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2018年9月

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山ノックアウトQ1結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
120平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'26.895--153.413
23ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.017 0.122 0.122153.198
317塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'27.057 0.162 0.040153.127
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'27.091 0.196 0.034153.067
55野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.200 0.305 0.109152.876
61石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.258 0.363 0.058152.775
74山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.511 0.616 0.253152.333
86松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.529 0.634 0.018152.302
937ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'27.747 0.852 0.218151.923
102国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.757 0.862 0.010151.906
118大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'27.805 0.910 0.048151.823
1219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'28.168 1.273 0.363151.198
1364ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'28.198 1.303 0.030151.146
1416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'28.530 1.635 0.332150.579
---- 以上Q2進出 ----
1565伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'28.620 1.725 0.090150.427
1636中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'28.821 1.926 0.201150.086
1750千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'29.939 3.044 1.118148.220
---- 以上基準タイム(107% - 1'32.978)予選通過 ----
-15福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'33.377 6.482 3.438142.763
-7トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'57.43230.53724.055113.519

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山JRPサタデーミーティング 「SF19は落としてもちゃんと走る頑丈なクルマ」(#36中嶋一貴)

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は9月8日、シリーズ第6戦が開催されている岡山国際サーキットで恒例のサタデーミーティングを開催した。今回は中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)、伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)の二選手が出席、先日行われたSF19の開発テストでの印象を語った。

中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)
JRPサタデーミーティング: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 「よくできたクルマだなあ」というのが第一印象です。トラブルなく走ることもできましたす。空力やタイヤサイズの違いなどもあり、今年のクルマとは少しキャラクターが違うなと思う部分もありますが、1日半走る中で少しずつセットアップを進めていくことができ、クルマのいい部分を見られたのかなと思います。
1日目に、ヘアピンのブレーキングでリヤホイールをロックさせてスピンアウトし、グラベルに捕まることがありました。僕が降りたあと、クルマを吊り上げる時にロープが切れて落っことしてしまいました。そのためにダンパーや足回りを変えたりアライメントを取り直すのに時間をロスしてしまいましたが、まあ自分のクルマじゃないんで別に(笑)砂の上とはいえ落ちてもちゃんと走るクルマなんで、頑丈になっているんじゃないかなあと思います(笑)その後は順調に試したいことを試すことができたので、そこで見えた方向性を今週の岡山に活かせないかなあと思ったんですが、それは残念ながらうまくいきませんでした。早く新しいクルマに変わらないかなあと思います。
クルマもタイヤも来年もっと良くなりそうな部分がみえました。いい意味での正常進化というか。ただその分今年うまくいってるチームは来年も好調だろうし、今年ハマってるチームは来年も大変だろうなという気もしてます。
伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)
JRPサタデーミーティング: 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING) 事前に乗った人たちの感想などを聞き、出来上がったクルマの寸法なども聞いていくく中で、多少フロント周りがピーキーなのかな、という先入観がありましたが、その前にもてぎで走ったSF14とほぼ同じセッティングでSF19を走らせてみると、違和感が全くなく、フロントの許容範囲が広がった感じで、ステアリング操作に対して自分の思った通りのグリップが出てくれるし、クルマ全体としてダウンフォースが増えた感覚があり、コーナリング自体は14より速く走れている感覚がありました。ただラップタイムは14にミディアムタイヤを履かせて予選を走ったのとほぼ同じタイムしか出ていなかったので、コーナーは速いけどストレートが遅いのかなという印象がありました。それでもスウィフトからダラーラに変わった時ほどの大きな差はありません。
個人的な好みでいうとSF19の方が走らせやすかったので、中嶋選手と同じく早くSF19でレースをしたいと思いました。でもSF19で試したことをSF14にフィードバックすれば速く走れるかなと思ったんですが、同じようなことは全く起きず、逆に混乱してしまってる状況です(笑)

また最後に、悪天候が予想される明日の第6戦決勝について、タイムスケジュールの変更またはレースフォーマットの変更なども含め、実施に向けて最大限の努力をするとの発言が倉下明JRP社長より出た。JRPとしては第2戦オートポリスに続いての中止は極力回避したいとの意向だが、勿論安全性を犠牲にしてでもレースを強行するという意味ではないとのことだ。

第6戦決勝は明日午後2時5分より68周で行われる予定だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行1回目はヘビーウェット 新人#7ディルマンが好タイム連発でトップに

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行が9月8日、岡山国際サーキットで開幕。朝から強い雨が降り続く中で行われたフリー走行では#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が1'26.153でトップタイム。2位には#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)が続いた。

フリー走行1回目: トップタイムはトム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14) フリー走行1回目: 2位は野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14) フリー走行1回目: 3位は石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)

公式予選日を迎えた岡山は朝からあいにくの雨。60分間のフリー走行が始まる午前9時45分を前に雨脚は次第に強まり、路面コンディションはヘビーウェットに。この影響からか開始数分で#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)がモスエスでスピンアウトしたため、赤旗が提示されてセッションは中断。車両回収ののち午前10時に走行は再開となった。

ここで速さをみせたのがルーキーのトム・ディルマンだ。第2戦オートポリスでピエトロ・フィッティパルディの代役として起用され、フィッティパルディの負傷によりその後も参戦を続けているディルマンは難しいウェットコンディションを物ともせず、残り時間7分で1'26.509を記録してトップに立つと、その後も1'26.279、1'26.153と順調にタイムを縮めてみせた。

2位の野尻はトップから0.284秒落ちの1'26.437。前回優勝のの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'26.468、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'26.515と僅差で続き、ここまでが1分26秒台。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)は1'27.280で9位に留まった。

第6戦の公式予選はこのあと午後3時15分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forrum

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行1回目結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Free Practice 1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
17トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'26.153--154.734
25野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'26.437 0.284 0.284154.226
31石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'26.468 0.315 0.031154.170
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'26.515 0.362 0.047154.087
519関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'27.007 0.854 0.492153.215
617塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'27.108 0.955 0.101153.038
715福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'27.125 0.972 0.017153.008
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'27.208 1.055 0.083152.862
93ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.280 1.127 0.072152.736
1064ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'27.368 1.215 0.088152.582
112国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.604 1.451 0.236152.171
124山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.741 1.588 0.137151.934
136松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.746 1.593 0.005151.925
1465伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'27.788 1.635 0.042151.852
1536中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'27.908 1.755 0.120151.645
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'28.105 1.952 0.197151.306
178大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'28.130 1.977 0.025151.263
1837ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'28.285 2.132 0.155150.997
1950千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'30.097 3.944 1.812147.961

OK

OK:第5,6戦茂原 第5戦は高橋悠之が、第6戦は名取鉄平が優勝

 2018年オートバックス全日本カート選手権OK部門の第5・6戦が7月1日、茂原ツインサーキット(千葉県)にて行われ、第5戦は高橋悠之(TONYKART RACING TEAM JAPAN)が、第6戦は名取鉄平(TeamBirelART)が優勝した。

 シーズン折り返しを迎えたオートバックス全日本カート選手権OK部門。第4戦を終了時点でのポイントリーダーは、開幕戦と第3戦を優勝し、ここまですべてのレースで表彰台に登る佐々木大樹(TONYKART RACING TEAM JAPAN)だが、今大会はSUPER GTのレースと日程が重なってしまったため欠場。タイトルを争うドライバーにとっては、佐々木不在の今大会でどれだけポイントを獲得できるのかが重要なレースとなった。

【第5戦】高橋悠之が独走で今季初優勝を飾る!

 土曜日に行われたタイムトライアルでは、名取がトップタイムマーク。高橋、宮下源都(TONYKART RACING TEAM JAPAN)のトニーカート勢が続いた。

 予選ヒートでは、高橋と名取が後続を離していく。2台のトップ争いに絞られたかと思われたが、名取が高速のS字コーナーでスピンを期してしまう。これで楽になった高橋は、マシンとタイヤを労わりながらのトップチェッカー。決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には佐藤蓮(Drago CORSE)、3番手には野中誠太(ALJ Super Winforce RT)と続いた。

 決勝ヒートでは、ホールショットを決めた高橋が2番手以下を突き放していく。独走する高橋を猛追したのは、予選ヒートリタイアの名取。22番手スタートから怒涛の追い上げを見せるも、高橋が築いたマージンは大きくその背中までは届かない。高橋は一度もトップの座を譲ることなくトップチェッカー。OK部門での初優勝を飾った。2番手名取、3番手には野中の順でチェッカーを受けるも、野中がフロントフェアリングの脱落により10秒加算のペナルティーを受け、山田杯利(TEAM EMATY)が繰り上げで3位となった。

【第6戦】名取鉄平、ポールトゥウィンで今季2勝目を飾る!

 予選ヒートでは、3番手スタートの宮下が好スタートを決めトップにでるも、3周目に名取、高橋の先行を許してしまう。名取、高橋の順で周回数を重ねていくが、終盤に入ったところで高橋がマシントラブルで後退。名取、野中、三宅淳嗣(SDD HIROTEX)の順でのチェッカーとなった。

 決勝ヒートでは名取がホールショットを決め、隊列を引き連れながら周回数を重ねていく。徐々に後続との差を築く名取だったが、レース終盤に高橋が2番手に上がるとその差を縮めていく。ファイナルラップには名取のすぐ後ろまで迫った高橋だったが、仕掛けるまでには至らず。名取がポールトゥウィンで今季2勝目マーク。2位には高橋が入り、第5戦と順位を入れ替える形での着順となった。3位には佐藤が入り、ディフェンディングチャンピオンの意地を見せた。

Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝記者会見 優勝・宮田莉朋「勝てるとは思っていませんでした」

優勝 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 「スタートは昨日より決まりましたが1コーナーでの場所取りが悪く順位を落としてしまいました。1コーナーでパスするチャンスを作れるように走り、トップで出てからはミスをしないようにこころがけていました。このレースウィーク、雨の練習で調子が悪かったので、勝てるとは思っていませんでした」
2位 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 「スタートがすべてでした。ださすぎるエンジンストールでしたね。富士は抜けるコースですし、ペースは良かったので追い上げるしかないと思って走っていました。ファステストラップを取れたのは最低限よかったのかな。チームにいいクルマを用意してもらったのでがっかりしています」
3位 笹原右京(ThreeBond Racing)
決勝記者会見: 3位の笹原右京(ThreeBond Racing) 「チーム、スポンサー、ファンのみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。昨日と違ってスタートで大幅に順位をあげることができませんでした。金丸選手を抜くときにタイヤを痛めてしまいましたね。後半のマネジメントはよかったので成長できたと思います。納得のいくレースでした」
Nクラス優勝 ジェイク・パーソンズ(NODA RACING)
決勝記者会見: Nクラスで優勝したジェイク・パーソンズ(NODA RACING) 「オープニングラップから選手権クラスのクルマについていき、安定した走りをしようと思っていました。新しいチームですがまとまってきましたね。富士のレースはまたあるのでそれに向けデータを取れたと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 宮田莉朋が初優勝。坪井翔の連勝は5で止まる

 全日本F3選手権第6戦は8日、富士スピードウェイで決勝を行い、21周・33分38秒310で宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が初優勝を飾った。坪井翔の開幕からの連勝は5で止まった。

21周の決勝レースがスタートした

宮田莉朋、金丸悠、笹原右京の争い

レース序盤、エンジンストールで後方に沈んだ坪井翔が金丸悠、笹原右京をかわして3位に上がる

レース終盤、トップグループの攻防

優勝は宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

決勝2位は坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

決勝3位は笹原右京(THREEBOND)

決勝4位は阪口晴南(TODA FIGHTEX)

Nクラス優勝はジェイク・パーソンズ(NRA312)

トップでゴールする宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

 富士は早朝から蒸し暑い天候となったが、F3第6戦決勝のフォーメーションラップが始まる頃には風も吹き幾分涼しくなってきた。15台が1周を回ってグリッドにつきスタートが切られた。

 スタートではなんと開幕から5連勝中でポールシッターの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がエンジンストール。その横をすり抜けた戸田の2台、予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)と同2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1-2で1コーナーへ向かう。3位には同4位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が上がってきたが、マシンの位置取りが悪くコカコーラコーナーから100Rにかけて同5位の金丸悠(B-MAX RACING F3)と同6位の根本悠生(Albirex-RT)に相次いでかわされ5位まで落ちた。

 1周目のストレートでは阪口、大湯、金丸、そして根本をパスした宮田、根本、河野駿佑(HubAuto F318)、笹原右京(THREEBOND)、エンジンストールした坪井の順。

 3周目のコカコーラコーナーでは2位を走る大湯がトラブルでストップ。これで2位には金丸が上がり3位に宮田が続く。

 5周目の1コーナーでは宮田が金丸をかわして2位に上がりトップの阪口を追う。この周のストレートから6周目の1コーナーにかけては、金丸、笹原、坪井がスリーワイド。坪井が2台をパスして一気に3位まで上がってきた。

 徐々に阪口に追いついてきた宮田は13周目の1コーナでアウトからしかけ、ついにトップに踊りでた。

 2位に落ちた阪口は16周目のコカコーラコーナーでアウトから坪井に、19周目の1コーナーではインから笹原にもかわされ4位まで順位を落とすこととなった。

 2位の坪井は16周目には2秒ほどあったトップ宮田との差を詰め始めるが、1秒を切るまで追い上げたところでレースは21周でフィニッシュ。宮田がうれしいF3初優勝を飾り、坪井の開幕からの連勝は5で途絶えることとなった。

 3位には笹原が入り、4位は阪口。5位を走っていた金丸は20周目の1コーナー立ち上がりでバトルを演じていた片山義章(YTB F318)と接触。これで河野が5位に繰り上がり、金丸は6位でレースを終えた。

 Nクラスは1台参加のジェイク・パーソンズ(NRA312)が総合10位で完走。開幕から6連勝を飾った。

 次大会は岡山国際サーキットに舞台を移し、7月28,27日に第7,8,9戦が開催される。

優勝した宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 表彰式 Nクラス表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Phto: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
137宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2133'38.310
236坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
211.376
312笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
213.312
42阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
215.888
535河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
2123.797
61金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
2125.481
73三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
2136.598
814根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
2140.080
928山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
2154.297
10*30DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
211'21.757
1110Nジェイク・パーソンズNRA312
Dallara F312
Volkswagen
A18
211'23.518
1221SYUJIB-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
201Lap
1313吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
201Lap
148片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
192Laps
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
93大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
219Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'35.098 (7/21) 172.735km/h
  • CarNo.30は、H項(黄旗区間でのオーバーラン)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

Japanese F3

JF3:第5,6戦富士公式予選 坪井翔が両戦ともポールポジションを決める

 全日本F3選手権第5,6戦の公式予選が7日、富士スピードウェイで行われ、両戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。

第5,6戦ともポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

第5戦予選2位、第6戦予選5位の金丸悠( B-MAX RACING F3)

第5戦予選3位、第6戦予選2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)

第5戦予選4位、第6戦予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)

第5,6戦ともNクラスポールポジションのジェイク・パーソンズ(NRA312)

 西日本から東海地方にかけて甚大な被害をもたらせている集中豪雨もここ静岡県の富士スピードウェイでは影響は最小限で、予定通りF3第5,6戦の公式予選が8時30分より30分間で行われた。昨夜から時折激しい雨が路面をたたくが、予選が始まる頃は小康状態を保ち天候は曇り、ウェット路面で予選は進行した。ベストタイムで第5戦の、セカンドベストタイムで第6戦のグリッドが決定する。

 予選の序盤をリードしたのは現在全勝中の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。3周目に1分51秒998でトップに立つと翌4周目には51秒995までタイムを縮めた。2位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)、3位には金丸悠(B-MAX RACING F3), 4位には宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、5位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、6位には河野駿佑(HubAuto F318)が続く。

 ここでいったん全車ピットインして後半のアタックに備えるが、この頃から再びコースには雨が落ち始めた。これ以上のタイムアップは望めないと思われたが、前プログラムのカートがコースにまいたオイルを雨が流し、後半雨脚が弱まると各車再びタイムアタックを開始。

 ここでタイムをあげてきたのは戸田レーシングの2台、阪口と大湯、そして金丸だった。金丸が1分52秒162で2位に立つと、大湯は最終アタックで3位に食い込み、4位には阪口が続く。宮田は5位に落ち、根本悠生(Albirex-RT)が6位に浮上した。

 結局第5戦、第6戦ともポールポジションを獲得したのは序盤で唯一1分51秒台をそろえた坪井。金丸は第5戦2位・第6戦5位、大湯は第5戦3位・第6戦2位、阪口は第5戦4位・第6戦3位で予選を終えた。

 Nクラスは1台参加のジェイク・パーソンズ(NRA312)が両戦ともポールポジションを獲得した。

 第5戦決勝は本日7日午後1時30分より15周で、第6戦決勝は明日8日午前10時15分より21周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'51.998--146.670
293大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'52.348 0.350 0.350146.214
32阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'52.563 0.565 0.215145.934
437宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'52.739 0.741 0.176145.706
51金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'52.764 0.766 0.025145.674
614根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'53.372 1.374 0.608144.893
735河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'53.513 1.515 0.141144.713
83三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'53.782 1.784 0.269144.371
912笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'53.829 1.831 0.047144.311
108片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'53.935 1.937 0.106144.177
1130DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'54.773 2.775 0.838143.124
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'55.483 3.485 0.710142.244
1321SYUJIB-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'56.448 4.450 0.965141.066
1410Nジェイク・パーソンズNRA312
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'56.517 4.519 0.069140.982
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'56.701 4.703 0.184140.760
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.533)予選通過 ----

Japanese F3

JF3:第4戦SUGO公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2018/05/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'13.435--181.594
293大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'13.648 0.213 0.213181.068
337宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'13.669 0.234 0.021181.017
42阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'13.863 0.428 0.194180.541
512笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'14.378 0.943 0.515179.291
68片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'14.523 1.088 0.145178.942
714根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'15.470 2.035 0.947176.697
83三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'15.815 2.380 0.345175.893
930DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'15.894 2.459 0.079175.710
1021平峰 一貴B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'15.899 2.464 0.005175.698
111金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'16.124 2.689 0.225175.179
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'16.141 2.706 0.017175.140
1310Nジェイク・パーソンズNRA312
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'16.310 2.875 0.169174.752
1435河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'17.264 3.829 0.954172.594
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'18.232 4.797 0.968170.459
---- 以上基準タイム(110% - 1'20.942)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦鈴鹿 川合、連続入賞記録を6に伸ばす! 小倉も激しいバトルの中で、戦い方に成長ぶりを見せる (Le Beausset)

ル・ボーセモータースポーツの参戦カテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第3大会が、5月19日(土)、20日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。

 川合は昨年の2戦とも入賞を果たしており、小倉もスーパーFJ日本一決定戦で2位を飾っている。そんな二人が目指すは表彰台の頂点。誰よりも上を目指して大会に挑んだ。

予選 5月19日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 木曜日と金曜日に2セッションずつ行われた専有走行では、川合は両日とも総合でトップ10に入り、小倉も12番手から8番手になるなど、徐々にF4マシンの走り方のコツを掴んできたようだ。

 土曜日の予選では、未明に降った雨の影響でウエットパッチが若干残るものの、ストレートに対して強い追い風が吹いていたことから、S字や逆バンク、スプーンでの飛び込みが普段よりもチャレンジでき、ストレートスピードも出やすい状況となっていた。

 川合は路面や周りの状況に合わせ、6周目にアタックを開始すると、まず2分7秒593を記録。続く7周目には、7秒524に短縮し、ベストタイム、セカンドベストタイムともに8番手につける。一方小倉は、5周目に7秒775を刻み、これがベストタイムとなるが、前後との間合いを上手く作りながら、終盤の10周目で再度アタック。7秒836を記録し、ベストタイム13番手、セカンドベストタイムでは12番手となった。

 また、第5戦は予選上位者がペナルティによりグリッド降格となるため、川合は7番手から、小倉は12番手からスタートを切る。鈴鹿サーキットはオーバーテイクのしやすいコースではないだけに、決勝ではまずスタートを決めることがふたりの最優先項目となった。

決勝第5戦 5月19日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 第5戦決勝は、予選同様強い風に見舞われたものの、青空の下で行われた。4番グリッドの車両がエンジンストールで、スタートに出遅れたが混乱はなく、むしろ川合、小倉ともに巧みに回避して、オープニングラップのうちに6番手、10番手に浮上する。

 川合は、3周目に7番手とサイドバイサイドで1コーナーに入っていくが、相手が堪えきれずにコースアウト。6番手をキープしながらも後続を引き離し、翌4周目には4番手を争う集団の背後につける。ポジションアップを狙いながら周回を重ね、7周目には4番手が1コーナーでオーバーラン、これで5番手に浮上すると、残り3周、4番手を追いかけ徐々に差を詰めていくものの、タイムアップ。川合は5位でチェッカーを受けた。

 一方、小倉は虎視眈々とポジションアップを狙い、最終ラップのスプーンで相手の後ろにピタリとつけ、その後のバックストレートでスリップから抜け出し、130Rでアウトからオーバーテイクを試みるも、ライン外の滑りやすい路面に足を取られてコースアウト、レース復帰はかなわず無念のリタイアとなった。

決勝第6戦 5月20日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 川合が8番手、小倉が12番手から挑む第6戦決勝は、前日に続き青空を残したまま、強風はおさまり、穏やかなコンディションの下での戦いとなった。川合、小倉ともにまずはポジションキープでレースを開始する。

 川合は5番手を6台で争う集団のほぼ中央で、前にも後ろにも意識を置く、厳しい戦いを強いられながらも、タイミングを見定める。そして3周目、ヘアピンで前車の後ろにつくと、スリップに入りその後のスプーンでアウトからオーバーテイクし、7番手に浮上する。レースも序盤、この後もポジションアップをすべく4周目に入っていくが、1コーナーを過ぎると、すぐ後ろで3台が絡むアクシデントが発生、即座にセーフティカー(SC)が導入される。

 一方、小倉は周回ごとに順位を入れ替えながら序盤を戦い、10番手まで上がったところで1コーナーでのアクシデントにより、SCが導入される。レース終盤に向け、これから順位を上げていきそうな勢いだったが、一度リセットとなる。

 アクシデントに見舞われた車両のうち1台は、タイヤバリアに乗り上げていたため回収に時間がかかり、規定により30分間を経過したところでチェッカーが振られてレースは終了。川合が7位、小倉が10位となったが、誰もが不完全燃焼感を残すレースとなった。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 二人とも表彰台には届かなかったが、ミスからクルマを壊してしまった流れを良く取り戻した。だが、二人の走行データを解析すると得意不得意なコーナーが各々分かれており、乗り切れていない感じがした。僅かな差が大きな差に繋がるので、もっと限界を引き上げる必要がある。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 第5戦のリタイアはフォーミュラに上がって初めてのことだったので、とても残念です。バックストレートでスリップストリームから抜け出し、130Rのアウトから並んでいって、フロントウィングが前に出るぐらいだったのですが、そこはタイヤカスですごく滑りやすいところだったので、グリップが抜けてしまってコースアウトしてしまいました。第6戦は最初のうちはS字間でのスライドが大きかったのですが、その後だんだん良くなっていったので、後半巻き返せるかな、と思っていたら1コーナーでクラッシュが発生していました。予選がうまくまとめられていないというのが現状なので、日頃の練習から一発を出す練習を意識していかないと、今後も苦しいのは分かっているので、次からはもっと上に行けるよう、トレーニングしていきます。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 鈴鹿は、セクター3の走り方が思うようにいかず、練習でも色々考えて試していたのですが、今回自分の認識違いがあったことに気づきました。ただ、それが予選の後で、もし金曜日に分かっていれば、また違った展開になっていただろうな、という後悔はあります。土曜日のレースは分かった弱点を意識しつつ、冷静に戦えたと思います。日曜日のレースも混戦の中で、自分が有利になるような展開を考えてできたのは良かったのですが、1コーナーのアクシデントでレースが終わってしまったのは、残念です。でも、自分が苦手とする部分が分かったのは、非常に大きな収穫でした。ここからの4大会は同じような高速コーナーが存在するので、そこを速く走れるというのは自信にもつながりました。次戦までのインターバルを活かしながらしっかり準備して、またトップ争いができるよう、チームともコミュニケーションを取り合っていきます。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦鈴鹿決勝はアクシデントによりSCフィニッシュ 優勝は#5角田

10周または30分の決勝レースがスタートした

右から角田裕毅、小高一斗、大滝拓也のトップ争い

他車同士の接触に巻き込まれた岡本大地(ATEAM Buzz Racing F110)が大クラッシュ

舞い上がる岡本大地のマシン

岡本大地は自力でマシンを降りて無事

優勝は角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

決勝2位は小高一斗(FTRSスカラシップF4)

決勝3位は大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

表彰式

インディペンデントカップのシャンパンファイト

FIA-F4第6戦決勝が5月20日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたが、4周目に1コーナーで発生したアクシデントによりレースはセーフティーカーランのまま制限時間を迎え、そのまま終了となった。優勝はポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)。これにより角田は第2戦からの連勝記録を5に伸ばしたことになる。

決勝レースは午前8時45分にスタート。予選2位の#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)が#5角田をかわしてトップで1コーナーを通過。#5角田、#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)が僅差で続く。

#5角田は3周目のシケインでアウトから並びかけたが、#1小高も一歩も引かずにそのまま最終コーナーを駈け下り、二人は並走状態のままホームストレートへ。これに#7大滝も加わって1コーナー手前では3ワイドになりかかったが、大滝はここで自重して後続の#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)を押さえにかかった。

トップ争いは3コーナーでようやく決着。ここで#5角田がトップを奪い返したが、その直後に後方でアクシデントが発生、セーフティーカーが導入されることになった。

アクシデントは8位を争っていた#10岩佐歩夢(Canastera・EMC・Rn-s)と#81菅波冬悟(OTG DL F110)が1コーナーで接触、そのすぐアウト側にいた#18岡本大地(ATEAM Buzz Racing F110)が巻き込まれて宙を舞い、スポンジバリアを飛び越えてフェンスに激突するという激しいものだった。

岡本に大きなけがは無かったものの、クルマの損傷は激しく、これの撤去や周辺のバリアや信号機の補修など、大掛かりな作業が必要な条項。このためセーフティーカーランを続ける間に規定の最大時間30分に達したため、9周をもってレースは終了となり、そのまま#5角田が今季5勝目を手にすることになった。#1小高は巻き返しの機会を得られず悔しい2位。そして#7大滝が今季初表彰台を獲得した。

インディペンデントカップは予選トップの#70久保宣夫(ロジスティックスサ一ビスHiguchi)がトラブルにより2周目にストップ。代わってトップに立った#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が今季2勝目を手にすることになった。

次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月4-5日決勝だ。

第6戦優勝(#5角田裕毅 HFDP/SRS/コチラレ一シング)
優勝した角田裕毅(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト) スタートで出遅れてちょっと焦っちゃって。前日も1号車はペースが良かったので。でもパッシングした周はセクター1がうまくいって前があまり離れなかったので、「この周しかないな」と思い、うまく合わせていって抜かすことができました。そのあとはラッキーな部分もありましたが、自分のペースも悪くなかったので、残念な気持ちもあります。次は富士ですが、前回はかなり接戦で気が抜けないレースウィークになったので、そこをどう改善していくかを考えて、どんどん挑んでいきたいなと思います。
第6戦2位(#1小高一斗 FTRSスカラシップF4)
決勝2位の小高一斗(トムススピリット) 昨日課題だったスタートはうまくできたので良かったと思います。そのあとのペースがあまり良くなく、抜かれてしまいました。そのあとも盛り返そうとしていたんですが、(セーフティーカーが入ったため)そのまま終わってしまいました。なんとも言えない気持ちです。次の富士に関しては、前回クルマの面で負けている部分があったので難しいレースになるのかなと思います。対策をしっかり考えて臨みたいと思います。

第6戦3位(#7大滝拓也 SRS/コチラレ一シング)
決勝3位の大滝拓也(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト) 予選の通りで終わったなという感じです。ただ角田選手が仕掛けに行った時に冷静に見ていられました。あそこで並びかけようとも思いましたが、角田選手はスリップが効いてたので1コーナーまでには負けたでしょうし、後ろから(名取)鉄平も来ていたので、ディフェンスに徹しました。あそこでポジションを守れたので、展開としては悪くなかったと思います。自分のペースは悪くなかったので、もしあのあともレースが続いていれば、仕掛けられたと思うし、自信もありました。次は少しインターバルが空きますが、流れは悪くないので、自信を持って臨みます。
第6戦インディペンデントカップ優勝(#2仲尾恵史 TCS Racing Team)
インディペンデントカップ優勝の仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY) 昨日の結果は残念でした。今日は今まで以上に注意して走りました。完璧だったと思います。久保選手はメカニカルトラブルだったのかなと思います。一度寄せられて危ない場面はありましたが、アクシデントとかではありません。次の富士大会は冷静に、ペナルティをもらうことのないように気をつけて頑張ります。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yosshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2018/05/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
15角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL931'25.483
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
DL91.345
37大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL92.152
46名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL93.266
58佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL93.802
698石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
DL94.953
763川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
DL95.547
816澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL96.521
936小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
DL97.091
1062小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
DL97.999
1125細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
DL98.766
1238平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
DL910.773
1395小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
DL911.840
1439浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL912.887
1517塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
DL913.784
1655金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
DL914.319
1777岡田 琢也Skill Speed F110
Skill Speed
DL917.213
1844小野寺 匠SiGMA BJRacing F110
Bionic Jack Racing
DL918.580
1988黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
DL919.559
2082庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG
DL921.237
212I1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
DL922.491
2273塙 駿佑力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL923.876
2315早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL925.009
2486I2大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
DL927.781
2511I3植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
DL929.985
2612I4RYOM2 HIROTEX F110
MS ENGINEERING
DL931.784
2729I5井出 靖司RSイディアイ一グル
イーグルスポーツ
DL933.335
2823I6YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL934.573
2928I7齋藤 真紀雄CS Marketing
イ一グルスポーツ
DL936.294
3013I8SYUJIB-MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
DL939.862
31*80環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG
DL959.050
---- 以上規定周回数(90% - 8Laps)完走 ----
-81菅波 冬悟OTG DL F110
OTG
DL36Laps
-18岡本 大地ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
DL36Laps
-*10岩佐 歩夢Canastera・EMC・Rn-s
Rn-sports
DL36Laps
-70I-久保 宣夫ロジスティックスサ一ビスHiguchi
leprix sport with SSR
DL18Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレーシング) 2'08.433 (3/9) 162.77km/h
  • CarNo.80は、H項2.9.11(SC中の危険行為)により、競技結果に32秒を加算した。
  • CarNo.10は、SpR第15条1.2(危険なドライブ行為)により、競技結果に60秒を加算した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦&第6戦鈴鹿公式予選 驚速#5角田が開幕6連続ポールを達成!!

FIA-F4選手権の第5戦、第6戦の公式予選が5月19日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が2分6秒台のタイムを連発する好走をみせ、開幕戦からの連続ポールポジション記録を6に伸ばした。

第5戦、第6戦ともポールポジションを獲得した角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング) 第5戦、第6戦とも予選2位の小高一斗(FTRSスカラシップF4) 第5戦、第6戦とも予選3位の大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)

公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。この日の鈴鹿の天候は晴れ。前夜に降った雨の影響で路面に濡れた箇所が残るなかでの走行となった。

これを見てとった#5角田はタイムアタックのタイミングを遅らせて路面コンディションの回復を待ち、走行開始12分でいきなり2'06.779を叩き出してトップに立つ。従来のコースレコードは2'08.192。真夏の大会で記録されたタイムとはいえ、1.4秒もの記録更新は驚異的というほかない。#5角田はその後も2'06.785、2'06.865と2分6秒台を連発し、頭一つ抜け出た速さを見せつけ、ベストタイム、セカンドベストタイム共にトップで開幕からの6連続ポールを達成した。

#5角田以外で2分7秒の壁を破ったのは2'06.930を記録した#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)ただ一人。小高はセッション序盤から積極的にタイムアタックを行ったが、真夏の1000kmよりも走行条件が良いことが逆にタイヤの消耗を早めたため、決勝レースを考慮して早めに走行を切り上げた。

3番手には#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)がつけたが、大滝は前戦までのペナルティポイント累積により、第5戦決勝は10グリッド降格がすでに決まっている。

なお、インディペンデンスカップは第5戦が#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)、第6戦は#1久保宣夫(ロジスティックスサービスHiguchi)がトップだった。

第5戦決勝はこのあと午後1時40分より、第6戦決勝は明日朝8時45分より、いずれも10周で行われる。

第5戦ポールポジション、第6戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
第5戦、第6戦ともポールポジションの角田裕毅(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト) 昨日の夕方のほうが1周がまとまってる感じがありました。今日は1コーナーでオーバーランしたり、ホイールロックさせてスピンしたりしていたので、それがなければまだまだいけたと思います。アタック中にトラフィックにも引っかかったのでストレスの貯まる予選でした。それでも焦ることなくポールを取ることができたのはとりあえず良かったです。決勝では1コーナーで抜かれないようなスタートをして、そのあともぶっちぎりたいなと思います。スタートは念入りに練習しているので去年よりレベルアップしていると思います。それを決勝で活かしたいです。
第5戦予選2位、第6戦予選2位 #1小高一斗(FTRSスカラシップF4)
第5戦、第6戦とも予選2位の小高一斗(トムススピリット) タイムを出すのが早すぎました。路面が出来上がらないうちにアタックにいったせいで角田選手にコンマ2秒くらい負けてしまいました。後半はフロントタイヤが終わってしまっていて、アタックしても思うようにタイムが出なくなったので、決勝に向けてタイヤを温存するために早めにピットに戻りました。角田選手の方が2、3ラップ遅れてアタックしていたので、そこは「やられたなあ」という感じです。でも富士大会よりはタイム差が縮まっているので、富士より抜きにくいコースですが仕掛けていきたいと思います。
第5戦予選3位、第6戦予選3位 #7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)
第5戦、第6戦とも予選3位の大滝拓也(Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト) ここのスクールを卒業していてコースのことは熟知しており、自信もありましたが、昨日、一昨日と調子が悪く、10番手とか7番手のタイムしか出ず、トップグループに入れませんでした。そこで予選に向けて他のドライバーの車載映像などを見て僕なりに反省点を見つけ、それを無くしたらタイムが出た、という感じでした。それでも安定してタイムが出ていたので決勝のペースは自信があります。3番手スタートですが優勝を狙って頑張ります。ここまでレースで無茶をしてしまい、ペナルティを受けたりリタイヤに終わったりしているので、そこが今回の課題です。ここから本番ということで集中してやっていきます。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第6戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2018/05/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
R2'06.785--164.887
21小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
R2'07.048 0.263 0.263164.546
37大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
R2'07.200 0.415 0.152164.349
46名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
R2'07.222 0.437 0.022164.321
510岩佐 歩夢Canastera・EMC・Rn-s
Rn-sports
R2'07.342 0.557 0.120164.166
68佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
R2'07.459 0.674 0.117164.015
798石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
R2'07.519 0.734 0.060163.938
863川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
R2'07.593 0.808 0.074163.843
981菅波 冬悟OTG DL F110
OTG
R2'07.596 0.811 0.003163.839
1016澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
R2'07.794 1.009 0.198163.585
1118岡本 大地ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
R2'07.810 1.025 0.016163.565
1262小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
R2'07.836 1.051 0.026163.531
1336小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
R2'07.867 1.082 0.031163.492
1425細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
R2'07.970 1.185 0.103163.360
1580環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG
R2'07.971 1.186 0.001163.359
1617塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
R2'08.032 1.247 0.061163.281
1795小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
R2'08.065 1.280 0.033163.239
1838平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
R2'08.071 1.286 0.006163.231
1939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
R2'08.163 1.378 0.092163.114
2088黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
R2'08.171 1.386 0.008163.105
2155金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
2'08.221 1.436 0.050163.040
2277岡田 琢也Skill Speed F110
Skill Speed
2'08.616 1.831 0.395162.540
2344小野寺 匠SiGMA BJRacing F110
Bionic Jack Racing
2'08.760 1.975 0.144162.359
2482庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG
2'09.136 2.351 0.376161.885
25*70I1久保 宣夫ロジスティックスサ一ビスHiguchi
leprix sport with SSR
2'09.540 2.755 0.404161.382
2673塙 駿佑力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
2'09.990 3.205 0.450160.822
2711I2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
2'10.119 3.334 0.129160.662
282I3仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
2'10.174 3.389 0.055160.594
2915早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'10.192 3.407 0.018160.572
3023I4YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'11.680 4.895 1.488158.758
3129I5井出 靖司RSイディアイ一グル
イーグルスポーツ
2'11.696 4.911 0.016158.738
3286I6大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
2'12.304 5.519 0.608158.009
3312I7RYOM2 HIROTEX F110
MS ENGINEERING
2'12.324 5.539 0.020157.985
3413I8SYUJIB-MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
2'12.548 5.763 0.224157.718
---- 以上基準タイム(110% - 2'19.712)予選通過 ----
-28I-齋藤 真紀雄CS Marketing
イ一グルスポーツ
no time---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'08.192)を更新しました。
  • CarNo.70は、2018 FIA-F4特別規則第23条(ピットレーン速度)違反によりベストラップを削除した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝 ST-Xクラスチャンピオン永井宏明/佐々木孝太組の5位が確定

 スーパ耐久シリーズ最終第6戦岡山大会で5位に入った永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)だったが、レース後、他の2つのチームから予選時の燃料違反の件で控訴され、裁定を委ねられていたJAFのモータースポーツ審査委員会から4日、その結果が公表された。

ST-Xクラス5位の永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)

ST-Xクラス5位の永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)

ST-Xクラスでシリーズチャンピオンを獲得した永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)

ST-Xクラスでシリーズチャンピオンを獲得した永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)

 永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)は公式予選でポールポジションを獲得したがその後、規定以外の燃料を使用したとして予選タイムが抹消された。チームは出走嘆願書を提出、これが認められ決勝に出走した。

 これに対して他の2つのチームから「予選時に燃料違反でタイムが抹消されたので、決勝レースへの出走は認められないのではないか(概略)」という抗議が出されたが、審査委員会は「決勝レースの出走は、大会審査委員会の裁量に委ねられている(概略)」とこれを退けた。

 なお今後同様の事例を避けるため「同一の違反が発生することを防止するために、シリーズ規則等で、燃料違反があった場合の罰則を定めておくことが望まれる」と傍論が付された。

 これにより、永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)の岡山大会での5位が確定。裁定の結果いかんに関わらず、永井/佐々木組のチャンピオンは決まっていたが、シリーズポイントを101点と伸ばした。

 来シーズンのスーパー耐久シリーズは、初戦の決勝が4月1日に鈴鹿で開幕する。また、6月2日~3日には久々の24時間レースが富士スピードウェイで行われる予定だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山 雨の岡山でDENSO Le Beausset RC350が2位チェッカー。レース後にまさかの結果で、シリーズ2位となる (Le Beausset)

 今シーズンはFIA-F4、スーパーFJと併せて挑む、ル・ボーセ モータースポーツにとって最高峰カテゴリーである、スーパー耐久シリーズの第6戦が10月14日(土)、15日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。

 使用するマシンは2シーズンにわたって開発、熟成が進められてきたレクサスRC350で、「DENSO Le Beausset RC350」としてST-3クラスに、嵯峨宏紀、中山雄一、山下健太の3人を擁して挑む。

 今シーズンは、ここまで2勝をマークし、第2戦からは表彰台に登り続けている。特に高得点可能な富士10時間こと「SUPER TEC」において3連覇を達成したことにより、この最終戦には悲願のタイトルに王手をかけて挑むこととなった。ランキング2位との差は15ポイントであるだけに、6位以内でのゴールが最低条件。決して高いハードルではないが、勝負の世界に「絶対」は存在しないだけに、気を緩めることなく挑み、むしろ優勝を狙う心構えでサーキット入りした。

予選 10月14日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 週末まで不安定な空模様となる予報で、金曜までに天候は目まぐるしく変わり、ウエットからドライとコンディションが変化するなか、それぞれの条件でのセッティング、タイヤチョイスも含めた様々なテストをこなした。ようやく予選が行われる土曜日になって、上空は灰色の雲に覆われていたものの、完全なドライコンディションで走れるようになる。

 今回は久々の3時間レースでの2グループ開催とあって、グループごとAドライバー、Bドライバー、そしてCドライバーの順で計測された。

 Aドライバーセッションに挑んだ嵯峨は、トラフィックを避けるため、計測開始から2分ピットで待機してから走行をスタートする。1周をしっかりウォームアップに充てて、準備を整え、次の周からアタック。まず1分39秒707をマークし、その勢いで39秒664まで短縮し3番手につける。

 若干のバランスの悪さを嵯峨は訴えていたため、アジャストされた状態から中山は走行。同じく少し待機した後にコースに入ると、3周目に1分39秒204にタイムアップを果たし2番手につけて、予選順位を決めるAドライバーとBドライバーの合算タイムで3番手となる。

 この後に行われたCドライバーセッションでは、ユーズドタイヤ、満タンの決勝レースを想定した状態で走行。セッティングの最終チェックを行った山下が1分40秒718で2番手につけて、トップを狙える状態で決勝へと臨むこととなった。

決勝 10月15日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 日曜日の天気は一転して、早朝から雨模様。それも一度としてやむことはなく、終日路面は濡れたままであったため、セーフティカースタートで始まる。スタートドライバーの山下は、セーフティカー先導2周の、その2周目、次の周から本格的にレース開始となるタイミングでピットイン。

 ここで素早く中山とチェンジして、ST-3クラスのピットイン組では先頭でコースに戻すことに成功。前にいるのは未交代の3台のみで、うち1台は5周目にかわし、もう1台も6周目にかわした一方で、トップを争う車両にはタイヤを持たせるべく無理をせず前を譲り3番手に。まもなく中山は、ST-3クラスの車両とは前も後ろも離れた状態で、ミスなく安定したラップタイムで周回を重ねて、ほぼ2時間を経過した58周目に嵯峨とバトンタッチ。給油と左側のタイヤのみ2本を交換してコースに送り出すと3番手に戻った格好だが、前をいく1台は、まだ義務づけられた2回のドライバー交代を完了しておらず、やがて2番手に上がるのは時間の問題だった。

 予想どおり74周目に、嵯峨は2番手に浮上。トップからは約50秒離れていたが、プッシュを続けて少しずつその差を縮めて、追いすがる後続からのプレッシャーを感じることなく、「DENSO Le Beausset RC350」は2位でフィニッシュ。3年目のチャレンジにして、ようやくつかんだ栄冠とあって、ピットは歓喜の輪に包まれた。だが、それからしばらくしての再車検で、燃料タンクの最低地上高違反によって、まさかの失格という裁定が下されてしまい、シリーズは2位という結果に。とはいえ、年間2勝、全戦で完走を果たし、チームは大幅な進化を遂げたのは紛れも無い事実。来季も、チャレンジャーとして更に強いチームを目指し臨むことを誓う。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 レース後の再車検で最低地上高に問題があるという事で失格と言う判定が下された。この判定に関しては駄目なものは駄目とチーム全体が反省しなければならない。シリーズチャンピオンが手中にあっただけに悔しい思いしかないが、もう一度手綱を引き締めて何処の追撃をも許さない強いチームとクルマを作らなければならない。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 僕はメカニックのみんながより良くしようとして一生懸命やってくれたがゆえに、起きてしまったアクシデントだと信じています。感謝こそすれ、不満なんてひとつもありません。ただ、1年を通じてトラブルなく、僕らドライバーもミスなく終われて、最終的な結果は残念ですが、確実に進化を遂げられたと思うので、ここをまた新たなスタートとして、来年頑張りたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 僕はチャンピオンが獲れて当然だと思っていましたから、この結果はすごく残念ではありますが、年間通しては、過去2年間より格段にレベルが上がって、表彰台にいつも立てました。でも、それ以上に実力の高いチームがあったのは事実なので、そこに近づくにはどうしたらいいか考えて、より良いチームになっていったらと思います。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 今回、僕は2周しか走らず、『最短周回記録を4周から2周に更新できました!』なんて軽口が叩けるぐらい、レース後にはハッピーな状態だったのですが、まさかこんなことになってしまうとは。『これもレースですから』と僕には言うことができず、とても複雑な心境です。今シーズの戦いの中で、鈴鹿も富士の10時間も優勝して、2位も2回と全てのレースでリタイヤすることなく完走を果たしてきたチームの総合力は、格段に進化してきたのは証明できたと思います。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝 総合優勝はST-Xの星野敏/荒聖治/近藤翼組。ST-Xは永井宏明/佐々木孝太組が、ST-TCRは黒澤琢弥/加藤寛規組が、ST-3は手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組がチャンピオンを決める

 スーパー耐久シリーズ最終第6戦は15日、岡山国際サーキットでグループ1の決勝を行い、ST-Xクラスの星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)今季初の総合優勝を飾った。

グループ1決勝: 雨の中3時間レースがスタートした

グループ1決勝: ST-Xクラスで優勝した星野敏/荒聖治/近藤翼組(D\'station Porsche)

グループ1決勝: ST-Xクラスでチャンピオンを獲得した永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)

グループ1決勝: ST-TCRクラスで優勝した伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)

グループ1決勝: ST-TCRクラスで5位に入りチャンピンを決めた黒澤琢弥/加藤寛規組(Modulo CIVIC TCR)

グループ1決勝: ST-1クラスで優勝した小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)

グループ1決勝: ST-2クラスで優勝した冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)

グループ1決勝: ST-3クラスで優勝した手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)

グループ1決勝: ST-Xクラスの表彰式

グループ1決勝: ST-TCRクラスの表彰式

グループ1決勝: ST-1クラスの表彰式

グループ1決勝: ST-2クラスの表彰式

グループ1決勝: ST-3クラスの表彰式

 グループ1の決勝は午後1時45分から。午前中から降ったりやんだりしていた雨は、スタート時刻頃には本降りとなった。このためレースはセーフティーカー(SC)先導で始まり、3周終わりでSCがピットインして、4周目からレースはスタートした。

 レースはポールシッター荒聖治(D'station Porsche)がリードして始まる。2位には予選順位通りに藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が、3位には山内英輝(ENDLESS・ADVAN・GTR)が付ける。

 トップの荒は2位藤井を4秒ほど離してレースは進行。3位の山内は上位2人に付いていけず徐々に遅れ始める。

 荒はペースを上げ10秒ほど藤井を離した39周目にピットイン。星野敏にドライバーを交代。2位の藤井と3位の山内も40周終わりでピットインしそれぞれドライバーを内田優大とユーク・タニグチに交代する。

 トップでバトンを受け継いだ星野敏は藤井の築いたリードをさらに広げ始める。2位内田と、3位タニグチのペースは上がらない。53周目にはスタートドライバーの植松忠雄(Y`s distraction GTNET GT-R)から交代し4位まで上がっていた星野一樹にタニグチが、54周目には内田がそれぞれパスされ3位と4位に落ちる。星野一樹は2位に上がった。

 60周を回って内田は平峰一樹に、タニグチは元嶋佑弥にドライバーチェンジ。この間、最後尾スタートから順位を上げてきた永井宏明(ARN Ferrari 488 GT3)から交代した佐々木孝太が2位に浮上。星野は3位に落ちた。

 61周目にはトップを走る星野敏は近藤翼に交代。かろうじて2位佐々木の前でピットアウトに成功。また、星野一樹も藤波清斗に交代し3位のままでピットアウトする。4位平峰、5位元嶋と続くが、2位の佐々木はあと1回のピット義務を残している。

 75周目にはトップ近藤の背後まで迫っていた佐々木がピットインし再び永井にステアリングを託すと、2位に上がってきたのは37秒差で藤波、3位には平峰が、4位には元嶋をかわしてきたAfiq Yazid(CARGUY ROGER DUBUIS HURACAN GT3)が浮上。元嶋は5位、永井が6位で続く。

 40秒ほどリードのある近藤は悠々とトップを独走。4位を走り勢いのあるYazidは84周目に平峰を捉え3位上がると、2位を走る藤波の背後に迫り、この2人は終盤を盛り上げるドックファイトを繰り広げる。

 しかし93周目の1コーナーで藤波とYazidは接触。Yazidはピットに戻り、藤波も元嶋にパスされ3位に落ちた。

 2位以下の混乱を尻目に近藤は独走。3時間・102周を走って星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が今季初優勝を飾った。

 2位にはユーク・タニグチ/山内英輝/元嶋佑弥組(ENDLESS・ADVAN・GTR)が、3位には植松忠雄/星野一樹/藤波清斗組(Y`s distraction GTNET GT-R)が入った。5位に入った永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)はシリーズチャンピオンを決めた。

 ST-TCRクラスは伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)が序盤からレースをリード。総合9位、96周を走り2位以下を大きく離して今季2勝目を飾った。2位にはフィリップ・デベサ/密山祥吾組(Racingline PERFORMANCE GOLF TCR)が、3位には田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組(LIQUI MOLY RS3 LMS)が入った。石川京侍が昨日のクラッシュの影響で欠場しピットスタートとなった黒澤琢弥/加藤寛規組(Modulo CIVIC TCR)は完走して5位。今シーズンのチャンピオンを決めた。

 1台のみ参加のST-1クラスは総合8位、97周を走った小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)が優勝した。

 ST-2クラスは総合15位の冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)がポールトゥウインで今季2勝目。2位にはすでにチャンピオンを決めている大澤学/後藤比東至組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、3位には下垣和也/松本武士/近藤説秀組(RSオガワADVANランサー)が入った。

 ST-3クラスも総合12位に入った手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)がポールトゥウインで今季2勝目。2位に入った嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太組(DENSO Le Beausset RC350)が今シーズンのチャンピオンを決めたと思われたが、レース後の再車検で燃料タンクの最低地上高違反の裁定が下され失格。チャンピンは優勝した手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組が獲得した。2位には堀田誠/阪口良平組(muta Racing TWS IS350)が入った。

 来シーズンのスーパー耐久シリーズは6月初めに富士スピードウェイで24時間の耐久レースが予定されている。ますますパワーアップする"エスタイ"に注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Hiroyuki MINAMI
Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/15) Group 1 Final Weather:Rainy Course:Wet
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
1777ST-X1星野 敏
荒 聖治
近藤 翼
D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1023:01'42.350
23ST-X2ユーク・タニグチ
山内 英輝
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
10235.744
399ST-X3植松 忠雄
星野 一樹
藤波 清斗
Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
10238.168
41ST-X4内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
10247.150
58ST-X5永井 宏明
佐々木 孝太
ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1021'43.599
625ST-X6テツオ・オギノ
飯田 太陽
野尻 智紀
ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1011Lap
7112ST-X7佐藤 敦
久保 宣夫
山下 亮生
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
993Laps
831ST-11小川 勝人
影山 正美
富田 竜一郎
Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
975Laps
997ST-TCR1伊藤 真一
幸内 秀憲
中野 信治
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
966Laps
1039ST-31手塚 祐弥
前嶋 秀司
鈴木 陽
ADVICS TRACY RC350 DPS
TOYOTA LEXUS RC350
957Laps
1110ST-TCR2フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
957Laps
1238ST-32堀田 誠
阪口 良平
muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
957Laps
136ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
957Laps
14*999ST-X8木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
Afiq Yazid
CARGUY ROGER DUBUIS HURACAN GT3
Lamborghini Huracan GT3
957Laps
15*45ST-TCR3田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
竹田 直人
LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
957Laps
1659ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
948Laps
1719ST-TCR4奥村 浩一
秋吉 圭
山脇 大輔
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
948Laps
1868ST-33服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
948Laps
1915ST-34長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
948Laps
2034ST-35本山 哲
加納 政樹
松原 怜史
SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
948Laps
2120ST-23下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
939Laps
2223ST-36安宅 光徳
甲野 将哉
大原 学
岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
939Laps
237ST-24吉田 綜一郎
石崎 敦士
成澤 正人
サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
9210Laps
2414ST-37山崎 学
荒井 康裕
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
9210Laps
2517ST-38谷川 達也
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
8715Laps
2698ST-TCR5黒澤 琢弥
加藤 寛規
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
7824Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:71 ST-TCR:67 ST-1:67 ST-2:66 ST-3:66Laps)完走 ----
-*62ST-3-嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
失格
  • Fastest Lap: CarNo.777 荒聖冶(D'station Porsche) 1'41.673 (6/102) 131.114km/h
  • CarNo.45(竹田直人)は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第17条(3)(ピットレーン通過速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.45(竹田直人)は、スーパー耐久レースin岡山特別規則書第24条4.(自動計測器積み替えず走行)により、罰金1万円を科す。
  • CarNo.999(Afiq Yazid)は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第9条(4)/附則2 8.(ドライバーの遵守事項違反(接触押し出し))により、決勝結果に30秒を加算する。
  • CarNo.62は、燃料タンクの最低地上高違反により失格とした。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝 ST-4クラスは松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組が、ST-5クラスは関豊/梅田剛/井尻薫組が優勝

 スーパー耐久シリーズ最終第6戦は15日、岡山国際サーキットでグループ2の決勝を行い、ST-4クラスでは松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM'S SPIRIT 86)が、ST-5クラスでは関豊/梅田剛/井尻薫組(DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D)が優勝した。

グループ2決勝: 3時間の決勝レースがスタートした

グループ2決勝: ST-4クラス優勝は松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM\'S SPIRIT 86)

グループ2決勝: ST-4クラス2位は廣田築/中島佑弥/野間一組(GLORY RACING A-ONE FN2)

グループ2決勝: ST-4クラス3位は小河諒/高橋翼/花里祐弥組(ENDLESS・ADVAN・86)

グループ2決勝: ST-5クラス優勝は関豊/梅田剛/井尻薫組(DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D)

グループ2決勝: ST-5クラス2位は橋本陸/大塚隆一郎/武地孝幸組(odula MAZDA DEMIO 15MB)

グループ2決勝: ST-5クラス3位は中川亮/安井亮平組(YAMATO FIT)

グループ2決勝: ST-4クラスの表彰式

グループ2決勝: ST-5クラスの表彰式

 グループ2のスタートは午前8時35分より。未明から降った雨は小雨となりスタート直前にはほぼ上がったが、路面はフルウェット、セーフティーカー(SC)先導によりスタートが切られた。

 SCは3周回ってピットイン。ポールシッターの坪井翔(TOM'S SPIRIT 86)はトップで1コーナーに進入。予選2位の小河諒(ENDLESS・ADVAN・86)は2位に付けるが4周目には同3位の吉本晶哉(ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings)にかわされるとずるずると後退。

 トップに立った坪井は2位以下を徐々に引き離しながら独走状態を築く。2位の吉本も3位以下とはギャップがあり単独走行。3位争いはたしろじゅん(SunOasis田中建築スズバン86)と中島佑弥(GLORY RACING A-ONE FN2)が順位を入れ替えながら激しいバトルを演じる。

 再び降り出した雨の中、トップ坪井は45周を終わってピットイン。蒲生尚弥にドライバーチェンジすると46周目にはモスエスで停止した車両がありセーフティーカー(SC)が導入される。これを見て、47周終わりのSCラン中に蒲生から松井孝允にドライバーチェンジ。レースは51周目から再開し、これで2回のピット義務を果たして松井組はゴールを目指す。

 67周目には2コーナーで接触車両があり再びSCが導入されるが、トップを走る小河から代わった高橋翼がピットインすると、再び松井がトップに浮上。71周目にレースが再開されると松井は2位との差を広げつつトップでゴール。松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM'S SPIRIT 86)が今シーズン5勝目を飾ることとなった。

 2位には、浜野彰彦(ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings)がピットレーン速度超過違反でドライビングスルーペナルティーを受けたため、野間一(GLORY RACING A-ONE FN2)が浮上。廣田築/中島佑弥/野間一組(GLORY RACING A-ONE FN2)がこのまま2位でゴールを迎えた。

 3位争いは終盤熾烈を極めた。3位の堤優威(TC CORSE iRacing ROADSTER)と2スティント目ドライブの4位・小河諒(ENDLESS・ADVAN・86)がドッグファイト。最終ラップのストレートで小河が堤をわずか0秒036差でかわして、小河諒/高橋翼/花里祐弥組(ENDLESS・ADVAN・86)が3位に上がった。

 ST-5クラスはポールシッター芝谷純三(THE BRIDE FIT)のリードで始まる。2位に上がった大塚隆一郎(odula MAZDA DEMIO 15MB)が徐々にその差を詰める展開となった。

 しかし2度のセーフティーカーと2度のピットインを経て、芝谷純三/ススム・ナカムラ/カルロス本田組(THE BRIDE FIT)は後退。トップに立った橋本陸(odula MAZDA DEMIO 15MB)を2位に上がった井尻薫(DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D)が追う展開となる。

 このガソリン対ディーゼルのデミオ同士の争いは終盤橋本をかわした井尻に軍配。関豊/梅田剛/井尻薫組(DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D)が前戦に続き2連勝を飾ることとなった。2位の橋本陸/大塚隆一郎/武地孝幸組(odula MAZDA DEMIO 15MB)は今季初表彰台。3位も初表彰台の中川亮/安井亮平組(YAMATO FIT)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Hiroyuki MINAMI

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/15) Group 2 Final Weather:Rainy Course:Wet
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
186ST-41松井 孝允
坪井 翔
蒲生 尚弥
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
893:00'38.084
2333ST-42廣田 築
中島 佑弥
野間 一
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
894.217
313ST-43小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
8922.011
454ST-44加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
8922.047
5*93ST-45太田 侑弥
佐々木 雅弘
土屋 武士
SKR ENGINEERING ings S2000
Honda S2000
8941.645
655ST-46たしろ じゅん
伊藤 毅
田中 雅之
SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
8948.697
760ST-47松本 和之
蘇武 喜和
G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
881Lap
8100ST-48鵜飼 龍太
日比野 哲也
松井 仁志
AGENT-1 86
TOYOTA 86
872Laps
918ST-49浅野 武夫
井上 雅貴
芝 叔和
WedsSport 86
TOYOTA 86
872Laps
10116ST-410吉田 靖之
首藤 哲也
小串 康博
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
872Laps
1126ST-411大谷 飛雄
松尾 充晃
川中子 和彦
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
872Laps
1237ST-51関 豊
梅田 剛
井尻 薫
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
863Laps
1366ST-52橋本 陸
大塚 隆一郎
武地 孝幸
odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
863Laps
1467ST-53中川 亮
安井 亮平
YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
863Laps
154ST-54芝谷 純三
ススム・ナカムラ
カルロス 本田
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
863Laps
1669ST-55大野 尊久
梅本 淳一
妹尾 智充
J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
854Laps
1711ST-56大西 隆生
三木 孝浩
東條 正志
ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
854Laps
18700ST-57ヒロボン
寺西 玲央
蘭牟田 政治
J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
854Laps
1988ST-58村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
854Laps
2048ST-59岡崎 善衛
井上 恵一
Takamori 博士
GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
854Laps
2157ST-510遠藤 光博
原田 健太
松本 玲二
ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
845Laps
2250ST-511岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
小松 寛子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
845Laps
2327ST-412伊橋 勲
馬場 優輝
連 貴洋
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
6821Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-4:62Laps ST-5:60Laps)完走 ----
-77ST-4-山田 英二
中島 保典
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
6623Laps
-*40ST-4-藤田 竜樹
吉本 晶哉
浜野 彰彦
ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
6623Laps
-28ST-4-植田 正幸
東 徹次郎
森山 鉄也
T's concept 86
TOYOTA 86
5237Laps
-*32ST-5-原嶋 昭弘
川島 直也
高橋 純子
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
4346Laps
-29ST-4-小倉 康宏
高橋 裕二
小山 美姫
T's concept 86
TOYOTA 86
4247Laps
-220ST-4-渡辺 孝弘
鶴賀 義幸
亘理 広祐
結月ゆかりDC5 with浅野RS
Honda INTEGRA TYPE-R
4247Laps
-12ST-4-松井 隆幸
リク
ハヤト・ダテ
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
3455Laps
-213ST-5-東 貴史
横尾 優一
大島 正行
WAKOʼS・field・HPI・WM・Vitz
TOYOTA Vitz RS
1574Laps
-58ST-4-小林 康一
塩谷 烈州
辻 佐起子
ウィンマックステインワコーズDC5KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1079Laps
  • Fastest Lap: CarNo.86 坪井翔(TOM'S SPILIT 86) 1'52.760 (30/89) 118.223km/h
  • CarNo.93は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第17条(17)(グリッド上での液体補給)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.40(浜野彰彦)は、スーパー耐久シリーズ規則第17条(3)(ピットレーン通過速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.93(佐々木雅弘)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1 f)(進路妨害)により白/黒旗を提示した。
  • CarNo.32(川島直也)は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則附則16(SC中のスピン・コースアウト)により、競技結果に30秒を加算する。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山公式予選 グループ1はST-Xの星野敏/荒聖治/近藤翼組が、グループ2はST-4の松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥がポールポジション

 スーパー耐久シリーズ最終第6戦は14日、岡山国際サーキットでグループ2の公式予選を行い、グループ1ではST-Xクラスの星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が、グループ2ではST-4クラスの松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM'S SPIRIT 86)が総合のポールポジションを獲得した。

グループ2(ST-4、ST-5クラス)

グループ2、グループ1とも予選で赤旗が提示された

ST-4クラスポールポジションは松井孝允/坪井翔/蒲生尚弥組(TOM\'S SPIRIT 86)

ST-5クラスポールポジションは芝谷純三/ススム・ナカムラ/カルロス本田組(THE BRIDE FIT)

 グループ2(ST-4、ST-5クラス)の公式予選は午後1時より。天候が心配され、雨模様の中セッションが始まったが終始ドライコンディションでの争いとなった。Aドライバー20分、Bドライバー20分でタイムアタックが行われA、Bドライバーの合算タイムで予選順位が決定する。

 Aドライバー予選では開始7分前にST-4クラスの太田侑弥(SKR ENGINEERING ings S2000)がパイパー立ち上がりでクラッシュして赤旗が提示される。この時点で1分42秒455でトップに立っていたST-4クラス・松井孝允(TOM'S SPIRIT 86)のタイムは再開後に誰も更新できずこのセッションでのトップタイム。Bドライバーの坪井翔(TOM'S SPIRIT 86)も1分42秒193とさらにタイムを縮め2位以下を大きく離したため、文句なしで合算でのポールポジションを決めた。

 ST-5クラスはAドライバー予選でトップタイム、Bドライバー予選で2位の村上博幸/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスターND)が合算でトップタイムとなったが、レース後の再車検で特別規則書で指定された燃料を使用していないことが発覚したため失格。繰り上がって芝谷純三/ススム・ナカムラ/カルロス本田組(THE BRIDE FIT)がポールポジションを獲得した。

グループ1(ST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)

ST-Xクラスポールポジションは星野敏/荒聖治/近藤翼組(D\'station Porsche)

ST-TCRクラスポールポジションは伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)

ST-1クラスポールポジションは小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)

ST-2クラスポールポジションは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)

ST-3クラスポールポジションは手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)

 グループ1(ST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の公式予選はグループ2で赤旗が出てため予定より10分遅れて午後1時40分より始まった。Aドライバー20分、Bドライバー20分でタイムアタックが行われA、Bドライバーの合算タイムで予選順位が決定する。

 Aドライバー予選ではジェントルマンドライバーのST-X・永井宏明(ARN Ferrari 488 GT3)が1分9秒179と2位以下を1秒弱ちぎるトップタイムをたたき出すと、Bドライバー予選でも佐々木孝太(ARN Ferrari 488 GT3)がトップタイム。文句なしで6連続、全戦でのポールポジションを決めたと思われたが、再車検で特別規則書で指定された燃料を使用していないとされ失格。繰り上がってST-Xクラスの星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が総合でのポールポジションとなった。

 ST-TCRクラスではBドライバー予選中、現在ポイントリーダーの石川京侍(Modulo CIVIC TCR)がウィリアムズコーナーでクラッシュ。赤旗の原因となり、予選基準タイムをクリアできなかったため明日は下位スタート。合算でのポールポジションは僚友の伊藤真一/幸内秀憲/中野信治組(Modulo CIVIC TCR)が獲得した。

 ST-1クラスはただ1台参加している小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)が、ST-2クラスは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ)が、ST-3クラスはチャンピオンの可能性を残している手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(ADVICS TRACY RC350 DPS)がポールポジションを獲得した。

 明日15日は、グループ2の決勝が午前8時35分より、グループ1の決勝が午後1時45分より、それぞれ3時間レースとして開催される。予報は雨。波乱含みの展開となりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1公式予選総合結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1777ST-X1星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'30.234
1'28.988
2'59.222-
2*99ST-X2植松 忠雄
星野 一樹
Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.236
1'29.192
2'59.428 0.206
31ST-X3内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.085
1'29.521
2'59.606 0.384
43ST-X4ユーク・タニグチ
山内 英輝
ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.715
1'29.471
3'00.186 0.964
5999ST-X5木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
CARGUY ROGER DUBUIS HURACAN GT3
Lamborghini Huracan GT3
1'30.808
1'29.562
3'00.370 1.148
625ST-X6テツオ・オギノ
飯田 太陽
ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'31.906
1'31.725
3'03.631 4.409
7112ST-X7佐藤 敦
久保 宣夫
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.252
1'32.135
3'04.387 5.165
831ST-11小川 勝人
影山 正美
Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'35.796
1'32.968
3'08.764 9.542
939ST-31手塚 祐弥
前嶋 秀司
ADVICS TRACY RC350 DPS
TOYOTA LEXUS RC350
1'38.788
1'39.357
3'18.14518.923
1097ST-TCR1伊藤 真一
幸内 秀憲
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'39.199
1'39.015
3'18.21418.992
1138ST-32堀田 誠
阪口 良平
muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'39.892
1'38.530
3'18.42219.200
1262ST-33嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'39.664
1'39.204
3'18.86819.646
1368ST-34服部 尚貴
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'39.592
1'39.393
3'18.98519.763
1445ST-TCR2田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'40.118
1'39.251
3'19.36920.147
156ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.564
1'39.032
3'19.59620.374
1659ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'39.668
1'39.944
3'19.61220.390
1723ST-35安宅 光徳
甲野 将哉
岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.114
1'39.652
3'19.76620.544
1819ST-TCR3奥村 浩一
秋吉 圭
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'39.501
1'40.396
3'19.89720.675
1915ST-36長島 正明
田中 徹
岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.191
1'39.707
3'19.89820.676
2010ST-TCR4フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
1'40.276
1'39.715
3'19.99120.769
2134ST-37本山 哲
加納 政樹
SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'39.888
1'40.879
3'20.76721.545
2220ST-23下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.960
1'40.221
3'21.18121.959
2314ST-38山崎 学
荒井 康裕
岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.837
1'42.455
3'23.29224.070
2417ST-39谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'47.016
1'48.731
3'35.74736.525
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-*7ST-2-吉田 綜一郎
石崎 敦士
サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.730
1'57.344
3'38.07438.852
-*98ST-TCR-黒澤 琢弥
石川 京侍
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'39.425
2'08.874
3'48.29949.077
-*8ST-X-永井 宏明
佐々木 孝太
ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
deleted
deleted
--
  • CarNo.7は(石崎敦士)は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第11条(11)(赤旗提示後のピットイン義務違反)により、サードタイムまで抹消した。
  • CarNo.8は、スーパー耐久レースin岡山特別規則書第11条(燃料違反)により、A,Bドライバーの予選タイムを抹消した。
  • CarNo.7,8は、決勝出走嘆願の受理により、決勝レースへの出走を認める。
  • CarNo.98は、決勝出走嘆願の受理により、決勝レースへの出走を認める。ただし、Bドライバー(石川京侍)欠場(予選中のクラッシュによるけが)のため、ピットスタートとする。
  • CarNo.99(Cドライバー藤波清斗)は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第6条(9)(Cドライバー予選時のタイヤ違反)により、スターティンググリッドを3グリッド降格とする。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1・Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
18ST-X1佐々木 孝太ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1'28.583-150.489
2777ST-X2荒 聖治D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'28.988 0.405149.804
399ST-X3星野 一樹Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'29.192 0.609149.462
43ST-X4山内 英輝ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'29.471 0.888148.996
51ST-X5藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'29.521 0.938148.913
6999ST-X6ケイ・コッツォリーノCARGUY ROGER DUBUIS HURACAN GT3
Lamborghini Huracan GT3
1'29.562 0.979148.844
725ST-X7飯田 太陽ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'31.725 3.142145.334
8112ST-X8久保 宣夫SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.135 3.552144.688
931ST-11影山 正美Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'32.968 4.385143.391
1038ST-31阪口 良平muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'38.530 9.947135.297
1197ST-TCR1幸内 秀憲Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'39.01510.432134.634
126ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'39.03210.449134.611
1362ST-32中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'39.20410.621134.378
1445ST-TCR2白坂 卓也LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'39.25110.668134.314
1539ST-33前嶋 秀司ADVICS TRACY RC350 DPS
TOYOTA LEXUS RC350
1'39.35710.774134.171
1668ST-34脇阪 薫一埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'39.39310.810134.122
1723ST-35甲野 将哉岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'39.65211.069133.774
1815ST-36田中 徹岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'39.70711.124133.700
1910ST-TCR3密山 祥吾Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
1'39.71511.132133.689
2059ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'39.94411.361133.383
2120ST-23松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.22111.638133.014
2219ST-TCR4秋吉 圭BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'40.39611.813132.782
2334ST-37加納 政樹SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.87912.296132.146
247ST-24石崎 敦士サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'41.74013.157131.028
2514ST-38荒井 康裕岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'42.45513.872130.114
2617ST-39野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'48.73120.148122.603
2798ST-TCR5石川 京侍Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
2'08.87440.291103.441

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ1・Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
18ST-X1永井 宏明ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1'29.179-149.484
21ST-X2内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.085 0.906147.980
3777ST-X3星野 敏D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'30.234 1.055147.736
499ST-X4植松 忠雄Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.236 1.057147.733
53ST-X5ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'30.715 1.536146.953
6999ST-X6木村 武史CARGUY ROGER DUBUIS HURACAN GT3
Lamborghini Huracan GT3
1'30.808 1.629146.802
725ST-X7テツオ・オギノケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'31.906 2.727145.048
8112ST-X8佐藤 敦SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.252 3.073144.504
931ST-11小川 勝人Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'35.796 6.617139.158
1039ST-31手塚 祐弥ADVICS TRACY RC350 DPS
TOYOTA LEXUS RC350
1'38.788 9.609134.944
1197ST-TCR1伊藤 真一Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'39.19910.020134.384
1298ST-TCR2黒澤 琢弥Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'39.42510.246134.079
1319ST-TCR3奥村 浩一BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'39.50110.322133.977
1468ST-32服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'39.59210.413133.854
1562ST-33嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'39.66410.485133.757
1659ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'39.66810.489133.752
1734ST-34本山 哲SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'39.88810.709133.457
1838ST-35堀田 誠muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'39.89210.713133.452
1923ST-36安宅 光徳岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.11410.935133.156
2045ST-TCR4田ヶ原 章蔵LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'40.11810.939133.151
2115ST-37長島 正明岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.19111.012133.054
2210ST-TCR5フィリップ・デベサRacingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
1'40.27611.097132.941
236ST-22冨桝 朋広新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.56411.385132.560
247ST-23吉田 綜一郎サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.73011.551132.342
2514ST-38山崎 学岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'40.83711.658132.201
2620ST-24下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'40.96011.781132.040
2717ST-39谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'47.01617.837124.568

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2公式予選総合結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
186ST-41松井 孝允
坪井 翔
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'42.455
1'42.193
3'24.648-
213ST-42小河 諒
高橋 翼
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'42.940
1'43.179
3'26.119 1.471
340ST-43藤田 竜樹
吉本 晶哉
ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'43.118
1'43.150
3'26.268 1.620
4100ST-44鵜飼 龍太
日比野 哲也
AGENT-1 86
TOYOTA 86
1'43.331
1'42.968
3'26.299 1.651
555ST-45たしろ じゅん
伊藤 毅
SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
1'42.772
1'43.762
3'26.534 1.886
677ST-46山田 英二
中島 保典
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'42.830
1'43.839
3'26.669 2.021
754ST-47加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'43.848
1'43.129
3'26.977 2.329
858ST-48小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックステインワコーズDC5KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'44.129
1'43.032
3'27.161 2.513
927ST-49伊橋 勲
馬場 優輝
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'43.830
1'43.419
3'27.249 2.601
1028ST-410植田 正幸
東 徹次郎
T's concept 86
TOYOTA 86
1'44.271
1'43.574
3'27.845 3.197
11333ST-411廣田 築
中島 佑弥
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'44.792
1'44.042
3'28.834 4.186
1260ST-412松本 和之
蘇武 喜和
G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'45.467
1'43.950
3'29.417 4.769
1326ST-413大谷 飛雄
松尾 充晃
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'44.712
1'46.015
3'30.727 6.079
1412ST-414松井 隆幸
リク
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'44.869
1'46.212
3'31.081 6.433
1518ST-415浅野 武夫
井上 雅貴
WedsSport 86
TOYOTA 86
1'45.740
1'45.410
3'31.150 6.502
16116ST-416吉田 靖之
首藤 哲也
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'44.644
1'46.975
3'31.619 6.971
1729ST-417小倉 康宏
高橋 裕二
T's concept 86
TOYOTA 86
1'46.086
1'46.389
3'32.475 7.827
18220ST-418渡辺 孝弘
鶴賀 義幸
結月ゆかりDC5 with浅野RS
Honda INTEGRA TYPE-R
1'47.242
1'47.287
3'34.529 9.881
194ST-51芝谷 純三
ススム・ナカムラ
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'49.038
1'48.673
3'37.71113.063
20700ST-52ヒロボン
寺西 玲央
J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'49.484
1'49.882
3'39.36614.718
2148ST-53岡崎 善衛
井上 恵一
GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'50.004
1'49.776
3'39.78015.132
2257ST-54遠藤 光博
原田 健太
ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'50.251
1'49.586
3'39.83715.189
2366ST-55橋本 陸
大塚 隆一郎
odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'50.200
1'49.782
3'39.98215.334
2469ST-56大野 尊久
梅本 淳一
J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'50.201
1'50.511
3'40.71216.064
2537ST-57関 豊
梅田 剛
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'51.171
1'51.335
3'42.50617.858
2650ST-58岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'50.865
1'52.220
3'43.08518.437
2732ST-59原嶋 昭弘
川島 直也
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'51.544
1'51.694
3'43.23818.590
2867ST-510中川 亮
安井 亮平
YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
1'52.039
1'51.642
3'43.68119.033
29213ST-511東 貴史
横尾 優一
WAKOʼS・field・HPI・WM・Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'51.502
1'53.020
3'44.52219.874
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-11ST-5-大西 隆生
三木 孝浩
ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'49.505
absence
--
-93ST-4-太田 侑弥
佐々木 雅弘
SKR ENGINEERING ings S2000
Honda S2000
2'10.040
absence
--14.608
-*88ST-5-村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
deleted
deleted
--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2・Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
186ST-41坪井 翔TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'42.193-130.447
2100ST-42日比野 哲也AGENT-1 86
TOYOTA 86
1'42.968 0.775129.465
358ST-43塩谷 烈州ウィンマックステインワコーズDC5KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'43.032 0.839129.385
454ST-44堤 優威TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'43.129 0.936129.263
540ST-45吉本 晶哉ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'43.150 0.957129.237
613ST-46高橋 翼ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'43.179 0.986129.201
727ST-47馬場 優輝D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'43.419 1.226128.901
828ST-48東 徹次郎T's concept 86
TOYOTA 86
1'43.574 1.381128.708
955ST-49伊藤 毅SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
1'43.762 1.569128.475
1077ST-410中島 保典CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'43.839 1.646128.380
1160ST-411蘇武 喜和G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'43.950 1.757128.242
12333ST-412中島 佑弥GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'44.042 1.849128.129
1318ST-413井上 雅貴WedsSport 86
TOYOTA 86
1'45.410 3.217126.466
1426ST-414松尾 充晃エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'46.015 3.822125.744
1512ST-415リクシビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'46.212 4.019125.511
1629ST-416高橋 裕二T's concept 86
TOYOTA 86
1'46.389 4.196125.302
17116ST-417首藤 哲也W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'46.975 4.782124.616
18220ST-418鶴賀 義幸結月ゆかりDC5 with浅野RS
Honda INTEGRA TYPE-R
1'47.287 5.094124.254
194ST-51ススム・ナカムラTHE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'48.673 6.480122.669
2088ST-52脇谷 猛村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
1'48.681 6.488122.660
2157ST-53原田 健太ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'49.586 7.393121.647
2248ST-54井上 恵一GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'49.776 7.583121.436
2366ST-55大塚 隆一郎odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'49.782 7.589121.430
24700ST-56寺西 玲央J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'49.882 7.689121.319
2569ST-57梅本 淳一J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'50.511 8.318120.629
2637ST-58梅田 剛DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'51.335 9.142119.736
2767ST-59安井 亮平YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
1'51.642 9.449119.407
2832ST-510川島 直也Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'51.694 9.501119.351
2950ST-511猪爪 杏奈LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'52.22010.027118.792
30213ST-512横尾 優一WAKOʼS・field・HPI・WM・Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'53.02010.827117.951
-11ST-5-三木 孝浩ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
no time--
-93ST-4-佐々木 雅弘SKR ENGINEERING ings S2000
Honda S2000
absence--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2・Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/10/14) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
186ST-41松井 孝允TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'42.455-130.114
255ST-42たしろ じゅんSunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
1'42.772 0.317129.712
377ST-43山田 英二CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'42.830 0.375129.639
413ST-44小河 諒ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'42.940 0.485129.501
540ST-45藤田 竜樹ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'43.118 0.663129.277
6100ST-46鵜飼 龍太AGENT-1 86
TOYOTA 86
1'43.331 0.876129.011
727ST-47伊橋 勲D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'43.830 1.375128.391
854ST-48加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'43.848 1.393128.368
958ST-49小林 康一ウィンマックステインワコーズDC5KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
1'44.129 1.674128.022
1028ST-410植田 正幸T's concept 86
TOYOTA 86
1'44.271 1.816127.848
11116ST-411吉田 靖之W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'44.644 2.189127.392
1226ST-412大谷 飛雄エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'44.712 2.257127.309
13333ST-413廣田 築GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
1'44.792 2.337127.212
1412ST-414松井 隆幸シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'44.869 2.414127.119
1560ST-415松本 和之G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'45.467 3.012126.398
1618ST-416浅野 武夫WedsSport 86
TOYOTA 86
1'45.740 3.285126.071
1729ST-417小倉 康宏T's concept 86
TOYOTA 86
1'46.086 3.631125.660
18220ST-418渡辺 孝弘結月ゆかりDC5 with浅野RS
Honda INTEGRA TYPE-R
1'47.242 4.787124.306
1988ST-51村上 博幸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
1'48.595 6.140122.757
204ST-52芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'49.038 6.583122.258
21700ST-53ヒロボンJ'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'49.484 7.029121.760
2211ST-54大西 隆生ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'49.505 7.050121.737
2348ST-55岡崎 善衛GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'50.004 7.549121.185
2466ST-56橋本 陸odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'50.200 7.745120.969
2569ST-57大野 尊久J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'50.201 7.746120.968
2657ST-58遠藤 光博ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'50.251 7.796120.913
2750ST-59岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'50.865 8.410120.244
2837ST-510関 豊DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'51.171 8.716119.913
29213ST-511東 貴史WAKOʼS・field・HPI・WM・Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'51.502 9.047119.557
3032ST-512原嶋 昭弘Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'51.544 9.089119.512
3167ST-513中川 亮YAMATO FIT
Honda FIT 3 RS
1'52.039 9.584118.984
3293ST-419太田 侑弥SKR ENGINEERING ings S2000
Honda S2000
2'10.04027.585102.514

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフォトギャラリー

フリー走行: ニック・キャシディとエンジニアのライアン・ディングル(KONDO RACING) フリー走行: SUGO名物電光掲示板。わりとフツーの表示 フリー走行: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN) フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN)
フリー走行: 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) フリー走行: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S) フリー走行: 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)
フリー走行: ピットロードに並ぶドライバーたち フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行: 小暮卓史(B-Max Racing team SF14)
フリー走行: 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14) フリー走行: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 小暮卓史(B-Max Racing team SF14) フリー走行: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)
フリー走行: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: ニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14) フリー走行: 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14) フリー走行: 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)
フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) フリー走行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行: フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)
フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS) ピットウォーク: フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: くま吉とレースクイーン
ピットウォーク: ニック・キャシディと山下健太(KONDO RACING) ピットウォーク: くま吉とレースクイーン ピットウォーク: トヨタくま吉 ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ホンダリフェールステージ アドバンのお姉さん 公式予選: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
公式予選: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14) 公式予選: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 公式予選: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14) 公式予選: 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)
公式予選: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 公式予選: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 公式予選: ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 公式予選: フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)
公式予選: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 公式予選: 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14) 公式予選: ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING SF14) 公式予選: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)
公式予選: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) 公式予選: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 公式予選: 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14) キッズピットウォーク: レースクイーン
キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン
キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) キッズピットウォーク: 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) キッズピットウォーク: 国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
キッズピットウォーク: セルモ・インギングのサイン会最後尾ボード キッズピットウォーク: スマホで和むセルモ・インギングのスタッフ キッズピットウォーク: F3チャンピオンを決めた高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)が記念撮影 キッズピットウォーク: レースクイーンとトヨタくま吉
キッズピットウォーク: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) キッズピットウォーク: ピットに表示された関口雄飛 キッズピットウォーク: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN) キッズピットウォーク: ニック・キャシディと山下健太(KONDO RACING)
ヨコハマタイヤのトークショー フリー走行: アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) フリー走行: 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行: 山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)
フリー走行: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) フリー走行: 青空の下SPコーナーを駆けるドライバーたち フリー走行: 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14) フリー走行: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)
エンジョイホンダ: S660 Owner’s Parade 2017 inスポーツランドSUGO ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: SF14のコックピット
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: MUGEN SF14のステアリング スタート進行: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)
スタート進行: ピットロードを走るTCS NAKAJIMA RACING2人のドライバー スタート進行: スタンドは超満員? スタート進行: 山下健太(FUJI x raffinee KONDO SF14) スタート進行: ニック・キャシディ(FUJI x raffinee KONDO SF14)
スタート進行: ニック・キャシディと田中耕太郎エンジニア(KONDO RACING) スタート進行: 山下健太(KONDO RACING) スタート進行: ニック・キャシディ(KONDO RACING) 決勝レース: 68周のレースがスタートした
決勝レース: 68周のレースがスタートした 決勝レース: 68周のレースがスタートした 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: 秋晴れの下1コーナーから2コーナーを駆けるドライバーたち
決勝レース: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14) 決勝レース: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14)
決勝レース: 秋晴れの下1コーナーから2コーナーを駆けるドライバーたち 決勝レース: ピエール・ガスリー vs 中嶋一貴 決勝レース: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14) 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
決勝レース: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14) 決勝レース: 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)
決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) 決勝レース: 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14) 決勝レース: ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN SF14) 決勝レース: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
決勝レース: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 決勝レース: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 決勝レース: 星野一義監督と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 決勝レース: 関口雄飛、星野一義監督、トヨタくま吉
表彰式: 優勝・関口雄飛、2位・ピエール・ガスリー、3位・中嶋一貴
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝トップ3会見 「チャンピオン取るために最終戦もしっかり準備して臨みます」(関口)

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優勝 関口雄飛(#19ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd6-r-pc-sekiguchi 「スタートで、ガスリー選手を抑えてトップに立てたことがすべてだったと思います。朝のフリー走行でクラッシュしてしまい、グリッド上でもちょっとドタバタしましたが、マシンのセットアップは完璧でした。チームに勝たせて貰ったと思っています。特にSUGOが得意なわけではないんですが、初優勝などの節目がSUGOということは多いですね。最終戦はボーナスポイントもありますが、とにかく勝たないとチャンピオンはないと思うので、しっかり準備して臨みます」
2位 ピエール・ガスリー(#15TEAM無限SF14)
sf-rd6-r-pc-gasly 「スタートもうまくいきましたし、非常に良いレースでした。レース序盤はタイヤのグリップが少し足りませんでしたが、中盤以降は良くなってプッシュすることができました。チームはピット作業を完璧にこなしてくれ、最後は関口選手に迫ることができましたが、オーバテイクシステムを使い切ってしまっていたので抜くのは無理でした。でも、3戦連続のポディウムは価値があると思います。最終戦はチャンピオン獲得のためにベストを尽くします」
3位 中嶋一貴(#37VANTELIN KOWA TOM'S SF14)
sf-rd6-r-pc-kazuki 「スタートで順位を上げられたのが大きかったですね。関口選手は少しずつ離れていってしまいましたが、悪くない内容だったと思います。終盤になって、可夢偉選手らがピットインしないのでペースを上げないとまずいと言われて、プッシュしました。これまで決勝レースのペースがいまひとつだったのですが、今回は良かったので、この調子で最終戦に臨みたいと思います。チャンピオンの可能性はありますが、自力でどうにかなるものではないので、思い切りやるだけです」
優勝チーム監督 星野一義(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd6-r-pc-hosino 「関口選手1人の力と言ってもいいくらいです。チームはセットアップにやや悩んでいた部分もあったのですが、それを仕上げて、決勝でもコンマ1秒ずつマージンを積み重ねていくなど、高いパフォーマンスを見せてくれました。ちょっと給油で失敗しましたが、そんな中で良くやってくれたと思います。若くて輝いているドライバーをヨーロッパなどに送り出せる環境が整っていないので、何とかしたいという気持ちはあります」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第6戦SUGO決勝 #19関口、得意のSUGOで優勝!チャンピオン争いに残った!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝が、9月24日、快晴の宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、スタートダッシュを決めた予選2位の#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が、朝のフリー走行でクラッシュしたハンデを乗り越え、今季2勝目を飾った。この結果#19関口はシリーズ4位に浮上。最終戦のチャンピオン争いに名乗りを上げた。(観客:9月23日(土)8,700人/24日(日)14,000人)

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秋晴れのSUGO。サーキット上空には青空が広がり、日差しも朝からかなり強くなった。シリーズチャンピオンの行方を占う上で重要な1戦となるだけに、ポイント上位のドライバーはレース前のウォームアップから気合十分。グリッドにはいつも以上の緊張が漂っていた。

ところが、フロントローに並ぶ#19関口のマシンだけは、スタート直前になってフロントサスペンションのアーム交換を行っていた。朝のクラッシュ後に修復はしたものの、ウォームアップ走行後に再度チェックしたところ、不具合が発見されたのだ。しかし、そのドタバタにも動じない#19関口は、スタートを失敗したポールポジションの#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)を横目に見事なスタートを見せる。

そこからの#19関口は、昨年のSUGOのレースを彷彿する走りで、2位#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)、3位#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)との差を開いていく。10周目には1秒、20周目には3秒、30周目には6秒と僅かずつではあるが、マージンは着実に築かれていった。

一方、不運に見舞われたのは、スタートを失敗した#3キャシディと予選3位の#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)。#3キャシディは、スタート前に規定時間内に準備をしなかったとして、また、#36ロッテラーは10周目に早目のピットインを敢行したが、その際にピットロードの速度違反を犯したと判定され、両者ともにドライブスルーペナルティを課され、上位フィニッシュの権利を失ってしまった。

周回遅れが出始め#15ガスリーにやや差を詰められた42周目、トップを快走する#19関口が上位陣の中で最初にピットイン。給油のみを済ませて6位で復帰するが、この時、ガソリンがうまく入らず、#19関口はチームが残量を正確に把握できないなかで、残り周回を走ることになってしまう。残る上位陣は、レース終盤となった56周以降に相次いでピットに滑り込むが、大きな順位変動はなかった。

注目は「給油なしでは走り切れない」という定説を覆し、ノーピット作戦を取った#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)、#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限SF14)の3台。終盤まで#18可夢偉は4位、#7ローゼンクヴィストは5位、#16山本は7位を走行していたが、#16山本は2周を残してガス欠ストップ。#18可夢偉と#7ローゼンクヴィストは最終ラップにペースを落とさざるを得なくなり、それぞれ順位を落としてチェッカーを受けた。

最終ラップ、「ガソリン残量が心配になって少しペースを落とさせた」(星野監督)という#19関口の背後に#3ガスリーが迫ったが、結局#19関口、#15ガスリー、#37中嶋の順でチェッカー。#19関口は今季2勝目を飾るとともに、SUGO戦は昨年に続く連勝を果たした。

この結果、シリーズポイントは、しぶとく走り切り6位でフィニッシュした#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が33.5ポイントでリーダーの座をかろうじて守り、0.5ポイント差で#3ガスリー、以下、#7ローゼンクヴィスト28.5ポイント、#19関口25.0ポイントと続くことになった。なお、最終戦(鈴鹿)は、2レース制でボーナスポイントがそれぞれ3ポイント加算される。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGO決勝結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/24) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A681:19'00.439
215ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E680.243
337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A681.174
41国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A686.754
57フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A6811.472
62石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A6812.646
718小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A6819.452
841伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E6820.741
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A6821.459
10*36アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A6828.971
114山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A6836.694
1240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E6841.210
1365ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E6844.600
1450小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E671Lap
158大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A671Lap
1610塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E671Lap
1764中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E671Lap
1816山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E662Laps
19*3ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A653Laps
---- 以上規定周回数(90% - 61Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14) 1'07.697 (66/68) 196.985km/h
  • CarNo.3は、2017全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条4.2)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.36は、2017全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目 #18可夢偉がトップタイム、#19関口は痛恨のクラッシュ

9月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦SUGO決勝日。熱戦の舞台となるスポーツランドSUGO上空は快晴。絶好のレース日和となった。決勝の行方を見極めるうえで重要な朝のフリー走行は、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)がトップタイムをマーク。予選上位陣は順当な仕上がりを見せた。

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今回のレースはタイヤ交換、給油の義務はない。また、使用タイヤはミディアムの1種類のみ。このため、決勝ではギャンブル的な要素のある作戦は取り難くなる。加えて抜きづらいコース。一概には言えないが、フリー走行のタイム=決勝ペースと考えると、「予選上位+フリー走行上位」が勝つための条件になってくる。

開始10分を過ぎたところで、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が、3コーナー先でクラッシュ。左フロントサスペンションを痛めてしまった。決勝までは時間があるのでマシンの修復は問題ないと思うが、フロントロースタートの関口にとって、決勝に向けセッティングを進められないのはかなり痛い。これで、走行は一時中断。

中断があったため、実質の走行時間は20分程度となってしまったが、最終的な順位は、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)(予選5位)、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)(予選8位)、#65ナレイン・カーティケヤン(NAKAJIMA RACING SF14)(予選13位)、#20ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)(予選6位)、#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)(予選4位)、#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)(予選PP)。

クラッシュしてしまった#19関口(予選2位)、10番手だった#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)(予選3位)以外の上位陣は、フリー走行でも好タイムをマークし、仕上がりが順調であることを窺わせた。

決勝は午後2時10分スタート。68周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/24) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'07.686--197.017
22石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'07.691 0.005 0.005197.003
365ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'07.727 0.041 0.036196.898
420ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'07.776 0.090 0.049196.756
536アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'07.790 0.104 0.014196.715
63ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'07.895 0.209 0.105196.411
710塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'07.900 0.214 0.005196.396
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'07.952 0.266 0.052196.246
916山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'08.067 0.381 0.115195.915
1015ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'08.071 0.385 0.004195.903
111国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'08.124 0.438 0.053195.751
1237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'08.134 0.448 0.010195.722
1364中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'08.332 0.646 0.198195.155
1419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'08.376 0.690 0.044195.029
154山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'08.563 0.877 0.187194.497
1650小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'08.631 0.945 0.068194.305
1741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'08.731 1.045 0.100194.022
187フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'09.267 1.581 0.536192.521
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'10.150 2.464 0.883190.097

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO予選トップ3会見 「決勝はステップbyステップで」(キャシディ)

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PP #3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)
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「今シーズンはクルマの調子は良かったのですが、前戦のオートポリスでバランスが崩れてしまいました。そのままSUGOのレースを迎えてしまいましたが、昨晩になってようやく元に戻すことができました。僕は予選中あまりセッティングを変えないのですが、他のドライバーが変えているのを見て、少しずつ変えてみました。これが良かったと思います。Q3は自分のアタックも完璧でした。決勝はステップbyステップ(一歩一歩着実に)。朝のフリー走行が大切になると思います。今日は今日で喜んで、明日は切り替えて臨みます」
2位 #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd6-q-pc-sekiguchi

「最後のアタックは、ヤン(マーデンボロー)が確かQ1だったと思いますが、5周目にタイムを出していたので、もう1周いけると思っていきました。自分たちの考えではフロントタイヤのみスクラブ(皮むき)した方が感触が良いので、朝のフリー走行でもそうしました。ポールが取れなかったのは悔しいですが、決して悪いポジションではないので、明日は優勝目指して頑張ります。最低でもポイントを取って、チャンピオンの可能性を残して最終戦に臨みたいと思います」
3位 #15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)
sf-rd6-q-pc-gasly 「Q2はニュータイヤに合わせてセッティングを少し変えましたが、これで感触が良くなりました。Q3はさらに変更を加えて良くなったので、ポールポジションが取れたと思いました。結果は3番手ですが、ニュータイヤに合わせてセッティングを進めることができたので満足しています。僕もステップbyステップですね(笑)。明日は朝のフリー走行から集中して臨みたいと思います。スタートで抜かれないようにして、最後はオートポリスのような結果になることを願っています」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第3戦富士公式予選 #3キャシディ、渾身のアタックで初ポール獲得&コースレコード更新!

9月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)が大方の予想を覆し、コースレコードで初のポールポジションを獲得。#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が僅差で2位、連勝中の#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)がこれに続いた。

空はどんより曇っているものの、朝方まで降り続いていた雨も上がり、コースコンディションはドライ。多くのドライバーが異口同音に「SUGOはオーバーテイクが難しい」と言い、他のサーキットより予選の比重が高いことを認めている。午後1時15分から行われたノックアウト方式の予選では、まずはポールポジションに挑戦する権利を得るため、Q3進出を目指して熾烈なタイムアタックが繰り広げられた。

Q1

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気温21度、路面温度22度と、予想よりかなり涼しい天候となった予選。各ドライバーはタイヤをいかに発熱させグリップ力を得るかという点に気を使いながらアタックに入る。1回目のアタックが終わった段階で、1分06秒060をマークした#20ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がトップ。これにチームメイトの#19関口が続き、インパルチームは安定した速さを見せた。

一旦ピット入りマシンの微調整とタイヤ交換をして、2回目のアタックに入っても、インパルチーム2台の速さは変わらず、両者ともにコンマ5秒ほどタイムを縮め、今度は#19関口、#20マーデンボローの順でQ1を終えた。3番手はこの週末好調の#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)。なお、前回のポールシッター#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)は屈辱のQ1敗退。

Q2

Q1でインパルチームの後塵を拝した#36ロッテラーだが、Q2では前車との間隔を開けると見事なアタックを見せ、2番手#19関口に0.26秒差をつけてトップタイム。#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)も3番手に入りQ2はトムスチームが主役に躍り出た。#36ロッテラー同様、この週末好調の#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が4番手。Q1に進んだ8台のうちホンダエンジンは#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)の1台のみ。ディフェンディングチャンピオン#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)はここで姿を消した。

Q3

ここまでの流れでは、インパル対トムスの構図のなかで最後のポール争いが繰り広げられると誰もが予想していた……しかし、Q3の最初に1分05秒080のコースレコードに迫る好タイムをマークしたのは、Q1、Q2と少しずつセッティングを変えてきた、SUGO初体験の#15ガスリーだった。残る7人はこれをターゲットタイムとしてアタックするが、#36ロッテラーは1分05秒089と僅か1000分の9秒届かず、#19関口(1分05秒154)、#20マーデンボロー(1分05秒242)もガスリーを上回ることはできなかった。

#15ガスリーの初ポールが見えてきた(ガスリー自身もそう思っていた)と思った途端、伏兵が登場する。#3キャシディだ。Q1は8位、Q2は7位と振わなかった#3キャシディだが、自身も「完璧なラップだった」というように、最終コーナーをギリギリでクリアしてコントロールラインを通過したタイムはコースレコードを更新する1分04秒910。さらに、意地を見せた#19関口がアタックを継続して1分04秒988を叩き出し、この2人が決勝のフロントローに並ぶこととなった。

決勝は、明日24日午後2時10分から68周で行われる

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGO公式予選総合結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/23) Knock Out Qualify Weather: Course:
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
13ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
1'05.8911'05.5511'04.910
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'05.5301'05.3841'04.988
315ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'06.0741'05.5501'05.080
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'05.7121'05.1221'05.089
518小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
1'05.7511'05.4511'05.090
620ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'05.6851'05.6031'05.242
737中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'05.7951'05.4021'05.313
82石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'05.8641'05.5061'05.357
91国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'05.7211'05.641
1064中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'06.0461'05.747
1141伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'06.1081'05.851
127フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'05.9351'05.889
1365ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'05.9071'05.983
1410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'06.1621'09.444
1540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'06.171
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'06.342
174山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
1'06.439
188大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'06.524
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
1'06.649
---- 以上基準タイム(107% - 1'10.117)予選通過 ----

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/23) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
13ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4AR1'04.910--205.443
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'04.988 0.078 0.078205.197
315ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'05.080 0.170 0.092204.907
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.089 0.179 0.009204.878
518小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'05.090 0.180 0.001204.875
620ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.242 0.332 0.152204.398
737中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.313 0.403 0.071204.176
82石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'05.357 0.447 0.044204.038
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'05.005)を更新しました。

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/23) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.122--204.774
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.384 0.262 0.262203.954
337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.402 0.280 0.018203.898
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'05.451 0.329 0.049203.748
52石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'05.506 0.384 0.055203.574
615ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'05.550 0.428 0.044203.437
73ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'05.551 0.429 0.001203.434
820ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.603 0.481 0.052203.273
---- 以上Q3進出 ----
91国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'05.641 0.519 0.038203.155
1064中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'05.747 0.625 0.106202.828
1141伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'05.851 0.729 0.104202.508
127フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'05.889 0.767 0.038202.391
1365ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'05.983 0.861 0.094202.102
1410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'09.444 4.322 3.461192.030

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/23) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.530--203.499
220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'05.685 0.155 0.155203.019
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.712 0.182 0.027202.936
41国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'05.721 0.191 0.009202.908
518小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'05.751 0.221 0.030202.815
637中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'05.795 0.265 0.044202.680
72石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'05.864 0.334 0.069202.468
83ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'05.891 0.361 0.027202.385
965ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'05.907 0.377 0.016202.335
107フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'05.935 0.405 0.028202.250
1164中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E1'06.046 0.516 0.111201.910
1215ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'06.074 0.544 0.028201.824
1341伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'06.108 0.578 0.034201.720
1410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E1'06.162 0.632 0.054201.556
---- 以上Q2進出 ----
1540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E1'06.171 0.641 0.009201.528
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda HR-417E1'06.342 0.812 0.171201.009
174山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'06.439 0.909 0.097200.715
188大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'06.524 0.994 0.085200.459
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E1'06.649 1.119 0.125200.083
---- 以上基準タイム(107% - 1'10.117)予選通過 ----

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SF:第6戦SUGO JRPサタデーミーティング(定例会見)「SFは貴重な経験」(ガスリー)

予選日の午前、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われ、経験豊富なエンジニア、スティーブ・クラーク氏と、来季F1へのステップアップが噂されるピエール・ガスリー選手に、スーパーフォーミュラ(SF)の印象などを聞いた。

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スティーブ・クラーク(SUNOCO TEAM LEMANSエンジニア)
海外にいた時からSFの存在はもちろん知っていました。ただ、実際に関わるまではGP2に近いカテゴリーと思っていましたが、かなり違っていましたね。ダウンフォース、エンジンパワー、タイヤのグリップなど、全体的にパフォーマンスが高いと感じました。GP2はあくまでもサポートレースですが、SFはレベルの高い素晴らしい選手権です。参加しているドライバーも経験豊かな日本人が多いですしね。日本食が好きで、飛行機の移動が苦にならないなら、海外の若手にもチャレンジングなこのカテゴリーに挑戦してほしいと思います。
ピエール・ガスリー(#15TEAM無限SF14)
今シーズンSFに参戦できたことは、僕にとって貴重な経験でした。豊富な経験を持つドライバーが多いSFは、シーズン当初は難しいと思うこともありましたが、レースを重ねるにつれて結果もついてきていますし、成長できていると感じています。ただ、日本に来る前は日本のことも、SFのこともほとんど知りませんでした。寿司が食べられるということくらいで(笑)。GP2からそのままF1に行ければいいですが、それは非常に難しいことです。SFで経験を積めることはドライバーにとって重要と思います。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第6戦SUGOフリー走行1回目 微妙なコンディションのなかローゼンクヴィストがトップタイム

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9月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の舞台となるスポーツランドSUGOは、朝方まで降り続いていた雨の影響でコースは完全ウェット。しかし、午後の予選、明日の決勝は天候が回復することが確実視されているため、朝9時からのフリー走行では、各チームはあえてリスクを冒してアタックすることはせず、マシンチェックと予選に向けてのタイヤの皮むきに時間を費やした。

走行開始時は全車レインタイヤを履いてコースイン。周回を重ねるにつれてレコードラインは乾いていき、各チームはドライタイヤへの交換するタイミングを計っていたが、風がほとんどなく、日も照ることはなかったため、思ったよりコース状況は回復しなかった。レインタイヤでのベストは#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)の1分14秒194。

それでも、開始から40分が過ぎた頃から各車ピットイン。#10塚越広大(REAL SF14)がドライタイヤに換えてコースインすると、堰を切ったように各車ドライタイヤでコースに戻った。ただ、ほとんどのマシンがタイムアタックはせず、予選に向けニュータイヤの皮むき作業に終始した。

そんななか、#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)、#3ニック・キャシディ(フジ・コーポレーションKONDO SF14)、#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)の3台は果敢にタイムを削り、最後に#3ローゼンクヴィストが1分9秒895をマークしてフリー走行を締めくくった。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGOフリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2017/09/23) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Wet
2017 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
17フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'09.895--190.791
23ニック・キャシディFUJI x raffinee KONDO SF14TOYOTA RI4A1'10.211 0.316 0.316189.932
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'11.823 1.928 1.612185.669
465ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'13.085 3.190 1.262182.463
518小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'14.107 4.212 1.022179.947
640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'14.194 4.299 0.087179.736
720ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.453 4.558 0.259179.111
810塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'15.146 5.251 0.693177.459
915ピエール・ガスリーTEAM MUGEN SF14Honda HR-417E1'15.329 5.434 0.183177.028
1037中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'15.385 5.490 0.056176.896
1164中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'15.498 5.603 0.113176.631
1250小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'15.613 5.718 0.115176.363
131国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.639 5.744 0.026176.302
1416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14Honda HR-417E1'15.683 5.788 0.044176.200
158大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.840 5.945 0.157175.835
1641伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'16.017 6.122 0.177175.426
172石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'16.063 6.168 0.046175.319
1819関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'17.275 7.380 1.212172.570
194山下 健太FUJI x raffinee KONDO SF14TOYOTA RI4A1'17.520 7.625 0.245172.024

OK

OK:第5,6戦瑞浪 第5戦は佐藤蓮(Drago corse)が、第6戦は名取鉄平(TeamBirelART)が優勝

 国内カート最高峰カテゴリーであるOK部門は、1大会2レース制の年間5大会10レースで競われる。今大会は折り返し地点となる第3大会が、2ヶ月半のインターバルを経て開催された。ここまでのシーズンを振り返ってみると、開幕大会の菅生大会にてルーキー佐藤が他を圧倒する速さで2連勝を飾るという衝撃的なデビューを飾った。第2大会の本庄大会でも、開幕戦の勢いそのままに第3戦を制して3連勝を飾り、4戦目もポールポジションを獲得し4連勝に向けて準備万端であった。迎えた第4戦の決勝では、これぞ最高峰カテゴリーのバトルというハイレベルな争いが繰り広げられ、激しいデットヒートの末に優勝を飾ったのは、昨年度デビューイヤーにして最終戦までチャンピオン争いを演じた名取だった。今季より大幅なレギュレーション変更がもたらされ、新たなる歴史を刻むこととなった国内最高峰カテゴリーOK部門。新時代を迎えた最高峰カテゴリーでは、新世代ドライバーの躍進が止まらない。

 金曜日の夜にサーキット周辺を襲った大雨の影響で、近くを走る中央自動車道において土砂崩れが発生し、安全性を考慮した結果、土曜日に予定されていた公式スケジュールがキャンセルされ、翌日曜日に繰り越されることとなった。

【第5戦】怪物佐藤蓮、異次元の速さで4勝目

 スケジュール変更によって日曜日の朝に行われたタイムトライアルでは、もはや指定席と化した感のある佐藤が今大会でもトップタイム。小川颯太(TOYOTA YAMAHA RT)、澤田真治(EXPRIT RACING TEAM JAPAN)が続いた。

 予選ヒートでは、スタートで順位を落としたものの、序盤に順位を奪い返すとそのまま後続を突き放した佐藤がトップチェッカー。決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には小川、3番手に佐々木大樹(TONY KART R.T.J)という順位となった。

 決勝ヒートでは佐々木が抜群のスタートを決めてトップに躍り出るも、2周目には小川にトップの座を奪われてしまう。しかし、その小川も翌周に佐藤にトップを奪われてしまう。トップにでた佐藤はそのまま異次元の速さで後続を突き放していきトップチェッカー。今季4勝目を飾った。一方で2位争いは目まぐるしく順位が入れ替わる大混戦。混戦を制したのは、11番グリッドから追い上げた朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)で2位チェッカー。3位には名取が入った。

佐藤蓮のコメント
 スタートでイン側から抜かれた時はとてもびっくりしましたが、ペースには自信があったので、勝つことはできると慌てることなく落ち着いてレースを進めることができました。タイヤの摩耗も少なく、安心して走ることができました。

【第6戦】名取鉄平、混乱のレースを制して今季2勝目!

 大雨の影響によって大幅なスケジュール変更を要することなった今大会。タイトなスケジュールによって進行されるプログラムであったが、OK第6戦の直前レースである全日本FS125部門において、ゲートクローズ時間に発端するトラブルによってレースがスタートできない事態となってしまう。現場は混乱を極め、OK第6戦のスタートは当初の予定時刻より1時間半程過ぎてからのスタートとなった。

 ホールショットを決めたのはポールポジションスタートの佐々木、2番手には3番手スタートの三村壮太郎(Croc Promotion)が続いた。レース序盤は佐々木と三村のベテラン2人がレース引っ張るも、徐々に順位を落としてしまう。変わってトップ争いに浮上したのは名取と佐藤。前戦本庄大会を思い起こさせるような激しいバトルをここ瑞浪でも再び演じる。前戦本庄では名取に軍配のあがった2人のバトルだったが、今回は佐藤に軍配があがる。残り3周でトップにでた佐藤は名取を突き放してチェッカー。今季5勝目と思われたが、フロントフェアリングの脱落によって10秒加算のペナルティー。変わって優勝したのは名取。2位には野中誠太(CREST RICCIARDO)が、3位には太田格之進(SUCCEED SPORTS Jr.)が入った。

名取鉄平のコメント
 スタートで前に出て、一台一台抜いてトップに立つというイメージで決勝に臨みました。思い通りの展開でトップに立つことができましたが、ペースでは佐藤選手が勝っていることは分かっていたので、何とか守り切るしかないと思い走りました。佐藤選手に前に出られてからは2位を獲ろうと走りました。結果的に優勝とはなりましたが、悔しい2位チェッカーでしたので複雑です。
Text: Hideshi KIKUYAMA
Photo: Hideshi KIKUYAMA
Ryousuke KIKUCHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 松浦孝亮男泣き!#64エプソンNSX10年ぶりの勝利

最後の鈴鹿1000kmを制したのはナカジマレーシング!!

2017オートバックス スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝が8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースはセーフティーカーが2度入った影響から、規定により171周で終了となったが、#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)がレース後半にトップに立ち、2007年以来10年ぶりの勝利を挙げるという感動的な幕切れとなった。GT300クラスは1周目に最初のピット作業を行うという奇策に出た#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)が終盤トップに浮上して今季初優勝を達成している。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日27,500人/決勝日45,000人/大会総入場者数72,500人)

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1966年から続いてきた鈴鹿1000kmの最後の決勝は午後0時35分に三重県警の白バイとパトカーの先導によりパレードランが開始された。スタートでトップに立ったのはポールポジションの#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)。2位には#19関口雄飛(WedsSport ADVAN LC500)がつけ、3位に#64ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)、予選3位の#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)はスタートで4位に後退するが、9周目にバゲットを抜き返して3位に上がってきた。

オリベイラは最初の5周で2位の関口を2.4秒引き離したが、10周目に入ったところで突如ペースダウン、一気に0.655秒差まで詰め寄られる。24号車はパワーステアリングにトラブルが出ていたようだ。

しかし関口も12周目のスプーンカーブでアウトに膨らんでしまい、塚越の先行を許してしまう。塚越は13周目の130Rでオリベイラのインをこじ開けてトップに浮上すると、そのまま一気に後続を引き離し、30周目に最初のピット作業を行なって小暮卓史に交代した。

ところがGT300クラスの#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)がシケイン立ち上がりで#3星野一樹(B-MAX NDDP GT-R)に追突されてスピン、イン側のガードレールに突っ込んでしまったため、42周目に入ったところでセーフティーカーが導入され、17号車のリードは失われてしまった。さらに95周目に入ったところでも#31嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)が130Rでクラッシュしたことにより2度目のセーフティーカーが入ってしまった。この時点での2位は#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)、3位に#64松浦孝亮(Epson Modulo NSX-GT)、4位が#19関口。しかし松田はピットアウト時に#111植田正幸(エヴァRT初号機Rn-s AMG GT)の進路を横切ったとして「ファストレーン優先権違反」を取られ、ドライビングスルーペナルティーを受けて後退してしまう。

度重なるセーフティーカーランでことごとくリードを削られてしまった#17KEIHIN NSX-GTは、その度に猛チャージを繰り返して後続を突き放していった。しかし120周目に4回目のピット作業を終えて塚越がコースに戻ってみると、目の前には#64ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT)の姿があった。

それまでもトップ集団に加わって周回を重ねていた64号車は他に先んじて113周目に4度目のピットイン、その後は路面温度の低下に持ち込んだダンロップタイヤがピタリとハマり、バゲットはペースアップに成功していたのだ。

しかしその差はわずか2秒あまり。バゲットを激しく追い上げ、テール・トゥ・ノーズの状態まで持ち込んだ塚越だったが、147周目のスプーンでタイヤバーストにより痛恨のクラッシュ。そのまま戦列を去った。2位には#23 MOTUL AUTECH GT-Rが繰り上がったが、ペナルティの影響もありその差は10秒以上。

これでライバルのいなくなった64号車は146周目に最後のピット作業を終え、松浦孝亮が最後のスティントを担当、そのままトップでコースに戻った。

レースは2度のセーフティーカーランがあった影響で171周に入ったところで規定の午後6時28分に達したため、そのまま終了となった。

ナカジマレーシングの優勝は2007年11月の富士以来10年ぶり。これもGT100戦記念というメモリアルレースでの勝利だった。レース後の記者会見では松浦が感極まって泣き出す場面も。国内外のレースで戦ってきた38歳ベテランの「自分はまだやれる」という喜びと安堵が大粒の涙を引き出したようだ。
2位は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)、3位には#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)が入った。100号車は終盤#1ヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD LC500)と熾烈な3位争いを展開、ドリンクシステムの不具合を抱えながら競り勝った山本は表彰式後に脱水症状でメディカルセンターへ運び込まれ、破れた平手は直後にデグナーでコースアウト、そのままリタイヤという壮絶なバトルだった。

GT300クラスは序盤#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)、#18中山友貴/川端伸太朗組(UPGARAGE BANDOH 86)、#5坂口夏月/藤波清斗/玉中哲二組(マッハ車検MC86 GTNET)の3台のMC86が他を引き離してトップ争いを展開したが、5号車はレース中盤にトラブルによりピットガレージで長時間の修復作業を行うことになり脱落、18号車も2度目のセーフティーカーランの際にタイロッドのボルトが脱落したことで予定外のピットストップを強いられることになった。

これで25号車が独走状態になるかと思われたが、終盤思わぬ伏兵が現れる。1周目で最初のピットストップを行うという奇策に出た#65 LEON CVSTOS AMGだ。ピットストップ5回以上という大会特別規則を逆手に取った作戦でクリアラップを多めに確保してハイペースで周回を重ね、全車が5回のピット作業を終えた時点で上位に進出しようという目論見だ。

65号車の最後のスティントを担当したのは蒲生尚弥。蒲生はトップを走る#25松井孝允を猛然と追い上げ、150周目の1コーナーでついにトップに立った。一方松井は最後のピット作業で装着した柔らかめのタイヤが路面にマッチせず、苦しい走りを強いられた挙句155周目の逆バンクでコースアウト、クルマが上下逆さまの状態でバリアに突っ込む激しいクラッシュにより大破、そのままリタイヤとなっている。

蒲生はそのままトップでチェッカー、昨年4月の岡山以来1年4ヶ月ぶりの勝利を挙げた。2位には#88織戸学/平峰一貴/山西康司組(マネパランボルギーニ GT3)、3位には#87細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組(ショップチャンネルランボルギーニ GT3)とJLOCの2台が久々の表彰台を得ている。

スーパーGT第7戦の舞台はタイのチャン・インターナショナルサーキット。10月8日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿優勝記者会見 「こうやって勝てて、自分がレーシングドライバーとしてやれるんだって思えたのが一番嬉しいです」(松浦孝亮)

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GT500クラス優勝 #64Epson Modulo NSX-GT

ベルトラン・バゲット
gt-rd6-r-pc-baguette 本当に本当にハッピーです。今までの4年間とても辛い思いをしてきたので、やっと優勝することができて最高の気分です。ダンロップタイヤを使っているのは僕たちだけなので、比較するものがなくて開発には本当に苦労しましたが、今はやってきてよかったと考えています。ナカジマレーシング、そして中嶋監督はずっと僕らを応援してくれましたし、ストレスをかけないように気を配ってくれましたから本当に感謝しています。ホンダのスタッフの皆さんも本当に頑張ってくださいましたし、コウスケさんも素晴らしいチームメイトで最高の走りを見せてくれました。僕はまだ信じられない気分です。
松浦孝亮
gt-rd6-r-pc-matsuura 正直まだ実感が湧かないっていうか、本当にいろんな思いが込み上げてきます。去年の10月にARTAを離れるということをホンダから告げられ、その際に山本部長から「ナカジマレーシングに行ってダンロップを立て直してくれ」と言われました。それでナカジマレーシングに行くことを決めました。19年間亜久里さんのところで走ってきて、大した結果を出せなくて亜久里さんには申し訳なかったんですけど、こうして勝つことができて自分の力を証明できました。ホンダさんにはインディカーまで連れてってもらったんですけど、大した結果を出せなくて。でもこうやって勝てて、自分がレーシングドライバーとしてやれるんだって思えたのが一番嬉しいです。

GT300クラス優勝 #65LEON CVSTOS AMG

黒澤治樹
gt-rd6-r-pc-kurosawa ランキングトップになったことは今知ったんですけど、これで気を緩めずにチャンピオンを目指してがんばりたいと思います。さっき松浦選手もドライバーとして悩んだ時期もあったんだろうなあと思ったんですけど、僕もオーナーと一緒にチームを立ち上げて、強いチームを作ろうと一生懸命自分もドライバー、裏方も含めやってきたんで、すごく今日の結果は嬉しいし、しかもみんなが完璧な仕事をしてくれて、尚弥選手もすごく速くて信頼できるドライバーだし、スポンサーの人、スタッフのみんなすべてに感謝したい一勝ですね。
蒲生尚弥
gt-rd6-r-pc-gamo 正直な感想は「やっと終わったな」という感じです。僕らのチームは変則的なピットのタイミングをとって、単独で走れる時間をたくさん作ろうという作戦で、走っているときは本当に一人で周りのタイムを聞きながら見えない敵と戦っているような感じでした。それを僕は3スティントやったので本当に疲れました。でも最後25号車にやっと追いついて、目標が見えたときは本当に集中できたし、最後まで気を抜かずにいい走りができたと思います。ここ最近AMGとブリヂストンのパッケージもすごく良くなってきて、特に決勝のペースには自信があったので、本当に皆さんのおかげで勝つことができてよかったです。ありがとうございました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
164ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL61715:51'16.244
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8217112.150
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS4417115.737
419関口 雄飛
国本 雄資
小林 可夢偉
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH2617132.852
524佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH617134.089
637平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8417136.330
76大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS8617137.012
88野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS621711:58.410
936中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS881701Lap
1038立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821692Laps
1112安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS261692Laps
1216武藤 英紀
中嶋 大祐
ジェンソン・バトン
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH141692Laps
131ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS721683Laps
1446本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI4615516Laps
1517塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS3614625Laps
---- 以上規定周回数(70% - 119Laps)完走 ----

■GT300クラス

46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2017/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS541585:51'17.191
288織戸 学
平峰 一貴
山西 康司
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH815836.319
387細川 慎弥
佐藤 公哉
元嶋 佑弥
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1615836.959
460飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1815839.463
510富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1015839.517
651中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS6015840.722
761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL5015843.128
89ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH381581'01.393
911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL701581'11.676
1033藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH401581'18.273
117ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH341582'04.319
1252番場 琢
脇阪 薫一
密山 祥吾
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1571Lap
13111石川 京侍
山下 亮生
植田 正幸
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1562Laps
143星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281562Laps
1518中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH41553Laps
1650都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH301553Laps
17360柴田 優作
田中 篤
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1553Laps
1825松井 孝允
山下 健太
近藤 翼
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH821544Laps
194谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1001535Laps
2035ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH14810Laps
2122和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH12731Laps
225坂口 夏月
藤波 清斗
玉中 哲二
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH611939Laps
232高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH11642Laps
2430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH11345Laps
---- 以上規定周回数(70% - 110Laps)完走 ----
-48高森 博士
田中 勝輝
影山 正美
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH10949Laps
-31嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS348672Laps
-21リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL27286Laps
-26山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
クリスチャン・クリエン
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH47111Laps
-55高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS7637121Laps
-117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH29129Laps

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿決勝は171周で終了。GT500は#64ナカジマレーシングが10年ぶりの勝利!!

2017スーパーGT第6戦「第46回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝は規定により午後6時28分に171周をもって終了。GT500クラスは#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が逃げ切って今季初優勝。ナカジマレーシングの優勝は2007年11月の第9戦富士以来、松浦の優勝は2013年7月の第4戦富士以来だ。

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2位には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がつけ、終盤接戦の末#1ヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD LC500)を攻略した#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)が3位入賞を果たした。

GT300クラスは#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)が150周目の1コーナーで#25松井孝允/山下健太/近藤翼組(VivaC 86 MC)を捉えてトップに返り咲き、今季初勝利を飾った。#25 VivaC 86 MCは残念ながら155周目の逆バンクでコントロールを失ってコースオフ、惜しくもリタイヤとなった。2位には#88織戸学/平峰一貴/山西康司組(マネパランボルギーニ GT3)、3位には#87細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組(ショップチャンネルランボルギーニ GT3)とJLOC勢が揃って表彰台を獲得した。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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