'90全日本ツーリングカー選手権シリーズ最終戦
『第6回国際ツーリングカー耐久レース インターTEC』開催要項
開催日 平成2年11月11日(日)決勝
10日(土)予選
9日(金)公開練習
開催場所 富士スピードウェイ国際レーシングコース(1周4.470km)
決勝スタート 11月11日(日) 12:00 ローリングスタート
ゲート開門 11月11日(日) 午前6:00
10日(土) 午前8:00
9日(金) 午前8:00
レース距離 112周(500.64km) 最長走行時間4時間
場内FM Pit FM 76.3(FMライブステーション)
11月10日(土) 9:00~16:00(予定)
11日(日) 7;00~17:00(予定)
入場料 前売券 当 日 券
決勝日のみ 決勝日 土曜日 金曜日
発売日
指定席 7000円(3日通し) 指定席当日売なし
自由席 5000円(1日のみ) 8000円 4000円 3000円
小中券 なし 2000円 1000円 1000円
パドックパス 25000円(11/9-11/11の4日有効。但9~10日は座席指定なし)
駐車場 4輪1000円 2輪500円 バス3000円
前売り券は各オンラインチケット発売所、ローソンサンチェーンで
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インターTECエントリーリスト
DIVISION 1(2500c.c.~)=出走台数 14台
No. 1st/2nd/3rdドライバー 車名 排気量 タイヤ
1 長谷見昌弘/A.オロフソン リーボック スカイライン 2568*1.7 DL
2 和田孝夫/土屋圭市/T.B.N. ENDLESS ADVAN SIERRA 1993.9*1.7 YH
3 寺田陽次朗/赤池 卓 アートネイチャー・シエラ 1993.9*1.7 DL
8 見崎清志/茂木和男 FETフォードシエラRS500 1993.9*1.7 BS
11 横島 久/松田秀士 TRAMPIO・SIERRA 1995*1.7 TY
12 星野一義/鈴木利男 カルソニック スカイライン 2568*1.7 BS
13 M.マルティーニ/J.クロスノフ DUNLOP シミズシエラ 1997.5*1.7 DL
20 S.ヨハンソン/P.バリラ/R.グラベット ナポレックス・シエラ RS500 1997.5*1.7 YH
22 清水和夫/影山正彦 SKYLINE 2568*1.7 TY
36 黒沢琢弥/舘 善泰 富士通テントムススープラ 2954*1.7 BS
37 粕谷俊二/杉崎直司 富士通テントムススープラ 2954*1.7 BS
43 長坂尚樹/C.ホジェッツ/T.B.N. CITY LIFE 43 シエラ 1998*1.7 DL
91 K.ニースビッツ/G.ハンスフォード/A.モファット FORD SIERRA RS500 1998*1.7 DL
99 C.サイモンセン/K.サイモンセン TEAM CMS SWEDEN SIERRA 1998*1.7 YH
DIVISION 2(1600c.c.~2500c.c.)=出走台数 9台
No. 1st/2nd/3rdドライバー 車名 排気量 タイヤ
4 太田哲也/澤田透/T.B.N. OJIRO・都理夢・CARA 2332 YH
10 K.ウォン/C.クァン/ オーバーテーク M3 2466.7 --
16 W.マク/K.C.ホン オーバーテーク M3 2466.7 --
26 W.ホイ/高橋健二 ADVAN alpha M3 2466.7 YH
29 日下部保雄/山内伸弥 B-ing KEGANI M3 2466.7 YH
35 R.ラッツェンバーガー/中川隆正 オートテック M3 2466.7 BS
56 武藤文雄/関根基司/T.B.N. FMRアルファM3 2332 YH
70 福山英夫/T.B.N./T.B.N. SUMITS YAMAICHI M3 2332 YH
72 牧口紀雄/野地広行/田中三秋 オートテック M3 2332 YH
DIVISION 3(~1600c.c.)=出走台数20台
No. 1st/2nd/3rdドライバー 車名 排気量 タイヤ
5 坂田ともかず/柴田功/T.B.N. コヤマイルムシャージェミニ 1588 YH
6 星野 薫/V.ロッソ 富士通テントムスレビン 1587 TY
7 岡本佳織/伊東薫 富士通テントムスレビン 1587 TY
9 三原順子/松永雅博/T.B.N. イノマハウストムスレビン 1587 TY
14 服部尚貴/五藤久豊 JACCS-CIVIC 1599 BS
15 佐藤浩二/中谷明彦 PIAA CIVIC 1595 BS
18 浅野武夫/萩原 誠 ウェッズスポーツカローラレビン 1587 BS
19 浜名雅一/河合博之 ウェッズスポーツカローラレビン 1587 YH
25 鈴木恵一/新田守男 ADVAN COROLLA LEVIN 1587 YH
27 人見隆作/駒 光武/関 達彦 トラスト・トヨタカローラレビン 1587 YH
28 柴田 昭/大嶋昭弘 ラストル・H・ADVAN レビン 1587 YH
33 津々見友彦/村松康生 レッツォ・トランピオ・シビック 1595 TY
38 関谷正徳/小河 等 富士通テントムスレビン 1587 BS
39 山口さとし/奥山道子/T.B.N. SDチームトムストランピオレビン 1587 TY
45 S.カシカム/S.スミッタチャーチ/奥住英徳 TOYOTA TEAM THAILAND 1587 BS
55 高橋川路/T.B.N./T.B.N. コヤマイルムシャージェミニ 1588 YH
59 P.アピプンヤ/K.リムナンタラック TOYOTA TEAM THAILAND 1587 BS
67 大場次雄/佐藤克明/毛塚康夫 YAMATO CIVIC 1590 BS
90 三好正己/前川直典/吉田寿博 MORITANI CIVIC 1590 TY
100 中子 修/岡田秀樹 出光MOTION 無限シビック 1595 BS
LEYTON HOUSE RACING TEAM
RACE INFORMATION
90全日本F3000選手権シリーズ第9戦
Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.5
FUJI FINAL
1990年10月27日 土曜日 公式予選
1回目の公式予選のコンディションは快晴。ただしストレートでは強い向かい風が
吹いていた。チームレイトンがテスト時に収集したデータでいくと、タイムアタック
のコースインは、時間が遅いほど気温が下がり、ストレートでの風向きが追い風へと
変わっていくため、有利と出ていた。そのため、関谷正徳もクリスチャン・ダナーも
スタンバイするものの、コースインはしなかった。2セットのタイヤを全て2回目の
予選まで温存しておき、最後で勝負をかけることにした。
そして最終予選。ストレートの向かい風こそ、予想に反して向きが変わらなかった
もの、気温の方はBグループの1回目の予選時よりも下がってきていた。
ダナーはセッションが始まると早速コースイン。タイムアタックに臨む。1セット
目のタイヤでは1分18秒8のタイムに終わったが、続けてすぐに換えた2セット目
では18秒186まで縮めて、グループ8番手につけた。
一方の関谷は他のドライバーの出方をうかがい、大方のドライバーが予選ラップを
決めた時点でコースイン。ウォーミングアップランを終えて、2ラップ目にはその時
点での2番手以下を1秒近く引き離す1分17秒408のトップタイムをマーク。そ
してピットに戻って2セット目のタイヤでのアタックを待つ。その間にフォルカー・
バイドラーにトップタイムを奪われたものの、最後のアタックでは自己のタイムを0.
041秒縮めて、同時に富士のコースレコードを上回った。しかし、残念ながらバイ
ドラーのタイムを上回ることはできず、グループ2番手で予選を終えた。
結局、Bグループのバイドラーのタイムがポールタイムとなったため、関谷は3番
グリッドから、ダナーは15番グリッドから日曜日の決勝に臨むことになった。
関谷:「2回目の予選で2セットを使うという作戦は成功だったね。でもベストタイ
ムには、まだ幾分タイムアップの余地がある。それは小さなことだけど、早速明日の
レースに反映させるつもりさ。とにかくレースは頑張るよ。」
ダナー:「ハンドリングをもう少し向上させれば、という不満は残るけど、それは明
日のウォームアップの時にトライするセッティングで解決できると思う。グリッドは
振るわなかったけど、レースセッティングを煮詰めてカバーできると思う。」
1990年10月28日 日曜日
クリスチャン・ダナー:3位(57分33秒583)
関谷 正徳 :23周リタイヤ(グラベルベッドストップ)
朝のウォームアップ走行では、関谷正徳が1分18秒087で2番手。クリスチャ
ン・ダナーは1分19秒711で22番手のタイム。好調な関谷はレースに対して自
信を深めるが、ダナーのほうはさらにタイムを伸ばすべくセッティングを行い、スター
トを待つことになる。
そしてレース。最終ウォームアップでは、関谷、ダナーともにバランスも取れ、ほ
ぼ完全な状態でグリッドに並んだ。スタートはフォーメイションラップでのクラッシュ
、またエンジンを止めてしまたマシンもあったため、2度の赤旗中断となったが、3
度目のスタートはおおむねクリアで大きなクラッシュもなかった。
3番手スタートの関谷は、無難に1ラップを終えてストレートに戻ってくる。セッ
ティングは全く問題なく、完全に他車を上回っている直線スピードがそれを証明して
いた。そして3ラップ目。関谷は先行するバイドラー、星野をストレートでかわし、
一気にトップへ躍り出た。そしてトップを奪った関谷は、さらにペースをあげ完全に
独走態勢に入っていった。ところが、2番手以下を11秒近く引き離した23ラップ
目、関谷は第1コーナーで痛恨のブレーキロック。そのままグラベルベッドに飛び出
してしまいレースを終えた。
一方、チームメイトのダナーは15番手スタートから着実にポジションを上げ、序
盤で7番手につけていた。その後もしぶとい走りを見せ、最終ラップには黒沢琢也を
パスして3位でフィニッシュ。気合の入った走りで今季初入賞を果たすとともに、初
表彰台へと登った。
ダナー:「スタートからゴールまで、とにかくマシンの限界ギリギリで走り続けた。
それに僕自身、ひとつのミスも犯さなかった。何はともあれ表彰台に登れてとても嬉
しい。ゴールしたとき、チームの皆もとても喜んでくれたしね。日本で結果を残すこ
とができて本当に嬉しいよ。」
関谷:「スタートでハーフスピンした長谷見さんを避けたこと以外、トラブルは皆無
だった。ストレートでは、前の車を完璧にパスできたしね。でも今回は僕のミスです。
ブレーキをロックさせてしまって、コースアウトしてしまった。3日後の鈴鹿のテス
トで、また1からやり直します。」
提供:レイトン・インターナショナル
ミラージュインターナショナル正式結果
位車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム 周回
----------------------------------------------------------------------------
1 3 渡辺 明 15 27'43.754 144.216 1'49.685 8/15
2 2 桂 伸一 15 27'43.760 0'00.006 144.216 1'49.720 3/15
3 29 上原 秀郎 15 28'02.392 0'18.638 142.618 1'50.790 9/15
4 5 小幡 栄 15 28'04.200 0'20.446 142.465 1'51.500 5/15
5 50 小宮 延雄 15 28'05.035 0'21.281 142.395 1'51.242 7/15
6 16 福井 守生 15 28'05.352 0'21.598 142.368 1'50.931 5/15
7 69 押金 充 15 28'07.501 0'23.747 142.187 1'50.858 9/15
8 35 中村 真 15 28'09.268 0'25.514 142.038 1'51.613 4/15
9 39 尾崎 幸彦 15 28'10.899 0'27.145 141.901 1'51.508 6/15
10 70 小林 敬一 15 28'11.186 0'27.432 141.877 1'51.220 3/15
11 32 久保 健 15 28'15.225 0'31.471 141.539 1'51.276 5/15
12 17 池田 正美 15 28'16.395 0'32.641 141.441 1'51.817 13/15
13 38 岡部 広行 15 28'23.192 0'39.438 140.877 1'51.773 4/15
14 21 深沢 雅文 15 28'25.863 0'42.109 140.656 1'52.120 3/15
15 11 山本 泰吉 15 28'26.389 0'42.635 140.613 1'52.393 6/15
16 6 伊藤 勝一 15 28'32.660 0'48.906 140.098 1'51.056 3/15
17 15 こもだ きよし 15 28'34.358 0'50.604 139.959 1'52.534 7/15
18 55 田部 靖彦 15 28'34.657 0'50.903 139.935 1'51.981 5/15
19 34 富永 栄一 15 28'35.009 0'51.255 139.906 1'52.492 6/15
20 9 森竹 史郎 15 28'36.393 0'52.639 139.793 1'52.169 12/15
21 31 長島 孝司 15 28'39.236 0'55.482 139.562 1'52.984 5/15
22 33 相葉 文男 15 28'39.916 0'56.162 139.507 1'52.806 5/15
23 77 服部 克美 15 28'40.327 0'56.573 139.473 1'52.902 9/15
24 36 伊藤 清彦 15 28'40.346 0'56.592 139.472 1'52.555 4/15
25 20 東江 誠 15 28'53.977 1'10.223 138.376 1'52.638 11/15
26 51 戎 南子 15 29'08.433 1'24.679 137.231 1'54.038 10/15
27 90 三野輪 良子 15 29'10.348 1'26.594 137.081 1'55.067 3/15
28 25 小林 利弥 15 29'10.752 1'26.998 137.050 1'55.136 3/15
29 18 森谷 直正 15 29'12.154 1'28.400 136.940 1'54.745 3/15
30 23 赤坂 正実 13 2Laps 1'54.080 5/13
31 37 小林 里江 13 28'45.844 2Laps 120.379 1'55.164 3/13
------------------------ ****** 以上 完走 ****** -------------------------
88 菊地 佳一 2 13Laps 1'56.744 2/2
71 加藤 由紀子 0 15Laps
30 松本 和子 0 15Laps
56 清水 泰雄 0 15Laps
54 鈴木 哲夫 0 15Laps
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スタート 11:01'59 フィニッシュ 11:29'42.754
参加台数 : 38 出走台数 : 36 完走台数 : 31
ベストタイム No. 3 ( 渡辺 明 ) 1'49.685 8/15 146.711 km/h
フォーミラーミラージュ正式結果
位車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム 周回
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1 22 土屋 圭市 15 24'21.574 164.165 1'36.758 14/15
2 6 山田 英二 15 24'25.371 0'03.797 163.740 1'36.553 5/15
3 18 飯田 薫 15 24'28.571 0'06.997 163.383 1'36.771 10/15
4 10 金久 憲司 15 24'31.206 0'09.632 163.091 1'36.819 14/15
5 99 渡辺 明 15 24'31.285 0'09.711 163.082 1'36.929 15/15
6 3 横島 久 15 24'31.992 0'10.418 163.004 1'36.723 11/15
7 31 萩原 修 15 24'32.623 0'11.049 162.934 1'37.015 14/15
8 11 津々見 友彦 15 24'38.147 0'16.573 162.325 1'37.334 9/15
9 2 谷口 芳弘 15 24'49.765 0'28.191 161.059 1'37.840 12/15
10 20 加藤 徹 15 24'50.365 0'28.791 160.994 1'37.782 11/15
11 5 奥住 英徳 15 24'52.335 0'30.761 160.782 1'38.449 5/15
12 33 富永 栄一 15 24'52.537 0'30.963 160.760 1'38.207 7/15
13 29 玉本 秀幸 15 24'54.761 0'33.187 160.521 1'38.345 15/15
14 27 有冨 誠一郎 15 24'56.704 0'35.130 160.312 1'38.664 10/15
15 23 佐藤 泰紀 15 24'58.503 0'36.929 160.120 1'37.805 15/15
16 15 大森 節男 15 25'13.268 0'51.694 158.558 1'38.902 12/15
17 57 水沼 隆 15 25'27.958 1'06.384 157.033 1'40.257 15/15
18 12 吉田 雅美 15 25'29.346 1'07.772 156.891 1'40.369 15/15
19 32 薄井 一美 15 25'47.375 1'25.801 155.063 1'41.569 12/15
20 8 木原 寛明 14 24'37.468 1Lap 151.508 1'41.864 4/14
21 98 砂子 智彦 14 25'19.510 1Lap 147.316 1'37.162 6/14
22 30 松本 和子 12 3Laps 1'41.425 11/12
-------------------- ****** 以上 完走 ****** ---------------------------
9 橋本 元志 8 7Laps 1'37.284 5/8
16 江蔵 智 8 7Laps 1'38.524 5/8
24 奥山 道子 3 12Laps 1'40.373 3/3
50 山路 慎一 3 12Laps 1'41.225 2/3
7 原田 淳 2 13Laps 1'50.843 2/2
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スタート 12:31'30 フィニッシュ 12:55'51.574
参加台数 : 28 出走台数 : 27 完走台数 : 22
ベストタイム No. 6 ( 山田 英二 ) 1'36.553 5/15 166.665 km/h
ミラージュフレシュマン正式結果
位車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム 周回
-----------------------------------------------------------------------------
1 91 山崎 泰文 12 22'27.856 142.199 1'51.629 3/12
2 90 菅野 厚夫 12 22'39.512 0'11.656 140.980 1'51.826 6/12
3 20 小川 日出生 12 22'40.542 0'12.686 140.873 1'51.897 11/12
4 2 蒲原 芽里 12 22'42.600 0'14.744 140.661 1'51.956 8/12
5 19 鈴木 泰紀 12 22'44.976 0'17.120 140.416 1'51.941 2/12
6 38 瀬在 仁志 12 22'46.656 0'18.800 140.243 1'52.156 2/12
7 7 井沢 俊一 12 22'46.937 0'19.081 140.214 1'52.336 6/12
8 26 石山 博 12 22'48.440 0'20.584 140.060 1'52.823 9/12
9 6 正岡 貞雄 12 22'57.545 0'29.689 139.134 1'52.963 7/12
10 12 木下 新吾 12 22'58.555 0'30.699 139.033 1'53.791 10/12
11 77 高橋 寿雄 12 23'02.355 0'34.499 138.650 1'53.947 12/12
12 14 上沢 彰 12 23'03.588 0'35.732 138.527 1'53.441 11/12
13 67 郡司 義光 12 23'05.861 0'38.005 138.300 1'53.957 11/12
14 93 平井 みつよ 12 23'17.335 0'49.479 137.164 1'54.317 8/12
15 8 小林 古都 12 23'25.982 0'58.126 136.320 1'54.746 11/12
16 52 益子 友希 12 23'26.126 0'58.270 136.306 1'55.457 10/12
17 97 大工原 定雄 12 23'32.296 1'04.440 135.711 1'56.500 12/12
18 99 冨林 明彦 12 23'34.697 1'06.841 135.481 1'56.238 12/12
19 24 河島 泰史 12 24'02.217 1'34.361 132.895 1'56.959 5/12
20 30 岡安 由美子 12 24'15.126 1'47.270 131.716 1'57.561 12/12
21 50 水野 善克 12 24'21.036 1'53.180 131.184 1'57.535 11/12
------------------------ ****** 以上 完走 ****** -------------------------
31 鈴木 薫 7 5Laps 2'18.507 6/7
27 木村 政義 3 9Laps 1'56.182 3/3
18 松井 稔 3 9Laps 1'56.614 2/3
5 長谷川 進司 2 10Laps 2'56.439 2/2
22 藤田 真志 1 11Laps
17 石渡 昌弘 1 11Laps
1 長島 秀夫 0 12Laps
61 田丸 芳昭 0 12Laps
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スタート 10:00'52 フィニッシュ 10:23'19.856
参加台数 : 31 出走台数 : 29 完走台数 : 21
ベストタイム No. 91 ( 山崎 泰文 ) 1'51.629 3/12 144.156 km/h
F3000正式結果
位車番 ドライバー 型式 周回 所要時間 トップ差 ベストタイム
-------------------------------------------------------------------------
1 10 VOLKER WEIDLER LOLA T90-50 43 57'05.266 1'18.838
2 1 小河 等 LOLA T90-50 43 57'22.216 0'16.950 1'19.116
3 15 CHRISTIAN DANNER LEYTONHOUSE 90B 43 57'33.583 0'28.317 1'19.416
4 24 黒沢 琢弥 REYNARD 90D 43 57'35.030 0'29.764 1'19.564
5※19 星野 一義 LOLA T90-50 43 56'46.522+60sec 1'18.425
6 17 岡田 秀樹 LEYTONHOUSE 90B 43 57'56.132 0'50.866 1'20.108
7 27 MAURIZIO.S.SALA LOLA T90-50 43 58'03.518 0'58.252 1'19.895
8 7 高橋 国光 LOLA T90-50 43 58'04.569 0'59.303 1'19.778
9 2 中子 修 LOLA T90-50 43 58'16.758 1'11.492 1'19.786
10 11 ROSS CHEEVER REYNARD 90D 42 1Lap 1'19.644
11 51 鈴木 利男 LOLA T90-50 42 57'09.979 1Lap 1'20.388
12 5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 42 57'26.231 1Lap 1'19.438
13 8 松本 恵二 LOLA T90-50 42 57'28.135 1Lap 1'19.890
14 55 ENRICO BERTAGGIA LOLA T90-50 42 57'38.073 1Lap 1'19.467
15 52 粕谷 俊二 LOLA T89-50 42 57'47.476 1Lap 1'21.522
16 18 THOMAS DANIELSSON LOLA T90-50 41 57'27.483 2Laps 1'20.300
17 35 JEFF KROSNOFF LOLA T90-50 40 57'07.127 3Laps 1'19.814
------------------------------------------ ****** 以上 完走 ******------------
--------------------
12 佐藤 浩二 REYNARD 90D 36 1'19.804
9 中谷 明彦 LOLA T90-50 35 クラッシュ 1'19.050
25 JOHNNY HERBERT REYNARD 90D 31 エンジン・トラブル 1'19.396
26 和田 孝夫 LOLA T90-50 29 エンジン・トラブル 1'19.993
3 片山 右京 LOLA T90-50 28 エンジン・トラブル 1'19.091
16 関谷 正徳 LEYTONHOUSE 90B 23 グラベルベッド・ストップ1'18.864
20 金石 勝智 LOLA T90-50 15 クラッシュ 1'20.664
22 太田 哲也 LOLA T90-50 15 クラッシュ 1'20.793
34 MAURO MARTINI LOLA T90-50 0
43 松田 秀士 LOLA T90-50 スタートできず
21 影山 正彦 LOLA T90-50 スタートできず
------------------------------------------------------------------------------
スタート 14:38'37 フィニッシュ 15:35'42.266 ※は反則スタートの為60sec加算
参加台数 : 32 出走台数 : 28 完走台数 : 17
ベストタイム No. 19 ( 星野 一義 ) 1'18.425 42/43 205.190 km/h
星野、痛恨のフライング・・・
富士スピードウェイで行われたF3000は、トップでチェッカーを受けた
チャンピオン星野一義が、スタート時のフライングのペナルティを取られ、
1分加算、これにより5位に転落してしまった。
スタトーではポールのヴァイドラーが飛び出すが、すぐに関谷がトップに立つ。
しかしその関谷が1コーナーでクラッシュしたあとは、星野がトップとなり、
そのままトップでチェッカーを。
途中、中谷が2位になるも、36周目にストップ。
また、43周(最終ラップ)の最終コーナーで、それまで3位のチーバーが
ガス欠(?)でストップしてしまった。
結果速報
1.ヴァイドラー
2.小河
3.ダナー
4.黒沢
5.星野
6.岡田
7.中子
8.サラ
9.国光
順位に多少間違いがあるかも知れません。
(現地富士スピードウェイのすがやさんからの電話リポート)
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
富士F3000レースのスタートは、赤旗により2回のやり直し
まず最初のフォーメーションがスタートした直後、1コーナー手前で影山と
松田が接触。両者はそのままリタイヤとなった。
そして2回目のスタートの際、今度は片山と星野がエンジン・ストール。
またも赤旗が出て、中止に。
3回目のスタートは、2時34分に予定。
レース周回数は、2周減算されて43周となる。
(現地富士スピードウェイのすがやさんからの電話リポート)
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
日本信販スーパーカップRd.5-RIJ-(90-10-27) Starting Grid For
全日本F3000選手権 第9戦 富士スピードウェイ :(4.47km)
P No. Driver-------------- Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 10 V.ヴァイドラー LOLA T90-50 MF-3 R1'17.220 208.392
2 5 長谷見 昌弘 LOLA T90-50 MF-3 R1'17.346 0.126 208.052
3 16 関谷 正徳 LEYTON 90B MF-30 R1'17.367 0.147 207.996
4 19 星野 一義 LOLA T90-50 MF-3 R1'17.364 0.144 208.004
5 34 M.マルティニ LOLA T90-50 MF-3 1'17.438 0.218 207.805
6 3 片山 右京 LOLA T90-50 DFV 1'17.614 0.394 207.334
7 1 小河 等 LOLA T90-50 MF-3 1'17.590 0.370 207.398
8 35 J.クロスノフ LOLA T90-50 MF-3 1'17.664 0.444 207.200
9 9 中谷 明彦 LOLA T90-50 MF-3 1'17.783 0.563 206.883
10 11 R.チーバー REYNARD 90D MF-3 1'17.773 0.553 206.910
11 7 高橋 国光 LOLA T90-50 MF-3 1'18.090 0.870 206.070
12 2 中子 修 LOLA T90-50 MF-3 1'17.817 0.597 206.793
13 25 J.ハーバート REYNARD 90D MF-3 1'18.118 0.898 205.996
14 27 M.S.サラ LOLA T90-50 MF-3 1'18.156 0.936 205.896
15 15 C.ダナー LEYTON 90B MF-30 1'18.186 0.966 205.817
16 43 松田 秀士 LOLA T90-50 DFV 1'18.161 0.941 205.883
17 21 影山 正彦 LOLA T90-50 MF-3 1'18.306 1.086 205.501
18 26 和田 孝夫 LOLA T90-50 MF-3 1'18.164 0.944 205.875
19 51 鈴木 利男 LOLA T90-50 MF-3 1'18.758 1.538 204.322
20 17 岡田 秀樹 LEYTON 90B DFV 1'18.178 0.958 205.838
21 18 T.ダニエルソ LOLA T90-50 MF-3 1'19.127 1.907 203.369
22 24 黒沢 琢也 REYNARD 90D MF-3 1'18.217 0.997 205.735
23 22 太田 哲也 LOLA T90-50 MF-3 1'19.194 1.974 203.197
24 55 E.ベルタッジア LOLA T90-50 MF-3 1'18.348 1.128 205.391
25 12 佐藤 浩二 REYNARD 90D MF-3 1'19.198 1.978 203.187
26 8 松本 恵二 LOLA T90-50 MF-3 1'18.549 1.329 204.866
27 52 粕谷 俊二 Lola T89-50 MF30 1'19.568 2.348 202.242
28 20 金石 勝智 LOLA T90-50 MF-3 1'18.687 1.467 204.506
----<以上予選通過>------------------------------------------------------
29 31 池谷 勝則 LOLA T89-50 MF-3 1'19.891 2.671 201.424
30 36 R.ラッツエンバーガ LOLA T90-50 MF-3 1'18.844 1.624 204.099
31 30 岩城 滉一 LOLA T90-50 MF-3 1'20.554 3.334 199.767
32 28 茂木 和男 LOLA T89-50 DFV 1'21.047 3.827 198.551
************************************************************************
従来のコース記録は 1分17秒438
1 長谷見昌弘 1:17.346
2 星野一義 1:17.364
3 片山右京 1:17.614
4 クロスノフ 1:17.664
5 チーバー 1:17.773
6 中子 修 1:17.817
7 サラ 1:18.156
8 松田秀士 1:18.161
9 和田孝夫 1:18.164
10 岡田秀樹 1:18.178
11 黒沢琢也 1:18.217
12 ベルタジア 1:18.348
13 松本恵二 1:18.549
14 金石勝智 1:18.687
-------------
15 ラッツエンバーガー 1:18.844
16 茂木和男 1:21.047
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
'90 全日本F3000選手権シリーズ 第9戦
Nippon Shinpan SUPER CUP Rd.5
FUJI FINAL レース
1990年10月26日 金曜日
フリー走行
富士の頂にも雪が降り、富士スピードウェイはもう完全に秋の色となってきた。肌
寒い気候の中、F3000シリーズは富士での最終戦を迎えた。
レイトンハウス・レーシングチームはこの最終戦に向けて、先日の富士でのテスト
において、すでに様々なセッティングをトライしていた。しかし、木曜日の夜半から
雲行きが怪しくなり、夜8時頃から雨が振り出す。このままでは、せっかくのセッティ
ングデータを完全に生かすのはむずかしいと予想された。
そして金曜日。Aグループの1回目の出走時間がやってきた。雨は止んでいるもの
の、コースは完全にウェットの状態だ。Aグループのドライバーは、ほとんど全員が
レインタイヤでコースインする。
レイトンハウス・レーシングチームのドライバー、関谷正徳、クリスチャン・ダナー
は、今回はともに後発のBグループからの出走である。チームではレインタイヤを用
意していた。しかし、セッション中に雨が止んだために、Aグループが出走する頃に
は、ほぼドライの状態となった。これで心配されたテストデータも最終セッティング
で反映させることができるようになった。
こうした状況の中で、関谷もダナーも午前のセッションから、レーシングスリック
でコースイン。プログラム通りにレースへ向けてファインセッティングを開始する。
ただ、ダナーは前回のテストをキャンセルしているので、マシンのフィーリングチェッ
クのメニューが増えているのが関谷との違いだった。
関谷の方はセッティングは順調に進み、午後にはトップタイムをマーク。ダナーも
チームが前回のテストで採ったデータからマシンをセットアップ、5番手タイムをマー
クしている。
関谷:「とりあえずは、順調といったところだね。マシンの調子もいい。レポートす
ることはあまりないよ。明日、本番になってクリアラップを取って、今日のタイムを
上回るだけだよ」
ダナー:「午前中のセッションは、少し伸び悩んだけど、午後のセッションでは割り
と早い時期にマシンのバランスが取れた。僕も明日はタイムアップを狙うだけさ。今、
明日の僕のグループの他のドライバーを調べて、作戦を練っているところだよ」
●タイムデータ
午前
A組(天候:曇 ウェット/セミドライ) B組(天候:晴れ セミドライ)
1 ハーバート 1:20.66 バイドラー 1:19.42
2 星野一義 1:24.54 金石勝智 1:19.35
3 チーバー 1:26.36 関谷正徳 1:19.67
4 マルティニ 1:26.58 中子 修 1:20.03
5 ベルッタジア 1:26.82 サラ 1:20.23
6 松本恵二 1:26.98 岡田秀樹 1:20.40
7 クロスノフ 1:27.31 太田哲也 1:20.40
8 中谷明彦 1:27.73 ダナー 1:20.54
9 ダニエルソン 1:27.96 佐藤浩二 1:20.98
10 長谷見昌弘 1:29.03 影山正彦 1:21.23
11 高橋国光 1:29.26 黒沢琢也 1:21.26
12 小河 等 1:29.31 ラッツエンバーガー1:21.44
13 松田秀士 1:30.57 池谷勝則 1:22.33
14 鈴木利男 1:33.07 茂木和男 1:24.74
午後
A組(天候:晴れ ドライ) B組(天候 晴れ ドライ)
1 マルティニ 1:17.23 関谷正徳 1:17.69
2 クロスノフ 1:17.52 バイドラー 1:17.88
3 片山右京 1:17.67 サラ 1:18.27
4 星野一義 1:17.85 黒沢琢也 1:18.43
5 中谷明彦 1:18.03 ダナー 1:18.68
6 小河 等 1:18.20 岡田秀樹 1:18.76
7 長谷見昌弘 1:18.23 ラッツエンバーガー1:19.04
8 チーバー 1:18.45 太田哲也 1:19.08
9 ハーバート 1:18.63 中子 修 1:19.29
10 和田孝夫 1:18.96 佐藤浩二 1:19.40
11 松田秀士 1:19.06 影山正彦 1:19.43
12 松本恵二 1:19.40 池谷勝則 1:19.99
13 鈴木利男 1:19.57 金石勝智 1:20.66
14 ダニエルソン 1:19.66 茂木和男 1:21.94
15 ベルッタジア 1:19.79
16 高橋国光 1:20.77
(タイムは、チームレイトンの非公式手動計測による)
提供:レイトン・インターナショナル
1990.10.21 FINE DRY
Panasonic F3 SUPER CUP RACE
Panasonic F3 レース 暫定結果表
鈴鹿サーキット(5.85943km)
順車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 型式
---------------------------------------------------------------
1 2 高村 一明 10 21'16.678 ラルト RT33 MF204
2 90 古谷 直広 10 21'16.790 0'00.112 ラルト RT34 MF204
3 27 羽根 幸浩 10 21'19.022 0'02.344 ラルト RT34 MF204
4 66 中川 隆正 10 21'19.568 0'02.890 ラルト RT34 MF204
5 5 服部 尚貴 10 21'23.036 0'06.358 ラルト RT33 MF204
6 61 土屋 圭市 10 21'25.199 0'08.521 ダララ 390 MF204
7 33 藤永 敬道 10 21'25.358 0'08.680 ラルト RT34 MF204
8 34 檜井 保孝 10 21'26.343 0'09.665 ラルト RT33 3S-G
9 28 西垣内 正義 10 21'32.606 0'15.928 ラルト RT34 MF204
10 85 原 貴彦 10 21'35.169 0'18.491 レイナード903MF204
11 81 岡田 晃典 10 21'37.719 0'21.041 ラルト RT34 MF204
12 31 横島 久 10 21'39.657 0'22.979 ラルト RT34 MF204
13 43 井倉 淳一 10 21'45.612 0'28.934 ラルト RT34 MF204
14 52 石川 朗 10 21'46.322 0'29.644 ラルト RT34 MF204
15 17 夏川 竜一 10 21'47.145 0'30.467 ラルト RT33 MF204
16 25 森本 晃生 10 21'47.779 0'31.101 レイナード903MF204
17 59 前田 信哉 10 21'48.311 0'31.633 ラルト RT34 MF204
18 22 和田 久 10 21'48.738 0'32.060 ラルト RT33 MF204
19 98 本山 哲 10 21'49.601 0'32.923 ラルト RT33 MF204
20 30 近藤 真彦 10 21'54.364 0'37.686 ラルト RT33 MF204
21 11 萩原 英明 10 21'56.979 0'40.301 ラルト RT33 MF204
22 76 井上 隆智穂 10 21'57.661 0'40.983 ダララ 309 MF204
23 29 大文字 良浩 10 22'02.021 0'45.343 ラルト RT32 3S-G
24 26 萩原 修 10 22'02.923 0'46.245 ラルト RT34 MF204
25 6 田中 哲也 10 22'02.924 0'46.246 ラルト RT34 GX
26 9 粕谷 俊一 9 1Lap ラルト RT34 3S-G
-------------- ******以上 規定周回数 完走****** ---------------
84 影山 正美 4 6Laps ラルト RT34 CA18D
15 細野 智行 2 8Laps ラルト RT33 3S-G
10 伊藤 直澄 2 8Laps ラルト RT33 MF204
---------------------------------------------------------------
スタート時刻 10:34'00 フィニッシュ時刻 10:55'16.678
決勝出走台数 29 完走台数 26
優勝車の平均ラップタイム 2 2'07.668
レ-ス中のベストタイム 5(服部 尚貴 ) 2'06.484 9/10
---------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
1990.10.20 FINE DRY
CIVIC CHALLENGE CUP RACE
CIVIC CHALLENGE CUP レース 暫定結果表
鈴鹿サーキット(5.85943km)
順車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 型式
---------------------------------------------------------------
1 19 黒木 健次 10 25'42.835 E-EF9
2 28 越野 照喜 10 26'00.654 0'17.819 E-EF9
3 5 福田 よしのぶ 10 26'04.750 0'21.915 E-EF9
4 14 稲別 毅 10 26'09.088 0'26.253 E-EF9
5 29 川本 篤 10 26'09.797 0'26.962 E-EF9
6 15 近藤 澄男 10 26'12.132 0'29.297 E-EF9
7 22 見並 秀文 10 26'13.677 0'30.842 E-EF9
8 30 田久保 浩二 10 26'13.781 0'30.946 E-EF9
9 31 一村 達彦 10 26'26.365 0'43.530 E-EF9
10 21 友森 茂利 10 26'26.985 0'44.150 E-EF9
11 18 砂田 雅行 10 26'28.385 0'45.550 E-EF9
12 32 時乗 健二 10 26'28.690 0'45.855 E-EF9
13 12 荒川 雅彦 10 26'37.323 0'54.488 E-EF9
14 6 磯野 博司 10 26'37.846 0'55.011 E-EF9
15 9 海老原 裕一 10 26'38.769 0'55.934 E-EF9
16 2 大谷 浩之 10 26'40.937 0'58.102 E-EF9
17 8 久保 健 10 26'56.458 1'13.623 E-EF9
18 16 佐藤 よしかず 10 27'04.873 1'22.038 E-EF9
19 23 植松 美智子 10 27'07.791 1'24.956 E-EF9
20 25 永田 まり 10 27'08.923 1'26.088 E-EF3
21 3 小野 賢一 10 27'21.689 1'38.854 E-EF9
22 26 小迫 美代子 10 27'25.281 1'42.446 E-EF3
23 24 上村 眞里子 10 27'29.900 1'47.065 E-EF9
24 27 大島 美代子 10 27'30.775 1'47.940 E-EF3
25 11 きもと よしの 9 1Lap E-EF9
-------------- ******以上 規定周回数 完走****** ---------------
26 17 井田 雅彦 3 7Laps E-EF9
27 7 芥川 泰正 3 7Laps E-EF9
28 20 村松 康生 0 10Laps E-EF9
29 1 前川 直典 0 10Laps E-EF9
30 10 高橋 川路 0 10Laps E-EF9
---------------------------------------------------------------
スタート時刻 フィニッシュ時刻 25'42.835
決勝出走台数 30 完走台数 25
優勝車の平均ラップタイム 19 2'34.284
レ-ス中のベストタイム 19(黒木 健次 ) 2'33.639 2/10
---------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
正式結果は明日の日曜になるもようです
上位の再車検があるそうです
CIVIC CHALLENGE CUP RACE
CIVIC CHALLENGE CUP 予選結果表
鈴鹿サーキット(5.85943km)
FINE DRY 1990.10.19
順 車番 ドライバー 型式 Lap-Time km/h 周回 トップ差
-------------------------------------------------------------------------
1 20 村松 康生 E-EF9 2'32.492 138.328 11/11
2 19 黒木 健次 E-EF9 2'32.557 138.269 7/11 0'00.065
3 1 前川 直典 E-EF9 2'33.557 137.369 11/11 0'01.065
4 29 川本 篤 E-EF9 2'33.904 137.059 11/11 0'01.412
5 21 友森 茂利 E-EF9 2'33.950 137.018 5/11 0'01.458
6 5 福田 よしのぶ E-EF9 2'34.230 136.769 8/11 0'01.738
7 17 井田 雅彦 E-EF9 2'34.345 136.668 6/11 0'01.853
8 28 越野 照喜 E-EF9 2'34.418 136.603 7/12 0'01.926
9 7 芥川 泰正 E-EF9 2'34.539 136.496 5/12 0'02.047
10 10 高橋 川路 E-EF9 2'34.541 136.494 7/12 0'02.049
11 22 見並 秀文 E-EF9 2'34.934 136.148 4/11 0'02.442
12 14 稲別 毅 E-EF9 2'35.133 135.973 6/ 8 0'02.641
13 15 近藤 澄男 E-EF9 2'35.415 135.727 4/ 9 0'02.923
14 18 砂田 雅行 E-EF9 2'36.077 135.151 5/10 0'03.585
15 31 一村 達彦 E-EF9 2'36.382 134.887 5/12 0'03.890
16 32 時乗 健二 E-EF9 2'36.778 134.547 10/11 0'04.286
17 23 植松 美智子 E-EF9 2'36.903 134.439 11/11 0'04.411
18 6 磯野 博司 E-EF9 2'37.722 133.741 11/11 0'05.230
19 9 海老原 裕一 E-EF9 2'37.744 133.723 10/12 0'05.252
20 2 大谷 浩之 E-EF9 2'38.068 133.449 11/11 0'05.576
21 30 田久保 浩二 E-EF9 2'39.299 132.417 2/ 2 0'06.807
22 25 永田 まり E-EF3 2'39.500 132.250 9/11 0'07.008
23 16 佐藤 よしかず E-EF9 2'39.581 132.183 7/ 8 0'07.089
24 27 大島 美代子 E-EF3 2'40.288 131.600 10/10 0'07.796
25 8 久保 健 E-EF9 2'40.597 131.347 12/12 0'08.105
26 3 小野 賢一 E-EF9 2'41.343 130.740 5/11 0'08.851
27 26 小迫 美代子 E-EF3 2'42.254 130.006 7/10 0'09.762
28 24 上村 眞里子 E-EF9 2'51.474 123.015 4/ 4 0'18.982
29 11 きもと よしの E-EF9 3'18.673 106.174 2/ 2 0'46.181
12 荒川 雅彦 E-EF9 計測出来ず 1
-------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
Panasonic F3 SUPER CUP RACE
Panasonic F3 予選結果表
鈴鹿サーキット(5.85943km)
FINE DRY 1990.10.19
順 車番 ドライバー 型式 Lap-Time km/h 周回 トップ差
-------------------------------------------------------------------------
1 2 高村 一明 ラルト RT33 MF204 2'05.693 167.821 12/14
2 5 服部 尚貴 ラルト RT33 MF204 2'06.091 167.291 8/13 0'00.398
3 90 古谷 直広 ラルト RT34 MF204 2'06.547 166.689 9/12 0'00.854
4 66 中川 隆正 ラルト RT34 MF204 2'06.806 166.348 12/14 0'01.113
5 61 土屋 圭市 ダララ 390 MF204 2'06.881 166.250 12/12 0'01.188
6 27 羽根 幸浩 ラルト RT34 MF204 2'06.898 166.228 10/12 0'01.205
7 9 粕谷 俊一 ラルト RT34 3S-G 2'07.037 166.046 7/14 0'01.344
8 34 檜井 保孝 ラルト RT33 3S-G 2'07.120 165.937 13/13 0'01.427
9 33 藤永 敬道 ラルト RT34 MF204 2'07.137 165.915 13/13 0'01.444
10 52 石川 朗 ラルト RT34 MF204 2'07.142 165.909 13/13 0'01.449
11 28 西垣内 正義 ラルト RT34 MF204 2'07.155 165.892 11/11 0'01.462
12 81 岡田 晃典 ラルト RT34 MF204 2'07.207 165.824 9/13 0'01.514
13 31 横島 久 ラルト RT34 MF204 2'07.278 165.731 10/14 0'01.585
14 85 原 貴彦 レイナード903MF204 2'07.327 165.668 9/14 0'01.634
15 43 井倉 淳一 ラルト RT34 MF204 2'07.459 165.496 8/13 0'01.766
16 26 萩原 修 ラルト RT34 MF204 2'07.579 165.340 5/ 5 0'01.886
17 17 夏川 竜一 ラルト RT33 MF204 2'07.582 165.336 11/14 0'01.889
18 59 前田 信哉 ラルト RT34 MF204 2'07.698 165.186 12/14 0'02.005
19 25 森本 晃生 レイナード903MF204 2'08.059 164.721 10/10 0'02.366
20 10 伊藤 直澄 ラルト RT33 MF204 2'08.356 164.339 8/13 0'02.663
21 11 萩原 英明 ラルト RT33 MF204 2'08.853 163.706 8/14 0'03.160
22 84 影山 正美 ラルト RT34 CA18D 2'08.936 163.600 12/12 0'03.243
23 6 田中 哲也 ラルト RT34 GX 2'09.565 162.806 13/14 0'03.872
24 76 井上 隆智穂 ダララ 309 MF204 2'09.605 162.756 14/14 0'03.912
25 29 大文字 良浩 ラルト RT32 3S-G 2'09.806 162.504 5/14 0'04.113
26 30 近藤 真彦 ラルト RT33 MF204 2'10.545 161.584 12/12 0'04.852
27 15 細野 智行 ラルト RT33 3S-G 2'16.469 154.570 2/ 4 0'10.776
22 和田 久 ラルト RT33 MF204
98 本山 哲 ラルト RT33 MF204
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提供:鈴鹿サーキットランド
Panasonic Japan F3 ChampionShip Round9 90年10月14日
西日本サーキット コース長 2815.5m
天 候 曇 り 発 表 時 分
クラス F3 決勝正式結果
コース状況 ドライ スタート 14時 07分
ポール ポジション 90/1'08"449 アベレージ 148.05km/h
温 度 24℃ フィニッシュ 14時 43分
予選参加台数 43台 予選出走台数 41台
決勝参加台数 28台 決勝出走台数 28台
順位 ゼッケン 氏 名 年齢 車 名 周回 タイム
----------------------------------------------------------------------
1 90 古谷 直広 27 セキスイツーユーホームラルト 32 0:36:39.246
2 22 和田 久 27 CAPCOM RT33 無限 32 0:36:40.064
3 5 服部 尚貴 24 カワイスチール LG COX RT 32 0:36:40.745
4 85 原 貴彦 26 CABIN REYNARD 903 32 0:36:50.371
5 98 本山 哲 19 浅田飴パッションRT33無限 32 0:36:56.969
6 66 中川 隆正 31 TAKE ONE ラルトRT34 32 0:36:57.969
7 2 高村 一明 23 SUPER HAKKA ラルト 32 0:36:59.252
8 33 藤永 敬道 28 Daiichi-RT34無限 32 0:36:59.863
9 28 西垣内正義 28 5ZIGENラルトRT34 32 0:37: 0.364
10 8 黒沢 琢弥 26 トムス ラルト RT34 32 0:37: 4.707
11 81 岡田 晃典 28 FM,オロナミンC RT-34 32 0:37: 9.969
12 31 横島 久 32 TAKASU CLINIC RT34 32 0:37:11.053
13 25 森本 晃生 30 ピザボーイ号 REYNARD 903 32 0:37:16.205
14 52 石川 朗 24 CAPCOM RT34無限 32 0:37:16.777
15 26 萩原 修 30 GRAND SLAM RT34 32 0:37:17.163
16 59 前田 信哉 29 REGULUS 寿ラルト RT34 32 0:37:17.812
17 61 土屋 圭市 34 ENDLESS ダララ 無限 32 0:37:18.360
18 21 見崎 清志 43 ワタナベ RT34 ウエスト 32 0:37:21.122
19 19 田嶋 栄一 22 ベネトン RT34 ムゲン 32 0:37:26.757
20 10 伊藤 直澄 21 GIZA HOUSE RT33 無限 32 0:37:27.275
21 34 桧井 保孝 21 Daiichi-RT33 トムス 32 0:37:27.663
22 84 影山 正美 22 ファミリーマートニッサンRT34 32 0:37:30.570
23 54 岡本 幸夫 27 NIKKODO BMB RT34 32 0:37:31.274
24 27 羽根 幸浩 29 VEHIKLE RT-34 32 0:37:31.484
25 6 田中 哲也 24 カワイスチール LG COX RT 32 0:37:32.373
26 17 夏川 竜一 35 CHERENA ラルト 無限 30 0:37:37.341
------------- 以上完走 -------------
43 井倉 淳一 35 CITY LIFE43ラルト 26
13 奥貫 直 21 IKEGAMIラルト RT-33 26
ゼッケン 13、43 は クラッシュのため リタイヤ
提供:西日本サーキット
’90ミリオンカードカップレース
ROUND 3 鈴鹿
全日本F3選手権第8戦
参戦レポートNO18
レーシングドライバー 細野 智行
---------------------------------------
90年F3シリーズも、今回で第8戦目を迎えることになりました。季節も秋となり
、段々過ごしやしくなってきたようです。
今年のF3のレースは、毎回優勝者が変わる程の激戦となり、まさに戦国時代になっ
てきました。ここのところ思うようなレース展開にもっていけなかった僕も、今回は好
きな鈴鹿のコースでもあるので、気合の入れ方がいつもと違います。とゆうか、マシン
のトラブルも少なくなり自分としても、走りにひとつの自信を感じてきたからなのです
。
思い起こせばちょうど1年前、やはり9月の鈴鹿のレースの時でした。木曜日の練習
中に、デクデーカーブでオーバースピードでコーナーに飛び込み、正面からクラッシュ
パットに突っ込んでしまい首を強打し、むち打ち症で無念の予選落ちとなった苦い思い
でのレースでした。あれからもう1年僕も少しは大きくなった気がします。そして、こ
の9月のレースの思い出を、嬉しかった思い出に塗り替えたい。今年の9月は、負けま
せん。
9月21日(金) 台風19号の影響で、コース脇の土手が土砂崩れをおこしてしま
い木曜日の練習は東コースのみとなりました。まるで今回のレース
が荒れるのではないかと思わせるようなこの事件でした。
金曜日のテスト走行は2回ありました。もちろんフルコースです
。僕は、いつものように中古タイヤをはいてコースイン。コースに
出たとたん凄く滑るのを感じました。S字、逆バンクそして西コー
スへ行ってもタイヤがなかなかグリップしてくれません。これは、
タイヤのせいではありませんでした。連日の豪雨でコースのアスフ
ァルトの細かな隙間にすっかり砂などが詰まってしまった為だった
のです。いつもの2/3程度のグリップ力でした。
僕はこの日、何度となくピットインを繰り返し、ひつこい程にマ
シンをセットしました。「どうせ路面も荒れているしタイムも出な
い。」「他は新品タイヤでガンガンアタックしているのに・・・」
などとは思わず、「この時こそ、いいセッティングを出すチャンス
だ」と自分に言い聞かせ、僕はひたすらセットアップを繰り返しま
した。
確かに回りのチームは、どんどん新品タイヤを使い良いタイムを
出しました。焦らないと言ったら嘘になるでしょう。しかし、僕に
は自信がありました。「セットが決まれば、絶対にいいタイムを出
せる!!」と思ってました。
この日のタイムは、2分07秒95。クラス12位のタイムでし
た。決していいタイムではありません。でも、僕は満足していまし
た。それはタイムでなく、セッティングにです。初日、乗り始めて
から比べると凄くマシンバライスが翌なっていました。
「あともう少し!!」自分の中で、そう思いました。この日はメカ
ニックさんもあまりいい顔をしてませんでした。何か者足りなさそ
うでした。自分にもその様子が、よくわかりました。しかし、僕は
一人で納得していました。そして、廻りの人は僕が走った時に分か
ってもらえると思ってました。
9月22日(土) 予選日のこの日は、朝8時から20分間のフリー走行がありまし
た。僕は予定通りこのセッションで新品タイヤをはいて走行をする
ことにしました。最初は中古タイヤで走り、1~2周エンジンの調
子をみたところで新品タイヤに付替ました。
1周目、今までと同じように走っているのに、凄くグリップを感
じました。「マシンバライスが凄く決まっている!!」すぐにそう
思いました。1周目は06秒3、2周目に05秒7、3周目には0
5秒5のタイムがでました。僕は間違いなく手応えを感じていまし
た。
久し振りに「よ~し」の言葉が、口から出ました。2分05秒5
9のタイムは、このセッションの2番手のタイムで、決して悪いも
のではありませんでした。
3時間後、公式予選が始まりました。僕はA組で、始めの組でし
た。とにかく、05秒台を目標に走りました。ところが、走り始め
て3~4周したあたりからでした。何だかエンジンの回転が思いの
です。メータ類を見ても、異常はありません。僕はタイムアタック
を繰り返しました。タイムは2分06秒台。あと少しです。しかし
、何だか変なのです。どうもいつもとエンジンが違う感じがするの
です。タイヤは段々グリップが無くなり、残り時間も無くなってき
ました。今回の予選は、何も無ければピットに入らないつもりでし
た。最後の最後まで、タイムアタックをする予定でした。だから、
僕はひたすら走り続けました。ところが、ラスト2周ぐらいの時で
した。エンジンから少しノッキング音が出始めたのです。そして、
ラスト1周。最後のアタックの時でした。ついにその音は酷くなり
、僕は仕方無くペースを落とそうとしました。(僕のマシンはコン
ピュータのマップが手元に無い為、車のぺーすを落とすしかないの
です。)
その時でした、突然リヤの方から“ドーン”と音がして、エンジ
ンが壊れてしまったのです。
僕は,その場でストップ。そして間もなく予選は終了しました。
僕はオフィシャルに、何を話しかけられても“ぼ~”っと立ってい
るでけでした。タイムを出せる自信はありました。しかし、またト
ラブルです。本当にこの時ばかりは、一瞬何もやりたく無くなりま
した。ピットへマシンを引いて戻ると、そこにはメカニックの人影
はありませんでした。すでにB組の予選が始まっていたのです。
計測出来たタイムは、2分06秒60でクラス10番手でした。
信じられませんでした。そして、悔しくて悔しくて・・・・・・・
この日の僕の悔しさは、どうにもおさまりませんでした。どうに
もならないトラブルです。原因は、はっきり分かっていません。し
かし、充分なパワーが、出なかったようです。どうして、肝心なと
きに、トラブルが出てしまうのでしょうか?
A組でも、B組でもライバル達は、率先していいタイムを出して
しまいました。「自分だってあれぐらいのタイム・・・・・・」し
かし、結果は結果です。今回ばかりは、「自分には、もう運がない
のではないか」と弱気になったり、「まだまだ、負けるもんか」「
オレは速いんだ」と強気になったりで、決勝へ向けてのコンセント
レーションには苦労しました。それだけ、ショックが大きかったの
でした。それだけ、自信がありましたから。
でも、ドライバー。だから、諦めないことにしました。確かに、
“ガックリ”しましたが、、でも僕は諦めない。とにかく最後まで
諦めず、頑張ることにしました。長かった、土曜日が終わります。
9月23日(日) 9月のレースには珍しい程3日間ともいい天候に恵まれました。
吹く風は、少し“ひんやり”してちょっとだけ、秋を思わせます。
決勝日のこの日は、いつもと違って朝のフリー走行はありません
。AM10:00、僕はサーキットに着きました。エンジンを載せ
替えた僕のマシンは、シートを被ってピットに止まっていました。
僕の気持ちはすっかりやる気まんまんになっていました。目覚めの
いい朝でした。僕はおもむろに自分のマシンに近づき、「今日もよ
ろしくな」「頑張ってくれよ!」50台近くあるF3マシンでも、
自分のマシンはやっぱり愛しいものです。
12時過ぎ、レーススタートプログラムが始まりました。ピット
前にマシンを並べると、マシンによって集まってくる人の量が違う
のが良く分かります。まさに、これこそ本当のレースの世界そのも
のなのでしょう。隣のピットでは、トラブルが出てしまったマシン
を、メカニック達が慌ててチェックしていました。それを横目に、
「絶対、トラブルが出ませんように」と祈る僕でした。
5分前のウォーミングアップランが始まりました。エンジン・シ
ャーシの状態をチェック。再び僕はピットに戻り、ゆっくり自分の
ピットの前にマシンを止めます。この時から、スタートするまでは
普段の時と、時間の立ちかたが、違って感じます。それが、早いと
か遅いとかではなく。何かが違う感じがするのです。
フォーメーションラップが終わり、僕はグリットにマシンを止め
ます。そして、シグナルが赤にエンジン回転は5000rpm“ス
タート”この一連の作業ばかりは、経験が多い者の勝ちだと思いま
す。とにかく、どんなに長いレースであろうと、どんなカテゴリー
だろうと、どこのサーキットであろうとスタートはひとつのレース
で、たいがい1回だけですから本当に一発勝負かもしれません。
レースの方は、スタートで2台を抜き20位から17位、15位
そして13位と順位が上がり、最終的に今シーズン最高の9位に入
ることができました。今回は、木曜日の事件の時に予感した通り、
本当に荒れたレースになりました。リタイヤ車も多く、自分として
も完走できたことは大変嬉しく思いました。しかし、次回はこれで
は気が済みません。今回のレースを充分自分なりに反省し、ベスト
を尽くしたいと思います。
クラッシュ、予選落ちの思い出をすっかり忘れて一生懸命走ったこの9月の鈴鹿のレ
ース。今度こそ優勝の思い出にしたいと思います。
関係各スポンサーの皆様、今回もご支援ご協力頂きまして本当に有り難うございまし
た。
次回も一生懸命頑張りたいとおもいます。
細野 智行
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お知らせ
毎回、ドライバー細野智行の参戦レポートをご覧頂きまして誠に有り難うございます
ここで各スポンサー及び関係者の皆様に、我がVANジャケットレーシングチームの
90年度参戦予定の変更のお知らせをしたいとおもいます。
当初予定しておりました、F3シリーズ第9戦(西日本サーキット)の出場を変更し
F1日本GPのサポートレース。パナソニックF3スーパーカップレースへ出場する運
びとなりましたので、ここでご報告したいと思います。このレースは、シリーズ戦のタ
イトルはかかっていないのですがF1GPとあって毎年10万人以上の観客を数え、ま
た細野が得意としているコースでもあり充分意味のあるレースが出来ると判断し、エン
トリーを決断いたしました。
以上
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提供:July 9 RACING
Flying Saucer RACING
PFG01270/鈴木 規之
レースオブフォーミュラジャパン-FMOTOR-(1990-10-13) Official Practice Class B
For Panasonic F3 Championship Rd.9 西日本サーキット:(2.8155km)
P No. Driver------------ Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 90 古谷 直広 Ralt RT34 MGN 1'08.449 148.078
2 85 原 貴彦 Reynard 903 MGN 1'08.655 0.206 147.634
3 52 石川 朗 Ralt RT34 MGN 1'08.698 0.249 147.541
4 8 黒沢 琢弥 Ralt RT34 TYT 1'08.829 0.380 147.261
5 66 中川 隆正 Ralt RT34 MGN 1'08.911 0.462 147.085
6 33 藤永 敬道 Ralt RT34 MGN 1'08.939 0.490 147.026
7 28 西垣内正義 Ralt RT34 MGN 1'09.043 0.594 146.804
8 43 井倉 淳一 Ralt RT34 MGN 1'09.103 0.654 146.677
9 31 横島 久 Ralt RT34 MGN 1'09.182 0.733 146.509
10 13 奥貫 直 Ralt RT33 MGN 1'09.289 0.840 146.283
11 61 土屋 圭一 Ralt RT34 MGN 1'09.336 0.887 146.184
12 81 影山 正美 Ralt RT34 NSN 1'09.440 0.991 145.965
13 19 田島 栄一 Ralt RT34 MGN 1'09.492 1.043 145.856
14 34 桧井 保孝 Ralt RT33 TYT 1'09.499 1.050 145.841
************************************************************************
提供:NISMO
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
レースオブフォーミュラジャパン-FMOTOR-(1990-10-13) Official Practice Class A
For Panasonic F3 Championship Rd.9 西日本サーキット:(2.8155km)
P No. Driver------------ Car------------- Best-LapT ---Behind -Km/h--
1 22 和田 久 Ralt RT33 MGN 1'08.517 147.931
2 5 服部 尚貴 Ralt RT33 MGN 1'08.557 0.040 147.845
3 98 本山 哲 Ralt RT33 MGN 1'08.813 0.296 147.295
4 2 高村 一明 Ralt RT33 MGN 1'08.860 0.343 147.194
5 27 羽根 幸浩 Ralt RT34 MGN 1'09.183 0.666 146.507
6 21 見崎 清志 Ralt RT34 MGN 1'09.337 0.820 146.182
7 59 前田 信哉 Ralt RT34 MGN 1'09.349 0.832 146.156
8 17 夏川 竜一 Ralt RT34 MGN 1'09.365 0.848 146.123
9 10 伊藤 直澄 Ralt RT34 MGN 1'09.458 0.941 145.927
10 84 岡田 晃典 Ralt RT34 NSN 1'09.486 0.969 145.868
11 26 萩原 修 Ralt RT34 MGN 1'09.500 0.983 145.839
12 25 森本 晃生 Reynard 903 MGN 1'09.722 1.205 145.374
13 6 田中 哲也 Ralt RT34 VW 1'09.780 1.263 145.254
14 54 岡本 幸夫 Reynard 893 NSN 1'09.807 1.290 145.197
************************************************************************
提供:NISMO
* FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉 芳夫 / PBA00065
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
富士スピードウェイF3000合同タイヤテスト
11月12日 金曜日
テスト2日目の今日12日は、第1回目のセッションが、午前8時からとなっている。
そのため、初秋の富士山麓は、早朝の気温が11.8度Cと低く、コンディション的には、
マシン・セッティングが昨日とは異なることが予想された。そのうえ、空には、どん
よりと雲がたれ込め、テストに参加した多くのチームは、タイヤウォーマーをレイン
・タイヤに装着する。
第1セッションが終わる頃には、気温も15度Cにまで上昇。コンディションは、昨
日と同等にまでなり、各チーム共に本格的なデータ取りに忙しくなる。ところが、午
前11時に第2セッションが始まると、霧雨がサーキットを覆い出している。ただし、
ラインはドライのまま変わらず、テストは、そのままスリックで続行された。
霧雨も上がり、霧の切れ間から陽光が射し始めた午後になると、気温は、最高で17.
8度Cまで上がってきた。おそらく、来たるレースでは、雨RGA降らなければ時間的
には、このあたりのコンディションとなるはずだ。そして、この時間帯になると、多
くのトップ・チームは2日間のデータを元に、予選シュミレーションに入る。
このような一般状況の中で、レイトンハウス・レーシング・チームは、レース・セッ
ティングに集中し、あえて予選セッティングは行わず、マシンのハンドリング・バラ
ンスの変化を探りながら、さまざまなセッティングをトライした。
関谷正徳:コメント
「基本的には、昨日までと同じく、最後までセッティングのデータ取りに集中した
よ。あらかじめ、テストのプログラムは組んでおいたから、すべてのメニューをこな
したって感じだよ。だけど、まだまだかな。まわりの方は、最後は予選セットで、行っ
ていたみたいだけど、今回ばかりはマイペースさ。レース・セットのタイムは、コン
スタントに、そこそこまで行ったと思う。今度のレースでは、今回のテスト・データ
が十分に反映されつはずだよ」
●タイム
セッション1 セッション2 セッション3
1 星野一義 1:18.29 1:18.53 1:17.10* QF
2 小河 等 1:18.64 1:18.28 1:17.20* QF
3 マルティニ ------- 1:18.23 1:17.34* QF
4 クロスノフ ------- ------- 1:17.36* QF
5 中谷明彦 1:17.85 1:17.59* 1:18.11
6 長谷見昌弘 ------- 1:19.16 1:17.70* QF
7 岡田秀樹 1:19.34 1:19.25 1:17.75* QF
8 片山右京 1:17.78* 1:18.85 1:18.27
9 松本恵二 ------- 1:18.17 1:17.85* QF
10 サラ 1:19.91 ------- 1:18.25*
11 バイドラー 1:18.52 1:18.96 1:18.27*
12 関谷正徳 1:18.61 1:18.60 1:18.43*
13 金石勝智 1:19.60 ------- 1:18.73*
14 太田哲也 1:19.68 ------- 1:18.81*
15 鈴木利男 ------- 1:19.44 1:18.86*
16 ダニエルソン ------- 1:18.94* 1:19.23
17 チーバー ------- ------- 1:18.94*
18 高橋国光 1:19.00* 1:19.29 1:19.52
19 ベルタジア 1:19.03* ------- 1:19.06
20 池谷勝則 ------- 1:20.23 1:19.13*
21 影山正彦 1:20.72 1:19.58* -------
タイム・チャートは、チーム・レイトンの非公式手動計時による。
提供・レイトン・インターナショナル
LEYTON HOUSE RACING TEAM
PRESS INFORMATION
富士スピードウェイF3000合同タイヤテスト
11月11日 木曜日
コンディション:午前 晴れ/午後 晴れのち曇り
全日本F3000選手権も、余すところあと2戦。今回は、富士スピードウェイでの今年
最後のレースに備えてのタイヤ・テストとなった。テストの日程は、今日11日と明日
12日の2日間。今日、午前のセッションが、11時00分から12時00分。午後のセッショ
ンが14時00分から17時00分となっている。
なお、全体的なコンディションは、30度近い気温の中で行われた9月2日の富士ス
ピードウェイでの第7戦、9月23日の鈴鹿サーキットでの第8戦とは違って、気温が
大きく下がり、セッション開始の11時が17度C、午後3時には16.5度Cとなっていた。
そのためタイヤと路面温度との関係や、空気の温度の関係により、新たなマシン、セッ
ティングが必要となっている。
このようなコースコンディションの中で、レイトンハウス・レーシング・チームは、
ドライバーの関谷正徳と綿密なプログラムを組み、午前、午後のセッションに参加。
来たる10月28日にベストセッティングを可能にすべく、新形状のエアボックスのテス
トを含めて、積極的にデータ収集を行った。
関谷正徳:コメント
「今日は、50ラップ近く走ったけど、まだまだデータが取り切れないという感じだ
ね。タイムの方は、いろいろなセッティングといろいろなタイヤを試して、マシン・
フィーリングをつかむのが目的だったから、気にしていない。それに、今日は予選タ
イヤも使ってないしね。最高速とか、エンジン回転と、ハンドリングの妥協が、まだ
難しいところだよ。明日も、もっと走りこまなきゃね」
なお、チーム・メイトのクリスチャン・ダナーは、今回のテストは都合によりキャ
ンセルとなっている。
タイム・チャートは、チーム・レイトンの非公式手動計時による。
●タイム
午前 午後
1 小河 等 1:19.55 1:16.35*
2 片山右京 1:19.46 1:17.73*
3 中谷明彦 1:19.54 1:17.79*
4 関谷正徳 1:19.52 1:18.16
5 和田孝夫 ------- 1:18.34
6 バイドラー 1:19.31 1:18.53*
7 松本恵二 1:20.75 1:18.62*
8 星野一義 1:20.15 1:18.74*
9 鈴木利男 ------- 1:18.74*
10 クロスノフ 1:19.43 1:18.85*
11 ベルタジア 1:20.07 1:18.92*
12 マルティニ 1:19.01* 1:19.02
13 チーバー 1:19.95 1:19.05*
14 岡田秀樹 ------- 1:19.07*
15 金石勝智 ------- 1:19.11*
16 長谷見昌弘 ------- 1:19.13*
17 影山正彦 1:21.29 1:19.54*
18 太田哲也 ------- 1:20.41
19 高橋国光 1:20.38* -------
20 池谷勝則 1:22.01 1:21.51*
21 サラ 1:21.15* -------
提供・レイトン・インターナショナル
ドラサロで先日のJSPCで引退した片山選手に対するラブコール?がありました
ので、プロフィールをアップします。
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●片山義美選手 プロフィール
かたやま・よしみ。1940年5月15日、兵庫県生まれ、50歳。
2輪ロードGPライダーして活動するかたわら、64年の第2回日本GP(鈴鹿)
でマツダ・キャロルを駆って4輪デビュー。2輪では65~67年とスズキ・ワーク
スに属し、67年には50ccクラスで激しいチャンピオン争いの末に2位にライキ
ングされる。
この間、4輪では、シンガポールGPで66~67年優勝、マカオGP(ツーリン
グカー)で66年2位/67年優勝(以上マシンは全てファミリア)。68年以降は
4輪に専念するが、東洋工業(現マツダ)の方針によってしばらく海外のみの活動で、
そのため伝説的な存在となる。ロータリークーペを駆って、69年スパ24時間5位、
70年ニュルブルクリング6時間6位、同年スパ24時間では優勝目前でリタイア。
69年11月に待望の国内参戦がなり、優勝。その後、マツダのエースとしてロー
タリークーペ/カペラ等を駆って常勝スカイラインにGTRに挑み、幾多の名勝負を
演じる。72年、サバンナRX3をもってGTR勢を駆逐し、その後は無数の勝利を
おさめた。
KE-FJ・スズキ(71~72年のFJ360/FL500、優勝多数)、マル
チFJ・ホンダ(75~76年のFJ1300、76年のJAF-GPで優勝)、コ
ジマ011・BMW(79年のF2、最高5位)、ポルシェ956(84年の国内耐
久、優勝2回)を除けば、他はすべてマツダ(エンジン車)による活動を続ける。
富士GCシリーズのランキングでは、77年3位、78年2位、79年3位、80
年2位、81年3位、82年7位、88年9位、トータル優勝は3回にとどまったが、
常に優勝候補に挙げられていた。耐久レースでも素晴らしい戦績を残し、77年以降
実弟・従野孝司や浅井順久、ヴァーン・シュパンらをパートナーとして10勝をマー
クしている。ル・マン24時間では84年にローラT616・マツダで総合10位=
C2クラス優勝を遂げたのが最上位。
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(戦績一覧は省略)
資料提供:マツダスピード
キタジ(北島滋穂/MGG02472)
レポートのタイトル文で「デンソートヨタ89C-V歓喜の初優勝!」と書きまし
たが、これは正確には「トヨタ・チーム・サード歓喜の初優勝!」です。
デンソートヨタ89C-Vは、昨年のインターチャレンヂ富士1000kmで勝っ
ています。
トヨタには、トヨタ・チーム・トムス(TTT)とトヨタ・チーム・サード(TT
S)があります。
どうも紛らわしい書き方ですいません。
キタジ(北島滋穂/MGG02472)
************* 全日本富士1000kmレース大会 ***************
- 雨を味方にデンソートヨタ89C-V歓喜の初優勝!シリーズチャンプは長谷見
の手に!-
10月7日行われたJSPC最終戦「全日本富士1000kmレース大会」は、め
まぐるしく変わる天候の中、最終戦にふさわしく白熱した戦いが繰り広げられた。
不順な天候のためタイヤチョイスが大きな鍵を握ることとなったが、天候の変化を
うまく読んだデンソートヨタが、カルソニックニッサンの追撃を振り切り優勝!開幕
戦と最終戦をトヨタが制し、残り3戦を日産が制するというT・N対決に終始したシ
リーズは幕を閉じた。
注目のシリーズチャンプは、今回2位の星野と5位の長谷見が同ポイントで並んだ
が、勝ち星で上回る長谷見が星野のF3000,GrAに続く3冠を阻止した。
●予選1回目(6日)
天候の変化が読めないため、各車1回目から積極的にアタック。
ウェットからドライに変化するコンディションの中、予想通りトヨタ、日産のPP
争いとなったが、終了間際に100日石トラストポルシェがまだ雨の残るコースを果敢
に攻め1発大逆転!王者の意地を見せた。
●予選2回目
トラストチームの願いも虚しく、2回目の予選は完全ドライ。こうなるとポルシェ
勢に勝ち目はなく、上位6台は日産、トヨタのオンパレード。
24YHP-23カルソニック-36ミノルタ-39デンソー-85CABIN-37ミノルタ
と並んだ。なお、36、39のトヨタは89C-Vを使用。
○ニュース
・ マツダのワークスドライバー片山義美選手は、今回のレースを最後に引退するこ
とを発表。決勝前にセレモニーが行われた。
「最後だからといって感慨深いなどということはない。これからもテストは今まで
どおり続けるし、後輩の指導など益々忙しくなるよ」と淡々と語った。
・ マツダは今回2台の787と767B1台の3台体制で参加。
・ 前回はタカQカラーだった37号車は、今回ミノルタカラーに。
・ 菅生で活躍したスパイスは、今回欠場。どうやら菅生で壊れたミッションの手配
がつかなかったらしい。
・ 日産はレースウィークの水・木曜日を使って、今年23号車に多発しているベー
パーロック現象を徹底分析。万全の体制で臨んだ。
●決勝(224周)
予定より若干早めの10時54分、224周先のチェッカー目指して各車一斉にス
タート。上位6台は1分22秒台のハイペースで周回を重ねていく。これを追ってポ
ルシェ軍団が22~23秒台、マツダ勢が24~25秒台で続く。
5周目、36ミノルタがブレーキトラブルでピットイン。早くも上位の一角が崩れる。
そして、20周目には、シリーズチャンプの可能性を残していた100日石トラストポル
シェがスピン。オイル漏れらしく、そのままピットでリタイア。
30周過ぎから各車1回目のピットイン。これを終え順位が落ち着いた時のオーダ
ーは、23-24-2-39-27-37。この頃から雨が降り出し、ラップタイムが落ち込み始める。
必勝を期すトヨタは、リタイアした36号車のドライバー、関谷、小河両選手を37
号車のドライバーに変更。
また、マツダも同様に40周目にトラブルでストップした202号車のドライバー
片山選手を、有終の美を飾らせるため203号車のドライバーとして登録。
60周終了時順位 23-24-2-27-39-37-7-85-1-201
そしてレースの3分の1、75周を過ぎた頃、雨足は益々強くなり、2度目のピッ
トインに入ったマシンは次々にタイヤをカットスリック、オールウェザー等に交換。
この後、目立った速さを見せたのが、2位の関谷選手の乗る37ミノルタと、中谷選
手の乗る4位の27フロムA。
80周終了時順位 23-24-37-27-39-2-85-1-201-55
23-37-24-27-39という同一ラップの5車のうち、この2台のみが他車を1~2秒上
回るペース。特に「雨以外は全く問題ない」というノバエンジニアリングがメンテナ
ンスするのフロムAポルシェは、最高の仕上がりを見せているようだ。
90周 23-(29秒)-37-(8秒)-24-(7秒)-27
97周 23-(19秒)-37-(9秒)-24-(1秒)-27
しかし、99周目その27号車が24号車を抜こうとした最終コーナーで大クラッ
シュ!!ドライバーは無事だったもののマシンは大破。
これにより10周にわたってペースカーが入る。
100周終了時順位 23-37-24-39-2-27-1-85-201
レースが再開されると、今度はチャンプ最右翼長谷見選手の24号車がAコーナー
でコースアウト。サンドトラップの餌食に。(この時のドライバーはオロフソン)
これでチャンプの可能性は誰の眼にも無くなったかにみえたが、運良くオフィシャ
ルに助けられ、10周ほどのロスで戦列に復帰。
上位各車はタイムロスを少なくするため、ペースカーランの間にピットインをし、
これを終えると、23-37-39の3台が同一周回。トップから3位までその差6
秒。この後もこの3台は順位を入替えながら激しく争う。
しかし、129周目また大クラッシュ!!場所はフロムAと同じ最終コーナー立ち
上がり。横転してマシンはバラバラ。赤いマシン、33番武富士ポルシェだ。
幸いにもドライバーは無事脱出。これで2度目のペースカーランに。
同じ周ゼッケン1ADVANポルシェも100Rでクラッシュ。マシン前部を壊し
その場でリタイア。
相次ぐトラブルで、コース上に残ったのは10台のみ。
再開後も3台の争いとなるが、雨が降ったり止んだりの天候に翻弄される各チーム
はタイヤチョイスに悩むことに・・。
140周終了 39-37-23-2-201-55-203-24-7-1
160周終了 37-23-39-2-201-55-203-24-7-230
180周終了 39-37-23-2-201-55-24-203-7-230
(同一周回はトップ3のみ)
残り40周となった184周目、39がピットイン。回復しつつある天候に賭けて
スリックタイヤに交換。
188周目に、37号車スロー走行。ミッショントラブルによりリタイア。
これで、日産、トヨタ1台ずつで一騎打ちとなるが、この時点で23号車は最低1
回ピットストップしなければ燃料がもたないため、39号車を引き離したいところ。
190周目 23-(1分3秒)-39
(スリック) (スリック)
199周目 23 最後のピットイン タイヤはスリックのまま
(順位逆転) ドライバー星野選手から鈴木利男選手へ
200周目 39-(41秒)-23
ここで雨が強くなる。
203周目 39-(58秒)-23
204周目 23 ピットイン タイヤオールウェザーへ交換
しかし、23号車のペースは以外に上がらない。39号車はスリック
タイヤで踏ん張る。
213周目 39 こらえきれずピットイン タイヤオールウェザーへ交換
214周目 39-(1分17秒)-23
これで勝負あった。以後も39デンソートヨタは、ラッツェンバーガーがコンスタ
ントに走り、出走19台、完走8台という波瀾のレースに幕を閉じた。
レースに「もし・・」はないが、23号車が199周目のピットインの際にオール
ウェザータイヤに変えていれば・・・・・ひょっとして、ひょっとしたかもしれない。
(以上です。後半はすっかり疲れたので、手抜きになりました。カンベンネ)
FUJI, JAPAN-RIS-(1990-10-07) Official results for the All Japan Sports
Prototype Championship Rd.6 (Final), the All Japan Fuji 1000km Race, 224 LAP
race:
POS-GRD-CAR#-DRIVER(S)------------------------CAR------------LAPS--TIME---
1 4 39 Ratzenberger(A)/N.Nagasaka Toyota 90C-V 224 5H57:15.832
2 2 23 Kaz.Hoshino/To.Suzuki Nissan R90CP 224 1:18.708
3 8 2 Dickens(S)/Hoy(GB) Porsche 962C 219 5 Laps
4 12 55 E.Elgh(S)/T.Mezera(CZ) Porsche 962C 214 10 Laps
5 1 24 M.Hasemi/A.Olofsson(S) Nissan R90CP 214 10 Laps
6 14 203P M.S.Sala(BR)/Y.Katayama/T.Ohta Mazda 787 211 13 Laps
7 13 201P D.Kennedy(IRL)/P.Deudonne(B) Mazda 787 208 16 Laps
8 18 230P Shiratori/Fujii/S.Suzuki Mazda 767B 183 41 Laps
----------------------------------------------------------------------
9 6 37 H.Raphanel/M.Sekiya/H.Ogawa Toyota 90C-V 189 Non Checker
10 9 7 T.Needel/D.Bell/A.Reid(GB) Porsche 962C 167
11 15 1 Kuni.Takahashi/K.Mogi Porsche 962C 124 Crash
12 16 33 J.Herbert(GB)/R.Rydell(AUS) Porsche 962C 110 Crash
13 7 27 A.Nakaya/V.Weidler(D)/Y.Hane Porsche 962C 98 Crash
14 5 85 T.Wada/O.Nakako Nissan R90V 97
15 11 202P Y.Katayama/T.Yorino/Y.Terada Mazda 787 39 Engine
16 17 88 J.Yoneyama/H.Fukuyama/H.Gotoh BB90R Cosworth 36
17 10 100 G.Fouche(ZW)/S.Andskar(S) Porsche 962C 20 Engine
18 3 36 M.Sekiya/H.Ogawa Toyota 90C-V 10 Break/Engine
19 19 240P T.Nogami/K.Oda Mazda 757 0 Disqualified
Fastest Lap: No.27, Porsche 962, 1:21.690 (196.988km/h)
Mitsuru Sugaya/Tokyo,
●最終ポイント (暫定)
1, M.Hasemi Nissan R90CP 67
A.Olofsson Nissan R90CP 67
3, K.Hoshino Nissan R90CP 67
T.Suzuki Nissan R90CP 67
5, G.Fouche Porsche 962C 47
S.Andskar Porsche 962C 47
7, S.Dickens Porsche 962C 43
W.Hoy Porsche 962C 43
9, R.Ratzenberger Toyota 90C-V 37
10, N.Nagasaka Toyota 90C-V 33
11, A.Nakaya Porsche 962C 27
V.Weidler Porsche 962C 27
13, M.Sekiya Toyota 90C-V 26
H.Ogawa Toyota 90C-V 26
15, P.H.Raphanel Toyota 90C-V 19
16, P.Dieudonne Mazda 787 17
17, G.Lees Toyota 90C-V 15
D.Kennedy Mazda 787 15
19, T.Needel Porsche 962C 10
20, K.Takahashi Porsche 962C 9
K.Mogi Porsche 962C 9
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
JSPC第6戦 富士1000km(ラップチャート)
(サーキットの表示に基づくラップチャートです。)
LAP 1位 2位 3位 4位 5位 6位
20 - 23 24 85 27 2 37
36 - 2 37 27 7 1 39
41 - 2 7 23 24 55 39
50 - 23 24 2 39 27 55
52 - 23 24 2 39 27 37
60 - 23 24 2 27 39 37
75 - 23 2 27 39 7 37
80 - 23 24 27 37 39 2
82 - 23 24 37 27 39 2
87 - 23 37 24 27 39 85
91 - 23 37 24 27 39 85
103 - 37 24 23 39 1 2 ペースカー先導中
106 - 24 23 39 37 1 2 ペースカー先導中
120 - 39 23 37 2 201 1
121 - 39 37 23 2 201 1
125 - 39 37 23 2 201 55 イエローフラッグ
138 - 39 37 23 2 201 55
143 - 37 39 23 2 201 55
145 - 37 23 39 2 201 55
150 - 37 23 39 2 201 55
160 - 37 23 39 2 201 55
163 - 37 39 23 2 201 55
170 - 37 39 23 2 201 55
175 - 39 37 23 2 201 55
180 - 39 37 23 2 201 55
185 - 23 37 39 2 201 55
195 - 23 39 2 37 201 55 37:ピット作業中
198 - 23 39 2 37 55 24 37:リタイヤ
200 - 39 23 2 55 24 37 37:リタイヤ
210 - 39 23 2 55 24 203
215 - 39 23 2 55 24 203
219 - 39 23 2 55 24 203
224 - 39 23 2 55 24 203
デンソー・トヨタ(39)優勝!!
JSPC最終戦富士1000kmレースは、激しい戦いが展開され、ラッツエンバーガー
と長坂の#39・デンソー・トヨタが224周のレースを制した。サードのデンソー・ト
ヨタは初優勝。
2位には星野/鈴木利男のカルソニック・ニッサン。これで星野/鈴木は15点を獲
得したが、長谷見/オロフソンのYHPニッサンが5位に入って8点を獲得。両者同
ポイントとなったが、優勝回数2回の長谷見/オロフソンが優勝1回の星野/鈴木を
押し退け、今年のJSPCチャンピオンになった。
●暫定結果
1 39 デンソートヨタ 224周
2 23 カルソニック・ニッサン 224 1分18秒708遅れ
3 2 タイサン・ポルシェ 219
4 55 オムロン・ポルシェ 214
5 24 YHPニッサン 214
6 203 マツダ787 211
7 201 マツダ787 208
8 37 ミノルタ・トヨタ 189
9 230 マツダ757 183
10 7 アルファ・ポルシェ 167
----<以上完走>-------------
1 アドバン・ポルシェ 124 100Rクラッシュ
240 マツダ757 112 失格
33 武富士ポルシェ 110 最終コーナークラッシュ
27 フロムAポルシェ 98 最終コーナークラッシュ
85 CABINニッサン 97 Bコーナー・ストップ
202 マツダ787 39 最終コーナーストップ
88 トムス・コスワース 36
100 日石ポルシェ 20 オイル漏れ
36 ミノルタトヨタ 10 ブレーキ/エンジン
とりあえず、速報のみ掲載しておきます。
FMOTOR4/SysOp すがやみつる(SDI00104)
***************************************************************************
* '90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦 *
* 全日本富士1000kmレース大会 *
* トヨタノーマルカップ・ターボ レース正式結果表 *
* 1990.10.06 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ 発表 : : *
**************************************************************************A
位車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム 周回
----------------------------------------------------------------------------
1 82 川中子 和彦 12 22'51.606 140.787 1'51.977 3/12
2 57 山岸 豪 12 23'00.841 0'09.235 139.845 1'53.257 10/12
3 91 鶴見 和久 12 23'01.509 0'09.903 139.778 1'53.354 5/12
4 59 奥山 賢一 12 23'07.230 0'15.624 139.201 1'53.765 2/12
5 5 小林 恵 12 23'09.866 0'18.260 138.937 1'53.437 2/12
6 58 井上 克也 12 23'09.988 0'18.382 138.925 1'53.961 5/12
7 52 横尾 一広 12 23'18.239 0'26.633 138.105 1'53.346 5/12
8 60 田中 昌明 12 23'20.656 0'29.050 137.867 1'55.112 11/12
9 31 島田 和樹 12 23'20.775 0'29.169 137.855 1'54.534 9/12
10 2 鈴木 ひろし 12 23'27.072 0'35.466 137.238 1'55.086 12/12
11 80 小林 武司 12 23'28.609 0'37.003 137.088 1'55.152 10/12
12 47 上野 桂一 12 23'30.194 0'38.588 136.934 1'54.904 10/12
13 38 富沢 克好 11 1Lap 1'54.533 5/11
14 81 仲間 栄喜 11 24'30.452 1Lap 120.379 1'56.281 3/11
15 90 秋葉 吉正 9 3Laps 1'52.786 3/9
16 56 笹原 隆男 9 3Laps 1'54.538 5/9
------------------------- ****** 以上 完走 ****** --------------------------
12 菊地 のりひと 3 9Laps 1'56.420 2/3
99 藤原 徹 3 9Laps 1'55.204 2/3
24 小林 博行 0 12Laps
----------------------------------------------------------------------------
スタート 15:06'11 フィニッシュ 15:29'02.606
参加台数 : 20 出走台数 : 19 完走台数 : 16
ベストタイム No. 82 ( 川中子 和彦 ) 1'51.977 3/12 143.708 km/h
**************************************************************************
* '90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦 *
* 全日本富士1000kmレース大会 *
* トヨタノーマルカップ・ターボ 公式予選結果表 *
* 1990.10.06 天候 : 雨 コース状況 : ウェット 発表 : 12:19 *
*************************************************************************B
位 車番 ドライバー ベスト タイム 周回 トップ差 km/h
-------------------------------------------------------------------------
1 90 秋葉 吉正 1'53.566 10 141.697
2 82 川中子 和彦 1'53.626 11 0'00.060 141.623
3 5 小林 恵 1'54.512 12 0'00.946 140.527
4 91 鶴見 和久 1'54.641 12 0'01.075 140.369
5 57 山岸 豪 1'55.334 10 0'01.768 139.525
6 58 井上 克也 1'55.618 11 0'02.052 139.182
7 59 奥山 賢一 1'55.829 10 0'02.263 138.929
8 52 横尾 一広 1'55.997 9 0'02.431 138.728
9 60 田中 昌明 1'56.110 12 0'02.544 138.593
10 38 富沢 克好 1'56.724 10 0'03.158 137.864
11 24 小林 博行 1'57.286 7 0'03.720 137.203
12 99 藤原 徹 1'57.324 8 0'03.758 137.159
13 56 笹原 隆男 1'57.645 9 0'04.079 136.784
14 81 仲間 栄喜 1'58.195 10 0'04.629 136.148
15 12 菊地 のりひと 1'58.289 9 0'04.723 136.040
16 47 上野 桂一 1'58.545 9 0'04.979 135.746
17 80 小林 武司 1'58.861 11 0'05.295 135.385
18 31 島田 和樹 1'58.969 9 0'05.403 135.262
19 2 鈴木 ひろし 1'59.476 10 0'05.910 134.688
54 田中 元 出走せず
---------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 130% ) 2'28.072
参加台数 : 20 出走台数 : 19
************************************************************************
* ’90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦 *
* 全日本富士1000kmレース大会 *
* スターレットグループAカップレース正式結果 *
* 1990.10.06 天候 : 曇り コース状況 : ドライ 発表 : *
************************************************************************
順車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 ベストタイム 周回
----------------------------------------------------------------------------
1 27 藤田 次男 11 22'02.076 1'58.288 8/11
2 17 柴沼 成明 11 22'03.313 1.237 1'57.481 11/11
3 25 藤井 久夫 11 22'05.009 2.933 1'56.945 11/11
4 15 磯貝 満 11 22'06.926 4.850 1'58.321 9/11
5 90 村田 美喜男 10 22'34.643 1 Lap 2'10.547 2/10
6 26 鈴木 一男 8 3 Laps 1'58.188 3/8
-------------------------** 以上 完走 *** ----------------------------
5 田中 茂 5 O 1'58.959 5/5
----------------------------------------------------------------------------
参加台数 (Entrants) : 10
**********************************************************************
* カローラ/スプリンターグループAカップレース *
****************************************************************************
順車番 ドライバー 周回 所要時間 トップ差 ベストタイム 周回
-----------------------------------------------------------------------------
1 8 園部 辰己 12 22'02.269 1'47.624 9/12
2 24 河野 高男 12 22'04.726 2.457 1'48.711 7/12
3 7 Dilantha Malagamuwa 12 22'05.156 2.887 1'47.927 11/12
※4 14 野沢 昭夫 12 21'57.211+1分 1'48.010 11/12
5 12 岡田 泰治 12 22'57.701 55.432 1'52.013 2/12
6 10 間瀬 好造 12 23'02.613 1'00.344 1'53.326 11/12
7 1 山口 さとし 10 2 Laps 1'48.611 9/10
----------------------- *** 以上 完走 *** -----------------------------------
22 川原 基彦 6 O 1'52.256 6/6
18 藤崎 哲也 4 O 1'50.513 3/4
11 萩原 保男 1 O サスペンション・ 3'22.018 1/1
-----------------------------------------------------------------------------
参加台数 (Entrants) : 10
-----------------------------------------------------------------------------
スタート 13:05'55 フィニッシュ 13:27'57.269
※ 国内競技規則6-7により1分加算
ベストタイム No. 8 ( 園部 辰己 ) 1'47.624 9/12 149.521 km/h
******************************************************************************
******************************************
* '90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦
Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士1000kmレース大会
*
* 全日本富士1000km 予選結果表 2回
目 *
* 1990.10.06 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ
発表 : 14:50 SEIKO TIMING *
******************************************************************************
*****************************************B
位 車番 クラス 順 ドライバー ドライバー ドライバー
車 名 ベスト タイム 周回 トップ差 km/h
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------
1 24 C-1 1 長谷見 昌弘 Anders Olofsson
YHP ニッサン R90CP 1'16.728 9/14 209.728
2 23 C-1 2 星野 一義 鈴木 利男
カルソニックニッサンR90CP 1'17.100 11/15 0'00.372 208.716
3 336 C-1 3 関谷 正徳 小河 等
ミノルタトヨタ 89C-V 1'17.491 20/23 0'00.763 207.663
4 39 C-1 4 Roland Ratzenberger 長坂 尚樹
デンソートヨタ 89C-V 1'17.537 10/11 0'00.809 207.540
5 85 C-1 5 和田 孝夫 中子 修
CABIN R90V NISSAN 1'18.217 12/13 0'01.489 205.735
6 37 C-1 6 Pierre Henri Raphanel 鈴木 恵一 黒沢 琢弥
ミノルタトヨタ 90C-V 1'18.221 19/23 0'01.493 205.725
7 27 C-1 7 中谷 明彦 Volker Weidler 羽根 幸浩
フロム・エーポルシェ962C 1'18.786 15/17 0'02.058 204.249
8 2 C-1 8 Stanley Dickens Will Hoy
タイサン SG alpha 962C 1'19.281 14/18 0'02.553 202.974
9 7 C-1 9 Tiff Needell Derek Bell Anthony Reid
アルファ ポルシェ 962C 1'19.403 16/24 0'02.675 202.662
10 100 C-1 10 George Fouche Steven Andskar
日石トラストポルシェ 1'19.680 18/19 0'02.952 201.958
11 202 GTP 1 片山 義美 従野 孝司 寺田 陽次朗
チャージ・マツダ787 1'20.078 16/20 0'03.350 200.954
12 55 C-1 11 Vern Schuppan Eje Elgh Thomas Mezera
OMRON PORSCHE 1'20.144 22/24 0'03.416 200.789
13 201 GTP 2 David Kennedy Pierre Dieudonne
アート・マツダ787 1'20.553 14/19 0'03.825 199.769
14 203 GTP 3 Maurizio s.Sara 太田 哲也
チャージ・マツダ767B 1'20.681 18/19 0'03.953 199.452
15 1 C-1 12 高橋 国光 茂木 和男
ADVAN alpha 962C 1'20.771 12/15 0'04.043 199.230
16 33 C-1 13 Johnny Herbert Rickard Rydell
武富士 PORSCHE 1'21.022 21/23 0'04.294 198.613
17 88 C-1 14 米山 二郎 福山 英夫 五藤 久豊
ALPHA CUBIC 90R 1'26.677 4/21 0'09.949 185.655
18 230 GTP 4 白鳥 哲次 藤井 修二 水谷 敬一
NWB 757 マツダ 1'30.452 15/16 0'13.724 177.907
19 240 GTP 5 野上 敏彦 伊藤 真澄 織田 一彦
LENOX 757 MAZDA 1'36.279 8/11 0'19.551 167.139
***********************************************************************
*
全日本富士1000kmレース大会 *
* フォーミュラトヨタ・エッソチャレンヂ 公式予選結果表 *
* 1990.10.06 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ 発表 : 13:45 *
**********************************************************************B
位 車番 ドライバー ベスト タイム 周回 トップ差 km/h
----------------------------------------------------------------------------
1 7 山崎 泰文 R1'38.737 12 162.978
2 16 田嶋 栄一 1'38.819 13 0'00.082 162.843
3 5 相馬 智宏 1'38.967 12 0'00.230 162.600
4 65 水木 一智 1'39.630 12 0'00.893 161.518
5 36 松永 雅博 1'39.818 9 0'01.081 161.213
6 77 山本 健詞 1'40.457 13 0'01.720 160.188
7 10 伊藤 直澄 1'40.615 10 0'01.878 159.936
8 9 須斎 康宏 1'40.721 11 0'01.984 159.768
9 27 羽根 幸浩 1'40.848 8 0'02.111 159.567
10 2 藤島 敏也 1'41.009 9 0'02.272 159.313
11 35 高橋 靖彦 1'41.585 9 0'02.848 158.409
12 19 石橋 義三 1'42.113 8 0'03.376 157.590
13 28 西垣内 正義 1'42.172 10 0'03.435 157.499
14 1 中林 香 1'42.288 11 0'03.551 157.321
15 39 大橋 昌樹 1'42.483 9 0'03.746 157.021
16 17 若林 秀樹 1'42.771 6 0'04.034 156.581
17 37 奥山 道子 1'43.558 12 0'04.821 155.391
18 33 冨井 豊 1'43.668 8 0'04.931 155.226
19 15 望月 英弘 1'46.864 8 0'08.127 150.584
20 13 吉田 信 1'47.596 10 0'08.859 149.559
21 18 浅野 武夫 計測出来ず 1
22 67 藤村 満男 計測出来ず 1
20 山沢 正紀 出走せず
------------------------------------------------------------------------------
'R'マークの車はコースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは 1'38.740
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'48.725
参加台数 : 23 出走台数 : 22
******************************************************************************
* '90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦 Fuji International Speedway *
* 全日本富士1000kmレース大会 *
* C/SAC SAC NA1600 公式予選結果表 *
* 1990.10.06 天候 : 雨 コース状況 : ウェット 発表 : 10:40 *
******************************************************************************
A
位 車番 クラス 順 ドライバー ベスト タイム 周回 トップ差 km/h
------------------------------------------------------------------------------
------
1 14 NA 1 野沢 昭夫 1'58.186 11 136.158
2 1 C/S 1 山口 さとし 1'59.042 10 0'00.856 135.179
3 11 C/S 2 萩原 保男 2'00.260 9 0'02.074 133.810
4 7 C/S 3 Dilantha Malagamuwa2'00.266 10 0'02.080 133.803
5 18 NA 2 藤崎 哲也 2'01.065 10 0'02.879 132.920
6 24 NA 3 河野 高男 2'01.523 10 0'03.337 132.419
7 12 NA 4 岡田 泰治 2'02.582 9 0'04.396 131.275
8 8 NA 5 園部 辰己 2'02.907 2 0'04.721 130.928
9 10 NA 6 間瀬 好造 2'06.813 10 0'08.627 126.896
10 5 SAC 1 田中 茂 2'06.979 9 0'08.793 126.730
11 26 SAC 2 鈴木 一男 2'07.267 8 0'09.081 126.443
12 17 SAC 3 柴沼 成明 2'07.514 9 0'09.328 126.198
13 27 SAC 4 藤田 次男 2'07.853 8 0'09.667 125.863
14 25 SAC 5 藤井 久夫 2'08.879 8 0'10.693 124.861
15 15 SAC 6 磯貝 満 2'09.298 9 0'11.112 124.457
16 22 NA 7 川原 基彦 2'10.090 6 0'11.904 123.699
17 90 SAC 7 村田 美喜男 2'11.986 5 0'13.800 121.922
18 16 SAC 8 大貫 直実 2'35.167 4 0'36.981 103.708
19 38 SAC 9 金井 俊幸 測出来ず 1
3 SAC 竹添 謙枝 出走せず
------------------------------------------------------------------------------
------
予選通過基準タイム ( 130% ) 2'34.911
参加台数 : 20 出走台数 : 19
******************************************************************************
******************************************
* '90富士ロングディスタンスシリーズ最終戦
Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士1000kmレース大会
*
* 全日本富士1000km 予選結果表 1回
目 *
* 1990.10.06 天候 : 雨 コース状況 : ウェット
発表 : 11:49 SEIKO TIMING *
******************************************************************************
*****************************************B
位 車番 クラス 順 ドライバー ドライバー ドライバー
車 名 ベスト タイム 周回 トップ差 km/h
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------
1 100 C-1 1 George Fouche Steven Andskar
日石トラストポルシェ 1'23.800 26/26 192.029
2 23 C-1 2 星野 一義 鈴木 利男
カルソニックニッサンR90CP 1'24.206 28/28 0'00.406 191.103
3 39 C-1 3 Roland Ratzenberger 長坂 尚樹
デンソートヨタ 89C-V 1'24.375 21/21 0'00.575 190.720
4 24 C-1 4 長谷見 昌弘 Anders Olofsson
YHP ニッサン R90CP 1'24.671 22/22 0'00.871 190.053
5 37 C-1 5 Pierre Henri Raphanel 鈴木 恵一 黒沢 琢弥
ミノルタトヨタ 90C-V 1'25.274 24/24 0'01.474 188.709
6 36 C-1 6 関谷 正徳 小河 等
ミノルタトヨタ 90C-V 1'25.590 17/17 0'01.790 188.013
7 201 GTP 1 David Kennedy Pierre Dieudonne
アート・マツダ787 1'26.465 22/23 0'02.665 186.110
8 27 C-1 7 中谷 明彦 Volker Weidler 羽根 幸浩
フロム・エーポルシェ962C 1'26.605 23/25 0'02.805 185.809
9 7 C-1 8 Tiff Needell Derek Bell Anthony Reid
アルファ ポルシェ 962C 1'26.943 25/25 0'03.143 185.087
10 85 C-1 9 和田 孝夫 中子 修
CABIN R90V NISSAN 1'27.222 19/24 0'03.422 184.495
11 2 C-1 10 Stanley Dickens Will Hoy
タイサン SG alpha 962C 1'27.580 24/26 0'03.780 183.741
12 33 C-1 11 Johnny Herbert Rickard Rydell
武富士 PORSCHE 1'27.612 24/24 0'03.812 183.673
13 55 C-1 12 Vern Schuppan Eje Elgh Thomas Mezera
OMRON PORSCHE 1'28.440 25/25 0'04.640 181.954
14 202 GTP 2 片山 義美 従野 孝司 寺田 陽次朗
チャージ・マツダ787 1'28.685 18/19 0'04.885 181.451
15 203 GTP 3 Maurizio s.Sara 太田 哲也
チャージ・マツダ767B 1'33.617 23/23 0'09.817 171.892
16 1 C-1 13 高橋 国光 茂木 和男
ADVAN alpha 962C 1'34.997 5/ 7 0'11.197 169.395
17 88 C-1 14 米山 二郎 福山 英夫 五藤 久豊
ALPHA CUBIC 90R 1'36.155 24/24 0'12.355 167.355
18 240 GTP 4 野上 敏彦 伊藤 真澄 織田 一彦
LENOX 757 MAZDA 1'42.678 14/17 0'18.878 156.723
19 230 GTP 5 白鳥 哲次 藤井 修二 水谷 敬一
NWB 757 マツダ 1'42.975 10/17 0'19.175 156.271
●ニッサンR90CP、フロントロー独占
台風21号の影響が心配された富士1000kmレース予選は、午前の第1回目予選のはじ
めに多少の雨が残っていたが、予選の途中には雨も上がってコースもドライに。午後
の予選は完全なドライの中で行われ、長谷見/オロフソン(ニッサンR90CP)が、激し
いアタックをかける星野/鈴木(ニッサンR90CP)を退けポールポジションを獲得した。
上位6台はニッサンとトヨタの国産マシン。予選6位のトヨタ90C-Vは、このレース
から、2台目のミノルタカラーとなっている。
最近、JSPCで話題となっているスパイス・フォードは、エントリーを取り消した。
このレースにマツダは3台のマツダ787をエントリー。このレースを最後に引退する
片山義美のファイナルレースに花を添えることになった。
●予選結果
FUJI, JAPAN-RIJ-(1990-10-06) Results from qualifying session for All Japan
Sports Prototype Champonship, Rd.6; All Japan Fuji 1000km Race:
POS-CAR#-DRIVER(S)------------------------CAR-------------TIME------SPEED--
1 24 M.Hasemi/A.Olofsson(S) Nissan R90CP 1:16.728 192.029
2 23 Kaz.Hoshino/To.Suzuki Nissan R90CP 1:17.100
3 36 M.Sekiya/H.Ogawa Toyota 90C-V 1:17.491
4 39 Ratzenberger(A)/N.Nagasaka Toyota 90C-V 1:17.537
5 85 T.Wada/O.Nakako Nissan R90V 1:18.217
6 37 P.H.Raphanel(F)/K.Suzuki/T.Kurosawa Toyota 90C-V 1:18.221
7 27 A.Nakaya/V.Weidler(D)/Y.Hane Porsche 962C 1:18.786
8 2 S.Dickens(S)/W.Hoy(GB) Porsche 962C 1:19.281
9 7 T.Needel/D.Bell/A.Reid(GB) Porsche 962C 1:19.403
10 100 G.Fouche(ZW)/S.Andskar(S) Porsche 962C 1:19.680
11 202P Y.Katayama/T.Yoprino/Y.Terada Mazda 787 1:20.078
12 55 Schuppan(AUS)/Elgh(S)/Mezera(CZ) Porsche 962C 1:20.144
13 201P D.Kennedy(IRL)/P.Deudonne(B) Mazda 787 1:20.553
14 203P M.S.Sala(BR)/T.Ohta Mazda 787 1:20.681
15 1 Kuni.Takahashi/K.Mogi Porsche 962C 1:20.771
16 33 J.Herbert(GB)/R.Rydell Porsche 962C 1:21.022
17 88 J.Yoneyama/H.Fukuyama/H.Gotoh BB90R Cosworth 1:20.677
18 230P Shiratori/Fujii/S.Mizutani Mazda 767B 1:30.452
19 240P T.Nogami/M.Itoh/K.Oda Mazda 757 1:36.279
FMOTOR4 SysOp/すがやみつる(SDI00104)
CABIN RACING TEAM RACE INFORMATION
1990年9月27日
<第8戦 鈴鹿> 感激の王座
星野、優勝で王座を決める。片山、連続表彰台
星野一義 予選A組1位 決勝優勝
片山右京 予選B組3位 決勝3位
表彰台に立った星野一義は、優勝者インタビューのマイクをむけられて、絶句した。
優勝、そして1990年全日本F3000選手権タイトル奪取の実感は、“日本一速
い男”と呼ばれる大ベテランをしてこれほどの感激に打ち震わせたのだ。星野一義は
この日、3連勝で5勝目を挙げ、念願だった全日本F3000選手権のタイトルを我
が物にしたのであった。
1990年全日本F3000選手権第8戦が、9月22日(土)、23日(日)三
重県・鈴鹿サーキットで開催された。キャビン・レーシングチームは、このレースに
星野一義、片山右京の陣容で参戦した。星野、片山ともに、マシンは前回第7戦にお
ける仕様に準じたもの。ただし、2車とも鈴鹿のコースに適した高ダウンフォース仕
様のリアウイングを装着している。星野は王座を決めようというこの大事なレースに、
第6戦・第7戦と連勝中のシャシーを選択。菅生で使用した新しいシャシーはTカー
とした。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithインパル
ドライバー:星野一義
監督 :金子 豊
マシン :ローラT90-50/無限(Tカー:ローラT90-50/無限)
キャビン・レーシングチームwithヒーローズ
ドライバー:片山右京
監督 :田中 弘
マシン :ローラT90-50/DFV(Tカー:レイナード89D/DFV)
<公式予選>
鈴鹿サーキットは好天に恵まれた。前回優勝の星野は予選A組、2位の片山はB組
からの出走。予選A組のセッションが始まると、星野は1セット目の予選用タイヤを
装着してコースイン、いつものように1周してピットに戻り、タイムアタックのタイ
ミングを待つ。
ライバルたちが記録していくタイムをディスプレイで確かめながら、金子監督は
「以外にタイムが伸びないね」とつぶやく。星野がコースに再び入ったのは予選開始
後15分を経過したとき。この時点でのベストタイムはマウロ・マルティニ選手が記
録した1分48秒384であった。
1回目のタイムアタックで星野が記録したタイムは1分48秒650。マルティニ
選手に次ぐA組2位だ。タイムアタックを終えた星野はピットに戻る。ピットクルー
はタイヤを水で冷却して走行継続に備える一方、2セット目の予選用タイヤが準備さ
れるが、結局2セット目は午後の2回目のセッションのために温存することとなった。
星野はセッション終了間際に、1分48秒119までタイムを短縮、2セット目の予
選用タイヤを使って記録を1分48秒039まで縮めていたマルティニ選手に肉薄す
る2位で1回目の予選を終えた。
B組の片山はセッション開始後10分でタイムアタックにかかった。記録は1分4
9秒243で小河選手に次ぐ2位につけた。片山は一旦ピットに戻りフロントウイン
グのフラップ角度を調節して、そのまま再度コースイン。走行を続行するが記録更新
にはならなかった。
午後になっても天候は晴天のままで、気温は午前よりむしろ高めとなって2回目の
予選が始まった。星野は午前中に使用した1セット目の予選用タイヤを装着したまま
周回してピットイン、新品の2セット目の予選用タイヤを装着して勝負に備える。星
野が動いたのはセッション残り10分となったとき。満を持してタイムアタックにか
かった星野は1分47秒525を記録してA組の首位に躍りでた。
B組の片山は新品の2セット目の予選用タイヤを装着してセッション開始20分後
にタイムアタックにかかった。記録は1分48秒626。思ったよりタイムは伸び悩
み、B組3位のまま公式予選を終了した。
星野一義:1分47秒525 A組1位
「2回目のアタックは、完璧。これでフロントローが取れないのでは引退するしか
ないよ。タイムアタックが終わってから、3コーナーの土手にいって、B組の予選の
様子を見ていた。いくつになっても勉強はしないといけない。マルティニ選手より前
に出られたのが大きいね。これなら決勝はいけるよ。ぜひ、優勝してチャンピオンを
決めたい。」
金子 豊監督「午前中、2セット目を準備したんだけど使う気はなかった。ハーバー
ト選手はいいタイムだったね。タイム無効となったけれど、実際あのタイムで走って
いるんだったら、無視できないよ。でも星野の調子は完璧。決勝では充分に行けると
思う」
片山右京:1分48秒626 B組3位
「考えすぎちゃった。今、ほんとにマシンに乗れていないんです。調子が悪いとし
かいいようがありませんね。鈴鹿では、ぼくが今までやってきた走り方をすると、タ
イヤをすぐに痛めてしまうんです。それを指摘されて直すんだけど、走り方が頭の中
でこんがらがっちゃうみたいなんです。でも、ぼくはスタートは得意なほうだから、
3列目ならOKです。この前の富士みたいなレース運びで、表彰台を狙いますよ。」
田中 弘監督「本人は、ダンロップ下でアンダーステアが出る、なんて言うんだけど、
実は意気込みすぎていて、その手前で踏みすぎて速度が乗り過ぎたままコーナーには
いっているだけなんです。データを見ればすぐにわかること。練習で出ているタイム
が、いざ本番というときに出せないところが右京のまだ未熟なところ。うまくまとめ
さえすれば速いタイムが出るのに、バラつきがあってそのタイムを維持することがう
まくできない。まあ決勝では、表彰台を狙うレースをしますよ。鈴鹿ではまだ表彰台
を経験したいないから。」
<決勝レース>
決勝レースを前に、鈴鹿は汗ばむほどに気温が上昇した。しかしスタート直前に雲
が出て、気温は下がり気味となっていた。
決勝レースのスタートが切られた瞬間、星野は見事なダッシュを見せた。ポールポ
ジションの小河選手をしのいで星野はマシンを加速、第1コーナーへ飛び込む。とこ
ろが、後方から猛然と追い上げたロス・チーバー選手が星野の外側かコーナーに突入、
星野の隙を突くようにして1コーナーの立ち上がりで首位に立った。
一方、片山はレース前の言葉通り、うまいスタートでライバルを押さえ、小河選手
に次ぐ4位でレースを始めていた。片山の後ろにはマルティニ選手、クロスノフ選手
らが続く。
星野は先行するチーバー選手の背後につけて、逆襲の時期をうかがっていた。その
間隔は2秒前後。チーバー選手、星野、小河選手は、片山以降の第2集団を少しづつ
引き離して先頭集団を形成していった。
12周目、先頭のチーバー選手がS字でコースアウトして自滅、星野はことさら戦
いを挑むまでもなく先頭に立った。星野はチーバー選手脱落を知って、それまで1分
52秒台だったペースを1分51秒台に上げ、背後の小河選手との間隔を広げにかかっ
た。13周目には1秒439だった間隔は周回毎に広がり、30周目には4秒750
まで拡大した。 片山は、コーナーでマルティニ選手に迫られながらも必死の防戦を
続け、第2集団の先頭、3位のポジションを守ってレースを続けていた。
星野は30周を過ぎたところでペースを落とし、余裕をもってチェッカーフラッグ
を受けた。3連勝、今季5回目の勝利であった。星野は、星野らしいレース運びで優
勝し、念願だった全日本F3000選手権のタイトルを獲得したのである。
星野一義:1時間05分32秒773 優勝
「フィニッシュの瞬間、集中力が全部切れて、何もできなくなっちゃたんだ。その
あと、1周している間に、いろんなことが頭に浮かんできた。スタートしてチーバー
選手に抜かれたのは反省しているよ。優勝やチャンピオンを意識しすぎて、ぼく自身
守りにはいってしまったんだ。普段のぼくならあんな抜かれ方は絶対にしない。あれ
は恥ずかしい。でも、そのあとは冷静だった。無茶して首位を奪い返そうとは思わな
かったからね。冷静すぎるくらい冷静だったな。F3000タイトルは、本当に嬉し
いよ。F3000は一人でスタートして走りきるレースでしょう。それだけに重みが
あるよ。これで残りの2戦は思いっきり走ることができる。すっきり暴れてみせるよ。
」
金子 豊監督
「チーバー選手は柔らかいタイヤで飛び出していったから、いつかは抜けると思っ
ていた。心配はしていなかったよ。今日は、最高の勝ち方だね。ただ、クラッチが残
り6周くらいでダメになっちゃったのが問題かな。ローラの持病といえば持病なんだ
けど、そんなこと言っていられないよ。トラブルが出ないところは出ないんだから、
全力を尽くして対処しなくちゃ」
片山右京:1時間06分07秒149 3位
「決勝レースで亜、ソフトなタイヤを使って勝負をかけるつもりだったんです。で
もコースを回ってグリッドについたときタイヤを見たら、コースのタイヤカスを拾っ
ていたんです。これで、かえって滑りやすくなってしまって、レースでは苦労しまし
た。テストではこんなことはなかったんです。でも、本番のレースではシビックだと
か、そういうクラスの硬いタイヤカスが出ていたんでしょうね。予想外の事態でした。
タイヤが滑ってしまうので、コーナーが続くところではズルズルして全然走れないん
ですよ。でも、必死になって、マルティニ選手には悪いんだけど、こっともレースだ
から3位を守り通してしまいました」
田中 弘監督
「金曜日から、決勝日の気温が下がったらソフトで勝負しようと考えていた。案の
定、決勝では温度が下がったからそれいけ、と思ったんだ。でもスタート前にタイヤ
の状況を見て、これは駄目かな、と。思いがけない状態だったからね。今日は、エン
ジンの性能をうまく使ったレースだったですね。右京にはまっすぐなところで踏め、
と言ってあった。右京は、今日だってミスはしているんだけど、表面に出さなかった
ことで評価できます。次の富士では、もっと競り合うレースをやりますよ」
●1990年 全日本F3000選手権ポイントランキング表
1 星野一義 52
2 M.マルティニ 27
3 松本恵二 22
小河 等 22
5 片山右京 18
6 J.クロスノフ 9
7 R.チーバー 8
8 高橋国光 7
9 T.ダニエルソン 6
V.バイドラー 6
11 長谷見昌弘 5
中谷明彦 5
13 E.ベルッタジア 4
14 和田孝夫 3
J.ハーバート 3
16 中子 修 2
17 影山正彦 1
提供:キャビン・レーシング事務局