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2015年12月

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿 来季全日本F3に復帰するVWエンジン搭載車の千代勝正がトップタイム

15-12-21_jf3_test_0002  全日本F3選手権は21日、三重県の鈴鹿サーキットでドライバーオーディションを兼ねた午前・午後2回の合同テストを行い、冷たい雨が降る中、来期からF3に復帰するフォルクスワーゲン(VW)エンジン搭載車をドライブした千代勝正(B-MAX NDDP F3)が両セッションともトップタイムを記録した。NクラスではかつてNDDPからFCJに出場していた甲野将哉(アルボルアルデアCMS)が両セッションともトップタイムでテストを切り上げた。

 テストは午前9時から正午、午後2時から4時までの2セッション行われた。1回目のセッション開始当初降っていた冷たい冬の雨も、午後のセッションからはほぼ上がったが、気温も低く湿度も高かったため終始ウェットコンディションでの走行となった。

 2回のセッションともスピン、コースアウトなど車両回収のため何度も赤旗で中断したが、大きなクラッシュもなく行われた。

 そんな中、両セッションともトップタイムを記録したのは来季から24年ぶりに全日本F3に復帰する予定のフォルクスワーゲンエンジン搭載車をドライブした雨男の千代勝正(B-MAX NDDP F3)。1回目2分10秒641、2回目2分08秒121を記録し、Nクラス王者の貫禄を見せつけた。

 総合の2位に付けたのは今季GP3に参戦していたミッチェル・ギルバート(B-Max Racing team F312)。GP3では目立った成績を残していないが、来季の参戦に向けて大きなアピールとなったようだ。

 総合3位には、2014年に戸田からスポット参戦したサム・マックラウド(KCMG F312)が付けた。

 総合4位には来季も継続参戦濃厚の高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、同5位には今季FIA-F4王者の坪井翔(TOM'S F312)が、同6位には来季もドライブすると思われる山下健太(TOM'S F312)が、同7位にはNクラスからステップアップする三浦愛(EXEDY B-Max Racing F312)が、同8位には来季も参戦予定の山口大陸(タイロク28号)が付けている。

 Nクラスで総合のトップタイムを記録したのは甲野将哉(アルボルアルデアCMS)。かつてNDDPから参戦していたFCJでは3位に入賞したこともある実力派だ。2位にはアカシ・ネイル・ナンディ(B-Max Racing team F308)が、3位には片山義章(カタヤマ305)が付けた。

 今回はホンダ勢は不参加。しかし独自に鈴鹿サーキットでオーディションを行い、SFS-Fスカラシップを獲得したドライバーらがこれに参加するようだ。また、トヨタも富士スピードウェイで引き続きオーディションを行い、今季FIA-F4に参戦したTDPドライバーらの参加がささやかれている。

 Nクラスは2014年F4西日本シリーズ2位の浅原悠貴も参戦に向けて準備をしており、参戦台数も倍増する模様で一気に激戦区となりそうだ。

 来季の全日本F3は3月にテストを行い、4月24日の鈴鹿サーキットで第1戦が行われる。有力ドライバーの参戦、台数増で盛り上がること必至の2016シーズンのF3に注目だ。

千代勝正(B-MAX)
 「ドライコンディションでVWエンジン車をドライブしたかったです。トルクもあり低速から高速まで乗りやすいですね。将来的にチャンスのあるエンジンだと思います。来季乗るかはぼくが決めることじゃないのでわかりませんが、テストに抜擢していただいて感謝しています。体力的にもメンタル的にもいいトレーニングになりましたし、トップタイムなので自信を持てました」
ドラゴン(B-MAX代表)
 「夏くらいから、COXなど関係者とVWエンジンの導入について調整をしてきて、マカオGPが終わった後に契約を結びました。B-MAXとしてVWを採用するのではなく、ドライバーの希望でトムスやVW、どちらのエンジン搭載車でもメンテナンスします。NDDPの2台はVWエンジンです。来季は4年間取れなかった全日本のタイトルを取りに行きます。マカオGPにも参戦する予定です。今日は、ドライのテストではなかったのでトムスエンジンと比較するのはデータ不足でした。来年3月のテストまでには万全の体制で臨みたいと思います」

15-12-21_jf3_test_0001 15-12-21_jf3_test_0003 15-12-21_jf3_test_0004 15-12-21_jf3_test_0005 15-12-21_jf3_test_0008 15-12-21_jf3_test_0009 15-12-21_jf3_test_0010 15-12-21_jf3_test_0011 15-12-21_jf3_test_0012 15-12-21_jf3_test_0013 15-12-21_jf3_test_0014 15-12-21_jf3_test_0015 15-12-21_jf3_test_0016 15-12-21_jf3_test_0017 15-12-21_jf3_test_0018 15-12-21_jf3_test_0019 15-12-21_jf3_test_0020 15-12-21_jf3_test_0021 15-12-21_jf3_test_0022 15-12-21_jf3_test_0023 15-12-21_jf3_test_0024 15-12-21_jf3_test_0025

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo/Interview: Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿総合結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Total Testing Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Session1
Session2
TimeBehindkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'10.641
*2'08.121
2'08.121-163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
2'14.318
*2'08.689
2'08.6890.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
2'10.988
*2'08.724
2'08.7240.603162.403
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'12.094
*2'08.798
2'08.7980.677162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
2'11.774
*2'09.319
2'09.3191.198161.656
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
2'17.057
*2'10.326
2'10.3262.205160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
2'19.938
*2'10.754
2'10.7542.633159.882
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
2'16.219
*2'12.771
2'12.7714.650157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
2'20.823
*2'13.761
2'13.7615.640156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
2'19.699
*2'14.109
2'14.1095.988155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
2'19.268
*2'14.435
2'14.4356.314155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'22.676
*2'14.553
2'14.5536.432155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
2'18.329
*2'14.691
2'14.6916.570155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'21.874
*2'14.877
2'14.8776.756154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'20.974
*2'14.978
2'14.9786.857154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
2'21.275
*2'15.478
2'15.4787.357154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'23.923
*2'17.368
2'17.3689.247152.184
1877N10金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
*2'19.089
absence
2'19.08910.968150.301
195N11アレックス・ヤン
Dallara F306
2'23.027
*2'20.837
2'20.83712.716148.435
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
*2'31.657
absence
2'31.65723.536137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
absence
absence
absence--

 

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿2回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 2 Weather:Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.121--163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.6890.5680.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.7240.6030.035162.405
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.7980.6770.074162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'09.3191.1980.521161.657
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.3262.2051.007160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.7542.6330.428159.883
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'12.7714.6502.017157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'13.7615.6400.990156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.1095.9880.348155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.4356.3140.326155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.5536.4320.118155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.6916.5700.138155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.8776.7560.186154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.9786.8570.101154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'15.4787.3570.500154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'17.3689.2471.890152.184
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.83712.7163.469148.435
-77N-金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-30N-ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿1回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 1 Weather:Rainy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'10.641--160.021
219 2サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.9880.3470.347159.596
36 3坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'11.7741.1330.786158.644
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'12.0941.4530.320158.260
550 5ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'14.3183.6772.224155.640
628 6山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'16.2195.5781.901153.468
76 7山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'17.0576.4160.838152.529
830N1山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'18.3297.6881.272151.127
977N2金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.0898.4480.760150.301
1027N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.2688.6270.179150.108
1130N4アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.6999.0580.431149.645
123 8三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'19.9389.2970.239149.389
1377N5甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.82310.1820.885148.450
149N6廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.97410.3330.151148.291
155N7佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.27510.6340.301147.975
1618N8銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.87411.2330.599147.350
179N9岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'22.67612.0350.802146.522
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.02712.3860.351146.163
1918N11ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.92313.2820.896145.253
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'31.65721.0167.734137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 山田遼、ファイナルレースで序盤3位と大健闘 (DRP)

S-FJ日本一決定戦DRPレースレポート

  • 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 12月5日(土)予選・第一レグ くもり
  • 12月6日(日)決勝レース 晴れ

☆参戦ドライバー

  • 山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 RD10V

☆レイティングスポンサー

  • 横浜貨物運送株式会社 様
  • 株式会社インターフェイス 様

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 先月のS−FJ富士シリーズ最終戦に初参戦し初優勝を果たした山田遼選手。各シリーズを戦ってきた選手や鈴鹿サーキット走行経験者にハンデがありながらも、前戦の勢いに乗り日本一決定戦に挑む。初走行のドライバーズサーキットということもあり、レースウィークの火曜日に練習走行に取り組んだ。最初はコースに慣れず試行錯誤していたが、最終的には中古タイヤながらトップグループに近いタイムを記録できた。しかし、前日練習日にニュータイヤを投入すると、マシンバランスと走りのバランスがかみ合わず、タイムを更新することができず予選に不安を残す結果となってしまった。

sfj-no1-drp-2

☆10月31日(土)9:35~公式予選 13:45~第一レグ(6周)

 予選開始直後は速い選手のスリップを使える位置取りを探るがすぐに引き離され、後続のマシンを待っているとタイヤが冷えてしまい、なかなかタイムが更新できない。ましてやセットも走り方も煮詰められていない状況なので、ライバルから大きく離されてしまいBグループの7位に甘んじてしまった。

 スタートの得意な山田選手は、第一レグでいいスタートを切れたが、持ちタイムの速い選手に仕掛けるまでに至らず、ペナルティーやアクシデントで後退した選手がいたため、単独走行の5位フィニッシュとなった。ここでも走りの改善が見出せず、タイム自体も決勝に繋がる結果とならなかった。この結果、決勝レースは10番手スタートとなる。

☆11月1日(日)12:45~決勝レース(10周)

 10番グリッドから好スタートを切った山田選手は2コーナー立ち上がりまでに7位に浮上する。その後もスプーンカーブでのアクシデントも回避し4番手に。バックストレートでは3位のスリップに入りシケインでオーバーテイク。なんと1周目を7台抜きの3位でクリアする。トップ2台とは3秒近い差になってしまったが、後方マシンのアクシデントによりセーフティーカーが導入され願ってもない展開となった。トラブルは1周で処理され3周目からリスタート。ローリングスタートを上手く決めた山田選手はトップ2台の背後に付け、4位のマシンとはマージンを広げる。しかし、トップ2台のペースについていけないどころか、リスタートで広げたマージンも1周で無くなってしまった。後方のペースの速いマシンが団子状態となりながらも6周目まではなんとか抑え続ける。しかしこのレースウィークでペースの上らない山田選手は無理を強いられブレーキロックによりタイヤを痛めてしまい万事休す。最終ラップまでに5個ポジションを落とし、スプーンカーブで7位の選手がスピンしたところに避けきれず接触。なんとか体制を立て直しコースに復帰した時点では12位までポジションを落としてしまいフィニッシュとなった。

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☆山田遼選手コメント

 憧れである鈴鹿サーキット初走行では、ユーズドタイヤでまあまあのタイムが出ていたのですが、ニュータイヤを入れたらタイムが落ちてしまいました。セットは変えてみたものの、自分自身の走りがアジャストできていなく、速いタイムが出すことができませんでした。予選と第一レグも同様でベストの走りができずライバルに後れを取ってしまいました。決勝レースもスタートを決めオープニングラップで3位まで上がることができたのですが、練習走行からのニュータイヤでの持ちタイムが遅すぎたので、後ろを抑えることに気を取られタイヤを序盤に痛めてしまいました。全てが反省材料なので、この経験を無駄にしないように絶対に今後に活かしていきたいと思います。今大会出場にご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。必ずご期待に応えられるように努力していきますので、今後もよろしくお願い致します。

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☆リザルト

【Super-FJ日本一決定戦】

ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 もてぎチャンピオンとして、挑んだ日本一決定戦、初レースの鈴鹿で、川合孝汰が5位でフィニッシュ! (Le Beausset)

スーパーFJ日本一決定戦12月5日(土)~12月6日(日)鈴鹿サーキット 5.807km

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 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJの日本一決定戦が12月5日(土)〜6日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、もてぎシリーズでチャンピオンを獲得した川合孝汰が出場した。

 ルーキーイヤーではあったものの、チームメイトと切磋琢磨し合いながら成長してきた川合は、6戦中5戦でポールポジションを獲得し、第3戦からは4連勝。まさにチャンピオンとして恥ずかしくない結果を残してきた。今年で18回目となる伝統の一戦、日本一決定戦には各シリーズのチャンピオンが集結するだけでなく、スポットのドライバーにも今年は実力派が参戦。集大成とするには、格好の舞台となった。

予選 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 もてぎでは強さ、速さを誇った川合ながら、鈴鹿でのレース経験はない。事前に一度テストを行ったとはいえ、レースウィークの金曜日に設けられた、30分ずつ3セッションだけの練習では、明らかにホームコースとするドライバーに対するハンデは否めず。とはいえ、今後ステップアップを果たすことになれば、挑むのは転戦シリーズ。こういう状況の方が、むしろ普通になってくる。いかに短時間でコースを習熟するか、そしてセットを詰められるか、適応力の高さも試されることとなった。

 日本一決定戦は例年どおりトーナメント形式で開催され、A・Bのグループ分けのもと予選・第1レグを行い、第1レグを勝ち上がったものがファイナルレースを争うかたちになり、川合はAグループからの出場となった。金曜日の練習走行では納得のいく走りができていなかったことから、綿密なミーティングを行った上で、セッティングを大幅に改めることに。これが正解で、予選では周回を重ねるごと確実にタイムアップを果たし、最後のアタックでは2分13秒791をマークする。自己ベストを約1秒短縮した結果、第1レグには2列目、4番グリッドから挑むこととなった。

第1レグ 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選終了から、わずか2時間強のインターバルで第1レグが行われた。わずか6周の戦いは、ワンミスが命取りとなる。万が一、10位以内でゴールできなければ、さらに5周の敗者復活を戦わねばならないから、それだけは避けねばならない。スタートでひとつ順位を落とした川合ながら、先行する車両から少しも遅れを取ることなく続き、隙をうかがいつつ、プレッシャーをかけていく。そして、4周目には満を持して逆転に成功。そこからは2分14秒台での走行となり、徐々に後続を引き離していくこととなった。

 前半のバトルの間に3番手との差は広がっていたため、ポジションキープでチェッカー。トップのフィニッシュタイムがBグループよりも優っていたため、ファイナルには4列目、7番グリッドから挑むことが決定した。

sfj-no1-lbm-2 sfj-no1-lbm-3

ファイナル 12月6日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 土曜日までの青空は、ファイナルが行われる日曜日には失われていたが、程よく冷えた気温はエンジンをいかにも軽快に回してくれそうだった。そのファイナルのグリッドには、色とりどりな30台のマシンが並ぶことに。10周に及ぶ戦いの中で、今年のスーパーFJ日本一が決定する。全員の緊張感が絶頂に高まりつつある中、フォーメイションラップがスタート。その最中に一台がマシンをコース脇に止める。一瞬、スタートディレイの不安もよぎるが、そこは1周の長い鈴鹿、オフィシャルの迅速な回収作業もあって、事なきを得ることに。

 そして、いよいよ注目のスタート! 川合は出遅れてしまったばかりか、挽回しようとして2コーナーでオーバーラン。いったんは11番手にまで落ちたものの、すぐにリカバーして随所でオーバーテイクを繰り返した後、先行する2台の後退などもあり、1周目の終了時点でポジションキープとなる7番手で戻ってきたばかりか、ストレートで一台をパスして6番手に浮上する。

 それから間もなく、コース上に止まった車両を回収するため、セーフティカーがコースイン。これが長引いてしまうと、さらに順位を上げるチャンスが減ってしまうが、幸い1周のみで終了する。リスタートはしっかり決まった川合は、そこから4番手争いを繰り広げ、130Rでまず一台を仕留めることに成功する。4周目には2分14秒台に入れ、勢いづく川合は5周目のヘアピンで4番手に浮上。6周目には後方から追い上げてきた車両に抜かれるが、川合もまた一台をかわして引き続き4番手を走行する。

 その後は後方に一台を従え、激しいバトルを繰り返すが、相手は鈴鹿での優勝経験も持つホームのドライバー。8周目の1コーナーで逆転を許すが、最終ラップにはレース中の自己ベストとなる2分14秒333をマークし、鈴鹿でのレース未経験者の中では最上位となる5位でフィニッシュすることになった。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 川合にとって初の鈴鹿、表彰台には届かなかったが短時間で地元勢と戦えるまで良く頑張ったと思う。スタートで遅れはしたが駆け引きとポジショニングが上手く競り勝ち出来た。もてぎシリーズでの序盤戦はタイムと結果が伴わず速さがあったものの焦ってスピンなど経験不足が響いてしまっていたが、一度勝った後は自分のレベルを上げるべく、スタートから逃げるレースが出来るようになったことが成長の証しと言える。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 ファイナルの前にスタートの練習をしましたが、ホイールスピンさせ過ぎてしまったので、本番では少し加減したつもりが、ストールしそうになるほど落とし過ぎて。それで少し焦ってしまい、2コーナーで飛び出して4台ぐらいに抜かれました。でも、そこからは冷静にまわりの状況を見られるようにもなって、順位も上げることができ、SCランの後は自分でもうまくまとめられたように思います。ただ、課題もいくつかあって、まず予選では序盤の位置取りが悪くて、タイムが上がりきらないところで終わってしまいましたし、ファイナルでもバトルの最中にコースの後半区間では同じぐらいで走れるのに、前半区間でロスがあったりとか……。今後、レースを続けていく上で、鈴鹿はまた走ることになるので、今回の課題を修正できれば、と思っています。1年間、ありがとうございました。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ SKT EXE SLS、目まぐるしい路面変化に、またも目前のポイントを逃し、ノーポイントのまま暗中模索のシーズンを終える (Arnage)

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 最終戦は、第8戦もてぎラウンド。栃木県にあるツインリンクもてぎでおこなわれる250kmのレースが、2015年SUPER GTシリーズの総決算となる。

 前戦オートポリスでは、惜しくもポイント獲得こそ逃したものの久しぶりのアルナージュらしいレース運びで無事にレースを終えることできた。ただし、もてぎラウンドまでのインターバルは2週間足らずとメンテナンス期間としては短い。そんな中チームは最後まで万全の状態で戦うべく入念なチェックとメンテナンスを行い、エンジニアがいくつかのセッティングのアイデアを盛り込んだクルマを準備した。第8戦もてぎラウンドを戦うのは、第4戦富士ラウンド以来の加納、Nanin Indra-Payoong選手のコンビ。そして、これまで通り、安岡選手がアドバイザーとして2人を手厚くサポートする体制で挑んだ。

November 14th Qualifying

  • 天候:雨 路面:ウェット 気温:13℃→13℃ / 路面温度:16℃→14℃ 入場者;17,000人

gt-rd8-arnage-01  雨の多かった2015年のSUPER GTを象徴するように、最終戦のレースウィークもウェットコンディションでのスタートとなった。9時からの公式練習は、第5戦鈴鹿ラウンド以来3戦ぶりに、Nanin選手がSKT EXE SLSのステアリングを握って走行を開始した。マシン自体に特にトラブルはなかったが、雨脚が弱まるとコースに濃い霧が立ち込める難しいコンディションに加え、昨年とはまったく性格の違うレインタイヤに雨用のセットを見直さなければならず、チームはセッティングに苦心した。タイヤの状態からはセットを決めることが難しく、ドライバーのコメントのみに頼らざるを得ない。セッティングがなかなか決まらない中、ピットインのたびに、エンジニア、加納、Nanin両選手、アドバイザーの安岡選手が話し合う場面が見られた。それでもSKT EXE SLSは時間いっぱいまでに36周を走行することができ、Nanin選手と加納選手が交互にマシンの感触を確かめて、午後の予選へ向けてのセットアップの方向性も決まった。(ベストラップはNanin選手が27Lap目に出した1'59.685)

gt-rd8-arnage-02  午後になってもウエットコンディションは変わらず、冷たい雨のそぼ降る中で14時から予選が行われ、Nanin選手がQ2進出を目指してアタックを開始した。午前中の公式練習で得たセットの延長でQ1に臨んだArnage Racingだったが、今シーズンのこれまでの流れは変えることはできず、思うようにタイムを出すことができない。Nanin選手は2'01.135をレコードしたものの22番手に沈み、SKT EXE SLSは今シーズン一度もQ1突破を果たせぬままで、最終戦の予選を終了した。この雨用のセッティングはこのまま決勝に使うことができないと判断したチームは、翌日の決勝に向けてセッティングを見直すことになった。とはいえ、日曜日は天気が好転するとの予報も出ており、セットの方向性を決断できないまま、Arnage Racingは最終戦の決勝日を迎えることになった。

November 15th Race Day

  • 天候:曇 路面:セミウエット 気温:20℃→20℃ / 路面温度:19℃→21℃ 入場者:33,000人

gt-rd8-arnage-13  天気予報では曇りマークが出ていたものの、決勝日となる日曜の朝になっても雨はやむ気配を見せず、9時からのフリー走行は時折強く降る雨の中でスタートした。前日夜遅くまでセットを見直して煮詰めた結果、決勝日の朝のフリー走行ではタイヤとマシンのフィーリングが良くなったというNanin選手と加納選手のコメントに、チームはこのままのセットで決勝に臨む算段をつけた。ただ、午後の天候次第ではセットの方向性がまったく変わる可能性もあり、状況は予断を許さない。予報通り雨は上がり、空は明るくなっていたが、路面はまだまだウェット状態から回復しないまま、決勝の時が迫っていた。

gt-rd8-arnage-16  決勝前の8分間のフリー走行が10分早いスタートとなり18分間となったため、SKT EXE SLSはハードタイプのレインタイヤを装着し、スタートドライバーのNanin選手がコースに出た。路面はまだまだ完全にウエットの状態で、各マシンが水しぶきを上げて走行する状況だったが、空は更に明るさを増して天候好転の兆し。このままでいけばドライでの走行が可能かつ有利であるとのNanin選手のコメントに、チームはマシンをピットに入れてドライタイヤに交換、グリッドにマシンを並べた。ところがグリッドウォークが始まって間もなく、空が再び暗くなり雨粒が落ちてきた。通り雨とはいえ、路面的にはすっかりウェットコンディションに戻ってしまった。ウェット路面がどこまで続くのか。53Lapを走るもてぎラウンドで、最も早いドライバーチェンジのタイミングである18周(*1人のドライバーがレースの3分の2以上を周回してはならない)までレインタイヤを保持することが可能なのか。グリッド上で緊急の話し合いが行われ、Arnage Racingは再びハードタイプのレインタイヤを再装着することをチョイス。13時40分、パレードラップとフォーメーションラップのあと、250kmの最終戦もてぎラウンドがスタートした。スタート直後から再び空は明るくなり始め、数ラップのうちに太陽が顔を覗かせたが、路面はウェットコンディションのまま、SKT EXE SLSは終始順調で、固いレインタイヤをチョイスしたことが功を奏し、22番手からスタートしたNanin選手は、10Lap目で17位、13Lap目で15位と、徐々にポジションを上げていく。どんどん乾いていく路面にマシンをピットインさせるチームが続出するなか、SKT EXE SLSは見かけ上の順位を6位まで上げていた。24Lap目に入ったときに500クラスの車両と300クラスの車両が接触するアクシデントが起きてセーフティーカーがコースイン、これを好機とチームはNanin選手をピットに呼び戻して給油ののちドライタイヤに交換、加納選手が14位でコースに復帰した。コースを整備し隊列を整えるためにセーフティーカーが4周ほどマシンを先導し、28Lap目、レースが再開された。ポイント圏内がまた、近づいている。追い上げをかけるべく加納選手の激走が始まった。しかし、次の周回、3コーナーでコース上の水に乗ってしまったか、加納選手は痛恨のスピンアウト。後続のクルマを避けるために進入したグラベルでスタックしてしまった。幸いマシンにダメージはなく、無事にコースに戻ることができたが順位は23位まで後退した。その後、加納選手は1分53秒台の好タイムで最後まで走りきり、22位でチェッカーを受けることができた。

 Arnage Racingはまたしても目前のポイントを逃し、一度もドライバーズポイントを手にすることなく、波乱の2015年SUPER GTシーズンを終了した。

ドライバー 加納政樹
gt-rd8-arnage-03  お疲れ様でした。今日はコンディションの変化が目まぐるしかったんです。ほぼドライの状態で、ナニンくんもミディアムのレインで行って順位を上げてくれて、SCが入って、ぎりぎりピットにも滑り込むことができて…っていう流れの中で、15位くらいで(コースに)戻ったんですけど、リスタートの2周目くらいに、ちょっとアウト側のまだ濡れてるところに乗ってしまってスピンしてしまったのが、ちょっと悔しかったです。最近ああいうのはなかったし、そのあとの晴れの状況でクルマの様子を探り探り、ペースをもうちょっと上げれそうな感じもしてた時だっただけに、レース自体の流れを止めしまったのが悔やまれる。もう一つは、そんな中でまわりとのタイムの比較であったりとか、ブレーキやったりとか、トラクションコントロールやったりとか、路面の変化に対してアジャストしていけるように安岡くんとやり取りしながらやってたんですけど、ABSとかの状況が路面と合わせれてなかったためか息継ぎ症状が出て、最初はそんなことはなかってんけど、どんどんどんどん乾いていく傾向になればなるほど、その症状が出てきたんで、もう少しそういうところが対応できるようにするべきやったかなと。これは、もう経験でしかないと思うし、そういう路面変化に対しては即座に車の動きをアジャストしていかなあかんので、まだ経験せなあかんことがいっぱいある、まだまだ足りてない(笑)この一年間振り返ってみて、いろんなことがあったシーズンやったけど、クルマも新しく変わって、ちらほらまたアルナージュらしいレースができるようになって得た部分もあると思うんで、それをまた次にピシッと生かせるようにせなあかんし、自分自身もそういった部分を見つめ直さなあかんと思います。でも最後は、なんとか完走はできたかな。悔しさ残りますけど、良かったと思ってます、ありがとうございました。
ドライバー Nanin Indra-Payoong
gt-rd8-arnage-09  今日のレースは、いつものように頑張ったんですけど、僕がスターティングドライバーでほんとはスリックで行きたかったんです。スリックでノータイヤチェンジがプランだったんですけど、スタートの5分前くらいから、雨が降ってきて、ウェットにしましょうって、伊藤さんとみんなと相談しました。で、ウエットのミディアムでいって、やっぱり最初の2~3周はほんとにタイヤが温まらなくて、ほんとに難しかったです。タイヤが温まってからはペースが良くなって、できれば18周までそのまま走れたらタイヤ交換でドライバーチェンジもできると思ってたところ、ちょうど24周でセーフティーカー。ほんとに、パーフェクトなタイミングだったです。ほんとに、ハーフウェットとハーフドライっていうか、難しいコンディションで、とてもいい経験でした。今年もいろんなことが勉強できるいい年でした。できれば、来年またチャンスがあったら、アルナージュの皆さんとレースをやりたいなと思います。ありがとうございました。
アドバイザー 安岡秀徒
gt-rd8-arnage-10  えーお疲れ様でした…っていつも言ってるんですけど、今回はほんとに疲れました。苦しかった週末なんですけど、レース自体はその中では一番良かったかなって気がしてるんですけど、もちろん、完走できてよかったっていうのと、ポイントに届かなくて悔しかったっていう気持ちはあり、特に今シーズンドライバーズポイントはゼロ点ですので、ほんとに悔しい。そういう絶対にポイントが欲しいという状況の中で、すごい苦しい流れの週末となり、もやもやしてました。去年までだったら「この延長で行けばより良いシーズンが送れる」という感触があったんですけど、今年は終始苦戦しまして、最後コンディションがウエットになって、(それが主たる要因だと思うんですけど、)苦しんだ。でもほんとに難しい一年でした。ペース的に箸にも棒にもかからないっていうのって、僕は今までないんです。僕は雨が得意なので、どっかで雨が降ってくれると必ずそこで輝けて、それでよかったと思えるというか、希望が持てる。でも今年は、速く走れないフラストレーションがドライバー側にあって、走らせてる側のストレスもチーム側にあって、そういう、暗中模索を続けたシーズンだったなとほんとに思います。今日のレースの話を戻すと、ナニンくんはナニンくんでベストを尽くしてポジションを上げて加納さんにつなげて、加納さんもSC状態からのスタートということで、タイヤをあっためるのが難しい、逆にタイヤがあったまってない状態で前後に車がいる状態だったので、普通のインタミディエイトのスタートよりも難しかったと思います。そこはもう経験の部分で、この先につなげていきたいと二人で話してます。で、ナニンくんは逆に言うともうちょっと勉強しないとダメだ(笑)そういう感じです。一年間お疲れ様でした。

<一年を振り返って>

 チーム結成から3年目となった2015年のシーズンは、マシンスイッチから始まり、車両の性格もなかなかわからぬまま、シーズン半ばにはクラッシュという大きな試練にも見舞われ、終始苦しみ続けた一年でした。振り返れば全戦完走はおろか8戦中2戦でリタイヤという苦杯を嘗め、一度もドライバーズポイントを取ることができませんでした。とはいえ、これまで以上に温かいご支援をお寄せくださるスポンサーやファンの皆さまに、何度も苦しい場面で助けていただき、今シーズンも一年間、最終戦まで戦うことができました。応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝いたします。

 Arnage Racingは来る2016年シーズンに向けて準備を進める所存ですので、引き続き応援宜しくお願いいたします。

 一年間ありがとうございました。

Arnage Racing

Super FJ Championship

SFJ:ティディ・イップJr.「来季は少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参戦したい」

 今シーズンから途中から鈴鹿FJシリーズに参戦を開始したセオドールレーシング代表のティディ・イップJr氏が6日、スーパーFJ日本一決定戦で鈴鹿に来場していたので、日本への参戦の経緯、これからの展望について話を聞いた。

ティディ・イップJr氏
sfj-no1-teddy-yip-jr  「昨年、ヨーロッパでリッチー・スタナウェイというドライバーをGP3で走らせて、パフォーマンスが良かったので、ステップアップをサポートしたいと思い、今季はステータスGPを立ち上げ彼を走らせました。ヨーロッパでは若いドライバーが多く、ステップアップにそれほど心配はありません。しかし、アジアではステップアップの道がないのでサポートしたいと思い、日本でジュニアチームを始めました。ジュニアチームを持つということは育成を考えているからで、長期的に関わりたいと思っています。来季もスーパーFJを続け、少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参加したいと思います。彼らが成績を残した場合、パフォーマンスと努力する姿勢を見て次はどうするかを決めます。FIA-F4、全日本F3、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、全部に興味がありますが、どのようにかかわるかは時間をかけて研究したいと思います。もちろん、2013年からセオドールレーシングとして参戦を再開したマカオGPのF3への出場や、ステータスGPへのステップアップも考えています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝 牧野任祐がS-FJに続きF4でも日本一に輝く

 F4日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が20分30秒534で優勝した。

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 曇り空のため気温が下がりつつある午後2時50分、この日の最終レースとしてF4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。2位には先ほどのS-FJ日本一決定戦を優勝で飾った予選2位の阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が続く。一方、予選3位の根本悠生(GUNZE ZAP F108)はエンジンストール。一気に後続に飲み込まれてしまった。

 根本がスタートミスしたため後ろのグリッドの選手は彼を避けるため混乱。これに乗じて3位に上がってきたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)だった。

 気温が低くてタイヤがグリップしないのか、予選5位の片山義章(TAIROKU EXCEED)は2周目のS字でクラッシュ。スタートで後方に下がった根本も9位から追い上げ4周目に6位まで上がったところで、5周目のデグナーでコースアウトとさんざんな週末となった。

 トップに立った牧野は異次元のスピードで2位の阪口を突き放しにかかる。1秒以上速いラップタイムで独走状態に持ち込むと、10周を回り2位の阪口を11秒離して余裕の優勝。昨年のスーパーFJ日本一に続き、F4でも日本一の称号を手にした。

 3位でレースをスタートした加藤は序盤、太田達也(佐藤製作所MYST制動屋東名)に背後を脅かされるが、中盤からは差を広げ3位でゴールに滑り込んだ。

 4位には太田が、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 来年のF4地方選手権は3月15日にツインリンクもてぎで東日本シリーズが開幕。12月にはF4日本一決定戦が同サーキットで開催される予定だ。

優勝 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-r-makino  「スタートがうまくいったので何の問題もなかったです。コースレコードを出したかったのですが、前のレースなのかこのレースなのか砂利が出ていてスリッピーでした。特にデグナーは昨日派手にスピンしたのもあって気持ち的に行けなかったです。終わりよければすべてよしです。来年はホンダのドライバーとして参戦しますが、何に乗るかは決まっていません」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル 最年少16歳で阪口晴南が日本一の称号を手中に

 スーパーFJ日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が23分53秒679で優勝した。

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 午前中ときおり顔を出していた太陽も雲間に姿を消し、初冬のどんよりとした曇り空の下12時45分、A,Bグループ第1レグそれぞれ上位10人、敗者復活戦上位10人、合計30人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まった。

 フォーメーションラップ中、11番グリッドの鈴鹿シリーズのチャンピオン・平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が駆動系のトラブルのためコースサイドにストップ。29人のドライバーがグリッドに整列しスタートが切られた。

 トップで1コーナーに飛び込んだのは無難なスタートを決めたポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。これに2番グリッドの大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)、4番グリッドの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が続く。

 4位に上がってきたのは6番グリッドからロケットスタートを決めた平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。平はオープニングラップのヘアピンで3位の吉田宣弘のインに飛び込むが接触して前に出られず。さらにスプーンでアウトから吉田に並びかけるが、再び接触して両者コースアウト。吉田は順位を落としてレースに復帰するも、平はアームを曲げピットインしてリタイアとなった。

 この混乱の中、10番グリッドの山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)はオープニングラップで4位まで順位を上げるとシケインで前を走る兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)を捕らえて一気に3位まで浮上してきた。

 ところが下位を走っていた選手が1周目のヘアピンでスピンしてコース上にストップしため2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。しかし、停止車両の回収が素早く行われレースは3周目から再開。

 再開後も阪口はリスタートを決めトップを堅守。2位には大湯が続く。トップの阪口は大湯より1秒弱速いタイムを刻み、みるみる独走態勢を築く。最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出し、2位以下を圧倒して10周のレースを独走優勝で制した。

 大湯は阪口には及ばなかったものの3位以下の混戦を尻目にマージンを築き単独走行。一人旅で2位に入った。

 リスタート後3位を走行していた山田は防戦一方。背後には、スタートに失敗したものの3周目の1コーナーで兒島を捕らえ4位に上がってきた八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が迫る。山田は4周目まで八巻を押さえてきたが、その八巻をパスして4位に上がってきたのはなんと敗者復活戦を優勝し、21番グリッドからスタートした小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)だった。

 小高は1周目を10台抜きの11位で戻ってくると、3周目には8位、4周目に7位。5周目には混戦をかき分け山田の背後4位に付けると、6周目にはついに山田をパスして3位まで上り詰めてきた。

 小高は大湯を追うが、3位に上がった6周目時点でその差は7秒3。大湯より速いタイムを刻むが残り4周ではいかんともしがたく、そのまま3位でゴールすることとなった。

 4位には八巻が、5位には鈴鹿初レースながら健闘したもてぎシリーズチャンピオンの川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、6位には大井偉史(スキルスピード10V)が入った。

 7位には1周目にコースアウトして順位を落とすものの追い上げた吉田宣弘がジェントルマンドライバートップで続き、8位は早坂祐希(ナインレーシングミストKK-S2制動屋)、9位は山浦聖人(ZAPオートスペースED)、10位は岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)の順でゴールした。

 この後審査を経てジャパンスカラシップシステム(JSS)の対象者1名が発表され、来年のJAF-F4参加権を得ることとなる。

 来年のスーパーFJは先陣を切って岡山シリーズが2月21日に開幕。各7サーキットでシリーズ戦が行われ、12月にはツインリンクもてぎで日本一決定戦が開催される予定だ。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-r-sena  「スタートはそこそこでしたが、トップで1コーナーを回れたので良かったです。昨日と天候も気温も変わったんですが、クルマはいままでで一番乗りやすかったです。ミラーを見ずに自分のペースでたんたんと走りました。序盤で優勝は確信していました。タイヤの熱の入りも良く後半もぜんぜんたれませんでした。スーパーFJは岡山、F1のドリームカップ、この日本一と全部ポールトゥウインだったので自分に向いているレースですが、通過点だと思っています。来年はFIA-F4に出て、JAF-F4にも出るかも知れません」
2位 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
 「第1レグの結果に助けられたのが大きかったのかなと思います。スタートはホイールスピンが多くて前に出ることができませんでした。最初のペースは晴南選手と変わらなかったので後ろを離せましたが、タイヤが暖まったときに離されてしまいました。タイヤが暖まったときのセッティングなのか自分の走りなのか原因はわかりませんが1秒近く晴南選手より遅かったです。勝ってスカラシップを取りたかったですが、今できるベストだったのかなとも思います」
3位 小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)
 「スタートが決まって前に行けました。3番手以降がごちゃごちゃしてたので、SCが入らなければ大湯選手まで行けたのかなと思います。FIA-F4でも混戦は慣れていますし、抜くのは得意なので問題はなかったです。第1レグをフライングして、敗者復活戦でタイヤを使って悪い流れだったんですが、最低限表彰台に乗ろうと思っていたので目標は達成できて良かったです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL1020'30.534
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL1011.075
310C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1017.694
412A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL1020.918
582C4栗原 正之テクノハヤブサリターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL1025.407
672C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1034.195
734C6早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL1034.647
814C7根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL1042.039
977A3久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL1057.927
105A4大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL101'05.432
11*3C8今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL101'09.096
1217C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL101'38.254
1322A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL101'51.992
1473A6近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL102'03.945
1521A7相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL102'06.622
167A8山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL102'20.481
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-27C-シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL64Laps
-28C-片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL19Laps
-51A-藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL0DNS
-*70C-岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL8失格
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS) 2'02.560 (6/10) 170.57km/h
  • CarNo.3,70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第61条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第72条~3)(罰則の不履行)により、失格とした。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH1023'53.679
2582大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH107.838
3613小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH1012.776
4224八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1016.597
5625川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.937
676大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1023.711
757G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1027.324
8197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH1027.695
9108山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH1028.720
10439岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH1029.330
11210兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1032.930
124511山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH1033.356
133612深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1033.801
14913山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH1036.724
1521G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1038.446
161814飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1038.805
1720G3加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1039.186
1825G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
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203515長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH1059.547
2123G6宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH1059.919
2255G7田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH101'02.989
235G8村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'19.093
244416小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH101'19.466
2527G9中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH101'22.888
2656G10川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH91Lap
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-70-平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH19Laps
-24-平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-37-加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'12.923 (10/10) 157.27km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:セオドールレーシングジュニアチーム ニュースポンサーと契約、岡村タケルを強力にサポート (THEODORE)

2015年12月5日

sfj-theodore-1 sfj-theodore-2 sfj-theodore-3

 鈴鹿クラブマンレース最終戦スーパーFJ日本一決定戦を前にセオドールレーシングジュニアチームは新たなスポンサーとして、タレント 小倉優子さんのCMでお馴染みの株式会社カーセブンディベロプメント(以下、カーセブン)とスポンサーシップ契約を取り交わしました。

 セオドールレーシングジュニアチームは今年途中、シリーズ第5戦から鈴鹿クラブマンレースに参加。

 KARTで活躍し限定Aライセンスを取得した岡村タケルを起用し、テイクファーストの技術支援を受け四輪レースデビュー。そのデビューレースでいきなり優勝という快挙を成し遂げました。その後、この日本一戦の前哨戦とも言えるF1日本GPサポートレースであるノンタイトル戦のスーパーFJドリームカップにて全国から集まるスーパーFJドライバーの中にあって6位入賞。続くクラブマンレース第6戦では4位と順調なデビューイヤーを飾る事が出来ました。

 全日本選手権規定で年間4レース以上の公式戦に参加する事でランキングの有資格者となりますが、残念ながら公式戦はこの週末を入れても3戦目。ランキング対象外ではありますが、それでも2レース終えた段階でシリーズ4位とタイのポイントを獲得。もともと今年のターゲットはこの最終戦の日本一戦で表彰台に乗ることであり、ゆっくりと確実にマシンに慣れると言う観点からプログラムを遂行しておりますが、望外の結果をはじき出しております。全国の強豪が集まるこのレースで確実に表彰台を獲得する事をターゲットにこのウィークエンドに臨みます。

カーセブン(株式会社 カーセブンディベロプメント)のご紹介:

 カーセブンは、中古車の販売・買取りのフランチャイズチェーンとして日本全国に約120店鋪を展開しております。買い取った車を直接販売して流通マージンをカットした「ダイレクト販売」による売り買いおトクな仕組みや、買取り業界唯一のキャンセル7日間OKなどの「安心宣言」を実践し全てのユーザーが、安心・おトクにクルマを売り買いできる環境を推進している企業です。

 今後、拡大する海外での日本車のニーズに応えるため、日本国内での強固な基盤をもとに海外への展開の準備も着々と進めています。

岡村タケル:
 今年はデビューイヤーでしたが、思った以上に良い結果を出せて良かったと思います。もともと資金的には苦しかったのですが、香港のCCMさんをはじめ、その都度、スポンサーさんが付き沢山の練習走行ができて継続できました。今回もCCMさんの繋がりでスーパーフォーミュラに付いていてもおかしくない位のビッグなスポンサーであるカーセブンさんが支援して戴ける事になり正直ビックリしています。このレースで結果を出して来年度のステップに繋げていきたいと思っています。
THEODORE RACING

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 牧野任祐が2位以下を1秒5離すタイムでポールポジション

 F4日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が2位以下を1秒5離す2分2秒193とぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。

f4-no1-q-11

f4-no1-q-2

f4-no1-q-14

 公式予選は午後2時35分より20分間で行われた。

 開始8分過ぎには阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が2分2秒265でトップに立つ。これを加藤智(FEEL・RK01・TODA)が11分過ぎに2分4秒246で逆転すると、直後に阪口が2分3秒929でトップを奪い返す。

 ところが16分過ぎに一気にタイムを縮めてきたのが牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。なんと2分2秒193とこれまでのトップ争いから1秒7も速いタイムでトップに躍り出た。さらに牧野はコースレコードの2分1秒888を更新すべく、次周のセクター1を最速タイムで通過。しかし勢い余ってデグナーでコースアウトを喫し、タイム更新はならなかった。

 阪口も終盤2分3秒702と若干タイムを詰めたものの、牧野は2位以下を1秒5ちぎってポールポジション決めた。2位には阪口が、3位には終盤タイムアップした根本悠生(GUNZE ZAP F108)が入った。

 4位は加藤、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。

 決勝は明日6日、午後2時50分より10周で争われる。

ポールポジション 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-q-makino  「コースレコードを狙っていたのですが、スピンしてしまいました。あしたもレコードを更新したいです。フロントタイヤの暖まりが遅いんですが、スタートに集中して、あとは自分との戦いですね。全勝優勝できるようにがんばります」
予選2位 阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)
f4-no1-q-sena  「このクルマに乗ってから時間がなかったのでセットアップとか、トラブルもあるしまだまだ上げていくところはあります。タイムは離されるのはわかっていたので、どこまで近づけるかというのを目標にしていましたが、まだまだ全然足りないです。残り1ヒート精いっぱいがんばります」
予選3位 根本悠生(GUNZE ZAP F108)
f4-no1-q-nemoto  「昨日トラブルが多くて、今日はぶっつけでした。セットも煮詰まってないし、ドライバーとしての技量も合わせ切れてないです。タイヤも暖め切れませんでした。牧野選手と1秒8離されたのは向こうは何かつかんで、こちらはつかみ切れてないんだと思います。決勝に向けてそこを見つけられるように今からエンジニアと話し合います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ 大湯都史樹が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグBグループの決勝を行い、大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が6周・13分28秒508で優勝した。

sfj-no1-b-1st-leg-start1

sfj-no1-b-1st-leg-start2

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sfj-no1-b-1st-leg-58vs61

sfj-no1-b-1st-leg-58

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sfj-no1-b-1st-leg-70

 第1レグBグループはAグループ決勝終了後の午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、予選2位の小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)がレッドシグナルが消える前にあきらかなジャンプスタートで飛び出す。これに躊躇したのかアクセルを戻した小高を尻目にトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。これに予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)をかわした同4位の大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が2位で続き、小高は3位に付けた。

 トップに立った平だが、なんとヘアピンの進入でシフトをロックさせスピン。コースに復帰したものの一気に後続に飲み込まれ10位以下まで順位を落とすこととなった。

 ドライビングスルーペナルティーを受けた小高が3周目にペナルティーを消化するとトップに立ったのは大湯。このまま後続を突き放し6周を走って優勝を飾ることとなった。

 2位にはジェントルマンドライバーの吉田が入った。1周目を11位で戻ってきた平はファステストラップをたたき出しながら、前車を次々とパス。2周目に8位、3周目に6位、4周目に5位、5周目に4位に上がると、ファイナルラップのシケインで前を走る大井偉史(スキルスピード10V)をアウトからパスして3位に滑り込んだ。

 4位には大井が、5位には山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)が、6位には岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)が入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 トータルタイムはAグループで優勝した阪口晴南がこのレース優勝の大湯都史樹より短かったため、阪口がポールポジションを獲得することとなった。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
sfj-no1-a-1st-reg-oyu  「スタートは普通に決まって、小高選手がフライングしてたのが見え、平選手がスピンしていなくなったのでラッキーでした。でもアベレージのタイムが遅すぎて、小高選手のペナルティーがなければどこかで抜かれていたと思います。明日は晴南選手もいて、平選手も後ろにいて速い人が集まっているので、あしたに向けてマシンを調整していきたいと思います。同じくらいのタイムで走れないと勝てないですが、優勝を目指してがんばります」
2位 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
 「いやぁ、運がありますね。恵まれています。2台消えましたが、調子は悪くないんですよ。スタートのミスが悔やまれます。大湯選手の前に出れば押さえられたと思いますが、第1レグなのでこのへんでいいかな。表彰台には立ちたいのでがんばりますし、3年連続のジェントルマン最優秀賞も取ります」
3位 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
 「きれいに回っちゃいました。シフトロックしましたが、冷えてるタイヤを管理できなかったぼくのミスです。挽回はしましたが、決勝に向けて厳しいポジションになってしまいました。ベストタイムは晴南選手よりコンマ2秒遅いのでたれてきたタイヤに合わせたセッティングをして決勝に臨みたいと思います。スタートを決めて前に出られれば勝機はあります」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 阪口晴南がぶっちぎりで優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグAグループの決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が6周・13分20秒459で優勝した。

sfj-no1-a-1st-leg-start1

sfj-no1-a-1st-leg-start2

sfj-no1-a-1st-leg-22vs2

sfj-no1-a-1st-leg-34

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 第1レグAグループの決勝は、午前11時55分より決勝レースがスタート。ポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)は無難にスタートを決めトップで1コーナーへ。予選2位の兒島弘訓組(クラス・OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポジションをキープして阪口に続く。3位にはロケットスタートを決めた山浦聖人(ZAPオートスペースED)が上がってきた。4位に予選3位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が続くが、八巻は早くも1周目のスプーンで山浦を攻略、3位に上がる。

 さらに八巻は2周目のヘアピン立ち上がりで2位の兒島に並びかけスプーン手前で2位に。

 この間、トップに立った阪口は2周を終わって2位以下を2秒2離すと、4周目にはこのレースのファステストラップをたたき出す異次元のスピードで1周あたり1秒近いラップタイムを刻み独走に持ち込むと、6周をまわってぶっちきりでこのレースを制した。

 2位には八巻が入り、3位には兒島が続いた。4位には3周目に山浦をかわした川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、5位には山浦、スタートで順位を落とし一時は10位まで後退した平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が追い上げ6位に入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-a-1st-reg-sena  「スタートを決めたら離していけると思っていたので、序盤からプッシュしました。Bグループに負けたくなかったのでタイヤのことは考えずにプッシュしていました。あしたもスタートが決まればちぎっていけると思いますが、平選手が追い上げてくる前に逃げて、ぶっちぎりで優勝したいと思います」
2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは失敗もなく普通にできたんですが、ZAPの選手にロケットスタートを決められましたが、ペースはぼくの方が速かったので落ち着いて抜けるところで抜きました。そこから前の兒島選手を追いかけましたが、ぼくの方が速かったのでスリップを使って横に出てスプーンで抜くことができました。明日はタイヤの温存ができているので他の選手よりアドバンテージはあると思いますし、落ち着いていけばいい順で追われると思います」
3位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「序盤、思ったよりペースが上がらなくて晴南選手に付いていけるかなと思ったんですが、デグナーからヘアピンにかけて離されていきました。厳しい戦いになるかなと思ったら後ろから八巻選手が来ていて、エア圧の問題もあり、ヘアピンでミスをしてスプーンで並ばれてしまいました。満足できるレースではありませんでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿敗者復活戦結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Repechage Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1611小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH511'24.427
221G1ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH52.001
392山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH53.977
4663飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH511.117
5354長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH514.339
655G2田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH515.174
7446小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.379
856G3川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.992
927G4中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH531.751
10377加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH531.894
---- 以上ファイナル進出 ----
11*305豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH549.158
1282G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH557.211
13*11G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51'05.404
---- 以上規定周回数(4Laps)完走 ----
-80G-片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH05Laps
  • CarNo.11,30は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ第61条~1)②(ピートレーン速度)違反により、競技結果に30秒を加算した。

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL2'02.193--171.083
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL2'03.702 1.509 1.509168.996
314C2根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL2'04.091 1.898 0.389168.467
4*10C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'04.142 1.949 0.051168.397
582C4栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL2'04.339 2.146 0.197168.131
6*72C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL2'04.457 2.264 0.118167.971
728C6片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL2'04.490 2.297 0.033167.927
812A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL2'04.598 2.405 0.108167.781
93C7今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL2'05.197 3.004 0.599166.978
1034C8早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL2'05.308 3.115 0.111166.831
115A3大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL2'06.490 4.297 1.182165.272
1277A4久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL2'06.936 4.743 0.446164.691
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL2'10.400 8.207 3.464160.316
1422A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL2'10.491 8.298 0.091160.204
1527C10シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'10.781 8.588 0.290159.849
1651A6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL2'11.063 8.870 0.282159.506
177A7山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL2'11.097 8.904 0.034159.464
1821A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'12.58510.392 1.488157.674
1970C11岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL2'12.76110.568 0.176157.465
2073A9近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL2'13.02210.829 0.261157.156
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.000)予選通過 ----
  • CarNo.10は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第55条~1)(チェッカー無視)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.72は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第61条~1)(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1581大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH613'28.508
257G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH63.710
3702平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.735
473大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.902
5454山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH67.774
6435岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH611.001
7186飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.589
8367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.968
925G2濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH626.549
101G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH627.785
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11*618小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH629.637
12379加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH640.478
13*21G4ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH640.638
143010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH641.555
1582G5稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH61'23.949
1611G6キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: CarNo.70 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)2'13.274 (4/6) 156.86km/h
  • CarNo.61,21は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第54条~1(反則スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH613'20.459
2222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH65.194
323兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH66.311
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH610.030
5105山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH611.838
6246平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH613.043
7197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH616.398
820G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH623.698
923G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH634.974
105G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH636.503
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11358長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH636.772
1255G4田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH637.321
1380G5片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH638.530
14449小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH640.430
1556G6川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH644.867
1627G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH649.052
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-9-山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH15Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'13.061 (4/6) 157.11km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 Aグループは阪口晴南が、Bグループは平優弥がトップタイム

 S-FJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開幕。Aグループ予選では阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が、Bグループでは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)がトップタイムを記録した。

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 鈴鹿サーキットは早朝より快晴に恵まれ午前9時からAグループ予選が20分間で行われた。

 開始10分あたりまで八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が2分14秒470までタイムを縮めトップに立つ。これを上回ってきたのが、先日SRS-Fを主席で卒業した16歳の阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。2分14秒087でトップに立つと、このタイムを一気に12秒728まで縮め、ただ一人12秒台で2位以下を0秒7ちぎって圧倒。トップタイムで予選を切り上げた。

 2位にはS-FJ岡山シリーズランキング2位の兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)が入り、八巻が3位で続いた。

 Bグループ予選は午前9時35分から20分間。こちらは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)が開始10分前あたりからトップに君臨。早々にタイムを2分12秒936と13秒を切るタイムをたたき出すと、終了直前には2分12秒586とAグループの坂口を上回わりトップで予選を制した。

 2位には今シーズンFIA-F4に参戦していた小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)が、3位にはジェントルマンクラスの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が食い込んできた。

 このあとAグループ第1レグが11時55分から、Bグループ第1レグが12時45分からそれぞれ6周で争われ、トータルタイムの速いほうの勝者が明日の決勝レースでのポールポジションを獲得することとなる。

Aグループ予選トップタイム 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-q-sena  「昨日の練習の2本目でセットが決まって13秒台が出たのでニュータイヤを履いたら12秒台に入ると思っていました。うまくまとめられたと思ったんですがセクター1が足りなかったのが悔しいです。最後はシケインがダブルイエローでタイムを出せなかったです。2レースあるいので無理もしませんでした。平選手のタイムは超えられたと思いますが、後の方が路面が良かったのかも知れません。第1レグはスタートが決まれば大丈夫だと思います。めいっぱい行ってポールを取ります」
Bグループ予選トップタイム 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
sfj-no1-q-taira  「A組の様子を見ながらのアタックだったのでラッキーだったと思います。晴南選手のタイムも把握していました。最後、12秒5が出たときも最終コーナーでシフトミスしたので、あとコンマ1は詰められたと思います。全体ベストだったのでシーズンのまとめでいいスタートが切れました。第1レグはスタートで逃げられればと思いますが、決勝でタイヤのライフを残すようにコントロールでればいいですね。晴南選手との一騎打ちになるのかなと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1701平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'12.586--157.673
2612小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH2'12.954 0.368 0.368157.236
357G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH2'13.114 0.528 0.160157.047
4583大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'13.484 0.898 0.370156.612
574大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.527 0.941 0.043156.562
6665飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.128 1.542 0.601155.860
7456山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.632 2.046 0.504155.277
821G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH2'15.046 2.460 0.414154.801
9367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.085 2.499 0.039154.756
10438岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.171 2.585 0.086154.657
11189飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.653 3.067 0.482154.108
123010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.978 4.392 1.325152.617
133711加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.040 4.454 0.062152.548
141G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.245 4.659 0.205152.320
1525G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.334 4.748 0.089152.222
1611G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH2'23.53510.949 6.201145.645
1782G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'30.39317.807 6.858139.004

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH2'12.728--157.504
222兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'13.440 0.712 0.712156.664
3223八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'13.463 0.735 0.023156.637
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.791 1.063 0.328156.253
5245平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.214 1.486 0.423155.760
6106山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.240 1.512 0.026155.730
797山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.418 1.690 0.178155.524
8198早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH2'14.468 1.740 0.050155.466
920G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.376 2.648 0.908154.423
1023G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH2'17.524 4.796 2.148152.011
11359長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.600 4.872 0.076151.927
125G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH2'18.041 5.313 0.441151.442
1380G4片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH2'18.218 5.490 0.177151.248
144410小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.307 5.579 0.089151.151
1556G5川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.943 6.215 0.636150.459
1655G6田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH2'19.162 6.434 0.219150.222
1727G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH2'19.787 7.059 0.625149.550

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 BRP★J‘S RACINGフィット、昨年の雪辱を晴らし有終の美を飾る (J'S RACING)

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st-rd6-js-02  今年の最終戦はJ’S RACINGの地元、ホームコースでもある鈴鹿サーキットです。昨年の鈴鹿は優勝を逃してしまい、ホームコースでのレースで悔しい結果となりました。今年は有終の美を飾り、昨年の雪辱を晴らすべく、必勝を誓って最終戦に望みます。

●大野選手のレースリポート

■金曜・練習走行

st-rd6-js-03  昨年まで鈴鹿でのスーパー耐久はWTCCとの併催で変則的なレースでしたが、今年はS耐のみとなり、なんと4年ぶりに全クラス混走の3時間耐久レースとなりました。シリーズチャンピオンは決まっていますが、全力で最終戦を闘います。

 ドライバーは私と梅本選手に加え、前戦でも活躍してくれた赤星選手との3人で挑みます。

 最終戦鈴鹿は木曜日の走行枠が無く、金曜日フリー走行からのスタートとなりました。

 残念ながら同じチームの19号車が前回岡山でのクラッシュにより全損になった為、急遽昨年使用していた旧モデルGE8・FIT2での参戦となりました。

 今回の最終戦では19号車のシリーズ2位が掛かっており、必要があれば19号車のサポートも行います。

 3時間の占有走行では梅本選手、赤星選手と決勝を想定したロングスティントでの走行でセッティングを煮詰めていきます。全てのドライバーが2分32秒~33秒位でLAP出来る事を確認し、決勝に備えました。

 チーフエンジニアの飛澤さん、チーフメカニックの福條さんとの打ち合わせも順調で、車のセットアップも短時間で確実に進化していきます。素晴らしい体制です。

■土曜・予選

st-rd6-js-04  予選日の土曜日を迎えました。私の出番、Aドライバー予選です。ターゲットタイムは昨日のフリー走行でマークした2分31秒7を上回る2分31秒前半を狙います。

 1周約5.8kmと長く、高速コーナー主体の鈴鹿サーキット。タイヤの発熱が思ったより早く、計測が始まって2周目にアタックを敢行しました。1コーナーからS字にかけてはグリップがまだ完全では無い状態でしたが、逆バンクあたりから最大グリップを得られたのでミスの無いよう、さらに攻め込んだアタックを続けます。130Rは安全マージンを取り、ボトム速度を2km/h落して確実に決めました。その結果、2分30秒723と、31秒を切ってコースレコードを樹立する事が出来ました!

 他チームが34秒台と苦戦していたのでBドライバー予選に向けて大きなアドバンテージが築けました。

 続いては前回岡山ではコースレコードを獲って波に乗っている梅本選手の出番です。Aドライバー予選でライバルチームと3秒以上マージンがあったので無理なアタックはせず、確実にタイムを刻んで2分33秒386と見事ポールポジションを奪取いたしました!

 Cドライバーは赤星選手です。グリッドに関係ないC予選と言っても手は緩めません。トップタイムを狙って新品タイヤでのアタックです。鈴鹿の走行は久しぶりとなる赤星選手でしたが、周回を重ねる度にタイムを上げていき、2分33秒771でクラストップタイムをマークしました。

日曜日・決勝 3時間耐久レース

 いよいよ2015年の最終戦、3時間レースのスタートです。スタートドライバーは私が担当致しました。ポールポジションからのスタート、これまで何度も戦った#2号車の山田英二選手との一騎打ちです。

 1周目に上位クラスの車がハーフスピンし、回避した瞬間に#2山田選手に先行を許しましたがそのままぴったりと着いて行く作戦に。そのまま2台とも2分32秒台周回を重ね、後方を大きく離していきます。私は2番手から様子を伺い、無駄にタイヤを消耗させないようにコントロールしながら付いて行きました。

 13周目、シケインの落下物回収の為にセーフティカーが入り、さらにセーフティカーランが明けた直後に130Rで大きなクラッシュが発生。その時点でクラストップ走行中でしたが、後の事を考え20LAPした所で赤星選手にバトンを渡しました。

st-rd6-js-05  ここで私の2015年度スーパー耐久レースでの出番は終わり、後は赤星選手、梅本選手に託します。

 しかし、セーフティカーラン終了後、ピット信号違反で10秒のペナルティを受けてしまい、一時最下位まで落ちてしまいました。

 梅本選手から「諦めずにもう一度勝利目指してがんばろう!」と作戦を立て直し、赤星選手も安定した周回を刻んで3位まで浮上。18周後に梅本選手に交代しました。

 その時点でトップとの差は110秒。半場諦めていた私でしたが、ここからの梅本選手の追い上げは凄かった! まさに鬼神のような走りで自身の予選タイムを上回るラップでトップを捕らえます。35周目にはトップに返り咲き、最終的にはその差を7秒まで広げチェッカーを受けることが出来ました!

■最後に

 チームメイトを信じ、メカニックを信じ、最後まで諦めずに攻め続ける梅本選手に感動しました。そして勝利をもぎ取ったのです! 男泣きしました。感動しました。

 2015年も大変多くの方々に支えられ、最後まで戦い抜くことが出来ました。チーム代表奥村選手、J'S RACING会長梅本選手、そして奥様、スポンサー様をはじめ、応援に駆けつけて頂いたファンの皆様、チーフエンジニア飛澤さん、メカニック、サポートメンバーの皆様、支えてくれた大切な家族。2年連続チャンピオン感謝感激です! 本当にありがとう御座いました。

 今年を振り返ってみると全6戦中、ポール5回、優勝5回、2位1回と信じられない結果でした。これも常に車を速くする事を考えてくれたエンジニア、メカニック、セットアップに大きく貢献してくれた井入選手、海外から参戦してくれたチャールズ選手、沢山の方々の支えで掴んだ勝利でした。ありがとうございました!

 来シーズンの事は現時点ではまだ何も決まっていませんが、また同じメンバーで戦える事を望んでいます。来年度も精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 皆様のご声援のおかげで最終戦もポール・トゥ・ウィンと最高の結果となりました。2015年はライバルが速さを増す中、最終戦を待たずしてチャンピオン獲得。全6戦中5勝と昨年を超える成績を残すことができました。

 本年もご声援ありがとうございました。2016年の体制は現時点で未定ですが、決まり次第ホームページやプレスリリースにて発表させていただきます。

 今後共J‘S RACINGへのご声援をよろしくお願いいたします。

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J'S RACING 大野尊久

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