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2014年7月

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 優勝会見(GT500 & GT300クラス)

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GT500クラス #1立川 祐路(ZENT CERUMO RC F)
 「ライトウェットでのマシンバランスが悪くて、予選は後方に沈んでしまいました。決勝はドライでのマシンバランスとチームの判断が良かった結果だと思います。序盤、平手選手が十分なマージンを築いてくれたので、僕は再度降ってきた雨とGT300クラスのマシンを抜くときに注意をするだけでした。次戦の富士は、前回GTRにやられているので、シリーズ後半に向け盛り返すためにもぜひ獲りたいですね」
GT500クラス #1平手 晃平(ZENT CERUMO RC F)
 「スタートを担当しましたが、フォーメーション中に雨が降ってきたのには戸惑いました。即座にピットインした車もいましたが、後方ポジションでタイミングを逃したという感じです。結果としてはこれが良かったと思います。思いどおりの走りができ、立川選手には十分といえる20秒のマージンを築くことができましたので、交替してからは安心して見ていました。シリーズ後半に向けて、前半をいい形で締めくくれました。また産まれた子どもにいいプレゼントができました」
GT300クラス #88織戸 学(マネパ ランボルギーニ GT3)
 「久々の優勝で本当に嬉しいです。チーム、スポンサー、特にヨコハマタイヤには感謝したいと思います。青木選手とランボルギーニで勝つことを目標にしてきましたが、ようやく実現できました。チームの天候の読みと、タイヤ無交換作戦が功を奏した形ですが、悪天候の中、勝利の天使(女神?)が降りてきたんだと思います。終盤のコースアウトは無線で皆が喋るので、それが気になってブレーキングポイント逃しました(笑)。富士はこの勢いで表彰台に乗っちゃうかもしれないですね」
GT300クラス #88青木 孝行(マネパ ランボルギーニ GT3)
 「予選は交互に担当しているんですが、今回は僕の番でした。インターミディエイトタイヤを使い切ってしまって9番手スタートでしたが、結果的にはこれが良かったと思います。周りを見て落ち着いてレースができました。ミスなく走って織戸選手に渡すことができれば、いい位置にいくとは思っていましたが、まさか優勝するとは思いませんでした。タイヤ無交換作戦が当たったと思います。織戸選手は速すぎるくらいのペースでした。コンビ組んで3年目ですが、やっと勝てました。荒れたレースで勝つのはチームの総合力と思います。次戦富士はストレートが長いので苦戦しそうですが、この流れで乗り切りたいと思います」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 荒れる天候を制したのは#1ZENT RC F。GT300は#88ランボルギーニが8年ぶりの勝利!!

2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝が7月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
雨が降ったりやんだりという難しいコンディションで大荒れのレースとなったが、終始一貫してスリックタイヤで走り続けた#1ZENT CERUMO RC F(立川祐路/平手晃平組)が今季初勝利をものにした。
GT300クラスもめまぐるしく順位の入れ替わる激しい展開となったが、#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/青木孝行組)のベテランコンビがこれを制した。
(天候:曇り>雨>曇り コース:セミウェット>ウェット 観客動員数:予選/9,000人 決勝/28,000人 述べ入場者数37,000人)

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公式予選日から天候に翻弄された今週末、スーパーGT決勝もまた雨に翻弄される荒れたレースとなった。
公式予選終了後、雨は一旦やみ、ところどころ川の流れた状態ではあったものの、レコードラインはほぼ乾いていたためGT500クラスは全車が、GT300クラスも殆どのクルマがスリックタイヤを選択してスタートに臨んだ。

スタート時刻は午後2時。定刻にローリングを開始したが、そのとたんに雨がぽつぽつと路面を濡らし始めたため、セーフティーカー先導のまま3周を走行、2周短縮の79周レースとしてスタートした。
ここですぐさま動いたのがポールシッターの#36ペトロナスRC F、#17ケーヒンNSX、#8ARTA NSX、#39デンソーRC F、#32エプソンNSX、#18ウイダーNSXの6台。
セーフティーカーに続いてピットに飛び込み、ウェットタイヤを投入した。
久々にフロントローからスタートした#100レイブリックNSXがこれでトップに立ったが、100号車も1周終わりでピットへ。コントロールラインを先頭で通過したのは#37KeePer RC F。ドライバーはアンドレア・カルダレッリだ。
この結果3周目のラップタイムでは#37カルダレッリ1’30.607に対し、#36ロシターは1’21.788とウェットタイヤ有利の状況となったが、ほどなくして雨は止み、路面は次第に乾き始めた。 この結果カルダレッリは5周目に1’24.331、6周目には1’23.430を記録、反対にロシターは6周目に1’25.997とペースを落とすことに。 10周を消化する頃にはカルダレッリは1’19秒台までタイムを縮めて来た。
結局#36ロシターは11周終わりで再びスリックに戻さざるを得なくなって大きく後退。同一周回のGT300をかわしながらの苦しいレースを強いられることになった。
序盤の判断はスリックで走り続けることが正解だったようだ。

しかしトップで周回を重ねる37号車も安泰ではなかった。
同様にスリックで走り続けていた#1ZENT RC Fの平手がカルダレッリを上回るペースで周回を重ねていたのだ。
そして12周目、SPアウトで周回遅れに詰まったカルダレッリをすかさず平手が抜き去ると、次の周には1分16秒台にペースを上げて一気にカルダレッリを突き放しにかかり、14周終わりで3.3秒のマージンを築き上げた。
平手はそのままトップを快走して51周目にピットイン、立川に交代した。 ところがその直後から再び雨が降り始めた。

そのため#1立川のペースは1’29台までダウンすることに。 これに反応してウェットタイヤに交換したのが#32エプソンNSX、#19ウェッズスポーツRC Fら。 すぐに#46S Road GT-R、#12カルソニックGT-R、#39デンソーRC F、ケーヒンNSXらもピットに向かった。
2位を走行していた37号車のピットもウェットタイヤを並べて伊藤大輔を待ったが、伊藤はその周のストレートを通過してしまい、交換の機会を逸してしまう。 すると再び雨は上がり、コースコンディションが回復に向かったため、37号車はチームの判断で最後までスリックで走り続ける作戦に切り替えた。

すると、それまで1分以上のギャップがあった#17ケーヒンNSXが猛然と追い上げを開始する。 トップ2台が1’28~29台のペースで周回を重ねているのに対し、#17塚越は1’19~20のハイペース。 更には73周目のレインボーで周回遅れに行く手を塞がれ、レコードラインを外さざるを得なくなった伊藤がコースを飛び出すと、その差は一気に37秒にまで詰まった。
残り周回を考えれば充分に塚越が追いつける差だ。
しかしここで塚越の前に立ちはだかったのはなんとトップの立川だった。
1号車はこの時点で37号車と17号車の間に位置しており、37号車は同一周回、17号車は周回遅れという状況でチェッカーを受けたため、塚越は1周遅れでレースを終えざるを得なくなり、#37が辛くも逃げ切ることに成功した。
勝った立川はこれで通算勝利記録を16とし、本山を抜いて単独トップに躍り出た。
平手も数日前に第2子が誕生しており、長男の誕生を自ら勝利で祝った格好だ。

しかし序盤の苦戦ぶりを考えれば、NSX勢にとって3位表彰台は後半戦に向けての明るい材料であったはずだ。
一方、ポールシッターの#36ペトロナスRC Fは序盤のタイヤ交換が裏目に出ただけでなくロシターがコースの至る所で飛び出すなど、出入りの多いレースを戦うことになり、4位でフィニッシュしている。

ここまで好調が続いていたGT-R勢は今回#46S Roadの7位が最高と厳しい結果となっている。

トップ独走に終わった500クラスとは違い、序盤から激しい順位変動が見られたのがGT300クラス。
まず予選2番手の#61BRZが序盤の雨に反応してペースカーラン中にウェットタイヤへの交換を試みるが、これがスタート手順違反との裁定を下されて10秒ストップのペナルティを受けることに。 ところがスタートドライバーの佐々木孝太は停止する場所を間違えてしまい、更にもう一度ピットに戻らなければならなくなって完全にレースから脱落してしまった。

これで#11、#10のゲイナー勢が1-2を形成することになったが、これを脅かしたのが#50アストンマーチンを駆る安岡秀徒だった。
安岡は16周目にポールシッターの#10山内英輝を抜き去ると、たちまちトップの#11ビヨン・ビルドハイムにも追いつき、20周目の1コーナーでインに飛び込んでいった。
ところがブレーキングからターンインに移ったところでリヤを流してしまい、アウトから切り込んで来たビルドハイムと激しく接触、ビルドハイムは右フロントの足回りを破損してしまい、ピットまで戻ったところでレースを終えることになってしまった。

これでトップに立った#50アストンマーチンだったが、43周目にピットインした際にタイヤ交換作業に手間取って大きくタイムロス、これで50号車は3位まで順位を落としてしまう。
代わってトップにたったのは、ベテランコンビの#88ランボルギーニ。 途中織戸学が馬の背でコースオフするなど危ない場面はあったものの、終盤追い上げて来て2位まで浮上した#65LEON SLSに42秒の大差をつけて74周を走り切り、2006年の第1戦鈴鹿以来、実に8年ぶりの勝利をものにした。車種がムルシエラゴからガイヤルドに変わってからは初めての勝利だ。
2位には黒澤兄弟の駆る#65LEON SLS、3位には#21アウディR8が入った。

次戦は富士スピードウェイ。 8月9日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
11立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS30791:47'49.964
237伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS68791'20.016
317塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS10781Lap
436中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS16781Lap
56大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS56781Lap
639石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS26781Lap
7*46本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI32781Lap
818山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI22781Lap
912安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS84772Laps
1024ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH16772Laps
11100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS14772Laps
1219脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH14763Laps
1332中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL2763Laps
1423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI54754Laps
158ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS65425Laps
---- 以上規定周回数(55Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴) 1'13.667
  • フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
  • CarNo.46(本山哲)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.5.1b違反(黄旗提示区間での追い越し)により、10秒間のペナルティストップが科された。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
188織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH741:48'43.207
265黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH20731Lap
321リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH6731Lap
4*50加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH6731Lap
567横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH8731Lap
686細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH18731Lap
730岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2722Laps
8*7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH46722Laps
93星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH44722Laps
1060飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH8722Laps
110中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS38722Laps
1233都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH12722Laps
1310植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL2713Laps
14*61佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI30713Laps
15*4谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH80713Laps
1655高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS50713Laps
17*9白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH704Laps
18360吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH695Laps
1948高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH686Laps
2022和田 久
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH6014Laps
212高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH85915Laps
---- 以上規定周回数(51Laps)完走 ----
-*31新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH104133Laps
-11平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL742054Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人) 1'20.880
  • フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
  • CarNo.50(安岡秀徒)に黒白旗を提示した。
  • CarNo.61(佐々木孝太)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.7(荒聖治)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.31(嵯峨宏紀)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.9は2014 SGT-SpR 第30条1.2)違反(タイヤを平置きせず)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。
  • CarNo.4(谷口信輝)は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入口白線カット)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GTアソシエイション定例会見

決勝日朝、恒例のGTアソシエイション主催の定例会見が行われ、坂東正明代表が質疑応答を行った。

■10月開催のタイ大会の見通しについて

gt_r04_gta-bandoh.jpg  タイは新サーキットの整備もさることながら、政情不安が続いていることもあって、チームは不安を抱いているようだ。サーキットは8月を目途にコースの舗装やメディアセンターなどの整備が完了する予定である。先日視察してきたが、かなり立派な施設である。コースに対するFIAの査察も終了し、問題はなかったと聞いている。9月にはコースのライセンスも下りるはずだ。ただ、パドックの整備に不安が残る。気温が高いなかでのレースとなるが、ピットにエアコンの入った休憩場所もなく、ここはメーカーやチームの対応に頼らざるを得ないと思う。食事の提供やトイレなどにも課題が残っている。

■ホンダNSXに対するBOP(性能調整)について

 GTAとしては、エンジンや駆動方式などについてベースとなる生産車を尊重するよう考えている。ホンダのNSX CONCEPTはミッドシップレイアウト+ハイブリッドを採用しているので、これをJAF GTとして認め出走できるようにしている。ただし、今季から採用した共通モノコックやカウルが、特に熱対策という面でNSXにとって厳しい結果になってしまっている。そこで、今回からエンジンルームや室内に風を抜けやすくするように若干カウルに関する規定を緩和した。また、ハイブリッド車に課せられる70kgのウェイトハンデについても、搭載した場合の慣性モーメントについて他メーカー立会いのもとテストを行った。その結果マイナス13kgという結論を出した。今回は天候が雨で涼しいので、この変更の効果がどうなのか判断しにくい面もあるが、展開を見守ってほしい。

■GT300のマザーシャーシ(共通モノコック)について

 8月にシェイクダウンをして8月の鈴鹿でお披露目をしたいと思っている。できればシェイクダウンの後、タイに持ち込んで(向こうのチームに)乗ってもらいたいと思っている。テスト車両はすでにエンジンも載っているので、予定どおりに進むと思う。

■DTMとのレギュレーションの共通化について

 先日、ドイツを訪問して話し合いをしてきた。どうやって両シリーズを近づけるかということだが、GTAとしては、タイヤ・エンジンのワンメイクは採用できないこと、ハイブリッド車の参戦を認めることなど、譲れない部分があり、その前提でどこまで共有できるかという点が課題である。お互いのレギュレーションが異なり速さも違うので、現時点でレースで一緒に走らせることは難しい。そこで、とりあえずテストで一緒に走らせることができるかを検討している。今回もアウディスポーツのメンバーが来日しており、日本のレースがなぜこのような形になっているのかを丁寧に説明している。

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 #36ペトロナスRC Fが今季初ポール。GT300は#10ゲイナーSLSの山内がS-GT初のポールを獲得!!

2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、雨と視界不良のため当初予定の19日午後から決勝日の7月20日朝に順延されて行われ、#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が1’19.153で今シーズン初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#10GAINER RN-SPORTS SLS(植田正幸/山内英輝組)が1’27.329を記録。アタックを担当した山内にとってはスーパーGT参戦後初のポールとなった。
(天候:雨 コース:ウェット)

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第4戦の公式予選は当初19日土曜日午後に予定されていたが、既報の通り雨と視界不良のため決勝日に順延となった。
実施時刻はフリー走行が予定されていた午前9時5分からの50分間が充てられ、GT300クラスが9時5分から、GT500クラスは9時30分からそれぞれ25分間を走行することに。
また今回はノックアウト方式は見送られ、いずれか一方のドライバーが走行すればいいということになった。

ここで序盤から速さで他を圧倒したのが#36号車を駆る中嶋一貴だ。
自身はルマン24時間参戦のため第2戦、第3戦を欠場しており、第1戦岡山以来のドライブとなった訳だが、そのブランクを感じさせない走りで終始タイミングモニターの最上段に居座り続け、周回を重ねるごとにタイムを上げて開始8分で最初に1分19秒台を記録した。

これに最後まで食い下がったのが#100レイブリックNSX コンセプトGTを駆る小暮卓史だった。
ここまでの3戦で苦戦の続いていたNSX勢だったが、先日行われた鈴鹿合同テストを前に7月2日付けでGTアソシエイションから出されたブルテンにより、熱害対策として車体各部への冷却用開口部、ダクトの追加が認められたほか、最低重量に着いても1090kgから1077kgへと13kgの軽量化が認められた。
それが功を奏してか鈴鹿テストではトップタイムを記録しており、ここSUGOでも各チーム好タイムをマークすることとなった。
中でも小暮のドライブする100号車は開始10分で2番手に浮上すると、その後も快調にタイムを上げて終了10分前には1’19.557を記録、トップを快走する#36ペトロナスRC Fにコンマ4秒差まで迫った。
この他#17ケーヒンNSX(塚越広大)は4位、#8ARTA NSX(松浦孝亮)も6位につけており、決勝での健闘が大いに期待できそうだ。

GT-R勢ではロニー・クインタレッリがドライブした#23モチュールGT-Rが3位で最上位だったが、ランキングトップの#12カルソニックGT-Rは13位。昨日の公式練習でも2回コースアウトするなど苦戦が続いている。

#36中嶋が他を圧倒した500クラスと異なり、GT300クラスは#10、#11の2台のゲイナーSLSと#61スバルBRZの3台が最後まで激しいトップ争いを展開した。

まず開始8分で#11平中克幸が1’29.473でトップに。それを#61佐々木孝太が1’28.983と上回る。
しかしその直後、#10山内が1’28.887を叩き出してきた。 残り時間14分で1’28.522で再びトップに立ち、次のアタックで1’28.301までタイムを縮めた#61佐々木だったが、#10山内はその4分後に1’28.260を記録してトップを奪い返す。

すると#11平中が残り時間5分で1’27.866と一気に27秒台にペースアップしてトップへ。
この辺りから次第にレコードラインが乾き始めたこともあって、他のドライバーも相次いで27秒台を記録し始める。
残り時間1分で#0無限CR-Zを駆る中山友貴が1’27.937を記録すると、その直後に#61佐々木も1’27.645、更には#10山内も1’27.329を叩き出して3たびトップに躍り出た。
GT500ボードが提示されるギリギリまでアタックを続けた#61佐々木だったが、最後のアタックも1’27.619と僅かに及ばず、10号車のポールポジションが確定した。 ドライブした山内に2009年のデビュー以来初めてのポールだ。
2位には#61BRZ、3位には#11ゲイナーSLSがつけ、#0無限CR-Zが4番手だった。

第4戦決勝はこのあと午後2時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選結果(GT500)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
136中嶋 一貴*
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS161'19.153--168.475
2100小暮 卓史*
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS141'19.557 0.404 0.404167.620
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ*
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI541'19.679 0.526 0.122167.363
417塚越 広大*
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'19.694 0.541 0.015167.332
537伊藤 大輔*
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS681'19.767 0.614 0.073167.178
68ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮*
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'19.794 0.641 0.027167.122
732中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット*
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL21'19.867 0.714 0.073166.969
839石浦 宏明*
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'19.917 0.764 0.050166.865
96大嶋 和也*
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS561'20.063 0.910 0.146166.560
1018山本 尚貴*
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI221'20.125 0.972 0.062166.431
111立川 祐路*
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'20.184 1.031 0.059166.309
1246本山 哲*
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI321'20.581 1.428 0.397165.490
1312安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS841'20.585 1.432 0.004165.481
1424ミハエル・クルム*
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'22.441 3.288 1.856161.756
15*19脇阪 寿一
関口 雄飛*
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH141'23.725 4.572 1.284159.275
  • '*'印はアタックドライバー
  • CarNo.19(関口雄飛)は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入り口ホワイトラインカット)により、ベストラップ抹消のペナルティを科す。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選結果(GT300)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
110植田 正幸
山内 英輝*
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'27.329--152.702
261佐々木 孝太*
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI301'27.586 0.257 0.257152.254
311平中 克幸*
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL741'27.732 0.403 0.146152.001
40中山 友貴*
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS381'27.937 0.608 0.205151.646
533都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター*
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'28.005 0.676 0.068151.529
621リチャード・ライアン*
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'28.159 0.830 0.154151.264
750加納 政樹
安岡 秀徒*
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH61'28.214 0.885 0.055151.170
886細川 慎弥
山西 康司*
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH181'28.227 0.898 0.013151.148
988織戸 学
青木 孝行*
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'28.265 0.936 0.038151.083
107ヨルグ・ミューラー
荒 聖治*
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH461'28.548 1.219 0.283150.600
1160飯田 章
吉本 大樹*
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH81'28.598 1.269 0.050150.515
123星野 一樹*
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH441'28.609 1.280 0.011150.496
13360吉田 広樹*
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.768 1.439 0.159150.227
1431新田 守男
嵯峨 宏紀*
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH101'28.845 1.516 0.077150.096
1555高木 真一*
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS501'28.851 1.522 0.006150.086
164谷口 信輝*
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'28.883 1.554 0.032150.032
172高橋 一穂
加藤 寛規*
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH81'28.979 1.650 0.096149.870
1865黒澤 治樹*
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH201'29.198 1.869 0.219149.502
1922和田 久*
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.280 1.951 0.082149.365
2067横溝 直輝*
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'29.593 2.264 0.313148.843
2148高森 博士*
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.802 2.473 0.209148.497
2230岩崎 祐貴
影山 正美*
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'29.875 2.546 0.073148.376
239白坂 卓也
アンドレ・クート*
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'29.970 2.641 0.095148.220
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 順延後の公式予選スケジュールが発表に。各クラス25分間の専有走行と決定

悪天候のため7月20日に延期されることが既に決まっていた2014スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選の開催スケジュールがが大会主催者より発表となった。

これによると、当初フリー走行が予定されていた午前9時からの時間帯が予選に充てられるとのこと。
GT300クラスは午前9時5分より午前9時30分までの25分間の専有走行。
GT500クラスは午前9時30分より午前9時55分までの同じく25分間の専有走行だ。
また、当初予定されていたノックアウト方式は今回は採用されない。

これは昨年の第8戦オートポリスで同様に濃霧のため決勝日に予選が順延となったときとほぼ同様のフォーマットだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選は雨と霧のため決勝日に順延と決定!

7月19日に予定されていた2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、天候不良のため20日決勝日の朝に実施されることが決定した。

gt_r04_q-fog1

gt_r04_q-fog2

gt_r04_q-fog3

当初午後2時よりノックアウト方式で行われる予定だった公式予選だが、朝から降り続いている雨に加え、正午過ぎからはコース上を濃い霧が覆い尽くす状態になったため、競技団は開始時刻を一旦2時30分まで順延することを決定、天候の回復を待った。 しかし霧は中々晴れる気配をみせず、予選開始時刻は最大3時30分まで延期されることに。

途中一時的に霧が薄まったことで14:43開始予定との発表が出たが、その後雨が強くなって来たこともあり、結局走行は開始されず、午後3時開始予定で監督ミーティングが招集され、翌日への予選順延が通達された。

なお、一部で9時5分よりGT300が25分間、9時30分よりGT500が25分間との情報が出ているが、現時点で主催者からは正式な発表が出ていない。

(この語の予定に着いては、詳細が明らかになり次第、追って掲載いたします)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習 トップタイムは#36ペトロナスRC-F

スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が7月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。 終始雨の降り続く難しいコンディションの中でトップタイムを記録したのは#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)。 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。

gt_r04_p-36 gt_r04_p-61

公式予選日を迎えたスポーツランドSUGOは朝から小雨が降り続き、気温も21℃前後とこの時期とは思えない肌寒さを感じさせるコンディション。 公式練習は午前9時より120分間で行われた。

雨脚はセッションが進行するに連れて次第に強まり、両クラスの専有走行が行われたセッション終盤にはヘビーウェットの状態となった。 このため、コースのいたるところでスピンやコースアウトが続出。 #50アストンマーチンのクラッシュで最初の赤旗が出た後も、GT500クラスランキングトップの#12カルソニックGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)が最初にヘアピンで、次に馬の背でコースを飛び出し、2回の赤旗の原因を作ることに。 12号車は2度目のコースオフでタイヤバリアに正面から突っ込んでフロント周りを大破。 このあとの予選への影響が懸念される状況になってしまった。

一方、路面コンディションの比較的良好なセッション前半には#36ペトロナスRC Fが1’20.082を記録。 これがそのまま公式練習のベストタイムとなった。2番手には#39デンソーサードRC F、3番手には#1ZENT CERUMO RC Fとレクサス勢が1-2-3を形成する結果となった。 一方GT-R勢トップは#23モチュールGT-Rの4位、NSX勢では6位の#100レイブリックNSXがトップだった。

GT300クラスも序盤に1’27.139を記録した#61BRZがトップに立ち、同じく序盤にアタックした#0無限CR-Z(中山友貴/野尻智紀組)が2位に付けた。

第4戦SUGOの公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
136ジェームス・ロシター
中嶋 一貴
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS161'20.082-166.521
239石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'20.552 0.470165.549
31立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'20.788 0.706165.066
423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI541'20.884 0.802164.870
537伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS681'20.932 0.850164.772
66大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS561'21.161 1.079164.307
7100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS141'21.231 1.149164.165
832中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL21'21.298 1.216164.030
946本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI321'21.373 1.291163.879
1012安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS841'21.482 1.400163.660
1117塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'21.612 1.530163.399
1218山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI221'22.295 2.213162.043
138ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'22.552 2.470161.538
1424ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'22.961 2.879160.742
1519脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH141'23.445 3.363159.810

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
161佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI301'27.139-153.035
20中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS381'27.978 0.839151.576
33星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH441'28.373 1.234150.898
411平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL741'28.573 1.434150.557
57ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH461'28.845 1.706150.096
62高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH81'29.308 2.169149.318
721リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'29.315 2.176149.307
822和田 久
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.381 2.242149.196
910植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'29.420 2.281149.131
1055高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS501'29.710 2.571148.649
1133都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'29.812 2.673148.480
129白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'29.841 2.702148.432
134谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'29.862 2.723148.398
1488織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'29.960 2.821148.236
1550加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH61'30.036 2.897148.111
1660飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH81'30.241 3.102147.775
1765黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH201'30.382 3.243147.544
18360吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'30.863 3.724146.763
1948高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'31.046 3.907146.468
2086細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH181'31.257 4.118146.129
2167横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'31.263 4.124146.120
2230岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'31.540 4.401145.678
2331新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH101'32.748 5.609143.780

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝 上位3ドライバーのコメント

優勝 河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)
sfj_r04_r-kono  「スタートは良くもなく悪くもなく橋本選手の加速が悪く、トップで1コーナーに入れました。終盤に佐藤選手に抜かれた時はもうダメだと思いましたが、最終周に抜き返すことができて嬉しいです」
2位 佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)
sfj_r04_r-sato  「ラップタイムが速く、一度はトップになったのですが、河野選手と差をつけることが出来なく、最後はミスして抑えることができませんでした。勝てなくて悔しいです」
3位 平優弥(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)
sfj_r04_r-taira  「今回はコンディションの変化になかなか対応ができませんでしたが、久しぶりの表彰台なので嬉しいです。またいいレースがしたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝 シュンスケ対決、僅差で河野駿佑に軍配

 スーパーFJ鈴鹿シリーズは6日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の決勝を行い、予選2位からスタートした河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が10周・23分53秒542で優勝した。

sfj_r04_r-3vs70

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 決勝日を向かえた鈴鹿は早朝から小雨模様。午前9時のスタート時刻に雨は上がったが、東コースはちょい濡れ、西コースには所々ウェットパッチが残る中でフォーメーションラップが始まった。出走20台中、中段以降の2人がドライタイヤを選択したが、上位グループはすべてウェットタイヤを履き1周を回ってグリッドに着いた。

 スタートでは、ポールポジションの橋本陸(スキルスピード)の動きだしが良く、トップで1コーナーに向かったが、痛恨のシフトミスで車速が伸びず、予選2位の河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)、予選3位の牧野任佑(Rn-Sports制動屋KK-SⅡ)にかわされ3位に落ちた。

 さらに橋本は、2周目に4位の佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)、5位の平優弥(同)にも相次いでかわされ5位に落ちる。3位に上がり勢いに乗る佐藤は同周の130Rでは牧野をもパス。一気に2位まで登りつめてきた。

 2位以下の順位争いを尻目に、後続を引き離し3秒近くリードを築いた河野だったが、浅溝のウエットタイヤを履いていたため、ウエット路面の西コースでスピードに乗らず、2位に上がった佐藤がその差を徐々に詰め始める。

 終盤7周目にはついに河野と佐藤はテールトゥノーズになり、ここから2人の息詰まるバトルが始まる。9周目に入ったストレートで佐藤が河野に並びかけ、ついに1コーナーでアウトから河野をパス。トップに躍り出た。

 しかし、河野もあきらめない。最終ラップのスプーンで河野が佐藤の背後に付けると、佐藤はたまらずオーバーラン。この隙に河野が前に出るが、佐藤も130Rで再び河野に仕掛けるも再度オーバーラン。さらにシケインでも仕掛けた佐藤は河野に並びかけ、2台はなだれ込むようにストレートを併走。しかし、0秒028差で届かず、僅差で河野が逃げ切った。

 3位には平が入り、4位は牧野。4周目の130Rでスピンし一時9位にまで落ちた橋本はファステストラップを更新しながら追い上げ5位に入った。

 第5戦は8月17日、再びここ鈴鹿サーキットの東コースで開催される。

Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2014/07/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1023'53.542
270佐藤 駿介Team Naoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH100.028
371平 優弥Team Naoki☆Leprix 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1010.908
461牧野 任祐Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1012.302
566橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH1012.457
672脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH1016.345
731上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH1016.970
855板倉 慎哉AMORE☆JFA☆RBA☆10V☆F
TOKYO R&D RD10V
YH1021.912
991中西 武蔵シナジフォーススマイルNRSED
TOKYO R&D RD10V
YH1043.274
101吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1045.235
1119永井 宏明NINNER RACING・KKSII MYST
MYST KK-S2
YH1059.135
1239中根 邦憲カーペット・ラグ通販 なかね家具
MYST KK-S2
YH101'13.815
1379花岡 貴弘Team中日本自動車短期大学MSE学科
WEST 07J
YH101'21.924
145村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝田武士
MYST KK-S2
YH101'43.781
1547板倉 達也RBA☆ブランドJFA☆R&D10V☆F
TOKYO R&D RD10V
YH101'44.643
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-57吉田 宣弘DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH55Laps
-22八巻 渉AKILANO RACING&ES
MYST KK-S
YH28Laps
-28片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
YH28Laps
-58大川 純平関西オート Rn-sports KKS2
MYST KK-S2
YH19Laps
-25濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH19Laps
  • Fastest Lap: CarNo.66 橋本陸(スキルスピード) 2'21.799 (10/10) 147.43km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿公式予選 橋本陸がポールポジション!

 スーパーFJ鈴鹿シリーズは5日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の公式予選を行い橋本陸(スキルスピード)が2分15秒889でポールポジションを獲得した。

sfj_r04_q-66 sfj_r04_q-3 sfj_r04_q-61

 三重県中部地方は午後から雨模様の予報が出ているが雨は落ちず、ドライコンディションで午後1時40分より20分間の公式予選が行われた。

 午前中に行われた、練習走行より路面コンディションが悪化する中、予選は橋本陸(スキルスピード)、河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)、牧野任祐(Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ)の3人の争いとなった。

 まずは、計測3周目には河野が2分16秒638でトップに立つ。中盤、計測6周目に牧野が2分16秒252で逆転しトップに立つものの牧野はここからタイムを更新できない。

 河野はタイムを2分16秒206、16秒113とタイムを伸ばし、牧野を逆転。このままポールを決めるかと思われたが、最後にクリアラップを取ることができた橋本がただ1人15秒台に入る2分15秒889をたたき出し、ポールポジションを決めた。

 2位には河野が、3位には牧野が入った。

 決勝レースは明日6日、午前9時より10ラップで争われる。

ポールポジション 橋本陸のコメント
sfj_r04_q-hashimoto  「セッティングをミスってしまいました。午前中の練習では2分15秒2が出ていたのに予選はなぜか路面が滑りやすくなっていました。みんなタイムが伸びていませんでしたね。最後は他車にひっかからずにクリアラップを取ることができました。スタートは最近決まるようになっています。あしたは勝ってポイントリーダーに立ちます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Formu
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2014/07/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
166橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.899--153.8298/9
23河野 駿佑グッドスマイルレーシング 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.113 0.214 0.214153.5878/9
361牧野 任祐Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'16.252 0.353 0.139153.4306/9
470佐藤 駿介Team Naoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.553 0.654 0.301153.0928/9
571平 優弥Team Naoki☆Leprix 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.237 1.338 0.684152.3299/9
655板倉 慎哉AMORE☆JFA☆RBA☆10V☆F
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.731 1.832 0.494151.7837/9
758大川 純平関西オート Rn-sports KKS2
MYST KK-S2
YH2'17.753 1.854 0.022151.7598/9
872脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.777 1.878 0.024151.7324/9
957吉田 宣弘DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH2'17.864 1.965 0.087151.6363/9
1031上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH2'18.169 2.270 0.305151.3026/9
1191中西 武蔵シナジフォーススマイルNRSED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.254 2.355 0.085151.2096/8
1225濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.668 2.769 0.414150.7576/9
1319永井 宏明NINNER RACING・KKSII MYST
MYST KK-S2
YH2'18.688 2.789 0.020150.7359/9
141吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.719 2.820 0.031150.7023/8
1522八巻 渉AKILANO RACING&ES
MYST KK-S
YH2'19.210 3.311 0.491150.1708/9
1679花岡 貴弘Team中日本自動車短期大学MSE学科
WEST 07J
YH2'20.476 4.577 1.266148.8179/9
1747板倉 達也RBA☆ブランドJFA☆R&D10V☆F
TOKYO R&D RD10V
YH2'22.401 6.502 1.925146.8058/9
185村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝田武士
MYST KK-S2
YH2'22.546 6.647 0.145146.6566/9
1928片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
YH2'26.84310.944 4.297142.3642/2
---- 以上予選通過 ----
-39中根 邦憲カーペット・ラグ通販 なかね家具
MYST KK-S2
YHabsence---0/0

Super Car Race Series

SCR:第3,4戦富士 炙りや秀苑997GT3は4位&5位入賞! (SHIFT)

 5月17、18日、2014スーパーカーレースシリーズ第3戦・第4戦が静岡県富士スピードウェイで開催されました。#77 炙りや秀苑・シフト997GT3山脇大輔・野間一組はカテゴリーⅡで第1戦4位、第2戦5位となり2連続の入賞となりました。

scr_r3-4-car.jpg

■レース概要■
  • 大会名 2014スーパーカーレースシリーズ Rd.3/4富士スピードウェイ
  • 日程 2014年5月17日(土)~18日(日)
  • クラス カテゴリーⅡ
  • 場所 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 入場者数 23,500人(日曜14,500人・土曜9,000人)
■レース結果概要■
  • チーム エキスパートインターナショナルwith SHIFT
  • 車名 炙りや秀苑・シフト997GT3
  • マシン Porsche 911 GT3 Cup (Type 997) MY2006
  • ドライバー A:山脇大輔(ヤマワキダイスケ)B:野間一(ノマハジメ)
  • 第3戦 カテゴリーⅡ 4位(11台中)
  • 第4戦 カテゴリーⅡ 5位(11台中)
■シフトレースカーレンタルシステムとは■

 株式会社シフトでは2014年から始まったスーパーカーレース(SCR)に挑戦するドライバーのためにレースカーレンタルシステムを実施しています。

 スーパーカーレースはトッププロからジェントルマンドライバーまで幅広く参戦し、ポルシェ・フェラーリなどのGT3マシンやカップカーが使用されます。タイヤはヨコハマワンメイクであることから、ドライバー育成にも絶好の舞台となっています。

 シフトレースカーレンタルシステムでは、ポルシェ911 GT3 Cup (Type 997) 2006YMを使用することで、コストを抑えながら走行距離を稼ぎ、ドライビングとセッティング能力の育成を行います。

 さらに、メンテナンスとエンジニアリングは、スーパーGTやS耐で輝かしい実績を残している株式会社シフトが担当。スーパー耐久やミドルフォーミュラ、ワンメイクレースからステップアップを目指すドライバーの為に、さらなるスピード・確実性・開発力が身に着けられる環境を提供いたします。

 開幕戦となるRd.1/2もてぎ、Rd.3/4富士は山脇・野間組で参戦となりますが、以降のドライバーについては引き続き募集いたします。

シフトレースカーレンタルシステムのお問合せ先
株式会社シフト 住所:神奈川県厚木市岡田3133
E-MAIL:info@shift-racing.co.jp TEL:046-220-5752 FAX:046-220-5753
■今回のレースに向けて■
#77 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇大輔 / 野間一

 2014年から始まったスーパーカーレースシリーズは、ポルシェやフェラーリといったスーパーカーだけで行われる新たなスタイルのレースです。

 このレースにポルシェ911 GT3 Cup (Type997) MY2006を駆って挑むのは、山脇大輔選手と野間一選手。メインスポンサーとしてバックアップするのは、宮崎牛ブランド焼肉専門店「炙りや秀苑」を展開する「エキスパートインターナショナル株式会社」、メンテナンスは「株式会社シフト」が担当します。参戦するクラスはポルシェ、フェラーリなどのカップカーを対象とした、「カテゴリーⅡ」という最も台数の集まるクラスとなります。

 第3,4戦の舞台は、静岡県富士スピードウェイです。このサーキットは国内最長の1.5kmのホームストレートを誇るハイスピードな前半区間と、アップダウンが大きくテクニカルな後半区間で構成され、標高585mと国内ではオートポリスに次いで標高の高い全長4.6kmのサーキットです。

 5月16日(金)に行われたスポーツ走行は好天に恵まれ、参加マシンが顔を揃える中、#77炙りや秀苑997もテスト走行を実施しました。

 開幕戦もてぎのデータをベースに、GT500で活躍するエンジニアとメカニックがセットアップを進めていきます。セットアップは大きく変更されましたが、ドライバーの山脇選手と野間選手の適応もスムーズで、順調にタイムを伸ばしていきました。

■5月17日 公式予選■
【Aドライバー 野間一】

 5月17日(土)9:05から15分間のAドライバー予選がスタート。#77炙りや秀苑・シフト997GT3野間選手は路面状況の改善を待ち、#5 Liberty Walk 108 DIRECTION 997GT3白坂選手の後ろでコースインします。計測1周目のアタック中にクラッチが滑る症状が発生しながらも1’47.458を記録します。

 さらに2周目に続けてアタックを行いますが、ヘアピン立上りで再びクラッチが滑ったため、徐行でピットへ戻りました。ヘアピンまでの区間タイムを合計すると1’46.3が出ており、クラッチトラブルによる駆動ロス分を考慮すると1’45秒台が出ている状況であり、マシンのハンドリングは良い状態となっていました。

  • P1 #7 KRM AZEST F458 片岡龍也 1’43.131
  • P2 #23 Kremer GT3 RSR 山野直也 1‘45.341
  • P3 #38 TEAM KRM FS RSR Aki Miyazaki 1’46.063
  • P7 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 野間一  1’47.458
【Bドライバー 山脇大輔】

 9:25からBドライバー予選が開始、#77炙りや秀苑・シフト997GT3山脇選手は、クラッチトラブルのため出走できず残念ながらノータイムとなりました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458   NAORYU 1’45.922
  • P2 #7 KRM AZEST F458   濱田孝典 1’47.486
  • P3 #14 石松PORSCHE R.S.R  三澤伸輔 1’48.051
  • DNQ #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 未出走
【予選総合結果】

 A/Bドライバーのベストタイム合算で決定される決勝第1レースグリッドは、14番手スタートとなりました。

 メカニックの迅速な対応で、クラッチ交換佐合は午前中のうちに完了。ハンドリングバランスは良好でデータ上ではタイムも伸びていることから、決勝の追い上げが期待される予選となりました。

  • P1 #7 KRM AZEST F458  片岡龍也 / 濱田孝典
  • P2 #70 AGE-AGE-458   NAORYU
  • P3 #14 石松PORSCHE R.S.R  池田大祐 / 三澤伸輔
  • P14 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 野間一 / 山脇大輔
■5月17,18日 ピットウォーク・キッズウォーク・キャンギャルステージ■
#77 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇大輔 / 野間一

scr_r3-4-rq.jpg  今回のレースは日本最高峰のフォーミュラレース「スーパーフォーミュラ」と併催のため、グランドスタンド裏のイベント広場では、土日で計4回のキャンギャルオンステージが開催されました。

 秀苑レディの小林未来さんをはじめ、各チームのレースクイーンが集いスポンサー紹介やドライバー紹介などを行いました。この華やかな舞台にも、多くの観客やファンが集まってくれました

 また、土曜にはピットウォークとキッズウォーク、日曜にはピットウォークが開催されました。こちらはドライバーやレースクイーンと直接会えるため、さらに多くのファンが参加してくれました。

 ドライバーの山脇選手と野間選手、秀苑レディの小林未来さんは、新橋、土浦、つくば、柏の宮崎牛ブランド焼肉専門店「炙りや秀苑」のPRを行いました。今回は都心に近い富士スピードウェイということもあり、多くのお客様が興味を持ってパンフレットを手にしていました。

■5月17日 第3戦 決勝■
#77 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇大輔 / 野間一

scr_r3-4-track-1.jpg  5月17日(土)、第3戦決勝レースは、9,000人の観客の見守る中、5分遅れの15:45からスタートです。#77炙りや秀苑・シフト997GT3は、野間選手がスタートを担当します。

 10番グリッドの#72 AGE-AGE-430がトラブルで不在のまま、ローリングラップが開始されレースがスタートします。

 14番グリッドスタートの#77炙りや秀苑997野間選手は1コーナーのブレーキングで#5 DIRECTION 997白坂選手、#3 WAKAMIYA F430C 小島選手を抜いてクラス8番手にあがります。続いてコカコーラコーナーで#69 AGE AGE 430chを抜いてクラス7番手、さらに#38 KRM FS RSRを最終コーナーで抜きますが、エンジンパワーの差が響きストレートで抜き返されます。続く2周目の1コーナーで#38 KRM FS RSRのラインがワイドになったところを抜き返し、クラス6番手に上がります。

 さらに、#77炙りや秀苑997野間選手は、#9 BINGO SPORTS 997武井選手を追撃しますが、一進一退の攻防が続きます。レースはこう着状態となったまま、ルーティンのピットストップに入ります。

 今回は通常のピットストップ60秒に加えて、ハンデとして22秒が加算され、82秒のストップを行い、山脇選手に交代しコースイン。コースに戻ると、ピットストップハンデのため#9 BINGO SPORTS 997に対して大きな差が開き、後方からは#38 KRM FS RSRが迫ってくる展開となります。

 #77炙りや秀苑997山脇選手は、タイヤの状況に配慮しながらもハイペースで走り、後方から迫る#38 KRM FS RSRとの差をキープし続けます。しかし、タイヤの摩耗が進むにつれてマシンバランスも不安定になってきます。じわじわと迫りくる#38 KRM FS RSRに対して、山脇選手は集中力を発揮し、0.7秒差を残して5番手でフィニッシュすることに成功します。

 その後、レース後車検で1台が失格となり、#77炙りや秀苑997は繰り上がりで4位となりました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458   NAORYU
  • P2 #9 BINGO SPORTS 997  武井真司 / 堀田誠
  • P3 #23 Kremer GT3 RSR  山野直也 / 滝澤智幸
  • P4 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3  山脇大輔 / 野間一
■5月18日 第4戦 決勝■
#77 炙りや秀苑・シフト997GT3 山脇大輔 / 野間一

scr_r3-4-track-2.jpg  5月18日(日)第4戦決勝レースは14,500人の入場者が入ったサーキットで16:20からスタートします。クラス5番手グリッドの#77炙りや秀苑997GT3は、山脇選手がスタートを担当します。1周のローリングから第4戦決勝がスタート。カテゴリーⅡでは、今回も#70 AGE-AGE-458 NAORYU選手がトップを守り、#77炙りや秀苑997GT3山脇選手は、#23 Kremer GT3 RSR 山野選手、#14石松RSR池田選手の2台に抜かれ、クラス6番手で1周目を終えます。

 #77山脇選手は、後続のフェラーリ勢を数秒リードして走り続けていましたが、5周目のダンロップコーナーで痛恨のブレーキングミス。#69 AGE AGE 430chにパスされてしまいます。続いて、同じ集団でバトルをしていた#72 AGE-AGE-430がプリウスコーナー立上りで単独スピン。#77山脇選手はこれを避ける為、大きくコース外に回避せざるを得ず、前車とは大きく引き離されてしまいました。その後は、野間選手に交代するまで無理せずタイヤを温存しながらポジションをキープに徹します。

 30分が経過したころ、#77炙りや秀苑997GT3は、野間選手にドライバーチェンジを行います。

 ピットアウトすると、前方の#69 AGE AGE 430chまでは25秒以上の差がありますが、#77野間選手は全力で追撃を開始します。じわじわと差は縮まっていき、ラスト6周の時点で差は10秒ほど。#77野間選手は、前方の#69 AGE AGE 430chより1~2秒速いペースで追い上げていきます。ついにファイナルラップで#69 AGE AGE 430chの背後を捉え、ダンロップコーナーのブレーキングでアウトから並びかけます。続く13コーナー、プリウスコーナー、最終コーナーと再三ラインをクロスさせて並びかけますが、相手も必死のブロックラインで防ぎます。ホームストレートでの逆転に望みをかけますが、最後までパスするには至らず0.3秒差の5位でフィニッシュしました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458   NAORYU
  • P2 #9 BINGO SPORTS 997  武井真司 / 堀田誠
  • P3 #38 TEAM KRM-FS CUP  Aky Miyazaki / Sky Chen
  • P5 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3  山脇大輔 / 野間一
Aドライバー 山脇大輔
scr_r3-4-drivers.jpg  「まず初めに炙りや秀苑グループをはじめとするスポンサーの皆様に多大なるサポートを頂いた事に感謝したいと思います。また、日々サポートしてもらっているチームスタッフ、チームメイトにも同じく感謝申し上げます。今回は富士ということ、参加車両中もっともエンジンパワーが低いという事でハンデはありましたが、車のセットアップなどはもちろん、クラッチトラブルへのリカバリー対応など、シフトというチームの人材面での優位性によって完璧なマシンでレースを進める事ができました。4位及び5位という結果で、表彰台獲得が出来なかったのは自分自身の責任だと思っており、個人的には不甲斐ない結果に終わった事を大変悔しく思っていますが、自分自身に足りない事も良く解ったので更なるレベルアップを目指していきたいと強く決意しました。SCRは関係者全員が同じ目線で発展するという思いを強く感じる、素晴らしいシリーズだと思います。」
■Bドライバー 野間一■
 「日本最高峰のスーパーフォーミュラと併催ということで、土日を通して23,500人の観客も入ったSCRに炙りや秀苑シフト997GT3のドライバーとして参戦できたことに、とても感謝しています。今回はエンジンパワーが影響する富士ということで戦闘力にハンデを抱えましたが、シフトのエンジニアリングとメンテナンスにより、セッションごとにマシンバランスも仕上がっていきました。ピットストップハンデもあり、4位、5位と表彰台を逃す結果となってしまいましたが、さらにドライバーとマシンセットに磨きをかければ、再び表彰台を獲得できるはずです。SCRはプロ・アマ問わずドライバー同志が尊重し合う雰囲気があり、素晴らしいレースだと思います。この雰囲気を大切に、さらに発展してほしいと思います。今後もSCRで活躍できるよう腕を磨いていきます。」
EXPERT INT’L with SHIFT

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第4戦 予選結果 レポート

MJ14_0114_fineプレスインフォメーション 2014年6月07日

富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014第4戦 公式予選を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2014年6月7日(土)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.4 (Fuji) Qualify
PCCJ2014-第4戦(富士)公式予選
天候:雨 路面:ウエット 気温:18℃ 路面温度:22℃(スタート時)

九州に続いて本州も梅雨入りした中で開催されたポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の第4-5戦。舞台となるのは約1.5kmのストレートを有する富士スピードウェイ(静岡県)で、今回は6月7日(土)-8日(日)の2日間で開催される「ザ・ワンメイクレース祭り2014富士」の最高峰カテゴリーとして17台が出走する。専有走行のあった6月6日は雨。濡れた路面の中でトップタイムを記録したのはここまで2勝を挙げている#11 山野直也だった。#12 小河諒、#14 元嶋佑弥、#78 近藤翼というオーダーで専有走行1回目が終了。なお、午後に開催予定だった専有走行2回目は豪雨のためキャンセルされた。

迎えた6月7日(土)予選日の早朝は激しい雨がサーキットに降り注いだが、予選開始時刻になると雨は止んだ。10時35分、#11 山野、#12 小河、#78 近藤の順でピットアウトしていき30分間の公式予選がスタート。スリッピーな路面にスピン車両が出る中、真っ先にアタックをした#11 山野が1分55秒184をマークする。しかし、すぐに#12 小河が1分54秒758でトップを奪う。#9 武井真司、#21 高田匠、#33 Tetsuo OGINOがそれに続いた。

徐々に乾き始めたが、ドライタイヤではまだ無理のできないコンディションの中、各車レインタイヤの発熱をコントロールしながらアタックを続ける。トップ2台は変わらず#12 小河、#11 山野。それに続く3番手には、最初のアタック中にコカコーラコーナーでリヤを滑らせながらも1分55秒825をマークした#14 元嶋で、#9 武井をはさんで#32 飯田太陽が5番手、#21 高田、#33 OGINOというオーダー。10分を経過した頃、#78 近藤が4番手に食い込んだ後はしばらく各車のタイム更新はなかった。

再びアタック合戦が始まったのは残り10分を切ってから。しかし、路面の回復とともにレインタイヤでの走行が厳しくなり、最終的にタイム更新できたマシンは少なかった。#12 小河を超えるべく#11 山野も時間を目一杯使ってアタックを続けたが、タイムは伸びなかった。唯一、#19 永井宏明だけが、残り2分30秒というタイミングで1分57秒450をマークして4番手の#78 近藤に続く5番手に浮上した。ポールポジションを奪った#12 小河は笑顔で「ミシュランタイヤの一番おいしいところをうまく引き出せました」と自身の母にバースデーポールをプレゼントしつつ、先日50歳の若さで亡くなった、元GTドライバーでありPCCJ参戦経験も持つ山路慎一にも捧げた。一方で「最後のアタックをスリックでいくか、レインでいくか迷った末、守ってしまってレインにしたのが反省点です。スリックでいけばもっとタイムを伸ばせたと思います」と、その結果に満足していないことも#12 小河は明かした。

ジェントルマンクラスのポールポジションは序盤に1分57秒641をマークした#9 武井が獲得。「レイン1セット目はブレーキパッドとディスクを入れ替えたので抑えて走っていたのですが、最終的にその抑えた走りがベストラップとなる難しいコンディションでした。攻めるとタイヤが発熱しすぎてしまって。最後はスリックで出ていくマシンもいて、僕もスリックにしましたが、時間がなくてしっかり発熱する前にセッションが終わってしまいました。あと1周あれば…大きく順位が変わっていたと思います」と振り返る#9武井。これに#21 高田、#33 OGINOが続いた。

時折、雨を注ぐサーキット上空の雲。路面は回復方向に向かう可能性も出てきたため、まとまった雨が降らなければドライタイヤでのスタートも考えられる。#12 小河はポールポジションから逃げて今季初優勝を飾れるのか? 最強のチームメイトである#11 山野、さらに後方にも強力なライバルが多数ひしめく。15周で争われる第4戦決勝はこの後、午後16時5分のスタートを予定している。


Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 1'54.758
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 1'55.184
3 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 1'55.825
4 78 近藤 翼 スカイレーシング 1'56.360
5 19 永井 宏明 ナインレーシング 1'57.450
6 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 1'57.641
7 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 1'58.273
8 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 1'58.331
9 33 Tetsuo OGINO G PCJ ケーズフロンティア 991 1'58.820
10 18 大久保 仁 G Force Racing 1'59.091
11 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 1'59.245
12 20 齋藤 和重 G YDC山手歯科 MSCポルシェ 1'59.872
13 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 1'59.903
14 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 2'00.459
15 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 2'01.641
16 51 Paul IP G KCMG 2'02.408
17 73 鈴木 篤  G SR レーサリンク GT3 2'03.480

G=ジェントルマンクラス

※Car#52は、黄旗区間におけるスピン違反により、予選結果に対し6グリッド降格のペナルティを科す。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
 

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第4-5戦 プレビュー

MJ14_0105_fineプレスインフォメーション 2014年6月02日
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第4-5戦 を、富士スピードウェイ(静岡県)」にて2014年6月7日(土)、8日(日)に開催いたします。


6月7日(土)〜8日(日)富士スピードウェイ(静岡県)にて、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2014 第4-5戦が開催される。今回は国内のワンメイクレースを集めた「ザ・ワンメイクレース祭り2014富士」の最高峰クラスとして開催されると共に、日本初開催となるポルシェ カレラカップ アジア(PCCA) も併催されることで、専用ホスピタリティブース「カレラカップ ラウンジ」などもより充実した装いとなって、華やかさに包まれた中で行われる。この富士2連戦が終わるとシリーズは折り返しを迎えるため、今回の結果が後半戦に向けチャンピオン争いのキーポイントとなる。また、スターティンググリッドが、レース展開を左右する大きな要素となることでも知られるサーキットだけに、予選から上位グリッドを目指す激しい戦いが予想される。

ここまでのラウンドでは、オーバーオールでは#11 山野直也が第1戦、第2戦ともに、赤旗やSCランがからむ難しいレースとなる中で、ベテランらしい落ち着いたレース運びで連勝を飾った。また、その混乱をうまく利用して、自己最高位となる2位を開幕戦で得たのが#32 飯田太陽。年々カレラカップパイロットとして腕を磨いてきた努力が実を結んだ。若手ドライバーでは、昨年のシリーズチャンピオン#12 小河諒が奮闘していて、開幕から3位、2位、3位と連続表彰台を奪い、シリーズランキングトップに立つ#11 山野に4pt差で続く2位につけている。一方で開幕2戦ノーポイントに終わった今季のPCCJスカラシップドライバーである#14 元嶋佑弥も、第3戦では独走優勝を飾り、きっちりとその存在感を示した。元嶋同様開幕2戦で表彰台を逃してきた#78 近藤翼も第3戦で2位表彰台に立ち、若手の巻き返しが際立ったのが前戦の富士だった。

ジェントルマンクラスは#21 高田匠、#7 星野敏、#33 TETSUO OGINOと勝利者の顔がラウンドごとに入れ替わる混戦ぶり。ランキングでは#21 高田が首位ながら、岡山での2戦でクラス3位と2位に入った#3 江本玄がシリーズ2位につけ、開幕戦でクラス2位に入った#18 大久保仁が3位につける展開となっている。

両クラスともにポイント差は小さく、この富士2連戦の結果でランキングが大きく動くことも予想される。今大会のあとには、今季のシリーズチャンピオン争いの中心人物たちが見えてくるのは間違いないだろう。第6戦以降の後半戦はスポーツランドSUGO(宮城県)、鈴鹿サーキット(三重県)と舞台を変えるため、今シーズン富士のハイスピードバトルが見られるのはここまで。SUPER GT 300クラスと同等のストレートスピードを誇るカップカーの速さをぜひサーキットで感じてほしい。予選は6月7日(土)の10時35分から30分間行われ、第4戦決勝は同日の16時05分スタートで15周(または30分)、第5戦決勝は6月8日(日)の13時30分スタートで15周(または30分)を予定している。そして、日本初開催のポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)も併せて楽しんでいただきたい。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
 

Super Car Race Series

SCR:第4戦富士決勝 高木真一/タカシ組が初優勝、カテゴリー2はナオリュウが無傷の4連勝

 スーパーカーレースシリーズは17日、富士スピードウェイ(4.563km)で第4戦の決勝レースを行い、34周・1時間43秒896でカテゴリー1の高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)が優勝した。カテゴリー2はナオリュウ(AGE-AGE-458)が4連勝を飾った。

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 2日間にわたるスーパーフォーミュラ第2戦の取りを務めるレースとして午後4時20分、第4戦のローリングラップが始まった。パワーステアリングのトラブルで片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)が欠場。カテゴリー1・3台、カテゴリー2・9台の合計12台による60分間の争いとなる。

 スタートを制したのはポールシッター飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)の水谷。これに伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)の竹内が続く。

 この2台がテールトゥノーズでの争いを演じるが、やがて11番グリッドからスタートした、高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)のタカシがカテゴリー2のマシンの間を縫って4周目には3位まで上がってきた。

 9周目に竹内が水谷をパスしてトップに立つと、徐々に2位以下との間隔を広げ始める。竹内が2位との差を5秒と広げた16周目、ピットイン可能時間になると、2位水谷と3位タカシが相次いでピットイン。それぞれ飯田、高木にドライバーチェンジを行う。

 18周目には竹内もピットインし伊藤にバトンを渡すが、ピットアウトするとノーポイント・ノーハンディでピットストップ時間の短い高木に40秒の差を付けられ、2位に落ちることとなった。

 さらに、伊藤はペースが上がらなかったため、23周目には3位を走る飯田の先行を許すこととなる。

 高木はこの後もトップを快走。29周目には、このレースのファステストラップとなる1分42秒089をたたき出し、終わってみれば34周を走って2位以下を1分近くちぎる、3戦までの不運を跳ね返す今季初勝利を独走で飾った。

 2位は飯田。伊藤は、32周目の最終コーナー立ち上がりでストップ。総合11位でレースを終えたが、規定周回数を満たしていたため、カテゴリー1・3位で表彰台に立った。

 カテゴリー2は序盤からクラスポールシッターのナオリュウ(AGE-AGE-458)がレースをリード。武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)の武井は、2位でレースを始めるが、5周目にアキ・ミヤザキ/スカイ・チェン組(TEAM KRM・FSRSR)のミヤザキに、7周目に池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)の池田にかわされ4位に落ちる。

 2位のミヤザキは15周目にピットインし、ドライバーをチェンに交代。トップのナオリュウは16周終わりでピットイン。両者ピットストップハンディ60秒加算の2分でピットアウトすると、17周目に3位を走っていた池田がコース脇にマシンを止めたため、ナオリュウがトップでレースに復帰した。

 一時は4位に落ちた武井だったが、交代した堀田が池田のトラブルなどで順位を回復、2位でゴールした。3位にはチェンが入った。

 次大会第5、6戦は、岡山国際サーキットに舞台を移し6月14、15日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第4戦富士決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
132CⅠ1高木 真一
タカシ
TEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
341:00'43.896
227CⅠ2飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
3459.609
370CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
331Lap
49CⅡ2武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
331Lap
538CⅡ3アキ・ミヤザキ
スカイ・チェン
TEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
322Laps
669CⅡ4草野 健
船井 俊仁
AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
322Laps
777CⅡ5野間 一
山脇 大輔
炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
322Laps
823CⅡ6山野 直也
滝澤 智幸
KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
322Laps
972CⅡ7須崎 弘一郎
江原 謙輔
AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
322Laps
103CⅡ8小島 英気
藤森 博
WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
322Laps
1152CⅠ3伊藤 良男
竹内 浩典
優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
313Laps
---- 以上規定周回数(23Laps)完走 ----
-14CⅡ-池田 大祐
三沢 伸輔
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
2113Laps
  • Fastest Lap(C1): CarNo.32 高木真一(TEAM KRM GT3R) 1'42.089 (29/34) 160.907km/h
  • Fastest Lap(C2): CarNo.70 ナオリュウ(AGE-AGE-458) 1'46.213 (13/33) 154.659km/h

Japanese F3

JF3:第3,4,5戦もてぎ 山下健太が3戦連続2位で開幕から連続表彰台記録継続 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ (4.801379km)
  • 予選:5月10日(土)晴:ドライ
  • 第3戦決勝:5月10日(土)晴:ドライ
  • 第4戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
  • 第5戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ

 全日本F3選手権の第3戦、第4戦、第5戦が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催。山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が3レース全てで2位フィニッシュを果たし、開幕からの5戦連続での表彰台獲得となった。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦で4位、第4戦、第5戦は山下に続く3位で表彰台に上った。

14f3_rd2_1.jpg
 第3戦、第4戦、第5戦と連続で2位表彰台を獲得した
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦、第5戦)が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今大会は、今季唯一となる1大会3レース制で行われた。10日(土)に第3戦、第4戦の予選を行った後に第3戦決勝、11日(日)は第4戦と第5戦の決勝が実施。第5戦のスターティンググリッドは第3戦の決勝結果により決定された。

 もてぎは週末を通して好天に恵まれ、過ごしやすい気候の下で若きドライバーによる熱戦が繰り広げられた。

 10日(土)午前10時40分より10分間のインターバルを挟んで10分ずつ、第3戦、第4戦の予選が行われ、共に山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が首位と僅差のタイムで最前列2番手を確保。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦予選時にトラブルに見舞われ5番手。第4戦予選でもこのトラブル解消のためコースインが遅れ、ひとつポジションを上げたものの4番手グリッドとなった。

 予選終了から4時間程のインターバルを経た午後2時45分より、第3戦決勝(14周)がスタート。開幕戦鈴鹿では2レース共にスタートをミスし出遅れた山下だったが、今レースはしっかりとスタートを決め、2位をキープ。山下は1周目の前半、3番手スタートの高星 明誠 (B-MAX Racing Team with NDDP)の追撃を受けるも、これを制し2位のポジションを堅守した。

 その直後には、5番手スタートからひとつ順位を上げた勝田が高星を一旦パスしたものの抜き返され、4位へ。

 山下は1周目の2位争いのバトルの間に広げられてしまった首位との差を縮めるべくアタックを続けたが、逆転には至らず2位でフィニッシュ。勝田は4位でチェッカーを受けた。

 11日(日)午前10時55分より第4戦決勝(14周)が行われた。スタートでは2番手グリッドの山下に、4番手グリッドから抜群のスタートダッシュを見せ3位に上がった勝田が迫ったが、山下はこれを抑え、2位をキープ。

 山下と勝田が2位を争っている間に、首位との差は1秒以上に広がってしまった。山下は5周目にこのレースでのファステストラップをマークするなど速さを見せ、じりじりとその差を詰めていったが首位には届かず、2位フィニッシュ。勝田は3位で表彰台に上った。

 第5戦決勝は前の2戦よりも長い20周で、第3戦の決勝結果によるスターティンググリッドから、午後3時15分にスタートが切られた。

 第5戦も第4戦同様、4番手グリッドの勝田がスタートで3位に上がり、2位山下に迫ったが順位は変わらず。この2台は1秒ほどの差を保って周回を重ねていったが、首位との差は徐々に広がっていくことに。

 終盤には3位の勝田がプッシュをかけたが前を行く山下には届かず、山下が2位、勝田が3位でフィニッシュ。山下はシリーズでただ一人、今季開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている。ランキングでは今大会3連勝の松下に首位の座を奪われることとなったが、2位山下との差はわずか1ポイントとなっている。

 次戦は6月14日(土)、15日(日)に第6戦、第7戦が岡山国際サーキットで開催される。

14f3_rd2_2.jpg
開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)
14f3_rd2_3.jpg
第3戦で4位も第4戦、第5戦で3位表彰台に上った
勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S #1)
トヨタモータースポーツニュース

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ決勝 三笠雄一が2連勝、FCクラスは根本悠生が3連勝

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 JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が22分59秒035で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がFCクラスの優勝を飾った。

 午後なりツインリンクもてぎ低空には薄雲がかかってきたが、相変わらず暑く、路面温度46度というコンディションで午後2時10分、第4戦決勝のフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのは、昨日に続きポールシッターの三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。このレースも盤石で、徐々に後続を引き離し、もてぎラウンド連勝を飾った。

 2位には山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)が入った。

 FCクラスは、予選3位の根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がオープニングラップでトップに立つ。

 根本はその後もトップを快走、前大会から通算して3連勝を飾った。2位には大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)とホンダ勢が続いた。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1222'59.035
214C2山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
122.258
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
126.278
425C4松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
126.823
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1215.479
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1217.231
770C6嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1227.361
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1229.033
94C8佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
1237.810
1035A2髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1241.798
1190FC1根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1243.551
1234C9三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1244.753
1363FC2大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1245.141
1462FC3福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1245.320
1592FC4坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1246.192
1661FC5坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1247.033
173C10中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
1247.441
1893FC6小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1249.054
1991FC7長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
1255.024
2017C11小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
1256.032
2160FC8石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1257.264
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ----
-50C-浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
57Laps
-73A-松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
39Laps
  • Fastest Lap: CarNo.2 三笠雄一(美人&LTVRacingDRP) 1'54.250 (7/12) 151.29km/h

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝記者会見 総合&Nクラス上位3名のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r04_r_pc-matsushita  「今日の14周は短く感じ、タイヤのことも考えながら走っていました。スタートもうまくいき、ポジションキープで周回していました。山下選手が付いてくるだろうと思っていたので、タイヤをいじめないように大事に使いましたが、最後3周くらいからミスもありちょっとづつ近づかれてしまいました。第5戦もチームのみなさんがいいクルマを作ってくれたので3連勝したいです」
決勝2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r04_r_pc-yamaken  「昨日スタートで抜かれそうになり、今日もスタートは遅かったんですが、回りの選手も遅くてポジションをキープできました。序盤、松下選手に離されてしまい、後半に向けてタイヤを考えて走りました、最後周数はけっこう近づき、抜くことはできませんでしたが、午後のレースに向けていい形で終われたと思います。午後は周回数も長いですし、タイヤの摩耗の差も出てくると思うので、よく考えて最後は勝ちたいです」
決勝3位 勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)
f3_r04_r_pc-katsuta  「スタートが決まってポジションを上げることができたんですが、前の山下選手につっかかってしまい、アウトから仕掛けられたのをなんとか守ることができました。いままでもタイヤを壊してしまう面があるので、結果だけでなく、内容的にドライビングを改善していくということを考えて序盤から中盤にかけて走りました。中盤にタイヤを2回くらい傷めてしまい、終盤は山下選手とタイム差が開いていったので、ドライビングによるタイヤ摩耗が影響しているのかなと思います」
Nクラス優勝 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r04_r_pc-koizumi  「フォーミュラトヨタ時代からお世話になっているハナシマレーシングさんに感謝の一言です。2年前から参戦していて、いつポールポジションを取れるんだろうとか、いつ勝てるんだろうとかいわれてて、昨日ポールで、今日初優勝でチームに感謝したいと思います。花島さんが今回来てなくて、木・金曜日に以前からアドバイスをいただいている石浦君とエンジニアの小暮さんに来ていただいていいクルマができ、感謝しています」
Nクラス2位 山口大陸(TAIROKU EXCEED)
f3_r04_r_pc-tairoku  「久しぶりにF3に乗って間もなくて、ポールも運よく取れて、表彰台も上がれたのでこれをきっかけに、いろんなことを勉強しながらステップアップしていきたいと思います。開幕戦の鈴鹿はチームも自分も試行錯誤しながらでしたが、今回のもてぎは走り込んでいるコースなので、みんなと差が無く、しっかりとりたレースをすることを心がけて戦いました。結果に結びついてうれしいです」
Nクラス3位 湯澤翔平(KCMG F308)
f3_r04_r_pc-yuzawa  「ブレーキングのコーナーが苦手で、もてぎでは調子が悪かったんですが、スタートで順位を上げられたことがこの結果だと思います。ペース自体は悪かったので、次の第5戦ではブレーキコントロールをうまくして、ペースを上げてきたいと思います。エンジニアと話をしてクルマをどういうふうに動かせばいいのか、もっとセットをアジャストしていかないといけないのかなと思います」
Text & Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝 松下信治が2連勝、Nクラスは小泉洋史が初優勝

 全日本F3選手権は11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が14周・25分5秒261で2連勝を飾った。Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が待望の初優勝をものにした。

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 決勝レースは、気温20.8度、路面温度39.5度というコンディションの中、午前10時55分フォーメーションラップが始まった。

 スタート制したのは昨日の第3戦に続き、ポールシッターの松下信治(HFDP RACING F312)。これに予選2位の山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が続く。3位には予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわした同4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がってきた。

 オープニングラップ、松下は山下を1.2秒後方に従えてホームストレートに帰ってきたが、昨日と違い、山下との差を開いてゆくことができない。山下は5周目にこのレースのファステストラップとなる1分46秒463をたたき出して松下を追う。2人の差は、1秒強のタイム差でレースは進行するが、終盤12周目には0.7秒差まで迫り、山下は松下の背後に付けるが追撃もここまで。松下が山下を振り切って昨日に続き2連勝を飾った。2位には山下が入った。

 3位でレースを始めた勝田は序盤、山下の背後に付けていたが、中盤から徐々に差が開き、結局3位のままでレースを終えた。4位にはペースの上がらなかった高星明誠(B-MAX NDDP F312)、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)と2人のNDDPコンビが入った。

 Nクラスはポールスタートの山口大陸(TAIROKU EXCEED)を押さえて、予選クラス2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がトップで1コーナーへ。小泉は山口を上回るスピードで徐々に差を広げ、そのままゴール。F3初優勝を飾った。2位には山口が入り、14年ぶりに参戦したF3で初表彰台をものにした。

 予選クラス3位の久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)はスタートをミス。湯澤翔平(KCMG F308)の先行を許す。久保の背後でパスするチャンスを伺うが、結局前に出ることはかなわず、湯澤が3位。久保は4位でレースを終え、今季初めて表彰台を逃すこととなった。

 三浦愛(EXEDY RACING F307)は予選と同じクラス5位で湯澤、三浦に続き三つどもえの争いを展開するも、10周目の3コーナー立ち上がりでコースアウト。彼女も開幕から続いた表彰台を逃す結果となった。

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 第5戦は本日11日、午後3時15分スタート。第3、4戦より8周多い20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Foruam
Hiroshi ICHIMURA

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
1425'05.261
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
140.791
313勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
144.006
4224高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
1413.291
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
1413.801
626清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
1420.753
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
1421.451
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
1425.975
96N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
1451.137
1028N2山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
1455.432
1119N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
141'03.645
1262N4久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
141'04.247
1330N5ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
141'13.787
---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ----
-3N-三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
95Laps
-13-吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
59Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM\'S F314) 1'46.463 (5/14) 162.36km/h

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ公式予選 総合で三笠雄一、FCクラスで坪井翔と美人&LTVがダブルポール

 JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が1分53秒065で総合の、坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が1分55秒869でFCクラスのポールポジションを獲得した。

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 ツインリクもてぎは昨日に引き続き早朝から雲一つ無い快晴。初夏の陽気の中、午前10時より20分間にわたり公式予選が行われた。

 この予選も序盤からリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。計測3周目に1分53秒065をたたき出す。2位には中盤から山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が1分53秒439で続く。

 三笠はさらにタイムアップを目指すが、路面温度が高いのか1分53秒186で更新ならず。しかし他のドライバーも同じ状況で、山田が1分53秒213までタイムを縮めたものの届かず、三笠のもてぎラウンドダブルポールが確定した。3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)、4位には松井孝允(サムライサポーターズF4)、5位には阿部拓馬(ZAP F108)と続いた。

 FCクラスも終盤での入れ替えはなく、中盤でのタイムで順位が決定した。クラスポールポジションは1分55秒869で坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)。美人&LTVチームが両クラスでのポールとなった。2位に大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)、4位福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチララR)、5位小河 諒(TEAM TOM’S)と続き、ポールの坪井からクラス8位の長渕蓮(FTRSスピリットF4)までが0秒358差という僅差の争いで幕を閉じた。

 第4戦決勝は本日11日、午後2時10分より1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1'53.065--152.8763/10
214C2山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
1'53.213 0.148 0.148152.6765/8
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
1'53.507 0.442 0.294152.2815/8
425C4松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
1'53.618 0.553 0.111152.1323/10
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1'53.697 0.632 0.079152.0275/8
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1'54.318 1.253 0.621151.2017/10
750C6浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
1'54.641 1.576 0.323150.7756/6
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1'54.753 1.688 0.112150.6286/9
970C8嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1'55.089 2.024 0.336150.1884/8
103C9中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
1'55.309 2.244 0.220149.9019/10
1134C10三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1'55.324 2.259 0.015149.8824/9
1273A2松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
1'55.370 2.305 0.046149.8223/7
1335A3髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1'55.388 2.323 0.018149.7994/10
144C11佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
1'55.847 2.782 0.459149.2054/10
1592FC1坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1'55.869 2.804 0.022149.1774/9
1663FC2大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1'55.955 2.890 0.086149.0666/11
1790FC3根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1'55.985 2.920 0.030149.0286/11
1862FC4福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.075 3.010 0.090148.9128/11
1993FC5小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1'56.176 3.111 0.101148.7835/10
2061FC6坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.197 3.132 0.021148.7564/10
2160FC7石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.208 3.143 0.011148.7426/11
2291FC8長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
1'56.227 3.162 0.019148.7174/11
2317C12小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
1'57.357 4.292 1.130147.2855/8

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ公式予選 松下信治が連続、Nクラスでは山口大陸が初ポールポジション

 全日本F3選手権はツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で10日、第4戦の公式予選を行い、松下信治(HFDP RACING F312)が1分45秒567で総合の、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でNクラスのポールポジションを獲得した。

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 第3戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、第4戦の公式予選が午前11時より10分間で行われた。

 ここでは松下信治(HFDP RACING F312)が中盤から1分45秒567でトップに立つと、このタイムで2戦連続のポールポジションを獲得した。

 2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位には高星明誠(B-MAX NDDP F312)と続き、ここまでは第3戦の予選の顔ぶれと同じ。4位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)がつけ、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が入った。

 Nクラスは山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でポールポジションを獲得。十数年ぶりにF3に復帰してきた山口にとって待望の初ポールポジションとなった。クラス2位には小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が、同3位に久保凛太郎(CG ROBOル・ボーセF308)と続いた。

 第4戦決勝は明日11日午前1時55分より14周で、第5戦決勝が午後3時15分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/hLap
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.567--163.7353/4
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.614 0.047 0.047163.6624/5
3223高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.719 0.152 0.105163.4994/5
414勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.910 0.343 0.191163.2044/4
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.099 0.532 0.189162.9145/6
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'46.355 0.788 0.256162.5215/6
7387ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.414 0.847 0.059162.4314/6
828清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'46.787 1.220 0.373161.8643/5
928N1山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.722 3.155 1.935158.9834/4
106N2小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.736 3.169 0.014158.9633/4
1162N3久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.840 3.273 0.104158.8113/5
12139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'49.184 3.617 0.344158.3104/5
1319N4湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.447 3.880 0.263157.9304/4
143N5三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.699 4.132 0.252157.5673/5
1530N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.890 4.323 0.191157.2934/5

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 BRP☆HYPER ECU C72 制動屋J’Sフィット、真夏の7時間耐久レースを予選・決勝共にST5クラス2位で終える (BRP)

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【8月9日(金)公式フリー】天候:腫れ 路面:DRY

 Birth Racing Project【BRP】は2013年8月10日~11日に富士スピードウェイで開催された「スーパー耐久シリーズ第4戦 富士」において、真夏の7時間の激戦を予選・決勝共にクラス2位で終えました。

 チームにとっては未体験の真夏の7時間の耐久レースという事で、前日の木曜日から決勝レースを想定したタイヤ・ブレーキ・燃費のバランスを重点的に車両のセットアップを進めて、4名のドライバーで決勝シュミレーションを行いながら精力的に走り込みを行いました。

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【8月10日(土)公式予選】天候:晴れ 路面:DRY

 当日は、かなり気温・路温が上昇して想定していた温度から大きく外れ、更に前日までは7時間の決勝レースを想定したセットアップを中心に行っていた為、予選セットアップに時間を取れず、一発のタイムに安要素もありましたが、Aドライバー奥村選手からポールポジションを目指して公式予選に臨みました。コースイン直後から、きついアンダーステアが発生して、高速コーナーで失速する症状が出て思う通りにLAPタイム伸ばす事が出来ずに、奥村選手は予選を終えますが、Bドライバー古宮選手の予選前に奥村選手のコメントを元に、一発のタイムが出る予選専用に大幅にセットアップを変更して、古宮選手がコースインしました。大幅なセット変更が幸いし、大きくタイムアップしてST5クラスコースレコードとなる2’07.986をマークして予選を終えました。

 Aドライバーとの合算で予選クラス2位獲得して、続くCドライバー駒木選手及びDドライバー西田選手も好タイムで予選を終え、明日の決勝に期待が持てる予選結果となりました。

【8月11日(日)決勝】天候:晴れのち雨 路面:DRY→WET→DRY

 昨日の予選に引き続き、猛暑の暑い7時間レースの幕開けとなりました。

 スタートドライバーは、海外の24時間などの過酷な耐久レースの経験が豊富な、奥村選手が担当しました。タイヤ・燃費のマネジメントを行いながら、クラス上位をキープして約2時間の灼熱のスティントを終えた奥村は、大きく体力を消耗してピットに戻り、西田選手に交代します。

 この頃から、天気が急変し雲行きが怪しくなり、気温・路温も低下しはじめて、レース中盤での雨が予想される天気となってきました。交代した西田選手も車を労わりながら設定タイムで安定して周回し、古宮選手に交代して更に周回を重ねますが、古宮選手の走行中に、GT3クラスのアウディR8との接触というトラブルが発生し、車両にトラブルを抱えての走行せざるを得ない状態となりました。

 予定通り駒木選手への交代の際に、R8との接触箇所の約5分間の修復作業を行い、再スタートしました。

 駒木選手のコースイン直後から、雨が降りだし、天候の様子を見ながら、スリックタイヤで非常に難しい路面コンディションで駒木選手は走行を続けますが、次第に大粒の雨がコースを濡らして、スリックタイヤでは走行できない路面となった為、緊急ピットインをして、レインタイヤへの交換と最後のドライバー交代で予定通り、再び古宮選手にドライバー交代を行い、雨の中首位のNo.17のデミオを猛追します。雨は上がり再び路面が乾きだした為に、スリックタイヤへのタイヤ交換を行い再び猛追を開始します、夕暮れを迎える7時間を経過する頃には首位と10秒差まで追い詰めますが1歩届かず、ST5クラス2位で7時間の富士戦を終えました。

【コメント】
チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
 チームが未経験とする7時間の真夏の長丁場の耐久レースという事で、木曜日から現地入りして決勝レースを想定した車両セットアップを進めました。今年から新車を投入した事により大幅に戦闘力は向上して、各ラウンドでコースレコードを記録していますが、予選タイムを狙ったセットと決勝レースを想定したセットアップで大きく車両の特性が変わる傾向が強く、更に今年からタイヤのサイズや特性が大幅に変更になった為、昨年までのデータが反映しにくい等、車両セットアップに時間を要しており、今後の課題はタイムも狙えて決勝レースも十分戦える安定した車両開発を急ぎ進める必要があります。レースにおいては、レースに「もし」があるとすればGT3クラスのアウディR8との接触が無ければ、優勝が確実だっただけに落胆してしまいましたが、「これもまたレース」と気分を改め再び気分を引き締めていきたいと思います。シーズンもいよいよ後半戦に突入しました。現在チャンピオンシップにおいては首位をキープしておりますが、最後の最後まで気を引き締めてスタッフ一同全力で戦って参りますので、皆様引き続きのご支援・ご声援をお願いいたします。

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Press release ST-5 Birth Racing Project

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5、アクシデントを乗り越え、7時間レースを9位で完走 (A-ONE)

 8月10~11日、2013スーパー耐久第4戦「富士スーパー耐久7時間レース・SUPERTEC」が静岡県富士スピードウェイにて開催されました。#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は、予選ST4クラス10位、決勝ST4クラス9位となりました。

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■レース概要
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ第4戦富士スーパー耐久7時間耐久レースSUPER TEC
  • 日時 2013年 8月 10日(土),11日(日)
  • 場所 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 入場者数 8月10日(土)5,700人/8月11日(日)12,500人
■レース結果概要
  • 車名 #73号車 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
  • ドライバー A:鈴木 陽 B:山崎 学 C:森 国形 D:中村 旬
  • 予選 ST4クラス10位(17台中)
  • 決勝 ST4クラス9位(17台中)
レースに向けて

 第4戦の舞台となるのは静岡県富士スピードウェイです。このサーキットは国内最長の1.5kmのホームストレートとテクニカルな後半区間で構成され、標高585mと国内ではオートポリスに次ぐ高地にある全長4.6kmのサーキットです。シリーズ最長7時間、真夏のレースということで、マシンとドライバーに過酷な負荷のかかる耐久レースが予想されます。前回もてぎ戦にて、その信頼性が確認されたmountainのブレーキディスクローターを装着し、念願の表彰台を目指して、#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は今回の第4戦 SUPER TECに挑みます。

8月9日 公式練習 第1回

 10:20から開始された公式練習1回目。前回同様、まずはセットアップ確認の為に、 山崎選手がコースイン。マシンバランスは、前戦同様アンダーステアな傾向にあり、またピッチングとロール挙動が大きく、ダンパーセッティングと車高調整により、マシンを 落ち着かせる方向にセットアップを進めました。セッション最後の10分は、富士スピードウェイ初体験となる鈴木選手に交代してコースイン。事前にオンボード映像などで学習したものの、路面のカントやアンジュレーションは、実際に体感しないと分からない部分も多く、レーシングスピードに至る前にセッション終了となりました。

8月9日 公式練習 第2回

 13:00より開始された午後のセッションは鈴木選手から走行を開始。インターバルの間にレクチャーを受け、感触を確かめながら順調にペースを上げていきます。9周目には、 2分3秒台にまでタイムアップをしましたが、エグゾーストのフランジ付け根にクラックが入ってしまい、予定よりも早めのピットイン、部品を交換します。マシンバランスとしては、100Rが踏めず、セクター2で遅れをとっている状況でした。部品交換後は、森選手、中村選手がそれぞれ5周ずつ乗り継ぎ、2分3秒~4秒台とまずまずのタイムを記録しました。

8月9日 公式練習 第3回

 最後のセッションは、中村選手から走行開始。久しぶりの富士でしたが、徐々にペースアップし、最終的には2分2秒台中盤までタイムアップしました。中古タイヤということを考慮するとまずまずのタイムですし、明日の予選でフレッシュタイヤなれば、リヤのグリップ不足は解消されると予想され、バランスは良く、高いパフォーマンスを発揮できるのではないかと期待が持てました。

 セッション開始20分が経過したところで、鈴木選手がコースインします。コースの特徴も押さえ、2回目のセッションから更なるタイムアップを狙いましたが、途中、VTECに入らないというトラブルを抱えた為に、急遽ピットイン。メカニックがエンジンまわりをチェックしますが、セッションの残り時間を考えるとこのまま走行するしかなく、森選手⇒山崎選手と乗り継ぎ、マシンが本調子でないままセッション終了となってしまいました。

 最後にトラブルで終了してしまったことは残念ですが、予選や決勝に起きずに良かったとポジティブに考えることとしました。

公式練習総合結果
  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之/筒井克彦
  • P2 #93 SKR ENGINEERING S2000 浜野彰彦/中村嘉宏/鈴木優
  • P3 #48 DIJON IS WAKO'S ED DC5 鶴田和弥/太田侑弥/井上恵一
  • P8 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽/山崎学/森国形/中村旬

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8月10日 公式予選
Aドライバー予選(2グループ:13:55~14:10)

 昨日のエンジントラブルの影響もあり、エンジンの走行チェックもできないまま迎えた予選。13:55から15分間のAドライバー予選2グループがスタートしました。前後フレッシュなタイヤでコースインした鈴木選手ですが、アンダーステアが強く思うように ペースが上がりません。アタックラップ1周目には#88 村上モータースロードスターにかわされ、徐々に離されてしまいます。結局、自己ベストは更新したものの、2'02.186という不本意なタイムに終わってしまいました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P2 #95 リジカラS2000 松井猛敏
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
  • P13 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽
Bドライバー予選(2グループ:14:40~14:55)

 続いて14:35からBドライバー予選2グループがスタート。山崎選手は、アウトラップでタイミングを図り、計測1周目は#58 ウィンマックス インテグラに追走する形でアタックを開始します。しかし#58 ウォンマックス インテグラは途中でスローダウンした為、後半区間は単独走行となってしまいます。続く2周目も引き続きアタックしますが、今度は山崎選手がコカコーラコーナーのブレーキングでギヤが抜けしまい、アタックを中止。その後も#58 ウィンマックス インテグラとポジションを入れ替えながら3周に渡りアタックしたものの、アンダーステアバランスの影響は強く、思うようにタイムアップならず、4周目に記録した2'00.305がベストとなりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之#95
  • P2 #95 リジカラS2000 中島保典
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
  • P9 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 山崎学
予選終了後のコメント
鈴木選手コメント
 フリー走行でのエンジントラブルもあって、予選のセットアップが万全でない状態でのアタックとなりました。これまでのベストタイムは更新しましたが、リヤグリップが高く、特に後半のテクニカルセクションでは、アンダーステアが強く苦戦しました。ピット位置が最終コーナー寄りだったこともあり、コースインした時点で他のST4車両との間隔が開き過ぎてしまっていたので、もう少しタイミングを図るべきだったかもしれません。
山崎選手コメント
 フリー走行ではフレッシュタイヤでテストしていなかったのですが、予選で前後に新品タイヤを履いたら、思った以上にリヤタイヤのグリップが上がり、アンダーステアが強くなってしまいました。やはりフリー走行からフレッシュなタイヤを入れてテストするなり、リヤタイヤを事前に転がして、バランスを取らないと勝負にならないと感じました。
森選手コメント
 とにかく皆さんについていこうと頑張りましたが、タイムはともかく、まだまだ練習不足だと痛感しました。もっと練習して、次回の岡山ではもっと向上できればと思います。
中村選手コメント
 私のミスで、黄旗区間でのコース外走行により、6グリッド降格のペナルティを受けてしまい、皆様には大変申し訳なく思っています。

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8月11日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

 予選中にマシンバランスを改善する為にセットアップを変更しましたが、リヤの動きを軽くした分、ブレーキングでの安定感に不安があった為に、バンプラバーでピッチングを抑える方向に調整し、決勝に向けたマシンバランスを確認しました。バランス的には改善方向にあるものの、依然アンダーステア傾向は残った状態でした。

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8月11日 決勝レース

 例年より長い7時間という長丁場となる今回のレースは、ピットストップ回数の義務も4回となります。インテグラは、燃料をフルタンクで2時間程度走破できる計算の為、フロントタイヤをいかにもたせるかが勝負のカギといえます。

 午前11:00、54台がローリングを開始。GT3,ST1/2/3クラスが第1グループとST4/5クラスの第2グループが隊列を整え、スタートを待ちます。

 #73 mountainインテグラのスタートドライバーは、ベテランの山崎選手が担当。2周のローリングを終えて、全車一斉にスタートをきります。#73 mountainインテグラは、1コーナーで#78 Mita project シビック、#88 村上モータースロードスターを交わし、順調に順位を上げていきます。前方には#49 ADFSアバルトと#87 GAZOO86が順位を入れ代えながら100Rをクリア。ヘアピン進入で#87 GAZOO86が#49 ADFSアバルトを捕らえます。さらに#49 ADFSアバルトがヘアピンでアウトにはらんだスキを突いて#73 mountainインテグラもインを刺しましたが、両車は接触してしまいます。この接触により右フロントを破損してしまった#73 mountainインテグラは緊急ピットイン。右フロントのトーが完全にアウトに向いてしまいましたが、メカニックの迅速な作業により、クラス最後尾ながらも5周遅れでコースに復帰できました。

 レースは18周を消化したところで、最終コーナーにストップ車両が出たことにより、セーフティカー(SC)が導入されます。#73 mountainインテグラは、14周を終えた所でピットイン。山崎選手から森選手へと、1回目のドライバー交代をしましたが、ジャッキアップ中にエンジン始動をしたことによるペナルティを受けてしまいます。交代した森選手は、26周目に30秒のペナルティストップを消化しコースに復帰します。その後は順調に周回を重ねたものの、ドリンクが無くなり、ドライバーの消耗が激しいことから、予定より早めの53周目にピットイン。森選手から鈴木選手へと2回目のドライバー交代を消化しました。

 レースの後半戦を考えると、このスティントは2時間フルに走りきりたい為、ドリンクとクールスーツをなるべくセーブし、タンクが軽くなる後半に向けて、タイヤとブレーキへの負担も極力かけないよう心がけてのドライブとなります。そしてこのスティントも残り50分となった86周目、鈴木選手は、先頭集団の#95リジカラS2000をパスさせる為に、早めのブレーキングでダンロップコーナーに進入します。そしてロス無く立ち上がろうとした瞬間、#95 リジカラS2000が立ち上がりで失速した為に、#73 mountainインテグラはたまらず減速。接触は避けたものの、後続の#86 GAZOO86に追突されてしまい、右リヤを破損してしまいます。この接触でリヤバンパーが脱落し、鈴木選手は白煙を上げながら、86周目に緊急ピットインすることとなりました。

 #73 mountainインテグラは、そのままガレージに入り、リヤバンパーの応急処置を受けます。そしてこのタイミングで、鈴木選手から中村選手へと、3回目のドライバー交代を消化しました。

 中村選手は、2分4秒~5秒台のペースで順調に走行を続けますが、空は次第に暗くなり、雨もポツリポツリを降り出します。そして117周目に入った辺りで雨脚は徐々に強まり、119周目には、ウォータースクリーンが上がる程の本格的なWET路面へと変わります。ラップタイムも2分17秒台まで落ち、もはやスリックタイヤでの走行が厳しくなった中村選手は、119周終了時点でピットイン。レインタイヤへの交換と共に、ドライバーは山崎選手へと交代し、4回目のドライバー交代義務を果します。

 雨を得意とする山崎選手は、スリッピーな路面に苦戦するFR勢をよそに、素晴らしいペースで追い上げます。そして129周目に入ろうかというホームストレート上で、#73 mountainインテグラに突然の異変が襲います。1コーナーまで残り200m付近で、右フロントタイヤがバーストし、フェンダーやミラーもろとも吹き飛んでしまいました。

 200km/h近いスピードが出ていましたが、山崎選手は冷静に対処し、コースアウトすることなく減速し、スロー走行でピットまでなんとか辿り着くことができました。

 ピットに戻った#73 mountainインテグラは、完走を目指してコース復帰できるよう、メカニック達の手により、ガムテープとアルミの板を使ってタイヤを覆い、応急処置を受けて、クラス10位でコースに復帰することに成功します。

 その後雨は止み、今度は次第に路面が乾き始めます。コロコロと目まぐるしく変わる路面コンディションの中、山崎選手は怒涛の追い上げを開始し、クラス9位の#18 浅野自動車86との差を、1周3~4秒近く縮めていきます。この時点で#18 浅野自動車86との差は約2分ありましたが、レースは残り1時間半、捕らえられる可能性は残っています。

 ただ路面がDRYに変わりペースが上がったことで、#73 mountainインテグラはもう1回ピットストップが必要となり、#18 浅野自動車86を捕らえるかは微妙な状況でした。

 山崎選手は、先頭集団と遜色ない素晴らしいペースで最後の追い上げをする中、レース終盤、#18 浅野自動車86がピットイン!これで#73 mountainインテグラがクラス9位に浮上します。後は、最後のピットインまでにどれだけのアドバンテージがあるかがカギとなります。#18 浅野自動車86がコースに復帰した時点で、#73 mountainインテグラから約50秒遅れており、アドバンテージとしては微妙な差です。チームエーワンは、最後のピットストップで、燃料補給と共にドライバーを山崎選手から鈴木選手に交代する予定でしたが、既に4回のドライバー交代の義務は果しており、この差から考えると、燃料給油のみでコース復帰すべきと判断し、166周目、燃料給油のみでコースに復帰させます。

 この作戦は見事に成功。最後の最後でクラス9位を守りきり、7時間に渡る激戦を完走することができました。

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レース後のコメント
鈴木選手コメント
 今回は、全ての面で我々にツキがなかったと感じています。上手く流れをつかんでいれば、上位を狙えるだけのポテンシャルはあっただけに残念でした。ただ、度重なるアクシデントを乗り越えて、7時間という長丁場を走りきれたことは、我々にとっても自信になりました。次回岡山こそは表彰台を獲得したいと思います。
山崎選手コメント
 スタート早々に他車と接触してしまい、皆さんには大変申し訳ないことをしました。 今後このようなことがないようにしたいと思います。雨の走行中には、ストレート上で 突然タイヤバーストし、あわやというアクシデントに見舞われましたが、なんとかコース上に留まることができラッキーでした。次回また頑張ります。
森選手コメント
 今回は1時間半ほどドライブしましたが、ドリンクは無くなり、後半は体力的にかなり辛かったです。今回はスタミナ不足を痛感しましたので、次回の課題としたいです。
中村選手コメント
 コンディションが刻々と変化する場面でのドライブとなりましたが、ドライブ自体楽しむことができました。今回は色々とアクシデントに見舞われましたが、最終的に完走できてよかったです。今回で最後となりますが、機会があれば乗りたいと思います。
大河原監督のコメント
 今回は、トラブルやアクシデントに見舞われ、本来の実力を発揮できず残念なレースとなりました。次戦岡山には、足回りのセッティングを見直して持ち込み、ドライバーには最大限にポテンシャルを引き出してもらい、3度目の正直で表彰台を獲得したいと思います。今回もご声援いただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
TEAM A-ONE Press Release

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 オートバックス.GLORY-R.FN2、SUPER-TECで3位表彰台を飾る! (ARTA A-ONE)

 8月10~11日、2013スーパー耐久シリーズ第4戦「SUPER-TEC」が静岡県富士スピードウェイで開催されました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2は予選ST4クラス6位、決勝ST4クラス3位となり今季初表彰台を獲得しました。

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■レース概要
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ第4戦 SUPER TEC 7時間耐久レース
  • 日時 2013年8月10日(土)、11日(日)
  • 場所 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 入場者数 8月10日(土)5,700人/8月11日(日)12,500人
■レース結果概要
  • 車名 333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
  • ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸 D:下山和寿
  • 予選 ST4クラス6位(17台中)
  • 決勝 ST4クラス3位(17台中)
今回のレースに向けて

 第4戦の舞台となるのは静岡県富士スピードウェイです。このサーキットは国内最長の1.5kmのホームストレートとテクニカルな後半区間で構成され、標高585mと国内ではオートポリスに次ぐ高地にある全長4.6kmのサーキットです。

 シリーズ最長7時間、真夏のレースということで、マシンとドライバーに過酷な負荷のかかる耐久レースが予想されます。さらに、富士山の麓というロケーションから天候が不安定なことでも知られています。このレースに向けて#333 オートバックスFN2は5ZIGEN製エキゾーストキットと軽量カーボンドアを導入するとともに前回もてぎ戦で起きたスロットルトラブルの対策を実施しました。

8月10日 予選

 8月10日(土)13:55 から15分間のAドライバー予選2グループがスタート。#333 オートバックス FN2は北川選手がコースインします。しかし、前方で他車の接触があり2周目のアタックは中止。3周目もクーリングにあて、4周目に2回目のアタックに入りますが、ダンロップコーナーでST5クラスに遭遇してしまいアタックを中止します。続く5、6周目で連続アタックを行い1'59.651を記録し7番手につけました。

 クラストップは1'57.426を記録した#41 TRACY S2000植松選手となりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P2 #95 リジカラ S2000 松井猛敏
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
  • P7 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛

 続いて14:35からBドライバー予選2グループがスタート。今回はピット位置が最終よりであるため、予選開始とともにコースインしても1コーナー寄りのピットを使う車両に前を取られてしまいます。そこで野間選手とチームはコースインを遅らせる戦略を取りました。しかし無線交信の不具合からST4クラスの先頭集団よりだいぶ早くコースインすることとなり、2周目から単独でのアタックを開始します。3周目のアタックはコカコーラコーナーでST5クラスを抜きながらのアタックとなりましたが、1’59.289を記録し6番手につけました。

 クラストップは1’56.938を記録した#95 TRACY S2000井入選手となりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之
  • P2 #95 リジカラ S2000 中島保典
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
  • P6 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 野間一
8月11日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

 8月11日(日)は8:00から20 分間のフリー走行が行われました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2は北川選手が3周走行しフルタンクでのハンドリングの確認を行い2’00.335を記録し4番手につけました。

  • P1 #52 埼玉トヨペット GB with REVO 大井貴之/番場琢/密山祥吾
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/筒井克彦/井入宏之
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/蒲生尚弥
  • P4 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛/野間一/藤田弘幸/下山和寿

 9:35からのピットウォークは、お盆休みということもあり多くのファンがピットを訪れました。ARTA wit TEAM A-ONE は、「mountain レーシングブレーキディスク」、「KW サスペンション」、「エンドレスブレーキパッド」の PR を実施するとともに、キャンギャルオンステージでは2名のレースクィーンが各社の商品のPRを行いました。

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8月11日 決勝レース

 今回のレースはシーズン最長7時間の決勝レースとなります。これに伴い義務ピットストップ回数も4回となっています。

 #333 オートバックスFN2は予選6位でしたが、#48 DIJON DC5 がペナルティでグリッド降格したことにより5番手グリッドからのスタートとなりました。

 #333 オートバックス FN2 は北川選手がスタートを担当します。ローリングは慎重なペースで始まりオープニングラップは5番手で通過、その後#48 DIJON DC5、#58 KRP DC5とのバトルを展開します。

 しかし18周目の最終コーナーでコース上にストップ車両が出たためセーフティカーが導入され、上位では#95 リジカラS2000、#58 KRP DC5 が19周目にピットイン、20周目には#333 オートバックスFN2 北川選手がピットインし下山選手へドライバー交代を行い11番手でコースに戻ります。

 レースが再開された22周目に#116 W.S.S2000がタイヤの脱落、27周目には#93 SKR S2000のトラブルにより#333 オートバックスFN2 下山選手は9番手へと上がります。31周目には#88 村上MSロードスターを抜き、35周目には#13 ENDLESS 86 と#87 GAZOO 86の2 台を一気に抜いて6番手まで躍進します。さらに40周目には#48 DIJON DC5 がルーティンピットストップ、52周目には#86 GAZOO 86がルーティンでピットへ入り4番手まで上がりますが、#333 オートバックスFN2も徐々にタイヤの摩耗が進み厳しい状況となってきます。

 54周目には#52 埼玉トヨペット86、55周目には#48 DIJON DC5 抜かれ6番手へと後退したところで、#333 オートバックスFN2 下山選手はルーティンピットストップを少し早めて野間選手へと交代します。

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 #333 オートバックス FN2 野間選手は6番手でコースインし、61周目には#52 埼玉トヨペット86 がストップし5番手、90周目には#58 KRP DC5がペナルティストップしたことで4番手へ、97周目には#95 リジカラS2000がルーティンストップに入り3番手まで上がります。#333 オートバックス FN2 野間選手は49周、1時間45分に及ぶロングスティントを終え、106周目に3番手で北川選手に交代します。

 このルーティンストップ中に#95リジカラS2000が前に出て、#333 オートバックスFN2 北川選手は4番手で復帰します。このころからコース上には雨が降りはじめ、129周目ごろには一気に強まったため、#333 オートバックス FN2は緊急ピットインでレインタイヤへと交換します。#95 リジカラS2000は132周目まで粘りレインタイヤへ交換し、光貞選手がコースインします。これは最後のルーティンストップとレインタイヤへの交換を同時に行うためと思われます。

 この時点でトップ#41 TRACY SPORTS S2000はルーティンストップを1回残しているもののほぼ1ラップ先行、2番手争いはルーティンストップを1回残した#333 オートバックスFN2とルーティンストップをすべて終えた#95 リジカラS2000の2台に絞られました。

 残り1時間30分となったころ路面は乾き始めてレインタイヤの摩耗も厳しくなり、各車ピットインのタイミングを探り始めます。先に動いたのは#95 リジカラS2000 光貞選手で素早くスリックタイヤへの交換のみでコース復帰、1ラップ遅れて#333 オートバックスFN2 北川選手がピットへ戻りスリックタイヤへの交換と給油を済ませ、野間選手に交代してコースインします。

 #333 オートバックス FN2 野間選手がハーフウェットの路面にスリックタイヤでコースインしたところ、すぐ前方に#95 リジカラ S2000光貞選手を発見します。アウトラップの冷えたタイヤにハーフウェット路面でスライドしながらも#333 野間選手は#95 光貞選手をオーバーテイクし 158周目に2番手に浮上します。しかし予選タイムで1.7秒も速い#95 リジカラS2000を抑え続けることは難しく161周目には抜き返されて3番手となります。

 このバトルの前方には1周回差のトップ#41 TRACY SPORTS S2000 井入選手が現れ、#95 光貞選手、#333 野間選手との三つ巴のバトルとなります。しかし#333 オートバックス FN2 はタイヤの冷えた状態でのハイペースの影響からタイヤの摩耗が厳しくなりタイヤから振動も出てきたため、確実に完走するためペースコントロールしながら198周目に3位でチェッカーフラッグを受けました。

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まとめ
チーム代表代行 大河原一
 「オートバックス様、mountain西岡可鍛工業様を始めとしたスポンサー様に表彰台をお見せできたことにホッとしています。このレースに向けてカーボンドアや5ZIGEN製のエキゾーストを投入しましが、もてぎで好調だったブレーキが本来の性能を発揮できなかったり、エギソースト系と燃調の相性にも課題が残るなど予定していた性能を発揮することができなかったことに悔しさが残りました。現状のマシンのスピードは#41と#95のS2000勢や、#48と#58のインテグラ勢には若干遅れてしまいましたが、チームとしてのレース戦略、ドライバー達の荒れたコンディションでの強さで表彰台を獲得することができました。第5戦岡山に向けてブレーキ系とエキゾースト系の最適化を進め、S2000勢やインテグラ勢に追いつけるよう開発を進めます。今回もご支援いただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」

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ARTA with TEAM A-ONE Press Release

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO ZENT Audi R8 LMS ultra、8位入賞で鈴鹿に向け弾みをつける (Hitotsuyama)

 Hitotsuyama Racingは7月27~28日に宮城県・スポーツランド菅生で開催されたSuper GT 第4戦 「SUGO GT300km RACE」に参戦致しました。ミッショントラブルにより公式予選は下位に沈んでしまいましたが、決勝レースでは中盤雨が降り出す波乱の展開の中、巧みにポジションを上げ、今シーズンベストとなる8位入賞を果たしました。

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7月27日 公式練習 / 公式予選

 不安定な天候のもと、ウェット路面で開始された公式練習。まずはリチャードがタイヤのフィーリングを掴むためにコースインするが、数ラップ後のピットイン時にメカニックがオイル漏れを発見。マシンをピットガレージ内に押し戻し確認をしたところ、ミッションからのオイル漏れであることが判明。午後の公式予選までの修復を優先するために、残念ながらその場で公式練習を諦めることになった。オーバーホールから戻ってきたばかりの、初めて使用するミッションからのオイル漏れだけに、チーム側では事前対処は不可能で、もどかしさだけが残る結果となった。マシンに応急処置を施し、午後の公式予選には間に合わせることができたが、午前の公式練習後半からは路面状況がドライへと変化しており、ライバル勢がドライでの走行データを持つ中、ウェット路面数周のデータしか持たない#21 ZENT Audi R8 LMS ultraにとっては圧倒的に不利な状況での公式予選となった。Q1担当のリチャードは、翌日の決勝レースを見据えて敢えてハードタイヤを選択。クラス19位、1分22秒651のタイムを記録し、公式予選を終えた。

  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志
  • P3 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
  • P19 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

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7月28日 決勝レース

 決勝前には強い日差しが照りつけ厳しいレースを予想させたが、その一方でレーダーでは雨雲も確認でき、決勝レース中の降雨も視野に入れてレースプランを練ることになった。#21 ZENT Audi R8 LMS ultraは都筑晶裕がスタートを担当。前日の練習走行でのマシントラブルからほぼ走行できていない状況の都筑だが、朝のフリー走行で好タイムを記録しており、期待が持てる中でのスタートとなった。レース序盤に#10 Mercedes SLSがコースオフしたことによる混乱に巻き込まれた都筑はGT300の集団から引き離されてしまうが、その後は上位勢と遜色ないタイムで走行を続け、30周目にクラス15位でピットイン。後半をリチャードに託す。暫くはポジションをキープすることを強いられたリチャードだが、55周目に雨が降り出したことを無線で告げる。それと同時にタイヤ交換のためにピットインをするマシンが続出。Hitotsuyama Racingも#21 ZENT Audi R8 LMS ultraを迎え入れるべく、レインタイヤを準備し待機。監督の鬼木はリチャードにピットインの準備が整っていることを告げるが、リチャードはドライタイヤのままコースに留まることを決める。さらに強まるかと思われた雨脚だが、数分後には小雨へと変わり、ウェットタイヤ装着マシンより、ドライタイヤ装着マシンの方が好タイムをマークできるコンディションに。ウェットタイヤ勢をオーバーテイクしたリチャードは11位まで浮上。さらに65周目には#3 Nissan GTR、#10 Mercedes SLS、#88 Lamborghini Gallardoを一度に交わし8位に浮上。リチャードのペースはその後も留まることはなく、#62 Mercedes SLS、Subaru BRZを徐々に追い詰めていく。6位争いを展開するこの2台を最終的に9秒差のところまで追い上げたものの、その時点でフィニッシュ。天候を味方に付けた部分もあるが、チームは難しいコンディション下でも適切な判断を下し、シーズンベストのクラス8位入賞を果たした。

  • P1 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志
  • P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
  • P3 #0 ENDLESS TAISAN PORSCHE 峰尾恭輔 / 横溝直輝
  • P8 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
チーム代表 一ツ山幹雄
 「中盤の雨でタイヤ交換するかどうかが勝敗を分けたレースですが、リチャードがタイヤは変えないでコースに留まる意思をしっかりと示してくれたので、チームも彼を信じていくことができました。リチャードを含めてチームで掴んだ結果だと思います。ただ、オーバーホールから戻ってきたミッションを載せたらそれが壊れていて練習走行、予選と台無しになりました。もっといいポジションからスタートできていれば、と思ってしまうと残念です。レースですからそんなことを言っても仕方がないですけれど。これで鈴鹿に向けてチームのモチベーションも上がってきました。鈴鹿では昨年のような活躍ができるように頑張ります。」

 第5戦は8月17~18日に三重県・鈴鹿サーキットにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。

Offcial Facebook page of Hitotsuyama Racing.
http://www.facebook.com/pages/Hitotsuyama-Racing/202417599846736

Hitotsuyama Racing Press

スーパー耐久

S耐:第4戦富士決勝 1号車のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が2連勝!

 スーパー耐久シリーズ2013第4戦「富士スーパー耐久7時間耐久レース」スーパーテックは11日、決勝を行いPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)が総合優勝を飾った。

 決勝レースは猛暑の中、路面温度51度というコンディションで10時55分、7時間先の18時のゴールを目指してフォーメーションラップが始まった。序盤アクシデントでSCが入り、また豪雨に見舞われる場面もあったが18時、夕闇迫る中、ゴールを向かえた。

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 GT3クラスは序盤、GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田広樹組)の青木がレースをリード。トップが22周目を走行中に最終コーナーで接触したマシンがコース上にストップしたためSCが導入される。この間に1日目のピットストップを行ったGTNET GT-Rが一時後退。トップをスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/佐々木大樹/千代勝正/藤井誠暢組)、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/ファリーク・ハイルマン組)に譲る場面もあったが、中盤にはこの両マシンがトラブルやペナルティで後退すると、再びGTNET GT-Rがトップに返り咲く。

 ところが1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)が谷口にドライバー交代するとファステストラップを更新してGTNET GT-Rを逆転。トップに立つ。

 谷口からアンにドライバー後退した15時過ぎ、サーキットが豪雨に見舞われ、ウェットタイヤに交換するため、再びピットインしたためトップは再びGTNET GT-Rのものに。

 ところが終盤、雨が上がった中、ウエットタイヤで引っ張ったGTNET GT-Rの青木をドライタイヤに交換した1号車SLSモーが逆転、再びトップに。

 GTNET GT-Rは最終スティントを星野に託すと、ここから1号車SLSモーをファステストラップを更新しながら追う。65秒あった差はみるみると縮まり、残り10分でその差は16秒まで迫ったが、無情にもここでGTNET GT-Rにトラブルが発生。1周を3分以上費やすまでタイムが落ち、トップを追うどころか、3位を走るENDLESS・ADVAN・PORSCHE(ユーク・タニグチ/峰尾恭輔/トシ・アライ組)にも逆転されることとなった。

 優勝は1号車のSLS、2位にENDLESS PORSCHE、GTNET GT-Rはかろうじて3位でゴールした。

 2台参加のST-1クラスは序盤DIAMANGO BMW Z4(余郷敦/坂本祐也 /石原将光組)がFaust Racing Team(佐藤茂/山野直也/堀主知ロバート組)を大きくリードしてレースは進行。Z4がペナルティなどで後退するとFaust Racingが逆転して、クラス優勝を飾った。

 5台参加のST-2クラスは新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖/白坂卓也組)、20号車RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/窪田俊浩組)のマッチレースで始まったが、この両車がトラブルやペナルティで後退すると、変わってSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)がトップに浮上。そのまま逃げ切りクラス優勝を飾った。クラス2位には20号車ランサーが、クラス3位には新菱オートエボが入った。

 ST-3クラスは序盤からPETRONAS TWS GS350(佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組)がトップに立つ。ピットインの間にトップを譲る場面もあったが、最終的には2位以下を大きく離して逃げ切った。クラス2位にはasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)が、クラス3位には岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34(長島正明/田中徹/田中哲也/富田竜一郎組)が入った。

 最大の17台が参加したST-4クラスはGAZOO Racing TOYOTA 86(影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥組)がレースをリードして始まったが、再三のペナルティとトラブルで後退。代わってトップに立ったTRACY SPORTS S2000(植松忠雄/井入宏之/筒井克彦組)が最後までトップを守り、クラス優勝を飾った。クラス2位にはリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/光貞秀俊組)が、クラス3位にはオートバックス.GLORY-R.FN2(北川剛/野間一/藤田弘幸/下山和寿組)が入った。

 12台が参加したST-5クラスは序盤はエンドレスアドバントラストヴィッツ(後藤比東至/井尻薫/木村正治/碓井久彦組)がレースをリードするもトラブルで後退。代わってトップに立ったDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(谷川達也/小原健一/野上達也/野上敏彦組)が逃げ切りクラス優勝を飾った。クラス2位にはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有/西田公也組)が、クラス3位にはエンドレスアドバン日光ヴィッツ(江原弘美/咲川めり/福田秀明/川中子和彦組)が入った。

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 第5戦は岡山国際サーキットに舞台を移し9月1日に決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦富士決勝結果

■GT3クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
11PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
2257:01'35.367
23ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
トシ・アライ
2241Lap
381GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
吉田 広樹
2232Laps
424スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
佐々木 大樹
千代 勝正
藤井 誠暢
2232Laps
532KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
高木 真一
テツオ・オギノ
21213Laps
68もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
渋谷 彰良
21213Laps
716muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
横溝 直輝
20421Laps
828PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
16857Laps
---- 以上規定周回数(157Laps)完走 ----
■ST-1クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
19Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂
山野 直也
堀 主知ロバート
2107:01'54.418
---- 以上規定周回数(147Laps)完走 ----
-51DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
余郷 敦
坂本 祐也
石原 将光
15852Laps
■ST-2クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
159STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
2047:01'46.157
220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
窪田 俊浩
1995Laps
330RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
古山 節夫
原 鉄也
岸 純一郎
16935Laps
46新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
白坂 卓也
15351Laps
---- 以上規定周回数(142Laps)完走 ----
-7新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
6198Laps
■ST-3クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
180PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
2077:02'55.053
234asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
2061Lap
315岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
富田 竜一郎
2043Laps
414岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
相良 栄作
2034Laps
577B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
ドラゴン
関口 雄飛
高星 明誠
2025Laps
638TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
川口 正敬
植田 正幸
2025Laps
739TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
東 徹次郎
2016Laps
85岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
入口 秀輝
18621Laps
---- 以上規定周回数(144Laps)完走 ----
-35asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
43164Laps
■ST-4クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
141TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
筒井 克彦
2007:03'25.760
295リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
光貞 秀俊
1991Lap
3333オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
下山 和寿
1982Laps
458ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
1982Laps
513ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
下田 亮次
1937Laps
687GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
木下 隆之
飯田 章
佐藤 久実
1937Laps
749ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
寺西 玲央
19010Laps
888村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
18713Laps
973mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
中村 旬
18020Laps
1018コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
笠原 智行
17921Laps
---- 以上規定周回数(140Laps)完走 ----
-48DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
13070Laps
-86GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
10199Laps
-52埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
密山 祥吾
平沼 貴之
61139Laps
-78Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
山口 吉明
町田 真澄
伊藤 秀昭
古橋 孝之
32168Laps
-93SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
鈴木 優
伊橋 勲
26174Laps
-116W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
清水 康友
中川 良
田中 秀和
22178Laps
-50アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
齋藤 多聞
大島 正行
波多野 希
武井 一義
15185Laps
■ST-5クラス

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Final Weather:Fine-Rainy-Fine Course:Dry-Wet-Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
117DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 達也
野上 敏彦
1827:02'20.859
219BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
西田 公也
18210.364
326エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
福田 秀明
川中子 和彦
1811Lap
44アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
黒田 保男
川村 剛士
1802Laps
533WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
采女 秀樹
松波 太郎
1793Laps
636エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
碓井 久彦
1784Laps
7602PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
山本 浩朗
萩森 翼
伊藤 英治
1784Laps
899RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
野村 浩史
菅原 啓年
1775Laps
9213WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
根岸 泰弘
東 貴史
市石 浩章
大谷 飛雄
1766Laps
1011BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
テツ・清水
板垣 裕之
17210Laps
1171ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
大瀧 賢治
15725Laps
---- 以上規定周回数(127Laps)完走 ----
-55エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
加藤 芳皓
藤原 能成
たねぞう
田ヶ原 章蔵
53129Laps

スーパー耐久

S耐:第4戦富士決勝4時間経過順位

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Passage of 4 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
11GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
1304:00'39.424
281GT32GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
吉田 広樹
13047.175
33GT33ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
トシ・アライ
1291Lap
432GT34KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
高木 真一
テツオ・オギノ
1291Lap
524GT35スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
佐々木 大樹
千代 勝正
藤井 誠暢
1273Laps
628GT36PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
1246Laps
79ST-11Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂
山野 直也
堀 主知ロバート
1228Laps
816GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
横溝 直輝
1219Laps
951ST-12DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
余郷 敦
坂本 祐也
石原 将光
1219Laps
108GT38もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
渋谷 彰良
11911Laps
1180ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
11911Laps
1234ST-32asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
11911Laps
1359ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
11812Laps
1414ST-33岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
相良 栄作
11812Laps
1515ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
富田 竜一郎
11812Laps
1639ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
東 徹次郎
11812Laps
1738ST-36TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
川口 正敬
植田 正幸
11713Laps
1820ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
窪田 俊浩
11515Laps
1941ST-41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
筒井 克彦
11515Laps
2077ST-37B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
ドラゴン
関口 雄飛
高星 明誠
11515Laps
2148ST-42DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
11416Laps
2295ST-43リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
光貞 秀俊
11416Laps
23333ST-44オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
下山 和寿
11416Laps
2458ST-45ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
11317Laps
2587ST-46GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
木下 隆之
飯田 章
佐藤 久実
11218Laps
2613ST-47ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
下田 亮次
11119Laps
2749ST-48ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
寺西 玲央
10822Laps
2888ST-49村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
10723Laps
2919ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
西田 公也
10624Laps
3017ST-52DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 達也
野上 敏彦
10525Laps
316ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
白坂 卓也
10426Laps
324ST-53アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
黒田 保男
川村 剛士
10426Laps
3326ST-54エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
福田 秀明
川中子 和彦
10426Laps
3473ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
中村 旬
10426Laps
35602ST-55PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
山本 浩朗
萩森 翼
伊藤 英治
10426Laps
3699ST-56RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
野村 浩史
菅原 啓年
10327Laps
3733ST-57WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
采女 秀樹
松波 太郎
10327Laps
38213ST-58WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
根岸 泰弘
東 貴史
市石 浩章
大谷 飛雄
10228Laps
3911ST-59BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
テツ・清水
板垣 裕之
10228Laps
4086ST-411GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
10129Laps
4136ST-510エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
碓井 久彦
10129Laps
425ST-38岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
入口 秀輝
10030Laps
4318ST-412コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
笠原 智行
9733Laps
4430ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
古山 節夫
原 鉄也
岸 純一郎
9238Laps
4571ST-511ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
大瀧 賢治
8941Laps
4652ST-413埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
密山 祥吾
平沼 貴之
6169Laps
4755ST-512エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
加藤 芳皓
藤原 能成
たねぞう
田ヶ原 章蔵
5377Laps
4835ST-39asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
4387Laps
4978ST-414Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
山口 吉明
町田 真澄
伊藤 秀昭
古橋 孝之
3298Laps
5093ST-415SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
鈴木 優
伊橋 勲
26104Laps
51116ST-416W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
清水 康友
中川 良
田中 秀和
22108Laps
5250ST-417アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
齋藤 多聞
大島 正行
波多野 希
武井 一義
15115Laps
537ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
6124Laps
  • CarNo.7は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティを科す。
  • CarNo.3,32,24,6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.16,80,8,3,38,58は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追越し)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.51は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則15条(7)-1-1(ピット作業)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.11は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.73は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則15条(13)(ピット作業)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.18,86は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(Pボード無視)違反により、競技結果より3周減算のペナルティを科す。
  • CarNo.28は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則15条(7)(ピット作業)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.8は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.30は、ピットレーン通過速度違反により、ペナルティストップ10秒を科した。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士決勝2時間経過順位

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) After 2 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
吉田 広樹
652:01'21.095
228GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
6557.365
31GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
651'41.385
4*3GT34ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
トシ・アライ
641Lap
5*32GT35KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
高木 真一
テツオ・オギノ
641Lap
624GT36スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
佐々木 大樹
千代 勝正
藤井 誠暢
632Laps
7*16GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
横溝 直輝
614Laps
89ST-11Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂
山野 直也
堀 主知ロバート
614Laps
914ST-31岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
相良 栄作
605Laps
106ST-21新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
白坂 卓也
596Laps
1115ST-32岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
富田 竜一郎
596Laps
1238ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
川口 正敬
植田 正幸
596Laps
13*80ST-34PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
596Laps
1434ST-35asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
596Laps
1539ST-36TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
東 徹次郎
596Laps
1677ST-37B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
ドラゴン
関口 雄飛
高星 明誠
587Laps
1759ST-22STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
587Laps
18*51ST-12DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
余郷 敦
坂本 祐也
石原 将光
587Laps
1941ST-41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
筒井 克彦
578Laps
2095ST-42リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
光貞 秀俊
578Laps
2158ST-43ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
578Laps
22*8GT38もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
渋谷 彰良
578Laps
2348ST-44DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
578Laps
2452ST-45埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
密山 祥吾
平沼 貴之
578Laps
25333ST-46オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
下山 和寿
578Laps
2613ST-47ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
下田 亮次
569Laps
2730ST-23RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
古山 節夫
原 鉄也
岸 純一郎
569Laps
2887ST-48GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
木下 隆之
飯田 章
佐藤 久実
569Laps
2920ST-24RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
窪田 俊浩
5510Laps
3049ST-49ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
寺西 玲央
5510Laps
3188ST-410村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
5411Laps
3286ST-411GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
5312Laps
3317ST-51DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 達也
野上 敏彦
5312Laps
3436ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
碓井 久彦
5312Laps
35602ST-53PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
山本 浩朗
萩森 翼
伊藤 英治
5312Laps
3699ST-54RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
野村 浩史
菅原 啓年
5312Laps
3719ST-55BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
西田 公也
5312Laps
384ST-56アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
黒田 保男
川村 剛士
5213Laps
39213ST-57WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
根岸 泰弘
東 貴史
市石 浩章
大谷 飛雄
5213Laps
4026ST-58エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
福田 秀明
川中子 和彦
5213Laps
41*11ST-59BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
テツ・清水
板垣 裕之
5213Laps
4233ST-510WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
采女 秀樹
松波 太郎
5114Laps
43*73ST-412mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
中村 旬
5114Laps
4455ST-511エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
加藤 芳皓
藤原 能成
たねぞう
田ヶ原 章蔵
4916Laps
45*18ST-413コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
笠原 智行
4421Laps
465ST-38岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
入口 秀輝
4223Laps
4771ST-512ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
大瀧 賢治
4124Laps
4835ST-39asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
3332Laps
4978ST-414Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
山口 吉明
町田 真澄
伊藤 秀昭
古橋 孝之
3233Laps
5093ST-415SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
鈴木 優
伊橋 勲
2639Laps
51116ST-416W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
清水 康友
中川 良
田中 秀和
2243Laps
5250ST-417アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
齋藤 多聞
大島 正行
波多野 希
武井 一義
1550Laps
537ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
659Laps
  • CarNo.3,32は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.16,80,8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追越し)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.51は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則15条(7)-1-1(ピット作業)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.11は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.73は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則15条(13)(ピット作業)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.18は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)により、ペナルティストップ20秒を科した。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士フリー走行 GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-Rがトップタイム

 スーパー耐久シリーズ2013第4戦富士7時間耐久スーパーテックは11日、フリー走行を行い、総合でGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田広樹組)がトップタイムを記録した。

 決勝の行われる富士スピードウェイは早朝から気温がぐんぐんと上昇。猛暑の中で8時より決勝レースをにらんだ20分間のフリー走行が行われた。

st_r04_f-81  トップタイムを記録したのは総合ポールシッターのGT3クラス、GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田広樹組)。決勝に向けて好調さをアピールした。8台が参加するこのクラスはニッサンGT-RとメルセデスSLSとの争いになりそうだ。

st_r04_f-51  ST-1クラスもポールシッターのDIAMANGO BMW Z4(余郷敦/坂本祐也 /石原将光組)がトップタイム。2台エントリーのため決勝はFaust Racing Team(佐藤茂/山野直也/堀主知ロバート組)との争いとなる。

st_r04_f-6  ST-2クラスは5台が参加。新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖/白坂卓也組)がトップタイムを記録した。ポールシッターのRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/窪田俊浩組)は2位に付けている。

st_r04_f-80  9台が参加するST-3クラスは予選3位のPETRONAS TWS GS350(佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組)がトップタイムを記録。ニッサンフェアレディとトヨタレクサス勢の争いとなる。

st_r04_f-52  大量17台が参加するのがST-4クラス。ホンダインテグラ/シビック勢にトヨタ86が臨む。埼玉トヨペットGB with Revo(大井貴之/番場琢/密山祥吾/平沼貴之組)がトップタイムを記録して好調さをアピールした。今シーズンから参戦をはじめたアバルト勢にも注目だ。

st_r04_f-19  参加台数が増加傾向のST-5クラスは12台が参加。ヴィッツ、フィット、デミオの争いとなっているが、予選2位のBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有/西田公也組)がトップタイムを記録した。

 決勝は11時スタート。7時間後の18時、どのチームのマシンが真っ先にゴールを横切ることになるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦富士フリー走行結果

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/11) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
吉田 広樹
1'42.807-159.783
228GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
1'43.255 0.448159.090
33GT33ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
トシ・アライ
1'43.423 0.616158.831
416GT34muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
横溝 直輝
1'43.801 0.994158.253
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
渋谷 彰良
1'43.979 1.172157.982
61GT36PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
1'44.300 1.493157.496
724GT37スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
佐々木 大樹
千代 勝正
藤井 誠暢
1'44.771 1.964156.788
832GT38KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
高木 真一
テツオ・オギノ
1'47.826 5.019152.345
951ST-11DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
余郷 敦
坂本 祐也
石原 将光
1'49.092 6.285150.577
109ST-12Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂
山野 直也
堀 主知ロバート
1'49.737 6.930149.692
116ST-21新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
白坂 卓也
1'53.19110.384145.125
1220ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
窪田 俊浩
1'53.21410.407145.095
1359ST-23STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
1'54.00811.201144.085
1480ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
1'55.21212.405142.579
1515ST-32岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
富田 竜一郎
1'55.39812.591142.349
1639ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
東 徹次郎
1'55.50812.701142.214
1734ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
1'55.55212.745142.159
185ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
入口 秀輝
1'55.97713.170141.638
1938ST-36TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
川口 正敬
植田 正幸
1'56.99314.186140.408
2014ST-37岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
相良 栄作
1'57.88715.080139.344
2130ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
古山 節夫
原 鉄也
岸 純一郎
1'57.99515.188139.216
2277ST-38B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
ドラゴン
関口 雄飛
高星 明誠
1'58.16115.354139.020
2335ST-39asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
1'59.08716.280137.939
2452ST-41埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
密山 祥吾
平沼 貴之
1'59.46816.661137.500
257ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
1'59.62516.818137.319
2641ST-42TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
筒井 克彦
2'00.02717.220136.859
2786ST-43GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
2'00.29217.485136.558
28333ST-44オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
下山 和寿
2'00.33517.528136.509
2958ST-45ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
2'00.48417.677136.340
30116ST-46W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
清水 康友
中川 良
田中 秀和
2'00.87018.063135.905
3148ST-47DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
2'00.88018.073135.893
3273ST-48mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
中村 旬
2'00.97918.172135.782
3393ST-49SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
鈴木 優
伊橋 勲
2'01.86319.056134.797
3478ST-410Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
山口 吉明
町田 真澄
伊藤 秀昭
古橋 孝之
2'03.15220.345133.386
3549ST-411ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
寺西 玲央
2'03.58820.781132.916
3688ST-412村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
2'04.51321.706131.928
3713ST-413ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
下田 亮次
2'05.52722.720130.863
3887ST-414GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
木下 隆之
飯田 章
佐藤 久実
2'06.50423.697129.852
3918ST-415コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
笠原 智行
2'06.62123.814129.732
4095ST-416リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
光貞 秀俊
2'07.53824.731128.799
4119ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
西田 公也
2'09.30726.500127.038
4226ST-52エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
福田 秀明
川中子 和彦
2'10.50927.702125.868
4350ST-417アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
齋藤 多聞
大島 正行
波多野 希
武井 一義
2'10.77827.971125.609
44213ST-53WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
根岸 泰弘
東 貴史
市石 浩章
大谷 飛雄
2'11.07628.269125.323
4571ST-54ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
大瀧 賢治
2'12.06029.253124.389
464ST-55アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
黒田 保男
川村 剛士
2'12.21829.411124.240
4733ST-56WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
采女 秀樹
松波 太郎
2'12.34829.541124.118
4817ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 達也
野上 敏彦
2'12.49629.689123.980
4999ST-58RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
野村 浩史
菅原 啓年
2'12.96930.162123.539
5055ST-59エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
加藤 芳皓
藤原 能成
たねぞう
田ヶ原 章蔵
2'14.01531.208122.574
5111ST-510BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
テツ・清水
板垣 裕之
2'14.52231.715122.112
52602ST-511PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
山本 浩朗
萩森 翼
伊藤 英治
2'17.74134.934119.259
5336ST-512エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
碓井 久彦
3'25.9121'43.10579.776

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフォトギャラリー(決勝日)

sf04_msf_147 sf04_msf_148 sf04_msf_149 sf04_msf_150
sf04_msf_151 sf04_msf_152 sf04_msf_153 sf04_msf_154
sf04_msf_155 sf04_msf_157 sf04_msf_158 sf04_msf_159
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sf04_msf_168 sf04_msf_169 sf04_msf_170 sf04_msf_171
sf04_msf_172 sf04_msf_173 sf04_msf_174 sf04_msf_175
sf04_msf_176 sf04_msf_177 sf04_msf_178 sf04_msf_179
sf04_msf_180 sf04_msf_181 sf04_msf_182 sf04_msf_183
sf04_msf_184 sf04_msf_185 sf04_msf_186 sf04_msf_187
sf04_msf_188 sf04_msf_189 sf04_msf_190 sf04_msf_191
sf04_msf_192 sf04_msf_193 sf04_msf_194 sf04_msf_195
sf04_msf_196 sf04_msf_197 sf04_msf_198 sf04_msf_199
sf04_msf_200 sf04_msf_201 sf04_msf_202 sf04_msf_203
sf04_msf_204 sf04_msf_205 sf04_msf_206 sf04_msf_207
sf04_msf_208 sf04_msf_209 sf04_msf_210 sf04_msf_212
sf04_msf_213 sf04_msf_214 sf04_msf_215 sf04_msf_216
sf04_msf_217 sf04_msf_218 sf04_msf_219 sf04_msf_220
sf04_msf_221 sf04_msf_222 sf04_msf_223 sf04_msf_224
sf04_msf_225 sf04_msf_226 sf04_msf_227 sf04_msf_228
sf04_msf_229 sf04_msf_230 sf04_msf_232 sf04_msf_233
sf04_msf_234 sf04_msf_236 sf04_msf_238 sf04_msf_239
sf04_msf_240 sf04_msf_241 sf04_msf_242 sf04_msf_243
sf04_msf_244 sf04_msf_245 sf04_msf_246 sf04_msf_247
sf04_msf_248 sf04_msf_249 sf04_msf_250 sf04_msf_251
sf04_msf_252 sf04_msf_253 sf04_msf_254 sf04_msf_255
sf04_msf_256 sf04_msf_257 sf04_msf_258 sf04_msf_259
sf04_msf_260 sf04_msf_261 sf04_msf_262 sf04_msf_263
sf04_msf_264 sf04_msf_266 sf04_msf_269 sf04_msf_270
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選 GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-Rがポールポジション!

 スーパー耐久シリーズ2013第4戦が10日、富士スピードウェイで開幕。A,Bドライバー合算タイムで争われる公式予選は、GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田広樹組)が総合でのポールポジションを獲得した。

st_r04_q-81

st_r04_q-51

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 日本列島を襲う連日の猛暑は、標高が高くいくぶん気温が低いここ富士スピードウェイでも例外なく、強烈な暑さの中で13時40分、公式予選が始まった。

 Aドライバー予選ではGT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田広樹組)の星野がコースレコード(1分41秒448)に迫る1分41秒692をたたき出し、トップを奪う。しかしBドライバー予選では助っ人で参戦してきたGT3クラスのスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/佐々木大樹/千代勝正/藤井誠暢組)の佐々木がなんと1分41秒225と2位以下を1秒近く離すコースレコードでトップを奪った。

 ところが合算タイムでは相方のドライバーで差が出た。両ドライバータイムを揃えてきたGTNET ADVAN NISSAN GT-Rが僅差でポールポジションを獲得することとなった。

 2台のみ参戦のST-1クラスはDIAMANGO BMW Z4(余郷敦/坂本祐也 /石原将光組)がクラスポールポジション。

 ST-2クラスはRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/窪田俊浩組)のBドライバー阪口ががんばりポールポジションを獲得。

 ST-3クラスは岡部自動車KYOSHIN計測Z33(小松一臣/杉林健一/増田芳信/相良栄作組)、Aドライバーの小松がトップタイムを出し、Bドライバーの杉林が4位に終わったものの合算でのポールポジションを決めた。

 ST-4クラスはTRACY SPORTS S2000(植松忠雄/井入宏之/筒井克彦組)のAドライバー植松、Bドライバー井入ともトップタイムを記録し、文句なしのポールポジションを獲得した。

 コースレコードの更新合戦となったST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有/西田公也組)のBドライバー古宮がただ一人1分8秒を切るタイムをたたき出したが、合算ではエンドレスアドバントラストヴィッツ(後藤比東至/井尻薫/木村正治/碓井久彦組)がポールポジションを獲得した。

 決勝レースは明日11時より7時間レースとしてスタートが切られる。順調にレースが進行すればウィナーは1000km以上を走ることになると思われるが、天気予報は雨模様。長丁場で、何度かSCが入る波乱も予想され、予断を許さないレース展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選A,Bドライバー総合結果

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/10) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
1'41.692
1'42.154
3'23.846-
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
佐々木 大樹
1'42.876
1'41.225
3'24.101 0.255
31GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
1'42.143
1'42.264
3'24.407 0.561
4*28GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
1'42.303
1'42.590
3'24.893 1.047
53GT35ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
1'43.554
1'42.624
3'26.178 2.332
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
1'43.552
1'43.705
3'27.257 3.411
78GT37もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
1'44.739
1'43.585
3'28.324 4.478
816GT38muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
1'44.983
1'47.021
3'32.004 8.158
951ST-11DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
余郷 敦
坂本 祐也
1'47.469
1'47.614
3'35.08311.237
10*9ST-12Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂
山野 直也
1'50.221
1'48.135
3'38.35614.510
1120ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
1'52.571
1'51.478
3'44.04920.203
1259ST-22STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
1'52.413
1'52.196
3'44.60920.763
1314ST-31岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
1'53.701
1'53.858
3'47.55923.713
146ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
1'54.636
1'53.018
3'47.65423.808
1534ST-32asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1'53.846
1'54.046
3'47.89224.046
1680ST-33PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
1'54.345
1'53.685
3'48.03024.184
1777ST-34B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
ドラゴン
関口 雄飛
1'55.169
1'52.999
3'48.16824.322
187ST-24新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
1'55.023
1'53.462
3'48.48524.639
1939ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
1'55.098
1'53.727
3'48.82524.979
2038ST-36TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
川口 正敬
1'54.456
1'54.479
3'48.93525.089
2130ST-25RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
古山 節夫
1'54.639
1'54.904
3'49.54325.697
2215ST-37岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
1'54.935
1'54.750
3'49.68525.839
2335ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
1'54.612
1'55.830
3'50.44226.596
2441ST-41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
1'57.420
1'56.938
3'54.35830.512
2595ST-42リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
1'57.727
1'57.564
3'55.29131.445
2686ST-43GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
1'58.882
1'58.386
3'57.26833.422
2758ST-44ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
1'59.287
1'58.682
3'57.96934.123
2848ST-45DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
1'59.468
1'58.540
3'58.00834.162
29333ST-46オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
1'59.651
1'59.289
3'58.94035.094
3093ST-47SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
1'59.507
1'59.447
3'58.95435.108
3113ST-48ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'00.571
1'59.436
4'00.00736.161
3218ST-49コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
2'00.928
2'00.493
4'01.42137.575
3373ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
2'02.186
2'00.305
4'02.49138.645
34116ST-411W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
清水 康友
2'01.408
2'01.290
4'02.69838.852
3587ST-412GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
木下 隆之
飯田 章
2'01.412
2'01.495
4'02.90739.061
3649ST-413ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
2'02.218
2'01.187
4'03.40539.559
3788ST-414村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
雨宮 恵司
大井 正伸
2'01.471
2'02.769
4'04.24040.394
3878ST-415Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
山口 吉明
町田 真澄
2'02.467
2'02.903
4'05.37041.524
3952ST-416埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
2'07.593
2'00.393
4'07.98644.140
40*36ST-51エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'08.138
2'08.097
4'16.23552.389
4119ST-52BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
2'09.328
2'07.986
4'17.31453.468
42602ST-53PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
山本 浩朗
2'08.923
2'09.631
4'18.55454.708
4317ST-54DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
2'08.459
2'10.132
4'18.59154.745
4499ST-55RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
2'09.548
2'09.220
4'18.76854.922
4533ST-56WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
2'09.901
2'08.900
4'18.80154.955
46*26ST-57エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
2'10.832
2'10.281
4'21.11357.267
474ST-58アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'10.364
2'10.858
4'21.22257.376
4811ST-59BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
2'12.355
2'09.915
4'22.27058.424
49213ST-510WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
根岸 泰弘
東 貴史
2'11.745
2'10.616
4'22.36158.515
50*55ST-511エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
加藤 芳皓
藤原 能成
2'11.351
2'14.525
4'25.8761'02.030
5171ST-512ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
2'14.146
2'15.884
4'30.0301'06.184
---- 以上予選通過 ----
-*5ST-3-岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
1'54.761
2'11.887
4'06.64842.802
-50ST-4-アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
齋藤 多聞
大島 正行
2'07.384
2'10.642
4'18.02654.180

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Bドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/10) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124GT31佐々木 大樹スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
R1'41.225-162.280
281GT32青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
1'42.154 0.929160.804
31GT33谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.264 1.039160.631
4*28GT34ジョノ・レスターPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.590 1.365160.121
53GT35峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
1'42.624 1.399160.068
68GT36荒 聖治もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
1'43.585 2.360158.583
732GT37タカシKRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
1'43.705 2.480158.399
816GT38堀田 誠muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
1'47.021 5.796153.491
951ST-11坂本 祐也 DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'47.614 6.389152.646
10*9ST-12山野 直也Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
1'48.135 6.910151.910
1120ST-21阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'51.47810.253147.355
1259ST-22吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
1'52.19610.971146.412
1377ST-31関口 雄飛B-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
1'52.99911.774145.371
146ST-23菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'53.01811.793145.347
157ST-24藤井 芳樹新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'53.46212.237144.778
1680ST-32吉本 大樹PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
1'53.68512.460144.494
1739ST-33佐々木 孝太TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
1'53.72712.502144.441
1814ST-34杉林 健一岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'53.85812.633144.274
1934ST-35前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'54.04612.821144.037
2038ST-36川口 正敬TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
1'54.47913.254143.492
2115ST-37田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'54.75013.525143.153
2230ST-25古山 節夫RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'54.90413.679142.961
2335ST-38下垣 和也asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'55.83014.605141.818
2441ST-41井入 宏之TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
1'56.93815.713140.474
2595ST-42中島 保典リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
1'57.56416.339139.726
2686ST-43井口 卓人GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
1'58.38617.161138.756
2748ST-44太田 侑弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
1'58.54017.315138.576
2858ST-45関 豊ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
1'58.68217.457138.410
29333ST-46野間 一オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
1'59.28918.064137.706
3013ST-47村田 信博ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
1'59.43618.211137.536
3193ST-48中村 嘉宏SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
1'59.44718.222137.524
3273ST-49山崎 学mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'00.30519.080136.543
3352ST-410番場 琢埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'00.39319.168136.443
3418ST-411中島 佑弥コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'00.49319.268136.330
3549ST-412檜井 保孝ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'01.18719.962135.549
36116ST-413清水 康友W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'01.29020.065135.434
3787ST-414飯田 章GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'01.49520.270135.206
3888ST-415大井 正伸村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
2'02.76921.544133.803
3978ST-416町田 真澄Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
2'02.90321.678133.657
4019ST-51古宮 正信BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
R2'07.98626.761128.348
41*36ST-52井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
R2'08.09726.872128.237
4233ST-53黒須 聡一WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'08.90027.675127.438
4399ST-54濱口 亮RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'09.22027.995127.123
44602ST-55山本 浩朗PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'09.63128.406126.720
4511ST-56三木 孝浩BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'09.91528.690126.444
4617ST-57小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'10.13228.907126.232
47*26ST-58咲川 めりエンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'10.28129.056126.087
48213ST-59東 貴史WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
2'10.61629.391125.764
494ST-510河野 利尚アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'10.85829.633125.531
50*55ST-511藤原 能成エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'14.52533.300122.110
5171ST-512紫田 正一ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
2'15.88434.659120.888
---- 以上予選通過 ----
-50ST-4-大島 正行アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
2'10.64229.417125.739
-*5ST-3-安宅 徳光岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'11.88730.662124.552
  • 'R'マークはコースレコード(GT3: 1'41.448 / ST-5: 2'08.581)を更新した。
  • CarNo.28,9,36,26,5,55は富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回のタイムを抹消した。
  • CarNo.28は、富士スピードウェイ一般競技規則第9第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、予選結果より4グリッド降格のペナルティを科す。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Aドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2013/08/10) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181GT31星野 一樹GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
1'41.692-161.535
21GT32ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.143 0.451160.822
328GT33片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.303 0.611160.570
424GT34ガミさんスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
1'42.876 1.184159.676
532GT35飯田 太陽KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
1'43.552 1.860158.633
63GT36ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
1'43.554 1.862158.630
78GT37湯澤 翔平もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
1'44.739 3.047156.836
816GT38ヒロ・ニシダmuta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
1'44.983 3.291156.471
951ST-11余郷 敦DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'47.469 5.777152.852
109ST-12佐藤 茂Faust Racing Team
BMW Z4M Coupe
1'50.221 8.529149.035
1159ST-21大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
1'52.41310.721146.129
1220ST-22大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'52.57110.879145.924
1314ST-31小松 一臣岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'53.70112.009144.474
1434ST-32佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'53.84612.154144.290
1580ST-33佐藤 晋也PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
1'54.34512.653143.660
1638ST-34藤田 竜樹TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
1'54.45612.764143.521
1735ST-35小泉 和寛asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'54.61212.920143.325
186ST-23冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'54.63612.944143.295
1930ST-24成澤 正人RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'54.63912.947143.292
205ST-36今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'54.76113.069143.139
2115ST-37長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
1'54.93513.243142.923
227ST-25神子島 みか新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'55.02313.331142.813
2339ST-38兵藤 信一TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
1'55.09813.406142.720
2477ST-39ドラゴンB-MAX ・ Z33
NISSAN FAIRLADY Z Z33
1'55.16913.477142.632
2541ST-41植松 忠雄TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000 AP-1
1'57.42015.728139.898
2695ST-42松井 猛敏リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
1'57.72716.035139.533
2786ST-43影山 正彦GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
1'58.88217.190138.177
2858ST-44小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
1'59.28717.595137.708
2948ST-45鶴田 和弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
1'59.46817.776137.500
3093ST-46浜野 彰彦SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
1'59.50717.815137.455
31333ST-47北川 剛オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
1'59.65117.959137.289
3213ST-48タカモリ 博士ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'00.57118.879136.242
3318ST-49浅野 武夫コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'00.92819.236135.840
34116ST-410吉田 靖之W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'01.40819.716135.302
3587ST-411木下 隆之GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'01.41219.720135.298
3688ST-412雨宮 恵司村上モータース NC ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
2'01.47119.779135.232
3773ST-413鈴木 陽mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'02.18620.494134.441
3849ST-414福山 英朗ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'02.21820.526134.406
3978ST-415山口 吉明Mitaproject FD2
HONDA CIVIC Type-R FD2
2'02.46720.775134.132
4050ST-416齋藤 多聞アバルト 500 アセットコルセ
ABARTH 500 ASSETTO CORSE
2'07.38425.692128.955
41*52ST-417大井 貴之埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'07.59325.901128.744
4236ST-51後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
R2'08.13826.446128.196
4317ST-52谷川 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
R2'08.45926.767127.876
44602ST-53岩月 邦博PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'08.92327.231127.416
4519ST-54奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'09.32827.636127.017
4699ST-55リュウイチRS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'09.54827.856126.801
4733ST-56船木 宏WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'09.90128.209126.456
484ST-57伊藤 俊哉アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'10.36428.672126.007
4926ST-58江原 弘美エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'10.83229.140125.556
5055ST-59加藤 芳皓エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'11.35129.659125.060
51213ST-510根岸 泰弘WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz DBA-NCP91
2'11.74530.053124.686
52*11ST-511岩瀬 雅博BLOOD SPORTS VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
2'12.35530.663124.112
5371ST-512西畑 正樹ピース MS ・制動屋・ SPMVitz
TOYOTA VitzRS NCP91
2'14.14632.454122.455
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-5: 2'08.581)を更新しました。
  • CarNo.11,52は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回のタイムを抹消した。
  • CarNo.52は、シリーズ規則第15条(9)(ピット作業)違反により、予選結果より6グリッド降格のペナルティを科す。

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

D1 GRAND PRIX

D1:第3戦は川畑真人が第4戦は斎藤太吾が単走・追走ともを制し総合優勝! (D1 Corp.)

 2013 年8 月3 日(土)~4 日(日)の2 日間、エビスサーキット南コース(福島県二本松市)で「2013 グランツーリスモ D1 グランプリ 第3・4 戦エビスサーキット」が開催された。

 3 日(土)のD1GP シリーズ第3 戦には、3,664 人、翌4(日)の第4 戦には4,041 人の観衆で会場は賑わった。

 3 日(土)午前中に行われた第3 戦単走決勝。迫力のある飛び出しとピットウォールぎりぎりまで攻めるダイナミックな走りを見せた斎藤太吾(PHAT FIVE ・SUNOCO・SIS-WORKS)が、98.99 の高得点で一時トップに立つも、その後、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)がスピードのある飛び出しと強烈な角度をつけたドリフトをみせ、斎藤の得点を上回る100.80 点をマークし、優勝した。

 また午後に行われた追走トーナメントでは、シリーズランキング首位の上野高広(TEAM VERTEX)が早々に敗退し、序盤から波乱を予感させる展開となった。この日、単走優勝した川畑は、すべての追走の対戦で先行からスタートするため、相手との距離をはかりながら、余裕のある戦いを繰り広げ、レベルの高い走りを披露し、総合優勝を決めた。

 翌4 日(日)午前中の第4 戦単走決勝。前日総合優勝した川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)は、この日も好調で、1 本目から高いスピードとキレのある動きで、100.09 という高得点をマークしトップに立った。しかし、斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)がパワードリフトを披露し、川畑の得点を上回る100.59 をマークし、優勝した。

 午後の追走トーナメントでは、決勝で斎藤太吾と織戸学(DRIVE M7 MAX ORIDO RACING)が対戦。ひときわ高いコーナリングスピードで相手を寄せつけず、勝ち上がってきた織戸に対し、斎藤は迫力とマシンコントロール、そしてスピードを兼ねそなえた走りを披露。1 本目、先行の斎藤が素晴らしい走りを見せ、織戸は最終コーナーから距離を空け られていたが、ミスなく走り、五分の判定。続く2 本目、後追いの斎藤がストレートからマシンを寄せ、織戸のドリフトに合わせきり斎藤が優勝を決めた。

~D1GP シリーズ第3 戦~
【8 月2 日(金)天候:曇り時々雨 路面: ウエット→ハーフウェット】
■予選

 第3 戦・第4 戦は、東北のドリフトの聖地エビスサーキットでデュアルファイナルズにより開催された。

 予選前の2 回の練習走行のうち、1 回目はドライ路面だったが、その後雨が降り、2 回目からはウエット路面での走行となった。そしてA、B、C と3 グループに分けて行われる予選もウエット路面で開始された。

 最初に走行したA グループは完全にウエットの状態だった。その中で、松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)がスピードのある走りを見せて高得点をマークする。続くB グループでは、熊久保信重(BEAST EYE チームオレンジ with YUKE'S)、村上満(team MMM)、田中裕司(nichiei with 11 aside)、アーツー(nichiei エコバーン with FALKEN)、藤尾勉(GLIDEAUTO with Line up APP RACING)、らが高得点を獲得した。しかしこの時点ですでに雨は上がり、路面はドライ部分とウエット部分が混在する状態となった。さらにC グループは、路面の変化に合わせきれず、マシンのフラつきやドリフトのもどりが出るミスなどでなかなか得点を伸ばせない選手が続出し、予選通過を果たした選手は出な かった。

 走行したグループによって運不運が大きく分かれる結果となった予選であったが、勢いのある飛び出しと1 コーナーでの伸びを見せたA グループの松井が予選トップ通過を果たした。

【8 月3 日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝

 前日の予選とは打って変わり、完全ドライ路面で行われた単走決勝。配点が多いのは最終コーナーから1 コーナーにかけての区間だが、今年から導入された機械審査システムDOSS においては、コーナーの多いエビスサーキットのレイアウトでは、スピードや角度の不足、不要な挙動変化があれば確実に減点されるため、3 コーナー以降の走りもこれまで以上に完成度の高い走りが求められた。

 単走決勝も3 グループに分かれて行われるが、まず最初のグループでは、1 コーナーで大きな角度をつけ、全体的にも走りをまとめた熊久保信重(BEAST EYE チームオレンジwith YUKE'S)、が最高得点をマークしたが、その得点自体は96 点台と、あまり高くはなかった。次のグループでは、シャルマンに乗る岩井照宣(H.D.O QS 信玄&RS Watanabe) が高いアベレージスピードと1 コーナーの大きい角度で98 点台の高得点を出すも、スピードのある飛び出しとメリハリのある角度を見せた佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)がその得点を上回る。そして最終グループ。後半で多少ラインのミスがあったものの、迫力のある飛び出しとピットウォールぎりぎりまで攻めダイナミックな走りを見せた斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)が1 本目に98.99の得点を出し、トップに立つ。しかし、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)は2 本目に、スピードのある飛び出しから強烈な角度をつけて1 コーナーに飛び込み、その先もスピードをキープして走りをまとめ、100 点を超える得点で、斎藤を逆転して優勝した。

川畑真人選手コメント
d1_r3-4_01.jpg  走行前に、チームメイトの佐久間選手がいい走りをしたので、何を変えたのかチームに確認したところ、何も変えていなかったので自分にもチャンスがあると思いました。地元の間瀬サーキットで練習して、いいイメージを持ってレースに臨めたので、それが上手くハマったと思います。1 本目はかなり抑えて、ミスしないようにアウト・イン・アウトのライン重視という感じで行きました。2 本目は、1 本目にギクシャクしていた部分を修正して、メリハリをつけて走行できたので手応えがありました。やっぱり優勝すると気分がいいです。
■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)

 ベスト16 ではシリーズランキング首位の上野高広(TEAM VERTEX)が熊久保信重(BEAST EYE チームオレンジ with YUKE'S)に敗北。序盤からシリーズランキングの大変動を予感させる展開となった。

 ベスト8 では横井昌志(D-MAX)が今村陽一(nichiei エコバーン with FALKEN)を破る金星。また末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)と対戦した斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)は先行時にオーバーランにより敗退した。

 ベスト4 に勝ち上がったのは川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)、横井、末永(直)、日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)の4 人。川畑は単走優勝しているため、すべての対戦で先行からスタートする。そこで先行では相手との距離をはかり、入れ替えた後追いでの攻めどころを決める戦い方をしていた。

 準決勝の川畑vs 横井は、川畑が1 本目にハーフスピンをしたが、2 本目は横井のマシンギリギリに寄せる追走で挽回。再戦ではお互いにインを差す好勝負を見せたが、川畑の食い込みが上回って勝った。準決勝もう一つのカード、末永(直)vs 日比野は、1 本目に日比野が綺麗に末永(直)についていき日比野にアドバンテージ。2 本目は接触があり。日比野がスピンをしたが、両者にミスがあったということで判定は五分。これで日比野の勝ちとなった。

 横井vs 末永(直)の3 位決定戦は見事な接近ドリフトの応酬で再々戦までもつれたが、それでも判定では決着がつかず、ルールにより先行時のDOSS の点差で末永(直)の勝ちとなった。

 決勝は川畑vs 日比野。1 本目は両者いい走りで五分。2 本目は川畑が近い距離で日比野のマシンに合わせアドバンテージを獲得し、優勝を飾った。これによって川畑がシリーズランキング首位に浮上し、末永(直)が同2 位となった。

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川畑真人選手コメント
d1_r3-4_03.jpg  追走はすべて先行スタートだったので、後追いでどこまで攻めるかという余裕ができるのでやりやすかったです。 シリーズはぶっちぎって勝ちます。最後にひっくり返して勝ち獲るとかではなくて、勝てるときに勝っていこうという気持ちなので、これからも攻めて行きたいです。勝ち方にもこだわって、審査員の解説を聞かないとわからないような勝ち方ではなく、誰が見ても「勝ち」という明確な勝ち方を見せたいので、これからもキレのある走りを目指して行きたいです。
~D1GP シリーズ第4 戦~
【8 月3 日(土)天候:曇り 路面:ドライ】
■予選

 エビス大会は2 日連続で決勝を行うデュアルファイナルズのため、第4 戦の予選は土曜日の第3 戦決勝終了後に行われた。前日とは異なり完全にドライ路面で行われたこの予選では、本来の高いレベルでの争いが繰り広げられた。最終コーナーの脱出速度は高まり、1コーナーに飛び込んで来るマシンの勢いも増し、前日予選敗退だった廣田友和 (GOODYEAR Racing with ST.GARAGE)、高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)、谷口信輝(HKS)らが次々と97 点を超える高得点を獲得した。

 一方、前日のクラッシュを修復して臨んだ野村謙(URAS BRIDE FALKEN DRIFT with BLITZ nichiei)は十分な練習ができなかったことから走りをまとめきれずに敗退。また前日マシントラブルで出走できなかった三木竜二(Guild AMW with LFW)は、この日も走行1本目にマシントラブルが発生し、まともに走れないままリタイヤとなった。さらに、手塚 強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)も得点が伸びず、前日に続き2 戦連続で予選敗退となった。

 また前日の第3 戦予選を突破した選手たちは、この日ことごとく苦戦していた。熊久保信重(BEAST EYE チームオレンジ with YUKE'S)は得点が伸びず、松井有紀夫(EXEDYR Magic D1 Racing)もエンジン不調のため本来の走りができなかった。第3 戦の予選を通過した8 名のうち、第4 戦予選を突破できたのはエマニエル アマンディオ(WEDRIFTEAM)だけとなった。

 そうした中で、スピードもあり、姿勢の安定化も高い走りで、唯一の98 点台を獲得した廣田が予選トップ通過を果たした。

【8 月4 日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝

 3 グループに分かれて行われる単走決勝だが、この日、小橋正典(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)は、スピードと安定感のあるきれいな走りで97 点台の高得点をマークし、最初のグループの中でトップに立った。次のグループでは、末永正雄(RE 雨宮SUNOCO with YOKOHAMA)が、高いスピードの飛び出しから、一気に大きな角度をつけて1 コーナーに飛び込む走りで99.12 という得点を出し、トップを奪取。一方、前日準優勝した日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は、最終コーナーの飛び出しの得点こそよかったものの、その後の得点が伸びずに敗退となってしまった。そして最後のグループでは、本来のリズムで走れなかった古口美範(Team BOSS ENDLESS with FALKEN)、ラインのズレなどが出てしまった高橋邦明(GOODYEAR Racing with Kunny'z)の得点が伸び悩み、追走トーナメント進出を逃してしまう。

 前日単走優勝の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)は、この日も好調で、1 本目から高いスピードとキレのある動きで、いきなり100.09 という高得点をマークしトップに立った。

 続く2 本目、1 本目で2 位につけていた斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)はものすごい勢いで最終コーナーを飛び出し、ストレートに飛び出てきたところで角度がつきすぎてしまうも、パワーにものをいわせてそのまま1 コーナーまで飛ばし、その後はラインやスピードも文句なしの走りにまとめて100.59 をマークし、川畑の得点を上回った。その後だれも斎藤の得点を超えることができないまま、2 本目最後の走者である川畑が登場。1 本目を上回る走りを目指した川畑だったが、最終コーナーを飛び出たところで角度がつきすぎてしまう。川畑のマシンのパワーやギヤ比ではそこからドリフトを伸ばすことが難しく、無理やり審査席前まで飛ばすリズムの悪い走りとなってしまい得 点が伸びなかった。これにより斎藤の単走優勝が決まった。

斎藤太吾選手コメント
d1_r3-4_04.jpg  昨日は、本番直前にデフが壊れて使うギヤが変わり、結果もイマイチでしたが、今日は練習して合わせられたので、単走優勝を狙っていました。1 本目はあまり狙わないで行ったのですが、壁に寄りすぎてフラついたので、得点は伸びませんでした。2 本目は修正できたので、バッチリ決まりました。予定より角度がつきすぎましたが、そのままパワーで強引に押し切った感じです。
■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)

 ベスト16 では、シリーズランキング4 位の横井昌志(D-MAX)が後追いでスピンをし、エマニエル アマンディオ(WEDRIFTEAM)に敗北。また今村陽一(nichiei エコバーン with FALKEN)がピットウォールにクラッシュして松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)に敗れるという波乱があった。

 続くベスト8、アマンディオは末永正雄(RE 雨宮 SUNOCO with YOKOHAMA)にもスピードで上回ってベスト4 に進出。また総合優勝の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)は、エンジンが吹けなくなる症状が出て大きくラインを乱し、織戸学(DRIVE M7 MAX ORIDO RACING)に敗れた。

 ベスト4 に進出したのは、斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)、アマンディオ、織戸、末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)の4 人。まずは斎藤とアマンディオが対戦。アマンディオのマシンはもともと斎藤が製作したもので、似たような迫力系スタイルの対決となった。アマンディオはノーミスのいい走りであったが、斎藤の方がよりマシンへ接近した走りを見せたため、斎藤が決勝へコマを進めた。また織戸vs 末永(直)の対戦は、お互いに相手との距離を詰める走りで再戦にもつれこむ。その1 本目、後追いの末永(直)が最終コーナーで織戸に接近しすぎ、行き場を失ってウォールに接触、織戸が決勝へ勝ち上がった。

 決勝は斎藤vs 織戸。ここまで織戸はひときわ高いコーナリングスピードで相手を寄せつけず、勝ち上がってきた。一方、斎藤はいつも通りの迫力とマシンコントロール、そしてスピードを兼ねそなえた走りを披露していた。1 本目、先行の斎藤が素晴らしい走りをみせ、織戸は最終コーナーから距離を空けられていたが、ミスなく走り、五分の判定。続く2 本目では、後追いの斎藤がストレートからマシンを寄せ、織戸のドリフトに合わせきり、斎藤が優勝を決めた。

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斎藤太吾選手コメント
d1_r3-4_06.jpg  今日はクルマの調子もよくて自分自身もミスなく走れました。決勝の織戸選手との対戦は、勝ち負け抜きで、とても楽しめたのでいい大会となりました。やっぱり2 日目に勝つと気持ちよく帰れるので、いいですね。
株式会社D1 コーポレーション
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER DIXCEL SLS、雨に翻弄されノーポイントに終わる! (GAINER)

  • GAINER DIXCEL SLS
  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選:9位 / 決勝:13位
  • 予選日入場者数: 9,500人 / 決勝日入場者数: 26,500人

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2013年7月27日(土曜日)
  • 公式練習:8:45~10:35 気温:22度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ウエット
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 Bjorn Wirdheim 気温:23度・路面温度:25度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 平中 克幸 気温:23度・路面温度:25度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r04_gainer_11-02.jpg  約3ヶ月ぶりに国内で開催される第4戦菅生。毎年ここ菅生では波乱が起きるレース展開になる。 深い霧に包まれるサーキット。練習走行開始頃には徐々に霧も晴れはじめ、オンタイムでの開始となった。

 まず平中克幸から走行を開始。雨は降ってはいなかったが、路面はウエットの状態。72kgのウエイトはかなりきつく、マシンの挙動も不安定になる。しかし重いながらもウエット路面だと、まだ他車との差は若干少なくなり、平中も3番手のタイムをマーク。

 ビヨン・ビルドハイムに代わり、スリックタイヤに履き替えてからもタイムを更新し、暫定トップに。 しかし程なくして、無線からタイヤがバーストしたとビヨンから入る。 テレビ画面に映し出されたマシンの左リアタイヤ部分が大きく曲がってしまっていた。 なんとかピットまで戻り、このセッションは終了となる。

 予選に間に合わせるべく、メカニックが修理に取りかかる。リアアームのボルトが折れてしまったようだ。開始時間ぎりぎり間に合わすことが出来、予選1回目はビヨンがアタックを開始した。

 朝と変わって、霧も晴れ路面状況もドライでの走行となる。破損した事によるマシントラブルはなく、ビヨンも順調にタイムを上げていく。

 やはり第2戦から旋風を巻き起こしている№55CR-Z・№16CR-Zの速さには敵うわけもなく、2台ともに重りを40kg・68kgと積み、尚かつBOPの変更によりリストリクターが絞られたにも関わらず、コースレコードを大幅に更新する1分20秒702で暫定ポール。№11は9番手でノックアウトQ2に駒を進めた。

 500クラスのQ1の後10分のインターバルを挟んで、平中がアタックを開始した。今にも雨が降って来そうな空模様になり、早めにタイムアタックするのが得策と考えられた。平中も徐々にタイムアップしていく。

 しかし、JAF-GT勢のタイムは驚愕で、到底そのタイムは見えてこない。最後まで雨は降っては来なかったが、9番手で明日のグリッドが決定した。今の重量を考えれば、納得のいくポジションだったと思われる。

平中 克幸コメント
 練習走行の時はウエイトの割にはまぁ調子は良い状態でスタートしたのですが、トラブルで後半のドライコンディションが走れない状況で予選を迎えました。その中ではベストは尽くせたかなと思います。レースに向けても9番手からのスタートはそんなに悪くないポジションなので、追い上げて表彰台に上がれるように、しっかりと頑張りたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 予選は悪くなかった。チャンピオンシップを考えた上でも、1ポイントでも多く獲得しなくてはならない。今回からBOPでホンダ2台に変更があったが、全く関係ないように思える。

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2012年7月28日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:23度・路面温度:27度・天候:曇・路面状況:ウエット/ドライ
  • 決勝81周(76周):14:00~ 気温:26度・路面温度:40度・天候:曇/雨・路面状況:ドライ/ウエット

gt_r04_gainer_11-04.jpg  夜半に降った雨も止み、徐々に天気は快方方向に感じられたが、路面はまだ濡れており、ウエット宣言が出される中、フリー走行は開始した。

 まず決勝に向けた最終チェックをビヨンが行う。開始10分ほどで、№31プリウスと№2マクラーレンが接触し赤旗中断。その後、再び№31がストップし赤旗が提示され、平中と交代。ラップタイムも悪くなく、このセッションは5番手で終了し、決勝に向けて確かな手応えを感じた。

 午前中とは打って変わって、真夏のきつい日差しがコースに降り注ぐ。スタートを担当するのはビヨン。№31と№88ランボルギーニがマシントラブルによりピットスタート。

 クリアなスタートが切られ、何事もなく1コーナーに消えていく。ビヨンのラップは悪くなく、1周目に8番手に上がり、2周目には№86ランボルギーニをパスし、7番手と確実にポジションを上げていく。

 次の標的は前を行く№52SLS。その差も徐々に詰めていくが、やはり同じSLSでも、ハンディウエイトが軽い分なかなか楽にパスさせてくれない。4番手から11番手までが数珠繋ぎ状態で周回を重ねる。

 20周近く攻防を繰り返し、№52をパスし4位のNo.3GT-Rを追いかける。No.3とも12周に渡るバトルを繰り返し、とうとう4位まで浮上。しかしこの時既にトップを快走する30秒以上の差が開いてしまっていた。

 35周目にルーティーンのピット作業を行い、平中をコースに送り出す。この頃から徐々に最終コーナー側の空が、グレーの雲に覆われ始めていた。

 ほぼ全車がピット作業を終えた時点でのポジションは5番手。前を走るNo.0Porscheを追いかける。9秒あった差も徐々に詰めていき、44周目にパス。ピット作業前と同じポジションまで復帰した。しかし、3番手との差は既に40秒近くあり、この頃から少しずつ雨粒が落ち始めてきた。徐々にラップタイムも落ち始め、このまま雨も強くなると読み、表彰台にも届かないと判断し、57周目にレインタイヤに交換する為にピットへ。

 しかし、ここから雨は無情にも弱まる方向に傾き、路面状況とタイヤはマッチせず、平中のペースも上がることなくタイヤ交換を行わなかったマシンに次々とパスされてしまう。最終的に勝負に出た作戦は裏目に出てしまい、13番手でチェッカーを受けることとなってしまった。これにより今回のレースではノーポイントとなり、シリーズポイントランキングは3位になった。

平中 克幸コメント
 コンディションに翻弄されてアンラッキーなレースだったですね。雨が降るまでは、ほぼパーフェクトと言っていいレースをしていましたが、雨が降り始めてから、他のマシンよりラップタイムを速く刻むことが出来なくなったので、ピットに入ってレインタイヤに履き替えて出て行ったのですが、結果論としてそれが失敗だったと思います。次頑張るだけです。
Bjorn Wirdheimコメント
 僕のスティントと、レインタイヤに変えるまでは本当にパーフェクトなレース展開だったと思います。ポジションも9位から4位に上がることが出来ました。FIA-GT3の中ではトップクラスの力を持っていると思っています。しかしJAF-GT勢の速さは別格で、勝負に出ないと前には出られませんでした。結果的にポイント圏外でのフィニッシュになってしまいました。3週間後の1000kmでは、必ず良いパフォーマンスをお見せいたします。

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Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、着実にポイントゲット! (GAINER)

  • GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS
  • DRIVER: TETSUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選11位、決勝10位
  • 予選日入場者数: 9,500人 / 決勝日入場者数: 26,500人

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2013年7月27日(土曜日)
  • 公式練習:8:45~10:35 気温:22度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ウエット
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:23度・路面温度:25度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 植田 正幸 気温:23度・路面温度:25度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r04_ganer_10-02.jpg  約3ヶ月ぶりに国内で開催される第4戦菅生。毎年ここ菅生では波乱が起きるレース展開になる。深い霧に包まれるサーキット。練習走行開始頃には徐々に霧も晴れはじめ、オンタイムでの開始となった。

 まず田中哲也から走行を開始。雨は降ってはいなかったが、路面はウエットの状態。ウエットタイヤで走行を始めるが、徐々に路面状況が変わり浅溝タイヤに交換して再びコースへ。植田正幸とその後交代し、No.11がドライタイヤに替え事で、タイムの落ちやタイヤの替え時をチェックし田中に代わりドライタイヤへ。最後の300の専有時間に再び植田に代わり、このセッションは14番手で走行を終えた。

 朝と変わって、霧も晴れ路面状況も完全なドライでの走行となる。やはり第2戦から旋風を巻き起こしているNo.55CR-Z・No.16CR-Zの速さには敵うわけもなく、2台ともに重りを40kg・68kgと積み、尚かつBOPの変更によりリストリクターが絞られたにも関わらず、コースレコードを大幅に更新する1分20秒702で暫定ポール。

 Q1を担当するのは田中。今までの菅生のデーターを元に、朝よりセットを大幅に変更しコースへ。しかし、思ったようにタイムが伸びずなかなかQ2に進むべく13番手以内に入っていかない。しかしやっぱり決めてくれる田中は最終ラップで10番手でQ2に駒を進めた。

 500クラスのQ1の後10分のインターバルを挟んで、植田がQ1から逆方向のセットに戻しアタックを開始した。今にも雨が降って来そうな空模様になり、早めにタイムアタックするのが得策と考えられた。植田も気合いの走行を続けるが、JAF-GT勢のタイムは驚愕で、到底そのタイムは見えてこない。最後まで雨は降っては来なかったが、11番手で明日のグリッドが決定した。

田中哲也コメント
今回みんな一緒ですが、ドライであまり走れなくて、ぎりぎりQ1を通過出来る状況でした。車の調子がベストとは言いえませんが、セッティングも試せたので、明日はしぶとくいきたいと思います。
植田正幸コメント
 哲也選手がきっちりQ2に進めてくれて、僕がQ2をアタックしました。少しミスがあったのでそれを修正して、決勝は何とか6位以内でチェッカーを受けます。

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2012年7月28日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9::30 気温:23度・路面温度:27度・天候:曇・路面状況:ウエット/ドライ
  • 決勝81周(76周):14:00~ 気温:26度・路面温度:40度・天候:曇/雨・路面状況:ドライ/ウエット

gt_r04_ganer_10-04.jpg  夜半に降った雨も止み、徐々に天気は快方方向に感じられたが、路面はまだ濡れており、ウエット宣言が出される中、フリー走行は開始した。

 まず決勝に向けたセットで植田がコースへ。開始10分ほどで、No.31プリウスとNo.2マクラーレンが接触し赤旗中断。その後、田中と交代するが、再びNo.31がストップし赤旗が提示されピットへ。このタイミングでリアのウイングを調整し、再開後コースへ。このセッションは10番手で終了し、決勝に向けてのセットは何とか決まった。

 決勝スタートを担当するのはセパンに続き植田。午前中より徐々に日差しがきつくなり、グリッド上は真夏の様に感じられる。時折吹く風は涼しく、どこかで雨が降っているのではないかと感じる。前回のセパンでは、スタート直後に接触があり、植田は慎重にスタートを切る。それが良かったのか悪かったのか、慎重になりすぎた分スタートの混乱を避けるように、1周目には18番手までポジションを落としてしまう。しかし植田のペースは悪くなく、12周目には17番手に、21周目には16番手と落としたポジションを確実に上げていく。

 32周目のルーティーンの時には12番手までポジションを上げ、田中にハンドルを託す。田中のラップタイムも悪くなく、順調に周回を重ねるが、52周目位から雨がぽつぽつと降り始め、先にNo.11が動きタイヤを交換。

 それをみながらタイヤの替え時を見計らう。変えようと思った周に少し明るい空を見つけ、田中の判断でそのまま走行を続けることに。途中雨が強くなったりはしたが、コースオフすることもなく、10番手でチェッカーを受け、貴重な1ポイントを獲得した。

田中哲也コメント
今日のレースは天気に翻弄されました。マシンのバランスはアンダーステアが強い部分があり、苦労しましたが集中して頑張りました。雨が降り出してからは、雨量によっては非常に厳しい場面もありましたが、なんとかコースアウトしないように精一杯走りきる事が出来ました。次はもっと上の順位を目指して頑張ります。
植田正幸コメント
僕はスタートを担当させて貰ったのですが、フロントタイヤの熱の入れ方がまだまだで、順位を落としてしまいました。ベストタイム自体はそんなに悪くは無かったのですが、前半の2周で抜かれてしまいました。その後遅い車に引っかかり、なかなかパスできない状況でした。哲也選手の判断で、最後雨の降る中スリックで頑張って貰って、本当に貴重な1ポイントを獲得することが出来ました。次回はもう少し大きなポイントを取れるように頑張ります。

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Text & Photo: GAINER

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