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2017年5月

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝記者会見 優勝・アレックス・パロウ「残念なアクシデントだったが、ここに来られて良かった」

優勝 アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)
f3-rd6-r-pc-palou  「鈴鹿から進歩していて二つポールも取れたので全般的にはいい感じです。レースは序盤の3周でリードを築け、ペースも良かったです。最後5周はペースが落ちて後からペースの上がってきた坪井選手が追い上げてきました。残り2周で追いつかれ、残念なアクシデントがありましたが、ここに来られたので良かったです」
2位 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)(この後、再車検で失格)
f3-rd6-r-pc-takaboshi  「自分のミスやクルマの問題など総合的な部分で足りず、予選は3位と5位になってしまいました。レースには改善して挑みました。スタートはポジションを一つ上げられたんですが、その後のペースが悪くて追い上げることができませんでした。何をしたら1秒タイムが上がるのか、原因はわかっていません。あしたはドライのようですが、次の雨のレースに向けて改善しないといけないです」
3位 大津弘樹(TODA RACING)(この後、2位に繰り上がり)
f3-rd6-r-pc-otsu  「予選は良くなかったんですが、チームにアジャストしてもらって決勝では予選より速く走れました。スタートの混乱を早く抜けていればもう一つ前のポジションでゴールできたと思います。トップのタイムに追いつくには自分のドライビングを改善しないといけないですね。明日はドライなのでチームと話し合って仕上げたいと思います」
Nクラス優勝 DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd6-r-pc-dragon  「1回目の予選はうまくいきましたが、2回目は雨量が多くなりハイドロが起きてポールを取れませんでした。バランスは良かったので決勝はいけるだろうと思っていましたが、スタートで前のクルマが失速して行き場が無くなり、両脇から抜かれてほとんどビリまで落ちてしまいました。そこから落ち着いて一台一台抜いて行き、3周目あたりでトップに上がれました。いままでフルマークで勝ったことがないのでファステストも狙っていました」
Nクラス2位 長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd6-r-pc-hasegawa  「1回目の予選で2位になれたんですが、2秒離されていたので、2回目の前の10分間で改善してポールを取ることができました。レースはスタートが決まりトップになることができたんですが、自分のペースが守れず、コカコーラコーナーでスピンして抜かれてしまいました。ミスを少なくしていきたいです」
Nクラス3位 植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd6-r-pc-ueda  「予選はクルマ的にもバランスが良くなく、自分的にも乗りこなせていませんでした。決勝はスタートで前に行こうと気合を入れていて、コカコーラコーナーまではトップだったんですが、前のクルマに引っかかったときにブレーキを踏んで、長谷川選手に行かれてしまいました。DRAGON選手にもヘアピンで抜かれて、そのときにイン側の水に乗ってスピンをし最後尾まで落ちてしまいました。そこから1台ずつ抜いていきました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 総合でアレックス・パロウが、NクラスでDRAGONが優勝

 全日本F3選手権第6戦は13日、富士スピードウェイで決勝を行い、総合でアレックス・パロウ(THREEBOND)がNクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)が優勝した。

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 午前中の予選直後からさらに強さを増した雨は、午後から行われたサポートレース決勝のうち2レースをセーフティーカー先導のまま赤旗チェッカーという結果を強いたが、しかしその雨もF3のコースインが始まる頃には小雨となり、午後3時45分予定通りフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションのアレックス・パロウ(THREEBOND)がトップで1コーナーへ向かう。予選2位の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は出遅れ、2位には予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)が上がってきた。しかし3位に落ちた坪井はすかさずオープニングラップのダンロップコーナーでインから高星を差し2位にポジションを戻す。

 この間、トップに立ったパロウは1周目に2位以下を2秒9離して戻ってくると、4周目には2位坪井との差を4秒2とさらに開く。

 パロウのぶっちぎりでレースは進行すると思われたが、ここからパロウと坪井のラップタイムが拮抗し始める。

 坪井は8周目にこのレースのファステストラップとなる1分50秒138を出すと3位の高星との差を開きながら、徐々にパロウに接近。9周目にその差を3秒4とすると10周目に周回遅れに詰まったパロウとの差を一気に2秒とし射程に捉えた。

 14周目のストレートでパロウの背後に付いた坪井は1コーナーでインから並びかけるもここは抜けず、逆にリードを広げられてしまう。

 最終15周目は出始めた霧と水しぶきで視界が悪くなる中、1コーナー手前で「ブレーキングをしたらパロウが見えたので前を突っ切ろうと思った」という坪井がパロウのマシンの横っ腹に追突。パロウは最小限のダメージでコースに復帰したが、坪井はコースに復帰するもフロントウイングを壊し万事休す。

 手負いでペースの上がらない坪井はダンロップコーナー立ち上がりで高星にパスされ3位、さらに大津弘樹(TODA FIGHTEX)にも背後まで迫られるがなんとか押さえて3位でゴールに滑り込んだ。しかし、この1コーナーでの接触でペナルティー30秒を加算され8位まで順位を落とすこととなった。

 優勝はパロウで、今季2勝目。2位に入った高星も再車検でインテークシステム制御違反が見つかり失格。大津が繰り上がり2位。3位にイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)。以下、阪口晴南(HFDP RACING F316)、宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)、ブルーノ・カルネイロ(AlbirexRT-WILSON)と続いた。

 Nクラスはスタート時、前方で失速したマシンに行く手を阻まれたポールポジションのDRAGON(B-Max Racing F306)が順位を落とす中、トップに立ったのは植田正幸(Rn山下製作所F308)。しかし植田もコカコーラコーナーで前のマシンに詰まった隙に長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)にパスされ2位に落ちると、ヘアピンでは、DRAGONにかわされた際にイン側の水たまりに乗りスピンし、最後尾まで落ちてしまう。

 その長谷川も3周目のコカコーラコーナーでスピンをし、トップをDRAGONに明け渡すこととなる。

 トップに立ったDRAGONはその後も2位との差を広げ15周を走って今季3勝目。2位には長谷川が、3位には最後尾から追い上げた植田が入った。

 第7戦決勝は明日14日、午前11時25分より21周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝結果

FUJI Champion Race Rd.3 -RIJ- (2017/05/13) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31527'50.470
222大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011515.192
3333イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411525.734
474阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011527.195
5365宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311530.947
6216ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141533.620
7*17坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311544.789
8788片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141546.224
939三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411558.652
1030N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE151'23.914
11*2810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41151'25.505
1222N2長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE151'32.089
1311N3植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE151'50.656
1455N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE141Lap
155N5アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE141Lap
1613N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE141Lap
1727N7SYUJIB-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S 3S-GE141Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-*23-高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41-失格
  • Fastest Lap: CarNo.1 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'50.138 (8/15) 149.147
  • CarNo.1は、全日本F3選手権統一規則第15条1.1)2)(他のドライバーのコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科す。
  • CarNo.28は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のオーバーラン)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科す。
  • CarNo.23は、公式通知No.17により失格とした。

Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選 総合でアレックス・パロウが連続、Nクラスは長谷川綾哉が初のポールポジション

 全日本F3選手権第7戦は13日、富士スピードウェイで公式予選を行い、総合でアレックス・パロウ(THREEBOND)がNクラスで長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)がポールポジションを獲得した。

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 第7戦予選は第6戦予選の終了後、10分間のインターバルをおいて雨脚がさらに強まる中、10分間で争われた。

 第6戦同様、予選をリードしたのはやはりアレックス・パロウ(THREEBOND)。計測1周目で1分52秒803でトップに立つと、51秒191、51秒867とタイムを縮めポールポジションを獲得。

 予選2位は坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。第6戦では0秒7離されたが、ここでは0秒3差まで迫り意地を見せた。

 第6戦予選で7位に終わった宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)も第7戦では3位と躍進し、トムス勢が2-3。4位には阪口晴南(HFDP RACING F316)が、ポイントリーダーの高星明誠(B-MAX NDDP F3)は5位と振るわなかった。6位には大津弘樹(TODA FIGHTEX)が付けている。

 Nクラスは長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が1分58秒533で初ポールポジション。第6戦ポールのDRAGON(B-Max Racing F306)が2位。第6戦同様3位には植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。

 第7戦決勝は明日14日、午前11時25分より21周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選 総合でアレックス・パロウ、NクラスでDRAGONがポールポジション

 全日本F3選手権第6戦は13日、富士スピードウェイで公式予選を行い、総合でアレックス・パロウ(THREEBOND)がNクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)がポールポジションを獲得した。

f3-rd6-q-12 f3-rd6-q-1 f3-rd6-q-23 f3-rd6-q-30 f3-rd6-q-22 f3-rd6-q-11

 未明から降り出した雨は徐々に雨脚を強め、第6戦公式予選が始まる午前9時55分には本降りとなった。

 10分間の予選を序盤からリードしたのはアレックス・パロウ(THREEBOND)。計測1周目に1分54秒662でトップに立つと、2周目には52秒081、3周目には51秒649とタイムを縮め2位以下を圧倒。悠々とポールポジションを確定した。

 2位には高星明誠(B-MAX NDDP F3)が付けていたが、坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分52秒401で逆転。高星は1分52秒731にとどまり3位。4位には計測最終周に1分53秒193を出した大津弘樹(TODA FIGHTEX)が、5位には阪口晴南(HFDP RACING F316)が、6位にはイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)入った。宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)は7位と振るわなかった。

 NクラスはDRAGON(B-Max Racing F306)が1分57秒910でポールポジション。2位に長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が、3位に植田正幸(Rn山下製作所F308)が付けている。

 第6戦決勝は本日13日、午後3時45分より15周で行われる。

Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選結果

FUJI Champion Race Rd.3 -RIJ- (2017/05/13) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'51.867--146.842
212坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.192 0.325 0.325146.417
3363宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.954 1.087 0.762145.429
474阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.211 1.344 0.257145.099
5235高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.265 1.398 0.054145.030
626大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.613 1.746 0.348144.586
7337イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'54.082 2.215 0.469143.991
8288山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'54.161 2.294 0.079143.892
939三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'54.983 3.116 0.822142.863
102110ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'55.117 3.250 0.134142.697
117811片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'55.669 3.802 0.552142.016
1222N1長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.533 6.666 2.864138.584
1330N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.056 8.189 1.523136.826
1411N3植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'02.50910.642 2.453134.086
1555N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'02.91011.043 0.401133.649
165N5アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'03.18511.318 0.275133.351
1713N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'03.32011.453 0.135133.205
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.571)予選通過 ----
-27N-SYUJIB-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'05.63813.771 2.318130.747

Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選結果

FUJI Champion Race Rd.3 -RIJ- (2017/05/13) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'51.649--147.129
212坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.406 0.757 0.757146.138
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'52.731 1.082 0.325145.717
424大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.193 1.544 0.462145.122
575阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.550 1.901 0.357144.666
6336イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'53.924 2.275 0.374144.191
7367宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.069 2.420 0.145144.008
8288山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'54.185 2.536 0.116143.861
939三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'55.711 4.062 1.526141.964
107810片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'55.920 4.271 0.209141.708
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'57.159 5.510 1.239140.209
1230N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.910 6.261 0.751139.316
1322N2長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.592 7.943 1.682137.357
1411N3植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.892 8.243 0.300137.013
1555N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'02.74911.100 2.857133.824
1613N5吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'03.02411.375 0.275133.525
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.488)予選通過 ----
-5N-アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'04.39312.744 1.369132.056
-27N-SYUJIB-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'06.73615.087 2.343129.614

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第3,4戦富士 第3戦で3人が揃って入賞を果たす。見つけた課題を、今後に活かせば飛躍は必至! (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが力を入れて挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、5月3日(水・祝)、4日(木・祝)に富士スピードウエイ(静岡県)で開催された。

 ドライバーの川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人は、開幕戦での岡山大会で、予選、決勝でのシングルポジションでの順位を獲得。さらなる上位ポジションでの予選、そして決勝での上位独占と表彰台を目指し、国内最長となるホームストレートを有する富士スピードウエイでの戦いへと臨んだ。

予選 5月3日(水・祝)天候/晴れ コース状況/ドライ

 初日の専有走行はゲリラ豪雨、雹にも見舞われ、ウェットコンディションからのスタートとなり、その後セッションごと路面状態は回復していったとはいえ、完全に本戦を想定できる状況までには至らず。しかし、2日目からは一転して爽やかなコンディションとなり、天気の心配をせずにドライバーたちは周回を重ねていった。

 そして迎えた予選は、ゴールデンウィーク真っただ中ということもあって、いきなり3万4千人もの大観衆が見守る中、絶好のアタック日和となっていた。計測開始と同時にコースインし、当初は3人連なって走行していたが、川合だけはあえて間合いを保つように。結果的にはこれが功を奏して、最終ラップで8番手につけ、セカンドベストでも9番手につけたことから、決勝には2レースともにシングルグリッドから挑むこととなった。

 一方、湧也と玲次は集団の中で周回を重ねるも、完璧なスリップストリームを使うことができず、また、クリアラップを取ることができなかったこともあり、湧也は14番手と12番手、そして玲次は13番手と14番手と、ともに中団から決勝2レースに挑むことになった。

決勝第3戦 5月3日(水・祝)天候/晴れ コース状況/ドライ

 決勝レース第3戦では、それぞれスタートを決めるも、ポジションの違いで明暗を分けることとなってしまう。川合は1コーナー、ダンロップコーナーで相次いでブロックを避けようとしてポジションダウン。そういった混乱をうまく避けた、湧也と玲次は逆にポジションを上げる。1周目を終えると湧也、川合、玲次の順で8、9、10番手を走行。この中で湧也がやや逃げる格好となっていたが、6周目の13コーナーで先行車両のスピンがあり、接触は避けられたものの、その間に川合と玲次が背後に迫る。

 ここでもし、スリップストリームをうまく使ってペースアップできれば、前のクルマとの差を詰める絶好の機会となったが、その後にチームメイト同士のバトルが勃発。先行車両の脱落で、ひとつずつ順位を上げて川合、玲次、湧也の順となるも、6番手との差は大きく広がってしまう。湧也はその後2台の先行を許すも、うち1台は最終ラップに抜き返し、10位でフィニッシュ。川合は7位、玲次は8位となり、揃って入賞を果たした。

決勝第4戦 5月4日(木・祝)天候/晴れ コース状況/ドライ

 連日、天候に恵まれた影響もあって、2日目の富士には5万8千人もの集客があり、2日間のトータルでは10万人に、あと一歩と迫ることとなった。

 川合はまたしても好スタートを決めるも、1コーナーの進入で2台に挟まれる格好となり、アウトに逃げるも汚れたグリップの低い路面に乗ってオーバーラン。幸いポジションはキープでき、その後1台を抜いてオープニングラップを8番手で終える。湧也はスタートに出遅れるも、オープニングラップの混乱を回避できたことで、結果的にはひとつポジションアップの11番手に。玲次は16番手となる。

 2周目のダンロップコーナー。玲次が競り合いの中で、接触を避けようとコースアウトし、23番手に後退してしまう。その頃、川合と湧也は6番手を争う集団の中で、ポジションアップの機会を待っていた。4周目、先行車両の脱落で、まずはひとつずつポジションを上げ、6周目に湧也は9番手に浮上。逆に川合は11周目にひとつポジションを落とし、再びチームメイト同士が連なることとなる。このとき川合のリヤタイヤはグリップを失っており、抗うことを許されず14周目に湧也とポジションを入れ替える。

 その結果、湧也が8位、川合が9位でフィニッシュ。一方、玲次は1台ずつ着実に前を行く車両を抜き続け、終盤はきっちりとラップを刻んで15位でレースを終えることとなった。

第3大会はオートポリスを舞台に、興奮も冷めやらぬうちの2週間後に開催される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 3人とも、けして予選までの流れは良いとは感じなかったが、ふたつの決勝を進める中で、ドライバーもクルマも進化していった。上位陣との差は僅かではあるが、その差を埋めるためには予選一発の速さを改善する必要があり、そうすれば自ずと結果も違うものになってくるだろう。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選は、うまくスリップストリームを使える場所を探して、最後の最後にベストタイムが出たので、その組み立ては良かったと思います。第3戦はスタートが良かったのに、直後の位置取りが悪いせいで、寄せられて行き場をなくしてポジションを落としてしまいました。それで直後にきた湧也と、チームメイト同士の争いをしている間に、前の集団から離されてしまいました。第4戦もスタートは決まり、集団の中でのレースになりましたが、決め手を作れずに終わってしまった感じです。タイムを落とさず、前に行けるような抜き方を考えなければいけない、というのが今後の課題です。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 予選は位置取りの悪さと、タイヤがベストな状態に一発のタイムが出せなかったことで、中団に沈んでしまいました。第3戦の決勝はスタート直後の混乱をうまく避けられて、中盤からはペースも上がってきたので前の集団にも追いつきそうだったんですが、無駄なバトルをしてしまって、チャンスを逃してしまったのは反省点です。第4戦のレースは序盤のダンロップコーナーで前車との接触をさけようと、やむ無くコースアウトしましたが、そこからうまくリカバリーしていきたかったんですが、その後もクラッシュに巻き込まれそうになったのを回避して、タイヤを汚してしまいました。今後は、予選をうまく一発で決めて、レースをしっかり組み立てて優勝争いしていきます。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 レースウィークを通じ、クルマのレベルを上げられたとは思うのですが、予選までに合わせ切れませんでした。でも、その後のセット変更がいい方向に進んで、最初の決勝ではどんどん順位を上げて行くことができたんですが、目の前のスピンを回避している間に、後ろの集団に追いつかれてしまいました。それがなければ前の集団を追いかけて抜けるパフォーマンスはあっただけに、すごく残念でした。第4戦のレースもセットをアジャストして臨み、常にプッシュし続けられて、レースもうまく組み立てられて、順位もひとつずつ確実に上げて行くことはできたと思います。いい流れは来つつあると思うので、次のレースこそチームメイト3台で優勝争いします。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO DENSO Le Beausset RC350が初のポールポジションを獲得! 決勝では燃料系トラブルに見舞われるも、その後のリカバリーで2位に返り咲く (Le Beausset)

 今シーズンはFIA-F4、スーパーFJと併せて挑む、ル・ボーセ モータースポーツにとって最高峰カテゴリーである、スーパー耐久シリーズの第2戦が4月29日(土・祝)、30日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。

 今回のドライバーは嵯峨と中山、そして山下と、レギュラーの3人でのラインナップ。舞台であるSUGOはアップダウンに富んだテクニカルレイアウトで知られ、多くのコーナーがアクセルを踏んで回るだけに、タイヤにかかる負担も極めて大きいサーキットで、いかにタイヤをいたわりながら速く走ることが求められる戦いとなる。今回も決勝レースは2グループに分けられ、ST-3クラスはグループ1としてST-Xクラス、ST-TCRクラス、ST-1クラス、そしてST-2クラスとの混走で、日曜日に3時間レースを戦うこととなった。

予選 4月29日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 今回は、木曜からサーキット入りし、テスト走行を開始。決勝レースを想定したセッティングを中心に進めつつも、金曜日の専有走行では中山が1分30秒257を記して、トップに立ち、予選にはより大きな期待が込められた。

 天気予報では雨との情報もあった土曜日ながら、予選が行われる頃には青空も広がり、絶好のアタック日和に。Aドライバー予選に挑んだ嵯峨は、早々にアタックをかける予定だったものの、ピットが最終コーナー寄りだったこともあり、大渋滞に巻き込まれてクリアラップがなかなか取れず。その上スローペースでの走行を強いられたため、アウトラップともう1周でタイヤの内圧を完璧に合わせ切れないままアタックをせざるを得なかったものの、1分30秒922を記録し、トップからコンマ約1秒差の3番手。

 続いてBドライバー予選に挑んだ中山は、嵯峨の状況を踏まえ、すぐにピットを離れず3分ほど待機。このタイミングが大正解で、しっかりとクリアラップが取れた中山は1分30秒351をマークしてトップに浮上する。2番手にもコンマ3秒の差をつけたこともあり、合算タイムでもトップに浮上することに。その結果、「DENSO Le Beausset RC350」は初のポールポジションを獲得。なお、Cドライバー予選では山下が、決勝を想定したチェックを兼ねた走行であったにもかかわらず、1分31秒866を記録して2番手につけ、まさに実りある予選としていた。

決勝 4月30日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ゴールデンウィークに突入し、さらに天候にも恵まれたこともあって、スタンドには多くの観客が。ピットウォークではファンの応援に応え、ドライバーたちがサインに勤しむ姿があった。13時からはスタート進行が開始され、まずは8分間のウォームアップが行われる。スタートを担当する中山が「DENSO Le Beausset RC350」に乗り込んで、最終チェックを完了。

 そして13時55分には、フォーメイションラップが開始。1周回ってグリーンシグナルの点灯とともに熱戦の火ぶたが切られていく。中山は上々のスタートを切って、トップ発進を果たすも、まもなく近づいて来たのが開幕戦のウィナーでもあるIS350。さらにフェアレディZ勢の1台にも迫られるが、こちらは鉄壁のガードで封じ込め続けた。

 そして周回が進み前後を走るライバル車両は、早めのドライバー交代となったこともあり、中山はトップ返り咲きに成功。燃費も予定以上に優れていたことから、当初の作戦より更にロングスティントを敢行することとなり、時間にして1時間39分、63周目にようやく山下と代わることとなった。4番手で復帰すると、それからまもなく6周目にかかるところで、最終コーナー付近でストップした車両が出てセーフティカー(SC)がコースイン。チームはSCが入った際の戦略通り、山下をSCコースインと同時にピットに呼び寄せ、嵯峨へのドライバー交代だけを行なった。この作戦が功を奏し、2番手で「DENSO Le Beausset RC350」はコースに復帰し、しかも目の前にはトップのZが。約10分でSCはコースを離れ、リスタート後の逆転に期待がかかるが、トップを追い始めた矢先にまさかのトラブルが……。75周目に突然の燃料系トラブルから失速。緊急対応をすることで、なんとか息を吹き返すものの、これで25秒ほどロスした間に5番手に後退。しかし、諦めることな く、猛プッシュを重ねたことで92周目には1台をパス、また101周目には2番手を走行していた車両のミスに乗じて3番手にまで浮上。その勢いで、日産ワークスドライバーでトップカテゴリーでのチャンピオン経験もある本山哲がドライブするZにも迫っていく。相手が相手であるだけに、一筋縄には行かないと思われたものの、ラスト5周の馬の背コーナーでついに逆転。神ががり的な走りで2番手まで挽回し、表彰台に立つこととなった。6月10〜11日に鈴鹿サーキット(三重県)で行われる第3戦は、再び表彰台を、そして優勝を目指す。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 我々が走らせるRC350にとって、上り勾配のきつい菅生の最終のコーナーは、タイヤにもストレートスピードにも厳しい状況であったが、その中でも最善のバランスを見つけるためドライバーの力が必要だった。その結果としてポールポジションが取れて、決勝ではトラブルから後退する事になったが、嵯峨が見事な追い上げを見せてくれた。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 予選で僕は大渋滞に引っかかってしまい、伸び悩んでしまったんですが、Bドライバー予選で雄一がうまくまとめてくれたのでポールポジションが獲れたのは、すごく良かったと思います。僕のスティントで燃料系トラブルが出てしまって、その間に5位ぐらいにまで落ちてしまいましたが、そこからはもう失うものはないと思い、予選モードでプッシュして何とか元の位置まで戻れました。コースはZに特性が合っていた中で、RC350でいい勝負ができるところまでパフォーマンスを見せられましたので、次の鈴鹿こそは、表彰台の真ん中を目指して臨みたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 予選では、しっかり僕はアタックできましたし、いい内容だったと思います。チームにとって、初めてのポールポジションということもありましたから。決勝に関してはまだ課題も残りますけど、ネガティブな結果ではなくて、ちゃんと自分たちの100%を出し切れた、いいレースだったと思います。SCが出なければ、できるだけ引っ張る作戦でスタートして、僕のスティントでは出なかったんですが、ちょっとペースを上げられなかった分、燃費は良くなる方向だったので、当初の予定より長いスティントにすることができました。その結果、1回の給油だけで行けたので、そこはうまくいったと思います。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 今季、はじめての参戦となって、2番目に長くドライブする予定でしたが、SCが入ってしまったことで、自分のスティントが短かくなりましたが、順位は大きくジャンプアップできたので、それは良かったと思います。嵯峨選手、中山選手ともペースは良くて、優勝も狙えたかもと思うと、2位でのゴールでも少し悔しいですね。次の鈴鹿ではチームとの連携をさらに高めて、自分のドライビングで優勝に貢献できるように頑張ります。
Le Beausset Motorsports

OK

OK:第1,2戦SUGO 佐藤蓮(Drago corse)が圧勝の2連勝


 2017年全日本カート選手権OK部門の第1・2戦が4月23日、スポーツランドSUGO西コース(宮城県)にて行われ、佐藤蓮(Drago corse)が優勝した。

 今シーズンより国際カート委員会(CIK-FIA)のカテゴリー改定にならい、全日本カート選手権はOK部門へと変更された。OK部門では、クラッチ・フロントブレーキが廃止されたことでマシン重量が軽くなり、最低重量はKFマシンよりも13kg軽い145kgとなった。

 タイヤについては昨シーズン同様、ダンロップ・ブリヂストン・ヨコハマの3社が製造するスペシャルタイヤが使用される。

 いよいよ幕開けを迎えることとなった全日本カート最高峰クラス、カテゴリー改定による大幅なレギュレーション変更によって、シーズン開幕前より大幅なタイムアップが予想されていた。土曜日に行われたタイムトライアルでは、昨年のトップタイムより0.8秒以上速いタイムが記録され、予想を裏切らない結果となった。

 タイムトライアルでトップタイムを刻み、第1・2戦の予選ヒートポールポジションを獲得したのは、昨シーズン全日本FS125部門で圧倒的な強さで最終戦を待たずにチャンピオンを獲得した佐藤だ。今シーズン多くのルーキーがデビューするなかで、一際注目株の佐藤だが、その速さと存在感を全日本カート最高峰クラスにおいても大きく示した。

【第1戦】佐藤蓮、全日本カート最高峰クラスでデビューwin

 予選ヒートのポールポジションを獲得した佐藤だったが、ローリング中のエンジントラブルでスタートを切ることができず、決勝ヒートは最後列からのスタートとなってしまう。

 予選ヒートを制したのは、2番グリッドからスタートした朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)で、高橋悠之(TONY KART R.T.J)、澤田真治(EXPRIT RACING TEAM JAPAN)が続いた。

 迎えた決勝ヒート、ホールショットを決めた朝日だったが、オープニングラップで高橋がトップを奪う。朝日は高橋をぴったりとマークし周回を重ねていき、10周目にトップの座を奪い返す。そのままレースをリードしていくが、21周目、後方から追い上げてきた佐藤にトップの座を奪われてしまう。佐藤はトップにでるとそのまま後続を突き放し、全日本カート最高峰クラスOK部門でのデビューレースを見事な優勝で飾った。2位には朝日が、3位には高橋が入った。

佐藤蓮のコメント
 優勝したことはうれしいですが、ダンロップが素晴らしいタイヤを用意してくれたにも関わらず、予選をちゃんと走れなかったことが悔しいです。プレッシャーはありましたが、自分の走りをすれば勝てるという自信はありました。第2戦は予選もしっかり走って勝ちたいと思います。

【第2戦】怪物佐藤蓮、圧倒的な速さで2連勝

 第2戦の予選ヒートでは、無事スタートを切ることができた佐藤がホールショットを決め、トップのままチェッカーを受けた。2番手には朝日、3番手には太田格之進(SUCCEED SPORTS Jr.)が続いた。

 決勝ヒートでは朝日がホールショットを決めるも、3周目には佐藤がトップを奪い返す。その後は朝日を引き離していき、2秒半の大差をつけてチェッカー。圧倒的な速さで開幕ラウンドを制圧した。2位は朝日、3位には野中誠太(CREST RICCIARDO)という順位となった。

佐藤蓮のコメント
 スタートが上手くなく前にでられてしまいましたが、序盤の速さには自信があったので、前にでてギャップを築くことができれば勝てると思い落ち着いて抜くことができました。予選・決勝と初めてのロング走行だったので後半はタイヤがきつかったですが、タイムを落とさないように意識しながら走りました。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

FS125東地域

FS125E:第1戦SUGO 滝田真之佑(ミツサダPWG RACING)が優勝

 2017年全日本カート選手権FS125部門東地域の第1戦が4月23日、スポーツランドSUGO西コース(宮城県)にて行われ、滝田真之佑(ミツサダPWG RACING)が優勝した。

 西地域の開幕より遅れること約1ヶ月、いよいよ全日本カート選手権FS125部門東地域が開幕した。西地域同様、ジュニア選手権や地方選手権で戦った多くのドライバー達がステップアップを果たしており、昨年までとは異なる顔触れとなった。

 タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは澤龍之介(Drago corse)で、同部門のコースレコードを更新した。予選ヒートでは、ファイナルラップまで澤と激しいバトルを繰り広げた塚田海斗(VITEC racing)がトップチェッカー、決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には滝田が、3番手に澤という順位となった。

 迎えた決勝ヒート、スタートを決めたのはポールスタートの塚田。その後ろにはぴたりと澤がマークし、周回数を重ねていく。2台はテールトゥノーズの膠着状態のままファイナルラップを迎えた。最後のチャンスを狙う澤だったが、4コーナーの立ち上がりでダートにはみ出し単独スピン。26周に渡って繰り広げられた神経戦の勝敗が決した瞬間だった。プレッシャーに耐え続けた塚田は、そのままトップでチェッカーを受け、2番手には、トップ2台のバトルを少し引いた位置から追いかけていた滝田が、3番手に坂入悠斗(LCT by KOSMIC)の順でチェッカーを受けた。全日本カート選手権FS125部門デビューウィンに思われた塚田だったが、今季から導入されたフロントフェアリングに関するレギュレーションによって10秒加算のペナルティーを受け、7位まで順位を落としてしまう。塚田のペナルティーによって滝田が繰り上がり、全日本カート選手権FS125部門でのデビューウィンを飾ることとなった。2位には坂入、3位には越野遼太郎(FLAX motorsports)が入った。奇しくも先に行われた全日本FS125部門西地域と同じく、フロントフェアリングによるペナルティーによって優勝者が変わる結果となった。

滝田真之佑のコメント
 練習走行までは思うように走れず苦戦していたのですが、タイムトライアルよりタイムが出るようになってきました。予選でもトップとそれほど変わらないタイムが出せていたのでそれは自信になりました。今後は、暑くなってきたときの路面コンディションや、タイヤの使い方が課題になってくると思います。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿決勝 壮絶なバトルを制した岡本大地がポールトゥウイン

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は7日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第3戦で決勝を行い、ポールポジションからスタートした岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)が抜きつ抜かれつの接戦を演じ、10周・22分38秒362で優勝した。

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 決勝レースは定刻より20分遅れて日没間近の午後5時30分にフォーメーションラップが始まった。1台が参加できずに26台がグリッドへ向かうが、ここでウェービングをしていた予選4位の太田格之進(KK-SⅡ ミスト制動屋)がバックストレッチでスピンをし、ガードレールに接触。フロントウィングを壊したもののコースに復帰、自身の4番グリッドに戻って26台でのスタートが切られた。

 ポールポジションの岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)はトップで1コーナーに向かうが、予選2位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)はエンジンストール。後続に飲み込まれてしまう。2位には予選3位の山内飛侑(NAVY AUTO)が上がり岡本の背後に付ける。

 山内は1周目のシケインでアウトから岡本をパス。トップに躍り出る。

 2位に落ちた岡本も負けていない。ここから3位以下を引き離しながら山内と岡本の壮絶なバトルが始まる。

 コーナリングの速い山内は東コースで逃げ、ストレートの速い岡本は西コースで追いつくというバトルを繰り返しながら、ついに5周目のスプーン立ち上がりでスピードを乗せた岡本が130R手前で山内の前に出ることに成功した。

 抜かれた山内もあきらめずに食い下がる。9周目のシケインではアウトから岡本にかぶせた山内は接触しながら前に出て、この2台はストレートを並走。しかし、1コーナーでは岡本が再びトップに立った。

 さらに最終10周目のシケインでも山内はアウトから岡本に仕掛けるもここでオーバーラン。このバトルに決着が付いた。優勝は岡本、2位には山内が入った。

 スタートでストールした名取は1コーナーに向かったとき「後に3台しかいなかった」とほぼ最後尾から追い上げを開始。「コーナーごとに1台ずつ抜いた」と1周目を10位で戻ってくると、2周目には7位。5周目には4位。7周目には手負いながら3位を走っていた太田を130Rでパスして3位まで上り詰めてきた。

 しかし、この時点で名取とトップ2台との差は6秒5。このまま3位でゴールを迎えた。

 太田は4位でゴールしたが、スタート手順違反でペナルティーを受け16位。繰り上がって4位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が、5位には大嶋和也(レオパレス21/コウゲKKS-Ⅱ)が、6位にはHIROSHI(ミスト・セキグチ・制動屋)が入った。

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第4戦は9月10日、西コースに舞台を移し行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2017/05/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
12岡本 大地KRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH1022'38.362
260山内 飛侑NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH100.654
311名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH104.768
457吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1010.217
56大嶋 和也レオパレス21/コウゲKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH1011.655
621HIROSHIミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH1021.394
743鈴木 智之C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク
TOKYO R&D RD10V
YH1027.344
829宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1029.904
949加納 亨介OZクリエイティブ10Vテイクファースト
TOKYO R&D RD10V
YH1031.927
1044前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH1032.801
1177荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1034.482
1255板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ
MYST KK-S2
YH1038.254
1327阪本 一世チョコボ@イーグル
MYST KK-S2
YH1043.134
141吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
MYST KK-S2
YH1043.396
1523宮本 健一KMTS-RTミストKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1043.885
16*61太田 格之進KK-SⅡ ミスト制動屋
MYST KK-S2
YH1045.520
1725濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1047.417
18*7佐藤 セルゲイビッチZAP結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1047.750
19*39高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH1051.165
20*70徳升 広平Leprix Sport 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1053.645
215村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1059.665
2234齋藤 真紀雄CS-AKILAND EAGLE KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH101'01.370
2317白石 隆ガガーリン・MYST・制動屋・KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH101'28.011
249上吹越 哲也ヤマダ・エスバイエル・ホームレプ10V
TOKYO R&D RD10V
YH101'58.926
2528依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-18前田 樹RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-71前田 大道ZANKAIレーシングREV KK-S1
MYST KK-S1
YHDNS
  • Fastest Lap: CarNo.2 岡本大地(KRS KKS-Ⅱ) 2'14.941 (8/10) 154.92km/h
  • CarNo.70は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第59条~1)①(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo.7は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第59条~1)②(妨害行為)により、訓戒とした。
  • CarNo.39は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第58条~6)(ドライバーの遵守事項)により、訓戒とした。
  • CarNo.61は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第54条~5)(スタート手順)違反により、競技結果に40秒を加算した。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿公式予選 鈴鹿初登場の岡本大地がポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は7日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第3戦で公式予選を行い、鈴鹿初参戦の岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)が2分14秒297でポールポジションを獲得した。

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 GW最終日となった7日、鈴鹿は午前中より初夏の陽気。今季からエンジンが安価で販売され初のフルコース開催と言うことで、スーパーFJとしては近年まれに見る27人ものドライバーが参戦した。

 公式予選は午前11時45分より15分で行われた。

 序盤から予選をリードしたのは山内飛侑(NAVY AUTO)。中盤までに2分14秒667を出しトップに立つと、タイムを14秒498と縮め、さらに14秒372とすると130Rでクラッシュした車両で黄旗が振られていて「この時点で2位を0秒4離していたのでもうポールポジションだと思った」とピットイン。

 しかし予選終盤、岡本大地(KRS KKS-Ⅱ)がスパートし2分14秒297をたたき出し山内のタイムを僅差で上回ると、名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)も2分14秒348を出し、山内は3位に落ちた。

 さらにここまで4位に付けていた太田格之進(KK-SⅡ ミスト制動屋)が終了直前セクター1,2を最速タイムで通過。トップに躍り出ると思われたがスプーンカーブで遅い車につまり万事休す。上位3人には届かなかった。

 ポールポジションを獲得した岡本は高知県土佐市在住の18歳。スーパーFJ岡山シリーズでは2戦2勝。鈴鹿に乗り込んできた初戦でいきなりポールポジションを獲得して見せた。

 決勝は本日7日、午後5時10分より10周で行われる。上位3人、岡本、名取、山内の予選タイムは0秒1以内。続く太田も速さでは負けていない。優勝争いはこの4人で展開されそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2017/05/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
12岡本 大地KRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'14.297--155.664
211名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
2'14.348 0.051 0.051155.605
360山内 飛侑NAVY AUTO
MYST KK-S2
2'14.372 0.075 0.024155.577
461太田 格之進KK-SⅡ ミスト制動屋
MYST KK-S2
2'14.699 0.402 0.327155.199
56大嶋 和也レオパレス21/コウゲKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'15.057 0.760 0.358154.788
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
2'15.233 0.936 0.176154.587
718前田 樹RD10V
TOKYO R&D RD10V
2'15.796 1.499 0.563153.946
870徳升 広平Leprix Sport 10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.014 1.717 0.218153.699
943鈴木 智之C72☆ミッドランド☆制動屋☆byテイク
TOKYO R&D RD10V
2'16.215 1.918 0.201153.472
1027阪本 一世チョコボ@イーグル
MYST KK-S2
2'16.589 2.292 0.374153.052
1139高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
2'16.595 2.298 0.006153.045
1277荒川 鱗Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.706 2.409 0.111152.921
137佐藤 セルゲイビッチZAP結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
2'16.754 2.457 0.048152.867
1421HIROSHIミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'16.782 2.485 0.028152.836
1571前田 大道ZANKAIレーシングREV KK-S1
MYST KK-S1
2'16.829 2.532 0.047152.783
1629宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
2'16.837 2.540 0.008152.774
1744前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
2'16.837 2.540 0.000152.774
181吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
MYST KK-S2
2'16.944 2.647 0.107152.655
1949加納 亨介OZクリエイティブ10Vテイクファースト
TOKYO R&D RD10V
2'17.170 2.873 0.226152.404
2055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ
MYST KK-S2
2'17.560 3.263 0.390151.972
2123宮本 健一KMTS-RTミストKK-SⅡ
MYST KK-S2
2'17.644 3.347 0.084151.879
2234齋藤 真紀雄CS-AKILAND EAGLE KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'18.484 4.187 0.840150.958
2325濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'18.785 4.488 0.301150.630
245村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
2'19.277 4.980 0.492150.098
2517白石 隆ガガーリン・MYST・制動屋・KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'22.296 7.999 3.019146.913
26*9上吹越 哲也ヤマダ・エスバイエル・ホームレプ10V
TOKYO R&D RD10V
2'25.53211.235 3.236143.647
2728依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
2'29.65515.358 4.123139.689
---- 以上基準タイム(110% - 2'55.000)予選通過 ----
  • CarNo.9は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第62条~1)②(ピットレーン速度)違反により、3グリッド降格とする。

SUPER GT

SGT:第2戦富士 LEXUS LC500が『ホーム』富士で悲願の勝利、立川祐路/石浦宏明組が制し、LEXUSが開幕2戦連続表彰台独占。GT300クラスでも中山雄一/坪井翔組LEXUS RC F GT3が初優勝!

 SUPER GT第2戦が富士スピードウェイで行われ、立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車がポールポジションから後続を引き離し圧勝、500kmの長丁場を制した。2位に大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO'S 4CR LC500 6号車、3位に平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM'S LC500 37号車が続き、LEXUS LC500は悲願のホームでの勝利を表彰台独占で飾った。また、GT300でも、今季から新型がデビューしたJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が、中山 雄一/坪井翔の若手コンビで初勝利を飾り、LEXUSが両クラスを制した。

前戦岡山に続き、LEXUS勢が表彰台を独占

前戦岡山に続き、LEXUS勢が表彰台を独占

 5月3日(水)~4日(木)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイでSUPER GTの第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開催された。

 ゴールデンウィーク開催の富士ラウンドは、例年非常に多くのモータースポーツファンが集まる人気のイベント。今年も2日間で9万人以上の熱心なファンが集まった。

 富士スピードウェイでのSUPER GTは春と夏の2回開催されるが、春の大会は500kmの長丁場で争われるため、ピットストップが通常の1回に対し、最低2回必要。戦略及びチーム力がいつも以上に要求される、タフなレースとなる。

 LEXUS勢にとって富士はホームコースであり、トヨタ スープラやLEXUS SC430時代には何度も上位を独占、計15勝を挙げるなど得意としてきた。しかし、LEXUS RC Fでの3年間は無念の未勝利。今季、開幕戦トップ6独占という圧倒的な強さでデビュー戦を飾った新型LEXUS LC500と共に、悲願の「ホーム」での勝利を目指し臨んだ。

◆予選◆

 5月3日(水・祝)、公式練習が行われた午前中は晴れ渡っていたが、午後に入ると空には雲がかかり、やや肌寒い気温18度、路面温度30度というコンディションで午後2時40分にノックアウト方式の予選が開始された。

 GT500クラスは、15分間のQ1、当初の5分ほどはどのチームもコースインせず。まず関口雄飛の駆るWedsSport ADVAN LC500 19号車を先頭に、その後各車もピットを後にしていった。

 アタックラップに入ると、カルダレッリがQ1を担当した6号車が、前戦2位フィニッシュによる30kgのウェイトハンデをものともせずまずトップタイムをマーク。関口がこれに続くが、12kgと比較的ウェイトの軽いau TOM'S LC500 36号車ジェームス・ロシターがトップタイムを更新。最終ラップでは、やはり16kgウェイトの38号車石浦がトップに躍り出たが、最後の最後にロシターが逆転。LC500同士のトップタイム争いを制した36号車が暫定ポールにつけた。

 2番手38号車、3番手6号車、4番手19号車、そしてヘイキ・コバライネンがアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が5番手、前戦優勝により40kgと重いウェイトハンデを積むこととなった平川の37号車も7番手に入り、LEXUS LC500はホームの富士で6台全車がQ2進出を果たした。

 Q2(12分間)は午後3時45分開始。ここでも19号車が最初にコースイン。19号車は、今週末にベルギー・スパで行われるWEC第2戦に出場する国本雄資に代わり、初のGT500クラス出場となった山下健太がQ2のアタックを担当。

 タイヤが暖まり、本格的なアタックが開始されると、まず『富士マイスター』38号車の立川がトップに。これを最初に1分28秒台に入れてきた山下が塗り替えると、他のLC500勢も次々にタイムを更新していった。

 19号車同様、36号車もレギュラードライバーの中嶋一貴がWEC出場のため、今季はチーム監督に就任していた伊藤大輔がドライバーとして出場。スポット参戦を感じさせない走りで伊藤もポール争いに加わった。

 最後は立川が圧巻のタイムで2番手に0.3秒もの大差をつけポールポジションを獲得。6号車の大嶋が2番手と僅か0.05秒差の3番手。伊藤は大嶋と0.005秒差の4番手、平手の1号車も大嶋から0.05秒に満たない僅差で続き、5番手。19号車の山下は初のGT500予選で健闘し6番手。重いウェイトに苦しんだキャシディの37号車が7番手のグリッドを獲得した。

 立川は自身の持つGTでの最多ポールポジション記録を22へと伸ばすことに。LEXUSチームとしては昨年の最終戦以来、そして、LC500にとっては初のポールポジション獲得となった。

 GT300クラスでは、午後2時40分から開始されたQ1(15分間)セッション開始と同時に各車コースインし周回を重ね、終盤に目まぐるしく順位が入れ替わる展開に。そんな中、今季よりSUPER GTにデビューを果たし、今大会もQ1を担当することとなった坪井の51号車が好走を見せ4番手タイムをマーク。見事Q2進出を果たした。

 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車は20番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が21番手、TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は24番手となり、上位14台が進むQ2への進出はならず。グリッド確定となった。

 午後3時25分から行われたQ2(12分間)では、じっくりとタイヤを暖めた51号車の中山雄一が、セクターベストをマークする走りで健闘、4番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 4日(木)は朝方こそ雲が残ったものの、昼前には晴れ渡り、この数日で最も好天に恵まれた。強い日差しの下で午後2時10分、静岡県警の白バイ、パトカーによる交通安全パレードラップ、フォーメーションラップを経て110周、500kmで争われる長い戦いのスタートが切られた。

 スタートはグリッドのまま順当に切られ、スタート直後は立川が駆る首位の38号車に、2番手の23号車GT-Rが迫る場面も見られたが、周回を重ねる毎に38号車は後続との差を広げていき、また、序盤ペースの上がらなかった6号車をかわし3,4位につけていたロシターの36号車とコバライネンの1号車が23号車をパスし、7周目にしてLEXUS LC500の1-2-3体制となった。

 27,8周目あたりから最初のピットインに向かう車両が出始め、全車が1回目のピットを終えた時点で、石浦へと交代した38号車は首位をキープ。平手に代わった1号車が伊藤の36号車をかわして2位へ浮上。ピットを終えた時点では、GT-Rに次ぐ5位につけていたカルダレッリの6号車は猛追を見せ、39周目にこれをパス。LEXUS勢がトップ4を占める前半戦となった。

 38号車が2位以下を引き離して独走する一方で、LEXUS同士の2位争いは激化。2位を行く平手の1号車に伊藤の36号車が迫り、数周にわたってのテール・トゥ・ノーズのバトルが繰り広げられたが、周回遅れのGT300クラス車両を両側からかわした2台は、その先で接触。1号車がスピンを喫し、36号車はこの接触でドライブスルーペナルティを科されてポジションを落とすこととなってしまった。

 また、1号車はこのバトルの中で他のGT300車両と接触し、車両にダメージを負っており、苦戦。55周目には追い上げてきた6号車にかわされ、その後も、40kgのウェイトハンデにもかかわらずハイペースでの追い上げを見せた37号車平川の先行も許してしまった。

 70周を過ぎたあたりから各車2度目のピットへ。全車がピットを終えた時点で、38号車、6号車、37号車、1号車のトップ4体制となったが、1号車は96周目に痛恨の単独スピン。8秒のタイムロスを喫し、7位へと後退。

 終盤に入ると、6号車の大嶋が好ペースで周回を重ね、首位38号車との差をじりじりと詰めていったが、中盤に築いたマージンは大きく、4.8秒差で38号車が逃げ切り圧巻のポール・トゥ・ウィン。立川/石浦組38号車が今季初勝利を挙げると共に、LEXUSにとっては、2013年夏の第6戦以来となる『ホーム』富士での勝利をもたらした。

 2位に大嶋/カルダレッリ組6号車、3位に平川/キャシディ組37号車が続き、LEXUS勢は開幕戦岡山に続き、2戦連続の表彰台独占。

 ペナルティから終盤猛烈な追い上げを見せた36号車が5位、苦しみながらも1号車が7位、19号車が10位でフィニッシュし、LEXUS LC500は6台全車がトップ10フィニッシュでポイント獲得を果たした。

 今大会の結果、2戦連続の表彰台獲得となった37号車の平川/キャシディ組のランキング首位、大嶋/カルダレッリ組の2位は変わらないものの、大嶋/カルダレッリ組は首位と僅か1ポイント差となり、優勝した立川/石浦組が2ポイント差の3位へと浮上した。

 GT300クラスでは、2列目4番手スタートの51号車が、スタートを担当した中山雄一の好走で4周目に3位浮上。その後、ライバルが次々にピットインしていく中、燃費の良さを活かしてピットインを遅らせ、坪井へとドライバーチェンジ。

 中盤のスティントを担当した坪井もハイペースで周回を重ね、同様にピットを大きく遅らせる作戦。ライバルが2度目のピットを終えた後、首位に立った坪井の51号車は後続との差を着実に広げていき、2位に1分半ほどのマージンを持って残り20周あまりのところでピットイン。燃料給油も短時間で済ませ、51号車は首位の座を守ったまま中山雄一がコースへ復帰した。

 交換したばかりで冷えたタイヤの51号車に、2位の車両が猛追を見せ、数周後には1秒以内にまで迫られたが、タイヤが暖まってからは中山雄一が再び後続との差を広げる快走。最後は8秒近い大差をつけ、トップでチェッカー。若き2人のドライバーと、今季より新型車両で参戦を開始した51号車が、参戦2戦目にして初優勝を飾った。中山雄一と坪井はランキング首位に浮上。

 同じ新型LEXUS RC F GT3の60号車は21番手と後方スタートながら速さを見せてポジションアップ。中盤にはトップ10圏内に浮上し、8位でフィニッシュ。ポイント獲得を果たした。

 ポイント圏内を伺うバトルを繰り広げていたプリウス31号車は12位。30号車はトラブルでピットでの長い修理を余儀なくされたが、終盤コースに復帰し、26位でチェッカーを受けた。

ポール・トゥ・ウィンの圧勝でLEXUSに3年ぶりの富士での勝利をもたらした立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車

ポール・トゥ・ウィンの圧勝でLEXUSに3年ぶりの富士での勝利をもたらした立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車

2位フィニッシュを果たした大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO'S 4CR LC500 6号車

2位フィニッシュを果たした大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO'S 4CR LC500 6号車

コンビとしての初勝利を挙げた中山 雄一と坪井 翔

コンビとしての初勝利を挙げた中山 雄一と坪井 翔

今季初勝利を挙げた中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車

今季初勝利を挙げた中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車

ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 立川祐路:
 本当に嬉しい。久々の富士での勝利で、3年間悔しい思いをしてきたので、今回勝てて本当に良かったし、富士でも勝てるクルマを目標に開発してくれたそして今週その車をきちんと完璧に仕上げて、レース中もトラブルやピット作業のミスなくこなしてくれたチームにも感謝したい。今日のレースに関しては、スタートを僕が行って、出来るだけ逃げたいという思いもあったが、周りのLEXUS陣営も速く、僅差ですごく大変な序盤だった。ただ、GT300クラスが現れてからは、それを上手く処理することに専念して、後続との間隔は保ったまま石浦選手に交代出来た。その後は石浦選手が頑張ってくれて、状況も味方して10秒以上のマージンが出来たので、最後のスティントは本当に楽をさせてもらった。後続との間隔を見ながら安全に、確実にゴールまで運ぶだけだったので、僕としては楽だったし、クルマが本当に良かった。
ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 まず最初スタート直後の立川選手が走っているところを見ながら、セクタータイムなどを見ていて、やはりそう簡単には勝てそうにないなというくらい周りも速く、今日は厳しい戦いになるというのは覚悟していた。昨日から自分のアウトラップがすごく大事な要素になるなと思っていたので、今日もフリー走行の段階からコールドタイヤで練習させてもらい、その成果を出せて、自分なりに納得出来るアウトラップが走れたので、そこからは落ち着いて走った。途中タイムを失ったりもしたが、自分の走りに集中して、立川選手になるべくリードを築いてから渡したいという気持ちで集中して走った。今回本命というか、期待されていたのは分かっていたので、プレッシャーには感じていた。前回チームとしても少し失敗の部分もあったので、その反省を今回に繋げ、みんなで今回にかけた意気込みが結果に繋がったので本当に嬉しい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 思ったよりもタイヤの暖まりと内圧の上がりが悪く、前半苦戦した。それで順位を落としてしまった分、挽回しなくてはと最後まで必死に走った。最後速かっただけに、序盤もう少し上手く走れていれば勝てるチャンスがあったのではないか、とそういう意味ではちょっと悔しいが。去年に増してレースを力強く戦えてると思うし、シーズンのことを考えれば、ランキングも僅差の2位なので、非常に良いレースだったと思う。次戦オートポリスは第2の故郷というか、生まれは九州なので、是非良い結果を残したいと思うし、僕らは行っていないが、岡山やオートポリスのテストでも非常にLEXUS LC500は好調だったので、そのデータを参考にして、上位を目指したい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
 スタートを担当した(大嶋)和也は序盤、タイヤのトラブルでペースが上がらなかったが、その後調子を取り戻すことが出来、追い上げた。チャンピオンシップは非常に接近戦になるだろうから、1ポイントが重要になるし、我々の車両の戦闘力が高いことは分かっていたので懸命に走ったし、ペースも悪くなかった。チームやドライバーみんなでとても良い仕事をした結果で、チャンピオンシップを考えても2位は悪くない。次戦は更に難しいレースになると思うが、今年のLC500は素晴らしい車両なので出来る限りのポイントを稼ぐべく、安全に、賢く戦いたい。
KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
 悪くない結果だと思う。トップ6を目標にやってきたので、その中で上手くレースをこなせた。周りがつぶれたりといった運も味方してくれて、3位表彰台が獲得出来、なおかつポイントもリードしたまま終われたので良かった。次戦は更にハンデが厳しくなるので、無理せず戦いたい。初戦、第2戦とポイントを多く稼ぐという展開のシーズンは2回目で、今後どういうレースをしたら良いかというのは分かっているので、その中で無理せずしっかりポイントを取っていきたい。
KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ:
 表彰台獲得という結果にはとても満足している。我々はとても重いウェイトハンデを積んでいたので、今週末は困難になることは分かっていた。それを考えれば表彰台は最良の結果だろう。(平川)亮がとても良い走りをしてくれた。個人的には自分のパフォーマンスには若干不満が残るが、その分次戦頑張りたい。
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車 ドライバー 中山雄一:
 前回の岡山大会では結構苦戦して、予選は4番手だったのに決勝が8位と言うことで結構悔しいレースだったが、そこからTRDやチームと考えたセットアップに変更し、前回のオートポリステストでいい感触だったタイヤを何とか今回のレースに間に合わせてくれた。そのタイヤが非常に良かった。昨日の予選4番手というのは、岡山と同じだが、僕たちとしては本当にレベルアップして獲得した結果で、それを今日のレースでしっかり活かし、1位で帰ってくることが出来て良かった。坪井選手のタイムもすごく良くて、彼のスティントの間にライバルをパスすることが出来て、僕は最後、作ってもらったマージンを守るだけだった。本当に良いレースだったと思う。僕自身、インタープロトシリーズなどで富士はたくさん練習しており、誰より自信があるので、その富士で勝てて良かった。
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車 ドライバー 坪井翔:
 今日の結果は素直に嬉しい。GT参戦2戦目で、立ち上がったばかりのチームで、いきなりこんなに上出来というか、良い流れで来て良いのかなと思うくらいだ。僕は第2スティントを担当したが、こんなに長いスティントを走るは初めてだったので、タイヤが持つかとか、何も分からず、ひたすらプッシュするしかないと頑張った。クルマもタイヤも非常にパフォーマンスが高かったので、安定したタイムをキープしてトップで中山選手にバトンを渡せて、僕が出来ることは最大限発揮出来たなと思うので、今日のレースについては合格点をあげたい。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN | その他

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ─ 第3戦(富士)決勝レポート

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ─ 第3戦(富士)

小山町.静岡. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第3戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年5月3日(祝)に開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:17度/路面温度:24度(1回目スタート時)
             気温:15度/路面温度:22度(2回目スタート時)

PCCJ第3戦のポールポジションを獲得したのは、#23のリザーブドライバーでポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)に今年から参戦するフィリップ・ハンプレヒト。2番手がジェントルマンクラスの#9 武井真司、3番手が#89 三笠雄一、4番手が#7 星野敏というオーダーで続く。
16時25分フォーメーションラップでタイヤを温めたマシンが再びグリッドに整列。シグナルがブラックアウトし各車が一斉にスタートした。ポールポジションの#23 ハンプレヒトはクラッチミートに失敗し、代わって2番手スタートの#9 武井がトップに立つ。だが、その後方では1コーナーで7台が絡む多重クラッシュが発生し、マシンを撤去するために赤旗が提示されてレースは中断。ここで岡山での開幕2連戦で勝利した#89三笠が姿を消し、さらに今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太がクラッチトラブルのためリタイヤするなど第3戦はオープニングラップから波乱の幕開けとなる。

赤旗中断により各車は再び最初のグリッド順に整列するが、この時点で8台のマシンが姿を消して再スタートが可能な車両は12台。レースはセーフティーカースタートで20分または10周となることがアナウンスされた。16時55分から再びスタート進行が再開され、中断から約30分後の17時にセーフティーカースタートが切られる。セーフティーカーに先導された12台のマシンはタイヤを温めるようにマシンを左右に振る。その状態で2周周回し、セーフティーカーがピットへと戻りレースは再びスタート。ポールポジションの#23 ハンプレヒトは、2番手の#9 武井との距離を測りながらうまくスタート決め、ポール・トゥ・ウインを飾る。「最初のスタートではクラッチミートに失敗し順位を落としたので、2回目はうまく決められて良かった。あとは自分のペースで走り切り優勝できて嬉しいよ」とPCCJ初優勝を飾った若干19歳のドイツ人ドライバー#23 ハンプレヒトは語る。

2番手争いを展開したのは、ジェントルマンクラスの#9 武井と昨年のジェントルマンクラス王者である#7 星野。4周目の1コーナーで#7 星野が#9 武井のインに入るも接触。スピンを喫した#7 星野は大きく順位を落とし、7位でのフィニッシュとなった。一方の#9 武井はそのまま走総合2位のポジションを守りきり、ジェントルマンクラス3連勝を達成した。#9武井は「今回も着実にポイントを稼ぐことができて良かったです。明日も慎重に走って完走を目指していきます」とレースを振り返った。3位には、#23 ハンプレヒトと同じく今年PCCAに参戦中で#36のリザーブドライバーとして出場したヤン・ボーが入った。

#9武井が3戦連続で優勝を飾ったジェントルマンクラスは、予選3番手スタートの#25 内山清士が2位となり、「最初のアクシデントに巻き込まれず、2回目のスタートも無難に決められて良かったです。この調子で明日もいい結果を残せればと思います」と喜びを語る。3位には#2 田島剛が入り、前戦に続き2戦連続での表彰台獲得となった。「今日はサバイバルレースになったので、その中で生き残れて良かったと思います。明日こそ、表彰台の真ん中に立てれば嬉しいですが……」と第4戦の抱負を語った。ジェントルマンクラス4位は#4 TAD JUN JUN、5位は開幕戦で2位表彰台を獲得した#6 MASANORI YONEKURA、6位は今季初フル参戦の#70 NAORYUが入った。

なお、「モービル1チャレンジ」として行われるPCCJ第4戦決勝レース(15周)は5月4日(木・祝)午前11時からスタート。スターティンググリッドはポールポジションから、#23 ハンプレヒト、#9 武井、#89 三笠、#17 上村というオーダーとなっている。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン2017 第3~4戦(富士)予選

#23 フィリップ・ハンプレヒト

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第3戦と第4戦「モービル1チャレンジ」の予選を富士スピードウェイ(静岡県)で2017年5月3日(水・祝)に開催いたしました。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第3-4戦(富士)予選レースレポート
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:20度 路面:32度(セッション開始時)

2017年シーズンも岡山国際サーキットで幕を明けたポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)は、約1カ月のインターバルを経て今回の富士大会を迎えた。富士スピードウェイでのレースは、5月、6月、8月と3大会連続で開催されるため、その最初となるこの大会は今後の流れをつかんでいくためにも重要な意味を持っている。予選前日に行われた専有走行では、ジェントルマンクラスの#9 武井真司が若手ドライバーを抑えて総合トップタイムをマークしており、公式予選でもポールポジションを獲得できるか注目された。

今回の富士大会は、ゴールデンウィーク開催のため公式予選は祝日の水曜日に行われた。朝から晴天に恵まれ、11時25分から30分間の公式予選がスタート。各車コースインして早い段階からタイムアタックを開始するが、第1~2戦で2連勝を飾った#89 三笠雄一は早々とピットに戻り、そのまま留まる。マシントラブルが発生したかと思われたが、決勝へ向けてのタイヤ温存作戦に出ていたのだ。
「昨日の専有走行の感触から、タイヤをセーブして後半にアタックをかけたのですが、うまくまとめることができず3番手スタートになってしまいました。でも、ニュータイヤを温存できたので決勝はアドバンテージがあると思っています」と#89 三笠は予選を振り返る。

セッション後半でトップタイムをマークしたのは富士で巻き返しを狙う昨年のジェントルマンクラスチャンピオンである#7 星野敏。#7星野は「早い段階で1分42秒台を出すことができましたが完璧な状態ではなかったので、2セット目でタイムアップを狙ったのですが……」と悔しがり、最終的に4番手スタートとなる。

この2人を上回るパフォーマンスを見せたのが、リザーブドライバーとして今回の富士大会に出場する#23 フィリップ・ハンプレヒトだ。#23 ハンプレヒトはPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中のドライバーで、初走行となった富士のコースを果敢に攻め、PCCJコースレコードを更新する1分42秒087をマーク(従来のコースレコードは1分42秒716)。このタイムは参戦ライバルや関係者を驚かせたが本人は、「もっとタイムアップを狙えたが、他のクルマに引っかかってしまった。でも、ポールポジションを獲得できて嬉しいよ」と語る。決勝では「当然、優勝を狙っていく」とポール・トゥ・ウイン宣言も飛び出した。

予選5番手となった2017年PCCJスカラシッププログラムドライバーの#17上村優太は「マシン、ドライビングともにうまくまとめることができませんでした。でも、決勝ではスタートを決めて一つでも上を狙っていきます」と力強く語る。

ジェントルマンクラスでトップタイムをマークしたのは、2015年のジェントルマンクラス王者であり第1~2戦で2連勝を飾った#9武井真司だ。しかも、1分42秒568と予選総合でも2番手に入る活躍を見せ、ジェントルマンクラスのコースレコードを更新。「タイヤ2セット目の温め方を変えことがタイムアップに繋がり、初めて1分42秒台を出すことができました。決勝は変な欲を出すよりも、自分のペースで走って上位グループに付いていき、結果が出せればと思っています」こう語る#9武井だが、やはりジェントルマンとしては初となる総合優勝も視野に入れていることだろう。

ジェントルマンクラス予選2番手となった#24 Go MAXは「今日はクルマのセットがうまく決まりました。決勝では課題のスタートをうまく決めたいですね」と語る。予選3番手の#25 内山清士は「タイヤがグリップして自己ベストタイムを更新することができました。一つでも上を目指します」とコメントした。
今回もジェントルマンクラスは僅差に数台がひしめいているため、決勝では激しいバトルが展開されるだろう。

果たして、#23 ハンプレヒトのポール・トゥ・ウインか、#89 三笠の3連勝か、または武井がジェントルマンクラス初の総合優勝を果たすのか。見どころが多い第3戦の決勝レースは3日16時25分〜、第4戦「モービル1チャレンジ」は4日11時〜、両日15周で争われる。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝優勝記者会見 「セルモインギングにとっても最高の1日になりましたが、両方のクルマを開発した立川さんのおかげかなと思います」(石浦宏明)

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GT500クラス #38ZENT CERUMO LC500

立川祐路
gt500_tachikawa 富士でも強く速いクルマを開発してくれたTRD、そして今週末に向けてクルマを完璧に仕上げて、レース中もミスなく進めてくれたチームに感謝します。スタートでできるだけ逃げたかったのに、それができずに厳しい序盤になりましたが、石浦が頑張ってくれて10秒以上のマージンができたので、最後のスティントは楽をさせてもらったというか、後ろとのマージンを見て走ることができました。300と500両方でセルモインギングが優勝するという素晴らしい結果になりましたが、一体誰が両方のクルマを開発したのかなと(笑) クルマが素晴らしかったですね。
石浦宏明
gt500_ishiura スタート直後の立川選手のセクタータイムと周りとの差を見て、今日は厳しい戦いになると覚悟していました。でも自分のアウトラップが一番大事な要素になると思っていたので、昨日のフリー走行からコールドタイヤで練習させてもらっていて、その成果が出せて納得のいくアウトラップが走れましたし、そこからはリードを築いて立川さんに渡したい、という思いで集中して走りました。また前回の失敗を糧にチーム全体が今回にかける意気込みも勝利につながったのだと思います。セルモインギングにとっても最高の1日になりましたが、両方のクルマを開発した立川さんのおかげかなと思います。

GT300クラス #51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3

中山雄一
gt300_nakayama 開幕戦の岡山は悔しいレースでしたので、その後チームでマシンを煮詰め、タイヤとのマッチングも含めて良いセッティングを見つけました。予選は岡山と同じ4位でしたが、気持ちはまったく異なりました。坪井選手が素晴らしい走りをしてくれたので、僕はそのマージンを守るだけでした。終盤少し追い上げられる場面もありましたが、コース上の混乱に乗じて逃げ切ることができたのは運が良かったと思います。次戦のオートポリスは自信を持って臨むことができそうです。
坪井翔
gt300_tsuboi スーパーGT参戦2戦目で、こんなに良い流れできてしまっていいのかなという気持ちです。第2スティントを担当しましたが、RC Fでこれほど長く走るのは初めてだったので、タイヤを気遣いながらミスしないように走りました。先週のSUGOスーパー耐久(4クラスで優勝)の経験も役立ったように思います。トップに立ってそのまま中山選手にバトンタッチすることができましたし、自分の役目は果たしたと思います。合格点ですね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝 セルモインギングが両クラスを制覇!!GT500クラスはレクサス勢の1-2-3

レクサスLC500またも上位独占!!
そしてセルモインギング会心のダブル優勝!!

5月4日に静岡県の富士スピードウェイで行われた、2017オートバックススーパーGT第2戦「富士GT500km」レースの決勝は、GT500クラスで#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)ポール・トゥ・ウィン、GT300でもセルモインギングがメンテナンスする#51中山雄一/坪井翔組(JMS P.MU LMcorsa RC F GT3)がレクサスRC F GT3に初優勝をもたらすという結果に終わった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:公式予選日34,100人/決勝日58,000人/大会総入場者数92,100人)

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第2戦決勝は午後2時10分より110周(500km)で行われた。
ポールシッターの#38 ZENT CERUMO LC500は立川のドライブでスタートから34周目までをトップで快走して石浦に交代した。

その後方では2番手スタートの#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)に#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)、#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)らが次々に襲いかかり、始まって7周で4位に後退してしまう。
ロシターはその後もハイペースで周回を重ね、30周終了時点で立川の0.6秒後ろにまで迫った。

しかし上位陣が最初のピット作業を終えた時点で#36au TOM'S LC500は#1DENSO KOBELCO SARD LC500の先行を許すことになった上、52周目の最終コーナーで周回遅れを挟んで#36伊藤大輔(au TOM'S LC500)が#1平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)をインから抜こうとした際に両者は接触、平手をスピンさせてしまった。
これにより伊藤にはドライビングスルーペナルティが課せられた。
平手もその接触の前に周回遅れとの接触でフロントバンパーを破損していたことが響いたかペースが上がらず、次第に順位を落とすことに。
これに代わって上位に浮上してきたのが#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)と#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)だった。

カルダレッリは55周目のダンロップコーナーで平手を捉えて3位に浮上すると、伊藤のペナルティに乗じて2位に浮上。
平川も53周目の1コーナーで#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)を捉えて立ち上がりでパス、続いて64周目のダンロップコーナー入り口で平手のインに飛び込んで3位に浮上してみせた。

こうした後続の争いを尻目に、#38石浦は2位以下に14秒以上のリードを築いて74周目にピットイン。
最後を担当した立川もペースをセーブする余裕すら見せて110周を走りきり、#38ZENT CERUMO LC500が見事今季初優勝を達成。2位に#6WAKO'S 4CR LC500、3位に#37KeePer TOM'S LC500と、前戦岡山に続いて今回もレクサス勢がトップ3を占める結果となった。
GT-R勢最上位は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)の4位、NSX勢の最上位は#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)の6位だった。

GT300クラスは、レースの前・後半で主役が交代する展開となった。
前半の主役はポールシッターの#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)。序盤、第1ドライバーの片岡が同じメルセデスの#11GAINER TANAX AMG GT3(ビヨン・ビルドハイム)を従えて、トップを快走。29周目にピットインした後、一旦は#11にトップを明け渡すが、第2ドライバーの谷口がすぐにその座を奪い返し、その後は着実に2位#11との差を開いていった。
しかし、61周目、#4に魔の手が伸びる。
左フロントタイヤが突然パンクしスローダウン。即座にピットに滑り込むが、大きく順位を落としてしまった。
#4は残り5周となった終盤4位走行中にも同じトラブルが発生し、昨日とは打って変わって散々な日になってしまった。

対照的に、後半の主役となったのが#51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一/坪井翔組)。
若い2人を擁して今シーズンから参戦の新チームは、できるだけピットインを遅らせる作戦を取り、60周まではメルセデス勢の後方で堅実に3位をキープ。#4のトラブルで2位、#11のピットインで首位に躍り出ると、2度目のピットインを79周目まで引っ張り給油時間を最小限にとどめた。
トップを譲ることなくコースに復帰した#51は、そのまま逃げ切って参戦2戦目で嬉しい初優勝を飾った。
2位はこの週末安定した速さを見せた#11AMG、3位は終盤ファステストラップを記録した#33D'station Porsche(藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組)が入った。
なお、好調だったGT3マシンに比べ、マザーシャーシを使うマシンは#18UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/川端伸太朗組)の9位が最高位。残る5台のマシンも下位に沈み、次戦に向け課題を残す結果となった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICH
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNo DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
138 立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS161102:52'28.925
26 大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301104.797
337 平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS4011025.196
423 松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI811031.792
5*36 伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1211033.567
6100 山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS11035.071
71 ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS2211051.376
817 塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS11055.931
98 野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS21101'11.115
1019 関口 雄飛
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH101091Lap
11*46 本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1091Lap
12*24 佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21082Laps
1364 ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1064Laps
1412 安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61019Laps
1516 武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH49317Laps
---- 以上規定周回数(70% - 77Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500) 1'30.480 (4/72) 181.552km/h
  • CarNo.46(千代勝正)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2-2.4.5.1b(黄旗中の追い越し)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.36(伊藤大輔)は、2017 SGT-SpR 第13条1.a.b.(危険なドライブ行為)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.24(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2-2.4.5.1d(青旗無視)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.24(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、2017 SGT-SpR 第26条11.(ピットレーン速度違反)によりドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNo DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
151 中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS61022:52'57.578
211 平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1027.789
333 藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH410217.578
487 細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH10259.492
565 黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS321021'06.628
63 星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81021'08.151
77 ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH1011Lap
860 飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1011Lap
918 中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1011Lap
109 ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH221011Lap
114 谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401011Lap
1231 嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21011Lap
1361 井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1011Lap
1421 リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1011Lap
1525 松井 孝允
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161011Lap
16117 井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1002Laps
17*55 高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121002Laps
18111 石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH993Laps
195 坂口 夏月
藤波 清斗
山下 潤一郎
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH993Laps
2048 高森 博士
田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH993Laps
21*26 山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH993Laps
222 高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH993Laps
2322 城内 政樹
安岡 秀徒
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH966Laps
2410 富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL10966Laps
25*88 織戸 学
平峰 一貴
高橋 翼
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH9111Laps
2630 永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH8220Laps
2752 番場 琢
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH7230Laps
---- 以上規定周回数(70% - 71Laps)完走 ----
-35 ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1191Laps
  • Fastest Lap: CarNo.33 藤井誠暢(D'station Porsche) 1'38.083 (39/67) 167.278km/h
  • CarNo.26は、2017 SGT-SpR 第27条1.3.(ピット作業違反)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.55は、2017 SGT-SpR 第27条1.3.(ピット作業違反)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.88は、2017 SGT-SpR 第25条6.(ホイール外れ)により罰金100,000円を科した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士GTアソシエイション定例会見「面白いレースになると思う」

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決勝日朝、恒例のGTアソシエイション坂東正明代表による定例会見が行われた。

■今回のレース展望について
開幕戦では、ホンダNSXにトラブルが相次いだ。長くモータースポーツに関わっているが、こんなことが起きるんだなぁと思った。
レクサスLC500は、乗用車としても久々に格好いいと思えるクルマが出てきた。ドライバーにも普段の足としてLC500を与えるなど、メーカーも気合いを入れ、プライドを持ってレースに臨んでいるという印象を受ける。そういう姿勢も影響して、現時点では一歩抜き出ているのだろう。GT-Rは予選でロニー選手が何とか威信を保ったが、ちょっと噛み合っていないのかなと思う。
GT300は、谷口選手が速いとはいえ、ウェイトを積んでいる初音ミクAMGがポールポジションというのは、ちょっと気に入らない(笑)。ただ、過去の戦績を見るとかなり苦労して現在の速さを手にしているのが窺える。JAF-GTマシンは、コースによっても速さにバラつきがあるように感じる。
色々な要素があり、500kmという長丁場でもあるので、面白いレースになると思う。
もし、今回もレクサスの圧勝となるようなら、そこは日産、ホンダの開発陣にさらに頑張っていただくしかない。

■決勝日のプロモーション増について
朝のフリー走行を止めて、トークショーやピットウォークなどファンと触れ合う時間を増やした。チーム側からすれば、特に前日クラッシュした時はなど朝走りたいと思うだろう。このため、決勝前の走行後にマシンチェックの時間を設けるなどした。
この変更には賛否や改善点もいろいろあると思うが、基本的にはこの方向でファンサービスを充実していきたいと考えている。サーキットごとに条件も異なるので、工夫しながら進めたい。

■来年の鈴鹿10時間レース(GT3の世界統一戦のようになる予定)について
今の状況下でGT300クラスのマシンがすべて参加することは難しいので、SGTシリーズのポイントを与えることはできない。また、タイヤはワンメイクになると思うので、レース終了後にSGTのタイ戦に向けて、マシンの仕様を変更したり搬送準備をしたり、チームが時間的にきつくならないように考えなければならない。
GTAとしても(鈴鹿サーキットを運営する)モビリティランドと前向きに話し合いを進めていきたい。

■2年ぶりのオートポリス開催について
サーキットにもまだ震災の爪痕が残っている。観客が立ち入れない危険な個所や、アクセス道路も寸断しているところなどがある。
それでも、九州でイベントをやることによって、少しでも復興を後押ししたい、九州の人達に元気になってもらいたいと考えている。ぜひ、当日は多くの人にサーキットに足を運んでいただきたい。

まとめ&Photo: Shigeru KITAMICHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦富士決勝 接戦を制し#1宮田が2連勝!!ポイントランキングでもトップに浮上

宮田会心の2連勝!!
2017FIA-F4選手権第4戦の決勝が5月4日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)との息詰まるデットヒートを制し、昨日に続いて2連勝を飾った。

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第4戦決勝は午前8時35分より15周で行われた。
この日も富士スピードウェイには早朝から数多くの観客が詰めかけ、若者たちの激しいバトルを堪能した。

スタートでトップに立ったのは宮田。
シグナル消灯とともに一気にインに寄せて後続を牽制、そのままトップで1コーナーへ飛び込んだ。
2番手スタートの#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)は1コーナーで果敢に宮田のインに飛び込んだが、ブレーキングで挙動を乱してアウトに飛び出し、順位を落としてしまう。
この隙に2位に浮上したのは5番手スタートの#16篠原拓朗(Media Do.ADVICS影山F110)。しかし篠原も2周目のコカコーラコーナーで痛恨のスピンを喫し、後方に沈んでしまった。

続いて宮田に挑んだのは4番手スタートの笹原。
笹原は4周目のコカコーラコーナーで宮田がオーバーランしたのを見逃さず、100R進入までにアウトからこれを抜き去ってトップに浮上した。

こうしたスピンやコースアウトをもたらしたのは早朝のスタートとなったために路面温度が充分に温まっていなかったことも影響していたようだ。
周回を重ねて充分にタイヤに熱が入ってからはこうしたアクシデントは起きなくなり、コースのいたるところで激しいバトルが展開されるようになる。

一旦は笹原にトップを明け渡すことになった宮田も5周目、6周目と着実に笹原との間隔を詰めていき、7周目には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
ストレートで懸命にインを走り牽制する笹原。
アウトから並びかけて間合いを測る宮田。
両者の息詰まるバトルは1コーナーで、ヘアピンで、そしてセクター3でも展開される。
そして9周目のホームストレートで遂に宮田は笹原のスリップストリームから抜け出してアウトからトップを奪い返した。
抜かれた笹原の背後にはチームメイトの大湯が迫る。
大湯はスタート直後に6位まで後退しながらも着実に順位を挽回し、10周目のヘアピンで#25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)を抜き去って3位、11周目の1コーナーでは笹原のインに飛び込み、2位に浮上する。

しかしこの間に宮田は後続に対して充分なマージンを築き上げ、最後は大湯に1.6秒の差をつけてフィニッシュ。今季2勝目を挙げ、シリーズポイントでも76ptと笹原を逆転、トップに立った。
ストレートが伸びないなど苦しい走りを強いられた笹原も3位表彰台を得て73ptと3pt差につけており、チャンピオン争いはまだまだ先が見えない状況だ。

次戦オートポリス大会は5月20-21日開催だ。

第4戦優勝 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
1周目からおかしいな?と思っていて。コカコーラコーナーでなんでああいう風になったかは僕もわかんないんですけど、ただ序盤の3、4周までは明らかにおかしい路面でした。アウトインアウトできなくてミドルからアプローチしないときつかったです。それを早く見つけて対応できてれば、もうちょっと楽なレースになったのかなと思います。
後ろもペースが良かったので、やりあってる間に4台、5台ってなるとめんどくさいんで、早いうちに後ろとの差を広げて、やりあってもマージンが作れるような状況を作ればいいかなと思ってたので、思い通りになって良かったです。
速さだったり、今回はスタートもうまく決まってたんで、この感覚を掴んで、来週ここでF3あるんですけど、いいレースにしていきたいなと思っています。
抜くのは1コーナーと決めていました。他のコーナーで、特にセクター3なんかでやりあうと、スリップ使われて抜かれてしまう恐れがあったんで、逆に抑えて、1コーナーで抜いてセクター3で引き離そうと思っていて、その通りにできて良かったです。
オートポリスはFIA-F4開催初年度に僕もスポットで出ているんで。2年ぶりですが練習からしっかり熟知して、クルマを煮詰めて優勝できるようにしたいなと思います。
第4戦決勝2位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
失敗というか、1コーナーのあれはミスというよりマシンもどうだったか今見てもらってますが、もしかしたら自分のミスかもしれませんし、クルマの側で改善しなければならないことかもしれませんし。僕の感触としてはブレーキをかけた瞬間に横を向いちゃって。
当たってはいないんですけど、いきなり「えっ?」ってなって。宮田選手も避けてくれて外側に行くことができたんですけど。そのあとも100R左フロントからスモークが出てたんで、そこもちょっときになるかなあと。なんでかなと。
そのあとはやっぱり、路面もタイヤの温度的にもマッチングしてなくて、篠原選手がスピンアウトしてたりと、みんながペースダウンしていて、そういう中で僕が頑張って行ったって部分、上がれただけで。ベストタイムが出た周も列になってのスリップだったんで。実際問題宮田選手には離されちゃってたんで、ペース的な問題は昨日と変わらず、厳しいんじゃないかなと。
この結果を受け止めて、そこの改善ですね。
オートポリスはまた別のサーキットなんで、次の富士までに改善しないと。富士で勝つにはそういった面を意識して変えていかないとなと。
第4戦決勝3位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
僕的にはほんと.....前半は周りのミスのおかげで労せずしてトップに立つことができたんですけど、コーナーは速いんですけど昨日から問題を抱えているスリップについても効かないというか。原因が全然わかんないんですけど、なぜだか本当に他の人と比べてもスリップが効かないんで。ましてや単独で走ってしまったんでとりあえずミスなく走っていたんですけど。ラップは悪くなかったと思うんですけど、やっぱり外周で追いつかれてしまうのが辛かったです。宮田選手にも大湯選手にも抜かれる時は何も抵抗する力もないくらいだったんで辛かったです。でもしっかり表彰台は確保してポイントは獲得できたので、次に向けて課題はありますが、頑張りたいです。
若干やっぱり朝の気温と路面コンディションが違うことがあって、比較的滑りやすかったですね。でもその辺は問題なく、自分の走りでアジャストできていたと思うので。セクター2までは速い方で、セクター3は宮田選手が得意としているセクターだと思うんで、なんとかセクター3をミスなく、うまくまとめたと思うんですけど、ちょっと辛かったです。
この富士に来てから、特に予選から、なんとなく日に日に悪くなってる感じです。
他の人と比べてスリップの恩恵を受けられていないというか。到達速度は同じなんですけど、そこに行くまでがどうも。
それをオートポリスまでに原因を突き止めないとと思います。
オートポリスはテストで走ったことがありますが、今までよりもヨーロッパチックです。高低差があって、ランオフエリアも狭くて、路面もバンピーで。個人的には好きなコースの一つです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦富士決勝結果

FUJI GT500km RACE -RIJ- (2017/05/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
11宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1526'31.532
25大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL151.668
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL152.199
425高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL153.216
58角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL156.674
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL158.554
750澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL159.206
862平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL159.833
960川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1510.331
103石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1519.607
11*80菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1522.369
1216篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1522.479
137大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1523.066
1439浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1524.083
1561平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1524.514
169春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
DL1526.135
1721神 晴也RSS F110
RSS
DL1527.534
1817朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1528.478
1968チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1530.599
2019アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1536.059
2138池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1537.284
2270小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1541.611
2377大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1543.330
242仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL1555.578
2515早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1555.809
2613吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
DL151'04.725
2786大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL151'04.821
2823YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'07.077
2918加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL151'13.928
3073牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL151'14.072
3154ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'17.721
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-44小野寺 匠NRS F110
NRS
DL123Laps
-55細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL312Laps
-*63金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL312Laps
-83植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
DL213Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'45.267 (13/15) 156.049km/h
  • CarNo.80は、FIA-4 Spr第19条2.(走路外追い越し)違反により、訓戒とする。
  • CarNo.63は、FIA-F4 Spr第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反によりドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため留保とする。

SUPER GT

SGT:第2戦富士ポールポジション会見 「いつ以来のポールポジションかなあと思っていたんですけど、初めてでした」(片岡龍也)

GT500クラスPP #38ZENT CERUMO LC500
石浦宏明
今回は本命と言われてプレッシャーを感じていました。ただ決して順調だったわけではなくて。
午前中の走行で小さなトラブルがありましたが、赤旗で時間が少なくなってしまいました。
専有走行では立川さんにニュータイヤでアタックする予定でしたが、時間がなくて僕が走ることになってしまいました。
29秒台しか体験していない中でQ2を走った立川さんは本当に大変だったと思いますが、27秒台なんて別世界のタイムを出してくれました。
そういう、いろんな大変なことがちょっとずつありながら、クルマのフィーリングは予選に向けても良かったし、タイムをまとめてこれたのはチームのおかげが大きかったし、立川さんが最後にポールを絞り出してくれたのはありがたかったです。
立川祐路
富士でも速いクルマを作ってくれたレクサスの開発陣に感謝すると同時に、当日に仕上げてくれたチームと石浦にも感謝します。
今日は練習走行の前半に僕が乗ってて、後半とサーキットサファリを担当した石浦がクルマを仕上げてくれたので、予選ではフィーリングが良くなってました。そのおかげです。
練習走行の終盤でも、Q1でも石浦がトップタイムを出してくれました。僕はいける気がしなかったんですけど、思った以上にクルマが仕上がってて、いけました。
でも最大の目標はレクサス勢が3年間勝ってない富士で勝つことです。余計にプレッシャーもかかってしまいましたが、このままトップでレースを終えたいです。
GT300クラスPP #4グッドスマイル初音ミクAMG
片岡龍也
ポールポジションを取れて嬉しかったんですけど、Q2を走りたかった〜(笑)
今日練習走行をスタートした時点では苦戦が予想されていて、Q1突破もやばいと感じていたので、エンジニアの河野さんに言いたいことを言ってクルマを色々いじってもらったらQ1を走った時には感触が良くなっていました。
いつ以来のポールポジションかなあと思っていたんですけど、初めてでした(笑)
足掛け14年ばかりGTやってるんですけど、ポールポジションは初めてだってことに一番びっくりしました。
谷口信輝
まずは片岡選手に謝りたいです。すいませんねQ2走っちゃって(笑)
練習走行の流れではまず片岡選手にニュータイヤで走ってもらって、僕が中古タイヤだったので、僕がまずQ1をクリアして、片岡選手にアタックしてもらうのがセオリーだと思っていましたが、練習走行が終わってみると1位から15位がコンマ5秒差という接戦だったので、ここは確実に片岡選手にQ1を行ってもらうことになりました。
Q1を片岡選手が2番手で戻ってきてくれて、そのフィーリングを元にアジャストを加えて、そして片岡選手の走り方を取り入れてアタックしたらポールが取れました。2011年以来ということで、ポールポジション会見ってこんなだったっけ?カメラマンさんがたくさん写真を撮ってくれていいものだな、と再確認しました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 レクサス優位揺るがず、ポールは立川駆るZENTセルモ!ニスモGT-R殊勲の2位!

5月3日、2017オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式予選が富士スピードウェイで行われ、#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)がポールポジションを獲得した。立川はGT500クラスにおける自身の最多PP記録を更新。通算22回目のポールポジション奪取となった。
GT300クラスは、#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)が、メルセデスとポルシェによる争いを制し、6年ぶりにクラスポールを手にした。

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ゴールデンウィーク後半初日の富士スピードウェイ。雲はやや多いものの風は涼しく、予選には絶好のコンディションとなった。

早朝から詰めかけた多くの観客が見守るなか、午後2時40分から始まった予選は開幕戦で圧勝したレクサス勢が主導権を握ることになったが、最後の最後にGT-Rがフロントローを奪い取り、決勝の好バトルに期待を抱かせる結果となった。

予選Q1

両クラスのターゲットタイムは、昨年この大会でマークされたレコードタイム、1分27秒366(GT500クラス)と1分35秒707(GT300クラス)だ。

GT500クラスは、残り2分を切ってから熾烈なタイムアタックが始まった。ここでリードしたのはやはりレクサス勢。#6WAKO'S 4CR LC500(アンドレ・カルダレッリ)、#36au TOM'S LC500(ジェームス・ロシター)、#38ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)の3台がタイムを削り合ったが、最後に#36が逆転でトップタイム。レクサス以外で気を吐いたのは#8ARTA NSX-GT(野尻智紀)。それでも5位に食い込むのがやっと。一方、開幕戦はQ1で全滅したGT-Rは、#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)がかろうじてQ1を通過した。

GT300クラスは、#4グッドスマイル初音ミクAMG(片岡龍也)と#11GAINER TANAX AMG GT3(平中克幸)のメルセデス2台を中心にタイムアタックが繰り広げられたが、残り5分でレコードタイムに迫る1分35秒864をマークした#11がトップとなった。3位は#9GULF NAC PORSCHE 911(峰尾恭輔)。メルセデス好調のなか、開幕戦で2位表彰台に上った#65LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹)はQ2進出ならず。同じメルセデスでも明暗を分けることになった。

予選Q2

GT500クラスは、Q1でも争った2台、#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路)と#36au TOM'S LC500(伊藤大輔)がトップ争奪戦を演じた。伊藤は今季チーム監督を務めているが、今回は中嶋一貴の代役としてドライブ。衰えのないところを見せた。ところが、終了間際この2台の争いに割って入ったのが、日産のエースナンバーを背負う#23MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)。鬼神の走りを見せて予想を大きく上回る2位、フロントローを手に入れた。開幕戦に続きレクサス勢の優位は揺るがないが、決勝でレース巧者のニスモチームが一矢報いる可能性もありそうだ。

GT300クラスは、#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝)がこのセッションをコントロールし続けた。途中#9GULF NAC PORSCHE 911(ジョノ・レスター)が一瞬トップに立ったが、#4が即座に逆転。最後は時間を残してピットインする余裕を見せた。3位は#33D'station Porsche(スヴェン・ミューラー)、4位は#11GAINER TANAX AMG GT3(ビヨン・ビルドハイム)が入り、メルセデスとポルシェが上位を占めることとなった。

なお、#33ポルシェはコース外走行(4輪脱輪)を繰り返したとのことで、当該周のタイムが抹消された結果14位に降格となった。

スーパーGT第2戦決勝は、明日4日午後2時10分から110周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
138立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS161'28.0891'27.825
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI81'28.6511'28.168
36大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'28.2411'28.217
436伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS121'28.0561'28.222
51ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS221'28.4851'28.260
619関口 雄飛
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH101'28.4741'28.537
737平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'28.5821'28.688
88野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS21'28.4801'29.088
9100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'28.674
1017塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'28.823
1146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'28.836
1212安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'28.883
1316武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'29.281
1424佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'29.458
1564ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'29.880

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'36.1891'35.824
29ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH221'36.2671'35.930
311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'35.8641'36.056
451中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS61'36.4091'36.183
587細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'36.4551'36.351
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'36.6471'36.742
77ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH1'36.5701'36.752
825松井 孝允
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'36.4101'36.832
955高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'36.4611'36.842
105坂口 夏月
藤波 清斗
山下 潤一郎
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'36.6441'37.088
113星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'36.5491'37.090
12111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'36.6321'37.208
1321リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'36.8701'37.837
14*33藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH41'36.4281'42.374
1565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS321'36.899
1610富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'36.940
1788織戸 学
平峰 一貴
高橋 翼
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'36.987
1818中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'36.990
192高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'37.039
2031嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'37.191
2160飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'37.377
22117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'37.696
2352番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'37.886
2430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'37.896
2548高森 博士
田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.056
2626山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'38.113
2722城内 政樹
安岡 秀徒
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'38.351
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'39.464
-360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHDNR
  • CarNo.33(スヴェン・ミューラー)は、SpR 18-1.(4輪脱輪)のため当該ラップタイム(Q2)を削除した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
138立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS161'27.825--187.040
223ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI81'28.168 0.343 0.343186.312
36大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'28.217 0.392 0.049186.209
436伊藤 大輔au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS121'28.222 0.397 0.005186.198
51平手 晃平DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS221'28.260 0.435 0.038186.118
619山下 健太WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH101'28.537 0.712 0.277185.536
737ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'28.688 0.863 0.151185.220
88小林 崇志ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS21'29.088 1.263 0.400184.388

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
14谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'35.824--171.427
29ジョノ・レスターGULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH221'35.930 0.106 0.106171.237
311ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'36.056 0.232 0.126171.013
451中山 雄一JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS61'36.183 0.359 0.127170.787
587佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'36.351 0.527 0.168170.489
661井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'36.742 0.918 0.391169.800
77ヨルグ・ミューラーStudie BMW M6
BMW M6 GT3
YH1'36.752 0.928 0.010169.783
825近藤 翼VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'36.832 1.008 0.080169.642
955ショーン・ウォーキンショーARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'36.842 1.018 0.010169.625
105坂口 夏月マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'37.088 1.264 0.246169.195
113星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'37.090 1.266 0.002169.191
12111山下 亮生エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'37.208 1.384 0.118168.986
1321柳田 真孝Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'37.837 2.013 0.629167.900
14*33スヴェン・ミューラーD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH41'42.374 6.550 4.537160.459
  • CarNo.33(スヴェン・ミューラー)は、SpR 18-1.(4輪脱輪)のため当該ラップタイムを削除した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
136ジェームス・ロシターau TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS121'28.056--186.549
238石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS161'28.089 0.033 0.033186.480
36アンドレア・カルダレッリWAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'28.241 0.185 0.152186.158
419関口 雄飛WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH101'28.474 0.418 0.233185.668
58野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS21'28.480 0.424 0.006185.656
61ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS221'28.485 0.429 0.005185.645
737平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'28.582 0.526 0.097185.442
823松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI81'28.651 0.595 0.069185.297
9100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'28.674 0.618 0.023185.249
1017塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'28.823 0.767 0.149184.939
1146千代 勝正S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'28.836 0.780 0.013184.912
1212ヤン・マーデンボローカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'28.883 0.827 0.047184.814
1316武藤 英紀MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'29.281 1.225 0.398183.990
1424ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラフォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'29.458 1.402 0.177183.626
1564ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'29.880 1.824 0.422182.764

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
111平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'35.864--171.355
24片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'36.189 0.325 0.325170.776
39峰尾 恭輔GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH221'36.267 0.403 0.078170.638
451坪井 翔JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS61'36.409 0.545 0.142170.387
525松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'36.410 0.546 0.001170.385
633藤井 誠暢D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH41'36.428 0.564 0.018170.353
787細川 慎弥ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'36.455 0.591 0.027170.305
855高木 真一ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'36.461 0.597 0.006170.295
93高星 明誠B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'36.549 0.685 0.088170.140
107荒 聖治Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH1'36.570 0.706 0.021170.103
11111石川 京侍エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'36.632 0.768 0.062169.993
125藤波 清斗マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'36.644 0.780 0.012169.972
1361山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'36.647 0.783 0.003169.967
1421リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'36.870 1.006 0.223169.576
1565黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS321'36.899 1.035 0.029169.525
1610富田 竜一郎GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'36.940 1.076 0.041169.453
1788織戸 学マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'36.987 1.123 0.047169.371
1818中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'36.990 1.126 0.003169.366
192加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'37.039 1.175 0.049169.280
2031嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'37.191 1.327 0.152169.016
2160吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'37.377 1.513 0.186168.693
22117阪口 良平EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'37.696 1.832 0.319168.142
2352番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'37.886 2.022 0.190167.816
2430永井 宏明TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'37.896 2.032 0.010167.798
2548高森 博士植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.056 2.192 0.160167.525
2626山田 真之亮TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'38.113 2.249 0.057167.427
2722城内 政樹アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'38.351 2.487 0.238167.022
2835ナタポン・ホートンカムARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'39.464 3.600 1.113165.153
29360青木 孝行RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHDNR---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第3戦富士決勝 接戦を制したのは#1宮田!!#6笹原も怒涛の追い上げで表彰台を獲得

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2017FIA-F4選手権第3戦の決勝が5月3日、富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が熾烈なドッグファイトを制し、今季初勝利を挙げた。

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第3戦決勝は午後1時35分より15周で行われた。
天候は晴れ。しかし気温はやや下がり始めた中での戦いとなった。
ホールショットを奪ったのはポールの#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)。
予選2位の宮田は#35河野駿佑(HubAuto F110)に2周目の1コーナーで並びかけられるが、一歩も引かずにこれを退けた。
その背後には#16篠原拓朗(Media Do.ADVICS影山F110)、#3石坂瑞基(DADSFC SUTEKINA F4)、そしてポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)らが迫り、河野は彼らを抑え込むので手いっぱいの状況に。

この間に宮田は大湯との差を縮めにかかり、4周目には0.896秒差、5周目で0.568秒差、そして6周目には0.393秒差として完全に大湯のテールを捉えた。
そして9周終わりのホームストレートで宮田は大湯のスリップを使ってインから大湯の前に出た。
大湯も負けじと13周目のヘアピンで宮田のインに飛び込み、ダンロップコーナーまで並走を続けたのちにトップを奪い返した。
しかしその周の最終コーナー立ち上がりで宮田は再びスリップストリームを使って大湯を今度はアウトからかわし、再びトップに躍り出た。
懸命にテールに食らいつく大湯だったが、第3セクターのペースに勝る宮田は付け入る隙を与えずに15周を走りきり、待望の今季初勝利をものにした。
2位には大湯、3位には予選8番手からコースのいたるところで積極果敢なオーバーテイクを繰り返して順位を上げてきた笹原がつけた。

第4戦決勝は明日午前8時30分より15周で行われる。

優勝 #1宮田莉朋(TOM'S SPIRIT)
fiaf4-rd3-r-miyata 去年はチームメイトの小高選手と厳しい戦いをしてきたので。クルマの個体差は絶対ないのでドライビングでどっちが勝つか、みたいな精神状態でした。今回はそれが活かせたのかなと。
明日はちょっと厳しいですね。スタートが決まって後ろがやりあってくれればまだ楽なんですが。
セクター3はクルマのセッティングもありますけど、それ以上に坪井選手や小高選手の資料を真似してやってきた成果かなと。ただまだまだ伸びしろはあるんじゃないかなと思っています。
スタートは正直自信なかったんですけど、単独で速いっていうのは練習走行から感じていたので。実際蓋を開けてみたら予想どうり速かったので、明日は自信を持って臨んでいいのかなと。
2位 #5大湯都史樹(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
fiaf4-rd3-r-oyu 最後の競合いでもう少し工夫できたなとは思いますが、その前にペース的な問題があって、コンマ2秒くらい負けてました。そのペースの問題を解決しないと。
まあ僕の中では全力を出しきりましたし、ペース悪い中では最前だったのかなと。
あとちょっと速くならないときついですね。
(13周目のバトルについて)ヘアピンは僕が唯一「いける」コーナーだったので、あそこで行くしかないと。それじゃないと引き離されると思ったので、あそこで行きましたね。
第3セクターの改善ができればもっとまともに戦えると思います。
3位 #6笹原右京(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
fiaf4-rd3-r-sasahara レースに関してはベストを尽くしたし、必要最小限の結果を出せたと思います。
予選はそもそもクリアが全く取れず、全セクターで引っかかってしまって、しかもベストと関係ない周回の四脱を取られてしまいました。そういうのはドライバーとして避けたかったし、ダメな仕事だったと思います。
そもそもフロントローを取れる力はあったと思うし、パフォーマンス的に表彰台は登れるだろうと思ったので、レースに関しては特に問題はなかったかなと。
でもトップに立つにはあと2周は必要でしたね。
明日も今日のように落ち着いて、いいレースができればと。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第3戦富士決勝結果

FUJI GT500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
11宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1526'28.567
25大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL150.671
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL151.261
425高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL152.140
516篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL152.645
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL153.299
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1510.175
861平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1510.675
980菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1513.707
1062平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL1518.135
118角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1518.478
1217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1516.682
1321神 晴也RSS F110
RSS
DL1520.219
147大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1523.832
159春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
DL1526.441
1663金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1528.108
1719アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1529.015
1877大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1532.565
1973牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL1535.452
203石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1537.518
2168チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1537.833
2238池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1545.728
2370小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1545.781
242仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL151'06.762
2544小野寺 匠NRS F110
NRS
DL151'08.959
2613吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
DL151'09.635
2715早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL151'10.431
2886大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL151'21.323
2923YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'29.691
3054ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'29.829
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-83植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
DL96Laps
-39浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL96Laps
-55細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL510Laps
-*18加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL411Laps
-50澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL114Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 高橋知巳(店天&イーストアップwith Field) 1'45.160 (5/15) 156.208km/h
  • CarNo.18は、FIA-F4 Spr第15条1.1)(他車への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアのため留保する。

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習 トップタイムは#38ZENT LC500。#46S Road GT-Rも3位に食い込む

2017オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで開幕、予選日朝の公式練習では#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が1'28.691でトップタイム。GT300クラスは専有走行で1'37.057を記録した藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)がトップだった。

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公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。ゲートオープン前から多くの観客が詰めかけ、例年以上の盛り上がりを見せている。
また今回、世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャンに参戦する中嶋一貴と国本雄資の欠場を受けて、#36au TOM'S LC500には伊藤大輔が、#19WedsSport ADVAN LC500には山下健太が乗ることになった。
これによってシートの空いた#25VivaC 86 MCの第2ドライバーには近藤翼が抜擢された。
近藤はポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)やスーパー耐久などで活躍する若手の実力派だ。
また500kmの長丁場ということもありJLOCは第3ドライバーとして#87ショップチャンネルランボルギーニ GT3に元嶋佑弥、#88マネパランボルギーニ GT3には高橋翼を起用している。
こうした若手の活躍にも大いに注目したいところだ。

そうしたなか、公式練習は午前9時より105分間で行われた。
序盤から好調ぶりをみせたのはレクサス勢。開幕戦岡山での上位独占を再現するかのように#6大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(WAKO'S 4CR LC500)、#36伊藤大輔/ジェームス・ロシター組(au TOM'S LC500)、#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)がトップ3を占める。トップの6号車のタイムは1'29.045だ。
しかし岡山では予選で全車Q1落ちという屈辱を味わった日産勢も今回は奮起。
#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がセッション前半で4番手につけたほか、終盤の専有走行でも#46本山哲/千代勝正組(S Road CRAFTSPORTS GT-R)が3位に食い込んできた。
最終的にトップに立ったのは#38ZENT CERUMO LC500。石浦が1'28.691を記録している。

GT300クラスは専有走行で藤井誠暢が1'37.057を記録した#33D'station Porscheがトップタイム。2番手には中山雄一/坪井翔の若手コンビがドライブする#51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3がつけた。
なお混走の終盤に#360柴田優作/田中篤/青木孝行組(RUNUP GT-R)がホームストレート上で左リヤタイヤのバーストに見舞われてコースを飛び出し、リヤ周りを大破。これによりセッションは赤旗中断となった。
乗っていた田中篤は無事だったようだが、クルマのダメージが大きく、午後の予選への出走が危ぶまれる。

公式予選は午後2時40分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
138立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS161'28.691-185.214
26大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'28.712 0.021185.170
346本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'29.171 0.480184.217
436伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS121'29.179 0.488184.200
51ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS221'29.403 0.712183.739
6100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'29.537 0.846183.464
723松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI81'29.584 0.893183.368
824佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'29.601 0.910183.333
937平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS401'29.619 0.928183.296
108野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS21'29.704 1.013183.122
1117塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'29.737 1.046183.055
1219関口 雄飛
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH101'29.909 1.218182.705
1312安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'30.258 1.567181.998
1416武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'30.428 1.737181.656
1564ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'30.677 1.986181.157

■GT300クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
133藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH41'37.057-169.249
251中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS61'37.115 0.058169.148
318中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'37.208 0.151168.986
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS321'37.212 0.155168.979
53星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'37.264 0.207168.889
64谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'37.280 0.223168.861
711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'37.287 0.230168.849
89ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH221'37.297 0.240168.832
925松井 孝允
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'37.299 0.242168.828
1021リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'37.308 0.251168.812
117ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH1'37.308 0.251168.812
12111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'37.365 0.308168.714
1360飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'37.480 0.423168.515
145坂口 夏月
藤波 清斗
山下 潤一郎
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'37.493 0.436168.492
1555高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'37.584 0.527168.335
16360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'37.751 0.694168.047
1788織戸 学
平峰 一貴
高橋 翼
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'37.792 0.735167.977
1810富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'37.837 0.780167.900
1987細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'38.113 1.056167.427
2061井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'38.184 1.127167.306
212高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'38.475 1.418166.812
2231嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'38.508 1.451166.756
2326山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'38.539 1.482166.704
2452番場 琢
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'38.592 1.535166.614
25117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'38.784 1.727166.290
2622城内 政樹
安岡 秀徒
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'38.986 1.929165.951
2730永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'39.505 2.448165.085
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'39.874 2.817164.475
2948高森 博士
田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.085 3.028164.128

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第3戦、第4戦公式予選 #5大湯が今季初ポール!

2017FIA-F4選手権第3戦、第4戦の公式予選が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第3戦で#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)が今季初のポールポジションを獲得した。セカンドベストタイムで決まる第4戦の公式予選では前年王者の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)がポールポジションだった。

この日の富士スピードウェイは朝から快晴。
早朝から数多くの観客が見守る中、公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。

序盤から好タイムを連発していたのは#25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)。
前日の専有走行でもトップタイムを記録した高橋は1'46.295、1'45.594と着実にタイムを縮め、残り時間が15分を切ったところで1'45.139とコースレコードを更新してみせる。
前年王者の宮田も1'45.303とこちらもレコードタイムを上回ってきた。
しかし残り時間が10分を切ったところで今度は大湯が1'44.733を叩き出して一気にトップに躍り出た。宮田や高橋も終盤には1分44秒台までタイムを縮めたものの、大湯にはあと一歩及ばず、大湯が今季初のポールポジションを獲得、セカンドベストタイムで争われる第4戦の予選においても2位につけた。
第4戦のポールはセカンドベストタイムで1'44.939を出した宮田。岡山での第1戦、第2戦に続いて早くも3どめのポール獲得となった。

第3戦予選PP、第4戦予選2位  #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
木曜にレースウィークが始まってから、本気で走ってなかったわけじゃないんですけどやりたいセッティングやドライビングなどを予選に向けて順序よく組み立てていけました。
トップタイムは一発アタックになっちゃって、セカンドタイムは落ちてしまいましたが、そこは位置どりの問題もあったし、そうした中でもそれなりの最善は尽くせたかなと思います。
宮田莉朋くんは練習から速かったので意識しながら走っていました。調子良かったというか順調にここまできた感じです。岡山はセッティングでちょっとチャレンジングなことをして外してしまいましたが、今回はチャレンジングなことはしないようにして、順調に組み立てて行きました。
決勝はみんながみんな同じくらい(のペース)だと思うんですけど、バトルでなんども入れ替わるレースになると思います。そんな中で序盤、中盤と逃げ切れるレースにしたいです。

第3戦予選2位、第4戦予選PP #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
ベストタイムを出した時の周回がどうだったか覚えていませんが、スリップストリームを使えていないことは確かです。トップはスリップ使ったと聞いていますけど、まあ調子がいいことは間違いありません。
あとは岡山のように急にバランスが変わるような状況にならなければいいなと思います。勝てる速さは多分あると思うので、しっかりレースを組み立てていければと思います。中古タイヤに関してはいい感触を持っているので、あとはレース展開をうまく作ればいいかなと思っています。

第3戦予選3位、第4戦予選3位 #25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)
前日トップタイムだったので、好調ななか落ち着いて臨めたのがよかったと思います。
強いて言えば「スリップを使えればよかったな」と。ずっと単独走行だったので、そこらへんの位置関係を頭よく使えれば充分ポールが狙えたと思います。
決勝は前半で抜いてトップに立って、そこから逃げ切る作戦でいきたいと思います。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦富士公式予選結果

FUJI GT500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
R1'44.939--156.537
25大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
R1'45.136 0.197 0.197156.243
3*25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
R1'45.137 0.198 0.001156.242
4*6笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
R1'45.139 0.200 0.002156.239
516篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
R1'45.271 0.332 0.132156.043
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'45.358 0.419 0.087155.914
73石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'45.381 0.442 0.023155.880
88角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.393 0.454 0.012155.862
960川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'45.411 0.472 0.018155.836
1050澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'45.473 0.534 0.062155.744
1117朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'45.656 0.717 0.183155.474
1262平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'45.680 0.741 0.024155.439
1318加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'45.700 0.761 0.020155.410
1461平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'45.711 0.772 0.011155.393
157大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.835 0.896 0.124155.211
169春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
1'45.990 1.051 0.155154.984
1721神 晴也RSS F110
RSS
1'46.086 1.147 0.096154.844
1880菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'46.102 1.163 0.016154.821
1939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'46.165 1.226 0.063154.729
2077大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'46.252 1.313 0.087154.602
2155細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'46.326 1.387 0.074154.495
2263金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'46.637 1.698 0.311154.044
2319アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'46.696 1.757 0.059153.959
2438池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'46.813 1.874 0.117153.790
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'46.932 1.993 0.119153.619
2670小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'47.016 2.077 0.084153.499
2773牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'47.420 2.481 0.404152.921
2883植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
1'48.171 3.232 0.751151.860
29*44小野寺 匠NRS F110
NRS
1'48.186 3.247 0.015151.839
302仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'48.401 3.462 0.215151.537
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'49.050 4.111 0.649150.635
3213吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
1'49.434 4.495 0.384150.107
3323YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'49.630 4.691 0.196149.839
---- 以上基準タイム(110% - 1'55.383)予選通過 ----
-54ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'56.18011.241 6.550141.391
-15早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
3'56.5302'11.5912'00.35069.449
-4佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
4'00.0002'15.061 3.47068.445
-11小村 明生Rn-s Komura RT F110
Rn-sports
5'00.0003'15.0611'00.00054.756
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.355)を更新しました。
  • CarNo.25,6は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)違反により、第3戦を3グリッド降格及び、当該ラップ削除のペナルティーを科す。
  • CarNo.44は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(Wチェッカー)違反により、訓戒とする。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第3戦富士公式予選結果

FUJI GT500km RACE -RIJ- (2017/05/03) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
R1'44.733--156.845
21宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
R1'44.916 0.183 0.183156.571
3*25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
R1'45.033 0.300 0.117156.397
435河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
R1'45.081 0.348 0.048156.325
5*6笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
R1'45.094 0.361 0.013156.306
616篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
R1'45.187 0.454 0.093156.168
73石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'45.358 0.625 0.171155.914
860川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'45.369 0.636 0.011155.898
98角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.371 0.638 0.002155.895
1050澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'45.466 0.733 0.095155.754
1118加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'45.577 0.844 0.111155.591
1217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'45.592 0.859 0.015155.569
1361平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'45.605 0.872 0.013155.549
1462平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'45.609 0.876 0.004155.544
157大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.647 0.914 0.038155.488
1680菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'45.797 1.064 0.150155.267
179春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
1'45.955 1.222 0.158155.036
1821神 晴也RSS F110
RSS
1'46.043 1.310 0.088154.907
1977大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'46.124 1.391 0.081154.789
2039浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'46.128 1.395 0.004154.783
2155細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'46.302 1.569 0.174154.530
2263金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'46.590 1.857 0.288154.112
2319アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'46.641 1.908 0.051154.038
2438池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'46.662 1.929 0.021154.008
2570小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'46.679 1.946 0.017153.983
2668チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'46.877 2.144 0.198153.698
2773牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'47.149 2.416 0.272153.308
28*44小野寺 匠NRS F110
NRS
1'47.950 3.217 0.801152.170
2983植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
1'48.013 3.280 0.063152.082
302仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'48.344 3.611 0.331151.617
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'48.799 4.066 0.455150.983
3213吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
1'49.314 4.581 0.515150.272
3323YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'49.558 4.825 0.244149.937
3454ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'51.416 6.683 1.858147.437
---- 以上基準タイム(110% - 1'55.383)予選通過 ----
-15早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
3'56.5302'11.7972'05.11469.449
-4佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
absence--68.445
-11小村 明生Rn-s Komura RT F110
Rn-sports
absence--54.756
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.355)を更新しました。
  • CarNo.25,6は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)違反により、第3戦を3グリッド降格及び、当該ラップ削除のペナルティーを科す。
  • CarNo.44は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(Wチェッカー)違反により、訓戒とする。

スーパー耐久

S耐:第2戦菅生グループ1決勝 ST-Xクラス内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が2連勝

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 2017スーパー耐久シリーズ第2戦は宮城県のスポーツランド菅生でグループ1の決勝が3時間で行われ、ST-Xクラスは内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が第1戦もてぎに続き優勝。ST-1クラスは小川勝人/影山雅美/富田竜一郎組(#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup)、ST-TCRクラスは伊藤真一/海老澤紳一/中野信治組(#97 Modulo CIVIC TCR)、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)、ST-3クラスは長島正明/田中徹/田中哲也組(#15 岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34)がそれぞれクラス優勝を飾った。

 13時00分から8分間のウォームアップ走行が行われたが、なんとここでポールポジションの#8 ARN Ferrari 488 GT3が出て来ない。直前にブレーキ周りのトラブルが発見され慌ただしく修復にかかった様子だったが、その後のサイティングラップには間に合いピットアウト。チーム全員が安堵したのもつかの間今度はヘアピンでコースアウト。なんとかコースに復帰しグリッドにたどり着くものの修復直後だけに不安が続く。

 スポーツランド菅生は朝から晴れ渡り爽やかな青空の下、14:00にフォーメーションラップ開始。1周の後ローリングスタートで決勝レースの火蓋が切られた。ここでポールの#8 ARN Ferrari 488 GT3の加速が鈍り、#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rと#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rに両サイドから飲み込まれポジションを落とす。代わってトップに立ったのは#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rの山内英輝。

 その後方ではもてぎラウンドの雪辱を果たしたいST-TCRクラスのAudi RS3 LMSの2台がクラストップ争いを長い事続けるが、その背後から予選では後方に沈んでいたHonda CIVIC TYPE-Rがひたひたと忍び寄る。

 レース折り返しとなる1時間30分経過時点でST-Xクラスは#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rがトップ。ST-1クラスは#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup、ST-TCRクラスは#98 Modulo CIVIC TCR、ST-2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STI、ST-3クラスは#62 DENSO Le Beausset RC350がクラストップに立った。

 その後レース残り1時間10分ちょっととなる頃に最終コーナーで接触があり15:44にSC導入となる。ここで上位陣各車ピットインを行うが、充分なマージンを築き上げたと思われた#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-RがこのSC導入によりマージンが消失。更に同時ピットインした#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rがタイヤ無交換を敢行しピットアウトで逆転。元嶋佑弥のドライブで優勝を目指す。ST-TCRクラスはCIVIC勢がAUDI勢に追い付き激しいバトルを展開し終盤までもつれ込む事に。このSC導入で不運に見舞われたのはST-3クラスのトップを快走していた#62 DENSO Le Beausset RC350で、1時間半以上中山雄一で引っぱったが、SC導入で山下健太が僅か6周しか走らずに嵯峨宏紀に交代。2番手にポジションを落とす。ここで逆転を果たしたのは#15 岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34だった。

 その後#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rの元嶋を背後から#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの平峰がチャンスをうかがい、元嶋の僅かなミスを突き87周目についに平峰が攻略。ワンチャンスをものにしてトップに立つとタイヤ交換のメリットを存分に生かし快走する。

 総合優勝はST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が決めた。2位はYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)。3位は永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)となった。

 ST-1クラスは小川勝人/影山雅美/富田竜一郎組(#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup)が嬉しい初優勝。

 ST-TCRクラスは激しいバトルを制し伊藤真一/海老澤紳一/中野信治組(#97 Modulo CIVIC TCR)が優勝。2位は黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規組(#98 Modulo CIVIC TCR)となり、順位が入れ替わったものの再びCIVICがワンツーフィニッシュ。3位は田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組(#45 LIQUI MORY RS3 LMS)となった。

 ST-2クラスは大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)が優勝。2位は吉田綜一郎/石崎敦士/成澤正人組(#7 サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ)となった。

 ST-3クラスは長島正明/田中徹/田中哲也組(#15 岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34)が優勝。2位はトラブルで一時5位までドロップした嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太組(#62 DENSO Le Beausset RC350)が追い上げて殊勲の表彰台。3位は本山哲/松原怜史/安田裕信組(#14 SKT team motoyama Z34)となった。

 次戦第3戦は6月10-11日に三重県鈴鹿サーキットで「SUZUKA“S耐”サバイバル」として開催される。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

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