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2009年4月

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿決勝 IMPULカルソニックGT-Rが3位表彰台を獲得 (NISMO)

 気温22度と暖かい日差しの下、ピットビルディングとパドックエリアが大きく改修された鈴鹿サーキットには35,000人の観客が詰めかけた。前日の公式予選で会心の走りをみせポールポジションを獲得した「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)の本山哲は、決勝レースのスタートを担当。一周目から後続を引き離しにかかった本山に、3周目以降から#38 レクサスSC430が猛然と追い上げてぴたりと背後につけた。#38は盛んに追い越しを狙って攻めたが、本 山は逆転の隙を見せず首位を守ることに成功した。

 その後28周目にピットインし、ブノワ・トレルイエにドライバー交代。迅速なピットワークでコースに戻った#1 GT-Rは、前半よりもリードを広げて終盤へと向かった。2位に一時13秒もの大差をつけ、単独走行でレースを終えるかに思われたが、チェッカーフラッグまで5周を残した47周目に突如スローダウン。#36 レクサスSC430にトップの座を奪われ、続いて#38レクサスSC430、#12 GT-Rにも抜かれ、4位となった。

 その後コース上でアクシデントがありセーフティカー走行となったため、4位のままフィニッシュ。しかし、#38に抜かれる際にコース上で同車に接触したことにより、27秒加算のペナルティを受けることとなり、11位へと順位を下げた。

 開幕の岡山では後方から追い上げて4位となった「IMPULカルソニックGT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、16kgのハンディウェイトを積んで予選5位からレースをスタート。鈴鹿を得意とする地元三重県出身の松田次生がレース前半を担当し、11周目に#3GT-Rをパスして4位に上がった。27周目にセバスチャン・フィリップに交代するためピットイン。32周目には3位となった。

 しかし、燃料をセーブする車両の設定だったこともあり、ペースがなかなか上げられず、43周目に#38 SC430に3位を明け渡した。その後、#1 GT-Rが後退したため3位に戻り、チェッカーフラッグを受けた。

 「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選3位からクインタレッリがスタート。序盤は3位をキープして周回を重ねたがその後5位にポジションダウン。後半担当の安田は、安定したタイムで周回を重ねた。しかし、47周目のシケイン手前で他車から押し出されてクラッシュし、リタイアとなった。

 開幕戦優勝の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベリラ/荒聖治)は、オリベイラが予選12位からスタートして、序盤は上位車を次々にパスする勢いを見せた。しかし、その後はペースがあがらず後半交代した荒もリスクを避けて堅実な走りで周回。最終的には8位でレースを終えた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿 ROCKSTAR 童夢 NSX (道上龍/小暮卓史組) が5位 (HONDA)

2009年4月19日(日) 決勝 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:予選/曇り 決勝/晴れ 気温:22℃(14:00現在) 路面温度:35℃(14:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) 観客:3万5000人(主催者発表)

gt_r02_h_18.jpg  4月19日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第2戦「KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE」の決勝レースが開催された。

 鈴鹿サーキットは、昨シーズン終了後より「観戦・イベントエリアの快適性向上」、「パドック・ピットエリアの利便性・快適性向上」、「レーシングコースのさらなる安全性向上」を目的に大規模改修工事を行った。今回のSUPER GT第2戦は、グランドスタンドやピットビルが一新された鈴鹿サーキットとして初めてのレースとなる。

 Honda NSX-GT勢は、今レースよりダウンフォースを増やすべく、リアエンドの空力処理を改良している。また、18号車を除く4台にパドルシフトを採用している。

 18日(土)に開催された公式予選において、NSX-GT勢は予選1回目の上位8台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに3台が出場した。スーパーラップでは、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が6番グリッド、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が7番グリッド、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が8番グリッドを獲得した。また、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は9番グリッド、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が13番グリッドから決勝レースを迎えることとなった。

 19日(日)の決勝日は朝から快晴となり、気温22℃、路面温度35℃という絶好のコンディションとなった。午後2時5分に総勢35台(GT500クラス計14台)のマシンがローリングスタートを切り、52周のレースが始まった。

 オープニングラップは、金石選手(#17 KEIHIN NSX)が6番手、井出選手(#100 RAYBRIG NSX)が7番手、小暮選手(#18 ROCKSTAR 童夢 NSX)が8番手、L.デュバル選手(#32 EPSON NSX)が11番手、R.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が12番手を走行する。

 6番手を走行する金石選手は、トップグループと同等の1分57秒台で走行、トップから3秒401差で5周をクリアする。決勝は前日の予選時より気温が上昇しているために、タイヤの消耗を含めたコントロールがレースの行方を左右する展開が予想された。

 9周目、井出選手(#100 RAYBRIG NSX)が金石選手(#17 KEIHIN NSX)をパスして6番手に浮上。次周にはR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が9番手に浮上し、13周目には6番手を走行する#100 RAYBRIG NSXとトップとのタイム差は7秒570。続いて7番手に#17 KEIHIN NSX、さらに8番手へ浮上した#8 ARTA NSX、9番手に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが連なって走行する。#32 EPSON NSXは13番手に後退している。

 21周終了時に、先陣を切って#32 EPSON NSXがドライバー交代のピットインを敢行。L.デュバル選手から中山選手にバトンタッチしてコースに復帰する。続いて23周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが道上選手にドライバー交代をする。26周終了時には、#8 ARTA NSXもドライバー交代を敢行し、次周に#100 RAYBRIG NSXもリアタイヤのみのタイヤ交換を行う。

 ドライバー交代時のピット作業でリアタイヤのみの交換ですばやくコースに復帰した#100 RAYBRIG NSXと#8 ARTA NSXは、5番手と6番手へポジションを上げることに成功する。

 35周を終えた時点で、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が、トップから16秒510差の5番手、#8 ARTA NSXの伊沢選手が6番手、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が9番手、#17 KEIHIN NSXの塚越選手が11番手、#32 EPSON NSXの中山選手が13番手を走行する。

 後半戦に入り、好調な走りをみせて追い上げを図る#100 RAYBRIG NSXと#8 ARTA NSXは、3位争いの2台に追いつき、激しいバトルを繰り広げ始める。

 残り10周を切り、6番手を走る#8 ARTA NSXと3番手のタイム差は約2秒。しかし、45周目のスプーンカーブで伊沢選手がオーバーランを喫し、コースに復帰するものの7番手に後退する。さらに、6番手に後退した#100 RAYBRIG NSXが48周目のシケイン入口で前車に追突。この追突により右側のサイドウオールに接触した前車を避けようとした#8 ARTA NSXがクラッシュしてマシンを大きく損傷し、無念のリタイアとなった。このアクシデントで2台のマシン撤去が必要になったため、セーフティカーが入る展開となった。また、直後となる49周目のS字コーナーでは、再び#100 RAYBRIG NSXが他車と接触してスピンを喫し、エスケープゾーンにストップした。

 このアクシデントで、いったんホームストレート上で各車が停止し、順位が整えられてからセーフティカーの先導がスタートするものの、この時点で残り2周しか残っておらず、レースはセーフティカーが先導したままチェッカーフラッグを受けることとなった。

 この結果、優勝は#38 ZENT CERUMO SC430。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が5位、#17 KEIHIN NSXの塚越選手が6位、#32 EPSON NSXの中山選手が9位となった。#100 RAYBRIG NSXは接触行為に対してペナルティも科され、1周遅れの12位となった。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「新生鈴鹿のオープニングレースであり、Hondaファンシートでご声援いただいているファンの皆様のためにもいい結果を出したいと思っていました。ですから、今回の5位、6位の結果には満足していません。再舗装された東コースの路面に最適なセッティングを2日間の短いセッションでまとめきれず、結果としてライバルたちに差をつけられました。次戦の富士は、長いストレートにあわせた空力面でのセッティングが重要ですので、対策を講じたいと思います」
道上龍選手(5位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
「前回の岡山では2位を獲得し、30kgのウエイトハンデを搭載しての戦いになりましたが、ウエイトよりもマシンのセットアップに苦戦したために満足なレース運びができませんでした。しかしながら、結果的には5位で貴重なポイントを獲得することができました。シリーズタイトルを目指してシーズンを戦っている中では、苦しいレースでツキを味方にできたことはよかったと思います」
小暮卓史選手(5位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
「マシンのセッティングに苦しみましたが、その中でベストを尽くしました。予選は8番手でしたがレースでは着実に走りきり、貴重なデータと5位のポイントを取ることができました。マシンは確実によくなっていますが、さらに上位を目指すためにも、まだまだやらなければいけないことがあります。次戦の富士ではさらにウエイトが課せられますが、得意としているコースなのでがんばります」

Text & Photo: Honda Motor Co., Ltd.

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

090419Winners

GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
リチャード・ライアン

今日はすごくエキサイティングでした。僕らにとってだけじゃなく、ファンの皆さんにとってもエキサイティングだったんじゃないでしょうか。
予想もつかない結果になりましたね。
僕らはハードタイヤでスタートしたので、序盤は慎重に走るよう心がけました。その後、 2周目から10周目にかけてブリヂストンタイヤがすばらしいパフォーマンスを発揮してくれたので、モトヤマにプレッシャーを掛けていき、 抜こうと思いましたが、中々抜けませんでした。
そのうち、周回遅れのGT300につかえるようになり、彼らもレースをしているのでそれを尊重しつつ、 自分もリスクを避けて走らざるを得なくて、モトヤマに有利な状況になりました。
ピットストップではポジションダウンすることになってしまいましたが、 その後のタチカワはすばらしい走りでポジションを取り戻してくれましたね。

立川 祐路
色々あってよく憶えていません(笑)
ピットアウトするときにエンジンの掛かりが悪くて順位を下げてしまいましたが、クルマには自信がありました。
しばらくは#12の後ろを走ることになりましたが、中々抜くことができませんでした。
でもここでタイヤを使いたくなかったので我慢してついていったんですけど、そのうちどんどん前が離れていったので、終盤は頑張りました。
130Rでダートに押し出されたときは危なかったです。
終盤は、みんなタイヤがきつくなってるようでしたが、僕らのクルマは平気でした。
(36号車とのバトルについて)レクサス同士でぶつかっちゃいけないと思いましたが、僕のほうが有利な状況でしたし、 勢いに乗ってましたから、『これはもういくしかない』と思ったんです。行くなら一発で決めるしかないと思い、いきました。

GT300クラス #33HANKOOK PORCHE
影山 正美

去年の最終戦から全くテストをしていなくて、岡山も出ていなかったので、去年の最終戦の延長上でセッティングを考えました。
ロングランをやってなかったので、タイヤがどこまで持つかもわからず、序盤のうちにマージンが欲しかったので頑張って走りました。 12秒くらいマージンを築いて木下さんに渡しました。
ハンコックタイヤはずっと木下さんが開発をしてきて、僕は去年から参加させてもらいましたが、最初に乗ったときは僕もびっくりしましたよ。 でも、シーズンの中盤辺りから良くなってきて、最終戦は本来なら勝ってる状況だったんですけど、僕のミスで落としてしまいました。
その後はGTを続けるかどうか、という方向に話が行ってしまって、 オフの間はずっと僕と木下さんで話を続けて半ば無理やり説得して4戦参加ということになりました。

木下 みつひろ
影山君がいいペースでマージンを築いてくれて、それをキープしながら最後まで行きたかったんですが、 RX-7がタイヤ無交換で5秒後ろまで迫ってきたので、その後は様子を見ながらペースをコントロールして走りました。
ハンコックタイヤの開発を始めた頃は、ストレートでまっすぐ走らないような状態でしたが、漸くここまでこれました。
この間ずっと結果が出ないジレンマと戦ってきましたが、本当にいいタイヤが出来、結果を出すこともできたので良かったです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SGT:第2戦鈴鹿決勝結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS10521:54'52.997
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS521.888
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS16525.210
450046ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS2529.585
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS305213.897
6500617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS125215.354
7500735KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS45217.532
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH405220.330
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL85224.063
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL5225.904
11500111MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS5233.361
1250012100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS6511Lap
13300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK484Laps
1430027M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH22484Laps
15300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH8484Laps
16300411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH16484Laps
17300543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI30484Laps
18300681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH484Laps
1930072プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH10484Laps
20300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH40484Laps
21300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI12484Laps
223001026UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH2484Laps
233001131avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH4484Laps
24500133HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI475Laps
25500148ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS22475Laps
26300125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH475Laps
273001388triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH475Laps
283001455J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH475Laps
2930015111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH466Laps
303001610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH466Laps
313001730RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH6457Laps
3230018666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH4210Laps
---- 以上規定周回(GT500:35Laps / GT300:33Laps)完走 ----
-300-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2329Laps
-300-110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH1042Laps
-300-87giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH547Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.38 ZENT CERUMO SC430 (リチャード・ライアン) 1'56.817
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.33 HANKOOK PORSCHE (影山 正美) 2'06.738
  • CarNo.1,100は、2009 SGT-SpR 第30条1 a) (接触行為) 違反により競技結果に27秒を加算した。
  • CarNo.100は、2009 SGT-SpR 第30条1 a) (接触行為) 違反により競技結果に27秒を加算および罰金5万円を課した。

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿決勝 終盤に大波乱!! ZENTセルモSCが逆転優勝! GT300はハンコックポルシェが初優勝達成

鈴鹿サーキットのリニューアル後のこけら落としとなった2009オートバックス スーパーGT第2戦 「ケーヒン鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」は4月19日に決勝を行い、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が優勝した。
レースはポールから独走状態を築いていた#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・ トレルイエ組)がタイヤトラブルで終盤スローダウン、さらに多重クラッシュの発生でセーフティーカーランのまま終了と、 大荒れの展開となった。

また、GT300クラスはポールポジションの#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美組)が優勝。ハンコックタイヤに念願の初優勝をもたらした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:35,000人)

090419GT500Start

090419GT300Start

090419

090419GT500final

090419GT500top3

090419GT300final

090419GT300top3

決勝レースは午後2時にフォーメーション開始。
この時点でスターターモーターのトラブルからグリッドにつけなかった#2紫電がピットスタートとなった。

ホールショットを奪ったのはGT500ポールポジションの#1モチュールGT-R。スタートドライバーは本山だ。
本山は2位以下の接近戦に乗じて後続を突き放しにかかるが、2番手の#38ZENT SCがじわじわと差を詰めてくる。 こちらのドライバーはライアンだ。
38号車はハードタイヤでスタートしており、ライアンは序盤意図的に慎重な走りを心がけていたが、 タイヤに熱の入った3周目辺りから本山にプレッシャーを掛け始めたのだ。
コースのあちこちでインを狙ってくるライアンを巧みなライン取りで凌ぐ本山。
2台がドッグファイトを繰り広げるうちに3位の#3トミカGT-Rを駆るロニー・クインタレッリ、 4位の#36ペトロナスSCを駆るアンドレ・ロッテラー、5位の#12カルソニックGT-Rを駆る松田次生らも接近、 7周目に入ったところでトップ集団が5台に膨れ上がった。

このあたりからGT300の周回遅れが出始め、本山はこれを巧みに利用しながら徐々にライアンとの差を広げ始める。
その後方では8周目に#3クインタレッリをかわして#36ロッテラーが3位浮上。ロッテラーはライアンとの差も削り取っていく。
一方ライアンは周回遅れの処理に慎重になり、 かつ後方から執拗に攻め立てるロッテラーを押さえ込んでいるうちに徐々に本山に差を広げられることになる。
20周を消化した頃には1位2位の差は7秒以上に達した。

レース中盤、18周終わりで#39サードSCがピットインしたのを皮切りに各チームともルーティンストップに取り掛かる。
上位陣では3位のペトロナスSCが丁度半分の26周終わり、2位ZENT SCは27周終わりでピットに向かった。
ところがZENTはピットアウト時のエンジン再始動に手間取り、同時にピットインした#12カルソニックGT-R、 #100レイブリックNSXらの後ろでコース復帰することになった。
更に、冷えたタイヤでペースの上がらないうちに既に1周前でピットストップを済ませたペトロナスSCにも抜かれてしまい、 ZENTは暫定7位に後退してしまった。

それでもZENT SCを駆る立川は31周目の130RでレイブリックNSXの細川慎弥に大胆にアウトから被せて抜き去ると、41周目のスプーンでカルソニックGT-Rのセバスチャン・フィリップをも攻略、この間に全車がピットストップを終えた結果、3位まで順位を挽回してきた。

だがこの時点でトップのモチュールGT-Rは既に12秒以上も前方に遠ざかってしまっている。
トップのモチュールは28周終わりでピットイン。トレルイエに交代して暫定3位でピットアウトすると、全車がピットストップを終えた32周終わりで再びトップに返り咲く。
この時点では、このまま1号車が何者にも順位を脅かされずにポール・トゥ・ウィンを達成するものと思われた。
ところが。

右リヤタイヤを使い切ってしまったモチュールGT-Rが終盤突然のスローダウン。
ラップタイムが2分台に低迷した挙句、とうとう47周目には2位ペトロナス、3位ZENTのSC430勢に追いつかれてしまい、 バックストレッチでこの2台に立て続けに抜かれて3位に落ちてしまう。
更にこの際、#38立川をアウト側のダートに押し出したトレルイエの行為に対してレース後27秒加算のペナルティが下り、 結局モチュールGT-Rは優勝はおろかポイント獲得すらならない11位でこのレースを終えることとなってしまった。

これでGT500のトップ争いは#36ペトロナス、#38ZENTの2台のレクサスSC430の一騎打ちとなり、 48周目のシケインで一気に#36脇阪のアウト側に飛び込んだ#38立川が接触しながら半ば強引にトップを奪い取った。

しかし波乱はそれだけでは終わらなかった。
立川がトップに立った直後、130R出口で#100レイブリックNSXと#3トミカGT-Rが接触。
これに#8ARTA NSX、#30レクリスIS350らがまきこまれての多重クラッシュが発生。
3号車はフロントを大破してシケイン手前にストップ。
100号車はそのまま走行を続け、S字に入ったところで周回遅れの#666ヴィーマックにも接触してグラベルに飛び出してしまった。

これにより、49周目にセーフティーカーが導入され、レースはフルコースイエローのまま52周を消化して終了、 ZENTセルモSCが今季初勝利を挙げた。
これにより立川は通算勝利数を11に伸ばし、これまで1位タイだった本山を上回って単独1位となった。

GT300クラスは後方の接戦を尻目に序盤からトップを独走した#33ハンコックポルシェが一度もトップを脅かされることなく48周を走り切り、 ハンコックタイヤに念願の初勝利をもたらした。
2位にはタイヤ無交換という大胆な作戦で#33ハンコックを5秒差まで追い上げた#7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮RX-7(谷口信輝/折目遼組)が入り、#46エスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)が3位。
ピットスタートとなった#2紫電は今回から加わった吉本大樹がスタートから積極的に順位を上げた結果、 7位まで挽回して見事ポイントを獲得した。

次戦はゴールデンウィーク恒例の富士スピードウェイ、5月4日決勝だ。
今回は100km短縮されて400kmでの戦いとなる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿 スターティンググリッド&スタートドライバー

■GT500 Class

 1
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*本山 哲 / ブノワ・トレルイエ
BS
*1'53.487

 2
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *リチャード・ライアン
BS 10
*1'53.733

 3
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI
*1'53.790

 4
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
*1'53.948

 5
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS 16
*1'54.124

 6
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS 12
*1'54.308

 7
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥
BS 6
*1'54.478

 8
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS 30
*1'54.668

 9
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 中山 友貴
DL 8
1'54.706

10
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS 2
1'54.750

11
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明 / *大嶋 和也
BS 4
1'54.945

12
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 40
1'55.129

13
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS 22
1'55.218

14
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL
1'55.664



■GT300 Class

 1
33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ / *影山 正美
HK
*2'03.836

 2
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行 / *藤井 誠暢
YH
*2'05.379

 3
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH 22
*2'05.414

 4
2 プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規 / *吉本 大樹
YH 10
*2'05.757

 5
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH 8
*2'05.826

 6
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
*新田 守男 / 高木 真一
MI 30
*2'06.422

 7
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH 16
*2'06.493

 8
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
*織戸 学 / 片岡 龍也
YH 40
*2'06.754

 9
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI 12
2'07.266

10
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 坂本 祐也
YH
2'07.522

11
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*黒澤 治樹 / 阿部 翼
YH 2
2'08.111

12
30 RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 山野 直也
KH 6
2'08.354

13
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
*坂本 雄也 / 山内 英輝
YH 4
2'08.402

14
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH
2'08.745

15
55 J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH
2'09.512

16
111 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
*壷林 貴也 / 池田 大祐
KH
2'10.028

17
666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
KH
2'10.372

18
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸 / *川口 正敬
YH
2'10.691

19
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
2'10.938

20
110 KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
*谷川 達也 / キム ハンボン
KH
2'08.866

21
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH
-



SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿フリー走行 エネオスSCがトップタイム!GT300はダイシンフェラーリ

鈴鹿サーキットで開催されている、2009スーパーGT第2戦の決勝前フリー走行は、#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム組)がトップタイム。
ポールシッターの#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)はトップから0.244秒差の5番手だった。
GT300クラスは#81ダイシン アドバン Ferrari(青木孝行/藤井誠暢組)がトップ。#33HANKOOK PORCHE(影山正美/木下みつひろ組)はクラス13番手に終わった。

090419FreeGT500 090419FreeGT300

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは昨日に引き続き快晴。
気温の上昇とそのレースへの影響が予想される中、スーパーGTのフリー走行はJSB1000に続いて午前8時50分より30分間で行われた。

#6エネオスSCは開始早々からトップに立つ。
タイムは1分58秒台から始まって最終的には1分55秒615まで短縮してきた。
2位以下も6号車に僅差で続き、7番手の#36ペトロナスSCまでが1秒以内。
ポールシッターの1号車は5番手でこのセッションを終えた。
GT500クラスは全車大きなトラブルもなく30分間の走行を終了、午後の決勝レースに臨むこととなった。

GT300クラスも、走りはじめから#81ダイシンフェラーリが快調に周回を重ねる。
こちらは2分06秒651を記録、8番手の#43ARTAガライヤまでが1秒以内だが、 ポールシッターの#33ハンコックポルシェはここではクラス13位に終わる。

また、昨日の予選で不通過となった#110ボクスター、#66ムルシエラゴはそれぞれクラス16位、9位につけ、 決勝レースへの出走を認められた。
一方、昨日の公式練習でトラブルが発生して予選出走を取りやめた#808BMW Z4はこのセッションでも走行を見合わせ、 今回は不参加となる見込みだ。

決勝レースはこの後午後2時より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿フリー走行結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/19) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'55.615-180.817
2500212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'55.694 0.079180.694
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'55.767 0.152180.580
4500439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.827 0.212180.486
550051MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'55.859 0.244180.437
6500632EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'56.398 0.783179.601
7500736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'56.443 0.828179.532
850088ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'56.644 1.029179.222
9500924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'56.693 1.078179.147
10500103HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'57.050 1.435178.601
115001118ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'57.305 1.690178.212
1250012100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'57.387 1.772178.088
135001317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'57.575 1.960177.803
145001435KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'58.184 2.569176.887
15300181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'06.65111.036165.061
1630022プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'07.04711.432164.547
1730037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'07.17511.560164.381
18300446エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'07.18611.571164.367
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'07.28911.674164.234
20300611JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'07.48611.871163.980
21300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.55611.941163.890
22300843ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'07.58211.967163.857
23300966triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH2'07.73612.121163.659
243001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'08.22612.611163.034
253001130RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.78713.172162.324
26300125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.94913.334162.120
273001333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'09.10613.491161.923
283001426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'09.18413.569161.825
293001531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'09.38313.768161.576
3030016110KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'10.36114.746160.365
313001787giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'11.69016.075158.746
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'12.79217.177157.428
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'12.94117.326157.252
3430020111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH2'13.29617.681156.833
353002155J-TRUST F-PRO おうとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'14.92919.314154.935

No.110、66 フリー走行の結果により、決勝レースへの出走を認めた。

ペナルティ
N0.30 罰金2万円を課した。(SGT SpR第31条(信号表示)違反)

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選 MOTUL AUTECH GT-R、ポールtoウィンを狙う (NISMO)

 新装なった鈴鹿サーキットにSUPER GTが帰って来た。グランドスタンドやピットビルなどが一新されたほか、安全性を確保するために数箇所のランオフエリアも広がり東コースの舗装もやり直された。

 4月18日、薄曇りの朝に練習走行が行われ「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は3位と好位置につけた。また16kgのハンディウェイトを搭載した「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)が4位、HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)が5位につけた。前回優勝で40kgのハンディを搭載した「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は13位だった。

 11時20分、徐々に晴れてきた鈴鹿は気温18℃。予選1回目は30分間の混走から始まった。GT500の参加台数は開幕戦より1台少ない 14台。セッションは開始早々に1台のGT300車両が130R先でクラッシュして赤旗中断となったが、再開後にまずトレルイエがコースインして基準タイムをクリア。そして本山に交代して、セッション終盤に1分54秒388でトップに立った。#3 GT-Rは7位、#12 GT-Rは8位、#24 GT-Rは9位だった。

 GT300の専有走行枠を挟んで、12時20分より10分間のGT500専有走行枠。残り3分の時点で本山が1分54秒128で2位につけたが逆 転され3位に。しかし本山はもう1周アタックを続け1分53秒995へタイムアップして再び2位へつけてチェッカー。スーパーラップ(SL)進出を果たすこととなった。#12 GT-Rは4位、#3 GT-Rは6位でそれぞれSLへ駒を進めたが、#24 GT-Rはクリアラップが取れず12位でSL進出はならなかった。

 15時6分、GT500のSLがスタート。3番目に登場した#3 GT-Rのクインタレッリは、1分53秒790のタイムでその時点でのトップに立った。5番目には#12 GT-Rの松田が登場したが、デグナーカーブの1個目でやや突っ込みすぎてタイムロスを喫し1分54秒124で#3 GT-Rに続いた。7番目にコースインした#1 GT-Rの本山はスムーズなラインを走り、セクター1からセクター3まで次々にベストタイムをマーク。最後までスピードを緩めることなく1分53秒487でトップを奪った。最後に走行した車両は1分53秒733と本山のタイムに及ばず、本山は03年開幕戦(岡山)以来6年ぶりGT500で2回目となるポールポジションを獲得。#3 GT-Rは3位、#12 GT-Rは5位とトップ5のうち3台をGT-Rが占めるという予選結果になった。

 「朝から順調に走れていていましたが前回が残念な結果だったので気合を入れてきました。ポールポジションを取れたというせっかくのチャンスなので、明日はいい結果を残したいです」と本山。既に決勝レースを見据えていた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.9951'53.487184.208
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.8911'53.733183.809
33HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'54.3311'53.790183.717
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'54.0491'53.948183.463
512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.2111'54.124183.180
617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.2601'54.308182.885
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.5221'54.478182.613
818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.6031'54.668182.311
932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'54.706182.250
106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.750182.180
1135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'54.945181.871
1224HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'55.129181.581
138ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'55.218181.440
1439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.664180.741
■GT300 Class

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'04.2062'03.836168.814
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'06.2832'05.379166.736
37M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH222'06.5702'05.414166.690
42プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH102'05.0942'05.757166.235
546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH82'05.9572'05.826166.144
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI302'06.8692'06.422165.360
711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH162'06.3182'06.493165.268
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH402'06.4372'06.754164.927
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI122'07.266164.264
1088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'07.522163.934
1126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.111163.180
1230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.354162.871
1331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.402162.811
145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.745162.377
15*55J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.512161.415
16111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田 大祐
KH2'10.028160.775
17666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.372160.350
1810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'10.691159.959
1987giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.938159.657
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'01.956 / GT300 2'13.842)----
-*110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'08.866162.224
-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YHAbsence-
-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YHAbsence-
  • 赤旗提示により、9分52秒間中断した。(提示11:25'08 再開11:35'00)
  • 赤旗提示により、8分15秒間中断した。(提示12:02'45 再開12:11'00)
  • 各クラス1~8位はスーパーラップ選抜車両
  • CarNo.55は、公式通知No.12により、車両検査を完了し、予選に出走した。
  • CarNo.110、キムハンボン選手の予選タイムを抹消した。

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

090418PP

GT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R
本山哲

クルマは朝の公式練習からセットアップ、エンジンともいい状態で、順調に進んできました。
開幕戦がノーポイントに終わったので、ここには気合を入れてきました。今回はアタックを担当することになったので、 去年してもらっていたことを全部お返ししようと思って走りました。
(久々のポールについて)GTでは色んな状況があって、クルマの状態のよしあしとか、 決勝に向けてのタイヤチョイスを優先した結果とかもあり、なかなか思うようには行きませんでした。まぁ、 今更立川に追いつこうなんて思ってませんから(笑)
今日もポールが獲れるかどうかわからないと思っていましたが、獲った以上は明日もこの順位を守ってチェッカーを受けたいですね。

ブノワ・トレルイエ
今日は何もしてないんですけどね。(笑)
本山選手がすばらしい走りをしてくれたので、スーパーラップは楽しめました。 自分は走らなくて見ているだけだったのでノープレッシャーだったし、ただ楽しんで彼の走りを見ていました。その分、ファンへのサインとか、 今まで中々出来なかった土曜日の仕事を一生懸命やりましたよ。
明日はちょっとは仕事をしなくちゃね。(笑)
多分スタートは本山選手が担当することになると思うので、できるだけ彼にギャップを広げてもらって、僕は悠々と、 これ以上ペナルティを受けないように気をつけながらゴールを目指したいです。

GT300クラス #33HANKOOK PORCHE
影山正美
岡山に出なかったし、テストもしていないので不安はありましたが、 今日は公式練習からトップ3以内につけることができていい感じだったので、もしかしたらポールが獲れるかも?と思いました。
午前中の予選でもタイムが出て、今までも午前中男とか呼ばれていたので、今日はどうしてもポールを獲りたかったです。
他より長いシーズンオフを過ごしましたが、その間にハンコックさんもいいタイヤを作ってくれていて、本当に感謝しています。
明日はいいポジションからスタートできるので、このまま一度も抜かれずにゴールまでいきたいです。

木下みつひろ
スーパーラップの間は乗ってる影山さんより緊張していました。
ポルシェが苦手とする鈴鹿でポールを獲れて本当にうれしいです。
苦手なS字が路面改修されて走りやすくなったことや、タイヤがすごく良くなったことなど、ここまでいい方向性で来たなと思います。

まとめ:Kazuhsia SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップ 本山渾身のアタックで久々のポール獲得!! GT300はハンコックポルシェが初のPP

2009スーパーGT第2戦、「ケーヒン鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」のスーパーラップが4月18日、 快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのは、GT500クラスが#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)、 GT300クラスは#33HANKOOK PORCHE(影山正美/木下みつひろ)だった。

090418SLGT500 090418SLGT300

予選1回目での2回の赤旗中断により、タイムスケジュールの遅延が心配されたが、 午後のスーパーラップは当初の予定通り午後2時30分より行われた。

先に行われたGT300クラスでは、2番目に出走した#7雨宮RX-7の谷口信輝、 5番目に出走の#81ダイシンフェラーリ青木孝行らが予選1回目を上回る好タイムを記録してそれぞれ3番手、2番手グリッドを獲得した。
昨年のZからFIA-GT2仕様のフェラーリF430にスイッチした81号車は、 東コースで後れをとりながらもコース後半でタイムを稼ぎ出してきた。

一方、 予選1回目を6番手で終えた#19ウェッズスポーツIS350の片岡龍也は1コーナーをうまくまとめ切れなかったのが最後まで響いて8番手。 前回ポールポジションの#11ジムゲイナーF430の田中哲也も今回は7番手に留まる。

そんな中、ポールポジションを獲得したのは、予選1回目から好調ぶりを見せていた#33ハンコックポルシェだった。
アタックを担当した影山正美は全区間でベストタイムを更新、予選1回目のタイムを更にコンマ4秒短縮し、2分3秒836を記録した。
これはハンコックタイヤにとって初のポール獲得だ。

続いて行われたGT500クラス。
改修後初のホームレースということで5台中3台をスーパーラップに送り込んだNSX勢だったが、#18小暮卓史、 #100細川慎弥とも不発に終わり、7、8番手。
最上位は冠スポンサーのサポートを受ける#17ケーヒンNSXの6位に留まった。

090418SLTOMICA一方、大躍進を見せたのが#3ハセミトミカGT-Rだ。
予選1回目は6位だったが、ロニー・クインタレッリのアタックで1分53秒790を叩き出す。
さらにディフェンディングチャンピオンの#1モチュールGT-Rも1分53秒487を記録。今回は久々に本山哲がアタックを担当した。

このまま昨年の第1戦鈴鹿同様GT-Rのフロントロー独占かと思われたが、最後にアタックした#38ZENT SCの立川祐路が割って入り、2番手。残念ながら通算ポール獲得数の記録更新はならなかったものの、GT-R勢に一矢報いた格好だ。

昨年は開幕2戦連続をはじめ3度のポールを獲得している本山/トレルイエ組だが、 本山自身のアタックで獲得したのは実に4年ぶりとなる。

第2戦決勝は明日午後2時より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップGT500クラス結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.487--184.208
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.733 0.246 0.246183.809
33HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'53.790 0.303 0.057183.717
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'53.948 0.461 0.158183.463
512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.124 0.637 0.176183.180
617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.308 0.821 0.184182.885
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.478 0.991 0.170182.613
818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.668 1.181 0.190182.311

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップGT300クラス結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2008/04/18) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'03.836--168.814
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'05.379 1.543 1.543166.736
37M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH222'05.414 1.578 0.035166.690
42プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH102'05.757 1.921 0.343166.235
546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH82'05.826 1.990 0.069166.144
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI302'06.422 2.586 0.596165.360
711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH162'06.493 2.657 0.071165.268
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH402'06.754 2.918 0.261164.927

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選1回目結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.891-183.554
250021MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.995 0.104183.387
3500336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'54.049 0.158183.300
4500412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.211 0.320183.040
5500517KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.260 0.369182.962
650063HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'54.331 0.440182.848
75007100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.522 0.631182.543
8500818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.603 0.712182.414
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'54.706 0.815182.250
10500106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.750 0.859182.180
115001135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'54.945 1.054181.871
125001224HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'55.129 1.238181.581
13500138ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'55.218 1.327181.440
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.664 1.773180.741
15300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK2'04.20610.315168.311
1630022プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'05.09411.203167.116
17300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'05.95712.066165.971
18300481ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'06.28312.392165.542
19300511JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'06.31812.427165.497
20300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'06.43712.546165.341
2130077M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'06.57012.679165.167
22300843ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'06.86912.978164.778
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.26613.375164.264
243001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'07.52213.631163.934
253001126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.11114.220163.182
263001230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.35414.463162.871
273001331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.40214.511162.812
28300145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.74514.854162.377
2930015*55J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.51215.621161.415
3030016111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH2'10.02816.137160.776
3130017666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.37216.481160.350
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'10.69116.800159.959
333001987giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.93817.047159.658
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'01.956 / GT300 2'13.842)----
-300-*110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'08.86614.975162.224
-300-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YHAbsence--
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YHAbsence--
  • 赤旗提示により、9分52秒間中断した。(提示11:25'08 再開11:35'00)
  • 赤旗提示により、8分15秒間中断した。(提示12:02'45 再開12:11'00)
  • 各クラス1~8位はスーパーラップの順位による。
  • CarNo.55は、公式通知No.12により、車両検査を完了し、予選に出走した。
  • CarNo.110、キムハンボン選手の予選タイムを抹消した。

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選1回目 ZENTセルモSCが暫定ポール!

鈴鹿改修後初のビッグレースとなった2009スーパーGT第2戦、「ケーヒン鈴鹿2&4オープニングスペシャル」 の公式予選1回目は、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が1分53秒891で暫定ポール。
GT300クラストップは#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美組)だった。

090418Q1GT500 090418Q1GT300

昨年9月から大掛かりな改修を行ってきた鈴鹿サーキット。
コースレイアウトはそのままながら、スタンドやピット、パドックなどは全く新しいものに生まれ変わって2009シーズンを迎えた。
その新生鈴鹿で最初に行われるビッグレースが恒例の鈴鹿2&4だ。
ただし今回は、従来の国内トップフォーミュラと全日本ロードレースの組み合わせではなく、 スーパーGT第2戦が四輪のメインレースに組み込まれた。

公式予選1回目は4月18日午前11時20分より、2クラス混走30分、各クラス専有10分づつの計50分間で行われたが、 開始5分で#10フェラーリF360が130Rでクラッシュしたために早くも赤旗中断となった。

10号車の回収の後、11時35分に予選再開。残り時間は44分だ。
この混走でトップタイムをたたき出したのはディフェンディングチャンピオンの#1モチュールGT-Rだ。 今回は本山哲のアタックで1分54秒388を記録。
しかし公式練習では#38ZENT SCが1分54秒035を記録しており、まだまだタイムは短縮されそうな気配だ。 2番手に#36ペトロナスSC、3番手は#18ロックスターNSXがつける。

午後0時丁度に混走は終了。
ところがアタックを終えてピットに向かっていたはずの#39サードSCが逆バンクでコースアウト。そのままグラベルにつかまってしまい、 2度目の赤旗中断となった。
39号車はすぐにコースに復帰したものの、ダンロップコーナー周辺に砂利を撒き散らしたため、 この清掃が行われて午後0時11分に予選再開となった。
残り時間は17分。GT300クラスにしてみれば僅か7分の専有走行だ。

090418Q1Siden混走から好タイムを記録していた#33ハンコックポルシェに対し、#2紫電の加藤寛規が専有再開後に2分5秒094を出して逆転。 しかし#33影山は専有終了間際に2分4秒206をたたき出し、再びトップに躍り出た。
3番手には星野一樹が2分5秒957を記録した昨年王者の#46フェアレディZ。
以下、4番手#81ダイシン、5番手#11ジムゲイナーのフェラーリ勢、#19ウェッズスポーツIS350、#7雨宮RX-7、 #43ARTAガライヤと続く。
#43ガライヤは公式練習で#110ボクスターと接触、左リヤフェンダーに痛々しい修復痕を残して予選を迎えたが、 見事8番手でスーパーラップ進出を決めた。

090418Q1ZENT続いて行われたGT500クラスの専有走行は、終了5分前辺りから本格的なタイムアタック合戦が繰り広げられ、 公式練習でコースアウトしたもののトップタイムを記録していた#38ZENT SCを駆る立川が1分53秒891を出してトップに立った。
混走セッションでトップの#1モチュールGT-Rも本山が自己ベストを更新したものの、1分53秒995と僅かに及ばなかった。
以下、3番手に#36ペトロナスSC、4番手に#12カルソニックGT-Rと続き、5番手の#17ケーヒンがNSX最上位。 #3ハセミGT-R、#100レイブリックNSX、#18ロックスターNSXまでがスーパーラップに進出する。

スーパーGT第2戦のスーパーラップは、このあと午後2時30分開始の予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

 

SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式練習結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'54.035-183.323
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.695 0.660182.268
350031MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'54.821 0.786182.068
4500412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'55.098 1.063181.630
550053HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'55.122 1.087181.592
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'55.307 1.272181.300
7500717KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'55.394 1.359181.164
8500835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'55.525 1.490180.958
9500918ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'55.717 1.682180.658
105001036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'55.760 1.725180.591
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'55.882 1.847180.401
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'56.050 2.015180.140
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'56.128 2.093180.019
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'57.086 3.051178.546
1530012プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'05.40711.372166.699
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'05.41211.377166.692
17300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK2'06.33312.298165.477
18300443ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'06.38212.347165.413
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'06.61012.575165.115
2030067M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'06.86412.829164.784
21300746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'07.07113.036164.516
22300811JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'07.22913.194164.312
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.54713.512163.902
243001030RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'07.75413.719163.636
25300115マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.59814.563162.562
263001288triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'08.63714.602162.513
273001326UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.79014.755162.321
283001431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.91214.877162.166
2930015110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川達也
キムハンボン
KH2'09.35115.316161.616
303001655J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.47815.443161.458
313001766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2'09.78615.751161.074
323001887giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.05616.021160.740
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.45216.417160.252
3430020111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林貴也
池田大祐
KH2'10.53816.503160.146
353002110JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'11.06317.028159.506
3630022808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH2'14.47020.435155.464

Japanese F3

JF3:第1,2戦富士 TDPドライバー井口卓人が2連勝! (TOYOTA)

トムス勢が2戦共に表彰台を独占
09f3_01_1
昨年に引き続き開幕2連勝を果たした井口卓人(#36)

 2009年全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月4日(土)と5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季の全日本F3は、昨年新設されたナショナルクラスが、全日本選手権として承認され、昨年の全日本クラスが今年は全日本F3選手権Cクラス、ナショナルクラスが全日本F3選手権Nクラスと名称が変更された。予選方式も変更。昨年はベストタイムとセカンドベストタイムで2戦のグリッドが決定されていたが、今季からは、2007年まで行われていた方式に戻され、10分間のインターバルを挟んで15分のセッション2回でそれぞれグリッドを決定することとなった。また、今季よりタイヤはハンコック社製を使用する。

 トヨタはCクラスの5台に1AZ-FEエンジンを供給。Nクラスは出場全車が3S-GEエンジンを使用する。

 4日(土)午前10時40分から好天の下で予選が行われた。第1戦の予選は、マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)とTDPドライバーの井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が激しくトップを争い、エリクソンが全日本F3デビュー戦でポールポジションを獲得。井口が2番手。今季F3にステップアップを果たしたもう1人のTDPドライバー国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)は3番手につけた。

 午前11時10分からの第2戦予選では、井口が圧倒的なタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。エリクソン、国本が続く形となった。

 Nクラスでは、第1戦、第2戦共に関口雄飛(AIM SPORTS)がポールポジションを獲得した。

 予選に続き、午後4時に15周で競われる第1戦決勝がスタート。スタート前に小雨が降り始めたが、全車スリックタイヤのままレースを開始。やや濡れた路面という難しいコンディションでのレースとなった。

 エリクソンと井口はスタート順のままトップを争い、3位以下を引き離して行った。そのまま順位でレースが終わるかと思われたが、ファイナルラップの最終コーナーで井口がインを付き、2台はほぼ同時にチェッカー。0.036秒差という僅差で先にチェッカーを受けた井口が逆転勝利を挙げた。井口は昨年の開幕戦に続き、2年連続で開幕戦を制することとなった。

 3位には、後半トップ2と同等のペースで走行を続けた国本が入り、トムスチームの3人が表彰台を独占した。

 Nクラスでは関口がポール・トゥ・ウィンを果たした。

 5日(日)午後12時45分から第2戦決勝レース(21周)がスタート。

 3番手グリッドの国本が好スタートを切り2位に浮上。一方でエリクソンは後続車両と接触し、最後尾まで後退。

 1-2体制で他車を引き離して行った井口と国本だったが、中盤以降は井口が抜け出し独走。開幕2連勝を飾った。国本は2位。3位には、最後尾からファステストラップをマークする走りで怒濤の追い上げを見せたエリクソンが入り、第2戦もトムス勢による表彰台独占となった。

 Nクラスでは第1戦に引き続き、関口がポールポジションから2連勝を果たした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝 上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #36井口 卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_iguchi 去年も開幕3連勝しましたが、その後辛いシーズンになったので、手放しでは喜べません。今後も同じように頑張っていければと思います。
今日はずっとプッシュしてミスなく走れました。
気温が低かったせいか、公式練習で見られたようなタイヤのグリップダウンもなく、中盤以降もペースを上げて走ることが出来ました。

2位 #37国本 雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_kunimoto 3番手からでしたが、スタートがチャンスだと考えていたので1コーナーで前の2台よりブレーキを遅らせて入りました。 ホイールロックさせてしまいましたが2位に上がれました。
後半は井口選手のペースが速くて置いていかれましたが、自分のベストは尽くせたと思います。

3位 #1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_erocsson 今日のレースはちょっとゴチャゴチャしてしまいましたね。1コーナーで井口選手を抜こうと思っていたら、 国本選手に飛び込まれてしまいました。その後100Rを3台併走で走っているときに安田選手に当たってしまいました。
1周目はアンラッキーでしたが、その後はクルマの状態もよく、いいペースで走れたので、結果には満足すべきでしょうね。
これからは気持ちを切り替えて岡山に臨みます。

Nクラス
優勝 #18関口 雄飛(AIM SPORTS)

f3_r02_r_pc_sekiguchi 昨日はピットスタートになって、沢山バトルをしたので面白かったですが、今日は簡単に勝てたかんじでつまんなかったです。 レースした実感がないっていうか。
リヤのグリップがなくなってきてたため中盤以降はペースが落ちてしまいました。公式練習でロングランをやってなかったので、 どこまでいけるかがわからなかったんです。
それで、後ろが追いついてきたらアタックして突き放すつもりで、終盤はずっと後ろをみて走っていました。

2位 #7山本 尚貴(HFDP RACING)

f3_r02_r_pc_yamamoto これが実力ということです。タイムが出ているのは、チームがいいクルマを用意してくれているからで、 乗りこなしてるというより乗せられているんです。今はそれを事実として受け止めて、どうすればいいか考えています。 これを受け止められるかどうかで今後のレースが違ってくると思うんです。気持ちを切り替えて次のレースで借りを返したいです。

3位 #23佐藤 公哉(NDDP EBBRO)

f3_r02_r_pc_sato 6番手スタートでしたし、昨日に続いて今日もスタートを失敗してしまいましたが、 小林選手とアレックス選手がストールしていたので順位を上げられました。途中、千代選手を抜くのに手間取ってしまい、 前の二人に逃げられてしまいました。
今はこれが自分の限界なんだと思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝 Cクラス井口、Nクラス関口がともに開幕2連勝

全日本F3選手権第2戦の決勝レースは4月5日、曇天の富士スピードウェイで開催され、Cクラスは#36井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が、Nクラスは#18関口雄飛(AIM SPORTS)がいずれも開幕戦に続いて2連勝を達成した。

昨日の第1戦は小雨に翻弄されて荒れたレースとなり、第2戦もまた分厚く垂れ込める雲の下でスタート進行が行われたが、 今回は最後までドライコンディションでの戦いとなった。
第2戦決勝は午後0時45分にフォーメーションラップが開始された。

f3_r02_start

f3_r02_r_iguchi

f3_r02_r_sekiguchi

スタートではポールの井口がアウトに並びかけてきた#37国本雄資を退け、そのままトップで1コーナーを立ち上がる。

国本に出し抜かれた格好の#36マーカス・エリクソンは、1コーナー立ち上がりで失速した国本に並びかけていき、 2台は併走状態でコカコーラコーナーに飛び込んでいく。
その結果、ここの立ち上がりで今度はエリクソンが失速、後方集団に飲み込まれてしまった。
これにより、3台併走で立ち上がった100Rでエリクソンは安田と接触してしまい、総合12位まで順位を落とす。 一方の安田はスピンアウトし、最後尾でコースに復帰した。

猛然と追い上げるエリクソンは只一人1分34秒台を連発し、3周目に8位、4周目には6位、 5周目の1コーナーではNクラストップの関口、ホームストレートに戻ったところで嵯峨を捕らえて6周終わりでは一気に4位まで挽回してきた。
そしてついに9周目のホームストレートで#2ケイ・コッツォリーノを攻略して3位表彰台圏内に復帰する。

一方、最後尾に後退した安田も後方から着実に順位を挽回していたが、 スピンの影響からか13周終わりでタイヤ交換のためにピットストップを余儀なくされ、再び最後尾に後退してレースを終えた。

こうした状況の中、トップ2台の間隔は国本の懸命の走りもあってしばらくは1秒半前後で推移する。
しかし井口は全周回数の半分を消化した頃から徐々にペースを上げていき、15周を終えた時点でついに両者の差は2秒を超えた。

結局井口は最終的に国本に3.287秒差をつけて開幕2連勝を達成、2位国本、 3位エリクソンとともに2戦連続でトムスが1-2-3フィニッシュを果たした。

Nクラスも関口が2戦連続のポール・トゥ・ウィンを達成、序盤のアクシデントで順位を落とし、 後方から追い上げてきたCクラスのクルマを巧みに利用して2位以下との間隔を広げると、最後までトップの座を明け渡さずに21周を走りきり、 国内復帰戦を開幕2連勝で終えた。
2番手を走行する#7山本尚貴も終盤懸命に追い上げたが、あと0.9秒及ばず、関口の後塵を拝する結果となった。

次戦は岡山国際サーキット、第3戦は4月25日、第4戦は4月26日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2133'25.198
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE213.287
31Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE215.904
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2130.234
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2131.061
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE2137.840
718N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE2146.406
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2147.361
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2158.655
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE211'04.529
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE211'05.556
1222N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE211'17.769
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE211'20.740
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE211'33.035
1577N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE201 Lap 
1612C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE201 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap(C): マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308) 1'34.755 (4/21) 173.361km/h
  • Fastest Lap(N): 関口 雄飛(EBBRO AIM F307) 1'36.849 (4/21) 169.612km/h

SUPER GT

吉本大樹、スーパーGT第2戦/鈴鹿に「紫電」で参戦

■ 吉本大樹、スーパーGT第2戦/鈴鹿に「紫電」で参戦
08_shiden.jpg
この度、吉本大樹が「09'スーパーGTシリーズ第2戦/鈴鹿」に、「カーズ東海ドリーム28」より参戦することが決定いたしました。

吉本の同チーム加入は、2006年~2008年に行われたポッカ1000Kmでの第3ドライバーとしてのスポット参戦以外では初となりますが、今回の参戦につきましても、皆様のご期待に沿う活躍を見せるべく全力を尽くして参りますので、ご声援の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

===========================================================

【参戦概要】

■ カテゴリー : 09'SUPER GT SERIES 第2戦(鈴鹿) 
■ 開催日  : 2009年4月18日(予選)、19日(決勝)
■ チーム名 : カーズ東海ドリーム28
■ マシン : プリヴェ アップル 紫電(Car No. 2)
■ ドライバー :加藤 寛規 選手 / 吉本 大樹

【吉本大樹コメント】

急遽代役として起用して頂きました。予想していなかったチャンスですが、チームはよく知るメンバーですし非常に楽しみです。

今後については未定ですが、与えられた第2戦の鈴鹿で恥じることのない最高の結果を出せるよう加藤さんとダブル『ヒロキ』で頑張りますので、皆さん応援よろしくお願い致します!

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■ スーパーGTシリーズ公式サイト http://www.supergt.net/jp/
■ カーズ東海ドリーム28  http://www.hondacars-tokai.com/carstokairacing/index.html

Japanese F3

JF3:第2戦富士公式予選 今度は井口がポール!Nクラスは関口が連続ポール

全日本F3選手権第2戦の公式予選は、#36井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)がCクラスのポールを獲得、 Nクラスは#18関口雄飛(AIM SPORTS)が第1戦に続いてポールポジションを獲得した。

第1戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、午前11時05分より第2戦の公式予選が開始された。

f3_r02_q_36 マーカス・エリクソンも終盤に1分33秒台に入ってきたが、一歩及ばず。1分33秒880で2番手に終わった。
3番手国本雄資は1分34秒007。33秒台には届かなかったが、第1戦の予選タイムを大幅に更新した。

またしてもトップ争いはトムスの3台によって争われることとなったが、今回主導権を握ったのは井口だった。
井口は開始8分過ぎに1分33秒886といち早く33秒台に入り、その後も33秒639、 33秒451と着実にタイムを縮めて参戦2年目の面目を保った。

f3_r02_q_18 Nクラスはまず#20アレキサンドラ・インペラトーリがトップに立つ。2番手には山本尚貴がつけていたが、 残り時間2分を切ったところで再び関口がトップに立ち、2戦連続のポールポジションで明日の決勝に臨む。

第2戦決勝は明日午後0時45分より、21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'33.451--175.78
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'33.8800.4290.429174.98
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.0070.5560.127174.74
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'34.4300.9790.423173.96
52Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'34.4711.0200.041173.88
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'34.8291.3780.358173.23
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'34.8561.4050.027173.18
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'35.9512.5001.095171.20
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'36.1472.6960.196170.85
107N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.1722.7210.025170.81
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.6473.1960.475169.97
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'36.7923.3410.145169.71
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'36.8693.4180.077169.58
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'37.4974.0460.628168.49
1519N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.5134.0620.016168.46
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'39.0075.5561.494165.92
以上予選通過 基準タイム ( 130% ) 2'01.91328.46222.906134.74
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'34.019

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台決勝 BMW Z4Mが初の1-2フィニッシュ!

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 5月18日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが行われた。  好天でむかえた決勝日の仙台は、目にまぶしい新緑の朝だ。午前9時10分から30分間行われたフリー走行で速さをみせたのは#28と#50の2台のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEだった。

   迎えた決勝レースは、12時38分に気温19度、路面温度31度のコンディションの中、フォーメーションラップからローリングスタートが切られ、#28の片岡龍也と#50の柳田真孝がチームメイト同志でのトップ争いを展開する。9周目には#50がトップに立ち、17周目には再び#28がトップを奪い返す。#50が先にピットストップを行った40周目過ぎあたりに#28が先行する形となり、60周目ではその差は5秒6となっていた。

 90周目ではその差は1分30秒に開き、124周のレースは26秒の差で#28の開幕2連勝となった。

 ST2クラスはデビューウインはならずも第2戦でエボX初優勝を果たした#11オーリンズ・ランサーEVOX(中谷明彦/木下隆之組)が総合6位でチェッカーを受けた。

 ST3クラスは開幕戦に続いて#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)が2連勝。

 ST4クラスは#69 J’S RACING CIVIC ADVAN(梅本淳一/久保田英夫組)とそれぞれクラス優勝をとげた。

ウイナーのコメント

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#28片岡龍也「2003年にN+クラスのアルテッツアで勝って、去年は十勝のスープラで優勝、そして鈴鹿から2連勝とS耐は4戦4勝なんですよ(笑)予選は谷口さんにすごいタイム出されちゃったけど、自分はレースで使う硬めのタイヤだったので・・・レースのほうはチームメイト同志で激しいバトルにはならなかったけれどレースはできて、初の1-2も達成できました。クルマは今回はノートラブルでした。谷口さんに誕生日だったので2,3スティント連続で走ってもらいました。自分は本当は5月1日だったんですが、合わせてお祝いをしてもらいました。『こっちは食べる方』って聞いていた片岡って書いてあったケーキまで投げられるとは思ってなかったです(笑)」

谷口信輝「クルマは決まっていたし、タイヤも良いパフォーマンスで、片岡とコンビを組んで勝たなきゃいけない状況だったけど、クルマのトラブルだけが心配でした。余計な入力をさせないように縁石もできるだけ乗らないような走りを心がけました。予言どおりバースディウインができて嬉しいです(笑)」

 総入場者数 24,980人(5/18日曜日)

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台決勝結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
片岡 龍也
Johan Adzmi
YH1243:59'00.284
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
吉田 広樹
YH12426.565
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH1231Lap
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
岡本 武之
YH1231Lap
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH1213Laps
6ST2111オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1213Laps
7ST2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川 日出生
YH1213Laps
8ST2313ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木宏和
YH1204Laps
9ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1195Laps
10ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
井上 貴志
YH1195Laps
11ST33113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
YH1195Laps
12ST3439TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH1195Laps
13ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH1186Laps
14ST2437シーケンシャル エンドレス アドバンランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧 賢治
HINOKI
YH1186Laps
15ST3619高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH1159Laps
16ST4169J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH11410Laps
17ST4276Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH11410Laps
18ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
井上 恵一
YH11311Laps
19ST44*18FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH11311Laps
20ST3714岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
古谷 直広
YH11311Laps
21ST4555BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
斉藤慎輔
YH11311Laps
22ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
YH11212Laps
23ST47*81ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
北野 浩正
YH11212Laps
24ST2559東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH10519Laps
25ST266DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH10222Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-ST2-26エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
朝倉宏志
YH1123Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 谷口 信輝 1'51.425 (45/81) 131.27 km/h
  • CarNo.81は、スーパー耐久シリーズ2008シリーズ規則2008年版第15条(10)違反(給油中のタイヤ交換)によりドライブスルーペナルティが科された。
  • CarNo.18は、ハイランド・スーパー耐久レース特別規則書 第10条(ピットレーン通過制限速度)違反によりドライブスルーペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台予選 谷口・片岡・Admiz組のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MがPP!

 5月17日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイで、スーパー耐久第2戦の予選が行われ、ST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/片岡龍也/Johan Admiz組)が総合のポールポジションを決めた。

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st_r02_q_27

st_r02_q_76

 気温19度、路面温度25度のドライコンディションで、13時20分から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M(谷口信輝/片岡龍也/Johan Admiz組)の谷口が1分48秒644のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 14時5分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。1グループのセッションで#30オートバックス森永チルミル・RSオガワランサーがテクニカルコーナでクラッシュ。このため赤旗中断となる。この後2グループのセッション途中に、激しい通り雨がコースを襲いウエット状態となってしまう。

 昨年から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4Mの片岡が1分48秒922のレコードタイムをたたき出し、ポールポジションをきめた。

 総合6位にクラスST2クラスのトップ#6 DIXEL☆新菱オートEVO IX MR(冨桝朋広/関豊/野田勝義組)が入った。総合13位にST3クラスのトップ#27 FINA ADVAN M3(小林且雄/村田信博/井上貴志組)、総合20位にST4クラスのトップ#76 Racing Modulo ADVAN TypeR(玉本秀幸/小林正吾/古橋譲組)が入った。

ポールシッターのコメント

谷口信輝「もてぎのテストで4周だけ乗ったんで、このレースウイークにちゃんと乗ったというところです。とっても乗りやすくて癖がないクルマです。イメージがわかるというか不安がない。ただ、電子制御と俺の戦いみたいな部分があって、自分の走り方をしようとするとトラクションコントロールが効いて前に進まないみたいなところがあります。安全なんだけどそこが邪魔してるというような部分がありますね。開幕戦はD1と重なって出られなかったんですが、残りは出る予定です。クルマのポテンシャルは不安がないし、片岡と組めるということで相方も信頼できるし不安材料はないです。明日は誕生日なのでトラブルなく勝ちたいですね」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台A,Bドライバー予選総合結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) A&B Total Qualify Weather:Fine-Rainy Course:Dry-Wet
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
片岡龍也
YHR1'48.644
R1'48.922
3'37.566-133.353
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH1'50.001
R1'49.237
3'39.238 1.672132.336
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YHR1'49.444
1'50.904
3'40.348 2.782131.670
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH1'50.810
1'51.035
3'41.845 4.279130.781
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村浩之
YH1'53.627
1'53.633
3'47.260 9.694127.665
6ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
YH1'55.016
1'52.973
3'47.98910.423127.257
7ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1'54.763
1'54.100
3'48.86311.297126.771
8ST2337シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧賢治
YH1'54.334
1'55.106
3'49.44011.874126.452
9ST2420RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤正将
YH1'54.712
1'55.035
3'49.74712.181126.283
10ST2513ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木 宏和
YH1'54.848
1'55.266
3'50.11412.548126.082
11ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
YH1'56.603
1'56.635
3'53.23815.672124.393
12ST2759東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH1'57.778
1'55.979
3'53.75716.191124.117
13ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
YH1'55.133
2'01.877
3'57.01019.444122.413
14ST3215岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
YH1'56.946
2'03.111
4'00.05722.491120.859
15ST3339TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YHR1'53.633
2'07.314
4'00.94723.381120.413
16ST34333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'55.070
2'06.300
4'01.37023.804120.202
17ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
丹羽昭善
YH1'56.846
2'05.218
4'02.06424.498119.857
18ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
YH1'57.420
2'09.727
4'07.14729.581117.392
19ST36113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
YH1'55.796
2'11.877
4'07.67330.107117.143
20ST4176Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
YH2'01.811
2'10.786
4'12.59735.031114.859
21ST4269J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH2'01.797
2'11.308
4'13.10535.539114.629
22ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
YH2'02.748
2'12.079
4'14.82737.261113.854
23ST4455BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
YH2'02.153
2'14.121
4'16.27438.708113.211
24ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
YH2'02.749
2'14.861
4'17.61040.044112.624
25ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
YH2'02.988
2'15.340
4'18.32840.762112.311
26ST4781ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
YH2'03.349
2'15.302
4'18.65141.085112.171
---- 以上予選通過 ----
-ST3-19高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上慎二
YH2'01.301
2'25.875
4'27.17649.610108.592
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)
  • 赤旗中断:14:11~14:30、14:48~15:07
  • ウェット宣言14:44
  • CarNo.50のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。
  • CarNo.360のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台Bドライバー予選結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Dry-Wet
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
片岡 龍也YHR1'48.922-133.183
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
柳田 真孝YHR1'49.237 0.315132.799
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
藤井 誠暢YH1'50.904 1.982130.803
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
星野 一樹YH1'51.035 2.113130.649
5ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
関豊YH1'52.973 4.051128.407
6ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
松村 浩之YH1'53.633 4.711127.662
7ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
木下 隆之YH1'54.100 5.178127.139
8ST2320RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
加藤 正将YH1'55.035 6.113126.106
9ST2437シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
大瀧賢治YH1'55.106 6.184126.028
10ST2513ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
鈴木 宏和YH1'55.266 6.344125.853
11ST2659東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
細野 智行YH1'55.979 7.057125.079
12ST2726エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
中村 信也YH1'56.635 7.713124.376
13ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
村田 信博YH2'01.87712.955119.026
14ST3215岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
Igor SushkoYH2'03.11114.189117.833
15ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
丹羽昭善YH2'05.21816.296115.850
16ST33333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
佐々木 雅弘YH2'06.30017.378114.858
17ST3439TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
赤鮫 オヤジYH2'07.31418.392113.943
18ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
山崎学YH2'09.72720.805111.824
19ST4176Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
小林 正吾YH2'10.78621.864110.918
20ST4269J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
久保田 英夫YH2'11.30822.386110.477
21ST36113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
堤 明彦YH2'11.87722.955110.001
22ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
安達 元気YH2'12.07923.157109.832
23ST4455BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
河村 直樹YH2'14.12125.199108.160
24ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
水書 健司YH2'14.86125.939107.567
25ST4681ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
植田 正幸YH2'15.30226.380107.216
26ST4722MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
五反田 義治YH2'15.34026.418107.186
以上予選通過(基準タイム:(総合130%) 2'22.594 (ST-1 110%) 2'00.656 (ST-2 110%) 2'05.440 (ST-3 110%) 2'16.139 (ST-4 110%) 2'24.530)
-ST3-19高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
池上 慎二YH2'25.87536.95399.445
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)
  • 赤旗中断:14:11~14:30、14:48~15:07
  • ウェット宣言14:44
  • CarNo.50のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。
  • CarNo.360のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台Aドライバー予選結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝YHR1'48.644-133.524
2ST121ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行YHR1'49.444 0.800132.548
3ST1350PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe HairumanYH1'50.001 1.357131.877
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也YH1'50.810 2.166130.914
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興YH1'53.627 4.983127.668
6ST3139TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之YHR1'53.633 4.989127.662
7ST2137シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田久YH1'54.334 5.690126.879
8ST2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平YH1'54.712 6.068126.461
9ST2311オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦YH1'54.763 6.119126.405
10ST2413ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔YH1'54.848 6.204126.311
11ST256DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝朋広YH1'55.016 6.372126.126
12ST32333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司YH1'55.070 6.426126.067
13ST3327FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄YH1'55.133 6.489125.998
14ST34113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲YH1'55.796 7.152125.277
15ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正YH1'56.603 7.959124.410
16ST2730オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤俊哉YH1'56.846 8.202124.151
17ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明YH1'56.946 8.302124.045
18ST3614岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉貴志YH1'57.420 8.776123.544
19ST2859東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学YH1'57.778 9.134123.169
20ST3719高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉YH2'01.30112.657119.591
21ST4169J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一YH2'01.79713.153119.104
22ST4276Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸YH2'01.81113.167119.091
23ST4355BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也YH2'02.15313.509118.757
24ST4473CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.comYH2'02.74814.104118.182
25ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫YH2'02.74914.105118.181
26ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗YH2'02.98814.344117.951
27ST4781ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也YH2'03.34914.705117.606
以上予選通過(基準タイム: (総合130%) 2'22.172 (ST-1 110%) 2'00.299 (ST-2 110%) 2'05.961 (ST-3 110%) 2'06.073 (ST-4 110%) 2'14.112)
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

松田次生(優勝)

fn_r02_r_pc_matsuda 前回の富士ではスタートを失敗したので、それが今回の課題でした。そのためにクラッチをアジャストして、それがうまくいきました。
今回は戦略的には最初から1ストップだったので、赤旗もSCも入って欲しくなかったんですが、SCが2度も入ってしまいました。でも、 最初のSCはタイミングもよく、トップのままピットストップを済ませることができて助かりましたし、 2度目のSCはもうタイヤの心配もなかったので、最後は後ろとの間合いをとりながら、ひたすら「壊れないでくれ」と、それだけでした。
ここまで金曜、土曜とずっとトップタイムでしたから、チーム一丸となって速いクルマを作ってくれたこと、 そしてそういう体制を作ってくれた星野監督やスポンサーのローソンさんには感謝しています。
前回は周りにトラブルが起きての勝利でしたが、今回は実力で勝てたと思います。地元の皆さんが沢山応援に来てくださっていたので、 その前で勝ててよかったです。

平手晃平(2位)

fn_r02_r_pc_hirate 本当に、この場(トップ3会見)にいられることがすごく嬉しいです。
前回はトラブルで苦い思いをしましたが、今回はトラブルもありませんでしたし、フォーミュラニッポンで初めて経験する雨も心配でしたが、 うまくいきました。
レース後半はタイヤのタレをコントロールするのが難しかったし、ロッテラーさんにも追い上げられていたので辛かったんですが、 SCが入ってくれたのでラクになりました。
リスタートは落ち着いて切れました。ロッテラーさんとはガソリンの搭載量も同じくらいだと思ったので、最初に差を広げようと思ったんですが、 ずっとついてこられてしまって、今は正直疲れてます。

アンドレ・ロッテラー(3位)

fn_r02_r_pc_lotterer クルマはすごく良かったので、最初からポディウムに上がる自信はありましたが、何台も抜いていかなければならなかったので、 その間にタイムをロスしてしまいました。特にモトヤマとは抜いたり抜かれたりの状態になり、前に出るまでに随分ロスしました。
その後はヒラテに追いつくことができ、すぐにでも追い越せると思ったんですが、いつもいいところでセーフティカーが入ってしまいました。
フレッシュタイヤに換えてからはヒラテのミスを待っていたんですが、 そのうち彼のタイヤが消耗してきたのがわかったのでハードにプッシュしました。そうしたらまたSCが入ってしまって。
でもヒラテもいいレースをしていましたし、今日はおめでとうといいたいです。

星野一義(優勝チーム監督)

fn_r02_r_hoshino ここに来る前の段階では、松田のクルマが一番仕上がっていました。平手も良くここまでこれました。彼にはスタート前に「思い切りやれ」 といいました。松田でもブノワでも「コノヤロー!」と思ってやっていいと。
たまたまSCが入って、2台同時に入れようか迷ったんですが、ブノワはああなってしまいました。ブノワには悪いことをしました。
今日は3人がみんなホームランを打ってくれて、最高の結果になったと思います。
ですがいつまでもここで留まっていてはいけないので、またチーム全員でミーティングして更に上を目指します。
今日は本当にレースしていたと思います。毎回こういうレースをやろうよ、と思いました。
平手は若いのにいい心臓をしていますね。アンドレにアレだけ追いかけられたら、22歳の僕ならどこかでOBしちゃってたかもしれないのに。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 松田涙の鈴鹿初勝利!! SC2回の混戦を制し、開幕2連勝達成

鈴鹿サーキットで開催された全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝は、2度もセーフティカーが入る荒れた展開の中、 ポールポジションからスタートした#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が開幕戦富士に続いて2連勝。
スタートから一度もトップを譲らずに43周を走りぬけ、待ちに待った地元鈴鹿での勝利を勝ち取った。
2位は#20平手晃平(TP Checker IMPUL)。フォーミュラニッポンデビュー2戦目のルーキーは#36アンドレ・ロッテラー (PETRONAS TOM'S)の執拗なアタックを最後まで退け、見事表彰台をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数28,000人)

fn_r02_start

fn_r02_r_matsuda

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第2戦決勝は午後2時30分スタート。
2番手スタートの#4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがスタートを失敗して5位に後退していくのを尻目にホールショットを決めた松田は、 チームメイトの#2ブノワ・トレルイエを従えて悠々と周回を重ねていく。
その後方では4番手スタートの平手がオープニングラップのシケインで先行する#67ロベルト・ストレイトのインに飛び込んで3位に浮上、 インパル勢の1-2-3でレース序盤は進んでいった。

出遅れたオリベイラは6周目のスプーンでストレイトのインに並びかけて接触。
ストレイトはそのままピットへ向かい、グラベルに飛び出し、フロントウィングを破損したオリベイラも遅れてピットでノーズ交換に入る。
このアクシデントで大きく後退したオリベイラはその後もペースが上がらずに周回遅れとなり、 最後は39周目に彼を抜こうとした立川と接触して左フロントサスペンションを失ってダンロップコーナーでレースを終えた。

インパル勢の3台が快調に周回を重ねる背後からは、予選7番手からスタートしたロッテラーが迫ってくる。 ロッテラーはストレイトとオリベイラのアクシデントに助けられて5位に浮上すると、 先行する4位の#7本山哲を6周にもわたる熾烈なドッグファイトの末、14周目の1コーナーで抜き去り、一気に平手との差を詰めてきた。

ところがレースが19周目に入ったところで、ピットアウトしてきた#40松浦孝亮と#5金石年弘が接触するアクシデントが発生、 金石はコース上にストップし、左後輪を失った松浦はデグナーで飛び出してしまう。
この、金石の車両を回収するため、ここで最初のセーフティーカー(SC)が入った。

トップの松田はこの機会を上手く利用してピットストップを済ませ、タイミングよくトップのままでSCの後ろにつけるが、 トレルイエはピットインの指示が間に合わず、1周遅れで入ることとなってしまった。
トレルイエはこのため、一気に13位に後退してしまった。

24周終わりでSCはコースを外れ、リスタート。
ここでも松田はタイミングよく加速に入り、トップを守って1コーナーへ。
その背後では平手とロッテラー、本山と#32小暮卓史の一騎打ちが展開され、再び松田との差は開いていく。
下位に沈んだトレルイエも、持ち前のアグレッシブな走りで、#6平中克幸、#31ロイック・デュバル、#56伊沢拓也、#47ロニー・ クインタレッリ、#48立川祐路を次々にパスして一気に7番手まで挽回してきた。

2位の平手の背後でプレッシャーをかけ続けた追うロッテラーは、35周目の2コーナーで遂に平手のインに並びかけるが、 平手も懸命にロッテラーを押さえ込んだ。
その後も執拗に平手の隙をうかがうロッテラーだったが、 39周目に入ったところで先述のオリベイラと立川のアクシデントにより2度目のSCが入った。

これによりレース終盤の貴重な2周がSCランに費やされ、残り2周でリスタートとなったことで、 ロッテラーの2位浮上のチャンスは大幅に削られることとなり、フォーミュラニッポンデビュー2戦目のルーキーは見事2位表彰台を勝ちとった。

この2位、3位のバトルに助けられ、トップの松田は一度も後続に脅かされることもなく43周を走りきり、 待ちに待った地元鈴鹿での優勝をフォーミュラニッポンデビュー9シーズン目にして漸く手にすることとなった。
松田はこれで開幕2連勝をいずれもポール・トゥ・ウィンという最高の形で達成し、シリーズランキングも満点の32ポイントを計上、 シリーズ2連覇に向けて大きく前進した。

フォーミュラニッポン第3戦は5月25日、ツインリンクもてぎで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦鈴鹿決勝結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/11) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J431:25'29.495
220平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J431.501
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J431.841
47本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J434.405
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E434.649
63横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J435.870
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J436.416
847ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J4312.197
956伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E4312.825
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E4313.972
1137荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J4314.549
126平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E4314.836
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J4316.212
1441土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E4327.448
1567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J421Lap
1640松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E421Lap
1748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J421Lap
1855井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E412Laps
-------- 以上規定周回(38 Laps)完走 --------
-4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J376Laps
-*5金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1825Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.48 立川祐路(CERUMO/INGING) 1'44.948 (42/42) 199.20km/h
  • セーフティーカー: 1回目 15:09'47~15:24'23 / 2回目 15:52'32~15:56'33
  • CarNo.5は、2008年FN統一規則第3章第28条12. 1)により罰金5万円及びペナルティポイント1点を課す。

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FN:第2戦鈴鹿フリー走行2回目 井出がトップタイム

フォーミュラニッポン第2戦鈴鹿の決勝前フリー走行は、#55井出有治(ARTA)がトップタイム。ポールポジションの#1松田次生 (LAWSON TEAM IMPUL)は2番手だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは曇り。雨は時折ぱらつく程度で、決勝の行われる午後の降水確率は20%になっている。
フリー走行は午前8時30分より、30分間で行われた。

路面はまだウェットの状態なので、開始時点ではみなウェットタイヤでの走行となったが、 巻き上がる水しぶきの量は走行を重ねるにつれて徐々に減っていき、 走行終了間際には松田をはじめ何人かのドライバーがスリックタイヤを装着して決勝にそなえた。

ポールシッターの松田がここでも安定した速さをみせ、いち早く2分を切るタイムを出してトップに立つ。
最終的には1分58秒653までタイムを縮めて、最後にスリックを装着して軽く流し、走行を締めくくった。

しかしこのセッションで最速タイムをマークしたのは予選14番手に終わった井出だ。
井出はチェッカーを受ける最後の周回で1分58秒054と松田をコンマ6秒上回るタイムをウェットタイヤで記録した。
同じタイミングで#20平手晃平も区間ベストを更新しながら走行していたものの、こちらは途中で遅いクルマに引っかかり1分59秒738、 6番手に留まった。

その他、昨日の予選Q1で赤旗の原因となるコースアウトを喫してタイムを更新できず、最後尾グリッドとなった#31ロイック・ デュバルがここで4番手に入り、決勝での巻き返しに意欲を見せた。

決勝レースは午後2時30分より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦鈴鹿フリー走行2回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/11) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
155井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'58.054--177.08
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6530.5990.599176.19
367ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.0220.9680.369175.64
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.1001.0460.078175.53
54ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.1581.1040.058175.44
620平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'59.7381.6840.580174.59
732小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.9151.8610.177174.33
837荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.9261.8720.011174.32
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.1342.0800.208174.02
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.2672.2130.133173.82
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'00.3632.3090.096173.68
1236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.5122.4580.149173.47
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.5202.4660.008173.46
148石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.1893.1350.669172.50
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2133.1590.024172.47
165金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'01.4063.3520.193172.19
1747ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'02.0634.0090.657171.27
1840松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.1604.1060.097171.13
1941土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.5394.4850.379170.60
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.0965.0420.557169.83
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント

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松田次生(ポールポジション)
金曜日にドライでトップタイムだったので、予選も晴れて欲しかったんですが、ウェットになってしまって。
でもフリー走行を走ってみたら雨でもポールが取れそうな感触を得ました。
Q1ではトップタイムでしたが、Q2の前にタイヤを替えたらこれが良くなくて、タイムが出ませんでした。 それでQ3でタイヤを元に戻したらポールが獲れました。実はウェットのタイヤチョイスに迷っていたので、 これで正解が見つかったのは良かったです。
クルマはドライから殆どいじっていません。こんな状態でウェットを走って結果が出せたのは初めてのことです。鈴鹿は走りなれてますし、 ラインも、どこに川ができるかも良くわかってますからね。
いつも「ポールは獲れましたけど」と言われますが、今回は意識せず、最善を尽くすことだけを考えて走ろうと思います。 そうしていれば結果はついてくると思うので、それを目指します。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(予選2位)
雨になったことで、これはいい結果が出せそうだなと期待していました。富士でも好調でしたからね。
クルマはハンドリングも良く、速かったし、予選の前にセッティングをイジったらまた少し速くなったんですが、 ツギオはそれ以上に速かったですね。
Q2ではニュータイヤを履いてみたら、路面との相性が良かったのでタイムが出ました。
Q3のタイヤチョイスも迷ったんですが、ベストなシチュエーションでアタックできてたと思います。 最後のアタックではターンインするのが早すぎたスライドさせてしまい、タイムを更新できませんでしたが、 それまでのセクタータイムでもツギオに負けていたので、それがなくても勝てなかっただろうと思います。
今日はツギオにおめでとうというしかないですね。

ブノワ・トレルイエ(予選3位)
富士からかなりインプルーブされましたよ。
開幕戦では他のドライバーもいろんなトラブルを抱えていたので、特殊な状況でした。
鈴鹿は難しいコースだし、富士とは全然違うシチュエーションでベストパフォーマンスをみせたいと思っていました。
Q1はQ2に進むことが最大の目標なので、コースアウトしないよう注意して走りました。Q2までにカーバランスを変更しましたが、 ウェットのセッティングには自信があったので、Q3に残れてよかったです。
決勝はドライになりそうですが、そうなるともっと頑張らないといけないでしょうね。実は富士での問題点が完全には把握できていないんです。 スタッフみんなで悩んでいるんですが、レースカーにはまあ良くあることです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第2戦鈴鹿公式予選 松田がダントツの速さで連続ポール達成!

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦鈴鹿ラウンドは、#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL) が前戦富士に続いてポールポジションを獲得。
ウェットコンディションの中、1分56秒985と2位以下をコンマ8秒以上突き離した。

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前に行われたFCJの決勝がアクシデントによりスタートディレイとなったため、 公式予選は予定より5分遅れの午後2時30分にQ1が開始されたが、5分が経過したところでロイック・デュバルがスプーンでコースアウト。 これにより赤旗中断となってしまった。

しかしこれによるQ1延長はなし、との判断がなされる。
この時点では立川祐路、アンドレ・ロッテラー、小暮卓史の3人がまだタイムを出しておらず、 再開後の残り時間によってはこの有力ドライバー3名にQ1落ちのおそれがあったが、なんとか残り時間8分で予選は再開された。
これにより真っ先にアタックに飛び出していったロッテラーが2位、小暮は9位、立川は12位のタイムを出すことができ、 3人は無事Q2へ歩を進めた。

一方、チェッカー提示時点でノックアウト圏内に居たのは荒聖治、松浦孝亮、 土屋武士、平中克幸、デュバルの5人。
平中とデュバルはコースオフして走行を終えておりノックアウトが確定していたが、 荒は最後のアタックで10番手タイムをたたき出して見事Q2進出を決め、 この結果それまで15位に居た伊沢拓也がQ1落ちを喫することとなった。

Q1のトップは松田で、1分58秒886だった。

続いて行われたQ2セッションではジョアオ・パオロ・デ・ オリベイラがチェッカー直後のアタックで1分58秒238をたたき出してトップに。同じくコンドウレーシングの横溝直輝が2位につけ、 松田はタイヤ選択を誤って3位となった。
ここで本山哲、金石年弘、石浦宏明、ロニー・クインタレッリ、立川祐路、井出有治、荒聖治が脱落することとなり、 8位で生き残った小暮がホンダ勢で唯一のQ3進出を果たし、ルーキーの平手晃平も2戦連続でQ3進出を果たした。

最後に行われたQ3では、Q1と同じタイヤに戻し、 一番最後にコースインした松田が最初のアタックでいきなり1分56秒985とこのセッション唯一の56秒台をたたき出してポールポジションを確定。
2位にオリベイラ、3位にはトレルイエがつけ、ルーキーの平手が4番手で明日の決勝をスタートすることとなった。
松田のポールは2戦連続。鈴鹿では通算6度目となる。

第2戦決勝は明日午後2時30分より、43周で行われる。現時点の予報では、午後の降水確率は20%とされており、 ドライコンディションでのレースとなりそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦鈴鹿ノックアウト予選総合

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Total Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.8861'58.5941'56.985
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.5221'58.2381'57.715
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.1661'58.8531'57.968
420平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'01.1941'58.7071'58.068
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2841'58.5851'58.796
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.8761'58.6801'58.915
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.0041'58.8831'59.168
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'00.7331'58.9421'59.206
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.4711'59.043
105金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.3341'59.258
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.0031'59.348
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.2471'59.588
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'01.0361'59.964
14*55井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2872'00.222
1537荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.9482'00.522
1656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.378
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.749
1841土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.362
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.222
2031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'04.000
  • CarNo.55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1.C)違反により、スターティンググリッドにて3グリッド降格とする。
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'56.985--178.70
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'57.7150.7300.730177.59
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'57.9680.9830.253177.21
420平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.0681.0830.100177.06
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.7961.8110.728175.98
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9151.9300.119175.80
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.1682.1830.253175.43
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.2062.2210.038175.37
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q2 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.238--176.81
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.5850.3470.347176.29
31松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.5940.3560.009176.28
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.6800.4420.086176.15
520平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.7070.4690.027176.11
62ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.8530.6150.146175.89
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'58.8830.6450.030175.85
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'58.9420.7040.059175.76
---- 以上ノックアウト予選Q2通過 ----
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.0430.8050.101175.61
105金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'59.2581.0200.215175.29
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.3481.1100.090175.16
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.5881.3500.240174.81
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.9641.7260.376174.26
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'00.2221.9840.258173.89
1537荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.5222.2840.300173.46
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.886--175.84
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.0040.1180.118175.67
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.5220.6360.518174.91
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.8760.9900.354174.39
52ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.1661.2800.290173.97
647ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.2471.3610.081173.85
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.3341.4480.087173.73
87本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.4711.5850.137173.53
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'00.7331.8470.262173.15
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.9482.0620.215172.84
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.0032.1170.055172.77
1248立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'01.0362.1500.033172.72
1320平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'01.1942.3080.158172.49
143横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2842.3980.090172.37
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2872.4010.003172.36
---- 以上ノックアウト予選Q1通過 ----
1656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.3782.4920.091172.23
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.7492.8630.371171.71
1841土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.3623.4760.613170.85
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.2224.3360.860169.65
2031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'04.0005.1140.778168.59
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行1回目 雨の中、松田ダントツの速さでトップタイム

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦鈴鹿のフリー走行1回目はウェットコンディションの下で行われ、 #1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)がただ一人1分57秒台をたたき出すダントツの速さでトップタイムを記録した。

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公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットはあいにくの雨。
鈴鹿では初めてとなるノックアウト方式の予選を心待ちにするファンが朝早くからスタンドに詰め掛ける中、 午前10時10分より30分間のフリー走行1回目が開始された。

セッション前半はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、ロベルト・ストレイト、ブノワ・ トレルイエらの外人勢がいち早く2分の壁を突破して上位に名を連ねたが、すぐに小暮卓史、平手晃平らも上位タイムを記録して食い下がる。
前戦優勝の松田は金曜の合同テストでもトップタイムを記録するなど今週末も好調で、ここでも順調にタイムを伸ばして1分58秒983を記録。 1分58秒711までタイムを縮めたトレルイエに次ぐ2番手につけてきた。

土屋武士のクラッシュによる9分間の赤旗中断を経て、残り7分20秒で再開されたセッション終盤で松田は更にタイムを縮め、 最終的には1分57秒210と、2位以下をコンマ8秒以上突き放すダントツの速さをみせて走行を終えた。
2番手は1分58秒090を記録したアンドレ・ロッテラー。
3番手はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがつけた。

第2戦の公式予選は午後2時25分よりQ1が20分、Q2とQ3はそれぞれ10分のノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行1回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Free Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'57.210--178.36
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'58.0900.8800.880177.03
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.4931.2830.403176.43
42ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6421.4320.149176.20
520平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6821.4720.040176.14
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9851.7750.303175.70
748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9941.7840.009175.68
87本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.3232.1130.329175.20
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.4942.2840.171174.95
1047ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.4972.2870.003174.94
115金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.1702.9600.673173.96
1256伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'00.4503.2400.280173.56
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.9813.7710.531172.80
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.0933.8830.112172.64
153横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2494.0390.156172.42
1631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'01.2704.0600.021172.39
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.7294.5190.459171.74
1837荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'01.7914.5810.062171.65
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'02.5945.3840.803170.52
2041土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.9555.7450.361170.02
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 赤旗提示により9分20秒間中断した。(赤旗提示時刻 10:32'40 再開時刻 10:42'00)

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 ARTA NSXが3位表彰台を獲得 (HONDA)

ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢拓也組)が3位表彰台を獲得

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2008年4月13日(日) 決勝 会場:岡山国際サーキット(3.703km) 天候:予選/晴れ 決勝/曇り時々雨 気温:18℃(14:00現在) 路面温度:27℃(14:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客:2万9000人(主催者発表)

 4月13日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて2008 オートバックス SUPER GT第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

 開幕戦鈴鹿ラウンドでのHonda NSX-GT勢は、レギュレーションによるウエイトハンデの影響により苦戦を強いられた。しかし、この第2戦はNSX-GTが得意とするコーナーリング重視のサーキットであり、ライバル勢も開幕戦の成績により特別性能調整のウエイトハンデが課せられたために、拮抗した激しい戦いが予想された。

 12日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに全車5台が出場した。スーパーラップにおいて、昨年の岡山ラウンド覇者である#1 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が1分23秒815のタイムを記録して2番手のスターティンググリッドを獲得した。また昨年ポールポジションを獲得した#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)は5番手。#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)は7番手。#32 ロイック・デュバル/平中克幸組(EPSON NSX)は8番手、#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)は9番グリッドから決勝レースを迎えることとなった。

 13日(日)の決勝日は、午前中こそ晴れわたったが、マシンがスターティンググリッドにつく13時30分ごろには曇り空となり、ポツポツと雨粒が落ち始めた。しかし、コースコンディションに影響するほどの雨ではなく、ドライ路面でフォーメーションラップが開始された。気温18℃、路面温度27℃という少し肌寒いコンディションのもと、総勢38台(GT500クラス計16台)のマシンが14時3分にローリング・スタートを切った。

 オープニングラップは、大きな順位変動もなくクリーンなスタートとなった。10周目に入る時点で、トップの#23 XANAVI NISMO GT-Rと、2位を走行する#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手との差は0秒785。5位を走行する#18 TAKATA童夢NSXの小暮卓史選手も、4位の#3 YellowHat YMS TOMICA GT-Rの背後につけてプレッシャーをかけ続けている。13周目の1コーナーで#100 RAYBRIG NSXの井出有治選手が#22 MOTUL AUTECH GT-Rをイン側からパスして6位に浮上した。

 NSX-GTは、エンジン搭載位置がマシン中央に位置するミッドシップ・レイアウトのため、理想的な重量配分を得られるが、フロントタイヤへの加重が低い分、新品タイヤの温度上昇に時間を要する。しかし、フロントタイヤへの負担が少なく、耐久性に優れているためにスティントの後半での勝負に自信を持っている。

 R.ファーマン選手は、自身のスティント後半に入る21周目の1コーナーでトップを脅かす走りを見せると、背後につけて虎視眈々とトップをうかがう。小暮選手も同じ1コーナーで相手の隙を突いて4位に浮上し、5秒離れた3位を追うべくペースを上げる。ところが、22周目あたりから小雨が降り始め、観客にも雨具を装着する姿が見受けられるようになった。この時点では、まだドライ路面から変化するほどでもないものの、今後のレース戦略に影響を及ぼしかねない展開となってきた。

 33周目、2位を走行していた#1 ARTA NSXが、GT300クラスの車両との接触により左フロントタイヤがパンクしたために緊急ピットイン。タイヤ交換を済ませて伊沢拓也選手がコースに復帰した。この時点で11位に後退するが、トラブルのロスを最小限に抑えたピット作業は、レース後半でのばん回に期待を持たせた。

 40周目、ドライバー交代を終えた#18 TAKATA童夢NSXの道上龍選手が、コースに戻った周のバックストレート終わりで単独スピンを喫してコースアウト。ランオフエリアの砂で身動きがとれなくなったために、コースに復帰したものの大きなビハインドを負うこととなった。

 42周目、同じくドライバー交代をした#100 RAYBRIG NSXの細川慎弥選手も、ピットアウトをした周で単独スピンを喫して順位を下げた。

 ほぼ全車がドライバー交代を終えた52周終了時点で、トップは#23 XANAVI NISMO GT-R。約18秒離れた2位に#1 ARTA NSXの伊沢選手、4位に#32 EPSON NSXの平中克幸選手、6位に#17 REAL NSXの金石勝智選手、11位に#100 RAYBRIG NSXの細川選手、14位で#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が走行する。心配された雨も路面に影響するほどの量は降らず、ほぼ止んだ状態となった。

 残り25周となったレース終盤で、2位の伊沢選手と3位の#12 カルソニック IMPUL GT-Rがテール・トゥ・ノーズで争う展開となった。この2台は競いながらハイペースで走行し、62周終了時にはトップとの差を12秒台まで縮めている。伊沢選手は、R.ファーマン選手の接触によってハンドリングのバランスが乱れたマシンを操りながら、フル参戦2戦目とは思えない走りを見せた。

 63周目あたりから再び小雨が降り始め、路面コンディションに小さな変化が現れ始めた。65周目の最終コーナーからホームストレートの立ち上がりで、濡れた縁石にマシンをスライドさせた#17 REAL NSXがスピンを喫し、スポンジバリアに激しく接触した。この接触で#17 REAL NSXのマシンは大きなダメージを負ったために、金石勝智選手はマシンを降りて無念のリタイアとなった。

 さらに68周目、ハンドリングに苦しんでいた伊沢選手がコースアウトを喫して3位に後退。2位との差も11秒台に広がってしまうが、伊沢選手は3位のポジションを守りきって82周のチェッカーフラッグを受け、#1 ARTA NSXが今シーズン初の表彰台を獲得した。

 NSX-GT勢は、#32 EPSON NSXが5位、#100 RAYBRIG NSXが9位、#18 TAKATA童夢NSXが12位で完走を果たした。優勝したのは開幕2連勝となった#23 XANAVI NISMO GT-Rだった。

白井裕|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「前回の悔しい結果を受け、駆動系のトラブルなど、万全の対策を行い挑んだ第2戦でしたが、3位が最高位という結果となりました。今回はマシンの信頼性を含め、戦闘力をさらに向上させましたが、不運なアクシデントやミスなどが重なりました。岡山は得意とするサーキットですし、もっと上位を狙えたレースだけに残念です。ただ、1号車の伊沢選手は、アクシデントによるハンドリングのトラブルにうまく対処し、ルーキーながら我慢強い走りを見せ、参戦2戦目で表彰台を獲得することができ、うれしく思っています。次の富士に向けて、万全の態勢で挑みますので、応援よろしくお願いします」
ラルフ・ファーマン選手 (3位、#1 ARTA NSX)
「スタート時点で、マシンの状態は最高でした。チームスタッフはすばらしい仕事をしてくれました。優勝を目指していたので3位という結果には不満が残ります。でも、このコースレイアウトは追い越しが難しく、トップに立つチャンスが少なかったのと、バックマーカーとの接触は避けようがなかったアクシデントだったので、今回の結果は仕方がないと思います。タクヤ(伊沢選手)はトラブルを抱えたマシンで本当によくがんばってくれました。チャンピオン争いは、これからが本番だと思いますので2年連続タイトルを目指して全力を尽くしたいと思います」
伊沢拓也選手(3位、#1 ARTA NSX)
「先週のフォーミュラ・ニッポンでも(2位争いを繰り広げた)松田次生選手とバトルをしたので、今回は是非ともやり返したいと思っていました。でも、ラルフ(ファーマン選手)が接触したときの影響で、タイヤのアライメントが大きく狂っていたために、ハンドリングがとても難しい状況となっていました。結果的に、僕のミスで2位のポジションを失った形になったのでとても悔しいですが、3位表彰台を獲得できたことはとてもよかったと思います。今回は、いいパフォーマンスを披露することができたので、次戦の富士はラルフとともに優勝を狙いたいと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 レクサスSC430が追い上げ4位フィニッシュ (TOTOTA)

レクサスSC430が追い上げ4位フィニッシュ
3台のレクサスSC430がトップ10入りを果たしポイント獲得
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10番手スタートから追い上げ4位フィニッシュを果たしたレクサスSC430
(No.36 PETRONAS TOM\'S SC430)

 SUPER GTの第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月12日(土)、 13日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに23台の計39台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと1台のトヨタ セリカが出場した。

◆予選◆

 12日(土)曇り空ながら時折太陽が覗く天候の下で予選が行われた。レクサスSC430勢は苦戦を強いられ、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が予選1回目10番手で唯一スーパーラップに進出。10番手グリッドを確保した。ENEOS SC430 6号車が11番手、ZENT CERUMO SC430 38号車が12番手、宝山 KRAFT SC430 35号車が13番手。DENSO DUNLOP SARD SC430 39号車が15番手、ECLIPSE ADVAN SC430 25号車は16番手グリッドとなり、決勝レースでの巻き返しを図ることとなった。  一方、GT300クラスではDOUBLEHEAD avex apr MR-S 31号車が予選1回目に8番手タイムをマークし、スーパーラップに進出。スーパーラップでも素晴らしい走りで6番手グリッドを獲得した。ウェッズスポーツセリカ19号車は11番手、TDPの若手コンビが駆るライトニング マックィーン apr MR-S 95号車はタイヤのマッチングに苦しみ、15番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 13日(日)午後2時、空は雲に覆われ、降雨が心配されるコンディションで、82周で競われるレースのスタートが切られた。

 後方スタートを強いられたレクサスSC430勢だったが、時折小雨が路面を濡らす難しいコンディションとなり、スピンやクラッシュも多発する波乱の展開の中で、着実に走行。10番手スタートの36号車は終盤には5位までポジションアップを果たし、更に前を行くNSXを猛追。テール・トゥ・ノーズのバトルを展開し、73周目にはついにこれをパス、4位に浮上した。その後も36号車は2戦連続の表彰台獲得を目指し、ハイペースで更に上位を狙って行ったが惜しくも届かず、4位フィニッシュとなった。

 6位に13番手グリッドから追い上げた35号車、これに38号車が続き、レクサスSC430は3台がトップ10フィニッシュを果たし、ポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、31号車が11位、95号車が12位でレースを終えた。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 不利なウェイトを課せられ、金曜日から大苦戦を強いられたが、決勝レースでは波乱に巻き込まれることなく、精一杯の結果を出すことが出来た。次戦の富士は得意のホームコースなので、表彰台を目指して全力を尽くす。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝 XANAVI NISMO GT-Rが開幕2連勝! (NISMO)

「XANAVI NISMO GT-R」が開幕2連勝!! 「カルソニック IMPUL GT-R」が2位表彰台で、GT-Rは連続1-2フィニッシュ。

 薄く雲に覆われた空のもと、2万9000人の観客が見守る中、14時3分に82周の決勝レースがスタートした。全車無事に最初の周回を終了すると、トレルイエがドライブする首位の#23 GT-Rのあとに前年のチャンピオンカー#1 NSX、その後に#12 GT-Rが続いた。さらに、4位には「YellowHat YMS TOMICA GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/横溝直輝)、6位には「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝)が続くなど、GT-R勢が上位を占めた。#1 NSXは、序盤から#23 GT-Rの背後につけ逆転のチャンスを狙った。レース中盤にさしかかると一時#23 GT-Rの真横につけるなど猛攻を仕掛けたが、トレルイエは隙を見せず首位を守り続けた。

 レーススタート後20周前後からバラバラと小雨が降るようになった。ウェットレースになるほどの雨量ではないものの、縁石のペイント部分に乗ると急激にグリップを失うなど危険な箇所もあり、コースではスピンや接触などのアクシデントが発生しだした。31周目には#3 GT-Rが後続車からヒットされてスピンアウト。それを避けようとした#22 GT-Rがやはり他車と接触してボディに損傷を受けた。#22は車両をピットガレージに入れてボディパーツとサスペンションの修理を行ったため、大幅にタイムロスしたが再びコースに戻った。

 後半のハイライトは#12 GT-Rと#1 NSXの激しい2位争いであった。3位でドライバー交代した#12 GT-Rの松田は、#1 NSXにビタリとつけて追い抜くチャンスを伺った。このスリリングなバトルは約15周にもわたって続いたが、68周目に#1 NSXがスピンアウトして決着。その後、松田は本山がドライブする#23 GT-Rを追って激しい追い上げを続けた。一時17秒 あった両車の差は、最終的に2.5秒まで縮めたが逆転は叶わなかった。82周目のフィニッシュラインを#23 GT-Rがトップで駆け抜け、#12 GT-Rがこれに続き、開幕戦同様にNISSAN GT-Rの1-2フィニッシュとなった。

 本山はこれでGTレース通算9勝目となり、最多記録首位タイとなった。予選14位からレースをスタートした「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、8位に入賞してポイントを獲得。#3 GT-Rは10位完走。コースに復帰した#22 GT-Rも10周遅れながら、15位完走となった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/motorsports/race/SUPERGT2008/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス #23XANAVI NISMO GT-R
ブノワ・トレルイエ
最高の結果です。連続で勝つことは殆ど不可能だと思っていましたが、 今日は歴史に残るレースになりましたね。
難しいコンディションでしたが、1スティント目で使ったタイヤが当たりでした。序盤から2位以下との間にギャップを広げる狙いでしたが、 カーナンバー1も速いクルマだったので、一時はサイド・バイ・サイドになりました。 それでもトラフィックをうまく使って抑えることができました。トラフィックの処理は難しかったけど、面白いレースでしたね。

本山 哲
フルウェイトということで、正直5位か6位、7位に入れれば上出来だろうと、 そうすればシリーズポイントの上でも有利になるな位に思っていましたが、金曜に走り出してすごく良い状況になってきました。 ここまでクルマを仕上げてくれたチームにすごく感謝しています。
僕のパートになってから雨が降ってきましたが、一番気をつけていたのはドライタイヤで走る間に絶対コースアウトをしないことと、 レインに換えるかどうかの見極めで、これがすごく難しかったです。
厳しい状況でも勝てたのは、GT-Rというクルマが岡山にあっていたからだと思いますから、富士以降はまずないでしょうね。 それでもポテンシャルはあると感じています。

 

GT300クラス #43ARTA Garaiya
新田 守男

正直ほっとしています。こんなに早く優勝のチャンスが回ってくるとは思っていませんでした。
ポールからスタートできたおかげで良い位置でレースできるなと思っていましたが、同じタイヤを履く46号車を気にしていましたが、 彼らのペースが上がらないのでこっちのタイヤまで心配になってきました。それで、 後ろがバトルしている間にギャップを広げてやろうとペースを上げたんですが、思いがけないクルマが迫ってきて、 ポルシェに抜かれてしまいました。
それでもメカニックさんたちのおかげで良い位置でコースに送り出してくれ、雨の中で真一も頑張ってくれましたから、 それが勝因だったと思います。

高木 真一
今日は亜久里さんが来ているということでプレッシャーを感じていましたが、勝てたので良かったです。
ピットアウトして暫く走っていても誰も前に現れなくて、そのうち無線で「10秒以上のマージンがある」と告げられました。 ピット作業が早かったことと、僕自身が最初からプッシュしていったことが良かったのかなと。
目の前でスピンするクルマが居ても無事避けられたので、運も良かったんでしょうね。
今回はミシュランも良いタイヤをもってきていました。タイヤでも新しい試みをしているので、今後もそれが重要な要素になると思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2008/04/13) Final Race Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500123XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS55822:01'56.605
2500212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS822.506
350031ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS8230.920
4500436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS+208233.310
5500532EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL8235.517
6500635宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS8258.030
75007*38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS+108258.255
8500824WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH821'08.586
95009100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS+1821'09.230
1050010*3YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS811Lap
115001125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH+1811Lap
125001218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS811Lap
13500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS+1811Lap
145001439DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+1802Laps
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI766Laps
16300226ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH20766Laps
17300377クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL766Laps
18300446MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI766Laps
19300562WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
黒澤治樹
密山 祥吾
YH766Laps
203006*81ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH10757Laps
21300733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK+1757Laps
22300866triple a ムルシエラゴRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH757Laps
2330092プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH40757Laps
24300105プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+1757Laps
253001131DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI+1757Laps
263001295ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手 晃平
国本京佑
MI+1757Laps
27300134EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下昌輝
YH+1757Laps
28300147ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH55748Laps
293001570外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
赤鮫 オヤジ
山岸大
YH+1748Laps
3030016*88triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH739Laps
3130017110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH+1739Laps
325001522MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS407210Laps
3330018666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+17111Laps
343001987アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH6913Laps
353002011JIMCENTER DIXCEL ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH+16616Laps
365001617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS+16517Laps
3730021111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+16319Laps
---- 以上規定周回数(GT500: 57Laps / GT300: 53Laps)完走 ----
-300-19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
織戸 学
阿部 翼
YH+11072Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.23 本山 哲(XANAVI NISMO GT-R) 1'25.333 (3/82) 156.221km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.43 新田守男 (ARTA Garaiya) 1'32.726 (2/76) 143.766km/h
  • CarNo.38のリチャード・ライアン選手は、2008 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条14.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.3のロニー・クインタレッリ選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 b)(黄旗区間中の追越し)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.88は、2008 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第33条11.(タイヤ平置き前に他の者が受取り)違反によりドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.81の藤井誠暢選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗区間中のスピン)により、ペナルティストップ20秒を課した。

SUPER GT

SGT:第2戦岡山決勝 ザナヴィまさかの開幕2連勝!2位もカルソニックでGT-Rが連続1-2!!

2008スーパーGT第2戦、岡山GT300kmレースは、ポールポジションからスタートした#23XANAVI NISMO GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が最後までトップを守りきり、開幕2連勝を達成。2位に#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)が入ったことにより、GT-Rが2戦連続で1-2フィニッシュを飾った。

GT300クラスも、ポールシッターの#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が、#26ユンケルポルシェ、 #77クスコスバルインプレッサらの猛追を退けて勝利した。

080413GT500Dr 080413GT300Dr

080413GT500Start第2戦決勝は午後2時にフォーメーションラップが開始された。
夕方からと言われていた雨はスタート進行の最中から僅かに降り始めていたが、全車スリックのままでスタートしていった。
GT500クラスは1コーナーでの混乱もなく、ポールのザナヴィGT-Rを駆るトレルイエがそのままトップでオープニングラップを制し、 そのまま後続を引き離しにかかる。

しかし予選2番手の#1ARTA NSXのスタートドライバー、ラルフ・ファーマンも懸命に追い上げ、 両者の差はなかなか2秒以上に広がっていかない。
それどころか、周回遅れが絡み始めた10周前後からは、テール・トゥ・ノーズ状態になる場面がしばしば見られるようになってきた。

そして遂に19周終わりのホームストレートで、ファーマンがアウトからトレルイエに仕掛けていく。
トレルイエも一歩も譲らず、2台は1コーナー、2コーナーと併走状態で駆け抜けていく。 結局この場面ではトレルイエが押さえ込むことに成功した。

ファーマンはその後もトレルイエの背後につけて執拗に隙をうかがっていたが、 33周目に周回遅れと接触したのを機に予定外のピットインを強いられた。
この接触が影響したか、交代した伊沢拓也もハンドリングに苦しみ、中々ペースを上げることができず、先行する23号車を追い上げるどころか、 後方から迫ってきた#12カルソニックGT-Rを押さえ込むのに手一杯の状況になり、 とうとう周回遅れに詰まってスピンした68周目に2位の座を明け渡す羽目に陥ってしまった。

その後方集団では4位の#3イエローハットGT-Rを筆頭に9台が団子状態で抜きつ抜かれつを繰り返す白熱のバトルが展開された。
その挙句、32周目のアトウッド立ち上がりで#38ZENTセルモSCに引っ掛けられた#3イエローハットGT-Rがスピン状態に陥り、 これを回避しようとした#6エネオスSCと#22モチュールGT-Rが激しくぶつかるアクシデントが発生する。
6号車はここでレースを終え、22号車はピットで修復作業に入り、10周遅れでコースに復帰した。
この混乱の最中、着実に順位を上げていった#36ペトロナスSC、#32エプソンNSXが4位、5位を占めることに。
スピンで順位を落とした3号車も無事10位で完走した。

080413GT500WINNER一方、トップの23号車は丁度半分の周回数を消化した41周終わりでピットイン。 交代した本山は一度も後続に脅かされることなく82周を走り切り、スーパーGT初の2連勝を飾った。これは全日本GT選手権時代を含めても、 1998年の第1戦、第3戦のペンズオイルニスモGT-R(エリック・ コマス/影山正美組)以来の快挙だ(第2戦はアクシデントと濃霧のため決勝中止となっている)

080413GT300StartGT300クラスは、8位スタートの#26ユンケルポルシェ、#77クスコインプレッサの2台が序盤から見せ場を作った。
2台は谷口信輝、佐々木孝太のドライブで猛烈な追い上げをみせ、瞬く間に順位を上げていく。
そして遂に30周目、谷口はガライヤをドライブする新田を捉え、トップに浮上した。
佐々木も3位に上げてきた。

080413GT300WINNERしかし43号車は33周終わりに行ったピット作業を僅か29秒でやってのけ、 アウトラップからハイペースで飛ばした高木の走りも奏功して再びトップの座を奪い返したばかりか、 10秒あまりの大量リードを築き上げることにも成功、そのままトップでチェッカーを受け、新車投入2戦目にして念願の勝利をものにした。

2位には圧倒的なストレートスピードをここでも発揮して序盤から見せ場を多く作った#26ユンケルポルシェ、 3位には雨交じりの困難なコンディションにAWDの利点をフルに生かした#77クスコインプレッサが入った。

次回第3戦は人気の富士500kmレース。
5月4日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山GTA定例会見 「今回の決勝レースを性能調整対象外に」坂東氏がガチンコ勝負宣言!

スーパーGT第2戦の決勝日を迎えた岡山国際サーキットで、GTアソシエイションの定例記者会見が行われた。
念願の法人化が実現し、4月1日より株式会社GTアソシエイションが発足したことに伴い、委員長から代表取締役に役職名が変わった坂東正明氏と、執行役員に就任した秋田史氏の両名が今回も出席。
第1戦の結果を受けて実施された特別性能調整と、株式会社化について語るなかで、今回の決勝レースを性能調整の対象から外すことを明らかにした。

坂東正明代表取締役のコメント
今回の決勝がGT-Rについての評価を決定付けることになると思う。
今回の特別性能調整は一昨年よりスポーティングレギュレーションに盛り込まれた第41条1項に従ってブルテンを発行した。
まず開幕前にNSXの最低重量を1100kgから1150kgにすること、GT-Rの09規定前倒し投入を特認車両として許可することを決めた。
次に第1戦と第2戦の結果を受けて性能調整を実施するとしていたが「ただし、第1戦で同一車種が1-2位または1-3位になった場合は第1戦の結果で調整を行う」としており、実際そのとおりの結果になったので、性能調整を行った。
スポーツ部会では「1回以上の調整を行う」と取り決めているので、今後も3車種の性能を均衡させるために必要に応じて実施することになるが、今回の決勝レースについてはその対象から外すことにした。
これは、全てのエントラントがアクセルを緩めることなく、全開で戦う姿をお客さんに見せないといけない、との思いからだ。
ただしここまでの合同テストや金曜、土曜の走行データは今後の調整に役立てるよう積み上げていく。

株式会社GTアソシエイションはお陰様で4月1日に発足した。
資本金は8555万円、会計年度は1-12月で、取締役5名、監査役4名、執行役員5名でスタートする。常勤社員数は11名だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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