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2011年5月

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果

OKAYAMA GT 250km RACE -RIJ- (2011/05/21) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS121'24.822-157.162
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS161'24.838 0.016157.132
3500339DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI101'24.884 0.062157.047
45004100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'24.958 0.136156.910
5500532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'24.983 0.161156.864
6500612カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'24.986 0.164156.859
750076ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS301'25.273 0.451156.331
8500817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS61'25.275 0.453156.327
9500946S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI21'25.312 0.490156.259
10500108ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS41'25.345 0.523156.199
11500111ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'25.382 0.560156.131
125001235D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'25.434 0.612156.036
135001323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS401'25.606 0.784155.723
145001424ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH81'25.975 1.153155.054
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH221'26.676 1.854153.800
16300187リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'32.988 8.166143.360
1730022エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'33.017 8.195143.316
18300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK401'33.029 8.207143.297
19300427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'33.492 8.670142.588
20300543ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS101'33.509 8.687142.562
21300626Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH1'33.558 8.736142.487
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH61'33.584 8.762142.447
2330084初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH121'33.596 8.774142.429
24300986JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'33.649 8.827142.349
253001066triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'33.695 8.873142.279
263001111JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL301'33.750 8.928142.195
273001225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH221'33.790 8.968142.135
283001322R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'33.854 9.032142.038
293001469サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'33.953 9.131141.888
303001574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH81'34.082 9.260141.693
313001662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'34.249 9.427141.442
323001741NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH41'34.377 9.555141.251
3330018360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'34.671 9.849140.812
34300195マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH1'35.17410.352140.068
353002031ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH161'35.35810.536139.797
363002134ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK21'36.38411.562138.309
373002214SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'51.27626.454119.799

D1 GRAND PRIX

D1:2011 グランツーリスモD1 グランプリ、第4 戦鈴鹿サーキット 5月21日(土)~22日(日)開催 (D1)

d1_r04_1.jpg  株式会社D1 コーポレーション(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木脩己)は、ドリフト競技の最高峰、2011年D1グランプリシリーズ(全8戦)「2011グランツーリスモ D1グランプリ第4戦鈴鹿サーキット」を、5月21日(土)~22日(日)の2日間、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催する。

今年D1GPシリーズは「笑顔復活!負けないぞ日本。」をスローガンとして掲げ、「東日本大震災」に伴う復興支援活動を行う。さらに「笑顔復活」を目指すD1と吉本興業のコラボレーションが決定し、決勝日22日には「モンスターエンジン」(西森洋一と大林健二)と、「バッドボーイズ」(佐田正樹と大溝清人)が来場し、会場を盛り上げてくれる。

さらに、今大会にはゲスト解説者としてPCWRC チャンピオンの経歴をもつ新井敏弘選手の来場が決定。世界で戦ってきた豊富な経験からわかりやすく解説してくれる。

鈴鹿サーキットでの開催は、2008年以来3年ぶりとなる。この間、鈴鹿サーキットは改修工事も行われ、路面は滑らかになった。さらにD1マシンも進化しているので、よりダイナミックな走行が期待できる。

競技区間は、ダンロップコーナーを逆走で行う。下り勾配で進入してくるため速度も高く、真横を向きながら走ってくるマシンの大迫力ドリフトを堪能できる。

第3戦オートポリス大会では、天候不良のため追走2nd Stage途中で終了となり単走Finalの結果がそのまま総合ランキングとなった。このため、単走Finalで高得点を残せなかった昨年シリーズチャンピオンの今村陽一選手(シルビア)をはじめ、末永正雄(RX-8)選手、日比野哲也(ハチロク)選手はシードから外れ、追走1st Stageからの挑戦となる。一方、単走ポイントが総合結果を左右するカギにもなるため、単走で高いポイントを獲得できれば、シード以外の選手にも当然チャンスがある。

新生鈴鹿サーキットで、ニューヒーローが誕生する可能性もある。

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 エントリーリスト

Text & Photo: D1コーポレーション

Japanese F3

JF3:第1,2戦鈴鹿 開幕戦を山内英輝が制す (TOYOTA)

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第1戦は山内英輝(中央)が優勝。蒲生尚弥(左)が2位、
リチャード・ブラッドレー(右)が3位に入った

 全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が5月14日(土)と15日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 東日本大震災の影響により、当初の予定よりも一月ほど遅れての開幕となった全日本F3。Cクラスはドライバーの顔ぶれが大きく変わり、昨年Nクラスランキング2位となったTDPドライバーの蒲生尚弥がステップアップ。シンガポールをベースにレースを戦ってきたリチャード・ブラッドレーとのコンビでディフェンディングチャンピオンチームであるPETRONAS TEAM TOM'Sから参戦。また、2008年のNクラスチャンピオンであり、昨年後半からCクラスに参戦した山内英輝(ハナシマレーシング)も引き続き参戦。CクラスはTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場した。

 参戦全車両がTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用するNクラスでは、昨年FCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)のシリーズチャンピオンを獲得したTDPドライバーの中山雄一(TOM'S SPIRIT)をはじめとする7台が今大会にエントリーした。

 14日(土)午前9時50分から予選開始。今季の予選は各レース10分ずつという短い時間でのアタックとなり、セッション序盤から各車積極的にアタック。第1戦は山内が2番手、蒲生が3番手、ブラッドレーが4番手。Nクラスでは千代勝正(NDDP RACING)がポールポジション。中山は4番手につけた。

 第2戦の予選では、山内がポールポジションを獲得。蒲生とブラッドレーは第1戦と変わらず3,4番手。Nクラスでは野尻智紀(HFDP RACING)がポールポジションを勝ち取り、中山は5番手となった。

 続いて午後3時8分から第1戦決勝(12周)が行われた。2番手グリッドの山内が好スタートを切り首位を奪取。2位を走行していたポールポジションの安田裕信(ThreeBond Racing)がスタートでのフライングでペナルティを取られ後退すると、蒲生、ブラッドレーが2位、3位へと浮上し、そのままの順位でチェッカー。山内が開幕戦を制することとなった。

 Nクラスではやはりポールポジションの千代がスタートを失敗。追い上げる途中でコースオフを喫し、2番手スタートの野尻がデビュー戦勝利を飾った。中山は4位でフィニッシュした。

 15日(日)前日以上の好天に恵まれた鈴鹿サーキットで、午後9時58分に第2戦(17周)がスタート。

 4番手グリッドのブラッドレーがスタートに失敗し、最後尾に後退。ポールポジションの山内は2番手グリッドの安田の先行を許し、2位へとポジションダウン。山内は序盤ファステストラップをマークする速さを見せて安田を追ったが、追いつくまでには至らず、逆に後半はペースを上げてきた3位の蒲生からの追撃を受けることとなり、この2台による2位争いが展開された。

 しかし山内は蒲生の追撃から逃げ切り、2位でフィニッシュ。蒲生は3位となった。ランキングでは、第2戦でのポールポジションとファステストラップのボーナスポイントを加えた山内が首位に立っている。

 Nクラスでは2番手スタートの千代がポールポジションの野尻をかわすと、そのまま逃げ切って今季初勝利を挙げた。中山は5位に終わった。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 フォーミュラ・ニッポン開幕。アンドレ・ロッテラーが勝利! 中嶋一貴も11台抜きで3位表彰台獲得 (TOYOTA)

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開幕戦を制したアンドレ・ロッテラー

 2011年シーズンのフォーミュラ・ニッポンが開幕。第1戦が5月14日(土)、15日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

 東日本大震災の影響で4月に予定されていた第1戦は延期となり、当初第2戦が予定されていたこの週末に開催されることとなった。

 近年のフォーミュラ・ニッポンは、ディフェンディングチャンピオンのJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)をはじめとするトップドライバーと若手ドライバーの戦いが白熱を極める中、今季はさらにTDPドライバーの国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)らが7人の新たなドライバーが加わる。その中には久しぶりの国内レース参戦となるTDPドライバー 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)もおり、多くの期待と注目を集めての開幕となった。

 14日(土)公式練習の後、午後1時半からノックアウト方式の予選が行われた。予選Q1は20分間で競われ、上位12台がQ2へと進出するが、ここで注目の中嶋一貴のタイムが伸びず、14番手でまさかのQ1敗退。TDPドライバーの石浦宏明(Team KYGNUS SUNOCO)も13番手、今季新加入のアンドレア・カルダレッリ(KONDO RACING)、嵯峨宏紀(Le Beausset Motorsports)が15、16番手でグリッドが確定した。

 7分間という短いセッションのQ2は、スタート直前から雨粒が落ち始めたこともあり、各車セッション開始と共にピットロードに列を連ねてコースイン。ここではTDPドライバーの大嶋和也(Team LeMans)が僅かに届かず9番手でQ3進出ならず。アレキサンドレ・インペラトーリ(SGC by KCMG)が12番手となった。

 雨の止んだ最終Q3でも僅差のアタックが繰り広げられ、オリベイラがトヨタエンジン勢最上位の4番手。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が6番手、TDPドライバーの平手晃平(TEAM IMPUL)が7番手、今季のルーキーで唯一Q3進出という快挙を成し遂げた国本はセッションが進むごとにタイムを縮める好走を見せ、8番手につけた。

 15日(日)はF3などが行われた午前中は好天だったが、フォーミュラ・ニッポンの決勝スタート時には若干雲がかかる空模様。気温23度、路面温度35度のコンディションで、午後1時48分、38周(220km)の決勝レースがスタートした。

 3列目6番手グリッドのロッテラーが絶好のスタートを切り、一気に2位に浮上。後方では接触による混乱があり、スタートで若干遅れたオリベイラは、この混乱を避けようとしてスピン。ほぼ最後尾に落ちてしまった。

 14番手スタートの中嶋一貴は、1周目の混乱を抜け10位に浮上したが、4周目が終了した時点で早くもピットイン。順位を落としたオリベイラも6周目終了時に早めのピットに向かい、今レース義務づけられているタイヤの交換と給油を行った。

 ロッテラーが1秒差で首位を行く小暮卓史(NAKAJIMA RACING)を追う一方で、後方では9番手スタートの大嶋が5位、8番手スタートの国本が6位とルーキー勢最上位の健闘。やはり好走を見せ9位までポジションを上げていたカルダレッリは、9周目に他車と絡んでクラッシュ。無念のリタイアとなってしまった。

 10周を過ぎてから徐々にピットに入る車両が出始めたが、トヨタ勢では15周目終了時に大嶋がピットイン。オリベイラの後方でコースへ復帰となったが、ペースで勝る大嶋は21周目にオリベイラをパス。

 レースも折り返しを超えた21周目、2位を走行していたロッテラーがピットイン。翌周にピットインした小暮が作業で遅れたこともあり、ロッテラーは小暮をかわし、事実上の首位に立った。

 23周目、ずっと平手とのバトルを繰り広げ、上位を走行していた国本がピットイン。しかし、ここで再発進に手間取り、大きくタイムロス。悔しい最後尾への後退となってしまった。

 その後は平手が最後までピットインを引っ張り、26周目にようやくピットイン。しかし、石浦の後方、9位でのコース復帰となった。

 これで全車が義務づけられたピットインを終え、ロッテラーが首位に浮上。後半、タイヤが苦しくなってタイムを落とす車両が増える中で、ロッテラー1台だけは別格の速さで独走。後続を引き離していった。

 早い時点でのピット作戦を採った中嶋一貴は、作戦が見事に当たって全車がピットインした時点で3位に浮上。同じく早期にタイヤを交換したオリベイラはペースが落ち、石浦、平手らを含む後続の追撃を受け、終盤激しい6位争いを展開。

 結局ロッテラーは2位に16秒もの大差をつけてトップチェッカー。苦戦を強いられた予選から調子を上げ、見事勝利を勝ち取って見せた。チームメイトの中嶋一貴は14番手スタートから11台抜きの素晴らしいレース運びで3位フィニッシュ。国内レース復帰戦で表彰台を獲得した。

 5位に大嶋、6位は猛追をしのぎきったオリベイラ。石浦が8位でポイントを獲得。平手は惜しくも9位に終わった。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:2011年参戦ドライバーラインアップ

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Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 小暮卓史選手が2位表彰台、伊沢拓也選手と塚越広大選手はそれぞれ4位と7位で入賞を果たす (HONDA)

fn110515003L.jpg  5月15日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の決勝レースが開催された。 当初、4月17日(日)にここ鈴鹿で開催される予定だったフォーミュラ・ニッポン第1戦は、東日本大震災の影響をかんがみて日程を変更。今回の決勝レースをもってシーズンが開幕することとなった。

 事前のテストがキャンセルされた関係で、今回は11日(水)より13日(金)まで合同テストが実施された。3日間のテストを通じてHondaドライバーは好調で、計5回のセッションを通算した総合結果では塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)、伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、山本尚貴選手(TEAM 無限)の4人がトップ4を独占した。

 4人のドライバーは14日(土)のフリー走行を迎えても好調を維持。今度は塚越選手、山本選手、小暮選手、伊沢選手の順で4番手までを独占した。時折り小雨がぱらつく難しいコンディションのもとで行われた14日(土)の公式予選では、シリーズ2年目の山本選手が奮起。3セッションに分けて行われるノックアウト予選を1番手、2番手で通過。トップ8でスターティンググリッドを決めるセッション3回目でも1分40秒470を記録してトップに立ち、自身にとってフォーミュラ・ニッポン初のポールポジションを手に入れた。

 この山本選手に肉薄したのが小暮選手。セッション2回目では山本選手をしのいでトップに立ったものの、セッション3回目ではコンディションの変化にセッティングを合わせきれず、山本選手とは0.357秒差の1分40秒827で予選2番手に終わった。

 今季チームを移籍した塚越選手も終始安定した速さを示し、セッション3回目では小暮選手に0.049秒差と迫る1分40秒876を記録、予選3番手に入った。伊沢選手は1分40秒924で予選5番手。また、今季初めてフォーミュラ・ニッポンに参戦する小林崇志選手は予選用セッティングをまとめきれなかったにもかかわらず、1分42秒170を記録して予選10番手と健闘した。同じくルーキーの中嶋選手(NAKAJIMA RACING)も1分42秒442をマーク、小林選手に続く予選11番手を得た。

 15日(日)の決勝日は好天に恵まれ、1ヶ月遅れの開幕を待ち望んでいた多くのファンが朝早くからサーキットに詰めかけた。今回のレースでは、4本のタイヤ交換が義務づけられている。 決勝レースが開始される13時45分の段階で気温23℃、路面温度35℃とやや高めのコンディション。参加する16台のマシンがフォーメーションラップの後、シグナルにあわせてグリッドスタートが切られた。

 トップで1コーナーに進入したのは2番グリッドからスタートした小暮選手。一方、ポールシッターの山本選手はスタートのタイミングがわずかに遅れ、3位で1~2コーナーに進入したところ、イン側を併走していた塚越選手と接触。コースアウトを喫してマシンにダメージを負ってしまう。その後、ゆっくりピットまで戻った山本選手のマシンは、レースへの復帰を目指し、メカニックの手で修復作業が行われることになる。

 トップを走行する小暮選手と2位のマシンは、後続を1秒以上突き放すラップタイムで順調に走行を続け、14周目には3番手との間におよそ17秒のギャップを築き上げた。

 塚越選手と伊沢選手は、3位と4位となって周回を重ねる一方、10番グリッドからスタートしたルーキーの小林選手は7位へとジャンプアップ。残る中嶋選手は14位でオープニングラップを終えていた。

 5周目、直前を走っていたドライバーがピットインしたことから、中嶋選手はひとつ順位を上げて13位となる。

 ピットでのマシン修復を終えた山本選手は5周遅れでレースに復帰したが、その直後の8周目には、この時点でのファステストラップとなる1分45秒814をマーク。予選での速さを決勝でも証明してみせた。

 続く9周目には、7位を順調に走行していた小林選手に後方から追い上げてきたドライバーがスプーンコーナーで追突。2台はタイアバリアに激突してリタイアに終わった。

 中嶋選手は11周目を終えたところでピットイン、義務づけられているタイヤ交換と給油を行い、13位でコースに戻る。その2周後には伊沢選手が、続く14周目には塚越選手がピットストップを行う。ここで順調に作業を終えた伊沢選手は8位でレースに復帰したが、塚越選手は作業にやや時間がかかり、10位に後退する。

 レースの折り返しを迎えた19周目、トップは依然として小暮選手で、伊沢選手は7位、塚越選手は10位、中嶋選手は13位、山本選手は14位で走行を続けていた。

 小暮選手がピットに飛び込んだのは21周目のこと。しかし、ピット作業で右後輪の装着にやや時間がかかり、コースに復帰したときに実質トップのポジションを失ってしまう。その後、義務づけられたタイヤ交換をまだ終えていないドライバーがピットストップを行い、26周目で小暮選手は2位、伊沢選手は4位、塚越選手は7位、中嶋選手は11位、山本選手は14位となった。

 その後も小暮選手は粘り強くトップのドライバーを追ったが、惜しくも届かず、結果的に2位表彰台を獲得。伊沢選手と塚越選手は4位と7位で入賞を果たし、中嶋選手は11位で完走した。自身のベストラップを1分45秒182に塗り替えて走行を続けた山本選手も14番手でチェッカードフラッグを受けたが、規定周回数に届かなかったことから完走扱いとはならなかった。

 ポイント争いでは、8ポイントを手に入れた小暮選手がランキング2位、伊沢選手は5ポイントで4位、塚越選手は2ポイントで7位となった。

 第2戦は、6月5日(日)に大分県のオートポリスで決勝レースが開催される。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
 「今シーズンに向けて一層のパワーアップとドライバビリティの向上を目指して開発を行ってきました。その努力が練習走行、公式予選での成績に反映されたので、うれしく思っています。結果的に優勝できなかったことは、レースなので仕方のない側面もありますが、期待したほど決勝レース中にペースが上がらなかったことは少し気がかりです。この点は、クルマ全体の検証を今後行っていくことになります。次戦のオートポリスはエンジンパワーが重要となるサーキットなので、好成績が期待できます。今回予選でトップ5に入った4人のドライバーは引き続きがんばってくれるでしょうし、予選用のセッティングさえ決まれば小林選手と中嶋選手も上位に食い込んできてくれるはずです。フォーミュラ・ニッポンを戦うHondaドライバーの活躍に今後もご期待ください」
小暮卓史選手|(2位 #32 NAKAJIMA RACING)
 「スタートでトップを奪ってから、いいレースができていました。しかし、ピットストップでの予想外のタイムロスで2位に後退してしまった上に、ヘアピンカーブでのブレーキングでタイヤに大きなフラットスポットを作ってしまい、ペースを上げることができませんでした。それがなければもっといいレースができたのですが、トップのマシンもペースが速かったので、今回は2位で満足しています」
伊沢拓也選手|(4位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「ピットインするまでは作戦通りでしたが、後半にペースが上がりませんでした。表彰台に一歩手前の4位という結果は、昨年の開幕戦(5位)と比較すると前進はしましたが、悔しいレースだと感じています。 決勝レースは僅差の勝負になると予想していたので、前後を走るマシンとのバランスを見ながらピットインのタイミングを考えました。前を走る塚越選手より速いペースだったこともあり、彼より先に実行しました。しかし、気温が予想外に上昇したことやレースの展開を考えると、もう少しピットインを遅らせる作戦もあったかもしれません。状況判断も次のレースに向けての課題だと感じています。 マシン自体はテストから非常にいい状態ですので、この流れをキープし、早くポールポジションを獲得して、優勝を飾れるようがんばります」
山本尚貴選手|(リタイア #16 TEAM 無限)
 「今朝のウオームアップでもマシンのバランスがとてもよく、ポテンシャルの高さを改めて実感していましたので、決勝レースは自信を持って臨みました。しかし、自分のメンタルをコントロールすることができなかったことが、スタートでのミスにつながったと思います。 スタート直後の1コーナーでは、イン側を走っていた塚越選手をミラーで確認してスペースを空けていましたが、接触をしてスピンをしてしまい、さらにオリベイラ選手のフロント部分と接触しました。その影響でステアリングロッドが折れ、フロントウイングが曲がってしまいました。 予選ではポールポジションを獲得できたので、勝ちたかったし、チャンスだったと思います。ただ、それを生かせなかったところに自分の実力のなさを感じますし、『フォーミュラ・ニッポンは甘くない』ということを神様に教えてもらった気がします。 今はマシンを100%信頼できており、自分がミスさえしなければ優勝できることが確信できました。第2戦以降はマシンとチームを信じて、落ち着いて戦いたいです」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r01_r_pc_lotterer  「最高の気分です。ポイントは完ぺきなスタートでした。すぐに、小暮選手の後ろに付くことができ、ピットストップで前に出ることができると思いました。戦略どおり小暮選手の前に出ることができたので、ピットクルーの人たちに感謝したいと思います。ピットアウト後はプッシュして差を開き、その後は楽しく走ることができました。9年間でやっと開幕で優勝することができました。ぼくにとってもチームにとってもポジティブなスタートになり、これからのモチベーションが高いと思います」
決勝2位 小暮卓史(ナカジマ)
fn_r01_r_pc_kogure  「スタートは良かったんですが、後ろにアンドレ選手がいて、彼との争いになるだろうと思いました。ぼくがプッシュすると彼もプッシュしていました。ピットストップで若干のミスがあって2位になってしまいました。ピットアウト後、45秒台に入ったときにヘアピンでフラットスポットを作ってしまって、アンドレ選手との差を開かないように思ってたんですが、振動がでてペースが上がらなくなり、彼に付いて行くことができませんでした。後続との距離もあったのでペースを上げる必要もなくなりました。たとえ、ベストの状態でも彼が速かったので今日は2位でも満足です。アンドレ選手が次のオートポリスで休むそうですし、ぼくの場合、開幕戦で優勝するとチャンピオンが取れてなかったので......、取ったことはありませんが(笑)、そういうポジティブ思考でいきたいと思います」
決勝3位 中嶋一貴(ナカジマ)
fn_r01_r_pc_nakajima  「昨日の気分は最低で今日の気分は最高です。ポジションがポジションだったので最初に入って、フリーなところでタイムを稼ぐ戦略でしたが、最後がどうなるかは心配でした。テストでも満タンにしたことなかったですし、ずっと伊沢選手が後ろにいて、追いつかれると思ったんですが、ペース的にも同じくらいで、最後は彼の方がタイヤがきつかったみたいで差が開いていきました。プランどおりのレースでしたね。表彰台は久しぶりです。富士や鈴鹿のF1でもみなさんにいいレースをみせることができなったので安心しました」
優勝チーム監督 館信秀(トムス)
fn_r01_r_pc_tachi  「できすぎですよね。小暮くんのミスもありましたし。今日のウォームアップまで悩んでいました。最後の最後までクルマをさわって、セッティングはぶっつけ本番でギャンブルとう感じでしたが、それがうまくできて結果に通じました。アンドレ選手が1回出られないのは大きいですが、あきらめずに、アンドレ選手でチャンピオンを狙うという目標は変っていません。中嶋選手は注目されているので、重圧になってマイナスになるのを心配していましたが、彼は意外に飄々としていて、そういうことは意識してないのか、負けていないのか、なるべくリラックスさせようとしていますが、思った以上に彼は心臓が強いですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/15) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K381:08'16.849
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E3816.619
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K3839.677
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E3846.933
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K3847.337
61ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K3852.050
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E3852.300
88石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K3853.133
92平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K3853.366
1018アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K381'21.866
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E381'22.520
1262嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K381'34.947
1333国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K371Lap 
---- 以上規定周回(34 Laps)完走 ----
-16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E335Laps
-10小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E830Laps
-3アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K830Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.16 山本尚貴(無限) 1'45.182 (23/33) 198.75km/h

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝結果

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1732'25.397
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE173.906
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE174.821
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1726.460
523N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1727.926
619C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1728.744
78N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1729.613
822N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1736.047
97N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1738.919
1037N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1740.237
1120Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1741.262
126N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE171'19.952
---- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap(C): CarNo.5 山内英輝(PLANEXハナシマ F308) 1'56.881 (3/17) 178.86km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.20 ギャリー・トンプソン(SGC by KCMG) 1'58.275 (4/17) 176.75km/h

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/15) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
17大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'43.155--202.66
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'43.8870.7320.732201.23
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'43.9340.7790.047201.14
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'44.3791.2240.445200.28
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'44.4831.3280.104200.08
68石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'44.7401.5850.257199.59
71ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'44.7551.6000.015199.56
810小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'45.1792.0240.424198.76
918アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'45.2082.0530.029198.70
1041塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'45.3962.2410.188198.35
1137中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'45.5122.3570.116198.13
122平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'45.5222.3670.010198.11
133アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'45.8882.7330.366197.43
1433国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'46.0292.8740.141197.16
1531中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'46.1132.9580.084197.01
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'47.2254.0701.112194.97
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 各クラス上位3名の記者会見

■Cクラス
優勝 山内英輝(ハナシマ)
f3_r01_r_pc_yamauchi  「今日はスタートがうまく決まり1周目からプッシュして後ろが離れたので良かったですね。去年、マカオへ行って自分より速いドライバーとかを身近で感じたので、技術面も上げていかないと上に行けないので、普段の生活から意識してやってきました。金曜日から安田さんがコンマ5とか6速かったので、、昨日の夜遅くまでチームのみんなと話をしてその結果が出たのですごくうれしいです」
2位 蒲生尚弥(トムス)
f3_r01_r_pc_gamo  「トップの山内選手よりペースが良くなくて、追いつけませんでした。2位に落ちた安田選手を抜ける状況ではありませんでしたね。今日のレース、良かったところと良くなかったところをデータを見てしっかり考え、あしたのレースにつなげていけたらいいと思います」
3位 リチャード・ブラッドレー(トムス)
f3_r01_r_pc_bradley  「学校にいるような感じです。すべての瞬間瞬間が勉強です。ギアを入れるのを忘れてスタートできないところでした。集中しなければいけないことがたくさんあって、1ラップ、1ラップが勉強で、良くなってきているのも感じています。まさか、ポディウムに乗れるとは思ってなかったのでうれしいです」
■Nクラス
優勝 野尻智紀(HFDP)
f3_r01_r_pc_nojiri  「スタートが千代さんより良くて、前に出られましたが、1~2コーナーでもサイドバイサイドで当たりそうでした。彼はコースアウトしてしまいましたが、優勝できて非常にうれしいです。最初はペースが良くてこのまま行けるだろうと思っていましたが、クルマの状況が急激に変ってきて、戸惑いました。F3のマシンも分からない状況でどう対処していいか策を見つけられなくて、ペースを落としてしまいましたが、あしたはこんなことがないようにチームともしっかり話をして対応したいと思います」
2位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r01_r_pc_thompson  「予選も良かったしタイヤも良かったです。スタートは良くなかったですが、回りも良くなかったみたいで結果的にいいスタートでした。序盤はペースを保つのが大変でしたが、他の選手も良くなくてポジションをキープできました。ラストラップで優勝を狙えるチャンスはありましたが、シーズン最初のレースで問題を起こしたくなかったので、押さえました。あしたはアグレッシブに行きたいと思います。2位はうれしくないですし」
3位 佐々木大樹(NDDP)
f3_r01_r_pc_sasaki  「スタートは良くなかったですが、回りも良くなかったので4位で1コーナーに入ったら千代選手が飛び出して3位にポジションアップすることができました。その後はシフトミスをして千代選手に抜き返されました。タイヤの落ち幅が大きいので、そこで速いクルマが今年はレースに勝てるのかなと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 ルーキードライバー7名の記者会見

fn_r01_q_pc_rookieis

アンドレア・カルダレッリ(コンドー)
 「予選は難しかったです。テストでもウエットでしか走ってないし、ドライで走るのは今日初めてだったのでこのような結果になりました。今回は、レースで走って経験を積むんでいくのが一番の目的です。FNマシンはパワーとダウンフォースがF3とは違いますが、まずはコースにになれることがポイントだと思います。この予選でセクター3のベストタイムを出せたので、少しずつなれてくれば後は時間の問題だと思います。FNへの参戦を決めたのは、ぼくにとってもチャンスですし、トヨタとの付き合いをとおして一緒に組めるのを光栄に思ったからです」
小林崇志(リアル)
 「トップカテゴリーなのでレベルが非常に高いという印象です。シーズンを通して勝ちを狙って行くのが目標です。今日の予選ですが、3月のテストとかのフィーリングだとかなり厳しいという印象で、マシンの限界もつかめないし、苦戦を予想していました。でも、セットも走りもよくなってQ1を突破できました。Q2に関しては自分のミスです。マシンのポテンシャルは、ミスを無くせばQ3は狙えるところにいますし、今回で手応えをつかむことができ、クルマのフィーリングとか自分の足りない部分も分かったので、そういう意味ではいい予選になったと思います」
アレキサンドラ・インペラトーリ(KCMG)
 「クルマのダウンフォースとパワーになれるのは、ぼくだけじゃなく、ルーキーみんながそうだと思います。週末を合わせてもコースを走る時間が多くないので、一瞬一瞬が大事になります。ルーキーのなかでは一番になりたいです。Q2まで進みましたが、雨が降るということでみんなが出て、トラフィックなどで自分の思うようにクリアラップが取れませんでした。それと注意深すぎたと思います。レースは最後まで走れることを願っています」
中嶋大祐(ナカジマ)
 「Q1まではよくて、7番手でした。Q2で雨が降ってきたときに、言い訳になってしまいますが、3月のテストで同じようなコンディションでクラッシュしたので、グリップの限界を使い切ることができなくて、すごく悔しいです。クルマも自分の走りもQ3にいけるポテンシャルはあると思います。シーズンを通して予選でも決勝でも上位5、6位でコンスタントに争うことができるようになって初めて表彰台が見えてくると思うので、まずはそれを目指したいと思います。兄弟対決が話題になっていますが、こんな結果が続いてはいけないですね。兄もぼくももっと2人で上に行って争わないと恥ずかしいです」
国本雄資(セルモ・インギング)
 「Q1、Q2、Q3と行けたんですが、フリー走行から課題だった自分とかクルマの問題点がよくなってきて、Q1での問題をQ2でアジャストすることができ、Q3でタイムもドライビングも上がってきたので、いい予選だったと思います。ガソリンを積んだ状態で走ってないので、レースがどうなるかは分からないんですが、今回は勉強のつもりでしっかり最後まで走って、次につなげるレースをしていきたいです」
中嶋一貴(トムス)
 「結果を見ると大きなことは言えないですね。今日も出だしがよくなくて、これ以上ないところからのスタートになりました。これからしっかりと問題点を見直して上げていけるようにしたいです。シーズン自体は、経験のあるサーキットもそれほどないサーキットもあるので難しい部分もあると思います。クルマについてもまだまだ学んでいるところで、一歩間違えるとこういうポジションになるレベルの高いレースなので、気を引き締めて頑張りたいと思います。あしたのレースは4輪交換しかなく、戦略の幅も大きくなくて、そのなかで少しでも前に行けるような戦略と自分の走りをしたいですね。燃料を積んで走ったこともないので、どうなるかは手探りですけど、少しでもいいレースをしてポイントを取れるように頑張りたいと思います」
嵯峨宏紀(ル・ボーセ)
 「下のカテゴリーで下積みをこつこつやってきて、やっとここまで来て新しいカテゴリーに参戦できるのを喜びたいと思います。予選結果についてはまだまだ戦力的にも厳しいしですし、ドライビング的にもまだまだいけてないですし、チームも初めてフォーミュラ・ニッポンをさわるので順当なとこなのかなとは思います。今シーズンはエンジニアとも力を合わせて少しずつ0.1秒でも前との差を詰めていくというスタンスでやっていきたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿公式予選 上位3名記者会見

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ポールポジション 山本尚貴(無限)
fn_r01_q_pc_butyo  「うれしいの一言です。ここに来られたのはルーキーオブザイヤーを取った記者会見以来です。水曜日からテストを始めて、ウエットコンディションからのスタートだったんですが、クルマの調子が非常によかったです。今日の朝も走り始めからクルマのバランスがよく、Q3に残れるとかじゃなくてポールポジション争いができる自信がありました。Q1、Q2とクルマのバランスを確認しながらアタックして、最後にすべていいところを出し切ったという感じです。ぼくのドライビングはまだまだ詰めないといけないところがたくさんあると思いますし、クルマ、エンジン……、すべての要素に助けられた結果だと思います。あしたですが、前に誰もいない状況なので、ポールポジションの優位性を存分に発揮して、スタートをうまく決め、チーム一丸となって戦えば一番上に立てると思います。でも、速い選手がたくさんいるカテゴリーなので、過信をしなように自信をもって全力でレースを戦いたいと思います」
予選2位 小暮卓史(ナカジマ)
fn_r01_q_pc_kogure  「フリー走行の時から山本選手や塚越選手が速いのでやばいと思っていました。セットアップを進めていくうちにエンジニアがいいクルマに仕上げてくれて、Q1を走ったときにいいところにいけるんじゃないかという感触はありました。Q2はバランスが結構よかったので、Q3もそのまま行って大丈夫かなと思ったら、路面がよくてリアのスタビリティが高くなり、思ったラインに乗せられずに、納得できる走りができませんでした。あしたは、ホンダ勢が前の方にいるので、ホンダ同士で当たらないようにいいレースをしたいですね」
予選3位 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r01_q_pc_tsukakoshi  「チームを移籍して最初のレースですし、余計なことを考えずにチームのプログラム通りに進めていきました。Q2はばたばたしましたけど、Q1とQ3は現状はこうなのかなという感じですね。クルマのパフォーマンスはあると思うので、それをもう少し引き出したかったです。移籍で環境が大幅に変って、伊沢さんの存在がすごく大きく、お互いにデータを共有してロガー見ながらやってるのがプラスに働いていると思います。常に2台上位にいるのが大事なので、2台でトップ争いができるようにしたいと思います。あしたは気楽に気負わずレースをしたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:2011年度全日本F3参戦ドライバーラインアップ

■C Class

2011_jf3_01 2011_jf3_05 2011_jf3_12 2011_jf3_19 2011_jf3_36

■N Class

2011_jf3_06 2011_jf3_07 2011_jf3_08 2011_jf3_20 2011_jf3_22 2011_jf3_23 2011_jf3_37

Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.0731'41.2731'40.470
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.1351'40.8531'40.827
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4261'41.4981'40.876
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3261'41.3861'40.924
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5661'41.5161'40.924
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.5961'41.9341'41.221
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0331'41.7121'41.393
833国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.0401'41.7541'41.556
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9071'42.009
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.0061'42.170
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.8471'42.442
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.1151'42.509
138石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.184
1437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.340
153アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.628
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'43.943
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/11/14) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1223'20.135
21C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE125.180
336Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1213.857
48N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1225.821
520Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1226.929
622N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1228.311
719C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1228.636
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1230.647
937N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1235.702
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1240.343
116N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE121'02.793
---- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 ----
-23N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE48 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.5 山内英輝(PLANEXハナシマ F308) 1'56.007 (2/12) 180.21km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.8 野尻智紀(HFDP RACING F307) 1'57.545 (2/12) 177.85km/h
  • CarNo.12は、2011年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条7.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'40.470--208.07
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.8270.3570.357207.34
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.8760.4060.049207.24
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.9240.4540.048207.14
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.9240.4540.000207.14
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.2210.7510.297206.53
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3930.9230.172206.18
833国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'41.5561.0860.163205.85

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.853--207.28
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.2730.4200.420206.42
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3860.5330.113206.19
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4980.6450.112205.97
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5160.6630.018205.93
62平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.7120.8590.196205.53
733国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'41.7540.9010.042205.45
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.9341.0810.180205.09
---- 以上Q3進出 ----
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'42.0091.1560.075204.93
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.1701.3170.161204.61
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'42.4421.5890.272204.07
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.5091.6560.067203.94
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.073--206.83
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.1350.0620.062206.71
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3260.2530.191206.32
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4260.3530.100206.11
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5660.4930.140205.83
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.5960.5230.030205.77
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.8470.7740.251205.26
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9070.8340.060205.14
910小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.0060.9330.099204.94
102平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0330.9600.027204.89
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.0400.9670.007204.87
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.1151.0420.075204.72
---- 以上Q2進出 ----
138石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.1841.1110.069204.58
1437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.3401.2670.156204.27
153アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.6281.5550.288203.70
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'43.9432.8701.315201.12
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'48.1487.0754.205193.30
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/11/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'54.684--182.29
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'54.8720.1880.188181.99
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'55.2750.5910.403181.35
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'55.4110.7270.136181.14
58N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'56.2221.5380.811179.87
623N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.4501.7660.228179.52
719C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'56.5591.8750.109179.35
820Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'56.7492.0650.190179.06
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.8472.1630.098178.91
1037N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'57.2242.5400.377178.34
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'57.2832.5990.059178.25
126N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE2'00.3665.6823.083173.68
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.43811.7546.072165.34

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'54.559--182.48
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'54.8250.2660.266182.06
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'55.0460.4870.221181.71
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'55.4110.8520.365181.14
523N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.0431.4840.632180.15
68N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'56.4981.9390.455179.45
720Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'56.5802.0210.082179.32
837N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'56.7442.1850.164179.07
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'57.0472.4880.303178.61
1019C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'57.1412.5820.094178.46
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'57.4442.8850.303178.00
126N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE2'00.6276.0683.183173.30
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.29111.7325.664165.53

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.085--206.81
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.3500.2650.265206.27
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.5990.5140.249205.76
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.7000.6150.101205.56
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9340.8490.234205.09
637中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.0280.9430.094204.90
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.0911.0060.063204.77
82平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0981.0130.007204.76
91ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.2211.1360.123204.51
1031中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'42.3301.2450.109204.29
1136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.4041.3190.074204.14
1233国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.5471.4620.143203.86
1318アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.9091.8240.362203.14
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'43.0071.9220.098202.95
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'43.5452.4600.538201.89
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'45.7104.6252.165197.76
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

F4西日本シリーズ

F4:西日本シリーズ第2戦 平川亮が今シーズン初優勝!

 F4地方選手権、西日本シリーズ第2戦が8日、鈴鹿サーキットで行われ、予選2位からスタートした平川亮が今シーズン初優勝を飾った。ポールポジションスタートで、東日本シリーズも併せて2連勝中の関口雄飛は5位でレースを終えた。2位には片寄勝政が、3位には1850ccクラストップの平井祐次が入った。

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Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

2011鈴鹿クラブマンレース Round3 -RIJ- (2011/05/08) Race Result Weather:Fine Course:Dry
Formula 4 West Japan Series Round 2 鈴鹿サーキット東コース 2.243km

Pos.No.Cls.Driver Type Team/Car Lap Total
Time
Delay
1 14 平川  亮ZAP F108クラリオン JSS ZAPF10823 19'17.457160.46km/h
2 3 片寄 勝政KK-AミストKKAセキグチSR23 19'45.325 27.868
3 271850平井 祐次WEST 006中古車屋なめとんか00623 20'00.267 42.810
4 441850塚田 光彦WEST 056東海電装・WEST・sprint・05623 20'00.524 43.067
5 50 関口 雄飛RK01B-MAX・RK01・TODA23 20'24.130 1'06.673
6 561850川村 和希WEST 976プロジェクトKK マース PFC23 20'26.838 1'09.381
7 2 上田 和秀MC 090EXEDY☆MC090☆Leprix23 20'28.920 1'11.463
8 311850辻  恵路WEST 056Broval.jp☆05622 19'28.603 1Lap
9 33 吉本 晶哉RD10WAY-DESIGN制動屋WAKOS10W22 19'37.767 1Lap
以上 規定周回数完走
- 711850大島 功稔WEST 056T-flap・レプリ0565 4'24.933 18Laps
  • Fastest Lap: CarNo.14 平川 亮(クラリオン JSS ZAPF108) 49.509 (3/23) 163.10km/h

SUPER GT

SGT:第2戦富士 雨の中、ニューマシンJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTCで最後尾から追い上げ、初戦を2位で終える (JIMGAINER)

gt_r02_jg_01.jpg

2011年SUPER-GT第2戦/FUJIGT400kmRACE/JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC/観客動員数:予選日24.000人/決勝日:36.000人/予選:6位・決勝:2位/Dr:TetsuyaTANAKA・KatsuyukiHIRANAKA

2011年4月29日(Fri)
  • 12:00~12:45:GT300 ONLY FREEPRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:15℃
  • 12:45~13:25:FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:15℃
  • 15:30~16:25:FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRYTEMPERATURE:16℃

 3月11日に発生した東日本大震災により、開幕戦となっていた岡山が5月21日・22日に延期となり、実質の開幕戦となった第2戦富士。

 富士戦もあまりにもひどい震災のために、開催が危ぶまれていましたが、被災地に元気を!がんばろう!日本というメッセージ掲げ開催が決定致しました。

 被災地の皆様のより早い復興を祈念いたします。

 (距離は400kmから300kmに変更になりましたが、名称はそのままでの開催になります。)

 今年より新車を投入することになったJIMGAINERですが、実際に車両が鈴鹿ファクトリーに届けられたのはレースウイークの月曜日の夜。そこからメカニックがなんとか仕上げ、金曜日の練習走行に間に合うことが出来ました。

 普段であれば土曜日、日曜日の2日間開催でしたが、今年公式でのテストが中止になったために、今回の富士戦では金曜日の走行枠が追加されましたので、テストも行えることとなりました。

gt_r02_jg_02.jpg  12時からまず300クラスの専有時間が与えられ、今回予選のスーパーラップを担当する平中克幸がまずマシンに乗り込んだ。感触は非常に良いようで、初期トラブルも無くセットアップは続く。ただ、どうしても50kg重りを積まされている分、ストレートスピードは他のFIA-GT車両とは比べものにならず、リアウイング、スタビの調整を行う。20周ほどで田中哲也と交代。

 田中哲也はイタリアのシェイクダウンですでにマシンには搭乗済み。違和感もないようで、15周の周回をこなし走行は終了した。

 午後からは15時30分より55分間行われた。この走行は田中哲也から開始しそして平中克幸へ。

 ダンパーやリアウイングの調整を行い、日本初走行で目立ったトラブルもなく、金曜日の走行はすべて終了した。

2011年4月30日(Sat)
  • 9:10~10:55・FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:16℃
  • 13:15~13:50:FIRST QUALIFYING PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:17℃
  • 14:45~:SUPERLAP QUALIFYING WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:16℃

gt_r02_jg_03.jpg  今日も天気は晴。日本一の富士山も開幕を喜んでくれているよう。しかし風が異常に強く、ストレートの追い風、裏の向かい風がタイムに大きく影響しそうだ。

 昨日に引き続き平中克幸から練習走行は開始した。昨年から使用しているダンロップタイヤも、日々進化し、昨年と比べてもかなり良くなってきているようだ。しかしまだまだ他車も実力を出し切っていないようで、公式練習では5番手のタイムで走行を終えた。

 1回目の予選は、昨年と違ってスーパーラップへの進出も兼ねた走行となる。まず混走時間が25分間与えられ、この時に2名とも基準タイムをクリアする事が重要になる。続けて300クラスの専有の走行が10分間。実質この時間帯がタイムアタックになる。

 まず田中哲也がコースに入る。3周計測で平中克幸にハンドルを託す。混走中の最後に出したタイムが1分43秒773でこの時点で3番手。

 新しいタイヤに履き替えて再びタイムアタックを行うが、なかなかタイム更新が出来ない。思った以上に路面温度が低く、タイヤの暖まりが遅かったようだ。10分間の専有時間は瞬く間に過ぎ、なんとか9番手でスーパーラップへの進出を決めた。

 平中克幸は昨年に続き、11号車での2度目のスーパーラップのアタックとなる。最初にアタックを行った№2紫電の出したタイム(1分43秒814)が基準となる。

 平中克幸のアタックは、セクター1で+0.332、セクター2で+0.303合計0.635の差がでてしまっていた。やはり路面温度が低く、規定の周回では暖まりきらなかったようだ。この時点で2台中2番手。その後他車のアタックは続いていたが、№87ランボルギーニが4輪脱輪でタイム抹消、№25も100Rでコースオフがあり、JIMGAINERは7番手で予選を終えていた。

 しかし、その後の再車検で№88ランボルギーニが最低重量規定違反と判定され失格になり、6番手のグリットから今年最初のSUPER-GTはスタートすることとなった。

Tetsuya TANAKA Comment
開幕戦で車が間に合って、テスト無しの状況でこのポジションは上出来だったと思います。持ってきてすぐポールを取るなんてそんな甘いもんじゃ無いと思うし、チーム自体準備不足も多々あるので、そんな中で予選は精一杯やれたんじゃ無いかと思います。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
狙ってたポジションはもう少し上だったのですが、今週届いた車で、初めて走るという大変な部分もあったのですが、結果的にはベストを尽くせて、このポジションは上出来だったと思います。予選は予選として、明日の決勝は荒れたレースになると思うので、しっかりトレースをして1年間を考えて着実にポイントを取るようにしたいと思っています。
2011年5月1日(sun)
  • 8:35~9:05:FREE PRACTICE
  • 9:15~9:30:CIRCUIT SAFARI WEATHER:RAIN CONDITION:WET TEMPERATURE:15℃
  • 14:00~:FINAL WEATHER:RAIN CONDITION:WET TEMPERATURE:13℃

gt_r02_jg_04.jpg  早朝は降っていなかった雨も、フリー走行が始まる少し前からポツポツと降り始め、ウエット宣言が出される中走行が開始された。ドライも初めてなら、もちろんウエットも初めて。全くデーターが無いままの走行は新車を投入した他車も同じか? 雨が強いといわれているダンロップタイヤですが、今年もそうなのか? 不安の中、平中克幸がスタートしていった。

 走行開始直後から他車を寄せ付けないタイムで、モニターのトップの位置をキープ。今年も雨に強いダンロップタイヤに変わりはないようだ。平中克幸から変わった田中哲也も安定した走行を続け、計測7周目にベストタイムの1分52秒384をだし、30分間の走行は終了した。

 今年初の決勝レースは、雨のスタートとなった。雨が収まるのか、それとも激しさを増していくのか、予想も付かなかったが、JIMGAINERはインターミディエイトの浅溝をチョイス。スタートドライバーの平中克幸に全てを託す。

 SCカー先導でフォーメーションは開始された。100Rに川が流れているのが、モニター画面を通してもわかる程に雨足は強くなっていた。SCラン2周目の2コーナーで平中克幸がスピンコースアウトする映像がモニターに映し出される。平中克幸からは無線での報告が無く驚くスタッフ。しかしマシンにはそれほどひどい損傷は無いように思われ走行は可能の様で、ピットに戻りタイヤを深溝のウエットタイヤに替えてピットアウト。なんとか周回遅れになることもなくSC最後尾に着くことが出来た。

 その後SCランは5周にわたり行われ、2011年のSUPER-GT実質の開幕戦はスタートしていった。だがSCラン中のスピンを喫したためのペナルティが平中克幸に課せられ、10秒のピットストップ。今回の上位入賞は絶望的だと思われた。

 しかし、ペナルティストップを消化してからの平中克幸の走りは目を見はるものがあり、前車を次々とパス。雨の中の果敢な走りで最後尾まで落ちていた順位も、18周目には10番手、25周目には予選順位の6番手まであげていった。1分55秒台で走行するマシンは、トップを快走する№33ポルシェとJIMGAINER458GTCだけ。2番手のポジションを争っていた、№31カローラ、№62レガシーも難なく抜き去り34周目にはとうとう2番手のポジションを獲得。

 前を行くのはただ一台№33を追いかけるのみ。しかし№33のペースは落ちることなく、差はなかなか縮まらない。

 規定周回数いっぱいの44周目に田中哲也と交代。JIMGAINERでは初めてタイヤ無交換作戦を決行。給油のみ行いコースへ送り出す。田中哲也が1コーナーに向かうとそこには№25ポルシェが。

 ここから熾烈な2番手争いが始まる。昨年のスプリントカップでもバトルを演じた№25土屋武士選手。ストレートが速いため、なかなか抜けずにいたことが脳裏をよぎる。しかし田中哲也は49周目のダンロップコーナーで№25のインに飛び込み2番手を奪い返す。

 そこから一旦は№25を離していくが、再び.が激しくなり、無線機からはひどいハイドロ状態になっていると悲痛な叫びが。56周目に再び№25に抜き返されるが、このタイミングで赤旗が提示。

 レース続行は危険と判断されチェッカーとなり、赤旗が提示される前周での順位が正式順位になるという規則の下、458GTCで初レースが2番手の結果で終えることができた。

Tetsuya TANAKA Comment
色んな事があった決勝レースの中で、2位になれたという事は上々の結果だと思います。 1つ間違えればリタイヤになっていたかもしれません。僕のパートの時の最後は本当にハイドロがひどく、ストレートでも全開出来ない状況でした。他のマシンもキチンとコースを走ることが出来ているのかが気になりました。 もう少し早く赤旗を出して貰ってても良かったかもしれません。 とにかく無事に終わってホッとしています。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
レースウィークにマシンが届き、金曜日に始めて乗った事を考えると、2位の表彰台でレースを終える事ができて嬉しいです。シリーズを考えたうえでも良いスタートがきれました。しかし、今回のレース内容は反省すべき事もありました。決勝がスタートする前までは浅溝のウエットタイヤでも大丈夫だと思いましたが、実際は思っていた以上に雨量が多く、浅溝のウエットタイヤでは厳しい状態でした。今回はウエットレースになれば勝てると思っていただけに悔しい気持ちです。次は今回のような事なくしっかり自分の役割をはたしたいと思います。有難うございました。

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Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GT

SGT:2011 SUPER GT Car Lineup

■GT500クラス

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■GT300クラス

gt300_002 gt300_004 gt300_011 gt300_014 gt300_022 gt300_025 gt300_026 gt300_027 gt300_031 gt300_033 gt300_034 gt300_041 gt300_043 gt300_062 gt300_066 gt300_069 gt300_074 gt300_086 gt300_087 gt300_088 gt300_360

Photo: Motorosports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士 SUPER GT開幕。荒天の富士でLEXUS SC430が2位から6位を占める (TOYOTA)

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惜しくも優勝は叶わなかったが、ENEOS SUSTINA SC430 6号車の
伊藤大輔/大嶋和也組(左)が2位、GT500クラスデビュー戦となった
WedsSport ADVAN SC430 19号車の片岡龍也/荒聖治(右)が
3位に入り表彰台を獲得した

 SUPER GT第2戦「FUJI GT 400km RACE」が4月30日(土)、5月1日(日)の両日、 静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季のSUPER GTは4月の岡山大会が第1戦として予定されていたが、東日本大震災の影響で延期されたため、第2戦として予定されていたこの富士大会が実質的な開幕戦となる。

 今大会、レース名は予定されていた400kmのままだが、レース距離は300kmに短縮されて開催されることとなった。今季のSUPER GTは「がんばろう!日本」の応援メッセージを掲げ、全大会で東日本大震災支援大会として、被災者支援活動も行う。

 昨年の富士大会では、ホームコースでもある富士を得意とするLEXUS SC430がトップ4を独占。GT300クラスでもカローラアクシオが勝利を挙げるなど、完全制覇を果たしている。今季はLEXUSチーム内でもドライバーの入れ替わりがあった他、新たに加わったドライバーにも注目が集まった。

 開幕戦ということでウェイトハンデはなし。テストも行えなかったチームが多いことから、特別に29日(金)に練習走行日が設けられた。

 今季は、GT500クラスにレクサスチームからの参戦車両が一台増加し、6台のLEXUS SC430が参戦。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場する。

◆予選◆

 30日(土)はドライコンディションながら、かなりの強風に見舞われる一日となった。午前中の公式練習走行を経て、午後1時15分からスーパーラップへの進出権をかけた予選1回目が行われた。

 予選1回目では、DENSO SARD SC430 39号車がLEXUS勢最上位の4番手。ENEOS SUSTINA SC430 6号車が7番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が10番手でスーパーラップ進出を決めた。

 ZENT CERUMO SC430 38号車は11番手、今季より新規参戦となったWedsSport ADVAN SC430 19号車が14番手、D'STATION KeePer SC430 35号車はステアリング系のトラブルでアタックできず、最後尾15番手グリッドが確定した。

 GT300クラスでは、TDPドライバーの国本雄資がアタックを担当したCOROLLA Axio apr GT 74号車が13番手。ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車が16番手、SG CHANGI IS350 14号車が17番手から決勝に進むこととなった。

 午後3時よりスーパーラップが開始。アンドレ・ロッテラーのドライブで最初にコースインした36号車は8番手タイムをマーク。6号車のアタッカーを担当するTDPドライバーの大嶋和也が4台目に出走。予選1回目よりもタイムを縮め、昨年自らがマークしたポールポジションのタイムを上回る好走を見せたが、他車もタイムを伸ばし、5番手となった。

 7台目に39号車がTDPドライバー 石浦宏明のドライブでアタックを開始。石浦はすばらしい走りでトップタイムをたたき出し、見事ポールポジションを獲得した。石浦にとっても、自身がアタックした予選では初のポール獲得。チームサードに15年8ヶ月ぶりとなるポールポジションをもたらした。

◆決勝◆

 5月1日(日)は未明からの雨で、朝のフリー走行はウェットコンディション。

 決勝開始の時間になっても雨はやまず、ウェットコンディションでの決勝レーススタートとなった。

 レース開始前には黙祷が捧げられ、雨が若干強まる中、午後2時に66周のレースがスタート。悪天候のため、通常のローリングスタートではなく、セーフティカーの先導で走行、5周を終えたところでセーフティカーがピットへ戻り、本格戦が開始された。

 ポールポジションからスタートを切った39号車は、降雨量に対するタイヤ選択があわず、ペースダウン。一気に後続の先行を許し、7位まで後退。その後ピットでタイヤを交換したため、最後尾まで落ちてしまった。

 その後は、2台のGT-Rが首位を争う後方で、3位以降にレクサス勢が続いた。18周目にカルソニック IMPUL GT-R 12号車が接触を喫し後退すると、大嶋がスタートを担当した6号車が2位、38号車3位、テール・トゥ・ノーズでのバトルの末に36号車をパスした19号車が4位、36号車が5位、最後尾スタートから追い上げてきた35号車が6位へと浮上してきた。

 その後は膠着状態が続くが、36号車は先陣を切ってアンドレ・ロッテラーから今季6年ぶりの国内レース復帰となるTDPドライバー 中嶋一貴へとドライバー交代。

 他のチームは規定ぎりぎりとなる43周目から44周目に一斉にピットイン。ここで、首位を追う6号車は大嶋から伊藤大輔へとドライバーチェンジを行ったが、タイヤ交換を行わず最後まで走りきるという作戦に出た。

 これを受けてか、首位を逃げるMOTUL AUTECH GT-R 23号車もタイヤ交換なしでピットアウト。伊藤はここから猛追を見せ、ヘビーウェットの難コンディションにもかかわらず、ピットイン前は17秒近くあった差を、55周目には4.7秒まで詰めていき、終盤の逆転に期待がかかった。

 レースも残り10周を切り、さらに雨脚が強まると、上位勢も大きくペースが落ち、コースの各所でスピンする車両が多発。

 結局、残り6周の時点で、競技長はこれ以上のレース続行は危険と判断し、赤旗が出され、レースは中断。まもなく、59周目終了時点での順位でレースが成立、終了することが発表された。

 この結果、6号車は惜しくも2位。3位にはチームとしてGT500クラスデビュー戦となった19号車が入り、初表彰台を獲得。この日誕生日を迎えた片岡龍也、5日に誕生日を迎える荒聖治のコンビにとって嬉しい表彰台となった。4位に36号車、5位に38号車、6位には序盤最後尾に落ちながらも見事なリカバリーを見せた39号車が入り、LEXUS勢は優勝こそ叶わなかったものの、2位から6位をを占める結果となった。

 GT300クラスでは、16番手スタートの31号車が好走を見せ、ストレートスピードに勝る海外勢と激しいバトルを展開。表彰台には後一歩及ばなかったが、4位フィニッシュを果たした。74号車が7位、14号車はトップ10圏内を走行していたが他車との接触でスピンを喫し、16位に終わった。

 次戦は延期となった第1戦岡山大会が5月21日(土)、22日(日)の日程で開催される。

NEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
 今日の結果は本当に悔しいが、悪天候で荒れた展開の中で、今シーズン2位というスタートを切れたことは良かったと思う。タイヤの選択も迷うところではあったが、自分にクルマをバトンタッチしてくれれば、なんとかチェッカーを受けポイントを獲得するつもりだった。リスクの高いコンディションでレーサーとしてアクセルを緩められない状況ではあったが、最終的に赤旗が出た時は、レーサーとしてクルマを走らせる状況ではなかったので、正しい判断だったと思う。レース中ずっと応援してくださったみなさまへお礼が言いたい。そして東日本大震災で被災された方々が、この我々が走る姿を見て、元気になって欲しいと願っている。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 久しぶりの雨のレースでデータもあまりなく、また状況を探りながら走ったので、とても緊張した。選択したタイヤと、雨用のセッティングがうまくいき、この不安定な天候の中、結果を出すことができた。今のチームの雰囲気がとても良く、監督・エンジニア・スタッフの信頼関係も築けていることが結果に繋がったと思う。開幕戦が延期になり、この富士のレースをたくさんの方が待ち望んでいた。その方々のために、精一杯の走りを見せることで、日本が少しでも元気になってくれればと思う。
WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー 片岡龍也:
 予選14番手で決勝の日の朝を迎え、天候はあいにくの雨天。クルマは、ドライセッティングであったため、初めてのレインセッティングへ変更ということで、TRDに相談しながら、決勝に向け準備をした。“雨のヨコハマ”と例えられるように、レース開始3周でのタイヤのパフォーマンスは、トップクラスと実感。無交換作戦を視野にいれ、20周からは、タイヤを労り走り続けた。雨量が減ってしまうと、苦しい展開になり心配もしたが、自分自身のGT500クラス復帰戦、誕生日をこのような形で迎えることができて、本当に嬉しい。
WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー 荒聖治:
 スタートから片岡選手が素晴らしい走りを披露し、改めて横浜タイヤのパフォーマンスの素晴らしさを実感すると共に、今後のレースで、着実に我々の武器となると思った。自分のスティントは雨量が多く大変危険で、片岡選手が築いたリードを失わないよう、自分なりに努力した。バタバタのシェイクダウンから、何とか今日のこの日を迎え、表彰台に上がるという幸先の良いスタートが切れて良かった。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝 MOTUL AUTECH GT-R、開幕ウェットレースを優勝で飾る (NISMO)

 SUPER GT第2戦富士ラウンドが、4月30日(土)~5月1日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催され、雨中の決勝レースで#23 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)が優勝。ニスモにとって2009年7月のSUGOラウンド以来22ヶ月ぶりの勝利となった。

gt_r02_n_r500_1.jpg  震災の影響で第1戦の岡山ラウンドが延期されたため、今回のレースが事実上2011年シーズンの開幕戦となった。このレースは、400kmのセミ耐久レースとして開催される予定だったが、エネルギー省力化のため300km (66周)で競われることとなった。ゴールデンウィーク最初の週末ということもあり、決勝レース日には多くの観客が訪れたが、残念ながら朝から断続的な雨模様となった。14時にセーフティカー(SC)に先導されて各車はスタートし、安全を見て5周にわたるSCラップののちレースのスタートを告げるグリーンライトが点灯された。予選6位からスタートした#23 GT-Rは、ブノワ・トレルイエがオープニングラップで4位に躍り出て、11周目には#6 SC430を抜いて3位に。その後2位になると、18周目には#12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)を抜いて早くもトップに立った。その後は、コースのあちこちで接触やスピンなどのアクシデントが起こる中、トレルイエはそれらを避けて15秒以上ものリードを広げ、44周目に本山哲にドライバー交代した。リードを活かすため、ニスモはタイヤ無交換でマシンをコースに戻し、レースを続行する策を取った。本山がコースに戻った頃から再び降雨が激しくなったが、本山は後続との間合いを見ながら周回を重ね、終盤にはさらにペースをコントロールしながら走行。レースが残り7周というところで、さらに降雨の勢いが激しくなったため赤旗が提示されてレースは中断。そのままレースは終了となり、#23 GT-Rが今シーズン開幕戦を優勝で飾ることとなった。

 予選から話題を集めたのは、本年からGT500に参入した#46 S Road MOLA GT-R(ロニー・クインタレッリ/柳田真孝)だった。前日の公式予選では常にトップタイムを記録し、路面が冷えた後の時間帯に一発勝負となったスーパーラップでは僅差の2位となるものの、デビュー戦ながらフロントローからの決勝レーススタートとなった。しかし、スタートを担当したクインタレッリがオープニングラップでスピン。順位を大きく落としてしまう。その後浮上のチャンスがなく、11位で柳田に交代した。後半を受け持った柳田は、淡々と周回を重ね、終盤1台を抜き10位でデビューレースを終えた。

 #12 GT-Rは、オリベイラが3番グリッドからレースをスタート。#46 GT-Rが後退したあと、レースリーダーとなった#24 ADVAN KONDO GT-R(安田裕信/ビヨン・ビルドハイム)と序盤に首位争いを繰り広げた。12周目にトップに立ち6周にわたってその座を維持したが、18周目にGT300車両と接触して左ドアとエンドパネルに損傷を受け、21周目に修理のためにピットイン。大きくタイムをロスしてしまった。松田は、フィニッシュまでの長いスティントを受け持つこととなり、最終的には14位でゴールを迎えた。

 #24 GT-Rは、序盤にレースリーダーとなるなど期待されたがのちに後退し、後半を担当した安田が9位でマシンを引き継ぎ、7位まで挽回してレースをフィニッシュした。

ニスモ鈴木豊監督
 「今日のこの結果は、ドライバーふたりとスタッフの頑張りのおかげだと思っています。まだまだ、クルマは速くしなくてはいけないので、今の状態にはまだ満足していません。しかし、しばらく勝てないレースが続いたので、今日のこの勝利は格別です。また、このたび東北で被災された方が応援に来られており、勝ってほしいとおっしゃっていたので、それに応えられたことが本当に嬉しいです」
#23 GT-Rドライバー 本山哲
 「皆さん、お陰様で優勝することができました。今日は雨の中の大変厳しいレースでしたが、チームもクルマもタイヤもそして、ベン(トレルイエ)も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。最高のスタートが切れたので、今年一年を楽しみにしていてください。ありがとうございました」
#23 GT-Rドライバー ブノワ・トレルイエ
 「今日はクルマが本当に素晴らしかった。皆さんが見ていた通り、GT-Rは全車が本当に良かったでしょ。今年はきっと良い年になるので、皆さん一緒に楽しみましょう。ありがとう、ニッサン。ありがとう、サポーターの皆さん!」
Text & Photo: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦富士 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が8位 (HONDA)

gt110501002L.jpg  5月1日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT400km RACE」の決勝レースが行われた。

 東日本大震災の影響を鑑み、SUPER GTシリーズは第1戦岡山ラウンドが5月22日(日)決勝に延期され、今回の富士ラウンドがシリーズ開幕戦となっている。なお、決勝のレース距離は当初予定されていた400kmから300kmに短縮されている。

 30日(土)に行われた予選では#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が予選7番手、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が予選9番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は予選10番手を獲得。#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)と#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)はそれぞれ12、13番手となった。

 ゴールデンウイーク3日目となる5月1日(日)、富士スピードウェイ周辺は朝から小雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様となり、コースもセミウエットからウエットに変化する難しいコンディションとなった。

 午前中に行われたフリー走行では、#32 EPSON HSV-010が好調で2番手タイムをマーク。#1 ウイダー HSV-010は6番手タイム、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手タイム、#8 ARTA HSV-010は11番手、#17 KEIHIN HSV-010は14番手タイムをそれぞれ記録した。

 スタートドライバーは#1 ウイダー HSV-010がデュバル選手、#8 ARTA HSV-010は武藤選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手が務めることとなった。

 全36台(GT500クラス15台)のマシンは、14時に2列の隊列を組みながらフォーメーションラップに臨んだが、雨により路面コンディションが悪化しているのために、スタートはセーフティカーに先導される形で切られた。その後もセーフティカーランは続き、5周を終えたところでグリーンフラッグが振り下ろされて競技が開始された。

 5台のHSV-010 GTは、7番手の#100 RAYBRIG HSV-010を先頭に、#1 ウイダー HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#32 EPSON HSV-010、#8 ARTA HSV-010のオーダーで順調にスタート切った。

 その後、#100 RAYBRIG HSV-010と#32 EPSON HSV-010はスタート時に装着したタイヤがコンディションにマッチしていなかったため、10周目にタイヤ交換を行い、それぞれ14番手と15番手となってレースに復帰した。一方、スタート直後からフロントウィンドウの曇りに悩まされていた#1 ウイダー HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010は、16周目にピットストップし、曇りを拭き取るなどの措置を行った。さらに、#17 KEIHIN HSV-010はフロントの視界が奪われていた間に黄旗区間で追い越しをしたため、10秒間のピットストップ・ペナルティを科せられる。これで#17 KEIHIN HSV-010は12番手まで順位を落としたが、その後は好調なペースで周回を重ねて追い上げ、59周には8番手まで浮上。この頃になると急激に雨脚が強まったため、レースは予定より6周短い61周で赤旗中断となり、59周目終了時点の順位がレースの最終結果となった。

 この結果、5台のHSV-010 GTの中では#17 KEIHIN HSV-010の8位が最上位となったほか、#8 ARTA HSV-010がこれに次ぐ9位でフィニッシュし、2台そろって入賞を果たした。

 残る#100 RAYBRIG HSV-010、#1 ウイダー HSV-010、#32 EPSON HSV-010の3台も完走し、それぞれ12位、13位、15位でチェッカーフラッグを受けた。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「レース前には手応えもつかんでいましたが、雨の影響を受けて予想外の結果となりました。スタート直後は、タイヤのウオームアップが思うようにいかなかった#100 RAYBRIG HSV-010と#32 EPSON HSV-010のペースが伸び悩みました。また、全車に起きたフロントウィンドウの曇りも想定外の問題でした。ウエットコンディションでフロントウィンドウが曇ったことはこれまでありませんでしたが、今回は富士スピードウェイ用の空力セッティングにしたことに原因があったと推測されます。この点はしっかりと検証し、次回までに対策を施すつもりです。いっぽうで、こうした難しいコンディションのなか、SUPER GTの経験があまりない武藤選手と小林選手がコンスタントに周回を重ね、入賞を果たしてくれたことはうれしかったですね。2人とも落ち着いて自分をコントロールし、最後まで走りきってくれたので、この経験は間違いなく今後につながると思います」
金石年弘選手(8位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「フロントウィンドウが曇るトラブルで、前がまったく見えない状況でスタートしたため、序盤にペースを乱してしまいました。前が見えるようになってからはとてもいい調子で走ることができただけに、悔しさが残っています。今後は悪コンディションの対策などもしていかないといけないですが、ポイントを獲得できた事は今後を見据えると大きいと思うので、ポジティブに捉えています。次戦の岡山ラウンドでは、マシンのテストも順調でしたし、タイムもしっかり出ていたので、気持ちを切り替えてがんばります」
塚越広大選手(8位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「雨の影響で交代直後からフロントウィンドウが曇ってしまい、視界が悪い中で苦戦しました。その後、ピットイン時にチームスタッフが対策を施してくれた結果、窓の曇りが取れていいレースができました。雨量も多く、難しいコンディションの中でもマシンのバランスはよかったので、序盤のもたつきが無ければ勝てたレースだったと思います。次戦の岡山ラウンドではテストでとてもいい調子でしたので、今大会以上の結果が残せるようにがんばります」
武藤英紀選手(9位 #8 ARTA HSV-010)
 「荒天の予報だったこともあり、今日の決勝はサバイバルレースになると予想していました。レース序盤からフロントウィンドウが曇ってしまい、前が見えにくくなってしまいましたので、ミスしないように慎重に走ることを心がけました。途中からはいいペースで走れたし、小林選手もよくがんばっていたので、最終的にトップ10でゴールして、ポイントを獲得できたことは大きな収穫だと思います」
小林崇志選手(9位 #8 ARTA HSV-010)
 「武藤選手から交代した後から徐々に雨が強まり、ストレートでもスピードを全開にできる状況ではありませんでした。最後はスピンしないようにマシンをコントロールし、コース上に留まることだけを考えていました。ただ、初戦でポイントを取ることができたので、予選順位を考慮すると、結果的にはいいレースができたのではないかとポジティブに捉えています。決勝レースを走ることが初めてでしたし、まずは第一歩を踏み出したところですので、今回のような苦しいコンディションで走ることも貴重な経験になりました。まだまだ足りない部分も多く、改善する余地がありますので、このような状況下でもしっかり完走を果たせたことを自信にして、次戦の岡山ラウンドに臨みたいです」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS591:56'19.904
26ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS595.211
319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH5928.128
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS5948.002
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS591'01.381
6*39DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI591'06.776
+45sec
724ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH581Lap
8*17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS581Lap
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS581Lap
10*46S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI581Lap
1135D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS581Lap
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS581Lap
131ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS572Laps
1412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS572Laps
1532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL536Laps
---- 以上規定周回数(41Laps)完走 ----
■GT300クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK551:56'21.130
2*11JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL5534.820
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH5535.899
431ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH551'32.611
54初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH551'53.506
6*43ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS551'59.938
774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH541Lap
8*88JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH541Lap
941NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH541Lap
1034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK541Lap
1127PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH541Lap
1226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH532Laps
1322R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH532Laps
1487リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH532Laps
1569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH523Laps
1614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH523Laps
17360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH514Laps
1862R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH505Laps
---- 以上規定周回数(38Laps)完走 ----
1966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1243Laps
2086JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1243Laps
212エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH847Laps
  • Fastest Lap: CarNo.39 石浦宏明(DENSO SARD SC430) 1'44.968 (37/59) 156.493km/h
  • Fastest Lap: CarNo.11 平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP) 1'54.310 (35/55) 143.704km/h
  • 2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第37条2.により、59周の結果をもって終了とした。
  • CarNo.17-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.46は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条1.2(タイヤ平置き義務)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.39-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間のスピンコースアウト)違反により、競技結果に対して45秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.11-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.88-2ドライバーは、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(他車への接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'43.158-159.239
2500232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'44.061 0.903157.857
3500336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'44.178 1.020157.680
4500412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'44.191 1.033157.660
5500524ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'44.316 1.158157.472
650061ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'44.420 1.262157.315
7500739DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'44.437 1.279157.289
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.561 1.403157.103
9500923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'44.692 1.534156.906
10500106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'44.708 1.550156.882
11500118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'45.007 1.849156.435
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'45.169 2.011156.194
135001319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'45.292 2.134156.012
145001417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'45.361 2.203155.910
155001535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'45.377 2.219155.886
16300111JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'52.384 9.226146.167
17300266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'53.72310.565144.446
1830034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'53.78310.625144.370
19300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'54.53411.376143.423
20300527PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'54.74511.587143.159
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'54.84711.689143.032
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'55.09311.935142.726
23300841NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'55.11811.960142.695
24300987リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'55.65012.492142.039
253001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'55.80312.645141.851
263001169サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'55.80812.650141.845
27300122エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'55.83412.676141.813
283001362R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'56.07412.916141.520
293001422R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'56.09812.940141.491
303001526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'56.13312.975141.448
313001643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'56.19713.039141.370
323001774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'56.23813.080141.320
333001831ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'56.29213.134141.255
3430019360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'56.32513.167141.215
353002034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'56.73113.573140.724
363002114SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH2'16.77633.618120.100
  • CarNo.1の接触行為に対し、黒白旗を提示した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が予選7番手を獲得 (HONDA)

 4月30日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT400km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。

 4月2日(土)~3日(日)に岡山国際サーキットで予定されていた開幕戦が東日本大震災の影響で5月21日(土)~22日(日)に延期されたため、この第2戦で2011年シーズンは幕開けすることになった。また、3月に予定されていた公式テストが中止になったことから、4月29日(金)に2回の習熟走行が実施された。

 昨年、デビューシーズンにしてSUPER GTのダブルタイトル(ドライバーおよびチーム)を勝ち取ったHonda HSV-010 GTは、今シーズンからエンジンの冷却機能であるラジエターを従来の車両前端から前輪の直後に移設するサイドラジエター化を実施した。これにより、旋回性能を一層高めたほか、空力特性にも改良を施して開幕の富士ラウンドを迎えた。

 今季もHondaからは5チーム5台がSUPER GTに参戦し、今年はタイトル防衛を最大のテーマとして全8戦のシーズンに挑む。体制に大きな変化はないが、#8 ARTA HSV-010のドライバーは、昨年までアメリカのオープンホイールレース最高峰であるインディカーシリーズに参戦していた武藤英紀と、初めてSUPER GTシリーズにフル参戦する23歳の小林崇志による組み合わせに一新された。

 ゴールデンウィーク2日目のこの日、御殿場周辺は風が強いもののまずまずの好天に恵まれ、およそ1カ月遅れとなった開幕戦を待ちかねた数多くのファンがサーキットに駆けつけた。

 開幕戦の予選は「スーパーラップ方式」が採用された。予選1回目の走行タイム上位10台に出場する権利が与えられる「スーパーラップ」で、各車が1台ずつタイムアタックを行い、決勝のスターティング・グリッドが決定する。

 5台のHSV-010 GTは、午前中の公式練習に続いて行われた公式予選1回目に出走し、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が1分33秒555を記録して3番手につけたほか、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が1分33秒914で6番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が1分33秒994で8番手となり、この3台がスーパーラップ進出の権利を手に入れた。この時点で、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)と、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は、それぞれ12番グリッドと13番グリッドから明日の決勝に臨むことが決まった。

 GT500クラスのスーパーラップは15:35に開始。3番目にアタックした#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分33秒749で7番手につけたが、#1 ウイダー HSV-010のデュバル選手と#17 KEIHIN HSV-010の金石選手はアタック中にスピンを喫したために、タイムが計測されず、#1 ウイダー HSV-010は9番グリッドから、#17 KEIHIN HSV-010は10番グリッドから明日の決勝に挑むことになった。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「昨日の走り始めから仕上がりは良好で、今朝の公式練習でもいい手応えをつかんでいたので、予想外の結果に驚いています。アタック前にデュバル選手は『ポールポジションをとる自信がある』と語ってくれましたし、実際に彼が記録したセクター1のタイムも圧倒的に速かったので、スピンを喫してしまったことはとても残念です。ただし、マシンのバランスはいいので、決勝では追い上げていけるでしょう。明日は悪天候の予報がでているので、決勝はウエットレースになりそうですが、条件はほかのチームも同じなので、最高の結果が得られるように引き続き努力していきます」
伊沢拓也選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
 「決して喜べるようなタイムでも順位でもありませんでした。この富士で狙っていたものとはかけ離れていて残念に思っています。今日は午前中のフリー走行からとても調子はよかったのですが、午後になって強風や寒さといったコンディションの変化に調整がうまく取れませんでした。スーパーラップはうまくまとめることができましたが、自分の想像していたものより悪いタイムと順位になってしまいました。ただ、マシンは走り始めからいい調子をキープしています。チームが作り上げてきたものが形となってきているので、決勝レースでは絶対に速く走れる自信があります。明日は天気が荒れるという予報になっていますが、個人的には雨は有利に働くと思いますし、気持ち的には前へ前へと進むだけです。昨年は開幕戦で表彰台に立っているので、今年もベストを尽くしてがんばります」
山本尚貴選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
 「オフシーズンのテストからとても調子がよかったので、今大会は自分自身に期待をしていました。伊沢選手のスーパーラップでは結果がついてきませんでしたが、決して流れは悪くないので、あまり心配はしていません。チームが冬の間にしっかりとマシンを仕上げてくれたので、明日は自信を持って臨めばいい結果が出ると思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'33.817R1'32.738177.131
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MIR1'32.481R1'32.966176.697
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.0761'33.058176.522
4*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.3141'33.204176.246
56ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'33.9661'33.210176.234
6*23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'33.8731'33.401175.874
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.9941'33.749175.221
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.2041'33.760175.201
9*1ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'33.555no time-
10*17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'33.914no time-
1138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.218174.349
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.520173.792
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'34.538173.759
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'34.922173.056
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'36.213170.734
  • CarNo.12は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
  • CarNo.23は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
  • CarNo.1は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.17は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
■GT300 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.9201'42.288160.594
227PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.6861'43.181159.204
3*66triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.6541'43.331158.973
44初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.6011'43.550158.636
52エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'43.8501'43.814158.233
6*11JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.7731'44.451157.268
743ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'43.7621'44.501157.193
8*25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.504no time-
9*87リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'43.750no time-
1062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.182157.674
1186JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.183157.673
1274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.272157.538
1326Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.511157.178
14360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'44.542157.131
1531ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.663156.949
1614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.865156.647
1741NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.886156.616
1834ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.052156.368
1969サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.213156.129
2022R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.569154.142
---- 以上予選通過 ----
-88JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YHDeleted-
-7エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHno time-
  • CarNo.66,11は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により訓戒とする。
  • CarNo.25は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.87は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.87は、GTAブルテンNo.008規定車両重量1,180kg違反により、予選の(SL迄の)記録を削除する。

SUPER GT

SGT:第2戦富士スーパーラップGT500クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
*石浦 宏明
井口 卓人
MI1'32.738--177.131
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
*ロニー・クインタレッリ
MI1'32.966 0.228 0.228176.697
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
*安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'33.058 0.320 0.092176.522
412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.204 0.466 0.146176.246
56ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
*大嶋 和也
BS1'33.210 0.472 0.006176.234
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
*ブノワ・トレルイエ
BS1'33.401 0.663 0.191175.874
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
*伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.749 1.011 0.348175.221
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'33.760 1.022 0.011175.201
91ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
*ロイック・デュバル
BSno time---
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
*金石 年弘
塚越 広大
BSno time---

SUPER GT

SGT:第2戦富士スーパーラップGT300クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
188JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
*関口 雄飛
YH1'42.257--160.642
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
*影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.288 0.031 0.031160.594
327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
*山内 英輝
YH1'43.181 0.924 0.893159.204
466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
*吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.331 1.074 0.150158.973
54初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
*谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.550 1.293 0.219158.636
62エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
*加藤 寛規
YH1'43.814 1.557 0.264158.233
711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
*平中 克幸
DL1'44.451 2.194 0.637157.268
843ARTA Garaiya
ASL Garaiya
*高木 真一
松浦 孝亮
BS1'44.501 2.244 0.050157.193
925ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
*土屋 武士
YHno time---
1087リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
*織戸 学
YHno time---

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選1回目結果

■GT500クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MIR1'32.481--177.624
212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.314 0.833 0.833176.038
31ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'33.555 1.074 0.241175.584
439DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'33.817 1.336 0.262175.094
523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'33.873 1.392 0.056174.990
617KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'33.914 1.433 0.041174.913
76ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'33.966 1.485 0.052174.816
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.994 1.513 0.028174.764
924ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.076 1.595 0.082174.612
1036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.204 1.723 0.128174.375
---- 以上スーパーラップ進出 ----
1138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.218 1.737 0.014174.349
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.520 2.039 0.302173.792
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'34.538 2.057 0.018173.759
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'34.922 2.441 0.384173.056
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'36.213 3.732 1.291170.734
---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'37.772)----
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'33.022
■GT300クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.920--159.607
288JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'43.050 0.130 0.130159.406
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.504 0.584 0.454158.707
44初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.601 0.681 0.097158.558
566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.654 0.734 0.053158.477
627PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.686 0.766 0.032158.428
787リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'43.750 0.830 0.064158.331
843ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'43.762 0.842 0.012158.312
911JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.773 0.853 0.011158.296
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'43.850 0.930 0.077158.178
---- 以上スーパーラップ進出 ----
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.182 1.262 0.332157.674
1286JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.183 1.263 0.001157.673
1374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.272 1.352 0.089157.538
1426Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.511 1.591 0.239157.178
15360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'44.542 1.622 0.031157.131
1631ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.663 1.743 0.121156.949
1714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.865 1.945 0.202156.647
1841NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.886 1.966 0.021156.616
1934ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.052 2.132 0.166156.368
2069サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.213 2.293 0.161156.129
2122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.569 3.649 1.356154.142
---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'48.315)----
-7エバンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHAbsence---

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'33.891-174.956
25002100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'34.029 0.138174.699
350031ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'34.149 0.258174.477
4500417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'34.155 0.264174.466
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'34.171 0.280174.436
6500623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'34.305 0.414174.188
7500738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.309 0.418174.181
8500836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.320 0.429174.160
9500932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.487 0.596173.852
10500106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'34.587 0.696173.669
115001124ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.704 0.813173.454
125001235D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'34.913 1.022173.072
135001339DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'34.940 1.049173.023
14500148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'35.115 1.224172.705
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'35.343 1.452172.292
16300127PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.519 9.628158.684
17300233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'43.565 9.674158.613
1830034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.754 9.863158.324
19300466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.757 9.866158.320
20300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.830 9.939158.209
21300625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.91110.020158.085
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'43.95710.066158.015
23300886JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.06010.169157.859
24300943ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'44.18410.293157.671
25300102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'44.24310.352157.582
263001162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.29310.402157.506
273001231ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.45010.559157.270
283001341NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.62910.738157.000
293001474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.81410.923156.723
303001569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'44.93211.041156.547
313001626Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.94311.052156.531
323001714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.94611.055156.526
333001887リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'45.01311.122156.426
3430019360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'45.07511.184156.334
353002034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.73511.844155.358
363002122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.72312.832153.920
-300227エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHAbsence--

Formula Challenge Japan

FJC:2011年ポイントランキング(第2戦終了時点)




サーキット


鹿

鹿








鹿

鹿

鹿

鹿

鹿
T
O
T
A
L
日  程 5
/
24
5
/
24
5
/
14
6
/
15
6
/
12
6
/
13
6
/
13
8
/
6
8
/
7
10
/
8
10
/
9

/

/

/
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
1勝田 貴元105            15
2平川 亮77            14
3平峰 一貴2F11            13
4高星 明誠50            5
5近藤 翼3P1            4
6清原 章太03            3
7松崎 俊祐02            2
7元嶋 佑弥F11            2
9仁木 圭之10            1
9石井 一也P10            1
-篠谷 大幹00            0
-小河 諒00            0
-周藤 康平00            0
-柴田 隆之介00            0
-山部 貴則00            0
-岩月 邦博00            0
-川端 伸太朗00            0
-朱 戴維0-            0
-山田 真之亮00            0
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:10点、2位:7点、3位:5点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。また、ポールポジション(P)、ファステストラップ(F)にはそれぞれ1点が加算されます。

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士決勝 平峰一貴がぶっちぎりの初優勝! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第2戦決勝は4月24日10時15分より富士スピードウェイにて21周で行われた。

 第1戦が、23日から本日早朝に順延となったため、今回は1日で立て続けに2レースの決勝を行うハードスケジュールとなった。

 このため、第1戦でクラッシュした#16朱戴維はこの1時間あまりのインターバルでは修復が間に合わず、残念ながらスタートを断念した。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの#3近藤翼。5番手スタートの#17平峰一貴がここで一気にジャンプアップして2位につける。

 平峰はそのまま一気に近藤との差を詰めていき、3周目のダンロップコーナーでインに飛び込み、トップに立つと、その後も快調にペースを上げ、後続を突き放していった。

 序盤3番手を走行していたのは第1戦3位の#12高星明誠。4周目の1コーナーでは一旦#11石井一也の先行を許すが、石井は第1戦のアクシデントで傷めた左リヤサスに再びトラブルが発生してレースを終えることに。

 この間に#9勝田貴元、#4平川亮が立て続けに高星を抜いて3位、4位に上がってきた。

 序盤の勝田のペースは飛びぬけて速く、2位近藤との差は瞬く間に縮まっていく。

 そして遂に9周目、勝田は1コーナーで近藤のインに飛び込む。クロスラインをとって抜き返した近藤だったが、勝田はすかさずヘアピンで前に。平川も10周目の1コーナーで近藤を捉え、10周を終えた時点の順位は1位平峰、2位勝田、3位平川となった。

 しかし勝田は後半に入ってリヤタイヤがヒート気味となったため、14周目に平川の先行を許す。平川は終盤に入ってから1分43秒0台にペースを上げ、徐々に平峰との差を縮めていった。

 しかし平峰も18周目に1分43秒001、ファイナルラップではこの日のファステストとなる1分42秒998を叩き出し、2位以下に9.571秒の大差をつけて参戦2年目にして初の勝利をものにした。

 2位は平川、3位は勝田といずれも2戦連続で表彰台に上がることになった。

 なおルーキー最上位は#18清原章太の4位だった。

 次回の舞台は鈴鹿サーキット。5月14日第3戦決勝、15日に第4戦決勝が行われる。

優勝:平峰一貴(東京中日スポーツ賞受賞)
fcj_r2ph05.jpg  「今日開幕を迎えることができるかどうか心配していましたが、走ることができたことが一番嬉しいです。予選ではトラフィックに捕まってしまい、タイムを出せませんでした。決勝でも第1戦のスタートでストールしてしまい、本当に悔しい思いをしたので、第2戦は5番手スタートだろうがなんだろうが勝つしかない、と思っていました。今日レースができたこと、優勝できたことについて、ホンダの皆さんやメカニックの皆さん、そして自分の親に感謝します」
2位:平川亮
 「2戦続けて2位に入れてホッとしました。正直勝ちたい気持ちはあったのですが、スタートでポジション取りに失敗して順位を落としてしまいました。それでもペース自体は良かったので、2位になれました。次の鈴鹿ではスタートして1、2周で前に出られるようにしたいです」
3位:勝田貴元
 「今回開幕戦を開催できたのはFCJ事務局とスタッフの皆さんのお陰です。皆さんに感謝しています。今日は第1戦で優勝、第2戦で3位といずれも表彰台に立てて最高の一日になりました。僕も頑張りましたけど、皆さんの努力のお陰だと思います。このレースでは8番手スタートでしたが、序盤で3~4台抜いて順位を上げよう、というシミュレーションをして、その通りにできたんですが、後半はリヤタイヤをヒートさせてしまい、苦しくなりました。それで一旦譲る形で平川選手を前に出して、ついていこうと思ったんですが、できませんでした」

fcj_r2ph06.jpg

Text & Photo: Japna Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士決勝結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/24) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
117平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR2136'12.565
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ219.571
39勝田 貴元LUCK FTRS FCJ2113.367
418清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA2121.590
519松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ2124.426
68元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR2125.013
71川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ2128.264
82山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR2130.349
93近藤 翼NDDP Maruso FCJ2131.198
1010篠谷 大幹FTRS FCJ2136.766
117小河 諒宝華Racing with DL2138.195
125周藤 康平ドリームマックスFCJ2143.369
1314山部 貴則ウインズガレージFCJ2148.447
146岩月 邦博明京602パームタウンガレージ211'01.507
1513柴田 隆之介アストチームSBT・FC106211'02.065
16*12高星 明誠NDDP FCJ211'03.256
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-11石井 一也FTRSスカラシップFCJ417 Laps
-15仁木 圭之ALT Team Naoki ST120 Laps
-16朱 戴維NDDP FCJ-DNS
  • Fastest Lap: CarNo.17 平峰一貴(HFDP/SRS-F/コチラR) 1'42.998 (21/21) 159.487km/h
  • CarNo.12は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①②違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第1戦富士決勝 勝田貴元が初優勝で開幕戦を制す! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第1戦の決勝は、悪天候の影響で当初予定の4月23日から一日順延となり、24日朝7時45分より15周で行われた。

 朝の時点では既に雨は上がっていたものの、路面の大半は未だ濡れている状況だったため、アドバイザーによる試走が行われた結果、今回はウェットタイヤでのスタートという決定がなされた。

 そのスタートではポールシッターの#11石井一也と5番手スタートの#17平峰一貴がまさかのストール、大きく順位を落とすことになった。その後方では7番手スタートのルーキー、#18清原章太と15番手スタートの#16朱戴維が1コーナーで接触。朱は左リヤ周りにダメージを負ってそのままストップ。一旦はコースに復帰した清原も接触の影響がハンドリングに及んでおり、結局リタイヤすることになった。

 ストールした石井は順位を挽回しようと懸命に追い上げたが、ダンロップコーナーで#8元嶋佑弥と接触の末コースアウト、そのままレースを終えることとなった。

 一方の平峰は1周目を8番手で戻ってくると、徐々に追い上げを開始した。

 こうした混乱の中、トップに立ったのは3番手スタートの#9勝田貴元。2番手スタートの#4平川亮がそれに続く。3番手にはなんと9位スタートの#15仁木圭之がジャンプアップしてきた。

 勝田と平川の差は序盤は1.4秒前後で推移していたが、7周を過ぎた辺りから次第に広がり始め、10周終了時点では2秒差となる。

 しかし路面状況が次第に良くなっていくにつれてウェットタイヤの消耗がハンドリングに影響を及ぼし、更新されるタイムとは裏腹にドライバーにとっては厳しい状況が続いていた。

 このため、終盤に入って再びトップ2台の間隔は縮まり始めたが、平川は遂にトップを捉えることはできず、1.470秒差で逃げ切った勝田が参戦2年目にして初優勝を達成した。

 その後方では熾烈な3位争いが展開された。

 序盤の混乱を巧みに切り抜けて3位に浮上した仁木に、8番手スタートから着実に順位を上げてきた#12高星明誠が8周目のホームストレートで追いつき、続く9周目の1コーナーで抜き去ると、ストールで一旦は順位を落とした平峰や、14番手からジャンプアップしてきた#3近藤翼らが次々に仁木に襲い掛かる。

 平峰、仁木を相次いでパスした近藤は高星との差をも縮めにかかり、ファイナルラップを迎えた時点ではテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込むが、高星は近藤の追撃を退け、3位表彰台を手にした。

 なお、このレースでファステストラップを記録したのは1周目に石井と接触した元嶋だ。 元嶋はこの接触でタイヤにダメージを負い、大きく順位を落としたが、スリックタイヤに交換して1分46秒314を記録、1ポイントを手にした。

 第2戦決勝はこの後10時15分より21周で行われる。

優勝:勝田貴元(東京中日スポーツ賞受賞)
fcj_r1ph05.jpg  「今回は予選から調子が良くて、その状態をうまく優勝という形で結果に繋げることができました。アドバイザーの皆さんやトヨタの皆さんが助けていただいたお陰です。スタートではアウト側のグリッドは少し路面が乾いていたので、ホイールスピンをさせないよう、タイヤに美味く熱を入れられるように気をつけて走りました。それでも終盤は路面が乾いてきたためにタイヤがブロー気味、酷いアンダーで苦しかったです。次のレースではBコーナーの進入で速度を落としすぎる点など、課題を改善して同じような結果を残したいと思います」
2位:平川亮
 「スタートの動き出しはよかったんですが、そのあとホイールスピンをさせてしまって勝田選手に先に行かれてしまいました。その後も序盤のペースがよくて、そこで追いつくことができなかったのが敗因かなと思います。もっとミスを少なくすれば追いつけたかもと思いました」
3位:高星明誠
 「滑りやすいイン側のスタートで苦しかったのですが、前で起きたクラッシュをうまく切り抜けることができました。序盤からいいペースで走れていたのでそこで飛ばして一気に逃げようと思いました。終盤タイヤが苦しくなって、近藤選手にも追いつかれましたが、序盤飛ばしていたことで逃げ切れたのかなと思います」

fcj_r1ph06.jpg

Text & Photo: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第1戦富士決勝結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/24) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
19勝田 貴元LUCK FTRS FCJ1527'06
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ151.470
312高星 明誠NDDP FCJ1513.508
43近藤 翼NDDP Maruso FCJ1514.537
517平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR1517.526
615仁木 圭之ALT Team Naoki ST1522.669
714山部 貴則ウインズガレージFCJ1527.027
82山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR1527.459
919松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ1534.838
1013柴田 隆之介アストチームSBT・FC1061535.623
115周藤 康平ドリームマックスFCJ1545.754
126岩月 邦博明京602パームタウンガレージ1553.230
13*10篠谷 大幹FTRS FCJ151'12.613
141川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ141 Lap 
157小河 諒宝華Racing with DL141 Lap 
168元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR132 Laps
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
-18清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA213 Laps
-11石井 一也FTRSスカラシップFCJ015 Laps
-16朱 戴維NDDP FCJ015 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 元嶋佑弥(HFDP/SRS-F/コチラR) 1'46.314 (12/13) 154.512km/h
  • CarNo.10は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第1,2戦公式予選 第1戦は石井一也が、第2戦は近藤翼がポールポジション (JRP)

fcj_r01-02_qual01.jpg

fcj_r01-02_qual02.jpg

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fcj_r01-02_qual04.jpg

 フォーミュラチャレンジ・ジャパンの2011シーズンが富士スピードウェイで開幕。4月23日に第1戦、第2戦の公式予選が行われた。

 3月11日に発生した東日本大震災の影響はモータースポーツ界にも及び、各カテゴリーとも日程の大幅な変更や調整を余儀なくされている。FCJにおいても当初予定されていた5月のもてぎ大会が鈴鹿に振り替えられるなどしているが、開幕ラウンドに関しては当初予定通り富士チャンピオンレース第1戦の日程の中で開催されることとなった。

 迎えた公式予選日は朝からあいにくの雨。終始ウェットコンディションでの走行となった。

 第1戦の公式予選は11時40分より15分間で行われたが、FCJ3年目となる#11石井一也が走り始めから好タイムを連発、激しい水しぶきの上がる難しい条件ながらも最終的に1分57秒448までタイムを縮め、2011シーズンの開幕戦を初めてのポールポジションからスタートすることとなった。コンスタントにトップタイムを刻み続けた石井の後方では、ルーキーの#18清原章太と2年目の#4平川亮、#9勝田貴元らが目まぐるしく順位を入れ替える展開となった。開始早々に2番手につけたのは清原だったが、すぐに勝田、平川がそれを上回るタイムを記録してくる。清原も更なるタイムアップを狙ってアタックを続けるが、平川、勝田はその更に上を行き、2番手、3番手につけてきた。更に終盤になって#19松崎俊祐、#17平峰一貴らもタイムを上げ、それぞれ4位、5位に上がってきたほか、最後の最後に同じルーキーの#2山田真之亮が6番手タイムを記録、結局清原は予選7番手でデビュー戦を迎えることとなった。

 10分間のインターバルの後、第2戦の公式予選が開始された。

 雨はいよいよ強くなり、最終コーナーから1コーナーに向けて風も吹きはじめてきた。各車の跳ね上げる水しぶきの量も増え、到底タイムアップなど期待できないと思われたが、始まってみれば各ドライバーとも第1戦を上回る好タイムを記録、激しいポール争いが展開された。最初にトップに立ったのは第1戦ポールの石井。これを残り7分のところで平峰が上回る。しかしここではまだ1分58秒台の攻防だ。その1分後に#12高星明誠が1分57秒704と最初に57秒台を記録。ここから平峰、平川、石井と立て続けに57秒台にペースを上げるが、高星も1分57秒278までタイムを縮めて後続を突き放す。しかし予選終了間際に#3近藤翼が1分57秒260を記録していきなりトップに躍り出ると、チェッカー直前のラップでは1分56秒911とこの日唯一の56秒台を叩き出し、こちらもFCJ2年目で初のポールを獲得した。なお、ルーキー勢では清原の6位が最上位だった。

 FCJ第1戦決勝はこの後16時30分より15周で行われる。

Text & Photo: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士公式予選結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/23) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
13近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'56.911--140.51
212高星 明誠NDDP FCJ1'57.2780.3670.367140.07
311石井 一也FTRSスカラシップFCJ1'57.2960.3850.018140.05
44平川 亮FTRSクラリオンFCJ1'57.3450.4340.049139.99
517平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR1'57.7590.8480.414139.50
618清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1'57.7600.8490.001139.49
71川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1'57.7990.8880.039139.45
89勝田 貴元LUCK FTRS FCJ1'57.8840.9730.085139.35
98元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR1'57.9531.0420.069139.27
1016朱 戴維NDDP FCJ1'58.0261.1150.073139.18
1114山部 貴則ウインズガレージFCJ1'58.5261.6150.500138.59
1215仁木 圭之ALT Team Naoki ST1'58.7041.7930.178138.38
1310篠谷 大幹FTRS FCJ1'58.7541.8430.050138.33
1413柴田 隆之介アストチームSBT・FC1061'58.9172.0060.163138.14
152山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR1'59.0302.1190.113138.01
1619松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ1'59.0902.1790.060137.94
175周藤 康平ドリームマックスFCJ1'59.8322.9210.742137.08
187小河 諒宝華Racing with DL2'01.0174.1061.185135.74
196岩月 邦博明京602パームタウンガレージ2'05.0468.1354.029131.37
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'08.87711.9663.831127.46

Formula Challenge Japan

FCJ:第1戦富士公式予選結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/23) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
111石井 一也FTRSスカラシップFCJ1'57.448--139.86
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ1'57.8680.4200.420139.37
39勝田 貴元LUCK FTRS FCJ1'57.9570.5090.089139.26
419松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ1'58.0240.5760.067139.18
517平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR1'58.0650.6170.041139.13
62山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR1'58.2780.8300.213138.88
718清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1'58.3220.8740.044138.83
812高星 明誠NDDP FCJ1'58.3380.8900.016138.81
915仁木 圭之ALT Team Naoki ST1'58.3420.8940.004138.81
108元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR1'58.3510.9030.009138.80
1110篠谷 大幹FTRS FCJ1'58.6261.1780.275138.48
121川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1'58.6991.2510.073138.39
1314山部 貴則ウインズガレージFCJ1'59.0821.6340.383137.95
143近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'59.1071.6590.025137.92
1516朱 戴維NDDP FCJ1'59.6832.2350.576137.25
1613柴田 隆之介アストチームSBT・FC1061'59.8692.4210.186137.04
177小河 諒宝華Racing with DL2'00.0882.6400.219136.79
185周藤 康平ドリームマックスFCJ2'00.7433.2950.655136.05
196岩月 邦博明京602パームタウンガレージ2'01.5524.1040.809135.14
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'09.53312.0857.981126.82

SUPER GT

SGT:第2戦富士での東日本大震災復興に向けた各種支援活動が明らかに (FSW)

 先にGTアソシエイションから発表されたとおり、今シーズンのSUPER GTは「東日本大震災復興支援大会」として開催されるが、富士スピードウェイより15日、5月1日決勝の第2戦(事実上の開幕戦)の支援内容が発表された。

“2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース”東日本大震災復興に向けた各種支援活動を実施

 富士スピードウェイは、4月30日(土/予選)~5月1日(日/決勝)に開催予定の “2011 SUPERGT Round 2” を「東日本大震災復興支援大会」とし、プロモーターであるGTアソシエイションや各チームスタッフ、ドライバーほか大会関係者の皆様とともに、様々な義援金支援や応援活動を予定しています。また、昨今の電力事情などを踏まえ決勝レース距離を400kmから300kmとし、大会時間を短縮いたします。(大会名称は変更せず)

1.義援金支援 ※義援金は“東日本大震災支援モータースポーツ口座”を通じて「日本赤十字社」に寄付します。
  1. 大会売上げの一部を義援金として寄付
    1. メインスタンド2階指定席(前売2,000円/席・当日3,000円/席)を「がんばろう!日本応援席」とし、1席ごとに1,000円を寄付
    2. 大会公式プログラム(1,000円/冊)の売上げから、1 冊ごとに100円を寄付
    3. 復興支援ステッカー(500円/枚・車両掲示用)の売上げから制作費を除いて寄付
    4. 金曜日(練習日)の入場料(1,000円/人・中学生以下保護者同伴時無料)を全額寄付
  2. 会場内で募金活動を実施し義援金として寄付
    1. 総合案内所、大会公式プログラム販売場所など各所に募金箱設置
    2. 決勝レース終了後の“コースウォーク”(参加無料)のコース上各所に募金箱設置
2.応援・弔意活動
  1. 応援メッセージ「がんばろう!日本」の発信(SUPER GT参戦車両へのステッカー貼付等)
  2. 被災地(東北各県)物産展の実施
  3. 大会関係者の喪章装着
  4. 半旗の掲揚
  5. 決勝レーススタート時の黙祷
3.節電対策
  1. 決勝レース距離の短縮(大会時間の短縮)
  2. 予選日夜間のお客様場内滞在時の照明減灯
  3. 期間中の大会関係者への早期退場推奨等
【代表取締役社長 加藤裕明コメント】
 このたびの東日本大震災で被災されました方々には、心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。被災地では今も厳しい状況が続いておりますが、ご来場いただくお客様の交通事情や観戦環境、 さらにこの時期に開催することの意義などを慎重に検討した結果、本大会を「復興支援大会」として位置づけ、「がんばろう!日本」を掲げてレース関係者一丸となって支援に取組もうという主旨で開催させていただくことといたしました。ご来場いただくお客様ならびに全国モータースポーツファンの皆様には、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
  • 実施を予定している各種イベントにつきましては、別途発表させていただきます。
富士スピードウェイ株式会社

SUPER GT

SGT:第5戦伝統のポッカサーマースペシャルは500kmに短縮 (Mobility Land)

 株式会社モビリティランドは15日、8月12日決勝のポッカサマースペシャルについて、レース距離を昨年までの700kmから500kmに短縮すると発表した。同レースは、鈴鹿サーキット開業初期からオイルショックで休止された年を除いて毎年1000kmレースとして開催されてきたが、700kmを経て40回目の今年は500kmレースとして開催されることとなった。また、晩夏の風物詩となっていた恒例のナイトランも今年は行われない模様だ。以下、プレスリリース。

 
インターナショナル ポッカ GT サマースペシャルレース距離短縮について

 東日本大震災において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復興を、心からお祈り申し上げます。

 このたび、株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は、株式会社GTアソシエイション(代表取締役:坂東正明氏)と合意のもと、2011年8月20日(土)・21日(日)に開催されるインターナショナル ポッカ GT サマースペシャルの決勝レースにつきまして、距離を短縮して開催することを決定いたしました。

 これは今回の震災により、レース関連部品の安定的な供給への影響が見込まれること、および国内の電力事情を鑑み、シリーズを通した節電対策を進める上での決定であります。

 当社におきましても、このたびのレース距離短縮に伴い、施設閉園時間を早めるなどの対策により、更なる節電に努めて参ります。

大会正式名称2011 AUTOBACS SUPER GT シリーズ第5戦
第40 回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル
開催日程2011年8月20日(土)公式予選・21 日(日)決勝
決勝レース距離(当初予定)700km → (変更後)500km
  • 距離短縮、レース時間の変更により、期間を通じての夜間走行は実施されません
株式会社モビリティランド

SUPER GT

SGT:GWの富士戦は予定どおり開催! 今シーズンのスケジュールも明らかに (GTA)

 株式会社GTアソシエイションは15日、開催が危ぶまれていた第2戦富士スピードウェイ戦について、予定どおり開催すると発表した。併せて今シーズンの詳細なスケジュールも発表された。

2011 年のSUPER GT 大会について

 株式会社GT アソシエイション(GTA)は、2011 年の大会開催日程ならびに復興支援大会として実施する内容を、下記のとおり決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.大会開催日程について

 第2戦富士大会を実質的な開幕戦として4月30日(土)・5月1日(日)に開催する他、当初予定通りのシリーズ8大会および特別戦を実施します。

Rd.日程開催サーキット
第2戦4月30日・5月1日富士スピードウェイ
第1戦5月21日・22日岡山国際サーキット
第3戦6月18日・19日セパン・インターナショナル・サーキット
第4戦7月30日・31日スポーツランドSUGO
第5戦8月20日・21日鈴鹿サーキット
第6戦9月10日・11日富士スピードウェイ
第7戦10月1 日・ 2日オートポリス
第8戦10月15日・16日ツインリンクもてぎ
特別戦11月12日・13日 富士スピードウェイ
  • 第1戦岡山大会は延期に伴い当初予定と異なる日程となっております。なお、本日決定した日程も、今後開催に支障が生じる恐れが発生した場合、改めて判断させていただきますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2.決勝レースの距離について

 第2戦富士大会は決勝の走行距離を当初予定の400kmから300kmへ、第1戦岡山大会以降の大会は300kmを250kmへ、第5戦鈴鹿大会は700kmを500kmへ変更する予定です。

3.復興支援大会の内容について

 本年の大会は「東日本大震災復興支援大会」として開催することとし、各サーキットやチーム、ドライバーと協力し、 被災された方々が被害を乗り越えていただくことを支援するとの思いから「がんばろう!日本」を応援メッセージに、以下を実施する予定です。

【復興支援大会として実施する内容(予定)】
  • 入場料など収益の一部を義援金として寄付
  • オープンピット、ピットウォーク、キッズウォークなど各種イベントでの義援金の受付
  • 応援メッセージ「がんばろう!日本」の発信(レーシングマシンのフロントウィンドーへのステッカーの貼付など)
  • 震災で犠牲になられた方々へ哀悼の意を表し、SUPER GT 関係者全員が喪章をつけるとともに、富士大会では半旗を掲げ、レーススタート時に黙とうを捧げる。
【GTA 坂東正明代表のコメント】

 地震発生から約一ヶ月が経過した現在も、未だ避難所での生活を余儀なくされている数多くの被災者の方々がおられるなど、被災地の被害は甚大であり、改めて被災された皆さん、その ご家族の方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 私も、通常SUPER GT のマシン搬送用に使っているトランスポーターに、支援物資を積み込み被災地へ伺い、現地の深刻な状況を目の当たりにし、この度の震災による極めて広範囲に及ぶ被害の状況を実感いたしました。一日も早い復興を心から願うとともに、全力を挙げて復旧作業に携われている皆さんに深く敬意を表します。SUPER GTとしても、引き続き被災された方々のお役に立つ支援を実施するとの思いを強くいたしました。

 GTAは、本日、本年のSUPER GT の大会開催日程を決定いたしました。この時点での決定に対しては、時期尚早ではないかとの意見がある一方で、被災された方々に明るい話題を提供し勇気づける事ができないかとの声もありました。

 これらの意見を踏まえ、熟考を重ねた結果、私たちに今できること、そしてSUPER GT が果たす役割は、このような時だからこそ、大会を開催し真剣なレースをお見せすることで、被災された方々に勇気をお届けし、復興を全力で支援するとともに、全国のモータースポーツファンの皆さんに夢や希望を提供することではないかとの結論に至りました。

 なお、今回の決定に際して、サーキットで消費する電力量の低減を意識し、大会スケジュールの変更を行いました。決勝レースの走行距離を短縮し、大会の終了時間を早める他、夜間のピットなどでのスタッフの作業時間も制限します。

 また、既に本年のSUPER GT は、全戦 復興を後押しする支援大会とすることとし、被災された方々を応援するメッセージとして「がんばろう!日本」を掲げ、年間を通して発信していきます。さらに、大会の収益金の一部を義援金として被災地に寄付するとともに、大会会場では募金箱を設置するなど観戦にこられたファンの皆さんにも義援金活動に ご協力をお願いし、被災された方々を激励したいと思っています。

 最後になりますが、皆で力を合わせ被災地の方々とともに日本が直面しているこの困難を乗り越えていきましょう。「がんばろう!日本」

株式会社GTアソシエイション

Formula Nippon

FN:開幕戦直前の5月11、12日に行われる公式合同テストのスケジュールが明らかに (JRP)

 既報のとおり東北大震災のため中止となり開幕直前に組み込まれた公式合同テストだが日本レースプロモーション(JRP)は13日、そのタイムスケジュールを発表した。詳細は以下のとおり。

第2回公式合同テスト走行時間決定のお知らせ

株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、5月11日(水)、12日(木)鈴鹿サーキットにて行われる第2 回公式合同テ ストの走行時間を下記決定いたしました。

主催株式会社日本レースプロモーション
開催場所鈴鹿サーキット国際レーシングコース(全長5.807km)
開催日時5月11日(水) 9:00~10:30 12:30~14:00
5月12日(木) 10:30~11:30 14:00~15:00
株式会社日本レースプロモーション

その他

ツインリンクもてぎ、6月中のレーシングコース再開を目指して復旧活動中 (Mobility Land)

 東日本大震災で被災し現在休業中のツインリンクもてぎだが、6月中のレーシングコース再開を目指して復旧活動中であることが分かった。併せて一部エリアについては16日より営業が再開されることも分かった。同サーキットを運営する株式会社モビリティランドが11日発表した。内容は以下のとおり。

ロードコースとスーパースピードウェイの被害状況および経過について

 ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)では、東日本大震災により、ロードコースとスーパースピードウェイの一部に、路面のうねりや亀裂が発生するなどの被害を受けました。

 プロドライバー、ライダーの方々の協力を得て、実際の走行による安全チェックを実施した結果、レーシングスピードによる走行が困難な箇所が多数指摘されました。

 併せて専門家による測量を実施したところ、指摘された箇所では地盤の沈下や隆起が認められ、その規模は最大で18cmであることも確認されました。

 また、グランドスタンド最上段にある、VIPスイート等の建物にも壁面の損壊などにより、利用できない箇所があります。

 現在、早期の営業再開を目指し、施工方法・工程の確認を進めておりますが、規模の大きい工事を必要とする復旧作業にあたっては、資材調達や作業要員の確保に支障をきたすところもあり、万全な状態への復旧には、相当の時間を要する事が予想されております。

 現在、6月中の再開を目指して、復旧活動を進めております。関係各位には、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。

ツインリンクもてぎ 一部営業の再開について

 このたびの東日本大震災において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復興を心からお祈り申し上げます。

 ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)は、このたびの震災で広い範囲において被害を受けたため、最大限の安全を確保するために、全ての営業を休止させていただいておりました。

 その後の復旧作業により、営業可能となりました下記の一部エリアにつきまして、4月16日(土)より 営業を再開することとなりましたのでご案内いたします。

尚、ロードコース並びにスーパースピードウェイにつきましては、現在も復旧作業中のため、引き続き営業は中止とさせていただきます。

 また、このたびの一部営業再開においては、「がんばろう日本」の活動として、これまで実施してきました地域への救援物資提供や、施設内の節電などを継続すると共に、ご来場された皆様からの義援金の受付や特別営業料金の設定などにより、微力ながら被災地の復興支援に繋がる取り組みを行って参りたいと存じます。

営業再開エリア
  • モビパーク
  • ハローウッズ
  • Honda Collection Hall
  • アクティブセーフティトレーニングパーク
  • ホテルツインリンク
  • 各ショップ
  • 北ショートコース、南コース、マルチコース、ダートコース

 営業内容の詳細につきましては、ホームページ(http://www.twinring.jp/)をご確認ください。

株式会社モビリティランド

Formula Nippon

FN:鈴鹿、もてぎで開催されるフォーミュラ・ニッポンの新日程を発表 (JRP/Mobility Land)

モビリティランド主催のフォーミュラ・ニッポン開催日程変更について

 株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長:白井裕)と株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は7日、震災のため変更されたモビリティランド主催の鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎで開催されるフォーミュラニッポンの日程を発表した。

 すでに4月17日に鈴鹿で開催される予定だった開幕戦は5月15日決勝と発表されているが、他に11月6日に鈴鹿で開催される予定だった最終戦が第5戦として9月4日に繰り上がり、その11月6日に5月15日にもてぎで開催される予定だった第2戦が最終戦として組み込まれた。

 変更前、変更後の日程は以下のとおり。

【変更前】
  • 鈴鹿2&4レース
    2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
    2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
    (開催日)2011年4月16日(土)・17日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ
    (開催日)2011年5月14日(土)・15日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第5戦 ツインリンクもてぎ
    (開催日)2011年8月6日(土)・7日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン最終戦 鈴鹿サーキット
    (開催日)2011年11月5日(土)・6日(日)
【変更後】
  • 鈴鹿2&4レース 2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
    2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
    (開催日)2011年5月14日(土)・15日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第4戦 ツインリンクもてぎ
    (開催日)2011年8月6日(土)・7日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット
    (開催日)2011年9月3日(土)・4日(日)
  • 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン最終戦 ツインリンクもてぎ
    (開催日)2011年11月5日(土)・6日(日)
  • 日程変更に伴い、観戦チケットの払い戻しをご希望される方につきましては、払い戻し方法が決定次第、ホームページ等でご案内いたします。http://www.suzukacircuit.jp/
  • 決勝レース方式ならびに併催レースは、後日発表いたします。
株式会社日本レースプロモーション/株式会社モビリティランド

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