スーパー耐久機構は1日、シリーズ日程の変更に伴うレース距離、形態等の詳細を発表した。
シリーズ Series | 開催日程 Schedule | 開催場所 Circuit | ST-X | ST-A | 距離 Distance | 形態 Method |
| TEST | 日程、およびタイヤ供給の問題からテストディの開催は断念いたします。 CANCELLATION |
| Rd.1 | 5月28(土) ~ 29(日) | スポーツランドSUGO Sports Land SUGO | ● | ● | 3 hrs. | 28日(Sat) Scrutineering 29日(Sun) QF、Final |
Rd.2 Asia Round | 7月2(土) ~ 3(日) | 広東国際サーキット Guangdong International Circuit | ● | | 3 hrs. | 2日(Sat) Scrt.&QF 3日(Sun) Final |
| Rd.3 | 7月23(土) ~ 24(日) | 富士スピードウェイ Fuji Speed Way | ● | ● | 4 hrs. | 23日(Sat) Scrt.&QF 24日(Sun) Final |
| Rd.4 | 8月27(土) ~ 28(日) | 岡山国際サーキット Okayama International Circuit | ● | ● | 3 hrs. | 27日(Sat) Scrt.&QF 28日(Sun) Final |
Special Stage | 9月17(土) ~ 18(日) | 仙台ハイランドレースウェイ Sendai Hi-Land Race Way | | | 未定 Pending |
| Rd.5 | 10月22(土) ~ 23(日) | 鈴鹿サーキット Suzuka Circuit | | | 300km | 22日(Sat) Scrt.&QF 23日(Sun) Final |
| Rd.6 | 11月25(金) ~ 26(土) | ツインリンクもてぎSSW TwinRing Motegi Oval Course | | ● | 50Lap×2 | 25日(Fri) Scrutineering 26日(Sat) QF、Final |
| Rd.7 | 11月27(日) | ツインリンクもてぎ TwinRing Motegi Road Course | ● | ● | 300km | 27日(Sun) QF、Final |
得点基準
- 各クラス1~10位まで、20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイントを与える。
- ただし、第1戦(SUGO)および第2戦(もてぎ)については、各クラス1~6位で20%増の24-18-15-12-10-8-5-4-3-2のポイントを与える。
- 各クラスポールポジションに対して1ポイントを与える。
- 7戦中、6戦の有効ポイント制とする。
Text: スーパー耐久機構
震災のため中止となった公式テストが開幕直前の5月11日~12日に鈴鹿サーキットで開催される。
1日、株式会社日本レースプロモーション(JRP)が発表した。以下のとおり。
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は5月11日(水)、12日(木)、鈴鹿サーキットにおいて公式合同テストを下記内容にて実施することを決定いたしました。本テストは、東北地方太平洋沖地震の影響により中止となった第1回公式合同テスト2日目(3/12(土)/鈴鹿サーキット)、第2回公式合同テスト(3/28(月)、29(火)/富士スピードウェイ)の代替として行われます。
なお、走行時間は現在調整中となりますので、決定次第ご連絡させていただきます。
| 主 催 | 株式会社日本レースプロモーション |
| 開催場所 | 鈴鹿サーキット国際レーシングコース(全長5.807km) |
| 開催日時 | 5月11日(水)、12日(木) ※走行時間は決定次第お知らせいたします。 |
| 車両 | FN09 |
| エンジン | TOYOTA:RV8K HONDA :HR10E |
| タイヤ | ブリヂストンタイヤ |
Text: 株式会社日本レースプロモーション
富士スピードウェイは1日、開催が予定されている5月1日決勝のスーパーGT第2戦富士400kmレースを「東日本大震災復興支援大会」として開催すると発表した。チケットも本日4月1日より発売を開始する。
なお、GTアソシエイションはこのレースの開催を4月中旬に協議の上決定すると発表済みで、本リリースも「状況による延期」を示唆しており、これが即開催決定の案内ではないと思われる。以下、プレスリリース。
“2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース”東日本大震災の復興支援大会に
富士スピードウェイは、4月30日(土/予選)~5月1日(日/決勝)に開催を予定している “2011SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース” を 「東日本大震災復興支援大会」 とし、大会期間中は会場内において被災地に向けた様々な支援活動を実施することといたしました。(会場内支援活動の詳細は別途発表させていただきます)
観戦チケットは本日4月1日(金)より販売を開始いたします。詳細は富士スピードウェイ公式サイト(http://www.fsw.tv)をご参照ください。
※状況の変化により開催日を延期する可能性もありますが、その際は別途発表させていただきますので、予めご了承ください。
- 【代表取締役社長 加藤裕明コメント】
-
このたびの大地震で被災されました方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しております。現在、モータースポーツ界でも様々な支援活動が展開されております。弊社でも募金活動や物資支援などを実施させていただいておりますが、本大会を復興支援大会とすることで、少しでもお役に立てればと思います。会場内での具体的な支援活動については、GTアソシエイションや各参戦チーム・ドライバーをはじめとする関係者の皆様と協議し別途発表させていただきますが、ご来場いただくモータースポーツファンの皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
Text: 富士スピードウェイ
スーパー耐久機構(STO)は29日、震災のため延期されたスーパー耐久シリーズ第1戦スポーツランドSUGOの開催概要を発表した。
大会名称を「がんばれ東北!! たちあがろう宮城!!」とし、ワンデーレースで開催される。以下、プレスリリース。

スーパー耐久シリーズ2011第1戦『SUGO 大会』の開催概要のお知らせ
スーパー耐久機構(S.T.O.)では、既にご案内いたしました本年開催レース日程変更に基づき、第1戦を予定しておりますスポーツランドSUGO 大会組織委員会と詳細の調整を致しました。ここに、第1戦の開催概要を、次の通り発表いたします。
1. 大会開催日程
- 5月28日(土) STEL 専有走行、公式車検
- 5月29日(日) 公式予選、決勝レース(3 時間)
- 2010 年に採用いたしましたワンディレースとして開催されます。
2. 大会名称
- “がんばれ東北!! たちあがろう宮城!!”スーパー耐久シリーズ2011第1戦・SUGO スーパー耐久3時間レース
3. 開催レース
- 【メインレース】スーパー耐久シリーズ2011第1戦 (3 時間)
- 【サポートレース】2011JAF地方選手権F4東日本シリーズ第3戦 (15周)
4. その他
当初予定されておりました全日本ロードレース選手権シリーズとの同時開催(2&4大会)は、大会開催の都合上解消されました。なお、現地SUGO 周辺、および仙台市内の宿泊施設を含む最新情報は、大会主催者を通して逐一エントラントの皆様方に情報提供を致します。
Text & Illustration: スーパー耐久機構
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に対するモータースポーツ界としての義援金について3 月11 日(金)午後に発生した東北地方太平洋沖地震により、広範な地域にわたって甚大な被害が生じていることに対し、一日でも早い復興の一助となるよう、モータースポーツ各界の団体・個人におかれましては、既に様々な復興支援活動に取り組んでおられると存じます。
これら善意の活動を踏まえ、(社)日本自動車連盟、自動車メーカー、サーキット、各競技統括団体など、関係各位に御相談し、下記の義援金募集活動を展開させて頂くことといたしました。
今後は既に活動をされていらっしゃる団体や個人の義援金募集活動とも積極的にリンクを図り、同じモータースポーツ界としてより大きく善意の輪を拡げていければと考えております。
関係各位におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
記
- 1. 活動の名称
-
東日本大震災復興支援モータースポーツ義援金募集
→義援金募集の詳細はこちらをご覧ください
- 2. 実施期間
-
【第一次】 平成23年3月25日(月)~5月末日
【第二次】 6月以降の活動については改めて展開させて頂きます
- 3. 実施概要
-
下記義援金口座を開設し義援金を受け付ける(最終的には日本赤十字社に委託)
- 4.義援金受付口座
-
三菱東京UFJ銀行 五反田駅前支店 普通 3018044
「東日本大震災支援モータースポーツ口座」
【発起人】
高橋国光、星野一義、中嶋 悟、舘信秀、鈴木亜久里、近藤真彦、加藤裕明、大島裕志、
淀野泰弘、藤田直廣、日置和夫、白井 裕、畑川 治、坂東正明 (順不同)
Text: 日本レースプロモーション / GTアソシエイション
スーパー耐久機構(S.T.O.)では、東北東日本沖地震の影響により本年開催予定のレース日程を変更して開催する事と致しました。よって、以下に日程の変更に関する解説と、変更された2011 年シリーズ日程(暫定版)を発表いたします。
■変更部分解説
- 第1戦(もてぎ大会)は日程を11月に変更し、第6戦、および第7戦の2大会連続大会として開催いたします。第6戦は11/26にスーパースピードウェイを使った「オーバルバトル」、第7戦は11/27にロードコースを使った「スーパー耐久ファイナル」となります。
- 第2戦(SUGO大会)は、日程を5/29日に変更し、第1戦として開催いたします。これにより、当初6/12開催予定のアジアラウンド「韓国KIC大会」は、輸送時間の事由より本年の開催は断念することと致しました。
- アジアラウンド中国大会は、開催場所を中国広東省広州市の「広東国際サーキット(GIC)」に変更し、シリーズ第2戦として開催いたします。
- 仙台ハイランド大会は、震災により被災した施設の復旧目途が立たないことから、シリーズ戦から外し特別戦とした位置づけの大会に変更いたしました。
- シリーズポイントは、シリーズ全7大会に設定されますが、詳細は別途お知らせいたします。
スーパー耐久シリーズ2011暫定日程
2011.3.24.STO事務局発表
| Round | 開催日程 | 大会 | ST-X | ST-A |
| Test | 4月後半に開催予定 | 開催サーキット未定 | | |
| Rd.1 | 5月28(土)~29(日) | スポーツランドSUGO | ● | ● |
| Rd.2 | 7月2(土)~3(日) | 広東国際サーキット (中国広東省広州市) | ● | |
| Rd.3 | 7月23(土)~24(日) | 富士スピードウェイ | ● | ● |
| Rd.4 | 8月27(土)~28(日) | 岡山国際サーキット | ● | ● |
Special Stage | 9月17(土)~18(日) | 仙台ハイランドレースウェイ | | |
| Rd.5 | 10月22(土)~23(日) | 鈴鹿サーキット | | |
| Rd.6 | 11月25(金)~26(土) | ツインリンクもてぎ スーパースピードウェイ(オーバル) | | ● |
| Rd.7 | 11月27(日) | ツインリンクもてぎ 国際レーシングコース(4.8km) | ● | ● |
Text: スーパー耐久機構
株式会社GTアソシエイション(GTA 代表取締役 坂東正明)は、3月21日付けで東日本大震災の影響を考慮し開催を延期するとしていたSUPER GT第1戦「岡山GT300kmレース」の代替日程の予定を本日発表した。
【代替日程予定】:5月21日(土)・22日(日)
第2戦「富士GT400kmレース」(4月30日(土)・5月1日(日))を含めた年間の大会スケジュールは、今後の状況をみて4月中旬にSUPER GT関係者で協議の上決定し発表するとしている。
Text: GTアソシエイション
このたびの東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復旧を心からお祈り申し上げます。
株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は2011年4月16日(土)・17日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催予定の「鈴鹿2&4レース」を延期させていただくこととなりました。2輪・4輪の全日本選手権を同日開催する本レースは、参加チームの所在地が広域に渡るため、東日本エリアの現状から、レース開催に向けた準備が困難であると判断いたしました。また、5月14日(土)・15日(日)に栃木県ツインリンクもてぎで開催予定の「フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ」につきましても、地震被害による当コースの復旧作業に時間を要するため延期とさせていただきます。
この延期に伴い「鈴鹿2&4レース」は、5月14日(土)・15日(日)に鈴鹿サーキットにて開催させていただきます。また、本レースはこのたびの震災復興支援活動を前提として開催いたします。「フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ」の代替日程につきましては後日発表させていただきます。
尚、「鈴鹿2&4レース」で同時開催を予定しておりました「エンジョイホンダ鈴鹿」につきましては、中止とさせていただきます。
開催日程延期イベント
- 鈴鹿サーキット
-
2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(※1)
サポートレース:2011年アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権第1戦&第2戦(※2)
「鈴鹿2&4レース」
(当初の日程)2011年4月16日(土)公式予選・17日(日)決勝(※3)
(新しい日程)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
復興支援活動としては、会場内でチャリティイベントなどを開催し、その収益金を寄付させて
いただく予定です。具体的な内容については後日発表させていただきます。
- ツインリンクもてぎ
-
2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ
(当初の日程)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
(新しい日程)現在調整中
- ※1 全日本ロードレース選手権の開催は現在調整中のため、後日正式な決定となります。
- ※2 F3の開催は決定です。その他のサポートレースにつきましても後日決定後にご案内いたします。
- ※3 既にご購入の観戦チケットにつきましては、5月14日・15日の延期開催日、および11月開催のフォーミュラ・ニッポン最終戦のいずれかでご利用いただけます。また、日程変更に伴い、観戦チケットの払い戻しをご希望される方につきましては、払い戻し方法が決定次第、ホームページ等でご案内いたします。http://www.suzukacircuit.jp/
Text: 株式会社モビリティランド
「2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿サーキット」 開催日程変更のお知らせ
株式会社日本レースプロモーション(以下JRP)代表取締役社長 白井 裕は、東北地方太平洋沖地震の影響を鑑み、4月16日(土)、17日(日)に鈴鹿サーキットで開催を予定しておりました「2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿大会」を、「第2戦 ツインリンクもてぎ大会」を開催する予定であった5月14日(土)、15日(日)に鈴鹿サーキットで開催することを決定いたしました。
また、上記に伴い第2戦 ツインリンクもてぎ大会を延期とし、以降のスケジュールにつきましては、JAF、株式会社GTアソシエイション、および関係各団体とも調整をしながら今後の状況を考慮し決定する予定です。
■全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿サーキット(鈴鹿2&4レース) 開催日程変更
- (変更前)2011年4月16日(土)公式予選・17日(日)決勝
- (変更後)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
- MFJ全日本ロードレース選手権の開催は調整中のため、後日正式な決定となります。
- その他のサポートレースにつきましても後日決定後にご案内いたします。
- 既にご購入の観戦チケット取り扱いに関しましては、下記鈴鹿サーキットオフィシャルwebをご確認下さい。
- 鈴鹿サーキットオフィシャルweb : http://www.suzukacircuit.jp/
- 復興支援活動としては、会場内でチャリティイベントなどを開催し、その収益金を寄付させていただく予定です。
具体的な内容については後日発表させていただきます。
- 白井 裕 JRP社長のコメント
-
「この度の東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた数多くの方々へ、お悔みを申し上げるとともに、被災された方、負傷された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、被災地の救援・復興活動にご尽力されている多くの関係者の皆様へ敬意を表します。フォーミュラ・ニッポン関係者一同、一日も早い被災地の復興を願っております。本年の開催大会は「東北地方太平洋沖地震復興支援大会」の位置づけとして開催していくことは既に決定しておりますが、JRPでは、3月12日より関係者と協議を重ね、今回の甚大な被災状況を鑑みた結果、本日3月23日(水)開幕戦鈴鹿大会の延期を決定いたしました。ファンの皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。」
Text: Japan Race Promotion (JRP)
株式会社GTアソシエイション(代表取締役坂東正明)は、東日本大震災の影響を考慮し、SUPER GT関係者で議論した結果、4月2日(土)・3日(日)に開催予定の2011年SUPER GT第1戦「岡山GT300kmレース」の開催を延期することを決定した。
なお、代替日程については、現在検討しており、決定次第発表される。
また、第2戦「富士GT400kmレース」(4月30日(土)・5月1日(日))以降の大会については、開催に向けて準備を進めているが、大会スケジュールは、今後の状況を見て判断することとしている。
岡山大会に関するチケットの詳細については、別途発表される。
今回の決定に関して、GTAの坂東正明代表は以下のコメントを発表した。
- 【GTA坂東正明代表のコメント】
-
このたびの震災で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈りいたします。私自身、今回の巨大地震で、東北、関東地方に大きな被害がでているとの報道を受けて大変なショックを受けています。さらに、生存者の救出に向けて、また福島原発の状況が予断を許さない中、懸命に復旧支援に努力されている関係者の皆さんに、改めて敬意を表したいと思います。
GTAとしましては、本日開催しましたSUPER GT関係者の会議において協議いたしました結果、地震による各方面への深刻な影響および現在の社会情勢を鑑み、本年の開幕戦岡山大会の開催が困難になったと判断し、延期することを決定いたしました。本年のSUPER GTレースの開幕を心待ちにされていた全国のファンの皆様、岡山大会の観戦を楽しみにされていた方には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。また、SUPER GT、そしてモータースポーツ界全体で何ができるか、しっかりと考えて出来る限りの援助を引き続き議論し、行動していきたいと考えております。まずは、震災で被災された地域、被災者の方々への支援活動として、今シーズンの大会を「東日本大震災復興支援大会」として開催することといたします。
Text: GTアソシエイション
ツインリンクもてぎ(株式会社モビリティランド)は16日、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による施設の被害などを受け、4月10日に決勝の行われるスーパー耐久レースおよび4月24日決勝のMotoGPの延期を発表した。以下、プレスリリース。
東北地方太平洋沖地震の影響による、「ツインリンクもてぎ」でのイベント開催延期について
このたび、4月に栃木県ツインリンクもてぎで開催を予定している、モトGP世界選手権およびスーパー耐久選手権を延期させていただくこととなりました。モトGP世界選手権の新しい開催日程は2011年9月30日(金)~10月2日(日)を予定しております。また、スーパー耐久選手権につきましては現在関係各位と調整をしておりますので、決定次第ご案内いたします。
開催延期イベント
■ FIM 2011MotoGP 世界選手権シリーズ第3戦「日本グランプリ」
(当初日程)2011年4月22日(金)~24日(日) ⇒ (変更予定)2011年9月30日(金)~2日(日)
■ スーパー耐久シリーズ2011第1戦「もてぎスーパー耐久」
(当初日程) 2011年4月9日(土)~10日(日) ⇒ 調整中
- 既にご購入の観戦チケットにつきましては、延期開催日にそのままご利用いただけます。
- 日程変更に伴い、観戦チケットの払い戻しをご希望される方につきましては、方法が決定次第、ホームページ等で紹介いたします。http://www.twinring.jp/
- 取締役社長 大島裕志
-
「東北地方太平洋沖地震において被災されました、すべての地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。ツインリンクもてぎは、このたびの地震により施設に被害を受けました。さらに、ライフラインや周辺地域の被害など、多くのお客様をお迎えする事が困難な環境にあります。そのため来月開催を予定しておりました、モトGP世界選手権ならびにスーパー耐久選手権は、延期せざるを得ないと判断いたしました。天災による判断とは言え、心待ちいただいたファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。関係各位と調整し、モトGPにつきましては10月の延期開催を決定いたしました。また、スーパー耐久につきましては、スケジュールを組み替えての開催を目指しております。何卒、ご理解頂きますよう宜しくお願いいたします」
Text: ツインリンクもてぎ
JIMGAINERは2011年度 スーパー耐久シリーズ ST-1クラスに参戦することが決定致しました。ゼッケンはSUPER GTと同じく#11で戦います。
マシンはST-1クラスで3年連続チャンピオンを獲得した、BMW Z4 M COUPEを投入。ドライバーは2009年度SUPER-GT GT300クラスにJIMGAINERから参戦し、昨年のST-3クラスでは3度のポールポジションを獲得。シリーズも2位になっている川口正敬、植田正幸に加え、ST-3クラスで活躍したGAMISANが加わり、チャンピオンを狙う。
監督にはJIMGAINERからSUPER-GT参戦中で、2011年はFerrari458GTCをドライブする平中克幸が就任。ドライビングアドバイザーとしても3人のドライバーをサポート。現役ドライバーとしての采配に期待がかかる。
新しいカテゴリーに挑戦いたしますJIMGAINERを、SUPER-GTでもサポートして頂いているスポンサー様の強力なバックアップも頂くこととなり、SUPER-GT同様に皆様方のさらなるご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
なおシーズン途中よりFIA-GT3での参戦も視野に入れております。
2011年度スーパー耐久 ST-1参戦体制
| エントラント | JIMGAINER(ジェイアイエムゲイナー) |
| ゼッケン | 11 |
| マシン | BMW Z4 M COUPE |
| チーム監督 | 平中 克幸 |
| チーフエンジニア | 小笠原 康介 |
| ドライバー | 川口 正敬/植田 正幸/GAMISAN |
| 主要スポンサー(順不同) | 敬親会・株式会社GDCキャピタル |
| タイヤ | YOKOHAMAタイヤワンメイク |
Text & Illustration: JIMGAINER
Hondaは、2011年のモータースポーツ活動の概要として、「モータースポーツ参戦体制」と、「モータースポーツの普及」について、以下の通り発表しました。(国内4輪レース関連のみ抜粋)
1.モータースポーツ参戦体制
Hondaは、チャレンジングスピリットの象徴であるモータースポーツ活動に対し、創業当時から世界の頂点を目指して様々なレースカテゴリーに挑戦してきました。Hondaは、これまでに培ったノウハウとチャレンジングスピリットを持って、それぞれのカテゴリーでより多くのお客様の期待に応え、喜んでいただけるモータースポーツ活動を展開します。
○四輪のモータースポーツ活動
国内では昨年、SUPER GT GT500クラスにおいて、ドライバーズチャンピオンとチームチャンピオンのダブルタイトルを獲得した“HSV-010 GT”を投入し、今年も5チーム5台体制で戦います。2011年モデルはさらに運動性能を向上させることで戦闘力を高め、2年連続のダブルタイトル獲得に挑みます。
フォーミュラ・ニッポンでは、3.4L V8エンジン“HR10E”を、4チーム6台に供給します。燃焼効率をさらに高め、高出力と低燃費を両立させたエンジンを供給し、Hondaエンジン搭載チームの、ドライバーズチャンピオンとチームチャンピオンのダブルタイトル奪還に向けた体制で挑みます。
◆SUPER GT
昨年、GT500クラスにおいてドライバーズチャンピオンとチームチャンピオンのダブルタイトルを獲得した“HSV-010 GT”を投入し、今年も5チーム5台体制で戦います。また、今シーズンも「Honda GTプロジェクト」として、(株)M-TECと(株)童夢の協力のもと、(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンターが主体となってマシンを開発し、2年連続となるドライバーとチームのダブルタイトル獲得を目指します。
昨年までインディカー・シリーズに参戦していた武藤英紀、ならびに昨年全日本F3選手権(F3) Nクラスでチャンピオンを獲得した小林崇志の両名が、「オートバックス・レーシング・チーム・アグリ」よりSUPER GTに参戦します。
| チーム名 | ナンバー | ドライバー | 年齢 | 国籍 | 2010年の戦績 |
ウイダー ホンダ レーシング
(Weider Honda Racing) | 1 | 小暮 卓史
(Takashi Kogure) | 30 | 日本・群馬県 | GT500 チャンピオン |
ロイック・デュバル
(Loic Duval) | 28 | フランス |
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) | 8 | 武藤 英紀
(Hideki Mutoh) | 28 | 日本・東京都 | インディカー・
シリーズ 18位 |
小林 崇志
(Takashi Kobayashi) | 23 | 日本・広島県 | F3 Nクラス
チャンピオン |
ケーヒン リアル レーシング
(KEIHIN REAL RACING) | 17 | 金石 年弘
(Toshihiro Kaneishi) | 32 | 日本・大阪府 | GT500 3位 |
塚越 広大
(Kodai Tsukakoshi) | 24 | 日本・栃木県 |
エプソン・ナカジマ・レーシング
(EPSON NAKAJIMA RACING) | 32 | 道上 龍
(Ryo Michigami) | 37 | 日本・奈良県 | GT500 14位 |
中山 友貴
(Yuhki Nakayama) | 23 | 日本・石川県 |
チームクニミツ
(Team Kunimitsu) | 100 | 伊沢 拓也
(Takuya Izawa) | 26 | 日本・東京都 | GT500 8位 |
山本 尚貴
(Naoki Yamamoto) | 22 | 日本・栃木県 |
- カーナンバーについては、暫定のため変更になる場合があります
◆全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
(株)日本レースプロモーションを通じ、3.4L V8エンジンの“HR10E”を4チーム6台に供給し、ドライバーズチャンピオン、チームチャンピオンのダブルタイトル獲得に向けた体制で挑みます。昨年、全日本F3選手権 Nクラスでチャンピオンを獲得した小林崇志が「リアル レーシング」から、英国F3選手権に参戦していた中嶋大祐が「ナカジマ レーシング」から、それぞれステップアップしフォーミュラ・ニッポンに初参戦します。
| チーム名 | ナンバードライバー年齢国籍2010年の戦績
リアル レーシング
(REAL RACING) | 10 | 小林 崇志
(Takashi Kobayashi) | 23 | 日本・広島県 | F3 Nクラス
チャンピオン |
チーム 無限
(TEAM MUGEN) | 16 | 山本 尚貴
(Naoki Yamamoto) | 22 | 日本・栃木県 | FN 7位 |
ナカジマ レーシング
(NAKAJIMA RACING) | 31 | 中嶋 大祐
(Daisuke Nakajima) | 22 | 日本・愛知県 | 英国F3 11位 |
| 32 | 小暮 卓史
(Takashi Kogure) | 30 | 日本・群馬県 | FN 4位 |
ドコモ チーム ダンディライアン レーシング
(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) | 40 | 伊沢 拓也
(Takuya Izawa) | 26 | 日本・東京都 | FN 11位 |
| 41 | 塚越 広大
(Kodai Tsukakoshi) | 24 | 日本・栃木県 | FN 9位 |
- カーナンバーについては、暫定のため変更になる場合があります
◆人材の育成:Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)
国内外で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成を目的に、人材育成プログラム「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」を展開しています。2010年、全日本F3選手権 Nクラスで、チャンピオンを獲得した小林崇志はフォーミュラ・ニッポンに、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)で活躍した野尻智紀はF3に、それぞれステップアップして参戦します。
<全日本F3選手権シリーズ>
今シーズンは、全日本F3選手権シリーズ(F3)に参戦する2名のドライバーをサポートしています。
| カテゴリー | チーム名 | ナンバー | ドライバー | 年齢 | 出身地 | 2010年の戦績 |
| F3 | エイチ エフ ディー ピー レーシング
(HFDP RACING) | 7 | 三浦 和樹
(Kazuki Miura) | 22 | 岩手県 | F3 Nクラス 6位 |
| 8 | 野尻 智紀
(Tomoki Nojiri) | 21 | 茨城県 | FCJ 5位 |
- カーナンバーについては、暫定のため変更になる場合があります
<フォーミュラチャレンジ・ジャパン>
「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」を目的に、自動車メーカー3社※6が協力して設立した、ジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に引き続き協力していくとともに、スカラシップとして4名のドライバーの参戦をサポートします。
- FCJは2006年より、Honda、Toyota、Nissanの自動車メーカー3社が協力して創設した新しいジュニア・フォーミュラカーレース。その理念は「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」および「日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成」という点に置かれています
Text : HONDA
株式会社ル・ボーセモータースポーツ(Le Beausset Motorsports)は18日、2011年度のフォーミュラ・ニッポンに参戦することを発表した。
ル・ボーセは1989年、有限会社ル・ボーセ(現株式会社ル・ボーセモータースポーツ)として茨城県下館市(現筑西市)にて創業。以後、フォーミュラトヨタ、全日本F3選手権など主にステップアップフォーミュラを舞台に活動してきた。
そして2011年、ついに日本トップフォーミュラであるフォーミュラ・ニッポンに参戦する。ドライバーは昨年同チームから全日本F3に参戦し、最終大会で初優勝を果たした嵯峨宏紀。監督は坪松唯夫が務め、エンジンはトヨタRV8Kを使用する。
- 坪松唯夫コメント
-
22年前チーム設立と同時に掲げた国内トップフォーミュラへの挑戦という目標が現実のものとなりました。今は来る新しい挑戦に向けて意欲をかきたてられております。チームとして一歩一歩確実にやり切ることで学び、それを生かしていき、トップチームを少しでも脅かす存在に成長できればと思います。トップカテゴリーに参戦してもFJ1600マシン1台のメンテナンスを始めたプレハブ小屋時代のハングリー精神と謙虚さを忘れず戦っていきたいと思います。熱い応援をよろしくお願い致します。
- 嵯峨宏紀コメント
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初めてのトップフォーミュラへの参戦となりますが、期待に胸が膨らむと同時にここまでご支援頂いたスポンサー様を始め監督、チームスタッフへの感謝の気持ちでいっぱいです。自分はF3で6年間長期参戦したことで、さまざまな失敗や経験をしてきました。しかしこれからのカテゴリーでは今まで以上に結果も求められるでしょうし、また責任も出てくるだろうと思っています。でもそのようなプレッシャーの中でも自分らしく一歩一歩成長しながらレースが出来たら良いと思っています。応援よろしくお願い致します。
Text: Le Beausset Motorsports etc.
一ツ山レーシングは東京オートサロンの行われている千葉県の幕張メッセで14日、今シーズンから新設されるスーパー耐久レースのST-X(FIA GT3)クラスにAudi R8 LMSで参戦すると発表した。
スーパー耐久シリーズは4月9日にツインリンクもてぎで開幕。国内7戦、海外3戦の予定だが、新設されたST-Xクラスは、第1戦から第4戦の国内4戦と海外3戦の計7戦で争われる。

参戦体制は以下のとおり。
■マシン概要
| Machine | :Audi R8 LMS |
| Engine | 90° V10 |
| Displacement | 5,200cc |
| Power | 500hp |
| Torque | 500Nm |
| Transmission | Sequential 6-speed gearbox |
| Tyre | Front 29/66-18 Rear 31/71-18 |
| Weight | 1,300kg |
■チーム体制
| Team | Hitotsuyama Racing |
| Director | 一ツ山 幹雄 |
| Car No | 21 |
| Driver | 藤井 誠暢 / 都筑 晶裕 / TBN |
| Maintenance | NOVA ENGINEERING |
Data & Illustration: Hitotsuyama Racing
2011年 AUTOBACS SUPER GT 2台体制で参戦決定
JIMGAINERは2011年度 AUTOBACS SUPER-GTシリーズ GT300クラスに参戦することが決定致しました。
#11のマシンはFerrari 458 GTCを新規投入。 #10はFerrari 430で参戦いたします。
エースカーの#11には昨年に引き続き田中哲也/平中克幸を起用。 メンテナンスは株式会社JIMゲイナーが担当致します。 昨シーズンは苦しい戦いを強いられた分、今シーズンはその経験を生かし、シリーズチャンピオン獲得に向けてより一層精進して参ります。
引き続き皆様方のご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

2011年度AUTOBACS SUPER GT参戦体制
| エントラント | JIMGAINER(ジェイアイエムゲイナー) |
| ゼッケン | 11 | 10 |
| マシン | Ferrari 458 GTC | Ferrari 430 |
| メインスポンサー | Zona | - |
| チーム監督 | 山本 俊茂 | 山本 俊茂 |
| チーフエンジニア | 福田 洋介 | - |
| ドライバー | 田中哲也/平中克幸 | TBN |
| エンジンチューナー | Michelotto | - |
Text & Photo: JIMGAINER(広報: 石田美香)
「漫画家・村上もとかの世界」展が開催中!
1977年のF1GPを舞台にした「赤いペガサス」やNASCARを舞台にした「ドロファイター」などでモータースポーツファンにお馴染みの漫画家・村上もとか氏の企画展が、神奈川県大和市で開催中だ。
村上氏はデビューから多くのモータースポーツ漫画を描き、その後大ヒットした「六三四の剣」では剣道ブームを巻き起こした。近年は青年漫画誌で活躍し、昨年テレビドラマ化され話題となった歴史医療漫画「JIN-仁-」や「龍-RON-」などの大作を手掛けてきた。
企画展では、緻密に描き込まれた原画をはじめ、'76,77F1日本GP資料、デビュー作「燃えて走れ」の主人公、伝説のレーサー・浮谷東次郎に関する資料なども展示されている。
2館ある展示会場をつなぐクイズラリーやJINに登場する「安道名津」(アンドーナツ)を味わえるランチなどもあり、見て、体験して、味わって楽しめる内容となっている。
◆開催期間・時間◆
- ~平成23年1月23日(日)【観覧無料】
- 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
◆休館日◆
- 月曜日及び12/29(水)~1/3(月) ※1/10(月)は開館し、1/11日(火)は休館
◆会場◆
- 「大和市つる舞の里歴史資料館」
- 大和市つきみ野7-3-2/東急田園都市線「つきみ野」駅下車 徒歩約7分
- 「大和市下鶴間ふるさと館」
- 大和市下鶴間2359-5/小田急江の島線「鶴間」駅下車 徒歩約20分(路線バスあり)、「つきみ野」駅下車 徒歩約20分
- 台数は少ないが車での来館も可能。
- つる舞の里歴史資料館にご来館いただいた方にオリジナルクリアホルダーをプレゼント!(なくなりしだい終了)
◆問い合わせ先◆
- TEL.046-278-3633(つる舞の里歴史資料館)
- URL:http://www.city.yamato.lg.jp/web/shakai/turu-moyoosimono.html
Text: Yoshinori OHNISHI / Illustration: 大和市
スーパー耐久第7戦もてぎオーバルバトルは27日、決勝第2レースを行ない、50周を走ってST1クラスはART TASTE GT3(竹内浩典/立川祐路/清水康弘組)が、ST2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ(峰尾恭輔/村田信博/山内英輝組)が、ST3クラスは岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7(長島正明/岩崎祐貴/杉林健一組)が、ST4クラスはホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がそれぞれ優勝した。
日が陰りかなり気温も下がってきたコンディションのなか、14時45分に決勝第2レースのスタートが切られた。このレースでも序盤から#8 ART TASTE GT3(竹内浩典/立川祐路/清水康弘組)の清水がレースを引っ張る展開となり、24周のピットストップまでトップを独走。立川にバトンを渡し34周目にトップを奪い返す。
序盤、9周目の第3ターンシケインでクラッシュした#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(柳田真孝/イムラン・シャハロム/谷口信輝組)同様に右フロントにダメージを受けた#28 同(ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー/片岡龍也組)と2台のZ4は17周目までに戦線離脱。#8のST1クラス独走状態で第2レースの幕を閉じた。
総合2位には#3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ(峰尾恭輔/村田信博/山内英輝組)が、ST2クラスのトップでチェッカー。6位にはこちらも第1レースに続いてST3クラス連勝の#15岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7(長島正明/岩崎祐貴/杉林健一組)、11位にはST4クラスの#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がこちらも連勝という結果で今シーズンの最終レースを終えた。
シリーズタイトルだが、ST1クラスはすでに前戦で決めたNo.1 PETRONAS SYNTIUM TEAM(BMW Z4 M Coupe)が、ST2クラスはNo.20 RS OGAWA(MITSUBISHI EVOLUTION IX)が、ST3クラスはNo.27 MAKIGUCHI ENGINNERING(BMW M3)が、ST4クラスはNo.18 Asano Racing Service(HONDA INTEGRA TypeR)が獲得した。

来シーズンのスーパー耐久レースは、4月にここツインリンクもてぎのロードコースで開幕。4月9日(土)予選、10日(日)決勝だ。ST-Xクラス(FIA GT3)も新設され、ますます注目されるシリーズになりそうだ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE -RIJ- (2010/11/27) Race 2 Result Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(Super Speedway) 2.49228km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 8 | ART TASTE GT3 PORSCHE 911 JGN | 竹内 浩典 立川 祐路 清水 康弘 | YH | 50 | 44'52.639 |
| 2 | ST2 | 1 | 3 | エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田 信博 山内 英輝 | YH | 50 | 25.645 |
| 3 | ST2 | 2 | 26 | エンドレス アドバン ウエッズ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 井尻 薫 | YH | 50 | 32.750 |
| 4 | ST1 | 2 | *28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ファリーク・ハイルマン メルビン・モー 片岡 龍也 | YH | 50 | 35.970 |
| 5 | ST2 | 3 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | YH | 50 | 50.054 |
| 6 | ST3 | 1 | 15 | 岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7 MAZDA RX-7 | 長島 正明 岩崎 祐貴 杉林 健一 | YH | 49 | 1Lap |
| 7 | ST3 | 2 | 39 | TITEC TRACY NSX HONDA NSX | 川口 正敬 植田 正幸 佐々木 孝太 | YH | 48 | 2Laps |
| 8 | ST3 | 3 | 27 | FINA ADVAN BMW M3 BMW M3 | 伊橋 勲 廣田 秀機 三沢 伸輔 | YH | 48 | 2Laps |
| 9 | ST2 | 4 | *30 | 森永チルミル☆RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 谷口 行規 松本 武士 | YH | 48 | 2Laps |
| 10 | ST3 | 4 | 14 | 岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 田中 徹 小松 一臣 | YH | 48 | 2Laps |
| 11 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 G/M インテグラ HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 古橋 孝之 | YH | 47 | 3Laps |
| 12 | ST4 | 2 | 95 | 特許リジットカラーS2000 HONDA S2000 | 服部 尚貴 木下 隆之 | YH | 47 | 3Laps |
| 13 | ST4 | 3 | 18 | コスモソニック21FK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 森 政行 | YH | 47 | 3Laps |
| 14 | ST4 | 4 | 12 | 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 隆幸 森山 鉄也 | YH | 47 | 3Laps |
| 15 | ST4 | 5 | 60 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林 康一 小幡 弘 | YH | 47 | 3Laps |
| 16 | ST4 | 6 | 69 | Kleers BRP 制動屋J'S RACING S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 奥村 浩一 アンドリュー・バーネス | YH | 46 | 4Laps |
| 17 | ST4 | 7 | 666 | BOMEX with CarXs S2000 HONDA S2000 | 山下 潤一郎 青木 孝行 朝倉 宏志 | YH | 46 | 4Laps |
| 18 | ST4 | 8 | 58 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 坂野 将之 竹佐 真留実 | YH | 46 | 4Laps |
| 19 | ST4 | 9 | *24 | SAMURAI 無限 ADVAN DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 青木 拓磨 土屋 武士 | YH | 44 | 6Laps |
| 20 | ST4 | 10 | *41 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 兵藤 信一 稲田 大二郎 東 徹次郎 | YH | 43 | 7Laps |
| 21 | ST2 | 5 | 505 | KYOSHOアリスモータース MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 白坂 卓也 | YH | 42 | 8Laps |
| 22 | ST4 | 11 | 230 | WAKO'SアクレオクヤマVitz TOYOTA Vitz | たねぞう 勝間田 正博 | YH | 39 | 11Laps |
| 23 | ST4 | 12 | 333 | GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 北川 剛 藤田 弘幸 野間 一 | YH | 37 | 13Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST1:35 ST2:35 ST3:34 ST4:23)完走 ---- |
| - | ST1 | - | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 イムラン・シャハロム 谷口 信輝 | YH | 9 | 41Laps |
| - | ST3 | - | 7 | 岡部自動車JDS メーカーズRX-7 MAZDA RX-7 | 碓井 久彦 白井 剛 加藤 正将 | YH | 0 | 50Laps |
- Fastest Lap: CarNo.8 ART TASTE GT3 50.373 (29/50) 178.12km/h
- CarNo.41は、スーパー耐久シリーズ2010シリーズ規則第13条(10)違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.30は、スーパー耐久シリーズ2010もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2)(シケイン不通過)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.28は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第28条~4)違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.24は、スーパー耐久シリーズ2010もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2)(シケイン不通過)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
11月27日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第7戦の決勝レースが予選に引き続き行われ、50周を走ってST1クラスはART TASTE GT3(竹内浩典/立川祐路/清水康弘組)が、ST2クラスはエンドレスアドバンウエッズランサー(朝倉貴志/井尻薫組)が、ST3クラスは岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7(長島正明/岩崎祐貴/杉林健一組)が、ST4クラスはホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がそれぞれ優勝した。
11時30分に50周の第1レースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。
ST1クラスは序盤から、#8 ART TASTE GT3(清水康弘/立川祐路/竹内浩典組)の竹内がリード。相次いだクラッシュのために10周目終了時から6周にわたりSCカーランとなる。#8竹内は21周目でピットストップを行い、25周目までは#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー/片岡龍也組)にその後はST2クラスのマシンにトップの座を明け渡すが、34周目に立川がトップに立ち#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(柳田真孝/イムラン・シャハロム/谷口信輝組)に11秒の差をつけて今季初優勝を遂げた。
ST2クラスは総合4位に#26エンドレスアドバンウエッズランサー(朝倉貴志/井尻薫組)が、ST3クラスは総合6位に#15岡部自動車ディクセルIWASAKIRX-7(長島正明/岩崎裕貴/杉林健一組)が、ST4クラスは#62 ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がそれぞれクラス優勝を果たした。
引き続き決勝第2レースはこの後、14時40分より50周で争われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE -RIJ- (2010/11/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(Super Speedway) 2.49228km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 8 | ART TASTE GT3 PORSCHE 911 JGN | 竹内 浩典 立川 祐路 清水 康弘 | YH | 50 | 47'55.529 |
| 2 | ST1 | 2 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 イムラン・シャハロム 谷口 信輝 | YH | 50 | 11.252 |
| 3 | ST1 | 3 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ファリーク・ハイルマン メルビン・モー 片岡 龍也 | YH | 50 | 11.263 |
| 4 | ST2 | 1 | 26 | エンドレス アドバン ウエッズ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 井尻 薫 | YH | 49 | 1Lap |
| 5 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | YH | 49 | 1Lap |
| 6 | ST3 | 1 | 15 | 岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7 MAZDA RX-7 | 長島 正明 岩崎 祐貴 杉林 健一 | YH | 49 | 1Lap |
| 7 | ST3 | 2 | 14 | 岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 田中 徹 小松 一臣 | YH | 48 | 2Laps |
| 8 | ST3 | 3 | 27 | FINA ADVAN BMW M3 BMW M3 | 伊橋 勲 廣田 秀機 三沢 伸輔 | YH | 48 | 2Laps |
| 9 | ST2 | 3 | 30 | 森永チルミル☆RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 谷口 行規 松本 武士 | YH | 48 | 2Laps |
| 10 | ST2 | 4 | 3 | エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田 信博 山内 英輝 | YH | 47 | 3Laps |
| 11 | ST2 | 5 | 505 | KYOSHOアリスモータース MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 白坂 卓也 | YH | 47 | 3Laps |
| 12 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 G/M インテグラ HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 古橋 孝之 | YH | 47 | 3Laps |
| 13 | ST4 | 2 | 18 | コスモソニック21FK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 森 政行 | YH | 46 | 4Laps |
| 14 | ST4 | 3 | 95 | 特許リジットカラーS2000 HONDA S2000 | 服部 尚貴 木下 隆之 | YH | 46 | 4Laps |
| 15 | ST4 | 4 | 12 | 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 隆幸 森山 鉄也 | YH | 46 | 4Laps |
| 16 | ST4 | 5 | 60 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林 康一 小幡 弘 | YH | 46 | 4Laps |
| 17 | ST4 | 6 | 666 | BOMEX with CarXs S2000 HONDA S2000 | 山下 潤一郎 青木 孝行 朝倉 宏志 | YH | 46 | 4Laps |
| 18 | ST4 | 7 | 58 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 坂野 将之 竹佐 真留実 | YH | 45 | 5Laps |
| 19 | ST4 | 8 | 69 | Kleers BRP 制動屋J'S RACING S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 奥村 浩一 アンドリュー・バーネス | YH | 45 | 5Laps |
| 20 | ST4 | 9 | 24 | SAMURAI 無限 ADVAN DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 青木 拓磨 土屋 武士 | YH | 45 | 5Laps |
| 21 | ST4 | 10 | *41 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 兵藤 信一 稲田 大二郎 東 徹次郎 | YH | 44 | 6Laps |
| 22 | ST4 | 11 | 333 | GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 北川 剛 藤田 弘幸 野間 一 | YH | 43 | 7Laps |
| 23 | ST4 | 12 | 230 | WAKO'SアクレオクヤマVitz TOYOTA Vitz | たねぞう 勝間田 正博 | YH | 39 | 11Laps |
| 24 | ST3 | 4 | *39 | TITEC TRACY NSX HONDA NSX | 川口 正敬 植田 正幸 佐々木 孝太 | YH | 37 | 13Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST1:35 ST2:34 ST3:34 ST4:32)完走 ---- |
| - | ST2 | - | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | YH | 8 | 42Laps |
| - | ST3 | - | 34 | asset・テクノZ34・nismo NISSAN FAIRLADY Z | 藤井 誠暢 佐藤 公哉 前嶋 秀司 | YH | 4 | 46Laps |
| - | ST4 | - | 764 | ナショナルインスツルメンツEVO/FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 遠藤 光博 フィリッペ・デベサ 五味 直也 | YH | 4 | 46Laps |
| - | ST3 | - | 7 | 岡部自動車JDS メーカーズRX-7 MAZDA RX-7 | 碓井 久彦 白井 剛 加藤 正将 | YH | 2 | 48Laps |
- Fastest Lap: CarNo.8 ART TASTE GT3 50.591 (27/50) 177.35km/h
- コース上の落下物回収のため、10周終了時より6周回セーフティーカーを導入した。
- CarNo.41は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第28条~4)(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.39は、スーパー耐久シリーズ2010もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第42条(車輌保管)違反により、第2レースグリッドを最後尾とする。
11月27日、栃木県のツインリンクもてぎのオーバルコースで、スーパー耐久第7戦の公式予選が行われた。A,Bドライバー総合によりST1クラスはART TASTE GT3(竹内浩典/立川祐路/清水康弘組)が、ST2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ(峰尾恭輔/村田信博/山内英輝組)が、ST3クラスはasset・テクノZ34・nismo(藤井誠暢/佐藤公哉/前嶋秀司組)が、ST4クラスはホンダカーズ東京 G/M インテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/古橋孝之組)がそれぞれクラスポールポジションを獲得した。

今シーズンも1デイイベントとして開催される大会となり、公式予選が午前中に行われ、午後に決勝レースが行われるスケジュールとなっている。
午前8時から1グループ(ST1,2,3クラス)と2グループ(ST4クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。
ここでは、#8 ART TASTE GT3(竹内浩典/立川祐路/清水康弘組)の竹内が49秒997ですでにシリーズチャンピオンを決めている#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(柳田真孝/Imran Shaharom/谷口信輝組)の柳田が記録した50秒296を押さえて、このセッションのトップタイムとした。
この後再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズではA,B両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなっており、このセッションはBドライバーの#8 ART TASTE GT3(清水康弘/立川祐路/竹内浩典組)の立川が49秒980でトップタイムをマークした。
両セッションの合算タイムでも、#8が1分39秒977のタイムでポールポジションを決めた。#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(Farique Hairuman/Melvin Moh/片岡龍也組)が2番手、#1 BMWが3番手となった。今回PETRONAS SYNTIUMチームはドライバーの育成を目的としているため普段はAドライバーの谷口、片岡をあえてCドライバーとして臨んでいる。
総合4位、ST2クラスのトップには#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/村田の信博/山内英輝組)が、シリーズランキングトップの#20 RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)を押さえて立った。
総合8位にはST3クラスのトップ#34asset.テクノZ34・NISMO(藤井誠暢/佐藤公哉/前嶋秀司組)が、10位にST3クラスのランキングトップ#27 FINA ADVAN BMW M3(伊橋勲/廣田秀機/三澤伸輔組)が、総合15位にST4クラスのトップ#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥/吉橋孝之組)がそれぞれ入った。
この後、第1レース決勝が11時30分よりより、第2レース決勝が14時45分よりそれぞれ50周で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE -RIJ- (2010/11/27) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(Super Speedway) 2.49228km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Adriver Bdriver | Total Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 8 | ART TASTE GT3 PORSCHE 911 JGN | 竹内 浩典 立川 祐路 | YH | 0'49.997 0'49.980 | 1'39.977 | - | 179.485 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ファリーク・ハイルマン メルビン・モー | YH | 0'50.699 0'50.713 | 1'41.412 | 1.435 | 176.946 |
| 3 | ST1 | 3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 イムラン・シャハロム | YH | 0'50.296 0'51.277 | 1'41.573 | 1.596 | 176.665 |
| 4 | ST2 | 1 | 3 | エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田 信博 | YH | 0'51.426 0'51.455 | 1'42.881 | 2.904 | 174.419 |
| 5 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 | YH | 0'52.614 0'51.849 | 1'44.463 | 4.486 | 171.778 |
| 6 | ST2 | 3 | 30 | 森永チルミル☆RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 谷口 行規 | YH | 0'53.477 0'52.326 | 1'45.803 | 5.826 | 169.602 |
| 7 | ST2 | 4 | 26 | エンドレス アドバン ウエッズ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 井尻 薫 | YH | 0'52.974 0'53.219 | 1'46.193 | 6.216 | 168.979 |
| 8 | ST3 | 1 | 34 | asset・テクノZ34・nismo NISSAN FAIRLADY Z | 藤井 誠暢 佐藤 公哉 | YH | 0'53.376 0'53.225 | 1'46.601 | 6.624 | 168.333 |
| 9 | ST3 | 2 | 39 | TITEC TRACY NSX HONDA NSX | 川口 正敬 植田 正幸 | YH | 0'53.370 0'53.453 | 1'46.823 | 6.846 | 167.983 |
| 10 | ST3 | 3 | 27 | FINA ADVAN BMW M3 BMW M3 | 伊橋 勲 廣田 秀機 | YH | 0'53.500 0'54.118 | 1'47.618 | 7.641 | 166.742 |
| 11 | ST3 | 4 | 15 | 岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7 MAZDA RX-7 | 長島 正明 岩崎 祐貴 | YH | 0'54.326 0'53.394 | 1'47.720 | 7.743 | 166.584 |
| 12 | ST3 | 5 | 14 | 岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 田中 徹 | YH | 0'53.993 0'54.444 | 1'48.437 | 8.460 | 165.482 |
| 13 | ST3 | 6 | 7 | 岡部自動車JDS メーカーズRX-7 MAZDA RX-7 | 碓井 久彦 白井 剛 | YH | 0'53.753 0'55.189 | 1'48.942 | 8.965 | 164.715 |
| 14 | ST2 | 5 | 505 | KYOSHOアリスモータース MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 | YH | 0'54.434 0'55.530 | 1'49.964 | 9.987 | 163.184 |
| 15 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 G/M インテグラ HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | YH | 0'55.780 0'55.615 | 1'51.395 | 11.418 | 161.088 |
| 16 | ST4 | 2 | 60 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林 康一 小幡 弘 | YH | 0'55.157 0'56.409 | 1'51.566 | 11.589 | 160.841 |
| 17 | ST4 | 3 | 95 | 特許リジットカラーS2000 HONDA S2000 | 服部 尚貴 木下 隆之 | YH | 0'56.234 0'55.965 | 1'52.199 | 12.222 | 159.934 |
| 18 | ST4 | 4 | 18 | コスモソニック21FK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 | YH | 0'56.379 0'56.964 | 1'53.343 | 13.366 | 158.320 |
| 19 | ST4 | 5 | 12 | 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 隆幸 森山 鉄也 | YH | 0'56.173 0'57.252 | 1'53.425 | 13.448 | 158.205 |
| 20 | ST4 | 6 | 58 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 坂野 将之 竹佐 真留実 | YH | 0'56.817 0'57.418 | 1'54.235 | 14.258 | 157.083 |
| 21 | ST4 | 7 | 666 | BOMEX with CarXs S2000 HONDA S2000 | 山下 潤一郎 青木 孝行 | YH | 0'58.056 0'56.702 | 1'54.758 | 14.781 | 156.367 |
| 22 | ST4 | 8 | 24 | SAMURAI 無限 ADVAN DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 青木 拓磨 土屋 武士 | YH | 0'58.329 0'56.564 | 1'54.893 | 14.916 | 156.184 |
| 23 | ST4 | 9 | 69 | Kleers BRP 制動屋J'S RACING S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 奥村 浩一 | YH | 0'57.654 0'57.885 | 1'55.539 | 15.562 | 155.310 |
| 24 | ST4 | 10 | 764 | ナショナルインスツルメンツEVO/FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 遠藤 光博 フィリッペ・デベサ | YH | 0'58.366 0'59.250 | 1'57.616 | 17.639 | 152.568 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST4 | - | 333 | GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 北川 剛 藤田 弘幸 | YH | 0'58.639 1'02.703 | 2'01.342 | 21.365 | 147.883 |
| - | ST4 | - | 41 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 兵藤 信一 稲田 大二郎 | YH | 1'09.443 1'00.207 | 2'09.650 | 29.673 | 138.407 |
| - | ST4 | - | 230 | WAKO'SアクレオクヤマVitz TOYOTA Vitz | たねぞう 勝間田 正博 | YH | 1'07.610 1'07.919 | 2'15.529 | 35.543 | 132.412 |
| - | ST2 | - | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | YH | 0'53.465 Absence | - | - | - |
MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE -RIJ- (2010/11/27) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(Super Speedway) 2.49228km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 8 | ART TASTE GT3 PORSCHE 911 JGN | 立川 祐路 | 0'49.980 | - | 179.516 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | メルビン・モー | 0'50.713 | 0.733 | 176.921 |
| 3 | ST1 | 3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | イムラン・シャハロム | 0'51.277 | 1.297 | 174.975 |
| 4 | ST2 | 1 | 3 | エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 村田 信博 | 0'51.455 | 1.475 | 174.370 |
| 5 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 | 0'51.849 | 1.869 | 173.045 |
| 6 | ST2 | 3 | 30 | 森永チルミル☆RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 谷口 行規 | 0'52.326 | 2.346 | 171.467 |
| 7 | ST2 | 4 | 26 | エンドレス アドバン ウエッズ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 井尻 薫 | 0'53.219 | 3.239 | 168.590 |
| 8 | ST3 | 1 | 34 | asset・テクノZ34・nismo NISSAN FAIRLADY Z | 佐藤 公哉 | 0'53.225 | 3.245 | 168.571 |
| 9 | ST3 | 2 | 15 | 岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7 MAZDA RX-7 | 岩崎 祐貴 | 0'53.394 | 3.414 | 168.038 |
| 10 | ST3 | 3 | 39 | TITEC TRACY NSX HONDA NSX | 植田 正幸 | 0'53.453 | 3.473 | 167.852 |
| 11 | ST3 | 4 | 27 | FINA ADVAN BMW M3 BMW M3 | 廣田 秀機 | 0'54.118 | 4.138 | 165.790 |
| 12 | ST3 | 5 | 14 | 岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z NISSAN FAIRLADY Z | 田中 徹 | 0'54.444 | 4.464 | 164.797 |
| 13 | ST3 | 6 | 7 | 岡部自動車JDS メーカーズRX-7 MAZDA RX-7 | 白井 剛 | 0'55.189 | 5.209 | 162.572 |
| 14 | ST2 | 5 | 505 | KYOSHOアリスモータース MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 岡本 武之 | 0'55.530 | 5.550 | 161.574 |
| 15 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 G/M インテグラ HONDA INTEGRA TYPE-R | 太田 侑弥 | 0'55.615 | 5.635 | 161.327 |
| 16 | ST4 | 2 | 95 | 特許リジットカラーS2000 HONDA S2000 | 木下 隆之 | 0'55.965 | 5.985 | 160.318 |
| 17 | ST4 | 3 | 60 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡 弘 | 0'56.409 | 6.429 | 159.056 |
| 18 | ST4 | 4 | 24 | SAMURAI 無限 ADVAN DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 土屋 武士 | 0'56.564 | 6.584 | 158.620 |
| 19 | ST4 | 5 | 666 | BOMEX with CarXs S2000 HONDA S2000 | 青木 孝行 | 0'56.702 | 6.722 | 158.234 |
| 20 | ST4 | 6 | 18 | コスモソニック21FK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 笠原 智行 | 0'56.964 | 6.984 | 157.507 |
| 21 | ST4 | 7 | 12 | 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS HONDA CIVIC TYPE-R | 森山 鉄也 | 0'57.252 | 7.272 | 156.714 |
| 22 | ST4 | 8 | 58 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 竹佐 真留実 | 0'57.418 | 7.438 | 156.261 |
| 23 | ST4 | 9 | 69 | Kleers BRP 制動屋J'S RACING S2000 HONDA S2000 | 奥村 浩一 | 0'57.885 | 7.905 | 155.001 |
| 24 | ST4 | 10 | 764 | ナショナルインスツルメンツEVO/FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | フィリッペ・デベサ | 0'59.250 | 9.270 | 151.430 |
| 25 | ST4 | 11 | 41 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 稲田 大二郎 | 1'00.207 | 10.227 | 149.023 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム ST1:55.772 ST2:57.064 ST3:58.693 ST4:1'01.595)---- |
| - | ST4 | - | 333 | GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 藤田 弘幸 | 1'02.703 | 12.723 | 143.091 |
| - | ST4 | - | 230 | WAKO'SアクレオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 勝間田 正博 | 1'07.910 | 17.930 | 132.119 |
| - | ST2 | - | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 菊地 靖 菊地 靖 | Absence | - | - |
- コース上の落下物回収のため、9時1分49秒より5分11秒間、および9時10分14秒より3分46秒間赤旗中断とした。
- スーパー耐久スリーズ2010もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2違反(シケイン不通過)に基づき、シケイン不通過車輌の当該周回のタイムは不採択とした。
- 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイム(ST2:51.967 ST3:53.654)
- CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、訓戒とする。
MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE -RIJ- (2010/11/27) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(Super Speedway) 2.49228km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | ST1 | 1 | 8 | ART TASTE GT3 PORSCHE 911 JGN | 竹内 浩典 | 0'49.997 | - | 179.455 |
| 2 | ST1 | 2 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 | 0'50.296 | 0.299 | 178.388 |
| 3 | ST1 | 3 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ファリーク・ハイルマン | 0'50.699 | 0.702 | 176.970 |
| 4 | ST2 | 1 | 3 | エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 | R0'51.426 | 1.429 | 174.468 |
| 5 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 | 0'52.614 | 2.617 | 170.529 |
| 6 | ST2 | 3 | 26 | エンドレス アドバン ウエッズ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 | 0'52.974 | 2.977 | 169.370 |
| 7 | ST3 | 1 | 39 | TITEC TRACY NSX HONDA NSX | 川口 正敬 | R0'53.370 | 3.373 | 168.113 |
| 8 | ST3 | 2 | 34 | asset・テクノZ34・nismo NISSAN FAIRLADY Z | 藤井 誠暢 | R0'53.376 | 3.379 | 168.094 |
| 9 | ST2 | 4 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 | 0'53.465 | 3.468 | 167.815 |
| 10 | ST2 | 5 | 30 | 森永チルミル☆RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 | 0'53.477 | 3.480 | 167.777 |
| 11 | ST3 | 3 | 27 | FINA ADVAN BMW M3 BMW M3 | 伊橋 勲 | R0'53.500 | 3.503 | 167.705 |
| 12 | ST3 | 4 | 7 | 岡部自動車JDS メーカーズRX-7 MAZDA RX-7 | 碓井 久彦 | 0'53.753 | 3.756 | 166.915 |
| 13 | ST3 | 5 | 14 | 岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 | 0'53.993 | 3.996 | 166.174 |
| 14 | ST3 | 6 | 15 | 岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7 MAZDA RX-7 | 長島 正明 | 0'54.326 | 4.329 | 165.155 |
| 15 | ST2 | 6 | 505 | KYOSHOアリスモータース MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 田ヶ原 章蔵 | 0'54.434 | 4.437 | 164.827 |
| 16 | ST4 | 1 | 60 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林 康一 | R0'55.157 | 5.160 | 162.667 |
| 17 | ST4 | 2 | 62 | ホンダカーズ東京 G/M インテグラ HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 | 0'55.780 | 5.783 | 160.850 |
| 18 | ST4 | 3 | 12 | 無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 隆幸 | 0'56.173 | 6.176 | 159.725 |
| 19 | ST4 | 4 | 95 | 特許リジットカラーS2000 HONDA S2000 | 服部 尚貴 | 0'56.234 | 6.237 | 159.551 |
| 20 | ST4 | 5 | 18 | コスモソニック21FK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 | 0'56.379 | 6.382 | 159.141 |
| 21 | ST4 | 6 | 58 | RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 坂野 将之 | 0'56.817 | 6.820 | 157.914 |
| 22 | ST4 | 7 | 69 | Kleers BRP 制動屋J'S RACING S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 | 0'57.654 | 7.657 | 155.622 |
| 23 | ST4 | 8 | 666 | BOMEX with CarXs S2000 HONDA S2000 | 山下 潤一郎 | 0'58.056 | 8.059 | 154.544 |
| 24 | ST4 | 9 | 24 | SAMURAI 無限 ADVAN DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 青木 拓磨 | 0'58.329 | 8.332 | 153.821 |
| 25 | ST4 | 10 | 764 | ナショナルインスツルメンツEVO/FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 遠藤 光博 | 0'58.366 | 8.369 | 153.723 |
| 26 | ST4 | 11 | 333 | GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 北川 剛 | 0'58.639 | 8.642 | 153.008 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム ST1:55.363 ST2:57.571 ST3:58.756 ST4:1'01.273)---- |
| - | ST4 | - | 230 | WAKO'SアクレオクヤマVitz TOYOTA Vitz | たねぞう | 1'07.610 | 17.613 | 132.705 |
| - | ST4 | - | *41 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 兵藤 信一 | 1'09.443 | 19.446 | 129.202 |
- 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイム(ST2:51.967 ST3:53.654 ST4:55.668)
- コース上のパイロン修復のため、8時7分33秒より5分27秒間、および8時26分20秒より3分40秒赤旗中断とした。
- スーパー耐久スリーズ2010もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2違反(シケイン不通過)に基づき、シケイン不通過車輌の当該周回のタイムは不採択とした。
- CarNo.41は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第21条~9)違反(車検合格後の車輌改造)により、ベストおよびセカンドタイムを抹消した。
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は24日、11月29日(月)・30日(火)の2 日間、富士スピードウェイにて行われる「第三回公式合同テスト」の参加ドライバーを発表した。以下のとおり。
| ドライバー名 | 号車 | チーム名 | 2010年参戦カテゴリー |
| 塚越広大 | #1 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ9位 |
| 伊沢拓也 | #2 | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ11位 |
| 松田次生 | #3 | KONDO RACING | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ14位 |
| 蒲生尚弥* | #7 | Team LeMans | 全日本F3選手権(Nクラス)シリーズ2位 |
| 中山 雄一* | フォーミュラチャレンジ・ジャパンシリーズチャンピオン |
| 国本雄資* | #8 | 全日本F3選手権(Cクラス)シリーズチャンピオン
|
| 小林崇志* | #10 | HFDP RACING | 全日本F3選手権(Nクラス)シリーズチャンピオン |
| 山本尚貴 | #16 | MOTUL TEAM 無限 | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ7位 ルーキー・オブ・ザ・イヤー |
| 平中克幸 | #18 | KCMG | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ12位 |
| J.P・デ・オリベイラ | #19 | Mobil1 TEAM IMPUL | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズチャンピオン |
| 平手晃平 | #20 | 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ5位 |
| 立川祐路 | #29 | DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING | SUPER GT (GT500クラス)シリーズ9位 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンCERUMO・INGINGスーパーバイザー |
| 中嶋大祐* | #31 | NAKAJIMA RACING | 英国F3選手権シリーズ11位 |
| 中嶋一貴 | #37 | PETRONAS TEAM TOM'S | ― |
- '*'はルーキードライバー
- 11月29日(月) 11:00~12:00 / 14:00~16:00
- 11月30日(火) 10:00~12:00 / 14:00~16:00

- JAF Grand Prix SUPER-GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010
- JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
- 観客動員数:予選日7,800 決勝土曜日:32,000人 決勝日曜日:33,000人
- 第1RACE:Dr:Katsuyuki HIRANAKA:予選:3位・決勝:優勝
- 第2RACE:Dr:Tetsuya TANAKA:予選:4位・決勝:優勝
2010年11月12日(Fri)
20年ぶりに復活したJAFグランプリは、SUPER-GTとフォーミュラーニッポンの国内最高峰のレースが一度に開催され、シリーズポイントも関係なく、普段の耐久レースの形をとらず、2人のドライバーがそれぞれに予選を行い、それぞれが22周の決勝を走るスプリントレースの形式で行われる。普段の練習走行と違い、50分間という短い時間内でのセットアップを行わなくてはいけない。
フォーミュラーニッポンとダブルエントリーをしている平中克幸は、土曜日に決勝レースが行われる第1レースに、田中哲也は日曜日決勝レースが行われる第2レースに出走する。
まず田中から走行を開始する。思うようにセットが決まらない。ウイングを調整したりするも、タイムが伸びない。14ラップ計測し平中と交代。平中もなかなかタイムアップ出来ずそのまま17番手で練習走行は終了した。
午後14時05分からまず第1レースを走行する平中が予選を開始。平中はすでにフォーミュラーニッポンの予選が終了しており、身体のウォームアップは万全。ユーズドのタイヤでもう一度セットを確認し、ニュータイヤでアタックを開始した。周回毎にタイムアップしていく。6周目にトップタイムを計測するが、No.43 Garaiya高木真一がタイムアップし2番手に。その後No.74カローラ国本雄資が0.46秒上回り3番手に。そのままチェッカーが降られ、平中は3番手のグリッドか確定した。
500クラスの第1レースの予選を挟み、第2レースを走る田中が走行を開始。フロントタイヤの暖まりが若干遅いため、フロントタイヤのみニュータイヤでアタックを開始。2LAP走行し、リアタイヤもニュータイヤに替え、再びタイムアップを図る。平中と同じように周回毎にタイムをあげていき、7LAP目に4番手のタイムを計測。その後タイムアップすることは無かったが、4番手のグリッドが決定した。
- Tetsuya TANAKA Comment
-
朝の状態から考えれば、予選結果は良かったと思いますが、可もなく不可もなくといった感じでした。なんかまとめ上げられず、タイミングも合いませんでした。それが少し良くなっても、ポールタイムには届かなかったと思います。決勝に向けてはまぁまぁ良いグリッドに付けたと思いますが、まだまだ課題も残っていますね。
- Katsuyuki HIRANAKA Comment
-
予選は思ってた以上のパフォーマンスが出せました。明日のレースも十分に優勝を狙える位置からのスタートなので、しっかりとレースをやって、最高の結果でシーズンを締めくくりたいですね。
2010年11月13日(sat)
この日は11時よりオープニングパレードや、SUPER-GT、フォーミュラーニッポンに出場している全ての車両とF4、ヴィッツの数台の車両がグリッドに並ぶオールグリッドウォークが開催され、普段と全く違ったお祭り的な決勝日の始まりとなった。
第1レースは、フォーミュラーニッポンの第1レースの終了後、20分のインターバルを経て、薄曇りの中14時にフォーメーションラップが開始された。第1レースを戦うのは平中。平中はすでにフォーミュラーニッポンで22周の周回を終えての決勝レースとなる。
普段はローリングスタート方式で行うが、今回はスタンディングスタートで行われる。全車グリッドに収まり、5つある赤いランプが1つずつ点灯し、5つ全てが点灯し一斉に消えた瞬間がスタートの合図となる。そのタイミングが難しく、もともとそのスタンディングスタート用のクラッチではないため、非常に緊張感のあるスタートとなった。
3番手からの平中はフォーメーションラップだけでは、タイヤが暖まりきらずスタートで出遅れてしまい、1コーナーまでに後方集団に飲み込まれてしまう。1周目のコントロールタワーを通過したときには、12番手まで後退。またしても今期初の表彰台は遠のいたかのように思われた。
しかし、タイヤが暖まり始めた4周目に、No31カローラ松浦孝亮をパス。5周目にはNo.25ポルシェ都築晶裕もパス。ここから平中の猛追が始まる。
7周目にはNo.87ランボルギーニ阪本祐也とNo.3Z星野一樹の2台をパス。この頃から毎周全車のトップタイムを計測。1人異次元の速さを見せつけていた。9周目にはNo.33ポルシェが縁石をまたぎ、コースオフしかけて居るところを一気に3台を抜き5番手まで復帰。
10周目にはスピードの落ちたNo.43Garaiya高木真一を楽々パス。12周目にはNo.9ポルシェ安岡秀徒もかわし、予選の順位まで復帰してきた。残るは2台。4秒近くあった2番手との差も、周回毎に詰めていく。18周目のコカコーラコーナーでアウトから行くと見せかけて、インを刺し2番手に。トップを走るNo.66アストマーティン吉本大樹を追いかける。ストレートの速いNo.66は今までのように簡単に抜けない。
しかし、白熱したバトルを繰り返した20周目の1コーナのアウトから並びかけた平中は、コカコーラまでのストレートでサイド・バイ・サイドの攻防を繰り返し、外に押し出されかけながらも、なんとかスピンせずに持ちこたえ、100Rでとうとう1番手のポジションを獲得。そのまま2位以下を引き離し、1秒以上のマージンを築いたまま、今期初の表彰台を優勝という形で終えることが出来た。
- Katsuyuki HIRANAKA Comment
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最高です!!シーズン中は凄く苦労して、思うような結果を出すことが出来ずに、フラストレーションが溜まっていたのですが、今回のスプリントカップで結果を出すことが出来て、1年間を通して、タイヤ開発や車を進歩させるためにやってきたことが、間違ってなかったと証明出来ました。本当にうれしいです。チームスタッフも素晴らしい車を作ってくれて、タイヤも凄く良かったので、感謝しております。
2010年11月14日(sun)
日曜日の決勝日も11時からオープニングセレモニーが行われ、選手やチームスタッフがコース上に並び選手宣誓を西軍キャプテン脇坂寿一、東軍キャプテン本山哲が行い、航空自衛隊「飛行開発実験団」によるデモフライトも行われ、FUJIスプリントカップに華を添えていた。
昨日に引き続きフォーメーションラップ開始は14時から。田中も久しぶりのスタンディングスタートだったが、無難にスタートをきる。
しかし、昨日の平中と同じようにポジションを落として1コーナーに進入していく。1周目のコントロールタワーを通過するときは6番手で通過。
しかし、トップを走る2台がフライングスタートと判定され、ペナルティを課せられ後退。4周目に4番手をキープ。昨日の平中と同様にラップタイムはどんどんアップしていく。
前をいくNo.25ポルシェ土屋武士に追いつくが、ストレートの速いポルシェをなかなか攻略出来ないでいた。しかし、11周目の1コーナーをアウトから攻め、コカコーラコーナーで前に出て3番手を獲得。前を行くフェアレディーZ2台を追いかける。
5秒以上開いていた2番手No.46Z横溝直輝に16周目には1秒以内に追いつき、17周目の1コーナーでは№46とNo.3Z柳田真孝の間に割って入り、2番手をゲット。
続く18周目の1コーナーでもNo.3をパスし、とうとう1番手に躍り出る。そこからは後続車を引き離し、1.6秒のマージンを保ったまま昨日続いて1番目にチェッカーを受けた。連勝を飾ったことに於いて、JAF GURAND PRIX FUJI SPRINT CUP 2010 GT300クラスの総合優勝を獲得した。
- Tetsuya TANAKA Comment
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スタート直後は思った以上のポジションで行けたことと、途中からは昨日の平中選手のペースがあったので、安心して走れました。ただ土屋選手が速かったので抜くのに手こずりましたが、本当に完璧なレース運びが出来ました。最後に良い形で締めることが出来たので、本当に良かったです。でも正直疲れました。

Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GTのJAFグランプリはENEOS SC430 6号車の伊藤大輔
(中央左)/リチャード・ライアン(中央右)組が獲得。2位にZENT
CERUMO SC430 38号車、3位がMJ KRAFT SC430 35号車となり、
LEXUS SC430がトップ3を独占した
「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」が静岡県の富士スピードウェイで11月12日(金)から14日(日)にかけて開催。最終日の14日(日)はフォーミュラ・ニッポン、SUPER GT共に第2レースが行われた。
前日13日(土)に行われた第1レースでは、フォーミュラ・ニッポンでアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)とTDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)が1-2フィニッシュ。SUPER GTではGT500クラスでZENT CERUMO SC430 38号車のリチャード・ライアンがポール・トゥ・ウィン。GT300クラスでもCOROLLA Axio apr GT 74号車を駆るTDPドライバーの国本雄資が2位フィニッシュを果たしている。
◆第2レース決勝◆
14日(土)、午前中往年の名ドライバー達により競われたレジェンドカップ、航空自衛隊のジェット戦闘機によるデモフライトを経て、午後12時45分からフォーミュラ・ニッポンの第2レース(22周:100km)がスタートした。
ポールポジションのロッテラーが好スタートを切る一方で、予選で2番手につけたTDPドライバーの平手晃平(Mobil1 TEAM IMPUL)は水温上昇によりスタートで出遅れ、後続に飲み込まれてしまった。
ロッテラーは前日の第1レースに引き続き、2位以下を引き離しながら快走。後続では各所で激しいバトルが展開された。8位まで順位を落とした平手は、前を行く松田次生(KONDO RACING)を9周目にサイド・バイ・サイドでのバトルの末にパスし7位浮上。この直後に大嶋も松田をかわし、平手に続いた。
なおも追い上げを続けた平手は、14周目にも接触スレスレのドッグファイトを繰り広げ、6位へ。距離の短いスプリントレースで、それ以上のポジションアップは叶わなかったが、大嶋と共に力強い走りで観客を沸かせた。
一方、圧倒的な速さで首位を独走したロッテラーは最後までトップを守ってチェッカー。第1レースに続き2連勝を飾った。
続いて午後2時よりGT300クラスの第2レースがスタート。慣れないスタンディングスタートで、最前列の2台がシグナルブラックアウト前に動き出してしまう波乱のスタートとなった。
先のフォーミュラ・ニッポンから僅か30分ほどのインターバルでカローラアクシオに乗り換えこのレースに出場した74号車のTDPドライバー 井口卓人は、10番手スタートから1周目に8位までポジションアップ。19番手グリッドからスタートしたMAGICAL CARBON apr Axio 31号車の嵯峨宏紀は、スタート直後の混乱の中で他車と接触。コース外にはじき出され、クラッシュ。レースを終えてしまった。
井口は1台先行を許したものの、ジャンプスタートの上位勢にペナルティが科されたこともあり、7位で走行。そのままの順位でチェッカーを受けた。
午後3時10分からは、このイベント最後のレースとなるGT500クラスの第2レースがスタート。予選2番手で最前列からスタートを切った6号車の伊藤大輔が、久しぶりのスタンディングスタートながら好ダッシュを決め、首位に浮上。3番手スタートのMJ KRAFT SC430 35号車大嶋は若干ポジションを落とし、5位で序盤戦へ。
スタート直後の1コーナーでは、中団で接触があり、これに巻き込まれた38号車の立川祐路は、ピットインを余儀なくされ、周回遅れとなってしまった。
5位につける大嶋は、3周目に見事なパッシングで4位へポジションアップ。その後も好走を見せ11周目には3位に浮上した。
一方、中団では1号車の脇阪寿一が激しいバトルを展開。何度も前走車に並びかけ、コースオフを喫しながらも立て直してアタックを続ける脇阪に、観客は釘付けとなった。
首位を行く伊藤は、一時2位以下に大きな差をつけたが、終盤タイヤが厳しくなりペースダウン。2位のウイダー HSV-010 18号車 小暮卓史の追い上げを受けたが、その後小暮もペースダウン。そこに、着実にタイヤをマネージメントし終盤ペースを上げてきた大嶋が迫り、残り5周で小暮をパスして2位に浮上。更に伊藤を追った。
猛烈な追い上げで伊藤との差を見る見る縮めた大嶋は、最終ラップにはテール・トゥ・ノーズ状態まで持ち込んだが、追い上げもここまで。伊藤が逃げ切り、トップでチェッカーを受けた。伊藤はLEXUS SC430での初勝利を挙げることとなった。
2位に大嶋。脇阪は追い上げた最終ラップ、最終コーナーでもコースオフを喫するなど激しいレースとなったが7位フィニッシュ。平手が8位に入った。
2日間の総合では、フォーミュラ・ニッポンは2連勝のロッテラーが文句無しのJAFグランプリ総合優勝を勝ち取った。
SUPER GTのGT300クラスでは74号車の国本/井口組が総合3位。
GT500クラスでは、同ポイントで6号車と38号車が並んだが、規則により2レースの所要時間を合算して短かった方が優先となり、僅か12秒差で6号車伊藤/ビルドハイム組が見事JAFグランプリを獲得。38号車の立川/ライアン組が2位、35号車の石浦/大嶋組が3位となり、LEXUS SC430がトップ3を独占する結果となった。
20年振りのJAFグランプリとして行われた今イベントは、13日(土)に23000人、14日(日)も33000人のモータースポーツファンが集まり、大盛況のうちに幕を閉じた。
ENEOS SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
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タイヤのペースコントロールは昨日のビヨン(・ビルドハイム)の走りでシミュレーションができていた。大嶋の追い上げについては、昨日35号車のポテンシャルがとても良かったので、その存在を恐れてはいたが、負けるわけにはいかないので、自分を信じて走った。チーム ルマンに来て3年。エネオスをスポンサーに迎えて3年。シリーズのタイトルは取り逃したものの、今シーズン最後のレースを優勝で終わることができてほっとしている。
- MJ KRAFT SC430 35号車 ドライバー 大嶋和也:
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スタートで失敗した瞬間このレースは終わったと思ったが、思いの外、追い上げることができた。しかし、あと少しで6号車をパスできるところまで頑張っただけに、2位に終わって多少悔しい気持ちもあるが、全力は尽くした。再来週のTMSFでファンの皆様に再び自分の走りを披露できることを楽しみにしている。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2010」の最終日は、どんよりとした曇天にもかかわらず、3万3,000人のファンが早朝から富士スピードウェイに来場した。いつものGTレースのように日産応援団もグランドスタンドに陣取り、応援旗を振りながら大きな声で応援した。
往年の名ドライバーが参加するワンメイクレース「レジェンドカップ」第2レースは、前日のレース結果の逆となるリバースグリッドでスタート。前日同様ずい所で激しいバトルが展開され、近藤真彦が6位でゴール。柳田春人はアクシデントでリタイア。長谷見昌弘は前日のアクシデントもあり出走しなかった。2レースの総合結果では、影山正彦が優勝となった。またフォーミュラ・ニッポンのレース前には航空自衛隊のジェット戦闘機がスピードウェイ上空を飛び、お祭り気分を盛り上げた。
GT300の第2レースは、予選6 位の#46「アップスタート MOLA Z」が横溝直輝、7位の#3「TOMICA Z」は柳田真孝が22周のレースに出場。2台ともスタートを決めて、#46 Zの横溝は1周目のコントロールラインを2位、#3 Zの柳田は4位で戻ってきた。さらにフロントロースタートの2台がスタート違反となり、Z2台がトップ争いを展開することとなった。
コーナリングスピードで勝る#46 Z、リアウィングを寝かせてストレートスピードを求めた#3 Z、この2台のZによるバトルは14周目の1コーナーで決着がつき#3 Zがトップに。しかしその背後にはFIA GT規定でさらにストレートが速い#11フェラーリが迫っていた。
2台のZは無理なバトルは避け#11フェラーリを先行させ、#3 Zが2位、#46 Zが3位でチェッカーを受けた。「前がいなくなってラッキーでした。Zで富士を1‐2で走れたのでファンも喜んでくれたと思う」と柳田。「結果は悔しいけれど、これまで開発してきたことが実証できたのでうれしい」と横溝も笑顔を見せた。
GT500のレース2は、#23 「MOTUL AUTECH GT-R」が本山哲、#12「カルソニックIMPUL GT-R」は松田次生、#24「HIS ADVAN KONDO GT-R」はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが22周の決勝レースを走る。曇りで気温は16℃。
ポールポジションの#12 GT-Rの松田はスタンディングスタートでやや出遅れ、#6 SC430に先行を許してしまう。その後は、総合優勝を目指してポジション防衛を目指したが、レース折り返し直前の9周目に3位に順位を落としてしまう。そして、タイヤが厳しくなった終盤には5位となってレース終了を迎えた。
6番グリッドからスタートした#24 GT-Rは、スタート直後の混乱をすり抜けて3位に躍り出たものの、3周目に5位、7周目には6位に。接戦の今回は、他のマシンと接触をも辞さないファイトでコーナーを攻め続けたが、ついには最終周の最終コーナーで#1 SC430を押し出す形となってしまい、それによって30秒加算のペナルティを受け10位となった。
#23 GT-Rの本山は、9位でスタートし、オープニングラップで10位に。前日のブノワ・トレルイエ同様、前半は思うようにパフォーマンスが発揮できなかった。しかし、9周目には一気に2台を抜き、さらに上位進出のチャンスをうかがった。その後、残念ながら巻き返されて8位となり、最終周に繰り上がって6位でレースを終えた。
ひとりのドライバーが燃料補給なしに22周走るこの「SPRINT CUP」は、通常のSUPER GTと異なる。ハンディキャップもなく、GT500/GT300の混走もないので、スリリングな展開は見応えもあった。GT300の総合表彰では#3 Zの星野と柳田が2位表彰台を獲得した。また、ドライバーの出身地別にポイントを加算した結果、今回の東西対決は本山哲キャプテン率いる東軍の勝利となり、SUPER GTとフォーミュラ・ニッポン併催イベントという初の試みは幕を下を下ろした。
Text & Photo: NISMO
11月14日(日)、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイにおいて、JAFグランプリ富士スプリントカップの決勝レース(2)が行われた。
12日(金)に行われた予選(2)において、Honda勢は#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢拓也選手の4番グリッドを筆頭に、#17 KEIHIN HSV-010の金石年弘選手が7番グリッド、#32 EPSON HSV-010の道上龍選手が8番グリッド、#8 ARTA HSV-010のラルフ・ファーマン選手が10番グリッド、#18 ウイダー HSV-010の小暮卓史選手が12番グリッドを手に入れ、本日の決勝レース(2)に挑むことになった。競技の形態は昨日と同じで、スタンディングスタート、レース距離100km、ドライバー交代はない。
曇り空のもと、フォーメーションラップを終えた13台のGT500マシンがグリッドに整列し、レッドランプの消灯とともにスタートを切った。小暮選手は好スタートを決め、1コーナーを通過した時点で4位に躍進。一方、4番グリッドからスタートした伊沢選手はアクシデントに巻き込まれ、大幅に順位を落としてしまう。金石選手は6位、道上選手は7位、ファーマン選手は9位でオープニングラップを終えた。
4位の小暮選手は、3位のマシンと0.4秒差で2周目を走りきると、続く1コーナーでオーバーテイク、ポジションを1つ上げた。勢いに乗る小暮選手は2位との差を次第に詰めていったが、後方からはレクサス勢の1台が迫っている。4周目の最終コーナーではこのライバルに並ばれたものの、2台はまったく互角のペースでストレートを走りきると、2コーナーまでサイド・バイ・サイドのまま通過。しかし、コカコーラコーナーで小暮選手が先行し、クリーンなバトルの末にポジションを守りきることに成功した。
昨日に続いて追い上げのレースを繰り広げるHonda勢は、小暮選手が3位、道上選手が6位、ファーマン選手が8位、反則スタートでペナルティが科せられた金石選手が11位、序盤のアクシデントに巻き込まれた伊沢選手が12位で5周目を終えた。この直後、道上選手は6周目の2コーナーでライバルを攻略して5位に浮上する。
快調に周回を重ねる小暮選手は次第に2位を追い詰めていき、9周目の1コーナーではストレートスピードの伸びを生かしてこれをパス、2位に浮上する。この時点でも小暮選手のペースは首位のドライバーをしのいでおり、1ラップあたり1秒前後のペースでその差を縮めていった。
11周目、小暮選手は首位の背後に迫ったものの、その後はペースが伸び悩み、18周目にはポジションを1つ落としてしまう。同じく11周目、道上選手は4位を走行するマシンの直後につけると、果敢にアタックをしかけていく。道上選手はその後も延々とバトルを繰り返し、19周目のストレートでオーバーテイクに成功し、4位となる。
ファイナルラップの22周目、一度は落ちた小暮選手のペースが回復。2位の直後まで追い上げたが、ここでチェッカーフラッグが振り下ろされ、小暮選手は3位、道上選手は続く4位でフィニッシュした。伊沢選手はアクシデントの影響もあって9位、他車とのバトルでペナルティを科せられたファーマン選手は 11位、金石選手は12位で完走した。
コメント
- 瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
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「予想通り、今日も追い上げのレースとなりました。今週、いまひとつ波に乗りきれなかった小暮選手も、最後は彼らしい切れのいいドライビングを見せてくれましたし、レース後の道上選手は顔が上気しており、強い手応えをつかんだように見えました。小暮選手は特にスタートがよかったですね。それと、ストレートでレクサスに並ばれたときに彼が見せてくれたバトルも緊迫感あふれるもので、背筋がゾクゾクしました。きっと、Hondaファンのみなさまも、手に汗握る興奮を味わっていただけたと思います。ぜひ、この勢いを来シーズンにもつなげていきたいですね」
- 小暮卓史選手(3位 #18 ウイダー HSV-010)
「スタートがうまくいったのが、結果的には大きかったと思います。今週末は僕自身の調子がよくなく、マシンにもあまり乗れていませんでしたが、せっかく来場してくださったファンのみなさんの期待に少しでも応えたいという思いでレースを戦いました。レクサスと並んでストレートを走りきったときは、HSV-010のスピードの伸びを実感しました。最後はタイヤのパフォーマンスが少し低下してしまいましたが、終盤に追い上げられたのはよかったと思います」
- 道上龍選手(4位 #32 EPSON HSV-010)
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「スタートは決してよくありませんでしたが、1コーナーの多重アクシデントをうまくかわすことができたので、ポジションを落とさずに済みました。今回持ち込んだタイヤはレースが始まる午後3時以降の気温にマッチしており、おかげで抜きつ抜かれつのバトルができました。今季はなかなかトンネルから抜け出せない状況が続いていましたが、少なくとも今回は来季につながるレースができたと思います。多くのファンのみなさんの前で見せ場を作れたことには満足しています」
Text & Photo: HONDA
11月14日(日)、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイにおいて、JAFグランプリ富士スプリントカップの決勝レース(2)が行われた。
昨日の決勝レース(1)に続き、フォーミュラ・ニッポンの2010シーズンを戦った15名のドライバーが、100kmのスプリントレースを行い、ウイナーにJAFグランプリの栄冠が贈られることになる。決勝レース(1)と同様に、タイヤ交換義務もないためにシリーズ戦よりも激しいバトルが期待され、ドライバーの力量が問われるレースとなる。
スターティンググリッドは、12日(金)に開催された公式予選でのラップタイム順で決定している。昨日のフォーミュラ・ニッポン決勝レース(1)で 3位、SUPER GT決勝レース(1)で2位と大活躍を見せた#10 塚越広大選手(HFDP RACING)が3番手、#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手、#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)が6番手、#16 井出有治選手(MOTUL TEAM無限)が8番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)が9番手。燃料系のトラブルによりタイムアタックができなかった#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が12番手からスタートを迎える。
決勝レース(2)は曇り空のもと、昨日に続きドライコンディションでの戦いとなった。航空自衛隊の戦闘機によるデモフライトが行われたあと、12時45分にフォーメーションラップが開始され、全15台のマシンがグリッドから一斉にスタートした。
スタートでは、井出選手と山本選手、伊沢選手が絶妙の飛び出しを見せて、2-3-4位のポジションを形成する。3番手スタートの塚越選手は5位に後退。12番手スタートのデュバル選手は、好スタートからオープニングラップ中にもポジションを1つ上げて7位に浮上し、小暮選手は11位を走行する。
2周目に山本選手が2位に浮上、3周目には1分26秒495のファステストラップを更新してトップを追う。5周を終えて、トップと山本選手の差は3秒576の開きがある。
7周目に、デュバル選手が6位に浮上し、Hondaエンジン搭載マシンが2-3-4-5-6位を形成する展開となる。9周目には小暮選手も9位までばん回する。
2位の山本選手は、その後も1分26秒台を立て続けに記録をするが、トップを走行するマシンとの4秒弱のギャップはなかなか縮まらない。その約9秒後方に3位の井出選手、伊沢選手、5位に浮上したデュバル選手、塚越選手と続く。
15周目に入ると、デュバル選手が伊沢選手に追いつき、チームメート同士の激しい4位争いが始まる。デュバル選手が何度も並びかけるが、伊沢選手もブロックをしてポジションを守り続ける。
残り3周に入り、山本選手は1分26秒台のペースを保つものの、トップとの差は6秒弱まで広がってしまう。しかし、山本選手は最後までペースを緩めずに2位のチェッカーフラッグを受けた。続く3位には前日に続いて好スタートを結果に結びつけた井出選手が入り、山本選手と井出選手が2-3位表彰台を獲得した。伊沢選手はラストラップに自己ベストタイムを記録して4位を守り、5位にデュバル選手、7位に塚越選手が入った。小暮選手は他車との接触によるドライブスルー・ペナルティの裁定を受けたために13位に後退してレースを終えている。
レース後の表彰式では、決勝(2)とともにJAFグランプリタイトルを争う2日間総合の結果発表も行われ、井出選手と山本選手が総合2-3位で表彰された。
コメント
- 坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
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「今日のレースは若手とベテランの2人がきっちりとまとめてくれました。山本選手は6番グリッドから、うまくスタートを決めてくれました。レース中、前も後ろも注意しながら、タイヤの摩耗状況もうまく管理し、終始安定したペースで走れていました。今シーズン一年ですごく成長したと思います。井出選手は、またもロケットスタートが決まりました。昨日の4位は、本人としては少し足りない部分があったようですが、今日は路面状況に適応できて思い通りの走りを見せてくれました。今までのフラストレーションを発散できたのではないでしょうか。今シーズンは、7戦ありましたが、エンジンを3回バージョンアップしました。最終戦の鈴鹿でも、Q3に進出したクルマ8台のうち、5台がHondaエンジンという結果が示すとおり、ライバルたちに全体的な速さは負けていません。来年も引き続き『勝つためにできることはやる』という姿勢で、開発していきます。一年間応援ありがとうございました」
- 山本尚貴選手(2位/総合3位 #31 NAKAJIMA RACING)
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「シーズン後半からスタートには自信があったので、うまく決まってよかったです。フォーミュラ・ニッポンのマシンはタイヤが温まると差がつきにくく、温まる前に前を走っているライバルを攻略できるかがカギなので、前半のうちにプッシュする作戦でした。そこで、差を詰められるようにペースを上げて走りましたが、追いつくことができませんでした。今まで、トップの選手と走行することがありませんでしたが、今日は間近で体感でき、ペース配分など勉強になりました。今シーズンは、予選でトップ3に入る、表彰台に上るという2つの目標がありました。最終戦の鈴鹿で予選トップ3に入り、残りの目標を今日のレースで達成できたので、非常に価値のあるシーズンとなりました。いいチーム、マシン、スポンサーと一緒に仕事ができて非常に充実した一年でした。表彰台に上れたことで、心に少し余裕ができました。これからシーズンオフになりますが、学んだことを振り返りながら、成長していきたいです。ご声援ありがとうございました」
- 井出有治選手(3位/総合2位 #16 MOTUL TEAM無限)
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「今日は絶対に抜かれないという気持ちで走りました。スタートがうまく決まり、5~6周を終えたところで表彰台に上がれそうだと感じました。前半からプッシュし、途中、タイヤのグリップやマシンのバランスが変化しましたが、ぶつからないで走りきることを考えました。今シーズン最後のレースで表彰台に上がれてよかったですが、本当に喜べるのは、表彰台の真ん中に立ってからだと思います。優勝したかったです。シーズン序盤は、なかなかいいレースができませんでしたが、尻上がりに順位を上げることができました。成績の悪いときも応援してくださったファンのみなさま、本当に力になりました。今シーズン、ありがとうございました」
Text & Photo: HONDA
JAFグランプリ富士スプリントカップGT300クラス第2レースは、14日富士スピードウェイで決勝レースを行い、昨日に続き後方から追い上げたジェイアイエムゲイナーの田中哲也が22周を走って優勝した。
決勝レースは昨日と同じく14時からフォーメーションラップ開始。密山祥吾(CINE CITTA' タイサンポルシェ)はピットスタート。影山正美(HANKOOK PORSCHE)がエンジンストールで最後尾となり、各車グリッドオン後、スタンディングスタートでレースが始まった。
トップで1コーナーに飛び込んだのは予選2位の黒澤治樹(マッハGOGOGO車検408R)。2位にはポールシッターの新田守男(ARTA Garaiya)が続いたが、なんとこのフロントロー2台はジャンプスタートと判定され、それぞれ3周終わり、4周終わりでドライビングスルーペナルティを消化。下位に沈むこととなった。
これで実質的にトップに立ったのは1周目に3位でコントロールラインに戻ってきた横溝直輝(アップスタートMOLA Z)。2位には柳田真孝(TOMICA Z)とフェアレディZ2台がでレースをリードする展開で決勝が始まった。
このZ2台に続いたのは3位土屋武士(ZENT Porsche RSR)、4位田中哲也(JIMGAINER DEXCEL DUNLOP FR430)、5位谷口信輝(M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7)、6位井口卓人(COLLORA Axio apr GT)、7位加藤寛規(アップル・K-one・紫電)。
5位争いが激しい。井口をかわして6位に上がってきた加藤が谷口に迫る。7周目のAコーナーでかろうじて加藤との争いを制し5位を守った谷口だったが、8周目の同コーナーで再び仕掛けられついに加藤が谷口をかわして5位に上がった。
9周目の1コーナーでは4位の田中が3位の土屋に並びかけるが抜けず。この白熱した争いは11周目のAコーナーで決着がついた。田中がインから土屋に並びかけ、土屋も100Rでアウトからかぶせるが田中が前。これで田中が3位に上がった。
一方、トップ争いも10周目あたりからきん差となってきた。各コーナーでドッグファイトを繰り広げるが、ついに14周目の1コーナーでに柳田が横溝のインを差しトップに立った。
3位に上がった田中もハイペースでZ2台を追い上げる。16周目には上位3台は完全に団子状態になり、17周目の1コーナーで柳田と横溝の間に割って入り2位浮上した。
田中の次のターゲットはトップの柳田。18周目のストレートで柳田に並びかけ、ついに1コーナーまでにトップに立った。
トップに立った田中はその後もペースを緩めることなく、2位以下を引き離しそのままトップでチェッカー。昨日の平中に引き続きジェイアイエムゲイナーのフェラーリが2連勝を飾った。
2位には柳田、3位に横溝とZが2-3。4位には加藤の執拗な追撃を振り切った土屋が入り、5位は加藤、6位は谷口となった。
また、GT300クラスの第1レースと第2レースのポイントを合わせた総合結果は、優勝が連勝したJIMGAINER DEXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克也組)、2位がTOMICA Z(柳田真孝/星野一樹組)、3位がCOLOLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)となっている。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/14) GT500 Class Race 2 Weather:Cloudy Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 | BS | 22 | 35'41.146 |
| 2 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 | BS | 22 | 0.837 |
| 3 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 | BS | 22 | 1.451 |
| 4 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 | DL | 22 | 2.397 |
| 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 | BS | 22 | 11.030 |
| 6 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 | MI | 22 | 13.635 |
| 7 | *1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 | BS | 22 | 24.112 |
| 8 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | 平手 晃平 | DL | 22 | 24.905 |
| 9 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 | BS | 22 | 32.181 |
| 10 | *24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | YH | 22 | 41.074 |
| 11 | *8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン | BS | 21 | 1Lap |
| 12 | *17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 | BS | 21 | 1Lap |
| 13 | *38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 | BS | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.6 伊藤大輔(ENEOS SC430) 1'34.850 (2/22) 173.187km/h
- CarNo.1は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1f)(黒白旗)接触行為への注意喚起。
- CarNo.24は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1f)(黒白旗)接触行為への注意喚起。
- CarNo.24は、2010 SUPER GT Sporting Regulation第3章第30条1.aおよびb(接触)違反により、競技結果に30秒加算のペナルティを課した。
- CarNo.8は、2010 SUPER GT Sporting Regulation第3章第30条1.aおよびb(接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.17は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティを課した
- CarNo.38は、2010 SUPER GT Sporting Regulation第3章第29条3.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/14) GT300 Class Race 2Weather:Cloudy Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 0 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 | DL | 22 | 38'43.000 |
| 2 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 柳田 真孝 | YH | 22 | 1.558 |
| 3 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 | YH | 22 | 1.993 |
| 4 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 土屋 武士 | YH | 22 | 3.318 |
| 5 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 | YH | 22 | 3.615 |
| 6 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 | YH | 22 | 4.254 |
| 7 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 | MI | 22 | 10.503 |
| 8 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 山内 英輝 | YH | 22 | 11.344 |
| 9 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 | YH | 22 | 23.216 |
| 10 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 黒澤 治樹 | YH | 22 | 23.966 |
| 11 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 | YH | 22 | 27.448 |
| 12 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 | YH | 22 | 28.030 |
| 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 | MI | 22 | 28.342 |
| 14 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 | YH | 22 | 31.995 |
| 15 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 佐々木 孝太 | YH | 22 | 32.836 |
| 16 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 黒澤 翼 | YH | 22 | 38.671 |
| 17 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 | YH | 22 | 53.684 |
| 18 | 365 | 365 サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー | YH | 20 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ---- |
| - | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR | 影山 正美 | HK | 4 | 18Laps |
| - | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 密山 祥吾 | YH | 1 | 21Laps |
| - | 31 | MAGICAL CARBON apr Axio TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 | YH | 0 | 22Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 黒澤治樹(マッハGOGOGO車検408R) 1'44.288
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/14) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
JAF SPRINT CUP 2010 Formula Nippon 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
| 1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 22 | 31'39.941 |
| 2 | 31 | 山本 尚貴 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 22 | 6.989 |
| 3 | 16 | 井出 有冶 | MOTUL TEAM 無限 | HONDA HR10E | 22 | 22.299 |
| 4 | 2 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 22 | 25.575 |
| 5 | 1 | ロイック・デュバル | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 22 | 26.787 |
| 6 | 20 | 平手 晃平 | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 22 | 27.362 |
| 7 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR10E | 22 | 31.917 |
| 8 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 22 | 32.519 |
| 9 | 29 | 井口 卓人 | DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 22 | 37.059 |
| 10 | 3 | 松田 次生 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 22 | 40.928 |
| 11 | 18 | 平中 克幸 | KCMG | TOYOTA RV8K | 22 | 43.283 |
| 12 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 22 | 43.392 |
| 13 | *32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 22 | 59.534 |
| 14 | *19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回(19 Laps)完走 ---- |
| - | 7 | ケイ・コッツォリーノ | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 2 | 20Laps |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル) 1'25.878 (6/21) 191.281km/h
- CarNo.32は、2010年富士スピードウェイ一般競技規則第3章第16条4.(1)①②(追突)によりドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.19は、2010年富士スピードウェイ一般競技規則第3章第16条4.(1)①(追突)によりドライビングスルーペナルティを課した。

フォーミュラ・ニッポンの第1レースはアンドレ・ロッテラー(中央)が圧勝
TDPドライバーの大嶋和也が2位に入り、トムス勢が1-2フィニッシュ
「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」が静岡県の富士スピードウェイで11月12日(金)から14日(日)にかけて開催されている。
「JAFグランプリ」とは、1969年に第1回大会が開催された伝統ある大会名であり、20年ぶりにこの名を冠したイベントが復活。SUPER GTとフォーミュラ・ニッポンという、日本におけるGTカーとフォーミュラカーの最高峰レースが同時に開催される初のイベントとなる。
今大会は選手権のシリーズ戦でこそないものの、勝者には「JAFグランプリタイトル」が与えられ、成績に準じた多額の賞金が懸けられている。
また、本イベントは2台カテゴリーのレースの他に、バラエティに富んだサポートレースが行われると共に、出場全ドライバーを出身地別に分け、東西で勝敗を決める「東西対抗戦」も実施。この対抗戦には、応援グッズや地域グルメの売り上げも反映される為、観客も共に参加できるイベントとなっている。
トヨタ/LEXUS勢では、2010年のSUPER GTには参戦したGT500クラスのLEXUS LS430 5台と、GT300クラスのLEXUS IS350 1台、カローラアクシオ2台の全車がSUPER GTに出場。フォーミュラ・ニッポンにも今季トヨタエンジンを搭載して参戦した6チーム9台が出場した。
今大会では、SUPER GT、フォーミュラ・ニッポン共に、シリーズ戦とは異なる予選や決勝レース方式が採られ、特にSUPER GTでは、通常行われないスタンディングスタート(停止状態からのスタート:通常は走りながらのローリングスタート)が採用され、ドライバー交代無しで土曜日、日曜日の2日間、それぞれ1人のドライバーが100km(22周)のスプリントレースをGT500、GT300クラスそれぞれ別レース(計4レース)として戦う。
フォーミュラ・ニッポンでも通常と異なるスーパーラップ方式(1台ずつのアタック)で、土曜日に行われる第1レースのグリッドは最高速で決定するという特別な方式。土曜日、日曜日にそれぞれ100km(22周)のレースが行われる。
◆予選◆
12日(金)午後1時からフォーミュラ・ニッポンの予選がスーパーラップ方式で行われ、2010年のランキング下位から1台ずつのタイムアタック。富士スピードウェイの長いストレートに焦点を合わせ、最高速を重視したセッティングとしたケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)が314km/hという圧倒的な速度をマークし、第1レースのポールポジションを獲得。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手の速さで最前列を確保し、TDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)が3番手で続いた。
第2レースのグリッドは1周のラップタイムで決定されるが、1人1分24秒台に入れたロッテラーがポールポジション。2番手にTDPドライバーの平手晃平(Mobil1 TEAM IMPUL)がつけた。
尚、この予選では、アタック中にコースアウトを喫したJ.P.デ・オリベイラ(Mobil1 TEAM IMPUL)とTDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)と井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)の3台が規定によりタイム抹消となり、それぞれ両レース共に年間のランキング順で13番手以降のグリッドに並ぶこととなった。
フォーミュラ・ニッポンの予選に続き、午後2時5分からSUPER GTの予選がスタート。土曜日の第1レースと日曜日の第2レース、それぞれに登録したドライバーが20分のアタック。GT500の第1レースはZENT CERUMO SC430 38号車のリチャード・ライアンがポールポジション。フォーミュラ・ニッポンから慌ただしく乗り換えることとなったMJ KRAFT SC430 35号車の石浦が2番手タイムをマークした。第2レースはENEOS SC430 6号車の伊藤大輔が2番手。35号車のTDPドライバー 大嶋和也が3番手と上位グリッドを確保した。
GT300では、第1レースでCOROLLA Axio apr GT 74号車を駆るTDPドライバーの国本雄資が2番手。第2レースではフォーミュラ・ニッポンとの掛け持ちとなる74号車の井口が10番手となった。
◆決勝◆
13日(土)の富士は薄曇りながら太陽も顔を覗かせ、気温16度、路面温度20度のコンディションで午後12時45分にフォーミュラ・ニッポンの第1レースがスタートした。
ポールポジションのコッツォリーノはスタートで出遅れ、6位に後退。最前列2番手のロッテラーが好スタートを切り、チームメイトの大嶋は3位で1コーナーへと進入していった。
一周目からロッテラーが後続との差を広げていく一方で、3位の大嶋は2周目の第1コーナーで先行車をパスし、2位に浮上。トムスの1-2体制となった。
後方では6位に後退したコッツォリーノと平手が激しい6位争いを展開。ストレートでの最高速が伸びるコッツォリーノと、コーナーで差を詰める平手との見応えあるバトルが中盤まで続いた。
11周目、ついに平手がコッツォリーノの前に出ると、勢いに乗る平手は前を行く小暮卓史(NAKAJIMA RACING)とも素晴らしいドッグファイトを展開し、残り5周でパス、5位に浮上。
首位を逃げるロッテラーと大嶋は盤石のままチェッカー。第1レースはトムスの2台が1-2フィニッシュを飾り、平手は5位でフィニッシュした。
続いて午後2時からSUPER GT GT300クラスの第1レースが行われた。心配されたスタンディングスタートでも大きな混乱はなく、最前列2番手スタートの国本も好スタート。スタート直後はポールポジションから首位に立ったARTA Garaiya 43号車に並びかけるが、逆転までには至らず、2位で序盤戦を走行。
一方8番手スタートとなったウェッズスポーツIS350 19号車の片岡龍也はスタートで大きく遅れ、ほぼ最後尾からの追い上げ。14番手スタートのMAGICAL CARBON apr Axio 31号車 松浦孝亮は11位まで1周目に順位を上げた。
国本は4周目の1コーナーで43号車をパスし、首位に浮上。中盤戦以降は、追い上げてきたJIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 11号車、triple a Vantage GT2 66号車という、海外の大排気量スーパーカーとの3台での首位争いとなった。
大排気量による長いストレートでの最高速で優位性を持つ2台に食らいついていった国本だったが、惜しくもこの2台を破るまでには至らず、3位でチェッカー。レース後、66号車が30秒加算のペナルティを科されたために、最終結果は2位。追い上げた片岡が10位、そして松浦は12位となった。
午後3時15分からはGT500クラスの決勝がスタート。スタンディングスタートから、ポールポジションの38号車 ライアンが好ダッシュを見せ、トップをキープ。フォーミュラ・ニッポンに続きこの日2レース目となる35号車 石浦も2位のポジションを守って続いた。
5番手グリッドのPETRONAS TOM'S SC430 1号車 ロッテラーと6番手グリッドの6号車 ビヨン・ビルドハイムが1周目からサイド・バイ・サイドでの激しいバトルを展開し、何度か接触。この接触で2台共にピットインを強いられ、最後尾へと後退してしまった。
序盤2位を走行していた石浦は、4周目から早くもタイヤの摩耗が始まりペースダウン。徐々にポジションを落とすこととなってしまった。
一方、首位のライアンは後続に大差を付け、一度もその座を譲ることなくトップでチェッカー。第1レースを制した。
明日の14日(日)はフォーミュラ・ニッポンの第2レースと、SUPER GTは本日走行したドライバーのパートナーがドライブを担当する第2レースが行われ、両レースの獲得ポイントの合計により、総合優勝が決定される。
- ENEOS SC430 6号車 ドライバー リチャード・ライアン:
-
昨年の開幕戦以来の勝利を挙げることができた。長い間ファンの皆様にはお待たせしてしまったが、やっと勝つことができた。久しぶりのポール・トゥ・ウィンで、ファンタスティックなレースだった。明日も立川選手に是非勝ってもらいたい。
- COROLLA Axio apr GT 74号車 ドライバー 国本雄資:
-
スタンディングスタートは慣れているので、スタートでガライヤ(ARTA Garaiya 43号車)の前に絶対出ると決めて臨んだ。しかし中々抜けず、3周目でやっとスリップに入り、1コーナー進入でパスすることができた。ペースがとても良く、優勝できるかもしれないと思い始めたところで、アストンマーチン(triple a Vantage GT2 66号車)がみるみる近づいてきて、ストレートで抜かれてしまった。しかし良いタイムも出せたし、毎回こんなスタイルの戦いがしたいと思うくらい楽しむことができた。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
11月13日(土)、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイにおいて、JAFグランプリ富士スプリントカップの決勝レース(1)が行われた。
1969年に第1回レースが開催されたJAFグランプリは、日本自動車連盟(JAF)が制定する名誉あるタイトルだが、1990年の第21回を最後に20年間にわたり開催されなかった。それが今年、久しぶりの復活となったわけだが、フォーミュラカーのF2やスポーツプロトタイプカーのグループCカーなど単独のカテゴリーにタイトルが掛けられていた従来のスタイルと異なり、今回はSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンの両方を開催、それぞれのウイナーにJAFグランプリの栄冠が贈られることになる。
また、イベント名の通り、決勝は100kmのスプリントレースとして開催される。このため、SUPER GTのシリーズ戦とは違ってレース中のドライバー交代を行わないほか、静止状態から発進するスタンディングスタートとなることも見どころの1つである。さらに、出身地により全ドライバーを東西の2軍に分け、レース結果などにより勝敗を決する一種の団体戦が繰り広げられる点も目新しい。
3日間のスケジュールは、12日(金)にフリー走行と予選(1)、予選(2)を実施。13日(土)は予選(1)で決まったグリッド順で決勝レース (1)を行い、14日(日)は予選(2)で決まったグリッド順で決勝レース(2)を行う。それぞれの決勝レースにはあらかじめ登録したドライバーが出走する。Honda勢は、#8 ARTA HSV-010が井出有治選手/ラルフ・ファーマン選手、#17 KEIHIN HSV-010は塚越広大選手/金石年弘選手、#18 ウイダー HSV-010はロイック・デュバル選手/小暮卓史選手、#32 EPSON HSV-010は中山友貴選手/道上龍選手、#100 RAYBRIG HSV-010は山本尚貴選手/伊沢拓也選手の組み合わせでこの一戦に臨む(※各チーム、記載順で前者が決勝レース(1)、後者が決勝レース(2)に出走する)。
12日(金)に行われた予選(1)の結果、デュバル選手(#18 ウイダー HSV-010)は4番グリッド、山本選手(#100 RAYBRIG HSV-010)は7番グリッド、塚越選手(#17 KEIHIN HSV-010)は9番グリッド、中山選手(#32 EPSON HSV-010)は10番グリッド、井出選手(#8 ARTA HSV-010)は13番グリッドから決勝レース(1)に挑むことが決まった。
13日(土)、曇り空の下、13台のGT500マシンがスターティンググリッドに整列。SUPER GT初となるスタンディングスタートでは塚越選手が7番手に浮上し、デュバル選手が8番手、9番手が山本選手、10番手が井出選手、11番手が中山選手となってオープニングラップを終える。3周目、塚越選手は先行するライバルを攻略して6番手に駒を進めると、さらに上位をうかがってペースを上げる。4周目には中山選手が井出選手を追い抜いて10番手となった。
塚越選手は4番手のドライバーとの間合いを次第に詰めていき、6周目にはパス、ポジションをもう1つ上げた。この時点で塚越選手はコース上のだれよりも速く、さらに順位を上げることが期待された。これに応える形で、8周目から9周目にかけて先行するライバルを次々と攻略し、2番手に浮上する。
10周目、デュバル選手は4番手争いを演じる4台の集団に追いつくと、立て続けに2台をオーバーテイクして5番手と躍進。さらに僅差で追っていた4 番手を12周目の1コーナーで追い抜く。さらに中山選手も8番手まで駒を進めるなど、HSV-010はタイヤに優しい特性を生かした戦いぶりで尻上がりに順位を上げていった。中山選手はその後も追撃の手を緩めず、7番手に浮上した。
15周目、#100 RAYBRIG HSV-010が緊急ピットインを行う。後方から他車に接触されて空力パーツを破損、この補修を行うためだった。レース終盤、デュバル選手はペースが伸び悩んで7番手となったが、中山選手は6番手、井出選手も9番手と、Honda勢は引き続き順位を上げていく。
その後も塚越選手はファステストラップを記録するなどしてトップを追い上げたが、結局2位でチェッカーフラッグをかいくぐった。中山選手は6位、デュバル選手は7位、井出選手は9位、山本選手は12位でフィニッシュしている。
コメント
- 瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
-
「今日の決勝レースでは塚越選手が大いに追い上げて、おもしろいレースにしてくれました。一方のデュバル選手は、昨日の予選でポールポジションを狙えるペースを披露してくれましたが、アタックの途中でひっかかってしまい、4番グリッドからレースに臨むことになりました。もっとも、データにはその速さがしっかり表れていたので、 HSV-010 GTのポテンシャルは証明できたと思っています。塚越選手を含め、Honda勢はいずれも後半に向けて徐々にペースを上げていきましたが、これはHSV- 010 GTのタイヤに優しい特性が発揮された結果だといえます。中でも、タイヤチョイスが成功した中山選手の安定したペースが印象的でした。富士で課題とされてきたストレートスピードについても、開発パーツを投入し、セッティングを煮詰めた結果、ライバルと互角以上の戦いを演じられるようになりました。明日の決勝レース(2)も上位グリッドからのスタートとはなりませんが、今日と同じように追い上げるレースになることを期待しています」
- 塚越広大選手(2位、#17 KEIHIN HSV-010)
-
「昨日の予選ではフォーミュラ・ニッポンとSUPER GTを立て続けに走らせたので、ちょっと戸惑い、マシンの性能を十分には引き出せませんでした。ただし、決勝はスプリントレースで距離も短かったので、最初からとにかく全開で攻め続けました。レース後半は少しペースが伸び悩みましたが、これはタイヤマネージメントをしっかりすれば防げたと思います。反省点はいろいろとありますが、自分のベストは出しきれたので、この結果には満足しています」
- 中山友貴選手(6位、#32 EPSON HSV-010)
-
「スタートで失敗して出遅れてしまいましたが、今シーズン味わった悔しさをはね返したかったので、前のクルマにちょっとでもスキがあれば攻め込むという姿勢でレースを戦いました。シーズンを通じて開発してきたタイヤの戦闘力も上がってきたので、この面でも手応えをつかむことができました。いずれにしても、シーズン最後のレースをこういう形で締めくくられたことはよかったと思います」
Text & Photo: HONDA
1月13日(土)、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイにおいて、JAFグランプリ富士スプリントカップの決勝レース(1)が行われた。
1969年に第1回レースが開催されたJAFグランプリは、日本自動車連盟が制定する名誉あるタイトルだが、1990年の第21回を最後に20年間にわたり開催されなかった。それが今年、久しぶりの復活となったわけだが、フォーミュラカーのF2やスポーツプロトタイプカーのグループCカーなど単独のカテゴリーにタイトルが掛けられていた従来のスタイルと異なり、今回はSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンの両方を開催。それぞれのウイナーにJAFグランプリの栄冠が贈られることになる。
また、富士スプリントカップの名前からもわかるとおり、決勝は100kmのスプリントレースとして開催される。また、タイヤ交換義務もないためにシリーズ戦よりも激しいバトルが期待され、ドライバーの力量が問われるレースとなる。
12日(金)に開催された公式予選は、13日(土)に行われる決勝(1)と14日(日)に行われる決勝(2)のグリッドが争われた。通常のシリーズ戦とは違い、決勝(1)はホームストレートでの最高速でグリッド順が決まり、決勝(2)はラップタイム順で決定する方式が採られた。各ドライバーが、1台ずつ各3周をアタックするスーパーラップ方式にて走行し、決勝(1)のグリッドは#10 塚越広大選手(HFDP RACING)が4番手、#16 井出有治選手(MOTUL TEAM無限)が6番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)が8番手、#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)が10番手、#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が11番手、燃料系のトラブルによりタイムアタックができなかった#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が12番手に決定した。
13日(土)の決勝(1)は、快晴のもと12時45分にフォーメーションラップが開始され、全15台のマシンがグリッドから一斉にスタートした。
絶好のスタートを切ったのは井出選手、6番手スタートから1コーナーへ入るときには一気に2位まで浮上した。オープニングラップは、井出選手が2 位、塚越選手が4位、小暮選手が5位、伊沢選手が9位、山本選手が13位。デュバル選手はポジションを2つ上げるものの、ヘアピンカーブで前のマシンを避けるためにコースアウトを喫したため、最下位となってしまう。
2周目の1コーナーで井出選手は3位に後退し、次周は塚越選手が井出選手を抜いて3位に浮上する。序盤で出遅れたデュバル選手は数台をパスして追い上げを図るが、後続のマシンに追突されてスピンを喫し、リアセクションを損傷したためにリタイアとなった。
6周目に入り、塚越選手はトップから5秒002差の3位、井出選手と小暮選手がそれぞれ4位、5位、伊沢選手が8位に浮上し、山本選手も10位まで追い上げる。
3位の塚越選手は9周目に1分26秒901、4位の井出選手も次周に1分26秒864のそれぞれ自己ベストタイムを更新しながらトップグループを追いかける展開を続ける。さらに、伊沢選手も11周目に7位、激しいバトルを繰り広げた山本選手も16周目に8位まで浮上した。
残り5周を迎え、3位の塚越選手と2位の差は約3秒。井出選手が背後に迫り、小暮選手はポジションを1つ下げて6位となる。
22周にて行われた決勝(1)のスプリントレースは、このままチェッカーフラッグを迎えて塚越選手が3位表彰台を獲得。好スタートから終始安定したペースを保った井出選手が4位、小暮選手が6位、伊沢選手が7位、山本選手が8位入賞を果たした。優勝はアンドレ・ロッテラー選手(トヨタ)だった。
コメント
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- 坂井典次(Tenji Sakai) | 「HR10E」開発責任者
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「今日のレースは、シーズン最終戦の鈴鹿で苦戦していた2人がよくがんばってくれました。塚越選手は、マシンのセッティングと乗り方が非常によくマッチしていましたし、井出選手はスタートがよく、その後の周回も好タイムで走ってくれました。しかしながら、ライバルたちが速いマシンを用意したので、残念ながら上位を奪われてしまいました。チャンピオンシップのかかっていないレースとはいえ、勝負にはとことんこだわり、皆さんにいいレースを見せたいと思っています。明日もみなさまのご声援をお願いします」
- 塚越広大選手(3位 #10 HFDP RACING)
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「シーズン中は思ったような結果が残せなかったので、表彰台に立つことができてうれしいです。オートポリス、鈴鹿、富士と3週連続のレースですが、短期間にレースが集中したことでチームが結束し、よい結果につながったと思います。自分自身も集中してレースに臨めました。4番手スタートでしたので、ポジションキープをしながら早めに仕掛けようと考えていました。マシンは非常にバランスがよく、ストレートスピードも速かったので、ずっとプッシュしました。後半は、タイヤの消耗から差をつめられていましたが、1つでも上の順位を目指して走りました。今日の結果に手ごたえを感じています。明日は今シーズン最後のレースになりますが、ベストを尽くして表彰台の真ん中に立ちたいです。応援よろしくお願いします」
- 井出有治選手(4位 #16 MOTUL TEAM無限)
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「今日は22周のスプリントレースでしたが、シーズン中と変わらず、少しでもいいポジションを目指して走りました。今シーズンで一番の6番グリッドからスタートし、4位でフィニッシュできたので、ベストの走りができたのではないでしょうか。スタートはもともと得意なほうですが、今日は特に手ごたえがかなりよかったです。でも、スタート直後に壁際に寄せられたため、タイヤがホコリを拾ってグリップが失われてしまいました。それがなければ、もっと順位を上げられていたと思います。レース中は、ダウンフォースが少ないセッティングを施していたので、タイヤの消耗を考えながら、小さいコーナーではリアをスライドさせるなど走り方を工夫して走りました。今日は、SUPER GTのマシンでも決勝レースを戦いますが、その結果も踏まえてチームと明日の戦略を立てようと思います」
Text & Photo: HONDA
「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」の2日目もまずまずの天候に恵まれ2万3,000人のファンがグランドスタンドを埋めた。SUPER GTはGT500とGT300が別々に22周のレースを行う。この他、フォーミュラ・ニッポンやサポートイベントが次々に行われ、さまざまなレースを楽しむことができる楽しい1日となった。
ワンメイクレース「レジェンドカップ」第1レースには往年の名ドライバー20人が参戦。レース前は和気あいあいとしたムードだったが、スタート直後の1コーナーでアクシデントが起きるなど波乱の展開となった。現役Zドライバー(S耐)の影山正彦が優勝し、柳田春人は7位、近藤真彦は14位でゴール。2番グリッドスタートの長谷見昌弘は残念ながらリタイアとなった。
70~80年代に盛んに行われた「マイナーツーリング」。ポールポジションからスタートした#84影山正美のB110サニーだったが、バッテリートラブルでピットイン。しかしレース復帰後はコースレコードをマークしてみせた。優勝は#7関実だった。B310サニーのクラスでは#26谷口信輝が優勝を決めた。
14時にスタートしたGT300の第1レースでは、6番グリッドの#46「アップスタート MOLA Z」の阿部翼が、1周目のヘアピンで3位まで上がりその後も激しいバトルを展開してスタンドを沸かせた。しかし中盤13周目の1コーナーでシフトロックさせて後退してしまい、9位となった。「つらいレースでしたし、疲れました」とレース後は苦笑しながら肩を落とした。
7番グリッドスタートとなった#3 「TOMICA Z」の星野一樹は、スタートをうまく決めたが1コーナーのブレーキングで右後ろから追突されてコースオフしポジションを落とした。「GT500がいないので前だけ見ていればいいと思ったのに後ろばかり見ていました」と言うように終盤まで激しいレースを展開。じわじわと順位を上げて5位となった。
気温17℃、曇り空の下、15時 15分からGT500の第1レースが行われた。初めての試みとなったスタンディングスタートではクラッチミートのタイミングを外したマシンが出遅れ、早くも順位が大きく入れ替わる波乱があった。3番グリッドからスタートした#12「カルソニックIMPUL GT-R」のロニー・クインタレッリは、3位をキープして1周目を終える。
予選12位の#23「MOTUL AUTECH GT-R」のブノワ・トレルイエは、スタートに失敗したクルマをすり抜けて見事なロケットスタートを決め、オープニングラップだけで7つポジションを上げ、5位で1周目のコントロールラインを通過。しかしその後車両のバランス悪化に苦戦。一時8位にまで順位を落とすこととなった。
8番手からスタートした#24 「HIS ADVAN KONDO GT-R」の安田裕信は、1周目に6位になると、序盤は様子を伺い、レースが折り返してから反撃を開始した。10周目に2台をパスして4位となると、#18 HSVとのファイトあふれる攻防戦でグランドスタンドを沸かせた。
後半パフォーマンスを取り戻したトレルイエの#23 GT-Rは、11周目に7位、13周目に6位へと順位を上げ、19周目には#18 HSVをとらえて5位へとポジションアップ。トレルイエ持ち前のアグレッシブなドライビングスタイルがひときわ光った。
クインタレッリの#12 GT-Rは、後続がつけ入る隙を見せず、3位をキープして初のSPRINT CUP 22周レースを終えた。今回のスプリントレースでは白熱したバトルをあちこちで見ることができた。翌日に控えた最終日のレース2も好勝負が期待される。
Text & Photo: NISMO
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/13) GT500 Class Race 1 Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | リチャード・ライアン | BS | 22 | 35'31.508 |
| 2 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 塚越 広大 | BS | 22 | 4.893 |
| 3 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ | BS | 22 | 7.221 |
| 4 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 | YH | 22 | 8.552 |
| 5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | ブノワ・トレルイエ | MI | 22 | 9.198 |
| 6 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 中山 友貴 | DL | 22 | 15.407 |
| 7 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | ロイック・デュバル | BS | 22 | 15.453 |
| 8 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 | BS | 22 | 16.410 |
| 9 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | 井出 有冶 | BS | 22 | 39.897 |
| 10 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート | DL | 22 | 1'32.290 |
| 11 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | ビヨン・ビルドハイム | BS | 21 | 1Lap |
| 12 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 山本 尚貴 | BS | 21 | 1Lap |
| 13 | *1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー | BS | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.6 ビヨン・ビルドハイム(ENEOS SC430) 1'35.069 (17/21) 172.788km/h
- CarNo.1は、ピットレーン速度違反によりドライビングスルーペナルティを課した。
JAFグランプリ富士スプリントカップは13日、富士スピードウェイでGT300クラス第1レースの決勝を行い、いったんは順位を落とした平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430)がオーバーテイクショーを演じ、前車を次々とパスして優勝を飾った。
レースは14時、フォーメーションラップがスタートした。1周を回ってGTレースでは久しぶりの
スタンディングスタートが切られた。
トップで1コーナーに飛び込みホールショットを奪ったのはポールシッターの高木真一(ARTA Garaiya)。2位には予選2位の国本雄資(COROLLA Axio apr GT)がつけ、3位には予選5位の吉本大樹(triple a Vantage GT2)が上がってきた。4位には予選6位の阿部翼(アップスタートMOLA Z)、予選3位の平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430)は出遅れ、後方集団に埋もれてしまった。
スタート直後のヘアピンで阿部が吉本を捉え3位に上がるが、2周目のAコーナーで吉本が阿部を抜き返し3位に復帰。
トップに立った高木のペースが上がらない。4周目の1コーナーで国本にかわされ2位に落ちると、8周目の1コーナーで3位に上がってきた安岡秀徒(911GT3Rポルシェジャパン)にもかわされると、その後もずるずると後退。結局7位でレースを終えた。
トップに立った国本だが、ストレートスピードでは吉本が勝る。ついに10周終わりのストレートで吉本が国本を捉えてトップに立った。
10周終了時点でトップは吉本、2位国本、3位は安岡だが、その後方にはオープニングラップで12位まで順位を落としていた平中がファステストラップを叩き出しながら背後に迫ってきた。
平中は安岡も捉えると、トップ2台より2秒近く速いペースで走行。みるみるトップ2台に迫ってきた。16周目にはトップ争いが3台となり、平中は18周目のAコーナーでついにインから国本を捉え2位に上がった。
平中の追撃は続く。ついに20周目の1コーナーで吉本に並びかけるとそのまま併走してAコーナーへ。接触しながらついにインから吉本をかわしトップに躍り出た。
レースはこのまま終了。なんと後方集団から驚異の追い上げをみせた平中が優勝。2位には終盤、国本の追撃を振り切った吉本が入ったが、平中に追い越された際の接触行為に30秒加算のペナルティが課され13位に後退した。このため2位には国本が繰り上がった。
3位には17周終わりでストレートでマシンを止めた安岡の脱落などで順位を上げてきた藤井 誠暢(HANKOOK PORSCHE)が、5位には折目遼(M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7)が、6位には星野一樹(TOMICA Z)が、6位には坂本祐也(JLOCランボルギーニRG-3)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 平中 克幸 | DL | 22 | 38'43.658 |
| 2 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 国本 雄資 | MI | 22 | 3.031 |
| 3 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR | 藤井 誠暢 | HK | 22 | 10.416 |
| 4 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 折目 遼 | YH | 22 | 11.961 |
| 5 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 | YH | 22 | 15.350 |
| 6 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 | YH | 22 | 15.560 |
| 7 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 | MI | 22 | 22.815 |
| 8 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 | YH | 22 | 25.769 |
| 9 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 阿部 翼 | YH | 22 | 26.449 |
| 10 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 片岡 龍也 | YH | 22 | 28.503 |
| 11 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 | YH | 22 | 29.543 |
| 12 | 31 | MAGICAL CARBON apr Axio TOYOTA COROLLA Axio | 松浦 孝亮 | YH | 22 | 29.958 |
| 13 | *66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 吉本 大樹 | YH | 22 | 32.325 |
| 14 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 | YH | 22 | 35.304 |
| 15 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 | YH | 22 | 37.583 |
| 16 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 小泉 洋史 | YH | 22 | 38.267 |
| 17 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 | YH | 22 | 42.874 |
| 18 | 365 | 365 サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | 澤 圭太 | YH | 22 | 45.035 |
| 19 | *2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 | YH | 22 | 50.912 |
| 20 | *25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 | YH | 22 | 51.086 |
| 21 | 9 | 911GT3Rポルシェジャパン PORSCHE 911GT3R MY10 | 安岡 秀徒 | HK | 17 | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ---- |
| - | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 関口 雄飛 | YH | 3 | 19Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430) 1'44.139 (12/22) 157.739km/h
- CarNo.2は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1f)(黒白旗)接触行為への注意喚起。
- CarNo.66は、2010 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.e(L項)違反により、競技結果にドライビングスルーペナルティ相当の30秒加算のペナルティを課した。
- CarNo.25は、2010 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.b(他車をコースアウト)違反により、競技結果にドライビングスルーペナルティ相当の30秒加算のペナルティを課した。
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/13) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
| 1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 22 | 31'48.539 |
| 2 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 22 | 9.591 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR10E | 22 | 13.631 |
| 4 | 16 | 井出 有冶 | MOTUL TEAM 無限 | HONDA HR10E | 22 | 14.407 |
| 5 | 20 | 平手 晃平 | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 22 | 17.374 |
| 6 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 22 | 19.427 |
| 7 | 2 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 22 | 23.137 |
| 8 | 31 | 山本 尚貴 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 22 | 29.446 |
| 9 | 7 | ケイ・コッツォリーノ | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 22 | 38.812 |
| 10 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 22 | 39.956 |
| 11 | 3 | 松田 次生 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 22 | 41.760 |
| 12 | 18 | 平中 克幸 | KCMG | TOYOTA RV8K | 22 | 42.566 |
| 13 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 22 | 46.630 |
| 14 | 29 | 井口 卓人 | DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 20 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回(19 Laps)完走 ---- |
| - | 1 | ロイック・デュバル | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 1 | 21Laps |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(トムス) 1'26.402 (4/22) 190.121km/h
SUPER GTとフォーミュラ・ニッポン合同の特別戦「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2010」が11月12日に開幕。平日にもかかわらず朝早くから9,500人のレースファンが、紅葉した富士スピードウェイに詰め掛けた。
NISSAN GT-Rは中止となった第7戦で装着する予定だったエアロパーツを装着。第3戦富士のものをさらに改良したものだ。朝の公式練習では#12「カルソニック IMPUL GT-R」が2位、#24「HIS ADVAN KONDO GT-R」が9位、#23「MOTUL AUTECH GT-R」が11位だった。
サポートレースのひとつとして 70~80年代に人気を集めたマイナーツーリングが行われ28台の車両が出走した。フォーミュラ・ニッポンでは、先週の最終戦でシリーズチャンピオンを獲得したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと松田次生がGTとのダブルエントリーで出走した。
#12 GT-Rは第1レースにロニー・クインタレッリ、第2レースに松田が出走する。第1レースの予選はクインタレッリがGT-R勢最上位となる3位を獲得。第2レースの予選では松田が終盤に完璧なアタックを決め見事ポールポジションを獲得した。
#23 GT-Rは第1レースにブノワ・トレルイエ、第2レースに本山哲が出走。第1レースの予選はトレルイエが終盤に自身のベストタイムをマークするも11位。第2レースの予選ではセッティングを微調整して本山がアタックした。この効果もあり9位を確保した。
#24 GT-Rは第1レースが安田裕信、第2レースがオリベイラ。第1レースの予選では終盤に安田が自己のベストタイムをマークして8位、第2レースの予選でもオリベイラが終盤にベストタイムを更新して6位と、まずまずのポジションを確保した。
「走っている時は何位にいるのか分からなかった。ダンロップコーナーでは西日がまぶしくてブレーキングポイントがよく分からなかったんですがポールポジションはとてもうれしいです! ぜひ表彰台を獲得したい」と松田。星野一義監督も満面の笑顔で松田を迎えた。
GT300では#46「アップスタート MOLA Z」の阿部翼が第1レース、横溝直輝が第2レースを担当。いずれも予選6位につけた。「最終戦では結果が悪かったからちょっぴり意地もありました。決勝レースでも3号車より前でゴールしたい」と横溝。
2010年GT300クラスチャンピオンに輝いた#3「TOMICA Z」は星野一樹が第1レース、柳田真孝が第2レースに出走する。予選ではどちらも7位に。「Zのドライバーがほとんど同じタイム(1分43秒7~8)で6位と7位。チャンピオンを獲っておいて良かった」と星野は苦笑した。
夕方に行われたワンメイクレース「レジェンドカップ」の予選には20名のベテランドライバーが乗り込んだ。年齢によるハンディキャップを加えた結果、長谷見昌弘が予選2位、柳田春人が5位、近藤真彦が20位に。このレースは13日、14日の両日8周レースとして開催される。
Text & Photo: NISMO
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 | BS | 1'33.569 | - | - | 175.558 |
| 2 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 | BS | 1'33.705 | 0.136 | 0.136 | 175.303 |
| 3 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 | BS | 1'33.787 | 0.218 | 0.082 | 175.150 |
| 4 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 | BS | 1'33.847 | 0.278 | 0.060 | 175.038 |
| 5 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 | BS | 1'33.854 | 0.285 | 0.007 | 175.025 |
| 6 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | YH | 1'33.892 | 0.323 | 0.038 | 174.954 |
| 7 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 | BS | 1'33.898 | 0.329 | 0.006 | 174.943 |
| 8 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 | DL | 1'33.953 | 0.384 | 0.055 | 174.841 |
| 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 | MI | 1'33.969 | 0.400 | 0.016 | 174.811 |
| 10 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン | BS | 1'34.044 | 0.475 | 0.075 | 174.671 |
| 11 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 | BS | 1'34.060 | 0.491 | 0.016 | 174.642 |
| 12 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 | BS | 1'34.354 | 0.785 | 0.294 | 174.098 |
| 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | 平手 晃平 | DL | 1'35.216 | 1.647 | 0.862 | 172.521 |
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT Qualifying 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 | MI | 1'43.100 | - | - | 159.329 |
| 2 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 黒澤 治樹 | YH | 1'43.175 | 0.075 | 0.075 | 159.213 |
| 3 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 密山 祥吾 | YH | 1'43.427 | 0.327 | 0.252 | 158.825 |
| 4 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 | DL | 1'43.698 | 0.598 | 0.271 | 158.410 |
| 5 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 土屋 武士 | YH | 1'43.794 | 0.694 | 0.096 | 158.263 |
| 6 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 | YH | 1'43.810 | 0.710 | 0.016 | 158.239 |
| 7 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 柳田 真孝 | YH | 1'43.856 | 0.756 | 0.046 | 158.169 |
| 8 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR | 影山 正美 | HK | 1'43.861 | 0.761 | 0.005 | 158.161 |
| 9 | 9 | 911GT3Rポルシェジャパン PORSCHE 911GT3R MY10 | 佐々木 雅弘 | HK | 1'43.883 | 0.783 | 0.000 | 158.128 |
| 10 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 | MI | 1'43.883 | 0.783 | 0.022 | 158.128 |
| 11 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 | YH | 1'43.896 | 0.796 | 0.013 | 158.108 |
| 12 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 | YH | 1'43.921 | 0.821 | 0.025 | 158.070 |
| 13 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 山内 英輝 | YH | 1'44.286 | 1.186 | 0.365 | 157.517 |
| 14 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 | YH | 1'44.293 | 1.193 | 0.007 | 157.506 |
| 15 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 | YH | 1'44.384 | 1.284 | 0.091 | 157.369 |
| 16 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 佐々木 孝太 | YH | 1'44.545 | 1.445 | 0.161 | 157.127 |
| 17 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 黒澤 翼 | YH | 1'44.864 | 1.764 | 0.319 | 156.649 |
| 18 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 | YH | 1'44.893 | 1.793 | 0.029 | 156.605 |
| 19 | 31 | MAGICAL CARBON apr Axio TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 | YH | 1'44.926 | 1.826 | 0.033 | 156.556 |
| 20 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 | YH | 1'44.961 | 1.861 | 0.035 | 156.504 |
| 21 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 | YH | 1'49.053 | 5.953 | 4.092 | 150.631 |
| 22 | *365 | 365 サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー | YH | 1'50.354 | 7.254 | 1.301 | 148.856 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'50.460)---- |
- CarNo.365は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1f)(白黒旗)接触行為への注意喚起。
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Official Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | リチャード・ライアン | BS | 1'33.475 | - | - | 175.735 |
| 2 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 | BS | 1'33.511 | 0.036 | 0.036 | 175.667 |
| 3 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ | BS | 1'33.536 | 0.061 | 0.025 | 175.620 |
| 4 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | ロイック・デュバル | BS | 1'33.662 | 0.187 | 0.126 | 175.384 |
| 5 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー | BS | 1'33.672 | 0.197 | 0.010 | 175.365 |
| 6 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | ビヨン・ビルドハイム | BS | 1'33.772 | 0.297 | 0.100 | 175.178 |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 山本 尚貴 | BS | 1'33.842 | 0.367 | 0.070 | 175.047 |
| 8 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 | YH | 1'33.857 | 0.382 | 0.015 | 175.019 |
| 9 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 塚越 広大 | BS | 1'34.011 | 0.536 | 0.154 | 174.733 |
| 10 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 中山 友貴 | DL | 1'34.145 | 0.670 | 0.134 | 174.484 |
| 11 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート | DL | 1'34.260 | 0.785 | 0.115 | 174.271 |
| 12 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | ブノワ・トレルイエ | MI | 1'34.565 | 1.090 | 0.305 | 173.709 |
| 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | 井出 有冶 | BS | 1'34.572 | 1.097 | 0.007 | 173.696 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'40.052)---- |
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Official Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 SUPER GT 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 | MI | 1'42.559 | - | - | 160.169 |
| 2 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 国本 雄資 | MI | 1'43.282 | 0.723 | 0.723 | 159.048 |
| 3 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 平中 克幸 | DL | 1'43.328 | 0.769 | 0.046 | 158.977 |
| 4 | 9 | 911GT3Rポルシェジャパン PORSCHE 911GT3R MY10 | 安岡 秀徒 | HK | 1'43.571 | 1.012 | 0.243 | 158.604 |
| 5 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 吉本 大樹 | YH | 1'43.731 | 1.172 | 0.160 | 158.360 |
| 6 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 阿部 翼 | YH | 1'43.770 | 1.211 | 0.039 | 158.300 |
| 7 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 | YH | 1'43.822 | 1.263 | 0.052 | 158.221 |
| 8 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 片岡 龍也 | YH | 1'44.017 | 1.458 | 0.195 | 157.924 |
| 9 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 | YH | 1'44.033 | 1.474 | 0.016 | 157.900 |
| 10 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 折目 遼 | YH | 1'44.139 | 1.580 | 0.106 | 157.739 |
| 11 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 | YH | 1'44.178 | 1.619 | 0.039 | 157.680 |
| 12 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 | YH | 1'44.255 | 1.696 | 0.077 | 157.564 |
| 13 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 関口 雄飛 | YH | 1'44.264 | 1.705 | 0.009 | 157.550 |
| 14 | 31 | MAGICAL CARBON apr Axio TOYOTA COROLLA Axio | 松浦 孝亮 | YH | 1'44.282 | 1.723 | 0.018 | 157.523 |
| 15 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR | 藤井 誠暢 | HK | 1'44.390 | 1.831 | 0.108 | 157.360 |
| 16 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 小泉 洋史 | YH | 1'44.566 | 2.007 | 0.176 | 157.095 |
| 17 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 | YH | 1'44.660 | 2.101 | 0.094 | 156.954 |
| 18 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 | YH | 1'44.665 | 2.106 | 0.005 | 156.946 |
| 19 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 | YH | 1'44.883 | 2.324 | 0.218 | 156.620 |
| 20 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 | YH | 1'45.020 | 2.461 | 0.137 | 156.416 |
| 21 | 365 | 365 サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | 澤 圭太 | YH | 1'45.892 | 3.333 | 0.872 | 155.128 |
| 22 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 | YH | 1'46.424 | 3.865 | 0.532 | 154.352 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'50.270)---- |
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Super Lap Qualfying Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 0 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.776 | - | - | 193.77 |
| 2 | 20 | 平手 晃平 | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.135 | 0.359 | 0.359 | 192.95 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR10E | 1'25.545 | 0.769 | 0.410 | 192.03 |
| 4 | 2 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 1'25.912 | 1.136 | 0.367 | 191.20 |
| 5 | 18 | 平中 克幸 | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'25.947 | 1.171 | 0.035 | 191.13 |
| 6 | 31 | 山本 尚貴 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 1'25.952 | 1.176 | 0.005 | 191.12 |
| 7 | 7 | ケイ・コッツォリーノ | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.629 | 1.853 | 0.677 | 189.62 |
| 8 | 16 | 井出 有冶 | MOTUL TEAM 無限 | HONDA HR10E | 1'26.668 | 1.892 | 0.039 | 189.54 |
| 9 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 1'26.724 | 1.948 | 0.056 | 189.41 |
| 10 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.798 | 2.022 | 0.074 | 189.25 |
| 11 | 3 | 松田 次生 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'26.977 | 2.201 | 0.179 | 188.86 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'30.710 | 5.934 | 3.733 | 181.09 |
| - | 1 | ロイック・デュバル | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 1'57.584 | 32.808 | 26.874 | 139.70 |
| - | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | - | - | - | - |
| - | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | - | - | - | - |
| - | 29 | 井口 卓人 | DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | - | - | - | - |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- CarNo.19,8,29は、公式通知No.8-7違反によりSS最高速およびSSタイムは無効とした。
JAF Grand Prix -RIJ- (2010/11/12) Super Lap Qualfying (Max Speed) Weather:Fine Course:Dry
FUJI SPRINT CUP 2010 Formula Nippon 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | km/h |
| 1 | 7 | ケイ・コッツォリーノ | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.629 | 314.502 |
| 2 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.776 | 310.791 |
| 3 | 37 | 大嶋 和也 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.798 | 310.256 |
| 4 | 10 | 塚越 広大 | HFDP RACING | HONDA HR10E | 1'25.545 | 309.633 |
| 5 | 20 | 平手 晃平 | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.135 | 305.776 |
| 6 | 16 | 井出 有冶 | MOTUL TEAM 無限 | HONDA HR10E | 1'26.668 | 303.456 |
| 7 | 3 | 松田 次生 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'26.977 | 302.436 |
| 8 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 1'26.724 | 301.003 |
| 9 | 18 | 平中 克幸 | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'25.947 | 300.334 |
| 10 | 31 | 山本 尚貴 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR10E | 1'25.952 | 300.000 |
| 11 | 2 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 1'25.912 | 298.171 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'30.710 | - |
| - | 1 | ロイック・デュバル | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR10E | 1'57.584 | 300.000 |
| - | *19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Mobil 1 TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | - | - |
| - | *8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | - | - |
| - | *29 | 井口 卓人 | DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | - | - |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- CarNo.19,8,29は、公式通知No.8-7違反によりSS最高速およびSSタイムは無効とした。