、小暮がアタックを開始した直後に#34横溝直輝がピットレーン入り口でストップ、最終区間で黄旗が提示されたためにタイム更新はできなかった。
やむを得ず小暮はピットへ戻り、横溝車の排除を待って2セット目を投入する。
残り時間は5分を切った。
しかし下がってきた路面温度にまさに足元を掬われる格好で小暮はピットアウト直後の1コーナーを曲がりきれずにコースオフ。
なんとかグラベルを走ってコースには復帰したが、残り時間が少ないことを考え、タイヤを温存するために小暮はここでのアタックを諦めてピットへ。
この直後、チームメイトの#55金石年弘が猛然とアタックを敢行、自信の午前中のタイムを大きく上回る1分34秒359を叩き出してこのセッションのトップに躍り出た。総合でも3番手に相当するタイムだ。金石は更にアタックを続けるが、2周目のアタックはセクター3が伸び悩んで34秒595に終わった。
この間に本山が34秒455を叩き出して総合4番手に上がってきた。
ここでチェッカーが出され、午後の予選は終了。
小暮が午前中に出したタイムは誰にも破られなかったため、小暮卓史は4戦連続、今季5度目のポールポジションを獲得することとなった。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
| Pos. | No. | Driver | TEAM | Engine | Time | Delay | Gap |
| 1 |
56 |
小暮 卓史 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 33.954 |
- |
- |
| 2 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.354 |
0.400 |
0.400 |
| 3 |
55 |
金石 年弘 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 34.359 |
0.405 |
0.005 |
| 4 |
1 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.455 |
0.501 |
0.096 |
| 5 |
7 |
片岡 龍也 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
1' 34.458 |
0.504 |
0.003 |
| 6 |
20 |
松田 次生 |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.493 |
0.539 |
0.035 |
| 7 |
37 |
土屋 武士 |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
1' 34.637 |
0.683 |
0.144 |
| 8 |
3 |
荒 聖治 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 34.743 |
0.789 |
0.106 |
| 9 |
40 |
ビヨン・ビルドハイム |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
1' 34.744 |
0.790 |
0.001 |
| 10 |
17 |
平中 克幸 |
EMS Racing |
HONDA HF386E |
1' 34.780 |
0.826 |
0.036 |
| 11 |
31 |
ロイック・デュバル |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 34.822 |
0.868 |
0.042 |
| 12 |
33 |
ロニー・クインタレッリ |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 34.832 |
0.878 |
0.010 |
| 13 |
4 |
柳田 真孝 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 34.931 |
0.977 |
0.099 |
| 14 |
32 |
武藤 英紀 |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 34.936 |
0.982 |
0.005 |
| 15 |
34 |
横溝 直輝 |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 35.022 |
1.068 |
0.086 |
| 16 |
11 |
立川 祐路 |
RECKLESS CERUMO |
TOYOTA RV8J |
2' 35.064 |
1.110 |
0.042 |
| 17 |
8 |
高木 虎之介 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
3' 35.236 |
1.282 |
0.172 |
| 18 |
36 |
アンドレ・ロッテラー |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
4' 35.334 |
1.380 |
0.098 |
| 19 |
41 |
井出 有治 |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
5' 35.344 |
1.390 |
0.010 |
| 20 |
5 |
道上 龍 |
5ZIGEN |
HONDA HF386E |
6' 35.454 |
1.500 |
0.110 |
| 21 |
2 |
星野 一樹 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
7' 36.060 |
2.106 |
0.606 |
| 22 |
6 |
折目 遼 |
M&O 5ZIGEN |
HONDA HF386E |
8' 36.365 |
2.411 |
0.305 |
全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | Driver | TEAM | Engine | Time | Delay | Gap |
| 1 |
55 |
金石 年弘 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 34.359 |
- |
- |
| 2 |
1 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.455 |
0.096 |
0.096 |
| 3 |
7 |
片岡 龍也 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
1' 34.458 |
0.099 |
0.003 |
| 4 |
56 |
小暮 卓史 |
ARTA |
HONDA HF386E |
1' 34.491 |
0.132 |
0.033 |
| 5 |
20 |
松田 次生 |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.493 |
0.134 |
0.002 |
| 6 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 34.524 |
0.165 |
0.031 |
| 7 |
37 |
土屋 武士 |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
1' 34.637 |
0.278 |
0.113 |
| 8 |
3 |
荒 聖治 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 34.743 |
0.384 |
0.106 |
| 9 |
40 |
ビヨン・ビルドハイム |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
1' 34.744 |
0.385 |
0.001 |
| 10 |
17 |
平中 克幸 |
EMS Racing |
HONDA HF386E |
1' 34.780 |
0.421 |
0.036 |
| 11 |
31 |
ロイック・デュバル |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 34.822 |
0.463 |
0.042 |
| 12 |
*4 |
柳田 真孝 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
1' 34.931 |
0.572 |
0.109 |
| 13 |
32 |
武藤 英紀 |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
1' 34.936 |
0.577 |
0.005 |
| 14 |
11 |
立川 祐路 |
RECKLESS CERUMO |
TOYOTA RV8J |
1' 35.064 |
0.705 |
0.128 |
| 15 |
8 |
高木 虎之介 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
1' 35.236 |
0.877 |
0.172 |
| 16 |
36 |
アンドレ・ロッテラー |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
1' 35.334 |
0.975 |
0.098 |
| 17 |
33 |
ロニー・クインタレッリ |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 35.382 |
1.023 |
0.048 |
| 18 |
5 |
道上 龍 |
5ZIGEN |
HONDA HF386E |
1' 35.454 |
1.095 |
0.072 |
| 19 |
34 |
横溝 直輝 |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
1' 35.460 |
1.101 |
0.006 |
| 20 |
41 |
井出 有治 |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
1' 35.491 |
1.132 |
0.031 |
| 21 |
2 |
星野 一樹 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
1' 36.060 |
1.701 |
0.569 |
| 22 |
6 |
折目 遼 |
M&O 5ZIGEN |
HONDA HF386E |
1' 36.365 |
2.006 |
0.305 |
全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン
No.4 2006全日本選手権レース ブルテンNo.002-2006により、黄旗提示中のベストタイムを不採用とした。
ツインリンクもてぎで開催された全日本F3選手権第17戦は、初めてのポールポジションからスタートした#33石浦宏明(広島トヨタダラーラF305)が最後までトップを守りきって悲願のF3初優勝を達成した。
ポイントリーダーのエイドリアン・スーティルはスタート直後にアクシデントでレースを終えたが、ランキング2位の大嶋和也も12周目にコースアウトによりリタイヤしたため、2006年のシリーズタイトルはスーティルのものとなった。
第17戦決勝は10月21日午後1時30分にスタート。
ここで2番グリッドにつけていたスーティルがまさかのエンジンストール。
#14マルコ・アスマーがこれを避けきれずにリヤに激突してしまい、両者早くもここで戦列を離れることになった。
このアクシデントを尻目にポールポジションからスタートした石浦はトップを守って1コーナーへ。以下、#10塚越広大、#2伊沢拓也と続き、ポイントランキング2位の#36大嶋和也が4番手から上位進出を目論む。
2位の塚越は序盤から積極的に石浦に仕掛けるが、石浦はスタートから4周を終えた辺りから徐々にペースを上げ、塚越を引き離していく。
その後方では、4番手の大嶋が徐々に遅れ始めた。
スーティルのいない間に一気にポイント差を埋めたい大嶋だったが、12周目の1コーナーで痛恨のコースオフ。グラベルにクルマを停めてレースを終えることとなってしまった。
この瞬間、2006年全日本F3王者はエイドリアン・スーティルのものとなった。
トップの石浦はその後も塚越につけ入る隙を全く見せず、最終的には1.5秒の差をつけて14周を走りきり、悲願の初優勝を達成、病床の藤田直広監督にポール獲得に続く嬉しい報告をすることとなった。
今シーズンの最終戦となる第18戦決勝は明日午前10時35分スタート。20周の戦いだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
| 1 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
25'13.677 |
- |
| 2 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
14 |
1.518 |
1.518 |
| 3 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
14 |
3.345 |
1.827 |
| 4 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
14 |
6.637 |
3.292 |
| 5 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
8.688 |
2.051 |
| 6 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
15.683 |
6.995 |
| 7 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
16.797 |
1.114 |
| 8 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
21.255 |
4.458 |
| 9 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
23.546 |
2.291 |
| 10 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
27.219 |
3.673 |
| - |
- |
以上完走 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
| - |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
11 |
3Laps |
3Laps |
| - |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
0 |
14Laps |
11Laps |
| - |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
0 |
14Laps |
0.000 |
| - |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
0 |
14Laps |
0.000 |
Best Time:No.4 ロベルト・ストレイト 1'47.238(10/14Lap 161.18km/h)
規定周回数:12
予選2回目
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 45.736 |
- |
- |
| 2 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
1' 45.888 |
-0.152 |
-0.152 |
| 3 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.157 |
-0.421 |
-0.269 |
| 4 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.328 |
-0.592 |
-0.171 |
| 5 |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.496 |
-0.760 |
-0.168 |
| 6 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 46.525 |
-0.789 |
-0.029 |
| 7 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.526 |
-0.790 |
-0.001 |
| 8 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.653 |
-0.917 |
-0.127 |
| 9 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 46.773 |
-1.037 |
-0.120 |
| 10 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.066 |
-1.330 |
-0.293 |
| 11 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 47.745 |
-2.009 |
-0.679 |
| 12 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.780 |
-2.044 |
-0.035 |
| 13 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.232 |
-2.496 |
-0.452 |
| |
|
以上 |
予選通過車両 |
|
|
|
|
|
| 14 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
計測できず |
- |
- |
予選通過基準タイム(110%) 1'56.310
【訂正理由】
2006全日本選手権レース ブルテンNo.002-2006により黄旗提示中のタイムを不採用とし、Car No.2のベストタイムを訂正した。
全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選1回目がツインリンクもてぎで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が1分33秒954とただ一人33秒台を記録して暫定ポールを獲得した。
2006シーズンもいよいよあと2戦。
終盤戦に突入したフォーミュラニッポン第8戦の公式予選1回目は10月21日午前10時25分より開始された。
コースオープンと同時に飛び出したのはアンドレ・ロッテラー。
星野一樹、柳田真孝、荒聖治らに混じって周回を重ねるが、タイムは36秒台に留まる。
本山哲、ブノワ・トレルイエ、松田次生らのインパル勢は開始から15分が経過した辺りで最初のアタックに取り掛かり、本山が1分34秒754でトップに立つ。
2番手にはインギングのロニ・クインタレッリがつけ、3番手に松田、4番手トレルイエの順。
ここまで4度のポールを獲得している小暮を擁するARTAはチームメイトの金石年弘とともにセッション前半はピットで待機。ルマンの片岡龍也も同様にじっと様子を伺っていたが、他のドライバーが1度目のアタックを終えてピットに戻ってきたころあいを見計らって開始25分過ぎで3台揃ってコースインしてきた。
ここで小暮がいきなり1分34秒475を叩き出し、本山を抜いて一気にトップへ。
金石も34秒758で3番手に上がってきた。
小暮はなおも区間ベストを更新しながらセクター1、2を走り抜けるが、ヘアピン手前から旧にスローダウンしてピットへ。
残り時間が8分を切った辺りから各車2セット目のニュータイヤを投入して再アタックに取り掛かる。
まずは本山が自己ベストを上回るハイペースでアタックしていくが、その直後を走る小暮は更に速いペースで追い上げていく。
結局本山は34秒656と自己ベストは更新したものの、小暮の一回目のタイムには及ばず、逆に小暮は33秒954と更にタイムを更新してトップを守った。
ポイントリーダーのトレルイエはセッション終了間際に小暮のセクター1のタイムを上回って見せたが、その後が続かずに1分34秒354に留まり、2位で予選一回目を終えた。
10月も半ばを過ぎたツインリンクもてぎは気温、路面温度ともに低めになっており、午後の予選2回目では更なるタイムアップも期待できそうだ。
公式予選2回目は午後2時15分より45分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
全日本F3選手権第17、18戦の公式予選が10月21日ツインリンクもてぎで行われ、第17戦は#33石浦宏明(広島トヨタ ダラーラF305)、第18戦は#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)がそれぞれポールポジションを獲得した。
2006シーズンの全日本F3もこれが最終ラウンドを迎えた。
ここまでのポイントリーダーは212ポイントを獲得しているエイドリアン・スーティル。
ルーキーの大嶋和也が185ポイントで2位につけている。
両者の差は27ポイントと決して少なくはないが、まだ逆転の可能性がなくなったわけではない。
しかし17戦2位、18戦ポールと好タイムを連発したスーティルに対して、大嶋は第17戦7位、第18戦5位とタイムが伸びず、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。
今季4回のポールを獲得して速さを見せ付けているもう一人のルーキー、塚越広大は第17戦3位、第18戦は2位と好調。あとはスタートをうまく決めて決勝で結果を出すだけだ。
こうしたいつもの上位陣に割って入ったのが石浦だ。
石浦は第17戦最後のアタックで1分46秒421を叩き出し、自身初のポールポジションをこの最終ラウンドで遂にもぎ取った。
続く18戦では46秒526で8番手に留まったが、ここでいい結果を出して来季につなげたいところだ。
全日本F3第17戦の決勝は今日午後1時30分より17周で、
第18戦は明日午前10時35分より20周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 45.736 |
- |
- |
| 2 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
1' 45.888 |
0.811 |
0.811 |
| 3 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.157 |
1.106 |
0.295 |
| 4 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.328 |
0.828 |
0.247 |
| 5 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.369 |
1.541 |
0.188 |
| 6 |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.496 |
0.672 |
0.287 |
| 7 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 46.525 |
0.845 |
0.187 |
| 8 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.526 |
2.137 |
0.122 |
| 9 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 46.773 |
2.174 |
0.037 |
| 10 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.066 |
2.780 |
0.606 |
| 11 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 47.745 |
2.893 |
0.113 |
| 12 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.780 |
3.028 |
0.135 |
| 13 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.232 |
5.104 |
2.076 |
| |
|
以上 |
予選通過車両 |
|
|
|
|
|
| 14 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
出走せず |
- |
- |
予選通過基準タイム(110%) 1'56.520
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.421 |
- |
- |
| 2 |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.447 |
0.026 |
0.026 |
| 3 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.517 |
0.096 |
0.070 |
| 4 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.766 |
0.345 |
0.249 |
| 5 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.820 |
0.399 |
0.054 |
| 6 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.843 |
0.422 |
0.023 |
| 7 |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.919 |
0.498 |
0.076 |
| 8 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.477 |
1.056 |
0.558 |
| 9 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.637 |
1.216 |
0.160 |
| 10 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.902 |
1.481 |
0.265 |
| 11 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 48.344 |
1.923 |
0.442 |
| 12 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.575 |
2.154 |
0.231 |
| 13 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.781 |
2.360 |
0.206 |
| |
|
以上 |
予選通過車両 |
|
|
|
|
|
| 14 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
計測できず |
- |
- |
予選通過基準タイム(110%) 1'57.107
2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmの決勝が9月10日、ツインリンクもてぎで行われ、#100RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)がポールポジションから後続を振り切り、今季初勝利を挙げた。
GT300クラスは、#11JIM CENTER FERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)がレース序盤で#62ウィルコムヴィーマックを抜き去って優勝した。
(観客動員数:50,000人)
午後2時、フォーメーションラップがスタートした。
ポールのレイブリックNSXが1コーナーを制し、序盤から一気に後続を突き放しに掛かる。
2番手につけた#6Mobil1SCは序盤こそレイブリックに食らいついていくが、次第にペースが上がらなくなり、14周目には#36オープンインターフェースSCに抜かれて3位に後退してしまう。
その後方では、#35バンダイSCと#18TAKATA童夢NSXが熾烈な4位争いを展開、7周目のダウンヒルストレートで#18道上龍がタイミングよく#35ピーター・ダンブレックのインに並びかけ、90度コーナーのブレーキング合戦を制して35号車を抜き去った。
抜かれた#35ダンブレックは16周目には#1ZENTセルモSCを駆る高木虎之介にも抜かれて6位に後退してしまう。
序盤からトップを独走するフィリップだったが、21周目のヘアピンでブレーキペダルに足が触れたことが原因となってコースをはみ出し、大きくタイムロスしてしまう。
しかし既にその頃には2位#36アンドレ・ロッテラーには10秒以上の差をつけていたため、どうにか首位のままコースに復帰するが、その差は4秒にまで縮まってしまう。
トップのレイブリックNSXと2位のオープンインターフェースSCは30周終わりで同時ピットインピット作業如何では36号車の首位奪取もあり得るかと思われたが、レイブリックのピットクルーは給油とリヤ2本交換のみで100号車をコースに送り出し、かろうじて首位の座を守った。
フィリップからステアリングを受け継いだ細川慎弥もまた序盤からハイペースで逃げにかかり、2位#36脇阪寿一との差をじわじわと広げていく。
41周目の1コーナーでは周回遅れの#910ポルシェと接触、サイドステップを破損する事態に陥ったが、細川はその後も一切ペースを落とさずに走り続け、レイブリックNSXは一度も首位の座を脅かされることなく63周目のチェッカーを受けた。
2位のオープンインターフェースSCは途中からギヤチェンジに問題を生じたため、脇阪は目標をポジションキープに切り替え、細川の17秒後方でフィニッシュした。
これにより、#100レイブリックNSXと#36オープンインターフェースSCはともに68ポイントとなり、第7戦終了時点でランキング首位タイとなった。
3位には#6モービル1SC、#18TAKATA童夢NSXとの三つ巴のバトルを制した#1ZENTセルモSCがつけ、3ポイント差で首位2台を追う。
重いウェイトハンデに苦しんだ#22モチュールZも、しぶとく10位でフィニッシュして1ポイントを得、ZENTセルモと同じく65ポイントで次戦に臨む。
一方、ここまで好調だった#8ARTA NSXは、45周目の最終コーナーで右リヤタイヤが脱落するという予想外の事態に見舞われてこのレースを失うこととなり、ランキングも5位に交代してしまった。
GT300クラスでは、ポールから逃げに掛かる#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹を#11ジムセンターフェラーリの田中哲也がじわじわと追い詰め、14周目の5コーナーでGT500車両を利用した技ありのオーバーテイクを仕掛けてまんまとトップを奪いとる。
11号車は2位に大きなリードを築き上げて30周終わりでピットインするが、シートベルトの脱着に手間取ってピット作業に56秒を要し、3番手スタートから追い上げてきた#110トータルベネフィットボクスターにあっさりと首位の座を明け渡してしまう。
ところが36周目、#110号車を駆る菅一乗はヘアピンでコースアウト。グラベルにつかまって大きく後退してしまう羽目に。
これで首位に返り咲いた11号車は、青木孝行の冷静な走りで58周を走りきり、トップでチェッカーを受けた。
2位には#13エンドレスZ、3位にはポールの#62ウィルコムヴィーマックがつけ、車両規定違反から最後尾スタートを強いられた#55フォードGTが4位まで順位を上げて改めてその速さを見せ付けた。
次戦はオートポリス。10月15日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
| P | No | Cls | Cls.P | Machine | Driver | Tyre | Wh | Lap | Total/Delay |
| 1 |
100 |
500 |
1 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
63 |
1”56.20.004 |
| 2 |
36 |
500 |
2 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
63 |
17.666 |
| 3 |
1 |
500 |
3 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
63 |
46.509 |
| 4 |
6 |
500 |
4 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
63 |
52.301 |
| 5 |
18 |
500 |
5 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
63 |
52.937 |
| 6 |
24 |
500 |
6 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
63 |
1'15.596 |
| 7 |
35 |
500 |
7 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
63 |
1'23.634 |
| 8 |
32 |
500 |
8 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
20 |
63 |
1'23.705 |
| 9 |
66 |
500 |
9 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
63 |
1'44.754 |
| 10 |
22 |
500 |
10 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) リチャード・ライアン(GB) |
BS |
110 |
63 |
1'46.577 |
| 11 |
3 |
500 |
11 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
|
63 |
1'53.545 |
| 12 |
25 |
500 |
12 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
20 |
62 |
1Lap |
| 13 |
12 |
500 |
13 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
80 |
62 |
1Lap |
| 14 |
23 |
500 |
14 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
59 |
4Laps |
| 15 |
11 |
300 |
1 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
58 |
5Laps |
| 16 |
13 |
300 |
2 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
30 |
58 |
5Laps |
| 17 |
62 |
300 |
3 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
|
58 |
5Laps |
| 18 |
7 |
300 |
4 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
58 |
5Laps |
| 19 |
55 |
300 |
5 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
58 |
5Laps |
| 20 |
61 |
300 |
6 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
90 |
58 |
5Laps |
| 21 |
77 |
300 |
7 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
58 |
5Laps |
| 22 |
47 |
300 |
8 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 安田 裕信 |
DL |
10 |
58 |
5Laps |
| 23 |
777 |
300 |
9 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
+2 |
58 |
5Laps |
| 24 |
101 |
300 |
10 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
15 |
58 |
5Laps |
| 25 |
14 |
300 |
11 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
|
58 |
5Laps |
| 26 |
96 |
300 |
12 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
|
57 |
6Laps |
| 27 |
87 |
300 |
13 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 和田 久 |
YH |
|
57 |
6Laps |
| 28 |
910 |
300 |
14 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 山路 慎一 |
YH |
|
57 |
6Laps |
| 29 |
666 |
300 |
15 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 山下 潤一郎 |
YH |
+2 |
57 |
6Laps |
| 30 |
19 |
300 |
16 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
56 |
7Laps |
| 31 |
110 |
300 |
17 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
|
56 |
7Laps |
| 32 |
5 |
300 |
18 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
56 |
7Laps |
| 33 |
10 |
300 |
19 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
+2 |
55 |
8Laps |
| 34 |
70 |
300 |
20 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 山岸 大 |
YH |
|
54 |
9Laps |
| 35 |
2 |
300 |
21 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
70 |
54 |
9Laps |
| 36 |
9 |
300 |
22 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
|
53 |
10Laps |
| 37 |
111 |
300 |
23 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 Gut's城内 |
YH |
|
52 |
28Laps |
| 38 |
46 |
300 |
24 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
46 |
26Laps |
| 39 |
8 |
500 |
15 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
45 |
32Laps |
| -- |
--- |
--- |
-- |
以上、規定周回数完走 |
---------- |
--- |
--- |
-- |
------ |
| - |
52 |
300 |
25 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
50 |
30 |
36Laps |
| - |
88 |
300 |
26 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
|
19 |
41Laps |
規定周回数:GT500=44 GT300=40
Fastest Lap
GT500: No.100 1'47.577 (5/63Lap) 155.99km/h
GT300: No.62 1'56.551 (2/58Lap) 148.30km/h
No.12は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、本大会特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.88は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.55は、2006SGTスポーティングレギュレーション第29条14.2(他の競技車両のコースアウトを強いるドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.5、No.9は、2006SGTスポーティングレギュレーション第34条11.(ピット作業遵守事項)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
| P |
No |
Cls |
Cls.P |
Machine |
Driver |
| 1 |
100 |
500 |
1 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) |
| 2 |
6 |
500 |
2 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 |
| 3 |
36 |
500 |
3 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
アンドレ・ロッテラー (D) |
| 4 |
35 |
500 |
4 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
ピーター・ダンブレック(GB) |
| 5 |
18 |
500 |
5 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 |
| 6 |
1 |
500 |
6 |
ZENT セルモ SC |
高木 虎之介 |
| 7 |
8 |
500 |
7 |
ARTA NSX |
ラルフ・ファーマン (GB) |
| 8 |
66 |
500 |
8 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) |
| 9 |
24 |
500 |
9 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 |
| 10 |
3 |
500 |
10 |
イエローハットYMSトミカZ |
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
| 11 |
23 |
500 |
11 |
XANAVI NISMO Z |
松田 次生 |
| 12 |
32 |
500 |
12 |
EPSON NSX |
武藤 英紀 |
| 13 |
22 |
500 |
13 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) |
| 14 |
25 |
500 |
14 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 |
| 15 |
12 |
500 |
15 |
カルソニック インパル Z |
星野 一樹 |
| 16 |
62 |
300 |
1 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
黒澤 治樹 |
| 17 |
11 |
300 |
2 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 |
| 18 |
110 |
300 |
3 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 |
| 19 |
88 |
300 |
4 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
桧井 保孝 |
| 20 |
46 |
300 |
5 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 |
| 21 |
77 |
300 |
6 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 |
| 22 |
7 |
300 |
7 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 |
| 23 |
19 |
300 |
8 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 |
| 24 |
5 |
300 |
9 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 |
| 25 |
2 |
300 |
10 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 |
| 26 |
87 |
300 |
11 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 |
| 27 |
61 |
300 |
12 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 |
| 28 |
777 |
300 |
13 |
梁山泊apr MR-S |
大嶋 和也 |
| 29 |
910 |
300 |
14 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
山路 慎一 |
| 30 |
13 |
300 |
15 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 |
| 31 |
9 |
300 |
16 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU |
| 32 |
14 |
300 |
17 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ |
| 33 |
101 |
300 |
18 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 |
| 34 |
70 |
300 |
19 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 |
| 35 |
10 |
300 |
20 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ |
| 36 |
52 |
300 |
21 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 |
| 37 |
666 |
300 |
22 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 |
| 38 |
111 |
300 |
23 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 |
| 39 |
47 |
300 |
24 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 |
| 40 |
96 |
300 |
25 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 |
| 41 |
55 |
300 |
-
|
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 |
2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの決勝前フリー走行は、GT500は#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)、GT300は#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原眞介/黒澤治樹組)と、両クラスともポールシッターがトップタイムを記録した。
決勝日を迎えたツインリンクもてぎはゲートオープン前から多数の観客が詰めかけている。
天候は曇り。今日も蒸し暑い一日になりそうだ。
午前9時30分、フリー走行が開始された。
サーキットサファリが行われる中、各チーム決勝へ向けての最後の調整を行う。
序盤は#3イエローハットYMSトミカZが快調にトップタイムを記録し続け、1分47秒919までタイムを刻んでいたが、バスがピットへ戻った直後、ポールシッターの#100レイブリックNSXが1分47秒880でトップに。ドライバーは昨日のスーパーラップを担当したセバスチャン・フィリップだ。
続いて#36オープンインターフェースSCが1分47秒516を記録してトップに。アンドレ・ロッテラーのドライブだった。
レイブリックは残り10分を切ったところで細川慎弥が1分47秒178と大幅にタイムを縮めて再びトップに。
更に#6モービル1SCの片岡龍也が1分47秒337を出して2番手に上がってきた。
好調なレイブリックとは対照的に、スピンを喫した#32EPSON、ARTAらのNSXはピット上でリヤサスやウィングの調整を行っており、まだ多少の問題を抱えているようだ。
EPSONは9番手、ARTAは11番手に留まっている。
Z勢の最上位は#3イエローハットの4番手。他の4台は下位に低迷。特に#12カルソニック、#22モチュールらの上位ランカーはウェイトハンデに苦しんでいるようだ。
GT300クラスは、こちらもポールシッターの#62ウィルコムADVANヴィーマックが1分56秒113を記録してトップタイム。
前部カナードの修正を余儀なくされた#55DHG ADVANフォードGTも1分56秒493でクラス2番手につけ、仕上がりの良さは変わらない。最後尾からどこまで上がってくるか、決勝が楽しみだ。
第7戦決勝は今日午後2時より、63周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
天候:曇り コース:ドライ
| P | No | Cls | Cls.P | Machine | Driver | Tyre | Wh | 0 Time | Delay | Gap |
| 1 |
100 |
500 |
1 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
1' 47.178 |
- |
- |
| 2 |
6 |
500 |
2 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
1' 47.337 |
0.159 |
0.159 |
| 3 |
36 |
500 |
3 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
1' 47.516 |
0.338 |
0.179 |
| 4 |
3 |
500 |
4 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
|
1' 47.919 |
0.741 |
0.403 |
| 5 |
66 |
500 |
5 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
1' 47.989 |
0.811 |
0.070 |
| 6 |
1 |
500 |
6 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
1' 47.991 |
0.813 |
0.002 |
| 7 |
35 |
500 |
7 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
1' 48.082 |
0.904 |
0.091 |
| 8 |
18 |
500 |
8 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
1' 48.096 |
0.918 |
0.014 |
| 9 |
32 |
500 |
9 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
20 |
1' 48.373 |
1.195 |
0.277 |
| 10 |
24 |
500 |
10 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
1' 48.763 |
1.585 |
0.390 |
| 11 |
8 |
500 |
11 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
1' 48.824 |
1.646 |
0.061 |
| 12 |
23 |
500 |
12 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 48.976 |
1.798 |
0.152 |
| 13 |
12 |
500 |
13 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
80 |
1' 49.209 |
2.031 |
0.233 |
| 14 |
25 |
500 |
14 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
20 |
1' 49.214 |
2.036 |
0.005 |
| 15 |
22 |
500 |
15 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) リチャード・ライアン(GB) |
BS |
110 |
1' 49.361 |
2.183 |
0.147 |
| 16 |
62 |
300 |
1 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
|
1' 56.113 |
8.935 |
6.752 |
| 17 |
55 |
300 |
2 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
1' 56.493 |
9.315 |
0.380 |
| 18 |
96 |
300 |
3 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
|
1' 56.912 |
9.734 |
0.419 |
| 19 |
88 |
300 |
4 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
|
1' 56.936 |
9.758 |
0.024 |
| 20 |
11 |
300 |
5 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
1' 57.024 |
9.846 |
- |
| 21 |
46 |
300 |
6 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
1' 57.216 |
10.038 |
10.038 |
| 22 |
110 |
300 |
7 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
|
1' 57.452 |
10.274 |
0.236 |
| 23 |
61 |
300 |
8 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
90 |
1' 57.647 |
10.469 |
0.195 |
| 24 |
13 |
300 |
9 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
30 |
1' 57.694 |
10.516 |
0.047 |
| 25 |
77 |
300 |
10 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
1' 57.855 |
10.677 |
0.161 |
| 26 |
47 |
300 |
11 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 安田 裕信 |
DL |
10 |
1' 57.865 |
10.687 |
0.010 |
| 27 |
7 |
300 |
12 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
1' 57.924 |
10.746 |
0.059 |
| 28 |
910 |
300 |
13 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 山路 慎一 |
YH |
|
1' 57.954 |
10.776 |
0.030 |
| 29 |
87 |
300 |
14 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 和田 久 |
YH |
|
1' 58.282 |
11.104 |
0.328 |
| 30 |
70 |
300 |
15 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 山岸 大 |
YH |
|
1' 58.292 |
11.114 |
0.010 |
| 31 |
19 |
300 |
16 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
1' 58.299 |
11.121 |
0.007 |
| 32 |
2 |
300 |
17 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
70 |
1' 58.340 |
11.162 |
0.041 |
| 33 |
9 |
300 |
18 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
|
1' 58.565 |
11.387 |
0.225 |
| 34 |
101 |
300 |
19 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
15 |
1' 59.028 |
11.850 |
0.463 |
| 35 |
5 |
300 |
20 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
1' 59.042 |
11.864 |
0.014 |
| 36 |
14 |
300 |
21 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
|
1' 59.318 |
12.140 |
0.276 |
| 37 |
777 |
300 |
22 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
+2 |
1' 59.351 |
12.173 |
0.033 |
| 38 |
52 |
300 |
23 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
50 |
1' 59.459 |
12.281 |
60.108 |
| 39 |
111 |
300 |
24 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 Gut's城内 |
YH |
|
1' 59.906 |
12.728 |
0.447 |
| 40 |
666 |
300 |
25 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 山下 潤一郎 |
YH |
+2 |
2'0 0.850 |
13.672 |
-59.056 |
| 41 |
10 |
300 |
26 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
+2 |
2'0 1.033 |
13.855 |
0.183 |
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
GT500クラス #100レイブリックNSX
セバスチャン・フィリップ
昨日の朝からクルマは非常にいい状態で、少しセッティングを変えるだけでちゃんと反応してくれます。
ニュータイヤを履いたときに少し難しい部分がありますが、今日は完璧でした。
2番手とのギャップは特に把握していませんでした。
岡山でもポールのチャンスがあったのに、獲れなくて悔しい思いをしたので、今回ポールが獲れてハッピーです。
レースではポジションをキープしたまま序盤からギャップを作っていくことと、ミスしないことを心がけます。
GT500のタイヤは数周しただけで特性が変わってしまうことがありますが、今回は20周以上走ってもタレないので、明日は期待できると思います。
細川慎弥
鈴鹿での結果が良くなかっただけに、今回は絶対勝ちに行こう、というつもりで来ました。
スーパーラップではセクター2まで逆転されましたが、最後に逆転できて良かったです。
今年GT500に上がってから難しさに戸惑った面もありましたが、今回はユーズドタイヤでも調子がいいので、明日はいけると思います。
GT300クラス #62ウィルコムADVANヴィーマック408R
柴原眞介
悪い気はしませんが、いい気もしません。0.7秒遅かったことを考えると、完璧に負けですから。
でも今回は良い流れで来ています。実はもてぎとの相性は悪いんですよ。これまでずっとヴィーマックに乗っていますが、ずっと相性は悪いですね。ただ今回はヨコハマさんが良いタイヤをもってきてくれて、それがドンピシャリだったんです。
明日の決勝では治樹と是非勝ちを狙いたいです。
黒澤治樹
クルマは今までで一番良かったです。満タンでもバランスがいいです。
勝ちを狙っていくつもりで来ましたが、予選では55号車が速かった。
まぁ結果としてこういう形になってしまいましたが、レースでは冷静に戦っていこうと思います。
僕が加わったことでポイントが取れた、勝てた、というかたちで貢献できればと思います。
まとめ&Photo:Kazuhisa SUEHIRO
2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300㎞レースの公式予選2回目とスーパーラップが9月9日午後、ツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が1分44秒925でポールポジションを獲得した。
一方、GT300クラスは、トップタイムを記録した#55DHG ADVANフォードGT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選終了後に車両規則違反を問われて記録抹消となる波乱があり、#62ウィルコムADVAN VEMAC408R(柴原眞介/黒澤治樹組)がポールに繰り上がることとなった。
(観客動員数:15,000人)
公式予選2回目は午後2時15分に開始された。
ここでは、マシントラブルなどにより予選通過基準タイムを出せていない#47吉兆宝山Zの長島正興、#96EBBROマジョーラ350Rの黒澤琢弥らが基準クリアに取り組むほかは、両クラスともスーパーラップや決勝を睨んだ調整を行う。
その結果、長島、黒澤両名とも難なく基準タイムをクリアし、後方グリッドながらも決勝への出走権を得た。
ちなみに、このセッションでのトップタイムは、GT500が#100レイブリックNSXの1分46秒776、GT300は#55DHG ADVANフォードGTの1分55秒552だった。
予選2回目終了から5分後、GT300、GT500の順でスーパーラップが開始された。
最初に出走した#19ウェッズスポーツセリカの脇阪薫一が1分57秒571と、午前中の自己ベストを大きく下回るタイムに終わると、後に続く#7雨宮RX7の山野哲也、#77クスコインプレッサの小林且雄、#46吉兆宝山Zの佐々木孝太らは午前中のタイムは下回りながらもほぼ出走順にタイムを並べていく。
その中で、5番手に出走した#5マッハ号320Rの玉中哲二が1分57秒836と大きくタイムを落とし、このセッションの最下位に後退してしまった。
上位陣では、午前中暫定ポールの#11フェラーリを駆る田中哲也が1分54秒590に終わり、3番手タイムに終わる一方で、#55DHGフォードGTの光貞が自己ベストを大きく更新、唯一の53秒台となる1分53秒865を叩き出し、午前中4番手から一気にトップに躍り出る。
結局#62ヴィーマックの柴原、#110ボクスターの菅一乗らは光貞のタイムを上回ることができず、この結果、今季初参戦のフォードGTが第7戦で初めてのポールポジションを獲得した、とこの時点では誰もが思っていた。
しかし予選終了後の再車検で、フロント部分のカナードの取り付け位置が規定の範囲外であるとされ、フォードGTは今回の予選記録のを全て抹消されることとなった。
これにより、55号車は明日の決勝を、再車検通過を条件に最後尾からスタートすることとなり、2番手タイムを記録した#62ヴィーマックが繰り上がりでポールポジションを得ることとなった。
続いて行われたGT500のスーパーラップでは、#3イエローハットのJ.P.オリベイラ、#24ウッドワンの柳田真孝らのZ勢のタイムが伸び悩む一方で、NSX勢とレクサスSC勢はSL参加7台がコンマ7秒以内にひしめく接戦を繰り広げた。
ストレートスピードに勝り、セクター3を得意とするSCと、優れたコーナリング性能でセクター1、2でタイムを稼いでくるNSX。
この接戦を制したのは昨年のもてぎラウンドで優勝している#100レイブリックNSXだった。
100号車を駆るセバスチャン・フィリップは、7番目にコースに出て行くと、それまでトップだった#35バンダイSCの服部尚貴をセクター1、2で圧倒、1分45秒011と服部にコンマ3秒以上の差をつけて一躍トップに躍り出た。
後に続いた#36オープンインターフェースSCのアンドレ・ロッテラーはセクター3でフィリップのタイムを上回って見せるが、最終セクションをまとめきれず、コンマ05秒及ばなかった。
9番手出走の#18TAKATA童夢NSXの小暮卓史はアグレッシブな走りがタイムに結びつかず、45秒410に留まって5番手に後退、午前中暫定ポールの#6モービル1SCの片岡龍也はセクター1、2でフィリップを上回るが、SCが得意なはずのセクター3でタイムロスし、45秒056とコンマ045秒及ばずに明日の決勝を2番手からスタートすることとなった。
スーパーGT第7戦の決勝は、明日午後2時から、63周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
GT500クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time |
| ☆ 1 |
100 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
1' 45.011 |
| ☆ 2 |
6 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
1' 45.056 |
| ☆ 3 |
36 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
1' 45.062 |
| ☆ 4 |
35 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
1' 45.361 |
| ☆ 5 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
1' 45.410 |
| ☆ 6 |
1 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
1' 45.729 |
| ☆ 7 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
1' 45.731 |
| ☆ 8 |
66 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
1' 45.991 |
| ☆ 9 |
24 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
1' 46.228 |
| ☆ 10 |
3 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
0 |
1' 46.717 |
| 11 |
23 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 45.815 |
| 12 |
32 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
20 |
1' 45.843 |
| 13 |
22 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) リチャード・ライアン(GB) |
BS |
110 |
1' 46.040 |
| 14 |
25 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
20 |
1' 46.467 |
| 15 |
12 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
80 |
1' 46.544 |
GT300クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time |
| ☆ 1 |
62 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
0 |
1' 54.569 |
| ☆ 2 |
11 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
1' 54.590 |
| ☆ 3 |
110 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
0 |
1' 54.749 |
| ☆ 4 |
88 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
0 |
1' 54.972 |
| ☆ 5 |
46 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
1' 55.321 |
| ☆ 6 |
77 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
1' 55.761 |
| ☆ 7 |
7 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
1' 55.932 |
| ☆ 8 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
1' 57.571 |
| ☆ 9 |
5 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
1' 57.836 |
| 10 |
2 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
70 |
1' 55.509 |
| 11 |
87 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 和田 久 |
YH |
0 |
1' 55.767 |
| 12 |
61 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
90 |
1' 55.783 |
| 13 |
777 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
+2 |
1' 55.805 |
| 14 |
910 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 山路 慎一 |
YH |
0 |
1' 55.848 |
| 15 |
13 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
30 |
1' 56.133 |
| 16 |
9 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
0 |
1' 56.136 |
| 17 |
14 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
0 |
1' 56.193 |
| 18 |
101 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
15 |
1' 56.217 |
| 19 |
70 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 山岸 大 |
YH |
0 |
1' 57.009 |
| 20 |
10 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
+2 |
1' 57.118 |
| 21 |
52 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
50 |
1' 57.160 |
| 22 |
666 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 山下 潤一郎 |
YH |
+2 |
1' 58.268 |
| 23 |
111 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 Gut's城内 |
YH |
0 |
1' 58.290 |
| 24 |
47 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
*長島 正興 安田 裕信 |
DL |
10 |
1' 54.798 |
| 25 |
96 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
*黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
0 |
1' 54.992 |
| -- |
--- |
以上、予選通過車両 |
---------- |
--- |
--- |
-- ------ |
| ☆ - |
55 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
|
予選通過基準タイム(107%)
GT500クラス 1回目:1'51.793 2回目:1'54.510
GT300クラス 1回目:2'02.445 2回目:2'04.278
No.47、96は公式予選2回目で予選通過基準タイムをクリアーした。
☆印は、スーパーラップ選抜車両
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。
No.52は、2006SUPER GT Round7 もてぎGT300㎞レース特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金20,000円(1回目)及び30,000円(2回目)を課した。
No.55は、2006国内車両規則(GT 3.5.1)違反により、予選記録を抹消した。(16:12裁定)
No.18は、2006SGT(スーパーラップ)実施手順4)項違反(西ショートカット不履行)により、罰金20,000円を課した。(16:08裁定)
No.55より提出された決勝出走嘆願書について大会審査委員会は、2006S-GTスポーティングレギュレーション第25条11.のとおり審議の結果、再車検合格を条件に最後尾グリッドからの決勝出走を許可した(17:20)
ツインリンクもてぎで行われている、スーパーGT第7戦の公式予選において、GT300クラスのポールポジションを獲得した#55DHG ADVAN FORD GT(光貞秀俊/池田大祐組)が予選後の再車検で車両規則違反を問われ、予選タイムを抹消されるという事態が起きている。
問題となったのは前部空力付加物(カナード)の取り付け位置。
2006国内車両規則第7章(JAF-GT)の3.5.1項に定められた、フラットボトムから25cm以下、という規定に抵触したと判断されたようだ。
これで現時点でのGT300ポールは#62ウィルコムADVANヴィーマック320R(柴原真介/黒澤治樹組)が繰り上がることとなる。
GT500クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay |
| 1 |
100 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
1' 45.011 |
- |
| 2 |
6 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
1' 45.056 |
0.045 |
| 3 |
36 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
1' 45.062 |
0.051 |
| 4 |
35 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
1' 45.361 |
0.350 |
| 5 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
1' 45.410 |
0.399 |
| 6 |
1 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
1' 45.729 |
0.718 |
| 7 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
1' 45.731 |
0.720 |
| 8 |
66 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
1' 45.991 |
0.980 |
| 9 |
24 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
1' 46.228 |
1.217 |
| 10 |
3 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
0 |
1' 46.717 |
1.706 |
GT300クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay |
| 1 |
55 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
1' 53.865 |
- |
| 2 |
62 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
0 |
1' 54.569 |
0.704 |
| 3 |
11 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
1' 54.590 |
0.725 |
| 4 |
110 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
0 |
1' 54.749 |
0.884 |
| 5 |
88 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
0 |
1' 54.972 |
1.107 |
| 6 |
46 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
1' 55.321 |
1.456 |
| 7 |
77 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
1' 55.761 |
1.896 |
| 8 |
7 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
1' 55.932 |
2.067 |
| 9 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
1' 57.571 |
3.706 |
| 10 |
5 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
1' 57.836 |
3.971 |
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
天候:曇り コース:ドライ
| Pos. | No. | Cls | P | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay | Gap |
| 1 |
100 |
500 |
1 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
1' 46.776 |
- |
- |
| 2 |
18 |
500 |
2 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
1' 46.906 |
0.130 |
0.130 |
| 3 |
1 |
500 |
3 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
1' 47.376 |
0.600 |
0.470 |
| 4 |
24 |
500 |
4 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
1' 47.680 |
0.904 |
0.304 |
| 5 |
3 |
500 |
5 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
|
1' 47.964 |
1.188 |
0.284 |
| 6 |
8 |
500 |
6 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
1' 47.980 |
1.204 |
0.016 |
| 7 |
32 |
500 |
7 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
20 |
1' 48.196 |
1.420 |
0.216 |
| 8 |
6 |
500 |
8 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
1' 48.247 |
1.471 |
0.051 |
| 9 |
23 |
500 |
9 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 48.690 |
1.914 |
0.443 |
| 10 |
36 |
500 |
10 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
1' 48.984 |
2.208 |
0.294 |
| 11 |
66 |
500 |
11 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
1' 49.035 |
0.904 |
0.026 |
| 12 |
25 |
500 |
12 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
20 |
1' 49.235 |
0.948 |
0.044 |
| 13 |
12 |
500 |
13 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
80 |
1' 49.320 |
0.949 |
0.001 |
| 14 |
35 |
500 |
14 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
1' 49.423 |
1.500 |
0.551 |
| 15 |
22 |
500 |
15 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) リチャード・ライアン(GB) |
BS |
110 |
1' 49.480 |
1.516 |
0.016 |
| 16 |
55 |
300 |
1 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
1' 55.552 |
- |
- |
| 17 |
110 |
300 |
2 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
|
1' 56.381 |
0.829 |
0.829 |
| 18 |
96 |
300 |
3 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
|
1' 56.511 |
0.959 |
0.130 |
| 19 |
11 |
300 |
4 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
1' 56.753 |
1.201 |
0.242 |
| 20 |
7 |
300 |
5 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
1' 56.781 |
1.229 |
0.028 |
| 21 |
46 |
300 |
6 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
1' 56.956 |
1.404 |
0.175 |
| 22 |
88 |
300 |
7 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
|
1' 57.718 |
2.166 |
0.762 |
| 23 |
13 |
300 |
8 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
30 |
1' 57.735 |
2.183 |
0.017 |
| 24 |
19 |
300 |
9 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
1' 58.111 |
2.559 |
0.376 |
| 25 |
14 |
300 |
10 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
|
1' 58.402 |
2.850 |
0.291 |
| 26 |
111 |
300 |
11 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 Gut's城内 |
YH |
|
1' 58.623 |
3.071 |
0.221 |
| 27 |
101 |
300 |
12 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
15 |
1' 58.775 |
3.223 |
0.152 |
| 28 |
777 |
300 |
13 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
+2 |
1' 58.843 |
3.291 |
0.068 |
| 29 |
47 |
300 |
14 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 安田 裕信 |
DL |
10 |
1' 58.888 |
3.336 |
0.045 |
| 30 |
61 |
300 |
15 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
90 |
1' 59.251 |
3.699 |
0.363 |
| 31 |
910 |
300 |
16 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 山路 慎一 |
YH |
|
1' 59.308 |
3.756 |
0.057 |
| 32 |
52 |
300 |
17 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
50 |
1' 59.947 |
4.395 |
0.639 |
| 33 |
87 |
300 |
18 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 和田 久 |
YH |
|
2'0 0.139 |
4.587 |
-59.808 |
| 34 |
666 |
300 |
19 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 山下 潤一郎 |
YH |
+2 |
2'0 0.149 |
4.597 |
0.010 |
| 35 |
9 |
300 |
20 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
|
2'0 0.177 |
4.625 |
0.028 |
| 36 |
2 |
300 |
21 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
70 |
2'0 0.727 |
5.175 |
0.550 |
| 37 |
10 |
300 |
22 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
+2 |
1' 1.502 |
5.950 |
0.775 |
| - |
62 |
300 |
23 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
|
1' 計測できず |
- |
- |
| - |
77 |
300 |
24 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
0 計測できず |
- |
- |
| - |
5 |
300 |
25 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
1' 出走せず |
- |
- |
| - |
70 |
300 |
26 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 山岸 大 |
YH |
|
1' 出走せず |
- |
- |
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ/HK:ハンコック
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの公式予選1回目は#6Mobil1 SC(飯田章/片岡龍也組)が1分44秒095のコースレコードを樹立し、暫定ポールを獲得した。
GT300クラスでは、#11ジムゲイナーフェラーリダンロップ(田中哲也/青木孝行組)がトップタイムを記録して午後のスーパーラップに臨む。
公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは曇り。気温24度、路面温度32度、湿度が74%を越える蒸し暑い天候だ。
午前10時05分、いつものようにGT300の専有走行から予選は開始された。
前回の鈴鹿1000kmまでポイントリーダーだった27号車、密山/谷口組のヴィーマックはディレクシヴの撤退に伴い、今回からR&Dスポーツの1台として参加する。カーナンバーも61に変わり、チームポイントは継承されないが、ドライバーズポイントは有効。ここから二人はドライバーズチャンピオン獲得を目指して最後の3戦をたたかうこととなった。
GT300クラスは、早い段階から積極的にタイムを出しにいった#11フェラーリの田中哲也が専有残り時間7分で早々と1分54秒399を記録、これがこのセッションでのトップタイムとなった。
新体制で臨む61号車は、90kgのウェイトハンデの影響もあってか、このセッションでは13番手にとどまり、スーパーラップ進出は果たせなかった。
その一方で、同じR&Dスポーツからのエントリーとなる#62ウィルコムヴィーマック408R(柴原真介/黒澤治樹組)は1分54秒425の2番手タイムを記録した。
今回もSL進出をかけた9、10番手争いは熾烈を極め、残り3分で#46吉兆宝山Zが9番手タイムを叩きだすことで、それまで10番手だった#7雨宮アスパラRX-7が11番手に落ちてしまう。
しかし、この時点で7番手につけていた#96EBBROマジョーラ350Rが専有終了間際にスローダウン、ファーストアンダーブリッジでコース上にストップしてしまったため、黒澤琢弥がタイム計測できずにスーパーラップの出走権を失うこととなってしまった。
これで雨宮RX7が10番手に繰り上がる。
GT300専有走行に続いて行われたGT500専有走行では、まずニスモの2台とスープラ勢がコースに出て行き、早い段階でタイムを出しにいったものの、今回BSタイヤ装着のZには特別性能調整25kgが課せられており、これにウェイトハンデが加味された結果、2台ともタイムが伸び悩む。この時点でのトップは#66サードスープラのアンドレ・クート。
NSX勢、レクサスSC勢らがコースに出て行ったのは開始10分過ぎ。
ここから熾烈なタイムアタック合戦が始まる。
まずは#100レイブリックNSXのセバスチャン・フィリップが1分45秒182と、計測3周目にして速くもコースレコードを更新する。
#32EPSONのロイック・デュバル、#8ARTAの伊藤大輔らもそれに続く。
これに対してレクサス勢は#35BANDAIの服部尚貴が1分45秒095でトップに躍り出ると、#36オープンインターフェースのアンドレ・ロッテラーが1分44秒774に縮める。
これに対し、NSX勢は残り2分で#8ARTAの伊藤が1分45秒008、続いて#18TAKATA童夢の小暮卓史がいきなり44秒769を叩き出して、一気にトップへ。
しかし最後の1分間で#6Mobil1 SCの片岡龍也が44秒095を叩き出して逆転、これがこのセッションのトップタイムとなった。
Z勢では#24ウッドワンの7番手が最高位。
#22モチュール、#12カルソニックはリストリクターを絞ってウェイトハンデ50kg分を相殺してもなお、モチュール85kg、カルソニック55kgのウェイトの影響からそれぞれ13番手、15番手に留まった。
最後の20分間ではタイムを出しにいくチームはなく、各車予選通過基準タイムのクリアに専念することとなったが、ここで#47吉兆宝山Zがヘアピン手前でエンジンブロー、V字コーナーからヘアピンにかけて大量のオイルが撒かれたために10分間の赤旗中断となった。
47号車はこの時点でドライブしていた長島正興が記録していたタイムが2分30秒500に留まったため、この時点でクラス6番手のタイムを出していたにもかかわらずスーパーラップへの出走権を失った。これにより、#19ウェッズスポーツセリカがクラス10位に繰り上がり、午後のスーパーラップに進むこととなった。
第7戦の予選2回目、およびスーパーラップは午後2時15分より行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:曇り コース:ドライ
| Pos. | No. | Cls | P | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay |
| ☆ 1 |
6 |
500 |
1 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
+1 |
R1' 44.095 |
- |
| ☆ 2 |
18 |
500 |
2 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
30 |
R1' 44.570 |
0.475 |
| ☆ 3 |
36 |
500 |
3 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
40 |
R1' 44.774 |
0.679 |
| ☆ 4 |
100 |
500 |
4 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
10 |
R1' 44.925 |
0.830 |
| ☆ 5 |
8 |
500 |
5 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
60 |
R1' 44.955 |
0.860 |
| ☆ 6 |
35 |
500 |
6 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
40 |
R1' 45.059 |
0.964 |
| ☆ 7 |
66 |
500 |
7 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
+1 |
R1' 45.167 |
1.072 |
| ☆ 8 |
24 |
500 |
8 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
柳田 真孝 荒 聖治 |
YH |
+1 |
1' 45.499 |
1.404 |
| ☆ 9 |
3 |
500 |
9 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
|
1' 45.611 |
1.516 |
| ☆ 10 |
1 |
500 |
10 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
60 |
1' 45.630 |
1.535 |
| 11 |
23 |
500 |
11 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 45.815 |
1.720 |
| 12 |
32 |
500 |
12 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
20 |
1' 45.843 |
1.748 |
| 13 |
22 |
500 |
13 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) リチャード・ライアン(GB) |
BS |
110 |
1' 46.040 |
1.945 |
| 14 |
25 |
500 |
14 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
20 |
1' 46.467 |
2.372 |
| 15 |
12 |
500 |
15 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
80 |
1' 46.544 |
2.449 |
| ☆ 16 |
11 |
300 |
1 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
+1 |
1' 54.399 |
10.304 |
| ☆ 17 |
62 |
300 |
2 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 黒澤 治樹 |
YH |
|
1' 54.425 |
10.330 |
| ☆ 18 |
110 |
300 |
3 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
|
1' 54.483 |
10.388 |
| ☆ 19 |
55 |
300 |
4 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
+2 |
1' 54.651 |
10.556 |
| ☆ 20 |
88 |
300 |
5 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
|
1' 54.705 |
10.610 |
| ☆ 21 |
5 |
300 |
6 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
+1 |
1' 55.218 |
11.123 |
| ☆ 22 |
46 |
300 |
7 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
25 |
1' 55.220 |
11.125 |
| ☆ 23 |
77 |
300 |
8 |
クスコ スバル ADVAN インプレッサ |
小林 且雄 菊池 靖 |
YH |
+1 |
1' 55.441 |
11.346 |
| ☆ 24 |
7 |
300 |
9 |
雨宮アスパラドリンクRX7 |
山野 哲也 井入 宏之 |
YH |
40 |
1' 55.495 |
11.400 |
| ☆ 25 |
19 |
300 |
10 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
20 |
1' 55.506 |
11.411 |
| 26 |
2 |
300 |
11 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
70 |
1' 55.509 |
11.414 |
| 27 |
87 |
300 |
12 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 和田 久 |
YH |
|
1' 55.767 |
11.672 |
| 28 |
61 |
300 |
13 |
R&D ADVAN VEMAC 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
90 |
1' 55.783 |
11.688 |
| 29 |
777 |
300 |
14 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
+2 |
1' 55.805 |
11.710 |
| 30 |
910 |
300 |
15 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 山路 慎一 |
YH |
|
1' 55.848 |
11.753 |
| 31 |
13 |
300 |
16 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
30 |
1' 56.133 |
12.038 |
| 32 |
9 |
300 |
17 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
|
1' 56.136 |
12.041 |
| 33 |
14 |
300 |
18 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
|
1' 56.193 |
12.098 |
| 34 |
101 |
300 |
19 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
15 |
1' 56.217 |
12.122 |
| 35 |
70 |
300 |
20 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 山岸 大 |
YH |
|
1' 57.009 |
12.914 |
| 36 |
10 |
300 |
21 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
+2 |
1' 57.118 |
13.023 |
| 37 |
52 |
300 |
22 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
50 |
1' 57.160 |
13.065 |
| 38 |
666 |
300 |
23 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 山下 潤一郎 |
YH |
+2 |
1' 58.268 |
14.173 |
| 39 |
111 |
300 |
24 |
Rodeo Drive WAKO'S GT3 |
飯島 寛也 Gut's城内 |
YH |
|
1' 58.290 |
14.195 |
| 40 |
47 |
300 |
25 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
*長島 正興 安田 裕信 |
DL |
10 |
1' 54.798 |
10.703 |
| 41 |
*96 |
300 |
26 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
*黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
|
1' 54.992 |
10.897 |
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
Rマークの車両はコースレコードを更新した。 従来のレコードは(GT500) 1'45.499
*印のドライバーは予選通過基準タイム未達成
予選通過基準タイム:GT500=1'51.793 GT300=2'02.445
V字コーナー付近におけるオイル処理のため、10時49分53秒から10分7秒間、赤旗中断とした。
PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。
スーパー耐久シリーズ2006第5戦、スーパー耐久岡山400㎞レースは9月3日岡山国際サーキットで決勝レースを行い、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が開幕5連勝を達成した。
これにより#1ARTAはシリーズタイトルも2戦を残して早々と確定させた。
ST2クラスは#11オーリンズ・ランサーEVO・MR(中谷明彦/木下隆之組)、
ST3クラスは#7MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7(白井剛/加藤正将組)、
ST4クラスは#999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/ヘンリー・ホー組)、
STSクラスは#99アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000(坂本 裕也/細川 慎弥組)、がそれぞれ優勝した。
(観客動員数:14,850人)

午後1時10分、109周400㎞の戦いが始まった。
ポールシッターの#8ニコカットGT3を駆る谷川達也がホールショットを決め、序盤からハイペースで後続を引き離しに掛かる。
3周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒818を叩き出した谷川は、その後も順調に周回を重ね、2位につけたARTA GT3の新田守男に20秒以上の大差をつけて35周終わりで最初のピットストップを行い、清水康弘に交代した。
ARTAは51周終わりでピットイン。新田から田中哲也に交代してニコカットの15秒後方でコースに復帰、ここから田中の凄まじい追い上げが始まった。
1分38~39秒台を連発してきた谷川に対し、清水のペースは41~42秒台に留まる。
これに対して田中は39~40秒代前半を連発、両者の差はみるみるうちに縮まっていき、62周目に入った頃にはもうテール・トゥ・ノーズ状態になっていた。
清水のコンマ2秒後方で62周目のコントロールラインを駆け抜けた田中は、続く63周目のヘアピンで一気に清水のインをついてトップに躍り出た。
抜かれた清水も懸命に追いすがり、遂に40秒台で周回するようになるが、田中は39秒台を連発して突き放しに掛かる。
清水は73周終わりで2度目のピットイン。この時点で田中とは8秒もの差をつけられていた。
8号車は給油とタイヤ交換を済ませ、再び谷川がステアリングを握る。
ここから谷川の猛追が始まった。
谷川はアウトラップの翌周からいきなり39秒台に入れてみせ、次第に1号車との差を削り取っていく。
1号車田中は82周終わりでピットイン。こちらは給油のみを行って最小限のロスタイムでトップのままコースへ。この作業時間の差が、更に谷川の肩にのしかかる。
残り周回数が30を切ったこの段階で、両者の差は30秒以上にも達していた。
それでも39秒台を連発する谷川。しかし田中も40秒代前半を維持して対抗、両者は最終的に1秒3の僅差で109周目のチェッカーを受けることとなり、勝利にかける谷川の執念はあと一歩届かなかった。
これによりARTAドナーゲGT3は開幕5連勝を達成。シリーズ最終戦を待たずしてチャンピオンの栄冠を勝ち取ることとなった。
ST2クラスでは、前回富士で連勝の途絶えた#11オーリンズランサーが逆襲に出た。
クラスポールから一気に逃げを打ち、後続を一気に突き放す。
一方、2位以下は混戦となり、#13エンドレス座間、#20RSオガワらのランサー勢、#2フジツボhpi、#123エンドレスアライらのインプレッサ勢が鎬を削るが、エンドレス座間はクラス2位につけて51周目を走行中、アトウッドの進入でバリアに突っ込んで大きく順位を落とし、#20RSオガワ、#123エンドレスアライもオーリンズのペースにはついていけず、#11オーリンズランサーが大差で今季4勝目を挙げることとなった。
ST3クラスは1周目からピットストップを敢行するなど様々な戦略を採るチームが出る中、オーソドックスに周回をこなして言った#7MAKERSイシハラマリーンRX-7が今季初優勝。
予選から速さを見せ付けていた#14、#15の岡部自動車勢は相次いでトラブルに見舞われてレースを落とした。
ST4クラスは#999P.MUマカオインテグラが#73ロイヤルハウスを序盤から突き放して今季3勝目を上げた。
STSクラスはランキングトップの#69NSC J'SレーシングS2000が3周目にトラブルに見舞われて大きく後退する中、予選トップの#99アクティブハイドロゲンウォーターS2000が今季初勝利を挙げた。
次回はスポーツランド菅生。10月1日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tyre | Lap | Time/Delay |
| 1 |
1 |
ST1 |
1 |
ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 哲也 新田 守男 |
MI |
109 |
3"04'43.567 |
| 2 |
*8 |
ST1 |
2 |
ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
谷川 達也 清水 康弘 |
YH |
109 |
1.363 |
| 3 |
3 |
ST1 |
3 |
エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
影山 正美 青木 孝行 |
YH |
109 |
1'02.000 |
| 4 |
*28 |
ST1 |
4 |
SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
佐々木 孝太 宮川 やすお |
MI |
108 |
1 Lap |
| 5 |
24 |
ST1 |
5 |
Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
堤 明彦 井上 貴志 |
YH |
108 |
1 Lap |
| 6 |
11 |
ST2 |
1 |
オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
中谷 明彦 木下 隆之 |
YH |
107 |
2 Laps |
| 7 |
*20 |
ST2 |
2 |
RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
小川 日出夫 砂子塾長 阪口 良平 |
YH |
106 |
3 Laps |
| 8 |
123 |
ST2 |
3 |
エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ/GDB |
峰尾 恭輔 木下 みつひろ |
YH |
106 |
3 Laps |
| 9 |
7 |
ST3 |
1 |
MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 マツダRX-7/FD3S |
白井 剛 加藤 正将 |
YH |
105 |
4 Laps |
| 10 |
2 |
ST2 |
4 |
FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ/GDB |
吉田 寿博 小泉 和寛 |
DL |
105 |
4 Laps |
| 11 |
23 |
ST3 |
2 |
C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
山田 英二 谷口 行規 |
YH |
105 |
4 Laps |
| 12 |
*9 |
ST3 |
3 |
ハウスコンサルタントADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克哉 |
YH |
105 |
4 Laps |
| 13 |
27 |
ST3 |
4 |
FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3/E46 |
木村 崇 小林 且雄 村田 信博 |
YH |
104 |
5 Laps |
| 14 |
19 |
ST3 |
5 |
バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 |
輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞 |
YH |
104 |
5 Laps |
| 15 |
6 |
ST2 |
5 |
梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
冨桝 朋広 関 豊 |
DL |
103 |
6 Laps |
| 16 |
17 |
ST1 |
6 |
キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔 |
DL |
103 |
6 Laps |
| 17 |
83 |
ST3 |
6 |
BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 |
古橋 譲 玉本 秀幸 余郷 敦 |
YH |
103 |
6 Laps |
| 18 |
15 |
ST3 |
7 |
岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄 |
YH |
103 |
6 Laps |
| 19 |
22 |
ST2 |
6 |
PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GDB |
清水 和夫 樋口統也 |
DL |
103 |
6 Laps |
| 20 |
99 |
STS |
1 |
アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000 ホンダ S2000/AP1 |
坂本 裕也 細川 慎弥 |
YH |
102 |
7 Laps |
| 21 |
999 |
ST4 |
1 |
P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 |
山野 直也 Henry Ho |
YH |
102 |
7 Laps |
| 22 |
16 |
ST3 |
8 |
H!NT.7 マツダRX-7/FD3S |
金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵 |
YH |
102 |
7 Laps |
| 23 |
10 |
STS |
2 |
MSFシーケンシャルS2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅川 真明 安田 裕信 |
YH |
101 |
8 Laps |
| 24 |
73 |
ST4 |
2 |
ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘 |
YH |
101 |
8 Laps |
| 25 |
45 |
ST1 |
7 |
Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN |
伊藤 真一 羽根 幸浩 |
MI |
101 |
8 Laps |
| 26 |
78 |
ST3 |
9 |
WmダンロップRX-7 マツダRX-7/FD3S |
新宅 史亮 伊藤 弘史 |
0 |
100 |
9 Laps |
| 27 |
*18 |
ST4 |
3 |
コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 |
浅野 武夫 水書 健司 森 正行 |
YH |
99 |
10 Laps |
| 28 |
43 |
ST3 |
10 |
ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3/E46 |
一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸 |
YH |
99 |
10 Laps |
| 29 |
14 |
ST3 |
11 |
岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝 |
YH |
99 |
10 Laps |
| 30 |
*77 |
ST4 |
4 |
BRIDE-WACO'Sインテグラ ホンダインテグラ /DC5 |
見並 秀文 磯田 尚孝 下山 和寿 |
YH |
97 |
12 Laps |
| 31 |
*33 |
ST3 |
12 |
eeia ingsz 日産フェアレディZ/Z33 |
大井 貴之 赤鮫オヤジ 堀田 誠 |
YH |
94 |
15 Laps |
| 32 |
70 |
ST3 |
13 |
マジックkg/mm RX-7 マツダRX-7/FD3S |
大野 尊久 中川 良 |
YH |
94 |
15 Laps |
| 33 |
26 |
ST2 |
7 |
エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志 |
YH |
94 |
15 Laps |
| 34 |
69 |
STS |
3 |
NSC J'S RACING S2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅本 淳一 植田 正幸 |
YH |
78 |
31 Laps |
| -- |
--- |
--- |
-- |
以上規定周回数完走 |
---------------- |
-- |
--- |
--- --- |
| - |
*32 |
ST1 |
8 |
GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
原 幸雄 松田 秀士 |
YH |
97 |
12 Laps |
| - |
30 |
ST2 |
8 |
カンピリオADVANランサー 三菱ランサーEVOVIII/CT9A |
渡辺雅則 西村 元気 杉本 龍生 |
YH |
62 |
47 Laps |
| - |
13 |
ST2 |
9 |
シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーEVO./CT9A |
HINOKI 和田 久 大瀧 賢治 |
YH |
50 |
59 Laps |
| - |
5 |
ST2 |
10 |
ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A |
島田 和樹 高見沢 一吉 小西 隆詔 |
KH |
39 |
70 Laps |
| - |
98 |
ST4 |
5 |
KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
菅野 良男 金谷 真吾 |
YH |
22 |
87 Laps |
規定周回数:
ST1=77周 ST2=75周 ST3=74周
ST4=102周 STS=102周
ファステストラップ:
No.8 1'37.818(3/71Laps)
※No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(2)(ピットボックス内からエンジン始動したまま作業エリアに出た)違反により、罰金50,000円を課した。
No.8、9、20は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項4.1.1c(ダブルチェッカー)違反により、罰金20,000円を課す。
No.33、18、77、28は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第8章第41条(ピットレーンの速度規制)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.77は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則第14条(12)(作業中にエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
No.32は、2006岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第4章第18条2.3(イエローラインカットしてピットイン)違反により、決勝結果に30秒を加算した。
参加台数:39台 出走台数:39台
岡山国際サーキットで開催されているスーパー耐久第5戦の決勝前フリー走行は、#1ARTAドナーゲGT3(田中哲也/新田守男組)がトップタイムを記録し、連勝記録更新とシリーズタイトル獲得への意欲を見せ付けた。
決勝日を迎えた岡山国際サーキットは昨日に引き続いて快晴。朝から強い日差しが照りつける残暑厳しい一日になりそうだ。
フリー走行は午前8時より30分間で行われた。
ST1クラスの各チームは走り初めからハイペースで飛ばしていく。
その中で、#1ARTAが計測2周目に記録した1分37秒494がこのセッションのトップタイムとなった。
ここまで連戦連勝のARTAは、今日のレースで勝てば早くもシリーズチャンピオンが確定する。2番手には#45Pixy Spec'sポルシェがつけ、ポールシッターの#8ニコカットGT3はこのセッションでは5番手に留まった。
ST2クラスは#13シーケンシャルエンドレス座間が1分40秒053でトップ、#11オーリンズが1分40秒140で2番手と、ランサー勢が僅差で続く。
この2台のすぐ後には、ST3クラストップの#7MAKERSイシハラマリーンRX-7がつける。
ST4クラスは#73ロイヤルハウスDC5、STSクラスは#99アクティブ ハイドロゲンウォーターS2000はそれぞれクラストップだった。
STSクラスも、このレースで#69NSC J'SレーシングS2000が勝てばタイトルが決定することになっている。
また、昨日のドライバーズ予選でエンジントラブルに見舞われ、Bドライバーが基準タイムをクリアできなかった#5ijak Qs'Sea Brain Gulf Evoは修復が間に合わず、このフリー走行に出られなかったが、チームは懸命に作業を続行している。
スーパー耐久第5戦決勝は午後1時10分より、109周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
天候:晴れ コース:ドライ
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tyre | Time | Delay |
| 1 |
1 |
ST1 |
1 |
ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 哲也 新田 守男 |
MI |
1' 37.494 |
- |
| 2 |
45 |
ST1 |
2 |
Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN |
伊藤 真一 羽根 幸浩 |
MI |
1' 38.036 |
-0.542 |
| 3 |
28 |
ST1 |
3 |
SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
佐々木 孝太 宮川 やすお |
MI |
1' 38.629 |
-1.135 |
| 4 |
3 |
ST1 |
4 |
エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
影山 正美 青木 孝行 |
YH |
1' 38.639 |
-1.145 |
| 5 |
8 |
ST1 |
5 |
ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
谷川 達也 清水 康弘 |
YH |
1' 38.756 |
-1.262 |
| 6 |
24 |
ST1 |
6 |
Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
堤 明彦 井上 貴志 |
YH |
1' 39.293 |
-1.799 |
| 7 |
17 |
ST1 |
7 |
キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔 |
DL |
1' 39.807 |
-2.313 |
| 8 |
32 |
ST1 |
8 |
GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
原 幸雄 松田 秀士 |
YH |
1' 39.813 |
-2.319 |
| 9 |
13 |
ST2 |
1 |
シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーEVO./CT9A |
HINOKI 和田 久 大瀧 賢治 |
YH |
1' 40.053 |
-2.559 |
| 10 |
11 |
ST2 |
2 |
オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
中谷 明彦 木下 隆之 |
YH |
1' 40.140 |
-2.646 |
| 11 |
7 |
ST3 |
1 |
MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 マツダRX-7/FD3S |
白井 剛 加藤 正将 |
YH |
1' 40.486 |
-2.992 |
| 12 |
123 |
ST2 |
3 |
エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ/GDB |
峰尾 恭輔 木下 みつひろ |
YH |
1' 40.799 |
-3.305 |
| 13 |
20 |
ST2 |
4 |
RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
小川 日出夫 砂子塾長 阪口 良平 |
YH |
1' 40.892 |
-3.398 |
| 14 |
22 |
ST2 |
5 |
PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GDB |
清水 和夫 樋口統也 |
DL |
1' 40.988 |
-3.494 |
| 15 |
23 |
ST3 |
2 |
C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
山田 英二 谷口 行規 |
YH |
1' 41.568 |
-4.074 |
| 16 |
15 |
ST3 |
3 |
岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄 |
YH |
1' 41.571 |
-4.077 |
| 17 |
2 |
ST2 |
6 |
FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ/GDB |
吉田 寿博 小泉 和寛 |
DL |
1' 41.801 |
-4.307 |
| 18 |
26 |
ST2 |
7 |
エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志 |
YH |
1' 41.961 |
-4.467 |
| 19 |
6 |
ST2 |
8 |
梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
冨桝 朋広 関 豊 |
DL |
1' 42.192 |
-4.698 |
| 20 |
33 |
ST3 |
4 |
eeia ingsz 日産フェアレディZ/Z33 |
大井 貴之 赤鮫オヤジ 堀田 誠 |
YH |
1' 42.486 |
-4.992 |
| 21 |
14 |
ST3 |
5 |
岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝 |
YH |
1' 42.605 |
-5.111 |
| 22 |
27 |
ST3 |
6 |
FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3/E46 |
木村 崇 小林 且雄 村田 信博 |
YH |
1' 42.732 |
-5.238 |
| 23 |
83 |
ST3 |
7 |
BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 |
古橋 譲 玉本 秀幸 余郷 敦 |
YH |
1' 43.116 |
-5.622 |
| 24 |
19 |
ST3 |
8 |
バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 |
輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞 |
YH |
1' 43.156 |
-5.662 |
| 25 |
78 |
ST3 |
9 |
WmダンロップRX-7 マツダRX-7/FD3S |
新宅 史亮 伊藤 弘史 |
0 |
1' 43.577 |
-6.083 |
| 26 |
9 |
ST3 |
10 |
ハウスコンサルタントADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克哉 |
YH |
1' 43.634 |
-6.140 |
| 27 |
16 |
ST3 |
11 |
H!NT.7 マツダRX-7/FD3S |
金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵 |
YH |
1' 43.731 |
-6.237 |
| 28 |
30 |
ST2 |
9 |
カンピリオADVANランサー 三菱ランサーEVOVIII/CT9A |
渡辺雅則 西村 元気 杉本 龍生 |
YH |
1' 43.860 |
-6.366 |
| 29 |
70 |
ST3 |
12 |
マジックkg/mm RX-7 マツダRX-7/FD3S |
大野 尊久 中川 良 |
YH |
1' 44.713 |
-7.219 |
| 30 |
99 |
STS |
1 |
アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000 ホンダ S2000/AP1 |
坂本 裕也 細川 慎弥 |
YH |
1' 44.810 |
-7.316 |
| 31 |
73 |
ST4 |
1 |
ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘 |
YH |
1' 45.536 |
-8.042 |
| 32 |
69 |
STS |
2 |
NSC J'S RACING S2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅本 淳一 植田 正幸 |
YH |
1' 45.856 |
-8.362 |
| 33 |
999 |
ST4 |
2 |
P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 |
山野 直也 Henry Ho |
YH |
1' 45.904 |
-8.410 |
| 34 |
10 |
STS |
3 |
MSFシーケンシャルS2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅川 真明 安田 裕信 |
YH |
1' 46.339 |
-8.845 |
| 35 |
77 |
ST4 |
3 |
BRIDE-WACO'Sインテグラ ホンダインテグラ /DC5 |
見並 秀文 磯田 尚孝 下山 和寿 |
YH |
1' 47.021 |
-9.527 |
| 36 |
43 |
ST3 |
13 |
ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3/E46 |
一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸 |
YH |
1' 47.207 |
-9.713 |
| 37 |
98 |
ST4 |
4 |
KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
菅野 良男 金谷 真吾 |
YH |
1' 48.329 |
-10.835 |
| 38 |
18 |
ST4 |
5 |
コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 |
浅野 武夫 水書 健司 森 正行 |
YH |
1' 48.502 |
-11.008 |
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tyre | Time | Delay |
| 1 |
13 |
ST2 |
1 |
シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーEVO./CT9A |
大瀧 賢治 |
YH |
1' 41.244 |
- |
| 2 |
17 |
ST1 |
1 |
キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN |
三沢 伸輔 |
DL |
1' 41.427 |
-0.183 |
| 3 |
20 |
ST2 |
2 |
RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
阪口 良平 |
YH |
1' 41.775 |
-0.531 |
| 4 |
15 |
ST3 |
1 |
岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
植松 忠雄 |
YH |
1' 42.163 |
-0.919 |
| 5 |
27 |
ST3 |
2 |
FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3/E46 |
村田 信博 |
YH |
1' 42.889 |
-1.645 |
| 6 |
26 |
ST2 |
3 |
エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
朝倉 宏志 |
YH |
1' 43.024 |
-1.780 |
| 7 |
83 |
ST3 |
3 |
BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 |
余郷 敦 |
YH |
1' 43.273 |
-2.029 |
| 8 |
9 |
ST3 |
4 |
ハウスコンサルタントADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
牧田 克哉 |
YH |
1' 43.292 |
-2.048 |
| 9 |
14 |
ST3 |
5 |
岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
入口 秀輝 |
YH |
1' 43.395 |
-2.151 |
| 10 |
33 |
ST3 |
6 |
eeia ingsz 日産フェアレディZ/Z33 |
堀田 誠 |
YH |
1' 43.913 |
-2.669 |
| 11 |
19 |
ST3 |
7 |
バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 |
斉藤 多聞 |
YH |
1' 44.349 |
-3.105 |
| 12 |
30 |
ST2 |
4 |
カンピリオADVANランサー 三菱ランサーEVOVIII/CT9A |
杉本 龍生 |
YH |
1' 44.493 |
-3.249 |
| 13 |
16 |
ST3 |
8 |
H!NT.7 マツダRX-7/FD3S |
木野村 光恵 |
YH |
1' 44.576 |
-3.332 |
| 14 |
77 |
ST4 |
1 |
BRIDE-WACO'Sインテグラ ホンダインテグラ /DC5 |
下山 和寿 |
YH |
1' 47.306 |
-6.062 |
| 15 |
18 |
ST4 |
2 |
コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 |
森 正行 |
YH |
1' 48.044 |
-6.800 |
| 16 |
73 |
ST4 |
3 |
ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
花岡 隆弘 |
YH |
1' 48.573 |
-7.329 |
| -- |
--- |
---- |
-- |
以上、予選通過基準タイムをクリア |
---------------- |
---- |
-- ------ |
------- |
| 17 |
43 |
ST3 |
9 |
ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3/E46 |
立花 和幸 |
YH |
2' 31.234 |
-49.990 |
| -- |
5 |
ST2 |
5 |
ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A |
小西 隆詔 |
KH |
出走せず |
|
谷川達也(#8ニコカットGT3)
昨日よりも温度が上がった(気温31度/路面温度47度)からミシュランが来るかと思ったら、1秒近くあったタイム差がなくなりました。
いつもPPはとりたいと思っていたけど、チームにとってはこれが初めて。ボク自身、GTやS耐でのクラスポールはあったけれど、1995年の筑波F4以来かな?(笑)ローリングスタートのレースでは初めてのポールです。
クリアラップでしたけれど、クルマのバランスやドライビングミスもあってまだまだ納得のいけるレベルではないです。無線はいれてなかったけれどもう1周は行こうかと思って気合い入ってましたが、5.9秒でもういいかなと(笑)
今日が35歳の誕生日なのでいいプレゼントになりましたよ(笑)明日のことはこれから相談します。
まとめ&Photo:Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久シリーズ第5戦、岡山GT400kmの公式予選が9月2日、岡山国際サーキットで行われ、#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)が今季初のポールポジションを獲得した。
ST2クラストップは#11オーリンズランサーEVO IX(中谷明彦/木下隆之組)、
ST3クラスは#15 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7( 長島 正明/古谷 直広/植松 忠雄組)、
ST4クラスは#999 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/ヘンリー・ホー組)
STSクラスは#10 MSFシーケンシャルS2000( 梅川 真明/安田 裕信組)がそれぞれトップタイムだった。
公式予選日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴。
最高気温は30度を上回るが、真夏の蒸し暑さとは少し違い、湿度は幾分低くなっているようだ。
午前9時15分より行われたドライバーズ予選では、#28SEICOカレラレーシングポルシェが佐々木孝太のドライブで1分36秒966のトップタイムを記録し、出走39台中38台が午後のグリッド予選へ駒を進めた。
#5i jack Q's Sea Brain Gulf Evo(島田和樹/高見沢一吉/小西隆詔組)は島田が1分46秒102を出してST2クラスの予選通過基準タイムをクリアしていたが、高見沢が出走しなかったため、グリッド予選への参加はならなかった。
しかし今回の出走台数が特別規則書の定める最大グリッド数に満たないため、明日の決勝はおそらく嘆願書を提出の上、最後尾からスタートすることになりそうだ。
決勝グリッドを決めるグリッド予選は午後1時30分より行われた。
まずはST1、ST2、STSの3クラスによる20分間の専有走行。
この時間帯には#32、#17、#30、#99、#2、6、69、26、10、22の10台が走行した。
ST1クラス、ST2クラスのポイントリーダー、#1ARTAドナーゲGT3、#11オーリンズランサーEVOらは出走せず。午前中トップタイムの28号車も静観の構え。
彼らは混走となる最後の20分間での一発に賭ける作戦を採った。
開始してすぐに#32グループMアドバンポルシェが1分38秒681を出してトップに立った。
ST2は#30カンピリオアドバンランサーが1分42秒182でクラストップに立つが、これを#6梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ、#26エンドレスアドバンTプロランサーらが上回る。更に残り時間1分足らずのところで#22PERMAGARD、#2フジツボhpiらのインプレッサ勢が猛然とアタック、1分39秒794を叩き出した#22PERMAGARDがクラストップに立って専有走行を終えた。
STSクラスは今回初参戦の#10MSFシーケンシャルS2000が安田裕信のドライブにより1分42秒962のレコードタイムを記録している。
続いてはST3、ST4の専有走行。
こちらは#7イシハラマリーンRX-7を除く17台が出走、熾烈なタイムアタック合戦が最初から繰り広げられた。
ST3クラスは#27FINA M3、#9バーディクラブTC神戸Z、#14岡部自動車RX-7らが僅差で争い、専有残り1分で1分39秒110のコースレコードを叩き出した14号車がトップに立った。
ST4クラスは#999P.MUマカオインテグラが専有終了間際に1分44秒806でトップ。このタイムは最後の混走セッションでも破られなかった。
最後の20分間は混走。
ここで漸く午前中トップの#28SEICOカレラレーシングポルシェと、#11オーリンズランサーが動き出した。
11号車を駆る中谷明彦は、最初のアタックでいきなり1分38秒310のレコードタイムを叩き出してクラストップに躍り出ると、2回目のアタックでは更にこれを38秒310まで縮め、クラス2位の#13エンドレス座間に1秒3もの大差をつけてクラストップで明日の決勝に臨むこととなった。
ST1では28号車を駆る佐々木孝太がセッション半ばに1分36秒661を出し、それまでトップの座にいた#3エンドレスZを押しのけてトップに躍り出る。
しかし残り時間5分を切ったところで、今度は#8ニコカットGT3を駆る谷川達也が1分36秒172と、佐々木のタイムを一気にコンマ5秒も上回ってみせる。更に谷川は35秒948までタイムを縮め、今季初めてのポールポジションを確実なものとした。
佐々木は再度アタックを試みるが、36秒248に留まった。
なお、ポイントリーダーの#1ARTAは、田中哲也のドライブで終了間際に1分36秒182までタイムを削るが、谷川のタイムには今一歩及ばなかった。
また、この混走セッションで#15岡部自動車RX-7が1分38秒940とクラスレコードを更新、チームメイトを抜いてクラストップで予選を終えた。
スーパー耐久第5戦決勝は明日午後1時10分より、109周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tyre | Time | Delay |
| 1 |
8 |
ST1 |
1 |
ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
谷川 達也 清水 康弘 |
YH |
1' 35.948 |
- |
| 2 |
1 |
ST1 |
2 |
ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 哲也 新田 守男 |
MI |
1' 36.182 |
-0.234 |
| 3 |
28 |
ST1 |
3 |
SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
佐々木 孝太 宮川 やすお |
MI |
1' 36.248 |
-0.300 |
| 4 |
3 |
ST1 |
4 |
エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
影山 正美 青木 孝行 |
YH |
1' 37.132 |
-1.184 |
| 5 |
45 |
ST1 |
5 |
Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN |
伊藤 真一 羽根 幸浩 |
MI |
1' 37.302 |
-1.354 |
| 6 |
24 |
ST1 |
6 |
Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
堤 明彦 井上 貴志 |
YH |
1' 37.736 |
-1.788 |
| 7 |
11 |
ST2 |
1 |
オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
中谷 明彦 木下 隆之 |
YH |
R1' 38.051 |
-2.103 |
| 8 |
32 |
ST1 |
7 |
GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
原 幸雄 松田 秀士 |
YH |
1' 38.681 |
-2.733 |
| 9 |
15 |
ST3 |
1 |
岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄 |
YH |
R1' 38.940 |
-2.992 |
| 10 |
14 |
ST3 |
2 |
岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝 |
YH |
R1' 39.110 |
-3.162 |
| 11 |
7 |
ST3 |
3 |
MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 マツダRX-7/FD3S |
白井 剛 加藤 正将 |
YH |
1' 39.241 |
-3.293 |
| 12 |
13 |
ST2 |
2 |
シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーEVO./CT9A |
HINOKI 和田 久 大瀧 賢治 |
YH |
1' 39.427 |
-3.479 |
| 13 |
2 |
ST2 |
3 |
FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ/GDB |
吉田 寿博 小泉 和寛 |
DL |
1' 39.599 |
-3.651 |
| 14 |
17 |
ST1 |
8 |
キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔 |
DL |
1' 39.638 |
-3.690 |
| 15 |
22 |
ST2 |
4 |
PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GDB |
清水 和夫 樋口統也 |
DL |
1' 39.794 |
-3.846 |
| 16 |
123 |
ST2 |
5 |
エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ/GDB |
峰尾 恭輔 木下 みつひろ |
YH |
1' 40.271 |
-4.323 |
| 17 |
6 |
ST2 |
6 |
梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
冨桝 朋広 関 豊 |
DL |
1' 40.313 |
-4.365 |
| 18 |
20 |
ST2 |
7 |
RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
小川 日出夫 砂子塾長 阪口 良平 |
YH |
1' 40.473 |
-4.525 |
| 19 |
23 |
ST3 |
4 |
C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
山田 英二 谷口 行規 |
YH |
1' 40.473 |
-4.525 |
| 20 |
26 |
ST2 |
8 |
エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志 |
YH |
1' 40.576 |
-4.628 |
| 21 |
9 |
ST3 |
5 |
ハウスコンサルタントADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克哉 |
YH |
1' 40.649 |
-4.701 |
| 22 |
27 |
ST3 |
6 |
FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3/E46 |
木村 崇 小林 且雄 村田 信博 |
YH |
1' 40.982 |
-5.034 |
| 23 |
33 |
ST3 |
7 |
eeia ingsz 日産フェアレディZ/Z33 |
大井 貴之 赤鮫オヤジ 堀田 誠 |
YH |
1' 41.158 |
-5.210 |
| 24 |
16 |
ST3 |
8 |
H!NT.7 マツダRX-7/FD3S |
金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵 |
YH |
1' 41.254 |
-5.306 |
| 25 |
19 |
ST3 |
9 |
バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 |
輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞 |
YH |
1' 41.712 |
-5.764 |
| 26 |
78 |
ST3 |
10 |
WmダンロップRX-7 マツダRX-7/FD3S |
新宅 史亮 伊藤 弘史 |
0 |
1' 42.019 |
-6.071 |
| 27 |
30 |
ST2 |
9 |
カンピリオADVANランサー 三菱ランサーEVOVIII/CT9A |
渡辺雅則 西村 元気 杉本 龍生 |
YH |
1' 42.182 |
-6.234 |
| 28 |
83 |
ST3 |
11 |
BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 |
古橋 譲 玉本 秀幸 余郷 敦 |
YH |
1' 42.220 |
-6.272 |
| 29 |
70 |
ST3 |
12 |
マジックkg/mm RX-7 マツダRX-7/FD3S |
大野 尊久 中川 良 |
YH |
1' 42.688 |
-6.740 |
| 30 |
10 |
STS |
1 |
MSFシーケンシャルS2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅川 真明 安田 裕信 |
YH |
R1' 42.962 |
-7.014 |
| 31 |
99 |
STS |
2 |
アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000 ホンダ S2000/AP1 |
坂本 裕也 細川 慎弥 |
YH |
1' 43.766 |
-7.818 |
| 32 |
69 |
STS |
3 |
NSC J'S RACING S2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅本 淳一 植田 正幸 |
YH |
1' 43.951 |
-8.003 |
| 33 |
999 |
ST4 |
1 |
P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 |
山野 直也 Henry Ho |
YH |
1' 44.806 |
-8.858 |
| 34 |
73 |
ST4 |
2 |
ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘 |
YH |
1' 44.902 |
-8.954 |
| 35 |
98 |
ST4 |
3 |
KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
菅野 良男 金谷 真吾 |
YH |
0 45.575 |
-9.627 |
| 36 |
43 |
ST3 |
13 |
ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3/E46 |
一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸 |
YH |
0 46.227 |
-10.279 |
| 37 |
18 |
ST4 |
4 |
コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 |
浅野 武夫 水書 健司 森 正行 |
YH |
0 46.301 |
-10.353 |
| 38 |
77 |
ST4 |
5 |
BRIDE-WACO'Sインテグラ ホンダインテグラ /DC5 |
見並 秀文 磯田 尚孝 下山 和寿 |
YH |
0 46.567 |
-10.619 |
R印は、コースレコードを更新した。
(従来のレコード : ST-2=1'38.629 / ST-3=1'39.237 / ST-S=1'43.190)
*No.20、23は、2006OKAYAMAチャレンジカップシリーズ特別規則書 第8章 第27条 3.(同タイム)により、順位を決定した。
天候:晴れ コース:ドライ
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tyre | Time |
| 1 |
28 |
ST1 |
1 |
SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
佐々木 孝太 宮川 やすお |
MI |
1' 36.966 |
| 2 |
8 |
ST1 |
2 |
ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
谷川 達也 清水 康弘 |
YH |
1' 37.052 |
| 3 |
1 |
ST1 |
3 |
ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 哲也 新田 守男 |
MI |
1' 37.091 |
| 4 |
3 |
ST1 |
4 |
エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
影山 正美 青木 孝行 |
YH |
1' 37.170 |
| 5 |
45 |
ST1 |
5 |
Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN |
伊藤 真一 羽根 幸浩 |
MI |
1' 38.354 |
| 6 |
24 |
ST1 |
6 |
Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
堤 明彦 井上 貴志 |
YH |
1' 38.389 |
| 7 |
13 |
ST2 |
1 |
シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーEVO./CT9A |
HINOKI 和田 久 大瀧 賢治 |
YH |
1' 38.936 |
| 8 |
32 |
ST1 |
7 |
GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN |
原 幸雄 松田 秀士 |
YH |
1' 39.212 |
| 9 |
22 |
ST2 |
2 |
PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GDB |
清水 和夫 樋口統也 |
DL |
1' 39.596 |
| 10 |
17 |
ST1 |
8 |
キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN |
田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔 |
DL |
1' 40.089 |
| 11 |
7 |
ST3 |
1 |
MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 マツダRX-7/FD3S |
白井 剛 加藤 正将 |
YH |
1' 40.284 |
| 12 |
2 |
ST2 |
3 |
FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ/GDB |
吉田 寿博 小泉 和寛 |
DL |
1' 40.313 |
| 13 |
11 |
ST2 |
4 |
オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
中谷 明彦 木下 隆之 |
YH |
1' 40.470 |
| 14 |
20 |
ST2 |
5 |
RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーEVO.IX/CT9A |
小川 日出夫 砂子塾長 阪口 良平 |
YH |
1' 40.813 |
| 15 |
26 |
ST2 |
6 |
エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志 |
YH |
1' 40.883 |
| 16 |
16 |
ST3 |
2 |
H!NT.7 マツダRX-7/FD3S |
金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵 |
YH |
1' 41.043 |
| 17 |
33 |
ST3 |
3 |
eeia ingsz 日産フェアレディZ/Z33 |
大井 貴之 赤鮫オヤジ 堀田 誠 |
YH |
1' 41.152 |
| 18 |
123 |
ST2 |
7 |
エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ/GDB |
峰尾 恭輔 木下 みつひろ |
YH |
1' 41.231 |
| 19 |
23 |
ST3 |
4 |
C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
山田 英二 谷口 行規 |
YH |
1' 41.264 |
| 20 |
15 |
ST3 |
5 |
岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄 |
YH |
1' 41.301 |
| 21 |
27 |
ST3 |
6 |
FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3/E46 |
木村 崇 小林 且雄 村田 信博 |
YH |
1' 41.817 |
| 22 |
6 |
ST2 |
8 |
梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーEVO.VIII/CT9A |
冨桝 朋広 関 豊 |
DL |
1' 41.862 |
| 23 |
14 |
ST3 |
7 |
岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 マツダRX-7/FD3S |
杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝 |
YH |
1' 42.048 |
| 24 |
9 |
ST3 |
8 |
ハウスコンサルタントADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 |
塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克哉 |
YH |
1' 42.492 |
| 25 |
19 |
ST3 |
9 |
バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 |
輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞 |
YH |
1' 42.688 |
| 26 |
99 |
STS |
1 |
アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000 ホンダ S2000/AP1 |
坂本 裕也 細川 慎弥 |
YH |
R1' 43.190 |
| 27 |
78 |
ST3 |
10 |
WmダンロップRX-7 マツダRX-7/FD3S |
新宅 史亮 伊藤 弘史 |
0 |
1' 43.356 |
| 28 |
10 |
STS |
2 |
MSFシーケンシャルS2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅川 真明 安田 裕信 |
YH |
1' 43.628 |
| 29 |
30 |
ST2 |
9 |
カンピリオADVANランサー 三菱ランサーEVOVIII/CT9A |
渡辺雅則 西村 元気 杉本 龍生 |
YH |
1' 43.744 |
| 30 |
69 |
STS |
3 |
NSC J'S RACING S2000 ホンダ S2000/AP1 |
梅本 淳一 植田 正幸 |
YH |
1' 43.901 |
| 31 |
70 |
ST3 |
11 |
マジックkg/mm RX-7 マツダRX-7/FD3S |
大野 尊久 中川 良 |
YH |
1' 44.614 |
| 32 |
83 |
ST3 |
12 |
BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 |
古橋 譲 玉本 秀幸 余郷 敦 |
YH |
1' 45.024 |
| 33 |
999 |
ST4 |
1 |
P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 |
山野 直也 Henry Ho |
YH |
1' 45.795 |
| 34 |
73 |
ST4 |
2 |
ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘 |
YH |
1' 46.736 |
| 35 |
18 |
ST4 |
3 |
コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 |
浅野 武夫 水書 健司 森 正行 |
YH |
1' 46.759 |
| 36 |
98 |
ST4 |
4 |
KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 |
菅野 良男 金谷 真吾 |
YH |
1' 46.736 |
| 37 |
77 |
ST4 |
5 |
BRIDE-WACO'Sインテグラ ホンダインテグラ /DC5 |
見並 秀文 磯田 尚孝 下山 和寿 |
YH |
1' 46.759 |
| 38 |
43 |
ST3 |
13 |
ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3/E46 |
一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸 |
YH |
1' 48.628 |
| -- |
--- |
--- |
-- |
---以上 予選通過-------- |
--------------- |
---- |
-- ---------- |
| - |
5 |
ST2 |
10 |
ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A |
島田 和樹 高見沢 一吉 小西 隆詔 |
KH |
1' 46.102 |
R印は当該クラスのコースレコードとする
予選通過基準タイム
(総合 130%) 2'06.147 (ST-1 110%) 1'46.740 (ST-2 110%) 1'49.577
(ST-3 110%) 1'50.909 (ST-4 110%) 1'56.224 (ST-S 110%) 1'53.856
参加台数:39台 出走台数:39台
ブノワ・トレルイエ(優勝)
(小暮のリタイヤを見た感想を聞かれ)彼は変わってないなあと思いましたよ。信じられないようなことが現実に起きましたね。
(レース戦略について)グリッド上でスリックタイヤに履き替えた時点で、ノーピットでいくと決めていました。リスクの大きい作戦でしたが、他のドライバーもスリックを履いたのを見て『いける』と思いました。それに、こういう路面は得意ですから。
序盤はレースペースを掴むのが大変でした。マツダが速かったけど、数周してみて追いつけないペースじゃないとわかったので不安じゃなくなりました。
イージーなレースに見えたかもしれませんけど、こういうときは集中力を保つのが大変なんですよ。
アンドレ・ロッテラー(2位)
最初からスリックで問題ないと思ってたんですけど、ブラフのつもりでグリッドへはウェットタイヤで出て行きました。タケシなんかは最初からスリックを履いていましたね。
こういうコンディションのレース『だけ』が得意だと思われたくないのですが、悪コンディションを逆手にとってポジションを上げていくのは悪い気分じゃないですね。
今後は最優先で予選のパフォーマンスを上げていたいです。決勝レースは悪くないので、予選だけが頭痛の種なんですよ。
本山 哲(3位)
序盤からペース的には調子良かったんですけど、次第にミスファイアが出始め、回転が上がらなくなり、スピードが出なくなってきました。コクピットについてるスイッチを全ていじり倒してるうちに一旦は回復したんですが、レース終盤に(金石)年弘に追いついたところでまたミスファイアしました。
ここまで何かツキに見放されていますが、トラブルが出てる中で3位には入れたのは、まぁ良かったかなと思います。
次は再びトップを目指します。
星野一義(優勝チーム監督)
圧勝してるようにみえても、不安は一杯あるんですよ。
スタッフが頑張ってくれて結果が出てるんです。
本山にツキがないのが気になっていますが、トラブルが出てる中で3位に入ってくれたのは良かったです。
松田が方向性の違うことをやって冒険しましたが、まぁ先がどうなるかは誰にも判らないんで。ポイントランキングも上位なんだし、なにもここで冒険しなくても、とは思ったんですけど、本人が『トップに出たい』『賭けてみたい』というなら、僕がブレーキかけるわけにもいかなかったんで。
今回もチーム一丸となって優勝できましたが、ここで足踏みせずにどこまでもチャレンジして欲しいと思います。お陰で僕の仕事はだんだん減っていますけどね(笑)
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の決勝が8月27日、富士スピードウェイで行われた。
ウェットからドライへと路面状況が変化する難しいコンディションの中、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が第4戦鈴鹿に続いて今季3勝目を挙げた。
(観客動員数 24,100人)
全日本F3の決勝が行われていたときに降っていた雨は、フォーミュラニッポンの決勝が始まる前に止んでいたが、路面はウェット状態のまま。
このままいけばレースの進行に伴ってドライ路面に変わっていくことが予想される。
このため、各チームともタイヤ選択に頭を悩ませ、殆どのドライバーがウェットタイヤでピットアウトし、グリッド上でスリックへと交換することとなった。
この時点でウェットを選択したのは#20松田次生、#3荒聖治、#6折目遼の3名。
フォーメーションラップは予定通り2時30分にスタート。ここでなんと、ポールシッターの#56小暮卓史がネッツコーナーでスピンを喫する波乱が起きた。
車両はそのままコース外に排除され、小暮のレースはここで終わった。
ポール不在のまま決勝レースはスタート。
#1本山哲がトップで1コーナーに飛び込むが、ブレーキングでホイールロックさせてしまい、アウトに膨らんでしまう。その脇をトレルイエ、松田、#55金石年弘、折目らが次々にすり抜けていき、本山は一気に5番手に後退してしまう。
まだ濡れた路面にスリックタイヤ勢が苦戦する中、ウェットタイヤを装着した松田と折目はあっというまに上位に進出していく。
松田は11番手スタートながらも、オープニングラップで早くもトレルイエを抜き去ってトップに躍り出た。
折目も予選最後列から一気に3位に浮上している。
その一方で荒は思うように順位を上げられず、8周終わりで早くもスリックタイヤに交換。
しかしその直後の11周目、荒は1コーナーでコースアウトし、ノーズコーンを失って再びピットへ。
その後も松田は順調に2位トレルイエを突き放しに掛かり、一時は18秒差までもっていくが、10周を過ぎた辺りからトレルイエのペースが上回り始める。
同じように折目も少しづつポジションを落とし始めた。
そこで松田は18周を終えたところでピットストップ。スリックタイヤに履き替え、11番手でコースに戻っていった。
この時点で2位のトレルイエには10秒差をつけていたが、今度は反対に50秒のビハインドを背負うこととなった。
これでトップに立ったトレルイエは順調にペースを上げ、レース序盤は1分41秒前後だったラップタイムも39秒、38秒、37秒と次第に上がっていく。
一方、スリックに履き替えたばかりの松田のペースは中々上がらず、ポジションも一旦は14番手に落ちてしまった。
結局、スリックタイヤでスタートしたドライバーの殆どがノーピット作戦を選択していたために、松田の賭けは実らず、トレルイエは誰にも脅かされることなく65周を走りぬき、今季3勝目を挙げることとなった。
2位には14番手スタートながらも見事なドライビングで着実に順位を上げてきた#36アンドレ・ロッテラーが入り、3位に62周目に金石を抜き返した本山が入った。
松田は最終的に7位でレースを終えた。
次戦はスポーツランド菅生。9月17日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

エイドリアン・スーティル(優勝)
勝つことができて嬉しいです、昨日はリタイヤに終わってがっかりしましたから。
ここ数戦はセッティングが決まらなくて苦しみましたが、今日はうまく決まりました。
スタートもパーフェクトだったし、いいペースで走れました。
今日は大事なレースを勝てた、と思います。残り4戦になりましたし、次の菅生は走ったことがないので、これは貴重な1勝になると思います。
大嶋和也(2位)
今日のスタートは、加速は悪くなかったんですけど、出だしで遅れてしまい、それが響きました。
レース前半のウチに抜き返したかったんですが、チャンスがありませんでした。後半もプッシュしたんですけど、あれ以上詰められませんでした。
これで自力でチャンピオンの可能性はなくなりましたが、これからもチャンスがあれば全部勝ちにいきたいです。
ロベルト・ストレイト(3位)
スタートでホイールスピンが多くなってしまったので、1コーナーまでにポジションを1つ落としてしまいました。その後はイザワとのバトルでロスしてしまいましたが、後半はオオシマやスーティルと同じペースで走れました。
表彰台は嬉しいですが、クルマが凄くいい状態だったので、最高の結果が出せなかったのは残念に思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第14戦決勝は、#1エイドリアン・スーティル(TOM'S)が、2位#36大嶋和也の追撃を振り切り、第8戦岡山以来6戦ぶりの勝利を挙げた。
決勝前に雨が降り始めたため、10分間のフリー走行が設けられ、当初予定より10分遅れの午後1時1時05分にウェットコンディションのまま決勝はスタートした。
ポールの#36大嶋和也が出遅れ、スーティルがトップで1コーナーへ。
大嶋も懸命にスーティルに食い下がるが、1周目のダンロップ立ち上がりで姿勢を乱し、逆に3位#2伊沢拓也に一気に詰め寄られる。
予選3番手の#10塚越広大はここでもスタートを決められず、13番手に後退、その後も思ったようにペースが上がらず、11番手に終わった。
一時は大嶋の背後に迫った伊沢だったが、ペースを取り戻した大嶋に次第に引き離され、逆に3周目のダンロップ進入で強引にノーズをねじ込んできたストレイトに抜かれて4位に後退してしまった。
トップのスーティルと2位の大嶋はほぼ互角のペースで周回を重ね、その間隔は1秒前後で推移するが、レース終盤になって大嶋が少しづつ遅れはじめ、最終的には2.491秒差まで差を広げられてチェッカーを受けた。
これでスーティルは第8戦岡山以来6戦ぶり、今季通算5勝目を挙げることとなった。
これにより、シリーズポイントも190となり、再び大嶋を30ポイント差に引き離した。
次回は菅生。9月16、17日開催だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
フォーミュラニッポン第6戦の決勝を目前に控えた富士スピードウェイだが、心配されていた雨が丁度正午を迎えたところで降り始めた。
現在、かなり強い雨が1コーナー方向から最終コーナーに向けて横殴りに降っている。
富士ではこの後、全日本F3第14戦決勝、続いてフォーミュラニッポン第6戦の決勝が予定されているが、タイムスケジュールへの影響が心配される。
富士スピードウェイでは今季、4月に開催されたフォーミュラニッポン開幕戦が雨のためにSCランのみで成立とされているだけに、今回のレースに期待しているファンも少なくないはず。
なんとしても中止という事態だけは避けたいところだ。
Text&Photo:Kazuhisa SUEHIRO
国内最長のストレートを持つ富士スピードウェイ。
ここでは空気抵抗の低減がラップタイムにもたらす効果は大きいと考えられる。
このため、フォーミュラニッポン第6戦の公式予選では、サイドポンツーン上面のルーバーの一部、或いは全部を塞いでしまうチームがいくつも確認された。
全て塞いでしまったのは、インパルの4台とトムスの2台。
ARTAは後方の3本のみを残して塞ぎ、チーム・ルマンは高木虎之介車のみが後方2本を残して塞いでいた。
当然このままだと、ラジエターを通過して熱せられた空気の逃げ場が少なくなってしまい、最悪の場合はエンジンのオーバーヒートに繋がる恐れもある。
気温の高い夏場のレースであれば尚更だ。
予選アタックで数周するだけならもたせられても、65周もする決勝での影響は決して少なくないはずだ。
そこで、決勝日朝に行われたフリー走行では、トムスの2台とARTAの小暮車、ルマンの高木車は通常のルーバー形状に戻して走行した。
しかしこの時点でもなお、インパル勢は全車が全て塞いだ状態。ARTAの金石も予選同様の塞ぎ方でフリー走行に臨んでいる。
これが曇天で決勝日の気温が下がっているからなのか、それともストレートスピードが高くなることで冷却に充分な空気が取り込めると判断したのか、真意は今の時点では不明だが、その答えは決勝結果になって明らかになるのかもしれない。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の決勝前フリー走行が8月27日、富士スピードウェイで行われた。
トップタイムを記録したのは#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)。1分30秒044だった。
天候は曇りだが、前夜の雨で路面は濡れており、フリー走行開始に先立ってウェット宣言が出された。
このため、全員がウェットタイヤで走り始め、レコードラインが乾くのに合わせて開始10分すぎ辺りから次々とスリックに履き替えていった。
それにつれてラップタイムも33秒台から31秒台へと短縮され、最終的には上位4台が30秒台を記録した。
最初に30秒台を叩き出したのは#1本山哲。残り時間5分をきったところで30秒795を叩き出した。
しかし残り時間1分で松田が1分30秒044を出して逆転、本山もチェッカー直後にタイムを縮めてきたが、30秒597と2番手に終わった。
予選に続いてフリー走行でも松田、本山らのインパル勢の速さが目立つが、一方#19ブノワ・トレルイエは当初は常にトップを狙える位置にいたものの、最後にタイムを詰めきれずに12番手に終わった。
3番手には#40ビヨン・ビルドハイムがつけている。
このほか、第5戦終了後にエンジン交換を行ったためにグリッド降格で最後尾スタートとなった#31ロイック・デュバルが4番手につけ、国内復帰以来今ひとつ予選順位の良くない#41井出有治も31秒043を出し、このセッションを6位で終えた。
第6戦決勝は午後2時30分より、65周で行われる。
天候が心配されるが、フリー走行が終了する頃から空は次第に明るくなってきている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR & Yoshinori OHNISHI
大嶋和也(優勝)
スタートさえ失敗しなければ勝てるとは思っていました。
今日は決して成功とはいえないスタートでしたが、なんとかトップに立つことができ、勝つことができました。
マルコ・アスマー(2位)
良いスタートが切れて、1コーナーで2位に上がれたのは良かったです。
3、4周目にエイドリアンに迫られたけど、それ以外は何も問題がありませんでした。
クルマはトータルパッケージとしてまだトムスに負いつけてない部分があるけど、それがどこに原因があるのかわかっていないので、今はとにかく頑張るしかないですね。
ファビオ・カルボーン(3位)
最近のレースでは結果が出ていなかったので、ここで表彰台に立てたことは嬉しいですが、勝てなかったことを残念に思います。
クルマは全体的に良くなりましたが、まだ上位陣とは差があるので、これからもっとよく仕上げていかないといけませんね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第13戦の決勝は、予選2番手からスタートした#36大嶋和也(TOM'S)がスタートでトップに立つと、そのまま一気に後続をぶっちぎり、今季3勝目を挙げることとなった。
第13戦決勝は午後4時25分スタート。
ポールシッターの#10塚越広大が課題のスタートを今回も決められずに順位を落とすのを尻目にトップに躍り出た大嶋は、1コーナーで果敢に並びかけてくる#2伊沢拓也を退け、一気に後続を突き放しに掛かる。
伊沢はハードブレーキングの末、立ち上がりで姿勢を乱して大きく順位を落とした上、ダンロップコーナーで痛恨のスピンを喫して最後尾に落ちてしまった。
1周を終えての順位は、1位大嶋、2位#14マルコ・アスマー、3位#1エイドリアン・スーティル、4位塚越の順。
大嶋は序盤からハイペースで飛ばし、徐々に2位以下を引き離していく。
レースの折り返し点となる8周終了時点ではその差は5秒3にも達し、最終的には2位に9秒59の大差をつけて15周を走りぬき、前回のオートポリスでの第11戦に続いて今季3勝目を上げた。
トップを快走する大嶋には大きく水を開けられたが、2位~4位はまさに団子状態。
アスマーの背後でスーティルが盛んに揺さぶりをかければ、その背後から塚越が着実に差を詰めてくる。
この3台の均衡が破られたのは10周目のことだった。
3位スーティルの隙をうかがっていた塚越は、13コーナーで大胆にもアウトからスーティルに並びかける。しかしスーティルも必死で押さえにかかり、両者はネッツコーナーでラインを交錯させ、サイド・バイ・サイドの状態で最終コーナーを立ち上がっていく。
しかしここの立ち上がりで、アウト側にいたスーティルの右フロントタイヤが塚越の左リヤに接触。
堪らず塚越はスピン状態に陥り、スーティルを巻き込んでコースを飛び出してしまう。
これでポイントリーダーのスーティルはそのままレースを終え、一旦は10位でコースに復帰した塚越も、14周目に白煙を噴いてスローダウン、コース脇にクルマを停めた。
これでアスマーの2位が確定、3位には#12ファビオ・カルボーンが入り、スリーボンド勢が第8戦岡山以来の表彰台を揃って獲得した。
オープニングラップで大きく順位を落とした伊沢は最終的に6位まで挽回し、貴重なポイントを得た。
ポイントリーダーのスーティルがノーポイントに終わったことにより、優勝とファステストラップ獲得で21ポイントを上げた大嶋はシリーズランキングでも単独2位となり、既に確定した第14戦のポールポジション1点を加えると、その差を24ポイントに縮めた。
同じく富士スピードウェイで決勝を行う第14戦は、明日午後12時55分より21周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

小暮 卓史(ポールポジション)
オートポリスからクルマの基本セットが出来上がってきて調子がよくなりました。
これまで徐々に改良してきて、良い流れが出来上がってきています。
金曜日はセクター2のタイムをあげるとセクター3が悪くなる、といった状況でしたが、今日は2つの平均値を求める方向でタイムを出せました。
本山 哲(予選2位)
小暮とはセクター2の区間タイムで差があるようですね。それがどういう違いで起きているのかはわかりませんが、今日はともかく自分のベストタイムを出すことに集中しました。
今シーズンは優勝だけでなく予選トップも1度も取れていないので、明日こそはトップでフィニッシュしたいですね。
ブノワ・トレルイエ(予選3位)
今シーズンの目標は予選でトップ4に入ることなので、その意味では満足しています。
でも金曜日からセッティングに時間がかかって、セクター2とセクター3でセッティングのバランスを取るのに苦労してタイムを出せませんでした。
でも明日はここまで攻めることはないので大丈夫だと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の公式予選2回目は、#56小暮卓史(ARTA)が1分28秒184と、午前中の自己ベストタイムを大幅に更新して再びトップに立ち、前戦オートポリスに続いて2戦連続、今季通算3回目のポールポジションを獲得した。
予選2回目は午後2時から開始された。
富士スピードウェイ上空は雲がかなり厚くなってきており、いつ雨が降り出してもおかしくない雰囲気になってきた。降水確率も50%になっている。
また、日差しがさえぎられた影響から気温も若干低くなっているようだ。
こうした状況もあってか、このセッションでは午前中とはうって変わって、各ドライバーとも最初から積極的にタイムを出しにいった。
最初にトップタイムを叩きだしたのは#17平中克幸。タイムは1分29秒322だった。
続いて#20松田次生が29秒102、更に#56小暮卓史が28秒403と、早くも午前中のベストタイムを更新してみせる。
いずれのドライバーも計測4周前後でピットに戻り、すぐにタイヤを履き替えて出て行く。
ここで#7片岡龍也が28秒883、#19ブノワ・トレルイエが28秒993で2、3位。
更に松田が28秒875を出してきた。
セッション半ばの23分過ぎには、平中、#11立川祐路が相次いで28秒681、28秒689を出して2,3番手に上がってきた。
そして開始から25分が経過したところで、#55金石年弘が28秒611、小暮が28秒184とタイムを詰め、ARTAがこの時点での1-2体制を築きあげる。
しかし予選終了間際になって、インパル勢が反撃に出た。
まずは残り時間7分でブノワ・トレルイエが28秒418を叩き出し、金石を抜いて2番手に上がると、残り2分で本山が28秒397を出してトレルイエを上回った。
同時に#37土屋武士、#11立川祐路らも好タイムを記録して上位に上がってきた。
ここでチェッカーが出て予選終了となり、小暮の前戦オートポリスに続いて2戦連続、今季通算3度目のポールポジションが確定した。
第6戦決勝は明日8月27日午後2時30分より、65周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR