LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
F3000タイヤテスト 1990年9月11日 火曜日 鈴鹿サーキット
9月23日のレースに向けてのタイヤテストが、9月11~12日にかけて行われ
る。今日はその1日目。レイトンハウスの2台は、8月20、21日のテストの時と
ほとんど同じ仕様の車を持ち込むが、それに加え新仕様のフラップと翼端板を持つフ
ロントウイングを用意している。
クリスチャン・ダナー、関谷正徳ともに前回のテストでは試せなかった新しいレー
ス用ソフトコンパウンドのタイヤを履いてコースイン。数周のウォームアップのあと、
まず関谷が1分52秒63を出す。その後も10周にわたり52秒後半か53秒前半
をコンスタントに記録。順調な滑り出しを見せる。ダナーも54秒から55秒で数周
したあと、1分52秒85のベストタイムを出し、順調なところを見せていたが、1
5周を過ぎた頃にリアのホイールが破損するという思いがけないトラブルに見舞われ
コースアウト。午前中の走行をそこであきらめることになってしまう。ダナーの車は
フロントの翼端板とアンダーフロアを破損したが、午後の走行までには修復可能であっ
た。
なお、午後のテスト中、関谷がクラッシュ。レースが2週間後に控えているため、
チームではそこでテストを中止。12日の走行もキャンセルする決定を下した。
●タイムデータ
順 ドライバー 午前 午後
------------------------------
1 片山 右京 1分52秒18 1分47秒98#
2 星野 一義 1分51秒84 1分48秒35#
3 V.バイドラー 1分52秒78 1分48秒84#
4 小河 等 1分52秒54 1分49秒18#
5 M.マルティニ 1分53秒00 1分49秒48#
6 影山 正彦 1分52秒42 1分49秒60#
7 長谷見昌弘 1分51秒69 1分49秒60#
8 中谷 明彦 1分53秒14 1分49秒76#
9 松本 恵二 1分52秒71 1分51秒08#
10 J.クロスノフ 1分51秒39# 1分52秒64
11 R.チーバー 1分52秒05 1分51秒46#
12 佐藤 浩二 1分53秒00 1分51秒60#
13 E.ベルタッジア 1分52秒70 1分51秒95#
14 関谷 正徳 1分51秒94# 1分52秒09
15 松田 秀士 1分52秒32 1分52秒05#
16 高橋 国光 1分53秒25 1分52秒18#
17 T.ダニエルソン 1分53秒66 1分52秒34#
18 中子 修 1分54秒87 1分52秒47#
19 和田 孝夫 1分52秒65 1分52秒52#
20 M.S.サラ 1分53秒48 1分52秒52#
21 鈴木 利男 1分52秒91 1分52秒63#
22 C.ダナー 1分52秒85 1分52秒76#
23 岡田 秀樹 1分52秒88# 1分52秒90
24 金石 勝智 1分54秒38 1分53秒18#
25 茂木 和男 1分53秒45# -----
26 黒沢 琢弥 1分53秒97# -----
27 R.ラッツェンバーガー 1分54秒16# -----
提供:レイトン・インターナショナル
なお、この鈴鹿のテストでは、F3で活躍する古谷直広選手などが童夢チームのオー
ディションを受けており、古谷選手は来シーズン、童夢からF3000に出場する公算が強
い模様。
CABIN RACING TEAM RACE INFORMATION
1990年9月5日
『第7戦 富士』 1-2 Formation for targets
星野4勝目で王座へ王手。片山初の2位入賞。
星野一義 予選A組1位 決勝 優勝
片山右京 予選A組3位 決勝2位
まず星野一義が、そして片山右京が表彰台へ上がった。CABIN日本インターナ
ショナルフォーミュラ選手権レース以来2回目の、2人揃って受けて表彰である。優
勝者の星野は、傍らに立つ片山の腕をとって上げて見せた。大先輩であり、かつ同僚
でもある星野が、彼を追い掛ける頼もしい若者を祝福する。シリーズ後半に約束され
ていたキャビン・レーシングチームの総攻撃は、星野の2連勝による4勝目、片山の
初の2位入賞と、キャビンアローのワン・ツー・フィニュッシュで現実の姿を現し始
めていた。
1990年全日本F3000選手権第7戦が、9月1日(土)、2日(日)静岡県
・富士スピードウェイで開催された。キャビン・レーシングチームはこのレースに星
野一義、片山右京の陣容で参戦した。星野、片山ともにマシンは前回第6戦における
仕様に準じたもの。ただし、星野はレース用に第6戦で優勝したシャシーを選択、菅
生で実戦投入した新しいシャシーはTカーとしている。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithインパル
ドライバー :星野一義
監督 :金子 豊
マシン :ローラT90-50/無限(Tカー ローラT90-50/無限)
キャビン・レーシングチームwithヒーローズ
ドライバー :片山右京
監督 :田中 弘
マシン :ローラT90-50/DFV(Tカー レイナード89D/DFV)
<公式予選>
残暑の富士スピードウェイで公式予選は始まった。星野、片山ともに予選A組から
の出走だ。コースクリアが遅れてセッションのためのコースオープンが5分延期され
た後、予選が開始された。星野、片山とも1セット目の予選用タイヤを装着して早々
にコースインする。
星野と片山は並んでゆっくりとコースを1周し、ピットに戻った。星野はそのまま
タイムアタックの機会を待って待機に入ったが、片山はピットクルーと短い打ち合わ
せをした後に再びコースイン、タイムアタックに入った。ここで片山が記録したタイ
ムは1分19秒511。
セッションの残り時間15分となった頃、星野はようやくエンジンを始動させた。
時を同じくして、1回目のタイムアタックを終えピットに戻っていた片山もコースイ
ンのために動きだしていた。片山は2セット目の予選用タイヤを装着、勝負をかける
構えだ。
コースに飛び出した星野は、狙い定めたように1分18秒502を記録、予選A組
の首位へ躍りだした。続いて片山が1分18秒555を記録。星野に続く予選A組2
位へと進出だ。星野は、追従するライバルがいないことを確認して、2セット目の予
選用タイヤは温存したまま1回目のセッションを終えた。
午後、空には雲が流れて日差しが弱まり気温が低下した。午前に比べると予選走行
のための条件は好転した。午前のうちに2セットの予選用タイヤを使ってしまった片
山には不利な流れだ。片山は既にタイムアタックに使用したタイヤを再び装着してコー
スインするが、タイムを更新することは難しかった。この為に関谷選手が片山の記録
を上回り、片山は予選A組3位に甘んじた。
一方、星野は温存していた2セット目のタイヤを装着して2回目のタイムアタック
に出撃、さらにタイムを短縮してA組首位の座を安泰なものとして予選を終えた。
星野一義:1分17秒965 A組1位
「2回目のアタックでは、17秒前半のタイムを記録するつもりだった。でも遅い
クルマにひっかかってしまったんだ。だから、マルティニ選手にポールを取られたの
は悔しいけど、仕方ない。予選の勝負どころは午後だと最初から決めていた。金曜日
の午後の天候のデータを見ても、午後の方がコンディションが良くなることが予想で
きていたんだ。いろんなデータを蓄積してきたチームの力ってやつだよね。菅生と前
回の富士の1回目の予選は、本当に悩み抜いたよ。でも、その悩みを突破しようとし
たから今の自信があるんだ。新しいシャシーの何が悪かったのか、今でもわからない。
とにかく乗りにくかった。しかもスプリングを替えようが何をしようが、その乗りに
くさが変化しなかった。思い通りに動いてくれる乗り慣れたマシンに戻っただけで、
今日のぼくは幸せだよ。今は自信満々なんだ。」
金子 豊監督
「1セット目で首位が取れたから、安心して2セット目を午後にまわせたね。今回
も、開幕戦から使っていたシャシー。シーズン残りもこのまま使うつもりでいます。
新しいシャシーの問題は、多分モノコックの品質のバラつきだろうと思います。どう
も剛性に問題があるみたいですね。」
片山右京:1分18秒555 A組3位
「大失敗の予選です。全部、ぼくの責任。監督にはメチャメチャに叱られました。
1セット目のタイヤで走り出したとき、100Rでハーフスピンしちゃったんです。
前の時間帯に走っていた2輪がオイルをこぼしていたみたいなんです。それに乗って、
ズルッときちゃった。その後に今度はBコーナーで遅いクルマにひっかかって、もう
駄目。あまりにもタイムが悪かったでしょ。もし午後に雷雨でもきたらどうしようも
ないから、仕方なく2セット目を使ったんです。午前のうちにそこそこのグリッドを
手に入れておく必要がありますから。このせいで条件の良くなった午後にタイムを縮
めることができなかった。でも、決勝の走りには最近絶対の自信があるんです。だか
ら決勝ではやりますよ。前回みたいにベストラップをどんどん出していくつもりでい
ます。とはいってもタイヤを消耗しては仕方ないから、序盤はタイヤに無理をかけず
に様子を見て、後半に勝負をかける。これが決勝の作戦です。」
田中 弘監督
「1セット目のタイムでは9位でしょう。これでは我慢ができなかった。午後、気
温が上がるかもしれないし、雷雨注意報も出ていたからまた夕立でも来たらおしまい
でしょう。だから仕方なく2セット目を使った。右京はまだ予選用タイヤの使い方を
誤解している。コーナーに速く入って、そのまま速く抜けようとしている。でも、タ
イヤのグリップには限界がある。その限界を越えないような繊細さが必要なんです。
それなのに、気持ちがそういう条件を飛び越えていってしまうんだ。」
<決勝レース>
決勝スタートを前にして、富士スピードウェイは薄曇りとなり気温は28度と予想
ほどには上がらなかった。そして切られた決勝スタート、アウト側からスルスルと加
速したのは星野だった。絶好のスタートを見せた星野はポールポジションの,アルティ
ニ選手にアウト側から並びかかり、直線が終わる手前でかぶせることに成功、首位を
奪って1コーナーを通過した。
3列目からスタートした片山も快調で、1周を終えた2度目の第1コーナー手前で
チーバー選手に襲いかかり、4位へ進出。次の周では関谷選手を下して3位を奪うと
いう積極的なレースを見せる。
5周目、マルティニ選手が星野にアタックして首位を奪い返すが、星野はマルティ
ニ選手の背後にピタリとつけて離れない。およそ0秒5の間隔を保ったまま、マルティ
ニ選手が1分19秒台のタイムに乗せれば、星野も1分19秒台のタイムで対抗、緊
迫した首位争いが続いた。
14周目、マルティニ選手がヘアピンで隙を見せたところで星野が勝負をかけるが、
惜しくも順位を入れ替わるには至らなかった。しかし星野は次の周での1コーナーで
思いきり減速を遅らせてアウト側からマルティニ選手に攻めかかる。星野は力づくで
マルティニ選手を抑えこみ首位を奪回したが、わずかにオーバースピードで姿勢を崩
し、その間に再びマルティニー選手の先行を許してしまった。
星野の闘志は衰えない。星野は周回毎にマルティニ選手との間隔を縮めていき、2
3周にはまたマルティニ選手の背後に追いついた。25周目の第1コーナー、星野は
再びマルティニ選手に襲いかかる。この時点で速さに明らかな差があったマルティニ
選手は、今度はアウト側にマシンを寄せて星野に進路を開けた。星野はその力で首位
に返り咲いたのだった。
一方、片山は星野の背後を走りながら苦戦に陥っていた。クラッチの不調のためペー
スが上がりきらず、21周目に小河選手に3位の座を譲っていた。右京をパスした小
河選手はマルティニ選手をも捉え、星野追撃にかかった。
星野と小河選手はほぼ同じペースで走りながら、緊張感に満ちたレースを展開した。
しかし、ストレートの伸びでわずかに優る小河選手がじわじわと星野に迫る。星野は
41周目、惜しくも小河選手にストレートで並びかけられて首位を奪われてしまった。
しかし、星野は今シーズンよく口にする「粘り強いレース」を続けた。マシン性能
で劣る分は星野の闘志と技で補う。なにより星野の武器は「勝利への執念」である。
その執念が実るときがすぐにやってきた。43周目ヘアピンで小河選手がスピン、そ
の間に星野が4度目の首位に立ったのだ!と同時に、小河選手の脇を片山もすり抜け
ていった。片山はマルティニ選手がスピンした際に3位へ浮上しており、ここで星野
に続く2位へと進出し、キャビン・レーシングチームのワン・ツー体制が出来上がっ
たのである。
そしてチェッカーフラッグは振られた。クーリングラップを終えて2台のキャビン
アローがグランドスタンド前に戻ってきた。後半戦、チャンピオン奪取を狙う星野、
初優勝を狙う片山、2人のキャビン戦士にとって、目標が目前にまでやってきたこと
を予感させる光景であった。
星野一義:1時間00分23秒432
「勝ちは勝ちでも、あまり手放しに喜べないレースだ。優勝を飾れたのは素直に喜
んでいるよ。今はもう次のレースのことを考えている。次のレースはきっと、内容で
勝つ。」
金子 豊監督
「何が原因なのか、ストレートでスピードに乗りきらなかったね。空力セッティグ
のせいなのか、エンジンに何か問題が発生していたのか、まだわからない。これから
スタッフと相談して原因を解明していかなければいけない。自分の腕ではどうしよう
もないところで苦しんで耐えなければならなかったのだから、星野にとっては勝って
もおもしろくないレースだったろうね。でも、あの状態でマルティニ選手を攻め落と
せたんだし、2位だって守っていけたのだから、原因さえわかれば次のレースは星野
らしいぶっちぎりをみせられるよ。星野自身の調子は今、完調。自信を完全に取り戻
しているから。」
片山右京:1時間00分30秒516 2位
「17周を過ぎた頃からクラッチがおかしくなったんです。それで4速から5速が
入りにくくなって、ガチャガチャやってた。このせいでタイムがバラついてしまった
のが悔しいですね。それでも、勝負をかける前にいなくなっちゃったけれどマルティ
ニ選手は抜けたと思う。彼はもう限界で走っているのが見えていたから。ギアをガチャ
ガチャやっていたから、そのうちギアボックスもおかしな雰囲気になってきて、終盤
は頼むから壊れないでくれーって、祈りながら走ってましたよ。今日、星野さんの後
ろを走らせてもらったけれど、やっぱり星野さんはうまいや。アグレッシブでいて、
繊細なんですね。今日は星野さんの後ろにいて、とてもいいものを見せてもらったよ
うな気がします。4月の3位よりも嬉しくない内容だったけど、次はもう少し実力を
つけて、心底喜べるレースをやります。」
田中 弘監督
「クラッチの不調はローラT90-50の持病なんだ。こちらとしても様々な対策
を加えて問題は解決していたんだが、今回また発生してしまったようだ。熱がブレー
キ系の配管に影響してしまうらしい。右京の課題は、レース中のタイムのバラつきだ
な。前のクルマにくっついていっても、コーナーでアクセルを開けるときにどうして
も踏みすぎている。それで少しづつ離されていっちゃうんだ。確かに星野、小河はソ
フトタイヤを選択して、ウチはミディアムだったんだけど。そればかりが原因ではな
い。今の右京の走り方にはミディアムの方が適しているはずだ。しかし、右京の気持
ちとクルマのコントロールがバラバラだからタイムのバラつきになる。小河選手に抜
かれたときも、サッと間隔が開いてしまったでしょう。これは、彼が緊張を持続でき
ないからです。今後はこうした気持ちの持ち方も身につける必要があるだろう。また、
今日の結果はいいところかな。急に1等賞にはなれないよ。3位の次に初めての2位
と、少しづつ上を向いているからいいでしょう。もし可能性があるなら、次の富士だ
ろうと思っている。」
提供:CABINレーシングチーム事務局
CABIN RACING TEAM RACE INFORMATION
1990年8月29日
<第4戦 全日本鈴鹿1000kmレース>
灯火ともらず カーボンディスク採用、戦力アップを確認
和田孝夫/中子修/マウリジオ・サンドロ・サラ組
予選5位 決勝リタイヤ
前回のシリーズ第3戦、富士500マイルレースで総合6位に入賞、勢いに乗るキャ
ビン・レーシングチームは、今回のレースで大幅な戦力強化を図った。前回のレース
でもブレーキ性能とその寿命は大きな問題であった。現在、スポーツプロトタイプカー
選手権のレースにおいて、従来型のスチールディスクブレーキと、カーボンディスク
ブレーキの性能差は明らかとなっている。現実問題として、カーボンディスクを装着
しないマシンには優勝争いに加わる権利はないと言ってもいいほどだ。しかし、カー
ボンディスクは非常に高価なパーツである。カーボンディスクを装着して1シーズン
を戦うと、スペアカーのシャシー1台分にも相当するコストがかかるとさえ言われて
いるほどだ。
なお、チームは炎天下の長い闘いになるこのレースに備え、3人目のドライバーと
してマウリジオ・サンドロ・サラ選手を起用した。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithル・マン
ドライバー :和田孝夫
:中子 修
:マウリジオ・サンドロ・サラ
チーム監督 :武士俣学
マシン :CABIN R90V/NISSAN
今回運びこまれたマシンの改良点は以下の通り。
1)従来のスチール製ディスクに替えて、カーボンディスクを装備した。
2)サスペンション、通気孔等の改良は前回の富士500マイルにおける仕様に準じ
たもの。より車高を下げると同時に軽量化が図られている。
3)決勝レースでの夜間走行に備えて、前照灯の整備。
<公式予選>
マシンにはまず、今回から新たにチームに加わったサラが乗り込み、レース用タイ
ヤを装着してコースイン。足慣らしをした後、1分56秒台を出してピットに戻る。
マシンを引き継いだのは中子。中子は1分57、58秒台の安定したペースでマシン
の感触をつかみ、セッション残り30分のところでピットインして和田に交代する。
和田は、そのままコースインして1分55秒台を記録、ピットに戻る。ここで1セッ
ト目の予選用タイヤが装着される。また、フロントカウルがよりダウンフォースの強
い型のものへ交換される。この2種類のカウルはラジエーターのアウトレットの形状
以外にほとんど外観上の差はないが、微妙にダウンフォースの強さが異なるのだとい
う。
タイムアタックにかかった和田は、1分52秒346を記録してトヨタ、ニッサン
のワークスマシンに次ぐ5位へと進出する。さらにチームは2セット目の予選用タイ
ヤをキャビンR90Vに装着。和田を2回目のタイムアタックへと送り出した。和田
のタイムは1分52秒062。タイムは更新されたものの、順位を上げるには至らな
かった。
作戦通り2セットの予選用タイヤを使いきったチームは、午後のセッションには出
走せず決勝レースへ備えることになった。
和田孝夫の談話:
「高速コーナーで速く走ろうとしてパワーをかけるとアンダーステアが出てしまう
傾向があります。130Rでは縁石に乗ってしまいました。でも、カーボンディスク
に替えて本当に乗りやすくなりました。スチームディスクとは別物ですよ。今までは
思いきりペダルを踏みつけなければならなかったのが、必要ないんです。それでいて、
ブレーキングポイントがずっと深くなる。」
中子 修の談話:
「カーボンディスクはいいですよ。乗りやすいです。決勝では、燃費を守ってガッ
チリ走るのがぼくの役目です。」
マウリジオ・サンドロ・サラの談話
「状況によってマシンの姿勢が不安定になるけども、それを除けば素晴らしいマシ
ンに仕上がっているよ。」
武士俣監督の談話:
「カーボンディスクのおかげで、決勝ではパッド交換は1回でいけると思います。
マシンの性能は格段に進歩しました。金曜日にちょっとした燃料系のトラブルが出た
んですが、その対策も完璧に済んで、今日の予選で確認もしています。いままで、こ
うしたトラブルは土曜日に出て、必至に対策して日曜日ぶっつけ本番でレースする、
というケースが多かったですから、流れがいい方に変わってきたんだと思います。前
回の6位入賞で勢いがつきましたね。予選のタイムは予想より速かったです。52秒
台に入ればいいやと思っていましたから。決勝では、和田選手にきっちり走ってもらっ
て、中子選手とサラ選手で調整する、という作戦です。無理はしませんが、ワークス
についていきたいですね。」
<決勝レース>
鈴鹿は晴天となった。8時30分より行われた決勝前のウォームアップ走行では、
和田が好調に走り、総合4位のタイムを記録した。決勝レースへ向けてチームの意気
は上がった。
スタートを担当するドライバーは和田。和田は熱対策のためクルースーツを着込ん
でコクピットに座る。「きっと表彰台に上がるから、ビールをたくさん買っておいて。
」と和田は言う。
しかし、決勝レースは皮肉な展開を見せた。和田はローリングスタートで出遅れて
後退、9位でレースを始める。しかし1周を終えた時点で体制を整え、積極的なドラ
イビングで、前にでたポルシェ勢に襲いかかる。2周目1コーナー手前で1台のポル
シェをかわし8位へ進出、追い上げが期待された。その時だった。
ピット内のTVモニターにスピンしてクラッシュしたキャビンR90Vの姿が映し
出された。ピットは騒然となる。TVモニターから破損箇所が読み取られる。「フロ
ントカウル! ホイールも駄目だ!」ピット内に飛ぶ声に応じて、交換修理用のパー
ツがピットロードへ運び出され、傷ついたマシンを迎える準備が整えられていく。
和田はスロー走行でようやくピットに戻ってきた。フロント右側を破損しており、
サスペンションのアッパーアーム、ロワアーム、タイロッドが折れ曲がっており、アッ
プライトが割れている。メカニックはマシンに飛びついて部品の交換を開始した。
修復作業には約50分かかった。キャビンR90Vはようやく走行可能な状態にな
り、再び和田がマシンに乗りこんでコースに復帰した。この時点でトップからは18
周遅れとなっていた。
和田は2分6秒台のペースから1周毎にペースを上げていく。復帰2周目には2分
2秒台、3周目には2分1秒台、4周目には2分台、5周目にはトップグループに遜
色ない1分59秒台を記録。追い上げが始まったかに見えた。
しかし、13周目を走っていたキャビンR90Vのリアカウルが脱落。ピットは再
び対策のために騒がしくなる。前回のアクシデントでリアカウルとリアカウルのマウ
ント部が壊れていた。脱落したのは交換した新品のリアカウルで、ピットには一部が
破損したリアカウルが残ってはいたが、マウントが壊れているため、もはやこのカウ
ルを取り付けてレースを続けるのは無理だという判断が、マシンがピットへ戻ってく
る前に下された。
マシンがピットに戻ってきた際にオイルが発火、発煙したため消火器を使う事態と
なったが、大事にはいたらなかった。これは、リアカウルが脱落する際にオイルキャッ
チタンク付近のオイル系配管を損傷してオイルが洩れ、ピットイン時にそのオイルが
ターボチャージャーのタービン熱で熱せられたのが原因。
キャビン・レーシングチームの鈴鹿1000kmはあっけなく終わった。しかし、
カーボンディスク採用による戦力アップは十分に証明されたとあって、チームの表情
はけっして暗いものではなかった。次回、SUGOでの雪辱を期して、チームは機材
の撤収にかかった。
和田孝夫の談話:
「表彰台に上がるつもりだった。本当にみんなに申し訳ない。最初のアクシデント
で、やっぱりマシンのバランスは崩れていたね。」
武士俣監督の談話:
「最初のアクシデントで、リアカウルのマウントが壊れてしまったんです。それで、
タイラップとガムテープでカウルを固定してレースを再開しました。そのままずっと
1000km走るのは無理ですけど、当然途中ピット作業がありますから、その度に
補強していけば十分だと計算していました。でも、やはりアクシデントの影響でマシ
ンのバランスが崩れていたようで、振動も出ていたんでしょう。思いのほか早く、カ
ウルが脱落してしまった。でもレースに復帰してから1分59秒台も出ていますから
ね。マシンの状態が良かっただけに本当にもったいなくて残念です。マシンの実力は
十分に分かりましたし、先日の菅生でのテストでも好タイムが出ていますから、第5
戦を見ていて下さい。」
提供:CABINレーシングチーム事務局
<FMOTOR4 F1イタリアGP クイズ 応募用紙>
問題1:27
問題2:26
問題3:1
問題4:24
問題5:27
問題6:1
問題7:28
問題8:6
問題9:45
問題10:3
/E
OMRON RACING TEAM PRESS INFORMATION
1990年8月29日
全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権 第4戦
“インターナショナルSUZUKA1000kmレース”
オムロン・ポルシェ完走 11位
連日30°Cを越える厳しい残暑が続く8月25日、26日’90全日本スポーツ
プロトタイプカー耐久選手権(JSPC)第4戦“インターナショナルSUZUKA
1000kmレース”が、三重県:鈴鹿サーキットにおいて開催された。
オムロン株式会社がスポンサードするオムロン・レーシングチームは、第3戦でク
ラッシュしたシャシーに替え昨年使用したexワークスカーを準備、ドライバーの布
陣もバン・シュパンが復帰、エイエ・エルグ、トーマス・メゼイラとコンビを組みレー
スに臨んだ。
24日の公式練習ではラジアルタイヤとのマッチングに苦しみ、25日の公式予選
でも今一つタイムが詰められず、1分57秒790で予選第15位、8列目からのス
タートとなった。
26日午後1時からの決勝レース、序盤から激しいトップ争いを繰り広げるトヨタ、
ニッサン勢をよそ目に、苦しい走行ながら予選15位から徐々に追い上げ、トップか
ら11Lap遅れの11位でゴール。残念ながらJSPCポイント獲得はならなかっ
た。
◎レースウィーク
JSPC第3戦“全日本Fuji500マイルレース”時のクラッシュにより、カー
ボン・シャシーを破損したオムロン・ポルシェは、昨年使用したexポルシェ・ワー
クスカーで、インターナショナルSUZUKA1000kmレースに出場することと
なった。
シルバーストーンやドニントンでのテスト走行では、上々の結果であったが、鈴鹿
に入ってみるとラジアルタイヤとシャシーとのマッチングがとれず、セッティングに
苦しむこととなった。
◎8月25日(土)
〇公式予選 第1回目 10:00~11:00
予選開始早々、トヨタ、ニッサン・チームとも少しでも涼しいうちにと、激しいタ
イムアタックが始まった。
オムロン・ポルシェもエイエ・エルグのドライブ、レース用タイヤで昨日までのセッ
ティングの確認にコースイン。10時30分過ぎ、クオリファイタイヤに交換、エイ
エ・エルグのドライブでタイムアタック。1分57秒790をマーク。公式予選第1
回は13位となった。
尚、この予選中ピットロード入口において再車検が行われ、車高規定に抵触したオ
ムロン・ポルシェは、リアウイング翼端板の上部をカットすることでクリアした。
〇公式予選 第2回 14:40~15:40
33°Cを上回る気温のためタイムアップの可能性がないとみた、トヨタ、ニッサ
ン勢のほとんどは第2回をキャンセルした。
オムロン・ポルシェは、バン・シュパンとトーマス・メゼイラを中心にセッティン
グを繰り返し21Lapを走行したが、タイムアップは出来なかった。結局、公式予
選1~2回を通して15位、8列目からのスタートなった。
◎8月26日(日)
〇決勝レース 13:00~171Lap
天候は快晴、気温はぐんぐん上昇し昨日と同じく33°Cを越えようとしていた。
マシン、タイヤ、ドライバー全てにとって厳しいレースが予想された。
12時57分、ローリング・スタート。
13時丁度、全車一斉にクリーン・スタート。1000kmレースが開始された。
トップはミノルタ・トヨタ、2位タカキュー・トヨタ、3位カルソニック・ニッサン、
続いてYHPニッサンがS字コーナーを抜けデグナーに消えて行った。
2周目、ヘアピンにおいてキャビン・ニッサンがスピン、武富士ポルシェが巻き込
まれ接触。両車ともピットまで戻ったものの、武富士ポルシェは前後サスペンション
破損のため、ピットにてリタイヤとなった。
エイエ・エルグのドライブするオムロン・ポルシェは、上位陣の激しい争いをよそ
目に2分4~5秒台でコンスタントに13位を走行。30周目、最初のピットイン。
ドライバーをトーマス・メゼイラに替わり、タイヤ交換、ガソリンを97.5?補給
し、レースに復帰していった。
その後もコンスタントに走り、63周目、2回目のピットイン。タイヤ交換、ガソ
リンを85.5リットル補給、エイエ・エルグのドライブでピットアウト。順位も変
わらず12位であった。
16時10分頃、90周目、3回目のピットイン。タイヤ交換、ガソリン81?補
給、トーマス・メゼイラが乗り込んだが、リアカウルを開けオイルラインをチェック、
何事もなくスタートしたが、4分強のロスタイムとはなったが順位は12位のままレー
スに復帰した。99周目、ヘアピンで軽いスピンをしたが、何事もなく再走。
17時02分、111周目、早めのピットイン。タイヤ交換、ガソリン57.5?
を補給し、エイエ・エルグのドライブで飛び出して行った。
18時04分、141周目、5回目のピットイン。タイヤ交換、ガソリン81.5
?補給、最終ドライブをトーマス・メゼイラに託することとなった。トーマス・メゼ
イラは最後のドライブを丁寧に走り、18時53分、12位で暑く長い1000km
レースのチェッカーフラッグを受けた。
その後、再車検で4位でゴールしたミノルタ・トヨタが失格したため、一つ繰り上
がり11位となった。
〇レース後、バン・シュパン:
「今シーズンはラジアルタイヤに苦労させられている。セッティングさえ出ればタ
イムも上がるし、燃費もバイアスタイヤより良くなる。3月の第1戦からシャシーと
ラジアルタイヤのマッチングを研究してきたが、成果が見えてきたところでシャシー
の変更を行ったため、最初からやり直しとなってしまった。この半年のデーターを生
かし、今度は早く解決し、次の菅生では上位を狙います。」
◎’90全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権ポイントランキング
第1 2 3 4戦
3/11 5/5 7/22 8/26合計
順位 ドライバー マシン
1 星野 一義 カルソニックニッサンR90CP 10 レ 12 20 42
1 鈴木 利男 カルソニックニッサンR90CP 10 | 12 20 42
3 長谷見昌弘 YHPニッサンR90CP 15 ス 20 4 39
3 A.オロフソン YHPニッサンR90CP 15 20 4 39
5 G.フーシェ 日石トラストポルシェ 12 不 15 8 35
5 S.アンドスカー 日石トラストポルシェ 12 成 15 8 35
7 中谷 明彦 フロムエーポルシェ962C 8 立 - 15 23
7 V.バイドラー フロムエーポルシェ962C 8 - 15 23
9 関谷 正徳 ミノルタトヨタ90C-V 20 - - 20
9 小河 等 ミノルタトヨタ90C-V 20 - - 20
提供:オムロン・レーシングチーム事務局
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
90全日本F3000選手権シリーズ第7戦
Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.4
FUJI INTER
●1990年9月1日 土曜日 公式予選
関谷正徳はA組、クリスチャン・ダナーはB組からの予選出走。午前11時15分、
まず関谷のA組がスタート。計測が開始されてから15分間ほどピットの中でコース
の状況をうかがい、コース上を流している遅い車が少なくなったのを見計らって関谷
はコースイン。ほぼ完璧なクリアラップがとれたという関谷は1分18秒625をマー
ク。この時点で2番手のタイムを記録した。その直後に片山右京がそれを上回るタイ
ムを出し、3番手にポジションはダウンしたが、関谷はそれ以上のタイムアタックは
行わず、3番手のまま1回目の予選を終えた。
予定より10分ほど遅れてB組の予選はスタート。ダナーは関谷同様に前半15分
間はピットで待機。先にコースインしていたマシンがピットに入るのを確認してから、
コースに飛び出した。しかしタイムは伸び悩み1分19秒742にとどまる。B組9
番手で1回目の予選を終了した。
タイムスケジュールが30分近く遅れて、午後の予選がスタートした。関谷もダナー
も2セット目の予選タイヤを午後のセッションのために温存しており、また雲が多く
なり始め、気温、路面温度ともに午前中より低いというタイムアップには願ってもな
いコンディションだった。
関谷はまず午前中に1度だけタイムアタックした予選タイヤでコースイン。そこで
出したタイムは1分18秒80。その後、午前中のものよりさらに軟らかいコンパウ
ンドのタイヤに履き換えてウェイティングに入った。残り10分となったときにコー
スイン。1分18秒093をマーク。先に1分17秒台のタイムを叩き出していた星
野一義には惜しくも及ばなかったものの、A組2番手のタイムを叩き出した。
ダナーもまず1回目の予選で使用したタイヤでコースイン。タイムは1分20秒台
と午前中のタイムは更新できずにピットイン。左側のミラーのボルトが外れるという
トラブルが発生していたが、タイムロスするまでには至らず。タイヤを新品に換えて
ピットで待機していた。そしてやはり残り10分となったときにピットアウト。タイ
ムを19秒台に突入させた。さらなるタイムアップを狙ったダナーは、ピットに戻り
左側だけ1セット目の右側に履き換えて再度コースイン。予選終了時間ギリギリでア
タックに入ったがタイムは伸びず。8番手で2回目の予選を終えた。
総合ではB組のマウロ・マルティニがポールタイムを出したため、関谷が2列目ア
ウト側、B組9番手のダナーは9列目イン側からの明日の決勝をスタートすることに
なった。
●1990年9月2日 日曜日 決勝レース
朝から雲ひとつない快晴の決勝日を迎えた富士スピードウェイ。気温も高くタイヤ
チョイスがレースの展開を大きく左右することが予想された。スタート直前のフリー
走行後、関谷正徳はソフト、クリスチャン・ダナーはミディアムを選択し決勝に臨ん
だ。
14時18分。グリッドでストールするマシンもなく、久し振りにクリーンなスター
トが切られたかに見えたが、第1コーナーで4台のマシンが接触、岡田秀樹がコース
に復帰出来た以外は、3台がグラベルベッドでストップ。この中団のアクシデントに
巻き込まれることもなくダナーは11番手で無事ファーストラップを終える。また4
番手スタートの関谷もポジションキープでコントロールラインを通過した。次の周、
チーバーをパスして3番手に浮上した関谷だったが、その翌周に片山にパスされて再
び4位へ。その後は追いすがる小河を懸命に抑えながら、前を行く片山を追い掛ける
という展開になるが、15周目に1コーナーで小河にパスされてしまう。しかしラッ
プタイムは1分20秒前半をキープしており、後半の巻き返しに期待がかかった。3
番手の小河とのタイム差が2秒から徐々につまりつつ、また一時は1秒半近くまで追
い上げてきた高橋との差が再び開き始めた28周目、関谷は突然スロー走行。ギアが
抜けなくなってしまったのである。ピットでリタイヤを余儀なくされた。
序盤12位をキープし続けていたダナーは、1分21秒後半から22秒前半の間で
コンスタンントに走行。一時は13番手までポジションを下げたが、その後上位陣の
脱落もあり10位でフィニュッシュ。西日本の9位に続くリザルトを残した。
関谷:「スタートしてすぐ4速が入りづらくなった。それでしばらくのあいだ丁寧な
シフトワークをしていたけれど、ついにギアが入ったまま抜けなくなってピットイン
した。タイヤはソフトで、少しアンダーステアが出ていたけど大きな問題はなかった。
本当になかなかうまくいかないね。」
ダナー:「すばらしいスタートを切ることができた。タイヤのグリップが少し足りな
くて、さらに10周を過ぎる頃からブレーキが効かなくなってきていた。ピット前で
リミッターが当たってしまっていた。でもスタートからフィニッシュまでハードな攻
めるドライビングをすることができたよ。」
提供:レイトン・インターナショナル
******************************************************************************
'90 All Japan F3000 Championship Series Round-7
Fuji International Speedway(4.470km)
Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.4 FUJI INTER
F3000 レース正式結果表 1990.09.02
******************************************************************************
位車番 ドライバー 型式 車 名
周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム 周回
------------------------------------------------------------------------------
1 19 星野 一義 LOLA T90-50 CABIN T90無限
45 1:00'23.432 199.849 1'19.496 38/45
2 3 片山 右京 LOLA T90-50 CABIN T-90
45 1:00'30.516 0'07.084 199.459 1'19.845 26/45
3 7 高橋 国光 LOLA T90-50 ADVAN LOLA MF-308
45 1:00'52.244 0'28.812 198.273 1'20.059 12/45
4 35 JEFF KROSNOFF LOLA T90-50 URBANET LOLA
45 1:00'53.309 0'29.877 198.215 1'20.011 35/45
5 25 JOHNNY HERBERT REYNARD 90D 伊太利屋REYNARD 90D
45 1:00'59.193 0'35.761 197.896 1'20.372 6/45
6 11 ROSS CHEEVER REYNARD 90D ワコール ダンロップ 90D
45 1:01'11.904 0'48.472 197.211 1'20.730 9/45
7 2 中子 修 LOLA T90-50 CHERENA LOLA T90
45 1:01'19.221 0'55.789 196.819 1'20.507 40/45
8 28 茂木 和男 LOLA T89-50 ローラT89
45 1:01'21.516 0'58.084 196.696 1'20.333 43/45
9 20 金石 勝智 LOLA T90-50 MOLA C2 T90
45 1:01'27.957 1'04.525 196.353 1'20.764 41/45
10 15 CHRISTIAN DANNER LEYTONHOUSE 90B レイトンハウス 90B 無限
45 1:01'30.971 1'07.539 196.192 1'21.087 42/45
11 18 THOMAS DANIELSSON LOLA T90-50 コスモオイル ダンロップ T90/50
45 1:01'45.908 1'22.476 195.402 1'20.947 6/45
12 1 小河 等 LOLA T90-50 KYGNUS TONEN LOLA T90
44 1Lap 1'19.196 40/44
13 17 岡田 秀樹 LEYTONHOUSE 90B レイトンハウス 90B
44 1:01'06.189 1Lap 193.129 1'21.543 43/44
14 12 佐藤 浩二 REYNARD 90D PIAA レイナード 90D
44 1:01'07.583 1Lap 193.056 1'21.508 41/44
15 27 MAURIZIO.S.SALA LOLA T90-50 CLUB ANGLE T90
44 1:01'35.092 1Lap 191.619 1'22.206 35/44
----- ****** 以上 完走 ****** ----------------------------------------------
43 松田 秀士 LOLA T90-50 KONAMI LOLA T90
34 1:00'56.092 11Laps 149.648 1'20.612 32/34
34 MAURO MARTINI LOLA T90-50 SANYO EXCEDIO TAKENAKA LOLA
33 12Laps 1'19.788 33/33
10 VOLKER WEIDLER LOLA T90-50 PLUS LOLA
33 12Laps 1'20.268 32/33
16 関谷 正徳 LEYTONHOUSE 90B レイトンハウス 90B 無限
28 17Laps 1'20.075 12/28
24 黒沢 琢弥 REYNARD 90D taka-Q REYNARD 90D
20 25Laps 1'20.541 10/20
8 松本 恵二 LOLA T90-50 ワタナベダンロップT90/50
18 27Laps 1'20.562 10/18
21 影山 正彦 LOLA T90-50 KYGNUS TONEN LOLA
13 32Laps 1'20.276 12/13
36 ROLAND RATZENBERGER LOLA T90-50 TEAM NOJI LOLA T90
12 33Laps 1'20.897 9/12
26 和田 孝夫 LOLA T90-50 TENORAS・ADVAN・90
0 45Laps
5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 スピードスターダンロップロ-ラ
0 45Laps
55 ENRICO BERTAGGIA LOLA T90-50 Footwork LOLA T90
0 45Laps
9 中谷 明彦 LOLA T90-50 SUNTORY WEST LOLA
0 45Laps
51 鈴木 利男 LOLA T90-50 UNIVERSAL LOLA
0 45Laps
------------------------------------------------------------------------------
スタート 14:18'10 フィニッシュ 15:18'33.432
参加台数 : 33 出走台数 : 28 完走台数 : 15
ベストタイム No. 1 ( 小河 等 ) 1'19.196 40/44 203.192 km/h
------------------------------------------------------------------------------
●星野、粘りのレースで4週連続優勝
9月2日--昨年までグランチャンピオンレースが開催されていた9月最初の日曜
日が、今年からF3000に変更になった。3週間前に大観衆を集めて恒例の真夏の
F3000レースが行われたばかりの富士。しかも夏休み明け直後ということもあっ
て観客動員が心配されていた全日本F3000選手権シリーズ第7戦、日本信販スー
パーカップシリーズ第4戦にあたる「富士インターレース」だったが、蓋を開けてみ
れば、その不安が無用なものだとわかる5万7千人の観衆が、残暑の富士スピードウ
ェイに詰めかけた。
青く澄んだ空に浮かぶ富士山。その頂上が雲の帽子をかぶったのは、午前10時くら
いのことだった。富士山の頂上が雲に隠れると雨が降る。それは富士山麓に住む者な
らば、誰もが子供の頃から聞かされている気象庁よりも正確な天気予報である。
その民間伝承の天気予報の通り、F3000のスタート時刻近くになると、富士ス
ピードウェイの上空は雲に覆われ、雨が降り始めた。このままいけば、天候の急変に
よるタイヤ交換のタイミングが明暗を分けた3週間前のF3000第6戦の再現とな
るか? ドライバーもピットクルーもジャーナリストたちも空を見上げた。
しかし、その雨は、1コーナー方面のコースを濡らしはしたものの、レースに影響
を与えるほどのものではなかった。
午後1時53分。選手紹介の後、7分間のウォーミングアップが開始。しかし、こ
こで鈴木利男のエンジンに火が入らずピットに引き戻される。電気系のトラブルのよ
うだ。さらに、今回からコナミのスポンサードを得た松田秀士がピットに。こちらも
エンジン不調。コンピューター関係のトラブルのようだ。そして、ウォームアップ終
了直前に、M.S.サラがエンジンをバラつかせてピットへ。これでダミーグリッド
に並んだのは25台となった。
午後2時12分、25台のマシンはダミーグリッドからスタートのための正規のグ
リッドに向けてフォーメーションラップのスタート。サラはピット出口に待機し、ピ
ットスタートの構え。
午後2時15分過ぎ、シグナルが赤から青に変わってレースがスタート。フロント
ロウ左側の星野が好スタートでポールのマルティニを押さえて第1コーナーへ。トッ
プグループが抜けた第1コーナーでは、中谷、和田、長谷見、ベルタジアが絡み、揃
ってグラベルベッドに飛び出す。そこに岡田も突っ込んだが、岡田だけはグラベルの
上を土煙を上げながら走り抜けて脱出。さらにピットからスタートしたサラまでもが、
ダートに飛び出すというオマケもついた。
1周終了時点の順位は、星野、マルティニ、チーバー、関谷、片山、小河の順。こ
のとき黒沢は早くもピットに滑り込む。ギアトラブルが発生し、その後レースに復帰
するが20周でリタイアすることになる。
1周目、コントロールラインをトップで通過した星野。いつもの星野パターンの復
活かと思われたが、今年のF3000は、まさに戦国時代。イタリアの若武者マルテ
ィニが、星野にくらいついて離れない。3周目、そのトップ争いのすぐ後方で、片山
が関谷をパスして3位に。
5周目の1コーナー。マルティニは星野のスリップから抜け出してトップに躍り出
る。そしてそのまま逃げの体制に入り、一人1分19秒台に突入し、星野を引き離し
にかかる。
そのマルティニと反対に元気がないのがチーバーだ。このレース前、チーバーは、
童夢の吉田監督から、完走することを言い渡されていた。あまりにもクラッシュが多
く、しかも、そのクラッシュがマシンを全損させるような大きなものばかりのチーバ
ーには、昨年、チャンピオン争いをしたときのような切れ味がなく、焦りばかりが目
だっていた。昨年の最終戦、鈴鹿のヘアピンで中子と接触、リタイアしたときから、
ツキがどこかに逃げてしまっていったようだ。来年2月にパパになるチーバーは、い
つもの突撃レースでなく、耐える走りに徹したためか、5周目には小河に抜かれ、6
周目にはハーバートに抜かれてジリジリと順位を落としていった。
そのチーバーと反対に、一躍不気味な存在となってきたのが大ベテランの高橋国光。
10周目にはチーバーを抜いて7位。コンスタントに1分20秒台をマークして、ジ
リジリと順位を上げていく。
14周目、この数戦、フィリップ・ファブレからートを取り戻した(?)ラッツケ
ンバーガーがヘアピンでクラッシュ、リタイアとなる。
この周、星野は、ヘアピンでブレーキングをミスしたマルティニのインをついて抜
きかけるが、マルティニが必死に加速して、それをおさえる。
16周目、星野はストレートでマルティニのスリップに入り、1コーナーで前に。
しかしオーバースピードで姿勢を崩した間にマルティニに抜き返される。その直後、
小河が関谷をとらえ4位に浮上し、ジリジリと追撃を開始した。星野が攻めて攻めて
攻めまくるタイプなら、小河はプロストのような待つタイプ。前を行くマシンの動き
を見極めながら、1台ずつ料理していく。
21周目、小河は片山をとらえて3位に上がる。この間、タイヤの影響か、マルテ
ィニのタイムが落ち始め、星野との差が詰まっていく。さらにその背後には小河が迫
る。ワンミスで順位は簡単に入れ替わってしまう位置だ。
マルティニは、ダンロップコーナーの立ち上がりで、しきりにマシンのリヤを滑ら
せて挙動が不安定。
25周目の1コーナー。マルティニのスリップに潜り込んでいた星野が、ついにト
ップを奪い返した。さらに30周目には、小河が1コーナーで2位に。小河は星野を
追撃し、33周目には、その差が1秒510に。マルティニはトップの星野から3秒
492遅れ。
34周目。そのマルティニが、ダンロップコーナー進入でスピン。エンジンをスト
ールさせてマシンから降りた。これでオーダーは星野、小河、片山、高橋、ハーバー
ト、クロスノフの順になる。
35、36、37周……。星野と小河の二人だけが1分19秒台のラップタイムを
連発。その差は1秒台だ。39周目には、その差は1秒を切って0.879秒差に。
40周目、後方からジリジリと順位を上げていたクロスノフがハーバートをとらえ
て6位に。昨年まではスピードスターに在籍したクロスノフは、今年はマルティニの
チームメイトになり、住まいも大阪の八尾から山梨県の甲府に移した。「カントリー
サイドの甲府は、ランニングのトレーニングをするには、とてもいい」と陽気なアメ
リカンのクロスノフ。その体力作りの効果か、このところタフなレースを見せる。
小河が40周目に、この日のベストラップ、1分19秒196をマークして星野と
の差を詰める。その小河がストレートで星野のスリップに入り、星野をかわしたのは
41周目だった。残りは5周。ついに小河、今シーズン初優勝か? 誰もがそう思っ
た。
だが、今年のF3000は、そんなに甘くはなかった。43周目のヘアピンで、小
河は痛恨のスピン。
「突然、ブレーキがおかしくなった。ローターが飛んじゃったみたい」
その小河のレース後のコメントを裏付けるように、再スタートはしたものの、小河
のローラは、コーナーの進入ごとにマシンが振られる。ブレーキが片側しか効いてい
ないようだ。そして小河は最終ラップに
小河のスピンの間に星野がトップ、片山が2位に上がる。
「ペースを守って走っていたら、マルティニさんが止まっていて、ラッキー! 次
には小河さんが止まっていて、ラッキー! この先に星野さんが止まってるんじゃな
いかと思って、最終ラップには、走りながら勝利者インタビューでのコメントなんか
考えてました」とレース後に語った片山だが、そこまで甘くはなかった。星野は最後
まで走り抜き、F3000で2連続優勝、8月12日の富士F3000以来、筑波の
グループA、鈴鹿1000キロに続く4週連続優勝を達成。片山は7秒084遅れの
2位。
勝利者インタビューの席で、明るく答える片山に、「お前なんか、早くF1へいっ
ちまえよ」とジョークで返す星野。3週間前には引退説も流れた星野だが、まだまだ
日本の王者に君臨するつもりのようだ。
3位には、まさにいぶし銀の高橋国光。「これしか用意しなかったタイヤが当たり
でした」とは、サポートを担当したヨコハマタイヤのタイヤマンの弁。夏の富士に強
いヨコハマは、前回の富士では急変する天候に、そのジンクスを破られてしまったが、
その片鱗は、残暑の残る富士で発揮された。
4位にはアメリカンのクロスノフ。5位にはパドックの自転車少年、ハーバート。
6位には、耐える走りでチーバーが食い込んだ。
ルーキーの金石は、前の車の脱落にも助けらて一時7位まで上がり、ポイントゲッ
トの期待を抱かせたが、中子、茂木の意地に負けて9位。しかし、今回のレースでは、
ステディなレース運びで光るものを見せた。カートからFJに転向してきたときに、
レースに慣れるためにミラージュのフレッシュマンにも挑戦し、いきなりマシンを全
損させて、おどおどしていた「少年」の面影はすでにない。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)
(速報リポートは、あわてて書いたため、一部、間違いがありました。申し訳ありま
せんでした。速報リポートは、音響カプラーを使って公衆電話から送ったものです)
#416についてですが、マルティニ選手がスピンしたのは、Bコーナーです。
●星野、激しいバトルの末に優勝! --全日本F3000第7戦--
午後1時15分、ダミーグリッドからスタートした全日本F3000選手件権第
7戦、日本信販スーパーカップ第4戦「富士インターレース」は、予選2位からス
タートした星野がトップで1コーナーに。1コーナーの進入で和田がスピンし、長
谷見、中谷、ベルタジアが巻き込まれて、この4台がストップ。岡田も巻き込まれ
たが再スタートした。
1周目終了の順位は、星野、マルティニ、チーバー、関谷、片山、小河の順。3
周目に片山が3位にまで上がる。
5周目、マルティニが1コーナーで星野を刺してトップに。ここからマルティニ
と星野の激闘開始。何度も1コーナーで仕掛ける星野。しかし、オーバースピード
で失敗するなど、なかなか抜けない。
星野がマルティニをとらえたのは25周目の1コーナー。その後方から、関谷の
ミショントラブルでのリタイアなどに助けられながら、小河が徐々に順位を上げて
3位に。30周目には小河が1コーナーでマルティニをとらえ2位に浮上。マルテ
ィニは、34周目のヘアピンでスピン。エンジンが止まってリタイア。
2位に上がった小河はジワジワと星野を追撃。二人だけが1分19秒台で、3番
手となった片山以下を引き離す。
41周目の1コーナーでスリップから抜け出した小河が、オーバースピード気味
に星野をかわす。星野は、小河の勢いにたじろいだのか、ここで1秒以上の差に。
残りは4周。これで小河が今シーズン初優勝か、と思われた直後の43周目。ヘア
ピンで小河が痛恨のスピン。再スタートはしたものの、これで3位に落ちる。しか
も、マシンかタイヤに以上が出たのか、マシンが振られている。この影響か、小河
は最終ラップのAコーナーで再びスピン。ここでマシンを降りた。
チェッカーを最初に受けたのは星野。8月12日のF3000以来、グループA、
グループC、そしてまたF3000と、4週連続の優勝。2位には同じCABIN
カラーの片山右京。3位には、このレースで21連続完走と、中嶋悟に並ぶ記録を
作った高橋国光が入った。4位以下はクロスノフ、ハーバート、チーバーの順。
レースは、一瞬たりとも目を離せない激闘! そのバトルの末に今シーズン4勝
目を勝ちとった星野は、これでチャンピオンに王手をかけることになった。
レース結果は、夜、お届けします。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)/富士
F3000スターティンググリッドのうち、27位のファブレは、R.ラッツエン
バーガーの誤りです。今回は、ラッツエンバーガーにドライバーが戻っていました。
P.ファブレは、国際F3000に、レイトンハウス90Bで出場するようにな
ったようです。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)
●全日本F3000選手権 第7戦
日本信販スーパーカップ 第4戦
富士インターレース スターティンググリッド
-FMOTOR-(90-09-01) Starting Grid
For 全日本F3000選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver-------------- Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'17.503R 207.631
2 19 星野 一義 LOLA T90-50 MF-3 1'17.965 0.462 206.400
3 11 R.チーバー REYNARD 90D MF-3 1'18.093 0.590 206.062
4 16 関谷 正徳 LEYTON 90B MF-30 1'18.230 0.727 205.701
5 1 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 1'18.132 0.629 205.959
6 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'18.555 1.052 204.850
7 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'18.624 1.121 204.670
8 26 和田 孝夫 LOLA T90-50 MF-3 1'18.568 1.065 204.816
9 7 高橋 国光 LOLA T90-50 MF-3 1'18.641 1.138 204.626
10 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 1'18.615 1.112 204.694
11 5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 MF-3 1'18.798 1.295 204.218
12 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'18.752 1.249 204.338
13 9 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.798 1.295 204.218
14 21 影山 正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.774 1.271 204.281
15 8 松本 恵二 LOLA T90-50 MF-3 1'18.943 1.440 203.843
16 10 V.ヴァイドラー LOLA T90-50 MF-3 1'18.782 1.279 204.260
17 15 C.ダナー LEYTON 90B MF-30 1'19.019 1.516 203.647
18 18 T.ダニエルソ LOLA T90-50 MF-3 1'18.883 1.380 203.998
19 24 黒沢 琢也 REYNARD 90D MF-3 1'19.195 1.692 203.195
20 25 J.ハーバート REYNARD 90D MF-3 1'18.954 1.451 203.815
21 2 中子 修 LOLA T90-50 MF-3 1'19.312 1.809 202.895
22 51 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'19.187 1.684 203.215
23 20 金石 勝智 LOLA T90-50 MF-3 1'19.370 1.867 202.747
24 27 M.S.サラ LOLA T90-50 MF-3 1'19.323 1.820 202.867
25 17 岡田 秀樹 LEYTON 90B DFV 1'19.594 2.091 202.176
26 28 茂木 和男 LOLA T89-50 DFV 1'19.922 2.419 201.346
27 36 P.ファブレ LOLA T90-50 MF-3 1'19.642 2.139 202.054
28 12 佐藤 浩二 REYNARD 90D MF-3 1'20.228 2.725 200.578
-------------------------------------------------------------------
29 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'20.014 2.511 201.115
30 31 池谷 勝則 LOLA T89-50 MF-3 1'20.283 2.780 200.441
31 52 粕谷 俊二 Lola T89-50 MF30 1'20.179 2.676 200.701
32 30 岩城 滉一 LOLA T90-50 MF-3 1'20.542 3.039 199.796
33 33 清水 正智 LOLA T90-50 MF-3 1'20.400 2.897 200.149
************************************************************************
R=コースレコード 旧コースレコードは 1:17.950
A=予選A組 B=予選B組
富士インターF3000レース-FMOTOR-(1990-09-01) Official Practice N.1 B-Gr.
For 全日本F3000選手権 Rd.7 富士スピードウェイ:(4.47km)
P No. Driver-------------------- Car------------ Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 34 M.マルティーニ Lola T90/50 MGN 1'18.032 206.223
2 11 R.チーバー Lola T90/50 MGN 1'18.367 0.335 205.342
3 1 小河 等 Lola T90/50 MGN 1'18.501 0.469 204.991
4 9 中谷 明彦 Lola T90/50 MGN 1'18.798 0.766 204.218
5 35 J.クロスノフ Lola T89/50 MGN 1'19.287 1.255 202.959
6 8 松本 恵二 Lola T89/50 MGN 1'19.378 1.346 202.726
7 5 長谷見昌弘 Lola T90/50 MGN 1'19.400 1.368 202.670
8 2 中子 修 Lola T90/50 MGN 1'19.601 1.569 202.158
9 15 C.ダナー Layton 90B MGN 1'19.742 1.710 201.801
10 36 R.ラッツェンバーガ Lola T90/50 MGN 1'19.743 1.711 201.798
11 7 高橋 国光 Lola T90/50 MGN 1'19.849 1.817 201.530
12 24 黒沢 琢也 Reynard 90D MGN 1'20.094 2.062 200.914
13 17 岡田 秀樹 Leyton 90B MGN 1'20.620 2.588 199.603
14 20 金石 勝智 Lola T90/50 MGN 1'20.718 2.686 199.361
15 33 清水 正智 Lola T90/50 MGN 1'20.766 2.734 199.242
16 52 粕谷 俊二 Lola T90/50 MGN 1'21.444 3.412 197.584
17 22 太田 哲也 Reynard 90D MGN 1'21.655 3.623 197.073
*****************************************************************************
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
富士インターF3000レース-FMOTOR-(1990-09-01) Official Practice N.1 A-Gr.
For 全日本F3000選手権 Rd.7 富士スピードウェイ:(4.47km)
P No. Driver-------------------- Car------------ Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 19 星野 一義 Lola T90/50 MGN 1'18.502 204.988
2 3 片山 右京 Lola T90/50 DFV 1'18.555 0.053 204.850
3 16 関谷 正徳 Leyton 90B MGN 1'18.625 0.123 204.668
4 10 V.ヴァイドラー Lola T90/50 MGN 1'18.782 0.280 204.260
5 26 和田 孝夫 Lola T90/50 MGN 1'19.064 0.562 203.531
6 51 鈴木 利男 Lola T90/50 MGN 1'19.197 0.695 203.190
7 27 M.S.サラ Reynard 90D MGN 1'19.323 0.821 202.867
8 18 T.ダニエルソン Lola T90/50 MGN 1'19.338 0.836 202.828
9 55 E.ベルタッジア Lola T90/50 MGN 1'19.780 1.278 201.705
10 21 影山 正彦 Lola T90/50 MGN 1'20.029 1.527 201.077
11 43 松田 秀士 Lola T90/50 DFV 1'20.296 1.794 200.408
12 25 J.ハーバート Reynard 90D MGN 1'20.511 2.009 199.873
13 30 岩城 滉一 Lola T90/50 MGN 1'20.796 2.294 199.168
14 12 佐藤 浩二 Reynard 90D MGN 1'21.204 2.702 198.168
15 28 茂木 和男 Lola T89/50 DFV 1'21.369 2.867 197.766
16 31 池谷 勝則 Lola T89/50 MGN 1'21.593 3.091 197.223
******************************************************************************
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 正式結果表
*******************************************************************************
順車番 ドライバー ドライバー ドライバー 型式 周回 所要時間
Best-Lap周回 Best-Lap周回 Best-Lap周回 km/h トップ差 Best-Lap
-------------------------------------------------------------------------------
1 23 星野 一義 鈴木 利男 NISSAN R90CP 171 5:51'40.225
1'56.699 85 1'58.276 86 170.913 1'56.699
2 27 中谷 明彦 F.バイドラー *羽根 幸浩 PORSCHE 962C 171 5:52'32.344
1'58.601 84 1'58.893 87 170.492 0'52.119 1'58.601
3 37 G.リース P.H.ラファネル TOYOTA 90C-V 170 5:54'14.179
1'56.352 85 1'58.324 85 168.683 1Lap 1'56.352
4 2 S.ディケンス W.ホイ PORSCHE 962C 169 5:52'55.527
1'58.951 105 2'00.183 64 168.313 2Laps 1'58.951
5 100 G.フーシュ S.アンドスカー PORSCHE 962C 169 5:53'05.122
1'59.418 89 2'00.071 80 168.237 2Laps 1'59.418
6 1P高橋 国光 茂木 和男 PORSCHE 962C 169 5:53'19.624
1'58.441 88 1'59.194 81 168.122 2Laps 1'58.441
7 24 長谷見 昌弘 A.オロフソン NISSAN R90CP 168 5:52'19.169
1'57.434 82 1'58.876 86 167.605 3Laps 1'57.434
8 7 T.ニーデル *D.ベル A.レイド PORSCHE 962C 168 5:53'14.997
2'00.072 75 2'01.787 30 1'59.983 63 167.163 3Laps 1'59.983
9 39 R.ラッツェンバーガー長坂 尚樹 TOYOTA 90C-V 165 5:53'51.240
1'59.812 106 2'01.414 59 163.897 6Laps 1'59.812
10 201 D.ケネディ 寺田 陽次朗 P.デュドネ MAZDA 787 164 5:52'41.888
2'01.669 58 2'02.014 57 2'00.335 49 163.438 7Laps 2'00.335
11 55*V.シュパン E.エルグ T.マゼイラ PORSCHE 962C 160 5:53'24.738
2'01.059 85 2'03.521 75 159.128 11Laps 2'01.059
12 88*米山 二郎 浅井 順久 福山 英夫 BB COSWORTH 90R156 5:51'43.897
2'08.902 38 2'05.052 59 2'05.218 59 155.891 15Laps 2'05.052
13 21 C.ロス 金石 勝智 *松田 秀士 SPICE SE90C 151 5:52'53.618
2'01.276 54 1'59.276 70 2'00.056 27 150.396 20Laps 1'59.276
14 230 藤井 修二 白鳥 哲次 *水谷 敬一 MAZDA 757B 130 5:52'27.540
2'10.435 50 2'15.148 49 2'12.001 31 129.635 41Laps 2'10.435
---------------- ****** 以上 規定周回数 完走 ****** ---------------------------
202 片山 義美 従野 孝司 太田 哲也 MAZDA 787 22
2'03.026 22 149Laps 2'03.026
85 和田 孝夫 中子 修 M.S.サラ NISSAN R90V 14
1'59.151 14 157Laps 1'59.151
33 B.ウォレック J.ハーバート R.ライデル PORSCHE 962C 2
2'05.952 2 169Laps 2'05.952
失格36 関谷 正徳 小河 等 鈴木 恵一 TOYOTA 90C-V
-------------------------------------------------------------------------------
スタート時刻 12:59'42 フィニッシュ時刻 18:51'22.225
決勝出走台数 18 完走台数 14
優勝車の平均ラップタイム 23 2'03.393
レ-ス中のベストタイム 37 1'56.352 2/170
-------------------------------------------------------------------------------
*印のドライバーには特別規則第25条-4)により全日本選手権の得点はあたえられ
ない。
-------------------------------------------------------------------------------
ペナルティー No.36 1990年JAF国内競技車両規定第10章第46条3)3.1)違
反により失格とする。
No.1,No.37 特別規則第32条違反により罰金10万円を課した。
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 暫定結果表
******************************************************************
順車番 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------
1 23 NISSAN R90CP 171 5:51'40.225 170.913 1'56.699
2 27 PORSCHE 962C 171 5:52'32.344 170.492 0'52.119 1'58.601
3 37 TOYOTA 90C-V 170 5:54'14.179 168.683 1Lap 1'56.352
4 36 TOYOTA 90C-V 169 5:52'17.834 168.613 2Laps 1'56.497
5 2 PORSCHE 962C 169 5:52'55.527 168.313 2Laps 1'58.951
6 100 PORSCHE 962C 169 5:53'05.122 168.237 2Laps 1'59.418
7 1 PORSCHE 962C 169 5:53'19.624 168.122 2Laps 1'58.441
8 24 NISSAN R90CP 168 5:52'19.169 167.605 3Laps 1'57.434
9 7 PORSCHE 962C 168 5:53'14.997 167.163 3Laps 1'59.983
10 39 TOYOTA 90C-V 165 5:53'51.240 163.897 6Laps 1'59.812
11 201 MAZDA 787 164 5:52'41.888 163.438 7Laps 2'00.335
12 55 PORSCHE 962C 160 5:53'24.738 159.128 11Laps 2'01.059
13 88 BB COSWORTH 90R 156 5:51'43.897 155.891 15Laps 2'05.052
14 21 SPICE SE90C 151 5:52'53.618 150.396 20Laps 1'59.276
15 230 MAZDA 757B 130 5:52'27.540 129.635 41Laps 2'10.435
---------------- ****** 以上 規定周回数 完走 ****** --------------
16 202 MAZDA 787 22 Retired 149Laps 2'03.026
17 85 NISSAN R90V 14 Retired 157Laps 1'59.151
18 33 PORSCHE 962C 2 Retired 169Laps 2'05.952
------------------------------------------------------------------
スタート時刻 12:59'42 フィニッシュ時刻 18:51'22.225
決勝出走台数 18 完走台数 15
優勝車の平均ラップタイム 23 2'03.393
レ-ス中のベストタイム 37 1'56.352 2/170
------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
●鈴鹿1000km途中経過
800km時点での順位でおわかりになると思うが、今回の鈴鹿1000kmレースは、この
暑さにも関わらず非常な接戦となっとり、ゴール寸前まで、何が起こるかわからな
い状況だ。
800km時点では、トップのカルソニック・ニッサンと2位のフロムAポルシェの差
が55秒となっているが、この直前の135周目までは、その差が38秒。136周目のデグ
ナーで、トップを追撃していたフロムAポルシェがスピンして、タイム差が開いて
しまったもの。
燃費がきつくなる最後の200kmにレースはさしかかっている。さらに夜間走行もあ
ることから、最後まで予断を許さない展開が続きそうだ。
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 途中経過報告(800km)
******************************************************************
順車番 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------
1 23 NISSAN R90CP 137 4:41'20.828 171.148 1'56.699
2 27 PORSCHE 962C 137 4:42'16.682 170.583 0'55.854 1'58.601
3 37 TOYOTA 90C-V 136 4:41'56.983 169.535 1Lap 1'56.352
4 36 TOYOTA 90C-V 136 4:42'04.993 169.455 1Lap 1'56.497
5 1 PORSCHE 962C 135 4:41'30.799 168.549 2Laps 1'58.441
6 100 PORSCHE 962C 135 4:42'06.760 168.191 2Laps 1'59.418
7 2 PORSCHE 962C 135 4:42'22.444 168.035 2Laps 1'59.772
8 24 NISSAN R90CP 134 4:41'33.335 167.275 3Laps 1'58.243
9 7 PORSCHE 962C 134 4:42'41.838 166.599 3Laps 2'00.072
10 39 TOYOTA 90C-V 133 4:43'01.894 165.161 4Laps 1'59.812
11 201 MAZDA 787 132 4:41'48.798 164.627 5Laps 2'01.669
12 55 PORSCHE 962C 129 4:43'10.501 160.111 8Laps 2'01.059
13 88 BB COSWORTH 90R 126 4:42'45.216 156.619 11Laps 2'05.218
14 21 SPICE SE90C 120 4:42'11.069 149.460 17Laps 1'59.276
15 230 MAZDA 757B 106 4:42'12.332 132.008 31Laps 2'10.435
16 202 MAZDA 787 22 Retired 115Laps 2'03.026
17 85 NISSAN R90V 14 Retired 123Laps 1'59.151
18 33 PORSCHE 962C 2 Retired 135Laps 2'05.952
------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
8月26日、午後1時にスタートしたJSPC第4戦「鈴鹿インターナショナル1000kmレー
ス」は、早くも2周目に波乱が起きた。
2周目のヘアピンで#85・キャビン・ニッサンがクラッシュ。それに#33・武富士ポ
ルシェが突っ込んで、両車ピットに戻るも#33・武富士ポルシェはリタイア。#85・キャ
ビン・ニッサンはリアサスの修理を受けてコースに戻るが14周でアウトとなった。
次の波乱は#202・アート・マツダ。23周目のスプーンでエンジンがブローしてリタ
イア。
200km経過時点の順位は次の通り。
1 36 ミノルタ・トヨタ 35周
2 37 タカQ・トヨタ 35 11.217秒遅れ
3 27 フロムA・ポルシェ 35
4 23 カルソニック・ニッサン 35
5 24 YHP・ニッサン 35
6 1 アドバン・ポルシェ 35
400km時点では次のように変わる。
1 23 カルソニック・ニッサン 69
2 27 フロムA・ポルシェ 69 20.912秒遅れ
3 37 タカQ・トヨタ 69 41.312秒遅れ
4 36 ミノルタ・トヨタ 69 57.970秒遅れ
5 24 YHP・ニッサン 69 1分33.100秒遅れ
6 1 アドバン・ポルシェ 68
この後、96周目あたりでYHP・ニッサンがS字コーナーでストップ。エンジンが
しばらくかからなかったが、再スタート。この周は4分35秒かかったが、ピットには
入らず、そのまま走行を続けた。
16時30分現在で、コース上を走行しているのは15台となっている。
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 途中経過報告(600km)
******************************************************************
順車番 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------
1 23 NISSAN R90CP 103 3:31'19.270 171.297 1'56.699
2 27 PORSCHE 962C 103 3:31'56.273 170.799 0'37.003 1'58.601
3 36 TOYOTA 90C-V 103 3:32'55.023 170.013 1'35.753 1'56.497
4 37 TOYOTA 90C-V 102 3:31'25.132 169.555 1Lap 1'56.352
5 1 PORSCHE 962C 102 3:32'30.192 168.690 1Lap 1'58.441
6 2 PORSCHE 962C 101 3:31'23.327 167.916 2Laps 1'59.772
7 100 PORSCHE 962C 101 3:31'30.294 167.824 2Laps 1'59.418
8 24 NISSAN R90CP 101 3:32'33.577 166.991 2Laps 1'58.243
9 7 PORSCHE 962C 100 3:31'24.208 166.241 3Laps 2'00.134
10 39 TOYOTA 90C-V 100 3:33'06.492 164.911 3Laps 2'00.227
11 201 MAZDA 787 99 3:31'44.634 164.314 4Laps 2'01.669
12 55 PORSCHE 962C 96 3:31'42.026 159.365 7Laps 2'01.059
13 88 BB COSWORTH 90R 94 3:31'42.636 156.037 9Laps 2'05.218
14 21 SPICE SE90C 87 3:31'30.951 144.545 16Laps 1'59.276
15 230 MAZDA 757B 79 3:32'40.387 130.534 24Laps 2'10.435
16 202 MAZDA 787 22 Retired 81Laps 2'03.026
17 85 NISSAN R90V 14 Retired 89Laps 1'59.151
18 33 PORSCHE 962C 2 Retired 101Laps 2'05.952
------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
200KM遅くなりました。
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 途中経過報告(200km)
******************************************************************
順車番 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------
1 36 TOYOTA 90C-V 35 1:11'46.074 171.277 1'56.497
2 37 TOYOTA 90C-V 35 1:11'57.291 170.832 0'11.217 1'56.352
3 27 PORSCHE 962C 35 1:11'57.626 170.819 0'11.552 1'59.014
4 23 NISSAN R90CP 35 1:12'06.663 170.462 0'20.589 1'56.954
5 24 NISSAN R90CP 35 1:12'42.192 169.074 0'56.118 1'59.566
6 1 PORSCHE 962C 35 1:12'49.561 168.789 1'03.487 1'58.725
7 100 PORSCHE 962C 35 1:13'12.779 167.896 1'26.705 1'59.418
8 2 PORSCHE 962C 35 1:13'33.473 167.109 1'47.399 2'00.376
9 7 PORSCHE 962C 34 1:11'47.123 166.338 1Lap 2'01.106
10 201 MAZDA 787 34 1:12'27.586 164.790 1Lap 2'02.380
11 39 TOYOTA 90C-V 34 1:12'48.519 164.000 1Lap 2'00.227
12 55 PORSCHE 962C 34 1:13'40.388 162.076 1Lap 2'03.931
13 21 SPICE SE90C 33 1:12'13.204 160.469 2Laps 2'00.608
14 88 BB COSWORTH 90R 33 1:12'41.523 159.427 2Laps 2'05.218
15 230 MAZDA 757B 31 4Laps 2'10.435
16 202 MAZDA 787 22 13Laps 2'03.026
17 85 NISSAN R90V 12 1:12'36.177 57.934 23Laps 1'59.151
18 33 PORSCHE 962C 2 Retired 33Laps 2'05.952
------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
]インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 途中経過報告(400km)
*******************************************************************
順車番 型式 周回 所要時間 km/h トップ差 Best-Lap
------------------------------------------------------------------
1 23 NISSAN R90CP 69 2:21'36.043 171.224 1'56.699
2 27 PORSCHE 962C 69 2:21'56.955 170.804 0'20.912 1'58.617
3 37 TOYOTA 90C-V 69 2:22'17.355 170.395 0'41.312 1'56.352
4 36 TOYOTA 90C-V 69 2:22'34.013 170.064 0'57.970 1'56.497
5 24 NISSAN R90CP 69 2:23'09.143 169.368 1'33.100 1'59.418
6 1 PORSCHE 962C 68 2:21'51.988 168.425 1Lap 1'58.725
7 100 PORSCHE 962C 68 2:22'07.167 168.125 1Lap 1'59.418
8 2 PORSCHE 962C 68 2:22'34.487 167.588 1Lap 2'00.007
9 7 PORSCHE 962C 68 2:23'17.015 166.759 1Lap 2'00.671
10 39 TOYOTA 90C-V 67 2:23'02.451 164.585 2Laps 2'00.227
11 201 MAZDA 787 67 2:23'25.985 164.134 2Laps 2'02.380
12 55 PORSCHE 962C 66 2:22'53.506 162.296 3Laps 2'02.388
13 88 BB COSWORTH 90R 64 2:22'39.289 157.637 5Laps 2'05.218
14 21 SPICE SE90C 54 15Laps 1'59.276
15 230 MAZDA 757B 50 2:23'09.386 122.703 19Laps 2'10.435
16 202 MAZDA 787 22 Retired 47Laps 2'03.026
17 85 NISSAN R90V 14 Retired 55Laps 1'59.151
18 33 PORSCHE 962C 2 Retired 67Laps 2'05.952
------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 1000Km フリー走行
順 車番 ドライバー ドライバー ドライバー 型式 Lap-Time
-------------------------------------------------------------------------------
1 23 星野 一義 鈴木 利男 NISSAN R90CP 1'55.843
2 37 G.リース P.H.ラファ TOYOTA 90C-V 1'56.705
3 1 高橋 国光 茂木 和男 PORSCHE 962C 1'57.472
4 85 和田 孝夫 中子 修 M.S.サラ NISSAN R90V 1'57.772
5 27 中谷 明彦 F.バイドラー 羽根 幸浩 PORSCHE 962C 1'58.245
6 24 長谷見 昌弘 A.オロフソン NISSAN R90CP 1'58.261
7 100 G.フーシュ S.アンドスカ PORSCHE 962C 1'58.903
8 2 S.ディケンス W.ホイ PORSCHE 962C 1'58.941
9 36 関谷 正徳 小河 等 鈴木 恵一 TOYOTA 90C-V 1'59.344
10 7 T.ニーデル D.ベル A.レイド PORSCHE 962C 1'59.445
11 39 R.ラッツェン 長坂 尚樹 TOYOTA 90C-V 1'59.667
12 33 B.ウォレック J.ハーバート R.ライデル PORSCHE 962C 1'59.932
13 55 V.シュパン E.エルグ T.マゼイラ PORSCHE 962C 2'00.885
14 202 片山 義美 従野 孝司 太田 哲也 MAZDA 787 2'01.433
15 201 D.ケネディ 寺田 陽次朗 P.デュドネ MAZDA 787 2'02.409
16 230 藤井 修二 白鳥 哲次 水谷 敬一 MAZDA 757B 2'09.218
17 21 C.ロス 金石 勝智 松田 秀士 SPICE SE90C 2'12.939
18 88 米山 二郎 浅井 順久 福山 英夫 BB COSWORTH 90R 2'13.302
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース
1000Km 予選結果表 2回目 (ドライバー別)
*******************************************************************************
順 車番 ドライバー 型式 Lap-Time 車名
-------------------------------------------------------------------------------
1 201 D.ケネディ MAZDA 787 1'55.983 アートマツダ787
2 33 J.ハーバート PORSCHE 962C 1'56.220 武富士ポルシェ
3 33 B.ウォレック PORSCHE 962C 1'56.460 武富士ポルシェ
4 33 R.ライデル PORSCHE 962C 1'58.842 武富士ポルシェ
5 21 金石 勝智 SPICE SE90C 1'58.899 AO スパイス 90C
6 2 W.ホイ PORSCHE 962C 1'59.133 タイサンSGalpha962C
7 100 G.フーシュ PORSCHE 962C 1'59.369 日石トラストポルシェ
8 7 T.ニーデル PORSCHE 962C 1'59.631 PORSCHE 962C
9 55 T.マゼイラ PORSCHE 962C 1'59.831 OMRON PORSCHE
10 100 S.アンドスカー PORSCHE 962C 1'59.956 日石トラストポルシェ
11 7 A.レイド PORSCHE 962C 2'00.433 PORSCHE 962C
12 55 V.シュパン PORSCHE 962C 2'00.580 OMRON PORSCHE
13 39 長坂 尚樹 TOYOTA 90C-V 2'00.943 デンソートヨタ90C-V
14 201 P.デュドネ MAZDA 787 2'00.979 アートマツダ787
15 7 D.ベル PORSCHE 962C 2'01.537 PORSCHE 962C
16 88 浅井 順久 BB COSWORTH 90R 2'01.808 ALPHA CUBIC 90R
17 202 片山 義美 MAZDA 787 2'02.207 チャージマツダ787
18 88 米山 二郎 BB COSWORTH 90R 2'05.262 ALPHA CUBIC 90R
19 230 藤井 修二 MAZDA 757B 2'07.592 NWB757マツダ
20 230 水谷 敬一 MAZDA 757B 2'10.568 NWB757マツダ
21 230 白鳥 哲次 MAZDA 757B 2'12.763 NWB757マツダ
22 202 太田 哲也 MAZDA 787 8'45.429 チャージマツダ787
23 21 松田 秀士 SPICE SE90C 11'12.955 AO スパイス 90C
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
大変遅くなりました。
モデムを貸していて今帰ってきました。
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース
1000Km 予選結果表 2回目 車別
******************************************************************************
順 車番 車名 Lap-Time km/h トップ差トータルベスト 回 順
------------------------------------------------------------------------------
1 201 アートマツダ787 1'55.983 181.871 1'55.983 2 12
2 33 武富士ポルシェ 1'56.220 181.500 0'00.237 1'56.220 2 14
3 21 AO スパイス 90C 1'58.899 177.411 0'02.916 1'57.845 1 16
4 2 タイサンSGalpha962C 1'59.133 177.062 0'03.150 1'54.210 1 9
5 100 日石トラストポルシェ 1'59.369 176.712 0'03.386 1'53.471 1 7
6 7 PORSCHE 962C 1'59.631 176.325 0'03.648 1'54.515 1 10
7 55 OMRON PORSCHE 1'59.831 176.031 0'03.848 1'57.790 1 15
8 39 デンソートヨタ90C-V 2'00.943 174.412 0'04.960 1'52.799 1 6
9 88 ALPHA CUBIC 90R 2'01.808 173.174 0'05.825 2'01.727 1 17
10 202 チャージマツダ787 2'02.207 172.608 0'06.224 1'56.155 1 13
11 230 NWB757マツダ 2'07.592 165.323 0'11.609 2'07.592 2 18
------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
●鈴鹿1000km最終予選結果
8月25日(土)、全日本スポーツプロトタイプカー選手権、第4戦「インターナショ
ナル鈴鹿1000kmレース」は、猛暑の鈴鹿サーキット(三重県・全長5.85943km)
で予選が行われた。午前中にタイムを出したトヨタ、ニッサンなどの主要チームは、
気温が上がった午後の予選は走らず、上位の順位は午前のタイムで決まった。
午後の予選は、#201・アートマツダ787が1分55秒983のタイムでトップ。総合で
12位にアップした。
●グリッド
Suzuka, JAPAN-RIS-(1990-08-25) Results from qualifying session for
Japan Sports Proto., Suzuka 1000km Race:
POS-CAR#-DRIVER(S)------------------------CAR-------------TIME------SPEED--
1 37 G.Lees/P.H.Raphanel Toyota 90C-V 1:49.674 192.333
2 36 M.Sekiya/H.Ogawa/Kay.Suzuki Toyota 90C-V 1:49.987 191.785
3 23 Kaz.Hoshino/Toshi.Suzuki Nissan R90CP 1:50.663 190.614
4 24 M.Hasemi/A.Olofsson(SWE) Nissan R90CP 1:50.936 190.145
5 85 T.Wada/O.Nakako/M.S.Sala Nissan R90V 1:52.063 188.232
6 39 Ratzenberger(A)/N.Nagasaka Toyota 90C-V 1:52.799 187.004
7 100 G.Fouche(ZW)/S.Andskar(S) Porsche 962C 1:53.471 185.897
8 27 A.Nakaya/V.Weidler(D)/Y.Hane Porsche 962C 1:53.688 185.542
9 2 S.Dickens/W.Hoy(GB) Porsche 962C 1:54.210 184.694
10 7 T.Needel/D.Bell/A.Reyd Porsche 962C 1:54.515 184.202
11 1 Kuni.Takahashi/K.Mogi Porsche 962C 1:55.014 183.403
12 201P D.Kennedy/Y.Terada/P.Deudonne Mazda 787 1:55.983 181.871
13 202P Y.Katayama/T.Yorino/T/Ohta Mazda 787 1:56.155 181.601
14 33 B.Wollek/J.Herbert/R.Rydell Porsche 962C 1:56.220 181.500
15 55 V.Shuppan/E.Elgh/T.Mezera Porsche 962C 1:57.790 179.080
16 21 C.Los/K.Kaneishi/H.Matsuda Spice 90C DFZ 1:57.845 178.997
17 88 J.Yoneyama/T.Asai/H.Fukuyama BB90R Cosworth 2:01.727 173.288
18 230P S.Fujii/T.Shiratori/S.Mizutani Mazda 767B 2:07.592 165.323
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース
FJ1600 Bグループ 予選結果表
******************************************************************************
順 車 ドライバー 型式 Lap-Time km/h 車名
------------------------------------------------------------------------------
1 97 矢崎 雅人 マナティ MK7 2'24.121 146.363 グランドスラムFORM MK7
2 10 渋谷 勉 マナティ MK7 2'25.045 145.430 5ZIGEN-MK7
3 73 光貞 秀俊 マナティ MK7 2'25.281 145.194 レントプレーンカストロール7
4 24 渡辺 宏二 マナティ MK7 2'25.293 145.182 シマサカンパニーMK7by永井
5 77 山内 ヒロハル R&D F4/90 2'25.413 145.062 ビルプレーンF4/90
6 1 沢田 龍太郎 マナティ MK7 2'25.626 144.850 三島オート&岡三ゴルフMK-7
7 11 野田 明 マナティ MK7 2'25.730 144.747 5ZIGEN Daiichi7
8 94 永井 清文 MF 103 2'26.126 144.355 FRD MF103by永井
9 43 五代 友則 WEST 90J 2'26.168 144.313 EMS WEST 90J
10 60 大宮 嘉信 FRD MF-103 2'26.304 144.179 FRD MF-103
11 82 小林 敬一 R&D F4/90 2'26.369 144.115 5ZIGEN☆F4/90
12 12 佐々木 博 オスカーダンガン 2'26.390 144.094 REV DANGAN SK
13 17 木村 佳嗣 オスカー SK88 2'26.431 144.054 ホウヤマS/S&石井S/Sダン
14 51 福田 光一 マキシム 305 2'26.564 143.923 タマキャリーレーシング305
15 78 鈴木 義昭 マナティ MK7 2'26.661 143.828 マナティMK7
16 72 小林 明治 MK7 2'26.876 143.617 いちき工芸MK7・カストロール
-------------------------***** DNQ ****----------------------------------
17 63 荒川 幸雄 マキシム 306 2'26.904 143.590 BP ACADEMIX306
18 33 若園 誠二 マナティ MK-7 2'27.003 143.493 若園トラックMK-7
19 38 山本 和範 マナティ MK7 2'27.056 143.442 Daiichi CAN-AM7
20 61 志賀 圭三 R&D F4/90 2'27.449 143.059 モト・メイクK2 F4
21 41 楠部 浩史 マナテイ MK7 2'27.668 142.847 Daiichiカストロール7
22 22 池田 良之 オスカー ダンガン 2'27.751 142.767 レヴ・ダンガン
23 3 内海 隆之 ウエスト 90J 2'27.843 142.678 NEW-PLANNING90J
24 66 中西 詳治 R&D F4/90 2'27.941 142.584 5ZIGEN・レプリ・F4
25 57 井上 靖 オスカー SK88 2'28.193 142.341 3rd(株)進和ダンガン
26 46 近藤 正治 マナティ MK7 2'28.334 142.206 カストロールMK7
27 29 近田 直人 MANATEE MK 2'28.454 142.091 コスモス・MANATEE MK
28 67 崎田 公明 MK7 2'28.525 142.023 PAGE HOUSE MK-7
29 69 柳原 健児 オスカーダンガン 2'28.629 141.924 WEST POINT弾丸
30 55 板倉 篤 R&D F4/90 2'28.999 141.571 3rd RacingF4/90
31 6 小野 信幸 R&D F4/90 2'29.022 141.549 MACS R&D F4/90
32 14 二羽 勉 マナティ MK7 2'29.271 141.313 佐川急便マナティMK7by永井
33 80 大田 泰史 オスカーダンガン 2'29.348 141.240 FORM&カストロール弾丸SK
34 19 加藤 アツシ F4/90 2'29.597 141.005 ACROSS・F4/90
35 75 田畑 好郎 マナティ MK7 2'30.306 140.340 石田幸工務店・トムレーシング7
36 92 森本 英伸 R&D F4 2'31.219 139.493 R&D F4
37 83 坂上 勝之 マナティ MK6 2'31.814 138.946 OVER LAP MK6永井
38 16 福島 篤 ハヤシ 420 2'33.898 137.064 ファイティングスピリッツ420
------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース
FJ1600 Aグループ 予選結果表
順 車 ドライバー 型式 Lap-Time km/h 車名
------------------------------------------------------------------------------
1 27 小川 圭一 R&D F4/90 2'24.595 145.883 5ZIGEN LE0 R&D
2 21 赤松 玄人 オスカーダーンガン 2'24.817 145.659 ブルーウィングREV弾丸
3 70 深見 慎二郎 マナティ MK7 2'25.598 144.878 宇治森徳・5ZIGEN☆MK7
4 18 大脇 照男 F4/90 2'25.609 144.867 山栄建機リースF4/90
5 91 小林 正吾 マキシム 306 2'25.628 144.848 マキシム306☆EXEED
6 2 岡田 圭司 マナティ MK7 2'25.860 144.618 GS’奈良電機7with永井
7 25 黒川 光一 マナティ MK7 2'25.965 144.514 5ZIGENカストロールMK7
8 20 塩原 秀雄 マキシム305 2'26.000 144.479 デイブレイク305エクシード
9 7 武内 尚志 マナティ MK7 2'26.138 144.343 マナティMK7by永井
10 31 水谷 正道 オスカー SK88 2'26.298 144.185 高岡工業☆5ZIGEN-SK
11 5 中里 紀夫 WEST 90J 2'26.353 144.131 DUCKHAMS90J
12 65 脇田 一輝 R&D F4/90 2'26.477 144.009 株式会社トームR&DF4/90
13 90 服部 茂章 F4/90 2'26.546 143.941 エスポコミュニケーションズF4
14 47 原 敬一 マキシム 306 2'26.689 143.800 スタイリングG&内田石油
15 37 北岡 正治 SK 2'26.926 143.569 レプレーシングSK
16 26 橋本 渉征 オスカーダンガン 2'26.971 143.525 橋本工業所オスカー弾丸
-------------------------**** DNQ ****-----------------------------------
17 99 嶋田 順夫 ダンガン SK 2'27.218 143.284 オスカーカストロールENKEI
18 87 大山 浩成 マナティ MK-7 2'27.221 143.281 BPエノモトMK-7
19 36 岡部 一 ウエスト 90J 2'27.229 143.273 ウエスト90J
20 13 黒田 光一 オスカー SK88 2'27.252 143.251 ユーザー車検明石レプダンガン
21 71 清水 一男 FRD MF103 2'27.439 143.069 FRD・MF103
22 81 正木 一義 R&D F63 2'27.619 142.895 カストロールSKILL F63
23 8 小野 直人 R&D F4/90 2'27.708 142.808 GREG F4/90
24 23 近江 忠仁 R&D F4/90 2'27.775 142.744 EVER.TOPカストロール
25 15 島田 謙一 マナティ MK7 2'27.838 142.683 コスモスMOTUL MK-7
26 85 鬼頭 和仁 R&D F4/90 2'27.849 142.672 コスモスF4byスキル
27 32 鳥毛 恵夫 East F16JX 2'28.060 142.469 南陽機材イーストF16JX
28 52 高西 文雄 R&D F4/90 2'28.221 142.314 LOVE・ELLE F4/90
29 88 酒井 賢司 オスカー SK88 2'28.541 142.008 一喜コスモSGXオスカー
30 56 岐部 豊 R&D F4 2'28.754 141.804 R&D F4
31 9 小森 邦夫 マナティ MK7 2'28.958 141.610 ライブ伊太利館ジャパン久光-7
32 4 宮前 吉隆 ウエスト 88J 2'30.321 140.326 ウエスト88J
33 35 舟橋 益浩 SRS-05 2'32.384 138.426 グレイトマシーン05by206
34 44 加藤 博巳 SRS-05 2'32.907 137.953 阿久比運輸05
39 津波 辰雄 R&D F4/90 サードレーシングF4/セキグチ
76 高木 禎宜 MK-V7 コスモス・RS☆R・MK-V7
------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース RS 予選結果表
******************************************************************************
順 車 ドライバー 型式 Lap-Time km/h 車名 -------------------------------------------------------------------------------
1 47 佐々木 秀六 オスカー SK90 2'11.502 160.408 京都デザイン専門学校SK90
2 77 米谷 浩 オスカー SK90 2'13.982 157.439 ロックンビートアドバンSK90
2 7 山崎 よしふみオスカー SK90 2'14.511 156.820 コスモス・ウッドペッカーSK9
4 69 高橋 浩二 オスカー SK90 2'14.660 156.646 レインボーアップルSK90
5 32 谷 方夫 オスカー SK90 2'14.668 156.637 B.PリバティSK90
6 1 藤川 元造 オスカー SK90 2'15.568 155.597 ADVAN☆フジツボ☆SK90
7 36 古谷 昌義 オスカー SK85改 2'15.770 155.365 東宝クリムソンAgipコラージ
8 11 大城 一 オスカー SK90 2'16.358 154.695 TARGAスポーツクラブ
9 88 藤原 敬 オスカー SK87 2'17.659 153.233 T-WaVeベルテールSK87
10 15 松下 巧 オスカー SK90 2'18.356 152.461 エレッセウオッチ3rd90
11 90 松山 政孝 オスカー SK90 2'20.247 150.406 ウッディランドSK90
12 21 竹村 孝英 オスカー SK90 2'21.045 149.555 三和シャッター
13 16 柿花 俊二 ウエスト 87S 2'23.131 147.375 新菱オート&ヨネサカ87S
14 28 古橋 正樹 ウエスト 89S 2'23.721 146.770 エイキレーシングウエスト89S
15 30 石川 秀彦 オスカー SK90 2'23.873 146.615 興和モータースオスカーSK90
16 13 籠 省治 ウエスト 89S 2'24.548 145.930 グランドスタッフRS
27 小倉 次晃 オスカー SK90 計測出来ず Valvoline90RL
17 安山 一秋 オスカー SK90 KIM’S-SK
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
1000Km 予選結果表 1回目 (ドライバー別)
天候 FINE コース状態 DRY
****************************************************************************
順 車番 ドライバー 型式 Lap-Time周回
--------------------------------------------------------------
1 37 G.リース TOYOTA 90C-V 1'49.674 11
2 36 関谷 正徳 TOYOTA 90C-V 1'49.987 6
3 23 星野 一義 NISSAN R90CP 1'50.663 9
4 24 長谷見 昌弘 NISSAN R90CP 1'50.936 10
5 85 和田 孝夫 NISSAN R90V 1'52.063 10
6 39 R.ラッツェンバーガー TOYOTA 90C-V 1'52.799 9
7 100 G.フーシュ PORSCHE 962C 1'53.471 8
8 27 中谷 明彦 PORSCHE 962C 1'53.688 10
9 2 S.ディケンス PORSCHE 962C 1'54.210 9
10 7 T.ニーデル PORSCHE 962C 1'54.515 14
11 36 小河 等 TOYOTA 90C-V 1'54.898 5
12 1 高橋 国光 PORSCHE 962C 1'55.014 9
13 85 M.S.サラ NISSAN R90V 1'56.106 4
14 202 従野 孝司 MAZDA 787 1'56.155 11
15 27 F.バイドラー PORSCHE 962C 1'56.526 5
16 2 W.ホイ PORSCHE 962C 1'56.628 6
17 39 長坂 尚樹 TOYOTA 90C-V 1'56.750 4
18 100 S.アンドスカー PORSCHE 962C 1'57.554 6
19 55 E.エルグ PORSCHE 962C 1'57.790 8
20 21 松田 秀士 SPICE SE90C 1'57.845 4
21 85 中子 修 NISSAN R90V 1'57.858 4
22 21 金石 勝智 SPICE SE90C 1'58.352 4
23 1 茂木 和男 PORSCHE 962C 1'58.663 6
24 23 鈴木 利男 NISSAN R90CP 1'58.747 3
25 7 D.ベル PORSCHE 962C 1'59.700 4
26 201 D.ケネディ MAZDA 787 1'59.898 9
27 36 鈴木 恵一 TOYOTA 90C-V 2'00.426 4
28 37 P.H.ラファネル TOYOTA 90C-V 2'00.548 8
29 27 羽根 幸浩 PORSCHE 962C 2'01.159 6
30 202 太田 哲也 MAZDA 787 2'01.555 5
31 88 福山 英夫 BB COSWORTH 90R 2'01.727 6
32 201 寺田 陽次朗 MAZDA 787 2'02.081 5
33 55 T.マゼイラ PORSCHE 962C 2'02.686 5
34 21 C.ロス SPICE SE90C 2'03.629 7
35 230 藤井 修二 MAZDA 757B 2'07.760 5
36 230 水谷 敬一 MAZDA 757B 2'11.582 6
37 24 A.オロフソン NISSAN R90CP 2'12.182 4
38 230 白鳥 哲次 MAZDA 757B 2'15.267 7
33 J.ハーバート PORSCHE 962C 6
33 B.ウォレック PORSCHE 962C 8
----------------------------------------------------------------------------
ペナルティー 特別規則第18条「参加車両規定」違反のため審査委員会の決定により
No.55 エジェ・エルグ選手の10時25分までの予選タイム
及び No.33 ボブ・ウォレック選手並びにジョニー・ハーバート選手の
10時47分までの予選タイムを無効とした。
----------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
1000Km 公式予選結果 1回目 マシン別
順 車番 車名 Lap-Time km/h トップ差 周回
-----------------------------------------------------------------------
1 37 タカキュートヨタ90C-V 1'49.674 192.333 6/19
2 36 ミノルタ トヨタ 90C-V 1'49.987 191.786 0'00.313 14/15
3 23 カルソニックニッサンR90CP 1'50.663 190.614 0'00.989 11/12
4 24 YHPニッサン R90CP 1'50.936 190.145 0'01.262 13/14
5 85 CABIN R90V 1'52.063 188.233 0'02.389 17/18
6 39 デンソートヨタ90C-V 1'52.799 187.005 0'03.125 8/13
7 100 日石トラストポルシェ 1'53.471 185.897 0'03.797 12/14
8 27 フロムエーポルシェ962C 1'53.688 185.542 0'04.014 20/21
9 2 タイサンSGalpha962C 1'54.210 184.694 0'04.536 11/15
10 7 PORSCHE 962C 1'54.515 184.202 0'04.841 10/18
11 1 ADVAN alpha962C 1'55.014 183.403 0'05.340 14/15
12 202 チャージマツダ787 1'56.155 181.602 0'06.481 10/16
13 55 OMRON PORSCHE 1'57.790 179.081 0'08.116 7/13
14 21 AO スパイス 90C 1'57.845 178.997 0'08.171 10/15
15 201 アートマツダ787 1'59.898 175.932 0'10.224 8/14
16 88 ALPHA CUBIC 90R 2'01.727 173.289 0'12.053 3/ 6
17 230 NWB757マツダ 2'07.760 165.106 0'18.086 17/18
18 33 武富士ポルシェ 14
---------------------------------------------------------------------------
ペナルティー 特別規則第18条「参加車両規定」違反のため審査委員会の決定により
No.55 エジェ・エルグ選手の10時25分までの予選タN閭
及び No.33 ボブ・ウォレック選手並びにジョニー・ハーバート選手
の10時47分までの予選タイムを無効とした。
---------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース 特別スポーツ走行
1990. 8.26 午後 FINE DRY
順 車番 ドライバー ドライバー ドライバー 型式 Lap-Time
-------------------------------------------------------------------------------
1 36 関谷 正徳 小河 等 鈴木 恵一 TOYOTA 90C-V 1'52.171
2 85 和田 孝夫 中子 修 LOLA NISSAN 1'53.745
3 100 G.フーシュ S.アンドスカ PORSCHE 962C 1'56.158
4 39 R.ラッツェン 長坂 尚樹 TOYOTA 90C-V 1'56.286
5 37 G.リース P.H.ラファ TOYOTA 90C-V 1'56.326
6 1 高橋 国光 茂木 和男 PORSCHE 962C 1'56.515
7 23 星野 一義 鈴木 利男 NISSAN R90CP 1'57.268
8 2 S.ディケンス W.ホイ 高橋 健二 PORSCHE 962C 1'58.219
9 33 B.ウォレック J.ハーバート R.ライデル PORSCHE 962C 1'59.591
10 7 T.ニーデル D.ベル A.レイド PORSCHE 962C 2'00.897
11 55 V.シュパン E.エルグ T.マゼイラ PORSCHE 962C 2'01.186
12 201 D.ケネディ P.デュドネ 太田 哲也 MAZDA 787 2'01.503
13 21 C.ロス 金石 勝智 松田 秀士 SPICE COSWORTH90 2'03.497
14 202 片山 義美 従野 孝司 寺田 陽二朗 MAZDA 787 2'03.510
15 230 藤井 修二 白鳥 哲次 水谷 敬一 MAZDA 757B 2'10.245
16 24 長谷見 昌弘 A.オロフソン NISSAN R90CP 2'11.469
27 中谷 明彦 V.バイドラー 羽根 幸浩 PORSCHE 962C 出走せず
88 米山 二郎 浅井 順久 福山 英夫 BB COSWORTH 90R 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
QFF00654 児玉/鈴鹿
90全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権第4戦 90/08/24
インターナショナルSUZUKA1000Kmレース
1 高橋 国光 PORSCHE 962C ADVAN alpha962C
茂木 和男
2 S.ディケンス PORSCHE 962C タイサンSGalpha962C
W.ホイ
高橋 健二
7 T.ニーデル PORSCHE 962C PORSCHE 962C
D.ベル
A.レイド
21 C.ロス SPICE COSWORTH90 AO スパイス 90C
金石 勝智
松田 秀士
23 星野 一義 NISSAN R90CP カルソニックニッサンR90CP
鈴木 利男
24 長谷見 昌弘 NISSAN R90CP YHPニッサン R90CP
A.オロフソン
27 中谷 明彦 PORSCHE 962C フロムエーポルシェ962C
V.バイドラー
羽根 幸浩
33 B.ウォレック PORSCHE 962C 武富士ポルシェ
J.ハーバート
R.ライデル
36 関谷 正徳 TOYOTA 90C-V ミノルタ トヨタ 90C-V
小河 等
鈴木 恵一
37 G.リース TOYOTA 90C-V タカキュートヨタ90C-V
P.H.ラファネル
39 R.ラッツェンバーガー TOYOTA 90C-V デンソートヨタ90C-V
長坂 尚樹
55 V.シュパン PORSCHE 962C OMRON PORSCHE
E.エルグ
T.マゼイラ
85 和田 孝夫 LOLA NISSAN CABIN R90V
中子 修
88 米山 二郎 BB COSWORTH 90R ALPHA CUBIC 90R
浅井 順久
福山 英夫
100 G.フーシュ PORSCHE 962C 日石トラストポルシェ
S.アンドスカー
201 D.ケネディ MAZDA 787 アートマツダ787
P.デュドネ
太田 哲也
202 片山 義美 MAZDA 787 チャージマツダ787
従野 孝司
寺田 陽二朗
230 藤井 修二 MAZDA 757B NWB757マツダ
白鳥 哲次
水谷 敬一
総出場台数= 18
決勝周回数= 171
QFF00654 児玉/鈴鹿
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
F3000タイヤテスト
1990年8月20日~21日
鈴鹿サーキット
先週の富士のレースから1週間という短いインターバルのあと、鈴鹿サーキットで
のタイヤテストが30度Cを越す暑さのなか、行われた。
レイトンハウス90B/MkIIは鈴鹿を走るのはこれが初めて。今回のテストには先の
富士のレースで投入した新型のディフューザーを持つアンダーフロアのほか、鈴鹿用
にアレンジされたリヤウイングをいくつか持ち込んだ。
関谷正徳はゆっくりとしたペースで周回を重ねていく。ニューシャシーをセットし
ていくのは、今回が初めてという状況だったが、順調にセットは進み午前中の1分54
秒04というタイムも午後には1分52秒96というところまでベストタイムをアップさせ
ており、大きな問題もなく1日目を終えた。
クリスチャン・ダナーも90Bで鈴鹿を走り込むのは初めてに近かったが、終始関谷
を上回るタイムで周回、午前中に1分53秒93、午後は予選タイヤで1分52秒06と大き
くタイムアップし、この日の総合5位で初日を締めくくった。
2日目のテストも30度Cを越すなかで行われ、ドライバー、マシンにとって非常に
厳しいコンディションでのテストとなった。
関谷は新旧のリヤウイング、アンダーフロア、フロントウイングの比較を主な目的
として、このテストに臨んだ。
午前中、この厳しい天候の中、30周以上を消化し、レース用ミディアムコンパウン
ドを履いて1分54秒12を出す。このタイムはレース用のタイヤを履いたものの中では
1、2番手のタイムで、セットアップの方向や対策用のニューパーツの狙いが的を射
ていることを示すものである。午後のせっしょんではノーズ下面からモノコック先端
にかけて、空力的なモディファイを行い、予選タイヤを使って1分51秒75を出す。こ
の予選タイヤはやや硬めのコンパウンドで、絶対的な速さという点では、それに達し
ないタイムではあった。
ダナーは同じ内容のメニューをこなし、その他エンジンカバーを含む空力のテスト
も行った。タイムは午前中に27周をこなし、1分53秒62を出す。午後は予選タイヤで
1分51秒77とほぼ関谷と同じタイムをマークしている。
残念なことに午後のセッション終了間際に関谷がクラッシュ。テストの結果を全て
見出せなかったが、セッティングは順調に進んでおり、鈴鹿のレースに向け貴重なデー
タを充分に残すことができた。
●タイムデータ
ドライバー 8/20 AM 8/20 PM 8/21 AM 8/21 PM
---------------------------------------------------------------------
1 星野一義 1:53.00 1:53.60 1:48.94* 1:52.83
2 片山右京 1:53.58 1:51.90 1:52.37 1:50.01*
3 和田孝夫 1:53.75 1:52.18 1:50.02* 1:53.08
4 V.バイドラー 1:53.38 1:50.61 1:52.62 1:50.21*
5 中子 修 1:53.79 1:53.17 1:51.46 1:50.78*
6 影山正彦 1:53.23 1:51.00* 1:53.73 1:52.61
7 高橋国光 1:53.72 1:52.38 1:52.74 1:51.00*
8 中谷明彦 1:53.27 1:53.35 1:56.29 1:51.30*
9 黒沢琢也 1:54.45 ------- 1:54.38 1:51.31
10 関谷正徳 1:54.04 1:52.96 1:54.12 1:51.75*
11 C.ダナー 1:53.93 1:52.06 1:53.62 1:51.77*
12 松田秀士 ------- 1:54.00 1:53.21 1:51.86*
13 鈴木利男 ------- 1:51.96* 1:53.46 1:54.16
14 佐藤浩二 1:55.68 1:52.35* 1:53.85 1:52.76
15 J.ハーバート 1:53.29 1:53.21 1:52.50* 1:53.22
16 茂木和男 1:54.39 1:52.60* 1:53.28 1:53.29
* = ベストタイム。 タイムはレイトンハウス計測による。
提供:レイトン・インターナショナル
*********************************************
'90 All Japan Panasonic F3 Champion Ship Race
シリーズポイント
*********************************************
鈴 富 鈴 筑 西 菅 筑 鈴 西 鈴
鹿 士 鹿 波 仙 生 波 鹿 日 鹿
台 本
(7/10)
R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 TOTAL 有効
---------------------------------------------------------------------------
1 5 服部 尚貴 6 6 9 3 9 6 39 39
2 27 羽根 幸浩 9 6 4 4 23 23
3 22 和田 久 9 3 6 4 22 22
4 90 古谷 直広 9 9 18 18
5 31 横島 久 3 1 6 1 3 3 17 17
6 2 高村 一明 2 4 4 2 12 12
7 85 原 貴彦 9 1 10 10
8 33 藤永 敬道 4 2 6 6
8 28 西垣内 正義 6 6 6
10 23*村松 栄紀 4 4 4
10 66 中川 隆正 2 2 4 4
12 19 田島 栄一 3 3 3
12 17 夏川 竜一 3 3 3
14 10 伊藤 直澄 2 2 2
14 98 本山 哲 2 2 2
16 43 井倉 淳一 1 1 1
16 59 前田 信哉 1 1 1
16 13 奥貫 直 1 1 1
16 9 粕谷 俊二 1 1 1
----------------------------------------------------------------------------
(このポイント表は、ERGO TECHNICの集計によるもので、主催者による公式のもの
ではありません。ご利用にあたっては、この点をご留意ください。)
ERGO TECHNIC (RGD03307) 山田 裕
Tsukuba, JAPAN -FMOTOR4-(1990-08-19) Official results for the
全日本ツーリングカー Rd.4 '90 RACE DE NIPP●N Gr.A 300km,
144 周 レース
POS--CAR#-DRIVER(S)------------------------CAR-------------LAPS--TIME----
1 12 星野一義/鈴木利男 NIS.SKYLINE GTR 143* 2:30'48.546
2 3 寺田陽次朗/赤池 卓 FORD SIERRA 139*
3 22 清水和夫/松田秀士 FORD SIERRA 139
4 35 R.ラッツェンバーガー/中川隆正 BMW-M3 138
5 70 一ノ山康/福山英夫 BMW-M3 138
6 25 鈴木恵一/新田守男 TOY. AE-92 137*
7 43 従野孝司/長坂尚樹 FORD SIERRA 137
8 36 関谷正徳/黒沢琢也 TOY. SUPRA 137
9 26 W.ホイ/高橋健二 BMW-M3 137
10 29 日下部保雄/山内伸弥 BMW-M3 136
11 15 佐藤浩二/中谷明彦 HON.E-EF9 135
12 72 牧口規雄/野地廣行 BMW-M3 135
13 27 駒光武/関達彦/(志村一寿) TOY. AE-92 134
14 8 見崎清志/茂木和男 FORD SIERRA 132
15 18 浅野武夫/萩原 誠 TOY. AE-92 129
16 33 津々見友彦/村松康生 HON. E-EF3 128
17 7 岡本香織/田中昌明 TOY. AE-92 126
18 14 服部尚貴/五島久豊 HON.E-EF9 124
19 100 中子 修/岡田秀樹 HON. E-EF9 123
20 10 K.Wong/(C.Kwan)/K.che Hong BMW-M3 121
--------<以上完走>-------------------------------------------------------
28 柴田 昭/大嶋昭宏 TOY. AE-92 115
19 浜名雅一/河合博幸 TOY. AE-92 99*
4 水野文則/太田哲也 BMW-M3 95
37 館 善泰/杉崎直司 TOY. SUPRA 92 ミッション
13 M.マルティニ/J.クロスノフ FORD SIERRA 77 駆動系
6 星野 薫/伊藤 薫 TOY. AE-92 69
2 和田孝夫/土屋圭一 FORD SIERRA 61 エンジン
16 W.Mak/伊藤清彦 BMW-M3 55* クラッチ
11 横島 久/影山正彦 FORD SIERRA 17 クラッシュ
1 長谷見昌弘/A.オロフソン NIS.SKYLINE GTR 7 ターボ
1位の平均時速 117.160km/h
ベストタイム No.12 星野一義 0'59.455 7周目 (123.825km/h)
出走 30台 完走 20台
注:「*」のついた周回数は、黄旗追い越し違反により1周減算されたもの。
()付きドライバーは全日本選手権ポイントは与えられない。
8月19日、筑波サーキットで開催された「’90 RACE DE NIPP●N」
のグループAレースは、つい先ほど終了し、星野一義/鈴木利男の#12・カルソニッ
ク・スカイラインGT-Rが144周を走って優勝した。
2位には寺田陽次朗/赤池卓のアートネイチャー・シェラ(140周)。3位には#2
2・清水和夫/松田秀士/影山正彦組のピューミニ・トランピオ・シェラ(139周)。
4位に#35・ラッツェンバーガー/中川隆正のオートテックM3が入った。
なお、優勝したカルソニック・スカイラインGT-Rと2位のアートネイチャー・シェ
ラは、黄旗追い越しのペナルティが課せられる模様。このペナルティにより、1位の
スカイラインの順位は動かないが、2位、3位が入れ替わる可能性もあるとのこと。
●チェッカーを受けた順位
1 12 カルソニック・スカイラインGT-R 星野/鈴木 144周
2 3 アートネイチャー・シェラ 寺田/赤池 140
3 22 ピューミニ・トランピオ・シェラ 清水/松田/影山 139
4 35 オートテックM3(クラス2優勝) ラッツェン/中川 138
5 25 アドバン・カローラ(クラス3優勝)鈴木恵/新田 138
6 70 SEIWA BMW-M3 一ッ山/福山/一ツ山
7 43 CITY LIFE43 シェラ 従野/長坂
8 36 富士通テン・トムス・スープラ 関谷/黒沢
9 26 ADVAN・alpha・M3 ホイ/高橋健二
10 29 B-ing KEGANI M3 日下部/山内
FMOTOR4メンバー寺倉さんからの電話リポート
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
全日本F3第7戦筑波-FMOTOR-(90-08-19) Official Results
For パナソニック全日本F3選手権 筑波サーキット :(2.045km)
P No. Driver-------------- Car------------- Lap GoalTime--- -Km/h--
1 90 古谷 直広 Ralt RT34 MGN 45 41'18.130 133.685
2 5 服部 尚貴 Ralt RT34 MGN 45 41'20.963 133.533
3 22 和田 久 Ralt RT34 MGN 45 41'21.254 133.517
4 31 横島 久 Ralt RT34 MGN 45 41'21.675 133.495
5 2 高村 一明 Ralt RT34 MGN 45 41'29.700 133.064
6 9 粕谷 俊二 RaLt RT34 TYT 45 41'39.728 132.530
7 43 井倉 淳一 Ralt RT34 MGN 45 41'43.708 132.320
8 52 石川 朗 Ralt RT33 MGN 45 41'44.369 132.285
9 85 原 貴彦 Reynard 903 MGN 45 41'44.601 132.273
10 61 土屋 圭市 Ralt RT34 MGN 45 41'45.491 132.226
11 19 田嶋 栄一 Ralt RT34 MGN 45 41'46.227 132.187
12 33 藤永 敬道 Ralt RT34 MGN 45 41'46.571 132.169
13 98 本山 哲 Ralt RT33 MGN 45 41'47.552 132.117
14 26 萩原 修 Reynard 903 MGN 45 41'50.382 131.968
15 84 岡田 晃典 Ralt RT34 NSN 45 41'53.037 131.829
16 81 影山正美 Ralt RT34 NSN 45 41'53.211 131.819
17 13 奥貫 直 Ralt RT33 MGN 45 41'54.332 131.761
18 6 田中 哲也 Ralt RT34 MGN 45 41'58.964 131.518
19 15 細野 智行 Ralt RT33 TYT 45 42'11.839 130.850
20 25 森本 晃生 Reynard 903 MGN 44 1Lap
********************************** - D N F - ***********************
66 中川 隆正 Ralt RT34 MGN 37 8Laps
76 井上隆智穂 Dallara 390 MGN 32 13Laps
27 羽根 幸浩 Ralt RT34 MGN 29 16Laps
8 Victor Rosso Ralt RT34 TYT 27 18Laps
59 前田 信哉 Ralt RT34 MGN 2 43Laps
********************************************************************
レース・ド・ニッポン筑波のグループAレースは、7周目で長谷見/オロフソンの
リーボック・スカイラインGT-Rが突然ピットイン。コンピューター系トラブルで
リタイアとなった。
レースは30周目現在、星野/鈴木のカルソニック・スカイラインGT-Rが、他の
車をすべてラップ遅れにする独走でトップを走行中。
FMOTOR4メンバー寺倉さんからの電話リポート。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)
ポールからスタートした#2:高村が40周目までトップ。しかし41周目の1
コーナー(?)でスピンして後退。2位につけていた#90・古谷が優勝した。
●トップ6
1、 90 古谷
2、 5 服部
3、 22 和田
4、 31 横島
5、 2 高村
6、 9 粕谷
FMOTOR4メンバー寺倉さんからの電話リポート。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)
90’レース・ド・ニッポン-FMOTOR-(1990-08-18) Starting Grid
For 全日本パナソニックF3選手権 Rd.7 筑波サーキット:(2.045km)
P No. Driver------------------ Car------------ Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 2 高村 一明 Ralt RT33 MGN R 53.806 136.825
2 90 古谷 直広 Ralt RT34 MGN R 53.943 0.137 136.477
3 22 和田 久 Ralt RT33 MGN 54.199 0.393 135.833
4 27 羽根 幸浩 Ralt RT34 MGN 54.135 0.329 135.993
5 31 横島 久 Ralt RT34 MGN 54.242 0.436 135.725
6 5 服部 尚貴 Ralt RT33 MGN 54.191 0.385 135.853
7 52 石川 朗 Ralt RT34 MGN 54.334 0.528 135.495
8 9 粕谷 俊二 RaLt RT34 TYT 54.353 0.547 135.448
9 43 井倉 淳一 Ralt RT34 MGN 54.414 0.608 135.296
10 66 中川 隆正 Ralt RT34 MGN 54.377 0.571 135.388
11 85 原 貴彦 Reynard 903 MGN 54.416 0.610 135.291
12 33 藤永 敬道 Ralt RT34 MGN 54.493 0.687 135.100
13 19 田島 栄一 Ralt RT34 MGN 54.595 0.789 134.848
14 8 Victor Rosso Ralt RT34 TYT 54.554 0.748 134.949
15 6 田中 哲也 Ralt RT34 VW 54.677 0.871 134.645
16 98 本山 哲 Ralt RT33 MGN 54.560 0.754 134.934
17 61 土屋 圭一 Ralt RT34 MGN 54.726 0.920 134.525
18 84 岡田 晃典 Ralt RT34 NSN 54.649 0.843 134.714
19 25 森本 晃生 Reynard 903 MGN 54.748 0.942 134.471
20 76 井上 隆智穂 Dalala 390 MGN 54.660 0.854 134.687
21 26 萩原 修 Ralt RT34 MGN 54.769 0.963 134.419
22 81 影山 正美 Ralt RT34 NSN 54.667 0.861 134.670
23 59 前田 信哉 Ralt RT34 MGN 54.776 0.970 134.402
24 13 奥貫 直 Ralt RT33 MGN 54.668 0.862 134.667
25 15 細野 智行 Ralt RT33 TYT 54.701 0.895 134.586
------------------------------- DNQ ---------------------------------------
26 21 見崎 清志 Ralt RT34 MGN 54.722 0.916 134.535
27 17 夏川 竜一 Ralt RT34 MGN 54.782 0.976 134.387
28 34 桧井 保孝 Ralt RT33 TYT 54.794 0.988 134.358
29 10 伊藤 直澄 Ralt RT34 MGN 54.795 0.989 134.355
30 63 中島 禎史 Ralt RT34 MGN 54.807 1.001 134.326
31 7 Rickard Rydell Rait RT34 TYT 54.877 1.071 134.155
32 72 戸田 哲史 Ralt RT34 NSN 54.958 1.152 133.957
33 12 福山 英夫 Ralt RT33 TYT 55.033 1.227 133.774
34 28 西垣内正義 Ralt RT34 MGN 55.044 1.238 133.748
35 11 萩原 英明 Dalala 389 NSN 55.386 1.580 132.922
36 88 藤沼 健一郎 Ralt RT34 TYT 55.590 1.784 132.434
37 45 駒 光武 Ralt RT33 MGN 55.921 2.115 131.650
16 高橋 洋二 Ralt RT33 MGN ------
29 浅見 武 Ralt RT32 TYT ------
35 井上 俊一 Reynard 893 NSN ------
38 松井 茂樹 Ralt RT34 MGN ------
82 西沢ひろみ Ralt RT34 MGN ------
***************************************************************************
予選通過者の奇数番号はB組、偶数番号はA組。
ただし細野選手のみ、A組。
提供:RACING ON
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
90’レース・ド・ニッポン-FMOTOR-(1990-08-18) Official Practice
For 全日本ツーリングカー選手権第7戦 筑波サーキット:(2.045km)
P No. Driver---------------------- Car ----------- Best-LapT
1 1 長谷見昌弘/オロフソン SKYLINE GT-R 58.216
2 12 星野一義/鈴木利男 SKYLINE GT-R 58.400
3 13 マルティーニ/クロスノフ FORD SIERRA 1'00.005
4 43 従野孝司/長坂尚樹 FORD SIERRA 1'00.070
5 8 見崎清志/茂木和男 FORD SIERRA 1'00.110
6 11 横島 久/影山正彦/清水和夫 FORD SIERRA 1'00.120
7 2 和田孝夫/土屋圭市 FORD SIERRA 1'00.403
8 3 寺田陽次朗/赤池 卓 FORD SIERRA 1'00.450
9 37 舘 善泰/杉崎直司 TOYOTA SUPRA 1'00.454
10 36 関谷正徳/黒沢琢弥 TOYOTA SUPRA 1'00.73?
11 22 清水和夫/松田秀士/影山正彦 FORD SIERRA 1'00.242
12 70 一ツ山康/福山英夫/一山幹雄 BMW-M3 1'01.450
13 26 W.ホイ/高橋健二 BMW-M3 1'02.507
14 35 ラッツェンバーガ/中川隆正 BMW-M3 1'02.617
15 72 牧口紀雄/野地広行 BMW-M3 1'02.8??
**************************************************************
FAXが不鮮明のため、間違いがあるかも知れません。
提供:RACING 0N
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
筑波でのグループA予選1回目結果のうち、36番スープラのドライバーは
関谷正徳/黒沢琢弥の両選手、37番のドライバーは舘 善泰/杉崎直司の
両選手でした。
また 資料提供は、(株)TOM’S です。
90’レース・ド・ニッポン-FMOTOR-(1990-08-18) Official Practice N.1
For 全日本ツーリングカー選手権第7戦 筑波サーキット:(2.045km)
P No. Driver---------------------- Car ----------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 1 長谷見昌弘/オロフソン SKYLINE GT-R 58.949 124.888
2 12 星野一義/鈴木利男 SKYLINE GT-R 59.059 0.110 124.655
3 43 従野孝司/長坂尚樹 FORD SIERRA 1'00.508 1.559 121.670
4 13 マルティーニ/クロスノフ FORD SIERRA 1'00.633 1.684 121.419
5 8 見崎清志/茂木和男 FORD SIERRA 1'00.787 1.838 121.111
6 11 横島 久/影山正彦/清水和夫 FORD SIERRA 1'00.821 1.872 121.044
7 36 関谷正徳/小河 等 TOYOTA SUPRA 1'00.941 1.992 120.805
8 22 清水和夫/松田秀士/影山正彦 FORD SIERRA 1'01.242 2.293 120.212
9 3 寺田陽次朗/赤池 卓 FORD SIERRA 1'01.400 2.451 119.902
10 37 黒沢琢弥/舘 善泰 TOYOTA SUPRA 1'01.407 2.458 119.889
11 2 和田孝夫/土屋圭市 FORD SIERRA 1'01.460 2.511 119.785
12 70 一ツ山康/福山英夫/一山幹雄 BMW-M3 1'01.853 2.904 119.024
13 35 ラッツェンバーガ/中川隆正 BMW-M3 1'02.617 3.668 117.572
14 4 沢田 透/水野文則/太田哲也 BMW-M3 1'02.759 3.810 117.306
15 72 牧口紀雄/野地広行 BMW-M3 1'03.046 4.097 116.772
******************************************************************************
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
=============== MOLA C-TWO RACING TEAM PRESS RELEASE =================
1990年8月15日
モーラ・シートゥー・レーシングチーム
1990年全日本F3000選手権・第6戦
「Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.3
FUJI CHAMPIONS」
●開催日・天候:予 選 8月11日(土)・晴(コース状態:ドライ)
決 勝 8月12日(日)・曇(コース状態:ウェット&ドライ)
●開 催 地:富士スピードウェイ(全長:4.470Km)
静岡県駿東郡小山町大御神
●観客動員: 3,850人(予選日)
61,500人(決勝日)
●ドライバー:金石 勝智(21歳)
●車 名:MOLA C2 T90(ゼッケン20)
●レース結果:予選 32台出走 28位
(Bグループ出走16台 14位・1分20秒346)
決勝 18位(ベストラップタイム 1分21秒164)
●決勝出走台数:28台
●完走台数:19台
●スポンサー各社:財界二世学院
ヒビノ株式会社
東亜ビジネスコンピュータ株式会社
株式会社ウイング・ラボ
全日本F3000シリーズも第6戦、いよいよ後半戦へと差し掛かった。前戦の
菅生からわずか2週間のインターバルでモーラ・シートゥー・レーシングチー
ムは「日本信販スーパーカップラウンド3 富士チャンピオンズ」レースに挑
んだ。
<公式予選 8月11日(土)>
台風11号の影響により金曜日の練習走行が中止されたため、急遽土曜日の
7時50分から30分間の練習走行が設けられた。金石は決勝用のセッティン
グで1分22秒7(チーム計測)をマークする。気温は高いものの雲は低くた
ちこめ、天気は予断を許さない状態だ。
午前11時18分、Bグループ1回目の予選が開始された。金石は1セット
目の予選用タイヤを装着してコースイン。3周をウォームアップに費やした後、
4周目に1分20秒836をマークする。ピットイン後、水で冷やしたタイヤ
を左右にローテートし、再びタイムアタックするものの1分21秒を切る事は
出来ず、1回目の予選は終了した。この時の順位はBグループ10位だ。
午後4時5分より開始された2回目の予選は、1回目の予選で使用したタイ
ヤで5周した後、ピットインし2セット目の予選用タイヤを装着する。1回目
より気温がやや下がりコンディションも良くなったせいか、中谷選手、片山選
手ら1回目のタイムを大幅に更新する選手も現れている。ニュータイヤを装着
して、ピットアウトした金石は2周目に1分20秒346を出したものの、そ
の後タイムは伸びず、これが予選のベストタイムをなった。金石はBグループ
14位で予選を通過し、翌日の決勝レースに最後尾から挑む事になった。
金石 勝智
「(金曜日の練習走行が中止になった事について)特に影響はないと思います。
2回目のタイムアタックでクリヤラップは取れたのに、シフトミスをしてしま
ったのが非常に悔しいです。」
山口 公一監督
「朝のフリー走行で1分22秒7、そして1回目の予選で1分20秒836。
この1秒9のタイムアップは評価できます。でも2回目の予選でもう少しタイ
ムアップをして欲しかったですね。彼の実力なら1分20秒346からもうコ
ンマ5秒は行けたと思うんですよ。もう少し早いラップでタイムを出すコツを
身につけないといけませんね。他チームがレベルアップしているから、ちょっ
とタイムが伸びないと予選でこういう位置に来てしまうわけです。」
<決勝レース 8月12日(日)>
8時から開始されたフリー走行で、チームはマシンに80リッターのガソリ
ンを積み、2種類のタイヤを試して決勝レースで使用するタイヤの選択を行っ
た。さらに金石が3速ギヤにシフトアップした際の加速の鈍さを訴えたため、
3速ギヤを交換した。
照りつける日差しの中、28台のマシンがグリッドに整列し、赤ランプが点
灯。28人のドライバーの集中力が一気に高まる。そのとき池谷選手が両手を
上げエンジンをストールさせた事を訴える。スタートは延期だ。その頃から第
1コーナー方面から雨雲が富士スピードウェイの上空を覆い、コース上を徐々
に濡らしていった。この急激な天候の変化のため、主催者はスタートの延期を
決定し、各チームはピットで待機する事になった。
14時45分、7分間のフリー走行が開始された。コースは完全にウェット
だが、雨は既にほとんど上がっており、レース途中でコースが乾くのは確実だ
った。鍵和田チーフエンジニアの指示によりマシンはフロントウイング・フラ
ップの仰角を立て、リヤはドライ状態では取り外しているミドルウイングを装
着してダウンフォースを多くとるセッティングに変更された。そしてスタート
時にはレインタイヤを装着し、レース途中でスリックタイヤに交換する作戦だ。
雨のレースのスタートが切られようとした時、今度はクロスノフ選手が両手
を上げた。2度目のスタートディレイに各チームのメカニックがエンジン始動
用のエアボンベや、タイヤを運ぶためピットレーンを慌ただしく動き回る。
予定より2時間遅れて15時31分、スタートが切られた。轟音とともに水
煙が一斉に上がる。金石はスタートダッシュで中子選手を抜き、1コーナーと
Aコーナーで松本選手ら5台を抜き、1周で22位にポジションアップ。さら
に前を走る岡田選手を追撃し、チーバー選手のスピンもあって6周目には20
番手に上がる。だが7周目を終えたところで金石はピットイン。突然のことに
山口監督がコクピットの金石に駆け寄る。スリックタイヤはまだタイヤウォー
マーに包まれた状態のため、取り合えず用意してあったインターミディエイト
タイヤ(ドライタイヤのコンパウンドに排水用の溝を彫ったタイヤ)を装着し
てコースに送り出す。この42秒のピットインで金石は27番手まで順位を落
としてしまった。コースは既に乾いており、すぐにインターミディエイトタイ
ヤはブロー状態となりグリップを失う。15周を終えたところで金石は2度目
のピットイン。25秒でタイヤ交換を終えたクルーが金石をコースに送りだし
た。
金石は24番手の最下位でコースに復帰し、他車のスピンなどもあって18
位まで順位を取り戻し、1分21秒台で池谷選手を追走したものの、その差5
秒3まで縮めたところでチェッカーとなった。
金石 勝智
「スタート直後は水しぶきで何も見えなかったんですけど、1コーナーとAコ
ーナーで何とか前に出られました。1回目のピットインは『IN』のサインが
見えたのでピットインしたんですが、残り周回数の表示を見間違えたみたいで
す。一応、入る前の周にピットに向かって『入りますよ』ってサインは出した
んですけれど。すぐにピットアウトしたんですが、ライン上は既に乾いていた
からインターミディエイトはすぐにダメになって、それで再びピットインしま
した。スタートの延期や、変化する路面コンディションなど、とにかく難しく
て長いレースでした。勉強になりました」
山口 公一監督
「ウェットのレースになったのでドライバーには『フライングする位の気持ち
でスタートで前に出ろ』って言ったんです。で、1周目で5台抜いてきました。
でも、1回目のピットインの時は何でピットインして来たか解りませんでした。
もしあの時にスリックタイヤを用意してたら、迷わずそれで行かせたんですけ
どね。こういう状況だとドライバーも含めてチームとしての経験不足が出てし
まいますね。雨になった場合何が必要なのか、マシンをどうしたらいいのか、
全員が解っているかいないかが、大きな差となって出たと思います」
提供:モーラ・シートゥー・レーシングチーム
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
'90全日本F3000選手権シリーズ第6戦
Nippon Shinpan Super Cup Rd.3
FUJI CHAMPIONS RACE
1990年8月12日 日曜日
富士スピードウェイ
決勝レース
昨日に引き続いて好天に恵まれた富士スピードウェイ。コース周辺は40度C近い暑
さに見舞われ、生き残りレースが予想された。
しかし、13時を過ぎスタート間近になった頃、上空に雨雲がたれこめ始め、スター
ト時のタイヤチョイス、あるいはレース中のタイヤ交換など激しい状況になってきた。
とりあえず全車スリックのままスターティンググリッドに並ぶ。しかし、ここで池
谷選手のアクシデントにより、スタートは中止。2回目。今度はクロスノフ選手がエ
ンジンをストールさせ再びスタート中止。この頃から激しい雨が降り出してしまった。
全車ピットで天候の回復を待ち、雨足が少し弱くなり出したところで、競技長から
3回目のスタートのアナウンスが流れる。再び行われた7分間のウォームアップ走行
のあと、関谷は深溝のインターミディを、ダナーはヘビーレインをチョイスして3回
目のスタートに臨んだ。
3度目の正直で行われたスタート。全車クリーンスタートを切り、大きな混乱もな
く第1コーナーをクリアしていく。オープニングラップのヘアピンを4番手で通過し
た関谷はやがて3番手の片山選手をかわして、その後しばらく3番手をキープ。しか
し、関谷より溝の浅いインターミディを履いた星野、小河、和田選手らの追走にあい
後退。すぐさまタイヤ交換のためピットに戻った。
エンジニアの松岡は天候と路面、そして他車のタイムからスリックでいけると判断。
メカニック達にスリックを指示した。メカニックの機敏な動きでタイヤ交換のタイム
ロスも最小限にとどめ、関谷はコースに戻る。
レースに復帰してからの関谷は1分27秒、26秒、25秒と周ごとにペースをあげてい
き、このままいけばレース中盤から終盤にはトップグループ、あるいはトップを快走
できる計算だった。しかし好事魔多し。快調に順位をあげていた関谷だが、ヘアピン
で岡田選手を抜こうとしてスピン。あおりを食った岡田選手もコースアウトし、2台
ともそこでレースを終えることになってしまった。
ダナーはヘビーレインでスタートしたため、序盤に苦しい戦いを強いられ、下位を
低迷する。しびれを切らしたダナーも、関谷がピットインした数周あとにスリックを
求めてピットに入った。しかし左前輪のホイールナットがなかなかはずれなず、タイ
ムロス。大きく順位を下げての戦列復帰となった。その後1分21秒台のペースで激し
い追い上げを見せたものの、第1コーナーでスピン。グラベルベッドに飛び込んでし
まい、再スタートできずにリタイアに終わった。
絶妙のタイミングでタイヤ交換ができ、その後の展開からも楽に勝てたはずのレー
スだっただけに、高くついたスピンになってしまった。しかし、前回の菅生、今回の
富士とレイトンハウス90Bがレースをリードする速さを身につけたことは確かで、高
度な作戦を実行することができるチーム力も、勝てるところまであと一歩のところま
で来ているのは間違いなく、あとは結果を残すのみである。
提供:レイトン・インターナショナル
●全日本F3000選手権 第6戦
Nippon Shinpan Super Cup Rd.3
FUJI SUPER CHAMPIONS RACE
決勝レース結果
For 全日本F3000選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P Gr No. Driver-------------- Car------------- Lap GoalTime--- -Km/h--
1( 7) 19 星野 一義 LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'13.952 183.720
2( 1) 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'22.270 183.324
3( 5) 10 V.ヴァイドラー LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'24.368 183.225
4( 2) 9 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'40.517 182.462
5( 4) 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 44 1:04'41.983 182.393
6( 3) 1 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'51.257 181.959
7(18) 26 和田 孝夫 LOLA T90-50 MF-3 44 1:04'54.830 181.792
8(17) 5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 MF-3 44 1:05'24.433 180.420
9(10) 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 44 1:05'24.752 180.406
10(11) 7 高橋 国光 LOLA T90-50 MF-3 44 1:05'27.713 180.270
11(12) 51 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 44 1:05'27.774 180.267
12(22) 36 P.ファブレ LOLA T90-50 MF-3 43 1Lap
13(13) 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 43 1Lap
14(20) 8 松本 恵二 LOLA T90-50 MF-3 43 1Lap
15(23) 28 茂木 和男 LOLA T89-50 DFV 43 1Lap
16(26) 2 中子 修 LOLA T90-50 MF-3 43 1Lap
17(27) 31 池谷 勝則 LOLA T89-50 MF-3 42 2Laps
18(28) 20 金石 勝智 LOLA T90-50 MF-3 42 2Laps
19(15) 27 M.S.サラ LOLA T90-50 MF-3 40 4Laps
********************************** - D N F - ******************
(16) 15 C.ダナー LEYTON 90B MF-30 38 6Laps
( 8) 18 T.ダニエルソ LOLA T90-50 MF-3 33 11Laps
( 9) 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 29 15Laps
(21) 24 黒沢 琢也 REYNARD 90D MF-3 21 23Laps
(24) 11 R.チーバー REYNARD 90D MF-3 18 26Laps
(14) 21 影山 正彦 LOLA T90-50 MF-3 15 29Laps
(25) 17 岡田 秀樹 LEYTON 90B DFV 15 29Laps
( 6) 16 関谷 正徳 LEYTON 90B MF-30 15 29Laps
(19) 25 J.ハーバート REYNARD 90D MF-3 13 31Laps
****************************************************************
ベストタイム No.3 片山右京 Cabin T-90 1'19.469 40/44 202.494 km/h.
提供:レイトン・インターナショナル
優勝 星野
2位 マルティニ
3位 バイドラー
4位 中谷
5位 片山
6位 小河
以上、富士に派遣した久保田レポーターからの電話によるものです。
キタジ(北島滋穂/MGG02472)
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
’90 全日本F3000選手権シリーズ第6戦
Nippon Shinpan Super Cup Rd.3
FUJI CHAMPIONS RACE
1990年8月11日 土曜日
富士スピードウェイ 公式予選
8月10日金曜日に練習走行が予定されていたが、台風がもたらした激しい風雨で中
止。土曜日の早朝にエクストラの走行時間帯が設けられ、そして予選1回目となった。
このレースの約1ヶ月前に富士スピードウェイで2日間のテストが設けられていたが、
1日目は雨で走れず。2日目に関谷正徳だけが参加して、マシンセットアップを行っ
たが、タイムは伸び悩み、若干の不安を残していた。
しかし、このインターバルに行ったマシンセットの方向性が間違っていなかったこ
とを、予選1回目早々に関谷が証明してみせた。ニューモノコックのシェイクダウン
という慌ただしい状況の中、関谷は1セット目の予選タイヤであっさり1分19秒430
をマーク。B組のトップにつけた。いっぽうのクリスチャン・ダナーは20秒台を切る
ことはできず、1分20秒573 にとどまった。
2回目の予選を前に、関谷、ダナーともに5速ギアを交換、また富士用に製作した
ディフューザーを装着。さらなるタイムアップを狙った。2戦連続でポールポジショ
ンを狙える関谷は、まず1回目に使用した中古の予選タイヤで数周し、そしてピット
イン。新品タイヤに履き換え、気温が下がるのとコースがクリアになるのをピットで
ひたすら待った。残り10分になった時、関谷がコースイン。しかし、Aコーナーの進
入で新品に交換したブレーキパッドが災いして、ブレーキがロックしてしまいグラベ
ルベッドに飛び出してしまった。残念ながら2回目のタイムアタックはできず、2戦
連続のポールポジションも逃したが、それでもB組3番手タイムを残した。
ダナーも関谷同様にまず使い古したタイヤで走行。その後新品タイヤに履き換えて
コースイン。とりあえず1回目のタイムを1秒近く縮めるが、あと一歩の伸びが見ら
れず総合ではBグループ8番手にとどまった。
ふたりとも新しいディフューザーには満足しており、決勝では上位進出、好結果が
大いに期待できるだろう。
提供:レイトン・インターナショナル
●’90全日本F3000選手権シリーズ第6戦
Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.3
FUJI CHAMPIONS RACE
予選結果
富士F3000レース-FMOTOR-(90-08-12) Starting Grid
For 全日本F3000選手権 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver-------------- Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'18.397 205.263
2 9 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'19.271 0.874 203.000
3 1 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 1'19.145 0.748 203.323
4 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'19.406 1.009 202.655
5 10 V.ヴァイドラー LOLA T90-50 MF-3 1'19.160 0.763 203.284
6 16 関谷 正徳 LEYTON 90B MF-30 1'19.430 1.033 202.593
7 19 星野 一義 LOLA T90-50 MF-3 1'19.305 0.908 202.913
8 18 T.ダニエルソ LOLA T90-50 MF-3 1'19.500 1.103 202.415
9 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'19.336 0.939 202.834
10 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 1'19.535 1.138 202.326
11 7 高橋 国光 LOLA T90-50 MF-3 1'19.835 1.438 201.566
12 51 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'19.537 1.140 202.321
13 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'20.038 1.641 201.054
14 21 影山 正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'19.606 1.209 202.146
15 27 M.S.サラ LOLA T90-50 MF-3 1'20.304 1.907 200.389
16 15 C.ダナー LEYTON 90B MF-30 1'19.676 1.279 201.968
17 5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 MF-3 1'20.372 1.975 200.219
18 26 和田 孝夫 LOLA T90-50 MF-3 1'19.699 1.302 201.910
19 25 J.ハーバート REYNARD 90D MF-3 1'20.377 1.980 200.207
20 8 松本 恵二 LOLA T90-50 MF-3 1'19.757 1.360 201.763
21 24 黒沢 琢也 REYNARD 90D MF-3 1'20.421 2.024 200.097
22 36 P.ファブレ LOLA T90-50 MF-3 1'20.045 1.648 201.037
23 28 茂木 和男 LOLA T89-50 DFV 1'20.494 2.097 199.916
24 11 R.チーバー REYNARD 90D MF-3 1'20.304 1.907 200.389
25 17 岡田 秀樹 LEYTON 90B DFV 1'20.893 2.496 198.929
26 2 中子 修 LOLA T90-50 MF-3 1'20.330 1.933 200.324
27 31 池谷 勝則 LOLA T89-50 MF-3 1'21.504 3.107 197.438
28 20 金石 勝智 LOLA T90-50 MF-3 1'20.346 1.949 200.284
----<以上予選通過>----------------------------------------------------
DNQ 12 佐藤 浩二 REYNARD 90D MF-3 1'21.566 3.169 197.288
DNQ 30 岩城 滉一 LOLA T90-50 MF-3 1'21.282 2.885 197.977
DNQ 33 清水 正智 LOLA T90-50 MF-3 1'21.718 3.321 196.921
DNQ 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'22.076 3.679 196.062
************************************************************************
●奇数順位は予選Aグループ
偶数順位は予選Bグループ
MF-3 は 無限MF-308
提供:レイトン・インターナショナル