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2022年3月

SUPER FORMULA

第1回公式合同テスト鈴鹿3回目結果

第1回公式合同テスト -RIJ- (2022/03/08) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
138坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'35.769--218.288
265大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'35.938 0.169 0.169217.903
319関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'36.046 0.277 0.108217.658
46大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.305 0.536 0.259217.073
564山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.342 0.573 0.037216.989
620平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'36.388 0.619 0.046216.886
73山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.474 0.705 0.086216.693
812福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'36.500 0.731 0.026216.634
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.517 0.748 0.017216.596
101野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.604 0.835 0.087216.401
1118国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.704 0.935 0.100216.177
1253佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'36.709 0.940 0.005216.166
1337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.900 1.131 0.191215.740
1414大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'36.925 1.156 0.025215.684
1555三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'37.097 1.328 0.172215.302
167小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.104 1.335 0.007215.287
1750松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.301 1.532 0.197214.851
185牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.316 1.547 0.015214.818
1915笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.344 1.575 0.028214.756
2039阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.946 2.177 0.602213.436
214サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.863 3.094 0.917211.456

SUPER FORMULA

SF:合同テスト1日目セッション2 トップタイムは鈴鹿マイスターの山本尚貴

第1回合同テスト2回目: トップタイムは山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)

スーパーフォーミュラ 鈴鹿合同テスト

セッション2(3月7日15時00分~17時10分)

 午後になっても風は冷たくあまり温度は上がっていないようだ。各チームはセッション開始から決勝を想定して周回を重ねる。

 開始早々に、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)1分37秒204、松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)1分37秒309、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)1分37秒354と、午前のアタックで上位に食い込めなかった3人が少しマシンをアジャストして確認のためのアタックをしたようだ。

 その後、各チームはロングランテストに入り、ピットインを繰り返しながら1分38秒から41秒あたりで走行を続ける。

 45分過ぎに、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分37秒121でトップに、1時間経過したところで、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)1分36秒176をマーク。トップタイムを大幅更新した。

 66分経過。大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が1分37秒263で4位に上がり、ここまでの順位は、宮田、笹原、アレジ、大津、松下、山本と続く。ただ、各車がロングランテストを進めるなかで、ベストタイムを比較することはあまり意味がないかもしれない。

 76分経過。ヘアピンで可夢偉がスピンストップし動けず。駆動系のトラブルのようだ。回収のため走行中断。これにより走行時間が10分延長された。

 90分経過。走行再開。各車続々とコースイン。最後のアタックに向けてマシンチェックを行う。

 残り18分、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)1分36秒579で2位。残り7分、国本36秒986で3位。各車はここから続々とピットアウトしてアタックに入る。

 平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)がシケインでコースオフ。クラッシュパッドに軽くヒットしている模様だ。

 最終的な順位は、山本(1分36秒090)、坪井(36秒121)、宮田(36秒167)、大湯(36秒239)、大津(36秒316)、アレジ(36秒511)と続き、テストとはいえ昨年は不調に喘いだ山本が得意とする鈴鹿で久々のトップタイムをマークした。

第1回合同テスト2回目: 2位は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

第1回合同テスト2回目: 3位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

第1回合同テスト2回目: 4位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

第1回合同テスト2回目: 5位は大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

第1回合同テスト2回目: 6位はジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第1回公式合同テスト鈴鹿2回目結果

第1回公式合同テスト -RIJ- (2022/03/07) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.090--217.559
238坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.121 0.031 0.031217.488
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.167 0.077 0.046217.384
465大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.239 0.149 0.072217.222
56大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.316 0.226 0.077217.048
636ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.511 0.421 0.195216.610
73山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.558 0.468 0.047216.504
81野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.579 0.489 0.021216.457
953佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'36.662 0.572 0.083216.271
104サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.767 0.677 0.105216.036
1112福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'36.790 0.700 0.023215.985
1218国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.986 0.896 0.196215.549
1350松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.094 1.004 0.108215.309
1415笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.121 1.031 0.027215.249
1539阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.351 1.261 0.230214.740
1655三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'37.677 1.587 0.326214.024
1719関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'37.832 1.742 0.155213.685
1814大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.094 2.004 0.262213.114
1920平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.165 2.075 0.071212.960
205牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.268 2.178 0.103212.737
217小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.458 2.368 0.190212.326

SUPER FORMULA

SF:合同テスト1日目セッション1 トップタイムは坪井翔、最後に野尻のタイムを上回る

第1回公式テスト1回目:トップタイムは坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

 3月7日、8日の2日間、全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストが鈴鹿サーキットで行われている。走行時間は両日とも2時間ずつ2セッション。開幕前の貴重なテストとなる。

セッション1(3月7日10時15分~12時20分)

 気温が低かったため路面状況が回復するまで待機するチームが多いなか、TEAM GOHの2台、53号車・佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)と55号車・三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)は、セッション開始と同時にコースイン。3号車・山下健太(REALISE Corporation KONDO SF19)、7号車・小林可夢偉(Kid's com KCMG Cayman SF19)、64号車・山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)らが続く。

 セッション開始15分を過ぎたあたりから各車が続々とコースイン。30分経過時点での順位は、19号車・関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)1分35秒819、37号車・宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)1分36秒219、38号車・坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)1分36秒604と、トヨタエンジン搭載車が上位につける。昨日の鈴鹿ファン感謝デーのアタックとは明らかに異なる雰囲気だ。

 1時間経過。トップ2は変わらず。3位に20号車・平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分36秒327で上がり、インパル勢2台は好調そうだ。4位以下は、38号車・坪井、6号車・大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、5号車・牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、12号車・福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)と続き、ホンダエンジン勢ではダンディライアン勢が安定した速さを見せている。

 1時間15分を経過したところで、55号車・三宅がコースオフ。車両回収のために走行中断。これにより走行時間が5分延長された。

 1時間22分経過、15号車笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分36秒664をマークして5位に浮上した。ホンダエンジン搭載車ではトップだ。

 残り20分、ディフェンディングチャンピオンの1号車・野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が1分35秒530と貫禄のトップタイム。53号車・佐藤も1分36秒442で5位に浮上。これを皮切りに、各車セッション終了間際のアタックモードに入った。

 7号車・可夢偉1分35秒963、4号車・サッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)1分35秒707、5号車・牧野1分35秒868、6号車・大津1分35秒653、3号車・山下1分35秒878と続々と35秒台をマークして上位に食い込んでくるが、そんななか、最後の最後に38号車・坪井が、野尻のタイムを100分の6秒上回る1分35秒470を叩き出してセッション1を締めくくった。

第1回公式テスト1回目:2位は野尻智紀(TEAM MUGEN)

第1回公式テスト1回目:3位は大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

第1回公式テスト1回目:4位はサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

第1回公式テスト1回目:5位は関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

第1回公式テスト1回目:6位は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

Text: Shigeru KITAMICHIa
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第1回公式合同テスト鈴鹿1回目結果

第1回公式合同テスト -RIJ- (2022/03/07) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
138坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'35.470--218.971
21野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'35.530 0.060 0.060218.834
36大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'35.653 0.183 0.123218.552
44サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'35.707 0.237 0.054218.429
519関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'35.819 0.349 0.112218.174
65牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'35.868 0.398 0.049218.062
73山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'35.878 0.408 0.010218.040
87小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'35.963 0.493 0.085217.846
965大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'35.969 0.499 0.006217.833
1012福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'36.154 0.684 0.185217.414
1164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.158 0.688 0.004217.405
1250松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'36.167 0.697 0.009217.384
1337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.219 0.749 0.052217.267
1436ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.253 0.783 0.034217.190
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'36.279 0.809 0.026217.131
1620平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'36.327 0.857 0.048217.023
1753佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'36.442 0.972 0.115216.764
1815笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.664 1.194 0.222216.267
1939阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.759 1.289 0.095216.054
2018国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.854 1.384 0.095215.842
2155三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'37.335 1.865 0.481214.776

SUPER GT | その他

鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーSUPER GTプレシーズンマッチ 第2レースはKeePerとRedBullのデッドヒート!

 鈴鹿60周年ファン感謝デーのもう一つの目玉、SUPER GTプレシーズンマッチの第2レースが3月6日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、昨日に続いて白熱のデッドヒートが展開された。

 この日のプレシーズンマッチは午後3時30分に山本尚貴、関口雄飛のトークショーで始まり、3時45分にピットオープン。55分にフォーメーションを開始した。周回数はフルコース4周だ。

 トヨタ勢は大嶋和也(No.14ENEOS X PRIME GR Supra)、国本雄資(No.19WedsSport ADVAN GR Supra)、ジュリアーノ・アレジ(No.36au TOM'S GR Supra)、石浦宏明(No.38ZENT CERUMO GR Supra)、中山雄一(No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)。

 ホンダ勢は福住仁嶺(No.8 ARTA NSX-GT)、笹原右京(No.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)、塚越広大(No.17 Astemo NSX-GT)、伊沢拓也(No.64 Modulo NSX-GT)、牧野任祐(No.100 STANLEY NSX-GT)。

 そしてニッサン勢は平峰一貴(No.12カルソニック IMPUL Z)、佐々木大樹(No.24リアライズコーポレーション ADVAN Z)がドライブを担当した。

 ポールポジションは36号車、2番手に19号車とトヨタ勢が続き、7番手以降にホンダ勢、最後尾2台がニッサン勢というグリッドだ。

 ホールショットはポールのアレジ。フェネストラズが2番手につける。後方からは平峰が着実に順位を上げ、8位でコントロールラインに戻ってきた。

 2周目に入るとフェネストラズがトップに浮上。一気に後続を突き放しにかかり、2位アレジの背後には中山が迫る。

 しかしさらにその後ろから16笹原が急接近。4周目の1コーナーで中山をかわして3位に浮上すると、立て続けにアレジをも抜き去ってフェネストラズを追い上げてきた。

 そして笹原は最終コーナー立ち上がりで37号車に並びかけ、2台は並走状態でフィニッシュラインを通過。わずかに37号車が前だったように見えたが、デモレースということで計時が行われていないため、ここは同着としたいところだ。そういうことでご容赦願いたい。

 2022年のオートバックス スーパーGTシリーズの開幕は4月16-17日。岡山国際サーキットで第1戦が300kmで行われる。それに先立ち、公式テストが来週12-13日に同じ岡山で予定されている。鈴鹿サーキットでは5月29日に第3戦決勝が300kmで、8月28日には第5戦決勝が450kmで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

鈴鹿60周年ファン感謝デー 永遠のライバル対決決勝は脇坂、中嶋が制す

 鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーを締めくくるイベントとして、名物となっている「永遠のライバル対決~60周年復活スペシャル~」の決勝が行われた。

 元祖ライバル対決は、1970年代から20年に渡ってトップフォーミュラやグループCカーによる耐久レースで争い、今はチーム監督としてライバルの星野一義、中嶋悟の2人によるもの。

 もうひとつは新・ライバル対決として、2000年前後のフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)、全日本GT(現スーパーGT)を盛り上げた本山哲、道上龍、脇阪寿一の3人によるもの。今も現役ドライバーとしてレースに参戦し、トップチームを率いる監督としても第一線で活躍している。

 トークショーに続いて行われた決勝レースはGR86(ハチロク)を使用。昨日のN-ONEによる予選レースで決定したグリッドにより、新ライバル、元祖ライバルの順にスタート。東コース3周で行われた。

 夕方になり冷えてきたサーキットでは、スタート前に雨が落ちてきたが、そんななか意外にも真面目に勝負が繰り広げられ、両対決ともに、スタートで前に出た脇坂、中嶋が逃げ切ってチェッカーを受けた。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | その他

鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーSF DRIVER'S 1LAP ATTACK2 唯一の1分37秒台を叩き出した宮田莉朋が総合トップ!!

 鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの2回目が6日午後2時よりに三重県の鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。

 午後の走行に参加するのは、朝の予選で上位10番手までに入ったドライバーだ。天候は曇り、気温7℃とは依然として低いものの、終始スリックタイヤでの走行となった。

 最初に出走したのは予選10番手のジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)だ。2周のウォームアップ走行を念入りに行い、1分39秒360をマークした。

 2番手は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で昨年中盤まで参戦が叶わなかったサッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)。慎重な走りで1分40秒126。今後行われる公式テストで徐々に感覚を取り戻してほしいところだ。

 続いてフル参戦2年目の阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)。セクター1、セクター3でベストタイムを更新し、1分39秒125でこの時点でのトップに立つ。

 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はセクター2でベストを更新したが、それ以外がいまひとつ伸びず、1分39秒227でこの時点の2番手となった。

 5番目に出走した宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)は全区間でベストを更新、1分37秒939を叩き出し、トップに躍り出た。

 続いて国本雄資(Kid's com KCMG Elyse SF19)は1分38秒678で宮田に次ぐ2番手。

 今季チームを移籍した福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)は手堅い走りで1分39秒446。

 昨年圧倒的な強さでタイトルをものにした野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は1分39秒797と今回はいま一つのタイム。

 予選2番手の大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)は1分39秒342で5番手。

 予選トップのルーキー佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)はバックストレートで最高速を更新するも、最後のシケインで痛恨のスピン、惜しくもノータイム。

 この結果、唯一の1分37秒台を叩き出した宮田が総合トップ、午前中のアタックでトップだった山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が総合2位、国本が総合3位となった。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は4月9-10日に富士スピードウェイで第1戦、第2戦を行い、鈴鹿サーキットでは同24日に第3戦を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

その他

ファン感謝デー鈴鹿ワンラップアタック2結果

60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) ONE LAP ATTACK 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
137宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.939--213.451
218国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.578 0.639 0.639212.068
339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'39.125 1.186 0.547210.897
465大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'39.227 1.288 0.102210.681
56大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'39.342 1.403 0.115210.437
636ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'39.360 1.421 0.018210.399
712福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'39.446 1.507 0.086210.217
81野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'39.797 1.858 0.351209.477
94サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'40.126 2.187 0.329208.789
1053佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'53.32315.38413.197184.474

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鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーSF DRIVER'S ONE LAP ATTACK1 トップタイムは山本尚貴

 鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの1回目が3月6日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。

 午前10時05分より行われた1回目の走行は、予選11番手以下の10人が対象だが、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が出走しなかったため、9台での走行となった。ドライバー2周のウォームアップを行い、1周のタイムアタックに入る。

 最初に出走した松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)はピットアウト直後の1コーナーでまさかのコースオフ。スピンターンを披露してコースに復帰した。タイムは1分39秒805。

 続いて出走した坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)はコース幅を目一杯使う走りで1分39秒087。

 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)は持ち前のアグレッシブな走りで1分38秒304を叩き出した。

 今季ついにレギュラーシートを射止めた笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)は1分39秒507。

 ベテラン大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)は1分38秒842とまずまずのタイム。

 小林可夢偉(Kid's com KCMG Cayman SF19)はセクター2、セクター3と関口を上回ったが、1分38秒440とわずかに及ばず。

 ルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)はウォームアップ2周目でトラブルが出たか、そのままアタックせずにピットに戻ってしまった。

 3度の年間王者に輝く山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はセクター1、セクター2とベストタイムを更新、貫禄の走りで1分38秒128を叩き出し、この時点でのトップへ。

 最後に出走した牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)は1分38秒997と惜しくも5番手に終わった。

 SF DRIVER'S 1LAP ATTACK2回目の走行は午後2時より行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

ファン感謝デー鈴鹿ワンラップアタック1結果

60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) ONE LAP ATTACK 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.128--213.040
219関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.304 0.176 0.176212.659
37小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.440 0.312 0.136212.365
414大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.842 0.714 0.402211.501
55牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.997 0.869 0.155211.170
638坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'39.087 0.959 0.090210.978
715笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'39.507 1.379 0.420210.088
850松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'39.805 1.677 0.298209.460
955三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'45.954 7.826 6.149197.304

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鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーSF DRIVER'S ONE LAP ATTACK ルーキーの佐藤蓮がトップタイム!

 鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの予選が3月6日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ルーキーの佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)が総合トップタイムを記録した。

 今回は全20台をA、Bの2グループに分け、各10分間の走行で午前と午後の2回に分けて行われるワンラップアタックの出走順を決定する。AB総合の上位10位以内が午後、11位以下が午前のアタックだ。

 Aグループに割り当てられたのは牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、小林可夢偉(Kid's com KCMG Cayman SF19)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。

 午前9時00分より9時10分までの走行は開始早々に小雨が降り始めたこと、路面温度が低いことなどから発熱の早いレインタイヤに履き替えるドライバー、そのままピットで待機するドライバーと判断が分かれることになった。

 10分経過時点でのトップは山本で1分54秒536だったが、終了間際に牧野が1分53秒605を記録、それをアレジが上回り1分51秒818でトップに立つ。

 しかし結局Aグループの走行でタイムを記録したのはこの3人の他に三宅と小林のみ。
他の5名はタイム計測できないままBグループの走行となった。

 Bグループの走行は午前9時15分から25分まで。コースオープン時点ですでに雨は止んでおり、レインとスリックタイヤ入り乱れての走行となった。

 まずはウェットタイヤの大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が1分47秒474をマーク。続いて同じウェットタイヤの宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)が1分46秒685、国本雄資(Kid's com KCMG Elyse SF19)が1分46秒674を記録する。しかし路面が乾いてきたこともあり、大津はすぐにピットに戻ってスリックに履き替えた。

 終盤に入ると、スリックタイヤで周回を重ねていたルーキーの佐藤蓮が1分45秒989を叩き出してトップに立った。佐藤はさらにアタックを続け、1分41秒626、1分39秒480と順調にタイムを上げて走行を終了、A、B両グループを通じてのトップで午後の1ラップアタックに臨むことになった。

 2番手には終了間際に1分40秒580を記録した6大津が続き、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)が1分41秒229で3番手だった。

 なお、このグループ9位のサッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)が1分50秒669。 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)はタイム計測できなかったため、Aグループトップのアレジは総合で10番手となり、Aグループの2位以下は全員午前のアタックに回ることになった。

 SF DRIVER'S 1LAP ATTACK、11番手以下の走行は午前10時05分、トップ10の走行は午後2時より行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsprts Forum

SUPER FORMULA

ファン感謝デー鈴鹿予選結果

■Aグループ

60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) A Group Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
136ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'51.818--186.957
25牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'53.605 1.787 1.787184.017
364山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'54.536 2.718 0.931182.521
455三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'59.463 7.645 4.927174.993
57小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
2'01.226 9.408 1.763172.448
-14大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
no time---
-15笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
no time---
-20平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
no time---
-38坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
no time---
-50松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
no time---

■Bグループ

60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) B Group Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
153佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'39.480--210.145
26大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'40.580 1.100 1.100207.846
312福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'41.229 1.749 0.649206.514
41野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'41.996 2.516 0.767204.961
518国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'46.674 7.194 4.678195.973
637宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'46.685 7.205 0.011195.953
765大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'46.697 7.217 0.012195.931
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'48.080 8.600 1.383193.423
94サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'50.66911.189 2.589188.898
-19関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
no time---

SUPER FORMULA

鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー SFフリー走行トップは大津弘樹

 3月5日、6日の二日間にわたって三重県の鈴鹿サーキットで行われている「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」1日目の最後のイベントとしてスーパーフォーミュラのフリー走行が30分間で行われ、チームを移籍したばかりの大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)トップタイムを記録した。

 フリー走行は当初予定より5分遅れの午後3時35分より30分間で行われた。この日の天候は曇り、路面はドライだ。なお今回は山下健太(KONDO RACING)が参加しなかったため、全21台中20台での走行となった。

 大津は走り始めて3周目に1分37秒197を記録、これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。すぐに大湯も1分37秒626を記録して大津に続く。開始から12分が経過したところで宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が1分37秒852を出して3番手に浮上したが、すぐに昨年王者の野尻智紀(TEAM MUGEN)がこれを上回る1分37秒806を出し、フリー走行はホンダエンジン勢の1-2-3という結果に。それでも宮田はトヨタエンジン勢最上位の4番手で走行を終えた。

 またルーキーの佐藤蓮(TEAM GOH)もセッション中盤に1分38秒268を記録し、6番手につけた。もう一人のルーキー、三宅淳詞(TEAM GOH)も1分38秒723で11番手とまずまずの位置。昨年、一昨年とスポット参戦を続け、今季晴れてフルシーズン契約を獲得した笹原右京(TEAM MUGEN)は1分38秒519で8番手という結果になった。

 明日6日は「DRIVERS 1LAP ATTACK」と題し、参加全ドライバーによる渾身の1ラップアタックが予定されている。午前9時からが計時予選、それに基づいた走行順で午前10時05分と午後2時00分の2回のアタックを行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

スーパーGT各大会のレース距離が決定 3大会が450kmに

 スーパーGTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)は3月5日、各大会のレース距離が決定したことを発表した。

 それによると今シーズンは開幕戦岡山(4月17日決勝)を始め5大会はは通常通り300kmレースとなるが、第2戦富士(5月4日決勝)、第4戦富士(8月7日決勝)、そして第5戦鈴鹿(8月28日決勝)の3大会が450kmレースで開催されることになった。

 レース距離の延長は昨年行われたGTAの定例会見でも坂東正明代表が言及しており、それが実際に導入されることになったわけだが、5月と8月の富士は従来も500km、800kmでの開催実績があり、8月の鈴鹿はかつて鈴鹿1000kmとして開催されてきた。それが今回450kmというレースフォーマットに統一された格好だ。

 2022シーズンのスケジュールとレースフォーマットは下記の通り。

第1戦岡山国際サーキット 4月16-17日 300km
第2戦富士スピードウェイ 5月3-4日 450km
第3戦鈴鹿サーキット 5月27-28日 300km
第4戦富士スピードウェイ 8月6-7日 450km
第5戦鈴鹿サーキット 8月27-28日 450km
第6戦スポーツランドSUGO 9月7-18日 300km
第7戦オートポリス 10月1-2日 300km
第8戦モビリティリゾートもてぎ 11月5-6日 300km

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

ファン感謝デー鈴鹿フリー走行結果

60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/05) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
16大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.197--215.081
265大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.626 0.429 0.429214.136
31野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.806 0.609 0.180213.741
437宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.852 0.655 0.046213.641
519関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.166 0.969 0.314212.958
653佐藤 蓮TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.268 1.071 0.102212.737
720平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.286 1.089 0.018212.698
815笹原 右京TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.519 1.322 0.233212.195
950松下 信治B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.557 1.360 0.038212.113
105牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.583 1.386 0.026212.057
1155三宅 淳詞TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.723 1.526 0.140211.756
1212福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'38.767 1.570 0.044211.662
1339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'38.855 1.658 0.088211.473
1436ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.857 1.660 0.002211.469
154サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'39.031 1.834 0.174211.098
1638坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'39.170 1.973 0.139210.802
1714大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'39.188 1.991 0.018210.763
1818国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'39.539 2.342 0.351210.020
1964山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'55.43218.23515.893181.104
-7小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD 01F
no time---

SUPER GT | その他

鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーSUPER GTプレシーズンマッチ カルソニックZがトップチェッカー

 「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」の行われている三重県の鈴鹿サーキットで3月5日、「SUPER GTプレシーズンマッチ」と題したデモレースが行われた。

 このデモレースにはGT500クラスに参戦する全15台のうちの13台が参加し、午後2時05分より4周にわたって本番さながらのバトルを披露した。

 ポールポジションからスタートしたのは昨年王者のNo.36au TOM'S GR Supra(坪井翔)。2番手にはNo.8ARTA NSX-GT(野尻智紀)がつけ、今年からニッサンZで参戦するNo.12カルソニック IMPUL Z(平峰一貴)が3番手だ。

 平峰はスタートでフロントローの2台の間に割って入り、一気にトップに躍り出る。2番手には6番手からスタートしたNo.17Astemo NSX-GT(松下信治)がつけ、1周目には接戦を演じるが、次第に平峰が差を広げていき、そのままトップを快走してチェッカーを受けた。

 その後方からは12番手スタートのNo.16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)、同13番手のNo.64Modulo NSX-GT(伊沢拓也)が次第に順位を上げ、大湯が3位、伊沢が4位でチェッカーを受けた。

「SUPER GTプレシーズンマッチ」は明日6日も午後3時30分より行われる予定だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | その他

ドライバーズファーストとカーボンニュートラルを目指して JRPが開発計画を発表

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催するニホンレースプロモーション(JRP)は3月5日、三重県の鈴鹿サーキットにて会見を開き、2022年を通じたフォーミュラカーの開発計画と、そこで使用される2台のテストカーを発表した。

 今回の開発のポイントは①カーボンニュートラルの実現に向けた「素材」「タイヤ」「燃料」の実験、②ドライバーの力が最大限引き出せるエアロダイナミクスの改善、③エンターテインメントの魅力向上につながる車両開発の三つをテーマとして掲げている。

 素材については、現在多くの部分で使用されている炭素繊維(カーボンファイバー)を、麻などの天然素材を活用したバイオコンポジット材に置き換えていく。会場には実際にバイオコンポジット材によって製造されたエンジンカバーが展示されていた。これらの使用により、同等の剛性と重量を確保しながらCO2を75%削減しうるという。今回素材開発を担当するBcomp社はスイスに拠点を置くベンチャー企業で、彼らの技術はマクラーレンF1チームのレーシングシートにも採用されている。スーパーフォーミュラでは今後段階的に使用範囲を拡大していく。

 2023年以降のレーシングタイヤについては、引き続き横浜ゴムとのパートナーシップを継続していくことを2月17日に発表済みだが、この分野においても籾殻やアブラヤシなどの天然由来の配合材やリサイクル素材、再生可能原料を活用したレーシングタイヤの開発を共に進めていく。

 また燃料はホンダ、トヨタの両自動車メーカーと綿密に連携し、「e-fuel」や「バイオfuel」といった複数のカーボンニュートラル燃料をテストし、今後の導入に向けて実験を重ねていく。同様にカーボンニュートラル燃料の導入に向けて準備を進めているGTアソシエイション(GTA)とも連絡を密に取り合っているという。

 こうした環境への取り組みと併せて、スーパーフォーミュラが世界最高峰のドライバーズレースであるために、ドライバーの魅力を最大限引き出せるクルマ作りを進めていく。具体的にはエアロダイナミクスを見直すことで前車からの影響をより少なくし、オーバーテイクの可能性を増やしていくことで、バトルのしやすいクルマ、ファンが応援したくなるクルマ作りを目指す。そのために、SF19を供給しているダラーラと連携して、ボディワークやアンダーパネルの形状に手を入れていくとのことだ。

 エンターテインメントの面では、1月31日に発表したデジタルプラットフォーム「SFgo」の導入に向け、車両側でも様々なテストを実施していく。「SFgo」はレースのオンボード映像や車両データ、無線音声などのあらゆる情報をオープンにし、ファンに新たな視聴環境を提供することを目指している。こうした情報を参戦する21台から収集し、すべてのサーキットで支障なくリアルタイム発信していくため、公募した300名の開発サポーターの声を反映しながら開発を進めていくという。

 こうした様々な項目の開発を、今回発表した2台のテストカーを用いて、年間7回のスーパーフォーミュラ各大会の前後で実施していく。このテストでは、石浦宏明と塚越広大の二人がテストドライバーとして年間を通じて参加していくことも明らかになった。

 第1回のテストは4月6-7日の両日、シリーズ第1-2戦が行われる富士スピードウェイで実施される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

鈴鹿60周年ファン感謝デー 「永遠のライバル対決~60周年復活スペシャル~」予選は星野と本山が制す

 鈴鹿サーキット開業60周年を記念して行われる「鈴鹿60周年ファン感謝デー」が3月5日、三重県の鈴鹿サーキットで始まった。従来は「鈴鹿モータースポーツファン感謝デー」として行われてきた恒例のイベントだが、昨年、一昨年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止となったこともあり、今回が3年ぶりの開催となった。

 コース上での最初のイベントは「永遠のライバル対決~60周年復活スペシャル~」。午前9時10分より行われた。

 2012年に「鈴鹿50周年ファン感謝デー」で初めて行われ、2018年までF1、スーパーフォーミュラ、スーパーGTとクルマを変えながら15回にわたって行われた星野一義と中嶋悟の因縁の対決。そして2019年の「モースポーフェス2019」では装いも新たに「新・永遠のライバル対決」として本山哲vs脇阪寿一vs道上龍の3人のバトルがスーパーGT500クラスマシンを用いて展開された。

 そして今回は星野一義vs中嶋悟と本山哲vs脇阪寿一vs道上龍の二本立てという豪華ラインナップで5日に予選、6日に決勝というスケジュールだ。今日の予選はホンダN-ONEを用いて東コースで3周のレースを行い、その結果で明日の決勝グリッドが決定される。

 星野vs中嶋対決はスタートでトップに立った星野を2周目の1コーナーで中嶋が大外から抜いていったが、3周目には星野が1コーナーでインをつき、トップを奪い返してそのままチェッカー。明日のポールポジションを獲得した。

 鈴鹿開業当時は中学2年生だったという星野。「こりゃ勉強なんかしてる場合じゃない」と思ったそう。今回使われたN-ONEについては、日産チェリーで戦っていた当時を振り返りながら「昔のFFはアクセルを踏んだ途端にどこに飛んでいくか分からなかったけど、今はそういう癖もなく、FFって感じがしないね」とのこと。対する中嶋「明日に備えて力を温存した。まだ69なので70代の人を立てた」と余裕の表情だ。果たして明日の決勝でチャンピオンベルトを手にするのはどちらのドライバーか?

 本山vs脇阪vs道上対決は東コースの各所で3ワイドになる激しいバトルが3周にわたって展開され、最終的に本山がトップでチェッカーを受けた。N-ONEオーナーズカップに参戦経験のある、ピエール北川アナウンサーのアドバイス通りに走ったのが功を奏したとのことだ。

 「永遠のライバル対決〜60周年復活スペシャル〜」決勝は6日午後4時10分より、トヨタGR86を用いて行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

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