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2015年3月

SUPER FORMULA

SF:「オープニングラップ」は2014王者の#1中嶋一貴がトップでチェッカー、#8小林可夢偉は2位でフィニッシュ

全日本選手権スーパーフォミュラ・シリーズ開幕前のデモレース、「SUPER FORMULAオープニングラップ」がモータースポーツファン感謝デーの行われている鈴鹿サーキットで行われ、めまぐるしいトップ交代劇の後、2014年チャンピオンの#1中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)がトップでチェッカーを受けた。

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今回はファン感謝デーのアトラクションの一環として、レース距離は7周、グリッド順は5位以下は昨年のランキング順、1〜4位はホンダ、トヨタ、それぞれのエンジンを使うドライバーの中から日本レースプロモーション(JRP)が2名ずつを選抜した形で決定され、午前11時29分にフォーメーションラップが開始された。

スタートで勢いよくトップに飛び出したのは#8小林可夢偉。 しかしポールシッターの#1中嶋が1コーナーで大外からかぶせてトップを奪い返す。 その後方からは#40野尻智紀が接近してきて1周終わりのシケインで#8小林のインに飛び込んで2位に浮上すると、2周終わりのホームストレートでスリップを使って#1中嶋をもパスしていく。 すると#34小暮卓史も3周目に#8小林をパス、続くホームストレートでインから#1中嶋に並びかけて2位に浮上、4周終わりのホームストレートではオーバーテイクボタンを使って#40野尻をパスしてトップに立つ。 その後も5周終わりのストレートでは#8小林が、6周終わりのストレートでは#1中嶋がトップに、という展開でレースは進行し、最終的に#1中嶋が逃げ切ってトップでチェッカーを受けた。

なお、今回のファステストラップは10番グリッドからスタートして11位でフィニッシュした#16山本尚貴が6周目に1’39.939と、トップ4人を大幅に上回るタイムを記録した。

全日本選手権スーパーフォミュラ・シリーズの2015年第1戦は来月18-19日にここ鈴鹿サーキットで開幕する。

Text : Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:オープニングラップ鈴鹿決勝結果

鈴鹿ファン感謝デー -RIJ- (2015/03/08) Opening Lap Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Opening Lap 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
EngineTireLapTotal_Time
Behind
11中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS712'18.858
28小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS71.273
334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414EBS71.997
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS78.604
52アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS714.224
63ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABS714.456
738石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS716.868
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS718.898
97平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS721.924
1010塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS724.318
1116山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414EBS731.975
1220アンドレア・カルダレッリLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS734.139
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS739.289
1411伊沢 拓也HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS743.696
1518中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4ABS745.971
1641クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS747.184
1765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS752.298
1819安田 裕信Lenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS756.302
---- 以上規定周回数(6 Laps)完走 ----
-4ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABSabsence
  • Fastest Lap: CarNo.16 山本尚貴(TEAM無限) 1'39.939 (6/7)

SUPER FORMULA

SF:鈴鹿公開テスト トップタイムは#40野尻智紀。#8小林可夢偉は4番手に

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鈴鹿サーキットで開催されている毎年恒例のモータースポーツファン感謝デーは3月8日に第2日目を迎えた. この日最初のアトラクションとして行われた全日本選手権スーパーフォミュラ・シリーズの公開テストは、#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION)が1’50.748を記録してトップに。 昨年までF1を戦い、今期からスーパーフォミュラに参戦する#8小林可夢偉は1’51.647で4位だった。

第1日目はあいにくの雨に見舞われた鈴鹿サーキットだったが、第2日目は天候が回復、早朝から数多くの観客が詰めかける中、午前8時20分より55分間の走行がスタート。

当初の発表では全20台のエントリーとなるはずだったが、先週になってチーム無限から出されたリリースによりファビオ・ライマーとの契約が解除されたことが明らかになり、今回は19台が走行に参加することに。 また、チームインパルの19号車もジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが怪我の療養のためにこのイベントを欠席することになり、代わって安田裕信がステアリングを握ることになった。

この日の路面コンディションはウェット。 すでに雨は上がり、青空が広がってはいたが、昨日午後から夜半にかけて降り続いた雨が乾ききるには時間がかかったため、各車ウェットタイヤを装着しての走行を強いられた。

この状況の中で序盤から好タイムを記録したのが#10塚越広大、#40野尻智紀、#64中嶋大祐らのホンダ勢。 中でも昨年このカテゴリーにステップアップし、第6戦SUGOで初勝利を挙げた野尻はこの日も好調で、終了6分前に1’50.748と、このセッションで唯一の1分50秒台のタイムを記録してみせた。 2位には#10塚越がつけ、トヨタ勢最上位は#38石浦宏明の3位だった。

なお、公開テスト終了後に行われたサーキットサファリでは各車スリックタイヤが投入され、#1中嶋一貴が1’40.932を記録している。

モータースポーツファン感謝デーではこのあと午前11時よりSUPER FORMULAオープニングラップが行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:公開テスト鈴鹿結果

鈴鹿ファン感謝デー -RIJ- (2015/03/08) Open Testing Weather:Fine Course:Semi-Wet
2015 SUPER FORMULA Round Open Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TireTimeBehindGapkm/hLap
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS1'50.748--188.76414/15
210塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS1'51.066 0.318 0.318188.22312/13
338石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS1'51.305 0.557 0.239187.8199/10
48小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS1'51.647 0.899 0.342187.24413/15
564中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS1'51.736 0.988 0.089187.09512/13
619安田 裕信Lenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS1'52.125 1.377 0.389186.44515/16
765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS1'52.582 1.834 0.457185.68914/15
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414EBS1'52.882 2.134 0.300185.1958/13
920アンドレア・カルダレッリLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS1'53.084 2.336 0.202184.86414/15
1041クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS1'53.187 2.439 0.103184.69610/10
1134小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414EBS1'53.564 2.816 0.377184.08314/15
1211伊沢 拓也HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS1'53.609 2.861 0.045184.01011/12
134ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABS1'53.941 3.193 0.332183.47412/12
1418中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4ABS1'54.175 3.427 0.234183.09812/15
157平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS1'54.210 3.462 0.035183.04212/17
1639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS1'54.318 3.570 0.108182.8699/11
171中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS1'54.947 4.199 0.629181.8683/5
183ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABS2'06.51915.77111.572165.2343/8
192アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABSno time---0/1

SUPER FORMULA

SF:小林可夢偉が第1戦、第7戦に中高生各100名を招待

昨年までザウバーやケーターハムに所属してF1で活躍し、今季はスーパーフォーミュラへの参戦が決定している小林可夢偉(チーム・ルマン)が3月7日、鈴鹿サーキットで会見を行い、今シーズンの抱負を語るとともに、鈴鹿で開催される第1戦と第7戦に各100名ずつの中高生を無料招待する企画を実施することを明らかにした。

2003年にフォーミュラトヨタで四輪デビューを果たして以来の国内レース復帰となる小林は既に昨年末に岡山国際サーキットで2日間のテストを経験しており、スーパーフォーミュラの性能や日本のレースのレベルの高さに満足しているといい、このあと予定されている鈴鹿での合同テストについても、日本のチャンピオンたちと一緒に走行できることや、F1と同じ開催サーキットで明確な比較ができるという点を楽しみにしているとのこと。

また小林は今シーズン、日本の次世代を担う子供達にモータースポーツの魅力を肌で感じてもらおうと、4月の2&4、11月のJAFグランプリに各100名ずつの中高生を無料招待する。 鈴鹿は電車やバスなどの公共交通機関でのアクセスに優れたサーキット。F1時代からモータースポーツの普及に努めてきた小林はこの企画を通じ、招待された子供達には自分たちだけでサーキットまで足を運んでもらうことで、より身近にモータースポーツを肌で感じて欲しいという。

無料招待企画の詳細については後日鈴鹿サーキットの公式HPで発表されるとのことだ。

Text : Kazuhisa SUEHIRO

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT | その他 | スーパー耐久

鈴鹿サーキットの2015年活動計画が明らかに。SRS−Fでは新たに中学生から参加可能なプログラムがスタート!

鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを運営する株式会社モビリティランドは3月7日、モータースポーツファン感謝デーの開催されている三重県の鈴鹿サーキットにて2015年の活動計画を発表した。

四輪レースは今シーズンも4月の鈴鹿2&4から11月のJAF鈴鹿グランプリまで、スーパーフォーミュラ、スーパーGT(鈴鹿1000km)、F1日本グランプリ、そしてスーパー耐久と全6レースが開催される。
今季F1では23年ぶりにマクラーレン・ホンダが復活するほか、国内レースでもスーパーフォーミュラに小林可夢偉、スーパーGTにはヘイッキ・コバライネンらの元F1ドライバーの参戦も決定しており、例年以上の盛り上がりが期待できそうだ。
そのほか、5月にはD1グランプリ、そしてヒストリックカーイベントであるSUZUKA Sound of ENGINE2015が14台のF1を集めて国際レーシングコースで行われる。

また、佐藤琢磨、松田次生ら数多くのトップドライバーを育成してきた鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ(SRS-F)では、14~17歳を対象年齢とする「SRS-Fチャレンジ」を新設。 これにより中学生にもフォーミュラカーでの練習走行の機会を与え、より早い段階からの人材育成を可能とする。 SRS-Fチャレンジは今年4月にスタートする予定だ。

Text : Kazuhisa SUEHIRO

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 合同テスト実施レポート

MJ15_0010_fineプレスインフォメーション 2015年3月06日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 合同テスト

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズンの合同テストを、富士スピードウェイ(静岡県)にて3月4日(水)、5日(木)に開催いたしました。

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2015 の合同テストが、3月4日(水)、5日(木)、富士スピードウェイで行われた。参加した16台の911 GT3 Cupを操る今シーズンのカレラカップパイロット達は、2日間で計4セッションに渡るテストを精力的にこなした。

2001年からスタートしたPCCJは、歴史を重ね今年が15周年。各マシンのフロントバンパー中央にはメモリアルイヤーであることを示す「15YEARS」ステッカーが輝いている。PCCJを戦う専用マシンは、昨年の導入から2シーズン目を迎えるポルシェ911 GT3 Cup(Typr991)。3.8リッター水平対向6気筒の強心臓エンジンから絞り出される460psものビッグパワーを受け止めるのは、ミシュラン製のスリックタイヤ。他を圧する信頼性の高さで、ドライバーをサポートする。また、2015年モデルのマシンに施された各種アップデートは、昨年モデル用にもアップデートキットとして用意されていることで、戦闘力はもちろん、レーシングマシンとしてのさらなる安全性や信頼性の向上といった点も含め、全車が完全なイコールコンディションのもとで競われることになる。これはPCCJへ初めて挑戦する今シーズンのカレラカップルーキー6名を含む、全カレラカップパイロットへの安心感にもつながっている。

3月4日(水) セッション1  天候:曇り  路面:ドライ  気温:13.2℃
テスト初日は、未明の雨によって午前中の路面はウェット。しかし次第に晴れ間も現れ、テスト開始時にはほぼドライに転じセッション1がスタート。まずはPCCJオフィシャルドライビングアドバイザーの影山正美選手が、コースチェックを兼ねて4周走行。その後今シーズン参戦のドライバーや第2ドライバーが、次々とピットを離れていく。最初にタイミングモニターのトップに名を記したのは今年で3年目、まさに正念場を迎える#78近藤翼だった。続いてトップに立ったのは、昨年のジェントルマンクラスチャンピオンで、今年はオーバーオールでのエントリーとなる#7星野敏が誰よりも早く1分45秒台に叩き込む。その後も各チームによるテストアタックが繰り返され、後半では近藤が1分44秒531をマーク。2番手は「PCCJスカラシッププログラムドライバー」として2年目を迎える#15元嶋佑弥、そして星野が続く結果となった。

その後1時間のインターバルを経てセッション2が行われ、1分43秒台をコンスタントにマークした元嶋が1分43秒464で初日のトップとなったが「ちょっと納得していません。もう少し良いタイムを出せたような気がします。路面コンディションが悪かったのもありましたが、いろんな勉強ができました」と語る。
2番手は1分43秒997をマークした近藤。「元嶋くんに差をつけられましたが、僕はタイヤをずっと通しで使っていたので得られたことがたくさんありました。明日が楽しみです」と語った。3番手は#9武井真司でジェントルマンクラスのトップ。これに星野、そしてルーキーの#12久保凛太郎が続く結果となった。


3月5日(木) セッション3  天候:晴れ  路面:ドライ  気温:9.5℃
テスト2日目は早朝から好天に恵まれ、完全なドライコンディションからのスタートとなった。前日「明日が楽しみです」と感触を掴んでいた近藤が早々に1分42秒885という自身のレコードタイムにあと一歩と迫る走りを見せた。しかし「ニュータイヤでの走行でしたが、内圧をちょっと間違えてしまったようで」と悔やむ近藤。セッション4でのレコード更新の意欲を含ませた。
2番手に元嶋、調子が上がってきた#19永井宏明は3番手。総合6番手タイムの武井がジェントルマンクラスのトップタイムをマークした。

そして2日間の合同テストもいよいよ最終セッションを迎えた。オーバーオールからエントリーの近藤、元嶋、久保がそれぞれ1分43秒台の好タイムを叩き出す中、同じく1分43秒台に乗せてきたジェントルマンクラスの武井が自己ベストを上回る1分43秒590を記録。開幕戦への意気込みを感じる走りを披露した。
この最終セッションでトップタイムをマークした元嶋は1分43秒018。1分42秒台に乗せることが出来ず、セッション3での近藤を上回るには至らなかった。「セッションのトップでしたが、まだ詰め切れていません。方向性は見えたので開幕戦までにしっかり決めて、今年は絶対にチャンピオンを獲りたいと思います」と元嶋。
「総合のトップタイムを出せて良かったです。今年も元嶋くんや新たに参戦する久保くんとも激しい戦いになりそうですから、ずっと気は抜けません。チャンピオン獲得の手応え? あります」と合同テストの内容に満足そうな近藤。

そして総合3番手でPCCJルーキーの中でトップタイムとなったのは久保。「1分43秒台には入りましたが、まだポルシェの走りがまったくできていません。タイヤの使い方やスピードの合わせ方と、これからいろいろ勉強していくことになりそうです」と、自身の結果にやや不満な様子。総合4番手でジェントルマンクラスのトップタイムとなった武井は「目標としていた1分43秒台が達成できて良かったです。今年はまず総合の上位に入りたいです。そしてチームメイトもできたのでチームタイトルも狙っていきたいです」と上機嫌に語った。
また、PCCJルーキーの一人#11塚本は、「ナンバー付きレースを2年やっただけで、本格的なレーシングカーに乗るのも、ポルシェのエンジンをかけるのも初めてでしたが、セッションごとにタイムを上げることもできました。女性でもレースに出てもいい、そういうアピールができればいいですね」と語った。

開幕戦の舞台は4月4日(土)〜5日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)。さらなる信頼性と安全性向上によって進化を遂げた911 GT3 Cup (Type991)によって展開される、実力派揃いのベテランカレラカップパイロットとカレラカップルーキーによる熱い戦い。15周年というメモリアルシーズンのPCCJには、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか。全10戦による2015年シリーズは1ヶ月後、いよいよ幕を開ける。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿 GT500クラスが驚異的なタイムで周回、トップはZENT CERUMO RC F

 5日、鈴鹿サーキットでスーパーGTメーカーテストが行われた。強風が吹く中、午前、午後と2回のセッションが行われ、GT500クラスは各車、コースレコードを大幅に上回るタイムで走行、2回目のセッションで1分45秒803を出したZENT CERMO RC Fがトップで1日目を締めくくった。

 GT500クラスはトヨタ勢の全車6台、ホンダ勢の全車5台、日産からはD'station ADVAN GT-Rの1台と合計12台が参加。メーカーテストに便乗してGT300クラスからはAudi R8 LMS ultra、TOYOTA PRIUS apr GT、グッドスマイル初音ミクSLS、シンティアム・アップル・LOTUS EVORAの4台が参加した。

 1回目のセッションは午前9時30分から12時までの2時間30分。風は強く、開始早々は晴れていたが徐々に天候は悪化、11時20分頃から降り始めた小雨のため多くのマシンはその時点でテストを切り上げた。

 そんな中、GT500クラスでトップタイムをマークしたのは、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組がドライブするPETORONAS TOM'S RC Fで1分45秒868。このタイムはコースレコードの1分49秒401ばかりか、昨年2月末に行われたテストでの非公式レコード1分47秒794をも大幅に上回るものだ。また、上位5位までトヨタ勢が占める結果となった。

 GT300クラスもリチャード・ライアン/藤井誠暢組のAudi R8 LMS ultraが1分59秒641で、コースレコードの2分1秒145と非公式レコードの1分59秒870を上回った。

 2回目のセッションは午後2時から4時30分までの2時間30分。相変わらず風は強いものの雨は上がりドライコンディションでテストは行われた。

 午後は荒れた。開始まもなく、Audi R8 LMS ultraがコースサイドにストップして1回目の赤旗が提示される。中盤には、加藤寬規のドライブするシンティアム・アップル・LOTUS EVORAが130Rでクラッシュ、リアウィング周辺を破損し、これで2度目の赤旗。終了40分前には伊藤大輔のドライブするPETORONAS TOM'S RC Fが1コーナーで止まりきれず、スポンジバリアに斜め後ろからクラッシュ。その反動でマシンは横転し、3度目の赤旗。伊藤は無事のようだったが開発パーツを投入したマシンは大きく破損した。

 こんな中、トップタイムをマークしたのは午前のタイムを若干上回った立川祐路/石浦宏明組のZENT CERUMO RC Fで1分45秒803。上位3台がトヨタ勢で、ホンダ勢の最上位にはRAYBRIG NSX CONCEPT-GTが4位でつけた。

 GT300クラスではついに58秒台に入った嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太組のTOYOTA PRIUS apr GTが1分58秒587でトップタイムをマークした。

 テストは明日も今日と同じスケジュールで2日目が行われる。

gt-mt-suzuka-6 gt-mt-suzuka-6b gt-mt-suzuka-8 gt-mt-suzuka-8b
gt-mt-suzuka-15 gt-mt-suzuka-15b gt-mt-suzuka-17 gt-mt-suzuka-19
gt-mt-suzuka-19b gt-mt-suzuka-24 gt-mt-suzuka-24b gt-mt-suzuka-36
gt-mt-suzuka-36b gt-mt-suzuka-36c gt-mt-suzuka-37 gt-mt-suzuka-37b
gt-mt-suzuka-38 gt-mt-suzuka-38b gt-mt-suzuka-39 gt-mt-suzuka-39b
gt-mt-suzuka-64 gt-mt-suzuka-64b gt-mt-suzuka-64-19 gt-mt-suzuka-100
gt-mt-suzuka-100b gt-mt-suzuka-100-38 gt-mt-suzuka-0 gt-mt-suzuka-0b
gt-mt-suzuka-2 gt-mt-suzuka-2b gt-mt-suzuka-2c gt-mt-suzuka-21
gt-mt-suzuka-21b gt-mt-suzuka-31
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿2回目結果

メーカーテスト -RIJ- (2015/03/05) Maker Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1385001ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.803--197.586
2395002DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.884 0.081 0.081197.435
3375003KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.205 0.402 0.321196.838
41005004RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'46.271 0.468 0.066196.716
5645005Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'46.554 0.751 0.283196.193
665006ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.562 0.759 0.008196.179
785007ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'46.744 0.941 0.182195.844
8155008ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.505 1.702 0.761194.458
9365009PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.789 1.986 0.284193.946
101750010KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.843 2.040 0.054193.848
111950011WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'48.505 2.702 0.662192.666
122450012D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'49.014 3.211 0.509191.766
13313001TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'58.58712.784 9.573176.286
14213002Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'58.66812.865 0.081176.165
1503003グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS
YH1'59.62113.818 0.953174.762
1623004シンティアム・アップル・LOTUS EVORA
LOTUS EVORA
YH1'59.64613.843 0.025174.725

SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿1回目結果

メーカーテスト -RIJ- (2015/03/05) Maker Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1365001PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.868--197.465
2385002ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.252 0.384 0.384196.751
365003ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.124 1.256 0.872195.150
4395004DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.157 1.289 0.033195.089
5375005KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.585 1.717 0.428194.313
61005006RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.892 2.024 0.307193.760
785007ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'48.169 2.301 0.277193.264
8195008WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'48.757 2.889 0.588192.219
9645009Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'49.455 3.587 0.698190.994
101750010KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.967 4.099 0.512190.104
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'50.276 4.408 0.309189.572
121550012ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'56.58710.719 6.311179.310
13213001Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'59.64113.773 3.054174.733
14313002TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'00.05314.185 0.412174.133
1503003グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS
YH2'00.17414.306 0.121173.958
1623004シンティアム・アップル・LOTUS EVORA
LOTUS EVORA
YH2'00.83614.968 0.662173.005

スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ ディレクションレーシングのPORSCHE 911 GT3がトップタイム

 スーパー耐久機構(STO)は1日、ツインリンクもてぎで28日に開幕を迎える第1戦を前に、同地で公式合同テスト「テストデー」を行った。

 今シーズンのスーパー耐久は、年間エントリー申請が50台と大盛況。テストにも33台が参加した。雨の中、午後1時より3時間にわたって行われたテストは途中短い赤旗があったものの大きなアクシデントもなく無事に終了した。

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 ST-Xクラスは6台が参加。昨年スーパーGTに参戦していたPORSCHE 911 GT3を持ち込んだディレクションレーシングが、雨量の少ない前半で出した2分3秒390でトップタイムを記録した。年間エントリーは8台を数え、最速クラスでのし烈なチャンピオン争いが繰り広げられそうだ。

 ST-1クラスは年間エントリーをしているチームはなく、テストに参加したチームもなかった。

 ST-2クラスは5台のランサーエボリューションが参加。シンリョウレーシングチームが2分15秒264でクラストップタイムを記録した。

 今年はスーパーGTからSARDが、スーパーフォーミュラからル・ボーセと有力チームが参戦してくる注目のST-3クラスは4台が参加。OKABEJIDOSHA motorsportのNISSAN Fairlady Z34が2分17秒603でトップを奪った。SARD RacingのLEXUS IS350はクラス4位にとどまった。

 かつてインテグラ、シビック、S2000のホンダ対決と言われたST-4クラスは徐々にトヨタ86の台数が増加。このテストでも参加13台中6台と最大勢力となる勢いだ。そんな中、小林自動車レーシングプロジェクトのHONDA INTEGRA TYPE-Rが2分21秒612でトップタイムを記録した。

 ST-5クラスは5台が参加。TEAM NOPROのMAZDA DEMIOが2分35秒193でトップだったが、注目は同チームが持ち込んだもう1台のデミオディーゼルターボ。クラス5位とタイム的には振るわなかったが、ディーゼル車がどんな戦いを見せるか楽しみだ。

 開幕第1戦は29日、ここツインリンクもてぎで5時間の決勝レースが開催される。

参加マシンラインアップ
■ST-Xクラス
st-td-x-3 st-td-x-5 st-td-x-8 st-td-x-10
st-td-x-16 st-td-x-32
■ST-2クラス
st-td-2-6 st-td-2-7 st-td-2-20 st-td-2-31
st-td-2-505
■ST-3クラス
st-td-3-14 st-td-3-15 st-td-3-39 st-td-3-195
■ST-4クラス
st-td-4-13 st-td-4-18 st-td-4-27 st-td-4-36
st-td-4-44 st-td-4-48 st-td-4-52 st-td-4-55
st-td-4-58 st-td-4-60 st-td-4-86 st-td-4-92
st-td-4-95
■ST-5クラス
st-td-5-2 st-td-5-17 st-td-5-33 st-td-5-117
st-td-5-213
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ結果

テストデー -RIJ- (2015/03/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 Super Taikyu Series TEST DAY ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Team
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
132ST-X1ディレクションレーシング
PORSCHE 911 GT3
YH2'03.390--140.08415/48
25ST-X2TEAM MACH with MAKERS RACING
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'03.643 0.253 0.253139.79712/50
316ST-X3Field Motorsport
BMW Z4 GT3
YH2'03.957 0.567 0.314139.4437/51
48ST-X4ARN RACING
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'05.131 1.741 1.174138.13512/50
53ST-X5ENDLESS SPORTS
BMW Z4 GT3
YH2'10.239 6.849 5.108132.71712/52
610ST-X6Adenau
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'13.107 9.717 2.868129.8586/29
76ST-21シンリョウレーシングチーム
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'15.26411.874 2.157127.78725/51
815ST-31OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'17.60314.213 2.339125.61512/51
97ST-22シンリョウレーシングチーム
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'18.59815.208 0.995124.71328/45
1020ST-23RSオガワ
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'18.97815.588 0.380124.37233/53
1114ST-32OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'19.33315.943 0.355124.05512/17
1231ST-24HASEPRO RACING
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'19.95216.562 0.619123.50616/27
13195ST-33OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'20.27716.887 0.325123.22010/61
1439ST-34SARD Racing
TOYOTA LEXUS IS350
YH2'20.53017.140 0.253122.99816/59
1558ST-41小林自動車レーシングプロジェクト
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'21.61218.222 1.082122.0598/53
16505ST-25AS Racing
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'21.62718.237 0.015122.04611/29
1755ST-42AUTOFACTORY
TOYOTA 86
YH2'21.82518.435 0.198121.87510/41
1886ST-43GAZOO Racing SPIRIT
TOYOTA 86
YH2'22.21518.825 0.390121.54112/37
1913ST-44ENDLESS SPORTS
TOYOTA 86
YH2'23.04219.652 0.827120.83821/54
2092ST-45二―ルレーシング with SKR
HONDA S2000
YH2'23.16519.775 0.123120.73523/45
2160ST-46G-motion
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'24.33720.947 1.172119.75410/47
2295ST-47TEAM SPOON
HONDA S2000
YH2'25.19921.809 0.862119.04337/49
2348ST-48DIJON Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'26.28522.895 1.086118.16012/34
2452ST-49埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
YH2'27.26323.873 0.978117.37512/14
2536ST-410ターマック・プロレーシングチーム
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
YH2'27.85824.468 0.595116.9026/6
2627ST-411牧口エンジニアリング
SUBARU BRZ
YH2'29.91526.525 2.057115.29835/36
2744ST-412スポーツコクピット狭山
TOYOTA 86
YH2'31.35427.964 1.439114.20219/52
28117ST-51TEAM NOPRO
MAZDA DEMIO
YH2'35.19331.803 3.839111.37729/29
29213ST-52アプロスレーシング
TOYOTA Vitz
YH2'36.96233.572 1.769110.12210/53
302ST-53Team BOMEX
HONDA FIT RS 3
YH2'41.56838.178 4.606106.98313/13
3133ST-54TOITEC RacingTeam
TOYOTA Vitz
YH2'41.58438.194 0.016106.97241/41
3218ST-413浅野レーシングサービス
TOYOTA 86
YH2'42.22738.837 0.643106.5484/5
3317ST-55TEAM NOPRO
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
YH2'42.50239.112 0.275106.36815/42
-777ST-3-レーシングチーム収二
MAZDA RX-7
YHabsence---

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