全日本F3選手権第13戦は8日、岡山国際サーキットで雨の中決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がそのまま逃げ切り18周・29分39秒096で優勝した。
午後2時前には小雨となっていた雨もF3マシンがグリッドに並べられる頃には本降りになり、2時10分にフォーメーションラップが始まった。
スタートでは、ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がトップで1コーナーへ向かう。予選2位の笹原右京(THREEBOND)は坪井に並びかけるが抜けず、1コーナーは坪井、笹原の順で通過。予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)はストール気味にスタートし、予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)の先行を許すが、1コーナー先で並びかけようとしてこの2台は接触。阪口はマシンにダメージを負いコースアウトするが、大湯は3位のまま2コーナへ向かった。4位には予選7位からジャンプアップした金丸悠(B-MAX RACING F3)が、5位には予選6位の根本悠生(Albirex-RT)が、6位には予選5位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続く。
3周目には2位の笹原がレッドマンコーナーで止まりきれずにコースオフ。この隙に大湯が2位、金丸が3位に上がり、笹原は4位に落ちた。
トップ坪井が大湯を4秒近く離した10周目、その大湯が2コーナーでコースアウトしマシンを止めリタイア。これで2位には金丸が、同周1コーナーでミスした笹原をパスした根本が3位に上がる。
レースは18周を走り終了。優勝は坪井で今季10勝目。金丸は自己最高位の2位、根本も初表彰台の3位に入った。
4位には笹原が、5位には宮田が、6位には今シーズン初ポイントを獲得した三浦愛(EXEDY B-Max F317)が入った。
1ポイントが付与されるファステストラップは、奪い合い合戦となった。坪井、大湯、金丸、根本が代わる代わるファステストを更新するが、最終的には坪井が15周目に1分37秒444を叩き出しこの争いに決着を付けた。
ただ1台参加のNクラスはジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)自己最高位の10位に入りクラス優勝を飾った。
第14戦は明日9日午前10時15分より25周で、先日台風のため中止になった第9戦は午後4時25分より18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 29'39.096 |
| 2 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 4.580 |
| 3 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 7.878 |
| 4 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 16.906 |
| 5 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 17.491 |
| 6 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 29.169 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 33.831 |
| 8 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 38.278 |
| 9 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 47.791 |
| 10 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 1'08.484 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'27.985 |
| 12 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'32.590 |
| 13 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 9 | 9Laps |
| - | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 6 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'37.444 (15/18) 136.805km/h
全日本F3選手権第13,14戦は8日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、両戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
早朝、小康状態を保っていた雨も予選開始の午前9時前には再び落ち始め、やがて本降りとなりトラックはフルウェットとなった。公式予選は30分間で行われ、ベストタイムで第13戦のセカンドベストタイムで第14戦のグリッドが決定する。
開始早々、トップに立ったのは1分40秒391をマークしたこのシリーズを圧倒している坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。しかし、ウェット路面で水を得た笹原右京(THREEBOND)が4周目に38秒521でこれを逆転し、トップに躍り出る。
坪井も負けじと6周目には1分38秒483を叩き出し再びトップに立ったところで2コーナーでDRAGON(TEAM DRAGON F3)が飛び出し赤旗が提示される。
予選は残り8分で再開されると坪井が自身のタイムを1分37秒730まで縮め、2位以下を0秒5弱離し早々にピットイン。ポールポジションを決めた。
2位には笹原が続き、3位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が付けた。大湯都史樹(TODA FIGHTEX)は開始早々電気系のトラブルでピットインし、赤旗後に本格的なアタックに入ったが届かず4位で戸田勢が3-4に並んだ。
ドライ路面では坪井に拮抗していた宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)だがウェットではスピードが乗らず5位。6位には根本悠生(Albirex-RT)が入った。
セカンドベストタイムで決まる第14戦のグリッドは、ここでも坪井がトップに立ちダブルポールを決めた。2位も笹原、3位には宮田が続き、4位阪口、5位大湯、6位根本の順となっている。
第13戦は本日8日午後2時10分より18周で、第14戦は明日9日午前10時15分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.730 | - | - | 136.404 |
| 2 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'38.206 | 0.476 | 0.476 | 135.743 |
| 3 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.263 | 0.533 | 0.057 | 135.664 |
| 4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.291 | 0.561 | 0.028 | 135.626 |
| 5 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'38.364 | 0.634 | 0.073 | 135.525 |
| 6 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.062 | 1.332 | 0.698 | 134.570 |
| 7 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'39.133 | 1.403 | 0.071 | 134.474 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.181 | 1.451 | 0.048 | 134.409 |
| 9 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.297 | 1.567 | 0.116 | 134.252 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'39.649 | 1.919 | 0.352 | 133.778 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'40.587 | 2.857 | 0.938 | 132.530 |
| 12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'42.305 | 4.575 | 1.718 | 130.304 |
| 13 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'42.606 | 4.876 | 0.301 | 129.922 |
| 14 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'43.182 | 5.452 | 0.576 | 129.197 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'43.540 | 5.810 | 0.358 | 128.750 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'47.873)予選通過 ---- |
ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズの今季最終戦となる第7大会が、11月11日(土)、12日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催され、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の三人が出場した。
ツインリンクもてぎといえばチームのホームコースでもあり、昨年は川合と湧也が優勝を飾って、玲次も入賞を果たしている。ストップ&ゴーが繰り返されるレイアウトは、走りにリズムを要求されるとあって、それぞれ相性抜群であることは絶対のマージンとなる。前大会からは2か月半ものブランクが空いているものの、今季の集大成となることが期待された。
予選 11月11日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
このレースウィークは水曜日からの走行開始で、それぞれ様々なセットを試しながらセッションを重ねた。木曜日の専有走行からは三人揃って好タイムをマーク。2セッションの最初は全員トップ10に食い込むなど確かな手応えを感じ取っていた。
土曜日の予選はドライコンディションが保たれたが、早朝からの開始ということで気温、路面温度とも極めて低く、タイヤにしっかり熱を入れるためにも予選開始と同時にコースイン。30分間の予選時間を目一杯走り切った。しかし、暖かい陽気の中で行った練習とはグリップ感の違いに戸惑ったドライバーも少なくなく、三人の中で最もそれが顕著だったのが湧也で、11番手と9番手に留まり、玲次は前半のアタックをまとめきれず、タイムを出すのが後半でタイヤのピークが過ぎていたことから、17番手と15番手。逆に川合は天候の悪化を危惧し過ぎたあまり、前半のアタックに集中。早い段階で好タイムを記した一方で、路面状態の向上した後半に上回るタイムをライバルたちに出されてしまう。それでも7番手と8番手と、2戦ともにシングルグリッドを得ることに成功した。全体を見てもタイムは非常に均衡しており、1秒以内に19台がひしめき合い、コンマ1秒上がれば大きく順位が入れ替わる予選となった。

第13戦決勝 11月11日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
午前中のもてぎは上空が雲で覆われていたものの、第13戦の決勝を迎える頃には、すっきりとした青空が広がった。スタート直後の1コーナーで前を走る車両の接触をうまくかわし、川合は5番手に浮上。3番手を争う集団の中で逆転のチャンスをうかがう中、4周目に2番手がサスペンショントラブルでリタイアしたことで4番手に上がる。そこからは前を追いかける格好で少しずつ差を詰めていくが、4位でのフィニッシュとなった。
一方、前半のうちに順位を上げていたのが湧也。4周目に8番手に浮上すると、そのまま3台での6番手争いに突入する。そして8周目には6番手にまで上がっていたが、パドルシフトが不調を来すように。それでも、うまく合わせながら走っていた湧也だったが、最終ラップに入って5速にホールドされた状態となってしまい、12番手でゴールを果たした。
そして玲次は序盤の渋滞からなかなか抜け出せずにいたばかりか、4周目の3コーナーでアクシデントが発生。接触を回避するため、コースを飛び出してしまったことから、15番手にポジションダウン。前後をしっかり囲まれた状況の中、再浮上を目指すもかなわず、最終ラップに1台がリタイアしたことで、14位でチェッカーを受けた。

第14戦決勝 11月12日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
日曜日に行われる第14戦決勝は、引き続き青空の下、早朝からの開始であるにもかかわらず、大観衆の見守る中での戦いとなった。そこでまず、好スタートを決めたのが川合で、すかさず1台をパス。7番手に上がって、さらなるポジションアップが期待された。しかし、前を行くライバルたちは今シーズン最後の戦いとあって、変わらぬラップタイムで一進一退の周回を重ねていく。そのため、トップグループとも遜色のないタイムで走っているのだが、なかなか前との差が縮まらず7位でゴールを迎えた。
そんな川合とほとんど変わらぬどころか、時にはタイムで上回っていた湧也は、オープニングラップのV字で押し出されコースオフするなどで14番手となるが、7周目には11番手にまで上がる。その後も懸命に前を追いかけ入賞まであと一歩と迫ったが、8番手を争う集団を捕まえたところで、チェッカーとなった。
玲次もまたオープニングラップで17番手となり、そこから激しいバトルを繰り返すも、抜け出すまでには至らない。それでも後続はしっかり引き離して、10周目には16番手に上がり、チェッカー目前のストレートで最後の逆転の機会が訪れるも、コンマ1秒だけ及ばずレースを終えた。
これでFIA-F4は、今シーズンすべてのレースを終了。過去2年以上に全体のレベルが上がり、絶えず厳しい状況での戦いを強いられた、川合、玲次、湧也の三人ながら、その中で感じた課題、そして得られた収穫は確実にあったはずだ。それらを糧にして、今後一層の成長を望みたい。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
今シーズンは表彰台を獲得してないだけに、最終戦の地元茂木は何としても良い結果をと臨んだ。練習中から予選までの流れは決して悪くなかったが、ヘアピンなどの小さいコーナーでのタイムロスがあり、0,2秒差を詰められず苦しい戦いだった。湧也が追い上げてきたところでシフトトラブルから失速したことは残念だったが、ドライバー3名とも良い戦いをしてくれた。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
昨年、優勝しているコースで、自分が育ったコースでもあるので、心にはゆとりを持ちつつレースができたとは思います。クルマの状態も悪い感じは一切なく、練習はいい感じに進んで、予選も悪くなかったのですが、タイムを出すタイミングが少し早過ぎました。第1レースは序盤に自分のペースが作れてはいたのですが、追いついた時にはチェッカーだったのが、もったいなかったです。第2レースはスタートも決まって1台を抜けたのですが、そのままの状態でレースが終わってしまいました。もう少しドライビングの幅を広げて、引き出しを増やすことができれば、車に合わせた走りができるのかな、という課題が見つかったので、今後に活かしていきたいと思います。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
-
練習から自分の足りないところを詰めていって、調子も上がってきたのですが、予選で僕の課題である、早めにタイムを出すことが今回もできなかったので、それがレースにも響いてしまった感じでした。鈴鹿からマシンのセッティングと、自分のドライビングをうまく合わせ込むことができなくなって、それでずっと悩んでいるところが、また出てしまったように思います。第1レースでは前でクラッシュがあって、それに巻き込まれてしまったり、第2レースも位置取りの部分でコースアウトさせられそうになったり、予選が下位だとそういう混乱にも巻き込まれやすいというリスクもあるというのを痛感しましたし、自分の責任です。最終戦なので、思いっきり上位を目指すつもりが、悔しい週末になってしまいました。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
練習ではすごく感触が良くて、トップも狙える位置にいたのですが、第1レースでパドルシフトのトラブルが出て、6位まで追い上げていたんですが、残念な結果となってしまいました。交換できる部分は交換してもらって、第2レースに挑みましたが、スタートで集団に飲み込まれ、その後も押し出されるなどポジションアップすることが難しく、不完全燃焼なレースウィークでした。地元でしたし、昨年も勝っているので、最後に良い結果を出したいと思っていたのですが、うまくかみ合いませんでした。上位のカテゴリーへのステップアップを、今後は視野に入れていきます。
Le Beausset Motorsports
ついに逆転!#1宮田連覇に着実な一歩!
11月11日に栃木県のツインリンクもてぎで行われたFIA-F4選手権第13戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が独走で今季4勝目を達成。シリーズポイントで#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)を僅かに上回ってポイントリーダーに浮上した。
第13戦決勝は午後1時10分より12周で行われた。スタートを制したのは宮田。予選2位の#50澤田真治(B-MAX RACING F110)がそれに続く一方で、予選3番手の#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)は同4番手の笹原と1コーナーで接触、揃って順位を落とすことになってしまった。
澤田は1周目の90度コーナーでアウトから宮田に並びかけるが、惜しくもオーバーラン。その隙に#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)、#16篠原拓朗(Media Do ADVICS影山F110)らの先行を許してしまう。しかしその大湯も4周目のS字に差し掛かったところで突如サスペンションアームの折損に見舞われ、惜しくもリタイヤとなってしまった。
こうしてライバル達が次々と後退していく中、トップの宮田は終始安定したペースでリードを広げて12周を走りきり、第12戦鈴鹿に続いての2連勝、今季通算4勝目を挙げた。
2位は篠原、3位には澤田が入り、いずれも昨年の最終戦もてぎ以来の表彰台を獲得した。
また、この勝利により宮田はシリーズポイントを216に伸ばしたため、5位に終わった笹原をわずか2ポイント上回ってドライバーズランキングトップに浮上。シリーズ連覇をかけて明日の決勝に臨むことになった。
果たして最後に笑うのは宮田か笹原か。第14戦決勝は明日の朝8時15分より12周で戦われる。
- 第13戦優勝 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- とにかく勝てたことがすごく嬉しいし、レースペースもよかったので、明日に向けての課題というか、そこが見つかったかなと。終盤は試し試し走って、それが最後うまくまとまったのでファステストが取れた、という感じです。まだまだ詰めれるところがあるし、ベストを更新できるクルマでもありました。とにかくチャンピオンより優勝。勝ちにこだわって走りたいです
- 第13戦決勝2位 #16篠原拓朗(Media Do ADVICS影山F110)
- 去年の最終戦はポールスタートで抜かれて2位で、かなり後ろからも追われてる展開だったので。今日は運もありますけど、そういう意味でもよかったと思います。最初は自分が遅いポイントがあり、そこは分かっていたんですけど、うまく修正できて引き離せてよかったです。
- 第13戦決勝3位 #50澤田真治(B-MAX RACING F110)
- 悔しいです。結果を受け止めるしかないなと。明日も2位からスタートなので今日の反省をしっかりして、優勝で終われるように頑張ります。序盤は速かったんですけど、終盤伸び悩んだので、そこが課題かなと。自分のダメなとこがたくさん出たので、もう一回考え直します。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER GT Rd.3 MOTEGI -RIJ- (2017/11/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 12 | 23'50.769 |
| 2 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 12 | 6.031 |
| 3 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 12 | 7.439 |
| 4 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 12 | 8.247 |
| 5 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 9.672 |
| 6 | 36 | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 12 | 15.203 |
| 7 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 16.745 |
| 8 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 17.127 |
| 9 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 12 | 18.770 |
| 10 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 12 | 19.392 |
| 11 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 12 | 21.929 |
| 12 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 12 | 23.221 |
| 13 | 89 | 庄司 雄磨 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 12 | 23.252 |
| 14 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 12 | 24.564 |
| 15 | 13 | 岩佐 歩夢 | BMG F110 B-Max Racing team | DL | 12 | 25.125 |
| 16 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 12 | 25.501 |
| 17 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 12 | 25.763 |
| 18 | 99 | ダニエル・フロスト | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 12 | 29.699 |
| 19 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 12 | 32.152 |
| 20 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 12 | 33.635 |
| 21 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 12 | 35.932 |
| 22 | 9 | 畑 亨志 | アーネクトwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 12 | 43.421 |
| 23 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 12 | 43.695 |
| 24 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 12 | 44.001 |
| 25 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 12 | 44.347 |
| 26 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 12 | 48.979 |
| 27 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 12 | 58.863 |
| 28 | 83 | ライジング | NRS RISING F110 NRS | DL | 12 | 59.266 |
| 29 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 12 | 1'02.256 |
| 30 | 54 | G.W.リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 12 | 1'12.458 |
| 31 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 11 | 1Lap |
| 32 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 10 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
| - | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 3 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 1'58.461 (10/12) 145.91km/h
#1宮田逆転へ好感触!!
FIA-F4選手権第13戦、14戦の公式予選が11月11日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、2016年王者の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)がベストタイム、セカンドベストタイム共にトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。
2017シーズン最終大会の公式予選は午前8時より30分間で行われた。朝のもてぎは曇り。気温も10度を下回る中、コースの一部では小雨も降ってくるという難しいコンディションでの走行となった。
真っ先にコースに飛び出したのはSRS-Fの4台。ポイントリーダーの#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)が計測2周目に1'58.850でトップに立つが、その次の周回では宮田が1'58.150を記録。さらに次の周では1'57.649と最初に1分57秒台に入り、最終的には1'57.585までタイムを縮めてきた。宮田は金曜日の専有走行でも1'57.178の総合トップタイムを記録しており、今週末は頭一つ抜き出ている印象だ。
宮田に続いたのは今シーズン不本意なレースが続いていた#50澤田真治(B-MAX RACING F110)。昨年は表彰台に上がっているこのもてぎで昨年のセッティングをベースに調整を進めてきたのが功を奏したようだ。9月にオートポリスでスポット参戦した全日本F3選手権Nクラスでの経験も影響したのかもしれない。澤田はセカンドベストでも宮田に次ぐ2位につけており、2戦連続でフロントローからスタートすることになった。
ベストタイム3番手にはここまでランキング3位の#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)。本人の感触としては今ひとつのようだったが、この気温の低いコンディションに影響されたのは彼一人だけではなかったということか。セカンドベスト3番手は#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がつけ、笹原は結局両レースとも4番手からスタートすることに。依然として宮田に対して13ポイント差をつけている笹原だが、宮田が連覇する可能性も無視できなくなってきている。
注目の第13戦決勝は今日の午後1時10分から。第14戦決勝は明日の朝8時15分から、いずれも12周で行われる。
-
第13戦予選PP、第14戦予選PP #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- 昨日よりもコンマ5秒くらい遅く、そこらへんが自分的には「トップなのかな?」って不安でした。あとはスタートと1周目、あんまり緊張せず、しっかり自分のメンタルな部分を引き締めていきたいと思います。
去年はレース1でドライタイヤかレインタイヤかで悩みましたが、今回はしっかりドライで予選できたし、決勝もうまく合わせ込めればと思います。
もてぎでは昨年すごく悔しい思いをしてるし、そういう意味ではチャンピオンどうこうより勝ちたい気持ちしかないんで。次のマカオGPにいい流れを持っていきたいなと思います。
- 第13戦予選2位 、第13戦予選2位 #50澤田真治(B-MAX RACING F110)
- ここまで自分の中でうまくいかないことが多かったので。今週は割と周りのことを気にせずに落ち着いて自分のことだけやれたので、予選でも淡々と上がってこれたという。これだけ冷えてるんで、タイヤが温まるのに時間がかかると思っていました。そこでタイヤを温めるという意味も込めて序盤から攻めてはいました。
本当はポールを取りたかったんですが、フロントローが取れたのは良かったです。決勝に向けてまたアジャストしてうまくやれればと思います。
F3に出たことは、乗ったことのないクルマに乗ったことで新たな収穫もありました。それが少し活きている部分もあると思います。それ以外はカートしか乗ってなくて、本当に鈴鹿ぶりにFIA-F4に乗ったので、最初は結構戸惑いました。徐々にタイムを上げていくことができました。
クルマは基本的に去年のもてぎのセッティングで、それを今週に合わせていった感じです。
フロントローからのスタートなので、最低でも表彰台。優勝をしたいと思います。
- 第13戦予選3位、第14戦予選5位 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
- 予選はあまり思うような結果にはなんなかったんですけど。第13戦はとりあえずスタートを決めて、最後まで諦めずに挑んで。一番いいのは優勝したいです。昨日のフリー走行からしたらあんまり調子は良くなかったんですけど。自分の感触では全然3位いける感じじゃなかったんで、ホッとはしていますけど、できればもうちょっと行きたかったですね。
- 第13戦予選5位、第14戦予選3位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- ちょっとタイヤの内圧が低くて。後半はそこそこいいペースで走れて、セカンドベストは良かったんですが、内圧が高ければもうあとコンマ1くらいはいけてたと思うので、惜しかったなと思います。もうちょっと、コンマ05くらい縮められそうだなって時に黄旗が出ていて。もう緩めるしかなかったんで。
レースペースはいいと思うので、そこで力を発揮できればと思います。
5番手スタートなので混戦になればいいですが、ならなかった時にどうやってトップを狙おうかなあと。やっぱりスタートを決めるしかないでしょうね。4番手以上ならもっとチャンスがあるんですが、これだけ僅差の中で5番手っていうのは厳しそうです。僕は後半のペースがいいと思うので、そこで勝負していきたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER GT Rd.3 MOTEGI -RIJ- (2017/11/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'57.585 | - | - | 147.000 |
| 2 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'57.740 | 0.155 | 0.155 | 146.806 |
| 3 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'57.820 | 0.235 | 0.080 | 146.707 |
| 4 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'57.840 | 0.255 | 0.020 | 146.682 |
| 5 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'57.841 | 0.256 | 0.001 | 146.680 |
| 6 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'57.904 | 0.319 | 0.063 | 146.602 |
| 7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'57.912 | 0.327 | 0.008 | 146.592 |
| 8 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 1'57.954 | 0.369 | 0.042 | 146.540 |
| 9 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 1'57.968 | 0.383 | 0.014 | 146.522 |
| 10 | 36 | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'57.969 | 0.384 | 0.001 | 146.521 |
| 11 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 1'58.025 | 0.440 | 0.056 | 146.452 |
| 12 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'58.055 | 0.470 | 0.030 | 146.415 |
| 13 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'58.076 | 0.491 | 0.021 | 146.388 |
| 14 | 89 | 庄司 雄磨 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'58.152 | 0.567 | 0.076 | 146.294 |
| 15 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'58.183 | 0.598 | 0.031 | 146.256 |
| 16 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 1'58.183 | 0.598 | 0.000 | 146.256 |
| 17 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'58.183 | 0.598 | 0.000 | 146.256 |
| 18 | 13 | 岩佐 歩夢 | BMG F110 B-Max Racing team | 1'58.270 | 0.685 | 0.087 | 146.148 |
| 19 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'58.282 | 0.697 | 0.012 | 146.134 |
| 20 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 1'58.682 | 1.097 | 0.400 | 145.641 |
| 21 | 99 | ダニエル・フロスト | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 1'58.719 | 1.134 | 0.037 | 145.596 |
| 22 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'58.811 | 1.226 | 0.092 | 145.483 |
| 23 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 1'58.830 | 1.245 | 0.019 | 145.460 |
| 24 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 1'58.839 | 1.254 | 0.009 | 145.449 |
| 25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'59.171 | 1.586 | 0.332 | 145.043 |
| 26 | 9 | 畑 亨志 | アーネクトwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'59.678 | 2.093 | 0.507 | 144.429 |
| 27 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'59.819 | 2.234 | 0.141 | 144.259 |
| 28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 1'59.881 | 2.296 | 0.062 | 144.184 |
| 29 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 2'00.028 | 2.443 | 0.147 | 144.008 |
| 30 | 83 | ライジング | NRS RISING F110 NRS | 2'00.525 | 2.940 | 0.497 | 143.414 |
| 31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 2'01.257 | 3.672 | 0.732 | 142.548 |
| 32 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'02.505 | 4.920 | 1.248 | 141.096 |
| 33 | 54 | G.W.リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 2'02.947 | 5.362 | 0.442 | 140.589 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'09.486)予選通過 ---- |
富士スピードウェイで行われた全日本F3の第6大会(第12戦、第13戦)、第12戦は最前列から並んでスタートしたTDPドライバーの坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)と宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)がTGRコーナー(1コーナー)で接触。ポールの坪井はリタイア、宮田が6位。第13戦はポールの坪井が逃げ、ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目を挙げた。宮田は3位争いの中で接触、8位までポジションを落とすも5位まで追い上げてフィニッシュした。

第13戦、ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目を挙げた坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)
全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が7月8日(土)と9日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
トップドライバーを目指す若手がしのぎを削る全日本F3。今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとして、トヨタの支援で22歳の坪井と、17歳の宮田がシリーズにフル参戦している。
全9大会20戦で争われている今季の全日本F3も折り返しを過ぎ、後半戦に入った。シーズン前半、毎戦のように表彰台には上がりながらも勝利には届かず、ライバルの後塵を拝してきたTDPドライバーの2人だったが、2週間前に開催された前大会鈴鹿の第10戦で坪井が待望のF3初勝利を挙げると、その勢いで第11戦もポール・トゥ・ウィン。一昨年のFIA-F4チャンピオンでF3参戦2年目の坪井の後半戦での巻き返しに期待がかかった。
昨年のFIA-F4チャンピオンで、今年はF3にステップアップすると共にF4と掛け持ち参戦する17歳の宮田は、第10戦で坪井を追い2位に入るなどこちらも速さを見せており、待望の初優勝を目指し臨んだ。
8日(土)は朝から晴れ渡り、朝からかなりの暑さの中で、午前8時30分より30分間で第12戦、第13戦の予選が開始。ベストタイムで第12戦、セカンドベストタイムで第13戦の決勝グリッドが決された。
各車セッション開始と共にアタックに入り、一旦タイムを出してピットへ戻り、タイヤを交換して再アタック。序盤からトップタイムを刻んだ坪井が2度目のアタックで更にタイムを更新し、第12戦、第13戦共にポールポジション。前大会から4戦連続のポール獲得となった。宮田も僅差ながら両レース2番手で続き、「ホーム」富士でTDPドライバーが2レース共に最前列を占めて決勝に臨むこととなった。
予選に続き午後1時半、15周で争われる第12戦の決勝レースがスタートした。最前列の坪井と宮田は共に好スタートを切り、2台は並んだままTGRコーナーへと進入。しかしどちらも譲らず、2台は接触、アウト側へとコースアウト。坪井はこの接触で右リアタイヤを破損。ピットへは戻ったが、そのままレースを終えることとなった。
宮田はコースへ復帰したが9位へ後退。そこから追い上げを開始し、2周目には7位、3周目に6位へと浮上したが、それ以上のポジションアップは叶わず。6位でチェッカーを受けた。
12日(日)も土曜日に増して朝から暑さを感じる中、午前8時35分に第13戦(21周)がスタート。ポールポジションの坪井は首位を守ったが、2番手グリッドの宮田はややスタートダッシュで遅れ、5位へとポジションを落としてしまった。
首位の坪井と2位の車両が1秒ほどでの攻防を続ける一方、3位以降がやや離れ、5位の宮田まで3台が団子状態での表彰台を賭けたバトルに。宮田は再三にわたって仕掛けるが、なかなか逆転までには至らず。
TGRコーナーでの攻防を数周にわたって繰り広げた後、8周目、宮田の前の2台がポジションを入れ替えながらのバトルとなり、宮田はその後方で隙をうかがう形に。最終コーナー進入で、並んでいた前の2台に割って入ろうとした宮田だったが、僅かに接触し、スピン。幸いにもダメージはなく、すぐにレースに復帰したが、8位へと後退してしまった。
首位を行く坪井は、序盤1秒ほどだった2位との差をじりじりと詰められ、16周目にはコンマ5秒を切るまでに迫られたが、逆転は許さず。逆に18周目には現れた周回遅れを上手く後続との間へ入れて差を広げることに成功。
坪井は1秒以上のマージンを持ってトップチェッカー。今季3勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。宮田は5位まで追い上げてフィニッシュした。

第13戦で今季3勝目を挙げた坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #1)

第12戦6位、第13戦は5位に終わった宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
接戦を制したのは#1坪井!!
全日本F3選手権第13戦の決勝が7月9日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)の追撃を振り切り、今季3勝目を獲得した。 Nクラスは1周目にでトップに立った#30DRAGON(B-Max Racing F306)が独走で今季8勝目を挙げた。
第13戦決勝は午前8時35分より21周で行われた。この日の富士スピードウェイは朝から快晴。強い日差しのもとでの戦いとなった。
スタートでトップに立ったのはポールの坪井。予選2番手の#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)をインからかわして高星がそれに続いた。
宮田はその後も#12アレックス・パロウ(THREEBOND)、#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)らにも立て続けにかわされて、5位で1周目を終えた。順位を挽回しようと奮闘する宮田だったが、大津は冷静に宮田を押えこみながら、徐々に3位を走るパロウとの差を詰めて行く。
そして8周目。1コーナーでアウトに膨らんだパロウを見逃さず、大津は2コーナー立ち上がりで並びかける。コカコーラコーナーではパロウが順位を守ったが、続く100Rでインから大津が前に。ダンロップコーナーで抜き返すパロウ。しかし大津はプリウスコーナーで再びインをつき、両者並走のまま最終コーナーへ。ここで宮田は2台のさらにインを狙って行ったが、行き場をなくして痛恨のスピン、一気に8位に後退してしまった。一方の大津はパロウを再び抜き去って3位に浮上。次第にリードを広げて行った。
そしてレースが中盤に差し掛かった頃、坪井と高星のトップ争いにも変化が訪れる。
大きなギャップは築けないまでも1秒程度の差をつけていた坪井は次第にリヤタイヤのグリップダウンに悩まされはじめ、徐々に高星が差を詰めはじめた。10周終了時点でその差は0.75秒、11周終了時点で0.653秒、12周終了時点では0.509秒差となった。
しかし今週末、セクター3でのタイムアップを狙ってセッティングとドライビングの改善に取り組んで来た坪井は、最終コーナーまでに充分なリードを高星に対してつけることができたため、高星はスリップストリームの効く距離まで近づくことがなかなかできず、追い越しのチャンスはなかなか訪れなかった。その上18周終わりのホームストレートでトップ2台は周回遅れのNクラスに遭遇、1コーナーまでに全車を抜き去った坪井に対し、2コーナーまで引っかかってしまった高星はこの周だけで1.6秒ものビハインドを追ってしまい、万事休す。坪井は今季3勝目をあげ、見事前日の雪辱を果たした。
敗れた高星もファステストラップを記録して8ポイントを獲得、4位に終わったパロウに対して28ポイントのリードを築き上げることに成功した。
Nクラスはスタート直後の1コーナーでDRAGONがトップに浮上。#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)と2い争いを展開している間に着々とリードを築いて今季8勝目を挙げた。
次戦の舞台はツインリンクもてぎ。
7月29-30日に第14、15、16戦の3レースが行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2017/07/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 13 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'35.057 |
| 2 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 21 | 1.229 |
| 3 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 14.536 |
| 4 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 21 | 16.683 |
| 5 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 23.260 |
| 6 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 23.979 |
| 7 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 21 | 24.756 |
| 8 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 21 | 26.367 |
| 9 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 21 | 43.333 |
| 10 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'16.009 |
| 11 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1Lap |
| 12 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1Lap |
| 13 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1Lap |
| 14 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
| - | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 7Laps |
| - | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 7Laps |
| - | *13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 21Laps |
- Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-MAX NDDP F3) 1'35.452 (8/21) 172.095km/h
- CarNo.13は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1(他車への衝突行為)により、ドライブに関する訓戒およびペナルティーポイント1点を科す。
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2017/07/08) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 13 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.191 | - | - | 174.399 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.404 | 0.213 | 0.213 | 174.005 |
| 3 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'34.485 | 0.294 | 0.081 | 173.856 |
| 4 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'34.490 | 0.299 | 0.005 | 173.847 |
| 5 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'34.704 | 0.513 | 0.214 | 173.454 |
| 6 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'35.340 | 1.149 | 0.636 | 172.297 |
| 7 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'35.342 | 1.151 | 0.002 | 172.293 |
| 8 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'36.010 | 1.819 | 0.668 | 171.095 |
| 9 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'36.067 | 1.876 | 0.057 | 170.993 |
| 10 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'36.335 | 2.144 | 0.268 | 170.517 |
| 11 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'36.354 | 2.163 | 0.019 | 170.484 |
| 12 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.723 | 4.532 | 2.369 | 166.393 |
| 13 | *30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.020 | 4.829 | 0.297 | 165.894 |
| 14 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.392 | 5.201 | 0.372 | 165.273 |
| 15 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.798 | 5.607 | 0.406 | 164.600 |
| 16 | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.875 | 5.684 | 0.077 | 164.474 |
| 17 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'40.187 | 5.996 | 0.312 | 163.961 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'43.796)予選通過 ---- |
- CarNo.30は、走路外走行により、当該タイムは採用されない。
トムスの逆襲が始まった!
全日本F3選手権第12戦、第13戦の公式予選が7月8日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がベストタイム、セカンドベストいずれも他を上回り、2戦連続でポールポジションを獲得した。
2番手には#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)が続き、トムス勢が2戦連続でフロントローを独占した。
公式予選は午前8時30分にスタート。
今大会では30分間の走行1回で2レースのグリッドを決める方式が採用された。
当日の天候は快晴。朝から汗ばむ陽気の中での走行となった。
昨年の富士大会では新たにフォルクスワーゲンエンジンを搭載して来たB-MAX勢が他を圧倒、4戦全てでポールポジションと優勝をさらって行った。
そして今年5月に行われた第6戦、第7戦においても今季全日本に復帰して来たスリーボンドエンジンを使用する#12アレックス・パロウ(THREEBOND)が連続ポールと第6戦優勝、第7戦は#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が優勝し、トムス勢は第7戦で坪井が2位、宮田が3位に入賞するにとどまった。
しかし今回は様相が一変。
B-MAX勢とのセクター3でのタイム差に着目してセットアップの方向性を見直したという坪井が金曜日の専有走行で午前、午後共にトップタイムを記録。
今日の予選でも走り出しから1'34.322といち早く1分34秒台に入れてくると、セッション後半のアタックでは1'34.156までタイムを縮め、最後までトップの座を明け渡さなかった。
チームメイトの宮田も最初のアタックで1'34.516、後半の走行では1'34.256までタイムを縮めてフロントローを確保した。
対する高星は1'34.290と僅かに及ばず3位。4位には#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)がつけた。
Nクラスは#30DRAGON(B-Max Racing F306)が1'38.286でトップタイム、セカンドベストでも1'38.494でトップだったが、予選終了後に走路外走行と判定され、この二つのタイムは不採用となった。
この結果、第12戦、13戦ともに#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が予選トップに繰り上がり、DRAGONは予選2位から決勝に臨むことになった。
全日本F3選手権第12戦決勝はこのあと午後1時30分より15周で行われる。
- ポールポジション #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)のコメント
- 昨日もトップタイムでしたし、鈴鹿からいい流れが来ているので、普通にやれば大丈夫かなと思っていました。昨日の午後も時間がない中で最後にアタックしてあのタイムだったので、マージンがあるなと自信を持って臨んだのが今回の予選でした。
昨日の午後とは路面温度がだいぶ違うので、そこをどうアジャストできるか、がポイントで、そこをしっかりアジャストできたのでポールを取れました。
2本目のタイヤの方がグリップ感があったので、ここでタイムを出さないと抜かれてしまうと思い、意識して2周アタックしました。うまくタイムを出すことができ、貴重な2点を取れました。
スーパーフォーミュラの練習走行があった影響で、路面コンディションは昨日とは違っていましたが、それがいい方向に進んでいてグリップを感じましたし、スリップ合戦をどう使うかという部分では2回目はうまく使えませんでしたが、その中でちゃんとタイムを出せたのは大きいかなと。
いつもセクター2はこっちが速いんですけど、セクター3で劣っている部分があったので、そこをどう改善していくか、という風にセットアップを考えていきました。それがいい方向に決まってセクター3は速くなりました。逆にセクター2はみんなと同じか少し遅いくらいになりましたが、それよりセクター3で稼げる幅の方が大きくて、このような結果になりましたから、方向性は間違っていなかったと思います。ただ決勝ペースになると後半はB-MAXさんの方が速いので、そこをどうにかしないと。ストレートも長いので抜かれる危険性もありますし、スリップも使えるのでどれだけ逃げられるかが勝負だと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの最終大会が11月11日(金)、12日(土)、13日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨として、大いに盛り上がりを見せたシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人で挑んでいた。
前回の鈴鹿大会から、インターバルは実に2か月半。8月の富士大会と同様に、オートポリス大会の代替レースとなる第6戦が組み込まれ、今季2度目の3レース開催となった。それはすなわち大量得点も可能ということでもあり、3人のドライバーたちに期待されたのはシリーズランキングの大躍進。特に湧也にはチャンピオン獲得の権利も残されていた。
予選 11月11日(金)天候/雨 コース状況/ウエット
今大会はメインレースのスーパーGTも、オートポリス大会の代替レースを土曜日に開催することもあり、予選は土曜日ではなく、金曜日の午後に行われることになった。特別専有走行も水曜日から実施され、もちろん、川合と湧也、玲次もこの日から走行を開始。
川合は昨年のスーパーFJチャンピオンとして、また湧也は昨年のFIA-F4で、もてぎでのレース経験を持つものの、玲次は鈴鹿でのスーパーFJしかレース経験がないため、実は今大会がもてぎでの初レースとなる。木曜日までは肌寒くはあったが、終始ドライコンディションが保たれたため、それぞれしっかり周回を重ね、確かな手応えを感じていた。
しかし、金曜日になると天候は一転。早朝の専有走行1回目は、強い雨に見舞われてしまう。しかも2回の赤旗中断があって、3人ともチェック走行しかできずに終わる。2回目は雨もやんでいたが、まだ路面は濡れたまま。それも赤旗中断がなかったこともあり、しっかりウェットコンディションでのマイレージを稼ぎ、予選に備えることとなった。
その予選を前にして、また雨が降り始めてしまう。3人の中で、最初にタイムを出してきたのが湧也ながら、次の周の1コーナーでオーバーラン。その間に川合と玲次のタイムが上回る。そのままタイムを縮めていくことが期待されたが、8分間経過後のヘアピンでコースアウト車両があり、赤旗が出されてしまう。最も不運だったのは川合で、その直前までセクター自己ベストを刻み続けていたからだ。
残り15分間で計測は開始されるが、ベストタイムは変わらず、川合は第6戦で11番手、第13戦で8番手、玲次は16番手と13番手、湧也は19番手と14番手となり、それぞれのポジションから土曜日の2レースに挑むこととなった。

決勝第6戦 11月12日(土)天候/曇り コース状況/セミウエット
土曜日のもてぎは予報通り天気には恵まれた一方で、第6戦決勝は早朝に行われたこともあり、路面はまだ濡れたまま。それぞれタイヤ選択に悩む中、フロントローに並んだ上位陣はウェットタイヤを装着して不動のまま。これに対して、川合と玲次、湧也はコースインの段階からドライタイヤを選択する。
ウェットタイヤを装着した車両がオープニングラップのうちに逃げるも、3周もするとドライタイヤを装着した車両のラップタイムが上回るようになり、その時の最上位は誰あろう川合。その時点で7秒ほどあった差はあっという間に詰まり、5周目のヘアピンで2番手に上がり、6周目の4コーナーで川合は難なくトップに浮上。そのままリードを広げた川合は終盤になると、後続にペースを合わせる余裕さえ見せて独走で初優勝を飾る。
そして、湧也も順位を上げ続け、8周目には5番手に浮上。その後も3台で激しいバトルを繰り広げ、10周目には相次いで2台の前に出て3番手に躍り出る。この結果、初優勝を飾った第10戦以来の表彰台に、川合とともに立つこととなった。
一方、玲次は対照的な展開に。オープニングラップのビクトリーコーナー前で接触があり、31番手にまで後退。マシンにはダメージがなかったことから、その後は激しく追い上げて9位でゴールしたものの、接触にペナルティの判定がされてしまい30秒加算で21位となった。
第13戦決勝 11月12日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
午後から行われた第13戦決勝は、路面は完全に乾いて、初めてドライタイヤを全車が装着する戦いとなった。3人はそれぞれ無難にスタートを切るも、オープニングラップのヘアピンで前方にアクシデントが発生。コース中央で止まった車両を、川合と玲次はギリギリでかわすが、湧也は行き場をなくしてダートから回避せざるを得ず、22番手まで後退する。
川合は玲次を引き連れる格好で、しばらくは周回を重ねて入賞圏内に徐々に近づいていき、7周目には10番手に。そして、最終ラップにもひとつ順位を上げて、9位でフィニッシュ。
川合と離れてからの玲次は、そのままの順位を保って12位。追い上げた湧也ではあったものの18位でフィニッシュとなった。

第14戦決勝 11月13日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
今季最後の戦いは、湧也が2番手、川合が4番手、そして玲次も9番手と全員シングルからのスタートとなった。
スタートを決めて湧也が1コーナーでトップに立つが、3コーナーでポールシッターの逆転を許す。だが、5コーナーでの相手のミスを見逃さなかった、湧也は再逆転に成功。その直後にまたもアクシデントがあり、1周だけだがセーフティカー(SC)がコースに入る。リスタートも完璧に決めた湧也は、2台を背後に連ねて、激しくトップを競い合う。もはやワンミスも許されぬ厳しい状況を、最後まで耐え抜いた湧也が2勝目をマーク。
一方、スタート直後の混乱もうまくかいくぐった玲次は、1周目のうちに2ポジションアップ。SCが入って後続との差を詰められてしまうも、しっかりと順位を守り続けていたが、9位でのフィニッシュ。
そして川合は3コーナーでの接触を回避しようとダートに出たところで、コースアウトした車両に撃墜され、無念のリタイアを喫することとなった。
これでシリーズは14戦すべてのスケジュールを終了。湧也がランキング6位、孝汰が11位、そして玲次が19位を獲得した。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
最終戦の茂木はホームコースと言うこともあり、十分に走り込んでレースウィークに入った。コースの特性上、戦えるクルマにはブレーキング区間での安定性が求められるが、ベストと言うセッティングが決まらず、3レースを通しながら問題を改善していった。このコースで育った孝汰は、難しいコンディションでも落ち着いて周回を重ね、この一年間での成長を優勝と言う結果で証明した。玲次は、結果こそ残せなかったが、随所に速さをみせてくれたことが収穫であり、本人の自信に繋がったと思う。湧也は、自身の持つマインドと勝負所を的確に捉えたレース運びでクルマのポテンシャルを最大限に引き出すことが出来た。最終戦での2勝はドライバーとチームにとって素晴らしいものになった。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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まず予選ですが、ウェットでは上り調子で本番に合わせられたはずなので、ちょっと残念でした。レース1に関してはタイヤ選択が正解で、スリック勢の中で単独で走っていたというのもあるんですが、タイムもそんなに悪くなくて、いつも以上に落ち着いてレースできたから、勝てたんじゃないかと思います。レース3ではスタート直後に接触を避けようと、僕の翼端板と向こうのホールが当たっているんですが、スピンをせずにダートに出て戻ってきたところに、後ろの車に突っ込まれて、リタイアという形でした。最終戦なのでちょっと後味は悪いですが、今年ひとつ優勝できたというのは大きいですし、嬉しいです。これを来年につなげられるようにしたいです。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
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予選は雨でうまく攻めきれず、シングルにも入れなかったんですけど、まずレース1では僕ら3人ともクルマがすごく決まっていて、スタートからペースも良かったのに、1周目の最終コーナーで接触してしまって。そこからもいいペースで追い上げられたんですが、その接触がペナルティと判定されたのは残念です。レース3は、スタートで混乱があって、そこはうまく切り抜けられたんですが、SCが入ったことで後ろとの間隔も縮まり、後半に抜かれてしまって9位で終わってしまいました。週末通して、速さは足りませんでした。レースになれば上がっていけるんですが、まだトップ争いができるほどのスピードはないというのが現状なので、しっかり反省点を見つめていきたいと思います。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
雨の予選で僕は今ひとつアジャストしきれず、1周目がベストという悔しい結果になってしまい、最初のレースは後方スタートになったんです。しかも難しいコンディションではあったんですが、僕らはチームの戦略として最初からスリック
で出て行ったのが大きかったと思います。クルマのバランスも良かったので3位まで上げられました。唯一悔しかったのは2レース目で、ヘアピンで接触が前にあって避けきれず、もうグラベルに出るしかないという状況で…。最後のレースは2番手スタートという、ものすごくいい状況でしたから、序盤に仕掛けようと思っていました。去年、なかなか優勝できないシーズンを送っていて、今年はチャンピオンを獲るぞ、って強い気持ちで新たに始めましたが、なかなか結果につなげられなかったのを、最後に優勝で締めくくれたのは、僕だけじゃないチームの力だと思います。
Le Beausset Motorsports
宿命のライバル対決を制したのは阪口!!
FIA-F4選手権第13戦の決勝が11月12日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、予選3位からスタートした#9阪口晴南(HFDP/SRS/コチラレーシング)が接戦を制して待望の今季初勝利を挙げた。
二日間で3レースを戦う最終大会もてぎ。
その2レース目となる第13戦決勝はスーパーGTの決勝終了後、午後3時44分より12周で行われた。
先陣争いを制したのは予選2位の#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)。並びかけてくる阪口を抑えて1-2コーナーを立ち上がったが、阪口は続く3コーナーで宮田を抜いてトップに立った。
宮田はこの周で#11大湯都史樹(エヴァRT弐号機 tanze Rn-s)にも抜かれて3位に後退するが、5周目の1コーナーで大湯のインをつき、2位を奪い返して阪口を追い上げ、6周目の5コーナーでアウトから仕掛けていった。
しかし阪口を抜くには至らずに両者は接触、宮田はフロントウィングの翼端板を失って再び3位に後退した。
その後8周目の90度コーナーで大湯がアウトに膨らんだ隙をついて再び2位に浮上した宮田は阪口を上回るペースで差を縮めていったが、阪口は最後までトップを守りきり、ついに待望の勝利を手にし、ポイントリーダーの宮田に4ポイント差にまで迫った。
しかし第6戦のベストラップ順でスタートする第14戦において、リタイヤした阪口は35番手、タイヤ選択に失敗して後方に沈んだ宮田は27番手からスタートすることになっており、いずれも上位入賞は非常に難しい状況だ。
このレースで3位に入賞した大湯も最終戦は22番手スタートであり、宮田との17ポイント差をひっくり返すのは阪口以上に難しい状況になってしまった。
第14戦決勝は13日朝9時55分より12周で行われる。
- 優勝#9 阪口晴南(HFDP/SRS/コチラレーシング)
-
-
「2位3位が多くなかなか優勝できない中、しっかり練習して来たのが良かったかなと思います。1レース目の結果はショックでしたが、とりあえず第2レースはシリーズチャンピオンとか関係なく、一つのレースで優勝するんだ、という強い気持ちで走りました。(5コーナーで宮田選手が並びかけて来た時について)宮田選手が思いのほか粘って来ましたが、絶対引かないぞと思って抑えました。明日のレースで勝つのは正直難しいと思いますが、(宮田選手と)4ポイント差というのはすごい近いし、宮田選手も大湯選手もグリッドが後ろからなので、そこは諦めずにしっかり頑張っていきます。」
- 2位 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップ F4)
-
「スタートは今までで一番じゃないかというくらいに良くてトップに出られました。そのあとの3コーナーの勝負の仕掛け方がまずくて失敗してしまいました。それと5コーナーでアウトから勝負していったのが失敗したなというのが今回勝てなかった要因かなと思います。クルマがすごく速いのはわかっていたので、その中で僕のバトルの仕方がまずくて勝てなかったのが悔しいし、チームにも申し訳ないと思います。明日は27番手からのスタートだと思いますが、焦らずに一つ一つ順位を上げていってポイント圏内で終わってチャンピオンを取りたいと思います。ランキング上位3人が得点圏内にいなければチャンピオンなので、そんなに守りに入る必要はないし、焦らずに行けたらいいなと思います。」
- 3位 #11 大湯都史樹(エヴァRT弐号機 tanzen Rn-s)
-
「シグナル消灯からの反応は悪くなかったんですが、ホイールスピンをさせてしまいました。そこが全てでしたね。その後の展開もいろんなミスがありました。クルマの面でも厳しくて後ろを気にしなきゃいけない状況でした。練習走行の時点からセッティングの方向性に悩み続けていて、その中でセッティングを大きく変えて臨んだ決勝でした。トレーニングの時より良くなった感触はありますが、ポイントランキング的には厳しくなったし、明日は22番手からのスタートなので、チャンピオンは厳しくなりました。いま早急に改善すべきなのはスタートだと思うので、明日はスタートをうまく決めて、少しでも多くポイントを取れるように頑張ります。」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER GT Rd.3 MOTEGI -RIJ- (2016/11/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 12 | 23'46.263 |
| 2 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | DL | 12 | 0.334 |
| 3 | 11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | DL | 12 | 1.880 |
| 4 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 12 | 2.431 |
| 5 | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | DL | 12 | 2.654 |
| 6 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | DL | 12 | 4.023 |
| 7 | 14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | DL | 12 | 8.028 |
| 8 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 12 | 9.784 |
| 9 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | DL | 12 | 10.290 |
| 10 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 12 | 10.406 |
| 11 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 12 | 11.570 |
| 12 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | DL | 12 | 12.347 |
| 13 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | DL | 12 | 12.930 |
| 14 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | DL | 12 | 13.272 |
| 15 | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | DL | 12 | 15.128 |
| 16 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | DL | 12 | 1.634 |
| 17 | 51 | 徳升 広平 | Silver Star Racing | DL | 12 | 15.881 |
| 18 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | DL | 12 | 20.326 |
| 19 | 19 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC | DL | 12 | 24.959 |
| 20 | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 12 | 26.224 |
| 21 | 52 | 小山 美姫 | 埼玉トヨペットGreen Brave DL | DL | 12 | 27.638 |
| 22 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンレーシング | DL | 12 | 31.113 |
| 23 | 47 | 伴 貴広 | SRPC RIGHT WAY F110 | DL | 12 | 33.201 |
| 24 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 | DL | 12 | 33.798 |
| 25 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | DL | 12 | 38.289 |
| 26 | *88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 12 | 38.546 |
| 27 | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | DL | 12 | 51.312 |
| 28 | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | DL | 12 | 1'05.975 |
| 29 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 | DL | 12 | 1'13.311 |
| 30 | 86 | 鉢呂 敏彦 | COLLET F110 | DL | 12 | 1'30.050 |
| 31 | 23 | YUGO | S2R Racing | DL | 12 | 1'30.460 |
| 32 | *18 | 浦田 裕喜 | SAccess Racing F110 | DL | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
| - | 63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | DL | 8 | 4Laps |
| - | 70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | DL | 2 | 10Laps |
| - | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 0 | 12Laps |
| - | *58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | DL | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 1'57.305 (9/12) 147.35km/h
- CarNo.88は、SpR第15条1.1)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.18は、SpR第15条1.1)により、競技結果に対して30秒を加算した。
- CarNo.58は、SpR第2条5.違反により、本大会第13戦を失格とした。
SUPER GT Rd.3 MOTEGI -RIJ- (2016/11/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | R2'09.612 | - | - | 133.359 |
| 2 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | R2'09.730 | 0.118 | 0.118 | 133.239 |
| 3 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | R2'10.176 | 0.564 | 0.446 | 132.783 |
| 4 | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | 2'10.419 | 0.807 | 0.243 | 132.534 |
| 5 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | 2'10.611 | 0.999 | 0.192 | 132.340 |
| 6 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | 2'10.880 | 1.268 | 0.269 | 132.067 |
| 7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | 2'10.900 | 1.288 | 0.020 | 132.047 |
| 8 | 14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | 2'10.915 | 1.303 | 0.015 | 132.033 |
| 9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | 2'10.927 | 1.315 | 0.012 | 132.021 |
| 10 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | 2'10.928 | 1.316 | 0.001 | 132.019 |
| 11 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | 2'10.958 | 1.346 | 0.030 | 131.989 |
| 12 | 70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | 2'11.042 | 1.430 | 0.084 | 131.904 |
| 13 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | 2'11.243 | 1.631 | 0.201 | 131.702 |
| 14 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | 2'11.504 | 1.892 | 0.261 | 131.441 |
| 15 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | 2'11.530 | 1.918 | 0.026 | 131.415 |
| 16 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | 2'11.588 | 1.976 | 0.058 | 131.357 |
| 17 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | 2'11.716 | 2.104 | 0.128 | 131.229 |
| 18 | 63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | 2'11.763 | 2.151 | 0.047 | 131.182 |
| 19 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | 2'11.780 | 2.168 | 0.017 | 131.165 |
| 20 | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | 2'12.138 | 2.526 | 0.358 | 130.810 |
| 21 | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | 2'12.323 | 2.711 | 0.185 | 130.627 |
| 22 | 18 | 浦田 裕喜 | SAccess Racing F110 | 2'12.554 | 2.942 | 0.231 | 130.399 |
| 23 | 51 | 徳升 広平 | Silver Star Racing | 2'12.797 | 3.185 | 0.243 | 130.161 |
| 24 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 | 2'12.886 | 3.274 | 0.089 | 130.074 |
| 25 | 52 | 小山 美姫 | 埼玉トヨペットGreen Brave DL | 2'13.092 | 3.480 | 0.206 | 129.872 |
| 26 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | 2'13.692 | 4.080 | 0.600 | 129.289 |
| 27 | 47 | 伴 貴広 | SRPC RIGHT WAY F110 | 2'14.140 | 4.528 | 0.448 | 128.858 |
| 28 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | 2'14.616 | 5.004 | 0.476 | 128.402 |
| 29 | 15 | 勝亦 勇雅 | ノムメカルーカストF110 | 2'14.976 | 5.364 | 0.360 | 128.060 |
| 30 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンレーシング | 2'15.687 | 6.075 | 0.711 | 127.389 |
| 31 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | 2'15.849 | 6.237 | 0.162 | 127.237 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'22.823)予選通過 ---- |
| - | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | 2'23.282 | 13.670 | 7.433 | 120.636 |
| - | 86 | 鉢呂 敏彦 | COLLET F110 | 2'24.949 | 15.337 | 1.667 | 119.249 |
| - | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 | 2'28.436 | 18.824 | 3.487 | 116.447 |
| - | 23 | YUGO | S2R Racing | 2'29.928 | 20.316 | 1.492 | 115.288 |
| - | 19 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC | no time | - | - | - |
| - | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | absence | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(2'10.218)を更新しました。
全日本F3の第7大会(第13戦、第14戦)が岡山国際サーキットで行われ、第13戦で山下健太(TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィンで今季4勝目。坪井 翔(TEAM TOM'S)が3位で表彰台を獲得した。第14戦は坪井4位、山下5位に終わったが、ドライバーズポイントでは首位との差を縮めることに成功し、注目のタイトル争いは3レース制で行われる最終大会で決されることとなった。

第13戦で今季4勝目を挙げた山下健太(中央)と3位に入った坪井翔(右)
全日本F3選手権の第7大会(第13戦、第14戦)が9月10日(土)と11日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
当初オートポリスで予定されていた第7大会だが、熊本地震の影響により、岡山国際サーキットで代替開催されることとなった。
2016年シーズンも残るは今大会を含めて2大会5レース。タイトル争いはトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)支援ドライバーの山下と坪井を含めた3人にほぼ絞られた。この第7大会直前の時点では、山下が首位と19ポイント差の2位、坪井が22ポイント差の3位につけており、逆転タイトルへ向け重要な大会となった。
10日(土)好天の下、午前10時15分から10分ずつ、第13戦と第14戦の予選が行われた。TDPの2名は着実にアタックラップで好タイムをマークし、第13戦では山下が今季4回目となるポールポジションを獲得。坪井は3番手につけた。 第14戦の予選では、TDPの2名がアタックしている周回で黄旗が振られたため、その周回で出したベストタイムが抹消。坪井が4番手、山下が5番手から決勝に臨むこととなった。
予選の後、9月に入ってもまだ暑さが残り、真夏のようなコンディションの中、午後1時50分からのフォーメーションラップに続き、第13戦決勝レース(18周)のスタートが切られた。
ポールポジションの山下は好スタートで首位をキープ。2位以下もグリッド通りのポジションで周回を開始した。
首位の山下は序盤後続を引き離し、その差は最大2.3秒まで広がったが、5周目を過ぎると後続のペースが上がり、じりじりと詰め寄られることに。9周目にはその差は1秒を切り、後半はテール・トゥ・ノーズでの猛追を山下が凌ぐ展開となったが、逃げ切った山下がポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げた。山下はファステストラップもマークし、ポールポジションとあわせ、このレースで最大の12ポイントを獲得。ライバルとのポイント差を10ポイントまで詰めることに成功した。
3番手スタートの坪井も後続からの追い上げを受けるレースとなったが、逃げ切って3位でチェッカー。今季12回目の表彰台獲得を果たした。
11日(日)も秋晴れの下、午前11時15分にフォーメーションラップが開始され、第14戦決勝(25周)がスタート。4番手グリッドの坪井はポジションをキープしたが、5番手グリッドの山下はやや出遅れ、ライバルの先行を許し6位へ後退。
坪井は前を行く2台を猛追し、3台での2位争いを展開。しかし、追い抜きの難しい岡山で、順位は変わらず、連なったまま周回が重ねられていった。
この2位争いからやや離れる形で5位の車両を追い続けた山下は、17周目の最終コーナー立ち上がりで前車がコース外へとはらんだ隙を見逃さずパス。5位へ浮上すると、一気に前を行く坪井らとの差を詰め、終盤は4台での2位争いとなった。
しかし、追い抜きのチャンスは訪れず、坪井が4位、山下が5位でフィニッシュ。タイトルを争うライバルがノーポイントに終わったため、山下が首位と8ポイント、坪井が17ポイントと僅かに差を詰めて最終大会に臨むこととなった。

第13戦ではポールスタートの山下健太(TEAM TOM'S #36)が首位を守り今季4勝目を挙げた

第13戦で3位、第14戦で4位フィニッシュを果たした坪井 翔(TEAM TOM'S #37)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
全日本F3選手権第13戦の決勝が9月10日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)を最後まで押さえきって今季4勝目を挙げた。
Nクラスも予選トップの#78片山義章(Petit LM Racing)が後続を大きく引き離して今季7勝目を挙げた。
第13戦決勝は午後1時50分より18周で行われた。
ポールポジションから飛び出した山下は1周めから一気に後続を突き放しにかかり、2周を終えた時点で2位の高星に1.7秒のリードを築き上げる。
しかし高星はそこから徐々に山下との差を詰め始め、8周終了時点で0.9秒差とすると、その後も山下を追い詰めて12周めには0.484秒差にまで迫った。
その後方では3位の#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)を#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が追い上げてテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んでいた。
それでも山下と坪井は最後まで高星とマーデンボローに付け入る隙を与えず、レースは山下、高星、坪井の順で18周を消化。
山下は第5戦岡山以来となる今季4勝目を挙げ、ポール、ファステストラップを含めて12Ptを獲得、シリーズポイントを78としてマーデンボローとの差を10ptに縮めた。
Nクラスはスタートから片山がトップを快走。ホームコースということもあり、2位以下に18秒の大差をつけて今季7翔目を獲得、シリーズチャンピオンに向けて大きく前進した。
その後方では終盤まで#30DRAGON(B-MAX)と#9廣田築(アルビレックスRT TLM)が接戦を展開していたが、ラスト3周でDRAGONが廣田を抜いて2位でフィニッシュした。
次戦第14戦決勝は明日午前11時より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 25'33.933 |
| 2 | 23 | | 2 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 18 | 0.552 |
| 3 | 37 | | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 8.801 |
| 4 | 22 | | 4 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 18 | 9.558 |
| 5 | 12 | | 5 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 11.623 |
| 6 | 7 | | 6 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 15.843 |
| 7 | 21 | | 7 | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 18 | 16.380 |
| 8 | 8 | | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 26.877 |
| 9 | 2 | | 9 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 27.280 |
| 10 | 3 | | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 29.231 |
| 11 | 28 | | 11 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 18 | 32.712 |
| 12 | 78 | N | 1 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 49.290 |
| 13 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'07.466 |
| 14 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'09.610 |
| 15 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'16.670 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 11 | N | - | 植田 正幸 | Rn-sports F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 13 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(ZENT TOM'S F312) 1'24.195 (4/18) 158.332km/h
全日本F3選手権第13戦は10日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、Nクラスで片山義章(Petit LM Racing)がポールポジションを獲得した。
公式予選開は午前10時15分より10分間。サーキット上空には薄雲が広がり、場内を吹き抜ける風は涼しい。
各ドライバー、アウトラップを含めて3周をウォームアップに費やし、4周目からアタックに入る。ここでは、スーパーGTで負傷した千代勝正に代わり23号車をドライブする高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1分22秒187でトップに立つ。
高星は5周目にはタイムを22秒071まで縮めるも、このタイムを上回ってきたのがただ一人22秒を切り、21秒981をたたき出した山下健太(ZENT TOM'S F312)。これで山下は今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。高星は2位に落ち、3位には山下のチームメートの坪井翔(ZENT TOM'S F314)が上がってきた。
4位にはルーキーの牧野任祐(TODA FIGHTEX)が続き、ポイントリーダーのヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)は5位と振るわなかった。
Nクラスは2位以下を大きく上回る1分24秒756で片山義章(Petit LM Racing)がポールポジション。2位には廣田築(アルビレックスF306TLM)、3位にはDRAGON(B-Max Racing F306)が入った。
第13戦決勝レースは本日10日、午後1時50分より18周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum>
SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'21.981 | - | - | 162.608 |
| 2 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'22.071 | 0.090 | 0.090 | 162.430 |
| 3 | 37 | | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.219 | 0.238 | 0.148 | 162.138 |
| 4 | 12 | | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.257 | 0.276 | 0.038 | 162.063 |
| 5 | 22 | | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'22.268 | 0.287 | 0.011 | 162.041 |
| 6 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'22.645 | 0.664 | 0.377 | 161.302 |
| 7 | 8 | | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'22.652 | 0.671 | 0.007 | 161.288 |
| 8 | 2 | | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.693 | 0.712 | 0.041 | 161.208 |
| 9 | 21 | | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'22.914 | 0.933 | 0.221 | 160.779 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'23.086 | 1.105 | 0.172 | 160.446 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'23.205 | 1.224 | 0.119 | 160.216 |
| 12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'24.756 | 2.775 | 1.551 | 157.284 |
| 13 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.004 | 4.023 | 1.248 | 155.002 |
| 14 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.089 | 4.108 | 0.085 | 154.849 |
| 15 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.639 | 4.658 | 0.550 | 153.866 |
| 16 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn-sports F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.806 | 4.825 | 0.167 | 153.570 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'30.299)予選通過 ---- |

ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第7大会がツインリンクもてぎ(栃木県)で、11月14日(土)〜15日(日)に開催された。過去2大会は里見にとって初めて挑むサーキットが舞台だったが、今回の舞台は、昨年までスーパーFJを戦っていた、いわばホームコース。最終決戦として集大成にするには、うってつけの舞台となった。
予選 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット
今回も練習走行が木曜日から開始され、金曜日ともどもコンディションに恵まれていた。こと木曜日に関してはセッションごとにタイムを縮めていき、最終的にはトップから1秒と遅れぬタイムで、手応えもしっかり掴んでいた。しかし、金曜日の走行では2セッションとも赤旗の連発で思うようなアタックが出来ず、リズムに乗りきれないまま全てのセッションを終える形となった。
一転、土曜日からはあいにくの雨模様。FIA-F4でウェットコンディションのもてぎを走るのは初めてだったこともあり、予選開始直後は手探りの状態で始まったが、それでも着実にタイムを縮めていく。タイヤに熱も入りこれからアタックに入ろうしたところで赤旗が出され、計測は中断。さらに、その間にますます雨は勢いを増していき路面状況が変化していった。
感覚をつかみつつあった段階での中断は、少々痛かったのは事実。ほとんどのドライバーが再開後は短縮できなかった中、3周目でタイムを更新し、さらにラストラップには13秒258をたたき出しベストタイムを記した。それぞれのタイムがグリッド決定要素となり、第13戦には25番手、そして第14戦には24番手から決勝レースに挑むこととなった。
決勝 第13戦 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット
第13戦決勝レースも、引き続きウェットコンディションで競われた。好スタートを決めると、イン側グリッド前方でエンジンストールさせた車両も、アウト側のグリッドから進路を変えることなく、しっかり加速していったことで難なくかわし、さらにコースの随所でのコースアウトもかわし続け、オープニングラップ終了時点で8ポジションアップとなる、17番手につける。ストレート上ではストール車両と激突して止まっていた車両もあったため、間もなくセーフティカーランが行われた。リスタートも決めて、まずは1台をパス。その後も14番手を争う集団の中で、さらなる浮上を狙う。
そして、5周目、6周目に相次いで1台ずつ抜き去り、さらに先行車両の後退もあって13番手にまで躍り出る。その時点で前を走るマシンとの差は5秒以上もあったが、自己ベストを更新し続けて、徐々に近づいていき、ラスト3周は完全に背後にピタリとつけた状態に。そのまま最終ラップへ突入し、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを果たし、12位でフィニッシュすることとなった。

決勝 第14戦 11月15日(日) 天候/曇り コース状況/ウエット
第13戦では13台抜きを果たしてはいたが、これに満足することなく次の第14戦につなげるため、レース後にはしっかりミーティングを行い、走行データからドライビングにいくつかの改善点が見つかった。そして修正したイメージを頭に叩き込んだ上で、第14戦決勝レースに挑むこととなった。
早朝まで降り続いていた雨は、スターティンググリッドに並ぶ頃には止んでいたが、路面は依然として濡れたまま。もちろん、全車がウェットタイヤを装着していた。第13戦につづいて第14戦も抜群のスタートを決め、4コーナーまではオーバーテイクの連続で7台を抜き一気に順位を上げる。しかし、続く5コーナーの立ち上がりで後続車両から押され、スピンを喫してしまう。幸いダメージはなく、すぐに復帰はできたものの、29番手にまで後退。それでも2周目には3台を、3周目にも2台を、さらに4周目にもまた2台を抜いて22番手にまで返り咲く。前との車両の差もごくわずか。このまま順位を上げ続けていくことも期待されたが、5周目の90度コーナーで、先行車両のインを刺そうとした直後のブレーキング時に姿勢を乱して接触。コースアウトして、レースを終えることとなった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
里見も走りなれたコースだけに自信を持って臨んだ大会だったが、良い感触を掴めたドライでの練習走行から、予選はウェットコンディションになったことでリズムを崩してしまった。第1レースでは十分な追い上げが出来たので、第2レースも期待していたが、7台抜きしたところで後方から押されてスピンしてしまったようだ。
- Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
-
第13戦はスタートが決まって、最初からプッシュすることもでき、混乱もすり抜けて着実に順位を上げていったことで12位になれました。土曜日決勝後の監督からのアドバイスも頭に入れつつ、いいイメージで第14戦に挑みました。スタートは今年一番と言えるぐらい決まって、4コーナーまでに10台ぐらい抜けていたはずなんです。なのに、5コーナーでアウトから来たクルマと軽い接触があって、一回転して失速してしまいました。そこから毎周抜き続けることができたんですが、90度コーナーのブレーキング時に姿勢を乱し、相手を巻き込んでしまったことを申し訳なく思います。やっぱり予選が良くなかったのが、こうなってしまった最大の理由です。
Le Beausset Motorsports
DREAM RACING PROJECT
FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート
- FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート
- ツインリンクもてぎ(栃木県)
- 11月14日(土)予選・第13戦決勝レース 雨
- 11月15日(日)第14戦決勝レース 雨のちくもり
- 観客動員数:50,000人(2日間)
- ☆参戦ドライバー
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
- ☆参加美人時計モデル
☆11月14日(土)8:00~ 公式予選
ドライコンディションだった練習走行では連日坪井選手がトップタイム。三笠選手も4番手タイムをマークしていた。抜きづらいと言われるツインリンクもてぎでは予選が重要となるが、練習走行とは一転、前日夜から雨が降り始めウェットコンディションとなった。予選開始序盤は先頭から走り始めた坪井選手がタイミングモニターの最上位で周回していく。一方三笠選手は走り始めからタイムが上がらない。中盤はライバル選手が軒並みタイムアップし、坪井選手の順位がみるみる落ちていくとコースアウト車両が2台発生し赤旗中断。再開後も坪井選手はタイムがのびず9番手、三笠選手は中断中にセットを変更し一気にタイ
ムアップするが14番手止まりとなってしまう。

☆11月14日(土)13:10~ 第13戦決勝レース
9番手スタートの坪井選手はスタートを決め6位に上がるが、スタート直後にクラッシュが発生しセーフティーカーランとなってしまう。シリーズタイトルを争う牧野選手は、順位を上げてトップに躍り出ていた。セーフティーカーランからの再スタートはチャンスが少なく、5位に上がったものの4位選手を抜きあぐねている間に、トップ3台との差が大きく開いてしまう。そしてチャンスがないまま5位フィニッシュとなり、優勝した牧野選手とのポイント差が8と狭まってしまった。三笠選手もスタートの混乱をうまくかわし10位までポジションを上げていた。しかし、再スタート後の6周目2コーナーでスピンコースアウトし大きく順位を落とした後、90度コーナーでもコースアウトしてしまいリタイアとなった。
☆11月15日(日)10:05~ 第14戦決勝レース
坪井選手がチャンピオンを取るには、ポールスタートの牧野選手が優勝したとして3位以内に入らなければならない。前日はスタート後すぐにセーフティーカーランとなってしまいチャンスが無くなってしまったが、9番手スタートからは、1・2周で大きく順位を上げなければならない。大きなプレッシャーの中スタートが切られると、ここ4戦連続のロケットスタートで一気に2台交わす。しかし、大外刈りで攻めた1コーナーは若干行き過ぎてしまうものの、うまくリカバリーし5位の選手の背後につける。5コーナー立ち上がりでクロスラインをとり5位浮上。ヘアピンカーブでもアウトサイドから仕掛けて4位に。1周目に5台抜きで場内を沸かせる。そして2周目のV字コーナー立ち上がりで、早くも3位にポジションアップし自力でチャンピオンの権利を得る順位まで挽回した。この間にトップ牧野選手は5秒差、2位根本選手には2.5秒差あった。その後も異次元の走りで追撃の手を休めず、なんと5周目には2位根本選手の背後まで迫る。防戦一方の根本選手だが、接触だけは絶対に避けなければならない坪井選手は、8周目のV字コーナーでやっと攻略し2位浮上。トップ牧野選手とは4秒弱の差、残り4周。誰もがこのままの順位でチャンピオン獲得と思われたが、そこからさらにギヤが入りファステスト連発で追いかける。毎周1秒以上速いペースでトップを追いかけ、最終ラップにはテールトゥーノーズにまで持ち込んで見せた。観客騒然の手に汗握るトップ争いチャンピョン争いは、ヘアピンコーナーで坪井選手がインから仕掛けて一瞬トップに出るも、牧野選手もアウトサイドで粘る。立ち上がりは牧野選手のスペースを空けた坪井選手の加速が若干にぶりダウンヒルストレートで再び牧野選手が前に。坪井選手もブレーキングでアウトサイドから仕掛けるも、スピン車両があり黄旗が振られチャンスを逃す。FIA-F4選手権1年間の闘いは、最後の最後まで激しい争いでチェッカーフラッグとなった。
最終戦優勝の牧野選手の悔し涙と2位坪井選手の嬉し涙は、見ている者のに感動を与えてくれました。この2選手だけではなく、それぞれの選手にそれぞれのドラマがあり感動を与えられたと思います。三笠選手も前年度F4グランドチャンピオンのタイトルから優勝候補だったにもかかわらず、最後まで悔しい思いをしながらも真摯に取り組んだ姿は、応援してくれている方々に感動を与えられたと思います。来年以降もこのシリーズがレースの甲子園として定着してモータースポーツ文化を築いていくことを切に願います。

☆坪井選手コメント
ドライコンディションでの練習日までは自信がありました。気の緩みということはないのですが、ウェットコンディションの予選では全くダメで、牧野選手はフロントロースタートなので一気に追い込まれました。前日も9番手スタートで5位フィニッシュは、ちょっと慎重な部分があったのかなと一晩考えた結果、とにかく攻めていこうと、最終戦はとにかく勝ちを狙いに行きました。3位以内でチャンピオンと言われていましたが9番手スタートでしたし、守りのレースだけはしたくなかったのでセットも大幅に変えてもらい挑みました。やはり去年もそうでしたがレベルの拮抗したワンメイクレースだとなかなか抜けなくて、ス
タートがすごく重要だと痛い目にあってきたので、オートポリスでのスタートの改善と結果はすごく自信になっていました。追い込まれた中でもスタートをきっちりと決めて、最高のパフォーマンスを出すことができたのは成長を実感しています。ラストラップは無我夢中でしたが、今シーズン何回か当てられて悔しい思いをしていたので、牧野選手とはクリーンなバトルで締めくくれて良かったです。カートからステップアップしたFCJでは速く走ることしか考えてなくて、1年目は結果が伴わず、2年目は2勝して最大のチャンスだった最終戦を決めることができませんでした。そこから背水の陣で挑んだ去年のFCクラスと今年の
FIA-F4では、ドライビングスキルだけではなくいろいろな面で大きく成長できたと思います。来シーズンはこの自信と共に更に準備を怠らず、ステップアップできればと思います。ここまで支えてくれた皆さんに恩返しできるように来年も頑張ります。

☆三笠選手コメント
オートポリスの直後にチームにテストの機会をいただきマシンの確認をしたのですが、すごく調子が良く、練習日もトップ5に入るタイムが出ていたので予選を楽しみにしていました。ドライコンディションから一転してウェットでの予選となりましたが、みんな同じ条件なので特に気にしていませんでしたが、走り始めからグリップ感がなく焦っていました。終盤赤旗中断となったので、できる範囲でセットを変えてもらい再開後はかなり良いフィーリングで一気に2秒もタイムアップしましたが、時間切れとなってしまいました。13戦はスタートからポジションアップして前のマシンを追いかけていたのですが、2コーナーで前の選手がミスしたのでチャンスと思い攻め過ぎてしまいスピンしてしまいました。最終戦も1周目で11位までポジションアップしたのですが、2周目の最終コーナーで当てられてスピンしてしまいました。今シーズンは開幕戦から第三大会の富士までトップ争いにいながら波に乗れず、鈴鹿以降は全くダメでした。この悔しい経験を無駄にしないように、自分に足りないものを考えて改善していきたいと思います。来シーズンはどうなるかわかりませんが、応援してきていただいた方々の期待に応えられるように努力したいと思います。

☆リザルト
【第13戦】
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選9位 決勝 5位
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝リタイア
【第14戦】
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選9位 決勝2位
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選14位 決勝17位
FIA-F4選手権公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://drp.xyz-one.jp/
FIA-F4選手権第13戦の決勝レースが11月14日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。
朝から降り続く雨のため、終始ウェットコンディションでの戦いとなったが、シリーズランキング2位の#11牧野任祐(Rnスポーツ)がスタートでトップに立ち、そのまま逃げ切って今季5勝目を挙げた。
これにより2015年のドライバーズタイトルの決着は明日の第14戦に持ち越しとなった。
ポールシッターの#14根本悠生(KCMG)はシーズン最高位の2位、#3阪口晴南(SUTEKINA RACING TEAM)が3位で初表彰台を獲得した。
第13戦決勝は午後1時10分より12周で行われた。
路面は公式予選に続いてウェットだったが、雨はやや小康状態に。
これを見てとった予選2番手の#11牧野は山の削れたユーズドのウェットを選択。
その効果もあってか見事なスタートを決めてトップで1コーナーへ入っていった。#14根本は2番手に後退。3番手には#3阪口。以下#7大津弘樹(HFDP)、#88川端伸太朗(サクシード)と続いてポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)が6位に上がってきた。
ところがその後方で#52番場琢(埼玉トヨペットGreen Brave)がエンジンストール、これに#39加藤潤平(サード)が突っ込むクラッシュが発生、2周目にセーフティーカーが導入されることになった。ドライバーは双方とも無事だった。
レースは3周目からリスタート。
#11牧野はトップで1コーナーを制し、#14根本が2番手。
その後方では#3阪口、#7大津、#88川端、#36坪井らが接近戦を展開。
川端が4周めのS字でアウトから大津をにパスして4位に浮上すると、その後も#36坪井、#8上村優太(HFDP)に立て続けに大津に襲いかかり、大津は結局8位でレースを終えることに。
ポイントリーダーの坪井も懸命に#88川端に食らいつくが、あと一歩及ばず、このレースを5位で終えた。
こうしたバトルにお陰もあってか16歳の#3阪口はレース中盤以降3位単独走行となり、第7戦鈴鹿でのデビュー以来8戦目にして初の表彰台を獲得した。
一方トップの牧野はその後も#14根本に付け入る隙を与えずに12周を走りきり、8月の第5戦富士以来8戦ぶりの勝利を挙げた。
これによりシリーズポイントは坪井が190pt、牧野は182ptと8ポイント差に縮まった。
明日の決勝で牧野が勝ち、坪井が4位以下に終われば牧野が逆転でチャンピオンを獲得することになる。
スターティンググリッドから考えてもそれは不可能な話ではなくなってきた。
第14戦決勝は明日の朝10時05分より12周で行われる。
- 優勝 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
-
スタートがポイントだったと思います。その後のペースは悪くなかったんですが、スタートの時点で雨が少なかったのを考えてユーズドで出て行ったので後半タイヤがきつかったですね。明日はポールからスタートできるので、しっかり自分のやるべきことをやって頑張りたいと思います。
- 2位 #14根本悠生(KCMG)のコメント
-
今までの最高位が5位とかそんなものだったので、表彰台に上がれたのは良かったと思います。今年1年見ても大きな結果ですが悔しさはあります。明日の決勝は全く逆のポジションからのスタートですが、スタートをしっかり決めれば勝てると思います。このコースは雨になるとイン側のグリッドが滑るんですよ。練習のときから分かっていたんですが、合わせ切れなくて。ただその後のペースは僕の方が良かったので「いけるかな」と思ったんですが、向こうもアジャストしてきましたし、天候の変化もあり、負けちゃいました。
- 3位 #3阪口晴南(SUTEKINA RACING)のコメント
-
スタートが肝心でした。ちょっと悪かったんですけど順位を落とすことなく1コーナーに入れました。でも後ろを警戒するあまり立ち上がりで抜かれてしまいました。でもSC入る前にはぬき返せたので、そこは良かったかなと。SC明けてから川端選手を引き離して前を追いかけていたんですけど、序盤無理したせいもあって後半それが祟って厳しかったです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 12 | 28'26.221 |
| 2 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 12 | 2.191 |
| 3 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 12 | 5.663 |
| 4 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 12 | 7.105 |
| 5 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 12 | 7.758 |
| 6 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 12 | 9.595 |
| 7 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 12.965 |
| 8 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 15.524 |
| 9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 12 | 18.530 |
| 10 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 12 | 19.474 |
| 11 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 20.192 |
| 12 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 12 | 30.836 |
| 13 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 12 | 40.328 |
| 14 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 12 | 42.785 |
| 15 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 12 | 47.903 |
| 16 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 12 | 48.766 |
| 17 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 12 | 52.200 |
| 18 | 45 | 山崎 洋輔 | ふたごNRS with Buzz Buzz International | DL | 12 | 53.259 |
| 19 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 12 | 58.671 |
| 20 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 12 | 1'27.431 |
| 21 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 12 | 1'31.343 |
| 22 | 38 | 田島 剛 | タジマレーシング GARAGE CHABATAKE | DL | 12 | 1'44.063 |
| 23 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガード TAKAGI RACING RSS | DL | 12 | 1'55.234 |
| 24 | 81 | 佐々木 祐一 | ふたご&仙台DayDream NRS | DL | 12 | 1'57.552 |
| 25 | *27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 12 | 2'33.296 |
| 26 | 20 | 小山 美姫 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 11 | 1Lap |
| 27 | 24 | 中原 英貴 | Team Braille MARS F110 ユ)マーズレーシングファクトリー | DL | 11 | 1Lap |
| 28 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
| - | 2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110 HANASHIMA RACING | DL | 8 | 4Laps |
| - | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 5 | 7Laps |
| - | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 3 | 9Laps |
| - | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 0 | 12Laps |
| - | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 0 | 12Laps |
| - | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 0 | 12Laps |
| - | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 0 | 12Laps |
| - | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 0 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.8 上村優太(HDFP/SFS-F/コチラレーシング) 2'10.692 (12/12) 132.26km/h
- CarNo.27は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC中のスピン)により、最終競技結果に対し、ペナルティーストップ20秒相当を含む65秒加算の罰則を科した。
今季からスタートしたFIA-F4選手権もいよいよ最終ラウンド。
第13戦、第14戦の公式予選が11月14日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、第13戦は#14根本悠生(KCMG)、第14戦は#11牧野任祐(Rnスポーツ)がポールポジションを獲得した。
公式予選は朝8時より30分間で行われた。
この日のコンディションは朝から雨。ウェット宣言の出される中、全車ウェットタイヤでの走行となった。
16歳、17歳といったいわゆる限定Aライセンスの若者達をはじめとし、こうしたコンディションでの走行に不慣れな選手の多いカテゴリーということもあって、予選は開始早々からコースの至る所でスピンやコースアウトが続出、開始から17分が経過したところではついに赤旗中断となってしまった。この原因となったのは#20小山美姫(サード)だった。
予選は8時25分に残り時間13分で再開。
こうした荒れた展開の中で好タイムを連発してきたのが#14根本だった。
2013年のスーパーFJもてぎシリーズでは参戦した全てのレースで優勝している根本はウェットでの走行もむしろ得意としており、セッション半ばに2’10.218を記録、得意のもてぎで見事今季初ポールを獲得して見せた。
2番手につけたのが#11牧野。今季4勝を挙げながら、鈴鹿、SUGO、オートポリスとセッティングに悩み、ポイントリーダーの座を明け渡してしまった牧野だったが、この日の路面にクルマがピタリとはまり、残り18分でトップに立つと、中盤根本の先行を許すも2’10.304、2’10.630と安定したラップを刻んでセカンドベストタイムでは根本を上回り明日の決勝のポールポジションを獲得。
「稼げる時にポイントを稼いでおきます」と逆転チャンピオンに向けて好感触を得たようだ。
一方ポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)は走り出し2’11.798でトップに立ったが、そこからタイムが伸び悩み、2’11.570で9番手。セカンドベストでも同じ9番手という結果に終わった。
第13戦決勝はこのあと午後1時10分から、第14戦決勝は明日の午前10時5分から、それぞれ12周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2015/11/14) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 2'10.218 | - | - | 132.740 |
| 2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 2'10.304 | 0.086 | 0.086 | 132.651 |
| 3 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 2'10.374 | 0.156 | 0.070 | 132.580 |
| 4 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 2'10.996 | 0.778 | 0.622 | 131.950 |
| 5 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 2'11.074 | 0.856 | 0.078 | 131.872 |
| 6 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 2'11.250 | 1.032 | 0.176 | 131.695 |
| 7 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 2'11.255 | 1.037 | 0.005 | 131.690 |
| 8 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 2'11.321 | 1.103 | 0.066 | 131.624 |
| 9 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 2'11.570 | 1.352 | 0.249 | 131.375 |
| 10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 2'11.671 | 1.453 | 0.101 | 131.274 |
| 11 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 2'11.706 | 1.488 | 0.035 | 131.239 |
| 12 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 2'11.709 | 1.491 | 0.003 | 131.236 |
| 13 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 2'11.881 | 1.663 | 0.172 | 131.065 |
| 14 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 2'11.902 | 1.684 | 0.021 | 131.044 |
| 15 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 2'11.913 | 1.695 | 0.011 | 131.033 |
| 16 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 2'11.949 | 1.731 | 0.036 | 130.997 |
| 17 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 2'11.954 | 1.736 | 0.005 | 130.992 |
| 18 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 2'12.047 | 1.829 | 0.093 | 130.900 |
| 19 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 2'12.188 | 1.970 | 0.141 | 130.760 |
| 20 | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 2'12.349 | 2.131 | 0.161 | 130.601 |
| 21 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 2'12.539 | 2.321 | 0.190 | 130.414 |
| 22 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガード TAKAGI RACING RSS | DL | 2'12.567 | 2.349 | 0.028 | 130.387 |
| 23 | 45 | 山崎 洋輔 | ふたごNRS with Buzz Buzz International | DL | 2'12.855 | 2.637 | 0.288 | 130.104 |
| 24 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 2'13.069 | 2.851 | 0.214 | 129.895 |
| 25 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 2'13.258 | 3.040 | 0.189 | 129.711 |
| 26 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 2'13.404 | 3.186 | 0.146 | 129.569 |
| 27 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 2'13.506 | 3.288 | 0.102 | 129.470 |
| 28 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 2'13.905 | 3.687 | 0.399 | 129.084 |
| 29 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 2'14.736 | 4.518 | 0.831 | 128.288 |
| 30 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 2'15.200 | 4.982 | 0.464 | 127.847 |
| 31 | 2 | 久保田 克昭 | Hanashima Racing F110 HANASHIMA RACING | DL | 2'16.326 | 6.108 | 1.126 | 126.791 |
| 32 | 38 | 田島 剛 | タジマレーシング GARAGE CHABATAKE | DL | 2'16.808 | 6.590 | 0.482 | 126.345 |
| 33 | 20 | 小山 美姫 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 2'17.075 | 6.857 | 0.267 | 126.099 |
| 34 | 81 | 佐々木 祐一 | ふたご&仙台DayDream NRS | DL | 2'17.223 | 7.005 | 0.148 | 125.963 |
| 35 | 24 | 中原 英貴 | Team Braille MARS F110 ユ)マーズレーシングファクトリー | DL | 2'24.315 | 14.097 | 7.092 | 119.772 |
| 36 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 2'29.994 | 19.776 | 5.679 | 115.238 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'49.388)予選通過 ---- |
- コース:富士スピードウェイ(4.563km)
- 予選:7月18日(土)曇:ハーフウェット
- 第12戦決勝:7月18日(土)雨:ウェット
- 第13戦決勝:7月19日(日)晴:ドライ

第13戦で今季5勝目を挙げた山下健太
富士スピードウェイで全日本F3の第6大会(第12戦、第13戦)が行われ、ウェットとなった第12戦はニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が独走で5勝目。第13戦は首位を争っていたキャシディが接触を喫し、これをかわして首位に浮上した山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が今季5勝目を挙げた。F3-Nクラスでは両レース共に小河 諒(TOM'S)が制し、4戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。
全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が7月18日(土)と19日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
5月、6月に4大会を行った全日本F3は、早くも全8大会中6大会目を迎えた。シリーズタイトル争いでは、前大会岡山で2戦連続2位、ポールポジションとファステストラップも獲得した、F3が2年目となる山下がこれまで4勝を挙げランキング首位。チームメイトのニュージーランド人、キャシディが同じ4勝で3ポイント差の2位に付けている。
しかし、前大会岡山で連勝した高星 明誠(B-Max Racing team with NDDP)がキャシディと1ポイント差の3位につけており、今大会を含め残り6戦、全く予断を許さない展開で第6大会を迎えた。
18日(土)は朝から降ったりやんだりの天候となり、F3予選の直前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行は、ほぼ全車がレインタイヤで走行するも徐々に乾き始めており、終盤数台がスリックというコンディション。続いて行われたF3の予選は、全車スリックタイヤで午後10時より10分間で第12戦、10分間のインターバルを経て第13戦の予選が行われた。
第12戦の予選は積極的にアタックしていったキャシディが中盤からタイムを出し、その後逆転されるも最後のアタックでトップに立ち、5度目のポールポジションを獲得。山下はセッティングに苦しみ、5番手。
第13戦の予選もキャシディがトップを争ったが、最後に逆転を許し、最前列2番手。山下はセッティング変更が効を奏したが、キャシディに僅か1000分の4秒及ばず3番手となった。
予選の後、再び雨に見舞われ、コースは完全にウェットコンディションで午後4時10分より第12戦の決勝(15周)が開始された。
直前のスーパーフォーミュラ予選終盤から強くなった雨は続き、完全なウェットコンディションで、各車水煙を上げてのスタート。ポールポジションのキャシディは、スタートから1コーナー進入では高星の先行を許すも、続く100Rでアウトから高星をパス。首位に立つと、後続との差を広げていった。
5番手スタートの山下は、1周目はポジションをキープ。3周目に前走車がコースオフしたため4位へと順位を上げた。しかし、13周目の1コーナーでコースアウト。ひとつポジションを落とし、5位でチェッカーを受けた。
キャシディは2位とほぼ4秒ほどの差を維持したまま周回。終盤にやや後続からの差を詰められたものの、それでも3秒ほどの差でトップチェッカー。今季5勝目を挙げた。
キャシディはこの勝利とポールポジションにより11ポイントを獲得。山下が2ポイント獲得に終わったため、キャシディが5ポイント山下を上回ってランキング首位に浮上した。ライバルの高星も5ポイントに留まったため、山下は高星にわずか1ポイント差ながらランキング2位につけている。
19日(日)は一転太陽も顔を出し、暑さを感じる中、午前10時より第13戦(21周)が開始された。
最前列2番手グリッドのキャシディが好スタートで首位を奪取。3番手グリッドの山下はスタートではポジションをキープしたものの、100Rでインからかわされ、4位へ後退してしまった。
しかし、キャシディと2位の高星が。富士ならではの、長いストレートでのサイド・バイ・サイドから1コーナーへのブレーキング勝負など、激しい首位争いを展開。4位の山下も大きく離されることなく、5周目の最終コーナーで前走車のインを着くと、2台はクロスラインからストレートへ。1コーナーで山下はこのバトルを制し、3位に浮上した。
一時キャシディは2位高星に1秒ほどの差を付けたが、再びその差は詰まっていき、12周目、1コーナーで並んだ2台は、クロスラインで順位を入れ替えながら続くコーナーへ。先行する高星を、ダンロップコーナーでかわそうとしたキャシディだったが、高星がブロックを試み、2台は接触。高星はコースアウト。
キャシディは何とか走行を続けたが、若干ペースダウン。この隙を逃さず、山下はメインストレートでキャシディに並ぶと、1コーナーでかわし、首位に立った。
首位に立った山下は、ペースの上がらないキャシディとの差を広げていった。一方、キャシディは後続からの猛追を受けることとなり、何度か並びかけられるも、逆転は許さず。
山下はキャシディに3.4秒の差を付け、トップチェッカー。キャシディに並ぶ、今季5勝目を挙げた。キャシディは逃げ切り2位フィニッシュ。キャシディはこのレースでファステストラップも獲得したため、山下とのポイント差は2ポイント詰められるに留まった。結果、キャシディが96ポイントでランキング首位をキープし、山下は3ポイント差の2位。高星は今大会リタイアとなり、ポールポジションの1ポイントのみの獲得となったため、首位のキャシディとの差は14ポイントまで広がることとなった。
F3-Nクラスでは、第12戦、第13戦共に小河がポール・トゥ・ウィン。これまでの13戦中10勝、2位3回という圧倒的な強さを見せ、今季4戦を残した状態で、F3-Nクラスでのタイトルを決めた。

第13戦で勝利した山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

F3-Nクラスでは10勝目を挙げた小河 諒が4戦を残してタイトルを決めた
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第13戦の決勝が7月19日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
コースのいたるところで激しいドッグファイトが展開される中、この戦いを制したのは予選3番手からスタートした#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)。今季5勝目を挙げてランキングトップに3ポイント差と迫った。
Nクラスは#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が今季10勝目を達成。最終戦まで4レースを残して早くもシリーズチャンピオンを確定させた。
雨に翻弄された第12戦とは打って変わり、第13戦の決勝レースは夏の強い日差しの照りつける下、午前10時より21周で行われた。
ホールショットを奪ったのは予選2番手の#37ニック・キャシディ。しかしポールシッターの#23高星明誠も遅れずに食らいついていき、その周のコカコーラコーナーで並びかけてみせる。
ここではかろうじて押さえ込んだキャシディだったが、その後も高星のアタックは何度となく繰り返され、レースが折り返しを迎えた12周目の1コーナーでアウトからアプローチした高星が見事にクロスラインを使ってキャシディの前に出た。
しかしキャシディも負けずに100Rのイン側にノーズをねじ込み、両者は併走状態でヘアピンへ。
ここでもトップを明け渡さない高星。
しかし続くダンロップコーナーへのアプローチであろうことか両者は接触。
高星はリヤウィングを破損して6位に後退、トップに踏みとどまったキャシディも後ろから追いついてきた山下に1コーナーでインを突かれて2位に後退してしまった。
山下はオープニングラップで#7福住仁嶺の先行を許して4位に後退したものの、6周目の1コーナーで福住のインをついて3位に浮上すると、トップ2台のバトルに乗じて一気に差を詰めてきていたのだ。
接触の影響からかペースの上がらないキャシディの背後には福住と、今回から再びF3に参戦することになった#50千代勝正が迫る。
これで防戦一方となったキャシディを尻目に、山下は徐々に差を広げていき、見事今季5勝目をものにした。
これによりシリーズポイントは2位+ファステストラップのキャシディが96ポイント、勝った山下が93ポイントとなり、結局リタイヤを余儀なくされた高星が82ポイントとなった。
一方のNクラスは、スタートでトップに立った小河がそのまま逃げ切って今季10勝目。
しかし30秒以上の大量リードを築いた第12戦と違い、今回は2位の#3三浦愛に4.1秒差にとどまった。
ドライコンディションでのクルマのバランスが思わしくなかったとのだが、これでシリーズポイントは144となり、三浦との差を49と広げたことで、最終戦を待たずして今季のシリーズチャンピオンを確定させた。
3位には#30DRAGONが入ったが、今回はホイールからのバイブレーションに悩まされ、4位の#77三浦勝を抑えながらの苦しい走りを強いられての表彰台となった。
次戦の舞台はツインリンクもてぎ。
8月22-23日に第14戦、第15戦を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2015/07/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 13 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 1 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 34'01.301 |
| 2 | 37 | | 2 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 3.444 |
| 3 | 7 | | 3 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | YH | 21 | 4.951 |
| 4 | 50 | | 4 | 千代 勝正 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 6.234 |
| 5 | 19 | | 5 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 6.688 |
| 6 | 22 | | 6 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 17.592 |
| 7 | 2 | | 7 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | YH | 21 | 20.750 |
| 8 | 28 | | 8 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 21 | 25.332 |
| 9 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 21 | 50.508 |
| 10 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 21 | 54.624 |
| 11 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 21 | 1'31.114 |
| 12 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 21 | 1'32.762 |
| 13 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 20 | 1Lap |
| 14 | 13 | N | 6 | 吉田 基良 | RSS with B-Max 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 20 | 1Lap |
| 15 | 18 | N | 7 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
| - | 8 | | - | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | YH | 16 | 5Laps |
| - | 23 | | - | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 13 | 8Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'36.447 (6/21) 170.319km/h
富士スピードウェイで行われている全日本F3選手権第13戦の公式予選は、#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)が1’35.208を記録して今季初のポールポジションを獲得した。
Nクラスは依然として#38小河諒(KeePer TOM’S F306)の独壇場。今季通算10回目のポールを獲得した。
第12戦の公式予選終了から10分間のインターバルを置いて第13戦の公式予選が午前10時50分より10分間で行われた。
路面コンディションはさらに良くなり、ラップタイムも軒並み向上。
前戦ポールの#37ニック・キャシディは最初のアタックでいきなり1’35.558と前戦のポールタイムを上回ってきた。
キャシディはその後も1’35.291までタイムを縮めるが、予選終了間際に#23高星が1’35.208を記録していきなりトップに躍り出た。
キャシディや#36山下健太も最後まで懸命のアタックを続けたが、それぞれ1’35.265、1’35.269とわずかに高星のタイムには及ばず、高星が今季初のポールポジションを獲得することとなった。
Nクラスは小河諒が依然として速さを見せ、1’37.775を記録して今季10回目のポールを獲得。
わずかな時間をギリギリまで使ってドライセッティングに修正し、走行に加わった#3三浦愛が2番手につけた。
第13戦決勝は明日午前10時より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2015/07/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 13 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 23 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.208 | - | - | 172.536 |
| 2 | 37 | | 2 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.265 | 0.057 | 0.057 | 172.433 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.269 | 0.061 | 0.004 | 172.425 |
| 4 | 19 | | 4 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.369 | 0.161 | 0.100 | 172.245 |
| 5 | 7 | | 5 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'35.401 | 0.193 | 0.032 | 172.187 |
| 6 | 50 | | 6 | 千代 勝正 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.407 | 0.199 | 0.006 | 172.176 |
| 7 | 2 | | 7 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'35.611 | 0.403 | 0.204 | 171.809 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'35.758 | 0.550 | 0.147 | 171.545 |
| 9 | 22 | | 9 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.936 | 0.728 | 0.178 | 171.227 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.841 | 1.633 | 0.905 | 169.627 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'37.775 | 2.567 | 0.934 | 168.006 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.716 | 3.508 | 0.941 | 166.405 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.716 | 4.508 | 1.000 | 164.736 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'40.821 | 5.613 | 1.105 | 162.930 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'41.065 | 5.857 | 0.244 | 162.537 |
| 16 | 18 | N | 6 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'42.393 | 7.185 | 1.328 | 160.429 |
| 17 | 13 | N | 7 | 吉田 基良 | RSS with B-Max 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'43.626 | 8.418 | 1.233 | 158.520 |
| ---- 以上基準タイム(110%- 1'44.772)予選通過 ---- |
全日本F3選手権第13戦は28日、スポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で決勝を行い、松下信治(HFDP RACING)が15周・32分5秒650で優勝した。Nクラスは久保凛太郎(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)がポールトゥウインを飾った。
F3第13戦は午後1時5分フォーメーションラップが始まった。快晴でこの時期にしては高温の中、15台が1周してグリッドに着く。
スタートはポールポジションの高星明誠(B-MAX Racing Team)がトップで1コーナーへ。これに予選2位の松下信治(HFDP RACING)、予選3位の山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が続き、4位には予選5位から清原章太(TODA RACING)が上がると、予選4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は5位に落ちた。
トップに立った高星は徐々に松下を離し、10周目あたりには2秒3先行するが、後半からは松下が高星との差を詰め始める。高星は14周目に1秒2まで松下に迫られるが、再びスパートをかけ始めた19周目、4コーナー立ち上がりで突然失速、S字でマシンを止め痛恨のリタイアを喫することになってしまった。
これでトップに立った松下は安泰。25周を走って今季5勝目、SUGOラウンドを連勝で締めくくった。ドライバーズチャンピオンでも2位高星との差をさらに開き、チャンピオン候補最右翼となった。
2位争いは白熱した。後半、山下と一時は清原に先行を許すも9周目の1コーナーで両者コースアウトしながら抜き返した勝田の争いとなる。24周目に周回遅れに詰まった山下に勝田が並びかけ、両者並走しながら最終ラップの1コーナーに向かうが、これを山下が退け2位、勝田は3位でチェッカーを受けることとなった。
4位は清原。5位には最後尾グリッドから順位を回復してきた佐々木大樹(B-MAX Racing Team)が入った。
Nクラスはポールシッターの久保凛太郎(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が好スタート。昨日、コースアウトしリタイアした鬱憤を晴らすように快走。2位以下を大きく引き離して今季5勝目。チャンピオン争いでもトップの小泉洋史(HANASHIMA RACING)との差を詰め、最終戦に望みを託す。
2位でレースを始めたのはドライバーズランキングトップの小泉。しかし調子が上がらないのか、3周目に湯澤翔平(KCMG)にパスされると、その後も順位を落とし、結局4位でゴールした。
1周目に3位で戻ってきた、昨日優勝の山口大陸(EXCEED MOTOR SPORTS)は2周目に1コーナーでスピン、13周目には最終コーナーでコースアウトしてレースを終えた。
3位には13周目に小泉をパスしたドラゴン(B-MAX Racing Team)が入り、連続表彰台をものにした。
最終大会となる第14,15戦は10月11~12日、富士スピードウェイで行われるWECのサポートレースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Round 6 -RIJ- (2014/09/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 32'05.650 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 5.112 |
| 3 | 1 | | 3 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 7.895 |
| 4 | 2 | | 4 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 9.072 |
| 5 | 23 | | 5 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 9.879 |
| 6 | 38 | | 6 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 16.969 |
| 7 | 8 | | 7 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 18.005 |
| 8 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 53.745 |
| 9 | 19 | N | 2 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'10.137 |
| 10 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'19.691 |
| 11 | 6 | N | 4 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
| 12 | 3 | N | 5 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
| 13 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 24 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(22Laps)完走 ---- |
| - | 22 | | - | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 7Laps |
| - | 28 | N | - | 山口 大陸 | EXCEED MOTOR SPORTS Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.22 高星明誠(B-MAX Racing Team) 1'15.876 (4/18) 175.752km/h
全日本F3選手権第13戦は27日、スポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で公式予選を行い、高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)が1分14秒917でポールポジションを獲得した。Nクラスは久保凛太郎(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が1分16秒957でポールポジションを獲得した。
第12戦の予選終了から10分のインターバルで第13戦の公式予選が始まった。
まずは勝田貴元(PETORONAS TEAM TOM'S)が計測3周目に1分14秒834でトップに立ち、これにチームメートの山下健太(同)が1分14秒913で続く。
しかし計測3周目のアタックに入っていた佐々木大樹(B-MAX Racing Team with NDDP)がSPコーナーでスピンしコースアウトしたためここで赤旗が提示される。佐々木は自走してピットに戻った来た後、午前10時48分より残り2分20秒で予選が再開。
残りタイムがわずかのため1周のウォームアップで最後のタイムアタックを行うが、タイヤのライフの問題か、1周ではアタックレンジまでタイヤ温度が上がらないのか、各ドライバータイムが伸びず、上位2人には届かない。高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)が3位までジャンプアップするのがやっとで、4位には松下信治(HFDP RACING)が、5位には清原章太(TODA Radcing)が続いた。
しかし上位2人が佐々木コースアウトの際、掲示された黄旗区間を通過したためこのタイムが抹消。ポールポジションに高星が、2位に松下が繰り上がり、3位は山下、4位勝田、5位清原という結果となった。
Nクラスは久保凛太郎(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が1分16秒957でぶっちぎりの連続ポールポジションを獲得。2位には第12戦で振るわなかった小泉洋史(HANASHIMA RACING)が、3位には湯澤翔平(KCMG)が入った。
第13戦決勝は明日28日午後1時5分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Round 6 -RIJ- (2014/09/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 B-MAX Racing Team with NDDP | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.917 | - | - | 178.001 |
| 2 | 7 | | 2 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 HFDP RACING | HONDA MF204D | 1'14.997 | 0.080 | 0.080 | 177.811 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'15.044 | 0.127 | 0.047 | 177.700 |
| 4 | 1 | | 4 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'15.083 | 0.166 | 0.039 | 177.608 |
| 5 | 2 | | 5 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'15.113 | 0.196 | 0.030 | 177.537 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 HFDP RACING | HONDA MF204D | 1'15.528 | 0.611 | 0.415 | 176.561 |
| 7 | 38 | | 7 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 CERUMO・INGING Jr. | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'15.529 | 0.612 | 0.001 | 176.559 |
| 8 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.957 | 2.040 | 1.428 | 173.283 |
| 9 | 6 | N | 2 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 HANASHIMA RACING | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.862 | 2.945 | 0.905 | 171.269 |
| 10 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 KCMG | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'18.020 | 3.103 | 0.158 | 170.922 |
| 11 | 28 | N | 4 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 TAIROKU EXCEED | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'18.071 | 3.154 | 0.051 | 170.810 |
| 12 | 3 | N | 5 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 EXEDY RACING TEAM | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'18.099 | 3.182 | 0.028 | 170.749 |
| 13 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 B-MAX RACING TEAM | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'18.214 | 3.297 | 0.115 | 170.498 |
| 14 | 23 | | 9 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 B-MAX Racing Team with NDDP | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'18.531 | 3.614 | 0.317 | 169.810 |
| 15 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 B-MAX Racing Team | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'19.420 | 4.503 | 0.889 | 167.909 |
| ---- 以上基準タイム(1'22.485)予選通過 ---- |
- コース:スポーツランドSUGO(3.704km)
- 予選:9月28日(土)晴:ドライ
- 第12戦決勝:9月28日(土)晴:ドライ
- 第13戦決勝:9月29日(日)晴:ドライ

今季11勝目を挙げた中山雄一
全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が9月28日(土)と29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今季の同シリーズは、前大会もてぎで9勝目を挙げた中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦を残してシリーズタイトルを決めている。この中山の快進撃を止められるかに注目が集まった。
今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両5台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。
28日(土)好天の下、午前10時15分より10分間の第12戦予選が行われた。短いセッション故に各車スタート前からピットロードに並び、アタックを開始した。まず中山がトップタイムをマークしたが逆転され、残り3分を切ったところでクラッシュ車両により赤旗中断。そのままセッション終了かと思われたが、残り3分で再開されると、再びコースインし、逆転のトップタイムを叩き出した中山がポールポジションを獲得。
木曜、金曜の占有走行で2度にわたるクラッシュを喫した勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は、セクター1で中山を上回る走りを見せたがその後のタイムが伸びず、4番手となった。上位4台は全車がコースレコードを更新し、僅か0.1秒内に入る僅差のセッションであった。
10分間のインターバルの後に行われた第13戦予選では、直前の第12戦予選で最後まで走っていたためにコースインが遅れた中山と勝田だったが、中山が3周目にして第12戦予選のタイムを上回るコースレコードタイムをマークしトップに浮上。このセッションでも終盤クラッシュにより赤旗中断となったが、再開後は誰もタイムを上げることが出来ず、中山は7戦連続でのポールポジション獲得となった。勝田は3番手につけた。
F3-Nクラスでは、今大会初めてSUGOを走行するナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)が、前日の占有走行で激しいクラッシュを喫しながらも第12戦、第13戦共にクラス2番手グリッドを確保した。
予選の後、午後2時50分に第12戦の決勝(18周)がスタート。順位変動のないクリアなスタートが切られると、ポールポジションの中山は後続を引き離し、6周目にはその差は5秒まで広がった。
しかし、8周目の最終コーナーで勝田がクラッシュ。セーフティカーが導入され、マージンは帳消しに。再スタート後は後続の追撃を受けることとなった中山だったが、逃げ切り、トップでチェッカー。今季10勝目を挙げた。
F3-Nクラスではセーフティカーランからの再スタートで2位につけていたパユーングが逆転を狙い並びかけたが、惜しくもかわすまでには至らず。パユーングは2位でフィニッシュ。F3-Nクラスは高星 明誠(NDDP RACING)のタイトルが確定した。
29日(日)は空に雲がかかってはいたもののドライコンディションで午後1時5分に第13戦決勝(25周)がスタート。前日、この週末3度目のクラッシュを喫した勝田は大事を取って今レースは欠場となった。
ポールポジションの中山は危なげなくスタートを決め、14周目には8秒以上もの大差をつけて独走態勢となったが、後半に入るとタイヤの摩耗によりペースが落ち、後続との差を詰められることに。しかし、大きなマージンを活かし、3.5秒差で逃げ切り、今季11勝目を挙げた。中山はこれで5戦連続でのポール・トゥ・ウィン、ファステストラップ獲得の完全勝利となった。
F3-Nクラスでは、ポールポジションの高星がスタータートラブルによりピットスタートとなったため、パユーングがトップスタートとなったが、スタートでかわされ、2位に後退。しかし、2周目の1コーナーで首位を奪還したパユーングは、後続との差を広げていき、最後は20秒もの大差をつけてトップチェッカー。今季3勝目を挙げた。
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第13戦は29日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が昨日に続き連勝した。
フォーメーションラップは13時5分にスタート。曇り空でほぼ無風、温かく穏やかな気候での決勝を向かえた。昨日の第12戦のクラッシュで首を痛めた勝田貴元(トムス)はドクターストップがかかりこのレースを欠場。昨日チャンピンを決めたばかりの高星明誠(NDDP)はスターターのトラブルでエンジンがかからず、ピットスタート。10台がグリッドに着いた。
スタートを制しトップで1コーナーに飛び込んだのは中山雄一(トムス)。2位に野尻智紀(戸田)、3位に松下信治(HFDP)、4位に千代勝正(B-MAX)、5位清原章太(HFDP)と予選順位通りにレースは始まった。
中山は序盤からハイペースで2位以下を引き離し独走態勢を築く。レース中盤に2位以下を8秒ほど離したところでペースをコントロール。最終的には3秒5差で今季11勝目を飾った。
2位でレースを始めた野尻は、中山との差は開くばかり。しかし、3位以下に追い詰められることもなく、そのままの順位でゴールした。
3位松下は終始、4位の千代を背後に従えたの走行となったが、ここSUGOでは抜き所も少なく、ポジションを守って3位表彰台をものにした。
Nクラスは、高星がピットスタート。ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートをミスしたため、小泉洋史(ハナシマ)のリードでレースは始まる。しかし、2周目の1コーナーでパユーングがインから小泉をかわすと、その差を広げ独走でのクラス優勝を飾った。
ピットスタートの高星は、チャンピオンの意地を見せ、9周目にクラス4位のドラゴンを、11周目の1コーナーで同3位の湯澤を、14周目の同所では同2位の小泉をかわし、2位でのチェッカーを向かえた。3位には小泉が入った。
第14戦、第15戦は10月19、29日、富士スピードウェイでWECのサポートレースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2013/09/29) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | *36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 32'06.470 |
| 2 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 3.596 |
| 3 | *7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 6.593 |
| 4 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 7.202 |
| 5 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 11.155 |
| 6 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 39.242 |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 59.274 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| 9 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ---- |
| - | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 10 Laps |
| - | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1 | 24 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'15.566 (3/25) 176.473km/h
- CarNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。
- CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。
全日本F3選手権第13戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。
第12戦に引き続き第13戦の公式予選が10時45分より行われた。ここでも野尻智紀(戸田)が一時は予選をリードする1分13秒835でトップに立つが、中山雄一(トムス)が第12戦で自身がたたき出したコースレコードを更新する1分13秒654でこれを逆転しトップに。
ここで再び湯澤翔平(ノバ)がSPコーナーでコースアウトしたため赤旗中断。しかし、11時から残り3分で再開された予選も、トップ集団のタイムは更新されず、中山の2戦連続ポールポジションが確定した。
2位にはここでも野尻が入り、3位には勝田貴元(トムス)が上がった。4位松下信治(HFDP)、5位千代勝正(B-MAX)、6位清原章太(HFDP)と続いた。
Nクラスも高星明誠(NDDP)が2戦連続ポールポジション。クラス2位にナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)、同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。
決勝レースは明日29日、13時5分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.654 | - | - | 181.05 |
| 2 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'13.835 | 0.181 | 0.181 | 180.61 |
| 3 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.963 | 0.309 | 0.128 | 180.30 |
| 4 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.120 | 0.466 | 0.157 | 179.92 |
| 5 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'14.302 | 0.648 | 0.182 | 179.47 |
| 6 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'15.000 | 1.346 | 0.698 | 177.80 |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.168 | 2.514 | 1.168 | 175.08 |
| 8 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.806 | 3.152 | 0.638 | 173.62 |
| 9 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.979 | 3.325 | 0.173 | 173.23 |
| 10 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.499 | 3.845 | 0.520 | 172.07 |
| 11 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.958 | 4.304 | 0.459 | 171.06 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'21.199 | 7.545 | 3.241 | 164.23 |
| - | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | ansence | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'13.694)を更新した。
- コース:スポーツランドSUGO(3.704km)
- 予選:9月22日(土)晴:ドライ
- 第11戦決勝:9月22日(土)晴:ドライ
- 第12戦決勝:9月23日(日)曇後雨:ドライ~ウェット
- 第13戦決勝:9月23日(日)雨:ウェット

第12戦、平川亮(右)が3位に入り、今季のシリーズタイトルを獲得。
中山雄一(中央)は今大会3レースの完全制覇を果たした。
リチャード・ブラッドレー(左)が2位に入りトヨタ勢が表彰台を独占
全日本F3選手権の第7大会(第11戦、第12戦、第13戦)が9月22日(土)と23日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今季の全日本F3では、ルーキーの平川亮(RSS)が開幕の2連勝から、ここまでの10戦で7勝、2位3回と圧倒的な強さを見せており、今大会、平川が2ポイントを獲得すれば最終戦を待たずしてタイトルが決定する。平川のタイトル決定及び、ライバル勢の逆襲に注目が集まる大会となった。
今大会は今季唯一の1大会3戦実施。第11戦と第12戦の予選、第11戦決勝を22日(土)に行い、23日は第12戦と第13戦決勝をダブルヘッダーで実施。第13戦のスターティンググリッドは第11戦の決勝結果で決定される。
今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。
22日(土)は好天に恵まれ、午前10時15分から10分のインターバルを挟んで10分ずつ、第11戦と第12戦の予選が行われた。今季はまだ中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)の1勝のみと苦しんできたトムス勢が今大会は好調ぶりを見せ、第11戦、第12戦共に中山がポールポジション。チームメイトのリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手で最前列を独占。第11戦は2番手のブラッドレーに僅か1000分の1秒という僅差につけた山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が2戦共に3番手。平川は2戦共に今季ワーストグリッドとなる5番手からのスタートとなった。
Nクラスでは佐々木大樹(NDDP RACING)が2戦共にポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第11戦クラス4番手、第12戦はクラス2番手につけた。
午後3時22分、18周で争われる第11戦決勝がスタート。ポールポジションの中山はスタートを決めトップをキープ。2番手、3番手スタートのブラッドレーと山内も順位を守った。
5番手スタートの平川はラファエル・スズキ(TODA RACING)の先行を許し、6位後退。それでもその順位のままチェッカーを受ければタイトル確定という状況だったが、スズキを攻めた平川は、16周目にスピン。バリアにクラッシュし、ノーポイントでレースを終えることに。タイトル決定は翌日以降に持ち越された。
首位を逃げる中山は、2位以降との差を徐々に広げていき、ファステストラップもマーク。最後は2位に5秒以上の大差を付けて独走で今季2勝目を挙げた。2位はブラッドレー、3位に山内が入った。
Nクラスでは、佐々木がポール・トゥ・ウィンで今季6勝目。勝田はクラス4位でフィニッシュした。
23日(日)は2レース行われるため、第12戦(25周)は午前8時と早い時間にスタートが切られた。
雨との予報だったもののコースインの時点ではまだ雨は降っておらず、全車スリックタイヤでスタート。ポールポジションの中山と2番手のブラッドレーが順当に順位を守る後方で、5番手グリッドの平川が好スタートを切り、3位に浮上した。
前日同様に中山が2位以下を引き離して行く展開となったが、15周を過ぎたあたりで雨が降り始め、ブラッドレーがペースダウン。これに追い着いた平川がブラッドレー攻略を試みたが逆転は叶わず。
2位に13秒もの差をつけた中山が前日に続き2連勝。ブラッドレーが2位。平川はブラッドレー逆転はならなかったものの3位表彰台を獲得し、見事2012年の全日本F3チャンピオンを決めた。
Nクラスでは佐々木がポールポジションから逃げ、トップチェッカー。第8戦から5連勝となる今季7勝目を挙げた。クラス2番手スタートの勝田は2位に入った。
第13戦(25周)は本格的な雨に見舞われ、完全なウェットコンディションで午後1時5分にスタート。ポールポジションの中山はこのレースでもスタートを決め、首位をキープ。一方で、2番手グリッドのブラッドレーがスタートで遅れ、4位に後退。3番手スタートの山内が2位に浮上した。
水煙の舞い上がるコースで、首位に立った中山はこの日も快走。2位以下との差を広げていった。
第11戦でリタイアしたため、最後尾スタートとなった平川は、スタートの混乱を抜け10位に浮上すると、更に前走車をかわしていき、8周目には7位までポジションアップ。しかし、13周目、Nクラスの車両をパスした直後にスピンを喫しコースアウト。今季2度目のリタイアとなってしまった。
中山はこのレースでもファステストラップをマークし、2位に14秒差をつけてトップチェッカー。SUGO大会の3戦全てでポール・トゥ・ウィン&ファステストラップの完全勝利を飾った。2位には山内が入った。
Nクラスでは、ポールポジションの佐々木が1コーナーから2コーナーに向かうところで後続に追突されスピンし、大きく後退。クラス4番手スタートの勝田は2位に浮上し、首位の平峰一貴(HFDP RACING)を追撃。残り5周で平峰を逆転した勝田が、待望のF3初優勝を飾った。
Text & Photo: TOYOTA
全日本F3選手権第12戦は23日、降りしきる雨の中、スポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行い、総合で中山雄一(トムス)が3連勝、またNクラスでは勝田貴元(トムス)が初優勝を飾った。
フォーミュラ・ニッポン、フリー走行から本格的に降り出した雨は、全日本F3第12戦決勝を迎える頃にはさらに激しくなり霧に煙るコンディションのなか、13時5分フォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの中山雄一(トムス)はホイールスピンが多く絶妙のスタートではなかったが、予選2位のリチャード・ブラッドレー(同)はスタートをミス、中山がトップで1コーナーへ。ブラッドレーは予選3位、4位の山内英揮(B-MAX)、ラファエル・スズキ(戸田)にも先行を許した。
その後方では、Nクラスポールポジション(予選5位)からスタートした佐々木大樹(NDDP)を1コーナーで野尻智紀(HFDP)がプッシュ。佐々木はたまらずスピンし、マシンにダメージを負い後方に沈んだ。
トップに立った中山は1周目にコントロールラインに戻ってきたときにはすでに、2位以下との差を2秒離し、その後もみるみると後続との差を広げる。10周目には5秒弱差、終わってみれば最終的に14秒差で、12戦に続きぶっちぎりの3連勝を飾った。
2位でレースを始めた山内も中山には離されたものの、3位以下との差を徐々に広げ単独走行。バトルとは無縁で2位でレースを終えた。
3位のスズキも終始単独走行で淡々と走りきりそのままゴールを迎えた。
Nクラスは佐々木が後退したため、トップでレースを始めたのは平峰一貴(HFDP)。こちらは終始、後方の勝田貴元(トムス)とのバトルを展開。平峰は雨の利を生かし、巧みに勝田を押させていたが、終盤21周目の最終コーナーでミス。立ち上がりスピードが鈍ったところで1コーナーで勝田に並びかけられ、ついに勝田がクラストップに立った。
勝田はそのまま逃げ切りNクラス初優勝。クラス2位には平峰が入った。
Nクラス3位でレースを始めたのはマシュー・ハウソン(KCMG)。序盤からチームメートのギャリー・トンプソン(同)とのバトル展開。途中、野尻、平川亮(RSセリザワ)などが間に入ることがあったが、終盤には再び接近戦になる。ファイナルラップで一時、トンプソンの先行を許すも最後には抜き返し、ハウソンがクラス3位でゴールした。
第12戦で3位に入り、シリーズタイトルを手中にした平川は馬の背でハウソンをパスした直後に立ち上がりでスピン、コースアウトをしてレースを終えた。
次戦、第14、15戦は舞台を富士スピードウェイに移し、WECのサポートレースとして10月13、14日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum