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2006年9月

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ予選1回目 レコード続出!暫定PPはMobil1 SC

2006オートバックスSUPER GT第7戦、もてぎGT300kmレースの公式予選1回目は#6Mobil1 SC(飯田章/片岡龍也組)が1分44秒095のコースレコードを樹立し、暫定ポールを獲得した。
GT300クラスでは、#11ジムゲイナーフェラーリダンロップ(田中哲也/青木孝行組)がトップタイムを記録して午後のスーパーラップに臨む。

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公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは曇り。気温24度、路面温度32度、湿度が74%を越える蒸し暑い天候だ。
午前10時05分、いつものようにGT300の専有走行から予選は開始された。
前回の鈴鹿1000kmまでポイントリーダーだった27号車、密山/谷口組のヴィーマックはディレクシヴの撤退に伴い、今回からR&Dスポーツの1台として参加する。カーナンバーも61に変わり、チームポイントは継承されないが、ドライバーズポイントは有効。ここから二人はドライバーズチャンピオン獲得を目指して最後の3戦をたたかうこととなった。

GT300クラスは、早い段階から積極的にタイムを出しにいった#11フェラーリの田中哲也が専有残り時間7分で早々と1分54秒399を記録、これがこのセッションでのトップタイムとなった。
新体制で臨む61号車は、90kgのウェイトハンデの影響もあってか、このセッションでは13番手にとどまり、スーパーラップ進出は果たせなかった。
その一方で、同じR&Dスポーツからのエントリーとなる#62ウィルコムヴィーマック408R(柴原真介/黒澤治樹組)は1分54秒425の2番手タイムを記録した。

今回もSL進出をかけた9、10番手争いは熾烈を極め、残り3分で#46吉兆宝山Zが9番手タイムを叩きだすことで、それまで10番手だった#7雨宮アスパラRX-7が11番手に落ちてしまう。
しかし、この時点で7番手につけていた#96EBBROマジョーラ350Rが専有終了間際にスローダウン、ファーストアンダーブリッジでコース上にストップしてしまったため、黒澤琢弥がタイム計測できずにスーパーラップの出走権を失うこととなってしまった。
これで雨宮RX7が10番手に繰り上がる。

GT300専有走行に続いて行われたGT500専有走行では、まずニスモの2台とスープラ勢がコースに出て行き、早い段階でタイムを出しにいったものの、今回BSタイヤ装着のZには特別性能調整25kgが課せられており、これにウェイトハンデが加味された結果、2台ともタイムが伸び悩む。この時点でのトップは#66サードスープラのアンドレ・クート。

NSX勢、レクサスSC勢らがコースに出て行ったのは開始10分過ぎ。
ここから熾烈なタイムアタック合戦が始まる。
まずは#100レイブリックNSXのセバスチャン・フィリップが1分45秒182と、計測3周目にして速くもコースレコードを更新する。
#32EPSONのロイック・デュバル、#8ARTAの伊藤大輔らもそれに続く。

これに対してレクサス勢は#35BANDAIの服部尚貴が1分45秒095でトップに躍り出ると、#36オープンインターフェースのアンドレ・ロッテラーが1分44秒774に縮める。

これに対し、NSX勢は残り2分で#8ARTAの伊藤が1分45秒008、続いて#18TAKATA童夢の小暮卓史がいきなり44秒769を叩き出して、一気にトップへ。
しかし最後の1分間で#6Mobil1 SCの片岡龍也が44秒095を叩き出して逆転、これがこのセッションのトップタイムとなった。

Z勢では#24ウッドワンの7番手が最高位。
#22モチュール、#12カルソニックはリストリクターを絞ってウェイトハンデ50kg分を相殺してもなお、モチュール85kg、カルソニック55kgのウェイトの影響からそれぞれ13番手、15番手に留まった。

最後の20分間ではタイムを出しにいくチームはなく、各車予選通過基準タイムのクリアに専念することとなったが、ここで#47吉兆宝山Zがヘアピン手前でエンジンブロー、V字コーナーからヘアピンにかけて大量のオイルが撒かれたために10分間の赤旗中断となった。
47号車はこの時点でドライブしていた長島正興が記録していたタイムが2分30秒500に留まったため、この時点でクラス6番手のタイムを出していたにもかかわらずスーパーラップへの出走権を失った。これにより、#19ウェッズスポーツセリカがクラス10位に繰り上がり、午後のスーパーラップに進むこととなった。

第7戦の予選2回目、およびスーパーラップは午後2時15分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ 予選1回目結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay
☆ 1 6 500 1 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS +1 R1' 44.095 -
☆ 2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 30 R1' 44.570 0.475
☆ 3 36 500 3 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 40 R1' 44.774 0.679
☆ 4 100 500 4 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 10 R1' 44.925 0.830
☆ 5 8 500 5 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 60 R1' 44.955 0.860
☆ 6 35 500 6 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 R1' 45.059 0.964
☆ 7 66 500 7 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS +1 R1' 45.167 1.072
☆ 8 24 500 8 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
YH +1 1' 45.499 1.404
☆ 9 3 500 9 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 1' 45.611 1.516
☆ 10 1 500 10 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 60 1' 45.630 1.535
11 23 500 11 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 45.815 1.720
12 32 500 12 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 20 1' 45.843 1.748
13 22 500 13 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
リチャード・ライアン(GB)
BS 110 1' 46.040 1.945
14 25 500 14 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 20 1' 46.467 2.372
15 12 500 15 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 80 1' 46.544 2.449
☆ 16 11 300 1 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL +1 1' 54.399 10.304
☆ 17 62 300 2 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
YH 1' 54.425 10.330
☆ 18 110 300 3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 1' 54.483 10.388
☆ 19 55 300 4 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH +2 1' 54.651 10.556
☆ 20 88 300 5 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 1' 54.705 10.610
☆ 21 5 300 6 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +1 1' 55.218 11.123
☆ 22 46 300 7 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 25 1' 55.220 11.125
☆ 23 77 300 8 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
菊池 靖
YH +1 1' 55.441 11.346
☆ 24 7 300 9 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
YH 40 1' 55.495 11.400
☆ 25 19 300 10 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 20 1' 55.506 11.411
26 2 300 11 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 70 1' 55.509 11.414
27 87 300 12 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
和田 久
YH 1' 55.767 11.672
28 61 300 13 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 90 1' 55.783 11.688
29 777 300 14 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI +2 1' 55.805 11.710
30 910 300 15 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
YH 1' 55.848 11.753
31 13 300 16 エンドレス アドバンCCI  Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 30 1' 56.133 12.038
32 9 300 17 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 1' 56.136 12.041
33 14 300 18 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 1' 56.193 12.098
34 101 300 19 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 15 1' 56.217 12.122
35 70 300 20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
YH 1' 57.009 12.914
36 10 300 21 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL +2 1' 57.118 13.023
37 52 300 22 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 50 1' 57.160 13.065
38 666 300 23 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
YH +2 1' 58.268 14.173
39 111 300 24 Rodeo Drive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Gut's城内
YH 1' 58.290 14.195
40 47 300 25 吉兆宝山 DIREZZA Z *長島 正興
安田 裕信
DL 10 1' 54.798 10.703
41 *96 300 26 EBBRO BTEC MAZIORA 350R *黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 1' 54.992 10.897

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Rマークの車両はコースレコードを更新した。 従来のレコードは(GT500) 1'45.499
*印のドライバーは予選通過基準タイム未達成
予選通過基準タイム:GT500=1'51.793  GT300=2'02.445

V字コーナー付近におけるオイル処理のため、10時49分53秒から10分7秒間、赤旗中断とした。

PENALTY
No.96は、2006スーパーGTスポーティングレギュレーション第29条2違反(コース上での停車)により、公式予選1回目のベストラップを削除した。

SUPER GT

SUPER GT第7戦もてぎ AWDインプレッサ、デビュー2戦目でポイント獲得を目指す(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇AWDインプレッサ、デビュー2戦目でポイント獲得を目指す

 SUPER GT第7戦は9月9~10日、ツインリンクもてぎにおいて開催される。SUPER GTで唯一シンメトリカルAWD機構を持つ「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、デビュー2戦目でまずは完走、そしてトップ10ゴールして初ポイント獲得を目指す。

 なお、ベテランの小林且雄とコンビを組むドライバーは、長くチームメイトを務めた谷川達也から菊池靖に変更。もてぎラウンドから、新ドライバー体制となる。

 10年ぶりのAWD GTマシンとして注目された「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、第5戦SUGOラウンドでデビュー。満足なテストを行えなかったにもかかわらず、ウェットコンディションでAWD機構を生かし予選でトップ10に入ったが、決勝レースでは駆動系のトラブルでリタイアとなった。直後、今回のレースの舞台となるツインリンクもてぎで行われた合同テストでは、SWRTドライバーのステファン・サラザンをテストドライバーに起用して、セッティングを煮詰めた。

 チームは第6戦鈴鹿をスキップして駆動系のパーツを開発しなおし8月下旬にオートポリスで行われた合同テストに参加。GT300の車両は参加3台であったものの、ウェットコンディションのセッションではトップタイムをマーク。ドライコンディションでもトップから1秒以内のタイムをマークするなど、手応えをつかんだ。

 ツインリンクもてぎのロードコースは、ストップ&ゴーで、さらに急な下りストレートとタイトなターンがあり、ブレーキや駆動系に負担がかかりやすい。このコースを問題なく走りきることが肝要となる。

 インプレッサにとっては仕切り直しラウンドとなる第7戦。GT300クラスのエントリー台数は26台(計41台)。予選はスーパーラップ進出をかけてトップ10狙い。決勝レースでは、まず完走。さらにトップ10でゴールしてポイント獲得を目指すことになる。

 ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Japanese F3

全日本F3第7戦岡山決勝 上位3人のコメント

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エイドリアン・スーティル(優勝)
また雨のレースになってしまいましたが、今回はエンジョイできました。
他のドライバーがどういう状態か判らなかったので序盤からプッシュしましたが、チームがいいクルマを用意してくれたので、後続とのギャップを広げることもできました。
トムスのスタッフには感謝しています。

塚越広大(2位)
フォーメーションラップに出て行くときのスタートがうまくいったので、本番も同じようにできるかと思ったんですが、うまくいきませんでした。
1コーナーで伊沢さんが横に並んできて、ちょっと無理やりな感じだったので二人ともオーバーランしてしまいました。そこから並んだまま次のコーナーに入ったんですが、ぼくのいるイン側はグリップが低かったので先に行かれてしまいました。
(2位に上がってからは)とにかく1周1周一生懸命走るつもりで最後までやりました。

伊沢拓也(3位)
自分では強引に行ったつもりはなかったんですが、思ったよりもフロントタイヤがグリップしてくれなかったので(塚越に)当たりそうになりました。でも彼がフェアにやってくれたので当たらずに済みました。
(ヘアピンでのコースアウトについて)ブレーキングミスです。前のペースについていこうとブレーキを詰めていったらフロントをロックさせてしまいました。
自分のミスでこうなってしまったのは残念です。

Text & Photo:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

全日本F3第7戦岡山決勝 スーティルが圧勝!

060617_sutil2_s 岡山国際サーキットで行われた全日本F3選手権第7戦の決勝は、予選後に降り出した雨のため、またもやウェットレースとなった。
このレースを制したのは#1エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305)。序盤から圧倒的なハイペースで後続を突き放し、今季3勝目を飾った。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:3,658人)

予報では終日曇りとなっていたにも拘らず、予選終了後から小雨が降り始めてしまい、決勝はまたしてもウェットコンディションで行われることとなってしまった。
このため、スタート進行に先立って10分間のフリー走行セッションが設けられ、これに伴い当初予定より10分遅れの午後3時20分に第7戦の決勝レースはスタートした。

ポールシッターの塚越が出遅れるのを尻目にセカンドグリッドからトップに躍り出たスーティルは序盤から一気に後続を突き放しにかかる。
2番手以降が37秒代後半から38秒台で周回する中、スーティルは序盤から36秒台を連発、12周目以降はただ一人35秒台を記録する圧倒的なペースで後続との間に1周辺り2秒近いリードを築き続け、最終的には2番手に31秒711の大差をつけて今季3勝目を挙げた。

060617_kodai2_s 塚越はオープニングラップで伊沢にも抜かれて3番手まで後退するが、伊沢は6周目のヘアピンで痛恨のコースアウトを喫してしまう。
これで順位を一つ挽回した塚越は、そこから徐々にペースを上げていくものの、37秒台に入れるのがやっとの状況では、スーティルのハイペースに全く太刀打ちできなかった。

3位にはコースに復帰した伊沢が入った。伊沢にとっては鈴鹿での初勝利以来、今季2度目の表彰台だが、本人にとっては全く満足できない内容だろう。

続く第8戦の決勝は明日午後2時50分より、25周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第7戦岡山決勝結果

スーパーF3レース -RIJ- (2006/06/17) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
11エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1828'59.910
210塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1831.711
32伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1838.665
412ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1841.526
533石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1842.313
614マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1842.998
775池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1854.662
836大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1855.021
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE181'03.191
10*3ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE181'03.447
1150磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE171 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 --------
-37安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE135 Laps
-4ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE108 Laps
-74岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE216 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305) 1'35.621 14/18 139.41km/h
  • ゼッケンNo.3は、2006全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第27条14.(反則スタート)により第44条 5. 1) ①を適用し、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:29)

Japanese F3

全日本F3第7戦&8戦岡山公式予選 第7戦は塚越、第8戦はスーティルがポール

全日本F3選手権第7戦、第8戦の公式予選が6月17日、岡山国際サーキットで行われ、第7戦は#10塚越広大(Honda・無限 F107)、第8戦は#1エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305)がそれぞれポールポジションを獲得した。

公式予選日を迎えた岡山国際サーキットの天候は曇り。開幕からここまで雨に翻弄されることの多かった2006シーズンだが、予報では今回に関しては雨の心配はなさそうだ。

第7戦の予選は午前10時25分に開始された。
昨日の雨で路面コンディションが悪化しているためか、いつものように全車一斉ではなく、#50磯崎元彦を先頭に、少しづつ間隔をあけながら1台、また1台とコースに飛び出していくF3ドライバーたち。
僅か15分間の予選時間にも関わらず、一番最後に#1エイドリアン・スーティルがコースインしたときには既に開始から5分が経過していた。

このセッションでは塚越と#2伊沢拓也の童夢勢が好調ぶりが目立った。
開始早々から互いにトップタイムを出し合う展開で1-2体制を築き上げ、開始から10分経過したところで伊沢が1分25秒909と、真っ先に25秒台に入れてトップに立つ。

今季2勝を挙げているスーティル、#4ロベルト・ストレイトらの外国勢も次第にタイムを上げ、残り3分のところでスーティルが1分25秒755と伊沢のタイムを上回ってトップに躍り出た。

060617_kodai_s しかし、予選終了まで10秒あまりとなったところで塚越が25秒685を叩き出してトップの座を奪い返し、今季2度目のポールポジションを獲得した。

060617_sutil_s 10分間のインターバルの後、第8戦の公式予選が開始された。
ここでは#3ジョニー・リード、#14マルコ・アスマーらが好タイムを記録、序盤から上位に名を連ねるが、塚越、スーティルらも徐々にタイムを上げ、最終的にはスーティルが1分25秒627と、第7戦で塚越の記録したタイムを上回ってポールを獲得することとなった。
逆に塚越は25秒787と自己ベストを更新することができず、このセッションでは3番手に甘んじる結果となった。
2番手にはリード、4番手にはアスマーがつけた。

第7戦では3番手だった伊沢もこの予選ではタイムが伸び悩み、1分25秒966で9番手に留まり、ストレイトも26秒033と10番手に甘んじる結果となった。

第7戦の決勝は今日午後3時10分より17周で、第8戦決勝は明日18日、午後2時50分より25周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

全日本F3第7戦岡山予選結果

スーパーF3レース -RIJ- (2006/06/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
110塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1'25.685--155.58
21エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'25.7420.0570.057155.48
32伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1'25.7670.0820.025155.43
44ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1'25.9410.2560.174155.12
5*36大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'26.0110.3260.070154.99
612ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'26.0850.4000.074154.86
737安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1'26.2000.5150.115154.65
83ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1'26.2290.5440.029154.60
933石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1'26.2350.5500.006154.59
1014マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE1'26.4120.7270.177154.27
1175池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE1'26.7061.0210.294153.75
1274岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1'26.8691.1840.163153.46
1362嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE1'27.5791.8940.710152.21
1450磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1'27.9732.2880.394151.53
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'34.3048.6196.331141.36
  • ゼッケンNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 C)(ダブルチェッカー)違反により、罰金30,000円を課した。(10:54)

SUPER GT

GTマシンがクアラルンプールの街中を激走!!

今週末、リチャード・ライアン選手がGT-Rで公道をパレード走行

 2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHANPIONSHIP MALAYSIAの開催を控えるマレーシアで、GTマシンのパレード走行が決定した。

 マレーシア国内の公道を使用してこのような走行が実現したのは、今回が初めて。18日(日)14:30(現地時間)に、クアラルンプールのタイムズ・スクエアを出発/ゴールとして、約40分間のパレード走行が予定されている。 白バイの先導で走行し、信号は全てノンストップで通過する。

 走行車両はNismoのGT-Rで、ドライバーは第4戦から山本左近選手の代わりにスーパーGTシリーズに復帰する、リチャード・ライアン選手。

SUPER GT Press Release

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

SUPER GT 第7戦
「SUPER GT in KYUSHU 300km」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2005年10月15-16日
■開催場所:オートポリス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ
  マシントラブルで今季初のリタイア

 SUPER GT第7戦は、10月15~16日にオートポリス(大分県)において開催され、予選12位からスタートした小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、レース中盤、7位走行中にマシントラブルのために2年ぶり、今季初のリタイアとなった。

 15日の予選日は朝から弱い雨が降り出した。10時30分、ウェットコンディションで予選1回目がスタート。まず小林が基準タイムを出して中盤に谷川に交代。谷川は2分5秒474のタイムを出して10位、そして翌周に2分5秒022にタイムアップして9位にポジションアップ、10台が参加できるスーパーラップ(SL)進出の位置につけた。
 11時から始まったGT300/GT500混走枠で谷川は混雑したコースながら落ち着いてアタックを開始。そして渾身のアタックで1周して1分44秒353のタイムを記録。しかし11時26分に深い霧がかかり、視界不良のために赤旗が掲出され、セッションは中断となった。
 その後天候も回復せずセッションはキャンセル、2名のドライバーが基準タイムをクリアしていないチームが多く、予選2回目はSLを行わず、昨年までの予選同様、2回のセッションで速いタイムを採用するという予選方式に変更された。
 しかし、予選2回目が行われる午後も天候は回復せず、霧が出て視界不良のため打ち切り。これにより予選1回目と2回目の総合で#77インプレッサは12位という予選結果となった。

 16日の決勝日、13時59分、65周の決勝レースはスタートした。12位からスタートした小林は1台の車両にかわされたもののていねいな運転を心がけて2周を終了。13周目には9位、さらには22周目には8位へポジションを上げて順調に周回を重ねていた。小林は25周目には7位に上がり、ピットインまで残り5周を頑張るだけとなった。
 しかし、第1ヘアピンを過ぎた100Rで突然アンダーステア症状となり思うようにコーナリングができなくなった。小林はタイヤにスローパンクチャーが起きたと感じ、ピットに無線で報告。27周でピットインしてタイヤを交換して足回りをチェック。谷川に交代してコースへ戻った。
 しかし、谷川もわずか2周でピットイン。急ぎ足回りのチェックが行われた。結果はステアリングのラックとアップライトをつなぐナックルアームの破損。これでは思うようにハンドルが切れない。

 この修復に時間を要すために、チームはレース続行を断念。残念ながらリタイアを喫することになった。これで昨年の開幕戦以来続けていた連続完走記録もストップすることになった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: © スバルテクニカインターナショナル

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス トヨタモータースポーツニュース


平成17年10月17日
トヨタ自動車(株)広報部

SUPER GT
第7戦 SUPER GT IN KYUSHU 300km

SUPER GT第7戦 MR-S30号車が今季初優勝
セリカ19号車も3位表彰台獲得。
GT500クラスではスープラ38号車が7位入賞

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GT300クラスで今季初優勝を果たしたMR-S30号車

 「SUPER GT」の第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」が10月15日(土)~16日(日)にかけて大分県のオートポリスインターナショナルレーシングコースで行われた。
 全8戦のシリーズもいよいよ終盤を迎え、GT500クラスではOPEN INTERFACEトムススープラ36号車がシリーズランキング首位、前戦富士大会で連勝を果たしたZENTセルモスープラ38号車が2位。さらにOPEN INTERFACEトムススープラ37号車が4位、エッソウルトラフロースープラ6号車が5位タイにつけており、さらなる活躍に期待が集まった。
 今大会にはGT500クラス17台、GT300クラス24台の総勢41台が参加。トヨタ勢はGT500クラスに8台のスープラ、GT300クラスには2台のセリカと2台のMR-Sがエントリーした。

◆予選◆
 15日(土)の公式予選1回目は午前10時30分にスタート。開始直前から降りだした雨は時折雨脚を強め、上がりかけると霧が発生する繰り返し。ウエットで視界不良の厳しいコンディションによりコースアウト車両の続出でたびたび赤旗中断となった末、残り8分で霧による視界不良の赤旗中断のまま終了となった。
 このため両ドライバーが基準タイムクリアを出来なかったチームも多く、予定されていた上位グリッドを決定するスーパーラップは中止となった。これに伴い、2回目セッションは昨年までと同様1時間(両クラス混走20分/GT300専有20分/GT500専有20分)の走行を行い、両セッションを通じたベストタイムでグリッドを決定する方式が採用された。
 2回目セッションは午後2時30分から小雨模様の中で開始されたが、GT300クラスの専有走行が始まって間もなく24分間経過時点で再び霧による視界不良で赤旗中断。その後1時間あまり待機したが、霧は晴れず、そのまま午後4時にセッション終了となり、予選結果が確定。
 この結果、エクリプスアドバンスープラ25号車が3番手、スープラ37号車が8番手、スープラ38号車は12番手、スープラ36号車は15番手と、いずれも不本意なグリッド順から決勝スタートを切ることとなった。

◆決勝◆
 明けて16日(日)は朝から好天となり完全なドライコンディションに。朝9時からのフリー走行ではデンソーサードスープラ39号車が3番手、スープラ36号車が4番手、スープラ6号車が6番手などスープラ勢は順調にドライセッティングを確認して決勝に臨んだ。
 65周の決勝レースは定刻の午後2時にスタートが切られた。スープラ25号車は2位浮上の機会を窺いながら序盤3位をキープして周回。32周でドライバー交代を行い、順調にポジションを上げて行ったが、34周目に突如ステアリング系のトラブルに見舞われてリタイアを余儀なくされた。
 一方、12番手グリッドからスタートしたスープラ38号車はオープニングラップの1コーナー進入で混乱の中、他車と接触を喫し、ペナルティストップを課されてしまう。しかし、じわじわとポジションを上げながら27周目に10位でドライバー交代。後半戦に入ってさらにポジションを上げた38号車は残り7周で7位に浮上してチェッカーを受けた。  また、15番手という不本意なポジションからスタートしたスープラ36号車は序盤戦の混乱の中、見事8位まで浮上して26周目にドライバー交代。その後7位までポジションを上げたが、周回遅れ車両に引っ掛かった際に他車に追突されてスピン。それでも果敢な走りを見せて9位でチェッカーを受けた。
 この結果によりスープラ36号車はシリーズランキングで7点差の2位となったが、最終戦に向けては20㎏と軽いハンデウエイトで臨むことに。また、38号車も首位から14点差の4位で最終戦・鈴鹿に望みをつないだ。
 一方、GT300クラスでは6番手グリッドからスタートしたRECKLESS MR-S30号車が序盤からぐんぐん順位を上げて13周目には3位に浮上。ドライバー交代後、タイヤを温存しながらポジションをキープしていた30号車は終盤になって上位3台が接戦になるとペースをアップ。54周目に2位、そして58周目には首位逆転を果たして見事トップでチェッカーを受けた。
 この結果、30号車はシリーズポイントランキング同点首位から10点リードの単独首位に躍進。チャンピオンに王手をかけることとなった。また、第5戦2位入賞のウエッズスポーツセリカ19号車も8番手グリッドから健闘して3位に入賞を果たし、トヨタ勢が表彰台の1・3位を占める結果となった。


ZENTセルモスープラ38号車 ドライバー高木虎之介のコメント:
 ペナルティを受けることになったのは残念だが、その後挽回して立川選手に渡すことが出来て良かった。参戦一年目ということで難しさもあるが、最後までタイトル目指し頑張る。

ZENTセルモスープラ38号車 ドライバー立川祐路のコメント:
 予選結果は悪天候による短時間のセッションで、まったくクリアラップが取れなかった。7位という結果は悔しいが、最終戦に可能性をつないだからには全力で戦いたい。

RECKLESS MR-S30号車 ドライバー山野哲也のコメント:
 当然優勝を狙ってはいたが、ここで勝てるとは思わなかった。最終戦はウエイトが75㎏と重くなるが、10ポイントのリードを活かして是非ともチャンピオンを狙いたい。

RECKLESS MR-S30号車 ドライバー佐々木孝太のコメント:
 交代後、序盤タイヤをセーブしたのが終盤の逆転につながった。これまで勝てそうで勝てなかったが、今回はチームの選択が完璧だった。タイトル獲得へベストを尽くす。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
 今回は残念ながら上位争いに加わることが出来なかったが、各チームが頑張ってくれた結果、チャンピオンに向けての可能性はまだまだ残っている。最終戦鈴鹿まで時間は限られているが、なんとしても戦力を向上させるべく全力を傾注する。また、GT300クラスではMR‐S30号車、セリカ19号車が素晴らしいバトルを見せてくれた。MR-S30号車には是非ともチャンピオンを目指して頑張って欲しい。

Text & Photo: トヨタ自動車

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス ホンダレポート

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ARTA NSXが独走で今シーズン初優勝を飾る
決勝日:2005年10月16日(日)
サーキット:オートポリス・国際レーシングコース 天候:予選/雨 決勝/晴れ 気温:21℃/27℃(14:00現在) 決勝レース:65周(303.81km) コースコンディション:ドライ 観客数:49,700人(主催者発表)

 10月16日(日)、オートポリス・国際レーシングコース(大分)においてSUPER GT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」の決勝レースが開催された。

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 15日(土)に開催された公式予選は朝から雨と濃霧のコンディション。午前中の予選1回目は8分を残して赤旗中断となり、スーパーラップから全車による予選走行に変更された予選2回目も、GT300クラスの占有走行中に濃霧のため中断。この時点での結果をもって、予選結果とすることとなった。よって、GT500クラスとGT300クラスの混走時間にトップタイムをマークした#8 伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)が1分53秒328の記録で今シーズン2回目のポールポジションを獲得した。続くHonda NSX-GT勢は#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が4番手、50kgのハンディウェイトを積む#32 松田次生/アンドレ・ロッテラー組(EPSON NSX)が9番手、60kgのハンディウェイトを積む#100 セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア組(RAYBRIG NSX)が10番手から決勝レースに臨むこととなった。

 16日(日)の決勝日は朝から快晴となり、気温21℃、路面温度27℃という絶好のコンディションとなった。九州で唯一のSUPER GT開催ということもあり、4万9700人のファンがサーキットに駆けつける中、総参加台数40台(GT500クラス17台)のマシンがローリングスタートを切った。

 スタート直後の第1コーナーは#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手がトップを死守。しかし、#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手が接触されてスピンを喫するものの、すぐにコースへ復帰する。オープニングラップは驚異的な走りで逃げ切りを図るR.ファーマン選手が2位に早くも2秒652の差をつけている。さらにR.ファーマン選手は5周終了時で2位に5秒弱のマージンを稼ぎ、さらに引き離すべく快走を続ける。

 GT500クラスの大半がミディアムソフトのタイヤを選択した中で堅めのミディアムのタイヤを選択した小暮卓史選手はスタートで出遅れたものの、14周目に5位へ浮上。チームは後半の追い上げに期待をかけている。その後方の#32 EPSON NSXのA.ロッテラー選手は、数台もの激しい6位争いを繰り広げている。

 トップを独走するR.ファーマン選手は27周終了時で2位との差を16秒まで広げ、29周終了時にピットイン。38秒2の素早いピット作業を終えて伊藤大輔選手がコースに復帰した。ミディアムタイヤを選択した#18 TAKATA 童夢 NSXは小暮選手が35周まで粘り、道上 龍選手にバトンタッチした。37周目、13位を走行していた#100 RAYBRIG NSXのJ.デュフォア選手がコースアウトし、サスペンショントラブルのためリタイアとなってしまった。

 トップの伊藤選手は1分43秒台というハイペースでさらに後続との差を広げ、45周目には23秒のマージンを稼ぎ、チェッカーを受ける65周目には何と1分2秒983もの大差をつけて今シーズン初優勝を飾った。道上選手は54周目の1コーナーでも、ザナヴィニスモZのインを突き、ポジションを上げて5位でチェッカーフラッグを受けた。#32 EPSON NSXの松田次生選手はトラブルもあり21位に終わった。

 これにより、ARTA NSXはドライバーズ・シリーズランキングでもトップに浮上。Honda NSX-GTにとって、2000年以来5年振りのタイトル獲得に向けて、最終戦に期待をつないだ。

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■コメント

■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「今回のオートポリスラウンドについては、事前に手応えを感じていましたが、ポール ツーウィンで終わることができました。これまでもなかなか結果につながらなかったこともありましたが、今回は全てがうまくいきました。次戦の鈴鹿ラウンドに向けては、重量的にもかなり厳しい状況ですが、最高の結果を出せるよう全力でチャレンジします。最終戦はこれまで以上のご声援をお願いします。」

優勝 #8 ARTA NSX

■伊藤 大輔(Daisuke Ito)選手
 「今まで悔しい思いをしてきたので本当に嬉しいし、ホッとしました。でも、チェッカーを受けてピットに戻る頃には、最終戦の鈴鹿でのタイトル争いを考えてしまいました。Hondaは素晴らしいマシンを用意してくれて、チームスタッフのみんなが完璧に仕事をしてくれました。最終戦のタイトル争いに絡むには優勝しかないと思っていました。運も味方してポールポジションを獲ることができ、さらにラルフがスタートから飛び出してタイヤをいたわりながら独走態勢を作ってくれたので、楽にドライブすることができました。タイヤを保たせながら走ってもライバルより速いラップタイムを刻むことができました。最終戦の鈴鹿はウェイトを積んでテストをしているし、バランスも悪くなかったので、気を緩めずにしっかりポイントを獲ってチャンピオンを狙いたいと思います。」

■ラルフ・ファーマン(Ralf Firman)選手
 「とにかく最高です。マレーシアともてぎでは残念な思いをしていたので、優勝できて本当に嬉しいです。スタートはとてもうまくいって、最初の2ラップは最高にプッシュして走りました。2位との差を広げることができたので、12ラップあたりまではペースを維持して走りました。残り15周はまたペースを上げて走り切りました。今回のマシンはパーフェクトでした。ダイスケも僕より良いタイムで走ってくれて最高の結果でした。次は90kgのハンディウェイトがあるので、他のHonda NSX-GT勢に上位を独占してもらえば、チャンピオンシップを獲れる可能性はある。プレッシャーはありますが頑張りますので応援をよろしくお願いいたします。」

Text & Photo: © HONDA

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス ニスモモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第7戦
「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」  決勝
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■開催月日:2005年10月16日
■開催場所:オートポリス(大分県)
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■モチュールピットワークZが2位表彰台でシリーズポイント2位に

 10月16日、大分県日田市のオートポリス・インータナショナル・レーシングコース(1周4.674km)でSUPER GT第7戦が行われ、予選2位から決勝レースに臨んだミハエル・クルム/柳田真孝組の#22モチュールピットワークZが2位でフィニッシュ。シリーズポイントランキングでも2位となった。

 午後1時59分、65周の決勝レースがスタート。#22 Zのスタートドライバーをつとめた柳田は、クリーンなスタートを決め、ポールポジションの#8 NSXを追った。#8 NSXを捉えることは叶わなかったが、徐々に3位以降に差をつけ、2位をキープして28周目にピットイン。ミハエル・クルムにドライバー交代した。クルムがピットアウトする際、左リアのホイールナットの締めつけでタイムロス。これにより42周目には4位の位置となった。しかし、根気よく先行車を追い上げたクルムは、終盤の63周目に#12 Zをパス。そしてタイヤのグリップ低下に苦しむ#3 Zをも最終ラップの最終コーナーでキャッチし、2位でチェッカーフラッグを受けた。

 予選7位からスタートしたディフェンディングチャンピオンの#1ザナヴィニスモZ(本山哲/リチャード・ライアン組)は、スタートで出遅れて中位グループに入ってしまい、前半に速いペースを作ることができなかった。
 10位で序盤を周回し、早めの26周目に11位でピットインした本山は、ライアンに交代。ライアンは5位までポジションを押し上げたが、54周目に後方から追い上げる#18 NSXに先行を許し、6位でフィニッシュした。

 予選5位からレースをスタートした#12カルソニックインパルZ(ブノワ・トレルイエ/井出有治組)、6位スタートの#3 G’ZOX・HASEMI・Z(金石年弘/エリック・コマス組)は、同じZ勢ながら序盤から激しいポジション攻防戦を繰り広げ、49,700名の観客を魅了するファイトを見せた。
 オープニングラップで先行した#12 Zが13周目まで4位、#3 Zが5位で続いたが、14周目に#3 Zが隙を見て先行。ここで#12 Zは7位に順位を落としてしまう。
 その後#3は3位に、#12は5位にまで浮上。それぞれピットインしてドライバー交代した後は#3 Zが2位、#12 Zが3位となって#8 NSXを追う形となった。しかしハイペースで逃げ切り態勢を作る#8を追ったためにタイヤの摩耗が激しく、2台とも終盤に#22 Zにパスされてしまう。
 その結果、Z勢は2位(#22)、3位(#3)、4位(#12)、6位(#1)でレースを終えることとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス決勝 ARTA NSXがぶっちぎりの優勝

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 SUPER GT in KYUSHU 300kmは16日、大分県のオートポリスで決勝レースを行い、ポールポジションからスタートしたGT500クラスのARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)が2位以下を1分以上離す素晴らしい走りでぶっちぎりの優勝を決めた。GT300クラスは、RECKLESS MR-S(佐々木孝太/山野哲也組)が激しい争いを制し、逆転優勝を決めた。

 午後になるとオートポリス上空はさらに晴れ上がり、雲ひとつない好天となった。1コーナーから最終コーナーにかけての強風も弱まり、気温もぐんぐん上昇。秋空のもと絶好のレース日和で決勝スタートを迎えた。気温は17度、路面温度は32度。

 午後2時、予定通りフォーメーションラップが始まった。全車1周を回ってローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッターの#8 ARTA NSX。2位に#22 モチュール ピットワークZ。3位#25 ECLIPSE ADVAN スープラ、4位#12 カルソニック インパルZ#100。5位#3 G'ZOX・HASEMI・Z、6位#18 TAKATA童夢NSX。#100 RAGRIG NSXが#38 ZENTセルモスープラに押し出されてスピン。

 1周を回って#8 ARTA NSXは2位以下を2.6秒離して早くも逃げにかかる。3周目、1コーナーで#62 WILLCOM ADVAN VEMAC350Rと#13 エンドレスアドバンZが絡んでコースアウト。#62 VEMACはピットインして修復後ピットアウト。

 7周目、第1ヘアピンで#37 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRAがコースアウトして激しくクラッシュこの場でリタイヤした。また、スタート時、#100 NSXとの接触で#38 SUPURAにドライブスルーペナルティが課された。

 トップを走る#8 NSXは、10周目に2位との差を7.1秒、15周目には9.8秒。18周目4位につけていた#3 G'ZOX・HASEMI・Zが#25 ECLIPSE ADVAN スープラをパスして3位に上がる。

 上位陣で真っ先にピットインしたのは23周終わっての#6 エッソウルトラフロースープラ。この後、#32が24周、#36、#1、#38が26周でピットンして給油、ドライバー交代をした。

 トップを走る#8 NSXは2位以下を18秒離し29周を回ってピットイン。ドライバーをラルフ・ファーマンから伊藤大輔に交代し5位でピットアウトした。上位陣がほぼドライバー交代をすると、#8 NSXは、2位以下を20秒以上離し悠々とトップに立った。

 #8 NSXはその後も快調にレースをリード。結局終わってみれば、2位以下を1分以上離しぶっちぎりの優勝を決めた。

 2位でレースをスタートした#22 Zは、徐々にポジションを下げ、ドライバー交代後7位あたりを走行。他車のトラブルなどで4位に上がると、レース終盤前を走る日産勢の#3 Z、#12 Zとの順位入れ替えにより、結局2位でゴールした。3位は#3 Z、4位に#12 Zと日産勢が2~4位を占めた。

 GT300勢の争いは熾烈を極めた。レース序盤からトップの#43 ARTA Garaiyaと#46 Dream Cube's ADVAN Zはテールトゥノーズ。ドライバー交代後は、この争いに#30 RECKLESS MR-S、#0 EBBRO M-TEC NSX、#19 ウェッズスポーツセリカ、#7 雨宮アスパラドリンクRX7が加わり6台でのトップ争い。レース終盤になると、#30 MR-Sが2位を走る#46 Zと、トップの#43 Garaiyaを捕らえトップに立ち逆転優勝した。2位には#43 Garaiya。3位には順位を上げてきた#19 セリカが入った。

 #8 ARTA NSXはこれでポイントリーダーとなった。次の第8戦は最終戦。12月6日に鈴鹿サーキットで決勝が行われる。チャンピオンシップに向けてますます激しい争いが繰り広げられそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス決勝結果

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/16) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2005 AUTOBACS SUPER GT Championship Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsPosCar
Model
DriverLapTime/Bihind
185001ARTA NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
651:56'36.074
2225002モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ミハエル・クルム
柳田 真孝
651'02.983
335003G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
金石 年弘
エリック・コマス
651'03.494
4125004カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
651'04.901
5185005TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
道上 龍
小暮 卓史
651'16.409
615006ザナヴィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
本山 哲
リチャード・ライアン
651'36.509
7385007ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
立川 祐路
高木 虎之介
641Laps
8365008OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
土屋 武士
ジェームス・コートニー
641Laps
9355009イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
641Laps
10650010エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
脇阪 寿一
飯田 章
641Laps
113950011デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
アンドレ・クート
ロニー・クインタレッリ
641Laps
123450012BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
荒 聖治
横溝 直輝
641Laps
132150013ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO / F550 / F133
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
632Laps
14303001RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
佐々木 孝太
山野 哲也
605Laps
15433002ARTA Garaiya
ASL Garaiya / ASLGaraiya / VQ35DE
新田 守男
高木 真一
605Laps
16193003ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
加藤 寛規
谷口 信輝
605Laps
1773004雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 / FD3S / 20B
山路 慎一
井入 宏之
605Laps
18113005JIM GAINER FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
田中 哲也
パオロ・モンティン
605Laps
19463006Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
星野 一樹
青木 孝行
605Laps
2003007EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX / LA-NA2 / C32B
黒澤 治樹
細川 慎弥
605Laps
213250014EPSON NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
605Laps
22523008プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
竹内 浩典
平中 克幸
605Laps
23473009CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
清水 剛
藤井 誠暢
605Laps
242730010direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R / RD320R / C32B
密山 祥吾
吉本 大樹
596Laps
25530011プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R / RD320R / C32B
玉中 哲二
筒井 克彦
596Laps
2611230012ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 / GF99663 / M96/77
余郷 敦
壷林 貴也
596Laps
27930013 Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R / MT900R / LS1
山下 潤一郎
山田 英二
587Laps
28230014Privée Zurich アップル RD320R
Vemac RD320R / RD320R / C32B
高橋 一穂
渡辺 明
587Laps
2977730015梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3RS / 911GT3RS / M96/77
高見沢 一吉
砂子 塾長
587Laps
306230016WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R / RD350R / ZV348
植松 忠雄
八木 宏之
587Laps
3111030017ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER /986 / M96/77
菅 一乗
大井 貴之
587Laps
327230018T.T.O ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR / 911GT3RSR / M96/73
和田 博
平川 晃
578Laps
331030019MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
三船 剛
松田 秀士
5213Laps
-------- (以上完走 GT500: 45Laps / GT300: 42Laps)--------
-100500-RAYBRIG NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
セバスチャン・フィリップ
ジェレミー・デュフォア
3629Laps
-25500-ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
織戸 学
ドミニク・シュワガー
3431Laps
-77300-クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GD / EJ20
小林 且雄
谷川 達也
2936Laps
-111300-ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 /E-968 / M44
飯島 寛也
Guts 城内
2540Laps
-31300-吉兆宝山MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
田中 実
中嶋 一貴
2342Laps
-13300-エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
木下 みつひろ
影山 正美
1055Laps
-37500-OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
片岡 龍也
山本 左近
659Laps
  • Fastest Lap: GT500: 1'43.737(2/65) #8 ARTA NSX(ラルフ・ファーマン) / GT300: 1'51.474(9/10) #13 エンドレスアドバンZ(木下みつひろ)
  • CarNo.38、39、47、62は、GTAブルテンNo.2005-28(接触行為)違反により、ドライブスルーペナルティを課した。
  • CarNo.30は、SUPER GT 2005 Sporting Reguration 第29条 12)(同乗走行違反)により、罰金3万円を課す。
  • CarNo.31は、SUPER GT 2005 Sporting Reguration 第29条 12)(同乗走行違反)により、訓戒処分とした。

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリスフリー走行結果

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/16) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PNoClsPCar/ModelDriverTireWhTimeDelaykm/h
185001ARTA NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS201'43.471-162.62
2125002カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS201'44.0190.548161.76
3395003デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
アンドレ・クート
ロニー・クインタレッリ
BS101'44.4590.988161.08
4365004OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
土屋 武士
ジェームス・コートニー
BS401'44.8231.352160.52
535005G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
金石 年弘
エリック・コマス
BS101'44.8521.381160.48
665006エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
脇阪 寿一
飯田 章
BS401'45.0751.604160.14
715007ザナヴィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'45.0841.613160.12
8255008ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH101'45.2111.740159.93
9375009OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
片岡 龍也
山本 左近
BS201'45.2871.816159.81
102250010モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ミハエル・クルム
柳田 真孝
BS201'45.4331.962159.59
113550011イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'45.6982.227159.19
1210050012RAYBRIG NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
セバスチャン・フィリップ
ジェレミー・デュフォア
BS601'45.7512.280159.11
131850013TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
道上 龍
小暮 卓史
BS401'45.9572.486158.80
143250014EPSON NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
DL501'46.2172.746158.42
153450015BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
荒 聖治
横溝 直輝
DL1'46.6363.165157.79
163850016ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
立川 祐路
高木 虎之介
BS601'46.8133.342157.53
172150017ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO / F550 / F133
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
DL1'47.7934.322156.10
18433001ARTA Garaiya
ASL Garaiya / ASLGaraiya / VQ35DE
新田 守男
高木 真一
MI801'51.4768.005150.94
19623002WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R / RD350R / ZV348
植松 忠雄
八木 宏之
YH1'51.5718.100150.81
20113003JIM GAINER FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
田中 哲也
パオロ・モンティン
DL301'51.6168.145150.75
21133004エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
木下 みつひろ
影山 正美
YH501'51.8848.413150.39
22773005クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GD / EJ20
小林 且雄
谷川 達也
YH+21'51.9708.499150.28
2303006EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX / LA-NA2 / C32B
黒澤 治樹
細川 慎弥
DL1001'52.2008.729149.97
24303007RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
佐々木 孝太
山野 哲也
MI451'52.2558.784149.89
25313008吉兆宝山MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
田中 実
中嶋 一貴
MI451'52.4889.017149.58
26463009Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
星野 一樹
青木 孝行
YH551'52.5259.054149.53
27230010Privée Zurich アップル RD320R
Vemac RD320R / RD320R / C32B
高橋 一穂
渡辺 明
YH+21'52.5299.058149.53
281930011ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
加藤 寛規
谷口 信輝
YH251'52.5329.061149.53
29730012雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 / FD3S / 20B
山路 慎一
井入 宏之
YH1'53.2929.821148.52
302730013direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R / RD320R / C32B
密山 祥吾
吉本 大樹
YH1'53.4099.938148.37
315230014プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
竹内 浩典
平中 克幸
KH1'53.4169.945148.36
32930015 Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R / MT900R / LS1
山下 潤一郎
山田 英二
YH1'53.54310.072148.19
331030016MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
三船 剛
松田 秀士
DL101'54.38310.912147.11
344730017CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
清水 剛
藤井 誠暢
YH+21'54.52311.052146.93
35530018プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R / RD320R / C32B
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+11'54.93511.464146.40
3611030019ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER /986 / M96/77
菅 一乗
大井 貴之
YH1'55.35711.886145.86
3777730020梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3RS / 911GT3RS / M96/77
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH1'55.38811.917145.82
3811230021ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 / GF99663 / M96/77
余郷 敦
壷林 貴也
YH1'55.53112.060145.64
397230022T.T.O ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR / 911GT3RSR / M96/73
和田 博
平川 晃
YH1'56.43912.968144.51
4011130023ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 /E-968 / M44
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'56.74813.277144.13

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリスフリー走行 ARTA勢揃い踏み!

1016_arta1-s

 一夜明けて16日、オートポリスは朝から快晴。1コーナーから最終コーナーにかけて、アゲインストの強い風が吹き、肌寒い中でのフリー走行を迎えた。

 ここでも予選からの勢いそのままにARTA勢が健闘した。GT500クラスの#8 ARTA NSXは、フリー走行が始まると早い段階でラップモニターのトップに表示され最後までその座を譲ることはなかった。タイムも1'43.471と2位の#12 カルソニックインパルZを0.5秒以上引き離し、決勝レースに向けての仕上がりの良さをアピールした。

 GT300クラスのトップも#43 ARTA Garaiya。タイムは1'41.476と2位とは僅差だったが、昨日のポールポジション記者会見で決勝でのペースに懸念があると語っていたことを考えると仕上がりは上々のようだ。

 決勝は、午後2時より66周にわたって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Keiichirot TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第7戦
「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年10月15日
■開催場所:オートポリス(大分県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モチュールピットワークZがZ勢トップの予選2位
他のZも5、6、7位に続

 SUPER GT第7戦の公式予選が行われた10月15日のオートポリスは朝から霧に覆われ、気温21度と涼しい気候であった。さらに、10時30分から行われた予選の直前には雨が降り始めた。

 予選1回目、GT500専有予選は10時50分にスタートし、#1 ザナヴィニスモZは本山哲、#22モチュールピットワークZは柳田真孝がコースインしていった。しかし雨はさらに激しくなり、コース上はまさにヘビーウェット状態。その中で2回の赤旗中断があり、その後も霧が晴れず好転の兆しがないため、8分間を残して予選1回目は終了となってしまった。
 これにより、4台のZ勢は1位(#1)、3位(#12)、5位(#22)、7位(#3)のポジションであった。また、1回目の予選で基準タイム(予選1位の107%以内)をクリアしていないドライバーが多かったため、2回目の予選は昨年シーズン同様に行われ、スーパーラップはキャンセルされることとなった。

 霧で中断したまま終了した予選1回目の後、天気はやや好転。しかし公式予選2回目が開始した14時30分直前に再び霧が発生し始め、不安定な状況になっていった。
 この状況下、混走時間帯にも関わらず各ドライバーともファイトいっぱいのドライビングを見せた。1回目予選で基準タイムをクリアしていなかった本山、柳田が、真っ先にコースイン、2台のZは早々に基準クリア圏内のタイムを出してピットに戻ってきた。
 その後、ドライバー交代したリチャード・ライアン、ミハエル・クルムが予選1回目のタイムを更新。#22 Zはトップの#8 NSXに0.079秒差のセカンドファステストとなった。決勝レースは、フロントロウ外側からのスタートとなる。昨年ここオートポリスで優勝し最終戦でのシリーズ優勝獲得を有利にした#1 Zは、7番グリッドからスタートを迎える。

 #3 G’ZOX・HASEMI・Z、#12カルソニックインパルZは、それぞれエリック・コマス、井出有治がステアリングを握ってコースに入って行った。そして、#3 Zは5番手タイムを、#12 Zは6番手を記録した。

 GT300専有時間を迎えると霧がさらに濃くなり、第1コーナーから第1ヘアピンはほとんど見えない状況に。レースコントロールからのアナウンスによって、再び予選は中断となった。14時54分から16時まで状況好転を待ったが霧は晴れず、クラス専有走行時間はキャンセル。混走時間が20分間フルに行われたため、それをもって2回目の予選は成立となった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス 予選PP記者会見

1015_conference

■GT500クラス ポールポジション ARTA NSX

伊藤大輔
 「信じられないです。結果的にポールが獲れて嬉しいです。事前のテストでもクルマの調子は良かったですし、最終戦に向けて勝たなければいけないレースですので、ポールを獲りたいと思っていました。昨日の午後から雨が降り出しましたが、今日は天候も回復してドライでの予選だと思っていたら、一日中こんな天気で不安もありました。タイムを出した周はよく覚えてないんですが、恐らくクリアに近い状態だったと思います。クルマはアンダーステアな状況だったのでタイム的にはどうかなと思ってたんですが、基本的には安定していて53秒台が出たのでいいところにはいるのかなと思っていました。はポールが獲れるとは思っていませんでした。昨日からヘビーレインの状態でしか乗ってなかったので、このあとの500占有走行のときはラルフ(・ファーマン)がアタックする予定でしたがその前に予選が終わってしまいました。クルマはドライでもウェットでも基本的には安定していてポテンシャルは高いと思っています。あえていうなら、ドライでもレインでもアンダーステア傾向が強かったですが、戦闘力とはあると思います。ドライではタイヤをそれなりに使える状態には仕上がっています。こういう難しい状況で取れたポールなので最大限に生かして優勝に結び付けたいと思います。明日は、恐らく晴れるでしょうし、ラルフがスタートから逃げてくれて後半もぼくが逃げ切る形にしたいですね。後半300クラスが絡んできて抜けない状況とかあると思うんですが、きちっとレースをすれば勝てると思います」

ラルフ・ファーマン
 「伊藤選手がテストを行ってクルマの状態はいいです。昨日も今日も素晴らしいパフォーマンスで、我々に運が向いてきましたね。明日はクリーンなスタートをしたいと思います。後半になると渋滞もあるし、最後の6つのコーナーで300クラスに塞がれるでしょうけど、それに対応してレースをしたいと思います。Zやスープラに対してアドバンテージがあるとは思わないですが、伊藤選手とのコンビもいいですし、ホンダも素晴らしい仕事をしてくれています。テストでもZとは同じようなタイムですし、トヨタは予選では遅くてもレースでは強いですね。レースではトップで1コーナーに入ってなるべく速く走りたいですね。優勝すれば7~8ポイントの差になります。38番のクルマの結果が悪いことを願っています。ウェイトが加算されても我々のクルマは鈴鹿では速いのでチャンピオン争いは十分出来ると思います」

■GT300クラス ポールポジション ARTA Garaiya

新田守男
 「(眠いんですかと尋ねられて)こういう顔です。今日の予選が雨になるとは予想していませんでした。昨日、真一が雨のテストをしていて、タイヤのパフォーマンスが良かったので、雨になったら予選はいけるんじゃないかと思っていました。明日のレースに繋がる最良のポジションを取れたんじゃないかなと思います(前回激しいクラッシュをしましたが)クルマもメカニックが徹夜で直してくれました。体のほうはもう大丈夫です。首が回らないくらいです。金欠だからではありません(笑)。決勝は天候と路温も違うでしょうし、ほぼマックスのウェイトを積んでいるのでクルマのパフォーマンスを維持できるかどうか解らないです。M-TECも重いので2台で苦しい戦いをしないといけないでしょう。抜くためのリスクが大きいコースなので、レース戦略が難しいところです」

高木真一
 「昨日の雨でも調子は良かったです。トップが取れるかどうかは解りませんでした。昨日より雨の量が多くて、ヘビーレイン用のタイヤを選択してタイヤのいい状態で予選アタックをすることができました」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選総合結果

■GT500

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/15) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PNoClsPCar
Model
DriverTireWhTimeSession #1
Session #2
Delay
185001ARTA NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS201'53.3281'55.095
*1'53.328
-
2225002モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ミハエル・クルム
柳田 真孝
BS201'53.4071'56.017
*1'53.407
0.079
3255003ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH101'53.4822'00.276
*1'53.482
0.154
4*185004TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
道上 龍
小暮 卓史
BS401'53.6712'00.514
*1'53.671
0.343
535005G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
金石 年弘
エリック・コマス
BS101'53.8551'57.025
*1'53.855
0.527
6125006カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS201'53.8931'55.323
*1'53.893
0.565
715007ザナヴィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'53.9291'54.891
*1'53.929
0.601
8375008OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
片岡 龍也
山本 左近
BS201'54.2161'55.911
*1'54.216
0.888
9325009EPSON NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
DL501'54.3082'00.918
*1'54.308
0.980
1010050010RAYBRIG NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
セバスチャン・フィリップ
ジェレミー・デュフォア
BS601'54.5471'56.283
*1'54.547
1.219
11*3550011イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'54.6312'00.763
*1'54.631
1.303
12*3850012ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
立川 祐路
高木 虎之介
BS601'54.7691'58.758
*1'54.769
1.441
133950013デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
アンドレ・クート
ロニー・クインタレッリ
BS101'54.8901'58.968
*1'54.890
1.562
14650014エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
脇阪 寿一
飯田 章
BS401'54.9672'00.628
*1'54.967
1.639
153650015OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
土屋 武士
ジェームス・コートニー
BS401'55.2791'58.840
*1'55.279
1.951
163450016BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
荒 聖治
横溝 直輝
DL1'57.6761'59.867
*1'57.676
4.348
-------- 以上予選基準タイム(GT500: 2'01.344 107%)--------
-*21500-ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO / F550 / F133
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
DL2'01.6232'09.326
*2'01.623
8.295
■GT300

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/15) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

1433001ARTA Garaiya
ASL Garaiya / ASLGaraiya / VQ35DE
新田 守男
高木 真一
MI802'01.035*2'01.035
2'05.420
7.707
203002EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX / LA-NA2 / C32B
黒澤 治樹
細川 慎弥
DL1002'01.5532'03.337
*2'01.553
8.225
3463003Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
星野 一樹
青木 孝行
YH552'01.6912'03.195
*2'01.691
8.363
4113004JIM GAINER FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
田中 哲也
パオロ・モンティン
DL302'01.8152'02.187
*2'01.815
8.487
5103005MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
三船 剛
松田 秀士
DL102'01.930*2'01.930
2'02.263
8.602
6303006RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
佐々木 孝太
山野 哲也
MI452'02.0692'04.392
*2'02.069
8.741
773007雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 / FD3S / 20B
山路 慎一
井入 宏之
YH2'02.934*2'02.934
2'04.524
9.606
8193008ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
加藤 寛規
谷口 信輝
YH252'03.1252'04.126
*2'03.125
9.797
9313009吉兆宝山MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
田中 実
中嶋 一貴
MI452'03.2542'05.108
*2'03.254
9.926
10*1330010エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
木下 みつひろ
影山 正美
YH502'03.6892'04.193
*2'03.689
10.361
116230011WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R / RD350R / ZV348
植松 忠雄
八木 宏之
YH2'03.9172'05.885
*2'03.917
10.589
127730012クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GD / EJ20
小林 且雄
谷川 達也
YH+22'05.022*2'05.022
2'06.853
11.694
132730013direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R / RD320R / C32B
密山 祥吾
吉本 大樹
YH2'05.1082'07.153
*2'05.108
11.780
1411230014ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 / GF99663 / M96/77
余郷 敦
壷林 貴也
YH2'05.7572'06.215
*2'05.757
12.429
154730015CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
清水 剛
藤井 誠暢
YH+22'05.857*2'05.857
2'06.715
12.529
16230016Privée Zurich アップル RD320R
Vemac RD320R / RD320R / C32B
高橋 一穂
渡辺 明
YH+22'06.304*2'06.304
2'08.093
12.976
175230017プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
竹内 浩典
平中 克幸
KH2'06.6982'07.899
*2'06.698
13.370
1811030018ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER /986 / M96/77
菅 一乗
大井 貴之
YH2'08.2662'09.838
*2'08.266
14.938
19530019プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R / RD320R / C32B
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+12'09.151*2'09.151
2'10.032
15.823
-------- 以上予選基準タイム(GT300: 2'09.926 107%)--------
-9300- Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R / MT900R / LS1
山下 潤一郎
山田 英二
YH2'07.483*2'07.483
2'22.642
14.155
-*777300-梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3RS / 911GT3RS / M96/77
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'07.4962'10.370
*2'07.496
14.168
-111300-ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 /E-968 / M44
飯島 寛也
Guts 城内
YH2'08.3442'11.164
*2'08.344
15.016
-72300-T.T.O ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR / 911GT3RSR / M96/73
和田 博
平川 晃
YH2'10.0322'12.100
*2'10.032
16.704
  • 予選1回目 赤旗中断 11:05~11:08(1回目)3分間 11:26~11:29(2回目)3分間 悪天候のため2回目中断後、予選1回目を終了した。
  • 予選2回目 赤旗中断 14:54~14:57 3分間 悪天候のため中断後、予選2回目を終了とした。
  • CarNo.38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 b)(黄旗区間でのスピン)違反により、予選1回目ベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.13は、SUPER GT 2005大会特別規則第14条(ドライバーズブリーフィング欠席により、訓戒処分とした。
  • CarNo.18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 b)(黄旗区間でのコースアウト)違反により、予選1回目ベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.35、21は、SUPER GT 2005 Sporting Regulation 第22条1)(ピット入口のイエローラインカット)により予選1回目のベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.777は、SUPER GT 2005 Sporting Regulation 第25条2)(走行時間帯違い)により予選1回目のベストタイム抹消のペナルティを課す。

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選2回目結果

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/15) Qualifying #2 Weather:Rainy Course:Wet
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PNoClsPCar/ModelDriverTireWhTimeDelaykm/h
185001ARTA NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS201'53.328-148.48
2225002モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ミハエル・クルム
柳田 真孝
BS201'53.4070.079148.37
3255003ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH101'53.4820.154148.27
4185004TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
道上 龍
小暮 卓史
BS401'53.6710.343148.03
535005G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
金石 年弘
エリック・コマス
BS101'53.8550.527147.79
6125006カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS201'53.8930.565147.74
715007ザナヴィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'53.9290.601147.69
8375008OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
片岡 龍也
山本 左近
BS201'54.2160.888147.32
9325009EPSON NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
DL501'54.3080.980147.20
1010050010RAYBRIG NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
セバスチャン・フィリップ
ジェレミー・デュフォア
BS601'54.5471.219146.90
113550011イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'54.6311.303146.79
123850012ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
立川 祐路
高木 虎之介
BS601'54.7691.441146.61
133950013デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
アンドレ・クート
ロニー・クインタレッリ
BS101'54.8901.562146.46
14650014エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
脇阪 寿一
飯田 章
BS401'54.9671.639146.36
153650015OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
土屋 武士
ジェームス・コートニー
BS401'55.2791.951145.96
163450016BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
荒 聖治
横溝 直輝
DL1'57.6764.348142.99
1703001EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX / LA-NA2 / C32B
黒澤 治樹
細川 慎弥
DL1002'01.5538.225138.43
182150017ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO / F550 / F133
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
DL2'01.6238.295138.35
19463002Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
星野 一樹
青木 孝行
YH552'01.6918.363138.27
20113003JIM GAINER FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
田中 哲也
パオロ・モンティン
DL302'01.8158.487138.13
21303004RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
佐々木 孝太
山野 哲也
MI452'02.0698.741137.84
22103005MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
三船 剛
松田 秀士
DL102'02.2638.935137.62
23193006ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
加藤 寛規
谷口 信輝
YH252'03.1259.797136.66
24313007吉兆宝山MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
田中 実
中嶋 一貴
MI452'03.2549.926136.52
25133008エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
木下 みつひろ
影山 正美
YH502'03.68910.361136.04
26623009WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R / RD350R / ZV348
植松 忠雄
八木 宏之
YH2'03.91710.589135.79
27730010雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 / FD3S / 20B
山路 慎一
井入 宏之
YH2'04.52411.196135.13
282730011direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R / RD320R / C32B
密山 祥吾
吉本 大樹
YH2'05.10811.780134.49
294330012ARTA Garaiya
ASL Garaiya / ASLGaraiya / VQ35DE
新田 守男
高木 真一
MI802'05.42012.092134.16
3011230013ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 / GF99663 / M96/77
余郷 敦
壷林 貴也
YH2'05.75712.429133.80
315230014プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
竹内 浩典
平中 克幸
KH2'06.69813.370132.81
324730015CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
清水 剛
藤井 誠暢
YH+22'06.71513.387132.79
337730016クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GD / EJ20
小林 且雄
谷川 達也
YH+22'06.85313.525132.64
3477730017梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3RS / 911GT3RS / M96/77
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'07.49614.168131.98
35230018Privée Zurich アップル RD320R
Vemac RD320R / RD320R / C32B
高橋 一穂
渡辺 明
YH+22'08.09314.765131.36
3611030019ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER /986 / M96/77
菅 一乗
大井 貴之
YH2'08.26614.938131.18
3711130020ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 /E-968 / M44
飯島 寛也
Guts 城内
YH2'08.34415.016131.10
38530021プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R / RD320R / C32B
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+12'10.03216.704129.40
397230022T.T.O ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR / 911GT3RSR / M96/73
和田 博
平川 晃
YH2'10.03216.704129.40
40930023 Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R / MT900R / LS1
山下 潤一郎
山田 英二
YH2'22.64229.314117.96

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選2回目 またしても霧で赤旗中断!

1015_arta-s

 午後になっても霧は依然としてコースを覆っているが、1回目の予選終了直前よりはやや薄くなりサーポートレースも開催された。スーパーラップは中止され1回目と予選2回目のタイムのうち速い方で総合順位が決定される。

 午後2時30分、GT500クラス、GT300クラスの混走で予選アタックが始まった。ここでトップに立ったのは1'53.328と午前のポールタイムを更新した#8 ARTA NSX。2位にはモチュールピットワークZが付けている。

 午後2時50分からはGT300の占有走行。しかし占有走行中、再び霧が濃くなり、2回目の予選も赤旗中断となった。

 現在午後3時半。赤旗中断となった頃よりさらに霧が濃くなってきた。果たして、この後予選が再開されるのだろうか?


【追記1】
 午後3時45分、大会事務局より午後4時までに再開されない場合は、予選を中止する旨が発表された。その後の対応については公式通知により連絡される。

【追記2】
 午後4時、予選は打ち切り。このためGT500のポールポジションは、この予選セッションの混走のタイムで#8 ARTA NSX、GT300のポールポジションは予選1回目のタイムで#43 ARTA Garaiyaとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選1回目結果

■GT500

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/15) Qualifying #1 Weather:Rainy Course:Wet
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PNoClsPCar/ModelDriverTireWhTimeDelaykm/h
1125001カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS201'55.323-145.91
2375002OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
片岡 龍也
山本 左近
BS201'55.9110.588145.17
335003G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
金石 年弘
エリック・コマス
BS101'57.0251.702143.78
4*385004ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
立川 祐路
高木 虎之介
BS601'58.7583.435141.69
5365005OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
土屋 武士
ジェームス・コートニー
BS401'58.8403.517141.59
6395006デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
アンドレ・クート
ロニー・クインタレッリ
BS101'58.9683.645141.44
-------- 以上予選通過(GT500: 2'03.160 107%)--------
-1500-ザナヴィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'54.891-0.432146.46
-8500-ARTA NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS201'55.095-0.228146.20
-22500-モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ30DETT
ミハエル・クルム
柳田 真孝
BS201'56.0170.694145.03
-100500-RAYBRIG NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
セバスチャン・フィリップ
ジェレミー・デュフォア
BS601'56.2830.960144.70
-34500-BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
荒 聖治
横溝 直輝
DL1'59.8674.544140.38
-25500-ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH102'00.2764.953139.90
-*18500-TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
道上 龍
小暮 卓史
BS402'00.5145.191139.62
-6500-エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
脇阪 寿一
飯田 章
BS402'00.6285.305139.49
-*35500-イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA / JZA80 / 3UZ-FE
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL2'00.7635.440139.33
-32500-EPSON NSX
HONDA NSX / NA2 / C32B
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
DL502'00.9185.595139.16
-*21500-ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO / F550 / F133
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
DL2'09.32614.003130.11
■GT300

SUPER GT in 九州 300km -RIJ- (2005/10/15) Qualifying #1 Weather:Rainy Course:Wet
2005 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PNoClsPCar/ModelDriverTireWhTimeDelaykm/h
1433001ARTA Garaiya
ASL Garaiya / ASLGaraiya / VQ35DE
新田 守男
高木 真一
MI802'01.035-139.02
2103002MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
三船 剛
松田 秀士
DL102'01.9300.895138.00
3113003JIM GAINER FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA / GF-F360 / F131B
田中 哲也
パオロ・モンティン
DL302'02.1871.152137.71
473004雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 / FD3S / 20B
山路 慎一
井入 宏之
YH2'02.9341.899136.87
5463005Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
星野 一樹
青木 孝行
YH552'03.1952.160136.58
603006EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX / LA-NA2 / C32B
黒澤 治樹
細川 慎弥
DL1002'03.3372.302136.43
7193007ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
加藤 寛規
谷口 信輝
YH252'04.1263.091135.56
8*133008エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
木下 みつひろ
影山 正美
YH502'04.1933.158135.49
9303009RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
佐々木 孝太
山野 哲也
MI452'04.3923.357135.27
107730010クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GD / EJ20
小林 且雄
谷川 達也
YH+22'05.0223.987134.59
113130011吉兆宝山MR-S
TOYOTA MR-S / ZZW30 / 3SGTE
田中 実
中嶋 一貴
MI452'05.1084.073134.49
126230012WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R / RD350R / ZV348
植松 忠雄
八木 宏之
YH2'05.8854.850133.66
1311230013ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 / GF99663 / M96/77
余郷 敦
壷林 貴也
YH2'06.2155.180133.32
-------- 以上予選通過(GT300: 2'10.237 107%)--------
-47300-CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33 / VQ35DE
清水 剛
藤井 誠暢
YH+22'05.8574.822133.69
-2300-Privée Zurich アップル RD320R
Vemac RD320R / RD320R / C32B
高橋 一穂
渡辺 明
YH+22'06.3045.269133.22
-27300-direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R / RD320R / C32B
密山 祥吾
吉本 大樹
YH2'07.1536.118132.33
-9300- Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R / MT900R / LS1
山下 潤一郎
山田 英二
YH2'07.4836.448131.99
-52300-プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA / ZZT231 / 3SGTE
竹内 浩典
平中 克幸
KH2'07.8996.864131.56
-5300-プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R / RD320R / C32B
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+12'09.1518.116130.28
-110300-ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER /986 / M96/77
菅 一乗
大井 貴之
YH2'09.8388.803129.60
-*777300-梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3RS / 911GT3RS / M96/77
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'10.3709.335129.07
-111300-ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 /E-968 / M44
飯島 寛也
Guts 城内
YH2'11.16410.129128.29
-72300-T.T.O ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR / 911GT3RSR / M96/73
和田 博
平川 晃
YH2'12.10011.065127.38
  • 赤旗中断 11:05~11:08(1回目)3分間 11:26~11:29(2回目)3分間 悪天候のため2回目中断後、予選1回目を終了した。
  • CarNo.38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 b)(黄旗区間でのスピン)違反により、予選1回目ベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.13は、SUPER GT 2005大会特別規則第14条(ドライバーズブリーフィング欠席により、訓戒処分とした。
  • CarNo.18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 b)(黄旗区間でのコースアウト)違反により、予選1回目ベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.35、21は、SUPER GT 2005 Sporting Regulation 第22条1)(ピット入口のイエローラインカット)により予選1回目のベストタイム抹消のペナルティを課す。
  • CarNo.777は、SUPER GT 2005 Sporting Regulation 第25条2)(走行時間帯違い)により予選1回目のベストタイム抹消のペナルティを課す。

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス スーパーラップは中止

 午後2時前GTAより本日の予選についての発表がありました。

 午前中の予選は残り8分を残して成立。午後2回目の予選は、2時30分より1時間にわたって開催。混走20分、GT300占有20分、GT500占有の20分の順。スーパーラップは中止。予選結果は午前、午後のタイムを通して速い方のタイムが採用され総合順位が決定。すなわち昨年以前の予選方法と同じとなります。

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス予選1回目 赤旗中断でカルソニックインパルZが暫定ポール!

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 今年もGTが九州にやってきた。1999年にオールスター戦として初めて開催され、公式戦としては2003年から毎年連続開催、名称もSUPER GTに替わったが、今年で3回目。旧オートポリスも今年3月3日に2輪車メーカー、カワサキにプロポーザブルコンペにより買収され、3月16日付けで新たに設立された孫会社、株式会社オートポリスに運営が引き継がれた。GT開催に理解の深かったオートポリスの所在地である上津江村も今年3月22日から日田郡が市に昇格したため日田市内の施設となっている。

 予選の開催される15日、サーキットの天候は昨夜からの雨が断続的に降り続いており、1回目の予選の始まる午前10時30分頃には雨が強くなってきた。一部、乾いていた部分もあった路面だが、完全なウェットコンディションとなり、ウェット宣言も出された。霧も出て視界はかなり悪そうだ。まずは、GT300クラスから予選アタックのため各車次々とコースイン。GT300クラス20分、GT500クラス20分、混走20分の計60分で予選が争われる。

 GT300クラス、雨の中、まずトップに立ったのは三船剛のドライブする#10 MACH-GO FERRARI DUNLOP。2位には田中哲也ドライブの#11 JIM GAINER FERRARI DUNLOPとフェラーリ勢が予選をリードした。しかし、20分間の占有走行の中盤過ぎ#43 ARTA Garaiyaが高木真一のドライブで2'01.035を叩き出し、フェラーリ2台を上回りトップに立った。結局、トップはこのまま。2-3位が前述のフェラーリ勢、4位が#7 雨宮アスパラドリンクRX7、5位が#46 Dream Cube's ADVAN Z、6位#EBBRO M-TEC NSXという順位でGT300クラス占有走行が終わった。

 GT500クラスがコースイン。早々に#6 エッソウルトラフロースープラが濡れた路面に足元をすくわれスピンするが、コースに復帰。予選序盤は各車様子見か、GT300クラスのタイムにも及ばない2分10秒前後で各車周回。GT500クラス占有の予選中盤、#25 ECLIPSE ADVAN スープラが2'03.261を出しGT500クラスのトップに立ったが、GT300クラスを含めた総合でも依然として6位だ。路面状況はGT300クラスの予選時より悪いのかコースアウトするマシンが続出。そしてついに占有走行終盤には、#100 RAYBRIG NSXと#38 ZENTセルモスープラが相次いでスピンしてコース上にストップしたため赤旗が提示された。

 GT500クラス占有時間残り5分で予選が再開。カルソニックインパルZがいきなり1'57.205を叩き出し総合のトップに上がってきた。ここで占有走行も終わり、残り20分でのGT500とGT300クラス混走での予選アタックが始まる。混走開始早々、1'54.891で#1がトップに立つ。2位#12 カルソニックインパルZ。3位につけたのは#22 モチュールピットワークZだが、さらなるアタックでコースアウトし、グラベルにスタックしてしまった。

 予選終了10分前、#8 ARTA NSXが1'55.095で2位に上がる。残り約5分、ほとんど無風で降り続く雨のなか、徐々に深くなってきた霧で視界が不良になったっため赤旗が提示された。赤旗時点での順位は、#1 ザナヴィニスモZが1'54.891でトップ。2位#8 ARTA NSX、3位#12 カルソニックインパルZ、4位#37 OPEN INTERFACE TOM'S SUPRA、5位、#22 モチュール ピットワークZ、6位#100 RAYBRIG NSX。

 雨は上がった。午前11時45分、全ドライバーがミーティングに招集される。依然として霧は深く赤旗中断中だ。この後なんらかの判断が下されると思われる。


【追記1】
 午後12時過ぎ、大会事務局より予選打ち切りが発表される。1回目の正式予選結果は監督ミーティング後に発表される模様だ。


【追記2】
 午後2時過ぎ、正式発表されたリザルトで、トップだった#1 ザナヴィニスモZを含む多くの車両について両ドライバーのどちらかが基準タイムをクリアしていなかったため、予選不通過となった。GT500トップはカルソニックインパルZ、GT300トップはARTA Garaiya。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SUPER GT第7戦オートポリス SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

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SUPER GT 第7戦
「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」 事前情報
■開催月日:2005年10月15-16日
■開催場所:オートポリス
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◇インプレッサ、相性のいいオートポリスで表彰台を目指す

 SUPER GT第7戦は10月15~16日、大分県のオートポリスにおいて開催される。クスコスバルADVANインプレッサは、小林且雄と谷川達也のコンビで参戦。完走記録を更新し、第6戦富士に続き連続でポイント獲得、さらには表彰台を目指す。

 オートポリスは世界最大のカルデラとして知られる阿蘇山の外輪山西北に位置するサーキットで、最近の市町村合併により日田市に編入された。このコースは高地に位置することもあり天候が不安定で、ときおり霧が発生することもある。ハイスピードコーナー、回りこむ複合コーナー、テクニカルセクションとレイアウトにメリハリがありアップダウンにも富み、多くのドライバーに好評なサーキットだ。特に後半のテクニカル区間では、低重心パワーユニット・水平対向エンジンを搭載するインプレッサは、その特徴である優れた回頭性を生かした走りを見せてくれるだろう。

 さらにここの特徴はピットが右回りのコースの外側に位置するため車両とピットガレージの位置関係が逆になること。つまり日本の他のコースは“車両の右側がピットガレージ”となるのだが、ここは逆。したがって給油口もボディ右側から左側へ移動させる必要がある。また、ドライバー交代も通常と勝手が異なるため、金~土曜日には ピットワークの練習を行うチームが多い。

 今回のエントリーは41台で、うちGT300クラスは24台。インプレッサはまず予選で、今季4回目スーパーラップ(SL)への進出を目指す。性能調整により今回もリストリクター径は2ランクアップのまま。GT初優勝(99年オールスター戦)を遂げたゲンのいいサーキットで14戦連続完走記録の更新とポイント獲得し、またチャンスを生かして表彰台を期待したい。

 15日の予選日は8時~9時30分がピットロードにおいて公開車検、10時30分~11時30分がSL進出を決める公式予選の1回目、14時30分~16時20分がSLを含む公式予選2回目となる。16日は9時~9時30分がフリー走行、14時に65周の決勝レースがスタートを切る予定。

■小林且雄選手
 「富士はほとんど最後尾から追い上げて今季最高位の9位でゴー ルするという不思議なレースだった。オートポリスでは作戦どおり リストリクターも2ランク広いままだし、GT初優勝を遂げた思い出の コースなので、粘りの走りで上位を目指したいですね。ストレートス ピードではまだライバルたちにはかなわないけど、後半のテクニカ ルセクションやチーム全体の頑張りで、表彰台まで行けたらいいな と期待しています」

 ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

2005年S耐 シリーズポイント (全8戦中7戦終了)

■ST1
Ps No Car Drivers     Tyre                 総P
1 25 ADVAN DENAG GT3 織戸 学 谷口 信輝   YH 15 20 20 30 20 20 20   145
2 1 FALKEN☆PORCSHE 田中 哲也 荒  聖治   FK 20 15 10 15 15 15 15   105
3 24 PCJ ADVAN PORSCHE 井上 貴志 堤  明彦   YH 10 0 15 23 8 10 8   74
4 3 エンドレスアドバンZ 木下みつひろ 影山 正美   YH 0 0 12 12 0 12 12   48
5 45 スケープ45スペックスポルシェ 伊藤 真一 羽根 幸浩   MI 8 - - 18 10 - 10   46
6 333 エンドレス アドバン ゲンバラGT3RR 山岸 大 青木 孝行   YH 12 12 - - - - -   24
7 32 グループエム アドバンポルシェ 原 幸雄 松田 秀士 和田 雅英 YH - - - - 12 - 6   18
  ■ST2
Ps No Car Drivers     Tyre                 総P
1 2 FUJITSUBO hpi IMPREZA 吉田 寿博 小泉 和寛   DL 15 15 15 30 15 15 20   125
2 11 オーリンズ ランサー EVO Ⅸ 中谷 明彦 木下 隆之   YH 20 20 20 18 20 2 6   106
3 63 WING PERMAGARD IMPREZA 樋口 統也 池田 晶弘   DL 12 10 4 23 12 10 15   86
4 20 RSオガワADVANランサー 小川日出生 砂子塾長 福山 英朗 YH 10 8 12 15 10 6 12   73
5 13 シーケンシャル エンドレス アドバン 座間 WADA-Q 村田 信博 Y.HINOKI YH 8 12 6 12 3 20 0   61
6 6 FALKEN☆梁山泊☆EVO 冨桝 朋広 関   豊   DL 0 2 10 - 4 12 4   32
7 26 エンドレスアドバンTMCランサー 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志 YH 6 6 - - 2 0 10   24
8 30 オガワディクセルADVANランサー 赤鮫オヤジ 阪口 良平   YH - - 8 - 0 8 8   24
9 57 アクレ Gキッス★RSKランサー 中村 啓 中川 良 久乗 俊二 DL 4 4 0 9 - 3 -   20
10 51 ブレイズシムスYHインプレッサ       YH - - - - 8 - -   8
11 12 インテークマジックQsランサー 島田 和樹 井田 雅彦 立花 和幸 YH - 0 - - 6 1 -   7
12 56 ダンロップランサー 松本 達哉 伊藤 保文   DL - 0 - - 0 4 -   4
13 111 A.E.BAWOO.IMPREZA KIM EUISOO 井尻 薫 イ・セチャン YH 0 3 - - - - -   3
  30 オガワディクセルADVANランサー 川口 正敬 竹島  徹 阪口 良平 YH - 0 - - - - -   0
  30 ディクセル★eeiA★オガワランサー 赤鮫オヤジ 阪口 良平 吉本 晶哉 YH - - - - 0 - -   0
  602 エクサ&ルーフ・パームタウンランサー 深谷 啓二 吉本 明 岩月 辰文 YH - 0 - - - - -   0
  ■ST3
Ps No Car Drivers     Tyre                 総P
1 23 CWEST ORC アドバンZ 尾本 直史 谷口 行規   YH 15 20 20 30 20 20 6   131
2 83 bp ADVAN NSX 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾 YH 10 15 - 6 15 15 12   73
3 15 岡部自動車ハーツRX7 長島 正明 浅井 亮博 倉嶋 新一 YH 12 3 8 15 0 10 20   68
4 48 フィールズT&GアドバンZ ヒロミ小園 星野 一樹   YH 8 10 4 23 6 6 2   59
5 19 EBBRD・ Z ・TC神戸 輿水 敏明 黒澤 翼 菊地 靖 YH 0 0 12 - 12 12 15   51
6 27 FINAエムスクエアーADVAN M3 小林 且雄 筒井 克彦   YH 20 1 15 0 0 0 10   46
7 29 PERSON'S elf YH NSX FAB 古谷 直広 梅川 真明 小山 佳延 YH 0 6 10 18 0 0 4   38
8 7 メーカーズ ゼナドリン RX-7 白井 剛 杉林 健一 一楽 智也 YH 4 8 3 3 4 4 3   29
9 60 Nico Cut S2000 谷川 達也 清水 康弘   YH - 4 6 9 8 - -   27
10 33 ハート・イン・ハート東名Z 小泉 洋史 山路 慎一   YH 6 12 - 5 3 - -   26
11 39 MSF・J'SRACING 梅川 真明 梅本 淳一 長野 賢也 YH - - - 12 - - -   12
12 21 協新計測アネックスμアドバン7 増田 芳信 吉富 章   YH - - - - 10 - 0   10
13 46 realstyle.jp S2000 周防 彰悟 安田 裕信   YH - - - - - 8 -   8
13 33 トータルスポーツingsZ 伊橋 勲 木村 崇 松本 竜次 YH - - - - - - 8   8
15 78 WW2ダンロップRX-7 新宅 文亮 伊藤 弘史   DL - - - - - 3 -   3
16 66 オスカーレーシング☆島澤自動車☆ミスト7 太田 浩 島沢 隆彦 二川 雅之 YH - 2 - - 0 - -   2
16 16 バウフェリス.速人7 金山 得郎 植尾 勝浩   YH - - - - - 2 -   2
  8 アドバン ドナーゲ ロータス 青木孝行 ドミニク シュワガー   YH - - - - 0 - -   0
  ■ST4
Ps No Car Drivers     Tyre                 総P
1 10 edgechannel ADVANTAGE HV東海YH 渡辺 明 小林 敬一   YH 15 20 15 - 20 20 20   110
2 73 ロイヤルハウスA-ONE-YHDC5 前嶋 秀司 山本 すばる   YH 10 15 20 15 15 12 15   102
3 18 コスモソニック21 FKインテグラ 浅野 武夫 水書 健司 笠原 智行 YH 20 8 12 30 - 8 12   90
4 81 EXTOLLwithFBS YH 楳井 紳也 幸内 秀憲 橋本 達也 YH 6 10 10 12 12 15 10   75
5 22 モンドスピードDL ZOIL 斎藤 多聞 佐藤 衛   DL 12 6 - 23 0 - 8   49
6 87 RISO☆VBCインテグラ 金森 敏一 星野 薫   YH 8 12 - - 0 10 0   30
7 28 エボレックススワローDC5 二瓶 治彦 関谷 輝明 白石  隆 YH - - - 18 - - -   18
8 67 YAMATO INTEGRA 長井 誠 嶋村 馨   YH         10 - -   10
    ■ST5
Ps No Car Drivers     Tyre                 総P
1 37 ARTA F.O.S アルテッツア 峰尾 恭輔 長島 正興 影山 正彦 YH 20 20 15 30 0 20 15   120
2 80 ネストwithアペル雅YH 佐々木孝太 植田 正幸 西澤 誠剛 YH 15 15 20 23 15 15 12   115
3 36 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 黒澤 琢弥 池田 大祐   YH 0 - 12 - 20 - 20   52
4 17 INGS&RUNUPキーパーインテク 田中 篤 松永まさひろ   DL 0 12 0 - 12 - 0   24
5 96 ネッツ大分アクレアルアルテッツァ 三沢 伸輔 石川 朗 松田 徹磨 YH - 0 10 - 0 12 -   22
6 54 ADVANアンクルインテグラ 山内 伸弥 浅見 武   YH - - 0 0 10 - -   10
* 各ST1位から10位までに 20,15,12,10,8,6,4,3,2,1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30,23,18,15,12,9,6,5,3,2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各STの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* unofficial data

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGO NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2005 第7戦
「SUGOスーパー耐久レース」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年10月1-2日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◇エンドレス アドバンZが総合3位
EBBRO☆Z☆TC-KOBEがクラス2位

 スーパー耐久シリーズ2005第7戦は宮城県のスポーツランドSUGOにおいて400kmレースとして開催され、ST1クラスで木下みつひろ/影山正美組の#3エンドレス アドバンZが2戦連続で3位表彰台に上った。またST3クラスでは、輿水敏明/黒澤翼/菊地靖組の#19 EBBRO☆Z☆TC-KOBEが2位表彰台を獲得した。

 公式予選が行われた1日は、朝から曇天。#3Zの影山が1分33秒410のクラス4位、また#48 Zの星野が1分37秒624でクラス2位となった。#19 Zの黒澤は6位、#33 Zの伊橋は7位、#23 Zの尾本は8位だった。なお、#33 Zの松本はCドライバー走行に出走せず、今回は伊橋と木村でレースを戦うことになった。

 2日13時44分、108周、約400kmの決勝レースがスタート。#3 Zの影山は、予選で前に行かれた2台のST2クラスの車両を2周目までにオーバーテイクし、4周目には#32ポルシェをかわしてクラス3位/総合3位に浮上。そして4位以下を引き離して周回を重ねていった。

 ST3クラスでは予選クラス2位だった#48 Zの星野のペースがなかなか上がらず、5周目には5位へドロップ。代わってポジションを上げたのが予選5位だった#19 Zの黒澤。周回ごとに一つずつ順位を上げて4周目にはクラス3位に。さらに6周目にはクラスポールだった#7 RX-7をかわし#15 RX-7に続く2位に浮上した。

 ST1クラスで安定して3位の単独走行を続ける#3 Zは50周でピットインして、木下に交代。レースも折り返し点を過ぎた56周でクラス5位の#48 Zがピットインしてヒロミに交代。ST3クラスのルーティーンピット作業がほぼ完了した72周目の順位は、#15 RX-7がトップで#19 Z、#23 Zが続き、#83 NSX、#27 BMW、#48 Z、#33 Zとなった。

 ゴールまであと3周という時点で、クラス3位を走行していた#23 Zの左フロントのホイールが割れスローダウン。#23 Zの谷口は何とかチェッカーを受けたが6位ゴールとなってしまった。#19 Zはトップとの距離を詰められず2位でチェッカー、初優勝こそ逃したが今季最高位を獲得した。#33 Zの木村は終盤の90周目にZ勢トップとなるラップタイムをマークして5位入賞し次のレースに期待を持たせた。また#48 Zは9位でレースを終えた。

 ST1クラスでは、3位の#3 Zがチェッカー目前にタイヤバースト! 木下は何とかコースを1周してポジションを守って3位でゴール、直後の1コーナー手前でクルマを止めた。これで#3 Zはシリーズ4位に浮上することになった。なお、ST1クラスは今回#25ポルシェが6連勝してシリーズチャンピオンを獲得した。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: © NISMO

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGO決勝 ADVAN DENAG GT3 優勝でシリーズチャンピオン!

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 10月2日、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOでスーパー耐久第7戦の決勝レースが行われた。気温25度、路面温度28度とスタート直前に曇り空から晴れ間ののぞくコンディションとなった。

 13時44分、フォーメーションラップから22,400人の観衆を前に108周400kmの決勝レースが幕を開けた。今回6位入賞でシリーズチャンピオンが決定する#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)は織戸のスタートでトップをキープ。#1 FALKEN☆PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)の荒がこれに続くが、20周でその差は4秒と開き40周では14秒の大差となった。ちょうど折り返し点となる54周目でトップの2台は相次いでピットストップ。ルーティーンのピットワークをこなし後半戦へ突入する。

1002_denag-s  #25は谷口に、#1は田中にそれぞれドライバー交代。60周目ではトップの#25と#1の差は36秒となっていた。80周目では40秒差とその差はほとんど変わらず。この頃コースには雨が落ちてくるが、それほど長時間の雨とはならず各車スリックタイヤのままで我慢の走行となった。108周を走りきった#25が今回のレースも完全勝利を遂げ、最終戦を待たずして見事にシリーズタイトルを手中にした。55秒差で2番手には#1が入り、3位には#3エンドレスアドバンZ(木下みつひろ/影山正美組)が入り表彰台に上がった。

 6位にはST2クラスのトップ#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛組)が入り、今回はクラス6位となった#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)とのチャンピオン争いを最終戦まで持ち越した。8位にはST3クラスのトップに#15岡部自動車ハーツRX-7(長島正明/浅井亮博/倉嶋新一)が入った。総合15位にST5クラストップの#36 MAZIORA SPIRIT ALTEZA(黒澤琢弥/池田大祐組)が入った。ST4クラスは総合21位に#10 ADVANTAGE ベルノ東海 YH(渡辺明/小林敬一組)がクラストップとした。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGO決勝結果

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2005/10/02) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsPCar/TypeDriverTireLapTime/Bihind
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1082:42'22.954
21ST12FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK10855.251
33ST13エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1071Lap 
445ST14スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1071Lap 
524ST15PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1053Laps
62ST21FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1053Laps
763ST22WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL1053Laps
815ST31岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH1044Laps
919ST32EBBRO☆Z☆TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH1044Laps
1020ST23RSオガワADVANランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
小川 日出夫
砂子 塾長
福山 英朗
YH1044Laps
1183ST33bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1044Laps
1227ST34FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
YH1044Laps
1333ST35トータルスポーツingsZ
日産FAIRLADY Z/Z33
伊橋 勲
木村 崇
松本 竜次
YH1035Laps
1426ST24エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1035Laps
15*36ST51MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH1035Laps
16*37ST52ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
長島 正興
影山 正彦
YH1035Laps
1780ST53ネストwithアペルYH
トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
西澤 誠剛
YH1026Laps
1823ST36C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
谷口 行規
YH1026Laps
1929ST37PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
梅川 真明
小山 佳延
YH1026Laps
207ST38メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH1026Laps
2110ST41ADVANTAGE ベルノ東海 YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH1017Laps
2232ST16グループエム アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
和田 雅英
YH1017Laps
2330ST25ディクセル★eeiA★オガワランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
赤鮫 オヤジ
阪口 良平
YH1017Laps
2473ST42ロイヤルハウスYHランナップDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
YH1017Laps
2518ST43コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1017Laps
2681ST44EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
橋本 達也
YH1008Laps
2711ST26オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH9810Laps
2822ST45モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
佐藤 衛
DL9513Laps
2948ST39フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
ヒロミ 小園
星野 一樹
YH9414Laps
306ST27FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL9216Laps
-------- 以上完走 --------
-*21ST3-TO'S協新計測アネックスμ7
マツダRX-7/FD3S
増田 芳信
吉富 章
YH6642Laps
-13ST2-シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
WADA-Q
村田 信博
Y.HINOKI
YH9513Laps
-87ST4-RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
YH2286Laps
-17ST5-INGS&RUNUPキーパーインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田中 篤
松永 まさひろ
DL1890Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 FALKEN☆PORSCHE 荒聖治 1'27.741 (151.985km/h)
  • No.36の車両は、スーパー耐久シリーズ2005シリーズ規則技術規則書13条11項違反によりドライブスルーペナルティを課した。
  • No.21の車両は、スーパー耐久シリーズ2005シリーズ規則技術規則書13条10項違反によりドライブスルーペナルティを課した。
  • No.37の車両は、国際モータースポーツ規則付則L項違反により10秒のペナルティストップを課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGOフリー走行結果

1002_falken1-s 1002_falken2-s

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2005/10/02) Free-Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
11ST11FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FKR1'27.473--152.45
225ST12ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YHR1'27.6840.2110.211152.08
345ST13スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'28.6571.1840.973150.41
43ST14エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'29.3631.8900.706149.23
524ST15PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'29.4711.9980.108149.05
632ST16グループエム アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
和田 雅英
YH1'29.7992.3260.328148.50
711ST21オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'30.3842.9110.585147.54
82ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'30.7573.2840.373146.93
963ST23WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL1'31.1143.6410.357146.36
1015ST31岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH1'31.1813.7080.067146.25
1126ST24エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'31.2493.7760.068146.14
1213ST25シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
WADA-Q
村田 信博
Y.HINOKI
YH1'31.4613.9880.212145.80
1319ST32EBBRO☆Z☆TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH1'31.6884.2150.227145.44
1433ST33トータルスポーツingsZ
日産FAIRLADY Z/Z33
伊橋 勲
木村 崇
松本 竜次
YH1'31.7414.2680.053145.36
156ST26FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'32.1044.6310.363144.79
1620ST27RSオガワADVANランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
小川 日出夫
砂子 塾長
福山 英朗
YH1'32.5655.0920.461144.06
1730ST28ディクセル★eeiA★オガワランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
赤鮫 オヤジ
阪口 良平
YH1'32.5845.1110.019144.03
1827ST34FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
YH1'32.6995.2260.115143.86
1937ST51ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
長島 正興
影山 正彦
YH1'32.8045.3310.105143.69
2021ST35TO'S協新計測アネックスμ7
マツダRX-7/FD3S
増田 芳信
吉富 章
YH1'32.8735.4000.069143.59
2129ST36PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
梅川 真明
小山 佳延
YH1'32.9005.4270.027143.54
2217ST52INGS&RUNUPキーパーインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田中 篤
松永 まさひろ
DL1'33.0725.5990.172143.28
237ST37メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH1'33.1375.6640.065143.18
2436ST53MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH1'33.1395.6660.002143.18
2583ST38bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1'33.1445.6710.005143.17
2623ST39C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
谷口 行規
YH1'33.2475.7740.103143.01
2748ST310フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
ヒロミ 小園
星野 一樹
YH1'33.2645.7910.017142.98
2810ST41ADVANTAGE ベルノ東海 YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH1'33.9966.5230.732141.87
2980ST54ネストwithアペルYH
トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
西澤 誠剛
YH1'34.0306.5570.034141.82
3087ST42RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
YH1'34.1696.6960.139141.61
3181ST43EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
橋本 達也
YH1'34.6337.1600.464140.92
3273ST44ロイヤルハウスYHランナップDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
YH1'34.9397.4660.306140.46
3318ST45コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1'35.3077.8340.368139.92
3422ST46モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
佐藤 衛
DL1'37.55310.0802.246136.70

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGO ADVAN DENAG GT3がポールポジション

 10月1日、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOでスーパー耐久第7戦の予選が行われた。

 気温19度、路面温度20度という、曇り空からポツポツと雨が降り出すコンディションでむかえた11時25分から30分間で行われた基準タイムを判定するドライバーズ予選では、#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)が1分26秒335を織戸がマークしセッションのトップタイムとした。

1001_denag2-s

 14時20分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気温20度、路面温度21度というコンディションで、午前中から降り出した雨によりコースは完全なウエットの路面になっていた。最初の20分間のST1、2、5クラスのアタックから各車はコースイン。まずは4WDのST2クラスのマシンがリーダーボードの上位に姿を見せる。だが、セッション終盤にリーダーボードの最上部にクラス1の#1 FALKEN☆PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)の田中が1分34秒346のトップタイムをたたき出す。一方、最終戦を待たずに今回チャンピオンを決める可能性が高い#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)は、雨がやみ路面が乾きだした残り20分の混走セッションに1分33秒808とするが、残りわずかで#1が33秒797で逆転。これで#1が今季2度目のポールポジションとなるかと思われたが、その直後に#25の織戸が33秒732の僅差で逆転。ポールポジションを獲得した。2番手には#1が入った。

 総合3位に#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)がST2クラストップで入った。総合11位にST3クラストップの#7メーカーズゼナドリンRX-7(白井剛/杉林健一組)が入り、総合18位にはST5クラスのトップ#80ネストwithアペルYH(佐々木孝太/植田正幸/西澤誠剛組)が入った。ST4クラスは総合27位に#81EXTOLL with FAB YH(楳井伸也/幸内秀憲/橋本達也組)がクラストップとした。

#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)

1001_denag3-s 織戸学「コンディションがめまぐるしく変わって、ウエット(深溝)からインター(浅溝)。そしてスリックでタイムが出なくて、最後はインターの硬めでいきました。ヨコハマがウエットタイヤに力を入れてくれて、それが試せて良かった」
谷口信輝「僕たちは優勝してチャンピオンをきめたい。どんな天気でも勝って決めたいけれど、去年まで悔しい思いをしたウエットでポールがとれて嬉しい」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGOグリッド予選結果

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2005/10/01) Grid Qualify Weather:Fine Course:Wet
2005 Super Taikyu Series Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1'33.343--142.86
21ST12FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1'33.7970.4540.454142.17
311ST21オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'34.0290.6860.232141.82
42ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'34.6531.3100.624140.89
532ST13グループエム アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3/JGN
原 幸雄
和田 雅英
松田 秀士
YH1'34.8011.4580.148140.67
63ST14エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'35.4132.0700.612139.76
763ST23WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL1'35.4302.0870.017139.74
824ST15PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'35.4612.1180.031139.69
913ST24シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
WADA-Q
村田 信博
Y.HINOKI
YH1'35.5372.1940.076139.58
106ST25FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'36.3563.0130.819138.40
117ST31メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
一楽 智也
杉林 健一
YH1'36.3593.0160.003138.39
1220ST26RSオガワADVANランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH1'36.7293.3860.370137.86
1326ST27エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'36.7683.4250.039137.81
1430ST28ディクセル★eeiA★オガワランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
赤鮫 オヤジ
阪口 良平
YH1'36.9123.5690.144137.60
1545ST16スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
松本 高幸
MI1'37.3303.9870.418137.01
1648ST32フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
ヒロミ 小園
星野 一樹
YH1'37.6244.2810.294136.60
1727ST33FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH1'37.7864.4430.162136.37
1880ST51ネストwithアペルYH
トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
西澤 誠剛
YH1'37.9784.6350.192136.11
1983ST34bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1'38.0904.7470.112135.95
2017ST52INGS&RUNUPキーパーインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田中 篤
松永 まさひろ
DL1'38.1774.8340.087135.83
2115ST35岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
YH1'38.3344.9910.157135.61
2229ST36PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
梅川 真明
小山 佳延
YH1'38.3515.0080.017135.59
2337ST53ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
長島 正興
影山 正彦
YH1'38.3745.0310.023135.56
2436ST54MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH1'38.6035.2600.229135.24
2519ST37EBBRO☆Z☆TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH1'38.7635.4200.160135.02
2633ST38トータルスポーツingsZ
日産FAIRLADY Z/Z33
伊橋 勲
木村 崇
松本 竜次
YH1'38.9905.6470.227134.71
2781ST41EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
橋本 達也
YH1'39.6836.3400.693133.78
2823ST39C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH1'39.6916.3480.008133.77
2921ST310TO'S協新計測アネックスμ7
マツダRX-7/FD3S
増田 芳信
吉富 章
入口 秀輝
YH1'40.4487.1050.757132.76
3073ST42ロイヤルハウスYHランナップDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
YH1'40.7787.4350.330132.32
3110ST43ADVANTAGE ベルノ東海 YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH1'40.8957.5520.117132.17
3218ST44コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1'41.2287.8850.333131.74
3387ST45RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
佐藤 英而
星野 薫
YH1'43.0059.6621.777129.46
-22ST46モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
佐藤 衛
DL出走せず---
  • No.45の車両は、SUGOスーパー耐久レース大会特別規則書第22条5.違反により、30,000円の罰金のペナルティを課す。
  • No.45の車両は、スーパー耐久シリーズ2005シリーズ規則第7条(5)違反により、ベストラップ削除のペナルティを課す。
  • No.22の車両は、スーパー耐久シリーズ2005シリーズ規則第7条(9)により、最後尾スタートを条件に決勝レースの出走を認める。

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGOドライバーズ予選結果

1001_denag-s

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUGOスーパー耐久レース -RIJ- (2005/10/01) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1'26.335--154.46
21ST12FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1'27.9711.6361.636151.59
345ST13スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
松本 高幸
MI1'28.5862.2510.615150.54
432ST14グループエム アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3/JGN
原 幸雄
和田 雅英
松田 秀士
YH1'29.0752.7400.489149.71
53ST15エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'29.1982.8630.123149.50
624ST16PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'29.5323.1970.334148.94
76ST21FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'30.9104.5751.378146.69
863ST22WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL1'31.4165.0810.506145.88
913ST23シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
WADA-Q
村田 信博
Y.HINOKI
YH1'31.4205.0850.004145.87
1048ST31フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
ヒロミ 小園
星野 一樹
YH1'31.5755.2400.155145.62
1115ST32岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
YH1'31.6415.3060.066145.52
1226ST24エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'31.6825.3470.041145.45
1333ST33トータルスポーツingsZ
日産FAIRLADY Z/Z33
伊橋 勲
木村 崇
松本 竜次
YH1'31.7125.3770.030145.40
1411ST25オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'31.7325.3970.020145.37
1521ST34TO'S協新計測アネックスμ7
マツダRX-7/FD3S
増田 芳信
吉富 章
入口 秀輝
YH1'31.7955.4600.063145.27
1620ST26RSオガワADVANランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH1'31.8325.4970.037145.21
172ST27FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GH-GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'31.8785.5430.046145.14
1823ST35C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH1'31.8825.5470.004145.14
1983ST36bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1'32.0765.7410.194144.83
2036ST51MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH1'32.0805.7450.004144.82
2137ST52ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
長島 正興
影山 正彦
YH1'32.2535.9180.173144.55
2280ST53ネストwithアペルYH
トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
YH1'32.3906.0550.137144.34
2329ST37PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
梅川 真明
小山 佳延
YH1'32.5076.1720.117144.15
2419ST38EBBRO☆Z☆TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH1'32.7986.4630.291143.70
2530ST28ディクセル★eeiA★オガワランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
赤鮫 オヤジ
阪口 良平
YH1'32.8546.5190.056143.62
2627ST39FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH1'33.5107.1750.656142.61
277ST310メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
一楽 智也
杉林 健一
YH1'33.6587.3230.148142.38
2881ST41EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
橋本 達也
YH1'33.8357.5000.177142.11
2910ST42ADVANTAGE ベルノ東海 YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH1'34.1637.8280.328141.62
3018ST43コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH1'34.6788.3430.515140.85
3173ST44ロイヤルハウスYHランナップDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
YH1'34.8568.5210.178140.58
3217ST54INGS&RUNUPキーパーインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田中 篤
松永 まさひろ
DL1'35.2958.9600.439139.94
3387ST45RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
佐藤 英而
星野 薫
YH1'36.40410.0691.109138.33
3422ST46モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
佐藤 衛
DL1'40.49214.1574.088132.70

スーパー耐久

スーパー耐久第7戦SUGO SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

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スーパー耐久シリーズ2005 第7戦
「SUGOスーパー耐久レース」 事前情報
■開催月日:2005年10月1-2日
■開催場所:スポーツランドSUGO
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◇いよいよ終盤の2ラウンド、SUGOは非常に重要な戦いに

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2005第7戦は、10月1~2日に宮城県のスポーツランドSUGOにおいて400kmレースとして開催される。

 インプレッサが区分されるST2クラス(4WD、2001~3500cc)は9台がエントリー(全クラス35台)。うち2台が#2FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、#63 WING PERMAGARD IMPREZA(樋口統也/池田昌弘)と、プローバレーシングディビジョンがエントリーするインプレッサとなる。

 SUGOはアップダウンに富んだサーキットで、特に最終コーナーから1コーナー、さらにはヘアピンからハイポイントコーナーまでの急な上り坂、さらにはレインボーコーナーから馬の背コーナーまでのバックストレートの急激な下り坂は最大の特徴。これらをつなぐ1~3コーナーはほぼ直角のターンで、馬の背から最終コーナーまではチャレンジングなSPコーナーとなり、エンジンパワーとコーナリング特性の両方が重要なサーキットだ。

 今回のレース距離は400kmのために、岡山同様、ST2クラスはほぼ1ピットで済む。従ってガチンコ勝負のレースとなりそうだ。#2インプレッサは前回岡山で2位でフィニッシュしてポイントリーダーに立った。ランキング2位の#11ランサーとの点差はわずかに5点。今回#2インプレッサが優勝して#11ランサーが7位以下であれば、#2インプレッサのチャンピオンが決まるが、おそらく最終戦まで決着は持ち越されると予想される。従って#2インプレッサは最低でも2位という結果を残して、最終戦に臨みたい。

 また#63インプレッサもシリーズ3位の確保が目標。こちらも最低でも表彰台を目指したいが、清水が欠場する中、どのようなレース展開を見せるか興味深い。

 タイムスケジュールは1日のドライバー予選が11時25分~11時55分グリッド予選が14時20分~15時20分。2日のフリー走行が8時~8時30分、400km、108周の決勝レースは13時40分にスタートが切られる予定。

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: © スバルテクニカインターナショナル

Formula Nippon

FN第7戦富士 決勝上位3人のコメント

050828_10


アンドレ・ロッテラー(優勝)
1年ぶりに優勝できて嬉しいよ。予選ではストレスが溜まるような状況だったけど、うまくラップをまとめることが出来たし、今日のスタートも本当にうまくいったね。今までは満タンだとなかなかリードを奪うことが出来ていなかったからね。
ノーピット戦術を選択したことで、大変なレースになりそうだと思っていたから、リチャードがかなり速いペースで追い上げてきたときも、彼とトラブったりしないよう敢えて引いたんだ。そうやって前半は燃費とタイヤをセーブして、後半は思いっきりプッシュしたよ。
最後の15周位は、自分が何位を走っているのか判っていなかったんだけど、電光掲示板の一番上に「31」と出ているのを見て「僕なんだ!」って思ったんだ。最高のフィーリングだったね。

片岡龍也(2位)
クルマは昨日からずいぶん良くなってました。いつもだとフリー走行ではせいぜい10番手くらいなんですけど、今日は良いタイムが出せていたので、手ごたえを感じていました。
5番手からジャンプアップできたので、スタートは良かったと思います。リチャードは凄く速かったので、きっと1ストップだろうとは思っていました。アンドレに対してはもうミス待ちしかない状態でしたが、自分もミスをしてしまって、離れたりくっついたりを繰り返していました。前回の富士では悔しい思いをしたので、富士だけは絶対勝ちたいと思ってここへ来ました。今日はポイントが云々というより、とにかく勝ちたかったんです。

井出有治(3位)
クルマは走り出しから悪くなかったので、予選では2列目までには入れると思っていたんですが、ちょっとしたバランスの問題で6番手に終わってしまいました。
今朝も調子は悪くなかったので、あとは燃費を突き詰めていくだけだと思い、前半はなるべく燃料とタイヤをセーブして走りました。
スタートでは、ギヤがなかなか入らなくて、ローに入れたと思ったらもうシグナルがブラックアウトしたので、あわててクラッチをミートしてエンジンを止めそうになりました。
ここにくるまでは本山さんとのポイント差を大きいものと感じていましたし、正直言って富士は苦手なサーキットだったんですが、ここでポイント差を詰めることが出来て本当によかったです。

中嶋悟(優勝チーム監督)
久しぶりに表彰台や記者会見に呼ばれて感激しています。
予選では色々トラブルがありましたが、メカニックたちが頑張ってくれましたし、アンドレも良いレースをしてそれに応えてくれました。
最近はJRPの仕事が忙しかったんですが、ここ何日かで公表すべきものはしてしまったので、今回はちょっとだけ余分にチームのほうへ力を注ぐことが出来たのも良かったのかもしれません。この先もこの勝ち癖をそのままにもう2回ぐらい勝ちたいですね。

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FN第7戦富士 決勝リポート ロッテラー一年ぶりの美酒に酔う!  

050828_06  全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝が、8月28日富士スピードウェイで開催され、#31アンドレ・ロッテラー(PIAAナカジマ)が65周を無給油で走りきり、今季初ポイントを優勝という最高の形で獲得した。
2位には#7片岡龍也(ForumEngineeringルマン)。後方から追い上げてきた#20井出有治(mobilecastインパル)をかろうじて押さえ込んでの初表彰台だ。

 第7戦のスタートは2番手スタートの#23本山哲(インパル)がまさかのエンジンストールを喫するという波乱で幕を開けた。後方ではチームメイトの#19ブノワ・トレルイエも同様にストップしている。二人はトップが1周を走り終えた頃に漸くエンジン始動に成功し、1周遅れで戦列に加わることとなった。

 この混乱の中、トップに立ったのは3番手スタートのロッテラー。2位に片岡、3位に#4ロニ・クインタレッリが続く。ポールの#1リチャード・ライアンは出遅れ、4位に順位を落としてしまった。ライアンはダンロップコーナーでクインタレッリ攻略を試みるが、逆に立ち上がりで失速したところを後ろにつけていた#5松田次生に抜かれてしまう。
 しかしそこからライアンは凄まじいペースで先行する松田、クインタレッリを追い上げ、3周目の1コーナーで一気にこの2台を抜き去ると、その勢いで6周目の1コーナーで2位片岡のインをつき、次の周にはトップのロッテラーをも抜き去り、またたくまにトップに駆け上がってきた。ライアンはその後も最速ラップを更新しながら一気に後続を突き放しに掛かる。
 ライアンは41周を走り終えてトップのままピットへ。ここで給油とタイヤ交換を行って16.5秒でコースに復帰した。
 これでロッテラーが再びトップに立った。

 ノーピット作戦を選択したロッテラーは、ライアンの猛攻にも惑わされることなく、着々と自分のペースを守って燃料とタイヤをセーブしていたのだ。
 それはロッテラーの直後を走る片岡や井出も同じだった。
 この3人は終盤に向けて終始安定したペースで走行を重ねていたが、そこに割って入ったのが#3山本左近。1コーナーで、コカコーラコーナーで、100Rで、ダンロップで。山本は何度もタイヤスモークを上げ、コースを飛び出しそうになりながらも積極果敢に井出や片岡に襲い掛かっていく。そして43周目の1コーナーで井出を、52周目の1コーナーでは遂に2位の片岡をも攻略し、猛然とトップのロッテラーを追い上げていく。
 しかし山本はこの周の最終コーナー立ち上がりで、僅かなスロットルコントロールのミスから痛恨のスピンを喫する。ステアリングや自分のヘルメットを何度も叩いて悔しがる山本。

 結局、ロッテラーは片岡と井出が始めた2位争いを尻目に悠々とトップをひた走り、今季初ポイントを1年ぶりの優勝という最高の形で獲得した。
 2位片岡にとっても、これが今シーズン初ポイントとなる嬉しい表彰台となった。
 また、井出がこのレースで3位に入り、本山がノーポイントで終わったことで、ポイントランキングトップの本山と2位の井出の差は僅か4ポイントとなり、王座の行方はますますわからなくなった。

 次戦は10月23日、ツインリンクもてぎで開催される。

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FN第7戦富士 決勝結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Tuner Lap Total/Delay Gap
1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 65 1”40'15.339 -
2 7 片岡 龍也 Forum Engineering
LeMans
東名 65 2.891 2.89
3 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 65 3.550 0.66
4 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 65 4.773 1.22
5 8 土屋 武士 Forum Engineering
LeMans
東名 65 34.772 30
6 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 65 45.560 10.79
7 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 65 46.856 1.3
8 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING
with CERUMO
東名 65 1'10.050 23.19
9 *5 松田 次生 5ZIGEN 東名 65 1'11.251 1.2
10 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 65 1'17.403 6.15
11 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 64 1Lap -
12 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 64 1Lap -
13 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 64 1Lap -
- - 以上完走 (58Laps) - - - -
- 4 ロニ・クインタレッリ KONDO Racing 尾川 55 10Laps 9Laps
- 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 51 14Laps 4Laps

ファステストラップ:#23本山哲 1'30.769(40/64Lap) 180.974km/h
* No.5は、2005年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第28条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

シャシー、エンジン、タイヤは全て、ローラB351、無限MF308、ブリヂストンです。

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FN第7戦富士 フリー走行は本山がトップ

050828_02 富士スピードウェイで開催されている、全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝前フリー走行が8月28日午前8時50分より30分間で行われ、予選2番手の#23本山哲(Arting インパル)がトップタイムを記録した。タイムは1分30秒629だった。
 2番手にはポールシッターの#1リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)で1分30秒825、3番手は#5松田次生(5ZIGEN)で1分31秒024だった。

 決勝日を迎えた富士スピードウェイは今日も快晴。気温は昨日より幾分涼しくなったように感じられる。
 開始早々から精力的に周回を重ねるのは#32小暮卓史(PIAAナカジマ)。前日の予選ではトラブルからまともにタイムアタックが出来ていなかった小暮は、昨日の遅れを取り戻そうと必死だ。それは予選10番手に終わった松田も同様のようだ。松田は#4ロニ・クインタレッリと互いに順位を入れ替えながらタイムを上げていき、最終的に3番手タイムを記録した。
 ポールシッターのライアンは予選の好調ぶりをここでも維持。常にタイミングモニターの上位に名を連ねる。
 しかしトップタイムを記録したのは本山だった。予選後の記者会見でもクルマの仕上がりに自信を覗かせていた本山は、その言葉どおりコンスタントに30秒台を記録してフリー走行を終えた。しかしライアンとのタイム差は僅かコンマ196秒。決勝レースは接線が期待できそうだ。

 フォーミュラニッポン第7戦決勝は、今日午後2時30分から、65周で行われる。
 各チームがどのようなピット戦略を採るのか、要注目だ。

Formula Nippon

FN第7戦富士 フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 30.629 - -
2 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.825 0.196 0.196
3 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 31.024 1.652 0.199
4 4 ロニ・クインタレッリ KONDO Racing 尾川 1' 31.083 1.711 0.059
5 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 31.200 1.828 0.117
6 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 31.320 1.948 0.120
7 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.347 1.975 0.027
8 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 31.367 1.995 0.020
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 31.495 2.123 0.128
10 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 31.659 2.287 0.164
11 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 31.755 2.383 0.096
12 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.847 2.475 0.092
13 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 32.006 2.634 0.159
14 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 32.235 2.863 0.229
15 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 32.287 2.915 0.052

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

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FN第7戦富士 予選上位3人のコメント

050827_11

リチャード・ライアン(ポールポジション)
ポールを取れてすごくうれしいよ。昨日の公式練習でいいセッティングが出せたので、今回は自信があったんだ。ここ数戦は苦しい状況が続いたけど、セッティングを大きく変更したのがうまくいった様だね。午後のセッションではみんなタイムアップしていたけど、僕もその流れに乗ることが出来ていいタイムが出せたよ。
(2006シーズンについて)選手権としては望ましい方向じゃないかな。F1以外でメーカー同士のコンペティションがあるのは今ではIRLくらいしかないから、そういう意味でも楽しみだね。

本山哲(予選2位)
クルマは前回と比べても良くなっています。勝てる手ごたえも感じていますが、今日の予選に関してはリチャードがセッティングもドライビングも完璧だったようですね。正直、同じタイムが出せる気はしませんでした。でも、今年のフォーミュラニッポンでは予選と決勝では話が別、になってますから、戦略をうまく組み立て、安定した速さで走れれば勝てるはずです。
明日は1ストップかノーピットかで戦略が分かれると思いますが、僕らもどちらがベストかを良く考えて決めたいと思います。

アンドレ・ロッテラー(予選3位)
朝の時点ではこれだけの結果が出せるとは思ってなかったよ。午前中はエンジンの始動に手間取って多くの時間を費やしてしまったので、タイヤも1セットしか使うことができなかったんだ。午後にも同じトラブルが出て、すごくストレスの溜まる状態だったんだけど、それでも与えられた状況の中で出来る限りハードにプッシュすることにしたら、タイミングよくタイムが出せたよ。
(2006シーズンについて)大きく転換すべき時が来ていたので、いいことだと思うよ。世界中のジュニアフォーミュラが次々にリニューアルしていく中で、フォーミュラニッポンだけがとり残されてる状態だったので、そこから脱却しないとF1へのステップアップも難しい状況があったからね。メーカーが参入することも、プロフェッショナルなシリーズということで考えればいいことなんじゃないかな。

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FN第7戦富士 予選リポート ライアンが圧倒的な速さでPP獲得!

050827_03全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の公式予選が8月27日、富士スピードウェイで行われ、#1リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)が1分29秒372でポールポジションを獲得した。
2番手には#23本山哲(Artingインパル)、3番手は#31アンドレ・ロッテラー(PIAAナカジマ)だった。

 台風一過の8月27日。富士スピードウェイ上空はきれいに晴れ上がり、絶好のレース日和となった。
 第7戦の公式予選1回目は、午前10時15分に開始されたが、一昨日の強い雨の影響で路面コンディションが思わしくないため、殆どのドライバーがピットガレージで待機したまま10分以上が経過した。この間、走行したのは#11平中克幸(セルモ)ただ一人。
 他のドライバーたちが徐々にコースインし始めたのは開始から15分が経過しようかという頃だった。
 このセッションで走り出しから好調だったのは#8土屋武士(ルマン)、本山、#20井出有治(インパル)らであったが、セッション半ばまでコースに出てこなかったライアンが走りはじめからいきなりトップタイムをたたき出し、一気にトップに躍り出る。本山がそれに続くが、ライアンとの差はなかなか縮まらない。
 その後方では、#3山本左近、#4ロニ・クインタレッリ(KONDO)、#19ブノワ・トレルイエ(インパル)、土屋、井出らがめまぐるしく順位を入れ替えながら続く。
 その一方で、頻繁にピットインを繰り返す#32小暮卓史、エンジン始動に手間取ってセッションの大半をピットで過ごす羽目になった#31ロッテラーらのナカジマ勢は苦境に陥っている。小暮にいたってはセッション残り3分でコース上にストップしてしまう有様だ。

 結局、ライアンが30秒142で暫定ポールを獲得して予選一回目は終了。
 2番手に本山が30秒154で、3番手に土屋が30秒304で続いた。

 F3の予選、ヴィッツのコンソレーションレースをはさんで午後2時15分に予選二回目は開始された。上空には雲が出てきた。
 午前中とは違ってこのセッションでは序盤から激しいタイムアタック合戦が繰り広げられ、全ドライバーが午前中のタイムを更新することとなった。
 そんな中、土屋が最初に30秒台の壁を突破、トップに躍り出る。更にはチームメイトの片岡が土屋のタイムを上回ると、そこに本山が割って入り、開始から20分を経過した時点での順位は、1位片岡、2位本山、3位土屋の順。
 ここで漸くライアンがコースイン。2周のウォームアップの後にタイムアタックに入り、いきなり29秒590をたたき出してトップに立った。ライアンはこのセッションでも絶好調だ。
 残り時間が8分を切ったあたりから、各ドライバーともニュータイヤを投入して最後のアタックに出て行く。ここで本山が29秒621までタイムを上げてライアンに食い下がるが、すかさずライアンも29秒519、29秒372と立て続けにタイムを更新。完全に本山を突き放してポールポジションを確実なものとした。
 3位には午前中トラブルから思うように走れなかったというロッテラー。
 最後の最後に4番手タイムをたたき出したのは、前戦MINEで初表彰台を獲得したロニ・クインタレッリだった。

 フォーミュラニッポン第7戦の決勝は明日午後2時半。65周で戦われる。

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選総合結果

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 29.372 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 29.621 0.249 0.249
3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 29.647 0.275 0.026
4 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 29.674 0.302 0.027
5 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.772 0.400 0.098
6 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 29.776 0.404 0.004
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 29.867 0.495 0.091
8 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 29.961 0.589 0.094
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.987 0.615 0.026
10 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.093 0.721 0.106
11 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.120 0.748 0.027
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 30.250 0.878 0.130
13 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.252 0.880 0.002
14 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 30.322 0.950 0.070
15 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 30.408 1.036 0.086

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選二回目結果

天候:くもり コース:ドライ

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 29.372 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 29.621 0.249 0.249
3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 29.647 0.275 0.026
4 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 29.674 0.302 0.027
5 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.772 0.400 0.098
6 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 29.776 0.404 0.004
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 29.867 0.495 0.091
8 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 29.961 0.589 0.094
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.987 0.615 0.026
10 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.093 0.721 0.106
11 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.120 0.748 0.027
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 30.250 0.878 0.130
13 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.252 0.880 0.002
14 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 30.322 0.950 0.070
15 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 30.408 1.036 0.086

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選一回目結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー チーム名 エンジン
チューナー
Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.142 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 30.154 0.012 0.012
3 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 30.304 0.162 0.150
4 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 30.358 0.216 0.054
5 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 30.449 0.307 0.091
6 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 30.609 0.467 0.160
7 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 30.624 0.482 0.015
8 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.641 0.499 0.017
9 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.681 0.539 0.040
10 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 30.842 0.700 0.161
11 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.844 0.702 0.002
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 31.050 0.908 0.206
13 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.057 0.915 0.007
14 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 31.435 1.293 0.378
15 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.541 1.399 0.106

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Japanese F3

F3第7,8戦富士 トヨタモータースポーツニュース


全日本F3選手権
第7/8戦 富士

全日本F3第4大会でトムスのJ.P.デ・オリベイラが2連勝
新装“富士”初のF3で、中嶋一貴が連続2位。
第8戦ではトヨタ・トムスチームが表彰台を独占

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第7戦、第8戦ともにトムスのオリベイラ/中嶋が1-2フィニッシュ
 2005年全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月4日、5日の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。今年4月にリニューアルオープンした新装“富士”初のF3レースとなる同大会には14台が出場し、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車はこの内10台を占めた。
 新コースに対しては事前の合同テストが実施されており、金曜日の練習走行ではドライながら低温かつ雨上がりで路面コンディションに恵まれない中、事前テストから好調な中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が総合トップタイム、J.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が2番手、池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手タイムとトムス勢が上位を独占した。

◆予選◆
 4日(土)は曇天ながら時おり日が射す天候。未明まで少量の降雨があったものの、午前11時15分開始の公式予選は完全なドライコンディションで行われた。
 第7戦の予選セッションでは序盤から激しいアタック合戦が展開。中嶋一貴が6周目にトップに立つが、直後に横溝直輝(ニッサンSR20VE)がこれを逆転、最後に首位逆転を狙ってJ.P.デ・オリベイラがアタックするが、僅かに届かず2番手。中嶋一貴が3番手グリッドを獲得し、池田大祐は、4番手、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)は5番手で続いた。
 10分間のインターバルをおいて始まった第8戦の予選セッションでは周回によって路面状況が好転し、序盤から各車大きくタイムアップ。先行車のスリップストリームを上手く使った中嶋一貴が7周目にベストタイムをたたき出し、見事今季初のポールポジションを獲得。終了間際に最後のアタックを行ったJ.P.デ・オリベイラもミスを喫したが0.013秒差の2番手とトヨタエンジン搭載車がフロントロウを独占した。

◆第7戦決勝◆
 午後には降雨の予報もあり、いつ降り出してもおかしくない状況ながら曇天のまま、午後4時28分に第7戦(15周)のスタートが切られた。
 2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラは絶妙なスタートを切ると1コーナーまでの距離が長い“富士”のレイアウトを活かして首位の横溝直輝に並びかけ、1コーナーで逆転に成功。その後は、後続を寄せ付けず、首位独走を見せ、今季3勝目を挙げた。
 一方、3番手グリッドからスタートで4位に後退した中嶋一貴は、2周目には3位、4周目の1コーナーで2位へとポジションアップ。その後もファステストラップを記録するハイペースで追い上げるが、15周のスプリントでは首位奪取はならず2位でフィニッシュ。新装“富士”初のF3レースでトムス勢がワン・ツー・フィニッシュを果たす結果となった。
 また、J.リードが4位、安岡秀徒(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6位に入賞。5周目に単独スピンを喫し、一時最後尾まで後退した池田大祐はその後挽回して8位でチェッカーを受けた。

◆第8戦決勝◆
 5日(日)は、前夜少量の降雨があったが、朝から薄曇りで、引き続き路面はドライコンディション。エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ第3戦決勝に続いてF3の第8戦決勝が午後1時から21周で行われた。
 注目のスタートでは、ポールポジションの中嶋一貴は慎重になりすぎたか、第7戦に続いて好スタートを切った2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラに1コーナー進入までに先行を許してしまった。
 一方、4番手グリッドからやや出遅れた池田大祐は、後続に並ばれ、抑えようとしてコースオフ。しかし、すぐにコースに復帰すると、前を行くP.モンティン(ニッサンSR20VE)をパスし、4位に浮上。3位の横溝直輝にも徐々に詰め寄り、7周目の1コーナー手前で逆転し、3位へと躍進。トムス勢のワン・ツー・スリー体制となった。
 2位を行く中嶋一貴は中盤以降もプッシュを続け、13周目にはファステストラップを記録するが、首位逆転は叶わず、2戦連続の2位でチェッカー。
 J.P.デ・オリベイラは逃げ切って2連勝。ポイントランキングで2位との差を広げることとなった。3位には池田大祐が入り、トムスチームが表彰台を独占した。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:

 トヨタのホームコースである“富士”での初レースに2戦連続で2位グリッドから連勝を飾ることが出来、最高の気持ちだ。とくに前戦SUGOでは残念な結果に終わってしまっただけに、自分にとっても大きな自信につながった。目標であるチャンピオン獲得に向けてこれからも勝ち続けたい。

トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:

 第8戦でポールポジションを獲得することが出来たが、J.P.デ・オリベイラにスタートでかわされてしまい、追いつくことも叶わなかった。2戦連続で2位表彰台という結果は得られたが、第8戦は細かいミスもあり、とりわけ悔しさが残る。3位、2位と来ているので、次戦ではぜひとも真ん中に立てるよう全力を尽くす。

トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:

 今回は決勝レース前にセッティングを変更して臨んだが、第7戦、第8戦ともに自分のミスで順位を落とす場面があった。第8戦では表彰台に上がることが出来たが、努力を重ねてさらなる上位を目指す。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:

 皆それぞれ次元の高いレースをしているだけに、小さなミスが大きく響いてしまう。チームとしての結果は良かったが、中嶋君、池田君ともにそうしたミスが目立ち、経験豊富なJ.P.デ・オリベイラに及ばなかった。リニューアルされた富士スピードウェイは路面のミューが低く、コーナーにカントが少ないなど、ヨーロッパのサーキットに似た難しさがある。今大会はレベルアップを目指す若手ドライバーには良い勉強の場になったと思う。

Japanese F3

F3第7戦決勝 上位3人のコメント

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ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(優勝)
予選でフロントローにつけさえすればチャンスはあると思っていたが、そのとおりになったね。今回はストレートで横溝を突き放す作戦がうまくいった。外から見てるとイージーに見えたかもしれないが、実際にはタフなレースだった。
前回の菅生では予選が全然上手く行かなくて、まるで冬眠してる熊みたいなものだったから、今日勝てて嬉しいよ。

中嶋一貴(2位)
かなり悔しいです。スタートで4番手に落ちてしまいましたが、最後までこのときの差が響きました。スタートから前についていけてれば、スリップを使うことも出来たんですが。
クルマはバランスが取れていていい状態でした。それだけにスタートを失敗したことが悔やまれます。

横溝直輝(3位)
スタート前にクラッチを調整したんですが、それで繋がりの感触が変わってしまい、スタートが上手く行きませんでした。1コーナーでオリベイラに並ばれましたが、あれ以上頑張ると後続にもやられかねないと思ったので一旦引くことにしました。
予選ではチームが完璧なクルマを用意してくれたんですが、決勝では彼ら(オリベイラと中嶋)のペースが予選以上に速く、ついていけませんでした。
自分たちに何が出来るか、どこを伸ばせばいいかを今夜じっくり考えて、明日のレースに臨みたいです。



 

Japanese F3

F3第7戦富士 決勝リポート

050604_10 全日本F3選手権第7戦の決勝は#10ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)がスタートでトップに立ち、そのまま後続を寄せ付けずに優勝した。
 2位にはチームメイトの#37中嶋一貴(TDPトムスF305)が入り、ポールシッターの#12横溝直輝(ThreeBond)は3位に終わった。

 F3第7戦の決勝は午後4時30分、定刻でスタートした。コースにはうっすらと霧が出始め、今にも雨が振り出しそうな空模様だ。気温も肌寒さを感じるほどに下がってきた。
 そんな中、ホールショットを奪ったのはオリベイラ。横溝も動き出しは悪くなかったものの、1コーナーへのブレーキングではオリベイラに軍配が上がった。
 その後方では中嶋と#38池田大祐(TDPトムスF305)のチームメイト同士が3位争いを展開。2周目の1コーナーで中嶋が池田を抜いて3番手に。更に前を走る横溝を追い詰め、4周目の1コーナーでインを突いて2位に上がり、オリベイラの追撃に掛かる。
 しかしオリベイラも37秒台中盤のタイムを安定して出し続け、中嶋に付け入る隙を与えない。結局、両者は終始2秒弱の間隔を保ったまま15周を消化。オリベイラは第3戦以来の今季3勝目を上げることとなった。

Japanese F3

F3第7戦富士決勝 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/06/04) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
136ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE1524'27.406
237中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE151.808
312横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1516.494
45ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE1524.067
510武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1533.525
63安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1537.261
733番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1542.221
838池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1542.222
92高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C1547.664
1019折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1548.646
1162嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1549.358
1250磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE151'03.219
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
-1ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE114 Laps
-14パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE015 Laps
  • Fastest Lap: #37 中嶋一貴 1'37.406 (7/15) 168.643km/h

ポイントランキング

Japanese F3

F3第7戦&8戦富士 予選リポート

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 全日本F3選手権第7戦の公式予選は、#12横溝直輝(ThreeBond)が1分37秒625でポールポジションを獲得した。2位は#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)で1分37秒871、3位は1分37秒881の#37中嶋一貴(TDPトムスF305)だった。
 続いて行われた第8戦の予選でもこの3人が速く、ポールは中嶋一貴で1分37秒487、2位はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラで1分37秒500、第7戦でポールを獲得した横溝直輝は1分37秒664と、自己ベストを更新できず3位に終わった。

 フォーミュラニッポンの予選1回目の終了から15分後に、F3第7戦の15分間の公式予選が開始された。
 最初は各車共慎重に走り始め、タイヤの温まる4周目辺りから本格的なアタックに入っていく。
 前回の菅生で2連勝を飾った横溝直輝はここでも好調で、昨日の合同練習で総合トップの中嶋一貴と互いにベストタイムを更新しあいながら走行を重ねる。セッション半ばを過ぎて、そこにJ.P.オリベイラが割って入ってきた。
 結局、このセッションを制したのは横溝直輝。2番手にはオリベイラがチェッカー間際に滑り込み、中嶋は3位で予選を終えた。

 10分のインターバルを経て第8戦の公式予選が開始された。
 今度は早い段階で中嶋、横溝、オリベイラ、#38池田大祐(TDPトムスF305)の4人が37秒台に突入。中でもオリベイラのペースがセッションを通じて速く、7戦で横溝の出した37秒625を早々と上回って見せたが、終盤に中嶋が好タイムを連発、最後は37秒487にまで縮めて、オリベイラの追撃を退けた。横溝は逆にタイムが伸び悩み、第7戦のポールタイムにも届かず37秒664で予選を終えた。

 F3第7戦の決勝は本日午後4時半より15周で、第8戦の決勝は明日5日午後1時より21周で行われる。

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