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2018年9月

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行 2回目も雨。ポールシッターの#19関口がここでもトップ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行が9月9日、岡山国際サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1’30.141でトップタイムだった。

フリー走行2回目: トップタイムは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14) フリー走行2回目: 2位は国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14) フリー走行2回目: 3位はトム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)

決勝日を迎えた岡山は機能に続いて雨。コースの至る所に川が流れる難しい路面コンディション。このため午前9時に始まったフリー走行は#17塚越広大(REAL SF14)がモスエスでクラッシュしたことによりわずか数分で赤旗中断となってしまう。17号車は前後ウィングが脱落し、左側の足回りにもダメージを受けている状態。決勝への影響が懸念されるが、塚越は自力でクルマを降りており、怪我などはない模様だ。

走行は9時16分に再開となったが、雨はチェッカーフラッグの提示された9時30分まで降り続いた。

こうした中、ポールシッターの関口は車高をあげた状態で出走し、5周めに1’30.141のトップタイムを記録、その後はピット出口でのスタート練習やオーバーテイクボタンの確認など、決勝に向けて入念な準備を行った。

2番手には#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)が0.218秒差で続き、昨日のフリー走行でトップだった#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が3番手。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)は10番手にとどまり、チェッカーフラッグを待たずして早々とクルマを降りてしまった。

第6戦決勝はこのあと午後1時55分より54周で行われる予定。
しかし天候如何によってはさらなるスケジュール変更もあり得る状況だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行2回目結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/09) Free Practice 2 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'30.141--147.888
22国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'30.359 0.218 0.218147.532
37トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'30.371 0.230 0.012147.512
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'30.503 0.362 0.132147.297
55野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'31.037 0.896 0.534146.433
664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'31.133 0.992 0.096146.279
720平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'31.229 1.088 0.096146.125
81石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'31.305 1.164 0.076146.003
950千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'31.821 1.680 0.516145.182
103ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'31.869 1.728 0.048145.107
116松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'32.075 1.934 0.206144.782
1236中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'32.371 2.230 0.296144.318
134山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'32.541 2.400 0.170144.053
1415福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'32.674 2.533 0.133143.846
158大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'32.824 2.683 0.150143.614
1637ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'32.967 2.826 0.143143.393
1765伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'33.133 2.992 0.166143.137
1817塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'34.824 4.683 1.691140.585
1916山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'35.414 5.273 0.590139.715

Japanese F3 | SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山決勝日のタイムスケジュールが変更に。SF決勝は午後1時55分スタートで54周に短縮

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦は、9月9日朝8時付けで決勝日のタイムスケジュールを変更することが発表された。

これは今後予想される荒天に対応するための措置であり、スーパーフォーミュラの決勝はスタート時刻を当初予定より10分早めて午後1時55分とし、周回数も68周から54周に減算される。

同時に併催の全日本F3選手権についても、第14戦決勝は25周から18周に、第9戦決勝は午後4時10分にスタート時刻を早め、周回数も18周から13周に減算されることになった。

詳細は下記の通り 
※()内は当初予定

SFフリー走行 9:00~9:30(変更なし)
F3第14戦決勝 10:15~18周または35分(10:15~25周)
SF第6戦決勝 13:55~54周または70分(14:05~68周)
F3第9戦決勝 16:10~13周(16:25~18周)

なお、今後の天候状況によってはさらなる変更や中止の可能性も現時点では否定できない状況だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山予選会見 「Q2、Q3と修正がうまくいって尻上がりに完璧な状態になりました」(#19関口雄飛)

予選フォトセッション: トップ3のドライバーたち

ポールポジション #19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
予選記者会見: ポールポジションの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) Q1でトップと結構タイム差があり、10何番手という状態だったので、厳しいかなと思いましたが、そこからQ2に向けてセッティングを修正して少しタイムが上がりました。そしてQ3の前にもまたアジャストしていったら、その修正が珍しくいい方向に行って尻上がりに完璧な状態になり、アタックもうまくまとめることができたので良い予選だったと思います。朝のフリー走行でブレーキの修正がうまくいき、あとは霧はじめのフィーリングの問題だけになったんですが、Q1に向けてそこを修正しに行ったんですが、Q1でもバランスがすごく悪くて、オーバーもアンダーも出る状態でした。Q2は2周目も3周目も全開で行きましたが、3周目の終わりでタイヤがタレかける状態になったので、Q3は2周目のマージンを残して90%くらいで行って、3周目に的を絞っていました。明日はランキング上位の人が後ろにいるので、勝てばポイント差を縮めるチャンスだと思います。なんとか決勝をやってほしいです。
予選2位 #18小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
予選記者会見: 2位の小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG) Q1がそんなに良くなかったので、その良くなかった点を直してQ2のあのタイムだったので、Q3はうまくまとめればタイムが出ると思っていました。そんなに悪いタイムではなかったんですが、雄飛の方がちょっとだけ速かったので、2番手になりました。オーバーテクボタンは押すタイミングを間違えて、「どこで押すんやったっけ?」って考えているうちにダブルヘアピンで押してしまいました。決勝はまずレースが行われるかが問題なので、とにかくレースをしたいと思います。
予選3位 #20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
予選記者会見: 3位の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 朝は調子よくなかったんですが。予選までに変更した部分がうまく決まってQ1から調子良かったです。Q3は中古タイヤがうまくグリップしなくて、うまくまとめたんですが3番手で悔しい予選になりました。ニュータイヤをQ1で2セット使い切ってしまったので、Q3はユーズドでいくしかありませんでした。決勝が2回もキャンセルになることはお客さんも望んでいないと思うので、明日はスタートだけはしてほしいです。セーフティーカースタートでも良いので。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山公式予選 100分の2秒の接戦を制し、#19関口が1年4ヶ月ぶりにPP獲得!!

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が9月8日、岡山国際サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'24.446で1年4ヶ月ぶりにポールポジションを獲得。2位の#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)は1'24.466でその差は僅か100分の2秒という実に緊迫した戦いとなった。

第6戦の公式予選は午後3時15分よりノックアウト方式で行われた。朝から降り続いた雨は予選開始直前に小康状態となったものの、路面は終始ウェットのまま。全車が全てのセッションでウェットタイヤを用いての走行となった。

予選Q1

ピットで待機する関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

ピットで待機する小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)

ピットで待機する平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

ポールポジションは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)

予選2位は小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)

予選3位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)

ポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

ポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

Q1は開始直後にダブルヘアピン2つ目で朝のフリー走行トップの#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)がコースアウト。続いて2コーナーで#15福住仁嶺(TEAM MUGEN SF14)がグラベルに捕まったために赤旗中断という波乱の幕開けとなった。
車両回収ののち15:37に再開されたが、ここで速さをみせたのが前戦もてぎで2位に入った#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)。ウェットのニュータイヤをここで投入して1'26.895を記録してトップに立つ。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が1'27.017で2位につけ、ウェット路面を得意とする#17塚越広大(REAL SF14)が3位、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が4位で続いた。

一方、ここでノックアウトされたのは赤旗の原因を作った二人のほか#65伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)、#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#50千代勝正(B-Max Racing SF14)の3名。SF14の開発に初期段階から携わり、つい先日もSF19の開発テストを担当したばかりの伊沢と中嶋がここで予選を終えるという皮肉な結果となった。

予選Q2

Q1での赤旗中断の影響もありQ2は当初予定より遅れて午後4時4分開始。ここで速さをみせたのが未だポールポジション獲得のない#18小林。開始5分で1'25.548と唯一の25秒台のタイムを記録、トップで走行を終えた。Q1トップの平川も終盤に1'26.138までタイムを縮めて2位につけ、#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)がホンダ勢最上位の3位で続いた。

その一方で開幕戦と第3戦で優勝の#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、第5戦優勝の#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)がここでまさかのノックアウトという結果に。石浦は終了間際にチームメイトの#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)に押し出される格好で予選を終えることになった。

予選Q3

Q3では今回初めてオーバーテイクボタンを2回まで使用できるという新たな試みがなされた。トヨタ勢では最終コーナー立ち上がりと2コーナーでの使用が推奨されていたとのことで、これを忠実に守ったのがチームインパルの2台。Q2トップの小林はウェット路面では1コーナーのブレーキングポイントが手前に来ることから2コーナーでの使用を見送り、結果的にダブルヘアピン二つ目で使うことになったが、それでも1’24.466を叩き出して一時トップに立つ。しかし終盤になって関口が1'24.446と小林を100分の2秒上回るタイムを叩き出し、昨年の第2戦岡山以来のポールポジションをもぎ取った。Q1トップの平川は持ち込んだウェットのニュータイヤをQ2までに使い切ったためQ3ではユーズドタイヤでの走行を強いられたが、1'25.026を記録して3位につけた。

第6戦決勝は明日午後2時5分より68周で行われる予定だが、天候次第ではスタート時刻や周回数が変更となる可能性も出てきている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'28.1681'26.3301'24.446
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
1'27.0911'25.5481'24.466
320平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'26.8951'26.1381'25.026
45野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'27.2001'26.2201'25.095
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'27.0171'26.2301'25.153
64山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
1'27.5111'26.5011'25.340
717塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'27.0571'26.5451'25.429
82国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'27.7571'26.5621'25.589
91石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'27.2581'26.718
1016山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'28.5301'26.803
118大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'27.8051'26.811
126松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'27.5291'27.481
1337ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'27.7471'27.614
1464ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'28.1984'42.033
1565伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'28.620
1636中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'28.821
1750千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
1'29.939
---- 以上基準タイム(107% - 1'32.978)予選通過 ----
-15福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
1'33.377
-7トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'57.432

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山ノックアウトQ3結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'24.446--157.862
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'24.466 0.020 0.020157.824
320平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'25.026 0.580 0.560156.785
45野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'25.095 0.649 0.069156.658
53ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'25.153 0.707 0.058156.551
64山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'25.340 0.894 0.187156.208
717塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'25.429 0.983 0.089156.045
82国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'25.589 1.143 0.160155.754

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山ノックアウトQ2結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q2 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'25.548--155.828
220平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'26.138 0.590 0.590154.761
35野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'26.220 0.672 0.082154.614
43ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'26.230 0.682 0.010154.596
519関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'26.330 0.782 0.100154.417
64山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'26.501 0.953 0.171154.112
717塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'26.545 0.997 0.044154.033
82国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'26.562 1.014 0.017154.003
---- 以上Q3進出 ----
91石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'26.718 1.170 0.156153.726
1016山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'26.803 1.255 0.085153.575
118大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'26.811 1.263 0.008153.561
126松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.481 1.933 0.670152.385
1337ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'27.614 2.066 0.133152.154
1464ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
4'42.0333'16.4853'14.41947.267

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山ノックアウトQ1結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
120平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'26.895--153.413
23ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.017 0.122 0.122153.198
317塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'27.057 0.162 0.040153.127
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'27.091 0.196 0.034153.067
55野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.200 0.305 0.109152.876
61石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.258 0.363 0.058152.775
74山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.511 0.616 0.253152.333
86松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.529 0.634 0.018152.302
937ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'27.747 0.852 0.218151.923
102国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.757 0.862 0.010151.906
118大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'27.805 0.910 0.048151.823
1219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'28.168 1.273 0.363151.198
1364ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'28.198 1.303 0.030151.146
1416山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'28.530 1.635 0.332150.579
---- 以上Q2進出 ----
1565伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'28.620 1.725 0.090150.427
1636中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'28.821 1.926 0.201150.086
1750千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'29.939 3.044 1.118148.220
---- 以上基準タイム(107% - 1'32.978)予選通過 ----
-15福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'33.377 6.482 3.438142.763
-7トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'57.43230.53724.055113.519

Japanese F3

JF3:第13戦決勝記者会見 優勝・坪井翔「自分を褒めたいと思います」、3位・根本悠生「言葉にならないほどうれしいです」

優勝 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見:  優勝した坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 「練習はドライでタイムが接近していてきつかったが、予選は得意な雨になったので有利になると思いました。ポールを取れたが、ウォームアップの練習でストールしたのでスタートは不安がありました。1コーナーをトップで通過すれば勝てると思っていましたが、笹原選手がプッシュしてきて、でも引いてくれたので助かりました。その後はファステストラップを狙いましたが、ペースが良くなく取れて良かったです。黄旗で周回遅れに引っかかりロスがありましたが、冷静に判断できた自分を褒めたいと思います」
2位 金丸悠(B-MAX RACING TEAM)
決勝記者会見: 2位の金丸悠(B-MAX RACING TEAM) 「予選ではセットアップにミスがありましたが、このレースで第9戦のグリッドが決まるのでできるだけ前でゴールしようと思っていました。いいスタートが切れたので後はプッシュするだけでした。ダブルヘアピンでブレーキがロックしましたが、笹原選手ほど大きなミスがなく、その後はミスをしないように走っていました。今シーズン中に1勝はしたいですね」
3位 根本悠生(ALBIREX RACING TEAM)
決勝記者会見: 3位の根本悠生(ALBIREX RACING TEAM) 「サポートしていたたいてる方々のおかげでレースができているので感謝したいです。初表彰台は言葉にならないほどうれしかったです。自力ではなく周りのミスでここにいられますが、ぼくは大きなミスがありませんした。3位に満足せずにこれからも上を目指したいと思います」
Nクラス優勝 ジェイク・パーソンズ(NODA RACING)
決勝記者会見: Nクラス優勝のジェイク・パーソンズ(NODA RACING) 「今年はウェットレースがなかったのでどうなるかと思っていましたが、いいペースで走れました。10位は今シーズンの最高位なのでうれしいです。スタートもうまくいき2コーナーでパスできましたし、後ろからのプッシュもありましたが、ポジションを守れました。明日はシングルフィニッシュしたいですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦岡山決勝 雨の中坪井翔が今季10勝目。3位には根本悠生が入り初表彰台

 全日本F3選手権第13戦は8日、岡山国際サーキットで雨の中決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がそのまま逃げ切り18周・29分39秒096で優勝した。

序盤のトップ3、坪井翔、笹原右京、大湯都史樹の争い

優勝は坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

決勝2位は金丸悠(B-MAX RACING F3)

決勝3位は根本悠生(Albirex-RT)

Nクラス優勝はジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)

トップでゴールする坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

優勝した坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)

初の3位に入った根本悠生(ALBIREX RACING TEAM)

表彰式

 午後2時前には小雨となっていた雨もF3マシンがグリッドに並べられる頃には本降りになり、2時10分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がトップで1コーナーへ向かう。予選2位の笹原右京(THREEBOND)は坪井に並びかけるが抜けず、1コーナーは坪井、笹原の順で通過。予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)はストール気味にスタートし、予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)の先行を許すが、1コーナー先で並びかけようとしてこの2台は接触。阪口はマシンにダメージを負いコースアウトするが、大湯は3位のまま2コーナへ向かった。4位には予選7位からジャンプアップした金丸悠(B-MAX RACING F3)が、5位には予選6位の根本悠生(Albirex-RT)が、6位には予選5位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続く。

 3周目には2位の笹原がレッドマンコーナーで止まりきれずにコースオフ。この隙に大湯が2位、金丸が3位に上がり、笹原は4位に落ちた。

 トップ坪井が大湯を4秒近く離した10周目、その大湯が2コーナーでコースアウトしマシンを止めリタイア。これで2位には金丸が、同周1コーナーでミスした笹原をパスした根本が3位に上がる。

 レースは18周を走り終了。優勝は坪井で今季10勝目。金丸は自己最高位の2位、根本も初表彰台の3位に入った。

 4位には笹原が、5位には宮田が、6位には今シーズン初ポイントを獲得した三浦愛(EXEDY B-Max F317)が入った。

 1ポイントが付与されるファステストラップは、奪い合い合戦となった。坪井、大湯、金丸、根本が代わる代わるファステストを更新するが、最終的には坪井が15周目に1分37秒444を叩き出しこの争いに決着を付けた。

 ただ1台参加のNクラスはジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)自己最高位の10位に入りクラス優勝を飾った。

 第14戦は明日9日午前10時15分より25周で、先日台風のため中止になった第9戦は午後4時25分より18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第13戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1829'39.096
21金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
184.580
314根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
187.878
412笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1816.906
537宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1817.491
63三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1829.169
78片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1833.831
835河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1838.278
928山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1847.791
1010Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
181'08.484
1130DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
181'27.985
1221畑 亨志B-MAX Racing F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
181'32.590
1313吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
171Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
-93大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
99Laps
-2阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
612Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'37.444 (15/18) 136.805km/h

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山JRPサタデーミーティング 「SF19は落としてもちゃんと走る頑丈なクルマ」(#36中嶋一貴)

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は9月8日、シリーズ第6戦が開催されている岡山国際サーキットで恒例のサタデーミーティングを開催した。今回は中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)、伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)の二選手が出席、先日行われたSF19の開発テストでの印象を語った。

中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)
JRPサタデーミーティング: 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S) 「よくできたクルマだなあ」というのが第一印象です。トラブルなく走ることもできましたす。空力やタイヤサイズの違いなどもあり、今年のクルマとは少しキャラクターが違うなと思う部分もありますが、1日半走る中で少しずつセットアップを進めていくことができ、クルマのいい部分を見られたのかなと思います。
1日目に、ヘアピンのブレーキングでリヤホイールをロックさせてスピンアウトし、グラベルに捕まることがありました。僕が降りたあと、クルマを吊り上げる時にロープが切れて落っことしてしまいました。そのためにダンパーや足回りを変えたりアライメントを取り直すのに時間をロスしてしまいましたが、まあ自分のクルマじゃないんで別に(笑)砂の上とはいえ落ちてもちゃんと走るクルマなんで、頑丈になっているんじゃないかなあと思います(笑)その後は順調に試したいことを試すことができたので、そこで見えた方向性を今週の岡山に活かせないかなあと思ったんですが、それは残念ながらうまくいきませんでした。早く新しいクルマに変わらないかなあと思います。
クルマもタイヤも来年もっと良くなりそうな部分がみえました。いい意味での正常進化というか。ただその分今年うまくいってるチームは来年も好調だろうし、今年ハマってるチームは来年も大変だろうなという気もしてます。
伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)
JRPサタデーミーティング: 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING) 事前に乗った人たちの感想などを聞き、出来上がったクルマの寸法なども聞いていくく中で、多少フロント周りがピーキーなのかな、という先入観がありましたが、その前にもてぎで走ったSF14とほぼ同じセッティングでSF19を走らせてみると、違和感が全くなく、フロントの許容範囲が広がった感じで、ステアリング操作に対して自分の思った通りのグリップが出てくれるし、クルマ全体としてダウンフォースが増えた感覚があり、コーナリング自体は14より速く走れている感覚がありました。ただラップタイムは14にミディアムタイヤを履かせて予選を走ったのとほぼ同じタイムしか出ていなかったので、コーナーは速いけどストレートが遅いのかなという印象がありました。それでもスウィフトからダラーラに変わった時ほどの大きな差はありません。
個人的な好みでいうとSF19の方が走らせやすかったので、中嶋選手と同じく早くSF19でレースをしたいと思いました。でもSF19で試したことをSF14にフィードバックすれば速く走れるかなと思ったんですが、同じようなことは全く起きず、逆に混乱してしまってる状況です(笑)

また最後に、悪天候が予想される明日の第6戦決勝について、タイムスケジュールの変更またはレースフォーマットの変更なども含め、実施に向けて最大限の努力をするとの発言が倉下明JRP社長より出た。JRPとしては第2戦オートポリスに続いての中止は極力回避したいとの意向だが、勿論安全性を犠牲にしてでもレースを強行するという意味ではないとのことだ。

第6戦決勝は明日午後2時5分より68周で行われる予定だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行1回目はヘビーウェット 新人#7ディルマンが好タイム連発でトップに

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行が9月8日、岡山国際サーキットで開幕。朝から強い雨が降り続く中で行われたフリー走行では#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が1'26.153でトップタイム。2位には#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)が続いた。

フリー走行1回目: トップタイムはトム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14) フリー走行1回目: 2位は野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14) フリー走行1回目: 3位は石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)

公式予選日を迎えた岡山は朝からあいにくの雨。60分間のフリー走行が始まる午前9時45分を前に雨脚は次第に強まり、路面コンディションはヘビーウェットに。この影響からか開始数分で#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)がモスエスでスピンアウトしたため、赤旗が提示されてセッションは中断。車両回収ののち午前10時に走行は再開となった。

ここで速さをみせたのがルーキーのトム・ディルマンだ。第2戦オートポリスでピエトロ・フィッティパルディの代役として起用され、フィッティパルディの負傷によりその後も参戦を続けているディルマンは難しいウェットコンディションを物ともせず、残り時間7分で1'26.509を記録してトップに立つと、その後も1'26.279、1'26.153と順調にタイムを縮めてみせた。

2位の野尻はトップから0.284秒落ちの1'26.437。前回優勝のの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'26.468、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'26.515と僅差で続き、ここまでが1分26秒台。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)は1'27.280で9位に留まった。

第6戦の公式予選はこのあと午後3時15分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forrum

SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山フリー走行1回目結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Free Practice 1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
17トム・ディルマンUOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'26.153--154.734
25野尻 智紀DOCOMO DANDELION M5S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'26.437 0.284 0.284154.226
31石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'26.468 0.315 0.031154.170
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
RI4A
1'26.515 0.362 0.047154.087
519関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'27.007 0.854 0.492153.215
617塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda
HR-417E
1'27.108 0.955 0.101153.038
715福住 仁嶺TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'27.125 0.972 0.017153.008
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'27.208 1.055 0.083152.862
93ニック・キャシディORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.280 1.127 0.072152.736
1064ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'27.368 1.215 0.088152.582
112国本 雄資JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA
RI4A
1'27.604 1.451 0.236152.171
124山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'27.741 1.588 0.137151.934
136松下 信治DOCOMO DANDELION M6Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
HR-417E
1'27.746 1.593 0.005151.925
1465伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
HR-417E
1'27.788 1.635 0.042151.852
1536中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'27.908 1.755 0.120151.645
1616山本 尚貴TEAM MUGEN SF14
TEAM MUGEN
Honda
HR-417E
1'28.105 1.952 0.197151.306
178大嶋 和也UOMO SUNOCO SF14
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
RI4A
1'28.130 1.977 0.025151.263
1837ジェームス・ロシターVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
RI4A
1'28.285 2.132 0.155150.997
1950千代 勝正B-Max Racing SF14
B-MAX Racing Team
Honda
HR-417E
1'30.097 3.944 1.812147.961

Japanese F3

JF3:第13,14戦岡山公式予選 坪井翔が雨の中好発進。ダブルポールを決める

 全日本F3選手権第13,14戦は8日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、両戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。

第13戦、第14戦ともポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

第13戦、第14戦とも予選2位の笹原右京(THREEBOND)

第13戦予選3位、第14戦予選4位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)

第13戦予選5位、第14戦予選3位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

 早朝、小康状態を保っていた雨も予選開始の午前9時前には再び落ち始め、やがて本降りとなりトラックはフルウェットとなった。公式予選は30分間で行われ、ベストタイムで第13戦のセカンドベストタイムで第14戦のグリッドが決定する。

 開始早々、トップに立ったのは1分40秒391をマークしたこのシリーズを圧倒している坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。しかし、ウェット路面で水を得た笹原右京(THREEBOND)が4周目に38秒521でこれを逆転し、トップに躍り出る。

 坪井も負けじと6周目には1分38秒483を叩き出し再びトップに立ったところで2コーナーでDRAGON(TEAM DRAGON F3)が飛び出し赤旗が提示される。

予選は残り8分で再開されると坪井が自身のタイムを1分37秒730まで縮め、2位以下を0秒5弱離し早々にピットイン。ポールポジションを決めた。

 2位には笹原が続き、3位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が付けた。大湯都史樹(TODA FIGHTEX)は開始早々電気系のトラブルでピットインし、赤旗後に本格的なアタックに入ったが届かず4位で戸田勢が3-4に並んだ。

 ドライ路面では坪井に拮抗していた宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)だがウェットではスピードが乗らず5位。6位には根本悠生(Albirex-RT)が入った。

 セカンドベストタイムで決まる第14戦のグリッドは、ここでも坪井がトップに立ちダブルポールを決めた。2位も笹原、3位には宮田が続き、4位阪口、5位大湯、6位根本の順となっている。

 第13戦は本日8日午後2時10分より18周で、第14戦は明日9日午前10時15分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'37.779--136.336
212笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'38.470 0.691 0.691135.379
337宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'38.496 0.717 0.026135.344
42阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'38.646 0.867 0.150135.138
593大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'38.815 1.036 0.169134.907
614根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'39.204 1.425 0.389134.378
78片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'39.374 1.595 0.170134.148
81金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'39.665 1.886 0.291133.756
93三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'40.070 2.291 0.405133.215
1035河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'40.155 2.376 0.085133.102
11*28山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'41.721 3.942 1.566131.053
1210Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'42.341 4.562 0.620130.259
1330DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'42.814 5.035 0.473129.659
1421畑 亨志B-MAX Racing F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'43.258 5.479 0.444129.102
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'44.662 6.883 1.404127.370
---- 以上基準タイム(110% - 1'48.073)予選通過 ----
  • CarNo.28は、2018全日本F3選手権統一規則第27条6.(黄旗区間走行)を適用し、当該ラップタイムを削除した。

Japanese F3

JF3:第13戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'37.730--136.404
212笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'38.206 0.476 0.476135.743
32阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'38.263 0.533 0.057135.664
493大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA
TR-F301
1'38.291 0.561 0.028135.626
537宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'38.364 0.634 0.073135.525
614根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz
414
1'39.062 1.332 0.698134.570
71金丸 悠 B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'39.133 1.403 0.071134.474
88片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'39.181 1.451 0.048134.409
935河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
414
1'39.297 1.567 0.116134.252
103三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'39.649 1.919 0.352133.778
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen
A41(0XY)
1'40.587 2.857 0.938132.530
1210Nジェイク・パーソンズNODAレーシング
Dallara F312
Volkswagen
A18
1'42.305 4.575 1.718130.304
1330DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
A41(0XY)
1'42.606 4.876 0.301129.922
1421畑 亨志B-MAX Racing F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'43.182 5.452 0.576129.197
1513吉田 基良B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen
A41(0XY)
1'43.540 5.810 0.358128.750
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.873)予選通過 ----

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