2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」の決勝が5月1日、富士スピードウェイで行われた。スタート直前から激しい雨の降る難しいコンディションの中、レースは60周で赤旗中断となり、そのまま終了とされた。
GT500クラスは#23MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)、GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がそれぞれ優勝した。
スタート進行が始まり、ウォームアップ走行が行われた頃に一時止んでいた雨はグリッド整列が始まる直前になって再び降り始めた。このため14時00分にローリング開始となった決勝はそのまま5周にわたってセーフティーカーランが継続され、6周目に漸くシグナルグリーンとなった。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#39サードSC。ドライバーは石浦宏明。
しかし2番手スタートの#46モーラGT-Rを駆るロニー・クインタレッリは1コーナーでオーバーラン、一旦は#6エネオスSCの後ろ、5位の位置でコース復帰したものの、みるみるうちに順位を落とし、9番手でコントロールラインに戻ってきた。#39サードSCもトップを守れたのは2コーナーまでで、次々に後続に抜かれ、この周だけで7位まで後退してしまう。この2台はいずれもミシュランタイヤユーザーで、スタート時のチョイスに問題があったようだ。7周終わりで石浦はピットイン。タイヤだけを交換して出て行くと、そこからは好タイムを連発、次第に順位を回復していった。
その後方ではホンダHSV勢が相次いでピットに飛び込んでくる。こちらは室内のベンチレーションに問題があるのか、いずれも窓を拭いてピットイン、アウトを繰り返すことになる。
一方、トップ争いは熾烈を極めた。
#39サードSCを抜いてトップに立った#24コンドウGT-Rを#12カルソニックGT-Rが激しく追い上げ、12周目の1コーナーで大外から抜き去っていく。
24号車はビヨン・ビルドハイム、12号車はJ.P.オリベイラだ。
さらにその更に後方からはトレルイエの駆る#23モチュールGT-Rが11周目の1コーナーで#6大嶋を抜き去ると、そのままトップ2台に一気に迫り、12周目の100Rで真ん中に周回遅れのGT300車両を挟んでなんと大外から大胆に抜いていった。
その後トレルイエはオリベイラの巻き上げる水しぶきに視界を遮られるのを嫌って一定の距離を置いて走っていたが、18周目のダンロップ進入でオリベイラがリヤを滑らせてしまい、#27イカ娘フェラーリを巻き込んでリヤバンパーと左ドアを破損したために、労せずしてトップの座を手に入れた。
快調にペースを上げて後続との差を引き離しにかかる23号車に対し、12号車は破損した車両を騙し騙し21周目まで引っ張ってピットイン、修復作業とルーティンストップを同時に行う作戦に出たが、損傷が大きかったために作業に時間がかかり、結局2週遅れで戦列に復帰することとなってしまった。
後続に14秒以上のマージンを築いたトレルイエは規定ギリギリの44週を走ってピットイン、本山にステアリングを託す。
タイヤ無交換でロスを最小限にとどめ、逃げ切る作戦に出た本山だったが、増え続ける雨量と消耗したタイヤにペースをあげることができず、14秒あった2位#6エネオスSCとの差は55周終わりでは4.782秒にまで縮まってしまう。
しかし追う#6伊藤大輔もまたタイヤ無交換で苦しい走りを強いられており、56周、57周と周回を重ねるにつれて再び差は広がっていった。
レースは60周目にスピン、コースアウトが続出したために赤旗中断となり、そのまま終了となった。最終順位は規定に従い59周目のものとなる。
これにより、#23モチュールGT-Rの勝利が確定、2位は#6エネオスSC、3位には18番手スタートから怒涛の追い上げを見せた#19ウェッズスポーツSCが入り、ウェッズスポーツはGT500初陣にして見事表彰台を手にした。
GT300クラスはポールポジションの#33ハンコックポルシェが後続を全く寄せ付けない圧巻の走りで55周を走り切り、2位以下に34秒もの大差をつけて優勝したが、その後方では激しいバトルに加えてアクシデントやペナルティと、様々な状況で目まぐるしく順位の入れ替わる展開が最後まで繰り広げられた。
まず、予選6番手の#11JIMゲイナー458がセーフティーカーラン中にスピンアウト、これにより11号車は予定外のタイヤ交換と10秒ストップのペナルティで一気に最後尾まで沈んでしまうが、スタートドライバーの平中克幸はそこからトップ影山を4秒近く上回るハイペースで追い上げ、前を行く車両を次々と攻め落としていく。
その前方では昨日のスーパーラップで最速タイムを叩きだしながら僅か1.5kgの重量不足に泣いた#88JLOCランボの関口雄飛が順位を上げており、13周を終えた頃には10位、18周めには6位に浮上した関口だったが、15周目に#26タイサンポルシェと接触したことに対してドライブスルーのペナルティを課せられてしまい、再び後方に沈む。
11号車は平中の果敢な走りで30周を終える頃にはクラス5位まで挽回、その後も33周目のプリウスコーナーで#31カローラを抜いて4位、続く34周目の13コーナーで62レガシィを抜いて3位、それまで2位を走行していた#25ZENTポルシェがこの周でピットストップを行ったため34周終了時点では2位に浮上していた。
平中は規定一杯の44周終わりで田中哲也に交代するが、この間に#25ポルシェを駆る土屋武士が再び2位を取り戻す。
しかし田中は49周目のダンロップで土屋のインに飛び込み2位を奪い返すと、土屋も56周目に田中を抜き返す。
ところがここで赤旗終了のジャッジが下ったため、1周前の55周で順位が確定、#11JIMゲイナー458が2位、#25ZENTポルシェは3位でレースを終えることとなった。
次回は岡山国際サーキット。大会名称は第1戦のままで5月22日に決勝が行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA & Motorsports Forum
■GT500クラス
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 59 | 1:56'19.904 |
| 2 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 59 | 5.211 |
| 3 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 荒 聖治 | YH | 59 | 28.128 |
| 4 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | 59 | 48.002 |
| 5 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 59 | 1'01.381 |
| 6 | *39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 井口 卓人 | MI | 59 | 1'06.776 +45sec |
| 7 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 58 | 1Lap |
| 8 | *17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 58 | 1Lap |
| 9 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 武藤 英紀 小林 崇志 | BS | 58 | 1Lap |
| 10 | *46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 58 | 1Lap |
| 11 | 35 | D'STATION KeePer SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・クート | BS | 58 | 1Lap |
| 12 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 58 | 1Lap |
| 13 | 1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | 57 | 2Laps |
| 14 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 57 | 2Laps |
| 15 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 53 | 6Laps |
| ---- 以上規定周回数(41Laps)完走 ---- |
■GT300クラス
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 55 | 1:56'21.130 |
| 2 | *11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 55 | 34.820 |
| 3 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 55 | 35.899 |
| 4 | 31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ TOYOTA COLLOLLA Axio | 嵯峨 宏紀 岩崎 祐貴 | YH | 55 | 1'32.611 |
| 5 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 番場 琢 | YH | 55 | 1'53.506 |
| 6 | *43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 55 | 1'59.938 |
| 7 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COLLOLLA Axio | 新田 守男 国本 雄資 | YH | 54 | 1Lap |
| 8 | *88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 関口 雄飛 | YH | 54 | 1Lap |
| 9 | 41 | NetMove TAISAN Ferrari FERRARI F430 GT | 山路 慎一 小泉 洋史 密山 祥吾 | YH | 54 | 1Lap |
| 10 | 34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ PORSCHE 911GT3 RSR | 高森 博士 マイケル・キム 蒲生 尚弥 | HK | 54 | 1Lap |
| 11 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 山内 英輝 | YH | 54 | 1Lap |
| 12 | 26 | Verity TAISAN Porsche PORSCHE 911GT3 RS | 松田 秀士 峰尾 恭輔 山下 潤一郎 | YH | 53 | 2Laps |
| 13 | 22 | R'Qs Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 53 | 2Laps |
| 14 | 87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 織戸 学 | YH | 53 | 2Laps |
| 15 | 69 | サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 吉田 広樹 | YH | 52 | 3Laps |
| 16 | 14 | SG CHANGI IS350 LEXUS IS350 | 折目 遼 アレキサンドラ・インペラトーリ | YH | 52 | 3Laps |
| 17 | 360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE CALLAWAY CORVETTE | 田中 篤 岡村 和義 | YH | 51 | 4Laps |
| 18 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 50 | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(38Laps)完走 ---- |
| 19 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 12 | 43Laps |
| 20 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 坂本 祐也 青木 孝行 | YH | 12 | 43Laps |
| 21 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 47Laps |
- Fastest Lap: CarNo.39 石浦宏明(DENSO SARD SC430) 1'44.968 (37/59) 156.493km/h
- Fastest Lap: CarNo.11 平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP) 1'54.310 (35/55) 143.704km/h
- 2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第37条2.により、59周の結果をもって終了とした。
- CarNo.17-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.46は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条1.2(タイヤ平置き義務)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.39-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間のスピンコースアウト)違反により、競技結果に対して45秒加算のペナルティを科した。
- CarNo.11-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.88-2ドライバーは、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(他車への接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

スーパーGT第2戦の開催されている富士スピードウェイで5月1日、GTアソシエイション(GTA)の定例会見が開催された。
冒頭に坂東代表より「なんとか今回、開幕を迎えることができたことを嬉しく思う。今シーズンは全戦を東日本大震災の支援大会として開催するが、それもまずはレースファンの皆様あってのこと。今回お集まりいただいたレースファンの皆様に厚く御礼申し上げる」との挨拶があり、続いて内田メディアマネージャーより、今後の日程、シリーズパートナーの紹介、テレビ放映、FROの新車両、東日本支援大会の概要、社会貢献活動、の6点について発表があった。
今後の日程については既報の通り、順延になった岡山大会を除いて全て予定通りに開催する。
シリーズパートナーの中で、J SPORTSからは昨年までのベストオーバーテイク賞に変わって「ベストパフォーマンス賞」が各レースで送られることになった。
テレビ放送は今年から再びテレビ東京系列6局ネットで地上波放送が行われる。既に3回が放送済みだが、開幕前にもかかわらず以前の「激走!GT」に匹敵する視聴率がでているという。
また今回は深夜での6局ネットという状況を考慮し、全国をカバーし、子供の視聴者に配慮するために衛星放送のBSジャパンで毎週日曜の午前10時30分より地上波の1周遅れで再放送を行う。
FRO車両については、今回からレクサスRX350が新たに加わった。
支援大会としての活動は、前者のフロントウィンドーに「がんばろう日本」の文字を貼りだすこと、スタート進行時に関連パフォーマンスを行うことの他に、半旗を掲げ、黙祷を行うことが発表された。それに加えて関係者全員が喪章をつけてレースに臨む。
社会貢献活動としては、疾患啓発活動として骨髄バンクへの強力を継続する他、ダウン症の啓発なども行っていく。この一環として先日、多くの子供が入院している静岡病院に8号車の武藤英紀、35号車のアンドレ・クート、46号車の柳田真孝の3名が慰問に訪れているという。
この他環境問題の啓発として、全大会で「スーパーGTクリーンアップキャンペーン」と題して会場内のごみの分別収集やペットボトルのキャップの回収などを行っていく。このペットボトルキャップは世界の子供たちにワクチンを送る活動に役立てられることになっている。
また、会見の最後に富士スピードウェイ広報の西川氏より、今年度の富士スプリントカップについて説明があった。
それによると大会名称は昨年同様となり、11月11~13日の三日間で開催される。またレースフォーマットはGTについては昨年同様各クラス100km×2レースとなるが、フォーミュラニッポンは今回1レースのみとなるとのことだ。
詳細については次のフォーミュラニッポン(7月開催)で明らかになるとのことだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーGT第2戦のフリー走行は昨日とはうって変わってウェットコンディションの元で行われ、GT500クラスは#46 S Road Mola GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスは#11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)がトップだった。

決勝部を迎えた富士スピードウェイは明け方から雨が降り、一旦は止んだもののフリー走行に先立って開催されたヴィッツのコンソレーションレースのあたりから再びコース上に雨粒が落ち始めた。
このため走行開始前にウェット宣言が出され、各車ウェットタイヤを装着しての走行となった。
走り始めの時点ではポールシッターの#39デンソーサードSCがトップに立ったが、15分過ぎに#12カルソニックGT-Rがこれを上回ってきた。タイムは1分44秒215。
暫くの間は12号車トップでセッションは進行したが、終了1分前に中嶋一貴の乗る#36ペトロナストムスSCが1分44秒178を叩き出すと、その直後に柳田真孝の乗る#46SロードモーラGT-Rが1分43秒158という圧倒的なタイムでトップに飛び込んできた。#32エプソンHSVを駆る中山友貴も最後の最後に1分44秒061で間に割って入り、1位ミシュラン、2位ダンロップ、3位ブリヂストン、4位12号車を挟んで5位にはヨコハマユーザーの24ADVANコンドウGT-Rと、参戦4メーカーが満遍なく上位に食い込む結果となった。
ポールシッターの39号車は結局7位で走行を終えている。
GT300クラスは開始早々から11号車が好タイムを連発。一時は500クラスの#17ケーヒンHSVをも凌ぐ快走で終始トップに留まり、新車フェラーリ458の仕上がりのよさを伺わせた。
以下、#66アストンマーチン、#4BMW Z4、#25ポルシェGT3、#27フェラーリ430とトップ5は全てLM-GTやFIA-GTが占める結果になった。
第2戦決勝は14時00分より66周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 1'43.158 | - | 159.239 |
| 2 | 500 | 2 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'44.061 | 0.903 | 157.857 |
| 3 | 500 | 3 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | 1'44.178 | 1.020 | 157.680 |
| 4 | 500 | 4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 1'44.191 | 1.033 | 157.660 |
| 5 | 500 | 5 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'44.316 | 1.158 | 157.472 |
| 6 | 500 | 6 | 1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | 1'44.420 | 1.262 | 157.315 |
| 7 | 500 | 7 | 39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 井口 卓人 | MI | 1'44.437 | 1.279 | 157.289 |
| 8 | 500 | 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 1'44.561 | 1.403 | 157.103 |
| 9 | 500 | 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'44.692 | 1.534 | 156.906 |
| 10 | 500 | 10 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 1'44.708 | 1.550 | 156.882 |
| 11 | 500 | 11 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 武藤 英紀 小林 崇志 | BS | 1'45.007 | 1.849 | 156.435 |
| 12 | 500 | 12 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 1'45.169 | 2.011 | 156.194 |
| 13 | 500 | 13 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 荒 聖治 | YH | 1'45.292 | 2.134 | 156.012 |
| 14 | 500 | 14 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'45.361 | 2.203 | 155.910 |
| 15 | 500 | 15 | 35 | D'STATION KeePer SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・クート | BS | 1'45.377 | 2.219 | 155.886 |
| 16 | 300 | 1 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 1'52.384 | 9.226 | 146.167 |
| 17 | 300 | 2 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 1'53.723 | 10.565 | 144.446 |
| 18 | 300 | 3 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 番場 琢 | YH | 1'53.783 | 10.625 | 144.370 |
| 19 | 300 | 4 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 1'54.534 | 11.376 | 143.423 |
| 20 | 300 | 5 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 山内 英輝 | YH | 1'54.745 | 11.587 | 143.159 |
| 21 | 300 | 6 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 坂本 祐也 青木 孝行 | YH | 1'54.847 | 11.689 | 143.032 |
| 22 | 300 | 7 | 88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 関口 雄飛 | YH | 1'55.093 | 11.935 | 142.726 |
| 23 | 300 | 8 | 41 | NetMove TAISAN Ferrari FERRARI F430 GT | 山路 慎一 小泉 洋史 密山 祥吾 | YH | 1'55.118 | 11.960 | 142.695 |
| 24 | 300 | 9 | 87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 織戸 学 | YH | 1'55.650 | 12.492 | 142.039 |
| 25 | 300 | 10 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 1'55.803 | 12.645 | 141.851 |
| 26 | 300 | 11 | 69 | サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 吉田 広樹 | YH | 1'55.808 | 12.650 | 141.845 |
| 27 | 300 | 12 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'55.834 | 12.676 | 141.813 |
| 28 | 300 | 13 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 1'56.074 | 12.916 | 141.520 |
| 29 | 300 | 14 | 22 | R'Qs Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 1'56.098 | 12.940 | 141.491 |
| 30 | 300 | 15 | 26 | Verity TAISAN Porsche PORSCHE 911GT3 RS | 松田 秀士 峰尾 恭輔 山下 潤一郎 | YH | 1'56.133 | 12.975 | 141.448 |
| 31 | 300 | 16 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 1'56.197 | 13.039 | 141.370 |
| 32 | 300 | 17 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COLLOLLA Axio | 新田 守男 国本 雄資 | YH | 1'56.238 | 13.080 | 141.320 |
| 33 | 300 | 18 | 31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ TOYOTA COLLOLLA Axio | 嵯峨 宏紀 岩崎 祐貴 | YH | 1'56.292 | 13.134 | 141.255 |
| 34 | 300 | 19 | 360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE CALLAWAY CORVETTE | 田中 篤 岡村 和義 | YH | 1'56.325 | 13.167 | 141.215 |
| 35 | 300 | 20 | 34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ PORSCHE 911GT3 RSR | 高森 博士 マイケル・キム 蒲生 尚弥 | HK | 1'56.731 | 13.573 | 140.724 |
| 36 | 300 | 21 | 14 | SG CHANGI IS350 LEXUS IS350 | 折目 遼 アレキサンドラ・インペラトーリ | YH | 2'16.776 | 33.618 | 120.100 |
- CarNo.1の接触行為に対し、黒白旗を提示した。
4月30日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT400km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。
4月2日(土)~3日(日)に岡山国際サーキットで予定されていた開幕戦が東日本大震災の影響で5月21日(土)~22日(日)に延期されたため、この第2戦で2011年シーズンは幕開けすることになった。また、3月に予定されていた公式テストが中止になったことから、4月29日(金)に2回の習熟走行が実施された。
昨年、デビューシーズンにしてSUPER GTのダブルタイトル(ドライバーおよびチーム)を勝ち取ったHonda HSV-010 GTは、今シーズンからエンジンの冷却機能であるラジエターを従来の車両前端から前輪の直後に移設するサイドラジエター化を実施した。これにより、旋回性能を一層高めたほか、空力特性にも改良を施して開幕の富士ラウンドを迎えた。
今季もHondaからは5チーム5台がSUPER GTに参戦し、今年はタイトル防衛を最大のテーマとして全8戦のシーズンに挑む。体制に大きな変化はないが、#8 ARTA HSV-010のドライバーは、昨年までアメリカのオープンホイールレース最高峰であるインディカーシリーズに参戦していた武藤英紀と、初めてSUPER GTシリーズにフル参戦する23歳の小林崇志による組み合わせに一新された。
ゴールデンウィーク2日目のこの日、御殿場周辺は風が強いもののまずまずの好天に恵まれ、およそ1カ月遅れとなった開幕戦を待ちかねた数多くのファンがサーキットに駆けつけた。
開幕戦の予選は「スーパーラップ方式」が採用された。予選1回目の走行タイム上位10台に出場する権利が与えられる「スーパーラップ」で、各車が1台ずつタイムアタックを行い、決勝のスターティング・グリッドが決定する。
5台のHSV-010 GTは、午前中の公式練習に続いて行われた公式予選1回目に出走し、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が1分33秒555を記録して3番手につけたほか、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が1分33秒914で6番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が1分33秒994で8番手となり、この3台がスーパーラップ進出の権利を手に入れた。この時点で、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)と、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は、それぞれ12番グリッドと13番グリッドから明日の決勝に臨むことが決まった。
GT500クラスのスーパーラップは15:35に開始。3番目にアタックした#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分33秒749で7番手につけたが、#1 ウイダー HSV-010のデュバル選手と#17 KEIHIN HSV-010の金石選手はアタック中にスピンを喫したために、タイムが計測されず、#1 ウイダー HSV-010は9番グリッドから、#17 KEIHIN HSV-010は10番グリッドから明日の決勝に挑むことになった。
- 瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
-
「昨日の走り始めから仕上がりは良好で、今朝の公式練習でもいい手応えをつかんでいたので、予想外の結果に驚いています。アタック前にデュバル選手は『ポールポジションをとる自信がある』と語ってくれましたし、実際に彼が記録したセクター1のタイムも圧倒的に速かったので、スピンを喫してしまったことはとても残念です。ただし、マシンのバランスはいいので、決勝では追い上げていけるでしょう。明日は悪天候の予報がでているので、決勝はウエットレースになりそうですが、条件はほかのチームも同じなので、最高の結果が得られるように引き続き努力していきます」
- 伊沢拓也選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
-
「決して喜べるようなタイムでも順位でもありませんでした。この富士で狙っていたものとはかけ離れていて残念に思っています。今日は午前中のフリー走行からとても調子はよかったのですが、午後になって強風や寒さといったコンディションの変化に調整がうまく取れませんでした。スーパーラップはうまくまとめることができましたが、自分の想像していたものより悪いタイムと順位になってしまいました。ただ、マシンは走り始めからいい調子をキープしています。チームが作り上げてきたものが形となってきているので、決勝レースでは絶対に速く走れる自信があります。明日は天気が荒れるという予報になっていますが、個人的には雨は有利に働くと思いますし、気持ち的には前へ前へと進むだけです。昨年は開幕戦で表彰台に立っているので、今年もベストを尽くしてがんばります」
- 山本尚貴選手(7番手、#100 RAYBRIG HSV-010)
-
「オフシーズンのテストからとても調子がよかったので、今大会は自分自身に期待をしていました。伊沢選手のスーパーラップでは結果がついてきませんでしたが、決して流れは悪くないので、あまり心配はしていません。チームが冬の間にしっかりとマシンを仕上げてくれたので、明日は自信を持って臨めばいい結果が出ると思います」
Text: HONDA
2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」は4月30日スーパーラップ形式の公式予選を行った。気温、路面温度が低下する難しいコンディションでスピン、コースアウトが続出する中、GT500、GT300両クラスともにミシュランタイヤを装着したチームが好タイムを連発する展開となり、GT500クラスは#39DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300クラスは#88JLOCランボルギーニRG-3(井入宏之/関口雄飛組)がそれぞれトップタイムを記録した。
ところが88号車は予選後の車検で最低重量規定違反と判定され、失格となったため、GT300クラスのポールは繰上げで#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)となった。

スーパーラップは15時にGT300クラスから開始された。
朝方の晴天とは対照的に、空はどんよりと曇り、気温、路面温度もそれにつれて急激に下がっていった。GT500のアタックが開始される頃には路面温度は18℃にまでなっていた。
このため、どのドライバーもタイヤのウォームアップに手を焼くこととなり、スピンやコースアウトでアタックの権利を失うものも現れた。
金石年弘のドライブした#17ケーヒンHSVと、ディフェンディングチャンピオンの#1ウイダーHSVがそれだ。17号車は1コーナーで、1号車はコカコーラコーナー立ち上がりで姿勢を乱してスピン、コースを飛び出した。1号車をドライブしていたのはロイック・デュバルだった。
スーパーGTでは2011年のスポーティングレギュレーション改訂で四輪全てがコース外に出た車両はノータイムとすることとなっているため、この2台は予選1回目のタイムに従い1号車9番手、17号車10番手となった。
そのほかの車両も特にセクター2、3のコントロールに苦しんだ。特に顕著だったのがブリヂストン勢。一方ヨコハマ勢は2番目に出走した#24ADVANコンドーGT-Rが1分33秒068の好タイムを記録。これをBS勢は誰一人上回ることができない。
結局これを打ち破ったのは7番目に出走した#39石浦宏明、そして最後にアタックした#46ロニー・クインタレッリの2名だけ。いずれもミシュランタイヤを装着しているチームだった。
石浦は1分32秒738、クインタレッリは1分32秒966を記録。コンマ2秒差で39号車がポールポジションを獲得した。
チームサードがポールを獲得するのは実に15年8ヶ月ぶり。1995年9月のスポーツランドSUGO以来だ。当時のドライバーは故ジェフ・クロスノフだった。
GT300クラスは#87ランボルギーニの織戸学、#25ポルシェの土屋武士らのベテラン勢がまさかのコースオフやスピンでノータイム判定を受ける中、山内英輝のドライブする#27イカ娘フェラーリが5番手出走で1分43秒181を記録、一気にトップに躍り出る。
後に続く#66吉本大樹、#4谷口信輝らはこれを上回ることができなかったが、GT500で好調なミシュランタイヤを装着する#88関口雄飛が1分42秒257を叩き出してトップに立つ。
最後に出走した#33影山正美もセクター1、セクター2と関口を上回ったが、1分42秒288と僅かに及ばず、全車走行を終えた時点では88号車がトップとなった。
ところが予選後の車検で88号車の車両重量が1.5kg足りないことが判明。
失格の裁定が下され、33号車が繰り上げでポールポジションという、後味の悪い結果となった。
スーパーGT第2戦決勝は明日14時より66周で行われる。
大会名としては400kmレースとなっているが、既報の通り昨今の情勢を鑑みて実際のレース距離は300kmとなった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 井口 卓人 | MI | | 1'33.817 | R1'32.738 | 177.131 |
| 2 | 46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | | R1'32.481 | R1'32.966 | 176.697 |
| 3 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'34.076 | 1'33.058 | 176.522 |
| 4 | *12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'33.314 | 1'33.204 | 176.246 |
| 5 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'33.966 | 1'33.210 | 176.234 |
| 6 | *23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | | 1'33.873 | 1'33.401 | 175.874 |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'33.994 | 1'33.749 | 175.221 |
| 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | | 1'34.204 | 1'33.760 | 175.201 |
| 9 | *1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'33.555 | no time | - |
| 10 | *17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'33.914 | no time | - |
| 11 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | | 1'34.218 | | 174.349 |
| 12 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'34.520 | | 173.792 |
| 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 武藤 英紀 小林 崇志 | BS | | 1'34.538 | | 173.759 |
| 14 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 荒 聖治 | YH | | 1'34.922 | | 173.056 |
| 15 | 35 | D'STATION KeePer SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・クート | BS | | 1'36.213 | | 170.734 |
- CarNo.12は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
- CarNo.23は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により、訓戒とした。
- CarNo.1は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
- CarNo.17は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
■GT300 Class
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | | 1'42.920 | 1'42.288 | 160.594 |
| 2 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 山内 英輝 | YH | | 1'43.686 | 1'43.181 | 159.204 |
| 3 | *66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'43.654 | 1'43.331 | 158.973 |
| 4 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 番場 琢 | YH | | 1'43.601 | 1'43.550 | 158.636 |
| 5 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'43.850 | 1'43.814 | 158.233 |
| 6 | *11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'43.773 | 1'44.451 | 157.268 |
| 7 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | | 1'43.762 | 1'44.501 | 157.193 |
| 8 | *25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | | 1'43.504 | no time | - |
| 9 | *87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 織戸 学 | YH | | 1'43.750 | no time | - |
| 10 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'44.182 | | 157.674 |
| 11 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 坂本 祐也 青木 孝行 | YH | | 1'44.183 | | 157.673 |
| 12 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COLLOLLA Axio | 新田 守男 国本 雄資 | YH | | 1'44.272 | | 157.538 |
| 13 | 26 | Verity TAISAN Porsche PORSCHE 911GT3 RS | 松田 秀士 峰尾 恭輔 山下 潤一郎 | YH | | 1'44.511 | | 157.178 |
| 14 | 360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE CALLAWAY CORVETTE | 田中 篤 岡村 和義 | YH | | 1'44.542 | | 157.131 |
| 15 | 31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ TOYOTA COLLOLLA Axio | 嵯峨 宏紀 岩崎 祐貴 | YH | | 1'44.663 | | 156.949 |
| 16 | 14 | SG CHANGI IS350 LEXUS IS350 | 折目 遼 アレキサンドラ・インペラトーリ | YH | | 1'44.865 | | 156.647 |
| 17 | 41 | NetMove TAISAN Ferrari FERRARI F430 GT | 山路 慎一 小泉 洋史 密山 祥吾 | YH | | 1'44.886 | | 156.616 |
| 18 | 34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ PORSCHE 911GT3 RSR | 高森 博士 マイケル・キム 蒲生 尚弥 | HK | | 1'45.052 | | 156.368 |
| 19 | 69 | サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 吉田 広樹 | YH | | 1'45.213 | | 156.129 |
| 20 | 22 | R'Qs Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'46.569 | | 154.142 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 関口 雄飛 | YH | | | Deleted | - |
| - | 7 | エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION PORSCHE 911GT3 | カルロ・ヴァン・ダム 水谷 晃 | YH | | no time | | - |
- CarNo.66,11は、公式通知No.9 2/2 SL手順(アタック後のライト不消灯)により訓戒とする。
- CarNo.25は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
- CarNo.87は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章25条7.(SL中の4輪脱輪)によりSLタイムを無効とする。
- CarNo.87は、GTAブルテンNo.008規定車両重量1,180kg違反により、予選の(SL迄の)記録を削除する。
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | *石浦 宏明 井口 卓人 | MI | | 1'32.738 | - | - | 177.131 |
| 2 | 46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 *ロニー・クインタレッリ | MI | | 1'32.966 | 0.228 | 0.228 | 176.697 |
| 3 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | *安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'33.058 | 0.320 | 0.092 | 176.522 |
| 4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 *ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'33.204 | 0.466 | 0.146 | 176.246 |
| 5 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 *大嶋 和也 | BS | | 1'33.210 | 0.472 | 0.006 | 176.234 |
| 6 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 *ブノワ・トレルイエ | BS | | 1'33.401 | 0.663 | 0.191 | 175.874 |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | *伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'33.749 | 1.011 | 0.348 | 175.221 |
| 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | *アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | | 1'33.760 | 1.022 | 0.011 | 175.201 |
| 9 | 1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 *ロイック・デュバル | BS | | no time | - | - | - |
| 10 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | *金石 年弘 塚越 広大 | BS | | no time | - | - | - |
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 *関口 雄飛 | YH | | 1'42.257 | - | - | 160.642 |
| 2 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | *影山 正美 藤井 誠暢 | HK | | 1'42.288 | 0.031 | 0.031 | 160.594 |
| 3 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 *山内 英輝 | YH | | 1'43.181 | 0.924 | 0.893 | 159.204 |
| 4 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | *吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'43.331 | 1.074 | 0.150 | 158.973 |
| 5 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | *谷口 信輝 番場 琢 | YH | | 1'43.550 | 1.293 | 0.219 | 158.636 |
| 6 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 *加藤 寛規 | YH | | 1'43.814 | 1.557 | 0.264 | 158.233 |
| 7 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 *平中 克幸 | DL | | 1'44.451 | 2.194 | 0.637 | 157.268 |
| 8 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | *高木 真一 松浦 孝亮 | BS | | 1'44.501 | 2.244 | 0.050 | 157.193 |
| 9 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 *土屋 武士 | YH | | no time | - | - | - |
| 10 | 87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 *織戸 学 | YH | | no time | - | - | - |
スーパーGT第2戦富士の公式予選1回目は#46S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がコースレコードを大幅に更新する1分32秒481を記録し、見事暫定ポールを獲得した。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップだった。

公式予選1回目は13時15分開始。空には雲が厚くかかるようになり、最終コーナーからは1コーナーに向かって強い風が吹いてきた。そのあまりの強さにスタンドの応援旗がコースに飛び込むほどだ。
そんな状況の中、予選は25分間の両クラスの混走でスタートした。
今シーズンはGT500クラスも15台と台数を増やしたため、スーパーラップには両クラスとも上位10台が進出できることとなった。
最初にトップに立ったのは#39サードSCを駆る石浦宏明。しかしすぐに#24コンドーGT-Rの安田裕信が上回る。#36ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラーも2位に上がってきた。しかしこの時点のタイムは未だ1分34秒台。午前中の公式練習で46号車が1分33秒台を記録していることを考えれば、到底安心できる状況ではない。
事実その後も順位は目まぐるしく入れ替わり、25分が経過してGT300専有のボードが提示された時点では#46モーラGT-R、#24コンドーGT-R、#6エネオスSC、#36ペトロナスSC、#100レイブリックHSV、#8ARTA HSV、#1ウイダーHSV、#32エプソンHSV、#12カルソニックHSV、#23モチュールHSVの順で、ここまでがSL進出圏内となった。46号車同様にGT300クラスからステップアップしてきた#19ウェッズスポーツSCは14位と苦しい状況だ。
上位陣の争いは専有走行になってさらにヒートアップ。残り5分間で目まぐるしい順位の移動があったが、ここでも頭一つ抜け出したのは46号車だった。
#23モチュールGT-Rのブノワ・トレルイエ、#39サードSCの石浦らが次々に自己ベストを更新してトップに立つが、#46モーラGT-Rもクインタレッリの果敢なアタックにより残り時間1分で午前中のベストタイムをも大幅に上回る1分32秒590のコースレコードを叩き出し、再びトップに躍り出る。
クインタレッリは続く最後のアタックでも1分32秒481とタイムをさらに縮め、2位以下にコンマ8秒以上の大差をつけて暫定ポールを確定させた。
2位にはJ.P.オリベイラがアタックした#12カルソニックGT-Rがつける。GT-R勢は#23モチュールが5位、#24コンドーが9位と全車がSL進出を果たした。
一方、富士を得意としてきたレクサスSC勢は#39サードの4位が最上位。#6エネオスが7位、#36ペトロナスが10位に終わり、#38ZENT、#19ウェッズスポーツ、#35KRAFTがここで予選を終えることに。
HSV勢はディフェンディングチャンピオンの#1ウイダーが3位、#17ケーヒンが6位、#100レイブリックが8位という結果で、インディカーから国内復帰してきた武藤英紀の駆る#8ARTAと#32エプソンが惜しくもSL進出を逃した。
GT300クラスは開始10分を前に#33号車を駆る藤井がトップに立つと、その後も快調に周回を重ねてそのまま逃げ切った。
しかし2位以下はまさに団子状態。
#27イカ娘フェラーリ、#4初音ミクBMWといった所謂痛車勢が上位に食い込んでくる。27号車には全日本F3で活躍中の山内英輝、4号車には昨年まで雨宮RX-7で活躍していた谷口信輝が乗っていることを考えればそれも当然のことか。
ここに#88ランボルギーニの関口、#25ポルシェの都筑らが割って入り、終わってみれば#33ポルシェ、#88ランボルギーニ、#25ポルシェ、#4BMW、#66アストンマーチン、#27フェラーリの順。同じフェラーリでもLM-GT仕様の458を持ち込んだ#11JIMゲイナーは9位、新たにエヴァンゲリオンカラーを纏った#2紫電は10位で無事SL進出を果たした。
スーパーGT第2戦のスーパーラップはこの後15時より行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | R1'32.481 | - | - | 177.624 |
| 2 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 1'33.314 | 0.833 | 0.833 | 176.038 |
| 3 | 1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | 1'33.555 | 1.074 | 0.241 | 175.584 |
| 4 | 39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 井口 卓人 | MI | 1'33.817 | 1.336 | 0.262 | 175.094 |
| 5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'33.873 | 1.392 | 0.056 | 174.990 |
| 6 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'33.914 | 1.433 | 0.041 | 174.913 |
| 7 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 1'33.966 | 1.485 | 0.052 | 174.816 |
| 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 1'33.994 | 1.513 | 0.028 | 174.764 |
| 9 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'34.076 | 1.595 | 0.082 | 174.612 |
| 10 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | 1'34.204 | 1.723 | 0.128 | 174.375 |
| ---- 以上スーパーラップ進出 ---- |
| 11 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 1'34.218 | 1.737 | 0.014 | 174.349 |
| 12 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'34.520 | 2.039 | 0.302 | 173.792 |
| 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 武藤 英紀 小林 崇志 | BS | 1'34.538 | 2.057 | 0.018 | 173.759 |
| 14 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 荒 聖治 | YH | 1'34.922 | 2.441 | 0.384 | 173.056 |
| 15 | 35 | D'STATION KeePer SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・クート | BS | 1'36.213 | 3.732 | 1.291 | 170.734 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'37.772)---- |
- 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'33.022
■GT300クラス
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 1'42.920 | - | - | 159.607 |
| 2 | 88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 関口 雄飛 | YH | 1'43.050 | 0.130 | 0.130 | 159.406 |
| 3 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 1'43.504 | 0.584 | 0.454 | 158.707 |
| 4 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 番場 琢 | YH | 1'43.601 | 0.681 | 0.097 | 158.558 |
| 5 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 1'43.654 | 0.734 | 0.053 | 158.477 |
| 6 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 山内 英輝 | YH | 1'43.686 | 0.766 | 0.032 | 158.428 |
| 7 | 87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 織戸 学 | YH | 1'43.750 | 0.830 | 0.064 | 158.331 |
| 8 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 1'43.762 | 0.842 | 0.012 | 158.312 |
| 9 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 1'43.773 | 0.853 | 0.011 | 158.296 |
| 10 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'43.850 | 0.930 | 0.077 | 158.178 |
| ---- 以上スーパーラップ進出 ---- |
| 11 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 1'44.182 | 1.262 | 0.332 | 157.674 |
| 12 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 坂本 祐也 青木 孝行 | YH | 1'44.183 | 1.263 | 0.001 | 157.673 |
| 13 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COLLOLLA Axio | 新田 守男 国本 雄資 | YH | 1'44.272 | 1.352 | 0.089 | 157.538 |
| 14 | 26 | Verity TAISAN Porsche PORSCHE 911GT3 RS | 松田 秀士 峰尾 恭輔 山下 潤一郎 | YH | 1'44.511 | 1.591 | 0.239 | 157.178 |
| 15 | 360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE CALLAWAY CORVETTE | 田中 篤 岡村 和義 | YH | 1'44.542 | 1.622 | 0.031 | 157.131 |
| 16 | 31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ TOYOTA COLLOLLA Axio | 嵯峨 宏紀 岩崎 祐貴 | YH | 1'44.663 | 1.743 | 0.121 | 156.949 |
| 17 | 14 | SG CHANGI IS350 LEXUS IS350 | 折目 遼 アレキサンドラ・インペラトーリ | YH | 1'44.865 | 1.945 | 0.202 | 156.647 |
| 18 | 41 | NetMove TAISAN Ferrari FERRARI F430 GT | 山路 慎一 小泉 洋史 密山 祥吾 | YH | 1'44.886 | 1.966 | 0.021 | 156.616 |
| 19 | 34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ PORSCHE 911GT3 RSR | 高森 博士 マイケル・キム 蒲生 尚弥 | HK | 1'45.052 | 2.132 | 0.166 | 156.368 |
| 20 | 69 | サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 吉田 広樹 | YH | 1'45.213 | 2.293 | 0.161 | 156.129 |
| 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 1'46.569 | 3.649 | 1.356 | 154.142 |
| ---- 以上予選通過(基準タイム[105%]: 1'48.315)---- |
| - | 7 | エバンゲリオンRT弐号機DIRECTION PORSCHE 911GT3 | カルロ・ヴァン・ダム 水谷 晃 | YH | Absence | - | - | - |
|
FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/04/30) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 46 | S Road MOLA GT-R NISSAN GTR R35 | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 1'33.891 | - | 174.956 |
| 2 | 500 | 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 1'34.029 | 0.138 | 174.699 |
| 3 | 500 | 3 | 1 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | 1'34.149 | 0.258 | 174.477 |
| 4 | 500 | 4 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 1'34.155 | 0.264 | 174.466 |
| 5 | 500 | 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GTR R35 | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 1'34.171 | 0.280 | 174.436 |
| 6 | 500 | 6 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GTR R35 | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | BS | 1'34.305 | 0.414 | 174.188 |
| 7 | 500 | 7 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 1'34.309 | 0.418 | 174.181 |
| 8 | 500 | 8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋 一貴 | BS | 1'34.320 | 0.429 | 174.160 |
| 9 | 500 | 9 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | 1'34.487 | 0.596 | 173.852 |
| 10 | 500 | 10 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | 1'34.587 | 0.696 | 173.669 |
| 11 | 500 | 11 | 24 | ADVAN KONDO GT-R NISSAN GTR R35 | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | 1'34.704 | 0.813 | 173.454 |
| 12 | 500 | 12 | 35 | D'STATION KeePer SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・クート | BS | 1'34.913 | 1.022 | 173.072 |
| 13 | 500 | 13 | 39 | DENSO SARD SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 井口 卓人 | MI | 1'34.940 | 1.049 | 173.023 |
| 14 | 500 | 14 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 武藤 英紀 小林 崇志 | BS | 1'35.115 | 1.224 | 172.705 |
| 15 | 500 | 15 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 荒 聖治 | YH | 1'35.343 | 1.452 | 172.292 |
| 16 | 300 | 1 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ FERRARI F430 | 山岸 大 山内 英輝 | YH | 1'43.519 | 9.628 | 158.684 |
| 17 | 300 | 2 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3 R MY2010 | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 1'43.565 | 9.674 | 158.613 |
| 18 | 300 | 3 | 4 | 初音ミク グッドスマイル BMW BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 番場 琢 | YH | 1'43.754 | 9.863 | 158.324 |
| 19 | 300 | 4 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | 1'43.757 | 9.866 | 158.320 |
| 20 | 300 | 5 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 FERRARI 458 GTC | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 1'43.830 | 9.939 | 158.209 |
| 21 | 300 | 6 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3 RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 1'43.911 | 10.020 | 158.085 |
| 22 | 300 | 7 | 88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 井入 宏之 関口 雄飛 | YH | 1'43.957 | 10.066 | 158.015 |
| 23 | 300 | 8 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 坂本 祐也 青木 孝行 | YH | 1'44.060 | 10.169 | 157.859 |
| 24 | 300 | 9 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 1'44.184 | 10.293 | 157.671 |
| 25 | 300 | 10 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 1'44.243 | 10.352 | 157.582 |
| 26 | 300 | 11 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 1'44.293 | 10.402 | 157.506 |
| 27 | 300 | 12 | 31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ TOYOTA COLLOLLA Axio | 嵯峨 宏紀 岩崎 祐貴 | YH | 1'44.450 | 10.559 | 157.270 |
| 28 | 300 | 13 | 41 | NetMove TAISAN Ferrari FERRARI F430 GT | 山路 慎一 小泉 洋史 密山 祥吾 | YH | 1'44.629 | 10.738 | 157.000 |
| 29 | 300 | 14 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COLLOLLA Axio | 新田 守男 国本 雄資 | YH | 1'44.814 | 10.923 | 156.723 |
| 30 | 300 | 15 | 69 | サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 吉田 広樹 | YH | 1'44.932 | 11.041 | 156.547 |
| 31 | 300 | 16 | 26 | Verity TAISAN Porsche PORSCHE 911GT3 RS | 松田 秀士 峰尾 恭輔 山下 潤一郎 | YH | 1'44.943 | 11.052 | 156.531 |
| 32 | 300 | 17 | 14 | SG CHANGI IS350 LEXUS IS350 | 折目 遼 アレキサンドラ・インペラトーリ | YH | 1'44.946 | 11.055 | 156.526 |
| 33 | 300 | 18 | 87 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI Gallardo RG-3 | 余郷 敦 織戸 学 | YH | 1'45.013 | 11.122 | 156.426 |
| 34 | 300 | 19 | 360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE CALLAWAY CORVETTE | 田中 篤 岡村 和義 | YH | 1'45.075 | 11.184 | 156.334 |
| 35 | 300 | 20 | 34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ PORSCHE 911GT3 RSR | 高森 博士 マイケル・キム 蒲生 尚弥 | HK | 1'45.735 | 11.844 | 155.358 |
| 36 | 300 | 21 | 22 | R'Qs Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | 1'46.723 | 12.832 | 153.920 |
| - | 300 | 22 | 7 | エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION PORSCHE 911GT3 | カルロ・ヴァン・ダム 水谷 晃 | YH | Absence | - | - |
2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」の公式練習が4月30日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは昨年GT300を制してステップアップしてきた#46S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がいきなり1分33秒891のトップタイムを叩き出した。
GT300クラスは今年から痛車の仲間入りをした#27PACIFIC NACイカ娘フェラーリ(山岸大/山内英輝組)が1分43秒519で一躍トップに躍り出た。

先月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月開催予定だった第1戦岡山大会が延期となり、これが実質的な開幕戦となる第2戦富士ラウンド。公式予選日は晴天に恵まれ、開幕を待ち望む多くのレースファンが朝早くからサーキットに駆けつけた。
そうした中、公式練習は午前9時10分より1時間45分で行われたが、事前の合同テストが中止になった影響もあったのか、トラブルに見舞われる車両がいくつか見られた。開始20分過ぎに#23モチュールGT-Rのリヤウィンドウがもぎとられるというアクシデントが発生、23号車はそのままピットに入り、このセッションの走行を終えることとなった。
さらに開始40分で#43ARTAガライヤの左フロントホイールが脱落、こちらはコース脇にストップしたために赤旗中断となってしまった。
車両回収がすみ、セッションが再開したのは20分後の10時8分頃。この時点でトップに立っていたのは#46エスロードGT-R。GT500クラスにステップアップして初めてのレースながら、経験豊富な柳田真孝、ロニー・クインタレッリのコンビが快調にタイムを上げ、開始20分過ぎにトップに躍り出た。
結局再開後は各車ロングランに切り替えたためか、1分35秒~40秒台の走行に終始したため、そのまま46号車がこのセッションのトップとなった。
しかしタイムを見ればトップの46号車から11位の#24ADVANコンドーGT-Rまでが1秒以内にひしめく接戦で、この後の予選での激しい争いが大いに期待される結果だ。
GT300クラスは#27イカ娘フェラーリが開始早々にトップタイムを記録、#33ハンコックポルシェ、#4初音ミクBMWが続く。
こちらも上位12台が1秒以内。
GT500、300ともスーパーラップ進出をかけた戦いは全く予想もつかないものとなりそうだ。
公式予選1回目はこの後13時15分より、スーパーラップは15時より行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
順
位 |
サーキット |
富 士 |
富 士 |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
富 士 |
富 士 |
富 士 |
も て ぎ |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
T O T A L |
| 日 程 |
5 / 24 |
5 / 24 |
5 / 14 |
6 / 15 |
6 / 12 |
6 / 13 |
6 / 13 |
8 / 6 |
8 / 7 |
10 / 8 |
10 / 9 |
/
|
/
|
/
|
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
| 1 | 勝田 貴元 | 10 | 5 | | | | | | | | | | | | | 15 |
| 2 | 平川 亮 | 7 | 7 | | | | | | | | | | | | | 14 |
| 3 | 平峰 一貴 | 2 | F11 | | | | | | | | | | | | | 13 |
| 4 | 高星 明誠 | 5 | 0 | | | | | | | | | | | | | 5 |
| 5 | 近藤 翼 | 3 | P1 | | | | | | | | | | | | | 4 |
| 6 | 清原 章太 | 0 | 3 | | | | | | | | | | | | | 3 |
| 7 | 松崎 俊祐 | 0 | 2 | | | | | | | | | | | | | 2 |
| 7 | 元嶋 佑弥 | F1 | 1 | | | | | | | | | | | | | 2 |
| 9 | 仁木 圭之 | 1 | 0 | | | | | | | | | | | | | 1 |
| 9 | 石井 一也 | P1 | 0 | | | | | | | | | | | | | 1 |
| - | 篠谷 大幹 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 小河 諒 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 周藤 康平 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 柴田 隆之介 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 山部 貴則 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 岩月 邦博 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 川端 伸太朗 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 朱 戴維 | 0 | - | | | | | | | | | | | | | 0 |
| - | 山田 真之亮 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 0 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:10点、2位:7点、3位:5点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。また、ポールポジション(P)、ファステストラップ(F)にはそれぞれ1点が加算されます。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン第2戦決勝は4月24日10時15分より富士スピードウェイにて21周で行われた。
第1戦が、23日から本日早朝に順延となったため、今回は1日で立て続けに2レースの決勝を行うハードスケジュールとなった。
このため、第1戦でクラッシュした#16朱戴維はこの1時間あまりのインターバルでは修復が間に合わず、残念ながらスタートを断念した。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#3近藤翼。5番手スタートの#17平峰一貴がここで一気にジャンプアップして2位につける。
平峰はそのまま一気に近藤との差を詰めていき、3周目のダンロップコーナーでインに飛び込み、トップに立つと、その後も快調にペースを上げ、後続を突き放していった。
序盤3番手を走行していたのは第1戦3位の#12高星明誠。4周目の1コーナーでは一旦#11石井一也の先行を許すが、石井は第1戦のアクシデントで傷めた左リヤサスに再びトラブルが発生してレースを終えることに。
この間に#9勝田貴元、#4平川亮が立て続けに高星を抜いて3位、4位に上がってきた。
序盤の勝田のペースは飛びぬけて速く、2位近藤との差は瞬く間に縮まっていく。
そして遂に9周目、勝田は1コーナーで近藤のインに飛び込む。クロスラインをとって抜き返した近藤だったが、勝田はすかさずヘアピンで前に。平川も10周目の1コーナーで近藤を捉え、10周を終えた時点の順位は1位平峰、2位勝田、3位平川となった。
しかし勝田は後半に入ってリヤタイヤがヒート気味となったため、14周目に平川の先行を許す。平川は終盤に入ってから1分43秒0台にペースを上げ、徐々に平峰との差を縮めていった。
しかし平峰も18周目に1分43秒001、ファイナルラップではこの日のファステストとなる1分42秒998を叩き出し、2位以下に9.571秒の大差をつけて参戦2年目にして初の勝利をものにした。
2位は平川、3位は勝田といずれも2戦連続で表彰台に上がることになった。
なおルーキー最上位は#18清原章太の4位だった。
次回の舞台は鈴鹿サーキット。5月14日第3戦決勝、15日に第4戦決勝が行われる。
- 優勝:平峰一貴(東京中日スポーツ賞受賞)
-
「今日開幕を迎えることができるかどうか心配していましたが、走ることができたことが一番嬉しいです。予選ではトラフィックに捕まってしまい、タイムを出せませんでした。決勝でも第1戦のスタートでストールしてしまい、本当に悔しい思いをしたので、第2戦は5番手スタートだろうがなんだろうが勝つしかない、と思っていました。今日レースができたこと、優勝できたことについて、ホンダの皆さんやメカニックの皆さん、そして自分の親に感謝します」
- 2位:平川亮
「2戦続けて2位に入れてホッとしました。正直勝ちたい気持ちはあったのですが、スタートでポジション取りに失敗して順位を落としてしまいました。それでもペース自体は良かったので、2位になれました。次の鈴鹿ではスタートして1、2周で前に出られるようにしたいです」
- 3位:勝田貴元
-
「今回開幕戦を開催できたのはFCJ事務局とスタッフの皆さんのお陰です。皆さんに感謝しています。今日は第1戦で優勝、第2戦で3位といずれも表彰台に立てて最高の一日になりました。僕も頑張りましたけど、皆さんの努力のお陰だと思います。このレースでは8番手スタートでしたが、序盤で3~4台抜いて順位を上げよう、というシミュレーションをして、その通りにできたんですが、後半はリヤタイヤをヒートさせてしまい、苦しくなりました。それで一旦譲る形で平川選手を前に出して、ついていこうと思ったんですが、できませんでした」

Text & Photo: Japna Race Promotion
Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/24) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 17 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS-F/コチラR | 21 | 36'12.565 |
| 2 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 21 | 9.571 |
| 3 | 9 | 勝田 貴元 | LUCK FTRS FCJ | 21 | 13.367 |
| 4 | 18 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 21 | 21.590 |
| 5 | 19 | 松崎 俊祐 | FTRS Koffice FCJ | 21 | 24.426 |
| 6 | 8 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS-F/コチラR | 21 | 25.013 |
| 7 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 21 | 28.264 |
| 8 | 2 | 山田 真之亮 | HFDP/SRS-F/コチラR | 21 | 30.349 |
| 9 | 3 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 21 | 31.198 |
| 10 | 10 | 篠谷 大幹 | FTRS FCJ | 21 | 36.766 |
| 11 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing with DL | 21 | 38.195 |
| 12 | 5 | 周藤 康平 | ドリームマックスFCJ | 21 | 43.369 |
| 13 | 14 | 山部 貴則 | ウインズガレージFCJ | 21 | 48.447 |
| 14 | 6 | 岩月 邦博 | 明京602パームタウンガレージ | 21 | 1'01.507 |
| 15 | 13 | 柴田 隆之介 | アストチームSBT・FC106 | 21 | 1'02.065 |
| 16 | *12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 21 | 1'03.256 |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
| - | 11 | 石井 一也 | FTRSスカラシップFCJ | 4 | 17 Laps |
| - | 15 | 仁木 圭之 | ALT Team Naoki ST | 1 | 20 Laps |
| - | 16 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | - | DNS |
- Fastest Lap: CarNo.17 平峰一貴(HFDP/SRS-F/コチラR) 1'42.998 (21/21) 159.487km/h
- CarNo.12は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①②違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン第1戦の決勝は、悪天候の影響で当初予定の4月23日から一日順延となり、24日朝7時45分より15周で行われた。
朝の時点では既に雨は上がっていたものの、路面の大半は未だ濡れている状況だったため、アドバイザーによる試走が行われた結果、今回はウェットタイヤでのスタートという決定がなされた。
そのスタートではポールシッターの#11石井一也と5番手スタートの#17平峰一貴がまさかのストール、大きく順位を落とすことになった。その後方では7番手スタートのルーキー、#18清原章太と15番手スタートの#16朱戴維が1コーナーで接触。朱は左リヤ周りにダメージを負ってそのままストップ。一旦はコースに復帰した清原も接触の影響がハンドリングに及んでおり、結局リタイヤすることになった。
ストールした石井は順位を挽回しようと懸命に追い上げたが、ダンロップコーナーで#8元嶋佑弥と接触の末コースアウト、そのままレースを終えることとなった。
一方の平峰は1周目を8番手で戻ってくると、徐々に追い上げを開始した。
こうした混乱の中、トップに立ったのは3番手スタートの#9勝田貴元。2番手スタートの#4平川亮がそれに続く。3番手にはなんと9位スタートの#15仁木圭之がジャンプアップしてきた。
勝田と平川の差は序盤は1.4秒前後で推移していたが、7周を過ぎた辺りから次第に広がり始め、10周終了時点では2秒差となる。
しかし路面状況が次第に良くなっていくにつれてウェットタイヤの消耗がハンドリングに影響を及ぼし、更新されるタイムとは裏腹にドライバーにとっては厳しい状況が続いていた。
このため、終盤に入って再びトップ2台の間隔は縮まり始めたが、平川は遂にトップを捉えることはできず、1.470秒差で逃げ切った勝田が参戦2年目にして初優勝を達成した。
その後方では熾烈な3位争いが展開された。
序盤の混乱を巧みに切り抜けて3位に浮上した仁木に、8番手スタートから着実に順位を上げてきた#12高星明誠が8周目のホームストレートで追いつき、続く9周目の1コーナーで抜き去ると、ストールで一旦は順位を落とした平峰や、14番手からジャンプアップしてきた#3近藤翼らが次々に仁木に襲い掛かる。
平峰、仁木を相次いでパスした近藤は高星との差をも縮めにかかり、ファイナルラップを迎えた時点ではテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込むが、高星は近藤の追撃を退け、3位表彰台を手にした。
なお、このレースでファステストラップを記録したのは1周目に石井と接触した元嶋だ。
元嶋はこの接触でタイヤにダメージを負い、大きく順位を落としたが、スリックタイヤに交換して1分46秒314を記録、1ポイントを手にした。
第2戦決勝はこの後10時15分より21周で行われる。
- 優勝:勝田貴元(東京中日スポーツ賞受賞)
-
「今回は予選から調子が良くて、その状態をうまく優勝という形で結果に繋げることができました。アドバイザーの皆さんやトヨタの皆さんが助けていただいたお陰です。スタートではアウト側のグリッドは少し路面が乾いていたので、ホイールスピンをさせないよう、タイヤに美味く熱を入れられるように気をつけて走りました。それでも終盤は路面が乾いてきたためにタイヤがブロー気味、酷いアンダーで苦しかったです。次のレースではBコーナーの進入で速度を落としすぎる点など、課題を改善して同じような結果を残したいと思います」
- 2位:平川亮
-
「スタートの動き出しはよかったんですが、そのあとホイールスピンをさせてしまって勝田選手に先に行かれてしまいました。その後も序盤のペースがよくて、そこで追いつくことができなかったのが敗因かなと思います。もっとミスを少なくすれば追いつけたかもと思いました」
- 3位:高星明誠
-
「滑りやすいイン側のスタートで苦しかったのですが、前で起きたクラッシュをうまく切り抜けることができました。序盤からいいペースで走れていたのでそこで飛ばして一気に逃げようと思いました。終盤タイヤが苦しくなって、近藤選手にも追いつかれましたが、序盤飛ばしていたことで逃げ切れたのかなと思います」

Text & Photo: Japan Race Promotion
Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/24) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 9 | 勝田 貴元 | LUCK FTRS FCJ | 15 | 27'06 |
| 2 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 15 | 1.470 |
| 3 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 15 | 13.508 |
| 4 | 3 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 15 | 14.537 |
| 5 | 17 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS-F/コチラR | 15 | 17.526 |
| 6 | 15 | 仁木 圭之 | ALT Team Naoki ST | 15 | 22.669 |
| 7 | 14 | 山部 貴則 | ウインズガレージFCJ | 15 | 27.027 |
| 8 | 2 | 山田 真之亮 | HFDP/SRS-F/コチラR | 15 | 27.459 |
| 9 | 19 | 松崎 俊祐 | FTRS Koffice FCJ | 15 | 34.838 |
| 10 | 13 | 柴田 隆之介 | アストチームSBT・FC106 | 15 | 35.623 |
| 11 | 5 | 周藤 康平 | ドリームマックスFCJ | 15 | 45.754 |
| 12 | 6 | 岩月 邦博 | 明京602パームタウンガレージ | 15 | 53.230 |
| 13 | *10 | 篠谷 大幹 | FTRS FCJ | 15 | 1'12.613 |
| 14 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 14 | 1 Lap |
| 15 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing with DL | 14 | 1 Lap |
| 16 | 8 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS-F/コチラR | 13 | 2 Laps |
| ---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ---- |
| - | 18 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 2 | 13 Laps |
| - | 11 | 石井 一也 | FTRSスカラシップFCJ | 0 | 15 Laps |
| - | 16 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 0 | 15 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.8 元嶋佑弥(HFDP/SRS-F/コチラR) 1'46.314 (12/13) 154.512km/h
- CarNo.10は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
フォーミュラチャレンジ・ジャパンの2011シーズンが富士スピードウェイで開幕。4月23日に第1戦、第2戦の公式予選が行われた。
3月11日に発生した東日本大震災の影響はモータースポーツ界にも及び、各カテゴリーとも日程の大幅な変更や調整を余儀なくされている。FCJにおいても当初予定されていた5月のもてぎ大会が鈴鹿に振り替えられるなどしているが、開幕ラウンドに関しては当初予定通り富士チャンピオンレース第1戦の日程の中で開催されることとなった。
迎えた公式予選日は朝からあいにくの雨。終始ウェットコンディションでの走行となった。
第1戦の公式予選は11時40分より15分間で行われたが、FCJ3年目となる#11石井一也が走り始めから好タイムを連発、激しい水しぶきの上がる難しい条件ながらも最終的に1分57秒448までタイムを縮め、2011シーズンの開幕戦を初めてのポールポジションからスタートすることとなった。コンスタントにトップタイムを刻み続けた石井の後方では、ルーキーの#18清原章太と2年目の#4平川亮、#9勝田貴元らが目まぐるしく順位を入れ替える展開となった。開始早々に2番手につけたのは清原だったが、すぐに勝田、平川がそれを上回るタイムを記録してくる。清原も更なるタイムアップを狙ってアタックを続けるが、平川、勝田はその更に上を行き、2番手、3番手につけてきた。更に終盤になって#19松崎俊祐、#17平峰一貴らもタイムを上げ、それぞれ4位、5位に上がってきたほか、最後の最後に同じルーキーの#2山田真之亮が6番手タイムを記録、結局清原は予選7番手でデビュー戦を迎えることとなった。
10分間のインターバルの後、第2戦の公式予選が開始された。
雨はいよいよ強くなり、最終コーナーから1コーナーに向けて風も吹きはじめてきた。各車の跳ね上げる水しぶきの量も増え、到底タイムアップなど期待できないと思われたが、始まってみれば各ドライバーとも第1戦を上回る好タイムを記録、激しいポール争いが展開された。最初にトップに立ったのは第1戦ポールの石井。これを残り7分のところで平峰が上回る。しかしここではまだ1分58秒台の攻防だ。その1分後に#12高星明誠が1分57秒704と最初に57秒台を記録。ここから平峰、平川、石井と立て続けに57秒台にペースを上げるが、高星も1分57秒278までタイムを縮めて後続を突き放す。しかし予選終了間際に#3近藤翼が1分57秒260を記録していきなりトップに躍り出ると、チェッカー直前のラップでは1分56秒911とこの日唯一の56秒台を叩き出し、こちらもFCJ2年目で初のポールを獲得した。なお、ルーキー勢では清原の6位が最上位だった。
FCJ第1戦決勝はこの後16時30分より15周で行われる。
Text & Photo: Japan Race Promotion
Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/23) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Challenge Japan Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 1'56.911 | - | - | 140.51 |
| 2 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 1'57.278 | 0.367 | 0.367 | 140.07 |
| 3 | 11 | 石井 一也 | FTRSスカラシップFCJ | 1'57.296 | 0.385 | 0.018 | 140.05 |
| 4 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 1'57.345 | 0.434 | 0.049 | 139.99 |
| 5 | 17 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'57.759 | 0.848 | 0.414 | 139.50 |
| 6 | 18 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'57.760 | 0.849 | 0.001 | 139.49 |
| 7 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 1'57.799 | 0.888 | 0.039 | 139.45 |
| 8 | 9 | 勝田 貴元 | LUCK FTRS FCJ | 1'57.884 | 0.973 | 0.085 | 139.35 |
| 9 | 8 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'57.953 | 1.042 | 0.069 | 139.27 |
| 10 | 16 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 1'58.026 | 1.115 | 0.073 | 139.18 |
| 11 | 14 | 山部 貴則 | ウインズガレージFCJ | 1'58.526 | 1.615 | 0.500 | 138.59 |
| 12 | 15 | 仁木 圭之 | ALT Team Naoki ST | 1'58.704 | 1.793 | 0.178 | 138.38 |
| 13 | 10 | 篠谷 大幹 | FTRS FCJ | 1'58.754 | 1.843 | 0.050 | 138.33 |
| 14 | 13 | 柴田 隆之介 | アストチームSBT・FC106 | 1'58.917 | 2.006 | 0.163 | 138.14 |
| 15 | 2 | 山田 真之亮 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'59.030 | 2.119 | 0.113 | 138.01 |
| 16 | 19 | 松崎 俊祐 | FTRS Koffice FCJ | 1'59.090 | 2.179 | 0.060 | 137.94 |
| 17 | 5 | 周藤 康平 | ドリームマックスFCJ | 1'59.832 | 2.921 | 0.742 | 137.08 |
| 18 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing with DL | 2'01.017 | 4.106 | 1.185 | 135.74 |
| 19 | 6 | 岩月 邦博 | 明京602パームタウンガレージ | 2'05.046 | 8.135 | 4.029 | 131.37 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'08.877 | 11.966 | 3.831 | 127.46 |
Fuji Champion Series -RIJ- (2011/04/23) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2011 Formula Challenge Japan Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 11 | 石井 一也 | FTRSスカラシップFCJ | 1'57.448 | - | - | 139.86 |
| 2 | 4 | 平川 亮 | FTRSクラリオンFCJ | 1'57.868 | 0.420 | 0.420 | 139.37 |
| 3 | 9 | 勝田 貴元 | LUCK FTRS FCJ | 1'57.957 | 0.509 | 0.089 | 139.26 |
| 4 | 19 | 松崎 俊祐 | FTRS Koffice FCJ | 1'58.024 | 0.576 | 0.067 | 139.18 |
| 5 | 17 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'58.065 | 0.617 | 0.041 | 139.13 |
| 6 | 2 | 山田 真之亮 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'58.278 | 0.830 | 0.213 | 138.88 |
| 7 | 18 | 清原 章太 | HFDP/SRS-F/ARTA | 1'58.322 | 0.874 | 0.044 | 138.83 |
| 8 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 1'58.338 | 0.890 | 0.016 | 138.81 |
| 9 | 15 | 仁木 圭之 | ALT Team Naoki ST | 1'58.342 | 0.894 | 0.004 | 138.81 |
| 10 | 8 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS-F/コチラR | 1'58.351 | 0.903 | 0.009 | 138.80 |
| 11 | 10 | 篠谷 大幹 | FTRS FCJ | 1'58.626 | 1.178 | 0.275 | 138.48 |
| 12 | 1 | 川端 伸太朗 | FTRSスカラシップFCJ | 1'58.699 | 1.251 | 0.073 | 138.39 |
| 13 | 14 | 山部 貴則 | ウインズガレージFCJ | 1'59.082 | 1.634 | 0.383 | 137.95 |
| 14 | 3 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 1'59.107 | 1.659 | 0.025 | 137.92 |
| 15 | 16 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 1'59.683 | 2.235 | 0.576 | 137.25 |
| 16 | 13 | 柴田 隆之介 | アストチームSBT・FC106 | 1'59.869 | 2.421 | 0.186 | 137.04 |
| 17 | 7 | 小河 諒 | 宝華Racing with DL | 2'00.088 | 2.640 | 0.219 | 136.79 |
| 18 | 5 | 周藤 康平 | ドリームマックスFCJ | 2'00.743 | 3.295 | 0.655 | 136.05 |
| 19 | 6 | 岩月 邦博 | 明京602パームタウンガレージ | 2'01.552 | 4.104 | 0.809 | 135.14 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'09.533 | 12.085 | 7.981 | 126.82 |
先にGTアソシエイションから発表されたとおり、今シーズンのSUPER GTは「東日本大震災復興支援大会」として開催されるが、富士スピードウェイより15日、5月1日決勝の第2戦(事実上の開幕戦)の支援内容が発表された。
“2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース”東日本大震災復興に向けた各種支援活動を実施
富士スピードウェイは、4月30日(土/予選)~5月1日(日/決勝)に開催予定の “2011 SUPERGT Round 2” を「東日本大震災復興支援大会」とし、プロモーターであるGTアソシエイションや各チームスタッフ、ドライバーほか大会関係者の皆様とともに、様々な義援金支援や応援活動を予定しています。また、昨今の電力事情などを踏まえ決勝レース距離を400kmから300kmとし、大会時間を短縮いたします。(大会名称は変更せず)
1.義援金支援 ※義援金は“東日本大震災支援モータースポーツ口座”を通じて「日本赤十字社」に寄付します。
- 大会売上げの一部を義援金として寄付
- メインスタンド2階指定席(前売2,000円/席・当日3,000円/席)を「がんばろう!日本応援席」とし、1席ごとに1,000円を寄付
- 大会公式プログラム(1,000円/冊)の売上げから、1 冊ごとに100円を寄付
- 復興支援ステッカー(500円/枚・車両掲示用)の売上げから制作費を除いて寄付
- 金曜日(練習日)の入場料(1,000円/人・中学生以下保護者同伴時無料)を全額寄付
- 会場内で募金活動を実施し義援金として寄付
- 総合案内所、大会公式プログラム販売場所など各所に募金箱設置
- 決勝レース終了後の“コースウォーク”(参加無料)のコース上各所に募金箱設置
2.応援・弔意活動
- 応援メッセージ「がんばろう!日本」の発信(SUPER GT参戦車両へのステッカー貼付等)
- 被災地(東北各県)物産展の実施
- 大会関係者の喪章装着
- 半旗の掲揚
- 決勝レーススタート時の黙祷
3.節電対策
- 決勝レース距離の短縮(大会時間の短縮)
- 予選日夜間のお客様場内滞在時の照明減灯
- 期間中の大会関係者への早期退場推奨等
- 【代表取締役社長 加藤裕明コメント】
-
このたびの東日本大震災で被災されました方々には、心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。被災地では今も厳しい状況が続いておりますが、ご来場いただくお客様の交通事情や観戦環境、
さらにこの時期に開催することの意義などを慎重に検討した結果、本大会を「復興支援大会」として位置づけ、「がんばろう!日本」を掲げてレース関係者一丸となって支援に取組もうという主旨で開催させていただくことといたしました。ご来場いただくお客様ならびに全国モータースポーツファンの皆様には、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 実施を予定している各種イベントにつきましては、別途発表させていただきます。
富士スピードウェイ株式会社
株式会社モビリティランドは15日、8月12日決勝のポッカサマースペシャルについて、レース距離を昨年までの700kmから500kmに短縮すると発表した。同レースは、鈴鹿サーキット開業初期からオイルショックで休止された年を除いて毎年1000kmレースとして開催されてきたが、700kmを経て40回目の今年は500kmレースとして開催されることとなった。また、晩夏の風物詩となっていた恒例のナイトランも今年は行われない模様だ。以下、プレスリリース。
インターナショナル ポッカ GT サマースペシャルレース距離短縮について
東日本大震災において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復興を、心からお祈り申し上げます。
このたび、株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は、株式会社GTアソシエイション(代表取締役:坂東正明氏)と合意のもと、2011年8月20日(土)・21日(日)に開催されるインターナショナル ポッカ GT サマースペシャルの決勝レースにつきまして、距離を短縮して開催することを決定いたしました。
これは今回の震災により、レース関連部品の安定的な供給への影響が見込まれること、および国内の電力事情を鑑み、シリーズを通した節電対策を進める上での決定であります。
当社におきましても、このたびのレース距離短縮に伴い、施設閉園時間を早めるなどの対策により、更なる節電に努めて参ります。
| 大会正式名称 | 2011 AUTOBACS SUPER GT シリーズ第5戦
第40 回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル |
| 開催日程 | 2011年8月20日(土)公式予選・21 日(日)決勝 |
| 決勝レース距離 | (当初予定)700km → (変更後)500km |
- 距離短縮、レース時間の変更により、期間を通じての夜間走行は実施されません
株式会社モビリティランド
株式会社GTアソシエイションは15日、開催が危ぶまれていた第2戦富士スピードウェイ戦について、予定どおり開催すると発表した。併せて今シーズンの詳細なスケジュールも発表された。
2011 年のSUPER GT 大会について
株式会社GT アソシエイション(GTA)は、2011 年の大会開催日程ならびに復興支援大会として実施する内容を、下記のとおり決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.大会開催日程について
第2戦富士大会を実質的な開幕戦として4月30日(土)・5月1日(日)に開催する他、当初予定通りのシリーズ8大会および特別戦を実施します。
| Rd. | 日程 | 開催サーキット |
| 第2戦 | 4月30日・5月1日 | 富士スピードウェイ |
| 第1戦 | 5月21日・22日 | 岡山国際サーキット |
| 第3戦 | 6月18日・19日 | セパン・インターナショナル・サーキット |
| 第4戦 | 7月30日・31日 | スポーツランドSUGO |
| 第5戦 | 8月20日・21日 | 鈴鹿サーキット |
| 第6戦 | 9月10日・11日 | 富士スピードウェイ |
| 第7戦 | 10月1 日・ 2日 | オートポリス |
| 第8戦 | 10月15日・16日 | ツインリンクもてぎ |
| 特別戦 | 11月12日・13日 | 富士スピードウェイ |
- 第1戦岡山大会は延期に伴い当初予定と異なる日程となっております。なお、本日決定した日程も、今後開催に支障が生じる恐れが発生した場合、改めて判断させていただきますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2.決勝レースの距離について
第2戦富士大会は決勝の走行距離を当初予定の400kmから300kmへ、第1戦岡山大会以降の大会は300kmを250kmへ、第5戦鈴鹿大会は700kmを500kmへ変更する予定です。
3.復興支援大会の内容について
本年の大会は「東日本大震災復興支援大会」として開催することとし、各サーキットやチーム、ドライバーと協力し、 被災された方々が被害を乗り越えていただくことを支援するとの思いから「がんばろう!日本」を応援メッセージに、以下を実施する予定です。
【復興支援大会として実施する内容(予定)】
- 入場料など収益の一部を義援金として寄付
- オープンピット、ピットウォーク、キッズウォークなど各種イベントでの義援金の受付
- 応援メッセージ「がんばろう!日本」の発信(レーシングマシンのフロントウィンドーへのステッカーの貼付など)
- 震災で犠牲になられた方々へ哀悼の意を表し、SUPER GT 関係者全員が喪章をつけるとともに、富士大会では半旗を掲げ、レーススタート時に黙とうを捧げる。
【GTA 坂東正明代表のコメント】
地震発生から約一ヶ月が経過した現在も、未だ避難所での生活を余儀なくされている数多くの被災者の方々がおられるなど、被災地の被害は甚大であり、改めて被災された皆さん、その ご家族の方々に心よりお見舞いを申し上げます。
私も、通常SUPER GT のマシン搬送用に使っているトランスポーターに、支援物資を積み込み被災地へ伺い、現地の深刻な状況を目の当たりにし、この度の震災による極めて広範囲に及ぶ被害の状況を実感いたしました。一日も早い復興を心から願うとともに、全力を挙げて復旧作業に携われている皆さんに深く敬意を表します。SUPER GTとしても、引き続き被災された方々のお役に立つ支援を実施するとの思いを強くいたしました。
GTAは、本日、本年のSUPER GT の大会開催日程を決定いたしました。この時点での決定に対しては、時期尚早ではないかとの意見がある一方で、被災された方々に明るい話題を提供し勇気づける事ができないかとの声もありました。
これらの意見を踏まえ、熟考を重ねた結果、私たちに今できること、そしてSUPER GT が果たす役割は、このような時だからこそ、大会を開催し真剣なレースをお見せすることで、被災された方々に勇気をお届けし、復興を全力で支援するとともに、全国のモータースポーツファンの皆さんに夢や希望を提供することではないかとの結論に至りました。
なお、今回の決定に際して、サーキットで消費する電力量の低減を意識し、大会スケジュールの変更を行いました。決勝レースの走行距離を短縮し、大会の終了時間を早める他、夜間のピットなどでのスタッフの作業時間も制限します。
また、既に本年のSUPER GT は、全戦 復興を後押しする支援大会とすることとし、被災された方々を応援するメッセージとして「がんばろう!日本」を掲げ、年間を通して発信していきます。さらに、大会の収益金の一部を義援金として被災地に寄付するとともに、大会会場では募金箱を設置するなど観戦にこられたファンの皆さんにも義援金活動に ご協力をお願いし、被災された方々を激励したいと思っています。
最後になりますが、皆で力を合わせ被災地の方々とともに日本が直面しているこの困難を乗り越えていきましょう。「がんばろう!日本」
株式会社GTアソシエイション
既報のとおり東北大震災のため中止となり開幕直前に組み込まれた公式合同テストだが日本レースプロモーション(JRP)は13日、そのタイムスケジュールを発表した。詳細は以下のとおり。
第2回公式合同テスト走行時間決定のお知らせ
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、5月11日(水)、12日(木)鈴鹿サーキットにて行われる第2 回公式合同テ
ストの走行時間を下記決定いたしました。
| 主催 | 株式会社日本レースプロモーション |
| 開催場所 | 鈴鹿サーキット国際レーシングコース(全長5.807km) |
| 開催日時 | 5月11日(水) 9:00~10:30 12:30~14:00
5月12日(木) 10:30~11:30 14:00~15:00 |
株式会社日本レースプロモーション
東日本大震災で被災し現在休業中のツインリンクもてぎだが、6月中のレーシングコース再開を目指して復旧活動中であることが分かった。併せて一部エリアについては16日より営業が再開されることも分かった。同サーキットを運営する株式会社モビリティランドが11日発表した。内容は以下のとおり。
ロードコースとスーパースピードウェイの被害状況および経過について
ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)では、東日本大震災により、ロードコースとスーパースピードウェイの一部に、路面のうねりや亀裂が発生するなどの被害を受けました。
プロドライバー、ライダーの方々の協力を得て、実際の走行による安全チェックを実施した結果、レーシングスピードによる走行が困難な箇所が多数指摘されました。
併せて専門家による測量を実施したところ、指摘された箇所では地盤の沈下や隆起が認められ、その規模は最大で18cmであることも確認されました。
また、グランドスタンド最上段にある、VIPスイート等の建物にも壁面の損壊などにより、利用できない箇所があります。
現在、早期の営業再開を目指し、施工方法・工程の確認を進めておりますが、規模の大きい工事を必要とする復旧作業にあたっては、資材調達や作業要員の確保に支障をきたすところもあり、万全な状態への復旧には、相当の時間を要する事が予想されております。
現在、6月中の再開を目指して、復旧活動を進めております。関係各位には、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。
ツインリンクもてぎ 一部営業の再開について
このたびの東日本大震災において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復興を心からお祈り申し上げます。
ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)は、このたびの震災で広い範囲において被害を受けたため、最大限の安全を確保するために、全ての営業を休止させていただいておりました。
その後の復旧作業により、営業可能となりました下記の一部エリアにつきまして、4月16日(土)より 営業を再開することとなりましたのでご案内いたします。
尚、ロードコース並びにスーパースピードウェイにつきましては、現在も復旧作業中のため、引き続き営業は中止とさせていただきます。
また、このたびの一部営業再開においては、「がんばろう日本」の活動として、これまで実施してきました地域への救援物資提供や、施設内の節電などを継続すると共に、ご来場された皆様からの義援金の受付や特別営業料金の設定などにより、微力ながら被災地の復興支援に繋がる取り組みを行って参りたいと存じます。
営業再開エリア
- モビパーク
- ハローウッズ
- Honda Collection Hall
- アクティブセーフティトレーニングパーク
- ホテルツインリンク
- 各ショップ
- 北ショートコース、南コース、マルチコース、ダートコース
営業内容の詳細につきましては、ホームページ(http://www.twinring.jp/)をご確認ください。
株式会社モビリティランド
モビリティランド主催のフォーミュラ・ニッポン開催日程変更について
株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長:白井裕)と株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は7日、震災のため変更されたモビリティランド主催の鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎで開催されるフォーミュラニッポンの日程を発表した。
すでに4月17日に鈴鹿で開催される予定だった開幕戦は5月15日決勝と発表されているが、他に11月6日に鈴鹿で開催される予定だった最終戦が第5戦として9月4日に繰り上がり、その11月6日に5月15日にもてぎで開催される予定だった第2戦が最終戦として組み込まれた。
変更前、変更後の日程は以下のとおり。
【変更前】
- 鈴鹿2&4レース
2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
(開催日)2011年4月16日(土)・17日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ
(開催日)2011年5月14日(土)・15日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第5戦 ツインリンクもてぎ
(開催日)2011年8月6日(土)・7日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン最終戦 鈴鹿サーキット
(開催日)2011年11月5日(土)・6日(日)
【変更後】
- 鈴鹿2&4レース
2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
(開催日)2011年5月14日(土)・15日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第4戦 ツインリンクもてぎ
(開催日)2011年8月6日(土)・7日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット
(開催日)2011年9月3日(土)・4日(日)
- 2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン最終戦 ツインリンクもてぎ
(開催日)2011年11月5日(土)・6日(日)
株式会社日本レースプロモーション/株式会社モビリティランド
スーパー耐久機構は1日、シリーズ日程の変更に伴うレース距離、形態等の詳細を発表した。
シリーズ Series | 開催日程 Schedule | 開催場所 Circuit | ST-X | ST-A | 距離 Distance | 形態 Method |
| TEST | 日程、およびタイヤ供給の問題からテストディの開催は断念いたします。 CANCELLATION |
| Rd.1 | 5月28(土) ~ 29(日) | スポーツランドSUGO Sports Land SUGO | ● | ● | 3 hrs. | 28日(Sat) Scrutineering 29日(Sun) QF、Final |
Rd.2 Asia Round | 7月2(土) ~ 3(日) | 広東国際サーキット Guangdong International Circuit | ● | | 3 hrs. | 2日(Sat) Scrt.&QF 3日(Sun) Final |
| Rd.3 | 7月23(土) ~ 24(日) | 富士スピードウェイ Fuji Speed Way | ● | ● | 4 hrs. | 23日(Sat) Scrt.&QF 24日(Sun) Final |
| Rd.4 | 8月27(土) ~ 28(日) | 岡山国際サーキット Okayama International Circuit | ● | ● | 3 hrs. | 27日(Sat) Scrt.&QF 28日(Sun) Final |
Special Stage | 9月17(土) ~ 18(日) | 仙台ハイランドレースウェイ Sendai Hi-Land Race Way | | | 未定 Pending |
| Rd.5 | 10月22(土) ~ 23(日) | 鈴鹿サーキット Suzuka Circuit | | | 300km | 22日(Sat) Scrt.&QF 23日(Sun) Final |
| Rd.6 | 11月25(金) ~ 26(土) | ツインリンクもてぎSSW TwinRing Motegi Oval Course | | ● | 50Lap×2 | 25日(Fri) Scrutineering 26日(Sat) QF、Final |
| Rd.7 | 11月27(日) | ツインリンクもてぎ TwinRing Motegi Road Course | ● | ● | 300km | 27日(Sun) QF、Final |
得点基準
- 各クラス1~10位まで、20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイントを与える。
- ただし、第1戦(SUGO)および第2戦(もてぎ)については、各クラス1~6位で20%増の24-18-15-12-10-8-5-4-3-2のポイントを与える。
- 各クラスポールポジションに対して1ポイントを与える。
- 7戦中、6戦の有効ポイント制とする。
Text: スーパー耐久機構
震災のため中止となった公式テストが開幕直前の5月11日~12日に鈴鹿サーキットで開催される。
1日、株式会社日本レースプロモーション(JRP)が発表した。以下のとおり。
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は5月11日(水)、12日(木)、鈴鹿サーキットにおいて公式合同テストを下記内容にて実施することを決定いたしました。本テストは、東北地方太平洋沖地震の影響により中止となった第1回公式合同テスト2日目(3/12(土)/鈴鹿サーキット)、第2回公式合同テスト(3/28(月)、29(火)/富士スピードウェイ)の代替として行われます。
なお、走行時間は現在調整中となりますので、決定次第ご連絡させていただきます。
| 主 催 | 株式会社日本レースプロモーション |
| 開催場所 | 鈴鹿サーキット国際レーシングコース(全長5.807km) |
| 開催日時 | 5月11日(水)、12日(木) ※走行時間は決定次第お知らせいたします。 |
| 車両 | FN09 |
| エンジン | TOYOTA:RV8K HONDA :HR10E |
| タイヤ | ブリヂストンタイヤ |
Text: 株式会社日本レースプロモーション
富士スピードウェイは1日、開催が予定されている5月1日決勝のスーパーGT第2戦富士400kmレースを「東日本大震災復興支援大会」として開催すると発表した。チケットも本日4月1日より発売を開始する。
なお、GTアソシエイションはこのレースの開催を4月中旬に協議の上決定すると発表済みで、本リリースも「状況による延期」を示唆しており、これが即開催決定の案内ではないと思われる。以下、プレスリリース。
“2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース”東日本大震災の復興支援大会に
富士スピードウェイは、4月30日(土/予選)~5月1日(日/決勝)に開催を予定している “2011SUPER GT Round 2 富士GT400kmレース” を 「東日本大震災復興支援大会」 とし、大会期間中は会場内において被災地に向けた様々な支援活動を実施することといたしました。(会場内支援活動の詳細は別途発表させていただきます)
観戦チケットは本日4月1日(金)より販売を開始いたします。詳細は富士スピードウェイ公式サイト(http://www.fsw.tv)をご参照ください。
※状況の変化により開催日を延期する可能性もありますが、その際は別途発表させていただきますので、予めご了承ください。
- 【代表取締役社長 加藤裕明コメント】
-
このたびの大地震で被災されました方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しております。現在、モータースポーツ界でも様々な支援活動が展開されております。弊社でも募金活動や物資支援などを実施させていただいておりますが、本大会を復興支援大会とすることで、少しでもお役に立てればと思います。会場内での具体的な支援活動については、GTアソシエイションや各参戦チーム・ドライバーをはじめとする関係者の皆様と協議し別途発表させていただきますが、ご来場いただくモータースポーツファンの皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
Text: 富士スピードウェイ
スーパー耐久機構(STO)は29日、震災のため延期されたスーパー耐久シリーズ第1戦スポーツランドSUGOの開催概要を発表した。
大会名称を「がんばれ東北!! たちあがろう宮城!!」とし、ワンデーレースで開催される。以下、プレスリリース。

スーパー耐久シリーズ2011第1戦『SUGO 大会』の開催概要のお知らせ
スーパー耐久機構(S.T.O.)では、既にご案内いたしました本年開催レース日程変更に基づき、第1戦を予定しておりますスポーツランドSUGO 大会組織委員会と詳細の調整を致しました。ここに、第1戦の開催概要を、次の通り発表いたします。
1. 大会開催日程
- 5月28日(土) STEL 専有走行、公式車検
- 5月29日(日) 公式予選、決勝レース(3 時間)
- 2010 年に採用いたしましたワンディレースとして開催されます。
2. 大会名称
- “がんばれ東北!! たちあがろう宮城!!”スーパー耐久シリーズ2011第1戦・SUGO スーパー耐久3時間レース
3. 開催レース
- 【メインレース】スーパー耐久シリーズ2011第1戦 (3 時間)
- 【サポートレース】2011JAF地方選手権F4東日本シリーズ第3戦 (15周)
4. その他
当初予定されておりました全日本ロードレース選手権シリーズとの同時開催(2&4大会)は、大会開催の都合上解消されました。なお、現地SUGO 周辺、および仙台市内の宿泊施設を含む最新情報は、大会主催者を通して逐一エントラントの皆様方に情報提供を致します。
Text & Illustration: スーパー耐久機構
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に対するモータースポーツ界としての義援金について3 月11 日(金)午後に発生した東北地方太平洋沖地震により、広範な地域にわたって甚大な被害が生じていることに対し、一日でも早い復興の一助となるよう、モータースポーツ各界の団体・個人におかれましては、既に様々な復興支援活動に取り組んでおられると存じます。
これら善意の活動を踏まえ、(社)日本自動車連盟、自動車メーカー、サーキット、各競技統括団体など、関係各位に御相談し、下記の義援金募集活動を展開させて頂くことといたしました。
今後は既に活動をされていらっしゃる団体や個人の義援金募集活動とも積極的にリンクを図り、同じモータースポーツ界としてより大きく善意の輪を拡げていければと考えております。
関係各位におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
記
- 1. 活動の名称
-
東日本大震災復興支援モータースポーツ義援金募集
→義援金募集の詳細はこちらをご覧ください
- 2. 実施期間
-
【第一次】 平成23年3月25日(月)~5月末日
【第二次】 6月以降の活動については改めて展開させて頂きます
- 3. 実施概要
-
下記義援金口座を開設し義援金を受け付ける(最終的には日本赤十字社に委託)
- 4.義援金受付口座
-
三菱東京UFJ銀行 五反田駅前支店 普通 3018044
「東日本大震災支援モータースポーツ口座」
【発起人】
高橋国光、星野一義、中嶋 悟、舘信秀、鈴木亜久里、近藤真彦、加藤裕明、大島裕志、
淀野泰弘、藤田直廣、日置和夫、白井 裕、畑川 治、坂東正明 (順不同)
Text: 日本レースプロモーション / GTアソシエイション
スーパー耐久機構(S.T.O.)では、東北東日本沖地震の影響により本年開催予定のレース日程を変更して開催する事と致しました。よって、以下に日程の変更に関する解説と、変更された2011 年シリーズ日程(暫定版)を発表いたします。
■変更部分解説
- 第1戦(もてぎ大会)は日程を11月に変更し、第6戦、および第7戦の2大会連続大会として開催いたします。第6戦は11/26にスーパースピードウェイを使った「オーバルバトル」、第7戦は11/27にロードコースを使った「スーパー耐久ファイナル」となります。
- 第2戦(SUGO大会)は、日程を5/29日に変更し、第1戦として開催いたします。これにより、当初6/12開催予定のアジアラウンド「韓国KIC大会」は、輸送時間の事由より本年の開催は断念することと致しました。
- アジアラウンド中国大会は、開催場所を中国広東省広州市の「広東国際サーキット(GIC)」に変更し、シリーズ第2戦として開催いたします。
- 仙台ハイランド大会は、震災により被災した施設の復旧目途が立たないことから、シリーズ戦から外し特別戦とした位置づけの大会に変更いたしました。
- シリーズポイントは、シリーズ全7大会に設定されますが、詳細は別途お知らせいたします。
スーパー耐久シリーズ2011暫定日程
2011.3.24.STO事務局発表
| Round | 開催日程 | 大会 | ST-X | ST-A |
| Test | 4月後半に開催予定 | 開催サーキット未定 | | |
| Rd.1 | 5月28(土)~29(日) | スポーツランドSUGO | ● | ● |
| Rd.2 | 7月2(土)~3(日) | 広東国際サーキット (中国広東省広州市) | ● | |
| Rd.3 | 7月23(土)~24(日) | 富士スピードウェイ | ● | ● |
| Rd.4 | 8月27(土)~28(日) | 岡山国際サーキット | ● | ● |
Special Stage | 9月17(土)~18(日) | 仙台ハイランドレースウェイ | | |
| Rd.5 | 10月22(土)~23(日) | 鈴鹿サーキット | | |
| Rd.6 | 11月25(金)~26(土) | ツインリンクもてぎ スーパースピードウェイ(オーバル) | | ● |
| Rd.7 | 11月27(日) | ツインリンクもてぎ 国際レーシングコース(4.8km) | ● | ● |
Text: スーパー耐久機構
株式会社GTアソシエイション(GTA 代表取締役 坂東正明)は、3月21日付けで東日本大震災の影響を考慮し開催を延期するとしていたSUPER GT第1戦「岡山GT300kmレース」の代替日程の予定を本日発表した。
【代替日程予定】:5月21日(土)・22日(日)
第2戦「富士GT400kmレース」(4月30日(土)・5月1日(日))を含めた年間の大会スケジュールは、今後の状況をみて4月中旬にSUPER GT関係者で協議の上決定し発表するとしている。
Text: GTアソシエイション
このたびの東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復旧を心からお祈り申し上げます。
株式会社モビリティランド(取締役社長:大島裕志)は2011年4月16日(土)・17日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催予定の「鈴鹿2&4レース」を延期させていただくこととなりました。2輪・4輪の全日本選手権を同日開催する本レースは、参加チームの所在地が広域に渡るため、東日本エリアの現状から、レース開催に向けた準備が困難であると判断いたしました。また、5月14日(土)・15日(日)に栃木県ツインリンクもてぎで開催予定の「フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ」につきましても、地震被害による当コースの復旧作業に時間を要するため延期とさせていただきます。
この延期に伴い「鈴鹿2&4レース」は、5月14日(土)・15日(日)に鈴鹿サーキットにて開催させていただきます。また、本レースはこのたびの震災復興支援活動を前提として開催いたします。「フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ」の代替日程につきましては後日発表させていただきます。
尚、「鈴鹿2&4レース」で同時開催を予定しておりました「エンジョイホンダ鈴鹿」につきましては、中止とさせていただきます。
開催日程延期イベント
- 鈴鹿サーキット
-
2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット
2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(※1)
サポートレース:2011年アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権第1戦&第2戦(※2)
「鈴鹿2&4レース」
(当初の日程)2011年4月16日(土)公式予選・17日(日)決勝(※3)
(新しい日程)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
復興支援活動としては、会場内でチャリティイベントなどを開催し、その収益金を寄付させて
いただく予定です。具体的な内容については後日発表させていただきます。
- ツインリンクもてぎ
-
2011年 全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン第2戦 ツインリンクもてぎ
(当初の日程)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
(新しい日程)現在調整中
- ※1 全日本ロードレース選手権の開催は現在調整中のため、後日正式な決定となります。
- ※2 F3の開催は決定です。その他のサポートレースにつきましても後日決定後にご案内いたします。
- ※3 既にご購入の観戦チケットにつきましては、5月14日・15日の延期開催日、および11月開催のフォーミュラ・ニッポン最終戦のいずれかでご利用いただけます。また、日程変更に伴い、観戦チケットの払い戻しをご希望される方につきましては、払い戻し方法が決定次第、ホームページ等でご案内いたします。http://www.suzukacircuit.jp/
Text: 株式会社モビリティランド
「2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿サーキット」 開催日程変更のお知らせ
株式会社日本レースプロモーション(以下JRP)代表取締役社長 白井 裕は、東北地方太平洋沖地震の影響を鑑み、4月16日(土)、17日(日)に鈴鹿サーキットで開催を予定しておりました「2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿大会」を、「第2戦 ツインリンクもてぎ大会」を開催する予定であった5月14日(土)、15日(日)に鈴鹿サーキットで開催することを決定いたしました。
また、上記に伴い第2戦 ツインリンクもてぎ大会を延期とし、以降のスケジュールにつきましては、JAF、株式会社GTアソシエイション、および関係各団体とも調整をしながら今後の状況を考慮し決定する予定です。
■全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿サーキット(鈴鹿2&4レース) 開催日程変更
- (変更前)2011年4月16日(土)公式予選・17日(日)決勝
- (変更後)2011年5月14日(土)公式予選・15日(日)決勝
- MFJ全日本ロードレース選手権の開催は調整中のため、後日正式な決定となります。
- その他のサポートレースにつきましても後日決定後にご案内いたします。
- 既にご購入の観戦チケット取り扱いに関しましては、下記鈴鹿サーキットオフィシャルwebをご確認下さい。
- 鈴鹿サーキットオフィシャルweb : http://www.suzukacircuit.jp/
- 復興支援活動としては、会場内でチャリティイベントなどを開催し、その収益金を寄付させていただく予定です。
具体的な内容については後日発表させていただきます。
- 白井 裕 JRP社長のコメント
-
「この度の東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた数多くの方々へ、お悔みを申し上げるとともに、被災された方、負傷された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、被災地の救援・復興活動にご尽力されている多くの関係者の皆様へ敬意を表します。フォーミュラ・ニッポン関係者一同、一日も早い被災地の復興を願っております。本年の開催大会は「東北地方太平洋沖地震復興支援大会」の位置づけとして開催していくことは既に決定しておりますが、JRPでは、3月12日より関係者と協議を重ね、今回の甚大な被災状況を鑑みた結果、本日3月23日(水)開幕戦鈴鹿大会の延期を決定いたしました。ファンの皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。」
Text: Japan Race Promotion (JRP)
株式会社GTアソシエイション(代表取締役坂東正明)は、東日本大震災の影響を考慮し、SUPER GT関係者で議論した結果、4月2日(土)・3日(日)に開催予定の2011年SUPER GT第1戦「岡山GT300kmレース」の開催を延期することを決定した。
なお、代替日程については、現在検討しており、決定次第発表される。
また、第2戦「富士GT400kmレース」(4月30日(土)・5月1日(日))以降の大会については、開催に向けて準備を進めているが、大会スケジュールは、今後の状況を見て判断することとしている。
岡山大会に関するチケットの詳細については、別途発表される。
今回の決定に関して、GTAの坂東正明代表は以下のコメントを発表した。
- 【GTA坂東正明代表のコメント】
-
このたびの震災で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈りいたします。私自身、今回の巨大地震で、東北、関東地方に大きな被害がでているとの報道を受けて大変なショックを受けています。さらに、生存者の救出に向けて、また福島原発の状況が予断を許さない中、懸命に復旧支援に努力されている関係者の皆さんに、改めて敬意を表したいと思います。
GTAとしましては、本日開催しましたSUPER GT関係者の会議において協議いたしました結果、地震による各方面への深刻な影響および現在の社会情勢を鑑み、本年の開幕戦岡山大会の開催が困難になったと判断し、延期することを決定いたしました。本年のSUPER GTレースの開幕を心待ちにされていた全国のファンの皆様、岡山大会の観戦を楽しみにされていた方には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。また、SUPER GT、そしてモータースポーツ界全体で何ができるか、しっかりと考えて出来る限りの援助を引き続き議論し、行動していきたいと考えております。まずは、震災で被災された地域、被災者の方々への支援活動として、今シーズンの大会を「東日本大震災復興支援大会」として開催することといたします。
Text: GTアソシエイション
ツインリンクもてぎ(株式会社モビリティランド)は16日、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による施設の被害などを受け、4月10日に決勝の行われるスーパー耐久レースおよび4月24日決勝のMotoGPの延期を発表した。以下、プレスリリース。
東北地方太平洋沖地震の影響による、「ツインリンクもてぎ」でのイベント開催延期について
このたび、4月に栃木県ツインリンクもてぎで開催を予定している、モトGP世界選手権およびスーパー耐久選手権を延期させていただくこととなりました。モトGP世界選手権の新しい開催日程は2011年9月30日(金)~10月2日(日)を予定しております。また、スーパー耐久選手権につきましては現在関係各位と調整をしておりますので、決定次第ご案内いたします。
開催延期イベント
■ FIM 2011MotoGP 世界選手権シリーズ第3戦「日本グランプリ」
(当初日程)2011年4月22日(金)~24日(日) ⇒ (変更予定)2011年9月30日(金)~2日(日)
■ スーパー耐久シリーズ2011第1戦「もてぎスーパー耐久」
(当初日程) 2011年4月9日(土)~10日(日) ⇒ 調整中
- 既にご購入の観戦チケットにつきましては、延期開催日にそのままご利用いただけます。
- 日程変更に伴い、観戦チケットの払い戻しをご希望される方につきましては、方法が決定次第、ホームページ等で紹介いたします。http://www.twinring.jp/
- 取締役社長 大島裕志
-
「東北地方太平洋沖地震において被災されました、すべての地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。ツインリンクもてぎは、このたびの地震により施設に被害を受けました。さらに、ライフラインや周辺地域の被害など、多くのお客様をお迎えする事が困難な環境にあります。そのため来月開催を予定しておりました、モトGP世界選手権ならびにスーパー耐久選手権は、延期せざるを得ないと判断いたしました。天災による判断とは言え、心待ちいただいたファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。関係各位と調整し、モトGPにつきましては10月の延期開催を決定いたしました。また、スーパー耐久につきましては、スケジュールを組み替えての開催を目指しております。何卒、ご理解頂きますよう宜しくお願いいたします」
Text: ツインリンクもてぎ
SAVE JAPAN
モータースポーツ業界から災害支援を!
スーパーGTで活躍するレーシングドライバー、脇阪寿一の呼びかけに関係者が結集、先日発生した「東北地方太平洋沖地震」の被災者に向けて、義援金を呼びかけるサイトが立ち上がった。
3月11日に発生した三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震、そしてそれに伴う世界最大規模の大津波は北は北海道から南は関東、首都圏に至るまで広範囲にわたって甚大な被害をもたらし、被害者の数は14日現在においてもますます増大するばかり。
未だ復旧の見通しすら立っていない状況だ。
こうした状況の中、モータースポーツ業界からも何かできないかとの脇阪選手の呼びかけに多くのレーシングドライバーとチーム、ジャーナリストが賛同して、被災者に向けて義援金を届ける運動が立ち上がった。
これは「SAVE JAPAN~今、僕たちにできる事~」と名づけられたウェブサイトを通じて、日本全国のレース関係者とファンに呼びかけ、新たに設けられた銀行の専用口座に振り込むもので、受付期間は明日3月15日から4月30日までとなっている。
振込先は下記の通り
銀行名:みずほ銀行
支店名:高輪台支店
口座番号:普通 1076863
口座名:SAVE JAPAN事務局
Text:Kazuhisa SUEHIRO
GTアソシエイション(GTA)は3月13日にプレスリリースを出し、岡山国際サーキットで3月19、20日の二日間開催予定だった「2011年SUPER GT公式テスト」中止の決定を発表した。
これは3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の極めて甚大な被害、被災された多くの方々の心情に配慮したもの。
同時にテストに伴う車両等の輸送や関係者の移動が災害の復旧活動に支障をきたさないよう、さらに未だ余震が続く中でテストを観戦される方、ドライバー、チームスタッフ他関係者の安全を考えた結果、この状況下での公式テストの開催は非常に困難と判断。公式テストの中止を決断した。
なお現時点では、4月2日(土)、3日(日)の2011年SUPER GT第1戦岡山大会(岡山国際サーキット)については開催を予定しているという。
-
坂東正明GTA代表のコメント
- 「3月11日(金)午後に発生した平成23年東北地方太平洋沖地震の犠牲となられた方へ、お悔みを申し上げるとともに、被災された方、負傷された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。また、災害復興に尽力されている関係者の方々の活動を心より応援しております。SUPER GT関係者一同、一日も早い復興を願っております。
また、今回の被災状況を考慮し、3月19日(土)、20日(日)に予定しておりましたSUPER GT公式テストを中止させていただきます。今回のテストを楽しみにしていてくださったSUPER GTファンの皆様には、誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解いただきたくよろしくお願いします」
Kazuhisa SUEHIRO
フォーミュラニッポンの2011開催概要が明らかになった3月7日、同じく日本レースプロモーション(JRP)が開催するフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の概要も併せて発表された。
2006年よりスタートしたFCJも今季で6シーズン目を迎える。
これまでに参戦したドライバーは延べ90名。今年のフォーミュラニッポンにも山本尚貴、国本雄資、中嶋大祐、小林崇志の4名がFCJ出身者であり、昨年参戦した野尻智紀は今季全日本F3選手権Nクラスにホンダのサポートを受けて参戦することが既に発表されているほか、チャンピオンの中山雄一も近々体制発表が予定されているという。
今シーズンも21台の出走が予定されており、19名のドライバーが決定している。
4月23日の富士チャンピオンレースで開幕し、全6大会14戦。基本は1ラウンド2レースだが第3大会の富士と第6大会の鈴鹿では3レースが組まれる。
3大会がフォーミュラニッポンとの併催、1大会は昨年に続いてF1日本グランプリのサポートイベントとして10万人の大観衆の下でレースが行われることとなっている。
年間スケジュール、エントリーリストは下記の通り。
レース開催スケジュール
Rd. 開催日 サーキット メインレース レース数
1~2 4月23~24日 富士スピードウェイ 富士チャンピオンレース 2レース
3~4 5月14~15日 ツインリンクもてぎ フォーミュラ・ニッポン第2戦 2レース
5~7 6月11~12日 富士スピードウェイ ザ・ワンメイクレース祭 3レース
8~9 8月6~7日 ツインリンクもてぎ フォーミュラ・ニッポン第5戦 2レース
10~11 10月9~10日 鈴鹿サーキット F1 日本グランプリ 2レース
12~14 11月5~6日 鈴鹿サーキット フォーミュラ・ニッポン第7戦 3レース
合同テスト
開催日 サーキット
第1回 4月20~21日 富士スピードウェイ
第2回 5月11~12日 ツインリンクもてぎ
第3回 9月26~27日 鈴鹿サーキット
参加ドライバープロフィール
周藤 康平 Kohei Sutou
1993年5月29日生まれ 17歳 神奈川県出身
2010年 FTRS受講
2009年 全日本カート選手権 KF2クラス シリーズ2位
2008年 全日本カート東地域地方戦 FS125クラス シリーズ4位 / 新東京サーキットNTCカップ SSクラス シリーズ2位
2007年 全日本カート東地域地方戦 FS125クラス シリーズ7位
清原 章太 Shota Kiyohara
1993年6月10日生まれ 17歳 茨城県出身
2010年 ワールドカップカートレースIN鈴鹿 スーパーKFクラス2位(日本人最上位) / SRS-F卒業 スカラシップ獲得
2009年 全日本カート選手権 KF1クラス シリーズチャンピオン
2008年 全日本カート選手権 KF2クラス シリーズ5位
2007年 地方選手権 新東京シリーズ FA-Bクラス チャンピオン(全戦優勝)
平川 亮 Ryo Hirakawa
1994年3月7日生まれ 17歳 広島県出身
2010年 FCJシリーズ6位 / スーパーFJ日本一決定戦優勝 / JAF地方選手権スーパーFJ岡山シリーズチャンピオン
2009年 全日本カート選手権 KF2クラス シリーズ3位 / TOYOTA SL カートミーティング全国大会 スーパーKTクラス 5位 / FTRS受講
2008年 全日本ジュニアカート選手権 ジュニアクラス シリーズチャンピオン / TOYOTA SL カートミーティング全国大会 スーパーKTクラス 6位
2007年 SLカートピスタ広島シリーズ(スポット参戦) KT100クラス 優勝1回
高星 明誠 Mitsunori Takaboshi
1993年1月24日生まれ 18歳 神奈川県出身
2010年 FCJ参戦
2009年 全日本カート選手権 KF1クラス シリーズ4位
2008年 全日本カート選手権 KF1クラス シリーズ7位
2007年 ROTAXMAXグランドファイナル JrMAXクラス 11位 / ROTAXMAX CHALLENGE JrMAXクラス シリーズ2位
勝田 貴元 Takamoto Katsuta
1993年3月17日生まれ 17歳 愛知県出身
2010年 FCJシリーズ8位 / IAME CUP in Suzuka Iame X30クラス優勝
2009年 全日本カート選手権 KF1クラス シリーズ3位 / 全日本カート選手権 瑞浪大会 第7戦、第8戦 KF1クラス 2連勝 / FTRS受講
2008年 WORLD CUP IN SUZUKA KF2クラス 4位 / 全日本カート選手権 KF1クラス シリーズ4位
2007年 JAFジュニアカート選手権シリーズ FP-Jrクラス シリーズ2位 / マカオGP YAMAHA CUP FP-Jrクラス 総合優勝
篠谷 大幹 Hiroki Shinotani
1993年12月4日生まれ 17歳 愛知県出身
2010年 全日本カート選手権シリーズ 西地域 KF2クラス チャンピオン / FTRS受講
2009年 鈴鹿選手権シリーズ カートレース X30クラス チャンピオン / 地方カート選手権 西地域 FS125クラス ランキング2位
2008年 鈴鹿選手権シリーズ カートレース FP3クラス チャンピオン
2007年 瑞浪チャレンジカップSSクラス チャンピオン
川端 伸太朗 Shintaro Kawabata
1992年9月14日生まれ 18歳 大阪府出身
2010年 全日本カート選手権スーパーKFクラス シリーズ16位 / SL全国大会 スーパーKTクラス4位 / FTRS受講
2009年 全日本カート選手権KF1クラス シリーズ9位 / SL全国大会 スーパーKTクラス優勝
2008年 全日本カート選手権KF2クラス シリーズ4位
2007年 全日本カート選手権ジュニアクラス シリーズチャンピオン
元嶋 佑弥 Yuya Motojima
1991年4月10日生まれ 19歳 福岡県出身
2010年 FCJシリーズ4位
2009年 SRS-F卒業 スカラシップ獲得
2008年 SRS-Fベーシック受講
2007年
山田 真之亮 Shinnosuke Yamada
1992年8月29日生まれ 18歳 岡山県出身
2010年 SRS-F卒業 スカラシップ獲得
2009年
2008年
2007年 2006年 マカオアジアカートグランプリ Rok Jr.クラス3位 / 2007年 マカオアジアパシフィック選手権KF3クラス リタイア
小河 諒 Ryo Ogawa
1991年4月22日生まれ 19歳 神奈川県出身
2010年 FCJ参戦
2009年 SL全国大会 SSOクラス 4位 / もてぎカートレース SSOクラス シリーズ2位
2008年 全日本カート選手権 KF2クラス シリーズ14位
2007年 全日本カート選手権 ICAクラス参戦
朱 戴維 Zhu David
1990年8月17日生まれ 20歳 中国/北京市出身
2010年 FCJ参戦 シリーズ9位
2009年 FCJ参戦 シリーズ13位 / 全国カートチャンピオンシリーズ 北京戦 ICA(国際A組)クラス 優勝
2008年 AFOS アジアフォーミュラ マレーシア2位
2007年 ASIA吉利フォーミュラ シリーズチャンピオン / フォーミュラBMWアジア マレーシア&インドネシア3位 / 中国Kart NCA組(第3位)
松崎 俊祐 Shunsuke Matsuzaki
1992年1月27日生まれ 19歳 高知県出身
2010年 FCJ参戦
2009年 鈴鹿クラブマンレース FJ1600クラス シリーズ8位 / FTRS受講
2008年 全日本カート選手権 KF-1クラス参戦
2007年 全日本カート選手権 ICAクラス シリーズ3位
石井 一也 Kazuya Ishii
1990年4月2日生まれ 20歳 京都府出身
2010年 FCJシリーズ11位
2009年 FCJシリーズ8位 / 世界カート選手権 KF-1クラス 15位 / FTRS受講
2008年 ヨーロッパ選手権 KF-1クラス参戦 / 世界選手権 KF-1クラス 14位 / ワールドカップKF-1クラス 9位
2007年 ヨーロッパ選手権 KF-1クラス参戦 / ワールドカップ KF-1クラス参戦 / 全日本カート選手権 FAクラス参戦 / FTRS受講
平峰 一貴 Kazuki Hiramine
1992年1月7日生まれ 19歳 大阪府出身
2010年 FCJシリーズ3位
2009年 SRS-F卒業 スカラシップ獲得
2008年 Formula Renault 2.0 U.K BARCクラス 6位、10位 / Formula Renault UK Winter Seriese UK Renaultクラス 9位、10位
2007年 Rotax Max Euro Challenge Jr.Rotax Maxクラス 総合3位 / Super One British Championship Jr.Rotax Maxクラス 総合4位
仁木 圭之 Keishi Niki
1985年2月7日生まれ 26歳 埼玉県出身
2010年 FCJ参戦
2009年 西日本F4シリーズ ランキング3位
2008年 S-FJ鈴鹿シリーズ 2位 / S-FJ日本一決定戦 優勝
2007年 FJ1600もてぎシリーズ チャンピオン
柴田 隆之介 Ryunosuke Shibata
1985年7月10日生まれ 25歳 三重県出身
2010年 F4西日本シリーズ第5戦 4位 / JAFグランプリF4クラス 5位
2009年 鈴鹿クラブマンレースシリーズ S-FJクラス シリーズ4位
2008年 鈴鹿クラブマンレースシリーズ S-FJクラス シリーズ4位
2007年 鈴鹿クラブマンレースシリーズ FJ1600クラス参戦(5戦) 最高7位
岩月 邦博 Kunihiro Iwatsuki
1987年4月25日生まれ 23歳 愛知県出身
2010年 スーパー耐久シリーズ ST-4クラス参戦 最高6位
2009年 SRS-Fアドバンス卒業 / 富士チャンピオンシリーズ N1400クラス参戦 最高2位
2008年 鈴鹿クラブマンレース FEクラス4戦出場 最高4位 / 富士チャンピオンレースシリーズ N1400クラス参戦 最高3位
2007年 ARTAチャレンジ ARTA Challenge Class参戦
近藤 翼 Tsubasa Kondo
1989年4月30日生まれ 21歳 新潟県出身
2010年 FCJシリーズ10位
2009年 F4東日本シリーズ チャンピオン / F4日本一決定戦 3位
2008年 FJ日本一決定戦 FJ1600クラス 3位
2007年 M4シリーズ参戦 東地域 3位・東西総合 8位
山部 貴則 Takanori Yamabe
1985年4月11日生まれ 25歳 群馬県出身
2010年 筑波S-FJ選手権 JAFシリーズチャンピオン ・ 筑波シリーズチャンピオン
2009年 筑波FJ1600選手権 シリーズ10位
2008年
2007年
※年齢は3月7日現在
残り2台は調整中
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO 資料提供:日本レースプロモーション
日本レースプロモーション(JRP)は7日、2011年の開催概要と併せて、2012年よりバッテリーをエネルギー供給源とする新システムをフォーミュラニッポン車両に搭載することを発表した。
テスト車両は5月末にシェイクダウン、2011シーズン中に数回の実車テストを予定している。
詳細は下記の通り。
2012年 フォーミュラ・ニッポン車両搭載用「新システム」概要
本システムは、バッテリーをエネルギーの供給源として、ギア・ボックスに装着されたモーターを駆動することにより、レース中の追い越し時やコーナー脱出時のパフォーマンスを引き出すとともに、レース中の燃料消費量の削減を目指しています。
当該システムは主要スペックと車体搭載パッケージングを統一化したうえで全車義務付けとする事を大きな特徴としており、「全日本選手権フォーミュラ・ニッポン」発で環境・エネルギー技術を導入した新しいレースとして世界をリードする事によって、クルマやレースが持つ本来の楽しさや、醍醐味、そして環境・エネルギー技術の共存にチャレンジすることで、ファンの皆様の共感を得るとともに、モータースポーツの更なる振興に貢献できればと考えています。
レース車輛はワンメイクであるものの、唯一システムを構成するバッテリー開発に関しては、自由競争とする事を前提に考えています。将来の量産車両開発において、環境・エネルギー技術を導入したHEV、EVの開発競争が激化する中、バッテリーの進化が大きな鍵となることは言うまでもなく、レースに供給し、性能の具体的評価を得ることが、バッテリーメーカーの開発をより促進することに繋がり、社会的貢献に大きく寄与できるのでないか、また、今までレース業界で希薄だったベンチャー企業・アジア新興企業へのビジネスチャンスが拡がる可能性も期待しています。
『システム諸元』
・名 称: System-E( 仮称)
・モーター: 永久磁石同期式モーター 出力MAX.40kW(統一スペック)
・インバータ: IGBT型インバータ
・バッテリー: リチウムイオン電池等 MAX.300(V) (外観サイズ、安全基準以外はフリー)
『スケジュール』
5月末シェイクダウンを皮切りに、2011年レース・シーズン中に数回の実車テストを実施の予定
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO 資料提供:日本レースプロモーション
| チーム |
No. |
ドライバー |
年齢 |
出身地 |
エンジン |
|
1 |
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
29 |
ブラジル |
TOYOTA RV8K |
| TEAM IMPUL |
Joao Paulo de Oliveira |
| 監督 : 星野 一義 |
2 |
平手 晃平 |
24 |
日本/愛知県 |
|
Kohei Hirate |
| KONDO RACING |
3 |
TBN |
|
|
TOYOTA RV8K |
| 監督: 近藤 真彦 |
| Team LeMans |
7 |
大嶋 和也 |
23 |
日本/群馬県 |
TOYOTA RV8K |
| 監督 : 未 定 |
Kazuya Oshima |
| Team KYGNUS SUNOCO |
8 |
石浦 宏明 |
29 |
日本/東京都 |
TOYOTA RV8K |
| 監督 : 土屋 武士 |
Hiroaki Ishiura 29 |
| REAL RACING |
10 |
小林 崇志 |
23 |
日本/広島県 |
HONDA HR10E |
| 監督 : 金石 勝智 |
Takashi Kobayashi |
| TEAM 無限 |
16 |
山本 尚貴 |
22 |
日本/栃木県 |
HONDA HR10E |
| 監督 : 手塚 長孝 |
Naoki Yamamoto |
| SGC by KCMG |
18 |
アレクサンドレ・インペラトーリ |
23 |
スイス |
TOYOTA RV8K |
| 監督 : 土居 隆二 |
Alexandre Imperatori |
|
31 |
中嶋 大祐 |
22 |
日本/愛知県 |
HONDA HR10E |
| NAKAJIMA RACING |
Daisuke Nakajima |
| 監督 : 中嶋 悟 |
32 |
小暮 卓史 |
30 |
日本/群馬県 |
|
Takashi Kogure |
| Project μ/cerumo・INGING |
33 |
国本 雄資 |
20 |
日本/神奈川県 |
TOYOTA RV8K |
| 監督 : 立川 祐路 |
Yuji Kunimoto |
|
36 |
アンドレ・ロッテラー |
29 |
ドイツ |
TOYOTA RV8K |
| PETRONAS TEAM TOM'S |
Andre Lotterer |
| 監督 : 舘 信秀 |
37 |
中嶋 一貴 |
26 |
日本/愛知県 |
|
Kazuki Nakajima |
| DOCOMO TEAM |
40 |
伊沢 拓也 |
26 |
日本/東京都 |
HONDA HR10E |
| DANDELION RACING |
Takuya Izawa |
| 監督 : 村岡 潔 |
41 |
塚越 広大 |
24 |
日本/栃木県 |
|
Koudai Tsukakoshi |
| Le Beausset Motorsports |
62 |
嵯峨 宏紀 |
27 |
日本/愛知県 |
TOYOTA RV8K |
| 監督 : 坪松 唯夫 |
Koki Saga |
|
|
|
|
|
|
ホンダエンジン使用チーム :4チーム6台
トヨタエンジン使用チーム :8チーム10台
全車ブリヂストン製タイヤを使用
| 大会 |
Rd.1 |
Rd.2 |
Rd.3 |
Rd.4 |
Rd.5 |
Rd.6 |
Rd.7 |
FSC ※1 |
| 日程 |
4/16~17 |
5/14~15 |
6/4~5 |
7/16~17 |
8/6~7 |
9/24~25 |
11/5~6 |
11/12~13 |
| 会場 |
鈴鹿 |
もてぎ |
オートポリス |
富士 |
もてぎ |
SUGO |
鈴鹿 |
富士 |
| 予選方式 |
ノックアウト |
ノックアウト |
ノックアウト |
ノックアウト |
ノックアウト |
ノックアウト |
ノックアウト |
調整中 |
| 決勝方式 |
220km |
280km |
280km |
250km |
250km |
250km |
2レース ※2 |
調整中 |
| タイヤ交換義務付け |
あり |
あり |
あり |
3月中に決定 |
3月中に決定 |
3月中に決定 |
第2レースのみあり |
調整中 |
| 備考 |
2&4レース Enjoy Honda 併催 ※3 |
|
2&4レース |
スーパーサンデー ※4 わくわくトヨタ (仮称)併催 |
Enjoy Honda 併催 ※3 |
わくわくトヨタ (仮称)併催 |
|
S-GTと併催 |
※1 「FUJI SPRINT CUP 2011」
※2 Rd.7鈴鹿大会は1レース2レース制により、予選ポール&2連勝で合計18ポイントを獲得することができる。
※3 Enjoy Hondaとは、「見て」「遊んで」「体感できる」家族みんなで楽しむイベント。
※4 スーパーサンデーとは、日曜日に予選・決勝を行うレース。
日本レースプロモーション(JRP)は7日、2011年のフォーミュラニッポン開催概要を発表した。
スウィフト製のFN09シャシーを導入して3年目の今年、エントリー台数はホンダ勢4チーム6台、トヨタ勢8チーム10台の計16台。
ドライバーラインナップはコンドウレーシングの1台がTBNであるほかは15名が確定している。
チャンピオンのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと平手晃平のインパル、小暮卓史のナカジマレーシング、アンドレ・ロッテラーのトムスは昨年同様で変わりなし。
一方、昨年菅生で初優勝を遂げた大嶋和也はチーム・ルマンに、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した山本尚貴は無限に移籍する。
二人の抜けた穴にはウィリアムズチームで2年間F1を戦った中嶋一貴がトムスに、ライコネン・ロバートソンで英国F3を戦った中嶋大祐が父悟氏のナカジマレーシングに加入することになった。この中嶋兄弟の対決にも注目が集まる。
この他、今季は全日本F3からCクラス王者の国本雄資がセルモ・インギングに、Nクラス王者の小林崇志はリアル・レーシングに加入。アレキサンドラ・インペラトーリも古巣KCMGで、嵯峨宏紀はル・ボーセ・モータースポーツとともにフォーミュラニッポンにデビューと、6名のルーキーが参戦する。
しかし残念ながら2009年チャンピオンのロイック・デュバルの今季参戦はなく、ドコモ・ダンディライアンには塚越広大が加入することになった。石浦宏明は土屋武士を監督に迎えて新規参戦を表明した新チーム、キグナス スノコから出走する。
唯一未定のコンドウレーシングは、今週末の合同テストではミロス・パブロビッチの起用を明らかにしている。パブロビッチはワールドシリーズ・バイ・ルノーやGP2に参戦の経験を持つ。
今回の発表ではエントリーリストのほか、レースフォーマットについても明らかにされた。
これによると予選方式は7戦全てでノックアウト方式が採用され、第1戦~3戦まではタイヤ交換が義務付けられるが、4戦目移行については3月中に決定するとしている。
レース距離は第1戦鈴鹿が220km。第2戦と第3戦が280kmで、第4戦~第6戦は250km。そして第7戦は昨年同様の2レース制となる。
また、第4戦は「スーパーサンデー」と題し、予選・決勝をともに日曜日に行うこととなった。
ポイントシステムは第1戦~6戦では1位10ポイント、2位8ポイントで、以下6、5、4、3、2、1と8位までにポイントが与えられる。
第7戦は各レースごとに通常の半分のポイントが与えられるが、1位には更に各3ポイントのボーナスが加算される。
この他にポールポジションに対して1点が与えられる。
また予選セッションはQ1は20分間で変わりないが、Q2とQ3に関しては従来の10分間から7分間に短縮された。
これにより、コースオープンからチェッカーまでより緊迫した戦いが期待できるものと思われる。
2011シーズンのフォーミュラニッポンは今週末の3月11~12日に鈴鹿サーキットで合同テストを行い、来月16~17日に鈴鹿2&4で開幕する。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
2011年2月14日
日産自動車株式会社
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社
2011年 グローバルモータースポーツ体制を発表
(C) FIA-GT1/DPPI 拡大します
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:宮谷正一 以下、ニスモ)は、14日、2011年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。
日産は、クルマの楽しさと走る悦びをお客様に提供するために、モータースポーツ活動を事業の重要な一部と位置付け、本年も国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GTシリーズGT500クラスをメインに取り組み、チャンピオン奪還を目指す。
また、昨年から開始されたFIA GT1世界選手権に「NISSAN GT-R」で参戦するプライベートチームに技術支援を行う。
さらに、若手ドライバー育成プログラムの実施や国内外のプライベートチームをサポートする活動を実施していく。
1. SUPER GT
■車両
R35型「NISSAN GT-R」にて、SUPER GTのGT500クラスに出場する。
参戦チームへの技術支援及び車両開発はニスモが行う。2011年型「NISSAN GT-R」は、以下の3点に重点を置いて開発を行った。
1.VRH34Aエンジンを改良し、より最適なトルク特性と出力向上の実現
2.ダウンフォース向上のためのボディ細部のデザインのリファイン
3.駆動系の信頼性の向上
■チーム体制
日産系チームとしては、NISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACINGに加え、新たにMOLAが参戦し、計4台の「NISSAN GT-R」で同シリーズGT500クラスに出場する。日産系チームの総監督は引き続き柿元邦彦が務める。
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー | 車両名 | タイヤメーカー |
| 23 |
NISMO |
鈴木 豊 |
本山 哲/ブノワ・トレルイエ |
MOTUL AUTECH GT-R |
ブリヂストン |
| 12 |
TEAM IMPUL |
星野一義 |
松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
カルソニックIMPUL GT-R |
ブリヂストン |
| 24 |
KONDO RACING |
近藤真彦 |
安田裕信/ビヨン・ビルドハイム |
TBA |
ヨコハマ |
| 46 |
MOLA |
大駅俊臣 |
柳田真孝/ロニー・クインタレッリ |
S-Road MOLA GT-R |
ミシュラン |
2. FIA GT1世界選手権
昨年に引き続き、FIA GT1世界選手権に参戦するプライベートチームに対し、ニスモが4台のR35型「NISSAN GT-R」を供給し、技術支援を行う。昨年1勝したSUMO POWER GTは引き続き参戦する。新たにJR MOTORSPORTS(JRM)がNISSAN GT-Rで参戦する。
■チーム体制 No. エントラント 監督 ドライバー
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー |
| TBA |
SUMO POWER GT |
アンディ・バーンズ |
エンリケ・ベルノルディ(BRA)/リカルド・ゾンタ(BRA) |
| TBA |
TBA/TBA |
| TBA |
JR MOTORSPORTS |
ジェームズ・ラムゼイ |
ミハエル・クルム(DEU)/ルーカス・ルアー(DEU) |
| TBA |
ピーター・ダンブレック(GBR)/リチャード・ウェストブルック(GBR) |
■車両
FIA GT1の技術規則は公認制度に基づいている為、大幅な仕様変更は許されていないが、2011年仕様では空力の性能向上を目的にフロントバンパーの改良を行うとともに車両の軽量化を実施した。
3. ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)
世界で活躍できる若手ドライバー育成を目的とし、2006年に始まったフォーミューラーチャレンジ・ジャパン(FCJ)に日産自動車が本年も引き続き協賛する。
NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバーのうち、2名は全日本F3選手権ナショナル(N)クラスに、1名はF3ユーロシリーズへの参戦をサポートする。また日産スカラシップドライバー3名についてFCJへの参戦サポートを行う。
佐藤 公哉 (C)Motorsports Forum 拡大します
■NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバー:
全日本F3(Nクラス)参戦:千代勝正(23)、佐々木大樹(19) F3ユーロシリーズ参戦:佐藤公哉(21)
■NDDP FCJスカラシップ対象ドライバー:近藤翼(21)、朱戴維(20)、高星明誠(18)
4. カスタマープログラム
1.NISMO LMP2エンジン
2011年のACO LMP2規則に準拠したレース専用エンジン「NISSAN VK45DE」をILM(Intercontinental Le Mans Cup)、ルマン24時間レース、LMS(Le Mans Series)に参戦するカスタマーチームへ供給し、技術支援を行う。
2.NISSAN GT-R FIA GT3車両
ニスモではNISSAN GT-RのFIA GT3仕様車を開発中であり、2011年に欧州および日本のレース数戦にテスト参戦を行い、2012年からカスタマーチームに供給予定である。
3.フェアレディZ GT4車両
GT4 European CupにフェアレディZ(現地名370Z)で参戦するRJN Motorsportsにニスモが技術支援を行う。
4.スーパー耐久
スーパー耐久シリーズに参加するカスタマーチームにニスモが技術支援を行う。
「日産モータースポーツ」サイト
JIMGAINERは2011年度 スーパー耐久シリーズ ST-1クラスに参戦することが決定致しました。ゼッケンはSUPER GTと同じく#11で戦います。
マシンはST-1クラスで3年連続チャンピオンを獲得した、BMW Z4 M COUPEを投入。ドライバーは2009年度SUPER-GT GT300クラスにJIMGAINERから参戦し、昨年のST-3クラスでは3度のポールポジションを獲得。シリーズも2位になっている川口正敬、植田正幸に加え、ST-3クラスで活躍したGAMISANが加わり、チャンピオンを狙う。
監督にはJIMGAINERからSUPER-GT参戦中で、2011年はFerrari458GTCをドライブする平中克幸が就任。ドライビングアドバイザーとしても3人のドライバーをサポート。現役ドライバーとしての采配に期待がかかる。
新しいカテゴリーに挑戦いたしますJIMGAINERを、SUPER-GTでもサポートして頂いているスポンサー様の強力なバックアップも頂くこととなり、SUPER-GT同様に皆様方のさらなるご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
なおシーズン途中よりFIA-GT3での参戦も視野に入れております。
2011年度スーパー耐久 ST-1参戦体制
| エントラント | JIMGAINER(ジェイアイエムゲイナー) |
| ゼッケン | 11 |
| マシン | BMW Z4 M COUPE |
| チーム監督 | 平中 克幸 |
| チーフエンジニア | 小笠原 康介 |
| ドライバー | 川口 正敬/植田 正幸/GAMISAN |
| 主要スポンサー(順不同) | 敬親会・株式会社GDCキャピタル |
| タイヤ | YOKOHAMAタイヤワンメイク |
Text & Illustration: JIMGAINER