カテゴリー

ニュース内検索

2017年5月

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2決勝 上位3人のコメント 「SUGOは自分で勝ちとったという感覚でしたが、今回はクルマと作戦に勝たせてもらった感が強いので、チームにめちゃめちゃ感謝してます」(#19関口)

sf-rd2-r-ps-top3

優勝 #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd2-r-pc-sekiguchi 昨年のSUGOでは自分でも良い走りができて、百点満点の内容。自分で勝ち取ったという感覚があったんですが、今回は良いクルマと作戦に勝たせてもらった感が強いので、チームにめちゃめちゃ感謝してます。
ピットインのタイミングはチームでもいろんな意見がありました。最初は僕が1周目で入りたいといって、いろんな話を聞いて一旦は諦めたんですが、グリッドで(星野)一樹さんに「やっぱ1周目いけんじゃね?」って言われて、またそういう気分になって、と直前までドタバタやってたんです。最後は石浦さんが速くて、自分はアトウッドとかダブルヘアピンでインにつけない状態でしたが、ここは1秒遅くても抜かれないとわかっていたんで、余裕でした。ミスさえしなければ大丈夫って。
(終盤のセーフティーカーについて)SUGOの時もそうでしたが、調子いい時に限ってセーフティーカーが入るんですよ。一体誰だよ?!!って。やめてくれよって、そういう気持ちでした。痛いのはもちろん本人ですけど、僕も痛いんで。そういう運というか、たまたまそういうのが多いんですよね。
2位 #2石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd2-r-pc-ishiura 今日は悔しいですけど完敗っていう感じで。スタートでトップに立って可能な限りプッシュする作戦でしたが、関口選手はピットに入って、前がクリアな状態でプッシュしていて。そのペースが僕よりも速いというのを無線で知らされ、それからは後ろのクルマと戦ってるというよりは関口選手と戦っているという気持ちで走っていました。途中でコースアウトしそうになるくらい全力でプッシュしていたんですけど、最初にタイヤを変えたとは思えないくらい関口選手のペースが速くて、本当に完敗という感じです。
3位 #36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd2-r-pc-lotterer 正直がっかりしているけど、まあOKです。スタートはうまくいったし、3位にも上がれましたが、関口選手の作戦がよく、ペースも速くて追いつけませんでした。またブレーキの食いつきが今一つで、苦戦していた面もありますが、セーフティーカーが入った後はローゼンクヴィストとエキサイティングなバトルができましたね。石浦選手が目の前に出てきたこともあり、それに引っかかるなど、なかなかクリアラップの取れないレース展開でした。
優勝チーム監督 星野一義(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd2-r-pc-hoshino 完璧にすごく良かった。関口がスタートラインに着いた時に実はピットの裏では作戦を巡って揉めに揉めてて。本当はそんな作戦が活かされないでスタートを決めてくれるのが一番だけど、それも期待薄で(笑)結果的に作戦が的中しましたが、ドライバーがピットに入ってからのあの速さ、あの集中力、プロの根性が勝利を引き寄せたと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2決勝 1周目交換が見事的中!#19関口が今季初勝利

「ぶっちぎってやる」

関口は無線でそう言い残し、ピットアウトしていった。

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦のレース2決勝が5月28日、岡山国際サーキットで行われ、予選3番手からスタートした#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がピット作業を前倒しにする作戦で見事トップに立ち、今季初勝利をものにした。

ポールシッターの#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は僅差の2位。3位にはレース1を制した#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が入った。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客数:11,000人)

sf-rd2-r-start

sf-rd2-r-1st-corner

sf-rd2-r-pitout

sf-rd2-r-sc

sf-rd2-r-19

sf-rd2-r-2

sf-rd2-r-36

sf-rd2-r-winner

sf-rd2-r-directer-winner

sf-rd2-r-podium-winner

sf-rd2-r-podium

レース1決勝は午後2時20分より51周で戦われた。

昨日に続いて見事なスタートダッシュを見せたのは予選4番手のロッテラー。しかし予選2番手の#4山下健太(フジ・コーポレーションKONDO SF14)が懸命にこれを押さえ込み、この間に石浦はトップで1コーナーへ。

ここで出遅れた関口は当初からチームと話し合っていたという1周目でのタイヤ交換を決断、#10塚越広大(REAL SF14)、#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)、#8大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)、#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)、そしてアトウッドでコースアウトした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)らがそれに続いた。

1周目を3位で終えたロッテラーも関口の動きをみて6周目にタイヤ交換を行い、関口の直後でコースに復帰している。

2位の山下を引き離し、順調にリードを広げているかに見えた石浦だったが、その後方では前が開けた関口がオーバーテイクボタンを4発も使用して飛ばしに飛ばし、その差を着実に削り取っていた。

セルモインギングのピットが動いたのはレースも終盤に差し掛かろうかという34周目。

35秒以上あった両者のギャップは20数秒にまで縮まっており、関口は石浦を大きくリードして35周目に突入していった。

ここで勝負は決したかに見えたが、38周目の2コーナーで#41伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)がコースを飛び出し、ウレタンバリアに激しく突っ込んでしまう。
これにより39周目からセーフティーカーが導入され、関口のアドバンテージは完全に失われてしまった。

レースは43周目にリスタート。

フレッシュタイヤを得て猛然と追い上げる石浦。

40周以上を走って消耗したタイヤで懸命に逃げる関口。

すでにアトウッドやダブルヘアピンではクリッピングポイントにつけない状況に陥っていた関口だったが、本人曰く「1秒速くても絶対に抜けない」岡山のコース特性を信じて落ち着いて走り続け、見事51周のレースを逃げ切ってみせた。

石浦の追撃はわずか0.408秒及ばず。

3位には終盤#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)の追撃を受けながらも、これを0.666秒差で退けたロッテラーが入った。

なお、参戦2戦目、3レース目でフロントローを獲得した山下は、レースペースが上がらず、31周目に行ったピット作業で左リヤのタイヤ交換に手間取ったことも祟って6位に終わっている。

次戦の舞台は富士スピードウェイ。

7月9日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 上位3人のコメント 「これで自分のモチベーションも上がったので、後半戦は頑張ります」(#12パロウ)

優勝 #12アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE
f3-rd9-r-pc-palou 3回目の優勝は嬉しいです。本当はもっとたくさん勝てると思っていましたが。今日は後ろの宮田選手が速くて、厳しいレースになりました。でもタイヤの消耗は昨日ほどではなかったので、着実に進歩しているのを感じます。これで自分のモチベーションも上がったので、後半戦に向けて頑張っていきます。
昨日はジャンプスタートを取られて残念な結果になりました。2位は狙えたと思ったんですけど。今後は同じミスをしないように気をつけていきたいと思います。
鈴鹿では前回予選で作戦ミスをしてしまいましたが、僕もクルマも着実に進歩しているので、次はうまくいくと思います。
2位 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd9-r-pc-miyata 今日もスタートをうまく決めてトップに立とうと考えていたんですけど。スタートでちょっと失敗したかなと思いましたが、パロウ選手も同じようなスタートで、1コーナーの駆け引きで僕が前に出ることができませんでした。1周目のバトルで結果は決まると思って頑張ったんですけど、追いつけませんでした。そのあとは常にトップから離されないように攻めていきました。最後にファステストの1ポイントが取れたので、そこはよかったなと思います。
前回の鈴鹿は予選でトラブルが出て、決勝も出走できませんでしたが、そのトラブルが起きるまではセクターで速かったのもわかったし、専有走行でもかなり感触が良かったので、いい印象を持っています。今日の課題を克服して、優勝できるように準備したいと思います。
3位 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd9-r-pc-tsuboi 今日は珍しくスタートが決まって、多分前の二人よりも速かったと思いますが、1コーナーの場所どりが良くなくて、アウトから行こうと思ったらグリップしていませんでした。あそこで抜けていれば展開も違ったのかなと思いますが、レースペースが他の二人よりも良くなかったのでそこが課題ですね。課題だった後半のペースが良くなったのは少し改善されたポイントかなと思います。
順位は同じですが、昨日より収穫が多かったレースだと思うので、次の鈴鹿では残った課題をクリアしていって、予選が勝負なので、そこでどんだけ前に行けるかを意識していきたいと思います。
Nクラス優勝 #11植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd9-r-pc-ueda DRAGON選手がマシントラブルで昨日の予選を走れなかったので、たまたまポールポジションが獲れて。ただ長谷川くんとヤン選手のタイムが拮抗していたので、スタートさえ決めればあとは逃げれるんじゃないかなと思っていて、その通りになりました。
去年の岡山で初めてF3のNに乗った時は最下位だったし「体力的にきついなあ」と思ったので、トレーニングをして、最近はちょこちょこ表彰台に上がれるようにもなり、今日ここで優勝できたのは長かったような短かったような。これからもどんどん一番になりたいと思います。
鈴鹿はここと同じくホームコースで、一番走り込んでもいるので、前回はマシンのセッティングとかも悩みましたけども、なんとかここ(記者会見場)に戻ってこれるようにがんばりたいと思います。
Nクラス2位 #22長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd9-r-pc-hasegawa スタートで失敗しちゃって出遅れたんですけど、なんとか順位をキープすることができました。植田さんがすごく速くてどんどん置いてかれちゃいました。優勝することはできませんでしたが、昨日と違って完走することができたのは良かったです。
鈴鹿も表彰台には上がっていますけど、次こそは優勝できるようにがんばります。
Nクラス3位 #5アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)
f3-rd9-r-pc-yang 今日の出来は昨日より良くありませんでした。今日は天候も暑くて、体調も良くありませんでしたから。
鈴鹿では前回より良い結果を出せると思います。中国では練習の機会が少ないんですが、次のレースまでになんとか中国でも練習をして来ようと思っています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 #12パロウがポール・トゥ・フィニッシュで前日の雪辱を果たす

f3-rd9-r-start

f3-rd9-r-start-n

f3-rd9-r-12

f3-rd9-r-36

f3-rd9-r-1

f3-rd9-r-11

f3-rd9-r-22

f3-rd9-r-5

f3-rd9-r-winner

f3-rd9-r-winner-n

f3-rd9-r-podium-n

f3-rd9-r-podium

全日本F3選手権第9戦の決勝が5月28日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#12アレックス・パロウ(THREEBOND)がそのまま逃げ切って今季3勝目を挙げた。

Nクラスは#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が独走でF3初優勝を達成した。

スーパーフォーミュラの公式予選で赤旗中断があった影響で、F3第9戦決勝は当初予定から10分遅れの午前10時50分にフォーメーションラップを開始した。周回数は25だ。

予選2番手の#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がいいスタートを切ってジャンプアップを図るが、1コーナーを制したのはパロウだった。

その後も僅差で追い上げる宮田だったが、パロウは最後まで付け入る隙を与えずに25周を走りきり、今季3勝目をものにした。宮田の追撃はあと0.936秒及ばなかった。

3位には#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が入った。

Nクラスは予選トップの#11植田が終始トップを快走。順調に後続を突き離し、最後は2位以下に10.829秒もの大差を築いて自身初のF3優勝を達成した。

2位は#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)、3位には#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がつけた。

一方、第8戦優勝の#30DRAGON(B-Max Racing F306)は公式予選でエンジンがかからなかったために最後尾スタートとなったが、スタートから見事な追い上げを見せて6周目に3位に浮上、その後も長谷川とテール・トゥ・ノーズのバトルを展開したが、19周目のヘアピンで痛恨のスピン、クラス5位でレースを終えている。

次戦の舞台は鈴鹿サーキット。

6月24-25日開催だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2公式予選 上位3人のコメント「GTでトヨタ勢調子いいっていうけど、クルマだけが速いんじゃないって証明できました(#19関口)」「マザーシャシー速いってみんな言いますけど....(#3山下)」

sf-rd2-q2-pc-top3

ポールポジション #2石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd2-q2-pc-ishiura 今年のタイヤになってから、なかなかここ(記者会見場)に来れるようなパフォーマンスが出ず、開幕戦では表彰台にも上がれませんでした。いいところがなくて結構フラストレーションが溜まっていましたが、エンジニアと意見を出し合いながらセットアップを進めて、今回はここに来れたのは「助かった」という気持ちです。あとはいつも通りやりたいなと思います。
昨日から関口選手のタイヤのあっため方を参考にしていましたが、Q2のアタックラップに入ったら砂利に出ちゃって、ギリギリタイヤバリアと縁石の真ん中に出たまんまコースに出られましたが、その時はもう終わったと思いました。でも早めにコースに出ていたのでもう1周いけると思って走ったらトップのタイムがでました。
予選2位 #4山下健太(KONDO RACING)
sf-rd2-q2-pc-yamashita このレベルの高いスーパーフォーミュラで2戦目で、予選は3回目ですけど、そこで2位を獲れて本当に嬉しいです。昨日の予選は8番で、クルマが鈴鹿からずっと同じ問題を抱えていたんですが、チームの方が一生懸命考えてくださって、今はすごくいい状態になりました。
ポールが獲れそうだったという状況はわかっていませんでしたが、まあ3戦目で2位なんで、これでいいっす。あんまり最初から調子良すぎても、来年とかにハマって遅くなるとクビになっちゃうので。最後に向けてじわじわ行った方が、伸び率が大事なので(笑)
予選3位 #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd2-q2-pc-sekiguchi 去年中嶋(一貴 )選手が土曜日でぶっちぎりだったのに、日曜日Q2行けなかったことがあったので、自分はそうならないようにエンジニアの人と対策をしたつもりだったんですが、うまくいかなくてQ1はギリギリ通過した状態でした。Q2に向けて修正はしましたが、昨日ほどのマシンバランスにはなっていなくて3位に終わりました。ただトップとのタイム差を考えたら大きな進歩があったし、まだ3位なら優勝を狙えるので、とりあえず良かったかなと思います。
Q2のアタックで2コーナーに入ったら砂煙が見えたので「頼むからクラッシュしてないでくれ」と思いましたが、止まっているクルマがいなかったので「これはポールを獲れる」と思ってアタックしたのに、その砂煙を出した人がポールだったので、「なんだよクラッシュしない程度にスピンしてくれてれば良かったのに」と思いました(笑)
GTでトヨタ勢は調子がいいんですけど、スーパーフォーミュラでもこうやって予選上位を独占しているので、クルマだけが速いんじゃないってことが証明できたと思います。(笑)
(これを受けて山下が)「マザーシャシー速いってみんな言いますけど、ドライバーだって速いんだってわかってもらえたと思います」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2公式予選 ルーキー#3山下がフロントロー獲得の快挙!ポールは昨年に続いて#2石浦が獲得

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦レース2の公式予選が5月28日朝、岡山国際サーキットで行われ、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が昨年の同大会に続いて2年連続でポールポジションを獲得した。
2位にはルーキーの#4山下健太(フジ・コーポレーションKONDO SF14)がつけ、3レース目にしてフロントロー獲得の快挙を成し遂げた。

土曜、日曜でそれぞれ予選と決勝を1回ずつ行う変則日程の岡山大会。

そのレース2の公式予選は午前9時20分よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1

sf-rd2-q2-ishiura

sf-rd2-q2-sekiguchi

sf-rd2-q2-yamashita

Q1では#10塚越広大(REAL SF14)と#64中嶋大祐(NAKAJIMA RACING SF14)の二人が序盤からニュータイヤを投入、他の17人はユーズドタイヤで1本目のアタックを行った。ここでコンドーレーシングの2台はコースインのタイミングを遅らせる作戦を採り、#4山下が開始10分で1'14.657を記録して一時トップに立つ。

そして残り時間が7分30秒を切ったところで各車ニュータイヤを装着、2本目にアタックに取りかかったが、ダブルヘアピンで#65ナレイン・カーティケヤン(NAKAJIMA RACING SF14)と#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)が接触、カーティケヤンはその場でスピンしたもののすぐに走行を再開したが、グラベルに飛び出しながらも走行を続けたキャシディは接触の影響からか次の周のウィリアムズコーナーでクラッシュ、赤旗中断の原因を作ってしまった。

車両回収ののちに再開されたQ1だったが、残り時間はわずか2分30秒。

タイヤに充分な熱を入れることも許されない状況での一発アタックが求められる中、石浦が1'14.248でトップ。#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が2位につけ、レース1優勝の#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が3位という結果に。

レース1でポールポジションを獲得した#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)はセッティング変更が裏目に出てタイムが伸びなかったが、それでも10位に滑り込み、なんとかQ2進出を果たした。

一方、前年チャンピオンの#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は混乱に翻弄される格好で13位に終わり、Q2進出を逃してしまった。

予選Q2

sf-rd2-q2-2

sf-rd2-q2-19

sf-rd2-q2-4

赤旗中断の影響で当初予定から10分遅れの午前10時より始まった予選Q2は、残り時間が7分30秒を切ったところでようやく各ドライバーのコースインが始まるといういつもの展開に。

ここで最初にコースインしたのが石浦と関口。

最後にピットアウトした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)にウォームアップの途中で追いついてしまうというハプニングはあったが、なんとかやり過ごして5周目にアタックを開始、しかし石浦は2コーナー立ち上がりでグラベルに飛び出してしまったため、そこで一旦アタックを中断し、6周目に再アタックを行なった。

一方の関口はQ1終了後にセッティングを調整し直したのが功を奏し、1'14.918とまずまずのタイムを記録した。

しかしQ1同様遅めにピットアウトする作戦をとった山下が1周早くアタックに入っており、1'14.104でトップに立つ。

しかし6周目に再アタックを敢行した石浦がチェッカー提示後に1'13.918と唯一1分13秒台のタイムを叩き出し、見事昨年の最終戦鈴鹿以来のポールポジションを獲得した。

惜しくもポール獲得はならなかった山下だが、デビュー2戦目、3レース目でのフロントロー獲得は賞賛に値する快挙と言えるだろう。

3位には関口がつけ、昨日の雪辱をと闘志を燃やす。

レース2決勝は午後2時25分スタート。ピットストップ義務の課せられた51周の戦いだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F32534'53.714
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31250.936
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31252.966
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412513.382
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012514.621
636三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A412521.137
7787片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142522.079
8338イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A412530.225
979阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3012532.586
102110ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142538.498
1111N1植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1222N2長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
135N3アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1455N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1530N5DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1677N6堀口 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1713N7吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE232Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
-28-山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41178Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'23.085 (25/25) 160.448km/h

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2公式予選結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/28) Knock Out Qualify Weather: Course:
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarQ1Q2
12石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF141'14.2481'13.918
24山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF141'14.6571'14.104
319関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'14.7771'14.134
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF141'14.4251'14.536
515ピエール・ガスリーTEAM無限SF141'14.6851'14.566
618小林 可夢偉KCMG Elyse SF141'14.3921'14.583
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF141'14.7651'14.584
88大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF141'14.6671'14.585
937中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF141'14.5441'14.596
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF141'14.7691'15.431
1140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF141'14.779
1210塚越 広大REAL SF141'14.858
131国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF141'14.907
1465ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF141'14.955
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF141'14.959
1620ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'14.964
173ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF141'15.204
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF141'15.215
1916山本 尚貴TEAM無限SF141'15.309

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
12石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'13.918--180.346
24山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'14.104 0.186 0.186179.893
319関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.134 0.216 0.030179.820
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.536 0.618 0.402178.850
515ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E1'14.566 0.648 0.030178.779
618小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'14.583 0.665 0.017178.738
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'14.584 0.666 0.001178.735
88大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.585 0.667 0.001178.733
937中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.596 0.678 0.011178.707
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'15.431 1.513 0.835176.728

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
12石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.248--179.544
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'14.392 0.144 0.144179.197
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.425 0.177 0.033179.117
437中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.544 0.296 0.119178.831
54山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'14.657 0.409 0.113178.561
68大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.667 0.419 0.010178.537
715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E1'14.685 0.437 0.018178.494
841伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'14.765 0.517 0.080178.303
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'14.769 0.521 0.004178.293
1019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.777 0.529 0.008178.274
1140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'14.779 0.531 0.002178.269
1210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'14.858 0.610 0.079178.081
131国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.907 0.659 0.049177.965
1465ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'14.955 0.707 0.048177.851
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.959 0.711 0.004177.841
1620ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.964 0.716 0.005177.829
173ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'15.204 0.956 0.240177.262
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'15.215 0.967 0.011177.236
1916山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E1'15.309 1.061 0.094177.015

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山決勝レース1上位3人のコメント 「もう今日でレースは終わりにして日曜は家で楽しみたい気分だよ」(#36アンドレ・ロッテラー)

sf-rd2-r1-ps-top3

優勝 #36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd2-r1-pc-lotterer 久しぶりに優勝できてすごく嬉しいです。一年間全く勝てなかったのは辛かったですよ。やっと調子が戻ったような気がします。それもいいスタートのおかげですね。クルマはスタートからすごく良かったです。前半はセキグチさんが速くて接近してきたけど、タンクが軽くなればプッシュしようと考えていたので、その通りに頑張りました。皆さんからは楽に勝てたように見えたかもしれませんが、実際には厳しい戦いでした。最後までペースを保って勝つことができて嬉しいです。
明日のレースも今日の経験を踏まえてクルマをインプルーブしていかないといけませんが、今の時点でクルマは完璧だと感じているので、あとどこをいじったらいいのか見当もつかないんです。もう今日でレースは終わりにして日曜は家で楽しみたい気分ですよ。
2位 #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd2-r1-pc-sekiguchi 思った通りスタートが本当に重要でした。そこで出遅れて1コーナーで2位になってしまい、そこから抜くのはほぼ無理でしたね。精一杯頑張ったんですけど、ダメでした。ピットストップがあれば1秒以内の差はピットでどうにかできたかもしれませんが、ないと絶対抜けないので。これが5周で終わろうが、30周で終わろうが、100周あろうが変わんないな、というのは走って感じました。自分の方がペースが速くても、1秒以内に近づくとダウンフォースが抜けちゃって自分の走りができなくなるんですよね。
今日のクルマでも良かったんですけど、まだ微調整すべき点が見つかったので、チームと話し合って明日もポールからスタートできるように準備します。
3位 #3ニック・キャシディ(KONDO RACING)
レースは本当につまんなかったけど、僕は3位に入れてハッピーです。最初の10周は後ろとのギャップを作ること、そのギャップを保つことが目標でした。そのあともペースを保ち、ギャップを保って最後まで走りました。チェッカーを見た瞬間が一番嬉しかったですね。
明日に向けてクルマをセットアップしていかないといけないんですけど、その一方でデビュー2戦目で表彰台に上がったので、明日のことなんか考えずにお祝いをしたい気分でもあるんです。その二つに頭を悩ませています。
優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd2-r1-pc-casidy ご存知のように第1戦は(中嶋)一貴が勝って、今回はアンドレが勝ってくれたんですけど、なかなか両方が上位にくるのは難しいってことを痛感しました。なんでだかはわかりませんが。でも連続してうちのドライバーが勝ってくれたということで嬉しく思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山決勝レース1 得意のロケットスタートが炸裂!!#36ロッテラーが一年半ぶりの勝利

ロケットスタートいまだ衰えず!

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦岡山決勝レース1が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、予選2番手の#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が見事なスタートでトップに立ち、そのまま一年半ぶりの勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数7,100人)

sf-rd2-r1-start

sf-rd2-r1-36

sf-rd2-r1-19

sf-rd2-r1-3

sf-rd2-r1-winner

sf-rd2-r1-podium-winner

sf-rd2-r1-podium

決勝レース1は午後3時30分より30周で行われた。
得意のスタートを見事に決めてトップに立ったのはロッテラー。
ポールシッターの#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)は出遅れてロッテラーの先行を許したばかりか、予選4番手の#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)にも1コーナーでインに飛び込まれたが、なんとか石浦を退けて2位でロッテラーを追う展開に。
逆に関口に押さえ込まれ、行き場を失った石浦はその後8位まで後退を余儀なくされ、苦しい戦いを強いられることとなった。

レース序盤は快調にロッテラーとの差を詰めにかかっていた関口だったが、周回を重ねてタンクが軽くなるに従ってロッテラーがペースを上げ、一時はコンマ8秒まで縮まった両者のギャップは10周を過ぎたあたりから次第に広がり始める。

それでも関口は24周目に1'15.320、28周目に1'15.307とそれまでのファステストラップを更新してみせるが、追撃もそこまで。
ロッテラーは29周目に1'15.233と関口を上回る余裕すら見せて30周のレースを走りきり、2015年11月の最終戦鈴鹿レース1以来、実に1年6ヶ月ぶりの勝利をものにした。
2位関口との最終的なさは1.948秒だった。
なお、3位にはこれがデビュー2戦目の#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)がつけ、30周目に1'15.072を叩き出した#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がファステストラップを獲得するなど、オーバーテイクのほとんどない神経戦ながらルーキーの活躍の目立つ決勝レースとなった。

次戦レース2は明日午前9時20分よりノックアウト方式の予選を行い、午後2時25分よりピットストップ義務有りで51周の決勝を戦う。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦岡山決勝上位3人のコメント 「明日も富士同様に後ろから優勝できるよう、諦めずにチームと作戦を練ります」(#23高星明誠)

優勝 #23高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd8-r-pc-takaboshi ポールを取れたので、いつも通りスタートを決めて1周目をトップで帰って来れば勝てると思ってたので、スタートに集中していました。そのあとはラッキーなことにパロウ選手がドライブスルーということで、ポイント的にも離れたのはよかったし、気持ち的にもリラックスできました。ファステストも取れたし、いいレースでしたが、中盤以降は宮田選手も結構速かったので、そこが明日に向けての課題だと思いました。
明日は予選4番手になってしまったので、何としても今日勝たないとという思いが強くなりました。明日は今日と違った展開に必ずなるので、今日のようにスタートを決めて、富士同様に後ろから優勝できるよう、諦めないでチームと作戦を練って臨みたいと思います。
2位 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd8-r-pc-miyata 今日はスタートが決まって坪井選手の前に出られたんですけど、予選が4番手だったので、もし予選順位が良ければもっと上に行けたと思います。中盤以降は高星選手と同じペースで走れていたので、そこはよかったです。同時に序盤からもっと速いペースで走れないと行けないなと思いました。
明日は2番手スタートですし、今日みたいにスタートを決めれば優勝も見えなくはありません。25ラップもあるので、その距離を踏まえてセットアップもしなければいけないと思っていますが、焦らずに落ち着いて考えていきたいと思います。
3位 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd8-r-pc-tsuboi スタートで全てが決まってしまったなという感じです。1周目のうちに順位を取り戻そうと思ったんですけど、できませんでした。ペースもそんなに良くなくて、前について行けない状態でした。今日は3位を走るのが精一杯という感じでした。
明日に向けて改善すべきポイントはイメージできていますが、まずはスタートを意識して臨みたいと思います。
Nクラス優勝 #30DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd8-r-pc-dragon 1回目の予選はCクラスとの間合いに問題があっていいアタックができなかったんですが、タイム的にはポールを取れたということでよかったです。ですが2度目の予選の時にエンジンがかからなくて、出走することができず、最後尾スタートになったのが残念です。決勝はとりあえずアトウッドまでにトップでいられれば、その先は逃げられるなと思って、スタートに集中していたんですけど、せっかくいいスタートができたのに、出遅れたCクラスのクルマに寄せられて、その間に植田さんに前に行かれてしまいましたが、ここはもう冷静にチャンスを待とうということで、アトウッドで抜き返すことができました。一旦は引き離すことができたんですが、後半はフロントタイヤの消耗が激しくて、バランスが厳しかったです。
今日も暑かったけど、明日はもっと暑くなるという予報も出ているので、不安はありますが、ニュータイヤを1セット残せていることもあるので、ニュータイヤを使って頑張りたいと思います。
Nクラス2位 #11植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd8-r-pc-ueda スタートはチャンスだと思って前に出たんですけど、さすがはポイントリーダー、すっとかわされてしまいました。その後は追いかけてはいたんですけど、後ろから見てたらアンダーステアが出てるみたいだったんで、そこでプッシュしてみたんですが、何か所もイエローが出ていたので、前に出るのは厳しかったですね。
明日はポールなので、なんとか逃げ切って優勝したいです。
Nクラス3位 #55久保田克昭(HANASHIMA RACING)
f3-rd8-r-pc-kubota 今日もスタートがうまく行かず、2台に抜かれて淡々と走っていましたが、ハナシマレーシングのエース、アレックスがスピンしてしまって、そのあとは長谷川さんとやりあったんですけど、まさか止まってしまうとは。自分でも意外な表彰台です。
タイムがダメなので、明日はみなさんに迷惑かけないように、できる限り努力します。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦岡山決勝 B-MAXが両クラスで勝利!#23高星が今季6勝目を挙げる。

B-MAXの完全勝利!!
全日本F3選手権第8戦の決勝が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がそのまま逃げ切って今季6勝目を獲得。Nクラスでも#30DRAGON(B-Max Racing F306)が優勝し、B-MAXが両クラスを制する結果となった。

f3-rd8-r-start

f3-rd8-r-start-n

f3-rd8-r-23-lead

f3-rd8-r-23

f3-rd8-r-36

f3-rd8-r-1

f3-rd8-r-30

f3-rd8-r-11

f3-rd8-r-55

f3-rd8-r-winner-directer

f3-rd8-r-podium-wineer-n

f3-rd8-r-podium-n

f3-rd8-r-podium

第8戦決勝は午後1時55分にフォーメーション開始。
ポールの高星がそのままトップで1コーナーへ、予選2位の#12アレックス・パロウ(THREEBOND)がそれに続いたが、パロウは反則スタートを取られて2周目にドライビングスルーペナルティを受けることになり、代わって#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)が2位に浮上した。

宮田は1周目のヘアピンでアウトから並びかけてきた#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を退けると、何度もファステストラップを更新する走りで高星を追い上げたが、高星もペースを緩めずに逃げを打つ、結局両者1.155秒の僅差で18周を走り切ることになり
高星は早くも今季6勝目を獲得。シリーズチャンピオン獲得に向けて着実に前進した。

3位の坪井に続いたのは予選5位の#3三浦愛(EXEDY B-Max F317)。
終盤#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)の追撃を受け、16周目のヘアピンで激しく接触する場面もあったが、最後までポジションを落とさず、自己最高の4位入賞を達成した。

Nクラスは予選トップのDRAGONがスタートで出遅れ、#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が一時トップに立つが、アトウッドカーブでDRAGONが抜き返してトップに。
その後も僅差の戦いを繰り広げてDRAGON1位、植田が2位でフィニッシュ。
14周目まで3位を走行していた#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)がダブルヘアピンでストップしてしまったため、#55久保田克昭組(Planexスマカメ・F308)が第7戦富士に続いて今季3度目の表彰台を獲得した。

第9戦決勝は明日午前10時40分より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース2決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/28) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A511:09'02.975
22石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A510.408
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A512.586
47フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A513.252
518小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A515.922
64山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A518.034
715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E5110.233
816山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E5114.287
91国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A5117.087
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E5117.732
113ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A5118.617
128大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A5119.080
1365ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E5119.570
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E5120.400
1550小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E5121.089
1610塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E5121.558
1720ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A5122.192
1837中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A5123.124
---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ---
-41伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3714Laps
  • Fastest Lap: CarNo.18 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 1'15.631 (51/51) 176.261km/h

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース1決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/27) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
136アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A3037'58.782
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A301.948
33ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A307.786
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A3011.558
516山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E3014.919
620ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A3015.492
74山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A3017.496
82石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A3018.752
937中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A3025.369
101国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A3028.965
1110塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E3031.129
127フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A3032.867
1340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3037.407
1441伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3038.023
158大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A3040.064
1664中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E3044.114
1765ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E3045.671
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E291Lap
1915ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E291Lap
---- 以上規定周回数(90% - 27Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.7 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14) 1'15.072 (30/30) 177.574km/h

Japanese F3

JF3:第8戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411825'05.039
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31181.155
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31183.634
434三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411817.700
5335イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411818.355
676阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011825.027
7287山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411828.684
8*128アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31829.189
930N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'18.359
1011N2植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'19.462
1155N3久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
125N4アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
1377N5堀田 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
14789片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 414162Laps
15210大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301153Laps
1613N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE153Laps
1722N7長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE126Laps
182111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 414018Laps
----以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
  • Fastst Lap: CarNo.23 高星明誠(B-MAX NDDP F3) 1'22.617 10/18 161.357km/h
  • CarNo.12は、2017 全日本フォーミュラ3選手権統一規則 第31条 7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース1公式予選 上位3人のコメント「セキグチさんタイヤの空気圧は幾つでしたか?(キャシディ)」「普通だよ(関口)」

sf-rd2-r1-q-ps-top3

ポールポジション #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd2-r1-q-pc-sekiguchi 1セット目でトップが取れなくて、クルマの方で直したいところがあったので、2セット目のアタックまでにセッティングを変えてもらいました。最後のアタックは初めに出ていったのでトラフィックの影響もなく、アトウッドで埃が出ていたのが辛いなと思いましたが後続との差もすごく開いたので、いいクルマを用意してもらったチームに感謝しています。
予選2位 #36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
sf-rd2-r1-q-pc-lotterer セットアップでコンマ7秒は得をしたかな?いい予選でしたが簡単じゃありませんでしたね。タイヤ性能のピークをうまく使えなくて、難しいアタックになりました。セキグチさんはきっとセッティングが合っててタイヤのピークをうまく使えたのでしょうね。でも2番手ということでレースに向けてはいいポジションを得られたと思います。
予選3位 #3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)
sf-rd2-r1-q-pc-casidy (日本語で)ありがとうございます。今日の結果をすごく嬉しく思っています。スーパーフォーミュラを初めて2回目の予選で素晴らしい結果を得られました。鈴鹿でのパフォーマンスの方が今回より上だったとは思いますけど、3位を獲得できました。チームも僕もまだまだインプルーブしていかないといけないことがたくさんありますが、少しずつレベルアップしていけたらと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース1公式予選 絶妙のタイミングでトラフィックをかいくぐった#19関口が通算3度目のポール獲得!

初日のポールは関口!!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦レース1の公式予選が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が昨年9月の第6戦SUGO以来、通算3度目のポールポジションを獲得した。

sf-rd2-r1-q-sekiguchi

sf-rd2-r1-q-lotterer

sf-rd2-r1-q-casidy

sf-rd2-r1-q-19

sf-rd2-r1-q-36

sf-rd2-r1-q-3

二日間で2レースを行う変則日程の第2戦岡山。

公式予選も通常のQ3までのノックアウト方式とは異なり、レース1は20分間の計時セッションのみでグリッドを決定、レース2はQ2までのノックアウト方式となる。
その20分間の計時セッションは午前10時30分より10時50分までで行われた。

ほとんどのドライバーがニュータイヤを装着してピットロードに整列する中、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)はユーズドタイヤでコースイン。しかしすぐにピットに戻ってニュータイヤに交換、結局朝のフリー走行終盤にニュータイヤを投入した#10塚越広大(REAL SF14)のみがユーズドでの走行となった。

その最初のアタックでは走り出して5周目に1'14.117を記録した#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)がトップ。2番手にルーキーの#20ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'14.194で続いた。
タイヤ交換によりアタックタイミングが後ろにずれた#18小林も1'14.319で5番手とまずまずの滑り出した。

続いて残り7分を切ってから始まった2回目のタイムアタックは、真っ先にコースに飛び出した関口がうまくクリアラップを確保して1'13.387を叩き出し、一気にトップに躍り出る。関口に続く早めのタイミングでコースに出ていった#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が1'13.943で2番手に。3番手には1本目のアタックを一番最後に行ったコンドーレーシングの1台、#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)がつける。キャシディはスーパーフォーミュラ参戦わずか2戦目での快挙だ。

一方、フリー走行でトップタイムを記録した#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は2本目のアタックを行っている最中に痛恨のスピン、コースには復帰したもののタイムアップはならず、1本目の1'14.434がベストで14位に止まった。
同じく注目の新人#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)も金曜日の専有走行でクラッシュした影響からか13番手という残念な結果に終わっている。

第2戦レース1決勝はこのあと午後3時30分スタート。
ピットイン義務のない30周のスプリントで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選 #12パロウが今季5度目のポール獲得。Nクラスは#11植田が今季初ポール

全日本F3選手権第9戦の公式予選は5月27日、岡山国際サーキットにて第8戦の公式予選に続いて行われ、1'21.892を記録した#12アレックス・パロウ(THREEBOND)が今季5度目のポールポジションを獲得した。

Nクラスは#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が1'26.293を記録、今季初のポールポジションを獲得した。

f3-rd9-q-12 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-1 f3-rd9-q-11 f3-rd9-q-5 f3-rd9-q-22 f3-rd9-q-palou f3-rd9-q-miyata f3-rd9-q-tsuboi f3-rd9-q-ueda f3-rd9-q-hasegawa f3-rd9-q-dragon f3-rd9-q-takaboshi f3-rd9-q-takaboshi-motoyama

第8戦の公式予選終了から10分間のインターバルをとり、午前10時05分より10分間で第9戦の公式予選が行われた。

第8戦では予選終盤にタイムを上げてきたトムス勢が今度は序盤から好タイムを連発下が、4月の同じ岡山大会で2連続ポールを獲得した#12パロウが1'21.892とこの日唯一の1分21秒台を記録、今季5度目のポールポジションを獲得した。

予選2番手は#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)。先週はオートポリスでFIA-F4を戦った宮田がここでもフロントローを獲得してみせた。3番手には同じトムスの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がつけた。

第9戦決勝は明日午前10時40分より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦岡山公式予選 総合は#23高星。Nクラスは#30DRAGONとB-MAXが両クラスでPP獲得!

全日本F3選手権第8戦の公式予選が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1'22.315で今季3度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは#30DRAGON(B-Max Racing F306)が1'26.421でトップだった。

f3-rd8-q-23 f3-rd8-q-12 f3-rd8-q-1 f3-rd8-q-30 f3-rd8-q-11 f3-rd8-q-5

先月岡山で開幕した全日本F3選手権は早くも中盤戦。
第8戦、第9戦の舞台は今年2回目の開催となる岡山国際サーキットだ。
第8戦の公式予選は午前9時45分より10分間で行われた。

真っ先にアタックを開始したのは#12アレックス・パロウ(THREEBOND)。
1'23.148、1'22.667、1'22.405と着実にタイムを縮めていったが、#23高星はパロウを上回るペースで周回を重ね、終了直前に1'22.315を記録して第5戦鈴鹿以来、今季4度目のポールポジションを獲得した。
2位はパロウ、3位には#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)と、スリーボンド、フォルクスワーゲン、トムストヨタの3マニファクチャラーが互角の速さを見せる結果となった。

第8戦決勝は今日午後1時50分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山レース1公式予選結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/27) Race 1 Qalifying Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine BehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A--181.651
236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A 0.556 0.556180.285
33ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A 0.655 0.099180.044
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A 0.730 0.075179.862
520ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A 0.807 0.077179.675
640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E 0.848 0.041179.576
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A 0.871 0.023179.520
84山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A 0.890 0.019179.474
916山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E 0.906 0.016179.435
101国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A 0.926 0.020179.387
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A 0.948 0.022179.334
1210塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E 1.000 0.052179.209
1315ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E 1.037 0.037179.120
147フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A 1.047 0.010179.096
1541伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E 1.064 0.017179.055
1665ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E 1.371 0.307178.319
178大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A 1.452 0.081178.126
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E 1.502 0.050178.007
1964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E 7.275 5.773165.267

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行1回目 全車0.8秒以内の接戦!!トップはルーキーの#7ローゼンクヴィスト

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦が5月27日、岡山国際サーキットで開幕。
1回目のフリー走行では#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が1'14.059でトップだった。

sf-rd2-f-7 sf-rd2-f-40 sf-rd2-f-18

昨年の第2戦決勝があいにくの雨により赤旗終了となったことも影響してか、今大会では土曜、日曜にそれぞれ1回ずつの予選と決勝を行うという変則的な日程が採用された。
これは昨年9月にオートポリスの代替戦として開催された時とほぼ同様だ。

27日土曜のフリー走行は午前8時40分より45分間で行われた。
天候は晴れ。日差しは強いが気温はいくぶん低めだ。
序盤からハイペースで走り始めたのはルーキーの#7ローゼンクヴィスト。
走り出して2周目には早くも1'15.963を記録してきた。
続いて#10塚越広大(REAL SF14)が1'15.284を記録、#20ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'14.758と最初に1分14秒台を記録してきた。

このあと各車一旦ピットへ。
何度かのピットイン、ピットアウトを繰り返しながらセッティングの調整やデータ収集を行い、ラスト10分間で予選シミュレーション、と進めていったが、ここではいわゆる「ほぼ新品」の持ち込みタイヤを使用してニュータイヤを温存するドライバーが目立った。
これは前戦鈴鹿のノックアウト予選で使用しなかった(できなかった)ニュータイヤを決勝朝に皮むきだけして持ち込むというもので、規則上はユーズドタイヤの扱いになるが、性能上は新品と遜色ないものだ。

この終盤のアタック合戦では全車が1分14秒台のタイムを記録、トップから最下位までの差がわずか0.8秒といういつもながらの接戦となったが、結局チェッカー寸前に1'14.059を記録した#7ローゼンクヴィストがトップに。2番手には#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)が1'14.140とわずか0.081秒差で続き、1'14.177を記録した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が3番手に入った。

スーパーフォーミュラ第2戦はこのあと午前10時30分より20分間の公式予選を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'21.892--162.785
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.061 0.169 0.169162.450
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.128 0.236 0.067162.317
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.289 0.397 0.161162.000
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.503 0.611 0.214161.580
636三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'22.728 0.836 0.225161.140
7337イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'22.741 0.849 0.013161.115
8788片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.039 1.147 0.298160.537
979阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'23.104 1.212 0.065160.411
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'23.515 1.623 0.411159.622
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.863 1.971 0.348158.959
1211N1植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.293 4.401 2.430154.483
135N2アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.587 4.695 0.294153.958
1422N3長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.618 4.726 0.031153.903
1513N4吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.986 5.094 0.368153.252
1655N5久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.091 5.199 0.105153.067
1777N6堀田 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.603 5.711 0.512152.173

Japanese F3

JF3:第8戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.315--161.949
2122アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'22.405 0.090 0.090161.772
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.484 0.169 0.079161.617
4364宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.542 0.227 0.058161.503
535三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'22.706 0.391 0.164161.183
626大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.808 0.493 0.102160.984
7337イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'22.900 0.585 0.092160.806
8788片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.020 0.705 0.120160.573
9289山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'23.343 1.028 0.323159.951
10710阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'23.562 1.247 0.219159.532
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.768 1.453 0.206159.140
1230N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.421 4.106 2.653154.254
1311N2植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.994 4.679 0.573153.238
145N3アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.117 4.802 0.123153.022
1555N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.441 5.126 0.324152.455
1677N5堀田 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.728 5.413 0.287151.956
1713N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.794 5.479 0.066151.842
1822N7長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'29.420 7.105 1.626149.081

SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2017/05/27) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
17フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.059--180.002
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'14.140 0.081 0.081179.806
318小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'14.177 0.118 0.037179.716
441伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'14.177 0.118 0.000179.716
536アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.202 0.143 0.025179.656
619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.212 0.153 0.010179.631
716山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'14.344 0.285 0.132179.312
83ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.369 0.310 0.025179.252
950小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'14.460 0.401 0.091179.033
102石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.466 0.407 0.006179.019
1110塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'14.468 0.409 0.002179.014
1220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.489 0.430 0.021178.963
131国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.514 0.455 0.025178.903
148大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.522 0.463 0.008178.884
1537中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.537 0.478 0.015178.848
164山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.564 0.505 0.027178.783
1715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'14.643 0.584 0.079178.594
1865ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'14.649 0.590 0.006178.580
1964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'14.835 0.776 0.186178.136

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦オートポリス テクニカルサーキットのオートポリス、富士に続いて、連続入賞を果たす! (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、5月20日(土)、21日(日)にオートポリス(大分県)で開催された。

 ドライバーの川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人は、前回の富士大会で揃って入賞を遂げ、目標を入賞から、一段高みへと移すことが期待された。

 今回の舞台、オートポリスは高低差のあるテクニカルレイアウトで知られ、またタイヤへの攻撃性の高さも特徴のひとつとなっている。したがって、求められるのは単純な速さのみならず、タイヤグリップをいかに持たせることができるか、またタイヤグリップの落ちていくマシンをいかにコントロールして速く走らせることができるかが重要な戦いとなる。

予選 5月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 昨年は熊本地震の影響で中止となったため、FIA-F4が行われるのは2年ぶり。そのため、オートポリスでのレース経験を持つのは湧也だけ。3人とも自主的にシミュレーターで学習してきたが、やはり実際に走るのが効果的と、さっそく水曜日のスポーツ走行から練習を開始する。さらに木曜日、金曜日の専有走行で周回を重ねることで、それぞれ上々の手応えを得ることとなった。また、その過程で予選シミュレーションも行い、好タイムを出すには早めのアタックが有効というのを理解していただけに、そのあたりを頭にしっかり置いて土曜日の予選に挑んだ。

 好天に恵まれ、というより夏日を思わせるほどの暑さの中、湧也、川合、玲次の順で並んでコースイン。予定どおり早々のアタックを試みるも、前走車に進路を塞がれる格好となってしまい、最初のアタックラップが不発に終わる不運。それでも第1レースのグリッドを決めるベストタイムでは、川合が5番手、そして湧也が7番手につける。さらに第2レースのグリッドを決めるセカンドベストタイムでも、湧也は6番手に。セカンドベストが決まっていなかった川合が、なんとかもう一発と攻め立てるも、その直後に赤旗がでてしまう。

 幸い、再開後のアタックで川合は、再び湧也の前に割って入る、セカンドベストでも5番手につけることに成功、湧也は2戦とも7番手となり、玲次は赤旗の影響を大きく受けてしまい、14番手と12番手となった。

第5戦決勝 5月20日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 第5戦決勝は、予選に引き続きドライコンディションでの走行となった。ここで好スタートを切ったのが川合で、早々に1台をかわした後、ポイントリーダーの前車さえ抜きかけるも、選んだイン側のラインは路面が汚れておりスリッピーなことから、無理は禁物と判断。まずは4番手で1コーナーをクリアする。一方、湧也はポジションキープで、玲次もひとつ上げる。

 オーバーテイクポイントが多いとは言い難いコースだけに、それぞれが離れず隙をうかがいながら周回を重ねる中、10周目に玲次は、前を行く2台の接触に乗じて、ふたつポジションを上げる。逆に湧也はその前の周に、1コーナーでブレーキング合戦を繰り広げた末、8番手に。一方、川合は激しいバトルを続ける後続こそ中盤以降は引き離し、3番手浮上を目指していく。終盤にかけては、各上位マシンとも、タイヤグリップがギリギリの中、一進一退の攻防を続けていくも、川合は4位、湧也は8位、玲次は入賞まであと一歩と迫る11位でチェッカーとなった。

第6戦決勝 5月21日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 日曜日も強烈な暑さに見舞われるかと思われたものの、穏やかなコンディションへと一転。その意味ではタイヤへの負担は減ったものの、すでにタイヤは1レース経過しているだけに厳しい状況は変わらず。その影響で路面を掻き過ぎた川合がスタートでひとつ順位を落としたが、抜いていった車両は1コーナーでオーバーランし、結果的にはポジションをキープ。それに乗じて湧也はひとつ順位を上げて、川合の背後につ けることとなった。そして、玲次は13番手に後退するも、2周目には1台をかわし、さらに前走車のペナルティで5周目には11番手に上がる。

 連なって周回を重ねる川合と湧也は、前を行く4台がビリビリとした緊張感を醸し出していたため、離されることのないようピタリと背後につけて走行を続ける。ただし、それぞれ自ら仕掛けようにも、もはやタイヤは限界にまで達していた。そんな中、最終ラップに入ると、いきなりトップ争いに動きが出て、チャンス到来かと思われた。結果、2番手にコースアウトがあったが、川合と湧也のポジションまでには踏み留まりそのままチェッカー。川合は5位、湧也は6位で2戦連続入賞。玲次も後続を最後まで抑え続けて11位となった。

 2週間しかインターバルのなかった今大会とは対照的に、第4大会のSUGOは2ヶ月後の開催となる。シリーズ中盤戦からの巻き返しをはかるべく、トップ3を目指し臨む。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 3ドライバーにはこのコースの特性からして、後半区間はクルマが曲りずらい状況に置かれることは分かっていたので、そこを重点的に走ることを意識させた。その中でも上手く対応できたのは川合で、予選からの流れのまま良いレースを見せてくれた。平木兄弟は不運に見舞われながらもしぶといレースの内容で、次回に期待を持たせるものとなった。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 オートポリスを走るのはレースウィークが初めてでしたが、好きなタイプのコースだったので練習でもいい感じで走れましたし、セットもほぼ決められたんです。予選では最初のアタックで邪魔されて、その上、赤旗も出て、最後の最後でなんとかベストタイムが出せたから良かったです。土曜日の決勝は、スタートに集中していきましたが、結果的にひとつ順位を上げることができました。ペース的にも良く、最終ラップまでチャンスを狙いましたが、チャンスは訪れませんでした。日曜日の決勝は、最終ラップに前が動いたんですが、捕らえるまでいきませんでした。トップグループにかなり近づいてきたので、次のSUGOでは表彰台に上がれるように準備して行こうと思っています。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 今週、初めてオートポリスを走ったんですが、練習からコースのポイントがつかめず、ちょっと苦戦していました。決勝では2戦ともスタートで出遅れてしまって、このコースは抜きどころが少ないので、一発で仕留めることができず、そのまま着いていくだけのレースになってしまいました。とにかく予選が大事なレースなので、毎戦のことなのですが、予選の一発を改善しないと、いい結果は出ないですね。本当に予選が痛い。次回のSUGOまでにはしっかり準備して、いい結果を出せるように頑張ります。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 2年ぶりのオートポリスなので、セットも走り方も、いろいろ試行錯誤してセッティングを詰めていき、練習の最後の感触が良かったのでポールも狙うつもりが、アタックでブロックにあってしまい、想定していたより後ろのグリッドになってしまいました。土曜日の決勝は、スタートに集中していったんですが、なかなか順位が上げられなくて一応ポイントが獲れたというレースになってしまいました。日曜日はタイヤが厳しくて、道幅が足りないぐらいの中で、それでも全周プッシュしているような状況の中、最後までチャンスは訪れませんでした。ここからの中盤戦からはトップ3を走れるように頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス 中嶋一貴/J.ロシター組LEXUS LC500が今季初勝利! 2年ぶり開催の九州ラウンドを制しLEXUS開幕3連勝 (TOYOTA)

 2年ぶりに九州での開催となったSUPER GT第3戦オートポリスラウンドは、各所で接触が多発するほどの白熱した戦いが繰り広げられたが、予選7番手から追い上げた中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM'S LC500 36号車が今季初勝利を飾った。

今季初優勝を飾った中嶋 一貴とジェームス・ロシター

今季初優勝を飾った中嶋 一貴とジェームス・ロシター

 SUPER GT第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」が5月20日(土)、21日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催された。

 オートポリスでのSUPER GTは、昨年地震の影響で中止となったこともあり、2年ぶりの開催。両日共に初夏の好天に恵まれ、待ちわびた九州の数多くのモータースポーツファンが結集した。

 今季のSUPER GTは、開幕戦岡山、第2戦富士共に、今季より新たに投入されたLEXUS LC500が圧倒的な強さを発揮し上位を独占。その分、オートポリス戦ではランキング上位チームに重いウェイトハンデが課される中での戦いに注目が集まった。

◆予選◆

 20日(土)、好天に恵まれ、強い日差しで汗ばむほどの陽気の下、気温26度、路面温度41度というコンディションで、午後1時半にノックアウト方式の予選が開始された。

 GT500のQ1(15分間)は、GT300のQ1で赤旗が出された影響で、予定よりも10分遅れの午後2時に開始。いつも通り、セッション前半はどのチームもコースインしないまま、残り9分を切ったあたりから数台がコースへ。LEXUS勢は残り7分半を切ったところで一斉にコースに向かった。

 まず最初にコースインした、ランキング2位で60kgのハンデを負うWAKO'S 4CR LC500 6号車の大嶋和也が1分35秒台のターゲットタイムをマークすると、これをDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車の平手晃平、au TOM'S LC500 36号車のジェームス・ロシターとややハンデの軽い2台がこれを更新。

 ZENT CERUMO LC500 38号車の石浦宏明もハンデを感じさせない走りで36号車に続く3番手タイム。前週にイタリアで行われたヨーロピアン・ル・マン・シリーズで初優勝を飾っての凱旋となった平川亮のKeePer TOM'S LC500 37号車も、ランキング首位の62kgハンデながら6号車を上回り6番手。6号車が7番手となり、LEXUS LC500は6台中5台がQ2進出を果たした。

 WedsSport ADVAN LC500 19号車はコンマ4秒及ばず10番手でグリッド確定となった。

 午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

 ウェイトハンデに苦しむ予選となったLEXUS勢だが、ヘイキ・コバライネンが好走を見せた1号車が最上位の3番手グリッドを確保。他のLEXUS勢は、36号車のコースオフの影響もあり、37号車が5番手、6号車が6番手、36号車が7番手、38号車が8番手となった。

 GT300クラスでは、Q1でTOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀が4周目に、その時点での2番手タイムをマーク。ライバルもタイムを上げていき、順位は塗り替えられていったが、それでも上位をキープ。TOYOTA PRIUS apr GT 30号車の佐々木孝太も嵯峨とほぼ同タイムをマーク。最終的にこの2台は9,10番手で揃ってQ2進出を果たした。

 前戦富士で初優勝を果たし、ドライバーズランキング首位に浮上したことで、最多の46kgというウェイトハンデを課されることとなったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車だったが、Q1を担当したGTルーキーの坪井翔が若さ溢れる走りで12番手。Q2へと駒を進めた。

 飯田章がアタックしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は21番手でグリッド確定となった。

 Q2では、31号車のルーキー、久保凜太郎がまずまずのタイムでその時点のトップ5に飛びこむと、やや遅めにコースインした51号車の中山雄一がこれを上回るタイムをマーク。46kgのハンデを搭載しながらも7番手グリッドを獲得した。

 31号車は10番手。30号車は13番手グリッドから決勝をスタートすることとなった。

◆決勝◆

 21日(日)、薄い雲はかかっていたものの好天に恵まれ、気温22度、路面温度31度というコンディションで午後2時に大分県警の白バイ、パトカー先導によるパレードラップ、フォーメーションラップを経て、65周で争われる決勝レースがスタートした。

 ほぼ順当に、予選グリッド順のままスタートが切られ、ポールポジションの車両が2位以下を引き離す展開となったが、5周目にピットスタートから追い上げていたGT500車両がスピンしたところに、31号車が避けきれずクラッシュ。ドライバーは無事だったが、31号車はここでリタイア。レースはセーフティカーが導入され、14周目にマージン帳消しで再開された。

 再開後は、LEXUS LC500同士が激しい5位争いを展開。前を行く5位の37号車、6位の6号車が重いウェイトハンデを課されているのに対し、相対的にハンデの軽い36号車のロシターが猛攻。15周目、激しいサイド・バイ・サイドのバトルの末にロシターの36号車とカルダレッリの6号車がコーナーで接触。ハーフスピンを喫した6号車は、カルダレッリが見事なコントロールで立て直したが、ロシターの先行を許すことに。

 6号車をパスしたロシターは、翌周にはキャシディの37号車、更に前を行くNSX-GTもパスし4位へ浮上した。

 その前方では、3位スタートの1号車コバライネンが、ペースの上がらない2位のGT-Rを攻め、現れ始めた周回遅れのGT300車両を上手く利用して21周目の1コーナーでパス。続いてロシターもジェットコースターストレートエンドでこのGT-Rをかわし、3位へとポジションを上げると、コバライネンの追走に入った。  レースが中盤に入り、ピットでのドライバー交代、給油とタイヤ交換作業が行われていく中、32周目に36号車ロシターが1号車コバライネンをパス。その1号車は34周目終了で、首位を行くNSXと同タイミングでピットへ。平手へとドライバー交代した1号車は、ピット作業の速さでNSXを上回り、事実上の首位に浮上。

 翌周、36号車もピットへ向かい、ロシターから中嶋一貴へとドライバーチェンジ。中嶋一貴は1号車の前でピットアウト。タイヤが暖まっていないアウトラップで、1号車平手の猛追を受けるもこれを凌ぎ切り、その後、GT500車両全車がピットを終えた時点で首位に浮上した。

 しかし、1号車平手も諦めず、周回遅れの処理などを使って36号車を猛追。51周目の14,15コーナーで2台はサイド・バイ・サイド状態となり、行き場を失った36号車と1号車は接触、36号車は何とかそのままレースを続行したが、1号車がスピンを喫し、立て直そうとしたところにGT300車両が追突。残り15周まで首位を争っていた1号車だったが、惜しくもここでレースを終えることとなってしまった。

 これで楽になった36号車は、2位以下に30秒以上の大差をつけ、終盤は接触によるダメージを負っての走行ながらも充分なマージンでトップチェッカー。今季初勝利を挙げた。LEXUS LC500は開幕3連勝。中嶋一貴にとっては、WECの第1戦、スーパーフォーミュラの第1戦、WEC第2戦に続き、4連勝を飾ることとなった。

 後方では、大嶋に交代した6号車が表彰台を賭けての5台のバトルの中で果敢な走りを見せたが、激しいバトルの中で接触を喫し、右フロントタイヤにダメージを負い、予想外のピットを強いられ後退。37号車は6位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。19号車は8位で連続ポイント獲得記録を更に更新。38号車も10位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、7番手からスタートを切った51号車は、前半を担当した中山雄一が、燃費を活かしてピットタイミングを最後まで引っ張り、42周目に首位でピットイン。ピット作業のトラブルで10位まで順位を落としたものの、交代した坪井も好走を見せ、6位まで追い上げてフィニッシュ。ランキングでは首位の座は譲ったものの、わずか1ポイント差の2位につけている。

 31号車のプリウスは5周目にスピンしたGT500クラス車両を避けきれず接触しリタイア。13番手スタートの30号車は11位フィニッシュ。60号車は21番手と後方スタートながら着実に追い上げ、12位でチェッカーを受けた。

今季初勝利を挙げた中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM'S LC500 36号車

今季初勝利を挙げた中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組(au TOM'S LC500 36号車)

GT300クラスで6位入賞を果たした中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車

GT300クラスで6位入賞を果たした中山 雄一/坪井 翔組(JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車)

au TOM'S LC500 36号車 ドライバー  中嶋一貴:
 昨日の予選で自分が余計なミスをしてしまったのだが、今日はジェームスが本当に素晴らしい走りを見せてくれた。ある程度のポジションアップは期待していたが、まさかトップでバトンを受けることが出来るとは正直思っていなかった。今日のレースはそこに尽きる。自分のスティントは、タイヤ的に未知数なところはあったが、ペース的には決して悪くなかった。コース上の混雑に引っかかったタイミングで、1号車に追いつかれたが、それ以外は問題なく、予定通りだった。接触に関しては、同じLEXUS同士ということもあり残念だが、こちらとしてはどうしようもなかった。その後はダメージもあり、気を遣いながらの走行だったが、とりあえずトップで車をゴールに運ぶことが出来てほっとしている。次戦はリストリクターやウェイトハンデ等も厳しくなるが、車のベースとしては悪くないし、SUGOは走っていて楽しいコースなので、良いレースがしたい。
au TOM'S LC500 36号車 ドライバー  ジェームス・ロシター:
 レース序盤から盛りだくさんな展開だった。昨日の予選結果で、前にいる37号車、6号車をパスしなくてはならなかった。特に6号車をパスするのは大変で、正直信じられないほどのアタックモードで攻めた。我々の36号車は本当に速く、その後、ヘイキ(コバライネン)とのバトルも本当に楽しかった。2位に立ってから、ピットまでの数周は、ギャップを広げるために全力でプッシュした。結果的に一貴に首位でバトンを渡すことが出来、最高の結果になった。チームも本当によくやってくれた。とてもエキサイティングなレースだった。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス決勝 優勝ドライバーのコメント 「JAF-GTは速すぎる、みたいなことを言ってる人たちにだけは負けないようにしないと」(山下健太)

GT500クラス #36au TOM'S LC500

ジェームス・ロシター
最初からイベントが盛りだくさんの一日でした。序盤から6号車や37号車とバトルになりましたが、SCがピットインしてからが勝負だと思って、そこで追い越すことができました。今日はもうアタッククレイジーモードで走りました。攻めて攻めて攻めて、本当にエキサイティングでレースを楽しむことができましたよ。
中嶋一貴
昨日の予選で余計なミスをしてしまったので、今回ばかりは今でも軽口を叩く気にはなれません。ジェームスが順位を上げてくれるとは思っていましたが、まさかトップでバトンを受けるとは思ってなかったので。今日はジェームスの走りに尽きると思います。2スティント目はタイヤ的に未知数なところがありましたが、ペース的には悪くありませんでした。トラフィックに引っかかって1号車に追いつかれましたけど、接触に関しては同じレクサス同士ということで残念ではありますが、こちらとしてはどうしようもできなかったので。このところミスが続いていたので、とにかくホッとしています。

GT300クラス #25VivaC 86 MC

山下健太
自分がスタートを担当しましたが、もう少し楽にスバルとの差を広げられると思っていました。自分でも結構いいタイムを出していたのについてこられてしまって、ギャップを作るのに苦労しました。500との絡みでうまくギャップを作ることができ、その間にピットに入って松井さんにバトンを渡しました。そのあとは松井さんの素晴らしい走りでしたが、チームもドライバーも本当にギリギリのところで戦っていました。GT300はJAF-GTとGT3で得意なサーキット、苦手なサーキットがあるとかないとか言われるんですけど、オートポリスに関してはJAFが有利っぽくて。他のドライバーでJAF-GTは速すぎる、みたいなことをブログで書いてる人がいるようですが、SUGOではそういう人たちには負けないようにしたいです。
松井孝允
山下選手がぶっちぎってくれるかなと思ったんですけど、そううまくはいきませんでした。後半タイヤを替えて、ウォームアップが速かった部分で僕が前に出れました。終盤はスバルとの戦いになるなと思っていました。タイヤ交換のところで55号車が前に出ましたが、それは抜けると思っていました。最後は燃料ポンプのトラブルが出たので井口選手が迫ってくることはわかっていました。工場で対策をとって来ていなかったら勝てなかったと思います。本当にギリギリでしたが、勝てて良かったです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス決勝 激戦を制したのは#36auトムスLC500!NSXも今季初の表彰台を獲得

2年ぶりの九州大会を制したのは、またしてもレクサス!!
オートバックス スーパーGT第3戦「スーパーGT in 九州300km」の決勝レースが5月21日、大分県のオートポリスで開催され、予選7番手からスタートした#36中嶋一貴/ジェームス・ロシター組(au TOM'S LC500)が序盤から積極的に順位を稼ぎ、最後は2位以下に26.592秒もの大差をつけて接触やアクシデントの相次ぐ激しい戦いを制した。
GT300クラスはポールポジションからスタートした#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)が終盤燃料ポンプのトラブルに見舞われるも、#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)を僅差でかわして今季初勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:土曜日10,470人/日曜日18,200人/大会総入場者数28,670人)

gt-rd3-r-police

gt-rd3-r-start-500

gt-rd3-r-start-300

gt-rd3-r-31-retire

gt-rd3-r-sc

gt-rd3-r-36

gt-rd3-r-17

gt-rd3-r-100

gt-rd3-r-25

gt-rd3-r-61

gt-rd3-r-55

第3戦決勝は午後2時より65周で行われた。
スタートではポールシッターの#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)がトップに立ち、そのまま後続を引き離そうとしたが、6周目に入ったところで#8小林崇志(ARTA NSX-GT)
のスピンをきっかけとした多重クラッシュが最終コーナーで発生、これによりセーフティーカーが導入されることになり、100号車のリードは帳消しとなった。
8号車はウォームアップ走行で電気系のトラブルが発生、この影響でピットスタートとなっており、序盤からGT300を抜きながらの苦しい走行を続けいていたのだった。

セーフティーカーランは13周目まで続き、14周目から追い越し解除となる。
すると予選7番手からスタートした#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)が接触をも辞さない激しいバトルを立て続けに仕掛けてみるみるうちに順位を上げてきた。
まずは15周目の3コーナーで#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)のインに半ば強引に車体をねじ込んで6位、続いて16周目の1コーナーで#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)をも捉えて5位、そして19周目の1コーナーで#16武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)のインに飛び込んで4位に浮上した。

その前方では予選3番手の#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)が21周目の1コーナーで#46本山哲(S Road CRAFTSPORTS GT-R)のインに飛び込んで2位に浮上するが、ロシターはその本山を同じ周の第2ヘアピンで捉え、一気にコバライネンとのギャップをも削り取っていった。

その結果24周目に入ると#100山本、#1コバライネン、#36ロシターが三つ巴のトップ争いを展開する状態に。
周回遅れを巧みに使って必死で逃げる山本は34周目にピットイン、後半を伊沢拓也に託したが、その給油作業が手間取る間に同じ周でピットインしていた#1平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500)の先行を許してしまった。

さらには36周終わりでピット作業を行なった#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)も1号車の前でピットアウト。これにより100号車は実質3位に後退することになった。
#36中嶋を追い上げる#1平手は51周目の15コーナーで中嶋のインに並びかけるが、中嶋も一歩も引かずに両者は接触。これにより平手はスピンを喫し、後ろから来た#50新田守男(Ferrari 488 GT3)とも接触してしまい、その場でレースを終えてしまった。

この接触でフロントバンパーを破損した36号車だったが、その後も中嶋はコンスタントに周回を重ね、今季初の勝利を36号車にもたらした。

2位には#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がつけた。
17号車は予選でのクラッシュによりタイヤ交換を強いられ、規定によりピットスタートとなっていたが、レース序盤のセーフティーカーランで運よくビハインドを挽回、その後も小暮と塚越の果敢な走りで順位を上げていた。
終盤にはガス欠症状に見舞われたため、惜しくも優勝争いには持ち込めなかったが、3位でフィニッシュした#100レイブリックNSXとともに、ホンダ勢に今季初の表彰台をもたらすことになった。

GT300クラスは#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)、#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)、#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)が序盤からテール・トゥ・ノーズの息詰まるバトルをチェッカー寸前まで展開。最後は#25松井孝允(VivaC 86 MC)が#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)を0.091秒差でかわしてトップでチェッカーを受けた。

次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。
7月23日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス決勝結果

■GT500クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
136中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS24651:59'56.800
217塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS66526.592
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS106526.756
446本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI6527.138
523松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI246527.779
637平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS626528.399
712安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS66540.435
819関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH126542.295
924佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH2651'07.194
10*38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS58651'18.578
1116武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH4641Lap
1264ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL641Lap
136大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS60623Laps
141ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS305015Laps
---- 以上規定周回数(70% - 45Laps)完走 ----
-8野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS6362Laps
  • Fastest Lap: CarNo.100 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)1'35.661
  • CarNo.38は、SGT-SpR 13-12(同一競技会での黒白旗2回判定)により、決勝結果に36秒を加算した。

■GT300クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
125松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH16612:01'16.448
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL610.091
355高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS126110.971
47ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH86117.798
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH426119.156
651中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS46601Lap
733藤井 誠暢
アンドレ・クート
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH26601Lap
85坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH601Lap
93星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH18601Lap
1065黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS44601Lap
1130永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH601Lap
1260飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH6601Lap
1321リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL601Lap
1426山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH601Lap
1510富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL10601Lap
1688織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH601Lap
179ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH24592Laps
1887細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH16592Laps
19117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH592Laps
2052番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH592Laps
2148高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH592Laps
2211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL30583Laps
23360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH583Laps
242高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH583Laps
25111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH583Laps
2622和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH547Laps
2750都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH4516Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-35ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH3229Laps
-18中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH4457Laps
-31嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS2358Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 山下健太(VivaC 86 MC) 1'45.028

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦オートポリス決勝 #5大湯が会心のポール・トゥ・フィニッシュで通算3勝目

FIA-F4選手権第6戦の決勝が5月21日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートした#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)が後続を最後まで押さえ込み、今季初優勝を挙げた。

fiaf4-rd6-r-start

fiaf4-rd6-r-5

fiaf4-rd6-r-8

fiaf4-rd6-r-6

fiaf4-rd6-r-podium

第6戦決勝は午前9時10分より13周で行われた。
スタートではポールポジションの大湯がそのままトップで1コーナーへ。その後方では2番手スタートの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が進路を大きくインに振って#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)を牽制、その間に4番手スタートの#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が3位に浮上した。

昨日の決勝で右リヤサスペンションにトラブルを抱えながら宮田との2位争いを制した大湯、そしてスタートで順位を大きく落としながら懸命の挽回を図った角田らはタイヤの消耗が進んだ状況、チームメイトの笹原もこの日の気温が下がったことで強いオーバーステア傾向を感じたといい、ホンダ勢の3台はリヤに不安を抱えながらの走行を強いられる。

一方の宮田も慎重に大湯の隙を伺いながらの走行で、上位陣はこう着状態のまま周回を重ねていったが、ファイナルラップに入ったところでついに宮田が動いた。

1コーナーでインを固めてきた大湯に対し、宮田は2コーナーでアウトから大湯に並びかける。しかしここで宮田は痛恨のオーバーランを喫し、トップに浮上するどころか角田の先行を許してしまった。
さらに続く第1ヘアピンでは背後に迫ってきた笹原も宮田を退け、そのまま宮田の追撃を抑え切って3位でフィニッシュすることに成功した。

この結果、第2戦岡山に続いてHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトのドライバーが表彰台を独占するという快挙を達成、大湯はFIA-F4通算3勝目をあげ、ポイントリーダーの笹原も獲得ポイントを113とし、2位の宮田に対しそのリードを10ptと広げることに成功した。

次戦の舞台は東北のスポーツランドSUGO。
7月22-23日開催だ。

優勝 #5大湯都史樹(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
fiaf4-rd6-r-oyu 昨日タイヤを使ってしまったので、序盤はセーブしながら走りました。後半は頑張って走りましたが、どうやっても厳しい状況になってしまい、その結果宮田選手がきましたが、バトルに競り勝つことができました。マシンバランスがすごく良かったので、ここまで支えてくださってる皆さんに感謝したいです。
岡山では予選で失敗して結果を残せず、富士では最善を尽くしたのに2位で終わってしまい、昨日も途中までは良かったのに右リヤのタイロッドにトラブルが出てしまい、と悪い流れが続いていたので、ここで勝てたことでホッとしました。
もちろんタイトルは狙っていますが、簡単なことではないと思っているので、しっかり準備をして次の菅生も頑張っていきたいです。
2位 #8角田裕毅(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
fiaf4-rd6-r-tsunoda スタートはうまくいったというより無難にこなせた感じで。1コーナーで笹原選手を抜くことができて、その流れに乗って宮田選手も抜きたかったんですが、そこから先は宮田選手のペースが一気に上がったので、ついていくのが精一杯でした。最終ラップで宮田選手がコースアウトしたので、そこでいくしかないと思って、うまく抜くことができて良かったです。
宮田選手のドライビングが、というよりも彼のクルマのバランスが良くて、最後までリヤのグリップが持ちこたえてる印象でした。僕は昨日のレースでタイヤを使ってしまったし、ホンダ勢はみんなリヤが厳しかったです。でも次のレースに向けていい課題ができたと思います。
菅生では絶対2連勝してポイントを稼ぎ、チャンピオン争いに加わりたいと思います。
3位 #6笹原右京(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
fiaf4-rd6-r-sasahara スタート自体は昨日より良かったのに、1コーナーで行き場がなくて。
昨日とは気温が違うせいか、僕のクルマはオーバーステア傾向が非常に強く出てたし、なかなか抜きにくいコースレイアウトなため前についていくのでいっぱいいっぱいでした。
最後はラッキーもあって3位でフィニッシュでき、大きくロスせずに終われたので、ドライバーとして最低限の仕事はできたと思います。
菅生はカートコースしか走ったことがありませんが、アップダウンがあり、ツイスティなレイアウトなので、個人的に非常に楽しみなコースです。
岡山の第2戦と今回のレースでホンダ勢が1-2-3でしたが、毎回僕は2位3位ばっかなので、次表彰台を独占することがあったらその時は僕が真ん中に立ちたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦オートポリス決勝結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1324'19.965
28角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL130.885
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL132.669
41宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL133.228
560川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL133.939
662平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL134.634
73石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL135.228
835河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL137.355
939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL138.354
1017朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL138.724
1161平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1312.445
127大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1312.963
1318加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1313.573
1416篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1314.191
1580菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1314.626
1619アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1320.487
1763金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1321.000
1821神 晴也RSS F110
RSS
DL1322.095
1925高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1326.937
2077大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1327.497
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1331.449
2230DRAGONDRAGON F110
Buzz International
DL1351.604
23*50澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1352.976
2483植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
DL131'01.560
2515早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL131'04.924
2613吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
DL131'17.877
2754ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL131'18.619
2823YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL131'23.990
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-68チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL76Laps
-55細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL211Laps
-44小野寺 匠NRS F110
NRS
DL013Laps
  • Fastest Lap: CarNo.80 菅波冬悟(OTG DL F4 CHALLENGE) 1'51.695 (9/13) 150.646km/h
  • CarNo.50は、FIA-F4 Spr第30条7.(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦オートポリス決勝 独走の#6笹原が今季2勝目。再びポイントリーダーに

笹原再びランキングトップへ。
5月20日に大分県のオートポリスで行われたFIA-F4選手権第5戦の決勝は、ポールポジションからスタートした#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)がそのまま逃げ切り、今季2勝目を上げた。

fiaf4-rd5-r-start

fiaf4-rd5-r-6

fiaf4-rd5-r-5

fiaf4-rd5-r-1

fiaf4-rd5-r-podium

先に行われたスーパーGTの公式予選で赤旗中断があったため、第5戦決勝は当初の予定より10分遅れ、午後3時40分より13周で行われた。
当日の天候は晴れ。気温は公式予選の時よりは幾分下がっている印象だった。

スタートでトップに立ったのはポールの笹原。
予選2番手の#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が痛恨のストールで一気に10位まで後退するのを尻目に2位に浮上したのは予選3番手の#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)、そして予選4番手の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が3番手につける。

レース序盤こそ僅差で笹原を追い上げ、オーバーテイクの隙を伺っていた大湯だったが、4周目にこのレースのファステストラップを記録した直後に左のリヤサスペンションにトラブルが発生、そこからじりじりと引き離されざるを得なくなってしまう。
一時はピットインも考えたという大湯だったが、苦しい状況の中でなんとかポイントを獲得しようと懸命の走りで追いついてきた宮田を抑えにかかる。

そうした大湯の状況を知らない宮田は第2ヘアピンをオーバーテイクポイントと決めてタイミングを計っていたが、8周目にここで#77大井偉史(Skill Speed)が#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)に激しく追突するアクシデントが発生、これによりこの区間で黄旗が提示されてしまった。
それでも宮田は黄旗解除となったファイナルラップでオーバーテイクを試みるが、大湯もそこはがっちり押さえてそのまま2位でフィニッシュ。2位18ポイントを獲得した。
こうして3位に終わった宮田に対し、笹原はタイヤを労わりつつも後続を3.6秒引き離す
盤石の走りで今季2勝目をあげ、シリーズポイントを98に伸ばして再びポイントリーダーの座に就いた。

次の第6戦決勝は21日午前9時10分より13周で行われる。

優勝 #6笹原右京(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
ポイントのことももちろん頭には入っているんですが、今日やるべき仕事はしっかりスタートを切ってコンスタントに走ることでした。予想外に後ろが離れてったというか、本当はもっと接戦になるかと思っていたんですけど、自分が速かったのか、他が遅かったにかは今の時点ではわかりませんけど。タイヤのマネジメントもできたし、良いレースができました。序盤プッシュはしていましたが、あまりタイヤに負担をかけすぎると後半辛くなっちゃうんで、その辺の様子を見つつ、抜かれない程度にプッシュしました。明日に向けてはいい状態が作れたと思います。
2位 #5大湯都史樹(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
いやもうかなり悔しいです。ベストラップを出したあとにリヤのサスペンションアームが曲がっちゃって、そのせいでブレーキングも安定しないし、トラクションも全くかからなくて、スライド量も激しくて、本当に辛い状況で走っていました。ピットに入ろうかと迷うくらい厳しい中で、しっかりポイントを取ることを優先させました。苦しい中で2位に入れたのは良かったかなと思います。
3位 #1宮田莉朋(TOM'S SPIRIT)
2年前の表彰台は最年少だったってことで、目指しているものが違ってましたね。今日のレースはいいスタートが切れたんですけど、目の前のクルマが止まっていたので、そこで失速しちゃったのが痛かったですね。大湯選手のトラブルはわかりませんでしたね。ちょっとタイヤがたれてるのかな?くらいにしか見えなかったので。パッシングポイントとしては第2ヘアピンと決めていたんですけど、イエローが出ていたので、そこが厳しかったです。
今日と同じようなスタートができれば明日は勝てると思います。あとは序盤のペースが上げられなかったのが僕の原因なのかクルマの原因なのかをしっかり突き止めてスタートに臨みます。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選 ポールシッターのコメント「ここで今こうしてレースをできていることは何よりだと思います」(山本尚貴)

gt-rd3-q-ps-pps gt-rd3-q-ps-pp-500 gt-rd3-q-ps-pp-300

GT500クラス #100RAYBRIG NSX-GT

伊沢拓也
gt-rd3-q-pc-izawa ポールポジションは初めてです。22回もとってる立川さんなんかに比べると、だいぶ時間かかったなあとは思います。テストから好調なのがわかっていて、それがプレッシャーにもなっていたんですけど、うまくまとめることができたので、自分にとってもいい予選でした。チーム体制が変わった中で、どうしても結果を彼らにプレゼントして上げたいという気持ちがあったので、それができたのはすごく嬉しいです。
山本尚貴
gt-rd3-q-pc-yamamoto 伊沢選手のアドバイスを受けてQ2に向かいました。思いのほか朝のフリー走行とフィーリングが違っていたのでセクター1、セクター2と戸惑いましたが、セクター3に入ってからは落ち着いて走ることができました。今回条件が変わって、いろんな声が聞こえてきていますが、どんな状況であれ、レーシングドライバーとしてポールポジションを獲るとか、結果を残すことができたのは素直に嬉しく思います。この結果を与えてくれたチームと研究所のみんなに感謝しています。

GT300クラス #25VivaC 86 MC

山下健太
gt-rd3-q-pc-yamashita Q1もQ2も一番でとても嬉しいです。自分がQ1を走っているときはタイヤを温めて次の周でアタック、という時にいきなり赤旗が出て、ちょっとヤだなと思いましたが、リカバリはうまくできました。位置どりが難しくて前に詰まったりしたんですけど、それでも他を0.3秒を離せたので、チームが本当にいいクルマを作ってくれたんだなって思いました。
松井孝允
gt-rd3-q-pc-matsui Q2ではクリアラップを取るのに手間取りましたが、アタックラップはうまくまとめられました。ほぼ毎日ガレージでクルマを見ているので、その中でクルマがどう変わっていってるのか、どう走らせればいいのかが前もって準備できていたのがこの結果につながったんだなと、そういう意味ですごく嬉しいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選 #100レイブリックNSXが全セッショントップの快挙!GT300クラスはJAF-GTの1-2-3

チーム国光8年9ヶ月ぶりのPP獲得!!
2017オートバックス スーパーGT第3戦「スーパーGT in 九州300kmレース」の公式予選が5月20日、大分県のオートポリスで行われ、#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)が朝のフリー走行、予選Q1、Q2とこの日のすべてのセッションでトップタイムを叩き出し、同チームとしては2008年8月の第6戦「Pokka1000km」以来のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは予選Q2で1'43.702を出した#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)がポールポジションを獲得したほか、上位3台をJAF-GTが独占する結果となった。

公式予選は午後1時30分よりノックアウト方式で行われた。
この日のオートポリスは朝から快晴、気温26度、路面温度41度というコンディションでの走行となった。

予選Q1

GT500クラスは残り時間が9分を切ったあたりで#16武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)がピットアウト。これを合図に各車続々とコースに出て行った。
#100レイブリックNSXはここでも速く、伊沢が1'34.333を記録してトップに立った。
2番手は#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)で1'34.962、3番手には前回優勝の#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が続いた。
一方、午前中の走行で2位と好調だった#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)は、Q1を担当した小暮が第2ヘアピン手前でクラッシュ、そのまま最下位で予選を終えることになってしまった。
結局、NSX勢でQ2進出を果たしたのは100号車と16号車の2台、GT-R勢では#46本山哲/千代勝正組(S Road CRAFTSPORTS GT-R)のみとなり、ここでもLC500が多数派を占める結果となった。

GT300クラスは開始から4分で#52番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)がクラッシュ、これにより赤旗が提示されることとなった。
車両回収ののち1時43分に予選は再開され、ここで1'44.346を記録した#25UCHIYA)
がトップに。#4谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)が2番手、#7荒聖治(Studie BMW M6)が3番手につけた。
結局、Q2進出を果たしたのはJAF-GTが7台、FIA-GT3も同じく7台と両者互角の結果となった。

予選Q2

gt-rd3-q-100

gt-rd3-q-46

gt-rd3-q-1

gt-rd3-q-25

gt-rd3-q-61

gt-rd3-q-5

GT500クラスは残り時間が7分を切ったあたりから各チームのコースインが始まり、#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'33.740を記録してトップに立ったが、その直後に#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)が14コーナーで右フロントタイヤを縁石に引っ掛けて姿勢を乱し、コースアウト。これにより黄旗が提示されることになった。
この影響をもろに受けたのが#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)だ。立川は終盤一発だけのアタックを敢行して1'34.841を記録、4番手で走行を終えたが、このアタック中に黄旗区間での原則義務違反があったとしてベストタイム削除の裁定が下され、8位に降格となってしまった。
この罰則は#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)にも適用されたが、彼はセカンドベストタイムで立川のそれを上回るタイムを記録していたため、逆に順位を一つ上げて6番手で明日の決勝に臨むことになった。
結局ポールポジションは山本で自身初。チーム国光によっても2008年8月以来久々のポールとなった。2番手には#46本山哲(S Road CRAFTSPORTS GT-R)がつけ、#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)が3番手につけた。

GT300クラスは#25松井孝允(VivaC 86 MC)が終了3分前に1'43.702を記録、Q1の山下に続いてトップで予選を終え、見事今季初のポールポジションを獲得。2番手には#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、3番手に#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)が続き、上位3台をJAF-GTが占める結果となった。

第3戦の決勝は21日午後2時より65周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦、第6戦公式予選 好調ホンダ勢が1-2-3。第5戦ポールは#6笹原、第6戦は#5大湯

FIA-F4選手権の第5戦、第6戦の公式予選が5月20日、大分県のオートポリスで行われ、第5戦は#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)、第6戦は#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がそれぞれポールポジションを獲得した。

fiaf4-rd5-rd6-q-6

fiaf4-rd5-rd6-q-8

fiaf4-rd5-rd6-q-5

fiaf4-rd5-rd6-q-1

昨年の同大会が熊本大地震の影響で中止となったため、2年ぶり2回目の開催となったFIA-F4の公式予選は午前11時30分より30分間で行われた。

今週末は気温、路面温度共に高かったことも影響し、上位のドライバーはいずれもタイヤの消耗が早いと感じており、セッション序盤から積極的にアタックしていく作戦をとる選手が多かったが、それゆえにトラフィックに捕まって思うような走りができなかったものも少なくなかったようだ。
このタイミングでベストタイムを叩き出したのが#6笹原で、タイムは1'50.427。
一方チームメイトの#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)はトラフィックを嫌ってアタックを1周遅らせる作戦をとり1'50.669、#5大湯は最終コーナーで前のクルマを抜く際にタイヤカスを拾ってしまい、タイヤ性能のピークをうまく使えなかったと語りつつも1'50.697とまずまずのタイムを記録してきた。
一方、前年王者の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)はこの時点で1'50.769で4番手につけた。

この予選は開始から9分が経過したところで#80菅波冬悟(OTG DL F4 CHALLENGE)のコースアウトにより赤旗中断となり、再開後も#30DRAGON(DRAGON F110)が最終コーナーでスピンしたことで二度目の赤旗という荒れた展開となったが、終盤には大湯や宮田が自己ベストを更新、これによりセカンドベストタイムで決定される第6戦のスターティンググリッドでは大湯がポールポジション、宮田が2番手という結果になった。
第5戦のポールポジションを獲得した笹原はその後ペースが上がらずに第6戦は3番手からスタートすることになった。

第5戦ポールポジション、第6戦予選2位 #6笹原右京(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
ここは面白いコーナーが沢山あるので好きなコースです。今日の予選は赤旗が多発することをある程度は予想していたので、早めにコースに出て行きましたが、まさか1周目であんなに沢山ピットアウトしてくるとは思わなくて。そこは予想外だったんですけど、その中でも一発のタイムを出すことができたので、その点に関してはよかったと思います。
ベストタイムを出したあとにそのままセカンドベストを出しにいきましたが、タイヤのグリップを失っていました。赤旗が二回出たあとセカンドベストの短縮はできたんですけど、タイミングだったり、グリップのピークがなかなか合わず、思うようなタイムは出ませんでした。ただ最後の周の感触は悪くなかったので、決勝は問題ないと思います。
第5戦予選2位、第6戦予選4位 #8角田裕毅(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
このコースはだいぶタイヤにきついので、1周目2周目しかベストタイムは出ないと思って1周目からアタックに行きましたが、セクター2で遅い車につかえてしまい、すぐ次の周に頭を切り替えて50秒6が出ました。ただセカンドタイムの走りはうまくまとめることができなかったと感じています。
今回は昨日の走行でセットを出せているので、決勝もうまくいければと思います。
第5戦予選3位、第6戦ポールポジション #5大湯都史樹(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
ベストタイムを出しにいった周でトラフィックに引っかかってしまって、かなり厳しい状況でした。アタック前の最終コーナーで前のクルマを抜く時にミスをして脱出速度が遅くなった上にタイヤカスを拾ってしまいました。そのせいでタイヤ性能のピークをまったく使い切ることができませんでした。そのあとは安定してタイムを出せていたので、その面はプラスに受け取っていますが、今回の結果には満足していません。
クルマの仕上がりは問題ないと思います。ただここは予選結果が重要なので、そこで落としたのはもったいなかったですね。
第5戦予選4位、第6戦予選2位 #1宮田莉朋(TOM'S SPIRIT)
路面温度が高かったので、1周目でいこうと思いましたが、前のクルマが急にスローダウンしたのにハマっちゃって、感覚的にタイヤの性能をそこで使い切ったかなと。赤旗後はなんとかドライビングでアジャストしていきましたが、とりあえず2列目までには入れたのはよかったです。
決勝はまた違ったコンディションになると思いますが、ここは抜きづらいといわれているし、僕は2年前のレースでバトルの駆け引きが難しいコースだと覚えているので、落ち着いて行こうと思います。その時には表彰台にも上がっており、悪い印象はないので、頑張っていこうかなと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式練習 ホンダNSXが1-2。トップタイムは#100レイブリック

5月20日に大分県のオートポリスで開幕した2017オートバックス スーパーGT第3戦「スーパーGT in 九州300km」の公式練習はホンダNSXの1-2という結果に。
トップタイムは1'33.783を記録した#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)だった。
GT300クラスは#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)がトップだった。

gt-rd3-p-red-flag gt-rd3-p-100 gt-rd3-p-18

熊本大地震の影響から2年ぶりの開催となったスーパーGT九州ラウンド。
20日の公式予選日は朝から好天に恵まれ、汗ばむ陽気の中午前9時より105分間の公式練習が始まった。

序盤から好タイムを連発したのは#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)、#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)のNSX勢。途中から#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)も加わり、上位3台をNSXが占める状況に。
しかし開始から35分が過ぎた頃、17号車は左フロントタイヤのトレッド面が剥離するトラブルに見舞われてスローダウン、そのままピットへ向かうことに。
これと前後して前回優勝の#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が一時3番手に浮上、しかし終盤の専有走行では修復を終えて走行に加わった#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が2番手タイムを叩き出したところでチェッカーフラッグが提示され、午前の走行が終了した。

こうした背景には序盤2戦で上位を独占したレクサス勢にウェイトハンデが累積されたことに加え、第3戦からNSXの最低重量が1049kgから1034kgに軽減されたことも影響したものと思われる。
GT500クラスで唯一のミッドシップ車であるNSXには以前より最低重量の調整による性能の均衡化が図られており、車両規定が一新された今シーズンは序盤2戦までの経過を見てこの第3戦で性能調整値の見直しが行われることが当初から決まっていた。
このセッションではそれがうまく機能したといえるだろう。

一方のGTクラスは終盤の専有走行で1'44.881を記録した#18中山友貴(UPGARAGE BANDOH 86)がトップに。#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)も4位につけるなどJAF-GT勢の好調ぶりが目立った。
高低差の大きいオートポリスの立地条件が車重の軽いJAF-GT勢に有利に働いたことは想像に難くないが、それに加えてFIA-GT3勢の性能調整値が変更になったことも影響したものと思われる。特に開幕戦で勝利し、第2戦でもポールポジションを獲得したメルセデスAMG-GT3はそれまでの1290kgから1325kgへと最低重量が変更されている。
それでも#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)は2位、#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)は5位で午前の走行を終えている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦オートポリス決勝結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
16笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1324'12.069
25大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL133.609
31宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL133.821
460川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL134.237
535河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL138.473
616篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL139.263
725高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1310.609
862平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL1311.181
98角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1313.125
1021神 晴也RSS F110
RSS
DL1314.359
1161平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1314.921
1218加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1317.456
1350澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1319.327
1455細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1320.227
1563金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1320.654
1639浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1321.924
1768チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1328.511
1870小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1329.174
1944小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1338.513
2017朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1345.493
2183植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
DL131'03.731
2215早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL131'07.703
23*30DRAGONDRAGON F110
Buzz International
DL131'24.741
2454ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL131'26.631
2513吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
DL131'35.357
2623YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL121Lap
273石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL112Laps
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-19アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL103Laps
-7大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL76Laps
-*77大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL76Laps
-80菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DLDNS13Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'50.941 (4/13) 151.670km/h
  • CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条(ピット出口のラインカット)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.77は、FIA-F4 Spr第15条1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して36秒加算のペナルティーを科す(リタイアに付き留保)。

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
1100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS101'34.3331'33.740
246本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'35.2701'34.331
31ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'35.2271'34.749
416武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'35.6351'34.858
537平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS621'35.3051'35.025
66大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'35.5491'35.675
736中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS241'34.9621'37.949
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS581'35.0841'40.207
912安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'35.675
1019関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH121'36.025
1123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI241'36.296
1264ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'36.737
1324佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'36.820
148野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS61'36.961
1517塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS61'44.816
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
125松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'44.3461'43.702
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'44.9541'44.336
35坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'45.8151'44.359
455高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'45.8591'44.430
511平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL301'45.7751'44.523
64谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH421'44.7071'44.800
751中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS461'45.7791'45.046
865黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS441'45.3371'45.127
97ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH81'44.9241'45.515
1031嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'45.7111'45.557
1118中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'44.9381'45.903
1250都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'45.6511'46.125
1330永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'45.7661'47.020
142高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'45.3111'47.846
1510富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'45.926
1633藤井 誠暢
アンドレ・クート
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH261'46.016
173星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH181'46.142
189ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH241'46.303
1921リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'46.360
2088織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'46.479
2160飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH61'46.549
2287細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'46.720
23111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'46.870
24360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.247
2526山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'47.281
26117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'47.631
2748高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.104
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'48.372
2922和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.775
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-52番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YHdeleted

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリスノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
1100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS101'33.740--179.501
246本山 哲S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'34.331 0.591 0.591178.376
31ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'34.749 1.009 0.418177.589
416中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'34.858 1.118 0.109177.385
537ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS621'35.025 1.285 0.167177.073
6*6アンドレア・カルダレッリWAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'35.675 1.935 0.650175.870
736中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS241'37.949 4.209 2.274171.787
8*38立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS581'40.207 6.467 2.258167.916
  • CarNo.38(立川祐路)は 国際モータースポーツ競技規則付則H項2-2.4.5.1b(減速義務違反)により、ベストタイムを削除した。
  • CarNo.6(アンドレア・カルダレッリ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2-2.4.5.1b(減速義務違反)により、ベストタイムを削除した。

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'43.702--162.257
261井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'44.336 0.634 0.634161.271
35藤波 清斗マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'44.359 0.657 0.023161.236
455高木 真一ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'44.430 0.728 0.071161.126
511平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL301'44.523 0.821 0.093160.983
64片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH421'44.800 1.098 0.277160.557
751中山 雄一JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS461'45.046 1.344 0.246160.181
865黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS441'45.127 1.425 0.081160.058
97ヨルグ・ミューラーStudie BMW M6
BMW M6 GT3
YH81'45.515 1.813 0.388159.469
1031久保 凜太郎TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'45.557 1.855 0.042159.406
1118川端 伸太朗UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'45.903 2.201 0.346158.885
1250都筑 晶裕Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'46.125 2.423 0.222158.553
1330永井 宏明TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'47.020 3.318 0.895157.227
142高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'47.846 4.144 0.826156.022

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリスノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
1100伊沢 拓也RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS101'34.333--178.372
236ジェームス・ロシターau TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS241'34.962 0.629 0.629177.191
338石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS581'35.084 0.751 0.122176.964
41平手 晃平DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'35.227 0.894 0.143176.698
546千代 勝正S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'35.270 0.937 0.043176.618
637平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS621'35.305 0.972 0.035176.553
76大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'35.549 1.216 0.244176.102
816武藤 英紀MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'35.635 1.302 0.086175.944
---- 以上Q2進出 ----
912安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'35.675 1.342 0.040175.870
1019関口 雄飛WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH121'36.025 1.692 0.350175.229
1123松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI241'36.296 1.963 0.271174.736
1264ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'36.737 2.404 0.441173.940
1324佐々木 大樹フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'36.820 2.487 0.083173.791
148小林 崇志ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS61'36.961 2.628 0.141173.538
1517小暮 卓史KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS61'44.81610.483 7.855160.533
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125山下 健太VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'44.346--161.256
24谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH421'44.707 0.361 0.361160.700
37荒 聖治Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH81'44.924 0.578 0.217160.368
418中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'44.938 0.592 0.014160.346
561山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'44.954 0.608 0.016160.322
62加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'45.311 0.965 0.357159.778
765蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS441'45.337 0.991 0.026159.739
850新田 守男Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'45.651 1.305 0.314159.264
931嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'45.711 1.365 0.060159.174
1030佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'45.766 1.420 0.055159.091
1111ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL301'45.775 1.429 0.009159.077
1251坪井 翔JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS461'45.779 1.433 0.004159.071
135坂口 夏月マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'45.815 1.469 0.036159.017
1455ショーン・ウォーキンショーARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'45.859 1.513 0.044158.951
---- 以上Q2進出 ----
1510吉田 広樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'45.926 1.580 0.067158.851
1633アンドレ・クートD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH261'46.016 1.670 0.090158.716
173星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH181'46.142 1.796 0.126158.527
189峰尾 恭輔GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH241'46.303 1.957 0.161158.287
1921リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'46.360 2.014 0.057158.202
2088平峰 一貴マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'46.479 2.133 0.119158.026
2160飯田 章SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH61'46.549 2.203 0.070157.922
2287佐藤 公哉ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'46.720 2.374 0.171157.669
23111石川 京侍エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'46.870 2.524 0.150157.447
24360柴田 優作RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'47.247 2.901 0.377156.894
2526山田 真之亮TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'47.281 2.935 0.034156.844
26117井出 有冶EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'47.631 3.285 0.350156.334
2748田中 勝輝植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.104 3.758 0.473155.650
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'48.372 4.026 0.268155.265
2922和田 久アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.775 4.429 0.403154.690
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-*52番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YHdeleted---
  • CarNo.52(番場琢)は、SGT-SpR 29-5(赤旗提示の原因)のため予選タイムを抹消した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦オートポリス公式予選結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.697--152.004
21宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'50.753 0.056 0.056151.927
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.795 0.098 0.042151.870
48角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.953 0.256 0.158151.653
560川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'51.117 0.420 0.164151.430
625高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'51.196 0.499 0.079151.322
762平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'51.209 0.512 0.013151.304
83石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'51.215 0.518 0.006151.296
935河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'51.234 0.537 0.019151.270
1021神 晴也RSS F110
RSS
1'51.303 0.606 0.069151.177
1139浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'51.378 0.681 0.075151.075
1261平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'51.566 0.869 0.188150.820
1317朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'51.575 0.878 0.009150.808
1450澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'51.602 0.905 0.027150.771
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'51.611 0.914 0.009150.759
167大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'51.623 0.926 0.012150.743
1718加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'51.637 0.940 0.014150.724
1863金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'51.748 1.051 0.111150.575
1919アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'52.001 1.304 0.253150.234
2080菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'52.074 1.377 0.073150.137
2116篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'52.149 1.452 0.075150.036
2277大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'52.278 1.581 0.129149.864
2370小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'52.471 1.774 0.193149.607
2468チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'52.624 1.927 0.153149.403
2544小野寺 匠NRS F110
NRS
1'53.043 2.346 0.419148.850
2683植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
1'53.756 3.059 0.713147.917
2730DRAGONDRAGON F110
Buzz International
1'55.340 4.643 1.584145.885
2815早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'55.384 4.687 0.044145.830
2954ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'56.297 5.600 0.913144.685
3013吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
1'56.812 6.115 0.515144.047
3123YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'59.366 8.669 2.554140.965
---- 以上基準タイム(110% - 2'01.823)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦オートポリス公式予選結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
16笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.427--152.376
28角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.669 0.242 0.242152.043
35大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'50.696 0.269 0.027152.005
41宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'50.713 0.286 0.017151.982
560川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'50.873 0.446 0.160151.763
635河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'51.045 0.618 0.172151.528
762平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'51.113 0.686 0.068151.435
816篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'51.157 0.730 0.044151.375
93石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'51.186 0.759 0.029151.336
1025高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'51.188 0.761 0.002151.333
1139浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'51.194 0.767 0.006151.325
1217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'51.223 0.796 0.029151.285
1321神 晴也RSS F110
RSS
1'51.273 0.846 0.050151.217
1461平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'51.351 0.924 0.078151.111
1518加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'51.386 0.959 0.035151.064
1655細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'51.474 1.047 0.088150.945
1750澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'51.555 1.128 0.081150.835
187大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'51.607 1.180 0.052150.765
1963金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'51.733 1.306 0.126150.595
2019アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'51.813 1.386 0.080150.487
2180菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'51.861 1.434 0.048150.422
2277大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'52.212 1.785 0.351149.952
2370小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'52.470 2.043 0.258149.608
2468チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'52.601 2.174 0.131149.434
2544小野寺 匠NRS F110
NRS
1'52.743 2.316 0.142149.246
2683植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
1'53.703 3.276 0.960147.986
2715早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'54.766 4.339 1.063146.615
2830DRAGONDRAGON F110
Buzz International
1'55.265 4.838 0.499145.980
2913吉田 基良BMG F110
B-Max Racing team
1'55.655 5.228 0.390145.488
3054ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'56.162 5.735 0.507144.853
3123YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'58.768 8.341 2.606141.675
---- 以上基準タイム(110% - 2'01.657)予選通過 ----

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式練習結果

■GT500クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
1100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS101'33.783--179.418
217塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS61'34.544 0.761 0.761177.974
336中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS241'34.741 0.958 0.197177.604
48野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS61'34.797 1.014 0.056177.499
56大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS601'34.948 1.165 0.151177.217
646本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'35.251 1.468 0.303176.653
71ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS301'35.339 1.556 0.088176.490
816武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH41'35.368 1.585 0.029176.437
938立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS581'35.444 1.661 0.076176.296
1024佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH21'35.495 1.712 0.051176.202
1112安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS61'35.560 1.777 0.065176.082
1223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI241'36.250 2.467 0.690174.820
1319関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH121'36.331 2.548 0.081174.673
1437平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS621'36.362 2.579 0.031174.617
1564ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'37.205 3.422 0.843173.102

■GT300クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
118中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41'44.881--160.433
211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL301'45.054 0.173 0.173160.169
365黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS441'45.071 0.190 0.017160.143
425松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH161'45.102 0.221 0.031160.096
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH421'45.190 0.309 0.088159.962
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'45.256 0.375 0.066159.862
755高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS121'45.291 0.410 0.035159.809
85坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'45.307 0.426 0.016159.784
952番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'45.575 0.694 0.268159.379
103星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH181'45.585 0.704 0.010159.364
112高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'45.612 0.731 0.027159.323
1251中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS461'45.758 0.877 0.146159.103
1333藤井 誠暢
アンドレ・クート
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH261'45.818 0.937 0.060159.013
1431嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS21'45.915 1.034 0.097158.867
1510富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL101'46.002 1.121 0.087158.737
167ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH81'46.012 1.131 0.010158.722
1760飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH61'46.077 1.196 0.065158.624
1830永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'46.086 1.205 0.009158.611
19360柴田 優作
田中 篤
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'46.380 1.499 0.294158.173
2021リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'46.463 1.582 0.083158.049
2150都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'46.485 1.604 0.022158.017
229ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH241'46.668 1.787 0.183157.746
2388織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'46.678 1.797 0.010157.731
24117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'47.131 2.250 0.453157.064
2587細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH161'47.245 2.364 0.114156.897
2626山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'47.530 2.649 0.285156.481
27111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'47.589 2.708 0.059156.395
2848高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.008 3.127 0.419155.788
2935ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'48.550 3.669 0.542155.011
3022和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.338 5.457 1.788152.499

SUPER GT

SGT:第2戦富士 GAINER TANAX AMG GT3、悔しい2位。2015年最終戦ぶりの表彰台獲得! (GAINER)

  • #11 GAINER TANAX AMG GT3
  • Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
  • 予選:3位 決勝:2位
  • 入場者数/予選日:34,100人・決勝日:58,000人

5月3日(水曜日)

  • 公式練習 9:00~10:35 天候:晴/コース状況:ドライ Pos.7
  • ノックアウト予選 1回目 14:40~14:55 天候:曇/コース状況:ドライ Pos.1
  • ノックアウト予選 2回目 15:25~15:37 天候:曇/コース状況:ドライ Pos.3

 ゴールデンウィークに毎年開催される第2戦富士500kmレース。シリーズ戦の中で、2番目に長い距離を走行する。前回開幕戦では、例年にないポジションでのフィニッシュとなり、チャンピオン争いを生き残るためには、ポイント獲得は必須になる。天気も崩れる予報もなく、すがすがしい小春日和中、92.100人の来場者を集めて開催された。

 公式練習の走り出しはBjorn Wirdheimから。マシンバランスは悪く、非常にオーバーステアがきついようで、リアウイング、リアの足回りを調整しながら、セットを進めていく。

 程なくして平中克幸と交代。バランスの確認をして、再びWirdheimと交代。300クラス専有時間に入る約15分位前に、№360GT-Rがストレートエンドでバースト、クラッシュし赤旗中断となる。

 混走時間帯に行いたかった事項もあったものの、残りは専有時間10分間の走行のみになり、平中が乗り込み、最終確認を行いこのセッションは終了した。

 朝の快晴から比べると、雲も多くなり気温も下がり始める。予選のQ1担当するのは平中。公式練習では思うようにセットが進まなかったが、Q2に進めるべくアタックを開始する。予選開始から2分ほど待機してからコースへ。計測2周目に1分35秒864でこのセッション唯一の35秒台を計測しトップに。そのままトップでWirdheimにQ2を託す。

 Wirdheimは予選開始と共にコースへ。アタックに入る。計測4周目に1分36秒056を計測し、暫定4番手。トップは同じAMGのNo.4で、1分35秒824。これ以上のタイムアップは無いと判断しピットへ。その後、No.33 Porscheの四輪脱輪により、ベストタイム抹消となり、明日の決勝は3番手のグリッドからスタートすることになった。

平中 克幸ドライバーコメント
 久々に良いフィーリングで予選を走ることが出来て、Q1ではトップを取ることも出来ました。車の調子もタイヤとのバランスも非常に良かったので、この調子で、明日の決勝もしっかりと上位を争いつつ、最終的には優勝も狙えるんじゃないかと思っています。頑張ります。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 予選は3番手でした。明日のレースは長丁場なので、大きなポイントを取れるチャンスだと思っています。朝のマシンバランスは余り良くなかったけど、予選になったら、車とDUNLOPタイヤのパフォーマンスも素晴らしく、3番手のポジションは表彰台に乗るには非常にいいポジションだと思います。KatsuのQ1は素晴らしかった。明日は3番手から優勝を狙います。

5月4日(木曜日)

  • 決勝RACE 14:15~ 天候:晴/コース状況:ドライ Pos.24

 昨日のQ2の気温19度、路面温度29度と同じ状況下でのスタートとなった。ただ、日差しは昨日より降り注いでいる。静岡県警察本部の白バイ9台とパトロールカー5台のパレードラップから始まり、1周のフォーメーションラップの後に500kmのスタートが切られた。

 1コーナーへは予選のそのままの順位で通過。DUNLOPコーナーで、2番手を走るMp.9 Porcheを捉え、2番手に浮上。もともとロングのデータが乏しい状況下で、とりあえずは最低周回数をクリアする事を前提に、Wirdheimはペースをコントロールする。

 トップを走るNo.4 AMGとは1秒から2秒以内の差を保ちつつ、後方を走るNo.9とNo.51 RCFのペースともほぼ変わらない。2周目に0.2秒差だったが、2台がバトルしていたこともあり、その後は7秒近くのビハインドを保ちながら2番手を走行。31周目にピットに入ることになり、Wirdheimが27周目辺りからペースを上げる。No.4との差は一気に詰まり、テールツーノーズの状態に。ここでバトルを嫌ったNo.4がルーティーンのピットを29周目に行い、ここでWirdheimはトップに立つ。

 その後31周目にWirdheimはピットへ。給油と4輪のタイヤ交換をそつなく行い、平中をコースへ送り出す。平中のペースも悪くはなかったが、40周を周回する予定だったため、ベストタイムの更新続けるNo.4のペースにはついて行くことはせず、39秒台のペースを維持する。46周目に全車が1回目のピットを終え、トップはNo.4で差は11秒、3番手はNo.51でこちらも11秒差で周回。平中も安定したペースで周回を続ける。

 60周目の300Rで、No.4の左フロントタイヤがバースト。平中はこの時点で再びトップに浮上する。

 70周目に再びWirdheimと交代するためにピットへ。給油、タイヤの4輪交換を行いコースへ。80周目にNo.51が最後のピット作業を行い、コースへ。この時点でWirdheimとは、約7秒前方でコースに復帰。

 1周毎に少しずつ差を詰め、85周目には0.5秒差まで詰め寄るも、そこからは反対に徐々にペースを上げられ、差が開いていく。気温も、路面温度もスタート時点よりも若干上がり、ペースを上げることが叶わず、そのまま2番手でチェッカーを受けた。11号車にとっては、2015年最終戦以来の表彰台となった。

平中 克幸ドライバーコメント
 決勝は悔しい気持ちが一番ですけど、ただ何戦ぶりかなって位の表彰台だったのと、尚かつ優勝を争えたことは、AMGになってから初めての事でした。凄くポジティブな部分もあったレースだったのですが、そればかりではなく、かなり大変なレースだったので、そういったところをもう少し、良い方向に持っていくことが出来れば、絶えずトップ争いが出来るとわかったレースだったので、もう少し楽にレースをさせて欲しいなとは思いました。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 今日は11号車にとって良いレースだった。セカンドポジションでポイントを獲得できて、良かった。優勝できるチャンスもあったが、今Team、Driverが出来る最大の事をした2位だと思っています。レクサスGT3は速く、強かった。近づいたときもあったが、タイヤのマネージメントでそれ以上は無理だった。Katsuも良い仕事をしてくれた。こんなタフなレースで、ピット作業もパーフェクトだった。
田中 哲也総監督コメント
 本当に久しぶりに優勝を狙えるレースをしました。残念ながらポールを取ることも、優勝することも出来ませんでしたが、昨年にAMG GT3になってからは初めての表彰台だったので、その部分は非常に評価出来ると思います。ライバルチームもポイントを取り損ねている部分もあるので、今後はチャンピオン争いにも加われると思うので、応援よろしくおねがいします。

GAINER

SUPER GT

SGT:第2戦富士 GAINER TANAX triple a GT-R、無念のセンサートラブル!! 完走し、次戦は上位を狙う (GAINER)

  • #10 GAINER TANAX triple a GT-R
  • Ryuichiro TOMITA / Hiroki YOSHIDA
  • 予選:16位 決勝:24位
  • 入場者数/予選日:34,100人・決勝日:58,000任

5月3日(水曜日)

  • 公式練習 9:00~10:35 天候:晴/コース状況:ドライ Pos.18
  • ノックアウト予選 1回目 14:40~14:55 天候:曇/コース状況:ドライ Pos.16
  • ノックアウト予選 2回目 15:25~15:37 天候:曇/コース状況:ドライ --

 ゴールデンウィークに毎年開催される第2戦富士500kmレース。シリーズ戦の中で、2番目に長い距離を走行する。前回開幕戦では、6位入賞しポイントを獲得。この良い流れを止めることなく、シングルフィニッシュを狙う。天気も崩れる予報もなく、すがすがしい小春日和の中、92.100人の来場者を集めて開催された。

 公式練習の走り出しは富田竜一郎から。マシンバランスは、アンダーにもオーバーにもなるようで、リアの足回りのセット変更を進める。

 1時間ほど富田でセットを進めた後、吉田広樹と交代する。吉田もマシンバランスを確認。300クラス専有時間に入る約15分位前に、№360GT-Rがストレートエンドでバースト、クラッシュし赤旗中断となる。

 その後300クラス専有時間も吉田が担当。このセッションは18番手で終了した。

 朝の快晴から比べると、雲も多くなり気温も下がり始める。予選はQ1を担当するのは富田。予選開始から約1分30秒経過してから、タイムアタックに入る。周回毎にタイムをあげ、計測6周目に、1分36秒940のタイムで暫定16番手。

 最後のアタックラップは、セクター1、セクター2と自己ベストを更新していく。しかし、セクター3でタイム更新することが出来ず、渾身のアタックでもQ1敗退となってしまった。

富田 竜一郎ドライバーコメント
 今日は予選16番手と、僕たちにとってかなり厳しい第2戦のスタートになりました。今回選択したタイヤが、若干今日の気候に合わず、微妙にピークのグリップが出せず、自分としてもまとめきれなかったこともありました。明日はその辺りをアジャストしながら、車とタイヤを良い方向に持っていって、長い決勝をタフに戦って、良い順位で終われるように頑張りたいと思います。
吉田 広樹ドライバーコメント
 今日はフリー走行を走って、予選はQ1を富田選手が走りました。ポジション的にはあまり良くなかったのですが、明日は通常よりも長いレースなので、前回のように、今あるタイヤだったり、車のベストな状況を引き出して、コンスタントに走ることにより、少しでも前でチェッカーを受けて、ポイントを獲得し、次戦以降に繋がるような強いレースが出来たらと思います。

5月4日(木曜日)

  • 決勝RACE 14:15~ 天候:晴/コース状況:ドライ Pos.24

 昨日のQ2の気温19度、路面温度29度と同じ状況下でのスタートとなった。ただ、日差しは昨日より降り注いでいる。静岡県警察本部の白バイ9台とパトロールカー5台のパレードラップから始まり、1周のフォーメーションラップの後に500kmのスタートが切られた。

 1周目は1台パスして、15番手でコントロールラインを通過。3周目には、No.21 AUDIもパスし、14番手に。そこから前を走行するNo.111 AMGと後方から来るNo.60 RCFとバトルを展開。どちらとも1秒以内の攻防を15周に渡って展開。他車が接触等で後退するなどもあり、18周目には12番手まで浮上。

 33周目に1回目のピット作業を行い、ドライバーは吉田と交代する。吉田に交代してから10周目を過ぎる時に、シフトが抜けると悲痛なコメントを伝えてくる。何度もその症状が現れ、翌周に緊急ピットイン。

 懸命にメカニックが原因を探し、エンジンのセンサーに問題があると判明。センサーを新しいものと付け替えて、ガソリンを給油して再び吉田がコースへ。そこからはトラブルもなく周回を重ねるが、すでにトップの車両からは6周の周回遅れとなり、25番手まで後退してしまっていた。

 72周目に最後のピット作業を行い、富田がコースへ出て行く。92周目にNo.88 HURACANのタイヤが外れ、24番手に。75周目にベストタイムを更新するが、6周のギャップは埋めることができず、そのままの順位でチェッカーを受けた。

 今回トラブルにより、ポイント圏外に落ちてしまったが、500kmレースを完走し、データも収集出来たことは、これからのレースにもかなりのプラス材料になった。次戦オートポリスは、2015年にシリーズチャンピオンを決めたサーキット。次戦は必ず11号車と共に表彰台を勝ち取りたい。

富田 竜一郎ドライバーコメント
 僕たち10号車は決勝24位完走となりました。スタートから二つポジションをあげて走行していましたが、タイヤの磨耗が少し厳しく、予定より早めのピットストップになってしまいました。途中他車に接触され、一部破損させてしまったせいで若干マシンバランスも悪化してしまいました。吉田選手に代わってから10周ほどでマシンのトラブルにみまわれてしまいました。そのなかでも迅速に修復してくれたメカニックのみんなには感謝です。最後のスティントのペースが悪くなかっただけに非常に残念です。まだ自分たち自身のスピードが足りない部分もあるので、次のオートポリスに向けて色々改善して臨めるようにしていきたいです。
吉田 広樹ドライバーコメント
 レースをスタートして、富田選手がポイントを狙える位置で走行していたのですが、その後僕に変わった直後、約10周走行後にマシントラブルに見舞われてしまいました。それで修復のためにピットに戻り、この時点で勝負権は無くなってしまいました。しかし、メカニックが修復してくれ、完走することが出来ました。完走することによって、完走ポイントも獲得できましたし、タイヤの摩耗など、今後のためにもデータ取りが出来ましたし、ベストを尽くして走れたので、レースとしては残念でしたが、意味のあるレースに出来たと思います。2週間後に第3戦のオートポリスがあるので、しっかりと今回の分も挽回して、僕の地元開催でもありますので、ポイント獲れるように頑張りたいと思います。
田中 哲也総監督コメント
 結構硬めのタイヤを選んでまして、その状態でQ1突破を目指していましたが、ギリギリ通過することが出来ませんでした。決勝はスタートしてから、安定したラップを刻み、500kmの長いレースを着実にポジションを上げていきましたが、トラブルが発生し、残念な結果になってしまいました。ラップタイムも同じ車両の3号車と比較しても、そんなに遜色なかったので、今後に期待は持てると感じました。

GAINER

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝記者会見 優勝・高星明誠「スタートで2位まで上がれたのが今日のハイライト」

優勝 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd7-r-pc-takaboshi  「昨日、些細なことで車検を落ちて7ポイントを失ったのはシリーズを考えると痛かったです。今日はなんとしてもトムスとスリーボンドの前に行こうという気持ちが強く、スタートで2位まで上がれたのが今日のハイライトでした。そこから2~3周はアレックス選手の方が速かったんですが、勝負を賭けるとしたら後半だと思ってて、タイヤをいたわりながら走っていました。中盤、アレックス選手のペースが悪くなってきたところで抜くことができ、その後スリップに付かれたんですが、トップで1コーナーを曲がれたので、その後は自分のペースで走って勝つことができました。1ポイントは貴重なのでファステストを取れなかったのは悔しいです。でも5位から1位になれたのでいいレースだったと思います」
2位 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)
f3-rd7-r-pc-tsuboi  「昨日は自分のミスでレースを台無しにしてしまいましたが、雨の中でも速さはあり、練習のときから晴れても付いて行けるペースはあったので、今日も2番手からスタートを決めて前で争いができれば勝機はあるかなと思っていました。1コーナーでは抜かれて行き場が無くなり4番まで落ちてしまいました。序盤のペースが良かったので1台ずつパスしていって、3番手に上がったときに前2台に追いついていたのがわかったので、仕掛けないで待っていました。前2台が争ったときにチャンスをうかがったのですが、2位には上がれましたが、高星選手には付いていけませんでした。中盤はぼくの方がペースが良かったんですが、そここらじりじり離されていったので、後半は厳しい感じでした」
3位 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd7-r-pc-miyata  「スタートは普通で1コーナーの波乱を抜けて3位で1周目を終えたんですが、序盤のペースが坪井選手より遅くて、順位を落としたのが反省点です。その後、パロウ選手とのバトルを一発で決めることができなかったので、トップとの差を広げてしまいました。そこを今後の課題にして改善していきたいと思います」
Nクラス優勝 長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd7-r-pc-hasegawa  「スタートでDRAOGN選手に抜かれてしまって、再び抜くまでに時間がかかってしまいました。その後は自分の思うように走ることができて、引き離すこともでき、初優勝をすることもできました。これを次につなげられるように考えて行きたいと思います。大会ごとに良くなってきてるので、次はさらにいいものを目指していきたいと思います」
Nクラス2位 アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)
f3-rd7-r-pc-yang  「今日のレースはとても激しかったです。皆さんのレベルも高かったですが、終盤はとても順調にレースを戦うことができました。第6戦は雨のレースで5位だったし、もっと練習をしなければと思います。次の岡山は優勝したこともあるので、ぼくにとってはうれしいことが起きるところです。他の選手の走りをよく見て、レベルアップできるようがんばります」
Nクラス3位 久保田克昭(HANASHIMA RACING)
f3-rd7-r-pc-kubota  「レース中盤までは集中力も続いていましたが、そこから2回もスピンしてしまいました。終盤、他のマシンが止まっているのを見て、チームに『表彰台?』って聞いたらそうだと言われたので、最後はもう一度力を振り絞りました。以前参戦していたときは、千代(勝正)選手とか小林(崇志)選手とか山本(尚貴)選手とかのスーパースターがいたので、初表彰台です。次戦以降も皆さんに迷惑を掛けないように頑張りたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝 高星明誠が優勝しポイントリーダーを守る。Nクラスは長谷川綾哉が初優勝

 全日本F3選手権第7戦は14日、富士スピードウェイで決勝を行い、総合では予選5位から追い上げた高星明誠(B-MAX NDDP F3)が優勝。Nクラスで長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)がポールトゥウインで初優勝を飾った。

f3-rd7-r-start

f3-rd7-r-12-top

f3-rd7-r-36vs1

f3-rd7-r-36vs12

f3-rd7-r-23

f3-rd7-r-1

f3-rd7-r-36

f3-rd7-r-22

f3-rd7-r-5

f3-rd7-r-55

f3-rd7-r-winner

f3-rd7-r-podium-winner

f3-rd7-r-podium

f3-rd7-r-podium-winner-n

f3-rd7-r-podium-n

 昨日と打って変わって雲は多いもののドライコンディションの富士スピードウェイで第7戦は開催された。予定通り午前11時25分にフォーメーションラップが始まる。

 好スタートを切ったのはポールポジションのアレックス・パロウ(THREEBOND)でトップで1コーナーへ向かう。ここで猛然とスタートダッシュを決めたのは予選5位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)。インから一気に2位まで上がってきた。後方では、予選4位の阪口晴南(HFDP RACING F316)と同6位の大津弘樹(TODA FIGHTEX)が接触。阪口はここでレースを終え、大津はスピンしコースに復帰したものの大きく順位を落とすこととなった。

 1周目のホームストレートではトップはパロウ、2位に高星、3位に宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)、4位に坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、5位にイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)、6位に三浦愛(EXEDY B-Max F317)と続く。

 トップのパロウは4周目に高星を1.6秒までリードするが、ここから高星が徐々にパロウとの差を詰め始める。高星は6周目にその差を0秒6とし完全に射程に捉えると、13コーナーで仕掛けパロウをパス、トップに立った。

 パロウは、8周目にチームメートの宮田を4周目に捉えて3位に上がっていた坪井にもコカコーラコーナーでアウトからパスされ3位。11周目には宮田にも1コーナーでインからパスされ4位まで落ちてしまった。

 トップの高星は坪井との差を徐々に引き離しながらレースは進行。18周目には周回遅れの処理に手間取り、0秒8まで差を詰められるが、その後も坪井につけいる隙を与えず、21周を走って今季5勝目を飾った。

 2位にはファステストラップを獲得したものの高星を追い切れなかった坪井が、3位には宮田が入った。4位はペースの上がらなかったパロウ。5位にはスタート時のスピンから追い上げた大津。6位にはレース終盤にブルーノ・カルネイロ(AlbirexRT-WILSON)を攻略した三浦愛(EXEDY B-Max F317)が入った。

 第6戦失格で、選手権ポイントでも2位のパロウに5点差まで迫られていた高星だったが、これで再び差を11ポイントと広げ、チャンピオンに向け再び有利にシリーズをリードすることとなった。

 Nクラスはスタートで予選2位のDRAGON(B-Max Racing F306)がトップに立ち、ポールポジションの長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)は2位でレースを始めることとなる。長谷川はDRAGONにプレッシャーをかけ続け、11周目にようやく攻略。トップに立つとそのまま逃げ切り初優勝を飾った。

 2位に落ちたドラゴンは18周目のダンロップコーナーで植田正幸(Rn山下製作所F308)と接触してこの2台はコース上にストップ。再び走り出すもそれぞれ4位、5位まで順位を落としてゴールを迎えることとなる。

 これで2位に上がったのは4位に付けていたアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)。3位には初表彰台の久保田克昭(Planexスマカメ・F308)が入った。

 第8,9戦は2週間後の27,28日に舞台を岡山国際サーキットに移して開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝結果

FUJI Champion Race Rd.3 -RIJ- (2017/05/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412133'27.952
212坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31212.012
3363宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31217.033
4124アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F32111.079
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012119.551
636三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A412136.778
7217ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142137.231
8288山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A412137.735
9789片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142138.234
103310イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A412139.295
1122N1長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
125N2アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
1355N3久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
1430N4DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
1511N5植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
1613N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
1727N7SYUJIB-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S 3S-GE201Lap
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
-7-阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F301021Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'34.831 (4/21) 173.222km/h

検索

最新ニュース