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2015年9月

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q3結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'26.633--194.226
28小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.009 0.376 0.376193.387
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.170 0.537 0.161193.030
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.215 0.582 0.045192.930
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.389 0.756 0.174192.546
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.430 0.797 0.041192.456
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.511 0.878 0.081192.278
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.747 1.114 0.236191.760

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q2結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.082--193.225
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.231 0.149 0.149192.895
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.349 0.267 0.118192.634
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.362 0.280 0.013192.605
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.450 0.368 0.088192.412
68小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.505 0.423 0.055192.291
77平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.585 0.503 0.080192.115
810塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.625 0.543 0.040192.027
---- 以上Q3進出 ----
93ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'27.723 0.641 0.098191.813
1016山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'27.790 0.708 0.067191.666
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'27.920 0.838 0.130191.383
1220アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.056 0.974 0.136191.087
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.120 1.038 0.064190.949
1411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.302 1.220 0.182190.555

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q1結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.284--192.778
27平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.658 0.374 0.374191.955
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.691 0.407 0.033191.883
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.799 0.515 0.108191.647
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.837 0.553 0.038191.564
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'27.876 0.592 0.039191.479
710塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.971 0.687 0.095191.272
83ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.119 0.835 0.148190.951
911伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.140 0.856 0.021190.905
1016山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'28.209 0.925 0.069190.756
111中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.397 1.113 0.188190.350
128小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'28.437 1.153 0.040190.264
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.457 1.173 0.020190.221
1420アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.502 1.218 0.045190.125
---- 以上Q2進出 ----
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.533 1.249 0.031190.058
1634小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'28.549 1.265 0.016190.024
1741ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.680 1.396 0.131189.743
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.971 1.687 0.291189.122
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'29.609 2.325 0.638187.776
---- 以上基準タイム(107% - 1'33.393)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス土曜ミーティング 「複数スペックのタイヤでレースをしたい」

 日本レースプロモーション(JRP)は12日、スーパーフォーミュラ(SF)第5戦の行われているオートポリスで恒例のサタデーミーティングを行い、代表取締役社長の白井裕氏が、SFの現状、来季のタイヤ、来季のスケジュールについての所感を述べた。

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■SFの現状

 「昨年新しいマシンを導入し、クイックアンドライドというコンセプトの下、コンペティティブなシリーズになった。今年、6カ国のドライバーが参戦していて、海外からも乗りたいというドライバーも多い。今年4戦終わって、今回、午前のフリー走行でも僅差となっている。年々正常進化していくなかで、今年リストリクターで燃料を絞ったが、絞りすぎの感もあるので、そこらへんはこれから考えていこうと思う」

■来季のタイヤについて

 「来年以降のタイヤ供給の可能性としてヨコハマタイヤのテストをしているが、BSのタイヤは性能にしても耐久性にしてもいい。9~11月の早い時期に発表したいが、複数メーカーではなく基本的にはワンメークで考えている。ドライバー、エンジニア、タイヤエンジニアで作戦を立てられるレースにしたいと思っているが、その場合、複数スペックのタイヤがいいと思う。ただし、まだ何も決まっていない」

■来季のスケジュールについて

 「7月末に暫定のスケジュールを発表した。開幕戦の鈴鹿がWECとバッティングしていて、WECに参戦しているドライバーもいるので、基本的に避けるように組みたいと思っている。経済的な状況もあるので金曜入りは変えたくないが、新人には不利なので金曜日にフリー走行を入れられればいいと思う」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行1回目 中嶋一貴が僅差でトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は12日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でフリー走行1回目を行い、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒280でトップタイムを記録した。

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 阿蘇の外輪山、外側の中腹に位置するオートポリスは早朝より曇り。午前10時より、1時間15分間でフリー走行が行われた。

 最初にトップに立ったのは1分30秒001で山本尚貴(TEAM無限)。その後、開始15分前に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がストップしたため赤旗が提示される。

 再開後、30分過ぎにはジェームス・ロシター(KONDO RACING)1分29秒173でトップに立つが、40分過ぎには1分28秒909を出した野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が逆転。

 残り25分でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒721、残り10分で小暮卓史(DRAGO CORSE)が1分28秒667、残り5分で再スタートを切った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分28秒446とトップが目まぐるしく代わる。

 ここで最後に1分28秒280をたたき出した中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップに浮上。フリー走行を切り上げた。

 2位にはナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が飛び込み、3位には野尻と、ダンディライアン勢が2-3。4位にはポイントリーダーの石浦、5位にはアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL )が、6位には伊沢拓也(REAL RACING)が付けている。

 トップから14位の平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)までが1秒差でひしめき、この後のノックアウト予選では熾烈な争いが予想される。

 その公式予選は本日12日、午後2時40分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行1回目結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.280--190.603
241ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.326 0.046 0.046190.503
340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.440 0.160 0.114190.258
438石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'28.446 0.166 0.006190.245
520アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.591 0.311 0.145189.934
611伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.649 0.369 0.058189.809
734小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'28.667 0.387 0.018189.771
82アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.721 0.441 0.054189.655
93ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.729 0.449 0.008189.638
1019ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.756 0.476 0.027189.580
1116山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'28.851 0.571 0.095189.378
1210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.860 0.580 0.009189.359
138小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'28.975 0.695 0.115189.114
147平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'29.087 0.807 0.112188.876
1539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'29.498 1.218 0.411188.009
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'29.641 1.361 0.143187.709
1764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'30.018 1.738 0.377186.923
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'31.212 2.932 1.194184.476
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'32.825 4.545 1.613181.270

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 DENSO Le Beausset RC350が一時は2番手を走行、終盤にトラブル抱えるも、しっかりと完走果たす (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが今年新たに挑む、スーパー耐久シリーズの第5戦が岡山国際サーキット(岡山県)で9月5日(土)〜6日(日)に開催された。ST-3クラスでチームとして、さらにレクサスRC350によるデビューウィンを達成して以来、注目度は高まり、またライバルからのマークも一層強くなってきた。もちろん、チャレンジャーとして、引き続き戦うのは言うまでもない。前回のオートポリスでは、終盤にエンジントラブルに見舞われるも、しっかり完走を果たして「DENSO Le Beausset RC350」は4位入賞。まだ2戦を経ただけにも関わらず、ランキングでは5位浮上を果たした。

 岡山国際サーキットも、前回のオートポリスと負けず劣らずテクニカルコースとしての要素が強く、よりフルブレーキングを要するセクションが多いことで知られている。今回は嵯峨宏紀、中山雄一、山下健太のレギュラードライバーの3人体制で挑む。

予選 9月5日(土) 天候/晴れのち曇り コース状況/ドライ

 今回のレースから「DENSO Le Beausset RC350」は、新たにエアロボンネットを装着しオイルクーラーも改良が施され、それぞれ冷却効果を向上させるが、それ以上の効果が軽量化。その効果のほどを確かめる意味でも、今回は練習走行を水曜日から開始。3人のドライバーとともに、セットアップが入念に進められていった。

 最終確認ともなる専有走行が金曜日に行われ、3セッションのうちセッション2が突然の雨に見舞われるハプニングはあったものの、日曜日には高い確率での降雨が天気予報で伝えられていただけに、レインセットも詰める貴重な機会として活用された。また、セッション1ではクラス最速タイムもマーク。セッション3でのタイムアップこそならなかったものの、確かな手応えもつかんだ上で、予選に挑むこととなった。

 その予選のAドライバーセッションには、嵯峨が挑んだ。開始早々に赤旗が出たものの、まだアタック前とあって事なきを得ることに。アタックを開始してからは徐々にタイムを上げて、1分41秒616をマークし4番手につけることとなった。

 続くBドライバーのセッションは中山が走行。やや陽が陰って温度も下がったこともあり、さらにタイムアップを果たして1分41秒052を記すも5番手に。ドライバーふたりの合算タイムで決まる決勝のグリッドは、5番手ということになった。

 なお、この後に行われたCドライバーのセッションはグリッドの決定要素にならないものの、山下が満タンでレースシミュレーションを行うことに。それでもなお、1分41秒761と、クラス最速タイムをマークして、上々の手応えをつかんでいた。

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決勝 9月6日(日) 天候/曇り コース状況/ウェット

 日曜日は天気予報どおり、朝からあいにくの雨模様に。もし、決勝レースもウェットコンディションになるのなら、ここでの仕上げが勝敗を大きく左右することになる。午前9時からの30分間のフリー走行は余すことなく活用された。「DENSO Le Beausset RC350」を中山、嵯峨の順で走らせ、最後に走行した山下にはニュータイヤも投入された。また、ドライセットからの最大の変更点は、リヤのダウンフォースが増やされたこと。その効果はてきめんで、また一歩前進が果たされることとなった。なお、ここでのベストタイムは嵯峨が記録した1分57秒395。ST-3クラスにおいては、2番手に相当した。

 12時35分からスタート進行が開始。路面はまだ濡れたままだが、すでに雨はやんでおり、何より前回のレースから1か月しか経っていないのに、強烈な暑さから解放されたのがありがたい。レーシングカーにとって熱は、さまざまな大敵となりかねないからだ。また、一時はドライタイヤの装着も検討されたが、気温も低く、無風状態でもあったため、急速に路面状態は向上しないと判断。ウェットタイヤで挑むこととなった。

 スタートを担当した中山は、好スタートを切ってオープニングラップのうちにふたつポジションを上げて2番手に。好発進を果たし、しばらくポジションをキープする。ところが、好事魔多し。1時間を過ぎて間もなくの35周目、中山がヘアピンでオーバーラン。その間に一台に脇をすり抜かれて、3番手へと後退。幸い、マシンにはダメージがなく、すぐにコースに復帰して、順位を取り戻すべくハイペースで前車を追走。次第に路面が回復していき、ドライタイヤへの交換タイミングが、このレースでの重要な戦略となってくる中、路面が濡れていて他車がレインタイヤで走るコンディションで、チームは真っ先にドライタイヤへの交換を決断。すかさず44周目にピットインして嵯峨へのドライバー交代も合わせて行い、コースに送り出し3番手で復帰させる。だが、路面状況が乾き始めたコースでは、ドライタイヤとウェットタイヤの車両が混在し、また速度が大きく違う各クラスがコース上で接戦を繰り広げており、そんな中、嵯峨も2コーナーで周回遅れのクラス違いの車両と接触してしまい、右フロントの足回りを傷めてしまう。そこに後方から一台がじわりじわりと迫り、逆転を許したのは55周目。それでも大きく遅れを取ることなく続き、再逆転のチャンスを待つ。そして残り50分を切った69周目に、山下にバトンタッチ。ポジションは4番手で変わらなかったが、それからわずか3周後にマシンの異常を訴え、山下がピットに滑り込んでくる。直ぐさまにジャッキアップし、原因を探るとエキゾーストのトラブルが判明。そこからはメカニック達がマシンの下に潜り込み、必死の作業で20分を要して修復し、コース復帰に成功。順位は7番手となるものの、このレースでのチームのベストタイムを記録する走りで、しっかりチェッカーを受けることとなった。

 7位という結果に納得できようはずがないが、しっかり完走を果たしてポイントを、そしてデータを得られたことは、今後に向けて大きな期待材料に。残す戦いは、10月24〜25日に鈴鹿サーキットで行われる最終戦となり、参戦初年度の集大成となるよう臨む。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 前レースからのインターバルで軽量化など幾つかのモデファイを施せたことがクルマのパフォーマンスを引き上げる力となった。まだ十分な速さは足りてないが、セッティングの方向性は確認できる内容になってきた。クルマの重量が重いからかウェットコンディションでは速さがあったので雨のレースを期待したが、中盤からのドライコンディションでの粘りが足りず、終盤にエキゾーストトラブルが出てしまい残念な結果となってしまった。最終戦の鈴鹿に向けトラブルの洗い出しをしてチーム全員が戦える力を備えしっかり準備をして臨む。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 トラブルは後半の追い上げを目指していたところでしたので残念でした。レースではウェットのペースは良かったのですが、自分が履いたスリックタイヤ装着時にペースが上がらず、他車との接触などもあってタイムロスがありました。次の鈴鹿は最終戦になりますので、今年の集大成となるべく優勝を目指し臨みたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 最初のうちはペースも良くて、まわりと同じぐらいで走れていたと思うのですが……。後半はタイヤがかなりグリップを失ってしまいました。僕のスティントでは、スタート直後に順位は上げて帰って来られましたけど、トップをつかまえるまでにはならなかったのが残念です。鈴鹿の最終戦ではトップを目指したいと思います。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 ちょっと残念でしたけど、前回よりはまわりとのタイム差が少し縮まっているかもしれないので、そこは良かったかなと思います。トラブルは、急に音が変わったりしたのでエキゾーストのようです。コースインしてから、しばらくはいいペースで前を追って走れていたので悔しいです。次戦はシリーズ最終戦になるので、力を出し切れるようにがんばります。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝 東伸RAYS★μ★WAKO’S★VitzはST-5クラス4位でゴール (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:船木 宏
  • 2nd DRIVER:TAKUMI
  • 3rd DRIVER:古川 和己

★決勝

 9月6日13時ジャスト。ダミーグリッドからペースカーラン1周でレーススタート。スタートドライバーは、古川選手。フリー走行では大雨に見舞われたものの、スタート直前で雨はほぼ止み、路面はウェットながらドライへの変化も予想される微妙なコンディションでのレースとなった。

 序盤、スタートドライバーの古川選手は安定しない路面の状況から暫く様子を見るため、敢えて守りの走りを選択。案の定、スタートから20分を過ぎたあたりで路面は徐々に乾きだし、ストレート外側のラインは次第にドライの箇所が多くなってきた。ピットインのタイミングを鑑みると、この時点でのタイヤ交換は得策ではないので、各車レインタイヤを温存するため未だ水の残るイン寄りのラインを選択し始める。

 45分が経過した20周目。#33は他車にリアをヒットされ一瞬ピットに緊張が走るが、走りに影響はないとの報告がドライバーから入り一安心。しかし、同じクラスのライバルよりラップあたり2~3秒ペースが上がらず、6位ポジションのまま苦しい走りで周回を重ねる。

 42周目。予定通りのルーチンピットインで給油を行い、船木選手へドライバー交代。 まだ完全にドライタイヤを選択できる状況ではないと判断し、フロント2本をレインタイヤに交換。その際、インパクトレンチに接続するホースに引っ張られる形でエアを送り出す窒素ボンベが倒れ、マシンに接触。フロントガラスにヒビが入り、ボディにもダメージを負うが、幸いな事に走行には影響がなかったため、そのままコースに送り出す。

 53周目。当初から船木選手のドライブをショートスティントとし、前日の予選からラップタイムが好調だったTAKUMI選手に残りのロングスティントを託すためドライバー交代。給油と、コースは急速に乾いてきたことからドライタイヤに交換して、クラス4位のポジションでコースへ復帰する。

 この時点で、3位との差が2ラップ。また5位との差が10周以上と、残り時間から計算すると自力ではポジションアップの可能性は低いながら、TAKUMI選手のアグレッシブな走りでトップと遜色ないラップを刻み周回を重ねる。

 残り35分、#33の65周目。同じ5クラスの#19が最終コーナからストレートに掛けてスピン状態のままコースのアウトサイドのウォールにヒット。ドライバー救出とマシン排除のためセーフティーカーランとなる。約10分間のセーフティーカーランによる隊列走行が行われ、残り25分でセーフティーカーがアウトしてレース再開。セーフティカーランで形成された隊列のポジションから3位との差が更に広がったため、残り時間を考えると上位のアクシデントがない限りクラス4位ポジションがほぼ確定。チームとしてもシリーズ2戦目以来の完走を期待し、ゴールまでの状況を見守る。

 16時過ぎ、先頭の車両がチェッカーを受け3時間耐久レースのゴール。#33 “東伸★RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”もクラス4位、総合39位完走でレースを終えることができた。

3rdドライバー TAKUMIのコメント:
 このレースからTOITEC Racing Teamで走らせていただけることになったので、チームの期待に答えるためにも決勝のパートでは全力でプッシュしました。取り敢えずこのレースでは一応の結果が出せたので、次も頑張りたいと思います。既に次の鈴鹿最終戦もドライブする予定なので、レースまでにテストをしっかりこなして万全の体制で臨みたいと思います。
★★★ TOITEC Racing Team リリース ★★★

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山予選 東伸RAYS★μ★WAKO’S★VitzはST-5クラス7位 (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:船木 宏
  • 2nd DRIVER:TAKUMI
  • 3rd DRIVER:古川 和己

 第4戦のオートポリスラウンドをパスし、この第5戦岡山国際サーキット戦から復帰した#33 “東伸RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”。今回から2ndドライバーをTAKUMIに、3rdドライバーをベテランの古川和己にチェンジし、ドライバーラインナップを大きく入れ替えて岡山ラウンドに臨む。

★予選

 薄曇りながら、秋の気配を感じる気候のなかで行われた予選。上位クラスのセッションで赤旗が出たため、11分遅れで5クラスの予選が始まった。最初のセッションでアタックを担当する船木選手は、序盤マシンのセットを確かめながら1分55秒台で走行。その後1分54秒台まで入れるものの、トップ#69との差4秒強がなかなか埋まらない。結局、4周目に出したラップがベストとなり、1分54秒594のクラス7番手で終えた。

 続く第2グループの予選は、TAKUMI選手がアタック。TAKUMI選手は、開始早々アウトラップの2コーナーでコースアウト。コース復帰を試みるが再スタートは難しく、結果、これが原因で赤旗が提示されセッションが中断した。ピットに帰ってきたマシンは損傷も無く、セッション再開後は再度アタックのためコースに復帰。3周目に1分53秒342を記録するが、その後タイムが伸びないため、セッション終了まで4分30秒を残してアタックを終えた。

 第3グループを走るベテランの古川選手は、そのセットアップ能力を生かして明日の決勝に向けたセットの確認に専念。しかし、ベテランの味は如何なく発揮され、2周目には1分54台を記録する。その後も徐々にタイムを削り取っていき、1分53秒377のタイムで終了した。

 結果、#33 “東伸★RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”は、1stドライバーと2ndドライバーの合計タイム3分47秒936で、クラス7位のポジションから明日の決勝をスタートする事となった。

3rdドライバー古川 和己のコメント:
 走る度にセットは正解の方向に行ってると思います。未だ詰められそうなので、明日の決勝に向けて若干のアジャストをする予定です。未だ明日のウォームアップ走行があるので、最終的な決勝のセットはそこで決めたいと思います。
★★★ TOITEC Racing Team リリース ★★★

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝 ドライタイヤに賭けた白井剛/青木孝行/藤波清斗組が逆転優勝! 2位のユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組がST-Xのチャンピオンを決める

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は6日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で3時間の決勝レースを行い、ST-Xクラスの白井剛/青木孝行/藤波清斗組(MACH MAKERS GT-R)が100周・3時間1分2秒461で優勝した。

st-rd5-r-grid

st-rd5-r-g1-start

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st-rd5-r-st-x-dead-heat

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 朝方から一時はどしゃぶりとなった雨も決勝前には上がった。午後1時、全5クラス、49台が参加してローリングラップラップが始まる。

 スタートを制したのは高星明誠(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)。2位に青木孝行(MACH MAKERS GT-R)、3位に片岡龍也(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)が続く。

 ここで片岡がただ一人1分50秒を切るタイムで青木をパスすると3周目には高星をパス。トップに立つと後続を引き離して行く。

 その後方では予選5位からスタートした元嶋佑弥(ENDLESS・ADVAN・BMW)も前車を次々と攻略。7周目に3位、10周目には2位まで上がってきた。

 片岡は38周を回ってピットイン。ヒロ・ニシダにドライバーチェンジ。これで元嶋はトップに立った。

 元嶋は43周終わりでピットインしてドライバーをユーク・タニグチに交代するとトップを守ってコースイン。

 ここで後方から前車を次々とパスして上位に上がってきたのが、37周終わりで青木から交代した藤波清斗だった。青木は走行中に迷ったというものの2スティント目の予定だった白井剛を変更し「藤波でドライタイヤ」とチームに指示。この作戦がまんまとはまり、乾き始めた路面を捉えたドライタイヤでトップ・タニグチより10秒前後速いタイムで追い上げを始める。

 藤波は46周目に30秒以上あった差をみるみると縮めると、49周目には背後まで迫り、ついに50周目のモスSでタニグチを捉えトップに躍り出た。

 タニグチはたまらずピットインしてドライタイヤに交換するもピットアウトすると2位は守ったもののその差は1分30秒とほぼ1周遅れとなってしまった。

 藤波はタニグチをラップダウンすると、73周を回って白井にドライバーチェンジ。クラッシュ車両がありセーフティーカーが導入されるハプニングもあったが、白井がゆうゆうと3時間を走りトップでチェッカーを受けた。

 2位のタニグチは72周で峰尾恭輔に交代。峰尾は背後から追い上げてきた吉田広樹(GTNET ADVAN C-WEST GT-R)の追撃をかわし2位のままゴール。これで選手権ポイントを96と伸ばし、最終戦を待たずしてST-Xのチャンピオンを決めることとなった。3位でゴールした吉田組がペナルティーで後退したため繰り上がって3位には飯田太陽/小林崇志/テツオ・オギノ組(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が入った。

 ST-2クラスは序盤、松本武士(RSオガワADVANランサー)がリード。しかし20周目にトラブルでリタイアするとトップに立ったのが菊地靖(新菱オートDIXCELエボⅩ)。しかし終盤には大澤学/松田晃司/吉田寿博組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が逆転しトップでゴールした。大澤組は今シーズン4勝目を飾りこちらもここ岡山でチャンピオンを決めることとなった。3位には田ヶ原章蔵/奥村佳之/藤原能成組(GRGランサーEVO Ⅹ)が入った。

 ST-3クラスはポールシッターの阪口良平(ムータレーシングTWS IS350)のリードで始まる。しかし後方から追い上げてきたのが柴田優作/平手晃平/片山義章組(SARD Racing RC350)。2スティント目を担当した柴田が阪口から代わった植田正幸をパスしてトップに立つ。しかし、3スティント目の片山義章が、レース終盤に追い上げてきた前嶋秀司/佐々木雅弘/佐藤公哉組(asset ingsテクノRC350)の佐藤に逆転されることとなる。優勝は前嶋組、3位には長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)が入った。

 ST-4クラスはポールシッターの松井猛敏/中島保典組(孚海國際×SPOON S2000)が序盤レースをリード。しかし徐々に追い上げてきた小林康一/塩谷烈州/辻佐起子組(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)が終盤トップに浮上。2位に上がってきた山内英輝/村田信博/島谷篤史組(ENDLESS.ADVAN.86)を振り切って優勝した。3位には藤田竜樹/吉本晶哉/筒井克彦組(TRACY SPORTS ings SSR S2000)が入った。

 ST-5クラスは序盤、松尾充晃/三木孝浩/板垣裕之組(隈元建設×BSR WM☆Vitz)がレースをリード。しかしすでにチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)が中盤、トップに浮上するとそのまま逃げ切り今季4勝目を飾った。2位には松尾組が、3位には東貴史/原田学/横尾優一組(WAKO'S APP菅野自動車Vitz)が入った。

 最終第6戦は10月25日、舞台を鈴鹿サーキットに移し決勝レースが開催される。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Hiroyuki MINAMI

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
15ST-X1白井 剛
青木 孝行
藤波 清斗
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1003:02'27.723
23ST-X2ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
10045.283
332ST-X4飯田 太陽
小林 崇志
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1001'14.423
4*1ST-X3ガミさん
星野 一樹
吉田 広樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1001'20.056
5*10ST-X5フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
991Lap
616ST-X6ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
阿部 翼
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
991Lap
724ST-X7星野 敏
藤井 誠暢
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
982Laps
8*8ST-X8永井 宏明
佐々木 孝太
高田 匠
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
982Laps
959ST-21大澤 学
松田 晃司
吉田 寿博
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
955Laps
106ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
955Laps
1134ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
佐藤 公哉
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
955Laps
12*39ST-32柴田 優作
平手 晃平
片山 義章
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
955Laps
1315ST-33長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
946Laps
14505ST-23田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
946Laps
1538ST-34植田 正幸
阪口 良平
堀口 誠
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
946Laps
16195ST-35安宅 徳光
小泉 和寛
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
937Laps
1714ST-36山崎 学
杉林 健一
増田 芳信
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
937Laps
1858ST-41小林 康一
塩谷 烈州
辻 佐起子
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
937Laps
1913ST-42山内 英輝
村田 信博
島谷 篤史
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
937Laps
2040ST-43藤田 竜樹
吉本 晶哉
筒井 克彦
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
937Laps
21333ST-44中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
937Laps
2295ST-45松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
928Laps
2341ST-46鶴田 和弥
吉田 靖之
長谷川 伸司
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
928Laps
2448ST-47高森 博士
北川 剛
井上 恵一
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
928Laps
2592ST-48玉江 浩明
杉原 直弥
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
919Laps
2631ST-24朝倉 貴志
長谷川 智秀
小林 真一
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
919Laps
2788ST-49村上 博幸
脇谷 猛
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
919Laps
28*55ST-410たしろじゅん
鵜飼 龍太
伊藤 毅
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
919Laps
2954ST-411加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
9010Laps
3049ST-412井尻 薫
大賀 裕介
大塚 隆一郎
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
9010Laps
3112ST-413リク
松井 隆幸
木村 孝徳
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
9010Laps
3227ST-414伊橋 勲
馬場 優輝
浜野 彰彦
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
8911Laps
3336ST-415川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
8911Laps
3486ST-416蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
8812Laps
3562ST-37嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
8713Laps
3669ST-51大野 尊久
梅本 淳一
赤星 陽太郎
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
8713Laps
3711ST-52松尾 充晃
三木 孝浩
板垣 裕之
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
8614Laps
38213ST-53東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
8515Laps
3933ST-54船木 宏
タクミ
古川 知己
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
8416Laps
4093ST-417植松 忠雄
太田 侑弥
鈴木 陽
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
8317Laps
4118ST-418浅野 武夫
森 正行
中村 進
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
8218Laps
4244ST-419カルロス 本田
山岸 洋之
芝 叔和
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
7921Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:70 ST-2:66 ST-3:66 ST-4:64 ST-5:60)完走 ----
-*19ST-5-古宮 正信
奥村 浩一
新垣 元
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
6139Laps
-2ST-5-山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
3862Laps
-7ST-2-藤井 芳樹
遠藤 浩二
佐藤 勝博
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
3565Laps
-111ST-4-大瀧 賢治
細川 慎弥
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
3466Laps
-52ST-4-番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2971Laps
-20ST-2-下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2080Laps
-17ST-5-野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1684Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 1'33.266 (85/98) 142.933km/h
  • CarNo.19は(奥村浩一)は、2015岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第8章第41条1.(ピットレーン速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.55(たしろじゅん)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1 b)(黄旗区間の追い越し)違反により、ペナルティーストップ10秒を科した。
  • CarNo.10(密山祥吾)、8(高田匠)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1 b)(黄旗区間の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.1,39は、スーパー耐久シリーズ2015シリーズ規則第13条(5)1)(スタート手順違反)により、決勝結果に30秒を加算する。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行 永井宏明/佐々木孝太/高田匠組がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は6日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で雨の中フリー走行を行い、ST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太/高田匠組(ARN AMG SLS GT3)総合のトップタイムを記録した。

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 未明から降り始めた雨は朝方には本降りとなった。路面はヘビーウェット。午前9時、ときおり激しい雨が降る中、30分間のフリー走行が行われた。

 悪コンディションのため各車決勝に向けてマシンを壊さないように慎重にラップを重ねていく。そんな中、トップタイムをマークしたのはST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太/高田匠組(ARN AMG SLS GT3)でタイムは1分54秒040。総合2位には同クラスのガミさん/星野一樹/吉田広樹組(GTNET ADVAN C-WEST GT-R)、同3位には同クラスのユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組(ENDLESS・ADVAN・BMW)が付けた。

 総合6位にはST-3クラスでトップタイムを記録したのはポールシッターの植田正幸/阪口良平/堀口誠組(ムータレーシングTWS IS350)。総合6位にはST-2クラストップの下垣和也/松本武士組(RSオガワADVANランサー)が食い込んできた。

 総合15位にはST-4クラストップの中島佑弥/白石勇樹組(GLORY RACING A-ONE FN2)が、総合36位にはST-5クラストップの松尾充晃/三木孝浩/板垣裕之組(隈元建設×BSR WM☆Vitz)が付けている。

 決勝は本日6日、午後1時より3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/06) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18ST-X1永井 宏明
佐々木 孝太
高田 匠
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'54.040--116.896
21ST-X2ガミさん
星野 一樹
吉田 広樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'54.415 0.375 0.375116.513
33ST-X3ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'56.036 1.996 1.621114.885
432ST-X4飯田 太陽
小林 崇志
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'56.361 2.321 0.325114.564
524ST-X5星野 敏
藤井 誠暢
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'56.905 2.865 0.544114.031
638ST-31植田 正幸
阪口 良平
堀田 誠
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'56.968 2.928 0.063113.970
720ST-21下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'57.085 3.045 0.117113.856
862ST-32嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'57.395 3.355 0.310113.555
959ST-22大澤 学
松田 晃司
吉田 寿博
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'57.439 3.399 0.044113.513
1015ST-33長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'58.155 4.115 0.716112.825
1139ST-34柴田 優作
平手 晃平
片山 義章
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'59.499 5.459 1.344111.556
1234ST-35前嶋 秀司
佐々木 雅弘
佐藤 公哉
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'59.875 5.835 0.376111.206
135ST-X6白井 剛
青木 孝行
藤波 清斗
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'00.021 5.981 0.146111.071
1416ST-X7ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
阿部 翼
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2'00.043 6.003 0.022111.050
15333ST-41中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
2'00.129 6.089 0.086110.971
166ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'00.262 6.222 0.133110.848
1740ST-42藤田 竜樹
吉本 晶哉
筒井 克彦
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
2'00.465 6.425 0.203110.661
187ST-24藤井 芳樹
遠藤 浩二
佐藤 勝博
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'01.229 7.189 0.764109.964
1931ST-25朝倉 貴志
長谷川 智秀
小林 真一
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'01.499 7.459 0.270109.719
20195ST-36安宅 徳光
小泉 和寛
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
2'01.537 7.497 0.038109.685
2110ST-X8フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'01.889 7.849 0.352109.368
2292ST-43玉江 浩明
杉原 直弥
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
2'02.649 8.609 0.760108.691
2313ST-44山内 英輝
村田 信博
島谷 篤史
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
2'02.672 8.632 0.023108.670
2458ST-45小林 康一
塩谷 烈州
辻 佐起子
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'03.464 9.424 0.792107.973
2541ST-46鶴田 和弥
吉田 靖之
長谷川 伸司
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'03.751 9.711 0.287107.723
2695ST-47松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
2'03.967 9.927 0.216107.535
2786ST-48蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'04.66110.621 0.694106.936
2888ST-49村上 博幸
脇谷 猛
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'04.66810.628 0.007106.930
2954ST-410加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'04.89110.851 0.223106.739
3055ST-411たしろじゅん
鵜飼 龍太
伊藤 毅
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
2'05.13111.091 0.240106.535
3136ST-412川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.16511.125 0.034106.506
32111ST-413大瀧 賢治
細川 慎弥
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'05.71611.676 0.551106.039
3393ST-414植松 忠雄
太田 侑弥
鈴木 陽
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
2'05.88611.846 0.170105.896
3427ST-415伊橋 勲
馬場 優輝
浜野 彰彦
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
2'05.97611.936 0.090105.820
3548ST-416高森 博士
北川 剛
井上 恵一
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'06.03111.991 0.055105.774
3611ST-51松尾 充晃
三木 孝浩
板垣 裕之
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
2'06.22212.182 0.191105.614
3714ST-37山崎 学
杉林 健一
増田 芳信
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
2'06.42212.382 0.200105.447
3852ST-417番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'06.55712.517 0.135105.334
3912ST-418リク
松井 隆幸
木村 孝徳
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'06.88612.846 0.329105.061
402ST-52山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
2'07.18713.147 0.301104.813
4118ST-419浅野 武夫
森 正行
中村 進
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'08.47514.435 1.288103.762
4219ST-53古宮 正信
奥村 浩一
新垣 元
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
2'10.15116.111 1.676102.426
43505ST-26田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'10.52516.485 0.374102.132
4469ST-54大野 尊久
梅本 淳一
赤星 陽太郎
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
2'10.71616.676 0.191101.983
4549ST-420井尻 薫
大賀 裕介
大塚 隆一郎
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'11.60417.564 0.888101.295
4617ST-55野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
2'13.68619.646 2.08299.717
4744ST-421カルロス 本田
山岸 洋之
芝 叔和
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
2'15.02920.989 1.34398.725
48213ST-56東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
2'16.95322.913 1.92497.339
4971ST-57川村 剛士
黒田 保男
ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
2'17.02322.983 0.07097.289
5033ST-58船木 宏
タクミ
古川 知己
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
2'19.11525.075 2.09295.826

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山公式予選 星野敏/藤井誠暢/高星明誠組がポールポジション

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は5日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が合算タイム3分2秒688で総合のポールポジションを獲得した。

st-rd5-q-red-flag

st-rd5-q-24

st-rd5-q-59

st-rd5-q-38

st-rd5-q-95

st-rd5-q-69

 曇り空の中からときおり薄日が差す。少し蒸し暑いものの、吹き抜ける涼風と上空を舞うアキアカネが山間のサーキットに一足早い秋の訪れを告げる。午後1時15分、スーパー耐久第5戦の公式予選が始まった。

 Aドライバー40分、15分のインターバルでBドライバー40分、さらにA,Bドライバーとも1グループ(ST-X,ST-2、ST-3)と2グループ(ST-4,ST-5)に分けられそれぞれ20分で公式予選が争われる。しかし、Aドライバー予選中に2度、Bドライバー予選中に1度の赤旗中断があったため、終了時間が若干伸びることとなった。

 ST-Xクラスは、Aドライバーの星野敏(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がチェッカー後に1分32秒528を出しトップに躍り出るも走路妨害によりこのタイムが抹消される。トップには飯田太陽(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が1分32秒692で立ち、星野は2位に落ちる。Bドライバー予選では、片岡龍也(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)がコースレコードとなる1分29秒792でトップ。2位には藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が付ける。しかし、Aドライバートップの飯田、Bドライバートップの片岡ともパートナードライバーのタイムが振るわず、A,Bドライバーとも2位を記録した星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がST-Xと総合でのポールポジションを確定することとなった。2位には白井剛/青木孝行/藤波清斗組(MACH MAKERS GT-R)が、3位には飯田太陽/小林崇志/テツオ・オギノ組(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が入った。

 ST-2クラスは、Aドライバーの大澤学、Bドライバーの松田晃司ともトップタイムを記録した大澤学/松田晃司/吉田寿博組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が文句なしでポールポジションを決めた。

 ST-3クラスもAドライバーの植田正幸、Bドライバーの阪口良平ともトップタイムを記録した植田正幸/阪口良平/堀口誠組(ムータレーシングTWS IS350)がポールポジションを確定。

 ST-4クラスもAドライバーの松井猛敏、Bドライバーの中島保典ともトップタイムを記録した松井猛敏/中島保典組(孚海國際×SPOON S2000)がポールポジションを決めた。

 ST-5クラスもすでにチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)が圧倒。Aドライバー大野尊久、Bドライバー梅本淳一ともコースレコードを記録するタイムでトップに立ち、ポールポジションを決めた。

 決勝レースは明日6日、午後1時にスタート。3時間で争われ午後4時にチェッカーを迎えるが、予報は雨。何度もセーフティーカーが入る波乱の展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Cドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15ST-X1藤波 清斗MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.355--144.343
23ST-X2元嶋 佑弥ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.408 0.053 0.053144.260
31ST-X3吉田 広樹GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.429 0.074 0.021144.227
416ST-X4阿部 翼REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'32.578 0.223 0.149143.995
510ST-X5密山 祥吾Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.690 0.335 0.112143.821
624ST-X6高星 明誠スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.888 0.533 0.198143.515
732ST-X7テツオ・オギノケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'35.182 2.827 2.294140.056
88ST-X8高田 匠ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'35.302 2.947 0.120139.880
962ST-31山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.761 9.406 6.459131.001
1038ST-32堀田 誠ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.775 9.420 0.014130.983
116ST-21大橋 正澄新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.023 9.668 0.248130.665
1215ST-33田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.045 9.690 0.022130.636
1359ST-22吉田 寿博DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'42.080 9.725 0.035130.592
1434ST-34佐藤 公哉asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.151 9.796 0.071130.501
1531ST-23小林 真一HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.276 9.921 0.125130.341
167ST-24佐藤 勝博新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'42.56310.208 0.287129.977
1739ST-35片山 義章SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'43.06310.708 0.500129.346
18195ST-36輿水 敏明岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'43.29510.940 0.232129.056
19505ST-25藤原 能成GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'43.95211.597 0.657128.240
2092ST-41山谷 直樹ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'44.43712.082 0.485127.644
2114ST-37増田 芳信岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'45.28112.926 0.844126.621
2241ST-42長谷川 伸司TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'45.45013.095 0.169126.418
2386ST-43松井 孝允TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'45.69613.341 0.246126.124
2440ST-44筒井 克彦TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'45.99413.639 0.298125.769
2593ST-45鈴木 陽TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'46.10013.745 0.106125.644
2652ST-46平沼 貴之埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'46.42914.074 0.329125.255
2748ST-47井上 恵一DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.65014.295 0.221124.996
2813ST-48島谷 篤史ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'46.67414.319 0.024124.968
2958ST-49辻 佐起子ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'47.05414.699 0.380124.524
3049ST-410大塚 隆一郎ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'47.19314.838 0.139124.363
3155ST-411伊藤 毅SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'47.51915.164 0.326123.986
3288ST-412梶谷 太郎村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'47.85915.504 0.340123.595
3318ST-413中村 進Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'47.92415.569 0.065123.520
3427ST-414浜野 彰彦FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'48.13915.784 0.215123.275
3544ST-415芝 叔和恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'49.12316.768 0.984122.163
3612ST-416木村 孝徳Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'49.80217.447 0.679121.408
3769ST-51赤星 陽太郎BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'51.81119.456 2.009119.226
38111ST-417ヘルムート・ギーセルEXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'52.13419.779 0.323118.883
3919ST-52新垣 元BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'52.42020.065 0.286118.580
4011ST-53板垣 裕之隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.18820.833 0.768117.776
4133ST-54古川 知己東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.37721.022 0.189117.579
42213ST-55横尾 優一WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'55.31922.964 1.942115.599
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-17ST-5-野上 達也DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
absence---

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山A,Bドライバー公式予選総合結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
124ST-X1星野 敏
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.720
R1'29.968
3'02.688-
25ST-X2白井 剛
青木 孝行
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.796
R1'30.464
3'03.260 0.572
332ST-X3飯田 太陽
小林 崇志
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'32.692
R1'30.688
3'03.380 0.692
41ST-X4ガミさん
星野 一樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.723
R1'30.822
3'03.545 0.857
53ST-X5ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.821
R1'30.900
3'03.721 1.033
68ST-X6永井 宏明
佐々木 孝太
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.011
R1'30.929
3'03.940 1.252
716ST-X7ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'35.632
R1'29.792
3'05.424 2.736
810ST-X8フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.630
1'32.497
3'06.127 3.439
959ST-21大澤 学
松田 晃司
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'40.571
1'39.741
3'20.31217.624
1020ST-22下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.484
1'39.506
3'20.99018.302
1138ST-31植田 正幸
阪口 良平
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.317
1'39.899
3'21.21618.528
126ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.618
1'39.984
3'21.60218.914
1315ST-32長島 正明
田中 徹
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'41.563
1'40.686
3'22.24919.561
14195ST-33安宅 徳光
小泉 和寛
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.418
1'41.022
3'22.44019.752
1534ST-34前嶋 秀司
佐々木 雅弘
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.781
1'40.832
3'22.61319.925
1662ST-35嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.616
1'41.052
3'22.66819.980
177ST-24藤井 芳樹
遠藤 浩二
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.306
1'41.783
3'23.08920.401
18505ST-25田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.258
1'42.375
3'23.63320.945
1939ST-36柴田 優作
平手 晃平
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.168
1'41.502
3'23.67020.982
2031ST-26朝倉 貴志
長谷川 智秀
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.660
1'42.819
3'24.47921.791
2114ST-37山崎 学
杉林 健一
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.638
1'42.005
3'24.64321.955
2295ST-41松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'44.049
1'43.232
3'27.28124.593
2393ST-42植松 忠雄
太田 侑弥
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'44.328
1'43.524
3'27.85225.164
2441ST-43鶴田 和弥
吉田 靖之
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.142
1'44.497
3'28.63925.951
2586ST-44蒲生 尚弥
井口 卓人
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.585
1'44.173
3'28.75826.070
2640ST-45藤田 竜樹
吉本 晶哉
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.660
1'44.219
3'28.87926.191
2752ST-46番場 琢
服部 尚貴
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.572
1'44.310
3'28.88226.194
2827ST-47伊橋 勲
馬場 優輝
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.465
1'44.870
3'29.33526.647
2958ST-48小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.618
1'44.720
3'29.33826.650
3092ST-49玉江 浩明
杉原 直弥
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'45.601
1'43.856
3'29.45726.769
3155ST-410たしろじゅん
鵜飼 龍太
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'44.760
1'45.425
3'30.18527.497
3213ST-411山内 英輝
村田 信博
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.323
1'45.067
3'30.39027.702
33*88ST-412村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'44.780
1'45.970
3'30.75028.062
34*49ST-413井尻 薫
大賀 裕介
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.113
1'45.676
3'30.78928.101
35333ST-414中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.831
1'45.031
3'30.86228.174
3618ST-415浅野 武夫
森 正行
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'46.114
1'45.256
3'31.37028.682
3748ST-416高森 博士
北川 剛
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.824
1'44.927
3'31.75129.063
3854ST-417加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'46.250
1'45.646
3'31.89629.208
3944ST-418カルロス 本田
山岸 洋之
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.153
1'47.332
3'34.48531.797
4012ST-419リク
松井 隆幸
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'48.728
1'46.237
3'34.96532.277
41111ST-420大瀧 賢治
細川 慎弥
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'47.546
1'48.160
3'35.70633.018
4236ST-421川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'48.735
1'47.460
3'36.19533.507
4369ST-51大野 尊久
梅本 淳一
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.754
R1'49.624
3'39.37836.690
4411ST-52松尾 充晃
三木 孝浩
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'50.948
R1'50.096
3'41.04438.356
4519ST-53古宮 正信
奥村 浩一
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.409
1'50.744
3'41.15338.465
462ST-54山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
1'51.263
1'49.950
3'41.21338.525
4771ST-55川村 剛士
黒田 保男
ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.959
1'51.659
3'43.61840.930
48213ST-56東 貴史
原田 学
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.179
1'54.001
3'47.18044.492
4933ST-57船木 宏
タクミ
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.594
1'53.342
3'47.93645.248
5017ST-58野上 敏彦
谷川 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'55.781
1'52.581
3'48.36245.674
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'30.959 / ST-5: 1'50.262)を更新しました。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
116ST-X1片岡 龍也REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
R1'29.792--148.463
224ST-X2藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'29.968 0.176 0.176148.173
35ST-X3青木 孝行MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'30.464 0.672 0.496147.360
432ST-X4小林 崇志ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
R1'30.688 0.896 0.224146.996
51ST-X5星野 一樹GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'30.822 1.030 0.134146.779
63ST-X6峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
R1'30.900 1.108 0.078146.653
78ST-X7佐々木 孝太ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
R1'30.929 1.137 0.029146.607
810ST-X8マイケル・グリーンAdenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.497 2.705 1.568144.121
920ST-21松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'39.506 9.714 7.009133.970
1059ST-22松田 晃司DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'39.741 9.949 0.235133.654
1138ST-31阪口 良平ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'39.89910.107 0.158133.443
126ST-23菊地 靖新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'39.98410.192 0.085133.329
1315ST-32田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'40.68610.894 0.702132.400
1434ST-33佐々木 雅弘asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'40.83211.040 0.146132.208
15195ST-34小泉 和寛岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.02211.230 0.190131.959
1662ST-35中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.05211.260 0.030131.920
1739ST-36平手 晃平SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.50211.710 0.450131.335
187ST-24遠藤 浩二新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.78311.991 0.281130.973
1914ST-37杉林 健一岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.00512.213 0.222130.688
20505ST-25奥村 佳之GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.37512.583 0.370130.215
2131ST-26長谷川 智秀HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.81913.027 0.444129.653
2295ST-41中島 保典孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'43.23213.440 0.413129.134
2393ST-42太田 侑弥TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'43.52413.732 0.292128.770
2492ST-43杉原 直弥ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'43.85614.064 0.332128.358
2586ST-44井口 卓人TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.17314.381 0.317127.968
2640ST-45吉本 晶哉TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.21914.427 0.046127.911
2752ST-46服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.31014.518 0.091127.800
2841ST-47吉田 靖之TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.49714.705 0.187127.571
2958ST-48塩谷 烈州ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.72014.928 0.223127.299
3027ST-49馬場 優輝FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.87015.078 0.150127.117
3148ST-410北川 剛DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.92715.135 0.057127.048
32333ST-411白石 勇樹GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.03115.239 0.104126.923
3313ST-412村田 信博ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.06715.275 0.036126.879
3418ST-413森 正行Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'45.25615.464 0.189126.651
3555ST-414鵜飼 龍太SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'45.42515.633 0.169126.448
3654ST-415近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'45.64615.854 0.221126.184
37*49ST-416大賀 裕介ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.67615.884 0.030126.148
38*88ST-417脇谷 猛村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'45.97016.178 0.294125.798
3912ST-418松井 隆幸Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'46.23716.445 0.267125.482
4044ST-419山岸 洋之恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.33217.540 1.095124.202
4136ST-420河野 利尚エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'47.46017.668 0.128124.054
42111ST-421細川 慎弥EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'48.16018.368 0.700123.251
4369ST-51梅本 淳一BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.62419.832 1.464121.605
442ST-52山田 英二ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
R1'49.95020.158 0.326121.244
4511ST-53三木 孝浩隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
R1'50.09620.304 0.146121.083
4619ST-54奥村 浩一BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.74420.952 0.648120.375
4771ST-55黒田 保男ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.65921.867 0.915119.388
4817ST-56谷川 達也DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'52.58122.789 0.922118.411
4933ST-57タクミ東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.34223.550 0.761117.616
50213ST-58原田 学WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.00124.209 0.659116.936
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'30.959 / ST-5: 1'50.262)を更新しました。
  • CarNo.88は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.a違反(赤旗中の追い越し)により、訓戒およびベストラップタイムを抹消した。
  • CarNo.49は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2.b違反(黄旗区間中のコースアウト)により、訓戒およびベストラップタイムを抹消した。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
132ST-X1飯田 太陽ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'32.692--143.818
2*24ST-X2星野 敏スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.720 0.028 0.028143.775
31ST-X3ガミさんGTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.723 0.031 0.003143.770
45ST-X4白井 剛MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.796 0.104 0.073143.657
53ST-X5ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.821 0.129 0.025143.618
68ST-X6永井 宏明ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.011 0.319 0.190143.325
710ST-X7フィリップ・デベサAdenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.630 0.938 0.619142.377
816ST-X8ヒロマサ・ニシダREAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'35.632 2.940 2.002139.397
959ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'40.571 7.879 4.939132.551
10505ST-22田ヶ原 章蔵GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.258 8.566 0.687131.652
117ST-23藤井 芳樹新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.306 8.614 0.048131.589
1238ST-31植田 正幸ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.317 8.625 0.011131.575
13195ST-32安宅 徳光岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.418 8.726 0.101131.444
1420ST-24下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.484 8.792 0.066131.359
1515ST-33長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'41.563 8.871 0.079131.256
1662ST-34嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.616 8.924 0.053131.188
176ST-25冨桝 朋広新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.618 8.926 0.002131.185
1831ST-26朝倉 貴志HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.660 8.968 0.042131.131
1934ST-35前嶋 秀司asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.781 9.089 0.121130.975
2039ST-36柴田 優作SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.168 9.476 0.387130.479
2114ST-37山崎 学岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.638 9.946 0.470129.882
2295ST-41松井 猛敏孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'44.04911.357 1.411128.120
2341ST-42鶴田 和弥TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.14211.450 0.093128.006
2493ST-43植松 忠雄TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'44.32811.636 0.186127.778
2527ST-44伊橋 勲FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.46511.773 0.137127.610
2652ST-45番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.57211.880 0.107127.480
2786ST-46蒲生 尚弥TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.58511.893 0.013127.464
2858ST-47小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.61811.926 0.033127.424
2940ST-48藤田 竜樹TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.66011.968 0.042127.372
3055ST-49たしろじゅんSunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'44.76012.068 0.100127.251
3188ST-410村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'44.78012.088 0.020127.227
3249ST-411井尻 薫ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.11312.421 0.333126.824
3313ST-412山内 英輝ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.32312.631 0.210126.571
3492ST-413玉江 浩明ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'45.60112.909 0.278126.237
35333ST-414中島 佑弥GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.83113.139 0.230125.963
3618ST-415浅野 武夫Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'46.11413.422 0.283125.627
3754ST-416加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'46.25013.558 0.136125.466
3848ST-417高森 博士DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.82414.132 0.574124.792
3944ST-418カルロス 本田恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.15314.461 0.329124.409
40111ST-419大瀧 賢治EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'47.54614.854 0.393123.954
4112ST-420リクVivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'48.72816.036 1.182122.607
4236ST-421川中子 和彦エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'48.73516.043 0.007122.599
4369ST-51大野 尊久BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.75417.062 1.019121.461
4419ST-52古宮 正信BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.40917.717 0.655120.740
4511ST-53松尾 充晃隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'50.94818.256 0.539120.154
462ST-54山下 潤一郎ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
1'51.26318.571 0.315119.813
4771ST-55川村 剛士ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.95919.267 0.696119.069
48213ST-56東 貴史WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.17920.487 1.220117.785
4933ST-57船木 宏東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.59421.902 1.415116.331
5017ST-58野上 敏彦DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'55.78123.089 1.187115.138
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-5: 1'50.262)を更新しました。
  • CarNo.24は、2015岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第6章第23条5.(走路妨害)違反により、ベストラップタイムを抹消した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿1000kmフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿 伊藤/ロシター組 LEXUS RC Fが鈴鹿1000kmを制す! 立川/石浦組が2位でLEXUS RC Fが1-2フィニッシュ、PETRONAS TEAM TOM'Sは鈴鹿1000kmを2年連続制覇 (TOYOTA)

 8月30日(日)に鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT第5戦鈴鹿1000kmは、ウェットスタートから乾いていく難コンディションで、2回のセーフティカーが導入され、規定時間終了となったが、伊藤大輔/ジェームス・ロシター組 PETRONAS TOM'S RC F 36号車が中盤首位に立つと、その後は独走で今季初勝利。PETRONAS TEAM TOM'Sは昨年に続き2連覇を飾った。立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車が厳しいハンデ条件にも負けず2戦連続となる2位で続き、LEXUS RC Fは1-2フィニッシュ。脇阪寿一/関口雄飛組 WedsSport ADVAN RC F 19号車が後半見事な追い上げを見せ4位と今季最上位フィニッシュを果たした。

伊藤大輔/ジェームス・ロシター組が優勝、立川祐路/石浦宏明組が2位でLEXUS GAZOO Racingが1-2フィニッシュを飾った

伊藤大輔/ジェームス・ロシター組が優勝、立川祐路/石浦宏明組が2位でLEXUS GAZOO Racingが1-2フィニッシュを飾った

 8月29日(土)、30日(日)の両日、三重県北部、鈴鹿市に位置する鈴鹿サーキットで、SUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」が開催された。

 「鈴鹿1000km」は50年近い歴史を持つ伝統のレース。現在シリーズの1戦として行われているSUPER GTではもちろん最長、これに次ぐ長さの第2戦富士の500kmの倍、通常のレースの約3倍という長丁場で競われた。

 昨年の同大会では、PETRONAS TOM'S RC F 36号車がポール・トゥ・ウィン。2年目を迎えた新規定車両での、1000kmレース連覇を目指し、LEXUS GAZOO Racingは一丸となってレースに挑んだ。

◆予選◆

 予選日の29日(土)、前夜の雨により、午前中の公式練習走行はまだ濡れた部分が残った状況から乾いていく中で行われたが、その後路面は完全に乾き、午後2時半からの予選は、空は雲に覆われていたもののドライコンディション。しかし、気温は27度、路面温度31度と、この時期としてはそれほど暑くない気候の下で行われた。

 GT300クラスのQ1を経て、午後2時50分にGT500クラスのQ1(15分)が開始。3分ほど過ぎて関口の駆る19号車がコースイン。大半の車両は残り9分あたりからコースへ向かった。

 残り時間が5分を切ると、充分にタイヤを温めた各車タイムアタックを開始。しかし、残り4分というところで、アタックに入っていた国本雄資のENEOS SUSTINA RC F 6号車がS字コーナー2つめでコースオフ。タイヤバリアに当たらずに停止はしたものの、サンドトラップにはまり脱出出来ず、セッションは赤旗中断となってしまった。

 車両回収の後、午後3時10分に残り5分でセッション再開。ピットが出口に近いLEXUS勢は伊藤の36号車、平川亮ののKeePer TOM'S RC F 37号車を先頭にコースへ。1周のウォームアップの後アタックに入ると、午前中の公式練習走行でシフト系のトラブルに見舞われ苦戦を強いられていた36号車が、その時点でのコースレコードを更新する好タイムをマークしトップに。しかし、続く平川の37号車がこれを上回ると、後続勢も続々とタイムを更新。

 GT-R 46号車がトップに立った直後、石浦の駆る38号車が好ペースでセクタータイムを刻んでいき、逆転なるかと思われたが僅かに届かず2番手タイム。最初にコースレコードを更新した36号車だったが、チェッカー後の最後のアタックで僅か1000分の2秒上回られ、無念の9番手でQ1敗退となってしまった。

 19号車が10番手、今大会GT500クラスで唯一3人目のドライバーとして元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンが加わったDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車は平手晃平がアタックしたが11番手でQ2進出ならず。コースオフし赤旗中断の原因となった6号車はノータイムとなり、明日の決勝レースは最後尾15番手からスタートすることとなった。

 Q2(12分間)は午後3時45分に開始。9分半を過ぎたあたりから各車コースイン。このセッションも、終盤にタイムが更新され、順位が入れ替わっていく中、立川祐路の38号車が燃料リストリクター規制をものともしない好アタック。惜しくも0.15秒届かずポールポジション獲得はならなかったが、最前列2番手グリッドを獲得した。

 カルダレッリがアタックした37号車は3列目6番手グリッドとなった。

 GT300クラスでは、Q1(15分)で中山雄一が駆るTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、セッション残り6分ほどのところで、コースレコードタイムを更新する圧倒的なタイムを叩き出し、トップに浮上。その後、ライバル勢もタイムを上げていったが、31号車のタイムを破るものは現れず、31号車はトップでQ1を通過した。  レギュラーの飯田 章/吉本 大樹に、ドイツ・ニュルブルクリンクのVLNシリーズにLEXUS RC F GT3で参戦し開発にも加わっているドミニク・ファーンバッハーを3人目のドライバーとして加えたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は23番手でQ2に進むことなくグリッドが決定した。

 Q2(12分間)は今大会3人目のドライバーとして加わった佐々木孝太が31号車のアタックを担当。セッション後半にアタックに入った佐々木孝太だったが、バックストレートへと向かうスプーンコーナー立ち上がりで僅かにコースアウト。その後もタイム更新を狙い最後までアタックを続けたが、大きなタイム更新は叶わず、9番手グリッドから明日の決勝レースに臨むこととなった。

◆決勝◆

 決勝日の30日(日)は朝から降ったり止んだりの天候。レースのスタート進行時にも雨が降り始め、路面は完全ウェット、気温26度、路面温度28度というコンディションで、午後0時30分からの白バイとパトカーの先導によるパレードラン、フォーメーションランを経て、173周、1000kmで競われる長いレースのスタートが切られた。

 最前列2番手グリッドの38号車は石浦がスタートを担当。スタートダッシュで1台に先行を許し、3位で序盤戦へ。9番手グリッドの36号車ロシターが好スタートを切り、7位へとポジションアップ。2周目には、36号車は前を行くチームメイトの37号車をパスし、6位へ浮上した。

 雨脚が強まり、各車水煙を上げながらのバトルで、コースオフも頻発し、序盤は上位10台ほどが連なったまま周回を続けた。

 10周ほどを過ぎて、GT300クラスの周回遅れが現れる中、38号車はバトルの中でコースをはみ出し2つポジションダウン。一方で、ロシターが勢いに乗る36号車は、ストレートでの3ワイドバトルを制し4位にポジションを上げると、更に前を追った。

 29周目終了時点で4位走行中の36号車はピットへ向かい、伊藤へとドライバーチェンジ。

 31周目、タイヤ摩耗に苦しみながらも7位を走行していた平川の37号車が、デグナーコーナー出口で曲がりきれず、タイヤバリアにクラッシュ。幸いにもダメージはそれほど大きくなく、順位は落としたものの、レースに復帰した。

 昨年同様、短い6スティント作戦とした36号車らに対し、長い5スティント作戦とした38号車は最後までピットを引っ張り34周目にピットイン。全車がピットインを終えた時点で、36号車が2位、38号車が6位、39号車10位、19号車が11位、6号車が12位、コースへ復帰した37号車は、2周遅れの最後尾15位からの追い上げを強いられることとなった。

 2位の36号車は、首位の車両に迫り、テール・トゥ・ノーズでの首位争いを10周以上に渡って展開した。

 天候は徐々に回復傾向となり、50周を過ぎる頃には、コースのライン上は一部が乾いてくる状態に。それでもすぐにスリックに交換出来る状況ではなく、各チーム、ピットタイミングと交換するタイヤに頭を悩ませる状況となった。

 スタート前のウォームアップ直前にトランスミッショントラブルに見舞われ、ピットスタートを強いられながらもハイペースで追い上げ、この時点で10位を走行していた6号車が、53周目にストレートで突然スローダウン。駆動系トラブルに見舞われ、ここでレースを終えることとなってしまった。

 61周目、首位のNSX 100号車と、2秒差で追っていた36号車が同時にピットイン。タイヤをスリックへと交換し、ドライバーはロシターへ。このピット作業で上回った36号車が事実上の首位に立った。

 空には晴れ間も見えてくる中、64周目、クラッシュ車両によりセーフティカーが導入。コース清掃などでやや長いセーフティカーランとなる中、ピットがオープンとなった68周目、この時点で首位につけるGT-R 12号車、6位まで順位を上げていた19号車、9位につける37号車らがピットへ。

 これで36号車が首位に立ち、38号車が3位で70周目に再スタート。しかし、75周目、1コーナーにエンジンブロー車両によるオイルが出てしまったため、これに乗ってコースアウトする車両が続出。コース清掃のために再度セーフティカーが導入された。

 先の再スタート時には6位につけていた39号車は、このセーフティカーラン中にエンジンのセンサートラブルに見舞われ、原因究明と交換作業のために、ピットガレージ内で長い時間を費やすこととなってしまった。

 80周目に再スタートが切られると、首位の36号車ロシターは、ハイペースで2位以下との差を周回毎に広げていき、10周でその差は約10秒に。

 38号車は4位。首位と同一周回車両が6台のみとなる中、19号車は周回遅れの8位となっていたが、上位勢に遜色ないハイペースで関口が追い上げ、ポジションアップ。

 98周目、2位に23秒の差をつけていた首位の36号車がピットへ。173周という予定周回数で残り周回数を考えると、もう2回の給油ピットが必要となるが、前半の2回のセーフティカー導入で時間がかかっており、今レースの規定では、午後6時25分でレースは終了となるため、残り時間を考慮すると、ぎりぎり残り1回のピットで走り切れる計算に。

 好タイミングでのピットとなった36号車だったが、ピット作業中に左リアタイヤのホイールナット脱着でトラブルがあり、15秒ほどタイムをロス。しかし、それまでのマージンもあり、ピットタイミングの異なる上位勢が3度目のピットを終えた106周目には、2位に26秒ほどの差を付けての首位に復帰した。

 その後方では、NSXとGT-Rの3台による2位争いが繰り広げられていたが、その後方5秒ほどの5位につけていた38号車の立川は、みるみるその差を詰め1台かわすと、2位争いに参入。前を行くGT-Rを激しく攻め、112周目、最終コーナー立ち上がりでインをつき3位へとポジションアップ。そのままの勢いで更に前を攻め、114周目には高速コーナーの130R立ち上がりでNSXをパス。2位に浮上した。

 このバトルの間に首位36号車と2位38号車の差は30秒ほどに。38号車も快調に後続との差を広げていき、盤石の1-2体制となった。

 130周目あたりから、各車最後となるピットへ。36号車は131周目にピットインすると、最後を担当するロシターがファステストラップを更新する速さで独走。2位の38号車も前後に大きなマージンを築いて最後のスティントの周回を続けた。

 19号車は133周目にピットインし、関口にドライバーチェンジすると、すぐに7位争いを繰り広げ、バックストレートで並びかけると、続く130Rで先行。ピットタイミングの異なるライバル勢がピットインしたことで、19号車は5位へポジションアップ。更に追い上げを続ける19号車関口は、151周目には前を行くNSXに追いつくと、シケインでアウトからパス。残り20分ほどで4位に浮上した。

 午後6時を過ぎ、ほぼ闇に包まれたコースで、ヘッドライトの光芒を頼りに各車がチェッカーを目指す中、残り10分ほどでコース西側では雨が降り始めたが、影響するほどコースを濡らすまでには到らず、午後6時25分を過ぎ、163周を走り切ったロシターの36号車が、2位38号車に1分25秒の大差をつけてトップチェッカー。土曜日の午前中トラブルで走れず、予選でも9番手でQ1敗退と苦しいスタートながら、長丁場のレースでさすがのチーム力を見せつけた36号車が今季初勝利、ロシターとチームにとっては昨年に続く鈴鹿1000km2連覇を飾った。36号車の伊藤とロシターは、この結果でドライバーズランキングでも3位に浮上した。

 2位には38号車が続き、LEXUS RC Fは今季初の1-2フィニッシュ。38号車は2戦連続の2位表彰台獲得で、ドライバーズランキングも2位へと2つ順位を上げた。

 後半見事な追い上げを見せた19号車は4位で、今季最高位フィニッシュ。一時最後尾まで落ちながら粘り強く走り切った37号車が8位でポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、9番手グリッドからスタートを担当したプリウス31号車の中山雄一が、序盤の濡れた路面で好走を見せ、5周目に4位に上がると、3位争いを展開。15周目にこのバトルを制し3位、19周目には2位へと順調にポジションを上げ、更に首位よりも速いペースで追い上げていった。

 31周目にピットインし、佐々木へと後退した31号車はハイペースで周回を重ね、その後ライバル勢が次々にピットインしていくと、36周目に首位浮上。しかし、その後路面が乾き始め、タイヤの摩耗が苦しくなってくる中で後続の猛追を受け、53周目、三つ巴の首位争いで惜しくも3位に後退。

 クラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、セーフティカーランの終盤にピットがオープンされると31号車もピットイン。嵯峨へとドライバーチェンジを行ったが、嵯峨はピットレーン出口で濡れた路面でのスリックタイヤ走行で足をすくわれスピン。幸いにもどこにも接触せずコースへ復帰したが、これがセーフティカー中のスピンということでペナルティ対象となり、再スタート後にドライブスルーペナルティ。セーフティカーランで上位勢が詰まっていたタイミングでのペナルティのため、一気に14位まで順位を落としてしまった。

 31号車はその後少しずつポジションを戻していき、一時は7位まで浮上したが、終盤、タイヤが厳しくなる中でのポジション争いで先行を許し、最後は10位でチェッカーを受けた。

 60号車は23番手スタートから粘り強く走り抜き、19位でフィニッシュ。今季3度目の完走を果たした。

 LEXUS GAZOO Racing、TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

今季初勝利、チームとしては鈴鹿1000km 2連覇を果たしたPETRONAS TOM'S RC F 36号車

 今季初勝利、チームとしては鈴鹿1000km 2連覇を果たしたPETRONAS TOM'S RC F 36号車

2戦連続の2位表彰台を獲得したZENT CERUMO RC F 38号車

 2戦連続の2位表彰台を獲得したZENT CERUMO RC F 38号車

PETRONAS TOM'S RC F 36号車 ドライバー 伊藤大輔:
 土曜日のフリー走行でミッショントラブルがあり、ろくに走れないまま予選を迎え、Q1落ちと出鼻をくじかれる形となってしまった。しかし、レースは長く、路面のコンディションも変わりやすいということで、今日は焦らないことを心掛けた。スタートはウェットだったが、ジェームスが順位を確実に上げてくれた。最初はウェットで引き継いだが、ライバルとの争いは、上手く抑えられたと思う。セーフティカーが入ったため5ストップの予定が変わり、最後のピットストップもギリギリのタイミングだったが、結果的にミスなく走り切って、優勝出来て良かった。今年、個人的には37号車から36号車にクルマが変わり、速いクルマにも関わらず結果がついて来ていなかったので、フラストレーションが溜まっていたが、ようやく優勝出来、本当に嬉しい。
PETRONAS TOM'S RC F 36号車 ドライバー ジェームス・ロシター:
 最高のレースとなった。スタートがウェットコンディションで、最初のスティントは難しいチャレンジだった。トラフィックの中、出来るだけ多くのクルマをパスして上位を目指していくのは楽しかった。東條エンジニアとスリックタイヤに換えるタイミングについて相談していたが、伊藤選手が、ばっちりのタイミングでスリックに換えられたことで、更に良いペースで独走することが出来た。最後は雨も降ってきたしどうなることかと思ったが勝てて嬉しい。昨年も勝てたし、このレースは自分にとって特別だ。2年連続勝利は本当に格別な気分だ。
ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 立川祐路:
 燃料リストリクターの影響なども鑑みながらの決勝だったが、クルマは良い仕上がりで、もともとドライでのポテンシャルは非常に高く、コーナーも130Rも速かったので、間合いを計りながら、他車をパスしていった。ストレートではリストリクターの影響で苦戦するのもわかっていたが、ストレートの速いライバルも上手くパスできたと思う。レース後半、集団がばらけてきた時点では、自分のペースでタイヤを労わりながら、最後は2スティントで終わらせるべく頑張った。エンジンの水温が高くなったりと心配することもあったが、様子を見ながら走り、やっと終わったという感じだ。しっかり走れば、きちんとした結果が得られるのだということを改めて実感した。
ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 序盤のピットで、燃料が予定よりも入っていなかったことが判明し、早めにピットインしなくてはならなかった。立川選手に無線で残り燃料と走れる周回を伝え、またレインタイヤで出るしかないかと思っていたが、奇跡的に路面が乾き、スリックで出て、タイヤが温まって本格的にアタックする前にセーフティカーが入ったので助かった。セーフティカーでマージンがなくなり、トップグループが見えるところで再スタートを切れた。その後は周回遅れに阻まれ、なかなか前に行けずイライラしたが、立川選手に交代後、2位争いをしていた3台をさっと抜いてくれた。最後、立川選手は1分近いギャップを築いて自分に渡してくれたので、終盤の雨もリスク回避でペースダウンし、着実にゴールを受けられた。
トヨタモータースポーツニュース

スーパー耐久

S耐:第4戦オートポリス BRP★J‘S RACINGフィット、2年連続でST-5クラスのチャンピオン決定!! (J'S RACING)

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  • ●ゼッケン:69
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット
  • ドライバー:大野尊久/梅本淳一
  • 予選2位/決勝1位
  • ●ゼッケン:19
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット
  • ドライバー:古宮正信/奥村浩一/新垣元
  • 予選3位/決勝2位

 迎えた第4戦は、ライバルチームの結果次第でチャンピオン決定。少なくともシリーズチャンピオンに王手が掛けられる重要なレースとなります。今回はCドライバーを登録せず、梅本選手、大野選手の二人で3時間を戦います。オートポリスは全チーム走行経験が少ないサーキットなのでドライバー、チーム全ての底力が試されるサーキット。シリーズチャンピオンを掛けた勝負に挑みます。

大野選手のレポート

■木曜・金曜 練習走行

js-rd4_002  ここまでリタイアする事無く確実に完走し、ポイントリーダーとして迎えた第4戦。 今回は梅本選手と私と二人でオートポリス戦を戦う事になりました。

 オートポリスは中・高速コーナー主体のサーキットですが、鈴鹿のように気合一発突っ込み勝負のコースではなく、しっかりと止めて加重移動で曲がっていくテクニカルなコースです。

 木曜日練習はドライ、1本目は15分ほどセッティング方向の確認と体の慣らしを行いました。立ち上がり弱アンダーで車は良い感じです、特にセクター3の登り区間は車速の維持を怠ると簡単に1秒~2秒落ちてしまうので、特に神経を使いました。

 金曜日公式練習では気温が高く路面温度も60度まで上昇。このまま通常のセットではタイヤが持たない可能性があるので決勝を想定し、ロングスティントでもタイヤに負担の少ない方向性でセットアップを行いました。

■土曜日 予選

 土曜日のAドライバー予選、私のアタックです。気温、路面温度ともに高く、昨年私の出したレコードタイムには及びませんでしたが、2分13秒145をマーク、遅い車に少し絡んでしまいましたが、Aドライバーでクラストップタイムを獲ることができました。

 続くBドライバー予選は梅本選手の登場です。確実な走りでベストラップは2分13秒902。想定タイムは2分13秒台だったので良いタイムでしたが、#2号車の山田英二選手が2分12秒478と言うミラクルなタイムをマーク。グリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決まるので、決勝は2番手スタートとなりました。

■日曜日 決勝3時間耐久レース

js-rd4_003  日曜日の決勝。いよいよ3時間レースのスタートです。スタートドライバーは私が担当致しました。昨日までに煮詰めたセッティングにより、スタートしてからタイヤやマシンに負担を掛けることなく全開で攻める事ができました。私のスティントで60分の走行指示が出されましたので、序盤は無理をせず#2号車の山田英二選手に付いて行きます。後ろから見ていると、どうやら山田選手の動きは目一杯攻めているようですが、こちらの方がコーナー立ち上がりでスピードが速かったので、#2号車の前に出る作戦に切り替えました。

 8周目に先頭に立ち、#2号車を約1秒ずつ離して行きます。5秒ほど引き離した所でペースをキープする指示があり、タイヤを温存しながら後続との差を保ちました。

 だいたい27周を経過した頃に#2号車がピットイン。どうやらタイヤが厳しかったようです。さらに少しペースを上げて差を広げながらこちらも30周目にピットイン。梅本選手にバトンを繋ぎました。

 ドライバーチェンジの練習を何回もした甲斐があってスムーズに梅本選手に交代。梅本選手は確実に周回を重ねてくれています。後続との差は20秒稼ぐことができ、約1時間のドライブで40秒のマージンを稼いでくれました。

js-rd4_062  2時間15分経過時点で再度ドライバーチェンジ。チェッカーまでのドライブを託されます。#2号車の山田選手が2分14秒台で追ってきているとの事で、全開で逃げろ!と無線指示が飛びました。私も2分14秒台を出して逃げ、その時にファステストラップも獲りました。

 後続との差は55秒まで広がり、あとは後ろとの差を見ながらの走行になったので少し余裕が出来ました。#2号車の山田選手と、チームメイトの#19号車奥村選手とが激しい2位争いをしていると言うことを無線で聞き、奥村選手がんばれ! と祈りながらのラップを重ねます。残り3周時点で#2号車がピットに入ったことにより、BRP★J'S RACINGチームの1-2フィニッシュが決まりました。

 チェッカーを受け、チームメイトの所へ戻ってみると、梅本選手から「シリーズチャンピオンも決まったよ!」と驚きの言葉を聴き、みんなで大喜びしました!

■最後に

 開幕前に「今年も絶対にシリーズチャンピオン取るよ!」と梅本選手がおっしゃっていた通り有言実行出来た事、とても嬉しく思います。そしてとても強かったライバルの方々と戦った事を誇りに思います。

 今シーズンはまだ2戦残っておりますが気を抜かず、全力で残りの岡山、鈴鹿を戦い抜きたいと思います。

 昨年に続き、2年連続シリーズチャンピオンになれた事をスポンサー様をはじめ、奥村代表、梅本会長、チームスタッフの皆さん、応援して頂いた皆様に心から感謝致します。本当にありがとうございました。

大野 尊久

 皆様のおかげさまで2015年もシリーズチャンピオンを獲得することができました! ご支援を頂いたスポンサー様を始め、応援して頂いたファンの皆様に心から御礼を申し上げます。次戦の岡山国際も気を抜かず勝利を目標にドライバー、チーム一丸となって戦いたいと思います。引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

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J'S RACING

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7,8戦鈴鹿 坪井翔が2連勝! 三笠雄一は22位と18位 (DRP)

FIA-F4第7・8戦DRPレースレポート

  • 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 8月29日(土)予選・第7戦決勝レース くもり
  • 8月30日(日)第8戦決勝レース 雨

☆参戦ドライバー

  • ゼッケン:36
  • ドライバー:坪井翔
  • マシン:FTRSスカラシップF4
  • エントラント:TOM’S SPIRIT
  • ゼッケン:51
  • ドライバー:三笠雄一
  • マシン:B-MAX RACING F110
  • エントラント:B-max

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☆8月29日(土)11:50~ 公式予選

 今大会は夏の耐久レースの歴史を受け継ぐ鈴鹿1000kmのサポートレースなので、今までのタイムスケジュールとは少し変則進行となる。前々日からの練習走行で好調な坪井選手は、序盤から精力的にタイムアタックを敢行し5周目に全体ベストタイムを記録。その後、渋滞を回避し再度アタックを試みるがクリアラップが取れず10分以上残してピットイン。三笠選手は途中ピットインしながらも予選時間いっぱいを走行に充てるが、練習走行からの不調解決が見られずタイムが伸びない。第5戦は坪井選手がポールポジション、三笠選手21番手スタート。第6戦は坪井選手2番手、三笠選手17番手スタートとなった。

☆8月29日(土)16:30~ 第7戦決勝レース

 ポールポジションの坪井選手とフロントロー牧野選手はいまいちのスタートで、好スタートを決めた3番手平木選手がホールショットを奪う。2コーナーを立ち上がりサイドバイサイド外側の坪井選手は、牧野選手を抑えきりS字に進入する。三笠選手も好スタートを決めるが、1コーナーの大混戦で行き場がなくポジションキープとなってしまう。1周目から平木選手、坪井選手と牧野選手が後続を引き離す。その後徐々にトップ争いから牧野選手が少し遅れ、7周目からパラパラと雨が降り始める。そして、西コースでは水しぶきが上がり始めた最終周のスプーンカーブでトップ平木選手がオーバーラン。坪井選手は難なくトップに立ち今シーズン2勝目を勝ち取った。三笠選手は終始混戦の中のバトルで一時16位まで順位を上げるが、最終周の1コーナーでオーバーランしてしまい22位フィニッシュとなった。

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☆8月30日(日)8:15~ 第8戦決勝レース

 前日の夕方から降り続いた雨は、早朝に一旦止んだものの厚い雲が覆う。当然路面コンディションはウェットで、全車レインタイヤでスタートが切られた。フロントロー2番手の坪井選手は、今シーズン一番のスタートダッシュを決めて、1コーナーから差を広げてトップを奪う。その後も好ペースを維持し、このペースにかろうじてついてこれるのが牧野選手ただひとりだった。終始危なげない走りで、第6戦からの連勝を3に伸ばすことができた。三笠選手は昨日同様混戦で、ペースの遅いマシンに終始引っかかってしまった。シーズン前半戦も接触を受けたりトラブルが出たりと決して良い流れだはなかったが、完走しての順位としては信じられない18位フィニッシュとなってしまった。

  • 今大会より山田遼選手が欠場となってしまいましたが、早期に復帰できるように引き続き応援よろしくお願いいたします。

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坪井選手コメント
 やりました! これで牧野選手に勝ち星も並びシリーズも3ポイントに迫ったので、やっと振り出しに戻った感じです。正直、第5戦終了時点ではヤバイと焦りがありました。でも去年の状況を考えれば、1勝してましたし諦めないことにより今年に繋がったので、モチベーションを切らさずの努力した結果がこの3連勝にだと思います。それにあの時点では、シリーズチャンピオン争いをできるのはボクだけだと思ってましたので! 公式練習から調子が良くマシンも仕上がっていましたが、結構荒れていたので、チームの戦略として予選では早めにタイムを出せるように燃料をギリギリでいきましたので、後半早々にピットインしたのは予定通りです。第7戦のスタートはちょっとミスしてしまいました。牧野選手は抑えられそうだったので、カバーしたところを好スタートの平木選手にやられてしまいました。ペース的には問題なかったのですが、コーナーで迫るとダウンフォースが抜け直線で抜けず、ドライのままでは厳しかったと思います。ところどころで変わる雨脚に細心の注意をはらって平木選手のリヤタイヤに注目していました。そのおかげでスプーンで生き残ることができました。雨もそうですが思い返すと、勝因は1周目のS字で2位をキープできたことと、その後の牧野選手のプレッシャーが無かったことだと思います。第8戦のは昨日の失敗を帳消しにできたバツーカースタートが決まりました。鈴鹿で初のレインを1周走った時点でいける感触がありました。雨が降っていなかったので路面は良くなると想定していたので、タイヤの状況に気をつけていました。次の菅生は去年レースをしましたし、事前テストもできているので自信があります。この良い流れを切らさず油断せずに準備していきたいと思います。

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☆三笠選手コメント
 一昨年以来の鈴鹿サーキットで、練習走行から絶不調でした。マシンのセッティングもそうですが、自分自身の走りもどこかまとまってなくて、いろいろ試してみたものの解決策が見出だせませんでした。やはりレベルの高いレースでは、事前テストの重要性を痛感させられました。予選は気持ちを切り替えて挑みましたが、状況に変化はなくタイムが伸びずに焦りました。途中ピットインして空気圧をチェックしてもらい再度アタックを試みましたが、なす術無しという感じでした。今シーズン最低のありえない予選順位で落ち込みました。しかし、自分一人で戦っているわけでは無いので、プロレーサーになるためにも問題点の認識と改善策を見出すためにできることを決勝レースでやろうと気持ちを切り替えて第7戦に挑みました。中盤の混戦の中でのバトルだったのでいろいろ試みましたが、ストレートスピードというよりも立ち上がりのからの伸びが周りに劣っていたように感じました。コーナで詰めてもストレートで引き離され、立ち上がり重視のラインを取ってもスリップを使えず混戦から抜け出すことができませんでした。第8戦のウェットコンディションでも状況は変わらず、ずっとペースの遅いマシンに引っかかっていました。そうこうしているうちに渋滞の後ろから抜かれてしまったので、最後は意地を見せてダンロップコーナーで飛び込みました。次の菅生は去年唯一勝てなかったサーキットですが、経験がありますし走った感じは嫌いでは無いので、事前テストも設定してもらったので、問題点をしっかり改善したいと思います。ドライバーズポイントもそうですが、チームポイントもここ最近全く貢献できていないので、応援していただいている皆様とチームのために巻き返したいと思います。

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☆リザルト

【第7戦】

    #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝 #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選21位 決勝22位

【第8戦】

  • #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選2位 決勝 優勝
  • #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選17位 決勝18位

FIA-F4公式リザルト:http://fiaf4.jp/results

ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース http://xyz-one.jp/drp/

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7,8戦鈴鹿 ドライバーズサーキットで、順位を上げてきた第8戦、得られた好感触を、今後のレースに生かす (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第4大会が鈴鹿サーキット(三重県)で、8月29日(土)〜30日(日)に開催された。里見乃亜にとって、このサーキットでのレース経験は昨年のF1日本GPのサポートレース、スーパーFJドリームカップの1回のみで、ライバルの多くがホームコースとすることから、大きな課題を科せられた大会ともなった。

予選 8月29日(土) 天候/曇り コース状況/ドライ

 FIA-F4で鈴鹿サーキットを走るのは初めてであるため、木曜日から行われた専有走行では、可能な限り周回を重ね、まずは習熟に充てることとなった。そして、金曜日に30分間ずつ3セッション行われた専有走行では、それぞれにテーマを課すことに。セッション1でニュータイヤを投入し、予選シミュレーションを行った結果、まだまだタイムアップの余地は残されていたため、セッション2ではよりコースを攻めて走るようチームは指示。その結果、コースアウトしてしまう一幕はあったものの、すぐに復帰。さらに走行を重ねてく。つづくセッション3においてはスタート練習を2度行なった後、再び習熟のための走行を行い、終盤に仕上げとしてニュータイヤを再投入。その結果、前大会よりも良い状態で予選に挑めるようになり、何よりトップとの差が走るたび詰まっていたことが最大の収穫となっていた。

 そして土曜日に行われた予選は、例年ならば残暑がまだ厳しいはずが、予想よりも低めの温度で曇り空の下で行われることとなった。今回の予選はGTの路面とタイヤに厳しい高速サーキットという事で、予選開始から少し時間を空けてコースイン。

 まずはアウトラップともう1周をウォームアップに充てた後、いよいよアタックを開始。周回数を重ねるごとにタイムを縮めていき、アタック開始から3周目にはこの週末の自己ベストとなる、2分9秒857をマーク。その後いったんクールダウンし、ポジショニングをしっかり行なった後、再度アタックを試みる。そして、ベストタイムとなる2分9秒577を記録してさらに短縮を果たした後、再びアタックを行ってセカンドベストタイムとなる2分9秒814をマークする。その後もアタックを続けるが、タイムアップは叶わかったものの、チェッカーまで走行を重ねて最終チェックを行った。

 あらかじめモラルハザードポイントが累積していたドライバーに対し、2戦とも15グリッドの降格が決まっていたことから、ひとつずつ里見の順位は繰り上がることとなり、第7戦は22番手、そして第8戦は23番手のグリッドに並ぶことが決定した。

決勝 第7戦 8月29日(土) 天候/曇り コース状況/ドライ

 夏の終わりの週末をサーキットで楽しもうと、土曜日から2万6000人もの集客があり、これまでの3大会同様、熱い視線が注がれる中での戦いとなった。そんな第7戦ではまずまずのスタートを切るものの、前後左右を囲まれる中、結果的にはポジションキープからレースを開始。しばらくはこう着状態が続く中でも里見は落ち着いて走り、着実に順位を上げていった。6周目には20番手と順位を上げるも、8周目にはバトルの末コースアウトしてしまう。すぐにコースに復帰し最低限のポジションダウンで、集団から離れず続いていく。

 それから間もなく、西コースでは雨が降り出し、最終ラップのスプーンではコースアウトする車両も。そんな困難な状況も乗り切って18位でチェッカーを受け、さらに1台のペナルティによる降格もあったため、最終的には17位という結果で第7戦を終えることとなった。

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決勝 第8戦 8月30日(土) 天候/曇り コース状況/ウエット

 未明まで降り続いた雨によって、早朝8時からのスタート進行開始となった第8戦は、ウェット路面での戦いとなった。すでに雨は止んでいたものの、全車にウェットタイヤが装着されていた。微妙なクラッチミートが必要とされる状況下において、スタートが抜群に決まり、まずはオープニングラップのうちに4台をかわし19番手にポジションをアップ。その後も17番手を争う集団の中で周回を重ねていく。

 その先頭にいる車両が蓋となって、後続車両がどんどん増えていく中、6周目の130Rで集団から抜け出すことに成功し、17番手へと浮上。そうして視界が広がると、1周のタイムを2~3秒縮め、一気に後続を引き離すようになる。ただ、それまでの間に、前車との差は広がっていたため、さらにポジションを上げることは許されなかったものの、10秒以上もあったタイム差を、6秒を切るまでに詰めたところでチェッカーが。さらにドライビングスルーペナルティを科せられた車両もあったことから、16位でレースを終えることとなった。

 さて、ここからの2大会、スポーツランドSUGOとオートポリスはレースどころか、走行経験もない里見にとって未知の場ともなる。したがって今大会以上のテーマが科せられることになるだろう。そんな山場ともなる戦いをクリアすれば、最終大会はホームコースでもあるツインリンクもてぎが舞台。まさに集大成のレースに弾みをつけるためにも、ここからの2大会にはより一層の活躍が期待される。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu) COMMENT
 予選タイムを見ても走るにつれ上位とタイム差は詰まってきているが、現状から抜け出すにはまだ課題が残されている。今回、ドライとウェットコンデションを走れたことは引き出しを増やすきっかけになったと思うし、ウェットのレースではバトル負けせず追い上げるレースが出来ていた。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi) COMMENT
 第7戦はスタートで抜いたり抜かれたりはしたのですが、そもそもドライでの限界値が低かったので、全然納得のいかないレースになってしまいました。一方、第8戦はウェットで、スタートが決まって2台を抜き、目の前でのスピンも回避できて、その後もどんどん抜いていけたのですが、レースが落ち着いた頃には1台のクルマにみんな引っかかっていて、なかなか誰も抜きに行かなかったんです。6周目に仕掛けたときに、一発でかわすことができたことは大きな収穫だったのですが、引っかかっている間に前との差がついてしまって、それ以上ポジションは上げられませんでした。でも、以前に比べればバトルはうまくできるようになったと思います。ただ、まだ予選という課題は残っているので、これを次こそは何とかしてみせます。
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