全日本F3選手権は、今シーズンも昨年同様1大会2戦が行われ、土曜日に2戦分の予
選が行われる。今年はローラ童夢シャーシの参入、3メーカーによるエンジン戦争、
外国人勢を含めた実力派若手のエントリーなど話題が豊富だ。
フォーミュラ・ニッポンの予選1回目に続いて行われた第1戦の予選は、ウェットコン
ディション。開始早々数台がコースアウトしてしまい赤旗中断となってしまった。こ
こまでのトップは、#12モンティンの2分23秒094。
再開後の予選は、#7コートニー、#12モンティン、#1細川の3人が凌ぎを削りあう。昨
日クラッシュしてしまった#7コートニーだが、ダメージは殆どなく2分18秒595、17秒207
とタイムを削る。しかし、今年から日産エンジンユーザーとなった#12モンティン、無
限のエース#1細川も濡れた路面で果敢にアタック。そして、最後の最後で#12モンティ
ンが2分17秒162と逆転。開幕戦のポールシッターとなった。
◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
■予選 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver---------Car--------------Engine----------Time------Gap------km/h--
1 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE 2'17.162 - 152.86
2 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 2'18.363 1.201 151.53
3 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'18.816 1.654 151.04
4 11 柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 2'19.125 1.963 150.70
5 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 2'19.270 2.108 150.54
6 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 2'19.759 2.597 150.02
7 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'20.775 3.613 148.94
8 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 2'21.018 3.856 148.68
9 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'21.486 4.324 148.19
10 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'22.222 5.062 147.42
11 32 番場 琢 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 2'22.472 5.316 147.16
12 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'24.237 7.075 145.36
13 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'24.427 7.265 145.17
------------------------------------------------------------------------------
* 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'31.925 14.763
* 赤旗提示により6分59秒間中断した。
* ペナルティNo.7: 国際モータースポーツ法典協議規則L項第4章4e)の違反
(ピット出口のホワイトラインカット)2回により、ベストラップ及びセカ
ンドラップタイムを削除した。
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3月22日、曇り空の鈴鹿サーキットで2003年フォーミュラ・ニッポンが開幕した。
予選1回目は午前10時35分から始まったが、空には雲が低く垂れ込め、今にも泣
き出しそうな天候だ。このため、各チームは開始直後から果敢にアタックを行う。
15分経過したところで、トップに立ったのはなんとルーキー#1小暮(PIAA NAKAJIMA)。
#19本山(IMPUL)を0.2秒抑える1分45秒543をマークした。しかし、それも束の間、
20分経過時には#5道上(5ZIGEN)が1分45秒161、#22脇阪(Team22)が1分45秒346
と逆
転。
この頃から落ち始めていた雨が強くなり、#20トレルイエ(IMPUL)が濡れた路面に
足をすくわれ1コーナーでコースアウト。もはやタイムアップするコンディション
ではなくなってしまう。
すでに予選を切り上げマシンを降りるドライバーあり、ピットで待機するドライ
バーありと各チーム様々な対応を見せるが、天候は回復することはなく、45分間の
予選は終了。
午後は雨の予報が出ており、#5道上が一昨年の鈴鹿ショートコース以来のポール
ポジションとなる確率が高そうだ。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
■予選1回目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウエット
P.-No.Driver----------------Team-------------Time-------Delay---Gap---km/h--
1 5 道上 龍 5ZIGEN 1'45.161 - - 199.37
2 22 脇阪 寿一 TEAM 22 1'45.346 0.185 0.185 199.02
3 1 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 1'45.543 0.382 0.197 198.65
4 19 本山 哲 TEAM IMPUL 1'45.795 0.634 0.252 198.18
5 20 ブノア・トレルイエ TEAM IMPUL 1'45.905 0.744 0.11 197.97
6 2 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 1'46.149 0.988 0.244 197.52
7 40 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 1'46.167 1.006 0.018 197.49
8 8 土屋 武士 Team LeMans 1'46.188 1.027 0.021 197.45
9 6 福田 良 5ZIGEN 1'46.204 1.043 0.016 197.42
10 9 黒澤 治樹 TEAM NOVA 1'46.689 1.528 0.485 196.52
11 11 松田 次生 TEAM CERUMO 1'46.740 1.579 0.051 196.42
12 41 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 1'46.753 1.592 0.013 196.40
13 3 立川 祐路 Olympic KONDO 1'47.031 1.87 0.278 195.89
14 7 金石 年弘 Team LeMans 1'47.181 2.02 0.15 195.62
15 4 ドミニク・シュワガー Olympic KONDO 1'47.703 2.542 0.522 194.67
16 12 井出 有冶 TEAM CERUMO 1'48.674 3.513 0.971 192.93
17 10 藤沢 哲也 TEAM NOVA 1'49.579 4.418 0.905 191.34
18 28 野田 英樹 Team MOHN 1'49.613 4.452 0.034 191.28
----------------------------------------------------------------------------
* 以上予選通過基準タイム (107%) 1'52.522 7.361 2.909 186.33
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■合同テスト ■ 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'45.668
2 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.080
3 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'46.459
4 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'46.729
5 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.829
6 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'47.273
7 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.302
8 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'47.459
9 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'47.480
10 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.549
11 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'47.599
12 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'46.622
13 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'46.646
14 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.863
15 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.885
16 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'48.191
17 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'49.315
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'51.540
----------------------------------------------------------------------
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3月21日、フォーミュラ・ニッポン第4回公式合同テストが鈴鹿サーキットで行われ、ここまであまり走れていなかった#19本山(IMPUL)が貫禄のトップタイムをマークした。
今シーズンからレースウィークの金曜日に組み込まれたこの合同テストだが、まだ各チーム走りこみ不足でセッティングを模索中。それでも、#19本山は「組んできた鈴鹿用セッティングが良かった」と、今までのテスト結果で振るわなかったとは思えない走りを披露。午前、午後ともにトップタイムをマークした。
これに続いたのは#5道上(5ZIGEN)。「シートが合わずきつかった」と言いつつも、2番手タイムをマークし、Fニッポン初優勝に向けて虎視眈々といったところ。
明日はいよいよ予選。リニューアルされた鈴鹿のコースで、初ポールを奪うのは誰か、注目だ。
■ 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'45.668
2 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.080
3 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'46.459
4 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'46.729
5 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.829
6 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'47.273
7 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.302
8 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'47.459
9 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'47.480
10 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.549
11 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'47.599
12 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'46.622
13 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'46.646
14 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.863
15 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.885
16 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'48.191
17 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'49.315
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'51.540
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■タイムスケジュール
3月21日(金)
8:00~ 8:40 専有走行 インテグラ
8:55~ 9:35 A.R.T.合同走行 JSB1000(SB/S-NK混走)A Gr.
9:45~10:25 A.R.T.合同走行 JSB1000(SB/S-NK混走)B Gr.
10:40~11:40 専有走行 フォーミュラ・ニッポン
11:55~12:55 専有走行 F3
13:10~13:50 A.R.T.合同走行 JSB1000(SB/S-NK混走)A Gr.
14:00~14:40 A.R.T.合同走行 JSB1000(SB/S-NK混走)B Gr.
14:55~15:55 専有走行 フォーミュラ・ニッポン
16:10~17:10 専有走行 F3
3月22日(土)
8:00~ 8:30 公式予選 インテグラ
8:45~ 9:25 公式予選 JSB1000(SB/S-NK混走)A Gr.
9:40~10:20 公式予選 JSB1000(SB/S-NK混走)B Gr.
10:35~11:20 公式予選 フォーミュラ・ニッポン
11:30~11:45 公式予選 F3
12:00~12:15 公式予選 F3
12:25~12:55 ピットウォーク
13:15~13:55 公式予選 JSB1000(SB/S-NK混走)A Gr.
14:10~14:50 公式予選 JSB1000(SB/S-NK混走)B Gr.
15:05~15:50 公式予選 フォーミュラ・ニッポン
16:25~ 決勝レース F3(12周)
17:30~18:00 サーキットクルージング(2輪体験走行)
3月23日(日)
8:10~ 8:40 ウォームアップ走行 JSB1000(SB/S-NK混走)
8:55~ 9:25 ウォームアップ走行 フォーミュラ・ニッポン フリー走行
10:00~ 決勝レース F3(17周)
11:10~ 決勝レース インテグラ(10周)
11:50~12:20 ピットウォーク
13:00~ 決勝レース JSB1000(SB/S-NK混走)(18周)
14:30~ 決勝レース フォーミュラ・ニッポン(46周)
16:30~17:00 サーキットクルージング(2輪体験走行)
■TV中継
実況 竹下 陽平(フジテレビ)
解説 高橋 二朗
ピットリポーター 飯田 章
・3月23日(日)25:45~27:05
フジテレビ/関西テレビ/テレビ西日本/仙台放送/テレビ静岡/北海道文化放送
/秋田テレビ/さくらんぼテレビ/福島テレビ/富山テレビ/石川テレビ/岡山放送
/山陰中央テレビ/愛媛放送/テレビ熊本/鹿児島テレビ
・3月23日(日)26:40~28:00
東海テレビ
・3月30日(日)24:55~
テレビ新広島
・3月31日(月)26:00~
テレビ山口
・4月1日(日)24:45~26:05
新潟総合テレビ
・4月 4日(金)19:30~
とちぎテレビ
CS「スカイパーフェクTV」
・3月22日(土)22:00~24:00(J SKY SPORTS1)Fニッポン予選
・3月23日(日)13:30~17:00(J SKY SPORTS1)Fニッポン決勝ライブ

話題の新型ZはハセミMSから(Photo:Motorsports@nifty)
3月14日、GTアソシエイションから今シーズン参加登録をした車両、ドライバーなどが発表になった。まだ、一部未定のところもあるが、なかなか見えてこなかった体制がこれで明らかになった。
すでに、14~15日の合同テストでは多くのチームが新体制で走っていたが、注目は#36TOM'Sスープラのコマスだろう。昨年限りでNISMOのシートを降り、引退を表明していただけに驚きだが、どうやらドライブが正式に決定した模様だ。また、TOM'Sはアピチェラも獲得しており、今年は経験豊かなドライバーを擁してタイトル奪取を狙うようだ。
そのコマスの抜けたGTRには、速さには定評のあるライアンが加入。台数的には厳しいものの、今年のGTRは侮れない存在になりそうだ。#64NSXには、FニッポンをNAKAJIMA Racingで走る小暮が決定。その他のNSXはすでに発表のとおりだ。
GT300クラスの話題は、ハセミモータースポーツが走らせる新型Z、オリジナルマシンで参戦する#43 ARTA Garaiya、そして昨年活躍したVEMACにマシン変更した#5 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rと、その敵役となる#9 MACHINE X MTだろう。アニメの世界そのままに熱い対決が見られるのか?
ニューカーの登場で昨年よりも車種バラエティは増えた感じだ。今年もJGTCのバトルを堪能しよう。開幕戦は3月29~30日TIサーキット英田だ。
■2003年 全日本GT選手権参加者(3月14日現在)
GT500クラス
-No.Car---------------------------Drivers------------------------Tyre
1 エッソウルトラフロースープラ 脇阪寿一/飯田 章 BS
8 ARTA NSX 土屋圭市/金石年弘 BS
12 カルソニックスカイライン B.トレルイエ(F)/井出有治 BS
16 G'ZOX無限NSX 伊藤大輔/T.コロネル (NL) BS
18 TAKATA童夢NSX 道上 龍/S.フィリップ(F) BS
22 モチュールピットワークGT-R R.ライアン(GB)/影山正美 BS
23 ザナヴィニスモ GT-R 本山 哲/M.クルム(D) BS
25 ADVAN スープラ 荒 聖治/J.デュフォア(F) YH
33 T.B.N (CERUMO) T.B.N T.B.N BS
35 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部尚貴/脇阪薫一 DL
36 TOM'Sスープラ 土屋武士/E.コマス(F) MI
37 TOM'Sスープラ 黒澤琢弥/M.アピチェラ(I) MI
38 auセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路 BS
39 デンソーサードスープラGT D.シュワガー(D)/織戸 学 YH
62 VemacR&Dダンロップ350R 柴原眞介/密山祥吾 DL
64 Mobil1 NSX 松田次生/小暮卓史 BS
76 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐勇大/田嶋栄一 DL
88 ノマド ディアブロ JGT-1 山西康司/T.B.N DL
100 RAYBRIG NSX 加藤寛規/光貞秀俊 BS
-------------------------------------------------------------------
GT300クラス
-No.Car---------------------------Drivers------------------------Tyre
2 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋一穂/渡辺 明 YH
3 ハセミスポーツ・エンドレス・Z 木下みつひろ/柳田真孝 YH
4 ZIPSPEED CORVETTE T.B.N/T.B.N DL
5 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 玉中哲二/三船 剛 YH
7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口信輝/大井貴之 YH
9 MACHINE X MT 菅 一乗/筒井克彦 YH
10 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋新一 DL
11 JIM RodeoDraive アドバンF360 松田秀士/田中哲也 YH
14 AMPREX RX-7 J.K.Wong(MY)/M.Hafizy(MY)
15 AMPREX BMW M3GT 橋本元次/C.クワン BFG
17 Kosei SPIRIT MR-S 松永まさひろ/T.B.N YH
19 ウェッズスポーツセリカ 青木孝行/田中 実 YH
21 BMW M3GT 一ツ山康/一ツ山幹雄 DL
24 EndlessタイサンアドバンGT3R 余郷 敦/浅井亮博 YH
26 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路慎一/西澤和之 YH
31 T.B.N T.B.N/佐々木孝太 BFG
34 DENTAIRE MR-S 西澤誠剛/松田晃司 BFG
43 ARTA Garaiya 新田守男/高木真一 BFG
51 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本直史/加藤正将 YH
55 ECLIPSタイサンADVANバイパー 山田英二/木下隆之 YH
61 R&DスポーツダンロップGT3R T.B.N/T.B.N DL
69 FK/Massimo外国屋ADVANポルシェ 山岸 大/位高 敬 YH
70 外車の外国屋ダンロップポルシェ石橋義三/清水 剛 DL
71 シグマMR-S Guts城内/澤 圭太 DL
77 クスコスバルADVANインプレッサ 小林且雄/谷川達也 YH
81 シルビア 星野一樹/植松忠雄 YH
111 GT3RS 飯島貴也/芳賀重光
910 910 BORO アドバンポルシェ 平川 晃/宮川やすお YH
911 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢一吉/砂子塾長 YH
-------------------------------------------------------------------
タイヤ BS:ブリヂストン、YH:ヨコハマ、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、
BFG:BFグッドリッヂ
国 籍 D:ドイツ、F:フランス、GB:イギリス、HK:香港、I:イタリア、
MY:マレーシア、NL:オランダ

今回のテストは昨年型の#22号車のみ(Photo:Motorsports@nifty)
3月14~15日の合同テストに姿を見せながらも結局走らずに撤収してしまった03年型GTR。ニスモからは月、火曜にスポーツランドSUGOで行われたテストの際にエンジントラブルが発生したため、今回のテストに間に合わなかったとアナウンスされた。
しかし、現場取材陣の間では「マシンのポテンシャルを隠すための狂言では?」ともっぱらの噂だ。03年型GTRに関してはかなり極秘裏に事が進められており、マシンは姿を見せてはいるものの、詳細については取材陣にも明らかにされていない。
今回のエンジントラブルについても、ワークスチームがスペアエンジンを用意できないことを理由にテスト参加を見送るのは確かに不可解だ。
ニスモの現場スタッフからは「スープラとの比較をするために今回のテストは走らせたかった」との声も聞こえてはいるものの、その台詞だけでは疑惑を払拭するには至っていない。
いずれにしても、開幕戦には新型GTRが登場する。疑惑は思い過ごしなのか、それともとんでもない隠し玉があるのか? 答えは2週間後のTIサーキットで分かるはずだ。

2日ともトップを奪ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
3月15日、JGTC第1回合同テスト2日目が富士スピードウェイで行われた。
好天だった1日目とは打って変わって、この日はあいにく朝から雨模様。午前9時からのセッションは小雨が降る中の走行となった。走行時間も後半になるとコースは水しぶきが上がるようになってしまい、コース上にはウェットでのチェックを行うマシンが走行を続けるのみとなった。
午前中のトップタイムは、まだ路面がいいときにマークされた#1エッソウルトラフロースープラの1分26秒930。#18TAKATA童夢NSXが28秒台でこれに続いたが、半数のマシンが10周も走っておらず、路面コンディションも異なるため、順位、タイムともに参考程度。
午後になっても天候は回復せず、ウェットコンディションの走行となる。数台は出走を見合わせたが、参加したチームは雨のセッティングを煮詰めるために周回を重ねる。終盤にはやや路面が回復したこともあって、徐々にタイムアップ。最後にNSX勢が相次いで上位に上がって、#18TAKATA童夢NSX、#1エッソウルトラフロースープラ、#100RAYBRIG NSX、#8ARTA NSXの順でテストを終えた。
■合同テスト2日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 *1'26.930 1'34.920
2 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ *1'28.744 1'34.363
3 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 *1'29.424 1'35.928
4 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル *1'30.806 1'35.415
5 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 *1'31.050 --------
6 76 500 マクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 *1'31.504 1'41.471
7 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 *1'31.797 1'36.195
8 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 *1'33.578 1'35.360
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'37.044 *1'35.257
10 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 *1'35.535 1'44.394
11 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 *1'35.798 1'36.750
12 55 300 ECLIPSタイサンADVANバイパー 山田/木下 *1'35.891 1'43.925
13 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 *1'36.488 1'48.744
14 31 300 MR-S 佐々木 *1'36.737 --------
15 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'37.615 *1'36.797
16 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'37.245 1'48.279
17 36 500 TOM'Sスープラ 土屋 *1'37.640 1'37.785
18 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 *1'37.719 --------
19 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 *1'38.206 1'49.073
20 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 *1'39.797 --------
21 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 *1'40.493 1'45.746
22 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 *1'40.966 1'53.278
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 *1'42.112 --------
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 *1'43.246 1'45.925
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 2'22.302 *1'49.085
26 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 *1'49.327 1'52.248
27 21 300 BMW M3GT 一ツ山/一ツ山 1'58.171 *1'49.860
28 9 300 MACHINE X MT 菅/筒井 *1'50.238 2'09.029
29 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/アガス *8'34.810 --------
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(C)NISMO
◆◆2003年度 全日本GT選手権 ニスモ チーム体制 ◆◆
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株)は、2003年度全日本GT選手権への参戦体制を下記のように発表した。
1)スポンサー企業
●22号車 モチュール/ピットワーク(日産自動車株式会社)
●23号車 ㈱ザナヴィ・インフォマティクス
上記以外の、プロダクトスポンサーを含めた全スポンサーリストは、www.nismo.co.jpでご覧いただけます。
2)チーム体制
● 監督 柿元 邦彦
●22号車
・車両 モチュールピットワークGT-R (R34 スカイラインGT-R)
・ドライバー リチャード・ライアン 影山 正美
・チーフエンジニア 小河原 宏一
・チーフメカニック 中島 健
●23号車
・車両 ザナヴィ ニスモGT-R (R34 スカイラインGT-R)
・ドライバー 本山 哲 ミハエル クルム
・チーフエンジニア 加藤 祐二
・チーフメカニック 西田 貴陽
●エンジンチューナー (株)オーテックジャパン
●タイヤ ブリヂストン
◇GT富士合同テスト
モチュ―ルピットワークGT-Rが順調にテストプログラムをこなす
3月30日の開幕戦(TIサーキット英田)を2週間後に控えた3月14日。富士スピードウェイで開催されたGT合同テストに、NISMOが2台のGT-Rで参加した。03モデルである23号車は、今回のテスト直前にSUGOで行ったテストでエンジントラブルが発生したこともあり、ドライバーの本山哲とミハエル・クルムはサーキットに姿を見せたものの、残念ながら走行はしなかった。
22号車は開幕戦に使用する02モデルで、リチャード・ライアンと影山正美が交代で周回した。同車は、規定により2ランクの性能引き下げが行われ、またここ富士で行われる第2戦においては03モデルの投入を予定しているため、テスト内容は主にタイヤのチェックとなった。
GT500クラスは14台の車両が走行。22号車のベストタイムは午前が1分25秒145で6位、午後は1分25秒502で7位。午前53周、午後51周、計104周と多くの周回を重ねた。
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
■合同テスト2日目 天候:晴れ/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 *1'26.930 1'34.920
2 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ *1'28.744 1'34.363
3 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 *1'29.424 1'35.928
4 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル *1'30.806 1'35.415
5 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 *1'31.050 --------
6 76 500 マクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 *1'31.504 1'41.471
7 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 *1'31.797 1'36.195
8 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 *1'33.578 1'35.360
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'37.044 *1'35.257
10 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 *1'35.535 1'44.394
11 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 *1'35.798 1'36.750
12 55 300 ECLIPSタイサンADVANバイパー 山田/木下 *1'35.891 1'43.925
13 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 *1'36.488 1'48.744
14 31 300 MR-S 佐々木 *1'36.737 --------
15 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'37.615 *1'36.797
16 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'37.245 1'48.279
17 36 500 TOM'Sスープラ 土屋 *1'37.640 1'37.785
18 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 *1'37.719 --------
19 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 *1'38.206 1'49.073
20 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 *1'39.797 --------
21 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 *1'40.493 1'45.746
22 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 *1'40.966 1'53.278
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 *1'42.112 --------
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 *1'43.246 1'45.925
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 2'22.302 *1'49.085
26 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 *1'49.327 1'52.248
27 21 300 BMW M3GT 一ツ山/一ツ山 1'58.171 *1'49.860
28 9 300 MACHINE X MT 菅/筒井 *1'50.238 2'09.029
29 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/アガス *8'34.810 --------
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http://motorsports.nifty.com/
■合同テスト1日目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.324 *1'23.180
2 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'23.319 *1'23.282
3 36 500 TOM'Sスープラ 土屋 1'24.293 *1'23.840
4 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.580 *1'23.976
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ *1'24.993 1'25.065
6 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 *1'25.145 1'25.502
7 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'25.513 *1'25.274
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'27.217 *1'25.591
9 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'25.825 *1'25.596
10 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 *1'25.782 1'25.905
11 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'27.506 *1'26.304
12 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 *1'26.635 1'26.740
13 76 500 マクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 *1'26.814 1'26.931
14 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'33.302 *1'31.540
15 31 300 MR-S 佐々木 1'33.140 *1'32.225
16 55 300 ECLIPSタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'33.039 *1'32.754
17 71 300 シグマMR-S 城内/澤 *1'33.077 --------
18 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 *1'33.127 1'33.820
19 19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'38.803 *1'33.291
20 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 *1'33.315 1'33.944
21 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'34.592 *1'33.463
22 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'33.513 1'35.260
23 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 *1'33.582 1'33.657
24 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/アガス 2'14.361 *1'34.141
25 9 300 MACHINE X MT 菅/筒井 1'35.205 *1'34.460
26 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'35.632 *1'34.717
27 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'36.301 *1'35.483
28 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'36.941 *1'35.662
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 *1'35.995 1'36.879
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 -------- *1'36.002
31 21 300 BMW M3GT 一ツ山/一ツ山 -------- *1'39.879
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3月14日、今シーズン最初のJGTC合同テストが富士スピードウェイで始まった。すでに、プライベートテストをこなしているワークス勢もあるが、新型車が一堂に会してのテストはこれが初めて。見守る関係者も他車との比較に興味津々だ。
そんな中、初日際立ったのはスープラ勢の速さだ。今年からV8 5.2リッターNAエンジンを搭載するスープラは、その強大なパワーで他を圧倒。GTR、NSX勢に約2秒のマージンを築いた。他チーム関係者からは「これでは勝負にならない」との声も聞かれたが、明日2日目にこの差がどうなるのか、注目だ。
■合同テスト1日目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.324 *1'23.180
2 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'23.319 *1'23.282
3 36 500 TOM'Sスープラ 土屋 1'24.293 *1'23.840
4 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.580 *1'23.976
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ *1'24.993 1'25.065
6 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 *1'25.145 1'25.502
7 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'25.513 *1'25.274
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'27.217 *1'25.591
9 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'25.825 *1'25.596
10 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 *1'25.782 1'25.905
11 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'27.506 *1'26.304
12 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 *1'26.635 1'26.740
13 76 500 マクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 *1'26.814 1'26.931
14 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'33.302 *1'31.540
15 31 300 MR-S 佐々木 1'33.140 *1'32.225
16 55 300 ECLIPSタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'33.039 *1'32.754
17 71 300 シグマMR-S 城内/澤 *1'33.077 --------
18 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 *1'33.127 1'33.820
19 19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'38.803 *1'33.291
20 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 *1'33.315 1'33.944
21 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'34.592 *1'33.463
22 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'33.513 1'35.260
23 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 *1'33.582 1'33.657
24 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/アガス 2'14.361 *1'34.141
25 9 300 MACHINE X MT 菅/筒井 1'35.205 *1'34.460
26 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'35.632 *1'34.717
27 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'36.301 *1'35.483
28 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'36.941 *1'35.662
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 *1'35.995 1'36.879
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 -------- *1'36.002
31 21 300 BMW M3GT 一ツ山/一ツ山 -------- *1'39.879
-----------------------------------------------------------------------------
3月12日、お台場フジテレビにおいて、2003年フォーミュラ・ニッポンのシリーズ開幕記者会見が行われた。
この会見に顔を揃えたのは合同テストに参加していた10チーム。昨年エントリー表明をしたもののテストに参加しなかったチーム郷は、今季の参戦を見送る可能性が濃厚だ。これにより開幕戦は18台で争われることになる。
なお、新方式導入が予定されていた予選方式は、結局従来どおり土曜日に2セッションが行われることとなり、今年F1に導入されたワンカーアタック方式は、今年は見送られることになった。しかし、JRPは来年以降には導入したい意向のようだ。
昨年までのタイヤ交換義務は撤廃されたが、延長されたレース距離(230から270kmへ)とタンク容量(110リットル)を考えると、給油のため最低1回のピットストップが必要となり、必然的にタイヤ交換も行われることになるようだ。
給油に関しては、合同テストが悪天候に見舞われることが多く、各チーム十分な練習が行われなかったことを理由にその実施を危惧する声もあるが、これはほとんどのチームがGTレースで経験を積んでいることもあり、心配はいらないとの見方が強い。
今シーズンは、シリーズスポンサー、参加チームの減少で、運営的にも興行的にも厳しいフォーミュラ・ニッポンだが、シリーズの行方は、新車両、新レギュレーションとなって心機一転を図る今シーズンの出来にかかっている。それだけに関係者の思いは強い。
開幕戦は、3月22~23日鈴鹿サーキットで行われる。
開幕戦エントリーリスト
-No.Driver-----------Team-------------------Car------------
1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 ★
2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 ★
3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限
4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限
5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限
6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 ★
7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限
8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限
9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限
10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 ★
11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限
12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 ★
19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限
20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限
22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限
28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限
40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限
41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限
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★:ルーキー
全日本選手権レースの中では最も早く、3月22日に鈴鹿サーキットでで決勝レースが行われるF3だが、今年のエントリーがほぼ出揃った。
注目のマシン勢力分布は、ローラ童夢シャシーが14台中4台。無限ワークスの2台に加えて、ナウモータースポーツの2台が使用する。こちらはトヨタエンジンだ。事前のテストでは、実績あるダラーラを上回るタイムを出しているだけに、開幕デビューウィンの可能性も高そうだ。
ドライバーでは、イギリスF3帰りの#1細川、同シリーズ2位の#7コートニーが、それぞれ無限、トムスのエースとして凌ぎを削りそうだ。また、カートで世界的に名を馳せた#4キンタレッリもドライバー発掘で定評のあるインギングから参戦する。その他にも、2002年上位ランカーである#12モンティン、#2佐藤、#36片岡、#3横溝をはじめとする若手実力派が目白押しだ。
No.ドライバー(年齢)-------車名---------------------シャシー-------エンジン---
1 細川 慎弥(21) ティグレ無限F106 LOLA-DOME F106 無限MF204C
2 佐藤 晋也(22) 戸田無限ホンダFIGHTEX DALLARA F302 無限MF204B
3 横溝 直輝(22) INGING F303 DALLARA F303 トヨタ3S-GE
4 ロニー・キンタレッリ(23) INGING F302 DALLARA F302 トヨタ3S-GE
7 ジェームス・コートニー(22) TOM'S F302 DALLARA F302 トヨタ3S-GE
8 小早川済瑠(21) ESSO TOM'S F302 DALLARA F302 トヨタ3S-GE
11 柴田 裕紀(20) FDイエローハット無限F106 LOLA-DOME F106 無限MF204B
12 パオロ・モンティン(26) ThreeBond DALLARA F303 日産SR20VE
14 柳田 真孝(23) ThreeBond DALLARA F302 日産SR20VE
18 小川 貴広(27) Aim・ダラーラF302トリイ DALLARA F302 トヨタ3S-GE
19 柴田 裕吉(20) DTM F302 DALLARA F302 トヨタ3S-GE
32 番場 琢(21) DeoDEO・SSR F106 LOLA-DOME F106 トヨタ3S-GE
33 吉本 大樹(22) SSR・DeoDEO F106 LOLA-DOME F106 トヨタ3S-GE
36 片岡 龍也(23) TOM'S F302 DALLARA F302 トヨタ3S-GE
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上記は3月1日現在の暫定エントリーリスト
■合同テスト3日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.814
2 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'48.057
3 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'49.627
4 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'49.879
5 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'50.084
6 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.238
7 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'50.683
8 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.738
9 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'51.952
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'53.207
11 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'53.831
12 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'54.965
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3月8日、フォーミュラ・ニッポン第3回公式合同テスト3日目が鈴鹿サーキットで行われた。前2日が悪天候のため満足に走行できなかったことにより、急きょ設定されたテストだが、7チーム12台が参加した。
この日のセッションは計2時間行われたが、走行前と、セッション中にみぞれ混じりの雨が降るなどコンディションにはまたしても恵まれなかった。しかし、それでもドライ路面での走行もあり、各チームは最後の仕上げをしようと走りこんだ。
不安定なコンディションの中、トップタイムを出したのは、ハーフウェットでもドライタイヤで精力的に周回を重ねたライアン(DoCoMo DANDELION)。その後ろに5ZIGENの2人が続いた。#6福田は「タイヤの感触も掴めた」と手ごたえを感じていたようだ。
コンディションは悪くタイム的に見るべきものはなかったが、開幕前の貴重なテストだっただけに、参加した各チームはそれぞれ成果を感じてテストを終えた。
シリーズは、3月23日、鈴鹿サーキットで開幕する。
■合同テスト3日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.814
2 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'48.057
3 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'49.627
4 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'49.879
5 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'50.084
6 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.238
7 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'50.683
8 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.738
9 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'51.952
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'53.207
11 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'53.831
12 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'54.965
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2000年シーズンのGAINER FERRARI(Photo:Motorsports@nifty)
レギュレーション変更に備えてチームの活動を1年休止して準備を進めていたTEAM GAINERのJGTC参戦体制が整った。
GT300クラス用の「JIM GAINER Ferrari 360 GT」は、今や世界のレーシングカーコンストラクターの仲間入りを果たした童夢が開発。そのマシンポテンシャルを引き出すべく、ドライバーには速さと安定さを併せ持つベテランコンビ、松田秀士と田中哲也が起用されることになった。
過去、国産マシン、ポルシェなどの後塵を拝してきたフェラーリだが、今年はその名に恥じない活躍が期待できそうだ。
マシン開発の経緯は童夢のホームページに記されている。
■合同テスト2日目 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 2'00.384
2 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 2'00.708
3 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 2'00.900
4 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 2'01.117
5 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 2'01.731
6 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 2'01.784
7 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 2'02.668
8 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 2'03.148
9 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 2'03.380
10 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 2'03.571
11 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 2'04.215
12 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 2'04.383
13 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 2'04.528
14 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 2'04.536
15 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 2'04.690
16 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 2'05.519
41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 --------
10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 --------
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■合同テスト1日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'46.041
2 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'46.207
3 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'46.275
4 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.303
5 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'46.327
6 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'46.422
7 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'46.587
8 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'46.633
9 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'46.747
10 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'47.201
11 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.203
12 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.310
13 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.488
14 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.513
15 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'47.965
16 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'48.006
17 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'51.370
18 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 2'18.471
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3月7日、フォーミュラ・ニッポン第3回公式合同テスト2日目が鈴鹿サーキットで行われたが、朝からの雨で路面はウェット。当初の予定を変更して、天候の回復が見込まれた午後の走行時間を延長したものの、結局一日雨模様だった。
そんなコンディションの中、トップタイムをマークしたのは#20トレルイエ(IMPUL)。昨日ドライコンディションでトップだった#7金石(LeMans)はこの日も3番手と好調。今年の活躍が期待される。
なお、この2日間ほとんどがウェットコンディションだったため、JRPはテストの延長を決定。明日8日の午前8時半から走行を行うことになった。これに参加するのはNOVA,KONDO,CERUMOを除く7チーム。
■合同テスト2日目 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 2'00.384
2 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 2'00.708
3 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 2'00.900
4 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 2'01.117
5 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 2'01.731
6 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 2'01.784
7 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 2'02.668
8 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 2'03.148
9 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 2'03.380
10 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 2'03.571
11 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 2'04.215
12 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 2'04.383
13 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 2'04.528
14 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 2'04.536
15 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 2'04.690
16 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 2'05.519
41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 --------
10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 --------
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3月6日、フォーミュラ・ニッポン第3回公式合同テストが鈴鹿サーキットで行われ、参戦2年目となる#7金石(Lemans)がトップタイムをマークした。
午前中はどんよりした曇り空。午後からの予報が雨だったため、各チームはこのセッションでドライのセッティングを詰めていく。130Rからシケインにかけてコース改修の行われたコースの攻めどころを探すものドライバーに課せられた仕事だ。
残り時間が少なくなったところで、各車ニュータイヤを履いてアタック。#7金石、#11松田(CERUMO)、#20トレルイエ(IMPUL)と、いつもとはちょっと違った顔ぶれが上位を占めた。
午後からは、予報どおりの雨となり、各車ウェットコンディションの中、軽い足慣らし程度で走行を切り上げた。
なお、前回のテストでクラッシュした#19本山は、午前中に修復されたマシンが届くという状態で、午後に走行はしたものの、本格的な走りこみは明日行うことになった。
■合同テスト1日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'46.041
2 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'46.207
3 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'46.275
4 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.303
5 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'46.327
6 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'46.422
7 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'46.587
8 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'46.633
9 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'46.747
10 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'47.201
11 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.203
12 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'47.310
13 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'47.488
14 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'47.513
15 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'47.965
16 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'48.006
17 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'51.370
18 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 2'18.471
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2人目のドライバーが決まらず、先の合同テストでもオーディションを行っていたPIAA NAKAJIMAだが、開幕まで2週間を切って、ようやく2号車のドライバーがアンドレ・ロッテラーに決まった。
ロッテラーは、ドイツ生まれの21歳。若いが、独、英F3やCART、F1テストドライブの経験を持つ期待の新鋭だ。
これで、PIAA NAKAJIMAは1号車の小暮とともにルーキーコンビで今シーズンを戦うことになった。実績あるチームで走る2人が、本山をはじめとするチャンピオン候補を脅かす存在となり得るのか。開幕が楽しみだ。

昨年GT300クラスに参戦したVEMAC RD320R (Photo:K.Takeshita)
3月1日、(株)アールアンドデースポーツは、今シーズンは新開発のVEMAC RD350Rで全日本GT選手権GT500クラスへ参戦することを発表した。
このRD350Rは、昨年GT300クラスに参戦したRD320Rの上位機種として、英国VEMAC社と(株)東京アールアンドデーの共同で開発されたVEMAC RD350をベースに、JGTC用に改造した車両。エンジンは、VEMAC社と英国Zytek Engineering 社とで共同で開発したV型8気筒3.4Lの専用エンジンを搭載する。
ドライバーは昨年同様、柴原と蜜山を起用。参戦は第2戦富士(5/3-4)からとなる予定だ。
VMACは昨年GT300クラスで3勝を挙げシリーズ2位。速さでは群を抜いていただけに、GT500クラスでトヨタ、ニッサン、ホンダ各ワークス勢にどこまで食い下がるのか注目される。
◆車両概要
ベース車両 : VEMAC RD350
車体寸法 : 4500 x 1995 x 1180 (L x W x H)
車両重量 : 1200Kg(予定)
エンジン : 水冷V型8気筒3400cc NA ZV348型
エンジン製造元 : VEMAC-Zytek
リストリクタ : φ31.4mm x 2 (予定、但し参加条件による)
トランスミッション : ヒュ-ランド、6速シーケンシャル
タイヤ : ダンロップ
◆JGTC参戦体制
参加カテゴリ : GT500クラス
ゼッケン : 62
車両名称 : VEMAC R&D ダンロップ 350R
チーム監督 : 本島伸次
ドライバー(1) : 柴原眞介
ドライバー(2) : 密山祥吾
■合同テスト2日目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'17.735
2 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'18.115
3 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'18.134
4 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'18.141
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'18.198
6 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'18.482
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'18.535
8 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'18.547
9 2 R.デュマ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'18.618
10 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'18.669
11 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'18.686
12 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'18.692
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'18.848
14 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'18.867
15 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'18.888
16 2 A.ロッテーラ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'19.121
17 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'19.722
18 2 S.フィリップ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'20.414
19 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'21.079
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■合同テスト1日目 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'45.921
2 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'49.875
3 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'49.976
4 2 R.デュマ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.513
5 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 2'08.857
6 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 2'24.650
7 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 2'25.323
8 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 2'32.015
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3月2日、フォーミュラニッポン合同テスト2日目が富士スピードウェイで行われた。風は強いものの、昨日とはうって変わった好天に各チームは精力的に走りこみ、多いチームは90周以上ラップを重ねた。
トップタイムをマークしたのは、最も多い94周を走りこんだ#22脇阪。唯一人17秒台を記録し、順調な仕上がりを見せた。以下、#8土屋、#40ライアン、#3立川、#5道上と順当に続いたが、この上位陣の中で僅か34周と極端に少ない周回数で3位に食い込んできた#40ライアンは、「アタックモードじゃなかったけど、クルマの状態がいい」とご機嫌。
PIAA NAKAJIMAは、ロマン・デュマ、セバスチャン・フィリップ、アンドレ・ロッテーラの3人を2号車に乗せテスト。それぞれ30~40周をドライブしたが、今回はデュマが一歩リードといったところだ。
昨日クラッシュしてしまった#19本山は今日は見学組。今回走れなかったことが、開幕ダッシュにどこまで影響するのか。王者奪還を狙う#19本山にとっては痛いクラッシュだった。
次回の合同テストは今週末の3月6~7日、開幕戦の舞台となる鈴鹿で行われる。
■合同テスト2日目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'17.735
2 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'18.115
3 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'18.134
4 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'18.141
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'18.198
6 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'18.482
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'18.535
8 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'18.547
9 2 R.デュマ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'18.618
10 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'18.669
11 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'18.686
12 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'18.692
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'18.848
14 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'18.867
15 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'18.888
16 2 A.ロッテーラ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'19.121
17 12 井出有治 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'19.722
18 2 S.フィリップ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'20.414
19 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'21.079
----------------------------------------------------------------------

来る3月29~30日にTIサーキット英田(岡山県)で行われる全日本GT選手権開幕戦「GT選手権レース in TI」に、Motorsports@niftyをご覧の5組10名の方を招待いたします。
ご希望の方は、ハガキに下記事項を記入の上、「GT選手権レースin TI招待券希望」と書いて応募ください。
- 住所
- 氏名
- 年齢
- 電話番号
応募先
〒701-2612 岡山県英田郡英田町滝宮1210
TIサーキット英田「Motorsports@nifty」係
締切り
3月8日(土)消印有効
※当選者の発表は、招待券の発送を持って代えさせていただきます。
3月1日、フォーミュラニッポン第2回合同テストが富士スピードウェイで行われた。しかし、折からの悪天候で、#19本山、#22脇阪らがクラッシュ。このためテストは午前中で打ち切りとなった。
明日2日目は天候の回復が見込まれているが、100Rでクラッシュした#19本山のマシンのダメージは大きく、チームは明日#19号車の出走を断念した模様だ。
なお、PIAA NAKAJIMA 2号車は、2001年デンソーサードスープラGTをドライブした経験を持つロマン・デュマがドライブしている。
■合同テスト1日目 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'45.921
2 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'49.875
3 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'49.976
4 2 R.デュマ PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'50.513
5 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 2'08.857
6 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 2'24.650
7 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 2'25.323
8 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 2'32.015
----------------------------------------------------------------------
フォーミュラ・ニッポンに参戦するチーム5ZIGENは、2月28日付けのリリースで今季の体制を発表した。
ドライバーは、エース道上龍、新加入の福田良と奇しくも同名の2人。道上は昨シーズン果たせなかった優勝、そしてチャンピオンを狙い、福田はFニッポンを足がかりにF1を目指すことになる。
フランスF3チャンピオンの肩書きを持つ福田の参戦は、低迷気味のFニッポンにとっては明るい材料だ。日本のコースには不慣れとはいえ、本場で培ってきた精神力と技量でどこまで伸びるのか、注目される。また、同じルーキーである全日本F3チャンピオンの小暮(PIAA NAKAJIMA)との対決も楽しみだ。
2月26日、都内のホテルでPIAA NAKAJIMA RACINGのFニッポン体制発表が行われた。
ナンバー1ドライバーは小暮卓史。ファーマンのF1ジョーダン行きで、ルーキー小暮がチャンピオンNo.1を背負うことになった。
また、先の合同テストで英F3チャンピオン、ロビー・カーがドライブした2号車のシートは現段階では未定。チームとしては、今週末に富士スピードウェイで行われるテストで新たに3人を走らせ決定したい意向のようだ。
2月25日、トヨタ自動車(株)は、都内のホテルで今シーズンのモータースポーツ計画を発表した。
それによると、全日本GT選手権(JGTC)を、F1、IRLシリーズと並ぶ3本柱として位置づけ、従来に増して力を入れるようだ。
GT500クラスのマシンはスープラ。エンジンは新開発のV8 5.2リッターエンジン(3UZ-FE)を搭載する。このエンジンはセルシオなどに搭載されているV8 4.3リッターエンジンを開発したもの。また、GT300クラスにはMR-Sとセリカを投入する。
■JGTC支援チームおよびドライバー
・GT500クラス
ESSO・トヨタ・チーム・ルマン 脇阪寿一
飯田 章
トヨタ・チーム・トムス 土屋武士
黒澤琢弥
T.B.N.
T.B.N.
トヨタ・チーム・セルモ 竹内浩典
立川祐路
トヨタ・チーム・サード ドミニク・シュワガー
織戸 学
アドバン・レーシング・チーム 荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
クラフト 服部尚貴
脇阪薫一
※GT300のチーム、ドライバーは未定
なお、その他にも全日本F3選手権における支援、フォーミュラ・トヨタシリーズやワンメイクレースの開催を行う。
■F3支援支援チームおよびドライバー
トムス ジェームス・コートニー
片岡龍也
小早川済瑠
NOW MOTORSPORTS 吉本大樹
番場 琢
インギング 横溝直輝
ロニー・クインタレッリ
今週末、富士スピードウェイでFニッポンの第2回合同テストが行われる。
JRPは、今回のテストも参加ドライバーはレギュラーではないとのアナウンスをしているが、開幕まで1か月を切ったことを考えると、各チームともほぼ体制は固まったと見ていいだろう。
なお、Team GOHは前回に続い今回も不参加となっている。この件に関してTeam GOHからのアナウンスはないが、開幕戦から出場の可能性はかなり低そうだ。
■走行日時:3月1日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00
2日(日) 9:00~11:00/14:00~16:00
■入場料 1,600円 (小中学生は無料)
■エントリーリスト(2月25日現在)
No.Driver------------Team-------------------Car-----------------
1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限(尾川)
2 T.B.N. PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限(尾川)
----------------------------------------------------------------
3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限(尾川)
4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限(尾川)
4 井出有治 Olympic KONDO Lola B351/無限(尾川)
----------------------------------------------------------------
5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限(東名)
6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------
7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限(東名)
8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------
9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限(尾川)
10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限(尾川)
----------------------------------------------------------------
11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限(尾川)
12 T.B.N. COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限(尾川)
----------------------------------------------------------------
19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限(東名)
20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------
22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------
28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限(シエラ)
----------------------------------------------------------------
40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限(東名)
41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------

JGTC用Garaiya(Photo:Motorsports@nifty)
2月20日、オートバックス・レーシングチーム・アグリ(ARTA)は、今シーズンの活動計画を発表した。
すでにホンダの活動計画で発表となっている全日本GT選手権(JGTC)のGT500クラスは土屋圭市と金石年弘のコンビでNSXを走らせる。昨年、NSXを駆った金石勝智はテストを行ったDTMにレギュラー参戦することが決定。代わって年弘が加入することになった。年弘は昨シーズン、チーム国光withMOONCRAFTのNSXで1戦だけスポット参戦している。
GT300クラスにはオリジナルスポーツカーGaraiya(我来也/ガライヤ)で参戦する。ドライバーは昨年のチャンピオンコンビである新田守男と高木真一。
また、フォーミュラニッポンは、Team LeMansとのジョイントで、金石年弘、土屋武士を走らせる。
第1回合同テスト総合結果
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'14.152
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.153
3 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.711
4 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'14.766
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'14.781
6 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'14.890
7 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.036
8 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'15.056
9 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.237
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'15.390
11 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'15.462
12 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.500
13 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.599
14 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.633
15 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'15.954
16 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'16.447
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.870
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.436
----------------------------------------------------------------------
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■合同テスト2日目 天候:曇り/コース:ウェット/ドライ
第1回合同テスト2日目結果
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.849
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.867
3 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.036
4 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'15.048
5 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.500
6 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.543
7 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.585
8 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.633
9 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'15.954
10 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'16.161
11 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'16.163
12 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.188
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'16.328
14 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'16.447
15 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'16.599
16 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'16.724
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'17.191
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.436
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2月16日、昨日に続きフォーミュラニッポン合同テストが、セントラルパークMINEサーキットで行われた。
前夜からの雨の影響で、遅れて始まったテストだが、午前中はオイル処理に時間を費やし、ほとんど走れず。午後の走行時間を延長して行われた。
午後のセッション後半には路面状況も回復したが、#5道上がフロントウィングを脱落させてストップ。さらに#1小暮がスピンしてオイルクーラーを縁石にヒット。コース上にオイルが出てしまったため、ここでテストは終了となった。
この結果、ニュータイヤでアタックを行っていたのは数名で、1日目のタイムを更新したドライバーは僅かとなった。
なお、十分な走り込みができなかったため、プライベートテスト扱いになるが、17、18日も延長してテストが行われることになった。参加チームはOlympic KONDOを除く全チームとなる予定だ。
■合同テスト2日目 天候:曇り/コース:ウェット/ドライ
第1回合同テスト2日目結果
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.849
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.867
3 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.036
4 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'15.048
5 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.500
6 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.543
7 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.585
8 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.633
9 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'15.954
10 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'16.161
11 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'16.163
12 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.188
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'16.328
14 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'16.447
15 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'16.599
16 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'16.724
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'17.191
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.436
----------------------------------------------------------------------
第1回合同テスト総合結果
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'14.152
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.153
3 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.711
4 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'14.766
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'14.781
6 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'14.890
7 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.036
8 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'15.056
9 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.237
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'15.390
11 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'15.462
12 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.500
13 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.599
14 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.633
15 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'15.954
16 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'16.447
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.870
18 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.436
----------------------------------------------------------------------
■合同テスト1日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'14.152
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.153
3 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.711
4 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'14.766
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'14.781
6 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'14.890
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'15.056
8 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.195
9 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.237
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'15.390
11 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'15.462
12 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.599
13 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.892
14 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'16.297
15 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.870
16 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.696
17 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'19.846
18 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'21.871
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2月15日、ニューマシンに一新されたフォーミュラニッポンの初の合同テストが、セントラルパークMINEサーキットで行われた。
ほとんどのチームが初めてのローラの感触を確かめるように始まったテストは、午後のセッション最後に雨が降り出したが、ほとんどのドライバーが順調に周回を重ね、ニュータイヤでのアタックも行った。
トップタイムをマークしたのは、チャンピオンナンバーから星野総監督のゼッケンともいえる19に変わった#19本山哲。久々のフォーミュラドライブになるチームメイトの#20トレルイエが1000分の1秒差で続き、チーム・インパルのワンツー。
ルーキーのF3チャンピオン#1小暮は8位とまずまずの滑り出し。注目の#6福田は15位だった。
テストは明日も午前10時から行われる。
■合同テスト1日目 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'14.152
2 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'14.153
3 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'14.711
4 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'14.766
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'14.781
6 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'14.890
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'15.056
8 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'15.195
9 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'15.237
10 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'15.390
11 11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限 1'15.462
12 6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限 1'15.599
13 22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限 1'15.892
14 2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'16.297
15 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'16.870
16 10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限 1'17.696
17 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'19.846
18 9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限 1'21.871
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(C)NISMO
◆◆2003年度 日産のモータースポーツ活動◆◆
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロスゴーン以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:佐々木健一 以下、ニスモ)は、本日、2003年度のモータースポーツ活動について発表した。
日産のモータースポーツ活動は、同社のグローバル・モータースポーツ・オフィサーである佐々木健一(ニスモ社長)が統括する。本年度は以下の2つのカテゴリーに出場する。
1) 全日本GT選手権
ニスモが開発するR34スカイラインGT-Rにて、全日本GT選手権に出場する。ニスモ監督は柿元邦彦が務め、先日発表したダレン・マニング選手に代わり、リチャード・ライアン選手が出場する。
■チーム体制
● チーム名 NISMO
● 車両 R34 スカイラインGT-R
● ドライバー 本山 哲 ミハエル クルム(ドイツ)
リチャード・ライアン(アイルランド) 影山 正美
● チーム名 TEAM IMPUL
● 車両 R34 スカイラインGT-R
● ドライバー ブノワ・トレルイエ(フランス) 井出 有治
2) ダカールラリー
4年計画のグローバルプロジェクトの2年目として取り組む。初年度は2003年1月1日~19日にかけて行われ、南アフリカオフロード選手権で2年連続シリーズ優勝の実績をもつ日産ピックアップ(5台)で出場した。SSトップ4回(バタネン選手)、総合5位入賞(ドゥビリエ選手)と、次回につながるデータと貴重な実戦経験を得ることができた。来年度の計画、体制については、決定次第発表する。
このほかに、お客様にモータースポーツの楽しさを知っていただくため、国内外において様々なモータースポーツ活動をサポートしていく。
1) マーチカップレース/日産レーシングスクール
入門クラスでありながら、本格的なレースが楽しめるマーチカップレースを開催する。昨年発表のK12マーチをベースに、足回りやエキゾーストに改良を加えている。データロガーを標準装備して参加者の運転技術の向上を図ると共に、多くのお客様にレーシングカーの楽しさを体感していただくことを狙いとする。また、各サーキットでレース前にマーチカップカーを使用したレーシングスクールを開催し、サーキットマナーやメンテナンスについても指導をしていく。
2) プライベーター支援
ニスモは、全日本GT選手権 GT300クラスに、ハセミモータースポーツから出場するフェアレディZの開発をサポートする。また昨年同様スーパー耐久シリーズにエンドレススポーツおよびJMC Racing Divisionから出場するR34スカイラインGT-Rに加え、フェアレディZで参戦するC-WEST LABSへの技術的な支援を行う。
さらに、ドイツで行われるニュルブルクリンク24時間レースに出場するファルケンGT-R(R34型)のエンジン開発やメンテナンスなどのサポートを行う。
3) 海外の活動
- 1. 南アフリカ・オフロード選手権
-
2001年、2002年とシリーズ優勝を遂げた日産ピックアップ(現地名:ハー ドボディ)にて、南アフリカ日産がシリーズ全8戦に出場する。
- 2. テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン(スペインほか)
-
日産VQエンジンとダラーラシャシーによるワンメイクフォーミュラシリーズにプロダクトおよびイベントスポンサーとしてスペイン日産が協賛。昨年のシリーズ参加者から3名のF1テストドライバーを輩出するなど、注目度の高いシリーズ。スペインをベースに、フランス、イタリア、ベルギー、ブラジルを転戦する。1イベント2ヒート制で合計18レースが行われる。
- 3. インフィニティプロシリーズ(アメリカ)
-
インフィニティQ45に搭載されているVKエンジンとダラーラシャシーによるワンメイクフォーミュラで、インディカーシリーズ(旧IRL)のステップアッププログラムとして位置づけられている。米国内で年間12戦が行われる。同シリーズに北米日産がイベントスポンサーとして協賛。
上記の情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。

昨年は五十嵐を起用して最高位は7位(Photo:K.Takeshita)
2月11日、ムーンクラフト(代表 由良拓也)は、今シーズンのフォーミュラ・ニッポンに参戦しないことを発表した。
前日、JRPから発表された今季の参戦チームに名前のなかったムーンクラフトだが、それを受ける形で参戦休止のリリースが出された。その中で由良氏は「直前まで最善の努力をしてきましたが、万全な体制での参戦が難しいと判断をし、シリーズへの参戦は見合わせることにいたしました」としており、スポンサーとの交渉を続けたものの、十分な活動資金の確保ができなかったことをその理由としている。
ムーンクラフトは、過去国内トップフォーミュラでは、1988年に鈴木亜久里とともにチャンピオンを獲得。翌年は片山右京を起用するなど、後の日本人F1ドライバー排出にも貢献。その後、オリジナルマシンでの事故をきっかけに参戦を休止した。
数年間の沈黙の後、1998年にルーキー道上龍を擁してフォーミュラ・ニッポンに復帰。1999年には不利といわれたローラで孤軍奮闘、2位を奪うなど話題をまき、2001年には再び道上を起用してシリーズ6位を獲得した。代表の由良氏は空力面の向上を目的にマシンカウルを独自にカスタマイズすることで有名。

今季使用されるローラB351(Photo:Motorsports@nifty)
開幕戦を控え、今年最初の合同テストが2月15~16日にセントラルパークMINEサーキットで行われる。今回のテストは、一部のチームではドライバーオーディションを兼ねており、全員が今季のレギュラードライバーではないというが、限られた合同テストの中で新車のセッティングを進めなければいけないことを考えると、ほぼ開幕の顔ぶれが揃ったと見ていいだろう。
注目のPIAA NAKAJIMAは、F1行きを決めたファーマンが抜けたため、小暮がチャンピオンナンバーをつけ、2人目には昨年の英国F3チャンピオン、ロビー・カーを起用。今季は若き日英F3王者のルーキーコンビとなりそうだ。
5ZIGENは、一昨年のフランスF3チャンピオン、F1BARチームのテストドライバーを務めた福田良が6号車をドライブする。実績ある光貞とシート争いを繰り広げるようだ。
なお、荒聖治の起用が確実視されているTeam GOHは、今回のテスト参加を見送っており、現時点では参戦体制が整っていない模様だ。
■走行時間:2月15日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00
16日(日) 10:00~12:00/14:00~16:00
■入場料 1,000円 駐車料金 1,000円(パドック内駐車可)
■エントリーリスト(2月10日現在)
No.Driver------------Team-------------------Car-----------------
1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限(尾川)
2 R.カー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限(尾川)
3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限(尾川)
4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限(尾川)
5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限(東名)
6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限(東名)
6 光貞秀俊 5ZIGEN Lola B351/無限(東名)
7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限(東名)
8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限(東名)
9 黒澤治樹 NOVA Lola B351/無限(尾川)
10 藤澤哲也 NOVA Lola B351/無限(尾川)
11 松田次生 COSMOOIL CERUMO Lola B351/無限(尾川)
19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限(東名)
20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限(東名)
22 脇阪寿一 Team 22 Lola B351/無限(東名)
28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限(シエラ)
40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限(東名)
41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限(東名)
----------------------------------------------------------------
◆Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/
2月10日、日本レースプロモーション(JRP)は、2003年のフォーミュラ・ニッポンに参戦登録したチームを発表した。登録したのは11チーム。昨年参戦チームにTeam MOHN、TEAM GOHが加わり、MOONCRAFTが不参加となった。MOONCRAFTは、スポンサーとの交渉が難航し、参戦を断念した模様だ。
参加登録企業 チーム名
---------------------------------------------------------------------
有限会社 中嶋企画 NAKAJIMA RACING
有限会社 ホシノレーシング TEAM IMPUL
5ZIGENインターナショナル株式会社 TEAM 5ZIGEN
株式会社 チーム ルマン Team LeMans
有限会社 ダンディライアン DANDELION RACING
株式会社 エムケイカンパニー KONDO RACING
ノバ エンジニアリング株式会社 TEAM NOVA
株式会社 セルモ COSMO OIL RACING TEAM CERUMO
Team22 / 株式会社 チーム ルマン TEAM 22
株式会社 カロッツェリアジャパン Team MOHN
チーム・ゴウ・インターナショナル株式会社 TEAM GOH
---------------------------------------------------------------------
◆Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/

F1ジョーダン入りが決まったファーマン(Photo:K.Takeshita)
ラルフ・ファーマンのF1ジョーダングランプリチーム入りを受けて、PIAA NAKAJIMA RACINGの中嶋総監督は、空席となったFニッポンのシートは、2月15~16日にMINEサーキットで行われる合同テストで決めると語った。
これはGTについても同様で、松田(Mobil 1 NSX)のパートナーとなるドライバーの選考に入っている模様だ。この変更でホンダNSX陣営は、チーム国光 with MOONCRAFT以外は全て新コンビとなることになった。
なお、TBNとなっていた無限チーム、伊藤大輔の相棒は、1999年Fニッポンチャンピオン、1998年JGTCドライバーズランキング2位、1999年同5位のトム・コロネルとなることが、5日に行われた同社の活動発表会で明らかにされた。

縦置きエンジンになるNSX(画像は昨年型)(Photo:K.Takeshita)
2月3日、本田技研工業は株式会社は、都内のホテルで2003年のモータースポーツ活動を発表し、F1やWGPなどの体制と並んで全日本GT選手権の体制も発表された。
エントリーは昨年同様5台。チームも同じだが、今年は、昨年までの無限×童夢プロジェクトとしての参戦はなくなり、無限、童夢それぞれが別チームとしてエントリーする。
ドライバーでは、昨年無限のエースだった道上が童夢に移籍。その道上の抜けた後はTBNとなっているが、これは予定されていたリチャード・ライアンに海外レース参戦の話があり、確定していないため。また、ARTAの土屋のパートナーは配布された資料ではTBNとなっていたが、金石年弘になることが決定した。
無限と童夢の開発プロジェクト「NSX-GTプロジェクト」のもと、開発されたマシンは、新レギュレーションに対応。エンジンを縦置きとしたNSX-GT'03スペックで、チームタイトルの防衛、ドライバーズタイトルの奪回を目指す。
■2003全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 参戦チーム ドライバー
| 無 限 | 伊藤大輔/T.B.N |
| 童夢レーシングチーム | 道上 龍/セバスチャン・フィリップ |
| AUTOBACS RACING TEAM AGURI | 土屋圭市/金石年弘 |
| Mobil 1 Nakajima Racing | ラルフ・ファーマン/松田次生 |
| チーム国光 with MOONCRAFT | 光貞秀俊/加藤寛規 |

Photo: Keiichiro TAKESHITA
全日本選手権の中で、唯一公式サイトを持たなかった全日本F3のサイトがオープンした。
世界統一規格で行われ、ここから世界に飛び出す日本人ドライバーも多いF3。今シーズンは、ダラーラに挑戦状を叩きつけるローラ童夢のシャーシにも注目が集まっており、全国で行われる10大会20戦から目が離せない。
http://www.j-formula3.com/

1月28日、昨年フォーミュラ・ニッポンに、自らのチーム「TEAM22」を結成して参戦した、大リーグ、シアトルマリナーズの佐々木主浩選手は、今年も参戦を継続することを発表した。
今年の体制は、ドライバーに脇坂寿一を起用。メンテナンスはルマンに委託し、昨年果たせなかった優勝を狙う。
現時点では、1台のみだが、「若手ドライバーの育成」という当初の目的を果たすべく、2台体制での参戦を目指すという。

99年全日本F3当時の若きマニング(Photo:Motorsport@nifty)
日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)は、今シーズンの全日本GT選手権参戦体制を発表した。
GT500クラスは、ニスモチームとしてR34スカイラインGTR2台走らせ、99年全日本F3チャンピオンでF1 BARチームのテストドライバーを務めた経験を持つダレン・マニングの加入が決まった。また、チームインパルには昨年フランスF3に参戦した井出有治が加わり、初めてGTRをドライブすることになった。
GT300クラスは、昨年のスーパー耐久チャンピオン木下みつひろの加入が決まったハセミモータースポーツが新型フェアレディZを走らせる。
■GT500クラス(R34スカイライン GTR) 3台
| ニスモ | 本山 哲/ミハエル・クルム |
| ダレン・マニング/影山正美 |
| チームインパル | ブノワ・トレルイエ/井出有治 |
■GT300クラス(Z33フェアレディZ) 1台
ニスモ公式サイト

Fニッポン復帰が決まった野田英樹(Photo:Motorsports@nifty)
今季のフォーミュラ・ニッポンに新たなチームが名乗りを上げた。
「Team MOHN(チーム・モーン)」、代表は自動車部品の輸入などの事業を展開する株式会社カロッツェリア・ジャパン(本社:東京都中央区)の大庭稔氏。ドライバーは、F1、英F3、インディライツなど海外経験も豊富で、昨年はIRLに参戦したベテラン野田英樹という布陣だ。野田にとっては1年ぶりのフォーミュラ・ニッポン復帰となる。
これで、今季フォーミュラ・ニッポンに参戦を表明しているのは以下の11チーム。
各チームの体制は2月15~16日に予定されている合同テストまでには明らかになると思われる。ただ、各チーム参戦経費の確保にはかなり苦労している模様で、1台体制になるチームも数チームあると言われており、今季の参加台数は不透明だ。
なお、新車ローラB351のデリバリーは今月中には行われる予定。
- NAKAJIMA RACING
- TEAM IMPUL
- TEAM 5ZIGEN
- Team LeMans
- DANDELION RACING
- KONDO Racing
- TEAM NOVA
- CERUMO
- MOONCRAFT
- TEAM GOH
- Team MOHN

オートサロン会場に展示されたGaraiya(Photo:Motorsports@nifty)
1月10日、ARTA(オートバックス・レーシングチーム・アグリ)は、幕張メッセで開催されている東京オートサロンの会場で、今季のJGTC、GT300クラスにオートバックスが開発したスポーツカー、Garaiya(我来也)で参戦することを発表した。
同クラスには、同様にオリジナルマシンで参戦しているR&Dスポーツのヴィーマックがいる。両者の対決が楽しみだ。
なお、気になるドライバーについては現在は未定とのこと。

1月9日、都内のホテルで日本モータースポーツ記者会(JMS)主催のパーティ「MOTORSPORTS NIGHT」が開催され、多くのモータースポーツ関係者が見守る中、恒例のJMSアワード2002の表彰が行われた。
JMSアワードは、将来の期待される2002年全日本F3チャンピオン小暮卓史選手が受賞。また、昨年限りで現役を退いた星野一義選手には特別賞が授与された。