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2013年6月

SUPER FORMULA

SF:第2戦オートポリスフォトギャラリー(土曜日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SF:第2戦オートポリス 山本尚貴が3位入賞で初表彰台、リアルは塚越広大、中山友貴がダブル入賞 (HONDA)

  • 2013年6月2日(日)・決勝  会場:オートポリス(4.674km)  天候:雨のち曇り 気温:予選/14℃(9:30時点)、決勝/15℃(14:45時点)  路面温度:予選/16℃(9:30時点)、決勝/16℃(14:45時点) 決勝レース:50周  コースコンディション:ウエットのちドライ  観客:1万3500人(主催者発表)

 6月2日(日)、大分県のオートポリスにおいて、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第2戦の公式予選と決勝レースが開催されました。

sf130602001L.jpg  1日(土)に予定されていた公式予選が悪天候のため順延となった関係で、2日(日)は午前9時30分から35分間にわたってタイム計測による公式予選を行ったあと、午後2時45分に決勝レース(54周)のスタートが切られるという変則的なスケジュールとなりました。

 会場となったオートポリス周辺は、公式予選の時刻を迎えても昨日からの雨が降り続いており、路面は完全なウエットコンディションとなっていました。このため、スーパーフォーミュラに参戦する8名のHondaドライバーは、全員がレインタイヤを装着してセッションに挑みました。

 セッション開始から5分後、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は1分40秒349をマークして3番手につけ、ウエットコンディションでも好調なことを改めて示しました。その3分後には1分38秒451を記録し、トップに立ちます。この時点では、#10 塚越広大選手(HP REAL RACING)は3番手、#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は4番手につけており、トップ4のうち3名がHondaドライバーで占められる形となりました。

 予選が始まって10分ほど経過すると、各ドライバーはいったんアタックを終えてピットに戻り、次のタイムアタックを見据えた準備を始めました。

 このころになると雨は小降りになっており、路面コンディションは次第に改善されていきました。

 予選セッションが残り20分を切ると各ドライバーは再びコースインし、タイムアタックを行いましたが、#40 伊沢選手がターン16でコースアウトを喫します。このため、赤旗が提示され、セッションは一時中断となりました。

 およそ8分間の中断のあと、公式予選が再開。間もなくほとんどのドライバーがコースに戻り、タイムアタックを行いました。

 公式予選が終了した時点で、Hondaドライバーの中で最上位につけていたのは1分37秒204を記録した#16 山本選手の3番手でした。Honda勢でこれに続いたのは#10 塚越選手の7番手で、以下、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は10番手、#15 小林崇志選手(TEAM 無限)は11番手、#41 武藤英紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は13番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は14番手、#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は15番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は17番手となり、決勝のグリッドが確定しました。

 そのあと、雨はほとんど止んで霧雨となり、スタート時刻の午後2時45分が近づくと、路面コンディションは大きく改善されていました。ただし、路面はまだわずかに湿っており、レインタイヤでスタートするか、スリックタイヤでスタートするか、判断の分かれるところでしたが、ほとんどのドライバーがレインタイヤでスタートを切り、ライバル陣営の1名だけが、スリックタイヤでレースに挑みました。

 午後2時45分過ぎ、フォーメーションラップを走り終えた19台のマシンは、いったんスターティンググリッドに停車したあと、シグナルに合わせて猛然とスタートを切りました。ここで好スタートを決めたのが#16 山本選手で、予選2番手だったライバルを追い抜き、2番手に浮上しました。オープニングラップを終えた段階では、#16 山本選手の2番手を筆頭に、#10 塚越選手は7番手、#32 小暮選手は9番手、#41 武藤選手は10番手、#31 中嶋選手は11番手、#40 伊沢選手は12番手、#11 中山選手は13番手、#15 小林選手は17番手と、Honda勢はほとんどのドライバーがスターティンググリッドを上回るポジションでオープニングラップを終えました。

 2番手の#16 山本選手はトップとほとんど変わらないペースで周回を重ねていき、5周目を走り終えてもその差を3.3秒差にとどめていましたが、路面が乾いてきたこともあり、スリックタイヤでスタートしたドライバーのペースが、レインタイヤで走行する首位のドライバーに近づいていきました。この状況を見た各陣営は、6周目を迎えると続々ピットストップを実施。8周目を終えたときには、全車がスリックタイヤで走行することになりました。

 10周目、ピット作業を素早く終えた#16 山本選手は引き続き2番手をキープ。そして#10 塚越選手は1つ順位を上げて6番手となり、以下、Hondaドライバーは#31 中嶋選手が8番手、#11 中山選手が9番手、#32 小暮選手が10番手、#40 伊沢選手が12番手、#15 小林選手が14番手、#41 武藤選手が15番手となって周回を重ねていました。

 しかし、11周目に4台が関係する多重アクシデントが発生します。このアクシデントに巻き込まれた#32 小暮選手と#40 伊沢選手は無念のリタイアとなり、ライバル勢の2台も大きく遅れる結果となりました。

 13周目、#16 山本選手は直後に迫っていたドライバーの先行を許し、3番手に後退します。同ラップ中、#10 塚越選手は引き続き6番手を走行していましたが、#31 中嶋選手と#11中山選手はいずれもライバルに攻略され、それぞれ8番手と9番手となりました。一方、#41 武藤選手と#15 小林選手は前述の多重アクシデントをくぐり抜け、それぞれ10番手と14番手に浮上していましたが、#15 小林選手は16周目の第2ヘアピンでスピンを喫した影響でリタイアとなりました。

 このあと、レースはこう着状態となり、37周目を迎えるまで、Hondaドライバーの順位は変わりませんでした。このうち、#16 山本選手は懸命に走り、好調の上位2名には先行を許すものの、4番手のライバルを15秒ほどリードして3番手をキープしていました。

 同じころ、コースの一部を霧が覆い始め、視界が悪化します。そうした中、8番手につけていた#31 中嶋選手がコースアウトを喫してグラベル上で停止し、ここでリタイアを余儀なくされました。さらに、38周目には#41 武藤選手もブリッジ下でコースアウトし、リタイアに終わりました。

 レース終盤に入り、コースのかなり広範な部分が霧に覆われるようになっていたものの、#16 山本選手は安定したペースで3番手をキープ。#10 塚越選手が6番手、#11 中山選手がポイント圏内の8番手まで浮上して周回を続けていましたが、トップのマシンが52周目を走りきったところで、競技続行が危険と判断されたため、大会審査委員会は赤旗を提示、レースはそのまま終了となりました。

 規則に従い、競技結果は赤旗が提示される2周前の50周目終了時点での順位で決定することとなりました。この結果、#16 山本選手は3位となり、国内トップフォーミュラの参戦4年目にして待望の表彰台登壇。そして#10 塚越選手は6位、#11 中山選手は8位となり、HP REAL RACINGは2011年のフォーミュラ・ニッポン参戦開始から3年目にして、初のダブル入賞を果たしました。優勝は#2 アンドレ・ロッテラー選手(トヨタ)でした。

 ドライバーのシリーズポイント争いでは、第1戦鈴鹿大会でポール・トゥ・フィニッシュを飾った#40 伊沢選手がライバルと11点の同点タイで2番手、#16 山本選手も同じ11点ですが、まだ優勝がないため4番手、#32 小暮選手は6点で7番手、#10 塚越選手は3点で9番手、#11 中山選手は1点で12番手となっています。

 次戦は7月13~14日に富士スピードウェイで開催されます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
「まずは国内トップフォーミュラで初の表彰台を獲得した#16 山本選手に『おめでとう』と申し上げます。今日はとても難しいコンディションでしたが、その中でも最後までしっかり走りきってくれました。よくがんばってくれたと思います。また、#10 塚越選手が6位、#11 中山選手が8位に入ったことで、HP REAL RACINGもダブル入賞を果たしてくれました。今日は#10 塚越選手のペースが特によかったので、チームとしての実力は間違いなく伸びてきていると思います。今回、表彰台を獲得したTEAM 無限を含め、Honda勢の4チームがいずれも高い水準になっていることは、私たちにとって、とても重要なことです。その一方で、今回はスリックタイヤとレインタイヤをそれぞれ使いこなすという意味では、課題も見えました。これについては早急に克服することで、次のウエットレースに備えたいと思います。次戦は、これまではやや苦手意識もあった富士スピードウェイでの開催となりますが、エンジンの使い方を含め、レースの戦い方を総合的に見直すことで優勝を目指します。引き続きスーパーフォーミュラを戦うHondaに熱い声援をよろしくお願いします」
山本尚貴選手(3位 チーム無限)
「ここまでの道のりは長かったですが、やっと表彰台に上がることができたので、素直にうれしいです。スタートを決めることができてポジションを1つ上げ、ピットストップも完ぺきだったところまではよかったのですが、そのあとはライバルのペースが速く、順位を上げることができませんでした。天気も悪くなり、コース上にとどまることが精一杯の状況でしたが、ミスだけはしないようにしつつ、攻めることは忘れないで最後までがんばって走りました。個人的には、ゴールする際にチェッカーを受け、応援していただいたファンの皆さまやチームスタッフの前で手を挙げたかったのですが、最後は赤旗で終了してしまい、かないませんでした。次の目標は、気持ちよくみんなの前で手を挙げて、ウイニングランをしたいと思います」
塚越広大選手(6位 HP REAL RACING)
「路面コンディションが不安定だったので、スタートはレインタイヤを選択しました。レインタイヤを装着したマシンの中でも、いいペースで走れていましたし、ポジションは上げられなかったものの、感触はよかったです。ドライタイヤに履き替えてからも順調に走れていて、ほかのマシンとの差は縮まってきていたので、開幕戦の鈴鹿からこのレースまで、準備してきたことが正しい方向に向かっていると感じました。次戦の富士でもさらに上の順位に入れるようがんばります」
Text & Photo: HONDA

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SF:第2戦オートポリス アンドレ・ロッテラーがポール・トゥ・ウィン! トヨタエンジン1-2フィニッシュ (TOYOTA)

  • コース:オートポリス (4.674km)
  • 予選:9月2日(日)雨:ウェット
  • 決勝:9月2日(日)曇:セミウェット
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アンドレ・ロッテラー(中央)が今季初勝利を挙げ、
ロイック・デュバル(左)が2位で続きトヨタエンジンが1-2

 スーパーフォーミュラの第2戦が6月1日(土)、2日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。

 2013年より名称を変更し新たなスタートを切ったスーパーフォーミュラは、約1ヶ月半のインターバルを経て、第2戦を迎えた。その舞台は唯一の九州開催地となる、オートポリス。

 開幕戦鈴鹿では松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)がファイナルラップの劇的な逆転で2位表彰台獲得と気を吐いたが、優勝を逃し、トヨタエンジン勢は苦戦を強いられる結果となった。それだけに今大会は巻き返しを狙う。

 300kmとして戦われた開幕戦鈴鹿に対し、今大会のオートポリス戦は250kmで争われる。燃料タンク容量が昨年よりも11リッター増やされたことで、ピット戦略の自由度が高まるものの、無給油で走りきることは難しく、戦略にも注目が集まった。

 1日(土)は朝から降雨に見舞われ、朝のフリー走行でもコースアウトやスピン、赤旗中断が頻発。続く予選もヘビーウェット状態で迎えることとなった。

 午後2時25分からノックアウト方式で開始された予選は、Q1が開始されて早々強まった雨足に足をすくわれる車両が続出し、赤旗中断中に出てきた霧での視界不良もあり、キャンセルに。決勝のグリッドを決定する予選は翌2日(日)決勝前のフリー走行の時間に代えて行われることとなった。

 2日(日)午前9時半へと順延されて行われた予選は、路面はウェットながら、雨は小降りとなり、徐々にコンディションが良くなっていく状況。35分間の1セッションで決勝グリッドを決めるべくアタックが繰り広げられた。

 開幕戦を欠場し、今季スーパーフォーミュラ初レースとなるアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が、得意のウェットコンディションで序盤から好タイムをマーク。これをJ.P.デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が追い、2台がトップタイムを塗り替える激しい争いとなったが、最後はロッテラーがポールポジションを獲得。オリベイラが2番手でトヨタエンジン勢がグリッド最前列を独占。

 松田が4番手。中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が5番手、ロッテラー同様今季初レースとなったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が6番手。平手晃平(P.MU/CERUMO・INGING)が8番手、開幕戦でデビュー戦ながら入賞を果たしたスーパールーキー、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は初めてのオートポリスながら9番手につけ、決勝レースに臨むこととなった。

 予選後、雨は止み路面は乾き始めていたが、決勝レース前のウォームアップ走行時に再び細かい霧雨が降り始め、路面はウェットのまま。各チーム、スタートでのタイヤ選択に悩む状況となった。ほとんどの車両がウェットタイヤのままグリッドについたが、デュバルはスリックタイヤを選択。午後2時48分に54周の決勝レースがスタートした。

 滑りやすい難しいコンディションでのスタートで、ポールポジションのロッテラーは首位をキープしたが、最前列2番手のオリベイラは若干出遅れ、3位に後退。スリックタイヤのデュバルはやはりペースが上がらず、2周を終了した時点で17位まで順位を落としてしまった。

 しかし、路面は徐々に乾き、コンディションは良くなっていったため、6周目あたりから、首位のロッテラーをはじめとして次々にピットへ。各車最後まで走り切れるだけの給油と、スリックタイヤへの交換を行った。ここで、5位につけていた中嶋一貴が、同チームのロッテラーと同時にピットイン。ロッテラーのピット作業を待つことになり、加えてピット作業でもトラブルがありタイムをロス。14位と大きく後退してしまった。

 一方、スタートでスリックタイヤを選択したデュバルは、ピットに入らず、他の全車がピットに入ったことで首位に浮上。ハイペースで後続との差を広げていった。

 11周目、追い上げを見せていた中嶋一貴が、9位争いの団子状態の中で先行車をパスしようとして接触し、サスペンションとタイヤを破損。中嶋一貴はピットでの長時間の修復作業の末コースに戻ったが、5周遅れと完全に上位争いから脱落してしまった。

 首位を逃げるデュバルは、2位のロッテラーとの差を40秒近くまで広げ、36周目にピットイン。ここでタイヤ交換をせず、短い給油のみでピット作業を終えると、ロッテラーの前でコースに復帰することに成功した。

 しかしロッテラーも猛追を開始。滑りやすい路面で、一瞬のミスも許されない緊張したバトルを繰り広げた2台だったが、44周目の最終コーナー手前で、ロッテラーが一気にデュバルをパス。首位を奪還した。

 その後はシフトの不具合などに見舞われていたデュバルを、ロッテラーは徐々に引き離し独走態勢に。

 レースが残り10周を切ったあたりから、部分的にコース上を霧が覆い始め、非常に視界が悪い状況となった。このため、51周目にレースは赤旗中断。そのまま終了となり、50周目終了時点の順位でレースが成立した。

 ロッテラーがポール・トゥ・ウィン、デュバルが2位と、トヨタエンジンが1-2フィニッシュ。オリベイラ、松田が4位、5位。7位にベストラップでも3番手と速さを見せた平川が入り、自己ベストリザルトを更新。平川はスーパーフォーミュラデビュー戦から2戦連続の入賞を果たした。5周遅れながらレースに復帰し周回を重ねた中嶋一貴は、終盤ファステストラップをマークする速さを見せたが、完走最後尾12位に終わった。

PETRONAS TEAM TOM'S #2 アンドレ・ロッテラー:
とにかく嬉しい。今週末、ずっとトップに居られて、素晴らしいクルマを用意してくれたチームとトヨタにお礼を言いたい。今日のレースは、エキサイティングな展開だった。我々のタイヤを換えるタイミングは少し遅かったかも知れない。そのため一度ポジションを落とすことになったが、終盤取り戻すことができた。簡単なレースではなかったが、最終的に優勝できて良かった。簡単には行かないかもしれないが、ここから先も勝ち続けられるよう頑張りたい。
KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8 ロイック・デュバル:
今日はとてもタフなレースだった。ライバルがレインタイヤでスタートする中、自分はスリックタイヤを選択した。路面の状況がどう変わるかわからなかったが、トップに立つまでは、滑って難しいコンディションだった。ピットストップは上手く行ったが、長くタイヤを使っていたので、ペースを上げられなかった。また、シフトダウンが途中からうまく行かなくなって、ロッテラー選手にパスされたのもそれが原因だった。トムスが優勝したのは自然な流れ。でも2位という結果には、とても満足している。
トヨタモータースポーツニュース

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SF:第2戦オートポリス決勝記者会見

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優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
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決勝2位 ロイック・デュバル(ルマン)
sf_r02_r_pc-duval  「タフなレースでした。みんながウエットタイヤを選択した中、自分はスリックで走る決定をしましたが、3~4周は滑って難しいレースでした。ピットストップはうまく行きましたが、自分の方がタイヤを長く使っていたのでペースが上がりませんでした。途中からシフトダウンに問題があって、オーバーテイクされたのもそれが原因です。最終的に今週末好調だったトムスが勝ったのは自然なことだと思います」
決勝3位 山本尚貴(無限)
sf_r02_r_pc-yamamoto  「やっと表彰台に乗られて素直にうれしいです。スタートは良くて2位に立つことができ、ピットストップも完璧で、前に出られたところまでは良かったんですが、(ロッテラーと)ペースが違いすぎたので守るのは厳しかったです。クルマもドライ方向には振ったんですが詰めが甘くてコース上にとどまるのが精一杯でした。ミスだけはしないようにチェッカーまで頑張って走ろうと思っていました。次はみんなの前で手を上げてウイニングランをしたいですね」
優勝チーム監督 舘信秀(トムス)
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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第2戦オートポリス決勝 ロイック・デュバルとのバトルを制しアンドレ・ロッテラーがポールトゥウイン!

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦は2日、大分県のオートポリスで決勝を行いアンドレ・ロッテラー(トムス)が50周、1時間20分50秒410で優勝した。

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 昨日より降り始め、予選はキャンセル、本日に変更されるというレーススケジュールを翻弄した雨は午後にはほぼ上がった。しかし、路面は乾きつつあるもののウエットの状態のままで14時45分、フォーメーションラップが始まった。ここでドライタイヤを選択したのはロイック・デュバルのみ。他は全車ウエットタイヤを履いてグリッドを離れた。

 スタートはポールポジションのアンドレ・ロッテラー(トムス)が好ダッシュ、トップで1コーナーに入った。2位に予選3位の山本尚貴(無限)が上がり、同2位のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)は3位に落ちた。以下、松田次生(同)、中嶋一貴(トムス)、平手晃平(セルモ・インギング)、塚越広大(リアル)、平手晃平(ルマン)と続く。

 トップに立ったロッテラーは後続を引き離しにかかる。4周目には2位山本との差を3秒2と開いた。

 ドライタイヤにかけた予選6位のデュバルはずるずると後退。一時17位まで落ちたが、数周するとトップと遜色ないタイムで周回をはじめ14位まで順位を回復。

 ここで6周を回ってトップ、ロッテラーがピットインすると、これを皮切りに各車続々とピットインしてドライタイヤへの交換、給油作業が始まる。

 各車ピットイン、ピットアウトが終わるとトップに立ったのはデュバル。ピット作業後にロッテラーをかわし、2位に上がった山本とは25秒差。ロッテラーは3位に落ちた。

 しかし、スピードに勝るロッテラーは13周目に山本をかわし2位に上がるとトップ、デュバルを追い始めるが、ラップタイムはデュバルの方が速い。ときにはロッテラーより1秒以上速い周回でその差を広げ、ついに28周目にはその差は39秒台まで広がった。

 ところが30周目あたりには、デュバルとロッテラーのラップタイムは拮抗し始める。ロッテラーは33周目にここまでのファステストラップとなる1分33秒618のタイムをたたき出すと、次周にはそのタイムを1分33秒112まで更新。デュバルとの差は徐々に縮まり始めた。

 デュバルは36周目にピットイン。タイヤ交換をせず、給油のみでピットアウトするとかろうじてロッテラーの前に出ることに成功。しかしその差はわずか1秒3。

 ここからデュバルとロッテラーのバトルが始まる。テールトゥノーズでの争いは44周目、最終コーナー手前でデュバルが失速したのを見逃さず、ついにロッテラーが前に出てトップに立った。

 この後、サーキットを濃い霧が覆い始めたため競技委員会はレース続行を危険と判断し赤旗を提示。レースは50周で打ち切られ終了となった。

 優勝は第1戦を欠場し今季初参戦のロッテラー、2位も今季初参戦のデュバル。3位に入った山本は嬉しい初表彰台。

 4位はオリベイラ、5位に松田、6位に塚越、7位にルーキーの平川亮(ルマン)、8位には中山友貴(リアル)が入り初ポイントを獲得した。

 前戦優勝の伊沢拓也(ダンディライアン)は11周目の第1ヘアピンで発生した小暮卓史(ナカジマ)と中嶋一貴(トムス)の接触に巻き込まれリタイアした。

 第3戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月14日に決勝レースが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI
Yoshinori OHNISHI

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SF:第2戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2013/06/02) Race Result Weather:Cloudy Course:Wet
2013 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K501:20'50.410
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K509.036
316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E5051.524
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K501'03.499
520松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K501'05.067
610塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E501'07.239
77平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K501'10.609
811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E491Lap 
93安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K491Lap 
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K482Laps
11*62嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K482Laps
121中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K455Laps
---- 以上規定周回(45 Laps)完走 ----
-*41武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E3713Laps
-31中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E3614Laps
-38平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1832Laps
-15小林 崇志TEAM 無限HONDA HR12E1535Laps
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1040Laps
-40伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1040Laps
-18リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K743Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'31.763 (43/45) 183.368km/h
  • 2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第33条および第37条により、決勝レースを赤旗終了とした。
  • CarNo.62は、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第31条2違反によりドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.41は、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条9(一般安全規定)違反により訓戒とする。

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SF:第2戦オートポリス公式予選記者会見

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ポールポジション アンドレ・ロッテラー(トムス)
sf_r02_q_pc-lotterer  「予選がキャンセルされたのは正しい判断だと思います。クルマはいい状態で、自信がありました。差が詰まっているので決勝は難しいレースになるでしょう。フロントからスタートしてそのままでフィニッシュしたいですね。面白いレースになると思います」
予選2位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
sf_r02_q_pc-oliveira  「予選途中まではペースが速くなかったですね。どのタイヤを選んだらいいか分かりませんでしたが、最後はグリップがよかったです。結果的に2位に満足しています。決勝は途中からスリックに換える展開になればドラマチックなレースになると思います」
予選3位 山本尚貴(無限)
sf_r02_q_pc-yamamoto  「昨日からクルマの調子は良かったので、ポールポジションを逃したのは悔しいです。過去クルマのポテンシャルを引き出せなかったので今回は仕上がりがよく、ミス無くトップ3には入れたのはよかったです。決勝は、レースが終わった後に笑顔でいられるように頑張ります」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第2戦オートポリス公式予選 好調のアンドレ・ロッテラー異次元のタイムでPPを獲得

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦オートポリスは2日、順延された公式予選を同所で行い、アンドレ・ロッテラー(トムス)がポールポジションを獲得した。

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 雨は小降りになってきたが、時折霧がサーキットを覆う悪コンディションのなか昨日中止になった公式予選が9時30分より赤旗中断を挟んで10時13分まで行われた。

 昨日のフリー走行でトップタイムをマークしたアンドレ・ロッテラー(トムス)がここでも序盤から好調。開始早々に1分39秒507タイムを出し、彼がリードして公式予選が始まった。

 開始10分過ぎには山本尚貴(無限)が1分38秒451でトップに立つもその後1分37秒610でロッテラーがトップを奪い返す。

 開始20分頃には伊沢拓也(ダンディライアン)がコースアウトして赤旗が提示された。

 予選は9時56分より残り17分で再開。トップ、ロッテラーが1分37秒446までタイムアップするとここまで下位に沈んでいたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分37秒330で一気にトップに躍り出た。

 しかし、残り5分を切ったところでロッテラーが1分36秒941とただ一人36秒台に入るタイムでトップを逆転すると、チェッカー後にそのタイムをさらに1分36秒619まで縮め、圧倒的なスピードでポールポジションを確定した。

 予選2位には0秒343差でオリベイラ。ホンダエンジン勢が軒並み低迷する中、山本が孤軍奮闘してホンダ勢のトップで予選3位に入った。

 予選4位には松田次生(インパル)、同5位には中嶋一貴(トムス)、同6位はロイック・デュバル(ルマン)となっている。

 コースアウトを喫し赤旗の原因となった開幕戦ウイナーの伊沢は予選15位に沈んだ。また、スーパールーキーの平川亮(ルマン)は同9位につけている。

 決勝は本日2日、14時45分より54周で争われるが、この後の天候次第では雨と霧に翻弄される波乱のレース展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第2戦オートポリス公式予選結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2013/06/02) Qualfying Weather:Rainy Course:Wet
2013 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.619--174.15
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.0530.4340.434173.37
316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'37.2040.5850.151173.10
420松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.6401.0210.436172.33
51中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'37.6851.0660.045172.25
68ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'37.8391.2200.154171.98
710塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.8611.2420.022171.94
838平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'37.8691.2500.008171.93
97平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.0841.4650.215171.55
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.1531.5340.069171.43
1115小林 崇志TEAM 無限HONDA HR12E1'38.1981.5790.045171.35
1262嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'38.2091.5900.011171.33
1341武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.4361.8170.227170.94
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.7662.1470.330170.37
1540伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.8002.1810.034170.31
163安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'38.8632.2440.063170.20
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.0382.4190.175169.90
1839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.1792.5600.141169.66
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'40.1023.4830.923168.09
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'43.3826.7633.280162.76
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'28.523

SUPER FORMULA

SF:第2戦オートポリス 公式予選は悪天候のため明日朝に順延、Hondaドライバーは開幕2連勝を目指して明日の予選・決勝に挑む (HONDA)

  • 2013年6月1日(土)・予選  会場:オートポリス(4.674km)  天候:予選/雨  気温:17℃(9:30時点) 路面温度:19℃(9:30時点)  コースコンディション:ウエット

 6月1日(土)、大分県・オートポリスにおいて、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第2戦の1日目が行われました。

sf130601001L.jpg  今年から国内最高峰のフォーミュラカーシリーズは「フォーミュラ・ニッポン」から「スーパーフォーミュラ」へと名称が改められました。その第2戦の舞台は、大分県の阿蘇山系に建つオートポリスです。

 開幕戦の鈴鹿大会において、Hondaは昨年までフォーミュラ・ニッポンで用いてきたエンジンを大幅に改良した「HR12E」を投入。この結果、ポールポジションからスタートした#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が優勝したほか、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)も3位に入るなど、大きな成果を収めました。

 Hondaは、低速コーナーから高速コーナーまでがそろうオートポリスを得意としており、昨年のレースでもDOCOMO TEAM DANDELION RACINGが1-2フィニッシュを達成しました。このため、本大会でもHondaドライバーの活躍に大きな期待がかかっています。

 Hondaドライバーは基本的に開幕戦と同じ顔ぶれですが、インディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨選手は本大会を欠場。代わって小林崇志選手がTEAM 無限の15号車をドライブすることになりました。

 この日は午前9時30分より1時間にわたってフリー走行を行ったあと、午後2時20分よりノックアウト方式の公式予選を行うスケジュールが組まれていました。

 サーキット周辺では朝から雨が降っており、フリー走行が始まる午前9時30分を迎えても小雨が降り続いていました。コースは完全なウエットコンディションとなっていたため、ウエットタイヤの使用を認めるウエット宣言がセッションに先立って行われました。Hondaエンジンを用いる8名のドライバーも全員、ウエットタイヤを装着してコースイン。ただし、路面上の水量は多く、各車とも大きく水煙を上げながらの走行となりました。こうした難しいコンディションのため、開始43分後にはライバル勢のドライバーがコースアウト。この影響でおよそ10分にわたり、セッションは中断となりました。

 フリー走行は予定どおり10時30分に終了しましたが、その直前にもライバル勢のドライバー2名が相次いでスピンを喫し、路面が非常に滑りやすい状態となっていることがうかがえました。このセッションでHondaドライバーのトップとなったのは、2番手となる1分38秒935を記録した#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)。これに続いたのは5番手となった#32 小暮選手で、以下、10番手の#10 塚越広大選手(HP REAL RACING)、11番手の#40 伊沢選手、12番手の#41 武藤英紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、13番手の#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)、15番手の#15 小林選手、18番手の#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)となりました。

 午後に入ると雨は本降りになり、霧も発生しはじめましたが、公式予選は予定どおり午後2時25分に開始されました。公式予選は3段階に分けてセッションを行うノックアウト方式が本大会でも採用されています。これはQ1、Q2、Q3の3段階で予選を行ってスターティンググリッドを決めるもので、Q1は全ドライバー、Q2はQ1で14番手までに入ったドライバー、Q3はQ2で8番手までに入ったドライバーが出走します。そしてポールポジション(PP)から8番グリッドまではQ3の結果、9番グリッドから14番グリッドまではQ2の結果、15番グリッド以下はQ1の結果に従ってそれぞれ決定します。

 8名のHondaドライバーは次々とコースインしていきましたが、路面上の水量は午前中よりも明らかに増えており、各マシンは激しい水煙を巻き上げる状況となりました。コースコンディションが午前中よりも悪化しているのは明らかで、この影響もあり、セッション開始後5分ごろに#10 塚越選手がスピンを喫し、右リアタイヤ付近にダメージを負ってしまいます。このため赤旗が提示され、セッションは中断となりました。

 予選は2時43分に再開されましたが、その約5分後に今度は#32 小暮選手がスピンし、セッションは再び赤旗中断となります。その後、大会審査委員会は視界不良と雨量増のため公式予選の続行は不可能と判断し、明日の朝に順延することを決定しました。

 明日は、午前9時30分から10時5分までノックアウト方式ではなくタイム計測による公式予選を実施。250㎞、54周で競われる決勝レースは午後2時45分にスタートが切られる予定です。

Text & Photo: HONDA

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SF:第2戦オートポリス公式予選は雨のためキャンセル、明日に順延

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 スーパーフォーミュラ第2戦、オートポリスで行われる予定だった公式予選だが、ノックアウトQ1開始直後に激しく降り始めた雨のため中止となった。公式予選は明日2日に順延される。

 スーパーフォーミュラ公式予選は、14時25分よりノックアウト予選Q1が開始されたが、直後に激しく降り始めた雨のためコースアウトするマシンが続出。2度の赤旗が提示され中断した。

 その後、代表者ミーティングが招集され、協議の結果本日の公式予選はキャンセルとなった。

 公式予選は明日2日、フリー走行に当てられていた枠を使い9時30分より35分間で争われることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:次期スーパーフォーミュラマシン、SF14の概要が発表される

 スーパーフォーミュラ第2戦の行われているオートポリスで、恒例のJRP主催のサタデーミーティングが開催され、この席上、来年度から採用される次期マシンSF14の概要が発表された。

 マシンの開発はイタリアのダラーラ社でエンジンを搭載する直前まで進捗しており、ホンダの坂井典次氏が風洞テスト、トヨタの佐藤真之介氏がワイヤリング、同永井洋治氏がクラッシュテストについての説明を行った。

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風洞テストについて

 現在、フロントウイング、ブレーキダクト回り、フロアまでできている。全幅は1900mm、F1の1800mmより100mm広く、現行スイフトの2000mmより100mm狭い。フロントウイングの幅も1900mmで、前のクルマに付いたときにフロントのダウンフォースが抜けないようにウィングの幅を長く取ってある。また、フロント、リアのバランスが崩れないような工夫がしてある。

 フロアの前に角のようなものを、後ろにガーニーフラップ的な折り返しをつけ、フロアの下に入る流れも制御している。サイドポンツーの上にはチムニーダクトをつけた。左はクーリングのため、右はターボチャージャーの空気の取り入れ口となる。

 リアウイングには最新のテクノロジーが入っている。翼端版の上のスリットは、ウイングの効率を上げ、後ろに発生する渦を少なくしている。それによって後ろに付いたクルマの影響も少なくなる。

 ディフーザーも大きく、ビームウイング(リアのロアウイング)につながるようになっている。リアウイングの上のエレメントはダウンフォースを、ビームウイングはデフューザーからの吐き出しを促進する。

 エンジンが直4でスリムなので、上から見たコクピット回り、リアウイングにつながる部分もスリムにできていて、空力的な性能はかなり向上している。

 風洞に入れる前にCFDを活用し、40%スケールのモデルで精度のいい風洞実験を行い、最新の技術を使った設計となっている。

ワイヤリングについて

 エンジンメーカー側から要望するコクピットパネル等に設置するスイッチ等をダラーラ側に伝えている。スイフトに比べるとモノコックがタイトなので、制約が多く、置き場が無くて苦慮している。

クラッシュテスト

 5月にクラッシュテストを行い無事合格した。このクルマは今のより3秒は速くなるのでフロント、リア、サイドのクラッシュテストは2010年のF1レベルになっている。以前は最大Gだったが、今回はGの出方まで考慮して対応している。10キロくらい重くなるが、サスペンションがモノコックを突き破らないように強度を上げている。7月にシェイクダウンを予定している。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Japan Race Promotion

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SF:第2戦オートポリスフリー走行1回目 今季初登場のアンドレ・ロッテラーが挨拶代わりのトップタイム!

 スーパーフォーミュラ第2戦が大分県のオートポリスで開幕した。降り始めた雨のなか、9時30分より1時間にわたって行われたフリー走行ではWEC参戦のため初戦を欠場したアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイムを記録した。

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 今年もスーパーフォーミュラは九州にやってきた。前身のフォーミュラ・ニッポンを含めて、ここオートポリスで開催されるのは通算6回目。第1回は2006年に閉鎖されたMINEサーキットの代替戦として行われ、松田次生が優勝した。2年のブランクをおいて2009年より連続して開催されている。その後のウィナーは、小暮卓史、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴。そして昨年は塚越広大が優勝している。エンジン対決ではトヨタ3勝、ホンダ2勝となっている。

 9時30分より降り始めた雨の中、ウェット宣言が出され1時間のフリー走行が始まった。

 フリー走行は序盤から、WECに出場したため第1戦を欠場したアンドレ・ロッテラー(トムス)、ロイック・デュバル(ルマン)の2人が好調。ロッテラーが1分39秒660でトップに立つと、2位にはデュバルが付ける。

 開始18分、この2人に割って入ってきたのが平手晃平(セルモ・インギング)だったがその後コースアウトして後退。代わって2位には山本尚貴が食い込んできた。

 その後、ロッテラーが27分過ぎに1分39秒208までタイプアップすると、中盤過ぎには山本がこれを逆転して1分38秒935をたたき出しトップに浮上。

 さらに松田次生(インパル)が2位に食い込むも次の周、セクター1で最速タイムを出してトップを狙うもクラッシュ。このため赤旗が提示されたが松田のマシンのダメージは少ない模様。

 残り数分で再開されたが、ロッテラーは負けじと1分38秒800でトップを奪い返すと、そのタイムを1分38秒556まで縮め、フリー走行をトップで締めくくった。

 2位には山本が入り、3位にはクラッシュした松田。4位がディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(トムス)、5位が今季復調の小暮卓史(ナカジマ)、6位がデュバルという結果となった。

 期待のルーキー平川亮(ルマン)は雨のためか振るわず、14位に沈んだ。

 ポールポジションを争う公式予選は本日、14時25分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第2戦オートポリスフリー走行1回目結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2013/06/01) Free Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2013 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.556--170.73
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'38.9350.3790.379170.08
320松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.0680.5120.133169.85
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.5350.9790.467169.05
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'39.6901.1340.155168.79
68ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansKYGNUS SUNOCO TOYOTA RV8K1'39.7771.2210.087168.64
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.8301.2740.053168.55
838平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.9211.3650.091168.40
919ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.1181.5620.197168.07
1010塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'40.2091.6530.091167.91
1140伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'40.4601.9040.251167.49
1241武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'40.7272.1710.267167.05
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'40.8882.3320.161166.78
147平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.0982.5420.210166.44
1515小林 崇志TEAM 無限HONDA HR12E1'41.1812.6250.083166.30
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'41.5593.0030.378165.68
173安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'41.6513.0950.092165.53
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'41.7013.1450.050165.45
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'42.1423.5860.441164.74
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'45.4556.8993.313159.56
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'28.523

D1 GRAND PRIX

D1:第2戦鈴鹿 単走優勝は斎藤太吾! 総合優勝は末永直登! 上野高広は総合4位入賞でランキングトップ!

 5月26日(土)~27日(日)の2日間「2013グランツーリスモD1グランプリ第2戦鈴鹿サーキット」が、快晴の三重県鈴鹿サーキットに2日間合計15,088人の観衆を集めて開催された。

 昨年から審査が1-2コーナーを抜ける区間で行われ、D1GPシリーズ随一の高速進入が見られる大会となり、上位選手は200km/hを超えるスピードから大迫力のドリフトを見せた。

 27日(日)午前中に行われた単走決勝では、前日の予選では調子が上がらなかった斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS・9RECORDS)が、完璧な走りをみせ1本目、2本目ともに100点*を超える高得点を叩きだし優勝した。

 また午後に行われた追走トーナメントでは、ランキング首位の古口美範(Team BOSS ENDLESS with FALKEN)、ランキング3位の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)がエンジンブローで早々に敗退。決勝は、この日単走1位の斎藤太吾と単走2位の末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)の対戦となった。1本目先行の斎藤は、末永(直)にアドバンテージを取られ、2本目はやや強引に末永のマシンとの差を詰めようと攻めた走りを見せたが、 末永(直)をプッシュしコースアウトさせてしまう。これにより末永(直)が優勝を飾った。

 尚、ポイントランキングは、追走で準決勝まで勝ち進んだ上野高広(TEAM VERTEX)が トップとなった。

  • 今シリーズの採点方法はDOSSの得点に審判員が加減・減点するため、100点を超えるケースがある。
【5月25日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■予選

 高速進入から1コーナースタンド前へ飛び込む鈴鹿のコースレイアウトでは、マシンの振り出し位置の見極めが重要なポイントとなった。振り出しが手前すぎると1コーナーの奥までドリフトが届かず車速が落ちて減点となり、逆に奥すぎるとコース内でドリフトを収めきれずコースアウトで減点となるため、好位置で振り出すことが求められた。

 予選では、この距離感を合わせきれず減点される選手が多かったが、距離感を合わせ、すばやくドリフトの体勢を整えて飛び込み、タイミングよくアクセルを踏んで立ち上がる走りができた選手は高く評価された。

 昨年に続き予選トップ通過をねらっていた唄和也(GOODYEAR RACING with ORIGIN Labo. & B-west)は98.80をマーク。しかし内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)が、やや奥めで振り出しつつ一気に大きな角度をつけた絶妙の距離感で、唄の得点を1.11上回る99.91をマークし、予選トップ通過を果たした。

【5月26日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝

 単走の走行順は、まず予選通過者から走行し、最後にランキング上位(シード)選手の登場となる。その中で、先頭走者の村山悌啓(激☆村山(仮))は 98.95 の高得点をマークしたが、次に走行した斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS・9RECORDS)が段違いの進入スピードから距離を合わせて102.77の高得点をマークする。続いて、末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)も、高い車速から綺麗にラインをトレースし、102.07という斎藤に迫る得点をマーク。さらに前日の予選をトップ通過した内海もキレのいい振りから走りをまとめて、100点超えをマーク。しかし、その後走行した選手は100点台を取ることができなかった。1本目、2本目とも100点を超える完璧な走りをみせた斎藤が単走優勝を果たした。

 尚、D1シリーズ随一の高速ドリフトでエンジンブローやミッションなどを消耗し、単走敗退者の半数以上が走行不能となったため、マイナー追走戦は行われなかった。

斎藤太吾選手コメント
d1_r02-01.jpg  前日は久々の予選だったので、守りすぎましたが、今日はクルマのセッティングも仕上がって、不安がなくなったので、単走優勝も狙えるくらいの気持ちでいました。単走1本目は、乗っていても決まった手ごたえがあったので、2本目は1本目より振り出しを奥にして、勢いをつけて攻めて走りました。振り出しで姿勢も決まり、距離も合ったので、気持ちいい走りができました。満足です。
【5月26日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)

 ベスト16では、ランキング首位の古口美範(Team BOSS ENDLESS with FALKEN)が2本目にエンジンブローで敗退。川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)も織戸学(DRIVE M7 MAX ORIDO RACING)との再戦でエンジンブローが起きてため敗退。ベスト8では上野高広(TEAM VERTEX)と時田雅義(GOODYEAR Racing ZEROCROWN with Bee★R)が再戦2回の接戦を演じたが勝負がつかず、最後は先行時のDOSSの得点の差で上野の勝利が決まった。

 ベスト4に勝ち上がったのは、斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS・9RECORDS)、上野、末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)、内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)。内海以外は大排気量 6 気筒車だ。 まず斎藤と上野が対戦。1本目の先行時に斎藤は229km/hというこの日最高の進入速度を記録する。それによくついていった上野だったが、審査席前でスピンをし、斎藤に大きくアドバンテージがついた。2本目も斎藤はミスなく走り、斎藤が決勝へ進出した。準決勝もう1組の対戦は末永(直)vs 内海。1本目は後追いの内海が2コーナーで離され、末永(直)にアドバンテージ。2本目も後追いの末永(直)はきれいにマシンを合わせ、末永(直)が勝利。決勝へとコマを進めた。

 上野と内海の対戦となった3位決定戦は、内海の同時振り出しからの追走が決まり、内海が勝った。

 決勝は斎藤vs末永(直)。1本目、先行の斎藤は1コーナーに飛び込んでからマシンがふらつき姿勢が安定した走りができず、末永(直)にアドバンテージがついた。2本は後追いとなった斎藤が、やや強引に末永(直)との差を詰めようとしたものの、最後は末永(直)をプッシュし、コースアウトさせてしまう。これにより末永(直)の優勝が決まった。

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末永直登選手コメント
d1_r02-03.jpg  前回の舞洲大会からマシンに乗る機会がほとんどなかったのですが、 マイカーで、鈴鹿に近いコースであるエビスの西コースで練習をしたり、DVDで昨年の熊久保選手の走りを何度もみてイメージづくりをしてきたので、それが当たったかなと思います。本番では、チームが一生懸命、無線で的確なアドバイスをくれたので、自分はアドバイス通りに最後まで集中力を切らさず、ミスをしないようにこだわって走りました。
株式会社D1コーポレーション
PRESS INFORMATON

D1 GRAND PRIX

D1:第2戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第3,4,5戦もてぎ 中山雄一が3戦完全勝利! トムス勢は開幕5戦連続1-2 (TOYOTA)

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今大会の3戦全てをポール・トゥ・ウィンで完勝した中山雄一(右)と
3戦共に2位に入った勝田貴元(左)

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦、第5戦)が5月11日(土)と12日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 通常スーパーフォーミュラとの併催の多い全日本F3だが、今大会は全日本F3がメインレースとなり、FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)との併催で、1大会3レースで実施。11日(土)に第3戦、第4戦の予選と第3戦決勝、12日(日)に第4戦、第5戦の決勝が行われる。第5戦の決勝グリッドは第3戦決勝レースの結果で決定される。

 今大会には、TOYOTA TOM'S TAZ31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両6台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 11日(土)は曇り空の下、午前9時40分から10分ずつ、10分間のインターバルを経て、第3戦、第4戦の予選が行われた。第2戦でポール・トゥ・ウィンを果たした中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が第3戦、第4戦共にポールポジションを獲得し、開幕から4戦連続でのポール獲得。チームメイトの勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦予選で中山に100分の5秒差まで詰め寄ったが惜しくも届かず2番手。第4戦も2番手グリッドとなり、トムス勢が最前列を独占。

 Nクラスでは、この大会併催のFCJにも出場し、2日間で5レースを戦うこととなるナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)が第3戦3番手、第4戦は2番手につけた。

 予選の後、昼頃から雨が降り始め、F3の決勝スタート時には完全なウェットコンディション。今季初となるウェットレースは、午後2時15分に第3戦決勝(14周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの中山が濡れた路面ながらきっちりとスタートを決め、トップを堅守。勝田も2位をキープ。

 水煙が上がり、視界の良くない状況で、首位の中山は徐々に後続を引き離して行き、最後は6秒もの大差を付けトップチェッカー。第2戦に続き連続のポール・トゥ・ウィンを果たした。勝田が2位で続き、トムスチームは1-2フィニッシュ。

 Nクラスではパユーングがスタートで1台をかわしたが1台に抜かれ、3位で序盤戦に入ったが、9周目に前走車がスピンを喫したため2位へポジションを上げ、開幕から3戦連続の2位フィニッシュを果たした。

 明けて12日(日)はうって変わって好天に恵まれ、午前11時10分にドライコンディションで第4戦決勝(14周)がスタート。

 最前列2番手の勝田が好スタートを切り、ポールポジションの中山に並ぶと、2台はサイド・バイ・サイドのまま2コーナーへ。しかし、3コーナー進入で中山が先行。諦めない勝田は5コーナーでもアタックをしかけ、再び並びかけたが、パスするには至らず、中山が首位をキープ。その後は再び中山が後続との差を広げていき、今季3勝目を挙げた。勝田は3戦連続2位。  Nクラスでは2番手スタートだったパユーングだが、シフトトラブルに見舞われ、一つ順位を落として3位でチェッカーを受けた。

 第5戦決勝(20周)は第3戦決勝レースの結果でグリッドを決定し、午後4時10分にスタート。このレースでも2番手グリッドの勝田が好スタートを切ったが、ポールスタートの中山に並ぶまでには至らず。首位を守った中山はまたも独走体制に。

 中山は追う勝田をじりじりと引き離し、トップチェッカー。中山は今大会の3レース、全てポール・トゥ・ウィンとファステストラップも獲得する、完全勝利。第2戦から4連勝を果たした。勝田は4戦連続の2位で、トムスチームは開幕5戦連続1-2フィニッシュ。

 Nクラスでは、クラス2番手スタートのパユーングが、スタートで4位に落ちたものの、すぐに抜き返し2位に復帰。後半追い上げを見せ、一時4秒以上合った首位との差を詰めていった。しかし、惜しくも届かず、0.930秒差で2位。今季4度目の2位フィニッシュで、開幕から5戦連続のNクラス表彰台獲得となった。

トヨタモータースポーツニュース

FJ1600

FJ1600:第3戦鈴鹿クラブマン 優勝は山路幸宏

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 5月12日(日)快晴の中FJ1600の予選と決勝が鈴鹿サーキットで行われた。

 午前に行われた公式予選は、2連勝中の加藤洋一が圧倒的な速さでPPを獲得し、コンマ8秒遅れて2位は山路幸宏が入り、3位には野呂大樹が入った。

 午後からの決勝レースは参加台数4台で行われた。全車ミスのないスタートで始まったレースは5周目に2位走行中だった山路幸宏が1コーナーで加藤洋一を抜いたその後、加藤も山路に1秒以内でついていき、ファステストラップも出し抜けるチャンスを伺ってたが、山路が押さえきりトップチェッカーを得た。

 2位は加藤洋一が入り、3位には野呂大樹が入った。

Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

F4西日本シリーズ

F4:西日本シリーズ第2戦鈴鹿クラブマン 川端伸太郎がポールトゥウィン!

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 5月12日(日)F4の予選と決勝レースが鈴鹿サーキットで行われた。

 午前中に行われた公式予選は、川端伸太郎でPPを獲得した。2番手には山口大陸、3番手には飯田有希が入ったが予選中のペナルティーで3グリッドダウンで6番手スタートになった。

 決勝は参加台数8台で23周のレース行われ、スタートではPPの川端伸太郎が危なげないスタートで1周目をトップで戻ってきた。2番手は予選5位だった伴貴広がスタートで順位を上げたが序盤から後ろを押さえ込む厳しいレースになったが、15周目の3コーナーで山口大陸に抜かれ、伴はリズムを崩して5位でレースを終えた。

山口大陸はそこからトップを追うが序盤に押さえ込まれたのひびき悔しい2位でのゴールだった。

トップチェッカーは川端伸太郎が2位に17秒差をつけて初優勝を獲得した。3位には飯田有希が入った。

Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿 クラブマン 橋本陸がポールトゥウィン!

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5月12日(日)S-FJの予選と決勝レースが鈴鹿サーキットで行われた。

 午前中に行われた公式予選は、橋本陸がSRS-Fで走り慣れた鈴鹿で初レースでPPを獲得した。2番手には道野高志、3番手には佐藤駿介、前戦で優勝した石坂瑞基は6番手だった。

 午後から参加台数9台の決勝レースが行われ、PPの橋本陸がホールショットを獲得、3番手スタート佐藤駿介がスタートをミスし7番手に落ちた。

 2位を走行していた道野高志が3周目の2コーナーでスピンをして最後尾に落ちた。その後の展開は橋本陸がファステストラップ出し2番手以降を引き離し最終的には2位に7秒差をつけて初レースで初優勝した。

 予選後はスタートを決めて優勝したと語っていたがその様なレース展開だった。

 また2番手には予選6位で終えた石坂瑞基が前回優勝の意地をみせて表彰台を獲得し、3番手には嶋田誠が入った。

Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/12) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ312035'22.644
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31203.116
350千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3012019.574
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2020.782
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2022.102
62野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3012023.268
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE201'06.885
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE201'07.815
919N武平 良介KCMG F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE201'29.556
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE201'33.158
1111N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE201'47.809
1230NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE201'48.415
1313吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301191 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山 雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'45.201 (5/20) 164.30km/h

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝 中山雄一が3連勝、Nクラスは高星明誠が開幕から無傷の4連勝!

 全日本F3選手権第4戦の決勝レースが12日、ツインリンクもてぎで行われポールポジションからスタートした中山雄一(トムス)が14周、25分3秒442で優勝を飾った。中山は3連勝、2位には僚友の勝田貴元(同)が入りチームトムスは開幕から4連続1-2フィニッシュを達成した。Nクラスは高星明誠(NDDP)が開幕から4連勝を飾った。

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 昨日の雨模様とは打って代わってF3第4戦、第5戦の行われるツインリンクもぎは朝から初夏を思わせる日差しが照りつけた。気温も上昇するなか、第4戦決勝のフォーメーションラップが11時10分から始まる。

 好スタートを決めたのは予選2位の勝田貴元(トムス)。ポールシッターの中山雄一(同)のインから並びかけ、1コーナーでは先行。両者、2コーナーから3コーナーにかけて併走するも、中山が勝田を押さえて前に出た。

 トップに立てばレースは中山のもの。盤石の走りで序盤から2位以下を徐々に引き離し、中盤には3秒差を付けると、終わってみれば後続を5秒5離して優勝した。2位の勝田も3位以下を7秒5置き去りにし、チームトムスとしても開幕ら4戦連続1-2フィニッシュを飾った。

 3位でレースを始めたのは野尻智紀(戸田)。しかし、2周目に松下信治(HFDP)に捉えられ3位に落ちる。

 4位に落ちた野尻はあきらめない。中盤からは3周目に千代勝正(B-MAX)をかわして5位に上がってきた清原章太(HFDP)とともに3位の松下を追うが、パスするには至らず、終盤には互いの差は逆に開いてしまった。

 レースはこのまま終了。3位は松下、4位野尻、5位清原、6位千代の順でチェッカーを受けた。

 Nクラスはポールポジションの高星明誠(NDDP)がストール気味でナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)の先行を許すが、1周目にはトップを奪い返し、その後は2位以下を圧倒するスピードで後続を突き放す。最終的にはクラス2位以下を18秒離し、ぶっちぎりでクラス優勝を飾った。

 序盤クラス2位につけたのはなんと43才の小泉洋史(ハナシマ)。これを若いルーキーの武平良介(KCMG)とパユーングの2人が追う展開となる。老獪な小泉は終盤までこの2人の追撃を巧みに押さえ込むが、しかし、13周目に小泉がミス。2人に先行を許し一気に4位に落ちてしまった。

 クラス2位は武平、同3位パユーング、同4位小泉、同5位ドラゴン(B-MAX)、同6位湯澤翔平(ノバ)の順でチェッカーを受けた。

 第5戦はこの後、16時10分より周回数が6周増え、20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/12) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311425'03.442
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31145.500
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1413.033
42野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011415.198
58清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1416.695
650千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011427.869
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1446.475
819N武平 良介KCMG F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE141'05.908
938Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE141'08.086
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'09.296
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'18.237
1211N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'27.846
1313吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301141'39.640
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山 雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'46.621 (6/14) 162.12km/h

Formula Challenge Japan

FCJ:第4戦もてぎ決勝結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/12) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
14高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1834'44.744
29道見 ショーン 真也FTRS SCHOLARASHIP SMR188.149
314藤波 清斗NDDP FCJ1812.291
43篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1812.450
57ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1815.008
61山下 健太FTRS FCJ1817.567
711坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1820.922
85石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1821.615
96三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ1825.658
102根本 悠生東京トヨペット FTRS1827.600
1113林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1827.909
1210三浦 愛EXEDY1828.311
1312今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1832.446
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.3 篠谷 大幹(FTRSスカラシップFCJ) 1'54.265 (11/18) 151.27km/h

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝結果

1

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311427'49.010
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31146.279
32野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011423.765
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011428.100
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1429.102
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1435.574
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'14.487
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE141'18.679
919N武平 良介KCMG F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE141'25.525
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'31.141
1111N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE141'39.974
1230NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE142'05.998
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301212 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'58.470 (5/14) 145.90km/h

Formula Challenge Japan

FCJ:第3戦もてぎ決勝 ルーキー山下健太が初優勝! (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第3戦の決勝レースが5月11日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。

 この日の天気予報は午後から雨。

 それでも公式予選まではどうにかドライコンディションでの走行ができ、5月9日(木)に行なわれた合同テスト同様に接近したタイムアタック合戦が展開されたが、決勝レースのスタート進行が始まるにつれて遂に雨粒が路面を濡らし始め、12時10分にフォーメーションラップが始まった頃には雨脚は更に強まっていた。

 この雨によって巻き起こされた水煙はドライバー達の視界を奪い、レースはコースの至る所でスピンやコースアウトの連続する荒れた展開となった。

 スタートでトップに立ったのは予選3番手からスタートした#1山下健太。

 ポールシッターの#7ナニン・インドラ・パユーングが1コーナーのブレーキングでアウトにはらんだのを見逃さず、インを突いて前に出ると、一気に後続を突き放しに掛かった。

 一方、フロントロースタートながらスタートで出遅れた#3篠谷大幹は3番手でオープニングラップを終えたものの、劣悪な視界に苦しめられて2周目の90度コーナーでオーバーラン、一気に12位まで後退してしまった。

 これで表彰台圏内に上がってきたのが5番手スタートの#9道見ショーン真也。しかしその#9道見も7周目に同じく90度コーナーで飛び出してしまい、気がつけば予選でのコースアウトから10番手スタートになった#5石川京侍が3位に浮上していた。

 こうした混乱の中、集団の先頭で良好な視界を確保した#1山下は、昨年スーパーFJもてぎシリーズを制した経験も手伝ってか、レース序盤に追走する#7パユーングに1周あたり1秒以上の差を付けてリードを広げ、危なげなく12周を走り切り、FCJ参戦3戦目で早くも勝利を挙げてみせた。

 2位#7パユーングも参戦2年目で待望の初表彰台を確保し、3番手には#5石川がこちらは開幕から3戦連続で表彰台をものにした。

優勝:山下健太
fcj_r03_r_pc-yamashita.jpg 今週は合同テストからいいタイムが出なくて、色々悩んだりして自信も無くなっていましたが、予選では3位になることができたことで、もしかしたら決勝はいけるのかも?と思うようになっていたところ、雨が降ってきました。このコースでの雨は何回か走ったことがあるので、序盤から自信を持っていきました。スタートもよく決まって、1コーナーで一番前に出ることが出来、凄く流れが良かったです。去年スーパーFJに出ていましたが、FCJと違ってHパターンのシフトなので難しくて、タイヤも細くてグリップがあまり無いので、クルマの限界を使うというところでは勉強になりました。それで突然雨になっても対応がしやすかったのかと思います。
2位:ナニン・インドラ・パユーング
fcj_r03_r_pc-nanin.jpg 予選はポールポジションでしたが、スタートでミスしてしまいました。1コーナーの進入でブレーキの踏み込みが足らず、アウトに行ってしまい、抜かれてしまいました。もてぎのウェットコンディションは初めてだったので、スタート前は緊張しましたが、今回担当してくださったメカニックさんと一緒に頑張りました。僕は2年目ですが初めてFCJのポディウムに上がれて凄く嬉しかったです。明日は2番手からのスタートですが、スタートでミスしないよう気をつけて、1番になれたらいいなと思います。
3位:石川京侍
fcj_r03_r_pc-ishikawa.jpg  予選で失敗してしまって10番手からのスタートになりましたが、スタートが上手くいって順調にポジションを上げることが出来たので、このレースは100点ではないですけど良かったかなと思います。明日のレースも9番スタートですけど、リタイヤせず確実にポイントをとっていってチャンピオンに向けて頑張ります。予選ではオープニングラップで飛び出してしまいました。テストより気温が下がっていたので、自分の中ではそんなに攻めていたつもりは無かったのですが、急にリヤが巻き込んでスピンしてしまいました。
Text: Japan Race Promotion
Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Challenge Japan

FCJ:第3戦もてぎ決勝結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
Formula Challenge Japan Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11山下 健太FTRS FCJ1225'12.344
27ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT129.925
35石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1220.026
49道見 ショーン 真也FTRS SCHOLARASHIP SMR1221.270
514藤波 清斗NDDP FCJ1227.069
611坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1230.598
72根本 悠生東京トヨペット FTRS1240.381
84高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1241.026
93篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1242.922
1013林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1246.188
11*12今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR111Lap 
---- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 ----
-10三浦 愛EXEDY84 Laps
-6三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ84 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 山下健太(FTRS FCJ) 2'05.113 (10/12) 138.15km/h
  • CarNo.12は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(2.4.5.1b)違反(黄旗区間でのオーバーラン)により、1周減算および訓戒とする。

Formula Challenge Japan

FCJ:第3,4戦もてぎ公式予選リポート (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第3戦、第4戦の公式予選が5月11日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。

 なお、今大会は全日本F3選手権第3、4、5戦との併催となったため、両シリーズに参戦している#8清原章太はFCJを欠場することになったが、同様にF3のNクラスに参戦している#7ナニン・インドラ・パユーングはダブルエントリーを決め、2日間を通じて5レースを戦うことになった。

 晴天に恵まれた合同テストとは異なり、この日のもてぎは午後から雨との予報が出ており、空には朝から分厚い雲が覆い被さるなか、8時45分より第3戦の公式予選が15分間で行われた。

 曇天に加えて早朝からの走行ということも影響して、前日までのテストより低い気温、路面温度での走行となったが、各ドライバーとも周回を重ねるにつれてタイムを上げ、セッション終盤には上位3人のドライバーが1分53秒台に突入。

 トップは今大会F3とのダブルエントリーとなる#7パユーングで1'53.720。以下、2番手に#3篠谷大幹、3番手には#1山下健太がつけた。

 #7パユーングにとっては参戦2年目にして初めてのポールポジションだ。

 またトップから予選最後尾の#13林周平までのギャップも僅か0.818秒と、非常に接近したものになっており、決勝レースでの接戦が大いに期待できそうな結果になった。

 10分間のインターバルをおいて始まった第4戦の公式予選もまた、序盤からめまぐるしく順位が変わる接戦が繰り広げられ、#7パユーング、#3篠谷、#1山下らが次々と好タイムを連発、セッション半ばには#7パユーングが最初に1分53秒台に入ったが、残り時間1分で#9道見ショーン真也が1'53.476でトップに躍り出た。

 道見は第3戦の予選を走っている際に感じた、コーナー立ち上がりでのアンダーステア症状を解消するため、インターバルの間にフロントタイヤの空気圧を上げて第4戦の予選に臨んだという。結果的にはこの判断が功を奏したようだ。道見にとってもこれは第3戦の#7パユーングと同じく初めてのポールとなった。

 またパユーングも予選2番手につけており、第4戦の決勝は海外からのチャレンジャーがフロントローを独占する結果となった。3番手には、富士での第2戦で優勝した#4高橋翼がつけた。

 第3戦決勝はこのあと0時10分より12周で、第4戦決勝は明日朝8時15分より18周で行われる。

Text: Japan Race Promotion

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ公式予選結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'44.078--166.08
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'44.4880.4100.410165.43
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'44.5010.4230.013165.40
42野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011'44.5030.4250.002165.40
550千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'45.0340.9560.531164.57
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'45.1341.0560.100164.41
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'47.3513.2732.217161.01
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'47.8283.7500.477160.30
919N武平 良介KCMG F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.3474.2690.519159.53
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.4704.3920.123159.35
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.6684.5900.198159.06
1211N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.0825.0040.414158.46
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'54.79110.7135.709150.58
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'55.71311.6350.922149.38
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.400)を更新しました。

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ公式予選結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'44.400--165.56
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'44.4500.0500.050165.49
32野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301R1'44.5310.1310.081165.36
47松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204DR1'44.6530.2530.122165.16
550千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301R1'45.1380.7380.485164.40
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'45.6361.2360.498163.63
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'47.5833.1831.947160.67
86N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.2273.8270.644159.71
938Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.3713.9710.144159.50
1019N武平 良介KCMG F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.4124.0120.041159.44
1113吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'48.8964.4960.484158.73
1211N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.4405.0400.544157.94
1330NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.4965.0960.056157.86
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'54.90610.5065.410150.43
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.269)を更新しました。

Formula Challenge Japan

FCJ:第4戦もてぎ公式予選結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Formula Challenge Japan Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
19道見 ショーン 真也FTRS SCHOLARASHIP SMR1'53.476--152.32
27ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1'53.7360.2600.260151.97
34高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'53.8470.3710.111151.83
41山下 健太FTRS FCJ1'53.8580.3820.011151.81
514藤波 清斗NDDP FCJ1'53.9750.4990.117151.66
63篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1'53.9810.5050.006151.65
711坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1'54.0720.5960.091151.53
812今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'54.1900.7140.118151.37
95石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'54.2300.7540.040151.32
106三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ1'54.4510.9750.221151.03
1113林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1'54.6081.1320.157150.82
122根本 悠生東京トヨペット FTRS1'54.6261.1500.018150.79
1310三浦 愛EXEDY1'54.7361.2600.110150.65
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'05.05411.57810.318138.22

Formula Challenge Japan

FCJ:第3戦もてぎ公式予選結果

Super Motegi Champion Cup Race -RIJ- (2013/05/11) Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Formula Challenge Japan Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
17ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1'53.720--152.00
23篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1'53.7960.0760.076151.89
31山下 健太FTRS FCJ1'53.9450.2250.149151.70
414藤波 清斗NDDP FCJ1'54.0070.2870.062151.61
59道見 ショーン 真也FTRS SCHOLARASHIP SMR1'54.0610.3410.054151.54
611坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1'54.0880.3680.027151.51
710三浦 愛EXEDY1'54.2280.5080.140151.32
84高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'54.2470.5270.019151.29
912今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'54.2900.5700.043151.24
105石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1'54.2920.5720.002151.24
112根本 悠生東京トヨペット FTRS1'54.3960.6760.104151.10
126三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ1'54.4250.7050.029151.06
1313林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1'54.5380.8180.113150.91
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'05.20211.48210.664138.06

GT Asia

GTA:一ツ山レーシング、Audi R8 LMSで2013 GT Asia GTMクラスに参戦 (Hitotsuyama)

 Hitotsuyama Racingは2013 GT Asia GTMクラスにAudi R8 LMSで参戦致します。GT Asiaシリーズには2011年からスポット参戦しておりますが、今シーズンもAudi Sport customer racingのメンバーとしてAudiR8 LMSを投入し、このシリーズに参戦することとなりました。

 今シーズンは香港出身のジェントルマン・ドライバー Billy Fung選手、そしてスーパーGT等で実績のある浅井亮博選手のコンビとともに、5月10~12日にツインリンクもてぎで開催されるRound 1 & Round 2及び6月28~30日に岡山国際サーキットで開催されるRound 3 & Round 4に参戦することが現時点で決定しております。

 Audi以外にもFerrari、Lamborghini、McLaren、Porsche、Aston Martinといった最新GT3マシンが参戦し、サイド・バイ・サイドの熾烈な戦いを繰り広げるGT Asiaシリーズ。このエキゾチックなシリーズに挑戦するHitotsuyama RacingのAudi R8 LMS、そしてBilly Fung / 浅井亮博 両選手の活躍のためにも、皆さまからのご声援をお待ちしております。

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シリーズ2013GT Asia
クラスGTM
エントラントHitotsuyama Racing
マシンAudi R8 LMS
ドライバーBilly Fung(香港)/ 浅井亮博
監督鬼木秀和
メンテナンス鬼企画
Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第2戦富士 ZENT Audi R8 LMS ultra、シングル好走もトラブルによりリタイヤ (Hitotsuyama)

 Hitotsuyama Racingは4月28~29日に富士スピードウェイで開催されたSuper GT 第2戦「FUJI GT 500km RACE」に参戦致しました。序盤はシングルポジションで好走を見せたものの、タイヤトラブルによりリタイヤに終わりました。

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 開幕戦岡山では「GTA調整値」として40kgの追加ウエイトハンデを余儀なくされた#21 ZENT Audi R8 LMS ultra。その後ヨーロッパでAudi R8 LMS ultraに対するホモロゲーションが正式に認可されたこともあり、今大会からはGTA調整値は免除されることになった。この新たなホモロゲーションにより、マシンがデリバリーされた際に装着されていた新型リヤディフューザーは取り払われ、昨年までの旧型リヤディフューザーに戻しての参戦となるが、それでもGTA調整値+40kgと比較すればマシンパフォーマンスへの影響はごく僅かである。例年ゴールデンウィーク中に開催され、観客動員数もシーズン中最も多いイベントの一つである今大会。決勝レースは500km、約3時間と通常よりも長丁場の戦いとなる。ストレートが長い富士スピードウェイはコーナリングマシンのAudi R8 LMS ultraにとっては最も苦手なサーキットだが、その反面決勝中のラップタイムが安定しているマシンだけに、昨年の鈴鹿1000kmの走りを再現すべく、レースウィークに臨んだ。

4月28日 公式練習 / 公式予選

 今大会は天候にも恵まれ、快晴のもと開始された公式練習。まずはリチャードが基本セッティングとタイヤ選択を行う。GTA調整値+40kgの免除とハンコックタイヤの進化がマシンフィーリングに顕著に現れ、7周目には労せずしてクラス2位、1分39秒567のタイムを記録。その後は長丁場の決勝レースを意識したマシンセッティングに重点を置く。セッション中盤で都筑にバトンタッチすると、都筑も決勝レースでのタイヤ摩耗やグリップ変化を意識して走行。終盤には1分40秒台前半のラップタイムを安定して刻み、決勝へ向けてポジティブな滑り出しとなった。約2時間の公式練習は上位を独占したJAF-GT勢からは0.6秒遅れながらもクラス9位、1分39秒485のタイムで終え、午後の公式予選上位進出に弾みをつけた。午後2時から開始された公式予選。#21 ZENT Audi R8 LMS ultraのQ1担当は開幕戦同様リチャード。苦手なサーキット、その上、一発のタイムを得意としないAudi R8 LMS ultraのマシン特性も有り、「Q1をなんとか突破出来れば・・・」というのがチームの本音でもある。リチャードの「上手くまとめられれば7~8番手は可能」とのコメントに期待を寄せたチームだが、結果はQ2進出が許されるクラス13位に0.056秒及ばない1分39秒713。クラス14位でQ1敗退となった。セクター1、2とベストを記録し1分39秒0が見えていただけに非常に残念ではあるが、それと同時に上位15台が1秒以内にひしめき合う今年のGT300のハイレベルな争いを改めて痛感する結果に終わった。

  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
  • P3 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志
  • P14 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

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4月29日 決勝レース

 前日同様快晴のもと、約48,000人の観客を迎えた決勝日。午後2時にフォーメーションラップが開始される。クラス14位スタートの#21 ZENT Audi R8 LMS ultra リチャードは、オープニングラップの混乱を上手く交わしまずはクラス13位。その後#55 HONDA CR-Zのピットインや#31 TOYOTA PRIUSのスピンなどレースは序盤から荒れ模様に。リチャードは7周目には早くもクラス9位までポジションアップするが、その後はストレートではライバルに引き離され、インフィールドで再び差を詰める展開がしばらく続く。リチャードも「ストレートが速ければ楽なんだけど」と無線でぼやくが、その状況でもGT500との混戦を上手く味方に付け3番手争いのマシンとほぼ互角の1分41~42秒台で淡々と周回を重ねる。ストレートで引き離されてしまうこともあり、自力ではこれ以上のポジションアップを果たせなかったものの、パーフェクトな走りを魅せたリチャードは31周目に1回目のピットイン。タイヤ交換、燃料補給、そして都筑へのドライバー交代を済ませてピットアウト。暫定クラス15位でコースに復帰を果たした都筑はタイヤが温まるとすぐに1分41秒台を刻み、リチャードの力走に応える。40周目にはクラス12位までポジションを挽回し、前方を行く#48 NISSAN GT-R、#2 McLaren MP4-12Cを射程圏内に捉えるが、その頃から都筑はタイヤの異変を無線で訴え始めていた。コース上の汚れを拾ってしまったことをきっかけに、#21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑のタイヤは徐々にバイブレーションを増し、50周目の最終コーナーでバーストしてしまう。マシンへダメージが及んでいることが考えられたため、残念ながら都筑はそのままマシンを降りることになった。

  • P1 #31 Panasonic apr PRIUS GT 新田守男 / 嵯峨宏紀
  • P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
  • P3 #86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 山西康司 / 細川慎弥 / 坂本雄也
  • DNF #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
チーム代表 一ツ山幹雄
 「リタイヤ自体は残念な結果ですが、一番苦手な富士でもしっかりとシングルポジションで戦えていましたから、セパンや菅生、そして鈴鹿はもっと期待できそうです。都筑選手もリチャードから本当に多くを学んでいて、急成長しています。チームの雰囲気はとても良いですし、ハンコックタイヤさんも走行を重ねるごとに良いタイヤを作ってきてくれますから、まずはポイントを獲得、そして早い段階で表彰台圏内の戦いをお魅せできるようにしたいです。」

 第3戦は6月15~16日にマレーシア・セパンサーキットにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。

Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第2戦富士 GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS 19番手から今季初ポイントゲット! (GAINER)

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  • DRIVER: TETSUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選: 19位、決勝: 10位
  • 予選日入場者数: 31,600人、決勝日入場者数: 48,500人
2013年4月28日(日曜日)
  • 公式練習:9:00~10:40 気温:15度・路面温度:25度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:18度・路面温度:32度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 出走せず 気温:17度・路面温度:32度・天候:晴・路面状況:ドライ

 開幕戦優勝の余韻に浸る間もなく、第2戦富士が開幕した。ゴールデンウィーク中に開催される富士戦は、500kmと長丁場。3月最後の富士メーカーテストで10号車はシェイクダウンを行い、11号車もここに焦点を合わせてテストを行っていた。

 富士山も2日間を通して、綺麗な山並みを披露していた。走り出しは11号車が平中克幸、10号車は田中哲也から。10号車は開始早々に、ラジエター上部に落ちてきた異物により破損。交換に時間を費やしてしまう。

 残り時間20分で何とか交換が終了し、走行を再開したが、車両セット確認をしただけで走行は終了した。マシンバランスはアンダー気味ではあったが、予選に向けては悪い感触では無かった。

 アンダー対策で車高と、リアウイングの調整を行い、Q1は10号車が田中哲也、11号車はBjorn Wirdheimがアタックを開始する。いつもは、予選開始後若干のウエイティングし、アタックを開始するのだが、午前のフリー走行で走れなかった為、開始と同時に2台とも勢いよくピットを離れていく。

 徐々にタイムは上がっていくはずだったが、前後ともグリップ感が薄くポジションも徐々に後退。結局20番手のポジションでQ1は終了した。その後19番手の車輛が4輪脱輪でベストタイム抹消になり、グリッドは19番手からとなった。

田中 哲也コメント
 朝は走れなくて予選を迎えたのですが、ちょっと準備不足でバタバタした感があったので、今日の結果を踏まえて、明日は頑張るしかないですね。
植田 正幸コメント
 哲也さんの走行すぐにラジエタートラブルで午前中はほとんど走れませんでした。それでも計測2周した感じでは、そんなに悪くない雰囲気でした。予選では路温も変わったり路面状況が変わってしまって、残念な結果で終わったので、明日は後からしこしこと頑張って、少しでも前に行きたいですね。

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2012年4月29日(月曜日)
  • フリー走行:8:30~9:00 気温:15度・路面温度:23度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 決勝110周(104周):14:00~ 気温:10度・路面温度:21度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_r02_gainer-07.jpg  前日同様の好天に恵まれた昭和の日の富士スピードウェイ。 予選日、決勝日が共に晴れの天気だったのはいつからなかったのか、わからないほど最近は雨に祟られていた。 前日から決勝セットに変更し、長丁場の500kmに備え、ブレーキローターの焼き入れなどを行う。まず10号車は田中、11号車は平中から走行を開始。 路面コンディションが変わったために予選タイムがでなかったかの確認から始めた。 やはりタイムは伸びず、サーキットサファリでもセットアップを行うこととなった。 結局14番手でこのセッションは終了した。

 決勝はオンタイムでフォーメーションラップに入り、綺麗にスタートしていった。11号車は平中、10号車は田中がスタートを担当する。

 早々にポールポジションのNo.61 BRZがミッショントラブルで戦線離脱。No.55 CR-Zもフォーメーションラップ中のスピンによりドライブスルーペナルティが課せられ、この先のゴールまで何が起こるかわかならい事を暗示する。

 田中は1分41秒台のペースで周回を重ね、徐々にポジションをあげていく。植田と交代する時には12番手でバトンを渡す。植田は無線機トラブルに合いながら、No.21 R8、No.48 GT-Rを次々とパスしていく。再び田中と交代する頃には11番手までポジションをあげ、10番手以内を目指して激走を開始。

 田中も安定した走行を続け、102周目には10番手でチェッカーを受け、今期初ポイントを獲得した。

田中 哲也コメント
 決勝は何とか1ポイント獲得できてよかったですが、レースウィーク通じて、ずっと遅かったですね。良いところが何もなかったですが、1レース完走したことにより得るものはありました。成績的には何も得るものは無かったですね。本当にフラストレーションの溜まるレースでした。
植田 正幸コメント
 哲也さんが頑張ってくれて、何とかポイントを取ることが出来ました。ただ自分のスティントでは、うまくいかないいろんな事があって、納得して走れていませんでした。次回はそういったところを無くして、もっと上位でチェッカーを受けたいですね。
福田洋介エンジニアコメント
 このレースは走り出しからの路面コンディションの変化が大きく、今回のうちの車に対して、アジャストが非常に困難なものとなりました。10号車は走り出しのトラブルに見舞われ、走行時間が短く、セットアップを詰めることが出来なかったことが悔やまれます。完走し、データーも取れ、ポイントも獲得できたので、次戦ではこれを生かして、上位入賞を狙います!!

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Text & Photo: GAINER

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SGT:第2戦富士 GAINER DIXCEL SLS 18番手からウエイトを感じさせない追い上げで6位入賞! (GAINER)

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  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選: 18位、決勝: 6位
  • 予選日入場者数: 31,600人、決勝日入場者数: 48,500人
2013年4月28日(日曜日)
  • 公式練習:9:00~10:40 気温:15度・路面温度:25度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 Bjorn Wirdheim 気温:18度・路面温度:32度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 出走せず 気温:17度・路面温度:32度・天候:晴・路面状況:ドライ

 開幕戦優勝の余韻に浸る間もなく、第2戦富士が開幕した。ゴールデンウィーク中に開催される富士戦は、500kmと長丁場。3月最後の富士メーカーテストで10号車はシェイクダウンを行い、11号車もここに焦点を合わせてテストを行っていた。

 富士山も2日間を通して、綺麗な山並みを披露していた。 走り出しは11号車が平中克幸、10号車は田中哲也から。10号車は開始早々に、ラジエターに異物が混入し破損。修理に時間を費やしてしまう。11号車もかなりのアンダーステアに悩まされ、セットが思うように進まない。

 スタビライザーを調整しコースへ。しかし大きな改善は見られず、調整を行い再びコースへ。やはりこれも劇的に変化はなく時間だけが過ぎていく。10号車は残り20分間で走行を再開したが、車両セット確認をしただけで走行は終了した。11号車も予想に反した路面温度の上昇により、セットが決まらないまま走行は終了した。

 まずQ1は11号車がBjorn Wirdheim、10号車が田中哲也がアタックを開始する。開始共に2台とも勢いよくピットを離れていく。Bjornは徐々にタイムアップしてはいくが、思うように伸びていかない。3月末のテストで計測したタイムも更新出来ず、ポジションは徐々に後退。

 このまま走行してもタイムアップは臨めないと判断。予選時間を残したままBjornはピットへ。18番手のグリッドが確定した。

平中 克幸コメント
 予選に関しては下位に沈んだ原因がまだはっきりとはわかっていないのですが、こんな結果になってしまったので、決勝では多くの車を抜いて、出来る限りのポイントを獲得することだけなので、自分たちが出来ることをしっかりやれば、良い結果は出るとは思っているので、頑張りたいです。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日は朝からあまりマシンバランスが良く有りませんでした。ラップタイムも思うように出せませんでした。18番手のグリッドからですが、明日の決勝は500kmと長いレースなので、難しいとは思うがミス無く走れば、6位以内に入れると思うので、平中と頑張りたい。

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2012年4月29日(月曜日)
  • フリー走行:8:30~9:00 気温:15度・路面温度:23度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 決勝110周(104周):14:00~ 気温:10度・路面温度:21度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_r02_gainer-03.jpg  前日同様の好天に恵まれた昭和の日の富士スピードウェイ。 予選日、決勝日が共に晴れの天気だったのはいつからなかったのか、わからないほど最近は雨に祟られていた。前日から決勝セットに変更し、長丁場の500kmに備え、ブレーキローターの焼き入れなどを行う。

 まず11号車は平中、10号車は田中から走行を開始。11号車はスプリングを昨日から変更していたが、それもあまり良い方向には向いていないようで、セッション中にスプリング交換を行う。 セット確認が出来てから、Bjornに交代。今回は2度のドライバー交代を含む、ピット作業が義務づけられ、ドライバー交代の練習にも余念がない。 あっという間に30分間の走行は終了したが、決勝は期待が持てそうだ。

 決勝はオンタイムでフォーメーションラップに入り、綺麗にスタートしていった。11号車は平中、10号車は田中がスタートを担当する。

 早々にポールポジションのNo.61 BRZがミッショントラブルで戦線離脱。No.55 CR-Zもフォーメーションラップ中のスピンによりドライブスルーペナルティが課せられ、この先のゴールまで何が起こるかわかならい事を暗示する。

 7周目の最終コーナーでNo.7 Porscheが失速しているところに接触。20周目にドライブスルーペナルティを課せられてしまう。この時点で13位まで上げていたポジションが、19位まで後退してしまう。

 次々に前車をパスし26周目にBjornに交代するときには、16番手でバトンを渡した。Bjornのペースも速く、まず10号車、その後、No.21 R8、No.48 GT-R、No.62 SLS、No.7 GT-R、No.52 SLSを次々とパス。68周目に再び平中と交代するときには、6番手まで順位を上げていた。

 Bjornはロングスティントを担当したため、給油に時間が掛かり平中がコースへ復帰したときは12番手まで後退していたが、平中もNo.9 Porsche、No.87 ランボルギーニをパス。全車ルーティーンも終わり6位を走行。そのままのポジションでチェッカーを受けた。

平中 克幸コメント
 結果的に6位のポジションで終われて、シリーズランキングもトップをキープして、なおかつ2位との差も1ポイント差を広げることが出来ました。予選の順位を考えると、すごくポジティブな結果になったので、次のセパンはもっと良い結果を出せるように、この後チームでミーティングして、臨みたいと思います。今回ドライビングスルーペナルティを受けてしまい、申し訳無く思います。そういった事も今後は無いようにして、取りこぼしもないようにしていかないと、今回はラッキーな事に他車がトラブルで脱落していったこともあって6位になれたということもあるので、しっかりとしていきたいと思っています。ありがとうございました。
Bjorn Wirdheimコメント
 予選を考えると6位のポジションでポイントも取れて今日は良かったです。レース内容も良い感じで運べましたし、チャンピオンシップもリードを広げることが出来ました。本当に良かった。DUNLOPタイヤも良いパフォーマンスで、安定して走れました。ドライブスルーペナルティーも受けてしまいましたが、チームにとってラッキーなことも重なり、ポジションもほとんど落とさなかった。次は表彰台にまた乗ります。

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Text & Photo: GAINER

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SGT:第2戦富士決勝 RAYBRIG HSV-010が7位に入り、ポイントリーダーの座を堅持 (HONDA)

GT300クラスでは#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)が2位表彰台を獲得
  • 2013年4月29日(月)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:晴れ  気温:18℃(14:00時点) 路面温度:29℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライ  観客:4万8500人(主催者発表)  周回数:110周

 4月29日(月)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT500km RACE」の決勝レースが行われました。

 昨日に続いて好天に恵まれ、さらに風がやや穏やかになった本日は、絶好の行楽日和となりました。このため、ゴールデンウイークの一日をモータースポーツ観戦で楽しもうとする多くのファンで、会場となった富士スピードウェイはおおいに賑わいました。

 28日(日)に行われた予選では、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が8番グリッドを獲得。開幕戦で優勝してポイントリーダーとなった#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)は9番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は10番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は11番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は14番グリッドを手に入れました。

 午前8時30分から9時まで、決勝に向けてマシンの最終チェックをするフリー走行が行われました。5台のHSV-010 GTは順調にこのセッションを終え、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は総合で6番手となるタイムを記録。Honda勢でこれに続いたのは#17 KEIHIN HSV-010の10番手で、さらに#100 RAYBRIG HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は14番手、#32 EPSON HSV-010は15番手となりました。

 なお、獲得ポイントに応じて決められるハンディウエイトは、#100 RAYBRIG HSV-010が40kg、#17 KEIHIN HSV-010が30kg、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が12kg、#8 ARTA HSV-010が4kgとなっています。

 本大会の決勝レースは110周、距離500kmで競われます。この距離を走りきるには、少なくとも2回の給油が必要であるため、GT500クラスの全車が2ストップ作戦を選択すると予想されました。ここで上位進出を果たすには、速いペースを保つのはもちろんのこと、その中でいかに燃料消費を抑え、2回の給油時間を短縮するかが重要となります。

 午後2時過ぎ、ローリングスタートにより500kmレースの幕は切って落とされました。スタートドライバーを務めるのは、#8 ARTA HSV-010がファーマン選手、#17 KEIHIN HSV-010が塚越選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が山本選手、#32 EPSON HSV-010が中嶋選手、#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢選手です。

 Honda勢は8番グリッドから11番グリッドまでに4台のHSV-010 GTが連なっていましたが、1周目の終盤に#8 ARTA HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の3台が相次いで接触。これで#18 ウイダー モデューロ HSV-010は大きく態勢を乱し、最後尾へと後退。また、#8 ARTA HSV-010と#18 ウイダー モデューロ HSV-010の2台に目立ったダメージはありませんでしたが、#17 KEIHIN HSV-010は車両前部のボディカウルを破損。そのあとの走行で、破損した部分が拡大していったため、チームはそれ以上の走行は危険と判断し、3ラップを終えたところでピットインを指示。そのまま無念のリタイアに終わりました。

 3ラップ目が終わった段階で、Honda勢のトップは#8 ARTA HSV-010の8番手で、#100 RAYBRIG HSV-010が9番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が13番手、#32 EPSON HSV-010が14番手となっていました。

 4台のHSV-010 GTは上位進出を目指して懸命の力走を続けますが、ライバル勢は手強く、なかなか順位を上げることができませんでした。そのような状況で、#18 ウイダー モデューロ HSV-010に乗る山本選手は、9周目に12番手、10周目には11番手と、じわじわと順位を上げていきます。そして、#8 ARTA HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は9番手から11番手に連なって周回を重ねていきます。

 19周目、4番手を走るライバルがメカニカルトラブルでリタイアを喫したため、4台のHSV-010 GTは1つずつ順位を上げ、#8 ARTA HSV-010は8番手、#100 RAYBRIG HSV-010は9番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は10番手、#32 EPSON HSV-010は13番手となって走行を続けました。

 25周目を終えると1回目のピットストップが始まりました。ただし、Honda勢は燃費のよさを生かして給油の先延ばしに成功。4台のHSV-010 GTは32周目から38周目までにピットストップを行いました。GT500クラスの全車が1回目のピットストップを終えたところで、最も遅い38周目に作業を行い、小暮選手へと交替した#100 RAYBRIG HSV-010は1つポジションを上げて7番手となったほか、松浦選手に交替した#8 ARTA HSV-010は9番手、マコヴィッキィ選手に交替した#18 ウイダー モデューロ HSV-010は10番手、道上選手に交替した#32 EPSON HSV-010は13番手となりました。

 47周目を迎えると、#100 RAYBRIG HSV-010の直後にライバルの1台が迫ります。しかし、#100 RAYBRIG HSV-010のステアリングを握る小暮選手は冷静にこれに対処、接戦を繰り広げながらも鮮やかな手腕でライバルを抑えきります。また、#100 RAYBRIG HSV-010とライバルの2台がバトルを続けている合間に、後方から#8 ARTA HSV-010の松浦選手がライバルに急接近。このため、7番手争いをしていたライバルは防戦を強いられることになります。この結果、#100 RAYBRIG HSV-010は後続を突き放して先行していったほか、松浦選手は55周目にライバルの攻略に成功。8番手へと駒を進めました。

 72周目には2回目のピットストップが始まりますが、その直前には#18 ウイダー モデューロ HSV-010に乗るマコヴィッキィ選手がライバルの攻略に成功し、1つ順位を上げて9番手となります。そしてGT500クラスの全車がピットストップを終えた82周目の段階では、#100 RAYBRIG HSV-010の7番手が引き続きHonda勢のトップで、#8 ARTA HSV-010は8番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は9番手、#32 EPSON HSV-010は13番手となっていました。

 レース終盤に向けて4台のHSV-010 GTはラストスパートを仕掛けましたが、順位を上げるまでには至らず、#100 RAYBRIG HSV-010は7位、#8 ARTA HSV-010は8位、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は9位、#32 EPSON HSV-010は13位でそれぞれチェッカーフラッグを受けました。優勝は#36 PETRONAS TOM'S SC430でした。

 この結果、ドライバーのチャンピオン争いでは#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手と小暮選手が4点を追加して合計48点とし、ポイントリーダーの座を守りきりました。#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手と金石選手は前回と同様の15点で4番手。そして#18 ウイダー モデューロ HSV-010に乗る山本選手とマコヴィッキィ選手は1点追加で計7点として9番手、#8 ARTA HSV-010に乗るファーマン選手と松浦選手は3点追加で計5点として11番手につけています。

 また、#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)と#55 ARTA CR-Z GT (高木真一/小林崇志組)の2台が出走したGT300クラスでは、2番グリッドからスタートした#16 MUGEN CR-Z GTが直後にトップに立ち、その後も首位の座を守り続けましたが、レース終盤にフロントタイヤからバイブレーションが発生し始めたため、チームは安全を優先してタイヤ交換を実施。このスキにライバルの1台が先行したため、#16 MUGEN CR-Z GTは2位でフィニッシュしました。なお、#55 ARTA CR-Z GTはアクシデントによりマシンにダメージを受けた影響などにより、19位で完走しました。

 次戦は6月15、16日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されます。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「1周目の最終コーナーで3台のHSV-010 GTが玉突き状態となり、結果的に#17 KEIHIN HSV-010が早々とリタイアしなければならなくなったのは残念でした。#100 RAYBRIG HSV-010は、実力的にはもう少し速いペースで走れたはずですが、やはり40kgのハンディウエイトが響きました。これとは対照的にハンディウエイトが4kgと軽い#8 ARTA HSV-010には大きな期待を寄せていましたが、残念ながら彼らも本領を発揮しきれませんでした。#18 ウイダー モデューロ HSV-010と#32 EPSON HSV-010は、マシンとタイヤ、それにコンディションのマッチングで期待通りにいかない側面がありました。上位入賞を果たせなかったのは非常に残念ですが、それでもポイントリーダーの座を守れたほか、次戦からはライバル陣営の有力チームも重いハンディウエイトを積むことになるので、これでようやく本当の意味での戦いが始まると捉えています。第3戦の舞台であるセパンは、Hondaが得意としているサーキットなので、ぜひとも優勝し、チャンピオンシップを優位に進めていきたいと考えています。引き続き5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、お願いします」
伊沢拓也(7位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「開幕戦の優勝でウエイトを40kg積んでいたので、楽なレースではないことは分かっていました。結果を見ると、ライバルに表彰台を独占されたので非常に悔しいですが、自分たちのできる限りのことはすべて出しましたし、しっかりとポイントを獲得してポイントリーダーをキープできたことはよかったと思います。次戦のセパンでも同様にウエイトを積んでいるので、楽ではないですが、今回のような粘り強いレースをしたいと思います。そして、セパンは小暮選手が速いので、すべてをお任せしたいくらい信頼しています」
小暮卓史(7位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「タイヤにフラットスポットができてしまったり、左側のタイヤの内圧が上がってしまったりするなど、とても厳しいレースとなりました。ただ、その中でもライバルとのバトルも楽しめましたし、ポイントも獲得できたのでよかったと思います。次戦のセパンでは過去2年連続で優勝しているので、ウエイトは重いですが、プッシュして今年も優勝を目指します」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦富士 「ホーム」富士でLEXUS SC430が3年ぶりのトップ4独占 (TOYOTA)

中嶋一貴/ジェームス・ロシター組 SC430が初勝利!
GT300クラスでもトヨタ プリウスがハイブリッド車初優勝!
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レクサス勢が2010年以来となる表彰台独占を果たした

 SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km Race」が4月28日(日)、29日(月・祝)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 毎年恒例のゴールデンウィークに開催される富士ラウンドは、昨年に続き、500kmの長丁場。2回のピットストップが義務づけられる。

 LEXUS SC430はトヨタのホームでもある富士スピードウェイを得意としており、2010年の春大会にはトップ4を独占。2011年の秋、2012年の春にも勝利を挙げるなど、この3年間の5戦(2010年秋大会は中止)で3回のポールポジション獲得と3勝を飾っている。

 今年開幕戦の岡山では、練習走行で速さを見せながらも悪天候の予選で苦しみ、立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO SC430 38号車がLEXUS勢最上位の4位と厳しい結果となったが、得意の富士での巻き返しを狙って今大会に臨んだ。

 また、GT300クラスのトヨタ プリウスも、昨年春の富士戦でデビュー2戦目にして6位入賞、秋の大会では2位表彰台獲得を果たしており、念願の初優勝が期待された。

 首都圏から近い富士での開催ということもあり、毎年非常に多くの観客を集めるイベントだが、今大会も、2日間で8万人以上のファンが富士スピードウェイに集結し、モータースポーツの迫力と魅力に酔いしれた。

◆予選◆

 28日(日)は、春らしい好天の下、公式練習走行に続き予選が行われた。午前9時から開始された公式練習走行では、トップ5をLEXUS SC430が独占する速さを見せた。

 ノックアウト方式の予選は、GT500クラスは上位8台がQ2へと進出。Q1セッションでは、タイヤを暖め、アタックが始まった残り4分ほどになったところで、KeePer TOM'S SC430 37号車が突然のトラブルに見舞われコース上にストップし、セッションは赤旗中断。

 残り5分でセッションが再開されると、DENSO KOBELCO SC430 39号車の脇阪寿一が唯一1分31秒台に入る走りを見せトップタイム。SUPER GT2戦目となるジェームス・ロシターの駆るPETRONAS TOM'S SC430 36号車が2番手。ZENT CERUMO SC430 38号車が4番手、ENEOS SUSTINA SC430 6号車が8番手でQ2へ進出。WedsSport ADVAN SC430 19号車はQ2進出ならず、12番手でグリッド確定。37号車は赤旗中断の原因を作ったとしてタイム抹消。最後尾15番手グリッドからのスタートとなった。

 Q2では、39号車の石浦宏明と36号車の中嶋一貴が周回毎にトップタイムを塗り替えていく激しいポールポジション争いを展開。最後に素晴らしいタイムをマークした中嶋一貴がこの争いを制し、36号車は中嶋一貴、ジェームス・ロシター共にSUPER GTのGT500クラスでは初、チームにとっても2004年以来となるポールポジションを獲得。39号車が2番手で続き、LEXUS SC430が最前列グリッドを独占した。

 大嶋和也がQ2を担当した6号車が4番手、立川祐路の38号車が5番手につけ、LEXUS SC430は4台がトップ5グリッドから決勝レースに臨むこととなった。

 GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が危なげなくQ2に進出し、5番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

  29日(月・祝)も好天に恵まれ、午後2時に500km、110周で争われる決勝レースのスタートが切られた。

 GT500の上位勢は順当なスタート。最後尾スタートとなった37号車は、伊藤大輔が序盤から猛烈な追い上げを見せ、4周目に10位、6周目に9位へとポジションを上げていった。

 ポールポジションの36号車中嶋一貴と2位の39号車石浦は3位以下を引き離しマッチレースに。一旦は36号車が1.5秒ほどの差を付けたが、GT300クラスの周回遅れが出始めた9周目の最終コーナーで、目前の車両がスピンしたため、これを避けようとした36号車を39号車がパス。しかし、11周目の1コーナーでは39号車がオーバーランを喫し、36号車が首位を奪還した。

 その後方では、大嶋の6号車、立川の38号車も3位、4位に浮上。首位の36号車が逃げる後方で、3台のSC430による2位争いが繰り広げられた。

 25周目終了時点で、39号車がやや早めのピットインを行い、石浦から脇阪へと交代。これで一旦順位を落とすこととなったが、単独走での脇阪の健闘が実り、40周目過ぎ、全車が最初のピット作業を終えた時点で、39号車は首位に浮上。36号車、6号車、38号車、そして追い上げを見せた37号車も5位まで順位を上げ、トップ5をSC430が占めてレースを折り返した。

 中盤戦では、6号車の国本雄資と38号車の平手晃平による激しい3位争いが展開。平手の追撃を凌ぎ続けた国本だったが、ストレートで2台が並び、1コーナーでのブレーキング勝負となった67周目、国本は痛恨のオーバーラン。38号車が3位に浮上した。

 その67周目終了時点で首位の39号車がピットへ向かい、脇阪から石浦へやはりやや早めの交代。74周目に37号車、76周目に6号車がピットへ向かい、78周目に首位を争っていた36号車と38号車が同時にピットイン。2台は6号車の前でピットアウトしたが、タイヤの暖まっていない38号車を6号車がパス。6号車の大嶋は36号車にも迫ったが届かず。

 上位勢が2度目のピットを終え、順位の安定した80周終了時点で、再び上位4台をSC430が占め、その差はわずか6秒以内という、僅差での終盤戦を迎えた。

 首位の36号車中嶋一貴が逃げる一方で、再び38号車立川と6号車大嶋による2位争いが激化。83周目の最終コーナーでGT300クラス車両に詰まった隙を逃さず、38号車が前に出た。

 2位に浮上した38号車は、更に首位の36号車を猛追。周回遅れ車両のタイミングもあり、その差は一時1秒を切ったが、最後は36号車が逃げ切り、見事ポール・トゥ・ウィンでのトップチェッカー。SUPER GT3年目の中嶋一貴にとってはGT500クラスでの初優勝。ジェームス・ロシターはSUPER GTデビュー2戦目での初優勝を挙げた。トムスチームにとっては2010年最終戦以来の勝利。

 2位には38号車、3位に6号車、4位に39号車が続き、SC430は2010年の第3戦富士大会以来となる、トップ4独占を果たした。最後尾スタートの37号車も9台抜きでの6位フィニッシュを果たした。

 GT300クラスでは、5番手スタートの31号車が、スタートで若干遅れ、7周目の最終コーナーでもスピンを喫するなど、苦しい立ち上がりとなったが、その後着実な追い上げを見せ、終盤には2位に浮上。  首位を逃げる車両がタイヤのトラブルで緊急ピットインを行ったため、95周目に首位に立った31号車は、見事トップチェッカー。歴史に残る、ハイブリッド車でのSUPER GT初優勝を飾った。

PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー 中嶋一貴:
 完璧な週末、完璧なクルマだった。富士に入る前から、好感触で、ここで勝てなかったらどこで勝つ、という気持ちで臨んだ。タイヤのチョイスにも間違いはなく、昨日の予選、朝のフリー走行、決勝前のウォームアップ走行まで、良い流れで来ていたので、決勝は楽な展開になるかと思ったが、なかなか簡単には行かなかった。最後は、やはり怖い存在だと感じていた立川選手が迫ってきたが、逃げ切って優勝出来、ほっとしている。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー ジェームス・ロシター:
 レースウィーク、チームは本当に良い仕事をしてくれた。自分は日本に、この素晴らしいチームで勝つためにやって来た。それに、個人的にも久しく優勝していなかったので、この勝利はとても嬉しく思っている。自分のスティントでは、ニュータイヤで出たのでとても難しく、GT300クラスのトラフィックが心配だった。レクサス勢のみんなも完璧だったし、一貴と一緒に勝てて良かった。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 新田守男:
 周囲から、ハイブリッド対決と煽られ、他社のハイブリッドよりも、我々の方が先に投入していたこともあり、とても意識してのレースだった。我々が幸運を拾った形での勝利なので、バトルをしての優勝であれば、もっと良かったかもしれないが、それでもこれまでの皆の努力が実ったということであり、大変嬉しい。このハイブリッドシステムに関わったトヨタ自動車の皆様、そして応援してくれたファンの方々に、優勝をプレゼント出来て良かった。次戦マレーシア戦でも連勝したい。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
 3年前にこのチームに加わって以来、チームと、新田選手のためにもベストになることをしたいと常に思ってきたので、優勝出来てとても嬉しい。このプロジェクトに関わる皆様に、大変感謝している。もっと完走率を上げて、とりこぼしのないように、シーズンを通してずっと戦えるようにしていきたいし、レースは最後に何が起こるかわからないことも実感したので、最後まで諦めないで臨んでいく。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1102:56'05.647
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161103.373
36 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS811020.075
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS611034.320
512カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1011041.542
637KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS11042.964
7100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS401101'32.512
88ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS41101'33.447
91REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21091Lap
1018ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121091Lap
1119WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1091Lap
1224D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1091Lap
1332Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1082Laps
---- 以上規定周回数(77Laps)完走 ----
-23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221892Laps
-*17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS303107Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SC430) 1'33.280 (86/110) 176.102km/h
  • CarNo.24(安田裕信)に対し、スポーツ精神に反する行為をしたため白黒旗を提示した。
  • CarNo.17(塚越広大)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
131Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1032:57'27.210
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS810317.403
386クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
坂本 雄也
YH1021Lap
452OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161021Lap
57OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
井出 有冶
YH1021Lap
6*11GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL401021Lap
787ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH221021Lap
862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
黒澤 翼
YH101021Lap
94GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301012Laps
1010GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1012Laps
1148DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41012Laps
1288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1012Laps
1322グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1012Laps
149NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1012Laps
15*30IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
小林 賢二
YH1003Laps
1633HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61003Laps
175マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
尾本 直史
YH994Laps
182エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH8617Laps
19*55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS7924Laps
---- 以上規定周回数(72Laps)完走 ----
-*96DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
井上 恵一
YH6835Laps
-360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH5350Laps
-21ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK4954Laps
-3S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH3568Laps
-0ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH2994Laps
-50Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
阪口 良平
YH994Laps
-61SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI123100Laps
  • Fastest Lap: CarNo.16 武藤英紀(MUGEN CR-Z GT) 1'39.437 (87/103) 165.108km.h
  • CarNo.11(平中克幸)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.30は、2013 SUPER GT SpR 第33条 3.(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.48(千代勝正)に対し、スポーツ精神に反する行為をしたため白黒旗を提示した。
  • CarNo.55(高木真一)は、2013 SUPER GT SpR 第28条 13.(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.96(田中勝輝)は、富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/29) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1235001MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221'33.379--175.915
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'33.608 0.229 0.229175.485
3125003カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS101'33.661 0.282 0.053175.386
4385004ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161'33.672 0.293 0.011175.365
515005REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21'33.891 0.512 0.219174.956
6185006ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121'33.920 0.541 0.029174.902
765007 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS81'34.012 0.633 0.092174.731
8395008DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS61'34.112 0.733 0.100174.545
9195009WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'34.136 0.757 0.024174.501
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS301'34.200 0.821 0.064174.382
113750011KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'34.206 0.827 0.006174.371
1210050012 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS401'34.282 0.903 0.076174.230
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'34.429 1.050 0.147173.959
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS41'34.485 1.106 0.056173.856
153250015Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'35.199 1.820 0.714172.552
1673001OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
井出 有冶
YH1'38.779 5.400 3.580166.299
17613002SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI121'39.322 5.943 0.543165.389
18163003MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS81'39.361 5.982 0.039165.324
19313004Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'39.485 6.106 0.124165.118
2003005ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21'39.756 6.377 0.271164.670
21523006OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161'39.891 6.512 0.135164.447
22483007DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41'39.941 6.562 0.050164.365
23333008HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61'39.979 6.600 0.038164.303
24883009マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'39.990 6.611 0.011164.284
25330010S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'40.044 6.665 0.054164.196
26430011GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301'40.292 6.913 0.248163.790
271130012GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL401'40.314 6.935 0.022163.754
28230013エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.330 6.951 0.016163.728
291030014GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'40.480 7.101 0.150163.483
308630015クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
坂本 雄也
YH1'40.602 7.223 0.122163.285
315530016ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'40.656 7.277 0.054163.197
325030017Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
阪口 良平
YH1'40.710 7.331 0.054163.110
336230018LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
黒澤 翼
YH101'40.768 7.389 0.058163.016
342130019ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'40.860 7.481 0.092162.867
352230020グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'40.938 7.559 0.078162.741
36930021NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'41.305 7.926 0.367162.152
373030022IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
小林 賢二
YH1'41.323 7.944 0.018162.123
3836030023RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.360 7.981 0.037162.064
398730024ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH221'41.431 8.052 0.071161.950
40530025マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
尾本 直史
YH1'43.117 9.738 1.686159.303
419630026DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
井上 恵一
YH1'44.04610.667 0.929157.880

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 ウイダー モデューロ HSV-010が8番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2013年4月28日(日)・予選 会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:晴れ  気温:17℃(15:00時点) 路面温度:30℃(15:00時点)  コースコンディション:ドライ

gt130428001L.jpg  4月28日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 第2戦富士大会といえば毎年5月初旬の連休中に開催され、シリーズ随一の観客動員を誇りますが、今年は同じゴールデンウイーク中でも4月末と、例年より1週間ほど早い日程で開催されました。とはいえ、公式練習と公式予選が行われた本日はさわやかな晴天にも恵まれ、例年通り数多くのファンが富士スピードウェイに駆けつけました。

 岡山で開催された開幕戦では、#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)の3台が優勝争いを演じ、#100 RAYBRIG HSV-010が優勝、#17 KEIHIN HSV-010が2位となり、Hondaは1-2フィニッシュを達成しました。さらに#18 ウイダー モデューロ HSV-010は5位に入り、排気系やラジエター位置の見直しを図った2013年型HSV-010 GTの進化を実証しました。

 第2戦の舞台である富士スピードウェイには、全長約1.5kmの長いメインストレートがあり、これまではストレートスピードに重点を置いた戦い方が主流でした。ただし、コースの後半部分には中低速コーナーの続くテクニカルセクションがあり、この部分をどれだけ速く駆け抜けるかによってもラップタイムは大きく変わります。そこでHondaは、HSV-010 GTの高いコーナリング性能を生かし、テクニカルセクションのタイムを稼ぐ戦略で本大会に挑みました。

 なお、チャンピオンシップの獲得ポイントに応じて決められるハンディウエイトは、#100 RAYBRIG HSV-010が40kg、#17 KEIHIN HSV-010が30kg、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が12kg、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)が4kgとなっています。

 午前9時からおよそ2時間にわたって公式練習が行われました。ここでは明日の決勝レースを見据えたシミュレーションやマシンセットアップを行ったあと、午後の公式予選に向けた準備を行うのが一般的です。このセッションには、5台のHSV-010 GTを含む、GT500クラスに挑む全15台が参加。セッション終盤にはコース上に落下した部品を回収するため、およそ5分間にわたって走行が中断となりましたが、これを除けば大きなトラブルやアクシデントはなく、Honda勢は順調に走行を終えました。ここでは、開幕戦岡山国際大会で2位に入った#17 KEIHIN HSV-010の1分32秒518が5台のHSV-010 GTの中では一番速く、GT500クラスの7番手となりました。以下、#8 ARTA HSV-010は10番手、#100 RAYBRIG HSV-010は11番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は15番手となりました。

 SUPER GTの予選は、今季よりノックアウト方式が全戦で採用されることになりました。これは、予選1回目の上位8台が予選2回目に進出し、この予選2回目のタイムに従って決勝レースのスターティンググリッドを決めるもので、予選2回目に進出できなかったチームは、予選1回目の順位でスターティンググリッドが決定します。

 予選1回目は午後2時15分にスタートしました。本格的なタイムアタックが開始される直前にライバル勢の1台がコース上にストップしたため、セッションは5分間ほど中断されたあと、残り時間5分で再開されることになりました。この結果、トップ10がわずかコンマ6秒差という接戦になりましたが、ここで#18 ウイダー モデューロ HSV-010に乗る山本選手が1分32秒289をマークして7番手となり、予選2回目への進出を決めました。Honda勢でこれに続いたのは伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010の9番手で、タイムは1分32秒387。8番手との差はわずかに0.07秒でしたが、惜しくも予選2回目への進出を逃しました。さらに、金石選手の乗る#17 KEIHIN HSV-010は10番手、松浦選手が乗る#8 ARTA HSV-010は11番手、中嶋選手が乗る#32 EPSON HSV-010は14番手で、いずれもこの段階で明日のスターティンググリッドが決まりました。

 午後3時9分に始まった予選2回目は、各チームともコースコンディションの改善を期待し、セッションが始まっても最初の2分間ほどは1台も出走しない展開となりました。その後、8台のマシンが続々とコースイン。ここでマコヴィッキィ選手が乗る#18 ウイダー モデューロ HSV-010は1分32秒386を記録し、8番グリッドを獲得しました。

 一方のGT300クラスでは、#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀 中山友貴組)と#55 ARTA CR-Z GT(高木真一 小林崇志組)が公式練習から好調で、#16 MUGEN CR-Z GTが2番手、#55 ARTA CR-Z GTが4番手のタイムを叩き出します。予選でも好調を持続して激しいポールポジション争いを繰り広げ、それぞれ2番グリッドと3番グリッドを獲得。レーシングハイブリッドシステムを搭載するCR-Z GTの優秀性を証明しました。

 明日の決勝レースは300kmで競われる通常のシリーズ戦とは異なり、500km、110周の長丁場となります。そのため、レース展開次第では、予選と決勝で上位陣の顔ぶれががらりと変わる可能性もあります。明日は午前8時30分から30分間にわたりフリー走行を行ったあと、午後2時に決勝レースのスタートが切られる予定です。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「500kmレースは長いので、戦略次第で明日の成績は大きく変わってきます。その意味では想定した範囲内の予選結果でした。#100 RAYBRIG HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010は残念ながら予選1回目を突破できませんでしたが、これはハンディウエイトの影響が大きかったためと考えています。明日はフリー走行の結果を踏まえてバランスのいい戦略を立てることが勝敗を分けると予想されるので、#18 ウイダー モデューロ HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#8 ARTA HSV-010の4台には表彰台に上るチャンスがあると考えています。特にハンディウエイトが軽い#8 ARTA HSV-010の活躍に期待したいところです。引き続き5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、お願いします」
山本尚貴(8番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「Honda勢としては残念な結果となってしまいました。ただ、あまり結果を悲観していません。我々のマシンは長い距離でもコンスタントにいいパフォーマンスを発揮できるので、長距離の戦いは有利に働くと思っています。明日はこのポジションからしっかりとライバルを追い上げ、Honda最上位、そして表彰台に立つことを狙い、チーム、フレッド(フレデリック・マコヴィッキィ)と一緒にがんばりたいと思います」
フレデリック・マコヴィッキィ(8番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「今日は山本選手がいい走りで予選1回目を突破してくれました。予選2回目では僕がステアリングを握りましたが、マシンの実力を十分引き出せなかったのは残念でした。ただし、明日の500kmレースではマシンとタイヤがすばらしい安定性を発揮すると期待しているので、いい結果を残す自信があります。表彰台はもちろんのこと、それを上回る成績も可能だと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'32.0151'31.040
239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS61'31.9771'31.432
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221'32.2871'31.488
46 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS81'32.3171'31.581
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161'32.1981'31.701
612カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS101'32.0451'32.031
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21'32.2261'32.120
818ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121'32.2891'32.386
9100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS401'32.387
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS301'32.570
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS41'32.579
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'32.607
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'32.735
1432Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'33.239
---- 以上予選通過 ----
-*37KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BSdeleted
  • Q1: CarNo.37(アンドレア・カルダレッリ)は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションのタイムを削除した。
■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI121'39.592R1'37.610
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS81'39.6441'37.899
355ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'39.2081'38.114
452OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161'39.4641'38.618
531Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'39.0571'38.718
633HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61'38.9201'38.761
73S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'38.8331'38.792
84GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301'39.6571'38.912
90ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21'39.1371'38.937
1086クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'39.3231'39.158
1148DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41'38.8791'40.410
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'39.6421'40.694
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'39.4141'41.389
1421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'39.713
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'39.813
1662LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH101'40.074
1787ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH221'40.169
1811GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL401'40.233
1910GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'40.360
20*50Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'40.509
215マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.789
2222グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'40.824
2330IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YH1'40.838
24360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.074
257OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
井出 有冶
YH1'41.668
2696DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
井上 恵一
YH1'43.336
---- 以上予選通過 ----
  • Q1: CarNo.50(安岡秀徒)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 2.(走路外走行)違反により、当該周回タイム削除のペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'31.040--180.435
239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS61'31.432 0.392 0.392179.661
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221'31.488 0.448 0.056179.551
46 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS81'31.581 0.541 0.093179.369
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161'31.701 0.661 0.120179.134
612カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS101'32.031 0.991 0.330178.492
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21'32.120 1.080 0.089178.320
818ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121'32.386 1.346 0.266177.806
■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI12R1'37.610--168.290
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS81'37.899 0.289 0.289167.793
355ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'38.114 0.504 0.215167.426
452OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161'38.618 1.008 0.504166.570
531Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'38.718 1.108 0.100166.401
633HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61'38.761 1.151 0.043166.329
73S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'38.792 1.182 0.031166.277
84GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301'38.912 1.302 0.120166.075
90ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21'38.937 1.327 0.025166.033
1086クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
坂本 雄也
YH1'39.158 1.548 0.221165.663
1148DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41'40.410 2.800 1.252163.597
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.694 3.084 0.284163.136
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'41.389 3.779 0.695162.018

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
139DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS61'31.977--178.597
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'32.015 0.038 0.038178.523
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS101'32.045 0.068 0.030178.465
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161'32.198 0.221 0.153178.169
51REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21'32.226 0.249 0.028178.115
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221'32.287 0.310 0.061177.997
718ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121'32.289 0.312 0.002177.993
86 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS81'32.317 0.340 0.028177.939
9100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS401'32.387 0.410 0.070177.804
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS301'32.570 0.593 0.183177.453
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS41'32.579 0.602 0.009177.435
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'32.607 0.630 0.028177.382
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'32.735 0.758 0.128177.137
1432Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'33.239 1.262 0.504176.179
15*37KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'35.091 3.114 1.852172.748
■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'38.833--166.208
248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41'38.879 0.046 0.046166.130
333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61'38.920 0.087 0.041166.061
431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'39.057 0.224 0.137165.832
50ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21'39.137 0.304 0.080165.698
655ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'39.208 0.375 0.071165.579
786クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
坂本 雄也
YH1'39.323 0.490 0.115165.388
89NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'39.414 0.581 0.091165.236
952OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161'39.464 0.631 0.050165.153
1061SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI121'39.592 0.759 0.128164.941
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'39.642 0.809 0.050164.858
1216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS81'39.644 0.811 0.002164.855
134GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301'39.657 0.824 0.013164.833
1421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'39.713 0.880 0.056164.741
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'39.813 0.980 0.100164.576
1662LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
黒澤 翼
YH101'40.074 1.241 0.261164.147
1787ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH221'40.169 1.336 0.095163.991
1811GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL401'40.233 1.400 0.064163.886
1910GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'40.360 1.527 0.127163.679
20*50Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
阪口 良平
YH1'40.509 1.676 0.149163.436
215マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
尾本 直史
YH1'40.789 1.956 0.429162.982
2222グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'40.824 1.991 0.035162.925
2330IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
小林 賢二
YH1'40.838 2.005 0.014162.903
24360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.074 2.241 0.236162.523
257OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
井出 有冶
YH1'41.668 2.835 0.594161.573
2696DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
井上 恵一
YH1'43.336 4.503 1.668158.965
  • CarNo.50(安岡秀徒)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 2.(走路外走行)違反により、当該周回タイム削除のペナルティを科した。
  • CarNo.37(アンドレア・カルダレッリ)は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションのタイムを削除した。

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習結果

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2013/04/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1385001ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS161'31.760-179.019
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'31.982 0.222178.587
3395003DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS61'32.060 0.300178.436
465004 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS81'32.081 0.321178.395
5375005KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'32.497 0.737177.593
6235006MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI221'32.514 0.754177.560
7175007KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS301'32.518 0.758177.552
815008REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI21'32.518 0.758177.552
9125009カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS101'32.593 0.833177.409
10850010ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS41'32.770 1.010177.070
1110050011 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS401'32.849 1.089176.920
121950012WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'32.859 1.099176.900
131850013ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI121'32.933 1.173176.760
142450014D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'33.435 1.675175.810
153250015Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'33.862 2.102175.010
16613001SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI121'38.880 7.120166.129
17163002MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS81'38.999 7.239165.929
18483003DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY41'39.053 7.293165.838
19553004ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'39.100 7.340165.760
20883005マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'39.105 7.345165.751
2143006GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH301'39.222 7.462165.556
2273007OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
井出 有冶
YH1'39.232 7.472165.539
23523008OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH161'39.400 7.640165.260
24213009ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'39.485 7.725165.118
258630010クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
坂本 雄也
YH1'39.634 7.874164.871
26230011エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'39.648 7.888164.848
276230012LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
黒澤 翼
YH101'39.715 7.955164.738
283130013Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'39.716 7.956164.736
291130014GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL401'39.746 7.986164.686
303330015HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH61'39.839 8.079164.533
31330016S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'39.950 8.190164.350
32030017ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21'40.107 8.347164.092
33930018NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.179 8.419163.974
348730019ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH221'40.339 8.579163.713
351030020GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'40.476 8.716163.490
365030021Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
阪口 良平
YH1'40.833 9.073162.911
372230022グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'40.945 9.185162.730
3836030023RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.019 9.259162.611
393030024IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
小林 賢二
YH1'41.326 9.566162.118
40530025マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
尾本 直史
YH1'41.449 9.689161.922
419630026DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
井上 恵一
YH1'43.41811.658158.839

スーパー耐久

S耐:第1戦SUGO 開幕戦 開幕戦は降雪のため中止に (ARTA A-ONE)

ARTA with TEAM A-ONE S耐第1戦SUGOレポート

 4月20~21日、2013スーパー耐久シリーズの開幕戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」が宮城県スポーツランドSUGOで開催されました 「オートバックス.GLORY-R.FN2」北川・野間・藤田組は予選クラス10位となりましたが、決勝レースは降雪のため中止となりました。

st_r01_arta_01.jpg

■レース概要■
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ第1戦 SUGOスーパー耐久3時間レース
  • 日時 2013年 4月 20日(土),21日(日)
  • 場所 スポーツランドSUGO(宮城県)
  • 入場者数 (現在未発表)
■レース結果概要■
  • 車名 333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
  • ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸
  • 予選 ST4クラス 10位 (14台中)
  • 決勝 降雪のため中止
■4月20日 予選■

 4月20日(土)13:15から15分間のAドライバー予選がスタート。#333オートバックスFN2は北川選手がコースインします。路面温度は真冬のように低くタイヤが暖まらずオーバーステアに苦しみますが、#58 KRP DC5 小林選手の後方につけスリップストリームを利用してタイムアタックに入り、1'34.518を記録して7番手となりました。

 続くBドライバー予選は第1グループでオイルを出してしまった車両があり、路面清掃のため予定を遅らせて14:10からコースイン。野間選手は#73 mountainインテグラ 山崎選手の後方につけ、タイヤをウォームアップします。3周目に1’34.757を記録しさらにタイムアップを目指しますが、赤旗によりセッション中断となりました。

 A/Bドライバーのベストタイム合算で決まる予選結果は10位となりました。今回の予選ではS2000が圧倒的に有利と予想されていましたが、トヨタ86とDC5インテグラも1’32秒台を記録するなど、各車の大きな進化に対して遅れを取っている状況となってしまいました。

  • P1 #95 リジカラS2000 松井猛敏 / 中島保典
  • P2 #93 SKR S2000 中村嘉宏 / 浜野彰彦 / 遠藤光博
  • P3 #48 DIJON IS WAKO’S ED DC5 鶴田和弥 / 太田侑弥 / 井上恵一
  • P10 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛 / 野間一 / 藤田弘幸

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■4月21日 決勝■

 4月21日(日)当日は8:25からのフリー走行に合わせて、早朝に名取市内のホテルを出発しましたが、その時点では多少雪が降っているものの積もっていはいない状況でした。サーキットに向かい山道に差し掛かると道路脇の畑には雪が降り積もる状況でした。サーキットに到着するとコースサイドのグラベルやランオフエリアは真っ白です。オフィシャルたちがマーシャルカーなどを走らせて除雪の努力をしていましたが、さらに雪は強まり、コース上も真っ白な雪に覆われてしまいます。その後、スケジュールが変更されレース時間が2時間6分に短縮されましたが、雪はさらに強くなり11:30にレース中止が発表されました。

 すでにサーキット入りしていた観客も多かったため、各チームとも車両をピットロードに出して展示したり、ドライバーやメカニック、レースクィーンもピットロード上に出て自発的なピットウォークが行われファンとの交流もなされました。

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■まとめ■
チーム代表代行 大河原一
 「今回のレースは、オートバックス様をはじめとした多くのスポンサー様のご支援をいただく2013シーズンの初戦ということで大きな期待を背負ってのレースでしたが、雪で中止となってしまい大変残念でした。こんな天気にもかかわらず応援に来てくださった方々には、ピットでコーヒーを振舞ったりマシンやドライバーと記念撮影をしたりとレースとは違った形のサービスで喜んでもらえたかと思います。公式練習ではマシンバランスとトラクションに問題を抱え、暫定対策で予選に挑む形となってしまいましたが、次回韓国ラウンドに向けて根本的な対策を講じて必ず巻き返します。どうぞご期待ください。」

 次戦は初開催となる韓国インジェオートピア(5/25-26)です。日本からのチームに加えて現地チームとのバトルも期待されます。これが実質的な開幕戦となるため、確実にポイントを持ち帰れるレースにしたいと思います。

 今回も多くの応援や激励をいただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも応援よろしくお願いいたします。

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ARTA with TEAM A-ONE プレスリリース

スーパー耐久

S耐:第1戦SUGO スーパー耐久2013シーズン開幕戦は降雪により中⽌!! (A-ONE)

 チームエーワンは4⽉20〜21⽇に宮城県スポーツランドSUGOにて今シーズンの開幕戦となるスーパー耐久第1戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」に参戦致しました。

 ⾦曜、⼟曜と4⽉下旬とは思えない肌寒さの中、ドライコンディションにて公式練習、予選と⾛⾏しましたが、決勝⽇は朝から降雪となりました。レーススケジュールの⼤幅な変更でレース距離を70%の2 時間6分に短縮し、天候の回復を待ちましたが、雪は⼀向に⽌まず、コースの安全が確保できないことより、残念ながら開幕戦は中⽌となりました。

 関係者の皆様、開幕戦を⼼待ちにされていたファンの皆様には、⼤変申し訳ありませんが、安全が何よりも最優先されるべきと思いますので、我々エーワンも、残念ではありますが、やむを得ない判断だったと思います。本⼤会は中⽌となってしまいましたが、今シーズンも、#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5へのご⽀援の程、宜しくお願い致します。

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■レース概要
  • ⼤会名 スーパー耐久シリーズ第1戦SUGOスーパー耐久3時間レース
  • ⽇時 2013 年 4 ⽉ 19 ⽇(⾦),20 ⽇(⼟),21 ⽇(⽇)
  • 場所 スポーツランドSUGOインターナショナルレーシングコース(宮城県)
■レース結果概要
  • ⾞名 #73 号⾞ mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
  • ドライバー A: 鈴⽊ 陽 B: ⼭崎 学 C: 中村 旬
  • 専有⾛⾏1回⽬ ST4 クラス 10 位(14 台中)
  • 専有⾛⾏2回⽬ ST4 クラス 12 位(14 台中)
  • 専有⾛⾏3 回⽬ ST4 クラス 出⾛せず
  • 公式予選A Driver ST4 クラス 13 位(14 台中)
  • 公式予選B Driver ST4 クラス 11 位(14 台中)
  • 公式予選C Driver ST4 クラス 6 位(10 台中)
4⽉19⽇公式練習

 19⽇(⾦)、2年ぶりに開幕の地となる宮城県スポーツランドSUGO にて、公式練習が⾏なわれました。チームエーワンは、3 ⽉の公式テストデイが不参加となった為、この公式練習が今シーズンの⾛り初めであり、決勝レースに向けて⾮常に重要な意味を占めます。明⽇の予選、そして⽇曜の決勝に向け、ドライバーの慣熟と、マシンのセットアップを 進めるべく、公式練習に臨みました。

 今シーズンも#73号⾞が使⽤するマシンは、ホンダインテグラ・DC5ですが、シーズンオフの間に、各部オーバーホールを施してリフレッシュされた為、マシンのポテンシャルはアップするものの、全体的なマシンバランスの⽅向性を再確認する必要があります。

専有⾛⾏1 回⽬(9:00〜10:00)

 専有⾛⾏1回⽬。最初にステアリングを握るのは、昨年ST3クラスで活躍した⼭崎学選⼿。今シーズンは、古巣でもあるチームエーワンからのエントリーとなります。4年ぶりにFF のマシンをドライブするとあって、じっくりと慣熟⾛⾏をし、セッション開始20分過ぎ、ベストタイム1ʼ37.8を記録したところでピットイン。鈴⽊ 陽選⼿と交代します。

 鈴⽊選⼿も、サーキット⾛⾏が昨年10⽉の鈴⿅戦以来6ヶ⽉ぶりとあって、慎重に周回を重ねていきます。鈴⽊選⼿も徐々にタイムアップをしていき、1ʼ38.1までタイムアップしたところで予定通りピットイン。

 しかし、このタイミングで#39 TRACY SPORT IS350が最終コーナーでコースアウト。激しくアウト側バリアにクラッシュした為、⾚旗中断となります。中村 旬選⼿とドライバー交代をしましたが、結局セッションは⾚旗で中断のまま終了となりました。

専有⾛⾏2 回⽬(11:30〜12:30)

 このセッションも、最初に⼭崎選⼿がステアリングを握り、マシンの⽅向性確認をおこないました。1回⽬の⾛⾏後、セットアップを変えての⾛⾏でしたが、アンダーステア強く、バランスは今⼀歩。ベストタイムは1ʼ37.8 を記録であり、トップから約3秒のビハインドとなりました。

 続いてステアリングを握るのは、中村選⼿。久しぶりの⾛⾏な上、インテグラ初乗⾞とあり、じっくりと慣熟を⾏いたいところ。徐々にペースを上げていき、タイムも39秒台に⼊り、マシンにも慣れ始めた7 周⽬にアクシデントが発⽣します。

 7周⽬のバックストレートエンドのシフトダウンで、5 速から2 速に⼊ってしまい、オーバーレブによりエンジンブローとなってしまいました。このブローにより、コース上には⼤量のオイルが洩れた為、⾚旗中断。#73は積載⾞に乗せられ、ピットに戻されました。

専有⾛⾏3 回⽬(14:00〜15:00)

 インターバルが1時間半しかない為、残念ながら3本⽬は⾛⾏キャンセルとなりました。しかし、明⽇の予選に向け、メカニックの迅速な作業により、夜にはエンジン載せ変えが完了し、無事エンジンに⽕が⼊りました。予定していた⾛⾏を消化できなかったことは痛⼿ですが、マシンが修復でき、最悪の事態は逃れたことが、唯⼀の救いでしょうか。

4 ⽉20 ⽇ 公式予選
Aドライバー予選(B グループ:13:15〜13:30)

 13:15 より開始されたST4、5クラスによるAドライバー予選Bグループ。Aドライバーの鈴⽊選⼿は、載せ変えたばかりのエンジンチェックの為に、コースインして1周で再度ピットイン。各部のチェックを⾏ないます。前⽇に周回を重ねることができなかった為、再度コースインしてからは、予選終了まで⾛⾏を続けました。

 アタックラップ中にイエローフラッグ提⽰や、最終コーナーで遅いマシンに引っかかるなど、ツイていない⾯もあり、結局S字⽴ち上がりでシフトミスした4周⽬の1ʼ37.0がベストタイムとなりました。

Bドライバー予選(Bグループ:14:00〜14:15)

 Bドライバー予選は、14:00 からの予定でしたが、最終コーナーでコースアウトした、A グループ#32 KRMケースフロンティアGT3Rを回収する為、Bグループはやや遅れての開始となりました。

 Aドライバー予選の後、アンダーステア解消を狙い、リヤダンパーのセッティングを変更して臨んだ⼭崎選⼿は、徐々にタイムアップしましたが、5周⽬に1ʼ36.2を記録した所で⾚旗中断となってしまいます。マシンバランスはまだアンダーステア強いとのことでしたが、予選再開2 周⽬には1ʼ34.8 までタイムで短縮。クラス11 位で予選を終えました。

Cドライバー予選(14:35〜14:55)

 セッション開始早々SPコーナーで2クラスのランサーからオイルが洩れた為に、⾚旗中断となりましたが、セッション再開後、中村選⼿は順調に周回を重ね、10周⽬にベストとなる1ʼ36.8 を記録。リヤのアライメントを調整したことでマシンバランスは更に改善され、クラス6位で予選を終えました。

予選終了後のコメント
鈴⽊選⼿コメント
 昨⽇の公式練習では、あまり周回を重ねることができず、予選はぶっつけ本番的な⾯がありました。マシンバランスはアンダーステアが強くハイポイントコーナーやSP コーナーでなかなか踏んでいけない印象でしたが、VIDEO VBOXでロガーのデータで確認すると、⼭崎選⼿と⽐べ、ボトムスピードを落とし過ぎていたり、⾞の向きを上⼿く変えられずに、タイムロスをしているところもありました。特にスポーツランドSUGO は、⾼低差が⼤きく、ちょっとしたロスがタイムに⼤きく響きます。VBOXのロガーと⾞載映像の連携機能を活⽤し、アジャストすることで、まだまだタイムアップできると思います。
⼭崎選⼿コメント
 昨⽇の公式練習にて、マシンのセッティングを⾊々とトライできなかった為、この予選にて⾞の⽅向性を確認しました。鈴⽊選⼿の予選後、リヤのダンパーを柔らかくし、旋回性を上げましたが、マシンバランスとしてはまだまだアンダーステアが強く、曲がらない状態であり、⼩さく回り込むようなコーナーなどでは特に⾟かったです。もっと旋回性を上げる⽅向にセッティングを変更しなければ、ロングディスタンスでタイヤが持たず、勝負にならないと思います。しかし、予選でのタイム差はまだまだ⼤きいものの、決勝に向けてのバランスの⽅向性は⾒えてきたので、その点を改善できれば、決勝への⾒通しは少し明るいと思います。
中村選⼿コメント
 昨⽇は、公式練習中にエンジンを壊してしまい、マシンの慣熟やマシンセッティングができませんでした。久しぶりのS耐であり、インテグラに乗るのは今回が初めてということもあって、予選ではマシンの習熟をしながら、慎重にペースアップをしていきました。⼭崎選⼿の予選後、リヤのアライメントを⾒直し、マシンバランスは更に向上したと思います。ただ今回の予選では、⾞速を落とし過ぎていた⾯もあるので、もう少し⾞速を上げて、⾞の向きを変えていけば、更なるタイムアップが可能だと思います。予選でマシンにも慣れることができたので、決勝ではベストを尽くそうと思います。
レース後のコメント
⼤河原監督のコメント
 mountain様をはじめ多くのスポンサー様のご⽀援を頂き、2013年シーズンの開幕戦を迎えることができました。シーズン開幕に向け万全の体制で今回のレースに臨みましたが、思わぬトラブル等もあり、予選までは、満⾜に⾛⾏できませんでした。しかし、予選にて本番に向けたマシンのセッティング等も進み、チーム⼀丸となって、決勝での巻き返しを狙っていましたが、残念ながら降雪により、レースが中⽌となってしまいました。期待の持てるレースを確信していましたので、⼤変残念でなりませんが、天候の⼒には勝てませんね。気持ちを切り替え、これから次回ツインリンクもてぎ5時間耐久に向けた準備を進めていきたいと思います。チーム⼀同、全⼒を尽くし頑張って参りますので、これからも変わらぬご⽀援の程、宜しくお願い致します。
Text & Photo: TEAM A-ONE

スーパー耐久

S耐:第1戦SUGO決勝は雪のため中止が決定

 早朝から季節外れの大雪に見舞われて、フリー走行も中止になったスポーツランドSUGOで決勝が行われる予定だった「スーパー耐久3時間レース」だが11時30分、大会組織委員会は決勝の開催が困難と判断し、中止を発表した。

 なお代替戦については行われるかどうかも含めて現時点では不明だ。

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