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2026年7月

コラム

ハンマー伊澤のフロム・ザ・コックピットLAP6「世界3大レース制覇より、勝ち点1」

LAP6 「世界3大レース制覇より、勝ち点1」

ハンマー伊澤

2026ル・マン24時間

下馬評を覆し、TOYOTA RACINGが1位と3位という見事な結果を残した。

今回はテレビ中継ではなく、ネットで情報を追いながらレースの行方を見ていたが、それでも十分にドラマチックな展開は伝わってきた。

刻一刻と変わる天候と路面状況。
各陣営の戦略、ピットインのタイミング、突然襲ってくるマシントラブル。 順調に走っていたはずのマシンが、ひとつのトラブルで大きく後退する。
逆に、苦しいポジションにいたマシンが、気がつけば優勝争いに加わっている。

24時間という長いレースでは、最後まで何が起こるかわからない。

速いだけでは勝てないし、壊れないだけでも勝てない。

ドライバー、マシン、チーム、戦略。 そして、少しばかりの運。
それらがすべて噛み合って、ようやくル・マンの頂点に手が届く。

やはりル・マンには、ル・マンにしかないドラマがある。

今季のトヨタを取り巻く状況や事前の評判を考えれば、今回はとてつもない大きな勝利と言ってよいものだったらしい。

フェラーリ、BMW、キャデラック、プジョー、アルピーヌ、アストンマーティン。 名だたるメーカーが一堂に集まり、それぞれの技術と威信を懸けて24時間を戦う。

単なる一レースではない。 自動車メーカー同士の技術競争であり、ブランドの誇りを懸けた戦いでもある。

その舞台で、日本の自動車メーカーであるトヨタが下馬評を覆し、1位と3位を獲得した。

テレビでも、そのゴールシーンを観たいと思いながら、翌朝のニュースを観ていた。当然、少しくらいは報じられるものだと思っていた。

ところが、ニュースはサッカーワールドカップの予選リーグ初戦、日本代表が引き分けて勝ち点1を獲得したという話題が大きく取り上げられていた。
もちろん、サッカーは多くの人に支持されている人気スポーツである。
日本代表の試合が大きく報じられることに異論はないし、多くの人が結果を知りたいのだから、ニュース番組が時間を割くのも当然だと思う。

ただ、世界三大レースのひとつといわれるル・マン24時間で、トヨタが優勝したという事実には、私が見たニュースでは1秒たりとも触れられなかった。

サッカーの報道が多いことを嘆いたわけではない。

ただ、モータースポーツは一般のニュースの中では、存在していないも同然なのだと感じた。

自動車産業は、日本を代表する産業のひとつである。
そこには技術があり、人がいて、長い時間をかけて積み重ねてきたものづくりがある。

その日本のメーカーが世界の舞台で戦い、歴史ある大レースで頂点に立った。

その価値は、一競技の勝敗だけに収まるものではない。

日本の技術力、組織力、そして現場の力が、世界最高峰の舞台で結果として表れた出来事でもあるはずだ。

それでも、テレビのニュースの中では何も起きなかったことになってしまう。

モータースポーツに関わる者や、長年見続けてきたファンにとっては大きな出来事でも、その世界から一歩外に出れば、ほとんど届かない。

トヨタの快挙以上に、報じられなかったという事実が、強く心に残った朝だった。

2026/06/27

HAMMER RACING HP:https://www.hammer-izawa.com/

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第5戦鈴鹿決勝ドライバーコメント S-FJ優勝・柱本翔夢伊「嬉しくて言葉にできない」

FJ1500

優勝 宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:優勝した宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

 「総合6番スタートから2位ということで、それなりにバトルはうまくできたのかなと思います。やっぱりスーパーFJが前に連なってると、なかなか抜け出せなくて、結構苦戦した走りでした」

 「次の10月レースは、期間が空きますし、バトルでちょっと判断ミスをして前と離れた場面もあったので、そこはもう一回振り返って修正をし、もっとレベルアップした状態で挑みたいと思います」

2位 田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:決勝2位の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

 「スタートは1回目より良くなかったです。FJ1500の中ではトップに立ってたんですけど、ちょっと色々ミスったりしたのもあって順位が下がりました」

 「スプーンで1回ミスって、めっちゃ抜かれたので、そっからまた追い上げました。その無駄がなかったら、勝てたレースでした」

3位 酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:決勝3位の酒井翔太(ファーストガレージ)

 「クラッチが滑っているような感覚があって、マージンを取ってかなり慎重にスタートしました。そのせいで、2レースとも抜かれました。1レース目に関しては、自分の順位をキープするだけでも本当に手一杯という感じで限界でした。2レース目は、新品タイヤを投入したのもあって、少しずつポジションを上げることはできました。ただ、クルマ本来のスピードが全然出ていなかったので、トップ争いに絡むところまではいけませんでした」

 「1レース目も2レース目も、何が原因で調子が悪かったのかハッキリ分からないんです。電気系かな? と思ってパーツを換えてみたんですけど直らなくて……。他に原因がありそうなので、ガレージに戻ってからメカニックさんにしっかり見てもらおうと思っています」

 「悔しい結果にはなりましたが、しっかり原因を突き止めて、また次がんばります」

スーパーFJ

優勝 柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

S-FJ:優勝した柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 「まずまずのスタートを切れましたが、ちょっと抜くのに手こずりました。セーフティーカー明けのスタートからめちゃくちゃ調子が良くて、2台をすぐかわして逃げる体勢ができました。自分の中では結構理想なレース展開になりました。言葉じゃ表せないぐらい嬉しいですね」

 「まだまだ改善すべき点はたくさんあります。今日はこの気持ちを一度家に持ち帰り、次のレースでもここで満足することなく、再び優勝を目指して頑張りたいと思います」

2位 府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

S-FJ:決勝2位の府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

 「スタートは第4戦に比べたらちょっと失敗しました。ただポジション失うほどではなかったんで、なんとかセーブできました」

 「セーフティーカー入って、リスタート明けのペースを心配していましたが、結果的にスーパーFJのポジションは変わりませんでした。FJ1500の選手に明け渡す場面もあったんで、そこはもっと強くなって次回10月にリベンジしたいと思っています」

 「チャンピオンも獲りたいですし、まだまだ上のクラスにも行きたいんで頑張ります」

3位 小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)

S-FJ:決勝3位の小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)

 「予選でつまずいたのが、結構痛かったですね。自分のミスで流れが変わっちゃったんで、これからはなくしていくようにします」

 「スタートはあまり良くなくて、前がFJ1500だったんで簡単には抜けなかったです。そうしたら、すぐセーフティーカー出ました。セーフティーカー明けですぐ1台を抜いて、それからは1台1台しっかり抜いていくことができました。落ち着いて自分の走りができたのでそこは良かったかなと思います。」

 「チャンピオンの可能性はありますが、目先の1レース1レースをしっかり走って、自分の課題を改善しながら、ドライバーとして成長していけたらと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第5戦鈴鹿決勝 FJ1500は宮本颯斗が連勝 スーパーFJは柱本翔夢伊が涙の初優勝

FJ1500:優勝は宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)

S-FJ:優勝は柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山地方選手権シリーズ第5戦は7月12日、鈴鹿サーキットチャンピオンカップレースシリーズ第3戦で10周の決勝を行い、FJ1500では宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が、スーパーFJでは柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)がそれぞれ優勝を飾った。

 前レースで赤旗中断があったっため、予定より20分遅れの午後3時5分に決勝のフォーメーションラップが始まった。天候は薄曇りで鈴鹿上空は徐々に日差しが戻りつつある。第4戦でクラッシュした三瓶旭(中日本自動車短期大学KK-SII)が出走を取りやめたためFJ1500が7台、スーパーFJが16台、合計23台が1周を回ってグリッドに着きスタートが切られた。

決勝のスタートシーン

 トップグループは順位変動はなく、グリッド順で1コーナーを通過。トップ伊藤聖七(S-FJ・eagle sport)、2位府本淳之介(S-FJ・FORM with雅企画KKS-II)、3位柱本翔夢伊(SーFJ・REV RACING with LAPS)、4位井出七星翔(S-FJ・RSイデア・イーグルKKS2)、5位田崎脩馬(FJ1500・MYST制動屋KK-F)、6位宮本颯斗(FJ1500・MYST制動屋KK-F)、7位小野原悠(S-FJ・FTKレブレーシングガレージwith LAPS)、8位村上凌晟(FJ1500・ファーストガレージBLAU KK-F)の順。シケインでは4位の井出が柱本をパスして3位に上がる。

 2周目、6位宮本はストレートで田崎に並びかけ1コーナーで5位に浮上。スプーンでは4位に落ちた柱本が井出を抜き返し3位を奪い返す。この周S字で吉田英翔(S-FJ・K&G RACING C72 KKS-2)がコースアウト。マシンの排除のためセーフティーカー(SC)が導入された。

 SC中の順位は、トップ伊藤、2位府本、3位柱本、4位井出、5位宮本、6位田崎、7位小野原、8位村上、9位太田援増(S-FJ・MYST制動屋KK-SII)、10位永原蒼翔(FJ1500・ピットワークながはら/MYST)だ。

 SCは4周を回って退き、レースは5周目から残り6周で再開された。ここから3位を走る柱本のペースがいい。1コーナーで府本をかわして2位、スプーン手前では伊藤をパス、2台抜きで一気にトップに躍り出た。130Rでは3位の府本が伊藤をアウトからパスして2位に上がる。伊藤はこの周トップから3位までドロップした。

 6周目、1コーナーで5位の宮本が井出をかわして4位に浮上。このレースで上位に入れば最終戦を待たずしてチャンピオン獲得の可能性がある井出は、マシンにトラブルを抱えておりペースが上がらない。スプーンでは5位争い以下が交錯。この混乱で田崎は9位、井出は12位まで順位を落としてしまった。4位宮本はシケインで伊藤を捉え3位まで上がってきた。

 7周目、トップに立った柱本は2位府本との差を1秒とし、リードを広げる。3位に宮本が、4位にはバックストレートで伊藤をかわした小野原が浮上。その伊藤は接触があったか足回りを壊し、シケイン立ち上がりでスローダウン、ストレート脇にマシンを止めてしまった。5位には田崎が繰り上がり、6位村上凌晟(FJ1500・ファーストガレージBLAU KK-F)、7位太田、8位一宮總太朗(S-FJ・MYST KK-SII)、9位板倉慎哉(S-FJ・AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)、10位酒井翔太(FJ1500・ファーストガレージ)と続く。

 9周目、3位を走る宮本がスプーン立ち上がりから府本の背後につき、130R立ち上がりで2位に浮上。しかし、トップ柱本との差はすでに1秒8とさらに上を狙える差ではない。

 10周を回りレース終了。優勝は柱本でS-FJ初勝利。2位の宮本はFJ1500で連勝となった。3位には府本(S-FJ・2位)が、4位には小野原(S-FJ・3位)が、5位には田崎(FJ1500・2位)が、6位には太田(S-FJ・4位)が、7位には板倉(S-FJ・5位)が、8位には一宮(S-FJ・6位)、9位には酒井(FJ1500・3位)が、10位には永原(FJ1500・4位)が入った。

 この結果、FJ1500のJAFシリーズランキングでは、酒井が47ポイントでリーダー。田崎43ポイントで2位、伊藤駿と宮本が40ポイントで3位に並び、村上が38ポイントで5位。この5人が最終第6戦でチャンピオンの可能性を残している。

 スーパーFJのJAFシリーズランキングでは、井出が64ポイントでリーダー。柱本が60ポイントで2位、小野原が59ポイントで3位、府本が51ポイントで4位。この4人がチャンピオンの可能性を残して最終第6戦を迎える。

 第6戦は10月4日、鈴鹿チャンピオンカップレース第4戦で決勝が行われる。FJ1500、スーパーFJのチャンピオン争いに注目だ。

FJ1500:決勝2位は田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:決勝3位は酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:決勝2位は府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

S-FJ:決勝3位は小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)

スーパーFJで初優勝の柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

FJ1500の表彰式

スーパーFJの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第5戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/07/12) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
17S-FJ1柱本 翔夢伊REV RACING with LAPS
MYST KK-S2
1025'49.550--
256FJ15001宮本 颯斗MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1025'51.260 1.710 1.710
366S-FJ2府本 淳之介FORM with雅企画KKS-II
MYST KK-S2
1025'52.312 2.762 1.052
49S-FJ3小野原 悠FTK・レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1025'52.524 2.974 0.212
557FJ15002田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1025'56.091 6.541 3.567
658S-FJ4太田 援増MYST制動屋KK-SII
MYST KK-S2
1025'58.575 9.025 2.484
755S-FJ5板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1026'00.76211.212 2.187
861S-FJ6一宮 總太朗MYST KK-SII
MYST KK-S2
1026'01.06311.513 0.301
952FJ15003酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1026'02.46112.911 1.398
1051FJ15004永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-F
1026'05.10915.559 2.648
1148FJ15005村上 凌晟ファーストガレージBLAU KK-F
MYST KK-F
1026'05.21915.669 0.110
1235S-FJ7井出 七星翔RSイデア・イーグルKKS2
MYST KK-S2
1026'05.60716.057 0.388
13*21S-FJ8本田 宙MYST KK-SII
MYST KK-S2
1026'12.58323.033 6.976
1488S-FJ9八巻 渉中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
1026'12.62423.074 0.041
156S-FJ10河野 晃大レブレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'18.34428.794 5.720
1616GFJ15006青合 正博TEAM HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
1026'25.15035.600 6.806
17*34S-FJ11藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
1026'31.22541.675 6.075
1822GS-FJ12高橋 蓮tailor RaiseUP
MYST KK-S2
1026'47.64458.09416.419
19*4GS-FJ13古里 拓HOLOSレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'54.8971'05.347 7.253
2011GFJ15007小嶋 健太郎Rn-sports制動屋KK-F
MYST KK-F
923'49.2291Lap 1Lap
21*70S-FJ14加藤 薫デルタモータースポーツKKS-II
MYST KK-S2
924'19.7301Lap 30.501
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-50S-FJ-伊藤 聖七eagle sport
MYST KK-S2
719'14.4843Laps2Laps
-85S-FJ-吉田 英翔K&G RACING C72 KKS-2
MYST KK-S2
12'21.0239Laps6Laps
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 56 宮本颯斗(MYST制動屋KK-F) 2'14.329 (7/10) 155.627 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 9 柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS) 2'14.056 (9/10) 155.944 km/h
  • CarNo. 21は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第55条8(反則スタート)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 34, 70は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第60条1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 4は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章5.5.b(黄旗中の追い越し)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿決勝ドライバーコメント FJ1500優勝・宮本颯斗「ヘアピン立ち上がりからうまく合わせ込めた」

FJ1500

優勝 宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:優勝した宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

 「素直に嬉しいです。やっと勝つことができて、まずは安心しています。1周目のスプーンの入り口で、ヘアピンの立ち上がりからうまく合わせ込むことができました。後ろにクルマがついていたこともあってストレートでも意外と伸び、抜くことができました。そこからは、ストレートで差を詰められてもコーナーで引き離すという展開の繰り返しでした」

 「途中でセーフティカーが入り『やばいな』と思いましたが、最終的には後続を引き離してフィニッシュできたので本当に良かったです」

 「次は6番手からのスタートとなり、少し危険な位置からになります。1周目にどれだけ順位を上げられるかが鍵になると思っているので、うまく切り抜けたいです。接触さえなければぜんぜん自信はあるので、クリーンなレースをしてまた勝ちたいと思います」

2位 田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:決勝2位の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

 「結果は2位で、優勝できなかったことは悔しいですが、今年初めて表彰台に登ることができたため、まずは一安心という気持ちです」

 「終盤、シケインの手前で仕掛けました。結構ギリギリのタイミングだとは思ったのですが、思い切って行って抜き切ることができました。これまでのレースではトップを走りながらスピンしてしまうなど、最後まで何事もなく走り切れた展開があまりありませんでした。トラブルなくしっかり走り切れました」

 「次は5番手からのスタートで、厳しい位置からですが、次こそは優勝できるように頑張りたいと思います」

3位 村上凌晟(ファーストガレージBLAU KK-F)

FJ1500:決勝3位の村上凌晟(ファーストガレージBLAU KK-F)

 「予選で思うようにタイムが伸びず、集団に埋もれてしまいました。レース1のグリッドが決まる予選結果は総合9位でした。リバースグリッドでポールポジションが獲得できる6位を目指していたのですが、3番ほど届かず悔しい結果となりました」

 「スーパーFJのストレートでの伸びが凄まじく、なかなか追いつけない状況です。スリップストリームに入れば追いつくことは可能なのですが、少しでも前のクルマとバトルをして差が開いてしまうと、もう追いつけなくなってしまうため、そこで非常に苦戦を強いられました」

 「次のレースは、スタートから積極的に順位を上げていくつもりです」

スーパFJ

優勝 井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

S-FJ:優勝した井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

 「前回のレースと同様に4番手からのスタートとなりましたが、レースには自信を持って臨めました。一時、総合トップを走ることもでき、良いレースができたと感じています」

 「落ち着いてレースを運ぶことができました。状況判断をしっかりと行いながら走れたため、内容としては決して悪くなかったです」

 「次も同じ4番手からのスタートになります。今回と同様にしっかりと走ることができれば問題ないと考えています。次こそは優勝を目指して頑張りたいです」

2位 柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

S-FJ:決勝2位の柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 「暫定で1位にはなれましたが、もしかしたらペナルティを受けてしまう可能性があり、素直に喜べない複雑な心境です。呼ばれているので、結果的に1位が確定すれば良かったと思えるのですが、今はまだ分かりません」

 「前回のレースで課題だったバトルに関しては、今回はしっかりと克服できたと感じています。接戦の中で抜きつ抜かれつの展開もあり、とても楽しんで走ることができました」

 「今回のレースは全体的にペースも良く、手応えを感じています。ただ、まだ物足りない部分や課題もあるため、しっかりと修正して次の2戦目に備えて頑張りたいと思います」

3位 府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

S-FJ:決勝3位の府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

 「予選でセットを外してしまい下位からのスタートとなりましたが、レース前にセットを変更したことが功を奏しました。スタート直後の1周目で一気に2台を抜き、その後も悪くないペースで走ることができました。もう少し前に行きたかったのが本音ですが、できることはやれたと感じています」

 「まだ改善すべき点はあるかもしれませんが、変更の方向性としては良かったため、この方向で次も頑張りたいです。2番手グリッドからのスタートで、グリッド的にも大きなチャンスなので、次こそは優勝を目指して勝ちに行きます」

4位 伊藤聖七(eagle sport)(第5戦ポールポジション)

S-FJ:決勝4位の伊藤聖七(eagle sport)

 「予選が振るわず10番手からのスタートとなりましたが、少しでも順位を上げようとレースに臨みました。リバースグリッドの制度があることは知っていました。実際には7位でゴールしたのですが、前を走るクルマにペナルティがあり、繰り上げで次のレースのポールポジションです」

 「今年から本格的にレースへ参戦するようになり、これまでポールポジションを獲得したことがなかったため、非常に驚くと同時に緊張しています」

 「マシンのペース自体は悪くなく、次のレースでは新品タイヤを投入する予定です。スタートをしっかりと決めて順位を守り、タイヤのタレをうまく調整しながら走りたいと思います。まずは、まだ経験のない表彰台を最低限の目標として乗りたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿決勝 FJ1500は宮本颯斗が初優勝、スーパーFJは井出七星翔が3連勝

FJ1500:優勝は宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

S-FJ:優勝は井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山地方選手権シリーズ第4戦は7月12日、鈴鹿サーキットチャンピオンカップレースシリーズ第3戦で10周の決勝を行い、FJ1500では宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が、スーパーFJでは井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)がそれぞれ優勝を飾った。

 決勝は午前9時10分にフォーメーションラップが始まった。天候は薄曇りで蒸し暑い。FJ1500が7台、スーパーFJが17台、合計24台が1周を回ってグリッドに着きスタートが切られた。

 ポールポジションのS-FJ・柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)はマシンをインに振り、予選2位のFJ1500・宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)を牽制しながらトップで1コーナーへ飛び込む。3位には予選4位から好スタートを切ったS-FJ・井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)が上がり、4位にはS-FJ・河野晃大(レブレーシングガレージ)が、5位にはFJ1500・田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)が続き、6位にはS-FJ・府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)が上がってきた。

 ペースの上がらない4位河野は、デグナー入り口で田崎に、ヘアピンで府本にパスされ6位まで順位を落とす。ヘアピン立ち上がりからは2位宮本がトップ柱本に急接近。宮本はスプーンインから柱本を捉えトップに躍り出た。河野はスプーンから130R間で府本、S-FJ・藤井翔太(Dorago CORSE)にもかわされ7位まで落ちてしまった。

 1周目、トップで戻ってきたのは宮本、2位に柱本、3位に井出。この3台はテールトゥノーズ。4位に田崎、5位に府本、6位に藤井、7位に河野と続く。

 2周目の130Rでは3位井出がアウトから宮本を攻略し2位に浮上。この周、後方では三瓶旭(中日本自動車短期大学KK-SII)が130Rでクラッシュ。セーフティーカー(SC)が導入された。

 SC中の順位は、トップ宮本、2位井出、3位柱本、4位田崎、5位府本、6位藤井、7位S-FJ・太田援増(MYST制動屋KK-SII)、8位S-FJ・伊藤聖七(eagle sport)、9位S-FJ・一宮總太朗(MYST KK-SII)、10位河野だ。

 SCは5周を回って退き、レースは6周目から残り5周で再開された。

 6周目、宮本は1コーナーでトップを守ったが、2位井出と3位柱本は2コーナーにかけて併走。S字入り口で柱本が井出を抜き返し2位を奪い返した。

 7周目、今度は3位井出がシケインで柱本を抜き返し再び2位に浮上。柱本と井出は抜きつ抜かれつの攻防を繰り返す。この2台の攻防に田崎が追いつき2位争いは3台がワンパックとなった。トップ宮本は2位以下の争いを尻目に後続を1秒離し、安全圏まで逃げつつある。

 この周、2位争いの3台はシケイン入り口でスリーワイド。インに田崎、中央に柱本、アウトに井出。田崎はインから2台をパスし2位に浮上。柱本はシケインをショートカットして最終コーナー立ち上がりで田崎の前に出て2位で復帰した。3位に田崎が、4位に井出がつける。

 ファイナルラップの10周目、ペースのいい田崎が、1コーナーで井出を攻略、3位に浮上した。

 レース終了。優勝は宮本(FJ1500・優勝)、2位柱本(S-FJ・優勝)、3位田崎(FJ1500・2位)、4位井出(S-FJ・2位)、5位藤井(S-FJ・3位)、6位府本(S-FJ・4位)、7位伊藤(S-FJ・5位)、8位小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)(S-FJ・6位)、9位太田(S-FJ・7位)、10位村上凌晟(ファーストガレージBLAU KK-F)(FJ1500・3位)の順でゴールした。

 しかし、5位の藤井はスタート手順違反で5秒加算のペナルティーで総合10位に後退。S-FJ優勝の柱本は、暫定表彰式終了後にシケインショートカットで5秒加算のペナルティーを科され、S-FJ・2位に後退した。

 結果、FJ1500の順位は変わらず、優勝は宮本、2位田崎、3位村上。S-FJの優勝は井出で3連勝。2位は柱本、3位府本となった。

 第5戦決勝は本日午後2時45分より10周で行われる。グリッドはこのレースの結果順となるが、上位6台がリバースグリッド。このため、ポールポジションは伊藤(S-FJ)、2番グリッドが府本(S-FJ)、3番グリッドが柱本(S-FJ)、4番グリッドが井出(S-FJ)、5番グリッドが田崎(FJ1500)、6番グリッドがこのレース優勝の宮本(FJ1500)となる。

決勝のスタートシーン

宮本颯斗、柱本翔夢伊、井出七星翔の争い

FJ1500:決勝2位は田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:決勝3位は村上凌晟(ファーストガレージBLAU KK-F)

S-FJ:決勝2位は柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

S-FJ:決勝3位は府本淳之介(FORM with雅企画KKS-II)

S-FJ:決勝4位は伊藤聖七(eagle sport)

FJ1500の表彰式

スーパーFJの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNSHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2026/07/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156FJ15001宮本 颯斗MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1026'21.093--
257FJ15002田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1026'23.045 1.952 1.952
335S-FJ1井出 七星翔RSイデア・イーグルKKS2
MYST KK-S2
1026'23.506 2.413 0.461
4*7S-FJ2柱本 翔夢伊REV RACING with LAPS
MYST KK-S2
1026'27.085 5.992 3.579
566S-FJ3府本 淳之介FORM with雅企画KKS-II
MYST KK-S2
1026'27.596 6.503 0.511
650S-FJ4伊藤 聖七eagle sport
MYST KK-S2
1026'27.776 6.683 0.180
79S-FJ5小野原 悠FTK・レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1026'27.908 6.815 0.132
858S-FJ6太田 援増MYST制動屋KK-SII
MYST KK-S2
1026'29.889 8.796 1.981
948FJ15003村上 凌晟ファーストガレージBLAU KK-F
MYST KK-F
1026'31.56410.471 1.675
10*34S-FJ7藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
1026'31.84210.749 0.278
116S-FJ8河野 晃大レブレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'32.12611.033 0.284
1261S-FJ9一宮 總太朗MYST KK-SII
MYST KK-S2
1026'33.22612.133 1.100
1351FJ15004永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-F
1026'33.66812.575 0.442
1485S-FJ10吉田 英翔K&G RACING C72 KKS-2
MYST KK-S2
1026'34.91413.821 1.246
1570S-FJ11加藤 薫デルタモータースポーツKKS-II
MYST KK-S2
1026'35.92214.829 1.008
1688S-FJ12八巻 渉中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
1026'35.97714.884 0.055
1755S-FJ13板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1026'36.12615.033 0.149
1852FJ15005酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1026'36.17515.082 0.049
1921S-FJ14本田 宙MYST KK-SII
MYST KK-S2
1026'36.83715.744 0.662
20*11GFJ15006小嶋 健太郎Rn-sports制動屋KK-F
MYST KK-F
1026'39.10518.012 2.268
214GS-FJ15古里 拓HOLOSレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'51.70730.61412.602
2216GFJ15007青合 正博TEAM HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
1026'51.94930.856 0.242
2322GS-FJ16高橋 蓮tailor RaiseUP
MYST KK-S2
1027'17.51656.42325.567
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-79S-FJ-三瓶 旭中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
12'20.3699Laps9Laps
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 57 田崎脩馬(MYST制動屋KK-F) 2'14.112 (10/10) 155.879 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 7 柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS) 2'14.310 (9/10) 155.649 km/h
  • CarNo. 7は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第59条6(ドライバーの遵守事項)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 34, 11は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第58条8(反則スタート)により、タイムペナルティー5秒を科した。

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿公式予選ドライバーコメント S-FJポールポジション・柱本翔夢伊「得意なスタートで一気にぶっちぎって逃げ切る」

FJ1500

ポールポジション 宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:ポールポジションの宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

 「ポールポジションを獲れましたが、自分は総合1位しか狙っていなかったので、正直複雑な気持ちです」

 「路面のコンディションが変わったことでクルマのバランスが苦しくなり、ベストは尽くしたのですがスーパーFJの選手たちに負けてしまいました。昨日の午後から路面が悪化していて、昨日よりもタイムが出ていません。最初のアタックでタイヤも使い切ってしまい、後半はタレてしまいました」

 「周りの1500クラスの選手も、スーパーFJより全体的にタイムが遅い状態です。それでも総合1位を取らなければいけないので、前回同様に難しいレースになるとは思います。セカンドロウからのスタートになると思うので、スタートでうまく前に出て、後ろの選手たちがごちゃごちゃと競り合ってくれればチャンスがあると思っています」

2位 田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:予選2位の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

 「昨日の2回目のフリー走行ではトップで調子が良かったのですが、予選ではあまり上手くタイムが出せませんでした。スーパーFJの選手たちに負けてしまったことが、一番悔しいです。昨日の最後の方から路面が変わってきてしまい、少し合わせるのが難しかったです」

 「総合では5位で、前に2台いる状態からのスタートになります。前回のレースではスタートをうまく決められたので、今回も同じようにバシッと決めて前にいきたいです。明日からの2回の決勝レースで、最後はしっかり優勝できるように頑張ります」

3位 酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:予選3位の酒井翔太(ファーストガレージ)

 「コースに出ていった1周目から、エンジンがバラバラいって吹けなくなってしまいました。原因はちょっと不明なんですけど、思うようにアタックもできず、スピードも全然出ていませんでした。結果、予選は総合11番手とだいぶ下の方になってしまいました」

 「決勝レースまでにトラブルの原因を見つけて直したいと思っています。決勝は追い上げのレースになりますが、それはそれで楽しんで、しっかり頑張りたいです」

スーパーFJ

ポールポジション 柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

S-FJ:ポールポジションの柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 「前半にミスが重なり下位に沈んだためメンタル的にもキツかったが、最終的に自身初のポールポジションを獲得できて嬉しいです」

 「トップタイムだった小原選手がコース外走行でタイム抹消になったための繰り上げでなので、実際にはコンマ2秒ほどのタイム差をつけられていたため、データを見て修正したいです」

 「得意なスタートで一気にぶっちぎって逃げ切り、そのままポール・トゥ・ウィンをしたいと思います」

2位 河野晃大(レブレーシングガレージ)

S-FJ:予選2位の河野晃大(レブレーシングガレージ)

 「最初は前の車についていけなくて、タイヤが温まるまではバランスも悪くて全然タイムが出ませんでした。でも、タイヤが温まってからはすごくペースが良くなって、後半はタイヤのグリップが落ちるかと思いきや、どんどん上がってコーナリングもすごく良くなりました。おかげで最後の周にベストタイムが出せました」

 「決勝は3番手スタートになると思います。しっかりスタートを決めて、上の順位で終われるように頑張ります。最低でも表彰台は狙いにいきます」

3位 井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

S-FJ:予選3位の井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

 「本当はクラスポールを取りたかったのですが、結果はクラス3番手でした。でも、この前のレースと一緒ですし、そんなに気にしなくてもいい、悪くない結果で終われたかなと思っています」

 「特に落ち込んでいるようなこともないですし、決勝レースには自信があります。いけるんじゃないかなと思っているので、頑張ります」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿公式予選 FJ1500は宮本颯斗が、S-FJは柱本翔夢伊がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

S-FJ:ポールポジションは柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山地方選手権シリーズ第4戦は7月11日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、FJ1500では宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が、スーパーFJでは柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 近畿以西はすでに梅雨明け宣言が出されたが、鈴鹿サーキットのある東海地方はまだ。鈴鹿は早朝より雲に覆われていたが徐々にはけ、公式予選の始まる9時30分には蒸し暑い梅雨の晴れ間が広がってきた。

 参加はFJ1500が7台、スーパーFJが17台、合計24台がコースインし20分間の予選が始まった。

 2周目、まずはFJ1500の宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が2分15秒083でトップに立つ。2位には15秒733でスーパFJの井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)、3位に同カテゴリーの藤井翔太(Dorago CORSE)が続く。

 宮本は3周目に2分14秒860までタイムを縮めトップのまま。5周目にはスーパーFJの小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)が14秒756でトップに浮上。宮本は2位に落ち、タイムを15秒094まで縮めたものの井出が3位のまま。

 7周目、スーパーFJの柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)が2分14秒652で2位に浮上し、宮本は3位に落ちた。

 予選終了。スーパーFJの小野原がFJ1500を上回るタイムでオーバーオールのトップ。2位にも同カテゴリーの柱本、3位にFJ1500の宮本、4位にスーパーFJの河野晃大(レブレーシングガレージ)、5位に同カテゴリーの井出、6位にFJ1500の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)が入った。

 ところが、トップタイムの小野原が走路外走行でベストタイム~3rdタイムが抹消され15位までドロップ。トップは柱本(スーパーFJ・ポールポジション)、2位に宮本(FJ1500・ポールポジション)、3位に河野(スーパーFJ・2位)、4位に井出(スーパーFJ・3位)、5位に田崎(FJ1500・2位)、6位に藤井(スーパーFJ・4位)となった。FJ1500の3位には総合11位の酒井翔太(ファーストガレージ)が入った。

 第4戦決勝は明日12日、午前9時10分より10周で行われる。

FJ1500:予選2位は田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:予選3位は酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:予選2位は河野晃大(レブレーシングガレージ)

S-FJ:予選3位は井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2026/07/11) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
17S-FJ1柱本 翔夢伊REV RACING with LAPS
MYST KK-S2
2'14.652--155.254
256FJ15001宮本 颯斗MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'14.738 0.086 0.086155.154
36S-FJ2河野 晃大レブレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.962 0.310 0.224154.897
435S-FJ3井出 七星翔RSイデア・イーグルKKS2
MYST KK-S2
2'15.094 0.442 0.132154.746
557FJ15002田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'15.118 0.466 0.024154.718
634S-FJ4藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
2'15.300 0.648 0.182154.510
766S-FJ5府本 淳之介FORM with雅企画KKS-II
MYST KK-S2
2'15.397 0.745 0.097154.399
861S-FJ6一宮 總太朗MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.425 0.773 0.028154.367
955S-FJ7板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.442 0.790 0.017154.348
1050S-FJ8伊藤 聖七eagle sport
MYST KK-S2
2'15.524 0.872 0.082154.255
1152FJ15003酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
2'15.611 0.959 0.087154.156
1258S-FJ9太田 援増MYST制動屋KK-SII
MYST KK-S2
2'15.760 1.108 0.149153.986
1348FJ15004村上 凌晟ファーストガレージBLAU KK-F
MYST KK-F
2'15.872 1.220 0.112153.860
1451FJ15005永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-F
2'15.976 1.324 0.104153.742
159S-FJ10小野原 悠FTK・レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
2'16.073 1.421 0.097153.632
1685S-FJ11吉田 英翔K&G RACING C72 KKS-2
MYST KK-S2
2'16.187 1.535 0.114153.504
1721S-FJ12本田 宙MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'16.373 1.721 0.186153.294
1879S-FJ13三瓶 旭中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
2'16.410 1.758 0.037153.253
1911GFJ15006小嶋 健太郎Rn-sports制動屋KK-F
MYST KK-F
2'16.557 1.905 0.147153.088
2088S-FJ14八巻 渉中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
2'16.574 1.922 0.017153.069
2170S-FJ15加藤 薫デルタモータースポーツKKS-II
MYST KK-S2
2'16.779 2.127 0.205152.839
224GS-FJ16古里 拓HOLOSレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'18.261 3.609 1.482151.201
2316GFJ15007青合 正博TEAM HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
2'18.393 3.741 0.132151.057
2422GS-FJ17高橋 蓮tailor RaiseUP
MYST KK-S2
2'21.086 6.434 2.693148.173
---- 以上基準タイム(130% - 2'55.219)予選通過 ----

MEC120 Minutes Enduarance Challenge

RiNoA Racing project、女性ドライバーを擁してMEC120にフル参戦

 里見乃亜代表率いるRiNoA Racing projectは、今週末鈴鹿で開幕を迎えるMEC120(Minite Endurance Challenge)のV.Granz Ama-Amaクラスへの参戦を発表した。以下、プレスリリース。

2026年RiNoA Racing project MEC120体制発表

 RiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA アイザワ」は今シーズン新たにv.Granzを使用したMEC120耐久レースに参戦致します。また2名の女性ドライバーを起用し、チーム発足時のスローガンである若手育成の新たな扉として女性Drの活躍とステップアップの場を構築する為に今回の参戦を決意しました。

 自チームとして今回の耐久レースと女性Drのチームは初めて尽くしのシーズンとなりますが、鈴鹿・茂木のスプリントレースで熟成したv.Granz82号車でMEC120耐久の優勝を目指します。今シーズンの新たな戦いに挑むTeam RiNoAの応援を宜しくお願い致します。

MEC120 V.Granzシリーズ Ama-Ama class

  • 開幕戦 7/11~12 鈴鹿サーキット
  • 第2戦 9/12~13 モビリティーリゾートもてぎ
  • 第3戦 10/10~11 岡山国際サーキット
  • 最終戦 12/12 富士スピードウェイ

v.Granz

  • エントラント名:RiNoA Racing project
  • 車両名:群馬トヨペットTeam RiNoA アイザワ
  • カーナンバー:82
  • メンテナンスガレージ:TRS
  • 使用オイル:Moty’s
  • チーム代表兼監督:里見乃亜
  • ドライバー:永井歩夢・箱入娘*Mayu

A Driver 永井歩夢(Nagai Ayumu)

レース歴

  • 2020年 CUSCO RACING 女性Drオーディション合格
    全日本ラリー選手権JN-6スポット参戦(唐津・丹後・新城)
  • 2021年~2024年 KYOJO CUPシリーズ参戦 表彰台 4回
  • 2025年 KYOJO FOMULA シリーズ参戦 ランキング10位 最高位4位

 こんにちは! 永井歩夢です。今シーズンMEC120をチームRiNoAから参戦します。スポットでの参戦経験はありますが、フルシーズンでの参戦、そしてグランツでのレースがとても楽しみです! 昨年のフォーミュラの経験を活かし、力強い走りができるよう頑張ります。応援よろしくお願い致します!!

B Driver 箱入娘*Mayu(Hakoirimusume Mayu)

レース歴

  • 2022年 もてぎJOY耐チャレンジ クラス2位
  • 2023年 もてぎチャレンジグランプリ クラス2位
  • 2024年 もてぎJOY耐チャレンジ クラス優勝
  • 2025年 KYOJO CUP 参戦 S耐チャレンジ クラス5位

 2026年シーズンは、RiNoA Racing Projectより参戦させていただきます。v.Granzは1年生となりますが、このような素晴らしい環境で挑戦できることに感謝をしながら、ひとつひとつの経験を大切にし、自身の成長へと繋げていきたいと思います。常に前向きに、そして楽しむ気持ちを忘れず、力強く最後まで走り抜きます。応援してくださる皆様に結果で恩返しできるよう努めてまいります。2026年シーズンも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

Director 里見乃亜(Satomi Noa)

 今シーズン新たな挑戦としてv.Granz MEC120耐久に女性チームとして参戦致します。今までS-FJで若手男性Drの育成に力を入れて戦っていましたが、近年女性Drが四輪の世界で活躍を見せており、自チームとしても若手育成の一貫としてプロを目指す女性Drの活躍ができる場を作りたく今回女性チームを設立しました。参戦初年度ではありますが、開幕戦から表彰台獲得を目指して戦いますので皆様の応援宜しくお願い致します。

RiNoA Racing project

SUPER FORMULA

公式テスト富士 2勝目を狙うイゴール・オオムラ・フラガ、不調の原因を突き止め視界良好

 ここ数年、チーム無限、ダンディライアン、トムスによる「3強」が続いていたが、昨年あたりからナカジマレーシングを加えた「4強」と言われることが多くなった。

 その大きな要因が、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)のチームへの加入だ。昨年はルーキーながら、常に予選では上位に食い込み、第10戦では初優勝を飾った。シリーズランキングも6位。7位の佐藤蓮とともにナカジマ速しを印象づけた。

 そのチームが今季は苦しんでいる。ここまで4戦を終えて、ランキングは佐藤10位、フラガ12位、チーム順位も8位と、4強の名に相応しくないリザルトしか残せていない。

 ところが、今回のテストでは、2日間の総合でフラガ2位、佐藤5位と、復調の兆しが見えた。最後のアタックでは、条件が悪かったA組に出走したフラガが、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)とほぼ同じタイムを叩き出し、他を圧倒した。

 復調したのは何故なのか。テストの主役の一人となったフラガは、ここまでの経過を含めて、その要因を語った。

 「開幕から去年の雰囲気とは(クルマが)ガラッと変わっていて、最初はもてぎの新しい舗装のせいかと思っていました。でも、オートポリスに行っても症状が全く改善されなくて。その場を乗り切るために無理矢理セットを合わせた感じでした」

 「鈴鹿では多少の改善はあったものの、(ドライでの)走行時間が短かったですからね。ただ、予選では4輪脱輪はあったものの、パフォーマンスはちょっと回復しつつあったので、そういったヒントを元に今回いろいろと改善に努めました。結果、僕たちが思っていた方向に行ってくれたので、そこはとても良かったです」

 フラガは名言は避けているが、どうもマシンフィーリングが変わっていた要因は、タイヤのキャラクターが微妙に変化したことにあったようだ。今回のテストではそれを踏まえてセッティングを進めた結果、本来のパフォーマンスを発揮できたということらしい。

 ここまでも決して遅いわけではなかったが、本来の速さを取り戻したナカジマレーシングが、4強の一角を構成するチームから脱皮して、常に優勝を狙えるチームへと変貌する日も近いかもしれない。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士 多くのデータを収集した小出峻、富士大会のダークホースとなるか

 カラーリングも一新し、新体制で臨んだ2026シーズン。開幕戦のもてぎ大会で連続入賞。チームとしても小出としても最高位となる5位というリザルトを残し、順調なシーズンスタートを切った。

 しかし、続くオートポリス戦では、予選でクラッシュ。赤旗の原因を作ったとして最後尾グリッド。鈴鹿大会ではトラブルや接触で入賞は叶わずと、どうも開幕大会の良い流れを引き継げないでいる。

 今回のテストは、そんな悪い流れを断ち切るべく、徹底的なデータ収集を行ったという。テストを終えた小出の表情は明るい。

 「タイムシートはあまり気にせず、新しいコンセプトを含めて、何から何までたくさん試しました。基本的には、車高や角度など、そのマシンの良さを一番美味しく活かせるポイントを探す作業の繰り返しでした。いわば『美味しさ探しの旅』ですね。少し目的地が遠くに見えてきた感覚はありますが、もちろんまだ完全ではありません」

 目的地は遠いと控えめに語るが、初日のセッション1では4位、2日目の最後のアタックではしっかりベスト10に入り、テストが順調に進んだことが窺える。

 「これからデータを持ち帰って整理し、次の大会に向けてピンポイントで凝縮したセットを持ち込みます。今のSFは簡単には抜けないので、予選から前にいないと本当に厳しいです。でも、クルマの変化を含めてポジティブに終われましたし、いい感じですよ」

 富士の3連戦のうち、オートポリスの代替レース(第3戦)は最後尾スタートが決まっているが、残る本来の2レースの予選でどこまで上位に食い込んでくるのか。小出とスリーボンドレーシングが、ダークホース的な存在となる可能性は高いと予想する。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士 「グリップが足りない」岩佐車に何が起きているのか

 6月30日、7月1日に行われたスーパーフォーミュラの公式テストで、いつもの速さが発揮できずに悩んでいた筆頭は、チーム無限のディフェンディングチャンピオン岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)だろう。

 初日は19位、2日目も15位に沈み、ポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)を追い上げる立場の岩佐としては、3連戦の富士大会で引き離されることは、あってはならないことなのだ。

 しかし、今回のテストに限っての症状とはいうものの、ずっとグリップ不足に悩まされていたという。

 「マシンの問題は大部分が解消されたものの、根本的な原因はまだ特定できていません。データを分析しての原因究明が必要だと考えています。今回のテストでは、セットアップで無理に症状を抑え込んでいる状態ですから、完全に解決しなければ、本来のパフォーマンスを発揮できないと感じています」

 このコメントを聞く限りかなり重症に思えるが、岩佐はこう付け加える。

 「昨年の富士では好感触でしたから、過去の経験を活かせば十分に戦えるはずですし、現在の状況を悲観して焦る必要はないと考えています。チームが原因を突き止めてくれると思います」

 やや強気ともとれるコメントだが、チーム無限の蓄積されたデータと経験でクリアできると信じているようだ。ただ、太田が今回絶好調だっただけに、チームにとってもかなり深刻な状況であろうと推察できる。

 レース本番まで2週間と少し。チーム無限と岩佐がどこまで巻き返してくるのか。シリーズの行方を決めると言っても過言でない富士大会に注目だ。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士2日目 太田格之進とイゴール・オオムラ・フラガが頭ひとつ抜き出る

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テスト2日目が、7月1日、富士スピードウェイで行われた。天候が心配されたが終日ドライコンディションでテストが行われ、最後のアタックでは太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)とイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が、他を圧倒するタイムを叩き出した。

 午前中は、昨日同様に蒸し暑い天候となったが、午後になると雲が垂れ込めて気温も下がり、過ごしやすい天候となった。

■セッション3

 午前の注目は、SF初走行となるエヴァン・ジルテール(San-Ei Gen with B-Max SF23)。欧州の若手実力派が、どこまでSFを乗りこなすのか。多くの関係者、ファンが見守るなか走り出したジルテールは、計測19周目にはユーズドタイヤながら、早くも1分23秒台に入れる。

 このセッションは、ロングランのテストを行ったり、午後に備えてアタックを見送る選手が多かったりはしたが、それでも最後のアタックでさらにタイムアップしたジルテールは、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、フラガ、太田、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)ら並みいる強豪に次いで、5位で走行を終え周囲を驚かせた。

 不運だったのは、開始30分で油圧の低下によりコースサイドにクルマを停めた牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)。今シーズンはチームメイトの太田に水を開けられており、その差を詰めるべく走行したいところだったが、修理に時間を要し、このセッションの残り時間は走ることができなかった。

 初日は、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)11位、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)19位と、「らしくない」結果に終わったチーム無限の二人は、このセッションはロングランのテストをしていたものの、野尻16位、岩佐24位と、またしても下位で終えた。

■セッション4

 午前のセッションでは、27度あった気温が、最後のセッションが始まる頃には23度まで下がってた。ただ、空には雨を降らしそうな雲が垂れ込めて、天候の崩れが心配されるなか、セッションが始まった。

 開始まもなく坪井が1分23秒300をマークし、これに阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)が1分23秒台で続いた。

 1時間を経過すると、今回好調のフラガが1分23秒269でトップに立ち、坪井を挟んで、ようやくチーム無限の野尻が1分23秒334で浮上してきた。その後、野尻はトップタイムを更新。岩佐もこれに続いて、チーム無限が本来の速さを取り戻したかに見えた。

 野尻は、このセッションの全体走行ではトップを守り、坪井、フラガ、太田、牧野、岩佐らが続いて、最後の組分け走行に入った。

 予選を想定した組分けの走行では、気温が下がったことで、あとに行われたB組の方がやや条件的に有利な状況にはなったが、A組ではフラガが、B組では太田が、2位以下を圧倒する1分22秒3のタイムをマークした。

 2位以下は、A組は大湯、オサリバン、牧野、山下、岩佐、B組は、坪井、福住、佐藤、野尻、阪口と続いた。

 この結果、トータルでは、太田、フラガの順にはなったものの、同じ条件ではないため、単純に比較はできない。ただ、初日もそうだったように、この二人が今回のテストの主役であったことは紛れもない事実だろう。

 決戦は、2週間後の週末、7月17〜19日。今回はオートポリスで中止となった決勝も含め、3連戦というハードスケジュールだ。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士総合結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/06/30-07/01) Total Testing Weather:Dry/Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
Session1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.464
1'23.114
1'23.351
*1'22.361
1'22.361-199.449
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.529
1'22.563
1'23.217
*1'22.378
1'22.378 0.017199.408
336坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.085
1'22.948
1'23.529
*1'22.524
1'22.524 0.163199.055
414福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.162
1'23.173
1'23.571
*1'22.645
1'22.645 0.284198.763
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.781
1'23.157
1'23.026
*1'22.710
1'22.710 0.349198.607
616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'24.106
1'23.386
1'23.912
*1'22.792
1'22.792 0.431198.410
739大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.294
1'23.624
1'23.659
*1'22.815
1'22.815 0.454198.355
838阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.921
1'23.514
1'23.615
*1'22.820
1'22.820 0.459198.343
919ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.415
1'23.297
1'23.851
*1'22.852
1'22.852 0.491198.267
1012小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.816
1'23.685
1'23.595
*1'22.895
1'22.895 0.534198.164
115牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.988
1'22.962
1'23.610
*1'22.928
1'22.928 0.567198.085
1250野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'24.179
1'23.518
-
*1'22.942
1'22.942 0.581198.052
1353チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.047
1'24.195
1'24.287
*1'22.955
1'22.955 0.594198.021
149
8
山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.063
1'23.325
1'23.661
*1'23.050
1'23.050 0.689197.794
151岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.948
1'23.850
1'25.213
*1'23.063
1'23.063 0.702197.763
1628小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.666
1'23.354
1'24.093
*1'23.071
1'23.071 0.710197.744
1737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.766
1'23.213
1'24.453
*1'23.185
1'23.185 0.824197.473
1822松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'24.449
1'23.503
1'23.823
*1'23.234
1'23.234 0.873197.357
197小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.689
1'24.069
1'23.699
*1'23.281
1'23.281 0.920197.245
203ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.975
1'23.411
1'23.852
*1'23.359
1'23.359 0.998197.061
214笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.673
1'23.566
1'24.035
*1'23.359
1'23.359 0.998197.061
2250エヴァン・ジルテールSan-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
-
-
*1'23.558
-
1'23.558 1.197196.592
2397ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.270
1'24.260
1'24.732
*1'23.656
1'23.656 1.295196.361
2410ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'25.281
1'25.330
1'24.745
*1'23.936
1'23.936 1.575195.706
258
9
ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.966
1'24.928
1'24.567
*1'24.012
1'24.012 1.651195.529

SUPER FORMULA

公式テスト富士4回目結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/07/01) Official Testing 4 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.361--199.449
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.378 0.017 0.017199.408
336坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.524 0.163 0.146199.055
414福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.645 0.284 0.121198.763
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.710 0.349 0.065198.607
616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'22.792 0.431 0.082198.410
739大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.815 0.454 0.023198.355
838阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.820 0.459 0.005198.343
919ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.852 0.491 0.032198.267
1012小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'22.895 0.534 0.043198.164
115牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.928 0.567 0.033198.085
1250野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'22.942 0.581 0.014198.052
1353チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.955 0.594 0.013198.021
148山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.050 0.689 0.095197.794
151岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.063 0.702 0.013197.763
1628小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.071 0.710 0.008197.744
1737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.185 0.824 0.114197.473
1822松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.234 0.873 0.049197.357
197小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.281 0.920 0.047197.245
203ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.359 0.998 0.078197.061
214笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.359 0.998 0.000197.061
2297ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.656 1.295 0.297196.361
2310ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.936 1.575 0.280195.706
249ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.012 1.651 0.076195.529

SUPER FORMULA

公式テスト富士3回目結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/07/01) Official Testing 3 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.026--197.851
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.217 0.191 0.191197.397
36太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.351 0.325 0.134197.080
436坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.529 0.503 0.178196.660
550エヴァン・ジルテールSan-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'23.558 0.532 0.029196.592
614福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.571 0.545 0.013196.561
712小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.595 0.569 0.024196.505
85牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.610 0.584 0.015196.469
938阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.615 0.589 0.005196.458
1039大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.659 0.633 0.044196.354
118山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.661 0.635 0.002196.350
127小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.699 0.673 0.038196.260
1322松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.823 0.797 0.124195.970
1419ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.851 0.825 0.028195.905
153ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.852 0.826 0.001195.902
1616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.912 0.886 0.060195.762
174笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.035 1.009 0.123195.476
1828小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.093 1.067 0.058195.341
1953チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.287 1.261 0.194194.891
2037サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.453 1.427 0.166194.508
219ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.567 1.541 0.114194.246
2297ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.732 1.706 0.165193.868
2310ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'24.745 1.719 0.013193.838
241岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'25.213 2.187 0.468192.773

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