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2009年4月

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選 トップ3のコメント

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ポールポジション 平手 晃平(ahead TEAM IMPUL)
テストからずっとドライで走る機会がなかなかなくて、今日は富士のテストで良かったセットで走り出して、 そこから大きく違う方向にセットを変えたらうまくいきました。
予選では、Q1、Q2と少しづつセットを変えていって、Q3はQ2のままの状態でいきました。まだクルマはベストの状態ではありませんが、 そんな中で自分自身はベストを尽くして走れたと思います。
ポールポジションを獲るのは本当に久々なので、明日の決勝は大事に走ってポール・トゥ・ウィンで終わりたいですね。

予選2位 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION RACING)
冬のテストから調子は良かったんですが、どうしてもインパル勢についていけませんでした。それでチームのほうも色々考えてくれて、 今日予選を走ったらQ1ですごくいいタイムが出てびっくりしました。 でもQ3ではあとほんのちょっとでポールを逃したのですごく悔しいですし、チームにも申し訳ないと思いました。
去年も2番グリッドで、スタートでトップに立ったんですが1コーナーで抜き返されてしまいましたので、 今年は抜き返されないようにしたいです。
オーバーテイクシステムは、まあ使い方がわからないので、レースで試行錯誤しながらちょっとずつなれていきたいです。

予選3位 ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
今日はまぁまぁいい一日でした。朝から色んなセッティングにトライしてきました。予選はQ1のセットは良かったんですが、 Q2はトラクションが不足していたので、Q1のセットに戻してQ3を走りました。まだクルマはパーフェクトな状態にはなっていませんが、 今日の結果は嬉しく思います。
こうして記者会見で若い選手が二人横に居ると、自分がすごく歳をとったような気がしますね。
明日の決勝は、まず第一にちゃんとフィニッシュすること、それから、スタートで誰も押し出さないことを心がけます。
新しいクルマになってからまだ誰もロングランをやってないので、レースでは何がおきるかわかりませんからね。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0221'24.7281'24.653
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.7421'25.3631'24.692
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0241'25.4221'24.756
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4641'25.1971'25.045
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.6091'25.2611'25.187
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2091'24.8381'25.359
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.2131'25.0981'25.572
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.1801'24.6971'26.641
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5191'25.507
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.7791'25.612
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.8811'25.718
1237大島 和也PETRONAS TEAM TOM\'STOYOTA RV8K1'26.116
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'26.270
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選 平手初のポール獲得!2番手は今年も伊沢

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士の公式予選は昨年に続いてノックアウト方式で行われ、 #20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が見事参戦2年目にして初のポールポジションを獲得した。
2番手には#41伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がつけ、 昨年の第1戦以来のフロントローから明日の決勝に臨む。

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午後1時45分、公式予選Q1が開始された。
参加台数が13台に減少したことにより、Q2、に進出できる台数は11台とされた。Q3は昨年同様8台で行われる。

最初にコースインしたのは#8国本京佑、続いて#48立川祐路がコースイン。
午前中のフリー走行でタイムの出なかった立川と、少しでもクルマに慣れておきたいルーキー勢が開始早々から精力的に周回を重ねる一方で、 そのほかのドライバーは昨年同様ガレージでじっとタイミングをうかがい、 残り5分あまりとなったところで漸く本格的なタイムアタック合戦が開始された。

ここでトップタイムを記録したのは伊沢。1分24秒856といち早く1分24秒台にタイムを入れると、 そのまま24秒742までタイムを縮めて走行を終えた。結局Q1で24秒台を記録したのはこの伊沢のみ。
2番手には25秒022で平手がつけ、以下、トレルイエ、松田とインパル勢が2-3-4番手を占めて5番手にデュバルという結果になり、 朝からタイムの伸び悩んでいる立川と、ルーキーの大嶋和也がここで姿を消すことになった。

10分間のインターバルの後に行われたQ2も、残り6分からアタック合戦が繰り広げられ、 ここではディフェンディングチャンピオンの#1松田次生が1分24秒697でトップに。
2番手に平手、3番手にデュバルが続き、Q1トップの伊沢は7番手、Q1で3番手のトレルイエは8位とぎりぎりでQ3に生き残った。
ここで姿を消したのは国本、ライアン、塚越。これでルーキーは全員が予選を終えることとなった。

ところがそのトップの松田はブレーキに問題を抱えており、Q3までのインターバルで急遽調整作業に入ることになってしまった。
これに手間取った松田はQ3開始5分過ぎまでピットを出ることが出来ず、 結局アタックの機会を逸して明日の決勝を8番グリッドからスタートすることになってしまった。

一方、Q1、Q2と連続して2番手につけていた平手はQ3で更にタイムを伸ばし、チェッカー直前に1分24秒653を叩き出して、 見事フォーミュラニッポンで初のポールポジションを獲得した。2番手はQ1トップの伊沢。1分24秒692と、 平手に僅か100分の4秒差につけ、明日の決勝を昨年のデビュー戦同様フロントローからスタートする。
3番手にはQ2をぎりぎりで切り抜けたトレルイエがつけ、ベテランの面目を保った。

第1戦決勝は明日午後2時30分より、55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士ノックアウトQ3結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.653--194.05
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.6920.0390.039193.96
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.7560.1030.064193.81
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.0450.3920.289193.15
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.1870.5340.142192.83
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.3590.7060.172192.44
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5720.9190.213191.96
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.6411.9881.069189.60
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第1戦富士ノックアウトQ2結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.697--193.95
220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.7280.0310.031193.88
331ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'24.8380.1410.110193.63
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.0980.4010.260193.03
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.1970.5000.099192.81
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2610.5640.064192.66
741伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.3630.6660.102192.43
82ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.4220.7250.059192.30
---- 以上Q3進出 ----
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5070.8100.085192.11
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.6120.9150.105191.87
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.7181.0210.106191.64
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第1戦富士ノックアウトQ1結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.742--193.84
220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0220.2800.280193.21
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0240.2820.002193.20
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.1800.4380.156192.85
531ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2090.4670.029192.78
68石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.2130.4710.004192.77
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4640.7220.251192.21
87国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5190.7770.055192.08
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.6090.8670.090191.88
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.7791.0370.170191.50
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.8811.1390.102191.27
---- 以上Q2進出 ----
1237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.1161.3740.235190.75
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'26.2701.5280.154190.41
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:2009年度FNマシンラインナップ

LAWSON TEAM IMPUL
エントラント名: LAWSON TEAM IMPUL
監督: 星野一義
エントラント代表者: 星野一義
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.1
松田 次生
(三重県)
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CarNo.2
ブノワ・トレルイエ
(フランス)
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Team LeMans
エントラント名: TEAM LEMANS
監督: 土沼 廣芳
エントラント代表者: 土沼 廣芳
ウェブサイト: http://www.teamlemans.co.jp/
CarNo.7
国本 京祐
(神奈川県)
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CarNo.8
石浦 宏明
(東京都)
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HFDP RACING
エントラント名: HFDP RACING
監督: 田中 弘
エントラント代表者: 金石 勝智
ウェブサイト: http://www.real-racing.jp/
CarNo.10
塚越 広大
(栃木県)
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TP checker TEAM IMPUL
エントラント名: ahead TEAM IMPUL
監督: 黒澤 琢弥
エントラント代表者: 高橋 紳一郎
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.20
平手 晃平
(愛知県)
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PIAA NAKAJIMA
エントラント名: NAKAJIMA RACING
監督: 中嶋 悟
エントラント代表者: 藤井一三
ウェブサイト: http://www.so-net.co.jp/nakajimaracing/
CarNo.31
ロイック・デュバル
(フランス)
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CarNo.32
小暮 卓史
(神奈川県)
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PETRONAS TEAM TOM'S
エントラント名: PETRONAS TEAM TOM'S
監督: 舘 信秀
エントラント代表者: 舘 信秀
ウェブサイト: http://www.toyota-team-toms.com/
CarNo.36
アンドレ・ロッテラー
(ドイツ)
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CarNo.37
大島 和也
(群馬県)
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DoCoMo DANDELION RACING
エントラント名: DANDELION RACING
監督: 吉田 則光
エントラント代表者: 村岡 潔
ウェブサイト: http://www.dandelion-racing.com/
CarNo.40
リチャード・ライアン
(イギリス)
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CarNo.41
伊沢 拓也
(東京都)
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CERUMO/INGING
エントラント名: CERUMO/INGING
監督: 竹内 浩典
エントラント代表者: 三塚 雄一
ウェブサイト: http://www.inging.co.jp/
CarNo.48
立川 祐路
(神奈川県)
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Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選 Cクラスは新規参戦のエリクソン、Nクラスは全日本復帰の関口がポール!

全日本F3選手権第1戦富士の公式予選は、今年からチーム・トムスに加入した#1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)がCクラスのポールポジションを獲得。Nクラスは昨年ヨーロッパでインターナショナル・フォーミュラ・ マスターに参戦していた#18関口雄飛(AIM SPORTS)がポールとなった。

昨年のシャシー更新に伴い、旧型シャシーによるナショナルクラスが設けられたF3選手権。
今年からはこのナショナルクラスにも全日本タイトルが掛けられることになり、これに伴って昨年の全日本クラスはCクラス、 ナショナルクラスはNクラスと名称も変更された。

また、昨年まで無限エンジンで全日本クラスに参戦していたチーム・リアルがNクラスに活躍の場を移し、 HFDPレーシングとして山本尚貴、小林崇志の2台を走らせるほか、かつてナウ・モータースポーツから全日本F3に参戦し、 昨年はヨーロッパに活動の場を移していた関口もNクラスで全日本復帰を果たすなど、 今シーズンはチーム体制やドライバーラインナップにも大きな動きが見られた。

予選方式も、昨年の30分間のセッションのセカンドタイムが土曜の決勝、 ベストタイムが日曜の決勝という今ひとつわかりにくいやり方から、今年は従来の15分間×2回の方式の戻されることとなった。

こうして新たなスタートを切った全日本F3選手権最初の公式予選は、4月4日午前10時45分より15分間で行われた。

Cクラスはエリクソン、#36井口卓人、#37国本雄資のトムス勢が序盤から激しくトップを争い、 そこにスリーボンドエンジンの#12安田裕信が割ってはいる展開となり、上位5台が昨年までのコースレコードを更新した。

f3_r01_q_1 結局、チェッカー直前に1分34秒019を叩き出したエリクソンが第1戦のポールを獲得、2番手に井口、3番手国本と、 トムス勢が1-2-3を占めて午後の予選に臨むことになった。

Nクラスは序盤から#7山本が好タイムを連発してトップに立ったが、 開始13分過ぎに関口が1分36秒137を出してトップに躍り出た。2番手には山本、 3番手には今季よりFCJからステップアップしてきた#8小林がつけた。

第1戦決勝は今日の午後3時55分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行1回目 トップタイムは松田、2番手は平手。インパル勢の1-2

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士のフリー走行1回目は、チャンピオンの#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が1分25秒611でトップ。2番手には#20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)がつけ、 2009年最初のセッションはインパル勢の1-2となった。

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シャシー、エンジンを一新して開幕したフォーミュラニッポンの2009シーズン。
今シーズンデビューするルーキーは、ユーロF3から大嶋和也、塚越広大の二名、 そして昨年のマカオGPを見事制した国本京佑も全日本F3からのステップアップを果たした。
その初戦、富士ラウンドのフリー走行1回目は、4月4日午前9時30分より、60分間で行われた。

先月の富士テストが雪によって消化不良に終わったうえ、今年からフォーミュラニッポンでもGT同様に金曜日の走行を取りやめ、 2デー開催となったため、各チームとも未だ充分なデータ収集が出来ていない状況だ。 それゆえこの最初のセッションでは1周でも多く走行を重ねるものと思われたが、 ルーキーの3人と今季から1台体勢となったセルモの立川以外は開始20分過ぎまでピットガレージで待機という、いつもどおりの展開となった。

そんな中、いちはやく1分25秒台を叩き出してトップに躍り出たのは昨年1勝を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した平手だ。 タイムは1分25秒679。
開始30分を経過して漸くコースに出てきた同じインパルの松田、#20ブノワ・トレルイエらも最初のアタックでいきなり1分25秒台を出し、 1分25秒818の松田が2番手、トレルイエは25秒851で3番手につける。

そこに#36アンドレ・ロッテラーが1分25秒837、25秒809とタイムを刻んで2番手に割って入った。

松田は残り10分で1分25秒611までタイムを短縮。結局これがこのセッションのトップタイムとなり、 2番手の平手とともにチームインパルが1-2という結果に。
更に上位5台をトヨタエンジンユーザーが占め、ホンダ勢トップは#31ロイック・デュバルの6番手が最高と、 ここではハッキリと明暗が分かれた格好だ。

第1戦の公式予選はこのあと午後1時45分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
1*1Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.019--174.72
236C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.1180.0990.099174.53
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.2390.2200.121174.31
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204CR1'34.5540.5350.315173.73
512C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VER1'34.6980.6790.144173.47
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'35.2721.2530.574172.42
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'35.8681.8490.596171.35
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'36.1372.1180.269170.87
97N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.3432.3240.206170.50
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.9772.9580.634169.39
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.0873.0680.110169.20
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.1133.0940.026169.15
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.2593.2400.146168.90
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'37.5153.4960.256168.45
1519N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.9563.9370.441167.70
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'39.1855.1661.229165.62
以上予選通過 基準タイム ( 130% ) 2'02.36228.34323.177134.25
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来ののコースレコード: 1'35.173
  • CarNo.1は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円および競技長訓戒とする。

Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.611--191.88
2*20平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.6790.0680.068191.72
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.8090.1980.130191.43
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.8220.2110.013191.41
52ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.8510.2400.029191.34
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.9180.3070.067191.19
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.0280.4170.110190.95
841伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'26.0600.4490.032190.88
940リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'26.2990.6880.239190.35
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.3060.6950.007190.33
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.8611.2500.555189.12
1210塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.9191.3080.058188.99
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'27.1881.5770.269188.41
  • CarNo.20は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円を課す。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

スーパー耐久

S耐:吉本 大樹プレスリリース "TEAM 5ZIGEN NSX シェイクダウン直後のPP獲得劇!!"

TEAM 5ZIGEN NSX シェイクダウン直後のPP獲得劇!! 

決勝も長丁場を走りぬき、開幕戦は2位フィニッシュ
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ツインリンクもてぎを舞台に幕を開けた2009年スーパー耐久シリーズ。

TEAM 5ZIGENは、急遽用意したHONDA NSXに吉本大樹、平中克幸、松浦孝亮という、ヨーロッパ、日本、アメリカの各トップフォーミュラ参戦経験者を揃え、各方面からの大きな注目を集めての参戦となったものの、参戦決定から開幕まではわずかな準備期間しかなく、マシンをシェイクダン出来たのはレースウィーク直前の金曜日。それも金曜最後のスポーツ走行枠で吉本のドライブによりマシンの簡単なチェックを行ったのみで、「組みあがったマシンを少し転がしただけ。ブレーキバランスにも問題があってコントロールすることすら難しかった。レースセットも何もないところからのスタート」という状態でシーズンの開幕を迎えることとなった。

今年のスーパー耐久シリーズではシリーズ全8戦中5戦で予選と決勝を日曜日に行う1dayイベントスケジュールが採用される事となり、今回の開幕戦もその「1day開催」。そのため土曜日に行われたのは練習走行と公開車検のみ。前日金曜日にマシンのシェイクダウンを終えたばかりのTEAM 5ZIGEN陣営にとっては、この日が初の本格的な走行となった。

そして迎えた練習走行。前日のシェイクダウンで抱えていたブレーキバランスの問題もこの日は改善され、3本行われた練習走行で3選手はそれぞれ順調に周回を重ねていく。途中、平中選手はニュータイヤでのアタック、その後を引き継いだ吉本がレースに向けセッティングを詰めていく等、翌日からの予選~決勝に向け「マシンの良いところ、悪いところもすこしづつ見えてきた(吉本大樹)」という状態でこの日の走行を終えることとなった。

明けて翌日日曜日。「前日の練習走行ではアンダーステアがきつかった」為、急遽仕入れたパーツで対策を施し挑んだ公式予選。公式予選は「Aドライバー」と「Bドライバー」の合算タイムで争われ、どちらか一人のタイムが伸びなくてもそれが結果に影響してくる。しかしTEAM 5ZIGENは、まずAドライバー予選で平中選手が2'04"417をマークすると、次に行われたBドライバー予選で「僕はここまでの走行でアタックを一切していなかったので、どれくらいタイムを上げていけるか不安でしたが、良いタイムが出せて良かった」という吉本が2'03"482をマーク。これによりTEAM 5ZIGEN NSXは予選をクラストップで通過し午後に行われる決勝を迎えることとなった。

迎えた開幕戦決勝のスタート。まずスタートのステアリングを握ったのは平中選手。しかしTEAM 5ZIGEN NSXは準備期間の短さからこの決勝に向けてのテストがほとんど出来なかった事も影響し、燃料を積んだマシンでのグリップレベルが上がらずポジションダウン、一時は5番手近辺までポジションを落とす事になってしまう。それでも平中選手はその後3番手にまでポジションを盛り返し、松浦選手にドライバーチェンジ。するとTEAM 5ZIGEN陣営はピットでの作業時間を短縮するためにタイヤの交換は行わず松浦選手をコースへと送りだす。しかしこのタイヤ無交換の作戦がうまく機能しなかった事に加え、ギアにも不調を抱えだした松浦選手は中々ペースを上げることが出来ず。結局わずか14周の走行で予定よりも早めにピットイン、リアのタイヤだけを交換し、吉本にステアリングを託すこととなった。

ギアに不調を抱え出したマシンに、前後で摩耗状況の異なるタイヤを履いてコースへと入った吉本大樹。その吉本は、この時点でトップのマシン、3位のマシンとは大きなギャップがあったものの、ペースを保つためにマシンのバランスを整えようと、一度も交換していないフロントタイヤをいたわりながらリアタイヤを重点的に使って走行。さらにリアタイヤのグリップレベルを傷んだフロントに近づけるため「わざとリアタイヤだけをダートに落とす」等の工夫もしながらの走行を続け、同時に傷んだギアをいたわりながらコンスタントなペースを保ち周回を重ねていく。その後も最後までペースを落とすことなくゴールまでマシンを運んだ吉本は、最終的にクラス2番手でのチェッカーフラッグを受けることとなった。

参戦決定からかなりの短期間で今回の開幕戦を迎えたTEAM 5ZIGEN。それでも金曜日のシェイクダウンからわずか2日たらずの走行でいきなり予選PPを獲得、決勝でも2位に入る等、国内トップクラスのレーシングチームとしての実力は見せており、5月10日に行われる第2戦SUGOでは更なる活躍が期待される。

29 March, 2009 09' Super Taikyu Series Round-1 / Motegi

Text : www.hiroki-yoshimoto.com

【吉本大樹コメント】

チームは慌ただしく参戦が決まってギリギリでマシンを整備してここ(茂木)までもってきたので、走り始めはセットがどうなのか、どんなパーツが入っているのかすら分からない状態でした。そんなスタートから、予選までにセットを少しづつ変更しクラスポールも取れましたし、面目は保てたと思います。ただ、決勝は遅すぎますね。ライバルにかなりおいていかれてしまっています。戦略面でももっと色々考えなければならないですね。それでもゼロの状態から1週間ちょっとでの結果と考えればポジティブにとらえて良いと思います。次のレースまではたんまり時間があるので次に向けて色々詰めていきます!

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ BMW Z4 COUPEの1号車がポールトゥウイン!

 3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。気温12度、路面温度23度のドライコンディションで、13時に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。

st_r01_start

st_r01_r_1

st_r01_r_20

st_r01_r_27

st_r01_r_88

st_r01_finish

 昨年と同様にST1クラスは#1と#28のBMW Z4の1-2フォーメーションでスタートが切られる。#35 asset.テクノファーストZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)のZも序盤は2台に必死に追いすがるが、25周目のピットストップで#10 Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が3位に浮上。

 30周目にトップの#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)が1回目のピットイン。ここで#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/吉田広樹/JOHAN ADZMI組)がトップに立つ。39周目に#28もピットストップとなり#10がトップに。41周目に#10もピットインし#28が再びトップとなる。

 53周目、ST3クラスのバックマーカー処理に手間取ったため#28は#1の先行を許す。55周目に#28が2度目のピットイン。57周目にはこの時点で3番手の#35もピットへ。#1、#10、#28のトップ3となる。61周目にトップの#1がピットインし#10がトップに立つ。 。

 終盤75周目に#10もピットへ向かい#1、#28の1-2体制が再び形成された。その差5.9秒でチェッカーを受ける。磐石の態勢のBMW Z4が開幕戦から完璧なレースを終えることとなった。

 ST2クラスはまずは#56眠眠打破ランサー(服部尚貴/松本達哉組)が序盤総合5番手を走行しながらわずか13周でミッショントラブルからレースを終える。さらに20周で#6新菱オート☆DIXCEL☆EVOIX(冨桝朋広/関豊組)もガレージへマシンを入れてしまい29周では#30サムライジーンズ森永チルミル・RSオガワランサー(伊藤俊哉/花岡翔太組)もレースを終える。

 さらにはポールシッターの#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)もスロー走行からピットイン強いられるなどST2クラスは大波乱となった。そんな中トラブルなく走りきった#20 RSオガワユークスADVANランサー(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が2クラストップで総合5番手のフィニッシュ。

 ST3クラスは#27 FINA ADVAN M3(小林且雄/伊橋勲/井上貴志組)が総合9番手でクラス優勝を果たし、注目のニューカマー#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)も2位表彰台に上がった。

 ST4クラスは#88 TUBE MAZIORA Racing(松本玲二/伊藤真一/渋谷彰良組)がクラス優勝。PPの#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が2位表彰台に入り、3位には久々のレース参戦となった#95 SPOON S2000(市嶋樹/小幡栄組)が入った。

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ウイナーのコメント

#1谷口信輝 「(初の1デイイベントは)気持ち的に慣れていない感じがした。でもSGTと違って前日に練習走行で走れるから次の日に予選にのぞめる。GTは朝フリー走行でいきなり予選なので、その辺はこっちの方が楽だね。慣れの問題もあるだろうけど、後は予選中のマシントラブルやクラッシュなんかが怖いよね。予選でコースレコードのおまけがついてきたのもとっても嬉しかったね。いつもは最終戦なんだけど、今回は開幕戦でコースのコンディションも良かったしね。レースはメカが頑張ってクルマを作ってくれてマー(柳田選手)もハイムランもいい走りをしてくれた。2人がマージンを作って渡してくれたから、終盤はちょっとハブが怪しいかなっていうこともあって様子をみながら、クルマをいたわって走ることを心がけた。壊れたら元も子もないんで後ろを見ながらやさしく走った。1-2はもちろんうれしいけど、勝つの#1のほうだからね(笑)」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ決勝レース結果

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
YH842:53'38.807
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
Johan Adzmi
YH845.929
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH8435.009
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH8435.782
5ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH822Laps
6ST2237B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井 克彦
小泉和寛
大瀧 賢治
YH822Laps
7ST233ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔
村田信博
YH822Laps
8ST2426エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志
大橋正澄
添田 正
YH822Laps
9ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
伊橋 勲
井上貴志
YH813Laps
10ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH813Laps
11ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田 侑弥
山崎 学
YH804Laps
12ST3439TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口 正敬
青木 孝行
YH804Laps
13ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH804Laps
14ST2559東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH777Laps
15ST4188TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二
伊藤 真一
渋谷 彰良
YH777Laps
16ST42*55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH768Laps
17ST4395SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH768Laps
18ST4418コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
森 政行
YH768Laps
19ST4529SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原 能成
福田川 優
松本 高幸
YH759Laps
20ST4662G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州
吉橋 孝之
YH7212Laps
21ST2611TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木孝太
菊地 靖
YH6123Laps
---- 以上規定周回数(ST1:58Laps / ST2:57Laps / ST3:56Laps / ST4:53Laps)完走 ----
-ST3-14協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH3846Laps
-ST2-30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2955Laps
-ST2-6新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関 豊
YH2064Laps
-ST3-15KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH1668Laps
-ST2-56眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部尚貴
松本 達哉
YH1371Laps
-ST4-67YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間 一
大村和生
内山 慎也
YH183Laps
  • Fastest Lap: CarNo.35 asset.テクノファーストZ 2'01.004 (60/84) 142.84km/h
  • CarNo.55は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第15条(2)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ60秒を課した。

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ予選 今シーズンもBMW Z4M速し! 1号車がポール

 3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の予選が行われた。

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st_r01_q_5

st_r01_q_55

 気温8度、路面温度12度と相当に冷え込んだドライコンディションで、9時から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)の谷口が1分57秒201のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 9時45分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは一昨年から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE の柳田が1分57秒242のタイムをたたき出し、3分54秒443の合算タイムでポールポジションをきめた。

 総合5位にクラスST2クラスのトップ#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)が入った。総合12位にST3クラスのトップ#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)、総合20位にST4クラスのトップ#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が入った。

 決勝レースはこの後13時から84周、400kmで開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎA,Bドライバー総合公式予選結果

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YH1'57.201
1'57.242
3'54.443-147.456
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH1'57.767
1'58.183
3'55.950 1.507146.514
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'58.407
1'58.783
3'57.190 2.747145.748
4ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤公哉
YH1'58.518
1'58.710
3'57.228 2.785145.724
5ST2111TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木 孝太
菊地靖
YH2'00.523
2'01.583
4'02.106 7.663142.788
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部 尚貴
松本達哉
YH2'00.782
2'01.555
4'02.337 7.894142.652
7ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関豊
YH2'01.747
2'00.938
4'02.685 8.242142.448
8ST2420RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平
谷口行規
YH2'01.345
2'02.565
4'03.910 9.467141.732
9ST253ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔
村田信博
YH2'02.792
2'03.762
4'06.55412.111140.212
10ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH2'04.148
2'03.258
4'07.40612.963139.730
11ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2'04.074
2'03.607
4'07.68113.238139.574
12ST3155ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
YH2'04.417
2'03.482
4'07.89913.456139.452
13ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
伊橋勲
YH2'03.998
2'04.082
4'08.08013.637139.350
14ST2837B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井克彦
小泉 和寛
YH2'03.702
2'04.404
4'08.10613.663139.335
15ST3314協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
YH2'05.385
2'03.211
4'08.59614.153139.061
16ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH2'04.738
2'03.948
4'08.68614.243139.010
17ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田侑弥
YH2'07.373
2'05.726
4'13.09918.656136.587
18ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH2'06.664
2'07.224
4'13.88819.445136.162
19ST3639TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口 正敬
青木 孝行
YH2'13.089
2'03.736
4'16.82522.382134.605
20ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也
松井 孝充
YH2'10.438
2'10.782
4'21.22026.777132.340
21ST4218コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
YH2'10.548
2'11.582
4'22.13027.687131.881
22ST4388TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二
伊藤 真一
YH2'11.714
2'10.948
4'22.66228.219131.614
23ST4462G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州
吉橋 孝之
YH2'11.288
2'11.405
4'22.69328.250131.598
24ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH2'11.608
2'12.298
4'23.90629.463130.993
25ST4667YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間 一
大村和生
YH2'11.381
2'12.712
4'24.09329.650130.901
26ST4729SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原 能成
福田川 優
YH2'13.449
2'12.541
4'25.99031.547129.967
-ST3-34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH2'17.073
2'05.512
4'22.58528.142131.652
  • CarNo.34のAドライバーは、クラス別予選通過基準タイム未達成

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎBドライバー公式予選

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝YH1'57.242-147.430
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
吉田 広樹YH1'58.183 0.941146.256
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤 公哉YH1'58.710 1.468145.607
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘YH1'58.783 1.541145.517
5ST216新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
関 豊YH2'00.938 3.696142.924
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
松本 達哉YH2'01.555 4.313142.199
7ST2311TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
菊地 靖YH2'01.583 4.341142.166
8ST2420RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
谷口 行規YH2'02.565 5.323141.027
9ST3114協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣YH2'03.211 5.969140.288
10ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
大橋 正澄YH2'03.258 6.016140.234
11ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
吉本大樹YH2'03.482 6.240139.980
12ST2630サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
花岡 翔太YH2'03.607 6.365139.838
13ST3339TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
青木孝行YH2'03.736 6.494139.692
14ST273ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
村田 信博YH2'03.762 6.520139.663
15ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
田ヶ原章蔵YH2'03.948 6.706139.453
16ST3527FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲YH2'04.082 6.840139.303
17ST2837B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小泉和寛YH2'04.404 7.162138.942
18ST3634asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさんYH2'05.512 8.270137.716
19ST3716T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
太田 侑弥YH2'05.726 8.484137.481
20ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博YH2'07.224 9.982135.862
21ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
松井 孝充YH2'10.78213.540132.166
22ST4288TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
伊藤真一YH2'10.94813.706131.999
23ST4362G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
吉橋孝之YH2'11.40514.163131.540
24ST4418コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
笠原智行YH2'11.58214.340131.363
25ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
小幡栄YH2'12.29815.056130.652
26ST4629SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
福田川優YH2'12.54115.299130.412
27ST4767YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
大村和生YH2'12.71215.470130.244
以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 / ST4:2'23.834)

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎAドライバー公式予選

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝YHR1'57.201-147.481
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也YH1'57.767 0.566146.773
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司YH1'58.407 1.206145.979
4ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝YH1'58.518 1.317145.843
5ST2111TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木 孝太YHR2'00.523 3.322143.416
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部 尚貴YH2'00.782 3.581143.109
7ST2320RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平YH2'01.345 4.144142.445
8ST246新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広YH2'01.747 4.546141.974
9ST253ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔YH2'02.792 5.591140.766
10ST2637B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井克彦YH2'03.702 6.501139.731
11ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄YH2'03.998 6.797139.397
12ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉YH2'04.074 6.873139.312
13ST2826エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志YH2'04.148 6.947139.229
14ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中克幸YH2'04.417 7.216138.928
15ST3315KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明YH2'04.738 7.537138.570
16ST3414協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信YH2'05.385 8.184137.855
17ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学YH2'06.664 9.463136.463
18ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広YH2'07.37310.172135.704
19ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也YH2'10.43813.237132.516
20ST4218コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野武夫YH2'10.54813.347132.403
21ST4362G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州YH2'11.28814.087131.657
22ST4467YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間一YH2'11.38114.180131.564
23ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋樹YH2'11.60814.407131.337
24ST4688TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二YH2'11.71414.513131.231
25ST3639TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬YH2'13.08915.888129.875
26ST4729SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原能成YH2'13.44916.248129.525
以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 /ST4:2'23.834)
-ST3-34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.comYH2'17.07319.872126.100
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコードST1: 1'57.502、ST2: 2'00.670

SUPER GT

SGT:2009年度マシンラインナップ

■GT500クラス
09sgt_001 No.1
Machine: MOTUL AUTECH GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: 本山 哲/ブノワ・トレルイエ
Entrant: NISMO
Tire: BS
09sgt_003 No.3
Machine: HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: ロニー・クインタレッリ/安田裕信
Entrant: HASEMI MOTOR SPORT
Tire: MI
09sgt_006 No.6
Machine: ENEOS SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム
Entrant: LEXUS TEAM LeMans ENEOS
Tire: BS
09sgt_008 No.8
Machine: ARTA NSX
Model: HONDA NSX
Driver: ラルフ・ファーマン/伊沢拓也
Entrant: AUTOBACS RACING TEAM AGURI
Tire: BS
09sgt_012 No.12
Machine: IMPUL カルソニック GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: 松田次生/セバスチャン・フィリップ
Entrant: TEAM IMPUL
Tire: BS
09sgt_017 No.17
Machine: KEIHIN NSX
Model: HONDA NSX
Driver: 金石年弘/塚越 広大
Entrant: KEIHIN REAL RACING
Tire: BS
09sgt_018 No.18
Machine: ROCKSTAR 童夢 NSX
Model: HONDA NSX
Driver: 道上 龍/小暮卓史
Entrant: TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECT
Tire: BS
09sgt_021 No.21
Machine: ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
Model: ASTON MARTIN DBR9
Driver: 都筑晶裕/土屋武士
Entrant: TEAM NOVA
Tire: YH
09sgt_024 No.24
Machine: HIS ADVAN KONDO GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒 聖治
Entrant: KONDO RACING
Tire: YH
09sgt_032 No.32
Machine: EPSON NSX
Model: HONDA NSX
Driver: ロイック・デュバル/中山友貴
Entrant: NAKAJIMA RACING
Tire: DL
09sgt_035 No.35
Machine: KRAFT SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 石浦宏明/大嶋和也
Entrant: LEXUS TEAM KRAFT
Tire: BS
09sgt_036 No.36
Machine: PETRONAS TOM'S SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー
Entrant: LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
Tire: BS
09sgt_038 No.38
Machine: ZENT CERUMO SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 立川祐路/リチャード・ライアン
Entrant: LEXUS TEAM ZENT CERUMO
Tire: BS
09sgt_039 No.39
Machine: DUNLOP SARD SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: アンドレ・クート/平手晃平
Entrant: LEXUS TEAM SARD
Tire: DL
09sgt_100 No.100
Machine: RAYBRIG NSX
Model: HONDA NSXがPP
Driver: 井出有治/細川慎弥
Entrant: TEAM KUNIMITSU
Tire: BS
■GT300クラス
09sgt_002 No.2
Machine: プリヴェ アップル 紫電
Model: SHIDEN MC
Driver: 高橋一穂/加藤寛規
Entrant: Cars Tokai Dream28
Tire: YH
09sgt_005 No.5
Machine: マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
Model: VEMAC RD320R
Driver: 玉中哲二/赤鮫オヤジ
Entrant: TEAM マッハ
Tire: YH
09sgt_007 No.7
Machine: M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
Model: RX-7(FD3S)
Driver: 谷口信輝/折目遼
Entrant: M7 RE雨宮レーシング
Tire: YH
09sgt_010 No.10
Machine: JIMGAINER ADVAN F360
Model: Ferrari F360 FG360
Driver: 植田正幸/川口正敬
Entrant: JIMGAINER
Tire: YH
09sgt_011 No.11
Machine: JIMGAINER ADVAN F430
Model: Ferrari F430 ABA-F430SC
Driver: 田中哲也/平中克幸
Entrant: JIMGAINER
Tire: YH
09sgt_019 No.19
Machine: ウェッズスポーツIS350
Model: LEXUS IS350
Driver: 織戸 学/片岡龍也
Entrant: RACING PROJECT BANDOH
Tire: YH
09sgt_026 No.26
Machine: UP START タイサンポルシェ
Model: PORSCHE 911GT3RS
Driver: 黒澤治樹/阿部 翼
Entrant: Team TAISAN
Tire: YH
09sgt_030 No.30
Machine: RECKLESS KUMHO IS350
Model: LEXUS IS350
Driver: 佐々木孝太/山野直也
Entrant: TEAM RECKLESS with SHIFT
Tire: KH
09sgt_031 No.31
Machine: avex apr COROLLA Axio
Model: TOYOTA COROLLA Axio
Driver: 坂本雄也/山内英輝
Entrant: apr
Tire: YH
09sgt_043 No.43
Machine: ARTA Garaiya
Model: ARATA Garaiya GT300VQ
Driver: 新田守男/高木真一
Entrant: AUTOBACS RACING TEAM AGURI
Tire: MI
09sgt_046 No.46
Machine: エスロード MOLA Z
Model: NISSAN FAIRLADY Z Z33
Driver: 星野一樹/柳田真孝
Entrant: TEAM NISHIZAWA MOLA
Tire: YH
09sgt_055 No.55
Machine: J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
Model: PORSCHE 911GT3
Driver: 山岸 大/小泉洋史
Entrant: TOMEI SPORTS
Tire: YH
09sgt_066 No.66
Machine: triple a ムルシェ RG-1
Model: MURCIELAGO RG-1
Driver: 山西康司/余郷 敦
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_074 No.74
Machine: COROLLA Axio apr GT
Model: TOYOTA COROLLA Axio
Driver: 井口卓人/国本雄資
Entrant: apr
Tire: MI
09sgt_081 No.81
Machine: ダイシン アドバン Ferrari
Model: Ferrari F430
Driver: 青木孝行/藤井誠暢
Entrant: TEAM DAISHIN
Tire: YH
09sgt_087 No.87
Machine: giraffa ガイヤルド RG-3
Model: GALLARDO RG-3
Driver: 井入宏之/和田 久
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_088 No.88
Machine: triple a ガイヤルド RG-3
Model: GALLARDO RG-3
Driver: 松田秀士/坂本祐也
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_110 No.110
Machine: SIRIUS KUMHO "ARKTECH SG-1"
Model: PORSCHE BOXSTER (986)
Driver: 池田大祐/キム・ハンボン
Entrant: ARKTECH MOTORSPORTS
Tire: KH
09sgt_111 No.111
Machine: 石松 with ARKTECH GT3
Model: PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
Driver: イゴール・スシュコ/壷林 貴也
Entrant: ARKTECH MOTORSPORTS
Tire: KH
09sgt_666 No.666
Machine: FieLDS BOMEX 320R
Model: VEMAC 320R
Driver: 周防彰悟/山下潤一郎
Entrant: Avanzza Rosso
Tire: KH
09sgt_808 No.808
Machine: 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
Model: BMW Z4 M coupe MotorSport Version
Driver: 菊地 靖/田ヶ原章蔵
Entrant: Studie GLAD Racing
Tire: YH

Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 荒天に翻弄されレクサスSC430は6位 (TOYOTA)

2009年SUPER GT開幕。荒天に翻弄されレクサスSC430は6位
GT300クラスではレクサスIS350が開幕戦勝利を挙げる
LEXUS SC430
ポールポジションを獲得したものの、
6位に終わったZENT CERUMO SC430 38号車

 2009年シーズンのSUPER GTが開幕。第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が3月21日(土)、22日(日)の両日、岡山県の岡山インターナショナル・サーキットで開催された。

 今季のGT500クラスにはレクサスブランドで5台のレクサス SC430が参戦。2009年の規則に合わせた新型シャシーに、フォーミュラ・ニッポン用エンジンをベースとした3.4リッターV型8気筒エンジンを搭載し、タイトル奪還を目指す。

 GT300クラスには2年目となるレクサスIS350が2台、そして今季より新たにトヨタ カローラアクシオが2台出場することとなった。

 今季より金曜日の公式練習走行は行われず、イベントは土・日の2日間のみの開催。21日(土)の午前9時より2時間に渡って公式練習走行が実施された。好天に恵まれ、ドライコンディションで行われたこのセッションでは、ENEOS SC430 6号車がトップタイム。PETRONAS TOM'S SC430 36号車、ZENT CERUMO SC430 38号車が2番手、3番手と続き、レクサス SC430勢はシーズン最初のセッションから速さを見せた。

◆予選◆

 午前中の公式練習の後、午後1時15分から公式予選1回目が行われ、38号車がトップタイム。36号車が2番手、2007年のGT300クラスチャンピオンコンビである、TDPの石浦宏明/大嶋和也組KRAFT SC430 35号車が4番手に入りスーパーラップ進出を決めた。公式練習で好調だった6号車はアタックラップ中にイエローフラッグが出されるなど不運に見舞われスーパーラップ進出を逃し、13番手グリッドとなった。

 スーパーラップでは、GT500クラス2年目となる石浦宏明がアタックを担当した35号車が好タイムをマーク。最後にアタックした38号車にかわされたものの、2番手となり、GT500クラスで初の最前列グリッドを得た。ポールポジションは公式予選から好調な38号車。立川祐路は14回目のポールポジション獲得となり、自らが持つ最多記録を更新。レクサス SC430はシーズン開幕戦で最前列を独占した。36号車はタイヤトラブルに見舞われ、アタックを断念。8番手グリッドとなった。

 GT300クラスでは、予選1回目でトップタイムをマークしたウェッズスポーツIS350 19号車と、TDPの若手コンビ井口卓人/国本雄資組が駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車が8番手でスーパーラップへ進出。 19号車は惜しくもポールポジション獲得は逃したものの2番手、74号車も4列目8番手グリッドを確保した。

◆決勝◆

 22(日)は未明からの雨でウェットコンディション。午前中のフリー走行時には雨は止んでいたものの、決勝レーススタート直前に再び雨は強くなり、各チームタイヤの選択に苦しむこととなった。

 GT500クラスは、深溝ウェットタイヤ選択が多数を占める中、ポールポジションの38号車と、8番手から追い上げを狙う36号車が浅溝ウェットタイヤを選択。午後2時にセーフティカーの先導で各車が走行を開始した。

 2周のセーフティカーランの後、3周目に水煙を上げながら決勝の本格戦がスタート。その直後、1コーナーで36号車と、その後方にいたMOTUL AUTECH GT-R 1号車が接触という波乱の幕開けとなった。この接触で 36号車はグラベルへとコースオフ、大きく後退を余儀なくされた。

 ポールポジションからスタートした38号車は強まる雨足の下、浅溝タイヤで苦戦。徐々にポジションを落とすこととなってしまった。スタートを担当したリチャード・ライアンが苦しみながらも浅溝タイヤで走行を続け、レースが3分の1を消化した27周目にピットイン。タイヤを深溝に換え、ドライバーも立川祐路に交代。11位から追い上げを開始した。

 後半ロングスティントを担当することとなった立川は、難しいコンディションと混み合うコース上でも健闘を見せ、最終的には6位までポジションを上げてフィニッシュ。35号車は9位、13番手からスタートした6号車が 10位でポイントを獲得した。

 スタート直後にコースアウトを喫し、周回遅れになりながらもコースに復帰した36号車は12周目に深溝タイヤに交換し、最後尾からの追い上げを見せたが、ポイント圏には惜しくも及ばず11位でレースを終えた。

 GT300クラスでは、最前列2番手スタートの19号車が激しいバトルの末に首位に浮上。中盤のピットイン後は首位の座を守りきり、優勝を飾った。デビュー戦となったトヨタ カローラアクシオも、8番手スタートの74号車が好走を見せ、見事5位フィニッシュを果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
ドライコンディションだった公式練習や予選では速さを見せることが出来たが、決勝は雨のコンディションとなり、車両をベストな状態に仕上げることが出来ず苦戦してしまった。次戦では優勝を狙って頑張る。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 HIS ADVAN KONDO GT-Rが開幕優勝 (NISMO)

■「HIS ADVAN KONDO GT-R」が開幕優勝。チャンピオンカー「MOTUL AUTECH GT-R」はアクシデントにより13位。

 この日岡山県北部地方はあいにくの雨模様だったものの、本年最初のSUPER GT決勝レースには23,000人もの観客が集まった。決勝スタートの約1時間前から雨が本降りとなり、各チームともレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。さらに、主催者は安全を優先させ、午後2時のスタートはセーフティカーの先導によるセーフティカースタート方式を採用。水しぶきを上げて走る15台のGT500マシンが隊列を整え、2周のセーフティカー走行を行った後各車スピードを上げてレーシングバトルを開始した。

 3番手から上位進出のチャンスをうかがっていたオリベイラは、好スタートを決め、早くも3周目のうちに首位に躍り出た。一方、後続グループは前車の水しぶきで前方視界が十分に取れず接触やコースアウトするマシンもあった。その後オリベイラは周回ごとに追い上げる後続車を確実に引き離し続け、20周過ぎには約10秒、30周目過ぎには約20秒のマージンを築いた。オリベイラは82周の決勝レースのうち実に52周をひとりで走り抜き、2位を約50秒リードして荒にドライバー交代した。レース終盤になるとコースコンディションは安定し、荒は落ち着いて残り周回を確実に走り続けることに専念。その結果、一度もライバル達に背後を脅かされることもなく、首位でレースをフィニッシュした。

 「IMPULカルソニックGT-R」をスタートさせた松田は序盤の混乱をさけて周回ごとに順位を上げて、9周目に4位に。34周目にフィリップに交代した後も、危なげない走りでポジションをキープ。4位入賞を果たした。

 懐かしいレッド・ブラックのツートンカラーに塗り分けられた「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選12位からクインタレッリがスタート。序盤は9位、10位のポジションを走り、後半の追い上げが期待されたが、30周目にピットインして安田に交代。ルーキーの安田は、デビューレースでいきなり長い周回を任され ることとなった。比較的速いラップタイムで中盤の周回をこなしたが、46周目にスピンしてコースオフ。約3周をロスし、12位完走となった。

 2008年のチャンピオンコンビを擁する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、9番グリッドからトレルイエがレースをスタート。運悪く前車の水しぶきで視界を奪われた中で、3周目に他のマシンに接触し、その際にフロントノーズを破損してしまう。さらに、このアクシデントでドライブスルーペナルティを受けることとなった。追い上げを開始したが、破損したノーズが危険と判断されてピットイン。一度はコースに戻ったが、本格的な修理のために再度ピットインしてガレージ内でリペアを受けた。本山がレースに戻り13位完走となった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
2009 SUPER GT Rd.1フォトレポート&動画メッセージ
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/RACE/2009/SUPERGT/report/1/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 悪天候の中、開幕戦でNSX-GTが2-3位表彰台を獲得 (HONDA)

悪天候の中、開幕戦でNSX-GTが2-3位表彰台を獲得、#18 ROCKSTAR童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が2位、#8 ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢拓也組)が3位

2009年3月22日(日) 決勝 会場:岡山国際サーキット(3.703km) 天候:予選/晴れ 決勝/雨 気温:16℃(14:00現在) 路面温度:16℃(14:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ウエット 観客:2万3000人(主催者発表)

gt_r01_h_01.jpg

 3月22日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

 5回目の開幕戦を迎えたSUPER GTシリーズは、さらなるレースレベルの向上とコスト削減を目指したレギュレーション改訂が行われている。コーナーリングスピードの低減措置としてマシンフロントのカナード(左右のヘッドライト付近に装着されていた小さなウイング)の禁止やリアウイングの小型化が義務づけられた。また、ウエイトハンデのルールも変更され、第2~6戦は獲得ポイント×2kg、第7~8戦は獲得ポイント×1kg、最終戦はウエイトを課されなくなったため、ウエイトハンデの軽減をねらった順位調整ができなくなった。さらに、予選前日に行われていた練習走行が廃止となっている。

 今シーズンのHonda NSX-GTは、昨年同様に5チーム5台の体制で参戦する。新たに塚越広大(#17 KEIHIN NSX)と中山友貴(#32 EPSON NSX)の2人が新人ドライバーとして加わり、2007年以来のタイトル獲得をねらう。

 21日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位8台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに4台が出場した。スーパーラップにおいて、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR童夢NSX)が4番手。#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が5番手。#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が6番手。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が7番手のグリッドを獲得した。また、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は11番手から決勝レースを迎えることとなった。

 22日(日)の決勝日は朝から雨模様となり、路面は完全にウエットコンディションとなった。気温16℃、路面温度16℃という少し肌寒いコンディションとなり、路面状況を考慮してセーフティーカースタートが採用された。総勢36台(GT500クラス計15台)のマシンは、セーフティカーの2周にわたる先導後に本格的なスタートを切った。

 スタート直後から、4位を走行する小暮選手が積極的な走りをみせ、4周目には#35 KRAFT SC430と#38 ZENT CERUMO SC430をパスして2位に浮上する。R.ファーマン選手も5位に浮上するが、6位を走行していた井出選手が、5周目の1コーナーでコースアウトを喫してしまう。スタート直後より天候は悪化し、さらに雨脚が強くなったために路面には水が浮き出し、前車の水しぶきで前が見えないほどの厳しいコンディションとなっていった。

 トップを追う小暮選手は、序盤で3秒近くあったギャップを8周目には1秒097まで縮めていく。さらに次周には0秒364まで迫るがGT300クラスのマシンに接触されて、再びトップとの差が2秒差まで広がる。しかし、R.ファーマン選手も3位、金石選手が5位に浮上し、ウエットコンディションにおいてNSX-GTが勢いのある走りを見せる。

 12周を終えて、トップは#24 HIS ADOVAN KONDO GT-R。3秒152差の2位に#18 ROCKSTAR童夢NSX、3位に#8 ARTA NSX、5位に#17 KEIHIN NSX、8位に#32 EPSON NSX、コースアウトから復帰した#100 RAYBRIG NSXが16位を走行する。

 32周目に、NSX-GTの先陣をきってR.ファーマン選手がドライバー交代のためにピットイン。伊沢選手がコースに復帰する。一時はトップに迫った小暮選手だったが、悪天候のコンディションで安全に走りきることを優先し、トップには25秒以上離されながらも2位のポジションを確保して33周終了時にピットイン。28秒9の素早いピット作業を終えて道上選手がコースに復帰した。

 45周を経過し、トップを走る#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rと暫定2位の#17 KEIHIN NSXの金石選手、暫定4位の#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、暫定6位の#100 RAYBRIG NSXの井出選手は、ドライバー交代のタイミングを遅らせる作戦を敢行。前車がドライバー交代を終えた54周終了時点では、トップと2位の道上選手の差は 54秒423まで広がり、3位に伊沢選手、5位に塚越選手、6位に中山選手、7位に細川選手が続く展開となる。

 74周目に入り、2位を走行する道上選手は1分39秒台をキープして、トップとの差を30秒915まで縮める。3位の伊沢選手も同じく1分39秒台で後続に24秒以上に差を広げている。

 終盤で中山選手と細川選手が順位を1つ下げたものの、NSX-GT勢は大きなトラブルもなく82周を走り抜き、チェッカーフラッグを受けた。2位にトップに21秒645差まで追い上げた#18 ROCKSTAR童夢NSXが入り、#8 ARTA NSXが3位、#17 KEIHIN NSXが5位、#32 EPSON NSXが7位、#100 RAYBRIG NSXが8位となった。優勝は#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rだった。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「残念ながら開幕戦を優勝で飾ることはできませんでしたが、決勝までの状況を考えると18号車と8号車の2台が表彰台を獲得できたことは、シーズン全体を考えても、よしとするべきなのでしょう。終始ウエットコンディションでの非常に厳しいレースでしたが、全車完走でき、NSX-GTの信頼性を含めて検証できたことには満足しています。また、これがデビューレースとなる、塚越広大、中山友貴の両選手も、無事にその役目をこなしてくれましたので、次戦以降も期待しています。次戦は、グランドスタンドやピットがリニューアルされた鈴鹿サーキットでの開催です。新しい鈴鹿で皆様の期待に応えられるような結果を残したいと思います。引き続き皆様からのご声援をお願いいたします」
道上 龍選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
 「今シーズンのNSX-GTは、ダウンフォースが大幅に減ったために、セッティングの調整がシビアになっています。予選時のドライ路面では、他車と比べて厳しい状態でした。でも、決勝日が雨となり、レインコンディションではNSX-GTのバランスがよく、朝のフリー走行から手応えをつかんでいました。スタートは小暮選手が担当し、序盤は雨が少なく調子がよかったのですが、次第に大雨になってトップに離されてしまいました。僕が担当してからは、雨が少なくなってきたので、トップと1分近くあった差を徐々に縮めることができましたが、追いつくことはできませんでした。悔しいですが、今の状況では満足できる結果を残せたと思います。次戦の鈴鹿までに、エンジニアとドライセッティングを向上させて、いい結果を残したいです。応援をよろしくお願いいたします」
小暮卓史選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
 「2日間の開催となって、マシンセッティングの難しさを痛感した開幕戦でした。予選1回目は僕のミスでタイムが伸びず、スーパーラップの結果にも影響が出てしまいました。今後は、エンジニアとともにマシンセッティングの進め方を勉強しなければなりません。ただ、スタッフがすばらしい仕事をしてくれたおかげで、レインコンディションでのNSX-GTは、とても高いパフォーマンスを発揮してくれました。ドライに振ったセッティングの影響で、雨量が増えたときにトップに離されてしまい、優勝することができなかったことは残念ですが、シーズンを考えれば幸先のいいスタートを切れたと思っています。次の鈴鹿サーキットは僕にとって神聖な場所だと思いますし、気持ちが引き締まります。これからも毎回優勝する気持ちで走りたいと思います」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #24HIS ADVAN KONDO GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

難しいコンディションの開幕戦でしたが、僕らは気候にセッティングがばっちり合っていました。
タイヤチョイスも合っていたので走りやすく、5周目を過ぎてからは本当にハードにプッシュすることが出来ました。
途中18号車が迫ってきましたが、その頃から雨が強くなり、それ以降は出来るだけギャップを広げられるように考えて走りました。
今年はフォーミュラニッポンに出ないのでその分GTに集中して結果を出していきます。

荒聖治
終盤雨が少なくなってきたために、タイヤが路面に合わず、終盤差を詰められてしまいました。
それでも充分な差をオリベイラがつけてくれていたので逃げ切ることが出来ました。
今回からヨコハマさんが新しいパターンのレインタイヤを投入したので、その手ごたえを感じながらレースできたのが嬉しかったですね。
今年は1年を通じて安定したパフォーマンスを出していくのが目標です。

GT300クラス #19ウェッズスポーツADVAN IS350
片岡龍也

チームを移籍して初めての実戦でしたが、コースインした時点から難しいレースになるなと思いました。
レース中は雨の量が減ったり増えたりして、安定したペースで走るのが難しかったです。
トップに立った後、マージンを広げようとしたんですが、途中でスローダウンしてる車に引っかかってしまい、一気に差が詰まってしまいました。 それで、もう一度差を広げようと予選並みにプッシュしたら飛び出してしまいました。
それでもうちのチームはピット作業がすごく早いとわかっていたので、諦めずにプッシュしていきました。
今日の優勝は大きな自信になりました。

織戸学
スーパーラップは2位に終わってしまって、ヨコハマはGT300クラス用のレインも新しいパターンになったので、 朝のフリー走行で確認したかったのに、アクシデントの制で充分な確認が出来ず、マイナス思考に陥りそうになりました。 それでも片岡さんの明るいキャラのお陰でチーム全体のモチベーションが上がりました。
個人的には500クラスでヨコハマが優勝したことを嬉しく思っています。
今回はチーム一丸となって優勝できました。
今年はどうしてもチャンピオンを獲って坂東正敬監督にプレゼントしたいです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/22) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH822:20'54.302
2500218ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS8221.645
350038ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS821'06.979
4500412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS821'32.431
5500517KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS811Lap
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS811Lap
7500732EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL811Lap
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS811Lap
9500935KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS811Lap
10500106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS802Laps
115001136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS802Laps
12500123HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI793Laps
13300119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH775Laps
14300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI775Laps
1530037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH775Laps
16300411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH775Laps
17300574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI775Laps
1830062プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH775Laps
19300746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH766Laps
20500131MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS757Laps
21300830RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
KH757Laps
22300931avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH757Laps
235001421ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH748Laps
243001026UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH748Laps
253001187giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH739Laps
263001281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH739Laps
27300135マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH7210Laps
285001539DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL7012Laps
293001455J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH7012Laps
3030015808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH7012Laps
3130016666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH6715Laps
3230017111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ
壷林貴也
KH6319Laps
333001866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH6121Laps
---- 以上規定周回(GT500:57Laps / GT300:53Laps)完走 ----
-300-110SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
池田 大祐
キムハンボン
KH4636Laps
-300-88triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本雄也
YH2260Laps
-300-10JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH0DNS
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S SC430) 1'37.940 (39/80) 136.112km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.43 高木真一(ARTA Galaiya) 1'44.342 (54/77) 127.761km/h
  • CarNo.1のブノワ・トレルイエ選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.35の大島選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)(黄旗区間中の追越し)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.43の新田選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 #24KONDO GT-Rが08セパン以来の優勝!GT300は#19ウェッズスポーツIS350が接戦を制す!

2009スーパーGT第1戦、岡山GT300kmレースの決勝は、終始ウェットコンディションの下で行われた。
見事優勝を飾ったのは、予選3番手からスタートした#24HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・ オリベイラ/荒聖治組)。
タイヤ選択を誤り序盤苦しい走りを強いられた#38ZENT CERUMO SC43を2周目に抜き去ってトップに立ち、 1度もトップを譲らずに82周を走り切り、昨年のセパン依頼の勝利をものにした。

GT300クラスは#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)が優勝。 序盤トップに立ちながらコースアウトを喫するなど危ない場面もあったが、巧みなピット戦略で再びトップを奪い返し、 昨年のもてぎ以来の勝利を挙げた。
(天候:雨時々曇り コース:ウェット 観客動員数:23,000人)

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gt_r01_r_500start

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コースコンディションの悪化を考慮し、決勝レースは午後2時にセーフティーカーの先導でスタートした。
路面はウェットのままだったが、フリー走行後に降りだした雨はスタート進行が進むにつれて止んでいたため、 これに合わせてGT500クラスの数台がグリッド上で浅溝タイヤへの交換を決断した。
その中にはポールシッターの#38ZENT SCも含まれていた。

隊列を組んだまま2周を消化したところでSCカーはピットイン、3周目からコースはオールグリーンに。
ところがその直後の1コーナーで姿勢を乱した#1モチュールGT-Rと#36ペトロナスSCが接触。
1号車はすぐにコース復帰したものの左フロントフェンダーを大きく破損。その上この接触がもとで6周目にドライブスルーペナルティ、 18周目にフェンダーの破損の修理を求めるオレンジボールを受けてしまった。
一方の36号車はグラベルに飛び出してしまい、マーシャルの助けを借りてコースに復帰するも、浅溝タイヤがコースにマッチせず、 12周終わりでタイヤ交換を決断、これで大きく順位を落とすことになった。

ポールポジションの38号車もまた、路面コンディションとタイヤのマッチングに苦しみ、 3周目にあっさりと24号車にトップを明け渡すと、その後も4周目に#18ロックスター童夢NSX、7周目に#8ARTA NSXに相次いで抜かれ、見る見る順位を落としていった。スタートドライバーのリチャード・ ライアンはその後も苦しい走りを強いられながらも29周を走りきり、トップから1周遅れの11位で立川にバトンタッチ。
立川はトップグループをも上回るハイペースで追い上げ、最後は6位まで順位を挽回してみせた。

トップに立った24号車は、一時#18ロックスター童無NSXを駆る小暮の猛追で1秒差にまで迫られるが、 その頃から強く降り始めた雨にも助けられ、またスタートドライバーのJ.P.オリベイラのハードプッシュが功を奏し、 徐々に18号車を引き離し始める。
そして52周終わりまで引っ張ったピットストップを追えた時点では、2位に1分近い大差をつけることに成功した。

レース終盤になって雨が止み、コース上が徐々に乾き始めたため、 ステアリングを引き継いだ荒聖治はタイヤとのマッチングに苦しめられながらの走行を強いられたが、 レース前半に築き上げたマージンが活きて終始トップのまま82周を走り切り、昨年の第4戦セパン以来の勝利をものにした。
2位には#18ロックスター童夢、3位には#8ARTAと2台のNSX勢が初戦の表彰台を手にした。

GT300クラスは序盤から激しいトップ争いが繰り広げられた。
ポールポジションからスタートした#11ジムゲイナーF430の田中哲也に何度もアタックを試みる#19ウェッズスポーツの片岡。 片岡は7周目のヘアピンで田中のインに飛び込むが、立ち上がりで出遅れて逆に#43ARTAガライヤの新田に2位の座を明け渡してしまう。
新田は9周目のダブルヘアピンで田中を攻略、クラストップに躍り出るが、 その次の周のダブルヘアピンであろうことかスピンを喫して周回遅れに接触、左リヤフェンダーを破損した上、 ドライブスルーペナルティを受けてしまう。

ガライヤの後退でトップ争いは再び11号車と19号車のものとなった。
#19片岡は11周目のダブルヘアピン立ち上がりでうまくラインをクロスさせ、 #11田中のインに並びかけるとそのまま最終コーナーでトップに立つ。
ところが片岡は2位とのマージンを広げようとハードプッシュしたのが祟ってか、28周目のヘアピンで飛び出してしまった。

代わってトップに立ったのは、23周目に#11田中を抜いて2位に浮上していた谷口信輝の駆る雨宮R-X7だった。
滑りやすい路面には絶対の自信を持つ谷口だったが、#19片岡もしぶとく食い下がり、7号車がピットインした45周目に再びトップに立つと、 そのまま3周余計に引っ張ってピットに飛び込んだ。この間の片岡の走りと、メカニックの迅速なピット作業が功を奏し、 19号車は7号車の前でピットアウトすることに成功、後半を担当する織戸学は20秒以上のマージンを得た。 織戸はその後も2位とのマージンをみながらペースをコントロールし、昨年の第7戦もてぎ以来の勝利を坂東正敬監督にプレゼントした。

2位はアクシデントやペナルティで一時後退しながらも、 新田守男と高木真一のアグレッシブな走りで順位を挽回した#43ARTAガライヤ、3位に#7雨宮RX-7が入った。

スーパーGT第2戦は鈴鹿サーキット。4月19日決勝だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 GTA定例会見 キーワードはコスト削減と環境対策

スーパーGT第1戦が開催されている岡山国際サーキットにおいて、GTアソシエイション(以下GTA)の定例記者会見が行われ、 1大会2日制や、第3戦、第6戦、第9戦のレース距離短縮など、今季の取り組みについて坂東正明代表が主旨を説明した。

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1大会2日制について
 既に公式サイトでスポーティングレギュレーションでの対応については発表しているが、 二日間のスケジュールについては今後も各チームに話を聞いて調整していく。
 予選はまず最低40分以上のセッションを行い、その後にスーパーラップなりノックダウン方式なりを行う。
ドライバーを2名起用するわけだから、セカンドドライバーや若手に乗る機会が増えるように、予選方式については今後考えていきたい。 第2戦までには結論を出したい。
 これまでタイヤを年間1000本以上使っていたが、金曜日の走行をなくすことで使用本数を減らし、コストダウンしていく。
 スーパーラップ出走台数が今回8台になったのは、スケジュール上の問題で、岡山では8台ということだ。 シリーズを通して何台とは決めていないので、何台でやるのがいいかは今後各サーキットと相談していく。
 2日制にすることで、メカニックの宿泊費用や走行で使用するガソリンの削減など、 1チームあたり1000万円くらいの経費と5万4000リットルのCO2が削減できる。
 ピットの設営やクルマのセットアップなどが慌しくなり、体力的にもチームスタッフの負担は増えているが、このままの方向で進めていきたい。

特別性能調整について
 ここまで3メーカーと侃々諤々やりながら決めてきた。 ここまでの熟成の進み具合(GT-R)やインダクションポッドの形状(NS-X)などを客観的に判断してウェイトとリストリクター径を決めた。 技術屋さん同士が話し合って決めたことなので、今年はこのままで進めていくつもりだ。

LMGT車両の参加について
 今回の2台はあくまでプライベーターとしての参加。プライベーターの参加が増えればレースが盛り上がっていい、と考えた。

レース距離の短縮について
 
こういう経済状況なので、長距離レースをやることによるパーツの消耗やガソリンの消費を考え、 チームのコスト削減が必要だと考えた。チームの負担を軽減するかわりに、年9戦開催は維持するためだ。
 レース距離はGT500クラスの燃費を考えて、スティントを均等割りできる距離ということで決めた。
 もてぎは日没時刻を考慮し、またよりガチンコの勝負になるように考えて250kmとした。 ノーハンデでガチンコのチャンピオン争いをやってもらおうということだ。
 第6戦鈴鹿については、終了時刻が同じになるよう、スタート時刻を調整していく。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 スターティンググリッド/スタートドライバー

■GT500 Class
 1
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *リチャード・ライアン
BS
*1'24.060

 2
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明 / *大嶋 和也
BS
*1'24.257

 3
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
*1'24.774

 4
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS
*1'24.877

 5
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS
*1'24.984

 6
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥
BS
*1'25.511

 7
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS
*1'26.156

 8
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
*No Time

 9
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ
BS
1'25.829

10
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS
1'25.896

11
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 中山 友貴
DL
1'26.421

12
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI
1'26.436

13
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS
1'26.754

14
21 ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕 / *土屋 武士
YH
1'30.203

15
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL
1'31.247



■GT300 Class
 1
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH
*1'31.860

 2
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学 / *片岡 龍也
YH
*1'31.964

 3
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*1'32.015

 4
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH
*1'32.103

 5
2 プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH
*1'32.246

 6
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
*青木 孝行 / 藤井 誠暢
YH
*1'32.275

 7
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH
*1'32.539

 8
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI
*1'33.246

 9
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 坂本 雄也
YH
1'33.611

10
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
1'33.894

11
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*黒澤 治樹 / 阿部 翼
YH
1'34.048

12
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH
1'34.101

13
30 RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 山野 直也
KH
1'34.239

14
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
*坂本 雄也 / 山内 英輝
YH
1'34.413

15
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH
1'34.666

16
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
*植田 正幸 / 川口 正敬
YH
1'34.697

17
111 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ / *壷林 貴也
KH
1'34.788

18
55 J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH
1'34.814

19
110 SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
*池田 大祐 / キム ハンボン
KH
1'35.872

20
666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
KH
1'37.085

21
808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖 / *田ヶ原 章蔵
YH
1'39.949



  • ドライバーの前の'*'印はスタートドライバー
  • タイムの前の'*'印はスーパーラップで記録されたもの
  • 2009 GTAブルテンNo002-S第14条に基づき、ゼッケンNo.36決勝スタートタイヤの交換(1本)を許可する。
  • CarNo.21,39,808は、3月22日(日)フリー走行にて、走行状態を確認した結果、決勝レースへの出走を認める。但し、CarNo.21はBドライバー(土屋武士)をスタートドライバーとする。
  • CarNo.100の井出選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.(危険なドライブ行為)により罰金3万円を課す。
  • CarNo.87の和田選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)違反により、罰金2万円を課す。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行 トップタイムはエネオスSC

スーパーGT第1戦岡山の決勝前フリー走行はウェットコンディションで行われ、#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨルン・ ビルドハイム)がトップタイム。GT300クラストップは#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)だった。

フリー走行は午前9時20分より30分間で行われた。
当初予報では雨が心配されていた決勝日だが、夜半から降り続いていた雨はフリー走行が始まる前には一旦止んでしまった。
しかし路面は未だ濡れたままで、所々に川や水溜りも残った状態だったため、殆どのチームがウェットタイヤを選択して走行を開始した。

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公式練習から快速ぶりを見せていたレクサスSC勢はここでも速さをみせ、エネオスがトップタイムをたたき出すが、 2番手には#18ロックスター童夢NSX、3番手には#1モチュールオーテックGT-Rが僅差で続く。
昨日の予選でポールポジションを獲得した#38ZENT SCは5番手、 4番手にはスーパーラップで惜しくもスローパンクチャーに見舞われてノータイムに終わった#36ペトロナスSCがつける。

GT300クラスはトップのガライヤに続いて#2紫電が2番手、#7雨宮RX-7が3番手で続く。 ポールシッターの#11ジムゲイナーフェラーリF430は4番手でこのセッションを終えた。

ところが予選2番手の#19ウェッズスポーツIS350は、セッション半ばに#100レイブリックNSXを1コーナーで接触、 タイヤバリアに突っ込むというアクシデントに見舞われ、コース脇にストップしており、結晶への影響が懸念される。

第1戦決勝は午後2時より82周で行われる。
現時点では雨は止んでいるが、上空には雲が暑く垂れ込めており、未だ予断を許さない状況だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Rainy
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'36.306--138.421
2500218ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'36.623 0.317 0.317137.967
350031MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'36.894 0.588 0.271137.581
4500436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'36.970 0.664 0.076137.473
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'37.201 0.895 0.231137.147
650068ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'37.366 1.060 0.165136.914
75007100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS1'37.513 1.207 0.147136.708
8500812IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS1'37.549 1.243 0.036136.657
9500935KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'37.560 1.254 0.011136.642
10500103HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'37.828 1.522 0.268136.268
115001124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH1'37.844 1.538 0.016136.245
125001239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'38.442 2.136 0.598135.418
135001317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS1'38.576 2.270 0.134135.234
145001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1'38.648 2.342 0.072135.135
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI1'44.293 7.987 5.645127.821
1630022プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'44.832 8.526 0.539127.163
1730037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'45.596 9.290 0.764126.243
18300411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH1'45.747 9.441 0.151126.063
195001521ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'45.819 9.513 0.072125.977
20300588triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 雄也
YH1'46.167 9.861 0.348125.564
21300681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH1'46.189 9.883 0.022125.538
22300719ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH1'46.37210.066 0.183125.322
23300874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI1'46.38910.083 0.017125.302
24300926UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
YH1'46.55310.247 0.164125.110
253001031avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH1'46.55810.252 0.005125.104
263001146エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH1'46.70310.397 0.145124.934
273001287giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'47.66211.356 0.959123.821
2830013110SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
池田 大祐
キムハンボン
KH1'47.74611.440 0.084123.724
293001430RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH1'47.85311.547 0.107123.602
303001566triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'47.97311.667 0.120123.464
313001655J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'48.56412.258 0.591122.792
323001710JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'48.76612.460 0.202122.564
3330018111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ
壷林貴也
KH1'48.94812.642 0.182122.359
3430019808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'50.95814.652 2.010120.143
3530020666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'52.25215.946 1.294118.758
36300215マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'31.27354.96739.02188.124

SUPER GT

SGT:第1戦岡山予選総合結果(GT500)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'24.7261'24.060158.587
2*35KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'25.1241'24.257158.216
324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH1'25.1451'24.774157.251
418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'25.7321'24.877157.060
58ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'25.0891'24.984156.862
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS1'25.6831'25.511155.896
717KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS1'25.7911'26.156154.729
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'24.795No Time-
91MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'25.829155.318
1012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS1'25.896155.197
1132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1'26.421154.254
123HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'26.436154.227
136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'26.754153.662
---- 以上予選通過(基準タイム: 1'30.811)----
-*21ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'30.203147.787
-*39DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'31.247146.096
  • CarNo.35の石浦選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)により、罰金2万円を課した。
  • CarNo.21,39より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山予選総合結果(GT300)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH1'32.7981'31.860145.121
219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'32.5171'31.964144.957
343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI1'32.8501'32.015144.876
47M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH1'32.5671'32.103144.738
52プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1'32.7781'32.246144.514
681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'33.0231'32.275144.468
746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH1'33.0661'32.539144.056
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI1'33.5281'33.246142.964
9*88triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本雄也
YH1'33.611142.406
1087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'33.894141.977
1126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH1'34.048141.745
1266triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'34.101141.665
1330RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH1'34.239141.457
1431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH1'34.413141.197
155マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'34.666140.819
1610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'34.697140.773
17111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ
壷林貴也
KH1'34.788140.638
1855J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'34.814140.599
19110SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
池田 大祐
キムハンボン
KH1'35.872139.048
20666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'37.085137.311
---- 以上予選通過(基準タイム: 1'39.104)----
-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'39.949133.376
  • CarNo.88の坂本選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第30条11.(ピットレーン通過速度違反)により、罰金2万円を課した。
  • CarNo.808より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山予選 MOTUL AUTECH GT-Rは9位から表彰台を狙う (NISMO)

「MOTUL AUTECH GT-R」は9位から表彰台を狙う。
HIS ADVAN KONDO GT-Rは予選3位から国内初優勝を目指す。

 岡山国際サーキットは夜間から朝にかけては冷え込んだものの、日が上り始めると気温もぐんぐん上がり暖かな春の彼岸を迎えた。今年のSUPER GTは昨年までの3日間開催が2日間となり、初日に公式練習と予選1回目、スーパーラップ(SL)を行うこととなった。またSL進出はGT500/GT300の各クラス8台までとなった。

 午前中の練習走行では「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は1分24秒983で6位とまずまずの位置につけた。また「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)はGT-R勢トップとなる4位(1分24秒944)だった。13時15分、気温15℃、路面温度28℃のポカポカ陽気の中、15台のGT500車両が参加して公式予選1回目がスタートした。最初の30分間はGT300との混走枠。まず本山がコースインして基準通過タイムをクリア。トレルイエに交代して混走枠終了時点では1分25秒829で3位につけることとなった。

 GT300の専有走行枠を挟んで13時55分から10分間のGT500専有走行枠が始まった。しかしエンジンに小さなトラブルがあったこともあり、コースインが若干遅れてしまった。混雑する位置で走行しなければならなくなったトレルイエだったが、後半のアタックに期待がかかった。しかし残り2分となり各車がアタックラップに入った時点で、1台の車両がアトウッドカーブでコースアウトし、前後が黄旗区間となった。トレルイエはここで安全を確保するためにスロットルを緩めて走行することとなった。しかしこの10分間のセッションでタイムアップはかなわず。予選9位で残念ながらSL進出はならなかった。

 また、#12 GT-Rは10位、今年からタイヤをミシュランにスイッチした「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は12位だった。「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)がGT-R勢の中でSL進出を決める5位に入った。

 15時15分、GT500のSLがスタート。4番目に登場した#24 GT-Rのオリベイラは、日産ファンの期待を一身に背負ってコースイン。アタックラップではセクター2まではそれまでのトップタイムを更新ならず。しかし最後のタイトなコーナーが連続するセクター3でタイムアップを果たしその時点でのトップにつけた。その後、オリベイラのタイムを更新したのは2台にとどまり、予選3位、2列目を確保することとなった。「JPが本当によく走ってくれました。タイヤもとてもいいものを作ってもらえたし、明日の決勝のことを考えて長持ちするものを選んでいますから、どんな作戦も取れます。明日のお天気は分からないですが、ドライ、ウェットどっちもOK。優勝を狙える位置にいると思います」と近藤真彦監督は笑顔で答えた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #38ZENTセルモSC430
立川祐路

去年1度もポールが獲れず、満足できなかったので、今年は開幕戦からポールを獲ってやろうと思っていて、今回は特に狙っていました。 クルマは合同テストから良かったし、京の走り出しも良かったです。
スーパーラップでは、アタックに入る直前に石浦選手がすばらしいタイムを出したのでプレッシャーが高まりましたが、 クルマの状態がすごく良かったのでポールをとることが出来ました。
明日は天候によって展開が変わってきますが、ポールを獲ったので、そのまま逃げ切るのが理想ですね。 リチャードがスタートを担当することになると思いますが、うまくやってくれると思います。

リチャード・ライアン
明日のことは、明日になってみないとわかりませんが、今日の予選に関しては、ポールを獲れたことはチームが待ち望んでいたことだったし、 レクサスにとってもフロントローを獲得することは大事なことだったので、この予選結果には満足しています。
明日はいいスタートを切って、そのままハードにプッシュして逃げ切りたいですね。

GT300クラス JIMGAINER ADVAN F430
田中哲也

久しぶりの新車ですし、今回はジムゲイナーが自社開発した初めてのクルマなので、早めにシェイクダウンを済ませ、 メカニックも本当に一生懸命取り組んできました。
このオフは色んな意味でお騒がせしましたが、チームの士気を高めるためにもいい結果が欲しいと思っていました。
今年の規則が決まるのが遅かったので、僕らのクルマがどこまでやれるのかはここに持ってくるまで予想もつきませんでしたが、 スーパーラップを走り終わったときには、まだ何台かアタックを済ませてませんでしたけど、『イケるんじゃないか』という感触を得られました。

平中克幸
去年の12月からテストに参加して、ずっと開発をやらせてもらってきましたが、GT500に近いくらいにしっかりしたクルマで、 走り出しから印象も良く、テストも順調に進みました。
今回はアタックはしなかったので、哲也さんを信じて待っていました。
GT500からGT300に移りましたが、以前にも竹内さんとセリカに乗っていたこともありますので、明日も問題ないと思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山スーパーラップ レクサス勢がフロントロー独占!立川が通算14度目のポールを獲得

2009スーパーGT第1戦、岡山GT300kmレースのスーパーラップは、#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ ライアン組)が1分24秒069を記録してポールポジションを獲得。2番手には#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が入り、レクサス勢がフロントローを独占して明日の決勝に臨むこととなった。
GT300クラスは今年から自社開発の車両を投入した#11JIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸)がポールを獲得。タイムは1分31秒860だった。

gt_r01_sl_38

gt_r01_sl_35

gt_r01_sl_11

公式練習から好調ぶりを見せていたレクサス勢はスーパーラップでも快調だった。
38号車のアタックを担当した立川はセクター2こそ35号車に及ばなかったものの、セクター1、セクター3を最速で走りぬけ、 1分24秒069で自身通算14度目のポールを獲得した。
2番手には一昨年のGT300クラスを制した石浦/大嶋コンビの駆る#35KRAFTがつけた。
しかし予選1回目で2番手タイムを出した#36ペトロナストムスSCは、メカニカルトラブルに見舞われてアタック直前にピットイン、 ノータイムに終わっている。

3番手にはGT-R勢で唯一SL進出を果たした#24H.I.Sが入った。
NSX勢最上位はカラーリングを一新した#18ロックスター童夢NSXの4番手。以下5番手#8ARTA、 6番手#100レイブリックと続き、 初めてスーパーラップを任された塚越広大の駆る#17KEIHINが7番手で明日の決勝に臨むこととなった。

GT300クラスは、今季自社開発の新車を投入した#11ジムゲイナーのフェラーリF430がトップタイムをたたき出し、 久々のポールを獲得。公式練習から好調だった#19ウェッズスポーツIS350は2番手に終わり、 昨年この岡山ラウンドを制した#43ARTAガライヤが3番手につけた。

井口と国本の新人コンビで初めてのスーパーラップに望んだ#74カローラアクシオaprGTは1分33秒246で8番手に終わった。

第1戦決勝は明日午後2時より82周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山スーパーラップ結果(GT500)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'24.060--158.587
235KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'24.257 0.197 0.197158.216
324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH1'24.774 0.714 0.517157.251
418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'24.877 0.817 0.103157.060
58ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'24.984 0.924 0.107156.862
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS1'25.511 1.451 0.527155.896
717KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS1'26.156 2.096 0.645154.729
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS---

SUPER GT

SGT:第1戦岡山スーパーラップ結果(GT300)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
YH1'31.860--145.121
219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'31.964 0.104 0.104144.957
343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI1'32.015 0.155 0.051144.876
47M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH1'32.103 0.243 0.088144.738
52プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'32.246 0.386 0.143144.514
681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井 誠暢
YH1'32.275 0.415 0.029144.468
746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH1'32.539 0.679 0.264144.056
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI1'33.246 1.386 0.707142.964

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選1回目 レクサスが1-2-4 トップはZENTセルモ

スーパーGT第1戦、岡山GT300kmレースの公式予選1回目は、#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ ライアン組)が1分24秒726でトップタイムを記録。2番手には#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ ロッテラー組)が入り、公式練習に続いてレクサス勢が好調ぶりを見せた。
GT300クラスは#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)がトップ。 注目のカローラアクシオも74号車が8番手でスーパーラップ進出を果たした。

レースウィークの2デイ化に伴い、予選方式にも変更があり、公式予選1回目は午後1時15分より50分間で行われた。
今年は最初に30分間の混走。続いてGT300の専有走行、GT500の専有走行が各10分間で行われる。
また、スーパーラップへの出走台数も昨年の各10台から8台づつに減少。昨年以上に狭き門となった。

こうした変更に合わせて、第1戦では各ドライバーの出走順にも変化が見られた。
従来だと、先にアタックドライバーがタイムを出し、その後にもう一人が予選通過基準タイムを出しに行くパターンが多かったが、 今回は基準タイム、アタックの順で混走を走り、最後の専有でもう一度アタック、というチームが大半を占めた。

gt_r01_q_38

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そうした状況で好タイムを連発してきたのがレクサス勢だ。
予選開始5分足らずで#6エネオスが1分26秒754でトップに立つと、 その7分後には#38ZENTを駆るライアンが1分25秒442でトップに。2番手には#8ARTA NSX、 3番手には#1モチュールオーテックGT-Rが入ったところで混走は終了。GT300クラスの専有走行が始まった。

GT300クラスは混走の走りはじめから#19ウェッズスポーツが好調だ。 結局織戸が専有終了間際に出した1分32秒517がクラストップタイムとなった。2番手には#7雨宮RX-7が1分32秒567で続き、 今季から投入されたカローラアクシオは#74(井口卓人/国本雄資組)がクラス8番手で、初戦にして見事スーパーラップ進出を果たした。

続いて行われたGT500の専有走行では、#38ZENT、#36ペトロナスの2台のレクサスSC430がタイムを更新、 #38立川が1分24秒726、#36ロッテラーが1分24秒795で2位に入り、 #35KRAFTも4番手とレクサス勢が上位を独占する結果となった。
NSX勢では#8ARTAが3番手に食い込んだほか、6番手に#100レイブリック、7番手に#18童夢、 8番手に#17KEIHINと4台がスーパーラップ進出を果たした。
一方GT-R勢は#24H.I.Sが5位に入ったのみで、ディフェンディングチャンピオンの#1モチュールは9位、 #12カルソニックは10位で惜しくもSL進出を逃した。

ただし、予選終了2分前に土屋武士の駆る#21アストンマーチンDBR9が1コーナーでコースオフし、 この区間では予選終了まで黄旗が提示されていたため、この時間帯にタイムを更新したチーム(トップの#38、2番手の#36も含まれる) についてはペナルティが下る可能性も現時点では否定できない状況だ。

第1戦のスーパーラップは午後2時45分より行われる

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選結果(GT500)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'24.726--157.340
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'24.795 0.069 0.069157.212
38ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'25.089 0.363 0.294156.669
4*35KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'25.124 0.398 0.035156.604
524HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH1'25.145 0.419 0.021156.566
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS1'25.683 0.957 0.538155.583
718ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'25.732 1.006 0.049155.494
817KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS1'25.791 1.065 0.059155.387
91MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'25.829 1.103 0.038155.318
1012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS1'25.896 1.170 0.067155.197
1132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1'26.421 1.695 0.525154.254
123HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'26.436 1.710 0.015154.227
136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'26.754 2.028 0.318153.662
---- 以上予選通過(基準タイム: 1'30.811)----
-*21ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'30.203 5.477 3.449147.787
-*39DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'31.247 6.521 1.044146.096
  • 1~8位は、スーパーラップ選抜車両
  • CarNo.35の石浦選手は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 c)(ダブルチェッカー)により、罰金2万円を課した。
  • CarNo.21,39より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選結果(GT300)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'32.517--144.090
27M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH1'32.567 0.050 0.050144.012
32プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1'32.778 0.261 0.211143.685
411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH1'32.798 0.281 0.020143.654
543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI1'32.850 0.333 0.052143.574
681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'33.023 0.506 0.173143.306
746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH1'33.066 0.549 0.043143.240
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI1'33.528 1.011 0.462142.533
9*88triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本雄也
YH1'33.611 1.094 0.083142.406
1087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'33.894 1.377 0.283141.977
1126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH1'34.048 1.531 0.154141.745
1266triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'34.101 1.584 0.053141.665
1330RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH1'34.239 1.722 0.138141.457
1431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'34.413 1.896 0.174141.197
155マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'34.666 2.149 0.253140.819
1610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'34.697 2.180 0.031140.773
17111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ
壺林 貴也
KH1'34.788 2.271 0.091140.638
1855J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'34.814 2.297 0.026140.599
19110SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
池田 大祐
キムハンボン
KH1'35.872 3.355 1.058139.048
20666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'37.085 4.568 1.213137.311
---- 以上予選通過(基準タイム: 1'39.104)----
-*808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'39.949 7.432 2.864133.376
  • 1~8位は、スーパーラップ選抜車両
  • CarNo.88の坂本選手は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第30条11.(ピットレーン通過速度違反)により、罰金2万円を課した。
  • CarNo.808より、決勝レース出走嘆願が提出されたが、決勝日3/22朝に実施するフリー走行での走行状態を確認して、出走の可否を決定するものとする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 レクサス勢が1-2-3!トップは#6エネオス

2009スーパーGT第1戦、「岡山GT300km」の公式練習はトップ3をレクサスSC430勢が独占。 トップタイムは#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)で1分24秒367だった。

昨年後半から続く世界同時不況により、この冬はホンダのF1撤退やスバルのWRC活動休止など、 モータースポーツファンによって残念なニュースが相次いだ。
その影響は国内カテゴリーにおいても例外ではなく、スポンサーの撤退や参加台数の減少が懸念される中、 殆どのカテゴリーがレースウィークを土曜日曜の二日間に短縮することで経費節減を図ることとなった。

そのため、スーパーGTでは従来金曜日に行われていた公式練習を土曜の公式予選日に移動。
第1戦岡山では3月20日の午前9時より混走1時間半、各クラス専有15分づつの計2時間で実施された。

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ここでは唯一09規定に合致した車両を用意してきたレクサス勢が序盤から上位を独占、 トップの#6エネオスに続いて2位には#36ペトロナス、3位に#38ZENTがつける。
GT-R勢最上位は#12カルソニックの4番手。NSXは#8ARTAの7番手が最高だが、トップから7番手までのタイム差は0.932と、 ほぼ3車は拮抗した状態にあるといえそうだ。

また久々の外国車として今季から参戦する、アストンマーチンDBR9は1分29秒593とクラス最下位に終わったものの、 大きなトラブルもなく39周を消化した。
現在はほぼFIA-GT仕様そのものといった状態だが、今後熟成が進めば上位に浮上してくるかもしれない。

GT300クラスは昨年から速さをみせつけてきた#19ウェッズスポーツIS350が1分32秒526でトップ。 2番手には#7雨宮RX-7、3番手には今季からフェラーリF430にスイッチした#81ダイシンが入った。
注目のカローラアクシオは74号車がクラス10番手、31号車が17番手に終わった。

第1戦の公式予選1回目はこのあと午後1時15分より行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果(GT500)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
16ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1'24.367--158.010
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'24.372 0.005 0.005158.000
338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS1'24.455 0.088 0.083157.845
412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS1'24.944 0.577 0.489156.936
535KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS1'24.976 0.609 0.032156.877
61MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'24.983 0.616 0.007156.864
78ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'25.299 0.932 0.316156.283
818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'25.398 1.031 0.099156.102
924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH1'25.515 1.148 0.117155.888
1032EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1'25.867 1.500 0.352155.249
11100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS1'26.158 1.791 0.291154.725
1239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'26.542 2.175 0.384154.039
1317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS1'26.648 2.281 0.106153.850
143HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'26.936 2.569 0.288153.340
1521ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'29.593 5.226 2.657148.793
  • 本公式練習は、開始41分14秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 9;41~9:51)

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果(GT300)

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2009/03/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1'32.526--144.076
27M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH1'32.532 0.006 0.006144.067
381ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'32.544 0.018 0.012144.048
411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH1'32.671 0.145 0.127143.851
52プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1'32.684 0.158 0.013143.831
646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH1'32.713 0.187 0.029143.786
788triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本雄也
YH1'33.012 0.486 0.299143.323
843ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI1'33.189 0.663 0.177143.051
926UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH1'33.331 0.805 0.142142.834
1074COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI1'33.762 1.236 0.431142.177
1166triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH1'33.820 1.294 0.058142.089
125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'33.904 1.378 0.084141.962
1387giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'33.905 1.379 0.001141.960
1410JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'33.910 1.384 0.005141.953
1555J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'34.200 1.674 0.290141.516
1630RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH1'34.221 1.695 0.021141.484
1731avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH1'34.540 2.014 0.319141.007
18110SIRIUS KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
池田 大祐
キムハンボン
KH1'35.636 3.110 1.096139.391
19111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
イゴール・スシュコ
壺林 貴也
KH1'35.664 3.138 0.028139.350
20666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'38.235 5.709 2.571135.703
21808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'39.616 7.090 1.381133.822
  • 本公式練習は、開始41分14秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 9;41~9:51)

Formula Nippon

FN:富士スピードウェイが開幕戦の概要を発表、参加台数は13台

 富士スピードウェイは3日、同地で4月5日に決勝が開催されるフォーミュラニッポン開幕戦の概要を発表した。

 これによると参加台数は昨年から大きく減少、7チーム、13台での争いとなる。ルーキーでは、マカオを制した国本京佑がルマンから、一昨年の全日本F3チャンピオン大嶋和也がトムスから、塚越広大が新規参入のHFDから参戦。昨年のディフェンディングチャンピオン松田次生にどう挑むのか注目される。

 今シーズンからシャーシーとエンジンが一新されるのは既報のとおりだが、レース運営では、タイヤ交換が義務付けられ、環境への配慮からエンジン1基を4レースで連続使用(従来は3レース)する方式が採用された。

 また、オーバーテイクシステムの詳細も明らかになった。オーバーテイクボタンはステアリングに装着され、これが作動するとエンジン回転のリミッターが一定の間10,300rpmから10,700rpmへと400rpm上昇。追い越しを容易にする。使用回数は5回に制限され、作動中はロールバーに取り付けられた5つのランプが点滅、使用する毎にランプが1つづつ消えてゆく仕組みとなっている。また、このランプはポイントリーダーは赤で、他の選手は白で表示される。

 今シーズンから金曜の練習走行が廃止になり、2デーレースとなった。富士スピードウェイのフォーミュラニッポン開幕戦は、4月4日(土)にフリー走行と予選、5日(日)に250kmの決勝が行われる。

■2009年エントリーリスト 【3月3日現在】
チーム監督No.ドライバー年齢出身地エンジン
LAWSON TEAM IMPUL星野 一義1松田 次生29三重県TOYOTA RV8K
2ブノワ・トレルイエ32フランス
Team LeMans土沼 廣芳7国本 京佑20神奈川県TOYOTA RV8K
8石浦 宏明27東京都
HFDP RACING田中 弘10塚越 広大22栃木県HONDA HR09E
TEAM IMPUL黒沢 琢弥20平手 晃平22愛知県TOYOTA RV8K
NAKAJIMA RACING中嶋 悟31ロイック・デュバル26フランスHONDA HR09E
32小暮 卓史28神奈川県
TEAM TOM’S舘 信秀36アンドレ・ロッテラー27ドイツTOYOTA RV8K
37大嶋 和也21群馬県
DOCOMO TEAMDANDELION RACING吉田 則光40リチャード・ライアン29イギリスHONDA HR09E
41伊沢 拓也24東京都
CERUMO/INGING竹内 浩典48立川 祐路33神奈川県TOYOTA RV8K

Text: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:エクセディH.I.SイングスZがST3クラスで初優勝 (NISMO)

■#333「エクセディH.I.S.イングスZ」がST3クラスで初優勝! #1「ENDLESS ADVAN Z」は総合2位

 スーパー耐久シリーズ2008開幕戦の参加台数は34台、Zが参戦するST1クラスには1台のZ(380RS-C)を含み5台、ST3クラスには5台のZを含む9台が参加した。

 26日、晴天のもと行われた予選は、A、Bドライバーのタイム合算により、ST1クラスで#1 Zが2位、ST3クラスでは#333 Zが1位、#15 Zが3位、#113 Zが4位、#777 Zが7位、#19 Zが9位となった。

 27日は前日同様おだやかな晴天に恵まれ、87周の決勝レース前は気温20℃、路面温度40℃と絶好のレース日和となった。ST3クラスはスタートで予選2位の#39 NSXがトップを奪い、これを#333 Zが追いかける展開。まず#333 Zの前嶋が35周でピットインして給油のみでピットアウト。2周後にクラストップの#39 NSXもピットインしたが、自分のピット前を通り過ぎてしまい、これで#333 Zが難なくクラストップに立つと2位の#39 NSXに30秒以上のマージンを築くことになった。

 49周目に#333 Zは2回目のピットインで佐々木に交代。61周目に他の車両が2回目のピットインを行うとトップに返り咲き、1分ほどのリードを保ったまま終盤を迎えた。ファイナルラップのストレートでペースダウンしてファンを驚かせたが、これは総合トップの車両を先行させただけ。そのままトップを守りクラス優勝を遂げた。前嶋はST3クラスで初優勝、佐々木はS耐初優勝だった。

 #15 Zはスシュコがジャンプスタートでドライブスルーのペナルティを受け7位までポジションを落としたが、1回目のピットインで小松に交代し、2回目のピットインでは給油のみで2位でピットアウト。3位には#113 Zがつけていた。しかし、2回目にフレッシュタイヤを得た#27 BMW M3が4位から2台のZを抜き2位に。#15 Zが3位、#113 Zが4位でチェッカーを受けた。なお#777 Zは7位、#19 Zは9位だった。

 ST1クラスでは、#1 Zの青木がタイヤを温存するために#28 BMW Z4を先行させて3位へ。20周目にトップを走る#50 BMW Z4がデフトラブルのためにピットインすると、2位へポジションを上げた。

 29周目に#28 BMW Z4が最初のピットインをすると暫定トップに立ったが、31周でピットインして藤井に交代。また、59周目に#28 BMW Z4が2回目のピットインをすると再び暫定トップに立ったが、61周目に2回目のピットインをして青木に交代。残り5周のS字でバックマーカーと接触してダートにタイヤを落としてひやりとさせたが、そのままのポジションを守って2位でチェッカーを受けた。「クルマを右側に振ったので開けてくれたと思ってインに入ったんですが、相手のポジションを落とすことになって申し訳ない」と青木。「今日はめいっぱいですが、きちんと2位でポイントを取れたので良かった」と締めくくった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿 優勝ドライバーのコメント

080427Kataoka

#28片岡 龍也(PETORAS SYNTIUM BMW Z4 COUPE) マー(柳田選手)がつくってきたチームなので、勝てたけれど美味しいところだけをとったような複雑な心境です。 もちろん勝って嬉しいんですが、戦ってかったんじゃなく向こうにトラブルが出て、うちはノートラブルでしたから。今年、このチームを2台体制にしたことのメリットはいかせたと思います。 初めてのレースで、初優勝に貢献できました。相方の吉田選手は予想以上に良い仕事をしてくれたので、最後は楽でした。

まとめ:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿スーパー耐久500km -RIJ- (2008/04/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
片岡 龍也
吉田広樹
YH873:19'01.195
2ST121ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / CBA-Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH871'02.662
3ST2137シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧賢治
HINOKI
YH843Laps
4ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH843Laps
5ST13360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH843Laps
6ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH834Laps
7ST2313ENDLESS ADVAN CS・Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木宏和
YH834Laps
8ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田 信博
井上貴志
YH834Laps
9ST33*15岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH834Laps
10ST34113カルラレーシング☆UNT Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋勲
堤 明彦
木村 崇
YH834Laps
11ST3539TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH834Laps
12ST2430オートバックス森永チルミルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
堀田誠
丹羽 昭善
YH825Laps
13ST2526エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
朝倉宏志
YH825Laps
14ST3614岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
古谷 直広
YH825Laps
15ST37777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗
DRAGON
吉田 基良
YH825Laps
16ST266DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH825Laps
17ST14*9Faust GT3R
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤琢弥
堀 主知
佐藤 茂
YH816Laps
18ST382SATO TamTam制動屋 7
MAZDA RX-7 / FD3S
久保 宣夫
中村 旬
佐藤 敦
YH807Laps
19ST4151AGY ings インテグラ
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
井尻薫
黒木 英春
黒木 健次
YH807Laps
20ST3919高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH807Laps
21ST4287K'Z AUTO FACTORY MOTUL P.mu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一
水谷 大介
デパマン石渡
YH807Laps
22ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
藤田 弘幸
YH807Laps
23ST4476Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH807Laps
24ST4569J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH798Laps
25ST4681ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
北野浩正
YH798Laps
26ST4718FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書健司
YH798Laps
27ST4877Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透
黒田 保男
YH789Laps
28ST4955BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
斉藤慎輔
YH7710Laps
29ST41099GET WIN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘
藤原能成
YH7611Laps
30ST41122MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
森山 健寛
YH7314Laps
---- 以上規定周回数( ST1: 60Laps / ST2: 58Laps / ST3:58Laps / ST4: 56Laps )完走 ----
-ST2-602享成自校鳥居歯眼科N.S.F明京・PTG・ings・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
岡田 道昌
鳥居 良彦
杉浦 真志
YH5532Laps
-ST2-20RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川日出生
YH2958Laps
-ST2-56眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴
松本 達哉
白坂卓也
YH2463Laps
-ST1-50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田 真孝
YH2067Laps
  • Fastest Lap: CarNo.50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4 COUPE 2'11.832 (3/20) 158.57km/h
  • CarNo.15,9は、スーパー耐久シリーズ2008シリーズ規則第13条(10)違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿決勝 Z4Mクーペが遂に初勝利! しかし勝ったのは片岡/吉田組

スーパー耐久シリーズ2008第1戦、「鈴鹿スーパー耐久500km」は、#28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4 COUPE(片岡龍也/吉田広樹組)が2位以下を1分以上突き放す圧倒的な速さで87周を走りきり、Z4Mクーペに初の優勝をもたらした。

ST2クラスは#37シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー(和田久/大瀧賢治/HINOKI組)がクラス優勝。 8連勝のかかった#11オーリンズ・ランサーEVO Xは、レース終盤にまさかのアクシデントで後退、惜しくもEVO Xのデビューウィンを逃した。
また、ST3クラスは#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)、ST4クラスは#51AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がそれぞれクラス優勝をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:15,000人)

080427st1top3 080427st2top3 080427st3top3 080427st4top3

080427start決勝レースは午後1時30分にスタート。
ポールポジションの#50Z4Mクーペを駆る柳田真孝が序盤からハイペースでトップを快走する一方、 予選2位の#1エンドレスZの青木孝行は1周目から#28片岡の猛チャージを受け、遂に5周目のシケインで2位の座を奪われてしまった。

この間に柳田は後続との差をじりじりと広げていき、一時は5秒以上のリードを築き上げる。
しかし、20周を目前にしてまたしても不運が50号車を襲った。
19周目に3秒以上のペースダウンを強いられた柳田は堪らず20周終わりでピットイン。
そのままアタマからガレージに突っ込んでしまった。
デファレンシャルのトラブルだ。
50号車はそのまま修復作業に3時間近くを要し、レース復帰を断念せざるを得なかった。

080427st1winner変わってトップに立った28号車は、そのまま一気に2位の1号車を突き放しにかかり、 最後は1分02秒662もの大差をつけてチェッカーを受け、Z4Mクーペに待望の勝利をもたらした。
この勝利は今回がデビュー戦の吉田にとっては勿論のこと、片岡にとっては2003年11月のもてぎ戦でグループN+クラスで勝って以来の、 ST1クラスでは初の勝利となった。

080427st2winnerST2クラスの優勝争いは終盤までもつれにもつれた。
ポールシッターの#6新菱オートがフロントハブの不具合で予定外のピットストップを強いられ、 #20RSオガワランサーがエンジンブローでストップと、有力チームが相次いで脱落していく一方で、 #11オーリンズランサーが途中オレンジボール旗提示による予定外のピットインを強いられながらも着実に順位を上げ、 36周目に遂にトップに立つ。

ところがレース終盤、総合トップが83周目に入り、オーリンズの8連勝も目前と思われたところでまさかのアクシデントが起きた。
後方からラップしようとした1号車と11号車がダンロップコーナーで接触。11号車はぐラベルに押し出された格好になり、 すぐ後方を走っていた37号車にトップの座を明け渡してしまったのだ。
猛然と追い上げにかかる#11木下隆之だったが、再スタートまでの間につけられた6秒ものビハインドを取り戻すには、 4周という距離はあまりにも短すぎた。

080427st3winnerST3クラスは、序盤に#39NSXと#333Zの2台による熾烈なトップ争いが展開された。
コース上では#333前嶋の猛追をかわしてトップを死守していた#39井入宏之だったが、 1回目の給油で自分のピットを通り過ぎてしまうという痛恨のミスを犯し、まんまとトップの座を奪われてしまう。
更に39号車は赤鮫オヤジに後退してからも130Rでのスピン、2コーナーでのコースオフなどが祟って徐々に順位を落とし、 結局クラス5位でレースを終えた。
変わってトップに立った333号車はその後も#27BMW M3の追い上げなどもあったがトップを守りきり、 総合でも6位でフィニッシュすることとなった。

080427st4winnerST4クラスはポールの#51インテグラが井尻、黒木英春両名の安定した走りで一度もトップを譲ることなく走りきったほか、2位、 3位にもDC5インテグラが続き、今季一挙に勢力を拡大したシビック勢は昨年王者の76号車の4位が最高という厳しい結果に終わった。

スーパー耐久第2戦は5月18日決勝。舞台は仙台ハイランドだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿フリー走行結果

鈴鹿スーパー耐久500km -RIJ- (2008/04/27) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1ST111ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / CBA-Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'10.422--160.289
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH2'11.724 1.302 1.302158.705
3ST1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
片岡 龍也
吉田広樹
YH2'12.346 1.924 0.622157.959
4ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH2'16.237 5.815 3.891153.447
5ST14360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH2'16.793 6.371 0.556152.824
6ST2120RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川 日出生
YH2'17.326 6.904 0.533152.230
7ST226DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH2'18.548 8.126 1.222150.888
8ST2311オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH2'18.781 8.359 0.233150.634
9ST3239TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫オヤジ
YH2'19.239 8.817 0.458150.139
10ST2456眠眠打破ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
服部 尚貴
松本 達哉
白坂卓也
YH2'19.440 9.018 0.201149.923
11ST2537シーケンシャル エンドレス アドバンランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧 賢治
HINOKI
YH2'19.467 9.045 0.027149.894
12ST2613ENDLESS ADVAN CS・Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木 宏和
YH2'19.623 9.201 0.156149.726
13ST3327FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
井上 貴志
YH2'19.767 9.345 0.144149.572
14ST2726エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
朝倉宏志
YH2'20.311 9.889 0.544148.992
15ST2830オートバックス森永チルミルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
堀田誠
丹羽 昭善
YH2'20.336 9.914 0.025148.965
16ST34777屏風浦工業ニューテック-Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
福山英朗
DRAGON
吉田 基良
YH2'20.340 9.918 0.004148.961
17ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH2'20.388 9.966 0.048148.910
18ST36113カルラレーシング☆UNT Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋勲
堤 明彦
木村 崇
YH2'20.52310.101 0.135148.767
19ST3714岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
古谷 直広
YH2'21.31610.894 0.793147.932
20ST3819高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH2'23.56113.139 2.245145.619
21ST392SATO TamTam制動屋 7
MAZDA RX-7 / FD3S
久保 宣夫
中村 旬
佐藤 敦
YH2'23.67113.249 0.110145.507
22ST4151AGY ings インテグラ
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
井尻薫
黒木 英春
黒木 健次
YH2'26.16015.738 2.489143.030
23ST4218FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書健司
YH2'26.22615.804 0.066142.965
24ST4377Mirage Factory インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
今村 透
黒田 保男
YH2'26.48516.063 0.259142.712
25ST159Faust GT3R
PORSCHE 911GT3 / JGN
安藤琢弥
堀 主知
佐藤 茂
YH2'26.84116.419 0.356142.366
26ST4455BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
斉藤慎輔
YH2'27.61417.192 0.773141.621
27ST4573CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
藤田 弘幸
YH2'27.71117.289 0.097141.528
28ST4669J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH2'28.13617.714 0.425141.122
29ST29602享成自校鳥居歯眼科N.S.F明京・PTG・ings・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
岡田 道昌
鳥居 良彦
杉浦 真志
YH2'28.30717.885 0.171140.959
30ST4781ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
北野浩正
YH2'28.57818.156 0.271140.702
31ST4876Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH2'28.85418.432 0.276140.441
32ST4922MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
森山健寛
YH2'29.90719.485 1.053139.454
33ST41099GET WIN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
渡辺 孝弘
藤原能成
YH2'32.03721.615 2.130137.501
34ST41187K'Z AUTO FACTORY MOTUL P.mu ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
金森 敏一
水谷大介
デパマン 石渡
YH2'32.78222.360 0.745136.830

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿フリー走行 エンドレスZが総合トップ

スーパー耐久2008第1戦鈴鹿の決勝前フリー走行は、2分10秒422と、予選と遜色ないタイムを叩き出した#1ENDLESS ADVAN Z(青木孝行/藤井誠暢組)が総合とST1クラスのトップだった。

080427STFREE1フリー走行は午前8時45分より45分間で行われた。
予選から速さを見せていたBMW Z4Mクーペの2台とエンドレスZはここでもアタマ一つ抜けた速さを見せ、トップ3を占めた。
ここでのベストタイムは1号車の青木がセッション前半で出した2分10秒422だ。

総合4位には並みいるポルシェ勢、ランサー勢を押しのけ、 ST3クラスの#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)が入った。
ST2トップは#20RSオガワADVANランサー(阪口良平/加藤正将/小川日出生組)で総合6位。 ST2ポールの#6ランエボIXが2番手、#11エボXがクラス3番手の総合8位と続く。

ST4クラスは予選から一貫して#51AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がトップを守っており、 シビック勢は55号車の4番手が最上位と、インテグラ優位の状況だ。

第1戦決勝は午後1時30分より、87周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿公式予選 柳田のスーパーアタックでNo.50ペトロナスZ4が逆転ポール!

鈴鹿サーキットで開催されているスーパー耐久シリーズ2008第1戦の公式予選は、#50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェリーク・ハイムラン/柳田真孝組)がポールポジションを獲得。
柳田は2分9秒785と、コースレコードを1秒以上短縮してAドライバートップの#1エンドレスZを逆転してみせた。
ST2クラスは#6DIXEL☆新菱オートEVOIXMR(富舛朋広/関豊/野田勝義組)
ST3クラスは#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)
ST4クラスは#51AGY ings インテグラ(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がそれぞれトップだった。
(天候:晴れ コース:ドライ)

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スーパー耐久の2008シーズンもいよいよ開幕。
今年は鈴鹿サーキットが第1戦の舞台だ。
公式予選は午後0時50分よりAドライバー、1時35分よりBドライバーの走行セッションが、各クラス15分間で行われた。

昨年予選で圧倒的な速さを何度もみせつけてきたBMW Z4Mクーペは今年から2台体制となり、 この2台ともが好タイムを連発して相変わらずの俊足ぶりをアピールする。

昨年王者の#1エンドレスZもAドライバーの青木孝行が2分10秒150と、昨年までのレコードタイムをいちはやく更新、 Aドライバーのトップに躍り出る。
トラブル解消に時間をとられてラスト5分で漸くコースインした#28Z4Mの片岡龍也もセッション終盤に2分10秒108を記録したが、 このタイムはセッション終了後に出されたものとみなされて無効となった。

更にBドライバー予選では、50号車の柳田が片岡のタイムを更に上回る2分9秒922をいきなりたたき出すと、 次の周では9秒785までタイムを縮めてAドライバートップのエンドレスZを逆転、見事ポールポジションを獲得した。

ST2クラスでは、今季から投入された2台のランサーエボリューションXのポテンシャルに注目が集まったが、 今回の予選に関しては既に熟成の進んでいるエボIXに軍配が上がった。Aドライバートップは#37エボIXの和田久、 Bドライバートップは#6エボIXの関豊で、タイム合算では6号車がトップとなった。

ST3クラスは#39NSXの井入宏之がAドライバートップ。Bドライバーは#333Zの佐々木がトップとなり、 両ドライバーとも安定した速さを見せた333号車が合算でトップとなった。

ST4クラスはAB両ドライバーともトップタイムを記録した#51インテグラがクラストップ。 昨年1台から一挙に6台にエントリー台数が拡大したシビック勢は、昨年王者の76号車のクラス4位が最上位となった。

スーパー耐久第1戦決勝は明日午後1時30分より、87周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

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