第2回公式合同テスト -RIJ- (2018/03/28) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 Super Formula 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | 国本 雄資 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'22.168 | - | - | 199.917 |
| 2 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'22.681 | 0.513 | 0.513 | 198.677 |
| 3 | 15 | 福住 仁嶺 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'22.741 | 0.573 | 0.060 | 198.533 |
| 4 | 1 | 石浦 宏明 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'22.812 | 0.644 | 0.071 | 198.363 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'23.108 | 0.940 | 0.296 | 197.656 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.265 | 1.097 | 0.157 | 197.283 |
| 7 | 19 | 関口 雄飛 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.295 | 1.127 | 0.030 | 197.212 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'23.519 | 1.351 | 0.224 | 196.683 |
| 9 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'23.534 | 1.366 | 0.015 | 196.648 |
| 10 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.625 | 1.457 | 0.091 | 196.434 |
| 11 | 6 | 松下 信治 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'23.655 | 1.487 | 0.030 | 196.364 |
| 12 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'23.781 | 1.613 | 0.126 | 196.068 |
| 13 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'23.936 | 1.768 | 0.155 | 195.706 |
| 14 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'24.054 | 1.886 | 0.118 | 195.432 |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'24.074 | 1.906 | 0.020 | 195.385 |
| 16 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'24.200 | 2.032 | 0.126 | 195.093 |
| 17 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX RACING TEAM | Honda HR-417E | 1'24.475 | 2.307 | 0.275 | 194.458 |
| 18 | 5 | 野尻 智紀 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'24.730 | 2.562 | 0.255 | 193.872 |
| 19 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'25.140 | 2.972 | 0.410 | 192.939 |
第2回公式合同テスト -RIJ- (2018/03/28) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'21.861 | - | - | 200.667 |
| 2 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'22.611 | 0.750 | 0.750 | 198.845 |
| 3 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX RACING TEAM | Honda HR-417E | 1'22.767 | 0.906 | 0.156 | 198.470 |
| 4 | 1 | 石浦 宏明 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'22.960 | 1.099 | 0.193 | 198.009 |
| 5 | 2 | 国本 雄資 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'23.094 | 1.233 | 0.134 | 197.689 |
| 6 | 5 | 野尻 智紀 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'23.119 | 1.258 | 0.025 | 197.630 |
| 7 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'23.133 | 1.272 | 0.014 | 197.597 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'23.179 | 1.318 | 0.046 | 197.487 |
| 9 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'23.305 | 1.444 | 0.126 | 197.189 |
| 10 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.407 | 1.546 | 0.102 | 196.947 |
| 11 | 20 | 平川 亮 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.417 | 1.556 | 0.010 | 196.924 |
| 12 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.429 | 1.568 | 0.012 | 196.896 |
| 13 | 15 | 福住 仁嶺 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'23.466 | 1.605 | 0.037 | 196.808 |
| 14 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'23.521 | 1.660 | 0.055 | 196.679 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'23.537 | 1.676 | 0.016 | 196.641 |
| 16 | 6 | 松下 信治 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'23.678 | 1.817 | 0.141 | 196.310 |
| 17 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'23.761 | 1.900 | 0.083 | 196.115 |
| 18 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'23.837 | 1.976 | 0.076 | 195.937 |
| 19 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'24.426 | 2.565 | 0.589 | 194.570 |
Vitz関西シリーズ第1戦は18日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝が行われ、予選2位からスタートしたAVANTECH Racing Teamの廣島嵩真はセーフティーカーが入る荒れたレースを冷静に走りきり予選順位を死守、チームに初表彰台をもたらした。また、勝木崇文は8位でポイントをゲット。初レースの大井偉史は31位で完走を果たした。以下、チーム監督・長屋宏和氏のコメント。
3月18日に鈴鹿サーキットでおこなわれたTOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関西シリーズ開幕戦で#456廣島選手が2位表彰台、#242勝木選手が9位で共にポイント獲得しました。
チームにとっても初表彰台、廣島選手もレース経験で初表彰台でした。廣島選手もよく頑張りました。この結果は応援いただいた皆様のおかげだと思っています。ありがとうございました。
2年目の廣島選手、勝木選手は、ドライバーとしても、人としても成長したと実感しています。1年目の大井選手は、今までのドライビングの癖に気付き、マシンコントロールの課題を見出してくれました。
3人共、それぞれの新たな課題が明確になったので、これからも一つ一つ丁寧に向き合い、一緒に課題を解決していきたいです。
また、チーム全体としては、それぞれの役割を遂行し、時にはぶつかり合いながらも、結果に繋げていく中で、お互いを認め合い、昨年1年間かけてチーム内の信頼関係を築けたことが、今回の結果に結び付いたと感じています。
これからも、気付いた課題を伝え、一緒に成長できるように頑張っていきます。
最後に、AVANTECレーシングチームから、自分の経験を活かせる場をいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。予選の0.04秒差が決勝の1位と2位の差になってしまったので、次戦の岡山、その次の鈴鹿で、更に1秒先を目指して頑張りたいと思います。
次の目標はチーム初優勝!! 次戦は4月22日岡山国際サーキット、こちらも応援宜しくお願い致します。
Text: AVANTECH Racing Team監督:長屋宏和
Photo: Junya SASAKI
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は18日、鈴鹿サーキットフルコースで10周の決勝を行い、予選3位からスタートした岡本大地(BITCOIN悟17J)がスタート直後にトップに立つとそのまま逃げ切り22分46秒066で優勝した。
早朝から冷え込んだ鈴鹿だったが徐々に気温が上昇する中、午前9時、17台が参加してフォーメーションラップが始まった。
スタートでは初FJレースでポールポジションを獲得した三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が好ダッシュで1コーナーに向かう。2位には予選2位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)をかわした、予選3位の岡本大地(BITCOIN悟17J)が上がる。岡本は1コーナーでトップに立った三宅に背後からフェイントをかけると、三宅は2コーナーでアンダーを出し、そのすきにインからいっきに岡本が三宅を抜き去りトップが入れ替わった。
2位に落ちた三宅は焦ったのか、オープニングラップのスプーンでマシンがスライドしスピン、後方に沈むこととなった。これで2位に上がったのは吉田。3位には宮島雄太(アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ)が付けた。
トップに立った岡本は、2位吉田を突き放し、5周目には2秒9までその差を広げた。ここからペースの上がらない岡本に対してこの時点でのファステストラップを刻んだ吉田が徐々に接近。9周目にはその差が1秒を切ったが、岡本が逃げ切り今シーズンの初優勝を飾った。2位に入った吉田は前回第1戦の優勝と合わせて選手権でのポイントリーダーを守った。
3位争いは宮島を先頭に数台での接近戦だったが、中盤からは宮島とHIROSHI(ミスト・セキグチ・制動屋)をパスしてきた徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)が抜けだし、この2人での争いとなった。
この2人の争いは最終ラップまで続いたが、130Rでついに徳升が130Rで宮島のインを刺し、3位に浮上。そのまま逃げ切りゴールした。4位には宮島が、5位には荒川麟(Drago CORSE 10V)が、6位にはスピンから追い上げ9周目にはファステストラップをたたき出した三宅が入った。
岡本のドライブしたウエスト17Jは、ミストKK-S2、東京R&D RD10Vの2強に対抗すべくウエストが製作したスーパーFJのニューマシン。2016年のスーパーFJ日本一決定戦において岡本の手でプロトタイプがデビューし、1年あまりの成熟期間を経て待望の初優勝を飾ることとなった。
鈴鹿シリーズ第3戦は6月17日にフルコースで決勝が行われる。ドライバー同士のチャンピオン争いに加え、3メーカーのマシン対決にも注目だ。
Text: Yosninori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2018/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋MYST MYST KK-ZS | DL | 10 | 24'02.364 |
| 2 | *33 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10V | DL | 10 | 1'03.807 |
| 3 | *77 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン*MYST・制動屋 MYST KK-A | DL | 10 | 1'41.163 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 12 | 太田 格之進 | 佐藤製作所KK-ZS★TOMEI MYST KK-ZS | DL | 5 | 5Laps |
| - | 13 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校KK-ZS MYST KK-ZS | DL | 0 | 10Laps |
| - | 43 | 鈴木 智之 | テイクファーストRK01☆制動屋☆C72 B-MAX RK-01 | DL | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 植田正幸(Rn-sports制動屋MYST) 2'06.242 (9/10) 165.60km/h
- CarNo.33は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第12章第62条~1)②(ピットレーン速度)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.77は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第11章第59条~1)①②(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。
鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2018/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | 岡本 大地 | BITCOIN悟17J WEST 17J | YH | 10 | 22'46.066 |
| 2 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | YH | 10 | 0.805 |
| 3 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 10 | 9.317 |
| 4 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 9.896 |
| 5 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 11.547 |
| 6 | 56 | 三宅 淳詞 | KK-SⅡミスト制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 13.114 |
| 7 | 21 | HIROSHI | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 13.298 |
| 8 | 69 | リー・ジョンウ | leplix sport☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 17.215 |
| 9 | 17 | ベンソン・リン | TOP SPEED RACING 17J WEST 17J | YH | 10 | 17.910 |
| 10 | 60 | 石谷 豪志 | NAVY AUTO MYST KK-S2 | YH | 10 | 25.174 |
| 11 | 16 | キム・カン・ドゥ | CJ Racing Jr KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 10 | 32.751 |
| 12 | 8 | 河合 優輝 | ファースト・ゼロ・FTK MYST KK-S | YH | 10 | 33.952 |
| 13 | 58 | 村松 日向子 | Rn-Sports制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 43.887 |
| 14 | 25 | 濱野 隆一 | スキルスピード・HTV 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 50.567 |
| 15 | 19 | 永井 秀貴 | NINE RACING・KKSⅡMYST MYST KK-S2 | YH | 10 | 52.851 |
| 16 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | YH | 10 | 58.626 |
| 17 | 28 | 依田 学嗣 | WEST 07J WEST 07J | YH | 10 | 2'00.761 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.56 三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋) 2'14.951 (9/10) 154.91km/h
前日に続き青空が広がった鈴鹿サーキットは、風も無く穏やかな気候の中、このテスト3回目のセッションが午前9時からスタートした。
この日の早朝に、ドライバーが未定となっていたB-Max Racingより、千代勝正が正式にドライブする事が発表されたほか、中嶋一貴と小林可夢偉、オリバー・ローランドがWEC(世界耐久選手権)のテストのために不参加となり、代役として36号車にJP・デ・オリベイラが、7号車にピエトロ・フィッテッパルディが乗車するなど初日とは少し顔ぶれも変わっている。
大きなトラブルも無く2時間のテストは順調に消化され、午前中のトップタイムは1分37秒532の塚越広大塚越広大(REAL RACING)、2番手に松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )が1分37秒540とホンダ勢が続き、3番手に関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、福住仁嶺(TEAM MUGEN)、国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)が僅差で続くトップ5となった。
インターバルに全日本F3のテスト走行を挟み気温も20℃近くまで上がる中、午後3時からこの公式テスト4回目となるセッションはスタートした。
陣営の中にはスタート練習や、来月の開幕戦が300Kmレースになることを見据えてロングランのテストをする等、順調に各車がテストメニューを消化していくが、この日も2度の赤旗が提示され午後のセッションは10分間延長される事となった。
この時点でのトップは松下のタイム1分37秒002でだったが、セッション終了7分前になるタイミングで各車が続々とソフトタイヤを装着しアタックに入っていく。
しかしコンディションが変わっていたのか各車タイムが伸びず、アタック前の松下のタイムを上回る事は無く2番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3番手にナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、福住、石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)と続くトップ5。
結果、2日間の総合トップは初日午前中の小林可夢偉が出した1分36秒122となった。
次回、公式テストは富士スピードウェイにおいて、3月28日、29日に行われる。
Text: Motorsports Forum
Photo: Hiroyuki MINAMI

ル・ボーセ モータースポーツはスーパー耐久とFIA-F4、そして原点でもあるカテゴリー、スーパーFJのもてぎシリーズに今シーズンも参戦する。その最初の幕となったスーパーFJはアカデミードライバーとして17歳の神晴也と2年目で18歳の上田裕也を擁して挑むこととなった。
年末恒例のスーパーFJ日本一決定戦は、ツインリンクもてぎで開催されることから、ここで早々に強さ、速さを示すことは全国のライバルから、一目置かれるようになることも意味している。それだけに、ただ結果を残すのではなく、内容の濃いレースがふたりのドライバーには求められた。
予選 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
早朝一番のスタートとなった予選は、ドライコンディションではあったものの、まだ冬めいた低めの気温の下での計測となった。それだけに、まずは入念にウォームアップを行なった後にアタックを開始した。
早々と2分6秒台に入れた神は、その2周後には5秒台に入れ、周を追うごと順調にタイムを刻んでいく。そして間もなく計測終了というタイミングで、セクター3まで他を圧するタイムを記していたものの、90度コーナーでわずかにリヤが流れてしまう。それでも最小限のロスに留めたことから、2分4秒670をマークし、スーパーFJ初レースで神はポールポジションを獲得した。
一方、上田はセッション半ばに2分6秒台に入れたものの、そこからの伸びはごくわずか。シフトミスが原因ではあったものの、ラスト2周のアタックをしっかりまとめ、2分6秒187を記して2番手につけて、チームメイトとフロントローに並んで決勝に挑むこととなった。

決勝 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
注目のスタートで、ポールシッターの神はホイールスピンが激しく、やや出遅れる格好となったが、それでも1コーナーでの先陣争いを制してトップを守る。
一方、上田はより鋭いダッシュを決めた3番手に半車身ほど先行を許し、後続にも挟まれた格好で1コーナーに進入していくが、その際に接触があり、フロントウィングが曲がってしまう。しかし、一度は先行を許したものの、90度コーナーですぐに抜き返して、グランドスタンド前には2番手で戻ってくる。
上田が激しくバトルを繰り広げていたこともあり、先を行く神はオープニングの1周だけで約3秒のリードを築き、その後もアクセルを少しも緩めず周回を重ねていく。レース終盤に差しかかった6周目には2分4秒843と、予選タイムにも遜色ないファステストラップを記し、さらに2周後には4秒733にまで短縮を果たしてみせた。
その結果、14秒2もの大差をつけて神が初優勝、王座獲得に向けて第一歩を決めた。そして上田も2番手に返り咲いた後は、フロントウィングが曲がった状態ながら後続を一歩も寄せつけず、終盤には予選を上回る2分5秒台を連発するようになり、最終ラップには自己ベストとなる2分5秒367を記し、自身の進歩をアピールする結果となった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
2人のドライバーともしっかり走り込み開幕戦を迎えられた。スーパーFJはデビュー戦になる神は持ち前のスピードとアクレッシブな走りで、予選・決勝と期待通りの結果を残した。上田は自己コントロールが上手く行ってないのか操作上のミスが大きく、神に後れを取ってしまった。チームとしては表彰台の上位を独占出来たことは喜ばしいが、彼らが見せたパフォーマンスには満足してない。次戦に向け更に強くならなければならない。
- Driver 神 晴也(Seiya Jin)COMMENT
-
予選ではミスもあり、納得の内容ではなかったのですが、それでもポールポジションが獲れて良かったです。決勝でもスタートでミスをしてしまいましたが、トップのまま1コーナーに入っていけました。そこからは少しでも離す、ミスをしないよう走ることだけ考えました。本当は最終ラップにファステストラップを出したかったのですが、出せなかったことと、後続を15秒離すつもりが、ほんのちょっと足りず達成できなかったこと、そのふたつは今後の課題です。でも、まず1勝! いろいろ考えて今年はスーパーFJからのスタートですが、一から出直してまたFIA-F4に戻るというのを考えての参戦なので、何としても全部勝ちます。
- Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
-
僕自身、スタートは悪くなかったと思っているのですが、後ろのドライバーの方がもっと良くて抜かれてしまいました。でも、すぐ90度コーナーで、あそこは自信があったので抜くことができました。そこでしっかり抜けたのは良かったのですが、その後は神くんに近づくことはできなくて……。良かったのは、最後の1周にタイムが上がったことだけです。次のレースまで練習して、しっかり上げていかないといけないと痛感しています。もっと内容のある結果にしたいと思います。
Le Beausset Motorsports
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/12-13) Total Testing Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Time | Session1 Session2 Session3 Session4 | Behind | km/h |
| 1 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | *1'36.122 1'38.463 absence absence | 1'36.122 | - | 217.486 |
| 2 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'37.547 *1'36.141 absence absence | 1'36.141 | 0.019 | 217.443 |
| 3 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'37.678 *1'36.178 1'37.937 1'37.198 | 1'36.178 | 0.056 | 217.359 |
| 4 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'37.549 *1'36.295 1'38.402 1'37.138 | 1'36.295 | 0.173 | 217.095 |
| 5 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.176 *1'36.451 1'37.540 1'37.002 | 1'36.451 | 0.329 | 216.744 |
| 6 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.124 *1'36.513 1'38.169 1'38.245 | 1'36.513 | 0.391 | 216.605 |
| 7 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | 1'37.670 *1'36.589 1'38.451 1'37.833 | 1'36.589 | 0.467 | 216.435 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | *1'36.647 1'37.573 1'38.785 1'37.079 | 1'36.647 | 0.525 | 216.305 |
| 9 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | 1'37.278 *1'36.889 1'38.367 1'37.405 | 1'36.889 | 0.767 | 215.764 |
| 10 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | 1'37.665 *1'36.919 1'37.532 1'39.692 | 1'36.919 | 0.797 | 215.698 |
| 11 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | 1'39.079 1'39.963 1'38.714 *1'37.088 | 1'37.088 | 0.966 | 215.322 |
| 12 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | 1'37.515 1'38.159 1'37.585 *1'37.091 | 1'37.091 | 0.969 | 215.316 |
| 13 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'38.204 *1'37.140 1'37.561 1'37.573 | 1'37.140 | 1.018 | 215.207 |
| 14 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'38.822 1'38.623 1'37.968 *1'37.413 | 1'37.413 | 1.291 | 214.604 |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | *1'37.735 1'38.347 1'38.654 1'37.823 | 1'37.735 | 1.613 | 213.897 |
| 16 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | absence 1'39.392 1'39.748 *1'37.900 | 1'37.900 | 1.778 | 213.536 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'38.734 *1'37.909 1'38.801 1'38.450 | 1'37.909 | 1.787 | 213.517 |
| 18 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | 1'38.539 *1'37.926 1'38.659 1'38.384 | 1'37.926 | 1.804 | 213.480 |
| 19 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | absence absence 1'40.298 *1'38.209 | 1'38.209 | 2.087 | 212.864 |
| 20 | 7 | オリバー・ローランド | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'38.878 *1'38.474 absence absence | 1'38.474 | 2.352 | 212.292 |
| 21 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN TEAM TOM’S | absence absence 1'40.211 *1'39.207 | 1'39.207 | 3.085 | 210.723 |
| 22 | 50 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX Racing Team | *1'40.360 absence absence absence | 1'40.360 | 4.238 | 208.302 |
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/13) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.002 | - | - | 215.513 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.079 | 0.077 | 0.077 | 215.342 |
| 3 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.088 | 0.086 | 0.009 | 215.322 |
| 4 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.091 | 0.089 | 0.003 | 215.316 |
| 5 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.138 | 0.136 | 0.047 | 215.211 |
| 6 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.198 | 0.196 | 0.060 | 215.078 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.405 | 0.403 | 0.207 | 214.621 |
| 8 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'37.413 | 0.411 | 0.008 | 214.604 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.573 | 0.571 | 0.160 | 214.252 |
| 10 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.823 | 0.821 | 0.250 | 213.704 |
| 11 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'37.833 | 0.831 | 0.010 | 213.682 |
| 12 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'37.900 | 0.898 | 0.067 | 213.536 |
| 13 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.209 | 1.207 | 0.309 | 212.864 |
| 14 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.245 | 1.243 | 0.036 | 212.786 |
| 15 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.384 | 1.382 | 0.139 | 212.486 |
| 16 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.450 | 1.448 | 0.066 | 212.343 |
| 17 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'39.207 | 2.205 | 0.757 | 210.723 |
| 18 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'39.692 | 2.690 | 0.485 | 209.698 |
Joint Testing -RIJ- (2018/03/13) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Official Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.699 | - | - | 187.157 |
| 2 | 2 | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'51.861 | 0.162 | 0.162 | 186.886 |
| 3 | 93 | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.447 | 0.748 | 0.586 | 185.912 |
| 4 | 37 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.030 | 1.331 | 0.583 | 184.953 |
| 5 | 8 | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'53.436 | 1.737 | 0.406 | 184.291 |
| 6 | 12 | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'53.558 | 1.859 | 0.122 | 184.093 |
| 7 | 21 | ブルーノ・カルネイロ | B-MAX RODIZIOGRILL F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'53.834 | 2.135 | 0.276 | 183.646 |
| 8 | 1 | エドアルド・リベルティ | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'54.173 | 2.474 | 0.339 | 183.101 |
| 9 | 14 | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'55.013 | 3.314 | 0.840 | 181.764 |
| 10 | 28 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'55.309 | 3.610 | 0.296 | 181.297 |
| 11 | 30 | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'55.551 | 3.852 | 0.242 | 180.918 |
| 12 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'56.600 | 4.901 | 1.049 | 179.290 |
| 13 | 13 | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'57.824 | 6.125 | 1.224 | 177.427 |
| 14 | 35 | 河野 駿佑 | TBN Dallara F316 | Mercedes-Benz 414 | 46'21.436 | 44'29.737 | 44'23.612 | 7.516 |
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/13) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Testing 3 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.532 | - | - | 214.342 |
| 2 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.540 | 0.008 | 0.008 | 214.324 |
| 3 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.561 | 0.029 | 0.021 | 214.278 |
| 4 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.585 | 0.053 | 0.024 | 214.226 |
| 5 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.937 | 0.405 | 0.352 | 213.456 |
| 6 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'37.968 | 0.436 | 0.031 | 213.388 |
| 7 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.169 | 0.637 | 0.201 | 212.951 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'38.367 | 0.835 | 0.198 | 212.522 |
| 9 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.402 | 0.870 | 0.035 | 212.447 |
| 10 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.451 | 0.919 | 0.049 | 212.341 |
| 11 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.654 | 1.122 | 0.203 | 211.904 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.659 | 1.127 | 0.005 | 211.893 |
| 13 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.714 | 1.182 | 0.055 | 211.775 |
| 14 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'38.785 | 1.253 | 0.071 | 211.623 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.801 | 1.269 | 0.016 | 211.589 |
| 16 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'39.748 | 2.216 | 0.947 | 209.580 |
| 17 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'40.211 | 2.679 | 0.463 | 208.612 |
| 18 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'40.298 | 2.766 | 0.087 | 208.431 |
鈴鹿モータースポーツファン感謝デーから始まった今シーズンのスーパーフォーミュラの走行は、翌日の12日から本格的なテスト走行が開始され、この日の午前中のトップタイムを叩き出した小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が、初日の総合でもトップタイムとなった。
土曜日から高気圧に覆われている鈴鹿サーキットは、この日も朝から青空が広がる絶好のテスト日和となり19台のマシンが午前10時15分の走行開始と共に続々とコースイン。
前日のファン感謝デーの午後の走行を体調不良によりキャンセルした国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)もセッション開始から走行を開始、7号車には、オリバー・ローランド(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が、50号車にはヤン・マーデンボロー(B-MAX Racing Team)が乗り込んだ。
各車が順調にテストを消化し、午後12時15分の午前のセッション終了直前に1分36秒122のタイムを出した小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が午前中のトップに。
2番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、3番手に野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、4番手にルーキーの松下信治(同)、同じくルーキーの福住仁嶺(TEAM MUGEN)までがトップ5に。
長いお昼のインターバルを挟んで午後3時から始まった午後のセッションは、引き続き青空が広がるものの、強い西よりの風が吹く中で走行が開始された。
このセッションから50号車には千代勝正(B-MAX Racing Team)が乗り込んだ。開始から10分が過ぎようとしたところでこの日最初の赤旗が提示され、再開後10分で2回目の赤旗と、午後のセッションは計4回の赤旗が提示されることとなった。
その中で1分36秒141とタイムを伸ばしたのは中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、国本、石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)とトヨタ勢が午後のトップ3に。
4番手に野尻、5番手に松下とホンダ勢も僅差で続き、この日のセッションが終了した。
この公式テストは13日も行われる。
Text: Motorsports Forum
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/12) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Testing 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'36.141 | - | - | 217.443 |
| 2 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'36.178 | 0.037 | 0.037 | 217.359 |
| 3 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'36.295 | 0.154 | 0.117 | 217.095 |
| 4 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.451 | 0.310 | 0.156 | 216.744 |
| 5 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.513 | 0.372 | 0.062 | 216.605 |
| 6 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'36.589 | 0.448 | 0.076 | 216.435 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'36.889 | 0.748 | 0.300 | 215.764 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'36.919 | 0.778 | 0.030 | 215.698 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.140 | 0.999 | 0.221 | 215.207 |
| 10 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.573 | 1.432 | 0.433 | 214.252 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'37.909 | 1.768 | 0.336 | 213.517 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'37.926 | 1.785 | 0.017 | 213.480 |
| 13 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'38.159 | 2.018 | 0.233 | 212.973 |
| 14 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.347 | 2.206 | 0.188 | 212.566 |
| 15 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'38.463 | 2.322 | 0.116 | 212.315 |
| 16 | 7 | オリバー・ローランド | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.474 | 2.333 | 0.011 | 212.292 |
| 17 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.623 | 2.482 | 0.149 | 211.971 |
| 18 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'39.392 | 3.251 | 0.769 | 210.331 |
| 19 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'39.963 | 3.822 | 0.571 | 209.129 |
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/12) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Testing 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'36.122 | - | - | 217.486 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'36.647 | 0.525 | 0.525 | 216.305 |
| 3 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.124 | 1.002 | 0.477 | 215.242 |
| 4 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.176 | 1.054 | 0.052 | 215.127 |
| 5 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.278 | 1.156 | 0.102 | 214.902 |
| 6 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.515 | 1.393 | 0.237 | 214.379 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'37.547 | 1.425 | 0.032 | 214.309 |
| 8 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.549 | 1.427 | 0.002 | 214.305 |
| 9 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.665 | 1.543 | 0.116 | 214.050 |
| 10 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'37.670 | 1.548 | 0.005 | 214.039 |
| 11 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.678 | 1.556 | 0.008 | 214.022 |
| 12 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.735 | 1.613 | 0.057 | 213.897 |
| 13 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'38.204 | 2.082 | 0.469 | 212.875 |
| 14 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.539 | 2.417 | 0.335 | 212.152 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.734 | 2.612 | 0.195 | 211.733 |
| 16 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.822 | 2.700 | 0.088 | 211.544 |
| 17 | 7 | オリバー・ローランド | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.878 | 2.756 | 0.056 | 211.424 |
| 18 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'39.079 | 2.957 | 0.201 | 210.995 |
| 19 | 50 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'40.360 | 4.238 | 1.281 | 208.302 |
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Opening Lap 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | 石浦 宏明 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 12'15.770 |
| 2 | 6 | 松下 信治 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | YH | 7 | 0.348 |
| 3 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 0.586 |
| 4 | 15 | 福住 仁嶺 | MUGEN | Honda HR-417E | YH | 7 | 0.889 |
| 5 | 7 | オリバー・ローランド | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 1.104 |
| 6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 2.897 |
| 7 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 4.701 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | MUGEN | Honda HR-417E | YH | 7 | 8.042 |
| 9 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 11.803 |
| 10 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 13.549 |
| 11 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | YH | 7 | 14.166 |
| 12 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | YH | 7 | 15.689 |
| 13 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 26.088 |
| 14 | 5 | 野尻 智紀 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | YH | 7 | 27.890 |
| 15 | 50 | 本山 哲 | B-MAX RACING TEAM | Honda HR-417E | YH | 7 | 29.164 |
| 16 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | YH | 7 | 29.764 |
| 17 | 19 | 関口 雄飛 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 1'01.399 |
| 18 | 20 | 平川 亮 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | YH | 7 | 1'02.449 |
| - | 2 | 国本 雄資 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | YH | | absence |
- Fastest Lap: CarNo.20 平川亮(TEAM IMPUL) 1'38.090 (4/7)
SUZUKA Fan Thanks Day -RIJ- (2018/03/11) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 0 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'36.566 | - | - | 216.486 |
| 2 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'36.710 | 0.144 | 0.144 | 216.164 |
| 3 | 16 | 山本 尚貴 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.243 | 0.677 | 0.533 | 214.979 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.265 | 0.699 | 0.022 | 214.930 |
| 5 | 19 | 関口 雄飛 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.292 | 0.726 | 0.027 | 214.871 |
| 6 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.386 | 0.820 | 0.094 | 214.663 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.431 | 0.865 | 0.045 | 214.564 |
| 8 | 15 | 福住 仁嶺 | MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.598 | 1.032 | 0.167 | 214.197 |
| 9 | 1 | 石浦 宏明 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'37.682 | 1.116 | 0.084 | 214.013 |
| 10 | 5 | 野尻 智紀 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.832 | 1.266 | 0.150 | 213.685 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'37.912 | 1.346 | 0.080 | 213.510 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.032 | 1.466 | 0.120 | 213.249 |
| 13 | 7 | オリバー・ローランド | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.047 | 1.481 | 0.015 | 213.216 |
| 14 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.058 | 1.492 | 0.011 | 213.192 |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.245 | 1.679 | 0.187 | 212.786 |
| 16 | 6 | 松下 信治 | DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.650 | 2.084 | 0.405 | 211.913 |
| 17 | 2 | 国本 雄資 | INGING MOTORSPORT | TOYOTA RI4A | 1'38.723 | 2.157 | 0.073 | 211.756 |
| 18 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.884 | 2.318 | 0.161 | 211.411 |
| 19 | 50 | 本山 哲 | B-MAX RACING TEAM | Honda HR-417E | 1'39.729 | 3.163 | 0.845 | 209.620 |
- 2018年2月25日/三重県・鈴鹿サーキット国際南コース/くもり(ドライ)
- エントリー24台 出走24台

予選ヒートのスタートに向かうローリング隊列

タイムトライアルで2番手を獲得した近藤 壱颯(Ash)

ダミーグリットでローリングスタートを待つ選手たち

12周の決勝がスタート

アロンソカートを駆る加藤大翔選手(ハラダカートクラブ)

大差で逃げる加藤選手を追うりー・海夏澄(スーパーチップス)

メインエンジンがブローしサブエンジンでの戦いを強いられた鈴木選手

巧みなレースを展開しトップを走る鈴木選手

最終コーナーを立ち上がり3車がチェッカー手前で横並びに

接戦を制した鈴木選手喜びを噛みしめる

開幕戦を制した鈴木浬選手(KART-CRAFT)

2位獲得の加藤大翔選手(ハラダカートクラブ)

3選手によるシャンパンファイト
レーシングカートのローカルレースの中でも国内屈指の人気を誇る、鈴鹿選手権シリーズ カートレース IN SUZUKAの2018シリーズ第1戦が2月25日、三重県・鈴鹿サーキット国際南コースで開催。この選手権の中で最も低い年齢層(小学2年生以上)のドライバーを対象とするカデットオープンクラスも、新たなシリーズの開幕を迎えた。
2018年の鈴鹿選手権は全7戦を開催予定。カデットオープンは、その第1/4/5/6/7戦で実施される。鈴鹿サーキットの国際南コースは、F1日本GPの舞台として名高い国際レーシングコースのバックストレッチ南側に設けられた全長1.264kmのサーキットで、熱いバトルを生む高速レイアウトは世界的にも高い評価を得ている。
カデットオープン第1戦にエントリーしたのは、7歳から11歳の24名。北は福島県から南は熊本県まで、今季も幅広い地域から小さなファイターたちが鈴鹿に集まった。大会当日は、まだ冬の寒さが残る曇り空。タイムトライアルでは昨シリーズのランキング2位、加藤大翔(ハラダカートクラブ)が58秒037をマークしてトップを獲り、0.071秒差で近藤壱颯(Ash)が2番手に。3・4番手には百瀬翔(HRS JAPAN)と りー海夏澄(スーパーチップス)が続いた。トップから8番手までが0.25秒の中に納まる接戦のタイムトライアルだった。
予選ヒートは8周。ポールの加藤は好スタートを決めると2番手争いにも乗じて2周で約2秒のリードを築き、その後も後続とのギャップを広げながら独走、悠々と決勝のポールを獲得した。タイムトライアル7番手の鈴木浬(KART-CRAFT)が1周目に3つ順位を上げると、3周目には2番手に浮上してそのままゴール。その鈴木を僅差で追った りーが3位でチェッカーを受けた。2番グリッドの近藤は序盤のアクシデントで7位に。3番グリッドの百瀬もコースアウトがあり6位に留まった。
12周の決勝は、またも加藤の首位キープでスタートを切った。しかし、その展開は予選とは異なるものとなった。加藤に劣らぬ好スタートを決めた鈴木が、一時はやや引き離された加藤のテールを捕らえ、5周目の3コーナーでトップを奪ったのだ。
ただ、前日にメインのエンジンが壊れてスペアエンジンでの出走となった影響か、鈴木には逃げ切るだけの速さがない。真後ろに貼り付く加藤に対して、鈴木は勝負所のコーナー進入でことごとくインを締めてアタックの芽を摘んでいく。それでも加藤は9周目に鈴木の前へ出たのだが、鈴木はそれをすぐに抜き返して先頭の座を取り戻す。そんな2台に、序盤は引き離されていた りーも追い付き、レース後半は3台一丸の優勝争いとなった。
最終ラップは鈴木、加藤、りーの順位のままで突入。そして迎えた最終コーナー、またも進入でインに寄った鈴木に対して、加藤はクロスラインを選び、クリッピング付近でインを刺した。しかし鈴木も譲らず、2台は横並びのまま最終コーナーを回る。そこに立ち上がりでりーも並びかけ、フィニッシュの瞬間は3台がほぼ横一線。この激闘を制し初優勝を飾ったのは鈴木だった。ただし、後続を抑え込む望まないレース展開となった鈴木の顔に、笑顔はなかった。加藤は0.011秒差で初勝利を逃し2位に。りーはそこから0.088秒遅れての3位だ。
単独走行で4位のチェッカーを受けたのは、1周目に9番グリッドから5台抜きのジャンプアップを果たした伊藤聖七(Ash)。5位の近江川暖人(ATEAM)と6位の長谷部祐貴(HIGUCHI RT)も、それぞれ13番グリッドと11番グリッドから大きく順位を上げてのフィニッシュだった。
- 鈴木浬(すずき・かいり)のコメント
-
決勝は、本当は逃げ切りたかったです。相手をブロックしなくてもいいように、もう少し速く走って、もっとクリーンなレースをしたかったです。去年このクラスにスポット参戦して、トップの選手たちと張り合えるようにもっと練習しないとダメだと思いました。それで、今年のシリーズに備えて、苦手に感じていた3・4・5コーナーの連続S字区間を重点的に練習してきました。将来の目標はGTレーサー。好きなドライバーは谷口信輝選手です。ドリフト時代からカッコよかったし、GT300ではBMW・Z4でめちゃめちゃ優勝していたし、ああいうドライバーになりたいと思っています。
Text: Kazuo MIZUTANI
Photo: Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)
大阪市北区のモータースポーツバー・ミュルサンヌでは3月4日(日)にモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏を招いてトークショーを行う。昼と夜の2部制で予約は電話(06-6357-3637)のみ。事前予約の場合3,500円で入場できる。詳細は以下のとおり。
◆開催場所
- Motor sports bar Mulsanne (モータースポーツバーミュルサンヌ)
- 大阪市北区天神橋5-8-9 山武ビル2F
◆開催日時:2018年3月4日(日)
- 昼の部:開場 13:30 / 開演 14:00 / 終演 16:00(予定)
- 夜の部:開場 17:30 / 開演 18:00 / 終演 20:00(予定)
- *各回ともに定員は18名。途中休憩あり。
- *全席自由。整理番号順(下記参照)にご入場頂きますので、慌てず開場時間ぐらいにお越し下さい。
◆出演者
◆料金
- 昼の部、夜の部とも おひとり様につき
- 前日までのご予約 3500円
- 当日(残席がある場合のみ実施) 3800円(開演15分前から受付)
- ワンドリンク付き(2ドリンク目以降はキャッシュオンにて各自精算)
◆申込方法
- Mulsanneに電話、または来店による事前申込となります。
- お申込み順で整理番号をお伝えします。必ずお書き留め下さい。
- 電話番号:06-6357-3637(ご来店、お電話以外での申込はお受けできません。大変お手数ですが、行き違いをなくす為ご協力お願い申し上げます。)
- 受付開始日時:2018年2月6日(火) 19:00より
- 先着順に受付を行い、定員に達した場合は、キャンセル待ちとなります。
- ※申込後のキャンセルは、できるだけ3月2日(金)までにご連絡下さい。
- 申込・お問い合わせは下記営業時間内にお願いいたします。
- 定休日(月曜) を除く 19:00~26:00(翌2:00)※注↓
- ※店長1人で切り盛りしております故、お電話を頂いた際、営業時間内でもやむを得ず電話に出られない場合がございます。 その場合は、10分位経ってからもう一度おかけ直しいただけますと大変助かります。お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
◆お支払い方法
- 当日受付にて現金でお支払いください。
- なお、円滑な入場の為にお釣りの出ないよう、ご配慮頂けますと大変助かります。
- ご協力よろしくお願いいたします。
※注意事項
- 乳幼児・未就学児を連れてのご参加は、大変申し訳ございませんがお断りさせて頂きます。
- またイベント中の許可のない撮影・録音、ウェブやSNSなどへの書き込みもお断りしています。
- 今後の最新情報はfacebookページでご確認ください。(http://www.facebook.com/msbmulsanne)
- 皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
2月22日から今シーズン初の3メーカー揃っての国内でのGTメーカーテストが、開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットで開催された。
前週の暖かさから一転し、時おり雪もちらつく天候となった岡山国際サーキットには、9台のGT500クラスマシンと、GT300クラスが3台運び込まれた。
チャンピオンナンバー1号車を含むレクサス陣営は、1号車・KeePer TOM'S LC500、6号車・WAKO'S 4CR LC500、38号車・ZENT CERUMO LC500、39号車・DENSO KOBELCO SARD LC500の4台が、ニッサン陣営は新たにGT500クラスに昇格した3号車・CRAFT SPORTS MOTUL GT-Rと、12号車・カルソニックIMPUL GT-Rの2台が、ホンダ陣営は8号車・ARTA NSX-GT、17号車・KEIHIN NSX-GT、100号車・RAYBRIG NSX-GTの3台が、GT300クラスは今シーズンから参戦する34号車・Modulo KENWOOD NSX GT3をはじめ、55号車・ARTA BMW M6 GT3、65号車・LEON CVSTOS AMGの3台が参加した。
雲に覆われ肌寒さの増す中、10時10分から午前のセッションがスタートし各車コースイン。
開始直後に39号車がコースアウトしたため赤旗が提示されたものの、その後は目立ったトラブルもなくテストは進む。
1回目のセッションは、KeePer TOM'S LC500が1分17秒897でトップタイムを記録、2番手にZENT CERUMO LC500、3番手にWAKO'S 4CR LC500とレクサス勢がトップ3で午前中のセッションは終了した。
前日にジェンソン・バトンがSNSで岡山滞在中と投稿した効果なのか、平日とは思えない程のファンが訪れる中、2時間のインターバルを挟んで14時10分から午後のセッションが開始。
午前中よりも時おり日が差すものの肌寒さは変わらないコンディションの中、大きなトラブルも無く各車順調に周回を重ねZENT CERUMO LC500が1分17秒735で2回目のセッションとこの日の総合トップタイムに。そこにWAKO'S 4CR LC500とレクサス勢がトップ2に、3番手にはホンダ勢最速となったKEIHIN NSX-GTが続いた。
このテストは、明日23日も行われる。
Text: Motorsports Forum
Photo: Hiroyuki MINAMI
メーカーテスト岡山 -RIJ- (2018/02/22) Maker Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | 500 | 1 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'17.735 | - | - | 171.490 |
| 2 | 6 | 500 | 2 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'17.753 | 0.018 | 0.018 | 171.451 |
| 3 | 17 | 500 | 3 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'17.769 | 0.034 | 0.016 | 171.415 |
| 4 | 12 | 500 | 4 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'17.919 | 0.184 | 0.150 | 171.085 |
| 5 | 39 | 500 | 5 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.097 | 0.362 | 0.178 | 170.695 |
| 6 | 1 | 500 | 6 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.138 | 0.403 | 0.041 | 170.606 |
| 7 | 8 | 500 | 7 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.493 | 0.758 | 0.355 | 169.834 |
| 8 | 100 | 500 | 8 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.644 | 0.909 | 0.151 | 169.508 |
| 9 | 3 | 500 | 9 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R TOYOTA LEXUS LC500 | MI | 1'19.440 | 1.705 | 0.796 | 167.810 |
| 10 | 65 | 300 | 1 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'25.992 | 8.257 | 6.552 | 155.024 |
| 11 | 55 | 300 | 2 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'26.379 | 8.644 | 0.387 | 154.329 |
| 12 | 34 | 300 | 3 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 1'26.657 | 8.922 | 0.278 | 153.834 |
メーカーテスト岡山 -RIJ- (2018/02/22) Maker Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 500 | 1 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'17.897 | - | - | 171.134 |
| 2 | 38 | 500 | 2 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'17.983 | 0.086 | 0.086 | 170.945 |
| 3 | 6 | 500 | 3 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.020 | 0.123 | 0.037 | 170.864 |
| 4 | 17 | 500 | 4 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.176 | 0.279 | 0.156 | 170.523 |
| 5 | 8 | 500 | 5 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.195 | 0.298 | 0.019 | 170.481 |
| 6 | 100 | 500 | 6 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.205 | 0.308 | 0.010 | 170.460 |
| 7 | 39 | 500 | 7 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.265 | 0.368 | 0.060 | 170.329 |
| 8 | 12 | 500 | 8 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'19.304 | 1.407 | 1.039 | 168.097 |
| 9 | 3 | 500 | 9 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R TOYOTA LEXUS LC500 | MI | 1'19.578 | 1.681 | 0.274 | 167.519 |
| 10 | 65 | 300 | 1 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.580 | 8.683 | 7.002 | 153.971 |
| 11 | 55 | 300 | 2 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'26.595 | 8.698 | 0.015 | 153.944 |
| 12 | 34 | 300 | 3 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 1'27.189 | 9.292 | 0.594 | 152.895 |
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦は18日、鈴鹿サーキット東コースで22周の決勝を行い、予選3位からスタートした吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り鈴鹿での初優勝を飾った。
予選時に降った雪も上がり、正午前には鈴鹿上空には青空が広がった。10台が参加したが、決勝グリッドへ向かった予選9位の河合優輝(FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S)がストップ。グリッドには9台が並び、午後1時5分、フォーメーションラップが始まったが、なんとポールスタートの荒川麟(Drago CORSE 10V)がウェービング中に最終コーナーでスピン、最後尾グリッドに回される波乱の幕開けとなった。
スタートでは、予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が素晴らしいダッシュを決め、ポール不在となり前が開けたアウト側から、予選2位の徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)を抜き去りトップで1コーナーに侵入。2位には徳升が付け、3位には予選4位の石谷豪志(MYST)をパスした宮島雄太(アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ)が上がってきた。
トップに立った吉田は、ハイペースで2位の徳升を突き放しにかかる。1周目に徳升を1秒離すと徐々に差を広げ、5周目にはその差を2秒4まで広げた。
ここからこの2人は3位以下を引き離しながら、一進一退の差だったが、10周目にこのレースのファステストラップとなる53秒452をたたき出した徳升が「疲れてきました」という42歳の吉田との差を詰め始める。14周目にその差を1秒7とすると、18周目には0秒9。最終ラップにはテールトゥノーズに持ち込んだ。
しかし追撃もここまで。吉田が0秒260差で逃げ切り、うれしい鈴鹿初優勝を飾った。2位は徳升。3位には、序盤に岡本大地(bitcoin悟17J)、中盤には石谷、終盤には最後尾から追い上げてきた荒川麟(Drago CORSE 10V)と入れ替わり4位に付けたドライバーたちの追撃を振り切った宮島が入った。以下、4位荒川、5位石谷、6位岡本の順でゴールを迎えた。
優勝した吉田は鈴鹿シリーズに参加して5年目。「練習からユーズドタイヤでも僅差だったので予選で上位に付ければチャンスがあると思っていた。ようやく勝てました」と目に涙を浮かべ、喜びをかみしめていた。
第2戦はちょうど4週間後、3月18日にフルコースで決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | YH | 22 | 19'44.143 |
| 2 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 22 | 0.260 |
| 3 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 22 | 9.038 |
| 4 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 9.542 |
| 5 | 60 | 石谷 豪志 | MYST MYST KK-S2 | YH | 22 | 11.334 |
| 6 | 18 | 岡本 大地 | bitcoin悟17J WEST 17J | YH | 22 | 13.903 |
| 7 | 19 | 永井 秀貴 | NINE RACING・KKSⅡMYST MYST KK-S2 | YH | 22 | 38.332 |
| 8 | *17 | ベンソン・リン | TOP SPEED RACING 17J WEST 17J | YH | 22 | 49.650 |
| 9 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS MYST KK-S2 | YH | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ---- |
| - | 8 | 河合 優輝 | FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S MYST KK-S | YH | | DNS |
- Fastest Lap: CarNo.70 徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ) 53.452 (10/22) 151.07km/h
- CarNo.17は、2018鈴鹿クラブマンシリーズ特別規則第10章第55条~1(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦が18日、鈴鹿サーキット東コースで開幕。小雪の舞う中、荒川麟(Drago CORSE 10V)が58秒886で鈴鹿での初ポールポジションを獲得した。
日本各地7サーキットで行われる今シーズンのスーパーFJシリーズだが、先陣を切って鈴鹿シリーズが同地で開幕。昨夜から断続的に降り始めた雪がコースサイドに残り、小雪が舞う底冷えの中、午前8時50分より公式予選が行われた。昨シーズンよりエンジンが安価で販売され増加した参加台数が一転減少、参加10台とさみしい開幕戦となった。
予選開始6分過ぎ、上吹越哲也(ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS)がコースアウトしたため赤旗が提示され、15分で行われる予選は5分延長され9時10分チェッカーとなった。
赤旗解除後、残り9分で再開された予選は、荒川麟(Drago CORSE 10V)と徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)の一騎打ちとなった。荒川が再開後8周目に59秒973と1分を切るタイムを出し、さらに翌周59秒570とタイムを縮めると徳升がが59秒367でこれを逆転、さらに12周目には59秒189とすると翌周、荒川が59秒125で再びトップに浮上した。
14周目には徳升が59秒を切る58秒899でトップを奪い返し、このままポールを決めるかと思われたが「ラスト3周目あたりでようやくタイヤが暖まった」という荒川がチェッカー後の16周目に58秒886を出し僅差で逆転。シーソーゲームに終止符を打ち、ポールポジションを決めた。3位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が入った。
荒川は昨年のオートポリスシリーズでポールポジションを獲得したが、鈴鹿シリーズでは初。荒川は埼玉県在住の18歳で高校3年生。今シーズンは鈴鹿シリーズに全戦参加予定でチャンピオンを狙い、入校した鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラでは首席卒業を目指す。
決勝は午後1時5分より22周で争われる。「東コースは抜けないのでスタートさえ決めれば……」という荒川と、惜しくも予選で2位に甘んじた徳升の争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Qualifying Weather:Snowy Course:Wet
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 0'58.886 | - | - | 137.126 | 16/16 |
| 2 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 0'58.899 | 0.013 | 0.013 | 137.096 | 14/16 |
| 3 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 0'59.292 | 0.406 | 0.393 | 136.187 | 14/14 |
| 4 | 60 | 石谷 豪志 | MYST MYST KK-S2 | 0'59.813 | 0.927 | 0.521 | 135.001 | 15/15 |
| 5 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | 0'59.967 | 1.081 | 0.154 | 134.654 | 15/15 |
| 6 | 19 | 永井 秀貴 | NINE RACING・KKSⅡMYST MYST KK-S2 | 1'00.258 | 1.372 | 0.291 | 134.004 | 11/14 |
| 7 | 18 | 岡本 大地 | bitcoin悟17J WEST 17J | 1'00.498 | 1.612 | 0.240 | 133.472 | 13/15 |
| 8 | 17 | ベンソン・リン | TOP SPEED RACING 17J WEST 17J | 1'01.608 | 2.722 | 1.110 | 131.067 | 13/15 |
| 9 | 8 | 河合 優輝 | FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S MYST KK-S | 1'02.768 | 3.882 | 1.160 | 128.645 | 15/15 |
| 10 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS MYST KK-S2 | 1'03.388 | 4.502 | 0.620 | 127.387 | 10/10 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'17.000)予選通過 ---- |
昨年インギングと組んでフェラーリ488 GT3を走らせていた四日市にファクトリーを置くアルナージュレーシングは15日、今シーズンは2016年までと同様単独でスーパーGTに参戦することを発表した。
ドライバーには、2015年のレギュラードライバー加納政樹と2016年のレギュラードライバー安岡秀人を再び起用。マシンも2016年までのメルセデスSLS GT3から最新のメルセデスAMG GT3にチェンジ。2013年の第8戦オートポリスで2位に入ったコンビで再び頂点を目指す。
Photo: Arnage Racing
育成カテゴリーを中心にモータースポーツ活動を行っているル・ボーセモータースポーツ(代表:坪松唯夫)は31日、今シーズンの参戦体制を発表、昨年同様、FIA-F4、スーパーFJ、スーパー耐久の3カテゴリーを戦う。
スーパー耐久では、嵯峨宏紀と山下健太が昨シーズンから継続。新たにFIA-F4で2年連続チャンピオン、全日本F3にも参戦する宮田莉朋が加入し、ST-3クラスを戦う。4シーズン目となる今年も、昨シーズンほぼ手中にしていたST-3クラスチャンピオンの獲得を目指す。
FIA-F4では、川合孝汰が昨年に続き参戦3年目のシーズンを迎える。また新たにスーパーFJもてぎシリーズでチャンピオン、スーパーFJ日本一決定戦では2位に入りJSSのスカラシップを獲得した小倉祥太が加わり2台体制で臨む。
スーパーFJでは昨シーズン途中からスーパーFJに参戦を始めた上田裕也が今シーズンも継続。新たに昨シーズンFIA-F4に参戦した神晴也が加入し、2台体制でもてぎシリーズを中心に参戦する。以下、プレスリリーズ。
2 0 1 8 年参戦体制のご案内
2018年、Le Beausset Motorsportsは、スーパー耐久シリーズ、FIA-F4選手権並びにスーパーFJもてぎ選手権へ昨年に引き続き参戦致します。
スーパー耐久へは、新たに採用となったピレリタイヤへの最適化に加え、ブレーキをはじめ新たに採用するパーツ等でLEXUS RC350を更に進化させて、ST-3クラスを戦います。
ドライバーは、嵯峨宏紀、山下健太を続けて起用。2年連続でFIA-F4選手権でチャンピオンを獲得し、全日本F3選手権でも表彰台を獲得するなど成長著しい宮田莉朋を新たに起用して、若手ドライバーのツーリングカーでの育成活動も積極的に行って参ります。経験豊富なドライバーと伸び盛りの若手ドライバーとの組み合わせで悲願のシリーズチャンピオン獲得へと挑戦して参ります。
FIA-F4選手権は、常に上位争いの中で速さとクレバーな戦いを見せた川合孝汰と、スーパーFJもてぎ選手権でチャンピオンを獲得し、日本一決定戦でもトップ争いを展開した小倉祥太がステップアップして戦って参ります。今年こそメーカー系チームに対抗するパフォーマンスで、存在感を如何なく発揮していきたいと思います。
スーパーFJもてぎ選手権は、昨年途中出場ながらトップ争いに加わった上田裕也が引き続き参戦。荒削りながら非凡な速さを見せる神晴也がアカデミードライバーとして加入。10代ドライバーの二人が、激しいトップ争いでの切磋琢磨で結果を出し、2年連続のシリーズチャンピオンを目指します。
Le Beausset Formula Academyを通じ、チーム発足からの主旨である、若手ドライバーの育成活動を継続的に展開し、レーシングカートからエントリーフォーミュラやミドルフォーミュラへの、より効率的なステップアップ体制を継続するとともに、ツーリングカーでの育成も連携した画期的な育成体制を確立して、2018年も全てのカテゴリーでシリーズチャンピオンを目指して戦って参りますので、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ル・ボーセモータースポーツ
代表取締役 坪松唯夫

スーパー耐久シリーズ
- チーム監督:坪松唯夫
- ドライバー:
- 嵯峨宏紀 Age 34
- 山下健太 Age 22
- 宮田莉朋 Age 18
- マシン:LEXUS RC 350
-
- 嵯峨宏紀
-
今年もスーパー耐久シリーズに参戦することができ嬉しく思います。昨年は惜しくもチャンピオンを獲得するに至りませんでしたが、富士での3連覇も含めて2勝、2位が2回と前年より確実に進化したパフォーマンスを見せることができました。今季は新しい要素として新ドライバーの加入や今までと違うタイヤ、そして自分としても久しぶりの24時間レースが組み込まれているので、まだまだ未知数な部分が多いです。それでもやはり結果を残して行くには、チームの強みである「ミスなくまとめる」という部分がより重要になってくると思います。チャンピオンを取るために1レースも取りこぼす事なく、今度こそ頂点に立てるよう頑張ります。
- 山下健太
-
過去2年間、本当にあと一歩のところでチャンピオンを逃し、非常に悔しい思いをしました。今年でスーパー耐久参戦4年目になりますが、年々レベルの上がり続けているシリーズであるので、絶対チャンピオンの強い思いでレースに臨まなければ、シリーズは獲れないと考えています。タイヤメーカー変更や、24時間レースの開催など変化の大きい2018年シーズン、全ての変化に素早く対応し、LEXUS RC350のポテンシャルを最大限に引き出してチャンピオンを獲りにいきます。ミスひとつしないこと、速く走ることを突き詰めて、良いドライバーになれるよう成長していきたいです。応援よろしくお願いします。
- 宮田莉朋
-
今年は、ル・ボーセモータースポーツからST-3クラスに参加させて頂く事になりました。今までは全日本F3、FIA-F4とフォーミュラカーをドライブしていましたが、今年から新たにツーリングカーレースに参戦する事になります。スーパー耐久には初めてフル参戦となり、ロングスティントのレースも初めてです。自分のドライビングを成長させるようにし、LEXUS RC350のポテンシャルを活かしていきたいと思っています。そして、一緒に組ませて頂くチームメイトとしっかり協力して、シリーズチャンピオンを目指して臨みます。今年1年間、一所懸命頑張りますので、応援の程宜しくお願い致します。
FIA-F4選手権
- ドライバー:川合孝汰 Age 23
-
今シーズンも沢山の方々に支えていただき、ル・ボーセモータースポーツの一員としてFIA-F4に参戦することができます。支えてくださるすべての皆様に心より感謝致します。昨シーズンは、安定して入賞できたものの、あとひとつ速さやチャンスをものにすることができず、自分の甘さを痛感するシーズンでした。しかしながら、自分の問題点や課題とするコースを克服できたことは大きな収穫であり、今シーズンを戦う上で、最大の強みであると確信しています。3年目となる今年は、速さと安定性にさらに磨きをかけ、「一発の集中力」を武器に、シリーズチャンピオンを獲得します。優勝することはもちろん、多くの方に愛され魅せるドライバーを目指し“有言実行”と“進化”を胸に決して諦めることなくさらなるステップアップを目指して突っ走ります。応援をよろしくお願いいたします。
- ドライバー:小倉祥太 Age 19
-
今シーズンもル・ボーセモータースポーツの一員としてレースに参戦できることを嬉しく思います。スーパーFJのデビューイヤーとなった昨シーズンは、もてぎシリーズのチャンピオンを獲得し、日本一決定戦での活躍が認められジャパン・スカラシップ・システム様のスカラシップを獲得することが出来ました。FIA-F4でルーキーとなる今シーズンは、開幕戦から優勝争いをし、シリーズチャンピオン獲得が最大の目標です。スーパーFJで見せることができたスピードにさらに磨きをかけ、観客の皆さんに注目そして応援していただけるドライバーを目指します。シーズンを通して様々なことを学び、自分自身の可能性をどんどん広げていきたいと思います。このチャンスを最大限に生かし、一戦一戦を全力で戦います。応援をよろしくお願い致します。
スーパーFJもてぎ選手権
- ドライバー:神 晴也 Age 17
-
昨年はFIA-F4に参戦しドライビングを学びステップアップを目指したのですが、初コースで練習がほとんど無い状態からのレースウィークでしたので、予選までに中々レースの組み立てをする余裕が無く、かなり悔しい1年になりました。今年は、チームを移籍し、スーパーFJに乗るチャンスを頂いたので、全レースで絶対に負ける訳にはいきません。自分の1番の武器であるガンガン攻める走りと、ブレーキングの精度を更に上げて、どんな車や路面の状況でも、安定してその走りをできるように成長していきます。このチャンスを与えてくださったチーム、スポンサー様、家族に今年の終わりに「応援して良かった」と思えるような
レース展開と成長を見せていきたいと思います。応援をよろしくお願いします。
- ドライバー:上田裕也 Age 18
-
昨年はスーパーFJのもてぎ選手権、鈴鹿選手権、日本一決定戦に出場しましたが、予選ではタイムを出すことはできましたが、決勝レースでは自分の焦りからのミスにより、実力を発揮することが出来ず、結果を残すことができませんでした。全てのレースが不完全燃焼で小倉くんに1度も勝てず、本当に悔しい1年になりました。しかし沢山の知識や技術を学んだ1年にもなりました。今年は、1レース1レース落ち着いて大きなミスをなくし、バトルでも強さを見せ、勝利にこだわりたいと思います。目標は、レース毎に成長し、全戦優勝でシリーズチャンピオンを取る事です。もう1年チャンスを与えてくれた方々、応援してくださる方々に感謝し、日頃からもっとレースのことを意識して、走行している時以外にも努力したいと思います。このチャンスを無駄にしないように頑張ります。応援をよろしくお願いします。
Le Beausset Motorsports
スーパー耐久機構は12日、東京オートサロンが開催されている幕張メッセ近くのホテルで「スーパー耐久シリーズ2017表彰式」を開催した。
壇上には各7クラスで上位入賞したドライバーたちに賞典が授与され、また併せてタイヤサプライヤーの変更と第3戦として富士スピードウェイで行われる24時間レースの概要も発表された。
ピレリがワンメイクタイヤサプライヤーに
昨年までスーパー耐久にタイヤを供給し続けてきたヨコハマタイヤに代わり、うわさされていたようにピレリタイヤがスーパー耐久にタイヤを独占供給することとなった。ピレリといえばF1へのタイヤ供給で有名だが、ブランパンシリーズなどGTカーへの実績も十分だ。これにともないシリーズ名称も「ピレリスーパー耐久シリーズ」と変更になる。
第3戦富士24時間レース概要
既報のように今シーズンから富士戦が24時間レースとなる。第3戦として行われ「ピレリスーパー耐久シリーズ2018第3戦『富士SUPER TEC24時間レース』」と、SUPER TECの名称を踏襲する。6月1日(金)に公式予選が行われ、2日(土)午後3時にレーススタート、24時間後の翌3日(日)午後3時にゴールを迎える。出走台数は最大70台、ドライバーは3~6名が登録可能。また、夜間走行に備えてLEDパネル型信号機が導入され、計時システムも24時間に対応したものに一新される。
ますます盛り上がる今シーズンのスーパー耐久シリーズに期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
本田技研工業株式会社は12日、東京オートサロンの開催されている幕張メッセで今シーズンのモータースポーツ体制を発表した。
スーパーフォーミュラでは、今シーズンF1に参戦するピエール・ガスリーに代わって無限にFIA F2とのダブル参戦がうわさされている福住仁嶺が加入。ナカジマにはダンディライアンから伊沢拓也が移籍、その伊沢が抜けたダンディライアンには昨シーズンまでFIA F2を戦っていた松下信治が加入した。それ以外のドライバーは昨年と変わらず、昨シーズンから参戦を始めたB-MAXのドライバーは未定となっている。
全日本F3選手権では、HFDPが撤退したのを受けて戸田が2台体制に戻った。HDFPから阪口晴南が移籍し、新たに加入した大湯都史樹とコンビを組む。スリーボンドにはアレックス・パロウに代わり笹原右京が加入した。
FIA-F4は、角田裕毅が継続。SRS-F首席卒業の名取鉄平が新たに加入した。
スーパーGTでは、元F1ドライバーのジェンソン・バトンがクニミツでフル参戦を始める。クニミツを抜けた伊沢拓也は小林崇志に代わってARTAに加入する。
◆全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)
| チーム名 |
No. |
ドライバー |
年齢 |
出身地
| 2017年戦績 |
|---|
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン) |
15 |
福住 仁嶺
(フクズミ・ニレイ) |
20 |
徳島県 |
GP3
3位 |
| 16 |
山本 尚貴
(ヤマモト・ナオキ) |
29 |
栃木県 |
SF
9位 |
B-Max Racing team
(ビーマックス・レーシング・チーム) |
50 |
TBA |
- |
- |
- |
TCS NAKAJIMA RACING
(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング) |
64 |
Narain Karthikeyan
(ナレイン・カーティケヤン) |
40 |
インド |
SF
参戦 |
| 65 |
伊沢 拓也
(イザワ・タクヤ) |
33 |
東京都 |
SF
13位 |
REAL RACING
(リアル・レーシング) |
TBA |
塚越 広大
(ツカコシ・コウダイ) |
31 |
栃木県 |
SF
15位 |
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング) |
TBA |
野尻 智紀
(ノジリ・トモキ) |
28 |
茨城県 |
SF
17位 |
| TBA |
松下 信治
(マツシタ・ノブハル) |
24 |
埼玉県 |
F2
6位 |
◆全日本F3選手権
| チーム名 |
No. |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2017年戦績 |
|---|
TODA RACING
(トダ・レーシング) |
TBA |
阪口 晴南
(サカグチ・セナ) |
18 |
大阪府 |
全日本F3
6位 |
| TBA |
大湯 都史樹
(オオユ・トシキ) |
19 |
北海道 |
FIA-F4
4位 |
ThreeBond Racing
(スリーボンド・レーシング) |
12 |
笹原 右京
(ササハラ・ウキョウ) |
21 |
群馬県 |
FIA-F4
2位 |
◆FIA-F4選手権
| ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2017年戦績 |
|---|
角田 裕毅
(ツノダ・ユウキ) |
17 |
神奈川県 |
FIA-F4
3位 |
名取 鉄平
(ナトリ・テッペイ) |
17 |
山梨県 |
SRS-Formula卒業 |
◆SUPER GT<GT500クラス>
| チーム名 |
No. |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
2017年戦績 |
|---|
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ) |
8 |
野尻 智紀
(ノジリ・トモキ) |
28 |
茨城県 |
GT500
9位 |
伊沢 拓也
(イザワ・タクヤ) |
33 |
東京都 |
GT500
7位 |
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン) |
16 |
武藤 英紀
(ムトウ・ヒデキ) |
35 |
東京都 |
GT500
18位 |
中嶋 大祐
(ナカジマ・ダイスケ) |
28 |
愛知県 |
KEIHIN REAL RACING
(ケーヒン・リアル・レーシング) |
17 |
塚越 広大
(ツカコシ・コウダイ) |
31 |
栃木県 |
GT500
10位 |
小暮 卓史
(コグレ・タカシ) |
37 |
群馬県 |
Epson Nakajima Racing
(エプソン・ナカジマ・レーシング) |
64 |
Bertrand Baguette
(ベルトラン・バゲット) |
31 |
ベルギー |
GT500
11位 |
松浦 孝亮
(マツウラ・コウスケ) |
38 |
愛知県 |
TEAM KUNIMITSU
(チーム・クニミツ) |
100 |
山本 尚貴
(ヤマモト・ナオキ) |
29 |
栃木県 |
GT500
7位 |
Jenson Button
(ジェンソン・バトン) |
37 |
英国 |
GT500
第6戦スポット参戦 |
※リリースより四輪関係を抜粋
昨年までスーパー耐久等国内ロードレースを中心に活躍してきたバースレーシングプロジェクト(BRP)が3日、今シーズンから2018 年新型ホンダシビックタイプR(FK8)で国内ラリー選手権への参戦を発表した。以下、プレスリリース。
BRP 2018 年国内ラリー選手権参戦発表
国内外でレース活動を展開しているバースレーシングプロジェクト【BRP】は、2018年新型ホンダシビックタイプR(FK8)で国内ラリー選手権に参戦する事を決定しました。
新型シビックでのラリーカー製作は、国内を初め世界でも初めての試みです。
現行新型車両の為、制御系の解析を初め、ボディ(ロールゲージ)及び脚周りも各メーカー各社と協力して開発を進めていく必要があり、多くの困難な課題が山積していますが、実践に投入しながら開発を進めていき、シーズン半ばには十分戦える車両に仕上げていきたいと思います。まずはターマックラリーに参戦して車両の開発を進めていき、その後グラベルラリーに投入を予定しております。
- エントリー名: BRP★ON!ホンダカーズ三重北シビック(FK8)
BRPは2016年より新しい競技のステージとして国内ラリー選手権に、試験的に参戦を開始していよいよ2018年から、オリジナルの新型車両を投入してBRPらしい競技を展開していきます。このチャレンジは非常に課題も多く困難な道のりではありますが、現行新型車のシビックタイプR(FK8)でラリー競技に参戦する意義は大きいと感じておりますので、世界初・日本初のこの試みに全力で取り組んでいきたいと思います。
バースレーシングプロジェクト【BRP】
代表 奥村 浩一

Le Beausset Formula Academy WINTER TRAINING
フォーミュラで走る!!

2月17日(土)
会場:ツインリンクもてぎ特設南コース
独自の個別指導プログラムで結果を出し続ける“Le Beausset Formula Academy”がオープンアカデミーをこの冬に初開催。特設南コースで、フォーミュラの走行を体験。集中的走行でスキルアップができます。
フォーミュラが初めての方でも、アクセルやブレーキ・クラッチといった操作系の基本から指導しますので、レーシングカートの経験があり14歳以上であれば参加が可能です。この冬のテーマは、たくさん走る! 体験はもとより、従来よりたくさんの周回ができるトレーニングメニューとなります! 集中的走行でフォーミュラのスキルアップを目指そう!
申し込みは、ホームページでご案内しますので、要チェック!
栃木県芳賀郡茂木町林930-30
TEL:0285-64-1962
株式会社ル・ボーセモータースポーツ
HP: www.lebeausset-motorsports.com
問合せMail:formula@lebeausset-ms.co.jp

カデットオープン決勝ヒートスタート

すべてのヒートでトップを獲得しパーフェクトウィンを飾った田中風輝(TAKAGI PLANNING)

タイムトライアルで出遅れた洞地遼大(Ash with KP BUZZ)であったが着実にポジションを上げた

ポイントランキング4番手の洞地遼大(Ash with KP BUZZ)

ポイントリーダーで最終戦をむかえた加藤大翔(ハラダカートクラブ)

下り25Rを疾走する田中風輝(TAKAGI PLANNING)

加藤大翔(ハラダカートクラブ)

決勝ヒートのスタートを待つ百瀬翔(Ash)

田中風輝(TAKAGI PLANNING)は2に大差をつける走り

百瀬翔(Ash)

将来のモータースポーツ界を背負って立つドライバー達

田中風輝(TAKAGI PLANNING)

将来の夢はF1ドライバー田中風輝(TAKAGI PLANNING)
- 2017カートレースIN SUZUKA 第7戦 カデットオープンクラス レースレポート
- 大会データ
- 2017年12月17日/三重県・鈴鹿サーキット国際南コース/晴れ(ドライ)
- エントリー22台 出走22台
鈴鹿サーキット国際南コースで12月17日、2017鈴鹿選手権シリーズ カートレースIN SUZUKAの末尾を飾る第7戦が開催され、そのカデットオープンクラスもシリーズ最後の一戦を迎えた。
鈴鹿選手権のカデットオープンは小学2年生以上のドライバーを対象とするクラスで、本格的なカートレースとしてはもっとも低年齢層に位置するもの。マシンは大人用のカートよりひと回り小さい車体(シャシー)に、ホビーレースのスタンダードエンジンともいえるヤマハKT100SECを搭載する。ただし、パワーは小径の吸気リストリクターによって低年齢層に合ったレベルに抑えられている。同様のパッケージのクラスがJAFジュニアカート選手権に設けられていることもあり、鈴鹿に限らず各地のサーキットで多くの参加を集めている人気クラスだ。
鈴鹿カデットオープンクラスの2017シリーズは全5戦。前戦を終えた時点のポイントリーダーは、未勝利ながら全戦で表彰台に登壇して56点を獲得した加藤大翔(ハラダカートクラブ)だ。それに続くのが48点の田中風輝(TAKAGI PLANNING)と43点の松浦光聖(トレンタクワトロ名古屋)。また、39点でランキング4番手の洞地遼大(Ash with KP BUZZ)にもチャンピオン獲得の可能性が残されていた。
快晴の鈴鹿に集ったのは22台。今季最多のエントリーだ。タイムトライアルでトップとなったのは田中。2番手の百瀬翔(Ash)にコンマ7秒以上の大差をつける段トツの速さだ。加藤は3番手、松浦は5番手。洞地は12番手とやや出遅れた。続く予選ヒートでは、加藤と松浦がスタートで2・3番手に順位を上げ田中の真後ろに迫る。だが、田中は背後のバトルの間にリードを広げて独走でゴール、決勝のポールとエクストラポイント2点を手に入れた。2位は加藤をパスした松浦。加藤は再逆転ならず3位でゴールした。
決勝は12周。田中がスタートを決めて先頭のままレースを開始すると、その背後で2番手に上がった加藤と3番手後退の松浦がまたも競り合いを繰り広げ、田中はそれに乗じてオープニングラップで1秒以上のリードを築いた。松浦が加藤の前に出てからも2位争いは白熱する一方で、田中は毎周リードを広げながらトップを快走。すると2位争いの2台に後続集団が追い付いてくる。加藤は田中が優勝しても3位以内に入ればチャンピオンになれる状況だったが、レース終盤、ついに後続に飲み込まれ残り3周で5番手に後退した。最終ラップに1台を抜き返した加藤だったが、3番手にはもはや手が届かない。田中は独走のまま12周を突っ走り、今季3勝目と逆転チャンピオンの栄冠をつかみ取った。2位はセカンドグループを抜け出した松浦。百瀬が3位に入り、加藤は4位でレースを終えた。
- 田中風輝のコメント
-
優勝できてよかったです。レースの間は、とにかく1位になることだけを考えて走っていました。(加藤)大翔君が4位以下になることもあるだろうから、(チャンピオン獲得のためにも)1位になるしかないと思っていました。今年のシリーズは、自分がやるべきことをちゃんとやって、諦めずに走れたのがよかったと思います。将来の夢はF1ドライバーです。
Text: Kazuo MIZUTANI
Photo: Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)

ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJの日本一決定戦が、12月9(土)~10日(日)に、鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、小倉祥太と上田裕也が出場した。
これまで、もてぎシリーズに参戦してきたふたりだが、小倉は開幕からすべてポール・トゥ・ウィンで4連勝を飾りチャンピオンを獲得。10月のF1日本GPのサポートレースとして開催されたドリームカップでは、初めての鈴鹿でのレースながら、一時トップを走行し、見事2位表彰台を掴むなど地元のライバルを相手に速さを見せた。一方の上田も、もてぎシリーズは第3戦からのエントリーとなったため、2戦の出場になったが、3位、4位と連続入賞を果たし、小倉と切磋琢磨しながら経験を積んだ。そんなふたりが挑む今回の日本一決定戦、各シリーズの強者たちも出場する中で、ふたり揃って表彰台を勝ち取ることが期待された。
また、日本一決定戦は例年どおりトーナメント形式で開催され、A・Bのグループ分けのもと予選、6周によるレース(第1レグ)を行い、第1レグを勝ち上がったものがファイナルレースを争う。
予選 12月9日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
このレースウィークの走り始めは金曜日からで、20分間のセッションが2本と、少ない走行時間となったが、各々鈴鹿の走り方を確認しながら周回を重ね、土曜日は前日の雨の影響で、ところどころウェットパッチを残す路面状況の中、A・Bの2グループに分けられたBグループから小倉、上田ともに予選に挑んだ。タイヤに熱を入れ、タイミングを見定めながらのアタックで小倉はトップに浮上すると、コンディションの向上とも合わせてタイムを刻み続ける。ラストアタックこそシケインでのオーバーランがあり、チェッカーを受けずピットに戻ることとなったが、最後までトップを守り続けた結果、Bグループのポールポジションを獲得する。
上田も順調にタイムを縮めていったが、途中130Rでスピンがあり、マシンにダメージこそなかったが、コースアウトして砂利を拾ってしまったため、一度ピットに戻って清掃。再度コースインして、ラストアタックで7番手を獲得し、午後からの第1レグはふたり揃ってシングルからのスタートとなった。
第1レグ 12月9日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
午後の第1レグは路面も完全に乾いて、6周の戦いを迎えた。ポールポジションからのスタートとなった小倉は、一瞬2番手のドライバーに先行を許すが、1コーナーへのホールショットに成功する。オープニングの1周だけで後続にコンマ7秒の差をつけた小倉は、そのままアクセルを緩めることなく逃げ続け、ラスト2周はファステストラップも連発、最終的に2秒半の差をつけてトップでチェッカーを受けた。
対照的に上田はスタートを決めることができず8番手からの発進となるも、6番手を争う集団の中でバトルを繰り返しながら周回を重ねていく。まわりは鈴鹿をホームコースとするドライバーばかりであったが、少しも臆することなく戦い続けた結果、8位でフィニッシュした。
なお、Aグループはスタートディレイの影響で1周減算となったため、5周目通過時のトップのトータルタイムでイン側に並ぶか、アウト側に並ぶか決められたが、優っていたのはBグループの小倉だったことから、ファイナルのポールポジションも獲得。上田も有利な、アウト側のグリッド8列目からスタートを切ることとなった。

ファイナル 12月10日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
40台ものマシンが並ぶ先頭に、小倉が堂々と位置につき、その後ろ8列目に上田もマシンを並べ、その時を待った。しかし、注目のスタートでいきなり明暗が分かれる。小倉が好スタートを切って1コーナーにトップで飛び込み、コーナーをひとつクリアするたび後続との差を広げていったのとは対照的に、上田は後続車両にタイヤをヒットされて、サスペンションにダメージを負ってしまう。
そんな中、第1レグ同様、小倉には先行逃げ切りの期待がかかるも、オープニングラップのヘアピンで接触があり、1台がコース上にストップしていたため、セーフティカーが1周だけながらコースイン。これにより、築いたマージンから振り出しに戻るが、小倉にとって、SCラン後のリスタートはスーパーFJでは初体験でもあった。
しかし、リスタートをしっかり決めた小倉は、再び1コーナーにトップで飛び込んでいく。背後には鈴鹿シリーズでチャンピオンを争っていた2台を置くも、4番手以降は間もなく遥か彼方へと離し、緊張感に満ちたトップ争いを演じていく展開へ。4周目に、スプーンの立ち上がりでのシフトミスで、2番手に差をピタリと詰められ、ホームストレートでスリップからの抜け出しでトップを奪われるが、今度は小倉が後ろにピタリと食いつき、7周目の130Rでアウトから抜きにかかるも、ストレートで再び先行を許す。その後も9周目のスプーンで並ぶが、相手も鈴鹿を知り尽くしているため、一進一退の展開を見せる。最終ラップも絶えず挑み続け、最後のシケインでは前に出かけるが、抜け出せず、そのままストレートを並んで立ち上がるものの、0.2秒差の2番手でレースを終えた。
一方、上田はスタート直後の接触でハンドルが曲がった状態となり、まっすぐ走るのも困難な状況において、バトルを繰り返しながら着実に順位を戻していく。そのような状況でも、最終的に6台抜きを果たして25位でフィニッシュし、気迫のこもったレースを見せた。
悔しさが残ったからこそ、その思いをふたりとも来シーズンに結びつけてくれることを期待したい。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
今年最後となる日本一決定戦は非常に見応えのある良いレースだった。小倉のファイナルレースでの結果は2位となったが、如何なるコンディションでも地元勢より速く、鈴鹿のレースを経験したことで、またひとつ彼の可能性が広がったと感じている。上田はスピンや接触などで気持ち的に空回りした部分が多く課題は残されたが、ここから這い上がることで強くなれると信じ今後に繋げて欲しい。若いドライバーが頑張る姿は、我々底辺レースを支える者にとって「やりがい」と「刺激」を貰える。今シーズン以上に来シーズンが楽しみでならない。
- Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
-
予選と第1レグまでは自分の速さを、しっかり出せたとは思いますし、ファイナルに関してもスタートはそれほど悪くなく、1コーナーまでに順位を落とすことなくいけたので、そこは今回の良かった点でもあります。ただ、SCが出たのは想定外で、初めてのSCということで、ある程度カートのローリングスタートの経験や、テレビで見ていたことを思い出して、自分のできる最大限のリスタートが決められました。しばらくはSCが出る前と同じような間隔を保つことができていたのですが、何度かスプーンの立ち上がりでシフト関係の細かいミスが出てしまって、それでスピードが伸びなかったがゆえに、スリップストリームを使われて、そこから自分の思い描いていた逃げ切り作戦ができなくなってしまいました。日本一決定戦で勝つことをずっと今年の目標としてやってきたので、優勝こそできませんでしたが、トップ争いをあれだけできたことはすごくためになりましたし、いい経験でした。この悔しさは来年、必ず晴らします。
- Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
-
予選でスピンしてしまって、それでタイヤに大きなフラットスポットを作ってしまったことで、すべての流れが崩れてしまったように思います。レグ1のスタートも良くなかったですし、フラットスポットのおかげで特にブレーキングで行けず、単純なスピードでは負けていない相手にすら、勝負になりませんでした。さらにファイナルではスタートでホイールスピンさせすぎて出遅れ、その時に後ろのクルマにタイヤを当てられて、ハンドルが曲がった状態になってしまいました。もう、それがすべてで、10周ずっと思うようにペースを上げられず、悔しさだけが残るレースでした。でも、この悔しさを来年の開幕戦にぶつけられるよう、このオフに自分をしっかり磨きます。
Le Beausset Motorsports
スーパ耐久シリーズ最終第6戦岡山大会で5位に入った永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)だったが、レース後、他の2つのチームから予選時の燃料違反の件で控訴され、裁定を委ねられていたJAFのモータースポーツ審査委員会から4日、その結果が公表された。
永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)は公式予選でポールポジションを獲得したがその後、規定以外の燃料を使用したとして予選タイムが抹消された。チームは出走嘆願書を提出、これが認められ決勝に出走した。
これに対して他の2つのチームから「予選時に燃料違反でタイムが抹消されたので、決勝レースへの出走は認められないのではないか(概略)」という抗議が出されたが、審査委員会は「決勝レースの出走は、大会審査委員会の裁量に委ねられている(概略)」とこれを退けた。
なお今後同様の事例を避けるため「同一の違反が発生することを防止するために、シリーズ規則等で、燃料違反があった場合の罰則を定めておくことが望まれる」と傍論が付された。
これにより、永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)の岡山大会での5位が確定。裁定の結果いかんに関わらず、永井/佐々木組のチャンピオンは決まっていたが、シリーズポイントを101点と伸ばした。
来シーズンのスーパー耐久シリーズは、初戦の決勝が4月1日に鈴鹿で開幕する。また、6月2日~3日には久々の24時間レースが富士スピードウェイで行われる予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
JAF F4日本一決定戦は10日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)が2位以下を寄せ付けず独走優勝で日本一に輝いた。
西に傾いた太陽が雲に隠れた午後3時10分、この日の最終レースとなったF4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)はスタート時にクラッチの反応が鈍く出遅れ、予選2位の里見乃亜(チームNATS・OAC・090)が1コーナーでトップに立つ。2位に落ちた角田だったが、早くもヘアピンで里見のインを刺しトップに浮上した。
こうなるともう角田の一人旅。2位の里見より、1秒~2秒速いラップで突き放しにかかる余裕の走行。10周を走って2位以下を16秒ちぎり独走優勝を飾った。
2位の里見はそれでも3位以下よりラップタイムで勝り、角田にパスされてからは単独走行の2位でゴールを迎えた。
予選5位からスタートで3位に上がった佐藤セルゲイビッチ(結婚の学校KK-SZ)はそのポジションを守りそのまま3位。
4位には西日本シリーズチャンピオンの大原佳祐(佐藤製作所MYST TOMEI)との抜きつ抜かれつのバトルを制した久保宣夫(オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋)が、5位にはスピンで後退した大原をパスした飯嶋郁陽(RT ISSCエムエムエイト茶畑)が、6位には大原が入った。
優勝しF4日本一に輝いた角田は、今シーズンFIA-F4でも優勝経験がある17歳。このJAF F4での経験を糧に来シーズンはFIA-F4のチャンピオンを狙う。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 JAF F4 Japanese Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | S | 1 | 角田 裕毅 | MARUSANミストJSS・ED MYST KK-ZS | 10 | 20'36.568 |
| 2 | 73 | S | 2 | 里見 乃亜 | チームNATS・OAC・090 MOONCRAFT MC-090 | 10 | 16.116 |
| 3 | 11 | S | 3 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校KK-SZ MYST KK-ZS | 10 | 24.217 |
| 4 | 77 | S | 4 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-A | 10 | 26.227 |
| 5 | 8 | S | 5 | 飯嶋 郁陽 | RT ISSCエムエムエイト茶畑 B-MAX RK-01 | 10 | 26.524 |
| 6 | 12 | S | 6 | 大原 佳祐 | 佐藤製作所MYST TOMEI MYST KK-ZS | 10 | 28.064 |
| 7 | 99 | H | 1 | 早坂 公希 | CMS☆99☆WEST006 WEST 006 | 10 | 32.489 |
| 8 | 72 | H | 2 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義056 WEST 056 | 10 | 32.911 |
| 9 | 43 | S | 7 | 三枝 拓己 | TAKE FIRSTスタジオコメ10W TOKYO R&D RD10W | 10 | 42.013 |
| 10 | 34 | S | 8 | 三浦 勝 | CMS 090 MOONCRAFT MC-090 | 10 | 45.740 |
| 11 | 55 | S | 9 | 松尾 裕文 | イーグルスポーツ☆Bayern☆MTN☆ WEST 096 | 10 | 1'11.065 |
| 12 | 95 | H | 3 | 佐藤 健介 | ZENKAI・ANDARE・KRS976 WEST 006 | 10 | 1'17.374 |
| 13 | 7 | H | 4 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツ☆MTN☆056 WEST 056 | 10 | 1'24.739 |
| 14 | 46 | H | 5 | 入榮 秀謙 | 入栄です♡毎度の入榮です☆入栄なんです♡ WEST 056 | 10 | 1'41.036 |
| 15 | *26 | H | 6 | 内村 浩二 | KRac・WINMAX 006 WEST 006 | 10 | 1'44.975 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7Laps)完走 ---- |
| - | 27 | H | - | 山浦 聖人 | イーグル・Win・イナズマ WEST 006 | 6 | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED) 2'03.009 (7/10) 169.95km/h
- CarNo.26は、2017鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則書第55条~1)(反則スタート)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーFJ日本一決定戦は10日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、3番グリッドからスタートした名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)がポールシッターの小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)との壮絶なバトルを制し、スーパーFJ日本一の称号を手にした。
雲間から太陽も顔を出し、あたたかくなってきた午後1時、予選レースを通過した40人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まった。
スタートではポールシッターの小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がダッシュ良く、トップで1コーナーへ向かう。2位には2番グリッドの山内飛侑(NAVY AUTO)をパスした名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)が上がり、山内は3位に後退した。
オープニングラップのヘアピンでは後方集団で絡んだドライバーがコース上にマシンを止めたため、開始早々セーフティー(SC)が導入されることとなった。>
SCは2周終わりでピットに入りレースは3周目から再開された。トップ小倉、2位名取、3位山内はこの順位のままで1コーナーを通過。3周目には小倉は名取を0秒6離し、このまま突き放しにかかるのかと思われたが、4周目には名取が小倉に急接近。
続く5周目のストレートでは、小倉のスリップから抜けだした名取が1コーナーでトップに浮上。抜かれた小倉はこの周の130Rで山内に迫られるがここは2位を死守。
ここからトップ名取と2位小倉の壮絶なバトルが始まる。各コーナーで名取の背後から隙をうかがう小倉は8周目の130Rでついに名取をパス。トップを奪い返した。
名取も負けていない。9周目の1コーナーでは、再び名取が小倉をパスして再度トップに浮上。
最終ラップでも名取と小倉のバトルは続く。小倉はスプーンから130Rで名取の背後につけ、2人はもつれるようにシケインに侵入。ここで小倉は名取にブレーキングで並びかけるが、ブレーキをロックさせ万事休す。名取が逃げ切りトップでゴール、2017年のスーパーFJ日本一を制した。小倉は惜しくも2位。
上位2人のバトルの隙をうかがっていた山内は決め手が無く、そのまま3位でゴールした。
上位3人の若手には離されたが、4位、5位でバトルを演じていたのは42歳の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED)と34歳の鈴木智之(C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク)。鈴木は何度も吉田にアタックするが、ついに7周目の130Rで吉田を捉え、4位鈴木、5位吉田でゴールを迎えた。
昨日のペナルティーで後方の25番グリッドからのスタートなった太田格之進(KK-SⅡミスト制動屋)は、序盤から怒濤の追い上げを見せる。中盤過ぎの6周目には8位に浮上すると、7周目には7位。9周目にこのレースのファステストラップをたたき出すと、最終ラップには前を走る八巻渉(NAC・リョウシン・モレキュールKKSⅡ)を捉えて6位でゴールした。
優勝した名取は今年の鈴鹿レーシングスクールSRS-Fを首席で卒業した17歳。来季はFIA-F4に参戦する。2位に入った19歳の小倉も同レースに参戦予定だ。上位クラスでの2人の活躍に期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Super FJ Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 名取 鉄平 | INOKI M2 KK-SⅡ制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 23'59.825 |
| 2 | 62 | 小倉 祥太 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 0.209 |
| 3 | 60 | 山内 飛侑 | NAVY AUTO MYST KK-S2 | YH | 10 | 0.433 |
| 4 | 43 | 鈴木 智之 | C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 5.943 |
| 5 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED MYST KK-S2 | YH | 10 | 6.216 |
| 6 | 61 | 太田 格之進 | KK-SⅡミスト制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 10.667 |
| 7 | 88 | 八巻 渉 | NAC・リョウシン・モレキュールKKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 11.213 |
| 8 | 18 | 山田 遼 | EZ-UP 17J WEST 17J | YH | 10 | 15.082 |
| 9 | 6 | 大島 和也 | レオパレス21/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 10 | 15.624 |
| 10 | 14 | 大草 りき | ZAPプロスペリテF109ED ZAP F109 | YH | 10 | 17.058 |
| 11 | 21 | HIROSHI | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 19.654 |
| 12 | 44 | 前川 涼輔 | 関西国際大学with TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 19.793 |
| 13 | 31 | 大竹 将光 | オートルックWinmax大武楽笑Gコレ TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 19.884 |
| 14 | 70 | 徳升 広平 | Leprix Sport 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 22.889 |
| 15 | 16 | イ ジョンウ | MediaDo KAGEYAMA jr TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 24.114 |
| 16 | 7 | 上野 大哲 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 25.763 |
| 17 | 71 | 前田 大道 | ZENKAIレーシングKKSRレブ MYST KK-SI | YH | 10 | 34.649 |
| 18 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE Tokyo☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 35.322 |
| 19 | 17 | 岡田 琢也 | EZ-UP 17J WEST 17J | YH | 10 | 36.700 |
| 20 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 36.935 |
| 21 | 59 | 前田 樹 | KK-SⅡ・制動屋・安城オートギャラリー MYST KK-S2 | YH | 10 | 37.229 |
| 22 | 29 | 宮島 雄太 | アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 37.770 |
| 23 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 MYST KK-S2 | YH | 10 | 46.112 |
| 24 | 15 | 石崎 竜一郎 | ZAP湊屋ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 46.468 |
| 25 | 63 | 上田 裕也 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 46.661 |
| 26 | 39 | 高橋 武秀 | SANKOイーグル MYST KK-S2 | YH | 10 | 47.810 |
| 27 | 49 | 加納 亨介 | OZクリエイティブ10Vテイクファースト TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 48.153 |
| 28 | 79 | 岩井 正典 | 中日本自動車短期大学MSE学科07J WEST 07J | YH | 10 | 53.251 |
| 29 | 25 | 濱野 隆一 | スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 55.867 |
| 30 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 56.237 |
| 31 | 33 | 中島 功 | SHINSEI・KK MYST KK-S2 | YH | 10 | 57.702 |
| 32 | 4 | 篠田 義仁 | イワモトレーシングRD10V制動屋 TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 1'01.356 |
| 33 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 1'04.442 |
| 34 | *27 | 中村 玄 | KT三島OGT絹原整形CMN17J☆ED WEST 17J | YH | 10 | 1'58.593 |
| 35 | 28 | 依田 学嗣 | WEST 07J WEST 07J | YH | 10 | 2'27.069 |
| 36 | 73 | 三瓶 旭 | T's POLISH UP 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 9 | 1Lap |
| 37 | 96 | 島倉 世名 | NRS KKS ED MYST KK-S2 | YH | 8 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7Laps)完走 ---- |
| - | 5 | 村瀬 和也 | ミスト・関口・制動屋・勝男武士号 MYST KK-S2 | YH | 1 | 9Laps |
| - | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | YH | 0 | 10Laps |
| - | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | - | DNS |
- Fastest Lap: CarNo.61 太田格之進(KK-SⅡミスト制動屋) 2'15.701 (9/10) 154.05km/h
- CarNo.27は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第56条~1(SC中の追い越し)により、競技結果に40秒を加算した。
スーパーFJ日本一決定戦は9日、決勝戦への進出を決める第1レグを行い、Aグループでは山内飛侑(NAVY AUTO)が、Bグループでは小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が優勝した。
■Aグループ
第1レグAグループは午後12時45分フォーメーションラップスタート。上空には雲が広がり気温は7.5度と肌寒い。
フォーメーションラップでは、岡田琢也(EZ-UP 17J)がシケインでスピン、自身のグリッドに付いたため、岡田を最後尾に下げるため2度目のフォーメーションラップを行い、周回数は6周から5周に短縮された。
スタートではポールポジションの鈴木智之(C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク)が横に並びかけた予選2位の山内飛侑(NAVY AUTO)をけん制してトップで1コーナーに侵入。鈴木にピタリと付けた山内はシケインで鈴木をパスしてトップに立つが、続く2周目の1コーナーでは鈴木が山内をパスしてトップを奪い返す。
しかし3周目の1コーナーでは山内も負けじと再び鈴木をパスしてトップを奪い返すと、その後は鈴木を寄せ付けず、5周を走りきり第1レグをトップでゴールした。鈴木は2位に入った。
3位でレースを始めた予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED)は同7位から4位までジャンプアップしてきた八巻渉(NAC・リョウシン・モレキュールKKSⅡ)と好バトル。八巻が2周目に吉田をパスして3位に上がると、4周目には130Rで吉田が八巻を抜き帰し、3位に返り咲くとそのままの順位でゴールした。
4位は八巻、5位には山田遼(EZ-UP 17J)が、6位には大草りき(ZAPプロスペリテF109ED)が入った。
■Bグループ
第1レグBグループは午後2時30分にフォーメーションラップが始まる。気温は8.2度と少し暖かくなってきた。
素晴らしいスタートを切ったのは予選2位の岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)。ポールスタートの小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)にインから並びかけるが、ギアトラブルで2速から3速に入らず失速。そのままゆるゆるとコースサイドにマシンを止めた。これでトップは小倉、2位には予選3位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)が上がり、これに3位に同4位の太田格之進(KK-SⅡミスト制動屋)が続く。
トップに立った小倉は徐々に2位以下との差を開き、最終6周目にはファステストラップをたたき出すおまけ付きで、この予選レースで優勝を飾った。
2位名取と3位太田は接近戦。太田は何度か名取に並びかけるも抜けず、最終ラップのシケインではショートカットでオーバーラン。グリーンを横切り名取の前でゴールするが、この行為に30秒加算のペナルティーを科され、13位に降格となった。2位には名取が入り、3位には大ベテランのHIROSHIが続いた。
4位には前川涼輔(関西国際大学with TAKE FIRST)が、5位には宮島雄太(アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ)が、6位には徳升広平(Leprix Sport 10V)が入った。
1コーナーでストップした岡本は最後尾の21位となり明日の決勝進出はならず、優勝候補の一角がこのレースで消えることとなった。
日本一決定戦ファイナルレースは明日10日、午後1時より10周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
F4日本一決定戦は9日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)がコースレコードに迫る2分2秒115でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時10分より20分間で行われた。予選は東日本シリーズチャンピオンの角田裕毅(MARUSANミストJSS・ED)の独壇場。石川京侍の持つ2分1秒888のコースレコードを更新できるかに注目が集まった。
角田は計測4周目には2分2秒188と2秒すれすれのタイムをたたき出すと、6周目には2分115までタイムを縮める。しかし「リアタイヤがグリップしなかった」とオーバーステアに苦しみ、最終ラップには東コースで黄旗が出たこともありタイムの更新はならず。それでも2位以下を1秒6離してぶっちぎりのポールポジションを決めた。
2位には里見乃亜(チームNATS・OAC・090)が、3位には久保宣夫(オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋)が入り、西日本シリーズチャンピオンの大原佳祐(佐藤製作所MYST TOMEI)は4位にとどまった。
日本一決定戦の決勝は明日午後3時5分より10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/09) 1st Reg B Group Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super FJ Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 62 | 小倉 祥太 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 13’32.833 |
| 2 | 11 | 名取 鉄平 | INOKI M2 KK-SⅡ制動屋 MYST KK-S2 | YH | 6 | 2.594 |
| 3 | 21 | HIROSHI | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | YH | 6 | 15.914 |
| 4 | 44 | 前川 涼輔 | 関西国際大学with TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 17.943 |
| 5 | 29 | 宮島 雄太 | アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 6 | 20.332 |
| 6 | 70 | 徳升 広平 | Leprix Sport 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 20.867 |
| 7 | 7 | 上野 大哲 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 21.504 |
| 8 | 63 | 上田 裕也 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 22.169 |
| 9 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE Tokyo☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 6 | 23.421 |
| 10 | 79 | 岩井 正典 | 中日本自動車短期大学MSE学科07J WEST 07J | YH | 6 | 26.179 |
| 11 | 16 | イ ジョンウ | MediaDo KAGEYAMA jr TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 28.587 |
| 12 | 71 | 前田 大道 | ZENKAIレーシングKKSRレブ MYST KK-SI | YH | 6 | 30.664 |
| 13 | *61 | 太田 格之進 | KK-SⅡミスト制動屋 MYST KK-S2 | YH | 6 | 32.533 |
| 14 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 MYST KK-S2 | YH | 6 | 37.137 |
| 15 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 6 | 39.289 |
| 16 | 39 | 高橋 武秀 | SANKOイーグル MYST KK-S2 | YH | 6 | 39.719 |
| 17 | 33 | 中島 功 | SHINSEI・KK MYST KK-S2 | YH | 6 | 40.278 |
| 18 | 4 | 篠田 義仁 | イワモトレーシングRD10V制動屋 TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 49.783 |
| 19 | 25 | 濱野 隆一 | スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 6 | 49.856 |
| 20 | 28 | 依田 学嗣 | WEST 07J WEST 07J | YH | 6 | 1’17.828 |
| ---- 以上ファイナル進出 ---- |
| 21 | 2 | 岡本 大地 | KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 0 | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.62 小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC) 2'14.970 (6/6) 154.89km/h
- CarNo.61は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第58条4)(ドライバーの遵守事項)および国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章2~C)(追い越し、車両のコントロールと走路の範囲)違反により、競技結果に30秒を加算した。
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/09) 1st Reg A Group Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super FJ Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 60 | 山内 飛侑 | NAVY AUTO MYST KK-S2 | YH | 5 | 11'23.347 |
| 2 | 43 | 鈴木 智之 | C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 1.538 |
| 3 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED MYST KK-S2 | YH | 5 | 2.404 |
| 4 | 88 | 八巻 渉 | NAC・リョウシン・モレキュールKKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 5 | 2.998 |
| 5 | 18 | 山田 遼 | EZ-UP 17J WEST 17J | YH | 5 | 5.314 |
| 6 | 14 | 大草 りき | ZAPプロスペリテF109ED ZAP F109 | YH | 5 | 7.315 |
| 7 | 6 | 大島 和也 | レオパレス21/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 5 | 8.033 |
| 8 | 31 | 大竹 将光 | オートルックWinmax大武楽笑Gコレ TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 8.078 |
| 9 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 8.079 |
| 10 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 5 | 14.348 |
| 11 | 49 | 加納 亨介 | OZクリエイティブ10Vテイクファースト TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 20.760 |
| 12 | 59 | 前田 樹 | KK-SⅡ・制動屋・安城オートギャラリー MYST KK-S2 | YH | 5 | 22.570 |
| 13 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 22.912 |
| 14 | 73 | 三瓶 旭 | T's POLISH UP 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 24.113 |
| 15 | 96 | 島倉 世名 | NRS KKS ED MYST KK-S2 | YH | 5 | 24.247 |
| 16 | 15 | 石崎 竜一郎 | ZAP湊屋ED TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 24.556 |
| 17 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト・関口・制動屋・勝男武士号 MYST KK-S2 | YH | 5 | 26.569 |
| 18 | 17 | 岡田 琢也 | EZ-UP 17J WEST 17J | YH | 5 | 31.327 |
| 19 | 27 | 中村 玄 | KT三島OGT絹原整形CMN17J☆ED WEST 17J | YH | 5 | 33.780 |
| 20 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | YH | 5 | 34.233 |
| ---- 以上ファイナル進出 ---- |
| 21 | 81 | 妹尾 俊郎 | SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 5 | 38.653 |
- Fastest Lap: CarNo.60 山内飛侑(NAVY AUTO) 2'15.585 (4/5) 154.19km/h
スーパーFJ日本一決定戦がうっすらと冠雪した鈴鹿山系が見守る鈴鹿で開幕した。気温は3度、ほぼ無風、前夜から降った雨のためコースには所々ウェットパッチが残る。今シーズンからエンジンが安価で提供されたため参加ドライバー42名を集め、午前8時15分よりAグループ、8時50分より21人ずつそれぞれ20分間の公式予選が行われた。
■Aグループ
予選をリードしたのは鈴鹿シリーズチャンピオンの山内飛侑(NAVY AUTO)。計測4周目には2分19秒884でトップに立つ。これを上回ってきたのは同シリーズ2位の鈴木智之(C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク)、2分19秒799でトップに立つ。
しかし6周目には山内が2分18秒450で逆転。さらに各セクターを最速タイムで通過し大幅なタイム更新を狙うが、ミスしてタイムは18秒375と大きく更新ならず。これに対して鈴木は計測最終ラップで2分17秒818で再逆転、Aグループのポールポジションをもぎ取った。2位は山内、3位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED)が滑り込んできた。
4位には東北・富士シリーズチャンピオンの大草りき(ZAPプロスペリテF109ED)が、5位には前田樹(KK-SⅡ・制動屋・安城オートギャラリー)が続いた。
■Bグループ
このグループは、もてぎシリーズチャンピオンの小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)と岡山シリーズチャンピオンの岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)との一騎打ちとなった。
各セクターで少しずつ岡本のタイムを上回る小倉が計測5周目に2分16秒757をマークしトップに立ち、2位に16秒961の岡本が付ける。小倉は計測7周目にタイムを16秒064と縮め、計測最終ラップの各セクターをベストタイムで通過。さらにタイムを縮めると思われたが、シケインでブレーキロックをしたためそのままピットイン。これに対して岡本は最終ラップの各セクターを自身ベストタイムを更新しながら通過し、ポールポジションを狙うが、2分16秒128とわずかに小倉のタイムに届かず、小倉が僅差で逃げ切りポールポジションを獲得した。2位は岡本、3位には今年の鈴鹿レーシングスククールを主席で卒業した名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)が入った。
4位には太田格之進(KK-SⅡミスト制動屋)が、5位には徳升広平(Leprix Sport 10V)が続いている。
この後、Aグループ第1レグは午後12時45分から、第2レグは1時40分よりそれぞれ6周で争われ、上位20台が明日の日本一決勝に進出する。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 JAF F4 Japanese Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | S | 1 | 角田 裕毅 | MARUSANミストJSS・ED MYST KK-ZS | 2'02.115 | - | - | 171.193 |
| 2 | 73 | S | 2 | 里見 乃亜 | チームNATS・OAC・090 MOONCRAFT MC-090 | 2'03.722 | 1.607 | 1.607 | 168.969 |
| 3 | 77 | S | 3 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-A | 2'03.768 | 1.653 | 0.046 | 168.906 |
| 4 | 12 | S | 4 | 大原 佳祐 | 佐藤製作所MYST TOMEI MYST KK-ZS | 2'03.804 | 1.689 | 0.036 | 168.857 |
| 5 | 11 | S | 5 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校KK-SZ MYST KK-ZS | 2'04.004 | 1.889 | 0.200 | 168.585 |
| 6 | 8 | S | 6 | 飯嶋 郁陽 | RT ISSCエムエムエイト茶畑 B-MAX RK-01 | 2'04.205 | 2.090 | 0.201 | 168.312 |
| 7 | 99 | H | 1 | 早坂 公希 | CMS☆99☆WEST006 WEST 006 | 2'04.638 | 2.523 | 0.433 | 167.727 |
| 8 | 72 | H | 2 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義056 WEST 056 | 2'05.161 | 3.046 | 0.523 | 167.026 |
| 9 | 34 | S | 7 | 三浦 勝 | CMS 090 MOONCRAFT MC-090 | 2'05.483 | 3.368 | 0.322 | 166.598 |
| 10 | 43 | S | 8 | 三枝 拓己 | TAKE FIRSTスタジオコメ10W TOKYO R&D RD10W | 2'05.744 | 3.629 | 0.261 | 166.252 |
| 11 | 27 | H | 3 | 山浦 聖人 | イーグル・Win・イナズマ WEST 006 | 2'06.665 | 4.550 | 0.921 | 165.043 |
| 12 | 55 | S | 9 | 松尾 裕文 | イーグルスポーツ☆Bayern☆MTN☆ WEST 096 | 2'08.417 | 6.302 | 1.752 | 162.792 |
| 13 | 95 | H | 4 | 佐藤 健介 | ZENKAI・ANDARE・KRS976 WEST 006 | 2'08.705 | 6.590 | 0.288 | 162.427 |
| 14 | 7 | H | 5 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツ☆MTN☆056 WEST 056 | 2'09.755 | 7.640 | 1.050 | 161.113 |
| 15 | 26 | H | 6 | 内村 浩二 | KRac・WINMAX 006 WEST 006 | 2'10.811 | 8.696 | 1.056 | 159.812 |
| 16 | 46 | H | 7 | 入榮 秀謙 | 入栄です♡毎度の入榮です☆入栄なんです♡ WEST 056 | 2'12.949 | 10.834 | 2.138 | 157.242 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'41.000)予選通過 ---- |
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/09) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super FJ Japanese Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 62 | 小倉 祥太 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 2'16.064 | - | - | 153.642 |
| 2 | 2 | 岡本 大地 | KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'16.128 | 0.064 | 0.064 | 153.570 |
| 3 | 11 | 名取 鉄平 | INOKI M2 KK-SⅡ制動屋 MYST KK-S2 | 2'16.756 | 0.692 | 0.628 | 152.865 |
| 4 | 61 | 太田 格之進 | KK-SⅡミスト制動屋 MYST KK-S2 | 2'16.967 | 0.903 | 0.211 | 152.629 |
| 5 | 70 | 徳升 広平 | Leprix Sport 10V TOKYO R&D RD10V | 2'18.711 | 2.647 | 1.744 | 150.710 |
| 6 | 44 | 前川 涼輔 | 関西国際大学with TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | 2'18.900 | 2.836 | 0.189 | 150.505 |
| 7 | 63 | 上田 裕也 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 2'19.118 | 3.054 | 0.218 | 150.270 |
| 8 | 21 | HIROSHI | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'19.318 | 3.254 | 0.200 | 150.054 |
| 9 | 7 | 上野 大哲 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'19.609 | 3.545 | 0.291 | 149.741 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE Tokyo☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | 2'19.719 | 3.655 | 0.110 | 149.623 |
| 11 | 33 | 中島 功 | SHINSEI・KK MYST KK-S2 | 2'19.802 | 3.738 | 0.083 | 149.534 |
| 12 | *71 | 前田 大道 | ZENKAIレーシングKKSRレブ MYST KK-SI | 2'19.819 | 3.755 | 0.017 | 149.516 |
| 13 | 29 | 宮島 雄太 | アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'20.339 | 4.275 | 0.520 | 148.962 |
| 14 | 16 | イ ジョンウ | MediaDo KAGEYAMA jr TOKYO R&D RD10V | 2'20.371 | 4.307 | 0.032 | 148.928 |
| 15 | 79 | 岩井 正典 | 中日本自動車短期大学MSE学科07J WEST 07J | 2'21.437 | 5.373 | 1.066 | 147.806 |
| 16 | 25 | 濱野 隆一 | スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | 2'22.328 | 6.264 | 0.891 | 146.880 |
| 17 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 MYST KK-S2 | 2'23.287 | 7.223 | 0.959 | 145.897 |
| 18 | 39 | 高橋 武秀 | SANKOイーグル MYST KK-S2 | 2'24.352 | 8.288 | 1.065 | 144.821 |
| 19 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'24.742 | 8.678 | 0.390 | 144.431 |
| 20 | 4 | 篠田 義仁 | イワモトレーシングRD10V制動屋 TOKYO R&D RD10V | 2'28.947 | 12.883 | 4.205 | 140.353 |
| 21 | 28 | 依田 学嗣 | WEST 07J WEST 07J | 2'43.050 | 26.986 | 14.103 | 128.213 |
- CarNo.71は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第62条~1)②(ピットレーンの速度)違反により、③グリッド降格とする。
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2017/12/09) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super FJ Japanese Masters Championship 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 43 | 鈴木 智之 | C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク TOKYO R&D RD10V | 2'17.818 | - | - | 151.687 |
| 2 | 60 | 山内 飛侑 | NAVY AUTO MYST KK-S2 | 2'18.375 | 0.557 | 0.557 | 151.076 |
| 3 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱミスト☆ED MYST KK-S2 | 2'18.793 | 0.975 | 0.418 | 150.621 |
| 4 | 14 | 大草 りき | ZAPプロスペリテF109ED ZAP F109 | 2'18.984 | 1.166 | 0.191 | 150.414 |
| 5 | 59 | 前田 樹 | KK-SⅡ・制動屋・安城オートギャラリー MYST KK-S2 | 2'19.237 | 1.419 | 0.253 | 150.141 |
| 6 | *31 | 大竹 将光 | オートルックWinmax大武楽笑Gコレ TOKYOR&D RV10V | 2'19.520 | 1.702 | 0.283 | 149.837 |
| 7 | 17 | 岡田 琢也 | EZ-UP 17J WEST 17J | 2'20.046 | 2.228 | 0.526 | 149.274 |
| 8 | 88 | 八巻 渉 | NAC・リョウシン・モレキュールKKSⅡ MYST KK-S2 | 2'20.181 | 2.363 | 0.135 | 149.130 |
| 9 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 2'20.266 | 2.448 | 0.085 | 149.040 |
| 10 | 18 | 山田 遼 | EZ-UP 17J WEST 17J | 2'20.479 | 2.661 | 0.213 | 148.814 |
| 11 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | 2'21.131 | 3.313 | 0.652 | 148.126 |
| 12 | *96 | 島倉 世名 | NRS KKS ED MYST KK-S2 | 2'21.433 | 3.615 | 0.302 | 147.810 |
| 13 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'21.581 | 3.763 | 0.148 | 147.655 |
| 14 | 6 | 大島 和也 | レオパレス21/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'21.670 | 3.852 | 0.089 | 147.563 |
| 15 | *49 | 加納 亨介 | OZクリエイティブ10Vテイクファースト TOKYO R&D RD10V | 2'24.231 | 6.413 | 2.561 | 144.942 |
| 16 | 73 | 三瓶 旭 | T's POLISH UP 10V TOKYO R&D RD10V | 2'24.271 | 6.453 | 0.040 | 144.902 |
| 17 | 15 | 石崎 竜一郎 | ZAP湊屋ED TOKYO R&D RD10V | 2'24.502 | 6.684 | 0.231 | 144.671 |
| 18 | *5 | 村瀬 和也 | ミスト・関口・制動屋・勝男武士号 MYST KK-S2 | 2'26.005 | 8.187 | 1.503 | 143.181 |
| 19 | 81 | 妹尾 俊郎 | SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V | 2'28.336 | 10.518 | 2.331 | 140.931 |
| 20 | 27 | 中村 玄 | KT三島OGT絹原整形CMN17J☆ED WEST 17J | 2'29.273 | 11.455 | 0.937 | 140.047 |
| 21 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | 2'30.902 | 13.084 | 1.629 | 138.535 |
- CarNo.49は、2017年クラブマンレースシリーズ規則書第56条~3)(黄旗中のコースアウト)により、3グリッド降格とする。
- CarNo.96は、2017年クラブマンレースシリーズ規則書第56条~3)(黄旗中のコースアウト)により、3グリッド降格とする。
- CarNo.5は、2017年クラブマンレースシリーズ規則書第56条~3)(黄旗中のスピン)により、3グリッド降格とする。
- CarNo.31は、2017年クラブマンレースシリーズ規則書第56条~3)(黄旗中のコースアウト)により、3グリッド降格とする。
昨日に引き続き快晴となった鈴鹿サーキット。前日のような冷たい風もなく絶好のコンディションの中、全日本スーパーフォーミュラ選手権のエンジンメーカー・ルーキードライバーテストの2日目が行われた。
前日のメンバーと少し顔ぶれが変わり、ルマンにフェリックス・セラレス、インパルに平川亮と金丸ユウ、トムスにジェームス・ロシター、B-MAXに佐々木大樹、ナカジマに伊沢拓也が乗り込んだ。
セッション開始から15分が経過しようとしたところで、セラレスが2コーナー立ち上がりでコースアウト、1回目の赤旗が提示される。その後、1時間ほどの間に国本雄資、金丸、また国本とデグナー付近でコースアウト、計4回もの赤旗が提示された。
4回目の赤旗が解除され残り10分を切るタイミングで各車がアタックに入り、石浦宏明、伊沢らがタイムを縮めてくるが、赤旗直前に塚越広大が出した1分36秒143が2日目午前中のトップタイムに。石浦、伊沢、山本尚貴、野尻智紀までがトップ5となった。
ルーキードライバーのトップは総合でも8番手に入った福住仁嶺が、9番手に大津弘樹が名を連ねた。
午後2時から始まったこの日2度目のセッションでは、終盤に大津がストップして赤旗、再開後には佐々木大樹もストップして再び赤旗が出され、結局終了予定の午後4時が15分間延長された。
昨日の関口雄飛のタイムの更新が期待されたが、コンディションが良くなかったのか、午後は中嶋一貴が1分36秒089でトップタイム。以下、野尻、山本、小林可夢偉、松下信治までがトップ5となった。
2日間の4セッション総合では関口がトップタイム。中嶋一貴、アンドレ・ロッテラー、アレックス・パロウ、塚越の順となった。
ルーキーでは4位に入ったパロウが最上位。1セッション走っただけでの順位であり、関係者の評価も高かったものと思われる。ルーキー2位は10位に入った松下。3位は同11位の福住と続いている。松下は4セッション走ったこともありこのままダンディライアンのシートに収まりそうだ。福住は来シーズンF2選手権への出場が決定している。スーパーフォーミュラへのダブルエントリーもうわさされており、今後の報道に注目したい。
スーパーフォーミュラの年内のプログラムはこれで終了。来シーズンは3月にテストが行われ、4月中旬の鈴鹿で開幕を迎える予定だ。
Text: Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
ルーキードライバーテスト -RIJ- (2017/12/06-07) Total Testing Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Session1 Session2 Session3 Session4 | Best Time | Behind | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'36.607 *R1'35.717 absence absence | R1'35.717 | - | 218.406 |
| 2 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'36.989 *R1'35.794 1'37.386 1'36.089 | R1'35.794 | 0.077 | 218.231 |
| 3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'36.855 *1'36.015 absence absence | 1'36.015 | 0.298 | 217.728 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING | absence *1'36.037 absence absence | 1'36.037 | 0.320 | 217.679 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | REAL RACING | 1'37.248 1'36.524 *1'36.143 1'36.865 | 1'36.143 | 0.426 | 217.439 |
| 6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'36.780 *1'36.204 1'37.297 1'36.230 | 1'36.204 | 0.487 | 217.301 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | 1'36.805 *1'36.255 1'37.218 1'36.352 | 1'36.255 | 0.538 | 217.186 |
| 8 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'36.994 *1'36.259 1'37.797 absence | 1'36.259 | 0.542 | 217.177 |
| 9 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG | 1'40.468 1'36.765 1'38.205 *1'36.386 | 1'36.386 | 0.669 | 216.890 |
| 10 | 41 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.584 1'36.968 1'37.951 *1'36.475 | 1'36.475 | 0.758 | 216.690 |
| 11 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | 1'37.206 *1'36.536 1'37.415 1'36.621 | 1'36.536 | 0.819 | 216.553 |
| 12 | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING | *1'36.573 absence absence absence | 1'36.573 | 0.856 | 216.470 |
| 13 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'37.818 1'36.693 1'36.778 *1'36.630 | 1'36.630 | 0.913 | 216.343 |
| 14 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | 1'37.734 1'37.176 1'37.404 *1'36.795 | 1'36.795 | 1.078 | 215.974 |
| 15 | 64 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | absence absence 1'37.139 *1'36.799 | 1'36.799 | 1.082 | 215.965 |
| 16 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | 1'38.232 *1'36.892 1'39.573 1'37.595 | 1'36.892 | 1.175 | 215.758 |
| 17 | 19 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | absence absence 1'37.779 *1'37.152 | 1'37.152 | 1.435 | 215.180 |
| 18 | 7 | マキシミリアン・ギュンター | SUNOCO TEAM LEMANS | 1'37.725 *1'37.170 absence absence | 1'37.170 | 1.453 | 215.140 |
| 19 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'37.946 *1'37.198 absence absence | 1'37.198 | 1.481 | 215.078 |
| 20 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | 1'38.066 *1'37.466 1'38.298 1'37.512 | 1'37.466 | 1.749 | 214.487 |
| 21 | 36 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | absence absence 1'38.219 *1'37.505 | 1'37.505 | 1.788 | 214.401 |
| 22 | 05 | 大津 弘樹 | HONDA Test Car | absence 1'38.799 *1'37.648 1'38.356 | 1'37.648 | 1.931 | 214.087 |
| 23 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS | absence absence 1'38.736 *1'37.896 | 1'37.896 | 2.179 | 213.545 |
| 24 | 50 | 高星 明誠 | B-Max Racing team | 1'39.408 *1'38.364 absence absence | 1'38.364 | 2.647 | 212.529 |
| 25 | 8 | ラルフ・ボシュング | SUNOCO TEAM LEMANS | 1'39.366 *1'38.486 absence absence | 1'38.486 | 2.769 | 212.266 |
| 26 | 1 | 中山 雄一 | P.MU/CERUMO · INGING | absence absence absence *1'38.765 | 1'38.765 | 3.048 | 211.666 |
| 27 | 50 | 佐々木 大樹 | B-Max Racing team | absence absence 1'40.542 *1'40.093 | 1'40.093 | 4.376 | 208.858 |
| 28 | 20 | 金丸 ユウ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | absence absence *1'40.633 1'42.369 | 1'40.633 | 4.916 | 207.737 |
| 29 | 7 | フェリックス・セラレス | SUNOCO TEAM LEMANS | absence absence 1'42.991 *1'42.387 | 1'42.387 | 6.670 | 204.178 |
| 30 | 05 | リオ・ハリアント | HONDA Test Car | *1'43.062 absence absence absence | 1'43.062 | 7.345 | 202.841 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'35.907)を非公式に上回りました。
合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2017/12/07) Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'36.089 | - | - | 217.561 |
| 2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.230 | 0.141 | 0.141 | 217.242 |
| 3 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'36.352 | 0.263 | 0.122 | 216.967 |
| 4 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG | TOYOTA RI4A | 1'36.386 | 0.297 | 0.034 | 216.890 |
| 5 | 41 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.475 | 0.386 | 0.089 | 216.690 |
| 6 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'36.621 | 0.532 | 0.146 | 216.363 |
| 7 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'36.630 | 0.541 | 0.009 | 216.343 |
| 8 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'36.795 | 0.706 | 0.165 | 215.974 |
| 9 | 64 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'36.799 | 0.710 | 0.004 | 215.965 |
| 10 | 10 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'36.865 | 0.776 | 0.066 | 215.818 |
| 11 | 19 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.152 | 1.063 | 0.287 | 215.180 |
| 12 | 36 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'37.505 | 1.416 | 0.353 | 214.401 |
| 13 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'37.512 | 1.423 | 0.007 | 214.386 |
| 14 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'37.595 | 1.506 | 0.083 | 214.204 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'37.896 | 1.807 | 0.301 | 213.545 |
| 16 | 05 | 大津 弘樹 | HONDA Test Car | Honda HR-417E | 1'38.356 | 2.267 | 0.460 | 212.546 |
| 17 | 1 | 中山 雄一 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.765 | 2.676 | 0.409 | 211.666 |
| 18 | 50 | 佐々木 大樹 | B-Max Racing team | Honda HR-417E | 1'40.093 | 4.004 | 1.328 | 208.858 |
| 19 | 20 | 金丸 ユウ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'42.369 | 6.280 | 2.276 | 204.214 |
| 20 | 7 | フェリックス・セラレス | SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'42.387 | 6.298 | 0.018 | 204.178 |
| - | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 7 | マキシミリアン・ギュンター | SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 8 | ラルフ・ボシュング | SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | absence | - | - | - |
| - | 64 | 中嶋 大祐 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | absence | - | - | - |
| - | 05 | リオ・ハリアント | HONDA Test Car | Honda HR-417E | absence | - | - | - |
| - | 50 | 高星 明誠 | B-Max Racing team | Honda HR-417E | absence | - | - | - |
| - | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | absence | - | - | - |