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2011年8月

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行2回目 ポールシッターのオリベイラがトップタイム

 全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦は7日、ツインリンクもてぎで決勝を前にしたフリー走行が行われ、トップタイムをポールシッターのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が記録した。

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 フリー走行は、8時35分から9時5分まで30分間にわたり行われた。ツインリンクもてぎは朝から太陽が顔を出し、湿度も高く蒸し暑い。

 トップタイムを記録したのは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)で1分36秒896。中盤までにトップに立っていた山本尚貴(無限)の1分37秒328を終了前10分に上回った。

 2位は山本、3位には早々に記録した1分37秒833で平手晃平(インパル)。4位には小暮卓史(ナカジマ)、5位には地元にガレージを置く嵯峨宏紀(ルボーセ)が食い込んできた。

 上位陣のタイムはばらけ気味。決勝では2回の4本タイヤ交換が義務づけられている。給油も可能で、決勝を想定した搭載燃料でのシミュレーションも行っていると見られ、各チームの作戦を示唆するフリー走行の結果となった。

 決勝はこの後本日7日、14時30分にスタートが切られ、52周での争いが展開される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/07) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.896--178.39
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'37.3280.4320.432177.59
32平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.8330.9370.505176.68
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'38.0721.1760.239176.25
562嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'38.0881.1920.016176.22
637中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.4401.5440.352175.59
77大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.4441.5480.004175.58
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'38.4601.5640.016175.55
941塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'38.4661.5700.006175.54
108石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'38.5611.6650.095175.37
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'38.7101.8140.149175.11
1236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.9042.0080.194174.77
1311武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'39.0632.1670.159174.48
1410小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'39.1102.2140.047174.40
1540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'39.1952.2990.085174.25
1618アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'39.2902.3940.095174.09
1733国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'39.4452.5490.155173.81
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝記者会見 各クラス上位3ドライバーのコメント

■Cクラス
優勝 関口雄飛(B-MAX)
 「スタート前に雨が降ってきましたが、レインは富士のときの予選で良くなかったので降らないでくれと思っていました。スリックで行きたかったんですがCクラスのみんながレインに替えていたのでリスクを冒したくなかったんです。赤旗が出たときにスピンをしてしまいました。再開後は、普通の雨だったので安田選手が来て、苦しいレースになると思いました。明日は晴れると思うので問題ありません」
決勝2位 蒲生尚弥(トムス)
 「スタート後の雨で生き残ることができ、2位に上がれて再開できたのが良かったです。最初は関口選手に付いて行くことができましたが、タイヤが摩耗して最後は離されてしまいました。ドライでは良くなくて雨が降れと思っていたので良かったです」
決勝3位 安田裕信(スリーボンド)
 「昨日のドライで調子が良かったんです。レースをスタートしてスピンしたときに赤旗が出ました。再開後は、雨は得意なので1台は抜けましたが、路面が乾くのが早くて後ろを押させるのが精いっぱいでした」
■Nクラス
優勝 千代勝正(NDDP)
 「Nクラスはみんなドライタイヤでした。雨が降ってきましたが、雨でもドライタイヤのグリップは良かったんです。でも、ストレートでもアクセルを踏めなかったです。チームのタイヤ交換が早くてピットインした中ではトップでピットアウトすることができました。再開後はスタート位置も良かったし、雨でのフィーリングも良かったです。明日もポールスタートなので勝ちたいです」
決勝2位 中山雄一(トムス)
 「マシントラブルで予選に出ることでできませんでした。再スタート後は、何位かわからなかったので前のクルマを着実に抜いていきました。チームのお陰で2位が取れたので感謝しています」
決勝3位 野尻智紀(HFDP)
 「今日は予選が良くなくて、3位からのスタートでした。タイヤはドライでも濡れててもグリップしてたのでドライで行きました。ピット作業も良かったです。再開後は、前の選手をパスするのに時間がかかってしまいました」
Text: Yoshinori OHNISI

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式記者会見 トップ3ドライバーのコメント

ポールポジション ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
fn_r04_q_pc_oliveira  「もてぎのトラックが今回から所々新しくなって、新しいところはグリップが良くて走りやすくいい感じでしたが、以前からのところはコーナリングが難しい部分もありました。クルマのセッティングに関しては修正する余地もありますが、全般的にいい結果を出せた1日でした。チームとともに満足しています」
予選2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r04_q_pc_lotterer  「朝のフリー走行の方が結果がよかったです。路面に関しては難しい部分もありました。新しいところと古いところでのセッティングの違いを勉強しないといけませんでしたね。クルマは一部変更したところもありましたが、全般的にいいセッティングになっていると思います。予選は、ポールポジションが取れない祟りがあるんじゃないかな。明日はもっとがんばりたいと思います」
予選3位 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r04_q_pc_tsukakoshi  「朝の公式練習ではベストな状態ではなくて、予選に向けて大幅にクルマを変えましたが、外れることはないという自信はありました。変更がどこまで良くなるのか楽しんで予選に臨みました。思っていたとおり予選はクルマの調子も良くなってQ1~Q3と大きなミスもありませんでした。最初からこのマシンがあればもっと上手に乗りこなせて、Q3までにセット変更をされたクルマを最大に引き出せたと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 豪雨で赤旗中断となる波乱のレースを関口雄飛が制す。Nクラスは千代勝正が優勝

 全日本F3選手権第8戦は6日、ツインリンクもてぎで決勝レースを行った。開始早々豪雨のため赤旗中断、再開となる波乱のレースを関口雄飛(B-MAX)が制した。Nクラスは千代勝正(NDDP)が優勝した。

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 第8戦決勝は定刻より5分遅れて、15時20分よりフォーメーションラップがスタート。しかし、スタート前に、一天にわかにかき曇り雷鳴も轟き、空から落ちる大粒の雨はあっという間にコースを濡らした。

 Cクラスはグリッド上でレインタイヤに交換するチームが多かったが、Nクラスはスリックのままフォーメーションラップに出たチームが多く、フォーメーションラップ終わりでピットに滑り込んで来た。

 レースは雨の中、関口雄飛(B-MAX)がトップで1コーナーへ。2位には安田裕信(スリーボンド)をかわした山内英輝(ハナシマ)が上がってきた。3位は安田。

 大半がピットインしてタイヤ交換を行ったNクラスはなんと予選クラス6位の野呂立(ワコーズ)がトップに立つ。

 雨脚はますます強くなり、3周終わりにはトップの関口、安田、蒲生らも相次いでスピン。ここでセーフティカーが導入されるが、程なくして赤旗が提示されレースは中断された。

 レースは長い中断の後、16時35分SC先導で再スタート。雨は止んだが、路面はフルウエット。SCは再開後隊列を2周先導し、再スタートが切られた。

 ここでもトップで1コーナーへ入ったのは関口。2位には蒲生が付ける。蒲生はときに関口を上回るその時点でのファステストラップを更新してトップを追うが、徐々に付いて行けなくなり、最終的には関口が蒲生を3秒以上離して優勝した。2位には蒲生が入った。

 安田は再開直後に、前を走るリチャード・ブラッドレー(トムス)をダウンヒルストレートでかわして3位に上がるが、その後ペースが上がらすブラッドレー、山内に迫られ防戦一方。しかし、なんとか後続を押さえきり3位でレースを終えた。

 再開後、Nクラスは千代勝正(NDDP)が野呂をかわしてトップに立つと、危なげないレース運びでクラス2位以下を17秒ほど離して独走優勝した。

 Nクラス2位争いは混戦。再開後、2位には佐々木大樹(NDDP)が付けていたが、中山雄一(トムス)が8周目のヘアピンで佐々木をパス。しかしその周の90度コーナーで佐々木が中山を抜き返す。中山も引き下がらない。11周目の90度コーナーで佐々木を再度パス。その後は3位以下を引き離してクラス2位に入った。

 Nクラス3位には、佐々木をパスした野尻智紀(HFDP)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがQ3で逆転ポールポジション!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦は6日、栃木県のツインリンクもてぎでノックアウト方式の公式予選を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。

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 今回の予選はノックアウト方式。Q1は13時50分から20分間。ここで14位以下がノックアウトされ予選順位が決定する。

 開始5分過ぎ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分36秒741でトップに立つが、7分過ぎにはアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒997でこれを上回った。3位に塚越広大(ダンディライアン)、以下平手晃平(インパル)、石浦宏明(キグナス)、小暮卓史(ナカジマ)、伊沢拓也(ダンディライアン)と続く。

 この後、大きな順位変動はなく、Q1終了残り5分で各車最後のアタックに入った。ここでロッテラーが1分35秒496を出しトップに躍り出るが、最後の最後で塚越が1分35秒921でこれを逆転し、このセッションのトップに立った。2位にはロッテラーが、3位には平手が入った。

 このセッションでノックアウトされたのは石浦、武藤英紀(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、アレキサンドレ・インペラトーリ(KCMG)の4台となった。

 Q2はQ1から10分のインターバルをおいて7分間。このセッションでまずトップに立ったのは、ロッテラーで1分35秒496。他車がアタックするものの結局、彼のタイムを上回るものはなくロッテラーがトップでこのセッションを締めくくった。

 2位には中嶋一貴(トムス)が、3位にはオリベイラが入った。Q2でノックアウトされたのは、小暮、小林崇志(リアル)、中嶋大祐(ナカジマ)、国本雄資(セルモ)、アンドレア・カルダレッリ(コンドー)の5台。

 Q2から10分のインターバルをおいて、最後の7分間のポールポジションをかけたQ3が始まった。空はにわかに暗くなり、雨は降ってないもののウェット宣言が出る中で始まったため、各ライバー、雨を予想してシグナルグリーンと同時にコースイン。

 ここでも早々にロッテラーが1分35秒189でトップに立つが、残り2分余りでオリベイラがアタックを開始。セクター1、2とロッテラーのタイムを上回り、コントロールラインを横切るとタイムは1分35秒012。ついに最終セッションでポールポジションをもぎ取った。

 2位にはロッテラーが、3位には塚越が上がってきた。4位には中嶋一貴(トムス)、5位には伊沢が、6位に大嶋和也(ルマン)が入り、7位は山本尚貴(無限)、8位に平手が付けた。

 決勝レースは明日7日14時30分より52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Race Results Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE141:33'30.813
21C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE143.469
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE149.507
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE149.875
55C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1410.223
623N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1415.382
737N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1432.699
88N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1435.371
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1437.892
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1438.476
1177N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE141'16.176
126N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE141'16.700
1319C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE131 Lap 
1420Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE131 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap(C): CarNo.50 関口雄飛(B-MAX) 1'58.058 (13/14)
  • Fastest Lap(N): CarNo.23 千代勝正(NDDP) 1'59.386 (13/14)
  • コースコンディション悪化のため、15時30分20秒からセーフティーカーを導入後、15時30分46秒から1時間4分14秒間赤旗中断した。

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選総合結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.4711'36.1131'35.012
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9971'35.4961'35.189
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.9211'36.1781'35.489
437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3001'36.0651'35.841
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.4871'36.5361'35.943
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.4761'36.4411'36.041
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'36.6501'36.4271'36.044
82平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.0131'36.4481'36.375
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.2981'36.544
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'36.5071'36.746
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.7651'36.906
1333国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'36.9371'44.804
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.797no time
148石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'36.945
1511武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'37.049
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.611
1718アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.781
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.012--181.92
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1890.1770.177181.59
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.4890.4770.300181.02
437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.8410.8290.352180.35
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.9430.9310.102180.16
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.0411.0290.098179.97
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'36.0441.0320.003179.97
82平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.3751.3630.331179.35
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.496--181.00
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.0650.5690.569179.93
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.1130.6170.048179.84
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.1780.6820.065179.72
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'36.4270.9310.249179.25
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.4410.9450.014179.23
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.4480.9520.007179.22
840伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.5361.0400.088179.05
---- 以上Q3進出 ----
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.5441.0480.008179.04
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'36.7461.2500.202178.66
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.7881.2920.042178.59
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.9061.4100.118178.37
1333国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'44.8042.3080.898176.73
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.921--180.20
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9970.0760.076180.06
32平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.0130.0920.016180.03
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.2980.3770.285179.49
537中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3000.3790.002179.49
61ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.4710.5500.171179.17
77大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.4760.5550.005179.16
840伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.4870.5660.011179.14
910小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'36.5070.5860.020179.11
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'36.6500.7290.143178.84
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.7650.8440.115178.63
123アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.7970.8760.032178.57
1333国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'36.9371.0160.140178.31
---- 以上Q2進出 ----
148石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'36.9451.0240.008178.30
1511武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'37.0491.1280.104178.11
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.6111.6900.562177.08
1718アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.7811.8600.170176.77
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'42.6356.7144.854168.41
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ公式予選 ここでもCクラスは関口雄飛が、Nクラスは千代勝正がポールポジション

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 全日本F3選手権は8日、ツインリンクもてぎで第9戦の公式予選を行い、直前に行われた第8戦予選と変わらず、Cクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは千代勝正(NDDP)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 第9戦公式予選は第8戦予選終了から10分間のインターバルをおいて、11時15分から10分間にわたって行われた。

 今回も開始5分あたりから各ドライバータイムアタックを開始。今回は安田裕信(スリーボンド)が1分47秒020でまずはトップに立ち、山内英輝(ハナシマ)が1分47秒271で2位に付ける展開となった。

 しかしここでもこの2人のタイムを大きく上回る1分46秒530を叩き出したのが関口雄飛(B-MAX)。2位以下を0秒5弱ちぎる速さを見せつけ、悠々とポールポジションを獲得した。

 Nクラスは千代勝正(NDDP)が1分49秒118でトップに立つと、タイムをさらに48秒971まで縮めポールポジションを確定した。2位には第8戦と同じギャリー・トンプソン(KCMG)が、3位には佐々木大樹(NDDP)が入った。

 決勝は明日7日、10時40分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選 Cクラスは関口雄飛が、Nクラスは千代勝正がポールポジション

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 全日本F3選手権は8日、ツインリンクもてぎで第8戦の公式予選を行い、Cクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは千代勝正(NDDP)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 公式予選は10時55分から10分間。開始5分あたりから各ドライバーアタックを始める。まずは昨日の占有走行でトップタイムだった山内英輝(ハナシマ)が1分47秒535でトップに立つと、次の周にはタイムを1分47秒237まで縮める。

 しかし終了2分余り、関口雄飛(B-MAX)が山内のタイムを大きく上回る1分46秒497でトップに立ちポールポジションを確定すると、安田裕信(スリーボンド)が1分47秒228で2位に浮上。山内は3位に落ちた。

 Nクラスは千代勝正(NDDP)が1分49秒291でポールポジション。クラス予選2位にはギャリー・トンプソン(KCMG)が、同3位には野尻智紀(HFDP)が入った。なお、中山雄一(トムス)は、この予選に出走できなかった。

 決勝レースは本日8日、15時15分より14周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行1回目 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップタイム!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦もてぎ2&4レースが6日、栃木県のツインリンクもてぎで開幕。午前中、1時間のフリー走行が行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップタイムを記録した。

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 フリー走行は9時40分より1時間。本来ここもてぎは第2戦として5月に開催される予定であったが、3.11東日本大震災で甚大な被害を受け7月までコース張り替えの大改修が行われたため、今回が当コースでの緒戦となった。

 もてぎ上空の雲は厚く、早朝から蒸し暑い。気温は28度。フリー走行開始から徐々に雲間から太陽が顔を出すようになり、2度の赤旗中断をはさんで8分間延長されたこのセッションは、開始当時33度だった路面温度が終了時には48度まで上がる、厳しいコンディションの中で行われた。

 フリー走行序盤はアンドレ・ロッテラー(トムス)が好調。開始15分過ぎにそれまでトップに立っていた僚友の中嶋一貴(同)の1分36秒854を上回る1分35秒684を叩き出すと、セッション終盤までトップに君臨する。

 開始30分過ぎには、130Rの落下物を回収するため1度目の赤旗が、同40分前にはアレキサンドラ・インペラトーリ(KCMG)のスピンで2度目の赤旗が掲示され、セッションは8分間延長された。

 残り15分で2度目の赤旗が解除され、セッションも終盤の5分前、ここで中嶋一貴が1分35秒603でロッテラーからトップを奪い返した。しかし、チェッカー後にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分35秒495を叩き出し、このセッションをトップで締めくくった。

 2位は中嶋一貴が、3位はロッテラーが、4位にはホンダエンジン勢のトップで小暮卓史(ナカジマ)が滑り込んだ。

 このレースにスポット参戦する昨年のインディカードライバー、武藤英紀(リアル)は、11位でこのセッションを終えた。

 この後、13時50分から明日のグリッドを決める公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.530--162.25
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'47.0200.4900.490161.51
35C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.2710.7410.251161.13
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3740.8440.103160.98
51C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'48.0371.5070.663159.99
619C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'48.4201.8900.383159.43
723N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'48.9712.4410.551158.62
820Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'49.3762.8460.405158.03
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'49.5373.0070.161157.80
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.5493.0190.012157.78
118N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.9403.4100.391157.22
1237N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'50.0253.4950.085157.10
136N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE1'51.8585.3281.833154.53
1477N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'52.4645.9340.606153.69
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.63411.1045.170146.94

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.497--162.30
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'47.2280.7310.731161.20
35C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.2370.7400.009161.18
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.7421.2450.505160.43
51C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'48.0591.5620.317159.96
619C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'48.7342.2370.675158.97
723N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'49.2912.7940.557158.16
820Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'49.6093.1120.318157.70
98N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.7533.2560.144157.49
1022N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'49.8213.3240.068157.39
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.9013.4040.080157.28
1277N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'51.9465.4492.045154.40
136N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE1'52.6146.1170.668153.49
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.68611.1895.072146.87
1437N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GEno time---

Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行1日目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.495--181.00
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.6030.1080.108180.80
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.6750.1800.072180.66
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.0240.5290.349180.01
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'36.0320.5370.008179.99
640伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.0810.5860.049179.90
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.1070.6120.026179.85
841塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.2210.7260.114179.64
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.2680.7730.047179.55
102平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.3190.8240.051179.46
1111武藤 英紀HP REAL RACINGHONDA HR10E1'36.8471.3520.528178.48
128石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'36.9511.4560.104178.29
1310小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'37.0701.5750.119178.07
1433国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'37.2551.7600.185177.73
1562嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.2701.7750.015177.70
1618アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.2711.7760.001177.70
173アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'37.7522.2570.481176.82
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTCが7位でポイントリーダーを死守 (JIMGAINER)

2011年SUPER GT SUGO 250KM RACE / JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC / 観客動員数:予選日9,200人・決勝日:27,000人 / 予選:2位・決勝:7位 / Dr:Tetsuya TANAKA, Katsuyuki HIRANAKA

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2011年7月30日(Sat)
  • 8:28~10:10 FREEPRACTICE 天候:RAIN コースコンディション:Wet 気温:23℃ 路面温度:25℃
  • 12:25~13:10:FIRST QUALIFYING PRACTICE 天候:RAIN コースコンディション:Wet 気温:24℃ 路面温度:27℃
  • 16:30~:SUPER LAP QUALIFYING 天候:RAIN コースコンディション:Wet 気温:20℃ 路面温度:24℃

 今年復興支援大会として行ってきたSUPER-GTも、今回は被災地であるスポーツランドSUGOで前半戦最後のレースを250kmで行う。

gt_r04_jg_02.jpg  日曜日の決勝日には500名の被災地の方達を招待し行われた今大会は、JIMGAINERが3月から4月に4回に渡って炊き出しに訪れていた宮城県石巻市北上町の方達の約70名の方が一緒に招待され、グランドスタンドでは横断幕も掲げられ応援してくださっていました。ヘビー級の重量を背負ってても、恥ずかしいレースは見せられないと、スタッフも普段にも増して気合いが入っていました。

 天気予報は曇だったが、朝からしとしとと雨が降っていて、練習走行時間になっても雨が止むことはなく、ウエットでの走行開始となった。

 まず平中克幸からスタート。アンダーが強くフロントのダンパーの調整等行う。しかし思うようにはアンダーステアは消えず、今度は車高の調整を行いコースへ。やはり周回数が増える毎にアンダーはきつくなり、運転を代わった田中哲也からも同じコメントが返ってくる。

 しかし、雨が降っている分、重量級の車両は他車との差を小さくしてくれる上に、DUNLOPタイヤのパフォーマンスが良く、1分37秒374のタイムで3番手のタイムで走行を終える事が出来た。

 朝からの雨はお昼前に上がり、ウエット宣言は出ているものの、ラインはドライだったためウエットタイヤで出ることはせず、ドライタイヤで平中から予選を行った。

 やはり朝からのアンダーステアはあるものの、今度は走り込むほど解消する方向のようで、計測2周目には01分25秒236でこの時点でのTOPに躍り出る。

 すぐに田中に代わり、田中は予選基準タイムをクリアし再び平中にバトンを渡す。この後タイムの更新はなく赤旗中断後のGT300クラス専有走行時間に、平中がタイムアタックに入る。計測3周目に01分24秒922を出し暫定の5番手に。最後の最後でタイムアップしたNo.2紫電がトップに入り予選1回目は6番手のポジションでスーパーラップに駒を進める事が出来た。

gt_r04_jg_03.jpg  3時間20分のインターバルを経てスーパーラップが開始された。アタック担当は平中。6番目にコースへ入りアタックを開始する。スーパーラップが始まった時間帯は雨。4番目にアタックしたNo.25土屋武士がコースオフし赤旗中断。この時間がJIMGAINERにツキを呼んだ。再開後のアタックを始めたNo.74カローラから徐々に雨脚が弱まり、平中のアタック時には雨はほとんど振っておらず1分37秒350のタイムで1番手に浮上。しかし、7番目に走行したNo.43Garaiyaに0.387の差で負けてしまい2番手に。Garaiyaがタイムアタック中から再び雨が降り始め、以降走行した車両が上位2台を追い抜くタイムを出すことはなく、明日はセカンドポジションからのスタートが決定した。

Tetsuya TANAKA Comment
 とにかく平中選手が予選を頑張ってくれたので、決勝はこのまま頑張って走りたいですね。コンディションも明日はどうなるかわかりませんが、チームにとって良い感じになってるので、頑張りたいですね。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 予選は本当にパーフェクトだったと思います。雨の量もそうですし、タイヤも凄く良かったし、車のバランスも凄く良かったので、その結果重くても取れた2番手だったと思うので、この調子で決勝も頑張りたいです。
2011年7月31日(sun)
  • 9:10~9:55:FREE PRACTICE 天候:RAIN コースコンディション:Wet 気温:21℃ 路面温度:22℃
  • 14:00~:FINAL 天候:CLOUDY コースコンディション:DRY 気温:21℃ 路面温度:22℃

 朝のフリー走行も昨日と同じで雨。しかし、昨日ほどの雨量ではない。オンタイムで田中が走行を開始するものの、早々に3~4コーナーでオイルを撒いた車両があり、何台もコースオフした為に赤旗中断。オイル処理が終わった9:40~50分間でフリー走行が再開された。

 再び田中がコースへ。若干のアンダーステアはあるが、セットを変え走行を繰り返す。この時点で2番手のタイムを出し、約30分走行後に平中へ。スタートしていった平中から急に壊れたと無線が入る。テレビモニターにも馬の背でゆるゆるとマシンを止めるのがFERRARI 458が写し出される。そのままコースに復帰することはなく、フリー走行は終了した。

 平中がマシンを止める原因となったのは、メカニックが決勝のタイヤ交換のスピードを上げるために通常よりもナットの締め付けを緩めにしたことで、ナットの緩みが発生し平中が振動を感じたためでした。大事には至らず、決勝は無事にグリッドに着くことが出来ました。

gt_r04_jg_04.jpg  上空の雲は少しグレーがかってはいるものの、雨が降ってくる気配はなく、決勝はドライコンディションの中スタートした。重量が重くてもスリップストリームを使えば1発のタイムは出るものの、決勝ではそれを維持するのは大変になってくる。スタートドライバーは田中。ストレートの速いマシンが後ろから攻めてくる中1コーナーへ。3番手スタートのNo.14 IS350に一気にパスされる。その後No.62レガシーにもパスされ1周目に4番手に後退。

 2周目にはNo.33ポルシェにも先行を許し5番手に。田中からはストレートが遅すぎると無線機から聞こえる。やはり晴の決勝では、190kgという重量はかなりのハンディになっているようだ。その後なんとか踏ん張り続けるが、6周目にNo.4 BMW Z4にかわされ6番手に。

 しかし8周目にNo.33ポルシェがコースオフし5番手になるが、15周目辺りから付着したタイヤカスの影響でリアタイヤのグリップダウンを感じ始め、20周目には8番手までポジションを落とすことに。

 23周目に予定である作戦上の最小ラップで平中と交代し、36秒70で平中を送り出しここから平中は猛プッシュ。前を行くNo.66アストンマーティンとの3秒あった差も37周目には1秒になり、激しい攻防が10周近く繰り広げられるが、47周目にようやくパスし、この時点で9番手に。

 重たいマシンを駆使しながら48周目にNo.41 F430をかわし、49周目にはNo.5 VEMACをパス。7番手のポジションまで上がってきた。前を走るのはNo.4 BMW Z4で、7秒近くあった差も徐々に詰めていき、62周目にはスリップストリームを駆使し、レース中のベストラップの1分26秒044のタイムを出し1秒差まで詰めよるが、63周目にチェッカーが振られ7番手で貴重なポイント4点を獲得した。

Tetsuya TANAKA Comment
 スタート直後他車に付いていって、ストレートがイマイチ伸びなくて、抜かれたりしていました。タイヤカスも付いたりして、上手くいかなかったのですが、最終的に7位になる事が出来たので良かったんじゃないかと思います。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 ポイントが取れたので、良かったんではないかなと思います。レース展開が凄く悪かったのですが、後半のペースが凄く良くて、全体のペースト比べても遜色ないタイムで走れていたので、ポイントは取れましたが残念な部分もありました。ただこんなに重たい車で走って、正直ドライ路面ではタイヤのタレがきついだろうなと思ってたのですが、それが最後までしっかりとグリップして、保ってくれたということは本当に凄くタイヤも進化してるし、今後のレースに向けてはポジティブになれる要素ですし、収穫のあるレースだったと思います。
Text & Photo: JIMGAINER

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