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2011年5月

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行 #46モーラGT-Rがトップタイム。GT300トップはニューマシン458を投入したJIMゲイナー

スーパーGT第2戦のフリー走行は昨日とはうって変わってウェットコンディションの元で行われ、GT500クラスは#46 S Road Mola GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスは#11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)がトップだった。

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決勝部を迎えた富士スピードウェイは明け方から雨が降り、一旦は止んだもののフリー走行に先立って開催されたヴィッツのコンソレーションレースのあたりから再びコース上に雨粒が落ち始めた。
このため走行開始前にウェット宣言が出され、各車ウェットタイヤを装着しての走行となった。

走り始めの時点ではポールシッターの#39デンソーサードSCがトップに立ったが、15分過ぎに#12カルソニックGT-Rがこれを上回ってきた。タイムは1分44秒215。
暫くの間は12号車トップでセッションは進行したが、終了1分前に中嶋一貴の乗る#36ペトロナストムスSCが1分44秒178を叩き出すと、その直後に柳田真孝の乗る#46SロードモーラGT-Rが1分43秒158という圧倒的なタイムでトップに飛び込んできた。#32エプソンHSVを駆る中山友貴も最後の最後に1分44秒061で間に割って入り、1位ミシュラン、2位ダンロップ、3位ブリヂストン、4位12号車を挟んで5位にはヨコハマユーザーの24ADVANコンドウGT-Rと、参戦4メーカーが満遍なく上位に食い込む結果となった。
ポールシッターの39号車は結局7位で走行を終えている。

GT300クラスは開始早々から11号車が好タイムを連発。一時は500クラスの#17ケーヒンHSVをも凌ぐ快走で終始トップに留まり、新車フェラーリ458の仕上がりのよさを伺わせた。
以下、#66アストンマーチン、#4BMW Z4、#25ポルシェGT3、#27フェラーリ430とトップ5は全てLM-GTやFIA-GTが占める結果になった。

第2戦決勝は14時00分より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'43.158-159.239
2500232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'44.061 0.903157.857
3500336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'44.178 1.020157.680
4500412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'44.191 1.033157.660
5500524ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'44.316 1.158157.472
650061ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'44.420 1.262157.315
7500739DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'44.437 1.279157.289
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.561 1.403157.103
9500923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'44.692 1.534156.906
10500106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'44.708 1.550156.882
11500118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'45.007 1.849156.435
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'45.169 2.011156.194
135001319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'45.292 2.134156.012
145001417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'45.361 2.203155.910
155001535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'45.377 2.219155.886
16300111JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'52.384 9.226146.167
17300266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'53.72310.565144.446
1830034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'53.78310.625144.370
19300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'54.53411.376143.423
20300527PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'54.74511.587143.159
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'54.84711.689143.032
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'55.09311.935142.726
23300841NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'55.11811.960142.695
24300987リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'55.65012.492142.039
253001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'55.80312.645141.851
263001169サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'55.80812.650141.845
27300122エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'55.83412.676141.813
283001362R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'56.07412.916141.520
293001422R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'56.09812.940141.491
303001526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'56.13312.975141.448
313001643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'56.19713.039141.370
323001774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'56.23813.080141.320
333001831ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'56.29213.134141.255
3430019360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'56.32513.167141.215
353002034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'56.73113.573140.724
363002114SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH2'16.77633.618120.100
  • CarNo.1の接触行為に対し、黒白旗を提示した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が予選7番手を獲得 (HONDA)

 4月30日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT400km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。

 4月2日(土)~3日(日)に岡山国際サーキットで予定されていた開幕戦が東日本大震災の影響で5月21日(土)~22日(日)に延期されたため、この第2戦で2011年シーズンは幕開けすることになった。また、3月に予定されていた公式テストが中止になったことから、4月29日(金)に2回の習熟走行が実施された。

 昨年、デビューシーズンにしてSUPER GTのダブルタイトル(ドライバーおよびチーム)を勝ち取ったHonda HSV-010 GTは、今シーズンからエンジンの冷却機能であるラジエターを従来の車両前端から前輪の直後に移設するサイドラジエター化を実施した。これにより、旋回性能を一層高めたほか、空力特性にも改良を施して開幕の富士ラウンドを迎えた。

 今季もHondaからは5チーム5台がSUPER GTに参戦し、今年はタイトル防衛を最大のテーマとして全8戦のシーズンに挑む。体制に大きな変化はないが、#8 ARTA HSV-010のドライバーは、昨年までアメリカのオープンホイールレース最高峰であるインディカーシリーズに参戦していた武藤英紀と、初めてSUPER GTシリーズにフル参戦する23歳の小林崇志による組み合わせに一新された。

 ゴールデンウィーク2日目のこの日、御殿場周辺は風が強いもののまずまずの好天に恵まれ、およそ1カ月遅れとなった開幕戦を待ちかねた数多くのファンがサーキットに駆けつけた。

 開幕戦の予選は「スーパーラップ方式」が採用された。予選1回目の走行タイム上位10台に出場する権利が与えられる「スーパーラップ」で、各車が1台ずつタイムアタックを行い、決勝のスターティング・グリッドが決定する。

 5台のHSV-010 GTは、午前中の公式練習に続いて行われた公式予選1回目に出走し、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が1分33秒555を記録して3番手につけたほか、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が1分33秒914で6番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が1分33秒994で8番手となり、この3台がスーパーラップ進出の権利を手に入れた。この時点で、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)と、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は、それぞれ12番グリッドと13番グリッドから明日の決勝に臨むことが決まった。

 GT500クラスのスーパーラップは15:35に開始。3番目にアタックした#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分33秒749で7番手につけたが、#1 ウイダー HSV-010のデュバル選手と#17 KEIHIN HSV-010の金石選手はアタック中にスピンを喫したために、タイムが計測されず、#1 ウイダー HSV-010は9番グリッドから、#17 KEIHIN HSV-010は10番グリッドから明日の決勝に挑むことになった。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「昨日の走り始めから仕上がりは良好で、今朝の公式練習でもいい手応えをつかんでいたので、予想外の結果に驚いています。アタック前にデュバル選手は『ポールポジションをとる自信がある』と語ってくれましたし、実際に彼が記録したセクター1のタイムも圧倒的に速かったので、スピンを喫してしまったことはとても残念です。ただし、マシンのバランスはいいので、決勝では追い上げていけるでしょう。明日は悪天候の予報がでているので、決勝はウエットレースになりそうですが、条件はほかのチームも同じなので、最高の結果が得られるように引き続き努力していきます」
伊沢拓也選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
 「決して喜べるようなタイムでも順位でもありませんでした。この富士で狙っていたものとはかけ離れていて残念に思っています。今日は午前中のフリー走行からとても調子はよかったのですが、午後になって強風や寒さといったコンディションの変化に調整がうまく取れませんでした。スーパーラップはうまくまとめることができましたが、自分の想像していたものより悪いタイムと順位になってしまいました。ただ、マシンは走り始めからいい調子をキープしています。チームが作り上げてきたものが形となってきているので、決勝レースでは絶対に速く走れる自信があります。明日は天気が荒れるという予報になっていますが、個人的には雨は有利に働くと思いますし、気持ち的には前へ前へと進むだけです。昨年は開幕戦で表彰台に立っているので、今年もベストを尽くしてがんばります」
山本尚貴選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
 「オフシーズンのテストからとても調子がよかったので、今大会は自分自身に期待をしていました。伊沢選手のスーパーラップでは結果がついてきませんでしたが、決して流れは悪くないので、あまり心配はしていません。チームが冬の間にしっかりとマシンを仕上げてくれたので、明日は自信を持って臨めばいい結果が出ると思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #39 DENSO SARD SC430
石浦 宏明
gt_r02_q_pc_ishiura レースウィークの始まりからクルマのバランスはよくて、走るごとによくなっていきましたし、タイヤもどんどんよくなっていきました。
予選1回目はコースアウトした100号車が目の前に戻ってきたことと、自分の中で詰め切れてない部分があったためにタイムがでませんでした。
チームを移籍する際に監督やエンジニアの人選など、いろいろわがままを聞いてもらい、チームを一から立ち上げたので、結果を残さなければ、というプレッシャーがありました。今回ポールが獲れたことについてはタイヤ屋さんやチームスタッフ、TRDの皆さんに感謝しています。
今日はロングランで一番よかったタイヤで予選を走ってこの結果なので、明日の決勝にも自信があります。加藤代表には喜んでいただけましたが、「未だ明日があるからな」とも言われています。名門チームを復活させたいという思いがあるので、明日もいい結果を残したいです。
井口 卓人
gt_r02_q_pc_iguchi 公式練習のときはまさかポールポジションが獲れるなんて思っていませんでしたが、石浦さんの走りは今も鳥肌が残ってるほどすごかったです。46号車も速くて、ミシュラン勢同士の戦いになると思ってはいましたが、石浦さんのすごい走りでこの結果が出たのだと思います。
タイヤに関しては冬の間からテストで走りこんでいるので、明日もいけると思います。
GT300クラス ※ #88 JLOCランボルギーニRG-3
関口 雄飛
gt_r02_q_pc_sekiguchi 昨日のテストからトップ10には入れていましたし、走るごとにクルマは良くなっていました。今日は公式練習の最後でニュータイヤを履いたら1秒も遅かったので心配していましたが、予選ではタイムが出ました。
明日は最低でも表彰台には上がりたいですね。
井入 宏之
gt_r02_q_pc_iiri 昨日からクルマは今までに無いくらいよかったです。予選の結果については、モニターを見るまでも無く、彼がピットロードに出て行くのを見た時点でポールを確信していました。
明日は自分にできることをきちんとやって、最高の結果を残したいです。

※ 88号車は予選後の車検で最低重量違反の判定が下されたため、この会見後に失格となりました。
これによりポールポジションは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)となっています。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士スーパーラップ #39サード15年8ヶ月ぶりのポール獲得!GT300は#88ランボにまさかの失格裁定

2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」は4月30日スーパーラップ形式の公式予選を行った。気温、路面温度が低下する難しいコンディションでスピン、コースアウトが続出する中、GT500、GT300両クラスともにミシュランタイヤを装着したチームが好タイムを連発する展開となり、GT500クラスは#39DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300クラスは#88JLOCランボルギーニRG-3(井入宏之/関口雄飛組)がそれぞれトップタイムを記録した。
ところが88号車は予選後の車検で最低重量規定違反と判定され、失格となったため、GT300クラスのポールは繰上げで#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)となった。

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スーパーラップは15時にGT300クラスから開始された。
朝方の晴天とは対照的に、空はどんよりと曇り、気温、路面温度もそれにつれて急激に下がっていった。GT500のアタックが開始される頃には路面温度は18℃にまでなっていた。

このため、どのドライバーもタイヤのウォームアップに手を焼くこととなり、スピンやコースアウトでアタックの権利を失うものも現れた。
金石年弘のドライブした#17ケーヒンHSVと、ディフェンディングチャンピオンの#1ウイダーHSVがそれだ。17号車は1コーナーで、1号車はコカコーラコーナー立ち上がりで姿勢を乱してスピン、コースを飛び出した。1号車をドライブしていたのはロイック・デュバルだった。
スーパーGTでは2011年のスポーティングレギュレーション改訂で四輪全てがコース外に出た車両はノータイムとすることとなっているため、この2台は予選1回目のタイムに従い1号車9番手、17号車10番手となった。

そのほかの車両も特にセクター2、3のコントロールに苦しんだ。特に顕著だったのがブリヂストン勢。一方ヨコハマ勢は2番目に出走した#24ADVANコンドーGT-Rが1分33秒068の好タイムを記録。これをBS勢は誰一人上回ることができない。
結局これを打ち破ったのは7番目に出走した#39石浦宏明、そして最後にアタックした#46ロニー・クインタレッリの2名だけ。いずれもミシュランタイヤを装着しているチームだった。
石浦は1分32秒738、クインタレッリは1分32秒966を記録。コンマ2秒差で39号車がポールポジションを獲得した。

チームサードがポールを獲得するのは実に15年8ヶ月ぶり。1995年9月のスポーツランドSUGO以来だ。当時のドライバーは故ジェフ・クロスノフだった。

GT300クラスは#87ランボルギーニの織戸学、#25ポルシェの土屋武士らのベテラン勢がまさかのコースオフやスピンでノータイム判定を受ける中、山内英輝のドライブする#27イカ娘フェラーリが5番手出走で1分43秒181を記録、一気にトップに躍り出る。
後に続く#66吉本大樹、#4谷口信輝らはこれを上回ることができなかったが、GT500で好調なミシュランタイヤを装着する#88関口雄飛が1分42秒257を叩き出してトップに立つ。
最後に出走した#33影山正美もセクター1、セクター2と関口を上回ったが、1分42秒288と僅かに及ばず、全車走行を終えた時点では88号車がトップとなった。

ところが予選後の車検で88号車の車両重量が1.5kg足りないことが判明。
失格の裁定が下され、33号車が繰り上げでポールポジションという、後味の悪い結果となった。

スーパーGT第2戦決勝は明日14時より66周で行われる。
大会名としては400kmレースとなっているが、既報の通り昨今の情勢を鑑みて実際のレース距離は300kmとなった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'33.817R1'32.738177.131
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MIR1'32.481R1'32.966176.697
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.0761'33.058176.522
4*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.3141'33.204176.246
56ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'33.9661'33.210176.234
6*23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'33.8731'33.401175.874
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.9941'33.749175.221
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.2041'33.760175.201
9*1ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'33.555no time-
10*17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'33.914no time-
1138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.218174.349
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.520173.792
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'34.538173.759
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'34.922173.056
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'36.213170.734
  • CarNo.12は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
  • CarNo.23は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
  • CarNo.1は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.17は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
■GT300 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.9201'42.288160.594
227PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.6861'43.181159.204
3*66triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.6541'43.331158.973
44初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.6011'43.550158.636
52エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'43.8501'43.814158.233
6*11JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.7731'44.451157.268
743ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'43.7621'44.501157.193
8*25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.504no time-
9*87リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'43.750no time-
1062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.182157.674
1186JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.183157.673
1274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.272157.538
1326Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.511157.178
14360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'44.542157.131
1531ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.663156.949
1614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.865156.647
1741NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.886156.616
1834ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.052156.368
1969サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.213156.129
2022R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.569154.142
---- 以上予選通過 ----
-88JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YHDeleted-
-7エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHno time-
  • CarNo.66,11は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により訓戒とする。
  • CarNo.25は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.87は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
  • CarNo.87は、GTAブルテンNo.008規定車両重量1,180kg違反により、予選の(SL迄の)記録を削除する。

SUPER GT

SGT:第2戦富士スーパーラップGT500クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
*石浦 宏明
井口 卓人
MI1'32.738--177.131
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
*ロニー・クインタレッリ
MI1'32.966 0.228 0.228176.697
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
*安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'33.058 0.320 0.092176.522
412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.204 0.466 0.146176.246
56ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
*大嶋 和也
BS1'33.210 0.472 0.006176.234
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
*ブノワ・トレルイエ
BS1'33.401 0.663 0.191175.874
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
*伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.749 1.011 0.348175.221
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'33.760 1.022 0.011175.201
91ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
*ロイック・デュバル
BSno time---
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
*金石 年弘
塚越 広大
BSno time---

SUPER GT

SGT:第2戦富士スーパーラップGT300クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
188JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
*関口 雄飛
YH1'42.257--160.642
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
*影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.288 0.031 0.031160.594
327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
*山内 英輝
YH1'43.181 0.924 0.893159.204
466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
*吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.331 1.074 0.150158.973
54初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
*谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.550 1.293 0.219158.636
62エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
*加藤 寛規
YH1'43.814 1.557 0.264158.233
711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
*平中 克幸
DL1'44.451 2.194 0.637157.268
843ARTA Garaiya
ASL Garaiya
*高木 真一
松浦 孝亮
BS1'44.501 2.244 0.050157.193
925ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
*土屋 武士
YHno time---
1087リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
*織戸 学
YHno time---

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選1回目 #46モーラGT-Rがコースレコード樹立で堂々の暫定ポール!

スーパーGT第2戦富士の公式予選1回目は#46S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がコースレコードを大幅に更新する1分32秒481を記録し、見事暫定ポールを獲得した。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップだった。

gt_r02_q1_46 gt_r02_q1_33

公式予選1回目は13時15分開始。空には雲が厚くかかるようになり、最終コーナーからは1コーナーに向かって強い風が吹いてきた。そのあまりの強さにスタンドの応援旗がコースに飛び込むほどだ。
そんな状況の中、予選は25分間の両クラスの混走でスタートした。
今シーズンはGT500クラスも15台と台数を増やしたため、スーパーラップには両クラスとも上位10台が進出できることとなった。

最初にトップに立ったのは#39サードSCを駆る石浦宏明。しかしすぐに#24コンドーGT-Rの安田裕信が上回る。#36ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラーも2位に上がってきた。しかしこの時点のタイムは未だ1分34秒台。午前中の公式練習で46号車が1分33秒台を記録していることを考えれば、到底安心できる状況ではない。
事実その後も順位は目まぐるしく入れ替わり、25分が経過してGT300専有のボードが提示された時点では#46モーラGT-R、#24コンドーGT-R、#6エネオスSC、#36ペトロナスSC、#100レイブリックHSV、#8ARTA HSV、#1ウイダーHSV、#32エプソンHSV、#12カルソニックHSV、#23モチュールHSVの順で、ここまでがSL進出圏内となった。46号車同様にGT300クラスからステップアップしてきた#19ウェッズスポーツSCは14位と苦しい状況だ。

上位陣の争いは専有走行になってさらにヒートアップ。残り5分間で目まぐるしい順位の移動があったが、ここでも頭一つ抜け出したのは46号車だった。
#23モチュールGT-Rのブノワ・トレルイエ、#39サードSCの石浦らが次々に自己ベストを更新してトップに立つが、#46モーラGT-Rもクインタレッリの果敢なアタックにより残り時間1分で午前中のベストタイムをも大幅に上回る1分32秒590のコースレコードを叩き出し、再びトップに躍り出る。
クインタレッリは続く最後のアタックでも1分32秒481とタイムをさらに縮め、2位以下にコンマ8秒以上の大差をつけて暫定ポールを確定させた。
2位にはJ.P.オリベイラがアタックした#12カルソニックGT-Rがつける。GT-R勢は#23モチュールが5位、#24コンドーが9位と全車がSL進出を果たした。
一方、富士を得意としてきたレクサスSC勢は#39サードの4位が最上位。#6エネオスが7位、#36ペトロナスが10位に終わり、#38ZENT、#19ウェッズスポーツ、#35KRAFTがここで予選を終えることに。
HSV勢はディフェンディングチャンピオンの#1ウイダーが3位、#17ケーヒンが6位、#100レイブリックが8位という結果で、インディカーから国内復帰してきた武藤英紀の駆る#8ARTAと#32エプソンが惜しくもSL進出を逃した。

GT300クラスは開始10分を前に#33号車を駆る藤井がトップに立つと、その後も快調に周回を重ねてそのまま逃げ切った。
しかし2位以下はまさに団子状態。
#27イカ娘フェラーリ、#4初音ミクBMWといった所謂痛車勢が上位に食い込んでくる。27号車には全日本F3で活躍中の山内英輝、4号車には昨年まで雨宮RX-7で活躍していた谷口信輝が乗っていることを考えればそれも当然のことか。
ここに#88ランボルギーニの関口、#25ポルシェの都筑らが割って入り、終わってみれば#33ポルシェ、#88ランボルギーニ、#25ポルシェ、#4BMW、#66アストンマーチン、#27フェラーリの順。同じフェラーリでもLM-GT仕様の458を持ち込んだ#11JIMゲイナーは9位、新たにエヴァンゲリオンカラーを纏った#2紫電は10位で無事SL進出を果たした。

スーパーGT第2戦のスーパーラップはこの後15時より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選1回目結果

■GT500クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MIR1'32.481--177.624
212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'33.314 0.833 0.833176.038
31ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'33.555 1.074 0.241175.584
439DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'33.817 1.336 0.262175.094
523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'33.873 1.392 0.056174.990
617KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'33.914 1.433 0.041174.913
76ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'33.966 1.485 0.052174.816
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'33.994 1.513 0.028174.764
924ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.076 1.595 0.082174.612
1036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.204 1.723 0.128174.375
---- 以上スーパーラップ進出 ----
1138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.218 1.737 0.014174.349
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.520 2.039 0.302173.792
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'34.538 2.057 0.018173.759
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'34.922 2.441 0.384173.056
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'36.213 3.732 1.291170.734
---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'37.772)----
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'33.022
■GT300クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'42.920--159.607
288JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'43.050 0.130 0.130159.406
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.504 0.584 0.454158.707
44初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.601 0.681 0.097158.558
566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.654 0.734 0.053158.477
627PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.686 0.766 0.032158.428
787リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'43.750 0.830 0.064158.331
843ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'43.762 0.842 0.012158.312
911JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.773 0.853 0.011158.296
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'43.850 0.930 0.077158.178
---- 以上スーパーラップ進出 ----
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.182 1.262 0.332157.674
1286JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.183 1.263 0.001157.673
1374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.272 1.352 0.089157.538
1426Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.511 1.591 0.239157.178
15360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'44.542 1.622 0.031157.131
1631ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.663 1.743 0.121156.949
1714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.865 1.945 0.202156.647
1841NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.886 1.966 0.021156.616
1934ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.052 2.132 0.166156.368
2069サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.213 2.293 0.161156.129
2122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.569 3.649 1.356154.142
---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'48.315)----
-7エバンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHAbsence---

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'33.891-174.956
25002100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'34.029 0.138174.699
350031ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'34.149 0.258174.477
4500417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'34.155 0.264174.466
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'34.171 0.280174.436
6500623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'34.305 0.414174.188
7500738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'34.309 0.418174.181
8500836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'34.320 0.429174.160
9500932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.487 0.596173.852
10500106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'34.587 0.696173.669
115001124ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'34.704 0.813173.454
125001235D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'34.913 1.022173.072
135001339DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'34.940 1.049173.023
14500148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'35.115 1.224172.705
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'35.343 1.452172.292
16300127PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'43.519 9.628158.684
17300233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'43.565 9.674158.613
1830034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'43.754 9.863158.324
19300466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'43.757 9.866158.320
20300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'43.830 9.939158.209
21300625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.91110.020158.085
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'43.95710.066158.015
23300886JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'44.06010.169157.859
24300943ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'44.18410.293157.671
25300102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'44.24310.352157.582
263001162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'44.29310.402157.506
273001231ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'44.45010.559157.270
283001341NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'44.62910.738157.000
293001474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'44.81410.923156.723
303001569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'44.93211.041156.547
313001626Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'44.94311.052156.531
323001714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH1'44.94611.055156.526
333001887リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'45.01311.122156.426
3430019360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'45.07511.184156.334
353002034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'45.73511.844155.358
363002122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'46.72312.832153.920
-300227エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YHAbsence--

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習 GT500デビュー戦の#46モーラGT-Rがトップタイム!

2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」の公式練習が4月30日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは昨年GT300を制してステップアップしてきた#46S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がいきなり1分33秒891のトップタイムを叩き出した。
GT300クラスは今年から痛車の仲間入りをした#27PACIFIC NACイカ娘フェラーリ(山岸大/山内英輝組)が1分43秒519で一躍トップに躍り出た。

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先月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月開催予定だった第1戦岡山大会が延期となり、これが実質的な開幕戦となる第2戦富士ラウンド。公式予選日は晴天に恵まれ、開幕を待ち望む多くのレースファンが朝早くからサーキットに駆けつけた。

そうした中、公式練習は午前9時10分より1時間45分で行われたが、事前の合同テストが中止になった影響もあったのか、トラブルに見舞われる車両がいくつか見られた。開始20分過ぎに#23モチュールGT-Rのリヤウィンドウがもぎとられるというアクシデントが発生、23号車はそのままピットに入り、このセッションの走行を終えることとなった。
さらに開始40分で#43ARTAガライヤの左フロントホイールが脱落、こちらはコース脇にストップしたために赤旗中断となってしまった。
車両回収がすみ、セッションが再開したのは20分後の10時8分頃。この時点でトップに立っていたのは#46エスロードGT-R。GT500クラスにステップアップして初めてのレースながら、経験豊富な柳田真孝、ロニー・クインタレッリのコンビが快調にタイムを上げ、開始20分過ぎにトップに躍り出た。

結局再開後は各車ロングランに切り替えたためか、1分35秒~40秒台の走行に終始したため、そのまま46号車がこのセッションのトップとなった。
しかしタイムを見ればトップの46号車から11位の#24ADVANコンドーGT-Rまでが1秒以内にひしめく接戦で、この後の予選での激しい争いが大いに期待される結果だ。

GT300クラスは#27イカ娘フェラーリが開始早々にトップタイムを記録、#33ハンコックポルシェ、#4初音ミクBMWが続く。
こちらも上位12台が1秒以内。

GT500、300ともスーパーラップ進出をかけた戦いは全く予想もつかないものとなりそうだ。

公式予選1回目はこの後13時15分より、スーパーラップは15時より行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Challenge Japan

FJC:2011年ポイントランキング(第2戦終了時点)




サーキット


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鹿








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鹿

鹿

鹿

鹿
T
O
T
A
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日  程 5
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24
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24
5
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14
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15
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12
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13
8
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6
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7
10
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8
10
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9

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/

/
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
1勝田 貴元105            15
2平川 亮77            14
3平峰 一貴2F11            13
4高星 明誠50            5
5近藤 翼3P1            4
6清原 章太03            3
7松崎 俊祐02            2
7元嶋 佑弥F11            2
9仁木 圭之10            1
9石井 一也P10            1
-篠谷 大幹00            0
-小河 諒00            0
-周藤 康平00            0
-柴田 隆之介00            0
-山部 貴則00            0
-岩月 邦博00            0
-川端 伸太朗00            0
-朱 戴維0-            0
-山田 真之亮00            0
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:10点、2位:7点、3位:5点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。また、ポールポジション(P)、ファステストラップ(F)にはそれぞれ1点が加算されます。

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士決勝 平峰一貴がぶっちぎりの初優勝! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第2戦決勝は4月24日10時15分より富士スピードウェイにて21周で行われた。

 第1戦が、23日から本日早朝に順延となったため、今回は1日で立て続けに2レースの決勝を行うハードスケジュールとなった。

 このため、第1戦でクラッシュした#16朱戴維はこの1時間あまりのインターバルでは修復が間に合わず、残念ながらスタートを断念した。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの#3近藤翼。5番手スタートの#17平峰一貴がここで一気にジャンプアップして2位につける。

 平峰はそのまま一気に近藤との差を詰めていき、3周目のダンロップコーナーでインに飛び込み、トップに立つと、その後も快調にペースを上げ、後続を突き放していった。

 序盤3番手を走行していたのは第1戦3位の#12高星明誠。4周目の1コーナーでは一旦#11石井一也の先行を許すが、石井は第1戦のアクシデントで傷めた左リヤサスに再びトラブルが発生してレースを終えることに。

 この間に#9勝田貴元、#4平川亮が立て続けに高星を抜いて3位、4位に上がってきた。

 序盤の勝田のペースは飛びぬけて速く、2位近藤との差は瞬く間に縮まっていく。

 そして遂に9周目、勝田は1コーナーで近藤のインに飛び込む。クロスラインをとって抜き返した近藤だったが、勝田はすかさずヘアピンで前に。平川も10周目の1コーナーで近藤を捉え、10周を終えた時点の順位は1位平峰、2位勝田、3位平川となった。

 しかし勝田は後半に入ってリヤタイヤがヒート気味となったため、14周目に平川の先行を許す。平川は終盤に入ってから1分43秒0台にペースを上げ、徐々に平峰との差を縮めていった。

 しかし平峰も18周目に1分43秒001、ファイナルラップではこの日のファステストとなる1分42秒998を叩き出し、2位以下に9.571秒の大差をつけて参戦2年目にして初の勝利をものにした。

 2位は平川、3位は勝田といずれも2戦連続で表彰台に上がることになった。

 なおルーキー最上位は#18清原章太の4位だった。

 次回の舞台は鈴鹿サーキット。5月14日第3戦決勝、15日に第4戦決勝が行われる。

優勝:平峰一貴(東京中日スポーツ賞受賞)
fcj_r2ph05.jpg  「今日開幕を迎えることができるかどうか心配していましたが、走ることができたことが一番嬉しいです。予選ではトラフィックに捕まってしまい、タイムを出せませんでした。決勝でも第1戦のスタートでストールしてしまい、本当に悔しい思いをしたので、第2戦は5番手スタートだろうがなんだろうが勝つしかない、と思っていました。今日レースができたこと、優勝できたことについて、ホンダの皆さんやメカニックの皆さん、そして自分の親に感謝します」
2位:平川亮
 「2戦続けて2位に入れてホッとしました。正直勝ちたい気持ちはあったのですが、スタートでポジション取りに失敗して順位を落としてしまいました。それでもペース自体は良かったので、2位になれました。次の鈴鹿ではスタートして1、2周で前に出られるようにしたいです」
3位:勝田貴元
 「今回開幕戦を開催できたのはFCJ事務局とスタッフの皆さんのお陰です。皆さんに感謝しています。今日は第1戦で優勝、第2戦で3位といずれも表彰台に立てて最高の一日になりました。僕も頑張りましたけど、皆さんの努力のお陰だと思います。このレースでは8番手スタートでしたが、序盤で3~4台抜いて順位を上げよう、というシミュレーションをして、その通りにできたんですが、後半はリヤタイヤをヒートさせてしまい、苦しくなりました。それで一旦譲る形で平川選手を前に出して、ついていこうと思ったんですが、できませんでした」

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Text & Photo: Japna Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士決勝結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/24) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
117平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR2136'12.565
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ219.571
39勝田 貴元LUCK FTRS FCJ2113.367
418清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA2121.590
519松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ2124.426
68元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR2125.013
71川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ2128.264
82山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR2130.349
93近藤 翼NDDP Maruso FCJ2131.198
1010篠谷 大幹FTRS FCJ2136.766
117小河 諒宝華Racing with DL2138.195
125周藤 康平ドリームマックスFCJ2143.369
1314山部 貴則ウインズガレージFCJ2148.447
146岩月 邦博明京602パームタウンガレージ211'01.507
1513柴田 隆之介アストチームSBT・FC106211'02.065
16*12高星 明誠NDDP FCJ211'03.256
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-11石井 一也FTRSスカラシップFCJ417 Laps
-15仁木 圭之ALT Team Naoki ST120 Laps
-16朱 戴維NDDP FCJ-DNS
  • Fastest Lap: CarNo.17 平峰一貴(HFDP/SRS-F/コチラR) 1'42.998 (21/21) 159.487km/h
  • CarNo.12は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①②違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第1,2戦公式予選 第1戦は石井一也が、第2戦は近藤翼がポールポジション (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパンの2011シーズンが富士スピードウェイで開幕。4月23日に第1戦、第2戦の公式予選が行われた。

 3月11日に発生した東日本大震災の影響はモータースポーツ界にも及び、各カテゴリーとも日程の大幅な変更や調整を余儀なくされている。FCJにおいても当初予定されていた5月のもてぎ大会が鈴鹿に振り替えられるなどしているが、開幕ラウンドに関しては当初予定通り富士チャンピオンレース第1戦の日程の中で開催されることとなった。

 迎えた公式予選日は朝からあいにくの雨。終始ウェットコンディションでの走行となった。

 第1戦の公式予選は11時40分より15分間で行われたが、FCJ3年目となる#11石井一也が走り始めから好タイムを連発、激しい水しぶきの上がる難しい条件ながらも最終的に1分57秒448までタイムを縮め、2011シーズンの開幕戦を初めてのポールポジションからスタートすることとなった。コンスタントにトップタイムを刻み続けた石井の後方では、ルーキーの#18清原章太と2年目の#4平川亮、#9勝田貴元らが目まぐるしく順位を入れ替える展開となった。開始早々に2番手につけたのは清原だったが、すぐに勝田、平川がそれを上回るタイムを記録してくる。清原も更なるタイムアップを狙ってアタックを続けるが、平川、勝田はその更に上を行き、2番手、3番手につけてきた。更に終盤になって#19松崎俊祐、#17平峰一貴らもタイムを上げ、それぞれ4位、5位に上がってきたほか、最後の最後に同じルーキーの#2山田真之亮が6番手タイムを記録、結局清原は予選7番手でデビュー戦を迎えることとなった。

 10分間のインターバルの後、第2戦の公式予選が開始された。

 雨はいよいよ強くなり、最終コーナーから1コーナーに向けて風も吹きはじめてきた。各車の跳ね上げる水しぶきの量も増え、到底タイムアップなど期待できないと思われたが、始まってみれば各ドライバーとも第1戦を上回る好タイムを記録、激しいポール争いが展開された。最初にトップに立ったのは第1戦ポールの石井。これを残り7分のところで平峰が上回る。しかしここではまだ1分58秒台の攻防だ。その1分後に#12高星明誠が1分57秒704と最初に57秒台を記録。ここから平峰、平川、石井と立て続けに57秒台にペースを上げるが、高星も1分57秒278までタイムを縮めて後続を突き放す。しかし予選終了間際に#3近藤翼が1分57秒260を記録していきなりトップに躍り出ると、チェッカー直前のラップでは1分56秒911とこの日唯一の56秒台を叩き出し、こちらもFCJ2年目で初のポールを獲得した。なお、ルーキー勢では清原の6位が最上位だった。

 FCJ第1戦決勝はこの後16時30分より15周で行われる。

Text & Photo: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第2戦富士公式予選結果

Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/23) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
13近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'56.911--140.51
212高星 明誠NDDP FCJ1'57.2780.3670.367140.07
311石井 一也FTRSスカラシップFCJ1'57.2960.3850.018140.05
44平川 亮FTRSクラリオンFCJ1'57.3450.4340.049139.99
517平峰 一貴HFDP/SRS-F/コチラR1'57.7590.8480.414139.50
618清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1'57.7600.8490.001139.49
71川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1'57.7990.8880.039139.45
89勝田 貴元LUCK FTRS FCJ1'57.8840.9730.085139.35
98元嶋 佑弥HFDP/SRS-F/コチラR1'57.9531.0420.069139.27
1016朱 戴維NDDP FCJ1'58.0261.1150.073139.18
1114山部 貴則ウインズガレージFCJ1'58.5261.6150.500138.59
1215仁木 圭之ALT Team Naoki ST1'58.7041.7930.178138.38
1310篠谷 大幹FTRS FCJ1'58.7541.8430.050138.33
1413柴田 隆之介アストチームSBT・FC1061'58.9172.0060.163138.14
152山田 真之亮HFDP/SRS-F/コチラR1'59.0302.1190.113138.01
1619松崎 俊祐FTRS Koffice FCJ1'59.0902.1790.060137.94
175周藤 康平ドリームマックスFCJ1'59.8322.9210.742137.08
187小河 諒宝華Racing with DL2'01.0174.1061.185135.74
196岩月 邦博明京602パームタウンガレージ2'05.0468.1354.029131.37
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'08.87711.9663.831127.46

Formula Nippon

FN:第2戦もてぎ 塚越広大選手がフォーミュラ・ニッポン初表彰台を2位で飾る (HONDA)

fn100523005L.jpg  5月23日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて、2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝レースが開催された。

 開幕戦の鈴鹿ラウンドを制し、幸先のいいスタートを切った#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)にとって、今回のツインリンクもてぎは、昨シーズンの第3戦でポール・トゥ・ウインを飾り、第6戦でもポールポジションを獲得するなど相性がいいサーキットである。

 また、地元栃木出身でフォーミュラ・ニッポン2年目を迎えた#10 塚越広大選手(HFDP RACING)も、昨年の第3戦もてぎで優勝争いを演じており、同じく栃木出身でルーキーの#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)とともに、もてぎラウンドでの活躍に注目が集まった。

 22日(土)に行われた公式予選は晴天に恵まれ、気温28.9℃、路面温度47.9℃のドライ・コンディションで行われた。公式予選は計3回のノックアウト方式で行われ、第1セッションに挑む出場全14台中、上位11台が次のセッションへ進み、さらに上位8台が最終セッションで決勝グリッドを争う形式となる。

 第1セッションでは、小暮選手が1分34秒307のトップタイムを記録。昨年のディフェンディング・チャンピオンの#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、塚越選手、山本選手、#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が第2セッションへ駒を進めた。#16 井出有治選手(MOTUL TEAM 無限)は、13番手の決勝グリッドが決定した。

 第2セッションでは、タイムアタック残り約5分のところで全車一斉にコースイン。塚越選手がトップタイムとなる1分34秒144を叩き出し、L. デュバル選手、小暮選手とともに最終セッションへ駒を進めた。山本選手は9番手、伊沢選手は11番手の決勝グリッドとなった。

 10分間のインターバルを経て行われた最終セッションでは、1分33秒986のタイムを記録した小暮選手が3番手グリッドを獲得。L.デュバル選手と塚越選手は、4、5番グリッドから決勝を迎えることとなった。

 23日(日)に行われた決勝レースは、午後から降り始めた雨が徐々に強まり、完全なレイン・コンディションでの戦いとなった。午後2時34分、1周のフォーメーションラップののち、全14台でスタートした。

 オープニングラップでは3番手スタートの小暮選手と5番手スタートの塚越選手、9番手スタートの山本選手の3選手が好スタートを切り、それぞれ 2-3-5位に順位を上げた。L.デュバル選手はスタート順位と同じ4位、井出選手が10位を走行。伊沢選手は90度コーナー立ち上がりで他車と接触してスピンを喫した。再スタートを切ったものの、フロントウイングを損傷したためにピットインをし、13番手でコースに復帰した。

 レースは序盤、激しい雨により順位が激しく入れ替わる展開となった。3周目、2番手を走行していた小暮選手が1コーナーでマシン・バランスを崩してコースアウト。すぐに復帰したが、ポジションを6位に下げてしまった。これにより塚越選手が2番手、L.デュバル選手が3番手、山本選手が4番手に順位を上げた。4周目、4番手を走行していた山本選手がオーバーランを喫し、その後、5周目の5コーナーでスピンを喫したために7番手へ順位を下げた。

 14周目、2番手の塚越選手とトップの差は13秒。次周には、それまで1分50秒台だったラップタイムを1分49秒台に縮めた。

 22周目での順位は、塚越選手が2番手、L.デュバル選手が4番手、山本選手が6番手、小暮選手が9番手、井出選手が11番手、伊沢選手が12番手となっている。24周目、6番手を走る山本選手がピットインを敢行。タイヤ交換を行わず、給油のみを行い、約30秒後にコースイン。今大会の規定では、決勝レースでのタイヤ交換は義務付けされていないため、タイヤと燃料が最後まで保つ場合、チームの判断によってはノーピット作戦も採用できる。

 レース後半に入っても雨は降り続け、路面がフルウエット状態になったため、各ドライバーはマシンコントロールに苦しんだ。26周目、4番手を走る L.デュバル選手が2コーナーでバランスを崩してコースアウト。ポジションを1つ落としてコースに復帰した。32周目、6番手を走行するマシンがコースアウトをしたために、小暮選手が7番手に順位を上げる。

 33周目、2番手を走行する塚越選手がトップグループの中で最初にピットイン。タイヤ交換を行わずに約17秒のピット作業を経て、暫定5番手でコースに復帰した。これを受けて、中盤争いを繰り広げるチームも続々とピットインを敢行し、各チームもタイヤ交換を行わない作戦を選択した。41周目、L. デュバル選手が上位選手で最後のピットインを敢行し、4番手でコースに復帰した。

 レース終盤、塚越選手は後方選手から猛追を受けたものの、約2秒半あるタイム差を堅守し、フォーミュラ・ニッポンでの初表彰台となる2位でチェッカーフラッグを受けた。

 そのほかのHonda勢は、L.デュバル選手が4位、山本選手が5位、小暮選手が6位入賞を果たし、井出選手が9位、伊沢選手が11位に入り、完走 11台の激しいサバイバルレースにおいて全台完走を果たした。

 レースは、ポール・トゥ・ウインを飾った#19 J.P.デ・オリベイラ選手(トヨタ)が今季初優勝を飾っている。この結果、シリーズポイント争いのドライバー部門で小暮選手はトップと5ポイント差の2 位、塚越選手は4位につけている。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
 「難しい天候の中、塚越選手が初の表彰台に上がったことをうれしく思っていますが、全体の結果には満足していません。私たちは今回のレースに向けてエンジン・マッピングをやり直すなど、様々な角度から準備を進めていました。なので、ポールポジションとのタイム差や、決勝でトップと塚越選手が1ラップあたりコンマ8秒の差があったことについては、まだまだ改善の余地があると感じています。次は高速サーキットの富士スピードウェイですので、今日の結果をしっかり分析し、長いホームストレートでトップスピードを発揮できるようエンジンを仕上げ、レースに挑みたいと思います。次戦も応援よろしくお願いいたします」
塚越広大選手(2位 #10 HFDP RACING)
 「昨年は表彰台に立てそうで、なかなか立つことができませんでした。昨日の予選でも第2セッションでトップタイムを出しながら、最終セッションを僅差で負けてしまうなど、悔しい思いをしていましたので、決勝では表彰台に上がることができてうれしく思っています。今日は昨日とコンディションが変わって雨のレースとなりましたが、今年も雨のテストでいい結果が出ていましたので、チャンスはあると思っていました。スタートは本当に集中できていましたし、いいスタートを切って2台抜いて前に出ることができました。2番手になってからは、トップをプッシュする展開が続き、レース終盤は後方からマシンが迫っていました。楽な展開ではありませんでしたが、初めての表彰台に上がることができて大変うれしいです。また、地元ということで他のサーキットよりも多くの方が応援に来てくれました。今回はレースの前に小学校と養護施設を訪問したのですが、その際に会ったみんなが自分にメダルを作ってくれ、それを表彰台に持っていくことを約束していましたので、その言葉通りになって本当によかったと思っています。次戦も表彰台に上がった今日の勢いのまま挑みたいと思います」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:第2戦もてぎ J.P.デ・オリベイラが圧倒的な速さで今季初勝利! (TOYOTA)

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今季初勝利を挙げたJ.P.デ・オリベイラ(中央右)と
3位に入ったアンドレ・ロッテラー(右)

 フォーミュラ・ニッポンの第2戦が5月22日(土)、23日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 22日(土)は好天に恵まれ、午前中のフリー走行を経て、気温28度と暑い気候の下で、午後2時25分から、ノックアウト予選が開始された。

 Q1ではルーキーのケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)とTDPドライバーの井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)が無念の敗退。それぞれ12、14番手グリッドが確定した。

 10分間のインターバルを経て開始されたQ2は僅差の争いとなり、TDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)が僅か0.032秒及ばずQ2敗退。10番手グリッドとなった。

 午後3時15分からのQ3も僅差での激しいタイムアタックが繰り広げられたが、前戦開幕戦で2位表彰台を獲得したJ.P.デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が0.019秒差で今季初のポールポジションを獲得。2番手には、前週のニュルブルクリンク24時間レースに出場したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がつけた。ロッテラーは3番手の小暮卓史(NAKAJIMA RACING)と1000分の1秒まで全く同タイムという珍しい結果となったが、規定により、先にタイムをマークしたロッテラーが2番手グリッドとなった。

 前戦日本人最高位の4位に入ったTDPドライバーの平手晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)は、トップと僅か0.218秒差ながら6番手。1週間前のニュルブルクリンク24時間レースでLEXUS LFAを駆り、初出場ながら見事クラス優勝に貢献したTDP ドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)は7番手。今季新規参戦のチームながら見事Q3への進出を果たした平中克幸(KCMG)が8番手となった。

 23日(日)併催の全日本F3第4戦決勝までは曇天ながらドライコンディションだったが、昼過ぎから雨が降り始め、フォーミュラ・ニッポン第2戦決勝のスタート時には完全なウェットコンディション。全車ウェットタイヤを装着し、フォーメーションラップを開始したが、7番手グリッドにつけていた大嶋はエンジンストール。再始動したが、最後尾グリッドからのスタートとなってしまった。

 午後2時半に52周のレースがスタート。ポールポジションのオリベイラがトップをキープし好スタートを切る一方で、2番手グリッドのロッテラーは、スタートで出遅れ5位に後退。6番手グリッドの平手もエンジンストールで最後尾まで落ちてしまった。

 難しいコンディションの中で序盤からコースオフする車両も頻発したが、トップのオリベイラは他車よりも1周あたり1秒近くも速いラップタイムで後続を引き離して行った。

 スタートでポジションを落としたロッテラーだったが、ライバルのコースオフにも助けられ、4周目には4位まで復帰。また、最後尾グリッドスタートとなっていた大嶋も、素晴らしい追い上げを見せ一気にポジションアップ。7周目にはロッテラーに続く5位に浮上した。

 序盤10位を走行していた井口は、10周目にパドルシフト(変速機)のトラブルに見舞われピットイン。長時間の修復作業を余儀なくされた。

 ロッテラーは10周目にディフェンディングチャンピオンのロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)をパスし、3位へ。首位を独走するオリベイラは、他車が1周1分49秒から50秒台のタイムなのに対し、1人1分48秒台に入れる驚異的な速さで更に差を広げていった。

 10番手スタートの石浦は、序盤から変速系のトラブルに見舞われながらも、7位を走行。しかし、最後尾から追い上げて  レースも折り返しを過ぎ、徐々に各車ピットイン。タイヤ交換は行わず、給油のみでコースへと復帰していった。トラブルに苦しみながらも粘り強く8位を走行していた石浦は、36周目に再びコースオフ、グラベルに捕まり、無念のリタイア。

 全車がピットを終えた時点で5位につけていた大嶋だったが、40周目に左リアタイヤのパンクに見舞われ、ピットイン。8位に後退。

 終盤は、各車の差が広がる中で、3位のロッテラーが2位を行く塚越広大(HFDP RACING)を追い、その差は2秒台まで縮まったが、逆転は叶わず。

 首位を独走するオリベイラは、最後までペースを緩めることなく、最終的に2位に40秒もの大差を付け、ポール・トゥ・ウィンで圧勝。今季初勝利を挙げた。ロッテラーは3位。平手が7位、大嶋が8位に入り、ポイント獲得を果たした。開幕戦で1周もできずにレースを終えたコッツォリーノは、10位で初完走。井口は長時間の修復の後コースへ復帰。規定周回数に満たず、完走扱いにはならなかったものの、最後までレースを走りきった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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FN:第2戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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優勝:#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)
本当に最高のレースになりました。完璧ではなかったとはいえ充分にいいスタートで先頭をキープできました。前に誰もいないと視界が確保できるので、ウェットではすごいアドバンテージになります。序盤から2位との差を広げようとハードにプッシュしました。
ピットストップが心配でしたが、それもうまくいきましたね。
タイヤはウェットでは非常に状態がよく、交換の必要もありませんでした。
決勝だけ雨ということでクルマのそれほどいじることはできず、アクアプレーン対策で車高を上げたくらいですが、スタート直前にダウンフォースをかなり多めにつけました。フォーメーションラップを走り出した時点で良いフィーリングになったと判りましたよ。
2位:#10塚越 広大(HFDP RACING)
去年のもてぎのレースで表彰台に立てそうだったのに立てなくて悔しい思いをしました。昨日の予選でもQ2でトップだったのにQ3で順位を落としてしまい、悔しかったですが、クルマのバランスはいいので決勝はチャンスがあると思いました。
決勝ではスタートで順位を上げることができたし、小暮さんのミスにも冷静に対処することができました。終盤はロッテラー選手に追い上げられたので、楽なレースでは無かったです。
今までサポートしてくれた皆さんに感謝しています。先日も養護施設に慰問にうかがったら、子供たちが作った手作りのメダルをいただいたので、表彰台に持っていくと約束したんです。それも励みになりましたね。
3位:#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
最初からトラブルだらけでした。まずスタートがうまくいかなくて悔しい思いをしました。不利な右側でスタートするぐらいなら3番手のほうが良かったかもしれません。その後もパドルシフトのトラブルに見舞われて、ギヤチェンジのたびにスロットルを戻さなければなりませんでした。シフトチェンジが忙しくてコースを飛び出してる暇も無かったぐらいですよ(笑)
ただ、クルマのバランスは凄くよかったので、終盤はツカコシに追いつけると思いましたが、近づくと視界が悪くなり、それ以上何もできませんでした。
星野 一義(優勝チーム監督)
経済的にも凄く辛い時期で、正直どうしようかと思うときもありましたが、ここはレース馬鹿に徹しようと思って今季の準備を進めました。
ドライバーも優等生は要らない、勢いのいいのが欲しい、と思っていたら、ある時ブリヂストンさんに「ウェットはオリベイラが速いよ」と言われました。「速いのはヨコハマはいてるからじゃないの?だいいちフォーミュラ乗ってないし」とジョークを返しましたけど(笑)
逃げたくなるような心境のときもありましたが、そんな中でもチャンピオンを獲ろうぜ、とチーム一丸となって取り組んできました。
今日の勝利は鈴鹿で失敗したのが良かったと思います。あれがあったから今日のJPはタイヤをもたせようと考えながら走ることができましたし、チームも凄くいいシミュレーションができました。チームは凄くうまくいってるし、ドライバーはちゃんと結果を出してくる。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第2戦もてぎ決勝 雨中の独走劇!オリベイラがFN復帰2戦目で早くも優勝

2010全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦決勝が5月23日ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が終始ハイペースで後続を突き放し、今季初優勝を飾った。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:予選日5,000人、決勝日10,000人)

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午前中に行われたF3決勝の終盤から降り始めた雨はいよいよ強くなり、路面は完全にウェット状態に。
これにより全車がウェットタイヤを装着して午後2時30分にフォーメーションラップを開始。
ところがここで#37大嶋和也がエンジンストール、なんとか再始動はできたもののこれで最後尾スタートとなってしまう。
更にスタートでも#20平手晃平がストールして大きく出遅れてしまった。

一方先頭グループではポールのオリベイラが勢いよく飛び出し、トップで1コーナーに飛び込んでいく。2位に浮上したのは3番手スタートの#32小暮卓史、3位に5番手スタートの#10塚越広大と奇数グリッドのドライバーが着実に順位を上げる一方で、2番手スタートのロッテラーは出遅れて一気に6位に後退、4番手スタートの#1ロイック・デュバルも塚越の先行を許した。
その後方ではファーストアンダーブリッジ下で#18平中克幸と#2伊沢拓也が絡んでストップ。伊沢は再スタートを切ったものの、平中はここでレースを終えた。
こうした混乱の中、最後尾スタートの大嶋は大幅なジャンプアップを果たし、オープニングラップを8位で戻ってきた。

トップのオリベイラは序盤から他より1秒近く速いラップタイムを立て続けに刻み、2位小暮との差を見る見るうちに広げていく。
一方2位の小暮は3周目の1コーナーでオーバーランして6位に後退、その後も7周目の2コーナーでダートにはみ出して8位とじりじり順位を落としていった。

代わって2位に浮上した塚越も、オリベイラのペースには全く着いていけず、両者のギャップは1周1秒ペースで広がっていった。
その後方では3位デュバル、4位には小暮、#31山本尚貴のコースアウトによって順位を挽回してきたロッテラーがつける。ロッテラーは走り始めからパドルシフトのトラブルに見舞われ、苦しい走りを強いられつつも11周目のバックストレッチでデュバルをパス、3位に浮上してきた。

トップのオリベイラは20周目の90度コーナー進入でホイールロックをさせてグラベルに飛び出すが、既に大量のリードを築いていたためにトップのままコースに復帰。
その後も1分48秒~49秒台のダントツのペースで周回を重ねて37周目にピットストップを行い、トップのままコースに復帰、結局一度もトップを明け渡すことなく52周を走り切り、フォーミュラニッポン復帰2戦目で早くも勝利を挙げて見せた。

2位には塚越がレース終盤のロッテラーの猛追を退けて入り、自身初の表彰台をものにした。

一方最後尾から激しい追い上げを見せていた大嶋は一時3位を走行する場面もあったが、途中右リヤタイヤにスローパンクチャーが発生、このため38周目の1コーナーで痛恨のコースアウトを喫したほか、タイヤ交換で予定外のピットストップを強いられ、結局8位に終わった。
スタートでエンジンストールした平手もまた各所でバトルを展開し、7位まで挽回してみせた。
ルーキー勢では途中コースアウトがあったもののトップグループと遜色ないペースで走り続けた山本の5位が最上位となった。

次戦は富士スピードウェイ。7月18日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/23) Race Result Weather:Rainy Course:Wet
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K521:35'31.81
210塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E5240.587
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5243.730
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E521'19.163
531山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E521'38.919
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E521'49.797
720平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K511Lap 
837大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K511Lap 
916井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E511Lap 
107ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K511Lap 
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E502Laps
---- 以上規定周回(46 Laps)完走 ----
-8石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K3517Laps
-29井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K3418Laps
-18平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K052Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル) 1'48.533 (36/52) 159.26km/h

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FN:第2戦もてぎフリー走行2回目 トップタイムは伊沢。ポールのオリベイラは6番手

全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の決勝前フリー走行は、#2伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION)がトップタイムを記録。タイムは1分34秒851だった。

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昨日の汗ばむ陽気とは打って変わり、決勝日を迎えたツインリンクもてぎは朝から厚い雲が覆い被さり、今にも降り出しそうな状態だ。
既に九州のオートポリスで開催されていた全日本ロードレースは大雨警報による中止が決定され、鈴鹿サーキット南コースのワールドカップカートレースも既にウェットコンディションでの走行を強いられ、日本列島全体が雨雲に包まれつつある中、フリー走行は午前9時25分より30分間で行われた。

伊沢はセッション序盤の6周目に1分34秒851を記録、これがそのままこのセッションでのベストタイムとなった。2番手には#8石浦宏明、3番手には#16井出有治と、トップ3は昨日の予選で下位グリッドに沈んだドライバー。決勝に向けて挽回の手がかりを掴めたか。
4番手には開幕戦優勝の#32小暮卓史、5番手には#7ケイ・コッツォリーノがつけている。
ポールシッターの#19J.P.オリベイラは6番手でフリー走行を終えた。

第2戦決勝はこのあと午後2時30分より52周で戦われる。
予報では昨年同様に小雨に見舞われそうだが、はたしてどのような結果が待ち受けているだろうか。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/03/10) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.851--182.23
28石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.1000.2490.249181.76
316井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'35.3550.5040.255181.27
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.4910.6400.136181.01
57ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'35.6860.8350.195180.64
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.7860.9350.100180.45
718平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.8480.9970.062180.34
831山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.0661.2150.218179.93
920平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.1391.2880.073179.79
101ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.1821.3310.043179.71
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'36.3481.4970.166179.40
1236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3761.5250.028179.35
1337大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.6271.7760.251178.88
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'37.2852.4340.658177.67
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦もてぎ予選記者会見 上位3名のコメント

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ポールポジション ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
 「もてぎではフロントローでスタートするのが非常に大事な要素なので、とても気持ちがいいです。明日雨なら非常に有利なのでなおさらです。Q1、Q2はクルマのバランスをチェックしながら、Q3に向けて走っていました。Q3はタイムを上げるように集中しましたね。新しいチームでポールポジションを取れて良かったです。開幕戦からリザルトは良かったので安心していますし、我々の目標は常に安定してフロントを狙うために走っています。雨は自信があります。作戦がうまくいって、いろんなタイミング逃さないようにしたいですね」
予選2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「どちらかといえば予選は弱点ですので2位になれたのは満足しています。僅差の予選だったので、ちょっとスライドしただけでタイムを失ってしまう状況でした。そんな激しい戦いの中で2位が取れました。あしたはスタートがポイントだと思います。横にいるポールシッター追い越したいですね」
予選3位 小暮卓史(ナカジマ)
 「鈴鹿もそうでしたが、すごくタイムが接近していて去年の優位性が全くなくて難しい予選になってしまいました。クルマのセットをいじってくなかでQ2では外してしまいQ3で元に戻しました。ほぼミス無く走ってるにかかわらず、トップを取れなかったのでもっとマシンを前進させなといけないですね」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第2戦もてぎ公式予選 オリベイラが通算2度目のPP獲得!

2010全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選が5月22日、ツインリンクもてぎで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が通算2度目のポールポジションを獲得、2位には#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がつけ、前回優勝の#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が3位につけた。

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公式予選は午後2時25分、気温28.9度、湿度40%、路面温度47.9度という汗ばむ初夏の陽射しのもと、ノックアウト方式で行われた。
走行時間はQ1が20分間、Q2、Q3が10分間だ。

Q1セッション
ここでは上位11台が次のQ2に進出する。
最初にトップに立ったのはロッテラー。しかしすぐに#18平中克幸、小暮らが上回っていく。
この時点で記録された小暮のトップタイムは1分35秒235。各車ここで一旦ピットへ戻った。
再びタイムアタック合戦が始まったのは残り時間が6分を切ったころ。最初にアタックした#7ケイ・コッツォリーノは1分36秒161。このタイムはボーダーラインギリギリの11位タイムだ。12位以下には#2伊沢拓也、#16井出有治、#29井口卓人が続く。
上位陣ではロッテラーがいち早く1分34秒台に突入、これを小暮が上回り、1分34秒307でQ1セッションをトップで終えた。
一方Q2進出をかけた11位争いは、伊沢が終了間際に11位タイムを叩き出し、ギリギリで通過を果たした。

Q2セッション
10分間のインターバルの後、予選Q2が始まった。ここでの通過枠は8台。
残り6分を割ったところで各ドライバーが一斉に動き出す。
最初にアタックに取り掛かったのは#20平手晃平。タイムは1分34秒665だ。これを小暮が1分34秒265で上回り、更には#10塚越広大が1分34秒144でトップに躍り出た。
平手はその後もタイムを上げるが1分34秒415どまり。前年王者の#1ロイック・デュバル、ロッテラー、オリベイラ、小暮らの先行を許すことになった。
Q3進出をかけたボーダーライン上の争いは、平中が8位で通過。#31山本尚貴、#8石浦宏明、伊沢がここで消えることになった。

Q3セッション
ポールポジションをかけた最後のアタック、予選Q3は午後3時15分に開始された。
Q2と同じくここでも開始4分過ぎから各ドライバーが動き出す。
最初にアタックを始めたのはロッテラー。いきなりこの日初めての1分33秒台、1分33秒986を叩き出す。
しかしオリベイラが1分33秒967でロッテラーを逆転。続く小暮は1分33秒986とロッテラーと全くの同タイムを記録した。この場合、先にタイムを出したロッテラーが2位、小暮は3位となる。
Q2トップの塚越は1分34秒074と惜しくも33秒台には届かず、同じく34秒054に終わったデュバルに続く5番手となった。
オリベイラのポール獲得は2008年8月の第7戦富士以来。実に1年9ヶ月ぶりで通算2回目だ。

第2戦決勝は明日午後2時30分より52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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FN:第2戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/22) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.4761'34.2511'33.967
2*36アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6581'34.2351'33.986
3*32小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.3071'34.2651'33.986
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.7071'34.1651'34.054
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'34.8801'34.1441'34.074
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.6181'34.4151'34.185
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1631'34.6111'34.446
818平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.0351'34.7281'34.944
931山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.4341'34.744
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.0521'34.760
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.5951'35.094
127ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.161
1316井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.207
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'36.640
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.36およびCarNo.32の順位は、2010年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第24条10.に基づき決定した。

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FN:第2戦もてぎノックアウト予選Q3 結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/03/09) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.967--183.95
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.9860.0190.019183.91
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'33.9860.0190.000183.91
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.0540.0870.068183.78
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'34.0740.1070.020183.74
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.1850.2180.111183.52
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.4460.4790.261183.01
818平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'34.9440.9770.498182.05
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦もてぎノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/22) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'34.144--183.60
21ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.1650.0210.021183.56
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.2350.0910.070183.42
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.2510.1070.016183.39
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.2650.1210.014183.37
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.4150.2710.150183.07
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6110.4670.196182.70
818平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'34.7280.5840.117182.47
---- 以上Q3進出 ----
931山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.7440.6000.016182.44
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.7600.6160.016182.41
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.0940.9500.334181.77
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第2戦もてぎノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/22) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.307--183.28
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.4760.1690.169182.96
320平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.6180.3110.142182.68
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6580.3510.040182.60
51ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'34.7070.4000.049182.51
610塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'34.8800.5730.173182.18
718平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.0350.7280.155181.88
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.0520.7450.017181.85
937大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1630.8560.111181.64
1031山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.4341.1270.271181.12
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.5951.2880.161180.81
---- 以上Q2進出 ----
127ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.1611.8540.566179.75
1316井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.2071.9000.046179.66
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'36.6402.3330.433178.86
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦もてぎフリー走行1回目 JPオリベイラがトップタイム、2位にロッテラー!

 全日本フォーミュラ・ニッポン第2戦が22日、ツインリンクもてぎで開幕。公式予選を前にしてフリー走行が行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分34秒615でトップタイムを記録した。

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 ツインリンクもてぎは朝から薄日が差し、蒸し暑いなか9時40分より1時間にわたってフリー走行が行われた。

 まずは、全車前戦で使用したユーズドタイヤでコースイン。大嶋和也(トムス)が1分36秒586でトップに立ち序盤のこのセッションをリードする。

 開始20分過ぎには、前戦優勝の小暮卓史(ナカジマ)が1分36秒155でトップに立つが、今シーズンからフォーミュラ・ニッポンに復帰した平中克幸(KCMG)が1分36秒110で小暮を上回る。

 開始25分過ぎには小暮がついに35秒台に入り、1分35秒878。トップを奪い返した。

 フリー走行終了7分前。全車ニュータイヤに履き替え、予選シミュレーションを開始。小暮が1分34秒775までタイムを詰めたが、これを上回ったのが1分34秒667でアンドレ・ロッテラー(トムス)。しかし、チェッカー後に1分34秒615をたたき出したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップを逆転。このフリー走行を締めくくった。

 2位にロッテラー、3位に小暮、4位塚越広大(HFDP)、5位ロイック・デュバル(ダンディライアン)、6位にはルーキーの山本尚貴(ナカジマ)が入った。

 公式予選は本日、14時25分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/22) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.615--182.69
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6670.0520.052182.59
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.7750.1600.108182.38
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'35.0670.4520.292181.82
51ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.2480.6330.181181.47
631山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.3270.7120.079181.32
72伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.4130.7980.086181.16
820平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.6171.0020.204180.77
916井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'35.8641.2490.247180.31
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.9081.2930.044180.22
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9631.3480.055180.12
1218平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.9881.3730.025180.07
137ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.5751.9600.587178.98
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'37.3082.6930.733177.63
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

スーパー耐久

【MZ Racing】 岡部自動車RX-7、第2戦SUGOは3位表彰台

スーパー耐久シリーズ2010 第2戦 @スポーツランドSUGO

CATWQXYG.jpg5月9日(日)にスーパー耐久シリーズ第2戦「SUGO スーパー耐久400kmレース」がスポーツランドSUGO(宮城県)で開催され、ST-3クラスに岡部自動車からエントリーした2台のRX-7は、#7が3位表彰台に入賞し、#15はブレーキトラブルに見舞われ7位でレースを終えた。

今シーズン2戦目となるここSUGOインターナショナルスピードウェイは、アップダウンに富んだ2本のストレートをテクニカルセクションと高速コーナーで結んだテクニカルなコース。RX-7にとって相性がよく得意とされているコースである。岡部自動車の2台のRX-7はカラーリングも一新し、SUGOへ賭ける意気込みが感じられた。

5月のさわやかな風を感じる天候の下、今回も1デイレースのため、午前中の予選から3時間あまりで決勝レースが行われた。#7「岡部自動車JDSメーカーズRX-7」(碓井久彦/白井剛/加藤正将)は予選中のタービンブローにより、クラス最後尾9位からのスタートとなった。レースは序盤からトップを走行するBMW、NSX 2台のマシンのコースアウトやSCカー導入など波乱の中、#7のRX-7は着実にポジションをアップし、ラスト3周には前を走行していた#51 Zを交わし3位でチェッカーを受けた。予選4位スタートの#15「岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7」(長嶋正明/岩崎祐貴/杉林健一)にはブレーキトラブルが発生しバックストレートでコースアウト。コース復帰と修復に時間を要し、トップに17ラップの遅れをとって7位でフィニッシュした。

レース終了後チーム代表の長島は「FDに有利と思っていたけど他のマシンも速くて苦戦しました。でも#7が表彰台に立てたので面目は果たせたかな」と語った。

MZ Racingプレスリリース 

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO 1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)が開幕2連勝!

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 5月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第2戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。

 気温19度、路面温度28度のドライコンディションで、13時40分に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。

 ST1クラスは序盤から、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)の谷口と#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/Fariqe Hairuman/Melvin Moh組)の片岡のトップ争いが延々と続く展開となった。30周目にしてその差はわずか0.5秒のテールtoノーズ。52周目にトップ#1がピットインしタイヤを4本交換行い#28がトップに立つ。71周目に馬の背入口にST4クラスの#62がエンジンブローでストップ。長いオイルの帯がコース上にでき、また芝が焦げる状況とマシンの停止した場所が危険との判断からSCカーランが6周にわたって続いた。この前の68周目に#1はピットインし、SC中の72周目に#28がピットイン10秒以上のマージンを持って#28がトップに立つ展開となった。77周目ではトップ#28の11秒差で#1、3位には#8 ART TASTE GT3(清水康弘/竹内浩典/立川祐路組)がつけていた。しかし、#28に対して他者との接触からドライブスルーのペナルティが出され、80周目には労せずして#1が#28に対して5秒近くのマージンをもって再びトップに立つ。108周のレースは#1が#28に1.3秒差で開幕2連勝を遂げた。3位には#8が入った。

 総合4位には、ST2クラスのトップ#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が、7位にはST3クラスの#34 asset・テクノZ34・nismo(藤井誠暢/佐藤公哉/影山正美組)がニューマシンZ34を投入してのデビューウインを飾った。期待された#51 DIAMANGO-Z(影山正彦/池田大祐/石原正将組)は終盤にスローダウンし、兄弟の3クラス表彰台はかなわず。ST4クラスは12位に#18コスモソニック21FKingsDC5(浅野武夫/岡野陽朋/森正行組)が入った。

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ウイナー他のコメント
#1谷口信輝
st_r02_winners  「最初のピットインで#28にかなりの差をつけられて『これはまずいな』と思った。SCでも流れが#28の方にいってしまったのですが、#28にドライブスルーのペナルティが出たので、ぼくらは労せずしてトップに立てました。同じチームなので#28は残念だと思います・・・」
柳田正孝
 「チームの1-2は嬉しいけれど、こういう形で勝てたことは同じチームメイトとのバトルなのでちょっと正直には喜べない気分もあります」
#28片岡龍也
 「今日はパーフェクトのレースだった!ドライブスルーのペナルティさえなければ勝てていました」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
イムラン・シャーロム
YH1082:49'16.155
2ST12*28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
メルビン・モー
YH1081.358
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘
竹内 浩典
立川 祐路
YH1071Lap
4ST2120RSオガワ ADVAN ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
YH1062Laps
5ST22*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
YH1062Laps
6ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH1053Laps
7ST31*34asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢
佐藤 公哉
影山 正美
YH1044Laps
8ST32*35asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
浜野 彰彦
中村 嘉宏
YH1044Laps
9ST24*6新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH1044Laps
10ST337岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦
白井 剛
加藤 正将
YH1035Laps
11ST3451DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦
池田 大祐
石原 将光
YH1026Laps
12ST4118コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
岡野 陽朋
森 政行
YH1026Laps
13ST4212無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸
久保 宣夫
YH1017Laps
14ST4341TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
阿部 光
東 徹次郎
YH1017Laps
15ST3514岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇
田中 徹
古谷 直広
YH1017Laps
16ST4469ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史
赤星 陽太郎
梅本 淳一
YH1017Laps
17ST4595特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴
松井 猛敏
市嶋 樹
YH1017Laps
18ST46602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一
金森 敏一
岩月 邦博
YH1008Laps
19ST4760RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一
小幡 弘
山田 隆行
YH1008Laps
20ST3627FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 光一
行方 由久
YH999Laps
21ST14*9Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知
岡本 武之
山野 直也
YH999Laps
22ST2530森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
塩野 健司
松下 昌揮
YH9810Laps
23ST48666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎
青木 孝行
朝倉 宏志
YH9315Laps
24ST3715岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
岩崎 祐貴
杉林 健一
YH9117Laps
25ST494TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚
加藤 宏
神谷 慎司
YH8622Laps
---- 以上完走 ----
-ST3-39TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬
佐々木 孝太
植田 正幸
YH8721Laps
-ST4-62ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
太田 侑弥
古橋 孝之
YH6345Laps
-ST3-77TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
高木 真一
YH6345Laps
-ST2-26エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
井尻 薫
古山 節夫
YH6048Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 谷口信輝 1'27.597 (3/108) 152.061km/h
  • CarNo.9は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追い越し)により、 10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追い越し)により、 10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(黄旗区間中のコースアウト)により、10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.34は、スーパー耐久シリーズ2010シリーズ規則2010年版第15条(2)違反(給油中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.28は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(他車への接触)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(再スタート時の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.9は、JMRC東北レース一般競技共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO公式予選 1号車のBMW Z4M COUPE(谷口/柳田/Shaharom組)がポールポジション!

 5月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第2戦の公式予選が行われた。

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 気温19度、路面温度22度と風は冷たさを感じるドライコンディションで、9時5分から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。ここでは、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharon組)の谷口が1分26秒211をマーク、このセッションのトップタイムとした。

 9時50分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式が採られており、結果はここでも#1 BMW Z4Mの柳田が1分26秒255のトップタイムをマークし、2分52秒466の合算タイムでポールポジションを決めた。

 総合4位にST2クラスのトップ#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/村田の信博組)がAドライバーのベストラップ削除のペナルティを受けながらも入った。総合6位にST3クラスのトップ#27 FINA ADVAN BMW M3 (伊橋勲/廣田秀機/行方由久組)、総合19位にST4クラスのトップ#95特許リジットカラーS2000(服部尚貴/松井猛敏/市嶋樹組)が入った。

 決勝レースはこの後13時40分から108周、400kmで開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO公式予選総合結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
YH1'26.211
1'26.255
2'52.466-154.643
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
YH1'26.380
1'26.840
2'53.220 0.754153.970
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘
竹内 浩典
YH1'27.834
1'27.195
2'55.029 2.563152.378
4ST21*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
YH1'29.513
1'29.814
2'59.327 6.861148.726
5ST2220RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
YH1'31.332
1'29.688
3'01.020 8.554147.335
6ST3127FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 光一
YH1'30.317
1'31.011
3'01.328 8.862147.085
7ST3239TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬
佐々木 孝太
YH1'31.110
1'30.316
3'01.426 8.960147.006
8ST3351DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦
池田 大祐
YH1'30.852
1'30.662
3'01.514 9.048146.934
9ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH1'31.646
1'30.080
3'01.726 9.260146.763
10ST3415岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
岩崎 祐貴
YH1'31.115
1'30.646
3'01.761 9.295146.735
11ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢
佐藤 公哉
YH1'31.137
1'31.193
3'02.330 9.864146.277
12ST2426エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
井尻 薫
YH1'31.880
1'31.169
3'03.04910.583145.702
13ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1'31.247
1'32.062
3'03.30910.843145.496
14ST2530森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
塩野 健司
YH1'31.854
1'31.500
3'03.35410.888145.460
15ST266新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH1'32.796
1'30.619
3'03.41510.949145.411
16ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
浜野 彰彦
YH1'31.733
1'32.228
3'03.96111.495144.980
17ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇
田中 徹
YH1'31.912
1'32.963
3'04.87512.409144.263
18ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知
岡本 武之
YH1'32.794
1'32.250
3'05.04412.578144.131
19ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴
松井 猛敏
YH1'32.298
1'33.005
3'05.30312.837143.930
20ST4262ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
太田 侑弥
YH1'34.772
1'34.011
3'08.78316.317141.277
21ST4318コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
岡野 陽朋
YH1'34.053
1'34.830
3'08.88316.417141.202
22ST4412無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸
久保 宣夫
YH1'34.311
1'34.991
3'09.30216.836140.889
23ST4560RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一
小幡 弘
YH1'34.456
1'34.938
3'09.39416.928140.821
24ST4669ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史
赤星 陽太郎
YH1'34.858
1'34.890
3'09.74817.282140.558
25ST4741TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
阿部 光
YH1'36.515
1'33.617
3'10.13217.666140.274
26ST48*602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一
金森 敏一
YH1'36.716
1'34.780
3'11.49619.030139.275
---- 以上予選通過 ----
-ST3-*7岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦
白井 剛
YH1'32.445
1'49.775
3'22.22029.754131.889
-ST4-*4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚
加藤 宏
YH1'46.691
1'50.317
3'37.00844.542122.902
-ST4-*666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎
青木 孝行
YH1'34.840
no time
---
  • CarNo.3 は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.41は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.602 は、は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CaNo.7,4,666は、最後尾スタートを条件として決勝レースの出走が認められた。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Bドライバー公式予選結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝1'26.255-154.603
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ファリーク・ハイルマン1'26.840 0.585153.562
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
竹内 浩典1'27.195 0.940152.937
4ST2120RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平1'29.688 3.433148.686
5ST223エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
村田 信博1'29.814 3.559148.477
6ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博1'30.080 3.825148.039
7ST3139TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
佐々木 孝太1'30.316 4.061147.652
8ST246新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
関 豊1'30.619 4.364147.158
9ST3215岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
岩崎 祐貴1'30.646 4.391147.114
10ST3351DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
池田 大祐1'30.662 4.407147.088
11ST3427FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
廣田 光一1'31.011 4.756146.524
12ST2526エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
井尻 薫1'31.169 4.914146.270
13ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤 公哉1'31.193 4.938146.232
14ST2630森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
塩野 健司1'31.500 5.245145.741
15ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
吉田 基良1'32.062 5.807144.852
16ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
浜野 彰彦1'32.228 5.973144.591
17ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
岡本 武之1'32.250 5.995144.556
18ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田中 徹1'32.963 6.708143.448
19ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
松井 猛敏1'33.005 6.750143.383
20ST4241TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
阿部 光1'33.617 7.362142.446
21ST4362ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
太田 侑弥1'34.011 7.756141.849
22ST44*602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一1'34.780 8.525140.698
23ST4518コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
岡野 陽朋1'34.830 8.575140.623
24ST4669ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
赤星 陽太郎1'34.890 8.635140.535
25ST4760RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小幡 弘1'34.938 8.683140.463
26ST4812無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
久保 宣夫1'34.991 8.736140.385
---- 以上予選通過 ----
-ST3-7岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛1'49.77523.520121.479
-ST4-4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
加藤 宏1'50.31724.062120.882
-ST4-666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
青木 孝行no time--
  • 使用タイヤは全車ヨコハマです。
  • CarNo.602 は、は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Aドライバー公式予選結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝1'26.211-154.682
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也1'26.380 0.169154.380
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘1'27.834 1.623151.824
4ST21*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔1'29.513 3.302148.976
5ST3127FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲1'30.317 4.106147.650
6ST3251DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦1'30.852 4.641146.781
7ST3339TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬1'31.110 4.899146.365
8ST3415岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明1'31.115 4.904146.357
9ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢1'31.137 4.926146.322
10ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON1'31.247 5.036146.145
11ST2220RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄1'31.332 5.121146.009
12ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学1'31.646 5.435145.509
13ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん1'31.733 5.522145.371
14ST2430森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉1'31.854 5.643145.180
15ST2526エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志1'31.880 5.669145.138
16ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇1'31.912 5.701145.088
17ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴1'32.298 6.087144.481
18ST397岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦1'32.445 6.234144.251
19ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知1'32.794 6.583143.709
20ST266新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広1'32.796 6.585143.706
21ST4218コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫1'34.053 7.842141.785
22ST4312無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸1'34.311 8.100141.397
23ST4460RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一1'34.456 8.245141.180
24ST4562ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州1'34.772 8.561140.710
25ST46666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎1'34.840 8.629140.609
26ST4769ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史1'34.858 8.647140.582
27ST48*41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一1'36.51510.304138.168
28ST49602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一1'36.71610.505137.881
---- 以上予選通過 ----
-ST4-4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚1'46.69120.480124.990
  • 使用タイヤは全車ヨコハマです。
  • CarNo.3 は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.41は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。

スーパー耐久

S耐:藤井誠暢、スーパー耐久にTECHNO FIRSTより新型フェアレディZで参戦!

 この度、藤井誠暢は2010年スーパー耐久シリーズ(ST-3クラス)へTECHNO FIRSTより参戦する運びとなりました事をご報告申し上げます。

 マシンはスーパー耐久へ初投入となる新型フェアレディZ(Z34)。パートナーは全日本F3で活躍する佐藤公哉選手とベテラン影山正美選手となる。

 #34「asset・テクノZ34・nismo」ならびに藤井誠暢へのご声援を宜しくお願い申し上げます。

藤井誠暢のコメント
 スーパー耐久へTECHNO FIRSTさんから参戦でき大変嬉しく思っています。初参戦となる新型フェアレディZということで、新たなマシンと共に参戦できることも楽しみです。TECHNO FIRSTさんには、昨年ST-1クラスでお世話になっていますし、08年にはST-3クラスでチャンピオンを獲得している実績のあるチームですから、早い段階でZ34のポテンシャルを引き出してくれると思います。影山選手、佐藤選手と力を合わせ毎レース表彰台を目指しますので、沢山の応援を宜しくお願いいたします。

technofirst_z34.jpg st_TECHNO FIRST.jpg

■2010年スーパー耐久 スケジュール
  • 第2戦 : 5月8日、9 日/ スポーツランドSUGO
  • 第3戦 : 5月29日、30日 / 鈴鹿サーキット
  • 第4戦 : 6月26日、27日 / 富士スピードウェイ
  • 第5戦 : 9月4日、5日 / 岡山国際サーキット
  • 第6戦 : 10月16日、17日 / 仙台ハイランド
  • 第7戦 : 11月26日、27日 / もてぎオーバル
  • 第2戦よりシリーズ参戦
■2010年スーパー耐久 参戦体制
  • エントラント:テクノファーストレーシングチーム
  • ゼッケン:34
  • マシン名:asset・テクノ Z34・nismo
  • マシン:日産フェアレディZ (Z34)
  • タイヤ:YOKOHAMA
  • チーム監督:市成 聰
  • ドライバー:藤井誠暢 / 佐藤公哉 / 影山正美
  • メンテナンス:株式会社テクノファースト
Text & Photo: 有限会社エクストラクト

Japanese F3

JF3:第1,2戦鈴鹿 TDPドライバー 国本雄資が開幕2連勝で鈴鹿を制覇 (TOYOTA)

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第2戦はトヨタ勢が表彰台を独占した

 全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月17日(土)と18日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両11台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 17日(土)午前9時45分より、10分間のインターバルを挟んで15分ずつ、第1戦、第2戦の予選が行われた。第1戦は、TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)と嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)の2台がコースレコードを更新する1分53秒台でのタイム合戦を展開。

 終盤、国本が僅か0.04秒差で嵯峨のタイムを上回り、ポールポジションを獲得。2番手に嵯峨となった。昨年までドイツF3を戦い、今季より全日本F3に参戦するブラジル人ドライバー、ラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)は4番手につけた。

 第2戦の予選も、更にコースレコードを更新するペースで戦われ、嵯峨が自身初となるポールポジションを獲得。国本が2番手。スズキが4番手となった。

 Nクラスでは第1戦、第2戦共に小林崇志(HFDP RACING)がポールポジションを獲得。今季よりFCJからNクラスにステップアップを果たしたTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)は、第1戦クラス4番手、第2戦はクラス7番手となった。

 午後3時50分に第1戦の決勝レース(12周)がスタート。上位勢はグリッド通り順当なスタートを切り、ポールポジションの国本は首位の座をキープ。2位の嵯峨との差を序盤から広げると、独走状態となった。

 嵯峨は国本を追い、終盤にはその差を若干縮めたが、追いつくまでには至らず。国本が開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾った。嵯峨は自己最高位となる2位表彰台を獲得。スズキは全日本F3初レースを4位で終えた。

 Nクラスでは小林がポール・トゥ・ウィンで初優勝。4番手スタートの蒲生は1周目にコースオフしてスピン。9位まで順位を落としたがその後追い上げ、クラス6位でフィニッシュした。

 18日(日)午前9時50分から第2戦決勝レース(17周)が開始された。スタートではポールポジションの嵯峨が順位をキープし、国本が追随。4番手スタートのスズキがスタートで一つポジションを上げ、3位に浮上した。

 1周目はトップを守って戻ってきた嵯峨だったが、国本が猛追を見せ、2周目の130Rで嵯峨をパス。首位に立った国本は圧倒的な速さで後続との差を広げていった。

 その後は順位の変動はなく、大差を付けて国本がトップチェッカー。開幕から2戦連続勝利を挙げた。嵯峨も2戦連続の2位。3位にはスズキが入り、初の表彰台獲得。第2戦はトヨタ勢が表彰台を独占する結果となった。

 Nクラスでは再び小林がポールポジションから首位を逃げ、2戦連続のポール・トゥ・ウィン。7番手からスタートを切った蒲生は、激しいバトルの中で着実にポジションを上げ、3位でフィニッシュ。初表彰台を獲得した。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 各クラス上位3人のコメント

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Cクラス優勝 #1国本 雄資(PETRONAS TOM'S F308)
今日は2番手からスタートすることになりました。スタートでかわすことは出来ませんでしたが、うまく130Rでスリップにつくことが出来、トップに立てました。
昨日はレースラップが上がらなかったのですが、今日はそれも改善でき、いいレースでした。
2連勝できたことは良かったですが、2回目の予選でポールが取れなかったことなど、まだまだ課題は多いと感じています。それを改善していって、次のもてぎではまたポール・トゥ・ウィンをしたいですね。
Cクラス2位 #62嵯峨 宏紀(DENSO・ルボーセF308)
ウォームアップ走行からアンダーステア傾向があったのでダウンフォースをつけ、後半しんどくなると思ってタイヤの内圧を下げたのですが、そのけっかムービングを起こして序盤ペースを上げられませんでした。内圧が上がった後半は良いペースで走れたんですが。
国本選手とはフェアにいいバトルができたと思います。
昨日今日とトムスに肉迫できたことで、チームとしても自分としてもステップアップできてきていると感じています。まだシーズンを云々できるレベルではありませんが、これからもトムスについていけるよう、ステップアップできれば、と思っています。
Cクラス3位 #36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)
タフなレースでしたが、いいスタートが切れました。アレックスを追い越して3位に上がりましたが、2位に近づくことは出来なかったので、あとは自分のペースをコントロールして走りました。
全日本F3には勿論いい印象を持っています。でも今週末は初めての鈴鹿、初めてのドライとチャレンジだらけで、予選、決勝と調整を重ねながら走りました。ミスも許されない中で頑張ったと思います。

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Nクラス優勝 #8小林崇志(HFDP RACING)
昨日はスタートで失敗しましたが、今日は完璧でした。一度もトップを譲らずに結果的には完璧なレースが出来ました。
それでもレースペースは中々上げられず、ミスもしたので、課題の残るレースではありました。
刻々と変わるコンディションに走りを合わせられませんでしたし。
全16戦中2勝したのは良かったですが、まだ14戦残っていますからね。
Nクラス2位 #63千代 勝正(BPダイシン・ルボーセF305)
今日はスタートから小林選手が速かったので順位を守って走りました。1周目のバックストレッチと1コーナーでは迫れたんですが、抜くことは出来ませんでした。
今季新しいチームに入ってベストは尽くせたと思います。次のもてぎにむけてステップアップしていきたいです。
Nクラス3位 #37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)
昨日はスタートしてすぐスピンしてしまいました。初めてのF3ということであせってうまくいかなかったんですが、今日は気持ちの切り替えができていいレースができたと思います。
自分の持っている力を出し切れました。
まとめ: Kazuhisa SUERHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 国本が開幕2連勝!Nクラスも小林が2連勝を達成

4月18日、鈴鹿サーキットで行われた全日本F3選手権第2戦決勝は、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が開幕2連勝を達成、2位も昨日に続いて#62嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)がつけ、3位に今季全日本初参戦の#36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)が入った。
Nクラスも#8小林崇志(HFDP RACING)が連勝、2位もまた#63千代勝正(BPダイシン・ルボーセF305)が2戦連続、3位には熾烈なドッグファイトを勝ち残った#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が入った。

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第2戦決勝は午前9時50分スタート。
ポールシッターの嵯峨がホールショットを決め、国本、スズキ、#2アレキサンドレ・インペラトーリの順で1周目を終えるが、嵯峨はそこからペースを上げることが出来ず、2周目の130Rで早くも国本にインを突かれてトップを奪われてしまう。
嵯峨はウォームアップの段階でアンダーステアの兆候を感じてダウンフォースをつけ、レース後半を考慮してタイヤ内圧を下げるなどの対策を施してスタートに臨んでいたのだが、それが逆に裏目に出た格好だ。

国本はその後も唯一の1分54秒台を記録するほどのハイペースで後続を突き放しにかかり、最後は2位に7.449秒もの大差をつけて17周を消化、開幕2連勝を飾った。
3位にはスタートでインペラトーリをかわしたスズキが徐々に後続との差を広げ、全日本参戦2戦目で初の表彰台を得た。

その後方では、昨日に続いて最後尾スタートとなった#12関口雄飛の豪快なオーバーテイクショーが今日も展開された。
関口は1周目を10位で終えると、3周目までにNクラス全車を抜き去って6位に浮上、4周目には#5吉田広樹をかわし、4位インペラトーリとの差をみるみる詰めていく。
130Rで、1コーナーで懸命に関口を抑えにかかるインペラトーリだったが、9周目のスプーンで痛恨のオーバーランを喫し、先行を許すこととなった。
これで表彰台の可能性も出てきたかに見えた関口だったが、10周名工中々ペースを上げることが出来ず、逆に1分57秒台まで失速を余儀なくされ、3位スズキを追うどころかコース復帰したインペラトーリに背後を脅かされる事態に陥る。
二人は15周を終わった頃には完全にテール・トゥ・ノーズ状態に。最早インペラトーリの4位浮上は時間の問題と思われたが、16周目のダンロップ立ち上がりであろうことかインペラトーリスピンアウト。グラベルにつかまってレースを終えてしまった。
これにより関口はこのレースをどうにか4位で終えることができた。

Nクラスは予選トップの小林が今日は一度も後続に付け入る隙を与えずに17周を走りきって開幕2連勝。2位は千代とここまでは昨日と同じ結果となったが、その後方では#19黒田吉隆、#23佐藤公哉、そして蒲生による熾烈なドッグファイトが展開された。
コーナーごとに激しく順位を入れ替える3台だったが、ルーキーの蒲生が12周目の1コーナーで佐藤を攻略し、F3初の表彰台を得た。
佐藤は中盤以降ペースが上がらず、黒田、#22佐々木大樹らに抜き返されてクラス6位に終わっている。

全日本F3選手権の第3戦、第4戦は5月22-23日にツインリンクもてぎで開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2010/04/18) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime
Behind
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1732'38.752
262C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE177.449
336Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1714.230
412C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE1723.765
55C吉田 広樹MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1728.596
68N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1736.806
763N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1743.731
837N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE171'00.149
919N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE171'01.438
1022N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE171'05.052
1123N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE171'05.721
1220Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE171'06.415
137N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE171'21.253
1418N銘苅 翼AIM-SPORTS F307DALLARA F3073S-GE171'22.306
1577N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE171'39.635
1621N大波 肇ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE161 Lap 
172Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C152 Laps
---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ----
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 国本 雄資(PETRONAS TOM'S F308) 1'54.430 (9/17) 182.69km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.8 小林 崇志(HFDP RACING F307) 1'56.722 (2/17) 179.03km/h

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選 嵯峨宏紀が参戦6年目で初のポール!コースレコードは遂に1分52秒台に

全日本F3選手権第2戦の公式予選は、#62嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が参戦6年目にして初のポールポジションを獲得。タイムは1分52秒778と、第1戦で#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)の記録したレコードタイムを1秒近く更新した。

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f3_r02_q_8 f3_r02_q_63 f3_r02_q_19

第1戦の予選から10分間のインターバルをおいて第2戦の公式予選が開始された。
Cクラスで最初に動いたのは第1戦を2番手で終えた嵯峨。1周目を2分3秒台で通過すると、次の周で1分53秒532と、いきなり国本の新レコードを打ち破ってきた。

一方の国本は開始10分で1分53秒143を出してここでもトップに立つが、その直後に嵯峨が1分52秒778とタイムを大幅に縮めて再びトップに。
国本も終盤1分52秒台に突入するが、1分52秒958と僅かに及ばず、嵯峨はF3参戦6年目にして始めてのポールポジションを獲得して明日の決勝に臨むこととなった。
3番手にはここでも#2アレキサンドレ・インペラトーリがつけた。

なお第1戦でミッショントラブルに見舞われた#12関口雄飛は結局このセッションも走行できず、ノータイムに終わっている。

Nクラスは#8小林崇志(HFDP RACING)が第1戦に続いてトップタイムを記録、2番手もまた#63千代勝正(BPダイシン・ルボーセF305)が続く結果となった。

第2戦決勝は明日午前9時50分より、17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2010/04/17) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FER1'52.778--185.37
21C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'52.9590.1810.181185.07
32Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204CR1'53.6930.9150.734183.87
436Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'54.1221.3440.429183.18
55C吉田 広樹MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1'54.5691.7910.447182.47
68N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GER1'54.8262.0480.257182.06
763N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GER1'54.8622.0840.036182.00
819N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'55.6222.8440.760180.81
97N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'55.6512.8730.029180.76
1023N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'55.7682.9900.117180.58
1122N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'55.9233.1450.155180.34
1237N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'55.9603.1820.037180.28
1320Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'56.8714.0930.911178.87
1418N銘苅 翼AIM-SPORTS F307DALLARA F3073S-GE1'56.9744.1960.103178.72
1577N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'57.1264.3480.152178.48
1621N大波 肇ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'58.4055.6271.279176.56
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'04.45711.6796.052167.97
-12C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VEAbsence---
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新した。従来のレコードタイムは、(C) 1'53.749 (N) 1'55.464

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430、予選13位から追い上げ決勝7位! (JIMGAINER)

  • 2010年SUPER-GT第2戦 岡山300km
  • JIMGAINERDIXCEL DUNLOP F430
  • 観客動員数:予選日9000人・決勝日:16000人
  • 予選:13位・決勝:7位
  • Dr:TetsuyaTANAKA/KatsuyukiHIRANAKA

gt_r02_jg_01.jpg

2010年4月3日(sat)
  • 8:20~9:20・FREEPRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:5℃
  • 10:15~11:15・FREEPRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:10℃
  • 12:55~13:40・QUALIFYING PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:11℃
  • 15:10~:KNOCKDOWN QUALIFYING WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:14℃

gt_r02_jg_02.jpg  練習走行は今までとは違って、1時間ずつ2回の時間が与えられた。この日は天気は良いものの、4月と思えないほど気温も低く、風も冷たい。

 そんな中、平中克幸から走行を開始した。7周の周回後田中哲也と交代。田中も10周の周回をこなし、再び平中と交代。コーナー中のアンダーステアと、その後のオーバーステアに悩まされていた。

 10時15分からの走行もオンタイムで開始された。気温は上がったものの、風は強く寒さは変わらない。路面温度もなかなか上がらず、25度程度だった。この回は田中から走行を開始。先ほどからのアンダーステアはあまり改善されず、リアウイングの調整、ダンパーの調整、スタビの調整と順を追ってマシンセットに余念がない。しかし、なかなか思うようにセットが出せず、不安の中2回の練習走行は終了した。

 1回目の予選は12時55分から45分間。この予選は2人のドライバーがまず予選基準タイムをクリアすることが条件。タイムがクリアできなかった場合は、2回目の予選に進めないことになる。この回は2人ともユーズドタイヤでタイムアタックを行う。まず田中からタイムアタックを開始。3周計測で平中にチェンジ。平中も3周計測でピットへ。基準タイムは楽々クリアしたものの、やはりタイムが伸びない。思うように踏んでいけないようで、まだまだセットに課題が残る。路面温度が思ったほど上がらないのも原因のひとつのようだ。

 1時間30分後に、今回も採用されたノックダウン予選が始まる。まず300クラスからノックダウン予選1回目が開始された。今回は開幕戦とアタックドライバーの順番を変えてきた。まず田中がタイムアタックを開始。1番にコースインしていく。4周目に1分33秒159をマーク。やはりまだ思う様なマシンに仕上がっていないようだ。何とか14番手でセッション2に駒を進めた。

 500クラスのセッション1を挟み、300クラスのセッション2が開始された。この回は平中が担当する。計測3周目に1分32秒518のタイムを計測するが、路面コンディションが徐々に良くなり、他車が次々とタイムを更新してくる。2番手のポジションにあった名前もあっという間に10番手に。最終計測でも平中はタイムアップが出来ず、結局13番手でこの回を終えた。10番手までしか次のセッションに進むことが出来ないため、第2戦は13番手のポジションからのスタートが決定した。このポジションからのスタートは、田中・平中コンビニなってからのワースト記録となり、明日の決勝での挽回を、チーム全体が誓った。

田中哲也
 去年一昨年以来ドライ路面でのトップテンを逃しました。マシンがそういう状態なので、これからもっと仕上げていかないといけませんね。明日の決勝は、今日の練習走行でのロングも、タイムが出ていないし、かなり良くない状況だったのですが、決勝は決勝なので、いかに明日の朝で仕上げていけるかが勝負ですね。
平中克幸
 予選は13番手でしたけれども、明日の決勝は追い上げて、見応えのある素晴らしいレースをしたいと思います。開幕戦は予選が良かったので、今回もいけるとは思っていたんですが、コンディション的に今回は合いませんでしたね。明日は頑張るだけです。
2010年4月4日(sun)
  • 9:00~9:45:FREEPRACTICE
  • 9:55~10:10:CIRCUITSAFARI WEATHER:CLOUDY CONDITION:DRY TEMPERATURE:9℃
  • 14:00~:FINAL WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:17℃

gt_r02_jg_03.jpg  決勝日は気温も徐々に上昇。昨日と違って風も穏やかで、最高のレース日和になった。今回も決勝日の朝のフリー走行は45分間与えられた。昨日の課題を何とか解消するために田中から走行を開始。やはり、なかなかアンダーもオーバーも消えない状況の中でも、両ドライバーは1分34秒~35秒の決勝ラップのタイムは出していた。その後、サーキットサファリで最後の調整を行い、走行は終了した。

 気温も17度と4月の気候に戻り、さくらもほぼ満開状態。そんな中、オンタイムで決勝のフォーメーションは開始された。

 スタートドライバーは田中。スタートして、1周目の裏ストレートで1台パスされるがすぐに抜き返す。しかし、Wヘヤピンの1つめで2台絡み1台がスピンコースアウト。2台後方を走行していた田中は行き場を失い、グラベルへ回避。ダートを走った為に一気に18番手まで後退。この時コース上に居た300クラスの最後尾までポジションを落とすこととなってしまった。ダートを走った事によるマシンへのダメージは無いようで、ここから怒濤の追い上げを見せる。

 コース幅も狭く、抜きどころの少ない岡山国際サーキットでは前車を抜いていくのはかなり大変な作業となる。しかし田中は、ストレートが一番速くなかなか抜けずにいたNo.5ビーマックを7周目に、9周目にはNo.62LEGACYB4をパス。徐々に順位を上げていく。

 ストレートの速い№9PORSCHEを13周目にパス。ラップタイムもトップより速く、15周を終わった時点でもトップとの差は25秒とそんなに大きく引き離されていなかった。18周目にNo.26PORSCHEも抜き去り、No.27FERRARIも抜き、11番手に浮上。38周目に平中と交代するまで16秒前を行くNo.2紫電を追いかけていた。

 平中が交代してコースに戻ったときも11番手をキープ。しかしピットでNo.27FERRARIに先を越され(タイヤ無交換のため)再び追いかける形に。ラップタイム差が1周2秒近くあったので、46周目にはパスし、33秒前を行くNo.86ランボルギーニを追いかける。前を走る4台がバトルを展開し、ラップタイムが上がらないとこにより、徐々に平中が追いついていく。4台の内のNo.33PORSCHEをパスしたのが67周目。しかし、徐々にタイヤもきつくなりだし、平中もペースを上げられない。

 途中No.19が単独コースオフ、No.7がマシントラブルでコースオフ。75周目にチェッカーを受けた時には7番手でコントロールラインを通過していた。

田中哲也
gt_r02_jg_tanaka.jpg  スタートしてバックストレートで1台抜かれたのですが、ヘアピンで抜き返し、Wヘヤピンでもう1台抜きにいったところで前車がスピンアウトしてきたので、避けるところが無くダートへ行ってしまいました。コースに戻る事も出来て、良いペースで走ることも出来たので追い上げていってたのですが、代わる前の10周くらいは急にタイヤがタレてきてしまって、トータルではペースを上げることが出来ませんでした。代わるまでコンスタントに走れるようにしないと、せっかく前に詰めよっても最終的には離されてしまう事になってしまうので、結果が残せないのでまたその辺りを改善しないといけないですね。
平中克幸
gt_r02_jg_hiranaka.jpg  昨日の予選、フリー走行の結果を考えたら最終的に7位でチェッカーを受けたことは良かったと思います。レースで長い距離も走れましたし、今後に生かせるデータも取れたと思うので、自分自身も次に期待したいと思います。
Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GT

【吉本大樹レースレポート】(SGT第2戦/岡山国際)

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【2010年スーパーGTシリーズ第2戦(岡山国際)】
3-4 April, 2010
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20100407SGT2.jpg
【Result】
【土曜日】

公式練習1回目 : 8 th / 1'33"598
公式練習2回目 : 9 th / 1'33"462
公式予選1回目 : 17 th / 1'35"619
S1 : 16 th / 1'33"212 (松田選手)
S2 : 4 th / 1'31"960 (吉本大樹)
S3 : 10 th / 1'33"477 (松田選手)
グリッド : 10 th

【日曜日】

フリー走行 :19 th
決勝 : 15 th (0 pt / Team's Point : 1 pt)

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【公式練習、予選】
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20100407SGT3.jpg
公式練習 天候:晴 | 路面:ドライ
公式予選 天候:晴 | 路面:ドライ | 気温:14℃ | 路面温度:23℃(ノックダウン予選開始時)

仕切り直しの第2戦、triple a Vantage GT2は初の予選S3進出

鈴鹿で開催された開幕戦から2週間。2010年のスーパーGTシリーズは岡山国際サーキットへと舞台を移し第2戦を迎える事となった。大きな注目を集めながら挑んだ開幕戦ではまさかの結果に終わったtriple a Vantage GT2。それでもチーム&ドライバーは気持ちを新たにこの岡山へとやってきた。そして迎えた公式練習1回目。

曇り空の下、この時期にしては気温も低くなった岡山国際サーキット。この公式練習でまずマシンに乗り込んだのは吉本大樹。ところがtriple a Vantage GT2にはこの第2戦でも試練が待ち構えていた。公式練習の1回目、2回目こそタイム的には8番手、9番手、開幕戦から変更した足回りのセットアップもまずまずの状態になっていったものの、マシンにわずかな違和感を感じていた吉本大樹と松田選手。すると午後に入り行われた公式予選では、この違和感が完全なマシントラブルとなって出てきてしまう。

今回の予選は開幕戦と同じノックダウン方式。公式予選1回目は決勝のグリッドには影響しないものの、後のノックダウン予選に出る為には両ドライバーが基準タイムをクリアする事が必要になる。ところがその公式予選1回目、最初にステアリングを握った松田選手は計測3周目に1'35"619をマーク、基準タイムをクリアしピットへと戻ってきたものの、マシンはその松田選手がピットを後にした時点でエンジンから異音が出始めており、吉本がアタック入るころにはこのトラブルがさらに悪化。エンジンは急速にパワーを失っていくと、ストレートでも全くスピードが出ず、トラブルの原因を探るためにピットイン・アウトを繰り返すことに。「このままでは吉本が基準タイムをクリア出来ないのでは・・・?」という程深刻な状態になったものの、吉本はパワーを完全に失ったマシンで無理やり1周のみのアタックを行い辛うじて1'36"666のタイムをマーク、何とか基準タイムをクリアする事に成功した。

薄氷の基準タイムクリアを演じたtriple a Vantage GT2。しかしその後もトラブルの原因を究明する事が出来ず、考えられる応急処置を施した状態で迎えたノックダウン予選S1セッション。ここでステアリングを握ったのは松田選手。その松田選手は、良くはなったもののトラブルが完全に消えたとは言えないマシンを巧みに操り最後の最後アタックでベストタイムをマーク、S2に進むにはギリギリの16番手につけ何とかS2へと進出する。すると今度はS2セッションで吉本がスーパーラップを決めて見せる。「本当にあの一周だけだったけど症状が少しマシで、同時に限界のアタックをキメられた」というラップでマークしたタイムは1'31"960。なんとこのセッション4番手につけ、見事S3へと駒を進める事に成功する。最後のS3セッションでは、マシンがトラブルを抱えていた事や決勝を睨んだタイヤ選択をした事で10番手となったものの、終わってみれば基準タイムクリアすら危ぶまれた状態から決勝10番グリッド獲得するという、翌日の決勝での巻き返しを期待させるに十分な結果で予選を終了する事となった。

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【決勝】
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20100407SGT4.jpg

天候:晴れ | 路面:ドライ | 気温:17℃ | 路面温度:28℃(決勝開始時)

triple a Vantage GT2、トラブルでスタートを切れずも、15位完走

前日ほど気温も下がらず、晴天に恵まれ迎えた決勝日。前日予選ではトラブルを抱えたままで見事S3進出を果たしたtriple a Vantage GT2。しかしその後、メカニックは夜を徹してトラブルの原因究明に取りかかったものの、結局最後までトラブルの原因を特定する事が出来ず。朝のフリー走行でもまともに周回を重ねる事が出来ないまま決勝のスタートを迎える事となってしまった。

今回トラブルを抱えたアストンマーティンのエンジンは英国のプロドライブ製で、チームは国内でのエンジンメンテナンスに関してはどことも契約を結んでいない。故に今回の様なトラブルをレースウィーク中に解消するのは困難を極める。それでもその状況下、チームはあきらめる事無く決勝直前まで様々な解決策を試し、更にはトラブル解決の為の情報収集に吉本、松田の両ドライバーまでもがパドックを走り回る。しかし無情にも解決への決定打となる処置が見つからぬままマシンはスターティンググリッドに着く事に。マシンの状態はレースを完走出来る状態にはなく、スタート前のグリッド上ながら「開幕戦に続いてリタイヤか・・・」という雰囲気すら流れ始める。

するとここでスタートを務める予定であった吉本が、「このままスタートしてリタイヤするより、可能性があるのならその可能性に賭けてピットにマシンを戻し、最後に考えられる処置をしてレースに戻ろう」とチームに提案。ピットスタートとなれば当然10番グリッドは捨てる事になり、良くても全車が1コーナーを過ぎた後、すなわち最後尾からのスタートという事になる。更にはピットスタートを選択したからといってトラブルが解消される保証はどこにもない。それでもチームは吉本の強い提案を受け入れマシンをピットに押し戻すことを選択。スタート時刻が刻一刻と近づく中、前日からほとんど休みなく作業を続けてきたメカニック達が最後の望みを託しマシンへと応急処置を施していく。作業はレースがスタートして6周目が過ぎたところで完了。エンジンに火が入れられると、triple a Vantage GT2のV8エンジンは前日から続いた点火系のトラブルを解消し息を吹き返した。 この時点で勝負権は完全に失ってしまっていたものの、チーム、ドライバー、メカニックスタッフ達は微塵もあきらめを感じさせる事無くレースに復帰した。

すると6周遅れでレースをスタートさせた吉本は、チームの頑張りに応える素晴らしい走りを披露。コースイン直後に無線で「エンジンちゃんと回ってる!」との報告を入れた以降は懸念されたマシントラブルについての無線報告はなく、さらに予選S2を彷彿させる走りでトップを行くマシンとほぼ変わらないラップタイムを連発していく。結局吉本はそのまま45周を好ペースで走り切り、その後松田選手にドライバーチェンジ。するとその松田選手も今回のレースを制した#46(アップスタート MOLA Z)をコース上でオーバーテイクするなど、ポジション的には大幅な周回遅れであったものの意地の走りを披露。最終的にそのまま6周遅れでレースを走りきったtriple a Vantage GT2は、結果15位ながら、スタートすら危ぶまれた状況から一転、見事なレースを見せ今シーズン初の完走を堂々と果たした。

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【吉本大樹コメント】
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20100407SGT5.jpg
これまでシェイクダウン、プライベートテスト、合同テスト、開幕戦とよく考えると全て鈴鹿でした。だから岡山に来て急にエンジンが不調になった原因が解らず、本当にメカニックは大変だったと思います。

今回は殆どセットなんてする余裕も無かったですから、岡山に持ち込んだセットがほぼキマっていた事にも助けられて予選は8気筒の内7気筒しか動いていない中でギリギリ基準タイムをクリアしました。ノックダウンの時はバラつく程度に回復していた事と、アタックラップだけ更に調子が良くて良いタイムが出せました。これは「週末の奇跡その一」です。

ただ、何が問題かというと、このノックダウンで調子が良くなったこと。これを理由に我々は更にどこに原因があるのかの判断が難しくなりました。メカニックは殆ど徹夜で作業をしてくれたにも関わらず、無情にも日曜日のフリー走行は相変わらず7気筒しか動いていない状態。8つある内の1つとはいえ、バランスも崩れればパワーも大幅にダウン、更にはエンジンにダメージを与えてしまう。決勝前に松田さんの親友のエンジン屋さんに見てもらった事で原因がほぼ解り、その後はひたすら全員で動きまくりました。それでもピットレーンオープンまでにマシンが直ることはありませんでした。グリッドに着く段階でもやはり7気筒。このままでは良くても2~3周しか出来ないし、まずレースにはならない。それにエンジンも完全に壊れてしまうかもしれないということでピットにマシンを押し戻す決断をしました。

スタートまでの30分間が作業にあてられた事は大きかったですが、本当に短い30分間でした。レースはスタートしてしまっていたけど、6周遅れでレースに復帰できたことは本当に嬉しかったし、チーム全体が完全に一つになっていました。レース中は好ペースで走れました。正直「普通にスタートしていたならば...」と思う部分もありますが、逆に言うとこれで次から更に自信を持って戦えます。結果は無くとも本当に意味のある最高の週末だったと思います。

スペアパーツはありません。エンジンやECUを見る為にプロドライブから常にスタッフが来るわけでもありません。データもあまりありません。ピカピカの一年生です。

けど第3戦は優勝しにいきます。A speedが頂きます。引き続きA speedの応援宜しくお願いします!

SUPER GT

【MZ Racingプレスリリース】怒濤の追い上げで首位に立った雨宮RX-7、無念のリタイヤ

20100407SGT.jpgSUPER GT第2戦(岡山)
4月4日(日)にSUPER GT第2戦「OKAYAMA GT300km RACE」が岡山国際サーキットで開催され、GT300クラスにRE雨宮レーシングから出場した谷口信輝・折目遼組のRX-7は、11位スタートながら一時首位に立ち、開幕連勝を手中にするかと思われたが、マシントラブルのためリタイヤとなった。

周囲の山々に山桜が咲き誇る春らしい陽気の中、SUPER GT第2戦のウィークエンドを迎えた。土曜日・日曜日ともに雨の心配はなく、観客は地元中国地方だけでなく、近畿地方や四国からも多数が訪れた。コース幅が狭く、タイトターンが多い岡山は、抜きどころが少ないことでも知られている。さらに、RX-7は開幕戦の鈴鹿で優勝しているためハンディウェイトを積んでおり、苦戦が予想されていた。しかし、その状況下でも高ポイントが取れればチャンピオンシップに向けて大きく前進するはずであった。

決勝レースは、ポールシッターのランボルギーニが逃げ切るレースを展開するかと思われた。一方、雨宮RX-7は前半を担当した谷口が怒濤の勢いで次々と前車をパス。給油で戸惑うランボルギーニを尻目に、タイヤ無交換でピットをあとにした折目のRX-7は首位でコースに戻ることとなった。折目もまた力強いドライビングで周回を重ねていた。ところが、55周目に突然コースアウトし、スポンジバリアをヒットしてRX-7のレースは終了となった。ドライバーの折目にはけがはなくマシンのダメージも大きくはない。コースアウトの原因は、ステアリング系の故障だった模様。RX-7が次々ライバルを抜き去る姿は、REファンならずとも誰もが溜飲を下げるものであった。次回富士での健闘を期待したい。

MZ Racingプレスリリース 

SUPER GT

SGT:第2戦岡山 LEXUS SC430が2-3位表彰台獲得 (TOYOTA)

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2位表彰台を獲得したZENT CERUMO SC430 38号車の
リチャード・ライアン(左)と立川祐路(右)

 SUPER GTの2010年シーズン第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月3日(土)、4日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 岡山国際サーキットは1周が3.703kmと比較的短い テクニカルコースで、追い抜きが難しい。このため、予選グリッドが重要となる。

 鈴鹿の開幕戦から僅か2週間のインターバルを経ての開催となった今大会には、レクサスチームからGT500クラスに5台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 3日(土)午前中の2度に渡る公式練習を経て、午後12時55分より公式予選1回目、午後3時10分よりノックダウン予選が行われた。

 レクサス勢は全車がセッション1をクリア。しかし、セッション2ではDENSO DUNLOP SARD SC430 39号車が9番手で敗退。また、ディフェンディングチャンピオンのPETRONAS TOM'S SC430 1号車も8番手で最終セッション3進出を逃し、グリッドが確定した。

 セッション3では、ZENT CERUMO SC430 38号車が好走を見せたが惜しくもポールポジション獲得は成らず、最前列2番手グリッド。石浦宏明/大嶋和也のTDPコンビが駆るMJ KRAFT SC430 35号車が2列目4番手を確保。開幕戦で2位表彰台に上がったENEOS SC430 6号車が5番手につけた。

 GT300クラスでは、トヨタ/レクサスの全車がセッション3へ進出し、apr COROLLA Axio 31号車が3番手、ウェッズスポーツIS350 19号車が4番手、COROLLA Axio apr GT 74号車が5番手と並び、決勝へ臨んだ。

◆決勝◆

 4日(日)も好天に恵まれ、春らしい陽気の下で午後2時に82ラップ、300kmの決勝レースがスタートした。

 グリッド順のまま、順当なスタートが切られたが、8番手グリッドからアンドレ・ロッテラーがスタートを担当した1号車は、スタートで一つポジションを上げると、7周目にはMOTUL AUTECH GT-R 23号車をかわし6位。更に前を行く35号車、6号車もパスし、12周目には4位まで一気に浮上した。

 一方、立川祐路が2番手グリッドからスタートした38号車は首位のウイダー HSV-010 18号車を追いつめ、テール・トゥ・ノーズでのバトルを繰り広げたが、抜くまでには至らず。

 コースの至る所で激しい接近戦が展開されたが、追い抜きの難しい岡山で、なかなか順位の変動はなく、レースは折り返しを迎えた41周目を過ぎたところから、各車ルーティーンのピットインが開始された。

 45周目、レクサス勢の先陣を切って、2位を走行していた38号車がピットイン。給油とドライバー交代、タイヤを4本替えてピットアウト。翌周には1号車がピットインしたが、ここでリアタイヤの2本のみを交換するという作戦に出て、前半戦、前を走行していた38号車とカルソニック IMPUL GT-R 12号車の前でピットアウトしてみせた。

 レクサス勢で最後までピットを遅らせた35号車は、50周目にピットインし、石浦から大嶋へドライバー交代。ここで、タイヤを交換しないという大胆な作戦を採った35号車は、見事2位でコースへ復帰した。

 しかし、タイヤの厳しい35号車は、1号車、38号車の猛追を抑えきれず、4位に後退。そのポジションを守ろうとしたが、他車との接触があったとして痛恨のドライブスルーペナルティを科され、9位へと大きく順位を落としてしまった。

 全車がピットを終えた後は、1号車と38号車による2位争いに観客は釘付けとなった。2本のみのタイヤ交換で苦しい1号車は、後半を担当した脇阪寿一のテクニックでポジションを守るが、38号車のリチャード・ライアンも4本交換したタイヤの有利さを活かし、激しくプッシュ。時には、サイド・バイ・サイドで軽く接触しながらの激しいバトルとなった。

 38号車を抑え続けた1号車であったが、残り4周、GT300クラスの車両をかわそうとした際に、その車両がタイヤをロックさせ、追い抜きかけていた1号車は行き場を失いアウトへ。この隙を見逃さなかった38号車がインからかわし、2位へ浮上。38号車は首位を追ったがその差は大きく広がっており、2位でチェッカー。1号車は後続の猛追を受けたが0.5秒差でこれを凌ぎきり、3位でフィニッシュ。LEXUS SC430は2台が表彰台を獲得することとなった。

 5位には6号車が入り、開幕戦2位の結果とあわせ、第2戦終了時のランキングでは首位に立った。タイヤ無交換作戦をとった 35号車はペナルティもあり9位。TDPドライバー 平手晃平が後半を担当した39号車は 10位に終わった。

 GT300クラスでは、TDPドライバー井口卓人と国本雄資のドライブする74号車が、決勝レース前のフリー走行でトラブルに見舞われ、決勝レースまでの間にエンジン交換。スタートには間にあったものの、ピットスタート、最後尾からの追い上げを強いられることとなった。

 4番手スタートの19号車が、まもなく3番手スタートの31号車をかわし、2台共に上位争いを繰り広げていたが、19号車はタイヤ無交換作戦でピットインした後、やはりタイヤが厳しくなり、コースオフ。なんとかレースには復帰したが、大きくポジションを落としてしまった。

 嵯峨宏紀/松浦孝亮の全く新しいコンビで2戦目を戦う31号車は、着実に上位走行を続け、5位でフィニッシュ。初の完走、ポイント獲得を果たした。ピットスタートで最後尾から追い上げた74号車は、最も早いタイミングで井口から国本へとドライバーチェンジ。接触でドライブスルーペナルティを受けるなど受難のレースとなったが、粘り強くポジションを上げ、ポイント圏内の9位でフィニッシュ。2戦連続でのポイント獲得を果たした。19号車は14位に終わった。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川 祐路:
レースウイークを通して、予選からとても良い流れで来ていたので、とにかく優勝したかった。今日のレースに関しては自分のスティントのときの周回遅れが出てくるタイミングが悪く、どうしても勝ちたいレースだったが、少し運に恵まれなかった。次戦は、得意なコースでもある富士スピードウェイでの開催なので、頑張りたい。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー リチャード・ライアン:
とてもエキサイティングなレースだった。私が担当した後半、脇阪選手とのバトルはとても楽しかった。彼は大ベテランでもあり、パスするのは苦労するだろうということは想定していたが、結果的に2位表彰台を獲得できて良かった。新監督を迎え、エンジニアとの戦略などを考える面でとてもつながりが強固になったので、今シーズンが楽しみだ。
PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー 脇阪 寿一:
今日のレースは、ピットインの際、リアタイヤのみのタイヤ交換という作戦で臨んだ。そこに至るまでに、かかる周回数と同じだけの走行を繰り返し、ガソリンも多目に積み、アウトラップまで想定し綿密にチームの戦略を遂行した。タイヤに厳しい岡山でこのトムスの戦略が成功したことは、チームの素晴らしさであり、今後も幅の広い戦い方をしていけると思う。
PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
自分のスティントの走りは、オーバーテイクの連続でとても楽しめた。序盤プッシュし続けたが、そのままチームの立てた戦略を変えずに、タイヤをリアタイヤ交換のみで臨んで、結果それが成功したのは大変良かったと思う。(脇阪)寿一がパスされたのは、アンラッキーではあったが、3位はチャンピオンシップを戦う上で良い結果だ。次の富士でも表彰台に上りたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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