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2008年12月

SUPER GT

ホンダ、次期NSXの開発を中止

12月17日、本田技研工業株式会社は福井 威夫社長の年末会見の中で、V10エンジン搭載のNSXの後継モデルの開発を中止したことを明らかにした。

平成21年3月期の売上高予想を10兆4,000億円(前期比:13.4%減)、営業利益は1,800億円(同:81.1%減)へと下方修正し、厳しい経済情勢について回復の兆しが見えないとしている。
このため2010年からの展開を予定していた「アキュラ」ブランドについても計画を白紙に戻すことになった。
一方、ハイブリッド車についてはラインナップを強化するとして、2009年春に新型「インサイト」を200万円を切る価格設定での販売開始を目指し、さらに2010年には「CR-Z」をベースとした新型スポーツタイプハイブリッドを投入するとしている。

SUPER GT

SGT:ARTAが控訴を取り下げ、GT300ドライバーズチャンピオンはレオパレスZに確定

 オートバックスレーシングチームアグリ(ARTA)は5日、SUPER GT第9戦で決勝レース結果に対して同チームが日本自動車連盟に提出した控訴を取り下げると発表した。これにより、2008年度GT300クラスドライバーズチャンピオンは暫定結果通り、MOLAレオパレス Z(星野一樹/安田裕信組)に確定した。

 11月9日に行われたSUPER GT第9戦(最終戦)で、最終ラップに6位を走行してたダイシンアドバンZ(青木孝行/藤井誠暢組)が失速(NISMO発表ではガス欠)、7位を走っていたMOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信組)が前に出て6位に入った。この入れ替わりがなければ、ドライバーズチャンピオンを獲得するはずだった、ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)側が、これは故意であり、スポーツマンシップに反する順位調整が行われたと控訴、決勝結果は暫定扱いとなっていた。

 その後、この控訴に対してSUPER GTを統括するGTアソシエイション(GTA)とARTA側で話し合いがもたれ、GTA側から来シーズンからレギュレーションでこのような行為を禁止する規定を設けることを検討するという提案がなされたため、ARTAはこの控訴を取り下げる決定をした模様だ。

 両者の声明は以下のとおり。

Text: Yoshinori OHNSIHI

Japanese F3

JF3:マーカス・エリクソンが来シーズン、トムスから全日本F3に参戦(続報)

 2008年度、英国F3に参戦していたマーカス・エリクソンは4日、自身のウェブページで日本のトムスとサインを交わし、来シーズンから全日本F3へ参戦すると発表した。

 エリクソンはスエーデン出身の若干18歳。2007年に英国フォーミュラBMWでチャンピオンを獲得し、今シーズンはフォルテックモータースポートより英国F3インターナショナルクラスに参戦。2位に4回、3位に1回と4度表彰台に登り、シリーズランキング5位でシーズンを終えている。

 2009年の全日本F3選手権は4月4日、富士スピードウェイで開幕する。

Text: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

F3:マーカス・エリクソン、2009年は全日本F3参戦

WLK1226663738.jpg英autosport.comによれば、今シーズン、イギリスF3ランキング5位のマーカス・エリクソンが2009年、チーム・トムスから全日本f3へ参戦することが明らかになった。

マーカス・エリクソン:「トムスのチームに加わることが出来て嬉しい。それはこの地上で最高のF3チームのうちのひとつだ。ヨーロッパ以外でのレースは刺激的なものになりそうだが、それは日本におけるF3チャンピオンとマカオGPでの成功の機会を与えてくれるものだ」

エリクソンは、今年のマカオGPではカーリン・モータースポーツから参戦したが、決勝レースでは0周リタイアに終わっている。全日本F3は来年4月4日富士スピードウェイで開幕する。

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