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2015年4月

SUPER GT

SGT:目まぐるしく変わる天候に翻弄された新体制での初レース (ポルシェ)

MJ15_0069_fineプレスインフォメーション 2015年4月05日
スーパーGT GT300クラス: 第1戦 岡山国際サーキット

日本. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス開幕戦(岡山国際サーキット)の決勝レースで21番グリッドからスタートし、一時はポイント圏内に浮上するも14位でゴールいたしました。

ウェット宣言のもと始まった朝のフリー走行では、コースアウトする車が続出。さらに大きなクラッシュによる赤旗が出てフリー走行は中断となる。アレックス・インペラトーリはそのまま911 GT3Rのシートに残り、走行再開後も走行を続ける。走行終了6分前にアレックスから変わった山下健太はフルウェットという悪コンディションの中にコースイン。しかし山下は順調にタイムを伸ばして1’28”901でGT300クラス5 位を記録。決勝に向けて大いに期待出来る走りを見せた。

スーパーGTがスタート進行に入る頃には雨もやみ雲の隙間から時折薄明かりが射すほどに天気は回復。タイヤ選択がこのレースにおける大きなポイントと考えたPorsche Team KTR は想定しうる全種類のタイヤをグリッドに運び、塾講を重ねた。最終的にチームは手堅くインターメディエイトのハードをチョイスしスタートに臨む事となる。

アレックスはオープニングラップで大きく順位上げると、その後も順調にポジションアップし17周目にはポイント圏内の9位に浮上。その後、25周目までは自身のベストタイムを更新していくが、26周目にはアンダーステアが出始めたたため3周後にタイヤ交換と給油、そしてドライバーチェンジを決断。雨はやむと判断したチームは山下をスリックでコースに送り出しすが、直後から雨は勢いを増していった。チームの読みは外れ苦しい走行が続くが、山下はコースに踏ん張るだけでなくポジションをキープ。天候とコース状況はさらに悪くなっていく中、山下はスリックタイヤで我慢し続けるがチームは55周目にタイヤ交換を判断。スタート時のアレックスと同じくインターメディエイトのハードを履き18番手で再び山下はレースに復帰した。

タイヤ交換後も強い雨は降り続きスピンを喫するライバルたちも続出する中、山下は残りの21周をしぶとく走り抜く。結果、ポジションを4つ挙げてPorsche Team KTRのExcellence Porsche は14番手でチェッカーを受けた。

アレックス・インペラトーリのコメント:
「スタート時のタイヤ選択が当たりオープニングラップで大きくジャンプアップするなど、担当スティントではドライビングを楽しむことができました。路面とタイヤ、そして車のセットアップが見事に噛み合いました。ポイント圏内に入った後はタイヤをいたわり走りつつげたのですが、最後はアンダーステアが強くなりピットインしました。難しい状況の中、健太はよく頑張ったと思います。次の富士に向けて気持ちを切り変えます。」

山下健太のコメント:
「初めてのスーパーGTでミスなくゴール出来て安心しています。コースイン直後はハーフウェット程度だったのでしたが、雨が強まるにつれて路面はどんどん悪化していきました。朝のフリー走行とアレックスがスタートで素晴らしい走りを見せた事からも分かるようにウェットでのバフォーマンスは抜群でしたが、ドライは改善する必要があります。ポルシェの得意な富士では上位を目指したいと思います。」

スーパーGT GT300クラス 2015年 第1戦 岡山国際サーキット結果

1位 ゼッケン31 APR(TOYOTA PRIUS apr GT) 77周
2位 ゼッケン55 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA CR-Z) 77周
3位 ゼッケン21 Audi Team Hitotsuyama (Audi R8 LMS ultra) 76周



14位 ゼッケン33 Porsche Team KTR (Excellence Porsche) 74周

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 #37KeePer TOM’S RC F
アンドレア・カルダレッリ
gt-r1-r-pc-caldarelli いいシーズンのスタートになりました。今週末、クルマの調子はずっと良くて、ミスも全くなく、全てのセッションでトップが取れるような状態でした。これも冬のテストをみんなで頑張ったおかげだと思います。
今日のレースはタイヤチョイスを最後まで悩みましたが、チームの予測が見事に当たりました。チーム全員が最高の仕事をしてくれたと思います。勝てて本当に嬉しいです。
できれば富士でもまた勝ちたいです。ハンデがありますが、なんとかポディウムには上がりたいです。
平川亮
gt-r1-r-pc-hirakawa ポールトゥウィンをすることができ、幸先のいいスタートが切れました。
今日のレースは難しいコンディションで雨雲レーダーなどを基にタイヤをチョイスしました。僕のスティントの最初でNSXに抜かれましたが、スティントの後半で雨が降ることがわかっていたので、タイヤを温存して走っていました。
次の富士はテストでも調子がよかったので、重りを積むことになりますけど、いい結果を出せるようチーム一丸となって頑張ります。
(レギュラー初戦で優勝したことについて)意外とと自分でも勝てるんだな、と思いました。開幕前は300の処理やペース配分など不安がありましたが、自分でもできる、とわかりましたし、もうチャンピオンとるしかないと思っています。
GT300クラス優勝 #31TOYOTA PRIUS apr GT
嵯峨宏紀
gt-r1-r-pc-saga 予選ではタイヤの使い方を失敗してしまい、僕のアタックは今ひとつの結果でした。
今年からブリヂストンのタイヤを使うことになりましたが、今回ウェットはぶっつけ本番だったんですけど、ウォームアップ性も良かったです。
雨雲レーダーなどを参考にウェットのハードを選択しましたが、結果的に読みが当たってパーフェクトな結果でした。
雄一が早いことは以前から知っていたので不安は全くありませんでした。
1000kmでも走ってもらって2位になっていますからね。
次の富士はスパから応援します(笑)佐々木選手が代わりに乗りますけど、速いことは良くわかっているので何も心配していません。
中山雄一
gt-r1-r-pc-nakayama 昨日は初めて予選アタックをさせていただいて、Q1で2番手になりました。クリアラップを取るのが非常に難しかったのですが、最後の最後にアタックすることができました。
今日のレースでは嵯峨さんが20秒のリードを作ってくださったので、最後までミスをしないよう、ペースをコントロールしながら走りました。
(レギュラー初戦で優勝したことについて)サードドライバーを3年やってから今年レギュラードライバーに昇格したので、やっと勝てたか、という感じでした。土曜日もあんまり練習できなかったんですが、予選でタイムが出せましたし、決勝でもコンスタントに走るだけでした。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 雨雲が分けた明暗。#37KeePer TOM'S RC Fが岡山二連勝を達成。GT300も#31プリウスが勝ち、トヨタ(レクサス)が両クラスを制覇!

2015オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月5日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)がポール・トゥ・ウィンを達成。途中大きく順位を落とす場面もあったが、終わってみれば平川が後続を42秒以上突き放す圧倒的な走りでレギュラー参戦の初戦を勝利で飾った。
GT300クラスも昨年までのサードドライバーからレギュラーに昇格した中山雄一の加わった#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がレース序盤から圧倒的な速さをみせ、勝利をものにした。

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この日の午後2時30分より82周で行われた決勝レースは、スタートからゴールまで雨雲の動向とそれに対するタイヤチョイスの可否が展開を左右する、実に波乱に満ちた一戦となった。

朝から降り続いた小雨は正午からのピットウォークが始まる頃には一旦上がり、曇天のままスタート進行が開始された。
これをみてスリックタイヤを選択したのが#17KEIHIN NSX、#11GAINER SLS、#65LEON SLS、そして#61SUBARU BRZの4台だった。
このほか、インターミディを選択するチームもあり、ウェットタイヤの中でもハードコンパウンド、ミディアム、ソフトと各チームそれぞれ異なった選択を行ってレースに臨んでいた。

スタートでトップに立ったのはソフトコンパウンドのウェットタイヤを選択したポールポジションの#37RC F。スタートを担当したカルダレッリは最初の5周で6秒ものマージンを築き上げる。
その後一旦は4番手からスタートして着実に順位を上げてきていた#1モチュールGT-Rのロニー・クインタレッリに17周目のヘアピンでインを突かれて先行を許すが、1号車は22周目に入ったところで左リヤから激しく白煙を吹き上げてピットへ、そのままガレージに押し戻されてレースを終えてしまった。どうやらブレーキトラブルに見舞われたようだ。
しかしその直後、23周目の最終コーナーで今度は#15モデューロNSXを駆る小暮卓史がカルダレッリのインに並びかけてトップに立った。
さらに25周目のダブルヘアピンでは#100レイブリックNSXを駆る山本尚貴も37周目を攻略、更には35周目のヘアピンで小暮のインに飛び込んでトップに躍り出た。
ちょうどその頃から再び雨が路面を濡らし始めた。

これに対応する形で15号車は36周目、100号車は37周目、そして37号車は42周目にドライバー交代を行ったが、タイヤ交換に手間取って50秒以上の作業時間を要したNSX勢に対し、46秒1で作業をまとめた37号車が再びトップを奪い返す。
また、このままの状態が続くと判断したホンダ勢はハードコンパウンド、レース終盤に雨が強くなると読んだ#37トムスはソフトコンパウンドを選択。これがそのままレース展開を左右することになった。

チームからの指示でタイヤを温存しつつ周回を重ねていた平川は49周目のダブルヘアピンで周回遅れに詰まったところを#100伊沢拓也にかわされて2位に後退、その後もじわじわと差を広げられて一時は10秒以上の差をつけられてしまう。

ところが残り周回数が15周となった67周目から平川が逆襲に転じ、1分33秒台のハイペースで伊沢との差を
詰め始めた。#100レイブリックNSXのタイヤはその頃には悲鳴を上げ始めており、伊沢は1分36秒~39秒台の苦しい走りを強いられ、コースにとどまるのが精一杯の状況となっていた。

そして71周目。
ダブルヘアピンの二つ目でアウト側からアプローチした平川がうまくラインをクロスさせる形で伊沢を抜き去り、一気に突き放していった。
その差は75周目には15.6秒、80周目には42秒と一気に広がっていき、最後はチームからの指示によりペースをコントロールしながら平川は圧倒的な速さでGT初勝利を挙げた。また、#37KeePer RC Fとしては昨年に続いて岡山に連勝を達成したことになる。
2位には久々に伊沢/山本コンビが復活した#100レイブリックNSX、3位には新たに立川/石浦コンビとなった#38ZENT RC Fが入った。

めまぐるしくトップが入れ替わったGT500クラスとは打って変わり、GT300クラスはレース序盤にトップに立った#31プリウスが終始レースをリードし、2位以下にこちらも42秒の大差をつけて開幕戦を制した。
こちらも今季初めて使用することになったブリヂストンのウェットタイヤ(ハードコンパウンド)がうまくコースコンディションにマッチした結果だという。
2位には同じくBSタイヤを履くハイブリッド車の#55ARTA CR-Zが入り、ポールポジションからスタートした#10ゲイナーGT-Rはスタ−トでインターミディを選択したことも祟って次第に順位を落とし、7位でレースを終えている。

次戦は富士スピードウェイでの500km耐久レース。
5月3日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum
Eiji TAKEUCHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1375001アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS822:12'00.419
21005002山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS8242.663
3385003立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS8244.265
485004松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS8248.768
5*395005平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS8254.612
6155006小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS821'08.923
7125007安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS821'13.573
8*465008本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI811Lap
965009大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS811Lap
101950010脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH811Lap
11*2450011佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH793Laps
12313001嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS775Laps
131750012塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS775Laps
14553002高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS775Laps
15213003リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH766Laps
16863004クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH766Laps
1703005谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH766Laps
18253006土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH766Laps
19103007アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL757Laps
2033008星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH757Laps
21513009新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH757Laps
226030010飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA RC F GT3
YH757Laps
237730011横溝 直輝
峰尾 恭輔
KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH757Laps
241130012平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL748Laps
253030013小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH748Laps
263330014アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH748Laps
274830015高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH748Laps
28230016高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH748Laps
296130017井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL739Laps
305030018加納 政樹
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH739Laps
311830019中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH7111Laps
328730020青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH7012Laps
3311130021植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH7012Laps
346530022黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH7012Laps
35930023白坂 卓也
東 徹次郎
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH6814Laps
36150013松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI6616Laps
37*36030024吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH6319Laps
38*3650014伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS5824Laps
---- 以上規定周回数(GT500:57Laps / GT300:53Laps)完走 ----
-88300-織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH3844Laps
-64500-中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1765Laps
-5300-玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH181Laps
-7300-ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH082Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.8 松浦孝亮(ARTA NSX CONCEPT-GT) 1'30.701 (25/82) 146.975km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.65 黒沢治樹(LEON SLS) 1'34'738 (30/70) 140.712km/h
  • CarNo.39(ヘイッキ・コバライネン)は、2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.d(フリー走行中の危険なドライブ行為)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.36(ジェームス・ロシター)は、2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.46(柳田真孝)2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.(危険行為)により白黒旗を提示した。
  • CarNo.24(ルーカス・オルドネス)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.b(黄旗区間中の追い越し)違反により、競技結果に38秒を加算する。
  • CarNo.360は、2015 SUPER GT SpR第2章第30条1.2(タイヤ未平置き状態)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第1戦 決勝レース レポート

MJ15_0064_fineプレスインフォメーション 2015年4月04日
 
岡山. 天候:くもり 路面:ドライ 気温:20度 路面:24度(スタート時)

今年15周年を迎えたPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)の2015年シーズン第1戦決勝レースが4月4日(土)、岡山国際サーキット(岡山県)において開催された。
アウト側グリッドのポールポジションに着けたのは午前中の公式予選で的確なセッティング変更から逆転のトップタイムをマークした#78近藤翼。今年も近藤の好敵手として注目の#15元嶋佑弥はセカンドグリッドにつけた。以下、PCCJ初参戦の#12久保凛太郎、#19永井宏明、ジェントルマンクラスで常に上位につける#9武井真司、今年からオーバーオールでエントリーの#7星野敏というスターティングオーダーだ。

そのグリッド上では、近藤と元嶋が数メートルの空間を挟み、同じ思いを巡らせていた。「スタートを決めなければ、やられる」。コース幅が比較的狭く、オーバーテイクポイントの少ない岡山国際サーキットでは先行が有利――。そんな鉄則を反芻する間もなく16時35分、シグナルがグリーンに変わり、各パイロットが今年にかけるそれぞれの想いを抱きながらスタートを切った。

戦略通りにポールポジションからスタートした近藤は逆に想いが強すぎたのか、「ストール気味になってしまった」。近藤は遅れを挽回すべく、イン側方向にラインを取り、ポジション死守を試みる。しかし、元嶋が「完璧ではない」スタートながらも加速に勝り、2台は並んで1コーナーへ。コーナリング中、鼻先は若干、近藤のほうが出ているかにも見えたが、ここを元嶋が制し、接近戦から抜け出す。元嶋は序盤に1秒強のギャップを近藤に対して築くと、この差をコントロール。途中、その距離が若干縮まる場面もあったが、結局そのまま逃げ切った。「雨も考慮に入れたセッティングから、専有走行時のドライ向けのセッティングに戻しました。(予選で履いた)ユーズドでもいいタイムで走れていましたし、近藤選手との距離を見ながらレースを進められましたね。専有走行ではウェットでもいい走りができていたので、明日は仮に雨でも問題ないです」と2連勝に向け、自信を隠さなかった。一方の近藤はクルマを降りた直後こそ気落ちしていたが、「明日は今日の借りを返したい」と力強くひとこと。3位は久保で、「3番手で1コーナーに入っていった後は、戦前の目標設定どおり、基本的にポジションキープ。レース距離でのタイヤのパフォーマンスの変化もかなり確認できたのは収穫」と堅いレース運びのなかでさらなる浮上のヒントをつかんだようだ。

ジェントルマンクラスは武井がトップのポジションを維持したままチェッカー。「後続との間隔が少し開きましたので、その点では落ち着いて走ることができました。1勝したし、気が楽になったかな(笑)」と気負いなく、第2戦に臨めそう。同クラス2位は剛覇矢人。「第2戦も2位を目指します」。同3位にはルーキーの内山清士が入り、PCCJデビュー戦表彰台獲得という非凡な走りを披露している。

オーバーオール、ジェントルマンクラスともに、実績のあるパイロット達に交えてPCCJルーキーが表彰台に上がるという展開となった15年目の開幕戦。明日の第2戦も、シーズン序盤から繰り広げられるであろうエキサイティングなレース展開に期待が高まる。

PCCJ第2戦は4月5日(日)の9時55分から15周で争われる予定。公式予選のセカンドタイム順で決定されたスターティンググリッドは、本日の初戦から入れ替わり、ポールポジションが元嶋、2番グリッド近藤、である。早くもこの若き2人の闘いから目が離せない。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第1-2戦 公式予選レポート

 MJ15_0050_fineプレスインフォメーション 2015年4月04日

岡山. 天候:くもり 路面:ウェット/ドライ 気温:19度 路面:27度

PCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)の2015年シーズンが4月4日(土)、岡山国際サーキットで開幕を迎えた。昨年同様、第1-2戦はスーパーGTのサポートレースとして組み込まれ、4日に30分間の公式予選と第1戦決勝レース、5日(日)に第2戦決勝レースというダブルヘッダーとして開催される。

迎えた公式予選日。PCCJ・Cパドックの雰囲気は前日とうって変わり、俄然、緊張の度合いを深めていた。昨年チャンピオンシップをつかみきれなかった若手ドライバー、前評判どおりの実力をアピールしたい新規参入組、ジェントルマンドライバー最速を狙うベテランとルーキーなど、それぞれの思惑がパドックで交錯する。

タイム争いで先行したのは元嶋だ。ジュニアフォーミュラを順調に駆け上がり、PCCJには昨年に続き今年も再びスカラシッププログラムドライバーとして参戦するチャンスを与えられ、結果で応える覚悟で臨んでいた。その元嶋は早々に1分34秒台に突入し、セッション経過10分過ぎには連続アタック中に1分33秒419までタイムを削ることに成功する。他のドライバーも次々と1分34秒台、35秒台に入れてくるが、元嶋のタイムには届かない。セッションは容赦なく進み、元嶋のポールポジションが決まったかと思われていた。

しかし、これを上回ったのが近藤だった。近藤はPCCJ 3年目。本人も周囲も「今年こそチャンピオン」というのが合言葉だった。自分の走りと存在感をアピールすべく、「1セット目のタイヤでポールポジションを決めることを狙っていました」。元嶋の後ろを走りながら「15号車は低速コーナーでの蹴り出しがいい」と分析。ピットでよりトラクションを重視したセッティングに微調整すると、セッション残り5分あまりとなったところで1分33秒218のトップタイムをマーク。クルマから降りると、明るく屈託のない笑顔を見せた。

最終的に元嶋は2番手。「昨日のセットアップから、今日は雨を見据えたものに変えました。ドライでもいい方向に行くと思っていましたが、そこまでではなかったようです。でも、今回は近藤選手が速かったですね」。第2戦の決勝スターティンググリッドを決めるセカンドベストの比較では、元嶋のタイムがトップ。第2戦ポールポジションとなった。3番手は新規参戦の久保凛太郎。「まずはポルシェと、Type991というクルマを勉強中です。もう少し攻めればコンマ2、3秒は上がったかもしれませんが、1秒までは見えなかったので、決勝に切り替えました」と納得顔だった。

ジェントルマンクラスのトップは昨年から継続して参戦の武井。セッション残り2分になったところでのアタックが決まり、1分35秒114というタイムをマーク。総合でも5番手に食い込んだ。「タイヤを2セット使ってしまい、決勝には不安も残るが、優勝を目指します」と気持ちを切り替えていた。同クラス2番手は#24剛覇矢人、同3番手は#37久保田克昭というオーダーだ。

第1戦の決勝レースは同日16時35分から15周で争われる。公式予選時と気温/路面温度が下がることが予想され、内圧設定を含むタイヤマネージメントが重要なカギを握りそうだ。

Pos./ Car# Driver / Class / Car Name / Best Time
1 / 78 近藤 翼 / O / スカイレーシング / 1'33.218
2 / 15 元嶋 佑弥 / O / GARMIN PORSCHE / 1'33.419
3 / 12 久保 凛太郎 / O / TEAM KTOUCH PORSCHE / 1'34.186
4 / 19 永井 宏明 / O / ナインレーシング / 1'34.831
5 / 9 武井 真司 / G / ビンゴレーシング / 1'35.114
6 / 7 星野 敏 / O / D'station HAI 991 / 1'35.925
7 / 24 剛 覇矢人 / G / みきゃん MP-GT3 / 1'36.258
8 / 37 久保田 克昭 / G / ハナシマレーシング / 1'36.361
9 / 25 内山 清士 / G / NK RACING / 1'36.387
10 / 77 浜崎 大 / G / Voing Ventiler / 1'36.742
11 / 2 田島 剛 / G / タジマレーシング / 1'36.917
12 / 51 ポール イップ / G / KCMG ANNIKA 911 / 1'37.953
13 / 98 五藤 碇 / G / チームトーエイスピリット / 1'38.125
14 / 11 塚本 奈々美 / O / TEAM KTOUCH PORSCHE / 1'38.748
15 / 52 春山 次男 / G / はるやまbaby GT3cup / 1'41.339
16 / 10 斎藤 真紀雄 / G / ビンゴレーシング / 出走せず

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarTireLapTotal_Time
Behind
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-SDL1530'27.088
236坪井 翔FTRSスカラシップF4DL1510.200
37大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1514.150
418ジェームス・ムンローKCMG F110DL1515.612
58上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1523.374
612白石 勇樹TEAM A-ONEDL1545.296
75平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110DL1554.336
862里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーDL1558.438
910⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシングDL151'01.581
1014根本 悠生GUNZE F110 KCMGDL151'02.295
113伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F110DL151'15.963
1238山田 遼美人&DRP AKIBA FTRSDL151'17.793
1328片山 義章miNami aoYama with SARDDL151'18.958
1475手塚 祐弥F&CアキラレーシングwithフィールドDL151'23.588
15*63ニコラス・コスタVSR Lamborghini SCDL151'23.592
16*9石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL151'24.975
1766橋本 陸Skill SpeedDL151'26.740
1819篠原 拓朗VSR Lamborghini SCDL151'31.166
1939加藤 潤平miNami aoYama with SARDDL151'34.865
204河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL151'37.849
2155畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL141Lap
22*2久保田 克昭Hanashima Racing F110DL141Lap
236米倉 正憲CLEAR F110DL132Laps
2423田部 雄剛S2R RacingDL132Laps
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-51三笠 雄一B-MAX RACING F110DL105Laps
-16銘苅 翼Media Do Kageyama F110DL105Laps
-88川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL213Laps
-50山田 真之亮B-MAX RACING F110DL213Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・Rn-S) 1'51.140 (7/15) 119.946km/h
  • CarNo.2は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.18(SCスタート時の追い越し)違反により、決勝結果に45秒を加算した。
  • CarNo.9,63は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.b(黄旗区間中の追い越し)違反により、決勝結果に55秒を加算した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山決勝 怪物牧野任祐ぶっちぎりで二連勝!遂に全勝宣言も飛び出す

FIA-F4選手権第2戦決勝は4月5日、岡山国際サーキットで雨の中15周で行われ、昨日に続いて#11牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)が後続に12秒もの大差をつけた2連勝を達成した。

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ドライコンディションで行われた第1戦から打って変わり、第2戦決勝を迎えた岡山は朝から雨が降り続き、路面は完全なウェット。
このため午前11時10分からの決勝レースはセーフティカースタートが選択され、各車隊列を組んだまま走行を開始した。

セーフティーカーは2周終わりでピットへ。レースは3周目から追い越し可能となった。
ところがリスタート直前の最終コーナーで、ポールシッターの#16銘苅翼がいきなりのスピン、大きく順位を落とすと、続く1コーナーでは2番グリッドの#88川端伸太朗がコースを飛び出し、ヘアピンでは#50山田真之亮も姿勢を乱して飛び出すといういきなりの大混乱となった。

この混乱を尻目にトップに浮上したのが、予選5番手からスタートした#11牧野だ。
牧野は3周目のアトウッドカーブで前を行く#36坪井翔を捉えると、そのまま一気に後続を突き放しにかかった。
この周の牧野のラップタイムは1分54秒台。他のドライバーは1分57秒〜2分フラットという状況下で圧倒的な速さを見せつけた。その後も5周目に1’52.073、6周目に1’52.006、7周目には1’51.140と着実にリードを広げていく。

これに対し2位を行く坪井、3周目の最終コーナーで#5平木湧也を抜いて3位に上がってきた#7大津弘樹らも次第にペースを上げて8周目以降は1分51〜52秒台に入り、牧野と遜色のないペースで周回を重ねるが、そこまでに構築された8秒近いリードは如何ともし難く、牧野が大差をつけて岡山での第1大会を見事2連勝で飾る結果となった。

優勝 牧野任裕(DODIE・インプローブス・RN-S)
faif4-r2-r-makino  「予選は僕のミスです。燃料搭載量を攻めすぎて最後ガス欠が出てしまいました。次はないようにします。今日のレースは運もよかったですけど、前半トップに立てて、立ってからは自分の走りに集中しようと全力でプッシュしました。後半はギャップも空いたので、ペースを抑えて確実に最後まで車を運ぼうと思いました。1、2周目は一番プッシュしました。タイヤのことも考えて、パーンと踏まないように、前に転がすように心がけました。最終コーナーは危なかったです。まさかあんなことが起こるとは思いませんでした。
ちょっとよかったかなと思ったのは、セーフティーカースタートだったことです。後ろについて走っている時に、今後のことも考えて練習しようかなと思ったらホイールスピンしまくったので、それがわかったのは良かったです。
次の富士もS-FJで経験があります。
今年の目標は全勝です。どっかで負けるときがくるかもしれませんが、それは受け止めて、自分の身になるようにしたいです。」
2位 坪井翔(FTRSスカラシップF4)
faif4-r2-r-tsuboi  「セーフティーカースタートになって、荒れるな、という予想は出来てましたが、最初のストレートからスピンするクルマがあったので、慎重に行こうと思いました。自分は抜いてないので。周りがいなくなった形でした。牧野くんは速くて追いつけませんでした。そのあともいつ飛び出すかわからないコンディションの中で走っていたので、飛び出さないように、というところを意識して走りました。最初は慎重に行って、タイヤが温まってからはペースを上げましたが、後半になってからはリヤがきつくなりました。
富士は走り込んでいるので、なんとか2連勝できるように調整して行きたいです」
3位 大津弘樹(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
faif4-r2-r-ohtsu  「予選を失敗して10番グリッドからのスタートだったのでポイントを取れればいいかなと思っていました。スタートして1コーナーでイン側にいて2台くらい抜くことができ、2コーナーで止まったクルマもあったり、山田選手もストップしたりで、平木選手を最終コーナーで抜いて3位になれました。前半から後半に向けてクルマの動きも変わってきてトラクションがかからなくなったのでメカニックと相談して改善していきたいと思います。次に向けてセッティングも走りもまだまだなんで、次は優勝できるようにがんばります」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行 雨の走行でスピン続出!好調#37KeePerがここでもトップタイム!

岡山国際サーキットで開催されているスーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース]のフリー走行は、昨日の予選でポールポジションを獲得した#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)がトップタイムを記録。決勝に向けて好調ぶりをアピールした。
GT300クラスは#21Audi R8 LMS Ultra(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がトップだった。

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gt-r01-f-15 決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝からあいにくの雨模様。
ウェット宣言が出される中、午前9時よりフリー走行が開始されたが、アウトラップの2コーナーで#22グリーンテックSLSがいきなりスピンアウト。なんとかコースには復帰したものの、今度はモスエスで前からバリアに突っ込んでコース上にストップしてしまう。ドライバーの和田久は無事クルマを降りたが、コース上には22号車のパーツのほか、ウレタンバリアの破片が散乱した状態となったため、これらを処理するために赤旗が出されてしまった。
この時の路面はいたるところに川が流れているような難しい状態。22号車のほかにも数台のクルマがコースのあちこちでスピンを喫していた。

車両回収、コース清掃ののちセッションは8時20分に再開。
中断時間を考慮して終了時刻は5分延期され、8時35分終了とされた。

このわずかな走行時間の中、各チームとも決勝へ向けて最後の調整にとりかかる。
そうした中、37号車のカルダレッリは1’35.095を叩き出してトップに立つ。続いて交代した平川も1’35.674と遜色のないタイムを記録。昨日のドライセッティングに続いてウェットでも好調ぶりをみせる。
しかし#38ZENT RC Fも1’35.253で続いており、予断を許さない状況だ。
GT-R勢最上位は#46S Roadで3番手、NSXでは#100レイブリックの6番手が最高と厳しい状況だ。
しかも100号車はチェッカー後のアトウッドカーブで#39デンソーRC Fと交錯する形でスピンしており、決勝レースへの影響が懸念される。

GT300クラスはセッション前半は#77KSFフェラーリの横溝直輝がトップだったが、最後に#21一ツ山アウディの藤井が1’40.171を記録してトップに。予選順位は11番ながら決勝での巻き返しが期待される。
なお、ポールシッターの#10ゲイナーGT-Rはクラス3位とまずまずの位置につけた。

第1戦決勝はこのあと午後2時30分より82周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
137アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'35.095--140.184
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'35.253 0.158 0.158139.951
346本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'35.615 0.520 0.362139.422
46大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'35.933 0.838 0.318138.959
536伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'35.993 0.898 0.060138.873
6100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'36.623 1.528 0.630137.967
719脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'37.649 2.554 1.026136.518
81松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'37.707 2.612 0.058136.436
912安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'37.774 2.679 0.067136.343
1024佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'38.176 3.081 0.402135.785
1115小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'38.785 3.690 0.609134.948
1264中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'39.559 4.464 0.774133.898
1317塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'39.914 4.819 0.355133.423
148松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'41.361 6.266 1.447131.518
1539平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'42.953 7.858 1.592129.484

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
121リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'40.171--133.080
277横溝 直輝
峰尾 恭輔
KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH1'40.527 0.356 0.356132.609
310アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'40.625 0.454 0.098132.480
486クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1'40.804 0.633 0.179132.245
533アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'41.468 1.297 0.664131.379
631嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'41.908 1.737 0.440130.812
788織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'42.175 2.004 0.267130.470
860飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA RC F GT3
YH1'42.229 2.058 0.054130.401
90谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'42.299 2.128 0.070130.312
1025土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'42.465 2.294 0.166130.101
1165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'42.520 2.349 0.055130.031
1251新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH1'42.796 2.625 0.276129.682
133星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'44.250 4.079 1.454127.873
1455高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'44.250 4.079 0.000127.873
1587青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'44.497 4.326 0.247127.571
1611平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'44.756 4.585 0.259127.256
1718中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'45.021 4.850 0.265126.935
187ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'46.543 6.372 1.522125.121
19360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'46.573 6.402 0.030125.086
2030小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.093 6.922 0.520124.479
219白坂 卓也
東 徹次郎
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH1'47.165 6.994 0.072124.395
22111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'47.290 7.119 0.125124.250
2361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'48.013 7.842 0.723123.418
245玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH1'48.101 7.930 0.088123.318
2550加納 政樹
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.88610.715 2.785120.221
2648高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'16.08935.91825.20397.956
2722和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH4'57.2953'17.1242'41.20644.840

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #37KeePer TOM’S RC F
アンドレア・カルダレッリ
gt-r1-q-pc-caldarelli  今シーズンをいい形でスタートすることができました。
朝の公式練習からクルマの調子は良く、自信がもてましたので、予選に向けて大きなセッティング変更は行いませんでした。予選Q1とQ2の間に少し調整しましたが、リョウがそれをうまく使いこなしてくれました。
今日はポールポジションを獲得できて本当に嬉しく思います。
平川亮
gt-r1-q-pc-hirakawa  朝の走行がウェットだったので、予選に向けて不安がありましたが、予選Q1からQ2の間にアンドレアがうまくセッティングしてくれたので、乗る前からポールポジションを取れる雰囲気はありましたが、その分プレッシャーも感じたので走行前の20分くらい車に乗り込んでずっとイメージトレーニングをしていました。それがうまく噛み合ってアタックできました。すこしセクタ−3で失敗したんですが、それがなければもっといけたかな、という位クルマの速さはあります。
明日のレースではポール・トゥ・ウィンを目指しますが、うまく自分の実力を出せればいいかなと思います。
GT300クラス #10GAINER TANAX GT-R GT3
アンドレ・クート
gt-r1-q-pc-couto  朝からクルマの調子が良かったので、セッテイングは大きく変えずに自信を持って走りました。いい予選ができて満足しています。
でもまだ半分の満足です。残り半分は明日のレースで勝つこと。そのためにはタイヤのパフォーマンス、運、天候と全ての条件が揃わないといけません。
千代勝正
gt-r1-q-pc-chiyo  日本語でいいですか?(笑)1シーズンぶりの日本のレースなので、日本語でインタビューを受けられるのがすごい嬉しいんですよ。2015年式のGT-Rはオフシーズンのテストからすごく手応えがありました。スピードがすごくアップしているので、予選では自信を持って走ることができました。今日は路面コンディションとダンロップタイヤがすごくマッチしたので、集中してアタックできました。
チームゲイナーはオフテストからサポート体制がすごくしっかりしていて、Q1ではクート選手もいいアタックをしてくれましたし、チームの皆さんに助けてもらった結果だと思いますし、自分にとってもQ2でポールを取るのは初めてなので、すごく嬉しいし、感謝しています。
昨年とはタイヤの性能が違うので正確なことは言えませんが、今までのものよりもブレーキ性能、特に縦方向のブレーキングがよく止まります。今まではリヤが頼りない時がありましたが、前後の重量配分も改善されたので、トラクションが向上してクルマの安定感も増しています。本当に史上最強のGT-Rという感じで、自信を持って走ることができます。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Phot: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 平川亮がコースレコードを大幅更新!昨年優勝の#37KeePerがPP獲得。GT300はチームゲイナーが1-2を達成

4月4日午後に岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた2015オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kレース」の公式予選は、Q1、Q2ともに前年のコースレコードを上回る激しいアタック合戦が展開された。 その結果ポールポジションを獲得したのは#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)。今季初めてのフル参戦を果たした平川が予選Q2で1’19.008という圧倒的なコースレコードを樹立してみせた。
GT300クラスも昨年のレコードを上回る好タイムが記録され、#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正組)がポールポジションを獲得した。

公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われた。
心配された天候は最後まで持ちこたえ、予選Q1、Q2ともにドライコンディションでの走行となった。

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予選Q1
15分間で行われる予選Q1だが、GT500クラスはこれまでと同様に残り時間が8分あまりとなったところでようやく各チームが動き出すという展開となった。
最初にアタックを開始したのは今シーズンから500クラスにステップアップしてきたルーカス・オルドネスの駆る#24D’Station GT-R。果敢な走りで1’20.359を叩き出す。
しかしベテラン勢のペースははるかにこれを上回り、#1モチュールGT-Rの松田次生が1’19.814、昨年のポールシッター、#6エネオスRC Fの国本雄資が1’19.475を記録してきた。
さらにセッション終了間際には#38ZENTセルモRC Fに今季加入した石浦宏明が1’19.103と昨年のレコードをコンマ3秒も上回るタイムで一気にトップに躍り出た。
この結果#38ZENT、#6エネオス、#39DENSO、#37KeePerとレクサスRC Fが上位4位までを占め、#1モチュール、#12カルソニックのGT-R勢が続いて、#36ペトロナスRC F、#15モデューロNSXの8台がQ2にコマを進めることになった。 公式練習でボンネットから出火するアクシデントに見舞われた12号車だったが、見事修復を間に合わせ、安田裕信が6番手タイムを叩き出している。

GT300クラスは昨年の岡山でも速さを見せつけていた#7Studie BMW Z4Mの荒聖治が1’27.052でトップに。
ルーキーの中山雄一がアタックを担当したJAF−GTの#31プリウスが2番手につけ、今季から日産GT-Rにスイッチしたゲイナーの10号車が3番手。
このほかマザーシャシーの86を駆るつちやエンジニアリングの25号車が松井孝允のドライブで8位、同じくルーキーの平峰一貴がアタックを担当した#88マネパランボルギーニが11位、レーシングプロジェクトバンドウとUPGARAGEがジョイントして走らせる18号車の86が13位でQ2進出を果たしている。

予選Q2
10分間のインターバルを置いて開始された予選Q2。
GT500クラスは注目の元F1ドライバー、ヘイッキ・コバライネンが39号車のアタックを担当。セッション開始直後からいきなりのハイペースで岡山国際サーキットを駆け抜けたが、それが仇となったかタイムは1’19.932にとどまる。
一方、WECに参戦する中嶋一貴に変わって昨年の第2戦富士、第3戦オートポリスで#36ペトロナスRC Fをドライブしたものの、フルシーズン参戦は初めてとなる平川亮は、ルーキーとは思えないアグレッシブな走りで1’19.008という圧倒的なタイムを叩き出し、一気にトップに躍り出た。
#6大嶋和也、#38立川祐路も昨年のレコードタイムを大幅に更新するタイムを記録したが、平川には及ばず、それぞれ予選2位、3位で明日の決勝に臨むことに。 4番手には朝の炎上事故から奇跡の復活を遂げた#12カルソニックGT-Rを駆るJ.P.デ.オリベイラがつけた。

GT300クラスは昨年ブランパン耐久シリーズに参戦し、スーパーGTには2年ぶりの復帰となる千代勝正が#10日産GT-R GT3を駆って1’26.532と、こちらも昨年のコースレコードを上回る走りでポールポジションを獲得。2位には平中克幸の駆る#11SLSがつけ、チームゲイナーがフロントローを独占する快挙を達成した。
3位には#55ARTA CR-Zの小林崇志がつけ、#25VivaC86 MCを駆る土屋武士が4位で復帰戦をスタートすることとなった。

スーパーGT第1戦決勝は明日5日午後2時30分より82周で行われる。 今のところ雨の予報が出ているが、果たしてどんなドラマが待っているのだろうか。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL1530'48.782
236坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL152.188
35平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
DL157.106
463ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DL157.591
551三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL158.016
616銘苅 翼Media Do Kageyama F110
DL1511.481
712白石 勇樹TEAM A-ONE
DL1513.155
838山田 遼美人&DRP AKIBA FTRS
DL1514.182
97大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1521.818
104河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL1522.888
1166橋本 陸Skill Speed
DL1524.350
126米倉 正憲CLEAR F110
DL1527.601
1339加藤 潤平miNami aoYama with SARD
DL1529.554
142久保田 克昭Hanashima Racing F110
DL1531.819
15*88川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL1551.089
1623田部 雄剛S2R Racing
DL1554.219
17*19篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL151'06.705
18*3伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F110
DL151'07.496
19*10⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL151'08.790
20*62里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL151'10.427
21*28片山 義章miNami aoYama with SARD
DL151'11.057
22*75手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL151'21.437
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-50山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL114Laps
-*55畑 亨志F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL87Laps
-*18ジェームス・ムンローKCMG F110
DL510Laps
-8上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL114Laps
-14根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL114Laps
-9石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DLDNS-
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S) 1'33.720 (12/15) 142.241km/h
  • CarNo.10,18,19,28,55,62,75は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(SC中の追い越し)違反により、決勝結果に55秒を加算する。
  • CarNo.3,88は、2015 FIA-F4統一規則15条1.2)(危険なドライブ行為)を適用し、決勝結果に45秒を加算する。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝 相次ぐ激しいバトルを制し、#11牧野任祐が最初のウィナーとなる

今シーズンより始まったFIA-F4選手権の第1戦決勝が4月4日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた。
初戦から大量のエントリーを集めたこのレースはスタート直後からコースのいたるところで激しいバトルが展開され、予選6番手からスタートで一気に順位を上げた#11牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)が最初の勝者となった。

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第1戦決勝は午後1時50分にフォーメーションラップを開始。
ところが5番グリッドからスタートするはずだった石坂瑞基がトラブルのためコース上にストップしてしまい、スターティンググリッドにたどり着けないというアクシデントが発生。
残る27台で15周の戦いが始まった。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#36坪井翔。
一方、予選2番手の#16銘苅翼は序盤からペースが上がらず、1周目で6位まで後退することに。
変わって2位に浮上してきたのが金曜の走行ではトップタイムを連発していながら予選6位に終わった#11牧野だった。
牧野はスタ−トから勢いよく飛び出してみるみる順位を上げていくと、バックストレートでは早くも坪井の背後に迫り、インを伺うそぶりを見せる。
しかし坪井も付け入る隙を与えず、トップをキープしたままコントロールラインへ。
3位には#50山田真之亮、4位には#88川端慎太朗がつける。

ところがその後方で#7大津弘樹と8上村優太が接触、そこに巻き込まれる形で#14根本悠生もウォールに突っ込んでしまった。場所はリボルバーとバイパーの間だ。
この3台がコースを塞ぐ形でストップしたため、彼らを回収するために3周目からセーフティーカーが導入されることになった。

SCは8周終わりでピットへ。9周目からレースは再開された。
リスタートのタイミングをうまく合わせて一時は牧野を引き離したかに見えた坪井だったが、牧野はスリップストリームをうまく使って坪井との差を詰め、1コーナーやヘアピンで果敢に仕掛けていく。
懸命に抑え込む坪井。
しかし11周目のヘアピンでついに牧野が坪井のインをこじ開け、トップに立つ。
その後方では#50山田と#88川端が接近戦を展開、10周目の1コーナーで川端がインをついて3位に浮上すると、山田も12周目のダブルヘアピンでアウトから川端に並びかける。しかしこの試みは実を結ばず、アウトに膨らんできた川端のあおりを食ってスピンアウト、グラベルの餌食となってしまった。
これにより川端にはレース後「危険なドライブ行為」との裁定が下り、45秒加算のペナルティが課せられた。

こうした中、トップに立った牧野は着実に坪井との差を広げ、最後は2.1秒のリードを築いて15周のレースを制した。
2位は坪井、3位には#5平木湧也が入った。
3番手でフィニッシュした川端は、前述のペナルティにより15位に終わった。

FIA-F4選手権第2戦決勝はは明日午前11時10分より15周で行われる。

優勝 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)
faif4-r1-r-makino  「最高です。スタートがうまく決まりました。過去最高じゃないかな?それで2位に上がることができました。セーフティーカー明けのリスタートで離されましたがギリギリスリップの効く範囲にとどまれたので、それが良かったのかなと思います。このレースはいいメンバーが揃っているので勝とうと思ってもなかなか難しいので、なんとか勝ててよかったです。明日は雨なので、前が開けることを祈っています」
2位 坪井翔(FTRSスカラシップF4)
faif4-r1-r-tsuboi  「セーフティーカーが入らなくても厳しかったと思います。スピード的に完全に牧野くんに負けていたので、セーフティーカーが入ることで少し先延ばしにできてラッキーでした。気持ち的にはもう少しセーフティーカーが長くても良かったのにと思ったんですが、全然スピードが違ったので抑えきれないとこまで来てしまって、最後は無理しないように2位でフィニッシュしましたが、まあまあ良い出だしかなと思います」
3位 平木湧也(GSR初⾳ミクホリデー⾞検F110)
 「予選は8位で石坂選手がいなくなったのでスタートは楽でした。SCが入る前までに6位に上がり、1コーナーで白石選手を抜き5位。山田選手がリタイアしたので4位でゴール、川端選手のペナルティで3位になりました。危なくて激しいレースでした。練習まで調子が良くなくてここまで来れたのはよかたです。目標はチャンピオンです」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
137アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.7031'19.008
26大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.4751'19.106
338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.1031'19.370
41松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'19.8141'19.522
536伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.9041'19.658
615小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'19.9651'19.841
739平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.6181'19.932
8*12安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'19.8231'19.521
9100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'19.986
1046本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'20.178
1117塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.235
1224佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'20.359
138松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.416
1419脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'20.461
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'20.946
  • CarNo.12は、2015 SGT-SpR 第27条2(四輪脱輪)により、当該LAP4のタイムを削除した。

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
110アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'27.1291'26.532
211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'27.4481'26.828
355高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'27.4031'26.837
425土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'27.4721'26.909
531嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'27.0631'27.006
63星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.2051'27.259
70谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.5801'27.288
87ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'27.0521'27.458
965黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.5101'27.505
1021リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'27.1721'27.554
1177横溝 直輝
峰尾 恭輔
KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH1'27.9851'27.845
1288織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'27.9371'28.100
1318中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'28.0471'29.163
14360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.179
1586クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1'28.182
1651新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH1'28.268
172高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'28.302
1887青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'28.566
1961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'28.606
20*60飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA RC F GT3
YH1'28.769
2133アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'28.901
2248高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.181
23111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.332
2450加納 政樹
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.390
2522和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.728
265玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH1'29.749
2730小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.771
289白坂 卓也
東 徹次郎
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH1'29.994
  • CarNo.60は、2015 SGT-SpR 第27条2(四輪脱輪)により、当該LAP4のタイムを削除した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
137平川 亮KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.008--168.727
26大嶋 和也ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.106 0.098 0.098168.518
338立川 祐路ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.370 0.362 0.264167.958
412ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'19.521 0.513 0.151167.639
51ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'19.522 0.514 0.001167.637
636ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.658 0.650 0.136167.350
715オリバー・ターベイドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'19.841 0.833 0.183166.967
839ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.932 0.924 0.091166.777

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Fine
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
110千代 勝正GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'26.532--154.056
211平中 克幸GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'26.828 0.296 0.296153.531
355小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'26.837 0.305 0.009153.515
425土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'26.909 0.377 0.072153.388
531中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'27.006 0.474 0.097153.217
63星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.259 0.727 0.253152.773
70谷口 信輝グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.288 0.756 0.029152.722
87ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'27.458 0.926 0.170152.425
965蒲生 尚弥LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.505 0.973 0.047152.343
1021リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'27.554 1.022 0.049152.258
1177横溝 直輝KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH1'27.845 1.313 0.291151.754
1288織戸 学マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'28.100 1.568 0.255151.314
1318井出 有冶UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'29.163 2.631 1.063149.510

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
138石浦 宏明ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BSR1'19.103--168.525
26国本 雄資ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.475 0.372 0.372167.736
339平手 晃平DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.618 0.515 0.143167.434
437アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.703 0.600 0.085167.256
51松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'19.814 0.711 0.111167.023
612安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'19.823 0.720 0.009167.004
736伊藤 大輔PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.904 0.801 0.081166.835
815小暮 卓史ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'19.965 0.862 0.061166.708
---- 以上Q2進出 ----
9100伊沢 拓也RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'19.986 0.883 0.021166.664
1046柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'20.178 1.075 0.192166.265
1117塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.235 1.132 0.057166.147
1224ルーカス・オルドネスD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'20.359 1.256 0.124165.891
138松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.416 1.313 0.057165.773
1419関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'20.461 1.358 0.045165.680
1564中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'20.946 1.843 0.485164.688
---- 以上予選通過 ----

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
17荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'27.052--153.136
231中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'27.063 0.011 0.011153.117
310アンドレ・クートGAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'27.129 0.077 0.066153.001
421藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'27.172 0.120 0.043152.925
53高星 明誠B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.205 0.153 0.033152.867
655高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'27.403 0.351 0.198152.521
711ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'27.448 0.396 0.045152.443
825松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'27.472 0.420 0.024152.401
965黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.510 0.458 0.038152.335
100片岡 龍也グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'27.580 0.528 0.070152.213
1188平峰 一貴マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'27.937 0.885 0.357151.595
1277峰尾 恭輔KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH1'27.985 0.933 0.048151.512
1318中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'28.047 0.995 0.062151.405
---- 以上Q2進出 ----
14360吉田 広樹RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.179 1.127 0.132151.179
1586クリスチャン・マメロウRacing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1'28.182 1.130 0.003151.174
1651新田 守男JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH1'28.268 1.216 0.086151.026
172加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'28.302 1.250 0.034150.968
1887青木 孝行クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'28.566 1.514 0.264150.518
1961井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'28.606 1.554 0.040150.450
2060吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA RC F GT3
YH1'28.769 1.717 0.163150.174
2133アレキサンドレ・インペラトーリExcellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'28.901 1.849 0.132149.951
2248田中 勝輝DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.181 2.129 0.280149.480
23111植田 正幸Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.332 2.280 0.151149.228
2450安岡 秀徒SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.390 2.338 0.058149.131
2522和田 久グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.728 2.676 0.338148.569
265密山 祥吾マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH1'29.749 2.697 0.021148.534
2730岩崎 祐貴NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.771 2.719 0.022148.498
289白坂 卓也PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH1'29.994 2.942 0.223148.130
---- 以上予選通過 ----

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 #12カルソニックGT-R炎上で赤旗中断!トップタイムは#6エネオスRC F

2015年スーパーGT第1戦の公式練習が4月4日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは昨年ポールポジションを獲得している#6ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資組)が1’19.609でトップタイムを記録。
GT300クラスは#3B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠組)がトップだった。

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スーパーGTの2015シーズンがいよいよ開幕。 第1戦の舞台は例年通り岡山国際サーキットだ。
ピットの設営や車両の搬入が行われた金曜日は雨に見舞われたものの、夜半には止んで、公式予選日は時折青空が覗くまでに天候は回復。
105分間の公式練習が開始された午前9時の段階ではまだ路面が僅かに濡れていたため、各車ウェットタイヤを装着してのスタートとなったが、コースコンディションはすぐに回復、セッション中盤には相次いでスリックタイヤが投入され、ラップタイムもそれにつれて上がっていった。

しかし走行開始から50分が経過したところで今季から新たにレクサスRC FのFIA-GT3仕様を投入した#60SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田章/吉本大樹組)がリボルバーコーナーでスピンアウト、グラベルに捕まってしまったため、これを回収するために赤旗が提示されてしまう。 車両回収後9時58分に走行は再開されたが、それから5分余りして#12カルソニックGT-Rの排気系のあたりから出火。車はホームストレートに停止して激しく炎と煙を吹き上げたため、これの消火作業と車両回収のために二度目の赤旗が出されてしまった。 結局12号車はこのままガレージに戻され、修復作業のため最後まで走行に加わることはなかった。

この時点でトップタイムを記録したのは、元F1ドライバーのヘイッキ・コバライネンを迎え入れるなど、チーム体制を一新してきた#39デンソーRC F。 しかし専有走行では#38ZENT RC Fの立川祐路を皮切りに#100レイブリックNSXの伊沢拓也、#1モチュールGT-Rの松田次生、#37KeePer RC Fの平川亮らがコバライネンのタイムを上回り、最後は#6大嶋が昨年のコースレコードに迫る1’19.609を叩き出し、このセッションのトップとなった。 2位に#1モチュールGT-R、3位には#38ZENT RC Fがつけた。

一方、マザーシャシーの導入や車種変更により昨年とは勢力図が一変したGT300クラスは、500クラスにステップアップしたルーカス・オルドネスに変わって高星明誠を迎え入れた#3B-MAX NDDP GT-Rが1’26.799を記録してトップに。 2番手にはマザーシャシーのトヨタ86を得てスーパーGTに復帰したつちやエンジニアリングの#25VivaC 86MCがつける。ベテラン土屋武士のパートナーとしてGTデビューを果たした松井孝允はお隣の広島県福山市の出身だ。 3番手にはこちらも初めてのレギュラー参戦となる中山雄一が1’27.739を叩き出した#31プリウスがつけた。

スーパーGTの公式予選はこのあと午後2時50分よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山公式予選 第1戦は#36坪井、第2戦は#16銘苅がポールポジション

今シーズンから新たにスタートするFIA-F4選手権がいよいよ開幕。 第1戦、第2戦の公式予選は4月4日、岡山国際サーキットで行われ、ベストタイム最速の#36坪井翔、セカンドベストタイム最速の#16銘苅翼がそれぞれ第1戦、第2戦のポールポジションを獲得した。

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全7大会がスーパーGTのサポートイベントとして開催される同シリーズは、GTアソシエイション(GTA)が初めて手がけるフォーミュラカーの選手権だ。
名前が示す通り国際自動車連盟(FIA)の規定に則って制作されたワンメイク車両が用いられるが、シャシーやエンジンのメーカーは各国ごとに異なる。日本ではシャシーを童夢が、エンジンをトムスが(ベースとなるのはトヨタTZR42)、ギヤボックスを戸田レーシングが供給する。
また、ここで好成績を残したドライバーには全日本F3やスーパーGT300クラスへの参戦の道が開けることから、全国各地で開催されているスーパーFJや東西F4の上位ランカーや各メーカーのスカラシップ生らが相次いで参戦を決め初戦から32台もの大量エントリーを集めた。
また、彼らを走らせるチームもB-MAXやハナシマレーシング、ルボーセといったF3の常連組に加え、野田英樹の主催するレーシングスクールと提携したSARDや昨年のGT300王者GSRなど、スーパーGTのトップチームが加わるなど、非常に華やかなものになっている。
ただし残念ながら全32台のうち#27ファン・ドユン、#44山内飛侑、#80陣川雄大がの3台は今大会の出走を見合わせ、#52番場琢も専有走行でのクラッシュにより参加を断念することになった。

上記4台を除く全28台による最初の予選セッションは4日午前8時10分より30分間で行われた。
前日の専有走行ではあいにくの雨に見舞われた岡山国際サーキットだったが、この日の天候は曇り。 しかし路面はまだ乾いていなかったため、全車ウェットタイヤでの走行となった。

序盤から好タイムを連発したのは#36坪井と#16銘苅。
しかしセッションが進むにつれて#50山田真之亮、#88川端伸太朗といった、いずれもF3やFCJ、F4などで活躍してきた顔ぶれがペースを上げてトップ争いに加わり、終盤まで目まぐるしくトップが入れ替わる展開となった。

しかし結局#36坪井がチェッカー直前に1’43.404を記録してトップとなり、開幕戦のポールポジションを獲得、2位に#16銘苅、3位に#88川端がつける結果となった。

なお、このシリーズでは30分間の走行の中で各自のベストタイムを元に第1レースのグリッドを決め、セカンドベストタイム順で第2レースのグリッドを決めることになっており、セカンドベストタイムでは#16銘苅の記録した1’44.408がトップとなったため、第2戦は#16銘苅がポールポジションからスタートすることになった。2番手は#88川端、3番手は#50山田で、第1戦ポールの#36坪井は2列目、4番手からのスタートとなった。

FIA-F4第1戦の決勝は、このあと午後1時50分より15周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
16大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'19.609--167.453
21松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'19.976 0.367 0.367166.685
338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'20.000 0.391 0.024166.635
437アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'20.251 0.642 0.251166.114
546本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'20.276 0.667 0.025166.062
6100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.418 0.809 0.142165.769
739平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'20.573 0.964 0.155165.450
815小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.712 1.103 0.139165.165
917塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'20.776 1.167 0.064165.034
1036伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'20.912 1.303 0.136164.757
1164中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'21.340 1.731 0.428163.890
128松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'21.565 1.956 0.225163.438
1319脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'21.642 2.033 0.077163.284
1424佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'21.757 2.148 0.115163.054
1512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'43.23623.62721.479129.129

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.799--153.582
225土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'27.482 0.683 0.683152.383
331嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'27.739 0.940 0.257151.937
410アンドレ・クート
千代 勝正
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'27.756 0.957 0.017151.908
588織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'27.993 1.194 0.237151.498
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'28.016 1.217 0.023151.459
765黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'28.235 1.436 0.219151.083
821リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'28.323 1.524 0.088150.932
977横溝 直輝
峰尾 恭輔
KSF Direction Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
YH1'28.430 1.631 0.107150.750
1018中山 友貴
井出 有治
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'28.447 1.648 0.017150.721
110谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'28.516 1.717 0.069150.603
1211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'28.531 1.732 0.015150.578
1386クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1'28.572 1.773 0.041150.508
1461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'28.741 1.942 0.169150.221
1555高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS1'28.923 2.124 0.182149.914
162高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'28.962 2.163 0.039149.848
1750加納 政樹
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.100 2.301 0.138149.616
1833アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'29.108 2.309 0.008149.603
19360吉田 広樹
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.180 2.381 0.072149.482
2087青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'29.449 2.650 0.269149.032
2160飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA RC F GT3
YH1'29.620 2.821 0.171148.748
2248高森 博士
田中 勝輝
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.711 2.912 0.091148.597
2322和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'30.093 3.294 0.382147.967
2451新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH1'30.534 3.735 0.441147.246
259白坂 卓也
東 徹次郎
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH1'30.743 3.944 0.209146.907
265玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH1'31.074 4.275 0.331146.373
27111植田 正幸
鶴田 和弥
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'31.173 4.374 0.099146.214
2830小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'54.22127.42223.048116.711

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山公式予選結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarTireTimeBehindGapkm/h
116銘苅 翼Media Do Kageyama F110DL1'44.408--127.680
288川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1'44.446 0.038 0.038127.633
350山田 真之亮B-MAX RACING F110DL1'44.481 0.073 0.035127.591
436坪井 翔FTRSスカラシップF4DL1'44.689 0.281 0.208127.337
511牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-SDL1'45.060 0.652 0.371126.887
65平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110DL1'45.255 0.847 0.195126.652
712白石 勇樹TEAM A-ONEDL1'45.412 1.004 0.157126.464
89石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'45.532 1.124 0.120126.320
910⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシングDL1'45.535 1.127 0.003126.316
107大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'45.663 1.255 0.128126.163
1151三笠 雄一B-MAX RACING F110DL1'45.690 1.282 0.027126.131
123伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F110DL1'45.692 1.284 0.002126.129
138上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'45.704 1.296 0.012126.114
1418ジェームス・ムンローKCMG F110DL1'45.889 1.481 0.185125.894
1563ニコラス・コスタVSR Lamborghini SCDL1'45.957 1.549 0.068125.813
1666橋本 陸Skill SpeedDL1'46.198 1.790 0.241125.528
1762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーDL1'46.548 2.140 0.350125.115
1838山田 遼美人&DRP AKIBA FTRSDL1'46.671 2.263 0.123124.971
1914根本 悠生GUNZE F110 KCMGDL1'46.730 2.322 0.059124.902
2075手塚 祐弥F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'46.814 2.406 0.084124.804
216米倉 正憲CLEAR F110DL1'46.882 2.474 0.068124.724
224河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1'47.245 2.837 0.363124.302
2319篠原 拓朗VSR Lamborghini SCDL1'47.481 3.073 0.236124.029
2455畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'47.623 3.215 0.142123.866
2539加藤 潤平miNami aoYama with SARDDL1'48.866 4.458 1.243122.451
262久保田 克昭Hanashima Racing F110DL1'49.644 5.236 0.778121.583
2728片山 義章miNami aoYama with SARDDL1'50.075 5.667 0.431121.107
2823田部 雄剛S2R RacingDL1'54.308 9.900 4.233116.622
---- 以上基準タイム(2'15.779)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山公式予選結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarTireTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔FTRSスカラシップF4DL1'43.404--128.920
216銘苅 翼Media Do Kageyama F110DL1'43.678 0.274 0.274128.579
388川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1'44.353 0.949 0.675127.747
450山田 真之亮B-MAX RACING F110DL1'44.406 1.002 0.053127.682
59石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'44.573 1.169 0.167127.478
611牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-SDL1'44.960 1.556 0.387127.008
712白石 勇樹TEAM A-ONEDL1'45.001 1.597 0.041126.959
85平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110DL1'45.053 1.649 0.052126.896
963ニコラス・コスタVSR Lamborghini SCDL1'45.163 1.759 0.110126.763
103伴 貴広DUNLOP SUTEKINA F110DL1'45.375 1.971 0.212126.508
1151三笠 雄一B-MAX RACING F110DL1'45.396 1.992 0.021126.483
128上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'45.400 1.996 0.004126.478
1310⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシングDL1'45.447 2.043 0.047126.422
147大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1'45.560 2.156 0.113126.286
1518ジェームス・ムンローKCMG F110DL1'45.854 2.450 0.294125.936
1662里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーDL1'46.021 2.617 0.167125.737
1766橋本 陸Skill SpeedDL1'46.124 2.720 0.103125.615
186米倉 正憲CLEAR F110DL1'46.334 2.930 0.210125.367
19*55畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'46.337 2.933 0.003125.364
2014根本 悠生GUNZE F110 KCMGDL1'46.416 3.012 0.079125.271
2138山田 遼美人&DRP AKIBA FTRSDL1'46.594 3.190 0.178125.061
224河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1'46.668 3.264 0.074124.975
2375手塚 祐弥F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'46.672 3.268 0.004124.970
2419篠原 拓朗VSR Lamborghini SCDL1'47.223 3.819 0.551124.328
252久保田 克昭Hanashima Racing F110DL1'47.732 4.328 0.509123.740
2639加藤 潤平miNami aoYama with SARDDL1'48.832 5.428 1.100122.490
2728片山 義章miNami aoYama with SARDDL1'49.044 5.640 0.212122.252
2823田部 雄剛S2R RacingDL1'52.844 9.440 3.800118.135
---- 以上基準タイム(2'15.779)予選通過 ----
  • CarNo.55は、2015 FIA-F4大会特別規則書第13条(ブリーフィングⅠ遅刻)により、再ブリーフィングとした。
  • CarNo.55は、2015国際モータースポーツ競技付則H項4.1.1.c)(ダブルチェッカー)により、訓戒とする。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第1-2戦 プレビュー

MJ15_0032_fineプレスインフォメーション 2015年4月01日
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シリーズ 第1戦-2戦を、岡山国際サーキット(岡山県)にて2015年4月4日(土)、5日(日)に開催いたします。

岡山国際サーキットで開幕を迎えるポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2015年シリーズ。参戦車両は2014年から導入され2シーズン目を迎える911 GT3 Cup (Type991)。このType991は、最高出力460ps(前モデルType997から10psアップ)、パドルシフトを装備し、タイヤ幅はマシンの性能向上に伴い、前モデルからフロントが10mm、リヤが20mm拡大され、ブレーキ性能など安全性も大幅に引き上げられている。

クラス区分は2014年シーズンの内容を継続。参戦する全ドライバーを対象としシリーズチャンピオンの称号を懸けた戦いとなる「オーバーオール」と、アマチュアドライバーがその腕を競いクラストップを目指す「ジェントルマンクラス」のふたつ。この岡山大会には16名がエントリー。そのうち9名がジェントルマンクラスからの参戦となる。

今年もスーパーGT開幕戦のサポートレースとして開催されるPCCJ。テクニカルなレイアウトが特徴の岡山国際サーキットは、全長約3.7kmに2つのストレートと13のコーナーによって構成される。比較的狭いコース幅にタイトコーナーが多いなど、オーバーテイクチャンスが限られるため、予選でなるべく前方のグリッドを確保することが、決勝レースを有利に戦う上でのカギとなる。予選システムはこれまで同様、第1レースのスターティンググリッドは予選のベストタイム順、第2レースのスターティンググリッドは予選のセカンドタイム順となる。1回の予選で2周分のベストタイムを記録するには、集中力、タイヤマネージメントなど総合力も試されるだろう。ただ、ここでマシンセッティングとアタックさえ決まれば、2戦とも好位置からのスタートを手にすることになる。

今シーズンもチャンピオンシップを争うドライバーは多士済々。2014年オーバーオール3位の#78近藤翼、同4位で今年もPCCJスカラシッププログラムドライバーとして参戦する#15元嶋佑弥、同5位の#19永井宏明らが「今年こそは」とタイトルを獲りに来るはずで、彼らがシリーズを牽引していくことになるだろう。しかし、新規参戦組も実力派が揃っている。女性だけで構成されるレーシングカートユニット「女子カート部」部長の#11塚本奈々美、全日本カート選手権で活躍した#12久保凛太郎のふたりはハイパワーのツーリングカーの経験こそまだ浅いが、Type991の車両特性に慣れれば、早々にタイトル争いに加わってくるだろう。さらに、2014年ジェントルマンクラス王者の#7星野敏が今シーズンはオーバーオールでのエントリー。今年も昨年以上に熱い戦いが繰り広げられるのは間違いない。

一方のジェントルマンクラスも激しいタイトル争いを予感させる顔ぶれとなっている。2013年ジェントルマンクラスチャンピオンの#2田島剛や、2014年同クラス2位の#9武井真司を中心に、PCCJ参戦3年目を迎える#24剛覇矢人や、昨年の参戦で経験を積んだ#51ポール・イップ、#52春山次男らもタイトル戦線浮上への可能性を秘めている。新規参戦組では、ハイパワー車の扱いに慣れている#10斎藤真紀雄、国際レース経験が豊富な#37久保田克昭、他シリーズで王座獲得7回の実績を持つ#77浜崎大、筑波FJ1600Bシリーズ王者の経験を持つ#98 Ikari GOTO、そして現時点では実力が未知数の#25内山清士など、どのような戦いを繰り広げるのか、今から期待が高まる。

15年目というメモリアルイヤーの開幕を迎えるPCCJ。導入2シーズン目となる911 GT3 Cup (Type991) へ注入される各チームのセッティングノウハウは更に完成度を高め、熱く熾烈な戦いはますます激しさを増すことだろう。岡山に集まる多くの観衆の中、幸先良くシーズンのスタートを切るのは果たして誰か。

岡山大会のスケジュールは、専有走行が4月3日(金)9:30-10:00、10:50 -11:20の2セッション。予選は4月4日(土)11:30-12:00。第1戦の決勝レース(15周)は同日16:35から、第2戦決勝レース(15周)は翌5日(日)の9:55からそれぞれスタートを迎える。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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