プレスインフォメーション 2015年4月05日
スーパーGT GT300クラス: 第1戦 岡山国際サーキット
日本. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス開幕戦(岡山国際サーキット)の決勝レースで21番グリッドからスタートし、一時はポイント圏内に浮上するも14位でゴールいたしました。
ウェット宣言のもと始まった朝のフリー走行では、コースアウトする車が続出。さらに大きなクラッシュによる赤旗が出てフリー走行は中断となる。アレックス・インペラトーリはそのまま911 GT3Rのシートに残り、走行再開後も走行を続ける。走行終了6分前にアレックスから変わった山下健太はフルウェットという悪コンディションの中にコースイン。しかし山下は順調にタイムを伸ばして1’28”901でGT300クラス5 位を記録。決勝に向けて大いに期待出来る走りを見せた。
スーパーGTがスタート進行に入る頃には雨もやみ雲の隙間から時折薄明かりが射すほどに天気は回復。タイヤ選択がこのレースにおける大きなポイントと考えたPorsche Team KTR は想定しうる全種類のタイヤをグリッドに運び、塾講を重ねた。最終的にチームは手堅くインターメディエイトのハードをチョイスしスタートに臨む事となる。
アレックスはオープニングラップで大きく順位上げると、その後も順調にポジションアップし17周目にはポイント圏内の9位に浮上。その後、25周目までは自身のベストタイムを更新していくが、26周目にはアンダーステアが出始めたたため3周後にタイヤ交換と給油、そしてドライバーチェンジを決断。雨はやむと判断したチームは山下をスリックでコースに送り出しすが、直後から雨は勢いを増していった。チームの読みは外れ苦しい走行が続くが、山下はコースに踏ん張るだけでなくポジションをキープ。天候とコース状況はさらに悪くなっていく中、山下はスリックタイヤで我慢し続けるがチームは55周目にタイヤ交換を判断。スタート時のアレックスと同じくインターメディエイトのハードを履き18番手で再び山下はレースに復帰した。
タイヤ交換後も強い雨は降り続きスピンを喫するライバルたちも続出する中、山下は残りの21周をしぶとく走り抜く。結果、ポジションを4つ挙げてPorsche Team KTRのExcellence Porsche は14番手でチェッカーを受けた。
アレックス・インペラトーリのコメント:
「スタート時のタイヤ選択が当たりオープニングラップで大きくジャンプアップするなど、担当スティントではドライビングを楽しむことができました。路面とタイヤ、そして車のセットアップが見事に噛み合いました。ポイント圏内に入った後はタイヤをいたわり走りつつげたのですが、最後はアンダーステアが強くなりピットインしました。難しい状況の中、健太はよく頑張ったと思います。次の富士に向けて気持ちを切り変えます。」
山下健太のコメント:
「初めてのスーパーGTでミスなくゴール出来て安心しています。コースイン直後はハーフウェット程度だったのでしたが、雨が強まるにつれて路面はどんどん悪化していきました。朝のフリー走行とアレックスがスタートで素晴らしい走りを見せた事からも分かるようにウェットでのバフォーマンスは抜群でしたが、ドライは改善する必要があります。ポルシェの得意な富士では上位を目指したいと思います。」
スーパーGT GT300クラス 2015年 第1戦 岡山国際サーキット結果
1位 ゼッケン31 APR(TOYOTA PRIUS apr GT) 77周
2位 ゼッケン55 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA CR-Z) 77周
3位 ゼッケン21 Audi Team Hitotsuyama (Audi R8 LMS ultra) 76周
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14位 ゼッケン33 Porsche Team KTR (Excellence Porsche) 74周
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
2015オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月5日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)がポール・トゥ・ウィンを達成。途中大きく順位を落とす場面もあったが、終わってみれば平川が後続を42秒以上突き放す圧倒的な走りでレギュラー参戦の初戦を勝利で飾った。
GT300クラスも昨年までのサードドライバーからレギュラーに昇格した中山雄一の加わった#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がレース序盤から圧倒的な速さをみせ、勝利をものにした。
この日の午後2時30分より82周で行われた決勝レースは、スタートからゴールまで雨雲の動向とそれに対するタイヤチョイスの可否が展開を左右する、実に波乱に満ちた一戦となった。
朝から降り続いた小雨は正午からのピットウォークが始まる頃には一旦上がり、曇天のままスタート進行が開始された。
これをみてスリックタイヤを選択したのが#17KEIHIN NSX、#11GAINER SLS、#65LEON SLS、そして#61SUBARU BRZの4台だった。
このほか、インターミディを選択するチームもあり、ウェットタイヤの中でもハードコンパウンド、ミディアム、ソフトと各チームそれぞれ異なった選択を行ってレースに臨んでいた。
スタートでトップに立ったのはソフトコンパウンドのウェットタイヤを選択したポールポジションの#37RC F。スタートを担当したカルダレッリは最初の5周で6秒ものマージンを築き上げる。
その後一旦は4番手からスタートして着実に順位を上げてきていた#1モチュールGT-Rのロニー・クインタレッリに17周目のヘアピンでインを突かれて先行を許すが、1号車は22周目に入ったところで左リヤから激しく白煙を吹き上げてピットへ、そのままガレージに押し戻されてレースを終えてしまった。どうやらブレーキトラブルに見舞われたようだ。
しかしその直後、23周目の最終コーナーで今度は#15モデューロNSXを駆る小暮卓史がカルダレッリのインに並びかけてトップに立った。
さらに25周目のダブルヘアピンでは#100レイブリックNSXを駆る山本尚貴も37周目を攻略、更には35周目のヘアピンで小暮のインに飛び込んでトップに躍り出た。
ちょうどその頃から再び雨が路面を濡らし始めた。
これに対応する形で15号車は36周目、100号車は37周目、そして37号車は42周目にドライバー交代を行ったが、タイヤ交換に手間取って50秒以上の作業時間を要したNSX勢に対し、46秒1で作業をまとめた37号車が再びトップを奪い返す。
また、このままの状態が続くと判断したホンダ勢はハードコンパウンド、レース終盤に雨が強くなると読んだ#37トムスはソフトコンパウンドを選択。これがそのままレース展開を左右することになった。
チームからの指示でタイヤを温存しつつ周回を重ねていた平川は49周目のダブルヘアピンで周回遅れに詰まったところを#100伊沢拓也にかわされて2位に後退、その後もじわじわと差を広げられて一時は10秒以上の差をつけられてしまう。
ところが残り周回数が15周となった67周目から平川が逆襲に転じ、1分33秒台のハイペースで伊沢との差を
詰め始めた。#100レイブリックNSXのタイヤはその頃には悲鳴を上げ始めており、伊沢は1分36秒~39秒台の苦しい走りを強いられ、コースにとどまるのが精一杯の状況となっていた。
そして71周目。
ダブルヘアピンの二つ目でアウト側からアプローチした平川がうまくラインをクロスさせる形で伊沢を抜き去り、一気に突き放していった。
その差は75周目には15.6秒、80周目には42秒と一気に広がっていき、最後はチームからの指示によりペースをコントロールしながら平川は圧倒的な速さでGT初勝利を挙げた。また、#37KeePer RC Fとしては昨年に続いて岡山に連勝を達成したことになる。
2位には久々に伊沢/山本コンビが復活した#100レイブリックNSX、3位には新たに立川/石浦コンビとなった#38ZENT RC Fが入った。
めまぐるしくトップが入れ替わったGT500クラスとは打って変わり、GT300クラスはレース序盤にトップに立った#31プリウスが終始レースをリードし、2位以下にこちらも42秒の大差をつけて開幕戦を制した。
こちらも今季初めて使用することになったブリヂストンのウェットタイヤ(ハードコンパウンド)がうまくコースコンディションにマッチした結果だという。
2位には同じくBSタイヤを履くハイブリッド車の#55ARTA CR-Zが入り、ポールポジションからスタートした#10ゲイナーGT-Rはスタ−トでインターミディを選択したことも祟って次第に順位を落とし、7位でレースを終えている。
次戦は富士スピードウェイでの500km耐久レース。
5月3日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum
Eiji TAKEUCHI
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | 500 | 1 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 2:12'00.419 |
2 | 100 | 500 | 2 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 82 | 42.663 |
3 | 38 | 500 | 3 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 44.265 |
4 | 8 | 500 | 4 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 82 | 48.768 |
5 | *39 | 500 | 5 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 54.612 |
6 | 15 | 500 | 6 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 82 | 1'08.923 |
7 | 12 | 500 | 7 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 82 | 1'13.573 |
8 | *46 | 500 | 8 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 81 | 1Lap |
9 | 6 | 500 | 9 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 81 | 1Lap |
10 | 19 | 500 | 10 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 81 | 1Lap |
11 | *24 | 500 | 11 | 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 79 | 3Laps |
12 | 31 | 300 | 1 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 77 | 5Laps |
13 | 17 | 500 | 12 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 77 | 5Laps |
14 | 55 | 300 | 2 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 77 | 5Laps |
15 | 21 | 300 | 3 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 76 | 6Laps |
16 | 86 | 300 | 4 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 76 | 6Laps |
17 | 0 | 300 | 5 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 76 | 6Laps |
18 | 25 | 300 | 6 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 76 | 6Laps |
19 | 10 | 300 | 7 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 75 | 7Laps |
20 | 3 | 300 | 8 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 75 | 7Laps |
21 | 51 | 300 | 9 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 75 | 7Laps |
22 | 60 | 300 | 10 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | 75 | 7Laps |
23 | 77 | 300 | 11 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 75 | 7Laps |
24 | 11 | 300 | 12 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 74 | 8Laps |
25 | 30 | 300 | 13 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 74 | 8Laps |
26 | 33 | 300 | 14 | アレキサンドレ・インペラトーリ 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 74 | 8Laps |
27 | 48 | 300 | 15 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 74 | 8Laps |
28 | 2 | 300 | 16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA | YH | 74 | 8Laps |
29 | 61 | 300 | 17 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 73 | 9Laps |
30 | 50 | 300 | 18 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 73 | 9Laps |
31 | 18 | 300 | 19 | 中山 友貴 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 71 | 11Laps |
32 | 87 | 300 | 20 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 70 | 12Laps |
33 | 111 | 300 | 21 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 70 | 12Laps |
34 | 65 | 300 | 22 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 70 | 12Laps |
35 | 9 | 300 | 23 | 白坂 卓也 東 徹次郎 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | 68 | 14Laps |
36 | 1 | 500 | 13 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 66 | 16Laps |
37 | *360 | 300 | 24 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 63 | 19Laps |
38 | *36 | 500 | 14 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 58 | 24Laps |
---- 以上規定周回数(GT500:57Laps / GT300:53Laps)完走 ---- |
- | 88 | 300 | - | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 38 | 44Laps |
- | 64 | 500 | - | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 17 | 65Laps |
- | 5 | 300 | - | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | 1 | 81Laps |
- | 7 | 300 | - | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 0 | 82Laps |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.8 松浦孝亮(ARTA NSX CONCEPT-GT) 1'30.701 (25/82) 146.975km/h
- Fastest Lap(GT300): CarNo.65 黒沢治樹(LEON SLS) 1'34'738 (30/70) 140.712km/h
- CarNo.39(ヘイッキ・コバライネン)は、2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.d(フリー走行中の危険なドライブ行為)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.36(ジェームス・ロシター)は、2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.46(柳田真孝)2015 SUPER GT SpR第2章第27条1.(危険行為)により白黒旗を提示した。
- CarNo.24(ルーカス・オルドネス)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.b(黄旗区間中の追い越し)違反により、競技結果に38秒を加算する。
- CarNo.360は、2015 SUPER GT SpR第2章第30条1.2(タイヤ未平置き状態)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
プレスインフォメーション 2015年4月04日
岡山. 天候:くもり 路面:ドライ 気温:20度 路面:24度(スタート時)
今年15周年を迎えたPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)の2015年シーズン第1戦決勝レースが4月4日(土)、岡山国際サーキット(岡山県)において開催された。
アウト側グリッドのポールポジションに着けたのは午前中の公式予選で的確なセッティング変更から逆転のトップタイムをマークした#78近藤翼。今年も近藤の好敵手として注目の#15元嶋佑弥はセカンドグリッドにつけた。以下、PCCJ初参戦の#12久保凛太郎、#19永井宏明、ジェントルマンクラスで常に上位につける#9武井真司、今年からオーバーオールでエントリーの#7星野敏というスターティングオーダーだ。
そのグリッド上では、近藤と元嶋が数メートルの空間を挟み、同じ思いを巡らせていた。「スタートを決めなければ、やられる」。コース幅が比較的狭く、オーバーテイクポイントの少ない岡山国際サーキットでは先行が有利――。そんな鉄則を反芻する間もなく16時35分、シグナルがグリーンに変わり、各パイロットが今年にかけるそれぞれの想いを抱きながらスタートを切った。
戦略通りにポールポジションからスタートした近藤は逆に想いが強すぎたのか、「ストール気味になってしまった」。近藤は遅れを挽回すべく、イン側方向にラインを取り、ポジション死守を試みる。しかし、元嶋が「完璧ではない」スタートながらも加速に勝り、2台は並んで1コーナーへ。コーナリング中、鼻先は若干、近藤のほうが出ているかにも見えたが、ここを元嶋が制し、接近戦から抜け出す。元嶋は序盤に1秒強のギャップを近藤に対して築くと、この差をコントロール。途中、その距離が若干縮まる場面もあったが、結局そのまま逃げ切った。「雨も考慮に入れたセッティングから、専有走行時のドライ向けのセッティングに戻しました。(予選で履いた)ユーズドでもいいタイムで走れていましたし、近藤選手との距離を見ながらレースを進められましたね。専有走行ではウェットでもいい走りができていたので、明日は仮に雨でも問題ないです」と2連勝に向け、自信を隠さなかった。一方の近藤はクルマを降りた直後こそ気落ちしていたが、「明日は今日の借りを返したい」と力強くひとこと。3位は久保で、「3番手で1コーナーに入っていった後は、戦前の目標設定どおり、基本的にポジションキープ。レース距離でのタイヤのパフォーマンスの変化もかなり確認できたのは収穫」と堅いレース運びのなかでさらなる浮上のヒントをつかんだようだ。
ジェントルマンクラスは武井がトップのポジションを維持したままチェッカー。「後続との間隔が少し開きましたので、その点では落ち着いて走ることができました。1勝したし、気が楽になったかな(笑)」と気負いなく、第2戦に臨めそう。同クラス2位は剛覇矢人。「第2戦も2位を目指します」。同3位にはルーキーの内山清士が入り、PCCJデビュー戦表彰台獲得という非凡な走りを披露している。
オーバーオール、ジェントルマンクラスともに、実績のあるパイロット達に交えてPCCJルーキーが表彰台に上がるという展開となった15年目の開幕戦。明日の第2戦も、シーズン序盤から繰り広げられるであろうエキサイティングなレース展開に期待が高まる。
PCCJ第2戦は4月5日(日)の9時55分から15周で争われる予定。公式予選のセカンドタイム順で決定されたスターティンググリッドは、本日の初戦から入れ替わり、ポールポジションが元嶋、2番グリッド近藤、である。早くもこの若き2人の闘いから目が離せない。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2015年4月04日
岡山. 天候:くもり 路面:ウェット/ドライ 気温:19度 路面:27度
PCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)の2015年シーズンが4月4日(土)、岡山国際サーキットで開幕を迎えた。昨年同様、第1-2戦はスーパーGTのサポートレースとして組み込まれ、4日に30分間の公式予選と第1戦決勝レース、5日(日)に第2戦決勝レースというダブルヘッダーとして開催される。
迎えた公式予選日。PCCJ・Cパドックの雰囲気は前日とうって変わり、俄然、緊張の度合いを深めていた。昨年チャンピオンシップをつかみきれなかった若手ドライバー、前評判どおりの実力をアピールしたい新規参入組、ジェントルマンドライバー最速を狙うベテランとルーキーなど、それぞれの思惑がパドックで交錯する。
タイム争いで先行したのは元嶋だ。ジュニアフォーミュラを順調に駆け上がり、PCCJには昨年に続き今年も再びスカラシッププログラムドライバーとして参戦するチャンスを与えられ、結果で応える覚悟で臨んでいた。その元嶋は早々に1分34秒台に突入し、セッション経過10分過ぎには連続アタック中に1分33秒419までタイムを削ることに成功する。他のドライバーも次々と1分34秒台、35秒台に入れてくるが、元嶋のタイムには届かない。セッションは容赦なく進み、元嶋のポールポジションが決まったかと思われていた。
しかし、これを上回ったのが近藤だった。近藤はPCCJ 3年目。本人も周囲も「今年こそチャンピオン」というのが合言葉だった。自分の走りと存在感をアピールすべく、「1セット目のタイヤでポールポジションを決めることを狙っていました」。元嶋の後ろを走りながら「15号車は低速コーナーでの蹴り出しがいい」と分析。ピットでよりトラクションを重視したセッティングに微調整すると、セッション残り5分あまりとなったところで1分33秒218のトップタイムをマーク。クルマから降りると、明るく屈託のない笑顔を見せた。
最終的に元嶋は2番手。「昨日のセットアップから、今日は雨を見据えたものに変えました。ドライでもいい方向に行くと思っていましたが、そこまでではなかったようです。でも、今回は近藤選手が速かったですね」。第2戦の決勝スターティンググリッドを決めるセカンドベストの比較では、元嶋のタイムがトップ。第2戦ポールポジションとなった。3番手は新規参戦の久保凛太郎。「まずはポルシェと、Type991というクルマを勉強中です。もう少し攻めればコンマ2、3秒は上がったかもしれませんが、1秒までは見えなかったので、決勝に切り替えました」と納得顔だった。
ジェントルマンクラスのトップは昨年から継続して参戦の武井。セッション残り2分になったところでのアタックが決まり、1分35秒114というタイムをマーク。総合でも5番手に食い込んだ。「タイヤを2セット使ってしまい、決勝には不安も残るが、優勝を目指します」と気持ちを切り替えていた。同クラス2番手は#24剛覇矢人、同3番手は#37久保田克昭というオーダーだ。
第1戦の決勝レースは同日16時35分から15周で争われる。公式予選時と気温/路面温度が下がることが予想され、内圧設定を含むタイヤマネージメントが重要なカギを握りそうだ。
Pos./ Car# Driver / Class / Car Name / Best Time
1 / 78 近藤 翼 / O / スカイレーシング / 1'33.218
2 / 15 元嶋 佑弥 / O / GARMIN PORSCHE / 1'33.419
3 / 12 久保 凛太郎 / O / TEAM KTOUCH PORSCHE / 1'34.186
4 / 19 永井 宏明 / O / ナインレーシング / 1'34.831
5 / 9 武井 真司 / G / ビンゴレーシング / 1'35.114
6 / 7 星野 敏 / O / D'station HAI 991 / 1'35.925
7 / 24 剛 覇矢人 / G / みきゃん MP-GT3 / 1'36.258
8 / 37 久保田 克昭 / G / ハナシマレーシング / 1'36.361
9 / 25 内山 清士 / G / NK RACING / 1'36.387
10 / 77 浜崎 大 / G / Voing Ventiler / 1'36.742
11 / 2 田島 剛 / G / タジマレーシング / 1'36.917
12 / 51 ポール イップ / G / KCMG ANNIKA 911 / 1'37.953
13 / 98 五藤 碇 / G / チームトーエイスピリット / 1'38.125
14 / 11 塚本 奈々美 / O / TEAM KTOUCH PORSCHE / 1'38.748
15 / 52 春山 次男 / G / はるやまbaby GT3cup / 1'41.339
16 / 10 斎藤 真紀雄 / G / ビンゴレーシング / 出走せず
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S | DL | 15 | 30'27.088 |
2 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 | DL | 15 | 10.200 |
3 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 15 | 14.150 |
4 | 18 | ジェームス・ムンロー | KCMG F110 | DL | 15 | 15.612 |
5 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 15 | 23.374 |
6 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE | DL | 15 | 45.296 |
7 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 | DL | 15 | 54.336 |
8 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー | DL | 15 | 58.438 |
9 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング | DL | 15 | 1'01.581 |
10 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG | DL | 15 | 1'02.295 |
11 | 3 | 伴 貴広 | DUNLOP SUTEKINA F110 | DL | 15 | 1'15.963 |
12 | 38 | 山田 遼 | 美人&DRP AKIBA FTRS | DL | 15 | 1'17.793 |
13 | 28 | 片山 義章 | miNami aoYama with SARD | DL | 15 | 1'18.958 |
14 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 15 | 1'23.588 |
15 | *63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC | DL | 15 | 1'23.592 |
16 | *9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 15 | 1'24.975 |
17 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 15 | 1'26.740 |
18 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC | DL | 15 | 1'31.166 |
19 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD | DL | 15 | 1'34.865 |
20 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 15 | 1'37.849 |
21 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 14 | 1Lap |
22 | *2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110 | DL | 14 | 1Lap |
23 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 | DL | 13 | 2Laps |
24 | 23 | 田部 雄剛 | S2R Racing | DL | 13 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
- | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 5Laps |
- | 16 | 銘苅 翼 | Media Do Kageyama F110 | DL | 10 | 5Laps |
- | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 2 | 13Laps |
- | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 | DL | 2 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・Rn-S) 1'51.140 (7/15) 119.946km/h
- CarNo.2は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.18(SCスタート時の追い越し)違反により、決勝結果に45秒を加算した。
- CarNo.9,63は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.b(黄旗区間中の追い越し)違反により、決勝結果に55秒を加算した。
FIA-F4選手権第2戦決勝は4月5日、岡山国際サーキットで雨の中15周で行われ、昨日に続いて#11牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)が後続に12秒もの大差をつけた2連勝を達成した。
ドライコンディションで行われた第1戦から打って変わり、第2戦決勝を迎えた岡山は朝から雨が降り続き、路面は完全なウェット。
このため午前11時10分からの決勝レースはセーフティカースタートが選択され、各車隊列を組んだまま走行を開始した。
セーフティーカーは2周終わりでピットへ。レースは3周目から追い越し可能となった。
ところがリスタート直前の最終コーナーで、ポールシッターの#16銘苅翼がいきなりのスピン、大きく順位を落とすと、続く1コーナーでは2番グリッドの#88川端伸太朗がコースを飛び出し、ヘアピンでは#50山田真之亮も姿勢を乱して飛び出すといういきなりの大混乱となった。
この混乱を尻目にトップに浮上したのが、予選5番手からスタートした#11牧野だ。
牧野は3周目のアトウッドカーブで前を行く#36坪井翔を捉えると、そのまま一気に後続を突き放しにかかった。
この周の牧野のラップタイムは1分54秒台。他のドライバーは1分57秒〜2分フラットという状況下で圧倒的な速さを見せつけた。その後も5周目に1’52.073、6周目に1’52.006、7周目には1’51.140と着実にリードを広げていく。
これに対し2位を行く坪井、3周目の最終コーナーで#5平木湧也を抜いて3位に上がってきた#7大津弘樹らも次第にペースを上げて8周目以降は1分51〜52秒台に入り、牧野と遜色のないペースで周回を重ねるが、そこまでに構築された8秒近いリードは如何ともし難く、牧野が大差をつけて岡山での第1大会を見事2連勝で飾る結果となった。
- 優勝 牧野任裕(DODIE・インプローブス・RN-S)
-
「予選は僕のミスです。燃料搭載量を攻めすぎて最後ガス欠が出てしまいました。次はないようにします。今日のレースは運もよかったですけど、前半トップに立てて、立ってからは自分の走りに集中しようと全力でプッシュしました。後半はギャップも空いたので、ペースを抑えて確実に最後まで車を運ぼうと思いました。1、2周目は一番プッシュしました。タイヤのことも考えて、パーンと踏まないように、前に転がすように心がけました。最終コーナーは危なかったです。まさかあんなことが起こるとは思いませんでした。
ちょっとよかったかなと思ったのは、セーフティーカースタートだったことです。後ろについて走っている時に、今後のことも考えて練習しようかなと思ったらホイールスピンしまくったので、それがわかったのは良かったです。
次の富士もS-FJで経験があります。
今年の目標は全勝です。どっかで負けるときがくるかもしれませんが、それは受け止めて、自分の身になるようにしたいです。」
- 2位 坪井翔(FTRSスカラシップF4)
-
「セーフティーカースタートになって、荒れるな、という予想は出来てましたが、最初のストレートからスピンするクルマがあったので、慎重に行こうと思いました。自分は抜いてないので。周りがいなくなった形でした。牧野くんは速くて追いつけませんでした。そのあともいつ飛び出すかわからないコンディションの中で走っていたので、飛び出さないように、というところを意識して走りました。最初は慎重に行って、タイヤが温まってからはペースを上げましたが、後半になってからはリヤがきつくなりました。
富士は走り込んでいるので、なんとか2連勝できるように調整して行きたいです」
- 3位 大津弘樹(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
-
「予選を失敗して10番グリッドからのスタートだったのでポイントを取れればいいかなと思っていました。スタートして1コーナーでイン側にいて2台くらい抜くことができ、2コーナーで止まったクルマもあったり、山田選手もストップしたりで、平木選手を最終コーナーで抜いて3位になれました。前半から後半に向けてクルマの動きも変わってきてトラクションがかからなくなったのでメカニックと相談して改善していきたいと思います。次に向けてセッティングも走りもまだまだなんで、次は優勝できるようにがんばります」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
岡山国際サーキットで開催されているスーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース]のフリー走行は、昨日の予選でポールポジションを獲得した#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)がトップタイムを記録。決勝に向けて好調ぶりをアピールした。
GT300クラスは#21Audi R8 LMS Ultra(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がトップだった。
決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝からあいにくの雨模様。
ウェット宣言が出される中、午前9時よりフリー走行が開始されたが、アウトラップの2コーナーで#22グリーンテックSLSがいきなりスピンアウト。なんとかコースには復帰したものの、今度はモスエスで前からバリアに突っ込んでコース上にストップしてしまう。ドライバーの和田久は無事クルマを降りたが、コース上には22号車のパーツのほか、ウレタンバリアの破片が散乱した状態となったため、これらを処理するために赤旗が出されてしまった。
この時の路面はいたるところに川が流れているような難しい状態。22号車のほかにも数台のクルマがコースのあちこちでスピンを喫していた。
車両回収、コース清掃ののちセッションは8時20分に再開。
中断時間を考慮して終了時刻は5分延期され、8時35分終了とされた。
このわずかな走行時間の中、各チームとも決勝へ向けて最後の調整にとりかかる。
そうした中、37号車のカルダレッリは1’35.095を叩き出してトップに立つ。続いて交代した平川も1’35.674と遜色のないタイムを記録。昨日のドライセッティングに続いてウェットでも好調ぶりをみせる。
しかし#38ZENT RC Fも1’35.253で続いており、予断を許さない状況だ。
GT-R勢最上位は#46S Roadで3番手、NSXでは#100レイブリックの6番手が最高と厳しい状況だ。
しかも100号車はチェッカー後のアトウッドカーブで#39デンソーRC Fと交錯する形でスピンしており、決勝レースへの影響が懸念される。
GT300クラスはセッション前半は#77KSFフェラーリの横溝直輝がトップだったが、最後に#21一ツ山アウディの藤井が1’40.171を記録してトップに。予選順位は11番ながら決勝での巻き返しが期待される。
なお、ポールシッターの#10ゲイナーGT-Rはクラス3位とまずまずの位置につけた。
第1戦決勝はこのあと午後2時30分より82周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'35.095 | - | - | 140.184 |
2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'35.253 | 0.158 | 0.158 | 139.951 |
3 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'35.615 | 0.520 | 0.362 | 139.422 |
4 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'35.933 | 0.838 | 0.318 | 138.959 |
5 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'35.993 | 0.898 | 0.060 | 138.873 |
6 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'36.623 | 1.528 | 0.630 | 137.967 |
7 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 1'37.649 | 2.554 | 1.026 | 136.518 |
8 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'37.707 | 2.612 | 0.058 | 136.436 |
9 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 1'37.774 | 2.679 | 0.067 | 136.343 |
10 | 24 | 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 1'38.176 | 3.081 | 0.402 | 135.785 |
11 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'38.785 | 3.690 | 0.609 | 134.948 |
12 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 1'39.559 | 4.464 | 0.774 | 133.898 |
13 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'39.914 | 4.819 | 0.355 | 133.423 |
14 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'41.361 | 6.266 | 1.447 | 131.518 |
15 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'42.953 | 7.858 | 1.592 | 129.484 |
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/05) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 1'40.171 | - | - | 133.080 |
2 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 1'40.527 | 0.356 | 0.356 | 132.609 |
3 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'40.625 | 0.454 | 0.098 | 132.480 |
4 | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 1'40.804 | 0.633 | 0.179 | 132.245 |
5 | 33 | アレキサンドレ・インペラトーリ 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 1'41.468 | 1.297 | 0.664 | 131.379 |
6 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'41.908 | 1.737 | 0.440 | 130.812 |
7 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'42.175 | 2.004 | 0.267 | 130.470 |
8 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | 1'42.229 | 2.058 | 0.054 | 130.401 |
9 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'42.299 | 2.128 | 0.070 | 130.312 |
10 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'42.465 | 2.294 | 0.166 | 130.101 |
11 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'42.520 | 2.349 | 0.055 | 130.031 |
12 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'42.796 | 2.625 | 0.276 | 129.682 |
13 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'44.250 | 4.079 | 1.454 | 127.873 |
14 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 1'44.250 | 4.079 | 0.000 | 127.873 |
15 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'44.497 | 4.326 | 0.247 | 127.571 |
16 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 1'44.756 | 4.585 | 0.259 | 127.256 |
17 | 18 | 中山 友貴 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'45.021 | 4.850 | 0.265 | 126.935 |
18 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'46.543 | 6.372 | 1.522 | 125.121 |
19 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'46.573 | 6.402 | 0.030 | 125.086 |
20 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'47.093 | 6.922 | 0.520 | 124.479 |
21 | 9 | 白坂 卓也 東 徹次郎 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | 1'47.165 | 6.994 | 0.072 | 124.395 |
22 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'47.290 | 7.119 | 0.125 | 124.250 |
23 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'48.013 | 7.842 | 0.723 | 123.418 |
24 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | 1'48.101 | 7.930 | 0.088 | 123.318 |
25 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'50.886 | 10.715 | 2.785 | 120.221 |
26 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2'16.089 | 35.918 | 25.203 | 97.956 |
27 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 4'57.295 | 3'17.124 | 2'41.206 | 44.840 |
4月4日午後に岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた2015オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kレース」の公式予選は、Q1、Q2ともに前年のコースレコードを上回る激しいアタック合戦が展開された。 その結果ポールポジションを獲得したのは#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)。今季初めてのフル参戦を果たした平川が予選Q2で1’19.008という圧倒的なコースレコードを樹立してみせた。
GT300クラスも昨年のレコードを上回る好タイムが記録され、#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正組)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われた。
心配された天候は最後まで持ちこたえ、予選Q1、Q2ともにドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
15分間で行われる予選Q1だが、GT500クラスはこれまでと同様に残り時間が8分あまりとなったところでようやく各チームが動き出すという展開となった。
最初にアタックを開始したのは今シーズンから500クラスにステップアップしてきたルーカス・オルドネスの駆る#24D’Station GT-R。果敢な走りで1’20.359を叩き出す。
しかしベテラン勢のペースははるかにこれを上回り、#1モチュールGT-Rの松田次生が1’19.814、昨年のポールシッター、#6エネオスRC Fの国本雄資が1’19.475を記録してきた。
さらにセッション終了間際には#38ZENTセルモRC Fに今季加入した石浦宏明が1’19.103と昨年のレコードをコンマ3秒も上回るタイムで一気にトップに躍り出た。
この結果#38ZENT、#6エネオス、#39DENSO、#37KeePerとレクサスRC Fが上位4位までを占め、#1モチュール、#12カルソニックのGT-R勢が続いて、#36ペトロナスRC F、#15モデューロNSXの8台がQ2にコマを進めることになった。 公式練習でボンネットから出火するアクシデントに見舞われた12号車だったが、見事修復を間に合わせ、安田裕信が6番手タイムを叩き出している。
GT300クラスは昨年の岡山でも速さを見せつけていた#7Studie BMW Z4Mの荒聖治が1’27.052でトップに。
ルーキーの中山雄一がアタックを担当したJAF−GTの#31プリウスが2番手につけ、今季から日産GT-Rにスイッチしたゲイナーの10号車が3番手。
このほかマザーシャシーの86を駆るつちやエンジニアリングの25号車が松井孝允のドライブで8位、同じくルーキーの平峰一貴がアタックを担当した#88マネパランボルギーニが11位、レーシングプロジェクトバンドウとUPGARAGEがジョイントして走らせる18号車の86が13位でQ2進出を果たしている。
予選Q2
10分間のインターバルを置いて開始された予選Q2。
GT500クラスは注目の元F1ドライバー、ヘイッキ・コバライネンが39号車のアタックを担当。セッション開始直後からいきなりのハイペースで岡山国際サーキットを駆け抜けたが、それが仇となったかタイムは1’19.932にとどまる。
一方、WECに参戦する中嶋一貴に変わって昨年の第2戦富士、第3戦オートポリスで#36ペトロナスRC Fをドライブしたものの、フルシーズン参戦は初めてとなる平川亮は、ルーキーとは思えないアグレッシブな走りで1’19.008という圧倒的なタイムを叩き出し、一気にトップに躍り出た。
#6大嶋和也、#38立川祐路も昨年のレコードタイムを大幅に更新するタイムを記録したが、平川には及ばず、それぞれ予選2位、3位で明日の決勝に臨むことに。 4番手には朝の炎上事故から奇跡の復活を遂げた#12カルソニックGT-Rを駆るJ.P.デ.オリベイラがつけた。
GT300クラスは昨年ブランパン耐久シリーズに参戦し、スーパーGTには2年ぶりの復帰となる千代勝正が#10日産GT-R GT3を駆って1’26.532と、こちらも昨年のコースレコードを上回る走りでポールポジションを獲得。2位には平中克幸の駆る#11SLSがつけ、チームゲイナーがフロントローを独占する快挙を達成した。
3位には#55ARTA CR-Zの小林崇志がつけ、#25VivaC86 MCを駆る土屋武士が4位で復帰戦をスタートすることとなった。
スーパーGT第1戦決勝は明日5日午後2時30分より82周で行われる。 今のところ雨の予報が出ているが、果たしてどんなドラマが待っているのだろうか。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 15 | 30'48.782 |
2 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 15 | 2.188 |
3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 15 | 7.106 |
4 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 15 | 7.591 |
5 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 15 | 8.016 |
6 | 16 | 銘苅 翼 | Media Do Kageyama F110
| DL | 15 | 11.481 |
7 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 15 | 13.155 |
8 | 38 | 山田 遼 | 美人&DRP AKIBA FTRS
| DL | 15 | 14.182 |
9 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 15 | 21.818 |
10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 15 | 22.888 |
11 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 15 | 24.350 |
12 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 15 | 27.601 |
13 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD
| DL | 15 | 29.554 |
14 | 2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110
| DL | 15 | 31.819 |
15 | *88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 15 | 51.089 |
16 | 23 | 田部 雄剛 | S2R Racing
| DL | 15 | 54.219 |
17 | *19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 15 | 1'06.705 |
18 | *3 | 伴 貴広 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 15 | 1'07.496 |
19 | *10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 15 | 1'08.790 |
20 | *62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 15 | 1'10.427 |
21 | *28 | 片山 義章 | miNami aoYama with SARD
| DL | 15 | 1'11.057 |
22 | *75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 15 | 1'21.437 |
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
- | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 11 | 4Laps |
- | *55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 8 | 7Laps |
- | *18 | ジェームス・ムンロー | KCMG F110
| DL | 5 | 10Laps |
- | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 1 | 14Laps |
- | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 1 | 14Laps |
- | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | DNS | - |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S) 1'33.720 (12/15) 142.241km/h
- CarNo.10,18,19,28,55,62,75は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(SC中の追い越し)違反により、決勝結果に55秒を加算する。
- CarNo.3,88は、2015 FIA-F4統一規則15条1.2)(危険なドライブ行為)を適用し、決勝結果に45秒を加算する。
今シーズンより始まったFIA-F4選手権の第1戦決勝が4月4日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた。
初戦から大量のエントリーを集めたこのレースはスタート直後からコースのいたるところで激しいバトルが展開され、予選6番手からスタートで一気に順位を上げた#11牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)が最初の勝者となった。
第1戦決勝は午後1時50分にフォーメーションラップを開始。
ところが5番グリッドからスタートするはずだった石坂瑞基がトラブルのためコース上にストップしてしまい、スターティンググリッドにたどり着けないというアクシデントが発生。
残る27台で15周の戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#36坪井翔。
一方、予選2番手の#16銘苅翼は序盤からペースが上がらず、1周目で6位まで後退することに。
変わって2位に浮上してきたのが金曜の走行ではトップタイムを連発していながら予選6位に終わった#11牧野だった。
牧野はスタ−トから勢いよく飛び出してみるみる順位を上げていくと、バックストレートでは早くも坪井の背後に迫り、インを伺うそぶりを見せる。
しかし坪井も付け入る隙を与えず、トップをキープしたままコントロールラインへ。
3位には#50山田真之亮、4位には#88川端慎太朗がつける。
ところがその後方で#7大津弘樹と8上村優太が接触、そこに巻き込まれる形で#14根本悠生もウォールに突っ込んでしまった。場所はリボルバーとバイパーの間だ。
この3台がコースを塞ぐ形でストップしたため、彼らを回収するために3周目からセーフティーカーが導入されることになった。
SCは8周終わりでピットへ。9周目からレースは再開された。
リスタートのタイミングをうまく合わせて一時は牧野を引き離したかに見えた坪井だったが、牧野はスリップストリームをうまく使って坪井との差を詰め、1コーナーやヘアピンで果敢に仕掛けていく。
懸命に抑え込む坪井。
しかし11周目のヘアピンでついに牧野が坪井のインをこじ開け、トップに立つ。
その後方では#50山田と#88川端が接近戦を展開、10周目の1コーナーで川端がインをついて3位に浮上すると、山田も12周目のダブルヘアピンでアウトから川端に並びかける。しかしこの試みは実を結ばず、アウトに膨らんできた川端のあおりを食ってスピンアウト、グラベルの餌食となってしまった。
これにより川端にはレース後「危険なドライブ行為」との裁定が下り、45秒加算のペナルティが課せられた。
こうした中、トップに立った牧野は着実に坪井との差を広げ、最後は2.1秒のリードを築いて15周のレースを制した。
2位は坪井、3位には#5平木湧也が入った。
3番手でフィニッシュした川端は、前述のペナルティにより15位に終わった。
FIA-F4選手権第2戦決勝はは明日午前11時10分より15周で行われる。
- 優勝 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S)
-
「最高です。スタートがうまく決まりました。過去最高じゃないかな?それで2位に上がることができました。セーフティーカー明けのリスタートで離されましたがギリギリスリップの効く範囲にとどまれたので、それが良かったのかなと思います。このレースはいいメンバーが揃っているので勝とうと思ってもなかなか難しいので、なんとか勝ててよかったです。明日は雨なので、前が開けることを祈っています」
- 2位 坪井翔(FTRSスカラシップF4)
-
「セーフティーカーが入らなくても厳しかったと思います。スピード的に完全に牧野くんに負けていたので、セーフティーカーが入ることで少し先延ばしにできてラッキーでした。気持ち的にはもう少しセーフティーカーが長くても良かったのにと思ったんですが、全然スピードが違ったので抑えきれないとこまで来てしまって、最後は無理しないように2位でフィニッシュしましたが、まあまあ良い出だしかなと思います」
3位 平木湧也(GSR初⾳ミクホリデー⾞検F110)
「予選は8位で石坂選手がいなくなったのでスタートは楽でした。SCが入る前までに6位に上がり、1コーナーで白石選手を抜き5位。山田選手がリタイアしたので4位でゴール、川端選手のペナルティで3位になりました。危なくて激しいレースでした。練習まで調子が良くなくてここまで来れたのはよかたです。目標はチャンピオンです」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
1 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.703 | 1'19.008 |
2 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.475 | 1'19.106 |
3 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.103 | 1'19.370 |
4 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'19.814 | 1'19.522 |
5 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.904 | 1'19.658 |
6 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'19.965 | 1'19.841 |
7 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.618 | 1'19.932 |
8 | *12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 1'19.823 | 1'19.521 |
9 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'19.986 | |
10 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'20.178 | |
11 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.235 | |
12 | 24 | 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 1'20.359 | |
13 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.416 | |
14 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 1'20.461 | |
15 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 1'20.946 | |
- CarNo.12は、2015 SGT-SpR 第27条2(四輪脱輪)により、当該LAP4のタイムを削除した。
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
1 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'27.129 | 1'26.532 |
2 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 1'27.448 | 1'26.828 |
3 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 1'27.403 | 1'26.837 |
4 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.472 | 1'26.909 |
5 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'27.063 | 1'27.006 |
6 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.205 | 1'27.259 |
7 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.580 | 1'27.288 |
8 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'27.052 | 1'27.458 |
9 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.510 | 1'27.505 |
10 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 1'27.172 | 1'27.554 |
11 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 1'27.985 | 1'27.845 |
12 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'27.937 | 1'28.100 |
13 | 18 | 中山 友貴 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'28.047 | 1'29.163 |
14 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'28.179 | |
15 | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 1'28.182 | |
16 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'28.268 | |
17 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA | YH | 1'28.302 | |
18 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'28.566 | |
19 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'28.606 | |
20 | *60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | 1'28.769 | |
21 | 33 | アレキサンドレ・インペラトーリ 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 1'28.901 | |
22 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.181 | |
23 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.332 | |
24 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.390 | |
25 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.728 | |
26 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.749 | |
27 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.771 | |
28 | 9 | 白坂 卓也 東 徹次郎 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | 1'29.994 | |
- CarNo.60は、2015 SGT-SpR 第27条2(四輪脱輪)により、当該LAP4のタイムを削除した。
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 37 | 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.008 | - | - | 168.727 |
2 | 6 | 大嶋 和也 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.106 | 0.098 | 0.098 | 168.518 |
3 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.370 | 0.362 | 0.264 | 167.958 |
4 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 1'19.521 | 0.513 | 0.151 | 167.639 |
5 | 1 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'19.522 | 0.514 | 0.001 | 167.637 |
6 | 36 | ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.658 | 0.650 | 0.136 | 167.350 |
7 | 15 | オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'19.841 | 0.833 | 0.183 | 166.967 |
8 | 39 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.932 | 0.924 | 0.091 | 166.777 |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Fine
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 10 | 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'26.532 | - | - | 154.056 |
2 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 1'26.828 | 0.296 | 0.296 | 153.531 |
3 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 1'26.837 | 0.305 | 0.009 | 153.515 |
4 | 25 | 土屋 武士 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.909 | 0.377 | 0.072 | 153.388 |
5 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'27.006 | 0.474 | 0.097 | 153.217 |
6 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.259 | 0.727 | 0.253 | 152.773 |
7 | 0 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.288 | 0.756 | 0.029 | 152.722 |
8 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'27.458 | 0.926 | 0.170 | 152.425 |
9 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.505 | 0.973 | 0.047 | 152.343 |
10 | 21 | リチャード・ライアン | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 1'27.554 | 1.022 | 0.049 | 152.258 |
11 | 77 | 横溝 直輝 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 1'27.845 | 1.313 | 0.291 | 151.754 |
12 | 88 | 織戸 学 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'28.100 | 1.568 | 0.255 | 151.314 |
13 | 18 | 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.163 | 2.631 | 1.063 | 149.510 |
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | R1'19.103 | - | - | 168.525 |
2 | 6 | 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.475 | 0.372 | 0.372 | 167.736 |
3 | 39 | 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.618 | 0.515 | 0.143 | 167.434 |
4 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.703 | 0.600 | 0.085 | 167.256 |
5 | 1 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'19.814 | 0.711 | 0.111 | 167.023 |
6 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 1'19.823 | 0.720 | 0.009 | 167.004 |
7 | 36 | 伊藤 大輔 | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.904 | 0.801 | 0.081 | 166.835 |
8 | 15 | 小暮 卓史 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'19.965 | 0.862 | 0.061 | 166.708 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 100 | 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'19.986 | 0.883 | 0.021 | 166.664 |
10 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'20.178 | 1.075 | 0.192 | 166.265 |
11 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.235 | 1.132 | 0.057 | 166.147 |
12 | 24 | ルーカス・オルドネス | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 1'20.359 | 1.256 | 0.124 | 165.891 |
13 | 8 | 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.416 | 1.313 | 0.057 | 165.773 |
14 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 1'20.461 | 1.358 | 0.045 | 165.680 |
15 | 64 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 1'20.946 | 1.843 | 0.485 | 164.688 |
---- 以上予選通過 ---- |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'27.052 | - | - | 153.136 |
2 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'27.063 | 0.011 | 0.011 | 153.117 |
3 | 10 | アンドレ・クート | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'27.129 | 0.077 | 0.066 | 153.001 |
4 | 21 | 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 1'27.172 | 0.120 | 0.043 | 152.925 |
5 | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.205 | 0.153 | 0.033 | 152.867 |
6 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 1'27.403 | 0.351 | 0.198 | 152.521 |
7 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 1'27.448 | 0.396 | 0.045 | 152.443 |
8 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.472 | 0.420 | 0.024 | 152.401 |
9 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.510 | 0.458 | 0.038 | 152.335 |
10 | 0 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'27.580 | 0.528 | 0.070 | 152.213 |
11 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'27.937 | 0.885 | 0.357 | 151.595 |
12 | 77 | 峰尾 恭輔 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 1'27.985 | 0.933 | 0.048 | 151.512 |
13 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'28.047 | 0.995 | 0.062 | 151.405 |
---- 以上Q2進出 ---- |
14 | 360 | 吉田 広樹 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'28.179 | 1.127 | 0.132 | 151.179 |
15 | 86 | クリスチャン・マメロウ | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 1'28.182 | 1.130 | 0.003 | 151.174 |
16 | 51 | 新田 守男 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'28.268 | 1.216 | 0.086 | 151.026 |
17 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA | YH | 1'28.302 | 1.250 | 0.034 | 150.968 |
18 | 87 | 青木 孝行 | クリスタルクロコランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'28.566 | 1.514 | 0.264 | 150.518 |
19 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'28.606 | 1.554 | 0.040 | 150.450 |
20 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | 1'28.769 | 1.717 | 0.163 | 150.174 |
21 | 33 | アレキサンドレ・インペラトーリ | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 1'28.901 | 1.849 | 0.132 | 149.951 |
22 | 48 | 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.181 | 2.129 | 0.280 | 149.480 |
23 | 111 | 植田 正幸 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.332 | 2.280 | 0.151 | 149.228 |
24 | 50 | 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.390 | 2.338 | 0.058 | 149.131 |
25 | 22 | 和田 久 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.728 | 2.676 | 0.338 | 148.569 |
26 | 5 | 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.749 | 2.697 | 0.021 | 148.534 |
27 | 30 | 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.771 | 2.719 | 0.022 | 148.498 |
28 | 9 | 白坂 卓也 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | 1'29.994 | 2.942 | 0.223 | 148.130 |
---- 以上予選通過 ---- |
2015年スーパーGT第1戦の公式練習が4月4日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは昨年ポールポジションを獲得している#6ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資組)が1’19.609でトップタイムを記録。
GT300クラスは#3B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠組)がトップだった。
スーパーGTの2015シーズンがいよいよ開幕。 第1戦の舞台は例年通り岡山国際サーキットだ。
ピットの設営や車両の搬入が行われた金曜日は雨に見舞われたものの、夜半には止んで、公式予選日は時折青空が覗くまでに天候は回復。
105分間の公式練習が開始された午前9時の段階ではまだ路面が僅かに濡れていたため、各車ウェットタイヤを装着してのスタートとなったが、コースコンディションはすぐに回復、セッション中盤には相次いでスリックタイヤが投入され、ラップタイムもそれにつれて上がっていった。
しかし走行開始から50分が経過したところで今季から新たにレクサスRC FのFIA-GT3仕様を投入した#60SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田章/吉本大樹組)がリボルバーコーナーでスピンアウト、グラベルに捕まってしまったため、これを回収するために赤旗が提示されてしまう。 車両回収後9時58分に走行は再開されたが、それから5分余りして#12カルソニックGT-Rの排気系のあたりから出火。車はホームストレートに停止して激しく炎と煙を吹き上げたため、これの消火作業と車両回収のために二度目の赤旗が出されてしまった。 結局12号車はこのままガレージに戻され、修復作業のため最後まで走行に加わることはなかった。
この時点でトップタイムを記録したのは、元F1ドライバーのヘイッキ・コバライネンを迎え入れるなど、チーム体制を一新してきた#39デンソーRC F。 しかし専有走行では#38ZENT RC Fの立川祐路を皮切りに#100レイブリックNSXの伊沢拓也、#1モチュールGT-Rの松田次生、#37KeePer RC Fの平川亮らがコバライネンのタイムを上回り、最後は#6大嶋が昨年のコースレコードに迫る1’19.609を叩き出し、このセッションのトップとなった。 2位に#1モチュールGT-R、3位には#38ZENT RC Fがつけた。
一方、マザーシャシーの導入や車種変更により昨年とは勢力図が一変したGT300クラスは、500クラスにステップアップしたルーカス・オルドネスに変わって高星明誠を迎え入れた#3B-MAX NDDP GT-Rが1’26.799を記録してトップに。 2番手にはマザーシャシーのトヨタ86を得てスーパーGTに復帰したつちやエンジニアリングの#25VivaC 86MCがつける。ベテラン土屋武士のパートナーとしてGTデビューを果たした松井孝允はお隣の広島県福山市の出身だ。 3番手にはこちらも初めてのレギュラー参戦となる中山雄一が1’27.739を叩き出した#31プリウスがつけた。
スーパーGTの公式予選はこのあと午後2時50分よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
今シーズンから新たにスタートするFIA-F4選手権がいよいよ開幕。 第1戦、第2戦の公式予選は4月4日、岡山国際サーキットで行われ、ベストタイム最速の#36坪井翔、セカンドベストタイム最速の#16銘苅翼がそれぞれ第1戦、第2戦のポールポジションを獲得した。
全7大会がスーパーGTのサポートイベントとして開催される同シリーズは、GTアソシエイション(GTA)が初めて手がけるフォーミュラカーの選手権だ。
名前が示す通り国際自動車連盟(FIA)の規定に則って制作されたワンメイク車両が用いられるが、シャシーやエンジンのメーカーは各国ごとに異なる。日本ではシャシーを童夢が、エンジンをトムスが(ベースとなるのはトヨタTZR42)、ギヤボックスを戸田レーシングが供給する。
また、ここで好成績を残したドライバーには全日本F3やスーパーGT300クラスへの参戦の道が開けることから、全国各地で開催されているスーパーFJや東西F4の上位ランカーや各メーカーのスカラシップ生らが相次いで参戦を決め初戦から32台もの大量エントリーを集めた。
また、彼らを走らせるチームもB-MAXやハナシマレーシング、ルボーセといったF3の常連組に加え、野田英樹の主催するレーシングスクールと提携したSARDや昨年のGT300王者GSRなど、スーパーGTのトップチームが加わるなど、非常に華やかなものになっている。
ただし残念ながら全32台のうち#27ファン・ドユン、#44山内飛侑、#80陣川雄大がの3台は今大会の出走を見合わせ、#52番場琢も専有走行でのクラッシュにより参加を断念することになった。
上記4台を除く全28台による最初の予選セッションは4日午前8時10分より30分間で行われた。
前日の専有走行ではあいにくの雨に見舞われた岡山国際サーキットだったが、この日の天候は曇り。 しかし路面はまだ乾いていなかったため、全車ウェットタイヤでの走行となった。
序盤から好タイムを連発したのは#36坪井と#16銘苅。
しかしセッションが進むにつれて#50山田真之亮、#88川端伸太朗といった、いずれもF3やFCJ、F4などで活躍してきた顔ぶれがペースを上げてトップ争いに加わり、終盤まで目まぐるしくトップが入れ替わる展開となった。
しかし結局#36坪井がチェッカー直前に1’43.404を記録してトップとなり、開幕戦のポールポジションを獲得、2位に#16銘苅、3位に#88川端がつける結果となった。
なお、このシリーズでは30分間の走行の中で各自のベストタイムを元に第1レースのグリッドを決め、セカンドベストタイム順で第2レースのグリッドを決めることになっており、セカンドベストタイムでは#16銘苅の記録した1’44.408がトップとなったため、第2戦は#16銘苅がポールポジションからスタートすることになった。2番手は#88川端、3番手は#50山田で、第1戦ポールの#36坪井は2列目、4番手からのスタートとなった。
FIA-F4第1戦の決勝は、このあと午後1時50分より15周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'19.609 | - | - | 167.453 |
2 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'19.976 | 0.367 | 0.367 | 166.685 |
3 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'20.000 | 0.391 | 0.024 | 166.635 |
4 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'20.251 | 0.642 | 0.251 | 166.114 |
5 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 1'20.276 | 0.667 | 0.025 | 166.062 |
6 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.418 | 0.809 | 0.142 | 165.769 |
7 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'20.573 | 0.964 | 0.155 | 165.450 |
8 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.712 | 1.103 | 0.139 | 165.165 |
9 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'20.776 | 1.167 | 0.064 | 165.034 |
10 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 1'20.912 | 1.303 | 0.136 | 164.757 |
11 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 1'21.340 | 1.731 | 0.428 | 163.890 |
12 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 1'21.565 | 1.956 | 0.225 | 163.438 |
13 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 1'21.642 | 2.033 | 0.077 | 163.284 |
14 | 24 | 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 1'21.757 | 2.148 | 0.115 | 163.054 |
15 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 1'43.236 | 23.627 | 21.479 | 129.129 |
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.799 | - | - | 153.582 |
2 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.482 | 0.683 | 0.683 | 152.383 |
3 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'27.739 | 0.940 | 0.257 | 151.937 |
4 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'27.756 | 0.957 | 0.017 | 151.908 |
5 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'27.993 | 1.194 | 0.237 | 151.498 |
6 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'28.016 | 1.217 | 0.023 | 151.459 |
7 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'28.235 | 1.436 | 0.219 | 151.083 |
8 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 1'28.323 | 1.524 | 0.088 | 150.932 |
9 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | KSF Direction Ferrari 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 1'28.430 | 1.631 | 0.107 | 150.750 |
10 | 18 | 中山 友貴 井出 有治 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'28.447 | 1.648 | 0.017 | 150.721 |
11 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'28.516 | 1.717 | 0.069 | 150.603 |
12 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 1'28.531 | 1.732 | 0.015 | 150.578 |
13 | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 1'28.572 | 1.773 | 0.041 | 150.508 |
14 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'28.741 | 1.942 | 0.169 | 150.221 |
15 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 1'28.923 | 2.124 | 0.182 | 149.914 |
16 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA | YH | 1'28.962 | 2.163 | 0.039 | 149.848 |
17 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'29.100 | 2.301 | 0.138 | 149.616 |
18 | 33 | アレキサンドレ・インペラトーリ 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 1'29.108 | 2.309 | 0.008 | 149.603 |
19 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.180 | 2.381 | 0.072 | 149.482 |
20 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 1'29.449 | 2.650 | 0.269 | 149.032 |
21 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | 1'29.620 | 2.821 | 0.171 | 148.748 |
22 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.711 | 2.912 | 0.091 | 148.597 |
23 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'30.093 | 3.294 | 0.382 | 147.967 |
24 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 1'30.534 | 3.735 | 0.441 | 147.246 |
25 | 9 | 白坂 卓也 東 徹次郎 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | 1'30.743 | 3.944 | 0.209 | 146.907 |
26 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | 1'31.074 | 4.275 | 0.331 | 146.373 |
27 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'31.173 | 4.374 | 0.099 | 146.214 |
28 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'54.221 | 27.422 | 23.048 | 116.711 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 16 | 銘苅 翼 | Media Do Kageyama F110 | DL | 1'44.408 | - | - | 127.680 |
2 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 1'44.446 | 0.038 | 0.038 | 127.633 |
3 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 | DL | 1'44.481 | 0.073 | 0.035 | 127.591 |
4 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 | DL | 1'44.689 | 0.281 | 0.208 | 127.337 |
5 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S | DL | 1'45.060 | 0.652 | 0.371 | 126.887 |
6 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 | DL | 1'45.255 | 0.847 | 0.195 | 126.652 |
7 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE | DL | 1'45.412 | 1.004 | 0.157 | 126.464 |
8 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.532 | 1.124 | 0.120 | 126.320 |
9 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.535 | 1.127 | 0.003 | 126.316 |
10 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.663 | 1.255 | 0.128 | 126.163 |
11 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 | DL | 1'45.690 | 1.282 | 0.027 | 126.131 |
12 | 3 | 伴 貴広 | DUNLOP SUTEKINA F110 | DL | 1'45.692 | 1.284 | 0.002 | 126.129 |
13 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.704 | 1.296 | 0.012 | 126.114 |
14 | 18 | ジェームス・ムンロー | KCMG F110 | DL | 1'45.889 | 1.481 | 0.185 | 125.894 |
15 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC | DL | 1'45.957 | 1.549 | 0.068 | 125.813 |
16 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 1'46.198 | 1.790 | 0.241 | 125.528 |
17 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー | DL | 1'46.548 | 2.140 | 0.350 | 125.115 |
18 | 38 | 山田 遼 | 美人&DRP AKIBA FTRS | DL | 1'46.671 | 2.263 | 0.123 | 124.971 |
19 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG | DL | 1'46.730 | 2.322 | 0.059 | 124.902 |
20 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 1'46.814 | 2.406 | 0.084 | 124.804 |
21 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 | DL | 1'46.882 | 2.474 | 0.068 | 124.724 |
22 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 1'47.245 | 2.837 | 0.363 | 124.302 |
23 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC | DL | 1'47.481 | 3.073 | 0.236 | 124.029 |
24 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 1'47.623 | 3.215 | 0.142 | 123.866 |
25 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD | DL | 1'48.866 | 4.458 | 1.243 | 122.451 |
26 | 2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110 | DL | 1'49.644 | 5.236 | 0.778 | 121.583 |
27 | 28 | 片山 義章 | miNami aoYama with SARD | DL | 1'50.075 | 5.667 | 0.431 | 121.107 |
28 | 23 | 田部 雄剛 | S2R Racing | DL | 1'54.308 | 9.900 | 4.233 | 116.622 |
---- 以上基準タイム(2'15.779)予選通過 ---- |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2015/04/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 | DL | 1'43.404 | - | - | 128.920 |
2 | 16 | 銘苅 翼 | Media Do Kageyama F110 | DL | 1'43.678 | 0.274 | 0.274 | 128.579 |
3 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 1'44.353 | 0.949 | 0.675 | 127.747 |
4 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 | DL | 1'44.406 | 1.002 | 0.053 | 127.682 |
5 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'44.573 | 1.169 | 0.167 | 127.478 |
6 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S | DL | 1'44.960 | 1.556 | 0.387 | 127.008 |
7 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE | DL | 1'45.001 | 1.597 | 0.041 | 126.959 |
8 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 | DL | 1'45.053 | 1.649 | 0.052 | 126.896 |
9 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC | DL | 1'45.163 | 1.759 | 0.110 | 126.763 |
10 | 3 | 伴 貴広 | DUNLOP SUTEKINA F110 | DL | 1'45.375 | 1.971 | 0.212 | 126.508 |
11 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 | DL | 1'45.396 | 1.992 | 0.021 | 126.483 |
12 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.400 | 1.996 | 0.004 | 126.478 |
13 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.447 | 2.043 | 0.047 | 126.422 |
14 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 1'45.560 | 2.156 | 0.113 | 126.286 |
15 | 18 | ジェームス・ムンロー | KCMG F110 | DL | 1'45.854 | 2.450 | 0.294 | 125.936 |
16 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー | DL | 1'46.021 | 2.617 | 0.167 | 125.737 |
17 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 1'46.124 | 2.720 | 0.103 | 125.615 |
18 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 | DL | 1'46.334 | 2.930 | 0.210 | 125.367 |
19 | *55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 1'46.337 | 2.933 | 0.003 | 125.364 |
20 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG | DL | 1'46.416 | 3.012 | 0.079 | 125.271 |
21 | 38 | 山田 遼 | 美人&DRP AKIBA FTRS | DL | 1'46.594 | 3.190 | 0.178 | 125.061 |
22 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 1'46.668 | 3.264 | 0.074 | 124.975 |
23 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 1'46.672 | 3.268 | 0.004 | 124.970 |
24 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC | DL | 1'47.223 | 3.819 | 0.551 | 124.328 |
25 | 2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110 | DL | 1'47.732 | 4.328 | 0.509 | 123.740 |
26 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD | DL | 1'48.832 | 5.428 | 1.100 | 122.490 |
27 | 28 | 片山 義章 | miNami aoYama with SARD | DL | 1'49.044 | 5.640 | 0.212 | 122.252 |
28 | 23 | 田部 雄剛 | S2R Racing | DL | 1'52.844 | 9.440 | 3.800 | 118.135 |
---- 以上基準タイム(2'15.779)予選通過 ---- |
- CarNo.55は、2015 FIA-F4大会特別規則書第13条(ブリーフィングⅠ遅刻)により、再ブリーフィングとした。
- CarNo.55は、2015国際モータースポーツ競技付則H項4.1.1.c)(ダブルチェッカー)により、訓戒とする。
プレスインフォメーション 2015年4月01日
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シリーズ 第1戦-2戦を、岡山国際サーキット(岡山県)にて2015年4月4日(土)、5日(日)に開催いたします。
岡山国際サーキットで開幕を迎えるポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2015年シリーズ。参戦車両は2014年から導入され2シーズン目を迎える911 GT3 Cup (Type991)。このType991は、最高出力460ps(前モデルType997から10psアップ)、パドルシフトを装備し、タイヤ幅はマシンの性能向上に伴い、前モデルからフロントが10mm、リヤが20mm拡大され、ブレーキ性能など安全性も大幅に引き上げられている。
クラス区分は2014年シーズンの内容を継続。参戦する全ドライバーを対象としシリーズチャンピオンの称号を懸けた戦いとなる「オーバーオール」と、アマチュアドライバーがその腕を競いクラストップを目指す「ジェントルマンクラス」のふたつ。この岡山大会には16名がエントリー。そのうち9名がジェントルマンクラスからの参戦となる。
今年もスーパーGT開幕戦のサポートレースとして開催されるPCCJ。テクニカルなレイアウトが特徴の岡山国際サーキットは、全長約3.7kmに2つのストレートと13のコーナーによって構成される。比較的狭いコース幅にタイトコーナーが多いなど、オーバーテイクチャンスが限られるため、予選でなるべく前方のグリッドを確保することが、決勝レースを有利に戦う上でのカギとなる。予選システムはこれまで同様、第1レースのスターティンググリッドは予選のベストタイム順、第2レースのスターティンググリッドは予選のセカンドタイム順となる。1回の予選で2周分のベストタイムを記録するには、集中力、タイヤマネージメントなど総合力も試されるだろう。ただ、ここでマシンセッティングとアタックさえ決まれば、2戦とも好位置からのスタートを手にすることになる。
今シーズンもチャンピオンシップを争うドライバーは多士済々。2014年オーバーオール3位の#78近藤翼、同4位で今年もPCCJスカラシッププログラムドライバーとして参戦する#15元嶋佑弥、同5位の#19永井宏明らが「今年こそは」とタイトルを獲りに来るはずで、彼らがシリーズを牽引していくことになるだろう。しかし、新規参戦組も実力派が揃っている。女性だけで構成されるレーシングカートユニット「女子カート部」部長の#11塚本奈々美、全日本カート選手権で活躍した#12久保凛太郎のふたりはハイパワーのツーリングカーの経験こそまだ浅いが、Type991の車両特性に慣れれば、早々にタイトル争いに加わってくるだろう。さらに、2014年ジェントルマンクラス王者の#7星野敏が今シーズンはオーバーオールでのエントリー。今年も昨年以上に熱い戦いが繰り広げられるのは間違いない。
一方のジェントルマンクラスも激しいタイトル争いを予感させる顔ぶれとなっている。2013年ジェントルマンクラスチャンピオンの#2田島剛や、2014年同クラス2位の#9武井真司を中心に、PCCJ参戦3年目を迎える#24剛覇矢人や、昨年の参戦で経験を積んだ#51ポール・イップ、#52春山次男らもタイトル戦線浮上への可能性を秘めている。新規参戦組では、ハイパワー車の扱いに慣れている#10斎藤真紀雄、国際レース経験が豊富な#37久保田克昭、他シリーズで王座獲得7回の実績を持つ#77浜崎大、筑波FJ1600Bシリーズ王者の経験を持つ#98 Ikari GOTO、そして現時点では実力が未知数の#25内山清士など、どのような戦いを繰り広げるのか、今から期待が高まる。
15年目というメモリアルイヤーの開幕を迎えるPCCJ。導入2シーズン目となる911 GT3 Cup (Type991) へ注入される各チームのセッティングノウハウは更に完成度を高め、熱く熾烈な戦いはますます激しさを増すことだろう。岡山に集まる多くの観衆の中、幸先良くシーズンのスタートを切るのは果たして誰か。
岡山大会のスケジュールは、専有走行が4月3日(金)9:30-10:00、10:50 -11:20の2セッション。予選は4月4日(土)11:30-12:00。第1戦の決勝レース(15周)は同日16:35から、第2戦決勝レース(15周)は翌5日(日)の9:55からそれぞれスタートを迎える。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース