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1999年4月

Formula Nippon

'99F_NIPPON ドライバーズポイント( 1/10戦

                                                    (第1戦まで)

     1999                  4   5   5   6   7   8   9   9  10  11
      Japan                /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
       Formula Nippon     18  09  23  06  04  01  05  19  03  14
        Championship      鈴  茂  美  富  鈴  菅  富  美  富  鈴
         Drivers-point    鹿  木  祢  士  鹿  生  士  祢  士  鹿
Po -No --Driver -------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9--10- 総合P
 1  1    本山 哲          10                                         10
 2  64   T.コロネル       6                                          6
 3  65   光貞 秀俊         4                                          4
 4  62   P.ダンブレック   3                                          3
 5  11   立川 祐路         2                                          2
 6  14   道上 龍           1                                          1
    18   黒澤 琢弥         0                                          0
    12   飯田 章           0                                          0
    3    川本 篤           0                                          0
    9    R.ファーマン     0                                          0
    10   加藤 寛規         0                                          0
    6    田中 哲也         0                                          0
    56   脇阪 寿一         0                                          0
    17   D.シュワガー     0                                          0
    5    脇阪 薫一         0                                          0
    55   金石 勝智         0                                          0
    15   影山 正彦         0                                          0
    19   影山 正美         0                                          0
    20   野田 英樹         0                                          0
    68   R. デルフラー    0                                          0
    32   近藤 真彦         0                                          0
    63   OSAMU        0                                          0
    36   玉中 哲二         0                                          0
    2    山西 康司       DNS                                          0
**************************************************************************
  * 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦総ポイント制
  * 予選通過基準タイム(110%)
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/18

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
RACE REPORT
18th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT

波瀾のウエットレースをくぐり抜け6位入賞

 木曜日から快晴に恵まれてきたが、決勝日になって雲行きが怪しくなってき
た。結論からいうと、またもウエットレースとなった。どんな条件下において
も、かまわないが、しかし、決勝レース直前に降り始めるのだけは、やめてほ
しい。サポートイベントで赤旗中断が続出しなければ、ドライでの決勝になっ
ていたはずというほど、ぎりぎりまで雨雲も我慢してくれていたんだが。さ
て、ウエット路面で迎えた決勝レースは、ウエットセットに変更するためスタ
ート直前は各チーム混乱したが、それ以上に決勝レースは波瀾に満ちた展開と
なった。

 4番グリッドからジャンプアップを狙っていた伊藤大輔は、昨晩から何回も
シミュレーションをくり返し、それをシグナルがグリーンに変わると同時に実
行した。「ほぼイメージどおりだった」と本人が認めるほど、ベストスタート
を見せた伊藤は、予選3、4番手の金石、松田選手を攻略したかに見えた。松
田選手は完全に抜き、金石選手に対してアウト側から並んで1コーナーに突
入。しかし、アウト側で踏ん張った伊藤の方が旋回スピードにまさり車体半分
ほどリードしてコーナリングを開始。こうなると、立ち上がりで有利、これで
2位! と誰もが思った。しかし、あろうことか、ブレーキを遅らせすぎたか
金石選手のさらにイン側に好スタートを切った黒澤選手(予選5番手)がノー
ズを押し込んできて、3台並んだかたちで、1コーナーの争いとなってしまっ
た。案の定と言うべき、インに飛び込んできた黒澤選手に怯んだか金石選手が
スピン。こうなるとたまらないのが、一番アウト側にいた伊藤だ。スピンした
金石選手が伊藤の右リヤタイヤに接触、伊藤もコース外に弾き飛ばされてしま
ったのだ。金石選手はその場でリタイヤ。そしてこの混乱で松田選手、谷川選
手といったこの週末トップ争いを展開してきたメンバーが一瞬にして優勝争い
から脱落してしまった。

 伊藤のマシンにはダメージがなかったが、コースに復帰できた時は15番手
まで落ちてしまっていた。しかし、そこから伊藤はウエットの中猛烈な勢いで
追い上げを見せた。3周目に13番手、その次ぎの周には12番手に。常に混
戦の中にいたので、単独走行にばらけてしまったトップグループとラップタイ
ムでは劣っていたが、伊藤は強力にプッシュし続けた。15周目にはようやく
トップ10に入ってくる。そのあたりから雨は一段と強くなっていき完全にヘ
ビーウエットとなったが、そんな中で伊藤は7番手までポジションアップ。前
は前戦と同様谷川選手、後ろは松田選手、つまりスタート直後の1コーナーに
巻き込まれたグループが三つ巴戦を展開しながら上位に進出してきたのであ
る。サイドバイサイドの戦いを展開しながら、残りの周回を重ねていったが残
り7周で、トップグループのうちのひとりがコースアウト。自動的に6番手に
浮上した。激しい攻防の末、谷川選手、伊藤、そして松田選手の順でになだれ
込むようにしてゴールラインに飛び込んだ。

 この6位入賞をどうみるかは個々の判断にお任せするが、この週末の伊藤の
頑張りには目を見張るものがあった。特にウエットの決勝レースで見せたそれ
は、これまで以上に伊藤の速さ、強さを感じ取ることができた。手前味噌では
あるが、価値ある6位、1ポイントと考えている。それだけに単なるレースア
クシデントとして処理されてしまう1コーナーのアクシデントが悔やまれるの
だが。

 次の富士ラウンドこそは、優勝を狙う。その手応えは今回で充分あった。


◆正式決勝結果/17周(トップ10)
      ドライバー   所要時間  ファステストタイム チーム  
 1:D マニング  45分51秒043 1分00秒041   TOM'S
 2:黒澤 治樹     -3秒135 1分00秒022   LIAN RACING   
 3:W エブラヒム   -4秒253 1分00秒041  TODA RACING
 4:R ビルタネン   -16秒792 1分00秒038  TEAM 5 ZIGEN
 5:谷川 達也     -26秒508 1分00秒415  PAL SPORT
 6:伊藤 大輔     -27秒467 1分00秒214  SPEEDMASTER SKILLSPEED
  7:松田 次生     -27秒796  0分59秒737  NAKJIMA HONDA
 8:内山 清士      -51秒881 1分00秒774   NIHONKIZAI RACING TEAM
 9:五味 康隆     -55秒257 1分00秒842  TMS
10:井上 智之     -55秒413 1分00秒897   TOM'S


伊藤大輔:「悔しい。スタートはほぼ完璧だった。あれは金石選手が少し踏ん
張りすぎたかな。真横でスピンされては避け切れない。そのまま当たらずに行
っていたら、2番手になっていただけにすごく残念。マシンにダメージがなか
ったのはラッキーでした。順位は何位まで落ちたかわからないけど、とにかく
それからは全力で走った。前はまた谷川選手、そして後ろからは松田選手、彼
らとバトルしながら前のマシンを抜いていった。松田選手とは、何回かあたっ
たかな? よく頑張ったと言ってくれる方が多いのは嬉しいですが、やはりす
ごく悔しい。とにかく自分自身のためばかりでなく、応援してくれるみんなに
喜んでもらえるようなもっといい成績を残したかった。もう今度の富士では誰
にも前にいかせません!」

百田義弘:「今日のアクシデントに関しては自分のミスではないから、しかた
がない。それよりもむしろ、その後の追い上げを高く評価したい。雨で自分の
力を出し切れていないことを口には出さないけど気にしていたと思うが、今回
や前回のレースで自信をつけたと思う。もともと速いドライバーだから、これ
でこちらとしても自信を持って送り出すことができる」

深尾栄一:「スタート直後は今日は面白くなると思っていたんですが。運も含
めて勝つための要素をすべて揃えないと勝てないというのを改めて思い知っ
た。技術を磨くためや、ドライバーの練習のためにレースをやっているわけで
なく、あくまでも勝つことを目標にやってきているわけで、木、金のトップタ
イムや6位では当然満足していません。しかし、その勝つための要素をひとつ
ひとつ固めていっている段階という観点にたった場合、そのプログラムは極め
て順調といえます。次のレース、富士ではチーム一丸となって“もっと”がん
ばります。

NEXT ROUND ? 5月2日 全日本F3選手権第3戦 富士スピードウェイ


                        SKILL SPEED 深尾栄一

Japanese F3

F3_Rd.2:筑波決勝結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Rain  Course:Wet
P--No.Driver---------Car---------------------Lap---GoalTime--km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE       45   45'51.043 120.423
 2 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B      45    -  3.135
 3  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B      45    -  4.253
 4 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE       45    - 16.792
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE       45    - 26.503
 6 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B      45    - 27.467
 7 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B      45    - 27.796
 8 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE       45    - 51.881
 9 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE       45    - 55.257
10  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE       45    - 55.413
11  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE       44    -  1 Lap
12 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93        44    -  1 Lap
13  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE     44    -  1 Lap
14 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE       43    -  2 Laps
---------------------以上完走---------------------------------------
   87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93        39
    7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE       21
    5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE       17
    6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE        0
   55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B       0
--------------------------------------------------------------------
 Best Lap Time #64 松田  次生   0'59.737 15/45  123.240 km/m

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 決勝結果

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Provisional Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain  Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  34 1:17'24.252
                                                                 154.55 km/h
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   10.242
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   22.250
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  34  - 1'35.852
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  34  - 1'38.503
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  34  - 1'57.051
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  33  -  1 Lap
 8  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  32  -  2 Laps
 9 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  32  -  2 Laps
---------------------以上完走-----------------------------------------------
    6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  26  -  8 Laps
   32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  13  - 21 Laps
    9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  11  - 23 Laps
   18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  11  - 23 Laps
   56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   6  - 28 Laps
   63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308   6  - 28 Laps
   10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308   1  - 33 Laps
    5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
    2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308 D.N.S- 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------
 Fastest Lap Time #1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans 2'12.639 22/34  159.16 km/m

 スタートディレイにより周回数は34周となった。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 決勝レポート

     ディフェンディングチャンプ本山、雨の鈴鹿で完勝!

 4月18日、フォーミュラ・ニッポン第1戦が雨の鈴鹿サーキットで行われ、
スタートで飛び出した昨年のチャンピオン本山哲(UNLIMITED Le Mans)が、そ
の座を守りきり優勝。幸先よいシーズンのスタートをきった。
 2、3位は、PIAA NAKAJIMAのトム・コロネルと光貞秀俊が入った。

 雨が降り続き、チェッカーを受けたのは9台というサバイバルレースだった
ため一概には言えないが、有利と言われたレイナード勢が上位を占めた。

----------------------------------------------------------------------
■決勝レースノート
 決勝スタート時刻が近づき、雨はやや小降りになったが依然降り続いている。
 レース前のセレモニーを終え、各マシンはウォームアップ走行からグリッド
に就くが、ここでフロントロー予選2位の#2山西がコース上にストップ。レ
ッカー車に回収され、エンジンがスタートすればピットスタートになる。

 午後2時、1周のフォーメイションから35周のレースがスタート……するは
ずだったが、#63OSAMUがエンジンストール。スタート時刻は5分延長となった。
#2山西はまだピットから離れられない。

 2時15分スタート。
 するするとトップに出たのは、#1本山。PP#65光貞は出遅れた。
 オープニングラップ、5ZIGENの2台#5脇阪弟、#6田中、#68デルフラー、
#17シュワガー、#20野田、#15影山兄がコースアウト。#6田中は再スタート。

Grid 65-2-64-18-1-11-10-6-5-62-56-17-55-3-14-9-15-20-19-68-32-63-36-12

L 1   1-64-65-18-62-11-10-56-9-55
L 2   #10加藤コースアウト
      1-64-65-18-62-11-9-56-19-55
L 3   1-(7.4秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
   本山が1周ごとに後続を引き離している。
   上位では#9ファーマンのペースが速い。
L 5   1-(8.7秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
   各車の間隔は広がり、縦に長い展開になりつつある。
L 6   トップ#1本山のみ2分14秒というとてつもなく速いラップを刻んでい
   る。2位#64コロネル以下は16~17秒台。
L 7   #19影山弟コースアウト。グラベルストップ。雨足が強くなってきた。
      #55金石もコースを外れる。復帰果たすがトラブルを抱えているようで
   ピットイン。
L 8   雨が強くなったせいか、#1本山のペースが2分20秒台に落ちる。
   #9ファーマンは4位まで浮上してきた。
L 9   2位#64コロネルのペースがトップ#1本山を上回るようになり、両者
   の差は縮まりつつある。
L10   #56脇阪ヘアピンでコースアウト。#36玉中コースアウト。
   1-(9.5秒)-64-65-9-18-62-11-14-3-12-32-6
   10周を終え、コース上に残っているのは12台!すでに半分が姿を消した
   ことになる。
L12   4位を走行していた#9ファーマン、スプーンでコースアウト。
   #18黒澤も同じスプーンでコースアウト。
L13   1-(8.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-32-6
L15   #32近藤コースアウト。また1台消えた。だが、#55金石が復帰してい
      るのでコース上は10台。
   1-(7.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55
L16   1-(9.0秒)-64
   トップグループのペースが上がってきた。特に#1本山は速い。
L17   #1本山 2'14.365のファステスト。完全にレースをコントロールして
   いる感じだ。
L18   #6田中が意地のファステスト2'13.866
L20   1-(5.1秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55(トップと同一周回は6位まで)
      #6田中がまたもファステスト2'13.780
L22   #1本山ファステスト1'12.639。コロネルを突き放す。
      #6田中が#12飯田を捕らえそうだ。#11立川も#62ダンブレックを追
   い上げている。
L25  #6田中が#12飯田を抜いた。更に#3川本を追う。
      1-(15.9秒)-64-65-62-11-14-3-6-12-55
L28   7位を争っていた#3川本と#6田中がシケイン進入で接触。#6田中
   はストップ。#3川本は復帰。
L30   1-(16.2秒)-64-65-62-11-14-12-3-55
GOAL  最後はペースを抑えたディフェンディングチャンピオン#1本山が完璧
   なレースで優勝。2、3位はPIAA NAKAJIMAの僚友2人。

■レース結果(暫定)
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  34 1:17'24.252
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   10.242
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   22.250
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  34  - 1'35.852
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  34  - 1'38.503
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  34  - 1'57.051
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  33  -  1 Lap
 8  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  32  -  2 Laps
 9 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  32  -  2 Laps
10  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  26  -  8 Laps
   32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  13  - 21 Laps
    9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  11  - 23 Laps
   18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  11  - 23 Laps
   56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   6  - 28 Laps
   63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308   6  - 28 Laps
   10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308   1  - 33 Laps
    2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
    5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3_Rd.2:筑波フリー走行結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B     51.373  143.305
 2 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B     51.509
 3  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE      51.638
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B     51.872
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE      52.001
 6 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.087
 7 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.138
 8  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE      52.183
 9  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B     52.256
10 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B     52.330
11  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE      52.350
12  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE      52.358
13  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.715
14 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      52.755
15 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      53.032
16  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      53.230
17  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    53.435
18 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       53.456
   15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE      計測できず
--------------------------------------------------------------

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿フリー走行

    雨のフリー走行、マシン差は縮まりガイジン勢が上位に躍進

決勝日、鈴鹿は朝から雨。雨足はかなり強く、予報でも今日は天候が回復する
ことはなさそうだ。
朝9時から30分間のフリー走行が始まった。各チームはウェットでの状態を確
認するために、マシンをコースに送り出す。

 5分経過  #3川本コースアウト。タイアバリアに軽くヒット。ダメージは少
     なそうだ。
10分経過 #9ファーマンが2'16.896でトップ。#10加藤も2'17.227で3位に
     つけGフォースはウェットセットが良さそうだ。
11分経過 #1本山、#18黒澤が相次いで15秒台をマーク。
19分経過 #11立川がコースアウト。グラベルに止まっただけで心配はない。
     #9ファーマンがタイムを縮める。
24分経過 #9ファーマンが2'14.721でトップに躍り出る。
26分経過 #1本山がトップタイム。2'13.032
28分経過 #68デルフラー2'16.126、4位。ローラ勢のトップ。
30分経過 #68デルフラー2'15.077
     #18黒澤2'14.560
     #62ダンブレック2'14.603
     #脇阪(薫)2'15.493

 最後になってタイム更新するマシンが多かったが、コンディションは回復し
たわけではない。雨は依然強く降り続けている。

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain  Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  2'13.032
 2 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  2'14.560
 3 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  2'14.603
 4  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  2'14.721
 5 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  2'15.077
 6  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  2'15.493
 7 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  2'15.659
 8 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  2'16.685
 9 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  2'16.719
10 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  2'17.227
11 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  2'17.574
12 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  2'18.693
13 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  2'19.090
14 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  2'19.185
15  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  2'19.299
16  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  2'21.267
17 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  2'21.838
18  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  2'22.409
19 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  2'22.840
20 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  2'24.470
21 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  2'24.580
22 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  2'25.269
23 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  2'26.357
24 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  2'26.363
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

RE:FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿予選結果

 クラッシュの修復がならず、予選に出走できなかった飯田章選手は、決勝日朝の
のフリー走行において、車両の走行状態を確認することを条件に、最後尾グリッド
から決勝レースに出走することが、審査委員会により認められています。

 決勝日、鈴鹿は朝から雨。予報では今後更に強くなるようです。

             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/17

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
QUALIFY REPORT
17th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT

マシンのフィーリング変化に苦戦、
タイムに伸び悩み予選4番手

 ついに公式予選の日を迎えた。天候は快晴、しかしやや蒸し暑い。今日は午
前10時から30分間のフリー走行があり、午後2時から予選となっていた。
まず午前のセッションでは、これまでなりを潜めていた(?)マニング選手が
この週末のベストとなる51・3秒台をマーク。金石選手も同じく51・3秒
台で続いた。そのふたりからコンマ4秒遅れてイブラヒム選手と伊藤大輔が続
いた。上位二人が使用したタイヤの状況が分からないため(基本的にこのセッ
ションでのニュータイヤの使用は禁止されているため、全員最低1周は走った
ユーズドタイヤを使っている)、このタイム差をどう見るかは判断しかねた。
走りはじめのまだコンディションが悪い木曜日の時点で今日のマニング選手と
同等のタイムをマークしていた我々にとって、51・3秒台、欲を言えば5
1・2秒台がターゲットタイムであり、それが限界でもあると考えていた。し
たがって、彼等は極めてニューに近いタイヤを履いていたことは明らかだっ
た。もし我々と同じような距離を走ったタイヤを使用していたとしたら、根底
からセッティングをやり直す必要があった。しかし、これでライバルたちも同
等のタイムを出せることがわかったともいえ、やはり予選はシビアな展開にな
ると覚悟を決めた。

 迎えた公式予選、気温22度C、路面温度33度C。セッションが開始され
ると今度はどのようなタイミングでアタックに入り、ベストを掴むか腹のさぐ
り合いだ。上位陣で一番早く動いたのが松田選手だった。その彼が51秒台後
半をマークしたことが合図となり、激しいタイム争いが開始した。

 そしてマニング選手が51秒551、312とタイムを詰めペースセッター
となった。そんな中で伊藤はタイムに伸び悩んでいた。クリアラップになかな
か恵まれないこともあるが、単独でフライングラップに入ってもなかなかタイ
ムを上げてこない。51秒台にタイムをのせたのが、10周目。タイミングと
しては遅すぎる。いつもの伊藤らしいキレがみられない。タイヤの消耗度も考
え、11周目にピットに呼び戻しタイヤを交換。最後のアタックに送りだし
た。残りは5分。逆転するに充分な時間だった。

 しかし、タイヤを変えても状況は好転しないまま最終ラップとなってしまっ
た。全力で最終コーナーを立ち上がってきた伊藤であったが、タイム更新は実
現しなかった。結局、10周目に出したタイムがベストとなり、伊藤はマニン
グ、松田、金石といったこの週末トップを争っていた3選手の後塵を浴びる結
果となってしまった。これまでの流れから期待が大きかっただけに、ポールを
落としたのは非常に残念でならない。ピットに戻ってきた伊藤のコメントか
ら、マシンのセットアップになんらかの問題が生じていたようだ。それがなん
なのか、原因を徹底的に追究し、明日のレースに臨む。

伊藤大輔:「マシンの挙動が大きく変わってしまった。全体的にトラクション
がこれまでのようにかかってくれない。特に細かいコーナーでは顕著にあらわ
れた。それが原因でこのような大差をつけられるものかとも考えたけど、一つ
一つのコーナーでのロスを考えるとうなづけないでもない。調子良かった高速
コーナーでも、アクセルを踏み込みたい時にズルッときて踏み込めなかった。
今回はポール獲得にこだわっていただけに、すごく悔しい。でも、明日が決
勝。シビアな展開になると思いますが、ベストな結果を出せるよう頑張りま
す」

百田義弘チーム監督:「エンジニアとして完全な私のミスです。細かい話はで
きませんが、コースコンディションの読み間違いです。ウチだけがタイム、順
位を落としていますからね。この2日間頑張っていた伊藤には申し訳ないこと
をした。明日の決勝ではより良いマシンを用意できるよう、これからミーティ
ングしていろいろと対策します」

深尾栄一チームマネージャー:「レースウイークの前から、ダイスケのテンシ
ョンも高く、順調にトップできてくれただけに、セットアップが微妙に外れて
しまい私達以上に落胆が大きいでしょう。確かに期待していたぶんだけ、落胆
も大きいですけど、まだ予選が終わっただけですから。ひさしぶりの関東での
レース、ゲストも多いから、かっこいいところ見せないといけませんね。精一
杯頑張ります」

■フリー走行(トップ10)
1:D・マニング         51秒303 F399/T  TOM'S
2:金石 年弘          51秒378 F399/M  DOME CO LTD
3:W・エブラヒム       51秒736  F399/M  TODA RACING
4:伊藤 大輔          51秒749 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:谷川 達也          51秒781 F399/T  PAL SPORT
6:黒澤 治樹          51秒796  F399/M  LIAN RACING TEAM
7:R・ビルタネン       51秒843 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:S・フィリップ       51秒897  F399/T  INGING
9:松田 次生     51秒902  F399/M  NAKAJIMA HONDA
10:井上 智之          52秒001 F399/T  TOM'S


■公式予選結果(トップ10)
1:D・マニング     51秒312 F399/T  TOM'S
2:松田 次生     51秒471 F399/M  NAKAJIMA HONDA
3:金石 年弘          51秒598 F399/M  DOME CO LTD
4:伊藤 大輔          51秒921 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:黒澤 治樹          51秒945 F399/M  LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也          51秒957 F399/T  PAL SPORT
7:R・ビルタネン       52秒013 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:W・エブラヒム       52秒031 F399/M  TODA RACING
9:S・フィリップ       52秒165 F399/T  INGING
10:荒  聖治         52秒206 F399/M  TOM'S
※8位までコースレコードを更新。


                        SKILL SPEED 深尾栄一

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿予選結果

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.229
 2  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.265
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.480
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'47.538
 5  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.766
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.329
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'48.380
 8  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'48.541
 9  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'48.703
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'48.747
11 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'48.751
12 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.863
13 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'48.954
14  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  1'49.150
15 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'49.549
16  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'49.755
17 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'49.923
18 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'49.945
19 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.534
20 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  1'51.374
21 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  1'52.111
22 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'53.851
23 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  1'54.574
---------------------以上予選通過------------------------------------------
   12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  出走せず
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Japanese F3

F3_Rd.2:筑波予選結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE    R 51.312  143.475
 2 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B   R 51.471
 3 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B   R 51.598
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B   R 51.921
 5 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B   R 51.945
 6  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE    R 51.957
 7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE    R 52.013
 8  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B   R 52.031
 9  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE      52.165
10  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE      52.206
11 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.229
12  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE      52.544
13 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.663
14  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    52.897
15  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.963
16 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      53.028
17 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      53.033
18 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       53.543
19  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      53.562
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 予選2回目

  国内トップフォーミュラ復帰の光貞が新生FニッポンでPP獲得!
       ルーキー加藤Gフォースで殊勲の7位!

 1回目の予選から1時間10分のインターバルの後、2時55分、予選2回目が
始まった。コンディションに変化はない。1回目に走行できなかった#55金石
は間に合った。#12飯田はまだ修復中。

 1回目の# 2山西のタイム(1'48.708)をターゲットに各車アタックを開始し
た。#62ダンブレック、#14道上は、1回目の予選でミッションにトラブルを
抱え修復中。#1本山もブレーキを調整している。

 8分経過 #9ファーマンがヘアピン立ち上がりでマシンを止め、コックピット
    を離れた。エンジントラブルのようだ。

15分経過 上位陣で1回目のタイムを更新した者はいない。
20分経過 #36玉中がS字でクラッシュ。リアからスポンジバリアに突っ込ん
    だ。ドライバーは無事。
23分経過 #18黒澤1'48.983をマーク。2位に浮上。
26分経過 #11立川のマシンがスロー走行。フロントタイヤが浮いている。リ
    アサスペンショントラブルか?ピットに戻る。
30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.708
 2 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.983
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.076
 4 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 5  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
 7  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 9 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308
10  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308

31分経過 残り15分を切ってそろそろ本格的なタイムアタックが始まりそうだ。
         各マシン、ニュータイヤに履き替える。
32分経過 #65光貞1'47.879 トップへ
     #64コロネル1'48.071 2位へ
34分経過 #65光貞1'47.280  更にタイム縮める
36分経過 #65光貞1'47.229  更にタイム縮める
38分     #10加藤48.873  5位へ(!)
         #18琢弥48.287  3位へ
40分     #1本山48.409  5位へ
         #10加藤48.380  5位へ
42分     #11立川48.329  4位へ
         #2山西47.330  2位へ
43分     #1本山47.808  4位へ
44分     #1本山47.768  4位へ
         #18黒澤47.538  4位へ
45分     #2山西47.265  最後のアタック僅かに届かず


●暫定予選結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.229
 2  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.265
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.480
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308
 5  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 9  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308


明日の決勝は、降水確立70%と生憎の天候になりそうだ。
観戦する人は雨と防寒の準備をお忘れなく。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

RE:FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿公式練習

公式練習時のコースコンディションはドライです。訂正します。

誤)Course:Wet/Dry ---> 正)Course:/Dry

        *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3_Rd.2:筑波公式練習結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Fine  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE    R 51.303  143.500
 2 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B   R 51.378
 3  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B   R 51.736
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B   R 51.749
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE    R 51.781
 6 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B   R 51.796
 7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE    R 51.843
 8  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE    R 51.897
 9 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B   R 51.902
10  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE    R 52.001
11  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE    R 52.002
12 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.187
13 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.222
14  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.408
15 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      52.609
16 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      52.725
17 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       52.873
18  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      52.875
19  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    52.885
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 予選1回目

    山西、終了間際にトップへ!暫定ポールポジション奪取!

 鈴鹿は曇っていてやや涼しいものの、薄日も射しており、コンディションは
悪くない。今シーズンから予選のシステムが変わり、45分のセクションが2度
行われる。
 4月17日、午後1時、予選1回目が始まった。
 朝の練習走行でクラッシュした#12 飯田 章(COSMO OIL CERUMO)、エンジン
不調で載せ替えを行っている#55 金石勝智(ARTA)を除く22台が参加。#12飯田
のマシンはクルーが修復中だ。

 開始早々Gフォース勢が精力的に周回を重ねる。

15分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.349
 2 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 3  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308
 5 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 6 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308
 7 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
 8  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308

17分経過  #18黒澤トップへ 1'49.299
     #32近藤コースアウト
27分経過  ブレーキの調整のためピットインしていた# 1本山がコース復帰

30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.299
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 4  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 5  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 6 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308
 7 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
 8 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308

31分経過  #64コロネル、トップへ 1'49.076
37分経過  # 1本山、デグナーでコースアウト。グラベルストップ。
     #65光貞、2番手に浮上 1'49.184
45分経過  #18黒澤2位へ、と思ったら# 2山西が最後の最後にトップへ1'48.708

●予選1回目暫定結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.708
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.076
 3 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.089
 4 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 5  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 6  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308
 9 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
10  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308


 2回目の予選は、2時55分から行われる。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿公式練習

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Fine  Course:Wet/Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.821 
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.848 
 3  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.941 
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.076 
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.450 
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'48.495 
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.496 
 8  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.551 
 9  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  1'48.810 
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'48.857 
11  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'48.939 
12 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'49.105 
13  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'49.160 
14 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'49.209 
15 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.398 
16  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'49.569 
17 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'49.778 
18 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'50.231 
19 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.798 
20 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.495 
21 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  1'51.053 
22 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  1'52.182 
23 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'53.002 
24 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  1'53.329 
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/16


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
16th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT


仕上がり良好。
連日のトップタイムにつのる期待。

 合同テスト2日目も快晴に恵まれた。午前午後それぞれ1時間づつのセッシ
ョンが設けられた。前日のテストで、ある程度セットアップが決まっているこ
とを確認している我々は、さらなる速さを求めて様々なメニューを用意してい
た。たったコンマ3秒で大きなアドバンテージをつけたといえるほど短いコー
ス故に、さらなる速さを求めて我々がトライする事柄は0・001秒を地道に
削り落とす作業のことを言う。その繰り返しだ。

 そんなプログラムに則ってテストを続けていた我々の周囲では、早くもこの
セッションからニュータイヤを投入してくるチームが出始めた。スキルスピー
ドでは明日の予選は午後に行なわれることからも、この時期にニュータイヤを
投入する意味はないと判断した。それよりもさらに速いマシン作りを模索する
ことを優先させた。その結果、午前の走行は9番手止まりではあったが、昨日
と同様同一条件下で走った場合での、トップグループ入りは見えていた。

 午後のセッションでは引き続きマシンのセットアップの確認が大半を占め
た。そして終盤各チームが再びニュータイヤを投入し始めた頃、我々もニュー
タイヤを装着してみることにした。まず、そのままのタイヤで伊藤大輔自身を
アタックモードにするために4周アタックさせてから、いよいよアタックタイ
ムとなった。

 慎重にタイヤを暖めながらクリアラップを探していた伊藤は、ピットアウト
後3周目に51秒820で4番手に浮上し、9周目にコンマ1秒つめて金石選
手に次ぐ2番手へジャンプアップ。そして1周のクーリングラップを挟んだの
ち51秒658を叩き出しついにトップに躍り出た。その後もクリアラップ時
には51秒台をコンスタントにマークしながらチェッカーとなったが、結局伊
藤のタイムを破る者は誰も出てこなかった。

 2日続けてのトップタイムには悪い気はしないのは当然だが、明日からが本
番だ。気を緩めずまずは明日の午後の予選に臨む。

■テスト結果/午前(トップ10)
1:谷川 達也          51秒564 F399/T  PAL SPORT
2:金石 年弘          51秒686 F399/M  DOME CO LTD
3:R・ビルタネン       51秒686 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
4:D・マニング         51秒761 F399/T  TOM'S
5:松田 次生     51秒847  F399/M  NAKAJIMA HONDA
6:黒澤 治樹          51秒881  F399/M  LIAN RACING TEAM
7:S・フィリップ       52秒035 F399/T  INGING
8:荒  聖治         52秒098  F399/M  TOM'S
9:伊藤 大輔          52秒131 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
10:中嶋 廣高     52秒160 F399/T  TEAM 5 ZIGEN

■テスト結果/午後(トップ10)
1:伊藤 大輔          51秒658 F399/M  SPEEDMASTER SKILL SPEED
2:金石 年弘          51秒690 F399/M  DOME CO LTD
3:松田 次生     51秒832 F399/M  NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング     51秒868 F399/T  TOM'S
5:黒澤 治樹          52秒008 F399/M  LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也          52秒009 F399/T  PAL SPORT
7:R・ビルタネン       52秒026 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:M・メディアーニ     52秒029 F399/MI HKS CO LTD
9:S・フィリップ       52秒074 F399/T  INGING
10:W・エブラヒム       52秒130 F399/M  TODA RACING

伊藤大輔:
「コンディションは昨日ほど良くはなかった。昨日から特に高速コーナーでの
バランスが良かったんですけど、今日も崩れていなかった。だから後は細かい
コーナーで自分がミスせずにタイムを繋げばいいだけだった。毎ラップ誰かに
遭遇して、連続アタックはできなかったけど、逆にそれが予選に向けていい勉
強になった。明日はバシッとクリアラップをみつけて、一気にアタックしたい
ですね。そうしたら、明日はイケそうな気がしてきました」

百田義弘チーム監督:
「予定通りですね。マシンのセットアップの方向性もねらい通りに進んでいま
す。細かいコーナーでいかにミスなく行くかが明日のポイントでしょう」

深尾栄一チームマネージャー:
「順調です。ダイスケのテンションも高く維持できています。少しも気を緩め
ることはできないのはかわりないですが、明日の予選が楽しみになりました。
みなさんにいい結果を報告できればと思います」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

Formula Nippon

FN Rd.1:FN特別スポーツ走行

1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦                        99-04-16
'99フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース             WEATHER  : Fine
フォーミュラ・ニッポン                  特別スポーツ走行             COURSE   : Dry
                                                           国際レーシングコース
P.  No. Driver        Type           Time      Delay   Lap                 Team
-------------------------------------------------------------------------------
 1   1 本山  哲       レイナード 99L 1'49.118 193.46Km/h 11/11  UNLIMITED  Le  Mans
 2  18 黒澤 琢弥      レイナード 99L 1'49.436      0.318 13/13            TEAM  TMS
 3  64 トム・コロネル        レイナード 99L 1'49.527      0.409 20/20       PIAA  NAKAJIMA
 4  65 光貞 秀俊      レイナード 99L 1'49.953      0.835 12/13       PIAA  NAKAJIMA
 5   2 山西 康司      レイナード 99L 1'50.040      0.922 12/13  UNLIMITED  Le  Mans
 6  12 飯田  章       レイナード 99L 1'50.388      1.270  8/ 9   COSMO  OIL  CERUMO
 7   5 脇阪 薫一      レイナード 99L 1'50.497      1.379 17/19               5ZIGEN
 8  56 脇阪 寿一      ローラ B99/51 1'50.508      1.390 15/16                 ARTA
 9  11 立川 祐路      レイナード 99L 1'50.695      1.577 10/11   COSMO  OIL  CERUMO
10  62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L 1'50.882      1.764 14/14               LEYJUN
11  14 道上  龍       ローラ B99/51 1'50.989      1.871 12/13 SPEEDMASTERMOONCRAFT
12  55 金石 勝智      ローラ B99/51 1'51.073      1.955 16/17                 ARTA
13   9 ラルフ・ファーマン      Gフォース GF03 1'51.579      2.461 11/13       SHIONOGI  NOVA
14   6 田中 哲也      レイナード 99L 1'51.806      2.688 17/17               5ZIGEN
15  17 ドミニク・シュワガー   レイナード 99L 1'51.840      2.722 19/20            TEAM  TMS
16  19 影山 正美      ローラ B99/51 1'52.479      3.361 13/14    BE  BRIDES  IMPUL
17   3 川本  篤       レイナード 99L 1'52.569      3.451 15/16          ASAHI  KIKO
18  15 影山 正彦      ローラ B99/51 1'52.681      3.563 12/12 SPEEDMASTERMOONCRAFT
19  10 加藤 寛規      Gフォース GF03 1'53.023      3.905 13/14       SHIONOGI  NOVA
20  20 野田 英樹      ローラ B99/51 1'53.200      4.082 14/16    BE  BRIDES  IMPUL
21  68 ルベン・デルフラー    ローラ B99/51 1'53.492      4.374  9/10    DoCoMo  DANDELION
22  36 玉中 哲二      ローラ B99/51 1'53.753      4.635 13/17          TAKAGI  B-1
23  32 近藤 真彦      ローラ B99/51 1'54.121      5.003 11/14                MIRAI
24  63 OSAMU          レイナード 99L 1'55.776      6.658 13/14               LEYJUN

                           提供:鈴鹿サーキットランド

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/15

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

TESTING REPORT
15th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT


早くも予選を想定したアタックを遂行。
ますは幸先よくトップタイムをマーク。
 
 快晴に恵まれた筑波サーキット(茨城県)において、全日本F3選手権第2
戦に向けての合同テストが行なわれた。開幕戦がリズムに乗り切れないまま終
わってしまっただけに、このレースではなんとしてもシリーズの出遅れを取り
戻しておきたいところだ。典型的なミッキーマウス・サーキットであるツイス
ティな筑波サーキットにおいて予選順位は決勝結果に大きく影響するため、各
チームとも本日の木曜日のセッションから予選を想定したアタックを繰り広げ
た。
 1回目の走行は午後12時からとなったが、実は開幕戦で新しいシャシーが
デリバリーされた時点からギヤボックスにクラックが入っていたことが発覚し
ていた。時間的な問題から、それを交換することができずに開幕戦を戦ったわ
けだが、今回の約1ヶ月のインターバルの間に新しいギヤボックスに交換し
た。つまりリヤセクションをすべて組み直したと同じであるため、この1回目
の走行は新しいギヤボックスとリヤセクションを中心としたマシンの確認が主
なメニューとなった。
 ドライバーの伊藤大輔は、アタックしたい気持ちを抑えて慎重にラップを重
ねた。数回のピットイン/アウトを含めながら、伊藤は41周もの距離を走り
マシンの熟成に集中した。タイムは52秒861とトップの金石選手からコン
マ9秒離されていたが、使用したタイヤがマシンチェック用のオールドタイヤ
だったことを考えると気落ちするほどの差ではなく、むしろ、充分ではないに
しろ射程距離内にトップは見えているといえた。

 午後の走行は3時からの1時間。このセッションはまるで本番の予選のよう
な展開となった。各チームとも積極的にニュータイヤを投入し、タイム争いは
ますますヒートアップした。我々としてはまわりのペースに飲まれることなく
マシンの熟成に徹していたが、そのセットアップ・メニューが予想していたよ
りも順調に進んだこともあって、ラスト15分というところでニュータイヤで
アタックしてみることになった。また、開幕戦のレースウイークでは路面コン
ディションや雨のおかげでとうとうニュータイヤでアタックすることなく終わ
り、伊藤大輔にとっては欲求不満がたまっていたところだった。チームとして
は今年もタイヤをけちっていると思われるのもシャクだし、伊藤に欲求不満の
まま帰らせるのも夜の素行において管理する側にとってはやや心配だったの
で、ここは景気づけの意味を含めて一発アタックさせてみようと考えたのが本
当のところ、でもある。それは半分冗談として、新しいタイヤを履いた結果、
それまでのマシンバランスが崩れてしまうことが多々あることや、自分たちが
周囲と同じ条件で実際にどのレベルにいるかを確認しておく必要があったの
だ。
 今年初めてのニュータイヤを履いての伊藤大輔は、まるで水を得た魚のよう
な走りを見せた。狭いコースで渋滞にはまらないように間合いをはかりながら
のアタックで、51秒369というタイムをマーク、僅差ながらトップで2回
目のセッションを終えた。筑波特有の接近戦が予想されるがこのままのペース
を保ってこの週末を終えたいものだ。
 まずは仕上がり良好、と報告しておこう。


■テスト結果/1回目(トップ10)
1:金石 年弘          51秒943 F399/M  DOME CO LTD
2:谷川 達也          52秒208 F399/T  PAL SPORT
3:D・マニング         52秒268 F399/T  TOM'S
4:S・フィリップ       52秒552 F399/T  INGING
5:黒澤 治樹          52秒620  F399/M  LIAN RACING TEAM
6:M・メディアーニ     52秒682 F399/MI HKS CO LTD
7:R・ビルタネン       52秒720 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:五味 康隆     52秒803 F399/T  TEAM TMS
9:富澤  勝     52秒839 F397/T  RACINGTEAM MAEJIMA
10:伊藤 大輔          52秒861 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED


■テスト結果/2回目(トップ10)
1:伊藤 大輔          51秒369 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
2:金石 年弘          51秒406 F399/M  DOME CO LTD
3:松田 次生     51秒448 F399/M  NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング     51秒462 F399/T  TOM'S
5:W・エブラヒム       51秒713 F399/M  TODA RACING
6:M・メディアーニ     51秒882 F399/MI HKS CO LTD
7:谷川 達也          51秒900 F399/T  PAL SPORT
8:S・フィリップ       51秒908 F399/T  INGING
9:黒澤 治樹          51秒914 F399/M  LIAN RACING TEAM
10:R・ビルタネン       52秒017 F399/T  TEAM 5 ZIGEN


伊藤大輔:
「マシンの仕上がりはすごくいい。ユーズドでもニューでもタイヤの状況変化
によるマシンのフィーリングは変わらなかった。それにしても久しぶりのニュ
ータイヤでのアタックで、気持ち良かった。タイム差はなくて誰がトップをと
ってもおかしくない状況ですけど、やはりトップは気持ちいい。このまま日曜
日までこのポジションをキープしていきたい」

百田義弘チーム監督:
「勝負の世界においては仕方がないのかもしれませんが、ニュータイヤをどん
どん投入する今年の傾向は個人的にはいいとは思っていません。ニュータイヤ
を履けばタイムが自然に上がるのは当然、それに若いドライバーが甘えてしま
い、本来のセッティングという大事なことを忘れてしまいがちになってしまう
からです。今回も、ニュータイヤの投入は明日にしようと考えていたのです
が、伊藤に自信をつけさせる意味でも履いておこうと考えアタックしてみまし
た。なんとかトップタイムを取れましたが、差はないに等しいので少しも楽観
できない状況です」


深尾栄一チームマネージャー:
「予選順位が他のサーキットと比べると大きく結果を左右するので、今日から
予選を想定したアタックをできたのは結果としていい方向にいくと思っていま
す。相変わらずタイトな戦いになっていますが、気を緩めずに週末を乗り切り
たいと考えています。今回鈴鹿においてはフォーミュラニッポンの開幕戦が開
催されますが、スピードマスター号も出場していますので、お互い刺激しあい
ながら頑張って行きたいと思います」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

全日本GT選手権

GT:4/13-14第3回合同テスト(SUGO)

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP                            FMOTOR4 EDITION
  TEST DAY REPORT     GTC合同テスト第3回         99/04/14
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初日はまたも悩みのレインコンディション
RAYBRIG NSXがトップながら新スープラの追い上げ急!
GT300は国産4車種がセッション・トップを分ける


  昨年は7月25,26日にシリーズ第6戦として開催されたスポーツランドSUGOでの1
戦だったが、今年は5月29,30日に開催される。これに先立つ4月13,14日にSUGOで
GTC合同テスト第3回が行われた。

☆第1日目(4/13)
SESSION 1(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
 初日の13日は、午前中に9時30分から2時間のセッション。前回の富士に続きま
たもや天候は雨模様。幸いセッション前には上がったものの曇り空のウエットコン
ディション。だが、路面は徐々に乾きはじめライン上はドライとなる。
 まず、上位に車番を刻んだのは、No.64 Mobil 1 NSXだった。28周目に1分22秒
849を山西康司がマークし、午前中のトップタイムとなった。2番手はNo.16 Castrol
無限NSX(道上龍)、3番手はNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)とやはり上位はNSXだっ
た。だが、4番手にはスカイライン勢が好調な滑り出しで、No.12 カルソニックス
カイラインは、影山正美がポールリカールのテストのため単独でドライブする星野
一義がはいった。
 NSX勢では、No.18 TAKATA童夢無限NSXは今回のテストをキャンセル。スープラも
No.6 ESSO Tiger SupraとNo.38 FK/マッシモセルモスープラがこのテストには参加
しなかった。
 10台のみが参加のGT300クラスは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(松本晴彦/
山野哲也組)の山野が1分29秒061をだし、午前中のトップタイムをマーク。No.77
 クスコスバルインプレッサ(小林且雄/谷川達也組)が30秒262、No.61 テイボン
・トランピオ・FTO(中谷明彦/ファーマン組)が30秒420で3番手をマークした。


SESSION 2(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
 午後のセッションは14時から開始。だが、セッションの始まる直前に大粒の雨が
コースを濡らす。幸い雨はすぐにあがり、次第にコースは乾くという午前中と同じ
ようなコンディションとなった。
 序盤は半乾きの路面のためか、スピンするクルマが出て2度の赤旗中断があった。
 1時間ほどして、空から薄日が射してきた。ここでトップはNo.2 ARTAゼクセル
スカイラインの1分30秒622だった。だが、残りわずかになってコースコンディショ
ンも回復し、各車ともにタイムアップ。ラスト10分では、No.2 ARTAが24秒122を記
録。そしてチェッカーと同時に21秒984と唯一の21秒台に入れてきたのはNo.64 Mobil
 1 NSXの山西。2番手は、No.16 Castrol無限NSX(道上龍)が22秒725、3番手は
No.36 カストロール・トムス・スープラがスープラ勢のトップとして23秒274を黒澤
琢弥が出した。
 GT300は、赤旗の提示された15時過ぎでNo.25 モモコルセ・アペックスMR2が38秒
462。15時30分でNo.77 クスコスバルインプレッサの37秒666がトップタイムとなっ
ていた。だが、残り10分近くでこちらもNo.25 モモコルセ・アペックスMR2の新田が
28秒961というこの日のトップタイムを叩き出した。

No.64 Mobil 1 NSX(GT500 1日目総合1位)
山西康司「富士はエンジントラブルで2日間とも走れなかったんで、クルマの方向
性を見直そうと言うことで足回りのセットを変えてきました。トップタイムなんで
すか? ひっかっかっていたし、去年のコンディションでのタイムに近いですしね。
フィーリングはまあまあです。タイムはねらってはいなかったけれど、レインの中
で調子がよかったのでスリックでも良い結果が出せたんだと思います。方向的には
間違っていなかったということですね。トムと協力して頑張ります。富士、SUGOと
チャンスがあればいきたいですし、いろいろ試してみたいです。シリーズでの優勝
を目指します」

No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1日目総合1位)
新田守男「なんせ、雨だけはやめてもらいたいね! まだまだやらなきゃいけない
ことがいっぱい。クルマは良いよ。ただ、思うようにいかない部分が多いしね。そ
の時々の状況の中では悪くない。課題は、雨を乗りやすくすること。そんなにひど
いところはないけどね。SUGOのレースの後ぐらいに新車になる予定。まあ、ゆっく
り作ってるみたいですよ」


☆第2日目(4/14)
SESSION 3(晴れ、気温13度/路温14度、ドライ)
 この日は雨は心配なく、曇りから晴れといったドライコンディション。開始早々
にオイルが出て、20分近くの赤旗中断した。再開後、ラップボードの上位に車番を
刻んだのは、No.36 カストロール・トムス・スープラ。わずか2周目で1分25秒477を
出す。この後、またオイル処理のため赤旗。この時点では、No.100 RAYBRIG NSXが
1分21秒732を出して、早くも昨日のトップタイムを上回った。
 セッションが残り30分となった頃、No.64 Mobil 1 NSXが20周目で21秒250をマー
ク。残り15分となった頃、No.36 カストロール・トムス・スープラの関谷正徳が30
周目に21秒485とNSXに迫る2番手のタイムを叩き出す。また、今回がシェイクダウ
ンとなる'99仕様のスープラを駆るNo.39 デンソーサードスープラGTの影山正彦が、
21秒644と3番手のタイムを出した。
 GT300クラスは、ラスト30分で、トップはNo.25 モモコルセ・アペックスMR 2が21
周目に出した26秒920。2番手はNo.81 ダイシンシルビアの福山英朗が17周目にマー
クした27秒692となる。3番手はNo.77 クスコスバルインプレッサの28秒573。残り
15分ではNo.81 ダイシンシルビアの福山がさらに27秒169とアップしてトップを保
ち、No.77 クスコスバルインプレッサも28秒410と順位に変動はないものそれぞれ
タイムを更新した。


SESSION 4(晴れ、気温15度/路温25度、ドライ)
 午後のセッションは、予定通り12時30分から開始。開始30分時点で、No.100 
RAYBRIG NSXが1分21秒461を出す。2番手もNSXのNo.64 Mobil 1 NSXが続くが、No.
16 Castrol無限NSXはエンジントラブルから午後の走行を取りやめた。
 開始1時間の時点で、トップは22周目に1分21秒125へとさらにタイムを上げた
No.100  RAYBRIG NSXだった。続く2番手も変わらずNo.64 Mobil 1 NSXで21秒501。
3番手はNo.36 カストロール・トムス・スープラで、No.36は残り30分で22秒183と
コンマ5秒ほど詰めてきた。残り10分でもトップ2は変わらず。だが3番手には、
No.39 デンソーサードスープラGTが33周目に21秒573を出して浮上。この後タイム
アップはなく、2日間のテストはNSXがトップタイムを守った結果になった。
 GT300では、セッション残り60分の13時30分過ぎでNo.15 ザナヴィARTAシルビア
が22周目にマークした27秒543がトップタイム。No.25 モモコルセ・アペックスMR2
が27秒598。No.81 ダイシンシルビアは3周目で27秒650を出した。そして、残り30
分でもトップ3のタイムに変化はなく、このままSUGOでのテストを終了した。


No.100 RAYBRIG NSX(2日目総合1位/テスト総合1位)
飯田章「1分20秒6の去年のポールタイムより遅い。300クラスに引っかかったし、
路面があんまり良いコンディションにならなかった。スリッピーで、風も強かった
しね。思った以上にパフォーマンスがなかった。スープラの99は速いっすね。SUGO
は良いレースになるんじゃないかな」

No.36 カストロール・トムス・スープラ(2日目午前2位/テスト総合3位)
黒澤琢弥「昨日は、ボクがアタックしたけどタイミングでポジションが変わったと
思う。最後に路面が乾きだして、行った人と行かなかった人があった。関谷さんも
言ってたけど、今日は走っての2番手で、まだよくなると思う。ミシュランとの相
性を探しているところだけど、アンダー傾向が直ればね」


No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 2日目午後1位/テスト総合2位)
土屋武士「やっとトラブルが解消されたんですよ。昨日のスピンもなんだかわから
ないし、考えるのもやめようということにしたんです。実質今日走って、やっとセッ
ティングができたというところで、仕上がりは70%ぐらいですかね。そこから上が
難しいんで、10歩の階段に例えるとやっと2段目ぐらいかな。(もうすぐ富士なの
で)レースはレースできちんとやって、70%をそれからどこまで仕上げられるかで
す。やりたいことはまだまだありますから、限られた走行時間の中でやるのが課題
ですね」


☆テスト総合タイム 4月13,14日       スポーツランドSUGO(3.704km)
              天候:13日 AM:曇/ウエット>ドライ PM:曇/ウェット>ドライ
                 14日 AM:晴/ドライ   PM:晴/ドライ
                             Time
Po  No  Car/Driver           4/13 AM    4/13 PM    4/14 AM    4/14 PM
--------------------------------------------------------------------------
[GT500]
 1 100  RAYBRIG NSX          1'23.034   1'27.168   1'21.732   1'21.125*
        高橋国光/飯田 章
 2  64  Mobil 1 NSX          1'22.849   1'21.984   1'21.250*  1'21.501
        山西康司/T.コロネル
 3  36  カストロール・トムス・スープラ     1'23.756   1'23.274   1'21.485*  1'22.183
        関谷正徳/黒澤琢弥
 4  39  デンソーサードスープラGT     1'29.310   1'24.166   1'21.644   1'21.573*
        土屋圭市/影山正彦
 5  32  cdma Oneセルモスープラ     1'25.176   1'25.509   1'22.181*  1'22.535
        木下隆之/近藤真彦
 6  30  綜警McLaren GTR      1'26.017   1'25.750   1'22.326*  1'22.804
        山田洋二/岡田秀樹
 7  12  カルソニックスカイライン         1'23.085   1'23.728   1'22.451*  1'22.850
        星野一義/影山正美
 8  18  Castrol無限NSX       1'22.894   1'22.725*  1'24.205       -
        中子 修/道上 龍
 9  35  マツモトキヨシ・トムススープラ     1'24.133   1'24.630   1'22.757*  1'23.201
        山路慎一/P-H.ラファネル
10   1  ペンズオイル・ニスモGTR      1'23.922   1'24.724   1'23.456   1'23.329*
        E.コマス/A.オロフソン
11  55  STPアドバンタイサンバイパー  1'26.196   1'33.237   1'23.620*  1'24.640
        松田秀士/田嶋栄一
12   2  ARTAゼクセルスカイライン      1'23.705   1'24.122       -         -
        鈴木亜久里/M.クルム
13  88  ノマドディアブロGT-1      1'27.644   1'35.635       -         -
        和田 久/古谷直広

[GT300]
 1  25  モモコルセ・アペックスMR2      1'32.741   1'28.961   1'26.920*  1'27.598
        新田守男/高木真一
 2  15  ザナヴィARTAシルビア          -     1'33.277   1'28.504   1'27.075*
        土屋武士/井出有治
 3  81  ダイシンシルビア           1'30.944   1'32.883   1'27.169*  1'27.650
        福山英朗/大八木信行
 4  77  クスコスバルインプレッサ       1'30.262   1'37.666   1'28.054   1'27.863*
        小林且雄/谷川達也
 5   7  RE雨宮マツモトキヨシRX7     1'29.061   1'30.912   1'28.551   1'28.248*
        松本晴彦/山野哲也
 6  19  ウエッズスポーツセリカ        1'35.478   1'29.291   1'29.071   1'28.273*
        織戸 学/原 貴彦
 7  61  テイボン・トランピオ・FTO     1'30.420   1'32.985   1'28.589*  1'30.400
        中谷明彦/ラルフ・ファーマン
 8  10  アビリティ・マリオポルシェ      1'30.610   1'31.262   1'29.174   1'29.100*
        麻生英彦/檜井保孝
 9  14  ホイールショップアルタシルビア    1'32.077   1'32.975   1'30.961   1'30.102*
        古在哲雄/小宮延雄
10  26  TAISANポルシェRSR       1'39.096   1'39.988   1'30.266*  1'31.914
        須賀宏明/D.マラガムワ
11  11  I.A Tecシルビア      2'04.947   1'50.459*  2'09.638       -
        袖山誠一/中村善州

○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○この表のドライバー名はチームからの登録からのもので当日走行した
 選手とは限りません。今回のドライバーが第3戦出場とは限りません。


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

Formula Nippon

FN:開幕戦鈴鹿エントリーリスト

 フォーミュラ・ニッポン開幕戦(4/18鈴鹿)のエントリーリストが発表になっ
た。
 3月30日付けのエントリーリストとの変更点は以下のとおり。

・5ZIGEN#6はM.クルムではなく田中哲也を起用
・DoCoMo DANDELION の#69はエントリーせず

 なお、新車両導入のため、金曜日に1時間(15:40~16:40)特別走行が行われ
る。この日は遊園地入場料金で見ることができる。


 ****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン開幕戦エントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 田中哲也       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA            9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                        10 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI                   32 近藤真彦       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1              36 玉中哲二       ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
----------------------------------------------------------------------- 
                                                         (1999.4.13現在)

情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

その他

'99スーパーシルエットカー選手権中止

      全日本スーパーシルエットカー選手権シリーズ(SSCC)
          今シーズンの開催は見送りに

 昨年11月にデモカーがお目見えし、今季は6月のもてぎ戦を皮切りに6大会
の開催が予定されていたスーパーシルエットカー選手権だが、現時点で参加を
表明するエントラントがなく、今シーズンの開催は見送られることとなった。

 日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)では、2000年の開催に向けて継続的に
活動を行うとしている。

 SSCCの中止により、1985年に始まったツーリングカー選手権(JTCC)からの流
れは一旦休止することになり、全日本選手権レースは、フォーミュラ・ニッポ
ン、GT、F3の3カテゴリーになった。

 情報提供:日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:第3回公式走行会結果(1日目/富士)

        初日トップは黒澤琢弥(TMS)!

  4月6日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(1日目)が行われた。
 午前のセッションは14チーム23台が参加したが、終了15分前から雨が降りだ
し、午後は時折激しい雨となるウェットコンディション。このため午後は15台
のみが走行するにとどまった。

 1日目のトップは、先頃TMSからの参戦が決まった黒澤琢弥。
「この車は昨日組上がったばかり。全くのシェイクダウン、しかも午前中だけ
でトップタイムなんて過去にもないんじゃないかな。開幕戦から勝ちを狙いに
いくつもりだけど、その裏付けができて嬉しいですね」と、ここまでの走行会
で好調のトム・コロネル、本山らを抑えての堂々のトップタイムを叩き出した。

 注目されるシャーシによる優劣は、レイナード有利は変わらずくっきりと勢
力分布が出来てしまった感があるが、ウェットとなった午後のセッションでは、
ローラを駆る金石(ARTA)が意地のトップタイムをマークしている。

 Session1  4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
 Session2  4/6 pm 天候:雨     コース:ウェット

第3回走行会1日目結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-車両---------------
 1 18 黒澤琢弥     TMS               *1'18.633 2'01.738 レイナード99L/無限
 2 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA     *1'18.644 -------- レイナード99L/無限
 3  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans *1'18.726 -------- レイナード99L/無限
 4  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- レイナード99L/無限
 5 62 P.ダンブレック LEYJUN          *1'18.870 -------- レイナード99L/無限
 6 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO  *1'18.923 1'37.789 レイナード99L/無限
 7  3 川本 篤     ASAHI KIKO        *1'19.002 -------- レイナード99L/無限
 8 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA     *1'19.016 1'37.968 レイナード99L/無限
 9  5 脇阪薫一     5ZIGEN            *1'19.555 -------- レイナード99L/無限
10 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT *1'19.632 1'36.130 ローラB99-51 /無限
11 56 脇阪寿一     ARTA              *1'19.680 1'35.948 ローラB99-51 /無限
12  6 田中哲也     5ZIGEN            *1'20.060 -------- レイナード99L/無限
13  9 加藤寛規     SHIONOGI 
03614/03614 SDI00685  北島 滋穂    FN:第3回公式走行会結果(総合/富士)
(10)   99/04/07 23:24  03613へのコメント

        総合トップはトム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)

  4月7日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(2日目)が行われた。

 開幕前の最後の走行会には、14チーム23台、24名のドライバーが参加したが、
トータルのトップタイムを叩き出したのは、トム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)。
以下、本山哲(UNLIMITED Le Mans)、光貞秀俊(PIAA NAKAJIMA)、そしてルーキ
ーのドミニク・シュワガー(TMS)、ピーター・ダンブレック(LEYJUN)が続いた。

「クルマの調子はとてもいい。もてぎの走行会で2日目にトップタイムをマーク
したが、そのセッティングを基本にした。もう1セット、ニュータイヤがあった
ら16秒台に入っただろう」と語るコロネル。
 昨年は、思うように走らないクルマに手を焼き、実力を発揮できなかっただけ
に、条件の揃った今年はチャンピオン候補の一人であることは間違いない。

 Session1  4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
 Session2  4/6 pm 天候:雨     コース:ウェット
 Session3  4/7 am 天候:晴れ    コース:ドライ
 Session4  4/7 pm 天候:晴れ    コース:ドライ

第3回走行会結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-Session3-Session4-車両
 1 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA      1'18.644 -------- 1'17.839*1'17.021  R
 2  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans  1'18.726 -------- 1'17.270*1'17.166  R
 3 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA      1'19.016 1'37.968*1'17.350 1'17.521  R
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN           1'18.870 --------*1'17.589 1'17.977  R
 5 17 D.シュワガー TMS                1'20.512 1'38.616*1'17.841 1'17.934  R
 6  3 川本 篤     ASAHI KIKO         1'19.002 -------- 1'19.313*1'17.944  R
 7 18 黒澤琢弥     TMS                1'18.633 2'01.738*1'18.071 1'18.647  R
 8  5 脇阪薫一     5ZIGEN             1'19.555 --------*1'18.077 1'18.460  R
 9  6 M.クルム     5ZIGEN             -------- -------- --------*1'18.093  R
10 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO   1'18.923 1'37.789*1'18.124 1'18.442  R
11 11 立川祐路     COSMO OIL CERUMO   -------- --------*1'18.207 1'18.601  R
12 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'19.632 1'36.130 1'18.881*1'18.213  L
13 55 金石勝智     ARTA               1'20.246 1'34.406*1'18.513 1'18.819  L
14 56 脇阪寿一     ARTA               1'19.680 1'35.948*1'18.549 1'18.606  L
15 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'25.795 1'43.055*1'18.689 1'18.780  L
16  6 田中哲也     5ZIGEN             1'20.060 --------*1'18.720 --------  R
17  9 加藤寛規     SHIONOGI NOVA      1'20.131 1'35.437 1'18.804*1'18.757  G
18  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- -------- --------  R
19 20 野田英樹     IMPUL              1'21.380 1'37.083 1'20.187*1'19.222  L
20 19 影山正美     IMPUL              1'20.684 1'37.785 1'19.806*1'19.368  L
21 68 R. デルフラーDoCoMo DANDELION   1'20.668 1'35.136 1'19.518*1'19.482  L
22  9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA      1'20.878 1'35.774 1'20.370*1'19.577  G
23 32 近藤正彦     MIRAI              1'26.235 1'40.500 1'22.968*1'21.371  L
24 36 玉中哲二     TAKAGI B-1         1'23.465 1'42.146 1'22.473*1'21.631  L
---------------------------------------------------------------------------
車両  R:レイナード99L/無限  L:ローラB99-51 /無限  G:GフォースGF03/無限

情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

GT:4/2-3第2回合同テスト(富士)

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE                                    FMOTOR4 EDITION
  TEST DAY REPORT     GTC合同テスト第2回         99/04/03
 -------------------------------------------------------------------------
脅速!99スープラ NSXに1秒差をつけて初日トップタイム
ウェットの2日目はTAKATA童夢NSXが開幕戦を再現
GT300はセッションごとにトップが変わる混戦模様


 4月2,3日、全日本GT選手権第2戦富士(5/1~2)を控えて、富士スピー
ドウェイでGTC合同テストが行われた。初日は曇りながらも適度なコンディション
だったが、2日目は雨に肌寒いあいにくの天候となった。

☆1日目
SESSION 1(くもり、気温12度、ドライ)
 午前9時30分から1時間30分のセッション。15分ほどでNo.64 Mobil 1 NSXが100R
でストップ。午後に備えてエンジン交換となった。30分で、野田英樹がドライブす
るNo.200 TRDスープラがトップに立ち、1分25秒838までタイムを延ばして、そのま
まこのセッションを終えた。このマシンはあくまでもTRDによる99型開発テスト車両
としての参加で、野田自身がエントリーするESSO Tiger Team LemansのNo.6ではな
い。
 GT300クラスはNo.25 モモコルセ・アペックスMR2(新田守男)が好調。終始クラ
ストップタイムを刻んだ。
 なお、第2戦はル・マン24時間レースの予備予選に参加するNo.2 ARTAゼクセルス
カイラインのミハエル・クルムに代わって、ヨーロッパツーリングカー選手権で活
躍したベテラン、アルミン・ハーネ(独、43歳)、No.1ペンズオイル・ニスモGTRの本
山哲に代わって、アンダース・オロフソン(スウェーデン、47歳)がスポット参戦す
ることが発表された。

SESSION 2(くもり、気温14度、ドライ)
 午後も気温はさほど上がらず、午前と同じようなコンディションで14時から1時
間半行われた。開始早々にNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)が1分26秒874をマーク
し、その後1時間以上に渡りトップタイムとなった。しかし、1時間10分を経過時
点で、野田英樹がドライブするNo.200 TRDスープラが1分26秒117でトップに。野
田はさらにタイムアップを果たし1分25秒401と午前のタイムをも上回った。
 GT300クラス、午前のセッション同様、No.25 モモコルセ・アペックスMR2がクラ
スをリード。しかし、終了10分前にNo.15 ザナヴィARTAシルビアの土屋武士が1分33
秒878をマークし、この日のGT300トップタイムを獲得した。


No.200 TRDスープラ(GT500 第1日目総合1位)
野田英樹「先日シェイクダウンを終え、富士用に少しダウンフォースを減らしてき
ただけ。まだまだほとんど手を加えていない状態です。それでトップタイムが出た
のですから、99型スープラに期待してもらっても構わないでしょう。98型と比べて
ドラッグが増えずにダウンフォースが上がって、グリップも良くなった。すべての
点で上回っているといえます。特に富士には合っているみたいなので、スープラ・
ファンの皆さんに昨年のうっぷんを晴らすレースをお見せできると思います。今回
はテスト車両でしたが、第2戦では僕ら(No.6 ESSO Tiger Supra)も出場する予定
です。相棒はまだ決まっていません。でも、信吾(舘信吾。3月11日のテスト中の
事故により死去)のためにも絶対勝ちにいきますよ」

No.100 RAYBRIG NSX(GT500 第1日目総合2位)
飯田章「正直言って、スープラは速い。スカイラインもストレートはNSXよりもずっ
と速い。自分としては今日はダメ。なんかクルマが全体的に遅い。富士だし第2戦
は甘くないでしょう。かつてない混戦になると思います。お客さんには楽しいレー
スになるかもしれないけれど、僕らにはシビアですね」

No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1回目1位)
新田守男「鈴鹿から特にマシンは変えていません。コースアウトで壊れちゃった部
分を直してきただけ。去年僕が乗っていたMR2よりもコーナーの中の安定性が良く、
タイヤのタレも少ないですよね。ただ、ブレーキング時にちょっと安定しない。今
日は富士とはいえコーナリングのバランスをメインにセッティングを煮詰めてる」

No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 第1日目総合1位)
土屋武士「ドライで走るのは初めてだから、やっとシェイクダウンが終わったとい
う感じかな。もう少しドライバーがクルマを感じられるようにならないと。今はま
だバランスウンヌンと言うよりも、クルマもドライバーも限界を上げている状態。
まだやることは山ほどあるし、今日もアタックしていないのにトップタイムなら期
待できますよね。ストレートがMR2よりも速いので、シルビアは富士に向いている
と思いますよ」


☆2日目
SESSION 3(雨、気温4度、ウェット)
 午前中の走り始めの気温は4℃と真冬並み。そのため、ピットで待機するマシン
が多い。1日目にエンジンの積み替えを行ない、満足に走れなかったNo.64 Mobil 1
 NSX(山西康司)はセッション開始と同時にコースイン。ところが開始わずか20分
でAコーナーにストップ。前日に積み替えたばかりのエンジンがブローした。
 午前10時を過ぎると、雨の量は少なり、コースに出るマシンの台数も増えてきた。
路面状況も次第に良くなり、ベストタイムを次々と書き替えられた。セッションが
残り5分を切ったところで、No.18 TAKATA童夢NSX(脇阪寿一)が1分39秒584を
マーク。そこまでトップに立っていたNo.12 カルソニックスカイラインの1分40秒
682を破る。さらに、No.18 TAKATA童夢NSXは、その翌周でトップとなる1分38秒864
をマークした。これに続いたのは、セッション残り15分を切ったところで星野一義
から影山正美に交代したNo.12 カルソニックスカイラインの1分39秒221、そして、
飯田章のNo.100 RAYBRIG NSXの1分39秒883。この3台が1分40秒を切っている。
GT300クラスでは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7が1分49秒442でトップだった。

SESSION 4(くもり、気温4度、ウェット>ドライ)
 午後の走り始めになると、雨は止んだが、寒さは気温4℃、路面温度7℃と相変
わらず。路面もウェット状態で、走行が開始された。だが、雨が止んでいる分、コー
ス上の水の量も次第に減っていき、タイムの出方は午前中より早かった。
 No.18 TAKATA童夢NSXがセッション早々に、午前中の自己ベストタイムを破る1分
38分341をマーク。30分を経過した時点では、このNo.18 TAKATA童夢NSXが1分36秒
590でトップ。だんだんと、メインストレートのライン上が乾き始めて、タイムは
徐々にアップ。約1時間が経過したところでは、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章が1分
35秒563までタイムを伸ばし、高橋国光にバトンタッチ。また、No.18 TAKATA童夢
NSX、No.1 ペンズオイル・ニスモGTR、No.12 カルソニックスカイラインも1分35秒
台までタイムを伸ばしてきた。
 そして、残り12分となったところでNo.1 ペンズオイル・ニスモGTRが1分34秒979
を出してトップに躍り出た。だが最後の最後にNo.18 TAKATA童夢NSXが1分34秒599を
叩き出し、午前に続いて午後もトップタイムを奪った。
 GT300クラスでは、セッションが始まって30分頃からNo.77 クスコスバルインプ
レッサが首位をキープ。No.19 ウエッズスポーツセリカ、No.7 RE雨宮マツモトキヨ
シRX7、No.25 モモコルセ・アペックスMR2などがそれに続いた。終盤にインターミ
ディエイト・タイヤを装着したNo.77 クスコスバルインプレッサが1分42秒031を出
し、トップを確実にした。


No.18 TAKATA童夢NSX(GT500 2日目総合1位)
脇阪寿一「ベストタイムを出した時は、ちょうど雨が少なかったんですよね。マシ
ンのバランスはそこそこいいです。別に攻めてるワケじゃないけど、あのタイムが
出ている。ただ、雨の中でも、ウェイトを積んでいる分、ブレーキングで止まらな
いですね。すごく気を使います。今までみたいにはマシンの動きも軽快ではないし、
すべての操作を丁寧にしています。乱暴に扱うと、クルマがすぐ暴れるんですよ。
午後はレインタイヤのテストをしていたんですが、路面が乾いてきて余りテストに
なりませんでしたね。それにしても、やっぱり雨が少ない方がやっぱりハンディ
ウェイトは響きますよね」

No.12 カルソニックスカイライン(GT500 2日目午前2位)
星野一義「タイヤとマシンのチェックをしていただけなんで、それほど気合いは入
れてないよ。セッティングを進めていただけ。昨日、ドライではあんまり良くな
かったんだけど、今日は昨日とセットを変えたら良くなったね」

No.1 ペンズオイル・ニスモGTR(GT500 2日目総合2位)
エリック・コマス「雨の中でマシンをコントロールするのは好きだから、今日は楽
しかったよ。今回は、ウェイトを40Kg積んで走ったわけだけど、僕たちのマシンは
それでも去年の開幕の時の1200Kgとほぼ同じ。ちょっとブレーキングの時にテール
スライドするけど、別に問題ないよ」

No.37 カストロール・トムス・スープラ(GT500 2日目総合3位)
鈴木利男「タイムを出した時は、インターミディエイトを履いてたけど、まだ最終
コーナーは雨が降ってたよ。でも、まだミシュランタイヤのことを全部知っている
ワケじゃないので、色んなタイヤを試したかったんだ。マシンは鈴鹿の時と同じ。
ドライの時は鈴鹿の仕様があんまり良くなかったけど、ウェットはまずまずかな。
今回は、ル・マンの予備予選に行く右京の代役、マニングの慣熟走行がメイン。マ
ニングはいいドライバーだよね。性格はいいし、上手いし、速い。ホントに大した
もんだと思うよ」

No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(GT300 2日目午前1位)
松本晴彦「昨日、空力に問題があったので、ドラッグを減らすようにリヤスポイ
ラーやインダクションポッドの空気の取り入れ口などを改造したんです。その結果、
クルマのバランスも良くなって、車速も伸びましたね。ウェットに関しては、セッ
トも煮詰まってきています。あとは、ドライでのセットですね。まぁ、ウェットで
もバランスはいいので、ドライでもまずまずいいんじゃないでしょうか? これか
らレースに向けてのテーマは、コンスタントラップのタイムをいかに上げるかです」

No.77 クスコスバルインプレッサ(GT300 2日目総合1位)
小林且雄「ベストタイムを出した時は、ヨコハマで言う新作のセミウェットを履い
ていたんですが、それが上手く路面とマッチしましたね。クルマは走るたびに良く
なっていますよ。去年よりタイムも秒単位で上がっていますし、ストレートもセリ
カの方が速いんですが、大体同じレベルまで来ています。去年は大分遅かったんで
すけどね。あとはレースの時に天気が良くなるよう願っています」


◎テスト総合タイム 4月2,3日       富士スピードウェイ(4.470km)
              天候:2日 AM:曇り/ドライ PM:曇り/ドライ
                 3日 AM:雨/ウェット PM:曇り/ウェット>ドライ
                            Time
Po  No  Car/Driver          4/2 AM      4/2 PM     4/3 AM     4/3 PM
--------------------------------------------------------------------------
 1   1  TRD スープラ           1'25.838   1'25.401*  1'43.505   1'36.555
        野田英樹/竹内浩典/立川祐路
 2 100  RAYBRIG NSX         1'26.615   1'26.475*  1'39.883   1'35.563
        高橋国光/飯田 章
 3  18  TAKATA童夢NSX       1'27.395   1'26.828*  1'38.864   1'34.599
        脇阪寿一/金石勝智
 4   2  ARTAゼクセルスカイライン     1'27.282   1'27.059*  1'46.527   1'36.005
        鈴木亜久里/M.クルム
 5  35  マツモトキヨシ・トムススープラ    1'28.296   1'27.400*  1'40.946   1'37.155
        山路慎一/P-H.ラファネル
 6   1  ペンズオイル・ニスモGTR     1'28.017   1'27.403*  1'41.425   1'34.979
        E.コマス/本山 哲
 7  37  カストロール・トムス・スープラ    1'28.241   1'27.714*  1'43.100   1'35.387
        鈴木利男/D.マニング
 8  36  カストロール・トムス・スープラ    1'28.120   1'27.815*  1'42.750      -
        関谷正徳/黒澤琢弥
 9  12  カルソニックスカイライン        1'31.186   1'27.831*  1'39.221   1'35.988
        星野一義/影山正美
10  32  cdma Oneセルモスープラ    1'30.127   1'28.047*  1'42.687   1'37.590
        木下隆之/近藤真彦
11  64  Mobil 1 NSX         1'31.742   1'28.249*  1'57.353      -
        山西康司/T.コロネル
12  30  綜警McLaren GTR     1'28.866   1'28.834*     -      1'36.737
        山田洋二/岡田秀樹
13  11  エンドレスアドバンGTR     1'31.438   1'29.136*  1'49.651   1'37.013
        和田孝夫/木下みつひろ
14  88  JLOCディアブロGT-1     1'30.238   1'29.289*  1'42.803   1'37.541
        和田 久/古谷直広
15  55  STPタイサンバイパーGTSR   1'32.452   1'29.589*  1'48.364   1'36.126
        松田秀士/田嶋栄一
16  15  ザナヴィARTAシルビア     1'35.821   1'33.878*  1'50.665   1'47.680
        土屋武士/井出有治
17  25  モモコルセ・アペックスMR2     1'34.520   1'34.212*  1'50.579   1'43.793
        新田守男/菊池靖/高木真一
18  81  ダイシンシルビア          1'35.001   1'34.307*  1'57.989   1'44.018
        水谷竜也/青木孝行
19  77  クスコスバルインプレッサ      1'35.361   1'34.752*  1'51.087   1'42.031
        小林且雄/谷川達也
20  19  ウエッズスポーツセリカ       1'35.760   1'35.017*  1'52.000   1'43.294
        織戸 学/原 貴彦
21   7  RE雨宮マツモトキヨシRX7    1'36.868   1'35.746*  1'49.442   1'43.298
        松本晴彦/山野哲也
22  72  オークラRX7         2'03.338   1'37.869*  1'50.427   2'51.197
        石川 朗/平野 巧
23  21  BP-トランピオ-BMW       1'39.164*  1'39.898   1'51.220   1'48.005
        一ツ山 康/伊藤大輔
24  26  TAISANポルシェRSR      1'39.934   1'40.165*  1'50.707   1'46.817
        須賀宏明/砂子智彦
25  10  アビリティ・マリオポルシェ     1'45.338   1'43.155*     -      1'50.021
        麻生英彦/檜井保孝

○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○今回のドライバーが第2戦出場とは限りません


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 3/21


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

RACE REPORT
21st MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT

またも雨に祟られた決勝レース;

 ドライでの決勝レースを望んでいたが、その希望も虚しくF3の前に行なわ
れたサポートレース(フォーミュラ・トヨタ)から雨が降り始め、F3が始ま
る頃にはコースはフルウエット状態となっていた。こうなってくると、前方の
ウオータースクリーンで視界を確保できず厳しいレースが予想された。
 定刻より20分ほど遅れて始まった決勝レース、伊藤大輔はシグナルがグリ
ーンに変わると同時に前の内山 清士選手をかわして7番手に浮上。五味康隆
選手を追った。その五味選手を3周目にかわしたものの後ろからは猛烈な勢い
で追い上げてきていたマニング選手に抜かれてしまいポジションは変わらな
い。
 4周目、伊藤は依然として7番手につけるが、目の前に予選4番手スタート
の谷川達也選手がおりその差をじわじわと詰めていく。谷川選手に対してラッ
プタイムでは1秒ちかくも速い伊藤は、6周目には谷川選手を射程距離内にと
らえる。しかし、テクニカルコースの鈴鹿でなかなかオーバーテイクのチャン
スをつかめないままレースは進行していった。9周目の時点で、谷川選手との
差はコンマ2秒を切っておりテール・ツー・ノーズの戦い。プッシュに次ぐプ
ッシュの伊藤大輔は、再三、第1コーナーではインに飛び込むも、ギリギリの
ところで抜け切れないが、攻めの姿勢は崩さなかった。しかし、全体的に見る
とこの争いでどうしてもペースは落ち、前の集団との差は開いていってしまう
かたちになってしまった。
 谷川選手とテール・ツー・ノーズのままレースは終盤に突入。トップの集団
からは20秒以上もの差をつけられていた。谷川選手の攻略に長引いた結果
だ。また、スタート時点で止んでいた雨が、再び降り始めウオータースクリー
ンが大きくなってきてしまい、プッシュを続けていた伊藤は追撃のチャンスを
逃してしまう。
 結局、レースはそのままの状態でフィニッシュ。7位完走。痛恨のノーポイ
ントでシーズンはスタートしたが、伊藤が見せた攻めの姿勢は、チームの今後
に大きなプラスを与えたことは間違いない。
 なおこの週末にフォーミュラトヨタのメインシリーズもここ鈴鹿サーキット
で開幕された。スキルスピードでは、今回7人もの若手ドライバーをサポート
したが、その中の一人、奥岡毅匡選手がスピードマスターカラーで出場した。
奥岡選手は予選9番手から出走し、6位でフィニッシュした。彼の活躍にも今
後注目していただきたい。

伊藤大輔:
「悔しい。あともう少しで谷川さんを抜けるのに、最後の少しが足りず抜けな
いで終わってしまった。ウエットに対してマシンのセッティングもよく、自分
も自分のスタイルで走れた。一度は完全に並べて抜けると思ったら、イエロー
フラッグ(追い越し禁止区間)が出ていて、アクセルを緩めざるを得なかっ
た。コースコンディションは毎ラップ変わりとても難しい状況でしたが、とに
かく最後まで攻め続けました。もちろんもっといい結果を残しみなさんの期待
に応えたかった。その点については本当に申し訳なく思います。でも自分の中
では今回のレースについては、最後まで攻め続けたという自負があるので、あ
まり落胆していないというのも事実です。次の筑波では、もっとプッシュして
優勝を狙います」

百田義弘チーム監督:
「結果表を見る限り、弁明の余地もありませんが、苦手とされる雨の中、伊藤
はプッシュし続けた。周囲で、『レース』をしていたのは、マニング選手と伊
藤くらいだとも思ってしまいます。これまでのウエットレースにおいて、内気
なレースをしてしまいがちだった彼は、今日は攻めるレースに終止した。結果
を求められていることは充分承知の上で、敢えて言わせていただくと、内容的
には別人のドライバーが走っているようにさえ思ったほどアツイ走りでした。
あのような走りを見せてくれると、スタッフのモチベーションはさらに上がり
ます。次ぎのレースではさらにいいマシンを用意します。最終ラップも雨が降
り始め周囲が軒並みラップダウンしているのに、彼は21秒台でチェッカーを
受けた部分にも新しい伊藤の意気込みを感じます。まだやるべきことは多いで
すが、今日の伊藤を見る限り、今年こそはシリーズを引っかき回せそうという
確信を持てました。今後も応援してください」

深尾栄一チームマネージャー:
「結果を残せずに、応援していただいている方々には申し訳ない気持ちです。
しかし、このような結果に終わってしまいましたが、大きな手応えを改めて得
たというのも事実です。百田が説明しているとおり、伊藤のプッシュには目を
見張るものがありました。強がりではなく、今年は何人かの方々とお約束し
た『約束』を果たせそう、という確信をスタッフ一同もてることができたのが
大きな収穫です。近い将来、その根拠となるようなことを成績で証明できると
思います」

NEXT ROUND ? 4月18日 全日本F3選手権第2戦 筑波サーキット


お詫び
今年もレースレポートを掲載させていただきます。よろしくお願いします。
第1戦の分が遅れてしまいましたことを、お詫びいたします。
次戦からは速報態勢で臨みます。

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 3/20


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

QUALIFY REPORT
20th MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT

豪雨に翻弄。劣悪コンディションを走り抜いて8番手スタート:

 開幕戦の予選は気紛れな雨によって混乱した。結局、タイムを出す以前にタ
イミングをつかんだ者の順で決勝グリッドが決まってしまった。午前中のセッ
ションから降り始めた雨は、雨足を緩めることなく鈴鹿のコースを容赦なく濡
らしていった。そんな劣悪なコンディションの中、予選が開始した。一時は明
日に延期との声もあがったほどの状況下、開始早々コースアウトするマシンが
続出した。SPEEDMASTER F399 HONDAをドライブする伊藤大輔は、コース上にと
どまってチャンスをうかがっていた。しかし、グラベルから脱出してきたマシ
ンがばらまいた砂利や安定しない雨量に対し、マシンをコース上にとどめて走
り続けること自体が難しく、タイムアップしていくのはとても困難な状況とい
えた。セッションも折り返す時点で伊藤はトップ10にすら入れない状況であ
ったが、彼と常に上位を争ってきたいつものメンバーも同じようにハマッてい
た。明日の決勝を考えたら、この場で少しでも優位に立つことがシリーズをみ
た場合にとても重要だった。
 ねばり強く走行を続けていた伊藤はセッション終盤、わずかに残されたチャ
ンスを生かしてタイムアップに成功。マシンを8番グリッドに導いた。もちろ
んこの順位に満足しているわけではないが、この最後の踏ん張りが明日のレー
スに大きく影響するだろう。明日の決勝は雨でも晴れでも、混乱は必至。今回
に限っては、この状況は我々にとっては歓迎すべきことで、序盤のうちからス
パートをかけて上位進出を狙う。もちろん、表彰台をだ。
 明日はドライで決勝を迎えるとのことだが、もう予報は信用しない。鈴鹿の
主(?)百田チーム監督はコースの西の方角をみて明日の天気を予想する(こ
れがけっこう当たる!)が、「わからん」とのこと。

伊藤大輔:
「とにかく最悪のコンディションだった。グリップも全然しないのが、クルマ
のせいなのか、コンディションなのか判断できるレベルではなく、とにかくコ
ースにとどまって状況をみていくしか方法がなかった。ポジションが悪いです
が、ドライバーとしての仕事をしたと思っている。だからあまり今日の結果を
悲観視していません。明日の決勝では雨でも晴れでも混戦模様となるでしょう
から、その間隙をぬって一気にジャンプアップを狙います。」

百田義弘チーム監督:
「最悪のコンディションでしたね。よく壊さないで戻ってきてくれました。周
囲をみるとほとんどのマシンが傷付いていましたからね。明日の決勝ではそう
は言っていられないので、なんとか上位進出を狙わせます。伊藤と同じように
上位進出できなかったメンバーが、後ろに控えているので早いウチに前に出れ
るようこれからミーティングします」

深尾栄一チームマネージャー:
「散々な雨でした。そんな中で8番手グリッドをどうみるかは、立場によって
異なってきますが、いつもの上位陣が落ち込んでいるため、大輔が見せた最後
の踏ん張りは大きかったと思います。シリーズを考えた場合には1点でも多く
獲得しておくことが必要で、明日の決勝レースでは早いウチに上位に進出する
ことが大切です」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

スーパー耐久

EUDU-Rd1:スーパー耐久MINEレース結果

スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-04) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km

 P No.Cl.Driver(s)------------ Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
 1  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R 155 4:16'12.840 120.908
 2  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R 155  -   37.666 120.612
 3  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitshubishi Lancer  151  -    4Laps        
 4   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R 151  -    4Laps        
 5   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza      151  -    4Laps        
 6  20 2 伊藤 勝一/細野 智行   Mitsubishi Lancer   150  -    5Laps        
 7  77 4 山 本泰吉/辻本 聡     Honda Civic         147  -    8Laps        
 8  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra       146  -    9Laps        
 9  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic         146  -    9Laps        
10  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser       146  -    9Laps        
11  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic         146  -    9Laps        
12  41 4 谷川 達也/福田 淳     Subaru Impreza      144  -   11Laps        
13  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra       143  -   12Laps        
14  96 4 岩口 博/テツ 清水     Toyota Levin        138  -   17Laps        
15  19 2 本田 和義/大野 尊久   Toyota Celica GT-4  135  -   20Laps        
16   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 135  -   20Laps        
17  49 3 瀬野 渉/新谷 栄章     Nissan Silvia       135  -   20Laps        
18  16 3 松浦 俊之/中村 仁     Toyota Celica GT-4  123  -   32Laps        
19   7 3 元谷 宏大/黒木 健次   Honda Prelude       114  -   41Laps        
------------------------------ DNC ---------------------------------------
    71 4 関根 基司/松田 晃司   Nissan Pulser       125  -   30Laps        
    35 2 村尾 真吾/滑川 健     Toyota Celica GT-4  118  -   37Laps        
    78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          85  -   70Laps        
    67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin         78  -   77Laps        
    18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文   Mazda RX-7           66  -   89Laps        
    27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               31  -  124Laps        
    81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin         28  -  127Laps        
    36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       13  -  142Laps        
    10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R  11  -  144Laps        
**************************************************************************

* Class 1 Fastest Lap : 1'34.474  No.8  福山 英朗
   Class 2 Fastest Lap : 1'37.708  No.11 中谷 明彦
  Class 3 Fastest Lap : 1'42.054  No.7  黒木 健次
  Class 4 Fastest Lap : 1'42.598  No.77 辻本 聡
  Class 5 Fastest Lap : 1'42.429  No.39 磯田 尚孝


          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

スーパー耐久

S耐開幕戦速報

 スーパー耐久シリーズ'99開幕戦
 CP MINE SUPER 500km RACE

「R34GTRのデビューレースを制したのは、プリンス東京の砂子/山田組」

 スーパー耐久開幕戦が、桜前線の北上に合わせるようにしてCP MINE
サ-キットで行われた。
 土曜日の予選で、ポールポジションを獲得したのは、今回5台の新しいR
34GT-Rがデビューしたクラス1の#8D.M.SアドバンGTR(福山英
朗/大八木信行組)で、今季から初参戦のチーム。だが、GT選手権ではお
なじみのコンビで、2週間前に行われた鈴鹿のGT開幕戦ではS15シルビ
アでGT300クラスのポールポジションを獲得している。
大八木信行「MINEで木曜日にシェイクダウンしたばっかりです。金曜は
雨でラストにちょっとドライになってその時、私が乗りました。RS中春さ
んに福山さんと経験者を集めての参戦です。良い結果が出て満足しています」
福山英朗「予選はGTに続いての幸運ですね。チームとしては思う存分ノビ
ノビやらしてもらっています。プレッシャーもブレーキかける人もいないの
で放し飼い状態ですね(笑い)R33からR34では回頭性がアップしてい
ますし、ブレーキも格段の進歩です。かっこもいいしね。ポールとれたのは
お世辞っぽく言えば、RS中春のチーム力が生かされていると思う。(ヨコ
ハマ)タイヤも僕のドライブに結構合ってるようです。スタートはスピンし
ないようにちゃんときろうと思っています(笑い)」
 ディフェンディングチャンピオンの#32日産プリンス千葉GT-R☆FA
LKEN(竹内浩典/田中哲也組)は、予選セッションの2コーナーでブレ
ーキトラブルから竹内がコースアウト。田中は1周も走れずに予選は不通過
となるが、エンジントラブルからやはり予選を走れなかった#10エンドレス
アドバンGTR(木下みつひろ/土屋武士組)などと同様に日曜朝のフリー
走行の結果により決勝の出走を決めるという裁定となった。
 日曜の12:10好天でスタートの時刻を迎え、ローリングから27台がスター
トをきる。#8D.M.SアドバンGTRが序盤をリード。#10エンドレスGTR
は12周目でブーストがあがらず早くもピットストップとなり、リタイヤ。ほ
ぼ同時に今回からデビューのNA2000cc以下で戦われるグループNプラスク
ラスの#36ネッツカストロールアルテッツア(藤田隆之/惣田季靖/山岸大
組)もリアブレーキにトラブルを抱えてピットインし、こちらもリタイヤ。
ブレーキの構造上のトラブルのようで、出火してしまった。
 50周をすぎ、トップはD.M.SアドバンGTRの福山。約29秒差で#23プリ
ンス東京フジツボGT-R(砂子智彦/山田英二組)がつける。
ここで#8D.M.SアドバンGTRはピットストップし、ドライバー交代。トップ
は#23プリンス東京になる。57周で#23プリンス東京もピットイン。再び、#8
D.M.Sがトップに。
 80周をすぎ、トップ#8D.M.Sは1分38秒台に対して#23プリンス東京は35秒
~36秒台で追い上げ、その差は20秒ほどに。また、3番手には26番手からの
スタートだった#32プリンス千葉がつけるが、40周に続いて82周目で2回目の
ピットストップとなる。4番手には#1日産アルティアGT-R(粕谷俊二/桧
井保孝組)が、5番手には#11三菱プーマランサーエボVI(木下隆之/中谷明
彦組)がクラス2トップでつける。
 92周目、1コーナーで#23プリンス東京の山田が、#8D.M.SアドバンGTR
の大八木をかわす。96周で#8D.M.SアドバンGTRがピットイン。だが、長い
時間が経過してもコースに復帰できない。およそ10周遅れになる長い間ピット
ストップを強いられた。パワーステアリングのトラブルのようだ。
 110周を超え、#32プリンス千葉と#23プリンス東京の熾烈なトップ争いの展
開となる。総合3位には、#11プーマランサー、4位は#2アイフェルDUNLOP
ンプレッサ(渋谷勉/荒川雅彦組)が、5位には#20RSオガワADVANランサー
(伊藤勝一/細野智行/小川日出生組)が6位にはALTIA、6位にクラス
4の昨シーズンのチャンピオン#77ギャザズドライダーシビック(山本泰吉/
辻本聡/宮城光組)が浮上してきていた。
 119周目、トップの#32プリンス千葉が3度目のピットストップ。これで、
トップは#23プリンス東京となる。
 残り25周となる130周目、#23プリンス東京と#32プリンス千葉の差は1分
を切った。3位は#11プーマランサー、4位は#20RSオガワランサー、5位は
#2アイフェルインプレッサと2クラスの3台が続き、6位にALTIA。7
位はギャザズ、8位にクラス5(グループNプラス)トップの#39ウエスティ
ンINTEGRA(尾本直史/磯田尚孝組)9位に、クラス4の2番手#525ZIGE
N CIVIC(西垣内正義/渡辺明組)10位に#87FALKEN★パルサー(菊地
靖/竹中正信組)というオーダーになった。
 終盤、#20RSオガワランサーのコースアウトからピットインし順位を1つ
落としたが、他にはさほどの順位の変動はみられずチェッカーとなった。
#32プリンス千葉の追撃も38秒差まで縮めたにとどまった。
--------------------------------------------------------
(決勝暫定結果/トップ10)
#23 プリンス東京フジツボGT-R 砂子智彦/山田英二 155L
#32 プリンス千葉GT-R★FALKEN   竹内浩典/田中哲也 155L
#11 三菱プーマランサーエボVI   木下隆之/中谷明彦 151L
#1 日産アルティアGT-R    粕谷俊二/桧井保孝  151L
#2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷努/荒川雅彦  151L
#20 RSオガワADVANランサー   伊藤勝一/細野/小川 150L
#77 ギャザズ・ドライダー・シビック 山本/辻本/宮城   147L
#39 ウエスティンINTEGRA     尾本直史/磯田尚孝  146L
#52 5ZIGEN CIVIC   西垣内正義/渡辺明  146L
#87 FALKEN★パルサー       菊地靖/竹中正信   146L


(4/4 入場者数28,900人)


スーパー耐久

EUDU-Rd1:スーパー耐久MINE予選結果

スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-03) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km

 P No.Cl. Driver(s)------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
 1   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R  1'33.154         128.729
 2  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R  1'33.464   0.310 128.302
 3   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R  1'36.149   2.995 124.719
 4  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitsubishi Lancer    1'36.167   3.013 124.696
 5  20 2 伊藤 勝一/細野 智行   Mitsubishi Lancer    1'36.734   3.580 123.965
 6   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza       1'37.468   4.314 123.031
 7  27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               1'38.702   5.548 121.493
 8   7 3 元谷 宏大/黒木 健次   Honda Prelude        1'39.020   5.866 121.103
 9  19 2 本田 和義/大野 尊久   Toyota Celica GT-4   1'39.173   6.019 120.916
10  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra        1'39.793   6.639 120.165
11  18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文   Mazda RX-7           1'39.850   6.696 120.096
12  35 2 村尾 真吾/滑川 健     Toyota Celica GT-4   1'40.374   7.220 119.469
13  77 4 山 本泰吉/辻本 聡     Honda Civic          1'40.570   7.416 119.236
14  41 4 谷川 達也/福田 淳     Subaru Impreza       1'40.896   7.742 118.851
15  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser        1'41.017   7.863 118.709
16  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic          1'41.084   7.930 118.630
17  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra        1'42.203   9.049 117.331
18  49 3 瀬野 渉/新谷 栄章     Nissan Silvia        1'42.704   9.550 116.759
19  78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          1'42.970   9.816 116.457
20  16 3 松浦 俊之/中村 仁     Toyota Celica GT-4   1'43.641  10.487 115.703
21  81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin         1'43.741  10.587 115.592
22  36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       1'43.902  10.748 115.413
23  96 4 岩口 博/テツ 清水     Toyota Levin         1'43.965  10.811 115.343
24  67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin         1'45.243  12.089 113.942
------------------------------ DNQ -----------------------------------------
25  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic          1'40.823   7.669 118.937
26  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R  1'42.997   9.843 116.427
27  71 4 関根 基司/松田 晃司   Nissan Pulser        1'43.101   9.947 116.309
28   3 3 保田 健雄/関口 智音   Mazda RX-7           1'43.000   9.846 116.423
    29 3 中谷 誠志/大橋 正澄   Honda Integra        --------
    33 2 三好 正己/村松 康生   Mazda RX-7           --------
    10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R  --------
****************************************************************************

* 総合 予選通過基準タイム (130%) 2'02.532
 Class 1 予選通過基準タイム (110%) 1'43.681
 Class 2 予選通過基準タイム (110%) 1'46.469
 Class 3 予選通過基準タイム (110%) 1'50.393
 Class 4 予選通過基準タイム (110%) 1'50.979
 Class 5 予選通過基準タイム (110%) 1'52.690


          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Formula Nippon

FN:4/6-7第3回公式走行会(富士)

     '99フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
       4月6~7日富士スピードウェイで開催

 開幕まであと半月となったフォーミュラ・ニッポン。開幕前の最後の公式走
行会が富士スピードウェイで行われる。
 高速コースの富士で、不利と言われているローラ、Gフォース勢がレイナー
ドとの差をどこまで詰めてくるのか注目される。

 ドライバーの顔触れでは、当然ながら今シーズンのレギュラードライバー達
だが、唯一、既にチームでのエントリーは決まっているものの、5ZIGENの6号
車を隠れた実力派田中哲也がドライブする。
 また、エントリーには名を連ねているものの、MIRAIの#32近藤真彦は今回も
参加は微妙な状態の模様。


日  時:4月6日(火) 10:00~12:00/14:00~16:00
        4月7日(水)  9:00~11:00/13:00~15:00


  ****1999年フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会エントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 M.クルム       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 田中哲也       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA       9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                        10 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 柴原眞介       レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------

※MIRAI(No.32)の参加は未定。
  DoCoMo DANDELIO(No.69)は不参加。


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:99暫定エントリーリスト(3/30)

 JRPから3月30日付けの最新版エントリーリストが発表された。

 3月17日付けのリストとの変更点は、以下のとおり。
・5ZIGENにテストで好タイムをマークしているM.クルムが登録された
・TMSにシュワガー、黒澤が登録された(既報)


    ****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンエントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA            9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                         9 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 M.クルム       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1              36 玉中哲二       ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI                   32 近藤真彦       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        69 T.B.N.         ローラB99-51 /無限MF308(東名)
----------------------------------------------------------------------- 
                                                         (1999.3.30現在)


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

GT:第2戦富士のGT-A後援バスツアーご案内

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE                                    FMOTOR4 EDITION
  INFORMATION        観戦ツアーのご案内         99/03/30
 -------------------------------------------------------------------------
'99AUTOBACS CUP GTC第2戦富士 FUJI GT RACE(5/1,2)

5月2日に行われるGTC第2戦富士の決勝レースを都内から出発するバスで行き
観戦できるツアーが、全日本GT選手権を運営するGTアソシエイション(GT-A)の
後援で実施されます。
参加者には、GT-A後援ならではの各種の特典が用意されています。
サーキットへの往復は観光バスですから車の運転で疲れることもありませんの
で、レース観戦を思う存分楽しめます。おひとりでもお気軽に参加できますが、
ご家族、お友達と揃ってご参加ください。
お申し込みは下記のご案内をお読みの上、お問い合わせ先にご相談の上お願い
いたします。

以下、ご案内。


決勝レースの臨場感・興奮を体験!!

サーキット走行体験など特典付
全日本GT選手権第2戦富士決勝レース観戦ツアー


特 典:GTドライバーサイン入りTシャツプレゼント!!(ツアー参加者全員)
    ツアーバス(GTトップドライバー同乗)でサーキットを走行!

日 時:1999年5月2日(日)
場 所:富士スピードウェイ
料 金:¥14,000(中学生以下¥10,300/パドックパス付¥24,800コース有)
ツアー料金に含まれるもの:
    チケット・往復交通費・トップドライバーサイン入りTシャツ・
    団体旅行傷害保険 ※食事なし
    最小催行人員100名

旅 程:全行程添乗員が同行します。
    5月2日(日) 都内出発→富士スピードウェイ着→フリー走行見学→
    コース集会ツアー→決勝レース観戦(自由行動)→富士スピードウェイ発→
    夜都内着 ※5月1日(土)深夜都内集合となります。


主 催:日本交通公社
企 画:(株)エクシープロジェクト
後 援:GTアソシエイション
協 力:富士スピードウェイ

お申し込み・お問い合わせ
JTB団体旅行日本橋支店 「GTレース観戦ツアー」係
TEL.03-3273-8215 FAX.03-3273-8202
電話受付時間 平日9:30~17:30 担当/田中・小貫

詳しい旅行条件を記載した書面を用意しておりますので、
ご確認の上、お申し込み下さい。


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

Formula Nippon

FN_NEWS:TMS体制決定!シュワガー&黒澤

      TMSはシュワガー、黒澤の起用を発表!

 舘選手の事故死により体制の決まっていなかったフォーミュラ・ニッポンの
チームTMSは、26日、ドライバーにドミニク・シュワガー(No.17)と黒澤琢
弥(No.18)を起用すると発表した。

■ドミニク・シュワガー  Dominik Schwager
1976.9.18 ドイツ・ミュンヘン生まれ(22歳) 身長174cm 体重62kg 血液型Rh+AB

1989~92 ドイツ・ポップ・カート選手権
1992     ジュニアカート世界選手権(8位)
1993     BMW/ADACコンテスト優勝
1994     BMW フォーミュラADAC ジュニア選手権(7位)
1995     BMW フォーミュラADAC ジュニア選手権(優勝)
1996     ドイツF3選手権Bクラス(シリーズ2位)
         ドイツF3選手権(シリーズ8位)
1997     ドイツF3選手権(シリーズ10位、優勝2回)
1998     国際F3000選手権(シリーズ14位、最高位4位)


情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:第2回公式走行会結果(もてぎ)

    山西(UNLIMITED Le Mans)が総合トップタイムをマーク!

  3月25~26日、第2会公式走行会がツインリンクもてぎで行われ、今シーズ
ン、チャンピオンチームに移籍した山西康司(UNLIMITED Le Mans)が初日でトッ
プタイムを記録。これが総合でもトップタイムとなった。
 2日目は、トム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)、ミハエル・クルム(5ZIGEN)と続
き、上位の顔触れは第1回走行会と同様。好調さを窺わせる。
 初のFニッポンマシンドライブとなったドミニク・シュワガー(TMS)は、総合
8位と健闘した。

 シャーシでは、台数的にも多いレイナード勢が上位を占め、ローラ、Gフォー
スを一歩リードといったところ。

 4月17~18日の開幕戦を間近にした第3回走行会は、4月6~7日に富士スピ
ードウェイで行われる。

 Session1  3/25 am 天候:晴れ コース:ウェット→ドライ
 Session2  3/25 pm 天候:晴れ コース:ドライ
 Session3  3/26 am 天候:晴れ コース:ドライ
 Session4  3/26 pm 天候:晴れ コース:ドライ

第2回走行会総合結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-Session3-Session4-車両
 1  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans  1'53.668*1'36.374 1'36.724 1'36.684  R
 2 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA      1'38.658 1'37.257 1'37.413*1'36.390  R
 3  6 M.クルム     5ZIGEN             1'38.571 1'38.120 1'37.665*1'36.666  R
 4 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA      1'37.667 1'38.088*1'36.825 1'37.273  R
 5  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans  1'38.014*1'36.982 1'37.648 1'37.070  R
 6  5 脇阪薫一     5ZIGEN             1'38.643 1'37.847*1'37.086 1'37.776  R
 7 11 立川祐路     COSMO OIL CERUMO   1'39.165 1'37.591 1'37.928 1'37.247  R
 8 17 D.シュワガー TMS                1'41.532 1'38.791 --------*1'37.416  R
 9 56 脇阪寿一     ARTA               1'39.882 1'38.074 1'38.656*1'37.765  L
10  3 川本 篤     ASAHI KIKO         1'39.539 1'39.200 1'38.267 1'37.845  R
11 17 黒澤琢弥     TMS                -------- --------*1'37.895 --------  R
12 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO   1'39.770 1'38.978*1'38.025 1'38.342  R
13 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'38.808 1'38.382 1'38.775*1'38.135  L
14 55 金石勝智     ARTA               1'40.654 1'39.180 1'39.897*1'38.596  L
15  9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA      1'41.464*1'38.956 1'41.530 --------  G
16  9 加藤寛規     SHIONOGI NOVA      1'39.658*1'39.094 1'39.117 --------  G
17 68 R. デルフラーDoCoMo DANDELION   1'41.902 1'39.604 1'40.478*1'39.338  L
18 62 柴原眞介     LEYJUN             1'40.118*1'39.347*1'39.982 --------  R
19 63 OSAMU        LEYJUN             1'45.48029'41.031 1'44.659*1'40.023  R
20 20 野田英樹     BE BRIDES IMPUL    1'42.477 1'40.858 1'40.778*1'40.770  L
21 19 影山正美     BE BRIDES IMPUL    1'41.164 1'40.969 1'41.403 1'40.926  L
-----------------------------------------------------------------------------
車両  R:レイナード99L/無限  L:ローラB99-51 /無限  G:GフォースGF03/無限

情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.1/4

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 1 SUZUKA GT300km                                  FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート3       99/03/21
 -------------------------------------------------------------------------
☆決勝スタート直前情報
 天気:雨  路面状況:ウエット  気温:8度  路面温度:9度
 入場者数:3/21 39,000人(3/20   10,000人)

☆レース中のコメント
*81ダイシンシルビア
福山英朗「エンジンの調子がちょっとおかしくなった。電装に水が入ったんじゃな
いかな。いやあ、タイヤの温度が低すぎるよ」

*77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「S字でGT500をよけたらいきなりテールが振り出しちゃって…。パワー
オーバーみたいな感じ。首がちょっと痛いです」

#18 TAKATA童夢NSX
脇阪寿一「浅ミゾで出ていった。雨がちょっときつくなったとき足元に水が入って
きてつらかった。それでペダルが滑って、飛び出して順位を下げてしまったんです。
足がビチャビチャになってしまう。金石さんにも注意したんですが、今その水のこ
とが心配なんです」

#36 カストロール・トムス・スープラ
関谷正徳「タイヤを固いのから柔らかいのに変えたかったんで、早めにピットに
入った。でも、琢弥のタイムを見るとちょっと失敗したかな」

#37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「タイヤは関谷さんと同じ固いの。とりあえず問題ないよ。『このままい
ける』と無線でいったけど、右京が安全策で柔らかいので行くって言ったんで、そ
うした。まだクルマはセット的にはまだまだ。でも予選よりはバランスが良くなっ
ている。うーん、できれば乗りたいよね、表彰台」

#12 カルソニックスカイライン
星野一義「全然飛ばしてないんだけど、スピン。俺のミス。やぁ、50歳になるのに
この気迫は自分でもすごいと思うよ。どうしてみんなこいう気迫がないんだろう。
俺はずっと、この気迫で仕事もなにも築いてきたんだよね。予選でもいろいろあっ
てホントは腹のなかが煮えくり返ってたんだけど、溜めておいて今日出したんだよ」


☆リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No.   原因            周回数
------------------------------------------------------
*9    アクセル系          8L
*77   コースアウト        10L
#100   駆動系orエンジン      12L
*72   エンジン          20L
#30   ワイパー          37L
#16   コースアウトによるダメージ 46L


☆レース後のコメント
#18 TAKATA童夢NSX(総合優勝)
脇阪寿一「スタートではちょっとシフトミスして前と離れてしまった。雨の少ない
うちは良かったんですが、雨がひどくなったら足許に水が入ってきて、ペダルが滑っ
ちゃって…。なんとかトップで金石さんに渡せたけど、ホントはもっと離して渡す
はずだったんです。金石さんには迷惑かけてしまいました。コマスを抜いたときに
は、ヘアピンだったんで水煙が少なくて視界が良くて、うまく抜けました。クルマ
はリアが安定してて、いかにフロントを入れるかということだけでした」
金石勝智「交代したときには足許は洪水でした。出ていって2周目でペンズ(#1 ペ
ンズオイル・ニスモGTR)が見えて、振られてるのがわかったんです。最後はむり
せずに、ちょっとギアも渋くなってたんで、イージーにいきました」

#23 ペンズオイル・ニスモGTR(総合2位)
エリック・コマス「このレースでは開幕戦で優勝することが重要だと思うので、
ちょっと残念だ。ここでは2年連続で勝っているしね。#18(TAKATA童夢NSX)はミ
スを冒してコースアウトしたけど、彼らにとっては幸いにもグラベルからコースに
戻ることができたし、速かった。ボクらは二人ともコースアウトすることはなかっ
たが、コースアウトしないこと自体大変だったし、ポジションキープが精一杯だっ
た。ハンディのことも考えるとキープでいいかとも思った。選手権はじめのレース
としては(2位は)悪くないと思う。サトシのスピードがあがらなかった原因はわ
からない。ボクが乗っているときにABSにほんの少しトラブルがあったけど」
本山哲「自分でも思ったようにペースが上げられなかった。タイヤのグリップ不足
を感じたんですけど、それがなにかトラブルのせいなのか、自分のせいなのかは
ちょっとわかりません。初めてのチームで、テストなどでも充分乗ることができな
かったんですが、2位になれて満足しています」

#37カストロール・トムス・スープラ(総合3位)
鈴木利男「固めのレインタイヤをチョイスして温まりを待ってたんですけど、水が
多くなったんで(チョイスを)失敗したかなと思いました。でも雨が安定してきた
んで良かったです。でもゼクセル(#2 ARTAゼクセルスカイライン)を抜けなく
て…。ミシュランタイヤはグリップのレベルが高いし耐久性もありますね」
片山右京「クルマはちょっと不具合があって、最初は様子を見てました。後ろか
ら(#36 カストロール・トムス・スープラ)が来てるのがわかったんで、ちょっ
と(ペースを)上げたらすぐ離れました。GT300との混走は初めてなんで大変でし
た。今回はホントに利男さんがいいレースをしてくれてポンと渡してくれたんで、
代わったときにはもう大丈夫と思ってました。次のレースは(ル・マンのPQのため
に)お休みしなきゃいけないんで、戻ってくるまでまた利男さんにおんぶに抱っこ
になっちゃいますね。戻ってきたときには(99年型の)新車になっていると思いま
す。(新車は)めちゃくちゃ速いらしいんで、頑張ります」


*19ウェッズスポーツセリカ
織戸学「決勝前にセットを変えた。半分はあきらめかけていてんですが、少しでも
良い結果を出そうと思ったんで」
原貴彦「まだまだプッシュできる状態でしたが、自分のクルマが危ないということ
はほかも危ないということだから、2位キープでいきました」
坂東監督「タイヤ温度うんぬん以前の問題で、面圧がかからない。初期が出ないし
応答悪いし、グリップがないという状態だったんで、今日は初期だけのステアリン
グの反応をよくする方向でセットしたら、うまくいってタイムが出た。タイヤはフ
ロントの2本だけの交換」

*61 テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「ホントは予選落ちだったんだから、上々です。最後にファーマンが抜い
てくれて、ホントに良かった。4位と3位じゃ全然違いますよ。表彰台に立ちた
かったですからね。タイヤは前輪だけ交換してます」
ラルフ・ファーマン「すごくうれしい。なにしろ昨日がスピンしてクオリファイで
きないという最悪の結果だったからね。クルマはすごく良く走ったし、レースを楽
しめた。すごく満足している。すごくいいシーズンのスタートを切ることできて良
かった。できれば次のレースでもまた表彰台にのりたい。それにフォーミュラ・
ニッポンでもね」

*910 ナインテンポルシェ
余郷敦「クルマ自体は順調で、基本的には2人ともラップタイムは悪くなかった。
玉本さんに代わってから、オイルをかぶってしまって前が見えなくなってペースが
上がらなかった。アンラッキーもあったですね。雨はもともとよかったのに、セリ
カに抜かれたのが悔しいです。スタートは新品で出ていって、タイヤ交換はせずで
した。あんまり新しいと危ないですね」
玉本秀幸「余郷ちゃんが頑張ってくれた。オイルかぶったし、ブレーキにも振動が
出てペースがあがらず。タイム的にはもうちょっといけそうだったけど、クルマ的
に不安定になってしまって安全パイにいっちゃったね。このコンディションでの入
賞なので、次につながれば」

*GT300クラス暫定優勝のNo.71 シグマテック911はレース終了後の再車検で違反が
指摘されたため、失格となりました。このため、暫定表彰直後に取材した上記コメ
ントは、暫定順位に基づいた発言になっています。


☆ポイントランキング(第1戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3  Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 18 金石勝智/脇阪寿一 20  20
2  1 E.コマス/本山 哲 15  15
3 37 鈴木利男/片山右京 12  12
4 36 関谷正徳/黒澤琢弥 10  10
5  2 鈴木亜久里/M.クルム  8   8
6  3 長谷見昌弘/田中哲也 6   6
7 38 竹内浩典/立川祐路  4   4
8 32 木下隆之/近藤真彦  3   3
9 55 松田秀士/田島栄一  2   2
10 12 星野一義/影山正美  1   1


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3  Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 織戸学/原 貴彦  20  20
2 61 中谷明彦/R.ファーマン  15  15
3 910 余郷敦/玉本秀幸  12  12
4  7 松本晴彦/山野哲也 10  10
5 26 須賀宏明/砂子智彦  8   8
6 14 古在哲雄/小宮延雄  6   6
7 70 石橋義三/バンスクート  4   4
8 25 新田守男/菊池 靖  3   3
9 15 土屋武士/井手有治  2   2
10 81 大八木信行/福山英朗 1   1


チームポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. TEAM       合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 16/18無限×童夢プロジェクト 20  20
2 1/2 NISMO        15  15
3 36/37 TOYOTA Castorl TEAM TOM'S
              12  12
4  3 ハセミ・モータースポーツ     6   6
5 38 TOYOTA TEAM CERUMO  4   4
6 32 cdma one TOYOTA TEAM CERUMO with key's
               3   3
7 55 TEAM TAISAN      2   2
8 12 TEAM IMPUL       1   1


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. TEAM       合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 RACING PROJECT BANDOH 20  20
2 61 チーム・テイボン・ラリーアート   15  15
3 910 910RACING       12  12
4  7 RE雨宮レーシング   10  10
5 26 TEAM TAISAN Jr.    8   8
6 14 アルタRACING TEAM   6   6
7 70 TEAM GAIKOKUYA    4   4
8 25 MOMOCORSE Racing with Tsuchiya
               3   3
9 15 NISMO         2   2
10 81 TEAM DAISHIN     1   1


*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです


*今回のGTインサイドレポートは以上です

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.1/3

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 1 SUZUKA GT300km                                  FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート2       99/03/21
 -------------------------------------------------------------------------

朝のフリー走行終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「朝はインターミディエイトから最後はスリックに変えたんですけど、コー
ス上にオイルが出ていてスピンしてしまいました。NSXには朝のようなコンディショ
ンはきつい。インターミディエイトタイヤも、対応できるコンディションのレンジ
が狭いので、レースは雨のほうがいいですね。クルマもまだ決まっていません。無
限や童夢と比べると、99仕様での走り込みが足りないんです。まだまだデータ不足
ですね。だからウチのクルマはほかのNSX以上にアンダーが強いと思いますよ。レー
スは想像がつきませんね。状況がどう変わっていくかでしょう。でも、ひとつでも
前でゴールしたいし、欲をいえば3位ぐらいでフィニッシュしたい。とにかくポイ
ントは獲りたいですよね」

#18 TAKATA童夢NSX
金石勝智「スリックで出ていって2周目に逆バンクでスピンしてしまいました。な
んだか簡単にブレーキがロックしてしまって。寿一が最近ボクに危ないことばっか
りさせるんです(笑)。昨日も雨がひどいときにインターミディエイトで行かされ
たしね」
脇阪寿一「この状況でスリックはNSXにとってはむりがありますね。でも、皮むき
をしておきたかったので金石さんにお願いしました。ボクがレインで先に走ったん
ですが、ピットに入ったときに思いきり『スリック、スリック』って言ったんで
す(笑)。マシンの調子は金曜日から比べると徐々に良くなって、今日は調子がい
いですよ。ただ、天候は朝みたいなハッキリしないのはイヤですね。雨が降るか晴
れるか、どっちかになってほしい。微妙なコンディションはNSXにとっては難しい
んです」

#2 ARTAゼクセルスカイライン
鈴木亜久里「タイムを出したときはインターミディエイト。燃料は90リッターぐら
い積んでたんじゃないかな? 昨日まではクルマの調子が悪かったんだけど、今日
は普通に走れるようになったよ。全然サスペンションが動いていないような感じ
だったんだけど、全部やり直してもらったんだ。タイヤの摩耗もすごく良かったし、
レースでもみんながインターミディエイトでウチもインターミディエイトだったら、
ウチはいいと思う。もちろん雨でもOKだよ。予選は9番手でしょ? まぁ、3~4
周でトップだな(笑)」
ミハエル・クルム「今朝のフリー走行ではスカイラインのなかで一番だったけど、
状況が変わりやすかったし、タイヤ(インターメディエイト)の皮むきをしただけ
だったので、タイムについて言っても意味はない。ただクルマにはなんの問題もな
いし、調子はいいよ。いいレースをしたい。目標? 表彰台に登ることだ」

#88 JLOCディアブロGT-1
和田久「インターミディエイトのタイヤが柔らかいんで、たまたま出たタイムです。
路面は、最後のほうはもうスリックでいける状況になってました。決勝はとりあえ
ずスリックを想定してます。あとは状況を見て、浅ミゾにするか深ミゾにするか、
タイヤを選択していこうと考えています。セッティングはドライ用のままです。あ
まり雨がひどくならないといいんですけど…。燃費は昨日の雨のなかでもあまり伸
びてないんですよ。なんとか1回ピットでいけるとは思うんですが…。とにかくレー
ス展開がどうなるかわからないですよね。開幕戦だからなにかありそうですし、ペー
スカーが入るようなことになるかもしれないでしょう。だから最後まで走りきって、
結果的に上位にいられればいいですね。今回はまったくトラブルもないし、クルマ
の調子はいいんです」

*81ダイシン シルビア
福山英朗「予選と同じようなコンディションで、路温と路面にあったタイヤを持っ
てたということで、たまたま出たタイムですよ。決勝は安定した天候を望んでるし、
お客さんにもドライのほうがいいよね。目標としては、新車だし去年もここを落と
しているんで、5位以内で確実にフィニッシュできれば。ヘビーレインだと結構大
変ですね。路温が低いのが問題だね」

*61 テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「クルマはすごくよくなった。(路温が想定より)10度低いから、温度レ
ンジから外したということだね。タイヤの温度はシビアに管理しているんで。決勝
も温度がどうなるか運だけだし、気温が上がるのを祈るしかないね。パートナーは
実績がある選手なんで、彼でだめなら誰を乗せてもだめでしょう」
ラルフ・ファーマン「いまは慣らしで2周ぐらいゆっくり走って、あとは中谷さん
がアタックしていた。こういう(ハコ)タイプのクルマは初めてだし、前輪駆動も
初めてだからね。タイヤも2周ぐらい温めないとグリップしてくれない。昨日も
ちょっとリアタイヤに問題があった。温まらないんだ。今日のほうがいいみたい
だね」

*910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「天候が味方してくれたね。昨日の1回目の走りはじめと今日のコンディ
ションは、乾きつつあるけど濡れてるところもある感じのチョイ濡れ。(ポルシェ
は)ウエットでもほかのクルマよりドライブしやすいからね。後半はちょっとコー
ス上にオイルが出てた。ほぼ1周ぐらいに渡ってた。決勝は天気が流動的ですが、
雨が降ったらむりしなくても速いでしょう。プッシュしないで黙って走れば、いい
ところにいけるんじゃないかな。シーズン後半には国産勢が煮詰まってきてつらい
だろうから、頑張ります」


☆タイヤメーカーに聞く
ブリヂストン
「ドライ用はソフトとハードと2種類を用意しました。選んだのは、この気温では
全車ソフトですね。ウェット用もソフトとハードの2種類。使っているのはやはり
全車ソフトです。パターンはインターミディエイトとレインの2種類です。インター
ミディのほうはミゾの深さは1種類ですが、レインは浅ミゾと深ミゾがあります。
選択は状況次第ですね。ほんとうはドライでやりたかったですね。データ収集とい
う意味でもね」

ヨコハマ
「今年からGT300は台数が増えたんで、(ドライ用は)全車同じスペックを履いて
もらうようにしてます。2種類用意するとトラックに積みきらないんです。ただ、
FFのセリカ(*19ウェッズスポーツセリカ)だけはソフトだと保たないんでハードに
してます。それ以外はソフトめのものです。ウェット用も1種類です。昨年秋から
使っているものを今年用にリファインしています。パターンは今年からレギュレー
ションで制限されているんで、2種類です。インターミディエイトというのはない
んです。ダイシン(*81ダイシンシルビア)はマッチングが良かったみたいですね。
MR2(*25モモコルセ・アペックスMR2)とインプレッサ(*77クスコスバルインプレッ
サ)は今イチ。セリカはどうも良くないようで…。GT500はコンパウンドでいうとド
ライ用3種類、ウェット用3種類です。ウェット用はそれぞれパターンが2種類あ
りますから、3×2種類ということになります。ちょい濡れのときはいいんですけ
ど、土砂降りだとどうも…。今回、気温は20度以上のつもりだったんで、15度近く
低いんです。タイヤが温まらないんですよ。GT300のほうは面圧が高いのか(想定
温度の)40度くらいまでいくんですが、GT500は、昨日の午後のような土砂降りだ
と20度か30度までしかいかない。決勝は土砂降りにならないことを祈るのみですね」

トーヨー
「GT500に参戦したのは、チーム(#88 JLOCディアブロGT-1)のほうからオファーを
いただいて、JTCCも終わったし、活動の場を広げるという意味でもやろう、と。ダ
ンロップさんの件もありますし、供給するのもひとつの努めだろうということで。
今回、ドライ用は(GT500/GT300とも)ソフトとハードの2種類を用意しました。
選んだのはディアブロとBMW(*21 BP-トランピオ-BMW)がソフト、FTO(*61テイボ
ン・トランピオ・FTO)がハードです。ウェット用はパターンとしては浅ミゾとイ
ンターミディエイトの2種類ですね。コンパウンドはやはりソフトとハードがあり
ます。ディアブロとBMWがソフト、FTOは状況によってハード、ソフトを使い分ける
ことになります。場合によってはフロントがハード、リアがソフトということもあ
りえます。ディアブロ用の深ミゾは1セットしかないので、状況によって必要になっ
たら金曜日に1回使ったものを再使用するということになります。パワーに対して
クルマが軽いので、雨がひどいとハイドロ(プレーニング)が出やすいんです。だ
から、あまり雨はひどくなってほしくないですね」

ミシュラン
「日本のGTCには初参戦になりますが、FIA-GT選手権などはやってますから、GTそ
のものは初めてではないんです。それに、昨年からGTC参戦ということも視野に入
れながら開発はやっていました。今シーズンは同じ車種のなかで一番になるという
のが最低限の目標ですね。さらにトムスが全体のなかで上位にいける役に立ちたい
と思ってます。他のチームへの供給は、ユーザーからの要望があれば考えます。
GT300のほうもタイヤとしては用意できます。今回用意したタイヤはドライ用は2
種類です。ハードとソフトですが、これは気温が20度くらいまでの温度域での話で
す。夏になれば、ここでハードと呼んでいるものがミディアムなりソフトなりにな
るということもありえます。ウェット用もソフトとハードの2種です。ほかにもい
ろいろと持ってきてはいたんですけど。2種類のなかではソフトを選んでいます。
パターンとしては通常のレインとインターミディエイトの2種類です。レインのミ
ゾの深さは1種類だけです。昨日の午後くらいまでの降りなら深く掘り直さなくて
も大丈夫です。スタートは、このくらいの降りか、これから止めばインターミディ
エイトでいけます」


■GT-Aが『地域交流宣言』活動として大阪府知事と懇談
 すでにリリースでも公表されているとおり、3月16日にGTアソシエイション(GT-A)
の高橋国光会長と加治次郎事務局長が、ドライバーの星野一義氏(TEAM IMPUL)、
鈴木亜久里氏(NISMO)らとともに大阪府の横山ノック知事への表敬訪問を行った。
 この訪問はGT-Aが今季掲げた『GT-A地域交流宣言』の一環として行われたもの。
大阪府とGT-Aが、ともにモータースポーツや自動車社会と地域社会の交流と自治体
の振興活動を結びつける可能性を語るためのものであり、今年の大阪府のイベント
参加や将来の公道レース開催の可能性も語られたという。横山知事は、国内A級ラ
イセンスを所持して鈴鹿サーキットの走行経験もあり、モータースポーツへの理解
度も非常に高いという。
 この懇談に参加した加治事務局長にこの懇談の内容を、星野一義氏に横山知事の
感想を聞いた。

-今回の大阪府知事訪問が実現した経緯を教えてください。
加治事務局長(以下略)「もちろん、今年発表した『GT-A地域交流宣言』に基づい
た活動です。私どもとしては、開幕戦の鈴鹿に合わせて、まず関西の自治体を中心
に働きかけを行いました。サーキットなどで行ったこれまでのアンケートによると、
鈴鹿をはじめ関西のサーキットはハコのレースへの関心がいまひとつなので、それ
に対するアクションでもあります。そのなかで、大阪府が地域交流という我々の提
言に関心を示してくれましたので、今回の知事への訪問が実現したわけです」

-どのような内容を知事と話し合われたのですか。
「横山知事には、我々の『GT-A地域交流宣言』についてご説明し、ご理解をいただ
きました。そのうえで、GT-Aの持つ資産を地元社会にいかに還元し、交流していけ
るかを大阪府としてどのような形で実現できるかを話し合いました」

-何か具体的な活動案が出たのでしょうか。
「まずは、今年の9月に大阪で行われる交通安全のイベントにGT-Aとしてご協力が
できそうだということで、現在話を進めています。このほかにも関西空港に隣接す
る『りんくうタウン』で何かイベント、マシンの展示や写真展、テスト走行などが
展開できないかと検討しようと言われています」

-その「りんくうタウン」での公道レース開催という話があったそうですが。
「りんくうタウンで公道レースをやるという話が先にあったわけではないのです。
この公共の場所で、大阪府とGT-Aでなにができるかをいろいろ考えているわけです。
そのなかの可能性として公道レースもありうるということなんです」

-では、実現は未知数なのでしょうか。
「GT-Aとしては、これまでも実現が難しいと言われたことをひとつひとつ段階を重
ねて実現しました。公道レースに関しても同様で、ただの花火というかプランニン
グで終わらせるつもりはありません。ただ、公道レース実現に関しては、ご存じの
通り課題も多くあります。ただコースプランを作り上げて我々だけが盛り上がって
は、これまで机上の案で終わったものと同じになってしまいます。そこで、GT-Aと
しては自治体側でも開催してどうメリットがあるか、その後に何が残るかまで、自
治体と一緒に考えていきたいと考えています。そして、当然このプランにしても実
現を前提に考えているわけです。ですから、条件が整えば来年にできるかもしれま
せんし、まだまだ長い時間がかかるかもしれない。とにかく、これをひとつのケー
ススタディとしてじっくり考えていきたいと思います」

ドライバー代表:星野一義氏(TEAM IMPUL)
「(GT-Aとのイベント展開に対して)ノックさん(横山知事)はすごい乗り気なん
だよ。ノックさんの考え方が進んでるんだ。『星野さんの走りにあこがれて、アル
ファロメオの車高下げて鈴鹿まで走りにいったんです』なんて、そういう年代の人
が政治家になるようになってきたんだね」


*その3に続く

                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.1/2

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 1 SUZUKA GT300km                                  FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート1       99/03/21
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'99AUTOBACS CUP GTC第1戦鈴鹿 SUZUKA GT300km(3/20,21)

◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します


☆予選一回目終了後のコメント
#1 ペンズオイル・ニスモGTR
エリック・コマス「2番手だけど充分満足している。コンディションが難しくてイ
ンターミディエイトで走るタイミングがちょっと問題だった。それがうまくいって
いれば、あと1秒くらいは短縮することはできたはずだ。ただ、ポールを取れたか
どうかはわからないけど。セッションもあと一回残っているしね」

*81ダイシン シルビア
福山英朗「暫定の(クラス)ポールじゃなんにもいえないんだけど、今日はいい
チャンスにいけたね。路面コンディションがいいタイミングだった。クルマはトラ
クションがいい。ドリフトキングは(このクルマを)買うべきだね(笑)。あれ、
午後の予選はキャンセルじゃないの? 決勝は、『ポイントを確実にとる』という
のが今年のスローガンだから。今年はなんでもスローガンにしちゃうからね(笑)」

*77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「GT300クラスのセッションになって路面が回復してきた。昨日とはセッ
トを変えて、セミウエットでは初めての走行だった。安定して走れたけど、ラスト
1周のアタック中のヘアピンで目の前のクルマがスピンしてしまって、アタックで
きず残念でしたね。どうせ重りを積まれるならトップのほうがよかったね。でなけ
れば4番手とか…。マシンのポテンシャルも上がってきてるんで、あとは決勝でミ
スせず、トラブルなく淡々といくことですね」

*910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「アタックは余郷くんで、まだ決めてないけど決勝スタートもたぶん彼で
しょう。クルマの状態もウエットバランスがいい。昨日そのままの状態で走ってい
てこのポジションですから。このままの天気で決勝までいけば…。個人的には去年
乗っていた*77(クスコスバルインプレッサ)も上位なのでうれしいです。ポルシェ
は雨が多少上がっても降っていても安定したクルマなんです。その強みを生かした
いですね」

*25 モモコルセ・アペックスMR2
新田守男「レインで走っていて、スリックに替えて出ていって3周目ぐらいの130R
でいっちゃった…。路面は濡れていて、ちょうど雨が強くなってきたところだった」

#36 カストロール・トムス・スープラ
関谷正徳「予選は3番手までウェイト積まれるの? じゃあ、今のまま(4番手)
でいいや。ベストラップを出したときは、実はABSが壊れてたんだけど、基本的に
はクルマの調子もいいよ。タイムを出したときは、インターミディエイトを履いて
いったんだけど、あれはタイミングじゃないよ。読みだよ、読み。読みが良かった
んだよ」


☆予選2回目終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「午前中はレインタイヤで1回ある程度のタイムを出したあと、インターミデ
ィエイトに替えようと1回ピットに入っちゃったんです。結局インターでは走れなか
ったんで、そのままレインで続けてれば良かったんだけど、ちょっとチグハグになっ
ちゃいましたね。でも、あの状況では(雨がどうなるかは)誰もわからないですから
ね。午後は雨のセッティングに専念してました。明日も雨みたいですから。ホントは
ドライでやりたかったんですけどね。クルマは、99年型になっても基本的に変わって
ないんですが、なんだかレインが悪くなっちゃったような気がするなあ」

#37 カストロール・トムス・スープラ
片山右京「最初スープラに乗ったときは、なんて遅いクルマなんだろうって思った
んですよ。乗りはじめて2~3周で関谷さんや利男さんと並ぶくらいのタイムが出
せたんで、なんだみんなマジメに走ってないんだな、マジメに走ればすぐそれ以上
のタイムを出せるなって思ったんです。でも、それ以上いこうとすると『曲がらな
い、止まらない』で、なっかなか難しいんですよね。午後は『明日も雨だったら』
ということで、コース上の川になってる場所をチェックするために出ていったんで
すが、信じられないくらい低いスピードで滑っちゃうし…。でも、F1とかTS020と
かとは違った意味で、おもしろいことはおもしろいですね。トムスはプロフェッ
ショナルなチームですし。ボクはル・マンの予備予選のために次の富士に出られな
いんで、その間は利男さんに頑張ってもらって、また菅生で新車になったときに
戻ってきます」

*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
松本晴彦「昨日の状態では良かったんですが、今日はアンダーが強い感じ。タイヤ
も1セットしか使えなくて、サイズ違いはテストできませんでした。クルマの状態
はいいんで、できれば入賞したいです。ポイントを獲っておきたいですね。ボクは
95年から5年目で初めてAドライバーになったんです。クルマのセットアップをし
なくちゃいけないですし、クルマをいい状態に持っていかないといけないんで、プ
レッシャーもありますが、テストからいい感じなので自信も出てきました。明日の
スタートは自分でいく予定です」
山野哲也「午後は走ってないんだけど、クルマの調子はいいみたい。きょうは1周
しか走ってないんだけど、(明日は)なんとか表彰台に乗りたい」

*99 大黒屋ぽるしぇ
安田崇チーフエンジニア「午前中4番手のタイムなんですが、日置さんのタイムが
110%に入っていないんです。ですから午後は日置さんだけ走らせたんですが、時
間が足りなくて基準タイムをクリアしていないようなんです。雨のなかでもクルマ
は余裕がありましたし、吉富もまだまだ攻められる状態でした」

#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「予選は悪くないと思う。コンディションが変わりやすかったし、
ちょっとギャンブル的なところがあったからね。チームはリスクをおかさないよう
にしたんだ。トップの2台はインターミディエイトだったけど、ボクらはレインで
走った。最後の2周はタイヤの温度が上がってしまってスローダウンしなければな
らなかった。午後は山西もボクも走っていない。あまりにもリスクが大きかった
し、タイムがつまる可能性もなかったしね。開幕戦で予選3位は悪くない。みんな
満足していると思うよ」

*61 テイボン・トランピオ・FTO
ラルフ・ファーマン「今朝はボクは走っていない。午後は4周走った。スピンして
しまった。でもボクだけじゃないよ、スピンしたのは。みんなスピンしていたよ。
たぶん温度が低かったからだろうけどね。すごく難しかった。グラベルに入っただ
けだったのでクルマにダメージはない。グラベルを取り除くだけで大丈夫」

#12カルソニックスカイライン
影山正美「冷や汗モンだよ。でも結構楽しんでたけど(笑)。29秒、28秒ときて、
29秒台に1回落ちたでしょ? あのときは違うラインを通って失敗したのと、ちょっ
と引っかかってもいるんだよね。マイナス・コンマ9秒って出てて、どこを削ろう
かなって考えてた。結局全部ちょっとずつ削っていったって感じですね。それにし
てもマッチャンコーナーや1コーナーでも『おおおーッ』て感じだったよ。2回目
の予選が始まる前はいくだけいくしかないと思ってた。前回のテストのときに壊し
てるから壊さないようにアタックしようとは思ってたけど、コンディションも悪く
なっていたし、通らなきゃごめんなさいだよね。だけど、午前中星野さんがアタッ
クしようとしたらクルマがトラブっていて、それでも10番手のタイムを出してくれ
ていたから、基準タイムをクリアできないっていうのだけは避けたかった。2分27
秒3が出たときは無線で『通ったよ』って言われたんだけど、『まちがいない?』
って確かめて。それでまちがいないってわかったときにはホッとしたね」
星野一義「2回目の予選は、27秒出ないとダメ(基準タイムをクリアできない)な
のに、コンディションが悪くなってね。でも正美が頑張ってくれて、ポジションを
維持してくれて、ほんとうに良かった。モニターで見てて、張りつくんじゃないか
と思ってたよ。オレだったらあんなに踏まない(笑)。タイムが出たときはホッと
したよ。今日の走りは100点満点だね。でも前回のテストでマイナス100点だったか
ら、これでゼロに戻ったところ(笑)。朝の予選、最初の20分は、トラブルで走れ
なかったでしょう。だから混走になる最後の20分に行くしかないと思って。最後の
ほうが雨が多かったけど、いくしかないよね。あのときはレインタイヤじゃタイム
出ないからインターミディエイトを履いていった。結構シビレたよね。明日の本番
は結構いいと思う。コレなら表彰台も見えてるし、ねらっていくよ」

#16 Castrol無限NSX
道上龍「昨日調子が良かったので今日はイケると思っていたんですけど、コンディ
ション的に小降りになったりまた降ってきたりで、タイヤチョイスに失敗しました
ね。レインからタイヤを交換するときに、ピットインするタイミングも遅かったし、
チームの作戦でスリックタイヤを選んだので、出ていってからも全然タイヤが温ま
らなくてグリップもしなかった。それで、混走のときに浅溝でいくしかないと思っ
て出ていったんですけど、クラッチの切れが悪くて。それでシケインでもスピンし
てしまったんです。なんとか出ようと思って必死だったんですけど、ニュートラル
が見つからなくて、なかなか戻れませんでした。とにかく中子さんに基準タイムを
出してもらわなくちゃいけなかったんで、必死でしたよ。なんとか戻れて、中子さ
んにもタイムを出してもらえたので良かったですけどね。結果は6番手ですけど、
明日も雨だろうしレースは混乱すると思うので、完走・入賞を目指します。それに
しても悔しいですね。開幕戦はどうしてもポールポジションを獲りたいと思ってた
んですよ」

#18 TAKATA童夢NSX(ポールポジション)
脇阪寿一「ものすごくうれしいです。童夢さんからは『勝て』、『ポールを獲れ』
と言われてきたわけで、その分今年はいろいろわがまま聞いていただいたので、み
んなが(ウェイトハンディがない)イコールコンディションであるこの1戦目で
ポールを獲って、林みのるさん(童夢代表)にプレゼントしたかったんです。それ
で冬のテストから頑張ってきたんです。ただ昨日は雨で今ひとつ調子よくなくて、
でも今日は晴れという予報だったんでセットをそのままにしてたらこの天気でしょ。
それで金石さんと相談して決めたセッティングとタイヤのチョイスが当たったんで
す。予選中は、こういう天気だからいつ逆転されるか最後まで不安でした。でも、
それだけに満足してます」
金石勝智「午前中の20分で勝負がついた。ドライバーも含めチームの作戦が当たっ
たということです。ボクはGT300との混走時間に走ることになっていたんですが、
ちょうど路面も乾きだしてきて、これで逆転されたらシャレにならんと思って最初
から目一杯いきました。ある程度タイムを出して、もう少しプッシュしようかと
思ったらピットから無線で『もうそれで結構です』って言われて止めました(笑)」

*81 ダイシン シルビア(GT300クラス予選トップ)
福山英朗「非常にタイミングが良かったですね。ですから、ボクだけじゃない力が
働いたような気がします。とくにウチのメカニックは、テスト、シェイクダウンと
徹夜どころか十徹くらい徹夜徹夜の連続でクルマを間に合わせてくれましたから、
それにちょっとは報いることができたので、それが非常にうれしいなと思います。
ただ、このポールはラッキーというかワンチャンスをものにしたにすぎないという
気もします。これからもっと熟成して、ドライで目一杯の勝負になってもポールが
獲れるよう精進したいと思います」
大八木信行「チームとして初のポールを獲れて非常に喜んでいます。クルマが新型
のS15シルビアになって、タイヤもアドバンに替わって、新しいパッケージで、こ
れからいい展開になるなって感じています」


*その2に続く

                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

Formula Nippon

FN:第2回公式走行会時間変更他

   '99フォーミュラ・ニッポン第2回公式走行会の時間変更他

 3月25~26日ツインリンクもてぎで開催される公式走行会だが、下記のとお
り1日目の午後の走行時間が延長された。

日  時:3月25日(木) 10:00~12:00/13:30~16:30(1時間延長)
        3月26日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

 また、参加を予定していたMIRAI(No.32 鈴木利男/近藤真彦)は不参加。T.B.N
となっていたTMSの18号車は下記のドライバーがドライブする。

  25日AM/PM 26日AM  DOMINIK SCHWAGER(ドミニク・シュワガー)
                    1976.9.18 ドイツ・ミュンヘン生まれ
                    1998 国際F3000選手権参戦(Team Oreca)
                         第3戦バルセロナ 4位入賞
  26日PM            黒澤琢弥


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

JGTC_Rd.1:鈴鹿 無限×童夢Pリリース

                                                        1999年 3月22日
                                                無限×童夢プロジェクト

 '99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP ROUND 1 "SUZUKA GT 300km"

                       TAKATA 童夢 NSX
            ポール・トゥ・フィニッシュで開幕戦を飾る!

○開催日   :1999年 3月20(土)~21(日)
○開催地   :三重県 鈴鹿サーキット(コース全長:5.86403km)
○決勝レース :51周(約299.066km)
○天 候   :予選日/雨      決勝日/雨
○コースコンディション :予選日/ウェット   決勝日/ウェット
○気温    :予選日/3.5℃(15時)  決勝日/6.6℃(15時)
○観客数   :39,000人(決勝日/主催者発表)

 1999年国内ビッグレースのトップを切って「SUZUKA GT 300km」が、
3月20~21日、三重県鈴鹿サーキットにおいて開催された。
 3月4~5日の公開テストでも好タイムをマークしたNSX勢は、ビッグレ
ースの開幕を待ちわびるファンの待つ鈴鹿サーキットに3チーム4台が勢揃い
した。
 20日(土)の公式予選では、小雨が煙る中TAKATA 童夢 NSXがスーパーラップ
をマークし、ポールポジションを獲得。他のNSX勢もMobil 1 NSXが3番手、
RAYBRIG NSXが5番手、Castrol 無限 NSXが6番手と、それぞれ好位置につけ、
翌日の決勝レースを待つこととなった。
 21日(日)の決勝レースは、TAKATA 童夢 NSXがポール・トゥ・フィニッシュ
で初優勝、昨年の雪辱を見事に果たした。他のNSX勢は残念な結果であったが、
ファーステストラップを記録するなど、それぞれに見せ場を造り、悪天候の中
観戦に訪れていただいた39,000人のお客様には、波瀾万丈の劇的なレース
展開であった。

●SUZUKA GT 300km 出場チームと戦績
No.マシン名             エントラント名      ドライバー     予選/決勝
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16 Castrol 無限 NSX 無限×童夢プロジェクト  中子 修       6位/17位
                                             道上 龍
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18 TAKATA 童夢 NSX  無限×童夢プロジェクト  金石勝智       PP/優勝
                                          脇阪寿一
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64 Mobil 1 NSX     Mobil1 Nakajima Racing  トム・コロネル 3位/12位
                                             山西康司
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100 RAYBRIG NSX      チーム国光              高橋国光       5位/R
                     with MOONCRAFT          飯田 章
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 昨シーズン、全レースのポールポジションを獲得し、後半戦4連勝(GTオール
スターを入れ5連勝)を飾り韋駄天ぶりを発揮したN-GT仕様ホンダNSXは、本年、
チーム体制を一部変更し3チーム4台の新体制で、1999年国内ビッグレースの緒
戦、「SUZUAKA GT 300km」に勢揃いした。
 金曜日のフリー走行では、午前中降りしきる雨の中NSX勢は各車2~4周程度の
確認走行にとどめタイム的にも見るべきものはなかったが、幾分雨足の弱まっ
た午後の走行ではCastrol 無限 NSXの道上選手がトップタイムをマーク。この
タイムがフリー走行のトップタイムとなり、変わらぬ韋駄天ぶりを発揮し、冷
たい雨の中で観戦する熱心なファンの期待に応えていた。

○公式予選第1回[3月20日(土) 10:50~11:50 出走:35台]
 いよいよ、大勢のファンの待ちわびた1999年全日本GT選手権第1戦の公式予選
が開始される。雨は降り続き、コースコンディションはウェット、気温は昨日
よりさらに下がりピット計測で7℃、気象台発表で3.5℃と、この時期とは思え
ない寒さの中、各チームともスタートしていった。
 予選開始とともにGT500クラスの各チームともコースイン、水煙の中一斉にタ
イムアタックが開始された。
 NSX勢では、TAKATA 童夢 NSXの脇坂寿一選手がインターミディエイト・タイ
ヤを装着してコースイン。スタート早々のスピンにもめげずに懸命のタイムア
タック。雨足が弱まり幾分コースコンディションが回復した15分過ぎ前後に、
2分13秒565、2分13秒037、2分13秒321と13秒台のタイムを連続してマーク。2番
手を1秒661引き離して最初の20分を終了した。
 Mobil 1 NSXのトム・コロネル選手はレインタイヤを装着。果敢にタイムア
タックを行い、終始2番手をキープしていたが、17分頃ペンズオイル・ニスモGTR
にかわされ3番手で最初の20分を終了した。
 RAYBRIG NSXは飯田章選手のドライブでスタート。途中ピットインしマシンの
動きがピーキー過ぎると、インターミディエイトからレインタイヤに交換し再
スタートしていった。ところがこの頃からコースコンディションが回復しだし
ため、タイヤ交換が裏目となりポールポジション争いに加わることができずに、
5番手で最初の20分を終了した。
 Castrol 無限 NSXは、昨日のフリー走行に引き続きトップタイムを狙い、道
上龍選手のドライブでレインタイヤを装着してスタート。コンディションの回
復を見て飯田選手に続きピットインし、スリックタイヤを装着してコースに復
帰したが、スリックタイヤがマッチするほどには天候が回復せず、6番手で20分
を終了した。
 GT300クラスとの混走となる最後の20分でも、TAKATA 童夢 NSXは快調さを維
持し、金石勝智選手が2分14秒107をマーク。二人のドライバーのどちらのタイ
ムでも暫定ポールポジションを獲得するという俊足ぶりを発揮した。
 Mobil 1 NSXは、最初の20分を走行していない山西康司選手がハンドルを握り
スタート。2分19秒449を記録し予選基準タイムをクリアすると、おりから強ま
りだした雨足もありそれ以上にタイムアップはできず終了した。
 RAYBRIG NSXは、飯田選手が再度アタックにスタートしたが、最初の20分ほど
にはコースコンディションが良くなく、ヘアピン・コーナーでスピンを喫し、
高橋国光監督兼選手と交代。予選基準タイムをクリアして予選第1回を終了し
た。
 Castrol 無限 NSXも道上選手がアタックに出走したが、シケインでスピン。
タイムアップはならず、中子修選手と交代。中子選手は3ラップし基準タイム
をクリアさせ走行を終了した。
 この結果、暫定ポールポジションは、TAKATA 童夢 NSX、3番手にMobil 1 
NSX、5番手にRAYBRIG NSX、6番手にCastrol 無限 NSXがつけることとなった。

○公式予選第2回[3月20日(土) 14:50~15:50 出走:29台]
 インターバルの間に雨は激しくなり、GT500クラスの20分が始まっても
NSX勢に動きは見られず、全車ピットで待機したまま最初の20分が終了した。
混走となった最後の20分では、明日の決勝レースが雨だった場合に備え、決
勝用ウェットセッティングの確認のためコースインはしたが、タイムアップは
望める状況ではなく、上位陣は公式予選第1回のタイムで決勝グリッドが決定
した。この決勝グリッドは、「2名のドライバーともが基準タイムをクリアし
なければならない」というレギュレーションに抵触するチームがあり、上位に
GT500クラス、次にGT300クラスが並びその後ろに救済処置を受けたGT500クラス、
そしてGT300クラスが並ぶという変則的なものとなった。
 ポールポジションを獲得したTAKATA 童夢 NSXの脇坂選手は、「インターミ
ディエイトでスタートした最初は、リアがピーキーで乗りづらく怖い思いもし
てピットインしようかと思いましたが、恵二さん(松本前監督)がいたら怒られ
ると思い、20分間を攻めて走りました。チームにはずいぶんわがままも聞いて
もらったし、イコールコンディション(ウェイトハンディがない)のこのレース
で、まずポールをとれたことが素直に嬉しく思います。朝起きたら雨が降って
いたので、金石さんと相談してセッティングを決めたように、チームとのコミュ
ニケーションによるポールポジションだと思っています。決勝はまだどちらか
らいくか決めてませんが、ドライでもウェットでもいけると思います。」と語
った。
 僚友の金石選手は、「チームの作戦が的中してのポールだと思います。僕自
身は混走の20分に乗ることになっていたのですが、脇坂が頑張ったのに逆転さ
れたらシャレにならんと思って、必死でプッシュしていたんです。そしたらピ
ットから無線で戻れといわれて、もう少しプッシュしたいといったら『誰もそ
んなタイム(2分14秒台)で走ってないからもういい』といわれてやめたんです。」
と語った。

○決勝レース[14時15分スタート 51周 出走:34台]
 昨日からの雨は一時は上がったものの、コースコンディションはウェットで
朝のフリー走行が開始された。NSXの各チームはウェット・セッティングの確認
のため積極的に走り込み、RAYBRIG NSXとTAKATA 童夢NSXが1-2位、Mobil 1
 NSXが4番手、Castrol 無限 NSXが6番手と、午後の決勝レースを戦うに充分
なタイムと順位でフリー走行を終了した。
 午後14時17分、フォーメーションラップがスタート、SUZUKAのフルコー
スを1周してペースカーがピットロードへ退避、悪天候の中観戦に訪れた熱心
なファンが待ちわびる1999年全日本GT選手権のスタートの幕が切って落と
された。
 ポールポジションのTAKATA 童夢NSXを先頭に、上位陣はきれいにスタート。
第1コーナーへと向かっていった。
 トップを快走するTAKATA 童夢NSXは脇坂選手が第1ドライバーを担当し、2
番手以下を引き離しにかかる。3周終了時に4.213秒、6周終了時に4.947秒と、
快調に差を開いたいったが、8周目、スピンし3番手に後退してしまう。ここ
から追い上げを開始した脇坂選手は、13周目2番手に復帰、さらにトップを
行くペンズオイル・ニスモGTRを追っていった。17周目、その差3.156秒にま
で追い上げたが、18周目再びスピン、7.927秒に開いてしまう。重なるスピン
にも負けずに追い上げをはかる脇坂選手は、22周目その差1.943秒、23周目
にヘアピン・コーナーでアウト側に膨らんだコマス選手の隙をつきトップに浮
上。さらにチャージをかけ、約3秒引き離した26周目、ルーチンのピットイ
ンを行った。タイヤ交換、ガス補給、ドライバーは金石選手がハンドルを握り
コースインに復帰していった。ピットタイムは36.7秒であった。
 このピットインの間に先行したペンズオイル・ニスモGTRも27周目ピットイ
ン、金石選手の前でコースに戻ったが、タイヤも幾分暖まり勢いに勝る金石選
手はあっさりとパス。29周目、カストロール・トムス・スープラのピットイ
ンの隙をつき、トップに浮上。
 トップに立った金石選手は快調にとばし、2番手以下を引き離す。30周目
に10.269秒、35周目には23.175秒、40周目には30.601秒と差を広げ独走態
勢に持ち込んでいった。その後も金石選手は危なげなく走り、51周目、2番
手に39.792秒の差を付けトップでチェッカーフラッグを受け、昨年の雪辱を果
たし念願の初優勝を飾った。

 予選3位からスタートしたMobil 1 NSXは、山西康司選手がドライブ。予選
順位通りの3番手で1周目を終了したが、2周目2車にパスされ5番手に下が
り、3周目にシケインでスピンしてしまった。グラベルにストップしたMobil 1
 NSXは、オフィシャルに押してもらいコースに復帰したが大きく順位を落とし
てしまった。山西選手は22周を走行してピットイン。替わったコロネル選手
はコンスタントに追い上げるが、結局12番手でチェッカーフラッグを受けた。

 予選5位からスタートしたRAYBRIG NSXは、高橋国光監督兼選手がドライブ。
4周目にデグナーカーブでスピンしたものの直ちに復帰、順位は変わらない。
しかし、6周目第2コーナーで大きくスピンし、グラベルベッドに捕まってし
まった。オフィシャルの助けを借りコースに復帰したが、その後西コースピッ
トにマシンを止めリタイヤしてしまう。

 予選6番手からスタートの道上選手がハンドルを握るCastrol 無限 NSXは、
スタートで順位を一つ上げ5番手でグランドスタンド前に戻ってきた。さらに
2周目には4番手と順位を上げていったが、7周目にスプーンコーナーでコー
スアウト。大きく順位を落としてしまった。コースに復帰した道上選手は、遅
れを取り戻すべく猛チャージを開始。2分18秒台でラップを重ね、19周目、
20周目とファーステストラップを更新していく。さらに24周目このレース
でただ一人2分18秒を切る2分17秒903でファーステストラップを更新し
た。その後も追い上げの手を緩めず、33周目3番手でピットイン、中子選手
に交代する。タイヤ交換を行わずガス補給のみでコースに復帰した中子選手は、
6番手を走行。ポジションをキープするが、45周目に2コーナーで痛恨のス
ピン。タイヤバリアまで飛び出し、ピットには戻ったもののリタイヤしてしま
った。

 この結果、優勝はTAKATA 童夢 NSXで、幻の優勝に終わった'98年最終戦の雪
辱を見事に果たすこととなった。

○永長真(無限×童夢プロジェクト プロジェクトリーダー)のコメント
「まず、あいにくの天候の中を鈴鹿サーキットまで足を運んでいただいたファ
ンの皆様にお礼を申し上げます。'99シーズン開幕のレースを、できれば良いコ
ンディションの下で楽しんでいただきたかったのですが……… これに懲りず
に次回もぜひサーキットでの応援をお願いいたします。
次に(株)童夢の皆様に『本当にご苦労さまでした。おめでとうございます』と
申し上げます。二人のドライバーも本当に良くやってくれました。待望のGT
初優勝を手に入れたので、これからは次にステップに向かって進んでいただき
たいと思います。
我々無限×童夢プロジェクトは、昨シーズンの終了時点から直ぐに今シーズン
に向けての開発を進めてきたわけですが、それが今回の結果に反映されたのだ
と思います。ただ現状に満足するのではなく、また明日からNSX-GTの熟成に向
けて頑張りますので、今後とも変わらぬご支援、ご声援のほど、よろしくお願
いいたします。ありがとうございました。」

○脇坂寿一選手(TAKATA 童夢NSX)のコメント
「イコールコンディションのこのレースで優勝できて本当に嬉しい。スピンし
て遅れましたが、何とかトップで金石さんに渡せてホッとしました。トップに
戻ったときはコマス選手がはらんでくれたので、楽に前に出られましたが、も
っと安定して走ることが今後の課題ですね。次の富士ではウェイトハンディが
70kgになるのでブレーキがきつくなると思いますが、頑張って上位入賞した
いですね。」

○金石勝智選手(TAKATA 童夢NSX)のコメント
「変わった1周目は、こんなにヘタクソだったかと思うほど、グリップがなく
てスピードが上げられませんでした。でも、本山君に追いついたらやはり振ら
れて苦労しているので、みんなこんなものなんだとホッとしましたし、あっさ
り前に出られました。昨年あんなことがあったので、優勝できて本当に嬉しい。
次の富士は重くなりますが問題はないと思います。昨年のチャンピオンチーム
の作戦を見習って、走りますよ。」

資料提供:無限×童夢プロジェクト

                            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

GT:SUZUKA GT決勝結果

SUZUKA  GT300km                         99-03-21     
'99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第1戦            WEATHER  : Rain
GT                          決勝正式結果表         COURSE   : Wet
                                                     国際レーシングコース
P. No. Cls.    Driver1    Driver2       Type             Lap        Total
              Team/Car
-------------------------------------------------------------------------
 1  18 500  1 脇阪 寿一   金石 勝智     NSX NA2           51  2:03'21.555
              TAKATA童夢NSX
 2   1 500  2 エリック・コマス    本山  哲      SKYLINE BNR34     51  2:04'01.347
              ペンズオイル・ニスモGTR
 3  37 500  3 鈴木 利男   片山 右京     SUPRA JZA80       51  2:04'14.322
              カストロール・トムス・スープラ
 4  36 500  4 関谷 正徳   黒澤 琢弥     SUPRA JZA80       51  2:04'16.962
              カストロール・トムス・スープラ
 5   2 500  5 鈴木 亜久里 ミハエル・クルム      SKYLINE BNR34     51  2:04'17.872
              ARTAゼクセルスカイライン
 6   3 500  6 長谷見 昌弘 田中 哲也     SKYLINE BCNR33    51  2:04'55.953
              ユニシアジェックススカイライン
 7  38 500  7 竹内 浩典   立川 祐路     SUPRA JZA80       50  2:03'33.355
              FK/マッシモセルモスープラ
 8  32 500  8 木下 隆之   近藤 真彦     SUPRA JZA80       49  2:04'13.837
              cdma  Oneセルモスープラ
 9  55 500  9 松田 秀士   田嶋 栄一     VIPER GTS         49  2:04'47.113
              STPアドバンタイサンバイパー
10  12 500 10 星野 一義   影山 正美     SKYLINE BNR34     48  2:05'17.645
              カルソニックスカイライン
11  19 300  1 織戸  学    原  貴彦      CELICA ST205      47  2:04'37.710
              ウエッズスポーツセリカ
12  64 500 11 トム・コロネル     山西 康司     NSX NA2           47  2:04'39.212
              Mobil  1  NSX
13  11 500 12 和田 孝夫   木下 みつひろ SKYLINE BCNR33    47  2:04'41.575
              エンドレス アドバン GTR
14  61 300  2 中谷 明彦   ラルフ・ファーマン     FTO DE3A          47  2:05'08.993
              テイボン・トランピオ・FTO
15 910 300  3 余郷  敦    玉本 秀幸     PORSCHE 993RSR    47  2:05'16.428
              ナインテンポルシェ
16  35 500 13 P・A・ラファネル   山路 慎一     SUPRA JZA80       47  2:05'54.737
              マツモトキヨシ・トムススープラ
17  16 500 14 中子  修    道上  龍      NSX NA2           46  1:56'30.225
              Castrol無限NSX
18  88 500 15 和田  久    古谷 直広     DIABLO ZA90DE068  46  2:03'54.302
              JLOCディアブロGT-1
19   7 300  4 松本 晴彦   山野 哲也     RX7 FD3S          46  2:05'24.711
              RE雨宮マツモトキヨシRX-7
20  26 300  5 須賀 宏明   砂子 智彦     PORSCHE 911RSR    45  2:01'37.300
              アドバンタイサンポルシェ
21  14 300  6 古在 哲雄   小宮 延雄     SILVIA S14        45  2:04'13.347
              ホイールショップアルタシルビア
22  70 300  7 石橋 義三   P・V・スクート      PORSCHE 911GT2    45  2:04'47.494
              外車の外国屋アドバンポルシェ
23  25 300  8 新田 守男   菊地  靖      MR2 SW20          45  2:05'45.872
              モモコルセ・アペックスMR2
24  15 300  9 土屋 武士   井出 有治     SILVIA S15        45  2:05'54.390
              ザナヴィARTAシルビア
25  39 500 16 土屋 圭市   影山 正彦     SUPRA JZA80       44  2:03'43.980
              デンソーサードスープラGT
26  81 300 10 福山 英朗   大八木 信行   SILVIA S15        43  2:05'59.067
              ダイシン  シルビア
27  99 300 11 吉富  章    日置 恒文     PORSCHE 993RSR    41  2:03'30.922
              大黒屋ぽるしぇ
28  21 300 12 一ツ山 康    伊藤 大輔     BMW E36           40  2:05'18.263
              BP-トランピオ-BMW
29  30 500 17 山田 洋二   岡田 秀樹     McLAREN 19R GTR   37  1:40'38.598
              綜警 McLaren GTR
以上 規定周回数完走:
    72 300    石川  朗    平野  功      RX7 FD3S          20  1:24'12.460  
              オークラRX7
   100 500    高橋 国光   飯田  章      NSX NA2           12    32'48.188 
              RAYBRIG NSX
    77 300    小林 且雄   谷川 達也     IMPREZA GC4       10    27'53.726
              クスコスバルインプレッサ
     9 300    羽根 幸浩   徳田 照幸     PORSCHE 993RSR     8    23'57.564
              大黒屋プロキダイポルシェ

    71 300    城内 政樹   河野 尚裕     PORSCHE 911GT2            失   格
              シグマテック911
 
開始時刻: 14:22'04      終了時刻: 16:25'25      
Fastest Lap  No. 16  Castrol無限NSX    2'17.903   24/46   153.08Km/h
Class GT500  規定周回数 35    Class GT300  規定周回数 32
 
ペナルティ No.71 1999年全日本GT選手権統一規則第28条15.
            (反則スタート)違反により、
            47条5.及び6.に基づき、競技結果に1分加算した。
      No.71 1999年国内競技車両規則第8章N-GT規定5.3)
            吸気系統5.3.1.2)(エアリストリクター径)
            技術規定違反により失格とした。
  
                         提供:鈴鹿サーキットランド

全日本GT選手権

JGTC_Rd.1:鈴鹿GT300km決勝レポート

        '99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 1
                        SUZUKA GT 300km

      TAKATA童夢NSX(脇阪/金石)初優勝!昨年最終戦の無念を晴らす
       右京、国内シリーズ復帰戦で表彰台ゲット!

 午後1時25分、スタート進行に入る前、先日のテスト走行で亡くなった舘信
吾選手へ哀悼の意を表すためサーキットにいる観客、関係者によって1分間の
黙祷が捧げられた。
 空はどんよりと暗く雨は降り続く。気温8度という寒さ。国内レースの開幕
には相応しくない天候となったが、不確定な要素が増えたことで波瀾は必至。
最後まで目の離せないレースとなった。

 チャンピオンこそ逃したものの速さでは抜きんでるNSX。打倒NSXを目
論し新型車を送り込んだスープラとGTR勢。迎え撃つ形となるNSXは昨年
の改良型。しかし、それらの実力も雨の中で計り知ることは難しい。

 午後2時15分、ローリング開始。1周のローリングの後、ライトを点灯した
マシンが水しぶきを高々と上げてスタート。
 GT300ポールの#81シルビアがスタート直前の最終コーナーでスピン。大きく
遅れる。

2周目 S字で#12GTR(星野)が#16NSXを抜いて3位へ。他を上回るタイム。鬼
    神の走りだ。
2周終了順位  GT500(TOP10) 18-1-12-16-64-36-100-2-37-3
              GT300(TOP 5) 910-7-71-15-19
3周目  #64NSX(山西)がシケインでスピン、ストップ。
5周目 #100NSX(国光)スピンして縁石でアンダーパネル痛める。
        #55バイパー(田嶋)コースアウト。コース復帰。
        #64NSXシケインでまたスピン。
6周目 #39スープラコースアウト。オフィシャルの手借りて復帰。
7周目 #100NSX(国光)2コーナーでコースアウト。グラベルにはまる。
        #16NSX(道上)もコースアウト。NSX勢は4台中3台がアクシデント。
        #7RX7(松本)スピン。グラベルにはまる。
8周目 #18NSXもスピン。トップ脱落。NSXは自滅していく……。
        #12GTR(星野)、#1GTR(コマス)をヘアピンで抜きトップへ。

10周終了順位  GT500(TOP10) 12-1-18-36-2-37-3-35-38-32
              GT300(TOP 5) 71-910-19-81-21

13周目  #77インプレッサ、S字でクラッシュ。
        トップ#12GTRスプーンでコースアウトするも自力復帰。3位に落ちる
        が再度追い上げを敢行。
15周目  #12GTRスロー走行、ストップ、再スタートを繰り返す。ABSにトラブ
        ルを抱えたようだ。
        これでトップ争いは今のところ#1GTRと#18NSXの2台に絞られた感じだ。
17周目  #81シルビア、エンジン不調でガレージに入る。点火系か?暫くして
    復帰。
18周目  #12GTRピットイン。影山正美にチェンジ。

20周終了順位  GT500(TOP10) 1-18-36-2-37-3-35-38-32-88
              GT300(TOP 5) 71-19-910-21-26

21周目  #36スープラ、ルーティンのピットイン。
22周目  #35スープラ(ラファネル)デグナーでスピンアウト。
23周目  #1GTR(コマス)と#18NSX(脇阪)がテールtoノーズに。
24周目  ヘアピン立ち上がりで#18NSXがトップに立った。
26周目  レース折り返しとなったあたりから、各車続々とルーティンのピット
        イン。トップ#18NSXも26周終えて、#1GTRも27周終えてピットへ。
28周目  #1GTRがピットアウトした時点では#18NSXの前に出たが、タイヤも温
        まっておらず、#18が即座にトップ奪還。
        この周終えて両者の差は#18NSX--(8.9秒)--#1GTR
29周目  #37スープラピットイン、利男から右京へ。

30周終了順位  GT500(TOP10) 18-(10.2秒)-1-*16-37-36-2-3-38-32-30
              GT300(TOP 5) *71-910-26-61-19
              (*は未ピットイン)

34周目  ピットインを済ませていなかった#16NSX、#17ポルシェピットイン。
        #18NSX--(19.5秒)--#1GTR   トップ#18NSX安全圏へ逃げたか?
35周目  #18NSX--(23.1秒)--#1GTR
36周目  #18NSX--(22.5秒)--#1GTR
37周目  #18NSX--(24.8秒)--#1GTR
38周目  4位争いが白熱。#36スープラ(黒澤)vs#2GTR(クルム)

40周目  #35スープラ、コースアウト、復帰。
40周終了順位  GT500(TOP10) 18-(30.6秒)-1-37-36-2-16-3-38-32-55
              GT300(TOP 5) 71-19-910-61-26

46周目  #16NSX(中子)1コーナーでコースアウト。リアからタイヤバリアにク
    ラッシュ。ピットに戻るがリタイア。

 途中スピンで遅れる場面はあったものの、ポールスタートの#18TAKATA童夢
NSXが開幕戦を制し初優勝。昨年の最終戦トップでチェッカーを受けながらも、
再車検で苦渋をなめた悔しさを晴らすことになった。
 国内シリーズ復帰を果たした片山右京は、雨の中ブランクを感じさせない走
りを見せ表彰台を得た。
 また、序盤トップに躍り出て観客を湧かせた星野は、マシントラブルで結果
には結びつかなかった。

(周回数はトップのものです)

●レース暫定結果(トップ10+α)
 P--No.Cls----Car------------------------Drivers--------Laps
 1  18 500    TAKATA童夢NSX              脇阪/金石       51
 2   1 500    ペンズオイル・ニスモGTR    コマス/本山    
 3  37 500    カストロールトムススープラ 鈴木利男/右京  
 4  36 500    カストロールトムススープラ 関谷/黒澤琢弥  
 5   2 500    ARTAゼクセルスカイライン   亜久里/クルム  
 6   3 500    ユニシアJECSスカイライン   長谷見/田中    
 7  38 500    FK/マッシモセルモスープラ  竹内/立川      
 8  32 500    cdma Oneセルモスープラ     木下/近藤      
 9  55 500    STPアドバンタイサンバイパー松田/田嶋      
10  12 500    カルソニックスカイライン   星野/影山正美  

11  71 300  1 シグマテック911            城内/河野      
12  19 300  2 ウェッズスポーツセリカ     織戸/原        
15  61 300  3 テイボン・トランピオ・FTO  中谷/ファーマン
16 910 300  4 ナインテンポルシェ         余郷/玉本      
20   7 300  5 マツモトキヨシRX-7         松本/山野      
---------------------------------------------------------

            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

'99JF3_ドライバーズポイント( 1/10)

                                                    (第1戦まで)

  1999                    3   4   5   5   6   7   8   8  10  11
   Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3            21  18  02  23  06  04  01  29  03  14
     Championship        鈴  筑  富  美  富  鈴  菅  T  茂  鈴
      Drivers-point      鹿  波  士  祢  士  鹿  生  I  木  鹿
Po-No-Driver----------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1   7 荒  聖治            9                                         9     9
2   2 W.エブラヒム       6                                         6     6
3  55 金石 年弘           4                                         4     4
4   1 D.マニング         3                                         3     3
5   3 S.フィリップ       2                                         2     2
6   9 谷川 達也           1                                         1     1
   77 伊藤 大輔           0                                         0     0
   87 M.メディアーニ     0                                         0     0
   64 松田 次生           0                                         0     0
   16 五味 康隆           0                                         0     0
   71 内山 清士           0                                         0     0
   17 黒澤 治樹           0                                         0     0
    8 井上 智之           0                                         0     0
    6 中嶋 廣高           0                                         0     0
   18 密山 祥吾           0                                         0     0
    5 滑川  健            0                                         0     0
   15 R.ビルタネン       0                                         0     0
   33 小早川 受黎         0                                         0     0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Japanese F3

GT:SUZUKA F3決勝結果

SUZUKA  GT300km                               99-03-21
1999年全日本フォーミュラ3選手権シリーズ第1戦         WEATHER  : Rain
F3                          決勝正式結果表               COURSE   : Wet
                                                           国際レーシングコース
Pos. No. Driver     Type            Lap     Total      Delay           Team/Car
----- -------------------------------------------------------------------------
 1  7荒  聖治       ダラーラF399 3S-GE  17 39'51.244 150.08Km/h         TOM'S F399
 2  2ワグナー・エブラヒム   ダラーラF399 MF204B 17 39'57.172      5.928   戸田無限ホンダF399
 3 55金石 年弘      ダラーラF399 MF204B 17 39'59.574      8.330    ARTA  399  無限
 4  1ダーレン・マニング    ダラーラF399 3S-GE  17 39'59.776      8.532        TOM'S  F399
 5  3セバスチャン・フィリップ ダラーラF399 3S-GE  17 40'11.405     20.161 カストロール富士通テンF399
 6  9谷川 達也      ダラーラF399 3S-GE  17 40'18.060     26.816          ThreeBond
 7 77伊藤 大輔      ダラーラF399 MF204B 17 40'19.091     27.847 スピードマスターF399ホンダ
 8 87マウリシオ・メディアーニ  ダラーラF399 4G93   17 40'24.830     33.586阪急交通社HKSラリーアート
 9 64松田 次生      ダラーラF399 MF204B 17 40'30.356     39.112      PIAA  DALLARA
10 16五味 康隆      ダラーラF399 3S-GE  17 40'50.255     59.011        ダラーラ  F399
11 71内山 清士      ダラーラF399 3S-GE  17 40'53.483   1'02.239     NIHONKIZAIF399
12 17黒澤 治樹      ダラーラF399 MF204B 17 41'04.892   1'13.648     ライアンレーシング戸田
                                                                       無限本田
13  8井上 智之      ダラーラF399 3S-GE  17 41'23.301   1'32.057  TOM'S  ESSO  F399
14  6中嶋 廣高      ダラーラF398 3S-GE  17 41'31.888   1'40.644    5ZIGEN  DALLARA
15 18密山 祥吾      ダラーラF397 4G93   17 41'51.411   2'00.167     イエローハット397・HKS

16  5滑川  健       ダラーラF397 3S-GE  16 42'05.665       1Lap  INGING  ダラーラF398
以上 規定周回数完走:
   15リスト・ビルタネン     ダラーラF399 3S-GE  13 31'20.729      4Laps    5ZIGEN  DALLARA
   33小早川 受黎    ダラーラF399 3S-GE   9 22'29.865      8Laps     DeODEO・DALLARA

開始時刻: 11:09'54
終了時刻: 11:49'45

Fastest Lap
No.1  ダーレン・マニング   TOM’S  F399    2'17.599   11/17   153.42Km/h

規定周回数 15

ペナルティ No.71 1999年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条11.
            (グリッドへの試走時のピットレーン通過速度)違反により、
            罰金5万円を課した。
                                                     提供:鈴鹿サーキットランド

Japanese F3

F3_Rd.1:鈴鹿決勝レポート(速報)

        荒  聖治、初ポールから初優勝!

 全日本F3開幕戦は、本命の一人と目されていた#1マニングが予選で黄旗追
い越しのペナルティでノータイム。ぶっちぎりのPPが一転グリッド14番手に
なるというどんでん返しや、濡れた路面に手こずった#77伊藤、#55金石、#64松
田などの有力選手が下位に沈むなどの波瀾があった予選を経て迎えた決勝日。

 ウェットとなった路面状況を把握するため、急きょ決勝前に10分間のフリ
ー走行が設けられた。
 決勝スタート時刻になって雨はほぼ止んだものの、路面は依然ウェット。

 PPの#7荒が好スタート。#55金石もダッシュを決め5番手に浮上。#1マニ
ングもジャンプアップ。

●決勝経過
 1周目 7-2-3-55-9-16-77-1-87-71-64
 2周目 7-2-55-3-9-1-77-16-87-71-64  トップ#7荒に#2エブラヒム迫る
 3周目 7-2-55-3-1-9-77-87-16-64
 4周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     #55金石が2'20.885のファステスト
 5周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16
 6周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     #55金石が2'19.915のファステスト
 7周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     #1マニングが#3フィリップを攻める
 8周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     #7荒が2位との差広げる(この周2秒)
 9周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     #77伊藤が#9谷川に迫る
                                    #64松田2'18.752のファステスト
10周目 7-2-55-3-1-9-77-87-64-16     11周目に入るストレートでようやく
                                    #1マニングが4位へ。さらに#55金石を
                                    追う
11周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #1マニング前が空いて2'17.599のファ
                                    ステスト。#55金石を攻める
12周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #55金石vs#1マニング熾烈に
13周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #7荒、2位との差3.2秒に
14周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #55金石#1マニングをうまく抑える
15周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #7荒、2位との差4.4秒に
16周目 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16
FINISH 7-2-55-1-3-9-77-87-64-16     #7荒、見事なポールtoウィン

 ややダークホース的存在だった#7荒だが、ウェット路面で安定した速さを見
せ逃げきり優勝。トムスのエースであるマニングをさしおいて、幸先よい1勝
を挙げた。昨年の途中からの参戦で、まだキャリアは少ないものの今年は大き
く飛躍する可能性大だ。
 2位は、謎のガイジンドライバー、F3初レース、もちろん日本では初レー
スという#2ワグナー・エブラヒム。こちらも名門戸田レーシングからのエント
リーだけに、今年の台風の目となりそうだ。

●決勝結果トップ10
P--No.Driver---------Car--------------------
 1  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE     
 2  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B    
 3 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B    
 4  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE     
 5  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE     
 6  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE     
 7 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B    
 8 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93      
 9 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B    
10 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE     
             ・
             ・
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          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

JGTC_NEWS:GTA横山ノック知事を表敬訪問

     GTアソシエイション、横山ノック知事を表敬訪問

 3月16日、全日本GT選手権シリーズの振興組織であるGTアソシエイシ
ョン(GT-A)の主要メンバー(高橋国光会長、星野一義、鈴木亜久里、加治次郎
事務局長)が、横山ノック大坂府知事を表敬訪問した。
 これはGT-Aが今年2月に発表したGT-Aの持つ資源を社会還元することを目的
とした「GT-A地域交流宣言」に基づき行われたもの。

 GT-A側からは、交通安全対策や今後のモータースポーツのあり方などについ
ての提案をし、大阪府の事業におけるGT-Aの資源の活用についての話し合いが
なされた。
  関西国際空港対岸の「りんくうタウン」での公道レースの話も出るなど盛り
上がりを見せたが、近い将来、大阪府の公的な駐車スペースでのGTマシンの
展示、テスト走行、写真展などの開催を行うという方向を見いだして、訪問は
終了した。

            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

JGTC_Rd.1:鈴鹿GT300kmフリー走行

 鈴鹿は朝から雲が垂れ込め、時折雨がパラついている。
 朝、8時半から行われたフリー走行では、僅かずつだが走り込むにつれて路
面が乾き、終盤になって各車タイムアップ。ここでも、安定した速さを見せた
NSX勢が上位に顔を揃えたが、GTR、スープラとの差は僅か。#88ディアブ
ロが5位と健闘した。
 セッション終盤、#64、#100NSXが濡れた路面に足をすくわれコースアウト
したが、ダメージはないようだ。
 天気予報では午後から本降りになる模様。不確定要素の多い雨のレースとな
ると、NSXの速さが結果に結びつくのか……予想は困難だ。

           *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GT:SUZUKA GTフリー走行

SUZUKA  GT300km                               99-03-21
'99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第1戦                  WEATHER  : Cloudy
GT                          フリー走行結果表             COURSE   : Dry/Wet
                                                           国際レーシングコース
P.  No.Cls.  Driver1    Driver2      Type                 Time         Team/Car
-------------------------------------------------------------------------------
 1 100 500  1高橋 国光  飯田  章     NSX NA2          2'14.382      RAYBRIG NSX
 2  18 500  2脇阪 寿一  金石 勝智    NSX NA2          2'15.736    TAKATA童夢NSX
 3   2 500  3鈴木 亜久里ミハエル・クルム     SKYLINE BNR34    2'15.976  ARTAゼクセルスカイライン
 4  64 500  4トム・コロネル    山西 康司    NSX NA2          2'16.900    Mobil  1  NSX
 5  88 500  5和田  久   古谷 直広    DIABLO ZA90DE068 2'17.037  JLOCディアブロGT-1
 6  16 500  6中子  修   道上  龍     NSX NA2          2'17.714   Castrol無限NSX
 7  36 500  7関谷 正徳  黒澤 琢弥    SUPRA JZA80      2'17.775 カストロール・トムス・スープラ
 8   3 500  8長谷見 昌弘田中 哲也    SKYLINE BCNR33   2'18.027 ユニシアジェックススカイライン
 9  12 500  9星野 一義  影山 正美    SKYLINE BNR34    2'18.494     カルソニックスカイライン
10  37 500 10鈴木 利男  片山 右京    SUPRA JZA80      2'19.189 カストロール・トムス・スープラ
11  35 500 11P・A・ラファネル  山路 慎一    SUPRA JZA80      2'19.610 マツモトキヨシ・トムススープラ
12  30 500 12山田 洋二  岡田 秀樹    McLAREN 19R GTR  2'20.147 綜警 McLaren GTR
13   1 500 13エリック・コマス   本山  哲     SKYLINE BNR34    2'21.744  ペンズオイル・ニスモGTR
14  11 500 14和田 孝夫  木下 みつひろSKYLINE BCNR33   2'22.649エンドレス アドバン GTR
15  38 500 15竹内 浩典  立川 祐路    SUPRA JZA80      2'22.929  FK/マッシモセルモスープラ
16  55 500 16松田 秀士  田嶋 栄一    VIPER GTS        2'23.600        STPアドバン
                                                                     タイサンバイパー
17  39 500 17土屋 圭市  影山 正彦    SUPRA JZA80      2'24.249 デンソーサードスープラGT
18  81 300  1福山 英朗  大八木 信行  SILVIA S15       2'25.923     ダイシン  シルビア
19  32 500 18木下 隆之  近藤 真彦    SUPRA JZA80      2'26.040cdma  Oneセルモスープラ
20  61 300  2中谷 明彦  ラルフ・ファーマン    FTO DE3A         2'26.611 テイボン・トランピオ・FTO
21 910 300  3余郷  敦   玉本 秀幸    PORSCHE 993RSR   2'26.851       ナインテンポルシェ
22  99 300  4吉富  章   日置 恒文    PORSCHE 993RSR   2'27.039   大黒屋ぽるしぇ
23  15 300  5土屋 武士  井出 有治    SILVIA S15       2'27.854  ザナヴィARTAシルビア
24  71 300  6城内 政樹  河野 尚裕    PORSCHE 911GT2   2'28.878       シグマテック911
25  25 300  7新田 守男  菊地  靖     MR2 SW20         2'29.139  モモコルセ・アペックスMR2
26  19 300  8織戸  学   原  貴彦     CELICA ST205     2'29.235    ウエッズスポーツセリカ
27  26 300  9須賀 宏明  砂子 智彦    PORSCHE 911RSR   2'29.363  アドバンタイサンポルシェ
28  77 300 10小林 且雄  谷川 達也    IMPREZA GC4      2'30.423   クスコスバルインプレッサ
29  14 300 11古在 哲雄  小宮 延雄    SILVIA S14       2'30.507ホイールショップアルタシルビア
30   9 300 12羽根 幸浩  徳田 照幸    PORSCHE 993RSR   2'35.359    大黒屋プロキダイ
                                                                          ポルシェ
31  70 300 13石橋 義三  P・V・スクート     PORSCHE 911GT2   2'35.810     外車の外国屋
                                                                    アドバンポルシェ
32  72 300 14石川  朗   平野  功     RX7 FD3S         2'35.967          オークラRX7
33  21 300 15一ツ山 康   伊藤 大輔    BMW E36          2'36.397    BP-トランピオ-BMW
34   7 500 19松本 晴彦  山野 哲也    RX7 FD3S         2'37.694RE雨宮マツモトキヨシRX-7

開始時刻: 08:30'00

                          提供:鈴鹿サーキットランド

全日本GT選手権

GT:SUZUKA GT総合予選結果

SUZUKA  GT300km                               99-03-20
'99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第1戦                  WEATHER  : Rain
GT                          総合予選正式結果表         COURSE   : Wet
                                                           国際レーシングコース
P. No. Cls. Driver1     Driver2      Type             Best Time        Team/Car
-------------------------------------------------------------------------------
 1  18 500  1脇阪 寿一  金石 勝智    NSX NA2          2'13.037    TAKATA童夢NSX
 2   1 500  2エリック・コマス   本山  哲     SKYLINE BNR34    2'14.698  ペンズオイル・ニスモGTR
 3  64 500  3トム・コロネル    山西 康司    NSX NA2          2'15.790    Mobil  1  NSX
 4  36 500  4関谷 正徳  黒澤 琢弥    SUPRA JZA80      2'16.088 カストロール・トムス・スープラ
 5 100 500  5高橋 国光  飯田  章     NSX NA2          2'16.825      RAYBRIG NSX
 6  16 500  6中子  修   道上  龍     NSX NA2          2'17.661   Castrol無限NSX
 7  37 500  7鈴木 利男  片山 右京    SUPRA JZA80      2'18.374 カストロール・トムス・スープラ
 8  12 500  8星野 一義  影山 正美    SKYLINE BNR34    2'18.431     カルソニックスカイライン
 9   2 500  9鈴木 亜久里ミハエル・クルム     SKYLINE BNR34    2'19.170  ARTAゼクセルスカイライン
10   3 500 10長谷見 昌弘田中 哲也    SKYLINE BCNR33   2'19.400 ユニシアジェックススカイライン
11  35 500 11P・A・ラファネル  山路 慎一    SUPRA JZA80      2'20.562 マツモトキヨシ・トムススープラ
12  38 500 12竹内 浩典  立川 祐路    SUPRA JZA80      2'24.012  FK/マッシモセルモスープラ
13  81 300  1福山 英朗  大八木 信行  SILVIA S15       2'25.926     ダイシン  シルビア
14  77 300  2小林 且雄  谷川 達也    IMPREZA GC4      2'26.142   クスコスバルインプレッサ
15 910 300  3余郷  敦   玉本 秀幸    PORSCHE 993RSR   2'26.183       ナインテンポルシェ
16   7 300  4松本 晴彦  山野 哲也    RX7 FD3S         2'27.372      マツモトキヨシRX-7
17   9 300  5羽根 幸浩  徳田 照幸    PORSCHE 993RSR   2'27.772    大黒屋プロキダイ
                                                                          ポルシェ
18  15 300  6土屋 武士  井出 有治    SILVIA S15       2'28.220  ザナヴィARTAシルビア
19  71 300  7城内 政樹  河野 尚裕    PORSCHE 911GT2   2'29.241       シグマテック911
20  19 300  8織戸  学   原  貴彦     CELICA ST205     2'30.028    ウエッズスポーツセリカ
21  14 300  9古在 哲雄  小宮 延雄    SILVIA S14       2'30.902     ホイールショップアルタ
                                                                          シルビア
22  70 300 10石橋 義三  P・V・スクート     PORSCHE 911GT2   2'31.447     外車の外国屋
                                                                    アドバンポルシェ
23  26 300 11須賀 宏明  砂子 智彦    PORSCHE 911RSR   2'31.515  アドバンタイサンポルシェ

24 #39 500 13土屋 圭市  影山 正彦    SUPRA JZA80      2'18.375 デンソーサードスープラGT
25 #32 500 14木下 隆之  近藤 真彦    SUPRA JZA80      2'22.954cdma  Oneセルモスープラ
26 #88 500 15和田  久   古谷 直広    DIABLO ZA90DE068 2'25.781  JLOCディアブロGT-1
27 #99 300 12吉富  章   日置 恒文    PORSCHE 993RSR   2'26.710   大黒屋ぽるしぇ
28 #21 300 13一ツ山 康   伊藤 大輔    BMW E36          2'29.058    BP-トランピオ-BMW
29 #25 300 14新田 守男  菊地  靖     MR2 SW20         2'30.331  モモコルセ・アペックスMR2
30 #61 300 15中谷 明彦  ラルフ・ファーマン    FTO DE3A         2'32.212 テイボン・トランピオ・FTO
31 #72 300 16石川  朗   平野  功     RX7 FD3S         2'37.876          オークラRX7
32 #55 500 16松田 秀士  田嶋 栄一    VIPER GTS        2'48.912        STPアドバン
                                                                     タイサンバイパー
33 #11 500 17和田 孝夫  木下 みつひろSKYLINE BCNR33   2'56.107エンドレス アドバン GTR
34 #30 500 18山田 洋二  岡田 秀樹    McLAREN 19R GTR  3'04.258 綜警 McLaren GTR

    10 300   麻生 英彦  桧井 保孝    PORSCHE 911GT2   2'30.280  アビリティ・マリオポルシェ

公式予選通過基準タイム
                   ( Class GT500 110 % ) 2'27.959
                   ( Class GT300 110 % ) 2'40.691

No.10 公式予選終了後の車両検査違反により、決勝レースへの出走を認めない。


#印の車両は全日本GT選手権統一規則第25条11により、決勝レースへの
スタートを認める。
尚、スタートドライバーは審査委員会が指名する。
                          提供:鈴鹿サーキットランド

全日本GT選手権

GT:SUZUKA GT公式予選2回目

SUZUKA  GT300km                               99-03-20
'99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第1戦                  WEATHER  : Rain
GT                          公式予選2回目結果表         COURSE   : Wet
                                                           国際レーシングコース
P.  No.Cls.  Driver1    Driver2      Type                 Time         Team/Car
-------------------------------------------------------------------------------
 1  12 500  1星野 一義  影山 正美    SKYLINE BNR34    2'22.987     カルソニックスカイライン
 2  36 500  2関谷 正徳  黒澤 琢弥    SUPRA JZA80      2'27.408 カストロール・トムス・スープラ
 3 100 500  3高橋 国光  飯田  章     NSX NA2          2'28.495      RAYBRIG NSX
 4  18 500  4脇阪 寿一  金石 勝智    NSX NA2          2'30.439    TAKATA童夢NSX
 5  32 500  5木下 隆之  近藤 真彦    SUPRA JZA80      2'30.755cdma  Oneセルモスープラ
 6  35 500  6P・A・ラファネル  山路 慎一    SUPRA JZA80      2'31.308 マツモトキヨシ・トムススープラ
 7  16 500  7中子  修   道上  龍     NSX NA2          2'31.688   Castrol無限NSX
 8  37 500  8鈴木 利男  片山 右京    SUPRA JZA80      2'32.230 カストロール・トムス・スープラ
 9  88 500  9和田  久   古谷 直広    DIABLO ZA90DE068 2'37.965  JLOCディアブロGT-1
10   1 500 10エリック・コマス   本山  哲     SKYLINE BNR34    2'38.026  ペンズオイル・ニスモGTR
11   3 500 11長谷見 昌弘田中 哲也    SKYLINE BCNR33   2'38.094 ユニシアジェックススカイライン
12  19 300  1織戸  学   原  貴彦     CELICA ST205     2'45.458    ウエッズスポーツセリカ
13  10 300  2麻生 英彦  桧井 保孝    PORSCHE 911GT2   2'45.563  アビリティ・マリオポルシェ
14  71 300  3城内 政樹  河野 尚裕    PORSCHE 911GT2   2'51.063       シグマテック911
15  72 300  4石川  朗   平野  功     RX7 FD3S         2'52.369          オークラRX7
16  61 300  5中谷 明彦  ラルフ・ファーマン    FTO DE3A         2'54.078 テイボン・トランピオ・FTO
17  25 300  6新田 守男  菊地  靖     MR2 SW20         2'54.862  モモコルセ・アペックスMR2
18  39 500 12土屋 圭市  影山 正彦    SUPRA JZA80      2'44.371 デンソーサードスープラGT
19  26 300  7須賀 宏明  砂子 智彦    PORSCHE 911RSR   2'45.142  アドバンタイサンポルシェ
20  55 500 13松田 秀士  田嶋 栄一    VIPER GTS        2'48.912        STPアドバン
                                                                     タイサンバイパー
21   2 500 14鈴木 亜久里ミハエル・クルム     SKYLINE BNR34    2'49.394  ARTAゼクセルスカイライン
22  11 500 15和田 孝夫  木下 みつひろSKYLINE BCNR33   2'56.107エンドレス アドバン GTR
23  77 300  8小林 且雄  谷川 達也    IMPREZA GC4      3'00.109   クスコスバルインプレッサ
24  30 500 16山田 洋二  岡田 秀樹    McLAREN 19R GTR  3'04.258 綜警 McLaren GTR

    99 300   吉富  章   日置 恒文    PORSCHE 993RSR   3'06.859   大黒屋ぽるしぇ
    38 500   竹内 浩典  立川 祐路    SUPRA JZA80      3'13.461  FK/マッシモセルモスープラ
     9 300   羽根 幸浩  徳田 照幸    PORSCHE 993RSR   3'14.501    大黒屋プロキダイ
                                                                        ポルシェ
    15 300   土屋 武士  井出 有治    SILVIA S15       3'25.389  ザナヴィARTAシルビア
    21 300   一ツ山 康   伊藤 大輔    BMW E36        計測できず    BP-トランピオ-BMW
     7 300   松本 晴彦  山野 哲也    RX7 FD3S         出走せず      マツモトキヨシRX-7
    14 300   古在 哲雄  小宮 延雄    SILVIA S14       出走せずホイールショップアルタシルビア
    64 500   トム・コロネル    山西 康司    NSX NA2          出走せず    Mobil  1  NSX
    70 300   石橋 義三  P・V・スクート     PORSCHE 911GT2   出走せず     外車の外国屋
                                                                  アドバンポルシェ
    81 300   福山 英朗  大八木 信行  SILVIA S15       出走せず     ダイシン  シルビア
   910 300   余郷  敦   玉本 秀幸    PORSCHE 993RSR   出走せず       ナインテンポルシェ

開始時刻: 14:50'00
                          提供:鈴鹿サーキットランド

全日本GT選手権

GT:SUZUKA GT公式予選1回目

SUZUKA  GT300km                               99-03-20
'99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第1戦                  WEATHER  : Rain
GT                          公式予選1回目結果表         COURSE   : Wet
                                                           国際レーシングコース
Pos. No.Cls.  Driver1    Driver2     Type                 Time         Team/Car
-------------------------------------------------------------------------------
 1  18 500  1脇阪 寿一  金石 勝智    NSX NA2          2'13.037    TAKATA童夢NSX
 2   1 500  2エリック・コマス   本山  哲     SKYLINE BNR34    2'14.698  ペンズオイル・ニスモGTR
 3  64 500  3トム・コロネル    山西 康司    NSX NA2          2'15.790    Mobil  1  NSX
 4  36 500  4関谷 正徳  黒澤 琢弥    SUPRA JZA80      2'16.088 カストロール・トムス・スープラ
 5 100 500  5高橋 国光  飯田  章     NSX NA2          2'16.825      RAYBRIG NSX
 6  16 500  6中子  修   道上  龍     NSX NA2          2'17.661   Castrol無限NSX
 7  37 500  7鈴木 利男  片山 右京    SUPRA JZA80      2'18.374 カストロール・トムス・スープラ
 8  39 500  8土屋 圭市  影山 正彦    SUPRA JZA80      2'18.375 デンソーサードスープラGT
 9  12 500  9星野 一義  影山 正美    SKYLINE BNR34    2'18.431     カルソニックスカイライン
10   2 500 10鈴木 亜久里ミハエル・クルム     SKYLINE BNR34    2'19.170  ARTAゼクセルスカイライン
11   3 500 11長谷見 昌弘田中 哲也    SKYLINE BCNR33   2'19.400 ユニシアジェックススカイライン
12  35 500 12P・A・ラファネル  山路 慎一    SUPRA JZA80      2'20.562 マツモトキヨシ・トムススープラ
13  32 500 13木下 隆之  近藤 真彦    SUPRA JZA80      2'22.954 cdma Oneセルモスープラ
14  38 500 14竹内 浩典  立川 祐路    SUPRA JZA80      2'24.012  FK/マッシモセルモスープラ
15  88 500 15和田  久   古谷 直広    DIABLO ZA90DE068 2'25.781  JLOCディアブロGT-1
16  81 300  1福山 英朗  大八木 信行  SILVIA S15       2'25.926     ダイシン  シルビア
17  77 300  2小林 且雄  谷川 達也    IMPREZA GC4      2'26.142   クスコスバルインプレッサ
18 910 300  3余郷  敦   玉本 秀幸    PORSCHE 993RSR   2'26.183       ナインテンポルシェ
19  99 300  4吉富  章   日置 恒文    PORSCHE 993RSR   2'26.710   大黒屋ぽるしぇ
20   7 300  5松本 晴彦  山野 哲也    RX7 FD3S         2'27.372      マツモトキヨシRX-7
21   9 300  6羽根 幸浩  徳田 照幸    PORSCHE 993RSR   2'27.772    大黒屋プロキダイ
                                                                          ポルシェ
22  15 300  7土屋 武士  井出 有治    SILVIA S15       2'28.220  ザナヴィARTAシルビア
23  21 300  8一ツ山 康   伊藤 大輔    BMW E36          2'29.058    BP-トランピオ-BMW
24  71 300  9城内 政樹  河野 尚裕    PORSCHE 911GT2   2'29.241       シグマテック911
25  19 300 10織戸  学   原  貴彦     CELICA ST205     2'30.028    ウエッズスポーツセリカ
26  10 300 11麻生 英彦  桧井 保孝    PORSCHE 911GT2   2'30.280  アビリティ・マリオポルシェ
27  25 300 12新田 守男  菊地  靖     MR2 SW20         2'30.331  モモコルセ・アペックスMR2
28  14 300 13古在 哲雄  小宮 延雄    SILVIA S14       2'30.902     ホイールショップアルタ
                                                                          シルビア
29  70 300 14石橋 義三  P・V・スクート     PORSCHE 911GT2   2'31.447     外車の外国屋
                                                                    アドバンポルシェ
30  26 300 15須賀 宏明  砂子 智彦    PORSCHE 911RSR   2'31.515  アドバンタイサンポルシェ
31  61 300 16中谷 明彦  ラルフ・ファーマン    FTO DE3A         2'32.212 テイボン・トランピオ・FTO
32  72 300 17石川  朗   平野  功     RX7 FD3S         2'37.876          オークラRX7
    30 500   山田 洋二  岡田 秀樹    McLAREN 19R GTR計測できず 綜警 McLaren GTR
    11 500   和田 孝夫  木下 みつひろSKYLINE BCNR33   出走せずエンドレス アドバン GTR

33  55 500 16松田 秀士  田嶋 栄一    VIPER GTS        2'19.451        STPアドバン
                                                                     タイサンバイパー

開始時刻: 10:50'00

No.55 公式通知No.6により、公式予選への出走を認めたが、
            表示タイムは参考タイムとする。
                          提供:鈴鹿サーキットランド

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