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昨日のスタートのことがあり、今日はそこだけを意識していたんですが、昨日以上に悪いスタートになってしまいました。ちょっとホイールスピンが多くて大津選手に抜かれましたが、逆に抜かれたのが1台だけだったのはラッキーでした。
ハードなレースでした。スタートで坪井選手とバトルになり、草地に押し出されてポジションを3つ落としてしまいました。その後は4台を追い越しながらの走りになり、苦労しました。2位で終われたのは嬉しいですが、辛い1日でした。
昨日はスタートでエンストしてしまい、他のクルマと接触してしまいましたが、今日に向けてチームの皆さんがクルマを直してくれました。
後方からのスタートでしたがうまく前に出ることができました。1コーナーでアウトから2台を抜きましたが、植田選手を抜くのに時間がかかりました。その後は全開で行こうと思っていたので、こういう結果になって嬉しいです。次の予定は決まっていませんが、せっかくチャンスをいただいてF3に乗ることができたので、またどこかで戻ってきてバトルできればなあと思います。
体調が悪くてレースになりませんでした。昨日の決勝の後から体調を崩してしまい、なんとかレースには出ましたが、コースを飛び出さないように集中するのが精一杯でした。
昨日は予選から失敗して、スタートも出遅れて前のクルマを抜くのに手こずって表彰台にも上がれませんでしたから、今日はなんとか頑張って霜野くんを抑えようと思ったんですが、ちょっとした隙にヘアピンでインを差されてしまいました。#23高星接戦を制す!!
全日本F3選手権第5戦の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)とのバトルに打ち勝ち、早くも今季4勝目を挙げた。
Nクラスは後方スタートとなった#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が見事な追い上げでトップに立ち、今季2勝目をもぎ取った。
(天候:晴れ コース:ドライ)
第5戦決勝はスーパーフォーミュラの決勝レース終了後の午後4時5分より17周で行われた。
今シーズンから採用された新しい空力パッケージの効果も影響したか、コースの各所で抜きつ抜かれつの緊迫したバトルが展開される、非常に見応えのあるレースとなった。
スタートでトップに立ったのは予選2番手の大津。ポールポジションの高星をかわして1周目から引き離しにかかるが、2周目に入ったところで高星も反撃に転じ、3周目のシケインで大津のインをついてトップに立つ。
しかし大津は負けじと高星のテールに食らいつき、4周目の1コーナーでアウトから高星を抜き返してみせた。
この2台はその後数周にわたってテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。ウィングを寝かせてストレートスピードを稼ぐ作戦に出た大津に高星は苦戦を強いられたが、8周目の1コーナーでようやくアウトから大津に並びかけ、トップを奪い返した。
さらに大津はスタートで6位まで後退しながらもファステストラップを連発して追い上げてきた#12アレックス・パロウ(THREEBOND)に捉えられ、10周目のシケインでインから抜かれて3位に後退してしまう。
トップに立った高星はその後一気にペースを上げ、10周目にはファステストラップを記録するハイペースでパロウの接近を許さずに今季4勝目を挙げた。
2位はパロウ。大津はF3デビュー2年目で初の3位を得たが、優勝が見えていただけに悔しさの残るレースとなった。
Nクラスは予選トップの#30DRAGON(B-Max Racing F306)が昨日の決勝後から体調不良に見舞われてペースが上がらず、それをクラス6番手から追い上げてきた霜野が抜き去って今季2勝目を獲得。
3位にはクラス4番手からスタートした#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。
全日本F3選手権はこのあと富士スピードウェイに舞台を移し、第6戦、第7戦を行う。
5月13-14日開催だ。
ホッとしました。去年も勝つチャンスはあったのに、自分のミスで逃してしまっていたので。クルマが本当に調子良かったので、贅沢な悩みですがそれがプレッシャーになっている側面もありました。
今日は何よりもスタートが全てでした。国本選手より前に出ましたし、一貴選手よりも動き出しや加速は良かったんですが、届きませんでした。
全体的にうまくいかないレースでした。スタートで山本選手に抜かれてしまいましたし、クルマも朝から不具合があり、色々アジャストしたのに改善されませんでした。
去年1勝もできなかったのでモヤモヤしていましたが、今日の優勝で晴れました。
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 23 | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 17 | 32'00.297 | |
| 2 | 12 | 2 | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 17 | 5.519 | |
| 3 | 2 | 3 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 17 | 8.596 | |
| 4 | 7 | 5 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 17 | 20.164 | |
| 5 | 78 | 6 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 17 | 21.399 | |
| 6 | 3 | 7 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 17 | 29.849 | |
| 7 | 21 | 8 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 17 | 31.831 | |
| 8 | 33 | 9 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 17 | 33.465 | |
| 9 | *1 | 4 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 39.438 | |
| 10 | 28 | 10 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 17 | 46.300 | |
| 11 | 77 | N | 1 | 霜野 誠友 | CMS AVANTECH F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'28.596 |
| 12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'48.024 |
| 13 | 11 | N | 3 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'52.103 |
| 14 | 22 | N | 4 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'52.345 |
| 15 | 55 | N | 5 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 1Lap |
| 16 | 5 | N | 6 | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 1Lap |
| 17 | 13 | N | 7 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 1Lap |
| --- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- | ||||||||
2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がそのまま逃げ切り、1年7ヶ月ぶりの勝利をものにした。
決勝日の鈴鹿は快晴、絶好のレース日和のなか、第1戦決勝は午後1時40分より35周で行われた。
ポールの#37中嶋がそのままトップで1コーナーへ。3番手スタートの#16山本尚貴(TEAM無限SF14)が2位に上がり、#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)はやや出遅れて3位に後退した。
その後方では#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)をはじめ6人のドライバーが1周目にタイヤ交換を実施。続いて2周目にも#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)をはじめとする4人のドライバーがタイヤ交換を行なった。これは今大会の特別規則で「最低1本以上」のタイヤ交換が義務付けられていることに対応したもので、ほとんどのドライバーが作業時間を最小限に抑えるために交換するタイヤを1本のみとしている。ロッテラーは左リヤタイヤ、石浦は右フロントタイヤのみを交換した。3位の国本は3周目に石浦と同じく右フロントタイヤを交換している。
#37中嶋は規定周回数の半分を消化してもピット作業を行わずにトップを快走していたが、スプーンカーブで#8大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がスピンしたことにより、23周目にセーフティーカーが導入されるとすかさずピットへ向かい、右リヤタイヤ1本を交換してそのままトップでコースへ復帰、結局一度も後続に付け入る隙を与えずに35周を走りきり、2015年9月の第5戦オートポリス以来、通算9勝目を挙げた。
2位は山本。二人はセーフティーカーをうまく味方につけた格好だ。
3位には国本が入った。
一方、レース序盤に国本のピットインで3位に繰り上がり、その後は2位の山本を激しく責め立てていた#10塚越広大(REAL SF14)は20周目にタイヤ4本交換と給油を行った際に石浦とロッテラーの先行を許し、その後はペースが上がらずに6位でレースを終えている。おそらくは給油を前提に軽めの燃料搭載量でスタートしたものと思われる。
注目の外人勢は#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が10位、#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は11位と惜しくも入賞を逃した。
スーパーフォーミュラ第2戦は5月27-28日に岡山国際サーキットで行われる。
なお、この大会では2レース制が採用されることが4月23日付のJRPプレスリリースで明らかになった。
27日(土)は20分間の計時予選と30周(110km)の決勝が、28日(日)はQ1、Q2のノックアウト予選と51周(190km)の決勝が行われるとのことだ。
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 35 | 1:03'18.440 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 TEAM無限 | Honda HR-417E | 35 | 5.086 |
| 3 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 8.823 |
| 4 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 9.408 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 35 | 10.800 |
| 6 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 35 | 11.266 |
| 7 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 35 | 16.907 |
| 8 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 35 | 18.307 |
| 9 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 35 | 18.950 |
| 10 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 TEAM無限 | Honda HR-417E | 35 | 21.561 |
| 11 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 35 | 22.115 |
| 12 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 35 | 23.691 |
| 13 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 35 | 24.204 |
| 14 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 35 | 24.893 |
| 15 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 35 | 28.398 |
| 16 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 35 | 36.289 |
| 17 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 34 | 1Lap |
| 18 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 31 | 4Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 31Laps)---- | ||||||
| - | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 21 | 14Laps |
鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを運営するモビリティランドは4月23日、スーパーフォーミュラ第1戦が開催されている鈴鹿サーキットに「FIA MASTERS HISTORIC FORMULA ONE CHAMPIONSHIP」代表のロン・メイドン氏を招いて記者会見を開き、11月開催予定の「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE2017」において、同選手権のデモンストレーションレースを行うことを発表した。
この選手権は1966年から1985年までの期間に製造された、3リッターエンジンを搭載したF1マシンによって戦わるFIA公認のレースイベントであり、全日本F3選手権のNクラスで活躍している久保田克昭選手が昨年ロータスを駆ってモナコを始め3レースで優勝したことでも知られる。
今シーズンは4月にスペイン・バルセロナで開幕、ヨーロッパにて全8戦が行われる。
ヒストリックカーとはいえ新品のDFVエンジンとギヤボックスが搭載されるため、当時宛らの激しいデッドヒートが展開されるのも大きな魅力だ。
今回の鈴鹿では11月18日(土)にスペシャルステージ方式で1台ずつのタイムアタックを行い、11月19日(日)にはローリングスタートでデモンストレーションレースを行うとのこと。
参加車両は現時点では未定だが、シリーズが進行していく中で状態を見極めて10台程度を7月をめどにセレクトするという。
モビリティランドによれば、今回はエキジビジョンレースという位置付けだが、このでもレース開催が成功すれば、将来的にはシリーズ戦を開催することもありうるという。
日本のレースファンには是非11月の鈴鹿に来て、往年のF1を見て、触れて、味わってほしい。
2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」のフリー走行2回目は、予選6番手の#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1分39秒455でトップタイム。ポールシッターの#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)は1'40.442で10番手だった。
決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。
多くの観客が詰めかける中、JSB1000のフリー走行に続いてスーパーフォーミュラのフリー走行2回目が午前8時50分より30分間で行われた。
序盤から好タイムを連発したのは#41伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限SF14)、#10塚越広大(REAL SF14)のホンダ勢。
そこへ開始から12分で1'39.508を記録した#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)が加わるという展開になった。
一方のトヨタ勢は残り時間14分で#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'39.971で一時2番手に浮上する。#64中嶋大祐(NAKAJIMA RACING SF14)が残り10分で1'39.889を記録したため小林は3番手に後退したが、今度は#19関口が残り8分で1'39.455を記録してトップに立った。
また今回は大会特別規則で決勝中に最低1本のタイヤ交換が義務付けられていることもあり、ピット練習でも様々な試みがなされていた。
ポールシッターの#37中嶋一貴を擁するチームトムスでは左フロント1本、あるいは右リヤ1本交換などのシミュレーションが行われたほか、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は右フロント1本交換を試している。
またチームインパルは今回、ピット作業用にエアジャッキを持ち込んでいる。
こうした作業が実際に決勝で実施されるのか、それは何周目なのか。
今回の決勝はそこにも注目したい。
なお、セッションは#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がS字コーナーでスピンアウトしたために4分30秒余りを残して赤旗が提示され、そのまま終了となった。
決勝レースはこのあと午後1時40分より35周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.455 | - | - | 210.198 |
| 2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 | Honda HR-417E | 1'39.508 | 0.053 | 0.053 | 210.086 |
| 3 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'39.889 | 0.434 | 0.381 | 209.284 |
| 4 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.971 | 0.516 | 0.082 | 209.113 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.309 | 0.854 | 0.338 | 208.408 |
| 6 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'40.365 | 0.910 | 0.056 | 208.292 |
| 7 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.386 | 0.931 | 0.021 | 208.248 |
| 8 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | Honda HR-417E | 1'40.407 | 0.952 | 0.021 | 208.205 |
| 9 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | 1'40.414 | 0.959 | 0.007 | 208.190 |
| 10 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.442 | 0.987 | 0.028 | 208.132 |
| 11 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.613 | 1.158 | 0.171 | 207.778 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.696 | 1.241 | 0.083 | 207.607 |
| 13 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.780 | 1.325 | 0.084 | 207.434 |
| 14 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'40.781 | 1.326 | 0.001 | 207.432 |
| 15 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.867 | 1.412 | 0.086 | 207.255 |
| 16 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'40.956 | 1.501 | 0.089 | 207.072 |
| 17 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 | Honda HR-417E | 1'41.014 | 1.559 | 0.058 | 206.953 |
| 18 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.450 | 1.995 | 0.436 | 206.064 |
| 19 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.593 | 2.138 | 0.143 | 205.774 |
予選は2度の赤旗が出て荒れましたが、運を味方につけることができ、2度ともポールを取ることができてよかったです。
厳しい1日になりました。2度の赤旗が出たことで予選でクリアラップが取れず、5位からのスタートになりました。
練習走行から流れが良くなくて、苦しい週末になると思いました。予選はポールを取れませんでしたが、赤旗に助けられた部分もあったと思います。
予選は戦略を失敗して、なんとかワンアタックだけできてギリギリでポールを取った状況でした。レース自体はスタートがうまくいけばそのまま逃げられると思っていました。
予選はすごく荒れましたが、僕もラッキーに助けられて、なんとかクリアラップが取れました。明日のポールもラッキーで取れましたが、なんとかそれを生かしたいです。
練習日には2分台しか出なかったので、予選でなんとか3番手を取れて、決勝も表彰台まで行けて良かったです。好調高星が早くも3勝目!!
全日本F3選手権第4戦の決勝が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が序盤からトップを快走し、今季3勝目を挙げた。
Nクラスは#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が2勝目を獲得した。
第4戦決勝は午後4時30分より12周で行われた。
1コーナーにトップで飛び込んだのはポールポジションの高星。予選2番手の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は出遅れて4位に後退、予選3番手の#7阪口晴南(HFDP RACING F316)が2位に浮上してきた。
しかし阪口は予選5番手の#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)にヘアピンでインを差され、スプーンコーナーでは坪井にアウトからかわされて4位に落ちてしまった。
2位に浮上したパロウはレース序盤激しく高星を追い立てるが、ストレートスピード重視でダウンフォースを削ったことが災いし、コーナーでのグリップが足らずにタイヤを傷めてしまい、徐々に高星に差を広げられてしまった。
結局高星はパロウに3.7秒の差をつけて12周を走りきり、早くも今季3勝目を挙げた。
パロウは2位でフィニッシュ、3位には阪口の猛追を退けた坪井が入った。
Nクラスはスタートでトップに立った#77霜野がそのまま逃げ切って今季2勝目。
スタートで出遅れながらも2周目に#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)を抜き返した#30DRAGON(B-Max Racing F306)が2位につけた。
なお残念なことに予選中にエンジントラブルによりコース上でストップした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)はダメージがモノコックにまで及んでいるとのことで決勝出走を断念、明日の決勝についてもすでにリタイヤ届けが提出されているとのことだ。
第5戦決勝は明日の午後4時5分より17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
ホッとしたような感じが一番です。冬のテストから調子が良くて、去年までよりもレベルアップした状態でシーズンに臨めると思っていました。
また2番なのでちょっと悔しいです。金曜日の走行から中嶋(一貴)選手が速くて。僕らのクルマは少し問題を抱えていましたが、路面温度が上がって来れば状況は変わってくると思ったので、そこまでは大きくセットを変更せずにテストメニューをこなしながら予選に臨みました。
週末を通して中嶋(一貴)選手が速かったので「結構厳しいな」と思っていましたが、金曜の走行から予選にかけて、うまく合わせられたかな、という印象です。ついにでた1分35秒台!!
2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、1'35.907を叩き出した#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が通算5回目のポールポジションを獲得した。
予選2番手の#2国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'35.997につけるなど、今回も終盤まで接戦が展開された。
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1は各車午前中に使用したユーズドタイヤを装着して走行を開始、残り時間が7分を切ったあたりでニュータイヤに履き替えるといういつもの展開。
ここでトップに立ったのが#37中嶋。1'36.465と早くも2014年にアンドレ・ロッテラーの記録した1'36.996のコースレコードを破ってみせた。
結局Q2進出を果たした上位14人がトップから1秒以内という接戦になり、そのうちの8人がロッテラーのレコードタイムを上回るという結果になった。
投入から4シーズン目に突入したSF14シャシーだが、エンジンやタイヤの進化がタイムアップに結びついたと言えるだろう。
なお、注目のルーキーの一人、マカオGPで2勝のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は終盤痛恨のコースアウトを喫し、15番手で予選を終えた。
チームを移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)はシフトチェンジと燃料ポンプの不具合から予定外のピットイン、アタックのチャンスを逃し18位、新規参戦のB-MAXからエントリーの#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)に至ってはまさかの最下位という結果に終わった。
予選Q2に入るとタイムはさらに上がり、前年王者の#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'36.083を叩き出してトップに。チームメイトの#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'36.241とセルモインギングが1-2を占める。
#37中嶋も1'36.310と自己ベストを更新して3位につけた。
昨年度のGP2チャンピオンで今季無限からエントリーする#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)も1'36.654で7番手につけ、見事初戦からQ3進出を果たした。
そして注目の予選Q3。
アウトラップともう1周のウォームアップ走行を終えて始まったアタック合戦は熾烈を極めた。
まずはガスリーが1'36.930とまずまずのタイムを記録すると、その直後に国本が1'35.997とついに1分35秒台のタイムを記録する。
しかしその直後、中嶋一貴は1'35.907とさらにタイムを縮めてきた。
その後方でアタックしていた#16山本尚貴(TEAM無限SF14)はセクター1で二人を上回るタイムを記録したものの、本人曰く「逆バンクとデグナーで突っ込みすぎた」とのことで僅かに及ばず3番手。しかしタイムは1'36.004とトップの中嶋からコンマ1秒も離れておらず、さらにはQ3に出走した8人のうち7人までが中嶋から1秒以内のタイムを記録するという、スーパーフォーミュラではすっかりおなじみの接戦が今回も繰り広げられた。
中嶋一貴のポール獲得はこれが通算5回目だ。
第1戦決勝は明日午後1時40分スタート。
周回数は35で最低1本のタイヤ交換が義務付けられている。
各チームがどんな作戦を用意してくるのかに注目したい。
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 23 | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 22'33.048 | |
| 2 | 12 | 2 | アレックス・パロウ | ESP THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 12 | 3.768 | |
| 3 | 1 | 3 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 6.094 | |
| 4 | 7 | 4 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 11.173 | |
| 5 | 3 | 5 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 20.596 | |
| 6 | 33 | 6 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 12 | 22.173 | |
| 7 | 21 | 7 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 31.995 | |
| 8 | 78 | 8 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 51.423 | |
| 9 | 77 | N | 1 | 霜野 誠友 | CMS AVANTECH F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'06.451 |
| 10 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'09.721 |
| 11 | 22 | N | 3 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'23.206 |
| 12 | 11 | N | 4 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'28.114 |
| 13 | 55 | N | 5 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'36.118 |
| 14 | 13 | N | 6 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'59.914 |
| 15 | 5 | N | 7 | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- | ||||||||
| - | 2 | - | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 7 | 5Laps | |
| - | 28 | - | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 0 | 12Laps | |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'36.465 | 1'36.310 | 1'35.907 |
| 2 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'36.818 | 1'36.083 | 1'35.997 |
| 3 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 TEAM無限 | 1'36.806 | 1'36.376 | 1'36.004 |
| 4 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'36.982 | 1'36.241 | 1'36.018 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'37.221 | 1'36.606 | 1'36.379 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'36.614 | 1'36.770 | 1'36.610 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'36.953 | 1'36.644 | 1'36.626 |
| 8 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 TEAM無限 | 1'36.698 | 1'36.654 | 1'36.930 |
| 9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'37.185 | 1'36.801 | |
| 10 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.335 | 1'36.815 | |
| 11 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'36.760 | 1'36.888 | |
| 12 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'37.041 | 1'36.955 | |
| 13 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'37.209 | 1'36.964 | |
| 14 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | 1'37.095 | 1'37.139 | |
| 15 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'37.590 | ||
| 16 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.687 | ||
| 17 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | 1'37.714 | ||
| 18 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | 1'38.075 | ||
| 19 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | 1'38.306 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'35.907 | - | - | 217.974 |
| 2 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'35.997 | 0.090 | 0.090 | 217.769 |
| 3 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.004 | 0.097 | 0.007 | 217.753 |
| 4 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.018 | 0.111 | 0.014 | 217.722 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | 1'36.379 | 0.472 | 0.361 | 216.906 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.610 | 0.703 | 0.231 | 216.388 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.626 | 0.719 | 0.016 | 216.352 |
| 8 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.930 | 1.023 | 0.304 | 215.673 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.083 | - | - | 217.574 | |
| 2 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.241 | 0.158 | 0.158 | 217.217 | |
| 3 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.310 | 0.227 | 0.069 | 217.062 | |
| 4 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.376 | 0.293 | 0.066 | 216.913 | |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | 1'36.606 | 0.523 | 0.230 | 216.396 | |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.644 | 0.561 | 0.038 | 216.311 | |
| 7 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.654 | 0.571 | 0.010 | 216.289 | |
| ---- 以上Q3進出 ---- | |||||||||
| 8 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.770 | 0.687 | 0.116 | 216.030 | |
| 9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'36.801 | 0.718 | 0.031 | 215.961 | |
| 10 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | Honda HR-417E | 1'36.815 | 0.732 | 0.014 | 215.929 | |
| 11 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'36.888 | 0.805 | 0.073 | 215.767 | |
| 12 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.955 | 0.872 | 0.067 | 215.618 | |
| 13 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.964 | 0.881 | 0.009 | 215.598 | |
| 14 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.139 | 1.056 | 0.175 | 215.209 | |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.465 | - | - | 216.713 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.614 | 0.149 | 0.149 | 216.379 |
| 3 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.698 | 0.233 | 0.084 | 216.191 |
| 4 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'36.760 | 0.295 | 0.062 | 216.052 |
| 5 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | 1'36.806 | 0.341 | 0.046 | 215.949 |
| 6 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.818 | 0.353 | 0.012 | 215.923 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.953 | 0.488 | 0.135 | 215.622 |
| 8 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'36.982 | 0.517 | 0.029 | 215.558 |
| 9 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.041 | 0.576 | 0.059 | 215.426 |
| 10 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.095 | 0.630 | 0.054 | 215.307 |
| 11 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | 1'37.185 | 0.720 | 0.090 | 215.107 |
| 12 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.209 | 0.744 | 0.024 | 215.054 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | 1'37.221 | 0.756 | 0.012 | 215.028 |
| 14 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | Honda HR-417E | 1'37.335 | 0.870 | 0.114 | 214.776 |
| ---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
| 15 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.590 | 1.125 | 0.255 | 214.215 |
| 16 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 | Honda HR-417E | 1'37.687 | 1.222 | 0.097 | 214.002 |
| 17 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.714 | 1.249 | 0.027 | 213.943 |
| 18 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.075 | 1.610 | 0.361 | 213.155 |
| 19 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 | Honda HR-417E | 1'38.306 | 1.841 | 0.231 | 212.654 |
| ---- 以上予選通過 ---- | ||||||||
日本レースプロモーション(JRP)はサタデーミーティングにもう一人のゲストを招待していた。
スーパーフォーミュラにシャシーをワンメイク供給しているダラーラオートモビリ社のアンドレア・ポントレモーリ社長だ。
今回が初来日となるポントレモーリ氏は世界有数のパワフルなシリーズにシャシーを供給していることを光栄に思うと語り、スーパーフォーミュラの次期シャシーについてもすでにJRPと話し合いを始めていると語った。
新シャシーについては現行のSF14と同様にトヨタとホンダのそれぞれからテストドライバーを招いてドライビングシミュレータを使ってもらい、そこで得た意見を集約して開発を進めていくとのこと。
具体的な投入時期、スペックについては今後明らかになっていくと思われる。
その動向に今後も注目していきたい
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月22日、シリーズ第1戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを行った。
今回はゲストにヨコハマモータースポーツインターナショナルの秋山一郎開発本部長を招き、今年ワンメイク供給されるヨコハマタイヤの開発状況について話を聞いた。
今季はスリック、レイン共に構造変更がされており、コンパウンドについてはスリックは昨年のミディアムと同じものを採用、レインはSUGOから使用しているソフトコンパウンドに一本化されるとのこと。
これによりスリックは舵角がついた時のコーナリングフォースの落ち込みをなくし、限界付近でいきなりグリップダウンするような挙動を押さえ込んだという。
レインについては接地性の向上。フロントに関してはアンダーステアの解消、リヤはトラクションの向上を狙ったとのこと。
これにより開幕前の鈴鹿テストでは1分35秒台の好タイムが記録され、今回の鈴鹿大会でもフリー走行1回目でもコースレコードを上回るタイムが出ている。秋山本部長はこうした結果を踏まえ、公式予選でもレコードが更新されることを期待していると語った。
また昨年のもてぎ大会で採用された2スペック制についても前向きに検討していることをこの席で明らかにしている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO2017全日本スーパーフォーミュラ選手権がついに開幕!
三重県鈴鹿サーキットで開催される「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目は4月22日朝から60分間で行われ、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が従来のコースレコードを上回る1'36.513でトップだった。
待ちに待った2017シーズン開幕戦の公式予選日は朝から好天に恵まれ、午前10時10分からのフリー走行1回目は気温22℃、路面温度30℃という絶好のコンディションで行われた。
序盤からトップに立ったのは#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)。1'37.187を記録したが、その直後に新規参戦のB-MAXに移籍した#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)がスプーンカーブ一つ目でスピンアウト。これにより赤旗中断となってしまった。
小暮車を回収したのち走行は再開され、各車ロングランに移行。残り時間7分を切ったところでニュータイヤに履き替えて予選シミュレーションを始めたが、ここでまた小暮が1-2コーナーでグラベルに飛び出してしまった。
しかし今回は2コーナーポストで黄旗が提示されるに留まりセッションは続行、この結果アンドレ・ロッテラーの持つ1'36.996を中嶋一貴と石浦が相次いで上回り、トップは1'36.513の石浦、中嶋一貴は1'36.664で2番手につけた。
ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(TEAM無限SF14)で5番手。
一方注目の外人勢は昨年のGP2王者#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が17位、マカオGPで2勝している#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が16位と今一つの結果に。
今季チームルマンからKCMGに移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)は11位に終わっている。
スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | YH | R1'36.513 | - | - | 216.605 |
| 2 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | YH | R1'36.664 | 0.151 | 0.151 | 216.267 |
| 3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'37.077 | 0.564 | 0.413 | 215.347 |
| 4 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'37.221 | 0.708 | 0.144 | 215.028 |
| 5 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'37.283 | 0.770 | 0.062 | 214.891 |
| 6 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'37.456 | 0.943 | 0.173 | 214.509 |
| 7 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'37.490 | 0.977 | 0.034 | 214.434 |
| 8 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'37.598 | 1.085 | 0.108 | 214.197 |
| 9 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'37.624 | 1.111 | 0.026 | 214.140 |
| 10 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'37.704 | 1.191 | 0.080 | 213.965 |
| 11 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'37.900 | 1.387 | 0.196 | 213.536 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'38.019 | 1.506 | 0.119 | 213.277 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'38.061 | 1.548 | 0.042 | 213.186 |
| 14 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'38.445 | 1.932 | 0.384 | 212.354 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'38.488 | 1.975 | 0.043 | 212.261 |
| 16 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'38.837 | 2.324 | 0.349 | 211.512 |
| 17 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'38.842 | 2.329 | 0.005 | 211.501 |
| 18 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 | Honda HR-417E | YH | 1'38.901 | 2.388 | 0.059 | 211.375 |
| 19 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 1'39.298 | 2.785 | 0.397 | 210.530 |
全日本F3選手権第4戦、第5戦の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、2年ぶりのフル参戦となった#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がコースレコードを大幅に上回るタイムで2連続ポールを達成した。
4月1日に岡山国際サーキットで開幕した全日本F3選手権は早くも第2大会を迎えた。
今季はスリーボンドエンジンのカムバック、メルセデスエンジンの参戦とバラエティに富んだラインナップで開幕戦から激しい戦いが演じられている。
午前8時50分から30分間で行われた鈴鹿大会の公式予選も、序盤からコースレコードが更新されるなど、例年以上に激しいタイムアタック合戦が展開された。
最初にレコードを更新したのは参戦2年目の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。従来のレコードである1'51.575を上回る1'51.502を最初のアタックで記録してみせた。
ところがその直後、チームメイトの#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がエンジントラブルによりコース上で白煙を吹き上げてストップ。場所はヘアピンの先、200Rの手前だ。これにより予選は赤旗中断となった。
走行再開は午前9時5分。
ところが走り始めてすぐに今度はNクラスの#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がスプーンカーブ二つ目でコースオフ、2回目の赤旗中断となってしまう。
このため予定時間を1分延長し、午前9時14分より残り7分間で走行が再開されることになったが、この最後の7分間は各ドライバーが最初の坪井のタイムを上回り、めまぐるしく順位が入れ替わる接戦となった。
まずは#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)が1'51.627、1'51.394とタイムを縮めてきた。続いて坪井も1'51.082を叩き出す。
しかしチェッカーが提示されたその直後、高星が1'50.999と唯一の1分50秒台を記録してトップに躍り出た。
高星はセカンドベストでも1'51.159を記録しており、第4戦、第5戦ともにポールポジションを獲得。
2番手には第4戦が坪井、第5戦は#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)がつけた。
Nクラスは第4戦が#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)、第5戦は#30DRAGON(B-Max Racing F306が予選トップだった。
全日本F3第4戦決勝はこのあと午後4時30分から12周、第5戦は明日午後4時5分から17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 23 | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | R1'51.159 | - | 188.066 | |
| 2 | 2 | 2 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'51.409 | 0.250 | 187.644 | |
| 3 | 1 | 3 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'51.502 | 0.343 | 187.487 | |
| 4 | 12 | 4 | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'51.627 | 0.468 | 187.277 | |
| 5 | 7 | 5 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'51.853 | 0.694 | 186.899 | |
| 6 | 78 | 6 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'52.846 | 1.687 | 185.254 | |
| 7 | 3 | 7 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.894 | 1.735 | 185.175 | |
| 8 | 33 | 8 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.939 | 1.780 | 185.102 | |
| 9 | 28 | 9 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'53.231 | 2.072 | 184.624 | |
| 10 | 21 | 10 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'54.084 | 2.925 | 183.244 | |
| 11 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.993 | 6.834 | 177.173 |
| 12 | 55 | N | 2 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.692 | 7.533 | 176.130 |
| 13 | 22 | N | 3 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.743 | 7.584 | 176.054 |
| 14 | 11 | N | 4 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.021 | 7.862 | 175.643 |
| 15 | 13 | N | 5 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.655 | 8.496 | 174.712 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'02.492)予選通過 ---- | |||||||||
| - | 77 | N | - | 霜野 誠友 | CMS AVANTECH F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'03.809 | 12.650 | 168.850 |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'09.040 | 17.881 | 162.007 |
| - | 36 | - | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 2'13.891 | 22.732 | 156.136 | |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 23 | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | R1'50.999 | - | 188.337 | |
| 2 | 1 | 2 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'51.082 | 0.083 | 188.196 | |
| 3 | 7 | 3 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'51.304 | 0.305 | 187.821 | |
| 4 | 2 | 4 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'51.391 | 0.392 | 187.674 | |
| 5 | 12 | 5 | アレックス・パロウ | ESP THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | R1'51.394 | 0.395 | 187.669 | |
| 6 | 36 | 6 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.006 | 1.007 | 186.644 | |
| 7 | 33 | 7 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.286 | 1.287 | 186.178 | |
| 8 | 3 | 8 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.523 | 1.524 | 185.786 | |
| 9 | 28 | 9 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'52.680 | 1.681 | 185.527 | |
| 10 | 78 | 10 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'52.800 | 1.801 | 185.330 | |
| 11 | 21 | 11 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'53.840 | 2.841 | 183.637 | |
| 12 | 77 | N | 1 | 霜野 誠友 | CMS AVANTECH F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.372 | 5.373 | 179.641 |
| 13 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.631 | 5.632 | 179.242 |
| 14 | 22 | N | 3 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.799 | 6.800 | 177.465 |
| 15 | 55 | N | 4 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.470 | 7.471 | 176.460 |
| 16 | 11 | N | 5 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.021 | 8.022 | 175.643 |
| 17 | 13 | N | 6 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.445 | 8.446 | 175.019 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'02.241)予選通過 ---- | |||||||||
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'04.189 | 13.190 | 168.334 |
CARGUY SUPER CAR RACEの第2戦決勝レースが、素晴らしい好天の下、富士スピードウェイを舞台に4月16日(日)に開催された。
このレースのスターティンググリッドは、第1戦のベストタイム順に決められたため、木村武史/アフィク・ヤジッド組のCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3がポールポジションからスタート。これに佐藤元春/平中克幸組のKSD RACING SLS GT3が続き、GT3クラス勢によってフロントローが占められることとなった。3番手にはCUP1クラスのトップ、小山美姫/ケイ・コッツォリーノ組のCARGUY RUF Huracan STがつけ、4番手にはGT3クラス3番手の、ジョージ・チョウ/サムソン・チェン組のTaiwan Top Racing Huracan GT3が。
本来ならば5番手から落合俊之/松本武士組のチーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルがスタートするはずだったが、電気系トラブルによるエンジン不調が解消せず、決勝を前にしてリタイアを喫することとなった。そして、6番手でGT4/N1クラスのトップは奧村浩一/秋吉圭組のBRP★Audi RS3 LMSが獲得し、佐藤賢一のWISE 1ポルシェGT3を従えていた。
第2戦は50分間で争われ、スタートから20分間経過した後にピットレーンオープンとなって、それから10分間、ドライバー交代が可能。また、ピットでの停止時間は第1戦で優勝したチームには15秒、2位には10秒、そして3位には5秒追加されることとなっている。その決勝レースは上着などいらないほど、この時期としてはかなり高めの気温で争われることとなった。10時5分からコースイン開始となり、ピットを離れたマシンはグリッドに並ぶことに。青空の下、それぞれ華やかなカラーリングが大いに映えることとなった。
第2戦は第2ドライバーがスタートを担当するため、プラチナドライバーたちの意地と意地のぶつかり合いが、いきなり開始される。1コーナーにトップで飛び込んでいったのは、もちろんCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3のヤジッド。これに続いたのはCARGUY RUF Huracan STのコッツォリーノで、1コーナーでは早々とKSD RACING SLS GT3の平中をかわすこととなった。優勝ハンデをカバーすべくヤジッドは逃げていくも、コッツォリーノも極端に広げることを許さず、逆に平中はじわりじわりと引き離していく。4番手はTaiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチェン。こちらは慌てず、ポジションキープの構えを見せる。
一方、GT4/N1クラスではオープニングラップに、トップが入れ替わる。「ニュータイヤを入れたのでセットを変えてみたんですが、十分タイヤを温め切れていなかったため、突然ズルッときてしまった」というBRP★Audi RS3 LMSの秋吉は4番手に後退。2周目には2番手に上がるが、WISE 1ポルシェGT3の佐藤の先行を許してしまう。だが、ラップタイムでは5秒も上回ることから、4周目には再逆転に成功。そこからは何事もなかったかのように、佐藤を引き離していった。
13周目から、いよいよピットレーンがオープン。その時点でヤジッドは約20秒のリードを得ていたが、それでは十分ではないと判断したのだろう。16周目までクローズ3分前まで走って、ほぼ30秒としたところでピットイン。そして木村にCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3のシートを託すこととなった。一方、早めに入ってきたのが、4番手を走行していたTaiwan Top Speed Racing Huracan GT3で、オープン直後にはチェンがチョウと交代する。15周目にはKSD RACING SLS GT3が佐藤に、しんがりとなったCARGUY RUF Huracan STは17周目に小山と交代した。
その結果、トップに小山がつけて、2番手は佐藤。しかし、3番手で折り返したチョウは、すぐ後ろにつけており、19周目には2番手に浮上。木村は4番手につけるも、交代直後のトップとの差は44秒あったが、ラップタイムの違いは7〜8秒にも及んでいたため、いずれ逆転は時間の問題だと思われた。ところが、21周目の1コーナーで小山はオーバーラン。またしてもCARGUY RUF Huracan STに、左リヤタイヤのバーストがあったためだ。健闘むなしく、2戦連続でリタイアを喫することとなる。
これにより、Taiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチョウがトップに立つとともに、差はすでに15秒ほどとなっていたCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村の逆転も、かなり現実味を帯びる……はずだった。なんと、その直後に黒側が提示され、3秒のペナルティストップが命じられたからだ。義務づけられたピットでの停止時間が、わずか3秒短かったためだ。22周目に木村は佐藤を抜いて、2番手に上がっていたが、やむを得ず23周目にはピットに滑り込んでくる。その結果、3番手に退いたばかりか、トップとの差は1分以上に広がっており、逆転優勝の希望は断たれることとなった。
しかし、波乱の展開は、これにて終わらない。ラスト2周でKSD RACING SLS GT3がヘアピンでストップ。やはり左リヤタイヤのバーストが原因だった。復帰はならなかったものの、規定周回を満たしていたことから3位という結果は残された。一方、1分を切るまでにCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3には迫られたものの、難なく逃げ切りを果たして、CARGUY Taiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチョウとチェンが優勝を飾る。
「とても嬉しい! 我々には運もありましたね。木村さんがまさかペナルティを受けるなんて。そのことは気の毒だと思いますが、自分としてもいい走りができたと思うので、よけいにハッピーです」とチェン。そして、「とてもエキサイティングな週末でした、GT3を走らせるのは、このレースが初めてでしたが、昨日より上手に走れて、もちろんハッピーな気分です。トップに立った時は天にも立った気分でしたが、すぐに冷静になってミスをしないよう、しっかり気を引き締めて走りました。それにしてもストレートでメーターを振り切って、最後はリミッターにまで当たるなんて経験ができて、最高でした。また次回も出たいと思っています」と笑顔でチョウは語っていた。
一方、2位でゴールした木村も「ピットでメカが頑張りすぎましたね。何もなければ、逆転できた可能性もあるので少し残念ですが、レース的にはいい内容だったので、満足はしています。また挑戦しますので、応援よろしくお願いします」とスポーツマンらしく清々しく語っていた。
GT4/N1クラスも、波乱の展開に。16周目に奧村への交代後は、WISE 1ポルシェGT3の佐藤に先行を許していたBRP★Audi RS3 LMSだったが、いずれ逆転するものと思われていた。しかし秋吉がピットロード入口でスピード違反をおかしてしまったため、ドライビングスルーペナルティを課せられてしまう。再び逆転すべく、必死に佐藤を追いかけていた奧村だったが、「リヤタイヤがかなり苦しくて」とペースアップをなかなか許されない。それでも最終ラップには30秒以上もあった差を詰め、バックミラーに大映しになるところまで迫るも、あと1秒が届かず。佐藤が辛くも逃げ切って優勝を飾った。
「本当に嬉しいです。後ろから一気に来ていたのは分かっていましたが、無線で『頑張れ、頑張れ!』と言われて踏ん張って、それに思った以上に自分でも冷静でしたね。ポルシェの方がストレートは速いので、なんとかなるかなと最終ラップも思いました。しっかり最終コーナーを普段は3速で抜けるのですが、最後は2速にして加速重視! 実は今大会が初レースなんです。いきなりこんな思いができるとは」と佐藤。
なお、次大会は9月16〜17日に、再び舞台を富士スピードウェイに開催される。今大会のように、大いに盛り上がることを期待したい。
SRC JAPAN今年で4シーズン目を迎えるSUPER CAR RACEは、新たなパートナー、CARGUYを迎え、CARGUY SUPER CAR RACEとして開催されることとなった。昨年に引き続き、富士スピードウェイを舞台として、全2大会・全4戦が予定されている。その第1大会が4月15日(土)にスタートを切り、予選と第1戦決勝レースが行われた。
9時25分にスタートした予選は、上空に雲を浮かべているものの、春めいた非常に爽やかなコンディションだった。第1大会には11台がエントリーしていたものの、うち1台が練習中のアクシデントによってリタイアしたため、10台が出走した。最初にタイミングモニターの一番上に名前を記したのはKSD RACING SLS GT3の佐藤元春で、1分47秒198をマークするも、直後に上回ったCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村武士は、いきなり1分41秒498という驚異的なタイムを出してくる。勢いに乗る木村はそのままタイムを短縮し続け、最後は1分39秒518という、昨年自らマークしたレコードタイムを更新した。
「コースレコードを更新できて良かったです。ただ、出した周はトラフィックに引っかかったり、セクター1がコンマ3秒遅かったりしていたので、本音としては38秒台に入れたかった。(ライバルとの)クルマの違いはあるので、差はかなりつきましたが、勝つとハンデキャップがついて、次のレースは厳しくなるでしょうから、今日のレースは確実に勝ちたいと思います」と木村。
2番手はCUP1クラスながら大健闘の、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルを駆る落合俊之で1分44秒109をマーク。3番手にはTaiwan Top Speed Huracan GT3のジョージ・チョウがつけ、KSD RACING SLS GT3の佐藤は4番手に留まった。5番手はCUP1クラスでCARGUY RUF Huracan STを駆る小山美姫。そして、6番手はGT4/N1クラストップでBRP★Audi RS3 LMSを駆る奧村浩一。このマシンは先日のスーパー耐久でデビューさせたばかりのTCRで、N1ポルシェのWISE-1ポルシェGT3を駆る佐藤賢一に10秒もの差をつけることとなった。
その予選からほぼ5時間を経て、40分間で争われる第1戦決勝レースが行われた。途中1回のピットストップが義務づけられ、最低でも30秒間は停止していなければならず、プラチナドライバーが登録されていれば、さらに30秒追加。スタートは予選を担当したジェントルマンドライバーが担当することとなっているため、早々と交代したいところだが、15分間経過から10分間のうちに行わなくてはならない。
レースはローリングスタートによって開始。10台のマシンがストレートにはゆっくりと戻ってきて、グリーンシグナルの点灯と同時に一気に加速する。もちろんトップで1コーナーに飛び込んでいったのはCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村で、早々に後続を引き離しにかかる。一方、その後方で激しい2番手争いを繰り広げていたのが、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルの落合とTaiwan Top Speed Huracan GT3のチョウだった。しかし、それも4周目までで、チョウの先行を許した落合は徐々に遅れを取るようになり、それまでもエンジンは異音を発していたこともあり、10周目にはピットに戻ってリタイアとなった。そして、6周目にはCARGUY RUF Huracan STの小山が、KSD RACING SLS GT3の佐藤をかわして4番手に浮上。
9周目からは15分経過したこともありドライバー交代が許される、ピットロードオープンとなる。ほとんどの車両が早々にピットへ戻ってくる中、GT3クラス勢は交代を遅らせる。特にCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村はオープンになった時点で30秒もの大量リードを得ていただけに、それをさらに広げようという算段なのだろう。11周目にまずは2番手のTaiwan Top Speed Huracan GT3がピットイン。ここでサムソン・チェンに交代する。そして、13周目にはトップの木村もピットに戻って、アフィク・ヤジッドにバトンを託すことに。素早い作業も後押しして、ヤジッドがコースに戻ると、チェンとの差は1分近くにまで広がっていた。
一方、KSD RACING SLS GT3はピットクローズドになって、間もなく入ってきたではないか!
「ちょっと緻密に計算しすぎて、逆に計算が狂ってしまった」と語るのは佐藤のパートナーである平中克幸。Taiwan Top Speed Huracan GT3への猛追体制を整えたのも束の間、ドライビングスルーペナルティが命じられて、3番手はそのままながら、大きく差を広げられてしまう。
そんな後続の波乱をよそに、木村以上の速さを見せていたのがヤジッドだった。16周目には1分39秒048を記録してファステストラップを更新したばかりか、次の周には38秒684にまで叩き込んでしまったのだ。その後もアクセルを少しも緩めることなく快走、CARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3は1分29秒もの大差をつけて圧勝。木村とヤジッドが表彰台の中央で笑顔を見せることとなった。
「予定どおり確実に勝つことができました。プロ(ヤジッド)の速さも凄かったけれど、僕も昨年ようり1秒半も早く周回でき、自分の進化も感じることができました。明日はハンデ(優勝するとピット停止時間を15秒追加)があるので厳しい戦いになるのは覚悟していますが、また頑張ります」と木村。
総合4位はGT4/N1クラスをも制した、BRP★Audi RS3 LMSの奧村浩一と秋吉圭が獲得。同じクラスのライバルを少しも寄せつけなかったばかりか、全車を周回遅れに。
「レースは楽勝。練習を兼ねての参戦でしたし。ただS耐の時に出ていた燃料系のトラブルは、まぁまぁ大丈夫だったんですが、完全には解決していなかったので、ちょっと心配。明日のレースで出ないとも限らないですから……」と奧村。
CUP1クラスは、小山からCARGUY RUF Huracan STを託されたばかりのケイ・コッツォリーノがアクシデントに見舞われた。1周目のストレートで左のリヤタイヤがバースト。巧みにコントロールしてクラッシュは逃れたが、ピットに戻ることは許されなかった。「実は昨日の練習中にもバーストしているんです。多分キャンバーが合っていないんでしょう」とコッツォリーノ。完走扱いとなって優勝という結果が残されたものの、心境は複雑だろう。
なお、日曜日に行われる第2戦決勝レースのグリッドは、第1戦のベストタイム順に決められるため、木村とヤジッドがドライブするCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3が再びポールポジションからスタートを切る。これに続くのは佐藤と平中のKSD RACING SLS GT3。第1戦の無念を晴らせるか注目したい。
SCR JAPAN

ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJのもてぎシリーズ第2戦が、4月9日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催され、小倉祥太が出場した。
開幕戦では予選でポールポジション(PP)から、スタートで2番手となるも、逆転してデビューウインを果たした小倉は、スタートを決めて一歩も譲らず2連勝を遂げることを目指し臨んだ。
前日、土曜日の練習走行は、朝から小雨が続きウエットコンディションだったものの、昼を過ぎると雨がやみ、最後のセッションではライン上がドライコンディションとなり、ウエットタイヤ、ドライタイヤでも好タイムを連発し、順調な仕上がりで、翌日の予選を迎えた。
明けて日曜日の天候は雨、前日よりも多く雨粒が落ちる小雨状態の中、予選のコースイン。真っ先にコースに飛び出すと、順調にタイムを伸ばしていく。まずは2分21秒台に入れると、次の周には19秒台に。周回を重ねるごとにコースコンディションが良くなっていくことを体感していた小倉は、毎周タイムアタックを続け、狙い通り最終ラップにベストとなる2分17秒441を記録しポールポジションを獲得した。
スムーズなクラッチミートとともに、鋭いダッシュでマシンを進めると、1コーナーをトップでクリア。コーナー毎にその差を広げ、オープニングラップで早くも3秒7にリードを広げる。2周目に2分18秒234を記録し、更にそのリードを7秒に広げ独走へと進む。もはや、敵は後続には無く、ウエットコンディションでの自身のベストな走りへと向かい、毎セクター、毎ラップでのベストタイム更新へと進んでいく。毎周2秒もの差を広げるとともに、ベストタイムを更新し続けると、9周目には予選タイムをも上回る16秒984を記録。最後は28秒58もの大差をつけてチェッカー。ポール ポジションからレースベストラップを記録する完全勝利で、開幕2連勝を達成した。
次戦は、アカデミーでのチームメイトである上田裕也もいよいよエントリーとなり、チームメイト同士でのトップ争い、チームでのワンツーフィニッシュが期待されるとともに、小倉が3連勝を飾れるか。期待は大いに高まる。


ル・ボーセモータースポーツが力を入れて挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、スーパーFJ、スーパー耐久に続いて開幕し、4月8日(土)、9日(日)の岡山国際サーキット(岡山県)が舞台となった。
ドライバーは川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人で昨シーズンに引き続き起用。それぞれが1年間経験を積んできただけに、勝負の年、正念場の戦いとなる。
昨シーズンは湧也と川合に優勝があり、もちろんチャンピオン候補であるのは間違いないが、チャンピオンを含めた優勝経験者3人も継続参戦を決めており、昨シーズン以上にレベルの高い戦いになるのは必至。開幕ラウンドからインパクトのあるパフォーマンスが大いに期待された。
木曜日の専有走行はセッション1こそドライコンディションが保たれたものの、以降はすべてウェットコンディションに。乾いた路面では揃って好タイムを出していたが、逆に濡れた路面では揃って苦戦。チームはセッティングを、そしてドライバーたちはドライビングを見直すことで対処することになった。
これが最もタイムにつながったのは玲次で、予選もまたウェットコンディションだったものの、ベストタイム、セカンドベストともに6番手のタイムを記録する。だが、玲次は昨年からのペナルティポイントの積み重ねによって2レースともに15グリッド降格が決まっており、21番手から挑まざるを得ず。そのため、2レースともに7番手だった川合が代わって6番手からのスタートに。一方、湧也もまたひとつずつポジションを繰り上げたものの、ちょうど折り返しの頃の赤旗中断でアタックのタイミングを逸し、再開後もポジショニングによりクリアラップが取れず、1レースは11番手から、2レースは10番手からのスタートとなった。

予選が終了して午後になると、気温が20度近くにまで達したこともあって路面状態は急速に回復。決勝レース第1戦が行われる頃には、完全なドライコンディションに転じていた。もちろん、全車がドライタイヤを装着しての戦いに。
オープニングラップの渋滞を巧みにかわして、ポジションキープとなった川合にはトップグループに加わっていることもあり、さらなる飛躍が望まれたものの、2周目のモスSでインに後続車両が無理なラインで飛び込んできて、走行ラインを塞がれてしまい、たまらずスピン。復帰は果たすも、満足な状態で走り続けることができなかったため、6周目にピットへ戻ってリタイアすることに。一方、湧也はオープニングラップでひとつ順位を落としたものの、川合の脱落と自らも2台をかわして2周目には9番手に浮上。5周目、8周目にはさらに1台ずつかわしてくる。終盤には激しい6番手争いを繰り広げ6位でのゴールとなった。
一方、玲次は序盤こそ前を行く車両を着実にとらえていくが、中盤に入ると、まるで蓋をされたかのようになってしまい、15位でのゴールとなった。

決勝レース第1戦の後は、天候は回復傾向にあったはずが、早朝まで降り続いていた雨の影響で、路面は再びウェットに。ドライセットは大胆に改められる予定だったが、再びウェットセットに戻されることとなってしまう。そんな中、6番手スタートの川合は引き続きポジションキープ、10番手スタートの湧也が11番手。玲次は17番手に上がってくる。それぞれ勢いを保つことが期待されたものの、それから間も無く2コーナーの立ち上がりでストップした車両があり、セーフティカーが2周にわたってコースイン。
これにより隊列が凝縮されて、リスタート後に川合と湧也が明暗を分ける。川合が7番手になるのに対し、湧也は8番手まで浮上。そこか ら先は、チームメイト同士で連なって周回を重ねていく。一方、スタート直後に17番手にまで上がっていた玲次は、リスタート後に13番手にまでジャンプアップ。そのまま川合と湧也の近くにまで、迫ってくれることが期待されたが、3人とも激しいバトルを繰り広げ、先行する車両にプレッシャーをかけ続けるも、相手も屈してくれず、結局、川合が7位、湧也が8位、そして玲次は13位でのフィニッシュとなった。 第2大会は富士スピードウェイを舞台に、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3〜4日に開催される。大観衆が集まるレースで、3人揃って 笑顔のままでいられることを期待したい。

SUPER GTの2017年シーズン開幕戦が岡山国際サーキットで行われ、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車が新型となったLEXUS LC500のデビュー戦で勝利を挙げた。LEXUS LC500は2位から6位も占め、トップ6独占という圧倒的な速さで開幕戦を制した。

デビュー戦となったLEXUS LC500が表彰台を独占した。
4月8日(土)~9日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。
4月に入り、国内のサーキットでのレースも本格シーズンに突入。日本のレースで最も人気が高いSUPER GTも開幕戦を迎えた。
今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。LEXUS GAZOO Racingは、昨年、参戦最後の年に念願のタイトルを獲得したLEXUS RC Fに代わり、今年春発売の新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした新型車で参戦する。この新たなベースシャシーに、昨年まで3年間開発を重ねてきた2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載し、6台体制でタイトルの防衛に挑む。
8日(土)午前中の練習走行時は前夜の雨で路面が濡れていたものの、予選までには完全に乾き、曇天の下、気温21度、路面温度22度のドライコンディションで午後2時45分からQ1が開始された。GT300クラスに続いて行われたGT500クラスのQ1では、LEXUS LC500勢が激しいトップ争いを繰り広げ、石浦宏明の駆るZENT CERUMO LC500 38号車がトップタイム。アンドレア・カルダレッリのWAKO'S 4CR LC500 6号車、キャシディの37号車、関口雄飛のWedsSport ADVAN LC500 19号車が続き、僅かコンマ1秒内という僅差でLEXUS LC500がトップ4を独占。ジェームス・ロシターのau TOM'S LC500 36号車が8番手でQ2進出を果たしたが、ヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が僅か0.01秒届かず9番手でQ1敗退となってしまった。
GT300クラスの赤旗中断で予定よりも遅れた午後4時15分からQ2開始。セッションが残り3分を切ったところで本格的なアタックが開始された。しかし、僅かに降り始めた雨により中嶋一貴の駆る36号車が最終コーナー手前でコースアウトし、タイヤバリアにヒット。セッションは赤旗中断となり、その直後につけて好ペースでアタックしていた38号車、37号車らはアタックを途中で断念せざるを得なくなってしまった。
セッションは残り3分で再開されたが、再開直後にコース上にストップした車両があり、再度赤旗に。セッションはこれで終了となり、アタック前のタイムで、6号車が2番手、37号車が3番手、38号車が4番手、19号車が6番手、36号車は赤旗の原因を作ったとしてタイム抹消により8番手から明日の決勝に臨むこととなった。
GT300クラスでは、2015年のFIA-F4チャンピオン、昨年は全日本F3でシリーズ3位というキャリアから、今年SUPER GTにデビューすることとなった21歳の坪井翔が、共にデビュー戦となったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車でいきなりの好走を見せ、赤旗からの残り10分での再開直後にその時点でのトップに。その後タイムを上げたライバルに更新されていったものの、坪井の51号車は6番手と好位置につけ、坪井はデビュー戦でQ1通過を果たした。
佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が3番手。嵯峨宏紀がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車は9番手となりQ2へ進出。吉本大樹のドライブしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は22番手でグリッドが確定した。
Q2では、残り5分の時点で中山雄一がドライブする51号車がQ1でのベストタイムに迫るタイムをマークしトップ浮上。その直後に、永井宏明がアタックしていた30号車がスピンし、赤旗中断に。
残り5分でセッションは再開されたが、51号車と31号車は再アタックせず。タイムを上げてきたライバルに更新されたものの、51号車はデビュー戦で4番手の好グリッドを獲得。久保凜太郎がQ2を担当した31号車は9番手と健闘。30号車は14番手から翌日の決勝に臨むこととなった。
9日(日)はこの週末では初めて好天に恵まれ、やや雲はあるものの太陽も顔を出す、春らしいコンディションの下、午後2時34分に岡山県警の白バイ先導によるパレードラップが開始された。
続いてフォーメーションラップに入ったが、ここでポールポジションにつけていたNSX-GT 8号車がスローダウン。いきなり赤旗が出され、セーフティカー先導でのスタートという、波乱の開幕となった。
ポールポジションの車両が脱落したことで、LEXUS勢は6号車、37号車、38号車、19号車とトップ4を占めてスタートを切ることに。3周目から本格戦が開始されると、LEXUS LC500同士の激しい首位争いが繰り広げられた。2位につけるキャシディの駆る37号車が首位を行く大嶋の6号車に襲いかかり、ヘアピンへの進入で白煙を上げるほどのハードブレーキングでインを刺し、首位に浮上。
5周目にもGT300車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。12周目にレースが再開されると、トップ4を占めるLEXUS LC500の後方で1台を挟んで6位、7位を走っていたロシターの36号車と、コバライネンの1号車もライバルをかわし、序盤からLEXUS LC500がトップ6独占体制に。
1周が短く、コース幅も狭い岡山で、GT300クラスの周回遅れ車両が出てくると、コース上の混雑をかいくぐりながらの、LEXUS同士のバトルが頻発。中でも36号車のロシターは16周目に19号車の関口をパスすると、タイヤの摩耗に苦しみ3位に後退していた6号車 大嶋もパスし、更に前を狙った。
中盤に入ると、各チームピットへ入って給油、タイヤ交換とドライバー交代。ここで4位に落ちていた6号車は、好ピットに助けられ2位へ浮上。先にピットインしていた37号車の平川は、ピットアウト時点では6号車、38号車、36号車の先行を許したが、アウトラップの3台を攻略し、再び首位に返り咲いた。
その後方では、36号車 中嶋一貴と6号車 カルダレッリの激しい2位争いとなり、2台はバックストレートからヘアピン進入でのブレーキング合戦を繰り広げたが、アウト側の中嶋一貴が停まりきれずコースオフ。6号車が単独2位、その後方で1号車の平手と38号車石浦が表彰台を賭けてのバトルを続けることとなった。
2位に浮上したカルダレッリは、何度も首位の平川に仕掛けるが、平川も巧みなライン取りで逆転を許さず。
レースは53周目にGT300車両がクラッシュしたために長いセーフティカーランとなり、残り20周で、マージン帳消しでのスプリント勝負となったが、37号車平川は終盤戦も6号車カルダレッリからの猛追を凌ぎ切り、トップでチェッカー。今季からの新規定にあわせて投入された新型車両 LEXUS LC500のデビュー戦を勝利で飾った。平川にとっては2015年の最終戦以来、キャシディにとってはSUPER GTで初となる勝利。
6号車が2位、最後まで僅差のバトルを繰り広げるも逃げ切った1号車が3位となり、LEXUS LC500はデビュー戦で表彰台を独占。4位に38号車、5位に36号車、6位に19号車が続き、LEXUS LC500はトップ6を占める圧勝で開幕戦を終えた。
GT300クラスでは、4番手からスタートを切った51号車の中山が、新型LEXUS RC F GT3で健闘を見せ、トップ5圏内をキープ。後半を担当した坪井は、タイヤ選択が合わず、摩耗に苦しんだものの、SUPER GTのデビュー戦を着実に走り切り、8位でフィニッシュ。若いコンビが初レースでトップ10フィニッシュを果たした。
また、9番手スタートの31号車もレースを通してポジションをキープ。10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。
60号車は14位までポジションを上げていたが、後半のセーフティカーランの最中に電気系のトラブルに見舞われコース上にストップ。何とか再始動に成功し、レースには復帰したが、周回遅れの22位。30号車もトップ10圏内を伺う位置で走行していたが、43周目にコースオフを喫し、リタイアに終わった。

LEXUS LC500での初勝利を飾った平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車

LEXUS LC500勢がスタートから上位を占めてレースを支配した
まだ信じられない気分。まずはスタートが狙い通りに決まったのを嬉しく思います。公式テストから自信がありましたし、平川選手が速いのもわかっていました。
レースを振り返ると、ホンダ勢は残念な結果でしたが、2番手でスタートして、タイヤの冷えているうちにニックが抜いてトップに立ったのが良かったです。それで僕にもトップでバトンが渡りました。ピットインのタイミングにより6号車、36号車を抜かなければならなくなり、そこがタフでした。特に36号車は僕がバックストレートに出て行った時に前にいて、抜くのがかなり大変でした。また僕らが後半選んだタイヤがハードすぎてうまく機能していなかったので、常に6号車が後ろについている状況でしたが、セーフティーカーが入ったおかげで残り周回数が少なくなり、運も味方してくれたと思います。
今回は公式テストから手応えを感じていて、優勝争いも現実的に見えていました。それだけに予選でポールポジションが取れなかったのは悔しくて、レースではやってやろうと思っていました。
合同テストから勝つための準備が整った状態でやってきて、天候なども読み通りで、決勝を睨んで硬めのタイヤをチョイスしました。2017オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月9日、岡山国際サーキットで行われた。
スタートからホンダ勢にトラブルが相次いだほか、3度もセーフティーカーが入る荒れた展開を制したのは#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。
GT300クラスは#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が3年ぶりの勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日9,700人/決勝日17,300人/大会総入場者数27,000人)
スーパーGTは今年から朝のフリー走行が廃止され、スタート前のウォームアップ走行が7分から20分に延長されることになった。
同時に開幕セレモニーで選手紹介が行われることになったため、それとウォームアップの間に4分間のインターバルを設けることが9日朝の段階で決まり、決勝スタートは当初予定されていた午後2時30分から2時34に変更となった。
ところが岡山県警の先導でパレードランを始めたところで予選5位の#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がエンジン始動に手間取り、一旦は隊列を追いかけに行ったもののコース上でストップしてしまった。
続いてなんとポールシッターの#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)も最終コーナー付近でストップ。ガレージに戻されてそのままリタイヤとなってしまう。
これにより赤旗が提示され、レースは1周減算の81周をセーフティーカースタートで行うことになった。
ところがそのグリッド上で今度は#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が動き出せずにガレージへ押し戻されてしまう。
さらには#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)もスタートから5周でスローダウン、そのままストップしてしまった。
結局公式予選でトラブルのでた#16武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT)を除く全てのNSXが序盤で脱落する有様。
ニッサンGT-Rも予選で下位に沈んだため、これで上位陣は6台のレクサスLC500が優勝を争う展開となった。
レースは2周目にセーフティカーがピットイン。3周目から追い越し可能となった。
すると#8ARTA NSX-GTのリタイヤによりトップに繰り上がった#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)を予選3番手の#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がその周のヘアピンでインから抜き去ってトップに躍り出る。
しかし6周目のダブルヘアピンで#52番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)がクラッシュしたために再びセーフティカーが導入され、コース上は10周目まで追い越し禁止に。これでキャシディのマージンはなくなってしまったが、大嶋はキャシディを抜き返すどころか22周目のヘアピンでGT300車両に詰まったところを#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)にアウトから抜かれて3位に後退してしまった。
これに助けられてキャシディはトップのまま37周を走って平川にステアリングを託した。
#38ZENT CERUMO LC500と#6WAKO'S 4CR LC500は38周目に同時にピットイン。ここで#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)が#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)よりも先に作業を終わらせてピットアウト。
先にピット作業を終えていた平川の前でコースに戻った。
バックストレートで何度も進路を変更して平川を押さえにかかるカルダレッリに対し、平川は落ち着いてその先のダブルヘアピンでかわしていく。
続いて39周目に#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)がピットイン。
これで再び37号車がトップに立った。
しかし第2スティントで硬めのタイヤをチョイスした37号車はペースが上がらず、平川は一旦抜いたはずの#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)に攻め立てられる展開に。懸命に中嶋を押さえ込む平川。
しかし中嶋もまた6号車の猛攻を受ける状態となり、42周目のヘアピンでカルダレッリにインを突かれ、中嶋は痛恨のコースオフを喫してしまった。
カルダレッリはそのまま平川に追いつき、1コーナーやヘアピンで何度も並びかけようとするが、平川も巧みにこれを押さえ込んで81周を逃げ切り、初戦を勝利で飾ってみせた。
結局GT500クラスは上位6台をレクサスLC500が占め、予選で下位に沈んだ#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がNSX勢の脱落にも助けられて7位に滑り込むという結果に。
序盤のトラブルを唯一免れた#16MOTUL MUGEN NSX-GTも9位で貴重なポイントを獲得した。
GT300クラスは序盤から#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)と#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が激しいトップ争いを展開、19周目のダブルヘアピンで片岡が黒澤をかわしてトップに立つと、30周目から後半を担当した谷口信輝がそのまま逃げ切って2014年の第2戦富士以来の、実に2年11ヶ月ぶりの勝利をもぎ取った。
#65 LEON CVSTOS AMGはその後、#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)の猛追を受け、ピット作業を終えて出て行った29周目の2コーナーで#65蒲生尚弥が#25松井にかわされて一時は3位に後退するが、蒲生はその後も諦めずに松井を追い立てた。
結局、70周目のダブルヘアピンで松井がGT500に進路を譲ろうとしてスピンアウトしてしまったため、蒲生は2位を取り戻してフィニッシュ、3位には#9ジョノ・レスター/峰尾恭輔組(GULF NAC PORSCHE 911)が入ることに。
25号車は4位でレースを終えた。
次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。
5月4日決勝だ。
岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第2戦の決勝を、岡山国際サーキット(岡山県)で2017年4月9日(日)に開催いたしました。
天候:曇り 路面:ドライ 気温:19度/路面温度:19度(スタート時)
PCCJ第2戦のスターティンググリッドは、前日の8日(土)に行われた予選で記録されたセカンドタイム順となる。その結果、ポールポジションは第1戦と同じく#89三笠雄一が獲得。2番グリッドはPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太、3番グリッドはジェントルマンクラストップとなる#9武井真司、4番グリッドは#7星野敏と第1戦と同じ順位で並ぶ。5番グリッド以下は、#24 Go MAX、#32永井秀貴、#25 内山清士、# 2 田島剛、#6 MASANORI YONEKURA、#77 浜崎大というオーダー。しかし、#25 内山はマシントラブルにより出走を取り消したため第2戦の出走台数は全19台となり、7番手以下のグリッドが繰り上げとなる。
第2戦決勝当日の朝に雨は止んでいたが、コース上は完全に乾いていない状況であったため、PCCJ前に行われたFIA-F4はほとんどのマシンがウエットタイヤを装着していた。だが、PCCJのマシンがグリッドに整列する頃には心配されていた路面もほぼ乾いており、全車スリックタイヤを選択。11時にフォーメーションラップから全車が再びグリッドに整列した後にレースがスタート。注目のスタートでホールショットを奪ったのは、第1戦に引き続きポールポジションの#89三笠。スタートで勝負に出た2番手の#17 上村は出遅れ、#9武井にパスされてしまう。
「今日のスタートではあることを試したのですが、それをミスしてしまい出遅れてしまいました。」ツーリングカーの経験が浅い#17 上村は、失敗を恐れずにレースでもチャレンジ精神で果敢に攻めているのだ。これで2番手に浮上した#9武井は、#17 上村を背後に従えテールトゥノーズ状態で周回を重ねていく。「トップの#89三笠選手を追いかけたかったのですが、背後に#17 上村選手が付いていたので、前よりも後ろをずっと気にしながらのドライビングになってしまいました。しかし、タイヤが厳しくなってきたレース後半にやられてしまいました」と#9武井が振り返るように、12周目のストレートでスリップストリームに入った#17 上村が1コーナーで2番手に浮上。#17 上村はペースを上げ、前を行く#89三笠を追いかけることになるが時すでに遅く、そのまま2位でフィニッシュとなるがレース中のファステストタイムをマークした。
#9武井と#17 上村の2番手争いで楽なレース展開となったトップの#89三笠は、「今日はスタートからプッシュして、2番手以下を引き離すことに成功したので、その後は自分のペースで走行することができました。作戦が完璧に成功しました」とコメントした。これで#89三笠は、2戦連続のポールトゥウィンを達成とともに、一度もトップを譲らない完全勝利となった。
第1戦に引き続き総合3位となった#9武井は、2戦連続でのジェントルマンクラス優勝を達成。4位には#7星野が入り、4位までの結果は第1戦と同じ結果になった。
ジェントルマンクラスは#32 永井が「今日の課題」と語っていたスタートに成功しクラス2番手に浮上し、ポジションをキープしたままでゴール。「第1戦でマシンを壊してしまいチームスタッフが遅くまで作業をして修復してくれたので、2位表彰台で恩返しができたかなと思っています」と喜びを語る。3位表彰台に入った# 2 田島は、「皆がレベルアップしているので、厳しい戦いでしたね。簡単にはいかないなと痛感したレースですが、なんとか表彰台に立てることができました」とコメントした。以下、4位#11 Fukujiro、5位#47 TAD JUN JUN、6位#6 佐野新世という結果となった。
PCCJ第3戦・第4戦はゴールデンウィークの5月3日(水・祝)、4日(木・祝)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される。開幕2連勝を飾った#89三笠と#9武井(ジェントルマンクラス)が、富士でも連勝記録を伸ばすのか。はたまた#17上村がリベンジを果たすのか、そしてジェントルマンクラスでは#9武井を止めるドライバーは現れるのか。次のヒーローが誰になるのかに注目したい。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 500 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 81 | 2:12'39.626 |
| 2 | 6 | 500 | 2 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 81 | 1.503 |
| 3 | 1 | 500 | 3 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 81 | 2.761 |
| 4 | 38 | 500 | 4 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 81 | 2.939 |
| 5 | 36 | 500 | 5 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 81 | 7.607 |
| 6 | 19 | 500 | 6 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 81 | 9.219 |
| 7 | 23 | 500 | 7 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 81 | 20.096 |
| 8 | 12 | 500 | 8 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 81 | 32.360 |
| 9 | 16 | 500 | 9 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | 81 | 40.195 |
| 10 | 24 | 500 | 10 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 81 | 51.691 |
| 11 | 4 | 300 | 1 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 77 | 4Laps |
| 12 | 65 | 300 | 2 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 77 | 4Laps |
| 13 | 9 | 300 | 3 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 77 | 4Laps |
| 14 | 25 | 300 | 4 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 77 | 4Laps |
| 15 | 55 | 300 | 5 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 77 | 4Laps |
| 16 | 10 | 300 | 6 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 77 | 4Laps |
| 17 | 3 | 300 | 7 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 77 | 4Laps |
| 18 | 51 | 300 | 8 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 77 | 4Laps |
| 19 | 33 | 300 | 9 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 77 | 4Laps |
| 20 | 31 | 300 | 10 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 77 | 4Laps |
| 21 | 87 | 300 | 11 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 77 | 4Laps |
| 22 | 18 | 300 | 12 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 77 | 4Laps |
| 23 | 7 | 300 | 13 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 77 | 4Laps |
| 24 | 21 | 300 | 14 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 76 | 5Laps |
| 25 | 360 | 300 | 15 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 5Laps |
| 26 | 111 | 300 | 16 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 76 | 5Laps |
| 27 | 5 | 300 | 17 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 76 | 5Laps |
| 28 | 11 | 300 | 18 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 76 | 5Laps |
| 29 | 88 | 300 | 19 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 76 | 5Laps |
| 30 | 117 | 300 | 20 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 76 | 5Laps |
| 31 | 26 | 300 | 21 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 75 | 6Laps |
| 32 | 60 | 300 | 22 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC350 | YH | 75 | 6Laps |
| 33 | 35 | 300 | 23 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 74 | 7Laps |
| 34 | *22 | 300 | 24 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 74 | 7Laps |
| 35 | *48 | 300 | 25 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 74 | 7Laps |
| 36 | 17 | 500 | 11 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 73 | 8Laps |
| 37 | 2 | 300 | 26 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 57 | 24Laps |
| 38 | 64 | 500 | 12 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX | DL | 57 | 24Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - GT500:56Laps / GT300:53Laps)完走 ---- | ||||||||
| - | 50 | 300 | - | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 49 | 32Laps |
| - | 30 | 300 | - | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 42 | 39Laps |
| - | 61 | 300 | - | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 36 | 45Laps |
| - | 46 | 500 | - | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 33 | 48Laps |
| - | 100 | 500 | - | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX | BS | 5 | 76Laps |
| - | 52 | 300 | - | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 3 | 78Laps |
| - | 8 | 500 | - | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | DNS | |
JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第1戦は4月9日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝(10周)を行い、62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が23分03秒982で優勝し開幕戦に続き2連勝となった。
ツインリンクもてぎは雨が降り続き、12時35分よりフォーメーションラップを開始。
開幕戦ではスタートを失敗したポールポジション小倉のスタートは絶妙に決まり、早くもリードを広げようかという勢いで見事に1コーナーにトップで飛び込む。2番グリッドの17号車小林丈晃(ZAPSPEED ED)が順当に続くと後方では5番グリッドから19号車石田浩樹(メッカWEST07JED)が3番手にジャンプアップ。4番手に82号車片岡聡(ノセレーシング TWS-ED)、5番手に73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)と続く。
この後トップの小倉は逃げに逃げて盤石のリードを築き上げ、2番手小林もトップから離されるも3番手に対し徐々に大きなギャップを築く。激しいのは3位争いでオープニングラップの石田・片岡・草野の順で互いに視界に入る接近戦がファイナルラップまで続く。
その後2位との差を28秒以上にまで広げた62号車小倉祥太がブッチギリでフィニッシュし開幕から2連勝を飾った。2位は17号車小林丈晃で23分32秒564、3位は19号車石田浩樹でオープニングラップで奪ったポジションを守り切り23分51秒404でフィニッシュした。
次戦第3戦は6月18日に行われる予定だ。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURAJAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第2戦は4月9日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分17秒441で開幕戦に続きポールポジションを獲得した。
ツインリンクもてぎは昨日から雨が降り続きWET宣言が出される中、午前8時50分より20分間にわたり公式予選が行われた。
雨の中序盤は各車入念にウォームアップ。中盤4周目に73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)が自己ベストを記録するが他のマシンは終盤にタイムアップ合戦となり周回毎にそれぞれ自己ベストを更新。多くのマシンが最終LAPに最速タイムを刻み62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分17秒441でポールポジションを獲得。2位は17号車小林丈晃(ZAPSPEED ED)で2分18秒686。3位は73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)で2分19秒541。以降4位 82号車片岡聡(ノセレーシング TWS-ED)、5位19号車石田浩樹(メッカWEST07JED)と続いた。7号車 佐藤セルゲイビッチ(ZAP結婚の学校 10VED)は不出走となった。
第2戦決勝は本日4月9日、12時45分より10周で行われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURAスーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月9日、シリーズ開幕戦が行われている岡山国際サーキットで定例会見を開いた。
今回の話題は1)今シーズンから車両規定が一新されたGT500車両について、2)GT300クラスの新規参入車種について、そして先ごろ10時間耐久レースの開催を発表した3)鈴鹿サーキットにおけるシリーズ戦の開催についてと、4)今後のプロモーション活動について、GTAの坂東正明代表がコメントした。
概要は以下の通り。
1) GT500車両について
GT500はクラス1車両という位置付けで、引き続きITR(ドイツツーリングカー選手権の運営団体)との規則統合を目指して進めている。今回はモノコックの更新と空力の見直しによりダウンフォースの約25%削減を図った。これによりコーナリングスピードは落ちるが、反面ドラッグの低減でストレートが速くなる。これによりGT300との差異が是正される。
この方向で継続して進化させていきたい。
新車開発には各チーム、マニファクチャラーが取り組んでいる。
レクサスではLC500という新車種導入により車体への空気の「入り」と「抜け」が大幅に改善されたと聞いている。さらにTRDが昨年最終戦で投入した新エンジンは、今シーズンからの「年間2基まで」という規定を睨んで耐久性とパワーを両立させたものになっている。
これによりレクサス勢が他を一歩リードしているようだ。
またホンダはこれまでコンセプトカーだったものが市販車という位置付けになったが、昨日の予選では「どう転んだらこんなにうまくいくのか?」理解できないくらいいい結果が出た。
チームの戦略であんな展開になるとは思えない。ああいう計算外のことが起きるからレースは面白い。この面白さをどうやってお客さんに伝えるかも今後の課題だ。
また、岡山国際サーキットはコース改修により路面のクオリティが上がった。これにより去年よりタイムが上がっている。こうしたサーキットの努力、オーガナイザーの考え方をきちんと評価したい。
2)GT300車両について
ベントレーが新たに加わり、これで10車種になった。今季はマクラーレンがいないだけでFIA-GT3が揃ったのではないか。レクサスRC Fも新しくなったが、あの重いクルマをどうやって速くしていくのかも注目だ。BPO(性能調整)についてはFIAやSROの動向をきちんと見極めていきたい。
またJAF-GTについては埼玉トヨペットからマークXが加わった。マザーシャシーはホイールベースを2700mmと規定しているが、従来の86では「伸ばす」方向であった。しかしマークXの市販車は2800mmあり、「縮める」方向での開発で苦労されていると聞く。他にオーバーハングなども切り詰めなければならない。
いずれにせよ、より多くの車種が出てくれるとJAF-GTも盛り上がる。
プライベーターが技術的に学びながらクルマを作ってマニファクチャラーの売るGT3に挑んでいく、という基本はこれからも崩さない。
3)鈴鹿大会について
GTAとしてはアジア各国での選手権開催と、そのオリンピック的な位置付けの統一戦を開催したいと考えていた。
GT3での耐久レースとなると、ブランパンやインターコンチとの交流ということになりヨーロッパからワークスがやってくることになる、その調整が難しいと思う。また10時間耐久となると1600kmくらいのレース距離になるはずで、それにテストでの走行距離を加えると2000km程度の耐久性が必要で、そのぶん予算もかかる。
スーパーGTのシリーズ戦としてあの距離は難しいので、カレンダーの見直しが必要になるだろう。
5月の富士までには方向性を出したいと考えている。
4)プロモーション活動について
今年から朝のフリー走行を廃止した。代わりにドライバートークショーをビジョンで見せるなど、お客様に対してもっと身近に、親しみやすくしたいと考えている。
午後のレースではドライバー紹介を行う。これもうまくいけば継続していきたいと考えている。
またライブタイミングアプリも一新した。お客様に場内で提供するコンテンツを今後も充実させていきたい。
角田貫禄の最年少優勝!!
FIA-F4選手権第2戦の決勝が4月9日、岡山国際サーキットで行われ、予選3位からスタートした#8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)が1周目にトップに立ち、そのまま逃げ切って同選手権の最年少優勝記録を更新する快挙を成し遂げた。
第2戦決勝は午前9時5分より15周で行われた。
前日からの雨はいったん収まったものの路面はウェット。
コースインでは何人かのドライバーがスリックタイヤを選択したものの、#11小村明生(Rn KomulaRT F110)以外は全員がグリッド上でウェットに履き替えてスタートに臨んだ。
ホールショットを奪ったのは予選2位の#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)。
しかし第1戦決勝では2コーナーで笹原のインを突こうとして押さえ込まれた角田がアウトから笹原を抜き去ってトップに躍り出た。
笹原の追撃を退け、リードを広げにかかった角田だったが、#54ゲルハルド・ヴェンツェル・リッケルト・ジュニア(PAM KOTARACING)、#21神晴也(RSS F110)がコースサイドにストップしたことにより2周目から4周目にかけてセーフティーカーが入ったため、そのリードは帳消しにされてしまった。
それでも角田はリスタートを無難に決めて再び笹原を突き放そうとするが、セクター2、セクター3では笹原に分があり、その差は一向に開いて行かなかった。
海外でのレース経験が豊富な笹原のプレッシャーは相当なものだったと角田はレース後に語ったが、それでもコーナー進入でミスを犯さなければ抜かれることはないと気持ちを奮いたたせ、何度も笹原のアタックを押さえ込んみつつ両者はファイナルラップへ。
すると最後のパイパーコーナーに差し掛かったところで角田に接近し過ぎたのか、笹原はフロントのダウンフォースを失って痛恨のオーバーラン。
これにより角田は16歳と342日にしてFIA-F4選手権での初優勝という快挙を達成。
これは昨年8月の富士で#1宮田莉朋(FTRSスカラシップ F4)が成し遂げた16歳362日を上回る最年少記録となった。
その宮田はポールポジションからスタートしたにもかかわらず、スタートで出遅れ、その後もペースが上がらないまま#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)、#50澤田真治(B-MAX RACING F110)、#5大湯都史樹にもかわされて6位でレースを終えることとなった。
3位に入った大滝は、昨年8月の鈴鹿で優勝して以来の表彰台となった。
岡山に入るまでは勝てるとは思っていなかったので本当に嬉しいです。
非常に悔しいですね。今日は通常のレインコンディションじゃなくて。予選で浅溝のウェットタイヤを使いましたが感触が良くなかったので、今日は溝のあるものに変更しました。タイヤ選択自体は成功したと思いますが、スタート前に施したセッティング変更のためにセクター1が辛くなったのがわかって。でもスタートしたらもうどうにもできないので、なんとしてでもチャンスを見出して、モノにしようとしましたが、肝心のところでフロントのダウンフォースが抜けてしまいました。
去年の鈴鹿で優勝したことで気づいたことがあり、自信にもなったんですけど、自分の理想に体がついてこなくて空回りしていた部分がありました。ブレーキを遅らせようとしてやり過ぎてしまったり。そこで自分の身の丈にあった走りができるように修正しました。今回はそれが上手くいったのだと思います。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 27'19.777 |
| 2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 0.666 |
| 3 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 5.321 |
| 4 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 7.733 |
| 5 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 8.015 |
| 6 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 10.320 |
| 7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 10.660 |
| 8 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 11.109 |
| 9 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 16.347 |
| 10 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 15 | 16.651 |
| 11 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 15 | 20.796 |
| 12 | 51 | 兒島 弘訓 | Silver Star Racing Silver Star Racing | DL | 15 | 22.271 |
| 13 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 22.728 |
| 14 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 23.268 |
| 15 | 73 | 牛井渕 琴夏 | C.S.I-レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 15 | 29.111 |
| 16 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 15 | 29.641 |
| 17 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 32.440 |
| 18 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 36.790 |
| 19 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 15 | 52.162 |
| 20 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 52.648 |
| 21 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 15 | 53.109 |
| 22 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 54.259 |
| 23 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 1'07.163 |
| 24 | *9 | 春山 利樹 | アクターズスタジオ北海道本部スターゲート FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 1'08.542 |
| 25 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 15 | 1'10.498 |
| 26 | 39 | 池島 実紅 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 15 | 1'18.694 |
| 27 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 15 | 1'39.111 |
| 28 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 14 | 1Lap |
| 29 | 11 | 小村 明生 | Rn-s Komura RT F110 Rn-sports | DL | 14 | 1Lap |
| 30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 9 | 6Laps |
| - | *16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 5 | 10Laps |
| - | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 0 | 15Laps |
| - | *70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | - | 失格 |

「Q1担当だったんですが、なんとかQ2に進めるといいなと思いました。ライバルたちと僅差だったので、クルマをアジャストすれば、普通に走っても上位に行けるんじゃないかという感じでした。Q2の小林選手もアタックするタイミングが1番前だったし、序盤からタイヤを暖めてプッシュしたのもこの結果に繋がったと思います。このいい流れに乗って1年間戦えます」



終盤まさかの大波乱!!
2017オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月8日、岡山国際サーキットで行われ、予選Q2が相次ぐ赤旗中断に見舞われる中、#8ARTA NSX-GT(野尻智紀/小林崇志組)が2010年8月の鈴鹿1000km以来6年8ヶ月ぶりのポールポジションを獲得した。
GT300クラスもまた予選Q2が残り3分で赤旗中断となったものの、#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が中断前に1'25.044を記録してポールだった。
公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。
今にも降り出しそうな曇天の下、午後3時の時点でウェット宣言が出されるという難しいコンディションでの走行となり、GT300、GT500共に赤旗の相次ぐセッションとなった。
GT500クラスは朝の公式練習同様にレクサス勢が好調、ニッサン勢が下位に沈む展開となり、終わってみればGT-R全4台がQ1落ちというまさかの結果に終わった。
トップタイムを記録したのは石浦宏明のドライブする#38ZENT CERUMO LC500で1'18.521。以下#6WAKO'S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)、#37KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)と8台中5台がレクサスという状況。そうした中で前年チャンピオンの#1DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)のみがまさかのQ1落ちとなった。
久々のGT500参戦となった#16MOTUL MUGEN NSX-GTも武藤英紀のドライブで7位と見事Q2進出を果たした。
GT300クラスは開始約6分で今季より参戦の#52埼玉トヨペットGreen Brave マークX MC(番場琢)が1コーナーで飛び出したために赤旗中断となり、再開後は小雨の降り始める中熾烈なタイムアタック合戦が展開された。
その結果#4グッドスマイル初音ミク AMG-GT(片岡龍也)がトップ、2位に#30TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太)が2位につけ、#65LEON AMG-GT(黒澤治樹)が3位という結果に。
高星明誠の国内復帰で注目される#3B-MAX NDDP GT-Rは高星の懸命のアタックも実らず16位で予選を終えることになった。
Q2はGT500、300共に赤旗が続出する結果に。
GT500クラスは残り時間2分を切ったところで#36au TOM'S LC500(中嶋一貴)が1コーナーで飛び出し赤旗中断に。
この周でアタックに入っていた#38ZENT LC500(立川祐路)らがチャンスをフイにする結果になってしまう。
予選は午後4時35分に残り3分とされて再開したが、今度は#16無限NSX(中嶋大祐)がアトウッドカーブの先でストップしてしまい、二度目の赤旗を出してしまった。
結局GT500の予選はこの赤旗をもって終了となり、中断前に1'20.604を記録していた#8ARTA NSX-GTがポールポジションを獲得することになった。
Q2を担当した小林は、2010年8月の鈴鹿1000kmでも第3ドライバー扱いにもかかわらずチームの手続きミスからQ3を任され、見事ポールタイムを叩き出しており、その時以来のGT500ポールとなった。
2位には#6ワコーズLC500(大嶋和也)、3位には#37KeePer LC500(平川亮)がつけた。
GT300クラスも残り3分44秒で#30apr プリウス(永井宏明)がパイパーコーナー立ち上がりでコンクリートウォールに突っ込み、赤旗の原因を作ってしまった。
これにより中断前に1'25.044を記録していた#65LEON AMG-GT(蒲生尚弥)がポールポジションを獲得。#4初音ミクAMGは再開後も谷口が最後の最後まで懸命のアタックを続けたがわずかに及ばず、2位で明日の決勝をスタートすることになった。
3位には前年王者の#25Vivac 86 MC(松井孝允)がつけた。
スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時30分より82周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | 1'18.620 | 1'20.604 |
| 2 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.558 | 1'20.960 |
| 3 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.584 | 1'24.749 |
| 4 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.521 | 1'25.098 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 1'18.648 | 1'26.930 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 1'18.591 | 1'28.347 |
| 7 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | 1'18.846 | deleted |
| 8 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.975 | deleted |
| 9 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.072 | |
| 10 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX | BS | 1'19.089 | |
| 11 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'19.234 | |
| 12 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX | DL | 1'19.269 | |
| 13 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'19.315 | |
| 14 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'19.386 | |
| 15 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'19.616 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.254 | 1'25.044 |
| 2 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'25.825 | 1'25.166 |
| 3 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.362 | 1'25.473 |
| 4 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.374 | 1'25.801 |
| 5 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.723 | 1'26.244 |
| 6 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'26.898 | 1'26.248 |
| 7 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.552 | 1'26.484 |
| 8 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 1'26.594 | 1'26.512 |
| 9 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'26.631 | 1'26.686 |
| 10 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'26.941 | 1'26.912 |
| 11 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'26.803 | 1'27.046 |
| 12 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'26.838 | 1'27.896 |
| 13 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'26.170 | 1'28.010 |
| 14 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'26.207 | 1'30.861 |
| 15 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.955 | |
| 16 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.002 | |
| 17 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.006 | |
| 18 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'27.054 | |
| 19 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.096 | |
| 20 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.159 | |
| 21 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.252 | |
| 22 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC350 | YH | 1'27.461 | |
| 23 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'27.586 | |
| 24 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.746 | |
| 25 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 1'28.186 | |
| 26 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'28.485 | |
| 27 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'28.585 | |
| 28 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.157 | |
| - | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | deleted | |
| - | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | absence |
2017FIA-F4選手権第1の決勝は、予選2番手からスタートした#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)がオープニングラップでトップに立ち、そのまま逃げ切って見事FIA-F4初勝利を挙げた。
第1戦決勝は午後1時50分より15周で行われた。
スタートでトップに立ったのはポールシッターの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)。
しかしタイヤの冷えているうちにレースの主導権を握ろうと考えていた笹原は最初のヘアピンで宮田のインをついてトップに立つとそのまま一気に後続を突き放しにかかった。
金曜の練習走行、午前の予選と好調だった宮田はドライタイヤで臨んだこの決勝ではマシンバランスの悪化に苦しんでおり、笹原の後塵を拝したまま周回を重ねることに。
それでもレース後半にはドライビングで修正を果たし、ファステストラップをも記録することになった宮田だったが、最後まで笹原との間にできた差を埋めることはできず、無念の2位に終わった、
笹原は序盤で3秒弱のリードを築き上げると、その後はペースをコントロールして15周をトップで走りきった。
フォーミュラルノーや英国F3などでレース経験の豊富な笹原だが、カート時代からヨーロッパを拠点に活動してきた彼にとってはこのレースが国内デビュー戦。
その大事なレースを見事勝利で飾った格好だ。
3位には昨年中盤にF4デビューを果たした#8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)がつけた。
序盤には笹原に並びかけるなど元気なところを見せたものの、その後はペースが上がらず苦しい戦いを強いられた。
FIA-F4選手権は明日午前9時5分より第2戦決勝を行う。
スタートで前に出られれば、と思っていましたが、F4のスタート練習は今までほとんどしてこなかったので、うまく決まりませんでした。その後は何としても1周目のどこかで前に出てやろうと決めていて、アトウッドで前に追いついたので「ヘアピンで抜くしかない。これを逃したら次のヘアピンまでチャンスはない」と思ってインに飛び込みました。
スタートは悪くなかったんですけど、ヘアピンで前に行かれたのはよくなかったかなと。
スタートで2位ぐらいに上がれれば、と思っていたんですけど。その後は3位のポジションを守ろうと頑張りました。なかなかペースが上がらなくて、でもいろんなトライができたので、その点ではいいレースになりました。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | 1'20.604 | - | - | 165.386 |
| 2 | 6 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'20.960 | 0.356 | 0.356 | 164.659 |
| 3 | 37 | 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'24.749 | 4.145 | 3.789 | 157.297 |
| 4 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'25.098 | 4.494 | 0.349 | 156.652 |
| 5 | 17 | 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 1'26.930 | 6.326 | 1.832 | 153.351 |
| 6 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 1'28.347 | 7.743 | 1.417 | 150.891 |
| 7 | *16 | 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | deleted | - | - | - |
| 8 | *36 | 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | deleted | - | - | - |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | R1'25.044 | - | - | 156.752 |
| 2 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | R1'25.166 | 0.122 | 0.122 | 156.527 |
| 3 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | R1'25.473 | 0.429 | 0.307 | 155.965 |
| 4 | 51 | 中山 雄一 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'25.801 | 0.757 | 0.328 | 155.369 |
| 5 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.244 | 1.200 | 0.443 | 154.571 |
| 6 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'26.248 | 1.204 | 0.004 | 154.564 |
| 7 | 87 | 細川 慎弥 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.484 | 1.440 | 0.236 | 154.142 |
| 8 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 1'26.512 | 1.468 | 0.028 | 154.092 |
| 9 | 31 | 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'26.686 | 1.642 | 0.174 | 153.783 |
| 10 | 10 | 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'26.912 | 1.868 | 0.226 | 153.383 |
| 11 | 50 | 都筑 晶裕 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'27.046 | 2.002 | 0.134 | 153.147 |
| 12 | 21 | 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'27.896 | 2.852 | 0.850 | 151.666 |
| 13 | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'28.010 | 2.966 | 0.114 | 151.469 |
| 14 | 30 | 永井 宏明 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'30.861 | 5.817 | 2.851 | 146.716 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 23'16.491 |
| 2 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 1.601 |
| 3 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 4.499 |
| 4 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 10.599 |
| 5 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 15.574 |
| 6 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 16.113 |
| 7 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 17.331 |
| 8 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 17.722 |
| 9 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 15 | 18.277 |
| 10 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 15 | 18.993 |
| 11 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 15 | 20.171 |
| 12 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 15 | 20.511 |
| 13 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 15 | 22.653 |
| 14 | 51 | 兒島 弘訓 | Silver Star Racing Silver Star Racing | DL | 15 | 23.578 |
| 15 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 24.203 |
| 16 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 24.643 |
| 17 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 30.314 |
| 18 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 30.626 |
| 19 | 73 | 牛井渕 琴夏 | C.S.I-レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 15 | 31.104 |
| 20 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 15 | 33.865 |
| 21 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 34.002 |
| 22 | 39 | 池島 実紅 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 15 | 38.629 |
| 23 | 9 | 春山 利樹 | アクターズスタジオ北海道本部スターゲート FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 39.470 |
| 24 | *5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 40.667 |
| 25 | 11 | 小村 明生 | Rn-s Komura RT F110 Rn-sports | DL | 15 | 40.731 |
| 26 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 15 | 46.715 |
| 27 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 15 | 1'06.019 |
| 28 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 1'17.241 |
| 29 | *68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 1'22.303 |
| 30 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 15 | 1'28.854 |
| 31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 14 | 1Lap |
| 32 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 14 | 1Lap |
| 33 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 13 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 5 | 10Laps |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.521 | - | - | 169.774 |
| 2 | 6 | アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.558 | 0.037 | 0.037 | 169.694 |
| 3 | 37 | ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.584 | 0.063 | 0.026 | 169.638 |
| 4 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 1'18.591 | 0.070 | 0.007 | 169.622 |
| 5 | 8 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | 1'18.620 | 0.099 | 0.029 | 169.560 |
| 6 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 1'18.648 | 0.127 | 0.028 | 169.500 |
| 7 | 16 | 武藤 英紀 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | 1'18.846 | 0.325 | 0.198 | 169.074 |
| 8 | 36 | ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.975 | 0.454 | 0.129 | 168.798 |
| ---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
| 9 | 1 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.072 | 0.551 | 0.097 | 168.591 |
| 10 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX | BS | 1'19.089 | 0.568 | 0.017 | 168.554 |
| 11 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'19.234 | 0.713 | 0.145 | 168.246 |
| 12 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX | DL | 1'19.269 | 0.748 | 0.035 | 168.172 |
| 13 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'19.315 | 0.794 | 0.046 | 168.074 |
| 14 | 23 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'19.386 | 0.865 | 0.071 | 167.924 |
| 15 | 46 | 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'19.616 | 1.095 | 0.230 | 167.439 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'25.825 | - | - | 155.325 |
| 2 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'26.170 | 0.345 | 0.345 | 154.703 |
| 3 | 30 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'26.207 | 0.382 | 0.037 | 154.637 |
| 4 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.254 | 0.429 | 0.047 | 154.553 |
| 5 | 25 | 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.362 | 0.537 | 0.108 | 154.360 |
| 6 | 51 | 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.374 | 0.549 | 0.012 | 154.338 |
| 7 | 87 | 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.552 | 0.727 | 0.178 | 154.021 |
| 8 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 1'26.594 | 0.769 | 0.042 | 153.946 |
| 9 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'26.631 | 0.806 | 0.037 | 153.880 |
| 10 | 88 | 織戸 学 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.723 | 0.898 | 0.092 | 153.717 |
| 11 | 50 | 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'26.803 | 0.978 | 0.080 | 153.575 |
| 12 | 21 | リチャード・ライアン | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'26.838 | 1.013 | 0.035 | 153.513 |
| 13 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'26.898 | 1.073 | 0.060 | 153.407 |
| 14 | 10 | 富田 竜一郎 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'26.941 | 1.116 | 0.043 | 153.332 |
| ---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
| 15 | 9 | ジョノ・レスター | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.955 | 1.130 | 0.014 | 153.307 |
| 16 | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.002 | 1.177 | 0.047 | 153.224 |
| 17 | 5 | 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.006 | 1.181 | 0.004 | 153.217 |
| 18 | 55 | ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'27.054 | 1.229 | 0.048 | 153.133 |
| 19 | 33 | 藤井 誠暢 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.096 | 1.271 | 0.042 | 153.059 |
| 20 | 18 | 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.159 | 1.334 | 0.063 | 152.948 |
| 21 | 111 | 石川 京侍 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.252 | 1.427 | 0.093 | 152.785 |
| 22 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC350 | YH | 1'27.461 | 1.636 | 0.209 | 152.420 |
| 23 | 117 | 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'27.586 | 1.761 | 0.125 | 152.202 |
| 24 | 360 | 柴田 優作 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.746 | 1.921 | 0.160 | 151.925 |
| 25 | 26 | 山田 真之亮 | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 1'28.186 | 2.361 | 0.440 | 151.167 |
| 26 | 22 | 和田 久 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'28.485 | 2.660 | 0.299 | 150.656 |
| 27 | 48 | 高森 博士 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'28.585 | 2.760 | 0.100 | 150.486 |
| 28 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.157 | 3.332 | 0.572 | 149.521 |
| 29 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | deleted | - | - | - |
GT500クラスの車両規定が一新され、新時代に突入した2017オートバックス スーパーGTシリーズ。
4月8日、岡山国際サーキットで行われた第1戦「岡山GT300kmレース」の公式練習では、1’18.600を記録した#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)を筆頭に上位4台をレクサスLC500が占めるという結果となった。
GT300クラスは1’25.869を記録した#4グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組)がトップ、#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が2位とこちらはメルセデスAMG GT3の速さが目立つセッションとなった。
2017シーズン、GT500クラスは2014年以来の車両規定変更が行われ、全チームがニューマシンで開幕に臨むことになった。
これに伴いレクサス勢はRC-FからLC500にベース車両を変更、ホンダ勢もNSXの販売開始に伴い車名から「CONCEPT」の文字が消えた。
なお、今回の規定変更によりダウンフォース量は約25%の削減が図られたが、それでも開幕前の合同テストでは従来のコースレコードに迫る1’18.149を#37KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)が記録するなど、各メーカー、チームの熾烈な開発競争が今もなお進行中であることが伺えた。
そうした中で開幕を迎えた今週末、最初の走行セッションは前日の雨によるウェットパッチが残る難しいコンデイションでの走行となったが、ここでも上位3台が1分18秒台を記録したほか、トップから1秒以内に9台がひしめく接戦が展開された。
その中には2003年以来14年ぶりにGT500にカムバックしてきた#16MOTUL MUGEN NSX(武藤英紀/中嶋大祐組)の姿も。2012年にGT300クラスでCR-Zを走らせたこのコンビと共に復活した#16無限NSXは武藤英紀が専有走行で1’19.269を記録し、ホンダ勢最上位の6位とまずまずの位置につけた。
一方、上位を独占したのはレクサス勢だ。
終盤の専有走行で立川の駆る#38ZENT LC500が立て続けにトップタイムを更新したほか、#36au、#37KeePerのトムス勢もチェッカー寸前に2位、3位のタイムを記録。チャンピオンチームの#1DENSO KOBELCO SARD LC500もトップからコンマ3秒落ちの4位につけた。
それに続いたのが久々にオリベイラを迎えた#24フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)で1’19.228。
GT-R勢はこの5位が最上位となったが、BSタイヤを装着する#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー組)が10位、ミシュランタイヤを履く#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は12位、#46S Road MOLA GT-R(本山哲/千代勝正組)は15位と下位に沈んでいる。
GT300クラスはメルセデスAMG GT-3にスイッチして2年目の#4初音ミク、#65LEONが速さをみせ、#3B-MAX NDDP GT-3(星野一樹/高星明誠組)が3位、中山、坪井の若手コンビが走らせる#51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一/坪井翔組)が4位とFIA-GT3勢が上位につけた。
土屋武士の引退に伴い新たに全日本F3チャンピオンの山下健太を迎えた昨年王者の#25Vivac 86MC
(松井孝允/山下健太組)は9位で、これがJAF-GT勢の最上位という結果に。今期新たにマザーシャシーでマークXを製作した#52埼玉トヨペットGreen Brave マークX MC(番場琢/脇阪薫一組)は24位と苦戦している。
スーパーGT第1戦はこのあと午後2時45分よりノックアウトで公式予選を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.600 | - | 169.603 |
| 2 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.882 | 0.282 | 168.997 |
| 3 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.926 | 0.326 | 168.903 |
| 4 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.983 | 0.383 | 168.781 |
| 5 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'19.228 | 0.628 | 168.259 |
| 6 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | 1'19.269 | 0.669 | 168.172 |
| 7 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | 1'19.307 | 0.707 | 168.091 |
| 8 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX | BS | 1'19.412 | 0.812 | 167.869 |
| 9 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.498 | 0.898 | 167.687 |
| 10 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'19.689 | 1.089 | 167.285 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 1'19.849 | 1.249 | 166.950 |
| 12 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'20.027 | 1.427 | 166.579 |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX | DL | 1'20.221 | 1.621 | 166.176 |
| 14 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 1'20.326 | 1.726 | 165.959 |
| 15 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R TOYOTA LEXUS LC500 | MI | 1'20.381 | 1.781 | 165.845 |
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'25.869 | - | 155.246 |
| 2 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.060 | 0.191 | 154.901 |
| 3 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.794 | 0.925 | 153.591 |
| 4 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.877 | 1.008 | 153.445 |
| 5 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.176 | 1.307 | 152.918 |
| 6 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.212 | 1.343 | 152.855 |
| 7 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.225 | 1.356 | 152.832 |
| 8 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'27.271 | 1.402 | 152.752 |
| 9 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.319 | 1.450 | 152.668 |
| 10 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'27.333 | 1.464 | 152.643 |
| 11 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'27.338 | 1.469 | 152.635 |
| 12 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'27.350 | 1.481 | 152.614 |
| 13 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 1'27.468 | 1.599 | 152.408 |
| 14 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'27.488 | 1.619 | 152.373 |
| 15 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 1'27.547 | 1.678 | 152.270 |
| 16 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.591 | 1.722 | 152.194 |
| 17 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'27.632 | 1.763 | 152.123 |
| 18 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC350 | YH | 1'27.972 | 2.103 | 151.535 |
| 19 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'28.096 | 2.227 | 151.321 |
| 20 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'28.112 | 2.243 | 151.294 |
| 21 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 1'28.327 | 2.458 | 150.926 |
| 22 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'28.424 | 2.555 | 150.760 |
| 23 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'28.641 | 2.772 | 150.391 |
| 24 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'28.946 | 3.077 | 149.875 |
| 25 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'29.242 | 3.373 | 149.378 |
| 26 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'29.501 | 3.632 | 148.946 |
| 27 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 1'29.832 | 3.963 | 148.397 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'30.044 | 4.175 | 148.048 |
| 29 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 1'30.670 | 4.801 | 147.025 |
| - | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | absence | - | - |