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2017年8月

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11,12戦鈴鹿 真夏の3連戦最終章、鈴鹿大会は川合孝汰、平木湧也が見事入賞を果たす! (Le Beausset)

 ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第6大会が、8月26日(土)、27日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の三人が出場した。

 F1日本GPも開催される鈴鹿は、低速から高速までバラエティに富んだコーナーが、2本のストレートを挟むテクニカルコースであり、走ったことのあるドライバー誰もが「チャレンジング!」と絶賛することで知られている。まさにドライバーの腕を試すコースで、川合と湧也、玲次を含めて三人揃っての入賞が期待された。

予選 8月26日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 SUGO~富士~鈴鹿までそれぞれ2週間、3週間と短いスパンで続くことから「真夏の3連戦」と呼ばれ、各大会のレースウィークを通じて好感触を得ており、上向きのムードで最終章となる鈴鹿に乗り込んでいた。

 持ち込みのセットは、SUGOで得られたデータがベース。そこからの走りだしとなるが、木曜日、金曜日の専有走行で絶えず微調整を行うとともに、ドライバーそれぞれ違ったセットも試した。これがピタリとはまったのが湧也で、金曜日の3セッションすべてで上位につけた。

 土曜日の予選でも、セットは改められて3人のドライバーが挑んだ結果、欠けていたパズルのピースを見つけたかのように好走を見せたのが川合だった。気温も高く、ロングコースの鈴鹿とあって早々にアタックを開始。いきなりベストタイム、セカンドベストタイムをマークし、第11戦で7番手、第12戦で9番手のグリッドを得ることとなった。

 10分ほど経過したところで赤旗が出されたが、中断前のタイムがそれぞれグリッドを決める事となり、惜しくも赤旗が出された周でアタックをしていた湧也は2戦とも10番手から、そして玲次は17番手、18番手からのスタートとなった。

決勝第11戦 8月26日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 今回、併催のスーパーGTは伝統の鈴鹿1000kmとして、しかも最後のレースということもあって、土曜日から普段以上に多くの観客が集まっていた。熱い視線が注がれる中でのスタートは、まず川合のホイールスピンが大きく1台に抜かれてしまうが、すぐにS字で抜き返して、湧也ともどもポジションキープでオープニングラップを終了。玲次はふたつポジションを上げる。しばらくはそのまま周回を重ねるが、まず動いたのは湧也で6周目の1コーナーで9番手に浮上する。

 中盤になると川合は単独7番手となった一方で、湧也はなおも8番手を激しく争い合う。玲次のバトルはさらに激しく、前後の車両と何度も順位を入れ替え合っていた。そんな中、9周目のS字で3番手を争う車両が接触によって後退。ひとつずつ順位を上げて川合が6番手、湧也が8番手、そして玲次が13番手に。ゴール直前まで湧也と玲次はライバルと争ったものの、あと一歩のところで逆転ならず。

 その結果、川合が6位でゴールし、そして8位の湧也はただひとり続ける、開幕戦からの入賞をまた伸ばすことに。玲次は13位となったが、自己ベストにコンマ3秒と迫るタイムをレース中に記録した。

決勝第12戦 8月27日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 日曜日の早朝に行われた第12戦も、大観衆の見守る中、ドライコンディションが保たれた。注目のスタートは川合がそつなく決めて、まずはポジションキープ。湧也と玲次も同様ながら、湧也はオープニングラップのうちに11番手に。ただし、それぞれ集団の中にしっかりつけて、隙あらばの構えを見せる。

 まずは湧也が2周目に1台をパスし、川合のすぐ後ろに。そして3周目のシケインで、二人は順位を入れ替える。4周目には湧也がひとつ順位を上げたのに対し、片やひとつ落とし、と対照的な展開になるも、川合のスイッチはまだ落ちておらず。7周目には再び湧也の背後につけて、ともに7番手を行く車両に襲いかかっていく。その結果、9周目には湧也が7番手、川合が8番手浮上に成功した。

 一方、大いに動き続けていた湧也と川合に対し、玲次はポジションアップに苦戦。後方からのプレッシャーを浴びる格好となっていた。その結果、最終ラップで19番手に。しかし、レース直後に、危険行為に対するペナルティとして2台にタイム加算があり、ふたつポジションをアップ。

 川合、湧也ともに入賞でチェッカーとなったものの、レース後の再車検で湧也の車両は500gの重量不足を指摘され、失格となってしまう。そのため、川合が7位に、玲次が16位に繰り上がることとなった。 次戦はいよいよ最終戦となり、舞台はホームコースである、ツインリンクもてぎ。昨年は湧也と川合が優勝をしているだけに、玲次ともども有終の美を飾るべく、チーム全体が躍進を誓った。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 走り初めこそクルマのバランスを合わせる必要があったが、セッティングが進むにつれ良いバランスが見つかった。川合は自分で得たポジションをレース運びで失っていることがある。状況を見極めれば今以上の結果が得られると思う。玲次は練習中のコースアウトから調子を崩し、波に乗り切れぬまま終わってしまった。練習からの取り組みが必要である。湧也はレース運びが上手いだけに一発のタイムが欲しいところだ。湧也のクルマが再車検で500gの重量不足が指摘され失格になったことは非常に残念でならないが、次戦に向けチームとドライバーがひとつになり更に努力して行く。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 今回は練習中から予選に向けて準備はしっかりやっていたので、ミスなく予選はできたと思います。セカンドベストがあまり速くなかったのは今後の課題ですが、何にも邪魔されず赤旗が出る前にしっかりベストタイムを出せたのは、ひとつ成長できた部分かもしれません。第11戦は前からも後ろからも離れて、結果的に予選と同じ順位でゴールできましたが、レースメイクは今ひとつでした。第12戦はスタートも良かったですし、しっかり集団の中で戦えました。悔しい思いをした去年の鈴鹿から比べると、2戦ともシングルでゴールできたのは良かったと思います。この後のもてぎはホームであり、自分の得意なコースなので、すべての課題を克服し、完璧な状態にできるよう、しっかり準備していきたいと思います。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 今回はレースウィークの始まりから流れが悪くて、その流れを断ち切れずに予選、決勝まで引きずってしまいました。クルマのセッティングに、自分の走りをうまく合わせ込むことができず、まったくいいところがないままレースが終わったような感じになり、非常に悔しく思います。第11戦は前の混乱にも助けられながら、うまくポジションを上げられたのですが、12戦は、後ろとのレースになってしまった感じです。前の集団に追いつきそうになったところで、後ろに追いつかれてしまったり、どうにも自分の駆け引きの甘さが出てしまいました。次のもてぎがもう最後の大会になってしまいましたが、期間が空くのでしっかり準備とテストをして、自分の走りを見つめ直して、次に備えたいと思います。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 予選の前までは調子も悪くなくて、トップ5を狙っていたのですが、いざGTが走って予選を迎えると自分のペースで走れなくて。アタックラップに赤旗が出てしまったのも大きかったのですが、不完全燃焼でした。第11戦は10番手と危ない位置からのスタートだったので冷静には行ったんですが、なんとか順位を上げようという思いが空回りして、思いどおりに行きませんでした。第12戦の失格は、全戦ポイント獲得できていたので、非常に残念です。ただ、第11戦の反省を踏まえて、うまくいった部分もあり、結果的に3ポジションアップできました。もう、もてぎの1大会しか残されていません。地元なので、3年目の良さを出して行きたいと思います!
Le Beausset Motorsports

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿優勝記者会見 「こうやって勝てて、自分がレーシングドライバーとしてやれるんだって思えたのが一番嬉しいです」(松浦孝亮)

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GT500クラス優勝 #64Epson Modulo NSX-GT

ベルトラン・バゲット
gt-rd6-r-pc-baguette 本当に本当にハッピーです。今までの4年間とても辛い思いをしてきたので、やっと優勝することができて最高の気分です。ダンロップタイヤを使っているのは僕たちだけなので、比較するものがなくて開発には本当に苦労しましたが、今はやってきてよかったと考えています。ナカジマレーシング、そして中嶋監督はずっと僕らを応援してくれましたし、ストレスをかけないように気を配ってくれましたから本当に感謝しています。ホンダのスタッフの皆さんも本当に頑張ってくださいましたし、コウスケさんも素晴らしいチームメイトで最高の走りを見せてくれました。僕はまだ信じられない気分です。
松浦孝亮
gt-rd6-r-pc-matsuura 正直まだ実感が湧かないっていうか、本当にいろんな思いが込み上げてきます。去年の10月にARTAを離れるということをホンダから告げられ、その際に山本部長から「ナカジマレーシングに行ってダンロップを立て直してくれ」と言われました。それでナカジマレーシングに行くことを決めました。19年間亜久里さんのところで走ってきて、大した結果を出せなくて亜久里さんには申し訳なかったんですけど、こうして勝つことができて自分の力を証明できました。ホンダさんにはインディカーまで連れてってもらったんですけど、大した結果を出せなくて。でもこうやって勝てて、自分がレーシングドライバーとしてやれるんだって思えたのが一番嬉しいです。

GT300クラス優勝 #65LEON CVSTOS AMG

黒澤治樹
gt-rd6-r-pc-kurosawa ランキングトップになったことは今知ったんですけど、これで気を緩めずにチャンピオンを目指してがんばりたいと思います。さっき松浦選手もドライバーとして悩んだ時期もあったんだろうなあと思ったんですけど、僕もオーナーと一緒にチームを立ち上げて、強いチームを作ろうと一生懸命自分もドライバー、裏方も含めやってきたんで、すごく今日の結果は嬉しいし、しかもみんなが完璧な仕事をしてくれて、尚弥選手もすごく速くて信頼できるドライバーだし、スポンサーの人、スタッフのみんなすべてに感謝したい一勝ですね。
蒲生尚弥
gt-rd6-r-pc-gamo 正直な感想は「やっと終わったな」という感じです。僕らのチームは変則的なピットのタイミングをとって、単独で走れる時間をたくさん作ろうという作戦で、走っているときは本当に一人で周りのタイムを聞きながら見えない敵と戦っているような感じでした。それを僕は3スティントやったので本当に疲れました。でも最後25号車にやっと追いついて、目標が見えたときは本当に集中できたし、最後まで気を抜かずにいい走りができたと思います。ここ最近AMGとブリヂストンのパッケージもすごく良くなってきて、特に決勝のペースには自信があったので、本当に皆さんのおかげで勝つことができてよかったです。ありがとうございました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
164ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61715:51'16.244
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8217112.150
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS4417115.737
419関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH2617132.852
524佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH617134.089
637平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8417136.330
76大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8617137.012
88野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS621711:58.410
936中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881701Lap
1038立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821692Laps
1112安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261692Laps
1216武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141692Laps
131ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721683Laps
1446本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI4615516Laps
1517塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS3614625Laps
---- 以上規定周回数(70% - 119Laps)完走 ----

■GT300クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541585:51'17.191
288織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH815836.319
387細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1615836.959
460飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1815839.463
510富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1015839.517
651中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS6015840.722
761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL5015843.128
89ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH381581'01.393
911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701581'11.676
1033藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401581'18.273
117ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH341582'04.319
1252番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1571Lap
13111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1562Laps
143星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281562Laps
1518中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41553Laps
1650都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301553Laps
17360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1553Laps
1825松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821544Laps
194谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1001535Laps
2035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH14810Laps
2122和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH12731Laps
225坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH611939Laps
232高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH11642Laps
2430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH11345Laps
---- 以上規定周回数(70% - 110Laps)完走 ----
-48高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH10949Laps
-31嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS348672Laps
-21リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL27286Laps
-26山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH47111Laps
-55高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS7637121Laps
-117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH29129Laps

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝は171周で終了。GT500は#64ナカジマレーシングが10年ぶりの勝利!!

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝は規定により午後6時28分に171周をもって終了。GT500クラスは#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が逃げ切って今季初優勝。ナカジマレーシングの優勝は2007年11月の第9戦富士以来、松浦の優勝は2013年7月の第4戦富士以来だ。

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2位には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がつけ、終盤接戦の末#1ヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD LC500)を攻略した#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)が3位入賞を果たした。

GT300クラスは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)が150周目の1コーナーで#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)を捉えてトップに返り咲き、今季初勝利を飾った。#25 VivaC 86 MCは残念ながら155周目の逆バンクでコントロールを失ってコースオフ、惜しくもリタイヤとなった。2位には#88織戸学/平峰一貴/山西康司組(マネパランボルギーニ GT3)、3位には#87細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組(ショップチャンネルランボルギーニ GT3)とJLOC勢が揃って表彰台を獲得した。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝Part5 #17ケーヒンがまさかのクラッシュ!!

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はいよいよ終盤戦に突入したが、147周目に入ったところで#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がタイヤバーストに見舞われ、スプーンカーブでクラッシュしてしまった。乗っていた塚越は無事だったが、17号車はそのまま戦列を去ることになった。

現在もトップはベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)。146周目に最後のピット作業を行い、松浦がゴールを目指して周回を重ねている。2位には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)、その後方で#1平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)と#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が激しい3位争いを展開している。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝750km(130Laps)経過

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 750km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1645001ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61304:31'07.005
2175002塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361301.161
3195003関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH2613023.375
415004ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS7213026.237
51005005山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS4413031.877
6245006佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH613032.591
7235007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8213034.366
8375008平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8413035.825
965009大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8613037.673
10850010野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS6213053.222
113650011中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881291Lap
121650012武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141291Lap
133850013立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821291Lap
141250014安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261282Laps
15253001松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH8212010Laps
16653002黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS5412010Laps
17883003織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH812010Laps
18873004細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1612010Laps
19603005飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1812010Laps
20613006井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL5012010Laps
21103007富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1012010Laps
22513008中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS6012010Laps
2393009ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH3812010Laps
241130010平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL7012010Laps
25430011谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH10012010Laps
26730012ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH3412010Laps
273330013藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH4012010Laps
285230014番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH11911Laps
2911130015石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH11911Laps
3036030016柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH11812Laps
31330017星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2811812Laps
325030018都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH3011812Laps
331830019中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH411713Laps
342230020和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH11416Laps
354650015本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI4611416Laps
362130021リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL211317Laps
373530022ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH11218Laps
384830023高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH10921Laps
39530024坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH69634Laps
403130025嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS348644Laps
41230026高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH8050Laps
422130027リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL27258Laps
432630028山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH4783Laps
445530029高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS763793Laps
4511730030井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH29101Laps

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝Part4 ピット作戦的中で#64エプソンNSXがトップに浮上

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝は規定周回数の4分の3となる130周を消化。トップは#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)に変わり、#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が僅差で追い上げる展開となっている。

2度目のセーフティーカーは102周目にピットイン。103周目にリスタートとなった。ここで目覚ましいポジションアップを見せたのが#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)だ。山本は103周目のシケインで#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)を抜き去ると、105周目に#24佐々木大樹(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)、106周目には平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)、109周目には安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)を次々に抜き去り、111周目に#19WedsSport ADVAN LC500がピットインしたことで3位に浮上すると、すぐさま#64松浦孝亮(Epson Modulo NSX-GT)をもスプーン進入で攻略して2位に上がってきた。

しかし64号車は113周目に早めのピット作業を行なったことで119周目に4度目のピット作業を行なった#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)の前に出ることに成功した。3位には#19関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉組(WedsSport ADVAN LC500)がつけ、山本の頑張りで2位まで浮上したレイブリックNSXは116周目に伊沢拓也に交代してからはペースが上がらず5位に後退している。

GT300クラスは105周目のピット作業をタイヤ無交換で終えた#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が再びトップに立っている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝500km(87Laps)経過

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1175001塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS36872:57'16.760
2645002ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL68715.054
3235003松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI828718.889
415004ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS728738.237
5365005中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS888750.953
665006大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS868755.532
7375007平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS848756.193
81005008山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS44871'09.015
9125009安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS26861Lap
101950010関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH26861Lap
113850011立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS82861Lap
122450012佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH6861Lap
13850013野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS62861Lap
141650014武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH14852Laps
15253001松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH82816Laps
16183002中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH4816Laps
17613003井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL50816Laps
18653004黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS54816Laps
19333005藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH40816Laps
20113006平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL70816Laps
21303007永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH807Laps
22503008都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH30807Laps
23103009富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL10807Laps
246030010飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH18807Laps
258730011細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH16807Laps
268830012織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH8807Laps
275130013中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS60807Laps
28430014谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH100807Laps
2911130015石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH807Laps
30930016ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH38807Laps
31730017ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH34807Laps
3236030018柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH807Laps
333130019嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS34807Laps
344830020高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH798Laps
355230021番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH798Laps
36330022星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH28798Laps
372230023和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH789Laps
383530024ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH7710Laps
392130025リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL27215Laps
40530026坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH67116Laps
414650015本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI467116Laps
42230027高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH5037Laps
432630028山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH4740Laps
445530029高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS763750Laps
4511730030井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH2958Laps

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝Part3 130Rで#31プリウスが激しいクラッシュ!2度目のSC導入へ。トップは依然として#17ケーヒンNSX

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はスタートから3時間余りが経過し、規定周回数の半分以上を消化した。トップは依然として#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)。91周目に3度目のピット作業を行なった際、目の前に飛び出してきた#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)とあわや接触という場面があったが、小暮がうまくこれを回避し、そのまま10秒以上のリードを保ち、トップでコースに復帰している。

ところが#31嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)
が130Rで飛び出してバリアに激しく突っ込んだため、GT500の上位陣が95周目に入ったところで2度目のセーフティーカーが導入されることになった。嵯峨は自力でクルマを降りており大事には至っていないようだ。
GT500クラスの2位は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)だが、ここは89周目に3度目のピット作業を行なった際、ピットインしてきた#111石川京侍/山下亮生/植田正幸組(エヴァRT初号機Rn-s AMG GT)の進路を横切ってコースに復帰したため、ピットからの危険なリリースとして競技団から審議対象とされている。3位には#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)がつけている。

またこの間にGT300クラスのトップを走行していた#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)がタイロッドのボルトが脱落するというトラブルにより予定外のピットインを強いられ、そのままガレージに引き込まれるという事態が発生している。
これによりGT300クラスのトップは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)に。65号車はスタートしてすぐの2周目に最初のピット作業を行うという奇策で順位を稼いできている。2位は#33藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)、ポールポジションの#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が3位につけている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝250km(44Laps)経過

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 250km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1175001塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS36441:27'41.386
2195002関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH26445.014
3645003ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL64415.863
4125004安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS264416.819
5235005松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI824418.111
61005006山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS444419.150
7245007佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH64424.786
8365008中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS884425.627
915009ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS724426.860
103750010平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS844428.132
111650011武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH144431.145
12650012大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS864435.753
133850013立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS824441.236
14850014野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS624445.305
15183001中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH4413Laps
16103002富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL10413Laps
17513003中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS60413Laps
18603004飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH18413Laps
19253005松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH82413Laps
2043006谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH100413Laps
21883007織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH8413Laps
22613008井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL50413Laps
23333009藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH40413Laps
248730010細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH16413Laps
25330011星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH28413Laps
263030012永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH413Laps
271130013平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL70413Laps
282130014リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL2413Laps
29530015坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH6413Laps
30730016ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH34413Laps
31930017ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH38404Laps
3211130018石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH404Laps
335030019都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH30404Laps
346530020黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS54404Laps
354830021高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH404Laps
3636030022柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH404Laps
375230023番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH404Laps
383130024嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS34404Laps
392230025和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH404Laps
403530026ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH395Laps
415530027高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS76377Laps
422630028山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH359Laps
4311730029井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH2915Laps
444650015本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI462816Laps
45230030高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1331Laps

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝Part2 #55ARTA BMW M6のクラッシュでセーフティーカー導入

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はトップが50周を消化。依然として#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がトップを走行しているが、GT300クラスの#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が#3星野一樹(B-MAX NDDP GT-R)に38周目最終コーナーで追突されてガードレールに突っ込み、そのままストップしてしまったため、GT500クラスが42周目に入ったところでセーフティーカーが導入されることになった。高木はすでにクルマを降り、55号車はリタイヤとなった。また#3B-MAX NDDP GT-Rに対してはドライビングスルーペナルティの裁定が下された。

セーフティーカーは46周目にピットイン。47周目にレースは再開されているが、この間に#21リチャード・ライアン/柳田真孝組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)の左リヤタイヤがバーストするアクシデントが発生。大きく後退する結果となっている。

GT300クラスのトップは依然として#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝Part1 #17ケーヒンNSXが13周目にトップに浮上

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スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月27日午後0時30分にスタート。現在は#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が38周を終えて2位を5.6秒離す独走状態に持ち込んでいる。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)だったが、スタートドライバーのオリベイラは10周目に入ったところでペースが上がらなくなり、2位の#19関口雄飛(WedsSport ADVAN LC500)にテールをつつかれる状態に陥ってしまう。

ところが関口は12周目のスプーンでアウトに膨らんでしまい、その隙をついて#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が2位に浮上、さらに13周目の130R手前でオリベイラのインをこじ開けてトップに躍り出た。

その後オリベイラは15周目のヘアピン立ち上がりで関口、そして#46千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)に並びかけられて3ワイド状態になったが、ここで大外に位置した千代がタイヤバリアに突っ込むアクシデントが発生。アウトに牽制したオリベイラと、それをかわそうとした関口のあおりを食って行き場をなくした格好だ。これにより46号車はリヤウィングを失って16周目にピットイン。修復作業を行なって16周遅れでコースに復帰している。

#17ケーヒンNSXは30周目に最初のピット作業を終え、小暮卓史がトップのままでコースに復帰している。

GT300クラスは#25山下健太(VivaC 86 MC)、#18川端伸太朗(UPGARAGE BANDOH 86)、#5坂口夏月(マッハ車検MC86 GTNET)のMC86が接戦を繰り広げながら後続を引き離したが、坂口は9周目、山下は31周目ににピットイン、それぞれ藤波清斗、松井孝允に交代したが、川端は28周目のピット作業でドライバー交代を行わなかったため、現在は#18UPGARAGE BANDOH 86がトップを独走している。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦鈴鹿決勝 レース巧者の#1宮田がしてやったりの3勝目!

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#1宮田莉朋してやったりの3勝目!

FIA-F4選手権第12戦の決勝が8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選4番手から見事なオーバーテイクを連発した#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が今季3勝目を挙げて#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)とのポイント差を13にまで縮めた。

この日の鈴鹿サーキットは早朝から好天に恵まれ、数多くの観客がゲートオープン前から詰め掛ける中、第12戦決勝は午前8時5分より10周で行われた。

スタートではポールポジションの#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)にチームメイトの笹原と#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)が一気に襲いかかり、笹原がトップ、大湯が2位に浮上する。角田は3位に後退して1コーナーを通過、さらにダンロップコーナーの立ち上がりでも痛恨のミスを犯し、宮田の先行をも許してしまった。

序盤からトップに立った笹原だったが、実は前日の第11戦決勝から原因不明のトラブルに悩まされており、コース上に留まるだけでも精一杯の状況だったという。2位の大湯もまた万全のコンディションとはいえず、なかなかペースを上げることができない。

これに対し、宮田は6周目の1コーナーでアウトから大湯を抜き去って2位に浮上すると、7周目にはファステストラップを記録する走りで一気に笹原との差を詰めていく。そして9周目のシケインで笹原のミスを誘ってホームストレートで並びかけ、1コーナーでアウトから抜き去ってトップに浮上、そのまま一気に笹原を突き放して今季3勝目を挙げた。笹原は悔しい2位に終わり、3位には9周目の1コーナーで大湯を抜き返した角田がつけた。

これにより、富士大会終了時点で26ポイントあった笹原のリードは13に縮まり、シリーズチャンピオンの行方はわからなくなって来た。

2017シーズン最終戦はツインリンクもてぎにて11月11-12日に行われる。

第12戦優勝 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd12-r-miyata 4番手スタートだったので最低限表彰台を、という状況でしたが、スタートで順位を上げられませんでした。4番手で1コーナーを迎えましたが、路面状況が昨日より良くないことが確認できたのでS字でしっかりミスせずに追いついていければ、と思っていたらたまたま角田選手がミスをしたので抜くことができたし、今週ずっと速かった角田選手を1周目に抜けたっていうのが優勝につながったのかなと思います。セクター3、4が速かったので、セクター1で変に食らいついてダウンフォースが抜けたりしないように、距離を離してセクター3で追いつこうということをずっとやっていたら、最後の最後で逆転できるように合わせられたのが本当に良かったと思います。
第12戦2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd12-r-sasahara いいスタートを切ってトップに立てるとこまでは自分で展開をうまく持っていけたので、良い流れでした。昨日からトラブルを抱えていて、それを修正しながら走っていましたが、後ろが徐々に離れて来たので、そこまでは自分に有利な展開でした。ただもうコース上に留まるだけでも大変な状況で、とにかくミスなく走っていたんですけど、残念ながら宮田選手が大湯選手をオーバーテイクしてからペースをどんどん上げて来て、一気に追いつかれてしまい、最終ラップの1コーナーでかわされてしまったので、チームとしてもドライバーとしても悔しい形で終わってしまったのは間違いありません。次に向けて何をしなくちゃいけないかは明白だと思うので、また前を向いてやれることをやっていきます。
第12戦3位 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd12-r-tsunoda スタートがあまり良くなくて。それがなければ少なくとも3位じゃなかった。そのあとのペースも良かったし。ダンロップで自分がミスして宮田選手に抜かれてしまいましたが、宮田選手に抜かれてなかったらまた結果も違っていると思うので、今はただ反省しかありません。次の大会で前の二人がこけてくれないとチャンピオンはないと思いますが、関係ないとしても勝ちにこだわって、次こそ2連勝できるように頑張りたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦鈴鹿決勝結果

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
11宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1021'36.817
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL100.989
38角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL102.047
45大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL103.103
535河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL104.585
618名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL105.324
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1010.776
87大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1011.172
916篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1011.789
1039浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1013.715
1155細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1017.753
1221神 晴也RSS F110
RSS
DL1017.989
1325高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1018.310
1450澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1018.430
153石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1019.453
1661平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1019.909
1729太田 達也イディア・玉三郎・佐藤製作所
自動車工房ミスト
DL1021.749
1827八巻 渉アキランドイーグルF110
イーグルスポーツ
DL1022.656
1977大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1024.640
2068チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1025.971
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1029.895
2244小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1030.994
232仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL1040.564
2415早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1046.885
25*80菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1047.218
26*17朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1049.798
2786大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL101'06.728
2823YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL101'07.649
2954ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL101'08.466
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-*19アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL73Laps
-63金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL73Laps
-*62平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL失格
  • Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 2'08.872 (7/10) 162.22km/h
  • CarNo.19は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1(危険なドライブ行為)により、競技結果に32秒を加算した。
  • CarNo.17は、2017 FIA-F4選手権統一規則第19条2(規定外のコースの走行)により、競技結果に32秒を加算した。
  • CarNo.80は、2017 FIA-F4選手権統一規則第19条5(他のドライバーへの妨害)により、競技結果に32秒を加算した。
  • CarNo.62は、2017 FIA-F4選手権統一規則第4項4.1)(車両重量不足)により、失格とした。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦鈴鹿決勝 参戦満1年の#8角田が今季通算3勝目

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角田祐毅会心のポール・トゥ・フィニッシュ!

FIA-F4選手権第11戦の決勝が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が終始トップを快走し、今季通算3勝目を挙げた。

第11戦決勝は午後4時35分より10周で行われた。最初の1コーナーを制したのはポールの角田。その後方では予選3位の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が予選2位の#39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)に競り勝って2位に浮上、予選5位の#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)もポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)をかわし、浦田を追い上げていく。

序盤から独走状態に持ち込もうとした角田だったが、宮田は離されずについていき、9周目のシケイン立ち上がりでの角田のミスに乗じてテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。しかし角田も要所要所をきっちり押さえて宮田に付け入る隙を与えず、終始トップのままで10周を走りきり、今季3勝目をものにした。宮田は2位ながら笹原とのポイント差を縮めることに成功、シリーズ連覇の望みをつないだ。

その後方では浦田と大湯が接近戦を繰り広げていたが、9周目の1コーナーで大湯が大外から浦田に並びかけると、そのままS字コーナーまで並走した挙句に両者は接触、浦田はその場でリタイヤし、大湯もフロントサスにダメージを負うという後味の悪い結果となった。それでも大湯は最後まで後続の笹原を押さえきり、表彰台の一角に滑り込んだ。

次戦第12戦決勝は27日朝8時5分より、同じく10周で行われる。

第11戦優勝  #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd11-r-tsunoda 序盤は余裕がありましたが、タイヤなどのセッティングの影響で後半きつくなっちゃって。(9周目の)シケインの立ち上がりでミスをしたために宮田選手が追いついてきましたが、あの距離だったら大丈夫だろうと思い、1コーナーをきっちりブロックして、最後まで押さえきれたのは良かったと思います。ぶっちぎろうと思いましたが、3秒は無理でした。序盤のペースのままならもう少しは、とは思いますけど。明日もきっちりスタートを決めて、今回のレース内容も踏まえてきっちり勝ちたいと思います。3番グリッドの大湯選手が練習から好調なので僕としては2番グリッドの笹原選手よりも大湯選手を意識しています。
第11戦2位  #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd11-r-miyata スタートで浦田選手の前に出られたことが2位につながりました。その後は角田選手の後ろでセクター1の走り方などを見ながら走っていました。最後の1コーナーで追いつきましたが、あれがもう少し手前のコーナーだったら抜けたかもしれません。もちろん勝ちたかったですけど、2位表彰台ということで最低限の結果は出せたし、笹原選手とのポイント差も縮めることができたので、いいレースをできたと思います。終盤は角田選手に追いついていけたので、そういう面で自分の成長を実感できました。予選から決勝にかけて、僕自身の走り方を改善しようと考えていました。アベレージタイムも安定していたし、明日に向けてのレースの組み立て方も考えられる状況でしたので、今日の結果を明日につなげて少しでもポイント差を縮められるように頑張ります。
第11戦3位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd11-r-oyu (浦田選手とのバトルについて)1コーナーから僕がアウト側で並走していました。片輪がダートに落ちるとこまで寄せられてしまいましたが、それほどスピードが落ちなかったのでもう一度並び返しました。そのままS字の二つ目まで行ったら、僕を押し出すような寄せてきたため、僕のフロントタイヤと彼のリヤタイヤが当たってしまいました。接触の影響はだいぶあったと思います。フロントが全然入らない状態になって笹原選手に追いつかれてしまいました。もう何周か残っていたら抜かれたかもしれません。ラストラップのシケインはブレーキングで負けなければ抜かれないと思いました。明日は角田選手が相当手強いと思います。宮田莉朋選手も序盤離されていましたから。今日はミスをしたので追いつかれたと言っていましたが、普通に走っていれば速い選手です。笹原右京くんも2番手につけていて、難しい戦いになりますけど、3人ともホンダなので、お互いいいレースができればと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿公式予選ポールシッターのコメント 「チームに加入して4年越しの初ポール、明日のレースが楽しみです」(佐々木大樹)

GT500クラス #24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R

佐々木大樹
gt-rd6-q-pc-sasaki 練習走行では雨が残っていたので二人とも思うような走り込みができませんでしたが、チームが用意してきてくれたクルマやヨコハマタイヤさんが持ち込んでくれたタイヤが機能してくれたので予選には自信がありました。Q2ではJPさんがパーフェクトなアタックをしてくれました。チームに加入して4年越しの初めてのポールポジションなので、明日のレースが楽しみです。本当にJPさんやチーム、ヨコハマタイヤさんに感謝しています。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
gt-rd6-q-pc-oliveira フリープラクティスでは予想していた天候とは違い、路面がウェットコンディションから変化していったので満足に走れませんでしたが、セッション後半に向けてクルマとタイヤのセッティングをうまく合わせることができました。予選Q1ではプレッシャーの中でダイキがトップ8に入ってくれましたし、Q2ではクリーンラップが取れて、クルマも完璧だったので、ポールポジションを獲得することができました。

GT300クラス #25VivaC 86 MC

松井孝允
gt-rd6-q-pc-matsui フリー走行から予選にかけて、乗りづらかったクルマを乗りやすくしてくれた武士さんに感謝しています。予選Q1はギリギリ通過できましたが自分のアタックはシケインで止まりきれず、大失敗でした。Q2で山下選手が頑張ってくれてポールポジションを取れましたが、自分自身には低い点数しかつけられません。ちゃんと反省して明日はチームに貢献できるようにしたいです。最後の鈴鹿1000kmなので、きっちり勝って終われるように。またここ(会見場)に戻ってこられるように頑張ります。
山下健太
gt-rd6-q-pc-yamashita 練習の時のバランスが良くなかったのを、松井選手と近藤選手と武士さんで協力してセットしてもらったので、Q2はすごくいいバランスになり、気持ちよくアタックができました。本当にチームに感謝です。ポールを取れるとは思っていなかったけど、戻ってみたら一番でした。鈴鹿1000kmには過去2回参加していますが、いい思い出がないので、明日はいいイメージで終われるように頑張ります。
近藤翼
gt-rd6-q-pc-kondo 僕は今日は見守るという感じでした。明日の決勝ではしっかりサポートしたいです。鈴鹿1000kmには初参加ですが、光栄な場所に参加できて嬉しいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿GTA定例記者会見 来年8月の富士は500マイルで開催

 GTアソシエイションは26日、スーパーGTの公式予選を控えた午前に定例の記者会見を行った。今回は最後の1000kmということで、板東正明代表取締役社長が1000kmの思い出を中心に、来季のカレンダー、今シーズンの感想などを語った。

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最後の1000kmについて、シリーズの存在意義と思い出
 「96年から1000kmとしてやってきて、スーパーGTとしてもポッカ1000kmとしてシリーズ戦の中で開催してきました。モビリティランドの思いと我々の思いとシリーズ戦の1000kmとしての思いがあります。モビリティランドさんのほうは、来年は第47回という10時間に変更になり、継続した大会名称の歴史を持ちながら続いていきます。シリーズ戦の一環としての鈴鹿の1000kmは、折り返しであり、ウェイトが載り、距離の長さ、さらなるポイントが加算され、スーパーGTのなかでは大事な役目を担っていました。3人目のドライバーとして若手の育成など、我々がやってきた歴史が今回で終わりということは思い入れがあります」
来シーズンのカレンダーについて
 「8月のは富士は500マイルになります。8月末にはGT300が参加する鈴鹿の10時間があり、GT3のエンジンオーバーホール、消耗品を含めて、10時間を考慮した上で、距離管理についてはマニファクチャーと話をし、どういう風にしていくか考えたいと思います」
ここまでのレースの振り返えりと後半に向けて
 「我々とNSX-GTの8号車、55号車のスポンサーのオートバックスが富士でダブルウインし、後半戦に向けて拮抗してきたと思います。GT300のほうも、GT3とマザーシャシーを含むJAF-GTなど得意コースと不得意コースがはっきりとわかれています。全体的にはFIA-GT3が上にとは思っています。開発能力と車両作りというのはGT3は優れていますが、ものづくりということで金銭的にはかなわない25号車が努力してるのは面白いと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 バトンのQ1アタックは惜しくも不発!ポールは#24フォーラムエンジニアリングGT-R

スーパーGTのシリーズ戦として開催される最後の鈴鹿1000kmでポールを獲得したのはコンドーレーシング!!

2017オートバックス スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が従来のコースレコードを約コンマ4秒上回る1'47.074を記録し、今季初のポールポジションを獲得した。GT300クラスも#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が82kgものウェイトハンデを物ともせず1'57.543のコースレコードを叩き出してポールポジションをもぎ取った。

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公式予選は午後2時35分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。ドライコンディションの下、両クラスとも激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

予選Q1
今回の Q1で最大の注目点は#16MOTUL MUGEN NSX-GTのタイムアタックを第3ドライバーのジェンソン・バトンが担当したことだろう。バトンは残り時間7分を切ったところでコースインすると、1’48.588とまずまずのタイムを記録するが、チェッカー寸前に#12
ヤン・マーデンボロー(カルソニックIMPUL GT-R)がバトンをコンマ09秒上回ったために9位に転落、惜しくもQ2進出はならなかった。

一方、トップタイムはチェッカー直前に1’47.576を記録した#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)。2番手には#19関口雄飛(WedsSport ADVAN LC500)がつけた。

GT300クラスはルーキーの#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)が1'58.680でトップ。#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が2位につけた。

予選Q2
GT500クラスは#12安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)、#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)、#46本山哲(S Road CRAFTSPORTS GT-R)の3台のニッサンGT-Rが接戦を繰り広げる中に#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が割って入る展開となり、従来のコースレコードである1'47.456を大幅に上回る1'47.074を叩き出したオリベイラがポール。国本が2番手につけ、ヨコハマタイヤ勢がフロントローを独占することになった。
3位には#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)がつけた。

GT300クラスは61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、#60飯田章(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)、#18中山友貴(UPGARAGE BANDOH 86)とめまぐるしくトップが入れ替わる展開となったが、最後の最後に1'57.543と唯一57秒台のタイムを記録した#25山下健太(VivaC 86 MC)が昨年牧野任祐が#2ロータスエヴォーラで記録したコースレコード1'57.811を上回って先週のスーパーフォーミュラ第4戦に続き、2週連続でポールポジションを獲得した。2位には#18中山、そして3位には#5坂口夏月(マッハ車検MC86 GTNET)がつけ、終わってみればMC86の1-2-3という結果になった。

最後の鈴鹿1000km、第6戦決勝は明日午後0時30分より173周(1000km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦鈴鹿決勝結果

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
18角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1021'30.975
21宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL100.625
35大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL103.994
46笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL104.519
535河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL104.927
660川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL106.836
77大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL109.128
862平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL109.497
916篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1010.501
1021神 晴也RSS F110
RSS
DL1013.684
113石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1014.302
1217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1016.949
1361平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1018.157
1427八巻 渉アキランドイーグルF110
イーグルスポーツ
DL1020.035
1519アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1022.012
1663金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1022.476
1777大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1023.458
1850澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1024.234
1980菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1024.588
2029太田 達也イディア・玉三郎・佐藤製作所
自動車工房ミスト
DL1025.418
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1033.398
2268チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1036.617
2355細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1041.808
2444小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1045.653
252仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL101'02.156
2615早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL101'05.491
2723YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL101'10.557
2854ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL101'12.474
29*86大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL101'54.719
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-39浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL82Laps
-18名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL82Laps
-25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL73Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 角田裕毅(SRS/コチラレーシング) 2'08.822 (4/10) 162.28km/h
  • CarNo.86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章2.e)(黄旗区間の危険なドライブ行為)により、競技結果に42秒を加算した。

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
124佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH61'48.191R1'47.074
219関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH261'47.582R1'47.269
317塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361'48.4071'47.648
464ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61'48.2241'47.812
546本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'47.5881'47.977
6100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS441'47.5761'48.202
712安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261'48.4991'48.244
837平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS841'48.1961'48.713
916武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141'48.588
1036中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881'48.825
116大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS861'49.002
1223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI821'49.146
1338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'49.196
141ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721'49.229
158野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS621'50.120
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'47.456)を更新しました。

■GT300 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
125松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821'59.565R1'57.543
218中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'59.5631'58.000
35坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH61'58.6801'58.146
44谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1001'59.4791'58.235
551中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS601'59.4921'58.581
660飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH181'58.9061'58.742
710富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'59.1721'58.774
861井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL501'59.1891'58.816
965黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'59.1151'58.967
1033藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401'59.5641'59.175
1188織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH81'59.1701'59.514
1250都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301'59.5561'59.671
1321リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL21'59.5171'59.681
1430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'59.3361'59.853
1531嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS341'59.586
163星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'59.614
172高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.670
189ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH381'59.781
1911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701'59.939
2087細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'59.992
2152番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH2'00.018
22111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.022
2355高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS762'00.044
2426山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH2'00.233
257ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アルグスト・ファルス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH342'00.292
26117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH2'01.110
27360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.293
2848高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.653
2922和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.869
3035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH2'03.677
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'57.811)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラフォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH6R1'47.074--195.241
219国本 雄資WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH26R1'47.269 0.195 0.195194.886
317塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361'47.648 0.574 0.379194.200
464松浦 孝亮Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61'47.812 0.738 0.164193.904
546本山 哲S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'47.977 0.903 0.165193.608
6100伊沢 拓也RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS441'48.202 1.128 0.225193.205
712安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261'48.244 1.170 0.042193.130
837ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS841'48.713 1.639 0.469192.297
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'47.456)を更新しました。

■GT300 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125山下 健太VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH82R1'57.543--177.852
218中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'58.000 0.457 0.457177.163
35坂口 夏月マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH61'58.146 0.603 0.146176.944
44片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1001'58.235 0.692 0.089176.811
551中山 雄一JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS601'58.581 1.038 0.346176.295
660飯田 章SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH181'58.742 1.199 0.161176.056
710吉田 広樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'58.774 1.231 0.032176.008
861井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL501'58.816 1.273 0.042175.946
965黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'58.967 1.424 0.151175.723
1033スヴェン・ミューラーD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401'59.175 1.632 0.208175.416
1188織戸 学マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH81'59.514 1.971 0.339174.918
1250都筑 晶裕Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301'59.671 2.128 0.157174.689
1321柳田 真孝Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL21'59.681 2.138 0.010174.674
1430永井 宏明TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'59.853 2.310 0.172174.424
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'57.811)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
1100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS441'47.576--194.330
219関口 雄飛WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH261'47.582 0.006 0.006194.319
346千代 勝正S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'47.588 0.012 0.006194.308
424佐々木 大樹フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH61'48.191 0.615 0.603193.225
537平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS841'48.196 0.620 0.005193.216
664ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61'48.224 0.648 0.028193.166
717小暮 卓史KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361'48.407 0.831 0.183192.840
812ヤン・マーデンボローカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261'48.499 0.923 0.092192.676
---- 以上Q2進出 ----
916ジェンソン・バトンMOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141'48.588 1.012 0.089192.519
1036中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881'48.825 1.249 0.237192.099
116大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS861'49.002 1.426 0.177191.787
1223松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI821'49.146 1.570 0.144191.534
1338立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'49.196 1.620 0.050191.447
141平手 晃平DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721'49.229 1.653 0.033191.389
158野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS621'50.120 2.544 0.891189.840
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■GT300 Class

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
15藤波 清斗マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH61'58.680--176.148
260吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH181'58.906 0.226 0.226175.813
365蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'59.115 0.435 0.209175.504
488平峰 一貴マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH81'59.170 0.490 0.055175.423
510富田 竜一郎GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'59.172 0.492 0.002175.420
661山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL501'59.189 0.509 0.017175.395
730佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'59.336 0.656 0.147175.179
84谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1001'59.479 0.799 0.143174.970
951坪井 翔JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS601'59.492 0.812 0.013174.951
1021リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL21'59.517 0.837 0.025174.914
1150新田 守男Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301'59.556 0.876 0.039174.857
1218川端 伸太朗UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'59.563 0.883 0.007174.847
1333藤井 誠暢D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401'59.564 0.884 0.001174.845
1425松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821'59.565 0.885 0.001174.844
---- 以上Q2進出 ----
1531嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS341'59.586 0.906 0.021174.813
163高星 明誠B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'59.614 0.934 0.028174.772
172濱口 弘シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.670 0.990 0.056174.690
189ジョノ・レスターGULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH381'59.781 1.101 0.111174.529
1911平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701'59.939 1.259 0.158174.299
2087佐藤 公哉ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'59.992 1.312 0.053174.222
2152脇阪 薫一埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH2'00.018 1.338 0.026174.184
22111山下 亮生エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.022 1.342 0.004174.178
2355高木 真一ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS762'00.044 1.364 0.022174.146
2426クリスチャン・クリエンTAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH2'00.233 1.553 0.189173.872
257荒 聖治Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH342'00.292 1.612 0.059173.787
26117井出 有冶EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH2'01.110 2.430 0.818172.613
27360青木 孝行RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.293 2.613 0.183172.353
2848田中 勝輝植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.653 2.973 0.360171.843
2922和田 久アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.869 3.189 0.216171.538
3035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH2'03.677 4.997 1.808169.031
---- 以上基準タイム予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦&第12戦鈴鹿公式予選 デビュー満1年の#8角田が連続ポール!

角田今季2度目の連続ポール!!

FIA-F4選手権第11戦、第12戦の公式予選が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、昨年のこのレースでこのカテゴリーにデビューした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が第7戦、第8戦SUGOに続いて連続ポールを獲得した。

fiaf4-rd11-rd12-q-8

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FIA-F4の公式予選は通常朝一番の走行となることが多い。しかし今回はスーパーGTの公式練習終了後の午前11時45分に開始されることになった。またこの日の鈴鹿は早朝から激しい雨が降り、金曜日までの専有走行で付いていたラバーを洗い流してしまったため、路面コンディションの変化が予選を難しいものにしたようだ。

さらに開始10分で#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)が立体交差下でクラッシュしたことにより赤旗中断となったことで、タイムアタックのチャンスを逸したドライバーたちもいた。

前回の富士大会で連続ポールを獲得している#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)は区間ベストを連発して西ストレートを戻ってくる途中で赤旗が提示されたことにより、タイヤ性能のピークをうまく使うことができず、ベストタイムで5番手に終わる結果になった。それでも再開後にセカンドベスト3番手のタイムを記録したことで第2レースに望みをつないだ。

ポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)はGTのラバーによるグリップも向上を期待していたが、雨の影響もあり期待通りの効果を実感することなく、2分8秒6前後のタイムを連発。これによりベストタイムでは4位に止まったが、セカンドベストでは2位に入り、連続表彰台の期待がかかる。

そうした中、角田はベストタイム2'08.338、セカンドベスト2'08.360と頭一つ抜け出た状況で連続ポールを獲得。それでもまだ本人はミスがあったといい、あとコンマ1、2秒は詰められたと悔しがる。

またデビュー2年目の#39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)は予選再開後に2'08.464を叩き出し、終盤一気に2位に食い込んできたものの、こちらも燃料搭載量をギリギリに絞ってアタックをおこなった影響でもう1周のアタックができず、セカンドベストでは中団以降に埋もれる結果となった。それでも初のフロントロースタートとなる第11戦決勝では優勝を目指して闘志を燃やす。

注目の第11戦決勝は午後4時30分から、第12戦決勝は明日午前8時5分から、それぞれ10周で行われる。

第11戦予選PP、第12戦予選PP  #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd11-rd12-q-tsunoda 少しミスもあったので、もう少しいけたかな?という感じで、あまり満足のいく予選ではありませんでしたが、二つともポールポジションが取れたのは良かったです。大湯選手がセクター1、セクター2でベストタイムを出していましたが、そこで赤旗が出て助かったなと思いました。決勝はスタートをバッチリ決めて、後ろを3秒以上離せるように頑張りたいです。
第11戦予選2位  #39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)
fiaf4-rd11-rd12-q-urata タイヤの一番いいところを使えたのが良かったです。最初にタイムアタックに入った周で赤旗が出てしまい、一旦ピットに入って、もう一度出ていったらS字の上りあたりからグリップし始めたので少しペースを落とし、スプーンから加速し始めて、130Rで少し戻し、シケインを立ち上がり重視で出ていって、で一周まとめたらあのタイムが出ました。もう一周いきたかったんですが、前に詰まってしまったのと、ガソリンがギリギリだったため、できませんでした。コース上でガス欠したらペナルティを受けるので、諦めました。予選再開後にまだタイヤのグリップが残っていたのはラッキーでした。 決勝はスタートを決めたいです。もう一回気を引き締めて臨みます。
第11戦予選3位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 
fiaf4-rd11-rd12-q-miyata 今週はずっとうまく走れておらず、トップとのコンマ1秒、コンマ2秒という差をずっと詰めきれていないのが悔しいです。今朝の雨の影響はそれほど気になりませんでしたが、今年初めてGTが走った後に予選をやったので、路面コンディションの変化に合わせきれませんでした。最初のアタックのあと、もうちょっとタイムが出るかと思ってプッシュしている最中に赤旗が出ました。あそこでセカンドベストタイムが出せていたかなとは思います。今日の決勝は3番手スタートですし、まずは当たらずに前に行くことだけ考えて走りたいと思います。
第12戦予選2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd11-rd12-q-sasahara 昨日までマシンバランスで苦しんでいて、角田選手だけ上にいる状況でした。そこから徐々に徐々に良くなってきていましたが、あと僅か足りませんでした。明日はフロントローで、今日は4番手ですが、セカンドローまでに入れたのは悪くはないかなと思います。GTの走行の影響は思ったほどありませんでした。もう少しグリップが上がると期待していたんですが、意外と普通でした。今朝雨が降ったのが影響したのかもしれませんね。
第12戦予選3位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd11-rd12-q-oyu 普通にぶっちぎりでポールが取れたと思っていたんですが赤旗に阻まれてしまいました。レースなのでこういうことも起きるとわかってはいましたけど、勿体無かったです。タイヤ性能のピークの時にいかにしてタイムを出すかが重要なので、それを踏まえて作戦を立て、うまく決まりかけていたところでの赤旗中断でしたので、惜しいというか勿体無かった。1レース目は5番手なので、スタートを決めないといけないと思いますし、状況を見て焦らず、着実に順位を上げていって、隙があればトップを狙えるような組み立て方をしていきたいですね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第12戦鈴鹿公式予選結果

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
18角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.360--162.864
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.612 0.252 0.252162.545
35大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.683 0.323 0.071162.455
41宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
2'08.753 0.393 0.070162.368
516篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'08.898 0.538 0.145162.184
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
2'08.910 0.550 0.012162.169
77大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.959 0.599 0.049162.107
818名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
2'08.959 0.599 0.000162.107
960川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
2'08.997 0.637 0.038162.060
1062平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
2'09.000 0.640 0.003162.056
1150澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
2'09.074 0.714 0.074161.963
1239浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
2'09.092 0.732 0.018161.940
1325高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
2'09.177 0.817 0.085161.835
1480菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'09.269 0.909 0.092161.719
153石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
2'09.353 0.993 0.084161.614
1655細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
2'09.402 1.042 0.049161.554
1717朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
2'09.431 1.071 0.029161.516
1861平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
2'09.488 1.128 0.057161.445
1921神 晴也RSS F110
RSS
2'09.489 1.129 0.001161.444
20*27八巻 渉アキランドイーグルF110
イーグルスポーツ
2'09.565 1.205 0.076161.349
2129太田 達也イディア・玉三郎・佐藤製作所
自動車工房ミスト
2'09.714 1.354 0.149161.164
2219アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
2'10.100 1.740 0.386160.686
2363金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
2'10.209 1.849 0.109160.551
2477大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
2'10.346 1.986 0.137160.382
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
2'10.692 2.332 0.346159.958
2670小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
2'10.826 2.466 0.134159.794
2744小野寺 匠NRS F110
NRS
2'10.826 2.466 0.000159.794
282仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
2'12.071 3.711 1.245158.288
2915早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'13.041 4.681 0.970157.134
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'13.756 5.396 0.715156.294
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
2'14.654 6.294 0.898155.251
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
2'15.644 7.284 0.990154.118
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.406)予選通過 ----
  • CarNo.27は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1.3(危険なドライブ行為)により、ベストラップを削除し、3rdベストラップタイムを採用した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11戦鈴鹿公式予選結果

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 11 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
18角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.338--162.892
239浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
2'08.464 0.126 0.126162.732
31宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
2'08.489 0.151 0.025162.700
46笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.490 0.152 0.001162.699
55大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.501 0.163 0.011162.685
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
2'08.719 0.381 0.218162.410
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
2'08.777 0.439 0.058162.338
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'08.784 0.446 0.007162.329
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.907 0.569 0.123162.173
1062平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
2'08.921 0.583 0.014162.156
1150澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
2'08.935 0.597 0.014162.138
1218名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
2'08.953 0.615 0.018162.115
1380菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'09.047 0.709 0.094161.997
1425高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
2'09.132 0.794 0.085161.890
153石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
2'09.239 0.901 0.107161.756
1621神 晴也RSS F110
RSS
2'09.288 0.950 0.049161.695
1761平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
2'09.333 0.995 0.045161.639
1855細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
2'09.386 1.048 0.053161.572
1917朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
2'09.416 1.078 0.030161.535
2029太田 達也イディア・玉三郎・佐藤製作所
自動車工房ミスト
2'09.529 1.191 0.113161.394
21*27八巻 渉アキランドイーグルF110
イーグルスポーツ
2'09.565 1.227 0.036161.349
2219アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
2'10.055 1.717 0.490160.741
2363金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
2'10.172 1.834 0.117160.597
2477大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
2'10.249 1.911 0.077160.502
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
2'10.589 2.251 0.340160.084
2670小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
2'10.766 2.428 0.177159.868
2744小野寺 匠NRS F110
NRS
2'10.938 2.600 0.172159.658
282仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
2'11.703 3.365 0.765158.730
2915早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'11.893 3.555 0.190158.501
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'13.396 5.058 1.503156.715
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
2'14.533 6.195 1.137155.391
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
2'15.602 7.264 1.069154.166
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.203)予選通過 ----
  • CarNo.27は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1.3(危険なドライブ行為)により、ベストラップを削除し、2ndベストラップタイムを採用した。

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿公式練習 トップは#100レイブリックNSX

オートバックス スーパーGT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が開幕。公式練習が8月26日午前に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)、GT300クラスは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)がそれぞれトップタイムを記録した。

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伝統の「夏の1000キロ」は来年から装いも新たに鈴鹿10時間耐久レースとして生まれ変わる。スーパーGTとしてはこれが最後の開催だ。そういった意味でも注目の鈴鹿大会だが、今回はさらに#16MOTUL MUGEN NSX-GTの第3ドライバーに元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが、そして#19WedsSport ADVAN LC500の第3ドライバーには小林可夢偉が起用されるなど、見所満載な一戦となっており、すでにパドックパスやグランドスタンドのV席などが完売になる盛況ぶりだ。

そうした中、公式練習は朝9時20分より1時間45分で行われた。26日の鈴鹿は朝から強い雨が降ったため、走行開始時の路面はウェット。しかしすでに空は晴れてきていたため、走行が進むにつれて路面はどんどん乾いていき、中盤以降はスリックで支障なく走行できる状態となった。

序盤にトップに立ったのは#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)。ハーフウェットの路面で1’59.212、1’56.083と着実にタイムを上げていったが、完全なドライコンディションになると#16武藤英紀/中嶋大祐/ジェンソン・バトン組(MOTUL MUGEN NSX-GT)、#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)らのヨコハマタイヤ勢が台頭。開始43分で#24佐々木大樹が1'49.806でトップに立つと、#16武藤英紀も混走終了直前に1’49.284を記録してトップに浮上した。

専有走行が始まっても#24佐々木が1'48.677までタイムを縮めて再びトップに立ったが、チェッカー提示直後のラップで#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'48.560と佐々木をわずかに上回ってトップで走行を終えた。2位は佐々木の#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R、3位には千代勝正が1'48.678を記録した#46S Road CRAFTSPORTS GT-Rがつけた。

バトンは専有走行でも予選シミュレーションを担当したが1分50秒台にとどまり、#16 MOTUL MUGEN NSX-GTは5位で走行を終えている。

GT300クラスも専有走行終了間際に#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)が1'59.357を記録してトップ。#33藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)が2位、#51中山雄一/坪井翔組(JMS P.MU LMcorsa RC F GT3)が3位だった。

なお#35ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム組(ARTO 86 MC 101)はセッション中盤に2コーナー出口でクラッシュ、赤旗中断の原因となっており、午後の出走が危ぶまれる状況だ。

スーパーGT第6戦の公式予選はこのあと午後2時35分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
1100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS441'48.560--192.568
224佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH61'48.677 0.117 0.117192.361
346本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI461'48.678 0.118 0.001192.359
417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS361'49.203 0.643 0.525191.434
516武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141'49.284 0.724 0.081191.292
612安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261'49.463 0.903 0.179190.980
737平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS841'49.711 1.151 0.248190.548
88野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS621'49.782 1.222 0.071190.425
964ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61'49.819 1.259 0.037190.361
106大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS861'49.839 1.279 0.020190.326
1123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI821'50.025 1.465 0.186190.004
121ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721'50.237 1.677 0.212189.639
1338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'50.544 1.984 0.307189.112
1436中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881'50.650 2.090 0.106188.931
1519関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH261'50.849 2.289 0.199188.592

■GT300クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541'59.357--175.149
233藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401'59.400 0.043 0.043175.085
351中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS602'00.010 0.653 0.610174.195
425松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH822'00.181 0.824 0.171173.948
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1002'00.273 0.916 0.092173.815
610富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL102'00.283 0.926 0.010173.800
726山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH2'00.303 0.946 0.020173.771
821リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL22'00.348 0.991 0.045173.706
93星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH282'00.358 1.001 0.010173.692
102高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH2'00.362 1.005 0.004173.686
1118中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH42'00.395 1.038 0.033173.638
1260飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH182'00.476 1.119 0.081173.522
1352番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH2'00.525 1.168 0.049173.451
149ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH382'00.541 1.184 0.016173.428
1511平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL702'00.683 1.326 0.142173.224
1661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL502'00.769 1.412 0.086173.101
175坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH62'00.836 1.479 0.067173.005
1831嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS342'00.882 1.525 0.046172.939
1988織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH82'01.068 1.711 0.186172.673
2087細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH162'01.115 1.758 0.047172.606
217ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH342'01.171 1.814 0.056172.526
2248高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.509 2.152 0.338172.047
23111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'01.651 2.294 0.142171.846
24117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH2'01.670 2.313 0.019171.819
2530永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'01.749 2.392 0.079171.707
2650都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH302'01.773 2.416 0.024171.674
2755高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS762'01.837 2.480 0.064171.583
28360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'02.308 2.951 0.471170.923
2922和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'03.110 3.753 0.802169.809
3035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH2'12.60513.248 9.495157.650

SUPER GT | その他

ピレリタイヤが鈴鹿10時間耐久レースのサプライヤーに決定

 株式会社モビリティランドは25日、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmを翌日に控えた鈴鹿サーキットで、来年度に開催される「第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース』」のタイヤサプライヤーに「PIRELLI」が決定したことを発表した。

 鈴鹿10時間耐久レースは、2018年8月23日(木)~26日(日)の4日間で新たに行われるGT300・GT3の世界統一選。賞金総額は1億円と参加者にとっても魅力的なレースとなっている。

 このレースで2018年~2019年の2年間供給されるピレリタイヤは、ブランパンGTシリーズを始めとするGTレースではワンメークで採用されるGTでは主要なブランドだ。国内のスーパーGTでは使われていないため、GT300クラス各チームの対応力が問われることになりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ 前半首位独走の小林可夢偉が2位、F.ローゼンクヴィストが3位表彰台、17番手スタートの石浦宏明が4位フィニッシュでランキング首位堅守 (TOYOTA)

 スーパーフォーミュラの第4戦がツインリンクもてぎで行われ、Q1が雷雨に見舞われ大波乱となった予選の後、2番手スタートからトップに立った小林 可夢偉(KCMG)が、ピットでのタイムロスで惜しくも順位を落とし、それでも自身最高位タイとなる2位表彰台を獲得。3位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS) が入り、前戦に続く今季2度目の表彰台。17番手と後方スタートから追い上げた石浦 宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が4位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。

2位でフィニッシュした小林可夢偉(左)と3位で連続表彰台獲得のフェリックス・ローゼンクヴィスト(右)

2位でフィニッシュした小林可夢偉(左)と3位で連続表彰台獲得のフェリックス・ローゼンクヴィスト(右)

 8月19日(土)と20日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」が開催された。

 全7戦で戦われる2017年シーズンのスーパーフォーミュラも、折り返しの4戦目を迎えた。今季のスーパーフォーミュラはここまでの3大会4レースで全て異なる勝者という、近年のスーパーフォーミュラを象徴するような激戦が繰り広げられており、今大会は後半戦を占う意味でも非常に重要な一戦。

 今大会は昨年のもてぎ大会に続き、通常使われているスペックのタイヤに加え、グリップ向上によるタイムアップと引き替えにライフの短いスペックのソフトタイヤが導入され、決勝レースでは両方のスペックを使用することが義務づけられた。このソフトタイヤを、予選と決勝でどう使うかが重要なレースとなった。

予選

 8月19日(土)前夜は雨が降ったものの、午前中のフリー走行はドライコンディションで実施。昼には太陽も顔を見せたが、スーパーフォーミュラの予選が行われる午後3時が近づくにつれ、空は一気に黒い雲に覆われ、雷鳴も聞こえる状況に。気温25度、路面温度29度というコンディションだったが、セッション開始4分前にはコースの一部で雨がぱらつき始め、ウェット宣言が出された。

 それでも各車路面が濡れる前にと全車ソフトタイヤを装着してピットロードに並び、午後3時のQ1開始と共にコースイン。しかし、タイヤを暖め、本格的なアタックに入る前に雨脚は強まり、一気に路面はウェットコンディションに。それ以上のタイムアップは図れないと判断したチームからレインタイヤに交換し再アタックに向かった。

 しかし、更に強まる雨脚で、コース上は走る車両から水煙が高々と舞い上がるような状況となり、レインタイヤでもタイムアップはならず。最初のアタックのタイムでほぼQ1の順位は決定。石浦が17番手、国本 雄資(P. MU / CERUMO・INGING)が18番手、大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が19番手でQ1を終えることとなってしまい、ここ2年のチャンピオン、チャンピオンチームの2台がQ1落ちするという大波乱のセッションとなってしまった。

 Q1終了後、更に雲は厚さを増すと共に雨脚は更に強まり、まるで夜のような暗さに。視界不良のため、Q2、Q3を含むこの日の残りの走行は全てキャンセルとなり、Q2とQ3は翌日20日(日)の朝に行われることとなった。

 翌20日(日)は曇り空ながらドライコンディションとなり、朝から蒸し暑い中で、午前9時から当初30分間予定されていたフリー走行を10分間へ短縮し、その後午前9時20分よりQ2(7分間)が気温29度、路面温度32度というコンディションで実施された。

 セッション開始直後は2台がコースインしたが、他の車両は残り6分を切ったあたりから全車ソフトタイヤを装着してコースイン。直前に行われたフリー走行でトップタイムをマークした山下 健太(KONDO RACING)がこれまでのコースレコードを上回る好タイムをマークし2番手につけると、小林が1分31秒台に入れて山下をかわし、2番手へ。一方、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はアタックラップに入るところでブレーキ不調を訴えピットイン。関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)もタイムを伸ばせず、関口が10番手、中嶋一貴が12番手、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が13番手、ロッテラーが最後尾14番手で、トムスとインパルの4台がQ2敗退となってしまった。

 午前9時37分から7分間で実施されたQ3も、残り6分ほどでコースイン。まず小林がトップタイムをマークするも、山下がこれを0.075秒上回るタイムをマーク。ルーキーの山下がトップフォーミュラ参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。

 小林が2番手で続き、2015年の第5戦オートポリス以来となる自身最高位グリッドで最前列に並ぶことに。ニック・キャシディ(KONDO RACING)が5番手、ローゼンクヴィストが6番手と3列目に並んで決勝レースをスタートすることとなった。このローゼンクヴィストまでの上位6台は全てコースレコードを更新する速さと僅差の予選となった。

決勝

 予選の後、もてぎの開設20周年イベントが行われた正午前後には雨が降り路面を濡らしたが、まもなく雨は止み、決勝スタート前にはほぼドライコンディションに。注目のタイヤ選択は、ポールポジションの山下、2番手の小林はソフト。後方から追い上げる他のトヨタ勢はミディアムを選択と作戦が分かれた。

 午後2時10分、52周で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの山下は、出だしは良かったものの加速が鈍り、3位へ後退。首位に立った小林が一気に逃げる展開となった。

 小林は1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。一方、後方ではソフトタイヤ装着組が猛烈な勢いでポジションアップ。追い越しの難しいもてぎでのフォーミュラレースながら、各所で追い越しが見られるエキサイティングなバトルが展開された。

 3位走行中の山下は先陣を切り、9周終了でピットイン。その後、他の車両もピットインしていき、順位が目まぐるしく入れ替わった。

 レースが折り返しに近づいた25周目に3位につけていたローゼンクヴィスト、翌周その後方にいたキャシディがピットイン。首位を逃げる小林と2位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)との差は15秒ほどで推移し、28周目にガスリーがピットインした後も小林はソフトタイヤのまま周回を続け、34周終了でピットイン。そのまま首位でコースへ戻れるかと思われた。

 しかし、小林は右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ガスリーに次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。

 その後は、ミディアムタイヤに交換した小林を、ソフトタイヤに換えたローゼンクヴィストとキャシディが攻め、三つ巴での2位争いが展開された。

 波乱の予選で後方スタートとなってしまったトヨタ勢は苦戦を強いられたが、その中で、17番手スタートとなった石浦が健闘。ミディアムタイヤでスタートし、最後までピットを遅らせる作戦に出た。40周目終了でピットインした石浦は、7位でコースへ復帰したが、新しいソフトタイヤの優位性を活かし、他の車両よりも1周当たり2秒近く速いラップタイムで猛烈な追い上げを開始。次々に前を行く車両をパスしていった。

 小林は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。ローゼンクヴィストが3位で、前戦富士に続いての連続表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも3位に浮上。

 石浦は終盤、山下、キャシディもパスし、13台抜きの4位でフィニッシュ。ランキング首位の座を守った。キャシディと山下は5位、6位で共にポイント獲得。14番手スタートから猛烈な追い上げを見せたロッテラーは、途中ライバル車に追突、ドライブスルーペナルティを受けながらも終盤再度追い上げ、8位で1ポイント獲得を果たした。

3位に入り2戦連続の表彰台獲得となったフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS #7)

3位に入り2戦連続の表彰台獲得となったフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS #7)

前半独走も2位でフィニッシュした小林可夢偉(KCMG #18)

前半独走も2位でフィニッシュした小林可夢偉(KCMG #18)

KCMG 18号車 ドライバー 小林可夢偉:
 レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった。そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった。あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった。レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい。
SUNOCO TEAM LEMANS 7号車 フェリックス・ローゼンクヴィスト:
 2度目の表彰台を獲得出来て嬉しい。ピエール(ガスリー)と同じ戦略でミディアムタイヤでのスタートを選択したが、彼は非常に速く、逆に私はオーバーステア症状に苦しみ、離されてしまった。しかし、その一方で、バトルを楽しむことが出来たレースだった。3位でフィニッシュ出来たというのは驚きだ。もちろん選手権争いのことを考えても良い結果だが、個人的にはタフなレースだった。ピットでタイヤを交換した直後、ブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまったので、その後は振動に苦しんだ。苦しいレースだったが、それだけに3位でフィニッシュ出来て良かった。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝記者会見 2位・小林可夢偉「ショックというより、あーって見ている次生さんを見て笑っちゃいました」

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優勝 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)
sf-rd4-r-pc-gasly  「チーム無限、ホンダに感謝したいです。開幕から振り返るとチームは厳しいときもありましたが、必ず優勝できると思っていました。スーパーフォーミュラ4戦目で優勝できたのは夢のようです。この調子を維持して行きたいです。スタート時のタイヤですが、ドライならミディアムで行こうと思っていました。昨年の関口選手の戦略も参考にしました」 」
2位 小林可夢偉(KCMG)
sf-rd4-r-pc-kamui  「全体的には良かったんですが、ショックというより、あーって見ている次生さんを見てぼくも笑っちゃいました。おいおいみたいな。リスタートしたときはもっと後かなと思ったんですが、2位で終われて良かったと思います。クルマはずーっと良くて予選2番手、レースも2番手で、いままで出せなかったパフォーマンスを見せられました。まだまだ足りない部分はあるのでハングリーに成長しつつ、ピットストップで笑うことの無いように、次生さんのあーっていう顔を見ることの無いようにしたいと思います」
3位 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)
sf-rd4-r-pc-rosenqvist  「2回目の表彰台で、前の富士の方が良かったなと思いますが、また上がることができてうれしいです。戦略はピエールと同じでしたが、クルマがオーバーステアで、ピットアウトしてからポジションが上がりませんでした。ピットアウトした周にロックしてフラットスポットも作ってしまいました。チャンピオンシップポイントも稼いだのでこの調子で安定した走りをしていきます。ルーキーで初めて優勝したピエールにもおめでとうと言わせてください」
優勝チーム監督 手塚長孝氏(TEAM MUGEN)
sf-rd4-r-pc-tezuka  「開幕から山本、ガスリー選手の2台体制で行くことになって、たくさんの苦労がありましたが、4レース目で、また20周年を記念するホンダのホームコースのもてぎで、ホンダエンジン搭載車のチーム無限が勝てたのは記憶と記録に残り幸せです。今日のレースは可夢偉選手が速くて無理かなと思ったんですが、こういう形で優勝でき、彼に敬意を表します。オートポリス、SUGOでは16号車を含めてポールトゥウインを狙い、2人が表彰台に上がれるように頑張ります」
Text & Photo: Yoshiori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝 ルーキーのピエール・ガスリーが初優勝

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は20日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ルーキーのピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)が52周・1時間24分26秒817で初優勝した。

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 昼頃降った雨も上がり、フォーメーションラップの始まる午後2時10分には路面はほぼドライとなった。上位陣の多くはソフトタイヤを選択したが、予選4位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)はミディアムを選択してレースはスタート。

 ポールポジションの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)は動き出しは良かったが、ホイールスピンが多く伸びず、1コーナーでトップに立ったのは予選2位の小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)。山下は予選3位の野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)、予選4位のガスリーにもパスされ4位に。しかしソフトタイヤを履く山下はすかさずミディアムタイヤのガスリーをパスし3位に順位を回復。

 トップに立った小林は、0秒3~0秒5速いタイムを刻み、2位以下を突き放しつつ、独走状態でレース序盤は進行。

 一方、3位の山下は2位の野尻に前をふさがれていたため9周を終わってピットイン。ソフトからミディアムにタイヤを交換。野尻も17周でピットインし、ソフトからミディアムにタイヤを交換すると3位にはミディアムタイヤでスタートしたガスリーが上がってきた。

 トップの小林はソフトタイヤで引っ張り、34周を終わってピットイン。ここで小林に悲劇が襲う。なんと右リアタイヤの交換に手間取りピットストップに30秒を要することとなり、28周終わりでミディアムからソフトタイヤに交換したガスリーの先行を許すこととなった。

 この間、ミディアムタイヤで引っ張り予選17位からトップを走っていた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が40周を回ってピットインすると、ガスリーがトップに立ち、2位は可夢偉。3位にはミディアムタイヤでペースの上がらない山下をパスしてきたソフトタイヤのフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が迫る。さらにその後には4位のニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)が続く。

 上位3人はこの順位でゴールを迎え、ガスリーは2位を大きく引き離し52周を走って参戦4戦目にして初優勝。2位には3位ローゼンクヴィストの追撃を振り切った可夢偉が入った。

 タイヤ交換後にトップから7位まで落ちた石浦はソフトタイヤで猛チャージ。前を走る野尻、山下を抜き去り50周目の90度コーナーではキャシディをも抜き去り4位でゴール。貴重な選手権ポイントを追加し、ドライバーズ選手権のリーダーを守った。

 5位にはキャシディ、ポールポジションの山下は6位でレースを終えた。

 第5戦は舞台を大分県のオートポリスに移し、9月10日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
115ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E521:24'26.817
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A5218.583
37フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A5219.507
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A5220.195
53ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A5226.089
64山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A5239.339
7*36アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A5240.898
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E5247.104
910塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E5249.690
108大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A5257.342
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A521'02.439
1264中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E521'09.515
1316山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E521'11.322
1420ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A521'16.868
151国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A521'17.410
1619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A521'18.764
1750小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E521'34.662
---- 以上規定周回数(90% - 46Laps)完走 ----
-65ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E4210Laps
-41伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3022Laps
  • Fastest Lap: CarNo.2 塚越広大(Real SF14) 1'34.259 (2/10) 183.38km/h
  • CarNo.36は、2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.違反によりドライビングスルーペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科した。

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ予選記者会見 ポールポジション・山下健太「タイヤよりもスタートが不安」

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ポールポジション 山下健太(KONDO RACING)
sf-rd4-q-pc-yamashita  「うれしいです。 今日はQ2が思ったよりうまくいかなくて、3番手だったんですがクルマのバランスは悪くはありませんでした。うまく決めることができればQ3は行けると思ってがんばたんですが、1コーナーでロックして、ダメかなと思ったのですが、なんとかギリギリポールを獲ることができました。ソフトもミディアムもバランスは変わらなかったですが、あたたまりはソフトの方が1周早いです。今週1回もスタート練習をしていないので不安です。タイヤがどのくらい持つのかわからないので周りに合わせます」
2位 小林可夢偉(KCMG)
sf-rd4-q-pc-kamui  「ちょっとずつクルマを良くしていって、最終的にはこのポジションで戦うことができてすごく良かったと思います。あとはレースでうまくこなしてさらにクルマも良くなっていけばなと思います。練習でストールしているのでスタートが不安です。ロングを誰もしていないので行き当たりばったりかなと。ソフトタイヤは持つとは思います」
3位 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
sf-rd4-q-pc-nojiri  「残念です。コースレコードも取れたののでQ2はうれしかったです。そのくらいクルマの調子が良かったです。決勝はいい位置からスタートが切れるし、まだポイントを獲っていないので、一気にビックポイントを獲りたいです。このままレースをやっていいのかと不安です。もっと積み重ねたいです。よく分からないのでエンジニアに任せてぼくはただ走るだけです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ公式予選(Q2,Q3) ルーキー山下健太が初ポールポジション!

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は20日、ツインリンクもてぎで昨日荒天のため延期されたノックアウト予選Q2、Q3を行い、ルーキーの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)がポールポジションを獲得した。

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 昨日からの雨も上がり、10分間のフリー走行が行われる午前9時にはサーキットには薄日も差してきた。

 そのフリー走行でトップタイムを記録したのは山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)。

 Q2ではコースレコードの1分32秒321を更新する1分31秒888をたたき出した野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)がトップに立ち、2位に1分31秒900の小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、3位に1分32秒006の山下と続きここまでがレコードを更新。

 Q3でもこの3人がしのぎを削る。山下が「Q2がよくなかったので不安だった。Q3でも1コーナーでタイヤがロックした」と1分32秒030でQ2のタイムを更新できず。しかし、小林と野尻も「1コーナーがおかしかった。アンダーが出た」と口をそろえ、2人ともタイムが伸びず。結果、山下がルーキーイヤー参戦4年目で初のポールポジションを獲得することとなった。

 4位にはピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)、5位にはニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)、6位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が入った。

 「スタートが不安」という山下がスタートを決められるのか? ベテラン勢が背後から襲いかかるのか? 決勝は本日20日、午後2時10分より52周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
14山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
1'41.010R1'32.006R1'32.030
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
1'41.077R1'31.900R1'32.105
340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'44.069R1'31.888R1'32.112
415ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'41.4891'32.345R1'32.129
53ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
1'39.7641'32.389R1'32.171
67フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'42.1961'32.612R1'32.264
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'43.2211'32.5441'32.360
864中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'41.2181'32.5211'32.721
965ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'42.8211'32.656
1019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'43.4201'32.720
1150小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
1'42.3541'33.060
1237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'43.4731'33.086
1320ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'42.8511'33.566
1436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'42.3671'46.235
1510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'44.209
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'44.858
172石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'45.272
181国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'45.795
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'48.649
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
14山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4AR1'32.030--187.819
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4AR1'32.105 0.075 0.075187.666
340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417ER1'32.112 0.082 0.007187.652
415ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417ER1'32.129 0.099 0.017187.617
53ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4AR1'32.171 0.141 0.042187.531
67フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4AR1'32.264 0.234 0.093187.342
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'32.360 0.330 0.096187.148
864中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'32.721 0.691 0.361186.419
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417ER1'31.888--188.109
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4AR1'31.900 0.012 0.012188.084
34山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4AR1'32.006 0.118 0.106187.868
415ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'32.345 0.457 0.339187.178
53ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'32.389 0.501 0.044187.089
664中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'32.521 0.633 0.132186.822
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'32.544 0.656 0.023186.776
87フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'32.612 0.724 0.068186.638
---- 以上Q3進出 ----
965ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'32.656 0.768 0.044186.550
1019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'32.720 0.832 0.064186.421
1150小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'33.060 1.172 0.340185.740
1237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'33.086 1.198 0.026185.688
1320ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.566 1.678 0.480184.736
1436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'46.23514.34712.669162.705
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
14山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'32.525--186.814
215ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'32.585 0.060 0.060186.693
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'32.660 0.135 0.075186.542
419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'32.717 0.192 0.057186.427
541伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'32.771 0.246 0.054186.319
63ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'32.846 0.321 0.075186.168
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'32.893 0.368 0.047186.074
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'32.916 0.391 0.023186.028
965ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'32.939 0.414 0.023185.982
107フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'32.968 0.443 0.029185.924
1120ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.177 0.652 0.209185.507
1264中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'33.222 0.697 0.045185.417
1337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'33.658 1.133 0.436184.554
142石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'34.041 1.516 0.383183.802
1510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'34.195 1.670 0.154183.502
161国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'34.468 1.943 0.273182.972
1750小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'34.647 2.122 0.179182.626
1816山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'35.104 2.579 0.457181.748
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'36.779 4.254 1.675178.602

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q1 ニック・キャシディがトップで通過も悪コンディションのためQ2、Q3は明日に延期

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は19日、ツインリンクもてぎで公式予選Q1が始まったが、開始直後から降り始めた大粒の雨のため大混乱。早々にソフトタイヤでタイムを出したニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)がトップに立ったが、視界不良のため本日中のQ2、Q3続行は困難と判断され、明日に持ち越された。

 ノックアウト予選は午後3時より始まった。上空の雲は厚くなり雨が降り始める中、全車早めにタイムを出そうとソフトタイヤを履いてピットロードに並び開始と同時にコースイン。

 徐々に雨脚が強まる中、計測1周目からタイムアタックを敢行したのはコンドーレーシングの2人を筆頭に多くのドライバー。ニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)が1分39秒764でトップに立つと、2位には山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)が続く。

 しかし、塚越広大(REAL SF14)、山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、国本雄資(同4)、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がソフトタイヤでアタックを始めた頃には状況はさらに悪化。トラックはフルウエットとなった。これを見て、ウェットタイヤに履き替えタイムアタックを試みるもののタイムアップはならず、この5人はQ1での敗退を余儀なくされた。

 Q1終了後には上空はさらに暗くなり場内には雷鳴がとどろく。主催者は本日の走行は困難と判断し、Q2、Q3は明日に持ち越されることが発表された。

 3位には小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、4位・中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING SF14)、5位・ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)、6位・フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)と続いている。

 明日の予定は、チーム関係者と協議の上、以下のように発表された。

  • 9:00~9:10 フリー走行
  • 9:20~9:27 ノックアウトQ2
  • 9:37~9:44 ノックアウトQ3
Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/19) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
13ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14TOYOTA RI4A1'39.764--173.259
24山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14TOYOTA RI4A1'41.010 1.246 1.246171.121
318小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'41.077 1.313 0.067171.008
464中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'41.218 1.454 0.141170.770
515ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14Honda HR-417E1'41.489 1.725 0.271170.314
67フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'42.196 2.432 0.707169.135
750小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'42.354 2.590 0.158168.874
836アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'42.367 2.603 0.013168.853
965ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'42.821 3.057 0.454168.107
1020ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'42.851 3.087 0.030168.058
1141伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'43.221 3.457 0.370167.456
1219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'43.420 3.656 0.199167.134
1337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'43.473 3.709 0.053167.048
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'44.069 4.305 0.596166.091
---- 以上Q2進出 ----
1510塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'44.209 4.445 0.140165.868
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14Honda HR-417E1'44.858 5.094 0.649164.842
172石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'45.272 5.508 0.414164.193
181国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'45.795 6.031 0.523163.382
---- 以上基準タイム(107% - 1'46.747)予選通過 ----
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'48.649 8.885 2.854159.090

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎJRPサタデーミーティング 永井洋治氏「タマはだいぶ仕込みました」

 スーパーフォーミュラ第4戦の行われているツインリンクもてぎでJRPが主催する恒例のサタデーミーティングが行われ、今回から投入されたシーズン2基目となるアップデートエンジンについてトヨタから永井洋治氏が、ホンダから佐伯昌浩氏が出席してその概要について語った。

永井洋治氏(トヨタテクノクラフト株式会社TRD開発部)
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 「結果だけ見ると前半はいい感じで折り返せました。勝者も毎回代わってるしタイヤの使い方でチームは苦労している。今回のアップデートのタマはだいぶ仕込んだんですが、信頼性との兼ね合いで無理はしていません。今年は性能を上げたときに耐えられる仕様となっていて、まだまだ適合で引き出せる部分はあります」
佐伯昌浩氏(株式会社本田技術研究所HRD Sakura)
sf-rd4-sm-saeki  「前半は勝ってないので我々に足りない部分や、タイヤをうまく使えなかった部分もあると思います。アップデートですが、今年は417Eということで強化しました。富士のセクター3で遅れていたので、中低速域、ピックアップ、アンチラグを生かせるような開発をしました。ドライバーからもいいコメントをもらっています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行1回目 ソフトタイヤを履いた小暮卓史がトップタイム

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は19日、ツインリンクもてぎで1回目のフリー走行を行い、ソフトタイヤを履いた小暮卓史(B-Max Racing team SF14)が1分32秒598でトップタイムを記録した。

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 午後からの公式予選をにらんだフリー走行1回目は9時40分より1時間で行われた。天候は曇りで時折小雨が落ちウェット宣言が出されたが、セッションを通してコースはドライコンディションで終始した。

 このレースでは通常のミディアムタイヤに加えてソフトタイヤ3セットが供給された。開始早々いくつかのチームが皮むきのためソフトタイヤを履いたが1周を回ってピットイン。ノックアウト予選の3セッションでソフトタイヤ3セットを使用するのがノーマルな戦略と思われたが、残り20分を切ったあたりで小暮卓史(B-Max Racing team SF14)と大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がソフトタイヤでタイムアタックを敢行。

 ソフトタイヤのパフォーマンスは強力で、小暮がこのセッションで1分32秒598をたたき出しトップタイムを記録。大嶋も1分32秒598で2位でセッションを終えた。

 ミディアム勢でトップタイムを記録したのはルーキーの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)。1分32秒998と大嶋のソフトタイヤのタイムに迫り3位に付けた。

 4位には伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、5位・石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、6位・小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)と続いている。

 公式予選は本日19日、午後3時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/19) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
150小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'32.598--186.667
28大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'32.878 0.280 0.280186.104
34山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'32.988 0.390 0.110185.884
441伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'33.103 0.505 0.115185.654
52石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'33.208 0.610 0.105185.445
618小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'33.219 0.621 0.011185.423
737中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'33.272 0.674 0.053185.318
83ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'33.276 0.678 0.004185.310
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.306 0.708 0.030185.250
101国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'33.318 0.720 0.012185.226
1115ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'33.333 0.735 0.015185.197
1236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'33.349 0.751 0.016185.165
1319関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.358 0.760 0.009185.147
1416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'33.393 0.795 0.035185.078
1510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'33.477 0.879 0.084184.911
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'33.482 0.884 0.005184.902
1765ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'33.567 0.969 0.085184.734
187フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'33.626 1.028 0.059184.617
1964中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'33.640 1.042 0.014184.590

K4-GP

K4GP:1000km TEAM-T弐号機FK-4が冬夏連覇

 軽自動車の祭典K4-GPは12日、富士スピードウェイでメーンイベントの1000㎞レースを行い、10時間余りを走ってTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)が優勝した。

 今年もお盆恒例の真夏の祭典K4-GP 1000kmレースが昨日の500kmに続き富士スピードウェイで行われた。

 クラスはGP-1(AT車両)、GP-2(量産ベースのハコ車換算850cc未満)、GP-3(量産ベースのハコ車換算850cc以上)、GP-4( R車両換算850cc未満)、GP-5(R車両換算850cc以上)の5つ。軽自動車のエンジン搭載車なら町乗りのナンバー付きから、カーボンモノコック製の車両まで参加可能だ。ドライバーは国内・国際ライセンスも不要。講習を受けてK4-GPのライセンスを取得すれば参加することができる。

 午前8時、前日からの雨も上がり、恒例の仮装した走者がドライバーに駆け寄る変則ル・マンスタートにより、セーフティーカー先導のスタートが切られた。

 序盤レースをリードしたのはsara-R(ss☆μ銀座メンタルクリニック)。2位にエフメイトヤマハ(チームエフメイト静岡)が付ける。しかしこの2台が開始2時間あたりで最初のピットインを行うとトップに浮上したのは3位を走っていた昨日の500km優勝のフォーMira-1(ゆらたく屋)。ドライバーはF3チャンピオンの小河諒だ。

 レース中盤、徐々に順位を上げてきた優勝候補最右翼のTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)が2位に浮上。トップ・フォーMira-1をドライブする高橋一穂と、2位・TEAM-T弐号機FK-4をドライブする加藤寛規のスーパーGTでペアを組む2人がテールトゥノーズの争いを演じる見せ場を作った。

 その後、トップを走るフォーMira-1はガソリンスタンドの渋滞とシートベルトのトラブルにより後退。TEAM-T弐号機FK-4が後続を大きく離してトップに立ち、2位にはエフメイトヤマハ、3位にはsara-Rが繰り上がってきた。

 レース終盤、燃費の問題なのか2位のエフメイトヤマハと3位のsara-Rがスローダウン。これを見て4位まで順位を回復していた由良拓也がドライブするフォーMira-1がペースアップ。10~20秒以上速いタイムで一時は1周近くあった差を詰め始める。

 残り10分を切ったところでは、なんとトップを走るTEAM-T弐号機FK-4がステアリングのトラブルで緊急ピットイン。しかし、後続と大きく差があり、この場で修理不能と判断しそのまま送り出した。手負いのTEAM-T弐号機FK-4はなんとか残り周回を走りきり10時間レースをトップでゴール、総合優勝を飾ることとなった。

 2位争いは劇的な結末だった。4位を走るフォーMira-1は最終ラップでついに前を走る2台を射程に捉えた。そして最終コーナーを立ち上がってストレートに出たところで相次いで2台をパス。総合2位でゴールすることに成功した。同3位にはエフメイトヤマハが、同4位にはsara-Rが入った。

 TEAM-T弐号機FK-4は今年2月に行われた7時間レースでも勝利し冬夏2連覇。K4-GPでは通算4勝目を飾った。

 総合5位にはGP-3クラス優勝のマキタスピードIDI速心びびお(マキタスピードK耐チーム)が、総合6位にはGP-2クラス優勝のMarks53(Marks)が、総合15位にはGP-4クラス優勝のフェラーリF70スペチアーレ(シーワンレーシング)が、総合74位にはGP-1クラス優勝のCASTLEワークス(エムシーラインFT)が入った。

ドライバーに駆け寄る仮装走者

ドライバーに駆け寄る仮装走者

いよいよ1000km/10時間レースのスタートが切られた

いよいよ1000km/10時間レースのスタートが切られた

1コーナーに入るマシンたち

1コーナーに入るマシンたち

フォーMira-1(後方)とTEAM-T弐号機FK-4(手前)の争い

フォーMira-1(後方)とTEAM-T弐号機FK-4(手前)の争い

総合優勝したGP-5クラスのTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)

総合優勝したGP-5クラスのTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)

総合2位GP-5クラスのフォーMira-1(ゆらたく屋)

総合2位GP-5クラスのフォーMira-1(ゆらたく屋)

総合3位GP-5クラスのエフメイトヤマハ(チームエフメイト静岡)

総合3位GP-5クラスのエフメイトヤマハ(チームエフメイト静岡)

総合4位GP-5クラスのsara-R(ss☆μ銀座メンタルクリニック)

総合4位GP-5クラスのsara-R(ss☆μ銀座メンタルクリニック)

総合5位GP-3クラス優勝のマキタスピードIDI速心びびお(マキタスピードK耐チーム)

総合5位GP-3クラス優勝のマキタスピードIDI速心びびお(マキタスピードK耐チーム)

総合6位GP-2クラス優勝のMarks53(Marks)

総合6位GP-2クラス優勝のMarks53(Marks)

総合15位GP-4クラス優勝のフェラーリF70スペチアーレ(シーワンレーシング)

総合15位GP-4クラス優勝のフェラーリF70スペチアーレ(シーワンレーシング)

総合74位GP-1クラス優勝のCASTLEワークス(エムシーラインFT)

総合74位GP-1クラス優勝のCASTLEワークス(エムシーラインFT)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

K4-GP

K4GP:500kmレースは由良拓也/大城一/小河諒組(フォーMira-1)が制す

ピットアウトする大城一

ピットアウトする大城一

優勝チームのドライバー

優勝チームのドライバー

 軽自動車の祭典K4-GPが11日、富士スピードウェイで開幕し初日の500kmレースは由良拓也/大城一/小河諒組が優勝した。

 午後1時、GP-1クラス(AT車両)8台、GP-2クラス(量産ベースのハコ車NA)26台、GP-3クラス(量産ベースのハコ車ターボ)28台、GP-4クラス(R車両NA)2台、GP-5クラス10台(R車両ターボ)合計74台が参加してSCカー先導によるスタートが切られた。5時間後の午後6時にゴールを迎える。スタート時の天候は曇り、後半は小雨が降るコンディションでレースは行われた。

 スタート数周でトップに立ったのはF3チャンピオンの小河諒がドライブするフォーMira-1(ゆらたく屋)。ミーティング欠席のドライビングスルーペナルティーを受け一時は後退するものの他を圧倒するスピードで再びトップに返り咲くと、ドライバーを大城一に交代した。

 大城は全車をラップダウンして由良拓也にドライバーチェンジすると、終盤2位のチームに詰められるもののこのチームがガス欠で後退したため、結局2位以下を2ラップちぎってゆらたく屋チームがぶっちぎりでの初優勝を飾った。

 優勝車両のフォーMira-1は童夢が提唱したF20(リストリクター20mm)規格のマシンで由良立樹氏の設計。F20構想が消滅したためダイハツミラのエンジンに載せ替えK4-GPマシンに転用。参戦3年目で頂点に立った。

 12日はいよいよメーンイベントの1000kmレースが行われ、午前8時にスタート。10時間後の午後6時にゴールを迎える。

Text & Photo: Yoshinri OHNSIHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦富士 第9戦は3人揃って入賞果たす! トップグループにあと一歩まで迫る戦い! (Le Beausset)

 ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第5大会が、8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催され、川合孝汰・平木玲次・平木湧也の3人が参戦した。

 今季2回目の開催となる、このハイスピードコースは湧也に優勝経験があり、また第3戦では3人揃って入賞を果たすなど、チームにとって相性もいい。シリーズ後半戦の大量得点に向け、弾みをつけるにはまたとないステージでの活躍に期待がかかる。

予選 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 前大会のSUGOの練習走行から3人とも確実な進化が見られ、今回の富士大会でも更なる進化を目指してサーキット入り。走り初めとなる木曜日の専有走行では、いずれもセッションごとにタイムを縮め、特に川合は3セッションのすべてでトップ10につけ、セッション2では2番手につけた。金曜日の練習走行においても、早朝のセッション1では揃って自己ベストを更新するなどいい感触を得ていた。

 今回の予選は、後半にタイヤが温まり、燃料も軽くなったところでのアタックを狙ったことから、燃料をセーブするためにコースオープンと同時にコースインをせずに、4分ほど待機した後、3人はコースへと送り出された。

 しかし、いざアタック開始というタイミングで、目の前にはジェントルマンドライバーの集団が。湧也はその集団をうまくかわしたものの、かわしきれずクリアが取れない状態での走行となった川合と玲次はクールダウンを行いつつ、間隔を広げていく。そうして間合いを保つことでアタックとなったものの、タイヤのピークを使うことが難しい予選となった。

 それでも、湧也は第9戦を5番手、第10戦も5番手から臨むこととなり川合は6番手、7番手とトップグループの後に付くポジションとなった。しかし、上位につけたドライバーがペナルティで3グリッド降格となったため、第9戦はひとつずつポジションを上げる。予選中、ほとんどクリアがとれなかった玲次は、第9戦を17番手、第10戦を18番手から挑むこととなった。

決勝第9戦 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 上空には灰色の雲が浮かぶものの、雲の切れ間からは強い日差しが注がれ、汗ばむようなコンディションとなった第9戦決勝レース。湧也と川合は予選の直後にポジションアップとなったのは前述のとおりながら、さらにポールシッターがマシントラブルでリタイアというアナウンスがあり、ふたりの前にいるマシンは2台だけとあって、またとないチャンスが舞い込んだ。

 ともに好スタートを切り、1コーナーには3番手、4番手で飛び込んでいく。そして、いきなり5台でのトップグループが形成され、激しい攻防の中、4周目の1コーナーで川合が5番手に。上位の2台が逃げていく中、湧也は3番手を保ち続けていたが、6周目に4番手に。その後、湧也は7番手、川合が6番手をキープし周回を重ねたが11周目の13コーナーで川合は縁石に乗り、姿勢を乱してしまったため、7番手でチェッカー。湧也は5番手でレースを終えた。

 一方、玲次は前を行く車両をとらえ続け、8周目には12番手まで浮上。最終ラップにはもう1台を抜いて11番手に。さらに先行していた車両のペナルティによる降格があったため、ひとつ順位を上げて10位入賞を果たすこととなった。その結果、5位の湧也、7位の川合とともに、トリプル入賞を果たした。

決勝第10戦 8月6日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 この日もドライコンディションが保たれ、そつなくスタートを切った湧也だったが、1コーナーまでに6番手に。そして川合はホイールスピンが大きく、2台に先行されて10番手となる。しかし、2周目に1台が順位を落としたことから9番手に上がり、前の車両から遅れることなく、川合は逆転のチャンスを待った。

 一方、湧也も4番手を争う4台の集団の中で激しいバトルを繰り広げながら、やはり逆転のチャンスを待ち続け、コーナーでは差を詰めるも、ストレートで引き離されてしまう。必死に堪え続けたのだが、14周目の1コーナーでついに限界が訪れ、7番手に。そして、その1周前、湧也を含む4番手争いの集団に追いついたことから、いよいよ勝負と前の車両を1コーナーでアウトから抜こうとした川合だったが、並んで前に出たところで追突されてコースアウト。マシンにダメージを負うも、なんとか完走をという執念が実って、21位でチェッカーを受けた。そして湧也は7位でフィニッシュ。

 18番手スタートだった玲次は、またしてもオーバーテイクショーを披露していた。11周目には13番手に上がり、さらに13周目には川合 を巻き込んだアクシデントもあったことから、11番手まで浮上し、入賞まであと一歩のところでチェッカーとなった。

 結果以上に、大きな収穫がそれぞれにあった第5大会富士。次の戦いは3週間後に控えた鈴鹿となる。残る戦いは少なくなってきただけに、なんとか記録だけでなく、記憶にも残る大会としてくれることが大いに期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 常時クルマのバランスも良く、ドライバーが常に攻められる状態ではあったが、思いの外ストレートスピードが伸びず、レースを通して幾つかの対応策を試してみたが決勝では決め手を欠いてしまった。鈴鹿では十分戦えると思うので、ドライバー自身も今持つパフォーマンスを最大限に出し切って貰いたい。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 第9戦ではチームメイトとのバトルを含め、レースの組み立ては今までよりもうまくできたと思います。ただ、その直後に自分のミスで13コーナーの縁石に乗り過ぎて、ダートに出てしまい、6位が確実だったところでひとつ順位を下げてしまったことが、残念でした。第10戦はスタートでホイールスピンが大きくて、クルマが前に進んでいかない状況で抜かれてしまったのですが、その後は前のクルマに引っ張って行ってもらう状態で、4番手集団を追いかけていって、最後の4周ぐらいで勝負をかける予定でした。実際、詰まったので1コーナーの立ち上がりでうまく合わせられて、外から抜き去ったんですが横から当てられてしまって。リタイアせずに済んだのは良かったのですが、それが本当に悔やまれます。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 予選は、ずっと前と後ろと争ってしまい、クリアも取れない状況で、グリッドも下位に沈んでしまいました。ここは今回いちばんの反省点です。レースウィークを通じ、ずっと調子が良くない中、そう行った流れを引きずってしまったのは僕の責任で、そこは今後変えていかなくてはならないところだと思います。第9戦はなんとか10位まで上がることができたので、内容的には良かったです。1台ずつ上がれたというのは、ポジティブな面だったと思います。第10戦も順調に上げられたのですが、中盤にバトルになった時、一発で仕留められず前との距離も空いてしまったので、それがなければ、もうふたつぐらい上げられたかもしれません。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 このレースウィークを通じて調子はけっこう良くて、コーナー自体はまわりとほとんど変わらなかったと思います。ただ、ストレートで離されてしまって厳しい戦いでした。なかなか難しい中で、自分のできることは精いっぱいやったつもりですし、その中でベストな結果も出せたと思っています。ただ、もうひとつ、もうふたつ前に行きたいという気持ちはありました。第9戦はグリッドも前の方でしたが、トップグループについていくのがやっとで、かなり厳しかったです。第10戦もセット変更も行なって賭けてみたのですけど、なかなか難しかったです。とはいえ今シーズンの中では、前が見えてきたという印象も強く、次の鈴鹿もこの流れのまま、うまく詰めていきたいと思っています。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:スーパーGT GT300クラスで911 GT3Rが2台ともにポイント獲得

D'station Racing(#33)

D'station Porscheは追い上げ8位。GULF NAC PORSCHE 911は5位に

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911 GT3RでD'station Racing(#33)より参戦する2017年のスーパーGT GT300クラス第5戦(富士スピードウェイ)の決勝において、8位入賞を果たし、3ポイントを獲得しました。もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は5位に入賞いたしました。

真夏の一戦であり多くの観衆が訪れるスーパーGT第5戦、D'station Porsche(#33)は、藤井誠暢とともに、第4戦SUGOからステアリングを握る2015年のポルシェ カレラカップ ジャパンのチャンピオンである元嶋佑弥がコンビを組んで参戦した。事前のテストから富士スピードウェイで好調だったD'station Porscheは、この一戦で上位入賞を狙った。

8月5日(土)に行われた公式予選では、上位グリッドを狙うべく、元嶋がノックアウト予選Q1を担当。ただ、コンディションによってパフォーマンスが左右される僅差のスーパーGTの予選で、元嶋は1分39秒003というタイムをマークするも、Q2進出までわずかに届かず。18番手から決勝レースを戦うことになった。

酷暑のなかでのレースとなった8月6日(日)の決勝レースは午後3時33分にスタートが切られた。同じく富士スピードウェイで開催された第2戦でD'station Porscheは高い決勝ペースを誇っていたものの、今回は序盤からライバルたちも速く、スタートドライバーを務めた藤井はなかなかポジションを上げることができなかった。そこでチームは、混戦のなかでのタイムロスを避け、クリアな状態でラップを刻むことができるよう、20周を終えて藤井をピットに戻し、ドライバー交代を実施。かつリヤタイヤのみを交換しピット作業時間を短縮する作戦に出た。

41周というロングスティントを担当することになった元嶋だが、チームの信頼に応え、トップと互角のペースでラップを重ねた。ライバル勢のトラブルやピットインにも乗じ、ポイント圏内に浮上した元嶋は、50周目には#11 メルセデスをオーバーテイク。さらに55周目には#18 86MCをかわすなどポジションを上げて最後は8位でフィニッシュし、見事チームの期待に応えた。作戦変更が的中したD'station Porscheは第3戦以来のポイント獲得で、藤井は現在20ポイントとなりランキング8位につけている。

もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、公式予選から速さをみせ、峰尾恭輔が14番手でQ1通過を果たすと、予選Q2でジョノ・レスターが7番手グリッドを獲得する。決勝レースでも上位を戦ったGULF NAC PORSCHE 911は、27周を終えスタートドライバーのレスターから峰尾に交代。素早いピット作業と、ミスのない峰尾の走りで5位フィニッシュ。レスター/峰尾組は藤井から1ポイント差のランキング9位に着けた。

次のスーパーGTレース 第6戦は、8月27日に三重県の鈴鹿サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2017年 第5戦 富士スピードウェイ 結果
1位 No.55 ARTA BMW M6 GT3(62周)
2位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(61周)
3位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(61周)



5位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(61周)

8位 No.33 D'station Porsche(61周)

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017  第8戦(富士)決勝レポート

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第8戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年8月6日(日)に開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:28度/路面温度:34度
            
PCCJ第8戦のスターティンググリッドは、前日の5日(土)に行われた予選で記録されたセカンドベストタイムで決定された。ポールポジションは#23 フィリップ・ハンプレヒトで、2番手は今回スポット参戦(PCCJ賞典外)となる#15 タナルト・サティエンティラクルと、ともにPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中のドライバーがフロントグリッドを独占。3番手は2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一、4番手は今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであり第6戦、第7戦と連勝中の#17 上村優太。そして、ジェントルマンクラスのポールポジションとなる5番手には、2015年ジェントルマンクラス王者であり現在ランキングトップの#9 武井真司が着ける。

12時05分、FSWオフィシャルカーとしてポルシェ ジャパンから贈呈されたポルシェ パナメーラ4Sに先導されてフォーメーションラップが開始され、グリッドに戻った全車が整列するとシグナルがブラックアウトになり、一斉にスタートが切られる。

好スタートを見せたのは、昨日の第7戦でポールポジションながらジャンプスタートのミスを犯してしまった#23 ハンプレヒト。4番手スタートの#17 上村も好スタートを切るが、1コーナーで行き場を失い5番手に順位を落としてしまう。その後方では3台が絡むアクシデントが発生し、コースサイドにマシンがストップしたため数周に渡ってイエローフラッグが振られることになる。この状況下でも、2位以下との差をうまくコントロールしながら一度もトップを譲らずに優勝を飾った#23 ハンプレヒトは、「昨日のスタート失敗があったので、今日は慎重に行ってグッドスタートが切れました。その後は、後方との差を広げるために攻めました。優勝を飾れて嬉しいです」と語る。

2位争いは、#15 サティエンティラクル、#17 上村、#89 三笠、#9 武井の4台で展開された。「今日もスタートに失敗して順位を落としましたが、三笠選手を攻略することができ2位でフィニッシュできて良かったです」と、#15 サティエンティラクルは2戦連続の2位獲得を喜んでいた。ラスト2ラップに#89 三笠をオーバーテイクし、3位となった#17 上村は「前を行く三笠選手の動きを見て、ここしかないと思い14周目で仕掛けて前に行くことができました。でも、トップ争いができなかったのは悔しいです」とレースを振り返る。一方、#17 上村に敗れて4位に終わった#89 三笠は、「レース前半はペースが良かったのですが、サティエンティラクル選手に抜かれてしまい抜き返そうとしたときにタイヤを傷めてしまい後半は厳しくなってしまいました。それで、上村選手を抑えきれずに抜かれてしまいました」と悔しさを滲ませた。

ジェントルマンクラスは#9 武井の7戦連続優勝となったが、「今日は若手2人と互角のバトルを展開できたので、自分の実力を示すことができたと思っています」と総合5位となったレースを振り返る。そして2位表彰台を獲得した7番手グリッドからスタートの#77 浜崎 大は、「後ろから追い上げられてくるプレッシャーと暑さで辛いレースでしたが、ゴールまでジェントルマンクラス2位の座を守るために必死に走りました」と語る。3位となった11番手グリッドスタートの#2 田島剛は、「スタートで少しでも前に行こうと決めていたのですが、その通りにポジションアップできたので順位を守るために集中して走った結果が3位でした」とレースを振り返る。以降、4位は#32 永井秀貴、5位は#98 IKARI、6位は#63 長嶋重登という結果になった。

PCCJ第9戦は8月26日(土)に予選、27日(日)に決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で開催される。今年最初の鈴鹿でのレースとなるが、#17 上村と#89三笠の若手ドライバー対決が注目される。ジェントルマンクラスは、8連勝中の#9武井が連勝記録をさらに延ばせるのかに期待したい。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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