
ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第6大会が、8月26日(土)、27日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の三人が出場した。
F1日本GPも開催される鈴鹿は、低速から高速までバラエティに富んだコーナーが、2本のストレートを挟むテクニカルコースであり、走ったことのあるドライバー誰もが「チャレンジング!」と絶賛することで知られている。まさにドライバーの腕を試すコースで、川合と湧也、玲次を含めて三人揃っての入賞が期待された。
予選 8月26日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
SUGO~富士~鈴鹿までそれぞれ2週間、3週間と短いスパンで続くことから「真夏の3連戦」と呼ばれ、各大会のレースウィークを通じて好感触を得ており、上向きのムードで最終章となる鈴鹿に乗り込んでいた。
持ち込みのセットは、SUGOで得られたデータがベース。そこからの走りだしとなるが、木曜日、金曜日の専有走行で絶えず微調整を行うとともに、ドライバーそれぞれ違ったセットも試した。これがピタリとはまったのが湧也で、金曜日の3セッションすべてで上位につけた。
土曜日の予選でも、セットは改められて3人のドライバーが挑んだ結果、欠けていたパズルのピースを見つけたかのように好走を見せたのが川合だった。気温も高く、ロングコースの鈴鹿とあって早々にアタックを開始。いきなりベストタイム、セカンドベストタイムをマークし、第11戦で7番手、第12戦で9番手のグリッドを得ることとなった。
10分ほど経過したところで赤旗が出されたが、中断前のタイムがそれぞれグリッドを決める事となり、惜しくも赤旗が出された周でアタックをしていた湧也は2戦とも10番手から、そして玲次は17番手、18番手からのスタートとなった。

決勝第11戦 8月26日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
今回、併催のスーパーGTは伝統の鈴鹿1000kmとして、しかも最後のレースということもあって、土曜日から普段以上に多くの観客が集まっていた。熱い視線が注がれる中でのスタートは、まず川合のホイールスピンが大きく1台に抜かれてしまうが、すぐにS字で抜き返して、湧也ともどもポジションキープでオープニングラップを終了。玲次はふたつポジションを上げる。しばらくはそのまま周回を重ねるが、まず動いたのは湧也で6周目の1コーナーで9番手に浮上する。
中盤になると川合は単独7番手となった一方で、湧也はなおも8番手を激しく争い合う。玲次のバトルはさらに激しく、前後の車両と何度も順位を入れ替え合っていた。そんな中、9周目のS字で3番手を争う車両が接触によって後退。ひとつずつ順位を上げて川合が6番手、湧也が8番手、そして玲次が13番手に。ゴール直前まで湧也と玲次はライバルと争ったものの、あと一歩のところで逆転ならず。
その結果、川合が6位でゴールし、そして8位の湧也はただひとり続ける、開幕戦からの入賞をまた伸ばすことに。玲次は13位となったが、自己ベストにコンマ3秒と迫るタイムをレース中に記録した。

決勝第12戦 8月27日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
日曜日の早朝に行われた第12戦も、大観衆の見守る中、ドライコンディションが保たれた。注目のスタートは川合がそつなく決めて、まずはポジションキープ。湧也と玲次も同様ながら、湧也はオープニングラップのうちに11番手に。ただし、それぞれ集団の中にしっかりつけて、隙あらばの構えを見せる。
まずは湧也が2周目に1台をパスし、川合のすぐ後ろに。そして3周目のシケインで、二人は順位を入れ替える。4周目には湧也がひとつ順位を上げたのに対し、片やひとつ落とし、と対照的な展開になるも、川合のスイッチはまだ落ちておらず。7周目には再び湧也の背後につけて、ともに7番手を行く車両に襲いかかっていく。その結果、9周目には湧也が7番手、川合が8番手浮上に成功した。
一方、大いに動き続けていた湧也と川合に対し、玲次はポジションアップに苦戦。後方からのプレッシャーを浴びる格好となっていた。その結果、最終ラップで19番手に。しかし、レース直後に、危険行為に対するペナルティとして2台にタイム加算があり、ふたつポジションをアップ。
川合、湧也ともに入賞でチェッカーとなったものの、レース後の再車検で湧也の車両は500gの重量不足を指摘され、失格となってしまう。そのため、川合が7位に、玲次が16位に繰り上がることとなった。 次戦はいよいよ最終戦となり、舞台はホームコースである、ツインリンクもてぎ。昨年は湧也と川合が優勝をしているだけに、玲次ともども有終の美を飾るべく、チーム全体が躍進を誓った。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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走り初めこそクルマのバランスを合わせる必要があったが、セッティングが進むにつれ良いバランスが見つかった。川合は自分で得たポジションをレース運びで失っていることがある。状況を見極めれば今以上の結果が得られると思う。玲次は練習中のコースアウトから調子を崩し、波に乗り切れぬまま終わってしまった。練習からの取り組みが必要である。湧也はレース運びが上手いだけに一発のタイムが欲しいところだ。湧也のクルマが再車検で500gの重量不足が指摘され失格になったことは非常に残念でならないが、次戦に向けチームとドライバーがひとつになり更に努力して行く。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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今回は練習中から予選に向けて準備はしっかりやっていたので、ミスなく予選はできたと思います。セカンドベストがあまり速くなかったのは今後の課題ですが、何にも邪魔されず赤旗が出る前にしっかりベストタイムを出せたのは、ひとつ成長できた部分かもしれません。第11戦は前からも後ろからも離れて、結果的に予選と同じ順位でゴールできましたが、レースメイクは今ひとつでした。第12戦はスタートも良かったですし、しっかり集団の中で戦えました。悔しい思いをした去年の鈴鹿から比べると、2戦ともシングルでゴールできたのは良かったと思います。この後のもてぎはホームであり、自分の得意なコースなので、すべての課題を克服し、完璧な状態にできるよう、しっかり準備していきたいと思います。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
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今回はレースウィークの始まりから流れが悪くて、その流れを断ち切れずに予選、決勝まで引きずってしまいました。クルマのセッティングに、自分の走りをうまく合わせ込むことができず、まったくいいところがないままレースが終わったような感じになり、非常に悔しく思います。第11戦は前の混乱にも助けられながら、うまくポジションを上げられたのですが、12戦は、後ろとのレースになってしまった感じです。前の集団に追いつきそうになったところで、後ろに追いつかれてしまったり、どうにも自分の駆け引きの甘さが出てしまいました。次のもてぎがもう最後の大会になってしまいましたが、期間が空くのでしっかり準備とテストをして、自分の走りを見つめ直して、次に備えたいと思います。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
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予選の前までは調子も悪くなくて、トップ5を狙っていたのですが、いざGTが走って予選を迎えると自分のペースで走れなくて。アタックラップに赤旗が出てしまったのも大きかったのですが、不完全燃焼でした。第11戦は10番手と危ない位置からのスタートだったので冷静には行ったんですが、なんとか順位を上げようという思いが空回りして、思いどおりに行きませんでした。第12戦の失格は、全戦ポイント獲得できていたので、非常に残念です。ただ、第11戦の反省を踏まえて、うまくいった部分もあり、結果的に3ポジションアップできました。もう、もてぎの1大会しか残されていません。地元なので、3年目の良さを出して行きたいと思います!
Le Beausset Motorsports
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 171 | 5:51'16.244 |
2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 171 | 12.150 |
3 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 171 | 15.737 |
4 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 171 | 32.852 |
5 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 171 | 34.089 |
6 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 171 | 36.330 |
7 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 171 | 37.012 |
8 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 171 | 1:58.410 |
9 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 170 | 1Lap |
10 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 169 | 2Laps |
11 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 169 | 2Laps |
12 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 169 | 2Laps |
13 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 168 | 3Laps |
14 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 155 | 16Laps |
15 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 146 | 25Laps |
---- 以上規定周回数(70% - 119Laps)完走 ---- |
■GT300クラス
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 158 | 5:51'17.191 |
2 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 158 | 36.319 |
3 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 158 | 36.959 |
4 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 158 | 39.463 |
5 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 158 | 39.517 |
6 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 158 | 40.722 |
7 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 158 | 43.128 |
8 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 158 | 1'01.393 |
9 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 158 | 1'11.676 |
10 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 158 | 1'18.273 |
11 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アウグスト・ファルフス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 158 | 2'04.319 |
12 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 157 | 1Lap |
13 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 156 | 2Laps |
14 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 156 | 2Laps |
15 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 155 | 3Laps |
16 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 155 | 3Laps |
17 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 155 | 3Laps |
18 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 154 | 4Laps |
19 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 153 | 5Laps |
20 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 148 | 10Laps |
21 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 127 | 31Laps |
22 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 玉中 哲二 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 119 | 39Laps |
23 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 116 | 42Laps |
24 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 113 | 45Laps |
---- 以上規定周回数(70% - 110Laps)完走 ---- |
- | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 109 | 49Laps |
- | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 86 | 72Laps |
- | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 72 | 86Laps |
- | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 47 | 111Laps |
- | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 37 | 121Laps |
- | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 29 | 129Laps |
2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝は規定により午後6時28分に171周をもって終了。GT500クラスは#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が逃げ切って今季初優勝。ナカジマレーシングの優勝は2007年11月の第9戦富士以来、松浦の優勝は2013年7月の第4戦富士以来だ。
2位には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がつけ、終盤接戦の末#1ヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD LC500)を攻略した#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)が3位入賞を果たした。
GT300クラスは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)が150周目の1コーナーで#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)を捉えてトップに返り咲き、今季初勝利を飾った。#25 VivaC 86 MCは残念ながら155周目の逆バンクでコントロールを失ってコースオフ、惜しくもリタイヤとなった。2位には#88織戸学/平峰一貴/山西康司組(マネパランボルギーニ GT3)、3位には#87細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組(ショップチャンネルランボルギーニ GT3)とJLOC勢が揃って表彰台を獲得した。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はいよいよ終盤戦に突入したが、147周目に入ったところで#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がタイヤバーストに見舞われ、スプーンカーブでクラッシュしてしまった。乗っていた塚越は無事だったが、17号車はそのまま戦列を去ることになった。
現在もトップはベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)。146周目に最後のピット作業を行い、松浦がゴールを目指して周回を重ねている。2位には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)、その後方で#1平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)と#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が激しい3位争いを展開している。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 750km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 64 | 500 | 1 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 130 | 4:31'07.005 |
2 | 17 | 500 | 2 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 130 | 1.161 |
3 | 19 | 500 | 3 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 130 | 23.375 |
4 | 1 | 500 | 4 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 130 | 26.237 |
5 | 100 | 500 | 5 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 130 | 31.877 |
6 | 24 | 500 | 6 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 130 | 32.591 |
7 | 23 | 500 | 7 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 130 | 34.366 |
8 | 37 | 500 | 8 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 130 | 35.825 |
9 | 6 | 500 | 9 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 130 | 37.673 |
10 | 8 | 500 | 10 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 130 | 53.222 |
11 | 36 | 500 | 11 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 129 | 1Lap |
12 | 16 | 500 | 12 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 129 | 1Lap |
13 | 38 | 500 | 13 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 129 | 1Lap |
14 | 12 | 500 | 14 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 128 | 2Laps |
15 | 25 | 300 | 1 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 120 | 10Laps |
16 | 65 | 300 | 2 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 120 | 10Laps |
17 | 88 | 300 | 3 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 120 | 10Laps |
18 | 87 | 300 | 4 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 120 | 10Laps |
19 | 60 | 300 | 5 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 120 | 10Laps |
20 | 61 | 300 | 6 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 120 | 10Laps |
21 | 10 | 300 | 7 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 120 | 10Laps |
22 | 51 | 300 | 8 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 120 | 10Laps |
23 | 9 | 300 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 120 | 10Laps |
24 | 11 | 300 | 10 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 120 | 10Laps |
25 | 4 | 300 | 11 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 120 | 10Laps |
26 | 7 | 300 | 12 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アウグスト・ファルフス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 120 | 10Laps |
27 | 33 | 300 | 13 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 120 | 10Laps |
28 | 52 | 300 | 14 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 119 | 11Laps |
29 | 111 | 300 | 15 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 119 | 11Laps |
30 | 360 | 300 | 16 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 118 | 12Laps |
31 | 3 | 300 | 17 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 118 | 12Laps |
32 | 50 | 300 | 18 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 118 | 12Laps |
33 | 18 | 300 | 19 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 117 | 13Laps |
34 | 22 | 300 | 20 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 114 | 16Laps |
35 | 46 | 500 | 15 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 114 | 16Laps |
36 | 21 | 300 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 113 | 17Laps |
37 | 35 | 300 | 22 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 112 | 18Laps |
38 | 48 | 300 | 23 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 109 | 21Laps |
39 | 5 | 300 | 24 | 坂口 夏月 藤波 清斗 玉中 哲二 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 96 | 34Laps |
40 | 31 | 300 | 25 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 86 | 44Laps |
41 | 2 | 300 | 26 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 80 | 50Laps |
42 | 21 | 300 | 27 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 72 | 58Laps |
43 | 26 | 300 | 28 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 47 | 83Laps |
44 | 55 | 300 | 29 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 37 | 93Laps |
45 | 117 | 300 | 30 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 29 | 101Laps |
2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝は規定周回数の4分の3となる130周を消化。トップは#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)に変わり、#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が僅差で追い上げる展開となっている。
2度目のセーフティーカーは102周目にピットイン。103周目にリスタートとなった。ここで目覚ましいポジションアップを見せたのが#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)だ。山本は103周目のシケインで#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)を抜き去ると、105周目に#24佐々木大樹(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)、106周目には平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)、109周目には安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)を次々に抜き去り、111周目に#19WedsSport ADVAN LC500がピットインしたことで3位に浮上すると、すぐさま#64松浦孝亮(Epson Modulo NSX-GT)をもスプーン進入で攻略して2位に上がってきた。
しかし64号車は113周目に早めのピット作業を行なったことで119周目に4度目のピット作業を行なった#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)の前に出ることに成功した。3位には#19関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉組(WedsSport ADVAN LC500)がつけ、山本の頑張りで2位まで浮上したレイブリックNSXは116周目に伊沢拓也に交代してからはペースが上がらず5位に後退している。
GT300クラスは105周目のピット作業をタイヤ無交換で終えた#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が再びトップに立っている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 17 | 500 | 1 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 87 | 2:57'16.760 |
2 | 64 | 500 | 2 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 87 | 15.054 |
3 | 23 | 500 | 3 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 87 | 18.889 |
4 | 1 | 500 | 4 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 87 | 38.237 |
5 | 36 | 500 | 5 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 87 | 50.953 |
6 | 6 | 500 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 87 | 55.532 |
7 | 37 | 500 | 7 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 87 | 56.193 |
8 | 100 | 500 | 8 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 87 | 1'09.015 |
9 | 12 | 500 | 9 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 86 | 1Lap |
10 | 19 | 500 | 10 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 86 | 1Lap |
11 | 38 | 500 | 11 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 86 | 1Lap |
12 | 24 | 500 | 12 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 86 | 1Lap |
13 | 8 | 500 | 13 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 86 | 1Lap |
14 | 16 | 500 | 14 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 85 | 2Laps |
15 | 25 | 300 | 1 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 81 | 6Laps |
16 | 18 | 300 | 2 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 81 | 6Laps |
17 | 61 | 300 | 3 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 81 | 6Laps |
18 | 65 | 300 | 4 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 81 | 6Laps |
19 | 33 | 300 | 5 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 81 | 6Laps |
20 | 11 | 300 | 6 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 81 | 6Laps |
21 | 30 | 300 | 7 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 80 | 7Laps |
22 | 50 | 300 | 8 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 80 | 7Laps |
23 | 10 | 300 | 9 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 80 | 7Laps |
24 | 60 | 300 | 10 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 80 | 7Laps |
25 | 87 | 300 | 11 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 80 | 7Laps |
26 | 88 | 300 | 12 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 80 | 7Laps |
27 | 51 | 300 | 13 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 80 | 7Laps |
28 | 4 | 300 | 14 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 80 | 7Laps |
29 | 111 | 300 | 15 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 80 | 7Laps |
30 | 9 | 300 | 16 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 80 | 7Laps |
31 | 7 | 300 | 17 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アウグスト・ファルフス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 80 | 7Laps |
32 | 360 | 300 | 18 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 80 | 7Laps |
33 | 31 | 300 | 19 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 80 | 7Laps |
34 | 48 | 300 | 20 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 79 | 8Laps |
35 | 52 | 300 | 21 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 79 | 8Laps |
36 | 3 | 300 | 22 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 79 | 8Laps |
37 | 22 | 300 | 23 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 78 | 9Laps |
38 | 35 | 300 | 24 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 77 | 10Laps |
39 | 21 | 300 | 25 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 72 | 15Laps |
40 | 5 | 300 | 26 | 坂口 夏月 藤波 清斗 玉中 哲二 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 71 | 16Laps |
41 | 46 | 500 | 15 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 71 | 16Laps |
42 | 2 | 300 | 27 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 50 | 37Laps |
43 | 26 | 300 | 28 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 47 | 40Laps |
44 | 55 | 300 | 29 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 37 | 50Laps |
45 | 117 | 300 | 30 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 29 | 58Laps |
2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はスタートから3時間余りが経過し、規定周回数の半分以上を消化した。トップは依然として#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)。91周目に3度目のピット作業を行なった際、目の前に飛び出してきた#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)とあわや接触という場面があったが、小暮がうまくこれを回避し、そのまま10秒以上のリードを保ち、トップでコースに復帰している。
ところが#31嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)
が130Rで飛び出してバリアに激しく突っ込んだため、GT500の上位陣が95周目に入ったところで2度目のセーフティーカーが導入されることになった。嵯峨は自力でクルマを降りており大事には至っていないようだ。
GT500クラスの2位は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)だが、ここは89周目に3度目のピット作業を行なった際、ピットインしてきた#111石川京侍/山下亮生/植田正幸組(エヴァRT初号機Rn-s AMG GT)の進路を横切ってコースに復帰したため、ピットからの危険なリリースとして競技団から審議対象とされている。3位には#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)がつけている。
またこの間にGT300クラスのトップを走行していた#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)がタイロッドのボルトが脱落するというトラブルにより予定外のピットインを強いられ、そのままガレージに引き込まれるという事態が発生している。
これによりGT300クラスのトップは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)に。65号車はスタートしてすぐの2周目に最初のピット作業を行うという奇策で順位を稼いできている。2位は#33藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)、ポールポジションの#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が3位につけている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) After 250km Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 17 | 500 | 1 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 44 | 1:27'41.386 |
2 | 19 | 500 | 2 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 44 | 5.014 |
3 | 64 | 500 | 3 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 44 | 15.863 |
4 | 12 | 500 | 4 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 44 | 16.819 |
5 | 23 | 500 | 5 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 44 | 18.111 |
6 | 100 | 500 | 6 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 44 | 19.150 |
7 | 24 | 500 | 7 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 44 | 24.786 |
8 | 36 | 500 | 8 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 44 | 25.627 |
9 | 1 | 500 | 9 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 44 | 26.860 |
10 | 37 | 500 | 10 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 44 | 28.132 |
11 | 16 | 500 | 11 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 44 | 31.145 |
12 | 6 | 500 | 12 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 44 | 35.753 |
13 | 38 | 500 | 13 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 44 | 41.236 |
14 | 8 | 500 | 14 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 44 | 45.305 |
15 | 18 | 300 | 1 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 41 | 3Laps |
16 | 10 | 300 | 2 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 41 | 3Laps |
17 | 51 | 300 | 3 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 41 | 3Laps |
18 | 60 | 300 | 4 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 41 | 3Laps |
19 | 25 | 300 | 5 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 41 | 3Laps |
20 | 4 | 300 | 6 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 41 | 3Laps |
21 | 88 | 300 | 7 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 41 | 3Laps |
22 | 61 | 300 | 8 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 41 | 3Laps |
23 | 33 | 300 | 9 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 41 | 3Laps |
24 | 87 | 300 | 10 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 41 | 3Laps |
25 | 3 | 300 | 11 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 41 | 3Laps |
26 | 30 | 300 | 12 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 41 | 3Laps |
27 | 11 | 300 | 13 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 41 | 3Laps |
28 | 21 | 300 | 14 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 41 | 3Laps |
29 | 5 | 300 | 15 | 坂口 夏月 藤波 清斗 玉中 哲二 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 41 | 3Laps |
30 | 7 | 300 | 16 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アウグスト・ファルフス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 41 | 3Laps |
31 | 9 | 300 | 17 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 40 | 4Laps |
32 | 111 | 300 | 18 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 40 | 4Laps |
33 | 50 | 300 | 19 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 40 | 4Laps |
34 | 65 | 300 | 20 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 40 | 4Laps |
35 | 48 | 300 | 21 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 40 | 4Laps |
36 | 360 | 300 | 22 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 40 | 4Laps |
37 | 52 | 300 | 23 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 40 | 4Laps |
38 | 31 | 300 | 24 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 40 | 4Laps |
39 | 22 | 300 | 25 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 40 | 4Laps |
40 | 35 | 300 | 26 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 39 | 5Laps |
41 | 55 | 300 | 27 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 37 | 7Laps |
42 | 26 | 300 | 28 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 35 | 9Laps |
43 | 117 | 300 | 29 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 29 | 15Laps |
44 | 46 | 500 | 15 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 28 | 16Laps |
45 | 2 | 300 | 30 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 13 | 31Laps |
2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝はトップが50周を消化。依然として#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がトップを走行しているが、GT300クラスの#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が#3星野一樹(B-MAX NDDP GT-R)に38周目最終コーナーで追突されてガードレールに突っ込み、そのままストップしてしまったため、GT500クラスが42周目に入ったところでセーフティーカーが導入されることになった。高木はすでにクルマを降り、55号車はリタイヤとなった。また#3B-MAX NDDP GT-Rに対してはドライビングスルーペナルティの裁定が下された。
セーフティーカーは46周目にピットイン。47周目にレースは再開されているが、この間に#21リチャード・ライアン/柳田真孝組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)の左リヤタイヤがバーストするアクシデントが発生。大きく後退する結果となっている。
GT300クラスのトップは依然として#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月27日午後0時30分にスタート。現在は#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が38周を終えて2位を5.6秒離す独走状態に持ち込んでいる。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)だったが、スタートドライバーのオリベイラは10周目に入ったところでペースが上がらなくなり、2位の#19関口雄飛(WedsSport ADVAN LC500)にテールをつつかれる状態に陥ってしまう。
ところが関口は12周目のスプーンでアウトに膨らんでしまい、その隙をついて#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が2位に浮上、さらに13周目の130R手前でオリベイラのインをこじ開けてトップに躍り出た。
その後オリベイラは15周目のヘアピン立ち上がりで関口、そして#46千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)に並びかけられて3ワイド状態になったが、ここで大外に位置した千代がタイヤバリアに突っ込むアクシデントが発生。アウトに牽制したオリベイラと、それをかわそうとした関口のあおりを食って行き場をなくした格好だ。これにより46号車はリヤウィングを失って16周目にピットイン。修復作業を行なって16周遅れでコースに復帰している。
#17ケーヒンNSXは30周目に最初のピット作業を終え、小暮卓史がトップのままでコースに復帰している。
GT300クラスは#25山下健太(VivaC 86 MC)、#18川端伸太朗(UPGARAGE BANDOH 86)、#5坂口夏月(マッハ車検MC86 GTNET)のMC86が接戦を繰り広げながら後続を引き離したが、坂口は9周目、山下は31周目ににピットイン、それぞれ藤波清斗、松井孝允に交代したが、川端は28周目のピット作業でドライバー交代を行わなかったため、現在は#18UPGARAGE BANDOH 86がトップを独走している。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
#1宮田莉朋してやったりの3勝目!
FIA-F4選手権第12戦の決勝が8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選4番手から見事なオーバーテイクを連発した#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が今季3勝目を挙げて#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)とのポイント差を13にまで縮めた。
この日の鈴鹿サーキットは早朝から好天に恵まれ、数多くの観客がゲートオープン前から詰め掛ける中、第12戦決勝は午前8時5分より10周で行われた。
スタートではポールポジションの#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)にチームメイトの笹原と#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)が一気に襲いかかり、笹原がトップ、大湯が2位に浮上する。角田は3位に後退して1コーナーを通過、さらにダンロップコーナーの立ち上がりでも痛恨のミスを犯し、宮田の先行をも許してしまった。
序盤からトップに立った笹原だったが、実は前日の第11戦決勝から原因不明のトラブルに悩まされており、コース上に留まるだけでも精一杯の状況だったという。2位の大湯もまた万全のコンディションとはいえず、なかなかペースを上げることができない。
これに対し、宮田は6周目の1コーナーでアウトから大湯を抜き去って2位に浮上すると、7周目にはファステストラップを記録する走りで一気に笹原との差を詰めていく。そして9周目のシケインで笹原のミスを誘ってホームストレートで並びかけ、1コーナーでアウトから抜き去ってトップに浮上、そのまま一気に笹原を突き放して今季3勝目を挙げた。笹原は悔しい2位に終わり、3位には9周目の1コーナーで大湯を抜き返した角田がつけた。
これにより、富士大会終了時点で26ポイントあった笹原のリードは13に縮まり、シリーズチャンピオンの行方はわからなくなって来た。
2017シーズン最終戦はツインリンクもてぎにて11月11-12日に行われる。
- 第12戦優勝 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
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4番手スタートだったので最低限表彰台を、という状況でしたが、スタートで順位を上げられませんでした。4番手で1コーナーを迎えましたが、路面状況が昨日より良くないことが確認できたのでS字でしっかりミスせずに追いついていければ、と思っていたらたまたま角田選手がミスをしたので抜くことができたし、今週ずっと速かった角田選手を1周目に抜けたっていうのが優勝につながったのかなと思います。セクター3、4が速かったので、セクター1で変に食らいついてダウンフォースが抜けたりしないように、距離を離してセクター3で追いつこうということをずっとやっていたら、最後の最後で逆転できるように合わせられたのが本当に良かったと思います。
- 第12戦2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
-
いいスタートを切ってトップに立てるとこまでは自分で展開をうまく持っていけたので、良い流れでした。昨日からトラブルを抱えていて、それを修正しながら走っていましたが、後ろが徐々に離れて来たので、そこまでは自分に有利な展開でした。ただもうコース上に留まるだけでも大変な状況で、とにかくミスなく走っていたんですけど、残念ながら宮田選手が大湯選手をオーバーテイクしてからペースをどんどん上げて来て、一気に追いつかれてしまい、最終ラップの1コーナーでかわされてしまったので、チームとしてもドライバーとしても悔しい形で終わってしまったのは間違いありません。次に向けて何をしなくちゃいけないかは明白だと思うので、また前を向いてやれることをやっていきます。
- 第12戦3位 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
-
スタートがあまり良くなくて。それがなければ少なくとも3位じゃなかった。そのあとのペースも良かったし。ダンロップで自分がミスして宮田選手に抜かれてしまいましたが、宮田選手に抜かれてなかったらまた結果も違っていると思うので、今はただ反省しかありません。次の大会で前の二人がこけてくれないとチャンピオンはないと思いますが、関係ないとしても勝ちにこだわって、次こそ2連勝できるように頑張りたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 10 | 21'36.817 |
2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 0.989 |
3 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 2.047 |
4 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 3.103 |
5 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 10 | 4.585 |
6 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 10 | 5.324 |
7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 10.776 |
8 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 11.172 |
9 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 10 | 11.789 |
10 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 10 | 13.715 |
11 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 10 | 17.753 |
12 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 10 | 17.989 |
13 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 10 | 18.310 |
14 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 10 | 18.430 |
15 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 10 | 19.453 |
16 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 19.909 |
17 | 29 | 太田 達也 | イディア・玉三郎・佐藤製作所 自動車工房ミスト | DL | 10 | 21.749 |
18 | 27 | 八巻 渉 | アキランドイーグルF110 イーグルスポーツ | DL | 10 | 22.656 |
19 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 10 | 24.640 |
20 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 10 | 25.971 |
21 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 10 | 29.895 |
22 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 10 | 30.994 |
23 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 10 | 40.564 |
24 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 10 | 46.885 |
25 | *80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 10 | 47.218 |
26 | *17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 10 | 49.798 |
27 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 10 | 1'06.728 |
28 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 10 | 1'07.649 |
29 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 10 | 1'08.466 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- | *19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 7 | 3Laps |
- | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 7 | 3Laps |
- | *62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 2'08.872 (7/10) 162.22km/h
- CarNo.19は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1(危険なドライブ行為)により、競技結果に32秒を加算した。
- CarNo.17は、2017 FIA-F4選手権統一規則第19条2(規定外のコースの走行)により、競技結果に32秒を加算した。
- CarNo.80は、2017 FIA-F4選手権統一規則第19条5(他のドライバーへの妨害)により、競技結果に32秒を加算した。
- CarNo.62は、2017 FIA-F4選手権統一規則第4項4.1)(車両重量不足)により、失格とした。
角田祐毅会心のポール・トゥ・フィニッシュ!
FIA-F4選手権第11戦の決勝が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が終始トップを快走し、今季通算3勝目を挙げた。
第11戦決勝は午後4時35分より10周で行われた。最初の1コーナーを制したのはポールの角田。その後方では予選3位の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が予選2位の#39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)に競り勝って2位に浮上、予選5位の#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)もポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)をかわし、浦田を追い上げていく。
序盤から独走状態に持ち込もうとした角田だったが、宮田は離されずについていき、9周目のシケイン立ち上がりでの角田のミスに乗じてテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。しかし角田も要所要所をきっちり押さえて宮田に付け入る隙を与えず、終始トップのままで10周を走りきり、今季3勝目をものにした。宮田は2位ながら笹原とのポイント差を縮めることに成功、シリーズ連覇の望みをつないだ。
その後方では浦田と大湯が接近戦を繰り広げていたが、9周目の1コーナーで大湯が大外から浦田に並びかけると、そのままS字コーナーまで並走した挙句に両者は接触、浦田はその場でリタイヤし、大湯もフロントサスにダメージを負うという後味の悪い結果となった。それでも大湯は最後まで後続の笹原を押さえきり、表彰台の一角に滑り込んだ。
次戦第12戦決勝は27日朝8時5分より、同じく10周で行われる。
- 第11戦優勝 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
-
序盤は余裕がありましたが、タイヤなどのセッティングの影響で後半きつくなっちゃって。(9周目の)シケインの立ち上がりでミスをしたために宮田選手が追いついてきましたが、あの距離だったら大丈夫だろうと思い、1コーナーをきっちりブロックして、最後まで押さえきれたのは良かったと思います。ぶっちぎろうと思いましたが、3秒は無理でした。序盤のペースのままならもう少しは、とは思いますけど。明日もきっちりスタートを決めて、今回のレース内容も踏まえてきっちり勝ちたいと思います。3番グリッドの大湯選手が練習から好調なので僕としては2番グリッドの笹原選手よりも大湯選手を意識しています。
- 第11戦2位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
-
スタートで浦田選手の前に出られたことが2位につながりました。その後は角田選手の後ろでセクター1の走り方などを見ながら走っていました。最後の1コーナーで追いつきましたが、あれがもう少し手前のコーナーだったら抜けたかもしれません。もちろん勝ちたかったですけど、2位表彰台ということで最低限の結果は出せたし、笹原選手とのポイント差も縮めることができたので、いいレースをできたと思います。終盤は角田選手に追いついていけたので、そういう面で自分の成長を実感できました。予選から決勝にかけて、僕自身の走り方を改善しようと考えていました。アベレージタイムも安定していたし、明日に向けてのレースの組み立て方も考えられる状況でしたので、今日の結果を明日につなげて少しでもポイント差を縮められるように頑張ります。
- 第11戦3位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
-
(浦田選手とのバトルについて)1コーナーから僕がアウト側で並走していました。片輪がダートに落ちるとこまで寄せられてしまいましたが、それほどスピードが落ちなかったのでもう一度並び返しました。そのままS字の二つ目まで行ったら、僕を押し出すような寄せてきたため、僕のフロントタイヤと彼のリヤタイヤが当たってしまいました。接触の影響はだいぶあったと思います。フロントが全然入らない状態になって笹原選手に追いつかれてしまいました。もう何周か残っていたら抜かれたかもしれません。ラストラップのシケインはブレーキングで負けなければ抜かれないと思いました。明日は角田選手が相当手強いと思います。宮田莉朋選手も序盤離されていましたから。今日はミスをしたので追いつかれたと言っていましたが、普通に走っていれば速い選手です。笹原右京くんも2番手につけていて、難しい戦いになりますけど、3人ともホンダなので、お互いいいレースができればと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Photo: Yoshinori OHNISHI
GTアソシエイションは26日、スーパーGTの公式予選を控えた午前に定例の記者会見を行った。今回は最後の1000kmということで、板東正明代表取締役社長が1000kmの思い出を中心に、来季のカレンダー、今シーズンの感想などを語った。
- 最後の1000kmについて、シリーズの存在意義と思い出
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「96年から1000kmとしてやってきて、スーパーGTとしてもポッカ1000kmとしてシリーズ戦の中で開催してきました。モビリティランドの思いと我々の思いとシリーズ戦の1000kmとしての思いがあります。モビリティランドさんのほうは、来年は第47回という10時間に変更になり、継続した大会名称の歴史を持ちながら続いていきます。シリーズ戦の一環としての鈴鹿の1000kmは、折り返しであり、ウェイトが載り、距離の長さ、さらなるポイントが加算され、スーパーGTのなかでは大事な役目を担っていました。3人目のドライバーとして若手の育成など、我々がやってきた歴史が今回で終わりということは思い入れがあります」
- 来シーズンのカレンダーについて
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「8月のは富士は500マイルになります。8月末にはGT300が参加する鈴鹿の10時間があり、GT3のエンジンオーバーホール、消耗品を含めて、10時間を考慮した上で、距離管理についてはマニファクチャーと話をし、どういう風にしていくか考えたいと思います」
- ここまでのレースの振り返えりと後半に向けて
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「我々とNSX-GTの8号車、55号車のスポンサーのオートバックスが富士でダブルウインし、後半戦に向けて拮抗してきたと思います。GT300のほうも、GT3とマザーシャシーを含むJAF-GTなど得意コースと不得意コースがはっきりとわかれています。全体的にはFIA-GT3が上にとは思っています。開発能力と車両作りというのはGT3は優れていますが、ものづくりということで金銭的にはかなわない25号車が努力してるのは面白いと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーGTのシリーズ戦として開催される最後の鈴鹿1000kmでポールを獲得したのはコンドーレーシング!!
2017オートバックス スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が従来のコースレコードを約コンマ4秒上回る1'47.074を記録し、今季初のポールポジションを獲得した。GT300クラスも#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)が82kgものウェイトハンデを物ともせず1'57.543のコースレコードを叩き出してポールポジションをもぎ取った。
公式予選は午後2時35分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。ドライコンディションの下、両クラスとも激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
予選Q1
今回の Q1で最大の注目点は#16MOTUL MUGEN NSX-GTのタイムアタックを第3ドライバーのジェンソン・バトンが担当したことだろう。バトンは残り時間7分を切ったところでコースインすると、1’48.588とまずまずのタイムを記録するが、チェッカー寸前に#12
ヤン・マーデンボロー(カルソニックIMPUL GT-R)がバトンをコンマ09秒上回ったために9位に転落、惜しくもQ2進出はならなかった。
一方、トップタイムはチェッカー直前に1’47.576を記録した#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)。2番手には#19関口雄飛(WedsSport ADVAN LC500)がつけた。
GT300クラスはルーキーの#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)が1'58.680でトップ。#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が2位につけた。
予選Q2
GT500クラスは#12安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)、#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)、#46本山哲(S Road CRAFTSPORTS GT-R)の3台のニッサンGT-Rが接戦を繰り広げる中に#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が割って入る展開となり、従来のコースレコードである1'47.456を大幅に上回る1'47.074を叩き出したオリベイラがポール。国本が2番手につけ、ヨコハマタイヤ勢がフロントローを独占することになった。
3位には#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)がつけた。
GT300クラスは61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、#60飯田章(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)、#18中山友貴(UPGARAGE BANDOH 86)とめまぐるしくトップが入れ替わる展開となったが、最後の最後に1'57.543と唯一57秒台のタイムを記録した#25山下健太(VivaC 86 MC)が昨年牧野任祐が#2ロータスエヴォーラで記録したコースレコード1'57.811を上回って先週のスーパーフォーミュラ第4戦に続き、2週連続でポールポジションを獲得した。2位には#18中山、そして3位には#5坂口夏月(マッハ車検MC86 GTNET)がつけ、終わってみればMC86の1-2-3という結果になった。
最後の鈴鹿1000km、第6戦決勝は明日午後0時30分より173周(1000km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 21'30.975 |
2 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 10 | 0.625 |
3 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 3.994 |
4 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 4.519 |
5 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 10 | 4.927 |
6 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 6.836 |
7 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 10 | 9.128 |
8 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 9.497 |
9 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 10 | 10.501 |
10 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 10 | 13.684 |
11 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 10 | 14.302 |
12 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 10 | 16.949 |
13 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 18.157 |
14 | 27 | 八巻 渉 | アキランドイーグルF110 イーグルスポーツ | DL | 10 | 20.035 |
15 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 10 | 22.012 |
16 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 10 | 22.476 |
17 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 10 | 23.458 |
18 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 10 | 24.234 |
19 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 10 | 24.588 |
20 | 29 | 太田 達也 | イディア・玉三郎・佐藤製作所 自動車工房ミスト | DL | 10 | 25.418 |
21 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 10 | 33.398 |
22 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 10 | 36.617 |
23 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 10 | 41.808 |
24 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 10 | 45.653 |
25 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 10 | 1'02.156 |
26 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 10 | 1'05.491 |
27 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 10 | 1'10.557 |
28 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 10 | 1'12.474 |
29 | *86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 10 | 1'54.719 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 8 | 2Laps |
- | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 8 | 2Laps |
- | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 7 | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo.8 角田裕毅(SRS/コチラレーシング) 2'08.822 (4/10) 162.28km/h
- CarNo.86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章2.e)(黄旗区間の危険なドライブ行為)により、競技結果に42秒を加算した。
■GT500 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 1'48.191 | R1'47.074 |
2 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 1'47.582 | R1'47.269 |
3 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 1'48.407 | 1'47.648 |
4 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'48.224 | 1'47.812 |
5 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'47.588 | 1'47.977 |
6 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 1'47.576 | 1'48.202 |
7 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 1'48.499 | 1'48.244 |
8 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 1'48.196 | 1'48.713 |
9 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 1'48.588 | |
10 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 1'48.825 | |
11 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 1'49.002 | |
12 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 1'49.146 | |
13 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'49.196 | |
14 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 1'49.229 | |
15 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 1'50.120 | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'47.456)を更新しました。
■GT300 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 1'59.565 | R1'57.543 |
2 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 1'59.563 | 1'58.000 |
3 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗
| マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 1'58.680 | 1'58.146 |
4 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 1'59.479 | 1'58.235 |
5 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 1'59.492 | 1'58.581 |
6 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 1'58.906 | 1'58.742 |
7 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 1'59.172 | 1'58.774 |
8 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 1'59.189 | 1'58.816 |
9 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'59.115 | 1'58.967 |
10 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 1'59.564 | 1'59.175 |
11 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 1'59.170 | 1'59.514 |
12 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 1'59.556 | 1'59.671 |
13 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 1'59.517 | 1'59.681 |
14 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'59.336 | 1'59.853 |
15 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 1'59.586 | |
16 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'59.614 | |
17 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.670 | |
18 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 1'59.781 | |
19 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 1'59.939 | |
20 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 1'59.992 | |
21 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 2'00.018 | |
22 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 2'00.022 | |
23 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 2'00.044 | |
24 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 2'00.233 | |
25 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アルグスト・ファルス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 2'00.292 | |
26 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 2'01.110 | |
27 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.293 | |
28 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.653 | |
29 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.869 | |
30 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 2'03.677 | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'57.811)を更新しました。
■GT500 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | R1'47.074 | - | - | 195.241 |
2 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | R1'47.269 | 0.195 | 0.195 | 194.886 |
3 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 1'47.648 | 0.574 | 0.379 | 194.200 |
4 | 64 | 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'47.812 | 0.738 | 0.164 | 193.904 |
5 | 46 | 本山 哲 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'47.977 | 0.903 | 0.165 | 193.608 |
6 | 100 | 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 1'48.202 | 1.128 | 0.225 | 193.205 |
7 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 1'48.244 | 1.170 | 0.042 | 193.130 |
8 | 37 | ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 1'48.713 | 1.639 | 0.469 | 192.297 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'47.456)を更新しました。
■GT300 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 25 | 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | R1'57.543 | - | - | 177.852 |
2 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 1'58.000 | 0.457 | 0.457 | 177.163 |
3 | 5 | 坂口 夏月 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 1'58.146 | 0.603 | 0.146 | 176.944 |
4 | 4 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 1'58.235 | 0.692 | 0.089 | 176.811 |
5 | 51 | 中山 雄一 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 1'58.581 | 1.038 | 0.346 | 176.295 |
6 | 60 | 飯田 章 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 1'58.742 | 1.199 | 0.161 | 176.056 |
7 | 10 | 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 1'58.774 | 1.231 | 0.032 | 176.008 |
8 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 1'58.816 | 1.273 | 0.042 | 175.946 |
9 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'58.967 | 1.424 | 0.151 | 175.723 |
10 | 33 | スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 1'59.175 | 1.632 | 0.208 | 175.416 |
11 | 88 | 織戸 学 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 1'59.514 | 1.971 | 0.339 | 174.918 |
12 | 50 | 都筑 晶裕 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 1'59.671 | 2.128 | 0.157 | 174.689 |
13 | 21 | 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 1'59.681 | 2.138 | 0.010 | 174.674 |
14 | 30 | 永井 宏明 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'59.853 | 2.310 | 0.172 | 174.424 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'57.811)を更新しました。
■GT500 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 1'47.576 | - | - | 194.330 |
2 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 1'47.582 | 0.006 | 0.006 | 194.319 |
3 | 46 | 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'47.588 | 0.012 | 0.006 | 194.308 |
4 | 24 | 佐々木 大樹 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 1'48.191 | 0.615 | 0.603 | 193.225 |
5 | 37 | 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 1'48.196 | 0.620 | 0.005 | 193.216 |
6 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'48.224 | 0.648 | 0.028 | 193.166 |
7 | 17 | 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 1'48.407 | 0.831 | 0.183 | 192.840 |
8 | 12 | ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 1'48.499 | 0.923 | 0.092 | 192.676 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 16 | ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 1'48.588 | 1.012 | 0.089 | 192.519 |
10 | 36 | 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 1'48.825 | 1.249 | 0.237 | 192.099 |
11 | 6 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 1'49.002 | 1.426 | 0.177 | 191.787 |
12 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 1'49.146 | 1.570 | 0.144 | 191.534 |
13 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'49.196 | 1.620 | 0.050 | 191.447 |
14 | 1 | 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 1'49.229 | 1.653 | 0.033 | 191.389 |
15 | 8 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 1'50.120 | 2.544 | 0.891 | 189.840 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
■GT300 Class
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 5 | 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 1'58.680 | - | - | 176.148 |
2 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 1'58.906 | 0.226 | 0.226 | 175.813 |
3 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'59.115 | 0.435 | 0.209 | 175.504 |
4 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 1'59.170 | 0.490 | 0.055 | 175.423 |
5 | 10 | 富田 竜一郎 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 1'59.172 | 0.492 | 0.002 | 175.420 |
6 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 1'59.189 | 0.509 | 0.017 | 175.395 |
7 | 30 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'59.336 | 0.656 | 0.147 | 175.179 |
8 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 1'59.479 | 0.799 | 0.143 | 174.970 |
9 | 51 | 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 1'59.492 | 0.812 | 0.013 | 174.951 |
10 | 21 | リチャード・ライアン | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 1'59.517 | 0.837 | 0.025 | 174.914 |
11 | 50 | 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 1'59.556 | 0.876 | 0.039 | 174.857 |
12 | 18 | 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 1'59.563 | 0.883 | 0.007 | 174.847 |
13 | 33 | 藤井 誠暢 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 1'59.564 | 0.884 | 0.001 | 174.845 |
14 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 1'59.565 | 0.885 | 0.001 | 174.844 |
---- 以上Q2進出 ---- |
15 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 1'59.586 | 0.906 | 0.021 | 174.813 |
16 | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'59.614 | 0.934 | 0.028 | 174.772 |
17 | 2 | 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.670 | 0.990 | 0.056 | 174.690 |
18 | 9 | ジョノ・レスター | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 1'59.781 | 1.101 | 0.111 | 174.529 |
19 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 1'59.939 | 1.259 | 0.158 | 174.299 |
20 | 87 | 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 1'59.992 | 1.312 | 0.053 | 174.222 |
21 | 52 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 2'00.018 | 1.338 | 0.026 | 174.184 |
22 | 111 | 山下 亮生 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 2'00.022 | 1.342 | 0.004 | 174.178 |
23 | 55 | 高木 真一 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 2'00.044 | 1.364 | 0.022 | 174.146 |
24 | 26 | クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 2'00.233 | 1.553 | 0.189 | 173.872 |
25 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 2'00.292 | 1.612 | 0.059 | 173.787 |
26 | 117 | 井出 有冶 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 2'01.110 | 2.430 | 0.818 | 172.613 |
27 | 360 | 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.293 | 2.613 | 0.183 | 172.353 |
28 | 48 | 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.653 | 2.973 | 0.360 | 171.843 |
29 | 22 | 和田 久 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.869 | 3.189 | 0.216 | 171.538 |
30 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 2'03.677 | 4.997 | 1.808 | 169.031 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
角田今季2度目の連続ポール!!
FIA-F4選手権第11戦、第12戦の公式予選が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、昨年のこのレースでこのカテゴリーにデビューした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が第7戦、第8戦SUGOに続いて連続ポールを獲得した。
FIA-F4の公式予選は通常朝一番の走行となることが多い。しかし今回はスーパーGTの公式練習終了後の午前11時45分に開始されることになった。またこの日の鈴鹿は早朝から激しい雨が降り、金曜日までの専有走行で付いていたラバーを洗い流してしまったため、路面コンディションの変化が予選を難しいものにしたようだ。
さらに開始10分で#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)が立体交差下でクラッシュしたことにより赤旗中断となったことで、タイムアタックのチャンスを逸したドライバーたちもいた。
前回の富士大会で連続ポールを獲得している#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)は区間ベストを連発して西ストレートを戻ってくる途中で赤旗が提示されたことにより、タイヤ性能のピークをうまく使うことができず、ベストタイムで5番手に終わる結果になった。それでも再開後にセカンドベスト3番手のタイムを記録したことで第2レースに望みをつないだ。
ポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)はGTのラバーによるグリップも向上を期待していたが、雨の影響もあり期待通りの効果を実感することなく、2分8秒6前後のタイムを連発。これによりベストタイムでは4位に止まったが、セカンドベストでは2位に入り、連続表彰台の期待がかかる。
そうした中、角田はベストタイム2'08.338、セカンドベスト2'08.360と頭一つ抜け出た状況で連続ポールを獲得。それでもまだ本人はミスがあったといい、あとコンマ1、2秒は詰められたと悔しがる。
またデビュー2年目の#39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)は予選再開後に2'08.464を叩き出し、終盤一気に2位に食い込んできたものの、こちらも燃料搭載量をギリギリに絞ってアタックをおこなった影響でもう1周のアタックができず、セカンドベストでは中団以降に埋もれる結果となった。それでも初のフロントロースタートとなる第11戦決勝では優勝を目指して闘志を燃やす。
注目の第11戦決勝は午後4時30分から、第12戦決勝は明日午前8時5分から、それぞれ10周で行われる。
- 第11戦予選PP、第12戦予選PP #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
-
少しミスもあったので、もう少しいけたかな?という感じで、あまり満足のいく予選ではありませんでしたが、二つともポールポジションが取れたのは良かったです。大湯選手がセクター1、セクター2でベストタイムを出していましたが、そこで赤旗が出て助かったなと思いました。決勝はスタートをバッチリ決めて、後ろを3秒以上離せるように頑張りたいです。
- 第11戦予選2位 #39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)
-
タイヤの一番いいところを使えたのが良かったです。最初にタイムアタックに入った周で赤旗が出てしまい、一旦ピットに入って、もう一度出ていったらS字の上りあたりからグリップし始めたので少しペースを落とし、スプーンから加速し始めて、130Rで少し戻し、シケインを立ち上がり重視で出ていって、で一周まとめたらあのタイムが出ました。もう一周いきたかったんですが、前に詰まってしまったのと、ガソリンがギリギリだったため、できませんでした。コース上でガス欠したらペナルティを受けるので、諦めました。予選再開後にまだタイヤのグリップが残っていたのはラッキーでした。
決勝はスタートを決めたいです。もう一回気を引き締めて臨みます。
- 第11戦予選3位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
-
今週はずっとうまく走れておらず、トップとのコンマ1秒、コンマ2秒という差をずっと詰めきれていないのが悔しいです。今朝の雨の影響はそれほど気になりませんでしたが、今年初めてGTが走った後に予選をやったので、路面コンディションの変化に合わせきれませんでした。最初のアタックのあと、もうちょっとタイムが出るかと思ってプッシュしている最中に赤旗が出ました。あそこでセカンドベストタイムが出せていたかなとは思います。今日の決勝は3番手スタートですし、まずは当たらずに前に行くことだけ考えて走りたいと思います。
- 第12戦予選2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
-
昨日までマシンバランスで苦しんでいて、角田選手だけ上にいる状況でした。そこから徐々に徐々に良くなってきていましたが、あと僅か足りませんでした。明日はフロントローで、今日は4番手ですが、セカンドローまでに入れたのは悪くはないかなと思います。GTの走行の影響は思ったほどありませんでした。もう少しグリップが上がると期待していたんですが、意外と普通でした。今朝雨が降ったのが影響したのかもしれませんね。
- 第12戦予選3位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
-
普通にぶっちぎりでポールが取れたと思っていたんですが赤旗に阻まれてしまいました。レースなのでこういうことも起きるとわかってはいましたけど、勿体無かったです。タイヤ性能のピークの時にいかにしてタイムを出すかが重要なので、それを踏まえて作戦を立て、うまく決まりかけていたところでの赤旗中断でしたので、惜しいというか勿体無かった。1レース目は5番手なので、スタートを決めないといけないと思いますし、状況を見て焦らず、着実に順位を上げていって、隙があればトップを狙えるような組み立て方をしていきたいですね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.360 | - | - | 162.864 |
2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.612 | 0.252 | 0.252 | 162.545 |
3 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.683 | 0.323 | 0.071 | 162.455 |
4 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 2'08.753 | 0.393 | 0.070 | 162.368 |
5 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 2'08.898 | 0.538 | 0.145 | 162.184 |
6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 2'08.910 | 0.550 | 0.012 | 162.169 |
7 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.959 | 0.599 | 0.049 | 162.107 |
8 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 2'08.959 | 0.599 | 0.000 | 162.107 |
9 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 2'08.997 | 0.637 | 0.038 | 162.060 |
10 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 2'09.000 | 0.640 | 0.003 | 162.056 |
11 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 2'09.074 | 0.714 | 0.074 | 161.963 |
12 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 2'09.092 | 0.732 | 0.018 | 161.940 |
13 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 2'09.177 | 0.817 | 0.085 | 161.835 |
14 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 2'09.269 | 0.909 | 0.092 | 161.719 |
15 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 2'09.353 | 0.993 | 0.084 | 161.614 |
16 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 2'09.402 | 1.042 | 0.049 | 161.554 |
17 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 2'09.431 | 1.071 | 0.029 | 161.516 |
18 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 2'09.488 | 1.128 | 0.057 | 161.445 |
19 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 2'09.489 | 1.129 | 0.001 | 161.444 |
20 | *27 | 八巻 渉 | アキランドイーグルF110 イーグルスポーツ | 2'09.565 | 1.205 | 0.076 | 161.349 |
21 | 29 | 太田 達也 | イディア・玉三郎・佐藤製作所 自動車工房ミスト | 2'09.714 | 1.354 | 0.149 | 161.164 |
22 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 2'10.100 | 1.740 | 0.386 | 160.686 |
23 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 2'10.209 | 1.849 | 0.109 | 160.551 |
24 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 2'10.346 | 1.986 | 0.137 | 160.382 |
25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 2'10.692 | 2.332 | 0.346 | 159.958 |
26 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 2'10.826 | 2.466 | 0.134 | 159.794 |
27 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 2'10.826 | 2.466 | 0.000 | 159.794 |
28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 2'12.071 | 3.711 | 1.245 | 158.288 |
29 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 2'13.041 | 4.681 | 0.970 | 157.134 |
30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'13.756 | 5.396 | 0.715 | 156.294 |
31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 2'14.654 | 6.294 | 0.898 | 155.251 |
32 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 2'15.644 | 7.284 | 0.990 | 154.118 |
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.406)予選通過 ---- |
- CarNo.27は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1.3(危険なドライブ行為)により、ベストラップを削除し、3rdベストラップタイムを採用した。
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 11 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.338 | - | - | 162.892 |
2 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 2'08.464 | 0.126 | 0.126 | 162.732 |
3 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 2'08.489 | 0.151 | 0.025 | 162.700 |
4 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.490 | 0.152 | 0.001 | 162.699 |
5 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.501 | 0.163 | 0.011 | 162.685 |
6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 2'08.719 | 0.381 | 0.218 | 162.410 |
7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 2'08.777 | 0.439 | 0.058 | 162.338 |
8 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 2'08.784 | 0.446 | 0.007 | 162.329 |
9 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 2'08.907 | 0.569 | 0.123 | 162.173 |
10 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 2'08.921 | 0.583 | 0.014 | 162.156 |
11 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 2'08.935 | 0.597 | 0.014 | 162.138 |
12 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 2'08.953 | 0.615 | 0.018 | 162.115 |
13 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 2'09.047 | 0.709 | 0.094 | 161.997 |
14 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 2'09.132 | 0.794 | 0.085 | 161.890 |
15 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 2'09.239 | 0.901 | 0.107 | 161.756 |
16 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 2'09.288 | 0.950 | 0.049 | 161.695 |
17 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 2'09.333 | 0.995 | 0.045 | 161.639 |
18 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 2'09.386 | 1.048 | 0.053 | 161.572 |
19 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 2'09.416 | 1.078 | 0.030 | 161.535 |
20 | 29 | 太田 達也 | イディア・玉三郎・佐藤製作所 自動車工房ミスト | 2'09.529 | 1.191 | 0.113 | 161.394 |
21 | *27 | 八巻 渉 | アキランドイーグルF110 イーグルスポーツ | 2'09.565 | 1.227 | 0.036 | 161.349 |
22 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 2'10.055 | 1.717 | 0.490 | 160.741 |
23 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 2'10.172 | 1.834 | 0.117 | 160.597 |
24 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 2'10.249 | 1.911 | 0.077 | 160.502 |
25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 2'10.589 | 2.251 | 0.340 | 160.084 |
26 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 2'10.766 | 2.428 | 0.177 | 159.868 |
27 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 2'10.938 | 2.600 | 0.172 | 159.658 |
28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 2'11.703 | 3.365 | 0.765 | 158.730 |
29 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 2'11.893 | 3.555 | 0.190 | 158.501 |
30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'13.396 | 5.058 | 1.503 | 156.715 |
31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 2'14.533 | 6.195 | 1.137 | 155.391 |
32 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 2'15.602 | 7.264 | 1.069 | 154.166 |
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.203)予選通過 ---- |
- CarNo.27は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1.3(危険なドライブ行為)により、ベストラップを削除し、2ndベストラップタイムを採用した。
オートバックス スーパーGT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が開幕。公式練習が8月26日午前に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)、GT300クラスは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)がそれぞれトップタイムを記録した。
伝統の「夏の1000キロ」は来年から装いも新たに鈴鹿10時間耐久レースとして生まれ変わる。スーパーGTとしてはこれが最後の開催だ。そういった意味でも注目の鈴鹿大会だが、今回はさらに#16MOTUL MUGEN NSX-GTの第3ドライバーに元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが、そして#19WedsSport ADVAN LC500の第3ドライバーには小林可夢偉が起用されるなど、見所満載な一戦となっており、すでにパドックパスやグランドスタンドのV席などが完売になる盛況ぶりだ。
そうした中、公式練習は朝9時20分より1時間45分で行われた。26日の鈴鹿は朝から強い雨が降ったため、走行開始時の路面はウェット。しかしすでに空は晴れてきていたため、走行が進むにつれて路面はどんどん乾いていき、中盤以降はスリックで支障なく走行できる状態となった。
序盤にトップに立ったのは#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)。ハーフウェットの路面で1’59.212、1’56.083と着実にタイムを上げていったが、完全なドライコンディションになると#16武藤英紀/中嶋大祐/ジェンソン・バトン組(MOTUL MUGEN NSX-GT)、#24佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)らのヨコハマタイヤ勢が台頭。開始43分で#24佐々木大樹が1'49.806でトップに立つと、#16武藤英紀も混走終了直前に1’49.284を記録してトップに浮上した。
専有走行が始まっても#24佐々木が1'48.677までタイムを縮めて再びトップに立ったが、チェッカー提示直後のラップで#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'48.560と佐々木をわずかに上回ってトップで走行を終えた。2位は佐々木の#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R、3位には千代勝正が1'48.678を記録した#46S Road CRAFTSPORTS GT-Rがつけた。
バトンは専有走行でも予選シミュレーションを担当したが1分50秒台にとどまり、#16 MOTUL MUGEN NSX-GTは5位で走行を終えている。
GT300クラスも専有走行終了間際に#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)が1'59.357を記録してトップ。#33藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)が2位、#51中山雄一/坪井翔組(JMS P.MU LMcorsa RC F GT3)が3位だった。
なお#35ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム組(ARTO 86 MC 101)はセッション中盤に2コーナー出口でクラッシュ、赤旗中断の原因となっており、午後の出走が危ぶまれる状況だ。
スーパーGT第6戦の公式予選はこのあと午後2時35分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 44 | 1'48.560 | - | - | 192.568 |
2 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 1'48.677 | 0.117 | 0.117 | 192.361 |
3 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'48.678 | 0.118 | 0.001 | 192.359 |
4 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 1'49.203 | 0.643 | 0.525 | 191.434 |
5 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 ジェンソン・バトン | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 1'49.284 | 0.724 | 0.081 | 191.292 |
6 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 26 | 1'49.463 | 0.903 | 0.179 | 190.980 |
7 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 84 | 1'49.711 | 1.151 | 0.248 | 190.548 |
8 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 62 | 1'49.782 | 1.222 | 0.071 | 190.425 |
9 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'49.819 | 1.259 | 0.037 | 190.361 |
10 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 86 | 1'49.839 | 1.279 | 0.020 | 190.326 |
11 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 1'50.025 | 1.465 | 0.186 | 190.004 |
12 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 1'50.237 | 1.677 | 0.212 | 189.639 |
13 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'50.544 | 1.984 | 0.307 | 189.112 |
14 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 1'50.650 | 2.090 | 0.106 | 188.931 |
15 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 小林 可夢偉 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 26 | 1'50.849 | 2.289 | 0.199 | 188.592 |
■GT300クラス
46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'59.357 | - | - | 175.149 |
2 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 40 | 1'59.400 | 0.043 | 0.043 | 175.085 |
3 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 2'00.010 | 0.653 | 0.610 | 174.195 |
4 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 近藤 翼 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 2'00.181 | 0.824 | 0.171 | 173.948 |
5 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 100 | 2'00.273 | 0.916 | 0.092 | 173.815 |
6 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 2'00.283 | 0.926 | 0.010 | 173.800 |
7 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ クリスチャン・クリエン | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 2'00.303 | 0.946 | 0.020 | 173.771 |
8 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 2 | 2'00.348 | 0.991 | 0.045 | 173.706 |
9 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 2'00.358 | 1.001 | 0.010 | 173.692 |
10 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 2'00.362 | 1.005 | 0.004 | 173.686 |
11 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 2'00.395 | 1.038 | 0.033 | 173.638 |
12 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 2'00.476 | 1.119 | 0.081 | 173.522 |
13 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 密山 祥吾 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 2'00.525 | 1.168 | 0.049 | 173.451 |
14 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 38 | 2'00.541 | 1.184 | 0.016 | 173.428 |
15 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 2'00.683 | 1.326 | 0.142 | 173.224 |
16 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 50 | 2'00.769 | 1.412 | 0.086 | 173.101 |
17 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 玉中 哲二 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 2'00.836 | 1.479 | 0.067 | 173.005 |
18 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 34 | 2'00.882 | 1.525 | 0.046 | 172.939 |
19 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 山西 康司 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 2'01.068 | 1.711 | 0.186 | 172.673 |
20 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 2'01.115 | 1.758 | 0.047 | 172.606 |
21 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 アウグスト・ファルフス | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 34 | 2'01.171 | 1.814 | 0.056 | 172.526 |
22 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 影山 正美 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.509 | 2.152 | 0.338 | 172.047 |
23 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 植田 正幸 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 2'01.651 | 2.294 | 0.142 | 171.846 |
24 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 2'01.670 | 2.313 | 0.019 | 171.819 |
25 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 2'01.749 | 2.392 | 0.079 | 171.707 |
26 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 2'01.773 | 2.416 | 0.024 | 171.674 |
27 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 2'01.837 | 2.480 | 0.064 | 171.583 |
28 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'02.308 | 2.951 | 0.471 | 170.923 |
29 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'03.110 | 3.753 | 0.802 | 169.809 |
30 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 2'12.605 | 13.248 | 9.495 | 157.650 |
株式会社モビリティランドは25日、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmを翌日に控えた鈴鹿サーキットで、来年度に開催される「第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース』」のタイヤサプライヤーに「PIRELLI」が決定したことを発表した。

鈴鹿10時間耐久レースは、2018年8月23日(木)~26日(日)の4日間で新たに行われるGT300・GT3の世界統一選。賞金総額は1億円と参加者にとっても魅力的なレースとなっている。
このレースで2018年~2019年の2年間供給されるピレリタイヤは、ブランパンGTシリーズを始めとするGTレースではワンメークで採用されるGTでは主要なブランドだ。国内のスーパーGTでは使われていないため、GT300クラス各チームの対応力が問われることになりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラの第4戦がツインリンクもてぎで行われ、Q1が雷雨に見舞われ大波乱となった予選の後、2番手スタートからトップに立った小林 可夢偉(KCMG)が、ピットでのタイムロスで惜しくも順位を落とし、それでも自身最高位タイとなる2位表彰台を獲得。3位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS) が入り、前戦に続く今季2度目の表彰台。17番手と後方スタートから追い上げた石浦 宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が4位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。

2位でフィニッシュした小林可夢偉(左)と3位で連続表彰台獲得のフェリックス・ローゼンクヴィスト(右)
8月19日(土)と20日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」が開催された。
全7戦で戦われる2017年シーズンのスーパーフォーミュラも、折り返しの4戦目を迎えた。今季のスーパーフォーミュラはここまでの3大会4レースで全て異なる勝者という、近年のスーパーフォーミュラを象徴するような激戦が繰り広げられており、今大会は後半戦を占う意味でも非常に重要な一戦。
今大会は昨年のもてぎ大会に続き、通常使われているスペックのタイヤに加え、グリップ向上によるタイムアップと引き替えにライフの短いスペックのソフトタイヤが導入され、決勝レースでは両方のスペックを使用することが義務づけられた。このソフトタイヤを、予選と決勝でどう使うかが重要なレースとなった。
予選
8月19日(土)前夜は雨が降ったものの、午前中のフリー走行はドライコンディションで実施。昼には太陽も顔を見せたが、スーパーフォーミュラの予選が行われる午後3時が近づくにつれ、空は一気に黒い雲に覆われ、雷鳴も聞こえる状況に。気温25度、路面温度29度というコンディションだったが、セッション開始4分前にはコースの一部で雨がぱらつき始め、ウェット宣言が出された。
それでも各車路面が濡れる前にと全車ソフトタイヤを装着してピットロードに並び、午後3時のQ1開始と共にコースイン。しかし、タイヤを暖め、本格的なアタックに入る前に雨脚は強まり、一気に路面はウェットコンディションに。それ以上のタイムアップは図れないと判断したチームからレインタイヤに交換し再アタックに向かった。
しかし、更に強まる雨脚で、コース上は走る車両から水煙が高々と舞い上がるような状況となり、レインタイヤでもタイムアップはならず。最初のアタックのタイムでほぼQ1の順位は決定。石浦が17番手、国本 雄資(P. MU / CERUMO・INGING)が18番手、大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が19番手でQ1を終えることとなってしまい、ここ2年のチャンピオン、チャンピオンチームの2台がQ1落ちするという大波乱のセッションとなってしまった。
Q1終了後、更に雲は厚さを増すと共に雨脚は更に強まり、まるで夜のような暗さに。視界不良のため、Q2、Q3を含むこの日の残りの走行は全てキャンセルとなり、Q2とQ3は翌日20日(日)の朝に行われることとなった。
翌20日(日)は曇り空ながらドライコンディションとなり、朝から蒸し暑い中で、午前9時から当初30分間予定されていたフリー走行を10分間へ短縮し、その後午前9時20分よりQ2(7分間)が気温29度、路面温度32度というコンディションで実施された。
セッション開始直後は2台がコースインしたが、他の車両は残り6分を切ったあたりから全車ソフトタイヤを装着してコースイン。直前に行われたフリー走行でトップタイムをマークした山下 健太(KONDO RACING)がこれまでのコースレコードを上回る好タイムをマークし2番手につけると、小林が1分31秒台に入れて山下をかわし、2番手へ。一方、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はアタックラップに入るところでブレーキ不調を訴えピットイン。関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)もタイムを伸ばせず、関口が10番手、中嶋一貴が12番手、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が13番手、ロッテラーが最後尾14番手で、トムスとインパルの4台がQ2敗退となってしまった。
午前9時37分から7分間で実施されたQ3も、残り6分ほどでコースイン。まず小林がトップタイムをマークするも、山下がこれを0.075秒上回るタイムをマーク。ルーキーの山下がトップフォーミュラ参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。
小林が2番手で続き、2015年の第5戦オートポリス以来となる自身最高位グリッドで最前列に並ぶことに。ニック・キャシディ(KONDO RACING)が5番手、ローゼンクヴィストが6番手と3列目に並んで決勝レースをスタートすることとなった。このローゼンクヴィストまでの上位6台は全てコースレコードを更新する速さと僅差の予選となった。
決勝
予選の後、もてぎの開設20周年イベントが行われた正午前後には雨が降り路面を濡らしたが、まもなく雨は止み、決勝スタート前にはほぼドライコンディションに。注目のタイヤ選択は、ポールポジションの山下、2番手の小林はソフト。後方から追い上げる他のトヨタ勢はミディアムを選択と作戦が分かれた。
午後2時10分、52周で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの山下は、出だしは良かったものの加速が鈍り、3位へ後退。首位に立った小林が一気に逃げる展開となった。
小林は1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。一方、後方ではソフトタイヤ装着組が猛烈な勢いでポジションアップ。追い越しの難しいもてぎでのフォーミュラレースながら、各所で追い越しが見られるエキサイティングなバトルが展開された。
3位走行中の山下は先陣を切り、9周終了でピットイン。その後、他の車両もピットインしていき、順位が目まぐるしく入れ替わった。
レースが折り返しに近づいた25周目に3位につけていたローゼンクヴィスト、翌周その後方にいたキャシディがピットイン。首位を逃げる小林と2位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)との差は15秒ほどで推移し、28周目にガスリーがピットインした後も小林はソフトタイヤのまま周回を続け、34周終了でピットイン。そのまま首位でコースへ戻れるかと思われた。
しかし、小林は右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ガスリーに次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。
その後は、ミディアムタイヤに交換した小林を、ソフトタイヤに換えたローゼンクヴィストとキャシディが攻め、三つ巴での2位争いが展開された。
波乱の予選で後方スタートとなってしまったトヨタ勢は苦戦を強いられたが、その中で、17番手スタートとなった石浦が健闘。ミディアムタイヤでスタートし、最後までピットを遅らせる作戦に出た。40周目終了でピットインした石浦は、7位でコースへ復帰したが、新しいソフトタイヤの優位性を活かし、他の車両よりも1周当たり2秒近く速いラップタイムで猛烈な追い上げを開始。次々に前を行く車両をパスしていった。
小林は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。ローゼンクヴィストが3位で、前戦富士に続いての連続表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも3位に浮上。
石浦は終盤、山下、キャシディもパスし、13台抜きの4位でフィニッシュ。ランキング首位の座を守った。キャシディと山下は5位、6位で共にポイント獲得。14番手スタートから猛烈な追い上げを見せたロッテラーは、途中ライバル車に追突、ドライブスルーペナルティを受けながらも終盤再度追い上げ、8位で1ポイント獲得を果たした。

3位に入り2戦連続の表彰台獲得となったフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS #7)

前半独走も2位でフィニッシュした小林可夢偉(KCMG #18)
- KCMG 18号車 ドライバー 小林可夢偉:
-
レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった。そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった。あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった。レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい。
- SUNOCO TEAM LEMANS 7号車 フェリックス・ローゼンクヴィスト:
-
2度目の表彰台を獲得出来て嬉しい。ピエール(ガスリー)と同じ戦略でミディアムタイヤでのスタートを選択したが、彼は非常に速く、逆に私はオーバーステア症状に苦しみ、離されてしまった。しかし、その一方で、バトルを楽しむことが出来たレースだった。3位でフィニッシュ出来たというのは驚きだ。もちろん選手権争いのことを考えても良い結果だが、個人的にはタフなレースだった。ピットでタイヤを交換した直後、ブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまったので、その後は振動に苦しんだ。苦しいレースだったが、それだけに3位でフィニッシュ出来て良かった。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は20日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ルーキーのピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)が52周・1時間24分26秒817で初優勝した。
昼頃降った雨も上がり、フォーメーションラップの始まる午後2時10分には路面はほぼドライとなった。上位陣の多くはソフトタイヤを選択したが、予選4位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)はミディアムを選択してレースはスタート。
ポールポジションの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)は動き出しは良かったが、ホイールスピンが多く伸びず、1コーナーでトップに立ったのは予選2位の小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)。山下は予選3位の野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)、予選4位のガスリーにもパスされ4位に。しかしソフトタイヤを履く山下はすかさずミディアムタイヤのガスリーをパスし3位に順位を回復。
トップに立った小林は、0秒3~0秒5速いタイムを刻み、2位以下を突き放しつつ、独走状態でレース序盤は進行。
一方、3位の山下は2位の野尻に前をふさがれていたため9周を終わってピットイン。ソフトからミディアムにタイヤを交換。野尻も17周でピットインし、ソフトからミディアムにタイヤを交換すると3位にはミディアムタイヤでスタートしたガスリーが上がってきた。
トップの小林はソフトタイヤで引っ張り、34周を終わってピットイン。ここで小林に悲劇が襲う。なんと右リアタイヤの交換に手間取りピットストップに30秒を要することとなり、28周終わりでミディアムからソフトタイヤに交換したガスリーの先行を許すこととなった。
この間、ミディアムタイヤで引っ張り予選17位からトップを走っていた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が40周を回ってピットインすると、ガスリーがトップに立ち、2位は可夢偉。3位にはミディアムタイヤでペースの上がらない山下をパスしてきたソフトタイヤのフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が迫る。さらにその後には4位のニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)が続く。
上位3人はこの順位でゴールを迎え、ガスリーは2位を大きく引き離し52周を走って参戦4戦目にして初優勝。2位には3位ローゼンクヴィストの追撃を振り切った可夢偉が入った。
タイヤ交換後にトップから7位まで落ちた石浦はソフトタイヤで猛チャージ。前を走る野尻、山下を抜き去り50周目の90度コーナーではキャシディをも抜き去り4位でゴール。貴重な選手権ポイントを追加し、ドライバーズ選手権のリーダーを守った。
5位にはキャシディ、ポールポジションの山下は6位でレースを終えた。
第5戦は舞台を大分県のオートポリスに移し、9月10日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 52 | 1:24'26.817 |
2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 52 | 18.583 |
3 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 52 | 19.507 |
4 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 20.195 |
5 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 26.089 |
6 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 39.339 |
7 | *36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 52 | 40.898 |
8 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 52 | 47.104 |
9 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 52 | 49.690 |
10 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 52 | 57.342 |
11 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 52 | 1'02.439 |
12 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 52 | 1'09.515 |
13 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 52 | 1'11.322 |
14 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 1'16.868 |
15 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'17.410 |
16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 1'18.764 |
17 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 52 | 1'34.662 |
---- 以上規定周回数(90% - 46Laps)完走 ---- |
- | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 42 | 10Laps |
- | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 30 | 22Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 塚越広大(Real SF14) 1'34.259 (2/10) 183.38km/h
- CarNo.36は、2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.違反によりドライビングスルーペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は20日、ツインリンクもてぎで昨日荒天のため延期されたノックアウト予選Q2、Q3を行い、ルーキーの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)がポールポジションを獲得した。
昨日からの雨も上がり、10分間のフリー走行が行われる午前9時にはサーキットには薄日も差してきた。
そのフリー走行でトップタイムを記録したのは山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)。
Q2ではコースレコードの1分32秒321を更新する1分31秒888をたたき出した野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)がトップに立ち、2位に1分31秒900の小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、3位に1分32秒006の山下と続きここまでがレコードを更新。
Q3でもこの3人がしのぎを削る。山下が「Q2がよくなかったので不安だった。Q3でも1コーナーでタイヤがロックした」と1分32秒030でQ2のタイムを更新できず。しかし、小林と野尻も「1コーナーがおかしかった。アンダーが出た」と口をそろえ、2人ともタイムが伸びず。結果、山下がルーキーイヤー参戦4年目で初のポールポジションを獲得することとなった。
4位にはピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)、5位にはニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)、6位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が入った。
「スタートが不安」という山下がスタートを決められるのか? ベテラン勢が背後から襲いかかるのか? 決勝は本日20日、午後2時10分より52周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | 1'41.010 | R1'32.006 | R1'32.030 |
2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | 1'41.077 | R1'31.900 | R1'32.105 |
3 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'44.069 | R1'31.888 | R1'32.112 |
4 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'41.489 | 1'32.345 | R1'32.129 |
5 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | 1'39.764 | 1'32.389 | R1'32.171 |
6 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'42.196 | 1'32.612 | R1'32.264 |
7 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'43.221 | 1'32.544 | 1'32.360 |
8 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'41.218 | 1'32.521 | 1'32.721 |
9 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'42.821 | 1'32.656 | |
10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'43.420 | 1'32.720 | |
11 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | 1'42.354 | 1'33.060 | |
12 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'43.473 | 1'33.086 | |
13 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'42.851 | 1'33.566 | |
14 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'42.367 | 1'46.235 | |
15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'44.209 | | |
16 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'44.858 | | |
17 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'45.272 | | |
18 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'45.795 | | |
19 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'48.649 | | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | R1'32.030 | - | - | 187.819 |
2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | R1'32.105 | 0.075 | 0.075 | 187.666 |
3 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'32.112 | 0.082 | 0.007 | 187.652 |
4 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | R1'32.129 | 0.099 | 0.017 | 187.617 |
5 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | R1'32.171 | 0.141 | 0.042 | 187.531 |
6 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | R1'32.264 | 0.234 | 0.093 | 187.342 |
7 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.360 | 0.330 | 0.096 | 187.148 |
8 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.721 | 0.691 | 0.361 | 186.419 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'31.888 | - | - | 188.109 |
2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | R1'31.900 | 0.012 | 0.012 | 188.084 |
3 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | R1'32.006 | 0.118 | 0.106 | 187.868 |
4 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.345 | 0.457 | 0.339 | 187.178 |
5 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.389 | 0.501 | 0.044 | 187.089 |
6 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.521 | 0.633 | 0.132 | 186.822 |
7 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.544 | 0.656 | 0.023 | 186.776 |
8 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'32.612 | 0.724 | 0.068 | 186.638 |
---- 以上Q3進出 ---- |
9 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.656 | 0.768 | 0.044 | 186.550 |
10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'32.720 | 0.832 | 0.064 | 186.421 |
11 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 1'33.060 | 1.172 | 0.340 | 185.740 |
12 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.086 | 1.198 | 0.026 | 185.688 |
13 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.566 | 1.678 | 0.480 | 184.736 |
14 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'46.235 | 14.347 | 12.669 | 162.705 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.321)を更新しました。
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/20) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.525 | - | - | 186.814 |
2 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.585 | 0.060 | 0.060 | 186.693 |
3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'32.660 | 0.135 | 0.075 | 186.542 |
4 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'32.717 | 0.192 | 0.057 | 186.427 |
5 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.771 | 0.246 | 0.054 | 186.319 |
6 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.846 | 0.321 | 0.075 | 186.168 |
7 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'32.893 | 0.368 | 0.047 | 186.074 |
8 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.916 | 0.391 | 0.023 | 186.028 |
9 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.939 | 0.414 | 0.023 | 185.982 |
10 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'32.968 | 0.443 | 0.029 | 185.924 |
11 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.177 | 0.652 | 0.209 | 185.507 |
12 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.222 | 0.697 | 0.045 | 185.417 |
13 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.658 | 1.133 | 0.436 | 184.554 |
14 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'34.041 | 1.516 | 0.383 | 183.802 |
15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'34.195 | 1.670 | 0.154 | 183.502 |
16 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'34.468 | 1.943 | 0.273 | 182.972 |
17 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 1'34.647 | 2.122 | 0.179 | 182.626 |
18 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'35.104 | 2.579 | 0.457 | 181.748 |
19 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'36.779 | 4.254 | 1.675 | 178.602 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権は19日、ツインリンクもてぎで公式予選Q1が始まったが、開始直後から降り始めた大粒の雨のため大混乱。早々にソフトタイヤでタイムを出したニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)がトップに立ったが、視界不良のため本日中のQ2、Q3続行は困難と判断され、明日に持ち越された。
ノックアウト予選は午後3時より始まった。上空の雲は厚くなり雨が降り始める中、全車早めにタイムを出そうとソフトタイヤを履いてピットロードに並び開始と同時にコースイン。
徐々に雨脚が強まる中、計測1周目からタイムアタックを敢行したのはコンドーレーシングの2人を筆頭に多くのドライバー。ニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)が1分39秒764でトップに立つと、2位には山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)が続く。
しかし、塚越広大(REAL SF14)、山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、国本雄資(同4)、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がソフトタイヤでアタックを始めた頃には状況はさらに悪化。トラックはフルウエットとなった。これを見て、ウェットタイヤに履き替えタイムアタックを試みるもののタイムアップはならず、この5人はQ1での敗退を余儀なくされた。
Q1終了後には上空はさらに暗くなり場内には雷鳴がとどろく。主催者は本日の走行は困難と判断し、Q2、Q3は明日に持ち越されることが発表された。
3位には小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、4位・中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING SF14)、5位・ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)、6位・フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)と続いている。
明日の予定は、チーム関係者と協議の上、以下のように発表された。
- 9:00~9:10 フリー走行
- 9:20~9:27 ノックアウトQ2
- 9:37~9:44 ノックアウトQ3
Text: Yoshinori OHNISHI
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/19) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.764 | - | - | 173.259 |
2 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.010 | 1.246 | 1.246 | 171.121 |
3 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.077 | 1.313 | 0.067 | 171.008 |
4 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'41.218 | 1.454 | 0.141 | 170.770 |
5 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 | Honda HR-417E | 1'41.489 | 1.725 | 0.271 | 170.314 |
6 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'42.196 | 2.432 | 0.707 | 169.135 |
7 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 | Honda HR-417E | 1'42.354 | 2.590 | 0.158 | 168.874 |
8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'42.367 | 2.603 | 0.013 | 168.853 |
9 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'42.821 | 3.057 | 0.454 | 168.107 |
10 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'42.851 | 3.087 | 0.030 | 168.058 |
11 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | Honda HR-417E | 1'43.221 | 3.457 | 0.370 | 167.456 |
12 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'43.420 | 3.656 | 0.199 | 167.134 |
13 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'43.473 | 3.709 | 0.053 | 167.048 |
14 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 | Honda HR-417E | 1'44.069 | 4.305 | 0.596 | 166.091 |
---- 以上Q2進出 ---- |
15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | 1'44.209 | 4.445 | 0.140 | 165.868 |
16 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 | Honda HR-417E | 1'44.858 | 5.094 | 0.649 | 164.842 |
17 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'45.272 | 5.508 | 0.414 | 164.193 |
18 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'45.795 | 6.031 | 0.523 | 163.382 |
---- 以上基準タイム(107% - 1'46.747)予選通過 ---- |
19 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'48.649 | 8.885 | 2.854 | 159.090 |
スーパーフォーミュラ第4戦の行われているツインリンクもてぎでJRPが主催する恒例のサタデーミーティングが行われ、今回から投入されたシーズン2基目となるアップデートエンジンについてトヨタから永井洋治氏が、ホンダから佐伯昌浩氏が出席してその概要について語った。
- 永井洋治氏(トヨタテクノクラフト株式会社TRD開発部)
-
「結果だけ見ると前半はいい感じで折り返せました。勝者も毎回代わってるしタイヤの使い方でチームは苦労している。今回のアップデートのタマはだいぶ仕込んだんですが、信頼性との兼ね合いで無理はしていません。今年は性能を上げたときに耐えられる仕様となっていて、まだまだ適合で引き出せる部分はあります」
- 佐伯昌浩氏(株式会社本田技術研究所HRD Sakura)
-
「前半は勝ってないので我々に足りない部分や、タイヤをうまく使えなかった部分もあると思います。アップデートですが、今年は417Eということで強化しました。富士のセクター3で遅れていたので、中低速域、ピックアップ、アンチラグを生かせるような開発をしました。ドライバーからもいいコメントをもらっています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は19日、ツインリンクもてぎで1回目のフリー走行を行い、ソフトタイヤを履いた小暮卓史(B-Max Racing team SF14)が1分32秒598でトップタイムを記録した。
午後からの公式予選をにらんだフリー走行1回目は9時40分より1時間で行われた。天候は曇りで時折小雨が落ちウェット宣言が出されたが、セッションを通してコースはドライコンディションで終始した。
このレースでは通常のミディアムタイヤに加えてソフトタイヤ3セットが供給された。開始早々いくつかのチームが皮むきのためソフトタイヤを履いたが1周を回ってピットイン。ノックアウト予選の3セッションでソフトタイヤ3セットを使用するのがノーマルな戦略と思われたが、残り20分を切ったあたりで小暮卓史(B-Max Racing team SF14)と大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がソフトタイヤでタイムアタックを敢行。
ソフトタイヤのパフォーマンスは強力で、小暮がこのセッションで1分32秒598をたたき出しトップタイムを記録。大嶋も1分32秒598で2位でセッションを終えた。
ミディアム勢でトップタイムを記録したのはルーキーの山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14)。1分32秒998と大嶋のソフトタイヤのタイムに迫り3位に付けた。
4位には伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、5位・石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、6位・小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)と続いている。
公式予選は本日19日、午後3時よりノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2017/08/19) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 1'32.598 | - | - | 186.667 |
2 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'32.878 | 0.280 | 0.280 | 186.104 |
3 | 4 | 山下 健太 | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.988 | 0.390 | 0.110 | 185.884 |
4 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'33.103 | 0.505 | 0.115 | 185.654 |
5 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.208 | 0.610 | 0.105 | 185.445 |
6 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'33.219 | 0.621 | 0.011 | 185.423 |
7 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.272 | 0.674 | 0.053 | 185.318 |
8 | 3 | ニック・キャシディ | FUJI x raffinee KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'33.276 | 0.678 | 0.004 | 185.310 |
9 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.306 | 0.708 | 0.030 | 185.250 |
10 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.318 | 0.720 | 0.012 | 185.226 |
11 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.333 | 0.735 | 0.015 | 185.197 |
12 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.349 | 0.751 | 0.016 | 185.165 |
13 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.358 | 0.760 | 0.009 | 185.147 |
14 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.393 | 0.795 | 0.035 | 185.078 |
15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'33.477 | 0.879 | 0.084 | 184.911 |
16 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'33.482 | 0.884 | 0.005 | 184.902 |
17 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.567 | 0.969 | 0.085 | 184.734 |
18 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'33.626 | 1.028 | 0.059 | 184.617 |
19 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.640 | 1.042 | 0.014 | 184.590 |
軽自動車の祭典K4-GPは12日、富士スピードウェイでメーンイベントの1000㎞レースを行い、10時間余りを走ってTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)が優勝した。
今年もお盆恒例の真夏の祭典K4-GP 1000kmレースが昨日の500kmに続き富士スピードウェイで行われた。
クラスはGP-1(AT車両)、GP-2(量産ベースのハコ車換算850cc未満)、GP-3(量産ベースのハコ車換算850cc以上)、GP-4( R車両換算850cc未満)、GP-5(R車両換算850cc以上)の5つ。軽自動車のエンジン搭載車なら町乗りのナンバー付きから、カーボンモノコック製の車両まで参加可能だ。ドライバーは国内・国際ライセンスも不要。講習を受けてK4-GPのライセンスを取得すれば参加することができる。
午前8時、前日からの雨も上がり、恒例の仮装した走者がドライバーに駆け寄る変則ル・マンスタートにより、セーフティーカー先導のスタートが切られた。
序盤レースをリードしたのはsara-R(ss☆μ銀座メンタルクリニック)。2位にエフメイトヤマハ(チームエフメイト静岡)が付ける。しかしこの2台が開始2時間あたりで最初のピットインを行うとトップに浮上したのは3位を走っていた昨日の500km優勝のフォーMira-1(ゆらたく屋)。ドライバーはF3チャンピオンの小河諒だ。
レース中盤、徐々に順位を上げてきた優勝候補最右翼のTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)が2位に浮上。トップ・フォーMira-1をドライブする高橋一穂と、2位・TEAM-T弐号機FK-4をドライブする加藤寛規のスーパーGTでペアを組む2人がテールトゥノーズの争いを演じる見せ場を作った。
その後、トップを走るフォーMira-1はガソリンスタンドの渋滞とシートベルトのトラブルにより後退。TEAM-T弐号機FK-4が後続を大きく離してトップに立ち、2位にはエフメイトヤマハ、3位にはsara-Rが繰り上がってきた。
レース終盤、燃費の問題なのか2位のエフメイトヤマハと3位のsara-Rがスローダウン。これを見て4位まで順位を回復していた由良拓也がドライブするフォーMira-1がペースアップ。10~20秒以上速いタイムで一時は1周近くあった差を詰め始める。
残り10分を切ったところでは、なんとトップを走るTEAM-T弐号機FK-4がステアリングのトラブルで緊急ピットイン。しかし、後続と大きく差があり、この場で修理不能と判断しそのまま送り出した。手負いのTEAM-T弐号機FK-4はなんとか残り周回を走りきり10時間レースをトップでゴール、総合優勝を飾ることとなった。
2位争いは劇的な結末だった。4位を走るフォーMira-1は最終ラップでついに前を走る2台を射程に捉えた。そして最終コーナーを立ち上がってストレートに出たところで相次いで2台をパス。総合2位でゴールすることに成功した。同3位にはエフメイトヤマハが、同4位にはsara-Rが入った。
TEAM-T弐号機FK-4は今年2月に行われた7時間レースでも勝利し冬夏2連覇。K4-GPでは通算4勝目を飾った。
総合5位にはGP-3クラス優勝のマキタスピードIDI速心びびお(マキタスピードK耐チーム)が、総合6位にはGP-2クラス優勝のMarks53(Marks)が、総合15位にはGP-4クラス優勝のフェラーリF70スペチアーレ(シーワンレーシング)が、総合74位にはGP-1クラス優勝のCASTLEワークス(エムシーラインFT)が入った。

ドライバーに駆け寄る仮装走者

いよいよ1000km/10時間レースのスタートが切られた

1コーナーに入るマシンたち

フォーMira-1(後方)とTEAM-T弐号機FK-4(手前)の争い

総合優勝したGP-5クラスのTEAM-T弐号機FK-4(TEAM-T弐号機)

総合2位GP-5クラスのフォーMira-1(ゆらたく屋)

総合3位GP-5クラスのエフメイトヤマハ(チームエフメイト静岡)

総合4位GP-5クラスのsara-R(ss☆μ銀座メンタルクリニック)

総合5位GP-3クラス優勝のマキタスピードIDI速心びびお(マキタスピードK耐チーム)

総合6位GP-2クラス優勝のMarks53(Marks)

総合15位GP-4クラス優勝のフェラーリF70スペチアーレ(シーワンレーシング)

総合74位GP-1クラス優勝のCASTLEワークス(エムシーラインFT)
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

ピットアウトする大城一

優勝チームのドライバー
軽自動車の祭典K4-GPが11日、富士スピードウェイで開幕し初日の500kmレースは由良拓也/大城一/小河諒組が優勝した。
午後1時、GP-1クラス(AT車両)8台、GP-2クラス(量産ベースのハコ車NA)26台、GP-3クラス(量産ベースのハコ車ターボ)28台、GP-4クラス(R車両NA)2台、GP-5クラス10台(R車両ターボ)合計74台が参加してSCカー先導によるスタートが切られた。5時間後の午後6時にゴールを迎える。スタート時の天候は曇り、後半は小雨が降るコンディションでレースは行われた。
スタート数周でトップに立ったのはF3チャンピオンの小河諒がドライブするフォーMira-1(ゆらたく屋)。ミーティング欠席のドライビングスルーペナルティーを受け一時は後退するものの他を圧倒するスピードで再びトップに返り咲くと、ドライバーを大城一に交代した。
大城は全車をラップダウンして由良拓也にドライバーチェンジすると、終盤2位のチームに詰められるもののこのチームがガス欠で後退したため、結局2位以下を2ラップちぎってゆらたく屋チームがぶっちぎりでの初優勝を飾った。
優勝車両のフォーMira-1は童夢が提唱したF20(リストリクター20mm)規格のマシンで由良立樹氏の設計。F20構想が消滅したためダイハツミラのエンジンに載せ替えK4-GPマシンに転用。参戦3年目で頂点に立った。
12日はいよいよメーンイベントの1000kmレースが行われ、午前8時にスタート。10時間後の午後6時にゴールを迎える。
Text & Photo: Yoshinri OHNSIHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第5大会が、8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催され、川合孝汰・平木玲次・平木湧也の3人が参戦した。
今季2回目の開催となる、このハイスピードコースは湧也に優勝経験があり、また第3戦では3人揃って入賞を果たすなど、チームにとって相性もいい。シリーズ後半戦の大量得点に向け、弾みをつけるにはまたとないステージでの活躍に期待がかかる。
予選 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
前大会のSUGOの練習走行から3人とも確実な進化が見られ、今回の富士大会でも更なる進化を目指してサーキット入り。走り初めとなる木曜日の専有走行では、いずれもセッションごとにタイムを縮め、特に川合は3セッションのすべてでトップ10につけ、セッション2では2番手につけた。金曜日の練習走行においても、早朝のセッション1では揃って自己ベストを更新するなどいい感触を得ていた。
今回の予選は、後半にタイヤが温まり、燃料も軽くなったところでのアタックを狙ったことから、燃料をセーブするためにコースオープンと同時にコースインをせずに、4分ほど待機した後、3人はコースへと送り出された。
しかし、いざアタック開始というタイミングで、目の前にはジェントルマンドライバーの集団が。湧也はその集団をうまくかわしたものの、かわしきれずクリアが取れない状態での走行となった川合と玲次はクールダウンを行いつつ、間隔を広げていく。そうして間合いを保つことでアタックとなったものの、タイヤのピークを使うことが難しい予選となった。
それでも、湧也は第9戦を5番手、第10戦も5番手から臨むこととなり川合は6番手、7番手とトップグループの後に付くポジションとなった。しかし、上位につけたドライバーがペナルティで3グリッド降格となったため、第9戦はひとつずつポジションを上げる。予選中、ほとんどクリアがとれなかった玲次は、第9戦を17番手、第10戦を18番手から挑むこととなった。

決勝第9戦 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
上空には灰色の雲が浮かぶものの、雲の切れ間からは強い日差しが注がれ、汗ばむようなコンディションとなった第9戦決勝レース。湧也と川合は予選の直後にポジションアップとなったのは前述のとおりながら、さらにポールシッターがマシントラブルでリタイアというアナウンスがあり、ふたりの前にいるマシンは2台だけとあって、またとないチャンスが舞い込んだ。
ともに好スタートを切り、1コーナーには3番手、4番手で飛び込んでいく。そして、いきなり5台でのトップグループが形成され、激しい攻防の中、4周目の1コーナーで川合が5番手に。上位の2台が逃げていく中、湧也は3番手を保ち続けていたが、6周目に4番手に。その後、湧也は7番手、川合が6番手をキープし周回を重ねたが11周目の13コーナーで川合は縁石に乗り、姿勢を乱してしまったため、7番手でチェッカー。湧也は5番手でレースを終えた。
一方、玲次は前を行く車両をとらえ続け、8周目には12番手まで浮上。最終ラップにはもう1台を抜いて11番手に。さらに先行していた車両のペナルティによる降格があったため、ひとつ順位を上げて10位入賞を果たすこととなった。その結果、5位の湧也、7位の川合とともに、トリプル入賞を果たした。

決勝第10戦 8月6日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
この日もドライコンディションが保たれ、そつなくスタートを切った湧也だったが、1コーナーまでに6番手に。そして川合はホイールスピンが大きく、2台に先行されて10番手となる。しかし、2周目に1台が順位を落としたことから9番手に上がり、前の車両から遅れることなく、川合は逆転のチャンスを待った。
一方、湧也も4番手を争う4台の集団の中で激しいバトルを繰り広げながら、やはり逆転のチャンスを待ち続け、コーナーでは差を詰めるも、ストレートで引き離されてしまう。必死に堪え続けたのだが、14周目の1コーナーでついに限界が訪れ、7番手に。そして、その1周前、湧也を含む4番手争いの集団に追いついたことから、いよいよ勝負と前の車両を1コーナーでアウトから抜こうとした川合だったが、並んで前に出たところで追突されてコースアウト。マシンにダメージを負うも、なんとか完走をという執念が実って、21位でチェッカーを受けた。そして湧也は7位でフィニッシュ。
18番手スタートだった玲次は、またしてもオーバーテイクショーを披露していた。11周目には13番手に上がり、さらに13周目には川合
を巻き込んだアクシデントもあったことから、11番手まで浮上し、入賞まであと一歩のところでチェッカーとなった。
結果以上に、大きな収穫がそれぞれにあった第5大会富士。次の戦いは3週間後に控えた鈴鹿となる。残る戦いは少なくなってきただけに、なんとか記録だけでなく、記憶にも残る大会としてくれることが大いに期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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常時クルマのバランスも良く、ドライバーが常に攻められる状態ではあったが、思いの外ストレートスピードが伸びず、レースを通して幾つかの対応策を試してみたが決勝では決め手を欠いてしまった。鈴鹿では十分戦えると思うので、ドライバー自身も今持つパフォーマンスを最大限に出し切って貰いたい。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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第9戦ではチームメイトとのバトルを含め、レースの組み立ては今までよりもうまくできたと思います。ただ、その直後に自分のミスで13コーナーの縁石に乗り過ぎて、ダートに出てしまい、6位が確実だったところでひとつ順位を下げてしまったことが、残念でした。第10戦はスタートでホイールスピンが大きくて、クルマが前に進んでいかない状況で抜かれてしまったのですが、その後は前のクルマに引っ張って行ってもらう状態で、4番手集団を追いかけていって、最後の4周ぐらいで勝負をかける予定でした。実際、詰まったので1コーナーの立ち上がりでうまく合わせられて、外から抜き去ったんですが横から当てられてしまって。リタイアせずに済んだのは良かったのですが、それが本当に悔やまれます。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
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予選は、ずっと前と後ろと争ってしまい、クリアも取れない状況で、グリッドも下位に沈んでしまいました。ここは今回いちばんの反省点です。レースウィークを通じ、ずっと調子が良くない中、そう行った流れを引きずってしまったのは僕の責任で、そこは今後変えていかなくてはならないところだと思います。第9戦はなんとか10位まで上がることができたので、内容的には良かったです。1台ずつ上がれたというのは、ポジティブな面だったと思います。第10戦も順調に上げられたのですが、中盤にバトルになった時、一発で仕留められず前との距離も空いてしまったので、それがなければ、もうふたつぐらい上げられたかもしれません。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
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このレースウィークを通じて調子はけっこう良くて、コーナー自体はまわりとほとんど変わらなかったと思います。ただ、ストレートで離されてしまって厳しい戦いでした。なかなか難しい中で、自分のできることは精いっぱいやったつもりですし、その中でベストな結果も出せたと思っています。ただ、もうひとつ、もうふたつ前に行きたいという気持ちはありました。第9戦はグリッドも前の方でしたが、トップグループについていくのがやっとで、かなり厳しかったです。第10戦もセット変更も行なって賭けてみたのですけど、なかなか難しかったです。とはいえ今シーズンの中では、前が見えてきたという印象も強く、次の鈴鹿もこの流れのまま、うまく詰めていきたいと思っています。
Le Beausset Motorsports

D'station Racing(#33)
D'station Porscheは追い上げ8位。GULF NAC PORSCHE 911は5位に
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911 GT3RでD'station Racing(#33)より参戦する2017年のスーパーGT GT300クラス第5戦(富士スピードウェイ)の決勝において、8位入賞を果たし、3ポイントを獲得しました。もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は5位に入賞いたしました。
真夏の一戦であり多くの観衆が訪れるスーパーGT第5戦、D'station Porsche(#33)は、藤井誠暢とともに、第4戦SUGOからステアリングを握る2015年のポルシェ カレラカップ ジャパンのチャンピオンである元嶋佑弥がコンビを組んで参戦した。事前のテストから富士スピードウェイで好調だったD'station Porscheは、この一戦で上位入賞を狙った。
8月5日(土)に行われた公式予選では、上位グリッドを狙うべく、元嶋がノックアウト予選Q1を担当。ただ、コンディションによってパフォーマンスが左右される僅差のスーパーGTの予選で、元嶋は1分39秒003というタイムをマークするも、Q2進出までわずかに届かず。18番手から決勝レースを戦うことになった。
酷暑のなかでのレースとなった8月6日(日)の決勝レースは午後3時33分にスタートが切られた。同じく富士スピードウェイで開催された第2戦でD'station Porscheは高い決勝ペースを誇っていたものの、今回は序盤からライバルたちも速く、スタートドライバーを務めた藤井はなかなかポジションを上げることができなかった。そこでチームは、混戦のなかでのタイムロスを避け、クリアな状態でラップを刻むことができるよう、20周を終えて藤井をピットに戻し、ドライバー交代を実施。かつリヤタイヤのみを交換しピット作業時間を短縮する作戦に出た。
41周というロングスティントを担当することになった元嶋だが、チームの信頼に応え、トップと互角のペースでラップを重ねた。ライバル勢のトラブルやピットインにも乗じ、ポイント圏内に浮上した元嶋は、50周目には#11 メルセデスをオーバーテイク。さらに55周目には#18 86MCをかわすなどポジションを上げて最後は8位でフィニッシュし、見事チームの期待に応えた。作戦変更が的中したD'station Porscheは第3戦以来のポイント獲得で、藤井は現在20ポイントとなりランキング8位につけている。
もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、公式予選から速さをみせ、峰尾恭輔が14番手でQ1通過を果たすと、予選Q2でジョノ・レスターが7番手グリッドを獲得する。決勝レースでも上位を戦ったGULF NAC PORSCHE 911は、27周を終えスタートドライバーのレスターから峰尾に交代。素早いピット作業と、ミスのない峰尾の走りで5位フィニッシュ。レスター/峰尾組は藤井から1ポイント差のランキング9位に着けた。
次のスーパーGTレース 第6戦は、8月27日に三重県の鈴鹿サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。
スーパーGT GT300クラス 2017年 第5戦 富士スピードウェイ 結果
1位 No.55 ARTA BMW M6 GT3(62周)
2位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(61周)
3位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(61周)
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5位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(61周)
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8位 No.33 D'station Porsche(61周)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第8戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年8月6日(日)に開催いたしました。
天候:曇り 路面:ドライ 気温:28度/路面温度:34度
PCCJ第8戦のスターティンググリッドは、前日の5日(土)に行われた予選で記録されたセカンドベストタイムで決定された。ポールポジションは#23 フィリップ・ハンプレヒトで、2番手は今回スポット参戦(PCCJ賞典外)となる#15 タナルト・サティエンティラクルと、ともにPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中のドライバーがフロントグリッドを独占。3番手は2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一、4番手は今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであり第6戦、第7戦と連勝中の#17 上村優太。そして、ジェントルマンクラスのポールポジションとなる5番手には、2015年ジェントルマンクラス王者であり現在ランキングトップの#9 武井真司が着ける。
12時05分、FSWオフィシャルカーとしてポルシェ ジャパンから贈呈されたポルシェ パナメーラ4Sに先導されてフォーメーションラップが開始され、グリッドに戻った全車が整列するとシグナルがブラックアウトになり、一斉にスタートが切られる。
好スタートを見せたのは、昨日の第7戦でポールポジションながらジャンプスタートのミスを犯してしまった#23 ハンプレヒト。4番手スタートの#17 上村も好スタートを切るが、1コーナーで行き場を失い5番手に順位を落としてしまう。その後方では3台が絡むアクシデントが発生し、コースサイドにマシンがストップしたため数周に渡ってイエローフラッグが振られることになる。この状況下でも、2位以下との差をうまくコントロールしながら一度もトップを譲らずに優勝を飾った#23 ハンプレヒトは、「昨日のスタート失敗があったので、今日は慎重に行ってグッドスタートが切れました。その後は、後方との差を広げるために攻めました。優勝を飾れて嬉しいです」と語る。
2位争いは、#15 サティエンティラクル、#17 上村、#89 三笠、#9 武井の4台で展開された。「今日もスタートに失敗して順位を落としましたが、三笠選手を攻略することができ2位でフィニッシュできて良かったです」と、#15 サティエンティラクルは2戦連続の2位獲得を喜んでいた。ラスト2ラップに#89 三笠をオーバーテイクし、3位となった#17 上村は「前を行く三笠選手の動きを見て、ここしかないと思い14周目で仕掛けて前に行くことができました。でも、トップ争いができなかったのは悔しいです」とレースを振り返る。一方、#17 上村に敗れて4位に終わった#89 三笠は、「レース前半はペースが良かったのですが、サティエンティラクル選手に抜かれてしまい抜き返そうとしたときにタイヤを傷めてしまい後半は厳しくなってしまいました。それで、上村選手を抑えきれずに抜かれてしまいました」と悔しさを滲ませた。
ジェントルマンクラスは#9 武井の7戦連続優勝となったが、「今日は若手2人と互角のバトルを展開できたので、自分の実力を示すことができたと思っています」と総合5位となったレースを振り返る。そして2位表彰台を獲得した7番手グリッドからスタートの#77 浜崎 大は、「後ろから追い上げられてくるプレッシャーと暑さで辛いレースでしたが、ゴールまでジェントルマンクラス2位の座を守るために必死に走りました」と語る。3位となった11番手グリッドスタートの#2 田島剛は、「スタートで少しでも前に行こうと決めていたのですが、その通りにポジションアップできたので順位を守るために集中して走った結果が3位でした」とレースを振り返る。以降、4位は#32 永井秀貴、5位は#98 IKARI、6位は#63 長嶋重登という結果になった。
PCCJ第9戦は8月26日(土)に予選、27日(日)に決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で開催される。今年最初の鈴鹿でのレースとなるが、#17 上村と#89三笠の若手ドライバー対決が注目される。ジェントルマンクラスは、8連勝中の#9武井が連勝記録をさらに延ばせるのかに期待したい。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース