昨秋からの改修工事が終了した鈴鹿サーキットは12日、これを記念して「オープニングサンクスデー」を開催し、集まった3万人の一般参加者が新生鈴鹿の船出を祝った。

鈴鹿サーキットは1962年、東京オリンピックの2年前に開場、翌63年には第1回日本グランプリが開催された。そのとき、ロータス23を駆って優勝したのが後のロータスF1チームの監督ピーター・ウォー氏。今回、このレースが再現されピーター・ウォー氏が46年ぶりにロータス23のステアリングを握り、新生鈴鹿サーキットを快走した。

また、鈴鹿サーキットが主宰するレーシングドライバー養成スクールのSRS-Fの卒業ドライバーによるレースも行われ、ドイツF3チャンピオンの金石年弘選手が優勝した。
日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟氏がホンダRA2727を、ここ鈴鹿でF1日本人初の3位表彰台に立った鈴木亜久里氏がウィリアムズFW11をドライブして集まった観客を沸かした。
現役F1ドライバー、中嶋悟氏の長男、中嶋一貴選手も鈴鹿に駆けつけた。メディア向けの共同記者会見のあと、ファンに向けてのトークショー、サイン会が行われた。

初の公式レースも併せて開催された。「ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2009、シビックインターシリーズ第2戦/シビック西日本シリーズ第2戦」の予選、決勝が行われ、特別ゲストとして鈴木亜久里氏も参加した。
そしていよいよ、初のビッグレースとなる「ケーヒン 鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」の決勝がこの19日に開催され、新生鈴鹿サーキットの本格的なレース供用が始まる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
1.観戦・イベントエリアの快適性向上
(1) GPスクエアの拡張
グランドスタンド手前のイベントスペース「GPスクエア」を拡張。広大なフラットスペースを活かした自由なレイアウトが可能で、より快適にイベントをお楽しみいただけます。レース時のイベントブースだけでなく各種見本市など大型展示型催事、団体様のスペース活用など多様なニーズにお応えできます。
(2) GPエントランス、GPレセプション、南ゲートの新設
GPスクエアの拡張に伴い、ゆうえんちからレース場への入場ゲートとなるGPエントランスを新設しました。エントランス横にはチケット売り場となるGPレセプションを設置し、建物延長線上に南ゲートを設置。全体が弧を描いた優しいデザインで、来場したお客様をお迎えいたします。
(3) GPスクエア⇔第1コーナー 歩行者通路の新設
グランドスタンド手前のGPスクエアから第1コーナー方面に通じる車と人が交差する横断歩道に代えて歩行者専用の橋を新設。歩車分離により、お客様のより安全・快適な通行が可能となりました。
(4) グランドスタンドの増設
グランドスタンドには大屋根を設置するとともに、これまでのベンチシート部分を廃止し、全席個別シートに変更。V2席も増設し、グランドスタンド合計で1,900席増え、12,830席となりました。また車椅子席の増設も行い、全59席となりました。グランドスタンド上段には個室タイプの観覧室「パノラマルーム」を35室(各10㎡)を設置、放送ブースとしても利用できます。さらにはグランドスタンドのエントランス部分に充実した飲食エリアを配置いたしました。
(5) 常設大型ビジョンの増設
グランドスタンドの正面に位置するピットビル屋上部に常設の大型ビジョンを設置。これまでの2基から3基に増設し、快適な観戦環境を提供します。
(6) 逆バンクトンネルの新設
GPスクエアから逆バンク方面へ通じるトンネルを新設。出口・入口ともに緩やかなスロープとし、トンネル内部では行き帰りの分離も行い、安全にゆったりと通行いただけるようになりました。またトンネル中央部にはパドックへ通じるスロープを設置し、快適なアクセスを実現いたしました。
(7) パドックトンネルの新設
GPスクエアからパドック内のセンターハウスへ通じるトンネルを新設し、通路幅も4mに拡幅、安全にゆったりと通行いただけます。またエレベーター、エスカレーターを設置し、車椅子の方やベビーカーをご利用の方も快適な移動が実現しました。
(8) リーダータワーの新設
ピットロード出口に高さ27.5mのリーダータワーを新設。最新のLEDパネルを用いることにより順位表示をはじめ、複雑な図形、ロゴなどもフルカラーで鮮やかに表示することができます。グランドスタンドはもちろん第1~第2コーナー席や最終コーナー席からも視認することができ、快適な観戦環境を提供します。
(9) 常設観戦席の改修・増設
観戦エリアの見直しに伴い、逆バンク~ダンロップエリア、立体交差エリアに常設の観戦席を新設しました。また、これまでF1などのビッグレース時に仮設スタンドで対応していたシケインスタンドの上部に、新たに常設席を設置。シートも個別シートとし、高い位置から西コースの一部と東コースの大部分が見渡せる、最高の眺望が実現しました。
(10) 1コーナーゲートの運用開始
鈴鹿サーキット稲生方面よりご来場いただくお客様が、より便利にご入場いただけるよう、交通教育センター脇にあるゲートをオープンし、1コーナーゲートとしてご利用いただけるようになりました。これにより関係者用ゲートへ通じる道を横断することなく、安全・快適にご入場いただけます。
(11) スプーンゲートの新設
F1などのビッグレース時、スプーンコーナー周辺へ快適にアクセスしていただけるよう、スプーンゲートを新設いたしました。
(12) 駐車場の拡張
より多くのお客様に快適にご来場していただくために、正面駐車場エリアを改修し、約1,400台分の駐車スペースを増設しました。
(13) 各観戦エリアの環境・快適性向上
常設の軽食ショップを充実させるとともに、トイレはユニバーサルデザインとし、ベビーカーのまま入れるベビーベッド常備の多目的トイレを設置。女性トイレにはパウダーコーナーを新設。また喫煙所を設け、分煙化を強化しました。
2.ピットビルの新築
開放感、清潔感あふれ、機能美を追求した地上3階建のピットビルを新築。全長は従来より約100m長くなり、1階のピットボックスも拡張。2階には食事をしながらゆったりとレース観戦いただけるホスピタリティラウンジを、3階には自然光を活かした開放的な空間から観戦できるホスピタリティテラスを設置いたしました。
また最終コーナー側には1階にメディカルセンターを、その上にコントロールタワーを、コントロールタワー横にはメディアセンターを設置いたしました。またより多くのパートナー企業様のプロモーション活動にご利用いただけるよう、ピットビル壁面を利用した広告スペースを設けました。
(1) ピットボックス
48のピットボックスは各々約86㎡から約109㎡に拡張するとともに、間仕切りを可動させることでF1レースにも対応可能(437㎡)な12のピットボックスとなります。ピットとパドック路面との段差を解消し、車両搬入の利便性を向上。ピットインフラを整備し、サインエリアとピットガレージ、チームオフィス間でLAN環境を構築。ピットには個室(40㎡)を12室設置しました。
(2) 2階 ホスピタリティラウンジ
新築のピットビル2階には、食事をしながらゆったりと観戦いただけるホスピタリティルームを11室設置、さらにメインストレート側にはピットレーンに張り出した屋外テラス席を、各部屋に100席ずつ設置。優雅さだけでなくモータースポーツの生の迫力をご堪能いただけます。また室内への車両の搬入も可能となり、新車発表会など多目的にご利用いただけます。
(3) 3階 ホスピタリティテラス
3階に設置されたホスピタリティテラスは、自然光を活かし、開放的な空間とするため壁を設置せずに、コースが見渡せる環境となっています。またホスピタリティラウンジ同様、メインストレート側に屋外テラス席を設置しました。
(4) コントロールタワー
ピットビル最終コーナー側にレースを指揮・管理するコントロールタワーを新設。広さを約2倍に拡張、参加者の皆様にゆったりと使用いただけるブリーフィングルームを設置します。コントロールルームを現状の3階から2階に移し、競技役員と参加者のコミュニケーションを容易にするとともに、監視カメラ・モニター等の最新AV設備を集中管理。安全・確実なレース運営が行える環境を整えました。
(5) メディカルセンター
これまで第1コーナー手前にあったメディカルセンターをピットビル最終コーナー側に新築。最新の医療設備を整えるとともに、救急ヘリポートを隣接。コントロールタワーと一体化し、迅速な対応が可能となりました。
(6) メディアセンター
新築のピットビルに、メインストレートに面した明るいメディアセンターを設置しました。スペースは従来のメディアセンターの約1.3倍の広さ(770㎡)となり、100V、200V、電話、LANアウトレットを完備したワーキングデスクを400名分設置。また情報交換の場としてコミュニケーションルームを新設しました。
3.パドックの改修
(1) パドック拡張
パドック横の山田池を埋め立て、パドックスペースを従来の1.2倍に拡張。これによりピット裏の駐車スペースは約100台分増設され、またこのスペースを利用してパドック内で様々なイベントが開催可能となりました。
(2) センターハウス新設
パドック中心部に2階建て、延べ床面積2,414㎡のセンターハウスを新設。1階はパドックレストラン「SUZUKA-ZE(すずかぜ)」で、サーキットの雰囲気と臨場感の中、お食事をお楽しみいただけます。また店内にはベビールーム(授乳室)を設置。客席数は200席(全席禁煙)。100名様規模の貸し切りパーティもお受けできます。2階はホスピタリティエリアにつながるエントランスホール(360㎡)となる、パーティやイベントにご活用いただける多目的スペースとなっています。
(3) チームオフィス新設
パドックエリアにチームオフィスを新築。各々約40㎡の広さを持つ39室で、間仕切りを可動式にし、3ルームを1部屋(120㎡)とする利用も可能です。既存のチームオフィスを14部屋残し、最大53室と改修前の42室から大幅に増加。またチームオフィスとピットとの間隔を30m取り、トランスポーターの駐車や選手とファン、関係者の交流エリアなど幅広い目的で活用いただけます。
(4) SMSCオフィスの移転・増設
鈴鹿サーキットの走行をお楽しみいただく皆様に、さらに快適にご利用いただくために、ゆったりとくつろげるスペース、ロビー、講習会等に使用する多目的ルームを有するSMSC(鈴鹿モータースポーツクラブ)オフィスを移転・増設いたしました。
4.レーシングコースの改修
(1) ランオフエリアの改修
世界基準にもとづく安全対策の充実をはかるため、東コース第1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーアウト側のランオフエリアを拡幅。第2コーナーアウト側はグラベル(砂利)と舗装部分とで構成し、コースアウトしたマシンのスピードを低下させるとともに、コントロール可能な状況を作り出します。
(2) サービスロードの設置
東コースにサービスロードを設置。より安全に、かつスムーズな保安救急活動を可能にするとともに、メディアの皆様の移動・取材エリアを整備。
(鈴鹿サーキット改修資料より抜粋)
Text: 株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット
昨年9月より改修工事を行っていた鈴鹿サーキットは、新施設がほぼ完成、12日一般公開の「"スタート鈴鹿"オープニングサンクスデー」に先立ち、9日にメディアを対象とした視察会を開催した。
視察会は、株式会社モビリティランド専務取締役野口但氏のあいさつに続き、同取締役鈴鹿サーキット総支配人樽井良司氏による改修工事の説明が行われた。
テーマは、「安全」、「安心」、「快適」。観戦・イベントエリア、ピットビル、パドック、レーシングコースの4カ所が200億円をかけ改修された。
イベントエリアとしては、グランドスタンド裏にGPスクエアと呼ばれる1万平方メートルのエリアを確保。1コーナーへの導線を確保するため陸橋を設け、歩車分離を図った。また、グランドスタンドには真夏でも日差しをさけることができる大屋根を設置。席数も12,830席と増設した。常設の大型ビジョンは、デジタルハイビジョンで従来の2基から3基とした。

逆バンクへ向かうトンネルも改修。拡張し、階段を無くしたため車いす等でのアクセスも快適となっている。パドックとスタンドを結ぶトンネルも拡張。エレベーターも設置した。
東コース内からはどこにいても視認できるリーダータワーを設置。また、1コーナーゲートやスプーンゲートも新設し、サーキットへの入場ルートを増やした。正面駐車場は、ゴルフ練習場を閉鎖し、新たに1,400台分の駐車スペースを確保した。
ピットビルも一新された。48のピットボックスは拡張され、その西側には救急へリポートに隣接したメディカルセンターを設置。2階にはホスピタリティラウンジ、最新機器を導入したコントロールタワーにメディアセンター、そして3階にはホスピタリティテラスが設置された。

パドックは、山田池を埋め立てスペースを1.2倍に拡大。センターハウスにはパドックレストラン「SUZUKA-ZE(すずかせ)」が入居。平屋のチームオフィスは、42室から52室に増加した。
レーシングコースは、2コーナーアウト側に舗装部分を設けた。コースアウトしてもグラベルでリタイアすることが少なくなり、よりエキサイティングな争いが見られるようになる。また、東コースにはアウトとインにサービスロードを設置。迅速な救急保安活動が可能となった。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
トムス勢が2戦共に表彰台を独占

昨年に引き続き開幕2連勝を果たした井口卓人(#36)
2009年全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月4日(土)と5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
今季の全日本F3は、昨年新設されたナショナルクラスが、全日本選手権として承認され、昨年の全日本クラスが今年は全日本F3選手権Cクラス、ナショナルクラスが全日本F3選手権Nクラスと名称が変更された。予選方式も変更。昨年はベストタイムとセカンドベストタイムで2戦のグリッドが決定されていたが、今季からは、2007年まで行われていた方式に戻され、10分間のインターバルを挟んで15分のセッション2回でそれぞれグリッドを決定することとなった。また、今季よりタイヤはハンコック社製を使用する。
トヨタはCクラスの5台に1AZ-FEエンジンを供給。Nクラスは出場全車が3S-GEエンジンを使用する。
4日(土)午前10時40分から好天の下で予選が行われた。第1戦の予選は、マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)とTDPドライバーの井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が激しくトップを争い、エリクソンが全日本F3デビュー戦でポールポジションを獲得。井口が2番手。今季F3にステップアップを果たしたもう1人のTDPドライバー国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)は3番手につけた。
午前11時10分からの第2戦予選では、井口が圧倒的なタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。エリクソン、国本が続く形となった。
Nクラスでは、第1戦、第2戦共に関口雄飛(AIM SPORTS)がポールポジションを獲得した。
予選に続き、午後4時に15周で競われる第1戦決勝がスタート。スタート前に小雨が降り始めたが、全車スリックタイヤのままレースを開始。やや濡れた路面という難しいコンディションでのレースとなった。
エリクソンと井口はスタート順のままトップを争い、3位以下を引き離して行った。そのまま順位でレースが終わるかと思われたが、ファイナルラップの最終コーナーで井口がインを付き、2台はほぼ同時にチェッカー。0.036秒差という僅差で先にチェッカーを受けた井口が逆転勝利を挙げた。井口は昨年の開幕戦に続き、2年連続で開幕戦を制することとなった。
3位には、後半トップ2と同等のペースで走行を続けた国本が入り、トムスチームの3人が表彰台を独占した。
Nクラスでは関口がポール・トゥ・ウィンを果たした。
5日(日)午後12時45分から第2戦決勝レース(21周)がスタート。
3番手グリッドの国本が好スタートを切り2位に浮上。一方でエリクソンは後続車両と接触し、最後尾まで後退。
1-2体制で他車を引き離して行った井口と国本だったが、中盤以降は井口が抜け出し独走。開幕2連勝を飾った。国本は2位。3位には、最後尾からファステストラップをマークする走りで怒濤の追い上げを見せたエリクソンが入り、第2戦もトムス勢による表彰台独占となった。
Nクラスでは第1戦に引き続き、関口がポールポジションから2連勝を果たした。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

開幕戦を制したブノワ・トレルイエ(#2)
2009年シーズンのフォーミュラ・ニッポンが開幕。第1戦が4月4日(土)、5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
今季からフォーミュラ・ニッポンでは、新型シャシーFN09を採用。エンジンも3.4リッターV型8気筒へと大排気量化され、全く新しい車両でシーズンが戦われることとなった。トヨタは新開発した“RV8K”エンジンを、5チーム8台に供給する。
今季は金曜日の合同テスト走行が行われなくなったため、土曜日朝のフリー走行セッションのみを経て、午後1時45分からノックアウト方式で予選が行われた。
この予選で、昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したTDPドライバー平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が自身初となるポールポジションを獲得。2006年のシリーズチャンピオン ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が3番手、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手。TDPドライバー石浦宏明(Team LeMans)が7番手。昨年のチャンピオン松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)はQ2終了間際にブレーキトラブルに見舞われ、Q3ではアタックが出来ず、8番手スタートとなった。
今季よりフォーミュラ・ニッポンにステップアップを果たしたTDPドライバーの国本京佑(Team LeMans)と大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)はそれぞれ9番手、12番手から決勝に挑むこととなった。
5日(日)午後2時30分に薄曇りの空の下、55周の決勝レースがスタート。ポールポジションの平手はスタートで遅
れ、6番手まで後退。トレルイエが2番手、8番手グリッドから好スタートを切った松田が4番手までポジションを上げた。
5番手にはロッテラーがつけ、松田を追ったが、16周目に2台が接触。スピンを喫した松田は、この時点でレースを終えることとなってしまった。ロッテラーもこの接触でペナルティを科され、大きくポジションダウン。
30周目前後から、各車給油とタイヤ交換のためのピットインが開始されると、ピットでの好作業にも助けられ、トレルイエが首位に浮上。遅めのピットイン戦略を採った平手は2位でコースへ戻ったが、ピットアウト周回のタイヤが冷えている間に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING:ホンダ)にかわされ3位に後退。
トレルイエはその後2位以下との差を広げ、見事トップでチェッカー。自身2年ぶりとなるフォーミュラ・ニッポンでの勝利を飾った。平手は2位の伊沢を激しく追いあげたが、逆転までには至らず。3位でフィニッシュ。5位には最後尾13番手スタートから追い上げた立川祐路(CERUMO/INGING)が入った。大嶋も7位でデビュー戦ポイント獲得を果たした。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
開幕戦で伊沢拓也選手が2位表彰台を獲得
L.デュバル選手が4位、ルーキーの塚越広大選手は6位入賞
2009年4月5日(日)
決勝
会場:富士スピードウェイ(4.563km)
天候:予選/曇り 決勝/曇り
気温:13℃(14:30時点)
決勝レース:55周(250.965km)
コースコンディション:決勝/ドライ
観客:1万5500人(主催者発表)
4月5日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の決勝レースが開催された。
今シーズンのフォーミュラ・ニッポンは、3年に一度のニューシャシー導入時期であり、大きな変革期にあたる。マシンが英・ローラ社製のFN06から米・スウィフト社製のFN09にスイッチされ、全長、全幅ともにひと回り大きくなり、エンジンも従来の3リッター・V8エンジンから3.4リッター・V8 エンジンへとパワーアップされた。また、新たに導入される「オーバーテイクシステム」は、ステアリングに搭載されたオーバーテイクボタンを押すとエンジン回転数が通常リミットより400回転上がるため、今まで以上にオーバーテイクのチャンスが増える。オーバーテイクボタンの使用は、決勝レース中に5回まで使用が許されており、各チーム・ドライバーの戦術がレースの見どころの1つとなる。
今シーズンのHondaエンジンは、3.4リッター・V8エンジン「HR09E」をJRP(日本レースプロモーション)を通じ、3チーム5台に供給する。「HR09E」は、本田技術研究所が研究・開発し、M-TECが製造・組み立てとメンテナンスを行っている。
4日(土)に開催された公式予選は昨年同様のノックアウト方式。予選第1セッションでは、今季が参戦2年目となる伊沢拓也選手(#41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が見事、トップタイムで通過。ロイック・デュバル選手(#31 NAKAJIMA RACING)が5番手。小暮卓史選手(#32 NAKAJIMA RACING)が9番手。リチャード・ライアン選手(#40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が10番手。塚越広大選手(#10 HFDP RACING)が11番手を獲得。上位11位までが予選第2セッションへと進出できるノックアウト方式において、Honda勢3チーム5台すべてが駒を進めた。
10分間のインターバルを経て行われた予選第2セッションは、L.デュバル選手、小暮選手、伊沢選手の3名が上位8台で争われる予選第3セッションへの進出を果たした。
予選第3セッションにおいても、Honda勢は終始安定した走りをみせた。その結果、伊沢選手が2番手。小暮選手が5番手。L.デュバル選手が6番手、R.ライアン選手が10番手、塚越選手が11番手で5日に行われる決勝レースを迎えることになった。
決勝日の5日は好天となり、気温13℃、路面温度18℃と絶好のコンディションとなった。1万5500人の観衆が見守る中、参加台数13台のマシンは、1周のフォーメーションラップ後、14時33分に55周の決勝スタートを切った。
まずは予選2番手から好スタートを切った伊沢選手がトップに躍り出る。後続では、予選6番手のL.デュバル選手とチームメートの小暮選手が1コーナーのブレーキングポイントで接触し、小暮選手がコースアウトしてスピンを喫する。しかし、小暮選手のマシンはダメージが少なくコースへ復帰するものの、最後尾からの追い上げとなった。
オープニングラップはトップを伊沢選手、3番手に、L.デュバル選手、8番手にR.ライアン選手と続く。ルーキーとして、初のフォーミュラ・ニッポンに挑む塚越選手は9番手、小暮選手は12番手を走行する。
8周目、スピンにより最後尾から追い上げを図る小暮選手が、「オーバーテイクシステム」を使用して9番手に浮上する。3位を走行するL.デュバル選手も同システムを3回使用して2番手のポジションを狙うが、抜くまでには至らない展開となる。
トップを走行する伊沢選手は、常に2番手との差を約1秒引き離す安定した走りをみせる。新しいマシンで始まったフォーミュラ・ニッポンは、13台すべてのマシンレベルがきっ抗しており、全車が1分28秒台のラップタイムを刻みながらレース序盤を走行している。
最後尾から激しい走りをみせる小暮選手は、効果的に「オーバーテイクシステム」を使用しながら22周目に6番手までポジションをばん回する。
24周終了後に、L.デュバル選手がタイヤ交換と燃料補給のためにピットインをしてコースに復帰。同じく小暮選手も27周終了時にピットインをするが、マシンの燃料口に燃料ホースがはまらないトラブルが発生し、再び順位を下げてしまう。
33周終了時に、トップを走行する伊沢選手がピットイン。すばやいピット作業でトップのポジションを守りながらコースに復帰する。しかし、伊沢選手の交換したタイヤがグリップを発揮する前に、前周でピット作業を済ませた2番手のブノワ・トレルイエ選手(トヨタ)が猛アタックを続け、35周目のホームストレートでB.トレルイエ選手がトップのポジションを奪う。B.トレルイエ選手は徐々に2番手以下を引き離して独走状態となるものの、2位争いにはピット作業を終えてポジションを上げてきた平手晃平選手(トヨタ)が加わり、伊沢選手、平手選手、L.デュバル選手の3台で激しい2位争いが繰り広げられる展開となる。
40周目時点では、トップにB.トレルイエ選手、4秒585遅れて2番手の伊沢選手、背後に3番手の平手選手と4番手のL.デュバル選手と続く。その約3秒後方の5番手にR.ライアン選手が走行していたが、41周目の1コーナー進入でスピンを喫し、コースサイドのタイヤバリアにマシン後方から突っ込むクラッシュを喫してしまう。このクラッシュによりR.ライアン選手はメディカルセンターに運ばれたが、大きなケガはないことが確認された。
レース終盤、46周目に「オーバーテイクシステム」を使用した小暮選手が8番手に浮上。7番手の塚越選手も前を走る同じルーキーの大嶋和也選手(トヨタ)に対し、「オーバーテイクシステム」を多用しながらアタックを繰り返していく。
大きく様変わりをしたフォーミュラ・ニッポンの開幕戦で勝利を飾ったのはB.トレルイエ選手だった。し烈を極めた2位争いは伊沢選手が最後まで2番手のポジションを守り、3位に平手選手、4位にL.デュバル選手が55周のチェッカーフラッグを受けた。攻め続けていた塚越選手は、最終ラップで大嶋選手をパスし、ルーキー対決を制して6位を獲得。小暮選手は8位でレースを終えた。
コメント
- 坂井典次(Tenji Sakai)|HR09E開発責任者
-
「HR09Eの開発にあたり、十分にテストを重ねていたのでエンジンの信頼性には自信を持っていましたが、今回は開幕戦ということで、念のために信頼性を重視した使い方をしました。残念ながら伊沢選手が優勝することはできませんでしたが、初の2位表彰台を獲得してくれたので、今後はさらに期待できると思っています。次戦の鈴鹿は非常に難しいコースなので、各チームともセットアップが決まるかがポイントになります。セットアップの時間に影響を及ぼさないようにエンジンの信頼性をさらに高めるとともに、開幕戦以上に攻めたエンジンの使い方をしていきたいと思います。ぜひとも鈴鹿でのご声援をお願いします」
- 伊沢拓也選手(2位 #41 DOCOMO TEAM DADELION RACING)
-
「開幕戦を予選・決勝ともに2位で終えることができ、個人的には初めて富士スピードウェイの表彰台に立てたことには満足していますし、シーズンのいいスタートが切れたと思います。ただし、2日間を通じてマシンのセッティングがうまくいっていただけに、わずかな差で優勝を逃したことは、チームに申し訳ないという気持ちでいます。決勝では2番手からのスタートでトップを奪ったにもかかわらず、守れなかったのは非常に悔しいですし、自分に経験が足りないからだと思います。次戦は優勝を狙っていくしかありませんので、応援よろしくお願いいたします」
Text & Photo: HONDA
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/05) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
| 1 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 55 | 1:21'59.897 |
| 2 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 55 | 5.980 |
| 3 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 55 | 6.728 |
| 4 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 55 | 7.903 |
| 5 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO/INGING | TOYOTA RV8K | 55 | 21.274 |
| 6 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 55 | 27.239 |
| 7 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 55 | 28.109 |
| 8 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 55 | 29.707 |
| 9 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 55 | 42.287 |
| *10 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 55 | 1'01.980 |
| 11 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 54 | 1Lap |
| -------- 以上規定周回(49 Laps)完走 -------- |
| - | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 40 | 15Laps |
| - | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 16 | 39Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'27.011 (30/55) 188.790km/h
- CarNo.36は、2009年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第3章第28条12.1).2)(接触行為、他の競技車両のコースアウト)により、ペナルティストップ15秒を課した。
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
全日本F3 -RIJ- (2009/04/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 33'25.198 |
| 2 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 3.287 |
| 3 | 1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 5.904 |
| 4 | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 21 | 30.234 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 31.061 |
| 6 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 37.840 |
| 7 | 18 | N | 関口 雄飛 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 21 | 46.406 |
| 8 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 47.361 |
| 9 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 58.655 |
| 10 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'04.529 |
| 11 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'05.556 |
| 12 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 1'17.769 |
| 13 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'20.740 |
| 14 | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 1'33.035 |
| 15 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1 Lap |
| 16 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 20 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap(C): マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308) 1'34.755 (4/21) 173.361km/h
- Fastest Lap(N): 関口 雄飛(EBBRO AIM F307) 1'36.849 (4/21) 169.612km/h
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/05) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.930 | - | - | 191.16 |
| 2 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'26.717 | 0.787 | 0.787 | 189.43 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 1'26.856 | 0.926 | 0.139 | 189.13 |
| 4 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.874 | 0.944 | 0.018 | 189.09 |
| 5 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.958 | 1.028 | 0.084 | 188.90 |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.982 | 1.052 | 0.024 | 188.85 |
| 7 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'27.068 | 1.138 | 0.086 | 188.67 |
| 8 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'27.172 | 1.242 | 0.104 | 188.44 |
| 9 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'27.303 | 1.373 | 0.131 | 188.16 |
| 10 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'27.461 | 1.531 | 0.158 | 187.82 |
| 11 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'27.623 | 1.693 | 0.162 | 187.47 |
| 12 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'27.799 | 1.869 | 0.176 | 187.10 |
| 13 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO/INGING | TOYOTA RV8K | 1'28.006 | 2.076 | 0.207 | 186.66 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
全日本F3選手権第1戦は4日、富士スピードウェイで決勝を行い、最終ラップでトップを逆転した井口卓人(トムス)が優勝した。Nクラスは、ピットスタートした関口雄飛(AIM)が追い上げ優勝した。
サポートレースが終わり全日本F3の決勝が始まるころ、空から雨が落ちてきた。しかし、コースを湿らす程度で、全車スリックタイヤを履いてグリッドに整列。しかし、ここでNクラスのポールシッター関口雄飛(AIM)がスタートできず。ピットに押し戻されピットスタートとなった。フォーメーションラップ1周を回って関口を除く15台でレースがスタート。
スタートでトップに立ったのはポールシッターのマーカス・エリクソン(トムス)。2位には予選2位の井口卓人(トムス)が付けた。3位には予選5位の安田裕信(スリーボンド)が素晴らしいスタートで上がってきたが、これがジャンプスタートと判定され、安田は3周を回ってピットイン。順位を落とした。
代わって3位に上がったのは国本雄資(トムス)。4位には嵯峨宏紀(ルボーセ)が付ける。
レースはトップ、エリクソンと井口がけん制し合いながら周回を消化していく。降り続く雨はコースをぬらし、路面状況は徐々に悪化。マシンのスライドも多くなり、ラップタイムも落ちてきた。レース終盤の13周目の1コーナーでは井口がエリクソンに並びかけるが、エリクソンもこれを退けトップを死守。
この争いはついに最終ラップの最終コーナーへ。井口はイン側からエリクソンに並びかける。エリクソンはたまらずコースアウト。しかし、すかさずコースに復帰して、この2台は併走しながらストレートをフィニッシュラインへ向かう。エリクソンが頭一つ抜けていたが、最終コーナーの立ち上がりスピードに勝る井口がゴール手前でエリクソンの前に出た。何と0.036秒差で井口の逆転優勝となった。
3位には国本が4位にはレース中盤、嵯峨をかわしたケイ・コッツォリーノ(戸田)が入った。
Nクラスの争いも熾烈だった。レースはポールシッター関口がピットスタートとなったため小林崇志(HFDP)のリードで始まる。しかしその後方ではピットスタートとなった関口が猛然と追い上げてきた。関口はレース中盤には5位まで順位を回復。9周目には千代勝正(NOVA)を抜き4位にあがってきた。
10周目の最終セクションではトップ小林のミスに乗じ、アレキサンドラ・インペラトーリ(KCMG)がトップに立つと、佐藤公哉(NOVA)をパスした関口も2位に上がってきた。
14周目の1コーナーでついに関口がアウトからインペラトーリに仕掛ける。しかし、両車接触。インペラトーリはスピンして後退。関口はそのまま走り抜けついにピットスタートからトップに立った。
レース終了。Nクラス優勝は関口、2位に小林、3位に千代、4位佐藤となった。
全日本F3第2戦は明日、12時45分より21周で争われる。明日はポールポジションからスタートする井口の2連勝なるか?
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Race Results Weather:Rainy Course:Semi-Wet
All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 15 | 26'08.401 |
| 2 | 1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 15 | 0.036 |
| 3 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 15 | 4.747 |
| 4 | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 15 | 6.861 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 15 | 24.674 |
| 6 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 15 | 26.894 |
| 7 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 15 | 27.731 |
| 8 | 18 | N | 関口 雄飛 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 15 | 30.353 |
| 9 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 15 | 35.963 |
| 10 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 36.262 |
| 11 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 37.176 |
| 12 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 15 | 44.425 |
| 13 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 15 | 55.635 |
| 14 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 15 | 58.578 |
| 15 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 1'49.736 |
| 16 | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap(C): CarNo.1 マーカス・エリクソン 1'38.996 (2/15) 165.934km/h
- Fastest Lap(N): CarNo.18 小林崇志 1'40.780 (2/15) 162.997km/h
- CarNo.12は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティを課した。
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.022 | 1'24.728 | 1'24.653 |
| 2 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'24.742 | 1'25.363 | 1'24.692 |
| 3 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.024 | 1'25.422 | 1'24.756 |
| 4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.464 | 1'25.197 | 1'25.045 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.609 | 1'25.261 | 1'25.187 |
| 6 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.209 | 1'24.838 | 1'25.359 |
| 7 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.213 | 1'25.098 | 1'25.572 |
| 8 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.180 | 1'24.697 | 1'26.641 |
| 9 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.519 | 1'25.507 | |
| 10 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'25.779 | 1'25.612 | |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 1'25.881 | 1'25.718 | |
| 12 | 37 | 大島 和也 | PETRONAS TEAM TOM\'S | TOYOTA RV8K | 1'26.116 | | |
| 13 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO/INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.270 | | |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.653 | - | - | 194.05 |
| 2 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'24.692 | 0.039 | 0.039 | 193.96 |
| 3 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.756 | 0.103 | 0.064 | 193.81 |
| 4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.045 | 0.392 | 0.289 | 193.15 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.187 | 0.534 | 0.142 | 192.83 |
| 6 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.359 | 0.706 | 0.172 | 192.44 |
| 7 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.572 | 0.919 | 0.213 | 191.96 |
| 8 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.641 | 1.988 | 1.069 | 189.60 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'24.290
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.697 | - | - | 193.95 |
| 2 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.728 | 0.031 | 0.031 | 193.88 |
| 3 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'24.838 | 0.141 | 0.110 | 193.63 |
| 4 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.098 | 0.401 | 0.260 | 193.03 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.197 | 0.500 | 0.099 | 192.81 |
| 6 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.261 | 0.564 | 0.064 | 192.66 |
| 7 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'25.363 | 0.666 | 0.102 | 192.43 |
| 8 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.422 | 0.725 | 0.059 | 192.30 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.507 | 0.810 | 0.085 | 192.11 |
| 10 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'25.612 | 0.915 | 0.105 | 191.87 |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 1'25.718 | 1.021 | 0.106 | 191.64 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'24.290
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'24.742 | - | - | 193.84 |
| 2 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.022 | 0.280 | 0.280 | 193.21 |
| 3 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.024 | 0.282 | 0.002 | 193.20 |
| 4 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.180 | 0.438 | 0.156 | 192.85 |
| 5 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.209 | 0.467 | 0.029 | 192.78 |
| 6 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.213 | 0.471 | 0.004 | 192.77 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.464 | 0.722 | 0.251 | 192.21 |
| 8 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.519 | 0.777 | 0.055 | 192.08 |
| 9 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.609 | 0.867 | 0.090 | 191.88 |
| 10 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'25.779 | 1.037 | 0.170 | 191.50 |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 1'25.881 | 1.139 | 0.102 | 191.27 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 12 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.116 | 1.374 | 0.235 | 190.75 |
| 13 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO/INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.270 | 1.528 | 0.154 | 190.41 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'24.290
全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'33.451 | - | - | 175.78 |
| 2 | 1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'33.880 | 0.429 | 0.429 | 174.98 |
| 3 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'34.007 | 0.556 | 0.127 | 174.74 |
| 4 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 1'34.430 | 0.979 | 0.423 | 173.96 |
| 5 | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 1'34.471 | 1.020 | 0.041 | 173.88 |
| 6 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'34.829 | 1.378 | 0.358 | 173.23 |
| 7 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'34.856 | 1.405 | 0.027 | 173.18 |
| 8 | 18 | N | 関口 雄飛 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'35.951 | 2.500 | 1.095 | 171.20 |
| 9 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'36.147 | 2.696 | 0.196 | 170.85 |
| 10 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'36.172 | 2.721 | 0.025 | 170.81 |
| 11 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'36.647 | 3.196 | 0.475 | 169.97 |
| 12 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'36.792 | 3.341 | 0.145 | 169.71 |
| 13 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'36.869 | 3.418 | 0.077 | 169.58 |
| 14 | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.497 | 4.046 | 0.628 | 168.49 |
| 15 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'37.513 | 4.062 | 0.016 | 168.46 |
| 16 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'39.007 | 5.556 | 1.494 | 165.92 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 130% ) | 2'01.913 | 28.462 | 22.906 | 134.74 |
- 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'34.019
全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | *1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'34.019 | - | - | 174.72 |
| 2 | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'34.118 | 0.099 | 0.099 | 174.53 |
| 3 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'34.239 | 0.220 | 0.121 | 174.31 |
| 4 | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | R1'34.554 | 0.535 | 0.315 | 173.73 |
| 5 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | R1'34.698 | 0.679 | 0.144 | 173.47 |
| 6 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'35.272 | 1.253 | 0.574 | 172.42 |
| 7 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'35.868 | 1.849 | 0.596 | 171.35 |
| 8 | 18 | N | 関口 雄飛 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'36.137 | 2.118 | 0.269 | 170.87 |
| 9 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'36.343 | 2.324 | 0.206 | 170.50 |
| 10 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'36.977 | 2.958 | 0.634 | 169.39 |
| 11 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'37.087 | 3.068 | 0.110 | 169.20 |
| 12 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.113 | 3.094 | 0.026 | 169.15 |
| 13 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.259 | 3.240 | 0.146 | 168.90 |
| 14 | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.515 | 3.496 | 0.256 | 168.45 |
| 15 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'37.956 | 3.937 | 0.441 | 167.70 |
| 16 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'39.185 | 5.166 | 1.229 | 165.62 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 130% ) | 2'02.362 | 28.343 | 23.177 | 134.25 |
- 'R'マークはコースレコードを更新した。従来ののコースレコード: 1'35.173
- CarNo.1は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円および競技長訓戒とする。
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.611 | - | - | 191.88 |
| 2 | *20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.679 | 0.068 | 0.068 | 191.72 |
| 3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.809 | 0.198 | 0.130 | 191.43 |
| 4 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.822 | 0.211 | 0.013 | 191.41 |
| 5 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.851 | 0.240 | 0.029 | 191.34 |
| 6 | 31 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'25.918 | 0.307 | 0.067 | 191.19 |
| 7 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR09E | 1'26.028 | 0.417 | 0.110 | 190.95 |
| 8 | 41 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'26.060 | 0.449 | 0.032 | 190.88 |
| 9 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR09E | 1'26.299 | 0.688 | 0.239 | 190.35 |
| 10 | 7 | 国本 京佑 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.306 | 0.695 | 0.007 | 190.33 |
| 11 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.861 | 1.250 | 0.555 | 189.12 |
| 12 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR09E | 1'26.919 | 1.308 | 0.058 | 188.99 |
| 13 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO/INGING | TOYOTA RV8K | 1'27.188 | 1.577 | 0.269 | 188.41 |
- CarNo.20は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円を課す。
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'24.290
3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。気温12度、路面温度23度のドライコンディションで、13時に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。
昨年と同様にST1クラスは#1と#28のBMW Z4の1-2フォーメーションでスタートが切られる。#35 asset.テクノファーストZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)のZも序盤は2台に必死に追いすがるが、25周目のピットストップで#10 Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が3位に浮上。
30周目にトップの#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)が1回目のピットイン。ここで#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/吉田広樹/JOHAN ADZMI組)がトップに立つ。39周目に#28もピットストップとなり#10がトップに。41周目に#10もピットインし#28が再びトップとなる。
53周目、ST3クラスのバックマーカー処理に手間取ったため#28は#1の先行を許す。55周目に#28が2度目のピットイン。57周目にはこの時点で3番手の#35もピットへ。#1、#10、#28のトップ3となる。61周目にトップの#1がピットインし#10がトップに立つ。
。
終盤75周目に#10もピットへ向かい#1、#28の1-2体制が再び形成された。その差5.9秒でチェッカーを受ける。磐石の態勢のBMW Z4が開幕戦から完璧なレースを終えることとなった。
ST2クラスはまずは#56眠眠打破ランサー(服部尚貴/松本達哉組)が序盤総合5番手を走行しながらわずか13周でミッショントラブルからレースを終える。さらに20周で#6新菱オート☆DIXCEL☆EVOIX(冨桝朋広/関豊組)もガレージへマシンを入れてしまい29周では#30サムライジーンズ森永チルミル・RSオガワランサー(伊藤俊哉/花岡翔太組)もレースを終える。
さらにはポールシッターの#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)もスロー走行からピットイン強いられるなどST2クラスは大波乱となった。そんな中トラブルなく走りきった#20 RSオガワユークスADVANランサー(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が2クラストップで総合5番手のフィニッシュ。
ST3クラスは#27 FINA ADVAN M3(小林且雄/伊橋勲/井上貴志組)が総合9番手でクラス優勝を果たし、注目のニューカマー#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)も2位表彰台に上がった。
ST4クラスは#88 TUBE MAZIORA Racing(松本玲二/伊藤真一/渋谷彰良組)がクラス優勝。PPの#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が2位表彰台に入り、3位には久々のレース参戦となった#95 SPOON S2000(市嶋樹/小幡栄組)が入った。

ウイナーのコメント
#1谷口信輝 「(初の1デイイベントは)気持ち的に慣れていない感じがした。でもSGTと違って前日に練習走行で走れるから次の日に予選にのぞめる。GTは朝フリー走行でいきなり予選なので、その辺はこっちの方が楽だね。慣れの問題もあるだろうけど、後は予選中のマシントラブルやクラッシュなんかが怖いよね。予選でコースレコードのおまけがついてきたのもとっても嬉しかったね。いつもは最終戦なんだけど、今回は開幕戦でコースのコンディションも良かったしね。レースはメカが頑張ってクルマを作ってくれてマー(柳田選手)もハイムランもいい走りをしてくれた。2人がマージンを作って渡してくれたから、終盤はちょっとハブが怪しいかなっていうこともあって様子をみながら、クルマをいたわって走ることを心がけた。壊れたら元も子もないんで後ろを見ながらやさしく走った。1-2はもちろんうれしいけど、勝つの#1のほうだからね(笑)」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田 真孝 Fariqe Hairuman | YH | 84 | 2:53'38.807 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田 広樹 Johan Adzmi | YH | 84 | 5.929 |
| 3 | ST1 | 3 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤 公哉 田中 哲也 | YH | 84 | 35.009 |
| 4 | ST1 | 4 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 84 | 35.782 |
| 5 | ST2 | 1 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 阪口 良平 谷口行規 小川 日出生 | YH | 82 | 2Laps |
| 6 | ST2 | 2 | 37 | B.I シーケンシャル ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 筒井 克彦 小泉和寛 大瀧 賢治 | YH | 82 | 2Laps |
| 7 | ST2 | 3 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER Evolution | 峰尾 恭輔 村田信博 | YH | 82 | 2Laps |
| 8 | ST2 | 4 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 朝倉 貴志 大橋正澄 添田 正 | YH | 82 | 2Laps |
| 9 | ST3 | 1 | 27 | FINA ADVAN M3 BMW M3 | 小林 且雄 伊橋 勲 井上貴志 | YH | 81 | 3Laps |
| 10 | ST3 | 2 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 松浦 孝亮 | YH | 81 | 3Laps |
| 11 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 太田 侑弥 山崎 学 | YH | 80 | 4Laps |
| 12 | ST3 | 4 | 39 | TRACY SPORTS ADVAN NSX HONDA NSX | 川口 正敬 青木 孝行 | YH | 80 | 4Laps |
| 13 | ST3 | 5 | 34 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | Takamori.com ガミさん | YH | 80 | 4Laps |
| 14 | ST2 | 5 | 59 | 東和MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA | 大澤 学 吉田 寿博 | YH | 77 | 7Laps |
| 15 | ST4 | 1 | 88 | TUBE MAZIORA Racing HONDA INTEGRA | 松本玲二 伊藤 真一 渋谷 彰良 | YH | 77 | 7Laps |
| 16 | ST4 | 2 | *55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC | 谷川 達也 松井 孝充 河村直樹 | YH | 76 | 8Laps |
| 17 | ST4 | 3 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 | YH | 76 | 8Laps |
| 18 | ST4 | 4 | 18 | コスモソニックingsFKDC5 HONDA INTEGRA | 浅野 武夫 笠原 智行 森 政行 | YH | 76 | 8Laps |
| 19 | ST4 | 5 | 29 | SPMソルジャーブルーDC5 HONDA INTEGRA | 藤原 能成 福田川 優 松本 高幸 | YH | 75 | 9Laps |
| 20 | ST4 | 6 | 62 | G/MOTION μ インテグラ HONDA INTEGRA | 塩谷烈州 吉橋 孝之 | YH | 72 | 12Laps |
| 21 | ST2 | 6 | 11 | TSRPランサーEVOX MITSUBISHI LANCER Evolution | 佐々木孝太 菊地 靖 | YH | 61 | 23Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST1:58Laps / ST2:57Laps / ST3:56Laps / ST4:53Laps)完走 ---- |
| - | ST3 | - | 14 | 協新計測 マイロード岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 増田芳信 小松 一臣 杉林 健一 | YH | 38 | 46Laps |
| - | ST2 | - | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 | YH | 29 | 55Laps |
| - | ST2 | - | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER Evolution | 冨桝 朋広 関 豊 | YH | 20 | 64Laps |
| - | ST3 | - | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 古谷 直広 | YH | 16 | 68Laps |
| - | ST2 | - | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 服部尚貴 松本 達哉 | YH | 13 | 71Laps |
| - | ST4 | - | 67 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC | 野間 一 大村和生 内山 慎也 | YH | 1 | 83Laps |
- Fastest Lap: CarNo.35 asset.テクノファーストZ 2'01.004 (60/84) 142.84km/h
- CarNo.55は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第15条(2)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ60秒を課した。
3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の予選が行われた。
気温8度、路面温度12度と相当に冷え込んだドライコンディションで、9時から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)の谷口が1分57秒201のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。
9時45分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは一昨年から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE の柳田が1分57秒242のタイムをたたき出し、3分54秒443の合算タイムでポールポジションをきめた。
総合5位にクラスST2クラスのトップ#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)が入った。総合12位にST3クラスのトップ#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)、総合20位にST4クラスのトップ#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が入った。
決勝レースはこの後13時から84周、400kmで開催される。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | A Driver B Driver | Total Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田真孝 | YH | 1'57.201 1'57.242 | 3'54.443 | - | 147.456 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田広樹 | YH | 1'57.767 1'58.183 | 3'55.950 | 1.507 | 146.514 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 1'58.407 1'58.783 | 3'57.190 | 2.747 | 145.748 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤公哉 | YH | 1'58.518 1'58.710 | 3'57.228 | 2.785 | 145.724 |
| 5 | ST2 | 1 | 11 | TSRPランサーEVOX MITSUBISHI LANCER Evolution | 佐々木 孝太 菊地靖 | YH | 2'00.523 2'01.583 | 4'02.106 | 7.663 | 142.788 |
| 6 | ST2 | 2 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 服部 尚貴 松本達哉 | YH | 2'00.782 2'01.555 | 4'02.337 | 7.894 | 142.652 |
| 7 | ST2 | 3 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER Evolution | 冨桝 朋広 関豊 | YH | 2'01.747 2'00.938 | 4'02.685 | 8.242 | 142.448 |
| 8 | ST2 | 4 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 阪口 良平 谷口行規 | YH | 2'01.345 2'02.565 | 4'03.910 | 9.467 | 141.732 |
| 9 | ST2 | 5 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER Evolution | 峰尾 恭輔 村田信博 | YH | 2'02.792 2'03.762 | 4'06.554 | 12.111 | 140.212 |
| 10 | ST2 | 6 | 26 | エンドレスアドバンウェッズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 朝倉 貴志 大橋 正澄 | YH | 2'04.148 2'03.258 | 4'07.406 | 12.963 | 139.730 |
| 11 | ST2 | 7 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 | YH | 2'04.074 2'03.607 | 4'07.681 | 13.238 | 139.574 |
| 12 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 | YH | 2'04.417 2'03.482 | 4'07.899 | 13.456 | 139.452 |
| 13 | ST3 | 2 | 27 | FINA ADVAN M3 BMW M3 | 小林 且雄 伊橋勲 | YH | 2'03.998 2'04.082 | 4'08.080 | 13.637 | 139.350 |
| 14 | ST2 | 8 | 37 | B.I シーケンシャル ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 筒井克彦 小泉 和寛 | YH | 2'03.702 2'04.404 | 4'08.106 | 13.663 | 139.335 |
| 15 | ST3 | 3 | 14 | 協新計測 マイロード岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 増田芳信 小松 一臣 | YH | 2'05.385 2'03.211 | 4'08.596 | 14.153 | 139.061 |
| 16 | ST3 | 4 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 | YH | 2'04.738 2'03.948 | 4'08.686 | 14.243 | 139.010 |
| 17 | ST3 | 5 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 太田侑弥 | YH | 2'07.373 2'05.726 | 4'13.099 | 18.656 | 136.587 |
| 18 | ST2 | 9 | 59 | 東和MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA | 大澤 学 吉田 寿博 | YH | 2'06.664 2'07.224 | 4'13.888 | 19.445 | 136.162 |
| 19 | ST3 | 6 | 39 | TRACY SPORTS ADVAN NSX HONDA NSX | 川口 正敬 青木 孝行 | YH | 2'13.089 2'03.736 | 4'16.825 | 22.382 | 134.605 |
| 20 | ST4 | 1 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC | 谷川 達也 松井 孝充 | YH | 2'10.438 2'10.782 | 4'21.220 | 26.777 | 132.340 |
| 21 | ST4 | 2 | 18 | コスモソニックingsFKDC5 HONDA INTEGRA | 浅野 武夫 笠原 智行 | YH | 2'10.548 2'11.582 | 4'22.130 | 27.687 | 131.881 |
| 22 | ST4 | 3 | 88 | TUBE MAZIORA Racing HONDA INTEGRA | 松本玲二 伊藤 真一 | YH | 2'11.714 2'10.948 | 4'22.662 | 28.219 | 131.614 |
| 23 | ST4 | 4 | 62 | G/MOTION μ インテグラ HONDA INTEGRA | 塩谷烈州 吉橋 孝之 | YH | 2'11.288 2'11.405 | 4'22.693 | 28.250 | 131.598 |
| 24 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 | YH | 2'11.608 2'12.298 | 4'23.906 | 29.463 | 130.993 |
| 25 | ST4 | 6 | 67 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC | 野間 一 大村和生 | YH | 2'11.381 2'12.712 | 4'24.093 | 29.650 | 130.901 |
| 26 | ST4 | 7 | 29 | SPMソルジャーブルーDC5 HONDA INTEGRA | 藤原 能成 福田川 優 | YH | 2'13.449 2'12.541 | 4'25.990 | 31.547 | 129.967 |
| - | ST3 | - | 34 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | Takamori.com ガミさん | YH | 2'17.073 2'05.512 | 4'22.585 | 28.142 | 131.652 |
- CarNo.34のAドライバーは、クラス別予選通過基準タイム未達成
MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 | YH | 1'57.242 | - | 147.430 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 吉田 広樹 | YH | 1'58.183 | 0.941 | 146.256 |
| 3 | ST1 | 3 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐藤 公哉 | YH | 1'58.710 | 1.468 | 145.607 |
| 4 | ST1 | 4 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 | YH | 1'58.783 | 1.541 | 145.517 |
| 5 | ST2 | 1 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER Evolution | 関 豊 | YH | 2'00.938 | 3.696 | 142.924 |
| 6 | ST2 | 2 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 松本 達哉 | YH | 2'01.555 | 4.313 | 142.199 |
| 7 | ST2 | 3 | 11 | TSRPランサーEVOX MITSUBISHI LANCER Evolution | 菊地 靖 | YH | 2'01.583 | 4.341 | 142.166 |
| 8 | ST2 | 4 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 谷口 行規 | YH | 2'02.565 | 5.323 | 141.027 |
| 9 | ST3 | 1 | 14 | 協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 | YH | 2'03.211 | 5.969 | 140.288 |
| 10 | ST2 | 5 | 26 | エンドレスアドバンウェッズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 大橋 正澄 | YH | 2'03.258 | 6.016 | 140.234 |
| 11 | ST3 | 2 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 吉本大樹 | YH | 2'03.482 | 6.240 | 139.980 |
| 12 | ST2 | 6 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 花岡 翔太 | YH | 2'03.607 | 6.365 | 139.838 |
| 13 | ST3 | 3 | 39 | TRACY SPORTS ADVAN NSX HONDA NSX | 青木孝行 | YH | 2'03.736 | 6.494 | 139.692 |
| 14 | ST2 | 7 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER Evolution | 村田 信博 | YH | 2'03.762 | 6.520 | 139.663 |
| 15 | ST3 | 4 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 田ヶ原章蔵 | YH | 2'03.948 | 6.706 | 139.453 |
| 16 | ST3 | 5 | 27 | FINA ADVAN M3 BMW M3 | 伊橋 勲 | YH | 2'04.082 | 6.840 | 139.303 |
| 17 | ST2 | 8 | 37 | B.I シーケンシャル ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 小泉和寛 | YH | 2'04.404 | 7.162 | 138.942 |
| 18 | ST3 | 6 | 34 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | ガミさん | YH | 2'05.512 | 8.270 | 137.716 |
| 19 | ST3 | 7 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 太田 侑弥 | YH | 2'05.726 | 8.484 | 137.481 |
| 20 | ST2 | 9 | 59 | 東和MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA | 吉田 寿博 | YH | 2'07.224 | 9.982 | 135.862 |
| 21 | ST4 | 1 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC | 松井 孝充 | YH | 2'10.782 | 13.540 | 132.166 |
| 22 | ST4 | 2 | 88 | TUBE MAZIORA Racing HONDA INTEGRA | 伊藤真一 | YH | 2'10.948 | 13.706 | 131.999 |
| 23 | ST4 | 3 | 62 | G/MOTION μ インテグラ HONDA INTEGRA | 吉橋孝之 | YH | 2'11.405 | 14.163 | 131.540 |
| 24 | ST4 | 4 | 18 | コスモソニックingsFKDC5 HONDA INTEGRA | 笠原智行 | YH | 2'11.582 | 14.340 | 131.363 |
| 25 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 小幡栄 | YH | 2'12.298 | 15.056 | 130.652 |
| 26 | ST4 | 6 | 29 | SPMソルジャーブルーDC5 HONDA INTEGRA | 福田川優 | YH | 2'12.541 | 15.299 | 130.412 |
| 27 | ST4 | 7 | 67 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC | 大村和生 | YH | 2'12.712 | 15.470 | 130.244 |
| 以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 / ST4:2'23.834) |
MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 | YH | R1'57.201 | - | 147.481 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 | YH | 1'57.767 | 0.566 | 146.773 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 | YH | 1'58.407 | 1.206 | 145.979 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 | YH | 1'58.518 | 1.317 | 145.843 |
| 5 | ST2 | 1 | 11 | TSRPランサーEVOX MITSUBISHI LANCER Evolution | 佐々木 孝太 | YH | R2'00.523 | 3.322 | 143.416 |
| 6 | ST2 | 2 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 服部 尚貴 | YH | 2'00.782 | 3.581 | 143.109 |
| 7 | ST2 | 3 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 阪口 良平 | YH | 2'01.345 | 4.144 | 142.445 |
| 8 | ST2 | 4 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER Evolution | 冨桝 朋広 | YH | 2'01.747 | 4.546 | 141.974 |
| 9 | ST2 | 5 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER Evolution | 峰尾 恭輔 | YH | 2'02.792 | 5.591 | 140.766 |
| 10 | ST2 | 6 | 37 | B.I シーケンシャル ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 筒井克彦 | YH | 2'03.702 | 6.501 | 139.731 |
| 11 | ST3 | 1 | 27 | FINA ADVAN M3 BMW M3 | 小林 且雄 | YH | 2'03.998 | 6.797 | 139.397 |
| 12 | ST2 | 7 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 伊藤 俊哉 | YH | 2'04.074 | 6.873 | 139.312 |
| 13 | ST2 | 8 | 26 | エンドレスアドバンウェッズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution | 朝倉 貴志 | YH | 2'04.148 | 6.947 | 139.229 |
| 14 | ST3 | 2 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中克幸 | YH | 2'04.417 | 7.216 | 138.928 |
| 15 | ST3 | 3 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 | YH | 2'04.738 | 7.537 | 138.570 |
| 16 | ST3 | 4 | 14 | 協新計測 マイロード岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 増田芳信 | YH | 2'05.385 | 8.184 | 137.855 |
| 17 | ST2 | 9 | 59 | 東和MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA | 大澤 学 | YH | 2'06.664 | 9.463 | 136.463 |
| 18 | ST3 | 5 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 | YH | 2'07.373 | 10.172 | 135.704 |
| 19 | ST4 | 1 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC | 谷川 達也 | YH | 2'10.438 | 13.237 | 132.516 |
| 20 | ST4 | 2 | 18 | コスモソニックingsFKDC5 HONDA INTEGRA | 浅野武夫 | YH | 2'10.548 | 13.347 | 132.403 |
| 21 | ST4 | 3 | 62 | G/MOTION μ インテグラ HONDA INTEGRA | 塩谷烈州 | YH | 2'11.288 | 14.087 | 131.657 |
| 22 | ST4 | 4 | 67 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC | 野間一 | YH | 2'11.381 | 14.180 | 131.564 |
| 23 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋樹 | YH | 2'11.608 | 14.407 | 131.337 |
| 24 | ST4 | 6 | 88 | TUBE MAZIORA Racing HONDA INTEGRA | 松本玲二 | YH | 2'11.714 | 14.513 | 131.231 |
| 25 | ST3 | 6 | 39 | TRACY SPORTS ADVAN NSX HONDA NSX | 川口正敬 | YH | 2'13.089 | 15.888 | 129.875 |
| 26 | ST4 | 7 | 29 | SPMソルジャーブルーDC5 HONDA INTEGRA | 藤原能成 | YH | 2'13.449 | 16.248 | 129.525 |
| 以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 /ST4:2'23.834) |
| - | ST3 | - | 34 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | Takamori.com | YH | 2'17.073 | 19.872 | 126.100 |
- 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコードST1: 1'57.502、ST2: 2'00.670
2009年SUPER GT開幕。荒天に翻弄されレクサスSC430は6位
GT300クラスではレクサスIS350が開幕戦勝利を挙げる

ポールポジションを獲得したものの、
6位に終わったZENT CERUMO SC430 38号車
2009年シーズンのSUPER GTが開幕。第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が3月21日(土)、22日(日)の両日、岡山県の岡山インターナショナル・サーキットで開催された。
今季のGT500クラスにはレクサスブランドで5台のレクサス SC430が参戦。2009年の規則に合わせた新型シャシーに、フォーミュラ・ニッポン用エンジンをベースとした3.4リッターV型8気筒エンジンを搭載し、タイトル奪還を目指す。
GT300クラスには2年目となるレクサスIS350が2台、そして今季より新たにトヨタ カローラアクシオが2台出場することとなった。
今季より金曜日の公式練習走行は行われず、イベントは土・日の2日間のみの開催。21日(土)の午前9時より2時間に渡って公式練習走行が実施された。好天に恵まれ、ドライコンディションで行われたこのセッションでは、ENEOS SC430 6号車がトップタイム。PETRONAS TOM'S SC430 36号車、ZENT CERUMO SC430 38号車が2番手、3番手と続き、レクサス SC430勢はシーズン最初のセッションから速さを見せた。
◆予選◆
午前中の公式練習の後、午後1時15分から公式予選1回目が行われ、38号車がトップタイム。36号車が2番手、2007年のGT300クラスチャンピオンコンビである、TDPの石浦宏明/大嶋和也組KRAFT SC430 35号車が4番手に入りスーパーラップ進出を決めた。公式練習で好調だった6号車はアタックラップ中にイエローフラッグが出されるなど不運に見舞われスーパーラップ進出を逃し、13番手グリッドとなった。
スーパーラップでは、GT500クラス2年目となる石浦宏明がアタックを担当した35号車が好タイムをマーク。最後にアタックした38号車にかわされたものの、2番手となり、GT500クラスで初の最前列グリッドを得た。ポールポジションは公式予選から好調な38号車。立川祐路は14回目のポールポジション獲得となり、自らが持つ最多記録を更新。レクサス SC430はシーズン開幕戦で最前列を独占した。36号車はタイヤトラブルに見舞われ、アタックを断念。8番手グリッドとなった。
GT300クラスでは、予選1回目でトップタイムをマークしたウェッズスポーツIS350 19号車と、TDPの若手コンビ井口卓人/国本雄資組が駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車が8番手でスーパーラップへ進出。 19号車は惜しくもポールポジション獲得は逃したものの2番手、74号車も4列目8番手グリッドを確保した。
◆決勝◆
22(日)は未明からの雨でウェットコンディション。午前中のフリー走行時には雨は止んでいたものの、決勝レーススタート直前に再び雨は強くなり、各チームタイヤの選択に苦しむこととなった。
GT500クラスは、深溝ウェットタイヤ選択が多数を占める中、ポールポジションの38号車と、8番手から追い上げを狙う36号車が浅溝ウェットタイヤを選択。午後2時にセーフティカーの先導で各車が走行を開始した。
2周のセーフティカーランの後、3周目に水煙を上げながら決勝の本格戦がスタート。その直後、1コーナーで36号車と、その後方にいたMOTUL AUTECH GT-R 1号車が接触という波乱の幕開けとなった。この接触で 36号車はグラベルへとコースオフ、大きく後退を余儀なくされた。
ポールポジションからスタートした38号車は強まる雨足の下、浅溝タイヤで苦戦。徐々にポジションを落とすこととなってしまった。スタートを担当したリチャード・ライアンが苦しみながらも浅溝タイヤで走行を続け、レースが3分の1を消化した27周目にピットイン。タイヤを深溝に換え、ドライバーも立川祐路に交代。11位から追い上げを開始した。
後半ロングスティントを担当することとなった立川は、難しいコンディションと混み合うコース上でも健闘を見せ、最終的には6位までポジションを上げてフィニッシュ。35号車は9位、13番手からスタートした6号車が 10位でポイントを獲得した。
スタート直後にコースアウトを喫し、周回遅れになりながらもコースに復帰した36号車は12周目に深溝タイヤに交換し、最後尾からの追い上げを見せたが、ポイント圏には惜しくも及ばず11位でレースを終えた。
GT300クラスでは、最前列2番手スタートの19号車が激しいバトルの末に首位に浮上。中盤のピットイン後は首位の座を守りきり、優勝を飾った。デビュー戦となったトヨタ カローラアクシオも、8番手スタートの74号車が好走を見せ、見事5位フィニッシュを果たした。
- トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
-
ドライコンディションだった公式練習や予選では速さを見せることが出来たが、決勝は雨のコンディションとなり、車両をベストな状態に仕上げることが出来ず苦戦してしまった。次戦では優勝を狙って頑張る。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
■「HIS ADVAN KONDO GT-R」が開幕優勝。チャンピオンカー「MOTUL AUTECH GT-R」はアクシデントにより13位。
この日岡山県北部地方はあいにくの雨模様だったものの、本年最初のSUPER GT決勝レースには23,000人もの観客が集まった。決勝スタートの約1時間前から雨が本降りとなり、各チームともレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。さらに、主催者は安全を優先させ、午後2時のスタートはセーフティカーの先導によるセーフティカースタート方式を採用。水しぶきを上げて走る15台のGT500マシンが隊列を整え、2周のセーフティカー走行を行った後各車スピードを上げてレーシングバトルを開始した。
3番手から上位進出のチャンスをうかがっていたオリベイラは、好スタートを決め、早くも3周目のうちに首位に躍り出た。一方、後続グループは前車の水しぶきで前方視界が十分に取れず接触やコースアウトするマシンもあった。その後オリベイラは周回ごとに追い上げる後続車を確実に引き離し続け、20周過ぎには約10秒、30周目過ぎには約20秒のマージンを築いた。オリベイラは82周の決勝レースのうち実に52周をひとりで走り抜き、2位を約50秒リードして荒にドライバー交代した。レース終盤になるとコースコンディションは安定し、荒は落ち着いて残り周回を確実に走り続けることに専念。その結果、一度もライバル達に背後を脅かされることもなく、首位でレースをフィニッシュした。
「IMPULカルソニックGT-R」をスタートさせた松田は序盤の混乱をさけて周回ごとに順位を上げて、9周目に4位に。34周目にフィリップに交代した後も、危なげない走りでポジションをキープ。4位入賞を果たした。
懐かしいレッド・ブラックのツートンカラーに塗り分けられた「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選12位からクインタレッリがスタート。序盤は9位、10位のポジションを走り、後半の追い上げが期待されたが、30周目にピットインして安田に交代。ルーキーの安田は、デビューレースでいきなり長い周回を任され
ることとなった。比較的速いラップタイムで中盤の周回をこなしたが、46周目にスピンしてコースオフ。約3周をロスし、12位完走となった。
2008年のチャンピオンコンビを擁する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、9番グリッドからトレルイエがレースをスタート。運悪く前車の水しぶきで視界を奪われた中で、3周目に他のマシンに接触し、その際にフロントノーズを破損してしまう。さらに、このアクシデントでドライブスルーペナルティを受けることとなった。追い上げを開始したが、破損したノーズが危険と判断されてピットイン。一度はコースに戻ったが、本格的な修理のために再度ピットインしてガレージ内でリペアを受けた。本山がレースに戻り13位完走となった。
- 上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
-
- 2009 SUPER GT Rd.1フォトレポート&動画メッセージ
- http://www.nissan-motorsports.com/JPN/RACE/2009/SUPERGT/report/1/index.html
Text: NISMO
悪天候の中、開幕戦でNSX-GTが2-3位表彰台を獲得、#18 ROCKSTAR童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が2位、#8 ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢拓也組)が3位
2009年3月22日(日)
決勝
会場:岡山国際サーキット(3.703km)
天候:予選/晴れ 決勝/雨
気温:16℃(14:00現在)
路面温度:16℃(14:00現在)
決勝レース:82周(303.646km)
コースコンディション:決勝/ウエット
観客:2万3000人(主催者発表)

3月22日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。
5回目の開幕戦を迎えたSUPER GTシリーズは、さらなるレースレベルの向上とコスト削減を目指したレギュレーション改訂が行われている。コーナーリングスピードの低減措置としてマシンフロントのカナード(左右のヘッドライト付近に装着されていた小さなウイング)の禁止やリアウイングの小型化が義務づけられた。また、ウエイトハンデのルールも変更され、第2~6戦は獲得ポイント×2kg、第7~8戦は獲得ポイント×1kg、最終戦はウエイトを課されなくなったため、ウエイトハンデの軽減をねらった順位調整ができなくなった。さらに、予選前日に行われていた練習走行が廃止となっている。
今シーズンのHonda NSX-GTは、昨年同様に5チーム5台の体制で参戦する。新たに塚越広大(#17 KEIHIN NSX)と中山友貴(#32 EPSON NSX)の2人が新人ドライバーとして加わり、2007年以来のタイトル獲得をねらう。
21日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位8台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに4台が出場した。スーパーラップにおいて、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR童夢NSX)が4番手。#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が5番手。#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が6番手。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が7番手のグリッドを獲得した。また、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は11番手から決勝レースを迎えることとなった。
22日(日)の決勝日は朝から雨模様となり、路面は完全にウエットコンディションとなった。気温16℃、路面温度16℃という少し肌寒いコンディションとなり、路面状況を考慮してセーフティーカースタートが採用された。総勢36台(GT500クラス計15台)のマシンは、セーフティカーの2周にわたる先導後に本格的なスタートを切った。
スタート直後から、4位を走行する小暮選手が積極的な走りをみせ、4周目には#35 KRAFT SC430と#38 ZENT CERUMO SC430をパスして2位に浮上する。R.ファーマン選手も5位に浮上するが、6位を走行していた井出選手が、5周目の1コーナーでコースアウトを喫してしまう。スタート直後より天候は悪化し、さらに雨脚が強くなったために路面には水が浮き出し、前車の水しぶきで前が見えないほどの厳しいコンディションとなっていった。
トップを追う小暮選手は、序盤で3秒近くあったギャップを8周目には1秒097まで縮めていく。さらに次周には0秒364まで迫るがGT300クラスのマシンに接触されて、再びトップとの差が2秒差まで広がる。しかし、R.ファーマン選手も3位、金石選手が5位に浮上し、ウエットコンディションにおいてNSX-GTが勢いのある走りを見せる。
12周を終えて、トップは#24 HIS ADOVAN KONDO GT-R。3秒152差の2位に#18 ROCKSTAR童夢NSX、3位に#8 ARTA NSX、5位に#17 KEIHIN NSX、8位に#32 EPSON NSX、コースアウトから復帰した#100 RAYBRIG NSXが16位を走行する。
32周目に、NSX-GTの先陣をきってR.ファーマン選手がドライバー交代のためにピットイン。伊沢選手がコースに復帰する。一時はトップに迫った小暮選手だったが、悪天候のコンディションで安全に走りきることを優先し、トップには25秒以上離されながらも2位のポジションを確保して33周終了時にピットイン。28秒9の素早いピット作業を終えて道上選手がコースに復帰した。
45周を経過し、トップを走る#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rと暫定2位の#17 KEIHIN NSXの金石選手、暫定4位の#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、暫定6位の#100 RAYBRIG NSXの井出選手は、ドライバー交代のタイミングを遅らせる作戦を敢行。前車がドライバー交代を終えた54周終了時点では、トップと2位の道上選手の差は 54秒423まで広がり、3位に伊沢選手、5位に塚越選手、6位に中山選手、7位に細川選手が続く展開となる。
74周目に入り、2位を走行する道上選手は1分39秒台をキープして、トップとの差を30秒915まで縮める。3位の伊沢選手も同じく1分39秒台で後続に24秒以上に差を広げている。
終盤で中山選手と細川選手が順位を1つ下げたものの、NSX-GT勢は大きなトラブルもなく82周を走り抜き、チェッカーフラッグを受けた。2位にトップに21秒645差まで追い上げた#18 ROCKSTAR童夢NSXが入り、#8 ARTA NSXが3位、#17 KEIHIN NSXが5位、#32 EPSON NSXが7位、#100 RAYBRIG NSXが8位となった。優勝は#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rだった。
コメント
- 白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
-
「残念ながら開幕戦を優勝で飾ることはできませんでしたが、決勝までの状況を考えると18号車と8号車の2台が表彰台を獲得できたことは、シーズン全体を考えても、よしとするべきなのでしょう。終始ウエットコンディションでの非常に厳しいレースでしたが、全車完走でき、NSX-GTの信頼性を含めて検証できたことには満足しています。また、これがデビューレースとなる、塚越広大、中山友貴の両選手も、無事にその役目をこなしてくれましたので、次戦以降も期待しています。次戦は、グランドスタンドやピットがリニューアルされた鈴鹿サーキットでの開催です。新しい鈴鹿で皆様の期待に応えられるような結果を残したいと思います。引き続き皆様からのご声援をお願いいたします」
- 道上 龍選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
-
「今シーズンのNSX-GTは、ダウンフォースが大幅に減ったために、セッティングの調整がシビアになっています。予選時のドライ路面では、他車と比べて厳しい状態でした。でも、決勝日が雨となり、レインコンディションではNSX-GTのバランスがよく、朝のフリー走行から手応えをつかんでいました。スタートは小暮選手が担当し、序盤は雨が少なく調子がよかったのですが、次第に大雨になってトップに離されてしまいました。僕が担当してからは、雨が少なくなってきたので、トップと1分近くあった差を徐々に縮めることができましたが、追いつくことはできませんでした。悔しいですが、今の状況では満足できる結果を残せたと思います。次戦の鈴鹿までに、エンジニアとドライセッティングを向上させて、いい結果を残したいです。応援をよろしくお願いいたします」
- 小暮卓史選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
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「2日間の開催となって、マシンセッティングの難しさを痛感した開幕戦でした。予選1回目は僕のミスでタイムが伸びず、スーパーラップの結果にも影響が出てしまいました。今後は、エンジニアとともにマシンセッティングの進め方を勉強しなければなりません。ただ、スタッフがすばらしい仕事をしてくれたおかげで、レインコンディションでのNSX-GTは、とても高いパフォーマンスを発揮してくれました。ドライに振ったセッティングの影響で、雨量が増えたときにトップに離されてしまい、優勝することができなかったことは残念ですが、シーズンを考えれば幸先のいいスタートを切れたと思っています。次の鈴鹿サーキットは僕にとって神聖な場所だと思いますし、気持ちが引き締まります。これからも毎回優勝する気持ちで走りたいと思います」
Text & Photo: HONDA
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/22) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 500 | 1 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | | 82 | 2:20'54.302 |
| 2 | 500 | 2 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 82 | 21.645 |
| 3 | 500 | 3 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | | 82 | 1'06.979 |
| 4 | 500 | 4 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | | 82 | 1'32.431 |
| 5 | 500 | 5 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 81 | 1Lap |
| 6 | 500 | 6 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 81 | 1Lap |
| 7 | 500 | 7 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | DL | | 81 | 1Lap |
| 8 | 500 | 8 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | | 81 | 1Lap |
| 9 | 500 | 9 | 35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 81 | 1Lap |
| 10 | 500 | 10 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 80 | 2Laps |
| 11 | 500 | 11 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 80 | 2Laps |
| 12 | 500 | 12 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田裕信 | MI | | 79 | 3Laps |
| 13 | 300 | 1 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡龍也 | YH | | 77 | 5Laps |
| 14 | 300 | 2 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 77 | 5Laps |
| 15 | 300 | 3 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 77 | 5Laps |
| 16 | 300 | 4 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中哲也 平中 克幸 | YH | | 77 | 5Laps |
| 17 | 300 | 5 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口卓人 国本 雄資 | MI | | 77 | 5Laps |
| 18 | 300 | 6 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 77 | 5Laps |
| 19 | 300 | 7 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 76 | 6Laps |
| 20 | 500 | 13 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | | 75 | 7Laps |
| 21 | 300 | 8 | 30 | RECKLESS KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 佐々木孝太 山野 直也 | KH | | 75 | 7Laps |
| 22 | 300 | 9 | 31 | avex apr COROLLA Axio TOYOTA COROLLA Axio | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 75 | 7Laps |
| 23 | 500 | 14 | 21 | ASTON MARTIN 赤坂 DBR9 ASTON MARTIN DBR9 | 都筑 晶裕 土屋武士 | YH | | 74 | 8Laps |
| 24 | 300 | 10 | 26 | UP START タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 黒澤 治樹 阿部翼 | YH | | 74 | 8Laps |
| 25 | 300 | 11 | 87 | giraffa ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 和田久 | YH | | 73 | 9Laps |
| 26 | 300 | 12 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木 孝行 藤井誠暢 | YH | | 73 | 9Laps |
| 27 | 300 | 13 | 5 | マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 赤鮫オヤジ | YH | | 72 | 10Laps |
| 28 | 500 | 15 | 39 | DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平手晃平 | DL | | 70 | 12Laps |
| 29 | 300 | 14 | 55 | J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ PORSCHE 911GT3 | 山岸 大 小泉洋史 | YH | | 70 | 12Laps |
| 30 | 300 | 15 | 808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4M COUPE | 菊地 靖 田ヶ原章蔵 | YH | | 70 | 12Laps |
| 31 | 300 | 16 | 666 | FieLDS BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | KH | | 67 | 15Laps |
| 32 | 300 | 17 | 111 | 石松 with ARKTECH GT3 PORSCHE 911 GT3 RSR | イゴール・スシュコ 壷林貴也 | KH | | 63 | 19Laps |
| 33 | 300 | 18 | 66 | triple a ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷敦 | YH | | 61 | 21Laps |
| ---- 以上規定周回(GT500:57Laps / GT300:53Laps)完走 ---- |
| - | 300 | - | 110 | SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1” PORSCHE BOXSTER | 池田 大祐 キムハンボン | KH | | 46 | 36Laps |
| - | 300 | - | 88 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 坂本雄也 | YH | | 22 | 60Laps |
| - | 300 | - | 10 | JIMGAINER ADVAN F360 FERRARI F360 | 植田 正幸 川口正敬 | YH | | 0 | DNS |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S SC430) 1'37.940 (39/80) 136.112km/h
- Fastest Lap(GT300): CarNo.43 高木真一(ARTA Galaiya) 1'44.342 (54/77) 127.761km/h
- CarNo.1のブノワ・トレルイエ選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.35の大島選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗区間中の追越し)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- CarNo.43の新田選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
■GT500 Class
1
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *リチャード・ライアン
BS
*1'24.060
2
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明 / *大嶋 和也
BS
*1'24.257
3
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
*1'24.774
4
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS
*1'24.877
5
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS
*1'24.984
6
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥
BS
*1'25.511
7
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS
*1'26.156
8
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
*No Time
9
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ
BS
1'25.829
10
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS
1'25.896
11
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 中山 友貴
DL
1'26.421
12
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI
1'26.436
13
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS
1'26.754
14
21 ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕 / *土屋 武士
YH
1'30.203
15
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL
1'31.247
■GT300 Class
1
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH
*1'31.860
2
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学 / *片岡 龍也
YH
*1'31.964
3
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*1'32.015
4
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH
*1'32.103
5
2 プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH
*1'32.246
6
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
*青木 孝行 / 藤井 誠暢
YH
*1'32.275
7
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH
*1'32.539
8
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI
*1'33.246
9
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 坂本 雄也
YH
1'33.611
10
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
1'33.894
11
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*黒澤 治樹 / 阿部 翼
YH
1'34.048
12
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH
1'34.101
13
30 RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 山野 直也
KH
1'34.239
14
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
*坂本 雄也 / 山内 英輝
YH
1'34.413
15
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH
1'34.666
16
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
*植田 正幸 / 川口 正敬
YH
1'34.697
17
111 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ / *壷林 貴也
KH
1'34.788
18
55 J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH
1'34.814
19
110 SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
*池田 大祐 / キム ハンボン
KH
1'35.872
20
666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
KH
1'37.085
21
808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖 / *田ヶ原 章蔵
YH
1'39.949
- ドライバーの前の'*'印はスタートドライバー
- タイムの前の'*'印はスーパーラップで記録されたもの
- 2009 GTAブルテンNo002-S第14条に基づき、ゼッケンNo.36決勝スタートタイヤの交換(1本)を許可する。
- CarNo.21,39,808は、3月22日(日)フリー走行にて、走行状態を確認した結果、決勝レースへの出走を認める。但し、CarNo.21はBドライバー(土屋武士)をスタートドライバーとする。
- CarNo.100の井出選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.(危険なドライブ行為)により罰金3万円を課す。
- CarNo.87の和田選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)違反により、罰金2万円を課す。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Rainy
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | 1'36.306 | - | - | 138.421 |
| 2 | 500 | 2 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 1'36.623 | 0.317 | 0.317 | 137.967 |
| 3 | 500 | 3 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'36.894 | 0.588 | 0.271 | 137.581 |
| 4 | 500 | 4 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 1'36.970 | 0.664 | 0.076 | 137.473 |
| 5 | 500 | 5 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | 1'37.201 | 0.895 | 0.231 | 137.147 |
| 6 | 500 | 6 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | 1'37.366 | 1.060 | 0.165 | 136.914 |
| 7 | 500 | 7 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | 1'37.513 | 1.207 | 0.147 | 136.708 |
| 8 | 500 | 8 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | 1'37.549 | 1.243 | 0.036 | 136.657 |
| 9 | 500 | 9 | 35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | 1'37.560 | 1.254 | 0.011 | 136.642 |
| 10 | 500 | 10 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田裕信 | MI | 1'37.828 | 1.522 | 0.268 | 136.268 |
| 11 | 500 | 11 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 1'37.844 | 1.538 | 0.016 | 136.245 |
| 12 | 500 | 12 | 39 | DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平手晃平 | DL | 1'38.442 | 2.136 | 0.598 | 135.418 |
| 13 | 500 | 13 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'38.576 | 2.270 | 0.134 | 135.234 |
| 14 | 500 | 14 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | DL | 1'38.648 | 2.342 | 0.072 | 135.135 |
| 15 | 300 | 1 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木 真一 | MI | 1'44.293 | 7.987 | 5.645 | 127.821 |
| 16 | 300 | 2 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'44.832 | 8.526 | 0.539 | 127.163 |
| 17 | 300 | 3 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | 1'45.596 | 9.290 | 0.764 | 126.243 |
| 18 | 300 | 4 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中哲也 平中 克幸 | YH | 1'45.747 | 9.441 | 0.151 | 126.063 |
| 19 | 500 | 15 | 21 | ASTON MARTIN 赤坂 DBR9 ASTON MARTIN DBR9 | 都筑 晶裕 土屋武士 | YH | 1'45.819 | 9.513 | 0.072 | 125.977 |
| 20 | 300 | 5 | 88 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 坂本 雄也 | YH | 1'46.167 | 9.861 | 0.348 | 125.564 |
| 21 | 300 | 6 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木孝行 藤井 誠暢 | YH | 1'46.189 | 9.883 | 0.022 | 125.538 |
| 22 | 300 | 7 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡龍也 | YH | 1'46.372 | 10.066 | 0.183 | 125.322 |
| 23 | 300 | 8 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口卓人 国本 雄資 | MI | 1'46.389 | 10.083 | 0.017 | 125.302 |
| 24 | 300 | 9 | 26 | UP START タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 黒澤 治樹 阿部 翼 | YH | 1'46.553 | 10.247 | 0.164 | 125.110 |
| 25 | 300 | 10 | 31 | avex apr COROLLA Axio TOYOTA COROLLA Axio | 坂本 雄也 山内英輝 | YH | 1'46.558 | 10.252 | 0.005 | 125.104 |
| 26 | 300 | 11 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田真孝 | YH | 1'46.703 | 10.397 | 0.145 | 124.934 |
| 27 | 300 | 12 | 87 | giraffa ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 和田久 | YH | 1'47.662 | 11.356 | 0.959 | 123.821 |
| 28 | 300 | 13 | 110 | SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1” PORSCHE BOXSTER | 池田 大祐 キムハンボン | KH | 1'47.746 | 11.440 | 0.084 | 123.724 |
| 29 | 300 | 14 | 30 | RECKLESS KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 佐々木 孝太 山野直也 | KH | 1'47.853 | 11.547 | 0.107 | 123.602 |
| 30 | 300 | 15 | 66 | triple a ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷敦 | YH | 1'47.973 | 11.667 | 0.120 | 123.464 |
| 31 | 300 | 16 | 55 | J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ PORSCHE 911GT3 | 山岸 大 小泉洋史 | YH | 1'48.564 | 12.258 | 0.591 | 122.792 |
| 32 | 300 | 17 | 10 | JIMGAINER ADVAN F360 FERRARI F360 | 植田 正幸 川口正敬 | YH | 1'48.766 | 12.460 | 0.202 | 122.564 |
| 33 | 300 | 18 | 111 | 石松 with ARKTECH GT3 PORSCHE 911 GT3 RSR | イゴール・スシュコ 壷林貴也 | KH | 1'48.948 | 12.642 | 0.182 | 122.359 |
| 34 | 300 | 19 | 808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4M COUPE | 菊地 靖 田ヶ原章蔵 | YH | 1'50.958 | 14.652 | 2.010 | 120.143 |
| 35 | 300 | 20 | 666 | FieLDS BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | KH | 1'52.252 | 15.946 | 1.294 | 118.758 |
| 36 | 300 | 21 | 5 | マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 赤鮫オヤジ | YH | 2'31.273 | 54.967 | 39.021 | 88.124 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中克幸 | YH | | 1'32.798 | 1'31.860 | 145.121 |
| 2 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'32.517 | 1'31.964 | 144.957 |
| 3 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木真一 | MI | | 1'32.850 | 1'32.015 | 144.876 |
| 4 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目遼 | YH | | 1'32.567 | 1'32.103 | 144.738 |
| 5 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤寛規 | YH | | 1'32.778 | 1'32.246 | 144.514 |
| 6 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木 孝行 藤井誠暢 | YH | | 1'33.023 | 1'32.275 | 144.468 |
| 7 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田真孝 | YH | | 1'33.066 | 1'32.539 | 144.056 |
| 8 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本雄資 | MI | | 1'33.528 | 1'33.246 | 142.964 |
| 9 | *88 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 坂本雄也 | YH | | 1'33.611 | | 142.406 |
| 10 | 87 | giraffa ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 和田久 | YH | | 1'33.894 | | 141.977 |
| 11 | 26 | UP START タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 黒澤 治樹 阿部翼 | YH | | 1'34.048 | | 141.745 |
| 12 | 66 | triple a ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷敦 | YH | | 1'34.101 | | 141.665 |
| 13 | 30 | RECKLESS KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 佐々木 孝太 山野直也 | KH | | 1'34.239 | | 141.457 |
| 14 | 31 | avex apr COROLLA Axio TOYOTA COROLLA Axio | 坂本 雄也 山内英輝 | YH | | 1'34.413 | | 141.197 |
| 15 | 5 | マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 赤鮫オヤジ | YH | | 1'34.666 | | 140.819 |
| 16 | 10 | JIMGAINER ADVAN F360 FERRARI F360 | 植田 正幸 川口正敬 | YH | | 1'34.697 | | 140.773 |
| 17 | 111 | 石松 with ARKTECH GT3 PORSCHE 911 GT3 RSR | イゴール・スシュコ 壷林貴也 | KH | | 1'34.788 | | 140.638 |
| 18 | 55 | J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ PORSCHE 911GT3 | 山岸 大 小泉洋史 | YH | | 1'34.814 | | 140.599 |
| 19 | 110 | SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1” PORSCHE BOXSTER | 池田 大祐 キムハンボン | KH | | 1'35.872 | | 139.048 |
| 20 | 666 | FieLDS BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | KH | | 1'37.085 | | 137.311 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム: 1'39.104)---- |
| - | 808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4M COUPE | 菊地 靖 田ヶ原章蔵 | YH | | 1'39.949 | | 133.376 |
- CarNo.88の坂本選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第30条11.(ピットレーン通過速度違反)により、罰金2万円を課した。
- CarNo.808より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'24.726 | 1'24.060 | 158.587 |
| 2 | *35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'25.124 | 1'24.257 | 158.216 |
| 3 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | | 1'25.145 | 1'24.774 | 157.251 |
| 4 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 1'25.732 | 1'24.877 | 157.060 |
| 5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | | 1'25.089 | 1'24.984 | 156.862 |
| 6 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | | 1'25.683 | 1'25.511 | 155.896 |
| 7 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'25.791 | 1'26.156 | 154.729 |
| 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'24.795 | No Time | - |
| 9 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | | 1'25.829 | | 155.318 |
| 10 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | | 1'25.896 | | 155.197 |
| 11 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | DL | | 1'26.421 | | 154.254 |
| 12 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田裕信 | MI | | 1'26.436 | | 154.227 |
| 13 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'26.754 | | 153.662 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム: 1'30.811)---- |
| - | *21 | ASTON MARTIN 赤坂 DBR9 ASTON MARTIN DBR9 | 都筑 晶裕 土屋武士 | YH | | 1'30.203 | | 147.787 |
| - | *39 | DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平手晃平 | DL | | 1'31.247 | | 146.096 |
- CarNo.35の石浦選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)により、罰金2万円を課した。
- CarNo.21,39より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。
「MOTUL AUTECH GT-R」は9位から表彰台を狙う。
HIS ADVAN KONDO GT-Rは予選3位から国内初優勝を目指す。
岡山国際サーキットは夜間から朝にかけては冷え込んだものの、日が上り始めると気温もぐんぐん上がり暖かな春の彼岸を迎えた。今年のSUPER GTは昨年までの3日間開催が2日間となり、初日に公式練習と予選1回目、スーパーラップ(SL)を行うこととなった。またSL進出はGT500/GT300の各クラス8台までとなった。
午前中の練習走行では「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は1分24秒983で6位とまずまずの位置につけた。また「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)はGT-R勢トップとなる4位(1分24秒944)だった。13時15分、気温15℃、路面温度28℃のポカポカ陽気の中、15台のGT500車両が参加して公式予選1回目がスタートした。最初の30分間はGT300との混走枠。まず本山がコースインして基準通過タイムをクリア。トレルイエに交代して混走枠終了時点では1分25秒829で3位につけることとなった。
GT300の専有走行枠を挟んで13時55分から10分間のGT500専有走行枠が始まった。しかしエンジンに小さなトラブルがあったこともあり、コースインが若干遅れてしまった。混雑する位置で走行しなければならなくなったトレルイエだったが、後半のアタックに期待がかかった。しかし残り2分となり各車がアタックラップに入った時点で、1台の車両がアトウッドカーブでコースアウトし、前後が黄旗区間となった。トレルイエはここで安全を確保するためにスロットルを緩めて走行することとなった。しかしこの10分間のセッションでタイムアップはかなわず。予選9位で残念ながらSL進出はならなかった。
また、#12 GT-Rは10位、今年からタイヤをミシュランにスイッチした「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は12位だった。「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)がGT-R勢の中でSL進出を決める5位に入った。
15時15分、GT500のSLがスタート。4番目に登場した#24 GT-Rのオリベイラは、日産ファンの期待を一身に背負ってコースイン。アタックラップではセクター2まではそれまでのトップタイムを更新ならず。しかし最後のタイトなコーナーが連続するセクター3でタイムアップを果たしその時点でのトップにつけた。その後、オリベイラのタイムを更新したのは2台にとどまり、予選3位、2列目を確保することとなった。「JPが本当によく走ってくれました。タイヤもとてもいいものを作ってもらえたし、明日の決勝のことを考えて長持ちするものを選んでいますから、どんな作戦も取れます。明日のお天気は分からないですが、ドライ、ウェットどっちもOK。優勝を狙える位置にいると思います」と近藤真彦監督は笑顔で答えた。
- 上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'24.060 | - | - | 158.587 |
| 2 | 35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'24.257 | 0.197 | 0.197 | 158.216 |
| 3 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | | 1'24.774 | 0.714 | 0.517 | 157.251 |
| 4 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 1'24.877 | 0.817 | 0.103 | 157.060 |
| 5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | | 1'24.984 | 0.924 | 0.107 | 156.862 |
| 6 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | | 1'25.511 | 1.451 | 0.527 | 155.896 |
| 7 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'26.156 | 2.096 | 0.645 | 154.729 |
| 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | - | - | - | |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | YH | | 1'31.860 | - | - | 145.121 |
| 2 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'31.964 | 0.104 | 0.104 | 144.957 |
| 3 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'32.015 | 0.155 | 0.051 | 144.876 |
| 4 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'32.103 | 0.243 | 0.088 | 144.738 |
| 5 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'32.246 | 0.386 | 0.143 | 144.514 |
| 6 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木 孝行 藤井 誠暢 | YH | | 1'32.275 | 0.415 | 0.029 | 144.468 |
| 7 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'32.539 | 0.679 | 0.264 | 144.056 |
| 8 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'33.246 | 1.386 | 0.707 | 142.964 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | 1'24.726 | - | - | 157.340 |
| 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 1'24.795 | 0.069 | 0.069 | 157.212 |
| 3 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | 1'25.089 | 0.363 | 0.294 | 156.669 |
| 4 | *35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | 1'25.124 | 0.398 | 0.035 | 156.604 |
| 5 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 1'25.145 | 0.419 | 0.021 | 156.566 |
| 6 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | 1'25.683 | 0.957 | 0.538 | 155.583 |
| 7 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 1'25.732 | 1.006 | 0.049 | 155.494 |
| 8 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'25.791 | 1.065 | 0.059 | 155.387 |
| 9 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'25.829 | 1.103 | 0.038 | 155.318 |
| 10 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | 1'25.896 | 1.170 | 0.067 | 155.197 |
| 11 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | DL | 1'26.421 | 1.695 | 0.525 | 154.254 |
| 12 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田裕信 | MI | 1'26.436 | 1.710 | 0.015 | 154.227 |
| 13 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | 1'26.754 | 2.028 | 0.318 | 153.662 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム: 1'30.811)---- |
| - | *21 | ASTON MARTIN 赤坂 DBR9 ASTON MARTIN DBR9 | 都筑 晶裕 土屋武士 | YH | 1'30.203 | 5.477 | 3.449 | 147.787 |
| - | *39 | DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平手晃平 | DL | 1'31.247 | 6.521 | 1.044 | 146.096 |
- 1~8位は、スーパーラップ選抜車両
- CarNo.35の石浦選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)により、罰金2万円を課した。
- CarNo.21,39より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | 1'32.517 | - | - | 144.090 |
| 2 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目遼 | YH | 1'32.567 | 0.050 | 0.050 | 144.012 |
| 3 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤寛規 | YH | 1'32.778 | 0.261 | 0.211 | 143.685 |
| 4 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中克幸 | YH | 1'32.798 | 0.281 | 0.020 | 143.654 |
| 5 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木真一 | MI | 1'32.850 | 0.333 | 0.052 | 143.574 |
| 6 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木 孝行 藤井誠暢 | YH | 1'33.023 | 0.506 | 0.173 | 143.306 |
| 7 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田真孝 | YH | 1'33.066 | 0.549 | 0.043 | 143.240 |
| 8 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本雄資 | MI | 1'33.528 | 1.011 | 0.462 | 142.533 |
| 9 | *88 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 坂本雄也 | YH | 1'33.611 | 1.094 | 0.083 | 142.406 |
| 10 | 87 | giraffa ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 和田久 | YH | 1'33.894 | 1.377 | 0.283 | 141.977 |
| 11 | 26 | UP START タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 黒澤 治樹 阿部翼 | YH | 1'34.048 | 1.531 | 0.154 | 141.745 |
| 12 | 66 | triple a ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷敦 | YH | 1'34.101 | 1.584 | 0.053 | 141.665 |
| 13 | 30 | RECKLESS KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 佐々木 孝太 山野直也 | KH | 1'34.239 | 1.722 | 0.138 | 141.457 |
| 14 | 31 | avex apr COROLLA Axio TOYOTA COROLLA Axio | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | 1'34.413 | 1.896 | 0.174 | 141.197 |
| 15 | 5 | マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 赤鮫オヤジ | YH | 1'34.666 | 2.149 | 0.253 | 140.819 |
| 16 | 10 | JIMGAINER ADVAN F360 FERRARI F360 | 植田 正幸 川口正敬 | YH | 1'34.697 | 2.180 | 0.031 | 140.773 |
| 17 | 111 | 石松 with ARKTECH GT3 PORSCHE 911 GT3 RSR | イゴール・スシュコ 壺林 貴也 | KH | 1'34.788 | 2.271 | 0.091 | 140.638 |
| 18 | 55 | J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ PORSCHE 911GT3 | 山岸 大 小泉洋史 | YH | 1'34.814 | 2.297 | 0.026 | 140.599 |
| 19 | 110 | SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1” PORSCHE BOXSTER | 池田 大祐 キムハンボン | KH | 1'35.872 | 3.355 | 1.058 | 139.048 |
| 20 | 666 | FieLDS BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | KH | 1'37.085 | 4.568 | 1.213 | 137.311 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム: 1'39.104)---- |
| - | *808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4M COUPE | 菊地 靖 田ヶ原章蔵 | YH | 1'39.949 | 7.432 | 2.864 | 133.376 |
- 1~8位は、スーパーラップ選抜車両
- CarNo.88の坂本選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第30条11.(ピットレーン通過速度違反)により、罰金2万円を課した。
- CarNo.808より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | 1'24.367 | - | - | 158.010 |
| 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 1'24.372 | 0.005 | 0.005 | 158.000 |
| 3 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | 1'24.455 | 0.088 | 0.083 | 157.845 |
| 4 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | 1'24.944 | 0.577 | 0.489 | 156.936 |
| 5 | 35 | KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | 1'24.976 | 0.609 | 0.032 | 156.877 |
| 6 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'24.983 | 0.616 | 0.007 | 156.864 |
| 7 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | 1'25.299 | 0.932 | 0.316 | 156.283 |
| 8 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 1'25.398 | 1.031 | 0.099 | 156.102 |
| 9 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 1'25.515 | 1.148 | 0.117 | 155.888 |
| 10 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | DL | 1'25.867 | 1.500 | 0.352 | 155.249 |
| 11 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 | BS | 1'26.158 | 1.791 | 0.291 | 154.725 |
| 12 | 39 | DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平手晃平 | DL | 1'26.542 | 2.175 | 0.384 | 154.039 |
| 13 | 17 | KEIHIN NSX HONDA NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'26.648 | 2.281 | 0.106 | 153.850 |
| 14 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田裕信 | MI | 1'26.936 | 2.569 | 0.288 | 153.340 |
| 15 | 21 | ASTON MARTIN 赤坂 DBR9 ASTON MARTIN DBR9 | 都筑 晶裕 土屋武士 | YH | 1'29.593 | 5.226 | 2.657 | 148.793 |
- 本公式練習は、開始41分14秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 9;41~9:51)
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | 1'32.526 | - | - | 144.076 |
| 2 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目遼 | YH | 1'32.532 | 0.006 | 0.006 | 144.067 |
| 3 | 81 | ダイシン アドバン Ferrari FERRARI F430 | 青木 孝行 藤井誠暢 | YH | 1'32.544 | 0.018 | 0.012 | 144.048 |
| 4 | 11 | JIMGAINER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中克幸 | YH | 1'32.671 | 0.145 | 0.127 | 143.851 |
| 5 | 2 | プリヴェ アップル 紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤寛規 | YH | 1'32.684 | 0.158 | 0.013 | 143.831 |
| 6 | 46 | エスロード MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田真孝 | YH | 1'32.713 | 0.187 | 0.029 | 143.786 |
| 7 | 88 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 坂本雄也 | YH | 1'33.012 | 0.486 | 0.299 | 143.323 |
| 8 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木真一 | MI | 1'33.189 | 0.663 | 0.177 | 143.051 |
| 9 | 26 | UP START タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 黒澤 治樹 阿部翼 | YH | 1'33.331 | 0.805 | 0.142 | 142.834 |
| 10 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本雄資 | MI | 1'33.762 | 1.236 | 0.431 | 142.177 |
| 11 | 66 | triple a ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷敦 | YH | 1'33.820 | 1.294 | 0.058 | 142.089 |
| 12 | 5 | マッハGOGOGO車検320Rマッハ号 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 赤鮫オヤジ | YH | 1'33.904 | 1.378 | 0.084 | 141.962 |
| 13 | 87 | giraffa ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 和田久 | YH | 1'33.905 | 1.379 | 0.001 | 141.960 |
| 14 | 10 | JIMGAINER ADVAN F360 FERRARI F360 | 植田 正幸 川口正敬 | YH | 1'33.910 | 1.384 | 0.005 | 141.953 |
| 15 | 55 | J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ PORSCHE 911GT3 | 山岸 大 小泉洋史 | YH | 1'34.200 | 1.674 | 0.290 | 141.516 |
| 16 | 30 | RECKLESS KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 佐々木 孝太 山野直也 | KH | 1'34.221 | 1.695 | 0.021 | 141.484 |
| 17 | 31 | avex apr COROLLA Axio TOYOTA COROLLA Axio | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | 1'34.540 | 2.014 | 0.319 | 141.007 |
| 18 | 110 | SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1” PORSCHE BOXSTER | 池田 大祐 キムハンボン | KH | 1'35.636 | 3.110 | 1.096 | 139.391 |
| 19 | 111 | 石松 with ARKTECH GT3 PORSCHE 911 GT3 RSR | イゴール・スシュコ 壺林 貴也 | KH | 1'35.664 | 3.138 | 0.028 | 139.350 |
| 20 | 666 | FieLDS BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | KH | 1'38.235 | 5.709 | 2.571 | 135.703 |
| 21 | 808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4M COUPE | 菊地 靖 田ヶ原章蔵 | YH | 1'39.616 | 7.090 | 1.381 | 133.822 |
- 本公式練習は、開始41分14秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 9;41~9:51)
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、モータースポーツ活動をクルマの持つ「夢」や「感動」をお客様にもたらす大切なものと位置づけている。本年においては大変厳しい経営環境の下、大幅なコスト低減を図りながら、引き続きモータースポーツを推進する。具体的には、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、日本の「SUPER GT」・「フォーミュラ・ニッポン」、米国の「NASCAR」等のトップカテゴリーへの参戦と、世界トップクラスで活躍が期待されるドライバーの育成を活動の柱とする。
日本では、SUPER GTで引き続きGT500クラスにおいて、今年よりレクサスブランドとして参戦し、レクサスSC430でタイトル奪還に挑む。またフォーミュラカーのトップカテゴリー、フォーミュラ・ニッポンへのエンジン供給を継続し、トヨタエンジン搭載車として4連覇を狙う。
このほか、モータースポーツ振興の観点から、グラスルーツレベルのレースまで、多様なカテゴリー・イベントへの支援を行う。
世界のトップクラスドライバーの育成を目指し、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下TDP)を推進する。ウィリアムズF1チームの正ドライバーとして2年目を迎え、今季更なる活躍が期待される中嶋一貴など、本年は8名のドライバーを選出。
環境に配慮したモータースポーツの推進と、量産車両を含めたハイブリッドシステムの高効率化のために、モータースポーツ用ハイブリッドシステムの開発を継続する。
トヨタのモータースポーツ開発活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では、トヨタテクノクラフト(株)TRD(以下TRD)、欧州ではToyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社、以下TMG)、米国ではTRD U.S.A., Inc.(以下、TRD-USA)を各地域の拠点として位置づけている。
【活動および支援計画概要】
SUPER GT
- 国内レースのトップカテゴリー。GT500クラスにレクサスブランドで参戦。V8 3.4L エンジン(RV8KG)搭載のレクサス SC430について、TRDを通じチーム支援を行う。
- また、GT300クラスでは、V8 3L(RV8J)を搭載するレクサスIS350、V6 3.5L(2GR)を搭載するトヨタ カローラアクシオが参戦する。
| |
チーム名 |
カー
No. |
車両 |
ドライバー |
備考 |
タイヤ |
GT
500 |
レクサス チーム ルマン エネオス
(LEXUS TEAM LeMans ENEOS) |
6 |
レクサス
SC430 |
伊藤 大輔
(Daisuke Ito 日本) |
|
BS |
ビヨン・ビルドハイム
(Bjorn Wirdheim スウェーデン) |
|
レクサス チーム クラフト
(LEXUS TEAM KRAFT) |
35 |
レクサス
SC430 |
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本) |
TDP |
BS |
大嶋 和也
(Kazuya Oshima 日本) |
TDP |
レクサス チーム ペトロナス トムス
(LEXUS TEAM PETRONAS TOM’S) |
36 |
レクサス
SC430 |
脇阪 寿一
(Juichi Wakisaka 日本) |
|
BS |
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ) |
|
レクサス チーム ゼント セルモ
(LEXUS TEAM ZENT cerumo) |
38 |
レクサス
SC430 |
立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本) |
|
BS |
リチャード・ライアン
(Richard Lyons 北アイルランド) |
|
レクサス チーム サード
(LEXUS TEAM SARD) |
39 |
レクサス
SC430 |
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル) |
|
DL |
| 平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
TDP |
GT
300 |
レーシング プロジェクト バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH) |
19 |
レクサス
IS350 |
織戸 学 (Manabu Orido 日本) |
|
YH |
片岡 龍也
(Tatsuya Kataoka 日本) |
|
チーム レクリス ウィズ シフト
(TEAM RECKLESS with SHIFT) |
30 |
レクサス
IS350 |
佐々木孝太
(Kouta Sasaki 日本) |
|
KH |
| 未 定 |
|
エーピーアール
(apr) |
31 |
トヨタ
カローラ
アクシオ |
坂本 雄也
(Yuya Sakamoto日本) |
|
YH |
山内 英輝
(Hideki Yamauchi 日本) |
|
エーピーアール
(apr) |
74 |
トヨタ
カローラ
アクシオ |
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本) |
TDP |
MI |
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本) |
TDP |
TDP:トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム
タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/KH:クムホ/YH:ヨコハマ/MI:ミシュラン
全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
- 国内フォーミュラレースのトップカテゴリー。V8 3.4Lエンジン(RV8K)を5チーム8台に供給。
- タイヤは全車ブリヂストン製を使用する。
| チーム名 |
カーNo. |
ドライバー |
備考 |
ローソン チーム インパル (LAWSON TEAM IMPUL) |
1 |
松田 次生 (Tsugio Matsuda 日本) |
|
2 |
ブノワ・トレルイエ
(Benoit Treluyer フランス) |
|
| チーム インパル (TEAM IMPUL) |
20 |
平手 晃平 (Kohei Hirate 日本) |
TDPドライバー |
| チーム ルマン (Team LeMans) |
7 |
国本 京佑 (Keisuke Kunimoto 日本) |
TDPドライバー |
8 |
石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本) |
TDPドライバー |
ペトロナス チーム トムス (PETRONAS TEAM TOM’S) |
36 |
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ) |
|
37 |
大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本) |
TDPドライバー |
| セルモ/インギング(CERUMO/INGING) |
48 |
立川 祐路 (Yuji Tachikawa 日本) |
|
その他の活動支援
(1)全日本F3選手権
- F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは全日本クラスの3チーム5台に1AZ-FEエンジンを供給。また、2008年よりスタートしたナショナルクラスの9台にも3S-GEエンジンを供給する。
- 今季よりタイヤは、全車ハンコックタイヤを使用する。
全日本クラスにおけるトヨタエンジン使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。
| チーム名 |
カーNo. |
ドライバー (予定) |
備考 |
ペトロナス チーム トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S) |
1 |
マーカス・エリクソン
(Marcus Ericsson スウェーデン) |
|
36 |
井口卓人 (Takuto Iguchi 日本) |
TDPドライバー |
37 |
国本雄資 (Yuji Kunimoto 日本) |
TDPドライバー |
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS) |
33 |
岩崎 祐貴
(Yuki Iwasaki 日本) |
|
デンソー チーム ル ボーセ
(DENSO Team Le Beausset) |
62 |
嵯峨 宏紀 (Koki Saga 日本) |
|
(2)FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
- 4年目となるエントリークラスのフォーミュラ・カテゴリー。車両は、FCJ専用独自開発車両(FC106)のワンメイク。本年は4サーキットで7大会14戦開催。
(3)Netz Cup Vitz Race (ネッツカップヴィッツレース)
- 一般公道も走行可能なナンバー付車両で争われるレース。(トヨタ ヴィッツRS 1.5L車をベースとする専用車両 トヨタ ヴィッツRS TRD Racing)
- 5つの地方シリーズ(北海道・東北・関東・関西・西日本)と特別戦1戦を開催予定。
(4)その他、各種活動への支援
- トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)の活動を支援。
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
- 世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。
(2009年TDPドライバー一覧)
| |
ドライバー |
カテゴリー |
チーム名 |
備考・昨年の戦績 |
国
内 |
平手 晃平
(Kohei Hirate 日本) |
フォーミュラ・ ニッポン |
チーム インパル (Team IMPUL) |
・フォーミュラ・ニッポン
《1勝 シリーズ4位
ルーキー・オブ・ザ・イヤー》
・SUPER GT 300クラス
《1勝 シリーズ 15位》
|
| SUPER GT (GT500) |
レクサス チーム サード
(LEXUS TEAM SARD) |
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本) |
フォーミュラ・ ニッポン |
チーム ルマン
(Team LeMans) |
・フォーミュラ・ニッポン
《シリーズ16位》
・SUPER GT 500クラス
《シリーズ15位》 |
| SUPER GT (GT500) |
レクサス チーム クラフト
(LEXUS TEAM KRAFT) |
国本 京佑
(Keisuke Kunimoto 日本) |
フォーミュラ・ ニッポン |
チーム ルマン
(Team LeMans) |
・全日本F3選手権
《3勝 シリーズ2位》
・SUPER GT 300クラス
《1勝 シリーズ9位》
・F3マカオGP 優勝 |
大嶋和也
(Kazuya Oshima 日本) |
フォーミュラ・ ニッポン |
ペトロナス チーム トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S) |
F3ユーロシリーズ
《1勝 シリーズ19位》
SUPER GT300クラス
スポット参戦
《第6戦鈴鹿1000km 2位》 |
| SUPER GT (GT500) |
レクサス チーム クラフト
(LEXUS TEAM KRAFT) |
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本) |
全日本F3選手権 |
ペトロナス チーム トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S) |
・全日本F3選手権
《3勝 シリーズ3位》
・SUPER GT 300クラス
《シリーズ32位》 |
| SUPER GT (GT300) |
エーピーアール (apr) |
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本) |
全日本F3選手権 |
ペトロナス チーム トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S) |
・FCJ
《8勝 シリーズチャンピオン》 |
| SUPER GT (GT300) |
エーピーアール (apr) |
※リリースより国内関連のみを抜粋
Text: トヨタ自動車株式会社
十勝毎日新聞などによると、十勝インターナショナルスピードウェイは10日までに、自己破産の申し立てを行う決定をし、11日の取締役会で承認される見込みとなったようだ。
同スピードウェイは、1993年5月に営業を開始。毎年7月のスーパー耐久シリーズで日本で唯一の24時間レースが開催されることで有名だが、かつては全日本F3000やフォーミュラニッポン、全日本GT選手権の公式戦が行われたこともあった。
オープン以来、慢性的な赤字経営だった模様で、北海道経済の冷え込みに加え、昨年来の世界同時不況による景気の後退が追い打ちをかけたようだ。民事再生法や会社更生法ではなく自己破産を選択せざるを得なかったのは、たとえ、債権の切り捨てが行われても継続的に採算が取れる体質に改善できないという経営陣の判断だと思われる。
もし、自己破産の申し立てが行われれば、今後、破産管財人によりスピードウェイの資産は売却され債権者への配当に充てられることになる。すでにカレンダーが発表されている7月開催のスーパー耐久、第16回十勝24時間レースの開催も微妙となってきた。
【3/12追記】
自己破産の申し立てを行っているのは十勝インターナショナルスピードウェイを所有する十勝モーターパーク株式会社で、運営はインターランド株式会社が行っているそうです。十勝モーターパーク側の破産管財人と債権者の意向にもよりますが、インターランド側との協議により十勝スピードウェイの存続も可能であり、関係者も今シーズンのレース運営を前提に動いているとのことです。
Text: Yoshinori OHNISHI
トヨタ自動車(株)は、現在参戦中であるSUPER GTの GT500クラスにおいて、2009年シーズンは、以下5チーム5台体制のレクサスブランドで参戦することを決定した。
これに伴い、2009年SUPER GT500クラスに参戦するチーム名は下記の通りとなる。
| 6号車 | LEXUS TEAM LeMans ENEOS | (レクサス チーム ルマン エネオス) |
| 35号車 | LEXUS TEAM KRAFT | (レクサス チーム クラフト) |
| 36号車 | LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S | (レクサス チーム ペトロナス トムス) |
| 38号車 | LEXUS TEAM ZENT cerumo | (レクサス チーム ゼント セルモ) |
| 39号車 | LEXUS TEAM SARD | (レクサス チーム サード) |

写真はLEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sの2009年車両
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
富士スピードウェイは3日、同地で4月5日に決勝が開催されるフォーミュラニッポン開幕戦の概要を発表した。
これによると参加台数は昨年から大きく減少、7チーム、13台での争いとなる。ルーキーでは、マカオを制した国本京佑がルマンから、一昨年の全日本F3チャンピオン大嶋和也がトムスから、塚越広大が新規参入のHFDから参戦。昨年のディフェンディングチャンピオン松田次生にどう挑むのか注目される。
今シーズンからシャーシーとエンジンが一新されるのは既報のとおりだが、レース運営では、タイヤ交換が義務付けられ、環境への配慮からエンジン1基を4レースで連続使用(従来は3レース)する方式が採用された。
また、オーバーテイクシステムの詳細も明らかになった。オーバーテイクボタンはステアリングに装着され、これが作動するとエンジン回転のリミッターが一定の間10,300rpmから10,700rpmへと400rpm上昇。追い越しを容易にする。使用回数は5回に制限され、作動中はロールバーに取り付けられた5つのランプが点滅、使用する毎にランプが1つづつ消えてゆく仕組みとなっている。また、このランプはポイントリーダーは赤で、他の選手は白で表示される。
今シーズンから金曜の練習走行が廃止になり、2デーレースとなった。富士スピードウェイのフォーミュラニッポン開幕戦は、4月4日(土)にフリー走行と予選、5日(日)に250kmの決勝が行われる。
■2009年エントリーリスト 【3月3日現在】
| チーム | 監督 | No. | ドライバー | 年齢 | 出身地 | エンジン |
| LAWSON TEAM IMPUL | 星野 一義 | 1 | 松田 次生 | 29 | 三重県 | TOYOTA RV8K |
| 2 | ブノワ・トレルイエ | 32 | フランス |
| Team LeMans | 土沼 廣芳 | 7 | 国本 京佑 | 20 | 神奈川県 | TOYOTA RV8K |
| 8 | 石浦 宏明 | 27 | 東京都 |
| HFDP RACING | 田中 弘 | 10 | 塚越 広大 | 22 | 栃木県 | HONDA HR09E |
| TEAM IMPUL | 黒沢 琢弥 | 20 | 平手 晃平 | 22 | 愛知県 | TOYOTA RV8K |
| NAKAJIMA RACING | 中嶋 悟 | 31 | ロイック・デュバル | 26 | フランス | HONDA HR09E |
| 32 | 小暮 卓史 | 28 | 神奈川県 |
TEAM TOM’S | 舘 信秀 | 36 | アンドレ・ロッテラー | 27 | ドイツ | TOYOTA RV8K |
| 37 | 大嶋 和也 | 21 | 群馬県 |
| DOCOMO TEAMDANDELION RACING | 吉田 則光 | 40 | リチャード・ライアン | 29 | イギリス | HONDA HR09E |
| 41 | 伊沢 拓也 | 24 | 東京都 |
| CERUMO/INGING | 竹内 浩典 | 48 | 立川 祐路 | 33 | 神奈川県 | TOYOTA RV8K |
Text: Yoshinori OHNISHI
2008年GT300クラスにおいてダブルタイトルを獲得したMOLAでは、2009年も引き続きニッサン・フェアレディZにてGT300クラスに参戦いたします。
ドライバーは、昨年のチャンピオン星野一樹選手、そして新たに柳田真孝選手を迎え、万全の体制にて2年連続のシリーズタイトル獲得を目指すとともに、マネジメント体制も長年SUPER GTレースにおいてドライバー、そして監督として活躍した西澤和之氏を監督に迎え、「TEAM NISHIZAWA MOLA」として活動して参ります。
また、メインスポンサーとして水産物の輸出入/加工販売を行っているエスロード株式会社様より力強いサポートを頂戴し、車名も「エスロード MOLA Z」として参戦いたします。
今シーズンは昨年以上に厳しいレースが予想されますが、2年連続タイトル獲得に向け挑戦して参ります。昨年同様ご声援賜りたく宜しくお願い申し上げます。
| チーム名 | TEAM NISHIZAWA MOLA |
| 車名 | エスロード MOLA |
| Car No. | 46 |
| ドライバー | 星野 一樹 / 柳田 真孝 |
| チーム代表 | 花輪 幸夫 |
| チーム監督 | 西澤 和之 |
| チーフエンジニア | 大駅 俊臣 |
| タイヤ | 横浜ゴム株式会社(ADVAN) |
| メインスポンサー | エスロード株式会社様 |
Text & Photo: TEAM NISHIZAWA MOLA
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)は、27日、2009 年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。
日産は、「ワクワクするドライビング」をお客さまに提供する為に、モータースポーツ活動を事業の重要な一部と位置付け、本年も国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GT シリーズGT500 クラスをメインに取り組む。また、グラスルーツ活動支援のため、国内外のプライベートチームをサポートする活動を実施していく。
1. SUPER GT
■ 車両
R35 型「NISSAN GT-R」にて、SUPER GTのGT500 クラスに出場する。参戦チームへの技術支援及び車両開発はニスモが行う。2009 年型「NISSAN GT-R」は、以下の2 点に重点を置いて開発を実施した。
- 規則変更による空力性能のリカバリー(オーバーハング短縮によるダウンフォース減少の抑制)
- パドルシフト、エアコンの採用によるドライバビリティの向上
■チーム体制
日産系チームとしては、ニスモ、HASEMI MOTOR SPORT、TEAM IMPUL、及びKONDO RACING から1 台ずつ、計4 台の「NISSAN GT-R」で同シリーズGT500 クラスに出場する。日産系チームの総監督は引き続き柿元邦彦が務め、ニスモのチーム監督は鈴木豊が担当する。HASEMI MOTOR SPORT のドライバーには、ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)出身の安田裕信を新たに起用した。
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー | 車両名 | タイヤメーカー |
| 1 | NISMO | 鈴木 豊 | 本山 哲/ブノワ・トレルイエ | MOTUL AUTECH GT-R | ブリヂストン |
| 3 | HASEMI MOTOR SPORT | 長谷見 昌弘 | ロニー・クインタレッリ/安田 裕信 | TBA | ミシュラン |
| 12 | TEAM IMPUL | 星野 一義 | 松田 次生/セバスチャン・フィリップ | IMPUL カルソニックGT-R | ブリヂストン |
| 24 | KONDO RACING | 近藤 真彦 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒 聖治 | HIS ADVAN KONDO GT-R | ヨコハマ |
2. プライベーター支援
1) マーチカップ
多くのお客さまにレーシングカーの楽しさを体感していただくため、入門クラスでありながら、本格的なレースが楽しめるマーチカップ(East Japan Series, West Japan Series, 及びNISSAN March Champion Cup)を開催する。車両にはデータロガー(記録装置)を標準装備し、参加者の運転技術の向上を図り易くしている。なお、マーチカップは既に発表した通り、2009 年をもって終了する。
2) 日本国内のプライベーター支援
- SUPER GT GT300 クラス 「フェアレディZ」でプライベート参戦するチームに技術支援を行なう。
- スーパー耐久シリーズ 「フェアレディZ」でST-1 クラス及びST-3 クラスにプライベート参戦するチームに技術支援を行なう。
Text: NISMO
※ 注)NISMO公式リリースより国内関連のみを抜粋
2009年Honda四輪モータースポーツ活動の概要(国内関連のみ抜粋)
Hondaは、2009年Hondaの四輪モータースポーツ活動の概要として、「モータースポーツ参戦体制」と、「世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成」「モータースポーツの普及」について、以下の通り発表しました。
- 1.モータースポーツ参戦体制
-
国内のレース活動では、SUPER GTにおいて「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、昨年同様5チーム5台体制で参戦し、チームとドライバーズのダブルタイトルの奪還を目指します。また2006年よりエンジン供給をしています「フォーミュラ・ニッポン」では、今シーズンより新開発3.4L V8エンジン「HR09E」を、3チーム5台に供給します。
- 2.世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成
-
国内外の頂点レースで表彰台を競えるドライバーの育成を目的に、「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」として、若手選手の輩出に積極的に取り組みます。
「鈴鹿サーキットレーシングスクールカート(SRS-K)」「鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ(SRS-F)」のレーシングスクールや、「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」「全日本F3選手権」「フォーミュラ・ニッポン」を通して、長期的な視野で継続した活動をしていきます。
- 3.モータースポーツの普及
-
(株)モビリティランドは、今後もレースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組み、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に寄与していきます。鈴鹿サーキットの国際レーシングコースは、ピットやパドックの全面改修が間もなく完了します。4月12日(日)にはオープニングイベントとして、「“START SUZUKA” オープニング・サンクス・デー F1キックオフパーティ」を開催します。また、Honda車オーナーに向けた「ドライビング・ミーティング」「ホンダ エキサイティングカップ ワンメイクレース~シビック・シリーズ~」等、参加して楽しんでいただく様々なイベントを各地域で開催をする予定です。Hondaは、チャレンジングスピリットの象徴であるモータースポーツ活動に対して、創業当時から世界の頂点を目指して様々なレースカテゴリーに挑戦してきました。今後もモータースポーツ活動で培われたノウハウとチャレンジングスピリットをもって、新たな課題に挑戦し続け、そこから生まれる夢と感動をお客様と共有していきたいと考えています。
《参戦体制概要》
◆SUPER GT
(株)M-TECと(株)童夢の協力による「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、5チーム5台体制にてGT500クラスに参戦し、チームとドライバーズのダブルタイトル奪還を目指します。
| チーム名 | No. | ドライバー | 年齢 | 国籍 | 2008年の戦績 |
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ (AUTOBACS RACING TEAM AGURI) | 8 | ラルフ・ファーマン (Ralph Firman) | 33 | イギリス | GT500 8位 |
伊沢 拓也 (Takuya Izawa) | 24 | 東京都 | GT500 8位 |
ケーヒン リアル レーシング (KEIHIN REAL RACING) | 17 | 金石 年弘 (Toshihiro Kaneishi) | 30 | 大阪府 | GT500 19位 |
塚越 広大 (Kodai Tsukakoshi) | 22 | 栃木県 | ユーロF3 6位 (GT500 25位) |
TEAM YOSHIKI & 童夢PROJECT (TEAM YOSHIKI & DOME PROJECT) | 18 | 道上 龍 (Ryo Michigami) | 35 | 奈良県 | GT500 6位 |
小暮 卓史 (Takashi Kogure) | 28 | 神奈川県 | GT500 6位 |
エプソン・ナカジマ・レーシング (EPSON NAKAJIMA RACING) | 32 | ロイック・デュバル (Loic Duval) | 26 | フランス | GT500 10位 |
中山 友貴 (Yuki Nakayama) | 21 | 石川県 | 全日本F3 8位 |
チームクニミツ (Team Kunimitsu) | 100 | 井出 有治 (Yuji Ide) | 34 | 埼玉県 | GT500 11位 |
細川 慎弥 (Shinya Hosokawa) | 27 | 福岡県 | GT500 11位 |
◆フォーミュラ・ニッポン
日本レースプロモーションを通じ、新開発の3.4L V8エンジン「HR09E」を3チーム5台に供給します。
| チーム名 | No. | ドライバー | 年齢 | 国籍 | 2008年の戦績 |
ナカジマ レーシング (NAKAJIMA RACING) | 31 | ロイック・デュバル (Loic Duval) | 26 | フランス | FN 2位 |
| 32 | 小暮 卓史 (Takashi Kogure) | 28 | 神奈川県 | FN 5位 |
ドコモ チーム ダンディライアン レーシング (DOCOMO TEAM DANDELION RACING) | 40 | リチャード・ライアン (Richard Lyons) | 29 | イギリス | GT500 2位 |
| 41 | 伊沢 拓也 (Takuya Izawa) | 24 | 東京都 | FN 10位 |
エイチ エフ ディー ピー レーシング (HFDP RACING) | 10 | 塚越 広大 (Kodai Tsukakoshi) | 22 | 栃木県 | ユーロF3 6位 |
注)カーナンバーについては、暫定のため変更になる場合があります。
《人材の育成》
◆フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
国内外で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成を目的に、人材育成プログラム「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」を展開しています。今シーズンは、全日本F3選手権ナショナルクラスに参戦する2名のドライバーのサポートをします。
| カテゴリー | チーム名 | ドライバー | 年齢 | 出身地 | 2008年の戦績 |
| 全日本F3 Nクラス | エイチ エフ ディー ピー レーシング (HFDP RACING) | 山本 尚貴 (Naoki Yamamoto) | 20 | 栃木県 | 全日本F3 5位 |
小林 崇志 (Takashi Kobayashi) | 21 | 広島県 | FCJ 9位 |
また、「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」を目的に、自動車メーカー3社※が協力して設立した、ジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に引き続き協力していくとともに、スカラシップとして3名のドライバーの参戦をサポートします。
※ FCJは2006年より、Honda、Toyota、Nissanの自動車メーカー3社が協力して創設した新しいジュニア・フォーミュラカーレース。その理念は「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」および「日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成」という点に置かれている。
Text: HONDA
オートバックスレーシングチームアグリ(ARTA)は5日、SUPER GT第9戦で決勝レース結果に対して同チームが日本自動車連盟に提出した控訴を取り下げると発表した。これにより、2008年度GT300クラスドライバーズチャンピオンは暫定結果通り、MOLAレオパレス Z(星野一樹/安田裕信組)に確定した。
11月9日に行われたSUPER GT第9戦(最終戦)で、最終ラップに6位を走行してたダイシンアドバンZ(青木孝行/藤井誠暢組)が失速(NISMO発表ではガス欠)、7位を走っていたMOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信組)が前に出て6位に入った。この入れ替わりがなければ、ドライバーズチャンピオンを獲得するはずだった、ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)側が、これは故意であり、スポーツマンシップに反する順位調整が行われたと控訴、決勝結果は暫定扱いとなっていた。
その後、この控訴に対してSUPER GTを統括するGTアソシエイション(GTA)とARTA側で話し合いがもたれ、GTA側から来シーズンからレギュレーションでこのような行為を禁止する規定を設けることを検討するという提案がなされたため、ARTAはこの控訴を取り下げる決定をした模様だ。
両者の声明は以下のとおり。
Text: Yoshinori OHNSIHI