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2012年8月

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山フォトギャラリー

■GT3
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■ST-1
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■ST-2
st_r04_st2-002 st_r04_st2-006 st_r04_st2-020 st_r04_st2-030
st_r04_st2-031 st_r04_st2-969 plain_120x80 plain_120x80

■ST-3
st_r04_st3-005 st_r04_st3-014 st_r04_st3-015 st_r04_st3-034
st_r04_st3-035 st_r04_st3-039 st_r04_st3-063 st_r04_st3-070
st_r04_st3-080 st_r04_st3-777 plain_120x80 plain_120x80

■ST-4
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st_r04_st4-058 st_r04_st4-062 st_r04_st4-073 st_r04_st4-086
st_r04_st4-088 st_r04_st4-095 st_r04_st4-116 st_r04_st4-333
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■ST-5
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st_r04_st5-029 st_r04_st5-036 st_r04_st5-055 st_r04_st5-071
st_r04_st5-099 st_r04_st5-602 plain_120x80 plain_120x80

■Others
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st_r04_st4-339c st_r04_misc_01 st_r04_misc_02 st_r04_misc_03
st_r04_misc_04 st_r04_misc_05 st_r04_misc_06 st_r04_misc_07
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Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山決勝記者会見 各クラス優勝ドライバーのコメント

GT3 スリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)
st_r04_r_pc_gt3 藤井「プロジェクトを日産大学校の学生たちと始めることになり、近藤真彦監督が絶対に優勝すると言ってたのでほんとうれしいです。初優勝達成でこれ以上無い喜びです」
ガミさん「藤井選手がスタートからマージンを作ってくれました。スピンをしたときはやってしまったと冷や汗でした。そのあと千代選手がリカバリーしてくれ、S耐初優勝でうれしいです」
千代「今回、勝つために呼ばれたと思っていたので、任務を果たせてうれしいです。藤井選手とガミさんがマージンを作ってくれたので、楽にGT300の経験を生かして走れました」
ST-1 Faust Racing Team(堀主知ロバート/佐藤茂/岡本武之組)
st_r04_r_pc_st1 「SUGOと同じ超前半でのペースカーで、他のチームがピットインしてクリアしていましたが、粘って走ったかいがあって岡山で初優勝です。うれしいです。3人仲良く3分の1を走りました」
佐藤「まさかのセーフティーカーで1周で終わりかと思いましたが、そのまま行ってくださいと言われ、ベストを尽くして走りました」
岡本「今年もてぎで1勝してるんですが、1人プロドライバーが入っていたので、アマチュア3人での優勝はうれしいです」
ST-2 RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)
st_r04_r_pc_st2 大橋「SUGOに続いて1周目のペースカーなので、準備万端で替わったんですが、ちょっとトラブルが出てフルスティントいけませんでした」
坂口「燃料のトラブルでエンジンが吹けなくて、毎周計器類を見て走り精神面がしんどかったです。岡山は分かっているので走りやすかったです。4輪駆動ターボで部品も多いし、熱もこもってしまうので、いたわりながら走りました」
花岡「最初のSCで大橋選手に替わって、ロングで引っ張る予定でしたがトラブルが出てしまって、良平さんに走ってもらいました。ポイントも首位になったし、次は地元鈴鹿なので出ます」
ST-3 PETRONAS TWS GS350(吉本大樹/佐藤晋也/脇阪薫一組)
st_r04_r_pc_st3 吉本「今回、これまでの小林選手からシゲさんが交代で乗りました。この体制で大阪トヨペットからゲストがたくさん来られたので結果を出さないといけませんでした。鈴鹿でテストをして、進化させることができました。一発のタイムも出すことができ、レースでのタイヤの持ちも良くて、いいタイムが刻めました。ストイックな作戦で、何もなければぼくが満タンでフルに走り、SCが入ったら交代する予定でした」
佐藤「作戦通りであわてることはなく、交代しました。ぼくは乗るだけで楽させてもらっているので、ガソリンが持つ限り走りました」
脇阪「開幕と残り2つの予定が1戦早く乗るように言われてプレッシャーを感じていました。吉本は2周連続優勝でよくひっぱってくれたし、戦略も立てられたので、思っているような楽な展開でした。祝勝会をどうしようかと考えながら走っていました。勝つべくして勝つのはどういうレベルのレースでも難しいですね。うちは4ドアで、メーカーじゃ無くて販社がやっているので、ユーザーさんにも興味をもってもらえたのかと思います」
ST-4 ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)
st_r04_r_pc_st4 塩谷「今回は守りに入ってしっかりポイントをとる予定でしたが、サーキットに入ったら意外にクルマの調子が良かったです。序盤のクラッシュもうまくよけられました」
太田「最後まで止まらず走れました。すごくうれしいです。これからも壊さないで走りたいと思います」
ST-5 エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)
st_r04_r_pc_st5 井尻「19号車が燃費がいいし、勝ち星は多いんですがいつもぎりぎりの接戦です。クルマもいっぱい出てきたのですごく難しいです」
岩谷「地元が岡山でホームコースなんですが、金曜日からうまくいかなくて、土曜日も不安で、今朝のフリー走行で良くなりました。井尻さんにひっぱてもらって、尻上がりに調子がよくなってきました」
添田「金曜日の走り出しから調子が悪くて、今回大丈夫かなと思いました。あと2戦チームワークを生かしてがんばりたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山決勝 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが総合の初優勝!

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 スーパー耐久シリーズ第4戦は26日、岡山国際サーキットで3時間の決勝レースを行い、GT3 クラスのスリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)が103周を走って初優勝を飾った。

 決勝レースは、13時20分にローリングラップから始まった。トップで1コーナーに入ったのはポールシッターのGT3クラス、スリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)の藤井。2位にも同クラス、ケーズフロンティアBMW Z4 GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)の飯田、3位にはST-1クラス、ENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)の峰尾と続く。

 しかし、レース開始早々にバックストレッチで3台が絡む事故が発生し、早くもペースカーが導入される展開となった。

 この間に2回義務づけされているピットインを消化するチームも多く、順位は混乱。しかしトップを走る2台はそのまま走行を続ける。

 トップを走るGT-Rは順当に藤井、ガミさん、千代とドライバーを交代し、途中ガミさんのスピンがあったものの大事に至らず、そのまま総合優勝を果たした。2位には同クラスのケーズフロンティアBMW Z4 GT3が入った。

 ST-1クラスはFaust Racing Team(堀主知/佐藤茂/岡本武之組)とENDLESS・ADVAN・380RS-Cの争いとなったが、ENDLESS・ADVAN・380RS-Cがトラブルで後退したため、Faust Racing Teamがクラス優勝を果たした。クラス2位には大きく遅れてDIAMANGO BMW Z4(余郷敦/石原将光組)が入り、ENDLESS・ADVAN・380RS-Cは3位で完走を果たした。

 ST-2クラスは序盤のSC中にピットインをして下位に後退していたRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が徐々に順位を回復、最終的に優勝を果たした。クラス2位は、RSオガワADVANランサーⅡ(青木拓磨/成澤正人/カルロス本田組)が、同3位にはマッドクロック 三菱ランサーEVO.IX(神子島みか/ワッパヤ/山田真之亮組)が入った。

 ST-3クラスはやはり序盤にピット義務を消化したPETRONAS TWS GS350(吉本大樹/佐藤晋也/脇阪薫一組)がクラス優勝。クラス2位には終盤、前を走るasset テクノ Z33(小泉和寛/吉田広樹/堀田誠組)をかわした岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34(長島正明/田中徹/田中哲也組)が入った。asset テクノ Z33は同3位でレースを終えた。

 ST-4クラスはホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)が優勝。クラス2位にウィンマックスTEINワコーズKRP(小林康一/関豊/木下淳組)が、同3位にコスモソニックFK・ings DC5(浅野武夫/森正行/水書健司組)が入った。

ST-5クラスは序盤からエンドレス アドバン トラスト ヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)がレースをリード。そのまま逃げ切り優勝を果たした。クラス2位にはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/松田智也/西田公也組)が同3位にはエンドレスアドバン日光ヴィッツ(山本幸彦/番場琢/いとうりな組)が入った。

 第5戦は鈴鹿サーキットに舞台を移しWTCCの併催レースとして10月21日に決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山決勝結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/26) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
124GT31スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢
ガミさん
千代 勝正
1033:00'10.709
216GT32ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼
西田 裕正
飯田 太陽
10321.651
39ST-11Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知
佐藤 茂
岡本 武之
1003Laps
480ST-31PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹
佐藤 晋也
脇阪 薫一
985Laps
515ST-32岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
976Laps
620ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
976Laps
735ST-33asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛
吉田 広樹
堀田 誠
976Laps
814ST-34岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
967Laps
9*30ST-22RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨
成澤 正人
カルロス 本田
967Laps
10969ST-23マッドクロック 三菱ランサーEVO.IX
MITSUBISHI LANCER EVO.Ⅸ CT9A
神子島 みか
ワッパヤ
山田 真之亮
967Laps
1162ST-41ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
958Laps
1258ST-42ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
木下 淳
958Laps
13*18ST-43コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
森 正行
水書 健司
958Laps
1495ST-44リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏
中島 保典
市嶋 樹
949Laps
1538ST-45TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹
藤田 竜樹
長野 賢也
949Laps
1648ST-46DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
高森 博士
スコット
井上 恵一
9310Laps
176ST-24新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
9310Laps
18*73ST-47mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽
下山 和寿
9211Laps
19*51ST-12DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe E86
余郷 敦
石原 将光
9211Laps
2042ST-48HDD-HIROTEX RACING S2000
HONDA S2000
長谷川 伸司
磯田 尚孝
9211Laps
21777ST-35ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
藤井 芳樹
遠藤 浩二
9013Laps
22333ST-49GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一
北川 剛
藤田 弘幸
8914Laps
2336ST-51エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正
岩谷 昇
井尻 薫
8914Laps
24*19ST-52BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一
松田 智也
西田 公也
8815Laps
2526ST-53エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
山本 幸彦
番場 琢
いとう りな
8815Laps
264ST-54アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
植島 禎一
伊藤 俊哉
8716Laps
2799ST-55RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一
リョウ・ハマグチ
野村 浩史
8716Laps
2817ST-56DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦
小原 健一
野上 達也
8617Laps
2929ST-57ウエストリバー&STF WM ヴィッツ
TOYOTA Vitz
三木 孝浩
中村 将之
林 富一
8617Laps
3055ST-58姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
咲川 めり
田ヶ原 章蔵
渡辺 和喜
8617Laps
313ST-13ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔
谷口 行規
高木 真一
8518Laps
3271ST-59ピースMS NUTEC 制動屋 Vitz
TOYOTA Vitz
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
8320Laps
---- 以上規定周回数(GT3:72 / ST-1:70 / ST-2:67 / ST-3:68 / ST-4:66/ ST-5:62)完走 ----
-31ST-2-C-WEST CyberEvo ADVAN CZ4A
MITSUBISHI LANCER EVO.X CZ4A
青木 孝行
山田 英二
尾本 直史
9211Laps
-*63ST-3-リールレーシング&レイジュンZ33
NISSAN FairladyZ Z33
中嶋 修
池谷 勝則
田中 勝喜
6142Laps
-86ST-4-GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86
影山 正彦
蒲生 尚弥
4459Laps
-602ST-5-PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一
佐藤 英二
落合 立成
3271Laps
-88ST-4-Mn・ダイニチ・DAYTONA亜衣
MAZDA Road Ster
村上 博幸
田中 秀和
柴山 俊哉
2677Laps
-*39ST-3-TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一
植田 正幸
川口 正敬
2479Laps
-34ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1192Laps
-116ST-4-W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光
吉田 靖之
鶴田 積
796Laps
-5ST-3-岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
0103Laps
-70ST-3-Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ
東 徹次郎
加納 政樹
0103Laps
-339ST-4-GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正
佐々木 孝太
橋本 達也
0103Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 1'34.891 (8/???) 140.485km/h
  • CarNo.30は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則2012年版第13条(10)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.19,73,63,18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(SC中の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.4.51b(黄旗区間中の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.63は、2012岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第8章第41条1.(ピットレーン通過速度違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.51は、2012岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.①(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山フリー走行 ケーズフロンティアBMW Z4 GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)がトップタイム!

 スーパー耐久レース第4戦は26日、岡山国際サーキットでフリー走行を行い、GT3クラスのケーズフロンティアBMW Z4 GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)がトップタイムを記録した。

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 スーパー耐久レース決勝の行われる岡山国際サーキットサーキットは昨日にもまして早朝より残暑が厳しい。8時30分、午後からの決勝レースをにらんでのフリー走行が30分間にわたり行われた。

 フリー走行序盤、総合ポールシッターのGT3クラス、スリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)が1分37秒744がトップに立つ。2位にはST-1クラスのENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)が、3位にはST-2クラスのRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)がつける。

 しかし、20分を経過したあたりで、GT3クラスのケーズフロンティアBMW Z4 GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)が1分35秒723を出し総合のトップに立つと、そのままフリー走行は終了した。

 2位はスリーボンド日産自動車大学校GT-R、3位はST-1クラストップタイムを出したDIAMANGO BMW Z4(余郷敦/石原将光組)が上がってきた。

 ST-2クラスは総合6位のRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)、ST-3クラスは総合7位のasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)、ST-4クラスは総合19位のTRACY SPORTS S2000(藤村政樹/藤田竜樹/長野賢也組)、ST-5クラスは総合35位のエンドレス アドバン トラスト ヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)がトップタイムを記録している。

 決勝レースは本日26日、13時20分より3時間レースとして開催される。厳しい暑さのなか最後に笑うのは各クラスどのチームになるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山フリー走行結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/26) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
116GT31ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼
西田 裕正
飯田 太陽
1'35.723-139.264
224GT32スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢
ガミさん
千代 勝正
1'37.381 1.658136.893
351ST-11DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe E86
余郷 敦
石原 将光
1'39.503 3.780133.974
49ST-12Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知
佐藤 茂
岡本 武之
1'40.657 4.934132.438
53ST-13ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔
谷口 行規
高木 真一
1'41.091 5.368131.869
620ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
1'42.270 6.547130.349
734ST-31asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1'42.543 6.820130.002
839ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一
植田 正幸
川口 正敬
1'43.385 7.662128.943
96ST-22新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1'43.993 8.270128.189
1080ST-33PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹
佐藤 晋也
脇阪 薫一
1'44.001 8.278128.180
1114ST-34岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
1'44.036 8.313128.136
1215ST-35岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
1'44.383 8.660127.710
1335ST-36asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛
吉田 広樹
堀田 誠
1'44.530 8.807127.531
14969ST-23マッドクロック 三菱ランサーEVO.IX
MITSUBISHI LANCER EVO.Ⅸ CT9A
神子島 みか
ワッパヤ
山田 真之亮
1'44.704 8.981127.319
155ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
1'45.052 9.329126.897
1631ST-24C-WEST CyberEvo ADVAN CZ4A
MITSUBISHI LANCER EVO.X CZ4A
青木 孝行
山田 英二
尾本 直史
1'45.060 9.337126.887
1770ST-38Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ
東 徹次郎
加納 政樹
1'45.382 9.659126.500
1863ST-39リールレーシング&レイジュンZ33
NISSAN FairladyZ Z33
中嶋 修
池谷 勝則
田中 勝喜
1'45.417 9.694126.458
1938ST-41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹
藤田 竜樹
長野 賢也
1'46.67810.955124.963
20339ST-42GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正
佐々木 孝太
橋本 達也
1'46.92611.203124.673
21116ST-43W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光
吉田 靖之
鶴田 積
1'47.00911.286124.576
22333ST-44GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一
北川 剛
藤田 弘幸
1'47.36111.638124.168
2362ST-45ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
1'47.56711.844123.930
2458ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
木下 淳
1'48.04412.321123.383
2518ST-47コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
森 正行
水書 健司
1'48.22612.503123.176
2688ST-48Mn・ダイニチ・DAYTONA亜衣
MAZDA Road Ster
村上 博幸
田中 秀和
柴山 俊哉
1'48.26512.542123.131
2748ST-49DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
高森 博士
スコット
井上 恵一
1'48.31412.591123.076
28777ST-310ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
藤井 芳樹
遠藤 浩二
1'48.83513.112122.486
2973ST-410mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽
下山 和寿
1'49.51513.792121.726
3086ST-411GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86
影山 正彦
蒲生 尚弥
1'49.65113.928121.575
3195ST-412リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏
中島 保典
市嶋 樹
1'50.78015.057120.336
3242ST-413HDD-HIROTEX RACING S2000
HONDA S2000
長谷川 伸司
磯田 尚孝
1'51.85216.129119.182
332ST-25Car☆Xs ADVAN GVB
SUBARU INPREZA
朝倉 宏志
朝倉 貴志
新井 敏弘
1'51.91316.190119.118
3430ST-26RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨
成澤 正人
カルロス 本田
1'55.81320.090115.106
3536ST-51エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正
岩谷 昇
井尻 薫
1'55.88120.158115.039
3699ST-52RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一
リョウ・ハマグチ
野村 浩史
1'57.15621.433113.787
3729ST-53ウエストリバー&STF WM ヴィッツ
TOYOTA Vitz
三木 孝浩
中村 将之
林 富一
1'57.25721.534113.689
3819ST-54BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一
松田 智也
西田 公也
1'57.33421.611113.614
394ST-55アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
植島 禎一
伊藤 俊哉
1'58.20222.479112.780
4026ST-56エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
山本 幸彦
番場 琢
いとう りな
1'58.79723.074112.215
4171ST-57ピースMS NUTEC 制動屋 Vitz
TOYOTA Vitz
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
1'59.19923.476111.837
42602ST-58PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一
佐藤 英二
落合 立成
1'59.58223.859111.478
4355ST-59姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
咲川 めり
田ヶ原 章蔵
渡辺 和喜
2'01.51125.788109.709
4417ST-510DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦
小原 健一
野上 達也
2'01.96626.243109.299

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山公式予選 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが総合のポールポジション!

 スーパー耐久シリーズは25日、岡山国際サーキットで第4戦の公式予選を行い、GT3クラスのスリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)が総合のポールポジションを獲得した。

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 公式予選は13時から。AドライバーとBドライバーの合算タイムで予選順位が決定する。Aドライバー、BドライバーともGT3、ST-1、ST-2、ST-3が15分、ST-4、ST-5が15分づづの30分間の予選が15分のインターバルをおいて行われる。

 GT3クラスは、Aドライバー予選でケーズフロンティアBMW Z4 GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)の阿部がトップ、Bドライバー予選でスリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/ガミさん/千代勝正組)のガミさんがトップタイムを記録したが、合算でスリーボンド日産自動車大学校GT-Rがポールポジションを獲得した。

 ST-1クラスは、Aドライバー予選でDIAMANGO BMW Z4(余郷敦/石原将光組)の余郷がトップタイム、Bドライバー予選でFaust Racing Team(堀主知/佐藤茂/岡本武之組)の佐藤がトップタイムを記録したが、合算ではA,Bドライバーとも2位に入ったENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)が上記2台を上回りポールポジションを獲得した。

 ST-2クラスは、新菱オート☆DIXCELエボⅨ(冨桝朋広/菊地靖組)の冨桝がAドライバー予選でトップに立ったが、Bドライバー予選で坂口がトップタイムを出し、RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が合算でポールポジションを獲得した。

 ST-3クラスは、岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信組)がA,ドライバー小松、Bドライバー杉林ともクラストップのタイムをたたき出し、文句なしで総合でもポールポジションを獲得した。

 ST-4クラスも、リジカラS2000(松井猛敏/中島保典/市嶋樹組)がAドライバー松井、,Bドライバー中島ともトップタイムを記録し、総合でもポールポジションを獲得した。

 ST-5クラスは、BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/松田智也/西田公也組)の奥村がAドライバー予選でトップタイムを記録し、Bドライバー予選でトップを記録したエンドレスアドバン日光ヴィッツ(山本幸彦/番場琢/いとうりな組)の番場を合算で上回りポールポジションを獲得した。

 また、ここからST-4クラスでデビューした話題の86、GAZOO Racing TOYOTA 86(影山正彦/蒲生尚弥組)はクラス14位と振るわなかった。

 決勝は明日26日、13時20分より3時間レースで争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山A,Bドライバー総合予選結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
124GT31スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢
ガミさん
1'34.265
1'36.306
3'10.571-
216GT32ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼
西田 裕正
1'33.381
1'38.915
3'12.296 1.725
33ST-11ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔
谷口 行規
1'38.295
1'39.199
3'17.494 6.923
49ST-12Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知
佐藤 茂
1'38.715
1'38.971
3'17.686 7.115
520ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
1'41.024
1'40.022
3'21.04610.475
66ST-22新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1'40.983
1'40.190
3'21.17310.602
714ST-31岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
1'40.860
1'41.007
3'21.86711.296
839ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一
植田 正幸
1'41.286
1'41.141
3'22.42711.856
934ST-33asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1'41.718
1'41.598
3'23.31612.745
1051ST-13DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe E86
余郷 敦
石原 将光
1'37.370
1'45.968
3'23.33812.767
1180ST-34PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹
佐藤 晋也
1'41.576
1'41.954
3'23.53012.959
1235ST-35asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛
吉田 広樹
1'42.536
1'41.373
3'23.90913.338
1315ST-36岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明
田中 徹
1'41.841
1'42.080
3'23.92113.350
145ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔
安宅 徳光
1'42.663
1'43.028
3'25.69115.120
1570ST-38Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ
東 徹次郎
1'43.589
1'42.791
3'26.38015.809
1630ST-23RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨
成澤 正人
1'42.440
1'43.953
3'26.39315.822
1731ST-24C-WEST CyberEvo ADVAN CZ4A
MITSUBISHI LANCER EVO.X CZ4A
青木 孝行
山田 英二
1'43.794
1'43.864
3'27.65817.087
18969ST-25マッドクロック 三菱ランサーEVO.IX
MITSUBISHI LANCER EVO.Ⅸ CT9A
神子島 みか
ワッパヤ
1'42.639
1'46.213
3'28.85218.281
1995ST-41リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏
中島 保典
1'44.954
1'44.413
3'29.36718.796
20339ST-42GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正
佐々木 孝太
1'45.022
1'44.564
3'29.58619.015
2118ST-43コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
森 正行
1'45.242
1'44.737
3'29.97919.408
2263ST-39リールレーシング&レイジュンZ33
NISSAN FairladyZ Z33
中嶋 修
池谷 勝則
1'45.294
1'44.906
3'30.20019.629
2338ST-44TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹
藤田 竜樹
1'45.385
1'44.923
3'30.30819.737
2458ST-45ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
1'45.479
1'45.282
3'30.76120.190
2562ST-46ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
1'45.867
1'45.031
3'30.89820.327
26333ST-47GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一
北川 剛
1'45.966
1'45.338
3'31.30420.733
27116ST-48W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光
吉田 靖之
1'45.405
1'46.249
3'31.65421.083
2888ST-49Mn・ダイニチ・DAYTONA亜衣
MAZDA Road Ster
村上 博幸
田中 秀和
1'45.952
1'47.317
3'33.26922.698
29777ST-310ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
藤井 芳樹
遠藤 浩二
1'46.252
1'47.149
3'33.40122.830
302ST-26Car☆Xs ADVAN GVB
SUBARU INPREZA
朝倉 宏志
朝倉 貴志
1'46.238
1'47.880
3'34.11823.547
3142ST-410HDD-HIROTEX RACING S2000
HONDA S2000
長谷川 伸司
磯田 尚孝
1'49.041
1'45.351
3'34.39223.821
3248ST-411DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
高森 博士
スコット
1'46.844
1'47.957
3'34.80124.230
3373ST-412mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽
下山 和寿
1'48.824
1'47.668
3'36.49225.921
3486ST-413GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86
影山 正彦
蒲生 尚弥
1'52.199
1'51.478
3'43.67733.106
3519ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一
松田 智也
1'53.948
1'54.870
3'48.81838.247
3626ST-52エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
山本 幸彦
番場 琢
1'55.207
1'53.654
3'48.86138.290
3736ST-53エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正
岩谷 昇
1'55.782
1'54.158
3'49.94039.369
3829ST-54ウエストリバー&STF WM ヴィッツ
TOYOTA Vitz
三木 孝浩
中村 将之
1'54.812
1'55.340
3'50.15239.581
39602ST-55PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一
佐藤 英二
1'54.805
1'55.348
3'50.15339.582
4099ST-56RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一
リョウ・ハマグチ
1'54.661
1'55.621
3'50.28239.711
4117ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦
小原 健一
1'56.373
1'54.900
3'51.27340.702
424ST-58アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
植島 禎一
1'54.802
1'57.991
3'52.79342.222
4355ST-59姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
咲川 めり
田ヶ原 章蔵
1'59.154
1'55.907
3'55.06144.490
44*71ST-510ピースMS NUTEC 制動屋 Vitz
TOYOTA Vitz
西畑 正樹
紫田 正一
2'09.629
1'58.443
4'08.07257.501
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.17は、スーパー耐久シリーズ2012第4戦特別規則(決勝出場嘆願書の受理)により、決勝レースへの出場を認める。

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山Bドライバー公式予選結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
124GT31スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
ガミさん1'36.306-138.421
216GT32ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
西田 裕正1'38.915 2.609134.770
39ST-11Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
佐藤 茂1'38.971 2.665134.694
43ST-12ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
谷口 行規1'39.199 2.893134.384
520ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平1'40.022 3.716133.279
66ST-22新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
菊地 靖1'40.190 3.884133.055
714ST-31岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一1'41.007 4.701131.979
839ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
植田 正幸1'41.141 4.835131.804
935ST-33asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
吉田 広樹1'41.373 5.067131.502
1034ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司1'41.598 5.292131.211
1180ST-35PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
佐藤 晋也1'41.954 5.648130.753
1215ST-36岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
田中 徹1'42.080 5.774130.592
1370ST-37Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
東 徹次郎1'42.791 6.485129.688
145ST-38岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
安宅 徳光1'43.028 6.722129.390
1531ST-23C-WEST CyberEvo ADVAN CZ4A
MITSUBISHI LANCER EVO.X CZ4A
山田 英二1'43.864 7.558128.349
1630ST-24RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
成澤 正人1'43.953 7.647128.239
1795ST-41リジカラS2000
HONDA S2000
中島 保典1'44.413 8.107127.674
18339ST-42GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
佐々木 孝太1'44.564 8.258127.489
1918ST-43コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
森 正行1'44.737 8.431127.279
2063ST-39リールレーシング&レイジュンZ33
NISSAN FairladyZ Z33
池谷 勝則1'44.906 8.600127.074
2138ST-44TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤田 竜樹1'44.923 8.617127.053
2262ST-45ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
太田 侑弥1'45.031 8.725126.923
2358ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
関 豊1'45.282 8.976126.620
24333ST-47GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛1'45.338 9.032126.553
2542ST-48HDD-HIROTEX RACING S2000
HONDA S2000
磯田 尚孝1'45.351 9.045126.537
2651ST-13DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe E86
石原 将光1'45.968 9.662125.800
27969ST-25マッドクロック 三菱ランサーEVO.IX
MITSUBISHI LANCER EVO.Ⅸ CT9A
ワッパヤ1'46.213 9.907125.510
28116ST-49W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
吉田 靖之1'46.249 9.943125.468
29777ST-310ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
遠藤 浩二1'47.14910.843124.414
3088ST-410Mn・ダイニチ・DAYTONA亜衣
MAZDA Road Ster
田中 秀和1'47.31711.011124.219
3173ST-411mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿1'47.66811.362123.814
322ST-26Car☆Xs ADVAN GVB
SUBARU INPREZA
朝倉 貴志1'47.88011.574123.571
3348ST-412DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
スコット1'47.95711.651123.482
3486ST-413GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86
蒲生 尚弥1'51.47815.172119.582
3526ST-51エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
番場 琢1'53.65417.348117.293
3636ST-52エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
岩谷 昇1'54.15817.852116.775
3719ST-53BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
松田 智也1'54.87018.564116.051
3817ST-54DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
小原 健一1'54.90018.594116.021
3929ST-55ウエストリバー&STF WM ヴィッツ
TOYOTA Vitz
中村 将之1'55.34019.034115.578
40602ST-56PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
佐藤 英二1'55.34819.042115.570
4199ST-57RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
リョウ・ハマグチ1'55.62119.315115.297
4255ST-58姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
田ヶ原 章蔵1'55.90719.601115.013
434ST-59アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
植島 禎一1'57.99121.685112.981
4471ST-510ピースMS NUTEC 制動屋 Vitz
TOYOTA Vitz
紫田 正一1'58.44322.137112.550
---- 以上予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山Aドライバー公式予選結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
116GT31ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼1'33.381-142.757
224GT32スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢1'34.265 0.884141.418
351ST-11DIAMANGO BMW Z4
BMW Z4M Coupe E86
余郷 敦1'37.370 3.989136.909
43ST-12ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔1'38.295 4.914135.620
59ST-13Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知1'38.715 5.334135.043
614ST-31岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣1'40.860 7.479132.171
76ST-21新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広1'40.983 7.602132.010
820ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄1'41.024 7.643131.957
939ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一1'41.286 7.905131.615
1080ST-33PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹1'41.576 8.195131.240
1134ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘1'41.718 8.337131.056
1215ST-35岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明1'41.841 8.460130.898
1330ST-23RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨1'42.440 9.059130.133
1435ST-36asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛1'42.536 9.155130.011
15969ST-24マッドクロック 三菱ランサーEVO.IX
MITSUBISHI LANCER EVO.Ⅸ CT9A
神子島 みか1'42.639 9.258129.880
165ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔1'42.663 9.282129.850
1770ST-38Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ1'43.58910.208128.689
1831ST-25C-WEST CyberEvo ADVAN CZ4A
MITSUBISHI LANCER EVO.X CZ4A
青木 孝行1'43.79410.413128.435
1995ST-41リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏1'44.95411.573127.016
20339ST-42GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正1'45.02211.641126.933
2118ST-43コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫1'45.24211.861126.668
2263ST-39リールレーシング&レイジュンZ33
NISSAN FairladyZ Z33
中嶋 修1'45.29411.913126.606
2338ST-44TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹1'45.38512.004126.496
24116ST-45W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光1'45.40512.024126.472
2558ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一1'45.47912.098126.383
2662ST-47ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州1'45.86712.486125.920
2788ST-48Mn・ダイニチ・DAYTONA亜衣
MAZDA Road Ster
村上 博幸1'45.95212.571125.819
28333ST-49GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一1'45.96612.585125.803
292ST-26Car☆Xs ADVAN GVB
SUBARU INPREZA
朝倉 宏志1'46.23812.857125.481
30777ST-310ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
藤井 芳樹1'46.25212.871125.464
3148ST-410DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
高森 博士1'46.84413.463124.769
3273ST-411mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽1'48.82415.443122.499
3342ST-412HDD-HIROTEX RACING S2000
HONDA S2000
長谷川 伸司1'49.04115.660122.255
3486ST-413GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86
影山 正彦1'52.19918.818118.814
3519ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一1'53.94820.567116.990
3699ST-52RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一1'54.66121.280116.263
374ST-53アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚1'54.80221.421116.120
38602ST-54PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一1'54.80521.424116.117
3929ST-55ウエストリバー&STF WM ヴィッツ
TOYOTA Vitz
三木 孝浩1'54.81221.431116.110
4026ST-56エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
山本 幸彦1'55.20721.826115.712
4136ST-57エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正1'55.78222.401115.137
4217ST-58DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦1'56.37322.992114.552
4355ST-59姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
咲川 めり1'59.15425.773111.879
---- 以上予選通過 ----
-71ST-5-ピースMS NUTEC 制動屋 Vitz
TOYOTA Vitz
西畑 正樹2'09.62936.248102.839

スーパー耐久

S耐:第4戦岡山 ドリームエンジェルレーシングが岡山に参戦! (Dream Angel)

 残暑お見舞い申し上げます。

 暑い毎日にさらに暑くなる(熱くなる)ご報告です。今月25(土)~26(日)に岡山国際サーキットで開催されるスーパー耐久シリーズ第4戦に参戦することが決定しました。

 当初、参戦予定が無かったシリーズですが、岡山を走りたいというドライバーのご協力を得て、チームとして参戦できることになりました。

 第1戦、2戦チームメイトの藤井選手とロータスレースで活躍している遠藤選手に感謝しています。岡山国際でのレースは2009年以来でもあり、RX7とは相性のいいサーキットでとても楽しみです。レースまで1週間を切り、精神的にも体調的にも調整してレースに挑みたいと思います。

 8月9日にまたひとつ年齢を重ねましたが、女性最年長ドライバーとして恥ずかしくない走りをしたいと思います。ご支援よろしくお願い申し上げます。

 毎日暑い日々が続いていますので、体調に気をつけてください。特に熱中症には・・・。

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DREAM ANGEL RACING NEWS

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO ZENT Audi R8 LMS、Racerbook Audi R8 LMSとも今シーズンワーストレースに (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racingは7月28~29日にスポーツランド菅生で開催されたSuper GT 第4戦に参戦いたしましたが、今シーズンワーストレースと言える苦しいレースとなりました。

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7月28日 公式練習 / 公式予選
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

 前戦マレーシアから約1ヶ月半のインターバルを挟んで行われた第4戦菅生。今シーズンは開幕前の公式テストからここまでウェットコンディションが多かったものの、菅生では一転して搬入日から強い日差しが照りつけ、マシン、ドライバーにとっては厳しいレースになることが予想された。午前中の公式練習ではまず都筑晶裕がドライブ。タイヤ選択とマシンセッティングを行うが、序盤から強いオーバーステアに苦しまされる。エンジニアの思い切った大きなセッティング変更に対してもマシンはほとんど反応を示さず、この時点でクラス17位、タイムは1分25秒446。ただでさえセッティング幅が少ないGT3マシンということもあり、これ以上劇的にマシンフィーリングを変えることは難しいと判断し、シンディ・アレマンにドライバー交代。シンディにとっては初めて走る日本のサーキットを、限られた時間の中でいかにして攻略するかが大きな課題となっている。彼女にとってはここ菅生も初めてのサーキットだが、今回は数日前にチームが用意したロードカーで20周ほどのテスト走行を行った。また#99 Racebook Audi R8 LMSの安岡秀徒がマネージングするレーシングシミュレーター「Race Fight Club」(http://www.racefightclub.com/)で菅生を猛特訓。その甲斐あってか中古タイヤで序盤から上々のタイムを刻む。ただし、シンディも都筑同様オーバーステアを訴え、セッション終了までタイムアップは果たせず。オーバーステアに対する解決策を見いだせないまま、クラス21位で公式練習を終えることになった。迎えた公式予選。今回は予選落ちが設定され、最下位から2台(クラス24位、25位)のマシンが決勝に進めないため、各チーム予選アタックには一層の気合が入り序盤から赤旗中断の場面も。公式練習前まではスーパーラップ進出を目標にしていた#21 ZENT Audi R8 LMSだが、前述のオーバーステアに悩まされ、予選でも下位に沈む。予選アタックを担当した都筑は計測1周目に1分24秒776を刻むとその後は2度の赤旗の影響もありタイムアップを果たせず。クラス20位で予選を終えることになった。

#99 Racerbook Audi R8 LMS マイケル・キム / 安岡秀徒

 #99 Racerbook Audi R8 LMSは第1戦岡山以来の登場となるマイケル・キムが安岡秀徒とコンビを組む。公式練習ではまずは安岡がタイミングを見計らってコースイン。タイヤの選択と若干のセッティング変更を行っていく。安岡も#21 ZENT Audi R8 LMSの都筑晶裕同様にオーバーステア傾向を訴える。足回りを中心にセッティング変更を繰り返すが、セッション中盤を迎えたころ、安岡はピットアウト時にエンジンが始動しないトラブルに見舞われてしまう。データ解析によりトラブルはセルモーターの故障と判明。チームはすぐさま交換作業に取り掛かる。マシンのリヤセクションを取り外す大掛かりな作業となったが、メカニックたちの懸命な作業により約40分で交換作業を終了。残り僅かではあったがマイケル・キムにバトンを渡すことができた。迎えた公式予選。予選アタックを担当する安岡はこの菅生が「日本で一番大好きなサーキット」ということもあり、トップ10進出を狙う。予選落ちを回避すべく各チームが開始早々にコースインする中、安岡は渋滞を避けるためにピットで待機。予選開始5分が経過した時点でコースインし、計測1周目で1分25秒063を記録。しかし計測2周目に#30 IWASAKI MODA クロコ apr R8がスピン。予選は赤旗中断に。安岡はコースインのタイミングを遅らせたこともあり、この時点で計測はたった1周のみ、クラス23位と後方へ沈んでいたため、予選再開後のタイムアップに懸ける。だが、予選再開後、今度はアウトラップで安岡自身をまさかのトラブルが襲う。サーキットモニターには失速していく#99 Racerbook Audi R8 LMSの姿が映し出される。安岡は惰性でマシンを走らせながらピットと無線で交信を続けるも、その甲斐なく最終コーナーでストップ。2度目の赤旗の原因となってしまった。スーパーGTでは予選中に赤旗の原因となったマシンのタイムは抹消されてしまうルールが存在し、#99 Racerbook Audi R8 LMSは実質的な予選落ちとなってしまった。この後、チームでは決勝進出への僅かな望みに期待し、再びマシンの修復作業を行う。予選中のトラブルはフライホイールのボルト破損と判明。決勝日朝までにマシンを完治させフリー走行の出走は認められたものの、決勝進出への望みは叶わず、ここでレースを終えることになった。

7月29日 決勝
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

この日も朝から真夏日となったスポーツランド菅生。スタート進行直前になってスコールを思わせるような大粒の雨がサーキットに降り出し、一時ピット内が騒然とする場面も見られたが、スタートまでにはほぼドライコンディションに戻り、1周のフォーメーションラップの後、81周レースがスタート。スタート直後の1コーナーではGT500トップ争いの3台のマシンが接触、コースアウト。この影響でレース序盤数周は1コーナーで追い越し禁止のイエローフラッグが振られる中でのレースとなった。19位スタートの都筑は、2周目にまずはトラブルでストップした#66 triple a vantage GT3をパスし18位に上がると、4周目にはスピンした#27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリを交わし17位へ。前を行く#0 GSR 初音ミク BMW、#4 GSR ProjectMirai BMWと等間隔の差を保ちつつ、16周目には13位までポジションを挽回。トップ10を行くマシンと互角のタイムで追い上げを見せる都筑だが、20周を迎えたあたりからマシンモニタに警告が表示されていることをピットに告げる。ピット側はマシンに異常が発生しない限り走り続けることを指示し、都筑もそれに応える。だが、30周目、都筑は突如エンジンが止まったことを無線で報告。何度か再スタートを試みるものの、マシンが再びスタートすることはなく、#21 ZENT Audi R8 LMSにとっては悔しいシーズン初めてのリタイヤとなった。

チーム代表 一ツ山幹雄
 「ここまでツキに見放されたレースも久々です。ガッカリですね。菅生はR8にとっては得意なサーキットですから、期待していたのですが。#21 ZENT Audi R8 LMSは決勝日朝のフリー走行でマシンがいい方向に向かいました。そのフリー走行ではシンディもとても良いタイムを出していましたし、実際決勝が始まってからの都筑選手のペースは見ていても楽しかったです。あのまま行けば間違いなくポイント獲得できていたはずなので・・。トラブルの原因は、炎天下のグリッド上にマシンを長時間停めていたことにより、マシン内部が熱を持ってしまい、それが原因となってしまったようです。#99 Racerbook Audi R8 LMSに関しては、考え得る最悪のタイミングで全てが起こってしまいました。予選ではトップ10を目標にしていたので、まさか予選落ちの結果になるとは。しかし、これがレースです。ですが、今回の菅生では一つポジティブな点もありました。今回から適用されたBOPでR8勢はリストリクターが少し大きくなったのですが、その結果、ストレートスピードは多少改善されました。富士やセパンでは他のGT3マシンが上位クラスのマシンかと思うほどストレートスピードに差が出てしまっていましたが、そこまで離されなくなったようです。とはいってもポルシェやアストンと比較するとまだまだ状況は厳しいです。第5戦鈴鹿1000kmでは#21 ZENT Audi R8 LMSにリチャード(・ライアン)選手、そして#99 Racerbook Audi R8 LMS に都筑善雄選手が加わります。引き続き、チームの応援宜しくお願い致します。」

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Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER DIXCEL R8 LMS、我慢のレースで6位に入賞し貴重なポイントをゲット! (GAINER)

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  • GAINER DIXCEL R8 LMS
  • DRIVER:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA
  • 予選:14位 決勝:6位
  • 予選日入場者数:9500人 決勝日入場者数:27500人
2012年7月28日(土曜日) 晴れ
公式練習:8:15~10:05
  • 気温:33度・路面温度:39度・路面状況:ドライ
  • Q1:12:40~12:55 平中克幸 気温:35度・路面温度:56度・路面状況:ドライ
  • スーパーラップ:14:30~ 田中哲也 出走できず

 昨年の大震災から早1年4ヶ月が過ぎ、牛歩ではあるが復興も徐々に進み、今年も被災地から250名の方をGTAが招待した。GAINERの支援活動でご縁が出来た北上町の方もたくさん招待され、スポンサーであるPENALTY様がその方たちのために、Tシャツを作ってくださりました。

 直前の鈴鹿でのテストでは雨が降り、なかなか思うようなテストが出来ない中での前半戦最後の第4戦菅生。気温、路面温度共に今期一番の暑さの中で開催された。

走り始めは平中克幸から。走り出しのセットは悪くはなく、2種類のタイヤを履き比べ、より良いセットを見つけていく。しかし思った以上にライバルたちのタイムは速く、決勝に向けたタイヤを選択するか、予選に賭けてタイヤを選択するか悩むところだった。

 続いて田中哲也が乗り込み、マシンバランスの確認し、1時間50分の走行はあっという間に終わってしまった。

 予選1回目は平中が担当する。予選よりも決勝に重点を置いたタイヤ選択を行いアタック。

 徐々にペースを上げ、計測2周目には1分23秒726で昨年のポールタイムを上回り2番手につける。しかしその後タイムを更新するが、あっという間に10番手まで後退。

 この時点で他車がスピンストップし赤旗が提示される。このまま走ってもタイムは上がらないと判断し、この時点でアタックを断念。平中はマシンから降りる。

 残り7分が提示され予選1回目が再開されると、次々とタイムが更新されていき、結局15番手まで後退し、セパンに続いてスーパーラップには残ることが出来なかった。

 その後、赤旗原因になった車両のタイムが抹消され、14番手グリッドが確定した。

田中哲也コメント
 決勝に向けたタイヤを選んでいるので、予選は下位に沈みましたが、決勝で挽回できるようなチョイスはしているので、どれだけポジションを上げられるか、もっと車を仕上げて頑張ります。
平中克幸コメント
 タイヤの戦略的なこともあって、自分の中ではミスなくだいたいこのくらいのタイムは出るであろうと想定したタイムでした。その中でどれくらいの位置にいるかということで、結果的に15位だったということです。周りがどんなタイヤを使ってアタックしているかはわかりませんが、僕たちより速いタイムで走っていたので、この順位になってしまいました。ただ僕がやらなければならないことはしたつもりですし、頭切り替えて明日のレースでは追い上げて1ポイントでも多く稼いで、良い形でレースを終えたいですね。
2012年7月29日(日曜日) 晴れ
フリー走行
  • 9:40~10:52
  • 気温:31 度・路面温度:38度・路面状況:ドライ
  • 決勝81周(76周):14:00~ 気温:31度・路面温度:42度・路面状況:ドライ

 昨日よりも若干雲がかかってはいるものの、暑さはほとんど変わらず、灼熱の中で最後のマシン調整が行われた。

 走り出しは田中。昨日使用したユーズドタイヤで走行を開始するが、リアが全く付いてこずオーバーステアのマシンになっているようだ。リアの足回りを調節し、再びコースへ。今度はコーナーでのアンダーステアがひどくなったようだ。この時点で赤旗が提示され、平中と交代。

 平中も同様に昨日よりバランスも悪く、アンダーステアもオーバーステアも出るとコメントする。再度リアの調整を行い、フリー走行は終了した。

 スタートの1時間と少し前に、スコールのような激しい雨がサーキットを濡らしていた。しかし雨はすぐに止み、厳しい太陽の日差しが容赦なく降り注ぎ、グリッドへの向かうときには若干濡れているところもあったが、ほぼドライ。スタート時点では完全にドライ路面の中でレースは始まった。スタートを担当するのは田中。

 500クラスがスタート直後の1 コーナーで、予選2番手、3番手が接触しコースアウト。300クラスの1コーナーは黄旗が振られ、田中はパスするタイミングを逃してしまう。しかし、No.66がクラッチトラブルで戦線離脱。

 No.43をパスし、1周には12番手に浮上。しかし1 コーナーでは3周に渡り黄旗区間となり、田中はそれ以上ポジションを上げられずにいた。

 しかし4周目にNo.27が単独スピン、11番手に。この時でもトップから12台が10秒以内を走行する団子状態に。

 そんな中でも田中は着実に前を捉えパスしていく。予定通り29周目にルーティーンのピットを終えるときには7 手までポジションを上げていた。

 しかし、燃費の悪いAUDI R8は給油に時間が掛かり、タイヤ交換をベストでこなしても44 秒も掛かってしまう。他車はタイヤ無交換や、2本交換、JAF-GT車両に至っては燃費が良く、給油時間も20秒から30秒近くAUDI R8とは差があるため、レース距離が長くなればなるほどほど、FIA-GT3車両は非常に不利な戦いになる。

 平中がコースに復帰したときには、16番手まで後退、実質ピットに入る前とでは4台に先行される形になっていた。

 平中もマシンバランスが悪いと訴えながらも、1分25秒台の安定ラップを刻む。すべての車両がピット作業を済ますと、ポジションは11番手まであがり、続いてNo.4 BMWをパスし10番手に。

 その後6番手を走行していたNo.61が単独スピンし9番手に浮上。ペースの上がらなくなったNo.43もパスし8番手に。残り5 周となったところでNo.911、No.31 プリウス、No.0 BMW とNo.11の4台が接近戦を演じる。タイヤの厳しくなったNo.31にNo.0が74 周目の1コーナーで急接近。接触したところを平中がインを刺しスルリと2台をパス。このままのポジションを守りきり、6番手で75周のレースを終えた。

田中哲也コメント
 決勝のタイヤは結構ライフも良くて、最低限のポイントは取れたと思います。次の鈴鹿を考えると、ピット作業の長さの課題があり、回数も3倍4倍になると作業時間の差もどんどん開いていって、今のような展開だったら順位がどんどん下がっていくばかりなので、今日のレースは何とか耐えられたけど、次のレースの課題が見えたレースでした。
平中克幸コメント
 正直菅生は厳しい戦いだったのですが、そんな中でも6位でフィニッシュ出来、0号車の前でチェッカーを受けられて、同ポイント2位になっているので、悪かった中で最善は尽くせたのではないかと思います。鈴鹿は距離も長くなるのですが、表彰台目指して頑張ります。

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Text & Photo: GAINER

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝 JPオリベイラが今季初優勝、2位走行中の松田次生は無念のトラブル

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は5日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、52周を走ってジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が優勝した。

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 午後になると少し風も出てきたが、場内は相変わらず蒸し暑い。路面温度も60度近くと厳しい条件のなかで52周先のチェッカーを目指してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が出遅れ、予選2位の松田次生(同)がトップで1コーナーへ。しかし、オリベイラは1コーナーでインから松田をパスしてトップに立つ。その後方ではすばらしいスタートダッシュを決めた塚越広大(ダンディライアン)が中嶋一貴、アンドレ・ロッテラーのトムス勢2台をかわし3位に上がってきた。4位にはロッテラーが、5位は中嶋一貴がつける。

 後方集団では、スタート直後の3コーナーで折目遼(KCMG)と嵯峨宏紀(ルボーセ)が接触、早くもレースを終えることとなった。

 トップに立ったオリベイラは2位以下を引き離しにかかる。10周目には2位松田を3秒1、15周目には4秒4と差を広げると、2位の松田も3位塚越との差を広げ、インパル勢の2台は単独走行となる。3位の塚越は右フロントウィングをオープニングラップの混乱で破損し最高速が伸びず、4位を走るロッテラーが背後に迫る。

 上位陣のなかで最初に動いたのがロッテラー。22周終わりでピットインし17秒1のピット作業でコースに復帰すると、23周終わりでピットインした塚越の前に出る。これで順位を一つあげアンダーカットに成功。

 2位を走る松田は26周目に、トップのオリベイラは27周目にピットイン。ピット作業を終えコース復帰するとオリベイラと松田の差は5秒と変わらず。

 トップ2台はこのままの順位で終了すると思われた終盤、なんと2位を走る松田が49周目のダウンヒルストレートでトラブルのためスローダウン。後ろを走るロッテラーにかわされ3位に落ちると、51周目の5コーナーでは塚越と中嶋一貴にもかわされ5位。ファイナルラップには7位まで落ちフィニッシュを迎えることとなった。

 優勝はオリベイラで今シーズン初勝利。2位には18秒遅れてロッテラーが、3位には中嶋一貴の追撃を振り切った塚越が入った。

 4位は中嶋一貴、5位は21周目にピットインし、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)の前に出ることに成功した伊沢拓也(ダンディライアン)が、6位にはデュバル、7位に松田、8位には平手晃平(セルモ/インギング)が、9位にはファステストラップを記録した安田裕信(コンドー)が入った。

 ドライバーズランキングでは4位に入った中嶋一貴がポイントを34と伸ばし依然としてトップ。しかし2位に入ったロッテラーが33ポイントとしその差は1ポイントに迫ってきた。

 第6戦は森の都仙台・スポーツランドSUGOに舞台を移し9月23日に決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K521:26'38.128
21アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5218.126
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5227.791
42中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5228.440
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5235.195
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K5235.983
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K5236.073
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5237.485
93安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K5238.387
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K521'02.843
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E521'06.876
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'07.978
1332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'08.387
1411中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E521'25.002
---- 以上規定周回(46 Laps)完走 ----
-7大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K4012Laps
-16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E3418Laps
-62嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K052Laps
-18折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K052Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 安田裕信(KONDO RACING) 1'38.158 (32/52) 176.08km/h
  • CarNo.32は、2012全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条11.(ピット作業違反)のため、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(公式予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 伊藤大輔/大嶋和也組LEXUS SC430が悲願の初勝利! SC430は1-2フィニッシュ (TOYOTA)

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ENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤/大嶋コンビでの初勝利。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車が2位で続き
SC430は1-2フィニッシュを果たした

 SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 年間全8戦で行われるSUPER GTの前半戦を終える第4戦は、宮城県の山間部に位置するSUGOで開催。アップダウンの激しいテクニカルコースは1周3.704kmと短く、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。

 今季、GT500クラスにはレクサスチームから6台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスには、今季開幕戦から参戦しているトヨタ プリウスに加え、今大会よりLEXUS IS350が1台参戦することとなった。

◆予選◆

 28日(土)スーパーラップ方式での予選が行われた。スーパーラップへの進出をかけた予選1回目は、気温35度、路面温度56度と、セパンをも凌ぐと思われる酷暑の中で午後12時40分より行われ、LEXUS SC430は5台がスーパーラップへと進出。WedsSport ADVAN SC430 19号車は14番手でグリッドが確定した。

 コース路面の一部損傷により予定よりも遅れて行われたスーパーラップでは、公式練習と予選1回目共にトップタイムをマークし、絶好調のENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤大輔のドライブで唯一1分14秒台に入れる快走を見せ、チームにとって8年ぶりのポールポジションを獲得。

 ルーキーのアンドレア・カルダレッリがドライブするKeePer Kraft SC430 35号車が好タイムをマークし2列目4番手。中嶋一貴がアタックしたPETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手。ランキング首位につけるZENT CERUMO SC430 38号車は、76kgという重いウェイトハンデながら立川祐路のアタックで7番手。DENSO KOBELCO SC430 39号車は石浦宏明が9番手のグリッドを確保した。

 GT300クラスでは、apr HASEPRO PRIUS GT 31号車が見事な走りでスーパーラップ進出を決め、3番手グリッド。昨年のSUGO大会を制しているTeam SGC IS350 14号車は今季初出走で18番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 29日(日)予選日に比べれば若干暑さは和らいだものの、気温32度、路面温度42度と夏の暑さの中で午後2時3分、決勝レース(81周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの6号車が若干スタートで出遅れ、2番手、3番手のGT-R勢が前に出かかったが、1コーナーでGT-Rは2台揃ってコースアウト。伊藤の6号車は軽く接触を喫したがダメージは軽微で首位をキープ。これにカルダレッリの35号車、ロイック・デュバルの36号車が続き、LEXUS SC430がトップ3を占めての序盤戦となった。

 36号車と35号車は周回遅れに詰まった隙を突かれ、22周目にライバルの先行を許すも、38周目に36号車が再逆転。39周目にピットインした36号車は、中嶋一貴へドライバーを交代。先にピットインを終えていた6号車の直前でコースに復帰したが、タイヤの暖まっていた6号車が前に出ると、再び6号車、36号車の1-2体制となった。

 その後、大嶋和也がドライブする6号車は首位を快走。一時は2位の36号車に10秒近い差をつけていたが、周回遅れをかわしながらの終盤戦、36号車の中嶋一貴が徐々にその差を詰め、ファイナルラップではほぼテール・トゥ・ノーズに。

 追う中嶋一貴と逃げる大嶋の、息詰まるような接近戦は最後まで続いたが、6号車の大嶋が逃げ切り、トップでチェッカー。LEXUS TEAM LeMans ENEOSにとっては2003年以来9年ぶりとなる嬉しい勝利をポール・トゥ・ウィンで飾った。

 2位には36号車が入り、LEXUS SC430は1-2フィニッシュ。SUPER GT2年目の中嶋一貴にとって初、チームメイトのデュバルにとってもレクサスチームに移籍して初の表彰台獲得となった。

 9番手スタートから見事な追い上げを見せた39号車が4位。38号車が5位に入り、ランキング首位の座を維持した。ルーキーコンビの35号車も健闘し6位。LEXUS SC430は5台がトップ6フィニッシュを果たした。

 GT300クラスでは、31号車が上位争いを繰り広げたが終盤タイヤの摩耗でポジションを落とし8位。今季初レースの14号車は13位でチェッカーを受けた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
チームルマンの故花輪知夫会長が生きているうちに、この優勝をささげたかったが、自分がレクサスチームに移籍して初優勝できたことはとても嬉しい。スタートで失敗してしまい、他車との接触もあったがクルマへのダメージがなく、そのまま走行できて良かった。レース終盤ははらはらさせられたが、大嶋選手を信じていた。自分の移籍時からチームをスポンサーしてくれているENEOSに優勝をプレゼントすることができて本当に良かった。次のレースでも好結果を残し、タイトル争いに絡みたい。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
今まで自分の失敗から優勝を逃したレースもあり、申し訳なく思う気持ちで辛いこともあったが、今日は優勝できて嬉しく思っている。レース中は、タイヤが持たないことを想定し、セーブして走行したが、それでも一時は後続に10秒近いギャップを築くことができ、順調だった。残り3,4周でかなりキツイ状況となり、ミラーに写る中嶋選手のクルマがどんどん大きくなってきた時にはヒヤリとさせられたが、逃げ切ることができた。次のレースも表彰台を目指す。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー 中嶋一貴:
僕にとってこれまでのSUPER GTで一番良いレースだったと思う。終盤、目の前の大嶋選手を抜けなかったのは正直とても悔しいが、今までずっと思うようなレースができなかったので、今日の結果には満足している。今回は2位だったが、ステップバイステップで、次戦こそ表彰台の中央に立てるよう、頑張りたい。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー ロイック・デュバル:
今回のレースは勝つつもりで菅生に入った。予選も順調に行き、良いポジションにつけられたが、決勝レースのタイヤ選択が難しかった。自分のスティントでは、終始トラフィックで苦しむこととなったが、結果的にトップで一貴に受け継ぐことができたのは良かったと思う。レクサスチームに移籍し、初めての表彰台を獲得できたことはとても嬉しい。次の鈴鹿は勝つつもりで臨む。
Text & Photo: TOYOTA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 ウイダーHSV-010が7位入賞、GT300デビューのMUGEN CR-Z GTは16位完走 (HONDA)

  • 2012年7月29日(日)・決勝  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ  気温:32℃(13:50時点) 路面温度:42℃(13:50時点)  コースコンディション:ドライ  観客:2万7500人

 7月29日(日)、宮城県仙台市郊外のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

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 猛暑に見舞われた昨日の予選では、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)がHonda勢のトップとなる8番グリッドを獲得。開幕戦に続く今シーズン2度目の表彰台を目指して決勝レースに挑むことになりました。また、現在ランキング2位の#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は10番グリッドを手に入れ、ポイントリーダー奪還をかけてこの一戦に臨みます。そのほか、前戦マレーシアラウンドで優勝を飾った#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は11番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は12番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は15番グリッドから、シーズンの折り返しとなる第4戦SUGO大会に出走します。

 曇天になるとの天気予報とは裏腹に、決勝レースが開かれるこの日もスポーツランドSUGO周辺には強い日差しが照りつけ、午前9時には気温が30℃を超えました。その後も上空には青空が広がっていましたが、スタートまで1時間ほどとなった午後1時ごろ、ほんの数分だけ激しいにわか雨が降りました。ただし、この雨が上がると再び真夏の太陽が現れ、一度はウエットとなった路面を急速に乾かしていき、スタートが切られる午後2時には完全にドライコンディションとなりました。

 今回、スタートドライバーを務めるのは、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#18 ウイダー HSV-010はヴァン・ダム選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#8 ARTA HSV-010は小林選手となります。

 午後2時、GT500クラスにエントリーする15台のマシンはセーフティカーに先導されてフォーメーションラップを開始。そして1周を走り終えたところでグリーンランプが点灯し、81周で競われる決勝レースが幕を開けました。

 スタート直後の1コーナーでは、ライバルチームの2台がアクシデントによりリタイアを喫します。さらに、金石選手はライバルの1台を攻略し、#17 KEIHIN HSV-010は5番手となってオープニングラップを終えました。また、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、ヴァン・ダム選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は9番手、道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010は10番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は13番手と、5台のHSV-010 GTはそろって順位を上げて1周目を走りきりました。

 5人のHondaドライバーはさらに順位を上げようと懸命のドライビングを続けましたが、コーナーが連続するSUGOでGT300クラスの車両を次々と追い越すことは容易ではなく、これらバックマーカーの処理によって前走車に近づくときもあれば、逆に遠ざかることもあるといった具合で、一進一退を繰り返していました。そうした中、#17 KEIHIN HSV-010は一瞬の隙をつかれて2台のライバルに追い越され、6周目には7番手となります。11周目には#32 EPSON HSV-010も10番手から12番手へと後退しました。#32 EPSON HSV-010は15周目に#8 ARTA HSV-010に追い越され、#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は13番手とポジションを入れ替えました。

 その後、大きな波乱もなくレースは中盤戦に突入し、ピットストップが始まりました。5台のHSV-010 GTの中で最初にピットストップを行ったのは#8 ARTA HSV-010。昨日はセッティングを仕上げられずに苦しんでいた#8 ARTA HSV-010は、この日のフリー走行までにトラブルの原因を究明。その対策を施して挑んだ決勝レースでは好ペースで周回を重ね、レース後半に向けての追い上げに期待がかかっていました。ところが、小林選手からステアリングを引き継いだファーマン選手は最終コーナーでコースアウトをしてクラッシュを喫したため、残念ながらリタイアに終わってしまいました。

 この後、#32 EPSON HSV-010は35周目、#100 RAYBRIG HSV-010は36周目、#17 KEIHIN HSV-010は37周目、#18 ウイダー HSV-010は38周目にピットストップを実施。タイヤ交換、給油、ドライバー交代を行いました。レース後半を受け持つのは、#17 KEIHIN HSV-010は塚越選手、#100 RAYBRIG HSV-010は山本選手、#18 ウイダー HSV-010は小暮選手、#32 EPSON HSV-010は中山選手です。また、ピットストップを終えた段階で、#17 KEIHIN HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、#18 ウイダー HSV-010は9番手、#32 EPSON HSV-010は2つポジションを上げて11番手となりました。

 その後、#17 KEIHIN HSV-010は給油装置の不具合により、所定の量の燃料が給油されていないことが判明。45周目にもう一度、給油を行ったことで10番手に後退しました。

 50周目、小暮選手の懸命の追走により、#18 ウイダー HSV-010は#100 RAYBRIG HSV-010の0.3秒後方まで接近。その後、2台は20周近くにわたりバトルを繰り返しましたが、70周目に#18 ウイダー HSV-010が#100 RAYBRIG HSV-010を攻略し、#18 ウイダー HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手となりました。また、いったんは10番手に後退した塚越選手も50周目にはライバルの1台をオーバーテイクし、#17 KEIHIN HSV-010は9番手に浮上します。その後も53周目には今大会のベストラップをたたき出すなど、HSV-010 GTは戦いを続けますが、このままのポジションを保って81周のレースを走りきり、#18 ウイダー HSV-010は7位、#100 RAYBRIG HSV-010は8位、#17 KEIHIN HSV-010は9位、そして#32 EPSON HSV-010は11位で完走を果たしました。

 この結果、シリーズポイント争いはドライバー部門において、今大会で3点を獲得して合計38点となった#100 伊沢/山本組(RAYBRIG HSV-010)が3番手となったほか、#18 小暮/ヴァン・ダム組(ウイダー HSV-010)は計30点で5番手、#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は計22点で8番手、#8 ファーマン/小林組(ARTA HSV-010)は計5点で14番手となっています。

 なお、優勝は#6 ENEOS SUSTINA SC430でした。

 一方、今回がデビュー戦となったGT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)は、前半を受け持った武藤選手が10番手となってオープニングラップを終えた後、2周目にライバルの1台を攻略して9番手に浮上。その後はコンスタントに周回を重ねるなかで次第に順位を上げていき、クラス2番手となった44周目にピット作業を行いました。ところが、左フロントタイヤの脱着に手間取り、エンジンの再始動にも時間を要したため、17番手となってコースに復帰します。しかし、中嶋選手は最後まであきらめずに力走。レース終盤になっても気温31℃、路面温度46℃という過酷な環境のなかで戦い、初戦ながら最終的に16番手まで追い上げて、完走を果たしました。

 次戦は8月18日(土)、19日(日)に鈴鹿サーキットで開催されます。2010年にARTA HSV-010が、2011年にはウイダー HSV-010が優勝している相性のいい大会で、HSV-010は3連覇を目指して戦います。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回は、各車ともコーナー半ばでアンダーステアが発生する症状が発生したため、本来の実力を発揮することが難しい展開となってしまいました。#18 ウイダー HSV-010は、想定通りにもう少し前方のグリッドからスタートできていたならば、決勝でもより上位の成績が得られたと思います。#17 KEIHIN HSV-010は給油のトラブルで遅れたほか、#100 RAYBRIG HSV-010は重いハンディウエイトが足かせとなって、最終コーナーからの立ち上がりが伸び悩んでしまいました。いずれにせよ、今週末は歯車がかみ合わず、もどかしい思いをしました。次戦の第5戦鈴鹿大会までにマシンの状況を全面的に見直し、また新たな気持ちで戦いに挑みたいと思います。今後とも5台のHSV-010 GTに熱い声援をお願い申し上げます」
小暮卓史選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「マシンの状態は悪くありませんでしたが、GT300のマシンやライバルのマシンを抜くのに時間を要してしまうなど、なかなか自分たちの思うようなレースができませんでした。そこがスムーズにいけば、もう少し順位を上げられたので、残念です。次戦の鈴鹿ラウンドは昨年に優勝していますし、HSV-010が相性のいいコースですので、積極的に攻め続けて優勝を狙いたいと思います」
カルロ・ヴァン・ダム選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「とてもタフな週末になりました。予選ではタイムアタックでの失敗によりスーパーラップに進出できず、申し訳ないことをしてしまいました。決勝ではコンスタントに走っていくつか順位を上げましたが、パフォーマンスは十分とはいえず、苦しいレースでした。ただし、トラブルなく決勝を走りきれたことに加え、チームのスタッフが最大限の努力をしてくれた結果、4ポイントを手に入れられたことはよかったと思います。次戦が行われる鈴鹿サーキットはHSV-010 GTが得意なコースなので、よりよい成績を目指してがんばります」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
伊藤大輔
gt_r04_r_pc_ito 本当に嬉しいです。このチームに来て4年間、スポンサーのエネオスさんにも優勝をプレゼントできていなかったので、今回の勝利は格別です。できれば花輪さん(故花輪和夫氏/株式会社ルマン代表取締役)が生きていらっしゃるうちに優勝したかった。そういう意味でも格別の勝利です。
スタートで失敗して2台に前に行かれてしまい、JPが僕の居るところに切り込んできましたが、殆どダメージ無く切り抜けることが出来ました。しかしタイヤの空気圧を高めに設定したことが裏目に出て、すぐにグリップダウンしてしまい、スティントの後半は耐えるだけの走りになり、最後はどうしようもなくなってピットに入りました。
昨日の時点ではここまで苦労するとは思っていなかったので、大嶋選手が走っているのを見ている間もヒヤヒヤしていました。彼だったら絶対に抜かれないと信じていましたが、胃が痛くなりましたね。
大嶋和也
gt_r04_r_pc_oshima 本当にほっとしました。今までは僕が乗っている間に抜かれて順位を落としてしまうレースが続いていて、悔しい思いをしていたので、教勝てて本当に嬉しいです。
大輔さんが走っている時に、タイヤがもたないのが分かったので、最初からセーブする走りをしました。それでも残り3、4周は辛かったです。終盤に後ろに追いつかれて「やばい」と思ってプッシュしましたが、タイヤが残っていなくてヒヤヒヤものでした。
GT300クラス #3S Road NDDP GT-R
千代勝正
gt_r04_r_pc_chiyo 本当に嬉しいです。ここまで3戦で結果を出せず、初めてのGTは戸惑うことが多く、この菅生も難しいレースになるかと思いましたが、チームの皆さんがいいクルマを仕上げて下さって、決勝ペ-スには自信があったので、タイヤをもたせながらトップについていくことが出来て、3位で関口先輩に渡すことが出来、そのあとは関口さんがトップで戻ってきてくれたので本当に嬉しいです。
予選6位というのは優勝が狙える位置ではなかったんですが、決勝のペースは良いのがわかったので、今回はタイヤ2本交換作戦を考え、タイヤをもたせながらもバトルに加わることが出来たので、自分の中ではベストの走りが出来たと思います。
関口雄飛
gt_r04_r_pc_sekiguchi 今まで結果が出ていなくて、最上位がセパンの4位。自分なりにはペースも内容も悪くなかったのに結果がついてきませんでしたが、今回チームが本当にいいクルマを作ってくれたので本当に感謝しています。
エンジニアが素晴らしい方で、2本交換、4本交換それぞれのシミュレーションをして下さった中で、今回は2本交換でいこうということになり、それに合わせた形で平均ラップが良くなるセッティングをしてくださったので、非常に安定した走りが出来、すごく走りやすかったです。
アウトラップの順位は分かんなかったんですけど、SLSが上位に居るだろうとは思っていたので、それだったら絶対抜かれたくないと思って走りました。耐久といえどもレースなので、やるなら抜居てやろうと思って走りました。
後ろを引き離していましたが、今回は非常に重い一勝なので、最後まで緊張しながら走りました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 #6エネオスSCがポール・トゥ・ウィン。チームルマンが9年ぶりの勝利!

チームルマン、9年ぶりの勝利を同じSUGOで達成!
2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の決勝レースが7月29日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がポール・トゥ・ウィンを飾った。
またGT300クラスは#3S Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)が参戦4戦目で初勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:27,500人)

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ピットウォークが行われている間に一時激しい雨がスポーツランドSUGOを見舞ったものの、スタート進行までには再び晴れ間が顔をのぞかせ、コースのあちこちに川を作っていた路面も8分間のウォームアップ走行が進行する間に徐々に乾いていった。
そうした中、決勝レースは14時丁度にフォーメーションラップが開始された。

スタートでは、3番手グリッドから猛然と加速してきた#12カルソニックGT-RのJPオリベイラがポールポジションの#6エネオスSCの鼻先をかすめて1コーナーに飛び込んでいったが、アウトから進入してきた#23モチュールGT-Rと接触、両者揃ってリタイヤという波乱の幕開けとなった。

この結果、トップは再び#6エネオスのものに。スタートドライバーは伊藤大輔だ。
伊藤はレース序盤#35KeePer SCのアンドレア・カルダレッリに背後を脅かされ、周回遅れのGT300クラスを利用してその差を広げにかかるが、6号車のタイヤの消耗はチームが予想した以上に激しく、20周を過ぎた辺りから再び後続車の接近を許してしまう。

この間に2位は昨年の覇者#1SロードGT-Rのロニー・クインタレッリに変わっていた。
クインタレッリは前方で接近戦を繰り広げる#35カルダレッリと#36ペトロナスSCのロイック・デュバルを22周目に2台一気に抜き去ると、その後も次第にペースを挙げて33周目には6号車のテールに食らいついた。更には31周目の1コーナーでカルダレッリを抜き去ったデュバルもこれに加わり、トップ争いは一時3台の団子状態となった。
伊藤はたまらず37周目にピットイン、大嶋にステアリングを委ねた。

1スティントめの状況から、後半を担当した大嶋は走り始めからタイヤを労る走りを心がけつつも、39周終わりでピットストップを行った#1Sロード、#36ペトロナスの2台を抜き去ることに成功し、徐々にその差を広げていく。
一時はその差を8秒以上に広げた大嶋だったが、終盤に向けて#36ペトロナスSCを駆る中嶋一貴が徐々にその差を詰め始め、ファイナルラップで遂にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
しかし大嶋は最後まで中嶋に付け入る隙を与えず、0.626秒差で逃げ切って、チームルマンに2003年5月の第3戦SUGO以来の優勝をもたらした。
この勝利は大嶋にとっても2010年の第3戦富士以来の勝利。伊藤大輔にとっては2007年10月の第8戦オートポリスで優勝してARTA NSXにシリーズチャンピオンをもたらして以来の、実に4年9か月ぶりの勝利となった。
また3位には#1SロードGTーRが入った。

GT300クラスは、ポールポジションからスタートした#33ハンコックポルシェがスタートからトップを快走し、後続に8秒以上の大差をつけたが、早めのピットストップを行った#31aprプリウスや、タイヤ2本交換作戦という奇策を講じた#52グリーンテックSLSと#3SロードGT-Rらにレース後半逆転を許してしまった。
これにより40周を過ぎた時点での順位は#31プリウス、#52メルセデス、#3GT-Rの順に。

そうした中、3号車の後半を担当した関口は51周目のバックストレートで#52メルセデスの黒澤治樹をインからパスして2位に浮上すると、57周目にも同じくバックストレートで#31プリウスの嵯峨宏紀にインから並びかけてトップを奪い取り、そのまま一気に後続を突き放しにかかって2位以下に31秒以上の大差をつけてフィニッシュ。今季初投入されたFIA-GT3仕様のGT-Rに参戦4戦目で待望の初勝利をもたらした。
関口にとってもこの勝利は2007年7月の第5戦以来の勝利。場所は同じくスポーツランドSUGOで、ウェッズスポーツセリカを勝手の優勝だった。また今季GT初参戦となる千代にとっては勿論初勝利となった。
2位は#52メルセデス。3位には#88ランボルギーニがつけた。

次戦第5戦は8月19日決勝。舞台は鈴鹿サーキット、久々に復活の1000km耐久レースだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS24811:48'37.179
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS28810.626
31S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI148113.051
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI608121.059
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS768123.456
635KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS28154.682
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS528155.620
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS70811'00.053
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS40811'06.380
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH801Lap
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL801Lap
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH4756Laps
---- 以上規定周回数(56Laps)完走 ----
-8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS103348Laps
-*12カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS26081Laps
-23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS44081Laps
  • Fastest Lap: CarNo.17 塚越広大(KEIHIN HSV-010)1'17.257
  • CarNo.12の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 第30条 1.a.違反(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを科したが、リタイヤしたため、その執行を留保された。
■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH16751:49'04.082
252GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH127531.087
388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH7538.962
433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK527539.788
5911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH667550.966
611GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL607557.998
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH627558.346
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH10741Lap
943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS30741Lap
1061SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH10741Lap
114GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2741Lap
125マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH741Lap
1314Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH732Laps
1430IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6732Laps
1586Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH723Laps
1616無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS723Laps
17360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH687Laps
1827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2687Laps
1987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH86015Laps
2048DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH5619Laps
---- 以上規定周回数(52Laps)完走 ----
-21ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42946Laps
-2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501659Laps
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH44273Laps
  • Fastest Lap: CarNo.87 山内英輝(JLOC ランボルギーニ GT3) 1'24.098
  • CarNo.2の車両に対し、CarNo.87の車両とのT4における接触行為について、黒白旗が提示された。
  • CarNo.0の車両に対し、CarNo.31の車両とのT1における接触行為について、黒白旗が提示された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行2回目 GT500は#6エネオスSC、GT300は#33ハンコックポルシェといずれもポールシッターがトップタイム

2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がトップタイムを記録、GT300も同じくポールの#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップだった。

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スポーツランドSUGOは決勝日も朝から快晴に恵まれ、気温、路面温度ともに上昇。ドライバーにもタイヤにも厳しい走行が予想される。また、昨日の予選で問題となった馬ノ背コーナーイン側の路面剥離箇所には、今朝までにアスファルト舗装が施され、本日の走行には支障はなさそうだ。
決勝前のフリー走行は朝9時05分より行われ、途中#48DIJON音々コルベットのコースアウトによる赤旗中断を挟んで9時58分に終了した。

各チーム決勝へ向けてロングランやピットストップの練習に取り組む中、昨年優勝の#1SロードGT-Rが1'16.576でトップに立つが、走行終了8分前に大嶋が1'16.489を記録して#6エネオスSCをトップに押し上げた。結局#1Sロードは2番手、3番手には#35KeePer KRAFT SCがつけた。
GT300はポールシッターの#33ハンコックが早々とトップタイムを刻み、決勝への自信をうかがわせた。2番手には昨日の予選1回目でコースレコードを更新した#2エヴァンゲリオンRT紫電がつける。
今回から参戦の#16無限CR-Zはクラス12番手で走行を終えた。

第4戦決勝はこのあと午後2時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 KEIHIN HSV-010は8番グリッド、GT300のMUGEN CR-Z GTはSL進出を果たし、9番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年7月28日(土)・予選  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ 気温:32℃(15:30時点) 路面温度:42℃(15:30時点)  コースコンディション:ドライ

 7月28日(土)、宮城県仙台市近郊のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 2日前に梅雨明けが宣言された東北地方は、今日も広い範囲で晴れ模様となり、スポーツランドSUGOのある宮城県村田町は午前8時30分の段階で気温33℃という猛暑に見舞われました。

 全8戦で競われるSUPER GTは、第4戦SUGO大会でシーズンの折り返しを迎えます。今大会では、Hondaが技術サポートを行うTEAM無限の#16 MUGEN CR-Z GTがGT300クラスへの参戦を開始しました。このマシンは2.8リッター V6ツインターボエンジンと、出力32kWの電気モーターを組み合わせたレーシングハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力300ps/5250rpm以上を発揮します。なお、ドライバーはこれまでインディカーなどに挑戦してきた武藤英紀選手とHondaエンジンでフォーミュラ・ニッポンに参戦中の中嶋大祐選手の2人が務めます。

 強烈な日差しが照りつける中、午前8時15分に公式練習が始まりました。ここでは、現在ドライバー部門のチャンピオン争いにおいて2番手で、70kgと重いハンディキャップを搭載する#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が5番手のタイムをマークし、仕上がりが順調であることを印象づけました。続いて#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は10番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は11番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手で公式練習を終えました。

 今回の公式予選はスーパーラップ方式で行われました。これは、GT500クラスの全車が出走するQ1で、トップ10に入ったマシンがスーパーラップに進出。1台ずつタイムアタックを行い、この結果に応じて上位10台のスターティンググリッドを決めるというものです。なお、11番手以下のグリッドはQ1の結果に従って決まります。

 午後1時5分にQ1が始まるころには、薄い雲で強い日差しはさえぎられるようになり、気温32℃と午前中に比べるとやや過ごしやすくなりました。15分間にわたって行われたこのセッションが終了する間際、#17 KEIHIN HSV-010を操る金石選手は1分15秒933を記録して5番手に飛び込み、スーパーラップ進出を決めました。また、チャンピオン争いを繰り広げる#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手も1分16秒414のタイムで10番手に滑り込み、同じくスーパーラップ進出を果たしました。そのほか、#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手は11番手、#32 EPSON HSV-010の道上選手は12番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となり、それぞれこの段階でスターティンググリッドが確定しました。

 スーパーラップの開始は午後3時30分。出走順はQ1の順位を反転する形となるため、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手はトップバッターとして、また#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は6番目にコースインしました。ここで伊沢選手は1分16秒567、塚越選手は1分16秒006を記録し、それぞれ10番グリッドと8番グリッドを獲得しました。

 一方、GT300クラスの予選に挑んだ#16 MUGEN CR-Z GTは、デビュー戦ながらQ1で7番手のタイムを記録してスーパーラップ進出を決めました。そしてスーパーラップでは1分24秒267を記録し、明日のデビュー戦に9番グリッドから挑むことが決まりました。

 天気予報によれば明日は曇りがちで最高気温も29℃程度となるため、今日よりも過ごしやすい一日になる模様です。

 300km、81周で繰り広げられる決勝レースは、明日の午後2時にスタートが切られます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「予選結果を見ると、HSV-010 GTをこのサーキットに合わせきれなかったという思いが残ります。ただし、今回は約1秒のなかに8台が入る接戦となっているので、たとえ上位に食い込めなかったとしても、実際の実力差はほとんどなかったと捉えています。決勝では、いかに安定したペースで走りきれるかによって、順位は大きく変わってくるものと思われます。幸い、Honda陣営の各チームはレースマネージメントに長けているので、明日はレース中の追い上げが期待できます。8番グリッドからスタートする#17 KEIHIN HSV-010は最低でも表彰台、できれば優勝を狙って欲しいところですし、#100 RAYBRIG HSV-010はチャンピオン争いを繰り広げるライバルより、上位でフィニッシュして欲しいと考えています。引き続き、5台のHSV-010 GTに熱いご声援をお願いします」
金石年弘(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズンは3戦を終えてQ1突破が一度もなかったので、まずはQ1を突破できてホッとしました。ただ、マシンのバランスはよかったのですが、スーパーラップの順位をかんがみると、まだまだマシンを煮詰めていく必要があると感じました。菅生では2010年にKEIHIN HSV-010 GTで追い上げてSUPER GT初優勝をしているので、明日は必死に追い上げて、優勝したときと同じようなレースをファンの皆さまにお見せしたいと思います」
塚越広大(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズン初めてQ1突破ができたので、少しでも上の順位を狙ってスーパーラップに挑みました。マシンのコンディションも悪くなく、自分も攻めて走りましたが、上位陣と差ができてしまったのが悔しいです。8番手からのスタートですが、決勝レースで取り返しのできる差だと思いますので、明日は勝ちにいき、2010年の逆転優勝の再現を目指します」
伊沢拓也(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「全体的に戦うレベルに達していないと感じる予選になりました。自分としてもいくつかタイムに影響するミスをしてしまったので、悔しいです。菅生は非常に難しいサーキットなので、明日の決勝も混戦が予想されますが、しっかりとポイントを獲得することを目標にがんばります」
山本尚貴(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「苦しい予選となりました。マシンのバランスは悪くなく、もっと上位を狙える感じではありましたが、タイムが伸びませんでした。もう少し前にいきたかったです。10番手からのスタートは厳しいですが、ランキングトップに返り咲きたいので、ここで踏ん張ってライバルより前でゴールし、ポイントをしっかり獲得したいと思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
伊藤大輔
gt_r04_q_pc_ito 前がいつだったのかさえ忘れるぐらい久々のポールで、すごく嬉しいです。
朝のフリー走行でクルマのバランスに少し問題がありましたが、上手く修正出来ました。
前のマレーシア戦からクルマとタイヤのマッチングがうまくいって、すごくレベルアップしました。
今日は路面温度の高い中で行われた予選1回目で大嶋選手ぶっちぎってくれて、プレッシャーのかかる中でのスーパーラップになりましたが、いい意味での緊張感をもって楽しみながら走れました。
(馬の背の路面剥離個所について)レコードラインを走っていれば、あそこは丁度跨ぐ格好になるので、問題ありませんでした。むしろ石灰を撒かれたことの方が影響は大きかったと思います。その意味でも、最後の出走になったことは良かったです。
明日は自信を持ってミス無く走れば勝てると思います。今日みたいに暑くなっても自信を持って走れるようなタイヤをチョイスしていますから。
大嶋和也
gt_r04_q_pc_oshima セパンでも調子が良くて、勝てるかと思っていましたが、トラブルで最後尾スタートになってしまい、悔しい結果に終わったので、次は絶対加藤と思ってここに来ました。予選ではその結果が出せて嬉しく思います。
予選1回目ではトップタイムが出せてほっとしました。朝の公式練習でロングランもやれていますし、ここまでいい流れできていますから、決勝が楽しみです。スタートからぶっちぎって最初の10周でレースを決めてしまうぐらいの気持ちで走ります。
GT300クラス #33HANKOOK PORSCHE
影山正美
gt_r04_q_pc_kageyama 非常に嬉しいです。セパンは実は綱渡りのレースで、タイヤマネジメントに苦しみましたが、今日も同じような流れできていて、予選のパフォーマンスは高い反面決勝が心配です。今日はチームみんなのがんばりでポールが取れました。決勝は更に身を引き締めて頑張ります。
今の予選方式は速いドライバーを二人そろえたところが順当に上位にくるので、いいと思います。
藤井誠暢
gt_r04_q_pc_fujii ウェイトを積んでいるわりには予選1回目のタイムが良かったので、今日は予想より上のグリッドにいけるだろうとは思っていましたが、まさかポールが取れるなんて。
決勝では周りがどうだろうが自分たちの戦いをするだけです。それで勝てれば嬉しいですけど、駄目でもシリーズを考えた明日になると思います。
チームとも影山選手ともいいパートナーシップが築けていますから、あとは自分に与えられた仕事をどうやり遂げるか、というレースをするだけです。今の僕らのチームは上手く回っていると思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップ 伊藤大輔(#6エネオスSC)が5年ぶりのPP獲得!GT300は#33ハンコックがコースレコードを更新

2012オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」のスーパーラップが7月28日午後、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、公式練習から好調だった#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が予選1回目で樹立されたコースレコードを更に上回るタイムでトップに立った。

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スーパーラップは当初14時30分開始予定であったが、馬ノ背のイン側でアスファルトが剥離する等、路面の損傷が激しいためにその対応に時間を取られ、20分遅れの14時50分に開始された。
結局最も損傷の激しい馬ノ背コーナーについては問題個所に白線で×印が書かれ、ここを回避して走行するよう指示が下された。

最初に走行したのはGT300クラス。
予選1回目で10位だった#66アストンマーチンの吉本大樹を先頭にタイムアタックが行われた。
ランキング上位のチームがウェイトハンデに苦しみ、いいタイムを出せない中、6番目に出走した#88マネパランボルギーニGT3を駆る青木孝行が1'22.333の好タイムを記録してトップに立つ。88号車はここまで不運が続き、ウェイトハンデは無し。しかも第4戦を前に実施されたBOP(性能調整)によりエアリストリクター径が38mm×2から41mm×2に緩和されたことも有利に働いた格好だ。
しかし予選1回目を2番手で終え、スーパーラップを9番目に走行した#33号車は52kgのウェイトを積みながらも、アタックを担当した影山が予選に強いハンコックタイヤの特性を遺憾なく発揮して1’22.138を叩き出してみせた。これは予選1回目で#2紫電の加藤寛規が記録したコースレコードである1'22.162を更に上回るものだった。
その#2紫電のアタックを担当した高橋一穂が1'25.089に終わったため、#33ハンコックポルシェのGT300クラスポールが確定。以下#88ランボルギーニ、#31aprプリウスの順となった。
また、今回初参戦ながら見事SL進出を果たした#16無限CR-Zは武藤英紀が昨年のモラルハザードにより公式練習に参加出来ず、ぶっつけ本番でアタックに臨んだことも影響してか1'24.267、9位に終わっている。

続いて行われたGT500クラスは、3番目に出走した#35KeePer KRAFT SCのアンドレア・カルダレッリが1'15.537を記録。これを8番目に出走の#23モチュールGT-Rを駆る本山哲が1’15.191と大幅に上回ってトップに立つが、最後に出走した#6エネオスSCを駆る伊藤大輔が1'14.978と唯一の14秒台を叩き出し、公式練習、予選1回目に続いて教行われた全てのセッションでトップに立った。
#6号車は前戦セパンでもマシントラブルにより最後尾スタートを余儀なくされたものの、決勝では圧倒的な速さをみせて3位表彰台を獲得しており、今最も好調なチームと言えるだろう。
なお、このポールポジションは伊藤大輔にとっては2007年第1戦鈴鹿以来、つまりレクサス陣営に移ってから初めてのポールとなる。
また、チームルマンは2010年の特別戦、富士スプリントカップを例外として2003年のSUGO以来シリーズ戦での勝ち星から遠ざかっており明日優勝すれば9年ぶりの快挙となる。
予選2番手には#23モチュール、3番手には#12カルソニックとGT-R勢が続き、ホンダHSVの最上位は#17ケーヒンの8位と苦しい結果となった。

第4戦決勝は明日14時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選総合結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'16.489-174.343
215002S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'16.576 0.087174.145
3355003KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.909 0.420173.391
4365004PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'17.109 0.620172.941
5395005DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'17.124 0.635172.908
6125006カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'17.165 0.676172.816
7235007MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'17.255 0.766172.614
8195008WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'17.292 0.803172.532
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'17.502 1.013172.064
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'17.582 1.093171.887
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'17.727 1.238171.566
122450012D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'17.736 1.247171.546
1310050013RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'17.909 1.420171.165
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'18.610 2.121169.639
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'19.114 2.625168.558
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.073 5.584162.481
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'23.053 6.564160.564
18883003マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'23.398 6.909159.900
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.477 6.988159.748
PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.0791'14.978177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.5371'15.191177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.4901'15.422176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.1921'15.537176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.8991'15.595176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.9671'15.610176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.9751'15.823175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.9331'16.006175.451
9*39DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.3381'16.294174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.4141'16.567174.165
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900173.411
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.39は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ後のライト消灯違反)により訓戒のペナルティが科された。
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588R1'22.138162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.8861'22.333161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.6621'22.375161.886
4*911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.8421'22.535161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.0141'22.753161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.0931'22.865160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.1601'22.913160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.3951'23.034160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.0881'24.267158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'22.1621'25.089156.722
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635159.446
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907157.058
-*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted-
-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence-
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted-
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence-
  • 赤旗の原因となったCarNo.30及びCarNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。
  • CarNo.911の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ外でのライト点灯)により訓戒のペナルティが科された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT500クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔*
大嶋 和也
BS241'14.978--177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲*
ミハエル・クルム
BS441'15.191 0.213 0.213177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
BS261'15.422 0.444 0.231176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ*
BS21'15.537 0.559 0.115176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴*
ロイック・デュバル
BS281'15.595 0.617 0.058176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ*
MI141'15.610 0.632 0.015176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路*
平手 晃平
BS761'15.823 0.845 0.213175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大*
BS401'16.006 1.028 0.183175.451
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明*
MI601'16.294 1.316 0.288174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也*
山本 尚貴
BS701'16.567 1.589 0.273174.165
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT300クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美*
藤井 誠暢
HK52R1'22.138--162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行*
YH1'22.333 0.195 0.195161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男*
嵯峨 宏紀
YH101'22.375 0.237 0.042161.886
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝*
YH661'22.535 0.397 0.160161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典*
黒澤 治樹
YH121'22.753 0.615 0.218161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛*
千代 勝正
YH161'22.865 0.727 0.112160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司*
山内 英輝
YH81'22.913 0.775 0.048160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹*
星野 一樹
YH441'23.034 0.896 0.121160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀*
中嶋 大祐
BS1'24.267 2.129 1.233158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂*
加藤 寛規
YH501'25.089 2.951 0.822156.722
  • 'R'マークはコースレコード(1'22.162)を更新した。
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選1回目 暫定ポールは#6エネオスSC。初参戦の#16無限CR-Zも見事スーパーラップ進出を果たす

スポーツランドSUGOで行われている2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の公式予選1回目は、#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がGT500クラスのトップ、#2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規組)がGT300のトップだった。

gt_r04_q1_6 gt_r04_q1_2

公式予選1回目は12時40分にGT300クラスの専有走行から開始された。
今回はスーパーラップ方式ということで、各クラス上位10台ずつが公式予選2回目に駒を進めることが出来る。11位以下はこのセッションでスターティンググリッドが決まってしまう上、ここで使用したタイヤをスタート時に装着することが求められる。
走行時間は15分だ。

今回25台のエントリーがあり、2台が予選落ちとなる激戦となったGT300だったが、公式練習でトラブルの出た22RQ'Sヴィーマックと86ランボルギーニの2台が修復が間に合わずに不出走となってしまった。これで22号車の予選落ちが確定したが、86号車についてはシード車両のため決勝出走が保証されているため、アタックに参加した車両のうちの1台が予選落ちすることになった。
更にセッション半ばで#30アウディの坂本雄也がSPコーナーで、残り5分のところでは#99アウディの安岡秀徒が最終コーナーでそれぞれストップしたために2回の赤旗中断が入る荒れた展開になった。
こうした中、#2紫電をドライブした加藤寛規はセッション前半に1'22.162を記録してコースレコードを更新、一気にトップに立った。加藤はその後の走行には参加しなかったが、誰一人このタイムを破るものは現れなかった。
また、今回初参戦の#16無限CR-Zも中嶋大祐のドライブにより終了間際に7番手に飛び込み、見事スーパーラップ進出を決めている。
結局GT300クラスは#2紫電、#33ハンコックポルシェ、#31aprプリウス、#911タイサンポルシェ、#88マネハランボルギーニ、 #52グリーンテックSLS、#16無限CR-Z、#3SロードGT-R、#87JLOCランボルギーニ、#66triple aヴァンテッジがスーパーラップ進出を果たした。
一方、2度目の赤旗の原因となった#99アウディは最下位に終わり、予選落ちとなった。

続いて行われたGT500の走行は、タイヤ温存を狙ってか、開始から5分過ぎまで1台もコースインせず、セッション終盤にタイヤ1セットのみを使っての一発勝負となった。
ここでいち早く好タイムを記録したのは#23モチュールGT-Rのミハエル・クルム。アタック2周目に1'15.549を記録したが、すぐに#6エネオスSCを駆る大嶋和也が1'15.079を叩き出してトップに立った。更に#12カルソニックGT-Rの松田次生が2番手に食い込み、その結果#6エネオスSC、#12カルソニックGT-R、#23モチュールGT-R、#36ペトロナスSC、#17ケーヒンHSV、#1SロードGT-R、#38ZENT SC、#35KeePer SC、#39デンソーSC、#100レイブリックHSVの10台がスーパーラップ進出を果たした。

公式予選2回目は14時30分よりスーパーラップ方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選1回目結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.079--177.617
212カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.490 0.411 0.411176.650
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.537 0.458 0.047176.540
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.899 0.820 0.362175.698
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.933 0.854 0.034175.620
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.967 0.888 0.034175.541
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.975 0.896 0.008175.522
835KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.192 1.113 0.217175.023
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.338 1.259 0.146174.688
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.414 1.335 0.076174.514
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461 1.382 0.047174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633 1.554 0.172174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678 1.599 0.045173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788 1.709 0.110173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900 1.821 0.112173.411
---- 以上予選通過 ----
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH50R1'22.162--162.305
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588 0.426 0.426161.468
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.662 0.500 0.074161.323
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.842 0.680 0.180160.973
588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.886 0.724 0.044160.888
652GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.014 0.852 0.128160.639
716無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.088 0.926 0.074160.496
83S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.093 0.931 0.005160.487
987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.160 0.998 0.067160.357
1066triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.395 1.233 0.235159.906
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404 1.242 0.009159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453 1.291 0.049159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635 1.473 0.182159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635 1.473 0.000159.447
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656 1.494 0.021159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665 1.503 0.009159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276 2.114 0.611158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562 2.400 0.286157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776 2.614 0.214157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790 2.628 0.014157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907 2.745 0.117157.058
22*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted---
2386Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence---
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted---
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence---
  • 各クラス上位10台はスーパーラップに進出
  • 'R'マークはコースレコード(GT300: 1'22.274)を更新した。
  • 赤旗の原因となったNo.30及びNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習 トップタイムは#6エネオスSC。注目の#16CR-Zはクラス15番手につける

2012スーパーGT第4戦が7月28日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。
午前8時15分より2時間で行われた公式練習では#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)が1'15.376でトップタイム。GT300クラストップは#33HANKOOK PORCHE(影山正美/藤井誠暢組)で1'22.603だった。

gt_r04_p_6 gt_r04_p_33 gt_r04_p_16

公式予選日を迎えたスポーツランドSUGOは快晴。
ここ最近は不安定な天候の下で開催されることの多かったSUGOラウンドだが、今年は好天に恵まれての戦いが期待出来そうだ。

今回からは注目の#16MUGEN CR-Z GTが遂に参戦を開始。ドライバーは既に発表になった通り元インディカードライバーの武藤英紀とフォーミュラニッポン参戦中の中嶋大祐というコンビとなった。また昨年優勝の#14Team SGC IS350も久々に戦列復帰。ドライバーは昨年同様折目遼とアレキサンドラ・インペラトーリのコンビだ。
これによりGT300クラスはエントリー台数が25台に増え、GT500と合わせて40台となったため、今回は2台の予選落ちが出ることとなった。

セッション前半のトップは昨年のウィナー、#1S Road GT-Rだったが、終盤の専有走行で大嶋和也の駆る#6エネオスSCが1'15.376を叩き出してトップに立った。
続いて#36ペトロナスSCのロイック・デュバルも1'15.697で2番手につけ、1号車は3番手で走行を終えた。

GT300クラスは序盤から安定した速さを見せた#33ハンコックポルシェがトップタイム。2番手には#2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電が付けたが、#2紫電はセッション中盤に左リヤタイヤのバーストで予定外のピットインを強いられており、午後の公式予選への影響が懸念される。
#16無限CR-Zはクラス15番手、#14IS350はクラス17番手だった。

第4戦の公式予選は12:30分より予選1回目が、14:30よりスーパーラップが行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.376-176.917
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.697 0.321176.167
315003S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.848 0.472175.816
4235004MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'16.100 0.724175.234
51005005RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.141 0.765175.140
6385006ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'16.420 1.044174.500
7245007D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.457 1.081174.416
8125008カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'16.516 1.140174.281
9395009DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.587 1.211174.120
101850010ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.641 1.265173.997
111750011KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'16.899 1.523173.413
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'17.057 1.681173.058
131950013WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'17.104 1.728172.952
14*3550014KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'17.180 1.804172.782
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'17.234 1.858172.661
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.603 7.227161.439
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'22.689 7.313161.271
1833003S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'22.849 7.473160.959
19873004JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'22.964 7.588160.736
20523005GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'22.988 7.612160.690
21313006apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'23.059 7.683160.552
22883007マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'23.524 8.148159.659
239113008エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'23.544 8.168159.620
24113009GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.557 8.181159.596
25030010GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.576 8.200159.559
264830011DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.730 8.354159.266
276630012triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.927 8.551158.892
28*2730013PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.991 8.615158.771
294330014ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'24.133 8.757158.503
301630015無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'24.154 8.778158.463
316130016SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.177 8.801158.420
32*1430017Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.269 8.893158.247
33530018マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.294 8.918158.200
34430019GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'24.952 9.576156.975
353030020IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH61'25.129 9.753156.648
362130021ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'25.44610.070156.067
379930022Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YH1'25.55210.176155.874
388630023Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH1'26.00210.626155.058
3936030024RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'26.39711.021154.349
402230025R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'27.06211.686153.170
  • CarNo.35は、S-GT特別規則書第28条(ピットレーン通過速度の制限)違反により、罰金3万円のペナルティを科す。
  • CarNo.27は、S-GT特別規則書第28条(ピットレーン通過速度の制限)違反により、罰金3万円のペナルティを科す。
  • CarNo.14は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により訓戒のペナルティを科す。

Formula Nippon

FN:第4戦富士 Photo Gallery vol.2

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Photo: Naoto KATOH

Formula Nippon

FN:第4戦富士 Photo Gallery vol.1

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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FN:第4戦富士 天候二転三転の難レースをロッテラーが逆転で制す! トヨタエンジンはTOP8を独占 (TOYOTA)

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優勝したアンドレ・ロッテラー(中央左)、2位中嶋一貴(左)、
3位大嶋和也とトヨタドライバーが表彰台を独占した

 フォーミュラ・ニッポンの第4戦が7月14日(土)、15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 前戦オートポリスから約1ヶ月半ぶりとなる今大会は、全7戦で争われるシリーズの折り返しとなる。

 14日(土)は前夜の降雨により、朝方の公式練習走行はウェットコンディションとなったが、その後雨は止み、全日本F3の第5戦決勝が行われた時点では路面はドライ。しかし、全日本F3の決勝レース中に再び小雨に見舞われ、続いてノックアウト方式で行われたフォーミュラ・ニッポンの予選は、まだスリックで走れるがウェット宣言が出されるという状態で、午後2時10分から開始された。

 Q1は赤旗中断もあったが、セッション中に雨は止んだため、再開後各車順調にタイムアップ。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイムをマークした。上位13台がQ2へと進出するこのセッションでは嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が14番手、折目 遼(SGC by KCMG)が17番手で敗退となった。

 Q2では、Q1でトップタイムをマークしたロッテラーのタイムが伸びず、まさかの9番手敗退。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)も10番手でQ3進出を逃すことに。安田 裕信(KONDO RACING)が12番手となった。

 上位8台で争われたQ3は、セッション開始直前に再び雨が降り始め、コースは一気にウェットへ。セッション開始と同時に先陣を切ってコースインした中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションを獲得。大嶋 和也(Team LeMans)が2番手。国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が自身最高位グリッドとなる4番手につけた。

 5番手に松田 次生(TEAM IMPUL)、6番手にJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が続き、パドルシフト不調に見舞われた平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)は8番手となった。尚、平手はQ1セッション中にピット出口のホワイトラインをカットしたとして、決勝レースでは3グリッド降格。11番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

 15日(日)コース路面はほぼ乾いているが空は低い雲が覆い、決勝レース直前のウォームアップラン中にも若干降雨があるなど、タイヤ選択が悩ましい状況でスタートを迎えることとなった。12番手スタートの安田のみウェットタイヤ、それ以外は全車スリックタイヤでスターティンググリッドについた。

 午後2時、55周(250km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの中嶋一貴と2番手の大嶋は一歩も譲らず、サイド・バイ・サイドのまま1コーナーに進入。続くコーナーで前に出た大嶋が首位に浮上した。後方では、6台が横並びで1コーナーへと向かうほどの混戦模様となったが、8番手グリッドのロッテラーが好ダッシュを見せ、4位にジャンプアップ。

 2周目に入るストレート上では、多くの車両がオーバーテイクシステムを点滅させての激しい順位争いが繰り広げられ、ロッテラーは前を行く国本をパス、3位に浮上した。

 その直後、2周目の1コーナーでは中嶋一貴が大嶋のインをつき、一旦は前に出たと思われたが、止まりきれずアウトにはらんだところを大嶋が抜き返し、首位をキープ。その後は大嶋、中嶋一貴、ロッテラーが1秒ほどの差でトップグループを形成した。

 5周目あたりからコースの一部で降り始めた雨は、20周目過ぎにはかなり強くなり、部分的に激しい水煙を巻き上げるほどとなった。このため、国本ら数台がピットインしウェットタイヤへと交換したが、国本より上位の車両は難コンディションの中スリックのまま走行を続けた。

 30周目を過ぎると雨の勢いは弱まり、部分的には晴れている場所も出てくる状態に。中嶋一貴は大嶋との差を詰め、トップグループでは最初の39周目にピットイン、タイヤを交換せず、給油のみでピットアウト。翌周にピットに向かった大嶋も同じ作戦でコースに復帰したが、中嶋一貴は僅差で大嶋の前に出ることに成功した。

 その翌周ピットへ向かったロッテラーは、中嶋一貴、大嶋の後方でコースへ復帰したが、大嶋を猛追。テール・トゥ・ノーズに持ち込みプレッシャーをかけると、49周目1コーナー進入のブレーキングで大嶋がバランスを崩した隙を逃さず、ロッテラーは大嶋をパスし、2位に浮上した。

 勢いに乗るロッテラーは首位を逃げるチームメイトの中嶋一貴にも迫り、激しいバトルを展開。残り5周ほどの時点で、再び最終コーナー方面で雨が降り始め、難コンディションとなる中、残り3周、ロッテラーは最終コーナー手前の第13コーナーからプリウスコーナーにかけて中嶋一貴のインを付いて並び、首位を奪取。

 逆転を許した中嶋一貴は最後までロッテラーを追ったが、ロッテラーが逃げ切り、トップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。

 中嶋一貴が2位。大嶋が3位で表彰台を獲得。4位は10番手スタートから見事な追い上げを見せたデュバルが入った。デュバルらと激しいバトルを展開し観客を魅了した松田が5位。オリベイラが6位。7位、8位には平手、国本のセルモ・インギングコンビが入り、入賞圏内のトップ8をトヨタエンジン搭載車が独占した。

 今大会の結果、ドライバーズポイント争いでは中嶋一貴が再び首位に浮上。ロッテラーが4点差の2位で続いている。

 次戦第5戦は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。

Text & Photo: TOYOTA

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FN:第4戦富士決勝 難しいコンディションの中、塚越広大選手が9位完走を果たす (HONDA)

  • 2012年7月15日(日)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  決勝レース:55周(250.965km) 天候:曇りときどき雨  気温:25℃(14:00時点)  路面温度:30℃(14:00時点) コースコンディション:ドライのちセミウエット   観客:1万7700人(主催者発表)

 7月15日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝レースが開催されました。

 雨が降る可能性は低いとの天気予報とは裏腹に、富士スピードウェイのある小山町は今日も降ったり止んだりのはっきりしない空模様となりました。これにともない、路面コンディションはドライからウエットへ、ウエットからドライへと、何度となく移り変わり、各チームとドライバーを悩ませました。

fn120715001L.jpg  昨日、行われた公式予選では、前戦オートポリスで初優勝を遂げ、現在ポイントリーダーに立つ#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がHonda勢のトップとなる3番グリッドを獲得。さらに、フォーミュラ・ニッポンにデビューして2年目の#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)が公式予選で自身初のQ3進出を果たし、7番グリッドを手に入れました。続いて、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は10番グリッド、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は13番グリッド、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は15番グリッド、スポット参戦の#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は16番グリッド、そしてQ1でスピンを喫してラップタイムを記録できなかった#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は18番グリッドから、それぞれ55周の決勝レースに挑むことになりました。

 スタート進行が始まった午後1時過ぎ、コースはいったんすっかり乾きましたが、時折り雨がぱらつく空模様は相変わらずで、そのたびにコースの一部が湿りました。ただし、スタートが切られる午後2時が近づいても、コースの大半が乾いていたため、18台中17台がドライ用のスリックタイヤで決勝レースに臨みました。

 午後2時、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。3番グリッドの#41 塚越選手はスタートのタイミングがあわずに出遅れて6番手に後退。逆に#16 山本選手は2つポジションを上げ8番手で1周目のホームストレートを通過しました。以下、オープニングラップが終わった段階で、#32 小暮選手は10番手、#31 中嶋選手は11番手、#10 金石選手は13番手、#40 伊沢選手は14番手、#11 中山選手は16番手となっていました。

 2周目から3周目にかけて、#41 塚越選手と#16 山本選手はそれぞれ7番手と9番手にポジションを下げます。この段階で上位陣は1分30秒前後で周回を重ねていました。

 そのあと、5周目前後から軽い雨が降り始めます。序盤は、まだ路面を濡らすほどの雨脚ではなかったのですが、そのあとも小雨が降り続き、路面はハーフウエット状態に変化してスリックタイヤで走行するのが困難な状況となってきました。しかし、今にも雨は止みそうな空模様だったため、各チームはすぐにタイヤを交換する作戦を採らず、各ドライバーはウエット路面をスリックタイヤのままで我慢の走行を続けました。このため、#31 中嶋選手や#11 中山選手は軽いコースオフを喫しましたが、マシンにダメージを与えることもなく、そのまま周回を続けていきました。

 その中でも、予選でのミスによって最後尾グリッドからの追い上げとなった#40 伊沢選手は、前半から積極的に追い上げを試み、15周目には10番手まで浮上しました。続く16周目には#16 山本選手をパスし、9番手へと駒を進めます。そして、#41 塚越選手は引き続き7番手を走行。#16 山本選手は10番手、#31 中嶋選手は11番手、#32 小暮選手は13番手、#10 金石選手は14番手、#11 中山選手は17番手につけました。

 雨脚が強まったのは25周目を迎えたころ。このとき、ホームストレートでは時折り晴れ間が見られるものの、最終セクター付近では軽い水煙が上がるほどコースが濡れるなど、場所によってコンディションが異なる状況でした。一方で、レースの折り返し地点が迫っていたために、ピットストップのタイミングも近く、各チームはレインタイヤに履き替えるか、スリックタイヤで継続するかで頭を悩ませていました。

 ここでいち早くピットストップを行ったのは#16 山本選手と#32 小暮選手。2人は27周目にピットに入ると、給油とレインタイヤへの交換を済ませてコースへと復帰していきます。この時点でのコースコンディションからすれば、2人の判断は的を射たものでした。また、29周目には#41 塚越選手もこれに続き、レインタイヤへの交換を行いました。

 ところが、期待されたほど雨が降り続くことはなく、一時は1分46秒台まで落ち込んだラップタイムは37周目に1分40秒前後まで回復。このまま雨脚が強くならなければ、スリックタイヤのまま走行した方がむしろ有利な状況となりました。そこで、38周目にピットインした#10 金石選手と#31 中嶋選手はいずれもスリックタイヤのままコースに復帰。39周目には#11 中山選手、41周目には#40 伊沢選手がピットストップを行いましたが、いずれもスリックタイヤのまま走り続ける作戦を採りました。

 全車がピットストップを終えた43周目の段階で、Honda勢のトップは5番手を走行する#41 塚越選手。そしてレース前半に好タイムをマークしていた#32 小暮選手は8番手まで浮上し、#16 山本選手は9番手、#40 伊沢選手は11番手、#31 中嶋選手は13番手、#11 中山選手は15番手となって、レース終盤の追い上げを期していました。一方、#10 金石選手はパドルシフト系に問題を抱えたためにピットで修復作業を実施。この影響で17番手となっていました。

 レース終盤に向けてさらにコースコンディションは回復。このため、レインタイヤで走行を続ける#41 塚越選手はじわじわと後退し、結果的に9位となってチェッカーフラッグを受けました。#32 小暮選手は10位、#31 中嶋選手は11位、#16 山本選手は12位、49周目にスピンを喫した#40 伊沢選手は13位、スポット参戦でフォーミュラ・ニッポンのデビューレースとなった#11 中山選手は15位で完走を果たしました。#10 金石選手はピットでの修復作業が長引いた関係で規定周回数を満たすことができず、残念ながら完走扱いとはなりませんでした。

 優勝は#1 アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TEAM TOM’S)でした。

 この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算23点で3番手となり、さらに#40 伊沢選手は17点で5番手、#16 山本選手は4点で9番手となりました。

 フォーミュラ・ニッポン第5戦は8月4、5日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催されます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今回は、空力を研究して車体性能やブレーキング性能を上げてきましたが、攻めすぎた部分もあり、ドライバーの感覚に合致させるためにはもう少し時間が必要だと感じました。また、ピットストップでのタイヤ交換も、天候を読むという部分で裏目に出てしまった側面があります。ただし、今後に向けて期待のできる材料も見つかっているので、これをうまく生かして次戦につなげていきたいと思います」
塚越広大選手(9位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「まず、スタートで失敗して順位を落としてしまいました。そのあと、天候が荒れ、トップと同じ作戦では勝つのが難しいと考えられたので、早めにピットストップを行いましたが、結果的には自分たちの期待していた天候にはなりませんでした。今回は、いくつか反省点がある一方で、自分たちができることはしっかりやったという思いもあります。次戦のもてぎでは、今回の反省点を念頭に置き、しっかりとポイントが稼げるようにがんばりたいと思います」
小暮卓史選手(10位 #32 NAKAJIMA RACING)
 「苦しいレースで、順位も10位と振るいませんでした。ただし、サスペンションの前後バランスについては一歩前進したという手応えがありました。次のもてぎに向けては、今回のデータを元にしてセッティングを見直し、ベストを尽くしたいと考えています」
Text & Photo: HONDA

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FN:第4戦富士決勝 上位3人のコメント

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優勝 #1アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r04_r_pc_lotterer いいスタートができ、1コーナーのライン取りも決まって数台を抜くことが出来ました。その後は国本選手といいバトルが出来て、前に出ました。そこからは燃料をセーブしながらとにかく前についていこうと思って走りました。このとき、エンジンのピックアップに問題がありましたが、路面が乾くに連れてこのトラブルは解消されました。
ピットストップを終えてからはとにかくハードにプッシュしました。終盤は一貴選手といいバトルをして前に出ることが出来てよかったです。
今日は最後までスリックでいこう、とレース前から決めていました。今回持ち込んだウェットタイヤはもう少し低い温度域を想定したものだったし、路面が乾けばスリックに戻さなければならないからです。途中で雨が酷くなりましたが、思ったよりもタイヤがグリップしてくれましたね。
2位 #2中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r04_r_pc_nakajima 今日は天候も含めて難しいレースになると思っていました。
スタートは悪くなかったんですが、大嶋選手に前にいかれてしまいました。あそこで前に出ていたら、とは思いましたが、ピットストップまでは前が見える位置に居られればいいと思い、とにかくミスしないように走りました。
ピットストップの直前に大嶋選手に近づくことができ、インラップ、アウトラップでプッシュして前に出ることが出来ましたが、アンドレが後ろに迫ってきました。自分も出来るだけプッシュしたんですが、抜かれてしまって悔しいです。
雨が酷くなった時はレインに替えようかと無線で話はしましたが、予報では止むとなっていたので、我慢してステイアウトしました。。
3位 #7大嶋和也(Team LeMans)
fn_r04_r_pc_oshima 8分間のウォームアップ走行でいいフィーリングを掴むことが出来、スタートも決まって1コーナーでトップに立ち、その後も大きなロスも無く走れました。でもピットアウトの時にスピードリミッターの解除がうまくいかず、あそこで2~3秒はロスしました。あれがなければ、とも思いましたが、結局トップの二人のペースにはついていけなかったので、クルマも僕もレベルアップしないとまだまだ優勝は遠いと思いました。
ただ、今季初めて表彰台に上がれたことは良かったと思うので、気持ちを切り替えて後半戦に臨みます。
ウェットタイヤについては、自分はトップだったので後ろが動いたらピットに入ろうと思いましたが、スリックでも意外とグリップがあったのでそのまま走りました。でも本当は交換したかったです。
優勝チーム監督 舘信秀
fn_r04_r_pc_tachi ポイントについてはまだ計算していないんで、よく分かっていないんですが、今日のレースに関してはこれ以上無い一日でした。監督冥利に尽きます。
アンドレはルマンに続いての2連勝。おめでとうといいたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第4戦富士決勝 ロッテラーが雨に翻弄されたレースを制し2勝目!

 7月15日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝が富士スピードウェイで行われた。レースは、梅雨前線の影響でコンディションが目まぐるしく変わる難しいレースとなったが、ディフェンディング・チャンピオンのアンドレ・ロッテラー(ペトロナス・トムス)が、残り2周で先行するチームメイトの中嶋一貴を逆転。今季2勝目を挙げた。

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 昨日のノックアウト方式の予選は、最終Q3が急な雨によって運に左右された結果となった。このため、必ずしも速さの順に並んだグリッドではない部分もあり、決勝では多くのパッシングシーンが期待された。さらに、不順な天候が不確定要素となって、見る側にとっては面白い、チーム側にとっては難しいレースとなることが予想された。

 午後2時のスタート時間が近づいてくると、それまでグズっていた空からまた雨粒が落ちてきたが、これもいつまで続くのか予測は難しい。グリッドに就いたマシンは、ほとんどがスリックタイヤをチョイスしたが、ただ一人#3安田(コンドー)のみがレインタイヤで無謀とも思える賭けに出た。

 序盤レースをリードしたのは#7大嶋(ルマン)。スタート直後の1コーナーでトップに立つと、PP#2中嶋、8番グリッドから大きくジャンプアップした#1ロッテラーを従えて周回を重ねる。途中雨が強く落ちてくることもあったが、3者の間隔はつかず離れずで順位に変動はなかった。

 後方では、最後尾スタートの#40伊沢(ドコモ・ダンディライアン)が9位までポジションアップしたのが目立ったところ。賭けに出た#3安田は完全に読みが外れ、入賞を諦め淡々と走行するしかなくなっていた。

 レースが動いたのは40周目。ここまで一進一退の攻防を見せていた#7大嶋と#2中嶋が相次いでピットイン。先に動いた#2中嶋が給油のみでピットアウトすると、翌周にピットインした#7大嶋も同様の作戦に出る。しかし、#7大嶋はピットアウトの際マシンのスピードリミッターが解除できずに数秒をロス。作業時間の少なかった#2中嶋が、ピットアウトしてきた#7大嶋を抑え込んで1コーナーでトップに出る。

 このトップグループから、やや遅れて4位争いを演じたのは#19オリベイラ、#20松田のインパルコンビ。この両者もピットインするまでこの位置を守り続けた。

 トップ#2中嶋と2位#7大嶋の差はその後徐々に開きはじめ、このまま順位は確定かと思われた。しかし、残り10周から3位#1ロッテラーがこの両者を猛追。3秒あった2位#7大嶋との差を毎周確実に削り取り、ついに50周目の1コーナーでミスを誘って前に出る。

 2位を得た#1ロッテラーの勢いは止まるところを知らず、すぐさま#2中嶋の追撃態勢に入る。ここまで濡れたテクニカルセクションで速さを見せていた#1ロッテラーは、早くも次の周には#1中嶋の背後に迫り、53周目のプリウスコーナーで、ついに逆転。

 コースコンディションが目まぐるしく変わり、神経を擦り減らすレースで最後まで耐えてきた#1ロッテラーは、残り2周を切ったところでこのレース初めてのトップへ躍り出ると、そのまま今季2勝目のチェッカーを受けた。

 トップグループの約20秒後方で繰り広げられた4位争いを制したのは、終盤追い上げを見せた#8デュバル(キグナス・スノコ)。40周を過ぎてから#39国本(セルモ・インギング)#20松田らを料理して、前回の3位に続く上位入賞を果たした。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum

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FN:第4戦富士決勝結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/15) Race Result Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K551:28'45.190
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K551.090
37大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K554.584
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K5530.292
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K5533.714
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K5552.702
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5556.544
839国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K551'05.668
941塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E551'08.199
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E551'13.398
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E551'14.181
1216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E551'30.390
1340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E551'30.715
1462嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K541Lap 
1511中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E541Lap 
163安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K532Laps
----- 以上規定周回(49 Laps)完走 ----
-*10金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E4411Laps
-18折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K3718Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL) 1'29.031 (4/55) 184.507km/h
  • CarNo.10は、全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第32条11.違反(タイヤ交換時の危険行為)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

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FN:第4戦富士フリー走行2回目 ロッテラーが圧巻のトップタイム

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 夜半に降った雨は上がったが、午前8時からのフリー走行でのコースコンディションはハーフウェット。天候は予報でも回復傾向にあるものの、気まぐれな富士スピードウェイの空を考えると、決勝がドライコンディションである保証はない。 各チームは、ウェットセッティングを確認するために、慎重にマシンをコースに送り出す。

 真っ先にコースインしたのは、予選でPP(#2中嶋)、9位(#1ロッテラー)と2人のドライバーが明暗を分けたペトロナス・トムスの2台。予選でも積極的な姿勢が結果に結びついており、随所にチーム力の高さが感じられる。

 序盤、コースではかなり水しぶきが上がり、ラップタイムも1分41秒台にとどまっていたが、ライン上がうっすらと乾いてくると、タイムも徐々に上がってきた。

 開始から18分を過ぎて#20松田(インパル)が1分40秒を切ってくると、これに#2中嶋(トムス)、#39国本(セルモ)、#32小暮(ナカジマ)、#3安田(コンドー)らが39秒台で続き、ここから各車はさらにタイムアップ。

 30分間が経過した終了間際には、#1ロッテラー(トムス)が他を圧倒する1分37秒952を叩き出して、このセッションを締めくくり、以下、#20松田、#40伊沢(ドコモ)、#7大嶋(ルマン)、#19オリベイラ(インパル)、#41塚越(ドコモ)と続いた。
 この走行で気を吐いた#40伊沢は、予選をスピンで棒に振っているだけに、決勝での最後尾からの巻き返しが期待される。

 決勝は、午後2時スタート。55周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum, Naoto Katoh

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FN:第4戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/12) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'37.952--167.70
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.5960.6440.644166.61
340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.7410.7890.145166.36
47大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.7500.7980.009166.35
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.1771.2250.427165.63
641塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.1951.2430.018165.60
73安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'39.3581.4060.163165.33
82中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.3861.4340.028165.28
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'39.4851.5330.099165.12
1010金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.6131.6610.128164.91
1138平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'39.8381.8860.225164.53
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'39.8771.9250.039164.47
1339国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'39.9081.9560.031164.42
148ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'40.0742.1220.166164.15
1516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'40.5732.6210.499163.33
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'40.7932.8410.220162.98
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'41.5023.5500.709161.84
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'41.8913.9390.389161.22
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第4戦富士公式予選 コンディションがめまぐるしく変化するなか塚越広大選手が3番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年7月14日(土)・予選  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:曇りときどき雨 気温:24℃(14:00時点)  路面温度:27℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライのちウエット

 7月14日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選が開催されました。

fn120714001L.jpg  ここ数日、九州を中心に降り続いた大雨の影響を受け、富士スピードウェイのある静岡県地方も雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様が続いています。フリー走行と公式予選が行われた本日も、朝のうちは昨日来の雨の影響でコースコンディションはウエット。その後、いったんは乾いたものの、再び雨がぱらつくたびに路面が濡れるという変わりやすいコンディションとなりました。

 今回の第4戦富士大会、ならびに第5戦もてぎ大会では、Hondaのレギュラードライバー6名に加え、SUPER GTシリーズのGT500クラスにHSV-010 GTで参戦している中山友貴選手がフォーミュラ・ニッポンにスポット参戦することになりました。チームはHP REAL RACINGで、#11のナンバーをつけたマシンを走らせます。今回のスポット参戦に際し、中山選手は「フォーミュラ・ニッポンは日本のトップカテゴリーなので、ぜひ参戦したかった。チャンスをくださったHondaとHP REAL RACINGに感謝しています」と語っています。

 午前8時45分に始まったフリー走行では、路面が濡れていたために全車ウエットタイヤでコースイン。その後、セッションの半ばくらいからコースが乾いたため、順次スリックタイヤに交換し、引き続きマシンの感触を確かめていきました。

 このセッションでHonda勢のトップに立ったのは#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の5番手。以下、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は6番手、前戦のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン初優勝を果たし、シリーズポイント首位に立つ#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は7番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は10番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は13番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は15番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は16番手となりました。

 今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる予選を3つのセッションに分割、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決めます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果にしたがって決定します。

 Q1が始まる午後2時10分の直前、雨がぱらつき、それまで乾いていたコースの一部を湿らします。このためレースディレクターはウエット宣言を行いましたが、結果的にはほとんどのドライバーがドライ用のスリックタイヤでコースインしました。その後、雨が降ることはなく、間もなくコースは完全なドライコンディションとなります。このセッションでは、#41 塚越選手が1分26秒112で3番手となり、Honda勢のトップに立ちました。さらに、#31 中嶋選手は9番手、#16 山本選手は11番手、#32 小暮選手は12番手となってQ2進出を決めました。一方、#10 金石選手は15番手、#11 中山選手は16番手となり、この段階で明日の決勝でのスターティンググリッドが確定しました。一方、#40 伊沢選手はコースイン直後の最終コーナーでコースアウトを喫したため、ラップタイムを記録することができず、18番手となりました。

 続くQ2もコースコンディションは完全にドライ。ここでもHonda勢のトップは#41 塚越選手で、タイムは1分26秒152、順位は4番手でした。これに#31 中嶋選手が6番手で続き、フォーミュラ・ニッポン参戦2年目にして初のQ3進出を果たしました。なお、#16 山本選手は11番手、#32 小暮選手は13番手となり、それぞれの予選順位が確定しました。

 トップ8のスターティンググリッドを決めるQ3は、セッション開始直前に再び雨が降り始め、再びウエット宣言が出されます。ただし、まだコースはそれほど濡れていなかったため、各車スリックタイヤを履いてコースインしていきます。ところが、その後も雨脚は強まるいっぽうで、路面は見る間にびしょ濡れとなり、スリックタイヤでの走行は困難となりましたが、ピットストップしてウエットタイヤに交換している間にコンディションがさらに悪化する恐れがあったため、8名のドライバーはそのまま走行を続けていきました。この結果、#41 塚越選手は1分40秒034を記録して3番手、#31 中嶋選手は1分40秒631を記録して7番手となりました。

 天気予報によれば明日は雨が降ることなく、終日、曇りになるとの見通しなので、一日を通じて過ごしやすい絶好のレース観戦日和となりそうです。

 55周で競われる決勝レースは明日、7月15日(日)の午後2時にスタートが切られます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「これまでも富士のレースでは苦戦してきましたが、今回も自分たちの弱点を克服することができず、残念な結果に終わってしまいました。ライバルに比べてまだ劣っている部分があると率直に捉えています。明日は、現在ポイントリーダーの塚越選手がそのポジションを守り通すことが第一の目標となります。一方で、FNで初めてQ3進出を果たした中嶋大祐選手はよくがんばってくれたと思います。明日も上位入賞を果たしてくれるものと期待しています」
塚越広大選手(3番手 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「シーズン前に富士で行ったテストではあまりいい結果が出ていませんでした。その後、マシンを熟成していったなかでどのように感触が変化したかをフリー走行で確認したかったのですが、タイムとしてはあまり満足できる結果ではありませんでした。それをふまえ、エンジニアといろいろと相談してセットアップを見直してから予選に臨みました。Q1とQ2を走るなかで、自分たちの狙っていた部分はかなり改善されていることが確認できたので、それはよかったのですが、Q3ではアタックのタイミングを逃す形になってしまいました。これは素直に反省したいと思います。とはいえ、3番グリッドは決して悪いポジションではないので、ポイントリーダーの座をキープできるよう、明日の決勝レースでは全力を投じます」
中嶋大祐選手(7番手 #31 NAKAJIMA RACING)
 「Q3進出はチームとして目標にしていたことなので、その意味ではよかったと思います。ただし、ここまでくるのに1年少々かかってしまったことには、みなさんに対して申し訳ないと思っています。今回はもてぎで試したセットアップをベースに少し変更を加えたところ、これがうまく働いてくれました。明日の決勝でも高望みをすることなく、ポイント獲得を目標にしっかり走りきりたいと思います」
Text & Photo: HONDA

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FN:第4戦富士公式予選トップ3会見

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PP:#2中嶋一貴(ペトロナス・トムス)
fn_r04_q_pc_nakajima  朝のフリー走行では、ドライでニュータイヤを履いたとき、チームメイトのアンドレ(ロッテラー)ともあまり差もありませんでしたし、そこそこの手応えを感じていました。
 予選は、雨がパラついてタイヤ選択に迷ったりすることもありました、Q3まで順調でした。最後のQ3では運良く、最初にコースインできましたが、コースがかなり濡れていたので、最初の周からアタックしました。ラッキーな面もありましたが、全体では順調に運んだ予選だったと思います。
 ポールポジションは……え~っと、2007年のGP2以来でしょうか。フォーミュラ・ニッポンでは初めてですが、肝心なのは明日の決勝ですね。
2位:#7大嶋和也(ルマン)
fn_r04_q_pc_oshima  フリー走行では、ブレーキの調子が良くなくて、予選はそれを改善して臨みました。
 Q1、Q2では、常にトップに0.5~0.6秒足りない状況が続いていましたので、それを考えるとこのグリッドはラッキーですね。実は、最初の周しかないと思ってプッシュしたものの、Aコーナーで飛び出してしまったんです。運よく加速してコースに戻れたのでほんと、ついていたと思います。
3位:#41塚越広大(ドコモ・ダンディライアン)
fn_r04_q_pc_tsukakoshi  フリー走行では、クルマの挙動が掴めなくて悪戦苦闘していました。アンダーかオーバーかの傾向もはっきりしないような状態だったんです。
 でも、予選ではそれも改善されましたので、Q3まで順調に進めました。Q3はコースインした順番で決まってしまったような感じですが、3番手は悪くないので、きっちり走ってポイントリーダーの座を守りたいですね。
Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第4戦富士公式予選総合結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/0714) Knock Out Total Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
12中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.9071'25.9761'36.694
27大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.6481'26.3181'38.674
3*41塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'26.1121'26.1521'40.034
439国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.1781'26.3511'40.252
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.2801'26.0421'40.495
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.1471'25.7581'40.616
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'26.6181'26.3491'40.631
8*38平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.4931'26.3961'44.812
91アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.8111'26.417
108ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'26.3411'26.646
1116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'26.7811'26.802
123安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'27.0381'26.813
1332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'26.9331'27.016
1462嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'27.829
1510金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'27.974
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'27.981
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'28.256
---- 以上基準タイム(1'31.817)予選通過 ----
-40伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12Eno time
  • CarNo.41は、全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第24条10.により、黄旗区間を走行した当該周回のタイム(Q3)を採用しない。
  • CarNo.38は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)により、決勝レース3グリッド降格のペナルティを科す。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第4戦富士公式予選 中嶋一貴が初ポール獲得!

7月14日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選が富士スピードウェイで行われ、不安定な天候の下、運も味方にノックアウト方式の予選を戦い抜いた中嶋一貴(ペトロナス・トムス)がポールポジションを獲得した。

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今シーズン、ここまで3戦のポールシッターは、#40伊沢(ドコモ・ダンディライアン)、#1ロッテラー(ペトロナス・トムス)、#41塚越(ドコモ・ダンディライアン)の3人。果たして4人目が現れるのか、もしくは、3人のうち誰かが2度目のポールを獲るのか。過去3戦中2戦においてポールシッターが勝っているだけに、その行方が注目された。

■Q1

 13台に絞られるQ1は、開始直前に雨が降りだしたと思ったら、晴れ間が出るなど、気まぐれな天候のなか行われた。
 開始早々、気合いが空回りしてしまったのか、ポール候補の#40伊沢がスピンしてストップ。アタックすることなく予選を終えた。この処理のために6分間の中断があったものの、初参戦の#11中山(HPリアル)らルーキーがQ2進出を賭けて凌ぎを削り、結果、#62嵯峨(トチギ・ルボーセ)、#10金石(HPリアル)、#11中山、#18折目(SGC)の4人が弾き出され、これで14~18位が確定した。
 このセッションでは、#1ロッテラーが、朝のフリー走行の好調さを維持しトップタイムを記録した。

■Q2

 通過率6割、13台が8台となるQ2では、路面状況も完全に回復。しかし、いつ天候が崩れるかわからないため、各チームは最初から全開アタック。  熾烈な7分間を戦い抜いた結果、Q1でトップタイムをマークしながら予想外にタイムが伸びなかった#1ロッテラー、以下#8デュバル(キグナス・スノコ)、#16山本(無限)、#3安田(コンドー)、#32小暮(ナカジマ)が脱落。 #19オリベイラ(インパル)が順当にトップタイムをマークした。

■Q3

 気まぐれな空からまたしても雨が降り出し、各ドライバーは急速に濡れつつある路面のなか全開アタック。いの一番にコースインし、最初にタイムを記録した#2中嶋が、作戦勝ちのポールポジションを奪った。
 2位以下は、#7大嶋(ルマン)、41塚越、#39国本(プロジェクトμ・セルモ・インギング)、#20松田(インパル)、#19オリベイラ、#31中嶋大祐(ナカジマ)、#38平手(プロジェクトμ・セルモ・インギング)と、過去3戦とは少し顔触れの異なる上位グリッドとなった。

決勝は、明日15日、午後2時スタート。55周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.694--169.88
27大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.6741.9801.980166.48
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.8332.1390.159166.21
439国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'40.2523.5581.419163.86
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.4953.8010.243163.46
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.6163.9220.121163.26
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'40.6313.9370.015163.24
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'44.8128.1181.349156.73
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.758--191.55
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.9760.2180.218191.06
320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.0420.2840.066190.92
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'26.1520.3940.110190.67
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.3180.5600.166190.31
631中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'26.3490.5910.031190.24
739国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.3510.5930.002190.23
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.3960.6380.045190.13
--- 以上Q3進出 ----
91アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.4170.6590.021190.09
108ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'26.6460.8880.229189.59
1116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'26.8021.0440.156189.24
123安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'26.8131.0550.011189.22
1332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'27.0161.2580.203188.78
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2012/07/14) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.811--191.43
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.9070.0960.096191.22
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'26.1120.3010.205190.76
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.1470.3360.035190.68
539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.1780.3670.031190.61
620松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.2800.4690.102190.39
78ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'26.3410.5300.061190.25
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.4930.6820.152189.92
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'26.6180.8070.125189.65
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.6480.8370.030189.58
1116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'26.7810.9700.133189.29
1232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'26.9331.1220.152188.96
133安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'27.0381.2270.105188.73
---- 以上Q2進出 ----
1462嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'27.8292.0180.791187.03
1510金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'27.9742.1630.145186.72
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'27.9812.1700.007186.71
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'28.2562.4450.275186.13
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.8186.0073.562178.91
-40伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12Eno time---
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

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