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2016年9月

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝 大井偉史が今季2勝目。ポイントランキングで浦田裕喜と並びトップ浮上

 鈴鹿スーパーFJシリーズ第4戦は18日、鈴鹿サーキット西コースで決勝を行い、予選2位からスタートした大井偉史(スキルスピード10V)が今季2勝目を飾った。

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 午前の予選後から本降りになると思われた雨も正午前からは降ったりやんだり。決勝の行われる午後3時5分には雨は上がったが、コースはウェット。16人全員がウェットタイヤを履いてフォーメーションラップが始まった。ここで予選4位の勝木崇文(Daka M Project FORMスキル)がスピンして最後尾に回されることとなる。

 スタートを決めてトップに立ったのはポールポジションの浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)。2位には予選5位から加納亨介(テイクファースト・オミッターズ10VED)がジャンプアップする。

 1周目、トップで戻ってきた浦田は早くも2位・加納を2秒3リード。3位には予選2位の大井偉史(スキルスピード10V)が、4位には予選3位の津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋)が、5位には予選6位の鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)、6位には予選7位の大石裕基(大石工務店イーグル)が続く。

 このまま独走態勢を築くと思われたトップ浦田だったが、レインのニュータイヤを選択したため路面コンディションと合わずペースが上がらない。背後からは2周目の130Rで加納をかわし、ファステストラップを更新しながらラップを重ねる大井がみるみるその差を詰めてきた。

 6周目に入る西ストレートで浦田に並びかけた大井は130R手前で先行。トップに立つ。

 2位に落ちた浦田には、今度は3位の津本が迫ってきた。大井のときと同様に西ストレートで並走まで持ち込むもストレートスピードの伸びない津本は130Rで前に出られない。

 決め手のないまま両者の争いは最終ラップへ。津本はショートカットで浦田に仕掛けるも追突気味に接触。これで両者の間隔は開き浦田は安泰。だが津本のマシンにはダメージがあったようで「前触れなく突然でした」とスプーンでスピン。コースには復帰したものの順位を落とすこととなった。

 トップの大井は浦田と津本が競っていたため、背後を脅かされることなく14周を走って今季2勝目を飾った。2位には浦田が入った。

 津本のスピンで3位に上がったのは、2周目に鈴木を、3周目に加納をパスして4位に付けていた大石。大石はFCJの初年度に参戦し、その後レース活動を休止していたが昨年から復帰。うれしい人生初の表彰台となった。

 4位には津本が、5位には加納が、6位には鈴木が入った。

 ポイントランキングでは、浦田、大井とも2勝、2位・2回と同成績のトップで並んだ。残り2戦。両者のチャンピオン争いが注目される。

 第5戦は鈴鹿クラブマンシリーズ第5戦として、10月23日に東コースで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2016/09/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
17大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1421'24.884
234浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH144.938
322大石 裕基大石工務店イーグル
MYST KK-S
YH147.087
458津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH149.022
548加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1412.748
643鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1413.160
744前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
MYST RD10V
YH1428.214
839高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH1436.463
925濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1438.145
1021太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH1445.778
1119永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
YH1447.763
1275問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH1450.383
131吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1451.091
145村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH131Lap
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-55板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH212Laps
-77勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH113Laps
  • Fastest Lap: CarNo.58 津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋) 1'30.011 (13/14) 138.98km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿公式予選 浦田裕喜が0秒038差で逃げ切りポールポジション

 鈴鹿スーパーFJシリーズ第4戦は18日、鈴鹿サーキット西コースで公式予選を行い、浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)がポールポジションを獲得した。

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 ワンデーレスとして行われる第4戦の公式予選は午前9時40分より15分間で争われた。鈴鹿は朝から小雨が降っていたが、いったん上がり、コースインが始まる頃には再び雨が落ち始めた。出走16人中4人がウェットタイヤを選択。他はドライタイヤで予選に臨んだ。

 開始直後、ウェットタイヤを選択した前川涼輔(関西国際大学TAKE FIRST 10V)がトップに立つもまもなく雨はやみ、徐々にトラックが乾き始める中で公式予選は進行した。

 乾き始めた路面で前川がずるずると順位を落とす中、ここまで2勝を挙げている浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)と1勝の大井偉史(スキルスピード10V)がタイムを更新しながらマッチレースを演じる。

 3周目から6周までで1分26秒003を出した浦田がトップに立つも、7周目には大井が1分25秒729で逆転。8周目には1分25秒409で浦田が再逆転すると、9周目にはついに25秒を切り1分24秒997までタイムを縮めた。

 勝負は最終の10周目に決した。「頑張りすぎた」という浦田がタイムを更新できず、「ベストタイムは最後に出ると思ってた」という大井がタイムを更新。しかし大井のタイムは1分25秒035。0秒038届かず、ポールポジションを獲得したのは浦田。大井は惜しくも2位に終わった。

 3位は津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋)。津本は岡山シリーズを戦っているドライバーでスーパーFJで鈴鹿を走るのは初めて。それでも1分25秒159と僅差でトップ2に迫った。

 4位には勝木崇文(Daka M Project FORMスキル)が、5位には加納亨介(テイクファースト・オミッターズ10VED)が、6位には鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)が入った。

 予選直後から再び降り始めた雨は終日降り続くとの予報が出ている。「雨でポールポジションは有利」という浦田。「このレースは落とせない」という大井。「雨は得意」という津本。決勝はこの後、午後3時5分より14周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2016/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
1'24.997--147.1829/10
27大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
1'25.035 0.038 0.038147.11610/10
358津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
1'25.159 0.162 0.124146.90210/10
477勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
1'25.295 0.298 0.136146.66710/10
548加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
1'25.703 0.706 0.408145.96910/10
643鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
1'26.041 1.044 0.338145.3969/10
722大石 裕基大石工務店イーグル
MYST KK-S
1'26.239 1.242 0.198145.06210/10
819永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
1'26.637 1.640 0.398144.39610/10
925濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
1'26.840 1.843 0.203144.05810/10
101吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
1'27.363 2.366 0.523143.19610/10
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1'27.395 2.398 0.032143.1438/10
1244前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
1'28.095 3.098 0.700142.0069/10
1339高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
1'28.184 3.187 0.089141.8629/10
1455板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
1'28.692 3.695 0.508141.0508/8
155村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
1'29.031 4.034 0.339140.51310/10
1675問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
1'30.810 5.813 1.779137.7605/6
---- 以上基準タイム(130 % - 1'51.000)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 TOITEC Racing WAKO'S μ FIT、ST-5クラス7位で完走 (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:古川 知己
  • 2nd DRIVER:藤原 能成
  • 3rd DRIVER:貴島 康博
  • 4th DRIVER:永田 晃

★決勝

 前日の予選終了後、ワンメイクタイヤを供給する横浜タイヤのサービスから、決勝用のレインタイヤは早めに組換を依頼して欲しいとの通達が流れたほど、決勝はレインコンディションが予想された当日。確かに早朝は雨が降ったもののスタート前には止み、路面はウェットながらスリックタイヤを選択できるほどコンディションの回復が見込まれた。 #33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"も決勝 スタートはスリックタイヤを選択。また、エースドライバーの古川 知己をスタートドライバーに起用し、序盤でできるだけ上位のポジションを狙っていく作戦だ。

 午前9時。スーパー耐久の決勝としては異様に早いタイムスケジュールだが、それでも9時間後のゴールは日没寸前。スーパー耐久シリーズにとっても最長の、長い長いレースのスタートが切られた。

 順調なスタート切った古川は序盤からポジションを4つ上げ、8位を走行。既に路面は急速に乾きつつあり、ほぼドライコンディションに近い形で周回を重ねる。

 事前のシミュレーションより燃費が良いことから、チームではピットインのタイミングを伸ばすこととしたが、マシンとコクピット環境が悪化していることがドライバーから無線で伝えられる。

 1時間45分を経過したところで最初のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。また、クールスーツの効きが悪くなっていたことと、車載のドリンクが吸えなかったトラブルを解消し、ドライバーは古川のままコースに送り出す。

 古川は更に1スティント担当し、都合3スティント=3時間45分の驚異的なロングスティントをドライブして3回目のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。ドライバーは藤原に交代し、コースに復帰した。

 急遽FITチャレンジからスーパー耐久用にコンバートしたマシンは未だデータが足りず、必要以上に電子制御が介入して思うようなドライビングができないことから、ドライバーは苦心しながらのドライビングを強いられる。

 レースも半分を経過しようとする4時間32分。118LAPを消化し、ピットイン。ルーティンの給油とタイヤを交換し、ドライバーは永田にチェンジ。燃料消費に優しい永田のドライビングは、当初の計画より高燃費を維持できたため、予想より多くの周回をこなす。

 5時間46分を経過した149周目。ルーティンのピットインを行い、給油とタイヤ交換。ドライバーは再び藤原が担当し、クラス9位のポジションでコースに復帰。しかし、暫くしたところで、藤原より左リアタイヤ付近からバイブレーションが発生しているとの情報が入り、チームは緊急事態に備えて待機。またドライバーも次のスティントを担当する貴島が何時でも対応できるよう、蒸し暑い中、装備をしたままスタンバイ。

 結局、ほぼ予定通りの周回をこなしてピットに戻り、ルーティンの作業とドライバー交代を行う。しかし、このピット作業でスーパー耐久特別規則(タイヤの手渡し)違反を取られ、ドライブスルーペナルティの裁定を受ける。ドライバー交代したばかりの貴島は、チームの指示でペナルティのドライブスルーを行うが、幸いにもポジションは維持したままだ。

 レースも終盤を迎えた7時間55分。206周を消化して最後のピットイン。ルーティンの作業をし、アンカーは再び藤原がドライブしてゴールを目指す。しかし、残り時間と燃料の搭載量を勘案した結果、今までのペースだとかなり燃費が厳しいことから、エンジンの回転数を落して我慢の走りに徹するようチームから指示が出された。

 いよいよレースも残り40分となったところで上位を走るマシンにトラブルが発生し、#33は7位にポジションアップ!

 そして7位のポジションを維持したまま、9時間/233周を周回して#33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"は無事チェッカーフラグを受け完走を果たした。

Bドライバー藤原能成のコメント
 ノーマル車両で装備されている電子制御がキャンセルできず、走った気がしなかったというのが本音です。(笑) 特にABSの介入に癖があって、ABSを効かせるとブレーキそのものの効きが悪くなるみたいな。マシンは色々と問題を抱えてましたが、取り敢えず完走出来てよかったと思います。
TOITEC Racing Team リリース

Japanese F3

JF3:第13,14戦岡山 第13戦で山下健太が今季4勝目! タイトル争いは最終大会へ (TOYOTA)

 全日本F3の第7大会(第13戦、第14戦)が岡山国際サーキットで行われ、第13戦で山下健太(TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィンで今季4勝目。坪井 翔(TEAM TOM'S)が3位で表彰台を獲得した。第14戦は坪井4位、山下5位に終わったが、ドライバーズポイントでは首位との差を縮めることに成功し、注目のタイトル争いは3レース制で行われる最終大会で決されることとなった。

第13戦で今季4勝目を挙げた山下健太(中央)と3位に入った坪井翔(右)

第13戦で今季4勝目を挙げた山下健太(中央)と3位に入った坪井翔(右)

 全日本F3選手権の第7大会(第13戦、第14戦)が9月10日(土)と11日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 当初オートポリスで予定されていた第7大会だが、熊本地震の影響により、岡山国際サーキットで代替開催されることとなった。

 2016年シーズンも残るは今大会を含めて2大会5レース。タイトル争いはトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)支援ドライバーの山下と坪井を含めた3人にほぼ絞られた。この第7大会直前の時点では、山下が首位と19ポイント差の2位、坪井が22ポイント差の3位につけており、逆転タイトルへ向け重要な大会となった。

 10日(土)好天の下、午前10時15分から10分ずつ、第13戦と第14戦の予選が行われた。TDPの2名は着実にアタックラップで好タイムをマークし、第13戦では山下が今季4回目となるポールポジションを獲得。坪井は3番手につけた。  第14戦の予選では、TDPの2名がアタックしている周回で黄旗が振られたため、その周回で出したベストタイムが抹消。坪井が4番手、山下が5番手から決勝に臨むこととなった。

 予選の後、9月に入ってもまだ暑さが残り、真夏のようなコンディションの中、午後1時50分からのフォーメーションラップに続き、第13戦決勝レース(18周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの山下は好スタートで首位をキープ。2位以下もグリッド通りのポジションで周回を開始した。

 首位の山下は序盤後続を引き離し、その差は最大2.3秒まで広がったが、5周目を過ぎると後続のペースが上がり、じりじりと詰め寄られることに。9周目にはその差は1秒を切り、後半はテール・トゥ・ノーズでの猛追を山下が凌ぐ展開となったが、逃げ切った山下がポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げた。山下はファステストラップもマークし、ポールポジションとあわせ、このレースで最大の12ポイントを獲得。ライバルとのポイント差を10ポイントまで詰めることに成功した。

 3番手スタートの坪井も後続からの追い上げを受けるレースとなったが、逃げ切って3位でチェッカー。今季12回目の表彰台獲得を果たした。

 11日(日)も秋晴れの下、午前11時15分にフォーメーションラップが開始され、第14戦決勝(25周)がスタート。4番手グリッドの坪井はポジションをキープしたが、5番手グリッドの山下はやや出遅れ、ライバルの先行を許し6位へ後退。  坪井は前を行く2台を猛追し、3台での2位争いを展開。しかし、追い抜きの難しい岡山で、順位は変わらず、連なったまま周回が重ねられていった。

 この2位争いからやや離れる形で5位の車両を追い続けた山下は、17周目の最終コーナー立ち上がりで前車がコース外へとはらんだ隙を見逃さずパス。5位へ浮上すると、一気に前を行く坪井らとの差を詰め、終盤は4台での2位争いとなった。

 しかし、追い抜きのチャンスは訪れず、坪井が4位、山下が5位でフィニッシュ。タイトルを争うライバルがノーポイントに終わったため、山下が首位と8ポイント、坪井が17ポイントと僅かに差を詰めて最終大会に臨むこととなった。

第13戦ではポールスタートの山下健太(TEAM TOM'S #36)が首位を守り今季4勝目を挙げた

第13戦ではポールスタートの山下健太(TEAM TOM'S #36)が首位を守り今季4勝目を挙げた

第13戦で3位、第14戦で4位フィニッシュを果たした坪井 翔(TEAM TOM'S #37)

第13戦で3位、第14戦で4位フィニッシュを果たした坪井 翔(TEAM TOM'S #37)

トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山 国本雄資がレース2で悲願のシリーズ戦初優勝! 国本はレース1でも2位に入りランキング首位に浮上 (TOYOTA)

 オートポリスの代替戦として岡山でスーパーフォーミュラ第5戦が2レース制で行われ、レース1で2位フィニッシュを果たした国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がレース2で悲願のシリーズ戦初優勝を飾った。レース2では中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で続き、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身ドライバーが表彰台を独占する活躍を見せた。

レース2でシリーズ戦初優勝を飾った国本雄資(中央)と2位に入った中嶋一貴(左)、3位の石浦宏明(右)

レース2でシリーズ戦初優勝を飾った国本雄資(中央)と2位に入った中嶋一貴(左)、3位の石浦宏明(右)

 9月10日(土)、11日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催された。

 オートポリスでの開催が予定されていた第5戦だが、今年春に発生した熊本地震の影響により、岡山へと舞台を移して戦われることとなった。

 今大会は2レース制として実施。10日(土)に全車両走行による1セッションの予選と、30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマット。ポイントは各レース通常の半分が与えられる他、両レース共にポールポジションでの1ポイントは獲得出来るため、追い越しの難しい岡山のコースレイアウトも相まって、予選から熱い戦いが繰り広げられた。

 シーズンは折り返しを過ぎ、今大会を含めて残り3戦と後半戦に入ったが、ドライバーズタイトル争いでは、前戦初優勝を飾って首位につけている関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)から10位までが僅か8ポイントという争いとなっている。残り3大会5レース(最終戦鈴鹿も2レース制)、タイトル争いに向けて1戦も落とせない緊張の戦いとなった。

レース1

 10日(土)は朝から好天に恵まれ、午前9時からの1時間のフリー走行を経て、午前11時から1セッションのみでレース1グリッドを決定する20分間の予選が開始された。

 スターティンググリッドが特に重要なスプリントレースへ向け、セッション開始5分前からほとんどの車両がピットレーンに並んで待ち、定刻にコースイン。

 フリー走行で2番手タイムと好調ぶりを見せていた小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が開始6分ほどで痛恨のスピン。コース脇に車両を停め、セッションは赤旗中断。小林はここで予選を終え、最後尾スタートが決定してしまった。

 9分ほどの中断で車両を回収し、14分弱を残してセッションは再開。タイミング的に2回アタック出来る残り時間だったため、ここでのタイヤ選択やコースに出るタイミングが明暗を分けた。

 残り7分ほどから各車最後のアタックを開始。セッション終盤に目まぐるしく順位が入れ替わっていった。その中でトップタイムをマークしたのは中嶋一貴。今季初、約2年ぶりとなるポールポジションを獲得した。

 フリー走行でトップタイムをマークしていた国本は中嶋一貴のタイムを上回るべくアタックを続けたが惜しくも届かず。それでも開幕以来今季2度目の2番手グリッドを獲得。トヨタエンジンがグリッド最前列を占めた。

 この予選もポールポジションの中嶋一貴から、アタック出来なかった小林を除く18台が1秒位内に入る僅差の争いとなり、タイヤ選択やアタックタイミングでタイムを伸ばせなかったランキング上位勢がまさかの下位グリッドに。カーティケヤンが6番手、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)と石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は7,8番手につけたが、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は11番手、ランキング首位の関口が13番手。ランキング2位のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はまさかの17番手で後方からの追い上げを強いられることとなった。

 予選の後、午後3時30分にフォーメーションラップ開始。1周して全車スターティンググリッドに着いたが、この時、ポールポジションの中嶋一貴がグリッドの位置を間違えてしまうというまさかのミス。これによりスタートは順延されることとなり、その原因を作ったとして中嶋一貴は最後尾スタートを余儀なくされてしまった。

 午後3時54分、再度フォーメーションラップが開始され、気温32度、路面温度42度という残暑の中、決勝レースのスタートが切られた。

 中嶋一貴の脱落により最上位スタートとなった国本だったが、若干出遅れ、ライバルの先行を許すことに。その後方では、予選6番手のカーティケヤンが好スタートで2つポジションを上げ、国本に続く3位へと浮上した。

 2位の国本は序盤、首位と変わらないペースで追走したが、その後はじりじりと離されていき、中盤にはトップ3はそれぞれ離れた単独走に。

 そのまま周回が重ねられていき、国本は2位でフィニッシュ。開幕戦に続く今季2度目の2位表彰台を獲得し、ドライバーズランキングで首位に躍り出た。3位にはカーティケヤンが入り、今季初の表彰台を獲得した。

 石浦が7位、11番手スタートのオリベイラがスタートで一気にジャンプアップし8位でフィニッシュ。僅差のタイトル争いの中で貴重なポイント獲得を果たした。

レース2

 11日(日)に行われたレース2の予選は、通常とは異なる2セッションのノックアウト方式で実施。午前9時50分、上位10台がQ2へと進出する20分間のQ1セッションが開始された。この日は事前の練習走行が無く、予選が最初の走行セッションという事もあり、開始6分ほど前からほとんどの車両がピットロードに並び、スタートと共にコースイン。10分ほどで最初のアタックを終えてピットへ戻り、残り7分ほどで新品タイヤを装着し、再度アタック。

 各車アタック5周目でタイムを出してきたが、20分を経過してのラストアタックで次々にタイムが塗り替えられていき、またもQ2進出のボーダーラインは極僅差の争いに。

 そんな中でトップに立ったのが関口。スーパーフォーミュラでは大差とも言える0.3秒もの差をつけての暫定ポールにつけた。

 チェッカー直前のアタックで好位置に付けていた中嶋一貴、中山 雄一(KCMG)、ロッテラーは最後に極僅差でかわされまさかのQ1落ち。中嶋一貴は10番手と0.007秒差、中山も0.009秒差でQ2進出を逃すこととなってしまった。

 10分間のQ2は、残り7分となったところで各車コースイン。しかし、先陣を切ってコースに向かった小林が計測1周目にコースオフ。またしても赤旗中断となってしまった。

 残り5分弱でセッションが再開されると、各車アタック出来る周回がぎりぎりと言うこともあり、チェッカー直前に激しく順位が入れ替わる展開に。

 トヨタ勢では前日苦戦していた石浦が好タイム。最後に上回られたものの、最前列2番手グリッドを獲得した。

 予選3番手のクルマがグリッド降格のペナルティを受けたため、ロシターが3番手、オリベイラが4番手、国本が5番手、カーティケヤンが7番手、関口が8番手。小林は10番手グリッドから決勝に臨むこととなった。

 気温33度、路面温度44度という暑さの中、午後3時にフォーメーションラップが開始され、レース2(51周)のスタートが切られた。

 2番手の石浦がポジションをキープする一方、2列目3番手グリッドのロシターがスタートでミスしポジションダウン。好スタートを切ったオリベイラが3位へと浮上した。

 1周目を終えたところで、5位の国本を先頭に、中嶋一貴、関口らがピットイン。国本、中嶋一貴はタイヤを交換して作戦通りコースへ復帰したが、関口はピット作業で痛恨のタイムロス。

 翌周にはロッテラーもピットへ。先にピットインしたグループはハイペースで上位との差を詰めていった。

 その後、上位勢も次々にピットへ向かい、14周目には3位走行中のオリベイラもピットインすると、ロッテラーの後でコース復帰。トップの野尻 智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とそれを追う石浦だけがピットを引っ張り、30秒ほどの差で2位の国本、3位中嶋一貴、4位ロッテラーと続く形に。

 21周目に野尻がピットインし、石浦は首位浮上。前の空いた石浦は、唯一ピットインしないまま首位で逃げることに。しかし、30周目にカーティケヤンがスピンを喫し、セーフティカーが導入。このタイミングでピットに向かった石浦はタイヤを交換し4位でコースに復帰した。

 35周目にレースが再開されると、石浦のピットインで首位に立った国本が再スタートを決めポジションをキープ。  その後方では、コース復帰時に石浦の前に出た野尻が、セーフティカーラン中の追い越しでペナルティを受けたため、トップの国本に2位中嶋一貴、3位石浦、4位ロッテラー、5位オリベイラと続き、トヨタ勢がトップ5を占めての終盤戦となった。

 1周目のピットインで交換したタイヤで走り続ける国本、中嶋に対し、タイヤを交換したばかりの石浦が、怒濤の追い上げを開始。周回毎にファステストタイムを更新していき、残り6周ほどで中嶋一貴とテール・トゥ・ノーズに。

 ヘアピン進入などで再三攻めるが、中嶋一貴のガードも堅く、ファイナルラップには、残していたオーバーテイクシステムを使っての逃げを打った中嶋一貴を攻略ならず。

 激しい2位争いを背後に、国本は1秒以上の差で逃げ切り、トップチェッカー。シリーズに含まれないJAFグランプリでの勝利経験を持つ国本だが、シリーズ戦ではトップフォーミュラ参戦6年目にして、嬉しい初優勝。翌日に26歳の誕生日を迎える国本が一日早い誕生日プレゼントを自身にもたらした。

 中嶋一貴が2位、石浦が3位で、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身の日本人勢が表彰台を独占。ロッテラー、オリベイラが4位、5位と続き、トヨタエンジンはトップ5独占という結果となった。

 今季、ここまでの5大会6レースで、全て異なる6名の勝者と混戦のスーパーフォーミュラ。今大会のレース1で2位、レース2で勝利を挙げた国本がやや抜け出しランキング首位となったが、チームメイトの石浦が4.5ポイント差の2位で続いているほか、ランキング7位の中嶋一貴まで8.5ポイントとまだ差は小さく、残り2大会3レース、まだまだタイトル争いは予断を許さない状況が続く。

トップフォーミュラでのシリーズ戦初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)

トップフォーミュラでのシリーズ戦初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)

11番手スタートから作戦を決め、2位表彰台を獲得した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

11番手スタートから作戦を決め、2位表彰台を獲得した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

P.MU/CERUMO・INGING 2号車 ドライバー 国本雄資:
初優勝を果たせて本当に嬉しい。ここまでなかなか結果が出ず、辛い時期もあったが、周りの皆が支えてくれた。昨日はスタートを失敗し2位と残念なレースだったが、速さには自信があったので、今日のレースは絶対に前に出られると思っていた。昨日のレースで、5番手からスタートした人のデータを見て、今の自分なら1周目のピット作戦で前に出られる可能性があると踏み、その作戦に賭けた。その後も良いペースで走ることが出来たし、全てが完璧で満足行くレースだった。今、チームも最強の状態だと思っているので、このままの勢いでチャンピオンを狙っていく。
VANTELIN TEAM TOM’S 37号車 ドライバー 中嶋一貴:
今日は非常に良いレースが出来たが、つくづく昨日はもったいないレースをしてしまった。今日はスターティンググリッドがあまり良くなかった時点で1周目に入ることは決めていたが、まさか(国本)雄資があの位置から同じ作戦を採るとは思わなかった。とはいえ、今日の彼のペースは速かったし、完敗だ。最後は石浦君にも追われ、挟まれる形で厳しかったが、なんとか最低限2位という結果を取れて良かった。週末を通してクルマのパフォーマンスも良く、後半戦に向けて弾みがつくと思う。ややポイント差は開いてしまったが、次戦SUGOで何とかその差を詰めて、最終戦鈴鹿は自力でタイトルを狙える位置にいられるよう頑張りたい。
P.MU/CERUMO・INGING 1号車 ドライバー 石浦宏明:
昨日は若干苦しんだが、国本選手のセットアップを参考にさせてもらったりしたおかげで、今朝からクルマにはすごく速さがあり、決勝でのペースも良かった。ただ、若干作戦が上手く機能しなかった。セーフティカーが出てしまったり、ペナルティが出る前の車両に抑えられてしまうなど、ちょっと運がなかった部分もあり、そこは悔しい。しかし、チームとしては国本が去年悩んでいたのも見ていたし、2台で速く走ることをずっと課題にしてやってきたので、こうして国本が初優勝を挙げ、僕も国本のセットアップを参考にさせてもらうなど、チームとしてとても良い状態でレースが出来、結果に繋げられたのは嬉しい。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2決勝会見 立川「国本は今年にレース人生かけるくらいの勢いでやっているのがわかっていたので、それが形として現れたのがすごく嬉しいです」

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優勝 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-pc-kunimoto すごく嬉しいです。去年も全然結果が出なかったし、今年も石浦さんにリードされるままかと不安なシーズンでしたけど、開幕から本当にうまくいったし、辛い時もチームが支えてくれて、たくさんの方が支えてくれて、こうやっていろんなチャンスを与えてくれて優勝することができたので、ホッとしているし嬉しいです。
今日のレースは5番手からのスタートで、チームの作戦で1周目にピットに入るということで。それが本当にうまくいったし、その後もいいペースで走れて後ろを離すことができたので、満足のいくレースができました。
2位 #37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
sf-rd5-r2-pc-kazuki 今日は非常にいいレースができたんですが、つくづく昨日がもったいなかったなあと思います。自分がやっちゃったことなので仕方ないんですが。
今日は予選がちょっと良くなかった時点で1周目に入ることは決めていたんですけど、まさかあの位置からもう一人入るかなあ?という感じで。そういう展開でしたけど、(国本の)ペースも速かったし、仕方ないかなあと。負けました。
最後石浦くんが本当に速かったので、それを押さえられて良かったと思います。後ろから突っつかれつつ、ちょっと雄資もっと早く行けよと、前後挟まれてちょっとやな感じでした(笑)
まあ週末を通じてクルマのパフォーマンスはあったので、後半戦に向けて弾みがつくと思いますし、次のSUGOでなんとか追いつめて、鈴鹿で自力で(チャンピオンを)狙えるように頑張ります。
3位 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-pc-ishiura 今朝からクルマにはすごく速さがあって。国本選手のセッティングを参考にさせてもらって、今日に間にあわせることができました。決勝ペースもすごく速くて。
残念だったのは作戦が機能しなかったこと。セーフティーカーが入ったり、野尻選手にセーフティーカーラインを越えてから抜かれてしまって、ペナルティが出るまでの間ずっと押さえられてしまったので、ちょっと運が悪かったなあと思って悔しいんですけど、国本がずっと悩んでいたのを知ってたし、ミーティングして2台で速くなるにはどうすればいいかを課題としてやってきた中で、こうやって国本が優勝でき、僕が国本のセットアップを参考にさせてもらって速くなったりと、チームが機能している状態でレースをできることは嬉しいと思います。
優勝チーム監督 立川祐路(P.MU/CERUMO INGING)
sf-rd5-r2-pc-tachikawa とにかくチームとしてはすごく嬉しいというか。サーキットに来るたびに一歩一歩強くなってる。チャンピオンを狙えるところまで来ているというのはチームスタッフの頑張り、ドライバー二人の頑張りが大きいかなあと。
国本も速さは昔からあったのに結果がなかなか残らないところがあったので。ただ今年は傍から見ていても意気込みがすごくて、今年にレース人生かけるくらいの勢いでやっているのがわかっていたので、それが形として現れたのがすごく嬉しいです。
国本はチームの作戦でと言いましたけど、国本の方から1周めに入りたいと。自信があるからといってきたので、国本を信じて決断をしました。その通り国本も力強い走りをしてくれたし、石浦もタイヤ的には厳しい状況の中で頑張って走って3位まで挽回したので、そこはすごいなと思いました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2決勝 ピット戦略が分けた明暗。#2国本がシリーズ戦初勝利!!

ピット戦略が分けた明暗。
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のレース2決勝が9月11日、岡山国際サーキットで行われ、5番手スタートから1周めでタイヤ交換という作戦を見事に的中させた#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が自身初のシリーズ戦優勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:10日4,000人/11日6,000人/大会総入場者数10,000人)

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レース2決勝は午後3時より51周で行われた。
なお午前中の予選で3位に入った#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)は予選中にブレーキ冷却用のファンをつけたままピットアウトしてしまったということで3グリッド降格の裁定が下り、6番グリッドからスタートすることに。
これにより予選4位の#3ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーションKONDO SF14)から予選6位の国本までが一つずつグリッドを繰り上げることになった。

スタートでトップに立ったのはポールの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)。
#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)が2位につけてレース序盤は野尻を追い上げる展開に。

しかしその一方で国本、#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限 SF14)、#4ウィリアム・ブラー(フジ・コーポレーションKONDO SF14)、#65ベルトラン・バゲット(GREENTEC NAKAJIMA SF14)らが1周めで規定により義務付けられたタイヤ交換をすませる作戦に出ていた。
2周めには#64中嶋大祐(GREENTEC NAKAJIMA SF14)、#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)もピットに飛び込む。
彼らは前が開けた状態を作ってペースアップし、上位に食い込もうと目論んでいた。
この作戦は見事に的中し、上位陣がピットインしていくたびに国本の順位は繰り上がっていく。

一方の石浦は野尻に頭を押さえられる格好で思うようにペースが上げられないでいた。
石浦はレース前半でオーバーテイクボタンをすべて使い切って野尻の前に出ようとしたが、野尻も巧みなライン取りで石浦を抑え込み、トップを守る。
結局野尻は21周終わりでピットへ。
これでようやくトップに立った石浦だったが、既にその時点で国本とのタイム差は27秒強まで縮まっていた。
これからピット作業を行ってなおかつ国本の前でコースインするには最低でも32〜33秒のリードが必要だ。
しかし両者の差はなかなか広がっていかない。

そうこうするうちにレースは30周目に突入。
ここで#7ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がモスエスでスピン。コースを塞ぐ格好でストップしてしまったため、セーフティーカーが導入されることに。
これを見てすかさず石浦はピットイン。
しかしピット出口では国本と中嶋一貴が目の前を通り過ぎて行き、石浦は野尻と並走する格好で1コーナーへ。
ここで野尻は合流ラインを超えてから石浦の前に出てしまい、「SC中の追い越し」ということでレース終盤にドライビングスルーペナルティを受けてしまった。

これでレースは国本、中嶋一貴、石浦の順に。
既にオーバーテイクボタンを使い切ってしまった石浦はダブルヘアピンや最終コーナーで一貴のインをこじ開けて2位に上がろうとするが、一貴は冷静にこれを退け、フィナルラップのホームストレートとバックストレートで自身のオーバーテイクボタンを使って逆に差を広げ、そのまま国本に次ぐ2位でチェッカーを受けた。
それでも3位3ポイントを計上したことで石浦はポイント合計19でランキング2位に浮上、ポイントリーダーの国本とともにセルモインギングがランキング1,2位を占めることになった。

優勝した国本は2013年11月の富士スプリントカップ以来のスーパーフォーミュラ優勝。シリーズ戦ではこれが初めての勝利だ。

次戦の舞台はスポーツランドSUGO。9月25日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦決勝会見 高星「自分のレース人生の中でも上位に入るスタートが切れました」

優勝 #23高星明誠(B-MAX NDDP F3)
f3-rd15-r-pc-takaboshi 昨日もレースペースは良かったんですが、スタートで前に出れなくて、スタートが課題だと思って今回に臨みました。自分のレース人生の中でも上位のスタートが切れたので、そこからは自分のペースで行けると思ってひたすら差を広げるつもりで走りました。
本当は鈴鹿で終わる予定で、勝って終われて良かった、だったんですが、千代さんのクラッシュがあって僕が乗ることになりました。練習では速かったんですがもてぎは結果を残すことができなかったので、今回は結果を残そうと思っていました。最後にポールも取れたし、勝てて良かったのかなと思います。
2位 #7阪口晴南(HFDP RACING F312)
f3-rd15-r-pc-sena 予選でペナルティ等もあり、繰り上げで3番手スタートになりました。スタートで舞い上がらずに落ち着いて決めて、2番手に上がり、序盤はトップについていこうと思いましたが話されてしまい、中盤後半は後ろとの戦いでした。
序盤中盤と僕の力不足でした。中盤後半と調子が上がってきたので、まずは監督とチームに感謝したいです。
最後は3レースあるので、インターバルでしっかり体を整えて、最後に勝つことができたらなあと思います。
3位 #12牧野任祐(TODA FIGHTEX)
f3-rd15-r-pc-makino スタートが全てだったかなと。ここは抜けないですね。いろいろやって「抜けるかな」と思いましたが、抜けなくて。その中でも自分で工夫して、食らいついていけたかなと。前に近付くとダウンフォースが抜けちゃうんで、そこを工夫しながら自分の走りに関しては引き出しが増えたと思います。
次のSUGOに向けてはしっかり雨乞いしたいと思います。
Nクラス優勝 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd15-r-pc-katayama 今日のレースはスタートで後ろにいるヤン・マーデンボローさんがどういう風に抜いていくかが気になってて、下手に譲ると他のドライバーにも抜かれちゃうので。2コーナーで抜かれた時に譲る形になって後ろとのギャップが縮まってしまいました。それでも自分のペースで走れば後ろは離れていくと思ったので、後ろも見ずにずっと自分のペースで走っていました。
今日チャンピオンとったらパーティしようと思ったんですが、できなくなりました。DRAGONさんの意地が見えた感じで、次のSUGOが楽しみになりました。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd15-r-pc-dragon まずは公約を果たしたということで(笑)自分なりに満足しています。
決勝前にエンジニアと話して、今週試してないセットをダメもとでやってみたらすごく良くて。だったら予選からやっとけばよかったと後悔しています。
レースでは近付くとダウンフォースが抜けちゃう状況の中、中盤までトップについていくことができました。思ったより片山選手のペースが速くなかったんですけど、後半は攻めたセットにしたせいでタイヤが辛くなってしまいました。
SUGOは自分が一番速く走れるコースなので3発勝つ気でいますよ。
Nクラス3位 #5アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)
f3-rd15-r-pc-alexこのコースは日本に来て初めて走ったコースです。去年よりも速くなりましたが、まだまだ勉強しないついけません。レース中の敵は自分自身だと思って走っています。コーナーの攻め方とか、もっと勉強したいです。
SUGOは去年4回走って3回クラッシュしているので、今年は卯ラッシュの回数を減らしたいです
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngineLapTotal_Time
Behind
12国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A511:11'31.812
237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A511.168
31石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A511.683
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A515.267
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A519.490
616山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E5111.519
741ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E5113.614
811伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E5116.056
920関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A5119.969
103ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A5120.749
1110塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E5122.458
1264中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E5124.856
1318中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A5125.913
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E5126.475
154ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A5139.660
16*40野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E5142.405
178小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A511'03.070
1865ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E501Lap
---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ----
-7ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A2922Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14) 1'17.232 (44/51) 172.607km/h
  • CarNo.40は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(第2SCラインでの追い越し)違反によりドライビングスルーペナルティーを科した。

Japanese F3

JF3:第14戦決勝 #23高星が圧勝で今季3勝目。Nクラスは#78片山が8勝目を挙げる

全日本F3選手権第14戦の決勝レースが9月11日、岡山国際サーキットで行われ、今回も千代勝正に代わって参戦した#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目。
Nクラスは今回も#78片山義章(Petit LM Racing)が独走で今季8勝目を挙げた。

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先に行われたスーパーフォーミュラの予選で赤旗中断があったため、第14戦決勝は午前11時15分より25周で行われた。

ポールの高星は自ら「自分のレース人生でも上位に入る出来」と語る見事なスタートでトップに立つと、そのまま後続を引き離していった。
2番手には#7阪口晴南(HFDP RACING F312)がつけ、#12牧野任祐(TODA FIGHTEX)が3番手。
#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)が4番手。この3台が集団を形成し、少し離れて#21イェ・ホンリー(KRC with B-MAX F315)、#36山下健太(ZENT TOM’S F312)はスタートで出遅れてホンリーの後ろにつくことになった。

コース幅の狭い岡山で、しかも前に接近すればダウンフォースが抜けてしまうというF3の特性もあり、2位争いはこう着状態のまま周回を重ねていくことになった。
その間に高星は着実にリードを広げ、最後は阪口に15.8秒もの大差をつけて25周を走りきり、21号車をドライブして連勝した第8戦鈴鹿に続いて今季3勝目を挙げた。
2位はこれがF3初表彰台となる阪口、3位には牧野が入った。

なお予選でコースアウトした為に最後尾スタートとなっていたポイントリーダーの#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)は高星と同様のハイペースで追い上げを図ったが、抜きにくい岡山では8位まで挽回するのが精一杯だった。

Nクラスは予選トップの片山が今回も独走。
予選2位の#9廣田築(アルビレックスF306TLM)がオープニングラップで#30DRAGON(B-MAX)にかわされて3位に落ちた上にジャンプスタートの裁定がくだってドライビングスルーペナルティを受けた為、2位DRAGON、3位にはアレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)という結果になった。
これによりチャンピオン決定は最終ラウンドに持ち越しとなったが、そこでの3レースのいずれかで片山が2ポイント獲得した時点で決着することになった。

第15、16、17戦は9月24-25日にスポーツランドSUGOで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2予選会見 野尻「バンドーン選手は結果を残しているので、僕としてもどっかで一発かまさないと、というのがあったし...」

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ポールポジション #41野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-nojiri 嬉しいです。それしかないです。昨日はストフェル選手が優勝して、チームとしてもすごくいい雰囲気の中、今日もしっかり戦わなきゃいけないなと僕自身も思っていて。クルマとしては昨日もポールポジションを取れるだけのポテンシャルはあったので、今日も自信を持って臨みました。僅差のポール争いになって、ミスひとつ許されない状況で、僕もクルマのパフォーマンスを100%引き出せたと思うので、自信にもなりますし、決勝も一番いいところからスタートできるので、自分を見失わないように落ち着いてレースをしたいと思います。
チームとしてすごくいいクルマの時が何度もあって、バンドーン選手はポールとったりとか結果を残しているので、僕としてもどっかで一発かまさないと、というのがあったし、岡山は僕も得意としていて、予選で石浦選手に負けたりしていたので、なんとか僕も一番前で走りたいと思っていたので、初ポールが岡山でよかったです。
予選2位 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-ishiura 昨日の走り出しからうまくいかなくて。得意な岡山とも言われていましたし、今日はなんとかなるようにと、昨日のレースをテストも兼ねて、今日に向けてやってきたのがいい方向に行きました。昨日国本選手が調子良かったので、セッティングのいいところを参考にさせてもらって、それに助けられて調子を取り戻すことができ、ここに来れてホッとしています。
ここからならチャンスあるんで、決勝も楽しみにしています
予選3位 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-vanroorne 昨日に続いて今日のリザルトも良くて嬉しいです。昨日は予選3位と4位で、今日は1位と3位でした。チームとして調子が良く、決勝を楽しみにしています。
またポディウムでお会いしたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2公式予選 #41野尻が自身初ポールを獲得!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦岡山のレース2公式予選が9月11日、岡山国際サーキットで行われ、#41野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)が自身初のポールポジションを獲得、昨日優勝した#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)も3番手につけるなど、ダンデライアン勢が昨日に続いて好調ぶりを見せつけた。

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レース2公式予選は午前9時50分よりノックアウト方式で行われた。
ただし通常の方式とは違い、20分間のQ1と10分間のQ2の2本立てとなり、Q1の上位10人がQ2に進む権利を得る。

予選Q1
ここでは多くのドライバーがスクラブタイヤでコースに出ていく中、チームルマンの2台、#7ナレイン・カーティケヤンと#8小林可夢偉の二人だけは最初からニュータイヤを選択した。
カーティケヤンはそれが功を奏し最初のアタックで1’16.225を記録して一時トップに立つが、
セッション後半に入ると、他のドライバーたちも次々にニュータイヤに履き替えてアタックを開始、ここではチェッカー提示後に1’14.690を叩き出した#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がトップ。2位に野尻、3位にバンドーンが続いた。
一方、昨日ポールポジションを記録した#37中嶋一貴は1’15.271を記録して早々とアタックを切り上げたことが災いし、10位の#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)に0.01秒及ばずにQ2進出を逃してしまった。

予選Q2
午前10時20分より始まったQ2では既にニュータイヤを使い切ったカーティケヤンと、まだニュータイヤの持ち合わせがあるはずの小林の2台がユーズドタイヤを選択。ところが小林は2周目に入ったところでブレーキトラブルによりアトウッドカーブで飛び出し、昨日に続いて赤旗の原因を作ってしまった。
8号車の車両回収ののち、セッションは10時33分に残り4分47秒で再開された。
ギリギリで4周いけるかどうか際どい残り時間であり、ウォームアップに2周を要する現在のヨコハマタイヤの状態から逆算すると、アタックは2周できるかどうかという状況で、早めにピットアウトした石浦が3周めを8割の力で走って4周めに全力投球という作戦をとったのに対し、隊列の後ろの方でコースインした野尻は4周できないケースを想定して3周目から全開走行を開始した。結果的にはこれがうまくタイヤに作用して野尻は1’14.404を4周めに記録、石浦の1’14.656をコンマ2以上上回って見事ポールポジションを獲得することに成功した。
チームメイトのバンドーンも4周めに1’14.712までタイムを縮めて3番手という好位置につけた。

レース2決勝はこのあと午後3時より51周で行われる。今回は昨日のレース1とは異なり、最低1回1セットのタイヤ交換が義務付けられる。
なお、オーバーテイクシステムの使用回数はレース1、2を通じて5回までとなっているが、現在の残数は以下の通りとなっている。
#1石浦宏明 3
#2国本雄資 5
#3ジェームス・ロシター 3
#4ウィリアム・ブラー 4
#7ナレイン・カーティケヤン 4
#8小林可夢偉 5
#10塚越広大 3
#11伊沢拓也 5
#16山本尚貴 3
#18中山雄一 5
#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 5
#20関口雄飛 4
#36アンドレ・ロッテラー 4
#37中嶋一貴 4
#40野尻智紀 4
#41ストフェル・バンドーン 4
#64中嶋大祐 4
#65ベルトラン・バゲット 5

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412535'31.953
272阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D2515.852
3123牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012516.624
4374坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312517.028
5365山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312517.275
6216イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A412521.302
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012521.801
8228ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A412522.673
939三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312535.301
1078N1片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE251'08.423
1130N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE251'25.478
125N3アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
13*9N4廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
-11N-植田 正幸Rn-sports F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE187Laps
-8-大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D322Laps
-*28-山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41322Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-MAX NDDP F3) 1'24.252 (10/25) 158.225km.h
  • CarNo.9は、2016年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第31条7.(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.28は、2016年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、次大会で3グリッド降格とする。

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2公式予選総合結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarQ1Q2
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF141'15.0251'14.404
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF141'15.2641'14.656
3*41ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF141'15.0561'14.712
43ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF141'15.2471'14.836
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'15.1631'14.914
62国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF141'15.2441'14.928
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF141'15.1151'15.246
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'14.6901'15.288
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF141'15.0861'15.720
108小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF141'15.1651'29.938
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF141'15.271
1218中山 雄一KCMG Elyse SF141'15.273
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF141'15.344
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF141'15.463
1516山本 尚貴TEAM無限SF141'15.547
1611伊沢 拓也REAL SF141'15.652
174ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF141'15.656
1834小暮 卓史DRAGO CORSE SF141'15.876
1910塚越 広大REAL SF141'15.952
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.918)予選通過 ----
  • CarNo.41は、Q2予選時、2016年スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条12.(安全確認)違反により、3グリッド降格とする。

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2ノックアウト予選Q2結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.404--179.168
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.656 0.252 0.252178.563
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.712 0.308 0.056178.429
43ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.836 0.432 0.124178.134
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.914 0.510 0.078177.948
62国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.928 0.524 0.014177.915
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.246 0.842 0.318177.163
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'15.288 0.884 0.042177.064
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.720 1.316 0.432176.054
108小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'29.93815.53414.218148.222

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2ノックアウト予選Q1結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
120関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.690--178.482
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'15.025 0.335 0.335177.685
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'15.056 0.366 0.031177.611
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.086 0.396 0.030177.540
57ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.115 0.425 0.029177.472
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'15.163 0.473 0.048177.359
78小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.165 0.475 0.002177.354
82国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.244 0.554 0.079177.168
93ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.247 0.557 0.003177.161
101石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.264 0.574 0.017177.121
---- 以上Q2進出 ----
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'15.271 0.581 0.007177.104
1218中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'15.273 0.583 0.002177.099
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'15.344 0.654 0.071176.932
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.463 0.773 0.119176.653
1516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'15.547 0.857 0.084176.457
1611伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.652 0.962 0.105176.212
174ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.656 0.966 0.004176.203
1834小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'15.876 1.186 0.220175.692
1910塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'15.952 1.262 0.076175.516
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.918)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1決勝会見 バンドーン「F1昇格も決まったし、スーパーフォーミュラでも勝てて最高の気分です」

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優勝 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-pc-vandoorne 最高の気分です。マクラーレンからのF1昇格も決まったし、スーパーフォーミュラでも勝つことができましたから。
フリープラクティスからクルマの調子が良く、レースではスタートも決まったし、ペースも良くて、ラップごとにリードを広げながら最後までレースすることができました。
2位 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING)
sf-rd5-r1-pc-kunimoto 非常に残念です。スタートがああいうことになったのはチャンスだったんですが、クラッチのバイトポイントを探せなくて出遅れてストフェル選手に前に行かれてしまいました。そのあとのペースもストフェル選手が速くて徐々に離されましたが、何が悪かったかはわかっているので、明日に向けて修正できると思います。スタートの失敗も原因を突き止めて、しっかり準備したいと思います。
3位 #7ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)
sf-rd5-r1-pc-karthikeyan 最初のシーズンで勝つことができたストフェルには優勝おめでとうと言いたいです。
レースではいいスタートを決められました。難しい部分もありましたが、3位をキープすることが一番重要だと思っていました。後半に入ってクルマの調子が良くなったので、追い上げようと思いましたが、国本選手のペースも良くて追いつけませんでした。
チームもずっと苦しいレースを続けてきましたから、今日表彰台に上がれたのは本当に良かったと思います。これからもチャンスを逃さないように結果を出していきたいと思います。
優勝チーム監督 村岡潔(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-pc-muraoka しばらく勝っていなかったので、ストフェルがやっと勝ってくれたことでチームとして責任を果たせたという思いが一番強いです。
ストフェルが走ることになってから、スーパーフォーミュラとチームがグローバルに評価されるということをすごく意識していました。富士のポールと今回の優勝を得ましたが、グローバルに注目を集めるにはもう少しポールと優勝を取ってもらわないといけないと思うし、国本くんや野尻くんらの若手がもっと表彰台に上がってくれればなと思う欲深い私です。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦岡山決勝会見 山下「スタートさえ決めれば勝てると思いましたが、結構苦しいレースでした」

優勝 #36山下健太(ZENT TOM’S F312)
f3-rd13-r-pc-yamashita 久しぶりにポールが取れて、スタートさえ決めれば勝てると思ったんですけど、中盤ぐらいから差を詰められて、後半抜かれそうになったので結構苦しいレースでした。
ファステストを取りたいと思っていたのが取れたのも良かったです。
明日は後ろの方からのスタートですけど、自分は上がれるだけ上がって、マーデンボロー選手は来なくていいです(笑)
菅生もきっとB-MAXは速いと思うので、その対策を考えないとと思います。
2位 #23高星明誠(B-MAX NDDP F3)
f3-rd13-r-pc-takaboshi コース上で抜くのは難しいと思ってスタートに集中していましたが、うまくいかなくてポジションキープという形になりました。後半ぐらいから自分の方がペースが良くなったのは予想外でしたが、このタイム差なら岡山でも抜けるんじゃないかと思って、ラスト2周で追い抜けるんじゃないかと思ったんですが、それはできなくて、そこに課題が残るレースになりました。
明日はポールからのスタートなので、今日の反省を生かして勝ちたいと思います。
(鈴鹿1000kmで乗った)GT500との切り替えが難しかったです。
3位 #37坪井翔(ZENT TOM’S F314)
f3-rd13-r-pc-tsuboi 岡山はスタートしかないと思っていたんですが、うまくいかなくて、レース中のペースも良くなくて後ろからプッシュされる展開になりましたが、なんとか守りきれました。
明日も2番手スタートのはずだったんですけど4番手になってしまったので、苦しいレースになると思いますが、今日のペースの遅さの改善点を考えてレースに臨みます。
Nクラス優勝 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd13-r-pc-katayama 今日のレースはスタートも決まって、ミスなく走れたので、いいレースだったと思います。
いつもはポールからスタートを失敗して追い上げるレースになりますが、今日はポールトゥウィンができました。Cクラスの最後尾くらいの感じで走れたんで、良かったです。
慣れているコースですし、明日も普通に走れば勝てるので、チャンピオン決定はDRAGONさん次第。廣田さんに頑張ってもらいます(笑)
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd13-r-pc-dragon 今回は片山選手が速いのはわかっていたんですけど、予選でもう少し近づければなと思っていました。昨日から調子は良くなかったんですけど、レースは何があるかわからないので、とにかく前に離されないようにしようと。残り3ラップくらいで廣田選手がちょっとしたミスをしたのをついて2位に上がりました。チャンピオン争いに関しては、僕しか追い上げられないので、最後まで頑張ります。
Nクラス3位 #9廣田築(アルビレックスRT TLM)
f3-rd13-r-pc-hirota スタートはまずまずでしたが、ラスト3、4周ぐらいで急にタイヤのグリップダウンが起きてしまい、ミスをしてしまいました。単純に僕のミスなので、明日はこういうことがないようにしたいです。路面温度が上がらなければ周回数が長くても持たせられると思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1決勝 #37中嶋痛恨のミス!!レースは#41バンドーンが独走で来日初優勝

岡山国際サーキットで9月10日に行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のレース1決勝は先日F1昇格が決まったばかりの#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)が来日初優勝を達成、2位に#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)がつけてシリーズポイントでトップに立った。

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レース1決勝はスタートからいきなりの大波乱で幕を開けた。
ポールポジションの#37中嶋一貴(VANTELIN COWA TOM’S SF14)が正規のグリッド位置を通り過ぎ、GT用のダミーグリッドに停止してしまったのだ。
このためにレースはスタートディレイとなり、中嶋は最後尾グリッドに下げられることに。
レースは2周減算されて28周で行われることになった。

ホールショットを奪ったのは予選3番手のバンドーン。
凄まじい勢いで1コーナーに飛び込み、そのまま一気に後続を突き放しにかかる。
2位には国本がつけ、予選6番手の#7ナレイン・カーティケヤンが一気に3位にジャンプアップしてきた。

懸命にバンドーンを追いかける国本だったが、バンドーンは安定したペースで着実にリードを広げていき、レース折り返し点となる14周を終える頃には3.4秒、23周めにはついに5秒のリードを獲得、その後は若干ペースを落としながら28周を走りきり、来日5戦めにして遂にスーパーフォーミュラ初優勝をものにした。
国本もまたこの2位入賞により4ポイントを獲得。トータル18.5ポイントとし、前回のもてぎで初優勝を遂げて17ポイントでポイントリーダーに立っていた#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)を抜いてトップに立った。
3位はカーティケヤン。昨年の開幕戦鈴鹿に続いて通算2度めの表彰台だ。

一方、スタート手順違反で最後尾スタートとなった#37中嶋一貴はレース序盤に#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)に追突されてテールランプを破損。この修復のためにピットインを強いられて最下位に終わったが、自身の14周めに1’17.353を記録。これがこのレースのファステストラップとなった。

第5戦決勝レース2は明日午後3時より51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngineLapTotal_Time
Behind
141ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E2836'28.567
22国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A284.795
37ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A289.855
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E2814.781
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E2817.531
664中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E2818.502
71石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A2819.782
819ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A2822.013
93ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A2822.993
1016山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E2825.032
1134小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E2826.301
1236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A2827.961
1320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A2832.116
1465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E2833.489
154ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A2840.654
1611伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E2841.192
1718中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A2845.376
188小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A2852.791
---- 以上規定周回数(90% - 25Laps)完走 ----
-*37中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A226Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14) 1'17.353 (14/22) 172.337km/h
  • CarNo.37は、2016年スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条8.(スタートディレイ原因車両)により、最後尾スタートとした。

Japanese F3

JF3:第13戦岡山決勝 接戦を制しPPの#36山下が久々の勝利!

f3-rd13-r-start

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全日本F3選手権第13戦の決勝が9月10日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)を最後まで押さえきって今季4勝目を挙げた。
Nクラスも予選トップの#78片山義章(Petit LM Racing)が後続を大きく引き離して今季7勝目を挙げた。

第13戦決勝は午後1時50分より18周で行われた。
ポールポジションから飛び出した山下は1周めから一気に後続を突き放しにかかり、2周を終えた時点で2位の高星に1.7秒のリードを築き上げる。

しかし高星はそこから徐々に山下との差を詰め始め、8周終了時点で0.9秒差とすると、その後も山下を追い詰めて12周めには0.484秒差にまで迫った。
その後方では3位の#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)を#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が追い上げてテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んでいた。

それでも山下と坪井は最後まで高星とマーデンボローに付け入る隙を与えず、レースは山下、高星、坪井の順で18周を消化。
山下は第5戦岡山以来となる今季4勝目を挙げ、ポール、ファステストラップを含めて12Ptを獲得、シリーズポイントを78としてマーデンボローとの差を10ptに縮めた。

Nクラスはスタートから片山がトップを快走。ホームコースということもあり、2位以下に18秒の大差をつけて今季7翔目を獲得、シリーズチャンピオンに向けて大きく前進した。
その後方では終盤まで#30DRAGON(B-MAX)と#9廣田築(アルビレックスRT TLM)が接戦を展開していたが、ラスト3周でDRAGONが廣田を抜いて2位でフィニッシュした。

次戦第14戦決勝は明日午前11時より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1361山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311825'33.933
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41180.552
3373坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31188.801
4224ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A41189.558
5125牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011811.623
676阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1815.843
7217イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411816.380
888大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1826.877
929石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011827.280
10310三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311829.231
112811山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411832.712
1278N1片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1849.290
1330N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'07.466
149N3廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'09.610
155N4アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'16.670
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
-11N-植田 正幸Rn-sports F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE135Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(ZENT TOM'S F312) 1'24.195 (4/18) 158.332km/h

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1予選会見 中嶋「スタートが非常に大事なのは明らかなので、いい位置からスタートできるのは良かったです」 

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ポールポジション #37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-kazuki 途中で赤旗が出たりして残り時間がわからない難しい予選でした。
クルマは持ち込みから良くて、朝試したことの中で良かったことと悪かったことを整理して予選に臨みました。ほとんどの人が最初のアタックができていない中で、二回ともアタックできたのが良かったのかなと思います。
今年予選でなかなか前に行けず、Q2落ちなんかもしていますが、それに比べればいい結果だと思います。今日のレースは距離も短いし、スタートが非常に大事なのは明らかなので、いい位置からスタートできてよかったです。
予選2位 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-kunimoto 非常に残念です。朝ニュータイヤで走ってトップタイムが出せたので、予選も狙っていたし、今年いちばんのチャンスだったと思うので。
赤旗が出たりしてすごいバタバタしている中で、最後ニュータイヤで4周めにアタックしてタイムを出そうとしたんですけど、思った以上にタイヤがたれたというか、グリップが落ちてしまって、アタックしたい周にブレーキでロックしたりしてタイムが出せなかったので悔やまれます。
今日のレースのことは何も考えてないので、これから話し合って。朝中古タイヤのバランスが今一つだったので、きっちり修正して準備したいです。
予選3位 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-vandoorne 今回は赤旗中断もあり、みんなにとって苦しい予選だったと思います。
クリアラップを取るのが難しくて、ワンチャンスを絶対逃せない状況でしたが、僕の走りには満足しています。3位という結果で、本当に嬉しいです。最初の岡山のレースは本当に苦しんでいたので。
それにチームメイトも4位ということで、チームにとってもいい結果だったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1公式予選 波乱の20分間を制したのは#37中嶋一貴!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦レース1の公式予選が9月10日、岡山国際サーキットで行われた。
わずか20分間の走行であるにもかかわらず赤旗中断があるなど、アタックのタイミングをつかむのが難しいセッションとなったが、ニュータイヤ2本を投入して積極的にアタックした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が1’14.038でポールポジションを獲得した。

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レース1の公式予選は午前11時スタート。
しかし開始から数分で#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がダブルヘアピンの手前でスピンアウトした為に赤旗中断となってしまった。
これによって最初のアタックをフイにしたドライバーも少なくなかったようだ。
朝のフリー走行では2番手タイムを記録した小林も規定によりここで予選を終えることになり、最後尾スタートが確定した。

車両回収ののち予選は11時15分に再開。最後のアタック合戦は残り時間が6分30秒を切ったあたりから本格化した。
狭く抜きにくい岡山、しかも決勝はわずか30周なため、、明日のレース2以上に予選順位を重視するドライバーはここでニュータイヤを2セット投入する作戦に出る。
逆に最初のアタックをユーズドタイヤで凌ごうとした#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)は目論見が外れてアタックのタイミングをつかめず、このセッションを17位で終えてしまった。

それを尻目にチームメイトの#37中嶋は赤旗前のアタックで1本目のニュータイヤで1’14.639、再開後の2セット目で1’14.038を叩き出して見事ポールポジションを獲得した。
朝のフリー走行でトップタイムを記録した#2国本雄資(P/MU.CERUMO INGING SF14)は2本目のニュータイヤで2周連続のタイムアタックを行ったが、予想以上にタイヤの消耗が進んでしまい、2周めにタイムを上げることができずに予選2番手に終わった。
ホンダ勢の最上位はつい先日マクラーレンでのF1レギュラー参戦を発表したばかりの#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)の3位。チームメイトの#40野尻智紀も4位で続いた。

第5戦決勝レース1はこのあと午後3時30分より30周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦岡山公式予選 総合で高星明誠が、Nクラスで片山義章がポールポジション

 全日本F3選手権第14戦は10日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、Nクラスで片山義章(Petit LM Racing)がポールポジションを獲得した。

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 第14戦公式予選は第13戦から15分のインターバルをおいて午前10時35分より10分間で行われた。

 ここでも各ドライバー4周目からアタックに入るが、なんとヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が最終コーナーをオーバーラン。コースには復帰したものの1周を回ってマシンを止めてしまった。

 ここでのポールポジション(PP)を獲得したのは1分22秒097をたたき出した高星明誠(B-MAX NDDP F3)。13戦2位、14戦PPと代役としては申し分ない活躍だ。2位には坪井翔(ZENT TOM'S F314)、3位には山下健太(ZENT TOM'S F312)が付けたが、黄旗中のタイムと判定され採用されず、それぞれ4位、5位に後退した。

 トムス勢が下がったため、2位に入ったのは牧野任祐(TODA FIGHTEX)。3位には阪口晴南(HFDP RACING F312)が付けている。

 Nクラスでは片山義章(Petit LM Racing)が第13戦に続いて連続ポールポジション。ここでも2位に廣田築(アルビレックスF306TLM)、3位にDRAGON(B-Max Racing F306)と続いた。

 第14戦決勝レースは明日11日、午前11時10分より25周で行われる。ポイントリーダーのマーデンボローが最下位に終わったため、チャンピオン争いは混戦になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦岡山公式予選 総合で山下健太が、Nクラスで片山義章がポールポジション

 全日本F3選手権第13戦は10日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、Nクラスで片山義章(Petit LM Racing)がポールポジションを獲得した。

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 公式予選開は午前10時15分より10分間。サーキット上空には薄雲が広がり、場内を吹き抜ける風は涼しい。

 各ドライバー、アウトラップを含めて3周をウォームアップに費やし、4周目からアタックに入る。ここでは、スーパーGTで負傷した千代勝正に代わり23号車をドライブする高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1分22秒187でトップに立つ。

 高星は5周目にはタイムを22秒071まで縮めるも、このタイムを上回ってきたのがただ一人22秒を切り、21秒981をたたき出した山下健太(ZENT TOM'S F312)。これで山下は今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。高星は2位に落ち、3位には山下のチームメートの坪井翔(ZENT TOM'S F314)が上がってきた。

 4位にはルーキーの牧野任祐(TODA FIGHTEX)が続き、ポイントリーダーのヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)は5位と振るわなかった。

 Nクラスは2位以下を大きく上回る1分24秒756で片山義章(Petit LM Racing)がポールポジション。2位には廣田築(アルビレックスF306TLM)、3位にはDRAGON(B-Max Racing F306)が入った。

 第13戦決勝レースは本日10日、午後1時50分より18周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum>

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース1公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Race 1 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.038--180.053
22国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.150 0.112 0.112179.782
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.157 0.119 0.007179.765
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.325 0.287 0.168179.358
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'14.349 0.311 0.024179.300
67ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.464 0.426 0.115179.023
73ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.484 0.446 0.020178.975
81石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.500 0.462 0.016178.937
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.548 0.510 0.048178.822
1034小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'14.672 0.634 0.124178.525
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.675 0.637 0.003178.518
124ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.715 0.677 0.040178.422
1320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.721 0.683 0.006178.408
1416山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'14.728 0.690 0.007178.391
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.771 0.733 0.043178.288
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'14.830 0.792 0.059178.148
1736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.844 0.806 0.014178.114
1811伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.033 0.995 0.189177.666
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.221)予選通過 ----
-8小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'24.12710.089 9.094158.460

Japanese F3

JF3:第14戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1*23高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.097--162.379
2*12牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.343 0.246 0.246161.894
37阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.376 0.279 0.033161.829
4*37坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.442 0.345 0.066161.699
5*36山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.444 0.347 0.002161.695
621イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'22.485 0.388 0.041161.615
72石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.591 0.494 0.106161.407
88大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.832 0.735 0.241160.938
928山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'23.122 1.025 0.290160.376
103三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.407 1.310 0.285159.828
1178N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.218 3.121 1.811156.432
129N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.964 3.867 0.746155.074
1330NDRAGONB-Max Racing F306
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.030 3.933 0.066154.955
1411N植田 正幸Rn-sports F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.423 4.326 0.393154.251
155Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.576 4.479 0.153153.978
1622ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'29.067 6.970 2.491149.672
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.499)予選通過 ----
  • CarNo.23,12,37,36は2016全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条6.(黄旗区間の走行)により、当該周回タイムは採用しない。

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山フリー走行 トップタイムは#2国本

2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行が9月10日、岡山国際サーキットで行われ、#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が1’14.420でトップタイム。
しかし上位17台のタイム差が1秒以内という接戦となった。

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平成28年熊本地震の影響で大分県のオートポリスでが10月いっぱいまで使用できなくなったことに伴い、第5戦は岡山国際サーキット舞台を変えて2レース制で開催されることになった。

それに伴い、タイムスケジュールもいつもとは違ったものになり、通常、土曜1時間、日曜30分間で行われるフリー走行は土曜朝の60分間1回のみとされ、ここで各チームは二日間の予選、決勝のセッティングやデータ収集を行わなければならなくなった。

この日の岡山は快晴で、フリー走行は終始ドライコンディション。
各チーム20周以上を走り込んだが、コース全長3.7kmの岡山なだけに、クリアラップを確保することは相当難しかったようだ。
それでも開始18分で#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が開始15分で1’15.806を記録すると、他のドライバーも次々に1分15秒台、1分14秒台とタイムを上げていく。

そしてチェッカー寸前に今季ノーポイントと苦しい戦いが続く#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が1’14.454でいきなりトップに躍り出るが、その直後に#2国本が1’14.420を記録してトップに立った。
3番手にはオリベイラがつけ、前回もてぎで初優勝を成し遂げて現在ポイントリーダーの#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)も1’14.508で4番手につけている。

このあとは午前11時より20分間の公式予選が行われるが、いかにしてクリアラップを確保するかが重要なポイントになりそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'21.981--162.608
223高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.071 0.090 0.090162.430
337坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.219 0.238 0.148162.138
412牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.257 0.276 0.038162.063
522ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'22.268 0.287 0.011162.041
67阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.645 0.664 0.377161.302
78大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.652 0.671 0.007161.288
82石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.693 0.712 0.041161.208
921イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'22.914 0.933 0.221160.779
103三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.086 1.105 0.172160.446
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'23.205 1.224 0.119160.216
1278N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'24.756 2.775 1.551157.284
139N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.004 4.023 1.248155.002
1430NDRAGONB-Max Racing F306
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.089 4.108 0.085154.849
155Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.639 4.658 0.550153.866
1611N植田 正幸Rn-sports F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.806 4.825 0.167153.570
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.299)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山フリー走行結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
12国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.420--179.129
28小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.454 0.034 0.034179.047
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.463 0.043 0.009179.026
420関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.508 0.088 0.045178.918
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'14.545 0.125 0.037178.829
637中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.592 0.172 0.047178.716
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.634 0.214 0.042178.616
841ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.713 0.293 0.079178.427
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.727 0.307 0.014178.393
1016山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'14.828 0.408 0.101178.153
117ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.887 0.467 0.059178.012
123ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.908 0.488 0.021177.962
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'14.942 0.522 0.034177.882
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.985 0.565 0.043177.780
151石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.139 0.719 0.154177.415
164ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.227 0.807 0.088177.208
1764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.314 0.894 0.087177.003
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'15.456 1.036 0.142176.670
1911伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.642 1.222 0.186176.235

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 DENSO Le Beausset RC350にとって、夏の富士は聖地に! 2位以下を周回遅れにするスピードで、2年連続の優勝 (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツにとって第2シーズンとなる、スーパー耐久シリーズの第4戦が富士スピードウェイ(静岡県)で9月3日(土)〜4日(日)に開催された。引き続き挑むのは2001〜3500ccの二輪駆動車が対象のST-3クラスで、「DENSO Le Beausset RC350」としてレクサスRC350を走らせる。レギュラードライバーも代わらず、嵯峨宏紀と中山雄一、そして山下健太。そして、Dドライバーの登録が許される今回は、FIA-F4に挑む育成ドライバーの平木湧也を加えての出場となった。

 今回の「SUPER TEC」は伝統的に長時間で争われることで知られ、一昨年から7時間、8時間と続いた、今年は今季最長の9時間の長丁場で争われ、最多出場台となる65台ものエントリー台数が一堂に会するレースとなり、昨年「DENSO Le Beausset RC350」が、デビューウィンを成し遂げた、ビッグステージでもある。もちろん目指すのは、2年連続制覇であるのは言うまでもない。

予選 9月3日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 激戦続くスーパー耐久も、ここからはいよいよシリーズ後半戦に突入。前半の3戦は2位、5位、5位とリタイアなく入賞を重ね、「DENSO Le Beausset RC350」は目下ランキング3位。これをさらに上げるべく、このレースウィークは木曜日からテスト走行を開始。この木曜日に、多くの走行の機会を多く与えられた平木が、さまざまなことを学んで進化していく様子が印象的だった。さらに金曜日には1時間ずつ3回行われた、専有走行でセットアップが着実に進められていき、最終セッションでは山下のドライブによってトップタイム、1分53秒853を記すまでとなっていた。

 そして、いよいよ土曜日には予選が行われ、炎天下でのアタック合戦となった。計測は20分と長いこともあり、よりコンディションが向上して、クリアラップを取りやすい後半に、Aドライバーセッションに挑んだ嵯峨は、勝負をかけることとなった。狙いは的中し、1分54秒515を記して4番手に。

 嵯峨からインフォーメションを受けた中山は、続くBドライバーセッションでしっかりワンアタックに成功。短いインターバルの間に陽も陰って、温度が下がったこともあって1分53秒332と、レースウィークのベストタイムをマークして2番手につけたことから、チームはこれで十分と判断。早々にピットに戻すも、中山のタイムを上回るものは、その後現れず。その結果、タイム合算で「DENSO Le Beausset RC350」は、クラス3番手の好位置から決勝レースに挑むこととなった。

 なお、この後に行われたCドライバーセッションには山下が、そしてDドライバーセッションには平木が走行。ともにグリッド決定には影響を及ぼさないものの、基準タイムを上回る必要があり、決勝を見越した燃料満タンでのアタックだったにも関わらず、それぞれ1分54秒032、55秒247を記録して条件を満たしたばかりか、ともに2番手につけて上々の仕上がりであることを明らかにした。

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決勝 9月4日(日)天候/曇りのち晴れ コース状況/セミウエット~ドライ

 当初、天気予報では日曜日は雨が降ると伝え、すでにやんではいたものの、早朝の路面は濡れたまま。これでフリー走行が行われていれば、ウェットタイヤも試されただろうが、スタート進行の開始は8時10分と極めて早かったため、ピットから離れた「DENSO Le Beausset RC350」は、さっそくスターティンググリッドに並べられることとなった。近くに雨雲がなく、しばらく降りそうではなかったこともあって、数周のうちに路面は乾くとチームは判断。早々とドライタイヤを装着しスタート。

 今回のスタート担当である中山はポジションを2つアップ。やはりというべきか路面は瞬く間に乾いて、全体的にタイムが安定するようになる。中山の第1スティントには一時的に雨も降ったが、1時間を経過した頃には青空まで広がるように。中山はトップ以上のラップタイムで追走を続け、最初のピットストップはトップと同時の48周目。メカニックの素早い作業で山下を、それまでトップだった車両より早く送り出す。しかし、先にドライバー交代を行っていた車両がタイヤ無交換だったこともあり、引き続き2番手を走行する。それでも山下は徐々に差を詰め、83周目には待望のトップに浮上。そして3時間を経過して間もなく、96周目に嵯峨へと交代、トップは保たれたままコースに復帰し、その嵯峨の走行中には、2番手車両のドライビングスルーペナルティで、それまでも20秒以上のリードを築いていたが、これにより1分半ほどに拡大する。レースはほぼ折り返しの4時間42分、143周目には中山が再びドライブを担当。ライバルチームのタイヤ無効間策でこの間にリードは30秒を切ってしまうが、もはや後続にペースを合わせる余裕もできているから、この間隔はもう縮まらなくもなっていた。190周目からの山下は、ライバルチームとの差を更に広げるべく予定を変更し、タイヤ無交換策を敢行する。山下はタイヤ無交換であっても、2番手の車両をもはや一歩も寄せつけないような速いラップタイムで走行。

 そして、ゴールまで1時間半を切ったところで、嵯峨が再び「DENSO Le Beausset RC350」に乗り込んだのは231周目。そこから先は、もう差が広がり続けていく一方となっていた。最終的には、全車を周回遅れとする圧勝に。2年連続優勝を果たしたばかりか、総合でも10位に。さらにランキングでも2位に浮上するとともに、トップとの31ポイント差は16ポイント差にまで短縮された。

 残すレースは2戦となり、悲願の王座獲得も現実味を帯びてきた。次回のレースは岡山国際サーキットで10月22〜23日に開催され、連勝が期待される!

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 9時間という長丁場のレースを戦う上で、やはり大きなミスをしない、ミスを引きずらないことが大切である。レース中、5回のピットストップが義務付けられていたが、タイヤのライフと燃費から戦略を考えると、不安定な天候でレースが進まない限りは淡々と走る作戦がベストと考えていた。今回の勝因をレース開始から考えると、第1スティントのスタートを担当した中山がトップを追いつめて相手にプレッシャーを与えた状態で山下にバトンを渡せたこと、そのピットストップでメカニックの素早い作業で順位を逆転出来たこと、第5スティントの山下が第4スティントの中山から引き継いだ中古タイヤで周りを上回るタイムで走れたこと、そして第6スティント最終走者の嵯峨が追いかけてくる後続車輌に対し、1周あたり1秒以上速いタイムを出し続けたことにより追撃姿勢を崩せたことが勝ちに繋がったと思う。トラブルにより脱落していったライバルチームがある中、9時間をノントラブルで走破するクルマに仕上げたエンジニアとメカニックを讃えたい。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 僕の最初のスティントでは予想外に路面温度と気温が上がってきたので、けっこうタイヤも厳しくなっていったこともあり、リードしていたとはいえ、決して楽な展開ではありませんでした。でも最後、僕にまた代わってからは、かなりのマージンを持って走り続けることができました。今回の勝因は、チームもドライバーもみんなミスなく、この9時間を戦い切ったことです。本当にチームメイトとチーム、メカニックとスポンサー、応援してくれているファンの方、全部チームが一丸になって奪った勝利だと思うので、本当に嬉しい。S耐では去年の富士以来勝っていなかったんですが、これでいい流れができたと思うので、次の岡山、オートポリスに向けても、この流れを切らさないように頑張っていきます。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 今回はかなり長いレースでしたので、一番に心がけたのはタイヤのマネージメントでした。僕の第2スティントはタイヤ無交換で山下選手につないで、タイヤのライフはギリギリだったようですけど、最後までペースを落とさず山下選手もつないでくれたので、そこで1分以上のマージンが作れたんだと思います。それ以上に、今回9時間しっかり戦いきれて、決して直線は速くはないんですけど、コーナーが今週はすごくバランスが良くて、戦闘力がものすごく高かったのから、本当に気持ち良く走り続けることができました。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 2年連続で勝てて、本当に良かったと思います。1回目はタイヤを交換して、逆に僕の前にいた34号車が無交換で出てきたから、ちょっと差を開けられたんですが、それを詰めていって、抜くことができて、そして最後は差も広げられて、ちょっといい気分でした。2 回目のスティントは中山選手からそのままもらったタイヤでも、タイムを大きく落とさず走れて、それも良かったと思います。残り2戦でも変わらないパフォーマンスを発揮できるようにがんばります。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 今週通していっぱい走らせてもらえて、チームが僕に走る時間をくれたので、かなりS耐の車両にも慣れましたし、初めてのツーリングカーだったので、そういう部分ではかなり経験させてもらいました。僕が走ったDドライバー予選は全車混走で、タイムは採用されないんですが、その中でペースとか抜かせ方とか勉強になりました。決勝でもレースの流れとか組み立て方とか、戦略とかいろいろ勉強させてもらいました。今回の経験を、今後のレースに活かせるように頑張ります。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿1000kmフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 SUPER TEC ST-Xクラス内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組がもてぎ、菅生に続き今シーズン3勝目を飾る

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 2016スーパー耐久シリーズ第4戦は静岡県の富士スピードウェイで決勝が9時間で行われ、ST-Xクラスは内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R)が今シーズン3勝目をあげた。ST-1は星野敏/荒聖治/星野辰也/リー・ジョンウ組(#777 D’station Porsche991)、ST-2は大澤学/後藤比東至/檜井保孝組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)、ST-3は嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太/平木湧也組(#62 DENSO Le Beausset RC350)、ST-4は村田信博/小川諒/元嶋佑弥/島谷篤史組(#13 ENDLESS・ADVAN・86)、ST-5は古宮正信/松田智也/吉本晶哉/奥村浩一組(#19 BRP★J’S RACING ホンダカーズ三鷹北FIT)がそれぞれクラス優勝を飾った。

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 今回は9時間と今年最長の長丁場となる決勝に加え、前回上位1~3位までにウエイトハンディが課せられたり規定ピット回数が5回以上と定められる等、レースフォーマットが変わる事で未知数な要素が勝敗を左右しそうだ。

 昨晩の予報では朝のうち曇りでスタート時間頃に雨が降り出しそうとの事だったが、予報に反し早朝の雨が路面を濡らしグリッドに向かう各マシンはほぼレインタイヤを装着しコースイン。しかしまたもや予報に反しスタート進行中に雲の隙間から陽が差すほどの天気で各チーム悩みは増すばかりだがグリッド上でほとんどのマシンがスリックタイヤに交換。まだ気温が高いこの時期で出走台数が多いS耐では路面が乾くのも早そうだとの判断だろう。

 8:55にフォーメーションラップ開始。1周の後ローリングスタートで決勝レースの火蓋が切られた。

 ST-XからST-3までの1グループ、ST-4からST-5クラスまでの2グループともに綺麗なスタートでST-Xポールの#8 ARN SLS AMG GT3の佐々木孝太が順調にトップをキープ。しかしわずか3周でST-5クラス最後尾に追いつき、大混戦の中序盤ペースが上がらず#8 佐々木が順位を3番手までドロップさせてしまう。代わってトップに立ったのは#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rの平峰一貴だ。

 その他にもST-4クラスで#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86の松井孝允と#55 SunOasis AUTOFACTORY86のたしろじゅんのバトルが激しさを増し、たしろが見事攻略して序盤クラストップに立つ。

 その後レースはセーフティカー導入などの大きなトラブルは無いものの、マシントラブルで黄旗が出る度に黄旗区間追い越しのペナルティが頻発し順位変動が多くなる。レース3分の1となる3時間経過時点でST-Xクラスは#1 MACH MAKERS GTNET GT-Rがトップ。ST-1クラスは#777 D’station Porsche991、ST-2クラスは#20 RSオガワADVANランサー、ST-3クラスは#62 DENSO Le Beausset RC350、ST-4クラスは#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスは#19 BRP★J’S RACING ホンダカーズ三鷹北FITがクラストップに立った。

 3時間経過後もかなりのマシンが黄旗区間追い越しでペナルティを受けてしまう。中でもポールスタートで優勝を目指していた#8 ARN SLS AMG GT3はドライブスルーペナルティのあと更に黄旗区間追い越しの裁定が下り、すぐの2回目と言う事もありなんとペナルティストップ1分を課される事に。これで勝負権を失ってしまう。

 6時間経過時点でST-Xクラスは#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rがペナルティを受けたMACH MAKERS GTNET GT-Rに代わりトップ。ST-1クラスは#777 D’station Porsche991、ST-2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STI、ST-3クラスは#62 DENSO Le Beausset RC350、ST-4クラスは#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスは#19 BRP★J’S RACING ホンダカーズ三鷹北FITがクラストップに立っている。

 レース終盤に差し掛かっても各クラスバトルがそこかしこで勃発。そんな中でも長丁場でノントラブルかつペナルティも受けていない#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rが2位以下に2LAP以上の差を付ける盤石とも思えるレースを展開。ST-4クラスではトップ走行中の#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86に#13 ENDLESS・ADVAN・86の元嶋が追い付き、残り10分位から抜きつ抜かれつのバトルを展開したが決着をつけたのは元嶋で終盤に大逆転。手に汗握るバトルで観客を魅了した。そして雨予報に反し若干雨がパラついた程度で午後から強い日差しが照りつけるほど。結局夕方には晴れ間から富士山が現れるほどの好天となった。

 総合優勝はST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R)でシーズン3勝目。2位はYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝/柳田真孝組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)。3位はTetsuo Ogino/野尻智紀/飯田太陽/高木真一組(#25 ケーズフロンティア 911 GT3R)となった。

 ST-1クラスは星野敏/荒聖治/星野辰也/リー・ジョンウ組(#777 D’station Porsche991)、2位は細川慎弥/池田大祐/石原将光/余郷敦組(#51 Diamango BMW Z4)となった。

 ST-2クラスは澤学/後藤比東至/檜井保孝組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)がクラス優勝。2位は岡本武之/竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(#505 ビズキューブレーシング ランサーⅩ)。3位は朝倉貴志/福田良/長谷川智秀組(#31 HASEPRO RACING LANCER EVOX)となった。

 ST-3クラスは嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太/平木湧也組(#62 DENSO Le Beausset RC350)がクラス優勝。2位は前島秀司/佐々木雅弘/手塚裕弥組(#34 assetテクノ RC350)。3位は加納政樹/本山哲/安田裕信組(#35 SKT team motoyama Z34)となった。

 ST-4クラスは村田信博/小川諒/元嶋佑弥/島谷篤史組(#13 ENDLESS・ADVAN・86)がクラス優勝。2位は松井孝允/大嶋和也/井口卓人/蒲生尚弥組(#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86)。3位はたしろじゅん/大井貴之/伊藤毅/小野田貴俊組(#55 SunOasis AUTOFACTORY86)となった。

 ST-5クラスは古宮正信/松田智也/吉本晶哉/奥村浩一組(#19 BRP★J’S RACING ホンダカーズ三鷹北FIT)がクラス優勝。2位は松田秀士/ススム/山下潤一郎/山西康司組(ホンダカーズ野崎 with CUSCO & FUJITSUBO)、3位は村上博幸/筒井克彦/雨宮恵司/大井正伸組(#88 村上モータースMAZDAロードスターND)となった。

 次戦第5戦は10月22-23日に岡山県の岡山国際サーキットで行なわれる。

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Text & Photo: Hiroshi ICHIMUEA

スーパー耐久

S耐:第4戦富士決勝結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
3029:01'11.816
2*3ST-X2ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
山内 英輝
柳田 真孝
ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
3002Laps
325ST-X3テツオ・オギノ
野尻 智紀
飯田 太陽
高木 真一
ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
2993Laps
4*5ST-X4白井 剛
星野 一樹
藤波 清斗
Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2984Laps
5*16ST-X5ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
河野 駿佑
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2984Laps
6*8ST-X6白石 勇樹
佐々木 孝太
山脇 大輔
東 徹次郎
ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2966Laps
7*89ST-X7モーリス・チェン
吉本 大樹
坂本 祐也
吉田 広樹
HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
28814Laps
8*777ST-11星野 敏
荒 聖治
星野 辰也
リー・ジョンウ
D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
28616Laps
9*10ST-X8フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
ダン・ウェルズ
Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
28220Laps
1062ST-31嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
平木 湧也
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
27428Laps
11*34ST-32前嶋 秀司
佐々木 雅弘
手塚 祐弥
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
27230Laps
12*35ST-33加納 政樹
本山 哲
安田 裕信
SKT team motoyama
NISSAN FAIRLADY Z
27131Laps
13*59ST-21大澤 学
後藤 比東至
檜井 保孝
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
27131Laps
1468ST-34番場 琢
平沼 貴之
服部 尚貴
埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
27131Laps
1513ST-41村田 信博
小河 諒
元嶋 佑弥
島谷 篤史
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
26537Laps
1686ST-42松井 孝允
大嶋 和也
井口 卓人
蒲生 尚弥
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
26537Laps
17*38ST-35堀田 誠
阪口 良平
関口 雄飛
MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
26537Laps
18*505ST-22岡本 武之
竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
26438Laps
19*55ST-43たしろ じゅん
大井 貴之
伊藤 毅
小野田 貴俊
Sun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
26339Laps
2031ST-23朝倉 貴志
福田 良
長谷川 智秀
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
26240Laps
21*52ST-44脇阪 寿一
脇阪 薫一
松田 晃司
埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
26141Laps
22*41ST-45植松 忠雄
石川 京侍
井出 有冶
太田 達也
TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
26141Laps
23216ST-46玉江 浩明
山谷 直樹
太田 尚孝
杉原 直弥
ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
25943Laps
24*27ST-47伊橋 勲
ユウキ
小林 且雄
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
25646Laps
2518ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
西村 和則
浅野 真吾
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
25646Laps
26*14ST-36小松 一臣
杉林 健一
安宅 光徳
古谷 直広
岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
25547Laps
2712ST-49リク
松井 隆幸
ハヤト・ダテ
並木 重和
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
25349Laps
28*116ST-410長谷川 伸司
吉田 靖之
清水 康友
小串 康博
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
24854Laps
2919ST-51古宮 正信
松田 智也
吉本 晶哉
奥村 浩一
BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
24854Laps
302ST-52松田 秀士
ススム
山下 潤一郎
山西 康司
ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
24854Laps
3193ST-411小泉 和寛
廣川 和希
鈴木 陽
遠藤 浩二
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
24755Laps
32*95ST-412松井 猛敏
中島 保典
柴田 優作
黒澤 琢弥
SPOONリジカラS2000
Honda S2000
24755Laps
3351ST-12細川 慎弥
池田 大祐
石原 将光
余郷 敦
Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
24755Laps
34*88ST-53村上 博幸
筒井 克彦
雨宮 恵司
大井 正伸
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
24557Laps
35*23ST-37輿水 敏明
甲野 将哉
大原 学
島澤 隆彦
岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
24458Laps
36*58ST-413小林 康一
塩谷 烈州
蘇武 喜和
山田 隆行
ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
24359Laps
3717ST-54谷川 達也
井尻 薫
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
24260Laps
38*36ST-414江原 弘美
川中子 和彦
連 貴洋
推根 克彦
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
24161Laps
39*112ST-X9佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
植田 正幸
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
24161Laps
40213ST-55東 貴史
横尾 優一
原田 学
大谷 飛雄
WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
24161Laps
4111ST-56松尾 充晃
三木 孝浩
大岩 浩気
板垣 裕之
隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
23963Laps
42*111ST-415大瀧 賢治
武井 寛史
今井 龍太
松本 晴彦
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
23468Laps
43*33ST-57古川 知己
藤原 能成
貴島 康博
永田 晃
TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
23369Laps
44*37ST-58関 豊
加藤 芳皓
岩岡 万梨恵
山本 絵里子
ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
22874Laps
4515ST-38長島 正明
田中 徹
田中 哲也
山崎 学
岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
22676Laps
46*69ST-59大野 尊久
梅本 淳一
窪田 俊浩
大賀 裕介
BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
22379Laps
4777ST-416山田 英二
木下 隆之
国本 雄資
橋本 洋平
CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
22280Laps
48*20ST-24下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
21389Laps
49*6ST-25冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
20597Laps
50*48ST-417猪股 京介
北川 剛
山田 秀明
青木 孝行
DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
200102Laps
5160ST-418渋谷 崇
松本 和之
渡辺 忠司
塚田 利郎
AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
196106Laps
-- 以上規定周回数(70% - ST-X:211 ST-1:200 ST-2:189 ST-3:191 ST-4:185 ST-5:173)完走 --
-*117ST-4-太田 侑弥
井入 宏之
鶴田 和弥
寺西 玲央
W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
25844Laps
-46ST-5-井上 恵一
河村 翔
ダイスケ
佐藤 駿介
DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
21488Laps
-*66ST-5-武地 孝幸
ヒロボン
豊島 貴大
西山 隆
odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
21191Laps
-*70ST-X-ジェフリー・リー
平中 克幸
ジェリー・ワン
ジョージ・チョー
J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
197105Laps
-30ST-2-福山 英朗
三笠 雄一
岸 純一郎
大久保 昭宏
RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
170132Laps
-100ST-4-松井 仁志
織戸 学
鵜飼 龍太
ウズラ
アミューズSPV 86
TOYOTA 86
154148Laps
-*4ST-5-芝谷 純三
相原 誠司郎
伊藤 俊哉
見並 秀文
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
153149Laps
-*333ST-4-中島 佑弥
下山 和寿
糸田川 和亮
鶴若 昂
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
152150Laps
-*108ST-X-木村 武史
野間 一
林 学
林 祐介
Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
130172Laps
-*71ST-5-水野 大
黒田 保男
三村 晃市
中村 修彦
ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
115187Laps
-*40ST-4-藤田 竜樹
浜野 彰彦
ナオリュウ
山本 幸彦
ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
102200Laps
-54ST-4-加藤 彰彬
近藤 翼
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
58244Laps
-22ST-X-モック・ウェン・サン
加藤 寛規
濱口 弘
リチャード・ウィー
Clearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
13289Laps
-7ST-2-カルロス 本田
佐藤 勝博
松沢 隆弘
成澤 正人
恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
0302Laps
  • Fastest Lap(ST-X): CarNo.24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R 1'41.914 (7/302) 161.183km/h
  • Fastest Lap(ST-1): CarNo.777 D'station Porsche 991 1'47.160 (285/286) 153.292km/h
  • Fastest Lap(ST-2): CarNo.59 DAMD MOTUL ED WRX STI 1'53.404 (23/271) 144.852km/h
  • Fastest Lap(ST-3): CarNo.62 DENSO Le Beausset RC350 1'58.455 (256/265) 138.675km/h
  • Fastest Lap(ST-4): CarNo.13 ENDLESS・ADVAN・86 1'58.455 (256/265) 138.675 km/h
  • Fastest Lap(ST-5): CarNo.69 BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北 2'05.899 (5/223) 130.476km/h
  • CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.3は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.8は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
  • CarNo.10は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、3回のペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.112は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.70は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.70は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
  • CarNo.70は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追い越し)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.8は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(給油中のエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.89は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.112は、2回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
  • CarNo.70は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(給油中のエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを裁定したが、リタイアにつき留保する。
  • CarNo.108は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10
  • 秒を裁定したが、リタイアにつき留保する。
  • CarNo.777は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.777は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗1本振動中のコースアウト)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.59は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.505は、3回の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ90秒を科した。
  • CarNo.505は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、2回のペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.505は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.20は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.6は、ピットレーン速度違反によりドライビングスルーペナルティを裁定したが、未消化。
  • CarNo.34は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(11)ピット作業(給油中のタイヤ交換)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.14は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.23は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.38は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.52は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(ジャッキアップ中のエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.41は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.58, 36は、ピットレーン速度違反により、ペナルティストップ5秒を科した。
  • CarNo.111は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、2回のペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.333は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.333は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.40は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ30秒を科した。
  • CarNo.55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.27は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.27は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.116は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追い越し)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.95は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗1本振動中のコースアウト)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.95は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.48, 117は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.40は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中のコースアウト)違反により、ペナルティストップ60秒を裁定したが、リタイアにつき留保する。
  • CarNo.88は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(4)(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.33は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(8)1)ピット作業(タイヤの手渡し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.66は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①(他車への衝突行為)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.4は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条3.(ドライバーの安全遵守事項)違反により、訓戒とする。
  • CarNo.71は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.88に対し、黒白旗を提示した。
  • CarNo.33は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(8)1)ピット作業(タイヤの手渡し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.37は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(給油中のエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.69は、富士スピードウェイ一般競技規則第9章第42条2.(ピット作業の指揮監督)違反、及びピットレーン速度違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.66は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(給油中のエンジン始動)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.71は、Super Taikyu Sporting Regulation第15条(2)ピット作業(エンジンかかったままの給油)違反により、ドライビングスルーペナルティを裁定したが、リタイアにつき留保する。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Dドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/04) D Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
189ST-X1吉田 広樹HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
1'42.468--160.312
222ST-X2リチャード・ウィーClearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
1'43.196 0.728 0.728159.181
310ST-X3ダン・ウェルズAdenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.228 0.760 0.032159.131
425ST-X4高木 真一ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1'43.283 0.815 0.055159.047
58ST-X5東 徹次郎ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.751 1.283 0.468158.329
63ST-X6柳田 真孝ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'44.033 1.565 0.282157.900
7108ST-X7林 祐介Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
1'44.051 1.583 0.018157.873
8112ST-X8植田 正幸SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'44.117 1.649 0.066157.773
970ST-X9ジョージ・チョーJ-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
1'45.142 2.674 1.025156.234
1051ST-11余郷 敦Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'49.204 6.736 4.062150.423
11777ST-12リー・ジョンウD'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
1'49.498 7.030 0.294150.019
1215ST-31山崎 学岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.78412.316 5.286143.111
1320ST-21伊藤 勝一RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'55.12412.656 0.340142.688
1462ST-32平木 湧也DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'55.24712.779 0.123142.536
1514ST-33古谷 直広岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'55.47713.009 0.230142.252
1623ST-34島澤 隆彦岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'56.45913.991 0.982141.052
177ST-22成澤 正人恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'56.90614.438 0.447140.513
18505ST-23田ヶ原 章蔵ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'57.19314.725 0.287140.169
19216ST-41杉原 直弥ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
1'58.58116.113 1.388138.528
2055ST-42小野田 貴俊Sun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
1'58.90016.432 0.319138.156
2158ST-43山田 隆行ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'58.93816.470 0.038138.112
2277ST-44橋本 洋平CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
1'59.06516.597 0.127137.965
2313ST-45島谷 篤史ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.49217.024 0.427137.472
2486ST-46蒲生 尚弥TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'59.61217.144 0.120137.334
2530ST-24大久保 昭宏RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'59.83517.367 0.223137.078
2640ST-47山本 幸彦ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
2'00.13017.662 0.295136.742
27333ST-48鶴若 昂GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
2'00.49018.022 0.360136.333
2841ST-49太田 達也TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
2'00.54618.078 0.056136.270
2995ST-410黒澤 琢弥SPOONリジカラS2000
Honda S2000
2'00.85918.391 0.313135.917
30*100ST-411ウズラアミューズSPV 86
TOYOTA 86
2'01.14418.676 0.285135.597
31117ST-412寺西 玲央W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
2'01.33118.863 0.187135.388
32111ST-413松本 晴彦EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'01.35018.882 0.019135.367
3393ST-414遠藤 浩二SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'01.44518.977 0.095135.261
3412ST-415並木 重和シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'01.89019.422 0.445134.767
35116ST-416小串 康博W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'02.13419.666 0.244134.498
3660ST-417塚田 利郎AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'02.71920.251 0.585133.857
3769ST-51大賀 裕介BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'05.02022.552 2.301131.393
3818ST-418浅野 真吾Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'05.28222.814 0.262131.119
394ST-52見並 秀文THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'05.62523.157 0.343130.761
4019ST-53奥村 浩一BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'06.37523.907 0.750129.985
412ST-54山西 康司ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'07.25824.790 0.883129.083
42*36ST-419推根 克彦エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'07.69925.231 0.441128.637
4388ST-55大井 正伸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'07.82025.352 0.121128.515
44213ST-56大谷 飛雄WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.85526.387 1.035127.484
4546ST-57佐藤 駿介DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'08.92626.458 0.071127.414
4666ST-58西山 隆odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'09.34826.880 0.422126.997
4717ST-59野上 敏彦DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'09.56827.100 0.220126.781
4811ST-510板垣 裕之隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'10.95128.483 1.383125.442
4933ST-511永田 晃TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
2'11.07328.605 0.122125.326
5071ST-512中村 修彦ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'12.09429.626 1.021124.357
5137ST-513山本 絵里子ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'13.92231.454 1.828122.659
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-48ST-4-0青木 孝行DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
absence---
  • CarNo.100は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行:3回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.36は、ピットレーン速度違反により、予選結果より4グリッド降格のペナルティーを科す。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Cドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/03) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
122ST-X1濱口 弘Clearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
1'40.684--163.152
25ST-X2藤波 清斗Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.665 0.981 0.981161.578
324ST-X3平峰 一貴スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.758 1.074 0.093161.430
489ST-X4坂本 祐也 HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
1'41.864 1.180 0.106161.262
516ST-X5河野 駿佑REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'42.181 1.497 0.317160.762
610ST-X6密山 祥吾Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.352 1.668 0.171160.493
725ST-X7飯田 太陽ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1'43.179 2.495 0.827159.207
83ST-X8山内 英輝ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.585 2.901 0.406158.583
98ST-X9山脇 大輔ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'44.517 3.833 0.932157.169
10112ST-X10久保 宣夫SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'45.049 4.365 0.532156.373
11108ST-X11林 学Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
1'45.091 4.407 0.042156.310
12*70ST-X12ジェリー・ワンJ-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
1'46.702 6.018 1.611153.950
13777ST-11星野 辰也D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
1'48.243 7.559 1.541151.759
1438ST-31関口 雄飛MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
1'53.73013.046 5.487144.437
1562ST-32山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.03213.348 0.302144.054
1635ST-33安田 裕信SKT team motoyama
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.06213.378 0.030144.016
176ST-21大橋 正澄新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'54.12213.438 0.060143.941
1859ST-22檜井 保孝DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'54.72814.044 0.606143.180
1915ST-34田中 哲也岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.76014.076 0.032143.140
2020ST-23近藤 説秀RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'54.78514.101 0.025143.109
2114ST-35安宅 光徳岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'55.02014.336 0.235142.817
2251ST-12石原 将光Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'55.09614.412 0.076142.723
2334ST-36手塚 祐弥assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'55.14014.456 0.044142.668
2468ST-37服部 尚貴埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
1'55.23514.551 0.095142.550
25505ST-24白坂 卓也ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'55.77815.094 0.543141.882
2623ST-38大原 学岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'56.18815.504 0.410141.381
2730ST-25岸 純一郎RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'57.41616.732 1.228139.903
2813ST-41元嶋 佑弥ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'57.89017.206 0.474139.340
2977ST-42国本 雄資CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
1'58.36617.682 0.476138.780
3095ST-43柴田 優作SPOONリジカラS2000
Honda S2000
1'58.43617.752 0.070138.698
3158ST-44蘇武 喜和ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'58.55117.867 0.115138.563
3286ST-45井口 卓人TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'58.86818.184 0.317138.194
3331ST-26長谷川 智秀HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'58.94718.263 0.079138.102
34100ST-46鵜飼 龍太アミューズSPV 86
TOYOTA 86
1'58.95418.270 0.007138.094
3527ST-47小林 且雄D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'58.98818.304 0.034138.054
3654ST-48堤 優威TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'58.99218.308 0.004138.050
37111ST-49今井 龍太EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'59.10718.423 0.115137.916
3855ST-410伊藤 毅Sun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
1'59.24118.557 0.134137.761
39333ST-411糸田川 和亮GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'59.59018.906 0.349137.359
40117ST-412鶴田 和弥W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
1'59.88519.201 0.295137.021
417ST-27松沢 隆弘恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'59.96519.281 0.080136.930
4240ST-413ナオリュウゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
2'00.03719.353 0.072136.848
43*41ST-414井出 有冶TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
2'00.18219.498 0.145136.683
44216ST-415太田 尚孝ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
2'00.29519.611 0.113136.554
4512ST-416ハヤト・ダテシビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'00.88220.198 0.587135.891
4693ST-417鈴木 陽SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'00.95420.270 0.072135.810
4752ST-418松田 晃司埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
2'01.43120.747 0.477135.277
48116ST-419清水 康友W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'02.08121.397 0.650134.557
4918ST-420西村 和則Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'02.24121.557 0.160134.380
5048ST-421山田 秀明DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
2'02.35421.670 0.113134.256
5169ST-51窪田 俊浩BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'05.18224.498 2.828131.223
5236ST-422連 貴洋エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.38624.702 0.204131.010
5360ST-423渡辺 忠司AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'05.93825.254 0.552130.436
5488ST-52雨宮 恵司村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'05.96925.285 0.031130.404
5519ST-53吉本 晶哉BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'06.11625.432 0.147130.252
5666ST-54豊島 貴大odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'06.53725.853 0.421129.818
572ST-55山下 潤一郎ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'07.40126.717 0.864128.938
584ST-56伊藤 俊哉THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'07.40626.722 0.005128.933
5917ST-57野上 達也DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'09.44228.758 2.036126.905
6011ST-58大岩 浩気隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'10.47729.793 1.035125.898
6171ST-59三村 晃市ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'10.85430.170 0.377125.535
6246ST-510ダイスケDIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'11.05830.374 0.204125.340
63213ST-511原田 学WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'11.12330.439 0.065125.278
6433ST-512貴島 康博TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
2'12.57131.887 1.448123.909
6537ST-513岩岡 万梨恵ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'14.96934.285 2.398121.708
  • CarNo.70は、ピットレーン速度違反により、予選結果より6グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.41は、BULLETIN No.23 2.Sep.第8条(2)(走行開始時の手順)違反により、訓戒とする。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選 ST-Xクラスの白石勇樹/佐々木孝太/山脇大輔/東 徹次郎組が総合のポールポジション

 6月の鈴鹿ラウンドから12週間、約3か月のインターバルで、その舞台を静岡県の富士スピードウェイに移した。昨年8時間の長丁場となったレースが、今季はさらに1時間長いシリーズ最長の9時間レースSUPER-TECとして開催されることとなった。

 今回は、開幕戦のもてぎ以来久々に土曜日に全クラスの予選が行われ、日曜日に全クラスの決勝レースが行われるスケジュールとなった。エントリー台数は65台を数え、まずはST-4クラスとST-5クラスのグループ2からの予選セッションが12時50分から行われた。朝から汗ばむほどの好天に恵まれ、気温もさらに上昇していた。

st-rd4-q-8

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 グループ1のAドライバー予選では、序盤に1分43秒246をマークした、#108 Direction 108 with CarGuy Ferrariの木村武史が暫定でトップにつけていたが、#8 ARN SLS AMG GT3の白石勇樹が41秒645としてトップに。

 ST-1クラスでは、#777 D’station Porsche 991の星野敏が1分47秒504でトップタイム。ST-2クラスは#20 RSオガワADVANランサーの下垣和也が52秒629をマークし、52秒859とした#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学を僅差でおさえた。3番手には#30 RSオガワEVOIXの福山英朗が53秒294をマークした。

 ST-3クラスでは、#14 岡部自動車KYOSHIN195 Z34の小松一臣が、1分53秒786でトップとし、#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34の長島正明が54秒108、#34 assetテクノRC350の佐々木雅弘が54秒328というオーダーに。

 序盤からアタックを開始したのは、#77 CUSCO with Key’s 86の山田英二と#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86の松井孝允だった。松井のスリップストリームを使った山田が1分57秒685をマークしてリーダーボードのトップに立つ。2番手には58秒017の松井となり、3番手は#27 D’station FINA BRZの伊橋勲が58秒326とした。

 ST-5クラスでは#69 BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFITの大野尊久が2分5秒070でトップ。これに#4 THE BRIDE FITの柴谷純三が5秒397、#2ホンダカーズ野崎with CUSCO&FUJITSUBO FITの松田秀士が5秒976で続く展開となった。

 Bドライバーの予選セッションで、序盤にトップに立ったのは、#70 J-Fly Racing R8 LMS Ultraの平中克幸で1分41秒141をマークした。残りわずかとなったところで#22 Clearwater Racing with Mooncraft Carsの加藤寛規が40秒110を叩き出し、トップに立つとさらにコースレコードも更新した。その直後に、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢が40秒846、さらに#8 ARN SLS AMG GT3の佐々木孝太が41秒024と、好タイムをマークしたが、加藤を超えるタイムには至らなかった。

 ABドライバーの合算では、#8 ARN SLS AMG GT3が今季初のポールポジションを獲得。#22 Clearwater Racing with Mooncraft Carsが2番手で、ポイントリーダーの#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは3番手とした。

 ST-1クラスでは#777D’station Porsche 991の荒聖治が1分47秒850をマークしてトップタイムとし、クラスポールも獲得した。

 ST-2クラスは#20 RSオガワADVANランサーの松本武史が51秒855たたき出し、クラスポールを今季初めて獲得することとなった。2番手には#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの後藤比東至で52秒633をマークし、AB合算でも2番手につけた。

 ST-3クラスでは#38 MUTA RACING TWS IS350の阪口良平が、1分53秒181でトップにつけたが、ABの合算ではクラス4番手に。2番手には#62 DENSO Le Beausset RC350の中山雄一で53秒332をマーク。こちらも、AB合算で3番手になった。

 #14 岡部自動車KYOSHIN195 Z34の杉林健一が53秒531で3番手とし、AB合算ではトップタイムとなり、今季初のクラスポールを獲得することに。

 AB合算のクラス3番手は#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34となり、本山哲、安田裕信の参戦で注目を浴びた#35 SKT team motoyamaはクラス5番手の位置につけた。

 ST-4クラスでは、ラスト約5分のクリアラップを使えた、#55 SunOasis AUTOFACTORY86の大井貴之が57秒592をマークして逆転に成功。#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86の大嶋和也は序盤にトップタイムの1分57秒645をたたき出していたが2番手。#13 ENDLESS ADVAN 86の小河諒が57秒825で3番手につけた。

 ABドライバーのタイムを合算した結果、ST-4クラスのトップは#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86。開幕戦、第3戦に続く今季3回目のクラスポールを獲得した。2番手は#77 CUSCO with Key’s 86で、3番手は#55 SunOasis AUTOFACTORY86となった。

 ST-5クラスのBドライバーでは、#66 odula MAZDAデミオ15MBのヒロボンが2分5秒601でトップ。これに#4 THE BRIDE FITの相原誠司郎が2分5秒727が続いていた。#69 BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFITの梅本淳一は、5秒932をマークして3番手につけ、大野とのタイム合算で2戦連続のクラスポールを獲得することとなった。

 決勝レースは、日曜日の午前9時から9時間の予定で行われる。台風の接近で雨の予報が出される中、路面コンディションの変化にどう対応するかが今回のレースの見どころになりそうだ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
Photo: Hiroshi ICHIMURA

スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選総合結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/03) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
18ST-X1白石 勇樹
佐々木 孝太
ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'41.645
1'41.024
3'22.669-
222ST-X2モック・ウェン・サン
加藤 寛規
Clearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
1'42.917
R1'40.110
3'23.027 0.358
324ST-X3内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.541
1'40.846
3'23.387 0.718
470ST-X4ジェフリー・リー
平中 克幸
J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
1'43.886
1'41.141
3'25.027 2.358
55ST-X5白井 剛
星野 一樹
Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.431
1'41.686
3'25.117 2.448
616ST-X6ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'44.159
1'41.061
3'25.220 2.551
73ST-X7ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.264
1'42.060
3'25.324 2.655
825ST-X8テツオ・オギノ
野尻 智紀
ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1'43.814
1'41.589
3'25.403 2.734
9108ST-X9木村 武史
野間 一
Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
1'43.246
1'42.752
3'25.998 3.329
1089ST-X10モーリス・チェン
吉本 大樹
HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
1'45.323
1'41.313
3'26.636 3.967
1110ST-X11フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'44.266
1'42.457
3'26.723 4.054
12112ST-X12佐藤 敦
山下 亮生
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'45.382
1'43.037
3'28.419 5.750
13777ST-11星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
1'47.504
1'47.850
3'35.35412.685
1451ST-12細川 慎弥
池田 大祐
Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'48.565
1'48.734
3'37.29914.630
1520ST-21下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'52.629
1'51.855
3'44.48421.815
1659ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'52.859
1'52.633
3'45.49222.823
1730ST-23福山 英朗
三笠 雄一
RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.294
1'53.007
3'46.30123.632
1831ST-24朝倉 貴志
福田 良
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'53.391
1'53.102
3'46.49323.824
197ST-25カルロス 本田
佐藤 勝博
恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.663
1'53.580
3'47.24324.574
2014ST-31小松 一臣
杉林 健一
岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'53.786
1'53.531
3'47.31724.648
216ST-26冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'54.536
1'52.966
3'47.50224.833
2215ST-32長島 正明
田中 徹
岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.108
1'53.558
3'47.66624.997
2362ST-33嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.515
1'53.332
3'47.84725.178
2438ST-34堀田 誠
阪口 良平
MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
1'55.278
1'53.181
3'48.45925.790
2534ST-35前嶋 秀司
佐々木 雅弘
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.328
1'54.558
3'48.88626.217
2635ST-36加納 政樹
本山 哲
SKT team motoyama
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.693
1'54.740
3'49.43326.764
2723ST-37輿水 敏明
甲野 将哉
岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'55.965
1'53.594
3'49.55926.890
2868ST-38番場 琢
平沼 貴之
埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
1'54.992
1'55.988
3'50.98028.311
29505ST-27岡本 武之
竹田 直人
ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'56.268
1'56.545
3'52.81330.144
3086ST-41松井 孝允
大嶋 和也
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'58.017
1'57.645
3'55.66232.993
3177ST-42山田 英二
木下 隆之
CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
1'57.685
1'58.507
3'56.19233.523
3255ST-43たしろ じゅん
大井 貴之
Sun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
1'58.876
1'57.592
3'56.46833.799
3395ST-44松井 猛敏
中島 保典
SPOONリジカラS2000
Honda S2000
1'58.456
1'58.040
3'56.49633.827
3427ST-45伊橋 勲
ユウキ
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'58.326
1'58.247
3'56.57333.904
35111ST-46大瀧 賢治
武井 寛史
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'58.414
1'58.357
3'56.77134.102
36*13ST-47村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.065
1'57.825
3'56.89034.221
3758ST-48小林 康一
塩谷 烈州
ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'58.715
1'58.285
3'57.00034.331
38117ST-49太田 侑弥
井入 宏之
W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
1'58.809
1'58.787
3'57.59634.927
39100ST-410松井 仁志
織戸 学
アミューズSPV 86
TOYOTA 86
1'59.415
1'58.385
3'57.80035.131
40216ST-411玉江 浩明
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
1'59.484
1'58.333
3'57.81735.148
4140ST-412藤田 竜樹
浜野 彰彦
ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
1'58.488
1'59.354
3'57.84235.173
4241ST-413植松 忠雄
石川 京侍
TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
1'59.248
1'58.694
3'57.94235.273
4393ST-414小泉 和寛
廣川 和希
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'59.400
1'58.611
3'58.01135.342
4452ST-415脇阪 寿一
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
1'59.525
1'58.890
3'58.41535.746
4548ST-416猪股 京介
北川 剛
DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
1'59.784
1'59.680
3'59.46436.795
4654ST-417加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'00.569
1'59.124
3'59.69337.024
47333ST-418中島 佑弥
下山 和寿
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'59.469
2'00.474
3'59.94337.274
4812ST-419リク
松井 隆幸
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'01.422
1'59.309
4'00.73138.062
49116ST-420長谷川 伸司
吉田 靖之
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'02.136
2'00.070
4'02.20639.537
5018ST-421浅野 武夫
井上 雅貴
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'01.669
2'01.168
4'02.83740.168
5169ST-51大野 尊久
梅本 淳一
BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'05.070
2'05.932
4'11.00248.333
524ST-52芝谷 純三
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'05.398
2'05.727
4'11.12548.456
5336ST-422江原 弘美
川中子 和彦
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.998
2'05.780
4'11.77849.109
542ST-53松田 秀士
ススム
ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'05.976
2'05.952
4'11.92849.259
5519ST-54古宮 正信
松田 智也
BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'06.076
2'06.169
4'12.24549.576
5688ST-55村上 博幸
筒井 克彦
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'06.255
2'06.594
4'12.84950.180
5766ST-56武地 孝幸
ヒロボン
odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'08.044
2'05.601
4'13.64550.976
5817ST-57谷川 達也
井尻 薫
DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'08.418
2'07.242
4'15.66052.991
5911ST-58松尾 充晃
三木 孝浩
隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.256
2'08.011
4'16.26753.598
6046ST-59井上 恵一
河村 翔
DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'07.349
2'09.241
4'16.59053.921
61213ST-510東 貴史
横尾 優一
WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.566
2'08.206
4'16.77254.103
6237ST-511関 豊
加藤 芳皓
ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'08.457
2'09.668
4'18.12555.456
6333ST-512古川 知己
藤原 能成
TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
2'09.017
2'10.351
4'19.36856.699
6471ST-513水野 大
黒田 保男
ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'11.714
2'09.198
4'20.91258.243
---- 以上基準タイム予選通過 ----
65*60ST-423渋谷 崇
松本 和之
AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'01.698
2'49.929
4'51.6271'28.958
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'40.354)を更新しました。
  • CarNo.13は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(ピット出口のホワイトラインカット)違反により、予選結果より4グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.60は、決勝レースへの出場を最後尾スタートを条件に認める。ただし、Bドライバーをスタートドライバーとすることは認めない。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Bドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/03) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
122ST-X1加藤 寛規Clearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
R1'40.110--164.088
224ST-X2藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.846 0.736 0.736162.890
38ST-X3佐々木 孝太ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'41.024 0.914 0.178162.603
416ST-X4片岡 龍也REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'41.061 0.951 0.037162.543
570ST-X5平中 克幸J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
1'41.141 1.031 0.080162.415
689ST-X6吉本 大樹HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
1'41.313 1.203 0.172162.139
725ST-X7野尻 智紀ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1'41.589 1.479 0.276161.699
85ST-X8星野 一樹Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.686 1.576 0.097161.544
93ST-X9峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.060 1.950 0.374160.952
1010ST-X10マイケル・グリーンAdenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'42.457 2.347 0.397160.329
11108ST-X11野間 一Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
1'42.752 2.642 0.295159.868
12112ST-X12山下 亮生SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.037 2.927 0.285159.426
13777ST-11荒 聖治D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
1'47.850 7.740 4.813152.312
1451ST-12池田 大祐Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'48.734 8.624 0.884151.073
1520ST-21松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'51.85511.745 3.121146.858
1659ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'52.63312.523 0.778145.844
176ST-23菊地 靖新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'52.96612.856 0.333145.414
1830ST-24三笠 雄一RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.00712.897 0.041145.361
1931ST-25福田 良HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'53.10212.992 0.095145.239
2038ST-31阪口 良平MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
1'53.18113.071 0.079145.137
2162ST-32中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'53.33213.222 0.151144.944
2214ST-33杉林 健一岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'53.53113.421 0.199144.690
2315ST-34田中 徹岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'53.55813.448 0.027144.656
247ST-26佐藤 勝博恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.58013.470 0.022144.628
2523ST-35甲野 将哉岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'53.59413.484 0.014144.610
2634ST-36佐々木 雅弘assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.55814.448 0.964143.393
2735ST-37本山 哲SKT team motoyama
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.74014.630 0.182143.165
2868ST-38平沼 貴之埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
1'55.98815.878 1.248141.625
29505ST-27竹田 直人ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'56.54516.435 0.557140.948
3055ST-41大井 貴之Sun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
1'57.59217.482 1.047139.693
3186ST-42大嶋 和也TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'57.64517.535 0.053139.630
3213ST-43小河 諒ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'57.82517.715 0.180139.417
3395ST-44中島 保典SPOONリジカラS2000
Honda S2000
1'58.04017.930 0.215139.163
3427ST-45ユウキD'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'58.24718.137 0.207138.919
3558ST-46塩谷 烈州ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'58.28518.175 0.038138.875
36216ST-47山谷 直樹ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
1'58.33318.223 0.048138.818
37111ST-48武井 寛史EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'58.35718.247 0.024138.790
38100ST-49織戸 学アミューズSPV 86
TOYOTA 86
1'58.38518.275 0.028138.757
3977ST-410木下 隆之CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
1'58.50718.397 0.122138.615
4093ST-411廣川 和希SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'58.61118.501 0.104138.493
4141ST-412石川 京侍TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
1'58.69418.584 0.083138.396
42117ST-413井入 宏之W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
1'58.78718.677 0.093138.288
4352ST-414脇阪 薫一埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
1'58.89018.780 0.103138.168
4454ST-415近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'59.12419.014 0.234137.897
4512ST-416松井 隆幸シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'59.30919.199 0.185137.683
4640ST-417浜野 彰彦ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
1'59.35419.244 0.045137.631
4748ST-418北川 剛DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
1'59.68019.570 0.326137.256
48116ST-419吉田 靖之W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'00.07019.960 0.390136.810
49333ST-420下山 和寿GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
2'00.47420.364 0.404136.351
5018ST-421井上 雅貴Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'01.16821.058 0.694135.570
5166ST-51ヒロボンodula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'05.60125.491 4.433130.786
524ST-52相原 誠司郎THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'05.72725.617 0.126130.655
5336ST-422川中子 和彦エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.78025.670 0.053130.599
5469ST-53梅本 淳一BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'05.93225.822 0.152130.442
552ST-54ススムホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'05.95225.842 0.020130.421
5619ST-55松田 智也BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'06.16926.059 0.217130.197
5788ST-56筒井 克彦村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'06.59426.484 0.425129.760
5817ST-57井尻 薫DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'07.24227.132 0.648129.099
5911ST-58三木 孝浩隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.01127.901 0.769128.323
60213ST-59横尾 優一WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.20628.096 0.195128.129
6171ST-510黒田 保男ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'09.19829.088 0.992127.144
6246ST-511河村 翔DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'09.24129.131 0.043127.102
6337ST-512加藤 芳皓ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'09.66829.558 0.427126.684
6433ST-513藤原 能成TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
2'10.35130.241 0.683126.020
6560ST-423松本 和之AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'49.9291'09.81939.57896.669
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'40.354)を更新しました。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士Aドライバー公式予選結果

SUPER TEC -RIJ- (2016/09/03) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18ST-X1白石 勇樹ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'41.645--161.610
224ST-X2内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.541 0.896 0.896160.197
322ST-X3モック・ウェン・サンClearwater Racing by Mooncraft Cars
McLaren 650S GT3
1'42.917 1.272 0.376159.612
4108ST-X4木村 武史Direction 108 Ferrari 458
Ferrari 458 GT3
1'43.246 1.601 0.329159.104
53ST-X5ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.264 1.619 0.018159.076
65ST-X6白井 剛Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.431 1.786 0.167158.819
725ST-X7テツオ・オギノケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1'43.814 2.169 0.383158.233
870ST-X8ジェフリー・リーJ-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
1'43.886 2.241 0.072158.123
916ST-X9ヒロマサ・ニシダREAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'44.159 2.514 0.273157.709
1010ST-X10フィリップ・デベサAdenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'44.266 2.621 0.107157.547
1189ST-X11モーリス・チェンHubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
1'45.323 3.678 1.057155.966
12112ST-X12佐藤 敦SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'45.382 3.737 0.059155.879
13777ST-11星野 敏D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
1'47.504 5.859 2.122152.802
1451ST-12細川 慎弥Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
1'48.565 6.920 1.061151.308
1520ST-21下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'52.62910.984 4.064145.849
1659ST-22大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'52.85911.214 0.230145.552
1730ST-23福山 英朗RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.29411.649 0.435144.993
1831ST-24朝倉 貴志HASEPRO RACING LANCER EVOLUTION X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'53.39111.746 0.097144.869
197ST-25カルロス 本田恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.66312.018 0.272144.522
2014ST-31小松 一臣岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'53.78612.141 0.123144.366
2115ST-32長島 正明岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.10812.463 0.322143.958
2234ST-33前嶋 秀司assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.32812.683 0.220143.681
2362ST-34嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'54.51512.870 0.187143.447
246ST-26冨桝 朋広新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'54.53612.891 0.021143.420
2535ST-35加納 政樹SKT team motoyama
NISSAN FAIRLADY Z
1'54.69313.048 0.157143.224
2668ST-36番場 琢埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
1'54.99213.347 0.299142.852
2738ST-37堀田 誠MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
1'55.27813.633 0.286142.497
2823ST-38輿水 敏明岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'55.96514.320 0.687141.653
29505ST-27岡本 武之ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'56.26814.623 0.303141.284
3077ST-41山田 英二CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
1'57.68516.040 1.417139.583
3186ST-42松井 孝允TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'58.01716.372 0.332139.190
3227ST-43伊橋 勲D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'58.32616.681 0.309138.827
33111ST-44大瀧 賢治EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'58.41416.769 0.088138.723
3495ST-45松井 猛敏SPOONリジカラS2000
Honda S2000
1'58.45616.811 0.042138.674
3540ST-46藤田 竜樹ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
1'58.48816.843 0.032138.637
3658ST-47小林 康一ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'58.71517.070 0.227138.372
37117ST-48太田 侑弥W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
1'58.80917.164 0.094138.262
3855ST-49たしろ じゅんSun Oasis AUTO FACTORY 86
TOYOTA 86
1'58.87617.231 0.067138.184
39*13ST-410村田 信博ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.06517.420 0.189137.965
4041ST-411植松 忠雄TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
1'59.24817.603 0.183137.753
4193ST-412小泉 和寛SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'59.40017.755 0.152137.578
42100ST-413松井 仁志アミューズSPV 86
TOYOTA 86
1'59.41517.770 0.015137.561
43333ST-414中島 佑弥GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'59.46917.824 0.054137.498
44216ST-415玉江 浩明ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
1'59.48417.839 0.015137.481
4552ST-416脇阪 寿一埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
1'59.52517.880 0.041137.434
4648ST-417猪股 京介DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
1'59.78418.139 0.259137.137
4754ST-418加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'00.56918.924 0.785136.244
4812ST-419リクシビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'01.42219.777 0.853135.287
4918ST-420浅野 武夫Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'01.66920.024 0.247135.012
5060ST-421渋谷 崇AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'01.69820.053 0.029134.980
51116ST-422長谷川 伸司W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'02.13620.491 0.438134.496
5269ST-51大野 尊久BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'05.07023.425 2.934131.341
534ST-52芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'05.39823.753 0.328130.997
542ST-53松田 秀士ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'05.97624.331 0.578130.396
5536ST-423江原 弘美エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.99824.353 0.022130.373
5619ST-54古宮 正信BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'06.07624.431 0.078130.293
5788ST-55村上 博幸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'06.25524.610 0.179130.108
5846ST-56井上 恵一DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'07.34925.704 1.094128.990
5966ST-57武地 孝幸odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'08.04426.399 0.695128.290
6011ST-58松尾 充晃隈元建設✕BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.25626.611 0.212128.078
6117ST-59谷川 達也DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'08.41826.773 0.162127.917
6237ST-510関 豊ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'08.45726.812 0.039127.878
63213ST-511東 貴史WAKO'S Genesis PURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'08.56626.921 0.109127.769
6433ST-512古川 知己TOITEC Racing WAKO'S μ FIT
Honda FIT 3 RS
2'09.01727.372 0.451127.323
6571ST-513水野 大ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'11.71430.069 2.697124.716
  • CarNo.13は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(ピット出口のホワイトラインカット)違反により、予選結果より4グリッド降格のペナルティーを科す。

スーパー耐久

S耐:第4戦富士公式予選 TOITEC Racing WAKO'S μ FIT、ST-5クラス12位を獲得 (TOITEC)

9月3日(土)予選

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:古川 知己
  • 2nd DRIVER:藤原 能成
  • 3rd DRIVER:貴島 康博
  • 4th DRIVER:永田 晃

 第2戦菅生のアクシデントでマシンを全損させてしまった#33 TOITEC Racingが、新たにFITにマシンをチェンジして富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久シリーズ第4戦に戻ってきた。実は、FITチャレンジ用に仕立てたマシンを急遽当レースに間に合わせるため、スーパー耐久のレギュレーションに合致する最低限の改造を施しての参戦だ。

  

★予選

レギュラードライバーの船木宏に代わり、このレースでAドライバーを務めるのは、ベテランの古川知己。アタックラップ一周目に、前日の練習走行より好調な2分9秒017を叩き出す。しかし、その後トラフィックに捕まったことと、マシンの温存を考え、2周のみのアタックでマシンをピットに戻した。

 インターバルを置いて、Bドライバーの予選アタック。Bドライバーの藤原能成は、アタックラップ開始から果敢に攻めて行くが、序盤からクルマとドライバーのフィーリングがマッチせず、アンダーステアに苦しむ。アタックラップ一周目にベストの2分10秒351を出すが、周回を重ねても好転する兆しが見えない事と、翌日の決勝に向けてタイヤを温存するため2周のアタックに留めて予選を終了した。

 この結果、Aドライバー/Bドライバーの合算タイムが4分19秒368となり、明日の決勝は、総合63位/クラス12位からのスタートとなる。

Aドライバー古川知己のコメント
 アタック中にレコードラインをスロー走行しているマシンに引っ掛かり、集中力が途切れてしまいました。もう少し詰められる気もしたけど、大事を取って早々にアタックを切り上げましたが、クルマは調子が良いので決勝では良いレースができるのではないかと思います。
TOITEC Racing Team リリース

FS125西地域

FS125W:第5戦中山 小出峻が接近戦を制し初優勝!

 2016年全日本カート選手権FS125部門西地域の第5戦が8月28日、中山カートウェイ(岡山県)で行われ、小出峻(HRS JAPAN)が優勝した。

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 全日本カート選手権FS125部門は、東西地域別5戦、東西統一戦1戦の計6戦で競われ、6戦中ポイント獲得数が多い5戦の合計ポイントでチャンピオンを決定する。今大会は、西地域での最終レースとなる第5戦が中山カートウェイで開催された。

 ここまでの東西2地域の結果を振り返ってみると、西地域では井本大雅(TAKAGI PLANNING)、三澤拓真(Energy JAPAN)、塩津佑介(カートクラブケント)の3人のウィナーが誕生しており、ポイントが割れている。一方東地域では、佐藤蓮(FLAX motor sports)が4戦すべてをポールトゥウィンで飾りフルポイントを獲得しており、チャンピオン獲得に向けて一歩優勢だ。そのため、西地域ランキング上位の井本、三澤の今大会の結果次第では、東西統一戦を待たずに東地域の第5戦で佐藤がチャンピオンを獲得する可能性があり、井本、三澤にとっては絶対に落とすことのできない正念場となるレースだ。

 予選ヒートは、決勝ヒートのスタート位置を決めると同時にポイントが付与されるため、チャンピオン争いに向けて貴重なポイントを獲得する場でもあり、井本、三澤にとってはひとつでも前のグリッドを獲得したいところだ。ところが井本は5番手、三澤は7番手と、ともに今シーズンの予選ヒートワースト順位となってしまう。予選ヒートを制したのは上田裕也(NEXT-ONE Racing)で、タイムトライアル、予選ヒートともに1番と今大会絶好調だ。2番手には小出、3番手には丹澤、4番手には塩津が続いた。

 決勝ヒートは、上田、小出という今シーズン初の顔触れ2台を先頭にスタートは切られた。レース序盤は、塩津、小出、上田の3台がワンパックとなって後続を突き放していき、3台の優勝争いになるように思われた。ところが周回数の半分を消化したあたりから、4番手を走っていた三澤がみるみると3台に追いついていき、トップ争いの隊列は4台の接近戦へと変わるが、特に動きはないまま周回数は進んでいく。周回数2周というところで小出が塩津に仕掛けたことでレースが大きく動く。4台の間隔はぐっと近くなり、コーナーごとに4台が順位を入れ替わるような状況でファイナルラップに突入。そこに5位を走行していた井本も加わり5台がサイドバイサイドの接近戦を繰り広げる。最終的に小出がバトルを制し、小出、上田、塩津、三澤、井本の順位でチェッカーを受け、1位から5位までの差が1秒未満という手に汗握るバトルは、今シーズン4人目のウィナー誕生によって決着を迎えた。

 今大会の結果によって東地域第5戦の佐藤の成績次第では、最終戦の東西統一戦を待たずにチャンピオンが決定される。4戦連続ポールトゥウィンの佐藤がさらに記録を伸ばしてタイトルを獲得するのか、それとも何か一波乱あるのか目が離せない。東地域の第5戦は、9月18日にスポーツランドSUGO西コースで開催される。

Text: Hideshi KIKUYAMA
Photo: Yoshiaki YOKOTA(Y's PHOTO)

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝 接戦を制した#38ZENT RC Fが今季初勝利! GT300は#61BRZが3年ぶりの優勝

スーパーGT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月28日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選8番手からスタートしたは#38ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)が今季初優勝。GT300クラスはピット戦略をうまくまとめた予選2番手の#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)がこちらも今季初優勝を達成した。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から雨。コース上には川がいくつもできている状態だったが、スタート前のピットウォークが始まる頃にはそれも止んで路面は次第に乾き始めた。
このため、GT500クラスは全車スリックタイヤ。GT300クラスも多くのチームがスリックを選択してスタートに臨んだ。

レースは午後0時30分にスタート。173周の長い戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#15ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ組)。
しかしその後方からは予選8番手の#38ZENT RC Fが凄まじい勢いで順位を上げてきていた。スタートドライバーは立川だ。

立川はオープニングラップを5位で戻ってくると、5周めのシケインで#8ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮)を、12周めの1コーナーで#12カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)を、15周めの1コーナーでは#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲)を抜き去って2位に浮上すると、22周めのシケインでは#15武藤のインをついてトップに立った。
38号車は27周めに最初のピット作業を行い、その後もトップを快走。
しかし2位以下のチームはレース中盤に入って様々な理由で1台、また1台と脱落していく。

#15ドラゴモデューロNSXは25周めに最初のピット作業を行ったのち次第に順位を落とし、メカニカルトラブルにより80周めにピットに戻ってそのままリタイヤしてしまった。
続いて#46S Road GT-Rには黄旗追い越しにより10秒のペナルティストップが課せられて後退、#12カルソニックGT-Rは59周めに2度めのピット作業を行った際、補給したオイルがエンジンルーム内にこぼれ、これが走行中に発火してアウトラップのS字コーナーでストップしてしまった。

これで2位に浮上したのが#36au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)。3位には#6WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)がつけ、一時はレクサスの1-2-3という状態に。
しかしトップが90周めに入ったところでGT300クラスの#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂)がS字コーナーでクラッシュしたためにセーフティーカーが入り、これで46号車のタイムロスが帳消しに。
今回怪我で欠場の千代勝正に代わって第2ドライバーに抜擢された高星明誠が99周めの130Rでアウトから豪快に大嶋を抜き去って3位に浮上した。

レースは後半に入って#38ZENTと#36auの2台のレクサスRC Fによるマッチレースの様相に。
SCラン明けの116周めに38号車が4度めのピット作業を行った際、1周早くピット作業を済ませていた36号車がアウトラップの立川をキャシディがS字コーナーで捉えてトップに浮上。
しかし立川も129周めのスプーンで降り始めた雨によりコントロールを乱したキャシディをかわしてトップを奪い返す。
この時このコーナーでは#17KEHIN NSX CONCEPT-GT(小暮卓史)がグラベルに捕まっていたために黄旗が提示されていたが、36号車がコントロールを失った状態だったこともあって立川の行為は問題なしとされた。
キャシディは131周めに再び立川を抜き返したが、立川も132周めにキャシディを抜き返す。

2台はその後も僅差で周回を重ねたが、最後のスティントを担当した石浦は最後までトップを守って173周を走りきり、#38ZENT RC Fが今季初勝利を挙げた。石浦にとってはセルモに加入して以来の初勝利だ。
2位は#36au RC F。3位には#46S Road GT-Rが入った。
またポイントリーダーの#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は100kgものウェイトハンデを物ともせずに一時は4位まで浮上してきたが、最後の最後にガス欠で130R手前にストップ。それでも6位に入って貴重な5ポイントを獲得している。

GT300クラスは序盤からポールポジションの#18UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/山田真之亮組)と予選2番手の#61SUBARU BRZが序盤からトップ争いを展開。
#61BRZは25周めに最初のピット作業を行った直後、アウトラップのS字コーナーで#0GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/富田竜一郎組)に後ろから押されてスピンアウト、一気に順位を落としてしまったが、レース中盤のセーフティーカーランでこのロスを取り戻し、レース後半には2位に浮上。
146周めに#18UPGARAGE 86が最後のピットストップを行った際に61号車がトップに立ってそのままフィニッシュ。#61BRZの勝利は2013年の鈴鹿1000km以来3年ぶり、井口・山内組になってからは初めての優勝だ。
2位にはウェットタイヤでスタートして序盤大きく順位を落とした#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)、3位には#61BRZを押し出したことでドライブスルーペナルティを受けた#0GAINER GT-Rが入った。いずれも序盤の大きなロスをセーフティーカーランに救われた格好だ。

次戦の舞台はタイのチャーン・インターナショナルサーキット。
10月9日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第11,12戦鈴鹿 第11戦で平木湧也が8位入賞、平木玲次は20台抜きに成功、川合孝汰も合わせ、3人のドライバーが2レースともに完走果たす (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第6大会が8月27日(土)、28日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。

 前回の富士大会は、中止となったオートポリスの第5戦代替レースを含む、シリーズ初の3レース開催となった。その第3戦レースである第10戦で湧也が初優勝、チームにとっても参戦2年目で初めての優勝を飾ることとなった。

 今大会の舞台、鈴鹿はF1日本GPの舞台でもあり、世界を股にかけるドライバーたちをもうならせるほどのテクニカルレイアウトで知られている。また、真夏に行われる伝統の一戦、「鈴鹿1000km」のサポートレースでもあることから、強烈な暑さもライバルとしなくてはならず、単純にドライビングテクニックだけでなく、メンタルやフィジカルの強さをも試されることとなる。

予選 8月27日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 SUGOから富士へのインターバルが2週間、富士から鈴鹿へのインターバルが3週間と、短期間のうちに舞台を移すことから、メインレースのスーパーGTでは「真夏の3連戦」と呼ばれているが、過酷さや慌しさにおいてはFIA-F4の方がはるかに上回る。レースウィークは水曜日にスポーツ走行枠が設けられていたこともあり、そこからの始まりとなった。

 練習の成果のひとつが、この高温下ではタイヤのピークが最初のごく短い時間に限られているのを、ドライバーは3人とも身をもって理解していたことだ。そのため、予選ではピットで待機することなく、コースオープンと同時に走行を開始。ウォームアップも早々に済ませ、早速タイムアタックをかけたのだが・・・。コースで目に飛び込んできたのは赤旗で、開始から7分目に計測が中断。5分後には再開されたが、延長は一切なかったため、もはやチャンスは17分しか残されず。それぞれすでに熱の入ったタイヤは冷えてしまったことで、本来の性能が発揮できず。ベストタイムは湧也、川合、玲次の順で、3人ともに2分9秒台を記録したものの、続けて出しに行ったセカンドベストタイムは、すでにタイヤのピークを過ぎていたこともあり、揃って10秒を切れずに終わる。

 しかも、玲次は第10戦までのモラルハザードポイントの累積により、2レースともに15グリッド降格のペナルティが......。そのため湧也は14番手と16番手から、そして川合は16番手と21番手、玲次にいたっては31番手と30番手からという、かなり厳しいグリッドから決勝に挑むこととなった。

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決勝第11戦 8月27日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選での不振から決勝に向けてはセッティングを変更。これが功を奏し、川合がスタートでひとつ順位を上げて、湧也の背後につけるように。一時はチームメイト同士でバトルも繰り広げ、湧也の前に出た川合ながら、再逆転を許した5周目、シケインで数台が横一列に並ぶ状況の中、接触を避けようとコースアウトしたばかりか、次の周の1コーナーで姿勢を乱して順位を落とす。

 逆に湧也は、着実に先行車両を捕らえ続け、やがて3番手を争う集団の中に加わるように。さらに気がつけば、その集団の後方に玲次がつけていた! 湧也は激しいバトルを繰り返した結果、8位でフィニッシュし、玲次は華麗なオーバーテイクショーを披露し続けた結果、入賞にはあと一歩及ばず11位だったものの、31番手スタートだったことから、実に20台を抜き去っていた。一方、川合は先のコースアウトでタイヤを汚してしまった影響は大きく、挽回が許されぬまま、25位でのゴールに留まった。

決勝第12戦 8月28日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 日曜日の鈴鹿は、朝からあいにくのウェットコンディション。強烈な暑さから解放されたはいいが、少々降りすぎではないか、と言いたくなるほどの雨に見舞われていた。幸い、水曜日から練習を始めていたこともあり、ウェットタイヤを装着しての走行は、このレースウィーク初めてではなかった。

 レースは、セーフティカースタートでの開始が決定。2周の先導走行の後、ようやく熱戦の火ぶたが切られることとなった。懸念された1コーナーでの混乱もなく、再びグランドスタンド前に戻ってきた時の湧也、川合はそれぞれポジションをキープ。不運だったのは玲次で、前を走る車両がセーフティカーのピットインに気づかず、しばらくの間スロー走行を強いられたため、序盤のうちに順位を上げることが出来なくなっていた。

 3人のドライバーは跳ね上がる水しぶきに視界を遮られ、極めて困難な状況の中にあっても、着実に順位を上げ続けていった。最終的に湧也は11位でゴール、あと一台はすぐ目の前におり、しかもトップグループとほとんど変わらぬラップタイムで最後は走行するまでに。初のセーフティカーラン、そしてここまでのヘビーレインは経験がなかったため、序盤のペースは今ひとつだった川合ながら、後半にはコツもつかんだようでタイムも安定し、14位という結果を得る。玲次も視界を遮られながらも最後は21位に。

 なお、スーパーGTは次回のレースが海を越えて、タイで行われるため、FIA-F4は2か月以上のインターバルを置いて、ツインリンクもてぎで最終決戦を迎えることとなる。オートポリスの第6戦代替レースを含む、二度目の3レース開催は最大75ポイントの加算も可能とあって、大逆転の可能性もある。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 練習走行の段階からクルマのパフォーマンスは路面の変化に対応出来ていたので予選に向けて手ごたえがあったが、いざ走りだしてみると、クルマが巻込む症状が強く3人のドライバーとも苦労したようだ。それでも決勝に向けて改善点が見つかり競争力が上がった。中でも玲次は強気なレースを見せてくれたことがチームの活気にも繋がった。雨のレースは、基本的にドライバーの力量に頼る部分が大きいので、雨量に対して適切なウェットタイヤを選択して安定性を重視したセッティングをしたことで競争力があったと思う。次戦の茂木は何としても勝ちが欲しい。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 第11戦はスタートが良くて、まずは前の集団に着いていこうと思ったんですが、シケインで数台が並んで飛び込む中、外側にラインがあったので僕も飛び込もうと思ったら、寄せられてダートにタイヤを落としてしまい、出入りの激しいレースになってしまいました。第12戦は、水しぶきで前が見えなくて、どこにコーナーがあるのか分からない状況が2周ぐらい続いてしまい、後半に雨が減ってきて、まわりの状況を確認できるようになってからは、タイムも上がってくるようになりました。前回の富士でもそうでしたが、予選を失敗しているから、決勝が厳しくなるので、このあたりの精度を最後のホームコースのレースまで、必ず上げてきます。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 予選を赤旗のせいで、タイムを出すタイミングを失ったのが痛かったですね。今回はそもそも予選の結果から15グリッド降格っていう、ペナルティを受けることとなっていたんですが、第11戦は自分なりに序盤からかなりポジションを上げられて、最終的に20台抜いてこれたので、順位は11位でしたけど、内容的には良かったと思います。第2戦はSCスタートの中、前の何台かがSC解除に気づいていなくて、1コーナーぐらいまでスロー走行で。それで前との距離が開いて、まともにレースができなかったっていうの本音です。次のもてぎではレースしたことが無いのですが、チームの地元なので、しっかり練習して、予選から上の順位でいけるよう、ちゃんと優勝争いできるよう頑張ります。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 第11戦は、すごく前が詰まってしまっている状況で、僕的にはペースをまったく上げらなくて、正直かなりつらかったんです。行きたいんだけど行けないっていう、チャンスと自分の状況がなかなか合わなくて、そこを合わせていくのが難しかったですね。ただ、そんな状況においても落ち着いて一台、一台抜いていけたのは良かったと思います。第12戦は、コンディションが変わってレインという状況で、ペースとしても悪くなかったと思います。その中で順位は上げていくことができたので、次のレインのレースにはつなげられるのかなと。だからドライの中で、もう少しパフォーマンスを上げられるように、この2か月間でさらにやっていかなくてはならないと思っています。最後はチームのホームコースですから、絶対に結果を出さなきゃいけないという状況なので、頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿 1000kmレースで立川/石浦組38号車が今季初勝利! 伊藤/キャシディ組36号車が2位に入りLEXUS RC Fが1-2フィニッシュ (TOYOTA)

 SUPER GT第6戦鈴鹿1000kmの決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車が今季初勝利。伊藤 大輔/ニック・キャシディ組 au TOM'S RC F 36号車が2位で続き、LEXUS RC Fは3年連続の1000kmレース制覇を1-2フィニッシュで飾った。GT300クラスでは嵯峨 宏紀/中山 雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が2位表彰台を獲得した。

今季初勝利を挙げたZENT CERUMO RC F 38号車の立川祐路と石浦宏明、2位に入ったau TOM'S RC F 36号車の伊藤 大輔とニック・キャシディ

今季初勝利を挙げたZENT CERUMO RC F 38号車の立川祐路と石浦宏明、2位に入ったau TOM'S RC F 36号車の伊藤 大輔とニック・キャシディ

 8月27日(土)、28日(日)の両日、三重県北部、鈴鹿市に位置する鈴鹿サーキットで、SUPER GT第5戦「45th International SUZUKA 1000km」が開催された。

 伝統のレース「鈴鹿1000km」は夏の一大レースとして長い歴史を持つ、SUPER GT最長の1000kmレース。通常の300kmレースの3倍、春の富士500kmレースの倍というロングレースは、真夏の厳しいコンディションの下で、文字通りの耐久レースとして、およそ6時間にわたる熱い戦いが繰り広げられた。

 今大会はレース距離が長いだけでなく、入賞時の獲得ポイントも通常のレースよりも多く得られるため、タイトル争いにおいても重要な一戦。

 今季からの変更点として、ピットインは最低5回行うことが義務づけられた。昨年までは、燃費走行での4回ピット(5スティント)とハイペースでの5回ピット(6スティント)と作戦が分かれたが、今年は全車が最低5回ピットを行わなくてはならない。

 車両、ドライバーだけでなく、チームの総合力も一層問われるこの耐久レースで、LEXUS RC Fは新規定となった2014年以来2連勝を飾っており、3連勝を目指して臨んだ。

◆予選◆

 予選日は、朝方軽い雨はあったものの、その後好天に恵まれ、強い日差しの下、気温30度、路面温度は40度を超える暑さの中で、午後2時50分からGT500クラスのQ1(15分)が開始された。いつも通りセッション前半は全車様子を見、残り8分を切ったあたりからコースイン。石浦の38号車が3周目のアタックで好タイムを記録しトップに立つと、前週のスーパーフォーミュラで初優勝を飾るなど勢いに乗る19号車の関口がこれを更新。その後、ライバル勢も次々にタイムを更新していったが、19号車が3番手、38号車が6番手となり、LEXUS RC F勢は2台がQ2進出を果たした。

 Q2進出のボーダーラインとなる8位争いは非常に僅差となり、わずか0.1秒届かず大嶋和也がアタックしたWAKO'S 4CR RC F 6号車が10番手、この6号車と0.1秒差の11番手に伊藤大輔のau TOM'S RC F 36号車が続いた。

 ランキング2位、3位で重いウェイトハンデを積むDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車とKeePer TOM'S RC F 37号車は長い決勝を見据えての走行に専念。15番手、14番手グリッドとなった。

 午後3時35分からのQ2(12分間)も残り7分あたりから各車コースイン。シリーズの最多ポールポジション記録(21回)を持つ38号車の立川は記録更新を目指しアタックしたが、スプーンカーブ立ち上がりで僅かにコースオフ。8番手グリッドに。

 国本雄資の19号車は4番手タイムをマーク。チームにとってGT500のドライコンディションでは最上位となる2列目4番手グリッドから決勝に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、29台もの車両が走行し上位14台がQ2へ進出するノックアウト方式Q1で、嵯峨の駆る31号車が11番手タイムをマークしQ2へ進出。佐々木孝太がドライブしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車は12番手タイムをマークしたものの、他の車両への走路妨害ペナルティを取られ、ベストタイムを抹消。30号車は27番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は26番手から決勝に臨むこととなった。

 午後3時15分からのQ2(12分)では、唯一進出となった31号車の中山雄一が40kgのウェイトハンデをものともせぬ好走を見せ、2番手タイムをマーク。決勝レースは最前列からスタートを切ることとなった。

◆決勝◆

 28日(日)は前夜からの雨で、午前11時過ぎからのウォームアップ走行時は完全なウェット路面だったが、その後雨が止んで路面は乾いていき、決勝スタートの午後12時半には走行ライン上はほぼ乾いている状況。気温は27度、路面温度30度というコンディションの下、ほとんどの車両がスリックタイヤを選択して、173周、1000kmという長丁場のレーススタートが切られた。

 LEXUS RC F勢最上位グリッド2列目4番手からスタートを切った19号車関口は、スタートでのポジションアップを図ってライバルに並びかけたが、逆にブロックされて行き場を失い、片輪がコースオフ。加速が鈍り、6位へと後退。

 8番手グリッドから好スタートを切った立川の38号車は、1周目に19号車もかわし5位へ。勢いに乗る38号車は、5周目に4位へポジションを上げると、前を行くGT-Rを猛プッシュ。12周目に3位の12号車をかわすと、その勢いで更に2位の46号車にもアタックを仕掛け、15周目にはストレートでの激しいバトルを制し、ついに2位へと浮上した。

 更に38号車の立川は首位との差をみるみるうちに詰め、テール・トゥ・ノーズへ。22周目のシケインでインに飛びこみ、8番手スタートから僅か22周で首位へと浮上して見せた。

 その後方では、11番手スタートの36号車もキャシディの好走によりポジションアップ。5位の19号車関口の後方に続くと、3台での4位争いを展開した。

 首位に浮上した38号車は、27周でピットインし、立川から石浦へとドライバーチェンジ。ピット戦略の異なるライバルをすぐにかわし、首位をキープした。

 伊藤へとドライバー交代した36号車は、35周目に5位のNSXをかわすと、45周目には前を行く国本の19号車もパス。

 2位、3位につけていたGT-R勢がトラブルとペナルティで後退したため、36号車が2位、10番手スタートから追い上げた6号車が19号車をかわし3位、19号車が4位と、LEXUS RC F勢がトップ4を占める前半戦となった。

 レースが折り返しを過ぎ、39号車以外の全車が3度目のピットインを終えたところで、GT300クラス車両がクラッシュし、セーフティカーが導入されたため、上位勢がそれまでに作ってきたマージンが帳消しに。特にトップ2を走っていたLEXUS RC Fは3位以下に1分近い差をつけていただけに、厳しい状況で後半戦が再開されることとなった。

 しかし、再開後も首位の38号車とそれを追う36号車の2台が3位以下を引き離すバトルを展開。115周が終わった時点で、一足先に36号車がピットへ向かい、キャシディへと交代。38号車も翌周ピットインし、石浦から立川へと交代してコースへ復帰したが、アウトラップでタイヤが温まっていない隙を突き、36号車が首位に立った。

 しかし、立川もファステストラップを更新する走りを見せ猛追。125周を過ぎたあたりで、コースの一部で強い雨が降り始め、各車がペースダウンするのをものともせずにハイペースを維持した立川の38号車は、128周目のスプーンコーナーで36号車をパス。しかし、まもなく雨が止み、コースが乾いてくると36号車のキャシディも負けじと131周目のシケインで逆転。翌周のスプーンコーナーで再び38号車立川が首位へ復帰するなどLEXUS RC F同士が首位争いを展開。3位以下を10秒以上引き離し、首位の38号車を36号車が2秒以内の差で追い続ける展開となった。

 142周目を終えたところで首位走行中の38号車がピットインし、石浦へと交代。ここでチームが素晴らしいピット作業をこなし、翌周ピットインした36号車の前に出ることに成功。36号車の伊藤も追い上げを見せ、一時10秒近くあった差は4秒ほどに縮まったが、首位を行く石浦の38号車はその差をキープ。

 残り3周というころでかなり強い雨が降り始め、各車大きくペースダウン。38号車の石浦は最後のシケインでコースアウトするもすぐに復帰しそのままトップチェッカー。シリーズ最長の1000kmレースで今季初勝利を飾った。立川と石浦にとっては、コンビを組んで初の勝利となった。この勝利で立川/石浦組はドライバーズランキングでも2位に浮上した。

 36号車は2位フィニッシュ。3年連続の勝利はならなかったものの、LEXUS RC Fにとっては3年連続、そして1-2フィニッシュで夏の3連戦最後のレースを飾った。36号車のニック・キャシディにとってはSUPER GTで初の表彰台獲得。

 6号車は終盤まで追い上げるGT-R 1号車とのバトルで観客を沸かせたが、ファイナルラップで1号車がストップ。6号車が4位、19号車が5位でフィニッシュし、LEXUS RC Fはトップ5に4台という活躍を見せた。

 GT300クラスでは、ほとんどの車両がスリックタイヤを選択する中、最前列2番手グリッドの31号車はウェットタイヤを装着してスタート。しかし、このタイヤチョイスが裏目に出て、31号車はみるみるポジションを落とすことに。2周終了の時点でピットへ向かい、スリックタイヤに交換すると共に、ドライバーも中山雄一へと交代した。

 第2スティントを担当することとなった中山雄一は最後尾近くからハイペースで追い上げを開始。1時間を過ぎたところで同クラスの全車が1度目のピットを終えた時点で2位へとポジションアップ。ライバルとは異なるピット戦略ながら上位争いへと復帰して見せた。

 その後は義務づけられた最少の5回ピットで終えられるようペースをコントロールし、5回目のピットインを終えた時点で7位を走行。その後、前を行くライバルが次々にピットインしていき、ポジションアップ、149周目に3位に浮上した。残り3周の時点で雨が降り始めると、ライバルがペースダウンする中、中山雄一は数秒速いペースで追い上げ、残り2周で2位に浮上。2位表彰台を獲得した。  60号車は18位、30号車は24位完走を果たした。

今季初勝利を挙げたZENT CERUMO RC F 38号車

今季初勝利を挙げたZENT CERUMO RC F 38号車

2位フィニッシュを果たしたau TOM'S RC F 36号車

2位フィニッシュを果たしたau TOM'S RC F 36号車

ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 立川祐路:
 こんなに疲れた1000kmレースは初めてだ。1周1周、最初から最後まで全開で走り続けた。正直途中疲れも感じたが、この勝つチャンスをものにしなくてはいけないと必死で走った。結果的に勝てたので、頑張った甲斐があったという思いだ。去年から石浦という最強のパートナーを得て、一緒に戦ってきたのになかなか勝てそうで勝てず、という状況が続いた。そういう意味でも、今回勝てて本当に良かった。
ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 チーム・セルモに来て、スーパーフォーミュラではチャンピオンを取らせてもらったが、GTではなかなか勝てず、立川さんと組んで勝てていないというのは自分の中でもプレッシャーになっていたし、何とか早く勝ちたいと思っていたので、やっとその日が来て嬉しい。昨日の予選の後、立川さんがすごく悔しそうで、明日絶対に挽回すると予選直後から言っていて、その言葉通り最初のスティントでいきなりトップに立ってくれた。あの気迫を見て、自分もクルマ以上のパフォーマンスを出すような走りをしたいと思っていた。後続の追い上げも凄かったが、引き離すよりも絶対に競り勝つんだという気持ちで最後まで走った。とにかく結果が出せて本当に良かった。
au TOM'S RC F 36号車 ドライバー 伊藤大輔:
 予選でちょっとパフォーマンスが悪かったが、結果的にここまで巻き返して、ほぼトップ争いが出来たので、そういう意味では満足している部分もある。しかし、3連覇がかかっていた車として、どうしても勝ちたかったのに届かなかったという意味で正直悔しいし、複雑な気持ちだ。ニック(キャシディ)もスタートから頼もしい走りをしてくれて、自分たちの車のパフォーマンスが良いことを確認出来、レースペース的には自信を持って挑めたので良かった。雨が降ったり止んだり、運転する方は結構どきどきしたが、今年初表彰台という意味では良いステップになったレースだと思う。まだまだポイント面ではトップに届いていないが、それでもこの暑い鈴鹿できちんと結果を出せたことを自信に、次のタイでは予選から前のポジションを狙い、主導権を握ったレースで勝ちたい。
au TOM'S RC F 36号車 ドライバー ニック・キャシディ:
 自分の最初のスティントは、1周目から2台パスでき、良いスタートが切れた。その後はとても長いレースだと自分に言い聞かせてペースを保とうとしたが、周りが最初からすごくアグレッシブなので驚いた。伊藤選手も順調な走りでポジションを上げてくれて、私の2度目のスティント時に勝てると思った。3度目のスティントのアウトラップは、これまでにないほど全てを出し尽くして走り、トップに立てた。その後雨に見舞われたが、GTのスリックタイヤで雨の中を走るのは初めての経験で、経験豊富な立川選手に追い上げられてしまった。とにかくコースオフしないように安全重視で走り続けた。こんなに長いレースで、(伊藤)大輔という素晴らしいパートナーと一緒に戦えて本当に良かったし、多くの経験も積めた。次戦のタイは初めてだが、前戦富士ではLEXUS勢最上位だったし、SUGOではペナルティまでは首位を争うなど、この3レースは調子がいいのでその勢いを活かして臨みたい。GTで初めての表彰台は嬉しいが、1000kmも走って1.2秒差で勝利を逃したという意味では残念でもあるし、複雑な気分だ。
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
 スタートのウェットタイヤ選択は、路面がもっと濡れていると思って安全重視で選んだのだが、完全に間違いだった。我々は4ストップでも行けるほど燃費が良かったので、最初短めでもいいからとウェットを選んだのだが、思いの外乾いていた。被害を最小限にすべくすぐにピットインしたが、かなりタイム差が開いてしまった。セーフティカーが入ってくれたおかげで助かった部分もある。もし最初に正攻法のタイヤを選んでいたら、ピットインの前にセーフティカーが入ってしまったかも知れず、そういう意味では運も良かった。次戦タイは、過去プリウスとの相性が良いとは言えないが、去年から今年にかけてプラッシュアップしてきた部分がどのくらい効を奏するか、自分の中でも楽しみだ。
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 中山雄一:
 スタートで我々だけが取ったタイヤ選択が裏目に出て、ほとんど昨日の予選をやってないような位置まで落ちてしまったが、そこからは濡れていても乾いていてもタイヤのパフォーマンスはとても良く追い上げることが出来た。今回3レース分ノートラブルで走り切れたので、長いレースでも最後までハイペースで攻めきることが出来るクルマをメンテナンスしてくれたチームの皆さんに感謝している。僕も嵯峨選手もベストを尽くして、大きなミスなく最後までクルマのパフォーマンスを100%引き出して走ることが出来た。最後は雨も味方してくれて2位と、今週すごく良い流れで終えられたので、率直に嬉しい。次戦のタイも去年のレース後半はペースが良かったので、今日の流れが維持できればと思っている。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝記者会見 石浦「立川さんのファーストスティントを見ていて『そんなにですか?! 挽回どころかトップですけど?』って思いました」。井口「伊勢神宮に行っといてよかったです。五千円あれしたんで」

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GT500クラス優勝 #38ZENT CERUMO RC F

立川祐路
gt-rd6-r-pc-tachikawa 率直に、こんなに疲れた1000kmは初めてです。最初から最後までスプリントというか、全開で走り続けて、ものすごく1周1周頑張って走ったレースなんで。自分も疲れてきたんですけど、この勝つチャンスをものにしないといけないと思って必死で頑張って走りました。勝てたんで、疲れるぐらい頑張った甲斐があったなと。あと去年から石浦という最強のパートナーを得て、一緒に戦ってきたんですけどなかなか勝てなくて。勝てそうで勝てない状況が続いていたので、今回勝ててよかったなと。
石浦宏明
gt-rd6-r-pc-ishiura セルモに来させてもらってスーパーフォーミュラではチャンピオンを獲らせてもらいましたけど、GTでは一度も勝ってなくて。やっぱり立川さんと組んで勝ってないっていうのはプレッシャーになってたし、なんとか早く勝ちたいと思っていたので、やっとその日が来て嬉しいですし、昨日の予選のあと立川さんがすごい悔しそうで、「明日絶対挽回する」って予選の直後から言ってて、ファーストスティント見たときに「そんなにですか?!」って思うぐらい。挽回っつうかトップまで行ってますけど?みたいな気迫を見て、自分も立川さんような、クルマ以上のパフォーマンスを出す走りをしたいと思って1周も手を抜かずに。絶対に競り勝つんだという気持ちで最後まで走りました。大事なチャンスをものにしてやるという気持ちで走って、結果がついてきてよかったです。最後の3周は覚えてないくらい緊張してました。最後シケインまっすぐ行っちゃいましたけど、最悪まっすぐ行っても大丈夫だと思ってたんで(笑)落ち着いてはいたので。

GT300クラス優勝 #61SUBARU BRZ R&D SPORT

山内英輝
gt-rd6-r-pc-yamauchi スタートから2位に上がって、ペースは18号車についていくのがいっぱいいっぱいだったんですけど、そのあと井口選手に代わって追突とかあって下がってしまったんですけど、そこから僕たちは諦めずに全力でプッシュし続けた結果勝てました。自分のスティントの時は2輪交換だけだったんですけど、井口選手がフロントをしっかり残してくれたんで、こういう作戦も取れたのかなと。本当に井口さん、スバルファンの皆さん、チーム、みんなに感謝しています。
井口卓人
gt-rd6-r-pc-iguchi あまりフロントを残したつもりはなかったんですけど(笑)。山内選手がスタートからすごくいい流れを作ってくれて、僕に代わってから1周めで追突されて、スピンした時はもう「この1000kmは終わってしまうな」と諦めかけたんですけど、全然クルマは問題なくて、結構いいペースで走れたんで。セーフティーカーのタイミングとかラッキーなこともあったんで、なんとか前の方に行けたので良かったです。チームがノーミスで頑張ってくれたのと、ドライバーがノーミスで走れたので、この結果が得られたと思います。2013年の鈴鹿で勝って、スバルに乗るようになって、パートナーが山内さんに代わって、ずっと勝ててなかったので、本当に嬉しいです。伊勢神宮に行ってよかったです。五千円あれしたんで(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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