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2026年7月

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿公式予選 FJ1500は宮本颯斗が、S-FJは柱本翔夢伊がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)

S-FJ:ポールポジションは柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)

 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山地方選手権シリーズ第4戦は7月11日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、FJ1500では宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が、スーパーFJでは柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 近畿以西はすでに梅雨明け宣言が出されたが、鈴鹿サーキットのある東海地方はまだ。鈴鹿は早朝より雲に覆われていたが徐々にはけ、公式予選の始まる9時30分には蒸し暑い梅雨の晴れ間が広がってきた。

 参加はFJ1500が7台、スーパーFJが17台、合計24台がコースインし20分間の予選が始まった。

 2周目、まずはFJ1500の宮本颯斗(MYST制動屋KK-F)が2分15秒083でトップに立つ。2位には15秒733でスーパFJの井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)、3位に同カテゴリーの藤井翔太(Dorago CORSE)が続く。

 宮本は3周目に2分14秒860までタイムを縮めトップのまま。5周目にはスーパーFJの小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)が14秒756でトップに浮上。宮本は2位に落ち、タイムを15秒094まで縮めたものの井出が3位のまま。

 7周目、スーパーFJの柱本翔夢伊(REV RACING with LAPS)が2分14秒652で2位に浮上し、宮本は3位に落ちた。

 予選終了。スーパーFJの小野原がFJ1500を上回るタイムでオーバーオールのトップ。2位にも同カテゴリーの柱本、3位にFJ1500の宮本、4位にスーパーFJの河野晃大(レブレーシングガレージ)、5位に同カテゴリーの井出、6位にFJ1500の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)が入った。

 ところが、トップタイムの小野原が走路外走行でベストタイム~3rdタイムが抹消され15位までドロップ。トップは柱本(スーパーFJ・ポールポジション)、2位に宮本(FJ1500・ポールポジション)、3位に河野(スーパーFJ・2位)、4位に井出(スーパーFJ・3位)、5位に田崎(FJ1500・2位)、6位に藤井(スーパーFJ・4位)となった。FJ1500の3位には総合11位の酒井翔太(ファーストガレージ)が入った。

 第4戦決勝は明日12日、午前9時10分より10周で行われる。

FJ1500:予選2位は田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)

FJ1500:予選3位は酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:予選2位は河野晃大(レブレーシングガレージ)

S-FJ:予選3位は井出七星翔(RSイデア・イーグルKKS2)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第4戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2026/07/11) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
17S-FJ1柱本 翔夢伊REV RACING with LAPS
MYST KK-S2
2'14.652--155.254
256FJ15001宮本 颯斗MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'14.738 0.086 0.086155.154
36S-FJ2河野 晃大レブレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.962 0.310 0.224154.897
435S-FJ3井出 七星翔RSイデア・イーグルKKS2
MYST KK-S2
2'15.094 0.442 0.132154.746
557FJ15002田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'15.118 0.466 0.024154.718
634S-FJ4藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
2'15.300 0.648 0.182154.510
766S-FJ5府本 淳之介FORM with雅企画KKS-II
MYST KK-S2
2'15.397 0.745 0.097154.399
861S-FJ6一宮 總太朗MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.425 0.773 0.028154.367
955S-FJ7板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.442 0.790 0.017154.348
1050S-FJ8伊藤 聖七eagle sport
MYST KK-S2
2'15.524 0.872 0.082154.255
1152FJ15003酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
2'15.611 0.959 0.087154.156
1258S-FJ9太田 援増MYST制動屋KK-SII
MYST KK-S2
2'15.760 1.108 0.149153.986
1348FJ15004村上 太晟ファーストガレージBLAU KK-F
MYST KK-F
2'15.872 1.220 0.112153.860
1451FJ15005永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-F
2'15.976 1.324 0.104153.742
159S-FJ10小野原 悠FTK・レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
2'16.073 1.421 0.097153.632
1685S-FJ11吉田 英翔K&G RACING C72 KKS-2
MYST KK-S2
2'16.187 1.535 0.114153.504
1721S-FJ12本田 宙MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'16.373 1.721 0.186153.294
1879S-FJ13三瓶 旭中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
2'16.410 1.758 0.037153.253
1911GFJ15006小嶋 健太郎Rn-sports制動屋KK-F
MYST KK-F
2'16.557 1.905 0.147153.088
2088S-FJ14八巻 渉中日本自動車短期大学KK-SII
MYST KK-S2
2'16.574 1.922 0.017153.069
2170S-FJ15加藤 薫デルタモータースポーツKKS-II
MYST KK-S2
2'16.779 2.127 0.205152.839
224GS-FJ16古里 拓HOLOSレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'18.261 3.609 1.482151.201
2316GFJ15007青合 正博TEAM HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
2'18.393 3.741 0.132151.057
2422GS-FJ17高橋 蓮tailor RaiseUP
MYST KK-S2
2'21.086 6.434 2.693148.173
---- 以上基準タイム(130% - 2'55.219)予選通過 ----

MEC120 Minutes Enduarance Challenge

RiNoA Racing project、女性ドライバーを擁してMEC120にフル参戦

 里見乃亜代表率いるRiNoA Racing projectは、今週末鈴鹿で開幕を迎えるMEC120(Minite Endurance Challenge)のV.Granz Ama-Amaクラスへの参戦を発表した。以下、プレスリリース。

2026年RiNoA Racing project MEC120体制発表

 RiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA アイザワ」は今シーズン新たにv.Granzを使用したMEC120耐久レースに参戦致します。また2名の女性ドライバーを起用し、チーム発足時のスローガンである若手育成の新たな扉として女性Drの活躍とステップアップの場を構築する為に今回の参戦を決意しました。

 自チームとして今回の耐久レースと女性Drのチームは初めて尽くしのシーズンとなりますが、鈴鹿・茂木のスプリントレースで熟成したv.Granz82号車でMEC120耐久の優勝を目指します。今シーズンの新たな戦いに挑むTeam RiNoAの応援を宜しくお願い致します。

MEC120 V.Granzシリーズ Ama-Ama class

  • 開幕戦 7/11~12 鈴鹿サーキット
  • 第2戦 9/12~13 モビリティーリゾートもてぎ
  • 第3戦 10/10~11 岡山国際サーキット
  • 最終戦 12/12 富士スピードウェイ

v.Granz

  • エントラント名:RiNoA Racing project
  • 車両名:群馬トヨペットTeam RiNoA アイザワ
  • カーナンバー:82
  • メンテナンスガレージ:TRS
  • 使用オイル:Moty’s
  • チーム代表兼監督:里見乃亜
  • ドライバー:永井歩夢・箱入娘*Mayu

A Driver 永井歩夢(Nagai Ayumu)

レース歴

  • 2020年 CUSCO RACING 女性Drオーディション合格
    全日本ラリー選手権JN-6スポット参戦(唐津・丹後・新城)
  • 2021年~2024年 KYOJO CUPシリーズ参戦 表彰台 4回
  • 2025年 KYOJO FOMULA シリーズ参戦 ランキング10位 最高位4位

 こんにちは! 永井歩夢です。今シーズンMEC120をチームRiNoAから参戦します。スポットでの参戦経験はありますが、フルシーズンでの参戦、そしてグランツでのレースがとても楽しみです! 昨年のフォーミュラの経験を活かし、力強い走りができるよう頑張ります。応援よろしくお願い致します!!

B Driver 箱入娘*Mayu(Hakoirimusume Mayu)

レース歴

  • 2022年 もてぎJOY耐チャレンジ クラス2位
  • 2023年 もてぎチャレンジグランプリ クラス2位
  • 2024年 もてぎJOY耐チャレンジ クラス優勝
  • 2025年 KYOJO CUP 参戦 S耐チャレンジ クラス5位

 2026年シーズンは、RiNoA Racing Projectより参戦させていただきます。v.Granzは1年生となりますが、このような素晴らしい環境で挑戦できることに感謝をしながら、ひとつひとつの経験を大切にし、自身の成長へと繋げていきたいと思います。常に前向きに、そして楽しむ気持ちを忘れず、力強く最後まで走り抜きます。応援してくださる皆様に結果で恩返しできるよう努めてまいります。2026年シーズンも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

Director 里見乃亜(Satomi Noa)

 今シーズン新たな挑戦としてv.Granz MEC120耐久に女性チームとして参戦致します。今までS-FJで若手男性Drの育成に力を入れて戦っていましたが、近年女性Drが四輪の世界で活躍を見せており、自チームとしても若手育成の一貫としてプロを目指す女性Drの活躍ができる場を作りたく今回女性チームを設立しました。参戦初年度ではありますが、開幕戦から表彰台獲得を目指して戦いますので皆様の応援宜しくお願い致します。

RiNoA Racing project

SUPER FORMULA

公式テスト富士 2勝目を狙うイゴール・オオムラ・フラガ、不調の原因を突き止め視界良好

 ここ数年、チーム無限、ダンディライアン、トムスによる「3強」が続いていたが、昨年あたりからナカジマレーシングを加えた「4強」と言われることが多くなった。

 その大きな要因が、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)のチームへの加入だ。昨年はルーキーながら、常に予選では上位に食い込み、第10戦では初優勝を飾った。シリーズランキングも6位。7位の佐藤蓮とともにナカジマ速しを印象づけた。

 そのチームが今季は苦しんでいる。ここまで4戦を終えて、ランキングは佐藤10位、フラガ12位、チーム順位も8位と、4強の名に相応しくないリザルトしか残せていない。

 ところが、今回のテストでは、2日間の総合でフラガ2位、佐藤5位と、復調の兆しが見えた。最後のアタックでは、条件が悪かったA組に出走したフラガが、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)とほぼ同じタイムを叩き出し、他を圧倒した。

 復調したのは何故なのか。テストの主役の一人となったフラガは、ここまでの経過を含めて、その要因を語った。

 「開幕から去年の雰囲気とは(クルマが)ガラッと変わっていて、最初はもてぎの新しい舗装のせいかと思っていました。でも、オートポリスに行っても症状が全く改善されなくて。その場を乗り切るために無理矢理セットを合わせた感じでした」

 「鈴鹿では多少の改善はあったものの、(ドライでの)走行時間が短かったですからね。ただ、予選では4輪脱輪はあったものの、パフォーマンスはちょっと回復しつつあったので、そういったヒントを元に今回いろいろと改善に努めました。結果、僕たちが思っていた方向に行ってくれたので、そこはとても良かったです」

 フラガは名言は避けているが、どうもマシンフィーリングが変わっていた要因は、タイヤのキャラクターが微妙に変化したことにあったようだ。今回のテストではそれを踏まえてセッティングを進めた結果、本来のパフォーマンスを発揮できたということらしい。

 ここまでも決して遅いわけではなかったが、本来の速さを取り戻したナカジマレーシングが、4強の一角を構成するチームから脱皮して、常に優勝を狙えるチームへと変貌する日も近いかもしれない。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士 多くのデータを収集した小出峻、富士大会のダークホースとなるか

 カラーリングも一新し、新体制で臨んだ2026シーズン。開幕戦のもてぎ大会で連続入賞。チームとしても小出としても最高位となる5位というリザルトを残し、順調なシーズンスタートを切った。

 しかし、続くオートポリス戦では、予選でクラッシュ。赤旗の原因を作ったとして最後尾グリッド。鈴鹿大会ではトラブルや接触で入賞は叶わずと、どうも開幕大会の良い流れを引き継げないでいる。

 今回のテストは、そんな悪い流れを断ち切るべく、徹底的なデータ収集を行ったという。テストを終えた小出の表情は明るい。

 「タイムシートはあまり気にせず、新しいコンセプトを含めて、何から何までたくさん試しました。基本的には、車高や角度など、そのマシンの良さを一番美味しく活かせるポイントを探す作業の繰り返しでした。いわば『美味しさ探しの旅』ですね。少し目的地が遠くに見えてきた感覚はありますが、もちろんまだ完全ではありません」

 目的地は遠いと控えめに語るが、初日のセッション1では4位、2日目の最後のアタックではしっかりベスト10に入り、テストが順調に進んだことが窺える。

 「これからデータを持ち帰って整理し、次の大会に向けてピンポイントで凝縮したセットを持ち込みます。今のSFは簡単には抜けないので、予選から前にいないと本当に厳しいです。でも、クルマの変化を含めてポジティブに終われましたし、いい感じですよ」

 富士の3連戦のうち、オートポリスの代替レース(第3戦)は最後尾スタートが決まっているが、残る本来の2レースの予選でどこまで上位に食い込んでくるのか。小出とスリーボンドレーシングが、ダークホース的な存在となる可能性は高いと予想する。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士 「グリップが足りない」岩佐車に何が起きているのか

 6月30日、7月1日に行われたスーパーフォーミュラの公式テストで、いつもの速さが発揮できずに悩んでいた筆頭は、チーム無限のディフェンディングチャンピオン岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)だろう。

 初日は19位、2日目も15位に沈み、ポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)を追い上げる立場の岩佐としては、3連戦の富士大会で引き離されることは、あってはならないことなのだ。

 しかし、今回のテストに限っての症状とはいうものの、ずっとグリップ不足に悩まされていたという。

 「マシンの問題は大部分が解消されたものの、根本的な原因はまだ特定できていません。データを分析しての原因究明が必要だと考えています。今回のテストでは、セットアップで無理に症状を抑え込んでいる状態ですから、完全に解決しなければ、本来のパフォーマンスを発揮できないと感じています」

 このコメントを聞く限りかなり重症に思えるが、岩佐はこう付け加える。

 「昨年の富士では好感触でしたから、過去の経験を活かせば十分に戦えるはずですし、現在の状況を悲観して焦る必要はないと考えています。チームが原因を突き止めてくれると思います」

 やや強気ともとれるコメントだが、チーム無限の蓄積されたデータと経験でクリアできると信じているようだ。ただ、太田が今回絶好調だっただけに、チームにとってもかなり深刻な状況であろうと推察できる。

 レース本番まで2週間と少し。チーム無限と岩佐がどこまで巻き返してくるのか。シリーズの行方を決めると言っても過言でない富士大会に注目だ。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士2日目 太田格之進とイゴール・オオムラ・フラガが頭ひとつ抜き出る

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テスト2日目が、7月1日、富士スピードウェイで行われた。天候が心配されたが終日ドライコンディションでテストが行われ、最後のアタックでは太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)とイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が、他を圧倒するタイムを叩き出した。

 午前中は、昨日同様に蒸し暑い天候となったが、午後になると雲が垂れ込めて気温も下がり、過ごしやすい天候となった。

■セッション3

 午前の注目は、SF初走行となるエヴァン・ジルテール(San-Ei Gen with B-Max SF23)。欧州の若手実力派が、どこまでSFを乗りこなすのか。多くの関係者、ファンが見守るなか走り出したジルテールは、計測19周目にはユーズドタイヤながら、早くも1分23秒台に入れる。

 このセッションは、ロングランのテストを行ったり、午後に備えてアタックを見送る選手が多かったりはしたが、それでも最後のアタックでさらにタイムアップしたジルテールは、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、フラガ、太田、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)ら並みいる強豪に次いで、5位で走行を終え周囲を驚かせた。

 不運だったのは、開始30分で油圧の低下によりコースサイドにクルマを停めた牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)。今シーズンはチームメイトの太田に水を開けられており、その差を詰めるべく走行したいところだったが、修理に時間を要し、このセッションの残り時間は走ることができなかった。

 初日は、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)11位、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)19位と、「らしくない」結果に終わったチーム無限の二人は、このセッションはロングランのテストをしていたものの、野尻16位、岩佐24位と、またしても下位で終えた。

■セッション4

 午前のセッションでは、27度あった気温が、最後のセッションが始まる頃には23度まで下がってた。ただ、空には雨を降らしそうな雲が垂れ込めて、天候の崩れが心配されるなか、セッションが始まった。

 開始まもなく坪井が1分23秒300をマークし、これに阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)が1分23秒台で続いた。

 1時間を経過すると、今回好調のフラガが1分23秒269でトップに立ち、坪井を挟んで、ようやくチーム無限の野尻が1分23秒334で浮上してきた。その後、野尻はトップタイムを更新。岩佐もこれに続いて、チーム無限が本来の速さを取り戻したかに見えた。

 野尻は、このセッションの全体走行ではトップを守り、坪井、フラガ、太田、牧野、岩佐らが続いて、最後の組分け走行に入った。

 予選を想定した組分けの走行では、気温が下がったことで、あとに行われたB組の方がやや条件的に有利な状況にはなったが、A組ではフラガが、B組では太田が、2位以下を圧倒する1分22秒3のタイムをマークした。

 2位以下は、A組は大湯、オサリバン、牧野、山下、岩佐、B組は、坪井、福住、佐藤、野尻、阪口と続いた。

 この結果、トータルでは、太田、フラガの順にはなったものの、同じ条件ではないため、単純に比較はできない。ただ、初日もそうだったように、この二人が今回のテストの主役であったことは紛れもない事実だろう。

 決戦は、2週間後の週末、7月17〜19日。今回はオートポリスで中止となった決勝も含め、3連戦というハードスケジュールだ。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

公式テスト富士総合結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/06/30-07/01) Total Testing Weather:Dry/Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
Session1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.464
1'23.114
1'23.351
*1'22.361
1'22.361-199.449
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.529
1'22.563
1'23.217
*1'22.378
1'22.378 0.017199.408
336坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.085
1'22.948
1'23.529
*1'22.524
1'22.524 0.163199.055
414福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.162
1'23.173
1'23.571
*1'22.645
1'22.645 0.284198.763
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.781
1'23.157
1'23.026
*1'22.710
1'22.710 0.349198.607
616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'24.106
1'23.386
1'23.912
*1'22.792
1'22.792 0.431198.410
739大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.294
1'23.624
1'23.659
*1'22.815
1'22.815 0.454198.355
838阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.921
1'23.514
1'23.615
*1'22.820
1'22.820 0.459198.343
919ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.415
1'23.297
1'23.851
*1'22.852
1'22.852 0.491198.267
1012小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.816
1'23.685
1'23.595
*1'22.895
1'22.895 0.534198.164
115牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.988
1'22.962
1'23.610
*1'22.928
1'22.928 0.567198.085
1250野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'24.179
1'23.518
-
*1'22.942
1'22.942 0.581198.052
1353チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.047
1'24.195
1'24.287
*1'22.955
1'22.955 0.594198.021
149
8
山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.063
1'23.325
1'23.661
*1'23.050
1'23.050 0.689197.794
151岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.948
1'23.850
1'25.213
*1'23.063
1'23.063 0.702197.763
1628小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.666
1'23.354
1'24.093
*1'23.071
1'23.071 0.710197.744
1737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.766
1'23.213
1'24.453
*1'23.185
1'23.185 0.824197.473
1822松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'24.449
1'23.503
1'23.823
*1'23.234
1'23.234 0.873197.357
197小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.689
1'24.069
1'23.699
*1'23.281
1'23.281 0.920197.245
203ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.975
1'23.411
1'23.852
*1'23.359
1'23.359 0.998197.061
214笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.673
1'23.566
1'24.035
*1'23.359
1'23.359 0.998197.061
2250エヴァン・ジルテールSan-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
-
-
*1'23.558
-
1'23.558 1.197196.592
2397ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'25.270
1'24.260
1'24.732
*1'23.656
1'23.656 1.295196.361
2410ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'25.281
1'25.330
1'24.745
*1'23.936
1'23.936 1.575195.706
258
9
ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.966
1'24.928
1'24.567
*1'24.012
1'24.012 1.651195.529

SUPER FORMULA

公式テスト富士4回目結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/07/01) Official Testing 4 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.361--199.449
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.378 0.017 0.017199.408
336坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.524 0.163 0.146199.055
414福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.645 0.284 0.121198.763
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.710 0.349 0.065198.607
616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'22.792 0.431 0.082198.410
739大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.815 0.454 0.023198.355
838阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.820 0.459 0.005198.343
919ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.852 0.491 0.032198.267
1012小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'22.895 0.534 0.043198.164
115牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.928 0.567 0.033198.085
1250野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'22.942 0.581 0.014198.052
1353チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'22.955 0.594 0.013198.021
148山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.050 0.689 0.095197.794
151岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.063 0.702 0.013197.763
1628小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.071 0.710 0.008197.744
1737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.185 0.824 0.114197.473
1822松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.234 0.873 0.049197.357
197小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.281 0.920 0.047197.245
203ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.359 0.998 0.078197.061
214笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.359 0.998 0.000197.061
2297ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.656 1.295 0.297196.361
2310ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.936 1.575 0.280195.706
249ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.012 1.651 0.076195.529

SUPER FORMULA

公式テスト富士3回目結果

公式テスト in 富士スピードウェイ -RIJ- (2026/07/01) Official Testing 3 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.026--197.851
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.217 0.191 0.191197.397
36太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.351 0.325 0.134197.080
436坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.529 0.503 0.178196.660
550エヴァン・ジルテールSan-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'23.558 0.532 0.029196.592
614福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.571 0.545 0.013196.561
712小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.595 0.569 0.024196.505
85牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.610 0.584 0.015196.469
938阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.615 0.589 0.005196.458
1039大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.659 0.633 0.044196.354
118山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.661 0.635 0.002196.350
127小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.699 0.673 0.038196.260
1322松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.823 0.797 0.124195.970
1419ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.851 0.825 0.028195.905
153ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'23.852 0.826 0.001195.902
1616野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'23.912 0.886 0.060195.762
174笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.035 1.009 0.123195.476
1828小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.093 1.067 0.058195.341
1953チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.287 1.261 0.194194.891
2037サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.453 1.427 0.166194.508
219ジュリアーノ・アレジKCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.567 1.541 0.114194.246
2297ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'24.732 1.706 0.165193.868
2310ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'24.745 1.719 0.013193.838
241岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'25.213 2.187 0.468192.773

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