*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.400km) *
* 2000 ALL JAPAN FUJI GT RACE *
* JGTC レース正式結果表 *
* 2000.05.04 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
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位 車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
車 名 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 500 脇阪 寿一 (J) 金石 勝智 (J)
TAKATA 童夢 NSX 67 1:40'04.816 176.581 1'26.618
2 2 500 片山 右京 (J) ミハエル・クルム (D)
カストロール・ニスモGT-R 67 1:40'19.055 0'14.239 176.163 1'27.116
3 38 500 竹内 浩典 (J) 立川 祐路 (J)
FK/マッシモ セルモ スープラ 67 1:40'21.153 0'16.337 176.102 1'27.513
4 6 500 野田 英樹 (J) ワイン・ガードナー (AUS)
エッソ ウルトロン タイガー スープラ 67 1:40'26.044 0'21.228 175.959 1'27.103
5 12 500 星野 一義 (J) 本山 哲 (J)
カルソニック スカイライン 67 1:40'36.496 0'31.680 175.654 1'27.685
6 1 500 エリック・コマス (F) 影山 正美 (J)
ロックタイト・ゼクセルGT-R 67 1:40'47.189 0'42.373 175.344 1'27.627
7 64 500 伊藤 大輔 (J) ドミニク・シュワガー (D)
Mobil 1 NSX 67 1:40'48.983 0'44.167 175.292 1'27.625
8 16 500 中子 修 (J) 道上 龍 (J)
Castrol 無限 NSX 67 1:40'50.571 0'45.755 175.246 1'27.419
9 3 500 長谷見昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
ユニシア・ザナヴィ スカイライン 67 1:41'06.301 1'01.485 174.791 1'27.881
10 25 500 木下みつひろ (J) 織戸 学 (J)
エンドレス アドバン スープラ 67 1:41'20.390 1'15.574 174.386 1'28.273
11 21 500 一ッ山 康 (J) 中谷 明彦 (J)
ZERO マクラーレン GTR 66 1:40'05.883 1 Lap 173.912 1'27.130
12 36 500 関谷 正徳 (J) 土屋 武士 (J)
カストロール・トムス・スープラ 66 1:41'14.225 1 Lap 171.956 1'27.923
13 26 300 松田 秀士 (J) 福山 英朗 (J)
シェル タイサン アドバン GT3R 62 1:40'37.096 5 Laps 162.518 1'34.825
14 910 300 余郷 敦 (J) 和田 久 (J)
ナインテン アドバン ポルシェ 62 1:40'38.691 5 Laps 162.475 1'34.320
15 81 300 大八木信行 (J) 青木 孝行 (J)
ダイシン ADVAN シルビア 62 1:40'55.228 5 Laps 162.031 1'34.853
16 77 300 小林 且雄 (J) 谷川 達也 (J)
クスコ スバル インプレッサ 62 1:40'56.711 5 Laps 161.992 1'35.105
17 7 300 山野 哲也 (J) 松本 晴彦 (J)
RE雨宮マツモトキヨシRX7 62 1:41'35.808 5 Laps 160.953 1'34.680
18 86 300 田中 実 (J) 松田 晃司 (J)
BP・KRAFT・トレノ 61 1:40'29.020 6 Laps 160.108 1'35.145
19 88 500 古谷 直広 (J) 高橋 毅 (J)
ノマド ディアブロ GT-1 61 1:41'12.734 6 Laps 158.956 1'30.247
20 10 300 桧井 保孝 (J) 山岸 大 (J)
アビリティ・マリオ ポルシェ 60 7 Laps 1'36.211
21 911 300 石原 將光 (J) 砂子 智彦 (J)
ダイヤモンド アドバン ポルシェ 60 1:41'45.883 7 Laps 155.499 1'34.816
22 70 300 石橋 義三 (J) パトリック・V・スクート (B)
外車の外国屋アドバンポルシェ 59 1:41'07.153 8 Laps 153.881 1'37.817
23 31 300 新田 守男 (J) 五十嵐勇大 (J)
スーパーオートバックスアペックスMR-S 59 1:41'23.037 8 Laps 153.479 1'35.368
24 9 300 羽根 幸浩 (J) 日置 恒文 (J)
大黒屋ARCぽるしぇ 55 1:41'32.495 12 Laps 142.841 1'37.065
25 100 500 飯田 章 (J) 服部 尚貴 (J)
RAYBRIG NSX 52 1:41'01.866 15 Laps 135.723 1'27.716
26 71 300 城内 政樹 (J) 河野 尚裕 (J)
シグマテック 911 44 23 Laps 1'37.227
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
8 500 鈴木 亜久里 (J) 土屋 圭市 (J)
ARTA NSX 35 32 Laps 1'27.766
19 300 脇阪 薫一 (J) 原 貴彦 (J)
ウエッズスポーツ セリカ 32 35 Laps 1'35.645
111 300 井倉 淳一 (J) 真希 遊世 (J)
JIM GAINER F355 29 38 Laps 1'35.595
30 500 山田 洋二 (J) 岡田 秀樹 (J)
綜警 McLaren GTR 17 50 Laps 1'27.482
24 300 西澤 和之 (J) マルコ・アピチェラ (I)
986ボクスター 17 50 Laps 1'38.161
51 300 袖山 誠一 (J) 山田 英二 (J)
オートスタッフ アドバン シルビア 15 52 Laps 1'37.828
32 500 木下 隆之 (J) 近藤 真彦 (J)
cdma One セルモ スープラ 7 1:40'11.376 60 Laps 18.288 1'34.243
55 500 須賀 宏明 (J) 柴原 真介 (J)
イクリプス RD タイサンバイパー 3 64 Laps 1'56.953
37 500 荒 聖治 (J) 鈴木 利男 (J)
カストロール・トムス スープラ 0 67 Laps
35 500 山路 槙一 (J) ピエール・ラファネル (F)
マツモトキヨシ・トムス スープラ 0 67 Laps
39 500 影山 正彦 (J) ラルフ・ファーマン (GB)
デンソー サード スープラ GT 0 67 Laps
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 14:33'50 フィニッシュ 16:13'54.816
参加台数 : 40 台 出走台数 : 37 台 完走台数 : 26 台
ベストタイム No. 18 ( 脇阪 寿一 ) 1'26.618 3/67 182.872 km/h
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
2000 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 2
ALL JAPAN FUJI GT RACE
TAKATA童夢NSX(脇阪/金石組)、開幕の雪辱を果たし完勝!
GT300クラスはシェルタイサンアドバンGT3R(松田/福山組)連勝!
曇ってはいるものの時折日が差している。富士スピードウェイの長いスタン
ドにはファンが詰めかけ大賑わいだ。
午後2時33分、1周のローリングから決勝のスタートが切られた。
PPの#18NSXが順当にトップをキープするが、その後方1コーナー立ち上がっ
たところ多重接触。#32、#35、#37、#39と不運にもスープラばかりがダメージ
を負ってしまった。
■決勝ノート(67周)
1周目 #18-6-2-21-30-38-16-12-100-8-36……
2周目 GT500 #18-6-2-21-30-16……
GT300 #26-86-910……
5周目 GT500 #18-(3.6)-6-2-21-30-16-38-12-8-64-100-1-36-3……
GT300 #26-910-86-911-77-81……
両クラスともトップが抜け出す形になっている
9周目 GT300 1コーナーで追い上げてきた#910ポルシェが#26ポルシェをパス。
トップに躍り出た。
GT500 #100NSXピットイン。トラブル?接触?
10周目 GT500 #18-(3.7)-6-2-21-16-30-
GT300 #910-26-911-77-81-
11周目 GT500 #2GTRが#6スープラの前に出た
12周目 GT500 #36スープラピットイン。タイヤ交換をしてピットアウト。コース
上の破片でタイヤを痛めたか?
15周目 GT500 #18-(4.9)-2-6-21-16-30-38-12-64-8-1-3-25……
GT300 #910-26-911-77-7-81-86-19-31……
17周目 GT500 #38スープラが#30マクラーレンかわし6位へ。
18周目 GT500 #30マクラーレン、ピットイン。リアカウル外しチェックを行う。
トップ2車の差が3.8秒に縮まる。
20周目 GT500 #18-(4.9)-2-21-6-16-38-64-12-8-1-3-25……
GT300 #910-26-7-911-77-81-86-19-31……
22周目 GT300 #31MR-S、1コーナーでスピン。
25周目 GT500 #100NSX、修理を終えコース復帰。
29周目 GT500 #12GTRが上位陣ではいち早くルーティンのピットイン。
これを皮切りにピットインが始まる。
30周目 GT500 #18-(6.7)-2-21-6-16-38-1-64-8-25-12……
GT300 #910-26-911-77-7-81-19-86……
34周目 GT300 #19セリカ、スロー走行。
36周目 GT500 2位#2GTRピットイン、素晴らしい速さ(22秒)でコース復帰。
37周目 GT500 #8NSX、1コーナー立ち上がったところでクラッシュ。#38スープ
ラに押し出されたようだ。
38周目 GT500 トップ#18NSXピットイン。30秒近くかかった。
40周目 GT500 #16-18-2-12-1-38-64-6-3-21……
上位陣では最後となる#16NSXピットイン
GT300 #910-911-26-77-81-7……
41周目 GT500 #18-(9.2)-2-12-1-38-6……
49周目 GT300 #7RX7と#71ポルシェがヘアピンで接触、スピン。両車とも再スタート。
50周目 GT500 #18-(16.8)-2-12-38-6-1-64-16-3-25……
#18NSXは快調。周回を重ねる度に差を開いている。
GT300 #26-910-77-81-7-911-86……
52周目 GT500 #38スープラ(立川)が#12GTR(星野)を1コーナーでかわし3位へ。
53周目 GT500 #6スープラも#12GTRをかわして4位に浮上。
54周目 GT300 #81シルビアが#77インプレッサをパス。3位へ。
55周目 GT500 #18-(20.3)-2-38-6-12-1-64-16-3-25……
GT300 #26-910-81-77-7-86……
59周目 GT500 トップ#18NSXのペースが1分28秒台から32秒台に落ちた。またして
も駆動系トラブルか??
60周目 GT500 #18NSXのペースが1分28秒台に戻る。2位との差16.5秒。残り7周。
FINISH GT500 #18-(14.2)-2-38-6-12-1-64-16-3-25……
GT300 #26-910-81-77-7-86……
(周回数はGT500クラスのトップのものです)
開幕戦では速さが結果に結びつかなかった#18TAKATA童夢NSXだが、今回は見事
なポール・トゥ・ウィンで完勝。雪辱を果たした。2位には、開幕戦は負傷欠
場だった右京の駆る#2カストロール・ニスモGT-Rが入った。
GT300クラスは、松田、福山のベテランコンビの#26シェルタイサンアドバンGT3R
が連勝を果たした。
■レース結果(暫定TOP6)
GT500
P--No.Cls--Car-----------------------------Drivers--------
1 18 500 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一/金石
2 2 500 カストロール・ニスモGT-R 井出/クルム
3 38 500 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川
4 6 500 エッソウルトロンタイガースープラ野田/ガードナー
5 12 500 カルソニックスカイライン 星野/本山
6 1 500 ロックタイト・ゼクセルGT-R コマス/正美
GT300
P--No.Cls--Car-----------------------------Drivers--------
1 26 300 シェルタイサンアドバンGT3R 松田/福山
2 910 300 ナインテンアドバンポルシェ 余郷/和田
3 81 300 ダイシンシルビア 大八木/青木
4 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川
5 7 300 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本/山野
6 86 300 BP・KRAFT・トレノ 田中/松田
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
2000 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 2
ALL JAPAN FUJI GT RACE
決勝日朝から富士は好天。GW恒例のイベントは観客の出足も好調だ。
午前8時30分から行われたフリー走行は、途中#69ミラージュが100Rでトラブル
から火を出し赤旗中断。
残り14分で再開したものの、今度はディフェンディングチャンピオン、開幕戦
の覇者#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rと#911ポルシェがダンロップコーナーで
接触、クラッシュ。#1GTRはフロント足回りにかなりのダメージを負い、午後の
決勝に向けて修復を強いられることになった。
全日本GT選手権第2戦 富士 -RIJ- (2000-04-02) Free Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.2 Fuji International Speedway(J):4.400km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------------Drivers---------BestLapT-
1 18 500 1 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一/金石 1'26.258
2 30 500 2 綜警McLaren GTR 山田/岡田 1'27.138
3 6 500 3 エッソウルトロンタイガースープラ野田/ガードナー 1'27.176
4 12 500 4 カルソニックスカイライン 星野/本山 1'27.517
5 16 500 5 Castrol無限NSX 中子/道上 1'27.571
6 35 500 6 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路/ラファネル 1'27.590
7 1 500 7 ロックタイト・ゼクセルGT-R コマス/正美 1'27.658
8 37 500 8 カストロール・トムス・スープラ 荒/鈴木 1'27.800
9 8 500 9 ARTA NSX 亜久里/土屋圭市 1'27.813
10 3 500 10 ユニシア・ザナヴィスカイライン 長谷見/田中 1'27.929
・
・
21 911 300 1 ダイアモンドアドバンポルシェ 石原/砂子 1'34.970
22 31 300 2 スーパーオートバックスアペックスMR-S 新田/五十嵐1'35.029
23 77 300 3 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'35.462
24 81 300 4 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'35.567
・
・
-----------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.400km) *
* 2000 ALL JAPAN FUJI GT RACE *
* JGTC 予選結果表 2回目 *
* 2000.05.03 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 500 脇阪 寿一 (J) 金石 勝智 (J)
GH-NA2 /C32B TAKATA 童夢 NSX 1'25.017 19 186.316
2 6 500 野田 英樹 (J) ワイン・ガードナー (AUS)
JZA80 /3S-GTE エッソ ウルトロン タイガー スープラ 1'25.136 17 186.055
3 2 500 片山 右京 (J) ミハエル・クルム (D)
BNR34 /RB26DETT カストロール・ニスモGT-R 1'25.508 21 185.246
4 21 500 一ッ山 康 (J) 中谷 明彦 (J)
19R GTR/S70/2GTR ZERO マクラーレン GTR 1'25.571 15 185.109
5 38 500 竹内 浩典 (J) 立川 祐路 (J)
JZA80 /3S-GTE FK/マッシモ セルモ スープラ 1'25.772 21 184.676
6 16 500 中子 修 (J) 道上 龍 (J)
GH-NA2 /C32B Castrol 無限 NSX 1'26.057 20 184.064
7100 500 飯田 章 (J) 服部 尚貴 (J)
GH-NA2 /C32B RAYBRIG NSX 1'26.281 18 183.586
8 37 500 荒 聖治 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス スープラ 1'26.486 25 183.151
9 32 500 木下 隆之 (J) 近藤 真彦 (J)
JZA80 /3S-GTE cdma One セルモ スープラ 1'26.490 21 183.143
10 1 500 エリック・コマス (F) 影山 正美 (J)
BNR34 /RB26DETT ロックタイト・ゼクセルGT-R 1'26.632 15 182.842
11 8 500 鈴木 亜久里 (J) 土屋 圭市 (J)
E-NA2 /C32B ARTA NSX 1'26.664 21 182.775
12 3 500 長谷見昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BNR34 /RB26DETT ユニシア・ザナヴィ スカイライン 1'26.843 21 182.398
13 12 500 星野 一義 (J) 本山 哲 (J)
BNR34 /RB26DETT カルソニック スカイライン 1'26.850 23 182.383
14 64 500 伊藤 大輔 (J) ドミニク・シュワガー (D)
E-NA2 /C32B Mobil 1 NSX 1'27.017 17 182.033
15 25 500 木下みつひろ (J) 織戸 学 (J)
JZA80 /3S-GTE エンドレス アドバン スープラ 1'27.110 21 181.839
16 36 500 関谷 正徳 (J) 土屋 武士 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス・スープラ 1'27.219 19 181.612
17 39 500 影山 正彦 (J) ラルフ・ファーマン (GB)
JZA80 /3S-GTE デンソー サード スープラ GT 1'27.291 22 181.462
18 35 500 山路 槙一 (J) ピエール・ラファネル (F)
JZA80 /3S-GTE マツモトキヨシ・トムス スープラ 1'27.918 17 180.168
19 26 300 松田 秀士 (J) 福山 英朗 (J)
GT3R シェル タイサン アドバン GT3R 1'33.589 16 169.251
20910 300 余郷 敦 (J) 和田 久 (J)
911GT3R /M96/77 ナインテン アドバン ポルシェ 1'33.654 16 169.133
21 86 300 田中 実 (J) 松田 晃司 (J)
AE86 /3S-GT BP・KRAFT・トレノ 1'33.932 14 168.633
22 77 300 小林 且雄 (J) 谷川 達也 (J)
GC8 /EJ20 クスコ スバル インプレッサ 1'33.973 15 168.559
23 31 300 新田 守男 (J) 五十嵐勇大 (J)
GH-ZZW30 /3S-GTE スーパーオートバックスアペックスMR-S 1'34.377 14 167.838
24 81 300 大八木信行 (J) 青木 孝行 (J)
S-15 /SR20DET ダイシン ADVAN シルビア 1'34.521 15 167.582
25911 300 石原 將光 (J) 砂子 智彦 (J)
911GT3R /M96/77 ダイヤモンド アドバン ポルシェ 1'34.616 14 167.414
26 88 500 古谷 直広 (J) 高橋 毅 (J)
ZA90DE068 /L532 ノマド ディアブロ GT-1 1'34.852 10 166.997
27 19 300 脇阪 薫一 (J) 原 貴彦 (J)
ST205 /3S-GE ウエッズスポーツ セリカ 1'34.898 14 166.916
28 7 300 山野 哲也 (J) 松本 晴彦 (J)
FD3S /20B RE雨宮マツモトキヨシRX7 1'35.006 18 166.726
29111 300 井倉 淳一 (J) 真希 遊世 (J)
F355 /F129B JIM GAINER F355 1'35.319 15 166.179
30 10 300 桧井 保孝 (J) 山岸 大 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1'35.829 12 165.294
31 51 300 袖山 誠一 (J) 山田 英二 (J)
S14 /SR20DET オートスタッフ アドバン シルビア 1'35.853 14 165.253
32 9 300 羽根 幸浩 (J) 日置 恒文 (J)
993RSR /M64/80 大黒屋ARCぽるしぇ 1'36.446 18 164.237
33 71 300 城内 政樹 (J) 河野 尚裕 (J)
911GT2 /M64 シグマテック 911 1'37.213 15 162.941
34 24 300 西澤 和之 (J) マルコ・アピチェラ (I)
986 986ボクスター 1'37.396 16 162.635
35 70 300 石橋 義三 (J) パトリック・V・スクート (B)
993GT2 /993T 外車の外国屋アドバンポルシェ 1'38.439 13 160.912
36 69 500 ディランタ・マラガムア(SL) スティーヴ・ヤング (GB)
GT-1 /CHEVROLET RGS-MIRAGE 1'38.821 7 160.290
11 300 宮城 光 (J) 北浦 健吾 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1
30 500 山田 洋二 (J) 岡田 秀樹 (J)
19R GTR/S70/2GTR 綜警 McLaren GTR 0
55 500 須賀 宏明 (J) 柴原 真介 (J)
GTS-R /356 T6 イクリプス RD タイサンバイパー 出走せず
101 300 佐々木 博 (J) 鈴木 守 (J)
AE101 /3S-GE BOMEX・ポイント S カローラ 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
赤旗中断3回
#36,はピットレーン出口信号無視,違反時点以降のタイム削除
#100,2,32はH項違反により当該セッションの1ST,2NDタイム削除
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.400km) *
* 2000 ALL JAPAN FUJI GT RACE *
* JGTC 公式予選正式結果表 *
* 2000.05.03 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 500 脇阪 寿一 (J) 金石 勝智 (J)
GH-NA2 /C32B TAKATA 童夢 NSX 1'25.017 36 186.316
2 6 500 野田 英樹 (J) ワイン・ガードナー (AUS)
JZA80 /3S-GTE エッソ ウルトロン タイガー スープラ 1'25.136 32 186.055
3 2 500 片山 右京 (J) ミハエル・クルム (D)
BNR34 /RB26DETT カストロール・ニスモGT-R 1'25.508 44 185.246
4 21 500 一ッ山 康 (J) 中谷 明彦 (J)
19R GTR/S70/2GTR ZERO マクラーレン GTR 1'25.571 28 185.109
5 38 500 竹内 浩典 (J) 立川 祐路 (J)
JZA80 /3S-GTE FK/マッシモ セルモ スープラ 1'25.772 41 184.676
6 16 500 中子 修 (J) 道上 龍 (J)
GH-NA2 /C32B Castrol 無限 NSX 1'26.057 40 184.064
7100 500 飯田 章 (J) 服部 尚貴 (J)
GH-NA2 /C32B RAYBRIG NSX 1'26.281 36 183.586
8 30 500 山田 洋二 (J) 岡田 秀樹 (J)
19R GTR/S70/2GTR 綜警 McLaren GTR 1'26.282 21 183.584
9 12 500 星野 一義 (J) 本山 哲 (J)
BNR34 /RB26DETT カルソニック スカイライン 1'26.380 47 183.376
10 37 500 荒 聖治 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス スープラ 1'26.486 48 183.151
11 32 500 木下 隆之 (J) 近藤 真彦 (J)
JZA80 /3S-GTE cdma One セルモ スープラ 1'26.490 43 183.143
12 64 500 伊藤 大輔 (J) ドミニク・シュワガー (D)
E-NA2 /C32B Mobil 1 NSX 1'26.560 39 182.994
13 1 500 エリック・コマス (F) 影山 正美 (J)
BNR34 /RB26DETT ロックタイト・ゼクセルGT-R 1'26.632 37 182.842
14 8 500 鈴木 亜久里 (J) 土屋 圭市 (J)
E-NA2 /C32B ARTA NSX 1'26.664 35 182.775
15 36 500 関谷 正徳 (J) 土屋 武士 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス・スープラ 1'26.686 44 182.728
16 3 500 長谷見昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BNR34 /RB26DETT ユニシア・ザナヴィ スカイライン 1'26.843 42 182.398
17 35 500 山路 槙一 (J) ピエール・ラファネル (F)
JZA80 /3S-GTE マツモトキヨシ・トムス スープラ 1'26.982 30 182.107
18 25 500 木下みつひろ (J) 織戸 学 (J)
JZA80 /3S-GTE エンドレス アドバン スープラ 1'27.110 38 181.839
19 39 500 影山 正彦 (J) ラルフ・ファーマン (GB)
JZA80 /3S-GTE デンソー サード スープラ GT 1'27.291 42 181.462
20 88 500 古谷 直広 (J) 高橋 毅 (J)
ZA90DE068 /L532 ノマド ディアブロ GT-1 1'28.197 19 179.598
21 26 300 松田 秀士 (J) 福山 英朗 (J)
GT3R シェル タイサン アドバン GT3R 1'33.589 33 169.251
22910 300 余郷 敦 (J) 和田 久 (J)
911GT3R /M96/77 ナインテン アドバン ポルシェ 1'33.654 32 169.133
23 86 300 田中 実 (J) 松田 晃司 (J)
AE86 /3S-GT BP・KRAFT・トレノ 1'33.932 28 168.633
24 77 300 小林 且雄 (J) 谷川 達也 (J)
GC8 /EJ20 クスコ スバル インプレッサ 1'33.973 27 168.559
25 19 300 脇阪 薫一 (J) 原 貴彦 (J)
ST205 /3S-GE ウエッズスポーツ セリカ 1'34.139 25 168.262
26911 300 石原 將光 (J) 砂子 智彦 (J)
911GT3R /M96/77 ダイヤモンド アドバン ポルシェ 1'34.361 27 167.866
27 31 300 新田 守男 (J) 五十嵐勇大 (J)
GH-ZZW30 /3S-GTE スーパーオートバックスアペックスMR-S 1'34.377 34 167.838
28 7 300 山野 哲也 (J) 松本 晴彦 (J)
FD3S /20B RE雨宮マツモトキヨシRX7 1'34.496 35 167.626
29 81 300 大八木信行 (J) 青木 孝行 (J)
S-15 /SR20DET ダイシン ADVAN シルビア 1'34.521 31 167.582
30111 300 井倉 淳一 (J) 真希 遊世 (J)
F355 /F129B JIM GAINER F355 1'35.319 36 166.179
31 10 300 桧井 保孝 (J) 山岸 大 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1'35.829 22 165.294
32 51 300 袖山 誠一 (J) 山田 英二 (J)
S14 /SR20DET オートスタッフ アドバン シルビア 1'35.853 33 165.253
33 9 300 羽根 幸浩 (J) 日置 恒文 (J)
993RSR /M64/80 大黒屋ARCぽるしぇ 1'36.446 38 164.237
34 71 300 城内 政樹 (J) 河野 尚裕 (J)
911GT2 /M64 シグマテック 911 1'37.213 28 162.941
35 69 500 ディランタ・マラガムア(SL) スティーヴ・ヤング (GB)
GT-1 /CHEVROLET RGS-MIRAGE 1'37.258 17 162.866
36 24 300 西澤 和之 (J) マルコ・アピチェラ (I)
986 986ボクスター 1'37.396 35 162.635
37 70 300 石橋 義三 (J) パトリック・V・スクート (B)
993GT2 /993T 外車の外国屋アドバンポルシェ 1'38.439 30 160.912
38 55 500 須賀 宏明 (J) 柴原 真介 (J)
GTS-R /356 T6 イクリプス RD タイサンバイパー 0
-------------------------------------------------------------------------------
11 300 宮城 光 (J) 北浦 健吾 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1'40.664 17 157.355
101 300 佐々木 博 (J) 鈴木 守 (J)
AE101 /3S-GE BOMEX・ポイント S カローラ 0
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.400km) *
* 2000 ALL JAPAN FUJI GT RACE *
* JGTC 予選結果表 1回目 *
* 2000.05.03 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 500 脇阪 寿一 (J) 金石 勝智 (J)
GH-NA2 /C32B TAKATA 童夢 NSX 1'25.554 17 185.146
2 6 500 野田 英樹 (J) ワイン・ガードナー (AUS)
JZA80 /3S-GTE エッソ ウルトロン タイガー スープラ 1'25.627 15 184.988
3 21 500 一ッ山 康 (J) 中谷 明彦 (J)
19R GTR/S70/2GTR ZERO マクラーレン GTR 1'25.688 13 184.857
4 2 500 片山 右京 (J) ミハエル・クルム (D)
BNR34 /RB26DETT カストロール・ニスモGT-R 1'26.034 23 184.113
5 38 500 竹内 浩典 (J) 立川 祐路 (J)
JZA80 /3S-GTE FK/マッシモ セルモ スープラ 1'26.158 20 183.848
6 30 500 山田 洋二 (J) 岡田 秀樹 (J)
19R GTR/S70/2GTR 綜警 McLaren GTR 1'26.282 21 183.584
7 16 500 中子 修 (J) 道上 龍 (J)
GH-NA2 /C32B Castrol 無限 NSX 1'26.292 20 183.563
8 12 500 星野 一義 (J) 本山 哲 (J)
BNR34 /RB26DETT カルソニック スカイライン 1'26.380 24 183.376
9 64 500 伊藤 大輔 (J) ドミニク・シュワガー (D)
E-NA2 /C32B Mobil 1 NSX 1'26.560 22 182.994
10 36 500 関谷 正徳 (J) 土屋 武士 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス・スープラ 1'26.686 25 182.728
11 37 500 荒 聖治 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 /3S-GTE カストロール・トムス スープラ 1'26.717 23 182.663
12 1 500 エリック・コマス (F) 影山 正美 (J)
BNR34 /RB26DETT ロックタイト・ゼクセルGT-R 1'26.862 22 182.358
13100 500 飯田 章 (J) 服部 尚貴 (J)
GH-NA2 /C32B RAYBRIG NSX 1'26.959 18 182.155
14 35 500 山路 槙一 (J) ピエール・ラファネル (F)
JZA80 /3S-GTE マツモトキヨシ・トムス スープラ 1'26.982 13 182.107
15 3 500 長谷見昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BNR34 /RB26DETT ユニシア・ザナヴィ スカイライン 1'27.042 21 181.981
16 8 500 鈴木 亜久里 (J) 土屋 圭市 (J)
E-NA2 /C32B ARTA NSX 1'27.151 14 181.754
17 32 500 木下 隆之 (J) 近藤 真彦 (J)
JZA80 /3S-GTE cdma One セルモ スープラ 1'27.210 22 181.631
18 25 500 木下みつひろ (J) 織戸 学 (J)
JZA80 /3S-GTE エンドレス アドバン スープラ 1'27.586 17 180.851
19 39 500 影山 正彦 (J) ラルフ・ファーマン (GB)
JZA80 /3S-GTE デンソー サード スープラ GT 1'27.938 20 180.127
20 88 500 古谷 直広 (J) 高橋 毅 (J)
ZA90DE068 /L532 ノマド ディアブロ GT-1 1'28.197 9 179.598
21910 300 余郷 敦 (J) 和田 久 (J)
911GT3R /M96/77 ナインテン アドバン ポルシェ 1'33.970 16 168.564
22 19 300 脇阪 薫一 (J) 原 貴彦 (J)
ST205 /3S-GE ウエッズスポーツ セリカ 1'34.139 11 168.262
23 26 300 松田 秀士 (J) 福山 英朗 (J)
GT3R シェル タイサン アドバン GT3R 1'34.289 17 167.994
24911 300 石原 將光 (J) 砂子 智彦 (J)
911GT3R /M96/77 ダイヤモンド アドバン ポルシェ 1'34.361 13 167.866
25 7 300 山野 哲也 (J) 松本 晴彦 (J)
FD3S /20B RE雨宮マツモトキヨシRX7 1'34.496 17 167.626
26 86 300 田中 実 (J) 松田 晃司 (J)
AE86 /3S-GT BP・KRAFT・トレノ 1'34.537 14 167.553
27 81 300 大八木信行 (J) 青木 孝行 (J)
S-15 /SR20DET ダイシン ADVAN シルビア 1'34.621 16 167.405
28 77 300 小林 且雄 (J) 谷川 達也 (J)
GC8 /EJ20 クスコ スバル インプレッサ 1'34.850 12 167.001
29 31 300 新田 守男 (J) 五十嵐勇大 (J)
GH-ZZW30 /3S-GTE スーパーオートバックスアペックスMR-S 1'35.107 20 166.549
30111 300 井倉 淳一 (J) 真希 遊世 (J)
F355 /F129B JIM GAINER F355 1'35.801 21 165.343
31 10 300 桧井 保孝 (J) 山岸 大 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1'36.249 10 164.573
32 51 300 袖山 誠一 (J) 山田 英二 (J)
S14 /SR20DET オートスタッフ アドバン シルビア 1'36.401 19 164.314
33 9 300 羽根 幸浩 (J) 日置 恒文 (J)
993RSR /M64/80 大黒屋ARCぽるしぇ 1'37.060 20 163.198
34 71 300 城内 政樹 (J) 河野 尚裕 (J)
911GT2 /M64 シグマテック 911 1'37.255 13 162.871
35 69 500 ディランタ・マラガムア(SL) スティーヴ・ヤング (GB)
GT-1 /CHEVROLET RGS-MIRAGE 1'37.258 10 162.866
36 24 300 西澤 和之 (J) マルコ・アピチェラ (I)
986 986ボクスター 1'38.222 19 161.267
37 70 300 石橋 義三 (J) パトリック・V・スクート (B)
993GT2 /993T 外車の外国屋アドバンポルシェ 1'38.849 17 160.244
38 11 300 宮城 光 (J) 北浦 健吾 (J)
911GT2 /M64/82 アビリティ・マリオ ポルシェ 1'40.664 16 157.355
-------------------------------------------------------------------------------
55 500 須賀 宏明 (J) 柴原 真介 (J)
GTS-R /356 T6 イクリプス RD タイサンバイパー
101 300 佐々木 博 (J) 鈴木 守 (J)
AE101 /3S-GE BOMEX・ポイント S カローラ 0
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
■ 2000 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 ALL JAPAN FUJI GT RACE FMOTOR4 EDITION
PREVIEW REPORT プレビュー 2000/05/01
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2000AUTOBACS CUP GTC第2戦富士(05/03,04)
今シーズンの流れを決める重要な一戦
決戦はゴールデンウィーク!
2000年シーズンも開幕戦から波乱の嵐が吹き荒れるAUTOBACS CUP全日本GT選手
権(JGTC)。そのJGTCがゴールデンウィークのまっただ中に、今年も富士スピード
ウェイで開催される。GTフリークは5月3、4日「全日本富士GTレース大会」に
集まれ!
速さではNSXとスカイラインは有利?!
お待たせしました!片山右京の開幕戦
開幕戦もてぎにおいて、各チーム、ニューマシンの今季の状況はある程度把握
できたと思う。空力規制や電子補助システムの禁止など、例年以上に厳しい規制
が掛かった今季の車両規定がありながら、無限×童夢プロジェクトの送り込んだ
NSXは、相変わらずの速さを見せつけ、No.18 TAKATA童夢NSXがポールポジション、
ファステストラップと速さの称号を独占した。だが、決勝ではアキレス腱と言わ
れたミッションにトラブル抱えて、トップを走りながらリタイアとなった。この
開幕戦後に行われた富士、SUGOでの合同テストでもドライコンディションでは圧
倒的な速さを見せつけているNo.18と脇阪寿一&金石勝智のコンビは、まさに"GT
SPEED MASTER 2000"だ。だが決勝レースではまたしても"GT最強KING"スカイライ
ンGT-R+エリック・コマス&影山正美にしてやられた。"ガラス製"と揶揄される
NSXのミッションをいかに鍛えるか、これがNo.18 TAKATA童夢NSXだけでなく、NSX
ユーザーの今年の鍵となるだろう。
開幕戦を見事な逆転勝利で飾ったのは、もはや"キング"の風格すら感じさせる
No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-Rだった。今季から新たなスポンサーを迎え、開
幕前から「勝利をプレゼントする」と公言してはばからなかったコマスが、それ
を鮮やかにやってのけた。NSXの自滅という言い方もあるが、その隙を絶対逃さな
いのが"強さ"だろう。また、昨シーズンは予選ではトップ5に入ることすら至難
と言われていたスカイラインGT-Rが今季は予選からNSXに迫る速さを見せた。"強
さ"に"速さ"が加わったとしたら、これは大本命といえることになる。だがこの結
論を出すには、まだ1レースだけの段階では早すぎるだろう。それを見極める上
でも、第2戦富士は注目のレースだ。
国産GT2車種に差を付けられてしまった感のあるのが、スープラ勢だ。ドライ
バー陣のコメントからも決して昨年より劣っているわけでないのだが、トータル
的にライバル達より伸び率が少なかったのか…。だが、この現実がマシン開発を
担当するTRDや各チームのプライドを大いに傷つけたのは事実。開幕から第2戦ま
でわずか1カ月間だが、持てる限りの技術で対応してくるはず。4月19、20日に
行われたSUGO合同テストでは、ドライでNo.6 エッソウルトロンタイガースープラ
が2番手、No.36 カストロール・トムス・スープラが雨の中でトップタイムを記
録するなど、明るい兆しは見えている。それだけにこの第2戦の結果が今季の状
況を決めそうだ。
今季は、これら国産GT勢に対して海外GT勢も健闘を見せている。特にNo.30 綜
警McLarenGTRは開幕戦で予選6位と健闘し、トラブルでリタイヤしたものの決勝
でも好パフォーマンスを見せていた。今後の活躍が楽しみといえよう。また、こ
の第2戦にはTEAM SRILANKAからNo.69 RGS-MIRAGEというマシンが登場する予定だ。
このマシンに関してはまだ詳しい情報が入っていないが、イギリスで登録された
ワンオフのスーパーGTカーということだ。マシンは4月下旬に到着しするという
ことで、時間的に厳しいものもあるだろうが、サーキットに登場したら注目した
い1台となるだろう。
ドライバーとして注目は、開幕戦前日のテスト走行で思いも掛けぬブレーキト
ラブルで260km/hで大クラッシュし、負傷したNo.2 カストロール・ニスモGT-Rの
片山右京だろう。これによって開幕戦に参加できなかった右京だが、この第2戦
には身体も全快、気持ちも新たに登場する。さらにマシンも2000年型スカイライ
ンGT-Rとなり、その活躍が楽しみだ。そして、富士でポール争い本命のNo,18
TAKATA童夢NSXの脇阪寿一に対するドライバーとして、注目されるのがNo.6 エッ
ソウルトロンタイガースープラの野田英樹だ。不調を見せるスープラ勢にあって
4月7、8日の合同テストでセッションによってはトップタイムを叩き出すとい
う活躍を見せている。また、最近寿一にNSXのエースを奪われている感のあるNo.16
Castrol無限NSXの道上龍、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章のライバル心むき出しの
アタックにも注目したい。
ストレートが速いポルシェGT3Rが富士は有利か?!
ウェッズスポーツセリカとニューマシン・クスコスバルインプレッサが要注意!
開幕戦はNo.26 シェルタイサンアドバンGT3R(松田秀士/福山英朗組)が、
No.910 ナインテンアドバンポルシェ(余郷敦/和田久組)に追撃されながらも
ポール・トゥ・ウィンで圧勝の様相だった。だが、その後方ではNo.7 RE雨宮マツ
モトキヨシRX7(山野哲也/松本晴彦組)、No.10 アビリティマリオポルシェ(桧
井保孝/山岸大組)、No.19 ウェッズスポーツセリカ(脇阪薫一/原貴彦組)、
No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(新田守男/五十嵐勇大組)、
No.81 ダイシンADVANシルビア(大八木信行/青木孝行組)が終始激しいバトルを
繰り返していた。
第2戦富士では、圧勝したNo.26 シェルタイサンアドバンGT3RとNo.910 ナイ
ンテンアドバンポルシェのGT3R勢と2位に入ったNo.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
がウエイトハンディを搭載することになり、苦戦が予想される。その中で注目さ
れるのが、No.19 ウェッズスポーツセリカだろう。開幕戦予選4位、決勝も3位
と堅実なところを見せ、富士の合同テストでもコンスタントな速さを見せている。
そして、もう一台気になるのは、開幕戦欠場したNo.77 クスコスバルインプレッ
サ(小林且雄/谷川達也組)だ。ニューマシンの完成が間に合わなかった欠場だっ
たが、先のSUGOテストでは真新しいインプレッサを走らせ、元気なところを見せ
た。そして、気になるのがNo.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S。開幕
こそブランニューのMR-Sの熟成不足からストレートが全く伸びずに苦戦したが、
SUGOテストではディフェンディングチャンピオン新田守男が好走を見せ、何かが変
わった雰囲気を漂わせていた。そして、昨年ファンの絶大な支持を受けていたNo.86
BP・KRAFT・トレノ(田中実/松田晃司組)が、この富士からJGTCに戻ってくる。
GT300クラスは、相変わらずの激戦、混戦が予想され、レース展開は全く予想が
つかないというのが、正直なところだ。ともあれ、その結果を知りたいなら、ゴー
ルデンウィーク、富士へ来るか、テレビ中継を見逃すな!
Report by GTインサイドレポート班
☆2000 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権 予想エントリーリスト
第2戦 ALL JAPAN FUJI GT RACE 富士スピードウェイ(05/03,04)
[GT500] 22台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
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1 ロックタイト・ゼクセルGT-R エリック・コマス(F) 影山正美 NISMO BS 50
2 カストロール・ニスモGT-R 片山右京 ミハエル・クルム(D) NISMO BS
3 ユニシア・ザナヴィスカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
6 エッソウルトロンスープラ 野田英樹 ワイン・ガードナー(AUS)
エッソ ウルトロン トヨタ チーム ルマン BS
8 ARTA NSX 鈴木亜久里 土屋圭市 オートバックスレーシングチームアグリ BS
12 カルソニックスカイライン 星野一義 本山 哲 TEAM IMPUL BS
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 無限×童夢プロジェクト BS 50
18 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一 金石勝智 無限×童夢プロジェクト BS 20
21 ZEROマクラーレンGTR 一ツ山幹雄 中谷明彦 HITOTSUYAMA RACING DL
25 エンドレス アドバン スープラ 木下みつひろ 織戸 学 ENDLESS+土屋エンジニアリング YH
30 綜警McLaren GTR 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS
32 cdma Oneセルモスープラ 木下隆之 近藤真彦
cdma One TOYOTA TEAM CERUMO with Key's BS
35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路慎一 ピエール・ラファネル(F) マツモトキヨシTEAM TOM'S MI
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 土屋武士 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 荒 聖治 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 立川祐路 TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソーサードスープラGT 影山正彦 ラルフ・ファーマン(GB) TOYOTA TEAM SARD YH
55 イクリプスRDタイサンバイパー 須賀宏明 柴原真介 TEAM TAISAN ADVAN YH
64 Mobil 1 NSX 伊藤大輔 ドミニク・シュワガー(D) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS 20
69 RGS-MIRAGE ディランタ・マラガムワ(SL) スティーブ・ヤング(GB) TEAM SRILANKA YH
88 ノマドディアブロGT-1 古谷直広 高橋 毅 JLOC DL
100 RAYBRIG NSX 飯田 章 服部尚貴 チーム国光 with MOONCRAFT BS 20
[GT300] 17台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 RE雨宮レーシング YH 30
9 大黒屋ARCぽるしぇ 羽根幸浩 日置恒文 TEAM大黒屋 DL
10 アビリティ・マリオポルシェ 檜井保孝 山岸 大 アビリティモータースポーツ YH
11 アビリティ・マリオポルシェ 宮城 光 北浦健吾 アビリティモータースポーツ YH
19 ウェッズスポーツセリカ 脇阪薫一 原 貴彦 RACING PROJECT BANDOH YH 10
24 986ボクスター 西澤和之 マルコ・アピチェラ(I) MTCI RACING TEAM YH
26 シェルタイサンアドバンGT3R 松田秀士 福山英朗 TEAM TAISAN Jr. with ADVAN YH 50
31 スーパーオートバックスアッペクスMR-S 新田守男 五十嵐勇大
Super AUTOBACS Racing Team with A'PEX YH
51 オートスタッフアドバンシルビア 袖山誠一 山田英二 AUTO STAFF RACING YH
70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三 P.V.スクート(B) TEAM GAIKOKUYA YH
71 シグマテック911 城内政樹 河野尚裕 シグマテックレーシングチーム YH
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 クスコレーシング YH
81 ダイシンシルビア 大八木信行 青木孝行 TEAM DAISHIN YH 10
86 BP・KRAFT・トレノ 田中 実 松田晃司 KRAFT DL
111 JIM GAINER F355 井倉淳一 真希遊世 TEAM GAINER YH
910 ナインテンアドバンポルシェ 余郷 敦 和田 久 910 RACING YH 20
911 ダイアモンドアドバンポルシェ 石原将光 砂子智彦 910 RACING YH
○略号 WH:ウエイトハンディ
タイヤ BS:ブリヂストン、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、YH:ヨコハマ
国 籍 AUS:オーストラリア、B:ベルギー、D:ドイツ、F:フランス、
GB:イギリス、I:イタリア、SL:スリランカ
*)このエントリー&ハンディはGTインサイドレポート班調べによるもので、
公式の発表ではありません。エントリーは直前に変更される場合もあります。
☆タイムスケジュール
5月2日(火) 練習走行
☆GTフリー走行1回目 9:00~10:30
☆GTフリー走行2回目 14:00~15:30
5月3日(水) 公式予選
F3 練習 8:40~ 9:10
ヴィッツ予選(1組) 9:25~ 9:45
ヴィッツ予選(2組) 10:00~10:20
FT 予選 10:35~10:55
☆GT予選1回目 11:10~12:10
ヴィッツコンソレーションレース 12:40~12:50 4周
ヴィッツ決勝 13:20~13:40 8周
F3 予選 14:00~14:30
アルテッツァ予選 14:45~15:05
☆GT予選2回目 15:20~16:20
5月4日(木) 決勝レース
☆GTフリー走行 8:30~ 9:00
FT 決勝 9:35~10:00 15周
アルテッツァ決勝 10:45~11:15 15周
F3 決勝 12:50~13:25 21周
☆ピットウォーク 11:20~12:20
GTコースイン 13:45~
☆GT決勝スタート 14:30~ 67周(終了予定16:15)
☆観戦チケットのご案内
【チケット】
■前売り観戦券
大人 5,000円/ペア 9,450円
■決勝当日券
大人 6,000円/中学生以下 無料(保護者同伴)
■パドックパス(予選・決勝2日間有効)
15,000円(入場料込)
【チケット発売所】
●チケットぴあ●チケットセゾン●丸井チケットぴあ●CNプレイガイド
●ローソンチケット●サークルK●am pm●有名タイヤショップ
●オート用品ショップ●関東地区RTN加盟店
☆オートバックス各店でGTCシリーズ戦共通前売り観戦券発売中
大人 5,000円
【お問い合わせ】
インフォメーションダイアル
TEL.03-3409-2365/FAX.03-3409-2307(平日10:00-17:00)まで。
【TV放送】
5月13日(土) 16:00~17:15(予定)
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビせとうち/ティーエックスエヌ九州
*J-スカイスポーツ (CS):5月4日(木) 14:00~16:30(予定)
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
スーパー耐久シリーズ2000 Hi-land -RIJ- (2000-04-23) Race-Results
For Super-Endurance Series Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ(JPN):4.063km
Weather:Fine Course:Dry
P No.Cl. Car------------------------------------------- Laps-Goal Time--
1 50 C-1 5ZIGEN☆ファルケンGT-R 竹内/田中 80 2:40'23.141
2 8 C-1 ダイシンアドバンGTR 大八木/青木 80 2:40'54.126
3 *23 C-1 トトムFUJITSUBO GT-R 砂子/山田 80 2:41'54.135
4 1 C-1 BP ADVAN GTR 粕谷/見崎 79 - 1 Lap
5 12 C-2 VALDIランサーEVO VI 小幡/中村 78 - 2 Laps
6 20 C-2 RSオガワADVANランサー 小川/細野/伊藤 78 - 2 Laps
7 25 N RS★Rアルテッツァ 織戸/飯田 77 - 3 Laps
8 4 N SUNOCO ALTEZZA 横島/菊地 77 - 3 Laps
9 38 N エスペリア・ジアラ・アルテッツ 山路/松田 77 - 3 Laps
10 10 C-1 エンドレス アドバン GTR 木下/高木 77 - 3 Laps
11 26 C-2 エンドレスアドバンGMSランサー 添田/小暮/川口 77 - 3 Laps
12 33 C-3 BPビスコガンマRX-7 三好/村松 77 - 3 Laps
13 37 N 上野クリニックALTEZZA 大野/山岸 76 - 4 Laps
14 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 山内/浅見 76 - 4 Laps
15 52 C-4 5ZIGENファルケンパルサー 西垣内/原 76 - 4 Laps
16 70 C-4 アルゴラボシビック 宮城/荒川/伊達 76 - 4 Laps
17 30 C-2 RSオガワADVANランサー 小宮/岸/日下部 76 - 4 Laps
18 55 N DANGUN・アドバン・KR・DC2 海老澤/高島 75 - 5 Laps
19 71 C-3 RX-7 関根/藤島 75 - 5 Laps
20 6 C-2 マジョーラ・ファルケンEVO VI 冨桝/柳生 75 - 5 Laps
21 7 C-3 アルゴラボプレリュード 檜井/元谷/黒木 75 - 5 Laps
22 63 C-4 RAYBRIGベリティーEK9 須田/鷹野 73 - 7 Laps
23 47 C-3 Daisy Art R.P.アドバン 市川/三上 73 - 7 Laps
24 45 C-4 FKマッシモADVANシビック 浅野/笠原/坂井 73 - 7 Laps
25 3 C-3 オウルージュBPμDLRX7 保田/新田 73 - 7 Laps
-----------以上完走-------------------------------------------------------
28 N ADVAN WAKOS無限DC2 佐藤/佐藤 68 - 12 Laps
39 N ZAUBER INTEGRA 磯田/八木 44 - 36 Laps
36 N 上野クリニックALTEZZA 荒/関谷 42 - 38 Laps
9 C-2 MTCI座間三菱ランサーARC 市村/羽根 31 - 49 Laps
56 N アルファロメオ 156 TS 鈴木/道崎 26 - 54 Laps
2 C-2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 渋谷/吉田 13 - 67 Laps
11 C-2 三菱プーマランサーエボ VI TM 中谷/木下 10 - 70 Laps
**************************************************************************
* No.23の車両はスーパー耐久2000シリーズ規則・技術規則書第10条(6)違反に
よりペナルティストップ10秒を課した。
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
スーパー耐久シリーズ2000 Hi-land -RIJ- (2000-04-22) Qualifying-Session
For Super-Endurance Series Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ(JPN):4.063km
Weather:Cloudy/Rain Course:Wet
P No.Cl. Car------------------------------------------- Best-LapT-
1 50 C-1 5ZIGEN☆ファルケンGT-R 竹内/田中 1'54.091
2 8 C-1 ダイシンアドバンGTR 大八木/青木 1'54.431
3 10 C-1 エンドレス アドバン GTR 木下/高木 1'55.083
4 23 C-1 トトムFUJITSUBO GT-R 砂子/山田 1'57.461
5 11 C-2 三菱プーマランサーターボ VI TM 中谷/木下 1'58.379
6 26 C-2 エンドレスアドバンGMSランサー 添田/小暮/(川口)1'58.425
7 20 C-2 RSオガワADVANランサー 小川/細野/伊藤 1'58.426
8 33 C-3 BPビスコガンマRX-7 三好/村松 1'58.687
9 12 C-2 VALDIランサーEVO VI 小幡/中村 1'59.547
10 38 N エスペリア・ジアラ・アルテッツ 山路/松田 2'00.414
11 25 N RS★Rアルテッツァ 織戸/飯田 2'00.592
12 4 N SUNOCO ALTEZZA 横島/菊地 2'00.817
13 9 C-2 MTCI座間三菱ランサーARC 市村/羽根 2'01.005
14 7 C-3 アルゴラボプレリュード 檜井/元谷/黒木 2'01.781
15 6 C-2 マジョーラ・ファルケンEVO VI 冨桝/柳生 2'02.367
16 36 N 上野クリニックALTEZZA 荒/関谷 2'02.394
17 52 C-4 5ZIGENファルケンパルサー 西垣内/原 2'03.599
18 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 山内/浅見 2'04.321
19 28 N ADVAN WAKOS無限DC2 佐藤/佐藤 2'05.321
20 45 C-4 FKマッシモADVANシビック 浅野/笠原/(坂井)2'07.673
21 63 C-4 RAYBRIGベリティーEK9 須田/鷹野 2'09.871
22 47 C-3 Daisy Art R.P.アドバン 市川/三上 2'10.553
23 * 2 C-2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 渋谷/(吉田) 1'58.592
24 *30 C-2 RSオガワADVANランサー (小宮)/岸/(日下部) 1'59.082
25 *39 N ZAUBER INTEGRA 磯田/(八木) 2'00.770
26 *70 C-4 アルゴラボシビック (宮城)/荒川/(伊達) 2'03.362
27 * 3 C-3 オウルージュBPμDLRX7 保田/(新田) 2'05.984
28 1 C-1 BP ADVAN GTR 粕谷/(見崎) 1'55.992
29 37 N 上野クリニックALTEZZA (大野)/山岸 2'02.803
30 56 N アルファロメオ 156 TS 鈴木/(道崎) 2'07.617
31 55 N DANGUN・アドバン・KR・DC2 (海老澤)/高島 2'08.222
32 71 C-3 RX-7 (関根)/(藤島) 2'19.586
-----------以上予選通過---------------------------------------------
78 C-4 FKブースカZEROシビック (丸山)/谷川 2'06.529
35 N INGING CELICA 藤田/(トレルイエ) 2'08.582
********************************************************************
( )付ドライバーは予選通過基準タイムオーバー
* No.2,3,30,39,70の車両はスーパー耐久2000シリーズ規則・技術規則書第6条(8)
により決勝出走が認められる。
* No.1,37,56,55,71の車両、及びNo.30,70,26,45の車両のCドライバーはスーパー
耐久2000シリーズ規則・技術規則書第6条(9)により決勝出走を認める
予選通過基準タイム(130%) 2'28.895
1クラス(110%) 2'05.989
2クラス(110%) 2'10.251
3クラス(110%) 2'14.386
4クラス(110%) 2'16.137
Nクラス(110%) 2'12.651
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
>>アレックス、第2戦はギアボックス損傷でリタイア
2000年4月16日、日曜日、茂木。ツインリンクもてぎで行われた2000年フォー
ミュラ・ニッポン選手権で、マレーシアのアレックス・ユーンは45周レースの
26周目にギアボックスが壊れリタイアを喫した。
チーム・マレーシアのドライバーは、その時、タイヤ交換の後で13位につけて
いた。
アレックスはスタートを失敗し10番手グリッドから2つ順位を落として12位で
1周目を終えた。タイヤ交換の後、アレックスは14位でコースに復帰し、22周
目に近藤を抜き順位を回復した。
しかし、26周目、2コーナー出口で突然ギアが壊れ、リタイアしてしまった。
「完走できなくてほんとにがっかりさ。でも、この週末は速さを見せることが
できたし、アップデートキットさえ組み込めば、もっと上を狙えることがわ
かったからハッピーだよ。
最初のタイヤセットは変な振動が出てしまっていたんだ。でも、ピットストッ
プ後はいい感じになって、ほんとに楽しめたよ。不幸にもメカニカルトラブル
は出てしまったけどね」
レースは、スタートこそ本山に譲ったものの、ピットストップ前には首位を奪
還した第1戦の勝者、ポールシッターの高木虎之介が1時間13分19秒810で優
勝した。
ドイツのミハエル・クルムは、高木から遅れること9秒476で、第1戦と同じく
2位に入った。
ルーキーの松田次生は、皆が驚くような安定したドライブで、クルムから遅れ
ること4秒621で3位に入った。
4~6位には、本山、脇阪、金石がそれぞれ入賞し、ポイントを稼いだ。
フォーミュラ・ニッポンのチーム・マレーシアプロジェクトは、日本とマレー
シアが、アジアにおけるドライバーの育成とモータースポーツ界の発展を目的
に協力しているものです。
マレーシアのスポンサーは、マレーシア青年スポーツ省、ブライルクリーム、
タグ・ホイヤー、パングローバル保険、マレーシア航空。日本のスポンサーは、
協力者であるルマン株式会社、日本レースプロモーション、その他日本のスポ
ンサーです。
情報提供:Team Malaysia
Alex Yoong Racing for Malaysia
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
(第2戦まで)
2000 3 4 5 6 7 7 8 9 9 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 26 16 21 4 2 30 20 3 17 5
Championship 鈴 茂 美 富 鈴 菅 茂 富 美 鈴
Drivers-point 鹿 木 祢 士 鹿 生 木 士 祢 鹿
Po -No -Driver ---------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 0 高木 虎之介 10 10 20
2 6 M.クルム 6 6 12
3 5 服部 尚貴 4 0 4
3 2 松田 次生 0 4 4
5 55 金石 勝智 3 1 4
5 19 本山 哲 1 3 4
7 14 脇阪 薫一 2 0 2
7 56 脇阪 寿一 0 2 2
3 近藤 真彦 0 0 0
11 立川 祐路 0 0 0
63 OSAMU 0 0 0
12 J.ヴィエルチューク 0 0 0
62 柴原 眞介 0 0 0
8 五十嵐 勇大 0 0 0
36 玉中 哲二 0 0 0
7 野田 英樹 0 0 0
10 山西 康司 0 0 0
68 道上 龍 0 0 0
9 R.ファーマン 0 0 0
21 A.ユーン - 0 0
**************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
■高木虎之介(優勝)
「スタートはちょっと失敗してしまい、ついていこうと思ったけど作戦を変え
た。クルマのバランスが良くなくて、途中で急に良くなった。チャンスがあっ
てスリップにつけて抜けて、走るにつれてマージンが得られた。残り10周ぐら
いでエンジンがおかしくなって、息つきひどくてまともに走れない状態で限界
だった。タイム差を無線で聞きながらなんとかゴールできた。ちょっと油断す
るとすぐに抜かれるし、抜いた後も100%の力で行かないとダメなのできつい」
■ミハエル・クルム(2位)
「スタートは普通だったけれど、最初はアンダーステアがきつくて追いつけな
かった。ピットストップはすごく良かった。その後は本山選手を抜けたけど、
ポジションキープできず、ラストに本山のマシンはギアボックスのトラブルの
ように見えて、抜き返せた。高木選手のエンジントラブルは知らなかった。ギ
ャップ開きすぎで残りも少ないし追いつけない。次回、チャンスが巡ってくれ
れば…」
■松田次生(3位)
「スタート順当で良い位置キープできた。レース内容ははじめはクルムにブロ
ックされ、後半ピットインの時にピットロードで遅くて、順位変動があった。
ピットストップの時まで普通に走って、ラストは本山さんが見えてきてプッシ
ュしました。『もっと早くペース上げろ』と社長に言われました。37秒台は自
信になりましたけれど、F3だと間隔が詰まっているのにFNは離れていて、集中
力を失っていました。クルマが見えてきて急に力が入ったんです」
Special Thanks : 竹下恵一郎
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-16) Race Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Laps-Goal Time--
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 44 1:13'19.610
172.86 km/h
2 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 44 - 9.476
3 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 44 - 14.097
4 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 44 - 15.537
5 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 44 - 24.389
6 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 44 - 49.392
7 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 44 - 59.863
8 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 44 - 1'05.379
9 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 44 - 1'06.339
10 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 44 - 1'08.368
11 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 44 - 1'11.642
12 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 44 - 1'26.151
13 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 44 - 1'34.464
14 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 43 - 1 Lap
15 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 43 - 1 Lap
------------------------以上完走---------------------------------------------
11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 30 - 14 Laps
21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 25 - 19 Laps
12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 24 - 20 Laps
36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 18 - 26 Laps
63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 10 - 34 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
レース中のベストタイム #2 松田次生 1'37.324 41/44 177.60km/h
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
高木虎之介、横綱レース!!完勝で今季負け知らずの2連勝!
雲はあるもののの、昼を過ぎて日も射すようになり暖かくなってきた。
路面はもちろん完全ドライ。開幕戦のように天候によるドタバタを味わうこ
とはなさそうだ。実質初めてともいえるタイヤ交換ルールの導入が、レースに
どう影響するのかにも注目が集まる。
午後2時30分、スタート時に#7野田がエンジンストール。最後尾に回ること
に。これによりレースは1周減算。44周で争われることになった。
再度1周のフォーメイションからスタートが切られた。
■決勝NOTE
START #19本山グッドスタート!!トップへ。#68道上、#12ヴィエルチューク
はエンジンストール。全車スタート後にスタートを切る。
1周目 #19-0-6-2-9-56-11-5-55-14-3-21-10……
2周目 #19-0-6-2-56-9-11-5-55-14-3-21-10…… トップ2台早くも抜け出す
3周目 #19-(1.2)-0-(2.5)-6-2-56-9-11-5-55-14-3-21-10……
#8五十嵐ピットイン、タイヤ交換
5周目 #19-(1.2)-0-(3.2)-6-2-56-9-11-5-55-14-3-21-10……
6周目 トップ2の差が一気に詰まってきた(その差0.7秒)
7周目 #0高木が#19本山の背後に迫る(その差0.5秒)
8周目 #11立川が#9ファーマンをビクトリーコーナーでパス。6位へ。
10周目 90度コーナー進入、ついに#0高木が#19本山を捕らえる!!
#0-(0.4)-19-(3.3)-6-2-56-11-9-5-55-14-3-21-10……
11周目 #19本山のペース上がらず#0高木逃げる(その差1.7秒)
#11立川、ここまでのベスト1'39.220で追い上げる脇阪を射程距離内に。
#9ファーマンピットイン。何かトラブルのようだ。
14周目 #11立川が#56脇阪を90度コーナーでパス。5位に浮上。
15周目 #0-(4.3)-19-(3.5)-6-2-11-56-5-55-14-3-21-62-36……
#0高木 1'38.928
16周目 タイヤ交換ピットイン#11立川(9秒)、#56脇阪(15秒)、#21ユーン(8秒)
17周目 タイヤ交換ピットイン#3近藤(10秒)
18周目 タイヤ交換ピットイン#55金石(8秒)
#21ユーン、#3近藤をパス
19周目 タイヤ交換ピットイン#14脇阪
20周目 #0-(7.4)-19-(3.7)-6-2-5-11-62-56-55-68……
21周目 タイヤ交換ピットイン#2松田(8秒)、#5服部(7秒)
22周目 タイヤ交換ピットイン#19本山(8秒)
23周目 タイヤ交換ピットイン#0高木(6秒!!)クルー、ガッツポーズ!
25周目 タイヤ交換ピットイン#6クルム(7秒)
26周目 #0-(9.6)-11-19-6-2-56-55-5-8-14-10-7-9-3-62-68……
#21ユーン、ピットでリタイア
30周目 #0-(10.9)-11-19-6-2-56-55-5-8-14-10-7-9-3-62-68……
2位#11立川4コーナー先でマシンを止める。駆動系トラブルか?
レースは、タイヤ交換を終え淡々と進んでいる
35周目 #0-(19.8)-6-19-2-56-55-5-8-14-10-7-9-62……
#19本山ペース上がらず、#6クルムに抜かれ(?周目)、更に#2松田が自
身のベストを刻みながら迫る
40周目 #0-6-19-2-56-55-5-8-14-10-7-9-62……
42周目 #2松田、#19本山を捕らえ3位に浮上
FINISH #0高木、余裕のポールtoウィン。2位は前回に続き#6クルム。3位には
#2松田が入りPIAA NAKAJIMAは1-3フィニッシュ。
■決勝結果(Top10)
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Laps-
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 44
2 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 44
3 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 44
4 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 44
5 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 44
6 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 44
7 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 44
8 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 44
9 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 44
10 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 44
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>>>アレックス、もてぎは予選10位
2000年4月15日土曜日のもてぎ、チーム・マレーシアのアレックス・ユーンは、
フォーミュラ・ニッポン第2戦ツインリンクもてぎ4.801kmを45周する決勝に
向けて、見事予選10位を獲得した。
これは、3週間目の鈴鹿サーキットで行われた予選でマシンを大破してしまい、
代わりに得た99年スペックのレイナード99Lで殆ど走っていない中で達成した
ものだった。
45分に渡って行われた2度の予選は、絶え間なく雨が降り、アレックスは、
ポールシッターとなった元F1アロウズのドライバー高木虎之介の1分50秒001か
ら1秒641遅れの1分51秒642で10位となった。
1998年チャンピオンの本山哲は1分50秒545でフロントロー、高木の隣につけ、
ドイツ人ミハエル・クルムは僅か100分の2秒差で3位となった。
チーム・ルマンの仲間、野田英樹と五十嵐雄大はそれぞれ11位と12位だった。
「今日の自分のパフォーマンスには凄く喜んでるよ。特に2000年型マシンや
2000年のアップデートキットのない今の状態ではね。クイックラップで2台の
車に出会うことがなければ、あと5つくらいはポジションアップできたはずさ。
今シーズン当初からサポートしてくれているチーム監督の本間さんやエンジニ
アの竹本さん、そしてチームクルーには全幅の信頼を寄せているよ。明日は、
いい結果を残してチームにありがとうと言いたいね」
アレックスは、昨年ドニントンで行われたイタリアGP第4戦で予選5位、決勝2
位となったことで、ウェットコースでのドライバーとしての評価を得ている。
明日はドライでもウェットでも気にはしていない。
「どんなコンディションでもより速く走れるよう、まだマシンを煮詰めてる段
階なんだ。明日チームと僕はできる限りのベスト尽くすよ」
アレックス・ユーンのスポンサー:マレーシア青年スポーツ省、ブライルク
リーム、タグ・ホイヤー、マレーシア航空、パングローバル保険、ハッピーサ
イズ日本、ルマン株式会社、日本レースプロモーション
情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia
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FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
4月16日決勝日、午前8時半から朝のフリー走行が始まった。天候は曇りだ
が薄日が射し快方へ向かっているようだ。路面は前日までの雨が残りウェット
だが、各マシンが走行することによりライン上は徐々に乾きつつある。
このため、タイヤ交換の練習を兼ねて、各チームはレインからスリックに交
換して、マシンをコースに送り出している。
18分経過 #56脇阪コースアウト。グラベルにストップ。
24分経過 #0高木 ここまでのトップタイム(1'47.322)をマークするも、直後に
コースアウト。マシンを降りる。
この後路面が乾くにつれ、各車軒並みタイムアップ。
29分経過 #68道上、コースアウト、ストップ。
最後は、開幕戦で悔しい2位となった#6クルムがきっちりトップタイムをマ
ークして、仕上がりの良さをアピールした。
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-16) Free Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
1 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'41.799
2 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'42.237
3 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'42.644
4 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 1'43.073
5 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'43.352
6 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'44.353
7 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'44.659
8 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'45.482
9 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'45.699
10 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'46.159
11 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'46.405
12 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 1'46.544
13 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'46.792
14 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 1'47.322
15 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'47.757
16 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 1'48.354
17 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'48.669
18 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 1'48.989
19 63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 1'50.157
20 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 1'51.996
---------------------------------------------------------------------------
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■高木虎之介(PP)
「久々の雨だったんですが、鈴鹿のファン感謝デーで(ウェットで)走れたのが
よかった。東コースだったんですが、結構雰囲気は似てました。今日はクルマ
が完璧でしたしね。
1回目はブレーキが安定してなかったのですが、2回目にタイヤを変えたらよ
くなりました。雨が多かったんでタイムを見ながら、一番乾いた時に出ました。
雨がもっと降れと思っていたけど、乾いてきたんで仕方なく行ったんです」
■本山哲(予選2位)
「今回、やっとクルマのパーツが全部間に合いました。時間的には厳しかった
けど、チームが頑張ってくれました。SUGOでテストできて、準備万端もてぎに
来れました。雨は初めてで、クルマの調子は悪くなかったけど、細かいミスが
あって2位。悔しい」
■ミハエル・クルム(予選3位)
「クルマの状態はとても良かった。2回目プッシュできたし、最初の方はコン
ディションも悪くなかった。ニュータイヤに変えたのは判断ミスで、雨もひど
くなって古いタイヤに変えたけれど、タイムはどうしようもなかった。3位に
は満足している。鈴鹿のような良いスタートをしたい」
Special Thanks : 竹下恵一郎
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FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-15) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 1'50.001 157.13
2 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'50.545
3 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'50.565
4 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'50.881
5 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'50.929
6 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.155
7 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'51.289
8 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'51.291
9 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'51.444
10 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 1'51.642
11 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'51.677
12 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.758
13 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'52.496
14 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 1'52.686
15 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 1'52.909
16 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'53.002
17 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 1'53.223
18 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 1'54.407
19 63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 1'55.994
20 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'57.202
---------------------------------------------------------------------------
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FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
虎之介、貫祿のポールポジション!
雨は降り続いているものの、コンディションは極端には悪化していない。
1回目に#0高木がマークした1分50秒097をターゲットに、各ドライバーが
アタックを続け、コース上にラインができつつある。タイム更新は間違いなさ
そうだ。
予選2回目NOTE
10分経過 #6クルム 1'50.565
13分経過 #0高木 1'50.717
14分経過 #56脇阪 スピン、コースアウト。マシンを降りる。
15分経過 #0高木 1'50.001 1回目のタイムを上回った!もちろんこの時点でトップ。
ピットに戻る。
17分経過 #2松田 1'50.881 3位へ…が翌周にスピン、ストップ。マシン降りる。
24分経過 #0高木 浅溝レインに履き替えコースイン→再びピットに入り深溝へ
32分経過 順位 #0-6-2-19-56-11-68-5-21-7……
#6クルム 逆転を狙ってアタックするもスピン
34分経過 #19本山 1'50.664 3位へ
35分経過 #21ユーン 9位につけ、さらに上位を狙うもスピン、コースアウト。
終盤#19本山、#6クルムらが必死にアタックするが、#0高木のタイムを上回る
ことはできず、1回目のタイムを更新した#0高木が貫祿のポール奪取となった。
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-15) 2nd Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 1'50.001 157.13
2 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'50.565
3 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'50.664
4 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'50.881
5 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.155
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'51.289
7 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'51.291
8 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'51.353
9 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'51.444
10 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 1'51.642
11 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'51.677
12 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.967
13 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'52.496
14 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 1'52.686
15 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 1'52.909
16 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 1'53.223
17 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'53.400
18 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 1'54.626
19 63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 1'55.994
20 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'57.202
---------------------------------------------------------------------------
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FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
公式練習時から降りだした雨は、雨足は弱いものの依然降り続き、午後1時
から始まった予選1回目は完全にウェットコンディション。このため開始まも
なくガードレールにヒットしてしまった#11立川をはじめとして、何台かのマシ
ンがスピン、コースアウトを演じることとなった。
この悪コンディションの中、開幕戦の勝者#0高木が見事な集中力を見せ、終
了間際に他を圧倒する1分55秒097をマークして暫定ポールを奪った。
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-15) 1st Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
1 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 1'50.097 157.00
2 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'50.545
3 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'50.681
4 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'50.929
5 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'51.483
6 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.550
7 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'51.631
8 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'51.720
9 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'51.758
10 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 1'52.975
11 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'53.002
12 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'53.100
13 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'53.171
14 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 1'53.783
15 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 1'53.821
16 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'54.234
17 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 1'54.254
18 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 1'54.407
19 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'57.253
20 63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 2'00.366
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
FORMULA NIPPON ROUND 2 TWIN RING MOTEGI MILLION CARD CUP RACE
4月15日予選日、もてぎ上空は朝からどんより曇り、今にも泣きだしそうな
気配だ……と、思ったら、午前9時45分の公式練習開始から10分経過した時点
で予報どおり雨が落ちてきた。
各チームは一旦ピットに戻るが、雨の予選を見越してレインセットを施した
マシンを再びコースに送り出す。しかし、雨のせいでやや消化不良のまま公式
練習を終えた。上位のタイムは雨が降りだす前に出したもの。
フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎ-RIJ-(2000-04-15) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 Twin Ring MOTEGI(J):4.801379km
Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
P.-No.Driver------------Team-------------Car-----------------Time-----km/h--
1 19 本山哲 IMPUL REYNARD 99L/ML308 1'37.666 176.98
2 7 野田英樹 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'38.042
3 68 道上龍 DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308 1'38.199
4 21 A.ユーン TEAM MALAYSIA REYNARD 99L/ML308 1'38.569
5 8 五十嵐勇大 LeMans REYNARD 99L/ML308 1'38.589
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'41.295
7 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 REYNARD 99L/ML308 1'45.685
8 6 M.クルム 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'47.565
9 63 OSAMU LEYJUN REYNARD 99L/ML308 1'50.535
10 5 服部尚貴 5ZIGEN REYNARD 99L/ML308 1'50.930
11 62 柴原眞介 LEYJUN REYNARD 2KL/ML308 1'51.376
12 9 R.ファーマン Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 1'52.425
13 2 松田次生 PIAA NAKAJIMA REYNARD 99L/ML308 1'54.636
14 55 金石勝智 ARTA REYNARD 99L/ML308 1'55.789
15 12 J.ヴィエルチュークCOSMO OIL CERUMO REYNARD 99L/ML308 1'58.614
16 14 脇阪薫一 MOONCRAFT REYNARD 99L/ML308 1'58.831
17 10 山西康司 Morinaga NOVA G FORCE GF03B/ML308 2'01.660
18 3 近藤真彦 Olympic KONDO REYNARD 99L/ML308 2'02.424
19 0 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA REYNARD 2KL/ML308 2'11.826
20 56 脇阪寿一 ARTA REYNARD 99L/ML308 2'17.319
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
F3第2戦筑波 記者会見の要約
井出有治「赤旗でベストラップが出ていたのにタイムが無効となってしまった。
その後にアタックは気持ちを入れ替えていった。ポールからミスがなければ勝
てると思っていた。ミラーで後ろとの間隔を見ながら、無理せずそれなりのペ
ースで行ったら、徐々に離れた。落ち着いてからタイヤのタレに気を遣いなが
らチェッカーまで走った。リスタートは、エンストしたらどうしようというよ
うな事は考えず、さっきはホイールスピンしたから今度はうまくやろうという
ようにプラスに考えた」
荒 聖治「予選の条件はみんな一緒だったし、台数も多くタイヤの美味しいと
ころはなかなかうまく使えない。決勝は、スタートは2回ともうまく行ったけ
れど、ペースが上がらず離された。」
セバスチャン フィリップ「予選は結構トラフィックに引っかかって、クリア
がとれなかったが、これはみんな同じ。チームメイトに続いての2位だった。
レースのスタートは失敗して3位になり、井出と荒の2人に追いつくことがで
きず、ずっと同じような間隔でレースを終えてしまった。満足のいく結果では
ない」
JCG00146@nifty.ne.jp 竹下 恵一郎
(第2戦まで)
2000 3 4 5 5 6 7 7 8 9 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 26 9 4 21 11 2 30 20 24 5
Championship 鈴 筑 富 美 T 鈴 菅 茂 仙 鈴
Drivers-point 鹿 波 士 祢 I 鹿 生 木 台 鹿
Po-No-Driver----------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1 10 S.フィリップ 9 4 13 13
2 11 井出 有治 0 9 9 9
3 3 B.トルルイエ 6 0 6 6
3 2 荒 聖治 0 6 6 6
5 9 土屋 武士 4 0 4 4
6 5 高木 真一 3 0 3 3
6 7 黒澤 治樹 0 3 3 3
8 18 密山 祥吾 2 0 2 2
8 32 富澤 勝 0 2 2 2
10 64 本庄 康幸 1 0 1 1
10 17 佐々木 孝太 0 1 1 1
20 峰尾 恭輔 0 0 0 0
33 山口 明 0 0 0 0
8 サトウ カイチ 0 0 0 0
15 永守 正 0 - 0 0
77 平野 功 0 0 0 0
24 西澤 和之 0 0 0 0
38 五味 康隆 0 0 0 0
19 黒澤 翼 0 0 0 0
1 R.レヒナー 0 0 0 0
37 樋口 統也 - 0 0 0
6 西村 秀樹 - 0 0 0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
筑波チャレンヂカップレース
全日本F3選手権第2戦筑波-RIJ-(2000-04-09) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA Circuit(J) : 2.045km
Weather:Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver---------Car------------------Laps-Goal Time-km/h----
1 11 井出有治 Dallara F399/MF204 45 43'01.989 128.308
2 2 荒 聖治 Dallara F300/MF204 45 - 1.640
3 10 S.フィリップ Dallara F300/MF204 45 - 4.367
4 7 黒澤治樹 Dallara F300/3S-GE 45 - 9.368
5 32 富澤 勝 Dallara F399/3S-GE 45 - 19.482
6 17 佐々木孝太 Dallara F300/MF204 45 - 19.922
7 5 高木真一 Dallara F399/3S-GE 45 - 24.401
8 64 本庄康幸 Dallara F399/MF204 45 - 25.237
9 33 山口 明 Dallara F300/3S-GE 45 - 29.842
10 20 峰尾恭輔 Dallara F399/3S-GE 45 - 30.613
11 8 サトウカイチ Dallara F399/3S-GE 45 - 32.031
12 77 平野 功 Dallara F399/MF204 45 - 32.870
13 18 密山祥吾 Dallara F399/3S-GE 45 - 47.443
14 37 樋口統也 Dallara F397改/3S-GE 45 - 53.362
15 6 西村秀樹 Dallara F399/3S-GE 44 - 1 Lap
16* 3 B.トルルイエ Dallara F300/3S-GE 44 - 1 Lap
17*19 黒澤 翼 Dallara F399/3S-GE 44 - 1 Lap
---------------------以上完走------------------------------------
24 西澤和之 Dallara F399/3S-GE 28 - 17 Laps
9 土屋武士 Dallara F399/SR20VE 0
38 五味康隆 Dallara F300/3S-GE 0
1 R.レヒナー Dallara F300/3S-GE 出走せず
-----------------------------------------------------------------
Fastest Lap #11 井出有治 0'52.890 19/45 19.195km/h
赤旗中断により、レース中断手順ケースA及び再スタート ケースAを採用
* #3,#19は、国内競技規則H項(黄旗追越し)違反によりペナルティストップ
10秒のペナルティを課された。
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
筑波チャレンヂカップレース
全日本F3選手権第2戦筑波-RIJ-(2000-04-09) Free Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA Circuit(J) : 2.045km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Car------------------BestTime-km/h---
1 10 S.フィリップ Dallara F300/MF204 0'51.997 141.585
2 64 本庄康幸 Dallara F399/MF204 0'52.111
3 11 井出有治 Dallara F399/MF204 0'52.145
4 2 荒 聖治 Dallara F300/MF204 0'52.324
5 3 B.トルルイエ Dallara F300/3S-GE 0'52.442
6 17 佐々木孝太 Dallara F300/MF204 0'52.479
7 38 五味康隆 Dallara F300/3S-GE 0'52.522
8 5 高木真一 Dallara F399/3S-GE 0'52.653
9 32 富澤 勝 Dallara F399/3S-GE 0'52.658
10 7 黒澤治樹 Dallara F300/3S-GE 0'52.727
11 20 峰尾恭輔 Dallara F399/3S-GE 0'52.728
12 1 R.レヒナー Dallara F300/3S-GE 0'52.751
13 18 密山祥吾 Dallara F399/3S-GE 0'52.792
14 77 平野 功 Dallara F399/MF204 0'52.895
15 9 土屋武士 Dallara F399/SR20VE 0'52.897
16 37 樋口統也 Dallara F397改/3S-GE 0'52.913
17 33 山口 明 Dallara F300/3S-GE 0'52.990
18 6 西村秀樹 Dallara F399/3S-GE 0'53.154
19 24 西澤和之 Dallara F399/3S-GE 0'53.460
20 8 サトウカイチ Dallara F399/3S-GE 0'53.557
19 黒澤 翼 Dallara F399/3S-GE 計測できず
----------------------------------------------------------
予選結果で、無限MF204エンジンとした#6 西村秀樹、#37 樋口統也
はトヨタ3S-GEエンジンでした。お詫びして訂正します。
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
筑波チャレンヂカップレース
全日本F3選手権第2戦筑波-RIJ-(2000-04-08) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA Circuit(J) : 2.045km
Weather:Fine Course:Dry
P.-No.Driver---------Car------------------BestTime-
1 11 井出有治 Dallara F399/MF204 0'52.267
2 10 S.フィリップ Dallara F300/MF204 0'52.294
3 2 荒 聖治 Dallara F300/MF204 0'52.358
4 9 土屋武士 Dallara F399/SR20VE 0'52.405
5 7 黒澤治樹 Dallara F300/3S-GE 0'52.469
6 38 五味康隆 Dallara F300/3S-GE 0'52.487
7 32 富澤 勝 Dallara F399/3S-GE 0'52.527
8 3 B.トルルイエ Dallara F300/3S-GE 0'52.559
9 1 R.レヒナー Dallara F300/3S-GE 0'52.562
10 17 佐々木孝太 Dallara F300/MF204 0'52.575
11 64 本庄康幸 Dallara F399/MF204 0'52.638
12 5 高木真一 Dallara F399/3S-GE 0'52.655
13 33 山口 明 Dallara F300/3S-GE 0'53.023
14 18 密山祥吾 Dallara F399/3S-GE 0'53.057
15 20 峰尾恭輔 Dallara F399/3S-GE 0'53.082
16 8 サトウカイチ Dallara F399/3S-GE 0'53.106
17 19 黒澤 翼 Dallara F399/3S-GE 0'53.112
18 6 西村秀樹 Dallara F399/MF204? 0'53.130
19 77 平野 功 Dallara F399/MF204 0'53.174
20 37 樋口統也 Dallara F397改/MF204?0'53.620
21 24 西澤和之 Dallara F399/3S-GE 0'53.651
----------------------------------------------------
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km
P No.Cl.Driver(s)-------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 2'21.125 103.644
2 10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R 2'21.182 0.057 103.602
3 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitshubishi Lancer 2'21.435 0.310 103.417
4 7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude 2'22.526 1.401 102.625
5 12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E 2'22.534 1.409 102.620
6 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 2'25.144 4.019 100.774
7 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 2'26.444 5.319 99.880
8 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 2'26.430 5.305 99.889
9 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 2'26.512 5.387 99.833
10 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 2'26.934 5.809 99.547
11 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 2'26.962 5.837 99.528
12 54 4 山内 伸弥/浅見 武 Honda Civic 2'27.482 6.357 99.177
13 38 5 雨宮 栄城/山路 慎一 Toyota Altezza 2'27.857 6.732 98.925
14 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 2'28.005 6.880 98.826
15 33 2 三好 正己/村松 康生 Mazda RX-7 2'29.125 8.000 98.084
16 41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX 2'30.599 9.474 97.124
17 78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 2'30.612 9.487 97.116
18 68 4 嶋村 馨/長井 誠 Honda Civic 2'31.150 10.025 96.770
19 27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 2'32.735 11.610 95.766
20 36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 2'34.514 13.389 94.663
21 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 2'35.170 14.045 94.263
22 5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし Toyota Chaser 2'36.233 15.108 93.622
23 71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser 2'37.518 16.393 92.858
24 21 2 市村 秀晴/川崎 俊英 Mitsubishi Lancer E 2'23.602 2.477 101.857*
25 26 2 川口 法行/添田 正 Mitsubishi Lancer E 2'26.447 5.322 99.878*
26 20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E 2'35.071 13.946 94.323*
27 77 4 山 本泰吉/宮城 光 Honda Civic 2'41.507 20.382 90.564*
28 15 3 長野 賢也/佐々木孝太 Nissan Silvia 2'43.566 22.441 89.424*
29 37 5 葱田 季靖/山岸 大 Toyota Altezza 2'44.408 23.283 88.966*
30 49 3 瀬野 渉/原 正広 Nissan Silvia 2'38.339 17.214 92.376*
31 9 1 吉田 寿博/横島 久 Nissan Skyline GT-R 2'30.425 9.300 97.236*
32 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 2'40.495 19.370 91.136*
****************************************************************************
* タイムの後の*印はコドライバーが規定のタイムを出していない
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km
P No.Cl. Driver(s)----------- Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 57 2:31'39.115 91.627
2 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitshubishi Lancer 57 2:32'20.770 91.210
3 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 57 2:32'22.266 91.195
4 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 57 2:32'25.028 91.167
5 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 57 2:32'58.461 90.835
6 20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E 56 - 1Lap
7 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 56 - 1Lap
8 7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude 56 - 1Lap
9 78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 56 - 1Lap
10 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 56 - 1Lap
11 12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E 56 - 1Lap
12 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 56 - 1Lap
13 27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 56 - 1Lap
14 68 4 嶋村 馨/長井 誠 Honda Civic 56 - 1Lap
15 26 2 川口 法行/添田 正 Mitsubishi Lancer E 55 - 2Laps
16 54 4 山内 伸弥/浅見 武 Honda Civic 55 - 2Laps
17 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 55 - 2Laps
18 33 2 三好 正己/村松 康生 Mazda RX-7 55 - 2Laps
19 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 55 - 2Laps
20 77 4 山 本泰吉/宮城 光 Honda Civic 55 - 2Laps
21 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 54 - 3Laps
22 71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser 54 - 3Laps
23 49 3 瀬野 渉/原 正広 Nissan Silvia 53 - 4Laps
24 36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 52 - 5Laps
25 15 3 長野 賢也/佐々木孝太 Nissan Silvia 50 - 7Laps
26 5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし Toyota Chaser 48 - 9Laps
27 41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX 45 - 12Laps
------------------------------ DNC --------------------------------------
37 5 葱田 季靖/山岸 大 Toyota Altezza 25 - 32Laps
9 1 吉田 寿博/横島 久 Nissan Skyline GT-R 14 - 43Laps
38 5 雨宮 栄城/山路 慎一 Toyota Altezza 11 - 46Laps
21 2 市村 秀晴/川崎 俊英 Mitsubishi Lancer E 8 - 49Laps
10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R 4 - 53Laps
**************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久シリーズ'99第2戦
ハイランド・スーパー耐久レース 決勝レポート
「大雨でレースは赤旗がチェッカーに59周でプリンス千葉が今季初優勝」
スーパー耐久第2戦の決勝レースが午後1:20分にローリングスタートを開
始した。だが、午前中と同じような横殴りの雨というコンディションとなり、
コース上はかなりの水量となりペースカー先導のパレードラップから幕を開
ける異例の形となった。
4周を終えて、ようやくペースカーはピットロードに入り、スタートが切
られる。
オープニングラップは#2インプレッサ,#7プレリュード,#11プーマランサー、
#12エボV、#1アルティア、#8ダイシンGTR、#32プリンス千葉、#23プリン
ス東京の順となった。#10エンドレスは最終コーナーで力尽きたような感じで
ストップ。9周終了時点で、ふたたびペースカーランとなる。ここで、最後尾
スタートからデビューレースを迎えていた#9FALKEN GTRがピットイン。
この時点では、トップは#2,以下#11,#7,#8,#12,#32,#23,#54,#1,#78の順。
13周終了時点で、リスタートがきられる。
14周目、#2,#11,#8,#7#23,#12,#32,#1,#20,#54と総合3番手に#8ダイシン
GTRが浮上。5,6,7、8番手にもGTR勢が巻き返す。
16周目、#2,#11,#8,#23,#7,#12,#32,#1,#20,#78と3位ダイシン、4位プリ
ンス東京とGTR勢が徐々にそのポジションを上げてくる。
19周目、トップは#11プーマランサーに変わる。以下、#2,#8,#23,#32,#12,#7,#1,
#20,#78の順に。
21周目、2番手は#8ダイシンに。以下、#2,#23,#32,#12,#7,#1,#20,#78
#37アルテッツアに黒旗が提示され、ピットストップ。
#24周目、#11がトップで、#8ダイシンが2番手。3位は#2インプレッサ。#32、#23、
#12、#1、#7、#20、#78の順。
27周目時点では、#11,#8,#32,#2,#23,#1,#12,#7,#29,#78と3位にプリンス千葉が
浮
上している。30周を前に上位陣では、#23プリンス東京がまず先にピットイン。
30周目、#11、#32、#8,#2,#1,#12,#7,#20,#78,#53のオーダー。
38周目、トップの#11ランサーの後方から#32プリンス千葉が迫る。2分17秒台で
追い上げるGTRに対して、ランサーは19秒台。その差は3.2秒まで近づいた。
#20RSオガワランサーも6位に浮上している。
39周目、トップ2台は0.9秒差に。20秒台のランサーに対して17秒台の猛追。
折り返し地点をすぎた40周目、とうとう#11ランサーはトップの座を#32プリン
ス千葉に明け渡す。
#32,#11,#8,#2,#1,#20,#12,#7,#78,#53のトップ10に。
42周目、#11ランサーがピットストップ。
43周目、#32プリンス千葉、#8ダイシン、とトップ2台をGTRがしめる。3位は#2
インプレッサ。44周目、#52 5ZIGEN CIVICに黒旗が提示される。その後、#32プリンス
千葉がピットストップ。トップは#8ダイシンに。だが、48周目には#8ダイシンもピッ
トイン。
50周目、トップは#32プリンス千葉、2位の#2インプレッサはピットイン。3番手
は#11プーマ。そして#8ダイシン、#23プリンス東京と続く。
55周目、トップは#32プリンス千葉、1分10秒差で#11プーマ、#8ダイシン、#23
プリンス東京、#2インプレッサ、#20オガワランサー、#1アルティア、#7プレリュ
ード、#12エボV、#78ギャザズシビックというオーダー。だが、ここでまたペース
カーランとなる。そして59周終了時赤旗が提示。
75%終了していたレースで天候の回復が見込めないため。
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決勝暫定結果
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN 竹内浩典/田中哲也 59L
#11 ミツビシプーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 59L
#8 ダイシンアドバンGTR 福山英朗/大八木信行 59L
#23 プリンス東京フジツボ・GT-R 砂子智彦/山田英二 59L
#2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦 58L
#20 RSオガワADVANランサー 小川日出生/細野智行/伊藤 58L
#1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 58L
#7 アルゴプレリュード 元谷宏大/黒木健次/伊達 58L
#78 ファルケンブースカドライダー 丸山浩/大井貴之 58L
#52 5ZIGEN CIVIC 西垣内正義/渡辺明 58L
スーパー耐久シリーズ'99第2戦
ハイランド・スーパー耐久レース 予選レポート
「大雨の予選はインプレッサがPP!エンドレスGTRは2番手、エボVIが3位」
スーパー耐久第2戦が、桜前線の北上に合わせるようにして仙台ハイラン
ドレースウエィで行われた。予選、決勝ともに日曜日で行われる1デイ・イ
ベントとなった。天候は、あいにくの雨模様。さらに風も加わり横殴りの雨
と10度をわずかに超えるような気温というコンディションとなった。
午前8時35分からの予選で、まずタイムを刻んできたのは、#12トムレー
シングエボVで2分31秒636を出す。だが、#32日産プリンス千葉GT-R★
FALKENが4周目にクラス1の意地を見せて、2分30秒733をマーク。だが、
ヘビーウェットのコンディションの中、15分後にさらにタイムを上げたのは、
#7アルゴプレリュードが29秒599と30秒台を切ってきた。さらに、今回
がデビューとなる6台目のGTR、#9FALKEN Dream on the RoadμGTRが30秒
425を出す。
開始30分後では、
#12 トムレーシングエボV 2'25.492
#10 エンドレスアドバンGTR 2'27。671
#52 5ZIGEN CIVIC 2'28.174
#2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 2'29.029
#20 RSオガワADVANランサー 2'29.071
となっている。
残り20分を切って、トップは#10エンドレスの21秒182。2番手は#12エボV
の25秒492、#32プリンス千葉の26秒891、#23プリンス東京の26秒923となる。
降りしきる雨の中、やはりファイナルラップの攻防戦となった。ポールポジショ
ンは、GTRではなくインプレッサがきた!
予選暫定結果
#2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦 2'21.125
#10 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ/土屋武士 2'21。182
#11 ミツビシプーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 2'21.435
#7 アルゴプレリュード 元谷宏大/黒木健次/伊達 2'22.526
#12 トムレーシングエボV 中村啓/富井豊/関野啓樹 2'22.634
#21 MTC座間三菱ランサーARC 市村秀明/川崎俊英 2'23.802
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN 竹内浩典/田中哲也 2'26.144
#53 5ZIGEN CIVIC 小林敬一/木下正治 2'26.444
#26 エンドレスアドバンGMSランサー 川口法行/添田正 2'26.447
#1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 2'26.630
■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE FMOTOR4 EDITION
PREVIEW REPORT プレビュー 99/04/24
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このレースで今年のGT500が分かる
NSXの最速神話を撃ち崩せるか!新型スープラに注目
スカイラインGT-Rも空力改革で最高速対策
新緑が目にまぶしくなり、生活でもスポーツでも新年度が本格的に動き出してき
た。全日本GT選手権(GTC)も開幕戦鈴鹿に続き、第2戦をゴールデンウィーク真った
だ中の5月1,2日に静岡県・富士スピードウェイで開催する。
昨年来、GTCでは"速い"NSX対"強い"スカイラインという対決図式が作られてきて
いたが、どうやらこの構図が撃ち破られそうな雰囲気だ。
この波乱を呼びそうなのは、トヨタ・スープラの99年型GTCマシンだ。98年シー
ズン。スープラは97チャンピオン・マシンでありながら、屈辱の未勝利に終わった。
これを機にトヨタ直系のファクトリーであるTRDがGTCスープラの大幅改修を決断し
た。これにより99年型スープラは、基本設計から見直され、シャシー、サスペンショ
ン、空力、そしてエンジンとあらゆる点で98年型とは別なモノへと生まれ変わった。
残念ながら開幕戦にはわずか2台が間に合っただけで、しかもNo.36 カストロール
・トムス・スープラはレース週に出来上がったばかりで満足なセッティングが行え
ない状態だった。しかも雨に見舞われた開幕戦では、先行するNSXやスカイライン
と闘う以前の状況。だが、そんな中でもデビュー戦を4位(No.36)で飾り、その
ポテンシャルの高さをうかがわせた。そして、4月2,3日に行われた富士合同テ
ストでは、ニュースープラ(TRDテスト車)がなんとNSXを1秒近く離してトップタ
イム叩き出した。元々スープラは富士を得意とする。この富士には、先のNo.36以外
にもNo.39 デンソーサードスープラGT、No.6 ESSO Tiger Supra、No.38 FK/マッシ
モセルモスープラがこの新型にスイッチする予定という。
一方、速さではNSXに先行されたスカイラインGT-Rだったが、今年登場したR34ベ
ースのニューマシンでは、空力を全面見直しし、高速性能をアップ。これにより直
6ターボのパワーを富士の直線で存分に生かせるという。合同テストでもNSXに対し
てコンマ6秒以内に付け、レースでは十分互角に戦える実力を見せていた。
このようなライバルのパワーアップに対し、今季こそ念願のタイトル奪取を狙う
NSXだが。正直、今季は規定改正により昨年よりパワー面でマイナス要素がある。
だが、徹底的な空力の見直しと耐久性アップという改良を行い、雨中の開幕戦を制
した。このNSXにとって最高速勝負の富士は少々辛いサーキットだ。だが、富士合
同テストではNo.100 RAYBRIG NSXや開幕戦の勝者No.18 TAKATA童夢NSXが好タイム
を出している。特にNo.18は開幕戦でポール&ウイン、さらに決勝ファステトラッ
プ2位で70kgというフルマークのハンディを搭載しており、それだけに今ノってい
る脇阪寿一&金石勝智の走りは注目だろう。
また、開幕戦では思うような走りを見せられなかったNo.30 綜警McLaren GTRだ
が、先に行われたSUGOでの合同テストでは、なかなかのタイムを記録しており、富
士での活躍も期待できそうだ。
このように各チームの戦力が非常に均衡してきており、一概にレースを予想する
のは非常に困難な状態だ。ただ言えるのは、ミスをしたチームは間違えなく脱落す
る。特にドライバーだけでなく、ピットワーク、レース戦略の組み立てなどでミス
をすれば、勝利は手に出来ないだろう。そして、この第2戦富士から各チームの新
型車がほぼ揃い、熟成の過程に入る。ここでの結果が今後の99GTCの行方を占う試
金石となるだろう。
また、この第2戦では日程的にル・マン24時間レースの予備予選とバッティング
しており、一部欠場を余儀なくされた選手がいる。その反面、この代打ドライバー
の活躍も見逃せないところだ。No.1 ペンズオイル・ニスモGTRでは本山哲に代わり、
日本でもお馴染みのベテラン、アンダース・オロフソンが起用される。No.2 ARTA
ゼクセルスカイラインではミハエル・クルムに代わり、ドイツのDTMやツーリング
カーで活躍しているアーミン・ハーネが登場。そしてNo.37 カストロール・トムス
・スープラの片山右京に代わり、現在全日本F3ランキングトップのダーレン・マニ
ングが抜擢されている。
また、シーズン直前の舘信吾の急逝で欠場を余儀なくされたNo.6 ESSO Tiger
Supraもこのレースから登場。野田英樹のパートナーとしては、POWER CRAFT SUPRA
で参戦してた元世界2輪チャンピオンのワイン・ガードナーの起用が決定している。
混戦必至、予想不能のGT300
セリカ、シルビア、MR2そしてRX7にFTO。荒れればポルシェ…
一方、GT300クラスも混戦となりそうだ。昨年はMR2が相対的に有利と見えたが、
熟成も進み開幕戦勝利のNo.19 ウエッズスポーツセリカ、新型S15マシンのNo.81
ダイシンシルビア&No.15 ザナヴィARTAシルビアが好調に見える。もちろん昨年の
チャンピオンチームと新田守男がジョイントしたNo.25 モモコルセ・アペックスMR2
も要注意。これにNo.77 クスコスバルインプレッサ、No.7 RE雨宮マツモトキヨシ
RX7が前回の富士合同テストを見ると絡んできそうだ。またパワー重視の富士では
No.61 テイボン・トランピオ・FTOも忘れてはならないだろう。
また、雨の開幕戦の展開を語るまでもなく、天候などで荒れた展開になればポル
シェ勢の台頭も十分考えられる。GT500以上に様相の難しい、そして間違えなく混
戦乱戦のレースが展開されるだろう。
そして、この第2戦に初登場となるなのが、2台のフェラーリF355だ。特に昨年
からチャレンジしているNo.355 イエローマジックF355GTは、F1経験もある井上隆
智穂とフォーミュラニッポンなどの経験もある高橋毅というキャリア・ドライバー
を起用しているだけに上位進出の可能性もありそうだ。
そして、もう1台注目なのが、根強いファンを持つAE86をベースにしたニューマ
シンだろう。昨年はキャバリエを走らせていたKRAFTが、AE86に3S-Gターボを搭載
し、No.86 BP・KRAFT・トレノとしてエントリーしてきた。ひょっとすると最新GTス
ポーツをハチロクが追い回すというマンガさながらのシーンが見られるかも。
Report by GTインサイドレポート班
☆99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権 予想エントリーリスト
第2戦 ALL JAPAN FUJI GT RACE 富士スピードウェイ(5/1,2)
[GT500] 19台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
1 ペンズオイル・ニスモGTR エリック・コマス(F) アンダース・オロフソン(S) NISMO BS 40
2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 アーミン・ハーネ(D) NISMO BS
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
6 ESSO Tiger Supra 野田英樹 ワイン・ガードナー(AUS)
ESSO Tiger Team LeMans BS
11 エンドレスアドバンGTR 和田孝夫 木下みつひろ ENDLESS SPORTS YH
12 カルソニックスカイライン 星野一義 影山正美 TEAM IMPUL BS 10
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 無限×童夢Project BS 10
18 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一 金石勝智 無限×童夢Project BS 70
30 綜警McLaren GTR 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS
32 cdma Oneセルモスープラ 近藤真彦 木下隆之 cdma One TOYOTA
TEAM CERUMO with Key's BS
35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路慎一 ピエール・ラファネル(F) マツモトキヨシTEAM TOM'S MI
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 黒澤琢弥 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 20
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 ダーレン・マニング(GB)
TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 立川祐路 TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 影山正彦 TOYOTA TEAM SARD YH
55 STPタイサンアドバンバイパー 松田秀士 田嶋栄一 TEAM TAISAN with ADVAN YH
64 Mobil 1 NSX 山西康司 トム・コロネル(NL) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS 10
88 ノマドディアブロGT-1 和田 久 古谷直広 JLOC TY
100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS
[GT300] 22台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 RE雨宮レーシング YH 10
10 アビリティ・マリオポルシェ 麻生英彦 檜井保孝 アビリティモータースポーツ YH
14 ホイールショップアルタシルビア 古在哲雄 小宮延雄 アルタレーシングチーム YH
15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 NISMO YH
19 ウエッズスポーツセルカ 織戸 学 原 貴彦 RACING PROJECT BANDOH YH 40
20 Kosei CELICA 松永雅博 藤原靖久 KOSEI RACING TEAM YH
21 BP-トランピオ-BMW 一ツ山 康 伊藤大輔 HITOTSUYAMA RACING TY
24 ヒラノMS BP&μ R32GTS 平野敏行 染葉輝彦 ヒラノモータースポーツ YH
25 モモコルセ・アペックスMR2 新田守男 高木真一 アペックス YH
26 アドバンタイサンポルシェ 須賀宏明 D.マラガムア TEAM TAISAN Jr. YH
61 ライボン・トランピオ・FTO 中谷明彦 ラルフ・ファーマン(GB) チーム・ライボン・ラリーアート TY 20
70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三 P.V.スクート(B) TEAM GAIKOKUYA YH
71 シグマテック911 城内政樹 河野尚裕 シグマテックレーシングチーム YH
72 オークラRX7 石川 朗 平野 巧 オークラロータリーレーシング YH
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 クスコレーシング YH 10
81 ダイシンシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN YH 10
84 アイエーテックシルビア 袖山誠一 中村善州 I.A.Tec. Racing Team YH
86 BP・KRAFT・トレノ 田中 実 雨宮栄城 KRAFT TY
99 大黒屋ぽるしぇ 吉富 章 日置恒文 TEAM大黒屋 DL
111 JIM GAINER F355 井倉淳一 真希遊世 TEAM GAINER YH
355 イエローマジックF355GT 井上隆智穂 高橋 毅 クラブ:イエローマジック YH
910 ナインテンアドバンポルシェ 余郷 敦 玉本秀幸 910 RACING YH 30
○略号 WH:ウエイトハンディ
タイヤ BS:ブリヂストン、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、
TY:トーヨー、YH:ヨコハマ
国 籍 AUS:オーストラリア、B:ベルギー、D:ドイツ、F:フランス、
GB:イギリス、NL:オランダ、S:スウェーデン
☆タイムスケジュール
4月30日(金) 練習走行 (FT=フォーミュラトヨタ)
GTフリー走行1回目 9:00~10:30
F3フリー走行1回目 10:30~11:30
FTフリー走行1回目 11:30~12:00
F3フリー走行2回目 13:00~14:00
GTフリー走行2回目 14:00~15:30
FTフリー走行2回目 15:30~16:00
SK/F100フリー走行 16:00~16:30
5月1日(土) 公式予選
F100予選 9:00~ 9:15
SK予選 9:25~ 9:40
F3公式練習 9:55~10:25
GT予選1回目 10:40~11:40
FT予選 11:55~12:15
F3予選 13:55~14:25
GT予選2回目 14:40~15:40
5月2日(日) 決勝レース
GTフリー走行 8:30~ 9:00
FT決勝スタート 9:30~10:00 15周
F3決勝スタート 10:35~11:30 21周
ピットウォーク 11:15~12:15
GTウォームアップ 12:30~12:38
GTフォーメイション 13:15
GT決勝スタート 13:20~ 67周(終了予定15:40)
☆観戦チケットのご案内
【チケット】
■前売り観戦券
大人 5,000円/ペア 9,450円
■決勝当日券
大人 6,000円/中学生以下 無料
■パドックパス(予選・決勝2日間有効)
15,000円(入場料込)
【チケット発売所】
●チケットぴあ●チケットセゾン●丸井チケットぴあ●CNプレイガイド
●ローソンチケット●サークルK●am pm●有名タイヤショップ
●オート用品ショップ●関東地区RTN加盟店
☆オートバックス各店でGTCシリーズ戦共通前売り観戦券発売中
大人 5,000円
【お問い合わせ】
富士スピードウェイ(株) TEL.03-3216-5611
インフォメーションダイアル
TEL.03-3409-2365/FAX.03-3409-2307(平日10:00-17:00)まで。
【TV放送】
5月15日(土) 16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビ瀬戸内/ティーエックスエヌ九州
静岡放送:5月23日(日) 25:05~26:20
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
(第2戦まで)
1999 3 4 5 5 6 7 8 8 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 21 18 02 23 06 04 01 29 03 14
Championship 鈴 筑 富 美 富 鈴 菅 T 茂 鈴
Drivers-point 鹿 波 士 祢 士 鹿 生 I 木 鹿
Po-No-Driver------------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 --総合P-有効P
1 1 D.マニング 3 9 12 12
2 2 W.エブラヒム 6 4 10 10
3 7 荒 聖治 9 0 9 9
4 17 黒澤 治樹 0 6 6 6
5 55 金石 年弘 4 0 4 4
6 15 R.ビルタネン 0 3 3 3
7 9 谷川 達也 1 2 3 3
8 3 S.フィリップ 2 0 2 2
9 77 伊藤 大輔 0 1 1 1
16 五味 康隆 0 0 0 0
71 内山 清士 0 0 0 0
87 M.メディアーニ 0 0 0 0
64 松田 次生 0 0 0 0
8 井上 智之 0 0 0 0
6 中嶋 廣高 0 0 0 0
18 密山 祥吾 0 0 0 0
5 滑川 健 0 0 0 0
33 小早川 受黎 0 - 0 0
4 酒井 浩 - 0 0 0
53 富澤 勝 - 0 0 0
*******************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
RACE REPORT
18th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
波瀾のウエットレースをくぐり抜け6位入賞
木曜日から快晴に恵まれてきたが、決勝日になって雲行きが怪しくなってき
た。結論からいうと、またもウエットレースとなった。どんな条件下において
も、かまわないが、しかし、決勝レース直前に降り始めるのだけは、やめてほ
しい。サポートイベントで赤旗中断が続出しなければ、ドライでの決勝になっ
ていたはずというほど、ぎりぎりまで雨雲も我慢してくれていたんだが。さ
て、ウエット路面で迎えた決勝レースは、ウエットセットに変更するためスタ
ート直前は各チーム混乱したが、それ以上に決勝レースは波瀾に満ちた展開と
なった。
4番グリッドからジャンプアップを狙っていた伊藤大輔は、昨晩から何回も
シミュレーションをくり返し、それをシグナルがグリーンに変わると同時に実
行した。「ほぼイメージどおりだった」と本人が認めるほど、ベストスタート
を見せた伊藤は、予選3、4番手の金石、松田選手を攻略したかに見えた。松
田選手は完全に抜き、金石選手に対してアウト側から並んで1コーナーに突
入。しかし、アウト側で踏ん張った伊藤の方が旋回スピードにまさり車体半分
ほどリードしてコーナリングを開始。こうなると、立ち上がりで有利、これで
2位! と誰もが思った。しかし、あろうことか、ブレーキを遅らせすぎたか
金石選手のさらにイン側に好スタートを切った黒澤選手(予選5番手)がノー
ズを押し込んできて、3台並んだかたちで、1コーナーの争いとなってしまっ
た。案の定と言うべき、インに飛び込んできた黒澤選手に怯んだか金石選手が
スピン。こうなるとたまらないのが、一番アウト側にいた伊藤だ。スピンした
金石選手が伊藤の右リヤタイヤに接触、伊藤もコース外に弾き飛ばされてしま
ったのだ。金石選手はその場でリタイヤ。そしてこの混乱で松田選手、谷川選
手といったこの週末トップ争いを展開してきたメンバーが一瞬にして優勝争い
から脱落してしまった。
伊藤のマシンにはダメージがなかったが、コースに復帰できた時は15番手
まで落ちてしまっていた。しかし、そこから伊藤はウエットの中猛烈な勢いで
追い上げを見せた。3周目に13番手、その次ぎの周には12番手に。常に混
戦の中にいたので、単独走行にばらけてしまったトップグループとラップタイ
ムでは劣っていたが、伊藤は強力にプッシュし続けた。15周目にはようやく
トップ10に入ってくる。そのあたりから雨は一段と強くなっていき完全にヘ
ビーウエットとなったが、そんな中で伊藤は7番手までポジションアップ。前
は前戦と同様谷川選手、後ろは松田選手、つまりスタート直後の1コーナーに
巻き込まれたグループが三つ巴戦を展開しながら上位に進出してきたのであ
る。サイドバイサイドの戦いを展開しながら、残りの周回を重ねていったが残
り7周で、トップグループのうちのひとりがコースアウト。自動的に6番手に
浮上した。激しい攻防の末、谷川選手、伊藤、そして松田選手の順でになだれ
込むようにしてゴールラインに飛び込んだ。
この6位入賞をどうみるかは個々の判断にお任せするが、この週末の伊藤の
頑張りには目を見張るものがあった。特にウエットの決勝レースで見せたそれ
は、これまで以上に伊藤の速さ、強さを感じ取ることができた。手前味噌では
あるが、価値ある6位、1ポイントと考えている。それだけに単なるレースア
クシデントとして処理されてしまう1コーナーのアクシデントが悔やまれるの
だが。
次の富士ラウンドこそは、優勝を狙う。その手応えは今回で充分あった。
◆正式決勝結果/17周(トップ10)
ドライバー 所要時間 ファステストタイム チーム
1:D マニング 45分51秒043 1分00秒041 TOM'S
2:黒澤 治樹 -3秒135 1分00秒022 LIAN RACING
3:W エブラヒム -4秒253 1分00秒041 TODA RACING
4:R ビルタネン -16秒792 1分00秒038 TEAM 5 ZIGEN
5:谷川 達也 -26秒508 1分00秒415 PAL SPORT
6:伊藤 大輔 -27秒467 1分00秒214 SPEEDMASTER SKILLSPEED
7:松田 次生 -27秒796 0分59秒737 NAKJIMA HONDA
8:内山 清士 -51秒881 1分00秒774 NIHONKIZAI RACING TEAM
9:五味 康隆 -55秒257 1分00秒842 TMS
10:井上 智之 -55秒413 1分00秒897 TOM'S
伊藤大輔:「悔しい。スタートはほぼ完璧だった。あれは金石選手が少し踏ん
張りすぎたかな。真横でスピンされては避け切れない。そのまま当たらずに行
っていたら、2番手になっていただけにすごく残念。マシンにダメージがなか
ったのはラッキーでした。順位は何位まで落ちたかわからないけど、とにかく
それからは全力で走った。前はまた谷川選手、そして後ろからは松田選手、彼
らとバトルしながら前のマシンを抜いていった。松田選手とは、何回かあたっ
たかな? よく頑張ったと言ってくれる方が多いのは嬉しいですが、やはりす
ごく悔しい。とにかく自分自身のためばかりでなく、応援してくれるみんなに
喜んでもらえるようなもっといい成績を残したかった。もう今度の富士では誰
にも前にいかせません!」
百田義弘:「今日のアクシデントに関しては自分のミスではないから、しかた
がない。それよりもむしろ、その後の追い上げを高く評価したい。雨で自分の
力を出し切れていないことを口には出さないけど気にしていたと思うが、今回
や前回のレースで自信をつけたと思う。もともと速いドライバーだから、これ
でこちらとしても自信を持って送り出すことができる」
深尾栄一:「スタート直後は今日は面白くなると思っていたんですが。運も含
めて勝つための要素をすべて揃えないと勝てないというのを改めて思い知っ
た。技術を磨くためや、ドライバーの練習のためにレースをやっているわけで
なく、あくまでも勝つことを目標にやってきているわけで、木、金のトップタ
イムや6位では当然満足していません。しかし、その勝つための要素をひとつ
ひとつ固めていっている段階という観点にたった場合、そのプログラムは極め
て順調といえます。次のレース、富士ではチーム一丸となって“もっと”がん
ばります。
NEXT ROUND ? 5月2日 全日本F3選手権第3戦 富士スピードウェイ
SKILL SPEED 深尾栄一
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Rain Course:Wet
P--No.Driver---------Car---------------------Lap---GoalTime--km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE 45 45'51.043 120.423
2 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B 45 - 3.135
3 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B 45 - 4.253
4 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE 45 - 16.792
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE 45 - 26.503
6 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B 45 - 27.467
7 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B 45 - 27.796
8 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 45 - 51.881
9 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 45 - 55.257
10 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 45 - 55.413
11 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 44 - 1 Lap
12 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 44 - 1 Lap
13 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 44 - 1 Lap
14 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 43 - 2 Laps
---------------------以上完走---------------------------------------
87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 39
7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 21
5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 17
6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 0
55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B 0
--------------------------------------------------------------------
Best Lap Time #64 松田 次生 0'59.737 15/45 123.240 km/m
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B 51.373 143.305
2 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B 51.509
3 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE 51.638
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B 51.872
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE 52.001
6 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.087
7 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.138
8 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 52.183
9 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B 52.256
10 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B 52.330
11 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 52.350
12 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 52.358
13 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.715
14 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 52.755
15 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 53.032
16 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 53.230
17 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 53.435
18 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 53.456
15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE 計測できず
--------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
QUALIFY REPORT
17th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
マシンのフィーリング変化に苦戦、
タイムに伸び悩み予選4番手
ついに公式予選の日を迎えた。天候は快晴、しかしやや蒸し暑い。今日は午
前10時から30分間のフリー走行があり、午後2時から予選となっていた。
まず午前のセッションでは、これまでなりを潜めていた(?)マニング選手が
この週末のベストとなる51・3秒台をマーク。金石選手も同じく51・3秒
台で続いた。そのふたりからコンマ4秒遅れてイブラヒム選手と伊藤大輔が続
いた。上位二人が使用したタイヤの状況が分からないため(基本的にこのセッ
ションでのニュータイヤの使用は禁止されているため、全員最低1周は走った
ユーズドタイヤを使っている)、このタイム差をどう見るかは判断しかねた。
走りはじめのまだコンディションが悪い木曜日の時点で今日のマニング選手と
同等のタイムをマークしていた我々にとって、51・3秒台、欲を言えば5
1・2秒台がターゲットタイムであり、それが限界でもあると考えていた。し
たがって、彼等は極めてニューに近いタイヤを履いていたことは明らかだっ
た。もし我々と同じような距離を走ったタイヤを使用していたとしたら、根底
からセッティングをやり直す必要があった。しかし、これでライバルたちも同
等のタイムを出せることがわかったともいえ、やはり予選はシビアな展開にな
ると覚悟を決めた。
迎えた公式予選、気温22度C、路面温度33度C。セッションが開始され
ると今度はどのようなタイミングでアタックに入り、ベストを掴むか腹のさぐ
り合いだ。上位陣で一番早く動いたのが松田選手だった。その彼が51秒台後
半をマークしたことが合図となり、激しいタイム争いが開始した。
そしてマニング選手が51秒551、312とタイムを詰めペースセッター
となった。そんな中で伊藤はタイムに伸び悩んでいた。クリアラップになかな
か恵まれないこともあるが、単独でフライングラップに入ってもなかなかタイ
ムを上げてこない。51秒台にタイムをのせたのが、10周目。タイミングと
しては遅すぎる。いつもの伊藤らしいキレがみられない。タイヤの消耗度も考
え、11周目にピットに呼び戻しタイヤを交換。最後のアタックに送りだし
た。残りは5分。逆転するに充分な時間だった。
しかし、タイヤを変えても状況は好転しないまま最終ラップとなってしまっ
た。全力で最終コーナーを立ち上がってきた伊藤であったが、タイム更新は実
現しなかった。結局、10周目に出したタイムがベストとなり、伊藤はマニン
グ、松田、金石といったこの週末トップを争っていた3選手の後塵を浴びる結
果となってしまった。これまでの流れから期待が大きかっただけに、ポールを
落としたのは非常に残念でならない。ピットに戻ってきた伊藤のコメントか
ら、マシンのセットアップになんらかの問題が生じていたようだ。それがなん
なのか、原因を徹底的に追究し、明日のレースに臨む。
伊藤大輔:「マシンの挙動が大きく変わってしまった。全体的にトラクション
がこれまでのようにかかってくれない。特に細かいコーナーでは顕著にあらわ
れた。それが原因でこのような大差をつけられるものかとも考えたけど、一つ
一つのコーナーでのロスを考えるとうなづけないでもない。調子良かった高速
コーナーでも、アクセルを踏み込みたい時にズルッときて踏み込めなかった。
今回はポール獲得にこだわっていただけに、すごく悔しい。でも、明日が決
勝。シビアな展開になると思いますが、ベストな結果を出せるよう頑張りま
す」
百田義弘チーム監督:「エンジニアとして完全な私のミスです。細かい話はで
きませんが、コースコンディションの読み間違いです。ウチだけがタイム、順
位を落としていますからね。この2日間頑張っていた伊藤には申し訳ないこと
をした。明日の決勝ではより良いマシンを用意できるよう、これからミーティ
ングしていろいろと対策します」
深尾栄一チームマネージャー:「レースウイークの前から、ダイスケのテンシ
ョンも高く、順調にトップできてくれただけに、セットアップが微妙に外れて
しまい私達以上に落胆が大きいでしょう。確かに期待していたぶんだけ、落胆
も大きいですけど、まだ予選が終わっただけですから。ひさしぶりの関東での
レース、ゲストも多いから、かっこいいところ見せないといけませんね。精一
杯頑張ります」
■フリー走行(トップ10)
1:D・マニング 51秒303 F399/T TOM'S
2:金石 年弘 51秒378 F399/M DOME CO LTD
3:W・エブラヒム 51秒736 F399/M TODA RACING
4:伊藤 大輔 51秒749 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:谷川 達也 51秒781 F399/T PAL SPORT
6:黒澤 治樹 51秒796 F399/M LIAN RACING TEAM
7:R・ビルタネン 51秒843 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:S・フィリップ 51秒897 F399/T INGING
9:松田 次生 51秒902 F399/M NAKAJIMA HONDA
10:井上 智之 52秒001 F399/T TOM'S
■公式予選結果(トップ10)
1:D・マニング 51秒312 F399/T TOM'S
2:松田 次生 51秒471 F399/M NAKAJIMA HONDA
3:金石 年弘 51秒598 F399/M DOME CO LTD
4:伊藤 大輔 51秒921 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:黒澤 治樹 51秒945 F399/M LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也 51秒957 F399/T PAL SPORT
7:R・ビルタネン 52秒013 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:W・エブラヒム 52秒031 F399/M TODA RACING
9:S・フィリップ 52秒165 F399/T INGING
10:荒 聖治 52秒206 F399/M TOM'S
※8位までコースレコードを更新。
SKILL SPEED 深尾栄一
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE R 51.312 143.475
2 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B R 51.471
3 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B R 51.598
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B R 51.921
5 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B R 51.945
6 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE R 51.957
7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE R 52.013
8 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B R 52.031
9 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 52.165
10 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 52.206
11 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.229
12 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 52.544
13 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.663
14 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 52.897
15 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.963
16 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 53.028
17 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 53.033
18 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 53.543
19 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 53.562
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE R 51.303 143.500
2 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B R 51.378
3 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B R 51.736
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B R 51.749
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE R 51.781
6 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B R 51.796
7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE R 51.843
8 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE R 51.897
9 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B R 51.902
10 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE R 52.001
11 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE R 52.002
12 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.187
13 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.222
14 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.408
15 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 52.609
16 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 52.725
17 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 52.873
18 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 52.875
19 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 52.885
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
16th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
仕上がり良好。
連日のトップタイムにつのる期待。
合同テスト2日目も快晴に恵まれた。午前午後それぞれ1時間づつのセッシ
ョンが設けられた。前日のテストで、ある程度セットアップが決まっているこ
とを確認している我々は、さらなる速さを求めて様々なメニューを用意してい
た。たったコンマ3秒で大きなアドバンテージをつけたといえるほど短いコー
ス故に、さらなる速さを求めて我々がトライする事柄は0・001秒を地道に
削り落とす作業のことを言う。その繰り返しだ。
そんなプログラムに則ってテストを続けていた我々の周囲では、早くもこの
セッションからニュータイヤを投入してくるチームが出始めた。スキルスピー
ドでは明日の予選は午後に行なわれることからも、この時期にニュータイヤを
投入する意味はないと判断した。それよりもさらに速いマシン作りを模索する
ことを優先させた。その結果、午前の走行は9番手止まりではあったが、昨日
と同様同一条件下で走った場合での、トップグループ入りは見えていた。
午後のセッションでは引き続きマシンのセットアップの確認が大半を占め
た。そして終盤各チームが再びニュータイヤを投入し始めた頃、我々もニュー
タイヤを装着してみることにした。まず、そのままのタイヤで伊藤大輔自身を
アタックモードにするために4周アタックさせてから、いよいよアタックタイ
ムとなった。
慎重にタイヤを暖めながらクリアラップを探していた伊藤は、ピットアウト
後3周目に51秒820で4番手に浮上し、9周目にコンマ1秒つめて金石選
手に次ぐ2番手へジャンプアップ。そして1周のクーリングラップを挟んだの
ち51秒658を叩き出しついにトップに躍り出た。その後もクリアラップ時
には51秒台をコンスタントにマークしながらチェッカーとなったが、結局伊
藤のタイムを破る者は誰も出てこなかった。
2日続けてのトップタイムには悪い気はしないのは当然だが、明日からが本
番だ。気を緩めずまずは明日の午後の予選に臨む。
■テスト結果/午前(トップ10)
1:谷川 達也 51秒564 F399/T PAL SPORT
2:金石 年弘 51秒686 F399/M DOME CO LTD
3:R・ビルタネン 51秒686 F399/T TEAM 5 ZIGEN
4:D・マニング 51秒761 F399/T TOM'S
5:松田 次生 51秒847 F399/M NAKAJIMA HONDA
6:黒澤 治樹 51秒881 F399/M LIAN RACING TEAM
7:S・フィリップ 52秒035 F399/T INGING
8:荒 聖治 52秒098 F399/M TOM'S
9:伊藤 大輔 52秒131 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
10:中嶋 廣高 52秒160 F399/T TEAM 5 ZIGEN
■テスト結果/午後(トップ10)
1:伊藤 大輔 51秒658 F399/M SPEEDMASTER SKILL SPEED
2:金石 年弘 51秒690 F399/M DOME CO LTD
3:松田 次生 51秒832 F399/M NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング 51秒868 F399/T TOM'S
5:黒澤 治樹 52秒008 F399/M LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也 52秒009 F399/T PAL SPORT
7:R・ビルタネン 52秒026 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:M・メディアーニ 52秒029 F399/MI HKS CO LTD
9:S・フィリップ 52秒074 F399/T INGING
10:W・エブラヒム 52秒130 F399/M TODA RACING
伊藤大輔:
「コンディションは昨日ほど良くはなかった。昨日から特に高速コーナーでの
バランスが良かったんですけど、今日も崩れていなかった。だから後は細かい
コーナーで自分がミスせずにタイムを繋げばいいだけだった。毎ラップ誰かに
遭遇して、連続アタックはできなかったけど、逆にそれが予選に向けていい勉
強になった。明日はバシッとクリアラップをみつけて、一気にアタックしたい
ですね。そうしたら、明日はイケそうな気がしてきました」
百田義弘チーム監督:
「予定通りですね。マシンのセットアップの方向性もねらい通りに進んでいま
す。細かいコーナーでいかにミスなく行くかが明日のポイントでしょう」
深尾栄一チームマネージャー:
「順調です。ダイスケのテンションも高く維持できています。少しも気を緩め
ることはできないのはかわりないですが、明日の予選が楽しみになりました。
みなさんにいい結果を報告できればと思います」
SKILL SPEED 深尾栄一
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
15th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
早くも予選を想定したアタックを遂行。
ますは幸先よくトップタイムをマーク。
快晴に恵まれた筑波サーキット(茨城県)において、全日本F3選手権第2
戦に向けての合同テストが行なわれた。開幕戦がリズムに乗り切れないまま終
わってしまっただけに、このレースではなんとしてもシリーズの出遅れを取り
戻しておきたいところだ。典型的なミッキーマウス・サーキットであるツイス
ティな筑波サーキットにおいて予選順位は決勝結果に大きく影響するため、各
チームとも本日の木曜日のセッションから予選を想定したアタックを繰り広げ
た。
1回目の走行は午後12時からとなったが、実は開幕戦で新しいシャシーが
デリバリーされた時点からギヤボックスにクラックが入っていたことが発覚し
ていた。時間的な問題から、それを交換することができずに開幕戦を戦ったわ
けだが、今回の約1ヶ月のインターバルの間に新しいギヤボックスに交換し
た。つまりリヤセクションをすべて組み直したと同じであるため、この1回目
の走行は新しいギヤボックスとリヤセクションを中心としたマシンの確認が主
なメニューとなった。
ドライバーの伊藤大輔は、アタックしたい気持ちを抑えて慎重にラップを重
ねた。数回のピットイン/アウトを含めながら、伊藤は41周もの距離を走り
マシンの熟成に集中した。タイムは52秒861とトップの金石選手からコン
マ9秒離されていたが、使用したタイヤがマシンチェック用のオールドタイヤ
だったことを考えると気落ちするほどの差ではなく、むしろ、充分ではないに
しろ射程距離内にトップは見えているといえた。
午後の走行は3時からの1時間。このセッションはまるで本番の予選のよう
な展開となった。各チームとも積極的にニュータイヤを投入し、タイム争いは
ますますヒートアップした。我々としてはまわりのペースに飲まれることなく
マシンの熟成に徹していたが、そのセットアップ・メニューが予想していたよ
りも順調に進んだこともあって、ラスト15分というところでニュータイヤで
アタックしてみることになった。また、開幕戦のレースウイークでは路面コン
ディションや雨のおかげでとうとうニュータイヤでアタックすることなく終わ
り、伊藤大輔にとっては欲求不満がたまっていたところだった。チームとして
は今年もタイヤをけちっていると思われるのもシャクだし、伊藤に欲求不満の
まま帰らせるのも夜の素行において管理する側にとってはやや心配だったの
で、ここは景気づけの意味を含めて一発アタックさせてみようと考えたのが本
当のところ、でもある。それは半分冗談として、新しいタイヤを履いた結果、
それまでのマシンバランスが崩れてしまうことが多々あることや、自分たちが
周囲と同じ条件で実際にどのレベルにいるかを確認しておく必要があったの
だ。
今年初めてのニュータイヤを履いての伊藤大輔は、まるで水を得た魚のよう
な走りを見せた。狭いコースで渋滞にはまらないように間合いをはかりながら
のアタックで、51秒369というタイムをマーク、僅差ながらトップで2回
目のセッションを終えた。筑波特有の接近戦が予想されるがこのままのペース
を保ってこの週末を終えたいものだ。
まずは仕上がり良好、と報告しておこう。
■テスト結果/1回目(トップ10)
1:金石 年弘 51秒943 F399/M DOME CO LTD
2:谷川 達也 52秒208 F399/T PAL SPORT
3:D・マニング 52秒268 F399/T TOM'S
4:S・フィリップ 52秒552 F399/T INGING
5:黒澤 治樹 52秒620 F399/M LIAN RACING TEAM
6:M・メディアーニ 52秒682 F399/MI HKS CO LTD
7:R・ビルタネン 52秒720 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:五味 康隆 52秒803 F399/T TEAM TMS
9:富澤 勝 52秒839 F397/T RACINGTEAM MAEJIMA
10:伊藤 大輔 52秒861 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
■テスト結果/2回目(トップ10)
1:伊藤 大輔 51秒369 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
2:金石 年弘 51秒406 F399/M DOME CO LTD
3:松田 次生 51秒448 F399/M NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング 51秒462 F399/T TOM'S
5:W・エブラヒム 51秒713 F399/M TODA RACING
6:M・メディアーニ 51秒882 F399/MI HKS CO LTD
7:谷川 達也 51秒900 F399/T PAL SPORT
8:S・フィリップ 51秒908 F399/T INGING
9:黒澤 治樹 51秒914 F399/M LIAN RACING TEAM
10:R・ビルタネン 52秒017 F399/T TEAM 5 ZIGEN
伊藤大輔:
「マシンの仕上がりはすごくいい。ユーズドでもニューでもタイヤの状況変化
によるマシンのフィーリングは変わらなかった。それにしても久しぶりのニュ
ータイヤでのアタックで、気持ち良かった。タイム差はなくて誰がトップをと
ってもおかしくない状況ですけど、やはりトップは気持ちいい。このまま日曜
日までこのポジションをキープしていきたい」
百田義弘チーム監督:
「勝負の世界においては仕方がないのかもしれませんが、ニュータイヤをどん
どん投入する今年の傾向は個人的にはいいとは思っていません。ニュータイヤ
を履けばタイムが自然に上がるのは当然、それに若いドライバーが甘えてしま
い、本来のセッティングという大事なことを忘れてしまいがちになってしまう
からです。今回も、ニュータイヤの投入は明日にしようと考えていたのです
が、伊藤に自信をつけさせる意味でも履いておこうと考えアタックしてみまし
た。なんとかトップタイムを取れましたが、差はないに等しいので少しも楽観
できない状況です」
深尾栄一チームマネージャー:
「予選順位が他のサーキットと比べると大きく結果を左右するので、今日から
予選を想定したアタックをできたのは結果としていい方向にいくと思っていま
す。相変わらずタイトな戦いになっていますが、気を緩めずに週末を乗り切り
たいと考えています。今回鈴鹿においてはフォーミュラニッポンの開幕戦が開
催されますが、スピードマスター号も出場していますので、お互い刺激しあい
ながら頑張って行きたいと思います」
SKILL SPEED 深尾栄一
シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第2戦・美祢
距離: 3.239km×62周
予選:5月16日 雨のち曇り・観衆:1万2300人(主催者発表)
決勝:5月17日 晴れ ・観衆:4万4700人( 同 )
トム・コロネル選手、予選16番手から猛追を見せ、6位入賞!
見事なスタートを決め、猛チャージを見せた山西康司選手も7位で完走。
4月の鈴鹿で開幕した98年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(略称:FN)の
第2ラウンドは、本州最西端の美祢サーキットが舞台。今年がFN2シーズン目とな
る山西康司選手に加えて、97年全日本F3タイトルを手土産に今シーズンからFNに
ステップアップしてきたトム・コロネル選手。2人の有望な若手ドライバーを擁する
PIAA NAKAJIMA RACINGにとって、期待の高まる1戦となった。
というのも、この美祢サーキットでは、この数年に渡って外国人ドライバーが優勝を
飾っていたから。実際、コロネル選手は5月初めに、この美祢サーキットと性格の似
たツインリンクもてぎで行われたFNの第3回公式走行会でもトップタイムをマーク
するなど気合も充分だった。もちろん、64号車を駆る山西選手も、4回のセッション
を通じて安定した好タイムをマークしていたから、チーム全員が大きな期待を持って
臨むことになった。
予選日の16日は朝から大雨に見舞われた。シーズンオフのテストや公式走行会で好
タイムをマークしているものの、雨のテストでは、今ひとつタイムに伸び悩んでいる
だけに、チームとしても出端を挫かれた恰好となった。午前中の公式練習では“足慣
らし”程度に走行してセッティングを確認、午後の公式予選に臨むことになった。し
かし午後になって雨足が弱まったこともあって、レインコンディションには変わりな
いものの、公式練習に比べると若干、路面は良くなっていた。しかし、これが悪い方
向にはたらき、2人のドライバーはバランスの崩れたマシンと格闘することになって
しまったこと、そしてまだまだFNマシンにおけるレインコンディションでのドライ
ビング経験の少なさがわざわいし、山西選手が13番手、コロネル選手が16番手と低迷
することになってしまった。
明けて日曜日は予想どおりの好天に恵まれた。雲ひとつない快晴、とはいかなかっ
たが、コースは完全にドライコンディション。むしろ路面温度が上昇し過ぎないだけ、
レースには絶好のコンディションと言える。ここまで、ドライコンディションではト
ップレベルのタイムをマークし続けて来ただけに、2人のドライバーの顔色も、一気
に晴れ上がった。朝一番に行われたフリー走行では、山西選手が1分16秒台の好タイ
ムで3番手につけ、決勝での上位入賞も期待させることになった。一方のコロネル選
手はドライコンディションに合わせたセッティングへのコンバートが、今ひとつだっ
たのか、山西選手からは1秒遅れのタイムに止まった。また、このフリー走行で山西
選手がコースオフした際に、少しエンジンをオーバーヒートさせた可能性もあり、こ
ちらはエンジン換装。メカニックにとっては息つく暇もないインターバルとなった。
午後2時に一旦はスタートが切られたものの、グリッド前方の2台がエンジンス
トールさせたことが引き金となってアクシデントが発生。再スタートが切られること
になった。幸いなことに、山西選手もコロネル選手も、グリッド上で止まってしまっ
たマシンを巧みにかわしていたから、マシンには何らダメージはなかった。しかし、
ドライバーにとっては精神的にハードだったはずだが、2人のドライバーは、2回目
のスタートもそつなくこなして、オープニングラップをおえた時点では山西選手が7
番手、コロネル選手が11番手までジャンプアップしていたのは流石だ。2人ともに1
分20秒台から19秒台、18秒台とペースをアップしていき、上位陣の脱落もあって6周
目には山西選手が6位とポイントゲット圏内に進出、コロネル選手も8番手までポジ
ションを上げていた。
山西選手は、その後も17秒台中盤のペースで安定して周回を重ねていったが、パッ
シングポイントの少ないコースレイアウトだけに、なかなか前のマシンをパスできな
いまま、6位で走行を続けていた。一方のコロネル選手は、山西選手よりもさらに速
いペースで周回を重ね、毎周のように自己のベストラップを書き換えていき、10周目
には1分17秒170 と、その時点でのベストラップを叩き出し、さらに次の周には17秒
134 まで短縮していった。しかし、彼らのパフォーマンスもレースの3分の1を過ぎ
た辺りから鈍ってきた。どうやら燃料タンクが満タンに近いときには、マシンのバラ
ンスはまずまずのようだったが、燃料が消費されて軽くなってくると微妙に崩れてき
たようだ。コロネル選手の方はレースが後半戦に入るころまで何とか17秒台をキープ
できたものの、山西選手は20周を過ぎた辺りからペースが落ちてしまった。それまで
6番手をキープしていた山西選手だったが、21周目には1台にパスされて7番手に後
退、29周目にはコロネル選手にもかわされてしまったのだ。その後、上位陣の脱落も
あって、コロネル選手が6番手でチェッカー、初の1ポイントをゲット。山西選手が
7位で続いた。2人のドライバーにとっては、不満の残る内容となったが、その悔し
さは、次回の富士ラウンドで晴らすしかない。
■PIAA NAKAJIMA RACING総監督 中嶋悟のコメント
「予選のポジションを考えれば、山西選手、トム・コロネル選手ともに、決勝でがん
ばってくれました。次戦に期待したいと思います。」
●次戦は、5月30日~31日静岡県富士スピードウェイで開催されます。
シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第2戦・美祢
距離: 3.239km×62周
予選:5月16日 雨のち曇り・観衆:1万2300人(主催者発表)
決勝:5月17日 晴れ ・観衆:4万4700人( 同 )
トム・コロネル選手、参戦2戦目にして1ポイントをゲット!
序盤戦で猛チャージを見せた山西康司選手も7位で完走
4月の鈴鹿で開幕した98年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(略称:FN)の
第2ラウンドは、本州最西端の美祢サーキットが舞台。今年がFN2シーズン目とな
る山西康司選手に加えて、97年全日本F3タイトルを手土産に今シーズンからFNに
ステップアップしてきたトム・コロネル選手。2人の有望な若手ドライバーを擁する
PIAA NAKAJIMA RACINGにとって、期待の高まる1戦となった。
というのも、この美祢サーキットでは、この数年に渡って外国人ドライバーが優勝を
飾っていたから。実際、コロネル選手は5月初めに、この美祢サーキットと性格の似
たツインリンクもてぎで行われたFNの第3回公式走行会でもトップタイムをマーク
するなど気合も充分だった。もちろん、エースナンバーの64号車を駆る山西選手も、
4回のセッションを通じて安定した好タイムをマークしていたから、チーム全員が大
きな期待を持って臨むことになった。
予選日の16日は朝から大雨に見舞われた。シーズンオフのテストや公式走行会で好
タイムをマークしているものの、雨のテストでは、今ひとつタイムに伸び悩んでいる
だけに、チームとしても出端を挫かれた恰好となった。午前中の公式練習では“足慣
らし”程度に走行してセッティングを確認、午後の公式予選に臨むことになった。し
かし午後になって雨足が弱まったこともあって、レインコンディションには変わりな
いものの、公式練習に比べると若干、路面は良くなっていた。しかし、これが悪い方
向にはたらき、2人のドライバーはバランスの崩れたマシンと格闘する羽目になり、
山西選手が13莫ョ黶Aコロネル選手に至っては何と16番手にまで低迷することになった。
唯一の期待は天候の好転。天気予報では決勝レースの行われる日曜日は、朝から晴れ、
との予報が出ていたから、ドライバー、チームスタッフともどもドライレースを祈り
つつ、土曜日は眠りに着くこととなった。
明けて日曜日は予想どおりの好天に恵まれた。雲ひとつない快晴、とはいかなかっ
たが、コースは完全にドライコンディション。むしろ路面温度が上昇し過ぎないだけ、
レースには絶好のコンディションと言える。ここまで、ドライコンディションではト
ップレベルのタイムをマークし続けて来ただけに、2人のドライバーの顔色も、一気
に晴れ上がった。朝一番に行われたフリー走行では、山西選手が1分16秒台の好タイ
ムで3番手につけ、決勝での上位入賞も期待させることになった。一方のコロネル選
手はドライコンディションに合わせたセッティングへのコンバートが、今ひとつだっ
たのか、山西選手からは1秒遅れのタイムに止まった。しかし、考えてみれば、いく
ら全日本F3チャンピオンと言えども、国内トップフォーミュラであるFNでは、ま
だ2戦目のルーキーだけに、大きすぎる期待は酷かもしれない。午後の決勝レースに
向けて、山西選手のマシンに倣って、さらなるファインセットを追求したのは言うま
でもない。また、このフリー走行で山西選手がコースオフした際に、少しエンジンを
オーバーヒートさせた可能性もあり、こちらはエンジン換装。メカニックにとっては
息つく暇もないインターバルとなった。
午後2時に一旦はスタートが切られたものの、グリッド前方の2台がエンジンス
トールさせたことが引き金となってアクシデントが発生。再スタートが切られること
になった。幸いなことに、山西選手もコロネル選手も、グリッド上で止まってしまっ
たマシンを巧みにかわしていたから、マシンには何らダメージはなかった。しかし、
ドライバーにとっては精神的にハードだったはずだが、2人のドライバーは、2回目
のスタートもそつなくこなして、オープニングラップをおえた時点では山西選手が7
番手、コロネル選手が11番手間でジャンプアップしていたのは流石だ。2人ともに1
分20秒台から19秒台、18秒台とペースをアップしていき、上位陣の脱落もあって6周
目には山西選手が6位とポイントゲット圏内に進出、コロネル選手も8番手までポジ
ションを上げていた。
山西選手は、その後も17秒台中盤のペースで安定して周回を重ねていったが、パッ
シングポイントの少ないコースレイアウトだけに、なかなか前のマシンをパスできな
いまま、6位で走行を続けていた。一方のコロネル選手は、山西選手よりもさらに速
いペースで周回を重ね、毎周のように自己のベストラップを書き換えていき、10周目
には1分17秒170 と、その時点でのベストラップを叩き出し、さらに次の周には17秒
134 まで短縮していった。しかし、彼らのパフォーマンスもレースの3分の1を過ぎ
た辺りから鈍ってきた。どうやら燃料タンクが満タンに近いときには、マシンのバラ
ンスはまずまずのようだったが、燃料が消費されて軽くなってくると微妙に崩れてき
たようだ。コロネル選手の方はレースが後半戦に入るころまで何とか17秒台をキープ
できたものの、山西選手は20周を過ぎた辺りからペースが落ちてしまった。それまで
6番手をキープしていた山西選手だったが、21周目には1台にパスされて7番手に後
退、29周目にはコロネル選手にもかわされてしまったのだ。その後、上位陣の脱落も
あって、コロネル選手が6番手でチェッカー、初の1ポイントをゲット。山西選手が
7位で続いた。2人のドライバーにとっては、不満の残る内容となったが、その悔し
さは、次回の富士ラウンドで晴らすしかない。
(第2戦まで)
1998 4 5 5 6 7 8 8 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 19 17 31 14 05 02 30 20 18 29
Championship 鈴 美 富 茂 富 美 富 鈴 富 鈴
Drivers-point 鹿 祢 士 木 鹿 生 士 祢 士 鹿
Po -No ----Driver ------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 20 影山 正彦 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10
1 8 本山 哲 0 10 0 0 0 0 0 0 0 0 10
3 1 影山 正美 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6
3 56 脇阪 寿一 0 6 0 0 0 0 0 0 0 0 6
5 55 金石 勝智 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 5
6 14 道上 龍 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4
6 7 N.フォンタナ 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4
8 5 M.グーセン 1 3 0 0 0 0 0 0 0 0 4
9 11 野田 英樹 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
10 65 T.コロネル 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
19 黒澤 琢弥 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 川本 篤 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2 R.ファーマン 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
21 田中 哲也 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
62 柴原 眞介 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 近藤 真彦 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
22 石川 朗 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 惣田 季靖 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 脇阪 薫一 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 高橋 毅 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
63 OSAMU 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0
64 山西 康司 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
36 玉中 哲二 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
63 大西 太一郎 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
37 山田 政夫 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
**************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
フォーミュラ・ニッポン第2戦 美祢 -RIJ- (1998-05-17)Provisional Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 美祢サーキット(J) : 3.239km
Weather:Fine Course:Dry
P No. Driver----------- Car---------------------- Lap --GoalTime- -km/h--
1 8 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 62 1:20'35.683 149.502
2 56 脇阪 寿一 (J) Lola T97-51/Mugen 62 38.034
3 14 道上 龍 (J) Reynard 96D/Mugen 62 39.454
4 5 M.グーセンズ (B) Reynard 97D/Mugen 62 41.534
5 55 金石 勝智 (J) Lola T98-51/Mugen 62 41.876
6 65 T.コロネル (NL) Reynard 97D/Mugen 62 57.744
7 64 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 62 24.268
8 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 62 50.810
9 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 61 - 1Lap
10 1 影山 正美 (J) Lola T97-51/Mugen 61 - 1Lap
11 36 玉中 哲二 (J) Lola T96-51/Mugen 59 - 3Laps
---------------------以上完走-----------------------------------------------
11 野田 英樹 (J) Lola T98-51/Mugen 41
19 黒澤 琢弥 (J) Lola T98-52/Mugen 27
6 脇阪 薫一 (J) Reynard 96D/Mugen 24
20 影山 正彦 (J) Lola T96-52/Mugen 14
18 高橋 毅 (J) Reynard 97D/Mugen 13
7 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 5
21 田中 哲也 (J) Lola T95-50/Mugen 1
63 大西太一郎 (J) Reynard 95D/Mugen 0
22 石川 朗 (J) Reynard 94D/Mugen 0
37 山田 政夫 (J) Lola T95-50/Mugen 0
2 R.ファーマン (GB) Lola T96-51/Mugen 0
62 柴原 眞介 (J) Reynard 95D/Mugen 0
**************************************************************************
* Fastest LapTime : 本山 哲 1'16.916 19/62 Lap
情報提供:CP MINEサーキット
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
Fニッポン第2戦予選、脇阪寿一(ARTA)が初のPP
5月16日(土)セントラルパークMINEサーキットにおいて、'98フォーミュラ・
ニッポン第2戦の公式予選と予選上位6台によるスペシャルステージ(SS)が
行われ、参加した13チーム23台が全て予選通過基準タイムをクリアし、決勝
に進出した。
午後1時25分からの公式予選は、雨の中で開始されたが、次第に小降りとなり、
終了間際にはすっかり上がった。終了9分前にはコース上にマシンがストップし
たため赤旗中断があり、再開後の最後の9分間に走行できたかどうかが明暗を分
けることになった。
予選タイム1位でSSに進出したのは、第1戦に続きNo.56 脇阪寿一。予選2
位は、第1戦で 3位表彰台のNo.7 N.フォンタナ(LEMONed Le Mans)。前戦で2
位表彰台のNo.1 影山正美(SHIONOGI NOVA)が3位。4位でNo.8 本山哲(LEMONed
Le Mans)、5位で第1戦ポールポジションのNo.2 R.ファーマン(SHIONOGI NOVA)
がSSに進出。以上5人のドライバーは、いずれも2戦連続。6位に、参戦2戦
目のルーキーNo.14 道上龍(JACCS MOONCRAFT)がラストアタックで飛び込み、嬉
しい初のSS進出となった。
トップ6をキープしていたNo.11 野田英樹(COSMO OIL CERUMO)は再開後のア
タックができず、逆転されて7位。ARTAのもう1台No.55 金石勝智は、最後まで
逆転を狙ったがタイムを更新できず8位。第1戦で初優勝を挙げたNo.20 影山正
彦(MAZIORA IMPUL)はセッション中盤でコースアウトしてしまい、11位からの決勝
スタートとなった。
午後3時55分から行われたスペシャルステージでは、ますます路面が乾き、全
てのドライバーが予選タイムを大きく上回った。とくに、暫定1位で最後の走行
となった脇阪はアタック2周目で、予選タイムを7秒以上縮めるトップタイムを
出して初のポールポジションを獲得、第1戦ではやはり出走順が最後で雨のため
アタックをあきらめた無念を晴らした。2位のフォンタナに続き、予選4位の本
山哲が影山正美のタイムを上回りグリッド3位。
決勝は、明日5月17日(日)14:00にスタートする。
◆トップ3 プラス1記者会見
脇阪寿一
「新しいモノコックに替えて、前のクルマのようなフィーリングが戻っていな
くて、浅溝に変えてもあまりタイムが出なかったので、予選最後の赤旗はちょ
っとあせりましたけれど、SSでは濡れていた路面がどんどん乾いてくれて助
かりました。前のSS(鈴鹿では、暫定トップながら、どんどん雨足が強くな
り、アタックを断念)条件がひどかったので今日ぐらいはいいでしょう。決勝
ではエンストしないよう気をつけます。」
N.フォンタナ
「とてもハッピーです。ここのレースは先頭集団で走らないと勝つチャンスが
ないので、いいスタートを切りたい。このサーキットはなかなか日本人が勝て
ない、というけれどそんなことはないと思う。これまでたまたまドイツ人が勝
ったり、スペイン人が勝ったり、ボクみたいに南米のドライバーが活躍したり、
ということで、日本人にもいいドライバーがいるんだから勝つこともあるでし
ょう。」
本山 哲
「朝の走行からクルマの感触がとてもよかった。明日はたぶん晴れるのでいい
ところにいけるんじゃないでしょうか。勝つ、とは言い切れませんけど、いい
感触なのでがんばります。」
道上 龍(参戦2戦目で初のSS進出を果たした)
「今回、第2戦目でこんなに早くSSに出られて嬉しいです。雨にも助けられまし
た。由良監督には、良かったね、といわれました。」
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
フォーミュラ・ニッポン第2戦 美祢 -RIJ- (1998-05-16) Special Stage-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 美祢サーキット(J) : 3.239km
P No. Driver----------- Car----------------- Best-LapT -Behind -km/h---
1 56 脇阪 寿一 (J) Lola T97-51/Mugen 1'23.810 139.129
2 7 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 1'24.097 0.287 138.654
3 8 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 1'25.821 2.011 135.869
4 1 影山 正美 (J) Lola T97-51/Mugen 1'26.669 2.859 134.539
5 2 R.ファーマン (GB) Lola T96-51/Mugen 1'28.074 4.264 132.393
6 14 道上 龍 (J) Reynard 96D/Mugen 1'28.503 4.693 131.751
************************************************************************
*天候は曇り、路面はセミ・ウェット(公式予選時は雨でウェット)
提供:美祢サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
フォーミュラ・ニッポン第2戦 美祢 -RIJ- (1998-05-16) 1st Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.2 美祢サーキット(J) : 3.239km
P No. Driver----------- Car------------------ Best-LapT -Behind -km/h--
1 56 脇阪 寿一 (J) Lola T97-51/Mugen 1'31.107 127.986
2 7 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 1'31.211 0.104 127.840
3 1 影山 正美 (J) Lola T97-51/Mugen 1'31.392 0.285 127.587
4 8 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 1'31.417 0.310 127.552
5 2 R.ファーマン (GB) Lola T96-51/Mugen 1'31.538 0.431 127.383
6 14 道上 龍 (J) Reynard 96D/Mugen 1'31.858 0.751 126.939
------------------------------------------------------------------------
7 11 野田 英樹 (J) Lola T98-51/Mugen 1'32.037 0.930 126.693
8 55 金石 勝智 (J) Lola T98-51/Mugen 1'32.200 1.093 126.469
9 5 M.グーセンズ (B) Reynard 97D/Mugen 1'32.212 1.105 126.452
10 21 田中 哲也 (J) Lola T95-50/Mugen 1'32.450 1.343 126.127
11 20 影山 正彦 (J) Lola T96-52/Mugen 1'32.525 1.418 126.024
12 18 高橋 毅 (J) Reynard 97D/Mugen 1'32.615 1.508 125.902
13 64 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 1'32.813 1.706 125.633
14 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 1'32.942 1.835 125.459
15 6 脇阪 薫一 (J) Reynard 96D/Mugen 1'33.021 1.914 125.352
16 65 T.コロネル (NL) Reynard 97D/Mugen 1'33.539 2.432 124.658
17 62 柴原 眞介 (J) Reynard 95D/Mugen 1'34.006 2.899 124.039
18 36 玉中 哲二 (J) Lola T96-51/Mugen 1'34.019 2.912 124.022
19 19 黒澤 琢弥 (J) Lola T98-52/Mugen 1'34.126 3.019 123.881
20 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 1'34.331 3.224 123.612
21 22 石川 朗 (J) Reynard 94D/Mugen 1'34.902 3.795 122.868
22 63 大西太一郎 (J) Reynard 95D/Mugen 1'36.385 5.278 120.977
23 37 山田 政夫 (J) Lola T95-50/Mugen 1'38.359 7.252 118.549
************************************************************************
*上位6台はこの後スペシャルステージへ
提供:美祢サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
Fニッポン第2戦MINE開催間近!
5月16、17日、セントラルパークMINEサーキットで行われるフォーミ
ュラ・ニッポン第2戦のエントリーだが、残念なことに第1戦を欠場した#15鈴
木利男(MIRAI)は今回も欠場。第1戦に出場したフォーミュラ。トヨタか
らの若きステップアッパー#35惣田季靖(KYOETSU STELLAR)も参加を見合わせて
いる。
先のツインリンクもてぎのテストでTMSの#18高橋車を駆って好タイムをマ
ークした立川祐路は野田英樹のチームメーイトとしてCOSMO OIL CERMOから出走が
予定されていたが今回は出走せず。
以上の変更以外は変わらず、レギュラーメンバーにより参加予定台数は13チ
ーム、23台となっている。
また、決勝に先駆けて行われるセレモニーとして、地元宇部女子高等学校によ
るドリル演奏とバトン演技、美祢中央高等学校によるフラッグパレードが予定さ
れている。
併催の全日本F3レース第3戦では、注目されているSRS-F卒業生の1人
#8佐藤琢磨(童夢)に代わって松浦佑亮がエントリーしている。佐藤は第2戦
筑波の決勝を体調不良で欠場しており気になるところだ。
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
CP MINEサーキット
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
全日本GT選手権第2戦の中止に置ける観戦チケットの扱い関して
中止になりました全日本GT選手権第2戦富士の観戦チケットの取り扱いに関
して、このレースのチケットを扱う(株)日本モーターレーシングセンターより
情報を頂きましたのでお知らせします。
●以下のチケットは下記のレース1戦への振り替え使用が可能です。
振り替え使用されない場合は無効となります。払い戻しはされません。
*一般前売り券
*一般当日券
以上は振り替えレース当日に半券をご持参ください。
*一般有料パドックパス:表面に区分番号(1)、PADDOCK PASSと書かれたもの
以上は振り替えレース当日にパス自体をご持参ください。
*振り替え可能レース大会
5月31日 富士フォーミュラニッポン(FN第3戦)
8月9日 富士GT選手権(GTC第4戦)
8月30日 富士フォーミュラニッポン(FN第7戦)
10月18日 富士フォーミュラニッポン(FN第9戦)
11月8日 インターテック(JTCC)
●以下のパドックパスは無効となりますが、直接の購入者に限り払い戻し
します。詳しくは、下記問い合わせ先におたずねください。
*ゲストパドックパス:表面に区分番号(1)、GUESTと書かれたもの
*ゲストパドックパス:表面に区分番号(2)、GUESTと書かれたもの
*ゲストパドックパス:表面に区分番号(6)、GUESTと書かれたもの
*ゲストパドックパス:表面に区分番号(8)、VIPと書かれたもの
●以下のチケットに関しては無効となります。再利用、払い戻しはされません。
*招待券
*駐車券
お持ちのチケットの種類が分からない場合、疑問点が在る場合は下記へお問
い合わせください。購入プレイガイド等の窓口では対応できないそうです。
●お問い合わせ先
日本モーターレーシングセンター・インフォメーションダイアル
TEL:03-3409-2365 (FAX:03-3409-2724)
GTインサイドレポート班より注釈:
上記の通り、一般販売のチケットに関しては、払い戻しは一切されないとい
うことです。払い戻しが可能なのは、関係者のみへ販売されたゲスト・パスの
みで、購入した証明(領収書など)がないと払い戻しはできないと言うことで
す(詳しくは問い合わせ先で)。
一部で"チケット全般で払い戻し可能"という情報がありましたが、上記の通
りで、これは「中止決定後の記者会見での担当者の説明不足であり、申し訳在
りませんでした」ということでした。
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
シリーズ名:全日本GT選手権
大会名:第2戦・ALL JAPAN FUJI GT RACE
距離:4.470km ×67周
予選:5月2日 雨 ・観衆:1万 700人(主催者発表)
決勝:5月3日 雨時々曇 ・観衆:4万7500人( 同 )
Mobil 1 NSX 参戦2戦目でポールポジション獲得!!!
雨の中でも安定した速さを見せ期待されたが
濃霧による悪天候の為レースは中止に
ゴールデンウィーク真っ直中の富士スピードウェイには多くの観客を集め、全日本
GT選手権第2戦の予選が行われた。
開幕戦での2位入賞でハンデウェイトを30kg搭載しての走行となったが、ドライ路
面で行われた予選前日の走行では1分27秒587 をマークし上位4台を占めたNSX勢
の3番手につけていた。ウェイトの影響を感じさせない走りで初優勝の期待が大きく
膨らんだ。
しかし、予選直前に一瞬雨があがったもののすぐにまた降り出してしまい、路面状
況は完全なウェット。そんなコンディションの中10時50分から予選1回目の走行が始
まった。全日本GT選手権の予選は、2セッション行われ、それぞれのセッションの
最初の20分間はGT500のみ、続く20分間はGT300のみ、そして残りの20分間はGT500と
300の混走となる。Mobil 1 NSXはトム・コロネルのドライブでピットを離れると、タ
イム計測可能となる2周目に1分45秒323のタイムを出しリーダーズボードの2番手
にゼッケン64を点灯させた。次の周には1分41秒582とタイムを縮めトップに踊り出
た。さらにコロネルは1分39秒540にまでタイムを削り、ハードプッシュを続け、1
分37秒961と唯一の1分37秒台にのせてトップの座を安泰とした。しかしその直後、
「シケインの手前でガガガガと音がしたんだ。アンダーパネルを擦っているのかと思
って大きな問題じゃないと思ったんだけど、加速したときに音が大きくなってきてパ
ワーダウンするのを感じて深刻な問題だとわかったんだ。後ろをミラーで見たらス
モークが出てきた」とコロネル。スピンを避けるためにエンジンブレーキを使い、運
悪くエンジンブローさせてしまう。その後、Mobil 1 Nakajima Racingのチームスタ
ッフは、目を見張る様な働きを見せ、予選2回目が始まる前にはエンジン載せ換え作
業を無事終了させる。
予選1回目の前半でコロネルの出したタイムが破られていなかったことと、雨の状
況もさらに降りが激しくなっていたことから、予選2回目は山西康司が最初からマシ
ンに乗り込み基準タイムをクリアするためにコースインをした。ところが、コースイ
ンした周の300Rで水溜まりにのったMobil 1 NSXがコースアウト、リヤウイングにダ
メージを負ってしまう。この山西のコースアウトの直後、最終コーナー立ち上がりで
#6スープラがフロントを大破するクラッシュを起こしてタイム計測は中断となった。
この中断の間にMobil 1 NSXはピットへ戻ってくることができ、スペアのリヤウイン
グを装着し、コースイン。しかし慎重になりすぎた山西は、予選通過基準タイムをク
リヤできず、最初の20分が過ぎてしまう。そしてGT300と混走となる残り20分に、再
びコースインした山西は、路面状況を確認するようにゆっくりと周回を重ね徐々にス
ピードをアップし、最終的には、2分4秒936を出し基準タイムをクリア。これで、
Mobil 1 NSXのポールポジションが確定となった。「トムが頑張ってくれたのでポー
ルポジションが獲れました。コースアウトしてチームに申し訳ないと思っています」
と予選後の山西。予選は1回目のタイムでほぼ決まり、Mobil 1 NSXがポールポジシ
ョン、2位にはTAKATA童夢無限NSX 、とフロントローを第1戦鈴鹿につづき独占し、
高速サーキットでもNSXの速さを証明する結果となった。
翌日曜日、早朝に行われたフリー走行は路面は濡れているものの降雨はなく、周回
を重ねるにつれ路面状況がどんどん好転していった。Mobil 1 NSXは決勝レースのシ
ミュレートしながら順調に走行をこなしていった。ドライでも雨でも速いNSXだけ
に決勝のコンディションは選ばず、初優勝が期待された。
決勝は直前までの降ったり止んだりというコンディションから強い雨に変わったタ
イミングで始まった。ローリングスタート(ペースカーの先導により、車を走らせな
がらのスタート)で行われる全日本GT選手権、第1戦の鈴鹿よりもやや速いスピー
ドで走行していた様に見えたペースカーがダンロップコーナーを立ち上がり最終コー
ナーへ入り、誰もがスタートかと思ったが、タイヤを温めるためにさらに周回を重ね
ることになったか、ピットインせずにメインストレートに戻ってくる。しかし、中段
グリッドの集団は水煙で前の状況が見えず、何台もスタートだと勘違いしてフル加速
をしてしまった。その中の1台、GT300クラスの上位にいたポルシェが前方にいたや
はりGT300のポルシェに激突。その時に外れた燃料タンクを跳ねたのか火柱が上がり#
27 フェラーリが炎上しながらコースを横切った。フェラーリのドライバーは直後に
駆けつけた#7RE雨宮マツモトキヨシRX7の山路慎一の消火作業もあってドライ
バーは救出された。
このアクシデントでレースは赤旗が出され中断。コース上の車両とオイル、ガソリ
ンの処理に時間がかかり、その内に雨はあがったものの富士名物の霧がでてしまい、
スタートできないまま時間がむなしく過ぎていった。
16時30分になったところで一瞬霧が晴れ、ローリングをスタートしようとしたが再
び濃霧が富士スピードウェイを覆いローリングは中止された。
レースはこれで中止と決断されたが、訪れた観客のために1周のパレードラップが
行われ、ドライバーが各々グローブなどをスタンドに投げ入れるなど感謝の意を表し
て全日本GT選手権第2戦は終了した。
第3戦は6月26~27日、NSXが最も得意とするツイスティな宮城県・仙台ハイラ
ンドレースウェイで開催される。
●Mobil 1 Nakajima Racing総監督 中嶋悟のコメント
「参戦2戦目で、ポールポジションを獲得できてうれしく思っています。多くのお客
様が 応援してくれたレースが中止になってしまったのは非常に残念です。これから
も良いパ フォーマンスが発揮できるようにチーム一丸となって頑張ります。」