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2021年3月

SUPER GT

SGT:公式テスト岡山第1日目ドライバーインタビュー(#6Team LeMans Audi R8 LMS) 「あと何年走れるかわからないが、思いっきりレースをしたい」(本山哲)

本山哲(#6Team LeMans w/MOTOYAMA Racing)

ー昨年終盤からスーパーフォーミュラ・ライツやフォーミュラリージョナルに参戦されているが、監督業から現役復帰するにあたり、どのような心境の変化があったのかー

公式テスト岡山: 本山哲(Team LeMans w/MOTOYAMA Racing) 2018年にGT500クラスから退くことになったが、レーシングドライバーを引退したつもりはありませんでした。その後も機会とタイミングが合えば、レースにどんどん出ていきたいと思っていました。スーパー耐久では富士24時間にも出ましたし、フル参戦の予定もありましたが、コロナ禍の状況などもあってなかなか走るタイミングがありませんでした。そんななか、フォーミュラ・リージョナルとライツで走らせてもらえる機会があり、やっぱりレースをしたいという思いがあり、なんとか走れないかな、と考える中で、やっぱり日本ではスーパーGTが一番ポピュラーであるので、GT300を走ろうと。いろんな方に声をかける中でチームルマンさんとお互いの意向が合って一緒にやってくことになりました。自分のファンの方々や、応援してくださるスポンサーさんに対して、プロのレーシングドライバーとして走る姿を見せたいというのがありました。自分も50歳になり、レースができるのもあと数年かな?と思ったので、あと何年か分かりませんが、思いっきりレースをしようと思いました。

ーGT300の参戦は1996年以来となるがー

そうですね。数戦だけのスポットでした。その後はGT500でメーカーのドライバーとして、仕事であり、義務として走ってきました。GT300はいろんな車種やメーカーが参戦しており、いい意味でみんなが楽しくレースをやっていることを羨ましく思っていました。そんな中で楽しみながら真剣にレースをしてみたいと思いました。走るからには当然結果が伴わないと楽しみきれないので、速さと順位を追い求めてはいきます。ご存知の通りスーパーGTはいろんなメーカーや車種、タイヤメーカーが競走しているので、簡単にはいかないなとは思っていますが、ベストを尽くしていきたいです。

ーチームルマンについてー

自分自身が初めてフォーミュラニッポンでチャンピオンを獲らせてもらった当時とはメンバーが違いますが、チームルマンでまた走れるというのは何かの縁かな?と思います。チームに対して貢献できればという思いです。

ー今シーズンの目標はー

シーズンの中で表彰台に上がるチャンスはどこかであると思うし、チームメイトの片山よっちゃんもルーキーではあるけれどもフォーミュラレースで勝てるドライバーで実力はあるので、最低でも表彰台1回はマストで、できれば勝ちたいと思います。GTは耐久レースで、セーフティーカーも入るので、一回はチャンスがあると思います。がんばりたいです。

片山義章(#6Team LeMans w/MOTOYAMA Racing)

ー今回の参戦の経緯はー

公式テスト岡山: 片山義章(Team LeMans w/MOTOYAMA Racing) フォーミュラカーにフォーカスして活動していますが、スーパー耐久にも何年か前に参戦しています。スーパーGTのような台数で、クルマが違ったりタイヤが違う状況で走るのは新鮮な気持ちです。

ーテスト初日を終えての感想はー

アウディとヨコハマさんの組み合わせ、ということで、去年は一回優勝していますが、運もあったと思います。ダンロップさんやブリヂストンさんが速い中で、なんとかして良い位置に持っていって表彰台を狙いたいなと思います。500クラスを避けながら10分の中でアタックする、という状況には不慣れなので苦戦しましたし、気疲れしました。体力的には全然大丈夫なんですけど。耐久なのでタイヤもすごくシビアで難しかったです。ずっとワンメイクタイヤのカテゴリーで走っていたので、温まり方の違いなど、難しさをひしひしと感じています。

ー本山選手についてー

帝王というか、レジェンドドライバーの本山さんなので、チームの雰囲気作りとか、車両に対するコメントも本当に的確で、見習うところがいっぱいあります。アドバイスもガッツリ教えるという感じではありませんが、こちらが聞けばちゃんと教えてくださいますし、重要なポイントは的確に教えてくださいます。全てにおいて勉強になります。ドライビング面でというよりは、スーパーGTの特徴的な部分をアドバイスしていただいています。クルマのセッティングの詰め方など、すごく勉強になります。

ー今季の目標、今後の目標はー

現状は苦戦していますが、どこかのところで運や作戦がしっかり合えば表彰台に上がれる、勝てる場面があると思うので、そこでしっかり勝てるように。表彰台に上がれるようにしたいです。

ー開幕戦がホームコースとなるが、岡山戦へ向けての意気込みはー

走り慣れたコースでの開幕ですが、できればクルマに慣れてから迎えたかったです。ここで最初にやれるっていうことで、ここでちゃんと慣れて、次からしっかりと結果を出したいです。でもホームコースで結果を出せれば、自分も周りの皆さんも嬉しいと思うので、開幕戦から表彰台を狙っていきたいなと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:岡山テスト一日目GT500トップチームのコメント 「角田選手のF1昇格は悔しさ5割、誇らしさ5割」(大湯都史樹)

笹原右京(#16TEAM Red Bull MUGEN)

ー今日一日を振り返ってー

岡山公式テスト2回目: GT500クラストップタイムの笹原右京(TEAM Red Bull MUGEN) タイヤが変わったことによって、その特性などのデータをできるだけ沢山収集したいのと、それによってクルマのセッティングもあわせ込まなくてはいけないので。午前中は主に僕がタイヤとクルマのデータ収集を担当して、合わせ込みを行いました。ずっとトラフィックには引っかかっていましたが、トップタイムは出せていたので「午後に対してのフィーリングは悪くないかな?」と思っていて、細かなアジャストなどをしてから大湯選手にバトンタッチしました。彼はまだあまり走行距離を伸ばせていないので、ニュータイヤをなるべく多く使せてあげて、練習をしてもらおうとしていました。最終的にトップタイムを出せましたが、テストなので他のチームが何をしていたかがわからないわけで、あまり参考にはなりませんが、少なくとも僕らに関してはポジティブな数字が残せたかなと。

まだやるべきことはすごく沢山あります。今回良かった点をもっと煮詰めていかないと、開幕戦は厳しいかなと思います。もっともっとデータを集めて、クルマとタイヤのマッチングをしっかりやっておかないとと。常にいい状態をキープできるようにしたいです。チームみんなで分析して、コツコツ土台づくりをしたいです。

ーダンロップユーザーが2台になったがー

細かいデータは分かりませんが、16号車と64号車とで一緒にミーティングなどもしていますし、向こうがどんなタイヤを使い、こっちがどんなタイヤを使っているかもわかっていますので。せっかく2台いるので、いろんな情報を共有して、2台とも底上げしていければお互いにメリットがあるなと思います。昨年までは1台だけだったので、問題が起きた時に原因がクルマなのかタイヤなのかをジャッジするのも難しかったです。今のGTは共通パーツが増えたとはいえ、ホンダ、トヨタ、ニッサンでそれぞれクルマのキャラクターは違うはずです。ヨコハマタイヤ勢がそれぞれ1台ずついましたが、それぞれの求めているところは違っていたはずで、その点に関してNSX同士でダンロップタイヤを使うというのは今何が起きているかを把握するのは非常にスピーディーですし、少なくとも僕らにとっては比較対象ができたのはポジティブです。

大湯都史樹(#16TEAM Red Bull MUGEN)

ー最初のテストでトップタイムを取った感想はー

岡山公式テスト2回目: GT500クラストップタイムの大湯都史樹(TEAM Red Bull MUGEN) チームが新体制になり、僕もGT500でちゃんと走ったのはこのテストからなので、今日の結果は素直に良かったなと思います。ダンロップとしてはロングスティントで去年苦戦していたので、チームで対策を色々立てているところですが、一発の速さという点で存在感を示せたのは嬉しいです。

ー去年のGT300からの乗り換えについてー

自分が思っていた以上に難しいな、という印象でした。GT300はハコ車よりの特性で、スーパーフォーミュラはフォーミュラカーですから、GT500というのはそれらとはまた別ジャンルという印象です。走らせ方も独特ですし、何よりダウンフォースをいかに与えながら走り続けられるか。ちょっとでも挙動を乱すとタイムが出ないので、そこら辺で最初は苦戦しました。ただエンジンに関しては(スーパーフォーミュラで)使い慣れたものですし、スピードに関してもスーパーフォーミュラで慣れてはいたので、すぐに慣れることはできました。ドライブングに関する不安も徐々に晴れてきました。僕自身としてはまだまだ伸び代というか、改善点はあると思うので、そこは貪欲にやっていきたいと思います。クルマとタイヤの面でも色々進めていきたい点はあります。

ードライビングについての不安は解消できたのかー

最初は僕のドライビングスタイルに合わなかったというか、経験したことのない走らせ方をしなきゃいけませんでした。それに慣れることに苦労しました。今でも継続して慣れるように取り組んでいます。スーパーフォーミュラの方が幅が効くというか、いろんなドライバーの好みに合わせやすい特性だと思います。GT500はクルマの特性をいかにして引き出すかが求められるなという印象です。

ー最初のテストでトップタイムというのはやはり気持ちの良いものかー

レースではないとはいえ、気持ち良いですね。こうやって取材にも来ていただきますし(笑)それだけ注目していただけるのは嬉しいです。一発の速さについてはそれなりの手応えを感じています。良い流れで本番を迎えられるのではと思います。今日一日ゆっくり眠れるのは良いことですね。

ーチームメイトの笹原選手とはうまくコミニュケーションを取れている?ー

笹原選手とは別のチームになった時も連絡を取り合っていましたし、普段から仲良くしています。同期メンバーはみんな仲が良いんです。その同期とまさかGT500で一緒になるなんて思っていなかったし、純粋に嬉しいです。FIA-F4やレーシングスクールではお互いにライバルとして研究しあってもいましたので、お互いにわかっている部分も多く、チームメイトになったメリットは大きいと思います。

ー同じく同期の角田祐毅選手がF1にステップアップしたことは刺激になっている?ー

良く聞かれる質問ですけど(笑)なんというか。正直にいうと悔しい気持ちが5割ですね。残りの5割は、同じようなレベルで切磋琢磨しあっていた彼が頑張ってあそこまで行ったということは、僕としても誇らしいです。もちろん応援してる気持ちもあります。いろいろあって僕はまだ海外でレースできていませんけど、僕も諦めてはいません。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:公式テスト岡山2回目 ルーキー大湯会心の走りで#16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTがトップタイム

岡山国際サーキットで行われている、2021オートバックス スーパーGT公式テスト。走行2回目は#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT )がトップタイム。GT500ルーキーの大湯が1'18.121を記録した。GT300クラスは午前中に続いて#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)がトップタイムだった。

公式テスト岡山2回目: GT500クラストップタイムは笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT) 公式テスト岡山2回目: GT500クラス2位は平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM\'S GR Supra) 公式テスト岡山2回目: GT500クラス3位は山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT) 公式テスト岡山2回目: GT300クラストップタイムは吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT) 公式テスト岡山2回目: GT300クラス2位は嵯峨宏紀/中山友貴組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 公式テスト岡山2回目: GT300クラス3位は谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)

公式テスト2回目は午後2時に走行開始。晴天の午前中とは打って変わり、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。

またノートラブルで滞りなく120分間の走行が終了した午前中と違い、午後の走行は開始12分で#60SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTがパイパーコーナーでストップしたために最初の赤旗が出され、早々と中断となる。原因はメカニカルトラブルと思われるが、60号車はその後専有走行に入ってから走行を再開、吉本大樹が1'27.368を記録してクラス17位につけた。

続いて混走残り6分で#8ARTA NSX-GTがヘアピンでコースオフ。グラベルに捕まってしまったために二度目の赤旗が出されることに。ドライバーは野尻智紀だったが、クルマ自体に大きなダメージはなく、車両回収後も走行を続けている。なお、この赤旗を以て両クラスの混走は終了。当初予定より5分遅れの午後3時55分よりGT300クラスの専有走行でセッションは再開となった。

この時点でのGT500クラストップは#16笹原/大湯組で笹原が1'18.941を記録している。GT300クラスは午前中から好調の#52吉田/川合組で吉田が37周目に1'26.185を記録した。

52号車は専有走行に入ってからはタイムアタックを行わず、ピット作業の練習を終えると早々とガレージにクルマを仕舞い込む余裕を見せた。
GT300クラス2番手の#31嵯峨宏紀/中山友貴組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)も混走で嵯峨が記録した1'26.262がベストタイム。一方#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル 初音ミク AMG)は専有走行でのアタックで片岡が1'26.320を叩き出して3番手に食い込んできた。

GT500クラスはサッシャ・フェネストラズの代役に起用された阪口晴南が専有走行の終盤に1'18.269を叩き出して#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が一時トップに立つが、チェッカー直前に#16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯が1'18.121までタイムを縮め、混走に続いてトップでテスト初日を締め括った。

3番手には#1山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT)が1'18.304で続き、ニッサンGT-R最上位は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位。GT500ルーキーの松下が専有走行を任され、1'18.638を記録している。

スーパーGT公式テストは明日も岡山国際サーキットで午前、午後の二つのセッションを予定している。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:公式テスト岡山2回目結果

■GT500クラス

公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
116笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'18.121--170.643
237平川 亮
阪口 晴南
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'18.269 0.148 0.148170.320
31山本 尚貴
武藤 英紀
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'18.304 0.183 0.035170.244
436関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'18.307 0.186 0.003170.238
58野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'18.398 0.277 0.091170.040
617塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'18.512 0.391 0.114169.793
712平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'18.638 0.517 0.126169.521
864伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'18.711 0.590 0.073169.364
939ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'18.979 0.858 0.268168.789
1024高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'19.047 0.926 0.068168.644
1114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'19.160 1.039 0.113168.403
123平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'19.184 1.063 0.024168.352
1319国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'19.222 1.101 0.038168.271
1423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'19.302 1.181 0.080168.102
1538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'20.525 2.404 1.223165.549

■GT300クラス

公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'26.185--154.677
231嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'26.262 0.077 0.077154.538
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'26.320 0.135 0.058154.435
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'26.566 0.381 0.246153.996
565蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes-AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'26.684 0.499 0.118153.786
630永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'26.722 0.537 0.038153.719
755高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'26.837 0.652 0.115153.515
834道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'26.955 0.770 0.118153.307
987松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシード ランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'26.982 0.797 0.027153.259
109ケイ・コッツォリーノPACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'27.131 0.946 0.149152.997
1118小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'27.172 0.987 0.041152.925
122加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'27.259 1.074 0.087152.773
1356藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'27.280 1.095 0.021152.736
1421川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'27.303 1.118 0.023152.696
1511平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'27.305 1.120 0.002152.692
1696新田 守男
平良 響
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'27.357 1.172 0.052152.601
1760吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'27.368 1.183 0.011152.582
18360青木 孝行
田中 篤
内田 優大
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'27.429 1.244 0.061152.476
1910星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'27.463 1.278 0.034152.416
207荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'27.683 1.498 0.220152.034
2188小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'27.959 1.774 0.276151.557
2248田中 勝輝
富田 竜一郎
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'28.025 1.840 0.066151.443
2325松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'28.180 1.995 0.155151.177
2435ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'28.253 2.068 0.073151.052
2550加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
Arnage Racing
YH1'28.528 2.343 0.275150.583
266本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'28.602 2.417 0.074150.457
275平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'40.15313.96811.551133.104
2822和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'37.4031'11.21857.25084.692

SUPER GT

SGT:公式テスト岡山1回目 GT500は#36auトムス、GT300は#52埼玉トヨペットGBと両クラスでGRスープラがトップタイム

オートバックス スーパーGTシリーズ、2021年最初の公式テストが3月6日、岡山国際サーキットで始まった。午前中に行われた最初の走行では#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)が1'18.352、GT300クラスは#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'26.265と、両クラスともトヨタGRスープラがトップタイムを記録した。

公式テスト岡山1回目: GT500クラストップタイムは関口雄飛/坪井翔組(au TOM\'S GR Supra) 公式テスト岡山1回目: GT500クラス2位は塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT) 公式テスト岡山1回目: GT500クラス3位は山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT) 公式テスト岡山1回目: GT300クラストップタイムは吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT) 公式テスト岡山1回目: GT300クラス2位は井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式テスト岡山1回目: GT300クラス3位は松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY Porsche) 公式テスト岡山1回目: 今季から大湯都史樹が加入したRed Bull MOTUL MUGEN NSX GTは13位 公式テスト岡山1回目: 今季から名取鉄平が加入したUPGARAGE NSX GT3はクラス10位 公式テスト岡山1回目: GR Supuraを持ち込んだ吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)は13位

公式テスト最初の走行は午前10時より120分間で行われ、大きなアクシデントや赤旗中断などもなく終了した。開始時点の気温は14℃。路面温度はコントロールライン上で20.1℃。終了時には27.2℃まで上昇した。

今シーズンからサッシャ・フェネストラズに代わって坪井を起用したTGR TEAM au TOM'Sは、その坪井が走行開始から30分が経過したところで1'18.352を記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。坪井はその後も順調に周回を重ねて残り10分で関口に交代。トータル49周を走破した。

2番手につけたのは今年からチーム名称がAstemo REAL RACINGに変わった#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT)。こちらは走り出しから最後までバゲットが走行を担当、46周めに1'18.637を記録し、トータル53周を消化した。

昨年のチャンピオン、#1山本尚貴/牧野任祐組もメインスポンサーのスタンレーが昨年末でブランド展開を終了したため、今季から#1STANLEY NSX-GTに車名を変更することに。今回は牧野任祐に代わって武藤英紀がステアリングを握り、21周めに1'18.829を記録して3番手につけた。昨年末に髄膜炎を発症し、スーパーフォーミュラの終盤戦を欠場することになった牧野だが、チームによれば順調に回復してきているとのこと。今回は4月の開幕戦に間に合わせるべく、万全を期して休ませたという。

一方、ニッサンGT-R勢は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位が最上位と一歩出遅れた格好か。午後の走行と明日の走行でどこまでトヨタ勢、ホンダ勢に迫れるかに注目していきたいところだ。

GT300クラスは#52埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田が開始早々に1'26.816を記録してトップに立つと、40周めには1'26.265までタイムを縮めて最後まで他の追随を許さなかった。

今シーズンは52号車のほか#60吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)と#244三宅淳詞/堤優威組(たかのこの湯 GR Supra GT)も昨年までにレクサスRC F GT3からスープラに車両を変更。60号車は13番手につけたが、244号車は今回のテストには参加していない。

2番手には市販車のモデルチェンジに伴いボディデザインを変更した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'26.629で続き、#25松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY Porsche)が1'26.665で3番手につけた。

スーパーGT公式テストはこのあと午後2時より2本めの走行を行う。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI

SUPER GT

SGT:公式テスト岡山1回目結果

■GT500クラス

公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'18.352--170.140
217塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'18.637 0.285 0.285169.523
31山本 尚貴
武藤 英紀
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'18.691 0.339 0.054169.407
48野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'18.826 0.474 0.135169.117
537平川 亮
阪口 晴南
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'18.885 0.533 0.059168.990
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'19.052 0.700 0.167168.633
712平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'19.083 0.731 0.031168.567
864伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'19.155 0.803 0.072168.414
919国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'19.286 0.934 0.131168.136
1023松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'19.300 0.948 0.014168.106
1114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'19.334 0.982 0.034168.034
1239ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'19.341 0.989 0.007168.019
1316笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'19.639 1.287 0.298167.390
1424高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'19.777 1.425 0.138167.101
153平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'20.202 1.850 0.425166.215

■GT300クラス

公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'26.265--154.533
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'26.629 0.364 0.364153.884
325松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'26.665 0.400 0.036153.820
465蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes-AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'26.698 0.433 0.033153.761
588小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'26.828 0.563 0.130153.531
62加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'26.968 0.703 0.140153.284
734道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'27.007 0.742 0.039153.215
855高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'27.011 0.746 0.004153.208
987松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシード ランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'27.020 0.755 0.009153.192
1018小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'27.053 0.788 0.033153.134
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'27.110 0.845 0.057153.034
1296新田 守男
平良 響
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'27.185 0.920 0.075152.902
1360吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'27.232 0.967 0.047152.820
1456藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'27.250 0.985 0.018152.789
1510星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'27.278 1.013 0.028152.740
1611平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'27.298 1.033 0.020152.705
1730永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'27.492 1.227 0.194152.366
187荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'27.506 1.241 0.014152.342
1921川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'27.617 1.352 0.111152.149
2031嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'27.660 1.395 0.043152.074
21360青木 孝行
田中 篤
内田 優大
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'27.903 1.638 0.243151.654
2235ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'27.984 1.719 0.081151.514
2348田中 勝輝
富田 竜一郎
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'28.309 2.044 0.325150.956
249ケイ・コッツォリーノPACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'28.343 2.078 0.034150.898
256本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'28.573 2.308 0.230150.506
2650加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
Arnage Racing
YH1'29.277 3.012 0.704149.320
275平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'29.544 3.279 0.267148.874
2822和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'33.873 7.608 4.329142.009

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